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1 平成 23 年 熊本県産業連関表 - 熊本県の経済構造 - 熊本県企画振興部 交通政策 情報局統計調査課

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3 はじめに このたび 平成 23 年 (2011 年 ) 熊本県産業連関表を取りまとめましたので公表いたします この産業連関表は 平成 23 年の一年間に熊本県で生産された財 サービスの流れを産業相互間や産業と家計 企業等との取引関係として一覧表にまとめたもので いわば地域経済が一望できる見取り図ともいえるものです この表から導き出される諸係数は 将来の経済予測や特定施策の企画立案 その効果の測定などに大変有用であるとされているもので 行政機関はもとより大学等の研究機関におかれましても 幅広く御利用いただければ幸いです 今回は 昭和 35 年 (1960 年 ) 表から数えて11 回目の作表になりましたが 産業連関理論や分析手法 推計資料の収集及び推計方法などにおいて 未だ改善すべき課題は多く 今後とも努力と研究を積み重ねていきたいと考えております おわりに 平成 23 年熊本県産業連関表の作成にあたり御指導を賜りました総務省 九州経済産業局の皆様 並びに貴重な資料を提供していただきました関係各位に厚くお礼を申し上げます 平成 28 年 3 月 熊本県企画振興部長 島崎征夫

4 目 次 はじめに 利用にあたって 1 平成 23 年熊本県産業連関表の基本フレーム 2 第 1 産業連関表とは 1. 産業連関表の沿革 4 2. 産業連関表の構造 4 3. 産業連関表の利用方法 5 第 2 平成 23 年産業連関表からみた熊本県の経済構造 1. 総供給 8 2. 総需要 県内生産額の産業別構成 12 参考 : 県内生産額の推移 県内生産額の産業別の伸び 中間投入と粗付加価値 産業別中間投入率 県内生産額に占めるサービスの中間投入率 粗付加価値の構成と伸び 最終需要の構成と伸び 移輸出の産業 ( 商品 ) 別の構成と伸び 移輸入の産業 ( 商品 ) 別の構成と伸び 産業 ( 商品 ) 別の県内生産額に占める移輸出割合 産業 ( 商品 ) 別の県内需要に占める移輸入割合 県際取引からみた産業特性 生産波及の大きさと県内への歩留り 36 参考 : 影響力係数と感応度係数 最終需要と生産誘発 最終需要と粗付加価値誘発 最終需要と移輸入誘発 44 平成 23 年熊本県産業連関表からみた財 サービスの流れ 46

5 第 3 統計表 <13 部門表 > 生産者価格評価表 50 投入係数表 52 1 ( I A) 型逆行列係数表 53 I ( I M ) A 型逆行列係数表 54 1 最終需要項目別生産誘発額 生産誘発係数 生産誘発依存度 55 最終需要項目別粗付加価値誘発額 粗付加価値誘発係数 粗付加価値誘発依存度 56 最終需要項目別移輸入誘発額 移輸入誘発係数 移輸入誘発依存度 57 <37 部門表 > 生産者価格評価表 60 投入係数表 66 1 ( I A) 型逆行列係数表 70 I ( I M ) A 型逆行列係数表 74 1 最終需要項目別生産誘発額 78 最終需要項目別生産誘発係数 79 最終需要項目別生産誘発依存度 80 最終需要項目別粗付加価値誘発額 81 最終需要項目別粗付加価値誘発係数 82 最終需要項目別粗付加価値誘発依存度 83 最終需要項目別移輸入誘発額 84 最終需要項目別移輸入誘発係数 85 最終需要項目別移輸入誘発依存度 86 第 4 産業連関表を使った経済波及効果分析 1. 経済波及効果分析とは 経済波及効果分析 経済波及効果分析の注意点 分析事例 91 第 5 雇用表 1. 雇用表の内容 雇用表の見方 96

6 3. 県内従業者の状況 労働投入係数 ( 就業係数 雇用係数 ) 労働誘発係数 ( 就業誘発係数 雇用誘発係数 ) 101 雇用表 (36 部門 ) 102 雇用表 (101 部門 ) 103 第 6 部門分類 コード表 1. 内生部門 最終需要部門 粗付加価値部門 部門分類と統合大分類の対応 117 第 7 用語の解説 120

7 利用にあたって 1. 本書中の数値は 四捨五入の関係で合計と内訳が一致しない場合があります 2. 単位は百万円を原則としていますが 本書の一部で 億円単位 千円単位を用いている場合があります 3. 本書に掲載されている平成 12 年表 平成 17 年表の数値は 平成 23 年表の部門分類により組み替えた数値になります そのため 平成 12 年表 平成 17 年表と平成 23 年表では 部門概念 定義 推計資料 推計方法等に変更がある部門がありますので 時系列で比較する場合は注意が必要です 4. 本書中の符号は次のとおりです 表章単位に満たないもの マイナス 5. 本書についてのお問い合わせは 下記へお願いします 熊本県企画振興部交通政策 情報局統計調査課 熊本県水前寺 6 丁目 18 番 1 号 TEL: ( ダイヤルイン ) 1

8 平成 23 年熊本県産業連関表の基本フレーム 1 期間 対象及び記録の時点 平成 23 年の一年間における財 サービスの生産活動及び取引を対象とする 記録の時点は 原則として生産及び取引が実際に発生した時点を記録する 発生主義 による 2 取引基本表の構造 原則として アクティビティベース ( 生産活動分類 ) とする 取引活動は価格での評価とし 個々の取引額に流通経費を含まない 生産者価格評価 とする 移輸入の取扱いは 県産品と移輸入品の区別を行わない 競争移輸入型 とする 3 SNA への対応 93SNA の趣旨を踏まえた対応として 金融 の 帰属利子 方式を改め FISIM( 間 接的に計測される金融仲介サービス ) 方式を導入することとした 4 平成 17 年及び平成 23 年熊本県産業連関表の相違点 (1) 部門分類 全国表及び他県との比較 産業連関分析の利便性等を考慮し 下記のとおりとした 平成 23 年表 平成 17 年表 基本分類 ( 行 )518 ( 列 )397 ( 行 )520 ( 列 )407 統合小分類 統合中分類 統合大分類 (2) 部門分類の主な変更点 一般機械 等について はん用機械 生産用機械 及び 業務用機械 に再編 統合大分類に含まれていた 郵便 信書便 について 統合大分類の 運輸 に移し 名称を 運輸 郵便 に変更した 映像情報制作 配給業 及び その他の対事業所サービス の一部などを統合して 映像 音声 文字情報制作業 を設けた 一般飲食店 ( 除喫茶店 ) 喫茶店 及び 遊興飲食店 並びに 小売 に含まれていた 持ち帰り 配達飲食サービス を統合し 飲食サービス を設けた 公的金融 ( 帰属利子 ) 及び 民間金融 ( 帰属利子 ) について 推計方法の変更に伴い それぞれ 公的金融 (FISIM) 及び 民間金融 (FISIM) に変更した (3) 付帯表 部門分類の変更に伴い 付帯表である雇用表も下記のとおりとした 平成 23 年表 平成 17 年表 統合中分類 101 部門 - 統合大分類 36 部門 33 部門 2

9 第 1 産業連関表とは 3

10 第 1 産業連関表とは 1. 産業連関表の沿革 産業連関表は アメリカのノーベル経済学賞受賞経済学者 W. レオンチェフ博士によって開発された統計表で ある地域において 一定期間 ( 通常 1 年 ) に生産した財 サービスの産業間の取引を一つの行列 ( マトリックス ) にまとめたものである 産業連関表は これをそのまま読み取るだけでも 対象年次の産業構造や産業 ( 部門 ) 間の相互依存関係等を把握 分析することができるが 表を加工することで得られる各係数を利用して 経済波及効果分析等に応用できるため 世界各国で作成されている 我が国では 昭和 26 年表が最初の産業連関表で 昭和 30 年表以降 各省庁共同で 5 年毎に作成してきた また 当県では昭和 35 年表に始まり その後 5 年毎に作成してきた しかし 今回は重要な基礎資料となる経済センサス活動調査が平成 23 年 (2011 年 ) を対象年次として実施されたことを受け 平成 23 年 (2011 年 ) 表として作成している 2. 産業連関表の構造 産業連関表では 大きく分けて 中間需要部門及び中間投入部門を 内生部門 (A) 最終需要部門 (+ 移輸入 )(B) 及び粗付加価値部門 (C) を 外生部門 という 表をタテ方向に見ると 表頭の産業が財 サービスを生産するのに要した費用構成 ( 投入 ) が分かる これは 原材料等に要した費用を示す中間投入 (A) と労働や資本などの対価を示す粗付加価値 (C) に分けられる 表をヨコ方向にみると 表側の産業が生産した財 サービスが表頭の産業にどのように販売されたかの販路構成 ( 産出 ) が分かる 原材料等として販売される中間需要 (A) と 消費や投資などとして販売される最終需要 (B) に分けられる このため 産業連関表は 別名 投入産出表 (Input-Output-Tables 略して IO 表 ) とも呼ばれている 生産された財 サービスの販路構成 ( 産出 ) 中間需要 最終需要 産業 1 産業 2 消費投資移輸出 移輸入 県内生産額 費原用材構料成等 ( 投の入 ) 中間投入 粗付加価値 産業 1 産業 2 : 雇用者所得営業余剰 : A ( 内生部門 ) C ( 外生部門 ) B ( 外生部門 ) 行 県内生産額 列 4

11 生産者価格評価表 (3 部門表 ) ( 百万円 ) 中間需要内生部門計最終需要計移輸入県内生産額第 1 次産業第 2 次産業第 3 次産業 中間投入 第 1 次産業 54, ,167 14, , ,118-61, ,036 第 2 次産業 87,477 1,175, ,054 1,994,689 3,598,765-2,421,445 3,172,009 第 3 次産業 70, ,216 1,603,729 2,334,833 5,058, ,555 6,425,724 内生部門計 粗付加価値 県内生産額 212,725 1,951,541 2,350,626 4,514,892 8,930,329-3,450,452 9,994, ,311 1,220,468 4,075,098 5,479, ,036 3,172,009 6,425,724 9,994,769 実際に 産業連関表を簡略化した 3 部門表をみてみる タテ ( 投入 ) 方向にみると 第 1 次産業は 各産業から生産に必要な財 サービスを 2127 億円投入して 雇用者所得や営業余剰など新たな価値として 1843 億円を生み出し その結果 3970 億円の県内生産額が生じている ヨコ ( 産出 ) 方向にみると 第 1 次産業は 生産に必要な原材料等を各産業に 1854 億円販売し 家計や政府などに対し 消費や投資 ( 移輸出を含む ) として 2731 億円販売している また 内生部門計と最終需要計の合計から県外 ( 国外 ) からの購入である移輸入を引くと 3970 億円となり タテ ( 投入 ) 方向の県内生産額と一致する 3. 産業連関表の利用方法 産業連関表の代表的な利用方法は 以下のとおりである (1) 取引表による分析 生産 需要 供給の状況などをもとに県経済の規模や産業構造を分析するもの (2) 係数による分析 生産 粗付加価値 最終需要 移輸入の関係を投入係数や逆行列係数等を利用して分析するもの (3) 経済政策の効果測定 公共投資 企業誘致 イベント等の経済波及効果を分析するもの 各省庁が共同で日本国内を対象に作成する産業連関表を 全国表 というのに対し 経済産業局 都道府県 政令市等が各地域を対象に作成する産業連関表を 地域表 という また これまで全国表 地域表とも西暦の末尾が 0 と 5 の年次を対象に作成されてきたが 今回は 重要な基礎資料となる経済センサス活動調査の実施時期に合わせて 平成 23 年 (2011 年 ) を対象とする表として作成している 5

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13 第 2 平成 23 年熊本県産業連関表 からみた熊本県経済 7

14 第 2 平成 23 年産業連関表からみた熊本県の経済構造 1. 総供給 平成 23 年の県内生産額と移輸入を合わせた総供給は 13 兆 4452 億円で そのうち 県内生産額は 9 兆 9948 億円 ( 構成比 74.3%) 移輸入は 3 兆 4505 億円 ( 同 25.7%) であった 総供給の構成を平成 17 年と比較すると 県内生産額は 3.7 ポイント低下した 平成 17 年に対する伸び率をみると 県内生産額は 0.9% の減少となったものの 移輸入が 21.0% 増加したため 総供給は 3.9% の増加となった 表 1 総供給の構成と伸び率 金額 ( 百万円 ) 構成比 (%) 伸び率 (%) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 12 年 ~17 年 17 年 ~23 年 総供給 14,070,949 12,938,130 13,445, 県内生産額 10,633,500 10,085,966 9,994, 移輸入 3,437,449 2,852,164 3,450, 総供給 総供給とは 県内生産額に移輸入を加えたものをいい 総需要に等しい 総供給 = 県内生産額 + 移輸入 = 総需要 移輸入 移輸入額には 関税及び輸入品商品税 ( 輸入品に係る内国消費税 ) の額を含む 県内生産額 県内に所在する各産業の事業所による生産活動や取引の総額をいい コントロール トータルズ (CT) ともいう なお 産業連関表では 同一事業所で複数の生産活動が行われている場合には これら生産活動の内容 ( いわゆるアクティビティ ) ごとにデータを分類し 作成している 8

15 図 1 総供給の構成比 図 2 総供給の伸び率 9

16 2. 総需要 平成 23 年の総需要は 13 兆 4452 億円で そのうち中間需要は 4 兆 5149 億円 ( 構成比 33.6%) であり 県内最終需要は 6 兆 3408 億円 ( 同 47.2%)( うち消費が 5 兆 1193 億円 ( 同 38.1%) 投資が 1 兆 2063 億円 ( 同 9.0%)) 移輸出は 2 兆 5895 億円 ( 同 19.3%) であった 総需要の構成を平成 17 年と比べると 中間需要は 1.0 ポイント低下 県内最終需要は 0.9 ポイント上昇 ( うち消費が 1.7 ポイント上昇 投資が 0.8 ポイント低下 ) 移輸出は 0.3 ポイント上昇した 平成 17 年に対する伸び率をみると 総需要は 3.9% 中間需要は 0.7% 移輸出は 5.3% の増加となった 県内最終需要は投資が 4.8% 減少したものの 消費が 8.6% 増加したため 5.7% の増加となった 表 2 総需要の構成と伸び率 金額 ( 百万円 ) 構成比 (%) 伸び率 (%) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 12 年 ~17 年 17 年 ~23 年 総需要 14,070,949 12,938,130 13,445, 中間需要 4,662,022 4,482,214 4,514, 最終需要 9,408,927 8,455,916 8,930, 県内最終需要 6,752,856 5,996,710 6,340, 消費 5,060,562 4,714,918 5,119, 投資 1,681,106 1,266,753 1,206, 移輸出 2,656,071 2,459,206 2,589, 県内需要 11,414,878 10,478,924 10,855, ( 注 ) 1 県内需要は 中間需要と県内最終需要の合計である 2 消費は 家計外消費支出 民間消費支出 及び 一般政府消費支出 の計 投資は 県内 総固定資本形成 及び 在庫純増 の合計である 3 県内最終需要には 調整項 の額を含む 総需要 総需要とは 総供給 ( 県内生産額 + 移輸入 ) に対応するもので 中間需要と最終需要からなる また 最終需要は県内最終需要と移輸出からなる 中間需要 内生部門をヨコ ( 行 ) 方向にみたもので 各部門で生産された財 サービスが 原材料等とし てどの部門に販売 ( 産出 ) されたかを示す 10

17 図 3 総需要の構成比 図 4 総需要の伸び率 11

18 3. 県内生産額の産業別構成 平成 23 年の県内生産額の産業別構成を 13 部門分類でみると 製造業 の占める割合が 26.0% と最も高く 次いで サービス が 25.6% 商業 及び 不動産 が 9.0% などとなっている これを平成 17 年と比べると 不動産 (1.5 ポイント上昇 ) サービス (1.4 ポイント上昇 ) 電力 ガス 水道 (0.7 ポイント上昇 ) などで上昇している一方 建設 (1.2 ポイント低下 ) 製造業 (1.0 ポイント低下 ) 金融 保険 (0.8 ポイント低下 ) などが低下している また 第 1 次 第 2 次 第 3 次産業別にみると 第 1 次産業 が 4.0% 第 2 次産業 が 31.7% 第 3 次産業 が 64.3% であり 第 3 次産業 の構成比率は上昇傾向が続いている なお 産業別特化係数を 37 部門表でみると 農林水産業 生産用機械 電子部品 廃棄物処理 医療 福祉 など 15 部門で全国より高くなっている 表 3 産業別県内生産額及び構成比 県内生産額 ( 百万円 ) 構成比 (%) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 産業計 10,633,500 10,085,966 9,994, 農林水産業 490, , , 鉱業 30,377 22,012 9, 製造業 2,913,934 2,723,899 2,597, 建設 906, , , 電力 ガス 水道 191, , , 商業 1,058, , , 金融 保険 316, , , 不動産 758, , , 運輸 郵便 537, , , 情報通信 389, , , 公務 594, , , サービス 2,408,256 2,444,625 2,557, 分類不明 37,965 30,860 52, 第 1 次産業 490, , , 第 2 次産業 3,850,986 3,432,611 3,172, 第 3 次産業 6,292,461 6,255,544 6,425, ( 注 ) 四捨五入をしていることから 内訳は必ずしも合計と一致しない 産業 この項目における第 1 次 第 2 次及び第 3 次産業と 13 部門分類との対応関係は次のとおりである 第 1 次産業 : 農林水産業 第 2 次産業 : 鉱業 製造業 建設 第 3 次産業 : 上記 4 分類以外の分類特化係数 = 県内生産額の各産業別構成比 国内生産額の各産業別構成比 12

19 図 5 県内生産額の産業別構成比 図 6 産業別特化係数 ( 全国 = 1.0 ) 13

20 参考 : 県内生産額の推移 平成 23 年の県内生産額は 9 兆 9948 億円であり 平成 17 年に比べて 0.9% の減少となった これを平成 17 年から平成 23 年まで 6 年間の年平均伸び率でみると 0.2% の減少となっている 年平均伸び率を時系列でみると 昭和 45 年から 50 年は 19.9% 昭和 50 年から 55 年は 10.7% と 10.0% 以上の大幅な増加であったが その後はおおむね低下傾向が続いている 平成 12 年から 17 年は 1.1% の減少に転じ 平成 17 年から 23 年も 0.2% の減少となっている 図 7 県内生産額及び年平均伸び率 14

21 表 4 県内生産額の時系列推移 県内生産額 ( 百万円 ) 昭和 45 年昭和 50 年昭和 55 年昭和 60 年平成 2 年平成 7 年平成 12 年平成 17 年平成 23 年 1,318,282 3,273,140 5,437,736 6,864,754 9,008,666 10,056,304 10,633,500 10,085,966 9,994,769 表 5 県内生産額 国内生産額の伸び率 昭和 45~ 50 年 昭和 50~ 55 年 昭和 55~ 60 年 伸び率 (%) 昭和 60~ 平成 2 年 平成 2~ 7 年 平成 7~ 12 年 平成 12~ 17 年 平成 17~ 23 年 熊本県 全国 表 6 県内生産額 国内生産額の年平均伸び率 昭和 45~ 50 年 昭和 50~ 55 年 昭和 55~ 60 年 年平均伸び率 (%) 昭和 60~ 平成 2 年 平成 2~ 7 年 平成 7~ 12 年 平成 12~ 17 年 平成 17~ 23 年 熊本県 全国

22 4. 県内生産額の産業別の伸び 平成 23 年の県内生産額を統合大分類別にみると 医療 福祉 が 1 兆 41 億円と最も多く 次いで 商業 (8977 億円 ) 不動産 (8953 億円 ) 公務 (5699 億円 ) などとなっている 平成 17 年に対する伸び率をみると 非鉄金属 (190.0% 増 ) 情報 通信機器 (106.8% 増 ) 石油 石炭製品 (53.9% 増 ) などの部門で増加している一方 業務用機械 (67.7% 減 ) はん用機械 (56.0% 減 ) 鉱業 (55.2% 減 ) などの部門で減少がみられた また 県内生産額の伸び率 (0.9% 減 ) に対する産業ごとの影響の度合い ( 寄与度 ) をみると 建設 ( 1.21%) 輸送機械 ( 1.08%) 対個人サービス ( 1.00%) などが減少に寄与している 図 8 産業別県内生産額の伸び率 16

23 表 7 産業別県内生産額及び伸び率 県内生産額 ( 百万円 ) 伸び率 (%) 寄与度 (%) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 12 年 ~17 年 17 年 ~23 年 17 年 ~23 年 産業計 10,633,500 10,085,966 9,994, 農林水産業 490, , , 鉱業 30,377 22,012 9, 飲食料品 539, , , 繊維製品 93,134 46,691 27, パルプ 紙 木製品 136, , , 化学製品 123, , , 石油 石炭製品 8,281 7,657 11, プラスチック ゴム 111, , , 窯業 土石製品 89,738 65,164 56, 鉄鋼 26,658 43,019 53, 非鉄金属 14,897 24,228 70, 金属製品 160, , , はん用機械 33,083 92,067 40, 生産用機械 208, , , 業務用機械 11,309 8,787 2, 電子部品 653, , , 電気機械 107, , , 情報 通信機器 44,263 35,349 73, 輸送機械 444, , , その他の製造工業製品 93, ,021 71, 建設 906, , , 電力 ガス 熱供給 105, , , 水道 38,470 41,533 41, 廃棄物処理 47,434 46,880 59, 商業 1,058, , , 金融 保険 316, , , 不動産 758, , , 運輸 郵便 537, , , 情報通信 389, , , 公務 594, , , 教育 研究 438, , , 医療 福祉 745, ,983 1,004, その他の非営利団体サービス 57,563 72,986 69, 対事業所サービス 496, , , 対個人サービス 670, , ,

24 5. 中間投入と粗付加価値 平成 23 年の県内生産額 9 兆 9948 億円のうち 生産のために必要となった財 サービスへの支出 ( 中間投入 ) は 4 兆 5149 億円 ( 中間投入率 45.2%) 生産活動によって新たに付け加えられた粗付加価値は 5 兆 4799 億円 ( 粗付加価値率 54.8%) であった 中間投入率の推移をみると 平成 12 年は 43.8% 平成 17 年は 44.4% 平成 23 年は 45.2% と上昇している 表 8 中間投入及び粗付加価値の金額 構成比及び伸び率 金額 ( 百万円 ) 構成比 (%) 伸び率 (%) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 12 年 ~17 年 17 年 ~23 年 県内生産額 10,633,500 10,085,966 9,994, 中間投入 4,662,022 4,482,214 4,514, 粗付加価値 5,971,478 5,603,752 5,479, 中間投入 内生部門をタテ ( 列 ) 方向にみたもので 各産業部門の生産活動のために経常的に購入される原材料 燃料等の財及びサービスに要する費用をいう 生産設備等の購入費用は基本的に資本形成とされ 中間投入には含まれない また 中間投入率は 次の計算式により求めた比率である 中間投入率 (%) = 中間投入額 県内生産額 100 粗付加価値 生産活動によって新たに付け加えられた価値をいい 中間投入に粗付加価値を加えたものが県内生産額となる 粗付加価値は 家計外消費支出 雇用者所得 営業余剰 資本減耗引当 間接税 及び ( 控除 ) 経常補助金 からなる 粗付加価値率 (%) = 粗付加価値額 県内生産額 100 なお 粗付加価値から 家計外消費支出 を控除したものが 県民経済計算における県内総生産 ( 生産側 ) にほぼ対応する 18

25 図 9 県内生産額に占める中間投入及び粗付加価値の構成比 19

26 6. 産業別中間投入率 平成 23 年における産業別の中間投入率を統合大分類でみると 輸送機械 (81.5%) 鉄鋼 (78.6%) はん用機械 (74.6%) など製造業で高く 製造業以外では 電力 ガス 熱供給 (64.2%) 情報通信 (60.5%) 鉱業 (58.4%) などが高くなっている 一方 不動産 (14.1%) 廃棄物処理 (27.1%) などで低くなっている これを平成 17 年と比べると 情報通信 (19.0 ポイント上昇 ) の上昇幅が最も大きく 次いで 情報 通信機器 (14.3 ポイント上昇 ) 電力 ガス 熱供給 (14.2 ポイント上昇 ) 石油 石炭製品 ( 9.3 ポイント上昇 ) などとなっている 表 9 産業別中間投入率 中間投入率 (%) 中間投入額 ( 百万円 ) 県内生産額 ( 百万円 ) 平成 12 年平成 17 年平成 23 年平成 12 年平成 17 年平成 23 年平成 12 年平成 17 年平成 23 年 産業計 ,662,022 4,482,214 4,514,892 10,633,500 10,085,966 9,994, 農林水産業 , , , , , , 鉱業 ,974 12,460 5,760 30,377 22,012 9, 飲食料品 , , , , , , 繊維製品 ,900 26,408 13,947 93,134 46,691 27, パルプ 紙 木製品 ,316 94,677 93, , , , 化学製品 ,785 79,656 77, , , , 石油 石炭製品 ,322 4,866 8,571 8,281 7,657 11, プラスチック ゴム ,436 93,326 86, , , , 窯業 土石製品 ,892 34,757 34,798 89,738 65,164 56, 鉄鋼 ,622 31,127 42,266 26,658 43,019 53, 非鉄金属 ,836 18,091 37,619 14,897 24,228 70, 金属製品 ,973 87,647 63, , , , はん用機械 ,389 68,042 30,199 33,083 92,067 40, 生産用機械 , , , , , , 業務用機械 ,330 5,918 1,340 11,309 8,787 2, 電子部品 , , , , , , 電気機械 ,944 79,029 50, , , , 情報 通信機器 ,636 15,144 41,762 44,263 35,349 73, 輸送機械 , , , , , , その他の製造工業製品 ,660 55,289 36,720 93, ,021 71, 建設 , , , , , , 電力 ガス 熱供給 ,518 78, , , , , 水道 ,851 17,513 18,606 38,470 41,533 41, 廃棄物処理 ,368 13,343 16,152 47,434 46,880 59, 商業 , , ,917 1,058, , , 金融 保険 , ,743 82, , , , 不動産 ,501 90, , , , , 運輸 郵便 , , , , , , 情報通信 , , , , , , 公務 , , , , , , 教育 研究 , , , , , , 医療 福祉 , , , , ,983 1,004, その他の非営利団体サービス ,701 34,942 35,915 57,563 72,986 69, 対事業所サービス , , , , , , 対個人サービス , , , , , ,848 20

27 図 10 産業別中間投入率 ( 注 ) 産業計 には 事務用品 及び 分類不明 を含む 21

28 7. 県内生産額に占めるサービスの中間投入率 中間投入を財とサービスに分けて 県内生産額に占めるサービスの中間投入率をみると 平成 23 年は 産業計で 23.4% となっており 平成 17 年 (22.3%) と比べて 1.1 ポイントの上昇となった これを統合大分類で産業別にみると 鉱業 が 53.2% と最も高く 次いで 情報通信 (43.2%) その他の非営利団体サービス (36.9%) 運輸 郵便 ( 34.8%) などとなっている一方で 不動産 は 11.4% と最も低く 飲食料品 (13.7%) プラスチック ゴム (14.0%) 鉄鋼 (14.9%) なども低くなっている これを平成 17 年と比べると 公務 (6.8 ポイント上昇 ) 情報通信 (6.0 ポイント上昇 ) などで上昇している一方 電気機械 (9.5 ポイント低下 ) その他の製造工業製品 (6.1 ポイント低下 ) などで低下している 表 10 県内生産額に占めるサービスの中間投入率 サービスの中間投入率 (%) サービスの中間投入額 ( 百万円 ) 県内生産額 ( 百万円 ) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 産業計 ,331,063 2,253,706 2,334,833 10,633,500 10,085,966 9,994, 農林水産業 ,258 62,059 70, , , , 鉱業 ,024 11,243 5,248 30,377 22,012 9, 飲食料品 ,764 63,791 59, , , , 繊維製品 ,856 10,408 5,378 93,134 46,691 27, パルプ 紙 木製品 ,285 24,358 23, , , , 化学製品 ,951 33,833 29, , , , 石油 石炭製品 ,748 1,702 2,380 8,281 7,657 11, プラスチック ゴム ,211 21,511 20, , , , 窯業 土石製品 ,460 18,470 13,945 89,738 65,164 56, 鉄鋼 ,961 6,947 8,013 26,658 43,019 53, 非鉄金属 ,957 4,891 12,405 14,897 24,228 70, 金属製品 ,259 31,467 19, , , , はん用機械 ,179 18,369 8,563 33,083 92,067 40, 生産用機械 ,884 59,722 63, , , , 業務用機械 ,515 1, ,309 8,787 2, 電子部品 , , , , , , 電気機械 ,477 35,296 21, , , , 情報 通信機器 ,759 5,148 11,954 44,263 35,349 73, 輸送機械 ,190 65,580 65, , , , その他の製造工業製品 ,305 31,026 14,939 93, ,021 71, 建設 , , , , , , 電力 ガス 熱供給 ,216 25,868 36, , , , 水道 ,593 12,928 13,947 38,470 41,533 41, 廃棄物処理 ,423 11,064 12,698 47,434 46,880 59, 商業 , , ,869 1,058, , , 金融 保険 ,814 94,800 74, , , , 不動産 ,990 65, , , , , 運輸 郵便 , , , , , , 情報通信 , , , , , , 公務 ,710 89, , , , , 教育 研究 ,189 89, , , , , 医療 福祉 , , , , ,983 1,004, その他の非営利団体サービス ,807 24,105 25,747 57,563 72,986 69, 対事業所サービス , , , , , , 対個人サービス , , , , , ,848 22

29 図 11 県内生産額に占めるサービスの中間投入率 財 サービス ここでは 財 に農林水産業 鉱業 製造業及び建設を含め それ以外の分類を サービス とした ただし 事務用品は財に含め 分類不明はサービスに含めた また サービスの中間投入とは 生産活動の際に中間投入されるもののうち 財ではないもの という意味である 例えば 製造業において 原材料を購入して商品を生産し 商品の出荷を別の輸送業者に委託した場合 原材料の購入は 財 の中間投入であり 輸送費の支出は サービス の中間投入となる この項目においては 財に該当するもの以外を包含する広い概念として サービス を用いており 中間投入のうち 農林水産業 鉱業 製造業及び建設以外の投入を サービスの中間投入としている 23

30 8. 粗付加価値の構成と伸び 平成 23 年の粗付加価値は 5 兆 4799 億円で そのうち 雇用者所得 が 2 兆 9021 億円 ( 構成比 53.0%) と最も多く 次いで 資本減耗引当 が 1 兆 2718 億円 ( 同 23.2%) 営業余剰 が 8729 億円 ( 同 15.9%) 間接税 が 3262 億円 ( 同 6.0%) などとなっている 平成 17 年と比べると 粗付加価値全体では 2.2% の減少となった この伸び率 (2.2% 減 ) に対する寄与度をみると 営業余剰 ( 3.37%) などが減少に寄与している 表 11 粗付加価値の項目別金額 構成比及び伸び率 金額 ( 百万円 ) 構成比 (%) 伸び率 (%) 寄与度 (%) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 12 年 ~17 年 17 年 ~23 年 17 年 ~23 年 粗付加価値計 5,971,478 5,603,752 5,479, 家計外消費支出 202, , , 雇用者所得 3,169,126 2,934,266 2,902, 営業余剰 1,239,897 1,061, , 資本減耗引当 1,028,617 1,100,255 1,271, 間接税 375, , , ( 控除 ) 経常補助金 43,898 42,990 50, 資本減耗引当 減価償却費と資本偶発損の合計である 間接税 財 サービスの生産 販売 購入又は使用に関して生産者に課せられる租税及び税外負担で 税 法上損金算入が認められていて 所得とはならず かつ その負担が最終購入者へ転嫁されるもの ただ し ここでいう間接税には関税及び輸入品商品税は含まれていない ( 控除 ) 経常補助金 政策目的によって 政府サービス生産者から産業に対して一方的に給付され 受給 者の側において収入として処理される経常的交付金 粗付加価値部門にマイナスで計上される控除項目で ある 24

31 図 12 粗付加価値の部門別構成比 図 13 粗付加価値の部門別伸び率 25

32 9. 最終需要の構成と伸び 平成 23 年の最終需要は 8 兆 9303 億円で そのうち 民間消費支出 が 3 兆 3361 億円 ( 構成比 37.4%) と最も多く 次いで 移輸出 が 2 兆 5895 億円 ( 同 29.0%) 一般政府消費支出 が 1 兆 6262 億円 ( 同 18.2%) 県内総固定資本形成 が 1 兆 1860 億円 ( 同 13.3%) などとなっている 平成 17 年と比べると 最終需要全体では 5.6% の増加となった この伸び率 (5.6% 増 ) に対する寄与度をみると 民間消費支出 (3.33%) 一般政府消費支出 (1.80%) などが増加に寄与している 表 12 最終需要の項目別金額 構成比及び伸び率 金額 ( 百万円 ) 構成比 (%) 伸び率 (%) 寄与度 (%) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 12 年 ~17 年 17 年 ~23 年 17 年 ~23 年 最終需要計 9,408,927 8,455,916 8,930, 家計外消費支出 202, , , 民間消費支出 3,473,924 3,054,896 3,336, 一般政府消費支出 1,384,120 1,474,094 1,626, 県内総固定資本形成 1,667,862 1,234,160 1,186, 在庫純増 13,244 32,593 20, 移輸出 2,656,071 2,459,206 2,589, 最終需要 家計外消費支出 民間消費支出 一般政府消費支出 県内総固定資本形成 在庫純増 調整項 及び 移輸出 からなる また 次のような関係が成立している 最終需要 - 移輸入 = 粗付加価値なお ここから更に 家計外消費支出 を控除したものは 県民経済計算における県内総生産 ( 支出側 ) にほぼ対応する 26

33 図 14 最終需要の部門別構成比 図 15 最終需要の部門別伸び率 27

34 10. 移輸出の産業 ( 商品 ) 別の構成と伸び 平成 23 年の移輸出額は 2 兆 5895 億円であり 移輸出の産業 ( 商品 ) 別の構成を統合大分類でみると 電子部品 が 13.8%(3583 億円 ) と最も高く 次いで 輸送機械 (13.3% 3441 億円 ) 飲食料品 (10.4% 2690 億円 ) 生産用機械 (8.8% 2283 億円 ) などとなっている これを平成 17 年と比べると 生産用機械 (2.6 ポイント上昇 ) 非鉄金属 ( 1.4 ポイント上昇 ) などが上昇する一方で 輸送機械 (3.1 ポイント低下 ) はん用機械 (1.6 ポイント低下 ) などが低下した 平成 17 年に対する伸び率をみると 鉱業 (59.6% 減 ) その他の製造工業製品 (54.3% 減 ) などが減少となる一方で 非鉄金属 (323.5% 増 ) 情報 通信機器 ( 69.3% 増 ) などが増加となった 産業計の伸び率 (5.3% 増 ) に対する寄与度をみると 生産用機械 (3.08%) 農林水産業 (1.61%) などが増加に寄与している 図 16 移輸出の産業 ( 商品 ) 別の伸び率 28

35 表 13 産業 ( 商品 ) 別移輸出額 構成比及び伸び率 金額 ( 百万円 ) 構成比 (%) 伸び率 (%) 寄与度 (%) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 12 年 ~17 年 17 年 ~23 年 17 年 ~23 年 産業計 2,656,071 2,459,206 2,589, 農林水産業 193, , , 鉱業 9,713 7,717 3, 飲食料品 283, , , 繊維製品 70,364 42,018 24, パルプ 紙 木製品 75,341 79,075 87, 化学製品 97,299 99, , 石油 石炭製品 3,251 3,675 6, プラスチック ゴム 78,421 81, , 窯業 土石製品 37,707 27,528 27, 鉄鋼 9,871 21,865 36, 非鉄金属 10,935 10,728 45, 金属製品 106, ,485 82, はん用機械 20,089 66,055 28, 生産用機械 163, , , 業務用機械 4, , 電子部品 573, , , 電気機械 61,313 77,100 81, 情報 通信機器 32,387 34,165 57, 輸送機械 306, , , その他の製造工業製品 36,942 43,182 19, その他 481, , , ( 注 ) その他 は 産業別コード 41~69 の部門を一つの部門としてまとめたものである 29

36 11. 移輸入の産業 ( 商品 ) 別の構成と伸び 平成 23 年の移輸入額は 3 兆 4505 億円であり 移輸入の産業 ( 商品 ) 別の構成を統合大分類でみると 飲食料品 が 9.4%(3237 億円 ) と最も高く 次いで 化学製品 (7.4% 2559 億円 ) 輸送機械 (7.4% 2553 億円 ) 石油 石炭製品 (6.5% 2243 億円 ) などとなっている これを平成 17 年と比べると 飲食料品 (1.3 ポイント上昇 ) 鉱業 (1.2 ポイント上昇 ) などが上昇する一方で 輸送機械 (1.4 ポイント低下 ) 農林水産業 (0.9 ポイント低下 ) などが低下した 平成 17 年に対する伸び率をみると 鉱業 (107.9% 増 ) 電子部品 (82.5% 増 ) などが増加となる一方で 農林水産業 (18.9% 減 ) はん用機械 (4.6% 減 ) などが減少となった 産業計の伸び率 (21.0% 増 ) に対する寄与度をみると 飲食料品 (3.25%) 電子部品 (1.70%) などが増加に寄与している 図 17 移輸入の産業 ( 商品 ) 別の伸び率 30

37 表 14 産業 ( 商品 ) 別移輸入額 構成比及び伸び率 金額 ( 百万円 ) 構成比 (%) 伸び率 (%) 寄与度 (%) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 H12~H17 H17~H23 17 年 ~23 年 産業計 3,437,449 2,852,164 3,450, 農林水産業 98,245 75,756 61, 鉱業 12,871 46,568 96, 飲食料品 324, , , 繊維製品 137,841 54,817 76, パルプ 紙 木製品 112,809 77, , 化学製品 228, , , 石油 石炭製品 171, , , プラスチック ゴム 104,269 96, , 窯業 土石製品 44,051 27,379 36, 鉄鋼 77, , , 非鉄金属 58,987 51,585 51, 金属製品 85,153 64,960 81, はん用機械 87,049 72,659 69, 生産用機械 186, , , 業務用機械 72,825 56,893 81, 電子部品 112,800 58, , 電気機械 180,570 98, , 情報 通信機器 194,749 80,242 87, 輸送機械 277, , , その他の製造工業製品 99,247 66,350 96, その他 770, , , ( 注 ) その他 は 産業別コード 41~69 の部門を一つの部門としてまとめたものである 31

38 12. 産業 ( 商品 ) 別の県内生産額に占める移輸出割合 平成 23 年の産業 ( 商品 ) 別の県内生産額に占める移輸出割合を統合大分類でみると 繊維製品 が 91.3% と最も高く 次いで 電子部品 ( 90.8%) 輸送機械 (84.1%) 化学製品 (80.9%) などとなっている これを平成 17 年と比べると 業務用機械 (30.2 ポイント上昇 ) 非鉄金属 (20.4 ポイント上昇 ) 鉄鋼 (16.3 ポイント上昇 ) などが上昇する一方で 情報 通信機器 (17.6 ポイント低下 ) その他の製造工業製品 (9.9 ポイント低下 ) などが低下した 図 18 産業 ( 商品 ) 別の県内生産額に占める移輸出割合 ( 注 ) その他 は 産業別コード 41~69 の部門を一つの部門としてまとめたものである 32

39 13. 産業 ( 商品 ) 別の県内需要に占める移輸入割合 平成 23 年の産業 ( 商品 ) 別の県内需要に占める移輸入割合を統合大分類でみると 業務用機械 が 97.9% と最も高く 次いで 石油 石炭製品 (97.6%) 繊維製品 (97.0%) 鉱業 (93.5%) などとなっている これを平成 17 年と比べると 金属製品 (25.2 ポイント上昇 ) その他の製造工業製品 (17.1 ポイント上昇 ) 鉱業 (17.0 ポイント上昇 ) などが上昇する一方で 情報 通信機器 (13.4 ポイント低下 ) などが低下した 図 19 産業 ( 商品 ) 別の県内需要に占める移輸入割合 ( 注 ) その他 は 産業別コード 41~69 の部門を一つの部門としてまとめたものである 県内需要 各産業部門の中間需要及び消費 投資等の県内最終需要の合計をいう 33

40 14. 県際取引からみた産業特性 移輸出率を縦軸に 移輸入率を横軸にとり 各産業の位置を図示することによって 県際取引からみた産業の特性をみることができる A グループ : 相互流通型 ( 移輸出 移輸入とも 50% 以上 ) 生産物の多くが県外へ移輸出され かつ 県内需要の多くが県外からの移輸入で賄われている産業 本県では 製造業の多くがこの分類に属している B グループ : 移輸出特化型 ( 移輸出率 50% 以上 移輸入率 50% 未満 ) 移輸出の割合が高く 移輸入の割合が低い産業 本県では 農林水産業のみがこの分類に属している C グループ : 県内自給型 ( 移輸出 移輸入とも 50% 未満 ) 移輸出 移輸入ともに割合が低い産業 本県では 商業 各種サービス業などがこの分類に属している D グループ : 移輸入依存型 ( 移輸出率 50% 未満 移輸入率 50% 以上 ) 県内需要に対して県内からの供給が少なく 多くを県外からの移輸入に依存している産業 本県では 鉱業や業務用機械など一部の製造業がこの分類に属している 34

41 図 20 産業特性 35

42 15. 生産波及の大きさと県内への歩留り 1 単位当たりの最終需要に対する生産波及の大きさを逆行列係数により統合大分類でみると 平成 23 年は全産業平均で 倍であった 産業別にみると 鉱業 倍 情報通信 倍 飲食料品 倍 パルプ 紙 木製品 倍などが大きかった 産業別に平成 23 年における生産波及の大きさを 17 年と比べると 情報通信 公務 情報 通信機器 など 7 部門で上昇した一方で 電気機械 生産用機械 業務用機械 など 28 部門で低下となった 県内歩留り率は 不動産 金融 保険 公務などの第 3 次産業で高い傾向がみられる 図 21 産業別の生産波及の大きさ ( 注 ) 1 この図は統合大分類による 2 全産業平均 には 事務用品 及び 分類不明 を含む 36

43 図 22 逆行列係数の列和と県内歩留り率 逆行列係数 ある産業に対して 1 単位の最終需要が発生した場合 各産業の生産が究極的にどれだけ必要となるかという生産波及の大きさを示す係数である また 本文中の 生産波及の大きさ は 逆行列係数表の列和 ( タテ方向の合計 ) を指している これは 当該部門の最終需要 ( 県産品 ) が 1 単位発生した時に各産業の生産に及ぼす生産波及の大きさを示す係数を合計したものであり 産業全体としての生産波及の大きさがどのくらいになるかを示している ( I A) 1 型逆行列 逆行列係数の型の一つで 県外からの移輸入を想定しない経済モデル I ( I M ) A 1 型逆行列 逆行列係数の型の一つで 県外からの移輸入を想定した経済モデル 県内歩留り率 県内で需要が生じて起きる波及効果のうち どの程度が県内に留まるかを示す度合い I ( I M ) A 1 1 県内歩留り率 = 型逆行列係数の列和 型逆行列係数の列和 ( I A) 37

44 参考 : 影響力係数と感応度係数 影響力係数と感応度係数を組み合わせて図示することにより その位置によって それぞれの部門が持っている特性が判断できる A グループ ( 影響力係数 感応度係数とも 1.00 以上 ) 産業全体に対する影響力が強く かつ 他の産業からの影響を受けやすい部門 農林水産業 パルプ 紙 木製品 情報通信などの部門が属している B グループ ( 影響力係数が 1.00 未満 感応度係数が 1.00 以上 ) 産業全体に対する影響力は低いが 他の産業からの影響は受けやすい部門 商業 金融 保険 電気 ガス 熱供給などの部門が属している C グループ ( 影響力係数 感応度係数とも 1.00 未満 ) 産業全体に対する影響力が低く かつ 他の産業からの影響も受けにくい部門 繊維製品 金属製品 電気機械などの部門が属している D グループ ( 影響力係数が 1.00 以上 感応度係数が 1.00 未満 ) 産業全体に対する影響力は強いが 他の産業からの影響は受けにくい部門 鉱業 飲食料品 電子部品などの部門が属している 影響力係数 部門別の列和を列和全体の平均値で除したもので どの列部門に対する最終需要があったと きに 産業全体に与える生産波及の影響が強いかという相対的な指標 影響力係数 = 逆行列係数表の各列和 逆行列係数表の列和全体の平均値 感応度係数 部門別の行和を行和全体の平均値で除したもので 各列部門にそれぞれ 1 単位の最終需要が あったときに どの行部門が相対的に強い影響力を受けるかという相対的な指標 感応度係数 = 逆行列係数表の各行和 逆行列係数表の行和全体の平均値 38

45 図 23 影響力係数と感応度係数 ( 注 ) C 及び D グループは 図 23-2 に別掲 図 23-2 影響力係数と感応度係数 (2) 39

46 16. 最終需要と生産誘発 平成 23 年の県内生産額 9 兆 9948 億円がどの最終需要によって誘発されたか 最終需要項目別に割合 ( 最終需要項目別生産誘発依存度 ) をみると 移輸出 が 35.5% で最も大きく 次いで 民間消費支出 ( 32.2%) 一般政府消費支出 ( 19.9%) 県内総固定資本形成 (10.3%) などとなった これを平成 17 年と比べると 民間消費支出 一般政府消費支出 及び 移輸出 の生産誘発依存度が上昇し それ以外の項目で低下した また 1 単位の最終需要によってどれだけ県内生産が誘発されたか ( 最終需要項目別生産誘発係数 ) をみると 移輸出 が 倍と最も大きく 次いで 一般政府消費支出 が 倍 家計外消費支出 が 倍などとなっている これを平成 17 年と比べると 家計外消費支出 及び 在庫純増 では生産誘発係数が大きくなり それ以外の項目では小さくなった 表 15 最終需要項目別生産誘発額 生産誘発依存度及び生産誘発係数 生産誘発額 ( 百万円 ) 生産誘発依存度 (%) 生産誘発係数 ( 倍 ) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 最終需要計 10,633,500 10,085,966 9,994, 家計外消費支出 206, , , 民間消費支出 3,410,470 3,211,249 3,219, 一般政府消費支出 1,695,420 1,828,824 1,992, 県内総固定資本形成 1,550,696 1,275,895 1,031, 在庫純増 18,588 22,900 16, 移輸出 3,736,594 3,537,296 3,549, ( 注 ) 1 表 15~17 図 24~29は統合大分類による 2 最終需要計 には 調整項 の額を含む 3 県内総固定資本形成 は 県内総固定資本形成( 公的 ) 及び 県内総固定資本形成( 民間 ) を一つの部門としてまとめたものである 最終需要項目別生産誘発額 県内における生産活動は 最終需要を過不足なく満たすために行われている つまり 県内生産は究極的には 全て最終需要によって誘発されたものといえる このように 最終需要を賄うために直接 間接に発生した県内生産額を生産誘発額といい これを最終需要の項目別にみたものが 最終需要項目別生産誘発額である なお 最終需要項目別生産誘発額は 言い換えれば 各行部門の県内生産額を最終需要項目別に分解したものであることから 各産業における最終需要項目別生産誘発額の合計は 当該産業の県内生産額に一致する 最終需要項目別生産誘発依存度 各産業 ( 又は産業計 ) における生産誘発額の最終需要項目別構成比であり 各産業 ( 又は産業計 ) の生産が どの最終需要項目によりどれだけ誘発されたかの割合を示している 最終需要項目別生産誘発依存度 = ある産業 ( 又は産業計 ) における最終需要項目別生産誘発額 当該産業 ( 又は産業計 ) の県内生産額 最終需要項目別生産誘発係数 最終需要項目の合計額に対する 各産業 ( 又は産業計 ) に係る当該最終需要項目の生産誘発額の比率であり 1 単位の最終需要に対して 何倍の県内生産が誘発されたかを示している 最終需要項目別生産誘発係数 = ある最終需要項目による各産業 ( 又は産業計 ) の生産誘発額 当該最終需要項目の合計額 40

47 図 24 最終需要項目別生産誘発依存度 図 25 最終需要項目別生産誘発係数 41

48 17. 最終需要と粗付加価値誘発 平成 23 年の粗付加価値額 5 兆 4799 億円がどの最終需要によって誘発されたか 最終需要項目別に割合 ( 最終需要項目別粗付加価値誘発依存度 ) をみると 民間消費支出 が 37.4% で最も大きく 次いで 移輸出 (28.3%) 一般政府消費支出 (23.5%) 県内総固定資本形成 (8.9%) などとなっている これを平成 17 年と比べると 民間消費支出 一般政府消費支出 及び 移輸出 の粗付加価値誘発依存度が上昇した また 1 単位の最終需要によってどれだけ粗付加価値が誘発されたか ( 最終需要項目別粗付加価値誘発係数 ) をみると 一般政府消費支出 が 倍で最も大きく 次いで 民間消費支出 が 倍 移輸出 が 倍などとなっている これを 平成 17 年と比べると 在庫純増 では粗付加価値誘発係数が大きくなり それ以外の項目では小さくなった 表 16 最終需要項目別粗付加価値誘発額 粗付加価値誘発依存度及び粗付加価値誘発係数 粗付加価値誘発額 ( 百万円 ) 粗付加価値誘発依存度 (%) 粗付加価値誘発係数 ( 倍 ) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 最終需要計 5,971,478 5,603,752 5,479, 家計外消費支出 119, ,146 91, 民間消費支出 2,194,691 2,087,776 2,049, 一般政府消費支出 1,144,780 1,201,869 1,285, 県内総固定資本形成 783, , , 在庫純増 9,991 10,471 8, 移輸出 1,713,268 1,549,987 1,551, 最終需要項目別粗付加価値誘発額 各最終需要によって生産が誘発されることに伴い 誘発される粗付加価値の額を最終需要項目別にみたものをいう 最終需要項目別生産誘発額に産業別の粗付加価値率 (= 粗付加価値額 県内生産額 ) を乗じたものが最終需要項目別粗付加価値誘発額である 最終需要項目別粗付加価値誘発依存度 各産業 ( 又は産業計 ) における粗付加価値誘発額の最終需要項目別構成比であり 各産業 ( 又は産業計 ) の粗付加価値が どの最終需要項目によりどれだけ誘発されたかの割合を示している 最終需要項目別粗付加価値誘発依存度 = ある産業 ( 又は産業計 ) における最終需要項目別粗付加価値誘発額 当該産業 ( 又は産業計 ) の粗付加価値額 最終需要項目別粗付加価値誘発係数 最終需要項目の合計額に対する 各産業 ( 又は産業計 ) に係る当該最終需要項目の粗付加価値誘発額の比率であり 1 単位の最終需要に対して どの程度の粗付加価値が誘発されたかを示している 最終需要項目別粗付加価値誘発係数 = ある最終需要項目による各産業 ( 又は産業計 ) の粗付加価値誘発額 当該最終需要項目の合計額 42

49 図 26 最終需要項目別粗付加価値誘発依存度 図 27 最終需要項目別粗付加価値誘発係数 43

50 18. 最終需要と移輸入誘発 平成 23 年の移輸入額 3 兆 4505 億円がどの最終需要によって誘発されたか 最終需要項目別に割合 ( 最終需要項目別移輸入誘発依存度 ) をみると 民間消費支出 が 37.3% で最も大きく 次いで 移輸出 ( 30.1%) 県内総固定資本形成 ( 20.3%) などとなっている これを平成 17 年と比べると 民間消費支出 及び 一般政府消費支出 の移輸入誘発依存度が上昇した また 1 単位の最終需要によってどれだけ移輸入が誘発されたか ( 最終需要項目別移輸入誘発係数 ) をみると 県内総固定資本形成 が 倍と最も大きく 次いで 在庫純増 が 倍 家計外消費支出 が 倍などとなった これを平成 17 年と比べると 在庫純増 で移輸入誘発係数が小さくなり それ以外の項目では大きくなった 表 17 最終需要項目別移輸入誘発額 移輸入誘発依存度及び移輸入誘発係数 移輸入誘発額 ( 百万円 ) 移輸入誘発依存度 (%) 移輸入誘発係数 ( 倍 ) 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 平成 12 年 平成 17 年 平成 23 年 最終需要計 3,437,449 2,852,164 3,450, 家計外消費支出 83,050 77,782 65, 民間消費支出 1,279, ,120 1,286, 一般政府消費支出 239, , , 県内総固定資本形成 884, , , 在庫純増 3,253 22,122 11, 移輸出 942, ,219 1,037, 最終需要項目別移輸入誘発額 最終需要が生じたとき 一般的には その全てが県内生産によって賄われるものではなく 需要の一部は移輸入によって賄われる このように 最終需要によって直接 間接に誘発される移輸入額を移輸入誘発額といい これを最終需要の項目別にみたものを最終需要項目別移輸入誘発額という 最終需要項目別移輸入誘発依存度 各産業 ( 又は産業計 ) における移輸入誘発額の最終需要項目別構成比であり 各産業 ( 又は産業計 ) の移輸入が どの最終需要項目によりどれだけ誘発されたかの割合を示している 最終需要項目別移輸入誘発依存度 = ある産業 ( 又は産業計 ) における最終需要項目別移輸入誘発額 当該産業 ( 又は産業計 ) の移輸入額 最終需要項目別移輸入誘発係数 最終需要項目の合計額に対する 各産業 ( 又は産業計 ) に係る当該最終需要項目の移輸入誘発額の比率であり 1 単位の最終需要に対して どの程度の移輸入が誘発されたかを示している 最終需要項目別移輸入誘発係数 = ある最終需要項目による各産業 ( 又は産業計 ) の移輸入誘発額 当該最終需要項目の合計額 44

51 図 28 最終需要項目別移輸入誘発依存度 図 29 最終需要項目別移輸入誘発係数 45

52 平成 23 年熊本県産業連関表からみた財 サービスの流れ 中間投入 4 兆 5149 億円 粗付加価値 5 兆 4799 億円 財の投入サービスの投入家計外消費雇用者所得営業余剰資本減耗引当その他 2 兆 1801 億円 2 兆 3348 億円 1570 億円 2 兆 9021 億円 8729 億円 1 兆 2718 億円 2760 億円 県外 国外から 財の生産 3 兆 5690 億円 県内生産額 9 兆 9948 億円 サービスの生産 6 兆 4257 億円 移輸入 3 兆 4505 億円 総供給 13 兆 4452 億円 総需要 13 兆 4452 億円 県内需要 10 兆 8557 億円 中間需要 4 兆 5149 億円 消費 5 兆 1193 億円 県内最終需要 6 兆 3408 億円 投資 1 兆 2063 億円 移輸出 2 兆 5895 億円 県外 国外へ ( 注 ) 1 37 部門表の 01 農林水産業 ~ 41 建設 及び 68 事務用品 を 財 その他を サービス としている 2 四捨五入の関係で 内訳は合計と一致しないものがある 3 家計外消費支出 民間消費支出及び一般政府消費支出を 消費 県内総固定資本形成及び在庫純増を 投資 としている 4 県内最終需要には 調整項を含む 46

53 第 3 統計表 47

54 48

55 <13 部門表 > 49

56 表 1-1 生産者価格評価表 (13 部門 ) 農林水産業 鉱業製造業建設 電力 ガス 水道 中間需要 商業金融 保険不動産運輸情報通信公務サービス 01 農林水産業 54, , , 鉱業 ,619 5,063 87, 製造業 85, , ,918 14,862 31,520 8,140 1, ,090 51,847 29, , 建設 1, , ,363 4, ,192 3,723 1,260 5,512 10, 電力 ガス 水道 4, ,330 2,446 13,586 29,227 1,362 1,784 6,495 2,795 7,254 63,026 中間投入 06 商業 19, ,528 24,853 1,533 14,258 1,407 1,016 19,028 2,386 5, , 金融 保険 2, ,435 7,314 4,334 14,599 13,195 65,889 11,189 1,354 23,724 21, 不動産 ,830 2, ,791 3,705 11,906 8,520 4, , 運輸 郵便 29,830 4,480 61,616 28,841 7,876 63,267 9,992 2,657 43,894 7,508 22,532 78, 情報通信 1, ,561 4,810 2,401 40,784 12,720 2,256 5,202 66,566 12,883 70, 公務 サービス 7, ,190 74,157 18,382 80,004 30,326 13,855 89,095 44,267 55, , 分類不明 5, ,617 8,271 1,065 6,939 1,322 3,097 3,325 2, , 内生部門計 212,725 5,760 1,634, , , ,917 82, , , , ,772 1,000, 家計外消費支出 ( 行 ) 1, ,561 11,109 4,495 18,756 10,312 2,628 7,559 3,992 5,560 38, 雇用者所得 42,057 2, , ,175 33, , ,146 38, ,402 54, ,131 1,173,349 粗付加価値 92 営業余剰 88, ,033 4,759-57,572 77,772 65, ,387 22,882 35, , 資本減耗引当 49, ,732 17, ,120 56,169 34, ,754 36,667 21, , , 間接税 ( 関税 輸入品 商品税を除く ) 17, ,886 20,934 21,036 31,678 5,218 51,180 20,981 4,712 1,791 62, ( 控除 ) 経常補助金 -15, ,914-2,772-2, , , , 粗付加価値部門計 184,311 4, , ,514 99, , , , , , ,170 1,616, 県内生産額 397,036 9,863 2,597, , , , , , , , ,942 2,617,623 50

57 中間需要最終需要 ( 百万円 ) 分類不明 内生部門計 家計外消費支出 ( 列 ) 民間消費支出 一般政府消費支出 県内総固定資本形成 在庫純増調整項移輸出 最終需要計 需要合計 ( 控除 ) 移輸入 最終需要部門計 県内生産額 0 185, , ,068 7, , , ,488-61, , , , ,118 2, ,676-96,813-94,165 9,863 4,662 1,832,177 18, ,709 3, ,070 11,508 15,132 1,935,183 3,090,439 4,922,616-2,324, ,807 2,597, , , , , , , , ,528-2, , , ,447-62,440 41, , ,481 17, , ,525 1, , ,983 1,049, , , , , , , , ,719-85, , ,237 1, , , , , ,786-8, , ,327 4, ,821 4, , , , , ,784-76, , ,867 2, ,225 1,857 97, , , , , ,288 67, ,903 11,585 11, , , , , , ,942 5, , , ,415 1,080,061 18, ,435 2,173,662 3,030, ,187 1,760,475 2,617, , ,430 12,722 65,136-12, ,161 31,781 4,514, ,019 3,336,073 1,626,204 1,186,008 20,246 15,272 2,589,507 8,930,329 13,445,221-3,450,452 5,479,877 9,994, ,019 1,821 2,902,136 15, ,916 2,803 1,271, , ,150 20,380 5,479,877 52,161 9,994,769 51

58 表 1-2 投入係数表 (13 部門 ) 農林水産業 鉱業 製造業 建設 電力 ガス 水道 商業 金融 保険 01 農林水産業 鉱業 製造業 建設 電力 ガス 水道 商業 金融 保険 不動産 運輸 郵便 情報通信 公務 サービス 分類不明 内生部門計 家計外消費支出 ( 行 ) 雇用者所得 営業余剰 資本減耗引当 間接税 ( 関税 輸入品商品税を除く ) ( 控除 ) 経常補助金 粗付加価値部門計 県内生産額 不動産 運輸 情報通信 公務 サービス 分類不明 平均 01 農林水産業 鉱業 製造業 建設 電力 ガス 水道 商業 金融 保険 不動産 運輸 郵便 情報通信 公務 サービス 分類不明 内生部門計 家計外消費支出 ( 行 ) 雇用者所得 営業余剰 資本減耗引当 間接税 ( 関税 輸入品商品税を除く ) ( 控除 ) 経常補助金 粗付加価値部門計 県内生産額

59 1 表 1-3 ( I A) 型逆行列係数表 (13 部門 ) 電力 ガス 農林水産業 鉱業 製造業 建設 水道 商業 金融 保険 01 農林水産業 鉱業 製造業 建設 電力 ガス 水道 商業 金融 保険 不動産 運輸 郵便 情報通信 公務 サービス 分類不明 列和 影響力係数 不動産 運輸 情報通信 公務 サービス 分類不明 行和 感応度係数 01 農林水産業 鉱業 製造業 建設 電力 ガス 水道 商業 金融 保険 不動産 運輸 郵便 情報通信 公務 サービス 分類不明 列和 影響力係数

60 1 表 1-4 I ( I M ) A 型逆行列係数表 (13 部門 ) 電力 ガス 農林水産業 鉱業 製造業 建設 水道 商業 金融 保険 01 農林水産業 鉱業 製造業 建設 電力 ガス 水道 商業 金融 保険 不動産 運輸 郵便 情報通信 公務 サービス 分類不明 列和 影響力係数 不動産 運輸 情報通信 公務 サービス 分類不明 行和 感応度係数 01 農林水産業 鉱業 製造業 建設 電力 ガス 水道 商業 金融 保険 不動産 運輸 郵便 情報通信 公務 サービス 分類不明 列和 影響力係数

61 表 1-5 最終需要項目別生産誘発額 ( 百万円 ) 家計外一般政府県内総固定民間消費支出在庫純増調整項移輸出合計消費支出 ( 列 ) 消費支出資本形成 01 農林水産業 1,483 56,816 7,002 16,213 6, , , 鉱業 70 2, ,590 9, 製造業 8, ,329 48, ,099 3,164 16,651 2,157,623 2,597, 建設 ,410 11, , , , 電力 ガス 水道 3, ,388 28,827 12, , , 商業 19, ,644 45,029 95,091 1, , , 金融 保険 1, ,450 28,611 10, , , 不動産 2, ,900 19,664 9, , , 運輸 郵便 9, ,648 56,628 55,705 1, , , 情報通信 4, ,303 34,732 85, , , 公務 , ,463 1, , , サービス 110, ,121 1,081, , , ,033 2,617, 分類不明 ,985 6,159 7, ,225 52,161 合計 162,111 3,210,050 1,915,020 1,079,009 13,478 21,156 3,593,946 9,994,769 表 1-6 最終需要項目別生産誘発係数 家計外一般政府県内総固定民間消費支出在庫純増調整項移輸出平均消費支出 ( 列 ) 消費支出資本形成 01 農林水産業 鉱業 製造業 建設 電力 ガス 水道 商業 金融 保険 不動産 運輸 郵便 情報通信 公務 サービス 分類不明 合計 表 1-7 最終需要項目別生産誘発依存度 家計外一般政府県内総固定民間消費支出在庫純増調整項移輸出合計消費支出 ( 列 ) 消費支出資本形成 01 農林水産業 鉱業 製造業 建設 電力 ガス 水道 商業 金融 保険 不動産 運輸 郵便 情報通信 公務 サービス 分類不明 平均

62 表 1-8 最終需要項目別粗付加価値誘発額 ( 百万円 ) 家計外一般政府県内総固定民間消費支出在庫純増調整項移輸出合計消費支出 ( 列 ) 消費支出資本形成 01 農林水産業 ,375 3,250 7,526 2, , , 鉱業 29 1, ,325 4, 製造業 3,313 77,661 17,878 57,171 1,174 6, , , 建設 ,059 5, , , , 電力 ガス 水道 1,253 49,705 11,248 4, ,198 99, 商業 12, ,800 29,383 62, , , 金融 保険 ,402 20,616 7, , , 不動産 2, ,881 16,888 8, , , 運輸 郵便 4,141 92,444 25,706 25, , , 情報通信 1,769 47,467 13,704 33, , , 公務 , ,438 1, , , サービス 67, , ,250 75, ,642 1,616, 分類不明 274 5,074 2,406 3, ,465 20,380 合計 95,590 2,066,325 1,204, ,332 6,376 8,643 1,585,524 5,479,877 表 1-9 最終需要項目別粗付加価値誘発係数 家計外一般政府県内総固定民間消費支出在庫純増調整項移輸出平均消費支出 ( 列 ) 消費支出資本形成 01 農林水産業 鉱業 製造業 建設 電力 ガス 水道 商業 金融 保険 不動産 運輸 郵便 情報通信 公務 サービス 分類不明 合計 表 1-10 最終需要項目別粗付加価値誘発依存度 家計外一般政府県内総固定民間消費支出在庫純増調整項移輸出合計消費支出 ( 列 ) 消費支出資本形成 01 農林水産業 鉱業 製造業 建設 電力 ガス 水道 商業 金融 保険 不動産 運輸 郵便 情報通信 公務 サービス 分類不明 平均