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1 第三章第二節第三款一 中間申告 第三款 申告 納付及び還付等 一中間申告 1 中間申告 予定申告 内国法人である普通法人 ( 清算中のものを除く ) は その事業年度 ( 新たに設立された内国法人である普通法人のうち適格合併 被合併法人のすべてが収益事業を行っていない公益法人等であるものを除く (1) 及び (2) において同じ により設立されたもの以外のものの設立後最初の事業年度 公益法人等 収益事業を行っていないものに限る が普通法人に該当することとなった場合のその該当することとなった日の属する事業年度を除く ) が6か月を超える場合には 当該事業年度開始の日以後 6か月を経過した日から2か月以内に 税務署長に対し 次の表に掲げる事項を記載した申告書 中間申告書 を提出しなければならない ただし 1に掲げる金額が10 万円以下である場合又は当該金額がない場合は 当該申告書を提出することを要しない ( 法 711 措令 の4 38の5 ) 1 2 当該事業年度の前事業年度の確定申告書に記載すべき二の1 確定申告 の表の2に掲げる金額( 第一款の三の1 使途秘匿金の支出がある場合の課税の特例 同款の四の1 土地の譲渡等がある場合の特別税率 同四の 2 優良住宅地等のための譲渡に該当しなくなった場合の追加課税 又は同款の五 短期所有に係る土地の譲渡等がある場合の特別税率 により加算された金額がある場合には 当該金額を控除した金額 ) で当該事業年度開始の日以後 6か月を経過した日の前日までに確定したものを当該前事業年度の月数で除し これに6を乗じて計算した金額 前事業年度の確定法人税額 6 前事業年度の月数 1に掲げる金額の計算の基礎その他次に掲げる事項 ( 規 311 9Ⅰ) イ内国法人の名称及び納税地並びにその納税地と本店又は主たる事務所の所在地とが異なる場合には その本店又は主たる事務所の所在地ロ代表者 ( 人格のない社団等で代表者の定めがなく 管理人の定めがあるものについては 管理人 ) の氏名ハ当該事業年度の開始及び終了の日ニその他参考となるべき事項 注 1 更生手続開始の時に続く更生会社の事業年度の法人税については 1は 適用しない ( 会社更生法 2323 金融機関等の更生手続の特例等に関する法律 321の23) 注 2 この申告書を一般に予定申告書という ( 編者 ) ( 適格合併後存続する法人が提出する中間申告書に記載すべき法人税額 ) (1) 1 中間申告 の場合において その普通法人が適格合併( 法人を設立するものを除く ) に係る合併法人で次の表の左欄に掲げる期間内にその適格合併をしたものであるときは その普通法人が提出すべき当該事業年度の中間申告書については 1の表の1に掲げる金額は 同表の1にかかわらず 同表の1により計算した金額に相当する金額にそれぞれ次の表の右欄に掲げる金額を加算した金額とする ( 法 712 措令 の4 38の5 ) ( 一 ) 当該事業年度の前事業年度 当該普通法人の当該事業年度開始の日の1 年前の日以後に終了した被合併法人の各事業年度 ( その月数が6か月に満たないものを除く ) の確定申告書に記載すべき二の1 確定申告 の表の2に掲げる金額 ( 第一款の三の1 使途秘匿金の支出がある場合の課税の特例 同款の四の1 土地の譲渡等がある場合の特別税率 同四の2 優良住宅地等のための譲渡に該当 しなくなった場合の追加課税 又は同款の五 短期所有に係る土地の譲渡等がある場合の特別税率 により加算された金額がある場合には 当該金額を控除した金額 ) で当該普通法人の当該事業年度開始の日以後 6か月を経過した日の前日までに確定したもののうち最も新しい事業年度に係るもの ( 以下 被合併法人の確定法人税額 という ) をその計算の基礎となった当該被合併法人の事業年度の月数で除し これに当該普通法人の当該前事業年度の月数のうちに占める当該前事業年度開始の日からその適格合併の日の前日までの期間の月数の割合に6 を乗じた数を乗じて計算した金額

2 第三章第二節第三款一 中間申告 被合併法人の各事業年度の確定法人税額被合併法人のその事業年度の月数 普通法人の前事業年度開始の日から適格合併の日の前日までの期間の月数 6 普通法人の前事業年度の月数 当該事業年度 開始の日から 同日以後 6か ( 二 ) 月を経過した 日の前日までの期間 被合併法人の確定法人税額をその計算の基礎となった当該被合併法人の事業年度の月数で除し これにその適格合併の日から当該 6か月を経過した日の前日までの期間の月数を乗じて計算した金額 被合併法人の各事業年度の確定法人税額被合併法人のその事業年度の月数 適格合併の日から合併法人の当該事業年 度開始の日以後 6か月を経過した日の前日までの期間の月数 ( 適格合併により設立した法人が提出する中間申告書に記載すべき法人税額 ) (2) 1 中間申告 の場合において その普通法人が適格合併( 法人を設立するものに限る ) に係る合併法人であるときは その普通法人が提出すべきその設立後最初の事業年度の中間申告書については 1の表の1に掲げる金額は 同表の1にかかわらず 各被合併法人の確定法人税額をその計算の基礎となった当該被合併法人の事業年度の月数で除し これに6を乗じて計算した金額の合計額とする ( 法 713) ( 合併法人が提出する中間申告書の記載事項 ) (3) 内国法人である普通法人の提出する中間申告書に記載する1の1に掲げる金額につき (1) 又は (2) を適用して計算したときは その中間申告書に次に掲げる事項を付記しなければならない ( 規 312) ( 一 ) 被合併法人の名称 ( 二 ) 適格合併の日 ( 三 ) ( 一 ) の被合併法人に係る (1) の表の ( 一 ) 若しくは ( 二 ) 又は (2) に掲げる被合併法人の確定法人税額等並びにその計算の基礎となった事業年度の開始及び終了の日 ( 月数の計算 ) (4) 1 中間申告 (1) 適格合併後存続する法人が提出する中間申告書に記載すべき法人税額 及び(2) 適格合併により設立した法人が提出する中間申告書に記載すべき法人税額 に掲げる月数は 暦に従って計算し 1か月に満たない端数を生じたときは これを1か月とする ( 法 714) ( 中間申告書の書式 ) (5) 1 中間申告 の表に掲げる事項を記載する中間申告書( 当該申告書に係る修正申告書を含む ) の記載事項のうち別表十八に定めるものの記載については 同表の書式によらなければならない ( 規 313) 2 仮決算をした場合の中間申告書の記載事項等中間申告書を提出すべき内国法人である普通法人 ( 第六章の二の2 受託法人等に関する法人税法等の適用 に掲げる受託法人を除く ) が当該事業年度開始の日以後 6か月の期間を1 事業年度とみなして当該期間に係る課税標準である所得の金額又は欠損金額を計算した場合には その普通法人は その提出する中間申告書に 1 中間申告 の表に掲げる事項に代えて 次に掲げる事項を記載することができる ( 法 721 措法 42の417 42の512 42の610 42の712 42の9 7 42の の116 67の24 措令 27の の4 38の5 ) 当該所得の金額又は欠損金額当該期間を1 事業年度とみなして1に掲げる所得の金額につき第一款 税率 及び第二款 税額控除 ( 第一款の二 特定同族会社の特別税率 及び第二款の三 仮装経理に基づく過大申告の場合の更正に伴う法人税額の控除 を除く ) を適用するものとした場合に計算される法人税の額 1 及び2に掲げる金額の計算の基礎その他次に掲げる事項 ( 規 321 9Ⅰ) イ内国法人の名称及び納税地並びにその納税地と本店又は主たる事務所の所在地とが異なる場合には その本店又は主たる事務所の所在地ロ代表者 ( 人格のない社団等で代表者の定めがなく 管理人の定めがあるものについては 管理人 ) の氏名

3 第三章第二節 第三款一 中間申告 ハ当該事業年度の開始及び終了の日ニその他参考となるべき事項注 1 この申告書を一般に仮決算による中間申告書という ( 編者 ) 注 2 仮決算による中間申告書は 当該申告書を提出する法人が二の3 確定申告書の提出期限の延長の特例 の適用を受けている場合であっても 中間事業年度終了の日の翌日から2か月以内に提出しなければならないことに留意する ( 編者 ) ( 貸借対照表 損益計算書等の添付 ) (1) 仮決算による中間申告書には 次の ( 一 ) 及び ( 二 ) に掲げるもの (( 一 ) 及び ( 二 ) に掲げるものが電磁的記録 電子的方式 磁気的方式その他の人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下 (1) において同じ で作成され 又は ( 一 ) 及び ( 二 ) に掲げるものの作成に代えてそれぞれに記載すべき情報を記録した電磁的記録の作成がされている場合には これらの電磁的記録に記録された情報の内容を記載した書類 ) を添付しなければならない ( 法 722 規 33) ( 一 ) 2 仮決算をした場合の中間申告書の記載事項等 に掲げる1 事業年度とみなした期間 ( 当該事業年度開始の日以後 6か月の期間 ) の末日における貸借対照表並びに当該期間の損益計算書及び株主資本等変動計算書又は社員資本等変動計算書 ( 二 ) ( 一 ) に掲げるものに係る勘定科目内訳明細書 ( 所得の金額又は欠損金額及び法人税の額の計算 ) (2) 2 仮決算をした場合の中間申告書の記載事項等 に掲げる1 事業年度とみなした期間に係る課税標準である所得の金額又は欠損金額及び当該所得に対する法人税の額の計算については 法人税法第 2 条第 25 号 定義 第二章第一節の二の表の25 の規定中 確定した決算 とあるのは 決算 と 同法第 2 編第 1 章第 1 節 課税標準及びその計算 第 3 款 第 4 款 第 7 款及び第 10 款 ( 同法第 57 条第 2 項及び第 9 項 青色申告書を提出した事業年度の欠損金の繰越しの要件 第一節第二十一款の四の1の1 及び同一の1の2 及び同法第 58 条第 2 項及び第 4 項 青色申告書を提出しなかった事業年度の災害による損失金の繰越しの要件 同四の3の1 及び同二の3 を除く ) の規定中 確定申告書 とあるのは 中間申告書 と 確定した決算 とあるのは 決算 と 同法第 68 条第 3 項及び第 4 項 所得税額の控除 第二款の一の4 並びに同法第 69 条第 10 項 外国税額の控除 第二款の二の7の表の1 の規定中 確定申告書 とあるのは 中間申告書 と 同条第 11 項 外国税額の控除 同 7の表の2 の規定中 確定申告書にこれら とあるのは 中間申告書にこれら と 同条第 12 項 外国税額の控除 同 7の (1) の規定中 確定申告書 とあるのは 中間申告書 確定申告書 とする ( 法 723) 注 1 線部分は 平成 22 年度改正により改正された部分で 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日から適用され 平成 22 年 9 月 30 日以前の適用については 第 9 項 とあるのは 第 11 項 と 第 4 項 とあるのは 第 6 項 とする ( 平 22 改法附 1Ⅲ) 注 2 この規定により 各事業年度の所得の金額及び当該所得に対する法人税の額の計算に関する各規定中 確定申告書 とあるのを 中間申告書 と読み替えるものについては 本書においては 確定申告書等 と表現している ( 編者 ) 注 3 租税特別措置法の規定においては 確定申告書及び仮決算による中間申告書を併せて 確定申告書等 ということとしている ( 措法 22ⅩⅩⅦ) 注 4 法人税法施行令及び租税特別措置法の規定においても 仮決算をした場合の中間申告の場合にあっては 確定した決算 とあるのは 1 事業年度とみなした期間に係る 決算 とし ( 第一節第四款の三の2 切放し低価法 を除く ) 損金経理 とあるのは 1 事業年度とみなした期間に係る決算において費用又は損失として経理することをいうこととされている ( 令 221Ⅰ 措法 61の31 521) ( 仮決算による中間申告書の様式 ) (3) 2 仮決算をした場合の中間申告書の記載事項等 に掲げる中間申告書( 当該申告書に係る修正申告書を含む ) の記載事項及びこれに添付すべき書類の記載事項のうち別表一 ( 一 ) 別表一( 三 ) 別表二 別表三 ( 二 ) から別表三 ( 八 ) まで 別表四 別表五 ( 一 ) から別表五 ( 二 ) まで 別表六 ( 一 ) から別表六 ( 二十八 ) まで 別表七 ( 一 ) から別表七 ( 二 ) まで 別表八 ( 一 ) 別表八( 二 ) 別表九( 一 ) から別表十 ( 三 ) 付表二まで 別表十 ( 六 ) から別表十 ( 八 ) まで 別表十 ( 十 ) 別表十一 ( 一 ) から別表十四 ( 七 ) まで 別表十五及び別表十六 ( 一 ) から別表十七 ( 三の六 ) までに定めるものの記載については これらの表の書式によらなければならない ( 規 322) 注 線部分は 法人税法施行規則及び租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律施行規則の一部を改正する省令 ( 平成 22 年財務省令第 33 号 ) により改正された部分で 改正規定は 平成 22 年 4 月 1 日以後に終了する事業年度から適用し 平成 22 年 3 月 31 日以前に終了した事業年度については 別表十四 ( 七 ) とあるのは 別表十四( 六 ) と 別表十七( 三の六 ) とあるのは 別表十七( 三の三 ) とする ( 同省令附 21)

4 第三章第二節 第三款 一 中間申告 ( 仮決算における損金経理の意義 ) (4) 2 仮決算をした場合の中間申告書の記載事項等 に掲げる1 事業年度とみなした期間 ( 以下 中間事業年度 という ) に係る決算 仮決算 における損金経理とは 株主等に報告する当該期間に係る決算書 ( これに類する計算 書類を含む ) 及びその作成の基礎となった帳簿に費用又は損失として記載することをいう ( 基通 1-7-1) ( 負債利子控除額等の計算方法の適用 ) (5) 受取配当等の額から控除する負債利子の額を計算する場合のいわゆる総資産あん分方式 第一節第二款の四の1 と負債利子控除割合による簡便計算 第一節第二款の四の2 のように その計算方法の選択が認められており かつ その継続適用を要件としていないものについては 中間事業年度において適用する計算方法と確定事業年度 ( 当該中間事業年度を含む事業年度をいう 以下同じ ) において適用する計算方法とが異なることとなっても差し支えないことに留意する ( 編者 ) 注次のような事項について異なる計算方法の選択が認められている ( 一 ) 返品調整引当金勘定への繰入限度額の計算 第一節第十七款の二の2の1の表のイ ロ ( 二 ) 法人税の額から控除する所得税の額の計算 第二款の一の2の2 3 ( 三 ) 土地譲渡利益金額を計算する場合の直接又は間接に要した経費の額の計算 本書平成 12 年版の第一款の四の3の3のイ ロ 同款の五の2の3のイ ロ (6か月ごと総平均法等) (6) 6か月ごとに総平均法又は売価還元法により棚卸資産の取得価額を計算する方法は それぞれ総平均法又は売価還元法に該当するものとする ( 基通 5-2-3の2) 注 6か月ごと移動平均法は 移動平均法に該当しない ( 原価差額の調整期間 ) (7) 事業年度が1 年である法人の原価差額の調整は 継続適用を条件に 各事業年度を当該事業年度開始の日から中間事業年度終了の日までの期間 ( 以下 上期 という ) と中間事業年度終了の日の翌日から確定事業年度終了の日までの期間 ( 以下 下期 という ) とに区分し それぞれの期間について行うことができる この場合 第一節第四款の六の (4) 原価差額の調整を要しない場合 及び同(5) 原価差額の調整を工場ごとに行っている場合の調整の省略 の適用に当たっては 上期及び下期のそれぞれの期間ごとに その期間の発生した原価差額によりその調整の要否を判定することに留意する ( 基通 5-3-2の2) ( 原価差額の簡便調整方法の特例 ) (8) (7) の適用を受けた法人が 下期に繰り越された個々の棚卸資産に原価差額を配賦しないで一括して処理している場合において 下期における原価差額の調整を第一節第四款の六の (6) 原価差額の簡便調整方法 の方法により行うときは 同 (6) の算式中 原価差額 とあるのは 下期に生じた原価差額に上期末の棚卸資産に一括配賦した原価差額を加算した金額 と 売上原価 とあるのは 下期に係る売上原価 と それぞれ読み替えて適用するものとする ( 基通 5-3-5の2) ( 中間事業年度における償却率 ) (9) 1 年決算法人で旧定額法 旧定率法 定額法又は定率法を採用しているものが その事業年度を6か月ごとに区分してそれぞれの期間につき償却限度額を計算し その合計額をもって当該事業年度の償却限度額としている場合において 当該各期間に適用する償却率又は改定償却率を それぞれ減価償却資産の耐用年数等に関する省令別表第七又は別表第八の償却率又は改定償却率に 1 2 を乗じて得た率 ( 小数点以下第 4 位まで求めた率 ) とし 当該事業年度の期首における帳簿価額 ( 旧定額法又は定額法を採用している場合は 取得価額 ) 又は当該減価償却資産の改定取得価額を基礎として当該償却限度額を計算しているときは これを認める ( 耐通 5-1-2) ( 中古資産の耐用年数の見積法及び簡便法 ) (10) 中古資産についての第一節第六款の八の2 中古資産の耐用年数 による残存耐用年数の算定は その事業の用に供した事業年度においてすることができるのであるから当該事業年度においてその算定をしなかったときは その後の事業年度においてはその算定をすることができないことに留意する ( 耐通 1-5-1) 注法人が 中間事業年度において取得した中古の減価償却資産につき法定耐用年数を適用した場合であっても 確定事業年度においては当該資産につき見積法又は簡便法により算定した耐用年数を適用することができることに留意する

5 第三章第二節 第三款 一 中間申告 ( 中間事業年度で増加償却を行った場合 ) (11) 法人が 中間事業年度において第一節第六款の十の3の1 通常の使用時間を超えて使用される機械及び装置の 償却限度額の特例 により増加償却の適用を受けている場合であっても 確定事業年度においては 改めて当該事業 年度を通じて増加償却割合を計算し 当該特例を適用することに留意する ( 基通 7-4-6) ( 一括償却資産の損金算入の適用 ) (12) 法人が第一節第六款の二の2 一括償却資産の損金算入 に掲げる一括償却資産をその事業の用に供した日の属する2 仮決算をした場合の中間申告書の記載事項等 に掲げる期間について2に掲げる事項を記載した中間申告書を提出する場合における第一節第六款の二の2の適用については 同款の二の2 中 当該事業年度の月数 とあるのは 当該事業年度の月数 (2に掲げる期間を1 事業年度とみなさない場合の当該事業年度の月数 ) とする ( 令 133 の212) 注一括償却資産をその事業の用に供した日の属する事業年度の翌事業年度の中間期間について仮決算をした場合の中間申告書を提出する場合における第一節第六款の二の2の適用については その中間期間の月数である通常 6 が当該事業年度の月数となる ( 編者 ) 3 中間申告書の提出がない場合の特例中間申告書を提出すべき内国法人である普通法人がその中間申告書をその提出期限までに提出しなかった場合には その普通法人については その提出期限において 税務署長に対し1 中間申告 の表の1 及び2に掲げる事項を記載した中間申告書 予定申告書 の提出があったものとみなして 法人税法を適用する ( 法 73) 注中間申告書については 期限後申告書の提出はあり得ないことになる ( 編者 )

6 第三章第二節第三款二 確定申告 二確定申告 1 確定申告 期限内申告 内国法人は 各事業年度終了の日の翌日から2か月以内に 税務署長に対し 確定した決算に基づき次に掲げる事項を記載した申告書 確定申告書 を提出しなければならない ( 法 741 措法 42の417 42の512 42の610 42の の97 42の の116 67の24 措令 27の の4 38の5 ) 注 1は 平成 22 年度改正により改正されており 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日以後に解散 ( 合併による解散及び破産手続開始の決定による解散を除く ) 若しくは破産手続開始の決定が行われる場合又は同日以後に解散する法人の残余財産が確定する場合について適用され 平成 22 年 9 月 30 日以前の適用については 内国法人 とあるのは 内国法人 ( 清算中の内国法人である普通法人及び清算中の協同組合等を除く ) とする ( 平 22 改法附 102) 当該事業年度の課税標準である所得の金額又は欠損金額 1に掲げる所得の金額につき第一款 税率 及び第二款 税額控除 を適用して計算した法人税の額第二款の一 所得税額の控除 及び同款の二 外国税額の控除 による控除をされるべき金額で2に掲げる法人税の額の計算上控除しきれなかったものがある場合には その控除しきれなかった金額注この金額を 所得税額等の控除不足額 といい 還付されるものである ( 編者 ) その内国法人が当該事業年度につき中間申告書を提出した法人である場合には 2に掲げる法人税の額から当該申告書に係る中間納付額を控除した金額 4に掲げる中間納付額で4に掲げる金額の計算上控除しきれなかったものがある場合には その控除しきれなかった金額注この金額を 中間納付額の控除不足額 といい 還付されるものである ( 編者 ) 1から5までに掲げる金額の計算の基礎その他次に掲げる事項 ( 規 341 9Ⅰ) イ内国法人の名称及び納税地並びにその納税地と本店又は主たる事務所の所在地とが異なる場合には その本店又は主たる事務所の所在地ロ代表者 ( 人格のない社団等で代表者の定めがなく 管理人の定めがあるものについては 管理人 ) の氏名ハ当該事業年度の開始及び終了の日ニ当該事業年度が残余財産の確定の日の属する事業年度である場合において 当該事業年度終了の日の翌日から 1か月以内に残余財産の最後の分配又は引渡しが行われるときは その分配又は引渡しが行われる日ホ七の3 欠損金の繰戻しによる還付 により還付の請求をする法人税の額ヘその他参考となるべき事項注ニは 平成 22 年度改正により追加された部分で 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日以後に解散 ( 合併による解散及び破産手続開始の決定による解散を除く ) 若しくは破産手続開始の決定が行われる場合又は同日以後に解散する法人の残余財産が確定する場合について適用される ( 平 22 改規附 22) ( 清算中の内国法人につきその残余財産が確定した場合の取扱い ) (1) 清算中の内国法人につきその残余財産が確定した場合には 当該内国法人の当該残余財産の確定の日の属する事業年度に係る1の適用については 1 中 2か月以内 とあるのは 1か月以内 ( 当該翌日から1か月以内に残余財産の最後の分配又は引渡しが行われる場合には その行われる日の前日まで ) とする ( 法 742) 注 (1) は 平成 22 年度改正により追加された部分で 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日以後に解散 ( 合併による解散及び破産手続開始の決定による解散を除く ) 若しくは破産手続開始の決定が行われる場合又は同日以後に解散する法人の残余財産が確定する場合について適用される ( 平 22 改法附 102) ( 確定申告書の添付書類 ) (2) 確定申告書には 次の ( 一 ) から ( 六 ) までに掲げるもの (( 一 ) から ( 六 ) までに掲げるものが電磁的記録 電子的方式 磁気的方式その他の人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 以下 (1) において同じ で作成され 又は ( 一 ) から ( 六 ) までに掲げるものの作成に代えてそれぞれに記載すべき情報を記録した電磁的記録の作成がされている場合には これらの電磁的記録に記録された情報の内容を記載した書類 ) を添付しなければならない ( 法 743 規 35) ( 一 ) 当該事業年度の貸借対照表及び損益計算書 ( 二 ) 当該事業年度の株主資本等変動計算書若しくは社員資本等変動計算書又は損益金の処分表 ( 当該事業年度終了

7 第三章第二節第三款二 確定申告 の日の翌日から当該事業年度に係る決算の確定の日までの間に行われた剰余金の処分の内容につき ( 一 ) 及び ( 三 ) から ( 六 ) に掲げる書類にその記載がない場合には その内容を記載した書類を含む ) ( 三 ) ( 一 ) に掲げるものに係る勘定科目内訳明細書 ( 四 ) 当該内国法人の事業等の概況に関する書類 ( 当該内国法人との間に完全支配関係がある法人との関係を系統的に示した図を含む ) ( 五 ) 合併 分割 現物出資又は現物分配 (( 六 ) において 組織再編成 という ) に係る合併契約書 分割契約書 分割計画書その他これらに類するものの写し ( 六 ) 組織再編成により当該組織再編成に係る合併法人 分割承継法人 被現物出資法人若しくは被現物分配法人に移転した資産 負債その他主要な事項又は当該組織再編成に係る被合併法人 分割法人 現物出資法人若しくは現物分配法人から移転を受けた資産 負債その他主要な事項に関する明細書注 1 上記 ( 六 ) に掲げる 資産 負債その他主要の事項に関する明細書 は 付表の書式 ( これに準ずる書式を含む ) による ( 基通 ) なお 付表の様式については 省略した 注 2 線部分 (( 四 ) に限る ) は 平成 22 年度改正により追加された部分で 改正規定は 平成 22 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から適用される ( 平 22 改規附 21) 注 3 線部分 (( 四 ) を除く ) は 平成 22 年度改正により改正された部分で 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日以後に組織再編成が行われる場合について適用され 平成 22 年 9 月 30 日以前に組織再編成が行われた場合の適用については 現物分配 とあるのは 事後設立 と 被現物分配法人 とあるのは 被事後設立法人 と 現物分配法人 とあるのは 事後設立法人 とする ( 平 22 改規附 22) ( 確定申告書の書式 ) (3) (2) に掲げる確定申告書 ( 当該申告書に係る修正申告書を含む ) の記載事項及びこれに添付すべき書類の記載事項のうち別表一 ( 一 ) から別表一 ( 三 ) まで 別表二から別表三 ( 八 ) まで 別表四 別表五 ( 一 ) から別表五 ( 二 ) まで 別表五の二 ( 一 ) 付表二 別表六 ( 一 ) から別表六 ( 二十八 ) まで 別表七 ( 一 ) から別表七 ( 二 ) まで 別表八 ( 一 ) 別表八( 二 ) 別表九 ( 一 ) から別表十 ( 十 ) まで 別表十一 ( 一 ) から別表十四 ( 七 ) まで 別表十五及び別表十六 ( 一 ) から別表十七 ( 四 ) までに定めるものの記載については これらの表の書式によらなければならない ただし 内国法人が減価償却に関する明細書若しくは繰延資産の償却に関する明細書又は経営基盤強化計画を実施する指定中小企業者の機械等の割増償却に関する明細書若しくは障害者を雇用する場合の機械等の割増償却等に関する明細書に代わる合計表を確定申告書に添付する場合には これらの明細書を保存している場合に限り これらの明細書の添付は要しない なお 保存するこれらの明細書については 別表十六 ( 一 ) から別表十六 ( 六 ) までに定める書式に代え 当該書式と異なる書式 ( これらの表の書式に定める項目を記載しているものに限る ) によることができるものとする ( 規 342 令 措令 の211) 注 線部分は 法人税法施行規則及び租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律施行規則の一部を改正する省令 ( 平成 22 年財務省令第 33 号 ) により改正された部分で 改正規定は 平成 22 年 4 月 1 日以後に終了する事業年度から適用し 平成 22 年 3 月 31 日以前に終了した事業年度については 別表十四 ( 七 ) とあるのは 別表十四( 六 ) とする ( 同省令附 21) 2 確定申告書の提出期限の延長 1 確定申告 による確定申告書を提出すべき内国法人が 災害その他やむを得ない理由(3 確定申告書の提出期限の延長の特例 に掲げる理由を除く ) により決算が確定しないため 当該申告書を1に掲げる提出期限までに提出することができないと認められる場合には 第二章第一節の九の3 災害等による期限の延長 によりその提出期限が延長された場合を除き 納税地の所轄税務署長は その内国法人の申請に基づき 期日を指定してその提出期限を延長することができる ( 法 751) ( 確定申告書の提出期限の延長申請書 ) (1) 2に掲げる申請は その確定申告書に係る事業年度終了の日の翌日から45 日以内に 次に掲げる事項を記載した 申請書をもってしなければならない ( 法 752 規 36 9Ⅰ) ( 一 ) 申請をする内国法人の名称及び納税地 ( 二 ) 代表者 ( 人格のない社団等で代表者の定めがなく 管理人の定めがあるものについては 管理人 ) の氏名 ( 三 ) 当該申告書の提出期限までに決算が確定しない理由 ( 四 ) その指定を受けようとする期日 ( 五 ) 当該申告書に係る事業年度終了の日 ( 六 ) 指定を受けようとする期日までその提出期限の延長を必要とする理由 ( 七 ) その他参考となるべき事項

8 第三章第二節 第三款 二 確定申告 ( 申請理由が相当でない場合の却下 ) (2) 税務署長は (1) に掲げる申請書の提出があった場合において その申請に係る理由が相当でないと認めるとき は その申請を却下することができる ( 法 753) ( 延長又は却下の処分の通知 ) (3) 税務署長は (1) に掲げる申請書の提出があった場合において 提出期限の延長又は申請の却下の処分をすると きは その申請をした内国法人に対し 書面によりその旨を通知する ( 法 754) ( 延長又は却下の処分がなかったときのみなし延長 ) (4) (1) に掲げる申請書の提出があった場合において その確定申告書に係る事業年度終了の日の翌日から2か月以内にその提出期限の延長又は申請の却下の処分がなかったときは その申請に係る指定を受けようとする期日を2 確定申告書の提出期限の延長 に掲げる期日としてその提出期限の延長がされたものとみなす ( 法 755) ( 指定期日前に確定申告書の提出があった場合 ) (5) 確定申告書の提出期限の延長の適用を受ける内国法人がその確定申告書を指定された期日前に税務署長に提出した場合には その提出があった日をもって2 確定申告書の提出期限の延長 に掲げる期日とされたものとみなす ( 法 756) ( 利子税の納付 ) (6) 確定申告書の提出期限の延長の適用を受ける内国法人は その確定申告書に係る事業年度の所得に対する法人税の額に 当該事業年度終了の日の翌日以後 2か月を経過した日から指定された期日までの期間の日数に応じ 年 7.3% の割合 ( 各年の特例基準割合 各年の前年の11 月 30 日を経過する時における日本銀行法第 15 条第 1 項第 1 号 権限 の規定により定められる商業手形の基準割引率に年 4% の割合を加算した割合をいう が年 7.3% の割合に満たない場合には その年中においては 当該特例基準割合 当該特例基準割合に0.1% 未満の端数があるときは これを切り捨てる ) を乗じて計算した金額に相当する利子税をその計算の基礎となる法人税に併せて納付しなければならない ( 法 757 措法 931Ⅱ) 注特例基準割合の適用がある場合における利子税の額の計算において その計算の過程における金額に1 円未満の端数が生じたときは これを切り捨てる ( 措法 96) ( 申請期限後に災害等が生じた場合の申告書の提出期限の延長 ) (7) 法人の事業年度終了の日から45 日を経過した日後災害その他やむを得ない理由の発生により決算が確定しないため 確定申告書の提出期限までに確定申告書を提出することができない場合には 2に準じて取り扱う この場合には 確定申告書の提出期限延長の申請書は 当該理由の発生後直ちに提出するものとし 当該申請のあった日から15 日以内に承認又は却下がなかったときは 当該申請に係る指定を受けようとする日を税務署長が指定した日としてその承認があったものとする ( 基通 ) ( 申告書の提出期限の延長の再承認 ) (8) 確定申告書の提出期限の延長の承認を受けた法人が指定された提出期限までに決算が確定しないため確定申告書を提出できない場合には 法人の申請によりその指定の日を変更することができる ( 基通 ) ( 国税通則法第 11 条による提出期限の延長との関係 ) (9) 第二章第一節の九の3の表の1 国税庁長官の地域指定による期限の延長 による期限の延長があった場合において 災害その他やむを得ない理由により決算が確定しないため確定申告書をその延長された期限までに提出することができないと認められるときは 当該期限を (1) による申請書の提出期限として 2((4) を除く ) の確定申告書の提出期限の延長を適用することができるものとする この場合には 税務署長は遅滞なく延長又は却下の処分を行うものとし また 利子税の計算については (6) 中 当該事業年度終了の日の翌日以後 2か月を経過した日 とあるのは 第二章第一節の九の3の表の1により指定された期限の翌日 と読み替える ( 基通 ) 3 確定申告書の提出期限の延長の特例 1 確定申告 による確定申告書を提出すべき内国法人が 会計監査人の監査を受けなければならないことその他これ

9 第三章第二節 第三款二 確定申告 に類する理由により決算が確定しないため 当該事業年度以後の各事業年度の当該申告書をそれぞれ1に掲げる提出期限までに提出することができない常況にあると認められる場合には 納税地の所轄税務署長は その内国法人の申請に基づき 当該各事業年度 ( 残余財産の確定の日の属する事業年度を除く ) の申告書の提出期限を1か月間 ( 特別の事情により各事業年度終了の日の翌日から3か月以内に当該各事業年度の決算についての定時総会が招集されないことその他やむを得ない事情があると認められる場合には 税務署長が指定する月数の期間 ) 延長することができる ( 法 75の21) 注 線部分は 平成 22 年度改正により追加された部分で 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日以後に解散 ( 合併による解散及び破産手続開始の決定による解散を除く ) 若しくは破産手続開始の決定が行われる場合又は同日以後に解散する法人の残余財産が確定する場合について適用される ( 平 22 改法附 1Ⅲ) ( 申告書の提出期限の延長の特例の適用がある法人 ) (1) 3に掲げる その他これに類する理由 により決算が当該事業年度終了の日から2か月以内に確定しない法人とは 次のような法人をいう ( 基通 ) ( 一 ) 会計監査人の監査を必要としないが 定款において事業年度終了の日から3か月以内に株主総会を開催する旨を定めている法人 ( 二 ) 保険業法第 11 条 基準日 の規定により 事業年度終了後 4か月以内に株主総会を開催することが認められている保険株式会社 ( 三 ) 外国法人で その本社の決算確定手続が事業年度終了後 2か月以内に完了しないもの ( 四 ) 外国株主との関係で 決算確定までに日数を要する合弁会社 ( 五 ) 会社以外の法人で 当該法人の支部又は加入者である単位協同組合等の数が多いこと 監督官庁の決算承認を要すること等のため 決算確定までに日数を要する全国組織の共済組合 協同組合連合会等 ( 確定申告書の提出期限の延長の特例の申請書 ) (2) 3に掲げる申請は その確定申告書に係る事業年度終了の日までに 次に掲げる事項を記載した申請書をもって しなければならない ( 法 75の22 規 36の2 9Ⅰ) ( 一 ) 申請をする内国法人の名称及び納税地 ( 二 ) 代表者 ( 人格のない社団等で代表者の定めがなく 管理人の定めがあるものについては 管理人 ) の氏名 ( 三 ) 当該申告書に係る事業年度終了の日 ( 四 ) 当該申告書の提出期限までに決算が確定しない理由 ( 五 ) 2か月間以上の月数の指定を受けようとする場合には その指定を受けようとする月数の期間その提出期限の 延長を必要とする理由 ( 六 ) その他参考となるべき事項 ( 申請理由が相当でない場合の却下及び通知 ) (3) 2の (2) 申請理由が相当でない場合の却下 及び同(3) 延長又は却下の処分の通知 は (2) に掲げる申請書の提出があった場合について 準用する ( 法 75の26) ( 延長又は却下の処分がなかったときのみなし延長 ) (4) (2) に掲げる申請書の提出があった場合において 確定申告書に係る事業年度終了の日の翌日から15 日以内にその提出期限の延長又は申請の却下の処分がなかったときは 1か月間 (2か月間以上の月数の指定を受けようとする旨の申請があった場合には その申請に係る指定を受けようとする月数の期間 ) その提出期限の延長がされたものとみなす ( 法 75の26 755) ( 利子税の納付 ) (5) 確定申告書の提出期限の延長の特例の適用を受ける内国法人は その適用に係る各事業年度の所得に対する法人税の額に 当該各事業年度終了の日の翌日以後 2か月を経過した日から3により延長された提出期限までの期間の日数に応じ 年 7.3% の割合 ( 各年の特例基準割合 各年の前年の11 月 30 日を経過する時における日本銀行法第 15 条第 1 項第 1 号 権限 の規定により定められる商業手形の基準割引率に年 4% の割合を加算した割合をいう が年 7.3% の割合に満たない場合には その年中においては 当該特例基準割合 当該特例基準割合に0.1% 未満の端数があるときは これを切り捨てる ) を乗じて計算した金額に相当する利子税をその計算の基礎となる法人税に併せて納付しなければならない ( 法 75の 措法 931)

10 第三章第二節 第三款二 確定申告 注特例基準割合の適用がある場合における利子税の額の計算において その計算の過程における金額に 1 円未満の端数が生じたときは こ れを切り捨てる ( 措法 96) ( 承認の取消し等 ) (6) 税務署長は 3の適用を受けている内国法人につき その理由若しくは事情がないこととなったと認める場合又は当該事情に変更が生じたと認める場合には その提出期限の延長の処分を取り消し 又はその指定に係る月数を変更することができる この場合において 当該取消し又は変更の処分があったときは その処分のあった日の属する事業年度以後の各事業年度につき その処分の効果が生ずるものとする ( 法 75の23) ( 処分の通知 ) (7) 税務署長は (6) の処分をするときは その処分に係る内国法人に対し 書面によりその旨を通知する ( 法 75 の24) ( 申告期限の延長の特例の取りやめ ) (8) 3の適用を受けている内国法人は 当該事業年度以後の各事業年度に係る確定申告書の提出期限について3の適用を受けることをやめようとするときは 当該事業年度終了の日までに 次に掲げる事項を記載した届出書を納税地の所轄税務署長に提出しなければならない この場合において その届出書の提出があったときは 当該事業年度以後の各事業年度については 3に掲げる提出期限の延長の処分は その効力を失うものとする ( 法 75の25 規 36 の3 9Ⅰ) ( 一 ) 届出をする内国法人の名称及び納税地 ( 二 ) 代表者 ( 人格のない社団等で代表者の定めがなく 管理人の定めがあるものについては 管理人 ) の氏名 ( 三 ) 確定申告書の提出期限の延長の処分を受けた日又は当該処分があったものとみなされた日 ( 四 ) 当該事業年度以後の各事業年度について確定申告書の提出期限の延長の特例の適用をやめようとする当該事業年度の開始及び終了の日 ( 五 ) 確定申告書の提出期限の延長の特例の適用をやめようとする理由 ( 六 ) その他参考となるべき事項 ( 災害等の場合の確定申告書の提出期限の延長への乗換えと特例停止 ) (9) 3の適用を受けている内国法人について当該事業年度終了の日の翌日から2か月を経過した日前に災害その他やむを得ない理由が生じた場合には 当該事業年度に限り 申告期限の延長の特例の適用がないものとみなして 2 確定申告書の提出期限の延長 及び第二章第一節の九の3 災害等による期限の延長 を適用することができる ( 法 75 の27) ( 災害が生じたため法人税法第 75 条の2の適用を受けなかった事業年度の翌事業年度の申告期限の延長 ) (10) 3の適用を受けている法人が (9) により当該事業年度について3の適用を受けなかった場合であっても 当該事業年度後の各事業年度の確定申告書の提出期限については 3の適用があることに留意する ( 編者 ) 注当該事業年度後の事業年度について (2) 確定申告書の提出期限の延長の特例の申請書 に掲げる申請書を改めて提出する必要はない ( 災害等の場合の確定申告書の提出期限の延長への乗継ぎ ) (11) 2 確定申告書の提出期限の延長 に掲げる確定申告書の提出期限の延長は 3の適用を受けている内国法人が 当該事業年度 ((9) の適用に係る事業年度を除く ) につき災害その他やむを得ない理由により決算が確定しないため 確定申告書を3に掲げる延長された提出期限までに提出することができないと認められる場合について準用する この場合の申請は その確定申告書の提出期限の到来する日の15 日前までに2の (1) 確定申告書の提出期限の延長申請書 に掲げる申請書を提出しなければならない ( 法 75の28 752) ( 災害等の場合の確定申告書の提出期限の延長への乗継ぎの場合のみなし延長 ) (12) (11) に掲げる申請書の提出があった場合において その確定申告書の提出期限までにその提出期限の延長又は却下の処分がなかったときは その申請に係る指定を受けようとする期日を2 確定申告書の提出期限の延長 に掲げる期日としてその提出期限の延長がされたものとみなす ( 法 75の28 755)

11 第三章第二節 第三款二 確定申告 ( 災害等の場合の確定申告書の提出期限の延長への乗継ぎの場合の利子税の納付 ) (13) (11) の適用を受ける内国法人は (5) に掲げる利子税のほか その確定申告書に係る事業年度の所得に対する法人税の額に 3により延長された当該申告書の提出期限の翌日から2 確定申告書の提出期限の延長 により指定された期日までの期間の日数に応じ 年 7.3% の割合 ( 各年の特例基準割合 各年の前年の11 月 30 日を経過する時における日本銀行法第 15 条第 1 項第 1 号 権限 の規定により定められる商業手形の基準割引率に年 4% の割合を加算した割合をいう が年 7.3% の割合に満たない場合には その年中においては 当該特例基準割合 当該特例基準割合に 0.1% 未満の端数があるときは これを切り捨てる ) を乗じて計算した金額に相当する利子税をその計算の基礎となる法人税に併せて納付しなければならない ( 法 75の 措法 931) 注特例基準割合の適用がある場合における利子税の額の計算において その計算の過程における金額に1 円未満の端数が生じたときは これを切り捨てる ( 措法 96) ( 法人税法第 75 条と第 75 条の2との相違点 ) (14) 2 確定申告書の提出期限の延長 に掲げる確定申告書の提出期限の延長と3に掲げる確定申告書の提出期限の延長の特例との相違点は おおむね次表のとおりである ( 編者 ) 区分事項法人税法第 75 条法人税法第 75 条の 2 会計監査人の監査を受けなければならな延長理由災害その他やむを得ない理由いことその他これに類する理由 適用事業年度延長が認められた事業年度 延長が認められた事業年度以後の各事業年度 延 長 期 間 申 請 期 限 申請に係るみなし承認の 日 延長期間に係る利子税 そ の 他 当該事業年度終了の日の翌日から2か月を経過した日以後税務署長が指定した期日までの期間 ( 月を単位とはしない ) 当該事業年度終了の日の翌日から45 日を経過した日の前日当該事業年度終了の日の翌日から2か月を経過した日の前日年 7.3% の割合 ( 各年の特例基準割合が年 7.3% の割合に満たない場合には その年中においては 特例基準割合 ) 原則として1か月間 ( 特別の事情がある場合には 税務署長が指定する月数の期間 ) 当該事業年度終了の日当該事業年度終了の日の翌日から15 日を経過した日の前日年 7.3% の割合 ( 各年の特例基準割合が年 7.3% の割合に満たない場合には その年中においては 特例基準割合 ) ( 一 ) 当該事業年度終了の日の翌日から 2か月を経過した日の前日までに災害等が発生した場合には その事業年度に限り本条の適用を排除して 2 又は第二章第一節の九の3 災害等による期限の延長 の適用を受けることができる ( 二 ) 当該事業年度終了の日の翌日から 2か月を経過した日以後延長された申告期限までに災害等が発生した場合又は同日前に災害等が発生したが ( 一 ) の適用を受けない場合には その延長された申告期限を更に延長するため 2 又は第二章第一節の九の3の適用を受けることができる 注 延長理由( 法人税法第 75 条適用分 ) 欄の その他やむを得ない理由 とは 災害等に準ずる場合をいい 例えば 法令違反の嫌疑による帳簿書類の押収 帳簿書類の盗難等がある なお 代表者又は主要役員若しくは経理担当者の出張等による不在 病気その他一身上の都合により決算が確定しない場合には ここでいう やむを得ない理由 には該当しない

12 三期限後申告 第三章第二節第三款三 四 修正申告 期限内申告書を提出すべきであった法人 ( 当該法人の財産に属する権利義務を包括して承継した者 法人が分割をした場合にあっては 国税通則法第 7 条の2 第 4 項 信託に係る国税の納付義務の承継 の規定により当該分割をした法人の国税を納める義務を承継した法人に限る を含む ) は その提出期限後においても 第二章第三節の一の1の表の2 決定 に掲げる決定があるまでは 納税申告書を税務署長に提出することができる ( 通法 181) これにより提出する納税申告書は 期限後申告書という ( 同 2) ( 期限後申告書の記載事項及び添付書類 ) 期限後申告書には その申告に係る法人税の期限内申告書に記載すべきものとされている事項を記載し その期限内申告書に添付すべきものとされている書類があるときは当該書類を添付しなければならない ( 通法 183) 四修正申告 納税申告書を提出した法人 ( 当該提出した法人の財産に属する権利義務を包括して承継した法人 法人が分割をした場合にあっては 国税通則法第 7 条の2 第 4 項 信託に係る国税の納付義務の承継 の規定により当該分割をした法人の国税を納める義務を承継した法人に限る を含む ) は 次に掲げる表のいずれかに該当する場合には その申告について第二章第三節の一の1の表の1 更正 に掲げる更正があるまでは その申告に係る課税標準等 第二章第一節の二の(1) の表の ( 十一 ) 又は税額等 同表の( 十二 ) を修正する納税申告書 修正申告書 を税務署長に提出することができる ( 通法 191) 先の納税申告書の提出により納付すべきものとしてこれに記載した税額に不足額があるとき先の納税申告書に記載した欠損金額が過大であるとき注上記の欠損金額とは その事業年度以前において生じたもののうち 翌事業年度以後の事業年度分の所得の金額の計算上順次繰り越して控除し 又は前事業年度以前の事業年度分の所得に係る還付金の額の計算の基礎とすることができるものをいう ( 通法 2Ⅵハ ) 先の納税申告書に記載した還付金の額に相当する税額が過大であるとき先の納税申告書に当該申告書の提出により納付すべき税額を記載しなかった場合において その納付すべき税額があるとき ( 更正又は決定を受けた後の修正申告 ) (1) 更正又は決定 通法 24~26 を受けた法人( 当該更正又は決定を受けた法人の財産に属する権利義務を包括して承継した法人 法人が分割をした場合にあっては 国税通則法第 7 条の2 第 4 項の規定により当該分割をした法人の国税を納める義務を承継した法人に限る を含む ) は 次の一に該当する場合には その更正又は決定について更正 ( いわゆる再更正 ) があるまでは その更正又は決定に係る課税標準等又は税額等を修正する納税申告書 修正申告書 を税務署長に提出することができる ( 通法 192) ( 一 ) その更正又は決定により納付すべきものとしてその更正又は決定に係る更正通知書又は決定通知書に記載された税額に不足額があるとき ( 二 ) その更正に係る更正通知書に記載された欠損金額が過大であるとき ( 三 ) その更正又は決定に係る更正通知書又は決定通知書に記載された還付金の額に相当する税額が過大であるとき ( 四 ) 納付すべき税額がない旨の更正を受けた場合において 納付すべき税額があるとき ( 修正申告書 ) (2) 四又は (1) により提出する納税申告書は 修正申告書という ( 通法 193) ( 修正申告書の記載事項及び添付書類 ) (3) 修正申告書には 次に掲げる事項を記載し その申告に係る法人税の期限内申告書に添付すべきものとされている書類があるときは当該書類に記載すべき事項のうちその申告に係るものを記載した書類を添付しなければならない ( 通法 194) ( 一 ) その申告前の課税標準等及び税額等 ( 二 ) その申告後の課税標準等及び税額等

13 第三章第二節第三款四 五 納税申告書の提出先等 ( 三 ) その申告に係る次に掲げる金額イその申告前の納付すべき税額がその申告により増加するときは その増加する部分の税額ロその申告前の還付金の額に相当する税額がその申告により減少するときは その減少する部分の税額ハ欠損金の繰戻しによる還付金額に係る還付加算金があるときは その還付加算金のうちロに掲げる税額に対応する部分の金額 ( 四 ) ( 一 ) から ( 三 ) までに掲げるもののほか 当該期限内申告書に記載すべきものとされている事項でその申告に係るものその他参考となるべき事項注連結納税に関することは省略した ( 編者 ) ( 修正申告の効力 ) (4) 修正申告書で既に確定した納付すべき税額を増加させるものの提出は 既に確定した納付すべき税額に係る部分の法人税についての納税義務に影響を及ぼさない ( 通法 20) 五納税申告書の提出先等 1 納税申告書の提出先納税申告書は その提出の際におけるその法人税の納税地 ( 以下 現在の納税地 という ) を所轄する税務署長に提出しなければならない ( 通法 211) ( 納税地に異動があった場合の特例 ) 法人税に係る納税申告書については 当該申告書に係る課税期間が開始した時以後にその納税地に異動があった場合において 納税者が当該異動に係る納税地を所轄する税務署長で現在の納税地を所轄する税務署長以外のものに対し当該申告書を提出したときは その提出を受けた税務署長は 当該申告書を受理することができる この場合においては 当該申告書は 現在の納税地を所轄する税務署長に提出されたものとみなす ( 通法 212) なお 上記の納税申告書を受理した税務署長は 当該申告書を現在の納税地を所轄する税務署長に送付し かつ その旨をその提出をした者に通知しなければならない ( 通法 213) 2 郵送に係る納税申告書の提出時期納税申告書 ( 当該申告書に添付すべき書類その他当該申告書の提出に関連して提出するものとされている書類を含む ) その他国税庁長官が定める書類が郵便又は信書便により提出された場合には その郵便物又は信書便物の通信日付印により表示された日 ( その表示がないとき 又はその表示が明瞭でないときは その郵便物又は信書便物について通常要する送付日数を基準とした場合にその日に相当するものと認められる日 ) にその提出がされたものとみなす ( 通法 22) 注 2に掲げる国税庁長官が定める書類は 国税に関する法律の規定により提出する申告書 申請書 請求書 届出書その他の書類のうち 次の表の1に掲げる書類から後続の手続に影響を及ぼすおそれのあるものとして同表の2に掲げる書類を除いた書類とする ( 平成 18 年国税庁告示第 7 号 ) 1 2 ( 一 ) 国税に関する法律に提出期限の定めがある書類 ( 二 ) 国税に関する法律に提出期限の定めがある書類に準ずる次に掲げる書類イ国税通則法第 74 条第 1 項の規定に基づき時効により消滅する場合がある還付金等に係る国に対する請求権を行使するために提出する書類 ロ書類を提出した日を基準として国税に関する法律の規定が適用される期間又は期限が定まるため 一定の期間内又は期日に提出する必要がある書類 ( 一 ) 次に掲げる書類イ国税徴収法第 101 条第 1 項の規定により提出する入札書ロ国税徴収法第 130 条第 1 項の規定により提出する申立書ハ国税徴収法第 133 条第 2 項の規定により提出する申出書ニ国税徴収法施行令第 19 条第 1 項の規定により提出する請求書ホ国税徴収法施行令第 20 条の規定により提出する請求書ヘ国税徴収法施行令第 47 条の規定により提出する申出書ト酒税法施行令第 53 条第 3 項の規定により提出する申告書チ酒税法施行令第 56 条の2 第 1 項の規定により提出する届出書 ( 二 ) 税務署長 国税局長 国税庁長官 徴収職員 ( 国税徴収法第 2 条第 11 号に規定する徴収職員をいう ) 若しくは税関長 ( 以下 税務署長等 という ) 以外の者に提出する書類又は税務署長等以外の者を経由して提出する書類 (1の( 二 ) のイに該当する書類を除く )

14 第三章第二節第三款六 納付 六納 付 1 中間申告による納付中間申告書を提出した内国法人である普通法人は 当該申告書に記載した法人税の額があるときは 当該申告書の提出期限までに 当該金額に相当する法人税を国に納付しなければならない ( 法 76) 2 確定申告による納付期限内確定申告書を提出した内国法人は 当該申告書に記載した法人税の額 ( 当該事業年度に係る中間納付額がある場合には これを控除した金額 ) があるときは 当該申告書の提出期限までに 当該金額に相当する法人税を国に納付しなければならない ( 法 77 通法 351) 3 利子税 1 利子税次の表のイからハまでの左欄に掲げる法人は それぞれ同表の右欄に掲げる利子税をその計算の基礎となる法人税に併せて納付しなければならない ( 法 の268 通法 641 措法 931) イ ロ その確定申告書に係る事業年度の所得に対する法人税の額に 当該事業年度終了の日の翌日以後 2か月を経過した日から指定された期日までの期間の日数に応じ 年 7.3% の割合 ( 各年の特例基準割合 各年の前年の11 月 30 日を経過する時における日本銀行法第 15 条第 1 項第 1 号 権限 の規定に二の2 確定申告書の提出期限の延長 より定められる商業手形の基準割引率に年 4% の割合を加算した割合をいの適用を受ける内国法人う 以下 1において同じ が年 7.3% の割合に満たない場合には その年中においては 当該特例基準割合 当該特例基準割合に0.1% 未満の端数があるときは これを切り捨てる ) を乗じて計算した金額に相当する利子税その適用に係る各事業年度の所得に対する法人税の額に 当該各事業年度終了の日の翌日以後 2か月を経過した日から二の3により延長された提出二の3 確定申告書の提出期限の延長期限までの期間の日数に応じ 年 7.3% の割合 ( 各年の特例基準割合が年の特例 の適用を受ける内国法人 7.3% の割合に満たない場合には その年中においては 当該特例基準割合 当該特例基準割合に0.1% 未満の端数があるときは これを切り捨てる ) を乗じて計算した金額に相当する利子税 ハ 二の3の (11) 災害等の場合の確定申告書の提出期限の延長への乗継ぎ の適用を受ける内国法人 ロに掲げる利子税のほか その確定申告書に係る事業年度の所得に対する法人税の額に 二の3により延長された当該申告書の提出期限の翌日から二の2により指定された期日までの期間の日数に応じ 年 7.3% の割合 ( 各年の特例基準割合が年 7.3% の割合に満たない場合には その年中においては 当該特例基準割合 当該特例基準割合に0.1% 未満の端数があるときは これを切り捨てる ) を乗じて計算した金額に相当する利子税 注特例基準割合の適用がある場合における利子税の額の計算において その計算の過程における金額に1 円未満の端数が生じたときは これを切り捨てる ( 措法 96) ( 利子税の計算の基礎となる税額の端数計算等 ) (1) 利子税の額を計算する場合において その計算の基礎となる税額に1 万円未満の端数があるとき 又はその税額の全額が1 万円未満であるときは その端数金額又はその全額を切り捨てる ( 通法 1183) ( 一部納付が行われた場合の利子税の額の計算等 ) (2) 利子税の額の計算の基礎となる法人税の一部が納付されたときは その納付の日の翌日以後の期間に係る利子税の額の計算の基礎となる税額は その納付された税額を控除した金額とする ( 通法 ) なお 本税と利子税を併せて納付すべき場合において 法人の納付した金額がその利子税の額の計算の基礎となる本税の額に達するまでは その納付した金額は まずその計算の基礎となる本税に充てられたものとする ( 通法

15 第三章第二節第三款六 納付 3 622) 2 利子税の割合の特例 1 利子税 の表のイからハまでに掲げる利子税の年 7.3% の割合は それぞれイからハまでにかかわらず 各年の特例基準割合 ( 各年の前年の11 月 30 日を経過する時における日本銀行法第 15 条第 1 項第 1 号 権限 の規定により定められる商業手形の基準割引率に年 4% の割合を加算した割合をいう 以下 2において同じ ) が年 7.3% の割合に満たない場合には その年中においては 当該特例基準割合 ( 当該特例基準割合に0.1% 未満の端数があるときは これを切り捨てる ) とする ( 措法 931) 注 1 特例基準割合の適用がある場合における延滞税の額の計算において その計算の過程における金額に1 円未満の端数が生じたときは これを切り捨てる ( 措法 96) 注 2 2の読替規定は 1において表現している ( 編者 ) 3 確定申告書の提出期限の延長の特例に係る利子税の特例 1 利子税 の表のロに掲げる利子税の年 7.3% の割合は 同表のロ及び2 利子税の割合の特例 にかかわらず 日本銀行の基準割引率が引き上げられた場合において 当該利子税の割合について景気調整対策上の措置を講ずることが必要であると認められる期間として次のイに掲げる期間内は ロに掲げるところにより 当該基準割引率の引上げに応じ 年 % の割合の範囲内で定める割合とする ( 措法 66の3 措令 39の1112 通法 102 通令 22) イ ロ 利子税の特例期間利子税の特例割合 日本銀行法第 15 条第 1 項 ( 第 1 号に係る部分に限る ) 権限 の規定により定められる商業手形の基準割引率が年 5.5% を超えて定められる日からその後年 5.5% 以下に定められる日の前日までの期間 ( 以下 特例期間 という ) ただし 1 の表のロに掲げる利子税のうち当該事業年度終了の日の翌日から 2 か月を経過した日の前日 ( その日が日曜日 国民の祝日その他一般の休日又は土曜日並びに 12 月 29 日 同月 30 日若しくは同月 31 日 に当たるときは これらの日の翌日 以下 申告基準日 という ) が特例期間内に到来する事業年度の法人税に係るものでその延長された提出期限の日が特例期間後に到来するものにあっては 当該年 5.5% を超えて定められる日から当該延長された提出期限の日までの期間とする 年 7.3% の割合と当該申告基準日における日本銀行の商業手形の基準割引率のうち年 5.5% の割合を超える部分の割合を年 0.25% の割合で除して得た数を年 0.73% の割合に乗じて計算した割合とを合計した割合 ( 当該合計した割合が年 % の割合を超える場合には 年 % の割合 ) 注基準割引率が年 5.5% を超えて引き上げられた場合に 年 0.25% 引き上げられるごとに利子税を年 0.73% 引き上げる ( 編者 ) ( 利子税の特例の適用に関する留意事項 ) 3に掲げる利子税の特例の適用については 次による ( 編者 ) ( 一 ) 利子税の特例の適用期間利子税の特例は 日本銀行法の規定により定められる商業手形の基準割引率が年 5.5% を超えて定められた日からその割合が年 5.5% 以下に定められた日の前日までの期間内に申告基準日が到来する法人税に係る申告期限の延長の特例の利子税について適用され その適用される期間は その延長された全期間である 注上記の 定められた日 とは 実施の日をいうことに留意する ( 二 ) 利子税の特例の割合利子税の特例の割合は 年 % の範囲内で 次の算式により求めた割合による なお この割合は その後申告基準日から延長された提出期限までに商業手形の基準割引率が変更されても異動しないことに留意する 申告基準日における商業手形の基準割引率 ( 年利建て ) - 年 5.5% 7.3%+0.73% 0.25% 4 期限後申告 修正申告等による納付次の表の左欄に掲げる金額に相当する法人税を納付すべき法人は その法人税をそれぞれ同表の右欄に掲げる日までに国に納付しなければならない ( 通法 352)

16 第三章第二節第三款六 納付 1 2 期限後申告書の提出により納付すべきものとしてこれに記載した税額又は修正申告書の提出により納付すべきものとしてこれに記載した税額更正通知書に記載された納付すべき税額又は決定通知書に記載された納付すべき税額 その期限後申告書又は修正申告書を提出した日 その更正通知書又は決定通知書が発せられた日の翌日から起算して1か月を経過する日 ( 加算税の納付 ) 過少申告加算税 無申告加算税又は重加算税に係る賦課決定通知書を受けた法人は 当該通知書に記載された金額の過少申告加算税 無申告加算税又は重加算税を当該通知書が発せられた日の翌日から起算して1か月を経過する日までに納付しなければならない ( 通法 353) 5 延滞税 1 延滞税法人税を納付しようとする法人は 次の一に該当するときは 延滞税を納付しなければならない ( 通法 601ⅠⅡ) イ ロ 期限内申告書を提出した場合において 当該申告書の提出により納付すべき法人税をその法定納期限までに完納しないとき期限後申告書若しくは修正申告書を提出し 又は更正若しくは決定を受けた場合において 納付すべき法人税があるとき ( 延滞税の額の計算 ) (1) 延滞税の額は 法人税の法定納期限 ( 欠損金の繰戻しによる還付金額が過大であったことにより納付すべきこととなった法人税その他国税通則法施行令第 25 条 延滞税の計算期間の起算日の特例 に定める国税については 同条に定める日 ) の翌日からその法人税を完納する日までの期間の日数に応じ その未納の税額に年 14.6% の割合を乗じて計算した額とする ただし 納期限までの期間又は納期限の翌日から2か月を経過する日までの期間については その未納の税額に年 7.3% の割合 ( 各年の特例基準割合 各年の前年の11 月 30 日を経過する時における日本銀行法第 15 条第 1 項第 1 号 権限 の規定により定められる商業手形の基準割引率に年 4% の割合を加算した割合をいう 以下 (1) において同じ が年 7.3% の割合に満たない場合には その年中においては 当該特例基準割合 当該特例基準割合に0.1% 未満の端数があるときは これを切り捨てる ) を乗じて計算した額とする なお 延滞税は その額の計算の基礎となる法人税に併せて納付しなければならない ( 通法 6023 措法 941) 注 1 特例基準割合は 平成 12 年 1 月 1 日以後の期間に対応する延滞税について適用される ( 平 11 改措法附 411) 注 2 特例基準割合の適用がある場合における延滞税の額の計算において その計算の過程における金額に1 円未満の端数が生じたときは これを切り捨てる ( 措法 96) ( 延滞税の計算の基礎となる税額の端数計算等 ) (2) 延滞税の額を計算する場合において その計算の基礎となる税額に1 万円未満の端数があるとき 又はその税額の全額が1 万円未満であるときは その端数金額又はその全額を切り捨てる ( 通法 1183) ( 一部納付が行われた場合の延滞税の額の計算等 ) (3) 延滞税の額の計算の基礎となる法人税の一部が納付されたときは その納付の日の翌日以後の期間に係る延滞税の額の計算の基礎となる税額は その納付された税額を控除した金額とする ( 通法 621) なお 本税と延滞税を併せて納付すべき場合において 法人の納付した金額がその延滞税の額の計算の基礎となる本税の額に達するまでは その納付した金額は まずその計算の基礎となる本税に充てられたものとする ( 通法 62 2) ( 延滞税の額の計算の基礎となる期間の特例 ) (4) 修正申告書 ( 偽りその他不正の行為により法人税を免れ 又は法人税の還付を受けた法人が当該法人税についての調査があったことにより当該法人税について更正があるべきことを予知して提出した当該申告書を除く ) の提出又

17 第三章第二節第三款六 納付 は更正 ( 偽りその他不正の行為により法人税を免れ 又は法人税の還付を受けた法人についてされた当該法人税に係る更正を除く ) があった場合において 次の一に該当するときは 当該申告書の提出又は更正により納付すべき法人税については (1) 延滞税の額の計算 に掲げる期間から次に掲げる期間を控除して 延滞税の額を計算する ( 通法 611) ( 一 ) ( 二 ) その申告又は更正に係る法人税について期限内申告書が提出されている場合において その法定申告期限から1 年を経過する日後に当該修正申告書が提出され 又は当該更正に係る更正通知書が発せられたときその申告又は更正に係る法人税について期限後申告書 ( 還付請求申告書を含む ) が提出されている場合において その期限後申告書の提出があった日の翌日から起算して1 年を経過する日後に当該修正申告書が提出され 又は当該更正に係る更正通知書が発せられたとき その法定申告期限から1 年を経過する日の翌日から当該修正申告書が提出され 又は当該更正に係る更正通知書が発せられた日までの期間その期限後申告書の提出があった日の翌日から起算して1 年を経過する日の翌日から当該修正申告書が提出され 又は当該更正に係る更正通知書が発せられた日までの期間 注 ( 二 ) に掲げる還付請求申告書とは 還付金の還付を受けるための納税申告書 ( 納税申告書に記載すべき課税標準等及び税額等が法人税に関する法律の規定により正当に計算された場合に当該申告書の提出により納付すべき税額がないものに限る ) で期限内申告書以外のものをいう ( 通令 26) ( 災害等により納期限を延長した場合の延滞税の免除 ) (5) 第二章第一節の九の3 災害等による期限の延長 により法人税の納期限を延長した場合には その法人税に係る延滞税のうちその延長をした期間に対応する部分の金額は 免除する ( 通法 632) ( 更正の請求により国税の徴収を猶予した場合の延滞税の免除 ) (6) 八の3の (3) 更正の請求と国税の徴収との関係 のただし書により法人税の徴収を猶予した場合には その猶予をした法人税に係る延滞税につき その猶予をした期間のうち当該法人税の納期限の翌日から2か月を経過する日後の期間 ( 国税通則法第 63 条 納税の猶予等の場合の延滞税の免除 第 1 項から第 3 項の規定により延滞税の免除がされた場合には 当該免除に係る期間に該当する期間を除く ) に対応する部分の金額の 1 2 に相当する金額は 免除する ( 通法 634) なお 免除する金額の計算の基礎となる期間 ( 以下 免除対象期間 という ) であって特例基準割合適用年に含まれる期間 ( 以下 軽減対象期間 という ) があるときは 免除する額は次の ( 一 ) 及び ( 二 ) に掲げる金額の合計額とする ( 措法 942) ( 一 ) 納税の猶予等をした国税に係る延滞税のうち当該免除対象期間に対応する部分の金額の 1 2 に相当する金額 ( 二 ) 納税の猶予等をした国税に係る延滞税のうち当該軽減対象期間に対応する部分の金額の 1 2 に相当する金額に 年 7.3% の割合から当該軽減対象期間に係る特例基準割合 ( 当該特例基準割合に0.1% 未満の端数があるときは これを切り捨てる ) を控除した割合が年 7.3% の割合のうちに占める割合を乗じて計算した金額 注 1 特例基準割合とは 各年の前年の11 月 30 日を経過する時における日本銀行法第 15 条第 1 項第 1 号 権限 の規定により定められる商業手形の基準割引率に年 4% の割合を加算した割合をいう ( 措法 931) 注 2 特例基準適用年とは 各年の特例基準割合が年 7.3% の割合に満たない場合のその年をいう ( 措法 941) 注 3 上記なお書の特例基準割合の適用がある場合における延滞税の額の計算において その計算の過程における金額に1 円未満の端数が生じたときは これを切り捨てる ( 措法 96) ( 利子税を納付する場合の延滞税の計算期間 ) (7) 利子税の額の計算の基礎となる期間は 延滞税の額の計算の基礎となる期間に算入しない ( 通法 642) 2 延滞税の割合の特例 1の (1) 延滞税の額の計算 のただし書に掲げる延滞税の年 7.3% の割合は 同 (1) のただし書にかかわらず 各年の特例基準割合 ( 各年の前年の11 月 30 日を経過する時における日本銀行法第 15 条第 1 項第 1 号 権限 の規定により定められる商業手形の基準割引率に年 4% の割合を加算した割合をいう 以下 2において同じ ) が年 7.3% の割合に満たない場合には その年 (2において 特例基準割合適用年 という ) 中においては 当該特例基準割合 ( 当該特例基準割合に0.1%

18 第三章第二節第三款六 納付 未満の端数があるときは これを切り捨てる ) とする ( 措法 941) 注 1 2は 平成 12 年 1 月 1 日以後の期間に対応する延滞税について適用される ( 平 11 改措法附 411) 注 2 特例基準割合の適用がある場合における延滞税の額の計算において その計算の過程における金額に1 円未満の端数が生じたときは これを切り捨てる ( 措法 96) 注 3 2の規定は 1の (1) において表現している ( 編者 ) ( 納税の猶予等をした国税に係る延滞税の割合の特例 ) 1の (6) 更正の請求により国税の徴収を猶予した場合の延滞税の免除 に掲げる延滞税( 以下 納税の猶予等をした国税に係る延滞税 という ) につき同 (6) により免除する金額 ( 国税通則法第 63 条第 1 項に規定する災害等による納税の猶予又は滞納処分の執行の停止をした期間に対応する部分の金額に相当する金額を除く ) は 同 ( 6 ) にかかわらず 当該免除する金額の計算の基礎となる期間 ( 以下 免除対象期間 という ) であって特例基準割合適用年に含まれる期間 ( 以下 軽減対象期間 という ) があるときは 次の ( 一 ) 及び ( 二 ) に掲げる金額の合計額とする ( 措法 942) ( 一 ) 納税の猶予等をした国税に係る延滞税のうち当該免除対象期間に対応する部分の金額の 1 2 に相当する金額 ( 二 ) 納税の猶予等をした国税に係る延滞税のうち当該軽減対象期間に対応する部分の金額の 1 2 に相当する金額に 年 7.3% の割合から当該軽減対象期間に係る特例基準割合 ( 当該特例基準割合に0.1% 未満の端数があるときは これを切り捨てる ) を控除した割合が年 7.3% の割合のうちに占める割合を乗じて計算した金額 注 1 特例基準割合の適用がある場合における延滞税の額の計算において その計算の過程における金額に1 円未満の端数が生じたときは これを切り捨てる ( 措法 96) 注 2 上記は 1の (6) において表現している ( 編者 ) 6 納付の手続法人税を納付しようとする法人は その税額に相当する金銭に納付書を添えて これを日本銀行 ( 国税の収納を行う代理店を含む ) 又はその国税の収納を行う税務署の職員に納付しなければならない ただし 証券をもってする歳入納付に関する法律の定めるところにより 証券で納付することを妨げない ( 通法 341) ( 納付書の書式 ) (1) 法人税を納付する場合の納付書の様式は 国税通則法施行規則別紙第 1 号書式又は別紙第 1 号の2 書式に定めるところによる ( 通規 16) 注書式については省略した ( 編者 ) ( 口座振替納付に係る納付書の送付 ) (2) 税務署長は 預金又は貯金の払出しとその払い出した金銭による法人税の納付をその預金口座又は貯金口座のある金融機関に委託して行おうとする法人から その納付に必要な納付書の当該金融機関への送付の依頼があった場合には その納付が確実と認められ かつ その依頼を受けることが法人税の徴収上有利と認められるときに限り その依頼を受けることができる ( 通法 34の21) ( 口座振替納付に係る納付期限 ) (3) 期限内申告書の提出により納付すべき税額の確定した法人税でその提出期限と同時に納期限の到来するものが (2) に掲げる依頼により送付された納付書に基づき 当該納付書が金融機関に到達した日から2 取引日を経過した最初の取引日 ( 災害その他やむを得ない理由によりその日までに納付することができないと税務署長が認める場合には その承認する日 ) までに納付された場合には その納付の日が納期限後である場合においても その納付は納期限においてされたものとみなして 延滞税に関する規定を適用する ( 通法 34の22 通令 71) 注上記の 取引日 とは 金融機関の休日以外の日をいう ( 通令 72) ( 納付受託者に対する納付の委託 ) (4) 国税を納付しようとする者は その税額が30 万円以下である場合であって 6に掲げる納付書で国税局又は税務署の職員から交付又は送付された納付書 ( 納税告知書の送達を受けた場合には 納税告知書 ) であり かつ バーコードの記載があるものに基づき納付しようとするときは (6) に掲げる納付受託者 ( 以下 納付受託者 という 以

19 第三章第二節第三款六 納付 下同じ ) に納付を受託することができる ( 通法 34 の 31 通規 2) ( 納付受託者に委託した場合の納付の日 ) (5) 国税を納付しようとする者が (4) の納付書を添えて 納付受託者に納付しようとする税額に相当する金銭を交付したときは 当該交付した日に当該国税の納付があったものとみなして 附帯税に関する規定を適用する ( 通法 34 の32) ( 納付受託者 ) (6) 納付受託者 ( 国税の納付に関する事務 以下 納付事務 という を適正かつ確実に実施することができると認められる者であり かつ 国税通則法施行令第 7 条の2 納付受託者の指定要件 で定める要件に該当する者として国税庁長官が指定するものをいう ) は 国税を納付しようとする者の委託を受けて 納付事務を行うことができる ( 通法 34の41) 注 (6) に掲げる 納付受託者 は 平成 19 年国税庁告示第 29 号 ( 最終改正平成 20 年第 17 号 ) により指定されている なお 国税通則法第 34 条の7 納付受託者の指定の取消し に基づく納付受託者の指定の取消しについては 平成 22 年国税庁告示第 6 号により告示されている ( 編者 ) 7 法人税の確定金額の端数計算等法人税の確定金額に100 円未満の端数があるとき 又はその全額が100 円未満であるときは その端数金額又はその全額を切り捨てる ( 通法 1191) ( 附帯税の端数計算 ) 附帯税の確定金額に100 円未満の端数があるとき 又はその全額が1,000 円未満 ( 加算税に係るものについては 5,000 円未満 ) であるときは その端数金額又はその全額を切り捨てる ( 通法 1194)

20 第三章第二節第三款七 還付 七還 付 1 所得税額等の還付確定申告書の提出があった場合において 当該申告書に二の1 確定申告 の表の3に掲げる所得税額等の控除不足額の記載があるときは 税務署長は 当該申告書を提出した内国法人に対し 当該金額に相当する税額を還付する ( 法 78 1) ( 所得税額等の還付の手続 ) (1) 税務署長は 所得税額等の控除不足額の記載がある確定申告書の提出があった場合には 当該金額が過大であると認められる事由がある場合を除き 遅滞なく 1の所得税額等の還付による還付又は充当の手続をしなければならない ( 法 784 令 151) ( 還付すべき所得税額等の充当の順序 ) (2) 所得税額等の還付金 ( これに係る還付加算金を含む ) を未納の国税及び滞納処分費に充当する場合には 次の順 序により充当するものとする ( 法 784 令 151 の 2) ( 一 ) その事業年度の所得に対する法人税で修正申告書の提出又は更正により納付すべきもの ( 中間納付額を除く ) があるときは 当該法人税に充当する ( 二 ) ( 一 ) に掲げる充当をしてもなお還付すべき金額があるときは その他の未納の国税及び滞納処分費に充当する ( 中間納付額の還付と所得税額の還付がある場合の充当の順序 ) (3) その事業年度の所得税額等の還付金 ( これに係る還付加算金を含む 以下同じ ) と2 中間納付額の還付 又は 2の (2) 還付する中間納付額に対応する延滞税の還付 による還付金とがある場合において これらの還付金をそ の事業年度の所得に対する法人税で未納のものに充当するときは 次の左欄に掲げる場合の区分に応じ それぞれ同 表の右欄に掲げる還付金からまず充当するものとする ( 法 784 令 1542) ( 一 ) (2) の表の ( 一 ) に掲げる法人税に充当する場合 所得税額等の還付金 ( 二 ) 中間納付額に充当する場合 2 又は2の (2) による還付金 ( 充当の場合における延滞税及び利子税の免除等 ) (4) 所得税額等の還付金をその確定申告書に係る事業年度の所得に対する法人税で未納のものに充当する場合には その還付金の額のうちその充当する金額については 還付加算金を附さないものとし その充当される部分の法人税については 延滞税及び利子税を免除するものとする ( 法 783) ( 所得税額等の還付の場合の書類の提示等 ) (5) 税務署長は 所得税額等の還付をする場合において 必要があると認めるときは その還付を受ける内国法人に対し 第二款の一 所得税額の控除 及び同款の二 外国税額の控除 による控除をされるべき金額を証明する書類又は帳簿の提示又は提出を求めることができる ( 法 784 令 152) ( 確定申告に係る更正による所得税額等の還付 ) (6) 内国法人の提出した確定申告書に係る法人税につき更正があった場合において その更正により所得税額等の控除不足額が増加したときは 税務署長は その内国法人に対し その増加した部分の金額に相当する税額を還付する ( 法 1331) ( 更正により還付すべき所得税額等の充当の順序 ) (7) (2) は (6) による還付金を未納の国税及び滞納処分費に充当する場合について準用する ( 法 1347 令 1743) ( 更正による所得税額等の還付金を充当する場合における延滞税及び利子税の免除等 ) (8) (6) による還付金をその確定申告書に係る事業年度の所得に対する法人税で未納のものに充当する場合には そ

21 第三章第二節第三款七 還付 の還付金の額のうちその充当する金額については 還付加算金を付さないものとし その充当される部分の法人税については 延滞税及び利子税を免除するものとする ( 法 1333) ( 所得税額等の還付金に係る還付加算金の計算期間 ) (9) 所得税額等の還付金について還付加算金を計算する場合には その計算の基礎となる期間 通法 581 は 確定申告書の提出期限 ( 当該申告書が期限後申告書である場合には 当該申告書を提出した日 ) の翌日からその還付のための支払決定をする日又はその還付金につき充当をする日 ( 同日前に充当をするのに適することとなった日がある場合には その適することとなった日 ) までの期間とする ( 法 ) 2 中間納付額の還付中間申告書を提出した内国法人である普通法人からその中間申告書に係る事業年度の確定申告書の提出があった場合において その確定申告書に二の1 確定申告 の表の5に掲げる中間納付額の控除不足額の記載があるときは 税務署長は その普通法人に対し 当該金額に相当する中間納付額を還付する ( 法 791) ( 中間納付額の還付の手続 ) (1) 税務署長は 中間納付額の控除不足額の記載がある確定申告書の提出があった場合には 当該金額が過大であると認められる事由がある場合を除き 遅滞なく 2 及び (2) 還付する中間納付額に対応する延滞税の還付 による還付又は充当の手続をしなければならない ( 法 796 令 153) ( 還付する中間納付額に対応する延滞税の還付 ) (2) 税務署長は 中間納付額の還付をする場合において その中間申告書に係る中間納付額について納付された延滞税があるときは その額のうち 還付される中間納付額に対応するものとして (3) 中間納付額に係る延滞税の還付金額の計算 により計算した金額を併せて還付する ( 法 792) ( 中間納付額に係る延滞税の還付金額の計算 ) (3) 還付する中間納付額に対応する延滞税の額は ( 一 ) に掲げる金額から ( 二 ) に掲げる金額を控除した残額とする ( 法 796 令 154の21) ( 一 ) 中間申告書に係る中間納付額について納付された延滞税の額の合計額 ( 二 ) 当該中間納付額 (2による還付金をもって充当をされる部分の金額を除く ) のうち次に掲げる順序により当該中間納付額に係る事業年度の確定申告書に記載された法人税の額 ((4) の表の ( 一 ) に掲げる充当をされる法人税がある場合には 当該法人税の額を加算した金額 ) に達するまで順次求めた各中間納付額につき国税に関する法律の規定により計算される延滞税の額の合計額イ当該中間納付額のうち確定の日を異にするものについては その確定の日の早いものを先順位とする ロ確定の日を同じくする中間納付額のうち納付の日を異にするものについては その納付の日の早いものを先順位とする ( 還付すべき中間納付額の充当の順序 ) (4) 中間納付額の還付金 ( これに係る還付加算金を含む ) を未納の国税及び滞納処分費に充当する場合には 次の順序により充当するものとする ( 法 796 令 1541) ( 一 ) 当該還付金の計算の基礎とされた中間納付額に係る事業年度の所得に対する法人税で修正申告書の提出又は更正により納付すべきもの ( 中間納付額を除く ) があるときは 当該法人税に充当する ( 二 ) ( 一 ) に掲げる充当をしてもなお還付すべき金額がある場合において ( 一 ) に掲げる中間納付額で未納のものがあるときは 当該未納の中間納付額に充当する ( 三 ) ( 一 ) 及び ( 二 ) に掲げる充当をしてもなお還付すべき金額があるときは その他の未納の国税及び滞納処分費に充当する 注 1 の (3) 中間納付額の還付と所得税額の還付がある場合の充当の順序 を参照 ( 編者 )

22 第三章第二節第三款七 還付 ( 中間納付額の還付金に係る還付加算金の計算期間 ) (5) 2による還付金について還付加算金を計算する場合には その計算の基礎となる期間 通法 581 は 2により還付をすべき中間納付額の納付の日 ( その中間納付額がその納期限前に納付された場合には その納期限 ) の翌日からその還付のための支払決定をする日又はその還付金につき充当をする日 ( 同日前に充当をするのに適することとなった日がある場合には その適することとなった日 ) までの期間とする ただし その確定申告書が期限後申告書である場合には 当該申告書の提出期限の翌日からその提出された日までの日数は 当該期間に算入しない ( 法 793) ( 還付加算金の計算の細目 ) (6) 2による還付金について還付加算金の額を計算する場合には その中間申告書に係る中間納付額 ( 当該還付金をもって充当をされる部分の金額を除く ) のうち次に掲げる順序により当該還付金の額 ( 当該還付金をもって (4) の表の ( 一 ) 又は同表の ( 二 ) に掲げる充当をする場合には 当該充当をする還付金の額を控除した金額 ) に達するまで順次さかのぼって求めた各中間納付額を (5) に掲げる還付をすべき中間納付額として (5) を適用する ( 法 796 令 154 の22) ( 一 ) 当該中間納付額のうち確定の日を異にするものについては その確定の日の遅いものを先順位とする ( 二 ) 確定の日を同じくする中間納付額のうち納付の日を異にするものについては その納付の日の遅いものを先順位とする ( 決定による中間納付額の還付 ) (7) 中間申告書を提出した内国法人である普通法人のその中間申告書に係る事業年度の法人税につき決定があった場合において その決定に係る中間納付額の控除不足額があるときは 税務署長は その普通法人に対し 当該金額に相当する中間納付額を還付する ( 法 1341) ( 確定申告に係る更正による中間納付額の還付 ) (8) 中間申告書を提出した内国法人である普通法人のその中間申告書に係る事業年度の法人税につき更正があった場合において その更正により中間納付額の控除不足額が増加したときは 税務署長は その普通法人に対し その増加した部分の金額に相当する中間納付額を還付する ( 法 1342) ( 更正又は決定により還付する中間納付額に対応する延滞税の還付 ) (9) 税務署長は (7) 又は (8) による還付金の還付をする場合において これらの中間申告書に係る中間納付額について納付された延滞税があるときは その額のうち (7) 又は (8) により還付される中間納付額に対応するものとして (10) 更正又は決定による中間納付額に係る延滞税の還付金額の計算 により計算した金額を併せて還付する ( 法 1343) ( 更正又は決定による中間納付額に係る延滞税の還付金額の計算 ) (10) 更正又は決定により還付する中間納付額に対応する延滞税の額は ( 一 ) に掲げる金額から ( 二 ) に掲げる金額を控除した残額とする ( 法 1347 令 1741) 中間申告書に係る中間納付額について納付された延滞税の額の合計額 ( 当該延滞税のうちに既に (2) 又は (9) ( 一 ) により還付されるべきこととなったものがある場合には その還付されるべきこととなった延滞税の額を除く ) 当該中間納付額 ( その中間納付額に係る還付金をもって充当をされる部分の金額を除く ) のうち次に掲げる順序により当該還付の基因となる決定 ( 第二章第三節の一の1の表の2 決定 に掲げる決定をいう ) 又は更正に係る法人税の額 ((11) 更正又は決定により還付すべき中間納付額の充当の順序 において準用する(4) の表の ( 一 ) に掲げる充当をされる法人税がある場合には 当該法人税の額を加算した金額 ) に達するまで順次求 ( 二 ) めた各中間納付額につき国税に関する法律の規定により計算される延滞税の額の合計額イ当該中間納付額のうち確定の日を異にするものについては その確定の日の早いものを先順位とする ロ確定の日を同じくする中間納付額のうち納付の日を異にするものについては その納付の日の早いものを先順位とする

23 第三章第二節第三款七 還付 ( 更正又は決定により還付すべき中間納付額の充当の順序 ) (11) (4) は (7) から (9) までによる還付金 ( これに係る還付加算金を含む ) を未納の国税及び滞納処分費に充当す る場合について準用する ( 法 1347 令 1743) ( 更正又は決定による中間納付額の還付金に係る還付加算金の計算期間 ) (12) (7) 又は (8) により還付金について還付加算金を計算する場合には その計算の基礎となる期間 通法 581 は 還付すべき中間納付額の納付の日 ( その中間納付額がその納期限前に納付された場合には その納期限 ) の翌日からその還付のための支払決定をする日又はその還付金につき充当をする日 ( 同日前に充当をするのに適することとなった日がある場合には その適することとなった日 ) までの期間とする ただし 次の表の左欄に掲げる還付金については それぞれ同表の右欄に掲げる日数は 当該期間に算入しない ( 法 1344) ( 一 ) (7) による還付金 (8) による還付金 ( その基因となった更正が ( 二 ) 次のいずれにも該当しないものを除く ) その事業年度の確定申告書の提出期限の翌日から決定があった日までの日数その事業年度の確定申告書の提出期限の翌日から 次の表の左欄に掲げる場合の区分に応じ それぞれ同表の右欄に掲げる日までの日数 イその更正に係る確定申告書がその提出の日期限後申告書である場合 ロ その更正が決定に係る更正である場合 その決定があった日 ( 更正又は決定による中間納付額の還付金に係る還付加算金の額の計算 ) (13) (7) 又は (8) による還付金について還付加算金の額を計算する場合には これらに掲げる中間申告書に係る中間納付額 ( 既に (5) に掲げる還付加算金の額の計算の基礎とされた部分の金額があり 又は (7) 若しくは (8) による還付金をもって充当をされる部分の金額がある場合には これらの金額を除く 以下 (13) において同じ ) のうち次に掲げる順序により当該還付金の額 ( 当該還付金をもって (11) において準用する (4) の表の ( 一 ) 又は同表の ( 二 ) に掲げる充当をする場合には 当該充当をする還付金の額を控除した金額 ) に達するまで順次さかのぼって求めた各中間納付額を (12) に掲げる還付をすべき中間納付額として (12) を適用する ( 法 1347 令 1742) ( 一 ) 当該中間納付額のうち確定の日を異にするものについては その確定の日の遅いものを先順位とする ( 二 ) 確定の日を同じくする中間納付額のうち納付の日を異にするものについては その納付の日の遅いものを先順位とする ( 中間納付額の還付金をその事業年度の法人税の額に充当する場合の延滞税等の免除等 ) (14) 中間納付額の還付金をその額の計算の基礎とされた中間納付額に係る事業年度の所得に対する法人税で未納のものに充当する場合には その還付金の額のうちその充当する金額については 還付加算金を付さないものとし その充当される部分の法人税については 延滞税及び利子税を免除するものとする ( 法 ) ( 還付される中間納付額に係る延滞税等の額に対する還付加算金の不加算 ) (15) (2) 又は (9) による還付金については 還付加算金は 付さない ( 法 ) 3 欠損金の繰戻しによる還付 1 中小企業等以外の法人の欠損金の繰戻しによる還付の不適用 ( 適用対象法人の見直し等 ) 2 欠損金の繰戻しによる還付 は 次に掲げる法人以外の法人の平成 4 年 4 月 1 日から平成 24 年 3 月 31 日までの間に終了する各事業年度において生じた欠損金額については 適用しない ただし 清算中に終了する事業年度及び4 解散等があった場合の欠損金の繰戻しによる還付についての特例 に該当する場合の4に掲げる事業年度の欠損金額については この限りでない ( 措法 66の131 措令 39の2412)

24 第三章第二節第三款七 還付 イロハニ 第二章第一節の二 定義 の表の9に掲げる普通法人のうち 当該事業年度終了の時において資本金の額若しくは出資金の額が1 億円以下であるもの ( 当該事業年度終了の時において第一款の一の1の3 中小法人の年 800 万円以下の所得に対する軽減税率の不適用 の表のロに掲げる法人に該当するものを除く ) 又は資本若しくは出資を有しないもの ( 保険業法に規定する相互会社を除く ) 公益法人等 ( 第二章第一節の二の6に掲げる公益法人等をいう ハにおいて同じ ) 又は協同組合等 ( 同 7に掲げる協同組合等をいう ) 法人税法以外の法律によって公益法人等とみなされているもので次に掲げるもの ( イ ) 地方自治法第 260 条の2 第 7 項に規定する認可地縁団体 ( ロ ) 建物の区分所有等に関する法律第 47 条第 2 項に規定する管理組合法人及び同法第 66 条の規定により読み替えられた同項に規定する団地管理組合法人 ( ハ ) 政党交付金の交付を受ける政党等に対する法人格の付与に関する法律第 7 条の2 第 1 項に規定する法人である政党等 ( ニ ) 密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律第 133 条第 1 項に規定する防災街区整備事業組合 ( ホ ) 特定非営利活動促進法第 2 条第 2 項に規定する特定非営利活動法人 ( ヘ ) マンションの建替えの円滑化等に関する法律第 5 条第 1 項に規定するマンション建替組合人格のない社団等 注 1 線部分 (1の本文中 清算中に終了する事業年度及び の部分に限る ) は 平成 22 年度改正により追加された部分で 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日以後に解散が行われる場合に適用する ( 平 22 改法附 93) 注 2 線部分 (1の表のイに係る部分に限る ) は 平成 22 年度改正により追加された部分で 改正規定は 平成 22 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度について適用する ( 平 22 改法附 73) 注 3 外国法人に関することは省略した ( 編者 ) 2 欠損金の繰戻しによる還付内国法人の青色申告書である確定申告書を提出する事業年度において生じた欠損金額がある場合 (4 解散等があった場合の欠損金の繰戻しによる還付についての特例 に該当する場合を除く ) には その内国法人は 当該申告書の提出と同時に 納税地の所轄税務署長に対し 当該欠損金額に係る事業年度 ( 以下 欠損事業年度 という ) 開始の日前 1 年以内に開始したいずれかの事業年度の所得に対する法人税の額 ( 附帯税の額を除くものとし 第二款 税額控除 の一 所得税額の控除 から三 仮装経理に基づく過大申告の場合の更正に伴う法人税額の控除 までにより控除された金額がある場合には 当該金額を加算した金額とし 第一款の三の1 使途秘匿金の支出がある場合の課税の特例 同款の四の1 土地の譲渡等がある場合の特別税率 同四の2 優良住宅地等のための譲渡に該当しなくなった場合の追加課税 又は同款の五 短期所有に係る土地の譲渡等がある場合の特別税率 により加算された金額がある場合には 当該金額を控除した金額とする 以下同じ ) に 当該いずれかの事業年度 ( 以下 還付所得事業年度 という ) の所得の金額のうちに占める欠損事業年度の欠損金額 ( 他の還付所得事業年度の所得に対する法人税の額につき還付を受ける金額の計算の基礎とするものを除く 4 及び5において同じ ) に相当する金額の割合を乗じて計算した金額に相当する法人税の還付を請求することができる ( 法 801 措令 の4 38の5 ) 欠損金の繰戻しによる還付金額 還付所得事業年 = 度の所得に対す る法人税の額 注連結納税に関することは省略した ( 編者 ) 還付所得事業年 +度の所得税額等の控除額 還付所得事業年度の -課税土地譲渡利益金 額に対する税額等 繰戻し欠損金額 還付所得事業年度の所得の金額 ( 還付所得事業年度につき既に欠損金の繰戻しによる還付の適用を受けている場合の還付金額の計算 ) (1) 2の場合において 既に当該還付所得事業年度の所得に対する法人税の額につき2による還付の適用があったときは その額からその適用により還付された金額を控除した金額をもって当該法人税の額とみなし かつ 当該還付所得事業年度の所得の金額に相当する金額からその適用に係る欠損金額を控除した金額をもって当該還付所得事業年度の所得の金額とみなして 還付金額を計算する ( 法 802) ( 欠損金の繰戻しによる還付請求書 ) (2) 2(4 解散等があった場合の欠損金の繰戻しによる還付についての特例 において準用する場合を含む ) による還付の請求をしようとする内国法人は 次に掲げる事項を記載した還付請求書を納税地の所轄税務署長に提出しな

25 第三章第二節第三款七 還付 ければならない ( 法 805 規 36の4 9Ⅰ) ( 一 ) その内国法人の名称及び納税地 ( 二 ) 代表者 ( 人格のない社団等で代表者の定めがなく 管理人の定めがあるものについては 管理人 ) の氏名 ( 三 ) 還付所得事業年度の開始及び終了の日 ( 四 ) 欠損事業年度の青色申告書である確定申告書をその提出期限後に提出する場合において法人税の還付を請求す るときは 当該申告書をその提出期限までに提出することができなかった事情の詳細 (3 欠損金の繰戻しによる 還付の適用要件 を参照 ) ( 五 ) 4による還付の請求をする場合には 4に掲げる事実の生じた日及び当該事実の詳細 ( 六 ) 還付を受けようとする法人税の額 ( 七 ) ( 六 ) に掲げる金額の計算の基礎 ( 八 ) その他参考となるべき事項 ( 還付請求があった場合の還付の手続 ) (3) 税務署長は (2) に掲げる還付請求書の提出があった場合には その請求の基礎となった欠損金額その他必要な事項について調査し その調査したところにより その請求をした内国法人に対し その請求に係る金額を限度として法人税を還付し 又は請求の理由がない旨を書面により通知する ( 法 806) ( 還付金額の計算 ) (4) 欠損金の繰戻しによる法人税の還付請求があった場合において 当該還付請求について還付すべき金額は 当該金額の算定を行う時において確定している還付所得事業年度の所得の金額及び法人税の額並びに欠損事業年度の欠損金額 ( 当該欠損金額が請求に係る還付金額の計算の基礎として法人が還付請求書に記載した欠損金額を超える場合には その記載した金額 ) を基礎として2により計算した金額による ( 基通 ) ( 還付加算金の計算期間 ) (5) (3) による還付金について還付加算金を計算する場合には その計算の基礎となる期間 通法 581 は 還付の請求がされた日 ( 還付の請求がされた日が欠損事業年度の確定申告書の提出期限前である場合には その提出期限 ) の翌日以後 3か月を経過した日からその還付のための支払決定をする日又はその還付金につき充当をする日 ( 同日前に充当をするのに適することとなった日がある場合には その適することとなった日 ) までの期間とする ( 法 807) 3 欠損金の繰戻しによる還付の適用要件欠損金の繰戻しによる還付は その内国法人が還付所得事業年度から欠損事業年度の前事業年度までの各事業年度について連続して青色申告書である確定申告書を提出している場合であって 欠損事業年度の青色申告書である確定申告書をその提出期限までに提出した場合 ( 税務署長においてやむを得ない事情があると認める場合には 当該申告書をその提出期限後に提出した場合を含む ) に限り 適用する ( 法 803) ( 還付請求書だけが期限後に提出された場合の特例 ) 法人が欠損事業年度の確定申告書を期限内に提出し 当該申告書に記載された欠損金額に基づいて法人税の還付請求書を期限後に提出した場合において その期限後の提出が錯誤に基づくものである等期限後の提出について税務署長が真にやむを得ない理由があると認めるときは その還付請求を認めることができるものとする ( 基通 ) 4 解散等があった場合の欠損金の繰戻しによる還付についての特例 2 欠損金の繰戻しによる還付 による還付は 内国法人につき解散( 適格合併による解散を除く ) 事業の全部の譲渡 更生手続の開始その他これらに準ずる (1) 欠損金の繰戻しによる還付をする場合の解散等に準ずる事実 に掲げる事実が生じた場合において 当該事実が生じた日前 1 年以内に終了したいずれかの事業年度又は同日の属する事業年度において生じた欠損金額 ( 第一節第二十一款の一 青色申告書を提出した事業年度の欠損金の繰越し により各事業年度の所得の金額の計算上損金の額に算入されたものを除く ) があるときについて準用する この場合において 2 中 当該申告書の提出と同時に とあるのは 当該事実が生じた日以後 1 年以内に と 請求することができる とあるのは 請求することができる ただし 還付所得事業年度から欠損事業年度までの各事業年度について連続して青色申告書である確定申告書を提出している場合に限る と読み替えるものとする ( 法 804)

26 第三章第二節第三款七 還付 注 1 4 により読み替えて準用する 2 は 次のとおり ( 編者 ) 内国法人につき解散 ( 適格合併による解散を除く ) 事業の全部の譲渡 更生手続の開始その他これらに準ずる(1) に掲げる事実が生じた場合において 当該事実が生じた日前 1 年以内に終了したいずれかの事業年度又は同日の属する事業年度において生じた欠損金額 ( 第一節第二十一款の一 青色申告書を提出した事業年度の欠損金の繰越し により各事業年度の所得の金額の計算上損金の額に算入されたものを除く ) があるときには その内国法人は 当該事実が生じた日以後 1 年以内に 納税地の所轄税務署長に対し 当該欠損金額に係る事業年度 ( 以下 2と同様に 欠損事業年度 という ) 開始の日前 1 年以内に開始したいずれかの事業年度の所得に対する法人税の額に 当該いずれかの事業年度 ( 以下 2と同様に 還付所得事業年度 という ) の所得の金額のうちに占める欠損事業年度の欠損金額 ( 他の還付所得事業年度の所得に対する法人税の額につき還付を受ける金額の計算の基礎とするものを除く ) に相当する金額の割合を乗じて計算した金額に相当する法人税の還付を請求することができる ただし 還付所得事業年度から欠損事業年度までの各事業年度について連続して青色申告書である確定申告書を提出している場合に限る ( 法 8041) 注 2 線部分 ( 適格合併による解散の部分に限る ) は 平成 22 年度改正により改正された部分で 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日以後に分割が行われる場合に適用され 平成 22 年 9 月 30 日以前に分割が行われた場合の適用については 適格合併による解散 とあるのは 適格合併による解散及び第一節第二十一款の四の1の1の注の 合併類似適格分割型分割の意義 に掲げる合併類似適格分割型分割後の解散 とする ( 平 22 改法附 102) 注 3 線部分 ( 更生手続の開始の部分に限る ) は 平成 22 年度改正により改正された部分で 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日以後に適用され 平成 22 年 9 月 30 日以前の適用については 更生手続の開始 とあるのは 会社更生法又は金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規定による更生手続の開始 とする ( 平 22 改法附 1Ⅲ) ( 欠損金の繰戻しによる還付をする場合の解散等に準ずる事実 ) (1) 4 解散等があった場合の欠損金の繰戻しによる還付についての特例 に掲げる その他これらに準ずる事実 は 事業の全部の相当期間の休止又は重要部分の譲渡で これらの事実が生じたことにより4に掲げる欠損金額につき第一節第二十一款の一 青色申告書を提出した事業年度の欠損金の繰越し の適用を受けることが困難となると認められるもの及び再生手続開始の決定とする ( 令 154の3) 注 線部分は 平成 22 年度改正により改正された部分で 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日以後に適用され 平成 22 年 9 月 30 日以前の適用については 及び とあるのは 及び民事再生法の規定による とする ( 平 22 改令附 1Ⅲ) ( 更生手続の開始の意義 ) (2) 4 解散等があった場合の欠損金の繰戻しによる還付についての特例 に掲げる 更生手続の開始 とは 更生手続の開始の申立て ( 会社更生法第 234 条 更生手続の終了事由 等に規定する更生手続開始の申立てを棄却する決定があった場合のその申立てを除く ) があったことをいうものとする ( 基通 ) 4 仮装経理に基づく過大申告の場合の更正に伴う法人税額の還付の特例 ( 適用要件の見直し ) 内国法人の提出した確定申告書に記載された各事業年度の所得の金額が当該事業年度の課税標準とされるべき所得の金額を超え かつ その超える金額のうちに事実を仮装して経理したところに基づくものがある場合において 税務署長が当該事業年度の所得に対する法人税につき更正をしたとき ( 当該内国法人につき当該事業年度終了の日から当該更正の日の前日までの間に (2) の表又は (3) の表に掲げる事実が生じたとき及び当該内国法人を被合併法人とする適格合併に係る合併法人につき当該適格合併の日から当該更正の日の前日までの間に当該事実が生じたときを除く ) は 当該事業年度の所得に対する法人税の額のうち内国法人が提出した確定申告書に記載された二の1 確定申告 の表の2に掲げる金額として納付されたもののうち当該更正により減少する部分の金額でその仮装して経理した金額に係るもの ( 以下 4において 仮装経理法人税額 という ) は (1) (2) 又は (6) の適用がある場合のこれらの規定による還付金の額を除き 還付しない ( 法 1351 令 1751) 注 1 仮装経理に基づく過大申告の場合の更正の特例等に関して 上記の規定のほか 次の規定が設けられていることに留意する ( 編者 ) ( 一 ) 仮装経理に基づく過大申告の場合の更正の特例 第二章第三節の一の2 参照 ( 二 ) 仮装経理に基づく過大申告の場合の更正に伴う法人税額の控除 第三章第二節第二款の三参照 注 2 連結納税に関することは省略した ( 編者 ) ( 仮装経理法人税額を有する場合の確定法人税額の還付の特例 ) (1) 4に掲げる場合において 4の内国法人 ( 当該内国法人が4の更正の日の前日までに適格合併により解散をした場合には 当該適格合併に係る合併法人 以下 (1) において同じ ) の4の更正の日の属する事業年度開始の日前 1 年以内に開始する各事業年度の所得に対する法人税の額 ( 附帯税の額を除くものとし 第一款の三の1 使途秘匿金の支出がある場合の課税の特例 同款の四の1 土地の譲渡等がある場合の特別税率 同四の2 優良住宅地等のための譲渡に該当しなくなった場合の追加課税 又は同款の五 短期所有に係る土地の譲渡等がある場合の特別税率

27 第三章第二節第三款七 還付 により加算された金額がある場合には 当該金額を控除した金額とする ) で当該更正の日の前日において確定しているもの ( 以下 (1) において 確定法人税額 という ) があるときは 税務署長は その内国法人に対し 当該更正に係る仮装経理法人税額のうち当該確定法人税額 ( 既に (1) により還付をすべき金額の計算の基礎となったものを除く ) に達するまでの金額を還付する ( 法 1352 措令 の4 38の5 ) 注連結納税に関することは省略した ( 編者 ) ( 最終申告期限が到来した場合の仮装経理法人税額の還付の特例 ) (2) 4の適用があった内国法人 ( 当該内国法人が適格合併により解散をした場合には当該適格合併に係る合併法人とする 以下 4において 適用法人 という ) について 4の更正の日の属する事業年度開始の日 ( 当該更正が当該適格合併に係る被合併法人の各事業年度の所得に対する法人税について当該適格合併の日前にされたものである場合には 当該被合併法人の当該更正の日の属する事業年度開始の日 ) から5 年を経過する日の属する事業年度の二の1 確定申告 による申告書の提出期限 ( 当該更正の日から当該 5 年を経過する日の属する事業年度終了の日までの間に当該適用法人につき次の表の左欄に掲げる事実が生じたときは 同表の右欄に掲げる提出期限 以下 (2) 及び (7) において 最終申告期限 という ) が到来した場合 ( 当該最終申告期限までに当該最終申告期限に係る申告書の提出がなかった場合にあっては 当該申告書に係る期限後申告書の提出又は当該申告書に係る事業年度の法人税についての決定があった場合 ) には 税務署長は 当該適用法人に対し 当該更正に係る仮装経理法人税額 ( 既に (1) (2) 又は (6) により還付すべきこととなった金額及び第二款の三 仮装経理に基づく過大申告の場合の更正に伴う法人税額の控除 により控除された金額を除く ) を還付する ( 法 1353) ( 一 ) 残余財産が確定したこと その残余財産の確定の日の属する事業年度の二の1 確定申告 に掲げる申告書の提出期限 ( 二 ) ( 三 ) ( 四 ) 合併による解散 ( 適格合併による解散を除く ) をしたこと破産手続開始の決定による解散をしたこと普通法人又は協同組合等が公益法人等に該当することとなったこと その合併の日の前日の属する事業年度の二の1に掲げる申告書の提出期限その破産手続開始の日の属する事業年度の二の1に掲げる申告書の提出期限その該当することとなった日の前日の属する事業年度の二の1に掲げる申告書の提出期限 注 1 上表は 平成 22 年度改正により改正されており 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日以後に解散 ( 合併による解散及び破産手続開始の決定による解散を除く ) 若しくは破産手続開始の決定が行われる場合又は同日以後に解散する法人の残余財産が確定する場合について適用され 平成 22 年 9 月 30 日以前に解散が行われた場合の適用については 次による ( 平 22 改法附 102 法旧 134の23) 解散 ( 適格合併による解散を除く ) をしたこと その解散の日 ( 合併による解散の場合には その合併の日の前日 ) の属する事業年度の二の1 確定申告 に掲げる申告書の提出期限 注 2 連結納税に関することは省略した ( 編者 ) ( 会社更生法による更生手続開始決定があった場合等の仮装経理法人税額の還付の特例 ) (3) 適用法人につき次に掲げる事実が生じた場合には 当該適用法人は 当該事実が生じた日以後 1 年以内に 納税地の所轄税務署長に対し その適用に係る仮装経理法人税額 ( 既に (1) (2) 又は (6) により還付されるべきこととなった金額及び第二款の三 仮装経理に基づく過大申告の場合の更正に伴う法人税額の控除 により控除された金額を除く (5) 及び (6) において同じ ) の還付を請求することができる ( 法 1354 令 1752 規 60の21) ( 一 ) 更生手続開始の決定があったこと ( 二 ) 再生手続開始の決定があったこと ( 一 ) 又は ( 二 ) に掲げる事実に準ずる事実として次に掲げる事実 ( 三 ) イ ロ ハ 特別清算開始の決定があったこと 第一節第九款の一の3 民事再生等による特定の事実が生じた場合の資産の評価益の益金算入 の表の 2に掲げる事実法令の規定による整理手続によらない負債の整理に関する計画の決定又は契約の締結で 第三者が関与する協議によるものとして次に掲げるものがあったこと ( ロに掲げるものを除く )

28 第三章第二節第三款七 還付 ( イ ) 債権者集会の協議決定で合理的な基準により債務者の負債整理を定めているもの ( ロ ) 行政機関 金融機関その他第三者のあっせんによる当事者間の協議による ( イ ) に準ずる内容の契 約の締結 注 1 上表の ( 一 ) 及び ( 二 ) は 平成 22 年度改正により改正された部分で 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日適用され 平成 22 年 9 月 30 日以前の適用については 次による ( 平 22 改法附 1Ⅲ) ( 一 ) 会社更生法又は金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規定による更生手続開始の決定があったこと ( 二 ) 民事再生法の規定による再生手続開始の決定があったこと 注 2 上表の ( 三 ) のイは 平成 22 年度改正により追加された部分で 改正規定は 平成 22 年 10 月 1 日以後に解散する法人について生ずる同イに掲げる事実について適用される ( 平 22 改令附 27) 注 3 連結納税に関することは省略した ( 編者 ) ( 反射的更正があった場合の仮装経理法人税額の還付の特例 ) (4) 内国法人につきその各事業年度の所得の金額を減少させる更正で当該内国法人の当該各事業年度開始の日前に終了した事業年度の所得に対する法人税についてされた更正 ( 当該内国法人を合併法人とする適格合併に係る被合併法人の当該適格合併の日前に終了した事業年度の所得に対する法人税についてされた更正を含む 以下 (4) において 原更正 という ) に伴うもの ( 以下 (4) にといて 反射的更正 という ) があった場合において 当該反射的更正により減少する部分の所得の金額のうちに当該原更正に係る事業年度においてその事実を仮装して経理した金額に係るものがあるときは 当該金額は 当該各事業年度において当該内国法人が仮装して経理したところに基づく金額とみなして 1 (1) (2) 又は (3) を適用する ( 法 1355) 注連結納税に関することは省略した ( 編者 ) ( 会社更生法による更生手続開始決定があった場合等の仮装経理法人税額の還付請求書 ) (5) (3) に掲げる還付の請求をしようとする適用法人は 次に掲げる事項を記載した還付請求書を納税地の所轄税務署長に提出しなければならない ( 法 1356 規 60の22 9Ⅰ) ( 一 ) 請求をする内国法人の名称及び納税地 ( 二 ) 代表者 ( 人格のない社団等で代表者の定めがなく 管理人の定めがあるものについては 管理人 ) の氏名 ( 三 ) 還付を受けようとする仮装経理法人税額 ( 四 ) ( 三 ) に掲げる金額の計算の基礎 ( 五 ) (3) に掲げる事実の生じた日及び当該事実の詳細 ( 六 ) その他参考となるべき事項注連結納税に関することは省略した ( 編者 ) ( 還付請求があった場合の還付の手続 ) (6) 税務署長は (5) の還付請求書の提出があった場合には その請求に係る事実その他必要な事項について調査し その調査したところにより その請求をした適用法人に対し 仮装経理法人税額を還付し 又は請求の理由がない旨を書面により通知する ( 法 1357) ( 還付加算金の計算 ) (7) (1) (2) 又は (6) に掲げる還付金について還付加算金を計算する場合には その計算の基礎となる期間 通法 581 は 4の更正の日の翌日以後 1か月を経過した日 ((2) に掲げる還付金にあっては (2) の最終申告期限 (2) の期限後申告書の提出があった場合にはその提出日とし (2) の決定があった場合にはその決定の日とする の翌日とし (6) に掲げる還付金にあっては (3) に掲げる還付の請求がされた日の翌日以後 3か月を経過した日とする ) からその還付のための支払決定をする日又はその還付金につき充当をする日 ( 同日前に充当をするのに適することとなった日がある場合には その適することとなった日 ) までの期間とする ( 法 1358) ( 更正による中間納付額及び更正により還付する中間納付額に対応する延滞税の還付 ) (8) 4の場合において 4の更正により二の1 確定申告 の表の5に掲げる金額が増加したときは その増加した

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