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1 年金生活者支援給付金の支給における 情報交換媒体作成仕様書 ( 国保連合会 - 市町村間 ) 平成 29 年 12 月

2 変更歴 変更番号発行年月日枚数作成審査承認審査承認 厚生労働省年金局 暫定版 H 枚事業管理課 厚生労働省年金局 第 1 版 H 枚事業管理課 枚数には表紙 変更歴 変更書及び目次を含む シート番号 /

3 目次 第 1 基本的事項 目的 規定にあたっての基本的な考え方 用語の定義 本仕様書の原本管理 1 第 2 具体的事項 磁気媒体 伝送関係 磁気媒体別ファイルの種類 規定事項 3 (1) ハード仕様 3 (2) ソフト仕様 レコード規定事項 ( 集信用 ) 21 (1) 市町村回付情報 ( 給付金 ) レコード規定事項 ( 配信用 ) 22 (1) 市町村回付情報 ( 給付金 ) コード関係 コードの種類 コード仕様 24 第 3 個別事項 通知毎の設定項目 市町村回付情報の設定項目 ( 年次 ) 通知毎の仕様 ( 給付金 ) 所得情報等提供依頼データファイル仕様 所得情報等提供データファイル仕様 35 第 4 留意事項 項目設定共通事項 住所 欄 氏名 欄 年月日 欄 金額 欄 各種項目 欄 所得情報設定表示 1~3 欄 前年所得合計額 1 欄 扶養親族等の数の 6 項目 欄 エラーの取り扱いについて エラーチェック内容 データ交換の流れ 媒体作成 伝送使用上の留意事項 63 第 5 文字コード規定 文字コードについて 文字コード規定 64 ⅰ 頁

4 第 1 基本的事項 1.1 目的 この仕様書は 年金生活者支援給付金の支給における 国保連合会と市町村間で行う情報交換 に使用する磁気媒体 伝送の作成仕様を規定するものです 1.2 規定にあたっての基本的な考え方規定については 日本工業規格 (JIS) に基づいて作成しました 具体的には JIS X 0601( 情報交換用磁気テープのラベルとファイル構成 ) に準じた仕様としています また 使用する文字コードにおいても JISコードとしました 1.3 用語の定義 (1) 市町村回付情報 : 年金生活者支援給付金の支給において 市町村と厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) との間で情報交換を行うファイルの総称 ( 本仕様書においては国保連合会 - 市町村間の回付情報 ) (2) 集信 : 市町村から厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) へ情報を回付すること ( 本仕様書においては市町村から国保連合会への情報回付 ) (3) 配信 : 厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) から市町村へ情報を回付すること ( 本仕様書においては国保連合会から市町村への情報回付 ) (4) 給付金 : 年金生活者支援給付金の略称 1.4 本仕様書の原本管理 本仕様書の原本は 厚生労働省年金局 事業管理課において管理します 1

5 第 2 具体的事項 2.1 磁気媒体 伝送関係 磁気媒体別ファイルの種類本仕様書で規定する磁気媒体別ファイルの種類は 表 の通りです 表 磁気媒体別ファイルの種類 項番媒体ファイル作成元収録概要 1 所得情報等提供依頼 所得情報等提供依頼データ厚生労働大臣 所得情報等提供依頼データデータ ( 年次 ) ファイル ( 日本年金機構 ) 2 所得情報等提供 所得情報等提供データ市町村 所得情報等提供データデータ ( 年次 ) ファイル 2

6 2.1.2 規定事項 (1) ハード仕様 交換情報を収載するハード仕様の項目とその内容は 表 ~5 の通りです 表 FD のハード仕様 項番項目内容備考 1 記録媒体 3.5 インチ 2 フォーマット形式 1.44 メガバイトの MS-DOS フォーマット 表 MO のハード仕様 項番項目内容備考 1 記録媒体 230M 640M 2 フォーマット形式 MS-DOS フォーマット SuperFloppy 形式 表 CD のハード仕様 項番項目内容備考 1 記録媒体 CD-R( ディスクアットワンス ) 2 フォーマット形式 CDFS 表 DVD のハード仕様 項番項目内容備考 1 記録媒体 DVD-R( ディスクアットワンス ) 2 フォーマット形式 DVD-R UDF1.02 表 伝送仕様 項番項目内容備考 1 使用回線サービス ISDN( デジタル回線 ) 2 通信プロトコル TCP/IP 3

7 (2) ソフト仕様 ア ) 交換情報のソフト仕様 ソフト仕様の項目とその内容は 表 の通りです 表 交換情報のソフト仕様 項番項目内容備考 1 データ属性 1 バイト文字又は 2 バイト文字 2 内部コード 1 バイト文字 JISX (JIS8 単位コード ) 2 バイト文字 ( 全角文字 ) JISX (JIS83 年度版による第一水準 第二水準 JIS 規定外文字は 1 全角の? に変換 ) 制御キャラクタコード ( 漢字シフトコードは 16 進 1B2442 を使用し JISX カナシフトコードは 16 進 1B284A を使用 ) 3 ファイル形式シングルファイル / シングルボリューム マルチファイル / シングルボリューム マルチファイル / マルチボリューム シングルファイル / マルチボリューム (1ファイルを複数媒体に分割して収録 ) は不可とする 4 ファイル名英字で始まる半角英数字 8 桁に拡張子.DTA 表 を付加したもの システムファイルを収録しないこと 参照 5 データ形式 ヘッダレコードデータレコードトレイラレコードより構成する 4

8 表 ファイル名 項番 名称 ファイル名 1 所得情報等提供依頼データ Z41xxxxx.DTA 2 所得情報等提供データ Z42xxxxx.DTA xxxxx について 1. 次の場合 xxxxx は から始まる数字 5 桁の通番が自動的に採番される 国保連合会から市町村へ受渡す交換情報の場合( 磁気媒体 伝送 ) 2. 次の場合は xxxxx は任意で付与する 市町村から国保連合会へ受渡す交換情報の場合( 磁気媒体 伝送 ) 5

9 イ ) ソフト仕様の補足説明 交換情報のソフト仕様に関する補足説明は 以下の通りです 1 データ属性 (1 バイト文字又は 2 バイト文字 ) データの各 1 文字を 1 バイト (8 ビット ) で表す形式の文字を 1 バイト文字 データの各 1 文字を 2 バイト (16 ビット ) で表す形式の文字を 2 バイト文字と いいます 2 内部コード (JIS8 単位コード及び JIS 第 1 水準 第 2 水準 ) 電子計算組織内の処理において 文字等を表わすために用いる符号です ( 第 5 文字コード規定参照 ) 6

10 3 ファイル形式 磁気媒体のファイル形式は 表 の通りです 表 ファイル形式 項番 ファイル形式 データの収録形態 磁気媒体の形態 1 2 シングルボリューム 1 媒体 1 通知収録 所得ファイル A 通知 1 媒体 1 通知収録想定していない シングルボリューム 1 媒体複数通知収録同上 3 複数媒体 1 通知収録 同上 シングルファイル マルチファイル マルチファイル マルチボリューム 複数媒体複数通知収録 同上 1 情報 =1 ファイルとして下さい ファイルは分割せず 1 媒体に格納して下さい レコードが 0 件の場合でも 管理レコード ファイル管理レコードを付与したファイルを格納して下さい 7

11 磁気媒体内のファイルフォーマットは 図 の通りです 図 ファイルフォーマット ( シングルボリューム ) 所得 管理レコート ファイル管理レコート ヘッタ レコート テ ータレコート テ ータレコート 実テ ータ部 トレイラレコート ヘッタ レコート テ ータレコート テ ータレコート トレイラレコート 8

12 4-a データ形式 ( 磁気媒体 ) (ⅰ) 管理レコードファイルの先頭に位置し 媒体を一意に識別するための情報が記録されるレコードです 詳細は 表 及び図 を参照 (ⅱ) ファイル管理レコードファイルのレコード数が記録されるレコードです 詳細は 表 及び図 を参照 (ⅲ) 実データ部ヘッダレコード データレコード トレイラレコードより構成します ヘッダレコードとは 各通知毎 年金保険者別に収録するデータのまとまりの先頭を意味し 媒体コード等を収録します データレコードとは 各通知毎 年金保険者別に収録する年金受給者別の情報であり 個人特定用の情報 所得情報等を収録します トレイラレコードとは 各通知毎 年金保険者別に収録するデータのまとまりの最終を意味し 合計件数等を収録します 詳細は3.2.1~5を参照 9

13 表 : 管理レコード ( 給付金 ) 項番項目名桁数文字種別属性説明備考 1 提出元 I D 府県コード 2 数字 C 総務省で定められた地方公共団体括弧内の記述 市町村コード 3 数字 C コードが設定される ( を設定は市町村にて する ) スペース 1 - C スペースが設定される ( を設定 する ) 2 媒体通番 3 数字 C 媒体 伝送の提出単位で通番を 001 からの 3 桁の通番で払 い出し 設定される ( 設定 する ) ( ゼロサプレス不可 ) 年次分の媒体を合わせた通し番 号の管理は各市町村にて行うこ と 同一通番が異なる媒体に続けて 付与された場合は受付できない 3 作成年月日 8 数字 C 国保連合会から市町村へ回付する 情報においては 国保中央会にて 市町村別情報を作成した年月日が 設定される 市町村から国保連合会へ回付する 情報においては 市町村にて情報 を作成した年月日を設定するこ と 形式 :yyyymmdd( 西暦年月日 ) ( ゼロサプレス不可 ) 4 予備 31 英数字 C スペースが設定される ( を設定 する ) 設定する内容 ( 以降 同 様 ) 10

14 図 ファイル名 ファイル編成順編成ブロック長 - 記録媒体 FD/MO/CD/DVD ラベル形式 - レコード長 48 ハ イト ファイル ID レコード形式固定長非ブロック化データ長 48 ハ イト 管理レコード 1 市町村回付情報 シングル / マルチファイル ボリュームの別 シングルファイル / シングルボリュームマルチファイル / シングルボリュームマルチファイル / マルチボリューム 項府市ス媒作県町ペ体成目コ村ー通年ーコス番月名ドー日 予 備 ド 文字数字数字数字数字英数字 種別桁数 属性 C C C C C ハ イト数 項 目 名 文字 種別桁数属性ハ イト数 項 目 名 文字 種別桁数属性ハ イト数 11

15 表 : ファイル管理レコード ( 給付金 ) 項番 項目名 桁数 文字種別 属性 説 明 備 考 1 ファイル格納件数 6 数字 C 当該ファイルへの収録レコード数が設定される ( を設定すること ) 2 予備 42 - C スペースが設定される ( を設定する こと ) 12

16 図 ファイル名 ファイル編成順編成ブロック長 - 記録媒体 FD/MO/CD/DVD ラベル形式 - レコード長 48 ハ イト ファイル ID レコード形式固定長非ブロック化データ長 48 ハ イト ファイル管理レコード 1 市町村回付情報 シングル / マルチファイル ボリュームの別 シングルファイル / シングルボリュームマルチファイル / シングルボリュームマルチファイル / マルチボリューム 項 ファイル 格 目 納 予 備 件 名 数 文字 数字 種別桁数 6 42 属性 C C ハ イト数 項 目 名 文字 種別桁数属性ハ イト数 項 目 名 文字 種別桁数属性ハ イト数 13

17 4-b データ形式 ( 伝送 ) データレコードのデータ部以外はCSV 形式で作成されます データレコードのデータ部は 次頁記載のとおり JIS 固定長データ ( 管理レコード ファイル管理レコード ヘッダレコード データレコード トレイラレコードで構成 ) となります 市町村から国保連合会へ受け渡す市町村回付情報を送信する際には コントロ-ルレコード データレコードのデータ部以外及びエンドレコードは 国保連合会より配布される伝送ソフトにて自動で付与されます 国保連合会から市町村へ受け渡す交換情報を伝送ソフトで受信し保存する際には コントロールレコード データレコードのデータ部以外 エンドレコードは 伝送ソフトにて自動で削除されます (ⅰ) コントロールレコードファイルの先頭に設定し 伝送での市町村回付情報の識別 レコード件数 送付元等の制御情報を収録します 詳細は 表 ~13を参照 (ⅱ) データレコードファイルの第二レコード以降に設定し 伝送での市町村回付情報のデータ部であることを表します 磁気媒体仕様の管理レコード ファイル管理レコード 実データ部 ( ヘッダ データ トレイラレコード ) で構成されます 詳細は 表 を参照 (ⅲ) エンドレコードファイルの最終レコードとして設定し 伝送での市町村回付情報の終端を表します 詳細は 表 を参照 ( データ設定例 ) シングルファイルボリュームで データレコード件数 =123 データ種別 =999 保険者番号 = 処理対象年月 ( 注 1)=2015 年 4 月 ファイル管理番号 =1の場合のデータ設定例を示す コントロールレコード設定例 データレコード設定例 ( 注 2) 1 5 エンドレコード設定例 14

18 注 1: 処理対象年月について 以下にコントロールレコードの処理対象年月の設定内容について記載する 1 市町村から国保連合会へ受け渡す市町村回付情報の場合国保連合会で電算処理を実行する年月を設定する 例 : 2015 年 4 月 10 日 ~2015 年 6 月 12 日対象者判定分について6 月に国保連合会で電算処理を実行するための情報を国保連合会に提出する場合は を設定する 2 国保連合会から市町村へ受け渡す交換情報の場合国保連合会で市町村への送信処理を実行した年月が設定される 例 : 2015 年 2 月 1 日 ~2015 年 3 月 31 日対象者抽出分について4 月に市町村への送信処理が実行される場合は が設定される 注 2: データレコードについて データレコードには 当該情報交換媒体作成仕様の規定に従い 管理レコード ファイル 管理レコード 実データ部の内容を設定する xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ~ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 年金保険者にて定める形式の実データ (JIS コード固定長データ (500 バイト )) データレコード 1,1,0,nnnnnnnnn,xxx,0,nnnnnn,0,0,1,yyyymm,, 2,2, 2,3, 2,4, ~ 2,n, 3,m, xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ~ xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx コントロールレコード JIS コード固定長データ (500 バイト ) エンドレコード 注 3:0 件ファイルの作成について レコードが 0 件の場合でも 管理レコード ファイル管理レコードを付与したファイルを 作成し 国保連合会あて回付すること 15

19 表 : コントロールレコード ( 伝送 ) 項番 項目名 桁数 文字種別 属性 説 明 備考 1 レコード種別 1 数字 C コントロールレコードを示す 1 を設定 2 レコード番号 ( 連番 ) 9 数字 C ファイル内の先頭レコードからの連番 (1から始まる通番) を設定 3 ボリューム通番 3 数字 C 0 を設定 4 レコード件数 9 数字 C データレコードの件数を設定 ( コントロールレコード及びエンドレコードの件数は加算しない ) 5 データ種別 3 英数字 C 表 データ種別一覧 参照 6 福祉事務所特定番号 2 数字 C 0 を設定 7 保険者番号 6 英数字 C 伝送を行う市町村の保険者番号を 表 設定する 参照 8 事業所番号 10 数字 C 0 を設定 9 都道府県番号 2 数字 C 0 を設定 10 媒体区分 1 英数字 C 1 ( 伝送 ) を設定 表 参照 11 処理対象年月 6 数字 C データの処理対象年月を設定する 4-b 注 1 参照 12 ファイル管理番号 6 数字 C 0 を設定 13 ブランク 2 英数字 C 改行 (16 進コート 0x0D0A) を設定 表 コード一覧 ( 伝送 ) 項番 名称 属性 桁数 1 媒体区分コード 数字 1 2 保険者番号数字 6 1: 伝送 内容 単独市町村として伝送を行う場合市町村コード + 0 の6 桁の番号 介護保険広域連合( 一部事務組合含む ) として伝送を行う場合介護保険広域連合 ( 一部事務組合 ) の保険者番号の上 5 桁 + 0 の6 桁の番号 16

20 表 データ種別一覧 ( 伝送 ) 項番 名称 データ種別 1 介護特別徴収対象者情報 Z11 特別徴収対象者情報 ( 年次 ) 2 介護特別徴収依頼情報 Z12 特別徴収依頼通知 ( 年次 ) 3 介護特別徴収依頼処理結果情報 Z13 特別徴収依頼処理結果通知 ( 年次 ) 4 介護特別徴収結果情報 Z14 特別徴収結果通知 ( 定期 ) 5 介護特別徴収各種異動情報 Z1A 特別徴収追加依頼通知 ( 月次 ) 6 国保特別徴収対象者情報 Z21 特別徴収対象者情報 ( 年次 ) 7 国保特別徴収依頼情報 Z22 特別徴収依頼通知 ( 年次 ) 8 国保特別徴収依頼処理結果情報 Z23 特別徴収依頼処理結果通知 ( 年次 ) 9 国保特別徴収結果情報 Z24 特別徴収結果通知 ( 定期 ) 10 国保特別徴収各種異動情報 Z2A 特別徴収追加依頼通知 ( 月次 ) 11 後期高齢特別徴収対象者情報 Z31 特別徴収対象者情報 ( 年次 ) 12 後期高齢特別徴収依頼情報 Z32 特別徴収依頼通知 ( 年次 ) 13 後期高齢特別徴収依頼処理結果情報 Z33 特別徴収依頼処理結果通知 ( 年次 ) 14 後期高齢特別徴収結果情報 Z34 特別徴収結果通知 ( 定期 ) 内容 特別徴収追加候補者情報 ( 月次 ) 特別徴収追加依頼処理結果通知 ( 月次 ) 資格喪失等処理結果通知 ( 月次 ) 仮徴収額変更処理結果通知 ( 月次 ) 住所地特例該当者処理結果通知 ( 月次 ) 資格喪失等の通知 ( 月次 ) 仮徴収額変更通知 ( 月次 ) 住所地特例該当者通知 ( 月次 ) 特別徴収追加候補者情報 ( 月次 ) 特別徴収追加依頼処理結果通知 ( 月次 ) 資格喪失等処理結果通知 ( 月次 ) 仮徴収額変更処理結果通知 ( 月次 ) 住所地特例該当者処理結果通知 ( 月次 ) 資格喪失等の通知 ( 月次 ) 仮徴収額変更通知 ( 月次 ) 住所地特例該当者通知 ( 月次 ) 特別徴収追加候補者情報 ( 月次 ) 特別徴収追加依頼処理結果通知 ( 月次 ) 資格喪失等処理結果通知 ( 月次 ) 仮徴収額変更処理結果通知 ( 月次 ) 住所地特例該当者処理結果通知 ( 月次 ) 15 後期高齢特別徴収各種異動情報 Z3A 特別徴収追加依頼通知 ( 月次 ) 資格喪失等の通知 ( 月次 ) 仮徴収額変更通知 ( 月次 ) 住所地特例該当者通知 ( 月次 ) 17

21 表 : データ種別一覧 ( 伝送 ) 項番 名称 データ種別 16 所得情報等提供依頼データ Z41 所得情報等提供依頼データ ( 年次 ) 17 所得情報等提供データ Z42 所得情報等提供データ ( 年次 ) 内容 18

22 表 : データレコード ( 伝送 ) 項番 項目名 桁数 文字種別 属性 説 明 備 考 1 レコード種別 1 数字 C データレコードを示す 2 を設定 2 レコード番号 ( 連番 ) 9 数字 C ファイル内の先頭レコードからの連番 (1から始まる通番) を設定 3 データ 市町村回付情報ごとにデータを設定 4-b 注 2 参照 4 ブランク 2 英数字 C 改行 (16 進コート 0x0D0A) を設定 19

23 表 : エンドレコード ( 伝送 ) 項番 項目名 桁数 文字種別 属性 説 明 備 考 1 レコード種別 1 数字 C エンドレコードを示す 3 を設定 2 レコード番号 ( 連番 ) 9 数字 C ファイル内の先頭レコードからの連番 (1から始まる通番) を設定 3 ブランク 2 英数字 C 改行 (16 進コート 0x0D0A) を設定 20

24 2.1.3 レコード規定事項 ( 集信用 ) (1) 市町村回付情報 ( 給付金 ) 集信 ( 市町村 国保連合会への情報回付 ) 用のデータ形式は以下の通りです ア ) 通知内容コード =71: 所得情報等提供データ ヘッダレコードとは 各通知毎 年金保険者別に収録するデータのまとまりの先頭を意味し 媒体コード等を収録します データレコードとは 各通知毎 年金保険者別に収録する年金受給者別の情報であり 個人特定用の情報 所得情報等を収録します トレイラレコードとは 各通知毎 年金保険者別に収録するデータのまとまりの最終を意味し 合計件数等を収録します 21

25 2.1.4 レコード規定事項 ( 配信用 ) (1) 市町村回付情報 ( 給付金 ) 配信 ( 国保連合会 市町村への情報回付 ) 用のデータ形式は以下の通りです ア ) 通知内容コード =70: 所得情報等提供依頼データ ヘッダレコードとは 各通知毎 年金保険者別に収録するデータのまとまりの先頭を意味し 媒体コード等を収録します データレコードとは 各通知毎 年金保険者別に収録する年金受給者別の情報であり 個人特定用の情報 所得情報等を収録します トレイラレコードとは 各通知毎 年金保険者別に収録するデータのまとまりの最終を意味し 合計件数等を収録します 22

26 2.2 コード関係 コードの種類 項番コード名称内容 1 レコード区分ヘッダ データ トレイラを区別するもの 2 市町村コード市町村名をコード化したもの 3 年金保険者コード年金保険者をコード化したもの 4 通知内容コード回付情報の通知内容を区分するもの 5 媒体コード回付する情報の媒体をコード化したもの 6 性別コード性別をコード化したもの 7 事務区分回付情報に係る事務を区分するコード 8 制度コード制度をコード化したもの 9 所得情報設定表示 1 10 所得情報設定表示 2 11 所得情報設定表示 3 12 世帯課税区分 老齢の事務に係る所得情報等 について 市町村側での把握状況と設定状況を区分するコード 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 について 市町村側での把握状況と設定状況を区分するコード 16 歳以上 19 歳未満扶養親族人数 について 市町村側での把握状況と設定状況を区分するコード前年の所得に基づく当該年度の住民税の世帯課税を区分するコード 13 障害者控除該当表示本人が障害者控除に該当するか否かの表示 14 特別障害者控除該当表示本人が特別障害者控除に該当するか否かの表示 15 寡婦 ( 夫 ) 控除該当表示本人が寡婦 ( 夫 ) 控除に該当するか否かの表示 16 寡婦控除特例該当表示本人が寡婦控除の特例に該当するか否かの表示 17 勤労学生控除該当表示本人が勤労学生控除に該当するか否かの表示 23

27 2.2.2 コード仕様 項番 コード名称 コード 内 容 1 ヘッダレコード 1 レコード区分 2 データレコード 3 トレイラレコード 2 市町村コード 総務省で定められた地方公共団体コード参照 501 国家公務員共済組合連合会 594 地方職員共済組合 595 地方職員共済組合団体共済部 596 東京都職員共済組合 597 札幌市職員共済組合 598 川崎市職員共済組合 599 横浜市職員共済組合 600 名古屋市職員共済組合 601 京都市職員共済組合 602 大阪市職員共済組合 603 神戸市職員共済組合 604 広島市職員共済組合 605 北九州市職員共済組合 606 福岡市職員共済組合 607 北海道市町村職員共済組合 608 青森県市町村職員共済組合 609 岩手県市町村職員共済組合 610 宮城県市町村職員共済組合 611 秋田県市町村職員共済組合 612 山形県市町村職員共済組合 613 福島県市町村職員共済組合 614 茨城県市町村職員共済組合 615 栃木県市町村職員共済組合 616 群馬県市町村職員共済組合 617 埼玉県市町村職員共済組合 618 千葉県市町村職員共済組合 619 東京都市町村職員共済組合 620 神奈川県市町村職員共済組合 621 山梨県市町村職員共済組合 622 新潟県市町村職員共済組合 623 富山県市町村職員共済組合 624 石川県市町村職員共済組合 625 福井県市町村職員共済組合 626 長野県市町村職員共済組合 3 年金保険者コード 627 岐阜県市町村職員共済組合 628 静岡県市町村職員共済組合 24

28 項番コード名称コード内容 4 5 通知内容コード 媒体コード 629 愛知県市町村職員共済組合 630 三重県市町村職員共済組合 631 滋賀県市町村職員共済組合 632 京都府市町村職員共済組合 633 大阪府市町村職員共済組合 634 兵庫県市町村職員共済組合 635 奈良県市町村職員共済組合 636 和歌山県市町村職員共済組合 637 鳥取県市町村職員共済組合 638 島根県市町村職員共済組合 639 岡山県市町村職員共済組合 640 広島県市町村職員共済組合 641 山口県市町村職員共済組合 642 徳島県市町村職員共済組合 643 香川県市町村職員共済組合 644 愛媛県市町村職員共済組合 645 高知県市町村職員共済組合 646 福岡県市町村職員共済組合 647 佐賀県市町村職員共済組合 648 長崎県市町村職員共済組合 649 熊本県市町村職員共済組合 650 大分県市町村職員共済組合 651 宮崎県市町村職員共済組合 652 鹿児島県市町村職員共済組合 653 沖縄県市町村職員共済組合 654 北海道都市職員共済組合 655 仙台市職員共済組合 667 愛知県都市職員共済組合 700 全国市町村職員共済組合連合会 684 公立学校共済組合 685 警察共済組合 686 日本私立学校振興 共済事業団 999 厚生労働大臣 70 所得情報等提供依頼データ 71 所得情報等提供データ 1 オープンMT(OMT) 2 フロッピーディスク (FD) 3 紙 4 カートリッジMT(CMT) 5 光磁気ディスク (MO) 6 回線 7 CD-R 25

29 項番コード名称コード内容 8 DVD-R 1 男性 6 性別コード 2 女性 10 老齢 7 事務区分 20 障害 30 遺族 8 制度コード 4 年金生活者支援給付金 1 未設定 2 設定済 把握している 9 所得情報設定表示 1 3 設定済 把握していない 4 設定済 該当者なし 5 設定済 未申告者あり 1 未設定 2 設定済 把握している 10 所得情報設定表示 2 3 設定済 把握していない 4 設定済 該当者なし 5 設定済 未申告者あり 1 未設定 11 所得情報設定表示 3 2 設定済 把握している 3 設定済 把握していない 1 世帯課税 12 世帯課税区分 2 世帯非課税 0 該当しない ( 初期値 ) 13 障害者控除該当表示 1 該当する 0 該当しない ( 初期値 ) 14 特別障害者控除該当表示 1 該当する 0 該当しない ( 初期値 ) 15 寡婦 ( 夫 ) 控除該当表示 1 該当する 0 該当しない ( 初期値 ) 16 寡婦控除特例該当表示 1 該当する 0 該当しない ( 初期値 ) 17 勤労学生控除該当表示 1 該当する 26

30 第 3 個別事項 3.1 通知毎の設定項目 市町村回付情報の設定項目 ( 年次 ) 表 市町村回付情報の設定項目 ( 年次 給付金 ) ヘッダデータトレイラ設定項目通知内容カナシフトコード漢字 ( 注 3 ) シフトコード郵便番号カナシフトコード漢字 ( 注 3 ) シフトコード (70) (70) (70) (71) (71) (71) ( 注 1) : 厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) 市町村への回付情報 : 市町村 厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) への回付情報 ( 注 2) 必須設定項目 任意設定項目 - 初期値 (70): 所得情報等提供依頼データ の項目内容を消去 変更することなく作成する ( 注 3) (70): 所得情報等提供依頼データ では 厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) において漢字項目を収録済の者はその内容を設定し 未収録者はスペースを設定する 作成年月日 所得証明年月日 - 制度コード 老齢の事務に係る所得情報等所得情報設定表示 1 - 所得情報設定表示 2 所得情報設定表示 3 項番市町村コード事務区分所得証明対象年 媒体コード 障害又は遺族の事務に係る所得情報等レコード区分市町村コード通知内容コード所得証明対象年レコード区分性別氏名住所制度コード作成年月日合計件数 2 71 : 所得情報等提供データ 通知内容コード作成年月日基礎年金番号市町村コード通知内容コード制度コード 1 70 : 所得情報等提供依頼データ - 生年月日年金保険者コード 年金保険者コード 年金保険者コード レコード区分 27

31 3.2.1 所得情報等提供依頼データファイル仕様 (1) レコードの種類 所得情報等提供依頼データファイルに収録するレコードの種類は 表 のとおりです 表 レコードの種類 項番項目内容 1 ( 通知内容コード ) 所得情報等提供依頼データ (70) 毎年 4/1 を基準日とし 年金生活者支援給付金の支給対象となりうる年金受給者 ( 候補者 ) について 給付金の支給判定及び支給額決定に必要となる所得情報等の提供を市町村に依頼すべく 当該者の情報を収録したレコードである (2) レコードの収録項目 所得情報等提供依頼データレコードの収録項目は 以下のとおりです 表 ~4 28

32 表 : ヘッダレコード ( 給付金 ) 項番項目名桁数文字種別属性説明備考 1 レコード区分 1 数字 C 1 が設定される 2 市府県コード 2 数字 C 総務省で定められた地方公共団体町コードが設定される ド村コ市町村コード 3 数字 C ー 3 年金保険者コード 3 数字 C 当該年金保険者のコードが設定さコード表参照 れる 4 通知内容コード 2 数字 C 70 が設定される 5 媒体コード 1 数字 C 全桁 0 が設定される 6 制度コード 1 数字 C 制度コードが設定される コード表参照 7 8 作成年月日 西暦年 4 数字 C レコード作成処理日が設定される 留意事項 月 2 数字 C 年月日 日 2 数字 C 欄参照 所西暦年 4 数字 C 全桁 0 が設定される 得象証年明 対 9 予備 475 英数字 C スペースが設定される 29

33 表 : データレコード ( 給付金 ) 項番項目名桁数文字種別属性説明備考 1 レコード区分 1 数字 C 2 が設定される 2 市府県コード 2 数字 C 総務省で定められた地方公共団体町コードが設定される ド村コ市町村コード 3 数字 C ー 3 年金保険者コード 3 数字 C 当該年金保険者のコードが設定さコード表参照 れる 4 通知内容コード 2 数字 C 70 が設定される 5 予備 1 英数字 C スペースが設定される 6 制度コード 1 数字 C 制度コードが設定される コード表参照 7 作西暦年 4 数字 C レコード作成処理日が設定される 留意事項成 年月月 2 数字 C 年月日 日日 2 数字 C 欄参照 8 基礎年金番号 10 数字 C 基礎年金番号が設定される 9 予備 4 英数字 C スペースが設定される 10 予備 3 英数字 C スペースが設定される 11 西暦年 4 数字 C 生年月日が設定される 留意事項生年 月月 2 数字 C 年月日 日日 2 数字 C 欄参照 12 性別 1 数字 C 性別コードが設定される コード表参照 13 カナ 25 カナ C 氏名 ( カナ 漢字 ) シフトコード 留意事項 14 氏 シフトコード 3 記号 X が設定される 名 漢字 25 漢字 X 氏名 16 シフトコード 3 記号 X 欄参照 17 郵便番号 7 数字 C 郵便番号が設定される 18 住カナ 80 カナ C 住所 ( カナ 漢字 ) シフトコード留意事項 19 シフトコード 3 記号 X が設定される 所漢字 80 漢字 X 住所 21 シフトコード 3 記号 X 欄参照 22 事務区分 2 数字 C 回付情報に係る事務を区分するコードが設定される コード表参照 23 予備 2 英数字 C スペースが設定される 24 所対得象西暦年証年明 4 数字 C 全桁 0 が設定される 30

34 項番 項目名 桁数文字種別属性 説 明 備 考 所 25 得証 西暦年 4 数字 C 全桁 0 が設定される 明 26 年月 月 2 数字 C 27 日 日 2 数字 C 28 所得情報設定表示 1 1 数字 C 全桁 0 が設定される 29 所得情報設定表示 2 1 数字 C 全桁 0 が設定される 30 所得情報設定表示 3 1 数字 C 全桁 0 が設定される 老 31 齢所世帯課税区分 1 数字 C 全桁 0 が設定される の得事情務報に 32 等係前年所得合計額 1 9 数字 C 全桁 0 が設定される る 33 前年所得合計額 2 9 数字 C 全桁 0 が設定される 障 34 害又 雑損控除額 9 数字 C 全桁 0 が設定される は 遺 族 35 の 医療費控除額 9 数字 C 全桁 0 が設定される 事 務前に年社会保険料控 36 係の 9 数字 C 全桁 0 が設定される る所除額控所得除得額情小規模企業共 37 9 数字 C 全桁 0 が設定される 報済掛金控除額 等 38 配偶者特別控除額 9 数字 C 全桁 0 が設定される 39 続く 免除所得額 9 数字 C 全桁 0 が設定される 31

35 項番項目名桁数文字種別属性説明備考 40 続き 障害者控除該当表示 1 数字 C 全桁 0 が設定される 本人控除該当表示 特別障害者控除該当表示 寡婦 ( 夫 ) 控除該当表示 寡婦控除特例該当表示 1 数字 C 全桁 0 が設定される 1 数字 C 全桁 0 が設定される 1 数字 C 全桁 0 が設定される 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 扶養親族等の数 勤労学生控除該当表示 控除対象配偶者扶養親族人数 老人控除対象配偶者老人扶養親族人数 障害者控除対象配偶者扶養親族人数 特別障害者控除対象配偶者扶養親族人数 1 数字 C 全桁 0 が設定される 2 数字 C 全桁 0 が設定される 2 数字 C 全桁 0 が設定される 2 数字 C 全桁 0 が設定される 2 数字 C 全桁 0 が設定される 49 特定扶養親族人数 2 数字 C 全桁 0 が設定される 歳以上 1 9 歳未満扶養親族人数 2 数字 C 全桁 0 が設定される 51 予備 10 英数字 C スペースが設定される 32

36 表 : トレイラレコード ( 給付金 ) 項番項目名桁数文字種別属性説明備考 1 レコード区分 1 数字 C 3 が設定される 2 市府県コード 2 数字 C 総務省で定められた地方公共団体町コードが設定される ド村コ市町村コード 3 数字 C ー 3 年金保険者コード 3 数字 C 当該年金保険者のコードが設定さコード表参照 れる 4 通知内容コード 2 数字 C 70 が設定される 5 予備 1 英数字 C スペースが設定される 6 制度コード 1 数字 C 制度コードが設定される コード表参照 7 作西暦年 4 数字 C レコード作成処理日が設定される 留意事項成 年月月 2 数字 C 年月日 欄日日 2 数字 C 参照 8 合計件数 9 数字 C データレコードの合計件数が設定 される 9 予備 470 英数字 C スペースが設定される 33

37 (3) レコード収録条件 厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) では所得情報等提供依頼データを以下に示す収録条件に従い作成します ( 情報収録条件 ) a. 年金保険者コードで昇順にソート b. 氏名カナで昇順にソート c. 生年月日で昇順にソート d. 性別で昇順にソート 所得情報等提供依頼データの収録例を図 に示します 図 所得情報等提供依頼データの収録例 通知内容コード = 70 所得情報等提供依頼データ 年金保険者 A 年金保険者 B H D D T H D D T ( 注 ) H ヘッダレコード D データレコード T トレイラレコード尚 データレコードが0 件の市町村の場合 当該市町村については ヘッダレコード トレイラレコード共に収録しない 34

38 3.2.2 所得情報等提供データファイル仕様 (1) レコードの種類 所得情報等提供データファイルに収録するレコードの種類は 表 のとおりです 表 レコードの種類 項番 1 項 目 ( 通知内容コード ) 所得情報等提供データ (71) 内 厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) から回付された所得情報等提供依頼データを基に 本人特定及び所得情報等を収録するレコードである 容 所得情報等提供データ作成時の注意事項 1 厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) から回付された所得情報等提供依頼データの内容を消去せず 通知内容コード 所得情報等の必要事項を上書きする形で作成してください 具体的には 市町村回付情報の設定項目( 年次 ) のとおりですが このうち となっている項目について変更または消去を行った場合 厚生労働大臣( 日本年金機構 ) における処理が行えず 給付金の支給判定及び支給額決定ができなくなりますので留意してください 2 厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) から回付された所得情報等提供依頼データの全件に対して 所得情報等提供データを作成してください 3 基本的には 所得情報等 の全ての項目を設定してください これは 年金側の変更 (*1) に伴う給付金側の事務をスムースに行うものであり 受給者の利便性に寄与するものとなります 一方 市町村側の事務 (*2) にも柔軟に対応することも踏まえ 少なくとも 事務区分 が指す 所得情報等 については 必須設定としてください (*1) 受給者が年金を選択替えした 年金を再裁定した 等 (*2) 老齢は介護部局 障害 / 遺族は国年部局 等の事務部局が異なる市町村もある 等 4 金額項目について 桁数を超える金額を設定したい場合は オール9を設定してください (2) レコードの収録項目 所得情報等提供依頼データレコードの収録項目は 以下のとおりです 表 ~4 35

39 表 : ヘッダレコード ( 給付金 ) 項番項目名桁数文字種別属性説明備考 1 レコード区分 1 数字 C 1 を設定すること 2 市町コード村 府県コード 2 数字 C 総務省で定められた地方公共団体 市町村コード 3 数字 C コードを設定すること 3 年金保険者コード 3 数字 C 所得情報等提供依頼データに収録 されている内容をそのまま消去せ ず作成すること 4 通知内容コード 2 数字 C 71 を設定すること 5 媒体コード 1 数字 C 市町村が回付する際の媒体コード を設定すること 6 制度コード 1 数字 C 所得情報等提供依頼データに収録 7 8 作成年月日 されている内容をそのまま消去せ ず作成すること 西暦年 4 数字 C レコード作成処理日を設定するこ留意事項 と 月 2 数字 C 年月日 欄 日 2 数字 C 参照 所西暦年 4 数字 C 市町村長が証明した所得情報等の留意事項得象対象年を設定すること 証年明 各種項目 対欄参照 9 予備 475 英数字 C スペースを設定すること 36

40 表 : データレコード ( 給付金 ) 項番項目名桁数文字種別属性説明備考 1 レコード区分 1 数字 C 2 を設定すること 2 市府県コード 2 数字 C 総務省で定められた地方公共団体コ町ードを設定すること コード村市町村コード 3 数字 C 3 年金保険者コード 3 数字 C 所得情報等提供依頼データに収録 されている内容をそのまま消去せ ず作成すること 4 通知内容コード 2 数字 C 71 を設定すること 5 予備 1 英数字 C スペースを設定すること 6 制度コード 1 数字 C 所得情報等提供依頼データに収録 されている内容をそのまま消去せ ず作成すること 7 作西暦年 4 数字 C レコード作成処理日を設定するこ留意事項成と 年月月 2 数字 C 年月日 欄日日 2 数字 C 参照 8 基礎年金番号 10 数字 C 所得情報等提供依頼データに収録 されている内容をそのまま消去せ ず作成すること 9 予備 4 英数字 C スペースを設定すること 10 予備 3 英数字 C スペースを設定すること 11 西暦年 4 数字 C 所得情報等提供依頼データに収録生年されている内容をそのまま消去せ月月 2 数字 C ず作成すること 日日 2 数字 C 12 性別 1 数字 C 13 カナ 25 カナ C 14 氏シフトコード 3 記号 X 15 名漢字 25 漢字 X 16 シフトコード 3 記号 X 17 郵便番号 7 数字 C 18 住カナ 80 カナ C 19 シフトコード 3 記号 X 20 所漢字 80 漢字 X 21 シフトコード 3 記号 X 22 事務区分 2 数字 C 所得情報等提供依頼データに収録されている内容をそのまま消去せず作成すること 23 予備 2 英数字 C スペースを設定すること 24 所対得象西暦年 4 数字 C 証年明 市町村長が証明した所得情報等の対象年を設定すること 留意事項 各種項目 欄参照 37

41 項番項目名桁数文字種別属性説明備考 所 25 得証西暦年 4 数字 C 明 26 年月月 2 数字 C 27 日日 2 数字 C 市町村長が所得情報等を証明した年月日を設定すること 留意事項 年月日 欄参照 28 所得情報設定表示 1 1 数字 C 老齢の事務に係る所得情報等 留意事項 ( 項番 31~32) について 市町村側 での把握状況と設定状況を区分する 各種項目 コードを設定すること 欄参照 29 所得情報設定表示 2 1 数字 C 障害又は遺族の事務に係る所得情留意事項報等 ( 項番 33~49) について 市 町村側での把握状況と設定状況を区 各種項目 分するコードを設定すること 欄参照 30 所得情報設定表示 3 1 数字 C 老 31 齢所世帯課税区分 1 数字 C の得事情務報に 32 等係前年所得合計額 1 9 数字 C る 16 歳以上 19 歳未満扶養親族人留意事項数 ( 項番 50) について 市町村側 での把握状況と設定状況を区分する 各種項目 コードを設定すること 欄参照 留意事項前年の所得に基づく当該年度の住民 税の世帯課税区分 世帯 を設定す 各種項目 ること 欄参照 留意事項前年の公的年金等の収入とその他の 所得の合計額 本人 を設定するこ 各種項目 と 欄参照 33 前年所得合計額 2 9 数字 C 総所得金額 退職所得金額 山林所得金額等の合計額を設定すること 障 34 害又 雑損控除額 9 数字 C 雑損控除額を設定すること は 遺 族 35 の 医療費控除額 9 数字 C 医療費控除額を設定すること 事 務前に年社会保険料控 36 係の 9 数字 C 社会保険料控除額を設定すること る除額所控所得除得額情小規模企業共小規模企業共済等掛金控除額を設定 37 9 数字 C 報済掛金控除額すること 等 38 配偶者特別控除額 9 数字 C 配偶者特別控除額を設定すること 39 続く 免除所得額 9 数字 C 地方税法附則第 6 条第 1 項に規定する免除にかかる所得額を設定すること 38

42 項番項目名桁数文字種別属性説明備考 40 続き 障害者控除該当表示 1 数字 C 本人が障害者控除に該当するか否かの表示を設定すること 本人控除該当表示 特別障害者控除該当表示 寡婦 ( 夫 ) 控除該当表示 寡婦控除特例該当表示 1 数字 C 1 数字 C 1 数字 C 本人が特別障害者控除に該当するか否かの表示を設定すること 本人が寡婦 ( 夫 ) 控除に該当するか否かの表示を設定すること 本人が寡婦控除の特例に該当するか否かの表示を設定すること 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 扶養親族等の数 勤労学生控除該当表示 控除対象配偶者扶養親族人数 老人控除対象配偶者老人扶養親族人数 障害者控除対象配偶者扶養親族人数 特別障害者控除対象配偶者扶養親族人数 特定扶養親族人数 16 歳以上 1 9 歳未満扶養親族人数 1 数字 C 2 数字 C 2 数字 C 2 数字 C 2 数字 C 2 数字 C 本人が勤労学生控除に該当するか否かの表示を設定すること 控除対象配偶者及び扶養親族の人数を設定すること 老人控除対象配偶者及び老人扶養親族の人数を設定すること 障害者控除対象配偶者及び障害者扶養親族の人数を設定すること 留意事項 各種項目 欄参照 留意事項 各種項目 欄参照 留意事項 各種項目 欄参照 留意事項特別障害者控除対象配偶者及び特別 障害者扶養親族の人数を設定するこ 各種項目 と 欄参照 特定扶養親族の人数を設定すること 2 数字 C 16 歳以上 19 歳未満の扶養親族の人数を設定すること 51 予備 10 英数字 C スペースを設定すること 留意事項 各種項目 欄参照 留意事項 各種項目 欄参照 39

43 表 : トレイラレコード ( 給付金 ) 項番項目名桁数文字種別属性説明備考 1 レコード区分 1 数字 C 3 を設定すること 2 市府県コード 2 数字 C 総務省で定められた地方公共団体町コードを設定すること コード村市町村コード 3 数字 C 3 年金保険者コード 3 数字 C 所得情報等提供依頼データに収録 されている内容をそのまま消去せ ず作成すること 4 通知内容コード 2 数字 C 71 を設定すること 5 予備 1 英数字 C スペースを設定すること 6 制度コード 1 数字 C 所得情報等提供依頼データに収録 されている内容をそのまま消去せ ず作成すること 7 作西暦年 4 数字 C レコード作成処理日を設定するこ留意事項成と 年月月 2 数字 C 年月日 欄日日 2 数字 C 参照 8 合計件数 9 数字 C データレコードの合計件数を設定 すること 9 予備 470 英数字 C スペースを設定すること 40

44 (3) レコード収録条件 所得情報等提供データの収録条件は以下のとおりです ( 情報収録条件 ) a. 年金保険者コードで昇順にソート b. 氏名カナで昇順にソート ( 任意 ) c. 生年月日で昇順にソート ( 任意 ) d. 性別で昇順にソート ( 任意 ) e. 所得情報等提供依頼データファイルで回付したデータについてすべて収録 所得情報等提供データの収録例を図 に示します 図 所得情報等提供データの収録例 通知内容コード = 71 所得情報等提供データ年金保険者 A 年金保険者 B H D D T H D D T ( 注 ) H ヘッダレコード D データレコード T トレイラレコード尚 データレコードが0 件の市町村の場合 当該市町村については ヘッダレコード トレイラレコード共に収録しない 41

45 第 4 留意事項 4.1 項目設定共通事項 住所 欄 1 住所欄は 以下を設定することとします 形式 Ⅰ: 政令指定都市の場合 市名 + 区名 + 町丁名以降を設定すること 形式 Ⅱ: 東京都 23 区の場合 区名 + 町丁名以降を設定すること 形式 Ⅲ: 市の場合 市名 + 町丁名以降を設定すること 形式 Ⅳ: 島しょの場合 市町村名 + 町丁名以降を設定すること 形式 Ⅴ: 上記以外の場合 郡名 + 町村名 + 町丁名以降を設定すること 2 カナ住所は 全てカナ大文字とします 3 漢字住所を省略する場合 漢字住所 項目欄へは 2 バイト文字のスペースを設定することとします 4 住所間にスペースを設定する場合は カナ住所では 1 バイト文字の 漢字住所では 2 バイト文字の連続しないスペースを 1 つ設定することとします 表 住所設定の規定事項 ( 形式 Ⅰ~Ⅴ 共通 ) 項目名桁数文字種別属性説明 備考 カナ 80 英 数字カナ 記号 C 左づめ 余り桁部には半角スペースを設定すること 住 所 シフトコード 漢字 3 80 記号 漢字 X X 16 進 1B2442 を設定すること 左づめ 余り桁部には全角スペースを設定すること 省略する場合は全桁に全角スペースを設定すること 図 を参照 シフトコード 3 記号 ( 文字種別欄 ) 漢字 :2 バイトの漢字 ひらがな カタカナ 英字 数字 記号により設定の意 以下に 形式 Ⅰ~Ⅴ により具体例を示します X 16 進 1B284A を設定すること 42

46 図 住所設定の具体例 形式 Ⅰ: 政令指定都市 の住所を設定する場合 ( 凡例 ) : スペース (2 バイトモード ) : スペース (1 バイトモード ) ( 参考住所 ) カナカ ワケンヨコハマシナカクアイオイチョウ神奈川県横浜市中区相生町 2-28 項目名 漢字住所 属性バイト設定値 横浜 市 中区 相 生 漢字 160 町 項目名属性バイト設定値 カナ住所 英 数 カナ 記号 80 ヨコハマシ ナカク アイオイチヨウ

47 形式 Ⅱ: 東京 23 区 の住所を設定する場合 ( 凡例 ) : スペース (2 バイトモード ) : スペース (1 バイトモード ) ( 参考住所 ) トウキョウトスキ ナミクタカイト ニシ東京都杉並区高井戸西 項目名 属性バイト設定値杉並区 高井戸西 漢字住所 漢字 項目名 属性バイト設定値 カナ住所 英 数 カナ 記号 80 スキ ナミク タカイト ニシ

48 形式 Ⅲ: 市 の住所を設定する場合 ( 凡例 ) : スペース (2 バイトモード ) : スペース (1 バイトモード ) ( 参考住所 ) トウキョウトハチオウシ シミナミシンチョウ東京都八王子市南新町 4-1 項目名 漢字住所 属性バイト 漢字 160 設定値八王子市 南新町 項目名 属性バイト設定値 カナ住所 英 数 カナ 記号 80 ハチオウシ シ ミナミシンチヨウ

49 形式 Ⅳ: 島しょ の住所を設定する場合 ( 凡例 ) : スペース (2 バイトモード ) : スペース (1 バイトモード ) ( 参考住所 ) トウキョウトミヤケムラツホ タ東京都三宅村坪田 102 項目名 属性バイト設定値三宅村 漢字住所 漢字 160 坪田 項目名 カナ住所 属性バイト設定値 英 数 カナ 記号 80 ミヤケムラ ツホ タ

50 形式 Ⅴ: 上記以外 の住所を設定する場合 ( 凡例 ) : スペース (2 バイトモード ) : スペース (1 バイトモード ) ( 参考住所 ) アイチケンニシカスカ イク ンニシヒ ワシ マチョウハナサキマチ愛知県西春日井郡西枇杷島町花咲町 コーポビワジマ A207 項目名 漢字住所 属性バイト 漢字 160 設定値西春日井郡 西枇杷島町 花咲町 コ - ポ ビワジマ A 項目名 属性バイト設定値 カナ住所 英 数 カナ 記号 80 ニシカスカ イク ン ニシヒ ワシ マチヨウ ハナサキマチ コ - ホ ヒ ワシ マ A

51 4.1.2 氏名 欄 1 氏名欄は 姓 名 ( ミドルネーム含む ) を設定することとします なお 英字を含む場合は アルファベット大文字を使用することとします 2 カナ氏名は 全てカナ大文字とすることとします 3 漢字氏名を省略する場合 漢字氏名 項目欄へは 2 バイト文字のスペースを設定することとします 4 姓名間にスペースを設定する場合は カナ氏名では 1 バイト文字の 漢字氏名では 2 バイト文字の連続しないスペースを 1 つ設定することとします また 外国人でミドルネーム等がある場合は ファ - ストネームの後に カナ 英字氏名ともに 1 バイト文字の連続しないスペースを 1 つ設定することとします 表 氏名設定の規定事項 項目名 桁数文字種別 属性 説明 備考 カナ 25 カナ 英字 C 左づめ 余り桁部には半角スペースを設定すること 氏 名 シフトコード 漢字 3 記号 X 25 漢字 X 16 進 1B2442 を設定すること 左づめ 余り桁部には全角スペースを設定すること 省略する場合は全桁に全角スペースを設定すること 図 を参照 シフトコード 3 記号 X 16 進 1B284A を設定すること 以下に 氏名の設定方法について具体例を示します 48

52 図 氏名設定の具体例 ( 凡例 ) : スペース (2 バイトモード ) : スペース (1 バイトモード ) 1 漢字氏名を有する者の場合 ( 参考氏名 ) キョウサイタロウ共済太郎 項目名 漢字氏名 項目名 カナ氏名 属性バイト設定値 共 済 漢字 属性 カナ 英字 50 バイト 25 太 郎 設定値キヨウサイ タロウ 漢字氏名を有しない者の場合 ( 参考氏名 ) シ ョンエフケネテ ィ JOHN F KENNEDY 項目名 漢字氏名 項目名 カナ氏名 属性バイト設定値 漢字 属性 カナ 英字 50 バイト 25 設定値シ ヨン エフケネテ イ

53 4.1.3 年月日 欄 表 年月日設定の具体例 ( 参考年月日 ) 作成年月日 ( 西暦 ):2015 年 10 月 1 日 項目名 設定値 桁数 文字種類 属性 備考 作成年月日 数字 C 西暦年 4 桁 1 桁の月 日の場合は必ず前に 0 を付加して 2 桁にする 金額 欄 表 金額設定の具体例 ( 参考金額 ) 雑損控除額 :2,500 円 項目名設定値桁数 文字種類 属性 備考 雑損控除額 数字 C 桁数が 9 桁に満たない場合は 必ず前に 0 を付加して 9 桁になるようにする ( 単位 :1 円 ) 桁数を超える金額を設定したい場合は オール 9 を設定する 右詰めに設定 50

54 4.1.5 各種項目 欄 表 各種項目設定の規定事項 項番 項目名 設定時の留意事項 1 所得証明対象 当該年度が平成 31 年度であれば 前年である平成 30 年を設定すること 年 2 所得情報設定表示 1 基本的には 1 老齢の事務に係る所得情報等 と2 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 の全ての項目を設定すること これは 年金側の変更に伴う給 所得情報設定付金側の事務をスムースに行うものであり 受給者の利便性に寄与するものとな 表示 2 る 一方 市町村側の事務にも柔軟に対応することも踏まえ 少なくとも 事務区 分 が指す上記 1 又は2の設定については 必須とすること 以上の設定状況を 当該表示にて示すこと 留意事項 所得情報設定表示 1~3 欄参照 3 所得情報設定表示 3 16 歳以上 19 歳未満扶養親族人数 については 把握している市町村については設定すること これは 後続の給付金側の事務 ( 支援給付金の支給判定 及び 受給勧奨を行う為の年金事務所から年金受給者への当該者の有無と人数の確認 等 ) をスムースに行うものであり 受給者の利便性に寄与するものとなる 以上の設定状況を 当該表示にて示すこと 留意事項 所得情報設定表示 1~3 欄参照 4 前年所得合計額 1 1 公的年金等 ( 所得税法 35 条 3 項 ) の収入金額 本人 2 合計所得金額 ( 地方税法 292 条 1 項 13 号 ) 本人 3 公的年金等に係る雑所得 ( 所得税法 35 条 2 項 1 号 ) 本人 1+(2-3) を設定すること 留意事項 前年所得合計額 1 欄参照 5 世帯課税区分年金生活者支援給付金の支給に係る世帯非課税要件については 前年の所得に基づく当該年度の住民税が 世帯非課税であることとなる ( 但し 1 月から7 月までの支給については 前々年の所得に基づく前年度の住民税が 世帯非課税であること ) 例えば 平成 31 年 8 月から平成 32 年 7 月までの支給については 平成 30 年の所得に基づく平成 31 年度の区分で判定することとなる よって 住民税の世帯非課税要件としては 当該年度 の区分となる 6 扶養親族等の数の 6 項目 7 16 歳以上 1 9 歳未満扶養親族人数 1 控除対象配偶者扶養親族人数 2 老人控除対象配偶者老人扶養親族人数 3 障害者控除対象配偶者扶養親族人数 4 特別障害者控除対象配偶者扶養親族人数 5 特定扶養親族人数 616 歳以上 19 歳未満扶養親族人数 1 には 控除対象配偶者と扶養親族の 総数 を設定すること 1 の 内数 として 256 を設定すること 1 の 内数 として 34 を設定すること 留意事項 扶養親族等の数の 6 項目 欄参照 16 歳以上 19 歳未満扶養親族人数 については 把握している市町村については設定すること これは 後続の給付金側の事務 ( 支援給付金の支給判定 及び 受給勧奨を行う為の年金事務所から受給者への当該者の有無と人数の確認 等 ) をスムースに行うものであり 受給者の利便性に寄与するものとなる 51

55 4.1.6 所得情報設定表示 1~3 欄 表 所得情報設定表示 1~3 設定の規定事項 項番項目名 設定時の留意事項 コード値 コード値の取扱い 本表示が指す所得情報等の各項目の設定内容 ( 表 : データレコード ( 給付金 ) の 31~50 の設定内容 ) 1 所得情報設定表示 1 2 2: 設定済 把握している 1: 未設定 何らかの理由により意図して設定しない場合 当該者が存在し かつ 市町村側で当該者及び世帯全員の所得情報等 ( ) を把握している場合 0 のまま 市町村側で 把握している値を設定 3 3: 設定済 把握していない ( ) 所得及び世帯課税に係る情報 以下同じ 当該者が存在し かつ 市町村側で当該者又は当該者と同一世帯員のいずれか又はいずれも所得情報等を把握していない場合 ( 転入者あり等 ) 0 のまま 当該者の所得情報を把握している場合は 32 前年所得合計額 1 に把握している値を設定 当該者又は当該者と同一世帯員のいずれかが課税者であることを把握している場合は 31 世帯課税区分 に 1: 世帯課税 を設定 当該者及び同一世帯員の所得情報等を把握していない場合は 31 世帯課税区分 32 前年所得合計額 1 とも 0 のまま 4 4: 設定済 該当者なし 当該者が存在しない場合 ( 市外転出 各種台帳になし等 ) 0 のまま 5 5: 設定済 未申告者あり 当該者が存在し かつ 当該者又は当該者と同一世帯員のいずれか又はいずれもが未申告者であることを市町村側で把握している場合 ( 項番 3 又は 4 を除く ) 0 のまま 当該者の所得情報を把握している場合は 32 前年所得合計額 1 に把握している値を設定 当該者又は当該者と同一世帯員のいずれかが課税者であることを把握している場合は 31 世帯課税区分 に 1: 世帯課税 を設定 当該者及び当該者と同一世帯員の所得情報等を把握していない場合は 31 世帯課税区分 32 前年所得合計額 1 とも 0 のまま 6 所得情報設定表示 2 1: 未設定 何らかの理由により意図して設定しない場合 0 のまま 7 2: 設定済 把握している 8 3: 設定済 把握していない 当該者が存在し かつ 市町村側で当該者の所得情報を把握している場合 当該者が存在し かつ 市町村側で当該者の所得情報を把握していない場合 ( 転入者等 ) 市町村側で把握している値を設定 0 のまま 9 4: 設定済 該当者なし 当該者が存在しない場合 ( 市外転出 各種台帳になし等 ) 0 のまま 10 5: 設定済 未申告者あり 11 所得情報設定表示 3 当該者が存在し かつ 当該者が未申告者であることを市町村側で把握している場合 ( 項番 8 又は 9 を除く ) 1: 未設定 何らかの理由により意図して設定しない場合 0 のまま 0 のまま 12 2: 設定済 把握している 13 3: 設定済 把握していない 当該者が存在し かつ 市町村側で 16 歳以上 19 歳未満扶養親族人数 を把握している場合 当該者が存在しない場合 ( 市外転出 各種台帳になし 等 ) 市町村側で 16 歳以上 19 歳未満扶養親族人数 を把握していない場合 市町村側で把握している値を設定 0 のまま 52

56 4.1.7 前年所得合計額 1 欄表 前年所得合計額 1 設定の規定事項公的年金等(所得税法 3 5 条 3 項)の収入金額 3 公的年金等に係る雑所得の金額(所得税法 3 5 条 2 項 1 号)公的年金等控除額(所得税法 3 5 条 4 項)総所得金額退職所得 山林所得前年所得合計額 1 1 合計所得金額(地方税法 条 1 項 1 3 号) 2 1 支援給付金法第 2 条第 1 項に規定する 前年所得額 ( 支給判定に用いる所得の額 ) 2 純損失及び雑損失の繰越控除前の総所得金額 退職所得金額及び山林所得金額の合計額 3 老齢厚生年金や付加年金など上乗せ年金を含め課税対象となる年金は 公的年金等の収入金額に含まれる 53

57 4.1.8 扶養親族等の数の 6 項目 欄 表 扶養親族等の数の 6 項目設定の規定事項 設 定 仕 様 1 控除対象配偶者扶養親族人数 2 老人控除対象配偶者老人扶養親族人数 3 障害者控除対象配偶者扶養親族人数 4 特別障害者控除対象配偶者扶養親族人数 5 特定扶養親族人数 616 歳以上 19 歳未満扶養親族人数 1 には 控除対象配偶者と扶養親族の 総数 を設定すること 1 の 内数 として 256 を設定すること 1 の 内数 として 34 を設定すること ケース 1 扶養親族等の人数 ケース 2 ケース 3 ケース 4 ケース 5 ケース 6 ケース 7 ケース 8 ケース 9 ケース 1 0 ケース 1 1 ケース 1 2 備考 扶養親族等の区分 控除対象配偶者 扶養親族 有り 1 有り ( 老人配偶者 ) 1 有り ( 特別障害者 ) 1 有り ( 老人配偶者 かつ 特別障害者 ) 1 成年扶養 1 23 歳以上 70 歳未満 老人扶養 1 70 歳以上 特定扶養 歳以上 23 歳未満 16 歳以上 19 歳未満扶養 1 16 歳以上 19 歳未満 年少扶養 1 16 歳未満 普通障害者扶養 1 1 特別障害者扶養 控除対象配偶者扶養親族人数 控除対象配偶者 及び 扶養親族 2 老人控除対象配偶者老人扶養親族人数 老人控除対象配偶者 及び 老人扶養親族 設 定 5 特定扶養親族人数 1 1 特定扶養親族 内 容 616 歳以上 19 歳未満扶養親族人数 1 16 歳以上 19 歳未満の扶養親族 3 障害者控除対象配偶者扶養親族人数 特別障害者控除対象配偶者扶養親族人数 障害者控除対象配偶者 及び 障害者扶養親族 特別障害者控除対象配偶者 及び 特別障害者扶養親族 54

58 4.2 エラーの取り扱いについて 各市町村からの提供データについて 媒体不良等読み込み不能の場合や項目設定内容不良の場合には 当該提供データによる処理を行うことができないため そのまま媒体 ( データ ) を返戻することとなります また こうした場合には適正な補正をした上で 改めて提供していただくこととなりますが 所得情報等提供データにおいて事故が生じた場合は 当該年度中の給付金の支給判定及び支給額決定が行えず 給付金の支給がなされなくなりますので注意が必要です 図 各機関におけるエラーの取扱い ( 給付金 ) 市町村国保連合会国保中央会 厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) データの種類 1 所得情報等提供データ 受付チェック集信受付チェック 集信不可能情報 集信不可能情報 調査 補正 調査 補正 原簿更新処理 55

59 (1) 受付チェック国保中央会から回付された情報について 厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) にて受付チェックを行い エラーとなる情報が収録されていた場合 返戻することとなります エラーとなる情報のケースは 以下に示す通りです 1 媒体不良 ( 物理的な不良 ) 2 ハード仕様不良 ( 媒体規格 記録形式の相違 ) 3 ソフト仕様不良 市町村コード相違 ファイル構成不良 レコード長不良 規定外文字使用 等 (2) 原簿更新処理原簿の更新時に 単項目チェック ( 実在日チェック 属性チェック等 ) 厚生労働大臣 ( 日本年金機構 ) が保有する原簿との突合等を実施します このチェックの結果 処理が不可能となるケースは 以下の通りです 11 レコード内単項目チェック 数字項目においてのニューメリック不良 日付項目においての実在日不良 コード 区分においての存在不良 21 レコード内項目相関チェック 事務区分 各設定表示と当該項目が指す情報との相関不良 3 レコード間相関チェック ヘッダレコード データレコード トレイラレコード相関不良 4 原簿更新時のレコード相関チェック 原簿との不突合 ( 情報の不突合も含まれる ) 56

60 エラーチェック内容 エラーリストに記入されるエラーコード 内容については次の通りです (1) 給付金エラーコード一覧表 レコード エラーコート エラー項目 エラーの内容 集信可否 備考 当レコードが先頭レコードの場合 1 以外である ヘッダ 301 レコード区分 値が 1 の場合で かつ当レコードが先頭レコード以外の場合 前レコードのレコード区分が 3 以外である 302 数字以外である 市町村コード 303 国保連合会保有の市町村マスタに存在していない 304 数字以外である 305 年金保険者コード ~ ~ 以外である 306 数字以外である 通知内容コード 以外である 不可 308 媒体コード半角スペース 0 ~ 9 以外である 309 数字以外である 制度コード 以外である 数字以外である 311 作成年月日 実存日以外である 未来日である 当年以外である 312 数字以外である 所得証明対象年 313 西暦が ( 当該年 -1) 以外である 314 予備 全桁半角スペース以外である データ 401 レコード区分 値が 2 の場合 前レコードの区分が 1 又は 2 以外である 402 数字以外である 403 市町村コード ヘッダレコードの市町村コードと一致しない 404 国保連合会保有の市町村マスタに存在していない 405 数字以外である 年金保険者コード 406 ヘッダレコードの年金保険者コードと不一致である 407 数字以外である 408 通知内容コード 71 以外である 409 ヘッダレコードの通知内容コードと不一致である 410 予備 半角スペース以外である 411 数字以外である 412 制度コード 4 以外である 413 ヘッダレコードの制度コードと不一致である 不可 414 作成年月日 数字以外である 実存日以外である 未来日である 当年以外である 415 基礎年金番号 数字以外である 416 予備 半角スペース以外である 417 予備半角スペース以外である 418 生年月日 西暦が 0001 ~ 9999 以外である 月が 1 ~ 12 以外である 日が 1 ~ 31 以外である 419 性別 1 又は 2 以外である 420 半角文字としてインバリッドコード ( 規定外文字 ) がある 421 オール半角スペースである 422 氏名 ( カナ ) 先頭が半角スペースである 不可 423 カナ 英字 半角スペース以外である 424 文字間に連続して半角スペースが存在する 可 425 シフトコード ( 氏名 ) 16 進 1B2442 以外である 不可

61 58 レコード エラーコート エラー項目 エラーの内容 集信可否 備考 シフトコードでエラーを検出 426 氏名 ( 漢字 ) 全角文字としてインバリッドコード ( 規定外文字 ) がある 不可 した場合は 漢字氏名のチェックは行わない データ 427 シフトコード ( 氏名 ) 16 進 1B284A 以外である 428 郵便番号 3 桁 +4 桁 ( 半角スペース ) 又は5 桁 +2 桁 ( 半角スペース ) 又は7 桁が数字以外である 429 半角文字としてインバリッドコード ( 規定外文字 ) がある 不可 430 オール半角スペースである 住所 ( カナ ) 431 先頭が半角スペースである 432 文字間に連続して半角スペースが存在する 可 433 シフトコード ( 住所 ) 16 進 1B2442 以外である 不可 434 住所 ( 漢字 ) 全角文字としてインバリッドコード ( 規定外文字 ) がある 不可 シフトコードでエラーを検出した場合は 漢字住所のチェックは行わない 435 シフトコード ( 住所 ) 16 進 1B284A 以外である 436 数字以外である 事務区分 又は 20 又は 30 以外である 438 予備 半角スペース以外である 439 所得証明対象年 数字以外である 西暦が ( 当該年 -1) 以外である 440 所得証明年月日 数字以外である 実存日以外である 西暦が ( 当該年 ) 以外である 月が 1 ~ 12 以外である 日が 1 ~ 31 以外である 441 数字以外である 所得情報設定表示 ~ 5 以外である 443 数字以外である 所得情報設定表示 ~ 5 以外である 445 数字以外である 所得情報設定表示 ~ 3 以外である 447 "0"~"2" 以外である 448 所得情報設定表示 1が "1" 又は "4" の場合 "0" 以外である 老齢の事務に係る所得情報等 / 世帯課税区分 449 所得情報設定表示 1が "3" 又は "5" の場合 "0"~"1" 以外である 450 所得情報設定表示 1が "2" の場合 "1"~"2" 以外である 451 数字以外である 老齢の事務に係る所得情報等 / 前年所得合計額 所得情報設定表示 1が "2" "3" 又は "5" 以外の場合 0 以外である 不可 453 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 前年の所得数字以外である 454 / 前年所得合計額 2 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 0 以外である 455 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 前年の所得 数字以外である 456 / 控除額 / 雑損控除額 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 0 以外である 457 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 前年の所得 数字以外である 458 / 控除額 / 医療費控除額 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 0 以外である 459 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 前年の所得 数字以外である 460 / 控除額 / 社会保険料控除額 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 0 以外である 461 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 前年の所得 数字以外である 462 / 控除額 / 小規模企業共済掛金控除額 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 0 以外である 463 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 前年の所得 数字以外である 464 / 控除額 / 配偶者特別控除額 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 0 以外である 465 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 前年の所得 数字以外である 466 / 控除額 / 免除所得額 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 0 以外である 467 数字以外である 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 本人控除該 468 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 "0" 以外である 当表示 / 障害者控除該当表示 469 所得情報設定表示 2が "2" の場合 "0"~"1" 以外である

62 59 レコード エラーコート エラー項目 エラーの内容 集信可否 備考 470 数字以外である 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 本人控除該 471 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 "0" 以外である 当表示 / 特別障害者控除該当表示 472 所得情報設定表示 2が "2" の場合 "0"~"1" 以外である 473 数字以外である 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 本人控除該 474 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 "0" 以外である 当表示 / 寡婦 ( 夫 ) 控除該当表示 475 所得情報設定表示 2が "2" の場合 "0"~"1" 以外である データ 476 数字以外である 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 本人控除該 477 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 "0" 以外である 当表示 / 寡婦控除特例該当表示 478 所得情報設定表示 2が "2" の場合 "0"~"1" 以外である 479 数字以外である 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 本人控除該 480 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 "0" 以外である 当表示 / 勤労学生控除該当表示 481 所得情報設定表示 2が "2" の場合 "0"~"1" 以外である 482 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 扶養親族等 数字以外である 483 の数 / 控除対象配偶者扶養親族人数 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 0 以外である 484 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 扶養親族等 数字以外である 485 の数 / 老人控除対象配偶者老人扶養親族人数 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 0 以外である 486 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 扶養親族等 数字以外である 487 の数 / 障害者控除対象配偶者扶養親族人数所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 0 以外である 488 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 扶養親族等数字以外である 不可 489 の数 / 特別障害者控除対象配偶者扶養親族人数 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 0 以外である 490 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 扶養親族等 数字以外である 491 の数 / 特定扶養親族人数 所得情報設定表示 2が "2" 以外の場合 0 以外である 492 数字以外である (*1) 16 歳以上 19 歳未満扶養 493 所得情報設定表示 3が "2" 以外の場合 0 以外である 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 扶養親族等親族人数 は市町村毎に取り 494 所得情報設定表示 3が "1" の場合 所得情報設定表示 2が "1" 以外である の数 /16 歳以上 19 歳未満扶養親族人数扱いが異なることから 柔軟 495 所得情報設定表示 3が "2" の場合 所得情報設定表示 2が "2"~"3" 以外である (*1) なチェック許容とするもの 496 所得情報設定表示 3が "3" の場合 所得情報設定表示 2が "2"~"5" 以外である 497 障害又は遺族の事務に係る所得情報等 / 扶養親族等所得情報設定表示 2が "2" の場合 控除対象配偶者扶養親族人数 老人控除対象配偶者老の数 / 控除対象配偶者扶養親族人数人扶養親族人数 + 特定扶養親族人数 +16 歳以上 19 歳未満扶養親族人数以外であ 498 予備 半角スペース以外である トレイラ 501 レコード区分 値が 3 の場合 前レコードのレコード区分が 2 以外である 502 数字以外である 503 市町村コード ヘッダレコードの市町村コードと一致しない 504 国保連合会保有の市町村マスタに存在していない 505 数字以外である 年金保険者コード 506 ヘッダレコードの年金保険者コードと不一致である 507 数字以外である 508 通知内容コード 71 以外である 509 ヘッダレコードの通知内容コードと不一致である 510 予備 半角スペース以外である 不可 511 数字以外である 512 制度コード 4 以外である 513 ヘッダレコードの制度コードと不一致である 514 作成年月日 数字以外である 実存日以外である 未来日である 当年以外である 515 合計件数 数字以外である 516 予備 半角スペース以外である その他 601 ファイル名ファイル名が Z42xxxxx.DTA 以外である 602 構成エラーヘッダ / データ / トレイラの固まりが規定通りのソート順と異なる 不可 603 未回付エラー 所得情報等提供データ件数 < 所得情報等提供依頼データ件数である 可 604 受入エラー 過回付エラー 所得情報等提供データ件数 > 所得情報等提供依頼データ件数である 605 市町村番号誤り コントロールレコードの保険者番号と 管理レコードの市町村コードが一致せず かつコントロールレコードの保険者番号が単独市町村もしくは介護保険広域連合構成市町村として 国保連合会に登録されている

63 レコード エラーコート エラー項目 エラーの内容 集信可否 備考 606 受付期間外エラー通知内容が国保連合会の受付期間外である 管理レコード ファイル管理レコードが48バイト ヘッダ データ トレイラレコード 不可 607 桁数不正 が500バイト以外である 不正な改行コードが付されている 608 未導入 ( 導入延期 ) による受付エラー 該当市町村から未導入 ( 導入延期 ) の所得情報等提供データが提出されている 国保連合会システムにて未導入 導入延期を管理する その他 609 市町村コード不正市町村コードの異なるレコード ( ヘッダ / データ / トレイラ ) の固まりが存在する 610 ファイル重複エラー同一ファイルが既に提出済みである 611 作成年月日エラー ファイル内の管理レコードの作成年月日が数字ではない もしくは国保連合会保有の判定年月日以前の日付が設定されている 999 環境エラー国保連合会での受付処理が正常に行えない 不可 不可 可 提出済ファイルの差替を行う場合は国保連合会に連絡すること 正しい提出月のファイルであるか確認すること 国保連合会へ原因調査依頼を行うこと 60

64 4.4 データ交換の流れ 各市町村からの通知について 磁気媒体または伝送を介して国保連合会へ送付します 国保連合会では 受領した情報交換を特別徴収経由機関システム内に読み込み 各業務処理を実行します また 特別徴収経由機関システムが作成した交換情報は 磁気媒体または伝送を介して各保険者等に送付されます なお 情報交換方法 ( 伝送もしくは磁気媒体 ) は 年金からの特別徴収にかかる国保連合会と市町村間で行う情報交換方法と同一となります 図 データ交換の流れ 市町村 国保連合会 伝送 交換情報作成 交換情報 媒体送付 特別徴収経由機関システム 伝送 交換情報 交換情報受取 媒体送付 61

65 (1) 受付方法国保連合会での交換情報 ( 磁気媒体 ) の受付は次の方法にて行います 1 交換情報の受理市町村等により提出される交換情報を格納した磁気媒体及び 送付票 を受理します 2 送付票と媒体の確認 送付票 に記載された媒体数と受理した磁気媒体の数を確認します 3 送付票への受付印の押印 送付票 の受付印欄に受付印を押印します 4 交換情報のフォーマット変換特別徴収経由機関システムにより交換情報のフォーマット変換を行います 媒体エラーまたはフォーマットエラーの場合 市町村等への交換情報の再作成依頼を行います (2) 送付方法国保連合会での交換情報 ( 磁気媒体 ) の送付は次の方法にて行います 1 送付票出力 送付票 を出力します 2 帳票枚数確認 送付票 に記載された各種帳票の総枚数と送付する帳票の総枚数を確認します 3 磁気媒体数確認 送付票 に記載された磁気媒体の総数と送付する磁気媒体の総数を確認します 4 発送各種帳票及び磁気媒体を市町村等別に仕分けし 各々 送付票 に記載された帳票 磁気媒体の数と送付する帳票 磁気媒体の数を確認 決裁を受け 各市町村等へ送付します (3) 磁気媒体による情報交換時の留意事項国保連合会との情報交換のための磁気媒体は 各市町村にてご準備いただく必要があります 国保連合会と各市町村の情報交換方法 ( 伝送もしくは磁気媒体 ) 及び磁気媒体での情報交換を行う場合の使用記録媒体 (FD MO CD DVD のいずれか ) については 年金からの特別徴収にかかる方法及び媒体と同一となります ( 使用する記録媒体が変更となる場合には その都度事前に国保連合会へご連絡ください ) また 国保連合会から市町村へ回付する情報を格納する磁気媒体は 以下に基づき 事前に国保連合会へご提出ください < 国保連合会への記録用磁気媒体提出期限 > 情報名 所得情報等提供依頼データ 交換サイクル年次 提出期限 毎年 5 月 15 日まで 62

66 4.5 媒体作成 伝送使用上の留意事項 (1) 磁気媒体作成上の留意事項 1 全般 磁気媒体上のファイル名については 特別徴収経由機関システムではチェックの対象外となります ただし 原則として同一月の交換情報としては同一ファイル名は使用せず 送付元で識別できる名称としてください 異なる市町村からの情報を 1 枚の媒体に混在させないでください 2MO フロッピーディスク CD 及び DVD 媒体エラー及びデータフォーマットエラーが通知された場合は データの再作成 再送付を行う必要があります (2) 伝送使用上の留意事項 1 エラー時の対応 伝送したファイルの読み込みエラー及びデータフォーマットエラーが通知された場合は データの再作成 再送付を行う必要があります 2 セキュリティ 国保連合会と接続した機器及び LAN 環境を同時に他のネットワークに接続しないでください ( ネットワーク同士の相互乗り入れを前提とした LAN 間接続は行わないでください ) 国保連合会との接続は 登録した電話番号から行い 各々の市町村に送付された市町村 ID とパスワードによる認証を行います パスワードは 市町村 ID の払出時に国保連合会側で設定されますが 最初の接続時に市町村側の責任で任意な値に変更してください パスワードの定期的な変更は市町村の責務となります パスワードを忘失した場合は 迅速に国保連合会に届け出 再発行等の処置を受けてください 63

67 第 5 文字コード規定 5.1 文字コードについて 本情報交換で規定する JIS コードとは 日本工業規格で定められた文字コードであり パーソナルコンピュータ等で使用されているシフト JIS コードとは コード体系が異なっています そのため シフト JIS コードを使用している各市町村におかれましては JIS コード変換が必要となりますのでご注意願います また 市町村でご使用のコンピュータの使用文字コードが 仕様上 JIS 準拠 となっている場合でも JIS 規格外のコード設定となっている場合がありえます つきましては 市町村でご使用のコンピュータの使用文字コードが次項の規定に基づいている事を必ず確認し 必要に応じてコード変換等の対処を行って下さい 5.2 文字コード規定 1 本仕様書で規定する文字コード規定は 表 の通りです 表 文字コード規定 ( 日本年金機構 ) 項番項目内容 JIS 規格 1 1バイト文字 1バイト文字はJIS8 単位符号を使用し JIS X 0201_1976 使用可能文字は表 5.2-2のとおりである なお 表中の空欄の箇所は使用不可とする 2 2バイト文字 2バイト文字はJISコード (JIS 第一水 JIS X 0208_1983 準 JIS 第二水準 ) を使用し 使用可能文字は表 5.2-3のとおりである 64

68 表 JIS8 単位符号 2 3 ~ ~ A B C D E F 0 SP P 1 1 A Q アチム 2 2 B R イツメ 3 # 3 C S ウテモ 4 $ 4 D T エトヤ 5 5 E U オナユ ー ( 長音 ) タ ミ 65 6 & 6 F V ヲカニヨ 7 7 G W キヌラ 8 ( 8 H X ク ネ リ 9 ) 9 I Y ケ ノ ル A * J Z コ ハ レ B + K サ ヒ ロ C, L シ フ ワ D - = M ス ヘ ン E N セホ F / O ソマ ( 濁点 ) ( 半濁点 )

69 表 JIS コード使用可能文字 項番項目内容 符号範囲使用可否使用不可符号 1 特殊文字 特殊な図形をもち区 1-1 間隔 切りや印などに用い 1 区 1 点 全て使用可 無し 1-2 記述記号 る文字 1 区 2 点 ~37 点 全て使用可 無し 1-3 括弧記号 1 区 38 点 ~59 点 全て使用可 無し 1-4 学術番号 1 区 60 点 ~74 点 一部使用不可 2 区 26 点 ~33 点 2 区 26 点 ~33 点 2 区 42 点 ~48 点 2 区 42 点 ~48 点 2 区 60 点 ~74 点 2 区 60 点 ~74 点 1-5 単位記号 1 区 75 点 ~83 点 一部使用不可 2 区 82 点 ~83 点 2 区 82 点 ~83 点 1-6 一般記号 1 区 84 点 ~94 点 一部使用不可 2 区 84 点 ~89 点 2 区 1 点 ~14 点 2 区 94 点 2 区 84 点 ~89 点 2 区 94 点 2 数字 0~9の10 文字 3 区 16 点 ~25 点 全て使用可 無し 3 ローマ字 AB~Zの大文字及 3 区 33 点 ~58 点 全て使用可 無し びab~zの小文字 3 区 65 点 ~90 点 4 平仮名 旧仮名を含めた五十 4 区 1 点 ~83 点 全て使用可 無し 音 濁音 半濁音 拗音 促音の文字 5 片仮名 旧仮名を含めた五十 5 区 1 点 ~86 点 全て使用可 無し 音 濁音 半濁音 拗音 促音の文字 6 ギリシア文字 AB~Ωの大文字及 6 区 1 点 ~24 点 全て使用可 無し びaβ~ωの小文字 6 区 33 点 ~56 点 7 ロシア文字 AБ~Яの大文字及 7 区 1 点 ~33 点 全て使用可 無し びаб~яの小文字 7 区 49 点 ~81 点 8 漢字 第一水準 第二水準 16 区 1 点 ~ 全て使用可 無し の文字 47 区 51 点 48 区 1 点 ~ 84 区 4 点 9 罫線素辺 細線 太線 混在素 8 区 1 点 ~32 点 全て使用不可 8 区 1 点 ~32 点 線の文字 10 その他領域 空き領域 上記以外 全て使用不可空き領域は全て使用不可 66