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たつぞうさわまつ
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1 結婚生活と離婚に関する意識調査報告 NPO 法人ファザーリングジャパン

2 報道関係者各位ニュースリリース 216 年 9 月 7 日特定非営利活動法人ファザーリングジャパン離婚したい別居したいと思ったことがある夫は 3 妻は 5% 円満夫婦と不満夫婦の違いは家事育児分担満足度と夫婦の会話時間にあり余裕時間の創出と機能的役割の共有が夫婦関係改善の鍵 5 年ぶりに離婚件数が増加したことをうけて NPO 法人ファザーリングジャパン ( 東京都千代田区代表安藤哲也 ) は小学生以下の子どもを持つ 2, 人の既婚男性と既婚女性に対して結婚生活と離婚に関する意識調査を行いました調査結果によると 6 の夫が離婚したいと思ったことはないのに対し妻は半数の 5% が離婚したいと思ったことがあることがわかりました別居についても同様で妻は夫に比べて別居や離婚について考えていることが明らかになりました円満夫婦 ( 夫婦関係に不満がなく離婚したいと思ったことがない ) と不満夫婦 ( 夫婦関係に不満があり離婚したいと思ったことがある ) の違いは家事育児分担満足度と夫婦の会話時間にありました円満夫婦の夫の平日休日家事時間は不満夫婦より平均で 1-15 分程度長くまた育児時間は 2-3 分長いことが分かりましたまた円満夫婦の夫婦の会話時間は不満夫婦の 3 倍長く夫婦の会話時間に大きな差がありました家事育児分担満足度については夫妻ともに自分自身の負担時間が減り相手の負担時間が増えると満足度が上がる傾向がみられましたつまり自分が家事育児を負担すれば相手の満足度は上がる一方で自分の満足度は下がるという板挟みの状態ですしかしお互いの分担満足度に相関が見られたことから夫婦が家事育児を担い合うに足りる時間的余裕 = 余裕時間があれば家事育児を無理なく担うことができ双方の分担満足度が向上しそれに伴い夫婦関係満足度も向上すると考えられます夫婦の会話時間は夫婦関係満足度のみならず分担満足度とも相関がありましたまた夫妻の半数近くは夫婦のコミュニケーションや夫婦二人の時間が夫婦関係改善につながると感じていますが平日の会話時間は不満夫婦で 18 分円満夫婦でも 58 分とコミュニケーションの時間が確保されていないことが明らかになりました結婚生活を継続している理由について夫は妻より愛情や絆に関する理由の占める割合が高い一方妻は経済面での安定や家事育児負担老後の生活の不安等機能に関する理由の占める割合が夫に比べて高い傾向がありましたこのことから妻は愛情や絆等の情緒的側面だけではなく機能的側面を結婚生活に求める傾向があることがわかりましたまた夫婦関係の改善に夫の収入の増加に加え有職の妻は妻自身の収入の増加を挙げており家事育児だけでなく稼得も含めた機能的役割を二人で担うことが夫婦関係改善にもつながることが示唆されました NPO 法人ファザーリングジャパン代表理事安藤哲也コメント誰も離婚するために結婚する人はいませんでも不満夫婦は後を絶たない不満夫婦を続けることはストレスが増すだけ子育て中であれば子どもにも悪影響が出ます子どもはいつだってパパとママの和睦を願っています円満な家庭を持続するには理想論だけでは立ち行きません家庭生活ではパートナーと目標を設定し手を取り合い家事や育児をシェアすること完璧を目指さず前向きな妥協も取り入れながら無理なく笑顔で暮らすことが重要ですこの調査結果にある余裕時間の創出がキーならばやはり働き方を見直すことがポイント特に男性は残業ありきの長時間労働をやめること自分の健康と家族のために休暇をしっかり取ることですただ個人の努力では限界があるのでチームの業務効率化や多様な働き方を認め合う職場の風土改革が必要ダイバーシティ的な視点を持った管理職 ( イクボス ) が求められますまた稼得も含めた機能的役割を二人で担うことが夫婦関係改善のポイントという点については経済が低成長の時代には家庭において共稼ぎは最も合理的なチーム戦略と言えるしそのためには男女ともに育児と仕事の両立が可能な保育インフラの整備や働き方の見直し職場における風土や評価制度の改革が必須でそれが円満夫婦の持続性を担保することになります 2

87 人末子の学年小学 1 年生 N=13 N=13 4-44 歳 2 45-49 歳 4-44 歳 3 45-49 歳年代年代 35-39 歳 3 3-34 歳 35-39 歳 2 3-34 歳 34% 4 人子どもの人数 3 人 2

3 調査概要調査方法インターネットリサーチ実施機関株式会社マクロミル実施期間 216 年 6 月 17 日 ( 金 ) ~ 216 年 6 月 18 日 ( 土 ) 調査対象者小学生以下の子どもを持つ既婚者 ( 長子が中学生未満 ) 調査エリア全国有効サンプル数 ( 男性 13 女性 13) 回答者の属性平均年齢 ( 歳 ) 38.5 歳 35.2 歳個人年収 29 万円 23 万円世帯年収 488 万円結婚年数 7 年 3 ヶ月子どもの数 1.87 人末子の学年小学 1 年生 N=13 N= 歳歳 4-44 歳歳年代年代歳歳歳歳 34% 4 人子どもの人数 3 人 2 人 5% 3 人 2 人 4 1 人 3 子どもの人数 4 人 5 人以上 1 人 3 5 人以上小 3 小 4 小 2 小 1 小 3 小 2 小 1 小 4 小 5 小 5 末子の学年小 6 小 6 乳幼児未就学児 54% 末子の学年乳幼児未就学児 6 3

4 調査概要回答者の就労状況夫公務員夫正社員 N= 154 夫契約社員 37 夫派遣社員 1 夫パートアルバイト 92 夫自由業自営業 136 夫専業主夫 69 夫学生 1 夫その他 3 夫無職妻公務員妻正社員妻契約社員妻派遣社員妻パートアルバイト妻自由業自営業妻専業主婦妻学生妻その他妻無職 ( 妻有職 ) ( 妻無職 ) ( 有職 ) ( 無職 ) 個人年収個人年収

5 離婚別居に関する意識配偶者と別居したいまたは離婚したいと思ったことはありますか? 妻の二人に一人が離婚したいと思ったことがあると回答一方夫は 6 割以上が離婚したいと思ったことはないと回答した別居についても同様 ( 妻有 ( 妻無 ( 有職 ) ( 無職 ) ( 妻有 ( 妻無 ( 有職 ) ( 無職 ) 離婚したいと思ったことあるない 3 5% % 別居したいと思ったこと % % N= 夫 13, 妻 13 現在配偶者と別居中または家庭内別居中ですか? 現在家庭内別居中は 3-4% 別居中は 9 割は現在も過去にも別居や家庭内別居したことがない 4% 別居家庭内別居状況家庭内別居中別居中現在は別居中でも家庭内別居中でもないが以前家庭内別居したことがある現在は別居中でも家庭内別居中でもないが以前別居したことがある別居中でも家庭内別居中でもないし以前もしたことはないその他 9 9 N= 夫 13, 妻 13 % ( 妻有 4% 9% ( 妻無 ( 有職 ) 4% 9 8 % ( 無職 ) 9 5 5

6 離婚別居に関する意識あなたは離婚したいとどのくらいの頻度で思いますか? 離婚したいと思ったことがあると回答した人のうち夫も妻も約 3 割が半年から 1 年に一回と回答また夫も妻も約 1 割が離婚したいと毎日思っていると回答 N=36 1 年以上に 1 回週に 1 2 回週に 3 4 回 4% 半年に 1 回 1 週に 5 6 回 5 1 年に1 回 2 3ヶ月に1 回 1 年に 1 回月に 1 2 回 2 3 年に 1 回毎日 1 年以上に1 回週に 1 2 回週に3 4 回週に5 6 回半年に 1 回 N=511 毎日 1 年に 1 回 5 1 年に 1 回 2 3 ヶ月に 1 回 2 3 年に 1 回月に 1 2 回 6 6

割と明確に離婚を否定する人が無職の妻より少ない将来的に離婚するつもりはありますか?

2 3 2 2 3 2 6 6 5 6 将来的に離婚するつもりがあると答えた方にお聞きします

将来的に離婚を考えている夫と妻の約 4 割がいつかは分からないと回答夫の 2 妻のは 5

7 離婚別居に関する意識将来的に離婚するつもりはありますか? 夫と無職の妻の約 7 割が将来的に離婚するつもりはないと回答有職の妻は約 5 割と明確に離婚を否定する人が無職の妻より少ない将来的に離婚するつもりはありますか? N= 夫 13, 妻 13 はい分からないいいえ ( 妻有 ( 妻無 ( 有職 ) ( 無職 ) 4% 将来的に離婚するつもりがあると答えた方にお聞きします具体的にいつごろお考えですか? 将来的に離婚を考えている夫と妻の約 4 割がいつかは分からないと回答夫の 2 妻のは 5 年以内に離婚を検討中夫のは 1 年以内に離婚を考えている 1 年以内 2 5 年以内 4% 年以内年以内 16 2 年以内年以内 4% 年以内 N= 夫 48, 妻 54 いつかは分からない 7 7

8 夫婦関係に関する意識あなたは夫婦関係に満足していますか? 夫と妻の 6 前後が夫婦関係に満足しているが就労している妻の満足度は若干低い夫婦関係満足度 N= 夫 13, 妻 13 全然満足していないあまり満足していないまあまあ満足しているとても満足している 2 54% 2 5 ( 妻有職 ) 2 54% ( 妻無職 ) 54% 1 ( 有職 ) 1 4 ( 無職 ) 2 5 あなたの配偶者は夫婦関係に満足していると思いますか? 妻は夫婦関係に満足していると感じている夫は約 6 割夫は夫婦関係に満足していると感じている無職のは 7 割だったが有職のは 6 割にとどまった配偶者の夫婦関係満足度 N= 夫 13, 妻 13 全然満足していないと思うまあまあ満足していると思うあまり満足していないと思うとても満足していると思う ( 妻有職 ) 2 5 ( 妻無職 ) 2 5 ( 有 1 4 ( 無 2 5 8

全然満足していないあまり満足していないまあまあ満足しているとても満足している 1 6 1 1 3 4 ( 妻有 6 ( 妻無 1 6 1 ( 有職 ) 2 3 3 ( 無職 ) 1 2 4 あなたの配偶者は現在の家事

9 夫婦の家事育児分担に対する意識あなたは配偶者との現在の家事育児分担割合に満足していますか? 妻の就労状況に関わらず 7 割以上の夫が満足している一方満足している妻は 5 割前後働いている妻は半数以上が不満を感じている家事育児分担割合満足度 N= 夫 13, 妻 13 全然満足していないあまり満足していないまあまあ満足しているとても満足している ( 妻有 6 ( 妻無 ( 有職 ) ( 無職 ) あなたの配偶者は現在の家事育児分担割合に満足していると思いますか? 約 4 割以上の夫が妻は分担割合に不満を感じていることを認識一方妻は 8 割が夫は分担割合に満足していると感じている妻の就労状況による違いは見られない配偶者の分担割合満足度 N= 夫 13, 妻 13 全然満足していないと思うまあまあ満足していると思うあまり満足していないと思うとても満足していると思う 34% 4 4% ( 妻有 34% 5% ( 妻無 3 4 ( 有 1 6 ( 無 64% 1 9

10 夫婦の平日の家事育児時間あなたはどのくらい平日どのくらい家事育児をしますか? 5 割以上の夫は平日の家事時間が3 分未満妻が有職の場合でも1 割以上が平日全く家事をしていない一方有職の妻の4 割無職の妻の7 割弱が平均 3 時間以上の家事を行っている平日の育児についても4 割の夫が3 分未満 1.5 割の夫が全く従事していない一方平日 3 時間以上の育児を行っている妻は有職で6 割弱無職で8 割にのぼり家事も育児も圧倒的に妻が担っていることがわかる平日 ( 妻有職 ) ( 妻無職 ) ( 有職 ) ( 無職 ) 家事平均時間 54 分 1 時間 3 分 2 時間 36 分 3 時間 42 分育児平均時間 1 時間 11 分 1 時間 21 分 3 時間 22 分 6 時間 1 分平日家事時間 N= 夫 13, 妻 =13 分 3 分未満 3 分以上 1 時間未満 1 時間以上 2 時間未満 2 時間以上 3 時間未満 3 時間以上 4 時間未満 4 時間以上 5 時間未満 5 時間以上 6 時間未満 6 時間以上 7 時間未満 7 時間以上 8 時間未満 8 時間以上 9 時間未満 9 時間以上 1 時間未満 1 時間以上 % % ( 妻有 34% 2 1 ( 妻無 ( 有職 ) 4% % % ( 無職 ) 1 1 4% 平日育児時間 N= 夫 13, 妻 = % 2 ( 妻有 ( 妻無 % ( 有職 ) 4% 1 1 4% ( 無職 ) 3 1

11 夫婦の休日の家事育児時間あなたはどのくらい休日どのくらい家事育児をしますか? 夫の休日の家事時間は平日と違いが見られないまた夫の約 3 割が 3 分以下約 1 割が分と休日も家事を担えていない一方有職の妻の 5 割無職の妻の 6 割が 3 時間以上家事を行っている育児については夫の平均時間は妻が有職の場合で平日の 2 倍無職の場合は平日の 3 倍行っており休日は家事より育児をする傾向が見られる妻は有職で 4 時間無職の妻は 6 時間の育児を担っている休日 ( 妻有職 ) ( 妻無職 ) 休日家事時間 ( 有職 ) ( 無職 ) 家事平均時間 1 時間 16 分 1 時間 17 分 2 時間 54 分 3 時間 27 分育児平均時間 2 時間 17 分 2 時間 16 分 4 時間 28 分 6 時間 2 分 N= 夫 13, 妻 13 分 3 分未満 3 分以上 1 時間未満 1 時間以上 2 時間未満 2 時間以上 3 時間未満 3 時間以上 4 時間未満 4 時間以上 5 時間未満 5 時間以上 6 時間未満 6 時間以上 7 時間未満 7 時間以上 8 時間未満 8 時間以上 9 時間未満 9 時間以上 1 時間未満 1 時間以上 2 2 4% % ( 妻有職 ) 2 3 ( 妻無職 ) 2 2 % ( 有職 ) 1 4% ( 無職 ) 2 4% 休日育児時間 N= 夫 13, 妻 % 3 ( 妻有職 ) ( 妻無職 ) % 4% ( 有職 ) 4% 4% 3 ( 無職 ) 4% 4% 4% 4 11

12 夫婦の会話時間夫婦でどのくらい会話をしますか? 平日の平均会話時間は 4 分前後休日の平均会話時間は 1 時間を超えるが妻が有職の場合と妻が無職の場合で 2 分程度の違いが見られるまた休日はばらつきがみられ会話の多い夫婦とほとんどない夫婦がいることがわかる ( 妻有職 ) ( 妻無職 ) ( 有職 ) ( 無職 ) 平日会話平均時間 36 分 42 分 35 分 44 分休日会話平均時間 1 時間 11 分 1 時間 3 分 1 時間 36 分 1 時間 52 分平日会話時間 N= 夫 13, 妻 13 分 15 分未満 15 分以上 3 分未満 3 分以上 1 時間未満 1 時間以上 1 時間半未満 1 時間半以上 2 時間未満 2 時間以上 2 時間半未満 2 時間半以上 3 時間未満 3 時間以上 3 時間半未満 3 時間半以上 4 時間未満 4 時間以上 ( 妻有 ( 妻無 ( 有職 ) ( 無職 ) 4% % 4% 4% 4% 休日会話時間 N= 夫 13, 妻 % 2 ( 妻有 ( 妻無 % ( 有職 ) % 1 ( 無職 ) 2 12

13 夫婦関係満足度と家事育児分担満足度夫婦関係満足度については無職の以外は自身の家事育児分担満足度配偶者の家事育児分担満足度会話時間との間に正の相関関係が認められた無職の妻は夫の平日育児時間と妻自身の分担満足度会話時間と正の相関があった分担満足度については自身の夫婦関係満足度配偶者の分担満足度会話時間と正の相関関係が認められたまた夫妻ともに自分の家事育児負担時間が減るとまた配偶者の負担時間が増えると分担満足度が高くなる傾向が見られた特に妻にその傾向が強く夫の家事育児時間が妻の分担満足度と正の相関が認められた相関関係が認められたもの (p<.1) ( 妻有職 ) ( 妻無職 ) ( 有職 ) ( 無職 ) 夫婦関係満足度夫の家事育児分担満足度夫婦関係満足度夫の家事育児分担満足度夫婦関係満足度妻の家事育児分担満足度夫婦関係満足度妻の家事育児分担満足度夫自身の家事育児分担満足度 (ρ=.47) 妻の家事育児分担満足度 (ρ=.35) 夫婦の平日会話時間 (ρ=.376) 夫婦の休日会話時間 (ρ=.367) 夫自身の夫婦関係満足度 (ρ=.47) 妻の家事育児分担満足度 (ρ=.423) 夫自身の家事育児分担満足度 (ρ=.358) 妻の家事育児分担満足度 (ρ=.274) 夫婦の平日会話時間 (ρ=.383) 夫婦の休日会話時間 (ρ=.355) 夫自身の夫婦関係満足度 (ρ=.358) 妻の家事育児分担満足度 (ρ=.416) 夫婦の平日会話時間 (ρ=.376) 夫の家事育児分担満足度 (ρ=.211) 妻の家事育児分担満足度 (ρ=.423) 夫婦の平日会話時間 (ρ=.48) 夫婦の休日会話時間 (ρ=.427) 妻自身の夫婦関係満足度 (ρ=.423) 夫の平日家事時間 (ρ=.36) 夫の平日育児時間 (ρ=.321) 夫の休日家事時間 (ρ=.372) 夫の休日育児時間 (ρ=.283) 夫の家事育児分担満足度 (ρ=.228) 夫婦の平日会話時間 (ρ=.318) 夫婦の休日会話時間 (ρ=.32) 夫の平日育児時間 (ρ=.28) 妻自身の家事育児分担満足度 (ρ=.434) 夫婦の平日会話時間 (ρ=.316) 夫婦の休日会話時間 (ρ=.386) 妻自身の夫婦関係満足度 (ρ=.434) 夫の平日家事時間 (ρ=.233) 夫の平日育児時間 (ρ=.25) 夫の休日家事時間 (ρ=.256) 夫の休日育児時間 (ρ=.225) 夫の家事育児分担満足度 (ρ=.224) 夫婦の平日会話時間 (ρ=.257) 夫婦の休日会話時間 (ρ=.264) 13

14 円満夫婦と不満夫婦円満夫婦は不満夫婦より夫婦両方の家事育児分担満足度が高い二つのグループを比較すると円満夫婦は不満夫婦にくらべて夫と妻両方の家事分担満足度が高いなお円満夫婦の夫の平日休日家事時間は不満夫婦より平均で 1-15 分程度長くまた育児時間は 2-3 分長い円満夫婦不満夫婦夫の家事育児分担満足度 > 夫の家事育児分担満足度妻の家事育児分担満足度 > 妻の家事育児分担満足度夫の平日休日家事時間平日 :32 分休日 :58 分夫の平日休日育児時間平日 :56 分休日 :2 時間 29 分 > > 夫の平日休日家事時間平日 :24 分休日 :39 分夫の平日休日育児時間平日 :4 分休日 :1 時間 56 分 N= 円満夫婦 972, 危機的夫婦 494 円満夫婦は円満夫婦は不満夫婦より夫婦の会話時間が 3 倍長い夫婦の会話時間に大きな違いがあった円満夫婦の夫婦の会話時間は不満夫婦の 3 倍長いまた不満夫婦は平日ほとんど会話をしていない円満夫婦夫婦平日会話時間 58 分 > 夫婦休日会話時間 2 時間 > 不満夫婦夫婦平日会話時間 18 分夫婦休日会話時間 42 分 N= 円満夫婦 972, 危機的夫婦 494 円満夫婦 : あなたは夫婦関係に満足していますか? という質問に対しまあまあ満足しているまたはとても満足していると回答し且つ離婚したいと思ったことがありますか? という質問に対してないと回答した者 14 不満夫婦 : あなたは夫婦関係に満足していますか? という質問に対しあまり満足していないまたは全然満足していないと回答し且つ離婚したいと思ったことがありますか? という質問に対してあると回答した者 14

結婚生活を続けている理由夫は愛情絆に関する理由が合わせて約 7 割一方妻は有職無職かかわらず愛情絆に関する理由が占める割合が約 3 割と夫よりかなり低いその一方で機能に関する理由が占める割合が 2 割を超え夫の倍以上であるこのように妻は愛情や絆等の情緒的側面だけではなく

) 2 3 2 それぞれのグループにおいて選択された項目全体の数を 1% とした際の割合あなたが結婚生活を続けている理由は何ですか?

15 結婚生活を続けている理由夫は愛情絆に関する理由が合わせて約 7 割一方妻は有職無職かかわらず愛情絆に関する理由が占める割合が約 3 割と夫よりかなり低いその一方で機能に関する理由が占める割合が 2 割を超え夫の倍以上であるこのように妻は愛情や絆等の情緒的側面だけではなく機能的側面を結婚生活に求める傾向があることがわかったなお惰性に関する理由が占める割合は夫と妻の間では差はなく有職の妻無職の妻の間で若干の差が見られた結婚生活を続けている理由愛情絆機能惰性 ( 妻有職 ) ( 妻無職 ) 3 3 ( 有職 ) ( 無職 ) それぞれのグループにおいて選択された項目全体の数を 1% とした際の割合あなたが結婚生活を続けている理由は何ですか? あてはまるものをすべて選んでください愛情絆機能惰性配偶者を信頼しているから配偶者を愛しているから配偶者は私のことを理解してくれているから離婚することで子どもに辛い思いをさせたくないからこれまで積み上げてきたものを失いたくないから家族が分裂することはよいことではないから配偶者がいないと経済的に成り立たないから一人で家事育児をするのは大変だから配偶者がいないと老後が心配だから不満はあるが我慢すればよいから離婚に至る過程とその手続きが面倒だから離婚すると世間体がよくないから 15 15

16 よりよい夫婦関係のために必要なこと ( 夫 ) あなたと配偶者の夫婦関係を今より良くするために何が必要ですか? 全 2 の選択肢から上位 1 の選択肢を抜粋配偶者とのコミュニケーション二人の時間配偶者への理解や労いの他妻の有職の夫で約 4 割妻が無職の夫で約 3 割夫自身の収入の増加が必要と考えており夫が稼得役割を感じていることがわかる同時に約 3 割が働き方が柔軟になることが必要と考えている妻との夫婦関係を今より良くするために必要なこと : ( 妻有職 ) 配偶者とのコミュニケーションあなた自身の収入の増加夫婦二人の時間あなたから配偶者への感謝や労いの言葉あなたが配偶者の話を聴いてあげることあなたが配偶者の大変さを理解することあなた自身の働き方がもっと柔軟になること配偶者からあなたへの感謝や労いの言葉配偶者が一人の時間を持つことあなた自身の家事参画 % 4% 5% 妻との夫婦関係を今より良くするために必要なこと : ( 妻無職 ) 配偶者とのコミュニケーション 4 あなたから配偶者への感謝や労いの言葉 3 あなた自身の収入の増加あなたが配偶者の話を聴いてあげること夫婦二人の時間あなたが配偶者の大変さを理解することあなた自身の働き方がもっと柔軟になること配偶者からあなたへの感謝や労いの言葉配偶者が一人の時間を持つこと配偶者があなたの大変さを理解すること 2 % 4% 5% 16

17 よりよい夫婦関係のために必要なこと ( 妻 ) あなたと配偶者の夫婦関係を今より良くするために何が必要ですか? 全 2 の選択肢から上位 1 の選択肢を抜粋約 4 割の妻が夫からの理解や労いと同時に夫への理解が必要と考えているまたコミュニケーションや夫婦の二人時間が必要と考えていた約 3-4 割が夫の収入の増加を求める一方で有職の妻の 3 割弱は自身の収入の増加も必要と感じていた夫との夫婦関係を今より良くするために必要なこと : ( 有職 ) 夫からあなたへの感謝や労いの言葉夫とのコミュニケーション夫の収入の増加夫があなたの大変さを理解することあなたから夫への感謝や労いの言葉夫婦二人の時間夫があなたの話を聴いてくれることあなた自身が一人の時間を持つことあなたが夫の大変さを理解することあなた自身の収入の増加 4 44% 4 4% % 4% 5% 夫との夫婦関係を今より良くするために必要なこと : ( 無職 ) 夫からあなたへの感謝や労いの言葉夫とのコミュニケーション夫があなたの大変さを理解することあなたから夫への感謝や労いの言葉あなたが夫の大変さを理解すること夫婦二人の時間 % 4% 夫があなたの話を聴いてくれることあなた自身が一人の時間を持つこと夫の収入の増加あなたが夫の話を聴いてあげること % 4% 5% 17

18 NPO法人Fathering Japan 結婚生活と離婚に関する意識調結果概要( 調査結果調査概要調査方法実施機関実施期間調査対象者調査エリア有効サンプル数インターネットリサーチ株式会社マクロミル 216年6月17日(金) 216年6月18日(土) 小学生以下の子どもを持つ既婚者長子が中学生未満全国男性13 女性13 [TABLE1] 性別 SEX 単一回答Ｎ 1 男性 2 女性全体Ｎ [TABLE2] 年齢 AGEID 単一回答才未満 12才 19才 2才 24才 25才 29才 3才 34才 35才 39才 4才 44才 45才 49才 5才 54才 55才 59才 6才以上全体Ｎ [TABLE3] PREFECTURE 都道府県単一回答北海道青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県東京都神奈川県新潟県富山県石川県福井県山梨県長野県岐阜県静岡県愛知県三重県滋賀県京都府大阪府兵庫県奈良県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県愛媛県高知県福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県全体

19 調査結果 [TABLE4] AREA 地域単一回答 N % 1 北海道東北地方関東地方中部地方近畿地方中国地方四国地方九州地方全体 [TABLE5] MARRIED 未既婚単一回答 N % 1 未婚. 2 既婚全体 [TABLE6] CHILD 子供の有無単一回答 N % 1 子供なし. 2 子供あり全体 [TABLE7] HINCOME 世帯年収単一回答 N % 1 2 万未満 ~4 万未満 ~6 万未満 ~8 万未満 ~1 万未満 ~12 万未満 ~15 万未満 ~2 万未満万円以上わからない無回答全体 [TABLE8] PINCOME 個人年収単一回答 N % 1 2 万未満 ~4 万未満 ~6 万未満 ~8 万未満 ~1 万未満 ~12 万未満 ~15 万未満 ~2 万未満万円以上わからない無回答全体 [TABLE9] JOB 職業単一回答 N % 1 公務員経営者役員会社員 ( 事務系 ) 会社員 ( 技術系 ) 会社員 ( その他 ) 自営業自由業専業主婦 ( 主夫 ) パートアルバイト学生その他無職 7.3 全体 19

20 NPO法人Fathering Japan 結婚生活と離婚に関する意識調結果概要( 調査結果 [TABLE1] 学生種別 STUDENT 単一回答Ｎ小学生中学生高校生高専生専門学校生短大生大学生大学院生その他学生全体 2 [TABLE11] CELL 割付セル単一回答 1 男性小学生以下の子供 2 女性有職小学生以下の子供 3 女性無職小学生以下の子供全体Ｎ [TABLE12] 1 Q1 あなたとあなたの配偶者はどのくらい家事と育児をしますか平日月金と休日土日祝日の1日あたりの平均的な時間をそれぞれお答えください全体 2 3分未満分 3 3分以上 1時間未満時間以 1時間半 2時間以 2時間半 3時間以 3時間半 4時間以 5時間以 6時間以 7時間以 8時間以 9時間以 1時間上 1時以上 2 上 2時以上 3 上 3時以上 4 上 5時上 6時上 7時上 8時上 9時上 1時以上間半未満時間未満間半未満時間未満間半未満時間未満間未満間未満間未満間未満間未満間未満単一回答 1 あなた自身の平日家事時間 2 あなた自身の平日育児時間 3 あなた自身の休日家事時間 4 あなた自身の休日育児時間 5 配偶者の平日家事時間 6 配偶者の平日育児時間 7 配偶者の休日家事時間 8 配偶者の休日育児時間 [TABLE13] 1 Q2 あなたは配偶者との現在の家事育児分担割合に満足していますかまた配偶者は満足していると思いますかそれぞれお答えください全体 2 あまり満全く満足し足していていないない 3 まあまあ満足している 4 とても満足している単一回答 1 あなた自身 2 配偶者 [TABLE14] 1 Q3 あなたと配偶者は夫婦でどのくらい会話をしますか平日月金と休日土日祝日の1日あたりの平均的な時間をそれぞれお答えください全体 2 15分未満分分以 3分以上 3分上 1時未満間未満時間以 1時間半 2時間以 2時間半 3時間以 3時間半 4時間以上 1時以上 2 上 2時以上 3 上 3時以上 4 上間半未満時間未満間半未満時間未満間半未満時間未満単一回答 1 平日月金 2 休日土日祝日 [TABLE15] 1 Q4 あなたは現在の夫婦関係に満足していますかまた配偶者は満足していると思いますかそれぞれお答えください全体 2 あまり満全く満足し足していていないない 3 まあまあ満足している 4 とても満足している単一回答 1 あなた自身 2 配偶者

21 調査結果 [TABLE16] Q5 配偶者と別居したいまたは離婚したいと思ったことはありますか? 単一回答 1 別居したいと思ったこと 2 離婚したいと思ったこと 1 2 全体あるない [TABLE17] Q6 前問であると答えた方にお聞きしますどのくらいの頻度でそう思いますか? 単一回答 1 別居したい 2 離婚したい全体毎日週に 5~ 6 回週に 3~ 4 回週に 1~ 2 回月に 1~ 2 回 2~3 ヶ月に 1 回半年に 1 回 1 年に 1 回 2~3 年に 1 回 5~1 年に 1 回それ以下の頻度 [TABLE18] Q7 現在配偶者と別居中または家庭内別居中ですか? 単一回答 N % 1 家庭内別居中別居中 2 1. 現在は別居中でも家庭内別居中でもないが 3 以前家庭内別居したことがある現在は別居中でも家庭内別居中でもないが 4 以前別居したことがある別居中でも家庭内別居中でもないし以前もし 5 たことはないその他 15.7 全体 [TABLE19] Q8 あなたは将来的に離婚するつもりがありますか? 単一回答 N % 1 はいいいえ分からない全体 [TABLE2] Q9 前問で将来的に離婚するつもりがあると答えた方にお聞きします具体的にいつ頃をお考えですか? 単一回答 N % 1 1 年以内 ~5 年以内 ~1 年以内 ~15 年以内 ~2 年以内 ~25 年以内 ~3 年以内年後以降. 9 いつかは分からない全体 12 21

22 調査結果本件に関するお問い合わせ先 NPO 法人ファザーリングジャパン担当理事林田住所 : 東京都千代田区神田錦町 3-21 ちよだプラットフォームスクウェア 132 メール :gyoumu@fathering.jp 22

通話品質 KDDI(au) N 満足やや満足ソフトバンクモバイル N 満足やや満足全体 21, 全体 18, 全体 15, NTTドコモ

通話品質 KDDI(au) N 満足やや満足ソフトバンクモバイル N 満足やや満足全体 21, 全体 18, 全体 15, NTTドコモ < 各都道府県別満足度一覧 > エリア KDDI(au) N 満足やや満足ソフトバンクモバイル N 満足やや満足全体 21,605 40.0 38.2 16.7 3.9 1.2 全体 18,172 31.2 39.1 19.3 7.4 3.0 全体 15,223 23.2 38.4 23.8 10.7 3.9 NTTドコモ / 北海道 665 51.1 34.4 12.5 1.7 0.3 KDDI(au)/