Ⅱ. 事案の概要 CORPORATE NEWSLETTER 本判決によれば 本件における事案の概要は以下のとおりです アートネイチャーは 平成 16 年 3 月当時 非上場会社であり その発行済株式総 数 40 万株は同社の役員 幹部従業員等によって保有されていた アートネイチャーは 株式の上場を計

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1 最高裁 アートネイチャー株主代表訴訟で株主の請求を棄却する判決 2015 年 3 月号 (Vol.8) - 会社法 /M&A- Ⅰ. はじめに Ⅱ. 事案の概要 Ⅲ. 下級審の概要及び本判決の要旨 Ⅳ. 本判決のポイント 森 濱田松本法律事務所 弁護士篠原倫太郎 TEL rintaro.shinohara@mhmjapan.com Ⅰ. はじめに 最高裁判所第一小法廷は 2015 年 2 月 19 日 上告補助参加人である株式会社アートネイチャー ( 東証一部上場 )( 以下 アートネイチャー といいます ) の株主である被上告人 ( 以下 本件株主 といいます ) が アートネイチャーの取締役であった上告人ら ( 以下 本件取締役 といいます ) に対し アートネイチャーによる新株発行がいわゆる有利発行に該当するにもかかわらず 株主総会においてその理由の開示を怠ったとして 旧商法 266 条 1 項 5 号に基づく取締役の任務懈怠責任による損害賠償を求めていた株主代表訴訟の上告審 ( 平成 25 年 ( 受 ) 第 1080 号損害賠償請求事件 ) において 被上告人である本件株主の請求を棄却する判決を言い渡しました 本件では 当時非上場会社であったアートネイチャーが実行した新株発行について その払込金額が旧商法 280 条ノ 2 第 2 項に定める 特ニ有利ナル発行価額 ( 会社法 199 条 3 項に定める 特に有利な金額 に相当 ) に該当するかが争われました この点について 最高裁は 非上場会社が株主以外の者に新株を発行するに際し 客観的資料に基づく一応合理的な算定方法によって発行価額が決定されていたといえる場合には その発行価額は 特別の事情のない限り 特ニ有利ナル発行価額 には当たらないと解するのが相当である と判示し アートネイチャーによる新株発行の有利発行該当性を否定しました 本判決は 非上場会社による新株発行が有利発行に該当するかの判断基準を示したも のとして 実務上重要性の高い判決であると思われます

2 Ⅱ. 事案の概要 CORPORATE NEWSLETTER 本判決によれば 本件における事案の概要は以下のとおりです アートネイチャーは 平成 16 年 3 月当時 非上場会社であり その発行済株式総 数 40 万株は同社の役員 幹部従業員等によって保有されていた アートネイチャーは 株式の上場を計画し 平成 12 年 5 月 新株引受権の権利行使価額を 1 株 1 万円とする新株引受権付社債 ( 以下 本件新株引受権付社債 という ) を発行した しかしながら その後の経営悪化により 平成 10 年度から平成 12 年度には 1 株当たり 150 円の配当がなされていたものが 平成 13 年度及び平成 14 年度には無配となった また 平成 13 年ころには 退職する役職員からその保有する株式の買取りを求められ 本件取締役を含む役員等は その都度 1 株 1,500 円でこれらを買い取った アートネイチャーは 平成 14 年 7 月から同年 10 月までの間 本件取締役からこれらの株式の一部を 1 株 1,500 円で購入して自己株式とした その後 アートネイチャーは 取引銀行からの要請等を踏まえ 平成 15 年 11 月 本件取締役に対して これらの自己株式を 1 株 1,500 円で売却した ( 以下 本件自己株式処分 という ) なお 本件取締役は 平成 14 年 12 月 幹部従業員約 40 名に対しても 本件取締役の保有する株式を 1 株 1,500 円で購入するよう希望者を募ったが 希望者はほとんど現れなかった また 本件新株引受権付社債については 平成 15 年 6 月の株主総会の決議に基づき その権利行使価額が 1 株 1,500 円に変更された アートネイチャーは 本件自己株式処分に先立ち 公認会計士 ( 以下 本件会計士 という ) に株価の算定を依頼した 本件会計士は 平成 15 年 10 月ころ 同社から 1 平成 12 年度から平成 14 年度までの決算書 ( 貸借対照表 損益計算書及び利益処分計算書 ) 営業報告書及び附属明細書 2 平成 14 年度の法人税確定申告書及び勘定科目内訳書 3 過去の株式売買実績例及び株式移動表並びに株主名簿 4 相続税路線価による保有土地の評価資料 ゴルフ場等の含み損益に関する資料及び債権の貸倒引当金の明細等の提出を受けるとともに 担当部長と面談し 建物及び子会社株式にも含み損があることや 株価算定の基礎資料となる事業計画は存在しないことなどを確認した その上で 本件会計士は 平成 15 年 10 月 31 日 以下の理由により アートネイチャーの同年 6 月 26 日以降の株価を 1 株 1,500 円と算定し その旨同社に報告した ア同社の株式は 一時的に無配であるものの それ以前は継続して配当が行われてきたことや 一定期間 利益配当に係る期待値によって評価された価格により株式売買が行われてきたことを考慮すると 配当還元法により算定するのが適切

3 と考えられる イ同社では 従来は 1 株当たり 150 円の配当がされており 直近の過去 2 事業年度は経営体質の強化を目的として一時的に無配としたものに過ぎず 今後 利益配当を復活させることを予定しているのであって 直近の取引事例にも照らすと 株価の算定に当たっては 1 株当たりの配当金額を 150 円とするのが相当である そして これを財産評価基本通達の配当還元法の算式で用いられている資本還元率で還元すると 1 株当たりの評価額は 1,500 円と算定される ウ同社の時価純資産に巨額のマイナスが生じていることや 株価算定の基礎資料となる事業計画はないこと 売上げも減少傾向にあることなどからすれば 簿価純資産法 時価純資産法 収益還元法 DCF 法及び類似会社比準法は採用しない アートネイチャーは 店舗改修等の設備投資資金及び運転資金を調達するとともに 役員や幹部従業員に株式を保有させて経営への参画意識を高めることを目的として 新株発行を行うこととした もっとも これは本件自己株式処分と同一年度での新株発行であり 本件会計士の算定結果の報告から 4 ヶ月程度しか経過していなかったため 改めて専門家の意見を聴取することはなかった アートネイチャーは 平成 16 年 2 月 19 日 取締役会において 次のとおり新株発行を行う旨を決議した ( 以下 本件新株発行 という ) 新株の種類及び数普通株式 40,000 株 発行価額 払込期日 割当先 1 株 1,500 円平成 16 年 3 月 24 日本件取締役らにそれぞれ 23,000 株 5,000 株 1,000 株その他の者にそれぞれ 6,000 株 2,000 株 2,000 株 1,000 株 本件新株発行は 平成 16 年 3 月 8 日の株主総会において承認された その際 本 件取締役は 特ニ有利ナル発行価額 をもって株主以外の者に対し新株を発行する ことを必要とする理由の説明はしなかった アートネイチャーの平成 15 年度及び平成 16 年度の決算は増収増益となり それぞれ 1 株当たり 100 円 150 円の配当が行われた また 再び株式の上場を視野に入れるようになり 平成 18 年 2 月には 1 株を 10 株にする株式分割を行い 同年 3 月には新株 220,000 株を 1 株 900 円で発行した

4 Ⅲ. 下級審の概要及び本判決の要旨 1. 第一審及び原審の概要 本件株主は 本件自己株式処分及び本件新株発行の双方について 著しく不公正な価額により行われたものであり 本件取締役には 特ニ有利ナル発行価額 による発行に必要な手続を経ていない法令違反等があると主張して 旧商法 211 条 3 項が準用する 280 条ノ 11( 会社法 212 条 1 項 1 号に相当 ) に基づく通謀引受人の責任ないし旧商法 266 条 1 項 5 号 ( 会社法 423 条 1 項に相当 ) に基づく損害賠償として 公正な発行価額との差額の総額及びこれに対する遅延損害金を連帯して支払うよう求める株主代表訴訟を提起し 第一審では東京地裁民事第 8 部が請求の一部を認容する判決を言い渡しました 本件株主及び本件取締役の双方が控訴した原審において 東京高裁第 9 民事部は アートネイチャーの株式の価値は 平成 12 年 5 月時点で 1 株 1 万円程度 平成 18 年 3 月時点で 1 株 ( 株式分割前 )9,000 円程度であったとするとともに 平成 16 年 3 月時点の価値については DCF 法を採用してこれを 1 株 7,897 円と算定しました その上で 諸般の事情も併せ考慮すると 本件新株発行における公正な価額は少なくとも 1 株 7,000 円を下らないから 本件新株発行の発行価額である 1 株 1,500 円は 特ニ有利ナル発行価額 に該当するとし 本件会計士の採用した配当還元法は 主として少数株主の株式評価において 安定した配当が継続的に行われる場合に用いられる手法であるため 本件においては相当性を欠くとして 本件新株発行についてのみ いわゆる有利発行に該当するとの判断を示し 請求の一部を認容した第一審の判決を基本的に支持する判決を言い渡しました 2. 本判決の要旨 これに対し 本件取締役が上告したのが本判決です 最高裁は 本件新株発行にお ける発行価額が 特ニ有利ナル発行価額 に該当するかを判断するにあたり 以下の ような基準を示しました 非上場会社の株価の算定については 簿価純資産法 時価純資産法 配当還元法 収益還元法 DCF 法 類似会社比準法など様々な評価手法が存在しているのであって どのような場合にどの評価手法を用いるべきかについて明確な判断基準が確立されているというわけではない また 個々の評価手法においても 将来の収益 フリーキャッシュフロー等の予測値や 還元率 割引率等の数値 類似会社の範囲など ある程度の幅のある判断要素が含まれていることが少なくない 株価の

5 算定に関する上記のような状況に鑑みると 取締役会が 新株発行当時 客観的資料に基づく一応合理的な算定方法によって発行価額を決定していたにもかかわらず 裁判所が 事後的に 他の評価手法を用いたり 異なる予測値等を採用したりするなどして 改めて株価の算定を行った上 その算定結果と現実の発行価額とを比較して 特ニ有利ナル発行価額 に当たるか否かを判断するのは 取締役らの予測可能性を害することともなり 相当ではないというべきである したがって 非上場会社が株主以外の者に新株を発行するに際し 客観的資料に基づく一応合理的な算定方法によって発行価額が決定されていたといえる場合には その発行価額は 特別の事情のない限り 特ニ有利ナル発行価額 には当たらないと解するのが相当である そして 本件新株発行においては 1 本件会計士は決算書を初めとする各種の資料等を踏まえて株価を算定したものであって その算定は客観的資料に基づいていたといえること 2 本件会計士は アートネイチャーの財務状況等から配当還元法を採用し 従前の配当例や直近の取引事例から株価を算定したのであって 本件新株発行のような場合に配当還元法が適さないとは一概にはいい難いこと 3 算定結果の報告から本件新株発行に係る取締役会決議までの 4 ヶ月間において アートネイチャーの株価を著しく変動させるような事情も生じていないことから 同算定結果を用いたことが不合理であるとはいえないこと 4 本件新株発行の当時における アートネイチャーの株式の取引事例や本件新株引受権付社債の権利行使価額 本件自己株式処分における処分価格がいずれも 1 株 1,500 円であったことを併せ考慮すると 本件新株発行においては一応合理的な算定方法によって発行価額が決定されていたということができると判示しました 加えて アートネイチャーの業績は 平成 12 年 5 月以降に低迷した後に平成 18 年 3 月には再度良好となったものであって 平成 16 年 3 月の本件新株発行における発行価額と 平成 12 年 5 月及び平成 18 年 3 月当時の株価を単純に比較することは相当ではないとし また他に上記の 特別の事情 に当たるような事実もうかがわれないと判示しました 以上より 最高裁は 本件新株発行における発行価額は 特ニ有利ナル発行価額 には当たらないとして 本件株主の請求を棄却しました

6 Ⅳ. 本判決のポイント CORPORATE NEWSLETTER 1. 裁判所による事後的な判断の排除 本判決における最も重要なポイントとしては 取締役らの予測可能性を害するとの理由から 有利発行該当性の判断においては 原則として裁判所による事後的な判断を排除している点が挙げられます すなわち 非上場会社の取締役会による新株発行当時の判断が 客観的資料 に基づいており かつ その採用した算定方法が 一応合理的 であることが立証されれば 特別の事情 がない限りは 裁判所において再度鑑定等を行って株式価値評価を争うまでもなく 有利発行該当性が否定されるということになります 本判決も指摘しているところですが とりわけ非上場会社の株価の算定については様々な評価手法が存在し そのうちのいかなる手法をどのように用いて株式価値評価を行うべきかについては 未だ明確な判断基準が確立していません そのため どの評価手法を用い あるいは複数の評価手法をどのように組み合わせるかによって 株価の算定結果が大きく異なることもあり得るところです また たとえ同じ評価手法を用いたとしても その判断要素には幅があるため 種々の判断要素をどのように考慮するかによって 株価の算定結果が異なってくる可能性もあります このような場合に 裁判所において各当事者が株式価値評価に関する資料を提出し あるいは裁判所が鑑定を行ったとしても いずれの評価方法に基づく算定結果が正しいのかを判断する基準がなく その判断自体が裁判所に委ねられることとなりますと 非上場会社の取締役としては 予期せぬ株価算定の結果に基づいて有利発行が認定され 新株発行の手続自体が瑕疵を帯びるということにもなりかねず 新株発行及びそれによる資金調達の効力そのものが不安定となってしまうおそれがあります 本判決は 上記のような問題点に配慮し 非上場会社の新株発行に係る有利発行該当性については 一定の条件の下で取締役会の判断を尊重することとしたものではないかと思われますが 非上場会社の株価算定の評価手法に関する明確な判断基準が確立していない中で その新株発行手続の法的安定性を高めるという意義において評価できるものと考えられます 2. 客観的資料 に基づく判断 では どのような場合であれば 非上場会社の取締役会による新株発行当時の判断が尊重されることになるかについてですが まず本判決は かかる判断が 客観的資料 に基づくものであることを挙げています どのような資料が 客観的資料 に該当するかについては 本判決においては必ずしも明確な基準は示されていません 但し 本件会計士が決算書を初めとする各種の

7 資料等を踏まえて株価を算定している点については 客観的資料に基づくものと判断されていることからすると 本件会計士が依拠した資料として認定されている1 決算書 ( 貸借対照表 損益計算書及び利益処分計算書 ) 営業報告書及び附属明細書 2 法人税確定申告書及び勘定科目内訳書 3 過去の株式売買実績例及び株式移動表並びに株主名簿 4 相続税路線価による保有土地の評価資料 ゴルフ場等の含み損益に関する資料及び債権の貸倒引当金の明細等といった資料は 客観的資料 に該当し得るものと思われます また 本判決が評価方法における判断要素として言及している将来の収益 フリーキャッシュフロー等の予測値等に係る資料も その作成の経緯において客観性が認められるものであれば これに該当し得るのではないかと考えられます 3. 一応合理的 な算定方法 次に 本判決は 非上場会社の取締役会が新株発行当時に採用した算定方法が 一応合理的 であることを挙げています 前述のとおり 非上場会社の株価算定の評価手法については 明確な判断基準が確立していないため 取締役会がある算定方法を採用することが その他の算定方法を採用するよりも合理的であることを立証するのは必ずしも容易ではありません ですので 本判決は かかる観点からの合理性の立証までを求めるものではなく 取締役会が採用した算定方法自体が一応の合理性を有することをもって足りるとしているものと解されます 本件では 取締役会が 本件会計士が配当還元法によって算定した株価を本件新株発行の発行価額として決議しています 但し 本判決が 配当還元法自体を一般的に一応合理的な算定方法であると認定しているものではないことには留意が必要です すなわち 本判決では 取締役会が採用した算定方法のみならず 当該方法が採用された背景 従前の配当例や取引事例 本件会計士による算定結果の報告から取締役会決議までに株価を著しく変動させるような事情が生じていないこと 本件新株発行当時の取引事例における取引価格が発行価額と同額であること等の事実を併せて考慮した上で 一応合理的な算定方法によって発行価額が決定されたと判断しています したがって 株価の算定における評価手法の決定にあたっては 当該評価手法が株価算定の実務において通常用いられているものであるということだけではなく 上記のような発行会社を取り巻く状況等に照らして 当該評価手法を採用することが不合理となるような事情が存しないかといった点についても検討することが重要であると考えられます 4. 特別の事情 本判決は 非上場会社の取締役会が 新株発行当時に 客観的資料 に基づく 一

8 応合理的 な算定方法によって発行価額を決定していたとしても 特別の事情 がある場合には 有利発行に該当し得る余地を残しています 本件新株発行に関しては 原審が 平成 12 年 5 月におけるアートネイチャーの新株引受権付社債の権利行使価額が 1 株 10,000 円であったこと 平成 18 年 3 月には 株式分割前における 1 株 9,000 円に相当する発行価額で新株発行がなされていることからすると 本件新株発行が行われた平成 16 年 3 月当時の株式価値は 平成 12 年 5 月時点の株式価値を大きく下回ることはないとみるのが相当であること等を判示していたことを受けて 本判決では アートネイチャーの業績がその間に一旦低迷し その後に業績が回復したものであるから 平成 12 年 5 月及び平成 18 年 3 月当時の株価を単純に比較することは相当ではないとして これが 特別の事情 には該当しない旨判断しています 上記の判断からすると 新株発行に際して 発行会社の業績や市場環境の変動等 発行会社の株価に重大な影響を及ぼし得る事情が認められるような場合には かかる事情が例外的に有利発行該当性の判断において斟酌される可能性があるものと考えられます 5. 本判決の射程 まず 本判決はあくまで非上場会社における新株発行に関するものであり 市場株価のある上場会社における新株発行についても 本判決の示した基準が当然に妥当するものではないと思われる点には留意を要します また 本判決の示した基準は 非上場会社の新株発行における発行価額が 特ニ有利ナル発行価額 ( 会社法 199 条 3 項の 特に有利な金額 についても同様に考えられるものと解されます ) に該当するかに関するものであり 非上場会社の株価算定全般に適用されるものではない点にも留意を要します 例えば 非上場会社の組織再編において株式買取請求がなされ その後に株式買取価格決定の申立てがなされた場合等にも 非上場会社の株価の算定は問題となります しかしながら 前述のとおり 新株発行における有利発行該当性は 新株発行の効力そのものに影響を及ぼし得るものであるのに対し 株式買取価格決定においては 組織再編自体は有効であることを前提として 株式の価値が争われるものであり 取締役らの予測可能性を確保する必要性も異なりますので 必ずしも裁判所の事後的な判断が否定されるものではないであろうと考えられます 参考資料 アートネイチャー株主代表訴訟上告審判決 ( 最一小判平成 27 年 2 月 19 日 ) 平成 25 年 ( 受 ) 第 1080 号損害賠償請求事件

9 NEWS バンコクオフィス開設について当事務所は バンコクオフィスの開設を決定いたしました 当事務所は 2012 年にシンガポールオフィス 2014 年にはヤンゴンオフィスを開設し アジアの新興国特有の諸問題にかかわるノウハウと豊富なクロスボーダー案件の経験を活かして クライアントの皆様にリーガル サポートを提供してまいりました また タイにおいては 提携関係を有している Chandler & Thong-ek 法律事務所に 当事務所の弁護士が常駐する MHM バンコクデスクを設け 同国における皆様のご活動のサポートを実施してまいりました 近時 アジア新興国の中でも特に成長著しいタイにおいては 複雑な案件が急増するとともに 現地におけるサポートの必要性が一段と高まってきております 当事務所は 時代の変化や多様化するリーガルニーズに応えつつ最良のクライアント サービスを提供することを常に使命としており タイ現地におけるサービスの提供体制をより一層強化すべく 今般 MHM バンコクデスクを改変し 新たにオフィスを設けることを決定いたしました バンコクオフィスは 東京 大阪 福岡の各オフィスにおけるタイ案件の豊富な経験を有する弁護士と また同地域に所在するシンガポールオフィス ヤンゴンオフィスの弁護士とも緊密に協働しながら クライアントの皆様をサポートしてまいります バンコクオフィスの開設については 2015 年春のスタートを目指しております 具体的な開設日 開設場所等の詳細が決まりましたら 改めてお知らせいたします ( 当事務所に関するお問い合せ ) 森 濱田松本法律事務所広報担当 mhm_info@mhmjapan.com

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