目 次 安全保障戦略のイメージの一例 1 統合的安全保障戦略 2 現大綱 (16 大綱 ) における我が国の安全保障の基本方針 3 16 大綱までの防衛力の役割の変化 4 現大綱 (16 大綱 ) における防衛力の役割 5 自衛隊の体制の考え方と任務の変化 6 自衛隊の体制の変化 7 戦略環境と我が

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1 自衛隊の将来体制について (1) ~ 安全保障戦略と防衛力の役割を検討する際の視点 ~ 平成 21 年 4 月 24 日 防衛省

2 目 次 安全保障戦略のイメージの一例 1 統合的安全保障戦略 2 現大綱 (16 大綱 ) における我が国の安全保障の基本方針 3 16 大綱までの防衛力の役割の変化 4 現大綱 (16 大綱 ) における防衛力の役割 5 自衛隊の体制の考え方と任務の変化 6 自衛隊の体制の変化 7 戦略環境と我が国の特性及びその課題 8 ( 参考 ) 11

3 安全保障戦略のイメージの一例 安全保障戦略の策定世界情勢の変化 新たな脅威や多様な事態を考慮した上で 我が国全体として 安全保障の目標と手段を明示し 今後の方策の優先順位を示した戦略を策定する この戦略の下で 防衛計画の大綱が改定され 自衛隊の海外任務の在り方や 有事 緊急事態における自衛隊の運用をめぐる基本的な方針が策定されねばならない 防衛省改革会議 報告書 (20.7) より 国益 国家戦略 安全保障環境 グローバルトレンド 周辺安全保障環境 我が国の特性地理的特性経済的特性歴史的経験 他 経済の役割 安全保障戦略 防衛力の役割 外交の役割 防衛戦略 1

4 統合的安全保障戦略 : 安全保障と防衛力に関する懇談会 報告書 (16.10) より 統合的安全保障戦略 21 世紀の複雑な安全保障環境の下で 日本の安全保障を確保するためには 推進すべき 2 つの目標 3 つのアプローチ 1 日本防衛 2 国際的安全保障環境の改善 a 日本自身の努力 b 同盟国との協力 c 国際社会との協力 を組み合わせて実現する 統合的安全保障戦略 が必要 安全保障戦略における統合性の確保 2つの目標の達成に3つのアプローチを組み合わせる安全保障戦略の実践に当たっては 以下のような統合性を確保することが必要 関係省庁の力の結集及び自治体や国民の協力各構成要素が特定の組織に対応するわけでなく それぞれの構成要素において 関係省庁の力を結集することが必要であり 地方自治体や国民の協力も求めなければならない 6 つの活動領域の密接な関連各構成要素は 独立に存在するものではなく 日本防衛のための自助努力と国際的安全保障環境改善のための国際社会との協力は 密接に関連する 統合的な意思決定の仕組み内閣総理大臣のリーダーシップの下 6 つの活動領域全てについて日常的に留意 観察し 適切な政策方針を策定する意思決定の中枢的機能が存在しなければならない 2

5 現大綱 (16 大綱 ) における我が国の安全保障の基本方針 我が国の安全保障上の課題 我が国としては 新たな脅威や多様な事態に対応することが求められている 我が国の特性( 安全保障上の考慮要素 ) 我が国自身の努力 ( 基本的な考え方 )( 国としての統合的な対応 )( 我が国の防衛力 ) 同盟国との協力 ( 日米安全保障体制 ) 安全保障の基本方針 我が国の安全保障の目標 1 我が国への脅威の防止と排除 2 国際的な安全保障環境の改善 国際社会との協力 国際的な安全保障環境を改善し 我が国の繁栄の確保に資するため 政府開発援助 (ODA) の戦略的な活用を含め外交活動を積極的に推進 達成の手段 我が国自身の努力 同盟国との協力 国際社会との協力を統合的に組み合わせ目標を達成 憲法の下 基本方針を堅持 専守防衛に徹する 軍事大国とならない 文民統制の確保 非核三原則を守る 節度ある防衛力の整備 国際社会の平和と安定は 我が国の平和と安全に密接に関わる問題であるとの認識の下 国際平和協力活動を外交と一体の物として主体的 積極的に実施 21 世紀の新たな諸課題に国際社会が有効に対処するため 国連の機構を実効性と信頼性を高める形での改革に 我が国としても積極的に取り組む アジア太平洋地域においては ARF 等の多国間の取組や テロ対策 海賊対策等共通の課題に対する多国間の努力を引き続き推進し 米国との協力と相まって この地域における安定した安全保障環境の構築に向け 適切な役割を果たす 3

6 16 大綱までの防衛力の役割の変化 51 大綱 防衛力の構想 ( 我が国の防衛 ) 07 大綱 16 大綱 我が国の防衛 新たな脅威や多様な事態への実効的な対応 大規模災害等各種事態への対応 本格的な侵略事態への備え より安定した安全保障環境構築への貢献 国際的な安全保障環境の改善のための主体的 積極的な取組 下記のようにミッションを具体化 基盤的防衛力構想 の有効な部分は継承 本格的な侵略事態への備え については 最も基盤的な部分を確保 本来任務化をにらんで より積極的な位置づけ 3 つの役割及び 5 つの事態への対応について 優先順位は必ずしも明確ではない 4

7 現大綱 (16 大綱 ) における防衛力の役割 ( 参考 ) 1 新たな脅威や多様な事態への実効的な対応 即応性 機動性を備えた部隊を地理的特性等に応じて編成 配置し 新たな脅威や多様な事態新たな脅威や多様な事態に実効的に対応 事態が発生した場合は 迅速 適切に行動し 警察等と円滑 緊密に協力し 切れ目のない対応に努める 1 弾道ミサイル攻撃への対応 2 ゲリラや特殊部隊による攻撃等への対応 3 島嶼部に対する侵略への対応 4 周辺海空域の警戒監視及び領空侵犯対処や武装工作船等への対応 5 大規模 特殊災害等への対応 2 本格的な侵略事態への備え 我が国に対する本格的な侵略事態生起の可能性は低下していると判断されるため 本格的な侵略事態に備えた装備 要員について抜本的な見直しを行い 縮減を図る 同時に 防衛力の本来の役割が本格的な侵略事態への対処であり その整備が短期間になし得ないことに鑑み 最も基盤的な部分を確保 3 国際的な安全保障環境の改善のための主体的 積極的な取組 国際平和協力活動に適切に取り組むため 教育訓練体制 所要の部隊の待機態勢 輸送能力等を整備 自衛隊の任務における同活動の適切な位置付けを含め所要の体制を整備 安全保障対話 防衛交流の推進 軍備管理 軍縮分野の諸活動への協力 5

8 適切な弾力性の確保任務自衛隊の体制の考え方と任務の変化 51 大綱 各種の機能の保持 十分な警戒態勢 円滑なエクスパンド 07 大綱 人員 装備規模のコンパクト化 機能の充実と質的な向上 16 大綱 本格侵略に備えた装備 要員の縮減 即応性 機動性 柔軟性 多目的性の保持 拡大 周辺事態安全確保法 国民保護法 ( 避難誘導等 ) イラク特措法に基づく活動テロ特措法に基づく活動 警護出動 ( 米軍基地等 ) 51 大綱 07 大綱 16 大綱 国際平和協力活動等の本来任務化弾道ミサイル対処 日米物品役務相互提供協定 (ACSA) 在外邦人等輸送 PKO 人道支援 凍結解除 国際緊急援助活動災害派遣災害派遣の権限強化 ( 自主派遣 警察 消防官との同等の権限 ) 治安維持情報収集 テロ ゲリラへの対応権限 国土防衛 6

9 自衛隊の体制の変化 07 大綱 16 大綱 17 中期防 (H17~H21) 完成時勢力 陸 自 編成定数 16.0 万人常備自衛官定員 14.5 万人即応予備自衛官員数 1.5 万人 戦車約 900 両 主要特科装備約 900 門 / 両 編成定数 15.5 万人常備自衛官定員 14.8 万人即応予備自衛官員数 0.7 万人 戦車約 600 両 主要特科装備約 600 門 / 両 編成定数 16.0 万人常備自衛官定員 15.2 万人即応予備自衛官員数 0.8 万人 戦車約 800 両 主要特科装備約 800 門 / 両 海 自 護衛艦約 50 隻 潜水艦 16 隻 作戦用航空機約 170 機 護衛艦 47 隻 潜水艦 16 隻 作戦用航空機約 150 機 護衛艦 47 隻 潜水艦 16 隻 作戦用航空機約 160 機 空 自 作戦用航空機約 400 機 うち戦闘機約 300 機 作戦用航空機約 350 機 うち戦闘機約 260 機 作戦用航空機約 340 機 うち戦闘機約 260 機 弾道ミサイル防衛にも使用し得る主要装備 基幹部隊 イージス搭載護衛艦 4 隻 地対空誘導弾部隊 3 個群 イージス搭載護衛艦 4 隻地対空誘導弾部隊 3 個群 航空警戒管制部隊 7 個群 4 個隊 航空警戒管制部隊 7 個群 4 個隊 7

10 戦略環境と我が国の特性及びその課題 1 グローバルトレンド グローバリゼーション 進行する見込み エネルギー 資源 食糧等の需給ギャップ 拡大するおそれ 米国の影響力の変化を受けた新たな国際秩序 協調的となるか 競合的となるか テロや海賊行為 大量破壊兵器等の拡散 地域紛争 継続するおそれ 自然災害 感染症 深刻化するおそれ 課題 中国やインドといった大国の国力が向上し 米国の影響力が変化していく中で 我が国にとって望 ましい国際秩序の構築 グローバリゼーションの進行等に伴い 遠隔地の地域紛争等の不安定化等が我が国の安全保障に影 響を与え得る中で 我が国の安全を担保するための方策 気候変動の進行や資源 エネルギー等の需給ギャップ拡大が安全保障に影響を与え得ることへの対 処 大規模な自然災害や感染症の拡大が 国家の統治能力を低下させ不安定化につながり得ることへの 対応 テロや海賊といった非国家主体からの脅威に対し 国際社会では各国が対処の努力を続けている中 で 我が国が果たすべき役割 8

11 戦略環境と我が国の特性及びその課題 2 周辺安全保障環境 米国との二国間の同盟 友好関係による安定の維持 強力な多国間協力の枠組みは未形成なるも 地域の協力 連携はゆるやかに進展 政治 軍事 経済のいずれにおいても存在感を増す中国 回復基調にある国力に応じた軍事力の近代化を推進するロシア 深刻な経済困難にかかわらず軍事面に資源を重点配分する北朝鮮 課題 中国やロシアといった周辺国の軍事力の近代化や活動の活発化が我が国の安全保障に与える影響の評価と対応 北朝鮮の弾道ミサイルや大量破壊兵器 特殊部隊への対処 領土問題や統一問題が依然として未解決のまま存在することへの対応 東アジア地域における安全保障協力の推進 9

12 戦略環境と我が国の特性及びその課題 3 我が国の特性 縦深性に乏しく 情報通信等のインフラに依存する脆弱な都市化が進行 災害の多発 経済力は相対的に低下する見込み エネルギー 食糧等の高い海外依存率 国際協力等による国際社会からの高い評価 近隣諸国とは歴史問題等が継続 第二次大戦の経験による抑制的な防衛政策 米軍に依存する抑止力等あり 課題 我が国の経済力が相対的に低下する中で 国際社会における影響力を確保し 安全保障を全うしていく方策 食糧やエネルギーの多くを海上輸送に依存する我が国として 海上交通の安定を確保するための方法 安全保障問題に取り組むにあたっての日米同盟の位置づけ 役割 米国の影響力の変化の考え方 安全保障問題が多様化し 外交 防衛当局のみでは問題に対処することが出来ない状況がある中 政府全体で効果的に施策を連携させるための方策 10

13 諸外国における軍事力の意義 役割の趨勢 ( 参考 ) グローバリゼーション 相互依存関係の深化 大量破壊兵器等の拡散 非国家主体によるテロ 各種不法行為の発生 未解決の民族 宗教 領土問題の残存 新興大国の台頭 米国の影響力の相対的低下 自然災害の頻発 規模拡大 気候変動 資源 食糧問題 破綻国家 活発化する過激主義等の新たな問題の登場 軍事力の意義 役割に影響を与える要素 軍事科学技術の発展 産業化 情報化の進展 軍事力の意義 役割への影響 主要国間で軍事力の行使による問題解決は一層困難化 一方 軍事力が行使された事例は後を絶たず 量と質 の圧倒的優位により彼我の人的 物的被害を極小化しつつ 一定の目的の達成を図る傾向 従来非軍事的とされてきた分野 ( 紛争予防 海賊対処 拡散対抗 災害救助等 ) における軍事力の活用場面が増大し かかる場面で国際協力 連携も進展 外交や警察 司法等と連携した総合的対応の必要性増大 適切な軍事力の保持は対外政策の支えとなり得る 参考 大綱の記述 国際社会における軍事力の役割は多様化しており 武力紛争の抑止 対処に加え 紛争の予防から復興支援に至る国際社会における軍事力の役割は多様化しており 武力紛争の抑止 対処に加え 紛争の予防から復興支援に至るまで多様な場面で積極的に活用されている まで多様な場面で積極的に活用されている 今後の防衛力については 基盤的防衛力構想 の有効な部分は継承しつつ 新たな脅威や多様な事態に実効的に対応し得るものとする必要がある また 国際的な安全保障環境を改善するために国際社会が協力して行う活動 に主体的かつ積極的に取り組み得るものとする必要がある このように防衛力の果すべき役割が多様化している 防衛力の本来の役割が本格的な侵略事態への対処であり 11

14 2006 年国家安全保障戦略 (NSS) の概要 ( 参考 ) 1. 全般 2006 年 3 月 16 日発表 2. 主要内容 ( 注 ) 米国の政策 : 各国の民主化の支援 圧政の終焉という最終目標の実現 人間の尊厳追求の擁護 : 圧政の終焉と民主主義の推進に向けた国際的取組みの主導により 世界中に自由を拡大 テロリズム打破等のための取組 : 短期的にはテロリストの殺害 拘束等の軍事作戦を実施 長期的には思想上の闘い (battle of ideas) での勝利が必要 短期的な対策としては 1テロ攻撃の未然防止 2ならず者国家及びテロリストによる大量破壊兵器の入手阻止 3ならず者国家によるテロ グループの支援 聖域提供の阻止 4 攻撃拠点となり得る特定国家に対するテロリストによるコントロール阻止 地域紛争緩和のための協調 : 1 紛争の未然防止 2 紛争介入 3 紛争後の安定化 復興 4 大量殺戮に対する取組 を実施 大量破壊兵器による脅迫の防止 : 1 核拡散 : 核分裂物資の管理に重点 2 生物兵器による攻撃の探知等に重点 3 化学兵器の取得を目論むテロリストの特定等 4 行動の必要性 ( 拡散への対処は 主要な同盟国との協調に基づく外交が望ましいものの 必要に応じて 攻撃発生前に実力行使することは排除されず 主要な国家との協調行動 : 主要国の政策形成に影響力を及ぼすとともに 好ましくない状況へのヘッジも不可欠 必要に応じて単独で行動することも必要であるが 同盟国等との協力なしで実現できる重要なことはほとんどないと認識 中国は 責任ある利害関係者 (responsible stakeholder) として行動しなくてはならない 国家安全保障組織の変革 グローバル化に伴う課題への対応 : 貿易 投資 情報等の流れは 安全保障を変化 感染症 麻薬不法取引 人身売買 環境破壊 大規模災害といった課題を放置すれば 安全保障にも悪影響のおそれ ( 注 ) 構成 1 国家安全保障戦略の概観 2 人間の尊厳の追求の擁護 3 グローバル テロリズムを打破するための取組 4 地域紛争緩和のための協調 5 大量破壊兵器による脅迫の防止 6 グローバルな経済成長という新時代の開始 7 社会の開放と民主主義のインフラ構築による開発の環の拡大 8 主要な国家との協調行動 9 21 世紀の課題等に対処するための国家安 全保障組織の変革 10 グローバル化に伴う課題への対応 12

15 2008 年国家防衛戦略 (NDS) の概要 ( 参考 ) 1 全般 2008 年 7 月 31 日 米国防省は国家防衛戦略を公表 国家防衛戦略の公表は 2 回目 ( 前回 : 05 年 3 月 ) 国家防衛戦略は 国家安全保障戦略 (06 年発表 ) の目標と米国防省の活動 任務をつなぐものとして 米国防長官が示すもの ( 注 1) 06QDR のコンセプトを反映し イラクやアフガンでの教訓を取り入れたもの 非正規戦と通常戦対処能力のバランスを図ることを重視 2 主要内容 ( 注 2) 戦略環境 : 見通しうる将来 過激主義との世界的な闘いにより定義 他の脅威としては 1 非正規的挑戦 2 ならず者国家 ( 北朝鮮 イラン ) による核兵器の追求 3 他国 ( 中国 ロシア ) の軍事力増強 目標 :1 本土防衛 2 過激主義者との 長い戦争 (The Long War) での勝利 3 安全保障の促進 ( 中露の協力関係の構築 ) 4 紛争の抑止 5 戦争における勝利 ( ならず者国家への対応 ) 目標達成の方策 主要国 ( 中国 ロシア及びインド ) の選択肢を形成 敵対者による大量破壊兵器の取得 使用を防止 同盟及びパートナーシップの強化拡大 戦略的アクセスの確保と行動の自由を保持 現在及び将来の課題には軍だけでの対応困難 国防省の文官 軍需産業 その他の関係省庁 州政府及び国際社会による 新たな統合 が必要 ( 注 1) 米国の国防戦略体系 1 戦略環境 2 戦略枠組み 国家安全保障戦略 (06 年 ) 国家防衛戦略 (08 年 ) 国家軍事戦略 ( 策定中 ) ( 注 2) 構成 ( 目次 ) QDR (06 年 ) 10 年改訂予定 目標 : 本土防衛 長い戦争の勝利 安全保障の促進 紛争の抑止 国家の戦争の勝利 目標達成 : 主要国の選択肢形成 敵の WMD 取得等の防止 同盟及びパートナーシップの強化拡大 米国の戦略的関与の確保等 努力の統一 3 国防省の能力及び手段 4リスク マネージメント 5 結論 3 05NDSとの主要な相違 戦略環境 :4つの脅威( 伝統 非正規 混乱 破滅型 ) 当面の脅威として 過激主義との闘いを中心に位置づけ 軍事力のみならず ソフトパワーの活用により対応 中国 ロシアへの言及 : 隆興する国家に対する複合的な対応の必要性 新たなリスク 課題への対応のため 新たな統合 が必要 13

16 英国国家安全保障戦略 (2008) の概要 ( 参考 ) 英国の国家安全保障戦略 - 相互依存世界における安全保障 - 主導原則 1 根本的価値 ( 人権 法の支配等 ) に基づいたアプローチ 2 危険 目標 能力に対する冷静な判断 3 課題に対する迅速な対応 4 海外 : 国連 EU NATO 等の枠組みを通じた多角的アプローチ 5 国内 : 政府機関を超えた広範なパートナーシップ アプローチ 6 政府内 : より統合されたアプローチ 7 強力で 均衡が取れ 柔軟な能力の維持 8 安全保障強化のための投資 学習 改善の継続 安全保障上の課題 1 と 2 は相互に依存 1 脅威と危険テロ 大量破壊兵器 国境を越えた組織犯罪 地球規模の不安定 紛争 破綻国家 脆弱国家 市民社会における緊急事態 国家主導の脅威 2 不安定要因ルールに基づく国際システムへの挑戦 気候変動 エネルギー獲得競争 貧困 格差 統治不全 グローバル化 14

17 主要国における軍事力の意義 役割 1 ( 参考 ) 米英仏 National Defense Strategy(2008) (National Military Strategy (2004)) 任務(National Military Objectives; NMS04) 米国の防護 ( 前方における脅威への対処 本土防衛 米国への戦略的接近経路の防護 対テロリズム環境の醸成 ) 紛争と奇襲の防止 ( 前方展開 安全保障環境の促進 侵略の抑止 奇襲の防止 ) 敵性勢力に対する勝利 ( 敵性勢力の迅速な打破 決定的な勝利 安定化作戦 ) Delivering Security in a Changing World (2003) National Security Strategy of the UK(2008) 軍事的任務(Military Tasks) 常続戦略任務 ( 戦略情報 核抑止 地理 気象 ) 常続国内任務 ( 民生支援 北アイルランド当局支援 領海 領空警備 儀典 要人輸送 ) 常続海外任務 ( 海外領土防衛 キプロス基地防衛 防衛外交 同盟 広範な国益支援 ) 臨時海外作戦 ( 人道支援 災害救援 在外国民避難 平和維持 平和執行 戦力投射 集中的介入 計画的介入 ) White Paper on Defence and national Security(2008) 国防の5 大戦略 (Five Strategic Functions) 情勢認識 予測 ( 組織改革 人的資源の充実 技術分野への投資 ) 予防 ( 省庁横断監視 早期警戒態勢確立 防衛 安保協力の再検討 軍備管理 拡散対抗 大規模災害対策等 ) 核抑止 ( 核戦略 核戦力 ) 国民及び国土の防護 ( 核 生物 化学兵器対応能力強化 サイバー攻撃対策 弾道ミサイル防護 警報 情報提供等 ) 国外における介入 ( 海外派遣能力の確立 ) 5つの主たる目標 (five key objectives) 本土防衛 ( 能動的多層防衛 大規模自然 人為的災害等の緊急事態における民生支援等 ) 長い戦争 での勝利( 暴力的過激主義との闘い ) 安全保障の促進 ( 広範なパートナーの能力の構築 ) 紛争の抑止 ( 国際安全保障への広範な挑戦に対抗する軍事力誇示に基盤を置く ) 国家の戦争 (our nation s war) に勝利 ( 通常型 非正規型 直接または非直接型という複合能力を使って敵を打倒する準備 最新の通常戦力の維持 ) 目標(Defence Aim) 対テロリズムを含め 英国民及び海外領土への安全の提供並びに国際的平和と安定を強化するための力の行使 安全保障上の課題(Security Challenge) (National Security Strategy of the UK) 脅威と危険 -テロ 大量破壊兵器 国境を越えた組織犯罪 地球規模の不安定 紛争 破綻国家 脆弱国家 市民社会における緊急事態 国家主導の脅威 不安定要因 -ルールに基づく国際システムへの挑戦 気候変動 エネルギー獲得競争 貧困 格差 統治不全 グローバル化 国家安全保障戦略の目的 国民と国土の防衛 欧州及び国際安全保障への貢献 仏国民と州を結束させる共和国の価値 ( 自由 尊厳 連帯及び正義を含む民主主義の原則 ) の防衛 15

18 主要国における軍事力の意義 役割 2 ( 参考 ) 独加豪 White Paper 2006 on German Security Policy and the Future of the Bundeswehr CANADA FIRST Defence Strategy(2008) Defence 2000-Our Future Defence force (Australia s National Security- A Defence Update 2007) ドイツ軍の任務(Bundeswehr tasks) 国際テロとの闘いを含む国際紛争の予防と危機管理 ( 予見しうる将来において最も発生する蓋然性が高い ) 同盟国支援 国土及び国民の防衛 捜索救難と在外国民避難 ハ ートナーシッフ 及び協力 ( 軍事任務 紛争予防 処理 復興支援 軍備管理等 ) 付随的支援 ( 官庁間協力 自然災害及び重大事故の際の支援 ) 目標(Values, Interests and Goals) 正義と自由を維持し ドイツの民主主義 国民の繁栄を危険から守る ドイツの領域を保全し独立を守る ドイツの安全に影響を及ぼしうる地域の対立や危機を回避し 可能な場合には危機の収束を支援 国際テロや大量破壊兵器の拡散がもたらす脅威に対峙 人権と国際法に基づく国際秩序を保持することを支援 我々の繁栄の基礎である自由な障壁のない世界貿易体制の実現の促進により 国家間の貧富の差を克服する 役割(Roles of the Canadian Forces) カナダの防衛 ( 領土 領空及び極北域を含む海域への接近の監視 文民組織の支援 主要行事の支援 ) 北米の防衛 ( 米国との協力の下でのNOR ADを通じた北米の防衛 ) 国際的平和安全保障への貢献 ( 国際社会の安全保障上の課題への関与 国際的指導力の発揮 国連 NATO 等への支援 参加 ) 6つの主要任務 (six core missions) 極北域における活動を含め NORADを通じ平素から国内及び大陸での任務を遂行 2010 年五輪を始め 国内の主要な国際行事を支援 重大なテロ攻撃への対処 自然災害といった国内の危機に関し 文民当局を支援 重要な国際活動を長期に亘り 指揮 実施 世界のその他の危機に対処するため 短期間 部隊を派遣 豪軍の戦略任務(Strategic Tasks for the ADF)(2000) 豪州の本土防衛 ( 自主防衛 ) 近隣諸国の安全への貢献 近隣諸国以遠の危機対処のための国際的コアリッションへの貢献 平時任務としての沿岸警戒監視 緊急事態対処 民生支援 戦略目標(Strategic Interests and Objectives (2000)) 豪州とその接近経路の防衛 近隣諸国の安全の強化 東南アジアにおける安定と協力を促進 アジア 太平洋地域の安定維持に寄与 グローバルな安全維持に寄与するための国連等の活動に貢献 安全保障上の主要な懸念(major concerns for Australian Security(2007)) グローバルテロ 大量破壊兵器 脆弱国家 (fragile state) 16

19 主要国における軍事力の意義 役割 3 ( 参考 ) 中露韓 2008 年中国の国防ロシア連邦軍整備の緊急課題 (2003) 国防白書 2008 新世紀の新段階における中国の国防政策の基本的な内容は 国家の安全と統一を擁護し 国家の発展利益を保障すること 国防と軍隊建設の全面的 協調的 持続可能な発展を実現すること 情報化を主要な基準とした軍隊の質的建設を強化すること 積極防御の軍事戦略方針 ( ) を貫徹すること 自衛防御の核戦略を堅持すること 国家の平和的発展にとって有利な安全保障環境を醸成することである 積極防御の軍事戦略方針 は テロ対策による安定維持 緊急救援及び国際平和維持の任務を遂行する能力を向上させることを含む ロシア連邦軍の任務 ロシア連邦の安全又は利益に対する軍事的 軍事 政治的脅威の抑止 ( 戦闘即応態勢 動員準備態勢の維持等 ) ロシア連邦の経済的 政治的利益の確保 ( ロシアの領海 大陸棚及び排他的経済水域並びに外洋におけるロシアの国益の擁護等 ) 平時における力による作戦の実施 ( 国際テロとの戦い並びに政治的過激主義及び分離主義との戦い並びに破壊活動及びテロ行為の予防及び阻止 戦略抑止能力の使用準備態勢の維持及び使用等 ) 軍事力の行使 ( 武力紛争 局地戦争 地域戦争 大規模戦争 ) 国防目標 外部の軍事的脅威と侵略から国家を保衛 ( 北朝鮮の軍事的脅威のほか 将来の潜在的脅威にも備えねばならない 北朝鮮の通常戦力 核 ミサイル等の大量破壊兵器の開発と増強 軍事力の前方配置等は直接的で深刻な脅威 ) 平和統一を後押し ( 朝鮮半島における戦争を抑止し 軍事的緊張緩和と平和定着を実現することにより 平和的統一に寄与 ) 地域の安定と世界平和に寄与 ( 韓国の国力と国防力量を基に 周辺国と軍事的友好協力関係をより増進させ 国際平和維持活動等に積極的に参加することで 北東アジア地域の安定と世界平和に寄与 ) 17

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大綱コンセプトの変遷 初めて策定した 51 大綱 (1976 年策定 ) においては 自らが力の空白となって我が国周辺地域における不安定要因とならないよう 必要最小限度の防衛力を保有するという考え方 すなわち 基盤的防衛力構想 を採用 その後 東西冷戦の終結といった国際情勢の変化 より安定した安全保 資料 1 防衛計画の大綱の見直しを行う上での基本的考え方 内閣官房 平成 30 年 10 月 19 日 大綱コンセプトの変遷 初めて策定した 51 大綱 (1976 年策定 ) においては 自らが力の空白となって我が国周辺地域における不安定要因とならないよう 必要最小限度の防衛力を保有するという考え方 すなわち 基盤的防衛力構想 を採用 その後 東西冷戦の終結といった国際情勢の変化 より安定した安全保障環境の構築や災害への対応といった国民の期待の高まり

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