1.GDO について 会社名 株式会社ゴルフダイジェスト オンライン 設 立 2000 年 5 月 1 日 2004 年 4 月 1 日東証マザーズ上場証券コード :3319 資本金 8 億 33 百万円 (2014 年 09 月 ) 売上高 16,000

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1 JDMC2015 経営戦略本部インフラマネジメント室シニアプロジェクトマネージャー清水正朗

2 1.GDO について 会社名 株式会社ゴルフダイジェスト オンライン 設 立 2000 年 5 月 1 日 2004 年 4 月 1 日東証マザーズ上場証券コード :3319 資本金 8 億 33 百万円 (2014 年 09 月 ) 売上高 16,000 百万円 (2014 年通期 連結 ) 従業員数 450 名 (2014 年 12 月 ) 連結 臨時雇用含む 1

3 GDO のミッション Golf Links the World GDOのお客様は ゴルフを楽しむすべての人々です ゴルフのレベル 性別 年齢 地域 言語 世界観といった枠を超え ゴルフをもっと 多くの人々に知ってもらい ゴルフにもっと 気軽に触れてもらい ゴルフでもっと 人生を楽しく豊かなものにしてほしい GDO は お客様の良きサポーターとして ゴルフを通じて人々が互いに理解しあえる世界の実現に努めます 2

4 GDO のビジネススキーム ゴルフというカテゴリーに特化し 3 つのサービスを融合 循環させる GDO トライシクルモデル GDO が独自に開発 創業以来展開を続けているビジネスモデル 3 つの資産を基盤に 3 つの事業をひとつのサイトで運営することで これまでにない強大な事業シナジーを発揮する 3つの資産 GDOブランド GDO 会員コミュニティー 総合サービスとコンテンツ 3つの事業 リテールビジネス ( ゴルフ用品販売 ) ゴルフ場ビジネス ( ゴルフ場予約 ) メディアビジネス ( ゴルフ関連各種メディア ) 3

5 GDO の特徴 ( 成長性 ) GDO グループは 主要事業間の有機的な連携を促進し さまざまなチャネルとサービスを組み合わせることにより 新しいゴルフスタイルを創造 提供し あらゆるゴルファーの満足の最大化を実現していきます 4

6 GDO クラブ会員 GDO クラブ会員数 253 万人 月間 PV 数 1.5 億 PV 1 アクティブブラウザ数 350 万ブラウザ 2 提携ゴルフ場数 1,935コース ゴルフ場予約月間総客数 47 万人 1 スコア管理登録者数 48.3 万人 取扱い商品点数新品約 10 万点中古役 2 万点 月間注文件数 91,300 件 1 ユニークユーザ数 285 万人 3 来訪アクティブ会員数 42.4 万人 4 総ビジター数 1,242 万人 公式フェイスブック 103,924いいね! 1: 過去最高値を公表数値としています 2 アクティブブラウザ数 : 当月中に GDO に来訪したブラウザ数 3 ユニークユーザ数 : 当月中に GDO のサービスにアクセスしたユーザ数 4 来訪アクティブ会員数 : 会員の当月ユニーク来訪者数 5

7 2. システム刷新とデータ連携基盤 コンセプト 利用データ 特性 システム 概略 連携基盤 実現 6

8 基本コンセプト EAI の利用 例外は原則認めない! 7

9 流れているデータ マスタデータ 変化のない / 少ないもの ( 都道府県 市区町村など ) 変化が多いもの ( 商品情報 ゴルフ場情報など ) トランザクションデータ ゴルフ場予約情報 販売情報 仕入情報など 8

10 GDO のシステム特性 E コマース パッケージ製品導入 Linux + JAVA + Oracle ゴルフ場予約 スクラッチ開発 Windows +.NET + SQLServer メディア 既存のエンハンス Windows +.NET + SQLServer Linux + PHP + MySQL その他パッケージ SAP ERP Intra-mart など 9

11 システムイメージ Web デザイン ( フロント ) 会員基盤システム群 CS システム 店舗 アライアン アライアンスパートナーアライアンスパートナースパートナー 倉庫 会員情報管理 EC システム フロントシステム クーポン ポイント管理 EC 業務システム マネジメントシステム メール ゴルフ場予約システム 他サブシステム群システム連携基盤 フロントシステム アンケート 予約業務システム WebPack システム キャンペーン管理 情報系システム C to C システム スコア管理 ヘルプデスク サークル etc etc etc 会計システム ワークフロー システム ETL DWH BI ログ解析 10

12 システム刷新で実現したかったこと 相互のデータ連携が必須要件 異なるデータ形式を吸収できる文字コードの違いを吸収できるデータの読み替えが行えるトランザクションデータを扱えるマスタデータを扱える 11

13 導入範囲刷新対象となったシステムは EAI で繋ぐ ASTERIA WARPを利用した連携イメージ ASTERIA WARP 連携元システム 連携先システム データ作成ファイル作成 RDB 上のデータ作成連携処理指示 実行トリガファイルバッチ起動 Webサービス呼出連携方法の提供 Webサービス公開 API 公開 RDB 公開 受信 起動方法スケジューラ データ受信 / 抽出ファイル SOAP Mail 等 監視 トリガファイル監視連携元システムからのバッチ起動 変換 フォーマット変換入出力データマッピングデータの加工 文字コード変換 SJIS,UTF8 等 制御分割 (1:N 連携 ) 条件分岐等 送信 データ送信ファイル (FTP 等 ) RDB(JDBC 等 ) SOAP Mail 等 データ操作登録 更新 削除 複数連携先への配信 データ格納連携方法の提供 Webサービス公開 API 公開 RDB 公開後続処理実施 障害監視メール通知監視ツールへの連携 12

14 データ連携基盤システム構成イメージ 対象 構成 フロント ASTERIA WARP 3 台 ( 仮想サーバ上に構築 ) バック ASTERIA WARP 1 台 ( 仮想サーバ上に構築 ) 接続対象システム EC 予約 CRM ワークフロー DWH SAP 他 Internet フロント用 EC システム SAP ERP ワークフロー FW 公開 Web サーバ ロードバランサー 予約システム バック用 CRM 実行 ジョブ管理ツール 13

15 データ連携基盤を実現させるために データ連携チームの立ち上げ プロパー + 構築ベンダーで構成 連携ジョブも担当範囲 運用を見据えた運用保守チームの立ち上げ 運用フローの早期浸透を図る 統制された状態を実現する 14

16 3. 運用 保守 運用状況 評価 効果 統制 運用 トピックス 15

17 運用フェーズ GDO のシステム環境 ドメイン数 : 約 70( サブドメインを除く ) バッチ連携数 : 約 220 リアルタイム連携数 : 約 160 実行数 (Day): 約 300 万回 ( リアルタイム連携系 ) 16

18 導入後の EAI 評価と効果 成功した点 連携 コストを極小化 見える化 / 可視化 属人化の回避 失敗した点 サーバ構成 バッチ連携の重要度見極め 止められないバッチが大量 違い の吸収効果 17

19 注力している点 コンセプトを浸透させる EAI 利用を最優先 データ連携担当チームの維持 独自プログラムでの連携 NG 18

20 統制を利かせるには 開始直後浸透前開発中リリース運用 まずはトップダウン 業務フローの定義 提示 徹底したフォロー 運用イメージの定着 とにかく止めない 19

21 安定運用に向けた取り組み 監視の徹底 CPU 使用率 メモリ使用量ハードディスク使用量 24 時間 365 日体制 実行結果監視 重大エラーは電話通知 20

22 安定運用に向けた取り組み 改善 PDCA ログ分析 改善点洗い出し 改修方法検討 運用チームが担当資料を常に最新化常に担当者と問題点共有 改修対象による 改修実施 21

23 サーバ環境 主なサービスはプライベートクラウド上に構築 Eコマース ゴルフ場予約 メディア 会計 CRM など パブリッククラウドの利用 AWSに構築 開発 / 検証環境からスタート 複数のサービスがすでに稼働中 22

24 パブリッククラウドの状況 ノウハウ蓄積からスタートプライベートクラウドを導入していたため違和感なし現在はユーザに直結するサービスでも利用 EC2 + RDS + (S3) の構成 Windows AmazonLinux RedHat Ubuntuなど RDSはMySQLが多いデータセンターとはVPC 接続 今後はDirect Connectに移行予定 23

25 新規事業のデータ連携 米国 No1 のゴルフレッスンチェーン GolfTEC 社と提携 データ連携として構築したもの POS RDS SAP POS RDS 外部 ASP サービス GDO のマスタデータを連携させたい 商品データ連携 CRM 関連 24

26 5. リリースから 4 年 最近の取り組み 今後 25

27 各システムのアカウント管理 各サブシステム群にユーザ追加を実施する際のフローで使用 社員 ワークフロー申請 添付確認 メール確認 システム担当 問題がなければ起票用フォーマットに則ったメールを redmine 宛に送信 26

28 レポート生成と送信 各サブシステム群にユーザ追加を実施する際のフローで使用 六本木スタジオ 恵比寿スタジオ AWS RDS 銀座スタジオ 定期的に各スタジオの売上データ取得取得したデータを元に日報を作成し一斉送信 27

29 ログ管理 分析 Apache IIS EAI EAI を通して各種ログの CSV 化 CSV を gzip 圧縮 Gzip ファイルを Google Cloud Storage へ転送 Cloud Storage から Google BigQuery へロード Query を直接発行してデータ取得 分析 28

30 6. まとめ データ連携の統制 経路の確保 29

31 ゴルフで世界をつなぐ 30

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