平成 29 年度 2 月名古屋高速道路債券 ( 市場公募債 ) の概要名古屋高速道路債券の概要発行額資金の使途総額 380 億円 (5 年債 150 億円 10 年債 80 億円 15 年債 50 億円 20 年債 100 億円 )( 予定 ) 平成 29 年度借換資金発行時期平成 30

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おさむやたけ
5 years ago
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1 名古屋高速道路公社平成 30 年 1 月

2 平成 29 年度 2 月名古屋高速道路債券 ( 市場公募債 ) の概要名古屋高速道路債券の概要発行額資金の使途総額 380 億円 (5 年債 150 億円 10 年債 80 億円 15 年債 50 億円 20 年債 100 億円 )( 予定 ) 平成 29 年度借換資金発行時期平成 30 年 2 月 ( 予定 ) 格付け主幹事証券会社設立団体の債務保証付き債券であることから格付けは取得していません SMBC 日興証券株式会社野村證券株式会社三菱 UFJ モルガンスタンレー証券株式会社名古屋高速道路債券の特徴特徴設立団体の債務保証 ( 債券の元利金の支払いの保証 ) を得て発行します BIS リスクウェイト BIS 規制上のリスクウェイトは地方公共団体から債務保証を得るため地方債と同様に 0% です 2

3 名古屋高速道路公社について地方道路公社法に基づく全国第 1 号の公社愛知県名古屋市により設立された特別法人 ( 昭和 45 年 9 月 24 日設立 ) 名古屋市及びその周辺地域において都市高速道路である名古屋高速道路の建設管理を行う名古屋高速道路は名古屋都市圏の社会資本の一翼を担う重要な役割を果たす 3

4 名古屋高速道路公社名古屋高速道路の位置づけ事業主体有料道路の種類東日本高速道路株式会社中日本高速道路株式会社西日本高速道路株式会社高速自動車国道一般有料道路 ( 一般国道都道府県道指定市道 ) 首都高速道路株式会社阪神高速道路株式会社指定都市高速道路公社 ( 名古屋福岡北九州広島 ) 都市高速道路本州四国連絡高速道路株式会社地方道路公社地方公共団体本州四国連絡道路 ( 一般国道 ) 一般有料道路 ( 一般国道都道府県道市町村道 ) 一般有料道路 ( 都道府県道市町村道 ) 4

5 名古屋高速道路ネットワーク供用中事業中名古屋高速道路他機関有料道路総延長 81.2km 交通量 (1 日平均 ) 平成 28 年度 :330.8 千台平成 27 年度 :321.3 千台中部国際空港 5

6 通行台数と道路料金収入の推移 ( 千台 / 百万円 ) 千台 81.2Km 百万円 (km) 年度日平均台数 ( 左目盛 ) 日平均収入 ( 左目盛 ) 供用延長 ( 右目盛 ) 6

7 道路交通の分担率名古屋市内主要道路約 594km ( 道路延長 ) 名古屋高速道路 ( 名古屋市内 ) 約 60km 10% 名古屋市内主要道路 ( 交通量 [ 走行台キロ ]) 1,352 万台 km 名古屋高速道路 ( 名古屋市内 ) 236 万台 km 17% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 走行台キロとは道路交通の総量を表す場合に用いる指標平成 27 年道路交通センサスを基に算出 7

8 名古屋高速道路を利用する理由 ~ 平成 28 年度お客様満足度調査 ~ 時間が短縮できるから一般街路が渋滞しているから到着見込みが立ちやすいから安心快適だから道順がわかりやすいから会社が負担してくれるから 12% 30% 28% 56% 55% 93% 燃費がよいから 7% その他 2% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 8

9 災害時の救援救護の重要路線 : くしの歯作戦出典 : 中部版くしの歯作戦平成 29 年 5 月中部地方幹線道路協議会 9

10 整備計画 ( 平成 25 年 1 月 15 日国土交通大臣許可 ) 総事業費 1 兆 6,900 億円建設完了平成 30 年度名古屋西 JCT 建設工事名二環西南部南部区間名古屋西 ~ 飛島 10

11 会計処理の特徴 (1) 出資金借入金により道路を建設し料金収入で返済していくものであり利益追求の概念はなく利益を上げることが期待されている民間企業と異なりますしたがって借入金返済を把握することが重要であり設備投資資金を積み立てるという企業会計上一般に採用されている減価償却費を計上しておりません 11

12 会計処理の特徴 (2) 以上のことから年度の収支差 ( 収益と費用の差 ) を償還準備金繰入として費用に計上しその累計額を償還準備金として負債の部に計上していますこれにより資産に計上される道路資産の額と負債に計上される償還準備金の額の対比により道路に投下した資金の償還状況がわかるしくみになっています 12

13 償還準備金のしくみ開通償還期間償還完了貸借対照表道路資産 100 借入金等 100 道路資産 100 借入金等 95 道路資産 100 借入金等 85 道路資産 100 借入金等 0 償還準備金 5 償還準備金 15 償還準備金 100 損益計算書管理費 5 金利 10 償還準備金繰入 5 収入 20 管理費 5 金利 5 償還準備金繰入 10 収入 20 13

14 平成 28 年度の損益計算書 ( 単位 : 百万円 ) 費用の部収益の部勘定科目 28 年度勘定科目 28 年度事業資産管理費 25,501 業務収入 74,764 道路管理費 24,463 料金収入 74,099 ( 内消費税納付金 ) (4,224) マイレージ還元負担金収入 611 貸倒引当金繰入 1 業務雑収入 54 マイレージ還元負担金 1,037 業務外収益 108 マイレージ引当金繰入 0 一般管理費 1,780 業務外費用 8,288 ( 内借入金利息 ) (8,095) 小計 ( 管理費用 ) 35,568 償還準備金繰入 39,304 合計 74,872 合計 74,872 ( 注 ) 端数処理の関係上計において合わないことがあります 14

15 平成 28 年度の貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 資産の部負債及び資本の部勘定科目 28 年度勘定科目 28 年度流動資産 9,608 流動負債 89,619 現金預金など 2,155 1 年以内返済予定長期借入金 81,652 未収金 7,455 未払金など 7,967 貸倒引当金 2 固定負債 657,593 固定資産 1,674,615 名古屋高速道路債券 392,000 道路 1,672,753 政府借入金 122,859 道路建設仮勘定 1,173 県市借入金 108,070 有形固定資産など 688 長期借入金など 26,703 繰延資産 986 退職給与引当金 680 債券発行諸費など 986 ETCマイレージ引当金 259 資産見返交付金 7,022 特別法上の引当金等 620,409 償還準備金 620,409 基本金 ( 県市出資金 ) 317,588 資産合計 1,685,209 負債資本合計 1,685,209 ( 注 ) 端数処理の関係上計において合わないことがあります 15

16 平成 28 年度の貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 資産の部負債及び資本の部勘定科目 28 年度勘定科目 28 年度流動資産 9,608 流動負債 89,619 現金預金など 2,155 1 年以内返済予定長期借入金 81,652 未収金 7,455 未払金など 7,967 貸倒引当金 2 固定負債 657,593 固定資産 1,674,615 名古屋高速道路債券 392,000 道路 1,672,753 政府借入金 122,859 道路建設仮勘定 1,173 県市借入金 108,070 有形固定資産など 688 長期借入金など 26,703 繰延資産 986 退職給与引当金 680 計 7,313 億円債券発行諸費など 986 ETC マイレージ引当金 259 資産見返交付金 7,022 特別法上の引当金等 620,409 償還準備金 620,409 基本金 ( 県市出資金 ) 317,588 資産合計 1,685,209 負債資本合計 1,685,209 ( 注 ) 端数処理の関係上計において合わないことがあります 16

17 前年度との比較料金収入償還準備金 ( 億円 ) ( 億円 ) , , 年度 28 年度年度 28 年度償還率償還率とは : 営業中道路の投資済額に対する償還準備金の比率 H27 年度 H28 年度差償還率 34.9% 37.2% +2.3pt 17

18 平成 29 年度収入支出予算 ( 単位 : 百万円 ) 区分収入支出科目 H29 予算額科目 H29 予算額県市出資金 255 建設費 1,529 無利子貸付金 425 一般管理費 162 建設事業費特別転貸債 595 支払利息 9 民間借入金 425 計 1,700 計 1,700 料金収入 62,279 維持改良費 34,215 民間借入金 ( 借換 ) 75,135 業務管理費 10,544 管理事業費雑収入 172 一般管理費 1,713 業務外支出 91,109 予備費 5 計 137,586 計 137,586 受託事業費受託工事収入 680 受託工事費 680 合計 139,966 合計 139,966 18

19 平成 29 年度の主な事業概要高速 5 号万場線 ( 名古屋西 JCT) 建設工事管理業務交通パトロール料金収受保全業務路面清掃除雪作業 19

20 大規模修繕の概要 (1) 対策例 RC 床版上面 RC: 鉄筋コンクリート 20

21 大規模修繕の概要 (2) 対策例 RC 床版下面 RC: 鉄筋コンクリート 21

22 事業費料金収入管理費利息 ( 百億円 ) H20 H22 H24 H26 H28 H30 H32 H34 H36 H38 H40 H42 H44 H46 H48 H50 H52 H54 H56 H57 償還準備金未償還残高 ( 兆円 ) 償還計画事業費未償還残高大規模修繕費料金収入借入金の返済累計額 ( 償還準備金 ) 管理費利息換算起算日平成 12 年 8 月償還満了日平成 57 年 12 月換算起算日 : 供用路線の建設費供用開始日等を勘案してネットワーク全体の平均的な供用日を算出したもの 22

23 中期経営計画 (2016~2018)(1) 基本理念基本方針行動指針公社を取り巻く情勢名古屋駅周辺まちづくり構想リニア中央新幹線着工名高速全線開通道路インフラ老朽化への対応他団体等の不祥事品確法入契法建設業法の改正南海トラフ巨大地震への備え中期経営計画 (2016~2018) 3 年間の経営方針より利用しやすいサービスの向上をめざして重点施策 (4) 主な施策 (5) 整備計画投資計画 (~H30 年度 ) 料金認可償還計画 (~H57 年度 ) 取組項目 (32) と目標 (30) 23

24 中期経営計画 (2016~2018)(2) 重点施策 (4) 主な施策 (5) 大規模修繕の確実な推進 1 ネットワーク機能の発揮交通安全対策及び交通規制回数時間の縮減都心へのアクセス ( 名駅等 ) 向上の取り組みお客様サービスの向上地域社会との共生適切な維持管理人材の育成と新たな技術の蓄積及び透明性公正性の向上 5 経営基盤の強化 24

25 最近の名古屋高速道路債券の発行実績 ( 平成 26 年度 ~) 回号発行額発行日年限利回り 123 回 100 億円 5 年 0.157% 124 回 100 億円平成 27 年 2 月 27 日 10 年 0.459% 125 回 150 億円 15 年 0.765% 126 回 100 億円 5 年 0.080% 127 回 100 億円 10 年 0.176% 平成 28 年 2 月 26 日 128 回 50 億円 15 年 0.425% 129 回 100 億円 20 年 0.806% 130 回 100 億円 5 年 0.005% 平成 28 年 9 月 23 日 131 回 50 億円 20 年 0.424% 132 回 100 億円 5 年 0.030% 133 回 80 億円 10 年 0.250% 平成 29 年 2 月 28 日 134 回 50 億円 15 年 0.514% 135 回 50 億円 20 年 0.768% 136 回 50 億円平成 29 年 12 月 15 日 20 年 0.630% 25

26 債務保証及び BIS リスクウェイト根拠法令地方道路公社法第 28 条の規定に基づく債務保証付き債券債務保証団体及び割合愛知県名古屋市それぞれが発行額の 1/2 の額と利息相当額を債務保証債務保証内容当公社が弁済不能になった場合は公社に代わり弁済の責務を負う BIS リスクウェイト名古屋高速道路債券は地方道路公社法第 28 条の規定に基づく債務保証付き債券であり BIS 規制上のリスクウェイトは地方債と同様の 0% 26

27 平成 29 年度 2 月の市場公募債の発行計画発行月平成 30 年 2 月 ( 予定 ) 年限 5 年債 10 年債 15 年債 20 年債発行額 150 億円 80 億円 50 億円 100 億円償還方法特徴満期一括保証団体の債務保証を得て発行 BIS リスクウェイト 0% 27

28 本件に関するお問い合わせ先名古屋高速道路公社経営企画部企画課 TEL ( 直通 ) FAX URL 28

29 本資料は債券投資家の皆さまへの情報提供のみを目的としたものであり債券の募集売出し売買などの勧誘を目的としたものではありません債券のご投資判断にあたりましては当該債券の発行などにあたり作成された債券内容説明書などに記載された条件内容や仕組みその他入手可能な直近の情報などを必ずご確認いただきますようお願い申し上げますまた本資料でお示しした将来の見通し又は予測は当公社として現時点で妥当と考えられる範囲内にあるものの確実な実現を約束するものではありません

第 1 部概要業務内容 1. 概要 (1) 広島高速道路公社について当公社は地方道路公社法 ( 昭和 45 年法律第 82 号 ) に基づき広島県広島市により設立された特別法人です ( 平成 9 年 6 月 3 日設立 ) 当公社は広島都市圏の交通体系の根幹となるネットワークを形成する

第 1 部概要業務内容 1. 概要 (1) 広島高速道路公社について当公社は地方道路公社法 ( 昭和 45 年法律第 82 号 ) に基づき広島県広島市により設立された特別法人です ( 平成 9 年 6 月 3 日設立 ) 当公社は広島都市圏の交通体系の根幹となるネットワークを形成する広島高速道路公社 Hiroshima Expressway Public Corporation 平成 30 年 1 月第 1 部概要業務内容 1. 概要 (1) 広島高速道路公社について当公社は地方道路公社法 ( 昭和 45 年法律第 82 号 ) に基づき広島県広島市により設立された特別法人です ( 平成 9 年 6 月 3 日設立 ) 当公社は広島都市圏の交通体系の根幹となるネットワークを形成する指定都市高速道路の新設