ｽﾗｲﾄﾞ ﾀｲﾄﾙなし

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1 クイックスタートガイド Ver1.0 No1

2 の特徴 は 32 ビット CPU を搭載し RS-232C のポートを標準装備したモデルです RS-232C ポートは Modbus-RTU の通信プロトコルに対応していますが プログラミングによって任意のデータ配列の送受信が可能です Ethernet 通信速度他 10Mbps 1 10Mbps 1 10Mbps/100Mbps 1 10Mbps/100Mbps 2 10Mbps/100Mbps 1 RS232C 1 使用 CPU 16bit CPU 16bit CPU 32bit CPU 32bit CPU 32bit CPU プログラムメモリ 64K ハ イト 128K ハ イト 512K ハ イト 512K ハ イト 512K ハ イト ユーザメモリ 64K ハ イト 64K バイト 256K ハ イト 256K ハ イト 256K ハ イト 不揮発性メモリ 8K ハ イト 8K ハ イト 24K ハ イト 24K ハ イト 24K ハ イト 内部時計 ブラウザ経由の設定 対応プログラミングツール Web visualization 機能 WAGO-IO-PRO CAA ( 以上 ) WAGO-IO-PRO CAA WAGO-IO-PRO 32 WAGO-IO-PRO CAA ( 以上 ) WAGO-IO-PRO CAA ( 以上 ) WAGO-IO-PRO CAA ( 以上 ) 日本国内標準価格 43,000 55,000 71,500 76,800 85,800 No2

3 ハードウェア -1 ETHERNET 接続 RJ ー 45 コネクタ 外部電源ユニットからの入力 側面に MAC-ID が印刷されたラベル 外部電源ユニットからの入力 隣接 I/O モジュールに電圧を供給 No3

4 ハードウェア 上の LED は以下の内容を表示します LED 色意味 A B LINK 緑 ネットワークにLINKが物理的につながっている ACT 緑 ネットワーク上でデータ交換が行われている MS NS IO USR A 赤 / 緑赤 / 緑赤 / 緑 / 橙赤 / 緑 / 橙緑 ノードの動作状態を示す ネットワークの通信状態を示す I/O ノードの動作状態を示したり 発生したエラー状態を知らせる コントーラのユーザプログラムで表示色が選択できる システム電源の状態 B 緑フィールド機器用電源の状態 No4

5 の IP アドレス設定 を Ethernet 上で使用するためには IP アドレスの設定が必要になります IP アドレス設定用のツールとして Ethernet Settings と WAGO BootP Server があり ワゴの以下のサイトから サポートツール プログラミングツール を選択することによりダウンロードできます Ethernet Settings のインストール セットアップファイルをダウンロード後 PC 上で実行し ダイアログの指示に従うことによりインストールされます * PC と との接続は別途 ケーブル (RS232C) または (USB) ケーブルが必要になります WAGO BootP Server のインストール ダウンロードしたファイルは圧縮されていますので これを解凍後セットアップファイルを実行します ダイアログの指示に従うことによりインストールされます No5

6 Ethernet Settings による IP アドレス設定 手順 1. 設定用ケーブルを接続し Ethernet Settings を起動後 COMx ボタンを押し 接続ポート番号を選びます 2. Read ボタンを押すと 左のような画面が表示されます 3. [TCP/IP] タブをクリック後 [Use following addresses] を選択します ここで IP アドレスを設定して Write ボタンを押します 各ボタンの機能 1 Read: 現在設定されている内容を読み出します 2 Write: 設定内容を書き込みます 3 Default: 全ての値を出荷時の設定に戻します 4 Extract:Web 領域のデフォルト Web 画面を解凍抽出します 5 Format:Web 領域をすべてフォーマットします No6

7 Ethernet Settings による時計合わせ 内部時計の設定 Real Time Clock を選んで中央の円形のボタンを押すとパソコンの時刻が の内部時計に設定されます No7

8 Boot P サーバによる IP アドレス設定 1 WAGO BootP Server ソフトを立ち上げると上記の画面が開きます 2 [Edit BootPtab] ボタンを押してテキストファイルを開き プログラムを実行するライン (KeinProxy で始まる ) を編集します ( 実行しない行には # を付ける ) 例 :wagojapan:ht=1:ha=0030de00309a:ip= :sm= : 任意名 MAC アドレス設定したい IP サブネットマスク 3 [ ファイル ] メニューから [ 上書き保存 ] を選び 編集画面を閉じます 4 [Start] ボタンを押します 画面に数行メッセージが出ます の電源を切り 再投入します 5 画面上に found (ip アト レス例 ) が表示されます 6 ブラウザを用い 設定した IP アドレスで http 接続して [port] ページにアクセスし BootP のチェックをはずします No8

9 プログラミングの準備 でプラグラムを組むためにはプログラミングツールの CoDeSys CAA が必要になります CoDeSys CAA は 製品としてワゴ社から CD で供給されており をプログラミングするためにはソフトウェアバージョン V 以降が必要になります CoDeSys CAA は IEC に準拠して以下の言語をサポートしています ーストラクチャードテキスト (ST) - ファンクションブロック ダイアグラム (FBD) - インストラクションリスト (IL) - ラダーダイアグラム (LD) - シーケンシャル ファンクションチャート (SFC) CoDeSys CAA のインストールは CD を PC に挿入した後 Setup ファイルを実行します ダイアログの指示に従って操作をすることにより 自動的にインストールされます CoDeSys CAA の起動は Windows のスタートメニューから CoDeSys V2.3 を選ぶことにより 実行することができます プログラムの作成に関しては WAGO-I/O-PRO CAA ハンドブック を参照してください 以下のサイトから入手できます No9

10 プログラミングの開始 -1 CoDeSys V2.3 を起動後 新しくプログラムを作成する場合は File メニューから [New] を選ぶと [Target Settings] が表示されますので プルダウンからコントローラの FW バージョンに合わせて項目を選択します New POU ダイアログで POU のタイプ (Program Function Block など ) と言語 (LD FBD ST など ) を選びます No10

11 プログラミングの開始 -2 プログラミングを行うときは メニューからファイル処理 ( オープン クローズ 保存など ) 編集 ( コピー ペースト 削除など ) プロジェクト管理 (Build など ) オンライン ( ログイン ログアウト 通信設定など ) その他の機能を選択できます ツールバーからはプログラムに必要な要素を選びます 以下の図は LD の例です メニューバー ツールバー POU 作成領域 -Program FB 等のオブジェクトを作成 変数宣言領域 プログラム領域 設定機能切換タブ -PLC コンフグレーションは右端の Resource タブを選択する No11

12 ワゴ I/O システムアドレス指定方法 プログラムの中でアドレスを指定するときの文字列 : %< 領域指定 >< サイズ指定 >xx.yy < 領域指定 >: I= 入力 Q= 出力 M= メモリを表します < サイズ指定 >: X=ビット B=バイト W=ワード D=ダブルワードを表します xx=コントローラの右から何ワード目の位置かを指定 ( 最初のワード=0) yy= 指定ワードから何ビット目の位置かを指定 ( 最初のビット=0) 例 )%IW215 入力ワード=215 %QB7 出力バイト=7 %IX2.5 コントローラの右から入力モジュールの3ワード 6ビット目 %QX0.7 コントローラの右から出力モジュールの1ワード 8ビット目 No12

13 PLC コンフィク レーション -1 <Codesys> プログラム作成時に PLC コンフィグレーション ( モジュールの組合せ ) を行う場合は すべてのモジュールを正確に設定する必要があります プログラム作成後 実モジュールの変更に対応したい場合は PLC コンフィグレーションを行わない ( モジュールを設定しない ) で下さい PLC Configuration 選択後 [Hardware configuration] を開き [K-Bus ] 上を右クリックして [Append Subelement : モシ ュールの追加 ] を行います No13

14 PLC コンフィク レーション -2 <Codesys> PLC コンフィグレーションは [I/O-Configuration] 画面にて左側リストからモジュールを選択し 右に移します PLC コンフィグレーションを行なう場合は 実際のモジュール構成と同じになるようにしてください 間違った構成でプログラムをダウンロードした場合は I/O エラーランプが表示されます 実装されているモシ ュールの順番に編集する モシ ュールの絶対アドレスが表示される No14

15 プログラムのダウンロード -1 <Codesys> 1 プログラムを作成したら メニューから [Project-Rebuild all] を実行します プログラムのコンパイルとチェックが行われます 2 次にメニューから [Online-Communication Parameters] を選び 通信パラメータ (IP アドレスなど ) を設定します 1 2 通信パラメータの設定をするために Communication Parameter を選びます No15

16 プログラムのダウンロード -2 <Codesys> 2 接続方法として Ethernet を選ぶ 1 新しい情報接続を作成するためにこのボタンを押す プログラム START/STOP スイッチ 3 Localhost と表示されているところをダブルクリックして IP アドレスを書き込み リターンする No16

17 RS232C インターフェイスの接続 初期状態では Ethernet ホ ートが優先になっており シリアルポートについては MODBUS-RTU のワード単位の読出し (Modbus コート 03) のみ可能です ピン番号信号名機能 1 ーー RxD TxD ー GND ー RTS CTS ー 受信送信ーー Request to send Clear to send ー No17

18 RS232C ポート優先 (Modbus-RTU) RS232C ポートを優先にするには ブラウザメニューの Modbus のページを開いて以下の項目を設定してください [Override default fieldbus settings] を ON にすると RS232C ポートが優先となり Ethernet 経由の出力命令は無効となり ワード単位の読出し ( コート 03) のみ可能となります 通信 BaudRate とハ リティ ( 有無 ) の設定 Modbus-RTU スレーブアドレス RS232C ポートを優先にする No18

19 RS232C ポート プログラム優先 <Codesys> RS232C ホ ートをプログラムで制御したい場合にはファンクションブロックのポート番号を 0 に設定してください サービスポートはポート番号 1 シリアル通信モジュールはポート番号 2 以降になります 尚ファンクションブロックをポート番号 0 に割り当てた場合は Modbus-RTU プロトコルは無効になり WAGO-IO-PRO CAA で作成したプログラムが優先されます ポート番号 SERIAL_INTERFACE を使うには 32bit フォルダに格納されている Sercom.lib および serial_interface01.lib の 2 つのライブラリ SCHNITTSTELLE を使うには 32bit フォルダに格納されている Sercom.lib および seriell_secom01.lib の 2 つのライブラリが必要となります No19

20 Ethernet/IP 接続 -1 初期状態では Ethernet/IP プロトコルは OFF の状態になっています Ethernet Settings で接続して [Protocol] のページにて Ethernet/IP を ON にします [Additional] 内 [Ethernet/IP(Port 2222~)] をチェック No20

21 Ethernet/IP 接続 -2 入出力のバイト数を設定します 入出力各々最大 512 バイト (256 ワート ) まで設定できます コントローラで設定された入出力領域は プログラム上では入力が %IW1276~ 出力が %QW1276~ に割り当てられます コントローラの場合 プログラムを書き込むと実領域に直接アクセスできなくなります この部分はすべて 0 にしておいて下さい Input (Output) Count: ハ イト単位で入力 ( 例 :10 ワート なら 20 と入力 ) 入力領域 %IW 1276 ~ 最大 256 ワート 出力領域 %QW 1276 ~ 最大 256 ワート Input (Output) Offset: 入力 ( 出力 ) する開始ハ イトの位置通常は 0 にしておくこと No21

22 Ethernet/IP 接続 -3 <Codesys> Ethernet/IP で通信する領域はモジュールの実装とは直接関係の無い %M 領域となります 送受信したデータをそのまま変数で代入処理することも可能ですが ワード数が多い場合には SysMemCpy という演算子を使うと便利です この演算子は SysLibMem.lib の中にあります コピー先先頭アドレス アドレスポインタ ( アト レスの先頭を指定するためのメモリホ インタです ) コピー元先頭アドレス コピー転送するワード数 No22

23 Ethernet/IP 接続 -4 ここでは OMRON 製の Network Configurator を使った EIP コンフィグレーションについて簡単に説明します の EDS ファイル _11.EDS とアイコンを取り込みます EDS ファイルおよび詳しい設定手順は のダウンロードページからダウンロードできます オムロン社製 PLC, Ethernet/IP ユニットにつきましてはオムロン社の取扱説明書に従って下さい No23

24 Ethernet/IP 接続 - 5 EDS ファイルをインストールした後 ドラッグ & ドロップすることによってデバイスを配置します そしてまず最初にワゴ I/O システム のアイコンをダブルクリックして テ ハ イスハ ラメータの編集 ウィンドウを起動させます No24

25 Ethernet/IP 接続 - 6 I/O 設定 のタク で入出力のバイト数を設定します ここは 1 にする 出力に引き続き入力設定 Out インスタンス No.: 111, サイズ :Ethernet Settings で設定された数値以上の偶数地 In インスタンス No.: 110, サイズ : Ethernet Settings で設定された数値以上の偶数値 No25

26 Ethernet/IP 接続 -7 次にをダブルクリックしてタグセットを作成します No26

27 Ethernet/IP 接続 -8 入出力のタグセットを作成します タク 名を入力します ここには CIO エリアの入力先頭番地を数字で記入します 例 : 入力 受信 0100 出力 送信 0200 サイズを入力します Ethernet/IP 接続 -6 にて設定したバイト数を設定します No27

28 Ethernet/IP 接続 -9 コネクションタグ を選んだ後 下段に移動させてからコネクション割付を行ないます ダブルクリック 最後に登録を押して完了 No28

29 Ethernet/IP 接続 -10 全てのパラメータ設定後 ネットワークにダウンロードします 1 OMRON 社製の EIP ユニットと の IP アト レスを設定します 2 オプション (O) からインターフェースの選択を行います EIP ユニットが接続されている場合は Ethernet/IF を選びます 3 ネットワーク (N) の接続を選択 次にパソコン側の TCP/IP インターフェイスを選びます 4 接続ネットワーク選択の画面で 更新 を押すと接続されている装置の IP アト レスが表示されます 5 オンライン接続するネットワークは 既存のネットワーク を選択します 6 パラメータをダウンロードします 接続されると青点灯 No29

30 リテイン領域の設定 <Codesys> リテイン領域は %M 領域と自己宣言した変数の両方に割り当てられますが その比率を変更することができます [Resources-Target Settings] を選び [Memory Layout] タブをクリックした後変更値を入力します M 領域 (2000h=8192 ハ イト ) %MW0~%MW4095 変数リテイン領域 (4000h=16384ハ イト) 合計 8192ワート 分デフォルト設定 16# h 16# h 16# No30

31 実領域と通信領域 <Codesys> には挿入されたモジュールに対応する実領域 ( 入出力各々 256 ワート ) と データ通信のために用意された通信領域 ( 入出力各々 256 ワート ) が用意されています 入力モジュールからのデータ獲得 Ethernet 通信からのデータ受取 %I %IW0 ~ %IW255 %IW256 ~ %IW511 入力領域読み読み プログラム %Q 出力領域 書き 書き %QW0 ~ %QW255 %QW256 ~ %QW511 出力モジュールから出力する Ethernet 通信でデータを読む No31

32 実領域と通信領域のアドレス 外部機器 Modbus/TCP/UDP のアドレス 16#0000 ~ 16#00FF 内部アドレス プログラムによる書込み %IW0 ~ %IW255 不可 16#0100 ~ 16#01FF %QW256 ~ %QW511 可 16#0200 ~ 16#02FF 16#0300 ~ 16#03FF 16#3000 ~ %QW0 ~ %QW255 %IW256 ~ %MW0 ~ %IW511 可 不可 可 一度プログラムを書き込むとこの領域はアクセス不可能です 初期状態にするには Codesys で Online の状態にして Reset(original) でプログラムを一回クリックした後 プログラムスイッチを停止にして一旦電源をリセットしてください No32