のですか あなたが誰か われらは知っています 神の聖者です 13) 35 イエスは彼を りつけて 14) 言った 黙れ 彼から出て行け 15) すると悪霊は彼を真ん中に投げ出し 彼を傷つけることなく 16) 彼から出て行った 36 すべてことに驚きが起こり 17) 人々 18) は互いに語り合って

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1 汚れた悪霊を追い出す ( ルカ 4:31~37) 1) ルカ福音書講義 (22) 章 31 イエス 2) はガリラヤの町カファルナウムに下って行き 3) 安息日ごと 4) に人々 5) を教えていた 32 彼らはその教えに驚嘆した 6) 彼の言葉に権威があったからである 7) 33 会堂には汚れた悪鬼の霊 8) に憑かれた人 9) がいて 大声で叫んだ 10) 34 うぁあ わ れらとあなたと何の関わりがありますか 11) ナザレ人イエス 12) われらを滅ぼしに来た 1) マルコ 1:21-27 の並行記事 ルカは 4:31 から 6:16 まで基本的にマルコ福音書 1:21-3:19 に従うが マルコがその前に記す弟子の召命記事 (1:16-20) は 5:1-11 に組み込む ルカはマルコにならって 悪霊 を追い出す奇蹟をイエスの宣教活動の最初におくことによって 悪霊 をも従わせる権能を神から授かった神の子イエスの存在を印象づける 2) 原文 彼 3) カファルナウム ( アラム語クファル ナフム ナホムの村 ) はガリラヤ湖のほぼ北端に面する湖畔の町 ナザレから徒歩で一日路 途中から文字通り下って行く 新約時代はガリラヤ湖の漁業で成り立つ小さな村であったと思われる 但し 百人隊長がこの町に駐在していた ( ルカ 7:2) それはアンティパスが支配するガリラヤに属するものの ピリポスが支配するバタニアとの国境に近かったからか ( ペテロの家 は次回に紹介 ) ルカはすでに 4:23 でこの町に言及しながら マルコにはない ガリラヤの町 をここに付す ポリス (pólis) 町 については 4:29 の注を参照 ガリラヤの地理に詳しくない読者への配慮か なお 弟子の召命記事を先行させたマルコはイエスが弟子たちを伴っていることを動詞で示唆する (1:21) 弟子の召命記事を後回しにしたルカによれば イエスは単独で行動したことになる 4) 安息日 の複数形 5) 原文 彼らを 6) 9:43 でも人々はイエスの言葉の力に 驚嘆する 7) 権威(eksousía) は 4:6 権力 に同じ 相手を従わせうるちから この場合 マルコは 律法学者たちのようではなく と記すが ルカはそれを省略 ルカは ファリサイ人たち とともに 律法学者 をイエスとの論争の場面に登場させる (5: :7 ほか ) 言葉 (lógos) はルカの強調 (36 節でも ) 8) マルコでは単に 汚れた霊 ( プネウマ ) ルカは 汚れたダイモニオンの霊 (36 節では 汚れた霊 ) と表現 ダイモニオンはふつう 悪霊 と訳される (35 節 ) この場合 悪霊の霊 となってしまうので 悪鬼 と訳す ダイモーン / ダイモニオン ( 英 demon) はギリシアでは神々の下位にある霊的存在もしくは死霊として民間信仰の対象 ソクラテスの弁明 ではソクラテスの運命を定める守護霊のような存在 古代西アジアでは古くから疾病や災厄は悪霊 悪鬼 死霊によって起こされるとの信仰があり それらを祓う儀礼が広く行われた その影響は旧約聖書にも見られ ( サム上 28:13 以下 詩 106:37 他 ) 新約聖書もしばしば 悪霊 に言及する 旧 新約聖書は しかし 霊に関する思弁を弄さなかった 悪霊 は悪魔の手下などと考えられていたらしいが ( ルカ 10:17-20 参照 ) 福音書は 悪霊 自体にではなく 悪霊 に憑かれた人の癒しのほうに焦点が据えられる なお ヨハネ福音書は イエスが悪霊にとり憑かれている とみるユダヤ人を繰り返し登場させるが ( ヨハ 7:20 8:48 他 ) 悪霊祓いの奇蹟は語られない 9) 直訳は を持った人 ( 英 to possess possession 所有 強迫観念 憑依 ) 10) 大声で はルカの筆 マルコは出て行く 悪霊 に 大声 を用いる( マコ 1:26) 11) 直訳 われらとあなたと ( の間 ) に何が このような表現 ( 他にマコ 5:7=ルカ 8:28 マタ 8:29 ヨハ 2:27) は旧約聖書に頻出するヘブライ語表現 ma-l we-l と とに何が ( サム下 16:10 19:23 王上 17:18 他 ) に由来 われら と複数形になるのは 悪霊 が大勢であったことを示唆 (8:30 参照 ) 12) ナザレ人(Nazarēnós) はこの箇所以外にはマコ 10:47 14:67 16:6 ルカ 24:19 でイエ 1

2 のですか あなたが誰か われらは知っています 神の聖者です 13) 35 イエスは彼を りつけて 14) 言った 黙れ 彼から出て行け 15) すると悪霊は彼を真ん中に投げ出し 彼を傷つけることなく 16) 彼から出て行った 36 すべてことに驚きが起こり 17) 人々 18) は互いに語り合って 言った この言葉は何だろう 権威と力 19) をもって汚れた霊どもに命令すると 彼らが出て行くとは 20) 37 こうして彼についてのうわさ 21) は付近一帯に広まった 22) 後 4 世紀のカファルナウムのシナゴーグ跡 この下にイエス時代のシナゴーグがあったと推定されているが 確認の限りではない スに用いられる なぜかマタイは用いない 13) 神の聖者 という表現は他にはヨハ 6:69( ペテロの告白 ) ルカ福音書では すでにみ使いガブリエルがイエスのことを 聖なる方 (= 聖者 ) 神の子 と告げていたが (1:35) 福音書はこのように悪霊などにもイエスに関する告白をさせる ルカでは 4:41 8:28 14) 4:41 9:42 でもイエスは 悪霊 や 汚れた霊 を りつける 15) 原文は命令形単数 16) マルコは 彼にひきつけを起こさせ 大声を上げて ルカはそれを省略し 読者をイエスの癒しのほうに集中させる 17) 驚き(thámbos) は名詞 (5:9 でも ) マルコは みなが驚いて と動詞 (thambéō) で表現する 18) 原文 彼ら 19) ルカは 9:1 でイエスが弟子たちに 悪霊 ( ダイモニア ) にうち勝ち 病気を治す力と権威を授けた と伝える 20) マルコは人々の発言を これは何か 権威ある新しい教えだ 汚れた霊どもに命じると 彼らは聞き従う と伝える ( マコ 1:27) ルカはイエスの 言葉の権威 に重きをおく 21) イエスの名声や評判が広まった という記述は 4:14 にも ルカ福音書では他に 5:15 7:17 22) マルコには ガリラヤの と付される 2

3 故郷の町ナザレで歓迎されなかったイエスはカファルナウムに下って行った カファルナウムはガリラヤ湖北岸の町 当時は住民の多くが漁業を生業とする小さな町であったらしい 20 世紀はじめに発掘調査がなされ 4 世紀後半のシナゴーグ跡が発見された さらにその下の層にイエス時代のシナゴーグあったろうと想定されている もっとも 発掘調査でそれが確認されているわけではない またカファルナウムでは 5 世紀の 八角堂教会 も発見されており その下に それ以前の時期の教会とおぼしき建造物が存在する それは ペトロの家 と呼ばれ ペトロの家が後に教会になったといわれる この点に関しては 38 節の シモンの家 との関連で 次回 紹介する ともあれ カファルナウムはシモン ペトロの出身地であり 福音書によれば イエスはこの町を拠点にして 初期のガリラヤ伝道を展開したようにみえる マルコ福音書は カファルナウムの会堂でダイモニオン 悪霊 ( デーモン ) にとり憑かれた男から悪霊を追い出した出来事をイエスの伝道活動の最初においた それによってイエスが悪霊を従わせるほどの権威ある存在であることをはじめに示そうとした それをルカも踏襲した 悪霊を追い出す行為は一般に 悪霊祓い と呼ばれる イエスが多くの人から悪霊を追い払ったことは 4:41 に記される ルカはさらに ゲラサの悪霊憑きの物語 (8:26 以下 ) 悪霊にとり憑かれた子供の癒し (9:37 以下 ) などを伝える また 6:18 8:2 11:14 などにもイエスが悪霊を追い出したことが記される なかでも 8:2 には イエスに 7 つの悪霊を追い出してもらったマグダラのマリヤをはじめ 悪霊 を追い出してもらった婦人たちがイエスに伴った と記されている さらにイエスは弟子たちにも 悪霊 にうち勝つ権能を与えたという (9:1) イエスが悪霊を従わせる権能をもつことをルカ福音書は神のみ子イエスの特色として描き出してゆく 当時 重い病気をはじめとする災厄は悪鬼 悪霊の仕業とひろく考えられていた それに対抗して 悪鬼 悪霊を祓う呪術儀礼もひろく行われていた なかでも グノーシス文書には 可視的なこの世界が 邪悪な七霊 によって支配されている といった神話が語られている それらの霊はライオン ろば ハイエナ 竜 蛇 サルなどの顔をもつと伝えられる ( ヨハネのアポクリュフォン ) それは古代メソポタミアの楔型文字文書に残る 七つの悪霊 の観念を引き継いでいる 楔型文字資料には 邪悪な諸霊 などといった書物もあり そうした悪霊を祓う呪術儀礼を記した文書が大量に残されている ( 拙著 古代メソポタミアの神話と儀礼 岩波書店 頁 ) イエスの宣教における悪霊払いの物語も そうした悪霊の観念を前提にしている ( 注 8) を参照 ) しかし 福音書における悪霊祓いの記事は次の 2 点においてイエスの宣教の特色を示す 1 特別の呪術儀礼によってではなく 言葉の権威によって悪霊を追い出す 2 霊の世界について思弁を弄せず 悪霊に憑かれた人の癒しに焦点を当てる 悪霊と一口に言っても 悪魔の使いをはじめ 恨みをもつ死者の霊 荒野を徘徊して人を襲う悪鬼 闇夜にあらわれる夜叉など 災厄をもたらす様々な霊的存在が考えられており それぞれに恐れられていた それらを祓う呪術儀礼は なによりもまず災厄をもたらす霊を特定して それにふさわしい呪術儀礼を行うものであった 死霊であれば 疑似的に埋葬儀礼を行って 死霊を冥界に送り返した 悪霊ごとの呪文があり 山から来た悪霊であれば 呪文によって山に送り返した こうした悪霊に支配権をもつ神がい 3

4 れば その神の名を唱えて これを退散させた イエスは しかし そのような呪文や呪術儀礼によってではなく ふつうの言葉によって悪霊を追放する 本日の箇所では 32 節および 36 節にそのことが明示される 加えて 福音書に伝えられる イエスが霊を追い払う物語は 多くの場合 霊を追い出す行為それ自体に関心を示さない むしろ 霊にとり憑かれて苦しむ人が解放され 癒されることのほうに重点がおかれる そのことはルカでは 6:18 に明示され マタイでは 8:16 にそれがまとめられている ところで 理性を重んじる現代人であれば 古代の人々のように 悪霊 という存在を信じて恐れることはしない 身体的にあるいは精神的に異常をきたせば 医師に相談し 病院を訪ねる しかし それでも 古代に 悪霊にとり憑かれた と考えられた事態そのものは今日でも変わらないのではないか とも思う たとえば とり憑く という表現ひとつとっても それは言いうる とり憑く という表現に英語では possess という動詞を用いる 所有する という意味なので 名詞 possession は 所有すること を意味し 所有物も possession と同時に 悪霊 などに possess されることも possession という 悪霊 に自分という存在が占有されてしまうこと 宗教学では 憑依 という 憑 という漢字は心がもたれかかってしまう状態を指すという 心理学用語で possession は 強迫観念 と訳される 今日 私たちは悪霊にとり憑かれたと考えることはまずないけれども ある事柄に不安を抱き 心配になって 健全な日常生活ができなくなってしまう ということは誰にでもありうるだろう それが行き過ぎれば 精神に異常をきたらす これは possession とみられる そう考えると 現代にも悪霊はいたるところに跋扈している といってよい 誰しも悪霊にとり憑かれる可能性はある 古代の悪霊であれ 現代の悪霊であれ そこにはいくつかの共通した特徴があるように思われる なによりも悪霊は一人よがりである 自分のことしか考えない それゆえ 悪霊にとり憑かれると 私たちは他者に思いを寄せることができなくなる 他者を攻撃し ときに自分自身をも責め立てる 自分が神の恵みのなかに また周囲の人々の支えによって生かされているとは考えられなくなるからである だから 感謝の心が失われてゆく 他者を攻撃し 自分自身を傷つける そして 自分を また他者を滅びへと引きずり込んでゆく それは 個人だけでなく 国家についても言いうること 新約聖書が 悪霊 と呼ぶ存在は 今日的に言えば 単に精神の病というよりは このような事態そのものを指しているのではないか では そうした 悪霊 から私たちを守るものは何であるのか 思い浮かぶのは 第一に理性 第二に道義であろう 沈着な理性と健全な道義心をはたらかせれば 悪霊に付け入るスキを与えない ところが 人間に与えられている理性も道義心も人間の精神のはたらきであるがゆえに じつは 悪霊によって逆手に取られてしこともまれではない 学者が悪霊の手先になってしまう事例は事欠かない 理性や道義を真に生かす力は自分の中から生まれない 神によって与えられる それが聖書の信仰である マルコ マタイ そしてルカ福音書は いずれも ナザレのイエスの活動と教えのなかに そうした悪霊にとり憑かれた人から悪霊を追い出す権能をもつ神のみ子の姿をみている そのイエス キリストの霊が私たちの内にはたらくとき 4

5 悪霊は逃げて行く キリストの霊は新約聖書では 聖霊 と呼ばれる ヨハネ福音書はこれを 真理の霊 とも言い換えている (14:17 他 ) このヨハネ福音書はイエスによる悪霊祓いの物語を伝えない 悪霊祓いは伝えずに み子イエス キリストをとおして与えられる聖霊もしくは真理の霊に導かれるとき 私たちはこの闇の世の君 ( サタン ) の支配から解放され 光のなかを歩み 悪にうち勝つ と教えている 新約聖書は この世において 悪霊 たちが仕える闇の君が力を揮っていることを否定しない そのような この世の君 は 悪魔 サタン ベルゼブル ベリアル 竜 などと呼ばれている しかし 新約聖書の最後に配置されたヨハネ黙示録は サタンとも竜ともよばれる悪魔が最終的に滅ぼされることをイメージ豊かに描き出す 5

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