2009年6月新設

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1 2016 年 2 月改訂 Ver.07 終身ガン治療保険 ガード エックス ) ( 時代が求めたガン保険 Guard X 商品マニュアル 持出し厳禁 2016 MetLife, Inc. All rights reserved. 社内資料 / 顧客提示 配布不可 PC16-008

2 はじめに メットライフ生命は お客様の経済環境が不透明な時でも 安心して前向きに より充実した人生を歩んでいただくことを願っております そのために 私たちが出来ることは 保険の販売を通じて お客様から信頼される存在になり そして お客様に自信を持って最適な保障を選んでいただくお手伝いをし続けることだと考えます 時代が求めたガン保険 Guard X の発売に際して まずは お客様ひとりひとりに がん とその治療実態についてより深くご理解いただくことが重要だと考えます そうすることで Guard X が多様化するがん治療に対応した商品だとご納得の上 安心してご加入いただけるものと信じております 時代が求めたガン保険 Guard X 発売に際して この商品は がん に罹患したときでも 本当に役に立つ保障を提供することで お客様の人生をより前向きで充実したものにするお手伝いをしたいという思いから開発した がん保険 です この商品の開発にあたり がん治療 の実態を知るために 一般の がん罹患者 約 1,800 名の方へのアンケートを実施しました この結果から がん の治療技術や方法は日々進歩しており それに伴って がん患者 と がん の付き合い方が変わってきているということ その変化に対応していく必要性をあらためて認識いたしました さらに ご自身やご家族ががんの治療を経験されているという方と面談をさせていただきました また その方々の手記なども読ませていただきました そして面談や手記を通して 自分のがんの治療実態を広く伝えてほしい 自分のがん体験をがん治療の支えのひとつである保険商品の開発に生かしてほしい という強い思いをお持ちであると感じました メットライフ生命で保険販売に携わる者は誰もが皆 自分のお客様が がん になってしまった時でも安心して治療に専念するために給付金をお役立ていただきたいと思っているのではないでしょうか 終身ガン治療保険 (Guard X) は 多様化している がん治療 やお客様それぞれの がん治療 に対する考え方に合わせて柔軟に対応できる給付金をお支払いすることを目的とした保障内容になっており 必ずやこの商品が メットライフ生命で保険を販売する皆様の 思い を具現化する助けになると考えております なお お話をお聞きしたり 拝見させていただくだけで胸がつまるようながん治療の体験を快く打ち明けていただいた皆様 本当にありがとうございました 皆様の 思い が少しでも 商品に反映できている と思っていただけましたら幸いです 医療保険部 終身ガン治療保険 開発チーム

3 終身ガン治療保険商品マニュアル目次 Ⅰ. 終身ガン治療保険の商品研究 開発背景 終身ガン治療保険の特徴 終身ガン治療保険のしくみ... 5 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 主契約 特約一覧 保障内容 取扱規定 その他取扱規定 保全に関する規定 その他 Ⅲ. 各給付金等の通算 ガン治療給付金額 保険料払込期間満了後死亡保険金額の通算 ホルモン剤治療給付金額の通算 ガン通院サポート給付金額の通算 ガン診断給付金額の通算 ガン入院給付金額の通算 女性特定ケア給付金額の通算 ガン先進医療給付特約 (2013) の通算 Ⅳ. 販売に際しての留意事項...31 販売上の注意 (1) 解約返戻金のないことに関する確認の取り付けについて (2) 給付金代理請求について (3) 解約時の生存確認書類の提出について (4) 保険料払込免除時のガン先進医療給付特約 (2013) の更新について Ⅴ. 終身ガン治療保険 (GUARD X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて 主契約 (1) 三大治療に対応した主契約の支払事由について (2) 一時金保障を主軸に添えた主契約の給付体系 (3) 主契約では 最上位の進行度を示す病期 にも手厚い保障を提供 終身ホルモン剤治療給付特約 終身ガン通院サポート給付特約 終身ガン診断給付特約 ガン先進医療給付特約 (2013) 終身ガン入院給付特約 (2013) 終身女性特定ケア給付特約 女性特有のがんについて 乳がんについて 乳房再建について 子宮がんについて 卵巣がんについて... 42

4 契約時の諸規定については 新契約上の諸制限 を 収納 保全等の取扱いについては各種マニュアルを併せて参照ください 当マニュアルに記載の内容は 2016 年 2 月現在のものですが 税率等の数値は 2014 年 8 月現在のものを使用しています 経理処理などについて 将来 新たな法令等が施行された場合 異なった取扱いになる可能性があります 税理士法に抵触する行為は厳禁 個別具体的な税務の取扱いについては 関与税理士または所轄の税務署にご相談ください 当該資料は保険募集には使用できません

5 Ⅰ. 終身ガン治療保険の商品研究 Ⅰ. 終身ガン治療保険の商品研究 1. 開発背景 終身ガン治療保険の開発背景 今や 2 人に 1 人ががんに罹患し 3 人に 1 人ががんで亡くなるとも言われ もはや国民病とも言えるがん そのがんに対する医療技術の発展は日進月歩であり 様々な新しい医療技術が開発されてきています 現代のがん治療における主な治療法としては がんの三大治療と言われる 手術 放射線治療 抗がん剤治療 が挙げられ これらの治療法を患者に合わせて効果的に組み合わせる 集学的治療 が進められています そして これらの三大治療においても 医療技術の発展や新薬の開発等に伴い 患者の身体への負担をできるだけ少なくするいわゆる低侵襲化が進んでおり その結果として特に放射線治療や抗がん剤治療においては入院を伴わない外来治療へのシフトが見受けられてきています 三大治療 ( 手術 放射線治療 抗がん剤治療 ) 受療率 悪性新生物の入院 外来受療率 ( 人口 10 万対 ) 4.9% 2.6% 三大治療 % その他の治療 ( ホルモン剤治療など ) 入院 外来 治療を行っていない 90 初発時のみ 再発時は含みません 百分率 (%) の小数点以下第 2 位を四捨五入 2014 年 11 月メットライフ生命調べ ( がん罹患者またはがん罹患経験者のアンケート結果 n=6,139) 80 平成 17 年平成 20 年平成 23 年 出典 : 厚生労働省 患者調査の概況 ( 平成 23 年 ) より また 様々な新しい医療技術の開発に伴うがん治療の多様化や低侵襲化を背景に QOL (Quality of Life) を考慮した治療の選択が行なわれるようになり 特にステージが進んだ患者の方々においては延命や緩和のため 三大治療に限らず様々な治療法が選択されることが考えられます そこで 終身ガン治療保険ではこれらの背景を踏まえ より現在のがん治療実態に順応できる商品 をコンセプトに開発を進めました 1

6 Ⅰ. 終身ガン治療保険の商品研究 終身ガン治療保険で実現できたこと がん治療 に焦点を当てた保障内容がんの三大治療 ( 所定の手術 放射線治療 抗がん剤治療 ) への保障をメインとし 入院 通院に関わらず三大治療のいずれかを受けられた時点で一時金 ( ガン治療給付金 ) をお支払いする商品構造とし よりがん治療実態に順応した保障内容となりました また 悪性新生物においては 最上位の進行度を示す病期 ( 例えば 胃がんにおける TNM 分類の Ⅳ 期 ( ステージ Ⅳ)) と診断された場合 いかなる治療方法に関わらず 治療のために入院もしくは通院されたら一時金をお支払いいたします このような商品構造 支払事由とすることにより がんの様々な治療ステージ ( 根治 延命 緩和 ) における QOL を考慮した治療選択にも対応でき 終身ガン治療保険はお客様のがん治療をより一層サポートする商品となりました 治療実態に合わせた特約を用意乳がん 子宮がん 前立腺がんなどといった種類のがんにおいては 特定のホルモンによって増殖が促進されることがあり そのホルモンに拮抗するホルモン剤を投与してがんの増殖を抑える治療方法がホルモン剤治療です このホルモン剤治療は手術や放射線治療などの補助療法として行なわれることが多く 治療費は比較的安価で 治療期間 ( 投与期間 ) が長期間に及ぶ傾向があります ( 標準投与期間は 5 年と言われています ) そこに着目し 専用の特約として登場したのが 終身ホルモン剤治療給付特約です また 女性への保障を手厚くするため 女性特定の手術 ( 乳房観血切除術 子宮観血切除術 卵巣観血切除術 乳房再建術 ) への一時金保障となる終身女性特定ケア給付特約を用意し がん治療における女性特有の負担に備えることができます さらに がんの治療のための通院に伴う諸費用 ( 交通費 主婦であるなら子どもを預けたり 家族の食事のための費用 または仕事を休むことによる収入減など ) への保障として 終身ガン通院サポート給付特約 を用意しました 通院の治療費としてはガン治療給付金 ( 主契約の保障 ) がありますが 最善の 治療 を受けることにそのお金を集中して使っていただくために 主契約とは切り離した独立の保障としました 近年 医療技術の発展や新薬の開発等に伴い 患者の身体への負担をできるだけ少なくするいわゆる低侵襲化が進んでおり その結果として特に放射線治療や抗がん剤治療においては 入院を中心としたガン治療だけでなく 通院を中心としたガン治療も広く行われるようになってきています このような医療環境の変化に対応すべく Guard X では がんの治療費に充てていただけるよう 主契約のガン治療給付金については 入院の有無に関わらず 三大治療を受けた場合に ガン治療給付金をお支払いできる保障内容としています 一方 Guard X 発売後もガンを経験された方々の 声 を聞き続ける中で がんの治療を通院で受ける場合には 病院までの交通費 お子様がいる場合には そのお子様を預けるための費用 あるいは同伴する家族にかかる費用など 様々な治療以外の費用が発生していることがわかりました このような ガン治療のための通院への負担を軽減するために より安心してガン医療に臨んでいただけるよう 終身ガン通院サポート給付特約を創設しました 2

7 Ⅰ. 終身ガン治療保険の商品研究 2. 終身ガン治療保険の特徴 ガン治療給付金を一時金でお支払いします ガンの治療を目的として 入院 通院にかかわらず 三大治療 ( 所定の手術 放射線治療 抗がん剤治療 ) のいずれかを受けたらお支払いします また 最上位の進行度を示す病期 と診断され 入院または通院をした場合は治療方法にかかわらず悪性新生物治療給付金を一時金としてお支払いします 支払限度の型が 5 回型の場合 悪性新生物治療給付金および上皮内新生物治療給付金それぞれについて 1 年に 1 回を限度に通算 5 回までのお支払いとなります 支払限度の型が 10 回型の場合 悪性新生物治療給付金および上皮内新生物治療給付金それぞれについて 1 年に 1 回を限度に通算 10 回までのお支払いとなります 保険料払込期間満了後にのみ死亡保障があります 短期払の場合には保険料払込期間満了後に死亡保障 保険料払込期間満了後死亡保険金 があります 保険料払込期間満了後死亡保険金 はガン治療給付金額の 10% です 主契約に健康支援給付金特則を付加しない場合 保険料払込期間中の解約返戻金はありません 全期払の場合は 保険期間を通じて解約返戻金はありません 短期払の場合には 保険料払込済後に 保険料払込期間満了後死亡保険金 と同額 ( ガン治療給付金額の 10%) の解約返戻金が発生します < 主契約に健康支援給付金特則を付加しない場合 > 契約年齢 :40 歳 全期払 ( 終身払の場合 ) 保険期間を通じて解約返戻金 死亡保険金はありません 40 歳終身保険料払込期間 短期払 (60 歳払込満了の場合 ) 解約返戻金 死亡保険金はありません 解約返戻金 保険料払込期間満了後死亡保険金 ガン治療給付金額の 10% 40 歳 60 歳保険料払込期間 主契約に健康支援給付金特則を付加した場合は この特則に対応する部分の解約返戻金については 保険料払込期間中は保険料を払い込んだ期間などにより計算され また 保険料払込済後は経過した期間により計算されます 3

8 Ⅰ. 終身ガン治療保険の商品研究 特約については解約返戻金はありません 特約については 全期払 短期払にかかわらず 特約保険期間を通じて解約返戻金は ありません 終身ホルモン剤治療給付特約があります 抗がん剤治療よりも比較的安価ですが治療期間が長い場合があるホルモン剤治療に対応した特約です 所定のホルモン剤治療を受けた場合 1 年に 1 回を限度に一時金としてホルモン剤治療給付金を最大 10 回までお支払いします 終身ガン通院サポート給付特約があります ガンの治療を目的とする通院に対して ガン通院サポート給付金をお支払いします ガンと診断確定された日以後の通院であれば 退院後の通院だけでなく 入院を伴わない通院でも保障します 終身ガン入院給付特約 (2013) があります 入院日数が入院 1 回につき 61 日目より ガン入院給付金日額の 2 倍となるガン長期入院給付金をお支払いします 終身女性特定ケア給付特約があります 女性特有の部位における特定の手術に対して女性特定ケア給付金をお支払いします また 所定の乳房再建術に対しては乳房再建術給付金をお支払いします ガン先進医療給付特約 (2013) があります 先進医療にかかる技術料と同額のガン先進医療給付金に加え 先進医療にかかる技術料相当額の 20% となるガン先進医療支援給付金をお支払いします 終身ガン診断給付特約があります 悪性新生物診断給付金 1 回のみ支払特則を付加することにより 悪性新生物診断給付金の支払いを 1 回のみとさせ 保険料負担を抑えることも可能です 終身ガン保険料払込免除特約 (2013) があります 保険料払込期間中に悪性新生物と診断確定された場合は 保険料払込免除となり その後も保障を継続できます 保険料払込免除となった場合でも ガン先進医療給付特約 (2013) は保険料払込免除のまま更新を行います 4

9 Ⅰ. 終身ガン治療保険の商品研究 3. 終身ガン治療保険のしくみ 保険期間 保険料払込期間 : 終身 ( ガン先進医療給付特約 (2013) は 10 年 ) < 主契約 > 終身ガン治療保険 ( 健康支援給付金特則なし ) 支払限度の型 :5 回型 < 特約 > 終身ホルモン剤治療給付特約終身ガン通院サポート給付特約終身ガン診断給付特約 ( 悪性新生物診断給付金 1 回のみ支払特則付 ) ガン先進医療給付特約 (2013) 終身ガン入院給付特約 (2013) :100 万円 :30 万円 :5,000 円 :50 万円 : 付加する :5,000 円 終身ガン治療保険 ( 主契約 ) 悪性新生物治療給付金 1 回につき 100 万円または上皮内新生物治療給付金 1 回につき 50 万円 90 日不てん補期間 終身ホルモン剤治療給付特約 ホルモン剤治療給付金 終身ガン通院サポート給付特約 ガン通院サポート給付金 終身ガン診断給付特約 悪性新生物診断給付金または上皮内新生物診断給付金 1 回につき 30 万円 1 日につき 5,000 円 1 回につき 50 万円 1 回につき 25 万円 終身ガン入院給付特約(2013) ( 入院日数が入院 1 回につき 60 日まで ) ガン入院給付金 1 日につき 5,000 円 New 終身タイプ ( 入院日数が入院 1 回につき 61 日以降 ) ガン長期入院給付金 1 日につき 10,000 円 ガン先進医療給付特約 (2013) ガン先進医療給付金 ガン先進医療支援給付金 先進医療にかかる技術料と同額 先進医療にかかる技術料相当額の 20% 10 年更新 保険期間 保険料払込期間 : 終身 ( ガン先進医療給付特約 (2013) は 10 年 ) 5

10 正式名称給付金 保険金など主契約約Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 1. 主契約 特約一覧 終身ガン治療保険 ガン治療給付金 - 悪性新生物治療給付金 - 上皮内新生物治療給付金 保険料払込期間満了後死亡保険金 終身ホルモン剤治療給付特約 ホルモン剤治療給付金 終身ガン通院サポート給付特約 ガン通院サポート給付金 終身ガン診断給付特約 健康支援給付金特則 健康支援給付金特 ガン診断給付金 - 悪性新生物診断給付金 - 上皮内新生物診断給付金 悪性新生物診断給付金 1 回のみ支払特則 ガン先進医療給付特約 (2013) 主契約の保険料払込期間満了後の保障継続に関する特則 終身ガン入院給付特約 (2013) 終身女性特定ケア給付特約 終身ガン保険料払込免除特約 (2013) 悪性新生物診断給付金の支払いを 1 回のみに限定します その分 特約保険料が安くなります ガン先進医療給付金 ガン先進医療支援給付金 主契約が短期払の場合 一定条件のもと 主契約の保険料払込期間満了後もガン先進医療給付特約 (2013) を継続させることができます ガン入院給付金 ガン長期入院給付金 女性特定ケア給付金 乳房再建術給付金 - 6

11 ン治療給付金Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 2. 保障内容 1) 主契約 1 給付の種類 支払事由 支払額 受取人 給付の種類支払事由支払額受取人ガ悪性新生物治療給付金 責任開始日以後に 診断確定された悪性新生物の治療を目的に下記 12 のいずれかに該当されたとき 1 公的医療保険制度の給付対象となる所定の手術 (*1 ) 放射線治療 (*2 ) または抗がん剤治療 (*3 ) を受けられたとき ( *4 ) 2 最上位の進行度を示す病期 (*5 ) と診断され その日以後に入院または通院をされたとき ガン治療給付金額 ガン治療給付金受取人 ( 指定がないときは被保険者 ) 上皮内新生物治療給付金 責任開始日以後に 診断確定された上皮内新生物の治療を目的に 公的医療保険制度の給付対象となる所定の手術 (*1 ) 放射線治療 (*2 ) または抗がん剤治療 (*3 ) を受けられたとき ( *4 ) ガン治療給付金額の 50% 保険料払込期間満了後死亡保険金 この保険契約の保険期間と保険料払込期間が異なる場合で 被保険者が保険料払込期間の満了する日の翌日以後に死亡されたとき ガン治療給付金額の 10% 死亡保険金受取人 短期払の場合に保険料払込期間満了後死亡保険金があります *1 所定の手術とは : 公的医療保険制度における医科診療報酬点数表に手術料の算定対象として列挙されている診療行為または輸血料の算定対象として列挙されている造血幹細胞移植 ( なお 上皮内新生物治療給付金における 所定の手術 には造血幹細胞移植は含まれません ) 医科診療報酬点数表に手術料の算定対象として列挙されている診療行為には 歯科診療報酬点数表に手術料の算定対象として列挙されている診療行為のうち医科診療報酬点数表においても手術料の算定対象として列挙されている診療行為を含みます *2 所定の放射線治療とは : 公的医療保険制度における医科診療報酬点数表に放射線治療料の算定対象として列挙されている診療行為 ( ただし 血液照射は除く ) なお 電磁波温熱療法は放射線治療に含まれます 医科診療報酬点数表に放射線治療料の算定対象として列挙されている診療行為には 歯科診療報酬点数表に放射線治療料の算定対象として列挙されている診療行為のうち医科診療報酬点数表においても放射線治療料の算定対象として列挙されている診療行為を含みます *3 所定の抗がん剤治療とは : 公的医療保険制度における医科診療報酬点数表または歯科診療報酬点数表により抗がん剤 ( ) にかかる薬剤料または処方せん料が算定される抗がん剤治療 なお 抗がん剤治療にはホルモン剤治療は含まれません ( ) 抗がん剤 の詳細については P.17 ( 1) 対象となる抗がん剤 を参照下さい *4 所定の手術 放射線治療 または抗がん剤治療には 先進医療など支払対象にならない治療があります *5 最上位の進行度を示す病期 ( ) とは 例えば 胃ガン 乳ガンの場合は TNM 分類の Ⅳ 期 悪性リンパ腫の場合は Ann Arbor 分類の Ⅳ 期 慢性リンパ性白血病の場合は Rai 分類の Ⅳ 期および Binet 分類の C 期などをいいます なお 病期分類がないガンの種類は 2 に該当しません ( ) 最上位の進行度を示す病期 の詳細については P.18(3) 最上位の進行度を示す病期 を参照下さい 7

12 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 特則 給付の種類 支払事由支払額受取人 健康支援給付金特則 健康支援給付金 健康支援給付金支払基準日の前日末に生存しているとき ( ただし 90 歳となる契約応当日の翌日以後は健康支援給付金の支払いはありません ) ガン治療給付金額の 5% 保険契約者 健康支援給付金支払基準日は契約日から 5 年ごとの年単位の契約応当日となります 主契約の保険料払込期間にかかわらず 最高 90 歳まで支払います 2 ガン治療給付金 支払限度給付の種類 支払限度 5 回型 10 回型 支払間隔 悪性新生物治療給付金 5 回 10 回 1 年に 1 回を限度 上皮内新生物治療給付金 5 回 10 回 1 年に 1 回を限度 3 支払限度の型の変更 5 回型から 10 回型 あるいは 10 回型から 5 回型への型の変更は取り扱わない 8

13 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 2) 特約 1 終身ホルモン剤治療給付特約 診断確定されたガン ( 悪性新生物および上皮内新生物 ) の治療を目的に 公的医療保険制度の給付対象となる所定のホルモン剤治療を受けたとき給付金をお支払いする特約です 給付の種類支払事由支払額受取人 ホルモン剤治療給付金 責任開始日以後に 診断確定されたガン ( 悪性新生物および上皮内新生物 ) の治療を目的に公的医療保険制度の給付対象となる所定のホルモン剤治療 (*1 ) を受けられたとき ホルモン剤治療給付金額 (*2 ) 主契約のガン治療給付金受取人 *1 所定のホルモン剤治療とは : 公的医療保険制度における医科診療報酬点数表または歯科診療報酬点数表によりホルモン剤 ( ) にかかる薬剤料または処方せん料が算定されるホルモン剤治療 なお 支払対象とならないホルモン剤治療があります ( ) ホルモン剤 の詳細については P.19 ( 1) 対象となるホルモン剤 を参照下さい *2 ホルモン剤治療給付金の支払回数は 10 回が限度となります また支払間隔は 1 年に 1 回を限度とします 2 終身ガン通院サポート給付特約 診断確定されたガン ( 悪性新生物および上皮内新生物 ) の治療を目的に 通院したときに給付金をお支払いする特約です 給付の種類支払事由支払額受取人 ガン通院サポート給付金 この特約の責任開始日以後に 診断確定されたガンの治療を目的として通院 (*1 ) されたとき ( *2 ) ただし 診断確定された日以後の通院に限ります ガン通院サポート給付金日額 (*3 通院日数 ) 主契約のガン治療給付金受取人 *1 治療処置を伴わない薬剤 治療材料の購入 受取のみの通院は該当しません *2 被保険者が同一の日に 2 回以上ガン通院サポート給付金の支払事由に該当する通院をされた場合は 1 回の通院とみなして取り扱い ガン通院サポート給付金は重複してお支払いしません *3 ガン通院サポート給付金支払基準期間 ( ) ごとに 60 日を限度とします ( ) 支払限度基準日からその直後に到来する支払限度基準日の前日までの期間 なお 初回のガン通院サポート給付金支払基準期間については 契約日 ( この特約を保険期間の途中で付加した場合は この特約の保険期間の始期の属する日 ) からその直後に到来する支払限度基準日の前日までの期間 支払限度基準日 とは 主契約の年単位の契約応当日 ( この特約を保険期間の途中で付加した場合は この特約の保険期間の始期の属する日の年単位の応当日 ) 9

14 ン診断給付金Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 3 終身ガン診断給付特約 ガン ( 悪性新生物および上皮内新生物 ) と診断され所定の支払事由に該当したとき給付金をお支払いする特約です 悪性新生物診断給付金 1 回のみ支払特則の選択が可能悪性新生物診断給付金 1 回のみ支払特則を付加した場合 悪性新生物診断給付金のお支払いは保険期間を通じて 1 回限りとなります 上皮内新生物診断給付金については 特則の付加にかかわらず複数回支払となりますので 悪性新生物診断給付金を支払っても特約は消滅しません < 特則を付加しない場合 > 下記のいずれかに該当されたとき 給付の種類支払事由支払額受取人ガ悪性新生物診断給付金 1 責任開始日以後に 責任開始日前を含めて初めて悪性新生物と診断確定されたとき 2 前回の支払事由に該当された日からその日を含めて 2 年を経過した日の翌日以後に 悪性新生物の治療を目的として入院を開始されたとき < 特則を付加した場合 > 責任開始日以後に 責任開始日前を含めて初めて悪性新生物と診断確定されたとき ガン診断給付金額 主契約のガン治療給付金受取人 上皮内新生物診断給付金 下記のいずれかに該当されたとき 1 責任開始日以後に責任開始日前を含めて初めて上皮内新生物と診断確定されたとき 2 前回の支払事由に該当された日からその日を含めて 2 年を経過した日の翌日以後に 上皮内新生物と診断確定されたとき ガン診断給付金額の 50% 10

15 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 4 ガン先進医療給付特約 (2013) 診断確定されたガン ( 悪性新生物および上皮内新生物 ) により先進医療による療養を受けたときに給付金をお支払いする特約です 給付の種類支払事由支払額受取人 ガン先進医療給付金 ガン先進医療支援給付金 責任開始日以後に 診断確定されたガンを直接の原因として 所定の先進医療による療養を受けられたとき ガン先進医療給付金が支払われる療養を受けられたとき 先進医療にかかる技術料と同額 (*1 ) 先進医療にかかる技術料相当額の 20% ( *2 ) 主契約のガン治療給付金受取人 先進医療給付特約 先進医療給付特約 ( 引受基準緩和型 ) およびガン先進医療給付特約を含めて 同一被保険者につき 1 特約のみ付加することができます *1 通算支払限度 2,000 万円とします *2 1 回の先進医療につき 100 万円を限度とします 同一の先進医療において複数回にわたって一連の療養を受けられた場合は それらの一連の療養を 1 回の先進医療とみなします < 主契約の保険料払込期間満了後の保障継続に関する特則 について > 主契約の保険料払込期間が短期払の場合 ガン先進医療給付特約 (2013) の更新は主契約の保険料払込期間満了までの取扱いとなりますが ガン先進医療給付特約 (2013) に 主契約の保険料払込期間満了後の保障継続に関する特則 を付加し適用することにより 主契約の保険料払込期間満了日の翌日に 無告知でガン先進医療給付特約 (2013) を再度付加し ガンにかかわる先進医療に関する保障を継続させることができます なお 支払限度などの規定の適用に際しては 主契約の保険料払込期間が満了する日までに付加されているガン先進医療給付特約 (2013) と 主契約の保険料払込期間満了日の翌日に再度付加されるガン先進医療給付特約 (2013) の保険期間は継続したものとみなします ( 当特則の詳細は P.20 を参照 ) 11

16 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 5 終身ガン入院給付特約 (2013) 診断確定されたガン ( 悪性新生物および上皮内新生物 ) の治療を目的に 入院したときに給付金をお支払いする特約です 給付の種類支払事由支払額受取人 ガン入院給付金 ガン長期入院給付金 入院日数が入院 1 回 ( * ) につき 60 日まで 責任開始日以後に 診断確定されたガン ( 悪性新生物および上皮内新生物 ) の治療を目的として入院されたとき 入院日数が入院 1 回 ( * ) につき 61 日目から 責任開始日以後に 診断確定されたガン ( 悪性新生物および上皮内新生物 ) の治療を目的として入院され その入院日数が 61 日以上であるとき ( ガン入院給付金日額 ) ( 入院日数 ただし 60 日を限度とする ) ( ガン入院給付金日額 ) 2 ( 入院日数 -60 日 ) 主契約のガン治療給付金受取人 * 被保険者がガン入院給付金またはガン長期入院給付金の支払事由に該当する入院を 2 回以上した場合には それらの入院が同一のガンによるものであるか否かにかかわらず 1 回の入院とみなします ただし ガン入院給付金またはガン長期入院給付金が支払われることとなった最終の入院の退院日の翌日からその日を含めて 180 日経過後に開始した入院については新たな入院とみなし 入院日数が 60 日まではガン入院給付金をお支払いします 12

17 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 6 終身女性特定ケア給付特約 診断確定された乳ガンや子宮ガンなどの治療を目的に 特定の手術や 所定の乳房再建術を受けたときに給付金をお支払いする特約です 給付の種類支払事由支払額受取人 女性特定ケア給付金 乳房再建術給付金 責任開始日以後に 診断確定されたガン ( 悪性新生物および上皮内新生物 ) の治療を目的として以下のいずれかの所定の手術を受けられたとき (*1 1 乳房観血切除術 ) (*2 2 卵巣観血切除術 ) (*3 3 子宮観血切除術 ) 責任開始日以後に 女性特定ケア給付金が支払われる乳房観血切除術を受けた乳房に対 (*4 して所定の乳房再建術 ) を受けられたとき 女性特定ケア給付金額 (*5 ) 女性特定ケア給付金額 (*6 ) 主契約のガン治療給付金受取人 *1 乳房観血切除術とは : 乳房の皮膚全層および皮下組織を合わせて切開し 病変部の乳腺組織を摘出または切除する観血手術 ( 乳腺腫瘍摘出術を含みます ) ただし 診断および生検等の検査のための手術を除きます *2 卵巣観血切除術とは : 一卵巣または両卵巣の全体もしくは一部を摘出または切除する観血手術 ただし 診断および生検等の検査のための手術を除きます *3 子宮観血切除術とは : 子宮について全部もしくは一部を摘出または切除する観血手術 ( 従ってレーザー蒸散術 光線力学療法等 切除を伴なわない手術は含まれません ) ただし 診断および生検等の検査のための手術を除きます *4 乳房再建術とは : 乳房観血切除術により喪失された乳房の形態を筋皮弁 ( 皮膚の欠損部分を被覆するための植皮術は含みません ) または再建用の人工物を用いて正常に近い乳房の形態に戻すことを目的とする観血手術 単なる薬物 組織の穿刺注入の場合は 除きます *5 乳房観血切除術に対する女性特定ケア給付金の支払回数は 2 回 卵巣観血切除術に対する女性特定ケア給付金の支払回数は 2 回 子宮観血切除術に対する女性特定ケア給付金の支払回数は 1 回が限度となります *6 乳房再建術給付金の支払回数は 女性特定ケア給付金が支払われる乳房観血切除術に対して 1 回が限度となります ( 最大 2 回 ) 13

18 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 終身女性特定ケア給付特約の支払における注意点 同時に複数の手術を行なった場合および同時に両乳房もしくは両卵巣について手術を行なった場合であっても 各手術および各乳房もしくは各卵巣毎にそれぞれ個別に手術を行なったものとして取り扱います 片方の乳房に対して 所定の乳房観血切除術を 2 回受けた場合でも 通算支払限度に達していなければそれぞれに対して女性特定ケア給付金をお支払いします ( 卵巣観血切除術についても同様 ) 乳房再建術給付金は 女性特定ケア給付金が支払われる乳房観血切除術を受けたことがある乳房に対して所定の乳房再建術を受けた場合にお支払いする為 女性特定ケア給付金が支払われない乳房観血切除術を受けた乳房に対して所定の乳房再建術を受けた場合はお支払いできません お支払い事例 14

19 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 7 終身ガン保険料払込免除特約 (2013) 悪性新生物と診断確定された場合 その後の保険料の払込みを免除する特約です 給付の種類支払事由支払額受取人 保険料の払込免除 責任開始日以後の保険料払込期間中に この特約の責任開始日前を含めて初めて悪性新生物と診断確定されたとき - - ガン先進医療給付特約 ( 2013) が付加されている場合で 主契約の保険料が払込免除となったときは ガン先進医療給付特約 ( 2013) についての保険料も払込免除となり 払込免除のまま自動更新します 15

20 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 3) 保障 ( 責任 ) の開始 主契約および特約は 主契約および特約の保険期間の始期の属する日からその日を含めて 90 日を経過した日の翌日 ( 責任開始日 ) から保障を開始します 90 日不てん補期間 特約の保障 主契約の保障 保険期間の始期 91 日目 ( 責任開始日 ) 16

21 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 4) 主契約 特約における留意事項 ( ア ) 主契約 : 悪性新生物治療給付金 上皮内新生物治療給付金 (1) 対象となる抗がん剤 抗がん剤 とは 抗がん剤治療を受けた時点において ガンを適応症として厚生労働大臣により承認されているつぎの1および2のすべてを満たす薬剤をいいます 1 厚生労働大臣による製造販売の承認時に 被保険者が診断確定されたガンの治療に対する効能または効果が認められたこと 2 世界保健機関の解剖治療化学分類法による医薬品分類のうち L01( 抗悪性腫瘍薬 ) L03( 免疫賦活薬 ) L04( 免疫抑制薬 ) V10( 治療用放射性医薬品 ) に分類されること < 該当する抗がん剤の一例 > パクリタキセル ( 対象疾患 : 卵巣がん 非小細胞肺がん 乳がんなど ) ハーセプチン ( 対象疾患 : 乳がん 胃がん ) タキソテール ( 対象疾患 : 卵巣がん 非小細胞肺がん 乳がん 胃がん 子宮体がん 食道がん 前立腺がんなど ) アバスチン ( 対象疾患 : 乳がん 大腸がんなど ) エンドキサン ( 対象疾患 : 子宮体がん 子宮頸がん 肺がん 悪性リンパ腫など ) 2015 年 7 月現在 (2) 抗がん剤治療を受けた場合の補足抗がん剤治療については 次の 1.~3. の場合において定める日に 被保険者が抗がん剤治療を受けたものとします 1. 注射による投与が医師 ( * ) により行われた場合医師 ( * ) により当該抗がん剤が投与された日 2. 経口による投与が行われた場合医師が作成した処方せんに基づく当該抗がん剤の投薬期間に属する日のうち 当該抗がん剤を投与すべきとされた日 ( ただし 被保険者が生存している日に限ります ) 3. 上記に該当しない場合医師が当該抗がん剤を処方した日 * 看護師など医師の医療行為を補助する業務に従事する者を含みます 17

22 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 (3) 最上位の進行度を示す病期 最上位の進行度を示す病期 とは 被保険者が診断確定された悪性新生物の種類に応じて それぞれ次に定める病期分類上の病期をいいます ( それぞれの病期分類は 医師による悪性新生物の病期に関する診断が行なわれた時点における最新の内容によるものとします ) 悪性新生物の種類病期分類および病期 (1) (2) TNM 悪性腫瘍の分類 に Ⅳ 期を含んだ病期分類が記載されている悪性新生物 (Ⅳ 期が最上位の進行度を示す病期である場合に限ります ) (1) に該当しない悪性新生物 TNM 悪性腫瘍の分類 の病期分類上のⅣ 期 ただし TNM 悪性腫瘍の分類 の病期分類以外の病期分類に基づき病期が判定された場合において その病期が TN M 悪性腫瘍の分類 の病期分類上のⅣ 期と同等の内容であると認められるときは その病期を最上位の進行度を示す病期に含めて取り扱います 悪性新生物ごとに 日本における医師の病理診断において通例的に参照されるものであること等の基準により 会社が認めた病期分類において 最上位の進行度を示す病期 備考 1. TNM 悪性腫瘍の分類 の病期分類以外の病期分類ここで TNM 悪性腫瘍の分類 の病期分類以外の病期分類 とは たとえば 日本胃癌学会が定める 胃癌取扱い規約 日本肺癌学会が定める 臨床 病理肺癌取扱い規約 その他のガンの研究の推進などを目的とする学術団体が定める各種 癌取扱い規約 上の病期分類をいいます 2. 日本における医師の病理診断において通例的に参照されるものであること等の基準により 会社が認めた病期分類ここで 日本における医師の病理診断において通例的に参照されるものであること等の基準により 会社が認めた病期分類 とは たとえば 悪性リンパ腫における Ann Arbor 分類 慢性リンパ性白血病における Rai 分類 および Binet 分類 をいいます 参考 [ 病期分類があるものの例 ] 病名病期分類病期備考 TNM 分類 0 期 ~Ⅳ 期 - 胃がんなど癌取扱い規約 0 期 ~Ⅳ 期 TNM 分類と共通性を有する リンパ節の腫れの広がり具合により悪性リンパ腫 Ann Arbor 分類 Ⅰ 期 ~Ⅳ 期規定 慢性リンパ性 白血病 Rai 分類 Binet 分類 0 期 ~Ⅳ 期 A~C 末梢血リンパ球数や骨髄中のリンパ球割合等の状態で規定 18

23 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 ( イ ) 終身ホルモン剤治療給付特約 (1) 対象となるホルモン剤 ホルモン剤 とは ホルモン剤治療を受けた時点において ガンを適応症として厚生労働大臣により承認されている次の 1. および 2. のすべてを満たす薬剤をいいます 1. 厚生労働大臣による製造販売の承認時に 被保険者が診断確定されたガンの治療に対する効能または効果が認められたこと 2. 世界保健機関の解剖治療化学分類法による医薬品分類のうち L02( 内分泌療法 ) に分類されること < 該当するホルモン剤の一例 > フルタミド ( 対象疾患 : 前立腺がん ) タモキシフェン ( 対象疾患 : 乳がん ) アリミデックス ( 対象疾患 : 乳がん ) 2015 年 7 月現在 (2) ホルモン剤治療を受けた場合の補足ホルモン剤治療については 次の 1.~3. の場合において定める日に 被保険者がホルモン剤治療を受けたものとします 1. 注射による投与が医師 ( * ) により行われた場合医師 ( * ) により当該ホルモン剤が投与された日 2. 経口による投与が行われた場合医師が作成した処方せんに基づく当該ホルモン剤の投薬期間に属する日のうち 当該ホルモン剤を投与すべきとされた日 ( ただし 被保険者が生存している日に限ります ) 3. 上記に該当しない場合医師が当該ホルモン剤を処方した日 * 看護師など医師の医療行為を補助する業務に従事する者を含みます 19

24 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 5) 主契約の保険料払込期間満了後の保障継続に関する特則 について ガン先進医療給付特約 (2013) にこの特則を付加した場合 その適用により 主契約の保険料払込期間満了日の翌日に 無告知でガン先進医療給付特約 (2013) を再度付加し ガンにかかわる先進医療に関する保障を継続させることができます 契約例 契約年齢 :45 歳 / 主契約の保険料払込期間 :60 歳払込満了 ( 短期払 ) 保障内容 : 主契約 + ガン先進医療給付特約 (2013) ( 主契約の保険料払込期間満了後の保障継続に関する特則付 ) 主契約の保険料払込期間 終身ガン治療保険 終身 ガン先進医療給付特約 (2013) 10 年 ( 短縮更新 ) 5 年 10 年 10 年 45 歳 55 歳更新 60 歳 70 歳更新 80 歳更新 特則付加可能期間ガン先進医療給付特約 (2013) の再付加 ( 無告知 ) 1 ヵ月 更新限度なし 特則の付加この特則は 主契約の保険料払込期間が満了する日の 1 ヵ月前までにガン先進医療給付特約 (2013) に付加することができます ( 告知書の提出は不要 ) ただし 失効中の場合は付加することはできません この特則は主契約が短期払の場合のみ取り扱います 特則の解約この特則は 主契約の保険料払込期間が満了する日までに限り 解約することができます 特則の消滅この特則を付加した後の主契約の保険料払込期間中に ガン先進医療給付特約 (2013) が解約等の理由により消滅した場合 この特則は消滅します 再度付加するガン先進医療給付特約 (2013)( 以下 新特約 ) について 新特約の保険料は 新特約を付加する日現在の被保険者の年齢および保険料率によって計算されます 次のいずれかに該当する場合は 新特約の付加は取り扱いません - 付加する時において 主契約が失効しているとき - 付加する時において 会社が新特約の締結を取り扱っていないとき 新特約の保険料の払込方法 ( 回数 ) はそれまでの払方にかかわらず 年払となります (GCR 扱 UL 指定契約の場合は 月払 半年払も取り扱います ) 支払限度などの規定の適用に際しては 主契約の保険料払込期間が満了する日までに付加されているガン先進医療給付特約 (2013) と新特約の保険期間は 継続したものとみなします 新特約の保険期間が満了する 2 週間前までに この特約を継続しない旨の申し出がない限り 健康状態にかかわらず更新されます ( 告知書の提出は不要 ) 更新後の特約保険料は更新時の年齢および保険料率によって計算されます ただし 次の場合などには更新されません - 更新時に会社がこの特約の締結を取り扱っていないとき なお 当特則の適用により主契約の保険料払込期間満了日の翌日に新特約が付加される場合 その際に払方変更や再度申込手続きなどを行う必要はありません 20

25 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 6) 主契約 特約 特則の支払限度 消滅等について 1 主契約 名称 給付の種類 支払限度 5 回型 10 回型 支払間隔 ガン治 悪性新生物治療給付金 5 回 10 回 1 年に 1 回を限度 終身ガン治療保険 療 給付金 上皮内新生物治療給付金 5 回 10 回 1 年に 1 回を限度 健康支援給付金特則 健康支援給付金 最長 90 歳まで 5 年に 1 回 主契約の消滅 保険料払込期間中に 悪性新生物治療給付金と上皮内新生物治療給付金のそれぞれが支払限度に達したとき 2 特約 名称給付の種類支払限度支払間隔 終身ホルモン剤治療給付特約 終身ガン通院サポート給付特約 終身ガン診断給付特約 ガン先進医療給付特約 (2013) 終身ガン入院給付特約 (2013) 終身女性特定ケア給付特約 ホルモン剤治療給付金 10 回 1 年に 1 回を限度 ガン通院サポート給付金 通算支払限度なし ( ただし ガン通院サポート給付金支払基準期間 ( * ) ごとに 60 日を限度 ) - なし 2 年に 1 回を限度 悪性新生物診断給付金 悪性新生物診断給付金 1 回のみ支払特則を付加 - した場合は 1 回 上皮内新生物診断給付金 なし 2 年に 1 回を限度 ガン先進医療給付金 2,000 万円 - ガン先進医療支援給付金 1 回の先進医療につき 100 万円 - 通算支払限度なし ガン入院給付金 ( ただし 入院 1 回につき - 60 日まで ) 通算支払限度なし ガン長期入院給付金 ( ただし 入院 1 回につき - 61 日目から ) 女性特定ケア給付金 乳房再建術給付金 乳房観血切除術 :2 回卵巣観血切除術 :2 回子宮観血切除術 :1 回 女性特定ケア給付金が支払われる乳房観血切除術に対して 1 回 ( 最大 2 回 ) * 支払限度基準日 ( ) からその直後に到来する支払限度基準日の前日までの期間 なお 初回のガン通院サポート給付金支払基準期間については 契約日 ( この特約を保険期間の途中で付加した場合は この特約の保険期間の始期の属する日 ) からその直後に到来する支払限度基準日の前日までの期間 ( ) 支払限度基準日 とは 主契約の年単位の契約応当日 ( この特約を保険期間の途中で付加した場合は この特約の保険期間の始期の属する日の年単位の応当日 ) をいう - 21

26 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 特約の消滅 終身ホルモン剤治療給付特約と終身女性ケア給付特約については それぞれの給付が支払限度に達したとき ガン先進医療給付特約 (2013) については ガン先進医療給付金の支払額が通算 2,000 万円に達したとき 主契約が消滅したとき 22

27 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 3. 取扱規定保険期間 保険料払込期間 契約年齢範囲 1 契約あたりの契約限度など 1) 主契約 1 契約年齢範囲払方 保険期間 保険料払込期間 契約年齢範囲 全期払 終身 ( 全期払 ) 0 歳 ( 生後 15 日以上 (*2) )~ 満 80 歳 短期払 (*1) 終身 (60 歳払済 ) 終身 (65 歳払済 ) 0 歳 ( 生後 15 日以上 (*2) )~ 満 50 歳 0 歳 ( 生後 15 日以上 (*2) )~ 満 55 歳 終身 (70 歳払済 ) *1 保険料の払込期間は 10 年以上であること *2 告知時において生後 15 日以上であること 0 歳 ( 生後 15 日以上 (*2) )~ 満 60 歳 2 1 契約あたりの契約限度最高金額最低金額単位 200 万円 30 万円 5 万円 ガン診断給付金の通算規定には算入しない 3 支払限度の型給付の種類 ガン治療給付金 悪性新生物治療給付金 上皮内新生物治療給付金 型 5 回型 10 回型 2) 主契約の特則 特則 契約年齢 付加条件 健康支援給付金特則主契約に同じ新契約時のみ付加可能 23

28 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 3) 特約 特約保険期間契約年齢 1 契約あたりの契約限度 最高最低単位付加限度 終身ホルモン剤治療給付特約 終身 主契約に同じ 50 万円 10 万円 5 万円 主契約のガン治療給付金額の範囲内 終身ガン通院サポート給付特約 同上同上 1 万円 3,000 円 1,000 円 - 終身ガン診断給付特約 ( * ) 同上同上 400 万円 50 万円 5 万円 ガン治療給付金額の 2 倍まで 終身ガン入院給付特約 (2013) 同上同上 40,000 円 1,000 円 1,000 円 - 終身女性特定ケア同上 15~80 歳 30 万円 10 万円 5 万円 - 給付特約 * 悪性新生物診断給付金 1 回のみ支払特則は 特約付加時のみ付加可能 ガン先進医療給付特約 (2013) 特約保険期間契約年齢付加条件 ガン先進医療給付特約 (2013) 10 年 主契約に同じ 先進医療給付特約 先進医療給付特約 ( 引受基準緩和型 ) およびガン先進医療給付特約を含めて 1 被保険者につき 1 特約のみ 主契約の保険料払込期間満了後の保障継 - - 主契約が短期払の場合に付加 続に関する特則 10 年更新となります ガン先進医療給付特約 (2013) が付加されている場合で 主契約の保険料が払込免除となったとき は ガン先進医療給付特約 (2013) についての保険料も払込免除となり 払込免除のまま自動更新 します 主契約が全期払の場合 更新限度はありません 主契約が短期払の場合 主契約の保険料払込期間満了の日をこえない範囲で更新します 更新後の特約保険期間満了の日が主契約の保険料払込期間満了の日をこえる場合は 主契約の保険料払込期間満了の日まで特約保険期間を短縮して更新します ただし 主契約が短期払の契約については 主契約の保険料払込期間満了後の保障継続に関する特則 を付加することにより 主契約の保険料払込期間満了後も保障を継続することができます < 主契約の保険料払込期間満了後の保障継続に関する特則 について > 主契約が短期払の場合 ガン先進医療給付特約 (2013) の更新は主契約の保険料払込期間満了までの取扱いとなりますが ガン先進医療給付特約 (2013) に 主契約の保険料払込期間満了後の保障継続に関する特則 を付加し適用することにより 主契約の保険料払込期間満了日の翌日に 無告知でガン先進医療給付特約 (2013) を再度付加し ガンにかかわる先進医療に関する保障を継続させることができます なお 支払限度などの規定の適用に際しては 主契約の保険料払込期間が満了する日までに付加されているガン先進医療給付特約 (2013) と 主契約の保険料払込期間満了日の翌日に再度付加されるガン先進医療給付特約 (2013) の保険期間は継続したものとみなします ( 当特則の詳細は P.20 を参照 ) 終身ガン保険料払込免除特約 (2013) 特約保険期間契約年齢付加条件 終身ガン保険料払込免除特約 (2013) 主契約の保険料払込期間 主契約に同じ 新契約時のみ付加可能 24

29 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 4. その他取扱規定 払込期間 全期払 最低保険料 1,000 円 短期払 2,500 円 最低保険料 払込方法 保険料の前納 始期指定 被保険者の選択 一括申込書 契約者告知 集団扱 団体扱 特別団体扱 法人特則 特定疾病 部位不担保 特約を含めた 1 契約単位で上記の最低保険料を満たすことが必要です ( 同一口座ルールは適用しません ) GCR( 団体扱など ) には最低保険料規定は適用しません 主契約の保険料払込期間満了後の保障継続に関する特則 の適用により主契約の保険料払込期間満了日の翌日に再度付加されるガン先進医療給付特約 (2013) には最低保険料規定は適用しません 月払 半年払 年払 初年度を含め 10 年分まで取り扱います ただし 短期払の新契約時に限り 20 年までの全期前納を取り扱いますガン先進医療給付特約 (2013) を付加した場合 特約の保険期間の範囲内で前納を取り扱います 取扱います 告知書扱のみ 取扱います 取扱いません 保険期間が終身のため 取り扱いません 取扱います ガン治療給付金受取人を法人に指定できるため 法人特則の規定はありません ( ガン治療給付金受取人にて法人を指定する必要があります ) 取扱いません 構成員契約 取扱います 質権設定 取扱いません 25

30 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 5. 保全に関する規定 保障金額の増額 保障金額の減額 取扱いません 取扱いますただし 減額後の新たな保障金額 合計保険料などはそれぞれ最低保険料などの取扱規定を満たすこと 契約者貸付 (PL) 保険料自動振替貸付 (APL) 主契約の支払限度の型の変更 取扱いません 取扱いません 取扱いません 保険契約の復活 失効後 3 ヶ月以内の場合に取り扱います ( 主契約の保険料払込期間満了後の保障継続に関する特則 の適用により再度付加されるガン先進医療給付特約 (2013) も同様の取扱いとなります ) 特約中途付加 到達年齢方式にて以下の条件の場合に取り扱います < 取扱条件 > 1 失効中 前納中 保険料払込済み 保険料払込免除の契約でないこと 2 主契約の払込期間と同一であること ( ガン先進医療給付特約 (2013) を除く ) 3 主契約が短期払の場合は 特約保険料払込期間が 10 年 (120 ヵ月 ) 以上であること 終身ガン保険料払込免除特約 (2013) の中途付加は取り扱いません ( ガン先進医療給付特約 (2013) に付加する ) 主契約の保険料払込期間満了後の保障継続に関する特則の中途付加 主契約の保険料払込期間が満了する日の 1 ヵ月前までに ガン先進医療給付特約 (2013) に中途付加することができます < 取扱条件 > 1 主契約が短期払であること 2 失効中の契約でないこと 健康支援給付金特則の中途付加および解約 悪性新生物 1 回のみ支払特則の中途付加および解約 ガン治療給付金 ( 主契約 ) の支払限度の型の変更 取扱いません 取扱いません 取扱いません 26

31 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 払込期間の変更 全期払から短期払への変更のみ取り扱います以下の条件をすべて満たすこと 1 契約日から 5 年以上経過していること 2 失効中 前納中 保険料払済 保険料払込免除の契約でないこと 3 取扱可能な保険料払込期間への変更であること 4 変更後の払込期間が 5 年以上であること 5 中途付加した特約がある場合 特約中途付加日から保険料払込期間が通算して 10 年 (120 ヵ月 ) 以上であること 6 終身ガン保険料払込免除特約 (2013) が付加されていないこと 乗換契約 早期消滅などの戻入 確認書 乗換判定対象商品 ( メディカル商品 ) とします 対象メディカル商品としますなお 特約についても戻入対象となります 新契約時 減額時 解約 ( 特約解約を含む ) 特約中途付加時に際しては 書面による解約返戻金がないことに関する確認を要します 27

32 Ⅱ. 終身ガン治療保険の商品内容 6. その他 主契約は 保険料払込期間中に保険契約を解約した場合には解約返戻金 ( 健康支援給付金特則を付加した場合は この特則に対応する部分を除く ) はありません なお 保険料払込期間が保険期間と異なる場合 ( 短期払 ) で 保険料払込済後に解約したときには ガン治療給付金額の 10% と同額の解約返戻金があります 解約返戻金 主契約に健康支援給付金特則を付加した場合 この特則に対応する部分の解約返戻金については 保険料払込期間中は保険料を払い込んだ期間などにより計算され また 保険料払込済後は経過した期間により計算されます 特約については 保険料払込期間中および保険料払込期間満了後の保険期間を通じて解約返戻金がありません パッケージ手数料 対象メディカル商品とします AAP 係数 2.0 予定利率 1.35% 発行する 生命保険料控除 介護医療保険料控除 主契約健康支援給付金特則なし 終身ホルモン剤治療給付特約終身ガン通院サポート給付特約ガン先進医療給付特約 (2013) 終身ガン診断給付特約終身ガン入院給付特約 (2013) 終身女性特定ケア給付特約 一般生命保険料控除 主契約健康支援給付金特則あり - 28

33 Ⅲ. 各給付金等の通算 Ⅲ. 各給付金等の通算 1. ガン治療給付金額 保険料払込期間満了後死亡保険金額の通算 1) ガン治療給付金額の通算 主契約のガン治療給付金額は同一被保険者につき 終身特定疾病一時金特約 Ⅱ 型 終身ガン治療保険を通算して 200 万円を限度とします ガン診断給付金の通算規定には算入しません 2) 保険料払込期間満了後死亡保険金額の通算 主契約が短期払の場合 保険料払込期間満了後に発生する保険料払込期間満了後死亡保険金は 告知書扱契約通算限度および通算最高保険金額限度 さらに最高保険金額 B 表への通算は行いません 2. ホルモン剤治療給付金額の通算ホルモン剤治療給付金額は同一被保険者につき 50 万円を限度とします 3. ガン通院サポート給付金額の通算ガン通院サポート給付金額は同一被保険者につき 1 万円を限度とします かつ 医療保険も含む すべての保険契約 特約の通院時の給付金額と通算し 3 万円までとします 4. ガン診断給付金額の通算同一被保険者にかかる全ガン保険 ( ) のガン診断時の給付金 一時金を通算します ガン診断時における給付金 一時金の最高通算は 1,000 万円です なお 女性特定ガン特約およびガン特約の診断給付金は 最高通算 (1,000 万円 ) チェックのみ行います ガン診断給付金額の通算 600 万円以下制限無し 600 万円超 1,000 万円以下 取扱条件 以下の 1) 2) の条件をともに満たすこと 1) 以下の ( ア )( イ ) の条件をともに満たすこと ( ア ) 契約後 1 年以上無事故でかつ有効なガン保険または生活習慣病保険の契約 (*1) があること ( イ ) ( ア ) の契約において 以下 1~3 のいずれかを満たすこと 1 ガン診断給付金とガン診断一時金 ( 同一被保険者にかかる家族の各診断給付金を含む ) の通算が 450 万円以上 (*2) であること 2 ガン入院給付金と生活習慣病入院給付金 ( 同一被保険者にかかる家族の各入院給付金を含む ) の通算が 3 万円以上 (*3) であること 3 ガン治療給付金額の通算が 200 万円 ( 以上 ) であること 2) 全ての終身型のガン診断給付金額 ( 同一被保険者にかかる家族の各診断給付金を含む ) と終身タイプのガン診断一時金の通算が 600 万円以下であること *1 ガン診断給付金とガン診断一時金の保障が中途付加されている契約の場合は 主契約の経過期間ではなく 特約の中途付加日 ( 特約の保険期間の始期 ) を起点とし 1 年以上経過していること *2 診断給付金付ガン保険 ガン特約 女性特定ガン特約の診断給付金を除き 450 万円を満たすこと *3 女性特定ガン特約および女性専用特定ガン保険の入院給付金を除き 3 万円を満たすこと 29

34 Ⅲ. 各給付金等の通算 5. ガン入院給付金額の通算 同一被保険者にかかる全ガン保険 ( ) のガン入院時の給付金日額を通算 (*1) します ガン入院時における入院給付金日額の最高通算は 60,000 円です なお 女性特定ガン特約および女性専用特定ガン保険の入院給付金は 最高通算 (60,000 円 ) チェックのみ行います ガン入院給付金日額の通算 取扱条件 40,000 円以下制限なし 40,000 円超 60,000 円以下 契約後 1 年以上経過の有効 (*2) なガン保険 生活習慣病保険 または疾病入院給付金付の契約 (*3) があること *1 終身ガン入院給付特約 (2013) は ガン入院給付金日額 2 ではなく ガン入院給付金日額を通算します *2 有効な契約に 給付金請求歴の有無は問いません ただし 通常の引受査定を行います *3 女性特定ガン特約および女性専用特定ガン保険を除きます 6. 女性特定ケア給付金額の通算 女性特定ケア給付金額は同一被保険者につき 30 万円を限度とします 7. ガン先進医療給付特約 (2013) の通算 ガン先進医療給付特約 (2013) は 先進医療給付特約 先進医療給付特約 ( 引受基準緩和型 ) およびガン先進医療給付特約を含めて 1 被保険者につきいずれか 1 特約のみ付加することができます 全ガン保険とは以下の保険契約の給付金等をいいます 診断給付金付ガン保険 家族ガン特約 新ガン保険 新家族ガン特約 新ガン保険(H9) 新家族ガン特約(H9) 新ガン保険(2000) 新家族ガン特約(2000) ガン保険(2001) 終身ガン保険(2001) 家族ガン特約(2001) 家族終身ガン特約(2001) ガン保険(08) 終身ガン保険(08) 家族ガン特約(08) 家族終身ガン特約(08) ガン入院特約 ガン特約 新ガン特約 新ガン特約(H9) 積立ガン保険( 米ドル建 ) 生活習慣病保険 ガン診断一時金特約 ガン診断給付特約 終身ガン診断給付特約 家族ガン診断給付特約 家族終身ガン診断給付特約 家族ガン入院特約 女性特定ガン特約 女性専用特定ガン保険 家族生活習慣病特約 終身ガン診断給付特約( 引受基準緩和型 ) 終身ガン入院給付特約(2013) 30

35 Ⅳ. 販売に際しての留意事項 Ⅳ. 販売に際しての留意事項 販売上の注意 (1) 解約返戻金のないことに関する確認の取り付けについて 終身ガン治療保険は 保険料払込期間中に保険契約を解約した場合には解約返戻金 ( 健康支援給付金特則を付加した場合は 健康支援給付金特則に対応する部分を除く ) がないため 保険業法施行規則第 53 条第 1 項第 3 号に従い 保険契約の解約による返戻金がないことを記載した書面を交付し 説明を行うことが必要です また その説明を受けた旨の確認として 申込書に設けた確認書欄に契約者の自署を取り付けることが必要です 確認事項 終身ガン治療保険は保険料払込期間中に保険契約を解約した場合には解約返戻金 ( 健康支援給付金特則を付加した場合は 健康支援給付金特則に対応する部分を除く ) はありません また 付加された特約については保険料払込期間中および保険料払込期間満了後の保険期間を通じて解約返戻金はありません 参考 業法施行規則第 53 条第 1 項 ( 業務運営に関する措置 ) 第 3 号保険料の計算に際して予定解約率を用い かつ保険契約の解約による返戻金を支払わないことを約した保険契約の保険募集に際して 生命保険募集人又は損害保険募集人が 保険契約者に対し 保険契約の解約による返戻金がないことを記載した書面の交付により 説明を行うことを確保するための措置 ( を講じなければならない ) (2) 給付金代理請求について 終身ガン治療保険には給付金代理請求特約が付加できます また この特約は保険期間の始めからでも 中途からでも付加することができます 給付金代理請求特約とは 被保険者が給付金などを請求できないと当社が認める特別な事情がある場合に 戸籍上の配偶者など所定の範囲内の親族 ( 代理請求人 ) が 被保険者に代わって給付金などを請求することを可能とするための特約です (3) 解約時の生存確認書類の提出について 健康支援給付金特則が付加された契約の解約時には 生存確認書類の提出が必要です (4) 保険料払込免除時のガン先進医療給付特約 (2013) の更新について ガン先進医療給付特約 (2013) は 特約保険期間 10 年にて主契約の保険料払込期間内にて更新を行いますが 主契約に終身ガン保険料払込免除特約 (2013) が付加されていて 悪性新生物と診断確定されたことにより保険料払込免除となった場合には ガン先進医療給付特約 (2013) は 保険料払込免除のまま更新されます 31

36 Ⅴ. 終身ガン治療保険 (Guard X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて Ⅴ. 終身ガン治療保険 (Guard X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて 1. 主契約 (1) 三大治療に対応した主契約の支払事由について 人間の身体は約 60 兆個の細胞によって構成されていると言われています このうちの一部が 変異して生じるものにがん細胞があり このがん細胞は 身体の中の正常な細胞の調和を無視して 無秩序な増殖を行うという性質があります このがん細胞を放置した場合には がん細胞の増殖に伴い 周りの正常な組織への 浸潤 が生じることや 血管やリンパ管を通って身体の様々な部位で増殖を行う 転移 が生じることもあります そのため この異常な増殖を起こしたがん細胞が広がることを防ぐため がんの原発巣 ( 最初にがんが発生した部位 ) や転移巣 ( 原発巣から転移した部位 ) また 所属のリンパ節を手術により摘出する がんの根治的療法 が一般的に行われています 麻酔学の進歩も著しい昨今では 手術はがん治療の中核を成しており 手術を中心に放射線治療や抗がん剤治療といった 異なる治療方法を組み合わせて最大限の治療効果を目指すことを 集学的治療と呼びます この集学的治療を構成する 手術 放射線治療 抗がん剤治療 が 現在のがん治療の主流であり これらを総称して 三大治療 と呼ばれることが多くなっています 手術は がんおよびその周辺組織の全部あるいは一部を切り取って がんをなくしてしまう治療法 QOL の維持ができる内視鏡手術なども増加 抗がん剤治療とは 化学療法のうち 抗がん剤を点滴や静脈内注射 内服等の方法で投与することで がん細胞の分裂を抑え 死滅させる治療法 放射線治療は がんおよびその周辺組織に放射線を照射したり 小さな放射線源をがんの近くの体内に埋め込むことにより がんを縮小させたり 消滅させる治療法 この 三大治療 というがん治療の主流を支払事由に据え 現在のがん治療の実態に合わせて開発されたのが この 終身ガン治療保険 (Guard X) です 32

37 Ⅴ. 終身ガン治療保険 (Guard X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて がん罹患経験者に対して 当社独自で 三大治療 の受療率をアンケート調査により確認しました この結果 がん罹患経験者のうち 約 92.6% の方が がんの治療を目的として 三大治療 を受けていることが確認されています そのため がんに罹患された多くの患者様が がんの治療を目的として 三大治療 を受けると言えます 三大治療 手術 放射線治療 抗がん剤治療 の受療率 2.6% 4.9% 三大治療 その他の治療 ( ホルモン剤治療など ) 治療を行っていない 92.6% 百分率 (%) の小数点以下第 2 位を四捨五入 2014 年 11 月メットライフ生命調べ ( ガン罹患者 6,202 名のアンケート結果 ) (2) 一時金保障を主軸に添えた主契約の給付体系 これまでのガン保険は 多様化する治療方法に個々に対応するため 入院 通院 手術といった 個々のがん治療に一つ一つ対応できるよう 新たな特約や給付金を追加する開発が行われてきました これにより がん治療の多様化に個別での対応はされましたが その一方で契約内容が複雑化し お客様自身がいくら給付金を受け取れるかのイメージが難しくなったり 入退院の都度 何度も診断書を取らなければならないといったお客様の利便性が損なわれる部分も出てきました 今般開発した 終身ガン治療保険 においては 一時金タイプでの保障とすることで お客様ご自身が受け取る給付金額を事前にイメージしやすくし また まとまった一時金を三大治療を受けた時点でお支払いすることで 金銭面での不安を減らし より安心して長期に渡ることもあるがん治療にも備えていただけるよう開発しました また がん罹患経験者に 終身ガン治療保険 の商品概要を提示し 商品の魅力についてインターネット調査を実施した中でも 一時金としてまとまった金額を貰えるところが良い という評価を最も多く受けています 33

38 Ⅴ. 終身ガン治療保険 (Guard X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて (3) 主契約では 最上位の進行度を示す病期 にも手厚い保障を提供 がんは細胞の増殖により生じる進行性の疾患であり がんの進行度を示す指標として 病期 という考え方が用いられます 終身ガン治療保険では この 病期 の中で最も進行度の進んだものを 最上位の進行度を示す病期 と定義し この最上位の進行度を示す病期の悪性新生物の治療のため 入院または通院した場合には 給付金をお支払いする商品内容としました この 病期 は 部位によって様々な分類がありますが 代表的な分類としては 胃がんであれば TNM 分類または癌取扱い規約における Ⅳ 期 ( ステージ Ⅳ) が 悪性リンパ腫であれば Ann Arbor 分類の Ⅳ 期 ( ステージ Ⅳ) が 最上位の進行度を示す病期 にあたります < 病期分類の例 > 病名 病期分類 病期 備考 胃がんなど TNM 分類 0 期 ~Ⅳ 期 - 癌取扱い規約 0 期 ~Ⅳ 期 TNM 分類と共通性を有する 悪性リンパ腫 Ann Arbor 分類 Ⅰ 期 ~Ⅳ 期 リンパ節の腫れの広がり具合により規定 慢性リンパ性 Rai 分類 0 期 ~Ⅳ 期 末梢血リンパ球数や骨髄中のリンパ球 白血病 Binet 分類 A~C 割合等の状態で規定 下記の図 < 特定部位の 5 年相対生存率 > は それぞれの部位における 5 年生存率を記載したものです この 5 年生存率は部位により 病期が同じ Ⅳ 期であっても 大きく異なることが把握できるかと思います 特に生存率が低い 胃がん や 肺がん では 5 年生存率が共に 10% 以下と低い水準となっています 一方 がんの進行が遅いと言われている 前立腺がん においては 病期が Ⅳ 期での 5 年生存率が 50% を超える状況もありますが 一般的には Ⅳ 期はあまり予後の良い状態ではないものとうかがえます < 特定部位の 5 年相対生存率 > 出典 : 全がん協加盟施設の生存率共同調査全がん協部位別臨床病期別 5 年相対生存率 ( 年症例 ) 34

39 Ⅴ. 終身ガン治療保険 (Guard X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて そのため 最上位の進行度を示す病期 の悪性新生物と診断された場合には 治療効果と身体への負荷を勘案し 三大治療 を行わないケースもあります 医療技術の進歩により 三大治療 が患者の身体へ与える影響や副作用は小さくなってきていますが 手術を行うためには相応の体力が必要であったり 例えば大腸がんでの大腸摘出術後には人工肛門となるようなケースもあり 余命を勘案すると 三大治療 を受療することよりも 緩和ケアや対症療法等のための入院 通院を行う事で その後の QOL が維持されることもあります また 患者によっては 更なる治療効果を求めて 三大治療以外の治療法を選択することもあります このように 必ずしも 三大治療 を行わない 最上位の進行度を示す病期 と診断されたがん患者にもご活用いただけるよう 終身ガン治療保険では 最上位の進行度を示す病期 の悪性新生物と診断確定された場合には 三大治療 を要件とせず 入院または通院をしたときに給付金をお支払いする商品内容としました 2. 終身ホルモン剤治療給付特約 終身ホルモン剤治療給付特約の創設の背景 がんの種類によっては がん細胞が増殖する際に 特定のホルモンを必要とする部位があります この特定のホルモンの影響を受けるがんとしては 乳がん 前立腺がん 甲状腺がん などが挙げられます また ホルモンの分泌は その性質として 反対の働きをする別のホルモンを投与することで 抑えられることもあるため この反対の働きをする別のホルモンを投与し がん細胞の増殖を促進する特定のホルモンの分泌を抑え がんの増殖を抑えるという治療方法が行われることがあり これを ホルモン剤治療 と呼びます 特に 乳がん ではホルモン剤治療が行われることが多く 乳がん の罹患経験者のうち 約 59.0% ( * ) の方が受けた経験があると回答しています このホルモン剤治療は 抗がん剤治療と比較すると 身体への影響や副作用が小さいことから がんの手術後に再発や転移を防止するための補助療法の一つとして行われることもあります ホルモン剤治療については その治療期間が長期に及ぶこともあり 標準投与期間についても 約 5 年と言われています 終身ホルモン剤治療給付特約 は 長期間行われるホルモン剤治療をしっかりと保障できるよう 支払限度を 10 回として 主契約である終身ガン治療保険とは切り離して開発されました (*) 乳房の悪性新生物罹患者のホルモン剤治療期間 1 年未満 1 年 ~2 年未満 2 年 ~5 年未満 5 年以上わからない等 10.9% 13.3% 37.5% 34.5% 3.8% * 2014 年 11 月メットライフ生命調べ 35

40 Ⅴ. 終身ガン治療保険 (Guard X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて 3. 終身ガン通院サポート給付特約 近年 医療技術の発展や新薬の開発等に伴い 患者の身体への負担をできるだけ少なくするいわゆる低侵襲化が進んでおり その結果として特に放射線治療や抗がん剤治療においては 入院を中心としたガン治療だけでなく 通院を中心としたガン治療も広く行われるようになってきています このような医療環境の変化に対応すべく Guard X では がんの治療費に充てていただけるよう 主契約のガン治療給付金については 入院の有無に関わらず 三大治療を受けた場合に ガン治療給付金をお支払いできる保障内容としています 一方 Guard X 発売後もガンを経験された方々の 声 を聞き続ける中で がんの治療を通院で受ける場合には 病院までの交通費 お子様がいる場合には そのお子様を預けるための費用 あるいは同伴する家族にかかる費用など 様々な治療以外の費用が発生していることがわかりました このような ガン治療のための通院への負担を軽減するために より安心してガン治療に臨んでいただけるよう 終身ガン通院サポート給付特約を創設しました 悪性新生物の入院 外来受療率 ( 人口 10 万対 ) 入院 外来 平成 17 年平成 20 年平成 23 年 出典 : 厚生労働省 患者調査の概況 ( 平成 23 年 ) より がんで通院治療をする医療機関のイメージ 通院の距離に関わらず がんについての専門性が高い医療機関 ( 大学病院 国立 県立病院 がんセンターなど ) 自宅から比較的近い 総合病院等の大 中規模の医療機関 ( 自治体が運営する市立 町立病院 私立病院など ) 自宅から近い 入院施設を持つ医療機関 病院 自宅から近い 入院施設を持たない診療所 クリニック その他等 49.1% 37.3% 8.1% 1.2% 4.3% 2014 年 11 月メットライフ生命調べ 36

41 Ⅴ. 終身ガン治療保険 (Guard X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて 4. 終身ガン診断給付特約 悪性新生物診断給付金の 2 回目以降の支払いについて 悪性新生物診断給付金の 2 回目の支払事由は 初めて悪性新生物と診断確定された日から 2 年を経過した後に悪性新生物の治療を目的に入院を開始したときです さらに 3 回目以後は 前回の悪性新生物診断給付金が支払われることとなった最終の入院の開始日から 2 年を経過した後に 悪性新生物の治療を目的として入院を開始したときに支払われます なお 上記の悪性新生物の治療を目的とした入院の開始は 2 年を経過した翌日に 継続している 入院でも支払われます ( 下記図参照 ) なお 悪性新生物診断給付金 1 回のみ支払特則を付加した場合は この支払いが 初回のみとなります CASE1 ガン入院 ガン入院 2 年間 悪性新生物診断給付金の給付 OK 2 年間 悪性新生物診断給付金の給付 OK CASE2 初めてガン診断確定された日 2 年を経過した翌日に入院をしていない 2 年経過後に入院を開始した ガン入院 ガン入院 ガン入院 2 年間 2 年間 悪性新生物診断給付金の給付 OK 悪性新生物診断給付金の給付 NG 悪性新生物診断給付金の給付 OK CASE3 初めてガン診断確定された日 2 年経過後に入院を継続 2 年経過後に入院を継続 ガン入院 2 年間 2 年間 悪性新生物診断給付金の給付 OK 悪性新生物診断給付金の給付 OK 悪性新生物診断給付金の給付 OK 37

42 Ⅴ. 終身ガン治療保険 (Guard X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて 5. ガン先進医療給付特約 (2013) ガン先進医療支援給付金について 先進医療技術における実績報告 (*1) をみると 陽子線治療では 1 件当たりの先進医療費用は約 万円で 公的医療保険制度の給付対象となる 先進医療以外の医療費用 の 3 割負担分は約 10.0 万円 (*2) となっています 主契約の保障において 最上位の進行度を示す病期に該当しないがんの治療を目的に 公的医療保険制度の給付対象となる所定の三大治療は受けずに先進医療のみを行った場合は 支払事由には該当しません また ガン先進医療給付金については 先進医療の技術料と同額のみの保障となります そこで 既存のガン先進医療給付特約のガン先進医療一時金 (5 万円 ) ではなく 先進医療にかかる技術料相当額の 20% の給付金額を持つガン先進医療支援給付金を特約の保障とすることで 先進医療以外の医療費用や交通費等の補填を行うことができる形としました 先進医療技術における実績報告 (*1) より作成 ( 小数点以下四捨五入 ) 技術名 先進医療を受けた患者の医療費用総合計 1 先進医療費の総額 2 年間実施件数 3 1 件当りの先進医療費用 4 =(2 3) 1 件当りの先進医療以外の費用 5 =(1-2)/3 ガン先進医療支援給付金支払額例 (4 20%) 先進医療以外に必要となる費用 30% * 高額療養費適用前の金額自己負担 3 割の例 (5 30%) 陽子線治療 8,659,144,965 円 7,684,923,300 円 2,916 件 2,635,433 円 334,095 円 527,087 円 100,229 円 重粒子線治療 5,597,633,162 円 5,059,457,000 円 1639 件 3,086,917 円 328,356 円 617,383 円 98,507 円 樹状細胞及び腫瘍抗原ペプチドを用いたがんワクチン療法 十二種類の腫瘍抗原ペプチドによるテーラーメイドのがんワクチン療法ホルモン不応性再燃前立腺がん ( ドセタキセルの投与が困難な者であって HLA A24 が陽性であるものに係るものに限る ) 経皮的乳がんラジオ波焼灼療法早期乳がん ( 長径が一 五センチメートル以下のものに限る ) 116,822,095 円 100,735,000 円 96 件 1,049,323 円 167,574 円 209,865 円 50,272 円 4,720,976 円 3,520,000 円 5 件 704,000 円 240,195 円 140,800 円 72,059 円 29,771,619 円 9,023,759 円 60 件 150,396 円 345,798 円 30,079 円 103,739 円 *1 厚生労働省 平成 26 年 6 月 30 日時点で実施されていた先進医療の実績報告について 平成 26 年度 ( 平成 25 年 7 月 1 日 ~ 平成 26 年 6 月 30 日 ) 実績報告 *2 高額療養費適用前の金額自己負担 3 割の例 38

43 Ⅴ. 終身ガン治療保険 (Guard X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて 6. 終身ガン入院給付特約 (2013) ガン長期入院給付金について 悪性新生物による退院患者の平均在院日数は 平成 8 年においては 46.0 日 (*1) であったのに対して 平成 23 年には 20.6 日 (*1) と減少していることから 入院日数は短期化しているといわれています この退院患者の平均在院日数の計算には 転院や再入院による入院が加味されていない為 入院実態より短くなる傾向があり 当社におけるガン ( 悪性新生物および上皮内新生物 ) による入院給付金の支払実績 (*2) をみてみると 1 入院 (*3) における平均入院日数は 胃がんにおいては 32.0 日 肺がんにおいては 59.3 日 また 61 日以上入院する割合についても一定数あることがわかります 部位 入院給付金支払実績 1 入院における平均入院日数 61 日以上の入院割合 胃がん 32.0 日 16.1% 直腸がん 35.8 日 29.7% 肝がん 36.3 日 17.9% 肺がん 59.3 日 33.3% 乳がん 22.3 日 6.5% 入院日数が入院 1 回 (*3) につき 61 日目からはガン入院給付金日額の 2 倍の給付金をお支払いするガン長期入院給付金により こうした長期化した場合の入院における経済的な負担に対応することが可能となります また 医療保険の 60 日型とセットで販売した場合 悪性新生物の治療を目的に長期の入院を強いられた時には 医療保障からの入院給付金が 60 日の限度により 以降入院給付が得られない状況になったとしても ガン長期入院給付金により入院の開始から終了まで一定額の給付が得られる有効な仕組みとなっています 例 : 新終身医療保険 60 日型と Guard X( 終身ガン入院給付特約 (2013)) のセット 入院の開始から退院まで日額 2 万円の一定した給付が可能 *1 厚生労働省 患者調査 退院患者の平均在院日数 傷病分類 : 悪性新生物 病院 データ平成 23 年は 宮城県の石巻医療圏 気仙沼医療圏及び福島県を除いた数値 *2 当社終身医療保険悪性新生物での入院給付金支払データ ~ *3 最終の入院の退院日の翌日から 180 日経過後に開始した入院については新たな入院とみなす 39

44 Ⅴ. 終身ガン治療保険 (Guard X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて 7. 終身女性特定ケア給付特約 女性特有のがんについて女性特有のがんとは 乳がんや子宮頸がん 卵巣がんなどのことです その中でも日本人女性がもっともなりやすいがんは 乳がん で 15 人に 1 人がなるというデータ ( * ) があります 乳がんの原因は 食生活の欧米化 女性ホルモンの影響 遺伝の影響 など様々な要因が挙げられていますが 30 代 40 代から急激に罹患率が上昇しており 若いうちからの備えが大切です 乳がんについて乳がん治療は 切除手術を基本とし それに放射線療法 薬物療法を組み合わせて行われるケースが多いです 早期の乳がんに対しては 部分切除を行う 乳房温存術 が行われ 放射線照射とセットで治療することもあります 最近では乳がんの手術の縮小化が進み 乳房温存術 を行う割合も増えてきています また 乳房温存術 の場合 目に見えない微小ながん細胞が残されていることを前提に考え そのがん細胞を増殖させないために手術後の補助療法が行われることもあります 主に 抗がん剤治療 ホルモン剤治療 放射線治療 などです 0~Ⅱ 期で 自施設で初回治療した 3 万 7,877 例の主な治療法を分類 国立がん研究センターがん対策情報センターがん統計研究部院内がん登録室がん診療連携拠点病院院内がん登録全国集計より当社にて作成 40

45 Ⅴ. 終身ガン治療保険 (Guard X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて 乳房再建について乳房は女性のシンボルであり これを大きく損なった際には女性の精神的苦痛は非常に大きなものとなり クオリティ オブ ライフ (QOL) に大きな影響を及ぼします 乳房再建の手術時期としては 転移 再発のおそれが少ない場合などに腫瘍の摘出と同時に再建が行われる 一期再建 のケースと 6 ヵ月 ~2 年程度経過を観察 放射線治療や抗がん剤治療が完了し 再発 転移等がみられないことを確認した後に再建される 二期再建 のケースとがあります 41

46 Ⅴ. 終身ガン治療保険 (Guard X) 開発背景の詳細およびがんの周辺知識などについて 子宮がんについて子宮がんは 子宮頸部のがん = 子宮頸がん と 子宮体部のがん = 子宮体がん があり がん発生の原因も治療も異なってきます 子宮頸がん の発症はウィルスが原因とされており 現在ではワクチン注射による予防が行われるようになり発症率などの劇的な減少が期待されています 子宮体がん は 子宮頸がん とは異なり 女性ホルモンの影響の蓄積が発生の要因とされています 主な治療は全摘手術になり がんの拡がり次第では卵巣と同時摘出も行われています 卵巣がんについて子宮にはその左右に卵巣という臓器がついており これらに発生するがんを卵巣がんと言います 卵巣がんはある程度腫大したり 腹水が貯留するなどがんが蔓延してから初めて自覚的な症状がでるため 早期診断しにくいがんであり 進行してから見つかることが多いです 治療は 摘出手術と抗がん剤の併用が一般的な治療です 制作 : 医療保険部 営業資材部 商品開発推進部 42