Ⅰ 児童福祉法の理念の明確化等 全ての児童が健全に育成されるよう 児童を中心に その福祉の保障等の内容を明確化する (1) 児童の福祉を保障するための原理の明確化 児童は 適切な養育を受け 健やかな成長 発達や自立等を保障されること等の権利を有することを明確化 ( 児童福祉法 ) (2) 家庭と同様

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1 児童福祉法等の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 63 号 ) の概要 別添 2 全ての児童が健全に育成されるよう 児童虐待について発生予防から自立支援まで一連の対策の更なる強化等を図るため 児童福祉法の理念を明確化するとともに 母子健康包括支援センターの全国展開 市町村及び児童相談所の体制の強化 里親委託の推進等の所要の措置を講ずる 改正の概要 1. 児童福祉法の理念の明確化等 (1) 児童は 適切な養育を受け 健やかな成長 発達や自立等を保障されること等の権利を有することを明確化する (2) 国 地方公共団体は 保護者を支援するとともに 家庭と同様の環境における児童の養育を推進するものとする (3) 国 都道府県 市町村それぞれの役割 責務を明確化する (4) 親権者は 児童のしつけに際して 監護 教育に必要な範囲を超えて児童を懲戒してはならない旨を明記 2. 児童虐待の発生予防 (1) 市町村は 妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を行う母子健康包括支援センターの設置に努めるものとする (2) 支援を要する妊婦等を把握した医療機関や学校等は その旨を市町村に情報提供するよう努めるものとする (3) 国 地方公共団体は 母子保健施策が児童虐待の発生予防 早期発見に資することに留意すべきことを明確化する 3. 児童虐待発生時の迅速 的確な対応 (1) 市町村は 児童等に対する必要な支援を行うための拠点の整備に努めるものとする (2) 市町村が設置する要保護児童対策地域協議会の調整機関について 専門職を配置するものとする (3) 政令で定める特別区は 児童相談所を設置するものとする (4) 都道府県は 児童相談所に 1 児童心理司 2 医師又は保健師 3 指導 教育担当の児童福祉司を置くとともに 弁護士の配置又はこれに準ずる措置を行うものとする (5) 児童相談所等から求められた場合に 医療機関や学校等は 被虐待児童等に関する資料等を提供できるものとする 4. 被虐待児童への自立支援 (1) 親子関係再構築支援について 施設 里親 市町村 児童相談所などの関係機関等が連携して行うべき旨を明確化する (2) 都道府県 ( 児童相談所 ) の業務として 里親の開拓から児童の自立支援までの一貫した里親支援を位置付ける (3) 養子縁組里親を法定化するとともに 都道府県 ( 児童相談所 ) の業務として 養子縁組に関する相談 支援を位置付ける (4) 自立援助ホームについて 22 歳の年度末までの間にある大学等就学中の者を対象に追加する ( 検討規定等 ) 施行後速やかに 要保護児童の保護措置に係る手続における裁判所の関与の在り方 特別養子縁組制度の利用促進の在り方を検討する 施行後 2 年以内に 児童相談所の業務の在り方 要保護児童の通告の在り方 児童福祉業務の従事者の資質向上の方策を検討する 施行後 5 年を目途として 中核市 特別区が児童相談所を設置できるよう その設置に係る支援等の必要な措置を講ずる 施行期日平成 29 年 4 月 1 日 (1 2(3) については公布日 2(2) 3(4) (5) 4(1) については平成 28 年 10 月 1 日 )

2 Ⅰ 児童福祉法の理念の明確化等 全ての児童が健全に育成されるよう 児童を中心に その福祉の保障等の内容を明確化する (1) 児童の福祉を保障するための原理の明確化 児童は 適切な養育を受け 健やかな成長 発達や自立等を保障されること等の権利を有することを明確化 ( 児童福祉法 ) (2) 家庭と同様の環境における養育の推進 国 地方公共団体は 児童が家庭において健やかに養育されるよう 保護者を支援するものとする ただし 家庭における養育が適当でない場合には 児童が家庭における養育環境と同様の養育環境において継続的に養育されるよう 必要な措置を講ずるものとする ( 児童福祉法 ) (3) 国 地方公共団体の役割 責務の明確化 国 地方公共団体の役割 責務を次のように明確化 ( 児童福祉法 ) 1 市町村は 基礎的な地方公共団体として 身近な場所における支援業務を適切に行う 2 都道府県は 市町村の業務が適正かつ円滑に行われるよう 市町村に対する必要な助言や適切な援助を行うとともに 専門的な知識 技術や広域的な対応が必要な業務を適切に行う 3 国は 市町村 都道府県の業務が適正かつ円滑に行われるよう 児童が適切に養育される体制の確保に関する施策 市町村 都道府県に対する助言 情報提供等の必要な各般の措置を講じる (4) しつけを名目とした児童虐待の防止 親権者は 児童のしつけに際して 監護 教育に必要な範囲を超えて児童を懲戒してはならない旨を明記 ( 児童虐待防止法 )

3 Ⅳ 被虐待児童への自立支援 被虐待児童について 親子関係再構築支援を強化するとともに 施設入所や里親委託の措置が採られることとなった場合には 個々の児童の状況に応じた支援を実施し 将来の自立に結びつける (1) 親子関係再構築支援 親子関係再構築支援は 関係機関等が連携して行わなければならない旨を明記 ( 児童福祉法 ) 施設入所や里親委託等の措置を解除する際に 都道府県 ( 児童相談所 ) が委託した民間団体等が必要な助言を実施できるようにする ( 児童虐待防止法 ) ( ) 施設入所や里親委託等の措置を解除された児童について 関係機関等が連携して 児童の継続的な安全確認を行うとともに 保護者への相談 支援を実施するものとする ( 児童虐待防止法 ) (2) 里親委託等の推進 里親支援について 都道府県 ( 児童相談所 ) の業務として位置付け ( 児童福祉法 ) ( ) 養子縁組里親を法定化し 研修の義務化 欠格要件や都道府県による名簿の登録について規定 ( 児童福祉法 ) ( ) 養子縁組に関する相談 支援について 都道府県 ( 児童相談所 ) の業務として位置付け ( 児童福祉法 ) ( ) 政府は 改正法の施行後速やかに 特別養子縁組制度の利用促進の在り方について検討を加え その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする ( 改正法附則 ) (3)18 歳以上の者に対する支援の継続 一時保護中の 18 歳以上の者等について 20 歳に達するまでの間 新たに施設入所等措置を行えるようにするとともに その保護者に対する面会 通信制限等の対象とする ( 児童福祉法 児童虐待防止法 ) 自立援助ホームについて 22 歳の年度末までの間にある大学等就学中の者を対象に追加 ( 児童福祉法 ) ( ) 現行は 20 歳未満の児童養護施設退所者等が対象 併せて 施設入所等措置を受けていた者について 18 歳 ( 措置延長の場合は 20 歳 ) 到達後も 22 歳の年度末まで 引き続き必要な支援を受けることができる事業の創設を検討

4 児童の福祉を保障するための原理の明確化 改正前 第一条すべて国民は 児童が心身ともに健やかに生まれ 且つ 育成されるよう努めなければならない 2 すべて児童は ひとしくその生活を保障され 愛護されなければならない 改正後 第一条全て児童は 児童の権利に関する条約の精神にのつとり 適切に養育されること その生活を保障されること 愛され 保護されること その心身の健やかな成長及び発達並びにその自立が図られることその他の福祉を等しく保障される権利を有する 第二条国及び地方公共団体は 児童の保護者とともに 児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う 第三条前二条に規定するところは 児童の福祉を保障するための原理であり この原理は すべて児童に関する法令の施行にあたつて 常に尊重されなければならない ( 新設 ) 第二条全て国民は 児童が良好な環境において生まれ かつ 社会のあらゆる分野において 児童の年齢及び発達の程度に応じて その意見が尊重され その最善の利益が優先して考慮され 心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない 2 児童の保護者は 児童を心身ともに健やかに育成することについて第一義的責任を負う 3 国及び地方公共団体は 児童の保護者とともに 児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う 第三条前二条に規定するところは 児童の福祉を保障するための原理であり この原理は すべて児童に関する法令の施行にあたつて 常に尊重されなければならない 第三条の二国及び地方公共団体は 児童が家庭において心身ともに健やかに養育されるよう 児童の保護者を支援しなければならない ただし 児童及びその保護者の心身の状況 これらの者の置かれている環境その他の状況を勘案し 児童を家庭において養育することが困難であり又は適当でない場合にあつては児童が家庭における養育環境と同様の養育環境において継続的に養育されるよう 児童を家庭及び当該養育環境において養育することが適当でない場合にあつては児童ができる限り良好な家庭的環境において養育されるよう 必要な措置を講じなければならない

5 考え方 家庭と同様の環境における養育の推進 公布日施行 児童福祉法 〇児童が心身ともに健やかに養育されるよう より家庭に近い環境での養育の推進を図ることが必要 〇しかしながら 社会的養護を必要とする児童の約 9 割が施設に入所しているのが現状 〇このため 児童相談所が要保護児童の養育環境を決定する際の考え方を法律において明確化することが必要 改正法による対応 国 地方公共団体 ( 都道府県 市町村 ) の責務として家庭と同様の環境における養育の推進等を明記 1 まずは 児童が家庭において健やかに養育されるよう 保護者を支援 2 家庭における養育が適当でない場合 児童が 家庭における養育環境と同様の養育環境 において継続的に養育されるよう 必要な措置 32 の措置が適当でない場合 児童が できる限り良好な家庭的環境 で養育されるよう 必要な措置 特に就学前の児童については 2 の措置を原則とすること等を通知において明確化 良好な家庭的環境 家庭と同様の養育環境 家庭 施設 児童養護施設 大舎 (20 人以上 ) 中舎 (13~19 人 ) 小舎 (12 人以下 ) 1 歳 ~18 歳未満 ( 必要な場合 0 歳 ~20 歳未満 ) 乳児院乳児 (0 歳 ) 必要な場合幼児 ( 小学校就学前 ) 施設 ( 小規模型 ) 地域小規模児童養護施設 ( グループホーム ) 本体施設の支援の下で地域の民間住宅などを活用して家庭的養護を行う 小規模グループケア ( 分園型 ) 地域において 小規模なグループで家庭的養護を行う 1 グループ 6~8 人 ( 乳児院は 4~6 人 ) 養子縁組 ( 特別養子縁組を含む ) 小規模住居型児童養育事業 小規模住居型児童養育事業 ( ファミリーホーム ) 養育者の住居で養育を行う家庭養護 定員 5~6 人 里親 里親 家庭における養育を里親に委託する家庭養護 児童 4 人まで 実親による養育 里親等里親 +ファミリーホーム = 委託率養護 + 乳児 + 里親 +ファミリーホーム平成 27 年 3 月末 16.5% 平成 31 年度目標 22% 本体施設 グループホーム 里親等をそれぞれ概ね3 分の1 児童養護施設の本体施設は 全て小規模グループケアに 改正法を踏まえ 特別養子縁組の位置付け等について今後検討

6 国が目標としている 概ね 33% に満たない目標設定にとどまっている自治体については より一層の取組が必要 里親委託の推進 平成 29 年 4 月施行 児童福祉法 考え方 里親制度に対する社会的認知度が低く 委託可能な登録里親が少ない 児童相談所が虐待対応業務に追われ 里親委託の業務に十分関わることができず 個別の里親への支援が行き届いていない 里親制度の普及促進及び里親支援の拡充が必要 改正法による対応 家庭と同様の環境における養育推進の理念を明確化 里親制度の広報啓発等による里親開拓から 里親と児童のマッチング 里親に対する訪問支援等による自立支援まで 一貫した里親支援を都道府県 ( 児童相談所 ) の業務として法定 里親等委託率の推移及び目標値 ( ) 少子化社会対策大綱 ( 平成 27 年 3 月閣議決定 ) における目標値 H22 年度末 H23 年度末 H24 年度末 H25 年度末 H26 年度末 12.0% 13.5% 14.8% 15.6% 16.5% H31 年度末 22.0%( ) H41 年度末 概ね 33% 改正法を踏まえ 特別養子縁組の位置付け等について今後検討 里親等への委託の推進及び児童養護施設等の小規模化を推進するための 都道府県推進計画 の内容等に関する調査結果 ( 平成 28 年 3 月末日現在 ) 平成 27 年 4 月 1 日平成 31 年度平成 36 年度平成 41 年度 里親 ファミリーホームへの委託児童の割合 15.8% 20.2% 24.7% 30.8% グループホーム入所児童の割合 7.9% 11.6% 17.1% 24.8% 本体施設入所児童の割合 76.4% 68.2% 58.1% 44.5% 合計 100% 100% 100% 100%

7 養子縁組里親の法定化 平成 29 年 4 月施行 児童福祉法 考え方 〇親は児童と多くの時間を共にし 児童の成長 発達などに与える影響が大きいことから 養育の質について 全国的に一定の水準を確保する必要がある 〇自ら妊娠 出産する場合 乳幼児健診や両親学級などがある 養子縁組里親についても 親として身に付けるべき知識や子どもへの接し方を学ぶ機会を十分に確保することが必要 改正法による対応 〇養子縁組里親を法定化し 1 研修の義務付け 2 名簿登録制 3 欠格要件を規定 里親の類型 養育里親 ( 専門里親を含む ) ( 児福法第 6 条の 4 第 1 号 第 34 条の 19 20) 養子縁組里親 ( 児福法第 6 条の 4 第 2 号 第 34 条の 19 20) 対象児童要保護児童要保護児童 親族里親 ( 児福法第 6 条の 4 第 3 号 ) 扶養義務があり両親等の養育が期待できない児童 研修の受講義務ありなし ありなし 名簿登録必須任意 必須任意 欠格要件ありなし ありなし 手当等 里親手当ありなしなし 一般生活費教育費など ありありあり 参考 登録里親数 委託里親数 委託児童数 養育里親 7,893 世帯 2,905 世帯 3,599 人 専門里親 676 世帯 174 世帯 206 人 養子縁組里親 3,072 世帯 222 世帯 224 人 登録里親数 委託里親数 委託児童数 親族里親 485 世帯 471 世帯 702 人 合計 9949 世帯 3,644 世帯 4,731 人 出典 : 平成 26 年度福祉行政報告例 ( 平成 27 年 3 月現在 )

8 養子縁組に関する相談 支援の法定化 平成 29 年 4 月施行 児童福祉法 考え方 〇平成 25 年度の 1 年間で 相談 支援の結果 養子縁組が成立した児童相談所は約 6 割にとどまっている 〇児童相談所ごとの取組状況のばらつきを解消し 均てん化を図る必要がある 〇また 養子縁組成立後の養育状況の確認など 個々の状況に応じた継続的な支援も重要 補足 平成 26 年度厚生労働科学研究 ( 注 ) のアンケート調査によると 回答のあった 197 ヶ所 ( 全 207 ヶ所 ) の児童相談所のうち 平成 25 年度の養子縁組成立件数が 0 件であった児童相談所が 83 ヶ所 (42.1%) 最も成立件数の多かった児童相談所では 16 件 ( 注 ) 国内外における養子縁組の現状と子どものウエルビーイングを考慮したその実践手続きのあり方に関する研究 研究代表者 : 林浩康教授 ( 日本女子大学 ) 改正法による対応 養子縁組里親に関する相談 支援を都道府県 ( 児童相談所 ) 業務に位置付け 児童相談所運営指針等を見直し 具体的な相談 支援の在り方 ( ) を明記 実親の意向確認 養親希望者の適格性判断 出自に関する情報の保管 提供など 〇併せて 特別養子縁組制度の利用促進の在り方 ( ) について速やかに検討 主な検討課題は 以下のとおり 原則 6 歳未満とされている対象年齢 児童相談所長への特別養子縁組に係る手続の申立権 特別養子縁組の成立要件 ( 実父母による同意の要件など ) 特別養子縁組成立後の子どもの出自を知る権利 特別養子縁組成立後の養親や子どもに対する支援

9 普通養子縁組と特別養子縁組について 普通養子縁組は 戸籍上において養親とともに実親が並記され 実親と法律上の関係が残る縁組形式 特別養子縁組は 昭和 48 年に望まない妊娠により生まれた子を養親に実子としてあっせんしたことを自ら告白した菊田医師事件等を契機に 子の福祉を積極的に確保する観点から 戸籍の記載が実親子とほぼ同様の縁組形式をとるものとして 昭和 62 年に成立した縁組形式 < 縁組の成立 > 養親と養子の同意により成立 < 要件 > 養親 : 成年に達した者 養子 : 尊属又は養親より年長でない者 < 実父母との親族関係 > 実父母との親族関係は終了しない < 監護期間 > 特段の設定はない 普通養子縁組 < 離縁 > 原則 養親及び養子の同意により離縁 < 戸籍の表記 > 実親の名前が記載され 養子の続柄は 養子 ( 養女 ) と記載 特別養子縁組 < 縁組の成立 > 養親の請求に対し家裁の決定により成立実父母の同意が必要 ( ただし 実父母が意思を表示できない場合や実父母による虐待など養子となる者の利益を著しく害する理由がある場合は この限りでない ) < 要件 > 養親 : 原則 25 歳以上 ( 夫婦の一方が 25 歳以上であれば 一方は 20 歳以上で可 ) 配偶者がある者 ( 夫婦双方とも養親 ) 養子 : 原則 6 歳に達していない者子の利益のために特に必要があるときに成立 < 実父母との親族関係 > 実父母との親族関係が終了する < 監護期間 > 6 月以上の監護期間を考慮して縁組 < 離縁 > 養子の利益のため特に必要があるときに養子 実親 検察官の請求により離縁 < 戸籍の表記 > 実親の名前が記載されず 養子の続柄は 長男 ( 長女 ) 等と記載

10 18 歳以上の者に対する支援の継続 平成 29 年 4 月施行 児童福祉法 考え方 〇改正前の法律においては 原則として 18 歳 ( 措置延長の場合は 20 歳 ) に到達した時点で支援が終了しており 支援の必要があるにもかかわらず 18 歳に到達することにより支援を断たれる場合がある 児童福祉法の児童の年齢である 18 歳を超えた場合においても 自立のための支援が必要に応じて継続されるための仕組みの整備が必要 改正法による対応 一時保護中に 18 歳に達した者の一時保護の延長 措置を可能とする 里親委託等中に 18 歳に達した者の措置変更 更新 一時保護を可能とする 自立援助ホームの入所者について 大学等に就学中の場合には 22 歳に達する日の属する年度の末日まで支援の対象とする 18 歳 ~20 歳到達まで 一時保護 里親等委託 新規延長新規 措置変更延長 一時保護中に 18 歳到達 〇 〇 〇 里親等委託中に 18 歳到達 〇 〇 〇〇 里親 / 児童養護施設 リービングケアの強化 ( 自立訓練の場を整備 ) 義務教育終了後 18 歳 20 歳 22 歳の年度末 措置延長 法律 積極的に活用 自立援助ホーム ( 義務教育終了後 ~20 歳未満 ) 設置数の拡大 新たな予算事業による対応 ( 次ページ ) 予算 支援対象を 22 歳の年度末まで延長 ( 就学者 ) 法律 自立 生活相談支援 就業支援 相互交流 居場所づくり ( 退所児童等アフターケア事業 ) 実施自治体を拡大

11 施行日 児童福祉法等の一部を改正する法律施行期日 改正事項 児童の福祉を保障するための原理の明確化 児童福祉法 家庭と同様の環境における養育の推進 児童福祉法 公布日施行 平成 28 年 10 月 1 日施行 国 地方公共団体の役割 責務の明確化 国 都道府県 市町村それぞれの役割 責務を明確化 児童福祉法 市町村業務等における 支援 の明確化 児童福祉法 通所 在宅指導措置の明確化 児童福祉法 しつけを名目とした児童虐待の防止 児童虐待防止法 母子保健施策を通じた虐待予防等 母子保健法 その他 一時保護の目的の明確化 児童福祉法 国による要保護児童に係る調査研究の推進 児童福祉法 母子家庭等の支援機関への婦人相談員の追加 母子父子寡婦法 支援を要する妊婦等に関する情報提供 児童福祉法 児童相談所の体制強化 児童相談所の権限強化等 親子関係再構築支援 児童相談所における弁護士の配置 児童福祉法 児童心理司 保健師等 主任児童福祉司の配置 児童福祉法 児童福祉司の配置標準の見直し 児童福祉法 臨検 捜索手続の簡素化 児童虐待防止法 児童虐待に係る資料等の提供主体の拡大 児童虐待防止法 施設長 里親による親子の再統合等のための支援 児童福祉法 施設入所等の措置の解除時等における助言の実施 安全確認等 児童虐待防止法 その他 児童福祉審議会の調査権限の強化 委員要件の厳格化 児童福祉法 婦人相談所長による母子保護を要する者の報告 売春防止法 報告を受けた市町村等による母子保護の申込の勧奨 児童福祉法

12 施行日 改正事項 市区町村の体制強化 子育て世代包括支援センターの法定化 母子保健法 市町村における支援拠点の整備 児童福祉法 市町村の要保護児童対策地域協議会調整機関に専門職の配置及び研修受講の義務付け 児童福祉法 国において義務研修に係るガイドライン等を策定予定 児童相談所設置自治体の拡大 児童福祉法 平成 29 年 4 月 1 日施行 児童相談所の体制強化 児童相談所の権限強化等 里親委託等の推進 児童福祉司 ( スーパーバイザーを含む ) の研修義務化 児童福祉法 社会福祉主事の児童福祉司任用時における指定講習会の修了要件追加 児童福祉法 国において義務研修に係るガイドライン 講習会プログラム等を策定予定 児童相談所から市町村への事案送致 児童福祉法 児童虐待防止法 国において共通アセスメントツールを作成予定 都道府県 ( 児童相談所 ) の業務における里親支援の追加 児童福祉法 都道府県 ( 児童相談所 ) の業務への養子縁組支援の追加 児童福祉法 養子縁組里親の法定化 ( 研修義務化 名簿登録 ) 児童福祉法 国において 里親委託ガイドライン の改正等や 都道府県推進計画 の目標のあり方について検討する予定 18 歳以上の者に対する支援の継続 その他 18 歳以上の者に対する支援の継続 児童福祉法 児童虐待防止法 児童自立生活援助事業の対象者の見直し 児童福祉法 国において施設入所等措置を受けていた者について 18 歳 ( 措置延長の場合は 20 歳 ) 到達後も 22 歳の年度末まで 引き続き必要な支援を受けることができる事業の創設を検討 情緒障害児短期治療施設の名称変更 児童福祉法 婦人相談員の非常勤規定の削除 売春防止法 母子 父子自立支援員の原則非常勤規定の削除 母子父子寡婦法 施設入所者等の負担金に係る収納事務の私人委託 児童福祉法

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