業務用・産業用除湿機　小型床置タイプ（インバーター型）　製品ガイドブック

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2 総目次 1 章製品の概要 1.1 はじめに 1.2 シリーズ構成 ページ (3 ページ ) 2 章製品仕様データ 2.1 仕様 2.2 能力 2.3 電気配線容量 2.4 各種特性データ (11 ページ ) 3 章設備設計 施工要領 (23 ページ ) 3.1 搬入据付工事 3.2 ドレン配管工事 3.3 電気配線工事 3.4 試運転 引き渡し 4 章操作方法 応用機能 4.1 操作パネル ( 標準 ) 4.2 多機能リモコン ( 別売品 ) 4.3 オプション機能 4.4 機能選択 4.5 複数台制御 4.6 電気配線図 (35 ページ ) 5 章オプション部品 (71 ページ ) 5.1 小型床置タイプ 6 章参考資料 (75 ページ ) 6.1 フロン排出抑制法に関する義務について 6.2 取扱説明書 6.3 取付要領書 ( 別売品 )

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4 1 章製品の概要 1.1 はじめに 4 1 はじめに 4 2 安全のために必ずお守りください シリーズ構成 9 1 シリーズ構成 9 2 型式の読みかた 9

5 1 章製品の概要製品の概要 この はじめに は 据え付けおよび使用方法について 安全のために必ずお守りいただくための注意事項をまとめたものです ご使用の前によくお読みのうえ 正しく据え付けられているかご確認ください 据付工事完了後 試運転を行い 異常のないことを確認ください 1 はじめに この製品は国内向一般用除湿機です 食品 動植物および美術品の除湿 乾燥には対象物に適したそれぞれの除湿 乾燥手順および条件を確認したうえでご使用ください 次のような場所への設置はしないでください 除湿機が故障する原因となります 油 ( 機械油も含む ) の飛沫 蒸気の多い場所 酸性またはアルカリ性の雰囲気の場所 温泉地など硫化ガスの多い場所 雨風が侵入するような場所 ( 除湿機は屋内専用機です ) 可燃性ガスの発生 流入などの恐れがある場所 カーボン繊維や金属粉が浮遊する場所 海岸地帯などの塩分の多い場所 煙突の煙がかかる場所 標高 1,000m 以上の場所 木材 薬品などの特殊雰囲気 ( 腐食性や可燃性のあるもの ) や 熱交換器の目づまりを発生させる原因になる塵埃が多量にある雰囲気では使用できません 電磁波を発生する医療機器などを使用するときは 除湿機の誤作動に注意してください 電磁波の発信面を 電気品箱および多機能リモコンに直接向かない位置に据え付けてください 電磁波の空中伝播の影響をさけるため 電磁波を発信する機器やラジオなどは 除湿機より3m 以上離してください 元電源のオン / オフ操作は短時間 (10 秒以内 ) に繰り返さないでください 24 時間運転など運転時間が長い使用方法の場合には 定期的な予防保全を実施する必要があります このような使用方法の場合には お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 動植物に直接風が当たる場所には設置しないでください 動植物に悪影響を及ぼす原因となることがあります 天井裏など 除湿機上方に吹出空気の通風スペースが充分に確保できない場合は 小型天吊タイプをご使用ください このような場所で小型床置タイプを使用すると 吸込空気用湿度センサーが正常に検知できない恐れがあります 1.1 はじめに 記号の意味 : 取り扱いを誤ると 使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定できる場合を示します : 取り扱いを誤ると 使用者が傷害を負う可能性および物的損害のみの発生が想定できる場合を示します 留意事項 : 警告 注意以外の注記事項を示します : 禁止事項を示します : 強制事項を示します 特定しない一般的な使用者の行為を指示する表示です : 強制事項を示します 必ずアース線を接続するよう指示する表示です 4

6 1.1 はじめにの概要1 章製品の概要 2 安全のために必ずお守りください製 ご使用の前に この 安全のために必ずお守りください をよくお読みのうえ 正しくお使いください ここに示した注意事項は 警告 注意 に区分していますが 誤った取り扱いをした時に 死亡および重傷などの重大な結果に結び付く可能性が大きいものを特に 警告 の欄にまとめて掲載しています しかし 注意 の欄に掲載した事でも 状況によっては重大な結果に結び付く可能性もあります いずれも安全に関する重要な内容を掲載していますので必ずお守りください お読みになった後は お使いになる方がいつでも見られる所に必ず保管してください 品据え付け 電気工事 試運転について 据え付けは お買い上げの店または資格のある専門業者に依頼してください ご自分で据付工事をされ不備があると 水漏れ 感電 火災 除湿機落下によるケガの原因になります 据え付けは転倒防止金具 ( 別売品 ) を使用して確実に固定してください 製品の固定が不完全な場合は 除湿機の落下によるケガの原因になります 小部屋に据え付ける場合は 冷媒が漏れても限界濃度を超えないように対策する必要があります 万一 冷媒が漏れて限界濃度を超えると酸欠事故の原因になります 詳しくはお買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 冷媒を取り扱う場合には 必ず革手袋を着用してください 万一 冷媒が直接手などに掛かると凍傷を負う原因になります 電気工事をするには資格が必要ですので 資格のある店に依頼してください ご自分で電気工事をされ不備があると 感電および火災の原因になります 漏電遮断器を必ず設置してください 法規 ( 電気設備に関する技術基準を定める省令 ) により設置が定められています 設置しないと地絡により火災や感電の原因になります 据え付けは 除湿機の質量に十分耐える場所に確実に据え付けてください 据付面の強度不足や製品の固定が不完全な場合は 除湿機の転倒または落下によるケガの原因になります 冷媒漏れチェックは確実に行ってください 冷媒は不燃性 非毒性 無臭性の安全冷媒 ( フルオロカーボン ) を使用していますが 万一 フルオロカーボンが漏れて火気に触れると有毒ガスが発生する原因になります また フルオロカーボンは空気より比重が重いため 床面付近をおおい 酸素欠乏の原因になります 油 蒸気 有機溶剤 腐食ガス ( アンモニア 硫黄化合物 酸など ) の多いところや 酸性やアルカリ性の溶液などを頻繁に使うところで使用しないでください 腐食による冷媒漏れ 感電 著しい性能の低下 故障の原因になります アースは必ず取り付けてください コンセントにアース端子がない場合は アース工事をしてください アース線は ガス管 水道管 避雷針 電話のアース線に接続しないでください アースが不完全な場合は感電の原因になります ( 電気工事業者による D 種接地工事が必要です ) 電気工事は 電気設備に関する技術基準 内線規程 (JEAC 8001)( 最新のもの ) およびこの据付点検要領書に従って施工し 必ず専用回路を使用してください 電源回路容量不足や施工不備があると 感電や火災の原因になります 指定容量 (0.6kW:15A 0.9kW:20A) 以上 交流 100V の専用コンセントを使用してください 他の器具と併用すると分岐コンセント部が異常過熱し 火災の原因になります 除湿機を屋外で使用しないでください 雨水のかかる場所で使用されると 漏電および感電の原因になります 除湿機に接続する配線は指定のケーブルを使用して確実に接続し 配線接続部にケーブルの外力が伝わらないように確実に固定してください 接続や固定が不完全な場合は 発熱および火災の原因になります 湿気の多い場所や水のかかりやすい場所に据え付けないでください 絶縁低下から漏電および感電の原因になります 指定冷媒以外は使用しないでください 気密試験などをする場合は 窒素ガスを封入してください 酸素やアセチレンなどの可燃性ガスを使用すると火災や爆発の原因になります 本機は不燃性の冷媒 R410A 専用機です 据え付けおよび修理 移設の際に 冷媒 R410A 以外の物質を絶対に混入させないでください 他の冷媒や空気 酸素 プロパン アルコールなどの可燃性物質が混入しますと爆発 火災およびケガの原因になります 保護装置および安全装置の設定値を変更しないでください 設定値を変えると除湿機の破裂および発火の原因になります ドレン配管は確実に排水するよう 配管してください また 結露が生じないよう断熱処理を行ってください 5

7 1 章製品の概要製品の概要据え付け 電気工事 試運転について 電気配線作業や点検などでサービスカバーを開けるときには電源プラグを抜き 電源が再投入されることのないよう処置してから行ってください 感電などの原因になります 電気配線の改造変更をしたり 保護装置の設定値を変更しないでください 除湿機の故障 破裂 発火の原因になります 1.1 はじめに 他の器具と併用を行わないでください 火災の原因になります 電源コードや電源プラグに傷をつけたり 加工したり 無理に曲げたり 引っ張ったり ねじったり 束ねたり 重いものを載せたり はさみ込んだりしないでください 感電や火災の原因になります 傷ついた電源コードや電源プラグを使用しないでください 感電や火災の原因になります 冷凍サイクル内に指定冷媒以外の冷媒や空気などを混入させないでください 混入すると冷媒サイクルが異常高圧になり破裂およびケガの原因になることがあります 可燃性ガスの発生や流入などの恐れがある場所には据え付けないでください 発火や火災の原因になることがあります 取扱者以外の人が触れないような表示をするか 触れる恐れのある場合は 保護柵などで除湿機を囲ってください 誤使用によるケガの原因になることがあります 換気をよくしてください 万一 冷媒が漏れると 酸素欠乏の原因になることがあります 運転中に 空気の吹出口および吸込口に指または棒などを入れたり 空気吹出網を取り外したまま運転しないでください 内部でファンが高速回転していますのでケガの原因になります 濡れた手でスイッチを操作しないでください 感電の原因になります 除湿機を運転している部屋では引火物を使用しないでください ラッカー ペイントなどの可燃性スプレーおよび油 ( 機械油も含む ) の蒸気は火災の原因になります 除湿機の風が直接あたる場所へ燃焼器具を置かないでください 燃焼器具の不完全燃焼の原因になります 長時間風を身体に当てたりしないでください 体調悪化および健康障害の原因になります 燃焼器具と一緒に運転するときは こまめに換気してください 換気が不十分な場合は 酸素不足の原因になります 安全装置がたびたび作動したり運転スイッチの作動が確実でない場合は ただちに元電源を切ってください 漏電または過電流の可能性があるため 感電 火災および破裂の原因になります お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください 異常時 ( こげ臭いなど ) は 運転を停止してただちに元電源を切ってください 異常のまま運転を続けると故障 感電および火災などの原因になります お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談室にご連絡ください 除湿機のカバーおよびパネルを取り外したまま運転しないでください 内部に電気品があるため通電部分に触れると感電の原因になります 除湿機の上に乗ったり 物を載せたりしないでください 落下によるケガの原因になります 圧力スイッチなどの保護装置を改造 ( 短絡など ) しないでください 改造して運転を行った場合 発煙 火災 破裂の原因になります 動植物に直接風があたる場所には設置しないでください 動植物に悪影響を及ぼす場合があります 機械部に物を載せたり 手を入れたりしないでください 内部でファンが高速回転していますので発熱やケガの原因になることがあります 密閉された室内で除湿機を運転させる場合には 除湿乾燥対象物の許容温湿度範囲を超えないようにしてください 除湿乾燥対象物の品質を低下させたり 破損させる原因になることがあります 6

8 1.1 はじめにの概要1 章製品の概要修理 移設について製 除湿機を修理または移設するときは お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 修理や据え付けに不備があると 感電および火災の原因になります 修理技術者および専門業者以外の人は 絶対に分解したり 修理 改造したりしないでください 分解および修理 改造に不備があると 異常動作によりケガ 感電および火災などの原因になります 移設はお買い上げの店または資格のある専門業者に依頼してください 据え付けに不備があると 水漏れ 感電および火災の原因になります 冷媒であるフロン類をみだりに大気に放出することは法律で禁止されています したがって 除湿機を廃棄する場合は冷媒を回収する必要がありますので お買い上げの店または資格のある専門業者にご相談ください フロン類の種類と充填量および GWP 値 ( 地球温暖化係数 ) は 製品右側面の冷媒回収銘板に記載されています また 冷媒が漏れると 酸素欠乏の原因になります 冷媒を取り扱う場合には 必ず革手袋を着用してください 万一 冷媒が直接手などに掛かると凍傷を負う原因になります 電気配線作業や点検などでサービスカバーを開けるときには電源を完全に切ってから行ってください 感電の原因になります 残留電圧で感電する原因になります 電気部品の点検を始める前に 必ずすべての電源を遮断してください 電源遮断後は必ず放電していることを確認してください 品 配線取り外しの際 端子記号とマークバンドを確認してください 再組立て時 配線順を間違えると圧縮機が故障する原因になることがあります その他の警告および注意 万一 火災が発生した場合は すべての電源を切ってください 爆発の原因になります 消火の際は 油火災用消火器 電気火災用消火器をご使用ください お手入れの際は 必ず除湿機の元電源を切ってください 感電の原因になります また 遠方操作や停電自動復帰運転により [ 運転 ] スイッチを押さなくても運転することがあるため 電源を切らずカバーを開けている場合には ファンの回転などによるケガの原因になります お手入れの際は 足場はしっかりしたものを使用してください 転倒および傷害の原因になります お手入れのときなど 花瓶など水が入った容器を載せないでください 除湿機内部に浸水して電気絶縁が劣化し 感電の原因になります 製品および電気配線の改造変更をしないでください 重大事故の原因になります 除湿機の機械室および送風機室内部には触らないでください 内部には保護装置およびプリント基板があります これらに触ったり 設定値を変更したりすると重大事故の原因になります 除湿機を水洗いしないでください 感電の原因になります 正しい容量のヒューズ以外は使用しないでください 大きなヒューズや針金などを使用すると発熱の原因になります 除湿機の配管内には冷媒が封入されているため高圧になっています 資格者以外は配管接続部を緩めたり 外したりしないでください 資格者以外が作業すると重大事故の原因になります 除湿機を改造したり純正部品以外を組み込まないでください 重大事故の原因になります やむを得ず改造したり純正部品を組み込む場合は 当社は責任を負いかねますのでお買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください 配線コネクターなどを外すときは 先端のプラグを持って外してください コードを引っ張って抜くと芯線の一部が断線して発熱および発火の原因になります ヒューズは決められた容量のものを取り付けてください 誤って大きな容量のヒューズを取り付けると 異常電流が流れてもヒューズが溶断しない場合があり 過熱 火災の原因になります この製品は 不燃焼 非毒性 無臭性のフルオロカーボン ( 安全冷媒 ) を使用していますが 万一 製品よりフルオロカーボンが漏れ火気に触れると有害なガスが発生し 目やのどに刺激を感じる場合があります また フルオロカーボンは空気より比重が重いため床面付近をおおい 酸欠状態となる場合がありますので 万一 フルオロカーボンが漏れた場合には火気を止め ( ストーブなどを消す ) 床面を掃くように換気したうえでお買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください 7

9 1 章製品の概要製品の概要その他の警告および注意 長期間ご使用にならない場合は 安全のための元電源を切ってください 火災の原因になることがあります 掃除をするときおよび整備 点検のときは 必ず [ 停止 ] スイッチを押して元電源を切ってください 感電やファンによるケガの原因になることがあります 漏電遮断器は定期的に動作確認をしてください 漏電遮断器を故障のまま使用すると漏電のときに作動せず 感電の原因になることがあります お手入れの際は 安全のため手袋などをしてください ケガの原因になることがあります 露出している配管および配線に触れないでください 火傷および感電の原因になることがあります 掃除のときは 熱交換器フィンに直接手を触れないでください ケガの原因になることがあります 濡れた手で電源プラグなどの電気部品には触れないでください 感電の原因になることがあります 高温部に触れないでください 圧縮機 ファンモーター 熱交換器および配管などは 100 以上になっている部分があり 触れると火傷の原因になることがあります エアーフィルターの取り付けおよび取り外し時は手でしっかり保持してください 落下および傷害の原因になることがあります 除湿機の上に乗ったり 物を載せたりしないでください 落下および転倒などによるケガの原因になることがあります ドレン配管は据付点検要領書に従って確実に施工し 結露が発生しないよう断熱処理をしてください 水漏れし家財などを濡らす原因になることがあります 1.1 はじめに 使用上のご注意 法律に従って除湿機を据え付けし 使用してください 1. 高圧ガス保安法 を遵守してください 2. 電気設備の技術基準 を遵守してください 3. 電源回路には漏電遮断器を施工し より安全な保護機能を持たせてください 万一の漏電時の感電事故が防止できます 洗浄液の廃棄は法の規定に従って処分してください 熱交換器の洗浄液および不凍液などを下水に廃棄せず 法の規定に従って処分してください 詳細はお買いあげの店にご相談ください < 一般社団法人日本冷凍空調工業会からのお知らせ > 一般社団法人日本冷凍空調工業会ホームページより転載!! 指定以外の冷媒を使用しない!! 冷凍空調機器は その機器に封入する冷媒が指定されています 指定された冷媒と異なる冷媒を冷凍空調機器に封入すると 機械的不具合 誤作動 故障の原因となり 場合によっては安全性確保に重大な障害をもたらすおそれがあります 特に プロパンなどハイドロカーボン (HC) 系を成分とした冷媒は漏れ等が生じた際 強い燃焼性があり 火災や爆発など重大災害に至るおそれがあり大変危険です 封入冷媒は 機器付属の説明書あるいは機器本体の銘板等に記載されています 必ず指定された冷媒を封入してください それ以外の冷媒を封入した場合の故障 誤作動などの不具合や事故などについては 機器メーカーやそれら冷媒の封入作業に関与していない設置業者は 一切その責任を負えません 8!! お使いの冷凍空調機器の改造行為に対して ( 添加剤などを注入する行為も含む ) 近年 省エネルギー 電気料金の削減や性能回復 さらには冷媒特性改善等をうたい 既存の冷凍空調機器の冷媒回路に新たに熱交換器や部品などを増設したり 冷媒に添加剤を注入する行為が見受けられます 冷凍空調機器は J I Sや高圧ガス保安法などの基準に準拠するとともに 性能や安全性を確保するための最適な構造 冷媒 制御システムを用いて設計されており 使用する潤滑油や添加剤も冷媒や摺動部材に合わせて決められています 当該機器メーカーでない者が冷媒回路に熱交換器や部品などを増設する行為や冷媒に添加剤などを注入する行為に対し 当該機器メーカーは 性能や安全性および信頼性の評価や保証及びメンテナンスなどの対応を行いません 従って これらの改造行為が実行された後の故障 誤動作などの不具合や事故について 機器メーカーやこれらの改造行為に関与していない設備業者は 一切その責任を負えません

10 1.2 シリーズ構成の概要1 章製品の概要 1 シリーズ構成製再熱専用機 小型床置タイプ ( インバーター型 ) 型式圧縮機相当出力 ( k W ) 相当馬力 除湿能力 (L/h) 定格 最大 外装 RK-NP08PV ベージュ RK-NP08PV1-B メタリックブラック RK-NP12PV ベージュ RK-NP12PV1-B メタリックブラック 品2 型式の読みかた 小型床置タイプ ( インバーター型 ) RK NP 08 P V 1 B 色なし : ベージュ B : メタリックブラック モデルチェンジナンバー駆動方式 V: インバーター静圧 P: 直吹型定格出力相当馬力冷媒 NP:R410A 除湿機型式 9

11 10 MEMO

12 2 章製品仕様データ 2.1 仕様 12 1 仕様表 12 2 使用基準 13 3 寸法図 14 4 構造図 16 5 冷凍サイクル系統図 17 6 防錆処理仕様書 能力 19 1 除湿能力 電気配線容量 20 1 電気配線容量 各種特性データ 21 1 運転音特性 (NC 線図 ) 21 2 排熱量特性 21

13 品仕様データ2.1 仕様 1 仕様表 2 章製品仕様データ製項目 ( 単位 ) 法定冷凍能力トン 再熱除湿性型式 RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B RK-NP12PV1 RK-NP12PV1-B 25 相対湿度電気特能性消費電力 kw 0.64/0.67[0.86/0.89] 1.20/1.25[1.54/1.59] 運転電流 A 6.6/6.9[8.9/9.2] 12.4/12.9[15.9/16.4] 力率 % 97/97[97/97] 除湿能力 L/h 2.3[2.9] 3.2[3.8] 空気条件 - 室内吸込空気乾球温度 80% 運転電流最大 A 運転音 db(a) 外装 ( マンセル記号 ) 圧縮却装置- ベージュ (2.5Y 8/2) メタリックブラック (-) ベージュ (2.5Y 8/2) 冷外形寸法 ( 幅 奥行 高さ ) mm 冷凍種類 - P0E 機油封入量 kg 0.38 型式 - 全密閉型 ( スクロール DCインバーター ) 出力 ( 極数 ) 機kW 梱包寸法 ( 幅 奥行 高さ ) mm 置蒸発器 - 多通路クロスフィン式 凝縮器 - 多通路クロスフィン式 冷媒 - R410A 冷媒封入量 kg 0.55 電動機出力 W 80 送風機 台数電子制御膨張弁送- 両吸込多翼送風機 1 冷媒制御装置 - 風量 m3 /min 15( 急 )-12( 強 )-6( 弱 ) 機外静圧 Pa 0 風装電源 - 単相 100V 50/60Hz エアーフィルター - ロングライフフィルター (PPハニカムろ材 ) 空気湿度調整装置 - 電子式湿度調節器 表示灯点滅保- 運転 - 点灯 警報 - 高圧遮断装置 (OFF/ON) MPa 4.15/3.20 インターナルサーモスタット値操作回路用ヒューズ A 5 動力回路用ヒューズ ( 圧縮機 ) A 護装置作動 145/94 除霜装(OPEN/CLOSE) 置除霜時間 ( 出荷状態 ) min 15 除霜開始温度 -15 除霜方式 - ホットガス除霜 除霜周期 ( 出荷状態 ) min 30 除霜終了温度 10 ドレン配管 ( メイン エマージェンシー ) - R1/2 製品質量 kg 45 梱包質量 kg 47 電源 - 単相 100V 50/60Hz メタリックブラック (-) ( 注 )1. 再熱除湿性能は 吸込空気乾球温度 25 相対湿度 80% 風量を強風で運転した場合の値を示します また [ ] 内はインバーターによる最大値 ( 風量 : 急風 ) を示します 2. 運転音は 製品正面 1m 地上高さ 1m で反響の少ない無響室で測定した値 (A スケール ) を示します 実際の据付状態では周囲の反響を受け表示値より大きくなるのが普通です なお 運転音は弱風時の 1/3 オクターブバンド運転音を示します 3. 再熱除湿運転を行うと吹出空気温度が吸込空気温度よりも高くなります 運転状態によっても異なりますが 約 10~25 上昇します 12

14 2 データ2 章製品仕様データ 2.1 仕様使用基準除湿機の使用温湿度範囲を下図に示します 製再熱除湿運転範囲 品仕様13

15 2.1 仕様 3 寸法図 RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B ( 単位 : mm ) 2 章製品仕様データ製品仕様データ14

16 品仕様データ2 章製品仕様データ 2.1 仕様製 RK-NP12PV1 RK-NP12PV1-B ( 単位 : mm ) 15

17 品仕様データ2.1 仕様 4 構造図 RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B 2 章製品仕様データ製 RK-NP12PV1 RK-NP12PV1-B 16

18 5 データ2 章製品仕様データ 2.1 仕様冷凍サイクル系統図 RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B/ RK-NP12PV1 RK-NP12PV1-B 製品仕様17

19 2.1 仕様 6 防錆処理仕様書 2 章製品仕様データ製品仕様データ18

20 品仕様データ2 章製品仕様データ 2.2 能力 1 除湿能力製 RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B RK-NP12PV1 RK-NP12PV1-B 19

21 品仕様データ2.3 電気配線容量 1 電気配線容量 2 章製品仕様データ製型式 項目 PK-NP08PV1 PK-NP08PV1-B PK-NP12PV1 PK-NP12PV1-B 電源電線の太さ (mm 2 ) 過電流継電器 (A) 開閉器容量 (A) 接地線太さ (mm) 漏電遮断器 単相 100V 50/60Hz 2.0 ( 注 1) ( 注 3) ( 注 2) ( 注 3) ( 注 )1.PK-NP08PV1(-B) の電源コードは標準装備です 2.0mm 2 ビニール絶縁 2.5m プラグ付きですので コンセントは 125V 15A 平行形をご使用ください 2.PK-NP12PV1(-B) の電源コードは標準装備です 3.5mm 2 ビニール絶縁 2.5m プラグ付きですので コンセントは 125V 20A アイエル (IL) 形をご使用ください 3. 接地工事は D 種接地工事を施行してください 詳細は内線規定により施行してください 4. 水気のある場所設置する場合は 必ず漏電遮断器を設けてください - ( 注 4) 20

22 品仕様データ2 章製品仕様データ 2.4 各種特性データ 1 運転音特性 (NC 線図 ) RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B / RK-NP12PV1 RK-NP12PV1-B 製2 排熱量特性 RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B RK-NP12PV1 RK-NP12PV1-B 21

23 MEMO

24 3 章設備設計 施工要領 3.1 搬入据付工事 24 1 搬入について 24 2 据え付けの前に 24 3 除湿機の据え付け ドレン配管工事 26 1 ドレン配管工事 電気配線工事 27 1 配線 27 2 複数台接続 試運転 引き渡し 30 1 試運転の前に 30 2 ディップスイッチの設定について 30 3 操作パネルによる機能選択 30 4 試運転 32 5 引き渡し 33

25 3 章設備設計 施工要領設備設計 施工要領24 3 除湿機の据え付け 警告 据え付けは転倒防止金具 ( 別売品 ) を使用して確実に固定してください 製品の固定が不完全な場合は 除湿機の落下によるケガの原因になります 可燃性ガスの発生や流入などの恐れがある場所には据え付けないでください 発火や火災の原因になります 冷媒漏れチェックは確実に行ってください 冷媒は不燃性 非毒性 無臭性の安全冷媒 ( フルオロカーボン ) を使用していますが 万一 フルオロカーボンが漏れて火気に触れると有毒ガスが発生する原因になります また フルオロカーボンは空気より比重が重いため 床面付近をおおい 酸素欠乏の原因になります 冷媒を取り扱う場合には 必ず革手袋を着用してください 万一 冷媒が直接手などに掛かると凍傷を負う恐れがあります 本機は不燃性の冷媒 R410A 専用機です 据え付けおよび修理 移設の際に R410A 以外の物質を混入させないでください 他の冷媒や空気 酸素 プロパン アルコールなどの可燃性物質が混入しますと爆発 火災 ケガの原因になります 油 蒸気 有機溶剤 腐食ガス ( アンモニア 硫黄化合物 酸など ) の多いところや 酸性やアルカリ性の溶液などを頻繁に使うところで使用しないでください 腐食による冷媒漏れ 感電 著しい性能の低下 故障の原因になります 3.1 搬入据付工事 警告 据え付けは お買い上げの店または資格のある専門業者に依頼してください ご自分で据付工事をされ不備があると 水漏れ 感電 火災 除湿機落下によるケガの原因になります 除湿機の上に乗ったり 物を載せたりしないでください 落下によるケガの原因になります 圧力スイッチなどの保護装置を改造 ( 短絡など ) しないでください 改造して運転を行った場合 発煙 火災 破裂の原因になります 1 搬入について (1) できるだけ梱包のまま据付位置まで搬入してください (2) 搬入中 除湿機は 15 以上傾けないでください 15 以上傾けると製品が転倒する危険があります 2 据え付けの前に (1) 右記部品が除湿機側面に付属していますので 据え付けの前にご確認ください 名称個数使用箇所 閉止キャップ 1 ドレン接続口ふさぎ 留意事項 1. 病院などの電磁波を発生する医療機器を使用される場所に据え付ける場合には 下記の点にご注意ください 電磁波放射器の発信面が直接除湿機本体の電気箱に対向しない位置に据え付けてください ノイズの空中伝播の影響を避けるため 電磁波を発信する機器との距離は少なくとも 3m 以上離してください 除湿機の電源にノイズが発生している場合には ノイズフィルターを取り付けるなどの処置が必要です 2. 油の飛沫や蒸気および粉末のたちこめる場所 ( 例 : 調理場や機械工場など ) への据え付けは避けてください 油が熱交換器に付着し 熱交換不良による霧の発生 合成樹脂部品の変形破損 熱交換器の腐食 断熱材のはく離などをひきおこすことがあります 3. 有機溶剤 ( シンナーやベンジン ) の雰囲気のたちこめる場所 ( 例 : 塗装場やクリーニング工場など ) への据え付けは避けてください 合成樹脂部品が溶解破損します 4. 酸性またはアルカリ性雰囲気など一般の雰囲気と異なる場合には熱交換器などの腐食を起こしますので 耐食処理製品 ( 注文品 ) を使用する必要があります 5. 飲食店や厨房などで使用される揚物の油脂類が熱交換器のフィンに多量に付着しますと 熱交換が悪くなり 霧を発生させることがあります 現状では 熱交換器のフィンに油脂類が付着しないよう 油脂類の吸着性のよいフィレドンフイルターを使用することが最も効果的ですので あらかじめ このような場所に据え付けられるときにはフィレドンフイルターを取り付けてください 6. 除湿機は屋内設置仕様です 雨 水のかかる場所には据え付けないでください 漏電 感電 故障の原因になります 7. 可燃性ガスの発生や流入などの恐れがある場所には据え付けないでください 8. 本製品は インバーター型です 定速型の製品と比較して インバーター特有の高周波音が発生しますが 除湿機の異常ではありません また 定速型の製品の音色とは異なりますので 据付環境や設置場所は十分注意して選定ください 9. 油や粉末などを直接吸い込む恐れがある場所への据え付けは避けてください 送風機などに油 粉末 粉塵などが付着すると 振動が大きくなり 機器を損傷する可能性があります

26 3.1 搬入据付工事 据付場所 (1) 吹出空気 吸込空気の流れのさまたげとなるものが近く にない場所を選んでください 特に 燃えやすいもの 熱により変形 変色しやすいも のは置かないでください (2) ドアまたは窓の近くで高湿度の外気と接する恐れのない 場所を選んでください ( 単位 : mm ) (3) 除湿機を設置する部屋 ( 例 : ドア ) に吸込ギャラリを設 けてください 気密性の高い部屋の場合 負圧となり ドアが開きにく くなります サービススペース (1) 除湿機の周囲には 右図のサービススペースを確保して 3 章設備設計 施工要領ください ( ) ドレン配管を接続しない場合 50mm以上のサービスス設 ペースを確保してください ただし 右側に必ず400 mm以上のサービスカバー開放スペースが必要です 製品の固定 (1) 除湿機は 平らで水平な床に据え付けてください 床面が傾いているとドレン水があふれることがあります (2) 除湿機は丈夫な床に据え付けてください 床面が弱いと騒音や振動が発生することがあります 床面にゴムシートなどを敷くと 除湿機が安定して振動吸収に役立ちます ただし あまり厚いゴムシートなどを敷くと 共振して振動が大きくなることがありますので 床面の凹凸を吸収する目的で厚さ 5mm 程度以下としてください (3) 必要に応じて転倒防止のため 製品の床面または背面用転倒防止金具 ( 別売品 ) をボルト ( 現地準備品 ) で固定してください 備設計 施工要領25 本製品はフロン排出抑制法の第一種特定製品です (1) フロン類をみだりに大気中に放出することは禁じられています (2) この製品を廃棄 整備する場合には フロン類の回収が必要です (3) この製品には GWP 値 ( 地球温暖化係数 )2090 のフロン類が封入されています 工場出荷時のフロン類の種類および数量は 製品貼付けの仕様銘板または冷媒銘板 ( 注意銘板 ) に記載されています

27 意3 章設備設計 施工要領設備設計 施工要領26 排水ホースをご使用の場合 1. 排水ホースをドレン排水口に接続し 市販のホースバンドなどで固定してください 2. 排水ホースは下り勾配になるように設置し 水が流れることを確認してください 3. 排水ホースの先端を水中に入れたり ホースの途中で波打ちがないよう設置してしてください 4. 排水ホースの設置場所が氷点下になるところでは使わないでください 排水されず 水があふれる恐れがあります ( 注 ) 一般 ( 市販 ) の排水ホースは内径 22mm 外形 28mm をご準備ください 3.2 ドレン配管工事 1 ドレン配管工事注 ドレン配管は確実に排水するよう 配管してください また 結露が生じないよう断熱処理を行ってください (1) ドレン配管は次の事項を厳守してください 1 ドレン配管には必ず保冷をしてください 2 ドレン配管は下り勾配にしてください ( ドレン配管が 10m を超える場合や下り勾配が確保できない場合は木台を使用してください ) 3 ドレントラップは必ず施工してください 4 サービス時 除湿機を動かせるようにドレン配管には ユニオン継手を必ず施工してください 5 ドレン配管接続口は 両側ともゴム栓を取り付けています ドレン配管を接続しない側は 付属の閉止キャップを取り付けてください 閉止キャップは配管接続口にシールテープを巻き付けてから 水漏れしないように確実に締め付けてください ユニオン継手 ドレントラップ施工例 エルボ エルボ ( 単位 : mm ) 単管 ニップル エルボ ニップル 除湿機近傍にドレントラップを設置する場合 垂直でドレントラップが設置できない場合は配管を斜めに配置してください 下り勾配 ドレントラップ 除湿機から離れた場所にドレントラップを設置する場合 下り勾配 ドレントラップ

28 1 配線 3.3 電気配線工事 3 章設備設計 施工要領 アースは必ず取り付けてください コンセントにアース端子がない場合はアース接地工事を行ってください ( アースの接続は D 種接地工事により電気工事士の方が行ってください ) 除湿機へアースを取り付けないと 感電など思わぬ事故につながります アース線はガス管 水道管 避雷針 電話のアース線などに接続しないでください アースが不完全な場合は 感電の原因になります 電気工事をするには資格が必要ですので 資格のあるお店に依頼してください ご自分で電気工事をされ不備があると 感電の原因になります 電気工事は 電気設備に関する技術基準 内線規程 (JEAC 8001)( 最新のもの ) およびこの据付点検要領書に従って施工し 必ず専用回路を使用してください 電源回路容量不足や施工不備があると 感電や火災の原因になります 指定容量 (0.6kW:15A 0.9kW:20A) 以上 交流 100V の専用コンセントを使用してください 他の器具と併用すると分岐コンセント部が異常過熱し 火災の原因になります 除湿機に接続する配線は指定のケーブルを使用して確実に接続し 配線接続部にケーブルの外力が伝わらな警いように確実に固定してください 接続や固定が不完全な場合は 発熱および火災の原因になります 告 漏電遮断器を必ず設置してください 法規 ( 電気設備に関する技術基準を定める省令 ) により設置が定められています 設置しないと地絡により火災や感電の原因になります 電気配線作業や点検などでサービスカバーを開けるときには電源プラグを抜き 電源が再投入されることのないよう処置してから行ってください 感電などの原因になります 設 電気配線の改造変更をしたり 保護装置の設定値を変更しないでください 除湿機の故障 破裂 発火の原因になります 他の器具と併用を行わないでください 火災の原因になります 電源コードや電源プラグに傷をつけたり 加工したり 無理に曲げたり 引っ張ったり ねじったり 束ねたり 重いものを載せたり はさみ込んだりしないでください 感電や火災の原因になります 傷ついた電源コードや電源プラグを使用しないでください 感電や火災の原因になります 備設計 施工要領27 (1) 電源は 0.6kW: 定格 15A 以上 0.9kW: 定格 20A 以上 交流 100V の専用コンセントを単独で使用し 他の器具と併用する分岐コンセントは使用しないでください なお 0.9kW のコンセントはアイエル (IL) 形となります (2) 電源電圧は定格電圧を守っていますか? 電圧が高すぎても低すぎても除湿機に悪い影響を及ぼします (3) 電源の容量は十分ですか? 電源容量が不足していますと始動時に大幅な電圧低下を生じて始動できない場合があります (4) 除湿機へアースを取り付けないと感電など思わぬ事故につながりますので 必ずアースを取り付けてください 接地は 接地抵抗 100Ω 以下の D 種接地でなければなりません コンセントにアース端子がない場合は 電気工事士の方がアース接地工事を行ってください (0.6kW: アース線付き 0.9kW: アース極付き ) (5) 感電事故を防止するため 電気配線作業 点検などでサービスカバーを開けるときには電源プラグを抜いてから行ってください

29 3 章設備設計 施工要領設備設計 施工要領28 複数台設置時の注意事項 (1) 漏電遮断器 (ELB) および手元開閉器は必ず各除湿機ごとに取り付けてください (2) 複数台制御は 電源投入後に多機能リモコンから接続ユニットの確認を行います ( 約 20 秒間 ) おのおのの漏電遮断器 (ELB) および手元開閉器を 1 ヵ所に設置するか その上位に一括して取り付けてください (3) ケーブルおよび除湿機間の渡り配線用ケーブルは 0.75 mm 2 の 2 芯ツイストペアケーブル ( 型式 :KPEV KPEV-S 相当品 ) を使用してください また 総配線長は 200m 以下としてください 総配線長 30m 以下の場合は ツイストペアケーブル以外の配線 (0.5 mm 2 ) でもかまいません その他のケーブルを使用した場合 ノイズなどの影響による誤動作の原因になることがあります (4) ケーブルおよび除湿機間の渡り配線用ケーブルは 電源配線と 30cm 以上離してください 30cm 以内に配線する場合は ケーブルを鉄製の電線管に入れ電線間の片側を D 種接地してください (5) リモコンケースのケーブル貫通部分にすき間がある場合は ビニールテープなどで補修してすき間のないようにしてください 水滴や虫がリモコンケースに入り 故障の原因となります (6) 異なる相当馬力の接続は可能ですが 小型床置タイプ以外の除湿機との接続は行わないでください 2 複数台接続 警告 3.3 電気配線工事 多機能リモコン ( 別売品 )(1 台 ) で 最大 10 台までの除湿機を同時に複数台運転 制御することができます 電気工事をするには資格が必要ですので 資格のあるお店に依頼してください ご自分で電気工事をされ不備があると 感電や火災の原因になります 電気工事は 電気設備に関する技術基準 内線規程 (JEAC 8001)( 最新のもの ) および据付点検要領書に従って施工し 必ず専用回路を使用してください 据付点検要領書の記載と異なる据付工事をし 電源回路容量不足や施工不備があると 感電や火災の原因になります 除湿機に接続する配線は指定のケーブルを使用して確実に接続し 配線接続部にケーブルの外力が伝わらないように確実に固定してください 接続や固定が不完全な場合は 発熱および火災の原因になります 電気配線作業や点検などでサービスカバーを開けるときは 電源を完全に切ってから行ってください 感電の原因になります また 遠隔操作や停電自動復帰運転により [ 運転 ] スイッチを押さなくても運転することがあるため 電源を切らずにカバーを開けていた場合は ファンの回転などによりケガの原因になります 複数台接続方法 複数台接続時の設置方法 ( 注 ) 多機能リモコンは親機 (0 号機 ) のみに接続してください 子機に多機能リモコンは不要です

30 3.3 電気配線工事 ディップスイッチの設定 多機能リモコン ( 別売品 ) を接続する場合は 除湿機プリント基板 (PWB1) 上のディップスイッチ (DSW2) の 2 番ピンを全台数必ず OFF に設定してください 設定は必ず除湿機の電源がオフの状態で行ってください PWB1 機能設定 (DSW2) ON OFF 章設備設計 施工要領 OFF にする 号機設定 操作パネルからのオプション機能設定により 各除湿機の号機番号 (0 ~ 9) を設定してください (1) オプション機能設定モードの設定項目設項目 項目の内容 設定範囲 設定値 ( ) 初期値 n.o 除湿機号機設定 00 ~ ( ) 複数台制御時は 号機番号 00~09の範囲で設定してください 号機番号 10~15を使用した場合 誤動作により除湿機が故障する恐れがあります (2) 設定方法 1 電源投入後 操作パネルの と パワフルを同時に 3 秒以上長押しすると項目 n.o がセグメントに表示 されます 2 項目 n.o が表示されている状態でを押すと現在の号機設定値 00 が表示されます 3 を押すと号機設定値が と増加していきますので 設定したい号機になるまでを押します ( を押すと設定値が減少します ) 4 設定したい号機が表示されている状態でを押すと項目 n.o の表示に戻ります この状態でとパワフルを同時に 3 秒以上長押しするとオプション機能設定モードを終了し 設定は完了となります 5 一旦電源を遮断し 再度電源投入を行うと設定内容が反映されます ( 注 ) 電源遮断を行わないと設定内容が反映されませんのでご注意ください 備設計 施工要領29

31 3 章設備設計 施工要領設備設計 施工要領30 ドレンアップ接続用コード /K-08FSCP( 別売品 ) を接続する場合 ドレンアップ接続用コードを使用して 外部機器の異常信号を入力し 除湿機を 01 アラームで停止させる場合 DSW2-1 を OFF に設定してください 設定しないと異常信号が入力されてもアラーム停止しません 多機能リモコン /PC-RKF( 別売品 ) を接続する場合 多機能リモコン ( 別売品 ) を接続して使用する場合 DSW2-2 を OFF に設定してください 設定しないとプリント基板 PWB1 と多機能リモコンが正常に通信しません 3 操作パネルによる機能選択 操作パネルから機能選択を設定することにより 付加機能が使用できます (1) 機能選択モードの起動と終了 起動 : 除湿機の停止中に スイッチと スイッチを 1 秒以上同時に押します 終了 : 機能選択モード中に スイッチと スイッチを 1 秒以上同時に押します (2) 設定項目の変更 スイッチで次項目 スイッチで前項目に変更することができます (3) 設定項目と設定値の切り換え を押すたびに設定項目と設定値の表示が切り変わります (4) 設定項目の設定値の変更 スイッチで + 方向へ スイッチで - 方向に表示が変わり を押すと設定値が変更されます 3.4 試運転 引き渡し 1 試運転の前に (1) 除湿機の外観および内部に輸送中または据付作業中に損傷を与えていないか点検してください 2 ディップスイッチの設定について (1) ディップスイッチは出荷時に 右図のとおり設定されています 現地で設定変更すると 除湿機の運転に不具合が生じたり 故障の原因となりますので変更しないでください ( がスイッチの位置を示します ) PWB1 機種設定 (DSW1) RK-NP08PV(B) RK-NP12PV(B) 機能設定 (DSW2)

32 3.4 試運転 引き渡し 設 機能選択設定項目 設定項目 名称 設定内容 F2 停電後動作 復電後の動作を設定します 00: 無効 01: 有効 ( 復電後 停電前の状態で再運転 ) F3 遠方発停 遠方発停の種類を設定します ( コネクター (CN7)1-2 番 ) 00: レベル信号 01: パルス信号 F5 ファン残留 運転停止後の送風機運転動作を設定します 運転 00: 無効 ( 運転停止後 送風機も停止 ) 01: 有効 ( 運転停止後 送風機は30 秒間運転を 継続し 停止 ) F6 異常時 以外のアラームが発生した場合の室内送風 ファン停止 機の動作を設定します 00: 運転 ( 送風機は運転継続 ) 01: 停止 ( 送風機は運転停止 ) F8 サーモオン 圧縮機の運転ディファレンシャル湿度を設定します 湿度 05:5% 06:6% 07:7% 08:8% 09:9% 10:10% FA 除霜周期 除霜周期を設定します 15:15 分 20:20 分 25:25 分 30:30 分 35:35 分 40:40 分 45:45 分 50:50 分 55:55 分 60:60 分 3 章 設備設計 施工要領 Fb 除霜時間 除霜時間を設定します 05:5 分 10:10 分 15:15 分 20:20 分 25:25 分 30:30 分 o1 o4 o5 検知湿度補正 インバーター制御切替 運転周波数固定 ( ) 室内ユニットの温湿度センサーで検知する湿度の補正を設定します -5:-5% -4:-4% -3:-3% -1:-1% 00: 無効 ( 補正なし ) 01:1% 02:2% 03:3% 04:4% 05:5% 運転中の圧縮機制御を選択します 00: 運転周波数自動 01: 運転周波数固定 ( 周波数は o5 で設定します ) o4=01 設定または湿度設定 連続 の時の圧縮機運転周波数を設定します 35:35Hz 40:40Hz 45:45Hz 50:50Hz 55:55Hz 60:60Hz 65:65Hz 70:70Hz 75:75Hz 80:80Hz 85:85Hz 90:90Hz 95:95Hz 100:100Hz 設定名称項目 o6 フィルターサイン時間変更 設定内容 フィルターサイン時間を設定します 00: 表示なし 01:1,200 時間 02:2,500 時間 o7 外部ヒューミ除湿機の吸込湿度センサーの代わりに圧縮機の運転 信号入力 停止 運転モード切替を外部ヒューミ信号 ( レベル信 号 ) により制御します 00: 無効 ( 吸込湿度センサーにより制御 ) 01: 有効 ( 外部ヒューミ信号 ( レベル信号 ) により制御します ) o9 サーモオン信号出力 圧縮機の運転中 DC12Vを出力します ( コネクター (CN20)1-2 番 ) 00: 無効 ( 出力しません ) 01: 有効 ( 出力します ) oa 外部出力信号選択 コネクター (CN20)1-3 番の出力信号を選択します 00: パワフル除湿 01: 除霜 ob セルフデマンド機能 セルフデマンド機能を設定します 00: 無効 01: 有効 oc ウェーブ機能 ウェーブ機能を設定します 00: 無効 01: 有効 oe サーモオフ湿度 圧縮機の停止ディファレンシャル湿度を設定します -5:-5% -4:-4% -3:-3% -2:-2% -1:-1% 00: ディファレンシャル無 og 予備 本機能の設定はありません b7 設定湿度固定 設定湿度を固定します 00: 無効 01: 有効 ( 操作ができません ) b9 風量固定 設定風量を固定します 00: 無効 01: 有効 ( 操作ができません ) P7 r1 r2 メニュー画面遷移禁止 デマンド入力 1 設定 デマンド入力 2 設定 メニューボタン機能の禁止を設定します 00: 無効 ( メニュー機能を使用できます ) 01: 有効 ( メニュー機能を使用できません ) デマンド入力信号を選択します 00: 未設定 01: デマンド停止 02:40% 03:60% 04:70% 05:80% 06:100% デマンド入力信号を選択します 00: 未設定 01: デマンド停止 02:40% 03:60% 04:70% 05:80% 06:100% 備設計 施工要領31 ( ) 圧縮機の使用周波数範囲は機種によって異なりますので 設定した周波数で運転しない場合があります なお 設定値が使用周波数範囲外の場合は 使用周波数の上限または下限で運転します 留意事項 1. 設定の変更は 電源投入から 3 分以上経過後に行ってください 2. 接続構成を変更した場合は 各機能選択の設定内容を確認してください 3. 表内の設定欄に 各機能選択の設定内容を記入してください 4. 上記表中の 予備 の項目は設定変更しないでください (00 のままにしてください ) 誤って設定すると保護装置不動作など除湿機が故障する恐れがあります

33 3 章設備設計 施工要領設備設計 施工要領32 アラームコード 異常内容 作動機器と作動設定値 原因 01( 注 1) フロートスイッチ作動 水位の異常高水位 フロートスイッチの故障 02 保護装置作動 [ 高圧カット ] 高圧遮断装置 (R410A:4.15MPa) 03( 注 2) リモコン- 制御基板間伝送異常 多機能リモコン 制御基板間配線の端子部ゆるみ 断線 誤配線 04 インバーター基板 - 制御基板間伝送異常 インバーター基板 制御基板間伝送不良 06 インバーター電圧異常 インバーター電圧低下 07 吐出ガススーパーヒート低下異常 冷媒過多 膨張弁開ロック 異常着霜 08 圧縮機上部温度過昇異常 冷媒不足 冷媒抜け 膨張弁閉ロック 11 吸込空気用サーミスター異常 13 蒸発器出口サーミスター異常 サーミスター ( センサー ) 配線誤結線 未結線 断線 ショート 15 吸込空気用湿度センサー異常 19 送風機保護装置作動 室内ファンモーター過電流 ロック インターナルサーモ故障 20 圧縮機上部用サーミスター異常 21 高圧圧力センサー異常 サーミスター ( センサー ) 配線誤結線 未結線 断線 ショート 29 低圧圧力センサー異常 35 機種設定誤り 誤設定 38 保護検出回路異常 室内ユニット保護装置異常 39 運転電流異常 過負荷運転 圧縮機異常 電流センサー異常 45 高圧圧力上昇防止保護作動 過負荷運転 冷媒過多 冷媒配管つまり 不凝縮ガス混入 47 低圧圧力低下防止保護作動 冷媒不足 冷媒抜け 膨張弁閉ロック 48 インバーター過電流保護作動 過負荷運転 圧縮機異常 53 インバーターモジュール保護作動 インバーター異常 ( 過負荷 回転異常 起動失敗 ) 54 インバーターフィン温度上昇保護作動 フィンサーミスター異常 過負荷運転 55 インバーター不動作 インバーター故障 EE( 注 3) 圧縮機保護アラーム [ 多機能リモコンによるリセット不可 ] 6 時間以内に圧縮機にダメージを与えるアラームが 3 回発生 4 試運転 アラーム ( 異常 ) コードおよび原因表 3.4 試運転 引き渡し 据え付けが完了しましたら 取扱説明書の 運転のしかた に従って試運転をしてお客様に引き渡してください ( 注 )1. 別売のドレンアップ接続用コード (K-08FSCP) 使用時 (DSW2-1:OFF) のみ 2. 別売の多機能リモコン (PC-RKF) 接続時 (DSW2-2:OFF) のみ 3. EE アラームは圧縮機焼損に至る可能性大の重要異常です 試運転上のご注意について運転範囲は守られていますか 詳しくは取扱説明書の 上手にお使いいただくために を参照してください (1) 試運転時の点検試運転時に下記のチェックをしてください 1 送風機の点検送風機が正しい方向に回転し 風が出ていることを確認してください 2 電源電圧の点検電源電圧を調査して線間電圧のアンバランス 電圧値の異常があるときは電力会社に相談し 適切な処置をしてください 一般に始動時には右図に示すように一度電圧は降下してから回復します この始動時の電圧が本機の端子において 85V 以下になったり また 平常運転時に 110V を超えていますと 機器故障の原因となりますのでご注意ください 運転停止時の電圧 始動時の電圧変化 始動時の電圧 運転時の電圧

34 3 章設備設計 施工要領 3.4 試運転 引き渡し 5 引き渡し (1) 引き渡し時の指導試運転を完了して機械を引き渡す際 運転の要領 定期的な保守の仕方について 取扱説明書によりお客様に十分説明し 指導してください 1 除霜運転を行うことがあります これは室温が低いときに熱交換器に霜が付くため 定期的に霜取りをしているためであり 一時的に除湿機のファンや圧縮機が停止しますが 故障ではありません (2) 最後に保証書を渡してください なお 取扱説明書なども保管していただくようにお願いして渡してください 設留意事項 試運転準備が完全に完了するまでは電気配線確認などのために除湿機は絶対に運転しないでください 備設計 施工要領33

35 MEMO

36 4 章操作方法 応用機能 4.1 操作パネル ( 標準 ) 36 1 操作パネル ( 標準 ) 操作 多機能リモコン ( 別売品 ) 39 1 多機能リモコン ( 別売品 ) 操作 オプション機能 46 1 遠方発停信号入力 ( 運転 / 停止制御 ) 46 2 パワフル除湿信号入力 47 3 外部ヒューミ入力 ( 圧縮機オン ) 48 4 デマンド制御 49 5 一括故障表示信号出力 51 6 運転表示信号出力 51 7 圧縮機オン表示信号出力 51 8 パワフル除湿表示信号出力 / 除霜表示信号出力 52 9 操作パネルからのオプション機能選択 機能選択 54 1 操作パネルによる機能選択 54 2 多機能リモコン ( 別売品 ) による機能選択 複数台制御 65 1 配線のしかた 65 2 伝送線の接続方法 66 3 ディップスイッチの設定 66 4 号機設定 66 5 運転操作 67 6 警報制御 67 7 点検モードのしかた 電気配線図 69 1 電気配線図 69

37 意事項4 章操作方法 応用機能 4.1 操作パネル ( 標準 ) 操作パネルを使用した主な操作方法を示します 留1 操作パネル ( 標準 ) 操作 風量モードランプ ( 赤色 ) パワフルランプ ( 緑色 ) 設定表示部 % 急強弱 パワフル パワフルスイッチパワフル設定を切り替えます 風量 運転 / 停止 運転 / 停止スイッチ 湿度調節スイッチ設定湿度を切り替えます 風量切換スイッチ設定風量を切り替えます 運転ランプ ( 緑色 ) 操作方法 応用機能36 1. 再熱運転をすると 吹出空気温度が吸込空気温度より 10 ~ 25 高くなります 温度変化のない除湿機を必要とする場合 空調機を併設してください 2. スイッチを押した場合や異常停止した場合には ピッ などのブザー音が鳴ります ( 出荷時 ) 風量切換スイッチを長押し ( 約 5 秒 ) すると ブザー音を一時的に消すことも可能です ( 電源が遮断されると 出荷時の状態に戻ります )

38 4 章操作方法 応用機能 4.1 操作パネル ( 標準 ) (1) 運転のしかた 準備 電源プラグをコンセントに差し込み電源を入れます ( 電源は単相 100Vです ) アース線は必ず施工してください % 急強弱 初回運転時のみ 60 が表示されます (2 回目以降は前回停止時の設定値が表示されます ) 運転 運転 / 停止スイッチを 押します 運転ランプ 風量モードランプが点灯し 運転を開始します % 急強弱 ( 運転に入った場合 風量モードランプが表示します ) 湿度 スイッチで 湿度を設定します 部を押すごとに 1% RH ずつ 上がります ( 最高 80% RH) 部を押すごとに 1% RH ずつ 下がります ( 最低 30% RH) % 急強弱 (56% RH に設定した場合を示します ) 湿度設定を On に設定すると連続運転ができます ( 次ページ (3) 連続運転のしかた 参照 ) 一旦設定すると設定状態を記憶していますので日常の設定は不要です 湿度は製品運転前でも設定できます 操作方法 応用機能37 風量 風量スイッチで風量を切り換えます 風量部を押すごとに 強 急 弱 の順で変わります % 急強弱 ( 急 に設定した場合を示します ) 圧縮機運転開始後 1 分間は 強 固定になり 1 分経過後 設定風量に切り替わります 停止 運転 / 停止スイッチを 押します 運転ランプ 風量モードランプが消灯し 運転を停止します % 急強弱 ( 風量モードランプが消灯します ) 吸込空気温度が 35 以上または 7 以下の場合は 弱 風量での運転ができません また 吸込空気温度が 7 以下の場合は 急 風量での運転ができません

39 意事項(2) 送風運転のしかた 送風運転のとき 設定表示部が回転してるように 点滅します 回転 % 急強弱 送風再熱運転中 運転 / 停止スイッチを長押し ( 約 1 秒 ) すると送風運転に切り換わります 送風運転を解除する場合は 再び運転 / 停止スイッチを長押しします 運転 / 停止 長押し (3) 連続運転のしかた 操作方法 応用機能38 4 章操作方法 応用機能 4.1 操作パネル ( 標準 ) 留連続運転 再熱運転時に続けると スイッチを押し 設定表示部に On が表示 されて 連続運転をします 連続運転を解除する場合は スイッチを押します ( 注 )1. 連続運転とは 吸込空気湿度に関係なく運転を継続させる運転モードです 時間に一度 電子膨張弁を調整するため 約 3 分間送風運転に切り換わります On 表示 % 急強弱 (4) パワフル除湿運転のしかた パワフル スイッチでパワフル設定を切り換えます 設定した湿度に到達するまで 圧縮機を最大周波数で運転します 到達後は 通常運転に戻ります ( パワフル除湿運転中 パワフルランプが点灯します ) パワフル除湿運転の途中で解除する場合は パワフル除湿運転中にもう一度 スイッチを押してください 1. 室内吸込空気温湿度によっては保護制御などが作動し 圧縮機を最大周波数で運転できない場合があります 2. スイッチは 再熱運転中に押してください 停止中に スイッチを押してもパワフル除湿運転しません

40 設定湿度表示留意事項4 章操作方法 応用機能 4.2 多機能リモコン ( 別売品 ) 主な操作方法を示します 詳細については 多機能リモコン ( 別売品 ) (92 ページ ) の取扱説明書をご参照ください 1 多機能リモコン ( 別売品 ) 操作 表示部 運転モード表示 風量調整表示 部屋名表示 スケジュールタイマー表示かんたんタイマー 運転スケジュール 節電スケジュールのいずれかが稼動可能なときに表示します 節電設定 / パワフル設定表示節電またはパワフル設定中に点灯します 操作説明表示スイッチ操作内容を表示します 操作ロック表示操作ロック設定されているときに表示します フィルターサイン表示エアーフィルターの清掃時期に点灯します 運転ランプ 運転中に点灯します 異常時に点滅します 運転 / 停止スイッチ メニュースイッチメニューを表示します パワフルスイッチパワフル設定を切り換えます 操作方法 応用機能39 多機能リモコンの操作は指で軽く押してください ボールペンなどの先のとがったもので操作すると操作部の破損の原因になることがあります 操作部 十字スイッチ各項目の選択および設定変更時に操作します 決定スイッチ設定を確定します スイッチ前の画面に戻ります 運転操作画面で押すとガイドメニューを表示します バックライト多機能リモコンを押すと バックライトが点灯します

41 4 章操作方法 応用機能 4.2 多機能リモコン ( 別売品 ) (1) 基本の操作 スイッチを押すごとに 項目の選択 選択した運転モードによって 以下のように移動します 再熱除湿 の場合 運転モード 風量 設定湿度 の枠が 設定の変更 項目を選択した状態で スイッチを押すと設定内容 が切り換わります 操作方法 応用機能40 (2) 運転モード設定のしかた [ 再熱除湿 ] の運転ご希望の湿度を基準にして自動的に 再熱 送風 を切り換える運転です 運転中の吹出空気は吸込空気に比べ高温 低湿度となります [ 送風 ] の運転 送風 のみ行います 準備 電源を入れます シーズン中は電源を切らないでください 1 選択します スイッチで運転モードを 2 スイッチを押すごとに 再熱除湿 送風 の順に切り換わります

42 4 章操作方法 応用機能 4.2 多機能リモコン ( 別売品 ) (3) 湿度設定のしかた 1 選択します スイッチで設定湿度を 2 スイッチを押すごとに 1% ずつ 上がります スイッチを押すごとに 1% ずつ 下がります 設定湿度範囲 連続運転 30 ~ 80% 設定湿度が 30% のときに スイッチを押すと 連続運転 を表示します 連続運転 は 室内吸込空気湿度に関係なく再熱運転を継続させる設定です (4) 風量設定のしかた 1 を選択します スイッチで 風量 操作方法 応用機能41 2 スイッチを押すごとに 強風 弱風 急風 強風 の順に切り換わります ( 注 ) 初めてお使いになるとき 風量が表示されない場合がありますが 風量設定を切り換えることで風量が表示されます

43 4 章操作方法 応用機能 4.2 多機能リモコン ( 別売品 ) (5) 運転のしかた 運転 スイッチを押します 運転ランプが点灯します 運転を開始します 風量 湿度の設定 一旦設定すると設定状態を記憶していますので再設定は不要です 設定を変更する場合は前ページの操作をしてください 停止 もう一度スイッチを押します 運転ランプが消灯します 運転を停止します (6) 操作ロックのしかた 操作方法 応用機能42 操作ロックで無効化する設定操作は 機能選択で選択することができます 詳しくは お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 機能と働き 多機能リモコンの設定操作を無効にさせる機能です 以下の 3 種類の設定操作を無効にできます (1) 運転モード (3) 設定湿度 (2) 風量 留意事項多機能リモコンの機能選択で設定操作無効化を選択後 下記の操作をすることで操作ロックができます 1 スイッチと スイッチを 同時に3 秒押します が点灯し 操作ロックが有効になります 操作ロックで制限されている設定項目は 択できません スイッチを操作しても選 2 スイッチと スイッチを 同時に3 秒押します が消灯し 操作ロックが無効になります スイッチと スイッチを同時に 3 秒押すごとに 操作ロックの 有効 無効 が切り換わります

44 4 章操作方法 応用機能 4.2 多機能リモコン ( 別売品 ) (7) パワフル除湿運転のしかた 運転と働き 設定した湿度に到達するまで 圧縮機を最大周波数で運転します 到達後は通常運転に戻ります 意事項運転中にパワフル設定 解除パワフル戻ります (8) その他の表示について 1 通常時の表示点灯留室内吸込空気温湿度によっては 保護制御などが作動し 圧縮機を最大周波数で運転できない場合があります メイン / サブ オプションでペアリモコンを取り付けた場合に表示されます スイッチを押します を表示します パワフル除湿運転を開始します パワフル除湿運転中にもう一度 スイッチを押します が消灯します パワフル除湿運転を終了し 通常の運転に メインのとき メインが点灯します 主な節電設定はメインで設定してください ペアリモコンを取り付けていない場合はメインは点灯しません サブのとき サブが点灯します 一部の節電機能を除き サブは節電設定できません メイン不在のとき サブが点灯します 節電や運転音低減に関する制御が正常に動作しない場合があります 点灯 操作方法 応用機能43 点灯

45 4 章操作方法 応用機能 4.2 多機能リモコン ( 別売品 ) 集中制御中 リモコン操作禁止 ( 全項目 ) のとき 集中制御 と が点灯します 集中コントローラーからリモコン禁止の設定をしている場合 多機能リモコンから運転 運転モード 風量 湿度設定ができません リモコン操作禁止 ( 項目別 ) のとき が点灯します 集中コントローラーから操作制限されている項目は設定できません 点灯 点灯 外部節電制御中 集中コントローラーまたは外部入力による能力制御設定中 外部節電が点灯します ただし 多機能リモコンの間欠運転制御を設定している場合は点灯しません 点灯 除霜運転のとき 操作方法 応用機能44 除霜 が点灯し 送風機は停止します 除霜運転中に運転を停止させたとき 運転ランプ が消え 運転が停止します ( 注 ) 通常は 除霜運転中に停止操作をしないでください 次回の運転時に異常停止することがあります ( 除霜時間は最長で30 分間です ) 点灯 除霜設定お知らせサイン 除霜運転終了後に 熱交換器に霜が残っている状態の とき 残霜が点灯し 運転ランプ ( 赤 ) が点滅します ( 運転は継続します ) 残霜 多機能リモコンからの機能選択項目 除霜周期 除霜時間 の設定が適切でない可能性がありますので 除霜周期を短くしたり 除霜時間を長くするなど使用環境に合わせて設定内容を見直してください 点灯 残霜表示を解除するには スイッチを同時に 3 秒以上押してください

46 4 章操作方法 応用機能 4.2 多機能リモコン ( 別売品 ) 2 異常時の表示 異常 運転ランプが点滅します 液晶に除湿機番号 アラームコード 機種コード 型式表示が表示されます ( 型式表示は対応機種のときのみ表示します ) 多機能リモコンが複数台の除湿機と接続されている場合は 除湿機ごとに順次表示します 除湿機番号 停電 すべての表示が消えます 停電などで運転が止まると 再び通電されても再運転しません 運転操作をやり直してください 約 2 秒までの瞬時停電の場合は 自動的に再運転します ノイズ すべての表示が消え 運転も停止することがあります これはノイズの影響で装置保護のためマイコンが作動したものです 運転操作をやり直してください 操作方法 応用機能45

47 意事項4 章操作方法 応用機能 4.3 オプション機能 除湿機プリント基板 操作パネルまたは多機能リモコンから次のオプション機能が使用できます 1 遠方発停信号入力 ( 運転 / 停止制御 ) コネクター CN7 の 1-2 ピン間にスイッチ ( 無電圧接点 ) を接続し スイッチ接点閉で運転 スイッチ接点開で停止します ( 注 )1. 配線長さは 50m 以内としてください 2. 電源投入後 多機能リモコンと除湿機プリント基板の接続確認が終了するまで信号の検出はできませ CN7 スイッチ 遠方発停による運転 停止中も 操作パネルまたは多機能リモコンによる運転 停止の運転操作が可能です ( 後押し優先 ) ん 留操作パネルまたは多機能リモコンの機能選択 (F3) によりレベル信号とパルス信号の設定ができます パルス入力ごとに運転 停止します パルス幅は 200ms 以上としてください 操作方法 応用機能46

48 4 章操作方法 応用機能 4.3 オプション機能 2 パワフル除湿信号入力 コネクター CN7 の 2-3 ピン間にスイッチ ( 無電圧接点 ) を接続し スイッチ接点の開閉により パワフル除湿運転を行います なお スイッチ接点はb 接点 ( 閉でオフ 開でオン ) となります CN スイッチ ( 注 ) 配線長さは 50m 以内としてください 操作パネルからのオプション機能選択 r.p (53 ページ ) によりレベル信号とパルス信号の選択ができます 信号入力と動作の関係を下図に示します 1レベル信号の場合 (b 接点 ) 閉パワフル信号入力オンサーモオン信号パワフル除湿運転通常外部出力 (CN20 1-3) オフ 開 ハ ワフル オン オフ 2パルス信号の場合閉パワフル信号入力開オンサーモオン信号ハ ワフルパワフル除湿運転通常オン外部出力 (CN20 1-3) オフ オフ 操作方法 応用機能47 ( 注 )1.3 分オンガード 3 分オフガードが優先となります 2. 圧縮機の周波数制御周期は3 分です パワフル信号入力から最大 3 分間は周波数が変化しません 3. 除霜運転中 サーモオフ中 運転範囲保護中に パワフル信号入力 があった場合は 前記制御が終了または解除されるまで外部出力のみ行い 各制御終了または解除後にパワフル除湿運転を行います 4. 外部信号からパワフル除湿運転を行った場合は 多機能リモコンに パワフル を表示します ( 1) 5. 外部信号からのパワフル除湿中に多機能リモコンの パワフル スイッチが押された場合は パワフル除湿を終了します ( 2) 6. 多機能リモコンの パワフル スイッチからのパワフル除湿中に パワフル信号 ( パルス ) 入力があった場合は パワフル除湿を終了します 7. 多機能リモコンの パワフル スイッチからのパワフル除湿中に パワフル信号 (b 接点 ) が開 パワフル除湿でないときに パワフル信号 (b 接点 ) が閉となった場合は信号入力は無効となります 8. 外部出力 (CN20 1-3) は パワフル除湿表示信号出力 / 除霜表示信号出力 (52ページ) によります ( 1) 複数台制御時 外部信号からパワフル除湿運転を行った場合は 多機能リモコンに パワフル を表示しません ( 2) 複数台制御時 外部信号からのパワフル除湿中に多機能リモコンの パワフル スイッチが押された場合は パワフル除湿を継続し 多機能リモコンに パワフル を表示します

49 4 章操作方法 応用機能 4.3 オプション機能 3 外部ヒューミ入力 ( 圧縮機オン ) コネクター CN15 の 1-2 ピン間に 外部ヒューミ信号 ( レベル信号 ) を入力することで 吸込湿度センサーの代わりに圧縮機の運転 / 停止制御を遠方より行うことができます なお 本機能を使用するには多機能リモコンの機能選択を下表のとおり設定してください 使用する機能 操作パネルまたは多機能リモコンの機能選択設定 配線図 CN15 外部ヒューミ [o7] を有効 01 に設定 操作方法 応用機能48

50 4 章操作方法 応用機能 4.3 オプション機能 4 デマンド制御 運転中にコネクター (CN28) にデマンド信号 ( レベル信号 ) を入力することで 操作パネルの機能選択または多機能リモコンの入出力設定モードで設定された内容でデマンド制御を行います (1) デマンド停止操作パネルの機能選択または多機能リモコンの入出力設定モードで デマンド停止を設定した場合 デマンド入力端子をショートすると圧縮機の運転を停止します ただし 多機能リモコンは運転状態のままとなります この時の圧縮機停止理由コードは になります デマンド停止中にデマンド入力端子をオープンにすると運転を再開します 配線図 CN28 スイッチ 機能選択 操作パネル デマンド停止の設定内容 多機能リモコン 入出力設定 ( 試運転メニュー ) の機能選択の項目 r1 を有効 01 に設項目 入力 1 を有効 01 に設定して定してください ください CN スイッチ 機能選択の項目 r2 を有効 01 に設定してください 入出力設定 ( 試運転メニュー ) の項目 入力 2 を有効 01 に設定してください ( 注 )1. 時間条件だけのデマンド制御 ( 入 / 切 ) を行う場合には 年間を通して常に一定の時間設定ではなく 負荷に応じて設定時間を変更することをお奨めします また 圧縮機の発停頻度および省エネ性を考慮して最短でも 30 分に 1 回程度の設定としてください 2. 多機能リモコンの入出力設定は 試運転メニューの入出力から設定してください 試運転メニューは 停止中に メニュー スイッチと スイッチを同時に 3 秒以上押すと表示されます (2) デマンド電流制御 操作パネルの機能選択または多機能リモコンの入出力設定モードで 設定内容の 2 ~ 6 を設定した場合 デマンド入力端子をショートすると運転電流の上限が設定された電流になるように圧縮機周波数を制御します ( 電流上限値は機能番号により最大電流の 40% 60% 70% 80% 100% に設定できます ) デマンド電流制限中に入力端子をオープンするとデマンド電流制御は解除されます 操作方法 応用機能49 配線図 CN28 CN28 スイッチ スイッチ 機能選択 デマンド電流制御の設定内容操作パネル多機能リモコン 機能選択の項目 r1 を以下に設定してください 2: 電流制限 40% 5: 電流制限 80% 3: 電流制限 60% 6: 電流制限 100% 4: 電流制限 70% 機能選択の項目 r2 を以下に設定してください 2: 電流制限 40% 5: 電流制限 80% 3: 電流制限 60% 6: 電流制限 100% 4: 電流制限 70% 入出力設定 ( 試運転メニュー ) の項目 r1 を以下に設定してください 2: 電流制限 40% 5: 電流制限 80% 3: 電流制限 60% 6: 電流制限 100% 4: 電流制限 70% 入出力設定 ( 試運転メニュー ) の項目 r2 を以下に設定してください 2: 電流制限 40% 5: 電流制限 80% 3: 電流制限 60% 6: 電流制限 100% 4: 電流制限 70% ( 注 )1.1-2 番 1-3 番が同時にショートした場合 低い設定が優先されます また デマンド停止とデマンド電流制御をそれぞれ設定し 1-2 番 1-3 番が同時にショートした場合は デマンド停止が優先されます 2. 電流制御値 (% 表示 ) は あくまでも目安値です 3. 圧縮機周波数固定制御時は デマンド機能が無効となります 4. 多機能リモコンの入出力設定は 試運転メニューの入出力から設定してください 試運転メニューは 停止中に メニュー スイッチと スイッチを同時に 3 秒以上押すと表示されます

51 4 章操作方法 応用機能 4.3 オプション機能 操作方法 応用機能50 (3) セルフデマンド機能 操作パネルの機能選択または多機能リモコンの機能選択 [ob] でセルフデマンド機能を有効 01 に設定をすることで 除湿機プリント基板の外部入力端子をショートしない状態でもデマンド電流制御が有効となります セルフデマンド制御時は 操作パネルの機能選択または多機能リモコンの入出力設定の値に応じて下表のとおり圧縮機周波数を制御します セルフデマンド機能 : 除湿機が検出する電力情報により お客様の設定された電力設定値を超えないように能力をセーブした運転をする機能 ( 注 )1. 外部入力信号によるデマンド電流制御 ( 外部入力によるデマンド電流制御設定時かつ外部入力信号有の場合 ) 実施時には 本機能は使用できません 2. 入出力設定 入力 1 入力 2 ともに設定がある場合には 選択された設定値の下限値を目標にして周波数制御を行います 操作パネルの機能選択項目 r1 r2 の設定内容または設定時の動作多機能リモコンの入出力設定項目 入力 1 入力 2 の設定内容 00 デマンド電流制限値 100% 01 デマンド停止 02 デマンド電流制限値 40% 03 デマンド電流制限値 60% 04 デマンド電流制限値 70% 05 デマンド電流制限値 80% 06 デマンド電流制限値 100% < 設計時の注意事項 > ( 注 )1. 電力設定値 (% 表示 ) は あくまでも目安値です 本制御で使用する値は電流から演算値を使用しているため 電力計の値とは精度が異なります 最大電力を精度良く管理する必要がある場合には 専用のデマンドコントローラー ( 市販品 ) をご使用ください 2. 運転制御状態 ( 保護制御など ) によっては表示値よりも高くなることがあります 3. 圧縮機周波数固定制御時は デマンド機能が無効となります 最大消費電力の (4) ウェーブ機能操作パネルの機能選択または多機能リモコンの機能選択 [oc] でウェーブ機能を有効 01 に設定することにより ウェーブ機能が有効となります ウェーブ機能が有効の場合には 操作パネルの機能選択または多機能リモコンの入出力設定値に応じて下図に示すように運転電流の上限値が制限されます 設定内容とデマンド制限電流の関係は (3) 項と同じです ( 注 ) 外部入力信号によるデマンド電流制御 ( 外部入力によるデマンド電流制御設定時かつ外部入力信号有の場合 ) 実施時または常時デマンド制御設定時には 本機能は使用できません 最大消費電力 100% 入出力設定の値の下限値 10[ 分 ] 20[ 分 ] 10[ 分 ] 20[ 分 ] ( 注 ) 電流制限値は目標値です 運転制御状態によっては 電流値が表示値よりも高くなる場合があります なお 圧縮機周波数固定制御時は ウェーブ機能が無効となります

52 4 章操作方法 応用機能 4.3 オプション機能 5 一括故障表示信号出力 除湿機異常時に コネクター CN19 より警報信号 (DC12V) を出力します CN19 の 1-2 ピン間に DC12V リレー (RY) を接続し リレーの接点 (RYa) を使用してください なお 一括故障表示信号は 多機能リモコンの液晶表示部にアラームコードを表示している間 出力します CN19 1 RYa RY + 一括故障表示 DC12V リレー 6 運転表示信号出力 除湿機運転中に コネクター CN19 より運転表示信号 (DC12V) を出力します CN19 の 1-3 ピン間に DC12V リレー (RY) を接続し リレーの接点 (RYa) を使用してください なお 運転表示信号は 圧縮機が停止した場合にも出力します ( 注 ) アラーム停止中は信号出力をしません CN RY RYa 3 DC12Vリレー運転表示 操作方法 応用機能51 7 圧縮機オン表示信号出力 サーモオン条件を満たしている間 コネクター CN20 より圧縮機オン表示信号 (DC12V) を出力します CN20 の 1-2 ピン間に DC12V リレー (RY) を接続し リレーの接点 (RYa) を使用してください なお 本機能を使用するには操作パネルの機能選択または多機能リモコンの機能選択 [o9] を有効 01 にしてください CN RY + RYa 3 DC12V リレー 圧縮機オン表示

53 4 章操作方法 応用機能 4.3 オプション機能 8 パワフル除湿表示信号出力 / 除霜表示信号出力 コネクター CN20 のオプション機能は 操作パネルの機能選択または多機能リモコンの機能選択 [oa] の設定内容によって下表のようになります CN20 の 1-3 ピン間に DC12V リレー (RY) を接続し リレーの接点 (RYa) を使用してください 使用する機能 操作パネルの機能選択または多機能リモコンの機能選択設定 (1) パワフル除湿表示 [oa] を 00 に設定 (2) 除霜表示 [oa] を 01 に設定 CN RY + DC12Vリレー RYa パワフル除湿表示 / 除霜表示 (1) パワフル除湿表示信号出力パワフル除湿運転設定中 コネクター CN20 よりパワフル除湿信号 (DC12V) を出力します (2) 除霜表示信号出力除霜運転中 コネクター CN20 より除霜信号 (DC12V) を出力します 操作方法 応用機能52 オプション機能に使用する部品一覧 部品 メーカー 仕様など オプション部品型式 3ピンコネクター XARP-03V PCC-1A(5 本 / セット ) 日本圧着端子製 XAコネクター 4ピンコネクター XARP-04V U-CC4(5 本 / セット ) スイッチ ( 遠方発停用 ) 市販品手動スイッチ - DC12Vリレー オムロン製パワーリレー LY 相当品 ( コイル電圧 DC12V) - 電気配線 ユニット内部 0.3mm 2 市販品 - ユニット内部 0.5~0.75mm 2 市販品 - ( 注 )DC12V リレー ( 極性有 ) を使用する場合は 極性に十分注意してください 万一 極性を誤って接続しますと 除湿機プリント基板が故障する恐れがあります コネクターの位置 除湿機プリント基板 (PWB1)

54 4 章操作方法 応用機能 4.3 オプション機能 9 操作パネルからのオプション機能選択 オプション機能設定モードの起動除湿機の停止中にスイッチと スイッチを 3 秒以上同時に押すと オプション機能設定モードに切り替わります なお オプション設定モードの起動は 停止中のみ可能となります オプション機能設定モードの終了オプション機能設定モード中にスイッチを押しながら スイッチを 3 秒以上同時に押すと オプション機能設定モードが終了し 通常の設定湿度表示に切り替わります オプション機能設定項目の変更 スイッチで次項目へ スイッチで前項目に切り替わります なお 本スイッチを押し続けても 項目は変化しません オプション機能設定項目と設定値の切り替えスイッチを押すたびに設定項目と設定値の表示が切り替わります 各種オプション項目の設定値の変更スイッチで+ 方向へ スイッチで- 方向に数値が切り替わり スイッチを押すと設定値が変更されます なお 本スイッチを押し続けても 数値は変化しません (1) オプション機能選択項目 オプション機能名 除湿機号機設定 風量切換モード 項目初期表示 ( 3) n.o 00 F.E 00 機能内容 設定内容 複数台制御時または集中コントローラー接続時 の号機番号を設定します ( 4) 00:0 号機 05:5 号機 10:10 号機 15:15 号機 01:1 号機 06:6 号機 11:11 号機 02:2 号機 07:7 号機 12:12 号機 03:3 号機 08:8 号機 13:13 号機 04:4 号機 09:9 号機 14:14 号機 本機能の設定はありません 設定変更の適用タイミング ( 1) - 操作方法 応用機能53 パワフル除湿信号 4-20mA 周波数制御 r.p 00 c.c 00 パワフル除湿信号の種類を設定します ( コネクター (CN7)2-3 番 ) 00: レベル信号 (b 接点 ) 01: パルス信号 4-20mA 入力による圧縮機周波数制御の ON/OFF を設定します 00: 無効 01: 有効 ( 2) ( 2) ( 1) n.o は 機能選択モード終了 電源遮断後 電源再投入時に変更内容が適用されます ( 2) r.p c.c は 機能選択モード終了時に変更内容が適用されます ( 3) n.o r.p c.c は変更後の設定内容を記憶し 電源遮断をしても変更後の設定内容を保持します ( 4) 複数台制御では 00~09 を使用してください 10~15 は集中コントローラー接続時のみ使用します

55 4 章操作方法 応用機能 4.4 機能選択 1 操作パネルによる機能選択 機能選択設定モードの起動除湿機の停止中に スイッチと スイッチを 1 秒以上同時に押すと 機能選択設定モード に切り替わります なお 機能選択設定モードの起動は 停止中のみ可能となります 機能選択設定モードの終了 機能選択設定モード中に スイッチを押しながら スイッチを 1 秒以上同時に押すと 機能選択設定モードが終了し 通常の設定湿度表示に切り替わります 機能選択設定項目の変更 スイッチで次項目へ スイッチで前項目に切り替わります なお 本スイッチを押し続けても 項目は変化しません 機能選択設定項目と設定値の切り替え スイッチを押すたびに設定項目と設定値の表示が切り替わります 機能選択設定項目の変更 スイッチで + 方向へ スイッチで - 方向に数値が切り替わり スイッチを押す 操作方法 応用機能54 と設定値が変更されます 留意事項( 注 ) 機能選択設定項目は 56~59 ページを参照してください 複数台制御を行う場合 機能選択は多機能リモコンから設定し 操作パネルからは設定しないでください

56 4 章操作方法 応用機能 4.4 機能選択 2 多機能リモコン ( 別売品 ) による機能選択 機能選択は 試運転メニューより設定できます 1 通常モード中 ( 停止中 ) に メニュー スイッチと スイッチを同時に 3 秒以上押すと試運転メニューを表示します 2 試運転メニューで機能選択を選択して 決定 スイッチを押します 3 スイッチを押して 設定対象の多機能リモコンを選択して 決定 スイッチを押します 多機能リモコンに接続している除湿機が 1 台の場合は表示しません ( 4を表示します ) 機能選択の場合 4 スイッチを押して設定する項目を選択します ( 注 ) パワフル スイッチを押すと 項目 設定を漢字 仮名で表示します 操作方法 応用機能55 5 スイッチを押すと設定内容が変化しま す パワフル 6 設定を確定する場合 決定 スイッチを押すと確認画面を表示します 7 はいを選択して 決定 スイッチを押すと設定を確定して 1 の試運転メニューを表示します いいえを選択した場合 4 に戻ります 機能選択 :01 03 すべて機能選択の設定を確定します よろしいですか? はいいいえ 8 試運転メニューで スイッチを押すと選択決定決定通常モードに戻ります ( 機能選択の場合を示します ) 戻る戻る

57 4 章操作方法 応用機能 4.4 機能選択 機能選択設定項目 操作方法 応用機能56 機能名 機能の有無設定初期機能内容項目表示操作多機能パネルリモコン 予備 F1 -- 本機能の設定はありません - - 停電後動作 F2 00 復電後の動作を設定します 00: 無効 01: 有効 ( 復電後 停電前の状態で再運転 ) 遠方発停 ( ) F3 00 遠方発停の種類を設定します ( コネクター (CN7)1-2 番 ) 00: レベル信号 01: パルス信号 外部入力信号選択 ファン残留運転 異常時ファン停止 F4 00 F5 00 F6 01 本機能の設定はありません 00: 本機能の設定はありません 01: 本機能の設定はありません 運転停止後の送風機運転動作を設定します 00: 無効 ( 運転停止後 送風機も停止 ) 01: 有効 ( 運転停止後 送風機は 30 秒間運転を継続し 停止 ) 以外のアラームが発生した場合の送風機の動作を設定します 00: 無効 ( 送風機は運転継続 ) 01: 有効 ( 送風機は運転停止 ) 予備 F7 -- 本機能の設定はありません - - サーモオン湿度 サーモオン温度 F8 05 F9 03 除霜周期 FA 30 除霜時間 Fb 15 圧縮機の運転ディファレンシャル湿度を設定します 05:5% 06:6% 07:7% 08:8% 09:9% 10:10% 本機能の設定はありません 03: 本機能の設定はありません 04: 本機能の設定はありません 05: 本機能の設定はありません 06: 本機能の設定はありません 07: 本機能の設定はありません 08: 本機能の設定はありません 09: 本機能の設定はありません 10: 本機能の設定はありません 除霜周期を設定します 15:15 分 20:20 分 25:25 分 30:30 分 35:35 分 40:40 分 45:45 分 50:50 分 55:55 分 60:60 分除霜時間を設定します 05:5 分 10:10 分 15:15 分 20:20 分 25:25 分 30:30 分 ( 注 )1.( ) 印の機能を発揮させるには 別途補助リレーやサーモスタットなどの準備が必要になります ご不明な場合はご相談ください 2. 表中の 予備 の項目および機能の設定がない項目は設定変更しないでください 誤って設定すると保護装置不作動など 除湿機が故障する原因になる恐れがあります 3. 機能有無については の項目のみ機能有となります

58 4 章操作方法 応用機能 4.4 機能選択 機能名 設定項目 初期表示 機能内容 機能の有無操作多機能パネルリモコン 検知湿度補正 o1 00 除湿機の温湿度センサーで検知する湿度の補正を設定します - 5:- 5% - 4:- 4% - 3:- 3% - 2:- 2% - 1:- 1% 00: 無効 ( 補正なし ) 01:1% 02:2% 03:3% 04:4% 05:5% 検知温度補正 o2 00 本機能の設定はありません - 5: 本機能の設定はありません - 4: 本機能の設定はありません - 3: 本機能の設定はありません - 2: 本機能の設定はありません - 1: 本機能の設定はありません 00: 本機能の設定はありません : 本機能の設定はありません 02: 本機能の設定はありません 03: 本機能の設定はありません 04: 本機能の設定はありません 05: 本機能の設定はありません 予備 o3 -- 本機能の設定はありません - - インバーター制御切替 運転周波数固定 フィルターサイン時間変更 外部ヒューミ信号入力 ( ) 外部サーモ信号入力 サーモオン信号出力 ( ) 外部出力信号選択 ( ) o4 00 o5 50 o6 00 o7 00 o8 00 o9 00 oa 00 運転中の圧縮機制御を選択します 00: 運転周波数自動 01: 運転周波数固定 ( 周波数は o5 で設定します ) o4=01 設定または湿度設定 連続運転 の時の圧縮機運転周波数を設定します 35:35Hz 40:40Hz 45:45Hz 50:50Hz 55:55Hz 60:60Hz 65:65Hz 70:70Hz 75:75Hz 80:80Hz 85:85Hz 90:90Hz 95:95Hz 100:100Hz 留意事項 機種によって使用可能な周波数範囲が異なりますので設定した周波数で運転しない場合があります 使用周波数範囲 RK-NP08PV1 NP08PV1-B:35 ~ 50Hz RK-NP12PV1 NP12PV1-B:40 ~ 75Hz フィルターサイン時間を設定します 00: 表示なし 01:1,200 時間 02:2,500 時間除湿機の吸込湿度センサーの代わりに圧縮機の運転停止 運転モード切替を外部ヒューミ信号 ( レベル信号 ) により制御します 00: 無効 ( 吸込湿度センサーにより制御 ) 01: 有効 ( 外部ヒューミ信号 ( レベル信号 ) により制御します ) 本機能の設定はありません 00: 本機能の設定はありません 01: 本機能の設定はありません 圧縮機の運転中 DC12V を出力します ( コネクター (CN20)1-2 番 ) 00: 無効 ( 出力しません ) 01: 有効 ( 出力します ) コネクター (CN20)1-3 番の機能を選択します 00: パワフル除湿 01: 除霜表示 - - 操作方法 応用機能57 ( 注 )1.( ) 印の機能を発揮させるには 別途補助リレーやサーモスタットなどの準備が必要になります ご不明な場合はご相談ください 2. 表中の 予備 の項目および機能の設定がない項目は設定変更しないでください 誤って設定すると保護装置不作動など 除湿機が故障する原因になる恐れがあります 3. 機能有無については の項目のみ機能有となります

59 4 章操作方法 応用機能 4.4 機能選択 操作方法 応用機能58 機能名 セルフデマンド機能 設定項目 初期表示 ob 00 ウェーブ機能 oc 00 セルフデマンド機能を設定します 00: 無効 01: 有効ウェーブ機能を設定します 00: 無効 01: 有効 機能内容 機能の有無操作多機能パネルリモコン 予備 od -- 本機能の設定はありません - - サーモオフ湿度 サーモオフ温度 oe 00 of 00 予備 og 00 排熱抑制範囲上 排熱抑制範囲下 運転モード固定 oh 00 oj -3 b5 00 設定温度固定 b6 00 設定湿度固定 b7 00 風量固定 b9 00 圧縮機の停止ディファレンシャル湿度を設定します - 5:- 5% - 4:- 4% - 3:- 3% - 2:- 2% - 1:- 1% 00: ディファレンシャル無本機能の設定はありません - 5: 本機能の設定はありません - 4: 本機能の設定はありません - 3: 本機能の設定はありません - 2: 本機能の設定はありません - 1: 本機能の設定はありません 00: 本機能の設定はありません 本機能の設定はありません 00: 機能はありません 01: 機能はありません本機能の設定はありません 00: 本機能の設定はありません 01: 本機能の設定はありません 02: 本機能の設定はありません 03: 本機能の設定はありません 04: 本機能の設定はありません 05: 本機能の設定はありません 本機能の設定はありません -5: 本機能の設定はありません -4: 本機能の設定はありません -3: 本機能の設定はありません -2: 本機能の設定はありません -1: 本機能の設定はありません 00: 本機能の設定はありません 運転モードを固定します 00: 無効 01: 有効 ( 操作ができません ) 設定温度を固定します 00: 機能はありません 01: 機能はありません設定湿度を固定します 00: 無効 01: 有効 ( 操作ができません ) 風量を固定します 00: 無効 01: 有効 ( 操作ができません ) 予備 G0 -- 本機能の設定はありません - - 切タイマー自動設定 G1 00 切タイマーの時間を設定します 00: 無効 01 ~ 24:1 ~ 24 時間設定 (1 時間ごと ) 0A:30 分 0B:90 分 0C:40 分 0D:45 分 0E:50 分 0F:55 分 ( 注 )1. 表中の 予備 の項目および機能の設定がない項目は設定変更しないでください 誤って設定すると保護装置不作動など 除湿機が故障する原因になる恐れがあります 2. 機能有無については の項目のみ機能有となります

60 4 章操作方法 応用機能 4.4 機能選択 機能名 リモコン親子設定 リモコン停止遅延 操作ロック / 運転モード 操作ロック / 設定温度 操作ロック / 風量 操作ロック / 設定湿度 設定項目 初期表示 G2 00 G3 00 G4 01 G5 01 G6 01 G7 01 機能内容 リモコンの親子設定を行います 00: 親 01: 子 運転 / 停止 を 3 秒以上押した場合に除湿機の運転 / 停止を行います 00: 無効 01: 有効操作ロック設定時に運転モードを固定します 00: 無効 01: 有効 ( 操作ロック時 操作ができません ) 本機能の設定はありません 00: 本機能の設定はありません 01: 本機能の設定はありません 操作ロック設定時に風量を固定します 00: 無効 01: 有効 ( 操作ロック時 操作ができません ) 操作ロック設定時に設定湿度を固定します 00: 無効 01: 有効 ( 操作ロック時 操作ができません ) 機能の有無操作多機能パネルリモコン 予備 G8 -- 本機能の設定はありません - - 運転ランプ色 J3 00 運転ランプ色を選択します 00: 緑 - 01: 赤 予備 J4 00 本機能の設定はありません - - 工場出荷設定の連絡先表示 J5 00 簡易点検表示 JA 00 連絡先表示の有無を設定します ( ガイド機能 ) 00: 有効 ( 連絡先を表示します ) 01: 無効 ( 連絡先を表示しません ) 簡易点検表示の有無を設定します ( メニュー機能 ) 00: 無効 ( 簡易点検表示をしません ) 01: 有効 ( 簡易点検表示をします ) 予備 L7 -- 本機能の設定はありません - - センサー温湿度表示 パワフルボタン操作 メニュー画面遷移禁止 機能選択日本語表示 アラーム日本語表示 デマンド入力 1 設定 デマンド入力 2 設定 P4 00 P6 00 P7 00 P8 00 P9 00 r1 00 r2 00 除湿機の温湿度センサーで検知した温湿度を表示します 00: 無効 ( 表示をしません ) 01: 有効 ( 表示をします ) パワフルボタン機能の有無を設定します 00: 有効 01: 無効メニューボタン機能の禁止を設定します 00: 無効 ( メニュー機能を使用できます ) 01: 有効 ( メニュー機能を使用できません ) 機能選択時における日本語表示機能の有無を設定します 00: 有効 ( パワフルボタンで日本語表示します ) 01: 無効 ( 日本語表示しません ) アラーム時における日本語表示機能の有無を設定します 00: 有効 ( 日本語表示します ) 01: 無効 ( 日本語表示しません ) デマンド入力信号を設定します 00: 未設定 01: デマンド停止 02: デマンド運転電流 40% 03: デマンド運転電流 60% 04: デマンド運転電流 70% 05: デマンド運転電流 80% 06: デマンド運転電流 100% デマンド入力信号を設定します 00: 未設定 01: デマンド停止 02: デマンド運転電流 40% 03: デマンド運転電流 60% 04: デマンド運転電流 70% 05: デマンド運転電流 80% 06: デマンド運転電流 100% ( 注 )1. 表中の 予備 の項目および機能の設定がない項目は設定変更しないでください 誤って設定すると保護装置不作動など 除湿機が故障する原因になる恐れがあります 2. 機能有無については の項目のみ機能有となります 3. 多機能リモコンの ( ) 印の設定は 試運転メニューの入出力から設定できます 設定方法は デマンド制御 (49 ページ ) をご参照ください ( ) ( ) 操作方法 応用機能59

61 4 章操作方法 応用機能 4.4 機能選択 操作方法 応用機能60 (1) 機能選択項目の説明 1 [F1] 予備設定しないでください 2 [F2] 停電後動作 ( 停電後の自動再運転機能 ) 通常でも約 2 秒以下の停電時には 3 分ガード ( 圧縮機の再起動時間 ) 後に自動的に復帰しますが それ以上の停電時に自動復帰させたい場合に設定してください 本機能を人のいない状況下でご使用になる場合は 防災監視などを十分考慮したシステムとしてご使用ください 本機能を有効 01 に設定すると 運転中 2 秒を超える停電が発生しても その後の電源復電で除湿機が自動的に再運転します ( 注 ) 停止中に停電が発生した場合は 復電後も停止したままです 3 [F3] 遠方発停遠方発停に使用する信号の種類を設定します 4 [F4] 外部入力信号選択本機能の設定はありません 設定しないでください ( 00 のままにしてください ) 5 [F5] ファン残留運転運転停止操作後 直ぐに送風機の運転を停止したくない場合 機能を有効 01 に設定します 運転停止操作後 送風機は 30 秒間運転を継続し自動的に停止します 6 [F6] 異常時ファン停止製品に異常が発生した時に送風機のみ運転を継続したい場合 機能を有効 01 に設定します アラーム発生時は 送風機も停止します 7 [F7] 予備設定しないでください 8 [F8] サーモオン湿度設定湿度と吸込空気湿度の関係により 下図のように制御されます 圧縮機 OFF 設定湿度 + ( サーモオフ湿度 )(oe) 再熱除湿モード 吸込空気相対湿度 (% ) 圧縮機 ON 設定湿度 + ( サーモオン湿度 )(F8) 9 [F9] サーモオン温度本機能の設定はありません 設定しないでください ( 03 のままにしてください ) 10 [FA] 除霜周期除霜開始条件に関わる時間条件の一部を設定します 運転開始後 圧縮機運転積算時間 ( 除霜周期 FA) 経過かつ蒸発器出口温度 -15 ( 注 ) 上記条件より先に他の除霜開始条件が成立した場合は その時点で除霜運転を開始します 11 [Fb] 除霜時間除霜時間を設定します ( 注 ) 残霜があった場合も除霜運転が終了しますので 残霜がないように調整してください

62 4 章操作方法 応用機能 4.4 機能選択 12 [o1] 検知湿度補正除湿機の温湿度センサーで検知する湿度の補正を設定します 13 [o2] 検知温度補正本機能の設定はありません 設定しないでください ( 00 のままにしてください ) 14 [o3] 予備設定しないでください 15 [o4] インバーター制御切替運転中の圧縮機制御内容を選択します 運転周波数固定 01 を選択した場合の運転周波数は [o5] で設定します 16 [o5] 運転周波数固定 [o4] で運転周波数固定 01 を選択 または多機能リモコンで設定湿度を 連続運転 に設定した時の運転周波数を設定します ( 注 )1. 連続運転 時も [o4] を 01 に設定してください [o4] が 00 の場合は定格周波数固定で連続運転します 2. 機種によって使用可能な周波数範囲は異なりますので 設定した周波数で運転しない場合があります 17 [o6] フィルターサイン時間変更フィルターサイン表示時間は出荷時に設定していません フィルターサイン ( 多機能リモコンの液晶表示部にフィルター ) を点灯したい場合は 時間を設定してください 18 [o7] 外部ヒューミ信号入力除湿機の吸込湿度センサーの代わりに圧縮機の運転 / 停止を制御します 運転モード切替を外部ヒューミ信号 ( レベル信号 ) により制御したい場合 本機能を有効 01 に設定します 19 [o8] 外部サーモ信号入力本機能の設定はありません 設定しないでください ( 00 のままにしてください ) 20 [o9] サーモオン信号出力本機能を有効 01 とすることで 圧縮機運転中にコネクター (CN20 の 1-2 番 ) から DC12V を出力します 21 [oa] 外部出力信号選択 本機能が 00 のとき パワフル除湿中にコネクター (CN20 の 1-3 番 ) から DC12V を出力します 本機能が 01 のとき 除霜運転中にコネクター (CN20 の 1-3 番 ) から DC12V を出力します ( 注 ) 除霜開始から除霜終了までの間 出力します 22 [ob] セルフデマンド機能セルフデマンド機能を設定します 詳細は デマンド制御 (3) セルフデマンド機能 (50 ページ ) を参照してください 操作方法 応用機能61 23 [oc] ウェーブ機能ウェーブ機能を設定します 詳細は デマンド機能 (4) ウェーブ機能 (50 ページ ) を参照してください 24 [od] 予備設定しないでください 25 [oe] サーモオフ湿度設定湿度と吸込空気湿度の関係により 下図のように制御されます 自動除湿モード再熱運転時または再熱除湿モード 圧縮機 ON 圧縮機 OFF 設定湿度 + ( サーモオフ湿度 )(oe) 設定湿度 + ( サーモオン湿度 )(F8) 吸込空気相対湿度 (% ) 26 [of] サーモオフ温度本機能の設定はありません 設定しないでください ( 00 のままにしてください )

63 4 章操作方法 応用機能 4.4 機能選択 27 [og] 予備設定しないでください ( 00 のままにしてください ) 28 [oh] 排熱抑制範囲上本機能の設定はありません 設定しないでください ( 00 のままにしてください) 29 [oj] 排熱抑制範囲下本機能の設定はありません 設定しないでください ( -3 のままにしてください) 30 [b5] 運転モード固定運転モードを変更したくない場合 本機能を有効 01 に設定します 設定された運転モードに固定され 多機能リモコンより操作を加えても運転モードは変わりません 31 [b6] 設定温度固定本機能の設定はありません 設定しないでください ( 00 のままにしてください) 32 [b7] 設定湿度固定設定湿度を変更したくない場合 本機能を有効 01 に設定します 設定湿度が固定され 多機能リモコンより操作を加えても設定湿度は変わりません 33 [b9] 風量固定風量を変更したくない場合は 本機能を有効 01 に設定します 風量が固定され 多機能リモコンより操作しても風量は変わりません 操作方法 応用機能62 34 [G0] 予備設定しないでください ( 00 のままにしてください ) 35 [G1] 切タイマー自動設定自動的に多機能リモコンの切タイマーが設定される機能です 切タイマー自動設定運転中に切タイマーの取り消しおよびタイマー設定時間の変更はできません ただし 停止すると切タイマーは取り消されます また 停止後の再運転時のタイマー設定時間は選択した時間となります 設定状態と切タイマー設定時間との関係は以下のようになっています 設定状態 切タイマー設定時間 00 機能無効 01 1 時間 02 2 時間 03 3 時間 時間 時間 時間 0A 30 分 0B 90 分 0C 40 分 0D 45 分 0E 50 分 0F 55 分 留意事項 集中制御機器 遠方発停およびコントロールタイマーから運転した場合は 本機能選択を設定していても切タイマーは設定されません 36 [G2] リモコン親子設定別売の多機能リモコン (PC-RKF) をもう一台追加して 同一除湿機を双方から操作する場合に設定します メインで使用する多機能リモコンを 親 (= 00) もう一方の多機能リモコンを 子 (= 01) に設定してください ( 注 ) 操作は後押し優先となります

64 4 章操作方法 応用機能 4.4 機能選択 37 [G3] リモコン停止遅延多機能リモコンの誤操作などで停止させたくない場合に使用します 本機能を有効 01 に設定した場合 多機能リモコンで 運転 / 停止 スイッチを 3 秒以上長押しした場合停止します なお 運転の操作は変わりません 38 [G4] 運転モード 機能の操作ロック設定 [ 共通 ] 誤操作やいたずら防止用に 多機能リモコンから各スイッチの操作を制限する場合 本機能を有効 01 に設定します 出荷状態はすべてのスイッチが有効 01 設定です 有効 01 設定時 スイッチと 戻る/ ガイド スイッチを同時に3 秒以上長押しすると 多機能リモコンにが表示して 各スイッチの操作ができなくなります 表示中に スイッチと 戻る/ ガイド スイッチを同時に3 秒以上長押しするとが消灯して 各スイッチの操作が可能になります 本機能は多機能リモコン単体の操作を制限するもので 集中制御機器から操作を行った場合 集中制御機器の指令に従います 39 [G5] 設定温度 機能の操作ロック設定本機能はありません 設定しないでください ( 01 のままにしてください ) 40 [G6] 風量 機能の操作ロック設定 [ 説明は38によります ] 41 [G7] 設定湿度 機能の操作ロック設定 [ 説明は38によります ] 42 [G8] 予備設定しないでください ( 00 のままにしてください ) 43 [J3] 運転ランプ色運転中に点灯する運転ランプの色を変更することができます 設定状態運転ランプの色 00 緑 01 赤 ( 注 ) アラーム中の運転ランプは赤色点滅になります 操作方法 応用機能63 44 [J4] 予備設定しないでください ( 00 のままにしてください ) 45 [J5] 工場出荷設定の連絡先表示連絡先表示を操作した際に 出荷時設定 ( 日立アプライアンス 空調修理コールセンター ) を表示する / 表示しないを選択できます 設定状態日立 AP 連絡先 00 表示する 01 表示しない 46 [JA] 簡易点検表示本機能を有効 01 に設定することで リモコンメニューから下記の運転データを見ることができます 項番 項目名称 単位 1 圧縮機運転時間 h 2 室内送風機運転時間 h 3 V ベルト運転時間 ( ) h 4 吸込空気湿度 % 5 吸込空気温度 6 液配管温度 ( ) 7 蒸発器入口温度 ( ) 8 蒸発器出口温度 9 圧縮機上温度 10 外気温度 ( ) 項番 項目名称 単位 11 吐出圧力 0.1MPa 12 吸入圧力 0.1MPa 13 運転電流 0.1A ( 注 )( ) の運転データは表示されません

65 4 章操作方法 応用機能 4.4 機能選択 47 [L7] 予備設定しないでください ( 00 のままにしてください ) 48 [P4] センサー温湿度表示本機能を有効 01 に設定することで センサー温湿度を表示することができます センサー温湿度表示 操作方法 応用機能64 49 [P6] パワフルボタン操作本機能を無効 01 に設定することで パワフルボタンによる操作を禁止することができます 50 [P7] メニュー画面遷移禁止本機能を有効 01 に設定することで メニューボタンの操作を禁止することができます 51 [P8] 機能選択日本語表示本機能を無効 01 に設定することで 機能選択画面でパワフルボタンを押しても日本語を表示させません なお 有効 00 時に表示する日本語は目安であるため 詳細は 多機能リモコン ( 別売品 ) による機能選択 機能選択設定項目 (56 ~ 59 ページ ) をご参照ください 52 [P9] アラーム日本語表示本機能を無効 01 に設定することで アラーム発生画面でパワフルボタンを押しても日本語を表示させません なお 有効 00 時に表示する日本語は目安であるため アラーム詳細は 試運転 アラーム ( 異常 ) コードおよび原因表 (32 ページ ) をご参照ください 53 [r1] デマンド入力 1 設定デマンド入力信号を設定します 詳細は デマンド制御 (49 ページ ) をご参照ください 54 [r2] デマンド入力 2 設定デマンド入力信号を設定します 詳細は デマンド制御 (49 ページ ) をご参照ください

66 漏電遮断器4 章操作方法 応用機能 4.5 複数台制御 複数台制御 複数台制御とは親機 (0 号機 ) に接続した多機能リモコン ( 別売品 :1 台 ) で最大 10 台の子機 (1 ~ 9 号機 ) を制御します なお 圧縮機の運転 / 停止や除霜運転は 各除湿機で制御します 複数台制御の配線作業を下記に示しますので 正しい順序で実施してください 床置タイプ ( 定速型 / インバーター型 ) およびセパレートタイプ 小型コンパクトタイプとの接続はできません 1 配線のしかた 下図のとおり 制御用配線 ( 多機能リモコン ( 別売品 ) と各除湿機間 ) は 多機能リモコン ( 別売品 ) 親機 (0 号機 ) 子機 (1 号機 ) 子機 (2 号機 ) 子機 (9 号機 ) と順番 に配線してください ただし 動力配線は除湿機ごとに手元開閉器および漏電遮断器を必ず取り付けてください すべての電圧を遮断してください 電圧がオフになったことをテスターで確認してください 操作方法 応用機能65 多機能リモコン ( 別売品 ) (0 号機 ) 子機 (2 号機 ) 子機 (1 号機 ) 子機 (9 号機 ) 手元開閉器親機 ( 注 )1. 異なる相当馬力の接続は可能です 2. 子機 (1~9 号機 ) には多機能リモコン ( 別売品 ) が接続できませんので 必要に応じて運転表示灯などを別途取り付けてください 3. 漏電遮断器 (ELB) および手元開閉器は 必ず各除湿機ごとに取り付けてください 4. 複数台制御は 電源投入後に多機能リモコン ( 別売品 ) から接続除湿機の確認を行います ( 約 20 秒間 ) 各除湿機の漏電遮断器 (ELB) および手元開閉器を一カ所に設置するか その上位に一括して取り付けてください

67 4 章操作方法 応用機能 4.5 複数台制御 2 伝送線の接続方法 (1) 多機能リモコン ( 別売品 )~ 各除湿機間多機能リモコン ( 別売品 ) と各除湿機間の配線は下図のとおりに行ってください 親機 (0 号機 ) 子機 (1 号機 ) 子機 (9 号機 ) 除湿機プリント基板 除湿機プリント基板 除湿機プリント基板 CN6 CN6 CN6 多機能リモコン ( 別売品 ) TB2 TB2 TB A B 除湿機最大 10 台接続可能 操作方法 応用機能66 ださい 留意事項多機能リモコンは親機 (0 号機 ) のみに接続し 子機には多機能リモコン ( 別売品 ) を取り付けないでください ( 注 )1. 伝送線には 2 芯ツイストペアケーブル ( 型式 :KPEV KPEV-S 相当品 ) を使用し 総配線長を 200m 以下としてください なお 総配線長が 30m 以下の場合は ツイストペアケーブル以外の配線 (0.5mm 2 ) でも使用できます 2. 親機 子機の運転状態を確認したい場合は 多機能リモコン ( 別売品 ) の点検モードにてご確認く 1. 多機能リモコン ( 別売品 ) のケーブルと除湿機間のケーブルは 電源配線と 30c m 以上離して設置してください 30c m 以内に取り付ける時は 鉄製電線管にケーブルを入れて電線管の方端をアースしてください この処置をしないと 除湿機制御 ( 機器動作 ) が乱れたり 機器故障の原因となります 2. 除湿機プリント基板などを点検する際は 絶対に素手で触らないでください 静電気発生防止用手袋を着用してください 3 ディップスイッチの設定 多機能リモコン ( 別売品 ) を接続する場合は 除湿機プリント基板 (PWB1) 上のディップスイッチ (DSW2) の 2 番ピンを全台数必ずオフに設定してください 設定は必ず除湿機の電流がオフの状態で行ってください (1) オプション機能設定モードの設定項目 PWB1 機種設定 (DSW2) ON OFF OFF にする 4 号機設定 操作パネルからのオプション機能選択により 各除湿機の号機番号を設定してください 設定方法は 操作パネルからのオプション機能選択 (53 ページ ) を参照してください (1) オプション機能選択モードの設定項目 設定値項目項目の内容設定範囲初期値 n.o 除湿機ユニット号機設定 00 ~ ( 注 ) 複数台制御時は号機番号 00 ~ 09の範囲で設定してください 号機番号 10 ~ 15を使用した場合 誤動作により除湿機が故障する恐れがあります

68 4 章操作方法 応用機能 4.5 複数台制御 5 運転操作 (1) 運転操作および設定方法 運転 / 停止の操作および設定変更は 親機 (0 号機 ) に接続した多機能リモコン ( 別売品 ) で行ってください 運転 / 停止および設定湿度の変更操作については 除湿機本体の操作パネル ( 親機または子機 ) からでも行うことができ 複数台接続された全除湿機の設定を同時に変更します ( 注 )1. 子機の設定温湿度は親機 (0 号機 ) の設定に従います 2. 運転は親機 (0 号機 ) の動作後 0.2 秒間の遅延を設けています 子機は号機番号順に前の除湿機運転後 0.2 秒ずつ遅れて起動します 3. 圧縮機オン / オフ制御は 各除湿機により検出した吸込空気温湿度により制御します 4. 室内吸込空気温湿度は 接続されている機器の平均値を表示します 5. パワフル除湿の設定を除湿機本体の操作パネルまたは 外部信号より行った場合は 操作または信号入力した当該除湿機のみパワフル除湿運転します ( 多機能リモコンはパワフル表示しません ) (2) 送風運転 多機能リモコン ( 別売品 ) により 再熱や冷却運転から送風運転に切り換えると全除湿機が送風運転を行います ( 注 )1. 通常運転に切り換えた際 圧縮機の 3 分ガードを優先しますので 圧縮機がすぐに運転しない場合があります 2. 除湿機本体の操作パネル ( 親機または子機 ) からでも操作可能です (3) 除霜運転除霜運転は除湿機ごとに個別判定します このとき 多機能リモコン ( 別売品 ) の液晶に除霜表示は行いません ただし 多機能リモコン ( 別売品 ) の点検モード ( リレー出力 ) から確認可能です 除霜中のリレー出力除霜用電磁弁オン 操作方法 応用機能67 圧縮機用電磁接触器オン 6 警報制御 (1) 警報制御 フィルター警報を発生した場合は 多機能リモコン ( 別売品 ) の液晶表示にフィルタを表示します 残霜警報を発生した場合は 多機能リモコン ( 別売品 ) の液晶表示に残霜を表示します (2) 異常 ( アラーム ) 制御 運転中に異常を発生すると当該除湿機のみ ただちに運転を停止し 多機能リモコン ( 別売品 ) の液晶表示に号機番号を表示します リセットの方法は スイッチでアラームリセットを選択し 決定 スイッチを押すことにより 異常リセットし 運転を再開します ( 注 ) 運転 / 停止 スイッチを押した場合でも 異常リセットが可能ですが全除湿機が停止します

69 4 章操作方法 応用機能 4.5 複数台制御 7 点検モードのしかた (1) 点検メニューの起動 点検メニューの入りかた < 運転操作画面 > < 点検メニュー画面 > 運転操作画面で メニュー スイッチと パワフル スイッチを同時に 3 秒以上押します 点検 1 点検 2 操作方法 応用機能68 1 運転操作画面で メニュー スイッチと パワフル スイッチを同時に 3 秒以上押すと 点検メニューを表示します 2 点検メニューで点検 1 ( または点検 2 ) を選択して 決定 スイッチを押します 3 スイッチで号機を選択して 決定 スイッチを押します 4 スイッチを押すと 点検データの表示が切り換わります ( 注 ) パワフル スイッチを押すと 項目を漢字 仮名で表示します 5 スイッチで 3 に戻ります 6 スイッチをもう一度押すと 2 に戻ります 7 スイッチをさらに押すと運転操作画面に戻ります

70 4 章操作方法 応用機能 4.6 電気配線図 1 電気配線図 操作方法 応用機能69

71 MEMO

72 5 章オプション部品 5.1 小型床置タイプ 72 1 キャスターワゴン 72 2 移動用ハンドル 73 3 キャスター 73 4 中性能フィルター 73 5 丸ダクトセット 74 6 多機能リモコン 74

73 5.1 小型床置タイプ 1 キャスターワゴン CW08-1 ( 単位 :mm) 5 章オプション部品オプション部品72

74 2 ン部品5.1 小型床置タイプ 5 章オプション部品移動用ハンドル H キャスター C08-1 オ4 中性能フィルター F08-1 RK-NP08PV1(-B) RK-NP08PV1(-B) ( 単位 :mm) ( 単位 :mm) ( 単位 :mm) RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B プショ73

75 プション部品5.1 小型床置タイプ 5 丸ダクトセット FDS08-1 ( 単位 :mm) RK-NP08PV1(-B) 6 多機能リモコン PC-RKF ( 単位 :mm) 5 章オプション部品オRK-NP08PV1(-B) R K- N P 1 2 P V 1( - B ) 注記 1. 本部品は日立床置型除湿機でペアリモコンンとして使用する場合の部品です 2. 多機能リモコン用のケーブルは現地準備品です 3. 取付および設定 使用方法については 本部品に同梱されている要領書をご参照ください 4. JIS スイッチボックス ( 現地準備品 ) 使用の場合は天地方向にご注意のうえ取り付けてください 5. 多機能リモコンを小型床置タイプに接続する場合は 除湿機プリント基板 (PWB1) 上のディップスイッチ (DSW2) の 2 番ピンを必ず OFF に設定してください 74

76 6 章参考資料 6.1 フロン排出抑制法に関する義務について 76 1 フロン排出抑制法に関する義務について 取扱説明書 80 1 除湿機小型床置タイプ 80 2 多機能リモコン ( 別売品 ) 取付要領書 ( 別売品 ) キャスターワゴン 移動用ハンドル キャスター 中性能フィルター 丸ダクトセット 多機能リモコン (PC-RKF) 122

77 考資料1 フロン排出抑制法に関する義務について 取扱説明書に添付するリーフレット フロン排出抑制法に関する義務について 冷凍空調機器を所有されるお客様へ 機器の管理者 ( 所有者 ) は 今後 冷凍空調機器の適正な管理とフロン類の排出抑制に努めなければなりません そのため 日常的な簡易点検は専門業者のアドバイスを受けながら管理者自身が行い 定期点検は 有資格者の専門業者に依頼して実施することが必要となります (1) 冷凍空調機器の簡易点検 定期点検の義務 1 すべての機器を対象に 日常的に簡易点検の実施 (3 ヵ月に 1 回以上 ) 専門業者がアドバイスをする 2 下記の機器については 定期点検の義務化 ( 専門家に依頼 ) 機種圧縮機電動機定格出力定期点検頻度 7.5kW 以上 50kW 未満 3 年に 1 回以上エアコン 50kW 以上 1 年に 1 回以上冷凍 冷蔵機器 7.5kW 以上 1 年に 1 回以上 (2) 漏えいを発見した場合には, 速やかな漏えい箇所の特定および修理を実施 フロン類の漏えいが見つかった際 修理をしないでフロン類を充てんすることの禁止 ( 繰り返し充てんの原則禁止 ) 適切な専門業者に修理やフロン類の充てんを依頼してください (3) 機器の点検 修理やフロン類の充てん 回収などの機器整備に関する履歴の記録 保存義務 1 適切な管理を行うため 機器の整備については 記録簿に履歴を記録し 記録簿は機器を廃棄するまで保存しなければなりません 2 適切な専門業者に整備を依頼し 整備の記録を記入する必要があります (4) 算定漏えい量の報告 1 1 年間にフロン類を CO2 換算値で 1,000CO2 ton 以上漏えいした事業者は国への報告義務 (5) 機器を廃棄する際はフロン類の回収を実施 1 第一種フロン類充てん回収業者に依頼して フロン類を回収した後 機器を廃棄する 2 回収依頼の際は 工程管理票を交付しなければならない 冷凍空調機器を設置およびメンテナンスされる業者様へ 6 章参考資料 6.1 フロン排出抑制法に関する義務について参冷凍空調設備の設置 保守 メンテナンスは 十分な知見を有する冷凍空調設備の専門工事業者が実施する必要があります (1) 都道府県知事の登録を受けた専門業者 ( 第一種フロン類充てん回収業者 ) 以外は フロン類を 充てん 回収 することはできない (2) フロン類を 充てん 回収 する場合は 充てんの基準および回収の基準に従って実施しなければならない 1 十分な知見を有するものが立ちあわなければならない 2 冷媒漏えいの状況確認や故障の確認および修理の実施状況を確認する必要がある 3 修理され冷媒の漏えいがないことが確認されるまで 原則充てんしてはいけない 4 機器の銘板や取扱説明書に記載されている冷媒以外の冷媒を充てんしてはならない 5 フロンの充てん中は フロンを漏えいしないように注意する ( 過充てんの防止措置等 ) (3) 一定規模の機器の定期点検は 十分な知見を有するもの が実施する (4) 充てん量 回収量 を記録し 年度毎に都道府県知事へ報告 (5) 充てん証明書 回収証明書 の交付義務 冷媒漏えい点検 記録簿 および 簡易点検チェックシート に 必要事項を記入のうえ お客様にお渡しいただき 保管いただくように依頼してください 76

78 考資料6 章参考資料 6.1 フロン排出抑制法に関する義務について参77

79 6 章参考資料 6.1 フロン排出抑制法に関する義務について参考資料78

80 考資6 章参考資料 6.1 フロン排出抑制法に関する義務について参簡易点検チェックシート 月 日 機器の異常振動 異常運転音状況 ( 安全で容易に点検出来る場合 ) 室外機及び周辺の油のにじみ 2 1 回 / 日以上 ( 安全で容易に目視が出来る場合 ) 室外機のキズの有無 熱交換器の腐食 錆び 傷など ( 安全で容易に目視が出来る場合 ) 室内機内の熱交器の霜付き有無 4 1 回 / 日以上 ( 安全で容易に点検出来る場合 ) 管理番号 担当者名 推奨点検項目点検頻度 1 1 回 / 日以上 3 1 回 / 日以上 ( 店舗用パッケージエアコン ) 熱交換器の霜付き 油のにじみ等 5 1 回 / 日以上 料年 ( 安全で容易に点検出来る場合 ) 6 気付き事項 79

81 考資はじめに この製品は国内向け一般用除湿機です 食品 動植物および美術品の除湿 乾燥には対象物に適したそれぞれの除湿 乾燥手順および条件を確認した上でご使用ください 次のような場所への設置はしないでください ユニットが故障する原因になります 油 ( 機械油も含む ) の飛沫 蒸気の多い場所 温泉地など硫化ガスの多い場所 可燃性ガスの発生 流入などの恐れがある場所 海岸地帯などの塩分の多い場所 酸性またはアルカリ性の雰囲気の場所 油や粉末などを直接吸い込む恐れがある場所 使用の前 木材 薬品などの特殊雰囲気 ( 腐食性や可燃性のあるもの ) や 熱交換器の目詰まりを発生させる原因になる塵埃が多量にある雰囲気では使用できません 電磁波を発生する医療機器などを使用するときは ユニットの誤作動に注意してください 電磁波の発信面を ユニットの電気品箱に直接向かわない位置に据え付けてください 電磁波の空中伝播の影響をさけるため 電磁波を発信する機器 ラジオなどは 除湿機より 3 m 以上離してください に1 警告 : 取り扱いを誤ると 使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定できる場合を示します 注意 : 取り扱いを誤ると 使用者が傷害を負う可能性および物的損害のみの発生が想定できる場合を示します : 警告 注意以外の注記事項を示します 記号の意味 : 禁止事項を示します : 強制事項を示します 特定しない一般的な使用者の行為を指示する表示です : 強制事項を示します 必ずアース線を接続するよう指示する表示です : 知っていると便利な情報を示します : 参照ページを示します 安全のため必ずお守りください ご使用の前に この 安全のため必ずお守りください をよくお読みのうえ正しくお使いください ここに示した注意事項は に区分していますが 誤った取り扱いをしたときに 死亡および重傷などの重大な結果に結び付く可能性が大きいものを特に の欄にまとめて掲載しています しかし の欄に掲載した事で も 状況によっては重大な結果に結び付く可能性もあります いずれも安全に関する重要な内容を掲載していますので必ずお守りください お読みになった後は お使いになる方がいつでも見られる所に必ず保管してください 据付工事 電気工事について ご使用の前に 据え付けは お買い上げの店または専門業者に依頼してください ご自分で据え付け工事をされ不備があると 水漏れ 感電 火災 除湿機落下によるケガの原因になります 小部屋に据え付ける場合は 冷媒が漏れても限界濃度を超えないように対策してください 万一 冷媒が漏れて限界濃度を超えると 酸欠事故の原因になります 詳しくはお買い上げの店にご相談ください 運転のしか 電気工事をするには資格が必要ですので 資格のある店に依頼してください ご自分で電気工事をされ不備があると 感電や火災の原因になります 入れ アフターサービス6 章参考資料 6.2 取扱説明書参料1 除湿機小型床置タイプご取扱説明書 日立除湿機 型式 :RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B RK-NP12PV1 RK-NP12PV1-B このたびは日立除湿機をお買い上げいただき まことにありがとうございます お使いになる前に この取扱説明書をよくお読みのうえ 除湿機を正しくご使用ください お読みになった後は 保証書とともに大切に保管して もくじお手ください わからないときは お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口へお問い合わせください... 1 安全のため必ずお守りください... 1 上手にお使いいただくために... 7 各部のなまえと安全注意事項の表示... 8 操作パネル部のなまえ... 9 運転のしかた...10 その他の表示について...12 自動運転について...14 たはじめに操作パネルによる機能選択項目...15 お客様がご使用になっている除湿機はのものです 機種再熱専用機型式 RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B RK-NP12PV1 RK-NP12PV1-B 室内ユニット インバーター型 お手入れのしかた...16 故障かなと思ったら...19 製品の種類...21 保証とアフターサービスについて

82 ご使用の前使用の前に3 考資料6 章参考資料 6.2 取扱説明書参安全のため必ずお守りください ( つづく ) 漏電遮断器が取り付けられているか確認してください 法規 ( 電気設備に関する技術基準を定める省令 ) により設置が定められています 設置しないと地絡により 火災や感電の原因になります 据え付けは 除湿機の質量に十分耐える場所に確実に据え付けてください 据付面の強度不足や製品の固定が不完全な場合は 除湿機の落下や転倒によりケガの原因になります 据え付けは 転倒防止金具 ( 別売品 ) を使用して確実に固定してください 製品の固定が不完全な場合は 除湿機の転倒または落下によりケガの原因になります アースは必ず取り付けてください コンセントにアース端子がない場合は アース工事をしてください アース線はガス管 水道管 避雷針 電話のアース線に接続しないでください アースが不完全な場合は感電の原因になります ( 電気工事業者による D 種接地工事が必要です ) 除湿機を屋外で使用しないでください 雨水のかかる場所で使用されると 漏電や感電の原因になります 指定冷媒以外は使用しないでください 気密試験などをする場合は 窒素ガスを封入してください 酸素やアセチレンなどの可燃性ガスを使用すると火災や爆発の原因になることがあります 保護装置および安全装置の設定値は変更しないでください 設定値を変えると除湿機の破裂や発火の原因になることがあります 冷凍サイクル内に指定冷媒以外の冷媒や空気などを混入させないでください 混入すると冷凍サイクルが異常高圧になり 破裂やケガの原因になることがあります 可燃性ガスの漏れる恐れがある場所へは設置しないでください 万一 ガスが漏れて除湿機の周囲に溜まると 発火の原因になることがあります 油や粉末などを直接吸い込む恐れがある場所へは設置しないでください 送風機などに油 粉末 粉塵などが付着すると 振動が大きくなり 機器を損傷する原因になることがあります に2 安全のため必ずお守りください ( つづき ) 運転中に 空気吹出口や空気吸込口に指または棒などを入れたり 空気吹出網を取り外したまま運転しないでください 内部でファンが高速回転しておりますのでケガの原因になります 濡れた手で電気部品に触れたり リモコンを操作しないでください 感電の原因になります 除湿機を運転している部屋では引火物を使わないでください ラッカー ペイントなどの可燃性スプレーや油 ( 機械油も含む ) の蒸気は発火の原因になります 除湿機の風が直接あたる場所へ燃焼器具を置かないでください 燃焼器具の不完全燃焼の原因になります 長時間風を身体に当てないようにしてください 体調悪化および健康障害の原因になります 燃焼器具と一緒に運転するときは こまめに換気してください 換気が不十分な場合は 酸素不足の原因になります 安全装置がたびたび作動したり運転スイッチの作動が確実でない場合は ただちに元電源を切ってください 漏電または過電流の可能性があるため 感電 火災 破裂の原因になります お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください 不燃性 非毒性 無臭性の安全冷媒 ( フルオロカーボン ) を使用していますが 万一 フルオロカーボンが漏れて火気に触れると有害ガスが発生する原因になります また フルオロカーボンは空気より比重が重いため 床面付近をおおい酸素欠乏の原因になります 万一 フルオロカーボンが漏れたときには ストーブなどの火気を消して床面を掃くようにして換気したうえで お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください 異常時 ( こげ臭いなど ) は 運転を停止して ただちに元電源を切ってください 異常のまま運転を続けると故障 感電 火災などの原因になります お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください 除湿機のカバーを取り外したまま運転しないでください 内部に電気品があるため通電部分に触れると感電の原因になります 電源コードを延長すると発熱し 火災の原因になることがあります ご 取扱者以外の人が触れる恐れのある場合は 触れないような表示をするか 保護柵などで除湿機を囲ってください 誤使用によりケガの原因になることがあります 換気をよくしてください 万一 冷媒が漏れると 酸素欠乏の原因になることがあります 指定容量 (0.6kW:15A 0.9kW:20A) 以上 交流 100V の専用コンセントを使用してください 他の器具と併用すると 分岐コンセント部が異常過熱し 火災の原因になることがあります ドレン配管は 据付点検要領書に従って確実に施工してください また 結露が生じないよう断熱処理をしてください 配管工事に不備があると 水漏れの原因になることがあります コードリールなどによる電源コードの延長はしないでください 81

83 ご使用の前6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料安全のため必ずお守りください ( つづく ) 運転中に 空気の吹出口および吸込口に指または棒などを入れないでください 内部でファンが高速回転していますのでケガの原因になります 除湿機のカバーおよびパネル取り外したまま運転しないでください 内部に電気品があり通電部分に触れると感電の原因になります 除湿機の風が直接あたる場所へ燃焼器具を置かないでください 燃焼器具の不完全燃焼の原因になります 安全のため必ずお守りください ( つづき ) その他の警告および注意 火災が発生した場合は ただちに除湿機の元電源を切ってください 感電の原因になります お手入れの際は 必ず除湿機の電源プラグを抜いてください 感電の原因になります また 遠方操作や停電自動復帰運転により 運転スイッチを押さなくても運転することがあるため 元電源を切らずにカバーを開けている場合には ファンの回転などによりケガの原因になります 除湿機に直接水やスプレー式の洗剤をかけたり 水を使って洗ったりしないでください ショートや感電の原因になります お手入れのときなど 内部に水を入れないでください 電気品に水がかかると感電の原因になります 除湿機の上に 花瓶など水が入った容器を載せないでください 除湿機内部に浸水して電気絶縁が劣化し 感電の原因になります 製品や電気配線の改造変更をしないでください 重大事故の原因になります 除湿機の内部には触らないでください 内部には保護装置およびプリント基板があります これらに触ったり 設定値を変更したりすると重大事故の原因になります 除湿機を水洗いしないでください 感電の原因になります 正しい容量のヒューズ以外は使用しないでください 大きなヒューズや針金などを使用すると発熱の原因になります 除湿機の配管内には冷媒が封入されているため高圧になっております 資格者以外は配管接続部を緩めたり 外したりしないでください 資格者以外が作業をすると重大事故の原因になります 配線コネクターなどを外すときは 先端のプラグを持って外してください コードを引っ張って抜くと芯線の一部が断線して発熱や発火の原因になります 吸込グリルの開閉 フィルターの取り付けおよび取り外し時はしっかり保持してください 落下および傷害の原因になることがあります 使用の前に5 燃焼器具と一緒に運転するときは こまめに換気してください 換気が不十分な場合は 酸素不足の原因になります 機械部に物を載せたり 手を入れたりしないでください 内部でファンが高速回転していますのでケガの原因になることがあります 動植物に直接風があたる場所には設置しないでください 動植物に悪影響を及ぼす原因になることがあります 密閉された室内で除湿機を運転させる場合には 除湿乾燥対象物の許容温湿度範囲を超えないようにしてください 除湿乾燥対象物の品質を低下させたり 破損させる原因になることがあります ご修理 移設について に4 修理技術者 専門業者以外の人は絶対に分解したり 修理および改造をしないでください 分解 修理および改造に不備があると異常動作によりケガをしたり感電および火災の原因になります 移設は お買い上げの店または資格のある専門業者にご相談ください 据え付けに不備があると水漏れ 感電および火災の原因になります 82

84 ご使用の前使用の前に7 考資料上手にお使いいただくために 次の範囲でお使いください 区分 条件 除湿機吸込空気温度 ( 室内温度ではありません ) 再熱運転 1 以上 45 以下 ( 乾球 ) ( 注 )1. 上記範囲外の場合は送風運転に切り換わる場合があります 2. 除湿機吸込空気温度が約 20 以下になると 除湿機に着霜することがあります ( 着霜すると自動的に除霜運転をします ) この場合 除霜運転と除湿運転を交互に行うため 除湿運転時間が減少し 除湿量が低下しますのでご使用に際し注意してください 3. 湿度センサー本体の誤差は 相対湿度 45% 時で ±5% ON/OFF のディファレンシャルは 5~8% あります さらに 除湿機本体への組み込み具合などを含めると精密な湿度制御は難しいので 湿度設定値は一応の目安程度とお考えください 効果的にお使いいただくには 窓および出入口は開けたままにしない長期間使用しないときは元電源を切る 運転効率が悪くなります 除湿機の結露の原因になります 換気にも十分注意してください 電源プラグを抜いて元電源を切らないと 除湿機を使用しない期間も電気代の基本料金分および除湿機通電分の電気代を全額支払わなくてはなりません ( お支払いの金額はご契約条件により異なりますのでご注意ください ) 長期間使用しない時は OFF 天井に熱い空気がこもる場合は サーキュレーターのご使用を 除湿機吹出空気のショートサーキットがないように設置する 湿度のムラが少なくなり 除湿機の効率がが向上します 詳しくはお買い上げの店にご相談ください 除湿機は 隣接する除湿機などの吹出風を直接吸い込まないようにしてください 規定の風量 風速を確保し空気吹出口や空気吸込口に障害物を置かない 建物の構造 物品の配置に注意してください 6 章参考資料 6.2 取扱説明書参安全のため必ずお守りくださいその他の警告および注意 長期間ご使用にならない場合は 安全のため元電源を切ってください 発熱や発火の原因になることがあります 掃除をするときや整備 点検のときは 必ず運転スイッチを停止にして電源プラグをぬいてください 感電やファンによるケガの原因になることがあります 漏電遮断器は定期的に動作確認をしてください 漏電遮断器を故障のまま使用すると漏電のときに作動せず 感電の原因になることがあります お手入れの際は 安全のため手袋などをしてください ケガの原因になることがあります 掃除のときは 熱交換器フィンに直接手を触れないでください ケガの原因になることがあります 露出している配管および配線に触れないでください 火傷や感電の原因になることがあります 高温部には触れないでください 圧縮機 熱交換器 ファンモーターおよび配管などは 100 以上になっている部分があり 触れると火傷の原因になることがあります ご 除湿機の上に乗ったり 物を載せたりしないでください 落下や転倒などによりケガの原因になることがあります ドレン配管は据付点検要領書に従って確実に施工し 結露が発生しないよう断熱処理をしてください 水漏れにより 家財などを濡らす原因になることがあります に6 エアーフィルターは必ず取り付けてください 熱交換器の目づまりおよびドレン水のつまりによる水漏れの原因になることがあります 83

85 ご使用の前6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料各部のなまえと安全注意事項の表示 お買い上げの除湿機にはお使いになる方が安全にお使いいただくため 除湿機本体に安全注意事項の表示をしています ご使用の際やお手入れの際は安全のため 注意事項を必ずお守りください 回転物警告感電警告上乗り注意フィン注意 安全注意事項 ケガの恐れありフィンに直接手を触れないでください 転倒, ケガの恐れありユニットの上に乗らないでください 感電の恐れあり点検時は 必ず電源を切ってから実施してください 操作パネル部のなまえ 設定表示部 風量モードランプ ( 赤色 )( ページ ) パワフルランプ ( 緑色 )( 11 ページ ) パワフルスイッチ ( ページ ) 運転 / 停止スイッチ ( ページ ) 湿度調節スイッチ ( ページ ) 風量切換スイッチ ( 10 ページ ) 運転ランプ ( 緑色 )( ページ ) スイッチを押した場合や異常停止した場合には ピッ などのブザー音が鳴ります ( 出荷時 ) 風量切換スイッチを長押し ( 約 5 秒 ) すると ブザー音を一時的に消すことも可能です ( 電源が遮断されると 出荷時の状態に戻ります ) 使用の前に9 ケガの恐れあり表示内容指や棒を入れないでください 型式 :RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B RK-NP12PV1 RK-NP12PV1-B 除湿機本体 上乗り注意 空気吹出グリル吹出グリルを回転させると 吹出方向を変更できます 回転物警告 温湿度センサー 操作パネル 前面カバー 型式の表示箇所仕様銘板に表示しています 感電警告 ( 前面カバー裏側 ) ごドレン配管左右どちらからでも可能です にフィン注意電源プラグ RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B: アース線付き RK-NP12PV1 RK-NP12PV1-B: アース極付き 8 空気吸込グリルここを外せばエアーフィルターを取り出せます 操作パネルのスイッチは指で軽く押してください ボールペンなどの先のとがったもので操作するとシート破損の原因とになることがあります 温湿度センサー部は 除湿機の運転制御に重要な精密部品です 運転状態がおかしくなったり除湿機故障の原因になりますので 絶対に水などをかけないでください お手入れの際は 温湿度センサー部に水などがかからないようにビニール袋で覆うなどして 特に注意してください 84

86 運転のしか運転のしか考資料運転のしかた ( つづく ) 6 章参考資料 6.2 取扱説明書参運転と働き再熱運転 た10 た11 運転のしかた ( つづき ) 停止 スイッチを押します 運転ランプ 風量モードランプが消灯し 運転を停止します ( 風量モードランプが消灯します ) 吸込空気温度が 35 以上または 7 以下の場合は 弱 風量での運転ができません また 吸込空気温度が 7 以下の場合は 急 風量での運転ができません パワフル スイッチでパワフル設定を切り換えます 設定した湿度に到達するまで 圧縮機を最大周波数で運転します 到達後は 通常運転に戻ります ( パワフル除湿運転中 パワフルランプが点灯します ) パワフル除湿運転の途中で解除する場合は パワフル除湿運転中にもう一度 スイッチを押してください 室内吸込空気温湿度によっては 保護制御などが作動し 圧縮機を最大周波数で運転できない場合があります 再熱運転をすると 吹出空気温度が吸込空気温度より 10 ~ 25deg 高くなります 温度変化のない除湿を必要とする場合 空調機と併設してください ご希望の湿度を基準にして自動的に 再熱 と 送風 を切り換える運転です 吸込空気湿度が 設定湿度より高いときに再熱運転をします 吸込空気湿度が設定湿度より低くなると送風運転に切り換わり 再び吸込空気湿度が設定湿度より約 5%RH 高くなると再熱運転に戻ります 電源プラグをコンセントに差し込み電源を入れます ( 電源は単相 100V です ) ( 注 ) 0.9kW のコンセント形状はアイエル (IL) 形 ( アース極付き ) となります 準備 初回運転時のみ が表示されます (2 回目以降は前回停止時の設定値が表示されます ) アース線は必ず施工してください スイッチを押します 運転ランプ 風量モードランプが点灯します 運転を開始します ( 運転に入った場合 風量モードランプが表示します ) 運転 スイッチで湿度を設定します 部を押すごとに 1%RH ずつ上がります ( 最高 80%RH) 湿度 (56%RH に設定した場合を示します ) 部を押すごとに 1%RH ずつ下がります ( 最低 30%RH) 湿度設定を に設定すると連続運転ができます ( 12 ページ ) 一旦設定すると設定状態を記憶していますので日常の設定は不要です 湿度は運転前でも設定できます スイッチで風量を切り換えます 部を押すごとに 強 弱 急 強 の順で変わります 風量 ( 急 に設定した場合を示します ) 圧縮機運転開始後 1 分間は 強 固定になり 1 分経過後 設定風量に切り換わります スイッチは 再熱運転中に押してください 停止中に スイッチを押してもパワフル除湿運転しません 85

87 た12 運転のしか6 章参考資料 6.2 取扱説明書参た13 その他の表示について ( つづき ) アラームコード一覧 異常を検出すると 運転ランプが点滅し 設定表示部に異常内容に応じたアラームコードが表示されます 異常内容や異常検出条件は 下表のようになります 運転 / 停止 スイッチを押すことにより 異常コードをリセットすることができます 原因を取り除いてから 再度 運転 / 停止 スイッチを押して運転を再開してください アラームコードと異常内容を下表に示します アラームコード 異常内容作動機器と作動設定値 原因 01( 注 1) フロートスイッチ作動 高水位フロートスイッチ異常 02 保護装置作動 [ 高圧カット ] 高圧遮断装置 (R410A:4.15MPa) 03( 注 2) リモコン - 制御基板間伝送異常 リモコン 制御基板間配線の端子部ゆるみ 断線 誤配線 04 インバーター基板 - 制御基板間伝送異常 インバーター基板 ~ 制御基板間伝送不良 06 インバーター電圧異常 インバーター電圧低下 07 吐出ガススーパーヒート低下異常 冷媒過多 膨張弁開ロック 異常着霜 08 圧縮機上部温度過昇異常 冷媒不足 冷媒抜け 膨張弁閉ロック 冷媒配管つまり 11 吸込空気用サーミスター異常 13 蒸発器出口サーミスター異常 サーミスター ( センサー ) 配線誤結線 未結線 断線 ショート 15 吸込空気用湿度センサー異常 19 送風機保護装置作動室内ファンモーター過電流 ロック インターナルサーモ故障 20 圧縮機上部サーミスター異常 21 高圧圧力センサー異常 サーミスター ( センサー ) 配線誤結線 未結線 断線 ショート 29 低圧圧力センサー異常 35 機種設定誤り 誤設定 38 保護検出回路異常 室内ユニット保護装置異常 39 運転電流異常 過負荷運転 圧縮機異常 電流センサー異常 45 高圧圧力上昇防止保護作動 過負荷運転 冷媒過多 冷媒配管つまり 不凝縮ガス混入 47 低圧圧力低下防止保護作動 冷媒不足 冷媒抜け 膨張弁閉ロック 48 インバーター過電流保護作動 過負荷運転 圧縮機異常 53 インバーターモジュール保護作動 インバーター異常 ( 過負荷 回転異常 起動失敗 ) 54 インバーターフィン温度上昇保護作動 過負荷運転 フィンサーミスター異常 55 インバーター不動作 インバーター故障 EE 圧縮機保護アラーム [ リモコンによるリセット不可 ] 6 時間以内に圧縮機にダメージを与えるアラームが 3 回発生 ( 注 1) 別売のドレンアップ接続用コード (K-08FSCP) 使用時 (DSW2-1:OFF) のみ ( 注 2) 別売の多機能リモコン (PC-RKF) 接続時 (DSW2-2:OFF) のみ 運転のしか考資料その他の表示について ( つづく ) 通常時の表示 除霜運転のとき 設定表示部に が表示されます 送風機は停止します ( 注 ) 除霜運転中 ( 表示中 ) は停止操作をしないでください 次回の運転時に異常停止することがあります 除霜 表示 送風運転のとき 回転 設定表示部が回転してるように点滅します 送風再熱運転中 スイッチを長押し ( 約 1 秒 ) すると送風運転に切り換わります 長押し 送風運転を解除する場合は 再びスイッチを長押しします 再熱運転時に スイッチを押し続けると 設定 表示部に が表示されて 連続運転をします 連続運転を解除する場合はスイッチを押します ( 注 )1. 連続運転とは 吸込空気湿度に関係なく運転を継続させる運転モードです 時間に一度 電子膨張弁を調節するため 約 3 分間送風運転に切り換わります 連続運転 表示 除霜設定お知らせサイン除霜運転終了後に 熱交換器に霜が残っている状態のとき 設定表示部に が表示され 運転ランプおよび風量モードランプが点滅します ( 運転は継続します ) 表示 スイッチと スイッチを同時に 3 秒以上長押しすると 表示を一旦解除できますが 操作パネルからの機能選択項目 除霜周期 除霜時間 の設定が適切でない可能性がありますので 除霜周期を短くしたり 除霜時間を長くするなど使用環境に合わせて設定内容を見直してください 残霜 異常時の表示 異常時には アラームコードが設定表示部に表示され 運転が停止します アラームコードの番号を確認して お買い上げの店にご連絡ください ( 13 ページ ) アラームコード 異常 すべての表示が消えます 停電などで運転が止まると 再び通電されても再運転しません 運転操作をやり直してください 停電 すべての表示が消え 運転が停止することがあります これはノイズの影響で装置保護のためマイコンが作動したものです 電源を切るために電源プラグを一旦抜き差しし 運転操作をやり直してください ノイズ 86

88 運転のしか考資料自動運転について 自動で次の運転をします 圧縮機保護のために 運転停止後や瞬時停電の場合 最低 3 分間は再運転しません 約 3 分後に自動的に再運転します 3 分ガード 再熱運転時に 吸込空気温度が運転範囲を超える低温になると 自動的に送風運転に切り換わります なお 吸込空気温度が運転範囲内に入ると 自動的に送風運転前の運転に戻ります ( 7 ページ ) 低温運転防止 6 章参考資料 6.2 取扱説明書参た14 た15 運転のしか操作パネルによる機能選択項目 操作パネルから機能選択を設定することにより 付加機能が使用できます 設定については お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 設定 設定項目 機能名 出荷時 試運転時 ( ) F2 停電後動作 00( 無効 ) F3 遠方発停 00( レベル ) F5 ファン残留運転 00( 無効 ) F6 異常時ファン停止 01( 停止 ) F8 サーモオン湿度 05(+5%) FA 除霜周期 30(30 分 ) Fb 除霜時間 15(15 分 ) o1 検知湿度補正 00( 無効 ) o4 インバーター制御切替 00( 可変 ) o5 運転周波数固定 50(50Hz) o6 フィルターサイン時間変更 00( 無効 ) o7 外部ヒューミ信号入力 00( 無効 ) o9 サーモオン信号出力 00( 無効 ) oa 外部出力信号選択 0 0( パワフル除湿 ) ob セルフデマンド機能 00( 無効 ) oc ウェーブ機能 00( 無効 ) oe サーモオフ湿度 00( 無効 ) og 予備 00(00) b7 設定湿度固定 00( 無効 ) b9 風量固定 00( 無効 ) r1 デマンド入力 1 設定 00( 未設定 ) r2 デマンド入力 2 設定 00( 未設定 ) 除湿機内部の着霜状態を検知し 自動的に除霜運転をします 除霜運転中は除湿機の送風機が停止し 操作パネル部の設定表示部に を表示します また 除霜運転中に溶けた水分が再び着霜することを防ぐために 圧縮機を停止することがあります 除霜運転 ( ) 試運転時の設定値を記入してください 設定値が記入されていない場合には お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 87

89 お手入れ アフターサービ6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料お手入れのしかた ( つづく ) お手入れの際は 必ず除湿機の電源プラグを抜いてください 感電の原因になります また 遠方操作や停電自動復帰運転により 運転スイッチを押さなくても運転することがあるため 元電源を切らずにカバーを開けている場合には ファンの回転などによりケガの原因になります 吸込グリルの開閉 フィルターの取り付けおよび取り外し時はしっかり保持してください 落下および傷害の原因になることがあります お手入れの際は 安全のため手袋などをしてください ケガの原因になることがあります 使用環境にもよりますが 2 週間エアーフィルターのに 1 回程度はエアーフィルター掃除のしかたの掃除をしてください 空気吸込グリルを開けます 3 掃除します エアーフィルターの汚れは電気掃除機で取り除くか 水および中性洗剤で洗い流してください または エアーフィルターは日陰で自然乾燥させてください 直火 ドライヤー ヒーターなどで乾かさないでください エアーフィルター変形の原因になることがあります エアーフィルターを取り出します 4 エアーフィルターを取り付けます おス17 お手入れのしかた ( つづき ) 電源プラグ コードの点検 安心してご使用いただくために 半年 ~ 1 年に 1 回電源プラグの異常過熱やコードの亀裂および傷がないか確認してください 除湿機に直接水やスプレー式の洗剤をかけたり 水を使って洗ったりしないでください ショートや感電の原因になります お手入れの際は 安全のため手袋などをしてください ケガの原因になることがあります 掃除のときは 熱交換器フィンに直接手を触れないでください ケガの原因になることがあります 空気吸込グリル 外板のお手入れ ぬるま湯を含ませた柔らかい布を固く絞って拭いてください 空気吸込グリルおよび外板のお手入れには柔らかい布を使ってください ベンジン シンナー 洗剤 ( 界面活性剤入り ) などを使うと 変色 変形 塗装はがれおよび傷の原因になることがあります 空気吸込グリルは取り外して掃除することができます 手入れ アフターサービ日常のお手入れ 1 空気吸込グリルに手をかけ 手前に引きます 2 エアーフィルターが乾いたら 必ず元どおりに正しく入れてください エアーフィルターを持って斜め下に引き出してください 5 空気吸込グリルを閉めます ス16 エアーフィルターを取り付けてください 外したまま運転すると除湿機故障の原因になることがあります 88

90 お手入れ アフターサービ手入れ アフターサービ考資料ス19 故障かなと思ったら こんなときは故障ではありません 症状原因 運転が止まる 操作パネルの表示灯がすべて消えたとき 電磁波などの影響で 装置保護のためにマイコンが作動したためです 電源プラグを抜き 運転操作を初めからやり直せば元に戻ります 停電があったとき 運転操作を初めからやり直してください 白い煙が出る 一定期間停止していた後の運転開始のとき 除湿機の熱交換器に付着していたゴミが乾燥し 空気吹出口より吹き出されるためです 霧が出る 飲食店 厨房などで使用している場合 油脂類がフィンに多量に付着すると熱交換が悪くなり 霧を発生させることがあります においが出る 運転中 除湿機から吹き出す風がくさい タバコの煙や部屋のにおいなどが除湿機内部に付いたためです エアーフィルターのお手入れや送風運転で換気を十分してからご使用になると効果がある場合があります 運転の始めや運転の終わりのときに ドン という音がする 送風機用モーターが運転を開始した音です 音が出る 運転の始めや運転の終わりのときに ミシッ という音がする 樹脂部品が温度の変化によって伸縮して 相手部品とこすれる音です 運転中に シュー という水の流れる音や ボコボコ という水が沸騰するような音がする 冷媒が流れる音です 特に運転開始時や圧縮機停止時に聞こえる場合があります 露がつく 空気吸込グリルやキャビネットに結露または露が落下する 高湿度 ( 相対湿度 80% 以上 ) で長時間運転すると結露する場合があります 風が出ない運転中に送風運転だけが止まる 除湿機に付いた霜を取っているところです 数分後に自動的に運転を再開します 水蒸気が出る 風量が変わらない 除霜運転に切り換わったときに 除湿機から水蒸気が出る 風量設定を切り換えても 吹き出す風の強弱が変わらない 室内が冷えている場合 除霜運転に切り換わったときに霜を溶かすために出るものです 吸込空気温度によっては 保護制御が働き 風量の切り換えを制限します お手入れのしかた ドレンパンのお手入れ 1 ヵ月に 1 度ぐらいサービスカバーをあけて ドレンパンの内部や排水口周辺を点検し 汚れているときはごみを洗い流したり 布でふき取ってください ドレンパンにごみなどがたまりますと 排水口がふさがって水が機械の外に出ることがあります サービスカバー 排水口 長期間ご使用にならない時のお手入れ ご使用のあとや 再びご使用になる前に お手入れしてください ご使用のあと エアーフィルター 空気吸込グリル ドレンパンを掃除してください 6 章参考資料 6.2 取扱説明書参 運転を停止した直後は 除湿した水 ( ドレン水 ) がでますので 1 日経過してからドレンパンを掃除してください 外板の汚れをふき取り 空気吸込グリルを取り付けてください 再びご使用になる前 空気吸込グリルおよび空気吹出口の障害物を取り除いてください エアーフィルターがつまっていないことを確認してください お温湿度センサーの点検 センサーケース 前面カバーを取り外して 温湿度センサーを点検してください 温湿度センサーケースおよびケース内部の基板に汚れの付着や腐食が無いか確認してください ( 基板はセンサーケースを開き確認してください ) 汚れの付着や腐食がある場合 正しい温湿度が検知できません 良好な状態でお使いいただくため 定期点検および 必要により部品交換をしてください ス18 基板 89

91 お手入れ アフターサービ6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料故障かなと思ったら 修理を依頼される前にお調べください 症状調べるところ運転を再開するとき 除湿機の元電源や電源プラグを入れてください 除湿機の元電源や電源プラグは入っていますか ス21 製品の種類 室内ユニット (50/60Hz) 型式 RK-NP08PV1 RK-NP08PV1-B RK-NP12PV1 RK-NP12PV1-B 項目種類機 能 再熱専用型 ユニット構成 一体型 凝縮器の冷却方式 空冷式 送風方式直接吹出型 電源単相 100V 50/60Hz 冷媒の種類 HFC(R410A) 圧縮機定格出力 (kw) 保証とアフターサービスについて 保証について 保証期間は試運転完了日から起算して 1 年間です この製品には保証書が付属しています 保証書はお買い上げの店で所定事項を記入してお渡ししますので 記載内容をご確認のうえ 大切に保存してください 保証期間中に万一 故障したときは お買い上げの店または指定のサービス店にご連絡ください 保証書記載事項に基づいて 1 年間は無償修理いたします [ 保証期間経過後の修理は有償になります ] 保証期間中でも有償になることがありますので 保証書をよくお読みください なお 除湿機の故障に起因した営業補償などの二次補償はいたしません 良好な状態で除湿機をお使いいただくため お客様の行う日常点検 ( フィルター清掃など ) 以外に専門技術者による定期的な保守点検を実施してください 標準的な保守点検の 点検周期 および定期点検に伴う 保全周期 [ 主要部品の交換 修理実施周期 ] は下表を目安にされると便利です ( 本表は主要部品を示します 詳細は保守契約に基づいて確認してください ) なお 保守点検は契約会社によって若干内容の違いがありますので 契約時によくお確かめください 表 1 の保全周期および表 2 の交換周期は保証期間を示すものではありません ご使用条件 (1) 頻繁な発停の無い 通常のご使用状態であること (2) 製品稼動時間は 10 時間 / 日 2,500 時間 / 年と仮定します 表 1 主要部品の 点検周期 および 保全周期 の一覧 主要部品名点検周期 圧縮機 モーター ( ファンなど ) 保全周期 交換または修理 20,000 時間電子膨張弁 主要部品名点検周期 センサー ( 注 4) ( サーミスターなど ) 保全周期 交換または修理 20,000 時間 20,000 時間 5 年 1 年 バルブ ( 電磁弁など ) 1 年 20,000 時間 ドレンパン ( 注 2) 8 年 プリント基板類 25,000 時間 リモコン スイッチ類 25,000 時間 熱交換器 5 年 手入れ アフターサービヒューズの交換または ブレーカーを入れてください 再発する場合は お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口へご相談ください 運転しない 元電源のヒューズやブレーカーが切れていませんか 除湿機の空気吸込口や空気吹出口の近くに風の妨げになるものがありませんか 風の流れの妨げになっている物を取り除いてください 吹出空気がそのまま空気吸込口に吸い込まれていませんか 運転するがすぐ止まる 湿度調節スイッチのスイッチを押してみてください ( ページ ) 設定湿度は適正ですか 吹出方向を変えてみてください ( 8 ページ ) 風の吹出方向は適正ですか エアーフィルターを掃除してください ( 16 ページ ) エアーフィルターが目づまりしていませんか よく除湿されない 窓や戸を閉めてください お部屋の窓や戸が開いていませんか 障害物を取り除きます 除湿機の空気吸込口や空気吹出口のまわりに障害物がありませんか 修理を依頼するときは 上記の点をお調べいただいても調子がよくないらないとき また 上記の点以外の症状があるときは使用を中止して お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください 異常により停止した場合には アラーム表示の番号を確認のうえ元電源を切り お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 1 型式 - 型式の表示箇所は ( 8 ページ ) 2 故障の症状 - できるだけ詳しく 3 アラーム表示の番号 - ( 13 ページ ) お買い上げの店にご連絡のときお知らせください ス20 90

92 お手入れ アフターサービ考資料保証とアフターサービスについて 注 1. この保全周期は 製品を長く安心してご使用いただくために 保全行為が生じるまでの目安時間を示していますので 適切な保全計画 ( 保守点検費用の予算化など ) のためにお役立てください 注 2. 建築物衛生法 ( 旧ビル管理法 ) の対象となる建物にご使用の場合は 定期的な点検が必要になります 注 3. 運転状況によっては点検周期および保全周期が異なります 例えば下記の場所でご使用される場合には 保全周期 および 交換周期 の短縮を考慮する必要があります 温度 湿度の高い場所 またはその変化の激しい場所 電源 ( 電圧 周波数 波形歪みなど ) や負荷変動が大きい場所 振動 衝撃が多い場所 塵埃 塩分 亜硫酸ガス 硫化水素などの有害ガス オイルミストなど良くない環境でご使用される場合 頻繁な発停のある場合や運転時間が長い場合 (24 時間運転など ) 注 4. 温湿度センサーは 腐食環境下などでご使用されると保全周期よりも大幅に短い周期で交換が必要になる場合がありますので 使用環境に応じてあらかじめ部品を準備いただくなど保全計画時にご検討ください 表 2 消耗部品の 交換周期 の一覧 消耗部品名 点検周期 交換周期 消耗部品名 点検周期 交換周期 ロングライフフィルター 5 年 ヒューズ 5 年 1 年 1 年 中性能フィルター 1 年 平滑コンデンサー 10 年 注. この交換周期は 製品を長く安心してご使用いただくために 交換行為が生じるまでの目安時間を示してい ますので 適切な保全計画 ( 部品交換費用の予算化など ) のためにお役立てください 故障の発生は 定期点検実施の場合でも 予期できない突発的偶発故障が発生する場合があります この場合 保証期間外での故障修理は有償になります 補修用性能部品の保有期間についてこの除湿機の補修用性能部品の保有期間は 製造打ち切り後 9 年です 補修用性能部品とは その製品の機能を維持するために必要な部品です 当社は補修用性能部品を調達したうえ 修理によって機能を維持できるときは お客様のご要望により有償修理いたします フロン排出抑制法 に基づく冷凍空調機器の点検について 6 章参考資料 6.2 取扱説明書参ス22 アフターサービスご契約のおすすめ 除湿機をいつも最良の状態で運転するためには 一定の基準で点検し また 運転の程度に応じて部品の調整 補修および交換をする必要があります 当社指定のサービス店と保守契約 ( 有償 ) いただければ 日立除湿機専門のサービスマンがお客様に代わって点検をします 万一の故障のときも早期に発見し 適切に処置をすることができます 移設および廃棄 整備について 転居などで除湿機を移動再設置する場合は専門の技術が必要ですので お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 除湿機を廃棄 整備されるときは 冷媒の回収などが必要ですのでお買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください この除湿機はフロン排出抑制法の第一種特定製品です (1) フロン類をみだりに大気中に放出することは禁じられています (2) この製品を廃棄 整備する場合には フロン類の回収が必要です (3) この製品には GWP 値 ( 地球温暖化係数 )2090 のフロン類が封入されています フロン類の種類および数量は 製品に貼り付けの仕様銘板 注意銘板に記載されています (4) 廃棄 整備するときは 都道府県に登録された第一種フロン類充填回収業者にフロン類の回収を依頼してください このときフロン類の回収処理費用を機器廃棄者に負担いただくことになっています お客様メモ 後日のために記入してお客様にお渡しください お客様がサービスを依頼されるときに お役にたちます お買い上げ店名 電話 ( ) - お買い上げ年月日年月日 販売元 : 東京都港区西新橋二丁目 15 番 12 号 製造元 : 静岡県静岡市清水区新緑町 8 番 1 号 2017 Johnson Controls-Hitachi Air Conditioning Technology (Hong Kong) Ltd. P 年 7 月 冷媒フロン類を適切に管理していただくために すべての機器においてお客様ご自身による簡易点検が義務づけられています さらに管理する機器の圧縮機定格出力によっては有資格者による定期点検 ( 有償 ) も義務づけられています ただし 本製品シリーズにおいては圧縮機定格出力が 7.5kW を下回るため 定期点検は不要です 対象機器点検頻度点検内容 < お客様 (= 所有者様 ) にて実施 > 目視確認による 機器の異音 異常振動 外観の損傷 腐食 錆び 油にじみ 熱交換器の霜付 他詳細は一般社団法人日本冷凍空調設備工業連合会のホームページをご参照ください < 有資格者が実施 > 1 目視確認法 2 間接法 : 機器の運転状況記録などから判断 3 直接法 : 発泡液による確認注 ) 蛍光剤使用による確認は 機器に不具合を生じる可能性があるため 当社は使用を了承していません 3 ヵ月に 1 回以上 簡易点検すべての機器 1 年に 1 回以上 50kW 以上 3 年に 1 回以上 7.5kW 以上 50kW 未満 圧縮機定格出力 空調機器 定期点検 1 年に 1 回以上 7.5kW 以上 圧縮機定格出力 冷凍 冷蔵機器 Printed in Japan(SEG) 91

93 ご使用の前1 考資使用の前運転のしかたターサービス6 章参考資料 6.2 取扱説明書参はじめに 電磁波を発生する医療機器などを使用するときは 多機能リモコンの誤作動防止のため 電磁波の発信面を多機能リモコンに直接向かない位置に据え付けてください また 電磁波の空中伝播の影響をさけるため 電磁波を発信する機器やラジオなどは 多機能リモコンより 3m 以上離してください 記号の意味 : 禁止事項を示します : 強制事項を示します 特定しない一般的な使用者の行為を指示する表示です : 知っていると便利な情報を示します この製品は国内向け一般用除湿機です 次のような場所への設置はしないでください 多くの場合 多機能リモコンが故障する原因になります 油 ( 機械油も含む ) の飛沫 蒸気の多い場所 温泉地など硫化ガスの多い場所 可燃性ガスの発生 流入などの恐れがある場所 海岸地帯などの塩分の多い場所に 酸性またはアルカリ性の雰囲気の場所警告 : 取り扱いを誤ると 使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定できる場合を示します 注意 : 取り扱いを誤ると 使用者が傷害を負う可能性および物的損害のみの発生が想定できる場合を示します : 警告 注意以外の注記事項を示します ご使用の前に この 安全のため必ずお守りください をよくお読みのうえ 正しくお使いください ここに示した注意事項は に区分していますが 誤った取り扱いをしたときに 死亡や重傷などの重大な結果に結び付く可能性が大きいものを特に の欄にまとめて掲載しています 料2 多機能リモコン ( 別売品 ) 取扱説明書 日立除湿機 : 参照ページを示します 安全のため必ずお守りください しかし の欄に掲載した事でも 状況によっては重大な結果に結び付く可能性もあります いずれも安全に関する重要な内容を掲載していますので必ずお守りください お読みになった後は お使いになる方がいつでも見られる所に必ず保管してください 据え付け 電気工事について 据え付けは お買い上げの店または専門業者に依頼してください ご自分で据付工事をされ不備があると 水漏れ 感電 火災 多機能リモコン落下によるケガの原因になります もくじアフ多機能リモコン (PC-RKF) に ごはじめに... 1 安全のため必ずお守りください... 1 各部のなまえ... 3 基本の操作... 4 運転モード設定のしかた... 4 風量設定のしかた ( 小型天吊タイプ 小型床置タイプ )... 5 温度 湿度設定のしかた... 6 運転のしかた... 7 操作ロックのしかた... 7 パワフル除湿運転のしかた... 8 このたびは日立除湿機をお買い上げいただき メニューの操作... 9 まことにありがとうございます 1 メニュー画面の表示方法... 9 お使いになる前に この取扱説明 2 かんたんタイマー設定のしかた 書をよくお読みのうえ 除湿機を 3 フィルターサイン ( 時間 ) 正しくご使用ください リセットのしかた 運転スケジュール設定のしかた お読みになった後は 大切に保管してください 5 スケジュール休日設定のしかた わからないときは お買い上げの店またはメー 6 節電設定のしかた カー指定のお客様ご相談窓口へお問い合わせく 7 節電スケジュール設定のしかた ださい 8 時計あわせのしかた 表示設定のしかた 部屋名登録のしかた 使用電力量の表示方法 CO2 排出量の表示方法 CO2 排出係数の設定 ガイドメニューの操作 ガイドメニュー画面の表示方法 現在の設定の表示方法 表示の説明の表示方法 操作の説明の表示方法 故障かなと思ったらの表示方法 連絡先表示の表示方法 その他の液晶表示について 保証とアフターサービスについて この取扱説明書は除湿機用の多機能リモコン用です 室内ユニットおよび組み合わせられるコントローラーに付属している取扱説明書も併せてご覧ください 電気工事をするには資格が必要ですので 資格のある店に依頼してください ご自分で電気工事をされ不備があると感電および火災の原因になります 92

94 使用の前2 ご考資料運転中に 6 章参考資料 6.2 取扱説明書参に安全のため必ずお守りください 各部のなまえ 下の表示は説明のため 画面は 運転操作画面 を表示しています 実際の運転時とは異なります 表示部運転モード表示 ( 4 ページ ) に風量調節表示 ( 5 ページ ) ご使用の前3 部屋名表示 ( 29 ページ ) スケジュールタイマー表示かんたんタイマー 運転スケジュール 節電スケジュールのいずれかが稼動可能なときに表示します 節電設定 / パワフル設定表示節電またはパワフル設定中に点灯します 操作ロック表示操作ロック設定されているときに表示します ( 7 ページ ) フィルターサイン表示エアーフィルターの清掃時期に点灯します 操作説明表示スイッチ操作内容を表示します 倉庫 A 運転ランプ 運転中に点灯します 異常時に点滅します 設定温度 湿度表示 ( 6 ページ ) 運転 / 停止スイッチ ( 7 ページ ) メニュースイッチ ( 9 ページ ) メニューを表示します パワフルスイッチ ( 8 ページ ) パワフル設定を切り換えます 操作部 十字スイッチ各項目の選択および設定変更時に操作します 決定スイッチ設定を確定します スイッチ ( 9 35 ページ ) 前の画面に戻ります 運転操作画面で押すとガイドメニューを表示します バックライト操作スイッチを押すと バックライトが点灯します 操作スイッチの操作は指で軽く押してください ボールペンなどの先のとがったもので操作すると操作部の破損の原因となることがあります 濡れた手で多機能リモコンを操作しないでください 感電の原因になります 安全装置がたびたび作動したり [ 運転 / 停止 ] スイッチの作動が確実でない場合は ただちに元電源を切ってください 漏電または過電流の可能性があるため 感電 火災 破裂の原因になります お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください 異常時 ( こげ臭いなど ) は 運転を停止して 元電源をただちに切ってください 異常のまま運転を続けると故障 感電 火災などの原因になります お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください 修理 移設について 修理は お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 修理や据え付けに不備があると 感電や火災などの原因になります 多機能リモコンを修理または移設するときは お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 修理や据え付けに不備があると 感電や火災などの原因になります その他の警告および注意 お手入れの際は 操作パネル内部に水を入れないようにしてください 電気品に水がかかると感電の原因になります 電気配線の改造変更をしないでください 重大事故の原因になります 操作パネルを操作後 3 分以内に電源を切らないようにしてください 誤動作の原因になることがあります 93

95 4 運転のしかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料基本の操作 スイッチを押すごとに 選択した運転モードによっての枠が以下のように移動します 自動除湿 の場合 ( 冷却機能付機のみ ) 運転モード 設定温度 設定湿度 再熱除湿 の場合 床置タイプ運転モード 設定湿度 項目の 選択 小型天吊タイプ 小型床置タイプ 運転モード 風量 設定湿度 冷却除湿 の場合 ( 冷却機能付機のみ ) 運転モード 設定温度 5 運転のしかた運転モード設定のしかた ( つづき ) 接続確認中です 電源を入れます シーズン中は電源を切らないでください 準備 スイッチで運転モードを選択 します 1 設定温度 スイッチを押すごとに 再熱除湿 送風 の順に切り換わります ( 再熱専用機 ) 自動除湿 再熱除湿 冷却除湿 送風 の順に切り換わります ( 冷却機能付機 ) 2 風量設定のしかた ( 小型天吊タイプ 小型床置タイプ ) スイッチで風量を選択 します 1 スイッチを押すごとに 小型天吊タイプ強風 弱風の順に切り換ります 小型床置タイプ強風 弱風 急風 強風の順に切り換ります 2 ( 注 ) 初めてお使いになるとき 風量が表示されない場合がありますが 風量設定を切り換えることで風量が表示されます 吸込空気温度によっては保護制御により風量設定を切り換えても風量が変わらない場合があります 風量設定は 小型天吊タイプのみの機能となります 項目を選択した状態で スイッチを押すと設定内容が切り換わります 設定の変更 運転モード設定のしかた ( つづく ) [ 自動除湿 ] の運転 ( 通常はこのモードがおすすめです )( 冷却機能付機のみ ) ご希望の温度と湿度を基準にして自動的に 再熱 再熱抑制 冷却 送風 を切り換える運転です ( 注 ) 暖房運転のように部屋を暖めることはできません [ 再熱除湿 ] の運転ご希望の湿度を基準にして自動的に 再熱 送風 を切り換える運転です [ 冷却除湿 ] の運転 ( 冷却機能付機のみ ) ご希望の温度を基準にして自動的に 冷却 送風 を切り換える運転です ( 注 ) 暖房運転のように部屋を暖めることはできません [ 送風 ] の運転 送風 のみ行います [ 再熱 ] は 室内ユニットに配置された蒸発器と凝縮器を使用します 吹出空気は吸込空気に比べ高温 低湿度となります [ 再熱抑制 ] は 室内ユニットに配置された蒸発器と凝縮器に加え 室外ユニットに配置された凝縮器も使用します 吹出空気は吸込空気に比べ高温 低湿度となりますが 再熱 に比べて吹出空気温度は低くなり 相対湿度は高くなります [ 冷却 ] は 室内ユニットに配置された蒸発器と室外ユニットに配置された凝縮器を使用します 吹出空気は吸込空気に比べ低温 高湿度 ( ) となります ( ) 吹出空気中の水分量は吸込空気より少なくなります 94

96 運転転ののししかかたた考資料 スイッチで設定温度または 6 章参考資料 6.2 取扱説明書参6 7 運運転のしかた スイッチを押します 運転ランプが点灯します 運転を開始します 運転 一旦設定すると設定状態を記憶していますので再設定は不要です 設定を変更する場合は 4 ~ 6 ページの操作をしてください 温度 湿度 風量の設定 もう一度スイッチを押します 運転ランプが消灯します 運転を停止します 停止 操作ロックのしかた 操作ロックで無効化する設定操作は 機能選択で選択することができます 詳しくは お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 機能と働き 多機能リモコンの機能選択で設定操作無効化を選択後 下記の操作をすることで操作ロックができます 操作スイッチの設定操作を無効にさせる機能です 以下の 4 種類の設定操作を無効にできます (1) 運転モード (3) 設定温度 (2) 風量設定 (4) 設定湿度 スイッチを同時 スイッチと に 3 秒押します が点灯し 操作ロックが有効になります 1 操作ロックで制限されている設定項目は スイッチを操作しても選択で きません スイッチを同時 スイッチと に 3 秒押します が消灯し 操作ロックが無効になります 2 スイッチとスイッチを同時に 3 秒押すごとに 操作ロックの 有効 無効 が切り換わります 温度 湿度設定のしかた 設定湿度を選択します 自動除湿 は 設定温度と設定湿度の両方を設定できます 再熱除湿 は 設定湿度のみ設定できます 1 冷却除湿 は 設定温度のみ設定できます スイッチを押すごとに 1 ( または 1%) ずつ上がります スイッチを押すごとに 1 ( または 1%) ずつ下がります 2 設定温度範囲 5 ~ 45 設定湿度範囲 連続運転 30 ~ 80% ( 注 ) 設定温度に応じて設定湿度は制限されます 設定湿度が 30% のときに スイッチを押すと 連続運転 を表示します 連続運転 は 室内吸込空気湿度に関係なく再熱運転を継続させる設定です 自動除湿 では 湿度設定可能な範囲は最大で 30 ~ 80% RH ですが 高温高湿または低温低湿雰囲気での除湿運転による除湿機の故障を防止するため 設定温度に応じて湿度設定範囲が下表のように制限されます ( 冷却機能付機のみ ) 設定温度設定温度湿度設定可能な範囲 (% RH) ( ) ( ) 湿度設定可能な範囲 (% RH) 連続運転 30 ~ ~ 連続運転 30 ~ ~ 連続運転 30 ~ ~ 連続運転 30 ~ ~ 連続運転 30 ~ ~ 連続運転 30 ~ ~ 連続運転 30 ~ ~ 連続運転 30 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 80 95

97 8 運転メニューの操作 1 メニュー画面の表示方法 機能と働き 9 ~ 34 ページの各種設定項目を表示します メニュー表示中の 印が点灯している機能は設定することができません 印が点灯している機能を選択した場合 画面下側に 機能がありません または 設定できません を表示します 1 スイッチを押します メニュー画面を表示します スイッチで設定する項目を選 択して スイッチを押します 2 設定できない項目はを表示します 3 メニュー画面から運転操作画面 (3 ページ ) に戻る には スイッチを押します メニュー画面で約 10 分間操作がない場合 自動的に運転操作画面に戻ります のしかた9 運転のしかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料パワフル除湿運転のしかた 運転と働き 設定した湿度と温度に到達するまで 圧縮機を最大周波数で運転します 到達後は通常運転に戻ります 再熱除湿 時は湿度 冷却除湿 時は温度を設定します 室内吸込空気温湿度によっては 保護制御などが作動し 圧縮機を最大周波数で運転できない場合があります 運転中にスイッチを押します パワフルを表示します 設定 パワフル除湿運転を開始します パワフル除湿運転中にもう一度 解除 スイッチを押します パワフルが消灯します パワフル除湿運転を終了し 通常の運転に戻ります 96

98 運転のしかた考資料転のしかた11 運10 6 章参考資料 6.2 取扱説明書参メニューの操作 ( つづく ) 2 かんたんタイマー設定のしかた機能と働き ご希望の時刻に運転を始めたり 止めたりする機能です ご使用に応じて タイマー動作は 1 回 または 毎日 が選択できます メニュー画面でかんたんタイマーを選択して スイッチを押します かんたんタイマー設定画面を表示します 1 メニューの操作 ( つづき ) 3 フィルターサイン ( 時間 ) リセットのしかた 現在時刻未設定時は 自動的に時計あわせ画面 ( 25 ページ ) を表示します 機能と働き スイッチを押して 設定項目を選択します フィルターサイン表示の消灯やフィルターの使用時間をリセットする場合に使用します 2 タイマー動作 入時刻 切時刻の順に表示します メニュー画面でフィルタサイン ( 時間 ) リセット スイッチを押して 設定内容を 1 を選択して スイッチを押します フィルターサイン ( 時間 ) リセット確認画面を表示 します スイッチではいを選択して 2 スイッチを押します リセット処理終了後 フィルターサイン ( 時間 ) リセット終了画面を表示します スイッチを押すと 運転操作画面 3 (3 ページ ) に戻ります 選択します タイマー動作選択の場合使用しない 1 回 毎日の順に切り換わります 3 入時刻切時刻選択の場合 30 分単位で時刻が切り換わります スイッチを押し続けると 連続で増減 します タイマー動作 1 回 を設定した場合 タイマー時刻 ( 入時刻および切時刻 ) に到達してタイマーが作動すると 使用しない に切り換わります 入時刻 切時刻は同時刻を設定しないでください すべての設定が完了したらスイッチを押します 4 設定確認画面を表示します スイッチではいを選択して スイッチを押すと設定を確定し 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります 5 スケジュール設定を示すを表示します リモコン禁止中はスケジュール運転停止をしません を表示している場合 スケジュール運転できません 25 ページの 8 時計あわせのしかた を参照して年月日時刻を設定してください 97

99 12 運転のしかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料メニューの操作 ( つづく ) 4 運転スケジュール設定のしかた 機能と働き ご希望の時刻に運転を始めたり 止めたりする機能です 運転時に温度を設定することもできます 運転スケジュール設定は各曜日 1 日 2 回まで設定することができます メニュー画面で運転スケジュールを選択して スイッチを押します 運転スケジュール設定画面を表示します 1 メニューの操作 ( つづき ) スイッチでスケジュール No. 1 ~ 2 を スイッチで 13 運転のしかた 入時刻 切時刻 設定温度 設定湿度 を選択します 4 入時刻 切時刻 設定温度 設定湿度 選択では スイッチで入切時刻 または設定温湿度を設定します ( 温度設定は冷却機能付機のみ ) スイッチを押し続けると連続で増減します 上図は 入時刻 8:30 切時刻 12:15 設定温度 28 を示します 設定は各曜日 1 日 2 回まで可能です 5 スイッチを押します 設定確認画面を表示します スイッチではいを選択して スイッチを押すとスケジュール設定を確定して 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります 6 続けて他の曜日を設定する場合は 他の曜日を設定を選択して 3 項に戻り 3 項 ~6 項の設定を繰り返します スケジュール設定を示すを表示します リモコン禁止中はスケジュール運転停止をしません を表示している場合 スケジュール運転できません 25 ページの 8 時計あわせのしかた を参照して年月日時刻を設定してください スイッチでスケジュール曜日 時刻設定を選択して スイッチを押します スケジュール曜日設定画面を表示します 2 現在時刻未設定時は自動的に 時計あわせ画面 ( 25 ページ ) を表示します スイッチで設定する曜日を選 択して スイッチを押します スケジュール時刻設定画面を表示します 画面のは運転 は停止時間帯を示します 休日設定をしている場合は を示します 3 設定コピーする場合は 曜日を選択した状態で スイッチとスイッチを同時に押し ます 1 つ前の曜日の設定内容をコピーします 98

100 運転のしかた考資料メニューの操作 ( つづく ) 14 6 章参考資料 6.2 取扱説明書参5 スケジュール休日設定のしかた 転のしかた15 運機能と働き スケジュール運転を一時的に稼動させない機能です 休日設定した曜日は 1 日だけスケジュール運転をしません その後 自動的に復旧します 祝日などの不規則な休みがある場合に使用します メニュー画面で運転スケジュールを選択して メニューの操作 ( つづき ) スケジュール有効 無効設定 スイッチを押します 運転スケジュール設定画面を表示します 機能と働き 1 スケジュール運転を一時的に稼動させない機能です スケジュール無効設定中はスケジュール運転をしません 長期間の休みがある場合に使用します メニュー画面で運転スケジュールを選択して 1 スイッチを押します 運転スケジュール設定画面を表示します 2 スイッチで スケジュール有効 無効設定を選択して スイッチを押します スケジュール有効 / 無効設定確認画面を表示し ます スケジュール有効のときは スケジュール無効設定確認 スケジュール無効のときは スケジュール有効設定確認を表示します スイッチではいを選択して 3 スイッチを押すとスケジュール有効 / 無効設定を確定して 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります スケジュール有効設定時は表示が点灯します スケジュール無効設定時は表示が消灯します スイッチでスケジュール休日設定を選択して スイッチを押します スケジュール休日設定画面を表示します 2 スイッチで休日設定する曜日を スイッチで 休日設定 解除を選択します 休日設定した場合 運転停止時刻を示すがのように表示します 3 すべての曜日の休日設定が完了したら スイッチを押します 設定確認画面を表示します 4 スイッチではいを選択して スイッチを押すと スケジュール休日設定を確定して運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります 5 休日設定曜日はスケジュール設定を示す表示が消灯します 99

101 16 運転のしかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料メニューの操作 ( つづく ) 6 節電設定のしかた 機能と働き 1 除湿能力制御 除湿能力を抑制します 2 間欠運転制御 除湿運転と送風運転を一定間隔で繰り返します 3 設定なし 節電の動作を行いません 現在の設定 説明ページ一覧 (36 ページ ) の メイン / サブリモコン の表示に応じて 切り換えられる節電モードは以下のとおりになります (a) メイン 上記 1~3 から節電モードの切り換えができます (b) サブ 切り換えできません メインリモコンの節電モードと同期します 節電モードを切り換えた場合 節電 ON/OFF は OFF 設定になります メニュー画面で節電設定を選択して メニューの操作 ( つづき ) スイッチで節電モード設定を スイッチを押します 節電設定画面を表示します 3 1 選択して スイッチを押します 節電モード設定画面を表示します 4 スイッチを押すごとに 除湿能力制御 間欠運転制御 設定なしの順に表示します 節電モードを選択して 17 運転のしかた スイッチを押します 設定確認画面を表示します スイッチではいを選択して 5 スイッチを押すと節電モードを切り換え 運転操作画面に戻ります 現在の節電モード 節電 ON/OFF 節電レベル スケジュールの設定状態を表示します 節電 ON/OFF 節電レベルは設定変更が可能です 1 節電 ON/OFF 設定のしかた スイッチを押して 節電 ON/OFF を選択します スイッチを押すごとに ON OFF の順に切り換わります 2 2 節電レベル設定のしかた スイッチを押して 節電レベルを 選択します スイッチを押すごとに弱 中 強の順に切り換わります 2 3 節電 ON の場合 節電設定を示す節電 : 強を表示します 詳細設定のしかた スイッチを押して 詳細設定を選択します スイッチを押すと 詳細設定画面を表示します 1: 節電モードが 設定なし の場合 節電 ON/OFF 節電レベル スケジュールは表示しません 2: 節電 OFF の場合は 節電レベルの設定変更はできません 3: 節電モードが 除湿能力制御 で 現在の設定 説明ページ一覧 (36 ページ ) の メイン / サブリモコン の表示がサブの場合 節電 ON/OFF 節電レベルの設定変更はできません 100

102 節電詳細設定 ( 除湿能力制御 ) のしかた 18 運メニューの操作 ( つづく ) 転のしかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参機能と働き メニューの操作 ( つづき ) スイッチを押して 設定項目を 選択します 5 制御方式 節電弱 節電中 節電強 の順に表示します スイッチを押すごとに 19 運転のしかた 弱 中 強 弱のみ 中のみ 強のみを表示します 7 設定後にスイッチを押します 設定確認画面を表示します 選択します スイッチを押して 設定内容を 6 制御方式選択の場合ピークカット制御 おさえめ制御の順に切り換わります 節電弱 ( 中 強 ) 選択の場合 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 0% の順に切り換わります 全設定後にスイッチを押します 次の設定画面を表示します スイッチではいを選択して 8 スイッチを押すと設定を確定して 運 転操作画面 (3 ページ ) にもどります 節電設定を有効にする場合 節電設定 (16 ページ ) で節電 ON に設定してください 除湿能力制御の詳細を設定します 制御方式 電力設定値を超える範囲の消費電力をカットする ピークカット制御 と 現在の必要空調能力に対して 除湿能力をおさえめにする おさえめ制御 とを切り換えます 節電弱 ( 中 強 ) 弱 中 強の各節電レベルに 対応する能力制御の値を割り当てます レベル切換順 節電設定で切り換え可能な節電レベルを変更します 現在の設定 説明ページ一覧 (36 ページ ) の メイン / サブリモコン の表示が サブまたは -- の場合は設定できません 節電モードが除湿能力制御で節電詳細設定を変更した場合 節電 ON/OFF は OFF 設定になります 能力制御の値の割り当ては 節電弱 > 節電中 > 節電強 とする必要があります 節電機能使用時は除湿能力が低下する場合があります メニュー画面で節電設定を選択して スイッチを押します 節電設定画面を表示します 1 スイッチで詳細設定を 選択して スイッチを押します 詳細設定画面を表示します ( 節電モードが 設定なし の場合 節電 ON/OFF 節電レベル スケジュールは表示しません ) 2 スイッチで節電詳細設定を 選択して スイッチを押します 節電詳細設定画面を表示します 3 スイッチで除湿能力制御を 選択して スイッチを押します 除湿能力制御の詳細設定画面を表示します 4 考資料101

103 20 運転のしかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料メニューの操作 ( つづく ) 節電詳細設定 ( 間欠運転制御 ) のしかた 機能と働き 間欠運転制御の詳細を設定します レベル切換順 節電設定で切り換え可能な節電レベルを変更します 各節電レベルでは以下の運転を繰り返します 節電 : 弱 通常運転 25 分 送風運転 5 分 節電 : 中 通常運転 20 分 送風運転 10 分 節電 : 強 通常運転 15 分 送風運転 15 分 節電モードが間欠運転制御で節電詳細設定を変更した場合 節電 ON/OFF は OFF 設定になります 節電機能使用時は除湿能力が低下する場合があります メニュー画面で節電設定を選択して スイッチを押します 節電設定画面を表示します 1 スイッチで詳細設定を メニューの操作 ( つづき ) スイッチを押すごとに 弱 中 強 弱のみ 中のみ 強のみの表示します 5 21 運転のしかた 設定後にスイッチを押します 設定確認画面を表示します スイッチではいを選択して 6 スイッチを押すと設定を確定して 運転操作画面 (3 ページ ) にもどります 節電設定を有効にする場合 節電設定 (16 ページ ) で節電 ON に設定してください 選択して スイッチを押します 詳細設定画面を表示します ( 節電モードが 設定なし の場合 節電 ON/OFF 節電レベル スケジュールは表示しません ) 2 スイッチで節電詳細設定を 選択して スイッチを押します メインでは 節電詳細設定画面を表示します (4 項へ ) サブの場合は 間欠運転制御の詳細設定画面を表示します (5 項へ ) 3 スイッチで間欠運転制御を 選択して スイッチを押します 間欠運転制御の詳細設定画面を表示します 4 102

104 7 節電スケジュール設定のしかた 機能と働き 22 メニューの操作 ( つづく ) ご希望の時刻に節電制御を始めたり 止めたりする機能です 節電スケジュール設定は各曜日 1 日 2 回まで設定することができます 節電スケジュールは 節電モード設定で設定されているモードのスケジュール制御を実施します 動作例のように 当日に複数パターンのスケジュール管理をする場合 設定例 1 のとおりスケジュール時間帯が重ならないように設定してください 設定例 2 のようにスケジュール時間帯が重なると 最初の切時刻 ( 設定例 2 の場合 16:00) にスケジュールが解除されます メニューの操作 ( つづき ) スイッチで設定する曜日を選 択して スイッチを押します スケジュール時刻設定画面を表示します 4 画面のは節電制御 は解除時間帯を示します 休日設定をしている場合は を示します 設定コピーする場合は 曜日を選択した状態で スイッチとスイッチを同時に押します 1 つ前の曜日の設定内容をコピーします スイッチでスケジュール No. 1 ~ 2 を スイッチで 入時刻 運転のしかた23 運転のしかた 5 切時刻 節電レベル を選択します 入時刻 切時刻 節電レベル 選択では スイッチで入切時刻 または節電レベルを設定します スイッチを押し続けると連続で増減 します 設定は各曜日 1 日 2 回まで可能です 上図は 入時刻 8:00 切時刻 12:00 節電レベル弱を示します 6 スイッチを押します 設定確認画面を表示します スイッチではいを選択して 7 スイッチを押すとスケジュール設定を確 定して 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります 節電スケジュール動作例節電スケジュール設定例 1 節電スケジュール設定例 2 メニュー画面で節電スケジュール 他の曜日を設定する場合は 他の曜日を設定を選 を選択して スイッチを押します 節電スケジュール設定画面を表示します サブの場合は 間欠運転制御の節電スケジュール設定画面を表示します (3 項へ ) 1 択してスイッチを押します スケジュール制御が稼動可能であればを表示します を表示している場合 スケジュール制御できません 25 ページの 8 時計あわせのしかた を参照して年月日時刻を設定してください 6 章参考資料 6.2 取扱説明書参 スイッチを押して 設定項目を選択します 除湿能力制御 間欠運転制御 の順に表示します スイッチを押すと節電スケジュール設定画面を表示します 2 スイッチでスケジュール曜日 時刻設定を選択して スイッチを押します スケジュール曜日設定画面を表示します 3 現在時刻未設定時は 自動的に時計あわせ画面 ( 25 ページ ) を表示します 考資料103

105 24 運転のしかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料メニューの操作 ( つづく ) メニューの操作 ( つづき ) 8 時計あわせのしかた機能と働き 年月日時刻を設定します 時計の精度は月差約 ± 70 秒以内です 定期的に現在時刻を合わせることをお勧めします 停電しても約 72 時間は時計が動き続けます 72 時間以上停電した場合 または長期間元電源を切っていた場合は 再設定してください メインから時計あわせを行うと 同一冷媒系統のサブも同じ時刻に設定されます ( 注 ) サブからも時計あわせは可能です 2 分以上変更すると メインも同じ時刻に設定されます ( メイン サブは 現在の設定 説明ページ一覧 (36 ページ ) の メイン / サブリモコン で確認できます ) メニュー画面で時計あわせを選択して スイッチを押します 時計あわせ画面を表示します 1 スイッチを押して 年 月 日 時 分 を選択します 25 運転のしかた スイッチを押して 設定内容を変更します 2 スイッチを押し続けると連続で増減します 全設定後にスイッチを押します 設定確認画面を表示します 4 スイッチではいを選択して 3 スイッチを押すと設定を確定して 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります スケジュール有効 無効設定機能と働き スケジュールによる制御を一時的に稼動させない機能です スケジュール無効設定中はスケジュール制御をしません 長期間の休みがある場合に使用します メニュー画面で節電スケジュール を選択して スイッチを押します 節電スケジュール設定画面を表示します 1 スイッチを押して 設定項目を選択します 除湿能力制御 間欠運転制御の順に表示します スイッチを押すと節電スケジュール設定画面を表示します 2 現在の設定 説明ページ一覧 (36 ページ ) の メイン / サブ の表示が サブまたは -- の場合は 節電 : 除湿能力制御と運転音低減は選択できません スイッチでスケジュール有効 無効設定を選択して スイッチを押します スケジュール有効 / 無効設定確認を表示します 3 スケジュール有効のときは スケジュール無効設定確認 スケジュール無効のときは スケジュール有効設定確認を表示します スイッチではいを選択して スイッチを押すとスケジュール有効 / 無効設定を確定して 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります 4 104

106 26 運9 表示設定のしかた メニューの操作 ( つづく ) メニューの操作 ( つづき ) スイッチではいを選択し 転のしかた27 運転のしかた 5 て スイッチを押すと設定を確定して 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります を選択します スイッチを押して 設定内容 時刻形式選択の場合 12 時間 24 時間に切り換わります バックライト明度選択の場合 スイッチ操作に応じてバックライトの明るさが変わります 4 バックライト消灯選択の場合 5 秒 15 秒 30 秒に切り換わります コントラスト選択の場合 スイッチ操作に応じて液晶表示の濃度が変わります 運転ランプ明度選択の場合 スイッチ操作に応じて運転ランプの明るさが変わります 全設定後にスイッチを押します 設定確認画面を表示します 6 章参考資料 6.2 取扱説明書参 画面設定 機能と働き 時刻形式 時計表示を 12 時間表示 24 時間表示に切り換えます バックライト明度 バックライトの明るさを調節することができます バックライト消灯 バックライトが点灯してから消灯するまでの時間を変更できます コントラスト 液晶表示の濃度を調節できます 運転ランプ明度 運転ランプの明るさを調節することができます メニュー画面で表示設定を選択して スイッチを押します 表示設定画面を表示します 1 スイッチで 画面を選択し て スイッチを押します 2 スイッチを押して 設定項目を選択します 時刻形式 バックライト明度 バックライト消灯 コントラスト 運転ランプ明度の順に表示します 3 考資料105

107 28 運転の しかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参 考資料 メイン / サブ設定 メニュー画面で表示設定を選択して メニューの操作 ( つづく ) メニューの操作 ( つづき ) 10 部屋名登録のしかた 機能と働き 最大 6 文字まで部屋名を登録して多機能リモコンに表示することができます メニュー画面で部屋名登録を選択して 1 スイッチを押します 部屋名登録画面を表示します スイッチを押すごとに 選択する文字 カナ かな 英数 記号 パターン 2 の順に切り換わります スイッチを 29 運転のしかた 3 押して文字を選択して スイッチを押します 選択した文字が確定します スイッチで終了 4 を選択して スイッチを押します 設定確認画面を表示します スイッチではいを選択し 5 て スイッチを押すと部屋名が確定して 運転操作画面 (3 ページ ) を表示します スイッチを押します 表示設定画面を表示します 1 スイッチで メイン / サブ設定を選択して スイッチを押します メイン / サブ表示設定画面を表示します 2 ( ペアリモコン接続時のみ選択できます ) スイッチを押すごとに 表示 非表示の順に表示します いずれかを選択してスイッチを押します 設定確認画面を表示します 3 スイッチではいを選択して スイッチを押すと設定を確定して 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります 4 106

108 30 運メニューの操作 ( つづく ) 11 使用電力量の表示方法 機能と働き 圧縮機の使用電力量を表示します 1 日 (24 時間 (2 時間単位 )) 1 週間 (7 日 ) 1 年 (12 ヵ月 ) 単位の数値を グラフ / リスト形式で表示します メニューの操作 ( つづき ) 表示期間 スイッチを押すと 表示期間が 1 日 (24 時間 ) 1 週間 (7 日 ) 1 年 (12 ヵ月 ) のように切り換わります 節電 4 比較対象 スイッチを押すと 表示期 転のしかた31 運転のしかた 間の比較対象が切り換わります 一昨日 / 昨日 昨日 / 今日先々週 / 先週 先週 / 今週一昨年 / 昨年 昨年 / 今年 表示スケール スイッチで表示スケールが 切り換わります グラフ リスト表示 スイッチを押すと 使用電力量表示 のグラフ リスト表示が切り換わります 節電 スイッチを押すと 使用量選択画面に 戻ります 5 を表示している場合 使用電力量は表示できません 25 ページの 8 時計あわせのしかた を参照して年月日時刻を設定してください 6 章参考資料 6.2 取扱説明書参 数値は参考値です 電力料金の算出 契約電力の検討 温室効果ガス排出量の算出目的に本機能を用いないでください 現在の設定 説明ページ一覧 (36 ページ ) の メイン / サブリモコン の表示が -- の場合は利用できません 以下の場合 算出値が欠損したり 変動したりすることがあります 停電 通信異常 ( 室内ユニット 多機能リモコン ) 時刻変更 メニュー画面で使用量表示を選択して スイッチを押します 使用量選択画面を表示します 1 現在時刻未設定時は 自動的に時計あわせ画面 ( 25 ページ ) を表示します スイッチで使用電力量を 選択し スイッチを押すと 確認画面に切り換わります 2 スイッチを押すと 使用電力量表示画面に切り換わります 3 考資料107

109 32 運転のしかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料メニューの操作 ( つづく ) 12 CO2 排出量の表示方法 メニューの操作 ( つづき ) 表示期間 スイッチを押すと 表示期間が 1 日 (24 時間 ) 1 週間 (7 日 ) 1 年 (12 ヵ月 ) 節電 のように切り換わります 33 運転のしかた 4 比較対象 スイッチを押すと 表示期間の比較対象が切り換わります 一昨日 / 昨日 昨日 / 今日先々週 / 先週 先週 / 今週一昨年 / 昨年 昨年 / 今年 表示スケール スイッチで表示スケールが切り換わります グラフ リスト表示 スイッチを押すと CO2 排出量表示のグラフ リスト表示が切り換わります 節電 5 スイッチを押すと 使用量選択画面に戻ります を表示している場合 CO2 排出量は表示できません 25 ページの 8 時計あわせのしかた を参照して年月日時刻を設定してください 機能と働き 圧縮機の使用電力量より推定される CO2 排出量を表示します 1 日 (24 時間 (2 時間単位 )) 1 週間 (7 日 ) 1 年 (12 ヵ月 ) 単位の数値を グラフ / リスト形式で表示します 数値は参考値です 温室効果ガス排出量の算出目的に本機能を用いないでください 現在の設定 説明ページ一覧 (36 ページ ) の メイン / サブリモコン の表示が -- の場合は利用できません 以下の場合 算出値が欠損したり 変動したりすることがあります 停電 通信異常 ( 室内ユニット 多機能リモコン ) 時刻変更 メニュー画面で使用量表示を選択して スイッチを押します 使用量選択画面を表示します 1 現在時刻未設定時は 自動的に時計あわせ画面 (25 ページ ) を表示します スイッチで CO2 排出量を選択 し スイッチを押すと 確認画面に切り換わります 2 スイッチを押すと CO2 排出量表示画面に切り換わります 3 108

110 34 運転メニューの操作 のしかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参13 CO2 排出係数の設定 0.463kg-CO2/kWh です ) 機能と働き CO 2 排出係数を設定します ( 出荷設定は 現在の設定 説明ページ一覧 (36 ページ ) の メイン / サブリモコン の表示が -- の場合は利用でき ません メニュー画面で使用量表示を選択して ガイドメニューの操作 1 ガイドメニュー画面の表示方法 機能と働き 35 ~ 39 ページの各ガイドメニューの項目を表示します 表示や操作の説明などを表示して 操作をサポートします スイッチを押します ガイドメニュー画面を表示します 1 スイッチで設定する項目を選 2 択して スイッチを押します ガイドメニュー画面から運転操作画面 (3 ページ ) 3 に戻るには スイッチを押します ガイドメニューで約 10 分間操作がない場合 自動的に運転操作画面に戻ります 2 現在の設定の表示方法 機能と働き 除湿機の運転状態や多機能リモコンの設定内容を表示します ガイドメニュー画面で現在の設定を選択して 1 スイッチを押します 現在の設定を表示します スイッチを押して 説明ペー ジを切り換えます 2 35 運転のしかたスイッチを押します 使用量選択画面を表示します 1 スイッチで CO2 排出係数設定を選択し スイッチを押すと CO2 排出係数設定 画面に切り換わります 2 スイッチで CO2 排 出係数を選択して スイッチを押すと CO2 排出係数の確認画面に戻ります 3 スイッチではいを選択して スイッチを押すと 使用量選択画面に戻ります 4 考資料109

111 36 運転のしかたガイドメニューの操作 ( つづき ) 4 操作の説明の表示方法 機能と働き よくご使用される機能について操作方法を表示します ガイドメニュー画面で操作の説明を選択して 1 スイッチを押します 操作の説明を表示します スイッチを押して お調べにな 2 りたい操作項目を選択して スイッチを押します 選択した操作の説明を表示します 3 スイッチを押して 説明ページを切り換えます 4 スイッチを押すと 操作項目選択画面に戻ります 5 スイッチを押すと ガイドメニュー画面に戻ります 再度スイッチを押すと 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります 37 運転のしかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料ガイドメニューの操作 ( つづく ) スイッチを押すと ガイドメニューに 3 戻ります 再度スイッチを押すと 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります 現在の設定 説明ページ一覧 運転 / 停止 運転モード 運転モード 風量 操作ロック 風量 設定湿度 設定湿度 設定温度 設定温度 運転 / 停止 各種設定 1 日付 運転モード 部屋名 風量 各種設定 2 メイン / サブリモコン 設定湿度 外部節電制御 設定温度 集中制御 各種設定 3 かんたんパワフル除湿運転除湿能力間欠運転 スケジュール 3 表示の説明の表示方法 機能と働き 液晶に表示するアイコンおよび各種状態表示に関する説明を表示します ガイドメニュー画面で表示の説明を選択して スイッチを押します 表示の説明を表示します 1 スイッチを押して 説明ページを切り換えます 2 3 スイッチを押すと ガイドメニューに戻ります 再度スイッチを押すと 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります 110

112 ガイドメニューの操作 ( つづく ) 5 故障かなと思ったらの表示方法 ガイドメニュー画面で故障かなと思ったらを 38 運転機能と働き 除湿機の各症状についての説明を表示します 修理を依頼される前に内容をご確認ください のしか選択して スイッチを押します 症状一覧を表示します た1 ガイドメニューの操作 ( つづき ) 6 連絡先表示の表示方法 機能と働き サービス連絡先および最新のアラームコードを表示します ガイドメニュー画面で連絡先表示を選択して スイッチを押します サービス連絡先と最新のアラームコードを表示します 1 スイッチを押すと ガイドメニュー画 2 面に戻ります 再度スイッチを押すと 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります 39 運転のしかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参 スイッチを押して お調べになりたい症状を選択して スイッチを押します 選択した症状の説明を表示します 2 スイッチを押して 説明ページを切り換えます 3 スイッチを押すと 症状一覧に戻ります 4 スイッチを押すと ガイドメニュー画 面に戻ります 再度スイッチを押すと 運転操作画面 (3 ページ ) に戻ります 5 考資料111

113 40 運転のしかた6 章参考資料 6.2 取扱説明書参考資料その他の液晶表示について ( つづく ) 通常時の表示 メインのとき メインが点灯します 主な節電設定はメインで設定してください オプションで多機能リモコンを取り付けていない場合はメインは点灯しません サブのとき メイン / サブ 点灯 点灯 点灯 点灯 その他の液晶表示について ( つづき ) 除霜設定お知らせサイン 除霜運転終了後に 熱交換器に霜が残っている状態のとき 残霜 残霜が点灯し 運転ランプ ( 赤 ) が点滅します ( 運転は継続します ) 多機能リモコンからの機能選択項目 除霜周期 除霜時間 の設定が適切でない可能性がありますので 除霜周期を短くしたり 除霜時間を長くするなど使用環境に合わせて設定内容を見直してください 異常時の表示 異常 運転ランプが点滅します 液晶に室内ユニット番号 アラームコード 機種コード 型式表示が表示されます ( 型式表示は対応機種のときのみ表示します ) 多機能リモコンが複数台の室内ユニットと接続されている場合は 室内ユニットごとに順次表示します 室内ユニット番号 停電 すべての表示が消えます 停電などで運転が止まると 再び通電されても再運転しません 運転操作をやり直してください 約 2 秒までの瞬時停電の場合は 自動的に再運転します ノイズ すべての表示が消え 運転も停止することがあります これはノイズの影響で装置保護のためマイコンが作動したものです 運転操作をやり直してください 41 運転のしか サブが点灯します 一部の節電機能を除き サブは節電設定できません オプションで多機能リモコンを取り付けた場合に表示されます メイン不在のとき サブが点灯します 節電や運転音低減に関する制御が正常に動作しない場合があります たリモコン操作禁止 ( 全項目 ) のとき 集中制御 と が点灯します 集中コントローラーから多機能リモコン禁止の設定をしている場合 多機能リモコンから運転 運転モード 風量 温湿度 パワフル設定ができません 集中制御中 リモコン操作禁止 ( 項目別 ) のとき が点灯します 集中コントローラーから操作制限されている項目は設定できません 集中コントローラーまたは外部入力による能力制御設定中 外部節電が点灯します ただし 多機能リモコンの間欠運転制御を設定している場合は点灯しません 外部節電制御中 除霜運転のとき 除霜中が点灯し 室内送風機は停止します 除霜運転中に運転を停止させたとき 除霜 運転ランプ除霜中が消え 運転が停止します 点灯 ( 注 ) 通常は 除霜運転中に停止操作をしないでください 次回の運転時に異常停止することがあります ( 除霜時間は最長で 30 分間です ) 112