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1 農畜産業をめぐる状況について 統計で見る産業としての岩手畜産 参議院議員 平野達男

2 ご挨拶 農畜産業をめぐる状況について と題して 二つのテーマで報告書をまとめました TPP は カ国の政府間交渉がまとまり わが国では昨年の国会で関連法を含め承認がされました しかし トランプ大統領の誕生によって情勢は一変しました TPP は行き場を見失っています しかし TPP にかかわらず 農業の強化 そのための制度 団体の見直しは待ったなしです そのための作業は 政府 与党一体で進められています 作業結果は いくつかの法案となって今通常国会に提出され 国会での論戦も始まります 待ったなしの改革 は こうした動きを総論的にごく簡単にまとめたものです 改革の具体的中身については 追って報告していきたいと思います 統計でみる産業としての岩手畜産 は 本書の主題です 畜産は今や 岩手農業産出額の 割をしめています 鶏 ( ブロイラー 採卵 ) 豚は 基盤をつくり 産業としてしっかり根を張っています しかし 牛については かなり違った動きをしています 岩手の畜産 特に 牛 ( 肉用牛 酪農 ) の現状とこれまでの推移を 統計をもとにまとめてみました 先達が懸命に積みあげてきた 伝統ともいえる岩手の牛の 産業 基盤が この四半世紀 脆弱化している 誤解をおそれずにいえば 崩れつつことに あらためて驚かざるをえません この状況を 皆さま方と共有し これから何をなすべきかを考え 実行する参考になればと思います 流れ を変えるには 意志 が必要です 関係者の奮起を 期待する次第です 自由民主党に籍を移し 半年以上が立ちました 新しい環境に慣れるにはまだまだですが 一所懸命の活動は続いています 引きつづき ご指導 ご鞭撻を賜りますよう よろしくお願い申し上げます 平成 年 月吉日 参議院議員 ( 自由民主党農林 食料戦略調査会副会長 )

3 農畜産業をめぐる状況について 目次 Ⅰ. 待ったなしの改革 1. 行き場を見失った 2. 評価できる 農産物交渉 3. 待ったなしの農業改革 4. 米について 5. 変わらなければならない農業協同組合 Ⅱ. 統計でみる産業としての岩手畜産 その推移と課題 1. きっかけ 2. 拡大する畜産産出額の割合 3. 強固な地盤をつくっている岩手の豚 鶏 4. 激減した岩手肉用牛 () 自由化と を乗り越えて ( 全国の推移概観 ) () 平成 年が分岐点 () 一戸当たり飼養頭数が全国最低という事実 () 繁殖と肥育の推移 () 進む高齢化 5. 半減した岩手の乳用牛 しかし 県北では堅調な地域も ( 酪農 ) () 全国的にも減少 しかし 一頭当たりの搾乳量は増大 () 減った飼養頭数 葛巻町などは独自の動き () 岩手酪農の特質 () 遅れた規模拡大 () コスト意識を 6. 流れ を変えるために () 道具は一応そろっている () 意志 が流れをつくる () 基盤強化にむけて 参考資料

4 Ⅰ. 待ったなしの改革 1. 行き場を見失った TPP 日本 米国 豪州など太平洋を囲む カ国が参加した 環太平洋経済連携協定 (TPP) は 平成 年 月に 大枠合意をしました モノ ヒト サービスの交流をもっと拡大し お互いの経済発展の基盤強化をめざしたものでした わが国では この政府間合意を受け TPP 及び関連法案は 昨年の臨時国会で承認がされました ここに至るまで 国内外において 紆余曲折がありました しかし これで TPP が発効するわけではありません むしろ TPP の発効はまったく目途が立たなくなった というのが現実です ご承知のように TPP の推進にもっとも熱心であったはずの米国の方針が 急転したからです TPP は米国に不利益をもたらす TPP 反対 と主張して 当選したトランプ大統領が TPP からの永久離脱 を宣言する大統領令に署名をしました TPP の発効には 交渉参加国 ( 原署名国 ) の GDP( 年 ) の合計の % 以上を占める 少なくとも つの原署名国が国内法上の手続きを完了した旨を通報する という条件が満たされていなければなりません 米国の GDP は交渉参加国全体の % 日本は % です 米国 日本いずれの国も承認することが 発効するためには絶対に不可欠となります 米国の批准なしでは TPP は漂流し続け そのまま消え去る可能性もあります 安倍総理としては か国が長い時間と多く労力をかけまとめた経済連携協定が発効するようトランプ大統領に翻意を促したかったところです しかし 永久離脱 を宣言したトランプ大統領にそれを期待することは 無理のようです トランプ大統領が TPP からの離脱を宣言し 北米自由貿易協定 (NAFTA) の見直しにも言及しています 欧州でも 英国の EU からの離脱 ( ブレグジット ) が決まっています 複数国による貿易協定は 少なくともトランプ政権下の米国は望まないのではないか という観測もあるようです それに代わってトランプ大統領は 二国間の貿易交渉に重点をおく旨の発言をしているようです 先の安倍総理 トランプ大統領との初の会談では 麻生副総理 ペンス副大統領による経済 金融 貿易を含む課題について協議を開始することが合意されています もっとも TPP からの離脱を宣言したものの 離脱して何もしないでは済ま 1

5 されない 米国の事情もあるようです その 一つが牛肉です 日豪 EPA が先行発効しており 豪州産の牛肉の関税は協定に従って下がっていきます 米国での BSE の発生後 日本の輸入牛肉市場で大きなシェアを占めていた米国産牛肉は 豪州産にとって代わられました 輸入解禁後 米国はシェアの回復に懸命に取り組んでいます 豪州産牛肉の関税がさがっていく状況を 米国の牛肉業界は 黙ってみているわけにはいかないでしょう だからといって 米国との FTA 締結にむけて 具体的に協議を開始すべきとも思いません 麻生副総理の手腕に期待したいと思いますが あくまで TPP の発効に向けた努力を粘る強く続けることが基本です TPP は これからのわが国の経済連携協定のあり方について 基本的な姿勢を示したものである という点でも画期的なもので TPP の考え方は 機会あるごとに, トランプ大統領に伝えるのみならず 世界に発信していくべきです 2. 評価できる TPP 農産物交渉農産物にかかる TPP 交渉は 最低限の譲歩でまとまったと 私は 評価しています 交渉結果の具体的内容は 農林水産省のホームページなどで詳しく紹介されており ここでは省略します ここでは 内外価格差のある農産物の国内生産をまもっていく基本的な方法論だけ まとめておきたいと思います 日本の農産物で 米 麦 大豆 砂糖などの土地利用型作物は 地形的な条件や 労働集約型の農業を主体としているために規模拡大が進みにくい などの理由によって 外国の農産物にくらべて生産に必要なコスト ( 生産費 ) が高くなる傾向にあります また 輸入飼料に多くを依存しなければならない 畜産についても同様のことがいえます 内外価格差のある海外農産物との価格競争から 国産農産物の生産を守っていくには 基本的な考え方として二つの手段があります 一つは 輸入農産物に高い関税をかけることです 関税によって輸入農産物価格を高くすることで 輸入が困難になります この場合 消費者は 海外産より高い価格を受け入れ 農産物を購入してもらうことになります 海外からの農産品の流入を抑えるためには 高関税をかけることがもっとも効果的です 米については ミニマムアクセス ( 最低輸入量 ) 米 (MA 米 ) という代償をはらってでも 高関税を設定しているのはこのためです TPP 交渉も同じ考え方で対応し 関税はそのまま維持されることになりました ( 米豪に MA 2

6 枠を拡大 ) もう一つは 低関税の設定 あるいは関税の撤廃を受け入れ そのことによる生産者への充分な影響緩和対策を措置することです 関税撤廃などをすれば 輸入農産物価格は下がり 輸入量は増えることになります また 国産農産物価格も下がることが起こりえます このまま放置すれば 生産費の高い国内農産物は 価格競争で劣勢になり 生産の継続がむずかしくなってきます ( あくまで一般論であり 品質によってこうした内外価格差を克服している農産品は 多くあります ) そこで 講じられるのが不足払い( 直接支払 ) です 生産費と販売価格の差を国が補填し 生産した農産物を安く提供しても 再生産に必要な農家の収入は確保するというものです 財源は いうまでもなく国民からの税金です なお 消費者にとって農産物価格低下自体は 安く農産物を購入できるという点ではメリット ( 消費者余剰 ) になります TPP では 長期間をかけて牛肉の関税などを一定水準まで引き下げる合意をしていますが その対策としてセーフガード ( 輸入量が増えたとき 緊急に制限をかける措置 ) 導入が盛り込まれています また 生産者対策として 将来関税が引き下がった影響で 価格がさがった場合の所得補填制度 ( マルキン対策など ) の強化 拡充がされることになっています 野菜 りんご 温州みかんなどは無関税 あるいは低関税のものばかりですが 品質と安全性で消費者は国内産を選んでいます 価格でも海外産に負けない作物もあります こうした状況は 今後とも変わることはないと思われます また 家畜のえさとなる飼料は すでに大部分が無税となっており 飼料の多くは輸入に依存する状況となっています わが国のオリジナルカロリーベースでの食料自給率の低さの大きな理由の一つは この飼料輸入の多さにあることは周知のとおりです どのように飼料の自給率を向上させていくか ( コストをあまりかけず ) 引き続きの課題です 3. 待ったなしの農業改革人口減少に当面 歯止めはかかりません 人口は減り続け かつ高齢化はさらに進展していきます 人口減少が社会全体に何をもたらすのか どう対応していくかは わが国の最大課題といって過言ではなりません ここでいっておかなければならないことは 人口減少と 高齢化の進展によて 食べ物の総需要が減っていくことです 需要減によって供給量 ( 生産量 ) が減っていくだけではなく 価格の低下圧 3

7 力となります 生産者にとっては 大変気になるところです ここに TPP の締結によって農産物の関税が下がり 外国産の農産物がより多く入ってくることになれば 農産物価格はさらに下がり 農家の収入は減り 生産が継続できない農家が続出する 農業はどうなる 地域はどうなっていくんだ そういった懸念のもと 多くの農家 JA をはじめとした農業団体が TPP に反対したことは 当然のことです しかし そうした懸念は 人口減少 高齢化の進展 生活様式の変化などによる食品の消費動向など 国内の農業生産をめぐる環境の変化にどう対応していくかなかなか見通せないいらだちと 不透明感が拍車をかけた面があることも否定できません 特に 米の消費減少が人口減少を上回るペースで進んでいることは 消費者の選択の結果であるとはいえ これからの土地利用型の農業を考えていくうえで十分留意していかなければなりません とはいっても 人口が 1 億人を割るといった状況がすぐに来るわけではありません また 1 億人前後の人口であっても なお国内に大量の食料需要があります ( 需要の中味はなお変わっていく可能性があります ) そして 消費者の多くは安全 安心 品質の面から今と同じように国内産の食べ物を求めるはずです 地域経済を支える 地域をまもる役割としての農業の重要性も 変わりありません 一方 供給サイドからみれば 生産年齢人口層 特に 代層の減少に伴い農業生産の担い手の確保をめぐる環境はさらに難しくなってきています だからこそ 新規就農への支援は強化していかなければなりません しかし 就農者の減少は これからもつづきます 高齢化の進展にあわせ ひきつづき 担い手への農地の流動化 集約化を加速させていかなければなりません 自治体だけでなく 農業委員会 土地改良区 JA 一体となった取り組みが前提となります さらに 意欲ある高齢者が営農を継続できる仕組みづくりも 同時並行してやらなければなりません とくに家族経営が主体である肉用牛などの畜産においてはそうです 経営体の経営力強化に向けた支援も必要です 経理の電子化 クラウドなど情報通信網を活用した経営や 営農への新技術の導入なども進めていかなければなりません TPP にかかわらず 農業改革は待ったなしです 4

8 4. 米について米は 日本人の主食です しかし その需要は 毎年減っています 毎年 万トンずつ 減っています この 年間では 万トン以上あった米の需要は 万トンに減っています 何もしなければ 今後とも この傾向は続きそうです 人口減少に加え 特に若い世代の米離れが進んでおり 高齢化の進展ともあいまって一人当たりの米の消費量の低下も続いているからです 通常 ものの値段が下がれば 消費は拡大します しかし 米は 価格が低下しても 一貫して消費が減り続けているのです 市場に米は大量に余っているという状態にはありません 米の価格形成には あきらかに供給面より需要面の要素が強くはたらいています 人口減少 消費者の好み 生活様式の変化によって米の消費が減っていくことはある程度やむを得ないかもしれません 一方 小麦の消費量に大きな変化はありません むしろ ここ 年間は わずかながら増加傾向にあるようです 平成 年の消費量は 万トンと見込まれています 米の需要が減り続けているのとは きわめて好対照です 毎年 万トンの主食用米の需要がなくなるということは 毎年 約 千haずつ 水田に主食用米の栽培をする必要がなくなることを意味します 約 年で岩手の米作付けがいらなくなる計算です 米にかわって何を作付けするか 年々課題として大きくなることも意味します 米の需要減による国内米生産に与える影響は TPP による SBS 米の追加枠の設定などより 深刻といっていいでしょう 米の輸出拡大をすればいい という考え方があります もちろん 賛成です しかし 米の輸出は 簡単ではありません 人口が多く 富裕層の絶対数も多い中国には日本の米を求めている消費者が かなりいるといわれています しかし 現時点では 中国は関税以外に 検疫基準などを厳しく設定し ( かなり不当と思われるほどです ) 日本産米が入ってこないようかなり固くガードしています 東南アジアは長粒種嗜好です 米輸出の早期の大幅な拡大は かなりハードルが高いということです 国内の米消費拡大は より積極的に取り組むべきでしょう ただ 減るといっても国内産米の需要は 当面 万トン以上はあります これだけの米の生産量は確保していかなければなりません 国内農業生産に占める米の位置づけは 相対的には縮小していきますが 稲作がわが国農業の中心であることに変わりはありません 平成 年以降 国は 米の生産量目標の県別配分をやめることにしています 自治体と農業団体 生産者が一体となって 自主的な生産調整に取り組んで行 5

9 くこととしています 新しい制度のもとでの米の生産調整は 生産者の協力 参加の程度によって決まります これを後押しするのが 転作作物への所得支援です 飼料米 麦 大豆 雑穀などの転作作物への助成単価は しばらくの間は維持しなければなりません 生産者が安心して生産に取り組むための 大前提です 戸別所得補償制度の廃止によって 億円程度の財源が出てきますが 少なくとも一定部分は 水田利活用の財源として生産者の所得とするべきです 5. 変わらなければならない農業協同組合 戦後の農地改革は 多数の小作人を使う大規模地主などから強制的に安く農地を買い上げ 小作人に配分するという革命的な措置でした この結果 生まれたのが たくさんの均質な小規模自作農でした 自作農といっても経営規模は小さく 種子 肥料や農薬を購入するにも つくった作物を売るにも 価格交渉力はなく 有利な販売先を探すことは困難でした そこで出てきたのが 共同 です 共同で資材を購入すれば安く購入できる 共同で農作物を売ればいい販売先を見つけ 価格交渉力もつく ということから 農業協同組合 (JA) が中心となった農業が展開されます JA を中心とする生産 販売体制は 戦後から今日にいたるまで さまざまな変遷をへながらも農業経営の基盤として その役割を果たしてきました しかし 農地改革から 年を経て農業構造は大きく変わりました 農業就業人口の減少ともに 利用権設定を中心とした農地の流動化が進み 経営規模の拡大が進んでいます 農地法や関連する法律も 農村の変化にあわせ 累次にわたって改正がおこなわれ 農地流動化を進めやすく条件を整備してきました 現在では 農地を所有する者が自ら耕作する自作農は 農業経営の主流ではなくなり どちらかといえば 自作地とあわせた借地農業が主流となっています 戦前の少数の大地主と多数の零細小作という構造から 農地改革による多数の均一な小規模自作農という状況を経て 今日では多数の小規模地主と 少数の中 大規模小作農家へと 構図は大きく転換しています 経営の形態も 家族経営に加えて生産法人が増えています 農地法の改正によって企業 株式会社 による農地の借地権設定も認められ 企業の農業参入も始まっています 畜産では 鶏 ( ブロイラー 採卵 ) 豚は家族による少数飼養から 大規模な企業経営が主体となっていますし 肉用牛 酪農においても企業経営が目立ってきています また 農家 にかわって 経営体 が 農業経 6

10 営者を指す用語として定着し始めています 規模拡大した農家や生産法人には 自ら生産資材の購入や農産物の販売 あるいは加工を手がける経営体がでてきています 経営力をつけ 自らの判断と創意工夫による営農を志向する経営体は これからも増えてくるでしょう 自分の判断で自分の作った農作物を販売する 資材を購入することは 自分で経営のリスクを背負うということでもありますし 第三者に委託する あるいは第三者を通すことで発生する手数料などを節約し 自らの手取りを増やそうとする姿勢の表れでもあります しかし こうした経営体だけで日本の農業が成り立っているわけではありません むしろ戸数でいえば JA の組合員として 資材の共同購入 農産物の販売委託をしている経営体の方が圧倒的に多いです 農産物の委託販売では 全量を売ることができるので 生産者は安心して農業に取り組めます また 施肥 農薬散布を JA の営農指導にたよっている農家も少なくなりありません 資材購入 販売などの決済を JA が一手に担っていることは 兼業農家や小規模な農家 高齢農家にとっては 大変便利なことです 地域農業にとって JA は不可欠であることに変わりはないのです また JA は 信用事業 共済事業を通じて 農家だけではなく 地域の住民に金融サービスを提供していることも重要です 支店や 出先の数は さすがに最近では減ってきているようではありますが メガバンクはいうまでもなく 地銀 信用金庫なども手が届かないところでの金融サービスの提供は 郵便局と JA が担っています まさしく JA は 地域の社会インフラでもあります だからこそ JA が協同組合として地域農業 地域社会に引き続きしっかり根を張って役割を果たしていくために JA 自体も変わっていかなければならないのです その 底流にあるのは まず 農業構造の大きな変化です 均質で小規模な自作農で構成される JA は 多様な経営体で構成される JA に変わってきていることは すでに述べたとおりです また 経営体の意識が変わり 自立した経営体として進んでいる例が増えてきていることも述べました もうひとつは 流通の急速な変化です モノを消費者により安く提供するために流通業界がしのぎを削り 広域流通に必要な合理的な在庫管理 商取引への情報技術 (IT) の活用 倉庫内での配送へのロボットの活用など 第四次産業革命などともいわれる新技術の導入などによって 流通システム全体も大き 7

11 く変わってきているのです 宅配にドローンを使うといったことが 現実味を帯びてきている ともいわれています これまでの伝統的な流通ルートに加え いわば生産現場と消費者との距離を縮め 単純化 スピードされた流通網形成がすすんでいるのです 伝統的流通ルート生産者 卸 仲卸 小売 消費者 新しい流通ルート この流れが これからの主流となるのかどうかは その是非もふくめて大いに議論のあるところです たとえば 生鮮食料品は 市場で 専門の方々が現物をみて品質を判断し 値段をつけることは いい食材を確保する 値段を適正なものするために これからも必要な機能だと思います これは伝統的ルートだからこそ 可能なことです といっても 流通変化の流れが大きくなっていることは しっかりみていかなければならない事実です 生産者側も 変わってきています 情報通信技術の発達 普及によって 生産者と小売とが直接取引することはめずらしいことではなくなっています 消費者と生産者がネットを通じて直接農作物を売買するネット販売もその取扱高を増やしています 農業資材については チェーン店で広域展開する事業者がでておりこれを使う生産者も増えてきています もはや もっぱら JA だけが取り扱うという構図ではなくなっています 共同購入によって安く資材を仕入れ 生産者 ( 組合員 ) に提供する 価格交渉によって農産物を高く販売する JA は 生産者の所得確保がもっとも重要な 期待される役割でした 食糧管理制度のもと 米価は高くする というのはいわば 正義 でした 生産者にとって これほど解りやすい政策はありませんでした 国の米の買い入れ価格の決定は JA が そして政治が もっとも躍動する場でした 食糧管理制度が廃止され 市場によって米の価格が決定されるようになっても 政治的には 高米価の維持は正義でありつづけてきたように思います 私が議員として活動することになってからも 民間在庫がだぶつき 米価下落の 8

12 原因とされたときは 政治が誘導して 国が市場から米を買い上げ 備蓄米として市場隔離し 一定の効果をあげたこともありました しかし 現実として 生産調整をかなりしっかりやっても 米の価格の減少傾向はかわりません 消費者の米離れが止まらないからです 価格形成に行政 政治が関わる時代は 完全に過ぎているというべきでしょう 生産者の所得を多くする方法は 価格だけではない 生産に必要なコストを下げれば生産者の所得は多くなる この当たり前のことを これまでは もっぱら規模拡大による労働生産性の向上に求めていました つまり より少ない労力で 収益をあげることに政策の重点をおかれ 政治が 資材など生産費を構成するほかのコストに踏み込んで あれこれ議論する 行政が JA を指導するといったことは ほとんどなかったと思います こういった資材流通に関する部分は JA の本来の役割であり JA と組合員が合理化にむけ 不断に自主的取り組みがされている ということだったからです しかし 時代の経過とともに その本来の役割は果たされなくなってきている との思いは 少なからぬ組合員の中に 少しずつ蓄積されていったかもしれません JA 特に全農は 手数料だけとって 資材調達の低廉化には努力していない むしろ高い との声すらあがってくるようになっていました 一作年の農協法改正などをめぐり 農協の役割 現状などについて生産者の関心も高まっていたこともあり さまざまな意見が表に出るようになった とも考えられます JA 全農の改革を後押しする そういった思いから 自由民主党の農林 食料戦略調査会 ( 会長 西川公也元農水大臣 ちなみに 私は副会長です ) 農林部会 ( 部会長 小泉進次郎衆議院議員 ) での小泉部会長を先頭に 農家に一円でも安く資材を提供する を旗印に 連日のように熱心な議論が重ねられてきました その矢先に出てきたのが 政府の規制改革推進会議内でまとめられつつあった 農協改革に関する意見の原案 ( 意見案 以下同じ) です しかし この意見案は まったく受け入れられないものでした 事実上の全農の解体を提言する内容であり JA から信用事業の窓口業務をなくす という現場を無視した内容だったからです 党内も騒然となり 議論の末 意見案を修正することになります 政府が設置した民間人からなる 会議組織に党が議論途中で介入するなど 通常では考えられないことです しかし 意見案がそのまま出てくれば そのあつかいをめぐって大変難しいことがおこってきます 自民党農林 食料調査会案 ( 調査 9

13 会案 以下同じ ) としてまとめ それをどうするかは 規制改革推進会議の判断 という形にしたのです 激しい議論の末 調査会案はまとまりました 意見案から入れられるところは入れる そうでないところは はずす ( 信用事業の窓口業務の見直し については削除されました ) あるいは修正する ということで西川会長が先頭にたってまとめました 規制改革推進会議もこの調査会案を受け入れざるをえず 平成 28 年 11 月 28 日 農協改革に関する意見 として 政府に提出しました これは 全農の自主改革をうながすとともに 資材流通全般の合理化に 国 ( 農林水産省 ) も支援する といった内容であり 今通常国会に法案が提出され 審議されることになっております この法律案は いわゆるプログラム法的な性格であり 具体的に全農が何をどのように変えていくかを定めているわけでありません しかし 法律にかかわらず 全農は 生産者のために 組合員のために 変わっていかなければなりませんし 変わっていくと確信しています 酪農の指定生乳生産者団体制度についても 規制改革推進会議からの意見案をめぐって 調査会で激論がかわされました これについても 調査会の議論を踏まえ 最終的に 11 月 28 日 牛乳 乳製品の生産 流通等の改革に関する意見 として規制改革会議の意見が集約されました これをもとに 法案が国会に提出されています これら 二法案に加え 農業共済について 収入保険制度の導入をはじめとした大きな改正がされることになっています これらの三法案の具体的なことについては 別途報告したいと思います 10

14 Ⅱ. 統計でみる産業としての岩手畜産 その推移と課題 1. きっかけ 岩手は畜産県です 畜産と聞いて 多くの方がまず思い浮かべるのは あのおだやかな顔をした牛だと思います 今 子牛市場は沸いています 子牛の価格がこれまでにない高値をつけているからです リーマンショックからの景気回復によって 牛肉需要が上がり 牛肉価格も高値を続けています 平成 年の国内肉用牛産出額 億円は 昨年から % 伸び これまでの最高額をさらに大きく更新しました こうした 足下の肉用牛の活況とはうらはらに ここ 年以上 県内を歩き 変わっていく農山漁村の景観を見ながら 気になっていたことがいくつかありました そのひとつが 岩手から牛がいなくなっているのではないか ということでした といって あまり真剣に受け止めることはありませんでした 岩手県の肉用牛 乳用牛産出額は 全国ではずっと上位であり続けていたからかもしれません しかし ひとつの統計数値を見たことがきっかけで 実際に 牛がかなりの勢いでいなくなっていることに気がつきました それは 頭 戸 平成 年 きっかけ となった数値はこれ以前の数値 という 岩手の肉用牛の一戸当たりの飼養頭数でした この数値がどういう意味を持つかは 後で触れますが ここから 合間をぬっての 筆者の統計との にらめっこ が始まりました 統計数値のあつかいには難しい面があります 統計数値そのものは客観的事実であっても 数あるデータからどの数値を使うか さらにはその使い方 あるいは見せ方によっていろいろ解釈が分かれてくるからです ( 数値の選択 使い方 見せ方に 使う側の特別な意図が強く働き 必ずしもいい結果をもたらさないことが 往々にしてあることは 十分注意する必要があります ) 例えば 岩手の肉用牛の産出額は 億円 ( 平成 年 ) で 全国第 位です これだけ見れば岩手の畜産はすごい となります 確かに すごいことは事実だと思います しかし そこに 時間軸を入れて産出額のこれまでの年次の推移をみると 1 11

15 さらには その推移を各県との比較で見るとともに こうした作業を飼養頭数などいくつかの要素に拡大することで 岩手肉用牛の産業としてのいわば 流れ がみえてきます そしてそれは 単年度の数値だけでみるのとは ずいぶんと違った風景として見えてきます 岩手には 素晴らしい飼養技術 経験 経営力をもち家族で あるいは企業体として畜産に従事されておられる方々がたくさんいます 自分の代で経営は終わるが 体が続く限り今の仕事をやろうとがんばっておられる方々がおられます また 奮闘している明るい女性たちがおられます そうした方々の集合として 産業としての岩手畜産 が成り立っています 集合 の状況をみるのに有益な指標が統計数値です 本小論は さまざまな統計数値から 筆者にみえた岩手畜産の 流れ をまとめたものです 筆者に見えた 流れ のひとつは 岩手の豚 鶏の力強い流れです そして もうひとつは 価格の高騰で市場が活況を呈する底流で肉用牛 さらには乳用牛 ( 酪農 ) の産業として基盤がかなり脆弱化しているという流れです この流れは 止めなければならない 流れは変えられる 岩手にはその底力がある そんな思いでまとめてみたものです 2. 拡大する畜産産出額の割合 平成 年の全国の農業総産出額は 兆 億円でした このうち 畜産は 兆 億円で % となっています ( 表 1) なお 農林水産省が毎年公表している農業総産出額統計 畜産統計において 畜産は内訳では肉用牛 乳用牛 豚 鶏 ( ブロイラー 採卵 ) で構成されています 肉用牛は肉牛生産 乳用牛は酪農 豚は養豚 鶏は養鶏などとも呼ばれていますが 本小論は もっぱら農林水産省の統計分類にもとづいて進めます 人口減少 高齢化などによる消費量の伸び悩みなどもあり 近年は 鶏肉を除いて全般に国内生産量は横ばい あるいはやや減少傾向にあります しかし 価格の上昇傾向が続き 特に肉用牛関係の価格の上昇が著しくなっています このため 畜産の総産出額はここ数年上昇しており 農業総産出額にしめる割合も上昇しています ちなみに 米は 消費量の減少に歯止めがかからない中 価格低下傾向 生産量の減少が続き 産出額は毎年減っています 平成 年は 兆 億円と農業総産出額の % となっています かつて約 兆円あった米の位置づけは 相対的にかなり低下しています とはいえ 品目別にみた生産額では 依然と 2 12

16 表 -1 農業総産出額 ( 平成 27 年 ) 区分 全国 実額 産出額 億円 % % 農業総産出額 うち耕種計 うち米 野菜 果実 畜産計 うち肉用牛 乳用牛 豚 鶏 注 : 乳用牛には牛乳 鶏には鶏卵及びブロイラーを含む 構成比 対前年増減率 岩手県 区分 産出額対前年実額構成比増減率 億円 % % 農業総産出額 44 (11 位 ) うち耕種計 うち米 野菜 果実 畜産計 1483 (4 位 ) うち肉用牛 4 (5 位 ) 乳用牛 58 (6 位 ) 豚 81 (7 位 ) 鶏 65 (3 位 ) 出典農林水産統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による 13

17 して第 1 位であり 主食でもある米の生産が わが国農業の中心であることには変わりがないと思います 岩手は 農業総産出額 億円 うち畜産の総産出額は 億円です 農業総産出額に占める割合は % で 全国平均の % を大きく上回ります 畜産の総産出額は 北海道 ( 億円 %( 総産出額に占める割合 以下同じ )) 鹿児島県 ( 億円 %) 宮崎県( 億円 %) についで全国で 位の大きさです 数値は 岩手はまさしく畜産県であることを示しています 内訳については 肉用牛 億円 乳用牛 億円 ( 生乳 億円 ) 豚 億円 鶏 億円 ( ブロイラー 億円 鶏卵 億円 ) となっており いずれも東北では 位 全国でも上位です ブロイラーの産出額 億円は 米産出額の 億円を上回って 県内では品目別の 位となっています またブロイラーは 宮崎県 鹿児島県についで全国 位となっており 岩手を入れた 県合わせて 全国の産出額の過半 ( %) を占めています これに青森県 北海道を加えた上位 道県で 全国の約 分の を占めており 地域的な集中が著しくなっています 3. 強固な産業基盤をつくっている岩手の豚 鶏 豚 鶏は 家族経営から企業的経営へと 大きく変わっています 飼養頭数 飼養羽数は 近年はやや減少傾向にあるものの 過去 年間では大きく増加しました 一方 飼養戸数は 年間で激減しました 豚の飼養戸数については 全国約 万戸あったものが 戸 採卵鶏の飼養戸数は約 万戸あったものが 戸 ( ただし千羽未満の飼養者は含んでいない ) へと激減しています 一経営体の平均規模拡大が 革新的といっていい速さで進んだことを意味します 経営は家族経営から企業的経営へと 変わっています 品種改良などによって飼料効率や肉質が格段に向上しました 飼育方法も大規模経営に適応した形態へと 大きく変貌しております 豚肉の国内生産量は 万トン前後で推移しています 需要も概ね 万トンで横ばいです 国内の鶏肉需要は 毎年伸び 平成 年度は 千トンと過去最高となっています 国内生産量も増加傾向で推移しており 平成 年度は 千トンとこちらも過去最高となっています 鶏卵の需要はほぼ横ばいで推移しています 3 14

18 豚 鶏の経営の大規模化は 地域的には東北が最も進んだといっていいと思います その牽引力となっているのが 岩手の養豚 養鶏であることは言うまでもありません 豚の産出額 億円は 全国 位に当たります 飼養頭数は 千頭で 位です 平成 年をピークに減少傾向にありますが 全国的な傾向でもあります 一戸当たりの飼養頭数でみますと 千頭 戸で 全国平均の約 千頭 戸を大きく上回り 全国で 位の位置にあります 鶏 ( ブロイラー 鶏卵 ) の産出額 億円 ( ブロイラー 億円 鶏卵 億円 ) は 全国 位です 一戸当たりの飼養羽数はブロイラー 千羽で全国 位 採卵鶏 千羽で全国 位となっています 飼養羽数は増加傾向にあるといっていいでしょう なお 産出額 億円は 岩手の鶏産出額の過去最高です 豚と鶏を合わせた産出額 億円は 岩手畜産総産出額の 分の 農業総産出額の 割です 産出額から見る限り 畜産岩手の主役は 鶏 豚です 一方 畜産経営の大規模化は 鳥インフルエンザや口蹄疫といった法定伝染病が発生した場合 被害が深刻になるというリスクもかかえています 昨年から今年にかけて 全国各地で鳥インフルエンザの発生が確認されました 関係者の必死の努力によって 今のところ大きな拡大にはつながっていません 油断することなく不断の予防が必要です 岩手の畜産は これまで鳥インフルエンザだけではなく 口蹄疫などの家畜の伝染病の発生を防いできたという実績があります 関係団体 行政 特に飼養者のたゆまぬ努力の結果であることはいうまでもありません 実績は さらに長きにわたって積みあげていきたいものです 豚 鶏については 岩手では 飼養者を中心としたこれまでの努力によって地域の主産業として これからも維持 発展していく基盤は作られています 今後の展開にも安定感を感じさせます 一方 肉用牛 乳用牛については状況が違うようです 確かに 足下での産出額 肉用牛 億円 乳用牛 億円は それぞれ全国 位 全国 位とかなり上位にいます 肉用牛では 前沢牛などブランド牛も出しています 子牛市場は活況を呈しています 葛巻 奥中山地区などを中心に多くの乳牛が毎日生乳を生産しています しかし 岩手の肉用牛 乳用牛の 産業力 は 以前はもっともっとすごか 4 15

19 ったのです そして まさに 坂の上の雲 を追いかけるように 大変な勢いで伸びていた時期もあったのです 残念ながら そういう時期があったことを知っている人も少なくなりました どのように変わったのか 統計上の数字をもとに 客観的に見ていきたいと思います 足下の産出額から受ける感じとは まったく異なる はっきり言えば 厳しい状況が見えてきます 4. 激減した岩手肉用牛 () 自由化と を乗り越えて ( 全国の推移概観 ) 肉用牛は 牛の種類としては大きく肉用種 乳用種に分けられます 肉用種は さらに黒毛和種 褐毛和種 日本短角種などに分けられます ほとんどが 和牛 と呼ばれるグループです 乳用種はホルスタイン ( 雄 ) 交雑種() に分けられます 交雑種は和牛とホルスタイン種を掛け合わせた牛です 肉用牛 肉用種 黒毛和種 褐毛和種 日本短角種など 乳用種 ホルスタイン 交雑種 全国では 肉用種が全体の飼養頭数の % を占め 肉用種と乳用種との比率がほぼ 対 です 肉用種の主体は黒毛和種で 肉用種全体の % となっています 岩手では 肉用牛飼養頭数は 千頭 ( 産出額 億円 頭数とともに全国 位 ) で そのうち肉用種は 千頭で % です 肉用種のうち黒毛和種は 千頭 ( 全頭数の %) が飼養されています 岩手固有種ともいえる南部短角 ( 日本短角種に属します ) は 千頭 ( 全頭数の %) となっています 肉用種は 生育段階によって肥育牛 育成牛 ( 販売を目的とした 子牛 もと牛 ) に分けられ 用途として繁殖を目的とした子取り用めす牛 ( 繁殖牛 ) に分けられます 経営という観点からは 肥育 繁殖 それらを一体で行う一貫経営があります 乳用種には 育成 肥育 それらを一体でおこなう一貫経営があります 戦後の経済成長が続く中 国民所得も向上し 食生活も豊かになるにしたがって 牛肉の消費も拡大し わが国の肉牛生産も伸び続けました 肉用牛の飼養頭数 産出額は 需給の動向 飼料価格の変動など牛肉市場の 5 16

20 動向に影響を受けながら推移してきました さらに 市場動向に加え 肉用牛に大きな影響をもたらす事態が いくつか起こってきました 一つは 平成 年から ( 年 ) から始まった牛肉の自由化です 日米農産物交渉の合意によるものでした 牛肉の輸入が増え そのあおりで国内産牛肉の価格も低下し それまで順調に産出額を増やしていた国内牛肉生産には大きな打撃となりました 平成 年度 全国で約 億円あった産出額が 自由化後たった 年間で約 億円となり 億円も減少したことは 自由化の影響の大きさを端的に表しています もう一つは 平成 年 ( 年 ) わが国で初めて確認された です 消費者の牛肉離れによって牛肉価格が下落 産出額は 一時 約 億円 ( 平成 年 ) にまで落ち込みました こうした状況のもと 拡大を続けてきた肉用牛の飼養頭数は 平成 年の 千頭をピークに ゆるやかではありますが 減少に転じます 平成 年 月には 米国で が確認されたことにより 輸入牛肉の半分を占めていた米国産の牛肉輸入が完全にとまります このあたりから 国内産牛肉の価格が上昇傾向となり 減少傾向にあった飼養頭数も平成 年を底に再び増加に転じました 平成 年には 千頭と ピーク時にせまる頭数にまで拡大します しかし その一方で 今度は牛肉価格は下がりはじめ 平成 年度は 国内 発生時の牛肉価格にせまるまで下落しました 需給バランスが供給過剰に傾いた結果でした 飼養頭数は 平成 年以降 急激に減少しました 平成 年には 千頭とこの 年間で 最低の水準に落ち込んでいます ( 図 1) ただ 飼養頭数は減っても 国内牛肉生産量は それほど落ち込んでいません 部分肉ベースでは ここ 年間は 万トン前後で推移してきました 特に 和牛牛肉生産量は 平成 年度以降 むしろ 全国的には増加傾向で推移しています 牛肉自由化や など 国内生産にとって厳しい状況がつづくなかにあっても 国産肉用牛は 底力を発揮してきました 体格 肉質 飼料効率の向上 乳用種については交雑種 () の拡大 品種改良 育成 肥育方法の改善など 消費者の安心と支持を得るための生産者 関係機関のたゆまぬ努力があった結果です そして 現在 足下でおこっているのが 牛肉価格 子牛価格のかつてない高騰です いずれも平成 年度は これまでの市場最高値を更新しています 6 17

21 図 -1 肉用牛飼養頭数の推移 ( 全国 ) 注 年 ( 都府県 北海道 ) は 1979 年の頭数注 2 都府県の 1960 年から 1975 年の頭数は 全国の頭数から北海道の頭数を引いた数 出典畜産統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による ( 単位 : 千頭 ) 全国 都府県 北海道 18

22 平成 年の肉用牛産出額 億円は これまでの最高額でした 飼養頭数の急速な減少と供給量の低下 その一方で リーマンショックからの ゆるやかではありますが確実な景気回復を反映した牛肉需要の回復が 価格を押し上げています また 日本食ブームを反映してか 日本からの牛肉輸出は確実に伸びています 平成 年の輸出額は 億円で 前年の輸出額から % 超伸ばしました しかし肉用牛生産をめぐる全国の動きが そのまま岩手の動きではありません 以下 飼養頭数 一戸当たり飼養頭数などに視点をあて 他の道県の動きとあわせて見ていきます そこには 大きな変化と その変化に予想を超えた地域 ( 畜産が盛んと言われる道県 ) 間の違いがあることが 浮かび上がってきます () 平成 年が分岐点 平成 年は大冷害で 東北地方の稲作に壊滅的な被害が出た年でした そして この年は それまで伸び続けてきた肉用牛の飼養頭数が 減少に転じた年でもあります 岩手では 肉用牛はもっとも多いときで 千頭 ( 平成 年 ) が飼養されていました その後 減少に転じます しかも そのペースは急激でした 平成 年には 千頭と 千頭以上減ったのです 翌年の平成 年から 年間ほど上昇傾向に転じましたが その後再び減少しました 現在は 千頭 ( 平成 年 ) となっています ピーク時からの減少率は % となります 全国でみると 千頭 ( 平成 年 ) 千頭 % 都府県では 千頭 ( 平成 年 ) 千頭 % で 岩手の減少率は抜きんでて高いといっていいです ( 表 ) 平成 年まで 岩手は 急速に飼養頭数を伸ばしてきました 畜産県岩手を強固なものにし より産業として大きなものしていくという県全体としての力強い意志を感じさせます しかし それは変わってしまいました 平成 年から それまで拡大したと同じようなペースで急速に減少していくのです 平成 年から始まっていた牛肉の自由化がもっとも影響したと考えられます 価格の安い南部短角牛が輸入牛肉との競合にさらされやすく 急速に頭数を減らした 7 19

23 表 -2 肉用牛飼養頭数の推移 岩手県 熊本県 宮崎県 都府県 全国 最多飼養頭数 ( 千頭 ) 平成 28 年飼養頭数 ( 千頭 ) 減少率 (%) 総頭数 肉用種 子取り用めす牛 総頭数 肉用種 子取り用めす牛 総頭数 肉用種 子取り用めす牛 (A) (B) (C) (D) (E) (F) ((D-A)/A) ((E-B)/B) ((F-C)/C) ( 平成 4 年 ) ( 同 ) ( 同 ) ( 平成 16 年 ) ( 平成 23 年 ) ( 平成 3 年 ) ( 平成 21 年 ) ( 平成 22 年 ) ( 平成 21 年 ) ( 平成 5 年 ) ( 同 ) ( 平成 5 年 ) ( 平成 6 年 ) ( 平成 6 年 ) ( 平成 5 年 ) 肥育牛の飼養頭数 ( 平成 28 年 ) 岩手県 飼養頭数 ( 単位 : 千頭 ) うち 肉用種岩手県の都道府県における位置 ( 平成 28 年 ) うち 肥育牛飼養頭数 5 位肉用種頭数 5 位 肥育牛頭数 12 位 宮城県 山形県 出典畜産統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による 全国

24 ことは事実ですが それだけで説明できる状況変化ではありません この岩手の肉牛生産をめぐるこれまでの動向が いかに顕著なものであったか さらに 今日肉牛生産において主要な位置にある道県において いかに特異なものであったかは 隣県である宮城県や主な畜産県との比較でみると 明らかになってきます ( 図 図 ) 宮城県は 肥育牛を中心に産出額を伸ばしてきています 一方 飼養頭数は減少傾向が続いてきました しかし その減少の度合いは 緩やかです 最近は飼養頭数においても岩手との差を縮めています 熊本県は 酪農とあわせ肉用牛生産を重要な産業としています 最近の数年間を除けば 飼養頭数は約 千頭前後で推移してきました まるで 自由化の影響を感じさせません 一時期 岩手が飼養頭数で熊本県を上回っていました しかし その後 岩手の飼養頭数の減少によって再度位置が入れ替わり 現在は両県の差がかなり開いています 鹿児島 宮崎は全国の肉用牛生産のいわば 横綱 級です ( 北海道は鹿児島に次ぐ産出額でやはり 横綱 級です ) 両県と岩手県の三県は 年代初頭 ( 平成 年頃 ) までは 同じような勢いで 競うように飼養頭数を伸ばしました しかし 岩手は 自由化後の平成 年から減少に転じたのに対し 両県はその後も飼養頭数を伸ばし続けました この差は一体何に起因するのでしょうか 宮崎県は 平成 年の口蹄疫の発生によって大きな打撃を受け 飼養頭数を約 万頭も減らしました しかし これにひるむことなく 横綱 級として君臨しています 鹿児島県の飼養頭数の近年の減少は 乳用種と子取り用めす牛の減少によるもので 肉用種の肥育牛飼養頭数は変わっていません 子取り用めす牛は 平成 年には 宮崎県 鹿児島県とも上昇に転じています なお 岩手では平成 年に飼養頭数が増加に転じました これは 交雑種が大きく増えたことに起因します 子取り用めす牛の減少には 歯止めがかかりませんでした 岩手の肉用牛の産出額は 最高で 億円程度 ( 平成元年 ( 年 )~ 平成 年 ( 年 )) ありました この時期 宮城県との差は 億円あり 岩手の肉用牛生産は 産出額においても 東北はもちろんのこと 全国的にみても 確固たる地位を築いていました しかし その後 岩手の産出額は大きく減少します 価格上昇によって平成 年には増加し 億円となりました ただし 宮城県の産出額は 億円となっており 岩手との差はほとんどなくなっています 8 21

25 図 -2 肉用牛飼養頭数の推移 ( 岩手県 宮城県 熊本県 ) 注 :1980 年 ( 岩手県 宮城県 熊本県 ) 1995 年 ( 熊本県 ) 2000 年 ( 熊本県 ) については 前年の頭数 出典畜産統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による ( 単位 : 千頭 ) 岩手県 宮城県 熊本県 1960(S35) 1961(S36) 1962(S37) 1963(S38) 1964(S39) 1965(S40) 1966(S41) 1967(S42) 1968(S43) 1969(S44) 1970(S45) 1971(S46) 1972(S47) 1973(S48) 1974(S49) 1975(S50) 1976(S51) 1977(S52) 1978(S53) 1979(S54) 1980(S55) 1981(S56) 1982(S57) 1983(S58) 1984(S59) 1985(S60) 1986(S61) 1987(S62) 1988(S63) 1989(H1) 1990(H2) 1991(H3) 1992(H4) 1993(H5) 1994(H6) 1995(H7) 1996(H8) 1997(H9) 1998(H10) 1999(H11) 2000(H12) 2001(H13) 2002(H14) 2003(H15) 2004(H16) 2005(H17) 2006(H18) 2007(H19) 2008(H20) 2009(H21) 2010(H22) 2011(H23) 2012(H24) 2013(H25) 2014(H26) 2015(H27) 2016(H28) 22

26 図 -3 肉用牛飼養頭数の推移 ( 岩手県 宮崎県 鹿児島県 ) 注 1980 年 ( 岩手県 宮崎県 鹿児島県 ) 1995 年 ( 宮崎県 鹿児島県 ) 200 年 ( 宮崎県 鹿児島県 ) につては 前年の頭数 出典畜産統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による ( 単位 : 千頭 ) 岩手県 宮崎県 鹿児島県 23

27 一方 全国の肉用牛産出額 億円は過去最高となっています () 一戸当たり飼養頭数が全国最低という事実 飼養戸数は全国的に大きく減少しました しかし たとえば平成元年と比較した減少率をみますと 岩手 全国 都府県 いずれにおいても約 % となっており ほとんど差はありません しかし 飼養頭数の変化には都道府県間でかなり差があります このことは 経営規模の指標となる 一戸当たりの飼養頭数 の違いとなってあらわれてきます ( 図 表 ) まず 各都道府県の一戸当たり飼養頭数の現状をみてみます 全国平均で 頭 戸 北海道を除いた都府県平均で 頭 戸です 岩手は 頭 戸です 全国では最低の規模になります 肉用牛の経営規模が全国最低というのは いささか信じがたいことなのですが まぎれもなく統計上の事実です なぜ こうなっているか まず 岩手の一戸当たりの平均飼養頭数が小さいことには 肉牛飼養の構成上の違いが反映されていることは 指摘しておかなければなりません 第一に 上述のように 肉用牛の中で 黒毛和種をはじめとした肉用種の飼養頭数割合が高いことです 黒毛和種などの肉用種に比べ 枝肉価格の安い乳用種 ( ホルスタイン種 交雑種 ) は 頭数の多い大規模飼養が一般的です 黒毛和種を飼養し きめ細かな飼料管理などによって といった高い肉質を追求する肉牛生産には 乳用種に比べ規模の拡大には限界があります このため 乳用種の割合の高い地域の平均飼養頭数は 高くなります たとえば 青森県の肉用牛の平均飼養頭数が 頭 戸で 全国平均を上回っています これは 乳用種の割合が %( 総頭数 千頭 うち乳用種 千頭 ) と高いことと関係しています 第二に 肉用種の中で 子取り用めす牛 ( 繁殖雌牛 ) の割合が高く かつ肥育経営に比べ 繁殖経営は一戸当たりの飼養頭数が相当小さいことです 岩手県の子取り用めす牛の飼養頭数は 千頭で 肉用種の全飼養頭数 千頭の % になります 全国平均では % ですから 岩手の肉牛経営は繁殖にかなり重点が置かれているといえます 岩手は 全国への子牛供給の基地ともなっているのです 繁殖は家族経営の農家が主体です 子取り用めす牛飼養頭数は 岩手では ~ 頭規模の農家も少なくありません 平均では 頭 戸です 9 24

28 図 -4 肉用牛一戸当たり飼養頭数の推移 ( 単位 : 頭 / 戸 ) 全国岩手 20.0 熊本 15.0 宮崎 (S55) 1981(S56) 1982(S57) 1983(S58) 1984(S59) 1985(S60) 1986(S61) 1987(S62) 1988(S63) 1989(H1) 1990(H2) 1991(H3) 1992(H4) 1993(H5) 1994(H6) 1995(H7) 1996(H8) 1997(H9) 1998(H10) 1999(H11) 2000(H12) 2001(H13) 2002(H14) 2003(H15) 2004(H16) 2005(H17) 2006(H18) 2007(H19) 2008(H20) 2009(H21) 2010(H22) 2011(H23) 2012(H24) 2013(H25) 2014(H26) 2015(H27) 2016(H28) 注 1980 年 ( 岩手県 熊本県 宮崎県 ) 1990 年 ( 熊本県 宮崎県 ) 1995 年 ( 熊本県 宮崎県 ) 2000 年 ( 熊本県 宮崎県 ) の頭数は それぞれ前年の頭数 出典畜産統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による 25

29 表 -3 一戸当たりの飼養頭数 ( 平成 28 年 ) 順位 : 肉用牛 都道府県名 一戸当たり飼養頭数 ( 単位 : 頭 / 戸 ) 肉用種肥育牛 ( 千頭 ) 肥育牛 乳用種 ( 千頭 ) 計 戸数 ( 戸 ) 一戸当たり飼養頭数 ( 頭 / 戸 ) 全国 (A) (B) (A+B) (C) ((A+B)/C) 北海道 岩手県 滋賀県 宮城県 三重県 山形県 静岡県 三重県 千葉県 兵庫県 熊本県 鹿児島県 全国 岩手県 出典畜産統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による 本表で肥育牛 =( 肉用種肥育牛 + 乳用種 ) 26

30 第三として 肥育経営においても一戸当たりの飼養頭数は 規模が小さいことがあります 岩手の肥育牛の一戸当たり飼養頭数は 頭 戸で 全国平均の 頭 戸を大きく下回っています ( 表 ) さらには もともと岩手は 数頭の牛を飼養しながら水田 畑作農業をする耕畜連携の農業を中心としてきたことから そもそも畜産に傾斜して飼養頭数を拡大するという動機が 個々の農家では少なかったこともあると思います 以下もう少し具体的に見ていきたいと思います () 繁殖と肥育の推移 平成 年の岩手肉用牛産出額 億円のうち 子牛は 億円 肥育は 億円です ( 農林水産省統計部からの聞き取りによる ) 繁殖の産出額が約 割と 肉用牛は産出額からいっても繁殖が中心です 繁殖の推移をみたいと思います まず 子取り用めす牛の飼養頭数は 最盛期 千頭でした 現在は 千頭で減少率は % と 肉牛用牛全体の飼養頭数の減少率 % を上回っています ( 表 ) 全国 % 都府県 % ですから やはり岩手が急速にその頭数を減らしたことを示しています 繁殖農家の平均飼養頭数をみても 岩手 頭 戸で 全国平均 頭 戸の半分程度です ( 表 ) 平成 年に子牛価格の高騰を反映し 年ぶり 子取り用めす牛の頭数が全国では上昇に転じましたが 岩手は減少に歯止めがかかりませんでした 牛肉として市場にでる量は 肥育牛 ( 肉用種 ) の頭数で決まってきます しかし 肥育牛の減少も著しいのです 平成 年と平成 年の飼養頭数を比較すると次のようになります ( 平成 年 ) ( 平成 年 ) 岩手県 千頭 千頭 宮城県 千頭 千頭 山形県 千頭 千頭 この 年間で 米沢牛に代表される山形産の牛肉 仙台牛に代表される宮城産の牛肉より 市場での岩手産の牛肉の量が 少なくなってしまいました 岩手牛 が市場では どちらかといえば マイナーな存在になってきていること 10 27

31 表 -4 肉用牛子とり用めす牛の飼養頭数の推移 飼養戸数飼養頭数 平成 22 年平成 27 年平成 28 年 一戸当たり飼養頭数 飼養戸数飼養頭数 一戸当たり飼養頭数 飼養戸数飼養頭数 一戸当たり飼養頭数 ( 百戸 ) ( 千頭 ) ( 頭 / 戸 ) ( 百戸 ) ( 千頭 ) ( 頭 / 戸 ) ( 百戸 ) ( 千頭 ) ( 頭 / 戸 ) 全国 岩手県 宮城県 熊本県 宮崎県 鹿児島県 出典畜産統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による 28

32 は よく認識しておくべきです 牛肉の売り込みが畜産県の大きなテーマとなっています 趣向をこらしたイベントで宣伝することも 生産農家がさまざまな賞を獲得することは もちろん大切なことです しかし 良質 均質な品質に加え 需要にいつでも応えられる量 ( ロット ) が確保されていることが 信頼される産地形成の重要な要件であることを忘れてはなりません () 進む高齢化 歳以上のいわゆる高齢者層が 産業を支えているという構図は 全産業で進みつつある現象ですが 特に農業をはじめとした一次産業では 全国どこでも顕著なことです 家族経営が主体の肉用牛繁殖もその例外ではありません 図 は 岩手の繁殖農家の年齢構成を示しました この 年間だけをみても 繁殖農家の年齢構成が 歳以上に大きくシフトしています 今のところ構成割合が最も高いのは 歳 ~ 歳層となっていますが いずれ中心は 歳 ~ 歳層に移っていくことを予想させます 歳以上の方々が多くがんばっていることには 脱帽です また 後継者のいない農家の割合が 歳以上では 割となっています 歳以上の方々には 数頭の牛を飼養して米 野菜を作る耕畜一体の農業をしてきたこれまでの経験をいかしながら 繁殖を続けている例が多いようです また 体力的にも厳しさを感じ リタイアを考えていたところ 子牛価格が上がりはじめ 周囲からもう少しやってくれと言われ しばらく続けることにしたといった方も少なくないようです 残念ながら 繁殖は自分の代で終わり という声は あちこちで聞きます もっとも 子牛価格が高い限り いずれ 必要な子取り用めす牛の頭数は回復するという見方もできましょう 現に 平成 年は 年ぶりに全国の飼養頭数が上昇に転じました 岩手県もいずれ増えてくるでしょうが この年は減少が止まりませんでした 地域間の取り組みに 差があるのかもしれません 繁殖農家戸数のさらなる減少が見込まれる中で どのように繁殖基盤を維持 発展させていくか 明確なビジョンが必要です また いわゆる高齢者の方々に 担い手として重要な役割を果たしていただく ということに変わりはありません そのためには 体力にあわせた労力軽減策を講じなければなりません 11 29

33 図ー 5 肉用牛繁殖農家の年齢構成及び後継者のいる割合 ( 岩手県 ) 肉用牛繁殖農家の年齢構成 2,500 2,000 1,500 ( 戸 ) 2010 年 2015 年 2,131 1,611 1,536 1,278 1,414 1, ~24 歳 25~34 35~44 45~54 55~64 65~74 75 歳以上 肉用牛繁殖農家で後継者がいる農家の割合 区分 2010 年 2015 年 農業後継者がいる 70.1% 58.8% うち 経営者が 65 歳以上 32.0% 32.7% 資料 : 農林水産省 農林業センサス 注 :1) 肉用牛繁殖農家は 子取り用めす牛を飼養している販売農家 ( 経営耕地面積が 30 アール以上又は農産物販売金額が 50 万円以上の農家 ) をいう :2) 農業後継者は 15 歳以上の者で 次の代でその家の農業経営を継承する者をいう ( 予定者を含む ) 30

34 5. 半減した岩手の乳用牛 しかし 県北では堅調な地域も ( 酪農 ) () 全国的にも減少 しかし 一頭当たりの搾乳量は増大 戦後 経済成長とともに 乳用牛の飼養頭数は増え続けました 畜産基地開発として大規模な草地開発 飼養施設の建設などを国 ( 公団 ) が実施主体となり 酪農への新規入植を後押ししたことも背景にあります 昭和 年 ( 年 ) には 千頭をピークに減少傾向に転じました 平成 年の 千頭から一貫して減少しており 平成 年には 千頭となっています ( 図 ) しかし 飼養頭数の減少にもかかわらず 生乳生産量は平成 年まで伸び続け その後の減少も飼養頭数の減少に比べれば はるかにゆるやかです ( 図 ) 一頭当たりの搾乳量が増大してきたからです 乳牛の遺伝的改良や飼育方法の見直しによって 飼料効率を大幅にあげたのです この 年間で一頭当たりの搾乳量は 倍になっており 今も毎年増え続けています もっとも 消費量そのものは 減っています 特に飲用牛乳の消費の減少傾向は止まっていません そのもっとも大きな理由とされているのが 清涼飲料の需要拡大です ペットボトルに入った手軽さが受け 牛乳消費の伸び悩み 減少につながったといわれています しかし 乳製品向けは どちらいえば拡大傾向にあると言えそうです 国内産チーズなど さらに増えてもらいたいものです 生乳産出額だけで 億円を超える乳用牛は 関連産業を含めると裾野の広い 大きな産業です 戦後 酪農がもっとも拡大したのは 言うまでもなく 北海道です 平成 年まで増加し 以後 ゆるやかな減少傾向にあります 平成 年には 飼養頭数で 都府県を合計した頭数をうわまわりました 平成 年では 千頭で 全国の約 割の乳牛が北海道にいます 一戸当たりの飼養頭数も 頭 戸と大きく 草地 飼料畑が広く確保され 粗飼料基盤もしっかりしています 搾乳された生乳のうち % が飲用牛乳向けで % がチーズ バターなどの乳製品向けとなっています 都府県では % が飲用向け % が乳製品向けとなっているのと好対照です 大消費地に遠いことが理由といわれています しかし 生産コストが低いこと 補給金制度 ( 後述 ) を活用することで価格の安い乳製品向けに生乳の多くを振り向けても経営は安定しています () 減った飼養頭数 葛巻町などは独自の動き 岩手も酪農の拡大には 率先して取り組みました 広大でおだやかな地形の 12 31

35 図 -6 乳用牛飼養頭数 ( めす ) の推移 注 年 ( 都府県 北海道 ) は 1979 年の頭数注 2 都府県の 1960 年から 1975 年の頭数は 全国の頭数から北海道の頭数を引いた数 出典畜産統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による ( 単位 : 千頭 ) 全国 都府県 北海道 32

36 図 -7 生乳生産量 生乳処理量 ( 用途別 ) の推移 出典牛乳乳製品統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による ( 単位 : 万トン ) 生乳生産量 飲用牛乳等向け処理量 乳製品向け処理量 33

37 北上高地は 酪農経営には適した地域と考えられたのです 頭数は 国主導の畜産基地開発などによって急速に増加しました しかし 昭和 年 年 の 千頭を最高に 以後大きく減少します 平成 年には 千頭となっています ピーク時との比較では減少率 % と 大きく減りました ( 表 5) ちなみに ピーク時と比較した全国 都府県の減少率は 全国 % 千頭 ( 昭和 年 ( 年 )) 千頭 ( 平成 年 ) % 都府県 % 千頭 ( 昭和 年 ( 年 )) 千頭 ( 平成 年 ) % となっており 岩手は 飼養頭数では 北海道を除いた都府県と同様の動きをしてきたことになります しかし 県の間には その変化に大きな違いがあります ( 図 ) まず 栃木県ですが 飼養頭数は かつて岩手県を大きく下回っていました しかし 全国的な頭数減少のなかにあって 大きく減らすことはありませんでした 平成 年頃には岩手と逆転し 両県の頭数の差は拡大しています 栃木県は乳用牛産出額でも 億円と都府県では 位 ( 全国 位 ) となっています 熊本県も栃木県と同様の推移をしてきました 飼養頭数を大きく減らさずにきました 千頭以上の差があった時期もありましたが 平成 年に 千頭と岩手県とほぼ同じ飼養頭数となっています 一方 岩手と同じような推移をたどった県のひとつが千葉県です 都市近郊にあり 消費地に近いという利点がありましたが 近年は都市化の拡大の波に飲み込まれていった感があります 日本のデンマークといわれ酪農の先進地であった愛知県も 飼養頭数の面では同じです 飼養頭数の推移には 地域間の違いがかなりあります たとえば葛巻町は 平成 年から平成 年までは 千頭前後で変わらず推移をしています 現在は 千頭 ( 葛巻町からの聞き取りによる ) ですが 公社を軸に町として乳用牛を守ってきた姿勢が伝わってきます 葛巻町から一戸町の奥中山地区にかけた一帯は 岩手というより東北を代表する酪農地域ですが 将来にわたっての展開を期待したいところです 既述のように 生乳生産量については飼養頭数と並行した動きにはなっておらず 減少傾向は続いていますが 一頭当たりの搾乳量の拡大によって そのペースはゆるやかです 13 34

38 表 -5 乳用牛飼養頭数の推移 岩手県 栃木県 熊本県 都府県 北海道 全国 最多飼養頭数 ( 千頭 ) 平成 8 年飼養頭数 ( 千頭 ) 平成 28 年飼養頭数 ( 千頭 ) 減少率 (%) (A) (B) (C) ((C-A)/A) ((C-B)/B) ( 昭和 55 年 (1980)) ( 平成 2 年 (1990)) ( 平成 2 年 (1990)) ( 昭和 59 年 (1984)) ( 平成 5 年 (1993)) ( 昭和 60 年 (1985)) 乳用牛の一戸当たり飼養頭数の推移 平成 8 年 ( 頭 / 戸 ) 平成 28 年 ( 頭 / 戸 ) 増加数 (A) (B) (B)-(A) 岩手県 栃木県 熊本県 都府県 北海道 全国 出典畜産統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による 35

39 図 -8 乳用牛飼養頭数 ( めす ) の推移 ( 岩手県 栃木県 熊本県 ) 出典畜産統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による ( 単位 : 千頭 ) 岩手県 栃木県 熊本県 36

40 岩手は ここ 年間はほぼ一貫して減少しており その減少のペースも酪農県といわれる他県との比較においてやや速くみえます ( 図 ) しかし それでも平成 年は 千トンで 生乳産出額は 億円 ( 平成 年 ) で 全国 位です 飼養頭数などの減少にもかかわらず なお 飼養頭数では全国で4 位 生乳産出額で6 位というのは 過去の酪農基盤の蓄積がいかに大きかったかを物語っていると思います () 岩手酪農の特質 飼養頭数 4 位で 生乳産出額 6 位と違いがあることは 大きく二つの理由があると思われます それは岩手の酪農の特徴を反映しているといえます ひとつは 岩手県は 飼養頭数のうち経産牛の割合が小さいという特徴があります 経産牛とは 搾乳できる乳用牛で 2 歳以上のめす牛 ( 生後 か月で人工授精 その後 か月で出産が標準です ) です 岩手県は飼養頭数の % が経産牛です 都府県の平均は % です ( 北海道 % ) 乳用牛は ~ 年程度で搾乳の用を終えます その後 更新しますが 経営体には はらみ牛 ( 初めて人工授精され子をはらんだ乳用牛 ) を外から買ってきて更新する経営体もあります あるいは 乳用牛の子牛を買って更新する場合もあります こうした搾乳のみに力を入れた経営体が多い地域は 経産牛の飼養頭数の割合は高くなります 他県に比べ 岩手県では生まれた子牛を自家育成し 経産牛とともに飼養している経営体 ( これが本来の酪農の姿だと思います ) が多いこと あるいはもと牛を売る繁殖的な経営をおこなっている経営体の割合が高いことを意味します もうひとつは 一頭当たりの搾乳量が岩手県は少ないことです 岩手県は kg 全国平均は kgです 北海道 kg 栃木県 kg 熊本県 kg 群馬県は kgです 乳量は飼料に影響をうけます 繊維の多い粗飼料は乳脂肪に でんぷん ( 濃厚飼料の主成分 ) は乳糖に変化します 粗飼料を多くあたえられた乳用牛の乳量は少なくなる傾向にあります 北海道 岩手県は粗飼料の割合が高く 濃厚飼料への依存が高い地域に比べ 一頭当たり乳量は少なくなっています 乳量は少なくなっても 粗飼料は自家生産や国内生産も多く 輸入に依存する濃厚飼料にくらべ安価で 為替変動や輸入先の作況に影響されません また 一頭当たりの搾乳量が多いことは それだけ牛の負荷が大きいことも意味します 乳量の多さは決して利点ばかりではないことは 留意しておく必要があります 14 37

41 図 -9 生乳生産量の推移 ( 県別 ) 出典牛乳乳製品統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による ( 単位 : 千トン ) 岩手県 栃木県 群馬県 熊本県 千葉県 38

42 また 岩手県の粗飼料基盤がしっかりしていることは 大きな強みです () 遅れた規模拡大 岩手の一戸当たりの飼養頭数は 頭 戸です 全国では 頭 戸 府県でも 頭 戸です 酪農が盛んといわれる県では 栃木県 頭 戸 群馬県 頭 戸 愛知県 頭 戸 熊本県 頭 戸です 岩手を上回るペースで飼養頭数の減少が進んだ千葉県は 頭 戸と岩手県と同じレベルです 一戸当たりの飼養頭数は メガといわれる企業的経営で数百頭 あるいは千頭単位で乳用牛を飼養する経営体の数の多さにも左右されます したがって単純な比較は気をつけなければいけませんが 岩手の規模拡大は遅れたことは否めません ( 図 ) といっても 家族経営を基本とする酪農経営は 飼養頭数に限界があります 負債がなく ( いわゆる無借金経営 ) 粗飼料基盤があれば 経産牛 頭前後 育成牛 頭前後で十分安定した経営をやっていけるという方も少なくありません しかし 飼養戸数がこれからも減少していく中で 産業基盤の根幹である飼養頭数の減少をできるかぎり抑えるためには やはりより規模の大きな経営体を育成していくことが必要になります () コスト意識を 生乳は他の農産物と違い 毎日生産されます しかも 貯蔵性がなく腐敗しやすい ( 足がはやい といわれます) という性格があります このため 過剰生産にならないよう また不足がおきないように 特別の需給調整 ( 計画生産 ) がおこなわれてきました ほとんどの経営体が参加しています 流通は 指定生乳生産者団体 ( 以下 指定団体 ) と呼ばれる団体が 一元的に集乳し 実需者に販売するという仕組みとなっています また生乳取引価格は 指定団体と乳業メーカーとの交渉によって決まる仕組みとなっています 指定団体は北海道 東北などブロックに分かれ 全国に の団体があります 生乳は飲用向けとバター チーズなどの乳製品向けに分け 生産者団体 乳業メーカー間で季節ごとの需要などを踏まえ 用途別の取引がおこなわれています 飲用向けの価格は高く 乳製品向けの価格は低くなります その差額を補てんするのが 国が支払う加工原料乳生産者補給金です 北海道の生乳の 割が乳製品向けとなっています 一方 都府県の生乳はほとんどが飲用向けとなっています 北海道の生乳の乳製品向けの割合が高いの 15 39

43 図 -10 乳用牛一戸当たり飼養頭数の推移 ( 県別 ) 注熊本県の 1980 年 1985 年 1990 年の頭数は前年の頭数出典畜産統計 ( 農林水産省大臣官房統計部 ) による ( 単位 : 頭 / 戸 ) 岩手県 栃木県 群馬県 熊本県 千葉県 1980(S55) 1981(S56) 1982(S57) 1983(S58) 1984(S59) 1985(S60) 1986(S61) 1987(S62) 1988(S63) 1989(H1) 1990(H2) 1991(H3) 1992(H4) 1993(H5) 1994(H6) 1995(H7) 1996(H8) 1997(H9) 1998(H10) 1999(H11) 2000(H12) 2001(H13) 2002(H14) 2003(H15) 2004(H16) 2005(H17) 2006(H18) 2007(H19) 2008(H20) 2009(H21) 2010(H22) 2011(H23) 2012(H24) 2013(H25) 2014(H26) 2015(H27) 2016(H28) 40

44 は 北海道に酪農が導入された時代 大消費地に遠く 生乳の品質を確保しながら遠路運搬する適当な手段がなく 多くを加工に回さざるをえなかった という背景があります 酪農家の受け取る乳価は 飲用向けと乳製品向け販売額に補給金を加えた全額をプールして生産者一律価格となるよう設定されます プール乳価 ( 総合乳価 ) と呼ばれるもので 酪農のもっとも重要な制度のひとつです 総合乳価は近年上昇傾向が続いています なお 補給金については 従来 二つの用途グループごとに単価が設定されていましたが 平成 年度からは これまで対象となっていなかった生クリームを加え 乳製品向け補給金単価は 一本化することになりました 表 は 指定団体ごとの総合乳価などの一覧です 気になるのは 東北地域の集乳経費が高いことです 既述のように 指定団体と乳業メーカーとの毎年の乳価交渉は 配合飼料価格など生産コストを勘案して決定されますが 1 円をめぐる攻防になります 生産者には乳価 ( 加工用とあわせたプール価格 ) から経費を差し引いたものが 手取りとなります ところが 集送乳に係る経費 ( 集送乳経費等 手数料 検査費用の合計 ) が 東北地域が一番高くなっています ( 平成 年度で 円 kgで 一番低い北海道 円 kgの倍 ) 経費においてこれだけの差があることは 高い経費を支払わなければならない生産者にとっては大きなハンディです 改善の余地はないのか 生産者側と団体との間で しっかりと認識を共有しておくことが大切です なお 通常国会において補給金制度 指定団体制度に関する法律改正が行われることになっていますが このことについては別途報告したいと思っています 6. 流れ を変えるために () 道具は一応そろっている 肉用牛 乳用牛の産業としての基盤は まず飼養頭数であることは論を待ちません どこかで聞いた言葉ですが 数は力 です 岩手にとっては まずは これまで進んできた急速な飼養頭数の減少にどのように歯止めをかけるかです 次は 当然のことながら経営体です 現在の経営体の年齢構造からすれば 16 41

45 表 -6 指定団体の農家受取乳価の試算値 項目 1 乳業者からの受取乳価 2 集送乳等経費 3 加工原料 乳補給金 うち手数料 うち集送乳費うち検査費 ( 単位 :( 円 /Kg) 税別 ) 酪農家の手取り (1-2+3) 北海道 東北 関東 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州 沖縄 *1 は中央酪農会議調べ 2 3 は牛乳乳製品課調べ 集送乳等経費は 指定団体から地域農協までの合計を加重平均した また 集送乳費には CS 経費を含む なお四捨五入の関係で合計と一致しない 出典農林水産省資料による 42

46 戸数の減少の歯止めには限界がありそうです だからこそ 新規の経営体参入を増やしていく必要があります また 規模拡大 経営の省力化 合理化は必須です 肉用牛 乳用牛を問わず価格が上昇しているなかで 飼養頭数を増やすことは容易ではありませんが 一歩一歩押していくしかありません また 繁殖にとどまらず いわゆる高齢者の方々には引き続き重要な担い手として 岩手県の牛産業を支えていただかなければなりません そのためには 体力に合わせた労力軽減策が必要です そのほか 獣医師の確保など総合的な取り組みが必要です こうした基本認識に異論はないと思います 実際 こうした認識のもと 国 自治体 ( 岩手県 ) 団体などが 生産性向上支援 高齢化対応 財政支援などが 基盤強化に向けたさまざまな施策を用意しています 以下 こうした施策を ごく簡単に紹介しておきたいと思います まず 顕在化している子牛不足への対策として ( 受精卵移植 ) が多用されるようになっています 肉用種にくらべ飼養頭数の多い乳用牛への受精卵移植によって 和子牛を増産するものです 従来の和牛精液の人工授精 () と比較し 約 倍の増産効果があるとされています しかし 母体として乳用牛をつかうため 一方で 乳用後継牛の生産に支障をきたすことも事実です 経営体の高齢化対応も進められています 肉用牛繁殖は 子取り用めす牛を飼養しながら 種付け 分娩 哺育 育成 ( 生まれた子牛は ~ か月繁殖農家で育てられ 子牛市場に出され 肥育牛となります ) を通してやるのが一般的な姿です しかし 高齢化にともない一連の仕事をすべてこなすことが困難になってくることがあります この対応として 種付け 育成を外部委託して労力軽減をはかる取り組みが行われています その委託先として 整備されているのが CBS( キャトルブリーディングステーション ) や CS( キャトルステーション ) で 国もこうした整備へ資金的に支援する制度を用意しています 種付けをした受精卵を提供する 和牛採卵事業 というやり方も 繁殖農家の高齢化への対応策として動き出しています また 情報通信技術 () の活用などによる繁殖経営の省力化 搾乳ロボット 自動給餌機械などの導入による酪農経営の省力化なども進められ 国も資金的な支援を含め後押ししています そのほか 自給飼料増産対策 酪農ヘルパー制度の拡充 家畜導入支援 さらには資金制度など一応の道具立てはそろえているようです 産業としての基盤強化を図っていくためには 大量に発生する糞尿処理とい 17 43

47 う課題があります 特に 海外からの濃厚飼料を多く使っているため 地域としては窒素過多になりがちであることは承知のとおりです 糞尿を処理し 広域的な循環型畜産をいかに構築するかは 安定的な畜産経営にとっての大きな要素です 堆肥化とその利用は推進されています 鶏糞を活用したバイオマス発電など 先駆的な取り組みも始まっています しかし 総体としてこれで十分という形にはなっていないと思います 家畜には事故死や病死がつきものです こうした家畜を処理するのが いわば静脈系の産業です 岩手は 東北油化の倒産によって死亡牛などの処理は 全面的に他県に頼らざるを得なくなっています 減ったとはいえ 肉用牛 乳用牛あわせて 千頭を超える牛が岩手にはいます この規模を縮小しない 維持 ( あるいは拡大 ) するのであれば なおさら 静脈系産業を岩手としてどう展開するかについての論議も不可欠です それは 大家畜を多く飼養する地域の責任ともいえます もちろん 新たにレンダリング施設を導入することなど 資金面においても 地域住民の方々の理解を得る面でもきわめて難しい問題ばかりです そもそも こういった施設の話を出すことすら 強い警戒感と反発を招きかねません しかし 畜産県といわれる他県では そうした幾多の困難を乗り越え 静脈系産業を展開しているところがあることも忘れてはなりません 議論すらしない ということはあってはならないと思います () 意志 が流れをつくる 基盤強化のために こうした方策の活用は有効です むしろ積極的に活用していくべきでしょう しかし これまでの 流れ の延長線上で 個々の経営体への支援を個々にすることでは 個別の成功はみても 産業としてのいままでの 流れ は変わらないのではないかと思います では 何が必要か それを考える鍵は これまで紹介してきたことの中にあります なぜ 自由化や BSE の発生を乗り越え 鹿児島県 宮崎県が肉用牛飼養頭数を急速に伸ばし続けたのか なぜ 宮崎県は 壊滅的被害をもたらした口蹄疫や鳥インフルエンザの発生にも屈しなかったのか 宮城県や山形県が近年 肥育牛の飼養頭数を伸ばしてきているのは なぜなのか なぜ 栃木県 熊本県は乳用牛の飼養頭数を維持し 搾乳量を上げてきたか いずれも 個々の経営体の懸命な取り組みの積み上げの結果であることは もちろんのことです しかし 家族経営が多い肉用牛 乳用牛で こうした結 18 44

48 果を出すためには 加えて大きな要素が必要だと思います それは こうするんだ との 県あるいは地域の行政 団体 経営体がひとつになった強い 意志 意気込み です この 意志 が独自の 流れ を作り 肉用牛 乳用牛の産業基盤が強化されていったと考えられます ちなみに こうした 意志 を感じるのは なにも畜産に限ったことではありません 青森県も そのことを示しています 全国的には農業総産出額は 昭和 年 ( 年 ) の約 兆円をピークに 価格変動によって変動はありますが 減少してきています そのもっとも大きな要因は米です 米は約 兆円の産出額がありました 平成 年の農業総産出額は約 兆円 米の産出額は 約 兆円ですから 米の産出額の減少が ほぼそのまま農業総産出額の減になっています 多くの県においても 米の産出額の減少と農業産出額の減少が連動して推移しています 特に 米生産への依存度合いが高い県ほど その傾向は顕著です ここにもひとつの 流れ があるかもしれません こうした中 岩手は 米が大きく生産額を減らすなか 野菜 果実 肉用牛 乳用牛も総じて産出額が減少傾向にありました その一方 鶏 豚が上昇傾向で推移し とくに鶏は高い産出額で推移してきました 青森県は かなり違った動きをしてきました 岩手と青森県の米の産出額は ほぼ同じような推移をたどり 平成 年においても岩手 億円 青森県 億円と大きな違いはありません しかし 青森県の農業産出額は 平成 年頃から上昇傾向で推移してきました 平成 年には 億円と 東北では 最大となっています ( かつては 番の位置にいました ) 岩手は鶏 豚の健闘と畜産物価格の上昇によって 億円で 位ですが 青森県との差は拡大しています 青森県の大きな要因は 野菜 果実 畜産といずれも産出額を伸ばしてきたことです 平成 年 この 部門は いずれも青森県の最高額を記録しました 明らかに 青森県も全国的な 流れ とは 独自の流れ を作っています ここに青森県の 意志 を感じないわけにはいきません () 基盤強化に向けて 岩手の産業として肉用牛 乳用牛をどうするか いまでもなく これまでの 流れ を変えることです 人口減少社会に入り 19 45

49 新たな人材の確保が難しくなってきていること 国内マーケットの縮小など 確かに環境は厳しいです しかし 道県でみれば条件はどこも同じなのです まずは 岩手としての 意志 をしっかりと固めることです どうすれば固めることができるのか 県 関係市町村 関係団体 生産者代表 消費者代表 学識経験者 マスコミ関係者などからなる推進本部 ( 知事が本部長 ) を県として立ち上げることです この本部のもと 産業としての岩手肉用牛 乳用牛のこれまでの総括と現状分析 年後 年後の姿の提示 実現のための具体策 といったことを徹底した議論を踏まえ まとめ上げることです 総括と現状分析によって いい意味での危機感を共有することです 他県 他地域のこれまでの取り組みをよく見ることも当然です さらに これからの取り組みについては 毎年度フォローアップしていきます 地域においては首長が先頭に立つことは当然です 県議会 市町村議会からの強い後押しもなければなりません そして 何より大切なことは 関係者一人一人の情熱です 本部の取り組みの姿勢 打ち出す検証結果 これからの方針の本気度が 各方面に広がれば 県として地域としての 流れ を変える 意志 が形成されてきます そこから産業基盤強化の推進力が生まれてきます 私は 国会議員という役割をいただいていますことから 県内だけではなく 全国各地を回ることも多く いろんな地域特産の食材に接する機会も少なくありません そうした経験から見れば 岩手には たとえば焼き鳥屋さんの店先に 岩手のどこの鶏を使っている 焼き肉店では 岩手産の牛肉 豚肉を使っている とわかるような店はちょっと少ないように思えます 岩手産の良質な食肉を県民あげて食している との姿がもっと見えてくれば それもまた 意志 の形成を強く後押しすることになります 広い県土 北上高地のゆるやかな地形 はっきりとした四季 牛や馬をめぐるさまざまな伝説 そして伝統 私には 日本中に 岩手に引っ越したい と思っている牛がたくさんいるように思えてなりません 20 46

50 参考資料 1. 農業産出額の道県別推移 (p48 ~p52) ( 農林水産省作成資料 ) 全国の農業総産出額は 米の産出額にもっとも影響を受けながら推移してきました 最近は 価格上昇によって 畜産の産出額が大きく伸び 野菜も伸ばしています 農業総産出額も これら二部門の伸びに引っ張られ 上昇しています 米の産出額に連動して農業産出額が推移した県の典型を 新潟県 秋田県にみることができます こしひかり に代表される米どころ新潟県は 米の産出額において現在でも全国 1 位ですが 農業産出額は米価の下落にともない減少してきました あきたこまち の秋田県も米どころとして知られてきました 新潟県と同じく 米の産出額と並行して農業産出額が推移しています 両県とも米に徹底してこだわっている姿勢がうかがえます 都府県の多くが農業産出額を減らすなか 米以外の農産物の産出額を伸ばし 農業産出額を横ばい あるいは伸ばしてきた道県があります 北海道は 畜産を中心に 野菜も産出額を伸ばしています 米は品質の向上によって価格をあげ 近年の産出額は他県にくらべ比較的安定推移しています 北海道は 新潟に次いで米産出額全国 2 位です 茨城県は 大消費地に近い利点を生かし 生鮮食料品である野菜の産出額を伸ばし 農業産出額があまり減少することなく推移してきました むしろ 近年は増加傾向にあります 茨城県の農業産出額は 北海道に次いで全国 2 位です 鹿児島県は 米への依存度がもともと低く 畜産を伸ばすことで農業産出額は安定的に推移してきました 最近は 牛肉価格の上昇により急速に産出額を伸ばしています 青森県は 近年 野菜 果樹 畜産いずれも生産額を伸ばしてきました 農業産出額は かつては岩手と同じ規模でしたが 岩手を追い越し 差は広がっています 岩手は 畜産の産出額が増加から横ばい傾向で推移しています 野菜 果実は減少傾向で推移してきました 2. 畜産関係資料 (p53 ~p58) ( 農林水産省作成資料 ) 21 47

51 単位 : 億円 全国農業産出額の推移 (1970( 昭和 45) 年 ~2015( 平成 27) 年 ) 120, ,000 総額 80,000 60,000 40,000 畜産 野菜 20,000 米 果実 ( 注 )1. 昭和 50(1975) 年以前については 沖縄県を含まない 2. 平成 14(2002) 年 3 月の日本標準産業分類の改定により もやしが農業に分類されたことから 13(2001) 年よりもやしを含めた 3. 養蚕は 平成 16(2004) 年からその他畜産物に含めることとした このため 平成 15(2003) 年についても遡及してその他畜産物に養蚕を含めている 4. 平成 27(2015) 年の数字は第 1 報による ( 出所 ) 農林水産省 生産農業所得統計 より作成 48

52 単位 : 億円 道県別農業総産出額の推移 (1970( 昭和 45) 年 ~2015( 平成 27) 年 ) 12,000 北海道 10,000 8,000 6,000 茨城 鹿児島 4,000 新潟 青森 2,000 岩手 秋田 ( 注 )1. 平成 14(2002) 年 3 月の日本標準産業分類の改定により もやしが農業に分類されたことから 13(2001) 年よりもやしを含めた 2. 養蚕は 平成 16(2004) 年からその他畜産物に含めることとした このため 平成 15(2003) 年についても遡及してその他畜産物に養蚕を含めている 3. 平成 27(2015) 年の数字は第 1 報による ( 出所 ) 農林水産省 生産農業所得統計 より作成 49

53 単位 : 億円 5,000 秋田県農業産出額の推移 (1970( 昭和 45) 年 ~2015( 平成 27) 年 ) 4,000 3,000 2,000 総額 1,000 米 畜産 0 野菜 果実 単位 : 億円 5,000 新潟県農業産出額の推移 (1970( 昭和 45) 年 ~2015( 平成 27) 年 ) 4,000 3,000 総額 2,000 米 1,000 畜産 0 野菜 果実 ( 注 )1. 平成 14(2002) 年 3 月の日本標準産業分類の改定により もやしが農業に分類されたことから 13(2001) 年よりもやしを含めた 2. 養蚕は 平成 16(2004) 年からその他畜産物に含めることとした このため 平成 15(2003) 年についても遡及してその他畜産物に養蚕を含めている 3. 平成 27(2015) 年の数字は第 1 報による ( 出所 ) 農林水産省 生産農業所得統計 より作成 50

54 単位 : 億円 12,000 北海道農業産出額の推移 (1970( 昭和 45) 年 ~2015( 平成 27) 年 ) 総額 10,000 8,000 6,000 畜産 4,000 2,000 0 野菜 米 果実 単位 : 億円 6,000 茨城県農業産出額の推移 (1970( 昭和 45) 年 ~2015( 平成 27) 年 ) 5,000 総額 4,000 3,000 2,000 野菜 1,000 0 畜産 米 果実 単位 : 億円 6,000 鹿児島県農業産出額の推移 (1970( 昭和 45) 年 ~2015( 平成 27) 年 ) 5,000 4,000 総額 3,000 畜産 2,000 1,000 0 野菜 米 果実 ( 注 )1. 平成 14(2002) 年 3 月の日本標準産業分類の改定により もやしが農業に分類されたことから 13(2001) 年よりもやしを含めた 2. 養蚕は 平成 16(2004) 年からその他畜産物に含めることとした このため 平成 15(2003) 年についても遡及してその他畜産物に養蚕を含めている 3. 平成 27(2015) 年の数字は第 1 報による ( 出所 ) 農林水産省 生産農業所得統計 より作成 51

55 単位 : 億円 5,000 青森県農業産出額の推移 (1970( 昭和 45) 年 ~2015( 平成 27) 年 ) 4,000 3,000 総額 2,000 米 1,000 果実 畜産 0 野菜 単位 : 億円 5,000 岩手県農業産出額の推移 (1970( 昭和 45) 年 ~2015( 平成 27) 年 ) 4,000 3,000 総額 2,000 畜産 1,000 米 野菜 0 果実 ( 注 )1. 平成 14(2002) 年 3 月の日本標準産業分類の改定により もやしが農業に分類されたことから 13(2001) 年よりもやしを含めた 2. 養蚕は 平成 16(2004) 年からその他畜産物に含めることとした このため 平成 15(2003) 年についても遡及してその他畜産物に養蚕を含めている 3. 平成 27(2015) 年の数字は第 1 報による ( 出所 ) 農林水産省 生産農業所得統計 より作成 52

56 豚 ブロイラー及び採卵鶏における 1 戸当たり飼養頭 ( 羽 ) 数 ( 平成 28 年 2 月 1 日現在 ) 豚 ブロイラー 採卵鶏 単位 : 頭 単位 : 千羽 単位 : 千羽 1 戸当たり 順位 都道府県名 成鶏めす 飼養羽数 順位 都道府県名 1 戸当たり飼養頭数 全国 1, 青森 4, 島根 3, 岩手 3, 栃木 3, 広島 3, 秋田 3, 北海道 2, 大分 2, 岐阜 2, 群馬 2, 愛媛 2, 鳥取 2, 鹿児島 2, 千葉 2, 三重 2, 富山 1, 長崎 1, 岡山 1, 福島 1, 宮崎 1, 佐賀 1, 愛知 1, 福岡 1, 宮城 1, 茨城 1, 山口 1, 新潟 1, 徳島 1, 高知 1, 神奈川 1, 石川 1, 香川 1, 熊本 1, 山形 1, 埼玉 1, 静岡 1, 滋賀 山梨 長野 大阪 京都 兵庫 沖縄 奈良 福井 東京 和歌山 順位 都道府県名 1 戸当たり飼養頭数 全国 北海道 鳥取 岡山 島根 青森 広島 愛知 鹿児島 岩手 香川 宮崎 千葉 佐賀 新潟 長崎 岐阜 三重 熊本 大分 福井 山口 静岡 山梨 沖縄 愛媛 長野 兵庫 宮城 群馬 茨城 京都 高知 福岡 徳島 福島 和歌山 秋田 X - 山形 X - 栃木 X - 埼玉 X - 滋賀 X - 奈良 X - 東京 nc - 神奈川 nc - 富山 nc - 石川 nc - 大阪 nc 全国 青森 岩手 広島 新潟 兵庫 岡山 茨城 宮城 北海道 群馬 福島 山口 秋田 香川 三重 千葉 静岡 鹿児島 岐阜 石川 富山 京都 福井 愛知 大分 栃木 徳島 宮崎 鳥取 愛媛 熊本 埼玉 福岡 島根 山形 沖縄 長野 長崎 神奈川 高知 和歌山 滋賀 佐賀 山梨 奈良 東京 大阪 4.0 資料 : 畜産統計 資料 : 畜産統計 資料 : 畜産統計 注 :1 ブロイラーの飼養羽数は 年間出荷羽数 3,000 羽以上の飼養者の飼養羽数である 注 :2 統計表に用いた記号は 次のとおりである X : 個人又は法人その他の団体に関する秘密を保護するため 統計数値を公表しないもの nc : 計算不能 (3,000 羽以上の飼養者がいない都府県 ) 注 : 採卵鶏の飼養羽数は 成鶏めす の羽数である なお 種鶏のみの飼養者及び成鶏めす 1,000 羽未満の飼養者の飼養羽数は含めていない 53

57 乳用牛及び肉用牛における 1 戸当たり飼養頭数 ( 平成 28 年 2 月 1 日現在 ) 乳用牛 単位 : 頭 順位 都道府県名 1 戸当たり飼養頭数 全国 三重 北海道 大分 島根 鹿児島 愛知 熊本 京都 栃木 群馬 奈良 和歌山 茨城 鳥取 石川 沖縄 高知 静岡 青森 福岡 広島 岡山 山梨 宮崎 香川 長崎 滋賀 岐阜 富山 山口 愛媛 長野 大阪 徳島 千葉 岩手 兵庫 佐賀 埼玉 秋田 福井 山形 宮城 福島 新潟 東京 神奈川 30.1 資料 : 畜産統計 肉用牛 単位 : 頭 順位 都道府県名 1 戸当たり飼養頭数 全国 北海道 滋賀 三重 静岡 千葉 愛知 徳島 福島 群馬 埼玉 香川 栃木 山梨 京都 茨城 佐賀 富山 奈良 神奈川 大阪 岡山 愛媛 岐阜 青森 鳥取 和歌山 新潟 山形 福井 長野 熊本 宮崎 鹿児島 広島 兵庫 大分 山口 石川 島根 高知 長崎 沖縄 福島 宮城 秋田 東京 岩手 18.4 資料 : 畜産統計 54

58 55

59 牛枝肉卸売価格 ( 中央 10 市場 ) の推移 牛枝肉卸売価格は 景気の低迷等を背景として 19 年度第 4 四半期以降 特に価格の高い去勢和牛の枝肉価格が低下 23 年度後半からは上昇に転じ 生産量の減少等を背景に 27 年度には過去最高水準まで上昇 28 年度も依然高水準で推移 円 /kg 3, 年 12 月 2,704 円 ( 0.6%) 2,500 2,000 和牛去勢 A4 1,753 円 ( 1.5%) 1,500 交雑種去勢牛 B3 1, 乳用種去勢牛 B2 1,044 円 ( 8.1%) 0 13 年度 14 年度 15 年度 15 年度 年度年度 17 年度 18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 年度年度 25 年度 26 年度 27 年度 年 7% 14. % % % 度 8% 1% % 13 年度 14 年度 17 年度 18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 資料 : 農林水産省 畜産物流通統計 注 :( ) 内は対前年同月比 56

60 57

61 乳用牛の経産牛飼養頭数 生乳生産量及び 1 頭当たり搾乳量の推移 都道府県 飼養頭数 ( 順位 ) 項目 平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 全国 経産牛頭数 ( 頭 ) 985, , , , , , , ,000 1,345,000 頭 生乳生産量 ( t ) 7,945,110 7,881,390 7,631,304 7,533,851 7,607,356 7,447,032 7,330,871 7,407,326 1 頭当たり搾乳量 (kg) 8,012 8,088 8,047 8,034 8,154 8,198 8,316 8,511 北海道 経産牛頭数 ( 頭 ) 490, , , , , , , , ,700 頭生乳生産量 ( t ) 3,909,056 3,932,201 3,897,287 3,894,019 3,930,552 3,848,584 3,820,359 3,900,110 (1 位 ) 1 頭当たり搾乳量 (kg) 8,046 8,027 8,046 7,988 8,017 8,056 8,216 8,382 栃木県 経産牛頭数 ( 頭 ) 39,400 38,500 38,100 39,000 38,400 38,300 39,500 38,000 52,800 頭生乳生産量 ( t ) 324, , , , , , , ,517 (2 位 ) 1 頭当たり搾乳量 (kg) 8,034 8,369 7,998 7,865 7,994 8,166 8,210 8,452 岩手県 経産牛頭数 ( 頭 ) 29,800 28,100 27,800 28,000 28,000 27,100 26,400 26,900 43,600 頭生乳生産量 ( t ) 230, , , , , , , ,072 (3 位 ) 1 頭当たり搾乳量 (kg) 7,633 7,950 7,801 7,729 8,031 8,060 8,111 8,108 熊本県 経産牛頭数 ( 頭 ) 30,500 30,000 29,600 30,200 29,900 29,700 30,200 29,800 43,400 頭生乳生産量 ( t ) 246, , , , , , , ,148 (4 位 ) 1 頭当たり搾乳量 (kg) 7,935 8,070 8,065 8,108 8,241 8,219 8,260 8,438 群馬県 経産牛頭数 ( 頭 ) 29,900 29,400 28,000 27,000 27,400 26,200 24,900 24,300 36,100 頭生乳生産量 ( t ) 267, , , , , , , ,875 (5 位 ) 1 頭当たり搾乳量 (kg) 8,758 8,957 8,895 9,014 9,205 9,234 9,635 10,279 資料 : 農林水産省 畜産統計 牛乳乳製品統計 注 : 乳用牛の飼養頭数及び経産牛頭数は各年度とも 2 月 1 日現在の数値である 生乳の生産量は各年度 (4 月 ~3 月 ) の数値である 注 :1 頭当たり搾乳量については 牛乳乳製品統計調査 及び 畜産統計 ( 農林水産省統計部 ) の結果を用いて 次の計算式により算出した 年度生乳生産量 ( 当該年経産牛頭数 + 翌年経産牛頭数 ) 1/2 注 : なお 平成 27 年度 (27 年 4 月 ~28 年 3 月 ) の生乳生産量は概数値を使用した 58

62 2017 年 3 月 20 日発行 発行者 達山会 住所 岩手県盛岡市菜園一丁目 6 番 9 号 菱和第 10 ビル5F TEL FAX URL 印刷 川口印刷工業株式会社

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