お任せ民主主義責任ある市民の参加

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めぐのはらしない
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1 社会は誰のものか ~ シティズンシップをはぐくむために ~ 林大介新しい公共をつくる市民キャビネット総務運営委員模擬選挙推進ネットワーク事務局長

2 お任せ民主主義責任ある市民の参加

3 - 市民キャビネット市民キャビネットについて 1 グローバル化が進み環境破壊貧困紛争人権侵害自立経済や共同体の崩壊等諸問題の地球規模での深刻化日本でもお金至上主義の傾向が強まる一方貧困層の拡大雇用の不安定化中小企業や地域の弱体化など生活は経済の犠牲となり私達の社会は根底から崩れかねない状況に陥りましたこの生活と社会の立て直しは私と公をつなぎ助け合い協力連携を基にする新しい公共の創出によってこそ行うべきではないでしょうか ( 設立趣旨書より一部を抜粋 ) このような問題意識の基各分野から NGO NPO の担い手達が集まって新しい公共をつくる市民キャビネットが設立されました NPO 市民社会の叡智と実行力を活かして提言を作り政権との政策協議を行い新しい公共を担っていく誰にでも開かれた全国規模のネットワーク組織です

4 - 市民キャビネット市民キャビネットについて 2 < 役員 > 共同代表福嶋浩彦 ( 中央学院大学社会システム研究所教授前千葉県我孫子市長 ) 兼間道子 (NPO 法人市民福祉団体全国協議会代表理事日本ケアシステム協会会長 ) 高畑敬一 (NPO 法人ニッポンアクティブライフクラブ会長 ) 運営委員介護福祉子育て農山漁村都市環境 NGO 災害支援等の NPO 等の活動グループのリーダーと政策等の専門家によって構成運営委員がかかわっている NPO 等の現場での活動団体の総数は約 6 団体になります

5 - 市民キャビネット < 設立前 > 11 月 1 日設立準備会発足緊急雇用対策への NPO からの緊急提言作成民主党企業団体委員会へ提出細野豪志企業団体委員長谷博之企業団体委員長代理青木愛副幹事長 ( 厚生労働担当 ) 緊急雇用対策本部へ提出細川律夫厚生労働副大臣 29 年 1 月 23 日政府緊急雇用対策を発表 29 年 1 月 26 日鳩山前首相が所信表明演説で新しい公共を提起

6 - 市民キャビネット < 設立 > 21 年 1 月 29 日新しい公共をつくる市民キャビネット設立 ( 星陵会館 ) 21 年 1 月 27 日政府新しい公共円卓会議スタート 21 年 1 月 28 日民主党新しい公共づくりをめざした市民と民主党の政策形成プロジェクト開始平野官房長官 ( 当時 ) 鈴木文部科学副大臣泉内閣府大臣政務官

7 - 市民キャビネット <4 月末に政策提言案を取りまとめ > 4 月 29 日全体会議で政策提言案を討議 ( 日本青年館 ) 5 月 11 日仙谷内閣府特命担当大臣 ( 新しい公共担当 ) に提出キャラバンを北海道山梨京都で実施 5 月 16 日北海道小川勝也首相補佐官参加 21 年 4 月 8 日政府税調市民公益税制 PT 中間報告 5 月 23 日京都福山外務副大臣泉内閣府大臣政務官参加

8 - 市民キャビネット < 日本版コンパクト実現に向けて > 6 月 17 日新しい公共をつくる市民キャビネット政策フォーラム開催 21 年 6 月 4 日新しい公共宣言菅新総理が誕生 21 年 6 月 8 日菅新内閣発足日本版コンパクトに関する政策提言を提出参議院選挙後に本格的な政策協議を見据えて継続的な協議を申し入れる参加者 : 泉健太内閣府大臣政務官鈴木寛文部科学副大臣細野豪志幹事長代理谷博之企業団体委員長代理

9 - 未成年模擬選挙未成年模擬選挙とは 1: 有権者ではない 19 歳以下が実際の選挙日程にあわせて実際の選挙の立候補者または政党 ( 国政選挙における比例区 ) に対して記名投票を行う 2: 民主主義の土台である選挙を体験することによって子どもや若者が民主主義や政治のしくみを学ぶ機会を創出する 3: 学校や地域など各地で投票された模擬選挙の結果は各校地域実行主体もしくは模擬選挙推進ネットワークが集計し実際の選挙の投票結果が公表された後に一般に対して公表しあわせて立候補者マスコミ各種団体などに届ける公表が不可能な場合はこの限りではない外国ではアメリカ :28 年 11 月の大統領選挙において全米で 7 万人規模で実施コスタリカ :2 年以上も取り組まれている ( 実際の投票所の隣に模擬選挙の投票所がある ) その他イギリスフランスドイツなど多くの国で模擬選挙は実施されており有権者を育てるためのポピュラーな活動として認識されている有効投票数 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 6,99 3,658 2,9 8, 総選挙 24 参院選 25 総選挙 27 参院選実施学校数

10 未成実際% 1% 2% 3% 4% 5% 6% 7% 8% 9% 1% 投票結果 (21 参院選 /5678 票 ) 民主 26.9%( 実際は 31.6%/ 以下同 ) 自民 19.%(24.1%) みんな 15.4%(13.6%) など国民新党, 2.61% 民主党, 26.85% 年- 未成年模擬選挙公明党,5.2% 共産党,6.17% 自民党, 19.9% 社民党,6.66% たちあがれ日本,5.11% 日本創新党,.99% 女性党,3.8% 新党改革,4.11% 幸福実現党,4.9% みんなの党, 15.41% 民主党, 31.56% 自民党, 24.7% 公明党, 13.7% みんなの党, 13.59% 国民新党, 1.71% 共産党,6.1% 社民党,3.84% たちあがれ日本 2.11% 新党改革,2.1% 日本創新党.84% 女性党.71% 幸福実現党.39% 民主党国民新党自民党公明党共産党社民党みんなの党たちあがれ日本新党改革日本創新党女性党幸福実現党有効票小計未成年獲得票数割合 1, % % 1, % % % % % % % 56.99% % % 5,673 1.% 議席数実際獲得票数割合 18,45, % 1,, % 14,71, % 7,639, % 3,563, % 2,242, % 7,943, % 1,232, % 1,172, % 493,619.84% 414, % 229,26.39% 58,453,432 1.% 議席数

11 - 未成年模擬選挙未来の有権者の投票理由民主党のマニフェトがよかったから増税間違えずに使えば景気は良くなると思う ( 東京都 9 歳女 ) 初めて模擬選挙をジュニアエラで知ってやってみたら面白かった ( 宮崎県 1 歳男 ) 与党になったばかりの民主党にもう一度チャンスをあげたいからです ( 山形県 12 歳男 ) どの党も良いことしか言っていない気がして判断しにくかった ( 兵庫県小 6) ちゃんとやってくれ! 言ったことは守ってください ( 千葉県中 1 男 ) 保守的な政策や教育正常化への取り組みから ( 茨城県 15 歳男 ) 普段は適当に聞き流しているテレビのニュースも少し興味を持って聞くようになった ( 北海道中学生女 ) 最後の投票だったけど改めて選挙の大切さがわかったどの党を選んだかによって日本の未来が変わることをつくづくと感じた ( 千葉県高 2 男 ) 私が 2 歳以上になったらこの意見が実際に反映されて国の将来につながっていくのだということを強く考えさせられた ( 埼玉県 17 歳女 ) 消費税増税は賛成国債を減らしていく努力が見えてこないので見せてほしい ( 埼玉県 18 歳女 ) 民主党とみんなの党の政策には長所と短所がある足して 2 で割るなどと単純にはいかないが両者の長所を活かせる政治を望んでいる ( 静岡県 18 歳男 ) 外国人参政権や消費税に注目して投票した ( 東京都高 3)

12 - 未成年模擬選挙 * 教育基本法第 14 条 ( 政治教育 ) (26 年 12 月 15 日成立同月 22 日公布施行改正 ) 良識ある公民として必要な政治的教養は教育上これを尊重しなければならない 2 法律に定める学校は特定の政党を支持し又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない * 中学校学習指導要領第 2 節社会 ( 第 1 目標 ) 広い視野に立って, 社会に対する関心を高め, 諸資料に基づいて多面的多角的に考察し, 我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を深め, 公民としての基礎的教養を培い, 国際社会に生きる民主的, 平和的な国家社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う公民的分野 1 目標 (1) ( 略 ) 国民主権を担う公民として必要な基礎的教養を培う

13 - 未成年模擬選挙若者の政治への関心度はそれほど低くない A: 日本の政治が良い方向にすすむという 2 歳代の回答 39%(1998 年 ) 81%(21 年 ) ( 読売新聞の世論調査 21 年 6 月 ) B: 政治に対して非常に関心があるまあ関心がある 37.2 %(1998 年 ) 46.7 % ( 内閣府第 7 回世界青少年意識調査 24 年 1 月 ) C: 青少年が社会問題や政治問題に参加することについて参加すべき + 参加したほうがいい日本中学 :61.7% / 高校 :72.2% アメリカ中学 :59.4% / 高校 :76.9% 中国中学 :78.% / 高校 :83.5% 韓国中学 :77.% / 高校 :81.5% ( 日本青少年研究所中学生高校生の生活と意識 29 年 2 月公表 ) D: 高校までの学校の授業で政治や選挙を学んだ人と学んでない人の関心度の差政治や選挙を学んだ記憶あるない全体政治への関心非常に+ある程度あるあまり+ 全然ない 6.1% 36.8% 34.6% 58.% 57.2% 39.2% わからない 3.1% 7.4% 3.6% ( 明るい選挙推進協会若い有権者の意識調査 ( 第 3 回 )21 年 1 月公表 )

社会の一員としての責任と自覚を感じる 2: 賢い有権者を育てる模擬選挙を通じて早くから投票に慣れ立候補者や政党の選び方を実体験とし

14 - 未成年模擬選挙未成年模擬選挙 3 つのメリット生徒が楽しむだけでなく大きな波及効果があります 1: 国民の一人と実感して民主主義を体感する政治に対する関心を高めそれまで知らなかった地域の課題社会的な問題に気づき考えるきっかけとなり国民の一人社会の一員としての責任と自覚を感じる 2: 賢い有権者を育てる模擬選挙を通じて早くから投票に慣れ立候補者や政党の選び方を実体験として学ぶ 3: 投票率 UP 政治についての対話が家庭や地域で生まれ実際の有権者 ( 保護者兄姉など ) に対する投票の働きかけにつながる

15 - 未成年模擬選挙シティズンシップをどのように育むのか次代を担う子ども若者が社会に参加することこそが市民社会醸成には不可欠 1 現在の社会は長期的スパンで考えなければならない問題が山積している 2 社会の活力を保つために世代間格差を是正する必要がある 3 世代間格差を是正し持続可能な社会を構築していくためには未来に責任のある若者が社会に参加しその声を意思決定に反映させる必要がある 4 若者の政治的関心は潜在的には高いもののそれを投票につなげていく社会的な仕組みがない 5 高い意識を持った有権者は自然に育つわけではなく絶え間ない努力が必要つまり民主主義は絶えず作り続けなければならないのであり民主的社会をつくるには社会が未来の有権者を育てる努力を続けなければいけない

(2) あなたは選挙権年齢が 18 歳以上に引き下げられたことに賛成ですか反対ですか年齢ごとにバラツキはあるものの概ね 4 割超の人は好意的に受け止めているここでも 18 歳の選択率が最も高く 5 割を超えている (52.4%) ただ全体の 1/3 はわからないと答えている選択肢や

(2) あなたは選挙権年齢が 18 歳以上に引き下げられたことに賛成ですか反対ですか年齢ごとにバラツキはあるものの概ね 4 割超の人は好意的に受け止めているここでも 18 歳の選択率が最も高く 5 割を超えている (52.4%) ただ全体の 1/3 はわからないと答えている選択肢や 18 歳選挙権認知度調査明るい選挙推進協会では選挙権年齢を 20 歳以上から 18 歳以上に引き下げる改正公職選挙法の成立直後に 15 歳 ( 中学生は含まない ) から 24 歳の男女 3 千人を対象としたインターネット調査を実施し今回の選挙権年齢の引き下げの認知や賛否また政治や選挙への関心などを尋ねた以下調査結果より抜粋 ( 調査実施 6 月 19 日から 6 月 23 日 ) 1

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