はじめに 2012 年 7 月から固定価格買取制度がスタートし 日本でも太陽光発電の加速的な市場拡大が始まった 相次いで地上設置型の大規模太陽光発電所が開業しているほか 全国の日当たりの良い屋根や空きスペースなどが 太陽光発電の設置場所候補として検討されている その影響で 国内の太陽電池メーカーは軒

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1 平成 24 年度新エネルギー等導入促進基礎調査 太陽光発電システム等の普及動向に 関する調査 平成 25 年 2 月 経済産業省資源エネルギー庁 省エネルギー 新エネルギー部新エネルギー対策課 委託先 株式会社資源総合システム

2 はじめに 2012 年 7 月から固定価格買取制度がスタートし 日本でも太陽光発電の加速的な市場拡大が始まった 相次いで地上設置型の大規模太陽光発電所が開業しているほか 全国の日当たりの良い屋根や空きスペースなどが 太陽光発電の設置場所候補として検討されている その影響で 国内の太陽電池メーカーは軒並み工場の稼働率を上げているほか 計画 設計 設置事業者等に加え 周辺機器 架台 基礎材 不動産 金融 保険など多くの事業者が太陽光発電事業に関与するようになった さらに 太陽光発電所の発電事業者として これまで考えられなかったような全く異業種の事業者が参入しており 経済の活性化にも寄与するようになってきた 一方世界では 欧州各国の支援政策変更に伴う市場の停滞により世界的に大幅な生産能力及び生産量過剰の状態が発生し この2 年間で太陽電池モジュール価格が約 60% 下落したのをはじめ バリューチェーン全体で価格が暴落するなど 市場環境の激変により多くの事業者は苦しんだ その結果 各国では相次いで太陽光発電関連事業者が倒産や合従連衡の憂き目にあったほか 日本でも殆どのインゴット ウエハーメーカーが撤退を余儀なくされた しかし 価格低下は多くのユーザーが望んでいることであり 市場の裾野を拡げるチャンスでもある 既に海外の日射量が良い地域では 火力発電の発電コストを大きく下回る発電コストで入札に応じる太陽光発電所も存在している さらに 海外では財政的な支援を可能な限り小さくし普及を目指す方向へ舵を切りつつあり 自立した市場の形成に踏み込み始めたとも言え 太陽光発電市場は本格的な競争時代を迎えている このような市場環境の中で国内の事業者は 固定価格買取制度を追い風にして事業拡大を図り 将来的には海外へ進出する備えが必要であると考えられる そのためには 今まで以上に戦略的な動きが必要であり 国際競争力を強化するためには 市場動向 政策動向等の把握が不可欠である 本調査では 新エネルギーの中核の一つとなる太陽光発電システムについて 供給面 需要面 政策面からの世界の取組の動向を調査した 具体的には 我が国の太陽光発電システムの普及をさらに促進し 国際競争力を強化するために 国内外のマーケット動向 太陽光発電産業動向 普及施策動向等の詳細な調査を実施すると共に 将来にわたる普及拡大と産業育成に向けた我が国の施策立案に資するよう 太陽光発電市場の予見可能性を向上させ 市場の透明性を確保するために 信頼性の高い戦略的資料を作成した 調査を実施するに当たり 資料の御提供等 御協力を戴いた太陽光発電関連メーカーの方々をはじめとする関係者各位に深く感謝の意を表したい 本報告書が御関係の方々に十分活用され 太陽光発電システムの導入促進に貢献できれば幸いである 平成 25 年 2 月 株式会社資源総合システム

3 平成 24 年度新エネルギー等導入促進基礎調査 ( 太陽光発電システム等の普及動向に関する調査 ) 目次 ( ページ ) 1. 日本における太陽光発電システム市場動向調査 太陽電池生産動向調査 太陽電池輸出入量推移と今後の見通し 太陽電池生産額推移と今後の見通し 太陽光発電システム価格動向調査 太陽光発電システム設置価格推移と今後の見通し 8 (1) 住宅用太陽光発電システム設置価格実績 ( 全システム / 新築 / 既築 太陽電池モジュール / 付属機器 / 設置工事費の別 ) 8 (2) 住宅用太陽光発電システム設置価格推移と今後の見通し 太陽光発電システム導入動向調査 太陽光発電システムの単年導入量及び累積導入量推移と今後の見通し 18 (1) 太陽光発電システム導入状況 ( 分野別 ) 18 (2) 住宅用太陽光発電システムの導入実績推移と今後の見通し 20 (3) 住宅用太陽光発電システムの平均設備容量と新築 / 既築の比率 24 (4) 住宅用太陽光発電システムの都道府県別導入実績と今後の見通し 31 (5) 大規模太陽光発電所に関する導入動向及び導入計画 41 (6) 自治体等における大規模太陽光発電所の候補地 太陽光発電システムの導入 普及に関する各種規制 88 (1) 規制改革の動き 88 (2) 規制改革アクションプランについて 88 (3) 既に結論を得た規制改革 89 (4) 進行中の規制改革案 91 (5) 今後望まれる規制改革 ヨーロッパにおける太陽光発電システム市場動向調査 太陽光発電システム導入動向調査 太陽光発電システムの単年導入量及び累積導入量推移と今後の見通し 各国政府やその他民間企業等の導入支援事業の内容及び当該事業による実績 105 (1) 欧州連合における太陽光発電普及方策 105 (2) 欧州連合における枠組みプログラム 110 (3) ドイツにおける太陽光発電普及方策 113 (4) イタリアにおける太陽光発電普及方策 119

4 (5) フランスにおける太陽光発電普及方策 124 (6) スペインにおける太陽光発電普及方策 129 (7) 英国における太陽光発電普及方策 133 (8) スイスにおける太陽光発電普及方策 ヨーロッパにおける主な太陽光発電関連政策一覧 141 (1) ヨーロッパにおける主な太陽光発電関連政策 米州における太陽光発電システム市場動向調査 太陽電池生産動向調査 太陽電池モジュール輸出入量推移と今後の見通し 147 (1) 太陽電池モジュール輸出入量推移 147 (2) 応用別太陽電池出荷量 (2011 年 ) 149 (3) 分野別太陽電池出荷量 (2008 年 ~2011 年 ) 太陽電池出荷額推移 151 (1) アメリカにおける太陽電池出荷額推移 151 (2) アメリカにおける太陽電池平均価格推移 太陽光発電システム導入動向調査 太陽光発電システムの単年導入量及び累積導入量推移と今後の見通し 連邦政府や各州別 その他民間企業等の導入支援事業の内容と実績 154 (1) 米国 連邦政府における太陽光発電普及方策 154 (2) 米国の太陽光発電国家プログラム 158 (3) 米国各州における太陽光発電普及方策 164 (4) 米国における再生可能エネルギーに関する州政府の規則 規制及び政策 169 (5) 電力事業者による太陽光発電の導入支援 171 (6) カナダにおける太陽光発電普及方策 174 (7) メキシコにおける太陽光発電普及方策 米州における主な太陽光発電関連政策一覧 179 (1) 米州における主な太陽光発電関連政策 アジア等各国における太陽光発電システム市場動向調査 太陽光発電システム導入動向調査 太陽光発電システムの単年導入量及び累積導入量推移と今後の見通し 各国政府やその他民間企業等の導入支援事業の内容及び当該事業による実績 185 (1) オーストラリアにおける太陽光発電普及方策 185 (2) 中国における太陽光発電普及方策 189 (3) 韓国における太陽光発電普及方策 195 (4) 台湾における太陽光発電普及方策 199 (5) インドにおける太陽光発電普及方策 202 (6) アジア諸国における太陽光発電普及方策 207 (7) 中近東諸国における太陽光発電普及方策 210

5 4.1.3 アジア等各国における主な太陽光発電関連政策一覧 211 (1) アジア等各国における主な太陽光発電関連政策 太陽光発電システムに関する各国の導入状況 太陽光発電システムに関する各国の導入状況 世界の太陽光発電システム設置価格推移 太陽光発電システム設置価格推移 ( 地域 設置種類 規模別 ) 太陽光発電システム設置価格 ( 太陽電池モジュール別 ) 太陽光発電システム設置価格推移 ( 設置種類別 ) 太陽光発電に関する国際比較 分析と今後の方向性の検討 太陽光発電に関する国際比較 分析 年の太陽光発電市場の総括 年の太陽光発電市場に関する国際比較 太陽光発電の普及に向けた今後の方向性 日本の動き 事業環境の変化 世界展望 日本における太陽光発電の将来の方向性 253

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7 1. 日本における太陽光発電システム市場動向調査 1.1 太陽電池生産動向調査 1.1. 太陽電池輸出入量推移と今後の見通し 太陽電池生産額推移と今後の見通し 1.2 太陽光発電システム価格動向調査 太陽光発電システム設置価格推移と今後の見通し 1.3 太陽光発電システム導入動向調査 太陽光発電システムの単年導入量及び累積導入量推移と今後の見通し 太陽光発電システムの導入 普及に関する各種規制

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9 第 1 章日本における太陽光発電システム市場動向調査 1.1 太陽電池生産動向調査 太陽電池輸出入量推移と今後の見通し 2012 年の太陽電池セル モジュール出荷量は 2011 年の2,759MWに対して11.0% 増の3,062MW となり 3GWを超えた 内訳は 国内向け生産量 1,691MW 輸出量 595MW 輸入量 776MWで 国内向けおよび輸入が急伸し 輸出は半分以下に急落した 国内での太陽電池需要の急拡大を背景に 国内生産量は前年比 63.6% 増 輸入量は前年比 195.5% 増と大幅に増えた 輸出量は 前年比 59.3% 減となり ブレーキが掛かった 輸出比率は前年比 33.6ポイント減となる19.4% となり かつての輸出偏重体制から 完全に国内回帰傾向となった 2012 年の輸出量は 単結晶 Si 型が157MW 多結晶 Si 型が173MW 薄膜 Si その他が265MWで 薄膜 Si その他が結晶 Si 型を上回る結果となった 輸出先別では ヨーロッパは832MWから236MWに落ち込み アメリカは310MWから157MWに落ち込み アジア その他は321MWから202MWへと落ち込み すべての地域で減少した 全体は1,463MWから595MWに落ち込んだ 輸入量は 単結晶 Si 型が414MW 多結晶 Si 型が361MW 薄膜 Si その他が8MWで 大半が結晶 Si 型であった 輸入量は 2010 年の126MW 2011 年の263MWから 2012 年には776MWへと跳ね上がり 国内市場に占める海外メーカーのシェア ( 国内向け生産および輸入のうちの輸入比率 ) は 前年比 11.2ポイント増の31.4% に拡大している 主な輸入先として 中国からは( 工場立地として )Suntech Power JA Solar Yingli Green Energy Hanwha SolarOne( 韓国系 ) Canadian Solar( カナダ系 ) 台湾からはMotech 韓国からはLS 産電 現代重工業 フィリピンからはSunPower Corporation( アメリカ系 ) などが挙げられるが この他にも規模を問わず多くの海外太陽電池メーカーが日本市場への進出を果たしており さらに 日本市場進出の準備を進めているところも多い 2000 年代にグローバルマーケット化が進み 特に2006~2008 年は 住宅用太陽光発電システム補助事業の終了や海外市場の爆発的拡大を受け 太陽電池メーカーは輸出に軸足を移したため輸入が減少に転じたが 2008 年度 (2009 年 ) より住宅用太陽光発電システム補助金が再開され さらに余剰電力買取制度が開始されるにおよび 海外から住宅用太陽光発電システムに新規参入し 輸入が急増する結果となった 2012 年からは固定価格買取制度も開始され 産業用太陽光発電システムを含めてこの傾向に拍車がかかっている 今後の見通し 今後も世界での需要は増大するとみられるが これまでの導入のセンターであったヨーロッパ でフィードインタリフ制度の見直しの議論が継続されており 一時的に需給調整の時期に入る 3

10 可能性がある 製造面では セルやシリコン ウエハー/ インゴットからの一貫製造や原材料 部材や製造装置などの現地調達などを指向していく傾向にある ( 一部事業再編を行っている ) 住宅用 公共 産業用 大規模太陽光発電所など日本国内のあらゆる市場に向けたインセンティブが継続され 国内メーカーはシェアの拡大 維持を図るために引き続き注力する さらに海外からの新規参入は継続するため 国内生産および輸入は増加傾向となる これまでの為替動向や経済不安 インセンティブ見直しなどを背景に国内メーカーは海外拠点の再構築を行ってきているが 今後新興市場の立ち上がりや信頼性 付加価値での日本製品の差別化を図ることにより 日本からの輸出量の増大につなげることが可能になる また 太陽電池メーカー間の低コスト化競争の激化により 自社での太陽電池製造からODM/ OEM 供給契約に切り替えるメーカーも出てきている 需給関係が大きく変化してきており 今後も国内出荷 輸出 輸入のバランスは変動していくと考えられる 4

11 1,800 1,700 1,600 国内向け生産量 輸入量 輸出量 1, ,500 1, , ,400 国内生産量および輸出入量 (1,000kW) 1,300 1,200 1,100 1, , 単結晶 Si 多結晶 Si a-si その他 計 単結晶 Si 多結晶 Si a-si その他 計 単結晶 Si 多結晶 Si a-si その他 計 2010 年 2011 年 2012 年 太陽電池の輸出入量 出典 : 光産業技術振興協会及び太陽光発電協会 (JPEA) 資料 1,600,000 1,400,000 1,200,000 1,000,000 輸出量 (kw) 800, ,000 合計 594, , , a-si 264,685 多結晶 Si 173,287 単結晶 Si 156,673 その他 0 年 2003 年から 2012 年における輸出量推移 出典 : 光産業技術振興協会及び太陽光発電協会 (JPEA) 資料 5

12 1,600,000 1,400,000 1,200,000 輸出量 (kw) 1,000, , ,000 合計 594, , ,000 ヨーロッパ 235,860 その他 201,882 アメリカ 156, 年 2003 年から2012における輸出先別推移出典 : 光産業技術振興協会及び太陽光発電協会 (JPEA) 資料 800,000 合計 775, , ,000 輸入量 (kw) 500, , ,000 単結晶 Si 414,385 多結晶 Si 361, , ,000 a-si 8 0 その他 年 2003 年から 2012 年における輸入量推移 出典 : 光産業技術振興協会及び太陽光発電協会 (JPEA) 資料 6

13 1.1.2 太陽電池生産額推移と今後の見通し 光産業技術振興協会調べによると 日本の太陽電池生産額は 2010 年度に9143 億円に達し 2011 年度は9881 億円が見込まれるなど 1 兆円目前となった 2009 年度の生産実績額 6479 億円から 2010 年度は41.1% 増と飛躍し 2011 年度へは微増となった 日本の太陽光発電マーケットは 余剰電力買取制度や住宅用太陽光発電システム補助制度等を中心とする経済産業省による普及促進策と 欧米市場への輸出拡大を牽引力としてきている さらに 他省庁や地方自治体 電気事業などの各方面からの取り組みも広がり 太陽光発電システム初期市場創出が急速に進んでいる 1994 年以来連続で伸びた後 2005 年度から数年間は4000 億円前後で足踏みしている状態であった しかし 旺盛な需要に応えて2009 年度以降大きく伸び 1 兆円市場が目前に迫っている 2007~2011 年度 ( 見込み ) の過去 5ヶ年の太陽電池生産額の平均成長率は 25.2% を達成した 今後の見通し 今後は高純度のシリコン原料の確保が進み 太陽電池メーカーの能力に応じた生産が進んでいく 日本市場における海外製品の流入などで低コスト化が急速に進むことが考えられるが 新規需要の創出や周辺産業の拡大 薄膜太陽電池の生産なども本格化していくことから 生産額は増加の方向に進むことが見込まれる 2011 年 3 月の東日本大震災の復興需要により 太陽光発電をめぐる産業の広がりが期待され 将来にわたる生産額向上に寄与すると考えられる 生産額 ( 億円 ) ( 見込み ) 年度 出典 :( 財 ) 光産業技術振興協会資料 日本における太陽電池生産額 7

14 1.2 太陽光発電システム価格動向調査 太陽光発電システム設置価格推移と今後の見通し (1) 住宅用太陽光発電システム設置価格実績 ( 全システム / 新築 / 既築 太陽電池モジュール / 付属機器 / 設置工事費の別 ) 2010 年度の日本の住宅用太陽光発電システム価格 ( 交付申請完了のもの ) は 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) における交付申請データ ( 合計 193,092 件 ) に基づくと データ全体の平均システム価格が 558,394 円 /kw( 太陽電池モジュールのみの平均 :365,952 円 /kw 付属機器 :107,302 円 /kw 設置工事に係る費用:85,140 円 /kw) となった このうち 新築住宅については 平均システム価格が 517,163 円 /kw( 太陽電池モジュール : 342,693 円 /kw 付属機器:98,010 円 /kw 設置工事に係る費用:76,460 円 /kw) となった 既築住宅については 平均システム価格が 579,146 円 /kw( 太陽電池モジュール :378,139 円 /kw 付属機器 :111,961 円 /kw 設置工事に係る費用:89,046 円 /kw) となった 2011 年度の日本の住宅用太陽光発電システム価格 ( 交付申請完了のもの ) は 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) における交付申請データ ( 合計 220,343 件 ) に基づくと データ全体の平均システム価格が 512,317 円 /kw( 太陽電池モジュールのみの平均 :326,637 円 /kw 付属機器 :106,845 円 /kw 設置工事に係る費用:78,859 円 /kw) となった 価格下落率は 平均システム価格 :8.3% 太陽電池モジュールのみの平均:10.7% 付属機器:0.4% 設置工事に係る費用 :7.4% となった このうち 新築住宅については 平均システム価格が 464,490 円 /kw( 太陽電池モジュール : 305,646 円 /kw 付属機器:95,462 円 /kw 設置工事に係る費用:63,392 円 /kw) となった 既築住宅については 平均システム価格が 530,347 円 /kw( 太陽電池モジュール :334,551 円 /kw 付属機器 :111,137 円 /kw 設置工事に係る費用:84,691 円 /kw) となった 2012 年度 (2012 年 4~12 月 ) の日本の住宅用太陽光発電システム価格 ( 交付申請完了のもの ) は 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) における交付申請データ ( 合計 174,258 件 ) に基づくと データ全体の平均システム価格が 463,664 円 /kw( 太陽電池モジュールのみの平均 : 289,800 円 /kw 付属機器:99,256 円 /kw 設置工事に係る費用:74,609 円 /kw) となった 価格下落率は 平均システム価格 :9.5% 太陽電池モジュールのみの平均:11.3% 付属機器: 7.1% 設置工事に係る費用:5.4% となった このうち 新築住宅については 平均システム価格が 431,310 円 /kw( 太陽電池モジュール : 281,243 円 /kw 付属機器:90,430 円 /kw 設置工事に係る費用:59,637 円 /kw) となった 価格下落率は 平均システム価格 :7.1% 太陽電池モジュールのみの 8.0% 付属機器:5.3% 設置工事に係る費用 :5.9% となった 既築住宅については 平均システム価格が 474,958 円 /kw( 太陽電池モジュール :292,787 円 /kw 付属機器 :102,337 円 /kw 設置工事に係る費用:79,835 円 /kw) となった 価格下落率は 平均システム価格 :10.4% 太陽電池モジュールのみの平均:12.5% 付属機器:7.9% 設置工事に係る費用 :5.7% となった 以上より 新築は特に設置工事に係る費用や付属機器が安価であり 既築は全体的に新築と比べて割高になる傾向が分かる 8

15 全体の価格の幅は 太陽電池モジュールが最低 5,111 円 /kw から最高 289,800 円 /kw(2012 年度 ) まで広範囲にわたるなど ばらつきが非常に大きく 物件によって様々な対応が必要となることがうかがえる 価格の分布は データ全体については 補助金制度の上限価格(2010 年度 :65 万円 /kw 2011 年度 :60 万円 /kw 2012 年度 :47.5 万円 /kw および 55 万円 /kw(2 段階の補助金を設定 )) に近いところをピークとして 低価格の方に広く分布している 2010 年度は 62.5 万 ~65 万円 /kw 2011 年度は 57.5 万 ~60 万円 /kw 2012 年度は 45 万 ~47.5 万円 /kw がピークとなった ( なお 同年度の上限価格を超えるものについては 前年度以前の予算が適用されている ) 太陽電池モジュールは比較的広く分布し 2010 年度は 35 万 ~37.5 万円 /kw 2011 年度は 32.5 万 ~35 万円 /kw 2012 年度は 27.5 万 ~30 万円 /kw がピークとなった 付属機器は 2010 年度は 10 万 ~12.5 万円 /kw 2011 年度および 2012 年度は 7.5 万 ~10 万円 /kw がピークとなった 設置工事に係る費用は 2010 年度は 7.5 万 ~10 万円 /kw 2011 年度および 2012 年度は 5 万 ~ 7.5 万円 /kw がピークとなった 新築住宅は どの年度をとってもばらつきが大きく 多様な住宅への設置のため 費用が高いものから安いものまで価格帯が広がったものと考えられる これ以外にも 実際には住宅価格全体に組み込まれているものや 値引き販売を行うために最終的に非常に安い価格になるケースも見受けられる 9

16 2010 年度住宅用太陽光発電システム価格 - 全システム ( 平均 最高 最低 ) 全システム 太陽電池モジュール ( 円 /kw) ( 小計 ) ( 円 /kw) 付属機器 ( うちインバータ 保護装置 ) ( 円 /kw) ( うちそれ以外の付属機器 ) ( 円 /kw) 設置工事にかかる費用 ( 円 /kw) システム価格 ( 合計 ) ( 円 /kw) 平均 ( 円 /kw) 365, ,302 58,032 46,898 85, ,394 最高 ( 円 /kw) 626, , , , , ,590 最低 ( 円 /kw) 11, ,862 1, ,790 データ数 ( 件 ) 193, ,092 30,911 30, , , 年度住宅用太陽光発電システム価格 - 新築 ( 平均 最高 最低 ) 新築 太陽電池モジュール ( 円 /kw) ( 小計 ) ( 円 /kw) 付属機器 ( うちインバータ 保護装置 ) ( 円 /kw) ( うちそれ以外の付属機器 ) ( 円 /kw) 設置工事にかかる費用 ( 円 /kw) システム価格 ( 合計 ) ( 円 /kw) 平均 ( 円 /kw) 342,693 98,010 58,032 46,898 76, ,163 最高 ( 円 /kw) 614, , , , , ,590 最低 ( 円 /kw) 12, ,862 1, ,790 データ数 ( 件 ) 80,053 80,053 30,911 30,911 80,053 80, 年度住宅用太陽光発電システム価格 - 既築 ( 平均 最高 最低 ) 既築 太陽電池モジュール ( 円 /kw) ( 小計 ) ( 円 /kw) 付属機器 ( うちインバータ 保護装置 ) ( 円 /kw) ( うちそれ以外の付属機器 ) ( 円 /kw) 設置工事にかかる費用 ( 円 /kw) システム価格 ( 合計 ) ( 円 /kw) 平均 ( 円 /kw) 378, ,961 58,032 46,898 89, ,146 最高 ( 円 /kw) 626, , , , , ,198 最低 ( 円 /kw) 11, ,862 1, ,667 データ数 ( 件 ) 143, ,950 30,911 30, , ,950 価格は全て税抜き額 四捨五入を行っているため 各項目の合計と システム価格 ( 合計 ) は必ずしも合致しない 上記の各項目 ( 太陽電池モジュール 付属機器 ( 小計 ) 設置工事にかかる費用 ) において 一つでも 0( ゼロ ) が含まれているデータは除外した 付属機器のうち インバータ以外の機器については インバータ価格が報告されたデータについてインバータ以外の価格を算出し 0( ゼロ ) とならないデータについて両者の平均を算出した 従って これらの合計は 付属機器 ( 小計 ) とは合致しない 設置工事に係る費用 は 標準工事費を採用するため 特殊工事費 が含まれているデータは除外した 離島設置対策費 が含まれているデータについても除外した 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 平成 22 年度住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 の交付申請データに基づく分析 工事完了日あるいは建物引渡日が平成 22 年度のものを採用出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 10

17 725,000~750, ,000~725, ,000~700, ,000~675, ,000~650, ,000~625, ,000~600,000 31,294 システム価格 ( 合計 ) 設置工事費付属機器太陽電池モジュール 550,000~575, ,000~550, ,000~525, ,000~500, ,000~475, ,000~450,000 価格帯 ( 円 /kw) 400,000~425, ,000~400, ,000~375, ,000~350, ,000~325,000 26, ,000~300, ,000~275, ,000~250, ,000~225, ,000~200, ,000~175, ,000~150, ,000~125,000 75,000~100,000 50,000~75,000 43,800 50,993 25,000~50,000 0( 以上 )~25,000( 未満 ) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 件数 太陽光発電システム / コンポーネント価格分布 全体 725,000~750, ,000~725, ,000~700,000 システム価格 ( 合計 ) 設置工事費 700,000~725, ,000~700, ,000~675,000 システム価格 ( 合計 ) 設置工事費 650,000~675,000 付属機器 625,000~650,000 27,360 付属機器 625,000~650, ,000~625,000 太陽電池モジュール 600,000~625, ,000~600,000 太陽電池モジュール 575,000~600, ,000~575, ,000~575, ,000~550, ,000~550, ,000~525, ,000~525, ,000~500,000 6, ,000~500, ,000~475, ,000~475, ,000~450, ,000~450, ,000~425,000 価格帯 ( 円 /kw) 400,000~425, ,000~400, ,000~375, ,000~350,000 10,258 価格帯 ( 円 /kw) 375,000~400, ,000~375, ,000~350,000 16, ,000~325, ,000~325, ,000~300, ,000~300, ,000~275, ,000~275, ,000~250, ,000~250, ,000~225, ,000~225, ,000~200, ,000~200, ,000~175, ,000~175, ,000~150, ,000~150, ,000~125, ,000~125,000 34,248 75,000~100,000 12,152 75,000~100,000 38,681 50,000~75,000 13,510 50,000~75,000 25,000~50,000 25,000~50,000 0( 以上 )~25,000( 未満 ) 0( 以上 )~25,000( 未満 ) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60, ,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 件数 件数 太陽光発電システム / コンポーネント価格分布 太陽光発電システム / コンポーネント価格分布 新築 既築 2010 年度住宅用太陽光発電システム価格分布 - 全システム / 新築 / 既築 ( 平均 最高 最低 ) ( システム価格 ( 合計 )/ 太陽電池モジュール / 付属機器 / 設置工事費 ) 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 平成 22 年度住宅用太陽光発電導入支援対 策費補助金 の交付申請データに基づく分析 工事完了日あるいは建物引渡日が平成 22 年度のものを採用 出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 11

18 2011 年度住宅用太陽光発電システム価格 - 全システム ( 平均 最高 最低 ) 全システム 太陽電池モジュール ( 円 /kw) ( 小計 ) ( 円 /kw) 付属機器 ( うちインバータ 保護装置 ) ( 円 /kw) ( うちそれ以外の付属機器 ) ( 円 /kw) 設置工事にかかる費用 ( 円 /kw) システム価格 ( 合計 ) ( 円 /kw) 平均 ( 円 /kw) 326, ,845 51,903 56,297 78, ,317 最高 ( 円 /kw) 566, , , , , ,227 最低 ( 円 /kw) 5 1, ,667 データ数 ( 件 ) 220, , , , , , 年度住宅用太陽光発電システム価格 - 新築 ( 平均 最高 最低 ) 新築 太陽電池モジュール ( 円 /kw) ( 小計 ) ( 円 /kw) 付属機器 ( うちインバータ 保護装置 ) ( 円 /kw) ( うちそれ以外の付属機器 ) ( 円 /kw) 設置工事にかかる費用 ( 円 /kw) システム価格 ( 合計 ) ( 円 /kw) 平均 ( 円 /kw) 305,646 95,462 49,373 50,125 63, ,490 最高 ( 円 /kw) 555, , , , , ,510 最低 ( 円 /kw) 135 7,252 1, ,667 データ数 ( 件 ) 60,324 60,324 54,375 54,375 60,315 60, 年度住宅用太陽光発電システム価格 - 既築 ( 平均 最高 最低 ) 既築 太陽電池モジュール ( 円 /kw) ( 小計 ) ( 円 /kw) 付属機器 ( うちインバータ 保護装置 ) ( 円 /kw) ( うちそれ以外の付属機器 ) ( 円 /kw) 設置工事にかかる費用 ( 円 /kw) システム価格 ( 合計 ) ( 円 /kw) 平均 ( 円 /kw) 334, ,137 52,763 58,395 84, ,347 最高 ( 円 /kw) 566, , , , , ,227 最低 ( 円 /kw) 5 1, ,000 データ数 ( 件 ) 160, , , , , ,019 価格は全て税抜き額 四捨五入を行っているため 各項目の合計と システム価格 ( 合計 ) は必ずしも合致しない 上記の各項目 ( 太陽電池モジュール 付属機器 ( 小計 ) 設置工事にかかる費用 ) において 一つでも 0( ゼロ ) が含まれているデータは除外した 付属機器のうち インバータ以外の機器については インバータ価格が報告されたデータについてインバータ以外の価格を算出し 0( ゼロ ) とならないデータについて両者の平均を算出した 従って これらの合計は 付属機器 ( 小計 ) とは合致しない 設置工事に係る費用 は 標準工事費を採用するため 特殊工事費 が含まれているデータは除外した 離島設置対策費 が含まれているデータについても除外した 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 平成 23 年度住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 の交付申請データに基づく分析 工事完了日あるいは建物引渡日が平成 23 年度のものを採用出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 12

19 650,000~675, ,000~650, ,000~625, ,000~600,000 42,656 システム価格 ( 合計 ) 設置工事費 550,000~575, ,000~550,000 付属機器 500,000~525, ,000~500,000 太陽電池モジュール 450,000~475, ,000~450, ,000~425, ,000~400,000 価格帯 ( 円 /kw) 350,000~375, ,000~350, ,000~325,000 37, ,000~300, ,000~275, ,000~250, ,000~225, ,000~200, ,000~175, ,000~150, ,000~125,000 75,000~100,000 50,000~75,000 63,327 64,650 25,000~50,000 0( 以上 )~25,000( 未満 ) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 件数 太陽光発電システム / コンポーネント価格分布 全体 650,000~675, ,000~675, ,000~650,000 システム価格 ( 合計 ) 625,000~650,000 システム価格 ( 合計 ) 600,000~625, ,000~600,000 設置工事費 600,000~625, ,000~600,000 36,718 設置工事費 550,000~575,000 付属機器 550,000~575,000 付属機器 525,000~550, ,000~550, ,000~525,000 太陽電池モジュール 500,000~525,000 太陽電池モジュール 475,000~500, ,000~500, ,000~475,000 10, ,000~475, ,000~450, ,000~450, ,000~425, ,000~425, ,000~400, ,000~400,000 価格帯 ( 円 /kw) 350,000~375, ,000~350, ,000~325,000 14,053 価格帯 ( 円 /kw) 350,000~375, ,000~350, ,000~325,000 23, ,000~300, ,000~300, ,000~275, ,000~275, ,000~250, ,000~250, ,000~225, ,000~225, ,000~200, ,000~200, ,000~175, ,000~175, ,000~150, ,000~150, ,000~125, ,000~125,000 75,000~100,000 16,286 75,000~100,000 47,041 50,000~75,000 17,152 50,000~75,000 47,498 25,000~50,000 25,000~50,000 0( 以上 )~25,000( 未満 ) 0( 以上 )~25,000( 未満 ) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80, ,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 件数 件数 太陽光発電システム / コンポーネント価格分布 太陽光発電システム / コンポーネント価格分布 新築 既築 2011 年度住宅用太陽光発電システム価格分布 - 全システム / 新築 / 既築 ( 平均 最高 最低 ) ( システム価格 ( 合計 )/ 太陽電池モジュール / 付属機器 / 設置工事費 ) 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 平成 23 年度住宅用太陽光発電導入支援対 策費補助金 の交付申請データに基づく分析 工事完了日あるいは建物引渡日が平成 23 年度のものを採用 出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 13

20 2012 年度 (4~12 月 ) 住宅用太陽光発電システム価格 - 全システム ( 平均 最高 最低 ) 全システム 太陽電池モジュール ( 円 /kw) ( 小計 ) ( 円 /kw) 付属機器 ( うちインバータ 保護装置 ) ( 円 /kw) ( うちそれ以外の付属機器 ) ( 円 /kw) 設置工事にかかる費用 ( 円 /kw) システム価格 ( 合計 ) ( 円 /kw) 平均 ( 円 /kw) 289,800 99,256 48,616 51,952 74, ,664 最高 ( 円 /kw) 550, , , , , ,000 最低 ( 円 /kw) 5, ,001 データ数 ( 件 ) 174, , , , , , 年度 (4~12 月 ) 住宅用太陽光発電システム価格 - 新築 ( 平均 最高 最低 ) 新築 太陽電池モジュール ( 円 /kw) ( 小計 ) ( 円 /kw) 付属機器 ( うちインバータ 保護装置 ) ( 円 /kw) ( うちそれ以外の付属機器 ) ( 円 /kw) 設置工事にかかる費用 ( 円 /kw) システム価格 ( 合計 ) ( 円 /kw) 平均 ( 円 /kw) 281,243 90,430 46,509 48,360 59, ,310 最高 ( 円 /kw) 550, , , , , ,696 最低 ( 円 /kw) 6,506 4,518 1,323 1, ,001 データ数 ( 件 ) 45,090 45,090 40,476 40,476 45,090 45, 年度 (4~12 月 ) 住宅用太陽光発電システム価格 - 既築 ( 平均 最高 最低 ) 既築 太陽電池モジュール ( 円 /kw) ( 小計 ) ( 円 /kw) 付属機器 ( うちインバータ 保護装置 ) ( 円 /kw) ( うちそれ以外の付属機器 ) ( 円 /kw) 設置工事にかかる費用 ( 円 /kw) システム価格 ( 合計 ) ( 円 /kw) 平均 ( 円 /kw) 292, ,337 49,276 53,078 79, ,958 最高 ( 円 /kw) 544, , , , , ,000 最低 ( 円 /kw) 5, ,092 データ数 ( 件 ) 129, , , , , ,168 価格は全て税抜き額 四捨五入を行っているため 各項目の合計と システム価格 ( 合計 ) は必ずしも合致しない 上記の各項目 ( 太陽電池モジュール 付属機器 ( 小計 ) 設置工事にかかる費用 ) において 一つでも 0( ゼロ ) が含まれているデータは除外した 付属機器のうち インバータ以外の機器については インバータ価格が報告されたデータについてインバータ以外の価格を算出し 0( ゼロ ) とならないデータについて両者の平均を算出した 従って これらの合計は 付属機器 ( 小計 ) とは合致しない 設置工事に係る費用 は 標準工事費を採用するため 特殊工事費 が含まれているデータは除外した 離島設置対策費 が含まれているデータについても除外した 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 平成 24 年度住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 の交付申請データに基づく分析 工事完了日あるいは建物引渡日が平成 24 年度のものを採用 ( ただし 2012 年 4 月 ~12 月のデータを集計 ) 出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 14

21 625,000~650, ,000~625, ,000~600, ,000~575, ,000~550,000 システム価格 ( 合計 ) 設置工事費付属機器太陽電池モジュール 500,000~525, ,000~500, ,000~475,000 29, ,000~450, ,000~425, ,000~400,000 価格帯 ( 円 /kw) 350,000~375, ,000~350, ,000~325, ,000~300, ,000~275,000 24, ,000~250, ,000~225, ,000~200, ,000~175, ,000~150, ,000~125,000 75,000~100,000 50,000~75,000 53,955 56,758 25,000~50,000 0( 以上 )~25,000( 未満 ) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 件数 太陽光発電システム / コンポーネント価格分布 全体 625,000~650, ,000~625,000 システム価格 ( 合計 ) 設置工事費 625,000~650, ,000~625,000 システム価格 ( 合計 ) 設置工事費 575,000~600,000 付属機器 575,000~600,000 付属機器 550,000~575, ,000~575,000 太陽電池 太陽電池 525,000~550,000 モジュール 525,000~550,000 モジュール 500,000~525, ,000~525, ,000~500, ,000~500, ,000~475,000 8, ,000~475,000 21, ,000~450, ,000~450, ,000~425, ,000~425, ,000~400, ,000~400, ,000~375, ,000~375,000 価格帯 ( 円 /kw) 325,000~350, ,000~325,000 7,672 価格帯 ( 円 /kw) 325,000~350, ,000~325,000 17, ,000~300, ,000~300, ,000~275, ,000~275, ,000~250, ,000~250, ,000~225, ,000~225, ,000~200, ,000~200, ,000~175, ,000~175, ,000~150, ,000~150, ,000~125, ,000~125,000 75,000~100,000 12,679 75,000~100,000 44,079 50,000~75,000 12,364 50,000~75,000 41,591 25,000~50,000 25,000~50,000 0( 以上 )~25,000( 未満 ) 0( 以上 )~25,000( 未満 ) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60, ,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 件数 件数 太陽光発電システム / コンポーネント価格分布 太陽光発電システム / コンポーネント価格分布 新築 既築 2012 年度 (2012 年 4~12 月 ) 住宅用太陽光発電システム価格分布 - 全システム / 新築 / 既築 ( 平均 最高 最低 )( システム価格 ( 合計 )/ 太陽電池モジュール / 付属機器 / 設置工事費 ) 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 平成 24 年度住宅用太陽光発電導入支援対策費補 助金 の交付申請データに基づく分析 工事完了日あるいは建物引渡日が平成 24 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) のものを採用 出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 15

22 (2) 住宅用太陽光発電システム設置価格推移と今後の見通し 過去からの推移では 2010 年度は データ全体については前年比 7.8% 減 新築住宅が同 0.2% 減 既築住宅が同 9.2% 減となった 2011 年度は データ全体については前年比 8.2% 減 新築住宅が同 10.3% 減 既築住宅が同 8.5% 減となった 2012 年度は データ全体については前年比 9.4% 減 新築住宅が同 7.1% 減 既築住宅が同 10.4% 減となった 前フェーズでの住宅用太陽光発電システム導入補助事業により 1994 年から 2005 年までは全体的にシステム価格が低下してきたものの 2005 年度の同事業終了とシリコン原料などの需給逼迫に伴い その後はむしろ価格が漸増してきた 2008 年度補正予算での同補助事業復活を受け 2009 年度以降再びシステム価格は大きく低下の傾向となり 約 60 万円 /kw をつけた後 3 年後の 2012 年度は 50 万円 /kw を割って 40 万円台に突入した 内訳としては 依然として太陽電池モジュールが占める割合が大きく 2010 年度は 65.6% 2011 年度は 63.9% 2012 年度は 62.5% となったが 割合は低減している 付属機器や設置工事費を含め 全ての要素で価格が低減した 今後の見通し 住宅用太陽光発電システムの導入件数の拡大と原材料価格の低下圧力により 新築住宅/ 既築住宅共に価格低下が継続する 2011 年度第 3 次補正予算による補助金継続および余剰電力購入制度により 住宅用市場の拡大が見込まれる 需要の拡大により 一部需給の逼迫も起きているが 全般的には海外太陽電池メーカーの参入もあり価格は下落する傾向である シリコン原料の低下により太陽電池モジュール価格の引き下げが一番貢献するが 今後の価格低下の鍵は付属機器や設置工事費などの低減にあり 技術開発や合理化などを通じたさらなる低コスト化が求められる 今後 市場拡大により新築住宅の件数が上昇していくことが予想され 標準化が進むことで付属機器や設置工事費が比較的安い太陽光発電システムが増加する 一方で 大半を占めている既築住宅もさらに増加することで 同費用が多様化すると予想される 全体的な価格低下の流れの中で 新築と既築の価格差は接近していくが ある程度維持されよう 家電量販店や海外太陽光発電メーカーの住宅用太陽光発電システム販売参入で市場が活性化され 流通 販売経費についてもさらなる削減が見込まれる 2012 年 7 月からの固定価格買取制度開始に伴い 公共 産業用やメガソーラーなどが急激に増加し 国内外メーカーによる各種太陽光発電システムの流通が増大すると考えられる 住宅用においても 低廉品の適用や流通の合理化などの影響を受け さらなる価格低減への追い風となると考えられる 16

23 設置工事 付属機器 平均価格 ( 万円 /kw)( 税抜き ) 太陽電池 (4-12 月 ) 年度 新築 平均価格 ( 万円 /kw)( 税抜き ) 既築 (4-12 年度 月 ) 住宅用太陽光発電システム平均価格推移 ( 太陽電池モジュール / 付属機器 / 設置工事費 ) 及び新築 / 既築別平均価格推移 2011 年度までは補助金交付申請完了の位置付け 2012 年度は 4~12 月の交付申請データに基づく分析 ( 工事完了日あるいは建物引渡日が 2012 年度内の事例のみを採用 ) 出典 : 新エネルギー財団データ (~2007 年度 ) 株式会社資源総合システム調べ (2008 年度 ) 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 (2009~2012 年度 ) 17

24 1.3 太陽光発電システム導入動向調査 太陽光発電システムの単年導入量及び累積導入量推移と今後の見通し (1) 太陽光発電システム導入状況 ( 分野別 ) 日本の太陽光発電システム導入は 主に経済産業省による住宅用太陽光発電システム導入促進事業に牽引されて 着実に拡大してきた 2011 年の日本国内市場は 前年比 30.8% 増の1,295.8MWであり 累積で4,913.9MWを導入した 2005 年度の住宅用太陽光発電システム補助金打ち切りで それまでの導入の勢いが弱まったものの 補助金なしでも導入が継続する素地ができていた 2008 年度からの補助金再開 さらに 2009 年度の余剰電力買取制度開始により 再び住宅用太陽光発電システムが大ブームとなり 海外からの新規参入も呼んでいる さらに 公共 産業用太陽光発電システム向けの補助金や電力会社によるメガソーラーへの取り組みが増加し 中規模 ~ 大規模システムにも導入の流れが波及したが 2010 年度の新エネルギー事業者支援制度や地域新エネルギー導入促進制度の終了に伴い 2011 年度は導入が完全に停滞した しかし 2012 年 7 月からの固定価格買取制度開始に伴い 中規模 ~ 大規模システムの導入が急速に増えている 国内外企業問わずインテグレータや発電事業への新規参入が引きも切らず 設備認定申請はラッシュ状態である 今後の見通し 住宅用太陽光発電システム導入は 補助金および余剰電力買取制度や地方自治体の助成制度に支えられて堅調に拡大している 各種屋根に対応した製品や 屋根にさらに適応した架台や金具 建材一体型製品などの様々な提案が出てきており インセンティブの変更などはあろうが 価格低下も進むため 導入はさらに加速化される 固定価格買取制度により 中規模 ~ 大規模システムの導入が加速される 特に 制度開始後 3 年間は集中的に普及を促すため利潤に配慮した買取価格を設定していくとしており 設備認定を取得した案件が2013 年度から本格的に建設ラッシュを迎えると予想される ただし 一部は条件が整わずに導入を見送るケースが出てくる可能性もある メガソーラーは 長期的には土地や系統へのアクセスなどの条件が徐々に揃いにくくなり 導入のスピードは緩やかになると考えられる 一方 数 10kW~ 数 100kWほどの産業用システムは 民間企業や地方自治体施設 屋根貸し事業などの旺盛な需要に支えられて ボリュームゾーンとして成長していく 様々な規模の太陽光発電システムが日本中で拡大していくため 施工店やEPC インテグレータなどのユーザーとのインターフェース産業の育成が急務となっている 18

25 ( 単位 :MW) ~ 日本 単年 ,295.8 累計 , , , , , , , ,913.9 出典 :Trends in Photovoltaic Applications (TASK 1 Report IEA/PVPS 2012 年 9 月 ) 5, ,500.0 独立形住宅用 5.5 系統連系形集中型 69.2 独立形非住宅用 , ,500.0 導入量 (MW) 3, , ,000.0 系統連系形分散型 4, , , 年 市場分野別導入量推移 出典 :IEA/PVPS TASK1 日本における太陽光発電応用に関する調査報告書 19

26 (2) 住宅用太陽光発電システムの導入実績推移と今後の見通し 1) 住宅用太陽光発電システムの導入実績と今後の見通し 2010 年度の日本の住宅用太陽光発電システム導入実績 ( 交付申請完了のもの ) によると 合計で 193,279 件 781,413kW が導入された 2011 年度の日本の住宅用太陽光発電システム導入実績 ( 交付申請完了のもの ) によると 合計で 252,064 件 1,109,088kW が導入された 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) の日本の住宅用太陽光発電システム導入実績 ( 交付申請完了のもの ) によると 合計で 174,415 件 805,835kW が導入された ( 参考 :2013 年 2 月 25 日現在の 2012 年度申し込み受付件数は 262,447 件であり 最終的には交付申請完了件数はもっと増大する予定である ) 直近の 3 年度間 ( 正確には 2 年と 9 ヶ月の実績値 ) では 合計で 619,758 件 2,696,336kW が導入された 2009 年 1 月から始まった国による住宅用太陽光発電システム導入支援事業および 11 月からの余剰電力買取制度は 再び住宅用太陽光発電システム導入のブームに火を付けた 太陽光発電システム価格が順調に低下しており さらに優遇税制や低利融資 地方自治体による上乗せ補助事業の積み重ねでユーザーが買いやすい環境が整い 太陽電池メーカーによる住宅用太陽光発電システム販売が活発化している 今後の見通し 国による住宅用太陽光発電システム導入支援事業は最後のフェーズに入り 補助金額を低下させつつ継続する 同時に優遇税制や低利融資 地方自治体による上乗せ補助事業などもあり 需要は引き続き拡大する 国内外太陽電池メーカーによる住宅用太陽光発電システム販売競争が激しくなると考えられる 今後 2~3 年後には住宅用太陽光発電システム補助事業が終了し 余剰電力買取制度 ( 固定価格買取制度の一環で実施 ) での支援に集約されていく 今後も産業界による低コスト化 販売拡大の努力が続けられ 補助事業終了後も一定の成長が続くことが見込まれる 一方で 国土交通省による低炭素建築物の認定基準(2012 年 12 月公布 ) 策定などの動きにより ますます住宅への太陽光発電システム導入 初期からの搭載に弾みが付くと考えられる このほか 地球温暖化防止対策や電力自由化の動きなども少なからず住宅用太陽光発電システム普及に影響を与えると考えられる 20

27 導入件数 ( 件 ) 350, , , , ,000 設備容量 (kw) 各年度導入件数 ( 件 ) 各年度 252, ,279 1,109, ,415 1,400,000 1,200,000 1,000, , ,000 設備容量 (kw) 100, , , ,000 50, , 年度 2011 年度 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 700, ,000 設備容量 (kw) 累計 導入件数 ( 件 ) 累計 619,758 3,500,000 3,000,000 導入件数 ( 件 ) 500, , , , , ,343 1,890,501 2,696,336 2,500,000 2,000,000 1,500,000 1,000,000 設備容量 (kw) 100, , , 年度 2011 年度 2012 年度 (2012 年 4 月 ~ 12 月 ) 0 年度 導入件数 ( 件 ) 設備容量 (kw) 年度 導入件数 ( 件 ) 設備容量 (kw) ( 実績値 ) ( 実績値 ) 各年度 各年度 累計 累計 2010 年度 193, , 年度 193, , 年度 252,064 1,109, 年度 445,343 1,890, 年度 2012 年度 174, ,835 (2012 年 4 月 ~12 月 ) (2012 年 4 月 ~12 月 ) 619,758 2,696,336 合計 619,958 2,696,336 合計 619,758 2,696, ~2011 年度および 2012 年 4 月 ~12 月における住宅用太陽光発電システム導入実績 / 推定 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 の交付申請データ ( 補助金交付申請完了済であるもの ) に基づく分析 出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 21

28 2) 住宅用太陽光発電システムの導入実績の推移 過去からの推移では 2010 年度は件数が前年比 58.5% 増の 193,279 件 設備容量が前年比 67.6% 増の 781,413kW となった 2011 年度は 件数が前年比 30.4% 増の 252,064 件 設備容量が 41.9% 増の 1,109,088kW となった 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) は 件数は 174,415 件 設備容量は 805,835kW となっている この結果 1997 年からの累積では 1,198,562 件 4,818,498kW となり 約 120 万件 5GW 弱の導入量となった 経緯としては 住宅用太陽光発電システム補助事業が行われていた 2005 年度までは一貫して増加基調であり 年間で 72,825 件 合計 261,741kW に達した その後は減少に転じていたが 2008 年度からは再び上昇基調に変わり 余剰電力買取制度が開始された 2009 年度以降は大幅に飛躍した 今後の見通し 国による住宅用太陽光発電システム導入支援事業の継続に加え 余剰電力買取制度により さらに拡大基調となる 固定価格買取制度開始とも相俟って 日本において太陽光発電システム導入の機運がさらに高まり 産業用太陽光発電システムと共に 住宅用太陽光発電システムが日本の太陽光発電システムの導入を牽引する 22

29 260, ,000 導入件数 1,300,000 1,198,562 1,200, , ,000 累積件数 1,024,147 1,100,000 1,000, , ,000 年度別導入件数 160, , , , , , , , , , ,415 累積導入件数 80, , ,000 60, ,000 40, ,000 20, , 年度 (4~12 月 ) 1,200,000 6,000,000 1,100,000 導入設備容量 年度別設備容量 (kw) 1,000, , , , , , ,000 累積設備容量 5,000,000 4,818,498 4,012,663 4,000,000 2,903,575 3,000,000 1,109, ,835 2,000,000 累積設備容量 (kw) 300, , ,413 1,000, , 年度 (4~12 月 ) 住宅用太陽光発電システム導入件数 / 設備容量推移推定 ( 年度 / 累積 ) 2012 年度は 2012 年 4 月 ~2012 年 12 月の交付申請データ ( 補助金交付申請完了済であるもの ) に基づく値 出典 : 新エネルギー財団データ (~2007 年度 ) 株式会社資源総合システム調べ (2008 年度 ) 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 (2009 年度 ~) 23

30 (3) 住宅用太陽光発電システムの平均設備容量と新築 / 既築の比率 1) 住宅用太陽光発電システムの平均設備容量と新築 / 既築の比率 過去からの推移では 2010 年度の住宅用太陽光発電システム平均設備容量は前年比 5.7% 増の 4.04kW/ 件 2011 年度は同 8.8% 増の 4.40kW/ 件 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) は同 5.0% 増の 4.62kW/ 件となった かつては 1998 年度の 3.80kW/ 件を山として 2000 年度前後は 3.6~ 3.7kW/ 件ほどの容量であったが 2007 年度は 3.42kW/ 件まで減少していた 2008 年以降は再び拡大基調となり 2010 年に 4kW/ 件を超え 5kW/ 件を睨む展開となっている 新築住宅および既築住宅の比率では 2000 年ごろまでは大体半々を占めていたが その後 2003 年度に向けて既築がシェアを伸ばし 最高 82.4% まで占めた その後は新築が盛り返してきたが 2010 年度は新築 31.8% 既築 68.2% 2011 年度は新築 31.0% 既築 69.0% 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) は新築 25.9% 既築 74.1% となった 太陽電池やパワーコンディショナーの性能向上により 太陽光発電システムの出力が向上している システム価格が低減しているため ユーザーが設備容量を増やすことが容易になってきた また 余剰電力の売電による収入増の見込みも 設備容量増大へのインセンティブとなっている 住宅用太陽光発電システム製品の多様化により 切妻や寄棟など日本独特の屋根の形に合うと共に 屋根面積を有効活用できる利用形態が増えている 新築住宅の場合は 住宅設計当初から太陽光発電を盛り込めるため さらに大きな容量を搭載することも可能となるほか 屋根材一体型などの提案が増えていることが考えられる 今後の見通し 住宅メーカーを中心に 住宅商品への太陽光発電システムの標準搭載化が推進されている 大手プレハブメーカーが新築戸建住宅における太陽光発電システム搭載の標準化を目指すなどの動きもあり 大手メーカーを中心にできるだけ高い太陽光発電システム容量を目指す傾向である この動きが 中小メーカーや地場の工務店にどこまで波及するかが将来の普及の鍵となろう このほか システム インテグレータを含めてリフォーム市場における太陽光発電システム導入提案や 集合住宅向けシステムなども増えていく 新築住宅向け 既築住宅向けの比率は 当面大きく変わることはないだろうが 住宅業界におけるゼロエネルギーハウス (ZEH) やローカーボン カーボンマイナス (LCCM) 住宅などへの対応の動きがあり 新築住宅向け市場のポテンシャルは高い 固定価格買取制度との関連では 20 年間の買取適用のため 10kW を超える太陽光発電システム導入を行う住宅も増えてくるものと考えられる 24

31 平均システム容量 (kw/ 件 ) (4-12 年度月 ) % 90% 80% 70% 新築 26.5 新築 31.8 新築 31.0 新築 % シェア (%) 50% 40% 30% 20% 既築 73.5 既築 68.2 既築 69.0 既築 % 0% (4-12 年度 月 ) 住宅用太陽光発電システム平均設備容量および新築 / 既築別シェア推移 2012 年度は 2012 年 4 月 ~12 月の交付申請データ ( 補助金交付申請完了済であるもの ) に基づく値 出典 : 新エネルギー財団データ (~2007 年度 ) 株式会社資源総合システム調べ (2008 年度 ) 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 (2009 年度 ~) 25

32 2) 住宅用太陽光発電システムの設置容量分布 2010 年度の住宅用太陽光発電システムは 全システムでは 3.0kW 以上 ~3.5kW 未満 の太陽光発電システムの件数が 48,381 件と最高となった また 新築住宅 既築住宅共に 同じ容量帯が最も多い件数となっている 2 番目に多い容量帯は 新築 / 既築住宅共に 4.0kW 以上 ~4.5kW 未満 であった 2011 年度の住宅用太陽光発電システムは 全システムでは 3.0kW 以上 ~3.5kW 未満 の太陽光発電システムの件数が 52,313 件と最高となった これは新築住宅においても同様の傾向であったが 既築住宅では 4.0kW 以上 ~4.5kW 未満が 29,231 件とピークとなった この傾向は 2012 年度においても同様であるが 全体的には高い容量にシフトする傾向が見られ 3~6kW の辺りに広く分布することとなった 平均設備容量では 2010 年度の全システムが 4.04kW/ 件 新築住宅が 3.74kW/ 件 既築住宅が 4.19kW/ 件 2011 年度の全システムが 4.40kW/ 件 新築住宅が 4.03kW/ 件 既築住宅が 4.56kW/ 件 2012 年度の全システムが 4.62kW/ 件 新築住宅が 4.24kW/ 件 既築住宅が 4.75kW/ 件となっており 明らかに従来よりも大きめの規模のシステムが導入されてきている また 補助金の対象の上限である 10kW 未満 に近い範囲も 徐々に件数が増えていく傾向にある 過去からの推移では 2011 年度までは一貫して 3kW 以上 ~4kW 未満 の件数が多い しかし その容量帯が全体に占める割合は近年特に減少傾向にあり 当初 2/3 ほどが 3kW 以上 ~ 4kW 未満 であったものが 2012 年度には 30.0% まで減少 代わって 4kW 以上 ~5kW 未満 が 27.8% 5kW 以上 が 31.4% と大きくシェアを伸ばしてきた 性能向上と相俟って 様々な面積の屋根に対応する事例が増えていることがうかがえる 今後の見通し 今後も性能が向上すると共に 様々な形態の屋根に適応する商品が増えていくことが期待される 4~5kW の辺りを標準的な容量のシステムとして より大きなシステム 小さなシステムとも搭載件数が増えていく 地方では大きめのシステムの導入が期待でき 都心部ではよりコンパクトなシステムも出てくるため すそ野が広がると考えられる 固定価格買取制度との関連では 20 年間の買取適用のため 10kW を超える太陽光発電システム導入を行う住宅も増えてくるものと考えられる 次期の住宅用太陽光発電システム補助事業の制度設計によっては 10kW に近い規模の太陽光発電システムの増加傾向に影響が及ぶ可能性がある 26

33 件数 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 太陽光発電システム容量帯 (kw) 0 以上 ~0.5 未満 0.5 以上 ~1.0 未満 1.0 以上 ~1.5 未満 1.5 以上 ~2.0 未満 2.0 以上 ~2.5 未満 2.5 以上 ~3.0 未満 3.0 以上 ~3.5 未満 3.5 以上 ~4.0 未満 4.0 以上 ~4.5 未満 4.5 以上 ~5.0 未満 5.0 以上 ~5.5 未満 5.5 以上 ~6.0 未満 6.0 以上 ~6.5 未満 6.5 以上 ~7.0 未満 7.0 以上 ~7.5 未満 7.5 以上 ~8.0 未満 8.0 以上 ~8.5 未満 8.5 以上 ~9.0 未満 9.0 以上 ~9.5 未満 9.5 以上 ~10.0 未満 25,333 23,048 既築 新築 全システム 48,381 太陽光発電システム容量帯 (kw) 全システム 新築 既築 0 以上 ~0.5 未満 以上 ~1.0 未満 以上 ~1.5 未満 以上 ~2.0 未満 2, , 以上 ~2.5 未満 7,762 2,084 5, 以上 ~3.0 未満 19,022 7,022 12, 以上 ~3.5 未満 48,381 23,048 25, 以上 ~4.0 未満 31,204 8,767 22, 以上 ~4.5 未満 33,575 9,142 24, 以上 ~5.0 未満 13,074 3,045 10, 以上 ~5.5 未満 14,864 2,918 11, 以上 ~6.0 未満 8,052 1,787 6, 以上 ~6.5 未満 3, , 以上 ~7.0 未満 2, , 以上 ~7.5 未満 1, , 以上 ~8.0 未満 以上 ~8.5 未満 以上 ~9.0 未満 以上 ~9.5 未満 以上 ~10.0 未満 2, ,928 平均 (kw/ 件 ) 最高 (kw/ 件 ) 最低 (kw/ 件 ) 住宅用太陽光発電システム設備容量分布 (2010 年度 )( 全システム / 新築 / 既築 / その他 ) 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 の平成 22 年度交付申請データに基づく分析 出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 27

34 件数 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 0 以上 ~0.5 未満 0.5 以上 ~1.0 未満 1.0 以上 ~1.5 未満 1.5 以上 ~2.0 未満 2.0 以上 ~2.5 未満 太陽光発電システム容量帯 (kw) 2.5 以上 ~3.0 未満 3.0 以上 ~3.5 未満 3.5 以上 ~4.0 未満 4.0 以上 ~4.5 未満 4.5 以上 ~5.0 未満 5.0 以上 ~5.5 未満 5.5 以上 ~6.0 未満 6.0 以上 ~6.5 未満 6.5 以上 ~7.0 未満 25,333 29,231 52, 以上 ~7.5 未満 7.5 以上 ~8.0 未満 8.0 以上 ~8.5 未満 既築 新築 8.5 以上 ~9.0 未満 9.0 以上 ~9.5 未満 全システム 9.5 以上 ~10.0 未満 太陽光発電システム容量帯 (kw) 全システム 新築 既築 0 以上 ~0.5 未満 以上 ~1.0 未満 以上 ~1.5 未満 以上 ~2.0 未満 3,050 1,314 1, 以上 ~2.5 未満 9,215 2,743 6, 以上 ~3.0 未満 19,581 7,130 12, 以上 ~3.5 未満 52,313 25,333 26, 以上 ~4.0 未満 34,758 9,626 25, 以上 ~4.5 未満 39,273 10,042 29, 以上 ~5.0 未満 27,071 5,347 21, 以上 ~5.5 未満 17,063 3,752 13, 以上 ~6.0 未満 18,124 3,277 14, 以上 ~6.5 未満 7,114 1,710 5, 以上 ~7.0 未満 5,217 1,346 3, 以上 ~7.5 未満 3,195 1,043 2, 以上 ~8.0 未満 2, , 以上 ~8.5 未満 2, , 以上 ~9.0 未満 1, , 以上 ~9.5 未満 1, , 以上 ~10.0 未満 7,750 1,361 6,389 平均 (kw/ 件 ) 最高 (kw/ 件 ) 最低 (kw/ 件 ) 住宅用太陽光発電システム設備容量分布 (2011 年度 )( 全システム / 新築 / 既築 / その他 ) 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 の平成 23 年度交付申請データに基づく分析 出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 28

35 件数 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 0 以上 ~0.5 未満 0.5 以上 ~1.0 未満 1.0 以上 ~1.5 未満 1.5 以上 ~2.0 未満 2.0 以上 ~2.5 未満 太陽光発電システム容量帯 (kw) 2.5 以上 ~3.0 未満 3.0 以上 ~3.5 未満 3.5 以上 ~4.0 未満 4.0 以上 ~4.5 未満 4.5 以上 ~5.0 未満 5.0 以上 ~5.5 未満 5.5 以上 ~6.0 未満 6.0 以上 ~6.5 未満 6.5 以上 ~7.0 未満 13,647 20,287 28, 以上 ~7.5 未満 7.5 以上 ~8.0 未満 8.0 以上 ~8.5 未満 既築 新築 8.5 以上 ~9.0 未満 9.0 以上 ~9.5 未満 全システム 9.5 以上 ~10.0 未満 太陽光発電システム容量帯 (kw) 全システム 新築 既築 0 以上 ~0.5 未満 以上 ~1.0 未満 以上 ~1.5 未満 以上 ~2.0 未満 1, 以上 ~2.5 未満 5,465 1,579 3, 以上 ~3.0 未満 11,530 3,498 8, 以上 ~3.5 未満 28,642 13,647 14, 以上 ~4.0 未満 23,689 5,758 17, 以上 ~4.5 未満 25,955 5,668 20, 以上 ~5.0 未満 22,481 4,094 18, 以上 ~5.5 未満 12,363 2,207 10, 以上 ~6.0 未満 15,766 2,061 13, 以上 ~6.5 未満 6,406 1,358 5, 以上 ~7.0 未満 4,374 1,039 3, 以上 ~7.5 未満 2, , 以上 ~8.0 未満 1, , 以上 ~8.5 未満 1, , 以上 ~9.0 未満 1, 以上 ~9.5 未満 1, , 以上 ~10.0 未満 5,831 1,187 4,644 平均 (kw/ 件 ) 最高 (kw/ 件 ) 最低 (kw/ 件 ) 住宅用太陽光発電システム設備容量分布 (2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ))( 全システム / 新築 / 既築 / その他 ) 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 の平成 24 年度交付申請データに基づく分析 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 29

36 住宅用太陽光発電システム設備容量分布推移 ( 全システムの分布の割合 ) 100% 90% 1.8% 1.5% 1.1% 13.9% 11.4% 9.7% 1kW 未満 80% 70% 60% 41.2% 34.5% 30.0% 1kW 以上 ~ 2kW 未満 2kW 以上 ~ 3kW 未満 50% 40% 30% 24.1% 26.3% 27.8% 3kW 以上 ~ 4kW 未満 4kW 以上 ~ 5kW 未満 20% 10% 5kW 以上 31.4% 26.2%.1% 設備容量帯 (kw) 0% 1994 年度 1994 年度 割合 (%) 1995 年度 1995 年度 割合 (%) 1996 年度 1996 年度 割合 (%) 1997 年度 1997 年度 割合 (%) 1998 年度 1998 年度 割合 (%) 1999 年度 1999 年度 割合 (%) 2000 年度 割合 (%) 2000 年度 2001 年度 割合 (%) 2001 年度 2002 年度 割合 (%) 2002 年度 2003 年度 割合 (%) 2003 年度 2004 年度 割合 (%) 2004 年度 2005 年度 割合 (%) 2005 年度 2006 年度 割合 (%) 2006 年度 2006 年までの合計 割合 (%) 2007 年度 2007 年度 割合 (%) 2008 年度 2008 年度 割合 (%) 2009 年度 2009 年度 割合 (%) 2010 年度 2010 年度 割合 (%) 2011 年度 2012 年度 (2012 年 4 月 ~ 12 月 ) 2011 年度 割合 (%) 件数 2012 年度 (2012 年 4 月 ~ 12 月 ) 1kW 未満 割合 (%) 1kW 以上 ~2kW 未満 , kW 以上 ~3kW 未満 , kW 以上 ~4kW 未満 , kW 以上 ~5kW 未満 , kW 以上 , 合計 , 件数 539 1,065 1,986 5,654 6,352 15,879 20,877 25,151 38,262 46,760 54,475 36,754 5, ,189-8, , , , , ~2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) は補助金交付申請完了の位置付け 2007 年度はデータ無し 出典 : 新エネルギー財団データ (~2006 年度 ) 株式会社資源総合システム調べ (2008 年度 ) 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 (2009 年度 ~) 30

37 (4) 住宅用太陽光発電システムの都道府県別導入実績と今後の見通し 1) 住宅用太陽光発電システムの都道府県別導入実績と今後の見通し 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) の統計では 都道府県別では導入件数について一番多いのが愛知 (11,979 件 ) 次いで埼玉(9,300 件 ) 福岡(7,987 件 ) 東京(7,691 件 ) 神奈川(7,451 件 ) の順となった 設備容量では 第 1 位が愛知 (55,942kW) 次いで埼玉(39,787kW) 福岡 (37,961kW) 静岡(34,401kW) 東京(32,045kW) の順となり 件数や容量では都心部での躍進が著しい 逆に 下位は秋田 福井 山形 青森 石川などで 比較的北国が多い 平均設備容量では 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) の第 1 位が沖縄 (6.13kW/ 件 ) 次いで北海道 (5.55kW/ 件 ) 徳島(5.27kW/ 件 ) 鹿児島(5.23kW/ 件 ) 佐賀(5.11kW/ 件 ) などとなっている 日本の端に位置する 2 道県が飛び抜けて大きく 沖縄は 1 件当たり 6kW 超えを達成した 5kW 超えも 8 道県が達成した これらの地域は 件数や容量は必ずしも大きくはないが 各住宅に大きめの規模のシステムが設置されていることが分かる 逆に 下位は神奈川 大阪 東京 埼玉 千葉などであり 件数や容量で上位に位置しているところが多い それでも 神奈川以外は 1 件当たり 4kW を超え 着実に容量が拡大している 2010~2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) の住宅用太陽光発電システム導入実績推移を見ると 上記の傾向は毎年度同様に現れてきたことが分かる この中での大きな変化としては 愛知県が導入件数 設置容量で飛び抜けて大きい点 (2010 年度 :14,807 件 60,847kW 2011 年度 : 19,691 件 87,794kW) 全国的に平均設置容量が急拡大した( 特に沖縄では 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 1 件当たり平均 6kW 超となり 徳島や九州地方で 5kW 超となった ) ことなどが挙げられる 今後の見通し 全国的に太陽光発電システムへの取り組みが拡大し 人口に応じた普及が進む 東京 大阪 愛知 福岡などの都心部では地方自治体による導入支援環境整備も進展しているが 建築物が密集する地区においては システム規模は比較的小さいものになろう 一方 地方においては 同様に導入支援側( 地方自治体 ) とユーザー側の興味は高まっていくが どこまで予算を割けるかで導入の規模が決まる ( ほかの再生可能エネルギーよりも太陽光発電の優先度が低い場合もある ) 導入が比較的後れている北国などでは 住宅用太陽光発電システムの販売 施工に取り組む地元企業の開拓が求められる 一方で 固定価格買取制度により産業用太陽光発電システムやメガソーラーの導入が進展しており エンジニアの不足の懸念があるため 屋根に精通した施工技術者の育成が急務となっている 積雪や塩害などの外部環境に左右されやすい地方では その地に適した機能の太陽光発電システムや設置工法の開発の進展が期待される 31

38 2010~2011 年度および 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) における住宅用太陽光発電システム導入実績 ( 導入件数 設備容量 ) No. 都道府県名 2010 年度 2011 年度 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 合計 2010 年度 2011 年度 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 1 北海道 2,413 3,215 2,750 8,378 11,469 16,837 15,259 43,565 2 青森 ,508 2,865 4,332 3,726 10,922 3 岩手 2,118 2,075 1,896 6,089 8,575 8,923 8,779 26,278 4 宮城 3,126 3,898 3,778 10,802 12,573 16,772 16,760 46,105 5 秋田 ,953 2,818 3,102 2,292 8,212 6 山形 1,021 1, ,102 4,110 5,470 3,765 13,344 7 福島 3,225 3,070 3,167 9,462 13,021 13,431 15,107 41,559 8 茨城 4,752 6,854 6,091 17,697 17,968 29,085 27,474 74,526 9 栃木 4,850 6,198 4,885 15,933 19,337 26,564 22,603 68, 群馬 4,251 6,859 4,786 15,896 16,907 29,575 21,500 67, 埼玉 10,166 14,301 9,300 33,767 36,959 58,645 39, , 千葉 7,535 11,070 7,442 26,047 27,979 45,341 31, , 東京 9,556 11,344 7,691 28,591 34,623 46,390 32, , 神奈川 8,359 12,323 7,451 28,133 29,800 47,288 29, , 新潟 998 1,332 1,005 3,335 3,934 5,385 4,431 13, 富山 1,210 1, ,568 5,350 6,405 4,422 16, 石川 785 1, ,005 3,236 5,712 4,089 13, 福井 872 1, ,765 3,560 5,241 3,559 12, 山梨 2,227 3,218 2,368 7,813 9,209 14,405 11,400 35, 長野 6,170 8,017 5,759 19,946 25,954 35,614 27,366 88, 岐阜 4,446 6,270 4,271 14,987 18,444 28,810 20,431 67, 静岡 7,860 12,006 7,371 27,237 32,752 54,795 34, , 愛知 14,807 19,691 11,979 46,477 60,847 87,794 55, , 三重 4,163 5,691 3,444 13,298 17,505 25,649 16,331 59, 滋賀 3,110 4,031 3,071 10,212 12,527 17,523 13,991 44, 京都 2,872 3,809 2,995 9,676 11,068 15,737 12,861 39, 大阪 6,993 9,737 7,383 24,113 25,784 39,842 30,710 96, 兵庫 7,873 10,358 6,899 25,130 29,949 44,032 30, , 奈良 2,202 2,882 2,617 7,701 8,910 12,563 12,042 33, 和歌山 1,927 2,180 1,727 5,834 7,932 9,772 8,140 25, 鳥取 820 1, ,062 3,388 5,763 4,707 13, 島根 1,520 1,833 1,230 4,583 6,711 8,730 6,029 21, 岡山 5,878 7,295 4,420 17,593 24,778 33,301 21,440 79, 広島 7,233 8,099 4,860 20,192 29,847 35,860 22,808 88, 山口 3,600 4,272 2,704 10,576 15,124 19,074 12,621 46, 徳島 1,516 1,820 1,227 4,563 6,974 8,991 6,461 22, 香川 2,216 2,935 1,954 7,105 9,524 13,532 9,249 32, 愛媛 3,276 3,955 2,896 10,127 13,725 17,510 13,338 44, 高知 1,572 2,072 1,520 5,164 6,661 9,634 7,408 23, 福岡 8,999 11,938 7,987 28,924 36,822 52,924 37, , 佐賀 3,215 3,758 2,128 9,101 14,331 17,841 10,868 43, 長崎 3,194 4,113 2,463 9,770 13,810 19,883 12,514 46, 熊本 5,362 6,160 3,719 15,241 23,888 29,526 18,633 72, 大分 3,441 3,915 2,528 9,884 15,081 19,125 12,698 46, 宮崎 3,604 3,652 3,248 10,504 15,564 17,212 16,566 49, 鹿児島 4,495 4,812 3,462 12,769 19,300 22,574 18,094 59, 沖縄 2,044 2,922 2,179 7,145 9,919 16,572 13,360 39,850 合計 導入件数 ( 件 ) 設備容量 (kw) 193, , , , ,413 1,109, ,835 2,696,336 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 の交付申請データ ( 補助金交付申請完了済であるもの ) に基づく分析 出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 合計 32

39 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 18,000 20,000 北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄住宅用太陽光発電システム導入件数 ( 件 ) 都道府県名 2010 年度 2011 年度 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄住宅用太陽光発電システム設置容量 (kw) 都道府県名 2010 年度 2011 年度 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄住宅用太陽光発電システム平均設備容量 (kw/ 件 ) 都道府県名 2010 年度 2011 年度 2012 年度 (2012 年 4~12 月 ) 都道府県毎の住宅用太陽光発電システム導入実績推移 ( 年度別 ) (2010~2011 年度および 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 導入件数 設備容量 平均設備容量 ) 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 の交付申請データ ( 補助金交付申請完了済であるもの ) に基づく分析出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 33

40 0 4,000 8,000 12,000 16,000 20,000 24,000 28,000 32,000 36,000 40,000 44,000 48,000 52,000 56,000 60,000 64,000 北海道青森岩手宮城秋田山形福島茨城栃木群馬埼玉千葉東京神奈川新潟富山石川福井山梨長野岐阜静岡愛知三重滋賀京都大阪兵庫奈良和歌山鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄都道府県名導入件数 ( 件 ) 設備容量 (kw) 平均設備容量 (kw/ 件 ) 導入件数 ( 件 ) 設備容量 (kw) 平均設備容量 (kw/ 件 ) 導入件数ランキング (2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 )) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000 11,000 12,000 愛知県埼玉県福岡県東京都神奈川県千葉県大阪府静岡県兵庫県茨城県長野県栃木県広島県群馬県岡山県岐阜県宮城県熊本県鹿児島県三重県宮崎県福島県滋賀県京都府愛媛県北海道山口県奈良県大分県長崎県山梨県沖縄県佐賀県香川県岩手県和歌山県高知県島根県徳島県新潟県鳥取県富山県石川県青森県山形県福井県秋田県都道府県名販売件数 ( 件 ) 設備容量ランキング (2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 )) 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000 60,000 愛知県埼玉県福岡県静岡県東京都千葉県大阪府兵庫県神奈川県茨城県長野県広島県栃木県群馬県岡山県岐阜県熊本県鹿児島県宮城県宮崎県三重県北海道福島県滋賀県沖縄県愛媛県京都府大分県山口県長崎県奈良県山梨県佐賀県香川県岩手県和歌山県高知県徳島県島根県鳥取県新潟県富山県石川県山形県青森県福井県秋田県都道府県名設備容量 (kw) 平均設備容量ランキング (2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 )) 沖縄県北海道徳島県鹿児島県佐賀県宮崎県長崎県大分県熊本県島根県高知県岡山県山梨県岐阜県鳥取県福井県福島県福岡県長野県三重県香川県和歌山県広島県愛知県山口県静岡県富山県岩手県栃木県愛媛県奈良県滋賀県山形県石川県茨城県群馬県秋田県宮城県青森県新潟県兵庫県京都府千葉県埼玉県東京都大阪府神奈川県都道府県名平均設備容量 (kw/ 件 ) 都道府県毎の住宅用太陽光発電システム導入実績 (2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 導入件数 設備容量 平均設備容量 ) 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 の交付申請データ ( 補助金交付申請完了済であるもの ) に基づく分析出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 34

41 都道府県毎の住宅用太陽光発電システム導入実績ランク (2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 導入件数 設備容量 平均設備容量 ) 順 都道府県 導入件数 ( 件 ) 順 都道府県 設備容量 (kw) 順 都道府県 平均設備容量 (kw/ 件 ) 位 名 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 位 名 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 位 名 2012 年度 (2012 年 4 月 ~12 月 ) 1 愛知県 11,979 1 愛知県 55,942 1 沖縄県 埼玉県 9,300 2 埼玉県 39,787 2 北海道 福岡県 7,987 3 福岡県 37,961 3 徳島県 東京都 7,691 4 静岡県 34,401 4 鹿児島県 神奈川県 7,451 5 東京都 32,045 5 佐賀県 千葉県 7,442 6 千葉県 31,858 6 宮崎県 大阪府 7,383 7 大阪府 30,710 7 長崎県 静岡県 7,371 8 兵庫県 30,291 8 大分県 兵庫県 6,899 9 神奈川県 29,718 9 熊本県 茨城県 6, 茨城県 27, 島根県 長野県 5, 長野県 27, 高知県 栃木県 4, 広島県 22, 岡山県 広島県 4, 栃木県 22, 山梨県 群馬県 4, 群馬県 21, 岐阜県 岡山県 4, 岡山県 21, 鳥取県 岐阜県 4, 岐阜県 20, 福井県 宮城県 3, 熊本県 18, 福島県 熊本県 3, 鹿児島県 18, 福岡県 鹿児島県 3, 宮城県 16, 長野県 三重県 3, 宮崎県 16, 三重県 宮崎県 3, 三重県 16, 香川県 福島県 3, 北海道 15, 和歌山県 滋賀県 3, 福島県 15, 広島県 京都府 2, 滋賀県 13, 愛知県 愛媛県 2, 沖縄県 13, 山口県 北海道 2, 愛媛県 13, 静岡県 山口県 2, 京都府 12, 富山県 奈良県 2, 大分県 12, 岩手県 大分県 2, 山口県 12, 栃木県 長崎県 2, 長崎県 12, 愛媛県 山梨県 2, 奈良県 12, 奈良県 沖縄県 2, 山梨県 11, 滋賀県 佐賀県 2, 佐賀県 10, 山形県 香川県 1, 香川県 9, 石川県 岩手県 1, 岩手県 8, 茨城県 和歌山県 1, 和歌山県 8, 群馬県 高知県 1, 高知県 7, 秋田県 島根県 1, 徳島県 6, 宮城県 徳島県 1, 島根県 6, 青森県 新潟県 1, 鳥取県 4, 新潟県 鳥取県 新潟県 4, 兵庫県 富山県 富山県 4, 京都府 石川県 石川県 4, 千葉県 青森県 山形県 3, 埼玉県 山形県 青森県 3, 東京都 福井県 福井県 3, 大阪府 秋田県 秋田県 2, 神奈川県 3.99 合計 174,415 合計 805,835 全体 4.62 株式会社資源総合システム調べ ( 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) が実施する 住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金 の交付申請データ ( 補助金交付申請完了済であるもの ) に基づく分析 出典 : 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 35

42 2) 住宅用太陽光発電システムの都道府県別累積導入実績 都道府県別では 累積(1997 年度から 2012 年 12 月まで ) 導入件数について 一番多いのが愛知 (70,225 件 ) 次いで埼玉(54,327 件 ) 福岡(50,540 件 ) 東京(50,005 件 ) 静岡(46,236 件 ) の順となった 設備容量では 第 1 位が愛知 (277,136kW) 次いで埼玉(199,780kW) 福岡 (198,458kW) 静岡(187,266kW) 東京(176,215kW) の順となり 件数や容量では長く住宅用太陽光発電システム導入支援事業を行ってきた愛知や福岡 静岡に加え 都心部が上位となっている 平均設備容量では 第 1 位が沖縄 (4.67kW/ 件 ) 次いで徳島(4.46kW/ 件 ) 北海道(4.44kW/ 件 ) 富山(4.37kW/ 件 ) 大分(4.29kW/ 件 ) などとなっている 年を追う毎に 平均設備容量が急速に拡大していく傾向にある 36

43 都道府県毎の住宅用太陽光発電システム導入実績ランク (1997~2012 年度 (2012 年 4 月 ~2012 年 12 月 )) ( 累積導入件数 設備容量 平均設備容量 ) 順位 都道府県名 導入件数 ( 件 ) 設備容量 (kw) 平均設備容量 (kw/ 件 ) 1997 年度 ~ 2012 年 12 月 1997 年度 ~ 2012 年 12 月 1997 年度 ~ 2012 年 12 月 1 愛知 70,225 1 愛知 277,136 1 沖縄 埼玉 54,327 2 埼玉 199,780 2 徳島 福岡 50,540 3 福岡 198,458 3 北海道 東京 50,005 4 静岡 187,266 4 富山 静岡 46,236 5 東京 176,215 5 大分 大阪 44,590 6 兵庫 165,554 6 香川 兵庫 44,152 7 大阪 157,734 7 熊本 神奈川 43,526 8 神奈川 153,718 8 佐賀 千葉 39,785 9 千葉 145,815 9 高知 広島 35, 広島 137, 島根 長野 31, 長野 127, 福井 熊本 30, 熊本 127, 長崎 岡山 28, 岡山 116, 鳥取 茨城 25, 茨城 98, 青森 栃木 24, 栃木 94, 岡山 鹿児島 23, 鹿児島 92, 石川 群馬 22, 岐阜 90, 長野 岐阜 22, 群馬 89, 静岡 宮崎 20, 宮崎 81, 岐阜 三重 19, 長崎 79, 山口 長崎 19, 三重 77, 三重 山口 18, 山口 74, 愛媛 滋賀 17, 大分 71, 福島 宮城 17, 宮城 68, 鹿児島 大分 16, 滋賀 67, 宮崎 京都 16, 佐賀 67, 秋田 福島 16, 福島 64, 山形 愛媛 16, 愛媛 64, 岩手 佐賀 15, 京都 60, 群馬 香川 12, 北海道 54, 山梨 山梨 12, 香川 53, 宮城 北海道 12, 沖縄 50, 新潟 奈良 12, 山梨 48, 愛知 沖縄 10, 奈良 47, 栃木 岩手 10, 岩手 42, 福岡 和歌山 9, 徳島 38, 和歌山 徳島 8, 和歌山 38, 広島 島根 7, 島根 32, 奈良 高知 7, 高知 31, 滋賀 新潟 6, 富山 27, 茨城 富山 6, 新潟 26, 兵庫 福井 5, 福井 22, 京都 山形 4, 鳥取 20, 埼玉 鳥取 4, 山形 19, 千葉 石川 4, 石川 18, 大阪 青森 3, 青森 13, 神奈川 秋田 2, 秋田 11, 東京 3.52 合計 順位都道府県名 順位 都道府県名 1,131,071 合計 4,818,495 合計 年度は 2012 年 4 月 ~2012 年 12 月の交付申請データ ( 補助金交付申請完了済であるもの ) に基づく値 出典 : 新エネルギー財団データ (~2007 年度 ) 株式会社資源総合システム調べ (2008 年度 ) 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 (2009 年度 ~) 37

44 3) 住宅用太陽光発電システムの都道府県別の普及率 これまでに導入された住宅用太陽光発電システムの普及率(1997 年度から 2012 年 12 月まで ) については 世帯数で見た場合 最も導入が進んでいる県は佐賀県 (5.54%) であり 昨年の 5.17%( 参考値 ) よりも向上した 次いで 宮崎 (4.57%) 熊本(4.52%) 長野(4.13%) 岡山 (3.87%) などとなっている 戸建住宅数で見ると 佐賀 (7.58%( 昨年は 7.09%( 参考値 ))) 熊本 (6.86%) 宮崎(6.48%) 岡山(5.62%) 大分(5.57%) の順である 1,000 世帯当たりの設備容量では 最も導入されたのが佐賀 (233.6kW/1,000 世帯 ( 昨年は 216.2kW/1,000 世帯 ( 参考値 ))) で 次いで熊本 (190.8kW/1,000 世帯 ) 宮崎(182.3kW/1,000 世帯 ) 長野(167.2kW/1,000 世帯 ) 岡山(157.4kW/1,000 世帯 ) となった また 1,000 戸当たりの設備容量では 佐賀 (320.0kW/1,000 戸 ( 昨年は 296.2kW/1,000 戸 ( 参考値 ))) を筆頭に 熊本 (289.4kW/1,000 戸 ) 宮崎(258.6kW/1,000 戸 ) 大分(238.6kW/1,000 戸 ) 岡山 (228.7kW/1,000 戸 ) となった いずれを取っても 昨年度同様 佐賀 熊本 宮崎 大分などの九州地方が躍進している これらの地域は 太陽光発電を普及面 産業育成の両面から支援する地方自治体が増えてきており ユーザーも率先して太陽光発電を導入する傾向があるようである 今後の見通し 九州地方は自動車や半導体同様 太陽光発電産業のバリューチェーンが早くから集積していたため地元の太陽光発電システムの理解が進んでおり その浸透が加速化すると考えられる 地方から積極的に太陽光発電への取り組みを発信することで 都心部やほかの地方への波及効果が期待できる これに対抗し 北方においても太陽光発電などの再生可能エネルギーを導入する気運が高まっており 導入は進んでいく 気候の違いが大きい日本において それぞれの地域に適した太陽光発電システムの開発が望まれる 東日本大震災の復興では 分散型エネルギー導入など再生可能エネルギーを大いに利用する方向となっている 都市計画や街づくりの中で ほかの再生可能エネルギーや従来型エネルギーとの調和を念頭に置いた太陽光発電利用が位置付けられると考えられ 東北地方を中心に導入が進むことが期待される 38

45 都道府県毎の住宅用太陽光発電システム普及ランク ( 累積設置に基づく普及率 ( 対世帯数 / 戸建数 )) 順位都道府県名 普及率 ( 累積件数 世帯数 ) 1997 年度 ~ 2012 年 12 月 順位 都道府県名 普及率 ( 累積件数 戸建数 ) 1997 年度 ~ 2012 年 12 月 1 佐賀 5.54% 1 佐賀 7.58% 2 宮崎 4.57% 2 熊本 6.86% 3 熊本 4.52% 3 宮崎 6.48% 4 長野 4.13% 4 岡山 5.62% 5 岡山 3.87% 5 大分 5.57% 6 山梨 3.87% 6 長野 5.48% 7 大分 3.54% 7 広島 5.33% 8 滋賀 3.53% 8 長崎 5.28% 9 長崎 3.52% 9 滋賀 5.27% 10 栃木 3.38% 10 山梨 5.27% 11 香川 3.38% 11 福岡 5.25% 12 静岡 3.37% 12 静岡 5.15% 13 鹿児島 3.19% 13 愛知 4.97% 14 山口 3.15% 14 沖縄 4.84% 15 岐阜 3.13% 15 香川 4.82% 16 群馬 3.09% 16 栃木 4.66% 17 広島 3.06% 17 山口 4.59% 18 島根 3.05% 18 鹿児島 4.55% 19 徳島 2.87% 19 岐阜 4.18% 20 三重 2.81% 20 群馬 4.11% 21 愛媛 2.77% 21 徳島 4.10% 22 和歌山 2.54% 22 兵庫 4.05% 23 愛知 2.52% 23 島根 4.04% 24 茨城 2.49% 24 愛媛 3.97% 25 福岡 2.47% 25 三重 3.79% 26 奈良 2.40% 26 埼玉 3.62% 27 高知 2.39% 27 奈良 3.59% 28 鳥取 2.36% 28 茨城 3.41% 29 福島 2.29% 29 和歌山 3.40% 30 岩手 2.25% 30 宮城 3.39% 31 沖縄 2.14% 31 高知 3.37% 32 福井 2.11% 32 鳥取 3.23% 33 兵庫 2.02% 33 福島 3.15% 34 埼玉 2.00% 34 千葉 3.12% 35 宮城 2.00% 35 大阪 3.04% 36 富山 1.69% 36 岩手 2.98% 37 千葉 1.69% 37 東京 2.97% 38 京都 1.48% 38 神奈川 2.91% 39 山形 1.29% 39 京都 2.65% 40 大阪 1.20% 40 福井 2.63% 41 神奈川 1.19% 41 富山 2.16% 42 石川 1.08% 42 山形 1.66% 43 東京 0.84% 43 石川 1.54% 44 新潟 0.83% 44 新潟 1.10% 45 秋田 0.74% 45 北海道 0.99% 46 青森 0.68% 46 秋田 0.91% 47 北海道 0.52% 47 青森 0.89% 合計 2.26% 合計 4.12% 2012 年度は 2012 年 4 月 ~2012 年 12 月の交付申請データ ( 補助金交付申請完了済であるもの ) に基づく値 出典 : 新エネルギー財団データ (~2007 年度 ) 株式会社資源総合システム調べ (2008 年度 ) 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 (2009 年度 ~) 平成 20 年 住宅 土地統計調査 ( 総務省 )(2011 年 3 月 9 日 ) 39

46 都道府県毎の住宅用太陽光発電システム普及ランク ( 単位当たり設備容量 ( 対世帯数 / 戸建数 )) 順位都道府県名 1,000 世帯当たり容量 ( 累積容量 世帯数 1,000) (kw/1,000 世帯 ) 1997 年度 ~2012 年 12 月 順位 都道府県名 1,000 戸当たり容量 ( 累積容量 戸建数 1,000) (kw/1,000 戸 ) 1997 年度 ~2012 年 12 月 1 佐賀 佐賀 熊本 熊本 宮崎 宮崎 長野 大分 岡山 岡山 山梨 沖縄 大分 長野 長崎 長崎 香川 山梨 静岡 静岡 滋賀 広島 栃木 福岡 島根 香川 徳島 滋賀 鹿児島 愛知 山口 山口 岐阜 栃木 群馬 徳島 広島 鹿児島 三重 島根 愛媛 岐阜 高知 群馬 沖縄 愛媛 和歌山 三重 愛知 兵庫 鳥取 高知 福岡 奈良 茨城 宮城 奈良 和歌山 福島 鳥取 岩手 埼玉 福井 茨城 宮城 福島 兵庫 岩手 富山 千葉 埼玉 福井 千葉 大阪 京都 東京 山形 神奈川 石川 京都 大阪 富山 神奈川 山形 新潟 石川 秋田 北海道 東京 新潟 青森 青森 北海道 秋田 合計 合計 年度は 2012 年 4 月 ~12 月の交付申請データ ( 補助金交付申請完了済であるもの ) に基づく値 出典 : 新エネルギー財団データ (~2007 年度 ) 株式会社資源総合システム調べ (2008 年度 ) 太陽光発電普及拡大センター (J-PEC) データを基に株式会社資源総合システムが集計 (2009 年度 ~) 平成 20 年 住宅 土地統計調査 ( 総務省 )(2011 年 3 月 9 日 ) 40

47 (5) 大規模太陽光発電所に関する導入動向及び導入計画 日本国内において 概ね 1MW を超える大規模太陽光発電システムの設置実績と今後の計画について調査し まとめた システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 再春館製薬所 屋根 / 壁面 再春館製薬所 熊本県益城町 2001~2007 年 稼働 パルタウン城西の杜 2.13 屋根 太田市 /NEDO 群馬県太田市 2003~2007 年 稼働 島精機製作所 1.33 屋根 島精機製作所 和歌山県和歌山市 2003~2005 年 稼働 ヒルズガーデン清田 1 屋根 ヒルズガーデン札幌 北海道札幌市 2003 年 稼働 産総研メガソーラーシステム 屋根 産業技術総合研究所 茨城県つくば市 2004 年 稼働 朝霞浄水場 1.2 覆蓋 東京都水道局 埼玉県朝霞市 2005 年 4 月 稼働 シャープ亀山工場 5.22 屋根 シャープ 三重県亀山市 2006 年 稼働 佐久咲くひまわり 1.05 屋根 環境省 /NTT-F 他 長野県佐久市 2006~2009 年 稼働 おひさま進歩エネルギー 1 屋根 環境省 /ISEP 他 長野県飯田市 2006~2009 年 稼働 よさこいメガソーラー 1 屋根 環境省 /NTT-F 他 高知県香南市 2006~2009 年 稼働 NEDO の大規模電力供給用太陽光発電系 5 統安定化等実証研究 地上 北海道電力 北海道稚内市 2007~09 年 稼働 東村山浄水場 1.2 覆蓋 東京都水道局 東京都東村山市 2007 年 稼働 三郷浄水場 1.08 覆蓋 東京都水道局 埼玉県三郷市 2007 年 稼働 トヨタ自動車堤工場 屋根 トヨタ自動車 愛知県豊田市 2008 年 稼働 実証研究北杜サイト 2 地上 NEDO/NTT-F 他 山梨県北杜市 2008~2009 年 稼働 響灘太陽光発電所 1 地上 電源開発 福岡県北九州市 2008 年 稼働 プロロジスパーク座間 I 1 屋根 プロロジス 神奈川県座間市 2009 年 3 月 稼働 松山太陽光発電所 4.3 地上 四国電力 愛媛県松山市 2020 年 一部稼働 宮古島メガソーラー実証研究設備 4 地上 沖縄電力 沖縄県宮古島市 2010 年 稼働 レンゴー福島矢吹工場 屋根 レンゴー 福島県矢吹町 2010 年 5 月 稼働 新潟雪国型メガソーラー発電所 1 地上 新潟県 昭和シェル石油 新潟市東区 2010 年 8 月 稼働 羽田空港旅客ターミナルビル 屋根 日本空港ビルデング 東京都大田区 2010 年 9 月 稼働 羽田太陽光発電 ( 東京国際エアカーゴターミナル ) 2 屋根 三井物産 / 東京電力 東京都大田区 2010 年 10 月 稼働 宮崎ソーラーパーク ( 宮崎第 2 工場 ) 1 屋根 ソーラーフロンティア 宮崎県宮崎市清武町 2010 年 10 月 稼働 加西グリーンエナジーパーク 1 屋根 三洋電機 兵庫県加西市 2010 年 10 月 稼働 メガソーラー大牟田発電所 3 地上 九州電力 福岡県大牟田市 2010 年 11 月 稼働 あわじメガソーラー 1 1 屋根 兵庫県淡路市 兵庫県淡路市 2010 年 11 月 稼働 メガソーラーいいだ 1 地上 中部電力 長野県飯田市 2011 年 1 月 稼働 LIXIL つくば SOLAR POWER 3.75 地上 トステム 茨城県坂東市 2011 年 2 月 稼働 LIXIL 有明 SOLAR POWER 3.75 地上 トステム 熊本県長洲町 2011 年 2 月 稼働 今治造船多度津事業部 1.29 屋根 今治造船 香川県多度津町西港町 2011 年 2 月 稼働 宮崎ソーラーウェイ都農第 2 発電所 1 線路上 国際航業 / 宮崎ソーラーウェイ 宮崎県都農町 2011 年 2 月 稼働 名古屋第二環状自動車道 名古屋南 JCT ~ 高針 JCT 区間 稼働開始 ( 予定 ) 1.95 道路中日本高速道路愛知県 2011 年 3 月稼働 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 41

48 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 ロジポート柏 1.5 屋根 ラサールインベストメントマネージメント 千葉県柏市 2011~2013 年 一部稼働 本田技術研究所四輪 R&D センター 1.17 屋根 本田技研工業 / 本田技術研究所 栃木県芳賀町 2011 年 3 月 稼働 イオン伊丹昆陽ショッピングセンター 1.16 屋根 イオン 兵庫県伊丹市 2011 年 3 月 稼働 安部メガソーラー実証研究設備 1 地上 沖縄電力 沖縄県名護市 2011 年 3 月 稼働 志賀太陽光発電所 1 地上 北陸電力 石川県志賀町 2011 年 3 月 稼働 国富工場メガソーラー 2 屋根 ソーラーフロンティア 宮崎県国富町 2011 年 4 月 稼働 富山太陽光発電所 1 地上 北陸電力 富山県富山市 2011 年 4 月 稼働 中山間浜中 別寒辺牛集落 1.05 屋根 / 地上 北海道浜中町 北海道浜中町 2011 年 5 月 稼働 東京エレクトロン宮城 1 屋根 東京エレクトロン 宮城県大和町 2011 年 5 月 稼働 伊達メガソーラー発電所 1 地上 北海道電力 北海道伊達市 2011 年 6 月 稼働 東京エレクトロン山梨 2 屋根 東京エレクトロン 山梨県韮崎市 2011 年 7 月 稼働 水戸浄水場 ( 茨城中央水道事務所 ) 1 地上 茨城県企業局 茨城県那珂市 2011 年 7 月 稼働 浮島太陽光発電所 7 地上 東京電力 神奈川県川崎市 2011 年 8 月 稼働 堺太陽光発電所 10 地上 関西電力 大阪府堺市 2011 年 9 月 稼働 メガソーラーたけとよ 7.5 地上 中部電力 愛知県武豊町 2011 年 10 月 稼働 三菱電機スマートグリッド実証実験 4 屋根 三菱電機 兵庫県尼崎市 2011 年 10 月 稼働 新潟東部太陽光発電所 (1 号系列 ) 1 地上 新潟県企業局 新潟県阿賀野市 2011 年 10 月 稼働 福山太陽光発電所 3 地上 中国電力 広島県福山市箕沖町 2011 年 12 月 稼働 扇島太陽光発電所 13 地上 東京電力 神奈川県川崎市 2011 年 12 月 稼働 八戸太陽光発電所 1.5 地上 東北電力 青森県八戸市 2011 年 12 月 稼働 米倉山太陽光発電所 10 地上 東京電力 山梨県甲府市 2012 年 1 月 稼働 F ソーラーテクノパーク 2 地上 NTT-F 山梨県北杜市 2012 年 2 月 稼働 寄島干拓地 C 地区 2 地上 福山電業 岡山県浅口市寄島町 2012 年 3 月 2012 年秋着工 星が浦ソーラーウェイ 2 地上 JAG 国際エナジー 北海道釧路市星が浦 年 2012 年 9 月着工 トヨタ自動車水耕栽培野菜工場 12 地上 トヨタ自動車 福島県国見町 2012 年 行田浄水場 1.2 地上 埼玉県企業局 埼玉県行田市 2012 年 3 月 稼働 仙台太陽光発電所 2 地上 東北電力 宮城県七ヶ浜町 2012 年 5 月 稼働 水垂埋立処分場跡地 4.2 地上 SB エナジー 京都府京都市伏見区 2012 年 7 月 /9 月 稼働 九州ソーラーファーム 2 南関セキア発電所 3.3 地上 芝浦グループホールディングス 熊本県南関町 2012 年 7 月 稼働 ソフトバンク榛東ソーラーパーク 2.4 地上 SB エナジー 群馬県榛東村 2012 年 7 月 稼働 砂利採掘場跡地 ( 日本開発興業社有地 ) 2 地上 日本開発興業 千葉県君津市法木 3ha 2012 年 7 月以降 山大興業第 1 倉庫 2 屋根 山大興業 大阪府堺市西区築港新町 2012 年 7 月 稼働 太陽エコブロックス兵庫発電所第 1 2 地上 太陽セメント工業 / エコブロックス / 太陽サーブ 兵庫県加東市高岡字道池北 2012 年 7 月 稼働 九州ソーラーファーム 1 嘉麻発電所 ( 工場跡地 ) 2 地上 芝浦グループ HD/ 九州リースサービス 福岡県嘉麻市大字岩崎 2012 年 7 月 稼働 東峰村宝珠山地区 1.9 地上 ウェストホールディングス 福岡県東峰村 2012 年 7 月 -8 月 2012 年 6 月着工 砂利採掘場跡地 ( 共栄海運社有地 ) 1.5 地上 共栄海運 千葉県木更津市矢那 2012 年 7 月以降 太田さくら工業団地 ( おおた太陽光発電所 ) 1.5 地上 太田市 (JFE テクノス 東京センチュリーリース ) 群馬県太田市緑町 2012 年 7 月 稼働 残土処分場跡地 1.3 地上 ソーラーウェイ 鳥取県日南町生山 2012 年 7 月 中止 ヤマネ鉄工建設 1.3 屋根 ヤマネ鉄工建設 山口県長門市 2012 年 7 月 稼働 九州おひさま発電 1.1 地上 南国殖産 鹿児島県薩摩川内市寄田町 2012 年 7 月 稼働 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 42

49 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 新潟東部太陽光発電所 (2 号系列 ) 1 地上 新潟県企業局 新潟県阿賀野市 2012 年 7 月 稼働 大林組久御山物流センター 1 屋根 大林組 京都府久御山町 2012 年 7 月 稼働 やまとソーラープラント伊集院 1 地上 大和電機 鹿児島県日置市伊集院町 2012 年 7 月以降 稼働 大分県内 2.2 地上 芝浦グループ HD 大分県 2012 年夏以降 藤崎電機 2 地上 藤崎電機 / ガイアパワー 徳島県阿南市 2012 年 8 月 コスモパーク加太 2 地上 ウエストホールディングス / トヨタタービンアンドシステム 稼働開始 ( 予定 ) 和歌山県和歌山市加太 2012 年 8 月稼働 ソーラーウェイ マリンピア沖洲廃棄物最終処分場跡地 2 地上 ソーラーウェイ 徳島県徳島市 2012 年 8 月 中札内ソーラーウェイ 2 地上 JAG 国際エナジー 北海道中札内村 2012 年夏以降 2012 年 8 月着工 NHK 菖蒲久喜ラジオ放送所 2 地上 NHK 埼玉県菖蒲町 2012 年 8 月 稼働 愛川ソーラーパーク さんてらす TOBISHIMA 稼働状況 1.9 地上神奈川県企業庁神奈川県愛川町半原 2012 年 8 月 2012 年 7 月着工 麻生工業団地 地上ソーラーウェイ山口県萩市吉部下 2012 年 8 月 中止 ( 送電線容量不足が判明 ) スカイソーラー美浦村 1.7 地上 スカイ ソーラー ジャパン 茨城県美浦村 2012 年 8 月 2012 年 8 月着工 鹿児島県内 1.7 地上 芝浦グループ HD 鹿児島県 2012 年夏以降 新潟県胎内市 1.5 地上 ウエストホールディングス 新潟県胎内市 2012 年 8 月 2012 年 6 月着工 ソーラーウェイ 安平町有地 1.5 地上 ソーラーウェイ 北海道安平町遠浅地区 2012 年 8 月 幕別ソーラーウェイ 1 地上 JAG 国際エナジー 北海道幕別町札内みずほ町 2012 年夏以降 2012 年 8 月着工 ウエスト HD 一関 1 地上 ウエストホールディングス 岩手県一関市萩荘 2012 年 8 月 建設中 日本生協連 尾道冷凍流通センター 屋根 日本生活協同組合連合会 広島県尾道市 2012 年 8 月 西薩 ( せいさつ ) 中核工業団地 2.5 屋根 さつま自然エネルギー LLC 鹿児島県いちき串木野市 2012 年 9 月 蔵王町 山林 2 地上 仙台青葉会 宮城県蔵王町 2012 年 9 月 愛国太陽光発電設備 2 地上 サンパワーエイコウ 北海道帯広市愛国町基線 2012 年 9 月 稼働 三豊市養鶏場跡地 2 地上 オリックス 香川県三豊市高瀬町 2012 年 9 月 大和町 土取り場跡地 12 地上 仙台青葉会 宮城県大和町 2012 年 9 月 太陽エコブロックス兵庫発電所第 地上 太陽セメント工業 / エコブロックス / 太陽サーブ 兵庫県加西市繁昌町 2012 年 9 月 建設中 信州ビバレッジ 1.5 屋根 信州ビバレッジ / シーエナジー 長野県松本市今井 2012 年 9 月 稼働 きんでん白滝山太陽光発電所 1.2 地上 きんでん 山口県下関市豊北町 2012 年 9 月 稼働 重光商事第一太陽光発電所 1 屋根 重光商事 石川県かほく市 2012 年 9 月 2012 年 6 月着工 三国太陽光発電所 1 地上 北陸電力 福井県坂井市 2012 年 9 月 稼働 旧宮城村有地 牧草地 0.7 地上 ソーラーウェイ 群馬県前橋市苗ケ島町 2012 年 9 月 ソーラーウェイ 豊頃町 地上 ソーラーウェイ 北海道豊頃町 2012 年 9 月 稼働 きしろ土山工場 0.5 屋根 きしろ 兵庫県加古川市 2012 年 9 月 稼働 筑紫ヶ丘ゴルフクラブ 地上 多摩川ホールディングス 福岡県那珂川町後野 2012 年 9 月 2012 年 8 月着工 テツゲン所有地 2.5 地上 SB エナジー / テツゲン 長崎県長崎市香焼町 2012 年秋 F 佐倉太陽光発電所 2 地上 NTT-F 千葉県佐倉市江原新田 2012 年 7 月 稼働 新昭和メガソーラー市原発電所 2 地上 新昭和 千葉県市原市山田 2012 年 10 月 稼働 ひびき国際物流センター 2 屋根 大和ハウス工業 / 大和エネルギー 福岡県北九州市 2012 年 10 月 新出光遊休地 ( 北九州 ) 2 地上 新出光 福岡県北九州市 2012 年 10 月 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 43

50 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 帯広市民メガソーラー 2 地上 エネコープ 北海道帯広市 (2 ヶ所 ) 2012 年秋 九州ソーラーファーム 5 勢田発電所 1.8 地上 芝浦グループホールディングス 福岡県飯塚市勢田 2012 年 11 月 2012 年 7 月着工 笠岡ひかりの広場太陽光発電所 1.75 地上 ウエストホールディングス 岡山県笠岡市カブト西町 2012 年 10 月 2012 年 7 月着工 北見市常呂森林公園メガソーラー 1.5 地上 シャープ / 陽気堂クリエート工業 北海道北見市 2012 年 10 月 エネ シード大牟田太陽光発電所 1.3 地上 エネ シード NOK 福岡県大牟田市新港町 2012 年 10 月 稼働 九州ソーラーファーム 3 川副発電所 1.2 地上 芝浦グループホールディングス 佐賀県佐賀市川副町 2012 年 10 月 稼働 吉田南最終処分場跡地 1 地上 窪倉電設 (PVP Japan) 新潟県燕市上河原 2012 年 10 月 稼働 タカハタ 阿波市 1 地上 タカハタ 徳島県阿波市吉野町 2012 年 10 月 稼働 木更津 SOLAR FARM 1 地上 apbank 千葉県木更津市矢那 2012 年 10 月 稼働 三立木材所有地 1 地上 三立木材 静岡県浜松市天竜区春野町 2012 年 10 月 平田機工 熊本工場 / 熊本東工場 1 屋根 平田機工 / タイヘイテクノス 熊本県熊本市北区 2012 年 10 月 稼働 日本メガソーラー発電世羅町 1 地上 日本メガソーラー発電 広島県世羅郡世羅町 2012 年 10 月 2012 年 7 月着工 岡山工場太陽光発電所 屋根 大和ハウス工業 岡山県赤磐市 2012 年 10 月 IKEA 福岡新宮の屋外駐車場 0.75 駐車場上 イケア ジャパン 福岡県新宮町中央駅前 2012 年 10 月 稼働 アイザック滑川工場 屋根 アイザック 富山県滑川市栗山 2012 年 10 月 稼働 旭電業 久米南町 0.7 地上 旭電業 / 久米南環境発電 岡山県久米南町 2012 年 10 月 建設中 九州ソーラーファーム 6 鯰田発電所 2.34 地上 芝浦グループホールディングス / 光一工業 福岡県飯塚市鯰田 2012 年 11 月 2012 年 8 月着工 ソーラーパワーステーション和歌山 2 地上 NK ワークス / ノーリツ鋼機 和歌山本社和歌山市梅原 2012 年 11 月 2012 年 7 月着工 香川坂出太陽光発電所 ( 坂出ソーラーウェイ ) 2 地上 国際航業 香川県坂出市林田町 2012 年 11 月 稼働 ため池の埋め立て地 地上 神戸物産 兵庫県稲美町 2012 年 11 月 2012 年 9 月着工 ソーラーウェイ 紋別 地上 ソーラーウェイ 北海道紋別市元紋別 2012 年 11 月 2012 年 8 月着工 大山町有地 1.3 地上 ソーラーウェイ 鳥取県大山町押平 2012 年 11 月 2012 年 8 月着工 テクノステージ物流センター 1.3 屋根 大阪いずみ市民生協 大阪府和泉市 2012 年 11 月 稼働 あゆみ野物流センター 1 屋根 大阪いずみ市民生協 大阪府和泉市 2012 年 11 月 稼働 エコランド鵜足津 1 地上 鵜足津福祉会 香川県宇多津町 2012 年 11 月 稼働 珠洲太陽光発電所 1 地上 北陸電力 石川県珠洲市 2012 年 11 月 稼働 下水流発電所 1 地上 出水ソーラー事業 鹿児島県出水市下水流 2012 年 11 月 稼働 日出電機 日出町 0.97 地上 日出電機 大分県日出町藤原 2012/11 稼働 宮崎市広原メガソーラー 地上 サングリーン エコ 宮崎県宮崎市広原 2012 年 11 月 稼働 ユニファクト久留米 0.8 地上 ユニファクト 福岡県久留米市城島町内野 2012 年 11 月 2012 年 8 月着工 高千穂太陽光発電事業 0.7 地上 エナテクス / エナテクスサービス 鳥取県北栄町西高尾 2012 年 11 月 2012 年 9 月着工 ホームセンターヤマキシ ( 川北店 / 田鶴浜店 / 朝日店 ) 3 屋根山岸 石川県川北町 / 石川県七尾市 / 福井県越前町 稼働開始 ( 予定 ) 2012 年 12 月 JC サービス胎内市 3 地上 JC サービス 新潟県胎内市 2012 年 12 月 第 2 国富工場メガソーラー 2 屋根 ソーラーフロンティア / 昭和シェル 宮崎県国富町 2012 年 12 月 建設中 スカイソーラー栃木市 2 地上 スカイ ソーラー ジャパン 栃木県栃木市小野口町 2012 年 12 月 下殿工業団地 2 地上 スカイ ソーラー ジャパン 鹿児島県伊佐市 2012 年 12 月 2012 年 10 月着工 大潟新浜工業団地 ( 資材置き場 ) 2 地上 ノヴィルグループ 徳島県阿南市津乃峰町 2012 年 12 月 2012 年 9 月着工 住吉町 市土地開発公社遊休地 2 地上 スカイ ソーラー ジャパン 熊本県宇土市 2012 年 12 月 2012 年 10 月着工 沖縄県内 1-2 地上 エコルミエール 沖縄県内 2012 年内 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 44

51 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 川内村村有地 10 地上 エコセンター NRW 福島県川内村 2012 年内 ジオスター 栃木工場跡地 地上 コマツ栃木 / 藤井産業 栃木県真岡市水戸部 2012 年 1 月 建設中 福岡市不動産会社所有埋め立て地 地上 佐藤長八商事 熊本県天草市 2012 年 12 月 2012 年 8 月着工 エネ シード北九州太陽光発電所 1.8 地上 エネ シード NOK 福岡県北九州市若林区 2012 年 12 月 2012 年 9 月着工 鹿沼ソーラーファーム 地上 藤井産業 栃木県鹿沼市磯町当山 年 12 月 稼働 大田原ソーラーファーム II 地上藤井産業 サン 3 フィールド ( オホーツク網走ソーラー発電所 ) 栃木県大田原市蛭田品川台工業団地 6 街区 稼働開始 ( 予定 ) 1.6 地上三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信北海道網走市能取港町 2012 年内 2012 年 12 月稼働 末宗組資材置き場 1.5 地上 クリエーションエネルギー / 末宗組 大分県宇佐市岩保新田 2012 年 12 月 2012 年 7 月着工 パワー ジェネレーション ジャパン常滑市 1.3 地上 パワー ジェネレーション ジャパン 愛知県常滑市 2012 年 12 月 東京エレクトロン九州 1.25 屋根 東京エレクトロン九州 熊本県合志市 2012 年 12 月 美馬ソーラーバレイ 地上 ガイアパワー 徳島県美馬市 2012 年 12 月 稼働 パワー ジェネレーション ジャパン海津市 1.1 地上 パワー ジェネレーション ジャパン 岐阜県海津市 2012 年 12 月 CHOFU 下関太陽光発電ステーション 1.09 地上 長府製作所 山口県下関市長府扇町 2012 年 12 月 尾崎畜産御浜ファーム牛舎 1 屋根 尾崎畜産御浜ファーム 三重県御浜町 2012 年 12 月 稼働 豊岡エコバレー 山宮地場ソーラー 1 地上 兵庫県豊岡市 兵庫県豊岡市 2012 年 12 月 稼働 曽於北部太陽光発電所 1 地上 徳石建設 / マエムラ電設 鹿児島県曽於市財部 2012 年 12 月 SOL de 平戸下中野 1 地上 チョープロ 長崎県平戸市下中野町 2012 年 12 月 稼働 菊池環境保全組合西部清掃工場跡 1 地上 熊本製粉 熊本県合志市上庄 2012 年 12 月 2012 年 9 月着工 タバコ畑跡地 1 地上 オービス 広島県世羅町下津田 2012 年 12 月 2012 年 8 月着工 JX 仙台製油所 1 地上 JX 日鉱日石エネルギー 宮城県仙台市宮城野区 2012 年 12 月 高松港メガソーラー発電所 1 地上 大同ガス産業 香川県高松市朝日町 2012 年 12 月 稼働 葛城太陽光発電所 1 地上 奥地建産 奈良県葛城市 2012 年 12 月 稼働 松前太陽光発電所 1 地上 四国ガス産業 愛媛県松前町北川原 2012 年 12 月 2012 年 8 月着工 館林西部物流センター A 棟 0.99 屋根 オールユニール 群馬県邑楽町 2012 年 12 月 稼働 香澄の里工業団地 0.74 調整池 英弘精機 茨城県阿見町 2012 年 12 月 安中市ゴルフ場隣接地 3.5 地上 NTT-F 群馬県安中市 2013 年 1 月 足利メガソーラー 屋根 足利メガソーラー 栃木県足利市 2013 年 1 月 ソフトバンク徳島小松島ソーラーパーク 2.8 地上 SB エナジー 徳島県徳島市小松島港赤石 2013 年 1 月 26 日 稼働 上組物流センター (2 ヶ所 ) 2.5 屋根 上組 神戸市中央区ポートアイランド 2013 年 1 月 大田原ソーラーファーム I 地上藤井産業 栃木県大田原市蛭田品川台工業団地 1-1 街区 2013 年 1 月建設中 九州ソーラーファーム 8 錦発電所 地上 芝浦グループホールディングス 熊本県錦町町木上西字中島 2013 年 1 月 2012 年 9 月 共栄建設 天草市 2 地上 共栄建設 熊本県天草市楠浦町蛭子尾 2013 年 1 月 2012 年 9 月 壱岐国分太陽光発電所 2 地上 壱岐開発 長崎県壱岐市芦辺町 2013 年 1 月 2012 年 9 月着工 NTT-F 尾道 2 地上 NTT-F 広島県尾道市瀬戸田町名荷 2013 年 1 月 徳島小松島港赤石地区県有地 ( 県営 ) 2 地上 徳島県 徳島県小松島市 2013 年 1 月 2012 年 12 月着工 瀬戸カントリークラブ跡地 2 地上 荒川電工 高知県高知市長浜 2013 年 1 月 稼働 サンエナジー姫路 1.99 地上 アステック 兵庫県姫路市 2013 年 1 月 稼働 可児柿田流通 工業団地 地上 センゾー 岐阜県可児市 2013 年 1 月 稼働 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 45

52 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 岡山第一発電所 1.6 地上 SRG タカミヤ / アンフィニ 岡山県津山市 2013 年 1 月 橋本店ソーラー発電所 ( くじらの発電所 ) 1.5 地上 橋本店 宮城県仙台市青葉区芋沢 2013 年 1 月 2012 年 10 月着工 瀬戸内興産 1.5 地上 瀬戸内興産 広島県尾道市瀬戸田町中野 2013 年 1 月 2012 年 7 月着工 幕別町オカモト所有地 1.3 地上 オカモト 北海道幕別町相川 2013 年 1 月 なめがた太陽光発電所 1 地上 藤崎建設工業 茨城県行方市 2013 年 1 月 稼働 柳月スイートピアガーデン太陽光発電所 1 地上 柳月 北海道音更町西 3 線 2013 年 1 月 甲陸湖南物流センター 1 屋根 甲西陸運 / 甲陸湖南 滋賀県湖南市 2013 年 1 月 山陽 加西工場屋根 1 屋根 山陽 兵庫県加西市 2013 年 1 月 不明 音別ソーラーウェイ 1 地上 JAG 国際エナジー 北海道釧路市音別町若草 年 1 月 2012 年 9 月着工 大分自動車道 山田 SA 1 法面 / 屋根 西日本高速道路 福岡県朝倉市 2013 年 1 月 稼働 白糠町オカモト所有地 1 地上 オカモト 北海道白糠町庶路 2013 年 1 月 2012 年 10 月着工 那須烏山市旧七合中跡地 0.84 地上 東京太陽光建材 栃木県那須烏山市 2013 年 1 月 うどん県電力 0.63 地上 うどん県電力 香川県高松市 2013 年 1 月 2012 年 7 月着工 MrMax 店舗屋根 (14 ヶ所 ) 9 屋根ミスターマックス 茨城 山口 福岡 長崎 熊本 大分 宮崎 稼働開始 ( 予定 ) 2013 年 2 月以降順次 ビッククリーンエネルギー安中発電所 4.2 地上 クリーンエネルギー研究所 群馬県安中市小俣 2013 年 2 月 2012 年 10 月 ソフトバンク徳島臨空ソーラーパーク 2.8 地上 SB エナジー 徳島県徳島市松茂町 2013 年 2 月 18 日 稼働 矢板南産業団地 3 街区 2.3 地上 シャープ 栃木県矢板市 2012 年 10 月 2012 年 10 月着工 周東太陽光発電所 2.3 地上 大林クリーンエナジー 山口県岩国市周東町 2013 年 1 月 稼働 響灘ソーラーウェイ 2 地上 日本アジアグループ 北九州市若松区響町 2013 年 2 月 2012 年 11 月着工 麻生桂川町 2 地上 麻生 福岡県桂川町 2013 年 2 月 2012 年 11 月着工 昭建石部ソーラー発電所 1.8 地上 昭建 滋賀県湖南市石部北 2013 年 2 月 2012 年 9 月着工 広島メガソーラー竹原第 1 期 1.5 地上 ビットアイル 広島県竹原市 2013 年 2 月 稼働 オグラ金属本社工場 1.5 屋根 オグラ金属 栃木県足利市 2013 年 2 月 北陸コカ コーラボトリング砺波工場 1.5 屋根 北陸コカ コーラボトリング / オリックス 富山県砺波市 2013 年 2 月 下籠谷運動場 1.4 地上 大林組 栃木県真岡市下籠谷 2013 年 2 月 2012 年 9 月着工 水俣工場敷地内 地上 河村電器産業 熊本県水俣市 2013 年 2 月 2012 年 9 月着工 福岡市営西部埋立場 地上 福岡市 福岡県福岡市今津 2013 年 2 月 2012 年 9 月着工 美幌町メガソーラー 1 地上 コールヒューマン 北海道網走郡美幌町 2013 年 2 月 2012 年 10 月着工 日本ガス自社遊休地 1 地上 日本ガス 鹿児島県鹿児島市谷山港 2013 年 2 月 2012 年 9 月着工 志布志太陽光発電所 1 地上 シンコーエネルギー 鹿児島県志布志市有明町 2013 年 2 月 稼働 物流倉庫屋根 0.83 屋根 日本土地建物 愛知県小牧市 2013 年 2 月 2012 年 11 月着工 大崎市 物流倉庫 屋根 センコン物流 宮城県大崎市古川 2013 年 2 月 2012 年 11 月着工 大和町 物流倉庫 屋根 センコン物流 宮城県黒川郡大和町 2013 年 2 月 2012 年 11 月着工 奈良総合リサイクルセンター 0.53 屋根 山本商事 奈良県御所市多田 2013 年 2 月 2013 年 1 月着工 茨城県 7 ヶ所 メガソーラー事業 計 9.3 地上 センチュリー エナジー 茨城県桜川市 / 水戸市ほか 2013 年春 サッカー場跡地ほか 計 0.62 地上吉田石油 茨城県ひたちなか市佐和のサッカー場跡地 茨城県那珂市のガソリンスタンド用地 2013 年 3 月 ニッケゴルフ倶楽部土山コース 9.8 地上ニッケ兵庫県稲美町 2013 年 3 月 2012 年 9 月着工パチンコ店など 8.3 屋根新日邦静岡市 2013 年 3 月建設中 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 46

53 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 登米市東和町太陽光発電所 8 地上 日光エナジー開発 宮城県登米市東和町 2013 年 3 月 2012 年 9 月着工 淡路市佐野地区産業用地 7 地上 兵庫県企業庁 兵庫県淡路市 2013 年 3 月 A-Z 店舗屋根 5.5 屋根 マキオ 鹿児島県内 3 店舗 2013 年 3 月 自社グループ物流拠点 5.5 屋根 すてきナイスグループ 岩手県花巻市ほか 9 ヶ所 2013 年 3 月 ~ ユニ チャーム工場 (3 ヶ所 ) 5.2 屋根ユニ チャーム 香川県観音寺市 / 福島県棚倉町 / 静岡県掛川 稼働開始 ( 予定 ) 2013 年 3 月 高砂工場屋根 5 屋根 旭硝子 兵庫県高砂市梅井 2013 年 3 月 富岡建材 高崎市内所有地 4.4 地上 富岡建材 群馬県高崎市 2013 年 3 月以降 九州ソーラーファーム 9 鞍手発電所 地上 芝浦グループホールディングス 福岡県鞍手町 2013 年 3 月 みやま市運動公園跡 地上 みやまエネルギー開発機構 福岡県みやま市瀬高町高柳 2013 年春 宮の郷工業団地メガソーラー設置事業 4 地上 NTT-F 茨城県常陸太田市 / 常陸大宮市 稼働状況 2013 年 3 月 2013 年 1 月着工 相馬中核工業団地東地区 4 地上 フジタ /IHI/ 中村土木 福島県相馬市光陽 2013 年度 2012 年度内着工 矢掛町育成牧場 4 地上 ウエストエネルギーソリューション 岡山県矢掛町 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 ひたちなかソーラーパーク 3.5 地上 ホコタ 茨城県ひたちなか市 2012 年度 足利市まちなかソーラー発電事業 屋根 足利メガソーラー 栃木県足利市 2012 年度 2012 年度 メガソーラー大村発電所 ( 第 1 期 ) 3 地上 九州電力 長崎県大村市 2013 年春 2012 年 8 月着工 ホテルニューアワジ所有地 3 地上 ホテルニューアワジ 兵庫県淡路市志筑新島 2013 年 3 月 2012 年 11 月着工 九州ソーラーファーム 7 みやま合同発電所 21.8 地上 芝浦 HD/ ニューガイアエナジー 福岡県みやま市高田町 2013 年 3 月 建設中 ハリマ共和物産 物流センター屋根 2.6 屋根 ハリマ共和物産 兵庫県姫路市 / 福崎町他 2013 年 3 月以降 石灰石採掘跡地 地上 / 屋根 東京石灰工業 栃木県佐野市 2012 年度 物流倉庫屋根 2.5 屋根 関東建設工業 群馬県太田市東新町 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 積水ハウス関東工場 2.4 屋根 積水ハウス 茨城県古河市 2012 年度 HIヒロセ 屋根 ホームインプルーブメントひろせ 九州 4 県 2013 年 3 月 錦町一武工業用地 2.2 地上 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 熊本県球磨郡錦町 2013 年 3 月 国富第 1 メガソーラー 2.2 地上 ソーラーフロンティア 宮崎県東諸県郡国富町 2013 年 3 月 F 廿日市太陽光発電所 2.15 地上 NTT-F 広島県廿日市市丸石 2013 年 3 月末 2012 年 11 月着工 中部自動車販売 小林市 2.1 地上 中部自動車販売 宮崎県小林市 2013 年 3 月 グループ会社保有の物流施設 4 ヶ所 屋根 SBS ホールディングス グループ会社保有の物流施設 4 ヶ所 2013 年 3 月 ~ モーターランド川俣 2 地上 小林 福島県川俣町 2012 年度内 熊本空港滑走路北側県有地 2 地上 三菱商事 / 三菱総合研究所 熊本県菊陽町 2012 年度 新出光遊休地 ( 鹿児島 ) 2 地上 新出光 鹿児島県鹿児島市 2013 年度初め マリンピア沖洲太陽光発電所 2 地上 徳島県企業局 徳島県徳島市東沖洲 2012 年度 生島えび養殖場跡地 2 地上 香川県土地開発公社 / 京セラ 香川県高松市生島町 2012 年度 スカイ ソーラー 南さつま 2 地上 スカイ ソーラー ジャパン 鹿児島県南さつま市 2012 年度 2012 年 9 月着工 シャープ美吉野太陽光発電所 2 地上 シャープ 奈良県吉野町左曽 2013 年 3 月 2012 年 12 月 ウエスト HD 安芸太田町 2 地上 ウエストホールディングス 広島県安芸太田町 2012 年度 JR 九州旧車両基地 2 地上 JR 九州 宮崎県都城市 2013 年 3 月 2012 年 7 月着工 イナバ富岡メガソーラー 2 地上 稲葉製作所 群馬県富岡市 2013 年 3 月 ファミリー 2 地上 ファミリー 千葉県 2013 年春 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 47

54 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 協和栃本町メガソーラー発電事業 2 地上 協和 栃木県佐野市栃木町 2012 年度 2012 年度 大阪府岬町多目的公園 2 地上 合同会社クリスタル クリア ソーラー 大阪府岬町 2013 年 3 月 玉山地区太陽光発電設置事業 2 地上 仙台青葉会 岩手県盛岡市玉山 2012 年度内 詫間工場遊休地 2 地上 丸一鋼管 香川県三豊市 2013 年 3 月 ランチョ エルパソ牧場 2 屋根 ランチョ エルパソ牧場 北海道十勝管内 2013 年春 さとらんど隣接地メガソーラー 2 地上 土屋ホールディングス 北海道札幌市 2013 年 3 月 2012 年 8 月着工 前沢インター工業団地 2 地上 スカイ ソーラー ジャパン 岩手県奥州市前沢区 2012 年度 スカイソーラー金ケ崎町 2 地上 スカイ ソーラー ジャパン 岩手県金ケ崎町 2013 年 3 月 スカイソーラー軽米町 2 地上 スカイ ソーラー ジャパン 岩手県軽米町 2013 年 3 月 INPEX メガソーラー上越 2 地上 国際石油開発帝石 新潟県上越市 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 京葉ガス社有地 2 地上 京葉ガス 千葉県白井市 2013 年 3 月 2012 年秋着工 スカイパワー内灘 1 号発電所 2 地上 スカイパワー 石川県内灘町 2013 年 3 月 坂出ソーラーウェイ II 2 地上 日本アジアグループ 香川県坂出市林田町 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 ミタルダ イクシア菱刈金山 2 地上 ミタデン 鹿児島県伊佐市 2013 年 3 月 プロロジスパーク大阪 4 2 屋根 プロロジス 大阪府大阪市 2013 年 3 月 富士工業菊川工場 2 地上 富士工業 静岡県菊川市加茂 2013 年 3 月 都農町工場跡地 2 地上 コーソク / あさひ生コン 宮崎県都農町川北地区 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 塩付工業団地 2 地上 宮崎ガス / 川南町 宮崎県川南町 2013 年 3 月 2012 年 8 月着工 田人カントリー倶楽部メガソーラー事業 2 地上 関彰商事 福島県いわき市 2012 年度 2012 年度着工 大郷町 山林 2 地上 仙台青葉会 宮城県大郷町 2012 年度 プロロジスパーク川島 2 屋根 プロロジス 埼玉県川島町 2013 年 3 月 日本ルツボ豊田工場隣接鉱山跡地 2 地上 日本ルツボ 愛知県豊田市 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 プロロジスパーク市川 1 2 屋根 プロロジス 千葉県市川市 2013 年 3 月 新昭和メガソーラー木更津発電所 2 地上 新昭和 千葉県木更津市矢那 2013 年 3 月 唐津市土砂採取場跡地 2 地上 ウエストエネルギーソリューション 佐賀県唐津市相知町 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 和田島太陽光発電所 2 地上 田村電設 徳島県小松島市 2013 年春 2012 年 12 月着工 岡山浅口太陽光発電所 2 地上 日本アジアグループ / 山陽木材 岡山県浅口市 2012 年度 2012 年 12 月着工 東沖ファクトリーパーク 13 地上 三井不動産 山口県山陽小野田市 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 メガソーラー大村発電所 ( 第 2 期 ) 10.5 地上 九州電力 長崎県大村市 2013 年春 2012 年 8 月着工 スカイソーラー滝沢村 10 地上 スカイ ソーラー ジャパン 岩手県滝沢村 2013 年 3 月 多奈川地区多目的公園内 10 地上 ユーラスエナジーホールディングス 大阪府岬町 2013 年 8 月 2012 年 11 月着工 サンブライト太陽光発電設備設置事業 地上 サンブライト 栃木県 2012 年度 2012 年度着工 TVTC 福島メガソーラー設備設置事業 地上 トランスバリュー信託 福島県 2012 年度 2012 年度着工 大和町鶴巣小鶴沢太陽光発電設置事業 地上 仙台青葉会 宮城県大和町 2012 年度 2012 年度着工 日本テクノパワーメガソーラー発電設備建設事業 地上 日本テクノ 茨城県茨城町 2013 年春 2012 年 12 月着工 パッケージ池畠金丸町太陽光発電所 地上 パッケージ池畠 群馬県前橋市金丸町 2013 年 3 月 郡山市太陽光発電所建設事業 地上 日本国際通商支援共同組合 福島県郡山市 2012 年度 2012 年度着工 アイ ティー エスファーム東北事業所松島農場太陽光発電事業 地上 アイ ティー エスファーム 宮城県宮城郡松島町 2012 年度 2012 年度着工 JOT ソーラーステーション神栖 地上 日本石油輸送 茨城県神栖市 2013 年 3 月 2012 年度着工 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 48

55 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 松阪メガソーラー 1.99 地上松阪興産 設置方式事業主体設置場所 三重県松阪市西野町西野工業団地 稼働開始 ( 予定 ) 2013 年 3 月 つくば太陽光発電事業 1.99 地上 前田建設工業 茨城県つくば市 2013 年 3 月 2012 年度着工 積水ハウス静岡工場 1.98 屋根 積水ハウス 静岡県掛川市 2013 年 3 月 工場団地跡地 地上 ウエストエネルギーソリューション 佐賀県唐津市北波多 2013 年 3 月 南九州資材 鹿屋 地上 南九州資材 鹿屋市串良町有里 2013 年 3 月 町営牧場跡地 地上 スカイソーラージャパン 佐賀県唐津市肥前町 2013 年 3 月 九州バルカー工場内 1.88 地上 日本バルカー 福岡県飯塚市 2013 年 3 月 ゆうき農園太陽光発電事業 地上 ゆうき農園 茨城県 2012 年度 2012 年度着工 七洋物産所有地 地上 七洋物産 熊本県水俣市大迫 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 富里太陽光発電設備設置事業 地上 関電工 / 日本国土開発 / 日比谷総合設備 千葉県富里市 2012 年度 2012 年度着工 西都発電所 地上 サングリーン エコ 宮崎県西都市清水字宮川 2013 年 3 月 建設中 大阪ガス酉島 1.8 地上 大阪ガス 大阪府大阪市此花区酉島 2012 年度 東北福祉大運動場 1.8 地上 DMM.com 宮城県仙台市青葉区大倉 2013 年春 2013 年 2 月着工 エクセディ SB 兵庫 1.8 地上 エクセディ / 住金物産 兵庫県丹波市沢野 2013 年 3 月 足利メガソーラー 1.8 屋根 足利メガソーラー 栃木県足利市川崎町 2012 年度 相川プレス高根工場メガソーラー 1.8 地上 相川プレス工業 山梨県北杜市高根町村 2013 年 3 月 2012 年 11 月着工 JX 下松事業所メガソーラー発電事業 1.75 地上 JX 日鉱日石エネルギー 山口県下松市東海岸通り 2013 年 3 月 2012 年秋着工 那須塩原市青木サッカー場跡地太陽光発電所建設事業 明石クリーンセンター第 1 次埋め立て処分場跡地 1.75 地上 バイテック / 三井住友トラスト パナソニックファイナンス 稼働状況 栃木県那須塩原市 2012 年度 2012 年度着工 1.7 地上エナジーバンクジャパン / 大阪ガス / 明石市明石市大久保町松陰 2013 年春 堀内メガソーラー 1.7 地上 堀内土木 静岡県磐田市 2013 年春 2012 年秋着工 エス バイ エル山口工場 1.7 屋根 エス バイ エル 山口県山口市 2013 年 3 月 サンライトミタニ 1.6 地上 ミタニ建設工業 / ヤイロ商事 高知県芸西村西分乙 2013 年 4 月 津山市 倉庫用地 1.6 地上 旭シノソル ( マーチャント バンカーズ / 旭テクノプラント /Sinosol AG) 岡山県津山市 2013 年 3 月 中部自動車販売 杵築市 1.6 地上 中部自動車販売 大分県杵築市 2013 年 3 月 応用電機浜松工場 1.6 地上 / 屋根 応用電機 静岡県浜松市浜北区中瀬 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 伊達市松ヶ枝町 1.6 地上 北海道伊達市 北海道伊達市松ヶ枝町 2012 年度内 DMM.com 石川物流倉庫 1.53 屋根 DMM.com 石川県加賀市 2012 年度内 2012 年 7 月着工 おおさきメガソーラー 1.5 地上 住まい工房アイム 宮城県大崎市 2012 年度 2012 年度着工 萩ひまわりロードメガソーラー発電所 1.5 地上 日本メガソーラー発電 広島県萩市 2012 年度 2012 年 7 月着工 エネルギープロダクト 三沢市 1.5 地上 エネルギープロダクト 青森県三沢市早稲田地区 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 多度津山開発地 1.5 地上 秋山興産 香川県多度津町東白方 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 江別メガソーラー 1.5 地上 江別市 / ソーラーフロンティア / 道東電機 北海道江別市 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 長野通運太陽光発電 1.5 屋根長野通運 青森ポートリー 1.5 地上 青森ポートリー / 三井住友トラスト パナソニックファイナンス 長野市稲里町田牧 倉庫 4 棟屋根 青森県階上町 2012 年度内 2013 年 3 月上旬 2012 年 12 月着工 北見美園メガソーラー 1.5 地上 KS コーポレーション北海道北海道北見市美園 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 49

56 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 NTT-F 盛岡メガソーラー発電事業 1.5 地上 NTT-F 岩手県盛岡市 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 早稲田自然エネルギー発電事業 1.5 地上 エネルギープロダクト 青森県 2012 年度 2012 年度着工 関東伊丹電機太陽光発電設備設置事業 1.5 地上 関東伊丹電機 栃木県 2012 年度 2012 年度着工 ハウステック結城事業所太陽光発電設備設置事業 1.5 地上 ハウステック 茨城県 2012 年度 2012 年度着工 極東開発工業八戸工場メガソーラー発電事業 1.5 地上 極東開発工業 青森県八戸市 2013 年 3 月 2012 年度着工 RS テクノロジーズ三本木工場 1.5 屋根 RS テクノロジーズ 宮城県大崎市三本木音無 2012 年度内 笠間東工業団地 1.5 地上 第一実業 茨城県笠間市 2012 年 2 月 2012 年 10 月着工 東日運送株式会社三春物流センター太陽光発電所建設事業 1.5 屋根 東日運送 福島県田村郡三春町 2012 年度 2012 年度着工 中部自動車販売 足利市 1.5 地上 中部自動車販売 栃木県足利市 2013 年 3 月 極東開発工業福岡工場 1.5 地上 極東開発工業 福岡県飯塚市 2013 年 3 月 ソーラーウェイ 八丁平 1.48 地上 ソーラーウェイ 北海道室蘭市八丁平 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 奄美大島 1.4 地上 竹山産業開発 鹿児島県奄美市笠利町 2013 年 3 月 建設中 フィット 神山町阿野 1.35 地上 フィット 徳島県神山町 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 佐倉太陽光発電事業 1.31 地上 上野グリーンソリューションズ 茨城県 2012 年度 2012 年度着工 多摩川ホールディングス下関 1.3~1.5 地上 多摩川ホールディングス 山口県下関市豊浦町 2013 年 3 月 清水港メガソーラー 1.3 屋根 鈴与グループ 静岡県静岡市 2012 年度 津山ソーラーヴィレッジ 1.3 地上 茂山組 岡山県津山市新田 2013 年 3 月 堺ロジスティックセンター 1.27 屋根 日新 大阪府堺市堺区築港八幡町 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 デンカシンキ松山 1.26 地上 デンカシンキ 愛媛県松山市下難波 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 エス バイ エルつくば工場 1.25 屋根 エス バイ エル 茨城県つくば市 2013 年 3 月 2012 年度着工 宇部テクノパーク 1.25 地上 宇部テクノパークメガソーラー事業連合体 山口県宇部市 2013 年 3 月 トーカイ 広島市 地上 トーカイ 広島県広島市 2013 年 3 月 タカダグループ (7 ヶ所 ) 1.21 屋根 タカダ 沖縄県浦添市ほか 2013 年 3 月 未来工業 自社工場内屋根 1.2 屋根 未来工業 熊本県菊池市泗水町永 2013 年 3 月 建設中 福島町端免遊休地 1.2 地上 未来エネルギー 長崎県松浦市福島町 2013 年 3 月 桂スチール第 3 工場 1.2 屋根 桂スチール 岡山県備前市三石 2013 年 3 月 TAIKO 平生ソーラーパーク 地上 大晃機械工業 山口県熊毛郡平生町 2013 年 3 月 積水ハウス山口工場 1.15 屋根 積水ハウス 山口県山口市 2013 年 3 月 国富第 2 メガソーラー 1.1 地上 矢野産業 宮崎県東諸県郡国富町 2013 年 3 月 遠鉄ストア 15 店舗 1.1 屋根 遠州鉄道 静岡県浜松市 2013 年 3 月 オーミケンシ 加古川 1.1 屋根 オーミケンシ 兵庫県加古川市 2013 年 3 月 桐生市採石場跡地 1.1 地上 ソーラーウェイ 群馬県桐生市 2013 年 3 月 公楽 盛岡市 地上 公楽 岩手県盛岡市 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 日本生協連 篠栗冷蔵流通センター 屋根 日本生活協同組合連合会 福岡県篠栗町 2013 年 3 月 自社所有不動産 屋根 サンヨーグループ 島根県 2013 年 3 月 2013 年 1 月着工 本社工場 / 綾川工場 屋根 小松印刷 香川県高松市 / 綾川町 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 日本ウエスト東海工場 屋根 日本ウエスト 三重県川越町 2013 年 3 月 松山ゴルフ倶楽部 1 地上 松山観光ゴルフ 愛媛県東温市松瀬川 2013 年春 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 50

57 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 空の庭 郡山太陽光発電設備設置事業 1 地上 糀屋 福島県 2012 年度 2012 年度着工 本別ソーラーウェイ 1 地上 JAG 国際エナジー 北海道本別町西美里別 2013 年 3 月 2012 年 11 月着工 ルネサンス プロジェクト 1 屋根 ルネサンス エコファーム 山口県防府市 2013 年 4 月 いわきユアサ 1 地上 / 屋根 GS ユアサ 福島県いわき市 2012 年度内 2012 年秋着工 大阪ガス勝央 1 地上 大阪ガス 岡山県勝央町 2012 年度 プロロジスパーク座間 2 1 屋根 プロロジス 神奈川県座間市 2013 年 3 月 熊本上天草太陽光発電所 1 地上 日本アジアグループ / 山陽木材 熊本県天草市 2012 年度 2012 年 12 月着工 福島復興ソーラー ( 株 )( 南相馬ソーラー アグリパーク事業 ) 1 地上 NPO オフィス町内会 / キッズシティージャパンほか 福島県南相馬市 2013 年春 プロロジスパーク春日井 1 屋根 プロロジス 愛知県春日井市 2013 年 3 月 福島県内賃貸住宅実証事業 1 屋根 レオパレス 21/ 富士通 福島県内 2013 年 3 月 ヨシコン遠州工場 1 地上 ヨシコン 静岡県菊川市嶺田 2012 年度内 2012 年 8 月着工 リニューアブル ジャパン 肝付 1 地上 リニューアブル ジャパン 鹿児島県肝付町後田 2012 年度 横内工業 成田 1 地上 横内工業 千葉県成田市 2013 年 3 月 2012 年 11 月 本部ダム湖畔工場適地 1 地上 佐賀県武雄市 / 九電工 佐賀県武雄市 2013 年 3 月 2012 年 11 月着工 豊橋市メガソーラー発電所 1 地上 シーテック 愛知県豊橋市 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 農村ひろば用地 1 地上 藤田商店 香川県三豊市三野町下高瀬 2013 年 3 月 東部開発 釧路 1 地上 東部開発 北海道釧路市新野 2013 年 3 月 2012 年 11 月着工 西尾衣浦 14 号地 1 地上 愛知県西尾市 愛知県西尾市港町 2013 年度中 トーケミ鹿島工場 1 地上 トーケミ 茨城県神栖市太田 2012 年度 ちばリサーチパーク 1 地上 三菱地所 千葉県佐倉市 / 千葉市 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 大平原工業団地 1 地上 ミヨシ産業 鳥取県伯耆町 2013 年 3 月 2013 年 1 月 デイリーエッグ GP センター 1 屋根 デイリーエッグ 兵庫県赤穂市 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 鉾田市廃棄物処理場周辺遊休地 1 地上 インターアクション 茨城県鉾田市 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 昭洋商事所有地 1 地上 昭洋商事 岐阜県土岐市鶴里町柿野 2013 年 3 月 村田製作所野洲事業所 1 屋根 村田製作所 滋賀県野洲市大篠原 2013 年 3 月 2012 年 11 月着工 白鳥工業団地 1 地上 三愛 福岡県田川市 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 香月堂白鳥工場 1 地上 / 屋根 香月堂 愛知県豊川市 2013 年 3 月 北大野工業団地 ( やすだソーラーパワー ) 1 地上 荒川電工 / 安田町 高知県安田町 2013 年 3 月 2012 年 12 月着工 高見沢リサイクルセンター 1 地上 高見沢 長野県上田市殿城 2013 年 3 月 ミタルダ イクシアさつま川内一角池 1 地上 ミタデン 鹿児島県薩摩川内市 2013 年 3 月 2012 年 11 月着工 明光メガソーラー導入事業 1 地上 明光 茨城県 2012 年度 2012 年度着工 デンケン本社敷地内 1 地上 デンケン 大分県由布市 2012 年度 事務所隣接地 塩田跡地 地上 社会福祉法人松寿会 香川県坂出市 2013 年 3 月 北星産業茨城事業所 屋根 北星産業 茨城県 2012 年度 TTK 一関 0.86 地上 TTK 岩手県一関市 2013 年 3 月 2012 年 11 月着工 大阪ガス広川 地上 大阪ガス 和歌山県広川町 2013 年 3 月 2012 年 9 月着工 応用電機熊本工場 0.8 地上 / 屋根 応用電機 熊本県菊池市泗水町吉富 2013 年 3 月 2012 年 11 月着工 ソーラーウェイ 別海町 0.79 地上 ソーラーウェイ 北海道別海町 2013 年春 2012 年秋着工 ソーラーウェイ 厚岸 地上 ソーラーウェイ 北海道厚岸町白浜 2013 年 3 月 2012 年 9 月着工 ミツワ 篠山市 0.78 地上 ミツワ 兵庫県篠山市今田町市原 2013 年 3 月 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 51

58 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 日東工業 菊川工場 0.72 屋根 日東工業 静岡県菊川市西方 2013 年 3 月 積水ハウス東北工場 0.69 屋根 積水ハウス 宮城県色麻町 2013 年 3 月 マルツ三国鐘場太陽光発電所 地上 マルツ電波 福井県坂井市鐘場地区 2013 年 3 月 建設中 真柄志賀太陽光発電所 ( まがらソーラーファーム鳰の里 ) 0.6 地上 真柄建設 滋賀県 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 JOT ソーラーステーション郡山 0.6 地上 日本石油輸送 福島県郡山市 2013 年 3 月 2012 年 11 月着工 真柄五霞太陽光発電所 ( まがらソーラーファーム五霞の里 ) 0.6 地上 真柄建設 茨城県 2013 年 3 月 2012 年 10 月着工 カリツー物流センター 0.56 屋根 カリツー 愛知県刈谷市 2013 年 3 月 渚滑 1 丁目太陽光発電所 地上 小野水産 北海道紋別市渚滑 2013 年 3 月 2012 年 10 月 NAKAYABU フロンティア太陽光発電所 地上 大成開発 三重県松阪市 2013 年 3 月 プロロジスパーク北名古屋 0.5 屋根 プロロジス 愛知県北名古屋市 2013 年 3 月 大淀ソーラーパーク 0.5 地上 大淀開発 宮崎県北諸県郡三股町 2013 年 3 月 2013 年着工 日本デコラックス三重工場 0.5 地上 日本デコラックス 三重県川越町亀崎新田 2013 年 3 月 鹿屋ソーラーウェイ 0.5 地上 JAG 国際エナジー 鹿屋市輝北町上百引 2013 年 3 月 未定 プロロジスパーク多賀城 0.5 屋根 プロロジス 宮城県多賀城市 2013 年 3 月 日本デコラックス本社工場 0.5 屋根 日本デコラックス 愛知県扶桑町大字柏森 2013 年 3 月 プロロジスパーク鳥栖 屋根 プロロジス 佐賀県鳥栖市 2013 年 3 月 日本生協連 鳥栖ドライセンター 屋根 日本生活協同組合連合会 佐賀県鳥栖市 2013 年 3 月 日本生協連 鳥栖冷凍流通センター 屋根 日本生活協同組合連合会 佐賀県鳥栖市 2013 年 3 月 日本生協連 小野ドライセンター 屋根 日本生活協同組合連合会 兵庫県小野市 2013 年 3 月 日本生協連 尾道流通センター ( ドライ ) 屋根 日本生活協同組合連合会 広島県尾道市 2013 年 3 月 那須メガソーラー 0.45 地上 明電産業 栃木県宇都宮市西原 2013 年 3 月 2012 年 11 月着工 日本生協連 野田流通センター 0.35 屋根 日本生活協同組合連合会 千葉県野田市 2013 年 3 月 積水ハウス兵庫工場 0.28 屋根 積水ハウス 兵庫県加東市 2013 年 3 月 伊予市有地 (2.6ha) 地上 ソーラーウェイ 愛媛県伊予市中山町出渕 2013 年 3 月 メガソーラーいなべ 地上 西濃建設 三重県いなべ市藤原町 2013 年 3 月 建設中 スカイソーラー鹿屋打馬 地上 スカイ ソーラー ジャパン 鹿屋市打馬 2013 年 3 月 スカイソーラー鹿屋串良 地上 スカイ ソーラー ジャパン 鹿屋市串良町細山 2013 年 3 月 南紀田辺地方卸売市場 屋根 南紀田辺流通センター 和歌山県田辺市稲成町 2013 年 3 月 2013 年 1 月着工 伊勢二見メガソーラー光の街 5.2 地上 三重交通グループ ( 三交不動産 ) 三重県伊勢市 2013 年 4 月 2012 年 12 月着工 JA おきなわ関連施設 23 ヶ所 5.1 屋根 県営工業団地東そのぎグリーンテクノパーク内所有地 JA おきなわ / 沖縄協同ガス /JAMC ソーラーエナジー 沖縄県内 3.5 地上ツジデン長崎県東彼杵郡東彼杵町 稼働開始 ( 予定 ) 2013 年 4 月以降から順次開始 2013 年 4 月一部稼働 美作市中尾 工場跡地 3.4 地上 旭電業 / 環境発電 岡山県美作市 2013 年 4 月 2012 年 11 月 渋川市ソバ畑跡地 3.3 地上 オリックス 群馬県渋川市行幸田 2013 年 4 月 三ヶ山メガソーラー ( 埼玉県環境整備センター ) 3 地上 サイサン 埼玉県寄居町 2013 年 4 月 湘南サニーサイドマリーナ 横須賀 2.4 地上湘南サニーサイドマリーナ神奈川県横須賀市佐島 2013 年 4 月 2013 年 1 月着工林建設 伊佐市 3 ヶ所 2.3 地上林建設鹿児島県伊佐市 2013 年 4 月 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 52

59 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 メガソーラーつやざき ( 第 1 期 ) 2 地上 MM エナジー / 三井松島産業 福岡県福津市津屋崎 2013 年 4 月 2012 年 9 月着工 尾永井工場用地 2 地上 京セラ TCL ソーラー 大分県宇佐市 2013 年 4 月 2012 年 10 月着工 ヒラオカ石油 木更津 2 地上 ヒラオカ石油 千葉県木更津市 2013 年 4 月 2012 年 10 月着工 グリーンランドリゾート 遊休地 2 地上 ヒラオカ石油 熊本県荒尾市原万田 2013 年 4 月 2012 年 12 月着工 関西文化学術研究都市 2 地上 関西電力 / 京都府 大阪府精華町 2013 年 4 月 富士電機 山梨製作所 2 地上 富士電機 山梨県南アルプス市飯野 2013 年 4 月 2012 年 12 月 四万十 双海霊園 2 地上 東京の民間企業 高知県四万十市双海 2013 年 4 月 2013 年 4 月着工 MSM-1 発電所設置事業 地上 三沢市ソーラーシステムメンテナンス事業協同組合 ( 民間企業 4 社 ) 青森県三沢市大字三沢字小山田 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 2013 年 4 月 2012 年内着工 旧札幌工場太陽光発電所 1.82 地上 大和ハウス工業 北海道恵庭市白樺町 2013 年 4 月 2012 年 12 月着工 みどりの郷 1.5 地上 ジュリアン 岩手県金ヶ崎町 2013 年 4 月 2012 年 10 月着工 京セラ 金山工場用地 1.5 地上 京セラ 福岡県糸田町 2013 年 4 月 2012 年 11 月着工 速見インター工業団地 1.5 地上 京セラ TCL ソーラー 大分県杵築市山香町 2013 年 4 月 2012 年 10 月着工 山陽建設 田川市 1.4 地上 山陽建設 福岡県田川市伊加利 2013 年 4 月 2013 年 1 月着工 原公務所所有遊休地 1.3 地上 原公務所 島根県江津市敬川町 2013 年 4 月 向井原沖企業団地 1.2 地上 ユアサ商事 / ユアサクオビス 山口県平生町曽根 2013 年 4 月 2012 年 11 月着工 滋賀建機 東近江 地上 滋賀建機 滋賀県東近江市建部下野町 2013 年 4 月 2012 年 11 月着工 興和テック メガソーラー発電事業 1 地上 興和テック 熊本県玉名市 2013 年 4 月 2012 年 12 月着工 大坪石材太陽光発電 1 地上 大坪石材 佐賀県多久市の多久工場内 2013 年 4 月 三日月サンシャインパーク 1 地上 極東産機 兵庫県佐用町 2013 年 4 月 宮崎アスモ 宮崎県国富町工場敷地内 1 地上 宮崎アスモ 宮崎県国富町 2013 年 4 月 2012 年 12 月 みなみの里 鹿児島県鹿屋市 1 地上 みなみの里 鹿児島県鹿屋市 2013 年 4 月 中崎砕石 鹿児島県枕崎市 1 地上 中崎砕石 鹿児島県枕崎市 2013 年 4 月 2012 年 12 月着工 ヘルシーホーム 坂出市 1 地上 ヘルシーホーム 香川県坂出市林田町 2013 年 4 月 着工済 塩田跡地 1 地上 環境発電 岡山県玉野市田井 2013 年 4 月 旧南中跡地 1 地上 オートパル 宮城県白石市 2013 年 4 月 鉾田商工ソーラー発電 地上 鉾田商工ソーラー発電 / 鉾田市商工会 茨城県鉾田市台濁沢 2013 年 4 月 MSM-2 発電所設置事業 地上 三沢市ソーラーシステムメンテナンス事業協同組合 三沢市大字三沢字戸崎 2013 年 4 月 2012 年内着工 まえばし堀越町大規模太陽光発電事業 0.8 地上 東和銀リース 群馬県前橋市堀越町 2013 年 4 月 2012 年 11 月着工 坂口合名 米子 0.75 地上 坂口合名会社 鳥取県米子市 2013 年 4 月 チノー山形事業所 地上 チノー 山形県天童市 2013 年 4 月 着工済 小学校跡地 0.7 地上 馬野建設 鳥取県倉吉市 2013 年 4 月 大分日揮みらいソーラー 26 地上 日揮 大分県大分市 2013 年 5 月 2012 年 9 月着工 山口県長門市市有地 2 地上 ヤマネ鉄工建設 山口県長門市 2013 年 5 月 2013 年 1 月着工 佐賀市大和町 同社採石場跡地 2 地上 藤崎建設 佐賀県佐賀市 2013 年 5 月 久米南メガソーラー第 1 期 2 地上 久米南メガソーラー 岡山県久米南町 2013 年 5 月以降 2013 年 2 月着工 江津市社有地 1.9 地上 丸惣 島根県江津市敬川町 2013 年 5 月 日東工業 唐津工場 地上 日東工業 佐賀県唐津市厳木町浪瀬 2013 年 5 月 滋賀水口事業所 1.59 地上 積水化学工業 滋賀県甲賀市水口町泉 2013 年 5 月 メガソーラー大同プレーンベアリング 1.5 屋根 大同メタル工業 岐阜県関市 2013 年 5 月 2013 年 1 月着工 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 53

60 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 桔梗野工業団地 1.5 地上 大和エネルギー 青森県八戸市 2013 年 5 月 2012 年度着工 関電工 白岡 1.5 地上 関電工 埼玉県白岡市 2013 年 5 月 岡山県矢掛町有地 1.25 地上 玉プレ 岡山県矢掛町横谷 2013 年 5 月末 2013 年 3 月着工 豊和工業 稲沢工場内遊休地 1.1 地上 豊和工業 愛知県稲沢市 2013 年 5 月 旭電業 伯耆町 ( 第 1 期 ) 1.1 地上 旭電業 鳥取県伯耆町荘 2013 年 5 月 2013 年 1 月着工 霧島市所有地 地上 MR ダイケンシステムズ 鹿児島県霧島市牧園町 2013 年 5 月 東北日東工業 0.88 地上 日東工業 岩手県花巻市二枚橋 2013 年 5 月 三井物産 山口市 3.5 地上 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 山口県山口市秋穂東 2013 年 6 月 2012 年 11 月着工 養鰻池跡地跡地 3.1 地上アサヒコーポレーション / アサヒハウス工業 静岡県浜松市内と袋井市内の 3 カ所 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 2013 年 6 月 2013 年 2 月着工 三井物産田布施町 3 地上 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 山口県田布施町 2013 年 6 月 岩石採取事業跡地 2 地上 オーイズミ 神奈川県厚木市 2013 年 6 月 三井物産徳島市 2 地上 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 徳島県徳島市 2013 年 6 月 郵船商事 八雲町 2 地上 郵船商事 北海道八雲町 2013 年 6 月 2012 年 5 月 苫小牧柏原第一太陽光発電所 2 地上 シャープ 北海道苫小牧市 2013 年 6 月 2012 年 12 月着工 中之条町メガソーラー事業 上沢渡 2 地上 中之条町 群馬県中之条町 2013 年 6 月 北上市所有 旧口内住宅団地事業用地 2 地上 北良 岩手県北上市 2013 年 6 月 2013 年 3 月着工 苫小牧柏原第二太陽光発電所 2 地上 シャープ 北海道苫小牧市 2013 年 6 月 2012 年 12 月着工 サニックスソーラーパワーむなかた 2 地上 サニックス 福岡県宗像市 2013 年 6 月 2013 年 2 月着工 中之条町メガソーラー事業 下沢渡 2 地上 中之条町 群馬県中之条町 2013 年 6 月 吉野ヶ里メガソーラー 12 地上 NTT-F 戸上電機製作所 佐賀県神埼市 2013 年 6 月 2012 年 12 月 千葉県木更津市の民有地 1.99 地上 富士興産 千葉県木更津市 2013 年 6 月 2013 年 1 月着工 相馬第一発電所建設事業 1.99 地上 トーヨーエネルギーファーム / トーヨー建設ほか 福島県相馬市石上字箒平 2013 年 6 月 2012 年度着工 南海いずも台住宅地 ( 三井物産串本町 ) 1.8 地上 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 和歌山県串本町 2013 年 6 月 大隅ソーラーパーク 1.4 地上 南和 鹿児島県志布志市有明町 2013 年 6 月 2012 年 12 月着工 後谷調整池 1.36 水面 桶川市 / ウエストホールディングス 埼玉県桶川市赤堀 2013 年 6 月 杉野工務店 大洲市 地上 杉野工務店 愛媛県大洲市 2013 年 6 月 2013 年 3 月着工 四国大学所有地 1 地上 タカハタ 徳島県徳島市川内町 2013 年 6 月 バイテック 中之条町 1 地上 バイテック 群馬県中之条町五反田 2013 年 6 月 徳島県石井町高原 所有地 0.5 地上 みづほ電機 徳島県石井町高原 2013 年 6 月 太平洋セメント内田鉱業所 8.9 地上 大阪ガス / エナジーバンクジャパン 兵庫県洲本市由良町内田 2013 年 7 月 2012 年 12 月着工 京都福田所有地 4.5 地上 ベナート 京都府城陽市 2013 年 7 月 2013 年 1 月着工 美樹工業 兵庫県加西市 3.5 地上 美樹工業 兵庫県加西市 2013 年 7 月 LPG 基地跡地 3.5 地上 ENEOS グローブ 鹿児島県薩摩川内市 2013 年 7 月 2013 年 1 月 JFE ソーラーパワー津 3 地上 JFE エンジニアリング 三重県津市 2013 年 7 月 桑原城工業団地 2.8 地上 大林クリーンエナジー / 大林組 鹿児島県阿久根市 2013 年 7 月 金子国際物流ターミナル 2.2 屋根 大王海運 愛媛県四国中央市三島中央 2013 年 7 月 2013 年 4 月着工 DENKA ソーラーパワーしぶかわ 2.2 地上 電気化学工業 群馬県渋川市 2013 年 7 月 2012 年着工 岩手県矢巾町 町有地 2 地上 シリウス 岩手県矢巾町和味 2013 年 7 月 2013 年 4 月着工 笠岡湾干拓地 2 地上 三和鉄構建設 岡山県笠岡市鋼管町 2013 年 7 月 2012 年秋着工 ヤマザキマザック美濃加茂製作所 2 地上 ヤマザキマザック 岐阜県美濃加茂市 2013 年 7 月 2012 年 12 月着工 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 54

61 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 カガヤ 岩手工業団地 2 地上 カガヤ 岩手県岩手町 2013 年 7 月 2013 年 4 月着工 仁科産業 ショートゴルフ場跡地 2 地上 仁科産業 宮崎県高鍋町 2013 年 7 月 2012 年 12 月着工 伯東 伊倉津工業団地 2 地上 カナディアン ソーラー / 伯東 三重県津市 2013 年 7 月 東松山市の未利用地 2 地上 スマートエナジーサービス 埼玉県東松山市 2013 年 7 月 2013 年 5 月着工 養命酒工場跡地 2 地上 養命酒製造 埼玉県鶴ヶ島市 2013 年 7 月 2012 年 10 月着工 浜松市メガソーラー発電所 (A 区画 ) 1.99 地上 シーテック 静岡県浜松市西区呉松町 2013 年 7 月 三原事業所旧ナイロン製糸工場跡地 1.99 地上 帝人 広島県三原市円一町 2013 年 7 月 2013 年 3 月着工 アスティソーラー 1.98 地上 西日本プラント工業 福岡県宗像市 2013 年 7 月 2013 年 7 月予定 河下港臨海工業団地 地上 荒木燃料 島根県 2013 年 7 月 2013 年 4 月着工 エネ シード響南太陽光発電所 1.7 地上 エネ シードネクスト 北九州市若松区響南 2013 年 7 月 2013 年 4 月着工 山野井本社工場 地上 / 屋根 山野井 鹿児島県さつま市金峰町 2013 年 7 月 2013 年 2 月着工 エネシード長崎太陽光発電所 1.5 地上 エネ シード NOK 長崎県長崎市 2013 年 7 月 2013 年 4 月着工 カガヤ 盛岡市 1.45 地上 カガヤ 岩手県盛岡市玉山区滝沢村 2013 年 7 月 2013 年 4 月着工 協和エクシオ甲信支店 1.3 屋根 協和エクシオ 山梨県甲府市落合町 2013 年 7 月 神戸市所有 貨物集配拠点屋根 1.2 屋根 ノーリツ 兵庫県神戸市 2013 年 7 月 安井建設 自社所有地 1.15 地上 安井建設 長野県佐久市 2013 年 7 月 常滑市メガソーラー設置運営事業 1 地上 NTT-F 愛知県常滑市神明町 2013 年 7 月 2013 年 3 月着工 大阪市住之江区市有地 1 地上 伸和工業と日光エナジー開発の連合体 大阪府大阪市 2013 年 7 月 ウヨロ川沿町有地 1 地上 伸クオンタムアレンジメント / 伊藤組土建 / 北海道白老町 2013 年 7 月 電気化学工業 伊勢崎工場 1 屋根 電気化学工業 群馬県太田市 2013 年 7 月 2012 年着工 元湖陵病院用地 0.97 地上 ウエストエネルギーソリューション 島根県 2013 年 7 月 2013 年 4 月着工 尾道市高須町太陽光発電所 地上 日本アジアグループ 尾道市高須町 2013 年 7 月 2013 年 4 月着工 枚方市淀川衛生事業所内 0.6 地上 大阪府枚方市 大阪府枚方市出口 2013 年 7 月 アイテックソーラー (5 ヶ所 ) 8 地上 アイテックソーラー ( 伊藤組土建 / 玉川組 / 草野作工 / ドーコン ) 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 北海道恵庭市 / 北広島市 2013 年 8 月 2013 年 3 月着工 やまなしメガソーラー甲斐 5.1 地上三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信山梨県甲斐市 2013 年 8 月 2012 年 8 月着工 愛知県内物流センター 4 ヶ所 3.1 地上名港海運 愛知県名古屋市 / 弥富市 / 一宮市 / 飛鳥村 2013 年 8 月 2013 年 3 月着工 矢板産業団地 1 街区 3 地上 SB エナジー栃木県矢板市 2013 年 8 月 2013 年 2 月着工 芝山太陽光発電所 地上 SBS ホールディングス千葉県芝山町 2013 年 8 月 2013 年 5 6 月着工予定 板倉ニュータウン太陽光発電所 2.25 地上 群馬県 群馬県板倉町 2013 年 8 月 30 日 長崎ハウステンボス 2.1 地上 ハウステンボス 長崎県佐世保市江上町 2013 年 8 月 2013 年 1 月着工 六ケ所村次世代エネルギーパーク 2 地上 サイサン / 森和エナジー 青森県六ヶ所村 2013 年 8 月 2012 年 10 月着工 つくばメガソーラー発電所 2 地上 美樹工業 茨城県つくば市花島新田 2013 年 8 月 稼働 金森建設所有地 2 地上 金森建設 長野県大町市平借馬 2013 年 8 月 メガソーラーつやざき No.2 発電所 2 地上 MM エナジー / 三井松島産業 福岡県福津市 2013 年 8 月 2013 年 2 月着工 福島県塙町 町有地 2 地上 レオ ソーラー 福島県塙町 2013 年夏 岩瀬牧場 2 地上 福島ソーラーパワー / 日本ソーラー 福島県岩瀬郡鏡石町 2013 年 8 月 2013 年 4 月着工 蘇我地区メガソーラー設置運営事業 2 地上 ロイヤルリース 千葉県千葉市中央区 2013 年 8 月 2013 年 4 月着工 石巻泊浜太陽光発電所事業 10 地上 東光電気工事 / 丸本組 宮城県石巻市 2013 年 8 月 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 55

62 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 高石ラジオ送信所内 太陽光発電事業 1.99 地上 朝日放送 (ABC) 大阪府高石市 2013 年 8 月 2013 年 2 月着工 木更津送信所 地上 ニッポン放送 千葉県木更津市 2013 年 8 月 2013 年 1 月着工 日清紡 徳島事業所 1.75 地上 日清紡ホールディングス 徳島県徳島市川内町中島 2013 年 8 月 長島ラジオ送信所 地上 中部日本放送 (CBC) 三重県桑名市長島町 2013 年 8 月 2013 年 3 月着工 百島太陽光発電 1.5 地上 コイルセンターフジタ 広島県尾道市百島 2013 年 8 月 岡山ネオポリスの未利用地 1.5 地上 環境発電 岡山県赤磐市桜が丘東 2013 年 8 月 青森ポートリー 洋野町 1.5 地上 青森ポートリー 岩手県洋野町有家 2013 年夏 2012 年 12 月着工 佐々工業団地 1.5 地上 チョープロ 長崎県佐々町 2013 年 8 月 王子 HD 白糠町 1.3 地上 王子グリーンリソース 北海道白糠郡白糠町西庶路 2013 年 8 月 六甲西大規模太陽光発電施設 1 地上 クリハラント 兵庫県神戸市 2013 年夏 桂スチール第 1 工場 1 屋根 桂スチール 岡山県備前市吉永町 2013 年 8 月 六車運輸太陽光発電 1 地上 六車運輸 宮崎県川南町 2013 年 8 月 2013 年 1 月着工 広島県営 千代田工業 流通団地 1 地上 木下組 広島県北広島町 2013 年 8 月 マルツさかいクリーンセンター太陽光発電所 1 地上 マルツ電波 福井県坂井市坂井町今井 2013 年 8 月 2013 年 3 月着工 メカトロニクス高山メガソーラーパーク 1 地上 メカトロニクス 岐阜県高山市 2013 年 8 月 東武佐野線葛生駅南側 1 地上 東武鉄道 / 東武エネルギーマネジメント 栃木県佐野市葛生東 2013 年夏 2013 年春着工 大清水処分場 1 地上 名古屋市 愛知県名古屋市緑区 2013 年夏 デイリーエッグ岡山支店 1 屋根 / 地上 デイリーエッグ 岡山県美作市 2013 年夏 山口県田布施町 合材工場跡地 1 地上 三井住建道路 山口県田布施町 2013 年夏 カンダ 南東北物流センター 屋根 カンダホールディングス 宮城県名取市 2013 年 8 月 13 日 埼玉 杉戸ソーラーウェイ 0.5 堤防上 JAG 国際エナジー 埼玉県杉戸町 2013 年夏 2013 年着工 山京 松江 0.45 地上 山京 島根県松江市 2013 年夏 テス エンジニアリング 国東半島 50 地上 テス エンジニアリング 大分県日出町他 2013 年秋以降 2012 年 12 月着工 グンゼ工場屋根 5.4 地上 / 屋根グンゼ 兵庫県豊岡市 栃木県下野市 福島県本宮市 稼働開始 ( 予定 ) 2013 年 9 月 スパークス 北秋田 地上 スパークス グリーンエナジー & テクノロジー 秋田県北秋田市脇神地区 2013 年 9 月 2013 年 4 月着工 旧宮之城中学校跡地 2.6 地上 大林クリーンエナジー 鹿児島県さつま町 2013 年 9 月 2013 年 4 月着工 スマートエナジーサービス 東松山 2 地上 スマートエナジーサービス 埼玉県東松山市 2013 年夏 近鉄志摩スペイン村ソーラー発電所 2 地上 近畿日本鉄道 三重県志摩市磯部町三ヶ所 2013 年 9 月 2013 年 3 月着工 南部水みらいセンター 2 地上 NTT ファイナンス 大阪府泉南市 2013 年 9 月 1 日 2012 年 9 月公募 最上川流域下水道山形浄化センター 2 地上 山形環境エンジニアリング 山形県天童市大町 2013 年 9 月 相馬第 2 発電所 2 地上 トーヨーエネルギーファーム 福島県相馬市石上字二ツ池 2013 年 9 月 エジソンパワー 2 地上 エジソンパワー 千葉県木更津市 2013 年秋 2013 年 5 月着工 富士見町平岡 烏帽子用地 2 地上 富士見メガソーラー (FMK)/ 富士見町 長野県富士見町 2013 年 9 月 北海道虻田郡社有地 1.99 地上 日鉄鉱業 北海道虻田郡 2013 年 9 月 北九州市 産廃処分場跡地 1.99 地上 ひびき灘開発 福岡県北九州市若松区 2013 年 9 月 2013 年 4 月着工 三本松工業団地 地上 スカイ ソーラー ジャパン 鹿児島県南九州市 2013 年 9 月 2013 年 4 月着工 秋田市民有地 1.6 地上 エナジー イノベーション 秋田県秋田市河辺大沢 2013 年 9 月 成田鋼業名取第一太陽光発電事業 1.5 地上 成田鋼業 宮城県名取市下増田 2013 年秋 2013 年 1 月 養鰻地跡遊休地 地上 日本ガスコム 静岡県浜松市 2013 年 9 月 2013 年 4 月着工 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 56

63 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 大分県企業局松岡太陽光発電所 1.42 地上 大分県企業局 大分県大分市松岡 2013 年夏 2013 年 2 月着工 ソーラーパワー久慈 1.4 地上 東北ソーラーパワー / 東北電力 岩手県久慈市枝成沢 2013 年 9 月 2013 年 3 月 天草市市有埋め立て地太陽光発電 1.2 地上 英和運輸 / 山寿産業 熊本県天草市 2013 年 9 月 2013 年 3 月着工 あわじ佐野新島夢ソーラー 1.2 発電所 地上 淡路市 兵庫県淡路市 2013 年 9 月 着工済 多久みず環境保全センター 1 地上 九電工 佐賀県多久市 2013 年 9 月 2013 年 3 月着工 浜松 いなさ太陽光発電所 0.7 地上 中村建設 静岡県浜松市北区 2013 年 9 月 カンダ 蓮田物流センター 屋根 カンダホールディングス 埼玉県蓮田市 2013 年 9 月 1 日 シャープ 標津町川北地区 9.5 地上 シャープ 北海道標津町 2013 年 10 月 2012 年 11 月着工 女島埋立地 8 地上 コア テック / スパークス グリーンエナジー & テクノロジー (SGET) 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 熊本県芦北町 2013 年 10 月 2012 年 12 月着工 一関メガソーラー事業 No.1 8 地上リニューアブル ジャパン岩手県一関市 2013 年 10 月 2012 年 9 月着工 鹿児島七ツ島メガソーラー発電所 70 地上 京セラ /IHI/ みずほ CB/KDDI/ 九電工 / 鹿児島銀行 / 竹中工務店 鹿児島県鹿児島市七ツ島 2013 年 10 月 2012 年 9 月着工 JFE ソーラーパワー倉敷 6 地上 JFE エンジニアリング 岡山県倉敷市 2013 年 10 月 新見市スマートタウン構想 50 地上 QOLP 岡山県新見市哲多町 2013 年 10 月 JFE ソーラーパワー釧路 5 地上 JFE エンジニアリング 北海道釧路市ほか 2013 年 10 月 ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク 42.9 地上 SB エナジー / 三井物産 鳥取県米子市 2013 年秋 2013 年 1 月着工 西部浄化センター 地上 アイ ねっと 島根県 2013 年 10 月 2013 年 5 月着工 ダイフク 滋賀事業所内 4.4 地上 ダイフク 滋賀県日野町 2013 年秋 2013 年 2 月着工 富津地区配管送電線用地 3.98 地上 クリハラント 千葉県君津市 2013 年 10 月 北上市メガソーラー 3.5 地上 北上市 岩手県北上市上江釣子 2013 年秋 2013 年 7 月着工 東松島メガソーラー ( 市有地など 3 ヶ所 ) 3.5 地上 三井物産 宮城県東松島市 2013 年 10 月 2013 年 1 月 仁尾太陽光発電 2.5 地上 四電工 / 菅組 香川県三豊市 2013 年 10 月 2013 年 3 月 日奈久埋立地 2 画地メガソーラー 2.1 地上 大林クリーンエナジー 熊本県八代市 2013 年秋 タクマ播磨工場 2 地上 タクマ 兵庫県高砂市荒井町新浜 2013 年 10 月 2013 年 6 月着工 石狩 LNG 基地隣接地 2 地上 北海道ガス / 北ガスジェネックス 北海道石狩市新港中央 2013 年 10 月 2013 年 5 月着工 近畿大工業高等専門学校跡地 2 地上 トーエネック 三重県熊野市 2013 年 10 月 ときメガソーラーステーション 2 地上 愛知電機 岐阜県土岐市 2013 年 10 月 2013 年 4 月着工 岩通泉崎メガソーラー発電所 2 地上 岩崎通信機 福島県西白河郡泉崎村 2013 年 10 月 2013 年 4 月着工 宇多津町新幹線用地 / 多度津工場 / 高松運転所 1MW(3 ヶ所合計 ) 大阪ひかりの森プロジェクト 10 地上 地上 / 屋根 JR 四国 住友商事 / 大阪市 /J:COM/ 住友電工 / ダイヘン / 日立造船 / レンゴー /NTT-F/ 三井住友ファイナンス & リース / サミットエナジー 香川県宇多津町 香川県多度津町 香川県高松市 2013 年 10 月 大阪府大阪市 2013 年 10 月 2012 年 11 月着工 天王 船越第 2 地区 1.99 地上 菅与組 秋田県潟上市 2013 年 10 月 天王 船越第 1 地区 1.99 地上 沢木組 秋田県男鹿市 2013 年 10 月 大貫台地区復興産業集積区域 1.99 地上 プロミネンス / 大洗町 茨城県大洗町大貫町 2013 年 10 月 2013 年 2 月稼働 東部浄化センター 地上 平井建設 島根県 2013 年 10 月 2013 年 4 月着工 野洲市吉川地区メガソーラー事業 地上 京セラ TCL ソーラー 滋賀県野洲市吉川 2013 年 10 月 東洋町有地 2 ヶ所 1.7 地上 JMP 高知県安芸郡東洋町 2013 年 10 月 日新諏訪太陽光発電所 1.5 地上 日新商事 長野県諏訪市四賀 2013 年秋 2013 年 3 月着工 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 57

64 システム名 市総合環境センター 一般廃棄物最終処分場跡地 電力会社 中小規模 容量 (MW) 1.5 地上 設置方式事業主体設置場所 東京センチュリーリース /JFE エンジニアリング / 瀬下建設工業グループ 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 秋田県秋田市 2013 年 10 月 2013 年 4 月着工 残土処分場跡地 1.5 地上 南部町 鳥取県南部町鶴田 2013 年 10 月 2013 年 5 月着工 プリンスホテル所有遊休地 1.2 地上 西武ホールディングス 宮崎県日南市 2013 年 10 月 2013 年 4 月着工 袖ヶ浦浄水場メガソーラー設置運営事業 1 地上 堀川産業 国際航業グループ 千葉県袖ヶ浦市 2013 年 10 月 七宗町メガソーラー 1 地上 シーテック 岐阜県七宗町神渕段之峰 2013 年 10 月 2013 年 3 月着工 学校 跡地メガソーラー設置 運営事業者 地上 森口園芸土木グループ ( 守口園芸土木ほか ) 兵庫県上郡町井上 2013 年 10 月 西鉄筑紫工場 0.5 屋根 西日本鉄道 福岡県筑紫野市 2013 年 10 月 日光エナジー 築上町 0.5 地上 日光エナジー開発 福岡県築上町有安 2013 年 10 月 2013 年 4 月着工 ソーラーパワー鰺ヶ沢町 0.42 地上 東北ソーラーパワー 青森県鰺ヶ沢町 2013 年 10 月 2013 年 6 月着工 一の関調整池 地上 茨城県那珂市 茨城県那珂市福田 2013 年 10 月 北浦複合団地 区画 2 4 地上 関彰商事 茨城県行方市 2013 年 11 月 佐久市有地 2 地上 佐久市 長野県佐久市 2013/11 滋賀食肉センター 2 地上 / 屋根 滋賀食肉公社 / エナジーバンクジャパンほか 滋賀県近江八幡市長光寺町 2013 年 11 月 2013 年 4 月着工 千年の森工場用地 1.99 地上 コムシスクリエイト 群馬県昭和村 2013 年 11 月 2013 年 2 月着工 土佐くろしおソーラー発電 1.8 地上 スマートエナジー 高知県土佐清水市浦尻 2013 年 11 月 2013 年 4 月着工 萩野区自治会メガソーラー 1.5 地上 鈴鹿電設 鈴鹿テクト共同事業体 三重県津市芸濃町 2013 年 11 月 2013 年 3 月着工 大清水処分場 1 地上 愛知県名古屋市 愛知県名古屋市緑区鳴海町 2013 年 11 月 カンダ 久喜物流センター 屋根カンダホールディングス埼玉県久喜市 2013 年 11 月 18 日 網干沖地区太陽光発電 地上 兵庫県企業局 姫路市網干区網干浜 2013 年 11 月 2013 年 7 月着工 長野県営富士見高原産業団地 9.2 地上 シャープ 長野県富士見町 2013 年 12 月 2012 年度内着工 きしろ浦河町 5~7 地上 きしろ 北海道浦河町 2013 年 オリオンビール関連用地 5 地上 / 屋根 オリオンビール 沖縄県名護市 / 糸満市 2013 年後半 岡山県鏡野町所有地 3 ヶ所 4.39 地上山田養蜂場 岡山県鏡野町馬場 真加部 香々美 2013 年 12 月 2013 年 4 月着工 白糠太陽光発電所 30 地上 ユーラスエナジー ホールディングス 北海道白糠町 2013 年 3 月 2012 年 9 月着工 長州産業本社工場隣接地 地上 長州産業 山口県山陽小野田市 2013 年 12 月 2013 年 5 月着工 JFE ソーラーパワー多賀城 3 地上 JFE エンジニアリング 宮城県多賀城市 2013 年 12 月 2012 年度着工 妙見山 農地 2 地上 四電工 高知県安芸市 2013 年 12 月 2013 年 2 月着工 岐阜スーパーメガソーラー 15 地上 パワー ジェネレーション ジャパン 岐阜県 2013 年 水郷潮来ソーラー 14 地上 リアルコム / ミツウロコグリーンエネルギーほか 茨城県潮来市 2013 年 12 月 2013 年 3 月着工 大分臨海工業地帯 7 号地 10 地上 三井造船 / 三井不動産 大分県大分市日吉原 2013 年 12 月 2012 年 10 月着工 洋野角浜太陽光発電所事業 10 地上 東光電気工事 岩手県洋野町 2013 年 12 月 2012 年 8 月着工 大串干拓地 10 地上 インパクトエナジーアジア 広島県大崎上島町 2013 年 12 月 2013 年 4 月 秩父市メガソーラー 1~1.5 地上 エルゴサンジャパン 埼玉県秩父市大宮峯沢 2013 年 12 月 センコン物流 太陽光発電事業 1.86 地上 センコン物流 宮城県黒川郡大衡村 2013 年 12 月 2013 年 7 月着工 佐原運輸倉庫ほか 1.7 屋根 佐原グループ 静岡県湖西市 2013 年 12 月 2013 年 1 月着工 北弘電社 大樹ソーラーファーム 1.7 地上 北弘電社 北海道十勝地区大樹町 2013 年度下期 スカイソーラー芳賀町 1.6 地上 スカイ ソーラー ジャパン 栃木県芳賀町 2013 年 12 月 船越水道近くの市有地 地上 アイセス 秋田県男鹿市 2013 年 12 月 2013 年 3 月着工 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 58

65 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 あばしりしメガソーラー事業 1.5 地上 KS コーポレーション北海道 北海道網走市 2013 年 池田メガソーラー発電所 1.5 地上 ほくでんエコエナジー / 北海道電力 北海道池田町 2013 年 12 月 藤守最終処分場跡地メガソーラー 地上 新日邦 静岡県焼津市 2013 年 12 月 2013 年 1 月着工 富山市高島 下飯野県有地 太陽光発電所整備事業 1.3 地上 米原商事 富山市高島 下飯野 2013 年 12 月 みはらしの丘発電所 地上 山形パナソニック / 山形建設 / 東北電化工業 山形県上山市 2013 年 12 月 江津浄水場 0.43 地上 / 覆蓋 島根県企業局 島根県江津市 2013 年 12 月 2013 年 6 月 広島県営安浦産業団地 6 地上 寺田倉庫 広島県呉市 2014 年 1 月 やまなしメガソーラー ( 韮崎 ) 5.3 地上 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 山梨県韮崎市 2014 年 1 月 2012 年 8 月着工 エコサンクセンター 18.1 地上 九州新エネルギー機構 福岡県大牟田市健老町 2014 年 1 月 寄島干拓地 D 地区 1.99 地上 オリックス 岡山県浅口市 2014 年 1 月 レンゴー 愛知県春日井市 1.5 地上 レンゴー 愛知県春日井市 2014 年 1 月 伊太田代地区メガソーラー設置運営事業 1.5 地上 シーテック 静岡県島田市 2014 年 1 月 2013 年 8 月着工 レンゴー春日井新工場 1.5 屋根 レンゴー 愛知県春日井市 2014 年 1 月 西武鉄道 武蔵丘車両検修場 1.2 屋根 西武ホールディングス 埼玉県日高市 2014 年 1 月 2013 年 4 月着工 中園廃棄物最終処分場跡地 1 地上 スカイソーラージャパン 北海道旭川市 2014 年 1 月 2013 年春着工 富山市内遊休地 6 地上 スパークス グリーンエナジー & テクノロジーほか 富山県富山市舟倉地区 2014 年 2 月 2013 年 4 月着工 矢城牧場跡地 21.5 地上 大林組 / 松下組 熊本県葦北郡芦北町高岡 2014 年 2 月 2012 年 11 月着工 エネ シードひびき太陽光発電所 20.5 地上 西部ガス / 旭硝子 北九州市若松区向洋町 2014 年 2 月 2013 年 4 月 ジー エム ジーエコエナジー柳井太陽光発電所 稼働開始 ( 予定 ) 13 地上 GMG 山口県柳井市 2014 年 2 月 不燃物リサイクルセンター 1 地上 シーテック 三重県鈴鹿市国分町字亀谷 2014 年 2 月 2013 年 8 月着工 市内公共施設 5 ヶ所 計 2.2 地上 大分県豊後大野市 大分県豊後大野市 2013 年度 日本製紙勿来工場 9.3 地上 日本製紙 福島県いわき市勿来町 2013 年度 垂水市高峠太陽光発電所 8.8 地上 リニュ - アブル ジャパン 鹿児島県垂水市 2014 年 3 月 2013 年 3 月着工 高峠つつじケ丘公園近くの市有地 8.8 地上 リニューアブル ジャパン 鹿児島県垂水市 2013 年度 2012 年 8 月着工 枕崎空港跡地 地上 オリックス / 九電工 鹿児島県枕崎市 2014 年 3 月 2013 年 7 月着工 残土処分場跡地 5 地上 IDEC/ 佐用町 兵庫県佐用町 2014 年 3 月 そら太陽光発電設備設置事業 5 地上 そら 栃木県 2013 年度 2012 年度着工 北浦複合団地 区画 3 5 地上 NTT-F 茨城県行方市 2014 年 3 月 淡路島 土砂採掘場跡地 40 地上 ユーラスエナジー ホールディングス 兵庫県淡路市 2013 年度 2013 年 1 月着工 北浦複合団地 区画 地上 日昇つくば 茨城県行方市 2014 年 3 月 水戸ニュータウン 30 地上 くにうみアセットマネジメント 茨城県水戸市 / 城里町 2014 年 3 月 2013 年 3 月着工 岡山空港 3.5 地上 岡山県企業局 岡山県岡山市北区日応寺 2014 年 3 月 2013 年 2 月着工 広島県 LLP 東広島市 3.5 地上 広島県 / エネルギア ソリューション 広島県東広島市福富町 2013 年度 清水町 3.5 地上 丸紅 北海道清水町 2014 年 3 月 2013 年 4 月着工 花吉野ガーデンヒルズ 3 地上 近畿日本鉄道 / 関西電力 / 日産自動車 奈良県大淀町福神 2014 年 3 月 2013 年 9 月着工 仙台空港岩沼臨空 矢野目工業団地 26 地上 日立製作所 / 丸紅 / 日本設計 宮城県岩沼市 2013 年度 2012 年度着工 コスモ石油 太陽光発電事業 全国 8 ヶ所 26 地上コスモ石油 / 昭和シェル石油 / 日本政策投資銀行 コスモ石油の日立油槽所跡地など全国 8 ヶ所 2013 年末に 3~4 ヶ所で稼働予定 三井不動産苫小牧太陽光発電 23 地上三井不動産北海道苫小牧市字勇払 2013 年度 2012 年 11 月着工 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 59

66 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 白河太陽光発電所建設事業 地上 日本ソーラー 福島県 2013 年度 2012 年度着工 京丹波町有地 地上 サカエリックエネルギー開発 / サカノシタ 京都府京丹波町大倉 2013 年度 広島県 LLP 庄原市 2.3 地上 広島県 / エネルギア ソリューション 広島県庄原市是松町 2013 年度 札内町の市有地 2.1 地上 大林組 北海道登別市札内町 2013 年度 一関市千厩メガソーラー事業 2 地上 リニューアブル ジャパン 岩手県一関市 2013 年度 2012 年度着工 高根沢町太陽光発電事業 2 地上 荒川建設 栃木県塩谷郡高根沢町 2013 年度 2012 年度着工 愛島台メガソーラー事業 2 地上 九電工 / グリーン企画建設 宮城県名取市愛島台地区 2014 年 3 月 福江港内 2 地上 五島市 長崎県五島市 2013 年度内 北利根太陽光発電設備設置事業 2 地上 渡辺興産 茨城県古河市北利根 2013 年度 2012 年度着工 下山田町有地 2 地上 古川 / シャープ / 東亜道路工業 神奈川県大井町山田地内 2014 年春 2013 年 4 月着工 中央卸売市場 本棟屋根 総合食品センター売り場施設棟屋根 2 屋根 岩手県盛岡市 岩手県盛岡市 2014 年 3 月 2013 年 7 月着工 土浦メガソーラー事業 2 地上 JX 日鉱日石エネルギー 茨城県土浦市 2013 年度 2012 年度着工 鹿島工場西地区 13 地上 カネカ 茨城県神栖市 2013 年度 残土処分場跡地 12 地上 中電工ほか 7 社 島根県出雲市 2013 年度 レオパレス 屋根レオパレス 21 全国の管理物件 7,000 棟の屋根 稼働開始 ( 予定 ) 2014 年 3 月末 兵庫精油所跡地 10 地上 出光興産 兵庫県姫路市 2014 年 3 月 ソーラーネットワークス太陽光発電設備 地上 ソーラーネットワークス 栃木県 2013 年度 2012 年度着工 ロイヤルカントリークラブ 太陽光発電事業 地上 アストラ 栃木県 2013 年度 2012 年着工 ロイヤルカントリークラブイースト 太陽光発電事業 地上 東邦企業有限会社 栃木県 2013 年度 2012 年度着工 相馬太陽光発電設備設置事業 地上 吉野石膏 福島県相馬市 2013 年度 2012 年度着工 ラフォーレ白河ゴルフコース 1.99 地上 森トラスト 福島県泉崎村 2013 年度 2012 年度着工 岩沼工場太陽光発電設備設置事業 1.95 地上 日本製紙 宮城県岩沼市 2013 年度 2012 年度着工 相模原市 一般廃棄物処理場跡地 1.9 地上 ノジマ / パナソニック ES エンジニアリング / 朝日建設神奈川県相模原市南区 2014 年 3 月 2013 年 8 月着工 長崎市有地 高島 1.8 地上 ワールドパブリック / 西日本パブリック 長崎県長崎市高島町 2013 年度 滝川市有地 1.75 地上 伯東 北海道滝川市 2013 年度 2012 年度 宮城岩出山太陽光発電設置事業 地上 合同会社 JRE 岩出山 宮城県大崎市 2013 年度 2012 年度着工 ソフトバンク嬉野市 1.6 地上 SB エナジー 佐賀県嬉野市 2014 年 3 月 クワザワ 北海道の社有地 1.6 地上 クワザワ 北海道長沼町 2013 年度中 2013 年夏着工 南相馬太陽光発電設備設置事業 1.5 地上 加藤道路 福島県南相馬市 2013 年度 2012 年度着工 一関川崎町メガソーラー事業 1.5 地上 リニューアブル ジャパン 岩手県一関市 2013 年度 2012 年度着工 長府製作所宇都宮工場 1.2 屋根 長府製作所 栃木県宇都宮市 2014 年 3 月 あわじ佐野新島夢ソーラー 1 発電所 あわじ佐野新島夢ソーラー 2 発電所 地上クリハラント兵庫県淡路市 2013 年度 JR 東日本京葉車両センター 1.05 地上 東日本旅客鉄道 (JR 東日本 ) 千葉県千葉市美浜区 2014 年 3 月 青森県南部町法師岡 福地工業団地 1 地上 田名部組 / 二本木油店 青森県南部町法師岡 2014 年 3 月 元園芸試験場村山圃場 1 地上 山形県企業局 山形県村山市 2014 年 3 月 マルツ鷹巣太陽光発電所 ( おひさま さまさま鷹巣 de 太陽光発電事業 ) 1 地上 マルツ電波 福井県福井市 2014 年 3 月 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 60

67 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 プロロジスパーク北本 1 屋根 プロロジス 埼玉県北本市 2014 年 3 月 県立淡路島公園メガソーラー設置事業 1 地上 クリハラント 兵庫県 2013 年度 2013 年度着工 青森市ごみ処理施設 1 地上 三菱重工環境 化学エンジニアリング 青森県青森市 2014 年頃 小田原市内未利用地 1 地上 ほうとくエネルギー 神奈川県小田原市 2013 年度 2013 年夏着工 西部ガス 長崎工場 第 2 期 1 地上 エネ シード NOK 長崎県長崎市 2013 年度中 2013 年 4 月着工 鳥羽水環境保全センター 1 屋根 京都市上下水道局 京都府京都市南区 2013 年度 那須太陽光発電設備設置事業 1 地上 ユーエムエー 栃木県那須郡那須町 2013 年度 2012 年度着工 関西国際空港貨物施設 1 屋根 新関西国際空港会社 大阪府泉佐野市 2014 年春 中部鋼鈑 太陽光発電事業 1 屋根 中部鋼鈑 名古屋市中川区小碓通 2014 年 3 月 アオモリパイル太陽光発電設備設置事業 1 地上 アオモリパイル 青森県八戸市 2013 年度 2012 年度着工 広島県 LLP 竹原市 0.8 地上 広島県 / エネルギア ソリューション 広島県竹原市高崎町 2013 年度 若狭おおい太陽光発電所 0.5 地上 関西電力 福井県おおい町 2013 年度 産業廃棄物最終処分場 0.5 地上 福井県産業廃棄物処理公社 福井県福井市 2014 年 3 月 佐那河内村内 地上 尾尻地区耕作放棄地利活用友の会 徳島県佐那河内村 2013 年度 徳島県三野町内の放棄地 地上 ドリーム生産組合 徳島県三野町 2013 年度 はしかみ未来エナジーパーク 地上 NPO グリーンシティ 青森県階上町 2013 年度 2012 年度内着工 GL プロパティーズ太陽光発電 屋根 GL プロパティーズ 国内保有の 22 施設 2014 年 3 月 白河ソーラー発電事業 8 地上 乃木坂トラスト 福島県白河市 2013 年度 2012 年度着工 大分ソーラーパワー 81.5 地上丸紅 大分県大分市日吉原 3 大分臨海工業地帯 6 号地 B/C-1 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 2014 年 4 月 2013 年 1 月着工 三田カルチャータウン学園用地 6.8 地上 兵庫県企業局 兵庫県三田市学園 年 4 月 2013 年 7 月着工 北浦複合団地 区画 4 4 地上 日立キャピタル / 日立製作所 茨城県行方市 2014 年 4 月 JFE ソーラーパワー芳賀 11 地上 JFE ホールディングス 栃木県芳賀郡芳賀町 2014 年 4 月 2012 年度着工 柏の葉キャンパス駐車場屋上 1 屋根 三井不動産 / 柏市 千葉県柏市 2014 年 4 月 東京サマーランド駐車場 0.9 駐車場 東京都競馬 東京都あきる野市 2014 年 4 月 小名浜石油遊休地 6 地上 三菱商事 福島県いわき市 2014 年 8 月 一般廃棄物処理場跡地 2 地上 サイサン / 森和エナジー 山口県防府市牟礼津崎沖 2014 年 8 月 2013 年 4 月着工 日本化成小名浜工場 12 地上 三菱商事 福島県いわき市小名浜 2014 年 8 月 旭電業 伯耆町 ( 第 2 期 ) 3.4 地上 旭電業 / 環境発電 鳥取県伯耆町荘 2014 年秋 2013 年 4 月頃着工 近鉄ゆめが丘ソーラー発電所 15 地上 近畿日本鉄道 三重県伊賀市ゆめが丘 年 9 月 エルナー白河工場太陽光発電事業 1.99 地上 / 屋根 エルナー /JA 三井リース 福島県西白河郡西郷村 2013 年秋 2012 年度着工 たはらソーラー ウインド共同事業 50 地上 三井化学 / 東芝 / 三井物産 / 東亞合成 / 三井造船 愛知県田原市 2014 年 10 月 2012 年 11 月着工 木曽岬干拓地 48.7 地上丸紅 三重県桑名市 木曽岬町 愛知県弥富市 2014 年 10 月 2013 年 5 月着工 とよころ飛行場 30 地上 ユーラスエナジーホールディングス 北海道豊頃町茂岩 2014 年 10 月 鬼怒川カントリークラブ 15 地上 鬼怒川カントリークラブ 栃木県日光市高徳 2014 年秋 北弘電社 とかちソーラーファーム 5.1 地上 北弘電社 北海道十勝地区大樹町他 2014 年度下期 JR 西日本遊休地 5 地上 西日本旅客鉄道 (JR 西日本 ) 山口県山陽小野田市 / 宇部市 2014 年 12 月頃 宇部太陽光発電所 3 地上 中国電力 山口県宇部市 2014 年 12 月 2013 年 10 月着工 オリックス白老町メガソーラー 17 地上 オリックス 北海道白老町緑町 2014 年 12 月 2013 年 4 月着工 本別メガソーラー発電所 1.5 地上 ほくでんエコエナジー / 北海道電力 北海道本別町 2014 年 12 月 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 61

68 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 立山町 1 地上 富山県環境技術事業協同組合 富山県立山町天林 2014 年 2013 年 6 月着工 愛知県田原市 工業団地 77 地上 三菱商事 / シーテック 愛知県田原市 2015 年 1 月 JFE ソーラーパワー清水 10 地上 JFE エンジニアリング 静岡県静岡市清水区 2015 年 1 月 原町太陽光発電所 1 地上 東北電力 福島県南相馬市 2015 年 1 月 メガソーラーしみず 8 地上 中部電力 静岡県静岡市清水区三保 2015 年 2 月 建設中 苫東メガソーラー 79 地上 SB エナジー 北海道苫小牧市 2014 年度 2012 年内着工 久米南メガソーラー第 2 期 30 地上 久米南メガソーラー 岡山県久米南町 2015 年 3 月 2013 年 5 月着工 牧場用地 岩手県一関市 地上 オプトロム 岩手県一関市 2014 年度末 宮城県内ゴルフ場太陽光発電事業 20 地上 ユーラスエナジーホールディングス 宮城県 2014 年度 2012 年度着工 虹技 兵庫県の姫路東工場内 2 地上 虹技 兵庫県姫路市 2014 年度 矢吹太陽光発電事業 16 地上 ユーラスエナジーホールディングス 福島県矢吹町 2014 年度 2012 年度着工 九州メガソーラー 11 地上 九州メガソーラー / 国東市 大分県国東市 2013 年度 南相馬市メガソーラー 100 地上 東芝 大成建設 双日 福島県南相馬市 2014 年度 2012 年度着工 神栖市南浜太陽光発電事業 10 地上 JFE ホールディングス 茨城県神栖市 2014 年度 2012 年度着工 フェニックス事業用地 ( 東海岸町沖地区 ) 10 地上 NTT-F/ パナソニック ES 産機システム 兵庫県尼崎市船出 2013 年 4 月以降 2013 年度早期 細谷自然エネルギー発電事業 10 地上 サイエンテック 青森県 2014 年度 2012 年度着工 最上川流域下水道村山浄化センター 地上 野口鉱油 山形県東根市長瀞 2014 年度 若狭高浜太陽光発電所 0.5 地上 関西電力 福井県高浜町 2014 年度 富津 砂利採取場跡地北側 30 地上 グリーンパワーインベストメント 千葉県富津市 2015 年春 富津 砂利採取場跡地南側 30 地上 リサイクルワン / ミツウロコグリーンエネルギー 千葉県富津市 2015 年春 埼玉県本庄市ナック工場 1 屋根 ナック 埼玉県本庄市 2015 年 4 月 ナイカイ塩業所有地 14 地上 三菱商事 / エネルギア ソリューション アンド サービス (ESS) 稼働開始 ( 予定 ) 岡山県玉野市 2015 年 5 月 協和エクシオ 韮崎市 1.5 地上協和エクシオ / 内藤ハウス山梨県韮崎市 2015 年 7 月 錦海塩田跡地 250 地上 瀬戸内 Kirei 未来創り連合体 ( 日本 IBM/NTT 西日本 / 東洋エンジニアリング / 自然電力 / ゴールドマン サックス / くにうみアセットマネジメント / ジャーマン インターナショナル ) 稼働状況 岡山県瀬戸内市 2016 年 3 月 2013 年 4 月着工 新潟東部太陽光発電所 (3 号系列 ) 15 地上 新潟県 新潟県阿賀野市 2015 年度 パナソニック春日井工場 1 屋根 パナソニック エコシステムズ 愛知県春日井市 2018 年まで 田川畜産センター 5 地上 九州メガソーラー 福岡県 不明 佐世保市 宇久島 400 地上 ドイツの開発会社 長崎県佐世保市宇久町 未定 不明 平和清武発電所 4 地上 平和リース 宮崎県宮崎市清武町 不明 苫小牧柏原第三太陽光発電所 38 地上 シャープ 北海道苫小牧市 不明 福島空港 GOLF CLUB 30 地上 サニーヘルス 福島県須賀川市 未定 GMG 相馬 30 地上 ジー エム ジーエコエナジー 福島県南相馬市 相馬市 未定 リクシル須賀川工場 3.8 屋根 リクシル 福島県須賀川市 未定 亀山市野村町遊休地 3 地上 ZTV 三重県亀山市野村町 未定 2013 年 1 月着工 内尾県有地 3 地上 未公表 岡山県岡山市南区 未定 IDEC 福崎町 3 地上 IDEC/ アイデックコントロールズ 兵庫県福崎町 不明 白糠第 2 太陽光発電所 21 地上 ユーラスエナジー ホールディングス 北海道白糠町 未定 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 62

69 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 福島県相馬市 太陽光発電事業 20~30 地上 国際自然エネルギー推進 福島県相馬市 不明 SP1 釧路音別メガソーラー太陽光 20 地上 ソーラーパワー 1 北海道釧路市 不明 トリアス久山 太陽光発電事業 2.8 屋根 トリアス久山 福岡県久山町 不明 コムシスホールディングス 常陸太田市 2.8 地上 コムシスホールディングス 茨城県常陸太田市 不明 石山工業団地 2.7 地上 SB エナジー 北海道白老町 2013 年 7 月 2013 年 1 月着工 コムシスホールディングス 三重県津市 2.7 地上 コムシスホールディングス 三重県津市 不明 不燃物処理場跡地 2.6 地上 SB エナジー 兵庫県高砂市曽根町 未定 ホンダ寄居工場 2.6 屋根 本田技研工業 埼玉県寄居町 不明 上田広域ごみ処理施設 2.5 地上 上田地域広域連合 長野県上田市常磐城地区 未定 たにはま公園 メガソーラー設置事業 2.4 地上 廣瀬 新潟県上越市 不明 2013 年 6 月着工 美濃工業 本社工場敷地内 2.4 地上 美濃工業 岐阜県中津川市 不明 行田ソーラーウェイ 2.3 地上 JAG 国際エナジー 埼玉県行田市 未定 2013 年度内予定 南海電鉄社有地 2 地上 三井物産 / 東京海上アセットマネージメント 和歌山県串本町 未定 相賀浄水場 メガソーラー施設設置事業 2 地上 静岡県大井川広域水道企業団 静岡県島田市 不明 岐阜県 海津市 一般廃棄物最終処分場 2 地上 岐阜県海津市 岐阜県海津市 不明 県有地メガソーラー設置事業 2 地上 富山県 富山県射水市 不明 泉佐野 水上メガソーラー 2 水上 ウエストホールディングス 大阪府泉佐野市 不明 大仙地区メガソーラー 2 地上 栗本ホールディングス 東広島市河内町入野 未定 新中央卸売市場予定地 2 屋根 東京都 東京都江東区豊洲 計画中 ため池の埋め立て地 2 2 地上 神戸物産 兵庫県稲美町 不明 ため池の埋め立て地 3 2 地上 神戸物産 兵庫県稲美町 不明 泉大津フェニックス 18.9 地上 SB エナジー 大阪府泉大津市 未定 十勝スピードウェイ 18.2 地上 MSF( 株 ) 北海道更別村 構想段階 シャープ堺コンビナート 18 地上 関西電力 大阪府堺市 未定 名取市 県農業高校管理地 15~30 地上 宮城県 宮城県名取市 不明 貯炭場跡地 14 地上 SB エナジー 熊本県荒尾市大島 不明 名古屋港遊休地 12 地上 豊田通商 /NTT-F 愛知県知多市 未定 大林組社有地 11 地上 大林グリーンエナジー 兵庫県神戸市 未定 亘理町メガソーラー事業 100 地上 NTT グループ 宮城県亘理町 2012 年内着工 宮城県大衡村 ( 工業団地ほか ) 10~20 地上 トヨタグループ 宮城県大衡村 未定 熊本県南阿蘇村 10~20 地上 リニューアブル ジャパン 熊本県南阿蘇村 未定 苫小牧港 西港臨海部 10 地上 神戸物産 北海道苫小牧市晴海町 未定 2013 年春着工 神戸物産湧別町 10 地上 神戸物産 北海道湧別町 未定 布施畑処分場 10 地上 神戸市 兵庫県神戸市西区 未定 ミサワホーム福岡工場 屋根 ミサワホーム 福岡県鞍手町大字中山 不明 白石工業団地厚生用地 地上 JAG 国際エナジー / 国際航業 / 安川電機 福岡県 不明 シネマックス北見ソーラー 地上 ロイヤルリース 北海道北見市 不明 三井物産 四日市 1.8 地上 三井物産 三重県四日市市 不明 グリューネン入野 1.8 地上 シービーエス 広島県東広島市 未定 一般廃棄物最終処分場跡地 1.75 地上 岐阜市 岐阜県岐阜市北野阿原 未定 市有地メガソーラー設置 運営事業 地上 芝浦グループホールディングス 福岡県飯塚市 不明 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 63

70 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 きつつき森の発電所 1.6 地上 飛騨産業 岐阜県高山市 不明 神河保安林 1.54 地上 サンエジソン ジャパン 兵庫県神河町 未定 牧野ふれあい広場 1.5 地上 岐建 コスモ石油 JV 岐阜県濃加茂市牧野 不明 三高商事子会社遊休地 1.5 地上 三高商事 栃木県那須塩原市 不明 ゴルフ場跡地 1.5 地上 神流町 群馬県神流町 未定 北海道厚真町ソーラー 1.5 地上 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 北海道勇払郡厚真町 不明 富山県氷見市民有地メガソーラー事業 1.5 地上 富山県 富山県氷見市 不明 湧別町上湧別屯田市街地メガソーラー 1.5 地上 シャープ / 陽気堂クリエート工業 北海道湧別町 未定 宮本商産 幕別太陽光 地上 宮本商産 北海道幕別市 不明 中部セキスイハイム工業 1.48 地上 積水化学工業 愛知県豊橋市 未定 幕別明野太陽光発電所 地上 アルムシステム 北海道幕別町 不明 九州積水工業 1.38 地上 積水化学工業 佐賀県神埼市 未定 渚滑 8 丁目太陽光発電所 1.3 地上 小野水産 北海道紋別市渚滑 8 未定 ティー ワイ太陽光発電所 地上 ティー ワイ 北海道帯広町 不明 養豚場跡地 1.2 地上 ウエストエネルギーソリューション 長崎県大村市 不明 三晃金属工業 / カリモク家具 1.2 地上 三晃金属工業 不明 不明 2013 年 1 月着工 伊方町牧草地 1.2 地上 ソーラーウェイ 愛媛県伊方町小島 不明 セキスイボード 水口事業所 地上 積水化学工業 滋賀県甲賀市 未定 アドバンテック 西条 1 地上 アドバンテック 愛媛県西条市 未定 日本ガスコム浜松 1 地上 日本ガスコム 浜松市浜北区善地 未定 グリーンシティおいらせ町 1 地上 NPO グリーンシティ 青森県おいらせ町 未定 静ケ谷最終処分場跡地 2 1 地上 須山建設 静岡県浜松市西区呉松町 2013 年 7 月 JC サービス妙高市 1 地上 JC サービス / 新潟スマートコミュニティ事業 新潟県妙高市 未定 金沢動物園 1 地上 横浜市 神奈川県横浜市金沢区 2011 年以降 八ケ岳中央農業実践大学校 1 地上 茅野まちづくり研究所有限責任事業 / 地域エネルギーイニシアティブ組合 長野県茅野市玉川未定 北海道内 1 地上 カナディアンソーラー 北海道内 不明 白石市 河川沈砂池予定地 1 地上 宮城県 宮城県白石市 不明 川崎市長沢浄水場 1 地上 川崎市 神奈川県川崎市 未定 おひさま BUN SUN メガソーラープロジェクト 1 地上 / 屋根 岡谷酸素 長野県諏訪市 未定 東郷町県有地メガソーラー設置運営事業 1 地上 鹿児島県薩摩川内市 鹿児島県薩摩川内市 不明 猪名川ニュータウン 1 地上 猪名川町 兵庫県猪名川町つつじが丘 2 未定 GS ユアサ群馬事業所 1 地上 / 屋根 GS ユアサ 群馬県伊勢崎市 未定 GS ユアサ長田野事業所 1 地上 / 屋根 GS ユアサ 京都府福知山市 未定 GS ユアサ京都事業所 1 地上 / 屋根 GS ユアサ 京都府京都市 未定 スマートファーム浦河 1 地上 日本再生トラスト LLC 北海道浦河町 不明 幕別千住ソーラー 1 地上 浅井建材 北海道中川郡幕別町 不明 袖ケ浦浄水場 1 地上 千葉県 千葉県袖ケ浦市代宿 未定 明石クリーンセンター第 2 期メガソーラー 1 地上 きしろ 兵庫県明石市大久保町松陰 不明 マイティー池田川合ソーラー 地上 マイティー 北海道池田町 不明 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 64

71 システム名 電力会社 中小規模 容量 (MW) 設置方式事業主体設置場所 ミサワホーム関東物流センター 屋根 ミサワホーム 千葉県野田市 不明 工藤建材工業太陽光 地上 工藤建材工業 北海道苫小牧市 不明 セブンプラザ 南大隅町 地上 セブンプラザ 鹿児島県南大隅町 不明 池田太陽光発電所 0.9 地上 ワタナベ企画 北海道池田町 不明 マイティー大樹ソーラー 地上 マイティー 北海道大樹町 不明 中四国セキスイハイム工業 地上 積水化学工業 岡山県岡山市 未定 セキスイボード群馬事業所 地上 積水化学工業 群馬県伊勢崎市 未定 旧千歳小学校跡地 地上 戸倉商店 / エネライズ 千葉県南房総市 未定 マイティー尺別ソーラー 0.8 地上 マイティー 北海道釧路市 不明 旧音戸小跡地 0.75 地上 ウエストエネルギーソリューション 広島県呉市音戸町引地 未定 山口県周南市 太陽光発電事業 0.72 地上 ウエストホールディングス 山口県周南市 不明 2013 年 4 月着工 採石場跡地 0.7 地上 長崎県 県内業者 長崎県大村市 不明 桧家ホールディングス 久喜市社有地 0.64 地上 桧家ホールディングス 埼玉県久喜市 未定 パルシステム杉戸センター 地上 パルシステム 埼玉県杉戸町 不明 ミサワホーム沼田工場 屋根 ミサワホーム 群馬県沼田市 不明 富山県舟橋村舟橋ほか 屋根 / 地上ファインネクス 富山県舟橋村舟橋 富山市水橋石割 富山市水橋北馬場 関東セキスイハイム工業 0.5 地上 積水化学工業 茨城県笠間市 未定 つくば技術研究センター 0.5 地上 パシフィックコンサルタンツ 茨城県つくば市 未定 太田和産業廃棄物処分場跡地 0.45 地上 佐藤船舶工業 神奈川県横須賀市 不明 いなべ市 マルカ (3.3ha) 地上 マルカ 三重県いなべ市 不明 大野研修所跡地 - 地上 中国電力 広島県廿日市市 未定 北海道内 地上 日本エコシステム 北海道内 不明 太田市東部地域 農地 地上 群馬県太田市 群馬県太田市 未定 道の奥エコファーム 地上 アストマックス / 道の奥ファーム 岩手県遠野市松崎町光興寺 不明 北海道内グリーンファンド 地上 北海道グリーンファンド 道央圏 未定 未定 稼働開始 ( 予定 ) 稼働状況 電力会社 : 電力会社による大規模太陽光発電所 中小規模 : 中小規模システムの集合体により大規模太陽光発電所を実現 出典 : 資源総合システム調べ 65

72 (6) 自治体等における大規模太陽光発電所の候補地 自治体が公募 誘致している大規模太陽光発電所の候補地について調査し まとめた 都道府県名 名称公募自治体住所 北海道 金子地区 岩見沢市 岩見沢市 2.5 北海道 大和地区 3 岩見沢市 岩見沢市 3.2 北海道 大和地区 4 岩見沢市 岩見沢市 2.4 北海道 旧上砂川小学校 上砂川町 上砂川町 2.5 北海道 JAMIC 周辺 上砂川町 上砂川町 4 北海道 旧上砂川無重力プラザ周辺 上砂川町 上砂川町 5.6 北海道 道央砂川工業団地 砂川市 砂川市 21.4 北海道 町有地 南幌町 南幌町 8.9 北海道 研修センター跡地 芦別市 芦別市 4.09 北海道 美唄養護学校旧校舎 北海道 美唄市 2.5 北海道 旧中央農業試験場庁舎 北海道 長沼町 1.2 北海道 南幌工業団地 南幌町 南幌町 17.3 北海道 江別市環境クリーンセンター敷地内 江別市 江別市 3.8 ソーラーフロンティア / 道東電機 1.5 北海道 江別市有地 ( 江別太 ) 江別市 江別市 3.9 北海道 江別市環境事務所周辺敷地 江別市 江別市 4.1 北海道 山本処理場 ( 東米里地区 ) 札幌市 札幌市 3 北海道 京極町営牧野 京極町 京極町 35.5 北海道豊沢工業団地厚真町厚真町 3.6 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 北海道 上厚真工場適地 厚真町 厚真町 9.1 北海道 はまなす地区 苫小牧市 苫小牧市 3.2 北海道 柏原地区 苫小牧市 苫小牧市 2.6 北海道 和泉町有地 むかわ町 むかわ町 5.2 北海道 八丁平地区 室蘭市 室蘭市 10.8 ソーラーウェイ 1.48 北海道 旧上杵臼小学校跡地 浦河町 浦河町 4.5 北海道 土地開発基金土地 函館市 函館市 3.6 北海道 第 2 次函館臨空工業団地 1 函館市 函館市 2.5 北海道 第 2 次函館臨空工業団地 2 函館市 函館市 3.7 北海道 元恵山高等学校用地 函館市 函館市 2 北海道 旧恵山高等学校用地 函館市 函館市 3.7 北海道 旧古武井小学校用地 函館市 函館市 4.2 北海道 涌元谷地工業地区 知内町 知内町 7.6 北海道 旧愛別飛行場跡地 愛別町 愛別町 17 北海道 山部地区 富良野市 富良野市 1.9 北海道 ベベルイ A 地区 富良野市 富良野市 18.8 決定価格 発電規模 (MW)

73 都道府県名 名称公募自治体住所 面積 :ha ( 平地 ) 北海道 ベベルイ B 地区 富良野市 富良野市 2.9 北海道 旧水産孵化場天塩事業所 北海道 美深町 1.7 北海道 旭川競馬場跡地 旭川市 旭川市 41.2 北海道 旧道営住宅春光高台 3 団地 北海道 旭川市 0.6 北海道 旧下頓別小学校屋外運動場 浜頓別町 浜頓別町 2 北海道 工場跡地 ( 下頓別 ) 浜頓別町 浜頓別町 2.2 北海道 恵北 1 稚内市 稚内市 北海道 恵北 2 稚内市 稚内市 北海道網走市能取 ( ノトロ ) 工業団地網走市網走市 16 北海道 大空町女満別開陽資材置き場 大空町大空町 3.9 決定事業者 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 北海道 旧北見競馬場 北見市 北見市 6.9 北海道 常呂森林公園 北見市 北見市 3 シャープ / 陽気堂クリエート工業 1.5 北海道 旧道営住宅高栄第 2 団地 1 北海道 北見市 0.7 北海道 旧牧場 ( 富丘 ) 佐呂間町 佐呂間町 42.2 北海道 旧牧場 ( 知来 ) 佐呂間町 佐呂間町 北海道 斜里町一般廃棄物資源化施設 最終処分場用地 斜里町斜里町 17 北海道 道都大旧紋別キャンパス野球場 紋別市 紋別市 2.5 北海道 道都大旧紋別キャンパス陸上競技場 紋別市 紋別市 2.9 北海道 紋別港第 3 埠頭 紋別市 紋別市 3.6 北海道 元紋別 紋別市 紋別市元紋別 2.9 ソーラーウェイ 賃料 :9.7 万円 / 月 1.2 北海道 芭露地区鉄道跡地 湧別町 湧別町 6.6 北海道 旭地区鉄道跡地 湧別町 湧別町 11.1 北海道 上湧別屯田市街地 湧別町 湧別町 4.2 シャープ / 陽気堂クリエート工業 1.5 北海道 自由が丘地区 帯広市 帯広市 3.2 北海道 清水東 1 線 64 番地 3 清水町 清水町 2.8 北海道 清水東 1 線 56 番地 8 清水町 清水町 3.1 北海道 清水町北 2 条 1 丁目 清水町 清水町 2.7 北海道 北海道清水町 清水町 北海道清水町清水 / 御影 8 丸紅 3.5 北海道 北海道 北海道幕別太陽光発電所 ( リバーサイド工業団地 ) 釧路音別ソーラーウェイ ( 音別工業団地 ( 鉄南団地 )) 決定価格 幕別町幕別町 2 JAG 国際エナジー 1 釧路市釧路市音別町若草 1 丁目 1.75 JAG 国際エナジー 0.7 北海道 南標茶地区町有地 標茶町 標茶町 5.4 北海道 町有地 ( 川北地区 ) 標津町 標津町 21 シャープ 9.5 北海道 旭ヶ丘 9 番 4 中標津町 中標津町 2.7 北海道 俵橋 1677 番 中標津町 中標津町 2.9 北海道 東当幌 20 番 15 中標津町 中標津町 2.1 北海道 安平町有地 安平町 北海道安平町遠浅地区 3 ソーラーウェイ 1.5 発電規模 (MW)

74 都道府県名 名称公募自治体住所 北海道 中園廃棄物最終処分場跡地 北海道旭川市 北海道旭川市江丹別町 7 Sky Solar Japan 賃料 :14 円 /m2 月 1 北海道 潮見公有地 北海道網走市 北海道網走市 14.9(3.9) KS コーポレーション北海道 賃料 :10 円 /m2 年 1.5 北海道 サッポロさとらんど 隣接地 北海道札幌市 北海道札幌市 3~5 土屋ホールディングス 2 北海道 石山工業団地 北海道白老町 北海道白老町 5.1 SB エナジー 2.7 北海道ウヨロ川沿町有地北海道白老町北海道白老町 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 伊藤組土建 / 伸クオンタムアレンジメント 北海道 市有地 北海道滝川市 北海道滝川市 3.9 伯東 1.75 北海道 市有地 北海道伊達市 北海道伊達市 5.73 大林組 1.25 北海道 厚岸町 厚岸町 北海道厚岸町白浜 ソーラーウェイ 北海道 別海町 別海町 北海道別海町 0.79 ソーラーウェイ 0.79 北海道 登別市有地 登別市 北海道登別市札内町 大林組 2.5 北海道 柳月スイートピアガーデン太陽光発電所 北海道釧路白糠団地 決定価格 音更町北海道音更町下音更北 2.9 柳月売却 :3.5 億円 1 北海道白糠町庶路甲区 コイトイ地区 62 ユーラスエナジーホールディングス 発電規模 (MW) 売却 30 北海道 豊頃町有地 豊頃町 北海道豊頃町佐々田町 1.38 ソーラーウェイ 青森県 桔梗野工業団地 八戸市 青森県八戸市桔梗野工業団地 3.7 大和エネルギー 1.5 青森県 第二福地工業団地 青森県南部町 青森県南部町法師岡 4 田名部組 / 二本木油店 青森県 むつ小川原開発地区 青森県六ケ所村大字尾駮 5 サイサン / 森和エナジー 2 岩手県 宮古市 宮古市藤原 20 岩手県 一戸町 一戸町奥中山 19.6 岩手県 花巻市 花巻市横志田 15.8 岩手県 北上市 北上市和賀町後藤 15 岩手県 雫石町 雫石町沼返 11 岩手県 滝沢村 滝沢村滝沢 10 岩手県 北上市 北上市相去町 8.9 岩手県 雫石町 雫石町長山 6.7 岩手県 北上市 北上市上江釣子 岩手県 奥州市 奥州市前沢区 6.1 Sky Solar Japan 売却 :4934 万円 2 岩手県 八幡平市 八幡平市安比高原 4.5 岩手県 滝沢村 滝沢村大釜 4 岩手県 金ケ崎町 金ケ崎町三ケ尻 3.5 Sky Solar Japan 2 岩手県 岩手町 岩手町大字土川 5.8 カガヤ 売却 2 岩手県 金ケ崎町 金ケ崎町永栄 3.4 岩手県 田野畑村 田野畑村島越 3.4 岩手県 盛岡市 盛岡市羽場 3 岩手県 奥州市 奥州市胆沢区小山 2.5 岩手県 宮古市 宮古市田老 30 岩手県 一関市 一関市萩荘 20.8 岩手県 久慈市 久慈市侍浜町 16.8 岩手県 野田村 野田村大字野田

75 都道府県名 名称公募自治体住所 岩手県 軽米町 軽米町大字小軽米 9.9 Sky Solar Japan 2 岩手県 久慈市 久慈市山形町川井 7.7 岩手県 紫波町 紫波町佐比内 4 岩手県 遠野市 遠野市宮守町下宮守 3.5 岩手県 野田村 野田村大字玉川 2.5 岩手県 紫波町 紫波町佐比内 2 岩手県 住田町 住田町世田米 459 岩手県 釜石市 釜石市唐丹町 21 岩手県 一関市 一関市千厩町奥玉 16.4 リニューアブル ジャパン 2 岩手県 花巻市 花巻市豊沢 9.7 岩手県 花巻市 花巻市太田 37 岩手県 陸前高田市 陸前高田市高田町 32 岩手県 宮古市 宮古市田老 20 岩手県 宮古市 宮古市赤前 10 岩手県 岩泉町 岩泉町小本 3.3 岩手県 花巻市 花巻市東十二丁目 3 岩手県 岩泉町 岩泉町小本 3 岩手県 岩泉町 岩泉町小本 3 岩手県 洋野町 洋野町大野 10 岩手県 久慈市 久慈市長内町 6 岩手県 八幡平市 八幡平市野駄 33 岩手県 二戸市 二戸市上斗米 16 岩手県 矢巾町 矢巾町大字和味 4.24 シリウス 2 岩手県 一関市 一関市大東町摺沢 3 岩手県 久慈市 久慈市枝成沢 2.9 岩手県 久慈市 久慈市大川目町 2.9 岩手県 中央卸売市場 岩手県盛岡市羽場 岩手県市民参加型おひさま発電事業岩手県紫波町岩手県紫波町 2.5 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 紫波グリーンエネルギーグループ 岩手県 ユートランド姫神隣接地メガソーラー 岩手県盛岡市 盛岡市玉山区下田 3.8 NTT ファシリティーズ 賃料 :250 万円 / 年 1.8 岩手県 洋野角浜太陽光発電所事業 洋野町 岩手県洋野町角浜地区 / 平内地区 17 東光電気工事 10 岩手県 一関市 一関市 岩手県一関市川崎町 リニューアブル ジャパン 1.5 岩手県 旧口内住宅団地事業用地 北上市 岩手県北上市口内町 3.5 北良 2 秋田県天王 船越第 3 地区 男鹿市船越字一向 潟上市天王字江川 秋田県 発展用地 大潟村字西 56.2 秋田県 旧浅内鉱さい堆積場 ( 第 3 堆積場 ) 能代市浅内字浜浅内 47.2 秋田県 旧浅内鉱さい堆積場 ( 第 2 堆積場 ) 能代市浅内字浜浅内 46.6 秋田県 旧浅内鉱さい堆積場 ( 第 1 堆積場 ) 能代市浅内字浜浅内 40.3 秋田県柏台草地 ( 大仙市西仙北 IC 付近 ) 大仙市九升田字三口ヶ沢 ( 平坦部 ) 決定価格 発電規模 (MW) 69

76 都道府県名 名称公募自治体住所 秋田県旧米内沢高等学校北秋田市米内沢字長野岱 7.7 秋田県旧鷹巣高等学校北秋田市脇神字赤川岱 5 秋田県 岩城栗園 雄勝郡羽後町足田字岩城 3.5 秋田県 矢島高校野球場跡地 由利本荘市矢島町城内字上ノ山 3.3 秋田県富津内小学校跡地 南秋田郡五城目町富津内中津又字大台 秋田県旧柏木森住宅敷地鹿角市花輪字柏木森 2.5 秋田県二井田財産区有地大館市二井田字羽貫谷地 秋田県旧食肉センター 大館市板沢字甲向板沢 大館市川口字釜口 面積 :ha ( 平地 ) ( 登記簿上 ) 2.3( 登記簿上 ) 秋田県 七日市工業団地 北秋田市七日市字根木屋敷岱 2.3 秋田県 旧市立合川高等学校 北秋田市下杉字中島 2 秋田県体育施設用地大潟村字北 用地内で 2(2 箇所あり ) 秋田県 大森病院横未利用地 秋田県横手市大森町字菅生田 1.7 秋田県 中田代工業団地 由利本荘市中田代字朴沢地内 1.6 秋田県 雄物川旧池沼 横手市雄物川町里見字砂子田 1.4 秋田県恋地スキー場 秋田県天王 船越第 1 地区秋田県 南秋田郡五城目町馬場目字十二の台 男鹿市船越字一向 潟上市天王字江川 2( 平地部 ) 決定事業者 スパークス グリーンエナジー & テクノロジー 決定価格 発電規模 (MW) 沢木組 1.99 秋田県天王 船越第 2 地区秋田県秋田県潟上市天王字天王 9.6 菅与組 1.99 秋田県 市総合環境センターの旧口内住宅団地事業用地 秋田県秋田市秋田市河辺豊成字虚空蔵大台滝 3.5 東京センチュリーリース /JFE エンジニアリング / 瀬下建設工業グループ リース料 :7380 万円以内 秋田県 船越水道近くの市有地 秋田県男鹿市 秋田県男鹿市 3.2 アイセス 山形県 最上川流域下水道山形浄化センター 山形県 山形県天童市今町 4.2 山形環境エンジニアリング 賃料 :110 円 /m2 年 2 山形県最上川流域下水道村山浄化センター山形県山形県 2.66 野口鉱油 山形県 蔵王みはらしの丘土地区画整理事業地内 山形県上山市山形県上山市 3.2 山形パナソニック / 山形建設 / 東北電化工業 賃料 :120 円 /m2 年 (5 年ごとに更新 ) 山形県 元園芸試験場村山圃場 山形県 山形県村山市 3.3 宮城県 県農業高校管理地 宮城県 宮城県名取市 30 15~30 宮城県 河川沈砂池予定地 宮城県 宮城県白石市 宮城県 旧南中跡地 白石市 宮城県白石市 1.27 オートパル 売却 :3700 万円 1 宮城県いわぬま臨空メガソーラー宮城県岩沼市宮城県岩沼市相野釜西地区 57.5 宮城県 避難所等への防災対応型太陽光発電システム導入事業 宮城県仙台市宮城県仙台市 日立製作所 / 丸紅 / 日本設計 NTT ファシリティーズ / 協和エクシオグループ 総事業費 :4 億 万円が上限

77 都道府県名 名称公募自治体住所 宮城県 愛島台メガソーラー 宮城県名取市 宮城県名取市愛島台 6.3 九電工 / グリーン企画建設 2 宮城県 東松島メガソーラー 東松島市 宮城県東松島市 4.7 三井物産 3.5 宮城県 名取市 県農業高校管理地 宮城県 宮城県名取市 30 福島県 相馬市 福島県相馬市 50 福島県 相馬中核工業団地東地区 福島県相馬市 福島県相馬市光陽 3 6 フジタ IHI 中村土木連合体 4 福島県 宅地 福島県福島市 1.2 福島県 スポーツエリア 福島県会津若松市 1.9 福島県 山林 福島県郡山市 5.3(4.3) 福島県 砂利採取跡地及び山林 福島県いわき市 14(0.7) 福島県 畑 福島県二本松市 1.6(1.4) 事業者決定 福島県 雑種地 福島県二本松市 3(1) 福島県 畑 福島県田村市 1.6 福島県 牧場 福島県田村市 5.4 福島県山林福島県本宮市 面積 :ha ( 平地 ) 22.1(14~ 16) 福島県 宅地 大玉村 福島県大玉村 7.8(7) 福島県 桑園跡地 福島県西会津町 4.85 福島県 山林 ( 購入前はゴルフ場用地として一部造成済み ) 福島県西郷村 194 福島県 宅地 福島県泉崎村 1.8 福島県 雑種地 福島県矢吹町 2 福島県 土砂採掘跡地 福島県玉川村 5.5(3~4) 福島県 山林 福島県小野町 1.8(1.3) 福島県 スポーツ広場 福島県郡山市 1.8(1.3) 事業者決定 福島県 キャンプ場 福島県いわき市 37(12) 福島県 雑種地 福島県田村市 4.3(2) 福島県 原野 山林 福島県西郷村 11.3(4.5) 福島県 雑種地等 福島県いわき市 9(5) 福島県 工業団地 福島県伊達市 9.2 福島県 原野 山林 福島県白河市 58.5 福島県 工場敷地 福島県三春町 2.9(2.4) 福島県 山林 福島県いわき市 1.6(1.2) 福島県 山林 福島県いわき市 3 福島県 原野 山林 福島県磐梯町 2.05 福島県 村有地 川内村 福島県川内村 20 エコセンター NRW 福島県 南相馬市メガソーラー 福島県南相馬市 大成建設 / 東芝 100 福島県 福島県塙町 町有地 塙町 福島県塙町 10 レオ ソーラー 2 茨城県 宮の郷工業団地内 茨城県 茨城県常陸太田市 常陸大宮市 7.5 NTT ファシリティーズ 4 茨城県 北浦複合団地造成敷地 1 区画 茨城県 茨城県行方市 5.4 日昇つくば 4.27 茨城県 北浦複合団地造成敷地 2 区画 茨城県 茨城県行方市 6 関彰商事 4 決定事業者 決定価格 発電規模 (MW) 71

78 都道府県名 名称公募自治体住所 茨城県 北浦複合団地造成敷地 3 区画 茨城県 茨城県行方市 8.4 NTT ファシリティーズ 5 茨城県 北浦複合団地造成敷地 4 区画 茨城県 茨城県行方市 15 日立キャピタル / 日立製作所 12.1 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 決定価格 茨城県香澄の里工業団地内調整池茨城県阿見町茨城県阿見町 1.63 英弘精機賃料 :81 万円 /m2 年 茨城県 大貫台地区復興産業集積区域内 茨城県大洗町 茨城県大洗町 4 プロミネンス 賃料 :70 円 /m2 年 1.99 茨城県 笠間東工業団地 茨城県笠間市 茨城県笠間市 2.12 第一実業 1.5 茨城県 村有公共施設の屋根や土地 茨城県東海村 茨城県東海村 0.71 茨城県 水戸ニュータウン 茨城県 茨城県水戸市 / 城里町 90 くにうみアセットマネジメント 30 茨城県道の駅いたこ隣接地 企業誘致用地潮来市茨城県潮来市 17 茨城県鉾田商工ソーラー発電鉾田市茨城県鉾田市台濁沢 1.28 リアルコム / ミツウロコグリーンエネルギー / リサイクルワン 鉾田商工ソーラー発電 / 鉾田市商工会 栃木県 山林 栃木県宇都宮市 2.1(0.0) 栃木県 ゴルフ練習場 栃木県宇都宮市 3.0(2.8) 栃木県 工場跡地 栃木県足利市 2.3(2.3) 栃木県 鉱山跡地 栃木県足利市 59.5(2.0) 栃木県 山林 栃木県足利市 2.7(0.0) 栃木県 山林 栃木県足利市 3.3(0.0) 栃木県 山林 栃木県足利市 8.0(0.0) 栃木県 山林 栃木県足利市 12.2(0.0) 栃木県 山林 栃木県栃木市 12.6(0.0) 栃木県 岩石採取場跡地 栃木県栃木市 3.5(3.5) Sky Solar Japan 栃木県 岩石採取場跡地 栃木県栃木市 17.0(4.0) 栃木県 砂利採取場跡地 栃木県佐野市 3.4(3.4) 協和 栃木県 山林 栃木県佐野市 48.8(0.0) 栃木県 鉱山採掘跡地 栃木県佐野市 6.6(1.7) 栃木県 山林 栃木県鹿沼市 2.0(0.0) 栃木県 岩石採取場跡地 栃木県鹿沼市 7.0(5.0) 栃木県 雑種地 栃木県鹿沼市 2.5(2.5) 栃木県 雑種地 ( 農場跡地 ) 栃木県鹿沼市磯町当山 (2.5) 藤井産業 栃木県 雑種地 ( 資材置場 ) 栃木県日光市 2.2(1.7) 栃木県 最終処分場跡地 栃木県小山市 2.4(2.4) 栃木県 雑種地 栃木県小山市 4.0(2.0) 栃木県 雑種地 栃木県小山市 6.4(6.4) 栃木県雑種地 ( 学校跡地 ) 栃木県真岡市 2.0(2.0) 大林クリーンエナジー / 大林組 栃木県 農地 栃木県大田原市 2.3(2.3) 栃木県 宅地 ( 養鶏場跡地 ) 栃木県大田原市 2.0(0.0) 栃木県 山林 栃木県大田原市 4.0(0.0) 栃木県 産業団地 栃木県大田原市 5.3(5.3) 藤井産業 栃木県 産業団地 栃木県大田原市 2.7(2.7) 藤井産業 発電規模 (MW) 0.54(+0.2 も検討 )

79 都道府県名 名称公募自治体住所 栃木県 産業団地 栃木県矢板市 8.6(7.6) SB エナジー 3 栃木県 産業団地 栃木県矢板市 6.8(5.7) シャープ 2.3 栃木県 山林 栃木県那須塩原市 15.6(0.0) 栃木県 産業団地 栃木県那須塩原市 2.4(2.4) 栃木県 山林 栃木県那須塩原市 15.5(0.0) 栃木県 山林 栃木県那須塩原市 3.3(0.0) 栃木県 山林 栃木県那須烏山市 50.0(0.0) 栃木県 運動場 栃木県那須烏山市 4.5(2.1) 栃木県 学校跡地 ( 予定 ) 栃木県那須烏山市 2.5(1.3) 東京太陽光建材 賃料 :90 万円 / 年 0.84 栃木県 雑種地 栃木県上三川町 2.6(2.4) Sky Solar Japan 栃木県 岩石採取場 栃木県益子町 9.4(6.0) 栃木県 岩石採取場跡地 栃木県益子町 一部真岡市 4.4(3.0) 栃木県 雑種地 栃木県益子町 7.3(7.3) 栃木県 雑種地 ( 残土置場 ) 栃木県芳賀町 4.4(2.9) 栃木県 原野 栃木県那須町 10.0(4.1) 栃木県 山林 栃木県那珂川町 5.7(2.0) JAG 国際エナジー 栃木県 山林 栃木県那珂川町 30.0(0.0) 栃木県 山林 栃木県那珂川町 21.0(0.0) 栃木県 山林 栃木県宇都宮市 5.1(0.0) 栃木県 原野 栃木県日光市 2.5(2.0) 栃木県 工場跡地 栃木県真岡市 2.8(2.5) コマツ栃木 栃木県 ゴルフ場跡地 栃木県那須塩原市 22.0(15.0) 栃木県 農地 栃木県さくら市 3.4(2.4) 栃木県 工場跡地 栃木県壬生町 3.4(3.4) 栃木県 工場跡地 栃木県栃木市 2.7(2.6) Sky Solar Japan 栃木県 雑種地 栃木県那須烏山市 2.2(1.6) 栃木県 農地 栃木県真岡市 2.2(2.2) 栃木県 山林 栃木県佐野市 6.3(5.0) 栃木県 開発事業用地 栃木県栃木市 16.0(8.0) 栃木県 砂利採取場跡地 栃木県小山市 3.8(3.8) 栃木県 山林 栃木県那珂川町 3.1 栃木県 山林 栃木県那須町 3.2(0.0) 栃木県 山林 栃木県那珂川町 12(0.0) 栃木県 資材置場 栃木県益子町 2 栃木県 山林 栃木県鹿沼市 13.0(0.0) 栃木県 山林 栃木県鹿沼市 16.7(0.0) 栃木県 山林 栃木県那須町 2(0.0) 栃木県 原野 栃木県日光市 2.1(1.7) 栃木県 山林 栃木県那須塩原市 2.4(0.0) 栃木県 資材置場 栃木県那須塩原市 5(2.6) 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 決定価格 発電規模 (MW) 73

80 都道府県名 名称公募自治体住所 面積 :ha ( 平地 ) 栃木県 雑種地 栃木県栃木市 2.3(2.0) 栃木県 山林 栃木県那須町 22.7(0.0) 栃木県 原野 栃木県那須町 3.6 栃木県 岩石採取場跡地 栃木県岩舟町 8.2 栃木県 山林 栃木県市貝町 5(0.0) 栃木県 県有施設の 屋根貸し事業 栃木県 栃木県 0.06~0.52 栃木県旧足利競馬場栃木県足利市 群馬県足利市五十部町 / 太田市市場町 決定事業者 決定価格 発電規模 (MW) 大和リース 1.25 栃木県 下籠谷運動場 栃木県真岡市 栃木県真岡市 2 大林組 1.4 栃木県 一の関調整 茨城県那珂市 茨城県那珂市福田 1.88 群馬県 オーダーメイド型工業団地 ( 分譲方法は応相談 ) 分割可 桐生市 6.4 群馬県採石場跡地桐生市群馬県桐生市 1.4 ソーラーウェイ 1.1 群馬県 牛の育成牧場として整備され管理運営されている 川場村 46 群馬県 旧衛生センター跡地 みなかみ町 1.5 群馬県 牧場跡地 ( 閉場となった町営牧場 ) みなかみ町 68 群馬県 土石採取地 高崎市 8.2 群馬県 資材置場として許可 高崎市 1.65 群馬県 おおた太陽光発電所 ( さくら工業団地 ) 群馬県太田市緑町 4.2ha 東京センチュリーリース JFE テクノス 群馬県 板倉ニュータウン太陽光発電所 群馬県 群馬県板倉町 群馬県 市有地 群馬県渋川市 群馬県渋川市 4.6 オリックス 3.3 群馬県 ゴルフ場跡地 群馬県多野郡神流町 群馬県多野郡神流町 群馬県 前橋堀越町太陽光発電事業 群馬県前橋市 群馬県前橋市 東和銀リース 0.8 群馬県 ソフトバンク榛東ソーラーパーク 群馬県榛東村 群馬県榛東村 4.9 ソフトバンク 2.4 群馬県 旧宮城村有地 牧草地 前橋市 群馬県前橋市苗ケ島町 1.05 ソーラーウェイ 0.7 群馬県 ビッククリーンエネルギー安中発電所 安中市 群馬県安中市小俣 4.1 クリーンエネルギー研究所 4.2 群馬県 中之条町五反田 中之条町 群馬県中之条町五反田 1.2 バイテック 1 群馬県 中之条町メガソーラー事業 上沢渡 中之条町 群馬県中之条町上沢渡唐操原外 4 群馬県中之条町メガソーラー事業 下沢渡中之条町 群馬県中之条町下沢渡上野原 1496 群馬県 千年の森工場用地 昭和村 群馬県昭和村川額 4.9 コムシスクリエイト 1.99 埼玉県 ゴルフ場予定地 埼玉県東秩父村 20 埼玉県 本庄市 埼玉県本庄市 30~40 埼玉県 三ヶ山メガソーラー ( 埼玉県環境整備センター ) 埼玉県県有施設の 屋根貸し事業 埼玉県 埼玉県埼玉県寄居町 5.7 サイサン 埼玉県本庄市 東松山市 秩父市 坂戸市 寄居町 埼玉県後谷調整池埼玉県桶川市埼玉県桶川市 ウエストエネルギーソリューション 賃料 : 75 円 /m2 年 (430 万円 ) 賃料 :150 円 /m2 年

81 都道府県名 埼玉県 名称公募自治体住所 県農林総合研究センター秩父試験場内のほ場 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 埼玉県秩父市埼玉県秩父市大宮峯沢 2 エルゴサンジャパン 埼玉県埼玉 杉戸ソーラーウェイ杉戸町埼玉県杉戸町 JAG 国際エナジー 決定価格 賃料 : 206 万円 / 年 (100 円 /m2 年 ) 賃料 :20 年間で 1170 万円 埼玉県 東松山市の未利用地 埼玉県 埼玉県東松山市 3.3 スマートエナジーサービス 2 千葉県 新エネルギー活用プロジェクト 千葉県富津地区配管送電線用地千葉県千葉県富津市新富 / 君津市西君津 5.99 クリハラント 千葉県袖ヶ浦浄水場千葉県千葉県袖ヶ浦市代宿 1.29 堀川産業 / 国際航業 30,566,803 円 / 年 ( 使用量 + 納付金 ) 円 / 年 ( 使用量 + 納付金 ) 千葉県 蘇我地区廃棄物最終処分場 千葉県千葉市 千葉市中央区蘇我町 2.5~3.5 ロイヤルリース 賃料 : 無償 2 千葉県 旧千歳小学校跡地活用事業 千葉県南房総市 千葉県南房総市 1.15 戸倉商店 / エネライズ 千葉県 流山市クリーンセンター 京和ガス 350 万円 /20 年 0.1 神奈川県 長瀬資材管理所 神奈川県横須賀市長瀬 1.1 神奈川県 太田和産業廃棄物処分場跡 神奈川県横須賀市太田和 2.5 佐藤船舶工業 0.45 神奈川県 三浦フィールドアーチェリー場跡地 横須賀市須軽谷ほか 11.4 神奈川県 小田原市小竹 ( 地区内一部 ) 小田原市小竹 2 神奈川県 三崎漁港 ( 二町谷地区 ) 埋立地 三浦市三崎 2.4 神奈川県 岩石採取事業跡地 厚木市上古沢ほか 14.6 オーイズミ 神奈川県 北三間広場 伊勢原市東富岡 1 神奈川県 中井町南部地区 中井町井ノ口ほか 32.1 神奈川県 下山田町有地 大井町山田 6.7 古川 / シャープ / 東亜道路工業 2 神奈川県 元湯河原町残土処分場 湯河原町吉浜 1.2 神奈川県 星ヶ山 湯河原町吉浜 13.3 神奈川県最終処分場跡地神奈川県相模原市南区麻溝台 2.6 神奈川県 神奈川県 愛川メガソーラー事業 ( 総合グラウンド半原荘跡地 ) 水産技術センター内水面試験場など 15 施設 (18 棟 ) 神奈川県神奈川県愛川町半原 3.2 神奈川県神奈川県 神奈川県麻生高校など 3 施設 (4 棟 ) 神奈川県神奈川県 神奈川県秦野精華園の管理棟 更正居住棟神奈川県神奈川県 ノジマ / パナソニック ES エンジニアリング / 朝日建設 飛島建設 合同電気工事 ケンモチ電機 JV グッドエナジーグループ ( グッドエナジー エナリス ジェネシ ス 清進電設 メデア ) 窪倉電設 PVP JAPAN JV( 窪倉電設 PVP JAPAN) ロハスソーラージャパングルー プ ( ロハスソーラージャパン パシフィック コースト インダストリー ) 売電収入の 5% 以上を市の温暖化基金に納入 総事業費 :6 億 3988 万 2390 円 ( 税込 ) 発電規模 (MW)

82 都道府県名 名称公募自治体住所 神奈川県厚木北高校神奈川県神奈川県 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 日本エコシステムグループ ( 日本エコシステム 日本ソーラーサービス横浜支店 山一建材工業 ) 神奈川県 伊勢原養護学校 神奈川県 神奈川県 大洋建設 0.05 神奈川県 大和西高校 (2 棟 ) 神奈川県 神奈川県 町田ガス 0.05 神奈川県 鶴見総合高校など 15 施設 神奈川県 神奈川県 SB エナジー 神奈川県 座間総合高校など 3 施設 神奈川県 神奈川県 PV かながわ 神奈川県山田地内の町有地神奈川県大井町神奈川県大井町 2.97 神奈川県一般廃棄物最終処分場第 1 期整備地神奈川県相模原市神奈川県相模原市南区麻溝台 2.6 古河グループ ( 古河を代表に シャープ 東亜道路工業で構成 ) ノジマ パナソニック ES エンジニアリング 朝日建設グループ 神奈川県 北下浦市民プラザ 神奈川県横須賀市 神奈川県横須賀市 神奈川県 教育研究所 南図書館 神奈川県横須賀市 神奈川県横須賀市 0.11 神奈川県 根岸小学校 C 棟 神奈川県横須賀市 神奈川県横須賀市 0.04 神奈川県 大矢部中学校 神奈川県横須賀市 神奈川県横須賀市 神奈川県 養護学校 神奈川県横須賀市 神奈川県横須賀市 新潟県 新潟東部太陽光発電所 (1 号系列 ) 新潟県 新潟県阿賀野市 3.2 三菱電機プラント / 菱電社 1 新潟県 新潟東部太陽光発電所 (2 号系列 ) 新潟県 新潟県阿賀野市 3.2 東芝 総事業費 :4 億円 1 新潟県 新潟東部太陽光発電所 (3 号系列 ) 新潟県 新潟県阿賀野市 45.5 東芝 福田組 JV 総事業費 : 約 69 億円 15 新潟県 県有 53 施設 市町村有 140 施設の屋根 新潟県新潟県 23 市町村 新潟県たにはま公園新潟県上越市新潟県上越市 37.5 廣瀬 2.4 新潟県新潟胎内プロジェクト胎内市新潟県胎内市船戸 2.35 ウエストエネルギーソリューション 新潟県 吉田南最終処分場跡地 新潟県燕市 新潟県燕市上河原 396 番地 2 4 窪倉電設 無償貸与 1 富山県 富山市高島 下飯野地区 富山県富山市高島 5 富山県大沢野採土跡地富山県富山県富山市舟倉 寺家 20.4 スパークス グリーンエナジー & テクノロジー / 東芝 / 熊谷組 決定価格 発電規模 (MW) 賃料 :50 円 /m2 年 6 富山県 県高志リハビリテーション病院東隣 富山県 富山県富山市高島 下飯野 3.4 米原商事 1.6 富山県 氷見市北部 富山県 富山県氷見市 7(5.4) 1.5 富山県 近畿大学水産研究所富山実験場の東隣 富山県富山県射水市 富山県 総合体育館 富山県富山市 富山県富山市 富山県 八尾健康福祉センター 富山県富山市 富山県富山市 富山県 体育文化センター 富山県富山市 富山県富山市 石川県 市有地 石川県能美市 石川県能美市 石川県内灘町有地内灘町石川県内灘町西荒屋 6.5 スカイパワー ( プロスペックホールディングス / 華立企業 ) 福井県小中学校など 8 施設の屋根貸し事業福井県越前市福井県越前市

83 都道府県名 福井県 名称公募自治体住所 おひさま さまさま鷹巣 de 太陽光発電事業 福井県さかいクリーンセンター隣接地 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 決定価格 福井県福井市福井県福井市蓑町 1.6 マルツ電波 1 福井県坂井地区広域連合 福井県産業廃棄物最終処分場福井県福井市 0.7 長野県 草地 ( 隣接地の取込みによる面積増の可能性あり ) 福井県坂井市坂井町今井 1.6 マルツ電波 1 佐久市協和 長野県山林東御市滋野乙 他 2.5 長野県 住宅団地予定地 ( 富士見町平岡 烏帽子用地 ) 長野県味噌川ダムコア材料採集跡木祖村大字小木曽 長野県 旧人材育成エリア用地 ( 一部マレットゴルフ場等として暫定利用 ) 富士見町落合 他 4.5 NTT ファシリティーズ 2 塩尻市片丘 8604 他 18 長野県 工場跡地 大町市平 7789 番地 長野県 原野 飯山市大字瑞穂 5228 付近 6.8 長野県 山林および原野 野沢温泉村大字平林字山硴 6 長野県 乗鞍高原いがやスキー場 長野県松本市 2.5ha 以上 長野県 小学校跡地 長野県松本市四賀地区 2.5ha 以上 長野県 富士見高原産業団地 長野県 富士見町落合字机原 6577 他 18 シャープ 9.2 長野県 おひさま BUN SAN メガソーラープロジェクト 長野県長野県諏訪市 岡谷酸素 1 長野県 佐久市メガソーラー発電事業 長野県佐久市 長野県佐久市茂田井 長野県 上田広域ごみ処理施設 上田地域広域連合 長野県上田市 2.5 長野県八ケ岳中央農業実践大学校長野県茅野市玉川 2 山梨県旧蚕業試験場甲斐市菖蒲沢 山梨県あけぼの医療福祉センター未利用地韮崎市大草町下條西割 茅野まちづくり研究所有限責任事業組合 / 地域エネルギーイニシアティブ 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 山梨県 韮崎市中田町 山梨県韮崎市 山梨県韮崎市 2.75 協和エクシオ / 内藤ハウス 1.5 岐阜県 牧野ふれあい広場 岐阜県 岐阜県美濃加茂市 2.5 岐建 / コスモ石油販売 JV 賃料 :250 万円 / 年 1.5 岐阜県 岐阜県 岐阜高校 岐阜北高校 大垣北高校の屋根 大垣養老高校 海津明誠高校の屋根 岐阜県岐阜県マルエイ 岐阜県岐阜県西濃建設 岐阜県加茂特別支援校の屋根岐阜県岐阜県松本電気設備 岐阜県恵那高校の屋根岐阜県岐阜県館林 岐阜県廃止済み一般廃棄物最終処分場岐阜県梅津市岐阜県梅津市 発電規模 (MW) 各校 50~ 160kW 各校 50~ 160kW 各校 50~ 160kW 各校 50~ 160kW 77

84 都道府県名 名称公募自治体住所 岐阜県 神渕段之峰団地 岐阜県七宗町 岐阜県七宗町神渕段之峰 シーテック 1 岐阜県 一般廃棄物最終処分場跡地 岐阜市 岐阜県岐阜市北野阿原 3.5 静岡県 竜洋海洋公園 静岡県磐田市 20 面積 :ha ( 平地 ) 静岡県伊太田代地区静岡県島田市静岡県島田市 3.55 シーテック 静岡県 静ヶ谷最終処分場跡地 A 静岡県浜松市 静岡県浜松市西区呉松町 3.97 シーテック 賃料 :258 万円 / 年 1.99 静岡県 静ヶ谷最終処分場跡地 B 静岡県浜松市 静岡県浜松市西区呉松町 2.2 須山建設 賃料 :146 万円 / 年 1 静岡県 浜松 いなさ太陽光発電所 静岡県浜松市 静岡県浜松市北区 中村建設 0.75 静岡県 公共施設の 屋根貸し事業 静岡県藤枝市 静岡県藤枝市 新日邦 0.17 静岡県藤森最終処分場跡地 静岡県 相賀浄水場 メガソーラー施設設置事業 志太広域事務組合 ( 静岡県焼津市 藤岡市 ) 静岡県大井川広域水道企業団 決定事業者 決定価格 発電規模 (MW) 1.5(2.056 DC) 静岡県焼津市 1.98 新日邦 静岡県島田市 4.4 愛知県 神明町小学校予定地 愛知県常滑市 2.5 愛知県 小学校 15 校の 屋根貸し事業 愛知県刈谷市 愛知県刈谷市 愛知県 市有地 愛知県常滑市 愛知県常滑市 1.85 NTT ファシリティーズ 1 愛知県廃棄物最終処分場跡地 A 地 B 地愛知県豊橋市 愛知県豊橋市老津町字切山 272 ~273 2 シーテック 1 愛知県 大清水処分場跡地 愛知県名古屋市 愛知県名古屋市緑区鳴海町 ~1.2 愛知県 なごや生物多様性センター 名古屋市 愛知県名古屋市天白区 愛知県 公共施設 13 ヶ所の 屋根貸し事業 愛知県碧南市 愛知県碧南市 愛知県 市役所車庫 碧南市 愛知県碧南市 0.03 アドバンスシステム 愛知県 中部公民館 棚尾幼稚園 ( 本舎 リズム室 保育室 ) 碧南市愛知県碧南市 マルスギ 愛知県市役所本庁舎 西端幼稚園碧南市愛知県碧南市 藤井 愛知県 市民図書館 あおいパーク 西端小学校 新川中学校南棟 同北棟 南中学校南棟 同東棟 東中学校柔剣道場 三度山住宅 A 棟 同 B 棟 碧南市愛知県碧南市 ジェネックス 愛知県名古屋港遊休地碧南市愛知県知多市 20 豊田通商 /NTT ファシリティーズ 愛知県愛知県田原市 工業団地愛知県愛知県田原市 100 三菱商事 / シーテック 77 愛知県 矢作川浄化センター隣接地 ( 西尾衣浦 14 号地 ) 西尾市愛知県西尾市港町 6.2 1MW 以上 三重県 小山最終処分場 大成建設 三重県 木曽岬干拓地整備事業 三重県 愛知県 三重県 愛知県 78 丸紅 48.7 三重県 不燃物リサイクルセンター 不燃ごみ埋め立て地 三重県鈴鹿市三重県鈴鹿市国分町 2.3 シーテック 1 三重県メガソーラーはぎの三重県津市芸濃町三重県津市芸濃町萩野区 2.4 鈴鹿電設 / 鈴鹿テクト 1.5 三重県近畿大工業高等専門学校跡地三重県熊野市 4.7 トーエネック 無償貸与 ( 校舎の撤去費用 )

85 都道府県名 名称公募自治体住所 滋賀県 湖南工業団地 滋賀県湖南市 滋賀県 矢橋帰帆島 滋賀県草津市 63 滋賀県滋賀食肉センター滋賀県 食肉公社滋賀県 1.7 滋賀県 長浜南小学校の校舎と体育館の屋根 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 エナジーバンクジャパン / 京セラソーラーコーポレーション 決定価格 発電規模 (MW) 滋賀県長浜市滋賀県長浜市湖東興産 滋賀県吉川地区の市有地滋賀県野洲市滋賀県野洲市吉川 2.4 京都府水垂埋立処分場跡地京都府京都市 京都市伏見区淀水垂町及び淀樋爪町地内 京都府鳥羽水環境保全センター京都市京都府京都市南区 4.6 京都府京丹波町有地京都府京丹波町大倉 3.5 大阪府コスモスクエア地区大阪府大阪市住之江区 南港 5 大阪府泉大津沖埋立処分場大阪府 大阪府 南大阪湾岸流域下水道南部水みらいセンター 大阪府泉大津市 ( 泉大津フェニックス ) 大阪府大阪府泉南市りんくう南浜 1 番地内 3 大阪府 市立市民体育館の屋根 大阪府茨木市 大阪府茨木市 0.22 大阪府 環境衛生センター最終処分場の屋根 大阪府茨木市 大阪府茨木市 0.62 大阪府 やまぶき高区配水池付近の法面 大阪府茨木市 大阪府茨木市 0.2 大阪府 あさぎ配水場付近の法面 大阪府茨木市 大阪府茨木市 0.22 大阪府夢洲 1 区大阪府大阪市大阪市此花区夢洲東 1 丁目地 京セラ TCL ソーラー ( 京セラソーラーコーポレーション 京セラコミュニケーションシステム ) SB エナジーグループ (SB エナジー 京セラソーラーコーポレーション 京セラコミュニケーションシステム ) サカエリックエネルギー開発 / サカノシタ 賃料 : 万円 / 年 SB エナジー賃料 :8875 万円 / 年 15 NTT ファイナンス /NTT ファシリティーズ 住友商事 /J:COM/ 住友電工 / ダイヘン / 日立造船 / レンゴー /NTT-F/ 三井住友ファイナンス & リース / サミットエナジー 総事業費 :11 億 8848 万円 大阪府咲洲の市有地大阪府大阪市大阪府大阪市住之江区 5 伸和工業 / 日光エナジー開発 1 大阪府枚方市淀川衛生事業所大阪府枚方市大阪府枚方市出口 1.1 日立キャピタル 大阪府多奈川地区多目的公園大阪府大阪府岬町 20.2 ユーラスエナジーホールディングス リース料 : 1,754,550 円 / 月 大阪府 多奈川地区多目的公園 大阪府 大阪府岬町 3.3 シャープ 2.8 大阪府 公園池 泉佐野市 大阪府泉佐野市 11.8 ウエストホールディングス 2 兵庫県 津名佐野地区産業用用地 兵庫県 淡路市佐野新島 9 番 1 の一部 11 クリハラント 7 兵庫県兵庫県淡路市佐野 生穂地区淡路市兵庫県淡路市佐野 生穂地区 60 ユーラスエナジーホールディングス ~40 79

86 都道府県名 兵庫県 兵庫県 名称公募自治体住所 フェニックス事業用地 ( 東海岸町沖地区 ) 明石クリーンセンター第 1 次埋め立て処分場跡地 面積 :ha ( 平地 ) 兵庫県兵庫県尼崎市 15 明石市兵庫県明石市大久保町松陰 2.2 決定事業者 NTT ファシリティーズ / パナソニック ES 産機システムグループ エナジーバンクジャパン / 大阪ガス 兵庫県 明石クリーンセンター第 2 期 兵庫県明石市 兵庫県明石市大久保町 1.8 きしろ 兵庫県 佐野新島の緑地帯 兵庫県淡路市 兵庫県淡路市 2.1 クリハラント 兵庫県 兵庫県 県立淡路島公園メガソーラー設置事業 つつじヶ丘の町有地 ( 猪名川ニュータウン ) 財団法人淡路島くにうみ協会 決定価格 兵庫県淡路市 1.54 クリハラント 1 兵庫県猪名川町兵庫県猪名川町つつじが丘 2 1 兵庫県旧上郡中学跡地兵庫県上郡町兵庫県上郡町井上 兵庫県六甲西大規模太陽光発電兵庫県神戸市 兵庫県神戸市北区山田町下谷上字南佐々武峠他 三栄建設工業 シャープアメニティシステム JV 守口園芸土木グループ ( 守口園芸土木 パナソニック ES ファシリティエンジニアリング エム ケイ設計事務所 ) 発電規模 (MW) 円 /m2 年 クリハラント賃料 :661,466 円 / 月 1 兵庫県 布施畑処分場 神戸市 兵庫県神戸市西区 102ha の一部 兵庫県 六甲アイランド航空貨物上屋 4 棟 兵庫県神戸市 兵庫県神戸市 兵庫県不燃物処理場跡地兵庫県高砂市兵庫県高砂市 5.6 SB エナジー 兵庫県元総合保健研修センター敷地兵庫県 兵庫県南あわじ市湊姥ヶ谷 賃料 :1744 万 1530 円 / 年 兵庫県 有馬峠堂 神戸市 兵庫県神戸市北区有馬町字峠堂 1.6 兵庫県 元市営西大池住宅 神戸市 兵庫県神戸市北区西大池 2 丁目 1 番 2.01 兵庫県 岩岡ポンプ池 神戸市 兵庫県神戸市西区岩岡町印字字上四ツ塚 793 ほか 10 兵庫県 大塩的形臨海部開発事業用地 姫路市 兵庫県姫路市的形町的形 1885 外 4 筆 1.2 アステック 1.99 兵庫県 福井宅地 三木市 兵庫県三木市福井 2415 番 1 他 3.2 兵庫県 市場地域開発事業用地 小野市 兵庫県小野市池尻町 ほか 1.89 兵庫県西安田工場用地多可町 兵庫県多可町中区西安田 ほか 兵庫県 村上農場跡地 神河町 兵庫県神河町杉字上ノ段 サンエジソン ジャパン 兵庫県 温泉高校跡地 新温泉町 兵庫県新温泉町竹田 兵庫県 豊岡エコバレー 山宮地場ソーラー 豊岡市 兵庫県豊岡市 7.8 カネカ 1 20(15) 兵庫県三田カルチャータウン学園用地兵庫県兵庫県三田市学園 クリハラント 兵庫県網干沖地区太陽光発電兵庫県姫路市網干区網干浜 1.5 西部電気建設 総事業費 :20 億 7900 万円 総事業費 :4 億 4100 万円

87 都道府県名 名称公募自治体住所 兵庫県 残土処分場跡地 佐用町 兵庫県佐用町 IDEC 5 兵庫県 西宮名塩ニュータウン UR 都市機構 兵庫県西宮市国見台 6 丁目 9 番 3.4 NTT ファシリティーズ 2 奈良県 金橋小学校太陽光発電設備設置事業者 面積 :ha ( 平地 ) 奈良県橿原市奈良県橿原市日比谷総合設備 決定事業者 決定価格 総事業費 : 万円 奈良県 美吉野太陽光発電所 吉野町 奈良県吉野町左曽 3.3 シャープ 2 和歌山県 日高港工業団地 御坊市南塩屋 約 7.5ha 和歌山県 畜産用地跡地 印南町美里 約 17.5ha 和歌山県 企業誘致用地 ( 辻之内 ) 九度山町河根 約 3.8ha 和歌山県 印南漁港公有水面埋立地 印南町印南 約 1.7ha 和歌山県コスモパーク加太和歌山県和歌山市加太 ウエストホールディングス / トヨタタービンアンドシステム 賃料 :50 円 /m2 年 島根県 グリーンステップ 島根県出雲市上塩治町 17 出雲ニューエネルギー 12 島根県 奥田儀元ゴルフ場予定地 島根県出雲市多伎町 26 島根県 旧斐川町育成牧場跡地 島根県出雲市斐川町字神氷 65 島根県 安来干拓地 ( 調整池 ) 島根県安来市穂日島町 約 6.6 島根県 前布施残土処理場跡地 島根県仁多郡奥出雲町馬馳地内 2.2 島根県 宍道湖流域下水道東部浄化センター 島根県 島根県松江市竹矢町 3.05 平井建設 賃料 :255 円 /m2 年 島根県 宍道湖流域下水道西部浄化センター 島根県 島根県出雲市大社町中荒木 アイ ねっと 賃料 :135 円 /m2 年 島根県元湖陵病院用地島根県島根県出雲市湖陵町大池 ウエストエネルギーソリューション 発電規模 (MW) 0.05 賃料 :120 円 /m2 年 0.97 島根県 河下港臨海工業団地 島根県 島根県出雲市小津町字キイの浜 4.1 荒木燃料 賃料 :250 円 /m2 年 1.95 島根県 高津中学校の屋根 島根県益田市 島根県益田市 島根県 益田中学校の屋根 島根県益田市 島根県益田市 島根県 益田東中学校の屋根 島根県益田市 島根県益田市 島根県 原浜住宅の屋根 島根県益田市 島根県益田市 島根県 沖田住宅の屋根 島根県益田市 島根県益田市 島根県 山科住宅跡地 島根県益田市 島根県益田市 0.19 島根県 旧春日荘跡地 島根県益田市 島根県益田市 0.1 島根県 江津浄水場 島根県 島根県江津市 0.43 岡山県 内尾県有地 岡山市南区内尾 外 12.2(12.2) 岡山県 笠岡港寺間地区 岡山県 笠岡市鋼管町 (5.3) 三和鉄構建設 2 岡山県 旧日本原高校跡地 津山市日本原 577 外 3.0(3.0) 岡山県 久米山 津山市久米川南 外 222.0(0.2) 岡山県 塩田跡地 ( 東野崎 ) 玉野市東野崎 28.4(28.4) 岡山県 塩田跡地 ( 田井 ) 玉野市田井 5-45 外 8.3( ) 岡山県 品川大渕社宅跡地 備前市東片上 外 3.6(3.6) 岡山県藤田建設大東用地備前市東片上 1280 外 12.5(0.3~ 0.7 点在 ) 岡山県 八木山 閑谷山林 備前市八木山 外 39.2(0.0) 岡山県 鴨方町六条院西用地 浅口市鴨方町六条院西 外 3.2(3.2) 岡山県 田原上用地 和気郡和気町田原上 外 1.8(0.5) 81

88 都道府県名 名称公募自治体住所 岡山県 美咲町北地区 久米郡美咲町北 2218 外 3.7(0.0) 岡山県 美咲町西地区 久米郡美咲町西 1180 外 9.8(0.0) 岡山県 美咲町藤田上地区 久米郡美咲町藤田上 外 1.8(0.6) 岡山県 残土センター 加賀郡吉備中央町井原 外 3.5(1.4) 岡山県 笠岡市走出牧場跡地 笠岡市走出 外 3.8(0.0) 岡山県 三国地区用地 備前市吉永町都留岐 外 2.4(2.4) 岡山県 玉野市大藪用地 玉野市大藪 (2.8) 岡山県 山上最終処分場跡地 岡山県岡山市 岡山県 笹岡湾干拓地西部 岡山県 笠岡市カブト西町 27 外 3.8 ウエストホールディングス 賃料 :23 万円 / 年 1.75 岡山県寄島干拓地 C 地区岡山県 浅口市寄島町字寄島新開 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 決定価格 発電規模 (MW) 3.1 福山電業 2 岡山県 笹岡湾干拓地 岡山県 岡山県 5 三和鉄鋼建設 1.98 岡山県 寄島干拓地 D 地区 岡山県 浅口市寄島町字寄島新開 オリックス 2 岡山県錦海塩田跡地岡山県瀬戸内市岡山県瀬戸内市 400 くにうみアセットマネジメントを代表企業とする 瀬戸内 Kirei 未来創り連合体 岡山市 岡山空港メガソーラー ( 仮称 ) 岡山県 岡山県岡山市北区日応寺 4.6 中電工 / 大本組 JV 3.5 広島県 ヤマト流通団地 広島県三原市大和町平坂 4.5 広島県大仙地区メガソーラー事業広島県広島県東広島市河内町大仙地区 3.9 栗本ホールディングス 広島県 グリューネン入野共同住宅用地メガソーラー事業 賃料 :13,696,410 円 / 年 広島県 住宅供給公社広島県 シービーエス売却 :158,998,449 円 1.5 広島県 高須浄水場跡地 広島県尾道市 広島県尾道市高津町 1.2 JAF 国際エナジー / 国際航業 広島県 百島太陽光発電 尾道市 広島県尾道市百島 2.6 コイルセンターフジタ 賃料 :240 万円 / 年 1.5 広島県旧音戸小学校跡地広島県呉市広島県呉市 ウエストエネルギーソリューション 広島県 県営竹原工業 流通団地 広島県竹原市 2.4 ビットアイル 1.5 広島県 広島県営安浦産業団地 呉市 広島県呉市 10 寺田倉庫 6 広島県残土処分地 資材置き場世羅町広島県世羅郡世羅町 1 日本メガソーラー発電 賃料と固定資産税で約 500 万円 / 年 広島県大串干拓地大崎上島町広島県大崎上島町大串西崎 60 インパクトエナジーアジア 10 広島県広島県 LLP 東広島広島県広島県東広島市福富町 4.4 広島県広島県 LLP 庄原市広島県広島県庄原市是松町 2.9 広島県広島県 LLP 竹原市広島県広島県竹原市高崎町 0.8 エネルギア ソリューション アンド サービス エネルギア ソリューション アンド サービスエネルギア ソリューション アンド サービス 広島県 広島県営 千代田工業 流通団地 広島県 広島県北広島町 2.1 木下組 1 鳥取県 用瀬運動公園 鳥取市用瀬町古用瀬 1.4 鳥取県 倉吉市上福田 0.6 鳥取県 竹内工業団地 鳥取県境港市竹内団地

89 都道府県名 名称公募自治体住所 鳥取県 西工業団地 鳥取県境港市西工業団地 鳥取県 旧東伯小学校跡地 鳥取県琴浦町公文 鳥取県 旧東伯小学校跡地 鳥取県琴浦町公文 鳥取県 高千穂町有地 鳥取県北栄町西高尾 1.2 鳥取県 上福北側埋立地 鳥取県大山町押平門田 ソーラーウェイ 1.3 鳥取県企業誘致予定地 鳥取県大山町下市新林ノ峰 752 築地ノ峰東通 鳥取県 南部町鶴田 鳥取県南部町鶴田 鳥取県 南部町能竹 鳥取県南部町能竹 1.3 鳥取県 南部町能竹 鳥取県南部町能竹 5.1 鳥取県下石見第 2 残土処分場鳥取県日南町生山 鳥取県旧石見東小学校グランド日南町神戸上 ほか 1 鳥取県米子崎津地区工業団地米子市鳥取県米子市 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 ソーラーウェイ ( 連系容量不足により断念 ) SB エナジー / 三井物産 鳥取県 旧関金小学校跡地 鳥取県倉吉市 倉吉市関金町関金宿 1.5 馬野建設 0.75 鳥取県 イカリ原牧場 鳥取県鳥取市 鳥取県鳥取市 3 ほくしん 鳥取県 太平原工業団地 鳥取県伯耆町 鳥取県伯耆町上野 2.4 ミヨシ産業 賃料 :270 万円 / 年 1 山口県宇部テクノパーク山口県宇部市山口県宇部市 山口県市有地山口県周南市山口県周南市大字徳山 田代宗 2.7 山口県 旧徳佐高校高俣分校跡グラウンドと隣接の市有地 山口県萩市山口県萩市 宇部テクノパークメガソーラー事業連合体 (ifs セイシン企業 サンテック Isofoton Japan) ウエストエネルギーソリューション ウエストエネルギーソリューション ( 日本メガソーラー発電 ) 決定価格 賃料 :246 万 9518 円 / 年 発電規模 (MW) 賃料 :100 円 /m2 年 0.72 賃料 :249 万円 / 年 1.5 山口県麻生工業団地山口県萩市山口県萩市吉部下 3.5 ソーラーウェイ賃料 :220 万円 / 年 山口県秋穂東海沿いの市有地山口県山口市山口県山口市 4.7 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 賃料 :308.4 万円 / 年 3.5 山口県 一般廃棄物処理場跡地 防府市 山口県防府市牟礼津崎沖 3 サイサン / 森和エナジー 賃料 :300 円 /m2 年 2 山口県 山口県長門 長門市 山口県長門市 3 ヤマネ鉄工建設 2 高知県 農場跡地 高知県安芸市 1.25 高知県 旧林業試験場跡地 高知県香美市 4.5 高知県 高知競馬場 高知県高知市 2 高知県妙見山高知県安芸市高知県安芸市 4 四電工 20 年間で 固定資産税 :6000 万円 土地賃料 2000 万円 高知県総合運動公園内の法面高知県宿毛市高知県宿毛市 高知県町有地 2 ヶ所 4.85 JMP 7680 万円 /20 年 1.7 高知県 北大野工業団地 ( やすだソーラーパワー ) 安田町高知県安田町 1.72 荒川電工

90 都道府県名 名称公募自治体住所 徳島県ソフトバンク徳島臨空ソーラーパーク徳島県 徳島県 徳島県 徳島県 ソフトバンク徳島小松島ソーラーパーク マリンピア沖洲廃棄物最終処分場跡地マリンピア沖洲廃棄物最終処分場跡地 徳島県 板野郡松茂町豊久字朝日野 6 番の一部 小松島市和田津開町北 399 番の一部 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 決定価格 発電規模 (MW) 3.3 SB エナジー賃料 :441 円 /m2 年 SB エナジー賃料 :520 円 /m2 年 2.8 徳島県徳島県徳島市東沖洲 1-23 の一部 3.3 ソーラーウェイ賃料 :273 円 /m2 年 2 徳島県徳島県徳島市東沖洲 1-23 の一部 3.3 藤崎電機 徳島県和田島太陽光発電所建設工事徳島県徳島県小松島市港赤石地区 5.5 田村電設 徳島県住宅用地県住宅供給公社 徳島県徳島市民有地 徳島県鳴門市放牧場跡地 徳島県鳴門市民有地 徳島県小松島市 宅地ほか 徳島県小松島市 民有地 徳島県牧場跡地美馬市 徳島県上勝町 山林 徳島県徳島市丈六町長尾 39 番 2 ほか 徳島県徳島市渋野町南水窪 1 番地 1 徳島県鳴門市大麻町大谷字木屋ケ谷徳島県鳴門市大麻町桧字蔭ヶ谷ニ 2-9 ほか徳島県小松島市和田島町字松田新田 118 番地 1 ほか徳島県小松島市和田島町字松田新田 54-4 徳島県美馬市木屋平字太合カケ 445 番地 67 徳島県上勝町大字福原字杉地 内定済み 徳島県 牟岐町 山林 牟岐町 徳島県牟岐町大字灘字水落 徳島県 美波町 田 美波町 徳島県美波町恵比須浜字田井 0.72 徳島県 上板町 宅地 石井町 上板町 徳島県上板町引野字野神西 内定済み 徳島県穂高ビジネス 徳島県神山町 山林 徳島県海陽町 山林 徳島県勝浦町 畑勝浦町 徳島県徳島市 雑種地 徳島県阿波市 雑種地 徳島県阿波市吉野町西条字大井 5-1 ほか徳島県神山町上分字大中尾 710 番ほか徳島県海陽町大井字薬師前 31-2 ほか徳島県勝浦町大字沼江字萩野谷 82-5 ほか 徳島県徳島市津田海岸町 ほか 徳島県阿波市土成町宮川内字古田 ほか 総事業費 :6 億 3000 万円 ( 税込 ) 総事業費 :6 億 7725 万円 ( 税込 ) 1.6 タカハタ ~

91 都道府県名 徳島県佐野産業 徳島県阿南市 雑種地 名称公募自治体住所 徳島県阿波市阿波町東長峰 ほか 徳島県阿南市那賀川町大字今津浦字網干 28-4 ほか 徳島県尾尻地区耕作放棄地利活用友の会徳島県徳島県佐那河内村 香川県 香川坂出太陽光発電所 ( 坂出ソーラーウェイ ) 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 決定価格 香川県坂出市林田町 3.2 JAG 国際エナジー 2 香川県 養鶏場跡地 香川県三豊市高瀬町 3 オリックス 2 香川県 生島えび養殖場跡地 香川県 香川県高松市生島町 3.5 京セラ 2 香川県 多度津山開発地 香川県多度津町 香川県多度津町 秋山興産 1.5 香川県 農村広場用地 香川県三豊市 香川県三豊市 1.57 藤田商店 1 愛媛県 住宅造成用地 愛媛県伊予市中山町出渕 3 ソーラーウェイ 愛媛県 町有地 愛媛県伊方町 愛媛県伊方町 3.97 ソーラーウェイ 1.18 愛媛県 市有地 愛媛県伊予市 愛媛県伊予市 2.6 ソーラーウェイ 福岡県 田川畜産センター 福岡県 福岡県 九州メガソーラー 5 福岡県 白石工業団地厚生用地 福岡県 福岡県 JAG 国際エナジー / 国際航業 / 安川電機 福岡県 大分地区の市有地 福岡県飯塚市 福岡県飯塚市 芝浦グループホールディングス 福岡県 大牟田市大規模太陽光発電事業 福岡県大牟田市 福岡県大牟田市健老町 24 九州新エネルギー機構 18 福岡県西部埋立場メガソーラー事業福岡県福岡市福岡県福岡市今津 1 NTT ファシリティーズ リース事業費 :5 億 508 万円 福岡県ウェストホールディングス東峰村東峰村福岡県東峰村 3.5 ウエストホールディングス売電額の一定割合 1.9 福岡県響灘ソーラーウェイ 福岡県北九州市若松区響町 発電規模 (MW) 4 JAG 国際エナジー 2 福岡県北九州市 産廃処分場跡地北九州市福岡県北九州市若松区 3 ひびき灘開発 2 福岡県みやま市運動公園跡みやま市福岡県みやま市瀬高町高柳 10 みやまエネルギー開発機構 賃料 : 140 円 /m2 年 (924 万円 / 年 ) 福岡県 金山工場用地 糸田町 福岡県糸田町 京セラ 1.5 福岡県 西角田漁港横 築上町 福岡県築上町有安 1.3 日光エナジー開発 賃料 :70 円 /m2 年 0.5 佐賀県 大川町立川地区 伊万里市大川町立川 ,029m2 佐賀県 脊振町一谷地区 神埼市脊振町服巻 ほか 約 24,000m2 佐賀県吉野ヶ里ニュー テクノパーク跡地佐賀県佐賀県 16 NTT グループ 佐賀県企業等連合体 (NTT ファシリティーズを代表に 戸上電機製作所 佐賀銀行 西日本電信電話 佐賀大学 ) 賃料 :100 円 /m2 年 12 佐賀県県有施設 10 ヶ所の屋根佐賀県佐賀県 (10 ヶ所 ) 佐賀県吉田皿屋地区佐賀県嬉野市 嬉野市嬉野町大字吉田丁 ほか 2.5 SB エナジー

92 都道府県名 名称公募自治体住所 佐賀県肥前町赤坂地区佐賀県唐津市 唐津市肥前町赤坂字太田 ほか 面積 :ha ( 平地 ) 佐賀県北波多地区の市有地佐賀県唐津市佐賀県唐津市北波多地区 2.76 決定事業者 2.8 Sky Solar Japan ウエストエネルギーソリューション 決定価格 賃料 : 100 ~ 150 円 /m2 年 賃料 : 100 ~ 150 円 /m2 年 佐賀県多久みず環境保全センター佐賀県多久市佐賀県多久市多久町 九電工賃料 :260 万円 / 年 佐賀県本部ダム湖畔工場適地佐賀県武雄市 武雄市若木町大字本部 ほか 長崎県 ナガサキ グリーンニューディール 長崎県対馬市 1 長崎県 諫早湾干拓地 長崎県諫早市 116 長崎県高島長崎県長崎市高島町 9 発電規模 (MW) 2.1 九電工売却 1 ワールドパブリック / 西日本パブリック 長崎県 長崎県五島市県有地 長崎県五島市 福江港 3.8 長崎県 福江港大津地区 長崎県 長崎県 長崎県養豚場跡地長崎県大村市長崎県大村市 3.4 ウエストエネルギーソリューション 長崎県採石場跡地長崎県大村市長崎県大村市 1.5 県内業者 0.7 長崎県佐々工業団地の遊休地長崎県佐々町長崎県佐々町 2.7 チョープロ 長崎県市有地長崎県長崎市長崎県長崎市 2.6 長崎県 大規模太陽光発電所 SOL de 平戸下中野 ワールドパブリックと西日本パブリックの連合体 賃料 :225 円 /m2 年 ( 約 600 万円 / 年 ) 長崎県平戸市長崎県平戸市 1.3 チョープロ 1 長崎県 佐々工場団地 長崎県北松佐々町 長崎県北松佐々町 2.7 1~1.6 長崎県 福島町端免遊休地 長崎県松浦市 長崎県松浦市福島町端免 3.5 未来エネルギー 売電額の 3% 寄付 1.2 熊本県 大島適地 熊本県荒尾市大島 約 18 SB エナジー 14 熊本県 迫井手圃場整備事業地 菊池郡大津町岩坂 3 熊本県 瀬田立野牧野農業協同組合 菊池郡大津町大林 74.9 熊本県 JA 熊本経済連旧大津牧場 原種豚センター跡地 菊池郡大津町古城約 26.6 熊本県 宇土市花園工業用地 宇土市花園町 3.2 熊本県 宇土市土地開発公社保有地 宇土市 熊本県宇土市住吉町 2.5 Sky Solar Japan 賃料 :500 万円 / 年 2 熊本県天草市所有地 熊本県天草市楠浦 熊本県天草市倉岳町浦字靏舞来石 熊本県天草市楠浦町蛭子尾 熊本県一武工業用地球磨郡錦町一武 5 熊本県矢城牧場跡地熊本県芦北町葦北郡芦北町高岡 英和運輸 / 山寿産業 共栄建設 2 三井物産 / 東京海上アセットマネジメント投信 / 明電舎大林組 / 松下組 ( 大林クリーンエナジー )

93 都道府県名 名称公募自治体住所 熊本県女島埋立地熊本県芦北町葦北郡芦北町女島 9.5 熊本県日奈久埋立地 2 画地熊本県八代市熊本県八代市日奈久 2.7 熊本県 菊池環境保全組合西部清掃工場跡 面積 :ha ( 平地 ) 決定事業者 コア テック / スパークス グリーンエナジー & テクノロジー (SGET) 大林組 / 松下組 ( 大林クリーンエナジー ) 決定価格 合志市熊本県合志市上庄熊本製粉 / 自然電力 1 熊本県 熊本空港滑走路北側 熊本県 熊本県菊陽町 3.2 三菱商事 / 三菱総合研究所 2 大分県 尾永井工場用地 宇佐市 大分県宇佐市 3.7 京セラ TCL ソーラー ( 京セラ / 東京センチュリーリース ) 2 大分県 速見インター工業団地 杵築市 大分県杵築市山香町 3.4 京セラ TCL ソーラー ( 京セラ / 東京センチュリーリース ) 1.5 大分県 大分県企業局松岡太陽光発電所 大分県 大分県大分市松岡 宮崎県 塩付工業団地 川南町 宮崎県川南町 3 宮崎ガス 賃料 :600 万円 / 年 2 宮崎県 宮崎学園都市ハイテクパーク 宮崎市 宮崎県宮崎市清武町 4.87 平和リース 4 鹿児島県 県有地 鹿児島県薩摩川内市 鹿児島県薩摩川内市東郷町 鹿児島県 旧宮之城中学校跡地 鹿児島県さつま町 鹿児島県さつま町 4.4 大林クリーンエナジー 2.6 鹿児島県 たるみず桜島 SUN²( さんさん ) プロジェクト 鹿児島県垂水市鹿児島県垂水市 10 リニューアブル ジャパン 8.8 鹿児島県南さつま市有地南さつま市鹿児島県南さつま市加世田高橋 3 Sky Solar Japan 2 鹿児島県 肝付町メガソーラーはやぶさプロジェクト 鹿児島県肝付町後田 1.4 リニューアブル ジャパン 1 鹿児島県 鹿屋市打馬 鹿屋市 鹿児島県鹿屋市打馬 Sky Solar Japan 鹿児島県 鹿屋市串良町細山 鹿屋市 鹿児島県鹿屋市串良町細山 Sky Solar Japan 鹿児島県鹿屋市輝北町鹿屋市鹿児島県鹿屋市輝北町上百引 JAG 国際エナジー 賃料 : 100 ~ 150 円 /m2 年 鹿児島県 鹿屋市串良町有里 鹿屋市 鹿屋市串良町有里 3.8 南九州資材 鹿児島県 桑原城工業団地 阿久根市 鹿児島県阿久根市 大林クリーンエナジー / 大林組 2.8 鹿児島県 家畜市場跡地 南大隅町 / 錦江町 鹿児島県南大隅町 2 セブンプラザ 鹿児島県 枕崎空港跡地 枕崎市 鹿児島県枕崎市 17.2 オリックス / 九電工 鹿児島県 三本松工業団地 南九州市 鹿児島県南九州市 2.5 Sky Solar Japan 発電規模 (MW)

94 1.3.2 太陽光発電システムの導入 普及に関する各種規制 (1) 規制改革の動き平成 24 年 4 月 3 日 エネルギー分野における規制 制度改革に係る方針 が閣議決定され その中で 各府省は各規制改革項目について早期に措置をするように努め 四半期ごとに内閣府が進捗状況を確認することになった 平成 24 年度において 国家戦略室 / エネルギー 環境会議は 電力需要に関する検討会合の下で政府のエネルギー規制 制度改革アクションプランを策定した この中で規制改革は 行政刷新会議内の 規制 制度改革委員会 ( 旧名称 : 規制 制度改革に関する分科会 ) において推進されており エネルギーに関しては 同委員会第 2ワーキンググループが担当していた 太陽光発電に関する規制改革は 平成 24 年 10 月に 規制 制度改革委員会グリーンワーキンググループに引き継がれ 平成 24 年 10 月 ~11 月の間に 4 回の会合が開催された 平成 25 年 1 月 規制 制度改革委員会 は 規制改革会議 として発足し 平成 25 年 1 月 25 日に第 1 回会合が開催された (2) 規制改革アクションプランについて政府のエネルギー規制 制度改革アクションプランにおいて 表 1.3.2(2)-1 に示すように 26 項目の規制 制度改革を重点的に実施していく この中で太陽光発電に関しては 重点 10: 電気事業法上の保安規制の見直し 重点 11: 工場立地法上の生産施設面積見直し などを挙げている 88

95 表 1.3.2(2)-1 政府のエネルギー規制 制度改革アクションプラン概要 電力システム改革 (9 項目 ) 再生可能エネルギー導入 (9 項目 ) 省エネルギー推進 (8 項目 ) (1) 分散型電源の活用拡大 1 自家発の故障時等に備えた 自家発補給契約 の負担の実質的引き下げ 2 発電と需要の 同時同量ルール に基づくインバランス料金の引き下げ 3 自家発余剰電力の有効活用のための電力会社の系統 ( 送電網 ) の活用 4 送電における広域的運用の実施 5 再生可能エネルギーの優先接続 優先給電ルールの整備 (2) スマートメーターの導入促進と柔軟な電気料金メニューの設定 6 柔軟な料金メニューの設定による需要家に対するピークカット 省エネ誘因強化 7 5 年間の集中導入プランに対応したスマートメーターの導入加速化のための制度的枠組み 8 スマートメーターのインターフェースの標準化 (3) 卸市場の活性化によるコスト低減 9 卸 IPP の発電余力の活用 (1) 太陽光発電 1 電気事業法上の保安規制の見直し 2 工場立地法上の取扱いの見直し (2) 風力発電 3 自然公園における風力発電施設の審査に関する技術的ガイドラインの見直しの検討 4 洋上風力発電に関する制度環境の整備 (3) 地熱発電 5 自然公園法に基づく立地規制の許可要件の明確化等 6 温泉法における掘削許可の判断基準の考え方の策定 (4) 小水力発電 バイオマス (5) 共通項目 7 農山漁村の再エネ促進の新法による 農山漁村における導入促進に係る農林地等の利用調整の円滑化 8 国有林野における許可要件 基準の見直し 9 地球温暖化対策地方公共団体における再生可能エネルギー等導入の位置づけ明確化 (1) 需要側における電力ピーク対策の導入 1 省エネ法における電力ピーク対策の積極評価 2 需要側の電力ピーク対策における供給事業者側の協力 (2) 蓄電池の利用拡大 3 消防法に基づくリチウムイオン電池の取扱い規制の見直し 4 リチウムイオン電池の非常用電源としての使用解禁 (3) 民生部門を中心とした省エネ規制の徹底 強化 5 住宅 建築物の省エネ基準の見直し 6 住宅 建築物のラベリング制度の充実 7 省エネ法等による住宅 建築物の省エネ基準適合の段階的義務化 (4) 熱エネルギーの有効利用の促進 8 熱エネルギーの活用のための制度整備 出典 : 第 4 回エネルギー 環境会議資料 (3) 既に結論を得た規制改革すでに結論を得た規制改革は 各省から法律の改正や告示などで公示されている 太陽光発電関連は 表 1.3.2(3)-1に示すように 経済産業省は 太陽光発電設備の一般電気工作物への適用範囲の拡大 への対応として 電気事業法施行規則を改正 (2011 年 6 月 30 日 ) し 小出力発電設備の最大容量を20kW 未満から50kW 未満に引き上げた これにより 低圧系統に接続される50kW 未満 89

96 の太陽光発電設備については 電気主任技術者の選任や保安規程の届出が不要となった また 経済産業省は 工場立地法上の太陽光発電設備の見直し を行い 太陽光発電設備の工場立地法適用除外に関する工場立地法施行令の改定を実施 ( 平成 24 年 5 月 29 日 ) した さらに経済産業省は 電気事業法上の保安規制の見直し 規制改革を公示( 平成 24 年 5 月 26 日 ) し 太陽光発電設備について工事計画届出及び使用前安全管理審査の範囲を 出力 500kW 以上 から 出力 2,000kW 以上 に改めることを決めた それに伴い 出力 2,000kW 未満の設備には 工事計画の届出や使用前自主検査の実施や使用前安全管理審査の受審などの義務が課されなくなった 表 1.3.2(3)-1 太陽光発電に関連した規制改革 ( すでに結論を得たもの ) 改革事項改革の内容関連法律決定日 低圧連系可能発電規模の緩和 太陽光発電設備の一般用電気工作物範囲 太陽光発電設備に係る建築確認申請の不要化 農地法農地転用許可 太陽光発電の付属設備を収納するコンテナに関する取扱いの明確化 工場立地法上の取扱いの見直し 電気事業法上の保安規制の見直し 都市計画法開発許可 既存建築物の屋上における設置 電気事業法自主検査の方法 50kW 以上の太陽光発電設備を設置しても逆潮流電力が 50kW 未満に制限される措置が講じられている場合には 低圧連系を可能とすることについて 電気事業者は 誠意を持って協議にあたる 低圧連系の 50kW 未満の設備は 一般用電気工作物となり主任技術者の選任や保安規程の届出などが不要となった 1 土地に自立して設置する太陽光発電設備の取り扱い : 地上に設置される太陽光発電設備のうち 高さが 4m 以内で メンテナンス以外に人が立ち入らない設備は建築基準法が適用除外となる 2 建築物の屋上に設置される太陽光発電設備等の建築設備の高さ算定に係る取り扱い : 階段室等が建築面積の 1/8 近くを占めている既存建築物であっても 太陽光発電設備が高さ規定に適合していれば設置可能 工作放棄地 法面又は畦等に設置する場合の取扱いを明確化 一時転用を許可詳細は 23 農振第 2508 号 パワーコンディショナを収納する専用コンテナにおいて 稼動時は無人で機器の重大な障害発生時を除いて内部に人が立ち入らないものは建築物に該当しない 太陽光発電設備を工場立地法対象の発電設備から除外 太陽光発電設備については 発電設備に求められる工事計画届出及び使用前安全管理審査の範囲を 出力 500kW 以上 から 出力 2000kW 以上 に改める 太陽光発電設備が建築物でない場合は許可を要しない 建物の屋上に架台を取り付けその上に設置する太陽電池発電設備のうち 太陽電池発電設備のメンテナンスを除いて架台下の空間に人が立ち入らないものであって かつ 架台下の空間を居住や物品の保管その他屋内的用途に供しないものについては 建築確認は不要である 電気事業法施行規則 73 条の 4 による自主検査項目の緩和負荷試験の緩和等 電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドラインの解釈 電気事業法施行規則 建築基準法施行令 農林水産省農村進興局長 建築基準法国交省住宅局建築指導課長 ( 技術的助言 ) 工場立地法施行令の改正 電気事業法施行規則 国土交通省都市局都市計画課企画調査室長 ( 技術的助言 ) 建築基準法国交省住宅局建築指導課長 ( 技術的助言 ) 経済産業省電力安全課 各種資料から資源総合システムが作成 ( 詳細は 正式文書により確認のこと ) 平成 23 年 3 月 31 日 平成 23 年 6 月 30 日 平成 23 年 10 月 1 日 平成 24 年 3 月 28 日 平成 24 年 3 月 30 日 平成 24 年 5 月 29 日 平成 24 年 6 月 29 日 平成 24 年 6 月 8 日 平成 24 年 7 月 4 日 平成 24 年 12 月 19 日パブコメ 90

97 国土交通省においては 地上設置の太陽光発電設備に関する建築確認の不要化 (2011 年 10 月 1 日政令改正 ) や太陽光パネルをビル屋上に設置する場合における容積規制 高さ規制等の緩和 明確化 (2011 年 3 月 25 日通知 ) などを実施している また 国土交通省は 太陽光発電設備の付属設備を収納するコンテナに関する取扱の明確化 に関する技術的助言を通知 ( 平成 24 年 3 月 30 日 ) し パワーコンディショナを収納する専用コンテナにおいて 稼動時は無人で機器の重大な障害発生時を除いて内部に人が立ち入らないものは建築物に該当しないことを明らかにした また 2012 年 7 月 4 日には国土交通省は技術的助言を通知し 屋上に設置された太陽光発電設備に関する建築確認申請不要に関する規制改革を行った (4) 進行中の規制改革案 エネルギー分野における規制 制度改革に係る方針 が閣議決定( 平成 24 年 4 月 3 日 ) され その中で 各府省は早期に措置をするように努め 四半期ごとに内閣府が進捗状況を確認することになっている この中で 太陽光発電に関連する部分は 表 1.3.2(4)-1に示すように 農林水産省は 農地における再生可能エネルギーの設置規制の見直し に関して 優良農地の確保に支障を生じないことを前提とし 耕作放棄地を使用するなど地域の農業振興に資する場合については 再生可能エネルギー設備の設置に関し 農地制度における取扱いを明確化することを決める さらに 農林水産省は 国有林野の貸付対象に関する見直し に関して 農山漁村における再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律案が成立した場合 同法の規定に基づき市町村の認定を受けた 設備整備計画 に記載された再生可能エネルギー発電設備を国有林野に設置するときは 一定条件の下 包括協議において 公共用 公用又は公益事業の用に供するものとして 随意契約により 国有林野の使用を認めることや 再生可能エネルギー法の規定に基づき 再生可能エネルギー発電設備としての認定を受けた場合 包括協議において 公共用 公用又は公益事業の用に供するものとして 随意契約により 国有林野の使用を認めるなどの措置を行う 経済産業省は 再生可能エネルギー等の系統接続の円滑化における情報開示の拡大に向けた見直し に関して 送配電網や接続可能地点等の系統の受入可能情報や接続コスト ( 費用の内訳 工期等 ) 等について 再生可能エネルギー事業者等から実情把握を行い 必要な改善点を検討し 更なる情報開示を進めるため 例えば 閲覧などの手法により広く情報が得られるよう見直しを行う また 再生可能エネルギー等の系統接続の円滑化における申請手続の見直し において 系統接続申請を円滑化するため 現在電力会社によって異なる系統接続申請書類や運用ルールを見直し 手続書類の様式を簡素化 統一化するとともに 標準処理期間の短縮化を図るなどの措置を行う 平成 24 年 11 月 19 日の内閣府規制 制度改革委員会グリーンワーキンググループ第 4 回会合において 規制 制度改革検討項目一覧表 ( グリーンWG 関係 ) が提示された この中で太陽光発電関連においては 表 1.3.2(4)-2に示すような内容が提示されている 平成 24 年 11 月 30 日 日本再生プログラム が閣議決定された その中でグリーン分野の中で太陽光発電に関する部分を表 1.3.2(4)-3に示す 91

98 表 1.3.2(4)-1 太陽光発電に関連した規制改革事項 ( 期限を明示して進行中 ) 番号事項名規制 制度改革の内容実施時期 法律事項 政令事項 省令事項 法律政令省令 その他 ( 運用等 ) 所管官庁 29 保安林における許可要件 基準の見直し 1( 保安林の解除の要件 ) 保安林を再生可能エネルギー設備に供する場合の指定解除について 再生可能エネルギー事業関係者等からの実情把握や都道府県の審査の実態把握等を行い 合理的な運用内容を検討の上 留意事項として整理し 都道府県等に広く周知する 具体的には 他に適地がない 等の用地事情の確認範囲を 日本全国 地方区分 といった必要以上に広範囲で求めるのではなく 保安林の配備状況 ( 市町村内 都道府県内複数市町村 複数県等 ) を踏まえつつ 事業目的に応じて 合理的な理由により明確化するよう検討し 結論を得る 加えて 保健保安林や飛砂防備保安林内における施設整備などにおいて 保安林機能の維持に支障を及ぼさないと判断される場合には 当該機能に係る代替施設を設置する必要がないことを明確化する 平成 24 年上期措置 農林水産省 30 保安林における許可要件 基準の見直し 2( 保安林の作業許可 ) 保安林を再生可能エネルギー設備に供する場合の作業許可の要件について 再生可能エネルギー事業関係者等からの実情把握や都道府県の審査の実態把握等を行い 合理的な運用内容を検討の上 留意事項として整理し 都道府県等に広く周知する その際 保安林機能の維持に支障を及ぼさないと判断される場合は 現行の通知上の保安林内の作業許可の基準に照らして 工事のために必要となる道路部分について拡幅する等の柔軟な対応が可能であることを明確化する 平成 24 年上期措置 農林水産省 31 国有林野の貸付対象に関する見直し 1 農山漁村における再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律案が成立した場合 同法の規定に基づき市町村の認定を受けた 設備整備計画 に記載された再生可能エネルギー発電設備を国有林野に設置するときは 一定条件の下 包括協議において 公共用 公用又は公益事業の用に供するものとして 随意契約により 国有林野の使用を認める 2 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法の規定に基づき 再生可能エネルギー発電設備としての認定を受けた場合 包括協議において 公共用 公用又は公益事業の用に供するものとして 随意契約により 国有林野の使用を認める 1 農山漁村における再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律が成立した場合 その施行後速やかに措置 2 平成 24 年 7 月の電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法の施行後速やかに措置 1 財務省 農林水産省 2 財務省 農林水産省 経済産業省 92

99 番号事項名規制 制度改革の内容実施時期 法律事項 政令事項 省令事項 法律政令省令 その他 ( 運用等 ) 所管官庁 32 補助事業で取得した財産の有効利用に係る周知 補助事業で取得した財産を有効利用することで 再生可能エネルギーの導入促進を図るため 以下について農林水産省ホームページ等を通じて広く周知徹底する 1 補助事業で設置した農林水産関連施設について 補助金等の交付の目的に反しない財産処分であれば 届出のみで可とする 2 収益納付条件は 補助事業により収益が生じる場合の規定であり 自ら設置した施設には適用されない 平成 24 年度措置 農林水産省 33 再生可能エネルギー等の系統接続の円滑化 1( 情報開示の拡大に向けた見直し ) 送配電網や接続可能地点等の系統の受入可能情報や接続コスト ( 費用の内訳 工期等 ) 等について 再生可能エネルギー事業者等から実情把握を行い 必要な改善点を検討し 更なる情報開示を進めるため 例ば 閲覧などの手法により広く情報が得られるよう見直しを行う 平成 24 年度措置 経済産業省 34 再生可能エネルギー等の系統接続の円滑化 2( 申請手続の見直し ) 系統接続申請を円滑化するため 再生可能エネルギー事業者等から実情把握を行い必要な改善点を検討し 現在電力会社によって異なる系統接続申請書類や運用ルールを見直し 手続書類の様式を簡素化 統一化するとともに 標準処理期間の短縮化を図る 平成 24 年度措置 経済産業省 35 送電における広域的運用の拡大 1 再生可能エネルギーの導入拡大の観点から 隣接する一般電気事業者の調整力を活用し 更なる系統連系量拡大を進める ( 当該内容により 一般電気事業者による再生可能エネルギー ( 風力発電等 ) の系統連系募集枠を増やすようにする ) 2 送電における広域的運用の拡大については 連系線の利用方法等を含め 電力システム改革全体の検討の中で 予断なく総合的に検討を進める 1 平成 24 年度措置 2 平成 23 年度検討開始 結論を得次第措置 経済産業省 38 需要家による再生可能エネルギーの選択肢拡大に向けた部分供給取引の明確化 一般電気事業者や新電力と グリーン新電力の両者を活用したグリーン電力の活用が可能である旨について ホームページ公開にとどまらず 周知文書を発出 ( 電力会社 新電力 グリーン新電力 ) するといった対応で 速やかに措置する 平成 24 年度早期措置 公正取引委員会 経済産業省 61 系統全体の需給 情報の提供 事業者及び需要家の意見を踏まえつつ 系統全体の需給状況につき リアルタイムに近い形での情報提供が進むよう 検討し結論を得る 平成 24 年度検討 結論 経済産業省 93

100 番号事項名規制 制度改革の内容実施時期 法律事項 政令事項 省令事項 法律政令省令 その他 ( 運用等 ) 所管官庁 92 土壌汚染対策法の届出に添付すべき書類の簡素化 土壌汚染対策法第 4 条第 1 項に基づく届出に必要な図面とは 土地の形質の変更が行われる範囲を明示した図面であり 掘削部分と盛土部分が区別して表示されていれば 道路占用に係る書類で代用可能である旨を周知する 平成 24 年度措置 環境省 出典 : 平成 24 年 3 月 26 日 規制 制度改革に関する分科会報告書 ( エネルギー ) から資源総合システムが作成 表 1.3.2(4)-2 平成 24 年 11 月 19 日グリーン WG 関連規制 制度改革検討項目一覧表太陽光発電関連新規分 No. 事項名規制 制度の現状と課題規制改革の方向性 所管官庁対象法根拠法令 所管官庁回答欄 1 太陽光発電に関する電気主任技術者の保安監督範囲の拡大 現在 第 3 種電気主任技術者免状の保安監督範囲は 電圧 5 万 V 未満の事業用電気工作物 ( 出力 5,000kW 以上の発電所を除く ) の工事 維持および運用とされている 太陽光発電は 水力 内燃力 ガスタービンなどの回転機型発電設備とは異なり 直交変換機 (PCS) を介して発電を行う設備であり 緊急時には自ら設備を遮断するしくみがある 現在 メガソーラー等の特別高圧設備での 主な電圧は 6.6 万 V であり 第 3 種電気主任技術者の保安監督範囲を 5 万 V 未満から 7 万 V まで拡大すれば メガソーラーの普及に貢献できる 第 3 種電気主任技術者の監督範囲について 太陽光発電では電圧 7 万 V まで引き上げるべきである 経済産業省 電気事業法 電気事業法施行規則第 56 条 対応困難 電気設備においては 電圧階級が上がるに伴い リスクも増えるため 現行の電気主任技術者制度においては 電圧階級ごとに免状の種類を設定しており 太陽電池発電設備もその例外ではない 5 万 V を超える電気設備に関しては 事故の際に数万世帯に及ぶ停電をもたらす波及事故を引き起こす可能性があることから 技術及び知識のレベルが高い技術者が維持管理を行う必要がある 現在の第三種電気主任技術者は 5 万 V 未満の電圧階級の設備を扱う資格として設定しており 資格付与の要件もこれに対応している したがって 現在の第三種電気主任技術者が 5 万 V 超の設備を扱うことは 保安の確保上問題がある なお 第三種電気主任技術者免状の交付を受けた後 5 年間 1 万 V 以上の電気工作物の工事 維持及び運用の実務経験を有していれば 第二種電気主任技術者免状の交付を受けることが可 94

101 No. 事項名規制 制度の現状と課題規制改革の方向性 2 太陽光発電設備における電気主任技術者の兼任要件の緩和 1( 親子関係 兄弟関係 ) 現在 電気主任技術者免状の交付を受けている者が兼任承認を受けようとする場合 平成 24 年 3 月 30 日付 主任技術者制度の解釈及び運用 ( 内規 ) により 工場遊休敷地内や工場の屋根に工場主とは別の事業者が太陽光パネルを設置した場合であっても工場主の電気主任技術者による兼任ができない 電気事業法経済産業省 いわゆる屋根貸しによる太陽光発電の普及を図るべく 電気主任技術者の兼任承認において 常時勤務する事業場と兼任事業場が親子会社または同一の親会社を持つ会社でなければならないという条件について 太陽光発電設備では不要とすべきである 3 太陽光発電設備における電気主任技術者の兼任要件の緩和 2( 発電規模 ) 太陽光発電は 水力 内燃力 ガスタービンなどの回転機型発電設備とは異なり 直交変換機 (PCS) を介して発電を行う設備であり 緊急時には自ら設備を遮断するしくみがある 電気主任技術者の兼任承認において 最大出力 2,000kW までという条件について 太陽光発電設備では 5,000kW に緩和すべきである 所管官庁対象法根拠法令 経済産業省 電気事業法 経済産業省 電気事業法 主任技術者制度の解釈及び運用 ( 内規 ) 所管官庁回答欄 平成 24 年 11 月 30 日付 日本再生加速プログラム にて閣議決定済み 事項名 太陽光発電設備における電気主任技術者の兼任要件の緩和 規制改革の概要 電気主任技術者の兼任承認において 常時勤務する事業場と兼任事業場が親子会社又は同一の親会社を持つ会社でなければならないという要件について 太陽光発電設備を設置する兼任事業場が当該電気主任技術者が常時勤務する事業場と同一敷地内にある場合 又は太陽光発電設備を設置する兼任事業場が当該電気主任技術者が既に兼任している事業場と同一敷地内にある場合には不要とする 実施時期 平成 25 年上期結論 結論を得次第措置 対応困難 発電設備については 出力が 2,000kW を超えるものについては 特別高圧連系が必要となる 特別高圧設備と高圧設備以下を比較すると 設備が大きく異なる 設備容量が大きくなるに伴い 変圧器や負荷自体も大きくなるため 1 箇所の点検にかかる時間も増える そのため台風等の災害により 兼任している複数の事業場に同時に不具合が起きた場合 1 事業場で復電までの作業 ( 設備の点検 再連系 ) を行っているうちにもう 1 箇所の事業場への 2 時間以内の 到達が不可能となると考えられる また 特別高圧設備は波及事故の際の影響が高圧設備に比べて広範に及ぶこととなるが 故障時も供給支障を及ぼさないことに関して 確実に送電線路から遮断できる等の技術的根拠を示されたい 95

102 No. 事項名規制 制度の現状と課題規制改革の方向性 4 営農型太陽光発電事業の導入措置 農地法の規制で 農地 耕作放棄地における太陽光発電事業については 農地転用手続に 1 年以上要する場合があることや 手続の煩雑さなどから 農地 耕作放棄地への太陽光発電事業の導入はあまり進んでいない 農地転用を行わず 農地 耕作放棄地で太陽光発電事業を行う方法として 農地 耕作放棄地の上部空間に太陽光発電設備を設置することにより 農作物を育てながら 太陽光発電事業も時に実施することができるような基作りを行うべきである 5 屋根貸しによる太陽光発電の普及を目的とした 屋根に対する登記制度 の整備 太陽光発電設備の設置を検討する際 太陽光発電事業者が設置場所を賃借し 売電収入に応じて賃料を支払う ( いわゆる土地貸し 屋根貸し ) という形態での検討が増加してきている このうち 土地貸の場合は 地上権 もしくは 借地権 の登記により 20 年間の土地利用について第三者対抗要件の具備が可能である 一方で 屋根については 屋根部分に対する使用権 を主張できる法的な登記制度等がないため 20 年間の屋根利用に関する第三者対抗要件を具備できず 結果として屋根貸し普及の障害となっている いわゆる屋根貸しによる太陽光発電の普及を図るべく 建物の屋根に対する登記制度の整備を行うべきである 所管官庁対象法根拠法令 農林水産省 農地法第 4 条第 2 項第 5 条第 2 項 法務省 不動産登記法 所管官庁回答欄 エネルギー分野における規制 制度改革に係る方針 ( 平成 24 年 4 月 3 日閣議決定 ) に基づき 再生可能エネルギー設備の設置に関し 農地制度における取扱いを明確化する 優良農地の確保に支障を生じないことを前提とし 耕作放棄地を使用するなど地域の農業振興に資する場合については 再生可能エネルギー設備の設置に関し 農地制度における取扱いを明確化する 平成 24 年度措置 本項目については, 本年 7 月, 資源エネルギー庁と打合せを行った際, 本項目の必要性に係る問題点等について同庁において更に検討することとされているため その結果を踏まえた上で 登記制度の対応の可否について検討する 資源エネルギー庁の検討結果による 96

103 No. 事項名規制 制度の現状と課題規制改革の方向性 59 工事計画届出書 の期間の短縮 コージェネレーションを設置する場合に必要となる 工事計画届出書 の届出日から着工までの期間が長いことから 電力需給が逼迫するなか コージェネ等発電設備の納期を遅らせる一因となり ピーク時に間に合わない場合がある 工事計画届出等工事前の事前届出の基準を緩和すべきである 所管官庁対象法根拠法令 経済産業省 電気事業法第 48 条 電気事業法施行規則別表第 2 所管官庁回答欄 現行制度で対応可 電気事業法第 48 条に基づく電気工作物の設置又は変更の工事の計画の届出は 保安規制の観点から実施しており 届出の日から 30 日を経過した後でなければ当該届出に係る工事を着工してはならないが これはこの 30 日間に技術基準の適合性等について審査を行い 必要があれば計画の変更又は廃止命令を発することができるようにしているためである ただし 上記の 30 日の期間を短縮することに合理的な理由があり 届出書類に不備がなく 当該工事計画が電気事業法第 48 条第 3 項の規定に適合しているなど審査を速やかに終了することが可能な場合 電気事業法第 48 条第 3 項に基づき 期間を短縮することが可能である 対応済 97

104 表 1.3.2(4)-2 平成 24 年 11 月 30 日 日本再生プログラム が閣議決定グリーン分野太陽光発電に関する部分 番号事項名規制改革の概要実施時期所管官庁 40 電気主任技術者の不選任承認範囲の拡大 太陽電池発電設備に係る電気主任技術者の不選任承認範囲について 2,000kW 未満への引き上げについて検討し 技術動向や安全性の状況を踏まえて見直しを行う 平成 24 年度結論 平成 25 年上期までに必要に応じ措置 経済産業省 41 再生可能エネルギー等の系統接続の円滑化 1( 情報開示の拡大に向けた見直し ) 再生可能エネルギー等の系統接続の円滑化のため 送配電網や接続可能地点等の系統の受入可能性についての情報や接続コスト ( 費用の内訳 工期等 ) 等について 事業者から実情把握を行い その情報開示に必要な改善点を検討し ガイドラインとして策定する 平成 24 年措置経済産業省 42 再生可能エネルギー等の系統接続の円滑化 2( 申請手続の見直し ) 再生可能エネルギー等の系統接続申請を円滑化するため 現在電力会社によって異なる系統接続申請書類や運用ルールを見直し 手続書類の様式を簡素化 統一化する また 標準処理期間の短縮化を図るべく検討し ガイドラインとして策定する 平成 24 年措置経済産業省 45 太陽光発電設備における電気主任技術者の兼任要件の緩和 電気主任技術者の兼任承認において 常時勤務する事業場と兼任事業場が親子会社又は同一の親会社を持つ会社でなければならないという要件について 太陽光発電設備を設置する兼任事業場が当該電気主任技術者が常時勤務する事業場と同一敷地内にある場合 又は太陽光発電設備を設置する兼任事業場が当該 電気主任技術者が既に兼任している事業場と同一敷地内にある場合には不要とする 平成 25 年上期結論 結論を得次第措置 経済産業省 47 系統接続円滑化のための発電設備等の電力容量の変更 電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン において 低圧連系 高圧連系 特別高圧連系 (35kV 以下の特別高圧電線路のうち配電線扱いの電送路と連系する場合 ) の発電設備等の一設置者当たりの電力容量は それぞれ原則 50kW 2,000kW 10,000kW 未満 となっているところ 一設置者あたりの電力容量が 50kW 2,000kW 10,000kW の発電設備等の接続についても 個別協議により 技術面などで問題が無いと判断される場合には連系を認めるよう 当該容量近傍の電力容量の発電設備等について運用を柔軟化する 平成 24 年措置経済産業省 48 固定価格買取制度における買取義務の考え方の明確化 固定価格買取制度における買取義務の考え方につき 以下の事項について Q&A を作成してホームページに掲載し 明確化する 特定契約の買取の相手方が変更された場合 買取価格は設備認定時に決められた価格を引き継ぐものとし 変更時の価格 期間が適用されることはないこと 特定契約の買取の相手方が新電力から一般電気事業者に変更された場合 当該一般電気事業者には買取義務があること 特定契約の買取の相手方が一般電気事業者から新電力 新電力からまた当初の一般電気事業者へと変更された場合 当該一般電気事業者には買取義務があること 複数の電気事業者と特定契約を締結した場合 当初の優先順位 割合を変更したとしても 当該複数の電気事業者には買取義務があること 平成 24 年度措置経済産業省 98

105 (5) 今後望まれる規制改革太陽光発電システムの大量導入のためには さらなる規制改革が必要である 法律の規制による安全性の確保は重要な課題であるが 適切な規制によりコストの削減による普及の拡大が期待できる 固定価格買取制度は 国民の負担により 維持されている制度であり コストの削減は 国民経済の発展にも寄与するものである 再生可能エネルギーなどの分散電源の拡大のためには 系統への接続に関する電力会社の判断に基づく実質的な規制の緩和が重要である 大規模な電源が基幹系統に接続される風力発電に比べて 太陽光発電は 末端の配電線に接続されるため 配電線における接続に関する課題と対策を明確にして受け入れ量の拡大を図るべきであろう 電気事業法施行規則第 44 条において 標準電圧として維持すべき値として 100V 回路においては101V 上下 6Vを超えない値 200V 回路においては202V 上下 20Vを超えない値と規定している 住宅用の太陽光発電システムは単相 3 線式の200V 回路に接続されているが電圧の検出は100V 回路で行っているため実質的に100Vの規定が適用されている このため住宅用システムにおいては 配電線電圧の上限値に基づく設置容量の制限や 運転中に上限値の107Vに達して出力抑制が働く場合が出てくる 10kW 以上のシステムは低圧 200V 回路に接続されているが柱上変圧器が100V 回路と共用の場合が多いため この場合には100Vの規定が適用される場合がある 欧州ではEN50610 規格において 低圧配電線の電圧変動範囲を ±10% 以内に規定していることから 日本でも同様に100V 回路の規定を200V 回路に合わせて 101V±10Vまで拡大すれば 系統受け入れ容量は拡大する 99

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107 2. ヨーロッパにおける太陽光発電システム市場動向調査 2.1 太陽光発電システム導入動向調査 太陽光発電システムの単年導入量及び累積導入量推移と今後の見通し 各国政府やその他民間企業等の導入支援事業の内容及び当該事業による実績 ヨーロッパにおける主な太陽光発電関連政策一覧

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109 第 2 章ヨーロッパにおける太陽光発電システム市場動向調査 2.1 太陽光発電システム導入動向調査 太陽光発電システムの単年導入量及び累積導入量推移と今後の見通し ヨーロッパの太陽光発電システム導入は 2000 年よりドイツで施行されたフィードイン タリフ ( 固定価格による電力買取制度 ) が周辺国に波及したことで 急膨張の一途をたどっている 1 位はイタリア市場で 9,301W を導入 前年の 4 倍超となり 初めて単年で世界第 1 位の導入量となった 累積導入量は 12,803MW となり ドイツに続く世界第 2 位に躍り出た 2 位はドイツ市場で 2011 年だけで 7,500MW を導入し 前年よりは微増だったが世界一クラスの導入量を維持している 累積導入量は 24,820MW となり 引き続き世界 1 位を維持した 3 位はフランス市場で 前年比倍増の 1,634MW であり 累積導入量は 2,831MW となった 4 位はスペイン市場で前年よりも減少して 345MW であった 2008 年は 2,758MW の導入で飛躍的に伸びたが 導入枠による反動が スペイン ショック を引き起こす結果となった 累積導入量は 4,260MW で アメリカや日本と同じくらいの規模となっている 今後の見通し フィードイン タリフ制度と需給ギャップの継続により 太陽光発電システム価格の下落が続いている 固定価格の度重なる低減や制度の改正にもかかわらず 膨張した市場での一定規模の導入は進む可能性がある ドイツをはじめとする各国は フィードイン タリフ制度の調整により 今よりも小規模な持続可能な市場へ移行しようとしている しかし 制度の大幅な変更の可能性もあり 導入への悪影響の懸念も拭えない 固定価格引き下げの直前期の駆け込み需要も避けられず 需要の平準化が一層求められる スペイン及びチェコのような固定価格の見直しや導入枠設定が広がることにより 国によっては市場停滞の可能性も懸念される 一方で ヨーロッパ域内の太陽電池生産能力不足は深刻化しており 中国製太陽電池モジュールの反ダンピング調査が続けられるも アジアを中心とした輸入品に頼る状況は続くと考えられる ヨーロッパ域外からの輸入製品の拡大がインセンティブ見直しの原因の一つとなっており 適正な市場規模 産業規模を探るための取り組みが継続される 103

110 ( 単位 :MW) 国年 ~ ドイツ 単年 , , , , ,500.0 累計 , , , , , , , ,820.0 スペイン 単年 , 累計 , , , ,260.0 イタリア 単年 , ,300.6 累計 , , ,802.9 フランス 単年 ,634.1 累計 , ,831.4 オランダ 単年 累計 スイス 単年 累計 英国 単年 累計 オーストリア 単年 累計 ホ ルトカ ル 単年 累計 出典 :Trends in Photovoltaic Applications (TASK 1 Report IEA/PVPS 2012 年 9 月 ) 104

111 2.1.2 各国政府やその他民間企業等の導入支援事業の内容及び当該事業による実績 (1) 欧州連合における太陽光発電普及方策欧州連合 (EU) は 再生可能エネルギーやエネルギー効率 新しい技術への投資拡大は 持続可能な発展 供給の安定 新規雇用の創出 経済成長 競争力の強化 農村開発に資するとして 太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの導入を推進している 2008 年 12 月には 首脳会議で 温室効果ガスを 2020 年までに 1990 年比で 20% 削減する数値目標などを盛り込んだ包括的な温暖化対策で最終合意した ( トリプル 20) と呼ばれる包括的温暖化対策は 2020 年までに温室効果ガスを 1990 年比で 20% 削減し 20% の省エネを実現し エネルギー消費に占める再生可能エネルギーの割合を 20% に拡大するというものである この目標の達成のために欧州委員会 (EC) は 加盟国各国に対して拘束力のある目標を課している 2010 年下期に加盟国各国は EC に対して 国家再生可能エネルギー行動計画 (NREAP) を提出した NREAP は 各国における再生可能エネルギーの技術別導入見通し 導入施策や許認可 行政手続きの効率化 建物の最低要件 国民への情報提供の改善 装置設置業者のトレーニング 電力系統連系 運転条件などをまとめたものであり 2010 年 12 月時点で 26 ヶ国が提出している 各計画書による見通しをまとめると 2020 年までに EU における太陽光発電システムの累積導入量は 約 84GW となる見通しが示されている 今後 欧州指令と国家行動計画を組み合わせて 目標達成のための枠組みが決定されていく予定である また EC では 各国における導入の進捗状況の報告を求めており 達成状況を評価している 太陽光発電システムの普及施策は 加盟国に委ねられているために 各国が様々な支援施策を展開している 欧州における普及支援の中心はフィードイン タリフ制度であり 欧州全域に拡がりつつあるが 市場の発展状況は様々である 2009 年以降に太陽光発電システム価格が下落したこともあり 各国は 市場拡大の状況に応じて買取額の見直しや買取対象の変更を実施している 2008 年にスペインで生じた駆け込み需要による市場拡大とその後の崩壊 いわゆるスペイン ショックを避けるべく 持続可能な市場をめざした方策が議論され その結果がフィードイン タリフの見直しや制度改正に反映されている なお EU として実施している取り組みには 欧州インテリジェント エネルギー プログラム II(2003~) がある このプログラムは 2003 年に開始された 欧州インテリジェント エネルギー (Intelligent Energy for Europe (IEE)) の後継プログラムであり この枠組みの下で太陽光発電システムの導入基盤整備や導入が進められている 欧州太陽光発電産業協会 (EPIA) は IEE において PV LEGAL プロジェクトに各国の産業団体とともに取り組んでいる 同プロジェクトは行政障壁 ( 設置認可 ライセンス 系統連系までの日数等 ) を代表とする市場障壁の除去に取り組むものであり 各国の認可手続き プロジェクト手続きに関わる日数等をデータベースで公表したり ワークショップを通じて意見交換を実施するなど 各種の活動に取り組んでいる IEE の下 PV PARITY プロジェクト コンソーシアムは 2011 年から EU の政策決定者に対して太陽光発電が競争力をもつために必要となる施策の理解を促し Grid parity を達成するための戦略を策定している 住宅用 商用及び電力事業規模の太陽光発電システムの Grid parity に関する分析を実施し 2012 年末には システム価格 小売電力価格 資金コスト 及び欧州諸国における 105

112 太陽光発電システムによる電力の自家消費容量の推移を評価し 数ヶ国で Grid parity が実現間近であるとの結果をまとめた EU は 太陽光発電システムの普及基盤を整備するためのプログラムや研究開発 実証プロジェクトを通した支援を継続している 7 次枠組プログラム (FP7 2007~2013 年 ) においては 新プロセス 標準化 試験済みの建築部材 太陽光発電の付加価値の実証 高効率化 低コスト化等を課題とするプロジェクトを推進している 2007~2012 年には 6 件のプロジェクト提案が要請された これまでに EU の多額の研究開発予算が さらに長期的な応用向けの材料開発 集光型太陽光発電 製造プロセスの開発に投じられている また 薄膜技術分野への予算も多く投じられた EC は 太陽光発電部門の研究開発及び実証の長期支援を継続しており 研究者と産業界が協力して技術及び応用開発ができる枠組みを提供している FP7 の下で開始された初めの 5 件の公募では 太陽光発電に関する革新的プロジェクトに対して既に 1 億 9500 万ユーロ超が投資された 2007 年 11 月に EC は 低炭素社会を目指す欧州戦略的エネルギー技術計画 (SET 計画 ) を発表した 2020 年目標達成のための今後 10 年間の欧州の重要技術課題として 第 2 世代バイオ燃料 二酸化炭素捕捉 風力発電機の発電規模の倍増 ( 洋上発電が主要応用分野 ) 大規模太陽光発電と集光型発電の商業化可能性の実証 再生可能エネルギー 分散型エネルギーの連系が可能な欧州共通のスマートな電力系統 (Smart Grid) 建物 輸送 産業における高効率省エネルギーとエンドユース機器 核分裂技術の競争力の維持と廃棄物管理を挙げた さらに SET 計画では 欧州風力イニシアチブ 欧州太陽エネルギー産業イニシアチブ (SEII Solar European Industrial Initiative) バイオエネルギー ヨーロッパ イニシアチブを含む 6 つの産業イニシアチブが策定され 2009 年 10 月に 低炭素技術の開発への投資に関する技術ロードマップ (SET-Plan) が発表された SEII は 2020 年までに欧州における電力需要の最大 12% を太陽光発電で賄い 2020 年までに欧州の電力供給の 3% を集光型太陽熱 (CSP) 発電所により賄うことを目標に設定している 2010 年 5 月に欧州太陽光発電技術プラットフォームと欧州太陽光発電産業協会 (EPIA) が SEII 実行計画を発表 今後の研究開発目標や予算配分の方針等をまとめた SEII の太陽光発電実施計画 (2010~2012 年 ) では コスト削減及び大規模普及を目指し 新製品技術 太陽光発電の系統連系及び建物への一体化に関する研究開発及び実証に約 12 億ユーロを投じる必要があることを明らかにしている SEII における重点のひとつは SEII の優先事項の実施に注力する欧州研究領域ネットワーク (ERA-NET) の財政支援提案の定義づけである ERA-NET は 太陽光発電及び CSP 分野において官民双方の研究開発 実証を支援する資金調達団体の中から 様々な形の協定による利益を探究する機会を参加機関に提供することで 既存の多国間協力メカニズムを補完している ERA-NET が財政支援する活動は 相乗効果や相補性が得られる一方で 資金提供の重複を避けるためその他のスキーム (NER300 など ) による財政支援の見通しを国家レベルで調整しなければならない ERA-NET はまず ( 2012 年末からの ) 共同公募の開始に着手する なお 欧州においては 2012 年 7 月に独 Solar World が中心メンバーとなっている産業団体 EU ProSun が EC に対して中国製太陽電池 ( セル ウエハー及びモジュール ) のダンピング及び不当な補助金に関する調査を要請し EC は同 9 月にダンピングに関する調査の開始を発表した 今後 EC は中国の輸出企業 EU 域内の製造企業及び輸入者等に調査書類を送付 回答結果に基づ 106

113 いてダンピングの有無を判断し ダンピングが有ったと判断された場合 予備関税を導入する可能性がある EC によれば 想定される結果は 1 予備関税の導入 2 予備関税を導入せずに調査を継続 3 調査の終了 のいずれかであるという EU においては 太陽光発電システムの普及支援施策は加盟国各国に委ねられている 表 2.1.2(1)-1 に EU における太陽光発電の普及施策概要を示す 表 2.1.2(1)-1 欧州連合における太陽光発電普及施策の拡大の動き 再生可能エネルギー 利用 ( 導入 ) 目標 温室効果ガスの排出削減の一環として EU が消費するエネルギーについて 再生可能エネルギーのシェアを 20% に引き上げ (2008 年 1 月 ) RPS 制度 加盟国による ( スウェーデン等 ( 一部の電力会社が独自に実施 )) 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 研究開発総局 (DG RTD) 運輸 エネルギー総局 (DG TREN) 補助金 欧州戦略的エネルギー技術計画 (SET 計画 )2020 年までに電力の 12% を太陽光発電で賄うことを目標とする 欧州再生可能エネルギー行動計画における 2020 年の累積導入量 :85GW 7 次枠組プログラム (2007~2013 年 ): 活動プログラムの中で確認されたトピックに基づく提案の公募を毎年実施 インテリジェント エナジー ヨーロッパ (2003~2006 年 ): 再生可能エネルギーの環境整備 普及支援 インテリジェント エナジー ヨーロッパ Ⅱ (2007~2013 年 ): 導入量モニタリング (EuroObserver) 中 大規模システム普及 (PV sinbloom) 新加盟国支援 (PV-NMS-NET) 地域戦略推進 (POLIS) 設置までのリードタイム短期化 (PV LEGAL) Grid Parity の定義と達成後に向けた施策 (PV PARITY) 等のプロジェクトを開始 欧州太陽光発電技術プラットフォーム設立 (2005 年 4 月 ) 戦略的研究計画 (SRA)( 2007 年 7 月 ) を策定 SRA 実行計画を発表 (2009 年 9 月 ) 2011 年 9 月に各 WG によって作成された SRA 第 2 版を発行 欧州戦略的エネルギー技術計画 (SET 計画 )( 2007 年 11 月 ) の策定により 欧州太陽エネルギー産業イニシアチブ (SEII) の実施計画 (2010~2012 年 ) を開始 (2010 年 6 月 ) エネルギー ロードマップ 2050 を採択 (2011 年 12 月 ) 太陽電池モジュールの回収及びリサイクルの義務化 (2012 年 3 月 ) 加盟国によって異なる (EU は各国における導入状況を判断して EU としての施策を検討する ) 逆潮流電力 買取制度 買取価格 加盟国によって異なる (EU は各国における導入状況を判断して EU としての施策を検討する ) 出典 : 各種資料から資源総合システムが作成 107

114 図 2.1.2(1)-1 に示すように 欧州連合 (EU)27 ヶ国 +スイスのうち 20 ヶ国以上がフィードイン タリフ (FIT) 制度を実施している 2012 年には ドイツやイタリアなどで FIT 制度を大幅に調整する動きが見られた 2009 年以降引き続き太陽光発電システムの価格が下落していることや FIT の支出が予算上限額に達しつつあること FIT の原資となる電力消費者に課される賦課金の引き上げなどを理由に 各国は 市場拡大の状況に応じて買い取り額の見直しや買取対象の変更を実施している 図 2.1.2(1)-1 欧州におけるフィードイン タリフ制度とネットメタリングによる太陽光発電への支援の状況 (2012 年 ) 出典 :( 株 ) 資源総合システム調べ また 表 2.1.2(1)-2 に欧州連合加盟各国及びスイスにおける太陽光発電システムの普及施策の実 施状況を示す 108

115 表 2.1.2(1)-2 欧州連合加盟国及びスイスにおける太陽光発電普及施策の実施状況 (2012 年 ) 国 オーストリア ベルギー 1 フィードイン タリフ /kwh (13 年 ) /kwh (15-20 年 地域別 ) ネットメタリング グリーン電力証書 RPS 補助金税額控除 付加価値税控除 低利融資 ( 10kW) BGN/MWh ブルガリア (20 年 ) キプロス /kwh (20 年 ) 40-55% チェコ 6.16CZK/kWh (20 年 ) デンマーク 40-60øre/kWh (10-20 年 ) 2 エストニア EEK/kWh (12 年 )( RE 3 ) フィンランド 40% 6.9 /MWh フランス /kwh (20 年 ) 11% ドイツ /kwh (20 年 ) ギリシャ /kwh (20 年 ) 40% ハンガリー 29.84HUF/kWh アイルランド 太陽光発電は対象外 イタリア /kwh (20 年 ) 10-20% ラトビア /kwh (8 年 )(RE 3 ) リトアニア 0.47 /kwh (12 年 ) ルクセンブルク /kwh (15 年以上 ) マルタ 余剰電力 0.07 /kwh オランダ /kwh ポーランド PLN/kWh 4 ポルトガル /kwh (20 年 ) 12% スロバキア 13.2SKK/kWh(12 年 ) スロベニア /kwh (15 年 ) スペイン /kwh (25 年 ) 5 スウェーデン地域電力事業者が実施 スイス /kwh (25 年 ) イギリス /kwh (25 年間 ) 1 : グリーン証書による 2 : グリーン電力価格 3 : 再生可能エネルギーに対して設定 4 :2013 年から導入予定 5 : 新設システムへの適用停止中出典 :( 株 ) 資源総合システム調べ 109

116 (2) 欧州連合における枠組みプログラム欧州連合 (EU) は2008 年 12 月に首脳会議で 温室効果ガスを2020 年までに1990 年比で20% 削減する数値目標などを盛り込んだ包括的な温暖化対策 ( トリプル20) にで最終合意した では 2020 年までに温室効果ガスを1990 年比で20% 削減し 20% の省エネを実施し エネルギー消費に占める再生可能エネルギーの割合を20% に拡大することを目指している こうした目標の実現の一環として 欧州委員会 (EC) は7 次枠組みプログラム (FP7)( 2007~2013 年 ) において太陽光発電に関連する研究開発を継続している EUでは 表 2.1.2(2)-1に示すように研究開発の支援を1952 年から実施しており 枠組みプログラムは4ヶ年研究開発プログラムとして1984 年に開始された 2002~2006 年に実施された第 6 次枠組みプログラム (FP6) は 研究プロジェクトの公募をすべて終了した 2007 年から開始されたFP7 は 長期研究開発を可能にするために7ヶ年計画の新たな枠組みとしてスタートした 表 2.1.2(2)-2 にはこれまでの枠組みプログラムの予算推移を示す FP7では 過去のプログラムに比べ大幅に予算が増加し 7 年間に渡り実施されることとなった 活動プログラムの中で確認されたトピックに基づく提案の募集は毎年実施される 太陽光発電に関しては FP7においては 企業や国家プログラムによる研究開発投資が増加している従来型のウエハー ベースの結晶シリコンに関する開発よりも 更に長期的な応用向けの材料開発 集光型太陽光発電 生産プロセスの開発に重点が置かれている また 薄膜技術への予算も多く投じられている 表 2.1.2(2)-1 欧州連合 (EU) における研究開発の推移 年 期間 1952 石炭 鉄鋼条約 1957 欧州原子力共同体 (Euratom) 条約 共同研究センター (JRC) 発足 1983 ESPRITプログラム ( 情報技術分野における研究開発促進 ) 1984 第 1 次枠組みプログラム (FP1)( ~1987 年 ) 1987 欧州単一法 ( 科学技術が欧州委員会の責務となる ) 1987 第 2 次枠組みプログラム (FP2)( ~1991 年 ) 1991 第 3 次枠組みプログラム (FP3)( ~1994 年 ) 1993 欧州連合条約 (EUにおける研究開発の役割の拡大) 1994 第 4 次枠組みプログラム (FP4)( ~1998 年 ) 1998 第 5 次枠組みプログラム (FP5)( ~2002 年 ) 2000 欧州研究領域 (ERA) 2002 第 6 次枠組みプログラム (FP6)( ~2006 年 ) 2007 第 7 次枠組みプログラム (FP7)( 2007~2013 年 ) 出典 : 各種資料から ( 株 ) 資源総合システムが作成 110

117 表 2.1.2(2)-2 欧州連合 (EU) 枠組みプログラム (FP) 予算推移 分野 期間 予算額 1 次枠組みプログラム (FP1) 1984~1987 年 10 億ユーロ / 年 2 次枠組みプログラム (FP2) 1987~1991 年 14 億ユーロ / 年 3 次枠組みプログラム (FP3) 1991~1994 年 17 億ユーロ / 年 4 次枠組みプログラム (FP4) 1994~1998 年 33 億ユーロ / 年 5 次枠組みプログラム (FP5) 1998~2002 年 37 億ユーロ / 年 6 次枠組みプログラム (FP6) 2002~2006 年 44 億ユーロ / 年 7 次枠組みプログラム (FP7) 2007~2013 年 53 億ユーロ / 年 出典 : 年 3 月他 ) これまでの枠組みプログラムにおける太陽光発電関連の研究 技術開発 (RTD) 予算の推移及 びプロジェクト数を 表 2.1.2(2)-3 に示す また 図 2.1.2(2)-1 に FP6 及び FP7 における予算配分を示 し FP7 はこれまでの決定分のみを示す 表 2.1.2(2)-3 欧州委員会 (EC) による枠組みプログラムの太陽光発電関連予算 ( 単位 : ユーロ ) 実施期間 枠組みプログラム 研究総局 (DG Research) 予算 ( プロジェクト数 ) 運輸 エネルギー総局 (DG TREN) 予算 ( プロジェクト数 ) 総額 ~1994 年 ~FP3 >1 億 500 万 1994~1998 年 FP 万 (85 件 ) 8400 万 1998~2002 年 FP 万 (62 件 ) 3700 万 (37 件 ) 1 億 2000 万 2002~2006 年 FP6 1 億 560 万 (33 件 ) 1 億 560 万 2007~2013 年 FP7 1 億 9500 万 (2007~2012 年決定分 ) 不明 出典 :Fabio Belloni, Pietro Menna, EC, 1st SEII Implementation Plan and discussion on the 2nd IP , SEII Workshop(2012 年 9 月 ) 他を基に 資源総合システムが作成 111

118 製品装置とプロセス 新概念 集光型太陽光発電 (CPV) 革新的設置と系統連系 薄膜 ウエハー ベースシリコン 建物一体型 水平的活動 / 研究基盤 図 2.2.2(2) ~2012 年における枠組みプログラムの予算配分 ( 単位 :100 万ユーロ ) 出典 :Fabio Belloni, Pietro Menna, EC, 1st SEII Implementation Plan and discussion on the 2nd IP , SEII Workshop(2012 年 9 月 ) 112

119 (3) ドイツにおける太陽光発電普及方策ドイツ連立政権は 2010 年 9 月 6 日に2050 年までの長期エネルギー構想を発表した この構想では 2050 年までに二酸化炭素の排出量を1990 年比で80% 削減 その最大の柱は再生可能エネルギーの拡大としている 2009 年には再生可能エネルギーが最終エネルギー消費量に占める比率は 10.1% であったが 2030 年には30% 2050 年には60% まで引上げる また 2009 年には電力消費量の16.1% が再生可能エネルギーによって賄われていたが 2020 年にはこの比率を35% 2050 年には 80% まで上昇させる計画である なお 二酸化炭素排出削減の第 2の柱として エネルギー消費量の削減をあげており 2020 年の電力消費量を 2008 年比で20% 2050 年には50% 減らす意向である 更に建物のリフォームによって 2050 年には暖房のための熱消費量を 1990 年比で80% 削減する予定となっている ドイツ連邦政府では 連邦環境 自然保護 原子力安全省 (BMU) が再生可能エネルギーに関する責務を負っている 太陽光発電システムの支援施策としては 政府は2000 年に制定された再生可能エネルギー法 (EEG) によるフィードイン タリフ (FIT) 制度を継続している 電力部門における再生可能エネルギー拡大目標達成という点において 同法はドイツ政府が行使できる最も効果的な資金調達方法である FIT 制度における太陽光発電システムに対する買取額は システムの規模やシステムが地上設置型か建物設置かにより異なる 2009 年からは自家消費用電力に対する買取額も設定されたが 2012 年 6 月のFIT 制度改定で廃止された 全ての買取額は20 年間の稼働期間に渡り保証されている 当初は 太陽光発電システムに対する買取額は 毎年一定額が低減される予定であった しかし設置件数の持続的な拡大を背景に 市場成長に応じて逓減率を調整するメカニズムが導入された 同スキームの下 市場があらかじめ設定された導入見込み値の幅から外れている場合には 翌年の逓減率が増加または低減される 2010~2012 年の間については 導入見込み値は年間 2,500MW ~3,500MWに設定されている しかし2011 年には約 7,500MWが設置され 見込み値を大幅に超過した そのため 政府は 急速な太陽光発電システムの増加による電力需要家の費用負担額増加を懸念し 2012 年の買取額の追加調整が協議され EEG 改正法案の最終草案が2012 年 6 月に可決された EEGは ドイツにおける系統連系形太陽光発電システムの設置を促進すると同時に システム価格の継続した低下にも貢献した そのため ドイツにおいて太陽光発電システムは経済的にますます魅力的なものとなった ドイツ太陽エネルギー産業会 (BSW-Solar) が発表した分析によれば 100kW 未満の屋根設置型太陽光発電システムの平均価格は 2012 年第 2 四半期に1,776ユーロ /kwまで低下した これは 過去 5 年間 (2007 年以降 ) でシステム価格が半減したことを意味する 更に ドイツ連邦エネルギー水道事業連合会 (BDEW) によれば ドイツにおける2012 年上期の電力需要に占める太陽光発電の割合は 前年同期比 47% 成長した 2012 年上期に 再生可能エネルギーはドイツの電力需要の4 分の1に相当する679 億 kwhを供給し 前年同期の同 21% 564 億 kwhから増加した すなわち ドイツにおける再生可能エネルギーの割合は 初めて25% を越えたことになり 太陽光発電の割合は 3.6% から5.3% に拡大した 表 2.1.2(3)-1にドイツにおける施策の概要を示す また 表 2.1.2(3)-2 及び2.1.2(3)-3にFIT 制度の概要を示す 表 2.1.2(3)-4に2009~2011 年の太陽光発電市場の主要データを示す 113

120 表 2.1.2(3)-1 ドイツにおける太陽光発電システムの普及施策の概要 再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) 目標 RPS 制度太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 逆潮流電力 補助金 買取制度 電力生産におけるシェア :35%(2020 年 )(Energy Concept) EU 指令 ( エネルギー消費 ): 18%(2020 年 ) なし とくになし 国家再生可能エネルギー行動計画における 2020 年累積導入量 :51,753MW 改正再生可能エネルギー法( 改正 EEG)( 2004 年 ~) によるフィードイン タリフ制度 フィードイン プレミアム(FIP) 制度 (2012 年 ~) ドイツ開発銀行(kfW) による低利融資プログラム 新 再生可能エネルギー標準プログラム ( 2009 年 1 月 ~) 学校への導入プログラム Sun at School 州レベルの導入支援 州によってあり 2000 年 : 再生可能エネルギー法 (2000 年 ) 2004 年 ~: 改正再生可能エネルギー法 ( 改正 EEG)( 未利用地は 6.5% その他は 5% ずつ毎年低減 ) 2009 年 ~:EEG 改正法を施行 (2008 年に審議 買取額の見直しと低減率の増加 2010 年 :1 月の定期引き下げに加えて 7 月と 10 月に FIT を引き下げ 2011 年 :1 月は 9% の低減を基本とし 3.5GW から 1GW 毎に低減率を ±1% とするスライディング スケールを適用 2012 年 :1 月に 15% 減額 6 月に改正 4 月 1 日に遡って新たな買取額 ( 約 30% 減額 ) を適用 5 月以降の毎月の減額と>10MW システムを FIT 制度の対象外とすることを決定 11 月 ~2013 年 1 月の買取額は 2.5%/ 月の減額 出典 : 各種資料から ( 株 ) 資源総合システムが作成 114

121 表 2.1.2(3)-2 ドイツにおけるフィードイン タリフの推移 (2008~2012 年 1 月 )( 単位 : ユーロセント /kwh) 年ルーフトップ地上設置 自家消費ボーナス *2 *1 30kW >30kW >100kW >1,000kW 一般 *1 転換地 低減率 FIT 低減率 FIT 低減率 FIT 低減率 FIT 低減率 FIT 低減率 FIT 農地 <= 30% > 30% 2008 年 Ct/kWh 2009 年 8% % % % 低減率 :10% FIT:31.94Ct/kWh 年 1 月 8+1% % % % 低減率 :10+1% FIT:28.43Ct/kWh 年 7 月 2010 年 10 月 2011 年 1 月 13% % % % % % % % % % % % % % % % % % 年 7 月 2011 年 9 月 0% % % % % % 対象外 年 1 月 15% % % % % % kW 以下 : ~ 100kW : ~ 500kW :5.6 30kW 以下 : ~ 100kW: ~ 500kW: 9.98 *1: 地上設置 一般 : 商業地 工業地 高速道路 鉄道隣接地など 転換地 : 軍事基地跡地 廃棄物処理場跡地 土壌汚染地域など *2: 自家消費ボーナスは自家消費のある建物のみ 出典 : ドイツ太陽エネルギー産業会 (BSW) 資料 ドイツ環境省 プレス リリース等から ( 株 ) 資源総合システムが作成 表 2.1.2(3) 年 4 月 1 日以降の新たな買取額 : 屋根設置及び地上設置 ( 単位 : ユーロセント /kwh) 運転開始 10kW >10~40kW >40kW~1MW >1~10MW 2012 年 4 月 1 日 ~ 年 5 月 1 日 ~ 年 6 月 1 日 ~ 年 7 月 1 日 ~ 年 8 月 1 日 ~ 年 9 月 1 日 ~ 年 10 月 1 日 ~ 年 11 月 1 日 ~ 年 12 月 1 日 ~ 年 1 月 1 日 ~ 年 2 月 1 日 ~ 年 3 月 1 日 ~ 年 4 月 1 日 ~ 出典 : ドイツ太陽エネルギー産業会 (BSW) の資料を基に ( 株 ) 資源総合システムが作成 115

122 表 2.1.2(3)-4 ドイツの太陽光発電市場における主要データ ( 年 ) 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 3,845MW 7,411MW 7,500MW 累積設置容量 9,845MW 17,370MW 24,820MW 太陽光発電による発電量 12,000GWh 18,500GWh 累積設置システム数 860,000 1,090,000 輸出比率 55% セル生産量 2,456MW 2,700MW 2,919.2 モジュール生産量 2,556MW 3,070.2 雇用人員 65,000 人 133,000 人 128,000 太陽光発電研究開発に関する連邦予算 ( 研究開発 ) 5290 万ユーロ 6400 万ユーロ >5600 万ユーロ 出典 :Lothar Wissing, Forschungszentrum Jürich (FZ Jürich), National Survey Report of PV Power Applications in Germany 2011 (2012 年 7 月 ) IEA-PVPS Task 1, Trends in Photovoltaic Applications in Selected IEA Countries between 1992 and 2011 (2012 年 9 月 ) ドイツでは 2010~2012 年の太陽光発電システム導入見込み値を年間 2,500~3,500MWに設定していたが フィードイン タリフ (FIT) 制度及び太陽光発電システム価格の顕著な低下に後押しされ 2011 年のドイツにおける太陽光発電システム設置容量は2010 年とほぼ横ばいの7,500MWとなり 累積設置容量は24,820MWとなった また 温暖な気候も追い風になり 12 月の設置容量が大幅に増加した しかし 世界の中でも最高水準にあるドイツの電力価格は 太陽光発電に対するFIT 制度によって2012 年は0.036ユーロ /kwhの賦課金を電力需要家に課しているため 電力事業者や需要家グループからは費用負担に対する不満の声が上がっている ドイツの送電系統運用者 (TSO) は 2013 年の賦課金が2012 年から47% 上昇し ユーロ /kwhとなると発表した 賦課金が47% 上昇すると 年間 3,500kWhの電力を消費するドイツの平均的世帯の場合 年間約 185ユーロを電力価格に上乗せして支払うことになる ドイツでは脱原子力発電政策を受けて再生可能エネルギーの導入が増大しており このためFIT 制度による電力買取の増加に伴う電力価格の急増が問題となっている 電力消費者への負担が大きすぎることなどが原因となり 2011 年の終わり頃からEEGの見直しが検討され始め EEG 改正案は6 月上旬にドイツ議会で可決された これによりFIT 制度による買取額の減額措置などが講じられたが 制度変更の猶予期間に伴う駆け込み需要により 2012 年には想定を上回る速度で導入が進み導入量が7.63GWとなり これによりドイツが再び導入量で世界 1 位となった 駆け込み需要に加え 改正された再生可能エネルギー法 (EEG) では10MW 超の発電所がFIT 制度の対象外となることが決定されたが 制度移行の猶予期間が設けられたため 2012 年 6 月には1,791MW 9 月は981MWの導入があった 2012 年までの月別の導入量推移を図 2.1.2(3)-1に示す 116

123 図 2.1.2(3)-1 ドイツにおける月別導入量の推移出典 : ドイツ連邦ネットワーク庁資料等から ( 株 ) 資源総合システムが作成 FIT 制度のための賦課金による電力消費者への負担が大きすぎることに対する措置として ドイツ連邦環境 自然保護 原子力安全省 (BMU) のPeter Altmaier 大臣は FITの原資となっている電力消費者が支払う賦課金の引き上げを2 年間凍結するほか 賦課金が際限なく増加する現行制度を抜本的に見直す方針であることを2013 年 1 月に明らかにした 2013 年にはEEGの抜本的改正が再び実施される可能性が高く 市場は不透明な状況である しかし ドイツ政府は原子力発電を2022 年までに全廃することを決定しており 再生可能エネルギーを中心としたエネルギー政策は継続せねばならず それに伴い太陽光発電も将来にわたり一定の市場を維持すると見られている 太陽光発電システムの価格が低下している事に加え 既存の原子力発電を転換する必要性に迫られていることを理由として ドイツの大手電力事業者 E.ON 及びRWEは 太陽エネルギーへの投資を強化する計画である E.ONは 2008 年から2012 年初めまでに51MWの太陽光発電所を稼働させているが 2013 年までに新たに70MWを稼働させる計画を打ち出している また エネルギー構想では 2020 年までに電力に占める再生可能エネルギーの割合を35% に拡大することを目標にしている 政府は 太陽光発電システムの年間導入量を2.5~3.5GWに抑える考えであり その場合 2020 年の太陽光発電システム累積設置容量は約 40GWに到達すると予測されている 2013 年の市場規模は政府目標の2.5~3.5GWに縮小すると見られるが FIT 制度の有無にかかわらず投資額が回収可能となる2014 年には 導入量は更に増加すると見られている 欧州太陽光発電産業協会 (EPIA) は 表 2.1.2(3)-5に示すように ドイツでは2011 年並みの需要は望めないものの 今後も安定した導入が継続すると見込んでいる 117

124 表 2.1.2(3)-5 ドイツ市場の予測 ( 単位 :MW) * 2013* 2014* 2015* 2016* 中庸シナリオ 4,000 2,000 3,000 3,000 3,000 年間導入量 1,271 1,809 政策主導 3,806 7,408 7,485 シナリオ 8,000 5,000 5,000 5,000 5,000 年間導入量 中庸シナリ オ 28,700 30,700 33,700 36,700 39,700 累積導入量 4,170 5,979 政策主導 9,785 17,193 24,678 シナリオ 32,700 37,700 42,700 47,700 52,700 累積導入量 * 印は予測を示す 出典 :EPIA, Global Market Outlook for Photovoltaics until 2016 (2012 年 5 月 ) なお BMU は 2013 年 2 月から太陽光発電設備のエネルギー貯蔵システムに対する新たなイ ンセンティブ プログラムを開始すると公表した これにより 太陽光発電システムの導入拡大 における 系統側へのインテグレーションに関する課題が軽減されることになると見込まれる 118

125 (4) イタリアにおける太陽光発電普及方策イタリアでは 再生可能エネルギー技術の開発及び普及は 欧州連合 (EU) 指令と京都議定書の公約に関する合意に従うための重要な機会と認識されており 環境 国土保護省 (MATT) が再生可能エネルギーの導入を進めている EU 指令によるエネルギー消費における再生可能エネルギー目標は 2020 年までに17% となっている また イタリア政府は EUに提出した再生可能エネルギー行動計画においては2020 年の太陽光発電システム累積導入量を8,000MWにすると表明していたが この目標は 2011 年に9,304.6MWの太陽光発電システムを導入し 累積設置容量が 12,802.9MWに達したことから大幅に前倒しで達成された MATTが実施している太陽光発電システムの普及施策はフィードイン タリフ (FIT) 制度が中心である 従来イタリア政府は 補助金プログラムを実施していたが 2005 年 8 月 5 日にFIT 制度及びその適用期間を制定した法令を発布した また 2003 年 12 月 29 日付けの政令第 387 号によって 2015 年までに設置される太陽光発電システムの累積設置容量の国家目標が300MWと制定された FIT 制度法令の発布以後 2005 年後半数ヶ月でイタリア生産活動省の予想を超える申請が提出された その結果 イタリア政府は 2006 年初めに発布された法令において FIT 制度により支援する太陽光発電システムの設置容量を500MWに上方修正し 2015 年までの累積設置容量国家目標を 1,000MWとした さらに2011 年 5 月 5 日に承認された新 FIT 制度 (Conto Energia IV) では 2016 年の太陽光発電累積設置容量目標を23GW 前後に掲げている イタリア市場全体に不安定さや不連続性をもたらした制度的施策が原因の 混乱期 が終わり 2011 年はインセンティブ効果の高いFIT 制度に代表される良好な投資環境により イタリアは欧州においてドイツに続く主要市場として認識されはじめた 2011 年には 9,304.6MWを導入し 年間市場でドイツを抜いて世界第 1 位となった 2012 年 4 月にイタリア経済開発省は 太陽光発電を対象とするFIT 制度の支援額が60 億ユーロに達した時点で 新たなFIT 制度 (Conto Energia V) を施行すると発表した 同省が公表した草案の要約によると 新制度草案には 買取額の低減 年間設置容量の設定 ( キャップ ) 及び地上型システムの扱いの大幅な変更が盛り込まれた 政府は 2012 年 7 月 6 日にConto Energia Vを承認し 同 8 月 27 日からConto Energia Vが施行された これにより 以前適用されていたConto Energia IVで設定されたFIT 制度による買取額は今後適用されないこととなった 更に Conto Energia Vに基づいてインセンティブを申請する者はすべて 該当する20kW 以下の太陽光発電システムについては定格出力に対して3ユーロ /kwの管理手数料を 20kW 超の太陽光発電システムは定格出力に対して 2ユーロ /kwをイタリア国営電力管理局(gse) に支払わなければならないことが決定された また 2013 年 1 月 1 日時点で Conto Energia Vまたはそれ以前の制度に基づいてインセンティブを受け取るすべての太陽光発電システムは 0.05ユーロセント /kwhの管理統制サービス料をgseに支払うことが決められた 表 2.1.2(4)-1に イタリアにおける太陽光発電普及施策の概要を 表 2.1.2(4)-2にイタリアの太陽光発電市場の主要データを示す また 2012 年 7 月からConto Energia V に移行する8 月 26 日までの買取額を表 2.1.2(4)-3に 2012 年 8 月 27 日以降の 発電電力を系統に逆潮流する場合の買取額を表 2.1.2(4)-4に システム所有者が発電電力を自家消費する場合の買取額を表 2.1.2(4)-5に示す 119

126 表 2.1.2(4)-1 イタリアにおける太陽光発電普及施策の概要再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) エネルギー消費(EU 指令 ): 17%(2020 年 ) 目標 RPS 制度 - 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 補助金 - 再生可能エネルギー行動計画累積導入量 :2020 年 8,000MW 2011 年新フィードイン タリフ (FIT) 制度 (Conto Energia IV): 2016 年に累積設置容量目標を 23GW 前後とする フィードイン タリフ (FIT) 制度 (2005 年 9 月 ~) 新築建物への 1kW 以上の太陽光発電システムの設置義務 (2009 年発効 ) グリーン電力制度 :FIT 制度による買取額に 0.09 ユーロ /kwh 追加 買取制度 電力購入法 ( 売買同一料金 ) 05 年 9 月 : フィードイン タリフ (FIT) 制度 逆潮流電力 買取価格 フィードイン タリフ (FIT) 制度による 2012 年 8 月 27 日以降の買取額 (Conto Energia V)( 単位 : ユーロ /MWh) 建物設置型太陽光発電システム その他の太陽光発電所 半期 半期 容量 I II III IV V I II III IV V 1 P 3kW <P 20kW <P 200kW <P 1,000kW ,000<P 5,000kW P>5,000kW 定格容量 1,000kW 超の太陽光発電所については イタリア国営電力管理局 (GSE) は発電電力を買電しない ただし 以下に示す仮定的で包括的なインセンティ ブと 適用平均電力市場価格 ( 時間帯別価格 ) の差異から設定されるフィード イン プレミアムを支払う 出典 : 各種資料から資源総合システムが作成 表 2.1.2(4)-2 イタリアの太陽光発電市場における主要データ ( 年 ) 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 723MW 2,320.94MW 9,304.6MW 累積設置容量 1,181.3MW 3,502.31MW 12,802.9MW 売上高 11 億 8790 万ユーロ 45 億 9766 万ユーロ 150 億 6000 万ユーロ セル生産量 66.1MW 91MW 118MW モジュール生産量 163.5MW 305MW 413MW 雇用人員 8,250 人 50,000 人 55,000 人 太陽光発電に関する公的予算 * 普及施策を含む 2 億 9720 万ユーロ * 7 億 5000 万ユーロ * 30 億 600 万ユーロ * 出典 :IEA PVPS, National Survey Report of PV Power Applications in Italy 2011 (2012 年 5 月 ) 他から資源総合システムが作成 120

127 表 2.1.2(4) 年 7~8 月 26 日の FIT 制度による買取額 ( 単位 : ユーロセント /kwh) 全量買取 自家消費 建物設置 地上設置 建物設置 地上設置 3kW kW kW MW MW >5MW 出典 :McDermott Will & Emery(MWE) 資料 (2012 年 8 月 8 日 ) 表 2.1.2(4) 年 8 月 27 日以降の買取額 ( 単位 : ユーロ /MWh) 容量 建物設置型太陽光発電システム 半期 その他の太陽光発電所 半期 I II III IV V I II III IV V 3kW kW kW MW MW >5MW 注 : 定格容量 1MW 超の太陽光発電所については GSE は発電電力を買電しない ただし 上記の仮定的で包括的なインセンティブと 適用平均電力市場価格 ( 時間帯別価格 ) の差異から設定されるフィードイン プレミアムを支払う 出典 :McDermott Will & Emery(MWE) 資料 (2012 年 8 月 8 日 ) 表 2.1.2(4) 年 8 月 27 日以降に適用される自家消費プレミアム ( 単位 : ユーロ /MWh) 容量 建物設置型太陽光発電システム その他の太陽光発電所 半期 半期 I II III IV V I II III IV V 3kW kW kW MW MW >5MW 出典 :McDermott Will & Emery(MWE) 資料 (2012 年 8 月 8 日 ) 121

128 2011 年のイタリア市場は 第 4フェーズのフィードイン タリフ (FIT) 制度 (Conto Energia IV) によって買取額が引き下げられたにも関わらず 太陽光発電投資の収益率は他の国よりも高かったため 太陽光発電システムの年間導入量は9,304.6MWに達し 年間市場で世界第 1 位となった これにより 累積設置容量は12,802.9MWに達したため 国家目標である23GWは数年内に達成できる可能性があると2011 年は見られていた しかし 2012 年 1 月にイタリア国営電力管理局 (GSE) は 2012 年下期には1MW 以上の大規模太陽光発電所によるFIT 制度への申請を受け付けないという内容の新法令を発表した これは 2011 年に設置された大規模太陽光発電所の総設置容量が 設定した支援額の上限を上回ったため 2012 年下期に割り当てられていた支援額を流用しなければならなくなったことが原因である さらに 同年 4 月には経済開発省が FIT 制度の支援総額が 60 億ユーロに達した時点 (2012 年 7~10 月見込み ) で 新たなFIT 制度 (Conto Energia V) を施行すると発表し 2012 年 8 月から新制度に移行した これにより 2012 年のイタリアにおける導入量は推定約 3.5GWと前年比大きく減少し 市場が制限される結果となった なお GSEは2012 年 12 月 16 日時点のイタリアにおける太陽光発電システム累積設置容量は16,104MWと発表している また 政府は 支援総額が上限の67 億ユーロに達した時点でFIT 制度を終了することを決定している 2012 年 12 月 16 時点でFIT 制度における総支援額は65 億ユーロに達しており 既に電力ガス規制機関 (AEEG) は 2013 年 1 月 1 日から発効するネットメタリング制度を公表している 新たなネットメタリング制度においては 対象システムの容量上限は200kWとなっており イタリアの産業団体は 制度の適用上限を1MWとするよう要求している状況である さらにイタリアでは 系統連系の問題が危機的な局面を迎えつつある 2012 年に太陽光発電システムが発電する約 17TWhの電力 つまり国の電力消費量の5.5% に相当する電力によって 特に南イタリアにおいて重大な問題となっている 行政手続きに起因する障壁も未だに残っており 太陽光発電システムのコストに強い影響が出ている 技術的見地から見て 主な障壁は 南部イタリアの一部の地域で電力網が系統連系への適応性に欠けるという事態が生じつつあることである この地域では 風力発電所と太陽光発電所の設置容量がピーク負荷としてほぼ同レベルとなっている このため 中電圧 (MV) 及び高電圧 (HV) 電力網開発のための適切な計画がなければ 太陽光発電市場の成長が鈍化する可能性がある 上記の市場障壁とFIT 制度の終了により 2011 年の約 9.3GWから2012 年には約 3.5GWと大幅に縮小したイタリアの太陽光発電市場は今後 1~2GW 前後の導入を継続していくものと予想される 表 2.1.2(4)-6に欧州太陽光発電産業協会 (EPIA) によるイタリア市場の導入見通しを示す 122

129 表 2.1.2(4)-6 イタリア市場の予測 ( 単位 :MW) * 2013* 2014* 2015* 2016* 中庸シナリオ年間導入量 政策主導シナリオ年間導入量 ,326 9,284 3,000 1,500 1,750 2,000 2,000 6,000 3,000 3,000 3,000 3,000 中庸シナリオ 15,800 17,300 19,000 21,000 23,000 累積導入量 ,144 3,470 12,754 政策主導シナリオ 18,800 21,800 24,800 27,800 30,800 累積導入量 * 印は予測を示す 出典 :EPIA, Global Market Outlook for Photovoltaics until 2016 (2012 年 5 月 ) 123

130 (5) フランスにおける太陽光発電普及方策フランスでは 2020 年に再生可能エネルギーによる電力シェアを23% にすることを定めた欧州指令を実現するために 再生可能エネルギーの利用を推進している これまでフランスでは原子力発電を中心にエネルギー自給率を高めてきたが サルコジ前大統領就任後にエネルギー政策が大きく変化した 2007 年 10 月 サルコジ前大統領はグルネル環境会議 ( Grenelle de l environnement ( 環境分野の関係者を交えた公開会合 )) において 再生可能エネルギーの発展の促進に意欲的であることを強調し エネルギー政策が集中型から分散型へシフトし 再生可能エネルギーの導入が推進されるようになった 2008 年 10 月には環境や省エネルギー等に関する50の行動計画が議会で承認を受けた これにより 次に示す政策が決定された 1フランスにおける太陽光発電システム累積設置容量の目標値を2012 年に1,100MW 2020 年に 5,400MWとする 2 現行のフィードイン タリフ (FIT) 制度を2012 年まで実施することを確約し 商業 産業用倉庫のような大規模建造物への設置を対象とする新たなFIT 制度を策定する ( 買取額は約 0.45 ユーロ /kwh) 年までにフランスの各地域に最低 1 基の太陽光発電所 ( 総設置容量 300MW) を設置するための入札を実施する 2009 年 12 月には原子力庁 (CEA) が 従来の役割だけでなく再生可能エネルギーの研究も担うことが決定され 名称をフランス原子力 代替エネルギー庁 (Commissariat a l' Energie Atomique et aux Energies Alternatives( 略称のCEAは変更なし )) に変更した 2012 年 5 月に就任したオランド大統領は 原子力発電に対する支援を切り詰めると公約している 2016 年までに1.8GWのフッセンハイム原子力発電所を閉鎖させ 更に2025 年までにエネルギー ミックスに原子力発電が占める割合を75% から50% まで減少させると発表した また 太陽光及び風力発電の開発にかかる行政的障壁の軽減を公約している フランスにおける太陽光発電システムの普及施策は FIT 制度と個人向けの税額控除が中心となっている FIT 制度は 2003 年に開始され 2006 年に見直しがあり 太陽電池モジュールを建物に一体化して設置する場合に優遇する措置が追加された 2009 年からは制度変更があり 応用別カテゴリーが導入された 2010 年 1 月からは 地上設置については日照量により買取額を調整する制度を定めた 建物一体型については 建物の種類によって買取額を設定している 2010 年 9 月には 産業施設用に対する買取額の12% 減額を実施した 更に2010 年 12 月には 太陽光発電市場が予想外の急成長を遂げ FIT 制度による負担が増大しているとして FIT 制度下での3kW 以上の太陽光発電プロジェクトによる電力の買取を 2011 年 3 月まで一時凍結する事を決定した 2011 年 3 月から実施された新たな支援制度では 100kW 未満の建物設置型システムに対する買取額を 申請されたプロジェクトの総容量に基づき 四半期ごとに自動的に調整するメカニズムと 100kW 超の大規模屋根設置型システム及び太陽光発電所を対象とした公募制度を実施することが決定された この新支援制度では 今後数年間で500MW/ 年の新規プロジェクト導入の達成を目指すとした 非住宅プロジェクトでは プロジェクトが財政的に実行可能であることを証明するため 銀行の残高証明書や融資の提供も要求されるようになった これは 結果的に中止されるプロジェクトの系統連系要請によって待機リストが飽和状態になることを避けることが目的である 124

131 太陽光発電設備を設置する個人向けの所得税額控除は 2011 年は 3kW 以下のシステムのコストに対する税額控除が11% に設定されたが 上限は 設置に対して3,200ユーロ /kw( 付加価値税含む ) となっている 地方議会の中には 直接補助金を個人に交付している地方議会もある 民間及び公共事業者に対しては プロジェクトの要件に応じて 補助金が交付されている また 従来から実施されていた独立形応用への支援も継続されている 2011 年にフランスでは 1,634.1MWの太陽光発電システムが設置され 2010 年と比較して約 2 倍の増加となり 累積設置容量は2,831.4MWとなった 表 2.1.2(5)-1にフランスにおける太陽光発電施策の概要を示す また 表 2.1.2(5)-2にフランスにおける太陽光発電市場の主要データを示す 125

132 表 2.1.2(5)-1 フランスにおける太陽光発電普及施策の概要再生可能エネルギー利用 エネルギー消費(EU 指令 ): 23.0%(2020 年 ) ( 導入 ) 目標 RPS 制度 なし 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 補助金 買取制度 グルネル環境会議 :2012 年 1,100MW 2020 年 :5,400MW 再生可能エネルギー行動計画における 2020 年の累積導入量 :4,860MW 独立形システムの導入支援 : 村落電化基金 (FACE 基金 ) 付加価値税控除 : 設備及び設置コストに対する税率 19.6% 7% 個人に対する税額控除 (2004 年 12 月 ~):2011 年は 11%(3kW 以下のシステムのコスト ) 一部の地方自治体が実施 PV 電力購買契約法 ( フィードイン タリフ ) 20 年間の買取 (2002 年策定 ) 逆潮流電力 買取価格 2011 年 3 月以降の買取額 (20 年間買取 )( 単位 : ユーロセント /kwh) 期間 建物一体型太陽光発電シス建物一体型太陽光発テム (IAB) 簡易建物一体型太陽光電システム (IAB) 住発電システム (ISB) 宅用教育 健康施設その他の用その他の建物設置 9kW >9~ > 36kW > 以下 36kW 36kW 以下 36kW <9kW > 36kW 9kW 以下 100 >36~ > kw 100kW 2011/3/10 ~6/ /7/1 ~9/ /10/1 ~12/31/ /1/1 ~3/ /4/1 ~6/ /7/1 ~9/ /10/1 ~12/ /1/1 ~1/ 年 2 月以降の買取額 (20 年間買取 )( 単位 : ユーロセント /kwh) 期間 建物一体型太陽光発電システム (IAB) 簡易建物一体型太陽光発電システム (ISB) その他 0~9kW 0~36kW 36~100 kw 0~12MW 2013/2/1~3/ 出典 : 各種資料から資源総合システムが作成 126

133 表 2.1.2(5)-2 フランスの太陽光発電市場における主要データ ( 年 2011 年 ) 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 200.5MW 817.1MW 1,634.1MW 累積設置容量 380.2MW 1,197.3MW 2,831.4MW 雇用人員 8,470 人 24,300 人 27,400 人 太陽光発電研究開発に関する公的予算 4350 万ユーロ ( 研究開発のみ ) 8000 万ユーロ (3~5 年 研究開発のみ ) 出典 :IEA PVPS Task1, "Trends in Photovoltaic Applications in Selected IEA Countries between 1992 and 2011"(2012 年 9 月 ) から資源総合システムが作成 EDF 傘下の送電部門であるRéseau de Transport de l Electricité (RTE) によれば フランス ( 本土 コルシカ島及び海外県 ) における2012 年の累積設置容量は3.5GWになり 2012 年単年の導入量は1,012MWであった 2009 年以降 太陽光発電セクタの急速な世界的拡大によって規模の経済性が改善され 同セクタでは大幅な技術進歩が実現した 2 度にわたって実施された買取額の低減 (2010 年 1 月及び9 月 ) にも関わらず 新規プロジェクトの開発は依然として活発に行われた 2012 年 5 月に就任したオランド大統領は 太陽光及び風力発電が高いポテンシャルを持っており 過去数年間にフランスで両技術が後退したことに対する遺憾の意を示した 同大統領が 原子力発電に対する支援を切り詰めると公約したことや 太陽光発電システムの年間導入上限を1GWに倍増すると検討しているという提案に対し フランスの太陽光発電産業は期待を寄せている また 同大統領は 2016 年までに1.8GWのフッセンハイム原子力発電所を閉鎖させ 更に2025 年までにエネルギー ミックスに原子力発電が占める割合を75% から50% まで減少させると発表している 更に オランド大統領は太陽光発電の支援施策の見直しを実施し 年間導入目標の見直しを行った 2013 年 1 月にBatho 環境 持続可能開発 エネルギー大臣は 2013 年に導入する太陽エネルギー プロジェクトの導入目標を 少なくとも1GWとすると表明し 20 億ユーロを投資し 1 万人の雇用を創出することも発表した 1 月中に計 400MWの地上及び屋根設置プロジェクトの公募を開始 2014 年 3 月までに選定結果を発表するとした さらに 住宅用太陽光発電システムの設置目標を倍増し 400MWとした また フィードイン タリフ (FIT) 制度の改正を実施することも発表し 改正には 欧州産品に対する優遇措置を盛り込んでいる 小規模システムへの設置においては 欧州産太陽電池セル モジュールを使用した場合には それぞれ5% をFITに上乗せし 最大 10% が上乗せされることになる こうした措置からフランスにおいては 2013 年の市場は1~1.5GWとなると予測される 表 2.1.2(5)-3 に欧州太陽光発電産業協会 (EPIA) によるフランスの導入予測を示す 127

134 表 2.1.2(5)-3 フランス市場の予測 ( 単位 :MW) * 2013* 2014* 2015* 2016* 中庸シナリオ年間導入量 政策主導シナリオ年間導入量 , ,000 2,000 2,000 2,000 2,500 中庸シナリオ累積導入量 3,200 3,700 4,200 4,700 5,200 政策主導 ,659 シナリオ 4,700 6,700 8,700 10,700 13,200 累積導入量 * 印は予測を示す 出典 :EPIA, Global Market Outlook for Photovoltaics until 2016 (2012 年 5 月 ) 128

135 スペインにおける太陽光発電普及方策再生可能エネルギー国家プログラム 特に太陽光発電国家プログラムは 欧州議会指令 2009/28/CEにおいて制定された 2020 年までに一次エネルギー供給の20% 及び輸送分野の10% を再生可能エネルギーによって達成するという目標と連携している 再生可能エネルギーは 2011 年のスペインにおける総電力需要の33% を占めた この数値は 主に水力発電の減少により 2010 年より3% 低下した 再生可能エネルギーの主力は風力エネルギーで総需要の16% を占めており 原子力発電 (21%) コンバインドサイクル( 複合 ) 発電 (19%) に次いで3 番目に多い スペインの送電網運営企業 Red Eléctrica de España(REE) による暫定的統計によれば 太陽光発電は2011 年の総電力需要の3% を占め 同年 6 月及び7 月には最大 4% 近くを記録した 2011 年初頭の太陽光発電の状況は 2010 年 11 月の王室令 1565/2010( 新設太陽光発電設備に関するフィードイン タリフ (FIT) 制度における買取額の大幅減額 ) 及び同年 12 月の王室令 14/2010( 設備に関する等価システム稼働時間の制限 ) によって 不透明感が高まっていた これらの法律に加えて 2008 年 10 月以前から稼動している太陽光発電所に対する kwh 当たりの買取額の一時的かつ遡及的な減額により 法的枠組みにおける潜在的な不確実性が原因となって太陽光発電の市況は悪化した 市況の悪化に瀕しつつも 太陽電池モジュール価格が50% 以上低減したことにより 太陽光発電所では妥当な投資のキャッシュフローに見合う十分な発電コストが達成できるようになった 2011 年末には 王室令の下で設置可能な容量の90% 以上が設置された その結果 2011 年の年間市場は345MW 累積設置容量は4,260MWとなった 更に 政府の閣僚委員会は 地中海沿岸諸国の財政危機を理由に 2012 年 1 月 27 日に再生可能エネルギーに対するFIT 制度を一時中止するという突然の決定を 王室令 01/2012によって下した これにより 太陽光発電システムをはじめ 今後新規に設置される再生可能エネルギー システムに対する買取りは実施されないこととなった 2012 年 12 月 20 日には 電力市場の赤字解消を目的として 議会が全ての発電設備における収益に対し 7% の税金を課すエネルギー法案を通過させた これにより 太陽光発電システムもFIT 制度の下で得られる買取額による収益に 7% の税金が課せられることとなる FIT 制度の遡及的な変更や課税等による太陽光発電に対する措置により スペイン国内で太陽光発電システムを所有する事業者の多くが破産に追い込まれる危険性が高まっており 同国の太陽光発電市場は 2012 年以降 これまでに無い危機に瀕していると言える なお スペインにおいては 建物への太陽熱利用システムまたは太陽光発電システムの設置の義務付けが2006 年に制度化されている 技術建築基準 (TBC Technical Building Code) において 公共用途の新築建築物 ( 庁舎 病院等 ) への太陽光発電システムの設置義務が定められており 気候地域と床面積 建築物の利用目的により最小設置容量が決められている 表 2.1.2(6)-1にスペインにおける太陽光発電システムの普及施策の概要を示す また 表 2.1.2(6)-2 にスペインの太陽光発電市場の主要データを示す 129

136 表 2.1.2(6)-1 スペインにおける太陽光発電システムの普及施策の概要 再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) 目標 RPS 制度 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 補助金 エネルギー消費 (EU 指令 ): 20.0%(2020 年 ) 再生可能エネルギー計画 (PER)2011~2020 年 :2020 年までに一次エネルギー供給の 20% 及び輸送分野の 10% を再生可能エネルギーによって達成する なし 王室令 1578/2008(2008 年 11 月 ): 2020 年までに 12,000MW 再生可能エネルギー行動計画における 2020 年の累積導入量 :8,367MW フィードイン タリフ (FIT) 制度 (2012 年 1 月 ~ 一時中止 ) 地方自治体による補助金 建築技術基準 (TBC): 気候地域 床面積及び建物使用目的の条件により最低設置容量を設定 (2006 年 3 月 ) なし 買取制度 フィードイン タリフ (FIT) 制度 (2012 年 1 月 ~ 一時中止 ) フィードイン タリフ (FIT) 制度による買取額 ( 単位 : /kwh) 2011 年 1Q 2011 年 2Q 2011 年 3Q 2011 年 4Q 2012 年 1Q 逆潮流電力 買取価格 屋根設置型 (<20kW) 屋根設置型 (>20kW) 地上設置型 スペイン政府の閣僚委員会は FIT 制度を一時中止すると決定 (2012 年 1 月 ) 出典 : 各種資料から資源総合システムが作成 表 2.1.2(6)-2 スペインの太陽光発電市場における主要データ ( 年 2011 年 ) 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 60MW 392MW 345MW 累積設置容量 3,523MW 3,915MW 4,260MW セル生産量 23MW 100MW モジュール生産量 269MW 699MW 雇用人員 太陽光発電研究開発に関する予算 ( 研究開発 ) 25,000 人 1710 万ユーロ 出典 :IEA PVPS Task1, "Trends in Photovoltaic Applications in Selected IEA Countries between 1992 and 2011"(2012 年 9 月 ) 他から作成 130

137 2012 年 1 月 27 日に採択された王室令 01/2012によって 新設の太陽光発電システムに対するFIT 制度の一時中止が決定された これにより 2012 年の導入量は 国家エネルギー委員会 (CNE) によれば223MW 産業 エネルギー観光省によれば248MWとなっており 3 年連続で市場が縮小している FIT 制度の中止は一時的な措置としているが 政府はいつFIT 制度を再開するか具体的な日程を公表していないため 今後太陽光発電システムにFIT 制度が適用される可能性は低いと考えられる スペインでは 2015 年以前にグリッド パリティが実現されると予測されており 予想されるコンポーネントのコスト削減との相乗効果により 将来的に太陽光発電に対する経済的インセンティブの必要性が回避される可能性がある 実際に 2012 年末には スペインの太陽光発電開発業者の一部が 補助金や FIT 制度に頼らず 発電する電力を市場価格で売電する 欧州初の大規模太陽光発電所をスペインで建設することを発表している 今後はこのようなプロジェクトが増加すると見られ これにより 2013 年以降は市場が徐々に回復していくと見込まれる 2013 年の導入量は 500MW 近くに成長すると予測される スペイン省エネルギー多様化研究所 (IDAE) は 再生可能エネルギー計画 (PER Plan de Energias Renovables)2011~2020 年 を策定し 2011 年 11 月 11 日に閣僚理事会で採択された 2020 年までに一次エネルギー供給の20% 及び輸送分野の10% を再生可能エネルギーによって達成するという目標を達成するための戦略について PERは詳述している PERでは IDEAによる太陽光発電システム年間及び累積設置容量の推移見通しが図 2.1.2(6)-1のように示されている これによれば 2020 年の累積設置容量が7.25GWになるという 累積導入量年間導入量 図 2.1.2(6)-1 スペインにおける太陽光発電システムの年間及び累積設置容量の推移 出典 :IDEA, 再生可能エネルギー計画 (PER Plan de Energias Renovables)2011~2020 年 131

138 表 2.1.2(6)-3 に欧州太陽光発電産業協会 (EPIA) によるスペインの導入予測を示す 表 2.1.2(6)-3 スペイン市場の予測 ( 単位 :MW) * 2013* 2014* 2015* 2016* 中庸シナリオ年間導入量 政策主導シナリオ年間導入量 569 2, ,000 中庸シナリオ累積導入量 4,500 4,600 4,800 5,100 5,600 政策主導 724 3,568 3,588 4,029 4,400 シナリオ 4,700 5,200 6,000 6,800 7,800 累積導入量 * 印は予測を示す 出典 :EPIA, Global Market Outlook for Photovoltaics until 2016 (2012 年 5 月 ) スペイン議会は 電力市場の赤字解消を目指し 全ての発電設備における収益に対し 7% の税金を課すエネルギー法案を 2012 年 12 月 20 日に通過させた これにより 太陽光発電システムも FIT 制度の下で得られる買取額による収益に 7% の税金が課せられることとなる スペイン太陽光発電組合 (UNEF) は 7% の課税により 民間の太陽光発電所のオペレータの多くが ローンが返済できず破産に追い込まれることを危惧している 132

139 (7) 英国における太陽光発電普及方策英国政府は 2009 年 7 月 15 日に 再生可能エネルギー戦略 (RES) を発表した RESは 2009 年 6 月に発効した EU 再生可能エネルギー利用促進指令 に定められた英国の再生可能エネルギー導入義務量を順守するための具体的な政策を盛り込んだものである 欧州指令では英国に対して2020 年までに最終エネルギー消費量の15% を再生可能エネルギーで賄うことが義務付けられている この導入義務を満たすために 電力分野では2020 年までに再生可能エネルギーのシェアを 30% へと高める計画である 2011 年 6 月に政府は 2020 年代の半ばまでに 温室効果ガス排出を1990 年レベルから半減させるという新たな公約を法制化した 2020 年代半ばに実現するとした排出削減を達成するための政府の計画を設定し 2050 年の目標までの道筋を見守るためのカーボン プラン (Carbon Plan) が策定された カーボン プランは 英国が2020 年代またその後 電力 建物 道路輸送からの排出炭素削減に必要な鍵となる技術を実証し展開することで 今後 10 年間でいかに将来に向けて準備するかを説明している カーボン プランは各分野の技術のポートフォリオの策定の方向性を設定している 電力分野では ポートフォリオの3 要素は再生可能エネルギーによる電力 原子力発電 炭素回収貯留設備を備えた石炭及びガス火力発電所 輸送分野では 100% 電気自動車 プラグインハイブリッド車 また燃料電池車などの超低炭素排出車の開発が計画されている 建物分野では 空調ヒートポンプまたは地表熱源ヒートポンプ 及び発電所の熱源利用の技術がある 再生可能エネルギーのシェアを高めるため 長期的で包括的かつ的を絞った支援を提供する財政枠組みが下記のように設定されている 再生可能エネルギー購入義務(RO) 制度 : 英国国内の5MW 以上の再生可能エネルギーによる電力プロジェクトのための主な支援スキーム ( 小規模設置はフィードイン タリフ (FIT) 制度により支援される ) 英国の電力供給者により多くの電力を再生可能エネルギー源による発電にするよう義務付けている フィードイン タリフ(FIT) 制度 : 太陽光発電システム マイクロ風力発電 マイクロ熱電併給 及びマイクロ水力発電の設置を検討する企業 コミュニティ 消費者が利用できる 再生可能エネルギーによる輸送燃料義務 再生可能熱利用へのインセンティブ制度(RHI): 2011 年後半から導入された 再生可能熱を生産する商業用 産業用業者 及びコミュニティを対象として RHI 助成金が支払われる新しい制度 一般家庭への助成金の支払いは2012 年に開始 2010 年 4 月に開始されたFIT 制度が 英国における太陽光発電の普及を支援する主要政策となっている また 低炭素建築物プログラム (LCBP) もFIT 制度導入前の英国市場を牽引していた 同プログラムでは 住宅所有者 地域組織 学校 公共部門及び企業に 太陽光発電を含むマイクロ ジェネレーション技術の設置に対する資金を援助した 第 1フェーズでは住宅所有者による太陽光発電システムの設置に対して 設置容量に応じて最大 2,000ポンド /kw または対象となる費用の50% のいずれか低い方の補助金が支給された 第 2フェーズでは学校を含む地域組織での設置に対して支援がなされた 両方のフェーズは2010 年 2 月をもって助成応募を終了した 表 2.1.2(7)-1に英国における太陽光発電システムの普及施策の概要を示す また 表 2.1.2(7)-2に英国における太陽光発電システムの主要データを示す 133

140 表 2.1.2(7)-1 英国における太陽光発電普及施策の概要 再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) 目標 RPS 制度 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 補助金 エネルギー消費 (EU 指令 ): 15%(2020 年 ) 電力におけるシェア :20%(2020 年 ) 再生可能エネルギー利用義務 (RO): 再生可能エネルギー源による電力シェア :5%(2003 年 ) 10%(2010 年 ) 再生可能エネルギー行動計画における 2020 年の累積導入量 :2,680MW 低炭素建物プログラム ( 補助金 ) 付加価値税控除 :5% に設定 (2000 年 4 月 ~) 低炭素建物プログラム ( 補助金 ): 住宅 (3,000 ポンド /kw または 50%) 地域 中小企業 (50% 100 万ポンド上限 )( 2009 年で終了 ) 1 余剰電力買取 : 一部の電力事業者がネットメタリングまたはネットビリングを実施 (2009 年 ) 逆電潮力流 買取制度 年 4 月よりフィードイン タリフ制度導入 ( 買取期間 :25 年間 20 年間に短縮 ) フィードイン タリフ制度による買取額(2012 年 )( 単位 : ペンス /kwh) 設置規模 2012 年 11 月 1 日 2012 年 4 月 1 日 ~2012 年 8 月 1 日 ~ ~2013 年 1 月 31 7 月 31 日 10 月 31 日日 4 kw( 新築 ) kw( 既築 ) >4~10 kw >10~50 kw >50~100 kw >100~150 kw >150~250 kw >250 kw~5 MW 独立形 出典 : 各種資料から資源総合システムが作成 表 2.1.2(7)-2 英国の太陽光発電市場における主要データ (2009 年 2010 年 2011 年 ) 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 7.08MW 40.1MW 899MW 累積設置容量 29.6MW 69.8MW 976MW 雇用人員 1,171 人約 25,000 人 出典 : 英国再生可能エネルギー協会 (REA) 統計 IEA PVPS Task1, "Trends in Photovoltaic Applications in Selected IEA Countries between 1992 and 2011"(2012 年 9 月 ) から資源総合システムが作成 エネルギー 気候変動省 (DECC) は 2011 年 10 月に 2011 年 12 月 12 日以降に設置される太陽光発電システム向けのフィードイン タリフ (FIT) 制度における買取額の早期減額案を公表していたが Solarcentury HomeSun 及びFriends of the Earthの異議申し立てにより 十分な協議プロセスを実施していなかったことが違法であると裁判所によって決定された これにより 2011 年から2012 年の初めにかけて英国太陽光発電関係者の間で懸念されていた市場の先行きに対する不透 134

141 明感が薄れたと言える また 裁判所の決定により 政府が将来の買取額について遡及的な減額を実施できないということが示され 再生可能エネルギー市場に確実性がもたらされる結果となった 英国太陽光発電市場は フィードイン タリフ (FIT) 制度により目覚ましい発展を遂げ DECC のGreg Barker 大臣が公表した内容によると 2013 年 1 月 16 日に同国における太陽光発電システムの累積導入量は1.8GWとなった 2011 年末時点の累積導入量が976MWであったため 2012 年の年間市場は1GW 近くであったと推測される 2013 年の市場については 5MW 超のシステム導入を支援する英国政府による再生可能電力購入義務 (Renewables Obligations(RO)) 制度において 同 4 月から再生可能電力購入義務証書 (ROC) による支援レベルが低下することから駆け込み需要が発生し 2013 年第 1 四半期だけで800MWの地上設置型システムが導入される見込みである これにより 年間市場規模は2GW 近くなることが期待されている DECCが2012 年 12 月 27 日に公表した 再生可能エネルギー ロードマップ2012 年改訂版によれば 2011 年 7 月 ~2012 年 7 月にかけて 再生可能エネルギー源全体による発電量は27% 増加し 同期間の英国全体の発電量のうち再生可能エネルギーは10% 以上を占めた なお 同期間で 太陽光発電システムの導入量は5 倍に拡大したという 同ロードマップでは 太陽光発電が将来的なエネルギー ミックスにおいて重要な部分を占めるという英国政府の見解が示されており 図 2.1.2(7)-1 に示すとおり 太陽光発電の累積導入量が2020 年までに7~20GWとなる可能性があると述べている 20GW シナリオ 7GW シナリオ 図 2.1.2(7) 年に向けた英国太陽光発電市場の技術的普及予測 出典 : 英国再生可能エネルギー ロードマップ 2012 年改訂版 (2012 年 12 月 27 日 ) 135

142 表 2.1.2(7)-3 に欧州太陽光発電産業会 (EPIA) による英国市場の見通しを示す 表 2.1.2(7)-3 英国市場の予測 ( 単位 :MW) * 2013* 2014* 2015* 2016* 中庸シナリオ年間導入量 政策主導シナリオ年間導入量 ,000 1,250 1,500 1,750 2,000 中庸シナリオ累積導入量 1,100 1,400 1,600 1,900 2,100 政策主導 シナリオ 2,900 4,100 5,600 7,400 9,400 累積導入量 * 印は予測を示す 出典 :EPIA, Global Market Outlook for Photovoltaics until 2016 (2012 年 5 月 ) 136

143 (8) スイスにおける太陽光発電普及方策エネルギー政策はスイスにおいても重要な政治的課題である スイス政府では 2020 年までのエネルギーと気候変動政策を定め 2020 年を視野にいれた政策として以下を打ち出し 再生可能エネルギーの導入を強化している 燃焼 輸送用燃料及び電力の分野におけるエネルギー効率の改善によるエネルギー消費量の削減 二酸化炭素排出量及び化石由来エネルギーの消費量を2020 年までに1990 年比で少なくとも 20% 削減 2010~2020 年にエネルギー消費に占める再生可能エネルギーの寄与を少なくとも50% 増とし 再生可能エネルギーによる電力消費を可能な限り増加する 2011 年にスイス政府は 福島での原子力発電所事故を受けて 4ヶ所ある原子力発電所計 5 基の原子炉を2034 年までに順次廃止することを決定した これを受け スイス 環境 エネルギー 運輸 通信省 (DETEC) は 2012 年 4 月 18 日 2050 年に向けたエネルギー政策 エネルギー戦略 2050 を公表し 脱原子力のために 省エネルギー及び再生可能エネルギーの普及を推進することを明確にした 新政策では 国内シェアのおよそ4 割を占める原子力を水力や太陽光など再生可能エネルギーで代替するよう提唱しており そのために必要な投資額は2050 年までに300 億スイスフラン ( 約 2 兆 6400 億円 ) に上るとの試算を示した 近年の国家エネルギーのシナリオによると 2050 年までにおよそ10~12TWhの電力 つまり現在の国の電力消費量の約 20% に相当する電力量が太陽光発電で賄えるとしている 太陽光発電産業界では このような貢献はより早期に実現可能であると主張している 再生可能エネルギーの支援施策としては フィードイン タリフ (FIT) 制度を主要な支援スキームとして実施している 2007 年にスイス連邦議会は 再生可能エネルギーを対象としたFIT 制度などを含むエネルギー法の改定案を採択した 2008 年に新再生可能エネルギー技術向けの新たな FIT 制度が策定された 数多くのプロジェクトが発表され 太陽光発電はその大半を占めた (~ 80%) FIT 制度による買取りは2009 年から開始された FIT 制度では 太陽光発電システムを 地上設置型 建物設置型 及び最高額の買取額が適用される建物一体型システム (BIPV) の3つの異なったカテゴリーに分類している また 太陽光発電システムの規模によっても適用される買取額が異なる 2009 年には経済対策の一環として 住宅用太陽光発電システム市場の推進のために 連邦政府による補助金制度が開始された 2,900スイスフラン /kw 予算総額にして約 2000 万スイスフランの補助金が交付されている この制度による設置は2010 年半ばまでを対象とし これらの直接的補助によって資金提供を受けた太陽光発電システムは 少なくとも3 年間はFIT 制度による買取の対象から外れる 一部の州では設備投資に対する直接の補助を実施している また Geneva Basel Stadt Basel Land は 連邦政府の FIT 制度の買取額に上乗せを実施するために 州政府として FIT 制度を新たに開始した 2011 年のスイスにおける太陽光発電システム年間設置容量は 2010 年の 37.3MW から 169% の伸びを示し 100.2MW となった 設置されたシステムの大部分は系統連系形で 系統連系形の設置 137

144 容量は現在のスイスの累積設置容量 211.1MW のうち 98% を占めている 表 2.1.2(8)-1 にスイスにおける太陽光発電普及施策の概要を示す また 表 2.1.2(8)-2 にスイスの 太陽光発電市場の主要データを示す 表 2.1.2(8)-1 スイスにおける太陽光発電普及施策の概要 再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) 目標 2020 年までに再生可能エネルギーを 50% 増産 RPS 制度 なし ( 一部電力事業者が実施 ) 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 補助金 なし 所得税控除による太陽光発電導入支援 発電電力源開示義務 地方自治体によるプログラム : 促進プログラム 太陽光発電所の設置支援 電力事業者 : ソーラー電力株式取引所 (Solar Stock Exchange) 制度 グリーン電力 一部の電力事業者による再生可能ポートフォリオ基準 (RPS) 持続可能建築物に関する要件 経済対策により 2010 年半ばまで 2,900 スイスフラン /kw を交付 (3 年間は FIT の対象外 ) 少数の州が実施 逆潮流電力 買取制度 2008 年から実施 ( 支払いは 2009 年から開始 ) 買取価格 フィードイン タリフ(FIT) 制度による買取額 ( 単位 : CHF/kWh) ~ 2010/1/1~ 2011/1/1~ 2012/3/1~ 2012/10/1 名目容量 2009/12/31 12/ /2/29 9/30 ~ 10kW ~30kW 地上 30~100kW 設置型 100kW~1MW >1MW 屋根設置型 建物一体型 10kW ~30kW ~100kW kW~1MW >1MW kW ~30kW ~100kW kW~1MW >1MW 買取期間 :25 年間 出典 : 各種資料から資源総合システムが作成 138

145 表 2.1.2(8)-2 スイスの太陽光発電市場における主要データ (2009 年 2010 年 2011 年 ) 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 25.7MW 37.3MW 累積設置容量 73.6MW 110.9MW 売上高 20 億 5000 万フラン 20 億 5300 万フラン セル生産量 0.8MW 以下 モジュール生産量 3.0MW 以下約 5MW 雇用人員 8,100 人 10,000 人 10,000 人 出典 :IEA PVPS Task1, "Trends in Photovoltaic Applications in Selected IEA Countries between 1992 and 2011"(2012 年 9 月 ) IEA PVPS, National Survey Report of PV Power Applications in Switzerland 2011 (2012 年 7 月 ) 他から資源総合システムが作成 2008 年のフィードイン タリフ (FIT) 制度の導入 そして2009 年からの運用開始により 今後もスイスにおける太陽光発電市場は成長基調を維持すると考えられている スイスのFIT 制度では 消費電力に対する課徴金による年間総額最大 4 億 8000 万スイスフランのうち 太陽光発電システムについては最大 30% までが利用可能である 主に民間投資会社によって開発された計 30~50MW 相当のシステムに加え 多くのシステムがFIT 制度の待機リストに登録されており 2012 年にはこれらの一部が稼働した これにより 欧州太陽光発電産業協会 (EPIA) によれば 2012 年のスイスにおける新規導入量は170MWとなった また スイス政府は脱原子力のために 省エネルギー及び再生可能エネルギーの普及を推進することを明確にしており 国内シェアのおよそ4 割を占める原子力を水力や太陽光など再生可能エネルギーで代替するよう提唱している そのため 2013 年以降も太陽光発電に対する需要は継続して拡大すると思われ 年間 150~200MW 程度の導入による 安定した市場成長が見込まれている なお 2011 年 4 月にスイス太陽エネルギー専門家協会 (Swissolar) は 福島第 1 原子力発電所の事故を踏まえ スイスの2025 年における太陽光発電のシェア目標を10% から20% に上方修正し これにより約 12GWの太陽光発電システムの導入を目指す考えを示した 2025 年に20% という目標へのロードマップでは 目標年までの各年導入目標量は年々増加し 2020 年には年間 1.2GWが導入されるという見通しを立てている ロードマップによると 2016 年にはスイスの太陽光発電による電力シェアは6% になるという Swissolarは 現行のFIT 制度の支援上限が 太陽光発電の迅速な普及の障壁となっていると言い 上限を取り除くべきであるとの考えである また ドイツのように 再生可能エネルギーによる電力を優先的に系統連系するように系統運営者に義務付ける法制度が スイスの太陽光発電システムの系統連系には必要であるとしている 表 2.1.2(8)-3 に欧州太陽光発電産業協会 (EPIA) によるスイスの導入予測を示す 139

146 表 2.1.2(8)-3 スイス市場の予測 ( 単位 :MW) 中庸シナリオ年間導入量 政策主導シナリオ年間導入量 中庸シナリオ累積導入量 * 2013* 2014* 2015* 2016* 政策主導シナリオ ,100 1,600 2,100 累積導入量 * 印は予測を示す 出典 :EPIA, Global Market Outlook for Photovoltaics until 2016 (2012 年 5 月 ) 140

147 2.1.3 ヨーロッパにおける主な太陽光発電関連政策一覧 (1) ヨーロッパにおける主な太陽光発電関連政策 ( その 1) 国導入目標量普及環境整備 / 普及環境整備 / 普及促進プログラム研究開発プログラム 欧州再生可能エネルギー行動計画により加盟国はそれぞれ導入目標を策定 (2020 年累積 85GW) 欧州連合 (EU) 欧州戦略的エネルギー技術計画 (SET 計画 )2020 年までに電力の 12% を太陽光発電で賄うことを目標とする 欧州再生可能エネルギー行動計画における 2020 年の累積導入量 :85GW 7 次枠組みプログラム (2007 年 ~2013 年 ): 活動プログラムの中で確認されたトピックに基づく提案の公募を毎年実施 インテリジェント エナジー ヨーロッパ (2003~2006 年 ): 再生可能エネルギーの環境整備 普及支援 インテリジェント エナジー ヨーロッパ Ⅱ(2007~2013 年 ): 導入量モニタリング (EuroObserver) 中 大規模システム普及 (PV sinbloom) 新加盟国支援 (PV-NMS-NET) 地域戦略推進 (POLIS) 設置までのリードタイム短期化 (PV LEGAL) Grid Parity の定義と達成後に向けた施策 (PV PARITY) 等のプロジェクトを開始 欧州太陽光発電技術プラットフォーム設立 (2005 年 4 月 ) 戦略的研究計画 (SRA)(2007 年 7 月 ) を策定 SRA 実行計画を発表 (2009 年 9 月 ) 2011 年 9 月に各 WG によって作成された SRA 第 2 版を発行 欧州戦略的エネルギー技術計画 (SET 計画 )(2007 年 11 月 ) の策定により 欧州太陽エネルギー産業イニシアチブ (SEII) の実施計画 (2010~2012 年 ) を開始 (2010 年 6 月 ) エネルギー ロードマップ 2050 を採択 (2011 年 12 月 ) 7 次枠組みプログラム (2007~2013 年 ) - 研究開発 : コスト削減 陽光発電装置製造の新プロセス 標準化済み及び試験済み建築材料の開発と実証及び太陽光発電による電力の複数の付加価値の実証他 ソーラー ヨーロッパ イニシアチブ (Solar EII) 研究開発目標 枠組み等を提案 太陽電池モジュールの回収及びリサイクルの義務化 (2012 年 3 月 ) 再生可能エネルギーの導入目標 : 電力生産におけるシェア :30%(2020 年 ) 80%(2050 年 )( エネルギー構想 ) ドイツ 国家再生可能エネルギー行動計画における 2020 年累積導入量 :51,753MW 再生可能エネルギー法 (EEG 2000 年 2 月 25 日 ~): グリーン発電電力の系統への逆潮流電力に対して固定料金 ( フィードイン タリフ ) での買い取り保証 2004 年 1 月 1 日から太陽光発電に対する買取額を値上げ 2008 年に 2009 年以降の買取額を決定 :2009 年以降は 8~9% 低減 前年導入量により低減率を調整するスライディングスケールを導入 2010 年は 3 回削減 2011 年 1 月に 13% 削減 2012 年 1 月に 15% 削減 その後抜本的見直しの後 2012 年 4 月から約 30% 削減 5 月以降の毎月減額 >10MW システムが対象外となった 低利融資プログラムドイツ開発銀行 (kfw)) 州政府による普及プログラム ( 補助金 低利融資 ): ヘッセン ニーダーザクセン ノルトライン - ヴェストファーレン シュレスヴィヒ - ホルシュタイン チューリンゲン 太陽光発電研究開発ロードマップ ( 連邦環境 自然保護 原子力安全省 (BMU) 戦略会議 ) 第 6 次エネルギー研究プログラムで研究開発を実施 (2011 年 8 月 ~) BMU BMBF による Innovation Alliance PV(2010 年夏 ~): 太陽電池製造コストの大幅な低下をもたらす研究開発プロジェクトに資金提供 ドイツ太陽エネルギー産業会 (BSW):2020 年に向けた太陽光発電ロードマップを発表 2020 年の累積導入見通しを 52~70GW とした 141

148 (1) ヨーロッパにおける主な太陽光発電関連政策 ( その 2) 国導入目標量普及環境整備 / 普及促進プログラム研究開発プログラム イタリア 再生可能エネルギー行動計画累積導入量 :2020 年 8,000MW 2011 年新フィードイン タリフ (FIT) 制度 (Conto Energia IV):2016 年に累積設置容量目標を 23GW 前後とする フィードイン タリフ (FIT) 制度 (2005 年 9 月 ~):2012 年 8 月から新たな Conto Energia V を実施 支援総額が 67 億ユーロに達した時点で支援を完全に終了する予定 ネットメタリングに移行 新築建物への 1kW 以上の太陽光発電システムの設置義務 (2009 年発効 ) グリーン電力制度 :FIT 制度による買取額に 0.09 ユーロ /kwh 追加 新技術 エネルギー 環境庁 (ENEA): 結晶シリコン太陽電池セル Cu2O 太陽電池セル 微結晶シリコン デバイス 微細構造タンデム太陽電池セル 集光装置技術等 RSE: 地上用及び集光装置用に利用する高変換効率単接合及び 3 接合 (InGaP/InGaAs/Ge) 太陽電池セルに関する研究開発活動実施 フランス グルネル環境会議 : 2012 年 1,100MW 2020 年 :5,400MW 再生可能エネルギー行動計画における 2020 年の累積導入量 :4,860MW フィードイン タリフ (FIT) 制度 (2002 年 ~):2010 年 12 月 ~2011 年 3 月まで 3kW 以上のプロジェクトに対する電力買取りを一時凍結 2011 年 3 月に買取額を減額して買取再開 100kW 超システムの公募入札導入 年間導入量上限を 500MW に設定 2013 年 1 月に制度改正 買取区分の変更 欧州産品への買取額上乗せ措置を導入 独立形システムの導入支援 : 村落電化基金 (FACE 基金 ) 付加価値税控除 : 設備及び設置コストに対する税率 19.6% 7% 個人に対する税額控除 (2004 年 12 月 ~):2011 年は 11%(3kW 以下のシステムのコスト ) 国立研究機関 (ANR): 結晶シリコン 薄膜 革新的構想及びプロセス部門について公募 PV Alliance コンソーシアム : 官民パートナーシップ プロジェクトを実施 PHOTON トレーニング セッション : 環境 エネルギー管理庁 (ADEME) によるプロジェクト開発業者 プロジェクト実施業者のトレーニング スペイン 王室令 1578/2008 (2008 年 11 月 ): 2020 年までに 12,000MW 再生可能エネルギー行動計画における 2020 年の累積導入量 :8,367MW フィードイン タリフ制度 :1998 年に施行し 2004 年に改正 (RD436/2004) 2007 年に改正 (RD661/2007) 2008 年に再度改正 ( 王室令 1578/2008) 2010 年 11 月に既設分について減額を決定 2010 年 12 月に発電時間上限の設定を発表 2012 年 1 月 ~ 一時中止中 地方自治体による補助金 建築技術基準 (TBC): 気候地域 床面積及び建物使用目的の条件により最低設置容量を設定 (2006 年 3 月 ) 国家研究開発計画 (2008~2011 年 ): 結晶シリコン技術の変換効率改善 薄膜材料と太陽電池セル 建物部門での太陽光発電の一体化 集光型太陽光発電 及び有機太陽電池等の新素材等 科学 イノベーション省 : 研究開発及び実証活動の財政支援 142

149 (1) ヨーロッパにおける主な太陽光発電関連政策 ( その 3) 国導入目標量普及環境整備 / 普及促進プログラム研究開発プログラム イギリス 再生可能エネルギー行動計画における 2020 年の累積導入量 :2,680MW 新再生可能エネルギー供給義務 (RO)(2001 年 ~): 電気供給業者に一定量の再生可能エネルギー供給を義務化し 再生可能エネルギー義務証書 (ROC) を発行 2010 年 4 月からフィードイン タリフ制度を開始 低炭素建物プログラム ( 補助金 ) 付加価値税控除 :5% に設定 (2000 年 4 月 ~) 工学 物理科学研究協議会 (EPSRC) プログラムによる Supergen プロジェクト :21 世紀の太陽電池材料 コンソーシアム Supergen Exitonic 太陽電池コンソーシアム フィードイン タリフ (FIT) 制度 (2009 年から支払い開始 ) スイス - 所得税控除による太陽光発電導入支援 発電電力源開示義務 地方自治体によるプログラム : 促進プログラム 太陽光発電所の設置支援 電力事業者 : ソーラー電力株式取引所 (Solar Stock Exchange) 制度 グリーン電力 一部の電力事業者による再生可能ポートフォリオ基準 (RPS) 薄膜太陽電池セルの研究に注力 多種多様な材料 ( アモルファス及び微結晶シリコン 化合物半導体 色素増感型太陽電池セル及び有機太陽電池セル ) を用いたプロジェクトを実施 持続可能建築物に関する要件 出典 : 各種資料から資源総合システムが作成 143

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151 3. 米州における太陽光発電システム市場動向調査 3.1 太陽電池生産動向調査 太陽電池モジュール輸出入量推移と今後の見通し 太陽電池出荷額推移 3.2 太陽光発電システム導入動向調査 太陽光発電システムの単年導入量及び累積導入量推移と今後の見通し 連邦政府や各州別 その他民間企業等の導入支援事業の内容と実績 米州における主な太陽光発電関連政策一覧

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153 第 3 章米州における太陽光発電システム市場動向調査 3.1 太陽電池生産動向調査 太陽電池モジュール輸出入量推移と今後の見通し (1) 太陽電池モジュール輸出入量推移 アメリカにおける太陽電池モジュール出荷量は 米国エネルギー省(DOE) によると 2011 年は前年比 42.6% 増となる 3,772MW であった グリーンニューディールの下 太陽光発電システムに対するインセンティブが奏功して住宅用から電力事業用に至るまで需要が拡大した結果と考えられる 2011 年のアメリカからの太陽電池モジュール輸出量は 前年比 18.7% 減となる 794MW となった これまで中南米地域はもちろんアジア ヨーロッパ アフリカなどに向け輸出を行ってきたが 国外メーカーとの競争が激化していることや 内需が順調に拡大していることもあり 輸出量を落としている この結果 2011 年の出荷量に占める輸出比率は 21.0% まで落ち込んだ 2011 年のアメリカにおける太陽電池モジュール輸入量は 前年比 91.7% 増の 3,324MW と急増した 国内太陽電池メーカーが事業再構築を終えて事業拡大に向かっていたが 急速に成長した中国太陽電池メーカーの低価格攻勢を受けて システムインテグレータが輸入品の採用をさらに増やしたことがうかがえる 今後の見通し 米国商務省(DOC) は 2012 年 12 月 7 日 米国が中国から輸入する結晶シリコン太陽電池セルに対する反ダンピング税 (AD) 及び不当な補助金に対する相殺関税 (CVD) 賦課命令を発令した この関税は モジュール化の有無に関わらず課せられ 税率は企業により異なり約 24 ~255% の幅となっている この影響により アメリカ製太陽電池モジュールの出荷量が増える可能性もあるが アメリカの太陽電池生産能力は米国内の需要に比べて低いことから 輸入量が大幅に減少することはないものと考えられる 一方で オバマ政権は 再生可能エネルギー製品の輸出にも意欲的である 商務省を中心に再生可能エネルギー エネルギー効率輸出イニシアチブを策定し 米国輸出入銀行によるプロジェクトへの融資を利用して太陽電池モジュールの輸出を強化している このイニシアチブが継続されれば ある程度の輸出量は確保されるものと考えられる 147

154 4,000,000 3,500,000 出荷量 3,772,075 kw 輸入量 3,323,865 kw 3,000,000 生産量及び輸出入量 (kw) 2,500,000 2,000,000 1,500,000 1,000, ,000 輸出量 793,939 kw 年 太陽電池モジュール輸出入量推移 出典 :Annual Energy Review 2012 (DOE/EIA) 148

155 (2) 応用別太陽電池出荷量 (2011 年 ) ( 単位 :kw) 応用 結晶 Si 型 薄膜 Si 型 集光型 Si 型 合計 シェア 系統連系形集中配置太陽光発電システム 631,662 85,855 43, , 系統連系分散配置太陽光発電システム 2,067,059 82,610 3,279 2,152, 独立形住宅用太陽光発電システム 7, , 独立形非住宅用太陽光発電システム 3,460 1, , 合計 2,709, ,457 47,117 2,927, 出典 : Solar Photovoltaic Cell/Module Shipments Report 2011 (DOE/EIA) 独立形住宅用太陽光発電システム 0.3% 独立形非住宅用太陽光発電システム 0.2% 応用別太陽電池出荷量 系統連系形集中配置太陽光発電システム 26.0% 2,927,077kW (2011 年 ) 系統連系分散配置太陽光発電システム 73.6% 用途別太陽電池出荷量 149

156 (3) 分野別太陽電池出荷量 (2008 年 ~2011 年 ) ( 単位 :kw) 分野 結晶 Si 型 薄膜 Si 型 集光型 Si 型 合計 2011 年 シェア 2010 年合計 2009 年合計 2008 年合計 住宅用 719,134 35, , , , ,989 公共 商業施設用 1,347,861 49,521 1,665 1,399, , , ,852 産業用 10, ,884 12, ,208 43,446 51,493 電力用 631,662 85,855 43, , ,947 53,636 35,819 交通用 ,100 合計 2,709, ,457 47,117 2,927, ,667, , ,252 出典 :Solar Photovoltaic Module/Cell Manufacturing Activities 2008~2009 (DOE/EIA) Solar Photovoltaic Cell/Module Shipments Report 2010~2011 (DOE/EIA) 電力用 26.0% 住宅用 25.8% 産業用 0.4% 分野別太陽電池出荷量 2,927,077kW (2011 年 ) 公共 商業施設用 47.8% 分野別太陽電池出荷量 150

157 3.1.2 太陽電池出荷額推移 (1) アメリカにおける太陽電池出荷額推移 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 出荷額 (1,000 ドル ) 出荷額 (1,000 ドル ) 出荷額 (1,000 ドル ) 出荷額 (1,000 ドル ) モジュールセルモジュールセル 結晶 Si 型 2,489,666 2,771,343 4,290,698 1,136,827 5,370,231 1,625,437 薄膜 826,657 W 875,127 17, ,987 48,457 集光型 26,380 W 26,844 18,980 63,130 51,769 合計 3,342,702 3,431,594 5,192,669 1,173,355 5,990,348 1,725,663 W:1 社のため公表せず 出典 :Solar Photovoltaic Module/Cell Shipments (DOE/EIA) (2) アメリカにおける太陽電池平均価格推移 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 平均価格 ( ドル /Wp) 平均価格 ( ドル /Wp) 平均価格 ( ドル /Wp) 平均価格 ( ドル /Wp) モジュール セル モジュール セル モジュール セル モジュール セル 結晶 Si 型 薄膜 W W 集光型 W W 合計 W:1 社のため公表せず 出典 :Solar Photovoltaic Module/Cell Shipments (DOE/EIA) 151

158 3.2 太陽光発電システム導入動向調査 太陽光発電システムの単年導入量及び累積導入量推移と今後の見通し 2011 年のアメリカ国内市場は 前年比 56.0% 増の 1,432MW であり 累積導入量は 3,966MW となった アメリカの太陽光発電システム導入は 連邦政府が住宅用 産業用 電気事業用などの太陽光発電システムへの税額控除や経済復興対策として米国復興投資法 (ARRA) の下で補助金などを提供してきたことや 各地のシステムインテグレータが第三者融資や電力購入契約 (PPA) などのメニューを提供していることで大きく進展している 各州レベルの導入促進策( バイダウン リベート 発電量ベース インセンティブ ネット メタリング RPS 再生可能エネルギー証書など) は以前からの太陽光発電システム導入の牽引力となっており 中でもカリフォルニア州は カリフォルニア州ソーラーイニシアチブ (CSI) により導入拡大を図っている ニュージャージー州 ニューヨーク州 コロラド州などでも 州政府の独自の普及施策により 太陽光発電システムの導入が拡大しつつある カナダでは 2009 年 9 月よりオンタリオ州がフィードイン タリフを開始したことにより 導入が進展している 導入条件に州内産品調達要件が設定され 国内外の太陽電池メーカーの同州への投資が活発化している 2011 年は前年比 48.8% 増となる 278MW を導入した メキシコでも徐々に導入が進んでおり 2011 年は前年比 16.1% 増の 6.5MW を導入した 今後の見通し 引き続き 各州の普及インセンティブによる太陽光発電システム導入拡大が見込まれる とくに RPS 制度に基づく電力事業用プロジェクトの導入が増えると思われる 連邦政府では 税額控除の期限を 2016 年まで 8 年間延長することとした 電気事業者も対象となっており 数 10~ 数 100MW 規模の大規模太陽光発電所が導入されつつある 州政府に加えて グリーンニューディール の旗頭の下 連邦政府が太陽光発電システム支援策を打ち出し 導入拡大に貢献している オバマ政権は 2 期目に入り 引き続き太陽光発電を含む再生可能エネルギーへの支援が期待されている 一方 オイルシェールなど従来型エネルギー源の活用が進むことで 太陽光発電の利用促進に影響を与える可能性もある 中国製太陽電池モジュールに対する反ダンピング提訴により これまで太陽電池モジュールの低価格化が進展していたが 課税が認められると太陽電池モジュールが値上がりする可能性があり 普及の進展に影響が及ぶ可能性がある 152

159 ( 単位 :MW) 年 ~ アメリカ カナダ メキシコ 単年 ,432.0 累計 , , , ,966.0 単年 累計 単年 累計 出典 :Trends in Photovoltaic Applications (TASK 1 Report IEA/PVPS 2012 年 9 月 ) 153

160 3.2.2 連邦政府や各州別 その他民間企業等の導入支援事業の内容と実績 (1) 米国 連邦政府における太陽光発電普及方策米国では 2009 年 1 月にオバマ新政権が誕生して以来 再生可能エネルギーの普及拡大に向けた施策が強化されている 同政権は 再生可能エネルギーによる発電容量と製品の製造能力を2012 年までに2 倍にするという政策目標を掲げていることから様々な施策が展開されている 2010 年には景気対策法 アメリカ復興投資法 (ARRA) による導入が進み 年間の太陽光発電市場は918MW となった 2011 年の市場は 連邦政府による税額控除をはじめとした施策と州政府による再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) によって牽引され 太陽光発電システムの導入量は 1,855MWと 前年の918MWから大きく成長した 2011 年の導入量のうち776.2MWが第 4 四半期に導入されたが これは米国財務省 (DOT) による補助金制度が2011 年末で終了するために駆け込みで設置が集中したためである なお 1,855MWの分野別内訳は 商業用が800MW 電力事業者用が758MW 住宅用が297MWであった 2011 年末における米国の太陽光発電システム累積設置容量は3,954MWとなった 州レベルでは カリフォルニア州で542MW(2010 年 258.9MW) ニュージャージー州で313MW(2010 年 137.1MW) アリゾナ州で273MWが導入された 8 州において50MW 超の導入が報告された また 2011 年に完了した10MW 超の太陽光発電プロジェクトは28 件であった 米国で稼働中の10MW 超太陽光発電所の設置容量は 2012 年時点で60 基 計 1,951MWとなった 2012 年には27 基 1,081MWが新たに設置された ARRAにおいては 再生可能エネルギー スマートグリッド 省エネルギー投資等への支援 技術開発 融資保証プログラム 製造者向け税額控除等 グリーン雇用を創出するための様々な支援施策が打ち出された このなかで DOTは 金融収縮が継続する経済環境のなかで再生可能エネルギー プロジェクトを支援するために 投資税額控除制度 (ITC) の代替策として 税制補助制度 1603 条項 により再生可能エネルギー プロジェクトの稼働開始時に30% の補助金を交付する支援施策を開始した 総額約 8000 億ドルの同制度において 2011 年 10 月までにこの施策の支援を受けた太陽エネルギー関連プロジェクトは計 1,301 件に上る なお 同制度は 当初は時限立法で定められた2010 年末で終了する予定であったが 1 年間の延長が2010 年 12 月に決定され 2011 年 12 月まで実施された 連邦政府による太陽光発電システムの中心施策は 太陽光発電システムの導入者に向けたITC である ITCは 2006 年から開始され 商業用系統連系形太陽光発電システム向けに30% の法人税額控除が 住宅用系統連系形システム向けには30% の税額控除が適用される この制度は2008 年 12 月末までに稼動するシステムが対象であったが 2008 年 10 月に金融安定化法の一環として8 年間の延長が決定され 2016 年末までに稼動するシステムが対象となった 同時に制度の見直しもあり 個人向けに設定されていた上限 (2,000ドル) が撤廃された また 対象外であった電力事業者に対しても適用されることになり 電力事業用市場の成長に寄与している また 5 年間の加速償却 ( 修正加速度原価回収法 MACRS) も主要な連邦支援施策である ITC は 住宅用及び商業用太陽光発電システムのいずれにも適用されるが MACRSは商業用太陽光発電システムにのみ適用される ITCの恩恵を高めさらに利用しやすくするため 2009~2012 年に稼働を開始する太陽エネルギー 154

161 資産に DOTによる 税制補助制度 1603 条項 を適用する連邦法が2010 年に制定された 受益者はITCに代わり 太陽エネルギー プロジェクトの適正価格の30% に相当する補助金をDOTから受け取ることを選択することができる 米国では DOEが国立研究所 大学 民間企業と提携して 研究開発活動及び市場転換活動に資金を融資して太陽光発電技術を推進している ブッシュ大統領が2006 年に発表した 先端エネルギー計画 (Advanced Energy Initiative AEI) の一環として DOEは2007 年に開始された ソーラー アメリカ計画 (SAI) において太陽光発電に関する研究開発プロジェクトを遂行してきたが SAIは2009 年に終了し 従来からの 太陽エネルギー技術プログラム (SETP) の下で 引き続き研究開発プロジェクトが遂行された ソーラー プログラムとも称されるSETPでは 競争力のある太陽エネルギー システムの開発に取り組み ここ数年は1 億 7000 万ドル規模の予算が太陽光発電及び集光型太陽熱発電の研究開発に投入されていた DOEによるSETPでは 2010 年にこれまでの開発目標の見直しを行い 2017 年までに太陽光発電システム価格 ( 設置コスト ) で1ドル /Wを達成 という新たな目標についての議論を行った 米国における市場成長の見通しは明るいものの 米国の太陽電池製造企業の太陽電池生産量シェアは低下している (2010 年の世界シェアは4.6%) グリーンニューディールを掲げているオバマ政権は クリーン技術産業の強化も政策課題としており 2011 年 2 月にはSETPの一環として DOE が現代のアポロ計画に準えてSunShot 計画を開始した 同計画は 2020 年までに大規模太陽光発電システムの総コストを約 75% 減少させることを目的として実施される 発電事業用途での総コストを約 75% 減少させることにより およそ1ドル /W( 発電コスト約 6セント /kwhに相当) となると試算でき 米国内に広く普及させることができるとしている SunShotイニシアチブでは 1 太陽電池セルやアレイの光電変換技術の向上 2 設備の性能を最大限に高めるためのエレクトロニクス技術 3 太陽電池製造プロセス効率の向上 のほか 設置及び許認可に関するコストを削減するため 4 太陽光発電システムの設置方式 設計 許認可プロセスを効率化及び電子化するための手段にも注力する 連邦政府による支援に加えて 各州政府の施策も米国の太陽光発電市場を牽引している 州政府による主な支援施策は 1バイダウン プログラム ( 補助金制度 ) や発電量ベース インセンティブ (PBI) 等の財政的支援施策 2ネットメタリング 3 再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) である 財政的な支援施策としては 再生可能エネルギー設備に対してリベートと総称されている補助金を提供するバイダウン プログラムが一般的である このプログラムを実施している州は 2011 年 12 月時点で18 州 +ワシントンDC 及びプエルトリコとなった また 米国においては 発電量をベースとする支援施策やフィードイン タリフ制度を実施する州が増えてきた 各州の支援施策と連邦のITCの併用により 住宅用太陽光発電システムのコスト回収期間が10 年を切るようになった州もでてきている 都市及び郡のレベルで新しい財政支援の選択肢が急速に発展している 資産評価クリーン エネルギー (property- assessed clean energy PACE) プログラムという手法も登場した PACEプログラムとは 再生可能エネルギーや省エネルギー設備を導入しようとする家庭を対象にした 課税評価額を通じて発生する債権を発行する自治体プログラムであり いくつかの地方自治体は土地 155

162 所有者に太陽光発電システム設置費用支援のための融資を実施した それらの一部のプログラムはDOEのソーラー アメリカ シティから生じた 州政府によって実施されている施策には 再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) ネットメタリング 税額控除 補助金等がある 電力事業者は 1 自社所有発電所の建設 2 独立発電事業者 (IPP) からの電力買取 3 証書取引等を利用してのRPSの達成 に取り組んでいる こうした動きを背景に米国では 電力事業用の大規模プロジェクトの計画が次々と発表されている 財政的な支援施策は 初期投資を補助するバイダウン プログラムが主流であるが フィードイン タリフ制度を実施する地域も増えてきた ハワイ州公益事業委員会 (PUC) は フィードイン タリフ制度による500kW 以下の再生可能エネルギー発電システムによる電力の買取を2010 年 10 月に承認し 電力買取価格 買取条件 標準契約形式 フィードイン タリフ制度導入のための待機及び系統連系手順を決定した 太陽光発電システムに対する買取額は 規模に応じて 0.189~0.218ドル /kwhに設定された ルイジアナ州公益事業委員会(PUC) は2011 年初めに 州内の電力事業者に対してフィードイン タリフ制度を5 年間限定で実施するように命じた 同制度が適用されるプロジェクト規模は25kW~5MWで 電力事業者 1 社によるフィードイン タリフ制度適用の上限は30MWに設定される フロリダ州ゲインズビル市地域電力会社は 2011 年のフィードイン タリフ制度の買取対象として55 件 合計 2.7MWのプロジェクトを選定した 買取期間は 20 年で 買取額はシステム規模に応じて0.24~0.32ドル /kwhに設定されている 米 カリフォルニア州のロサンゼルス市水道 電力局 (LADWP) 理事会は 同市のフィードイン タリフ制度の対象として 100MW 分の屋根設置型太陽光発電システムを承認し これにより2016 年までに同市において 100MW 分の太陽光発電システムがFIT 制度対象プロジェクトとして建設されることとなった 州別の導入量では カリフォルニア州が国内市場を牽引している 同州公益事業者委員会 (CPUC) が 2017 年までに3,000MWの太陽光発電システムを新設する10ヶ年プログラム カリフォルニア ソーラー計画 (CSI) を統括している CPUCはまた 2011 年末に小 中規模の太陽光発電システムの普及を目指し 次世代フィードイン タリフ制度とも言われる 再生可能エネルギー入札メカニズム (RAM) を承認した これにより デベロッパーは20MW 以下のプロジェクト実施にあたって交渉の余地のない入札価格を提出しなければならず Pacific Gas & Electric (PG&E) Southern California Edison(SCE) San Diego Gas & Electric(SDG&E) は年に2 度競売を行い 実行可能な最低価格の入札を選ぶ 表 3.2.2(1)-1に米国における太陽光発電システムの普及施策の概要を 表 3.2.2(1)-2に2009~2011 年の米国の太陽光発電システム市場の主要データを示す 156

163 表 3.2.2(1)-1 米国における太陽光発電システムの支援施策の概要 再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) 目標 エネルギー省 : 12.0 x 1015Btu(2025 年 2000 年比で約 2 倍 ) 州レベルで策定 米軍基地に太陽エネルギー 風力 地熱による発電システムを合わせて 3GW 設置 (2025 年 )( 2012 年 4 月 ) RPS 制度 州毎に実施 (29 州 + ワシントン DC(+8 州 ( 目標 )) 2012 年 11 月時点 ) 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 補助金 ( 州や自治体が実施 ) 逆潮流電力 購入制度 購入価格 2015 年までに 5~10GW の新設発電容量 ( 太陽エネルギー技術開発プログラム ) 2020 年の全電力需要中の太陽光発電のシェア 10%( 米国太陽エネルギー産業会 (SEIA)) 2015 年にソーラー エネルギー 10GW/ 年市場の確立 (SEIA) SunShot 計画 :2020 年までに発電事業用途の総コストを約 1 ドル /W に低下させて国内普及を促す 連邦政府によるグリーン電力購入 太陽光発電システム導入者 ( 個人 法人 ) への所得税控除 ( エネルギー包括法 2005 年 8 月 ) 08 年 10 月金融安定化法で 2016 年まで延長 米国復興再投資法 (ARRA) による支援 ( 融資保証 プロジェクトへの税額控除に代わる補助金 (2012 年 12 月で終了 ) 製造者への税額控除 研究開発予算追加充当 州政府エネルギー プログラムの支援 ) 5 年間の加速償却 ( 修正加速度原価回収法 (MACRS) 各省庁による導入支援 ( 国防総省 内務省 国務省 農務省等 ) 各州による普及施策 ( 補助金 RPS ネットメタリング等 ) 一部の電力会社によるグリーン プライス制度 一部の州によるフィードイン タリフ制度 16 州 + ワシントン DC で実施 (2012 年 10 月 ) カリフォルニア州ソーラー イニシアチブ (CSI)( 2007~2017 年 ): 住宅 営利団体 :1.5~1.9 ドル /W 政府 公益団体 :2.3~2.65 ドル /W ( 地域によって異なる ) ネットメタリング制度(43 州 + ワシントンDCで実施 )(2012 年 12 月時点 ) 発電量ベース インセンティブ フィードイン タリフ制度:( ワシントン州 カリフォルニア州 ルイジアナ州 ハワイ州等 ) 売買同一料金 ( ネットメタリング ) 発電量ベース インセンティブ : ワシントン州 (0.12~1.08ドル/kWh 州内製造機器を優遇) カリフォルニア州 :<3MW:9.2~10.2セント/kWh( 一部 IOU+POU) サクラメント市電力公社 (SMUD): 6.8~28.5セント /kwh Marine Clean Enegy:12.3~8.7セント /kwh 出典 : 各種資料から ( 株 ) 資源総合システムが作成 表 3.2.2(1)-2 米国の太陽光発電システム市場の主要データ ( 年 ) 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 464.5MW 918MW 1,867MW 累積設置容量 1,633MW 2,534MW 3,966MW セル生産量 1,134MW 969MW モジュール生産量 784MW 1,277MW 1,219MW 雇用人員 102,496 人 110,237 人 研究開発に関する連邦予算 ( 研究開発 ) 1 億 4500 万ドル 1 億 7240 万ドル 2 億 2293 万 3496 ドル 出典 :NREL, National Survey Report of PV Power Applications in the United States 2011 (2012 年 6 月 ) 他から ( 株 ) 資源総合システムが作成 157

164 (2) 米国の太陽光発電国家プログラム米国においては 従来より米国エネルギー省 (DOE) が 太陽エネルギー技術プログラム (SETP) の下で国立研究所 大学 民間企業と提携して 研究開発 (R&D) 活動及び市場転換活動に資金を融資して太陽光発電技術を推進している この動きは 2009 年 1 月にオバマ大統領が就任してから加速されており 連邦政府による太陽光発電への支援は 普及支援施策においても技術開発においても強化されている オバマ政権では 再生可能エネルギー電源の容量と再生可能エネルギー製品の生産能力を2012 年までに2 倍にすることを政権目標に掲げており 研究開発の強化を図っている オバマ大統領は就任後に米国エネルギー省 (DOE) 長官にノーベル賞受賞者でローレンスバークレー研究所のSteven Chu 氏を迎え 同氏が地球温暖化対策と石油依存からの脱却を担う新たなチームを率いることになった 2009 年 2 月にオバマ大統領は コロラド州デンバーで約 7800 億ドル ( 約 72 兆円 ) の景気対策法案 米国復興再投資法 (ARRA) に署名した また 太陽エネルギー産業における技術的障壁の克服と新技術の実証を促進し クリーン エネルギー産業における雇用創出を推進するために 1 億 1760 万ドルを充当することを発表した このなかで 1 太陽光発電技術開発 (5150 万ドル : 太陽エネルギーのコスト競争力強化と国内製造企業の競争力と生産能力の強化 ) 2 太陽エネルギーの普及 (4050 万ドル : 普及における非技術的障壁の克服に重点を置き 都市への導入 系統連系対策や設置業者養成に取り組む ) 3 集光型太陽エネルギー発電の研究開発 (2560 万ドル : 国立研究機関の強化 ) を目指し 従来から実施している研究開発の枠組みと市場変換のための施策を強化し 従来からの研究開発をARRAによって強化している 2009 年及び2010 年には ARRAの予算と融資保証により50 億ドル以上が太陽エネルギーの研究開発と太陽エネルギーの普及に投入された DOEは 全ての太陽エネルギー技術に関する研究開発及び普及を加速させるために太陽エネルギー技術プログラム (SETP Solar Energy Technologies Program) を通じて研究開発を遂行している 2020 年までに電力事業規模の太陽光発電システム設置にかかる総費用を1ドル /Wに低減させるという目標の到達に向けたロードマップの策定を目指し 2010 年 8 月にSETPは 産業界及びその他の業界関係者とワークショップを開催した ワークショップで集められた情報を踏まえ 2011 年 1 月に SETPの下で SunShot 計画 を開始した 同計画では 従来からのSETPの下で実施されていたプロジェクトを編成し直すとともに 新たな研究開発プロジェクトも開始している また 2020 年までに太陽光発電システムのコストを75% 下げて 補助金無しで太陽光発電が化石燃料に対してコスト競争力をもつことを目標に掲げている SunShot 計画の使命 ビジョン及び目標をつぎに示す SunShot 計画の使命 : 同計画は 太陽エネルギー技術開発を支持することにより 世界におけるクリーン エネルギーの競争のなかで米国がリーダーとなるための国家的な協力的取り組みである 同計画により 今世紀末までに他の形態のエネルギーに対して太陽エネルギーが競争力をもつことで 全米において太陽エネルギーの広範で大規模な普及が可能となる Sunshot 計画のビジョン : 同計画のビジョンは 日常の利用のために太陽エネルギーの全コストを必要不可欠なものとすることで クリーンな再生可能エネルギー資源からすべての米国国民が利益を享受できるようになる Sunshotの目標: 同計画は 太陽エネルギーの全設置コストを表 3.2.2(2)-1 及び図 3.2.2(2)-1に示すよ 158

165 うに2020 年までに75% 低減することを目指す 具体的には 太陽光発電では1 電力事業規模 (100MW)1ドル/W 2 商業用 (200kW)1.25ドル/W 3 住宅用 (5kW)1.5ドル/Wを 電力事業規模の集光型太陽熱発電 (CSP) では 16 時間の貯蔵 (12~17 時間の貯蔵で0.06ドル /kwhに相当) を含めて3.5ドル /Wを目指す この目標は 太陽エネルギー技術コスト及び系統へのインテグレーションのコストを低減し 全米への太陽エネルギーの普及を加速する 表 3.2.2(2)-1 Sunshot 計画における技術開発目標 市場 2010 年ベンチマーク 2020 年参照価格 Sunshot 計画目標 電力事業用 3.40 ドル /W 2.51 ドル /W 1.00 ドル /W 商用分散型 5.15 ドル /W 3.36 ドル /W 1.25 ドル /W 住宅用分散型 6.50 ドル /W 3.78 ドル /W 1.50 ドル /W 出典 : 米国エネルギー省 (DOE) 資料 (2011 年 6 月 ) 図 3.2.2(2)-1 米国エネルギー省 (DOE)SunShot 計画の目標出典 : 米国エネルギー省 (DOE) 資料から ( 株 ) 資源総合システムが作成 2009 年 2 月にオバマ大統領は コロラド州デンバーで約 7800 億ドル ( 約 72 兆円 ) の景気対策法案 米国復興再投資法 (ARRA) に署名した 太陽エネルギー産業における技術的障壁の克服と新技術の実証を促進し クリーン エネルギー産業における雇用創出を推進するために 1 億 1760 万を充当することを発表した 主要施策は 1 太陽光発電技術開発 (5150 万ドル : 太陽エネルギーのコスト競争力強化と国内製造企業の競争力と生産能力の強化 ) 2 太陽エネルギーの普及 (4050 万ドル : 普及における非技術的障壁の克服に重点を置き 都市への導入 系統連系対策や設置業者養成に取り組む ) 3 集光型太陽エネルギー発電の研究開発 (2560 万ドル 国立研究機関の強化 ) であり 従来から実施している研究開発の枠組みと市場変換のための施策を強化した 2009 年には SETPにおいて実施される研究開発のプロジェクトが ARRA 予算によって実施され ARRAが従来から実施され 159

166 ている SETP を補完する形となった 2010 年には ARRA による支援施策により 導入の成果が出始 めた 最終的に オバマ政権は 約 7800 億ドルのうち 900 億ドルを水力を除く再生可能エネルギーの シェアを拡大することに投入した 表 3.2.2(2)-2 に ARRA による支援施策を示す 表 3.2.2(2)-2 米国復興再投資法 (ARRA) の再生可能エネルギー関連の施策 融資保証 : 総額 600 億ドル相当の融資保証を目標 37.6 億ドルがソーラー関連 支援施策 Solyndra:2009 年 5 月, 5 億 3500 万ドル 量産工場 (CIGS 太陽電池 ) BrightSource Energy: 2010 年 2 月 12.7 億ドル 集光形太陽熱発電 (CSP) プロジェクト ( タワー型 ) Abengoa:2010 年 7 月 :14.5 億ドル 集光形太陽熱発電 (CSP) プロジェクト ( トラフ型 ) Abound Solar: 2010 年 7 月 $4 億ドル 製造 (CdTe 太陽電池 ) 税額控除に代わる再生可能エネルギー プロジェクトへの補助金 (1603) (2011 年 12 月で終了 ) - プロジェクト稼動開始時の 30% 補助金 年 8 月半ばまでに 51 億ドル分承認 全 1,467 件が太陽エネルギー (3 億 1100 万ドル ) 総件数 1,763 件 州政府による省エネルギー 再生可能エネルギー導入プロジェクト (SEP): 太陽光発電も対象 選定中 高性能政府所有建築物 : 太陽光発電の導入も対象 屋根設置で GW レベルの導入量 エネルギー高等研究計画局 (ARPA-E): 変換 研究開発 : 1 億 5000 万ドル予算執行 (09 年 10 月 ) 太陽エネルギー技術開発プログラム (SETP)( FY09-FY10) への支援 PV 製造プログラム (FY10): 3000 万ドル 基礎研究 (FY09-14) 46 のエネルギー研究開発拠点のうち 16 ヶ所が太陽エネルギーを研究 予算額 60 億ドル 51 億ドル ( 2010 年 8 月まで ) 63 億ドル 450 億ドル 4 億ドル 1 億 1800 万ドル 2 億 7000 万ドル 先進的製造設備に対する税額控除 (48C) 43 州における 183 のクリーン エネルギー製造プロジェクト 30% 税額控除 11 億ドル分がソーラー 受益企業 : Amonix, Calisolar, Dow Corning Solar, Dupont, First Solar, Hemlock, Miasole, Nanosolar, Saint Gobain Solar Glass, Sharp, Solar Power Industries, Solar World, Spire Semiconductor, STR, Sumco Phoenix, Suniva, Suntech, Wacker Polisilicon NA, etc. エネルギー資金調達支援 地域債 固定資産税も出るにおける太陽光発電の加速償却 2009 年に取得した固定資産に対する 50% 加速償却の延長 (230 億ドル ) 出典 :John LushetskyProgram, U.S. Department of EnergyAdvancing Policies and Programs for Development of the U.S. Solar Market, EUPVSEC-25(2010 年 9 月 ) から資源総合システムが作成 160

167 米国エネルギー省 (DOE) は 2009 年 2 月に成立した 米国復興再投資法 (ARRA) の予算においても 太陽光発電の技術開発及び普及の支援を推進している 主要施策は 1 太陽光発電技術開発 (5150 万ドル : 太陽エネルギーのコスト競争力強化と国内製造企業の競争力と生産能力の強化 ) 2 太陽エネルギーの普及 (4050 万ドル : 普及における非技術的障壁の克服に重点を置き 都市への導入 系統連系対策や設置業者養成に取り組む ) 3 集光型太陽エネルギー発電の研究開発 (2560 万ドル : 国立研究機関の強化 ) であり 従来から実施している研究開発の枠組みと市場変換のための施策を強化した 2009 年には SETPにおいて実施される研究開発のプロジェクトが ARRA 予算によって実施され ARRAが従来から実施しているSETPを補完する形となった 1 米国復興再投資法 (ARRA) による融資保証プログラム DOEの融資プログラム局による 太陽エネルギー システム製造と発電プロジェクト向けの複数の融資保証プログラムが開始された 国内の商業展開及び革新的で先進的なクリーン エネルギー技術による製造を加速させる同プログラムの下での助成は ARRAにより資金が拠出された 2011 年には様々な太陽光発電プロジェクトに対する融資保証が実施された 2011 年に融資保証を受けた設置プロジェクト及びこれまでの製造プロジェクトの一覧を表 3.2.2(2)-3に示す 表 3.2.2(2)-3 米国における融資保証プログラム一覧 締結年月プロジェクト / 機関プロジェクト概要融資保証額 設置 2011 年 4 月 BrightSource Energy 集光型太陽熱発電プロジェクト 16 億ドル 2011 年 9 月 Cogentrix 集光型太陽光発電プロジェクト (Alamosa) 1 億ドル 2011 年 9 月 Exelon 太陽光発電 230MW(Antelope Valley Solar Ranch) 6.46 億ドル 2011 年 7 月 Mesquite Solar 1 太陽光発電 170MW( アリゾナ州 Mesquite) 3.37 億ドル 2011 年 9 月 NRG Energy 太陽光発電所 (250MW)( California Valley Solar Ranch) 12.3 億ドル 2011 年 8 月 Sunpower/NRG 太陽光発電所プロジェクト (Aqua Caliente) 9.67 億ドル 2011 年 9 月 Prologis Project AMP 製造 Prologis/NRG による屋根への設置プロジェクト ( 総計 733MW) 14 億ドル 2009 年 9 月 Solyndra 円筒状 CIGS 太陽電池 破綻 5.35 億ドル 2010 年 12 月 Abound Solar CdTe 太陽電池モジュール 4 億ドル 2011 年 8 月 Solopower フレキシブル CIGS の製造 1.97 億ドル 2011 年 9 月 1366 Technologies Direct Wafer 製造プロセス 1.5 億ドル 出典 : 米国エネルギー省 (DOE) 資料 161

168 2 米国復興再投資法 (ARRA) 予算による州政府エネルギー プログラム (SEP) への支援 63 億ドルの予算を計上した州政府エネルギー プログラム (SEP) では 2009 年に4 回にわたり公募選定先を発表した 当初 DOEは各地域政府によるSEPプログラム予算の40% を支援する予定であったが 支援比率は50% となり 各政府は当初 10% の支援額を受け取り ARRAにより要求されている計画に対する報告や進展状況の説明後に残りの40% を受け取れる枠組みとなった 各地域では 省エネルギーと再生可能エネルギーの導入を推進 雇用創出と地球温暖化ガスの削減を図る SEPは従来からのプログラムではあるが DOEは SEPの対象となる活動を拡張しており エネルギー監査 建物の改築 教育やトレーニングの活動 代替燃料やハイブリッド車の利用増を目指した輸送プログラム 省エネルギー及び再生可能エネルギーへの投資を推進するための資金調達メカニズム等を対象とすることにした 3 再生可能エネルギー プロジェクトに対する税額控除前倒し制度本制度 ( 税制補助制度 1603 条項 ) は 太陽エネルギー設備を導入する企業に向けて税額控除を前倒しして直接補助金を交付する制度である 連邦政府は導入者に対する税額控除制度 (ITC) を実施しているが リーマンショック以降資金調達が厳しくなり 稼働時にITCと同様にプロジェクト コストの30% を直接補助金として控除する制度を開始した 2009 年 8 月に再生可能エネルギー プロジェクトに対する税額控除前倒し制度への申請受付を開始した 本制度は2010 年 12 月で完了する予定であったが 2011 年 12 月末まで延長して実施された 1603 条項により 23,000 基の太陽光発電及び風力発電プロジェクトが2009~2011 年の間に支援を受け これにより13.5GWの再生可能エネルギー源による発電容量が導入された また 直接及び間接雇用合わせて推定 75,000 人近くの雇用を創出し 太陽光発電及び風力発電プロジェクトの設計 建設 設置 製造によって 推定合計 440 億ドル近くの経済生産が支えられた 更に 太陽光発電システム及び風力発電所の稼働及びメンテナンスのため 20~30 年間のシステム寿命期間中に年間推定 18 億ドル近くの経済生産が継続するという 民間 地方自治体及び州政府による直接 間接投資を合わせると 200 億ドル超の投資がもたらされた 1603 条項による連邦の財源は 約 90 億ドルであった 同条項は オバマ大統領が掲げる再生可能エネルギーによるエネルギー供給の倍増という目標達成に向けて中心的な役割を果たしたと言える 4 連邦エネルギー管理プログラム (FEMP) 米国エネルギー省 (DOE) が2000 万ドル以上を充当するプログラムである FEMPにより各省庁は 所有する建物において最先端のエネルギー技術を導入するために再生可能エネルギーやスマート グリッド 省エネルギーに関する技術支援を国立研究所から受ける 2000 万ドルの予算が配分される省庁は首都開発局 国土安全保障省 商務省 国防総省 DOE 内務省 司法省 労働省 運輸省 一般調達局 (GSA) 保険社会福祉省 国立公文書館 財務省 農務省 退役軍人省である 連邦政府は全米で最大のエネルギー消費者であり FEMPは 連邦政府のエネルギー管理目標 (2015 年までに2003 年度のエネルギー集中度を30% 削減 2013 年までに電力利用量の少なくとも7.5% を再生可能エネルギー電力により発電または調達する ) に寄与すると考えられる 2000 万ドルの予算のうち1700 万ドルはFEMP 機能の推進に充当され 300 万ドルは包括的な地球 162

169 温暖化ガス管理プログラムに充当される さらに250 万ドルが連邦設備におけるエネルギー 水 排出のトラッキング システムの開発に支出される予定である FEMPは 2012 年 6 月に設立が発表された連邦政府における革新的製品 技術の普及促進のための省庁間諮問委員会である技術普及上級代表者委員会 (Senior Executive Committee for Technology Deployment) の活動のとりまとめも行う エネルギー消費とコストを削減する可能性のあるクリーン エネルギーの革新的技術や未利用技術を試験 評価するプロセスを開発することによってエネルギー効率化技術の実用化を支援し 技術性能や経済的価値に関する情報を省庁間で共有する 5 地域再生可能エネルギー普及プロジェクト支援 2010 年 1 月に米国エネルギー省 (DOE) は 米国復興再投資法 (ARRA) に基づき 地域における再生可能エネルギー普及プロジェクトを支援するため 総額 2050 万ドル超を提供する5 件のプロジェクトを選定した この支援施策における対象再生可能エネルギー源はバイオマス 風力 太陽エネルギーなどで これらのプロジェクトは雇用創出や地域における長期的な再生可能エネルギーの供給のため クリーン エネルギーのインフラ投資を推進する 163

170 (3) 米国各州における太陽光発電普及方策太陽光発電の普及施策は 実質的には州及び地方自治体のイニシアチブやパートナーシップの枠組みが中心となっている 州及び地方自治体は 太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの市場開発を奨励するために多くの普及施策とプログラムを実施している こうした施策の中には 再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) による義務量など直接的な法的義務と 税額控除やバイダウン プログラム ( 補助金プログラム ) などの財政的インセンティブがある いずれのケースにおいても 各施策は太陽光発電のための重要な市場展開支援を提供している 財政的インセンティブの中では 太陽光発電システム導入のための投資に対して リベートと総称される補助金を提供するバイダウン プログラムが最も一般的に利用されている また 最近ではワシントン州のようにドイツ式のフィードイン タリフ制度に相当する 発電量をベースとしたインセンティブを交付する例も出てきた 以下に 代表的な施策が実施されている州の数を示す ( 2013 年 1 月現在 ) 再生可能エネルギー ポートフォリオ基準(RPS)( 29 州 + ワシントンDC+8 州 ( 目標 )) 個人に対する税額控除(23 州 ) 法人に対する税額控除(25 州 ) 再生可能エネルギーに対する投資への消費税の免除(28 州 ) 固定資産税の減免(37 州 ) 再生可能エネルギーに対するバイダウン プログラム(16 州 + ワシントンDC) 産業誘致インセンティブ(24 州 ) ネットメタリング(43 州 + ワシントン DC) 州及び地方自治体は 太陽光発電システムを導入するための様々な普及施策を展開している こうした施策の中には 前述の再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) による義務量やネットメタリングなど直接的な法的制度 (( 4) 項に詳細記載 ) と 税額控除やバイダウン プログラム ( 補助金プログラム ) などの財政的インセンティブがある 州 地方自治体による補助金プログラムと連邦による税額控除制度の併用により 普及施策が拡充され 米国における太陽光発電システム市場の拡大が期待されている 図 3.2.2(3)-1にバイダウン プログラムを実施している州を示す 各州は 太陽エネルギーの普及においてますます重要な役割を果たすようになってきている 太陽光発電の導入に主導的に取り組んでいる代表的な州における施策と動向を表 3.2.2(3)-1に示す 164

171 州プログラムのみ 電力事業者 地方及び / または非営利プログラム 州プログラム + 電力事業者 地方及び / または非営利プログラム 米国領土 プエルトリコ米領バージン諸島 16 州 + ワシントン D.C. 及び 2 米国領土で再生可能エネルギー リベートプログラムを提供 注 : この図には 地熱ヒートポンプ 昼光照明またはその他のエネルギー効率技術は含まれていない 図 3.2.2(3)-1 州または電力事業者によるバイダウン プログラムが実施されている州出典 :IREC, Database of State Incentives for Renewable Energy (DSIRE)(2012 年 10 月 ) 165

172 表 3.2.2(3)-1 代表的な州の太陽光発電導入 普及施策の動向 ( その 1) 州名 カリフォルニア 動向 カリフォルニア州ソーラー イニシアチブ (CSI): 2007 年 1 月にカリフォルニア州は 10 年間で 33 億ドルを投じて 3GW の太陽エネルギー システムを導入する取り組みを開始した そのうちの公益事業者委員会 (CPUC) の割当がカリフォルニア州ソーラー イニシアチブ (CSI) であり 2016 年末までに 22 億ドルの予算によって 1,940MW の太陽エネルギー導入を目指している 同プロジェクトで 毎年補助金を減額し 設置される太陽光発電システムのコスト低減を促進して 2016 年以前に補助金なしで太陽光発電が 経済的に なるようにする 住宅用及び商業用プロジェクトに対して 2.50 ドル /W の補助金を 及び自治体や非営利団体が設置したシステムに対して 3.25 ドル /W の補助金を供与する 充当予算配分方式を基本にして 小型システムには 予想性能基準バイダウン を 大型システムには発電量ベース インセンティブ (PBI) を適用し いずれのインセンティブも導入量に応じて低減する計画となっている 2013 年 1 月に CIS に基づいた太陽光発電システムの設置容量は 1.066GW に達した CSI は徐々にリベート額を減額しており 同時点でプログラム開始時の 92% 減となった フィードイン タリフ制度 : 州政府は水処理場に設置した太陽光発電システムを対象にフィードイン タリフ制度を導入した (2008 年 2 月 ) 1.5MW 以下が対象 対象の拡大を検討中 サンフランシスコ市は 民間銀行に対し 住宅用 事業用太陽光発電システムの設置を促進するための低金利ローンへの資金援助を要請した 同市の GoSolarSF プログラム によるインセンティブは プロジェクト総額の最大 95% までを支援 州内の電力会社に電力貯蔵設備の導入を義務付ける法案 (AB2514) が成立 (2010 年 10 月 ) カリフォルニア州のネットメタリングの上限値を引き上げる AB510 が可決され 同上限値を 2.5% から 5% に引き上げた (2010 年 2 月 ) CPUC は 小 中規模の太陽光発電システムの普及を目指し 再生可能エネルギー入札メカニズム (RAM Renewable Auction Mechanism) を承認 (2010 年 12 月 ) プロジェクトの総設置容量上限は 1GW の予定 カリフォルニア州議会は 2011 年 3 月に 2020 年までに再生可能エネルギー源による電力を電力供給量の 33% にするとの目標を盛り込んだ再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) 法案を可決 同 4 月 12 日にブラウン州知事の署名をもって法制化に至った (2011 年 4 月 ) カリフォルニア州 Palo Alto 市議会は 2012 年 3 月 5 日に太陽光発電向けのフィードイン タリフ制度を可決 同市では 同制度を CLEAN(Clean Local Energy Accessible Now) プログラムと称し 対象は 1 基当たり 50kW 以上の中規模商業用屋根に設置する太陽光発電システムで 初年度は 4MW の設置容量上限値が設定される 20 年間の契約で発電電力に対し 0.14 ドル /kwh を支払う ロサンゼルス市水道 電力局 (LADWP) 理事会は 同市のフィードイン タリフ制度の対象として 100MW 分の屋根設置型太陽光発電システムを承認 (2013 年 1 月 ) 2011 年の州内における設置容量は 542MW 全米第 1 位 出典 : 各州プレスリリース等から ( 株 ) 資源総合システムが作成 166

173 表 3.2.2(3)-1 代表的な州の太陽光発電導入 普及施策の動向 ( その 2) 州名ニュージャージーハワイアリゾナフロリダ 動向 全米で最も積極的な太陽光発電支援プログラムを展開している州の一つ 改定されたニュージャージー州再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) では 2021 年までに適格再生可能エネルギー源による配電電力の割合を 22.5% とすることを電気事業者に義務付ける 改定 RPS には 2021 年までに太陽光発電による電力約 1,500MW と概算されるソーラー割当量 2.12% も含まれる 2012 年 7 月 23 日 州知事が RPS における太陽エネルギーの導入を強化する法律に署名 同法は電力事業者による調達電力における太陽エネルギーの比率を年間約 2% ずつ増加し 2028 年までに全電力事業者の電力の 4% 超を太陽エネルギーで賄うことを義務づける 2008 年はニュージャージー州クリーン エネルギー プログラムの一環として ソーラー再生可能エネルギー クレジット (REC) 市場を構築 個人及び企業は 1MWh の発電当たりソーラー再生可能エネルギー証書 (SREC)1 件と取引することにより ソーラー発電設備の設置資金を調達できる 電力事業者はニュージャージー再生可能エネルギー ポートフォリオ基準を満たすために SRECs を購入できる 2011 年の同州における設置容量は 313MW 全米第 2 位 2011 年 6 月に州政府はエネルギー マスタープラン 2011 年草案を発行 これにより同州における再生可能エネルギー開発の継続的な支援を推進し 2021 年まで既存の RPS (22.5%) の維持を目指すと同時に 太陽エネルギー政策の再評価を推奨 ハワイ州公益事業委員会 (PUC) は Hawaiian Electric Company(HECO) に対し フィードイン タリフ制度による 500kW 以下の再生可能エネルギー発電システムによる電力の買取を承認し 電力買取価格 買取条件 標準契約形式 フィードイン タリフ制度導入のための待機及び系統連系手順を決定 (2010 年 10 月 ) 米国エネルギー省 (DOE) は ハワイ州産業経済開発観光局 (DBEDT) がハワイ州公益事業委員会 (PUC) に対して技術支援を供与し 最終的に系統が更に再生可能エネルギーによる電力を受け入れるための障壁を除去するための費用 75 万ドルを助成 (2011 年 9 月 ) ハワイ電力 (HECO) によると 2010 年には合計 3,967 基の太陽エネルギー システムがオアフ島及びハワイ島の HECO に系統連系され 2009 年の 1,916 基から約倍増 これにより 2010 年の系統連系形システムの新規設置容量は 13MW に (2011 年 2 月 ) ハワイの 11 ヶ所の海軍施設における太陽光発電プロジェクトの開発業者 3 社が米国海軍により選定され 2016 年 8 月までに完了する予定 (2011 年 9 月 ) 2011 年導入量 40MW 再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) への対応のために電力事業者がさまざまなプログラムを展開 アリゾナ州の RPS は 2007 年に進展して 2025 年までに小売電力販売量の 15% を再生可能エネルギー源による発電電力とし そのうちの 30% は太陽エネルギーなどの分散型エネルギー技術によるものとすることを義務付けた 投資促進と雇用創出を目的として 同州政府は 2010 年 1 月 1 日に再生可能エネルギー税制優遇制度を施行し 所得税最大 10% 固定資産税最大 75% を控除しており Suntech Power など中国企業を誘致した 2011 年の同州における太陽光発電システム設置容量は 273MW で全米第 3 位 アリゾナ州の太陽エネルギー関連の雇用者数は 2011 年 8 月時点で 4,786 人 ゲインズビル市議会は 米国で初めて太陽光発電システム設置に対するフィードイン タリフ制度の実施を承認 2011 年のフィードイン タリフ制度の買取対象として 55 件 合計 2.7MW のプロジェクトを選定 フロリダ州公益事業委員会によって認可され Florida Power & Light Company(FPL) が実施するパイロット プログラムである 2011 年の太陽光発電リベート プログラムには 310 の顧客から応募が寄せられ これによる合計リベート金額は 560 万ドルに上る 2011 年の太陽光発電システム導入量は 14MW 出典 : 各州プレスリリース等から ( 株 ) 資源総合システムが作成 167

174 表 3.2.2(3)-1 代表的な州の太陽光発電導入 普及施策の動向 ( その 3) 州名メリーランドマサチューセッツニューヨークコロラド 動向 2007 年 4 月に再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) を改定し 太陽エネルギー以外の再生可能エネルギー源による電力 7.5% の販売に加えて 太陽エネルギーによる電力を販売量の 2% とすることを電力供給業者に義務付けた ソーラー最低割当量は 2008 年に開始され 毎年増加して 2022 年までに 2% とする 2010 年メリーランド州クリーン エネルギー インセンティブ法案 (Maryland Clean Energy Incentive Act of 2010) を含む複数の新エネルギー法案を承認 (2010 年 5 月 ) これにより クリーン エネルギーに対する税制優遇措置や税額控除の期限が 2015 年 12 月 31 日まで 税額控除の対象となるエネルギーの生産開始日が 2016 年 1 月 1 日まで延長される RPS により義務付けられている再生可能エネルギー利用割合のうち 太陽エネルギーによる発電電力の購入率を 2011~2016 年の間毎年引き上げることも同時に規定 2011 年導入量 22MW マサチューセッツ州労働力開発省は 同州に所在する Evergreen Solar の破産及び資産売却に伴って一時解雇された約 320 人の労働者を救済するため 米国労働省より 738,179 ドルの助成金の提供を受ける 国際貿易の影響による失業者に対する連邦プログラムである 貿易調整支援策 (TAA) の適用を認められた労働者の支援に活用される (2012 年 1 月 ) 2011 年導入量 28MW NY-Sun 計画では 2012 年の太陽エネルギー システム設置容量を 2011 年 (114MW) の 2 倍 また 2013 年には 4 倍にすることを目指す 州知事は 2012 年 8 月 17 日に同州政府の NY-Sun 計画の一環として 太陽エネルギー装置及び電力購入契約 ( PPA) のリースに対する州の税額控除に関する法律 (A.34-B/S.149-B) 商業用太陽エネルギー装置に対する州の売上税免除に関する法律 (A.5522-B/S.3203-B) 及び ニューヨーク市における太陽エネルギー システム設置に対する固定資産税軽減措置の延長に関する法律 (A.10620/S.7711) の 3 件の法案に署名 これらの法案により住宅所有者や企業にとって太陽エネルギーがより導入しやすくなるとともに 新規雇用創出が期待される ニューヨーク州の太陽エネルギー関連の雇用者数は 2011 年 8 月時点で 4,279 人 2011 年導入量 60MW 州知事は太陽エネルギー発電やその他の再生可能エネルギーに関連する新たな 5 つの法案に署名 HB1267: リースした住宅用太陽光発電システムの固定資産税を控除する下院法案 HB1333: クリーン エネルギー関連の職業訓練を提供するコミュニティカレッジ 専門学校 訓練施設等に助成金を交付する下院法案 SB180: コロラド州におけるスマートグリッド関連のレポートを議会及びコロラド州公益事業委員会に報告するタスクフォースを設立するための上院法案 HB1098: 地方電気協会 (REA) におけるガバナンス及び選挙の手順を確立するための下院法案 PACE と呼ばれるローン プログラムを設立する法案にも署名 (2010 年 6 月 ) Fair Permit Act として知られる米 コロラド州の超党派の法案 HB-1199 が議会を通過し 2011 年 6 月 10 日に Hickenlooper 知事の署名により成立した 同法は 太陽エネルギーに関する許可申請関連費用の上限を実際に許可証発行に際し州政府が負担した費用とするもので 住宅用システムの場合は 500 ドル以下 商業用システムの場合は 1,000 ドル以下とする 同法により 許可手続きの透明性が高まり また住宅所有者や企業は 太陽光発電システム及び太陽熱発電システムの設置にかかる許可申請関連費用を何百ドルも節約できる 2011 年の太陽光発電システム導入量は 91MW で全米第 5 位 コロラド州の太陽エネルギー関連の雇用者数は 2011 年 8 月時点で 6,186 人 出典 : 各州プレスリリース等から ( 株 ) 資源総合システムが作成 168

175 (4) 米国における再生可能エネルギーに関する州政府の規則 規制及び政策米国において州政府が実施している主な規則 規制及び政策には 公益基金 (PBF Public Benefit Funds) 発電電力開示規則 (Generation Disclosure Rules) 再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS)/ 最低割当量 (Renewables Portfolio Standards/Set Aside) ネットメタリング規則 (Net Metering Rules) 系統連系 (Inter connection) 電力線路延長分析 (Extension Analysis) 契約者許可制 (Contractor Licensing) 装置認証(Equipment Certification) ソーラー及び風力アクセス法(Solar & Wind Access Laws) 建設 設計政策(Construction and Design Policies) グリーン電力購入(Green Power Purchase) 及びグリーン電力購入オプション (Required Utility Green Power Option) などがある これらの中でも 太陽光発電システムの普及に大きな役割を果たしているのは再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) 及びネットメタリングである 再生可能エネルギーの普及を主導しているのは各州における法制度や市場活性化施策である このなかでも 各州による再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) とネットメタリング制度が大きな役割を果たしている RPSを制定した州政府の数 ( ワシントンDCを含む ) は拡大しており 義務 目標を設定している州の数は 2005 年 2 月時点では20であったのが 2008 年末には33( 義務 28 州 + 目標 5 州 ) にまで増加した 2009 年末には34 州 ( 義務 29 州 + 目標 5 州 ) となり 2010 年 3 月末時点では 36 州 ( 義務 30 州 + 目標 6 州 ) 2011 年 12 月には38 州 ( 義務 29 州 +ワシントンDC+ 目標 8 州 ) となった 既にRPSを制定した州においても 見直しを実施して改正した州 証書取引制度を開始した州 達成のための方策に新たに着手した州も出てきている 2011 年には 多くの州がRPSを改定し ソーラー技術も対象となった カリフォルニア州では10 年間で3,000MW ニュージャージー州では2020 年までに2,300MW メリーランド州では2022 年までに1,500MW マサチューセッツ州では 2020 年までに400MWと 意欲的な太陽光発電目標を制定している州もある さらに ミズーリ州のコロンビア市やテキサス州のオースティン市など 地方自治体レベルでRPSを制定する動きも出てきている 図 3.2.2(4)-1に 米国においてRPS 制度を実施している州の地図を示す 169

176 バーモント: 2017年までに20% RE及びCHP 2012年までの需要増に対応 ワシントン: 2020年までに15%* オレゴン: 2025年までに 25% (大電力事業者)* 5 10%(小電力事業者) ノースダコタ: 2015年までに10% コロラド: 2020年までに30% 投資 家所有電 事業者 10% 電気共 同組合 都市公共施設 * ニューハンプシャー: 2025年までに24.8% マサチューセッツ: 2020年までに22.1% 新RE:2020年までに15%+1%/年増 ミシガン: 2015年までに10% + 1,100 MW* サウスダコタ: 2015年までに10% ネバダ: 2025年までに 25%* メイン: 2000年までに30% 新RE: 2017年までに10% ミネソタ: 2025年までに 25%(Xcel:2020年までに30% ) モンタナ: 2015年 までに15% ロードアイランド: 2020年までに16% ウィスコンシン: 電力事業者により異なる ニューヨーク: 2015年までに29% 2015年までに10% 州全体 コネチカット: 2020年までに27% アイオワ: 105 MW オハイオ: 2024年までに12.5% ペンシルバニア: 2021年までに~18% ウェストバージニア ニュージャージー: 2025年までに25%* 2021年までに20.38% RE) インディアナ 2025年までに10% カンザス: 2020年までに20% 2028年までに太陽光発電4.1% バージニア 2025年までに15%* ミズーリ:2021年までに15% メリーランド: 2022年までに20% イリノイ: 2025年ま でに25% カリフォルニア: 2020年までに 33% ユタ: 2025年までに20%* アリゾナ: 2025年までに 15% デラウエア: 2026年まで に25%* オクラホマ: 2015年までに15% ノースカロライナ:2021年までに12.5% 投資家所有電力事業者 2018年までに 10% 電気共同組合 都市公共施設 ニューメキシコ: 2020年までに20% 投資家所有電 事業者 10% 電気共同組合 都市公共施設 * コロンビア特別区:2020年までに 20% テキサス:2015年までに 5,880 MW ハワイ: 2030年までに40% 米国領土 北マリアナ諸島: 2015年までに80% プエルトリコ:2035年までに20% グアム: 2035年までに25% 米領バージン諸島: 2025年までに30% 29州 +ワシントン DC及び2米国領土が RPSを実施 太陽エネルギーに対する最低割当量または顧客サイト設置 要件有 再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 RPS * 再生可能エネルギー ポートフォリオ目標 太陽熱温水器も対象 太陽エネルギーまたは顧客サイトに設置する再生可能 エネルギーに対するクレジットの優遇 (8州 2米国領土が 目標を設定) 非再生可能代替エネルギーを対象とした別枠も含む 図 3.2.2(4)-1 米国における再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 RPS の実施状況 出典 DSIRE 年 11 月 ネットメタリング制度を実施している州は2012年12月時点で43州 ワシントンDCを含む であ る ただし 系統に連系できるシステムの容量等に制限を設けている州もあり その見直しが求め られているケースも多い 図3.2.2(4)-2にネットメタリング制度を実施している州を示す メイン: 660 ワシントン: 100 オレゴン: 25/2,000* モンタナ: 50* ノースダコタ: 100* 電気共同組合 都市公共施設: 100 ミネソタ: 40 電気共同組合 都市公共施設: 10/25 ネバタ: 1,000* カリフォルニア: 1,000/5,000* ウィスコンシン: 20/100* ワイオミング: 25* マサチューセッツ: 60/1,000/2,000/10,000* ロードアイランド: 5,000* ミシガン: 150* コネチカット: 2,000* アイオワ: 500* オハイオ: 制限なし* イリノイ: 40* インディアナ: 1,000* カンザス: バージニア: ミーズリ: 25/200* 20/500* 100 ケンタッキー: 30* ネブラスカ: 25 ユタ: 25/2,000* コロラド: 2,000 電気共同組合 都市公共 施設: 10/25 アリゾナ: 制限なし * オクラホマ: 100* ニューメキシコ: 80,000* ノース カロライナ: 1,000* 全電力事業者に適用される州レベルの制度 ペンシルベニア: 50/3,000/5,000* ニュージャージー: 制限なし* デラウエア: 25/100/2,000 :25/100/500 メリーランド: 2,000 ジョージア: 10/100 ウエストバージニア: 25/50/500/2,000 コロンビア特別区: 1,000 フロリダ: 2,000 ハワイ: 100 カウアイ島電力組 合: 50 ニューヨーク: 10/25/500/1,000/2,000* 電気共同組合 都市公共施設 アーカンソー: 25/300 * ルイジアナ: 25/300 アラスカ: 25* バーモント: 20/500/2,200 ニューハンプシャー: 1,000 米国領土 米領サモア 30 グアム 25/100 プエルトリコ: 25/1,000/5,000 バージン諸島 20/100/500 43州+ワシントンDC 4米国領土がネットメタ リング政策を採用 各電力事業者による自発的ネットメタリング制度 * 投資家所有電力事業者 IOU など 特定の電力事業者に適用される州レベルの制度 注 数字は各システムの容量の上限を示す kw 州によって電力事業者の顧客種別や再生可能エネルギー技術/応用により様々な上限を設定している その他の上限も 適用しうる 通常 この地図は管理規定に導入されていない法制定の変更は反映しない 図3.2.2(4)-2 ネットメタリングの実施状況 出典 IREC, Database of State Incentives for Renewable Energy DSIRE 2012 年 12 月 170

177 (5) 電力事業者による太陽光発電の導入支援電力事業者による太陽光発電の導入支援レベルは1 基本の相互接続 ( 系統連系 ) 2 導入支援プログラムの実施 3 付加価値プロジェクトの実施 4 太陽光発電ビジネスモデルの実施の4つに主に分類できる 基本の相互接続 ( 系統連系 ) は 最も一般的な顧客側に設置される太陽光発電システム設備の相互接続 ( 系統連系 ) の管理である 電力会社が実施している導入支援プログラムとしては 前述したバイダウン プログラムや発電量ベース インセンティブの実施 グリーン電力プログラムや実証プロジェクトがあげられる また 付加価値プロジェクトとしては 再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) の遵守のためのプロジェクトや 環境対応型サービスを求める顧客の満足度を高めるためのプロジェクト 個別のビジネスニーズへの唯一の解決策となるソーラー プロジェクトの開発等が考えられる また 電力事業者が実施する太陽光発電ビジネスモデルとしては 刷新的なソーラー プログラム プロジェクト または戦略の開発 例えばRPS を満たす再生可能エネルギー電力を提供する大規模発電所のような 電力事業会社のビジネス環境下で価値あるコスト削減に繋がる 新規収入獲得のビジネスチャンスを提供するプロジェクト等がある 従来型の発電所とほぼ同程度のライフサイクル コストの施設 または電力事業者のピーク需要に対応して電力を供給するようなプログラムである 電力事業者によって導入支援への取り組みはさまざまであり 大多数は系統連系や導入支援プログラムの実施を行っているが 独自のビジネスモデルを展開し始めた電力事業者も出てきた この背景には 以下の要因がある 米国財務省(DOT) による補助金助成制度 ( 税制補助制度 1603 条項 ): 2009~2012 年に稼働を開始する太陽エネルギー資産にDOTによる補助金助成制度 ( 税制補助制度 1603 条項 ) を適用する連邦法が2010 年に制定された 受益者は 太陽エネルギー プロジェクトの適正価格の30% に相当する補助金を受け取ることを選択できる 再生可能ポートフォリオ基準(RPS): 州のRPS 政策は 電力事業者に一定量の再生可能エネルギーの生産あるいは買取りを義務づけている 気候変動: 最近のPlatts/Capgeminiによる北米電力事業者の幹部を対象とする調査において 電力事業業界が直面する3 大課題を問われた際に回答者の77% が地球温暖化 気候変動 二酸化炭素排出規制等の環境問題を挙げている 発電コスト: 太陽エネルギー発電のコストは下降を続けているが その他の従来型の発電所や燃料資源のコストは上昇しており不安定である 国内の一部地域では 建設 燃料 汚染に関するリスクのない太陽光発電及び集光型太陽熱発電のコストが 新型原子力発電所 よりクリーンな 石炭発電所 天然ガス発電所のコストに近づいている 顧客の需要: 電力事業者は kwh 及びシステムの信頼性のみならず 顧客サービスや顧客満足も提供する事業を行っている 太陽エネルギーへのインセンティブ 第三者のビジネスモデルの恩恵を受けている産業界 商業界または個人の顧客が 新たな より大規模な方向へと太陽光発電市場を牽引している 2010 年には分散型太陽エネルギーが電力事業規模となった 従来 分散型太陽光発電システムは 電力事業者の系統に連系された顧客によるシステムであった 一部の電力事業者が それぞれ合計 500MW 以下となる 分散型発電所 の建設を公表し 開始した これらの大部分は 電力 171

178 事業者によって単一プロジェクトとして所有及び運営されることから 分散型でありながら 電力事業規模 となる 2011 年に米国で導入された電力事業者規模の太陽光発電システムは758MWに上った このうちの400MW 超が2011 年 10~12 月期に完成した 電力事業者による太陽光発電ビジネスはますます増加しており これに対応するべく電力事業者による太陽エネルギー プログラムの支援に応用されるビジネスモデルの種類も増加した 急速に変貌を遂げる太陽エネルギー市場に対して敏感に取り組むことよりも 電力事業者は太陽エネルギーを発電ポートフォリオに統合することにより 直接的なコスト低減及びその他の利益を提供するようなビジネスモデルを開発している 多くの投資家所有電力事業者 (IOU) は 電力事業者もしくは顧客の不動産における 電力事業者によるソーラー アセットの所有を発表した Southern California Edison(SCE) が始めたこのビジネスモデルに類似するモデルが 現在では東 西海岸における他の電力事業者においても見られるようになった これらの大部分は 様々な規模の 分散型電源 モデルを利用している Arizona Public Service(APS) による 地域電力プロジェクト は 太陽エネルギー所有権 スマートグリッド 及び太陽光発電に対する固定買取額を利用して単一の配電フィーダにおける実証プロジェクトを実施しており 固有のビジネス及び系統管理の機会のある未来を目指している ワシントン州エレンズバーグ市 カリフォルニア州サクラメント市 ユタ州セントジョージ市の電力事業者 及びコロラド州のUnited Power 等のいくつかの公共電力事業者は 様々な 地域ソーラー モデルを顧客に提供している 顧客は各家庭で個人的に投資するのではなく 地元のプロジェクトに投資して利益を得ることが可能となる このような多様なビジネスモデルは 電力事業者及び顧客に価値を提供し 他の電力事業者が辿るべき方針を準備する 米国太陽光発電電力事業協会 (SEPA) は 独自の電力事業者ソーラー ビジネスモデル プロジェクト (USBM) を通じて 電力事業者が長期にわたり 太陽エネルギーの価値連鎖全体により一層関わることができるような様々な取組に関する報告を引き続き行っている 表 3.2.2(5)-1に 2010 年に米国で実施された電力事業者による太陽エネルギーのビジネスモデルを示す 172

179 表 3.2.2(5)-1 米国の電力事業者による代表的な太陽エネルギー ビジネスモデル ビジネスモデルの概要 電力事業者の資産所有 電力事業者による太陽エネルギー資産に対する融資 顧客向けプログラムの開発 電力事業者の資産所有の種類は 1 非住宅用の顧客サイトにおける 電気料金の一部を原資とする太陽エネルギーの買取 2 変電所及び電力事業者の施設における太陽エネルギー資産 3 地域の太陽エネルギー設備の所有 4 顧客サイトにおけるインバータ所有 5 太陽エネルギー プロジェクトの獲得 6 ターンキー取得または売買契約 7 買収オプションを伴う電力購入契約 (PPA) 8 太陽エネルギー開発に向けた土地取得 9 所有権の転換 電力事業者による太陽エネルギー資産に対する融資の種類は 1 電気料金の一部を原資として 太陽エネルギーを対象に資金支援及び収入の損失を回収する 2 電気料金の一部を原資とし ターンキー設置の支援と所有者への資金支援を行う 3 フィードイン タリフ制度及び固定料金による所有者への融資 太陽エネルギーにかかるコストを削減し 従来の太陽光発電システムよりも導入しやすくすることを目的とする 地域における太陽エネルギー プログラムは 0.1~20MW の地域向けシステムから集中配置型システムを対象とするものであり プログラムに参加する顧客の階層に準じて発電量が割り当てられる これにより 顧客の電力料金を直接相殺するか 小売電力料金と競争できる固定買取価格を提供する 電力事業者の太陽エネルギー発電電力の購入 太陽エネルギー システムによる電力購入のためのフィードイン タリフ制度を開発した公営電力事業者も存在する 出典 : NREL, National Survey Report of PV Power Applications in the United States 2010 (2011 年 5 月 ) 他から作成 173

180 (6) カナダにおける太陽光発電普及施策カナダの太陽光発電市場は 以前は独立形が主体であったが 最近では系統連系形太陽光発電システムの導入が進展している 2010 年の導入量は196.56MWとなり 2009 年の61.9MWと比べて3 倍超となった これにより 2010 年末時点での太陽光発電システム累積導入量は291.13MWまで拡大した 市場分野別の年間導入量シェアは 独立形が12.7% 系統連系形が87.3% と 系統連系形の導入が圧倒的に多かった 2011 年の導入量は278MWとなった 連邦としての普及施策は実施していないが オンタリオ州においては 再生可能エネルギー基準提供プログラム (RESOP) としてフィードイン タリフ (FIT) 制度が実施されている 同州ではグリーンエネルギー法の下 2009 年 9 月にFIT 制度がオンタリオ州電力統括機関 (OPA) により開始された その後 RESOPは 2009 年第 4 四半期にフィードイン タリフ制度に移行した 当該制度は北米初の 太陽光発電 バイオエネルギー 水力 風力を含む再生可能エネルギー源により発電された電力に対する 包括的価格決定保証システムである FIT 制度は2 種類に分類される 1 つはFITプログラムと称される 再生可能エネルギーによる10kW 以上の発電プロジェクトを対象としており もう1つはマイクロFITプログラムと称される10kW 以下の小規模再生可能エネルギー プロジェクトで 家屋や小規模ビジネス施設などを対象としている FITプログラムとマイクロFITプログラムの下で発電される再生可能エネルギーによる電力の買取額は エネルギー源の種類とプロジェクト実施に係る資本を考慮に入れているため 規模によって多種多様である なお オンタリオ州政府は FITプログラム マイクロFITプログラム 及びその他の再生可能エネルギー プロジェクトを申請するグリーンエネルギー生産者に対して 2011 年 3 月 15 日から新たに申請料金を適用している 新料金は 再生可能エネルギー認可料金 と名付けられ この料金により州政府は承認プロセスを能率化し 将来的に企業 団体 及び個人がグリーンエネルギー分野に参加することを容易にする目的を持つ 新規の太陽光発電プロジェクト所有者が支払うこの料金は 設置容量が500kWかそれ以下の場合は1,000カナダ ドル 500kW 以上の場合は12,844 カナダ ドルに設定されている FITプログラム及びマイクロFITプログラムが原動力となり オンタリオ州における再生可能エネルギーの新規系統連系容量は天然ガス及び原子力とほぼ同量になるまで成長したという また オンタリオ州政府はOakvilleに建設予定であったガス火力発電所の建設を中止し Nanticokeの石炭火力発電所 4 基の操業を停止した 2010 年にオンタリオ州で導入された太陽光発電システムは 143MWであった なお 現制度で支援対象となるためには州内で製造された機器を導入する必要がある 2010 年の制度では50% であったこの州内製造品使用要件は 2011 年には60% まで引き上げられた なお オンタリオ州が 太陽光発電事業を対象とする助成制度において地元企業を優遇しているのは 世界貿易機関 (WTO) ルールに違反しているとのことで 日本の経済産業省 (METI) は この件に関する2 国間協議要請を行ったと発表している オンタリオ州政府は 2011 年からFIT 制度の見直しを実施している 同州エネルギー省のChris Bentley 大臣によると 見直しは2012 年 3 月までに完了する予定であり 買取額の低減が実施される見通しである しかしながら 60% の州内製造品使用要件については変更する予定はないという このほかカナダでは 住宅への導入を目的としたプロジェクトが進展中である 居住者の健康と快適さ エネルギー効率 再生可能エネルギー生成 資源保護 環境影響の軽減 入手可能性 174

181 という原則に基づき 設計 建設される家を開発するという目標に向けての 民間及び公的セクタの協同を促すカナダ受託融資公社 (CMHC) によるEquilibriumプログラム ( 持続可能住宅実証イニシアチブ ) はその一例である 2009 年時点で 6 件のプロジェクトが完了もしくは進行中であった 表 3.2.2(6)-1にカナダにおける普及施策を 表 3.2.2(6)-2にカナダの太陽光発電システム市場の主要データを示す 表 3.2.2(6)-1 カナダにおける太陽光発電の普及施策概要 再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) 目標 なし RPS 制度 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 補助金 逆潮流電力買取制度 なし とくになし ecoenergy for Renewable Power プログラムの一貫で太陽光発電システムを導入 州による施策 : ネットメタリングまたはネットビリング ( 電力事業者 ): ブリティッシュコロンビア アルバータ サスカチュワン マニトバ ケベック ニューブランズウィック ノバスコシア プリンスエドワード ニューファンドランド ラブラドールフィードイン タリフ : オンタリオ州ケースバイケースの原則 : ノースウェスト準州 ユーコン準州 ヌナプト準州 なし オンタリオ州 (0.44~0.80 ドル /kwh) 出典 :Josef Ayob, CANMET, National Survey Report of PV Power Applications in Canada 2009 (2010 年 6 月 ) 他 表 3.2.2(6)-2 カナダの太陽光発電システム市場の主要データ 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 6.9MW 61.9MW 196.6MW 278MW 累積設置容量 32.7MW 94.57MW MW 559MW モジュール生産量 42.3MW 110MW 売上高 5 億 1000 万カナダ ドル 7 億 2000 万カナダ ドル 13 億 1000 万カナダ ドル 11 億 7500 万カナダ ドル 雇用人員 2,080 人 2,700 人 5,440 人 5,320 人 出典 :Josef Ayob, CANMET, National Survey Report of PV Power Applications in Canada 2009 (2010 年 6 月 ) 他から資源総合システムが作成 欧州太陽光発電産業会 (EPIA) が2013 年 2 月に公表した世界の導入量統計によれば カナダでは2012 年に200MWが導入された カナダにおける太陽光発電システム市場は オンタリオ州のフィードイン タリフ (FIT) 制度により今後も堅調に推移することが予測されている 長期的市場予測として カナダ太陽エネルギー協会 (CanSIA) は2025 年までの市場を ソーラー ビジョン2025 年 : 市場競争を超えて 175

182 (SolarVision 2025: Beyond Market Competitiveness) 報告書 において発表している 2025 年の累積 導入量を 積極ケースの場合で 15GW 基本ケースで 12GW 保守的ケースで約 8.2GW としている 図 3.2.2(6)-1 に CanSIA による 2025 年までの市場見通しを示す 図 3.2.2(6)-1 カナダにおける太陽光発電システム市場の 2025 年までの見通し出典 : カナダ太陽エネルギー協会 (CanSIA) Intersolar NA(2011 年 7 月 ) 表 3.2.2(6)-3に示すように カナダ市場は短期的にオンタリオ州が主導していく見込みである 世界貿易機関 (WTO) の紛争処理小委員会 ( パネル ) は 2012 年 12 月 19 日に オンタリオ州の再生可能エネルギー源による電力に対するFIT 制度をめぐる通商紛争で 同州の州内製造品使用要件 ( ローカルコンテント ) は 貿易上不公正であるとして提訴していた日本と欧州連合 (EU) の主張をほぼ認め 輸入品の差別的扱いを禁じたWTO 協定に違反すると判断し カナダ政府に是正を求めた この判断が今後のオンタリオ州市場の継続的成長に影響する可能性がある また オンタリオ州以外の州での普及施策がどの程度まで進展するかも 今後のカナダ市場を左右すると考えられるが 2015 年までは同州がカナダの太陽光発電市場を牽引するものと予想されている 長期的には 他の州も普及に取り組むことが必要となる 表 3.2.2(6)-3 カナダにおける太陽光発電システムの短期的導入見通し ( 単位 :MW) 地域及び応用種別 2012 年 2013 年 2014 年 オンタリオ州再生可能エネルギー基準提供プログラム (RESOP) オンタリオ州 FIT 制度 : 地上設置型 オンタリオ州 FIT 制度 : 屋根設置型 オンタリオ州マイクロ FITプログラム オンタリオ州小計 オンタリオ州以外の全土における系統連系形システム カナダ全土おける独立形システム 総計 出典 :CarbonFree Technology, Intersolar

183 (7) メキシコにおける太陽光発電普及施策は日照量が豊富な地域が多く 特に北部の日照量は約 5kWh/m 2 日で 太陽エネルギー開発に適した土地であるが この豊富な資源は未だ有効活用されていない メキシコにおける太陽エネルギー開発のための障壁としては 電力事業者が独占的であることや 太陽光発電市場においてプロジェクト開発及びファイナンスのための専門家が不足していること等が挙げられる メキシコでは2011 年に約 6.5MWの太陽光発電システムが設置され 累積設置容量は約 37MWになった 2011 年の設置容量のうち 4.5MWは系統連系形システムであった 同国では 独立形システムがなおも太陽光発電市場の主流で 累積設置容量の約 74% を占めている しかし 2011 年の年間市場では系統連系形が約 70% を占めており 今後系統連系形市場が拡大すると見込まれる メキシコにおける系統連系形太陽光発電プロジェクトにおいては 民間セクタが重要な役割を果たしている ポルトガルのMartifer Solarは 2012 年にメキシコのConsorcio Integrador Sonora 80M と メキシコ北部のSonora 州 Hermosilloにおける20MWの太陽光発電プロジェクトについて契約を締結した 同地は 日射量の豊富な場所でるため フィードイン タリフ (FIT) 制度などの買取制度を活用しなくてもプロジェクトの競争力を維持できるという Consorcio Integrador Sonora 80Mは 同プロジェクトに関して地元電力会社とすでに25 年間の電力購入契約 (PPA) を締結している メキシコのIberdrola Ingenieria & Construcción Mexicoは ソーラーフロンティアより1.5MWのCIS 薄膜太陽電池モジュールの供給を受け メキシコのセロ プリエトにおいて 同国の国営電力会社である国家電力庁 (CFE) が保有する5MWの太陽光発電所にモジュールを設置する計画を公表している 同プロジェクトは 稼働が予定されている2012 年末時点で メキシコ最大の太陽光発電施設になるとみられる ビール製造及び供給業者のメキシコ Grupo Modeloは ソノラ州の醸造所に1MWの独立形システムを設置し 年間発電量 190MWhが見込まれている スペイン Siliken はドゥランゴ州において100MWの太陽光発電所を開発する計画で 2012 年末までに着工予定であるが PPAを締結し 売電先となる企業を模索している最中である 米 SolFocusは 450MWの集光型太陽光発電所 (CPV) を バハ カリフォルニア州に建設すると発表している メキシコ政府は2012 年に 二酸化炭素排出削減目標を含む 気候変動に関する新法を成立させた これにより 2020 年までに二酸化炭素排出量を2000 年レベルから30% 削減 2050 年までに50% 削減することを目指す方針である また 2024 年までに メキシコの電力の35% を再生可能エネルギー源で賄うことを目指す 太陽エネルギー対する支援施策について メキシコでは米国で実施されているような太陽エネルギー システムに対する税制優遇はないが 加速償却プログラムと売電システムがある 発電した電力量は1 年間蓄積することが可能であり これにより万が一発電量が予想より多かった場合 または電力購入契約 (PPA) での契約よりも多く発電した場合 CFEがそれを認め 年間を通じて余剰電力を利用できる 2012 年 10 月に カルデロン大統領は バハ カリフォルニア州において1MWの太陽光発電所を開所した メキシコ Micromが同発電所を開発し 初の系統連系形大規模システムとして CFE にとっての実験モデルとなっている 表 3.2.2(7)-1に普及施策の概要を示す 表 3.2.2(7)-2に太陽光発電市場の主要データを示す 177

184 表 3.2.2(7)-1 メキシコにおける太陽光発電の普及施策概要 再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) 目標 RPS 制度 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 補助金 逆潮流電力買取制度 全電力容量中 35%(2024 年 ) 40%(2035 年 ) 50%(2050 年 ) The Law on the Use of Renewable Energy and Energy Transition Financing (LAERFTE) による国家目標 なし とくになし 独立形太陽光発電システムによる村落電化の推進 ネットメタリング :10kW までの住宅用システムと 30kW までの商用建物に設置した太陽光発電システム (2007 年 6 月 ~) なし なし 出典 :Jaime Agredano, J. M. Huacuz, Electrical Research institute (IIE), PV technology: status and prospects in Mexico, IEA PVPS Annual Report 2010(2010 年 5 月 ) 他 表 3.2.2(7)-2 メキシコの太陽光発電システム市場の主要データ ( 単位 :MW) 年 2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年 2012 年 新規設置発電容量 累積設置容量 出典 :IEA-PVPS Task 1, Trends in Photovoltaic Applications in Selected IEA Countries between 1992 and 2011 (2012 年 9 月 ) 他から資源総合システムが作成 178

185 3.2.3 米州における主な太陽光発電関連政策一覧 (1) 米州における主な太陽光発電関連政策 国導入目標量普及環境整備 / 普及促進プログラム研究開発プログラム アメリカ合衆国 カナダなし メキシコなし 2020 年の全電力需要中の太陽光発電のシェア 10%( 米国太陽エネルギー産業会 (SEIA)) 2015 年にソーラーエネルギー 10GW/ 年市場の確立 (SEIA) SunShot 計画 (2011 年 ~): 新たな研究開発プログラムを開始 2020 年にシステム価格 1 ドル /W を目指す ( 太陽エネルギー技術の可能性を評価する SunShot Vision Study は 2030 年の太陽エネルギー合計導入量 329GW( うち太陽光発電 302MW) 2050 年 714GW( 太陽光発電 632GW) と予測 ) 連邦政府によるグリーン電力購入 太陽光発電システム導入者 ( 個人 法人 ) への所得税控除 ( エネルギー包括法 2005 年 8 月 ) 08 年 10 月金融安定化法で 2016 年まで延長 米国復興再投資法 (ARRA) による支援 ( 融資保証 プロジェクトへの税額控除に代わる補助金 製造者への税額控除 研究開発予算追加充当 州政府エネルギー プログラムの支援 ) 5 年間の加速償却 ( 修正加速度原価回収法 (MACRS) 各省庁による導入支援 ( 国防総省 内務省 国務省 農務省等 ) 各州による普及施策 ( 補助金 RPS ネットメタリング等 ) 一部の電力会社によるグリーン プライス制度 一部の州によるフィードイン タリフ制度 ecoenergy for Renewable Power プログラムの一貫で太陽光発電システムを導入 州による施策 : ネットメタリングまたはネットビリング ( 電力事業者 ): ブリティッシュコロンビア アルバータ サスカチュワン マニトバ ケベック ニューブランズウィック ノバスコシア プリンスエドワード ニューファンドランド ラブラドールフィードイン タリフ : オンタリオ州ケースバイケースの原則 : ノースウェスト準州 ユーコン準州 ヌナプト準州 独立形太陽光発電システムによる村落電化の推進 ネットメタリング :10kW までの住宅用システムと 30kW までの商用建物に設置した太陽光発電システム (2007 年 6 月 ~) SunShot 計画 (2011 年 2 月 ~) - Rooftop Solar Challenge プロジェクト - SunShot インキュベーター プログラム - Plug-and-Play 太陽光発電システム開発 カナダ天然資源 エネルギー省 : CanmetENERGY R&D プログラムを実施 カナダ PV 革新ネットワーク : 次世代型太陽電池の研究 カナダソーラー建築ネットワーク : 建物への導入を研究 実証 国立電力研究所 : ソーラーホームシステム等の試験 国立メキシコ自治大学 :CdTe/CdS 太陽電池の研究 メキシコ太陽エネルギー革新センター民間と政府機関による協業を実施 出典 : 各種資料から資源総合システムが作成 179

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187 4. アジア等各国における太陽光発電システム市場動向調査 4.1 太陽光発電システム導入動向調査 太陽光発電システムの単年導入量及び累積導入量推移と今後の見通し 各国政府やその他民間企業等の導入支援事業の内容及び当該事業による実績 アジア等各国における主な太陽光発電関連政策一覧

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189 第 4 章アジア等各国における太陽光発電システム市場動向調査 4.1 太陽光発電システム導入動向調査 太陽光発電システムの単年導入量及び累積導入量推移と今後の見通し 2011 年の新興国市場では 中国が前年比 5 倍増となる 2,500MW を導入 オーストラリアが前年比 118.4% 増となる 837MW を導入 インドも前年比 6 倍増となる 300MW を導入した 一方で 早くに成長がみられた韓国は前年比 19.4% 増となる 157MW の導入に留まった 中国の導入の牽引力となっているのは 2009 年 7 月に開始された 金太陽 ( 太陽光発電 ) モデルプロジェクト ルーフトップシステムの支援プログラム 国家による大規模発電所実証プロジェクト 2011 年 7 月から開始されたフィードイン タリフ制度である 系統連系形市場も立ち上がりつつあり 2011 年の累積導入量は 3,300MW と推定される オーストラリアでは 再生可能エネルギー目標設定義務 リベート 遠隔地発電プログラムなどのほか ソーラー シティ プログラム や ソーラー スクール プログラム により 導入に弾みが付いている 州政府によるフィードイン タリフ制度も市場拡大に貢献しており 2011 年の導入は 837MW に拡大した インドでは 国家として系統連系形及び独立形太陽光発電システムの導入施策を推進している 太陽光発電を含む IT 産業のための優遇施策を実施し 産業育成も強力に進めている 大規模太陽光発電システムの導入プログラムも開始されたことで 2011 年の導入は 300MW に急拡大した 韓国は フィードイン タリフから RPS 制度に移行し 導入の勢いは緩やかになっている 2011 年の導入は 157MW に留まり 累積導入量は 812MW となった そのほか イスラエルや台湾でも導入が進み 2011 年はそれぞれ 120MW 70MW となった 今後の見通し 中国では 第 12 次 5 ヶ年計画の下で太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの普及を積極的に進めている 2015 年の導入目標を 20GW に設定したが 前倒しで達成される見込みとなり 目標の上方修正も検討されている 一方で 系統連系指針の整備や送電網の整備 インテグレータの育成等の進展が課題となっており その進捗が望まれる インドでは 国家ソーラーミッション計画に則り 太陽電池製造技術開発や大規模発電所を含む各種太陽光発電システムの導入促進が進められる また 独自の導入計画を策定した州政府が複数ある しかし 認可プロセスや資金調達面で障壁があるため しばらくは困難が続くと予想される また 国産品としての太陽電池製造を推進するための環境整備が課題である これ以外の各国においても 国内市場創出や産業育成を狙った支援施策が進められている 太陽光発電システム価格の下落と製造拠点の世界への分散化が進展し これまで経済性の面で導入が進まなかった地域も導入に取り組み始めた 今後 中南米地域や中東各国 アフリカ諸国でもフィードイン タリフ制度や補助事業などに支えられて普及が進展していく見込みである 183

190 ( 単位 :MW) 国年 ~ オーストラリア 1 単年 累計 ,407.9 中国 1 単年 ,500.0 累計 ,300.0 韓国 1 単年 累計 マレーシア 1 単年 累計 イスラエル 1 単年 累計 インド 2 単年 累計 台湾 2 単年 累計 出典 : 1 Trends in Photovoltaic Applications (TASK 1 Report IEA/PVPS 2012 年 9 月 ) 2 各種資料から推定 184

191 4.1.2 各国政府やその他民間企業等の導入支援事業の内容及び当該事業による実績 (1) オーストラリアにおける太陽光発電普及方策オーストラリアでは労働党による新政権が2007 年 11 月に誕生して以来 再生可能エネルギー政策を強化している 労働党は政権復帰の直後に京都議定書の批准を正式に決定し 地球温暖化及び環境問題に取り組む方針を明らかにした 政府は気候変動対応政策の戦略として 1Mitigation( 緩和 ): オーストラリアの温室効果ガス排出の削減 2Adaptation( 適応 ): 気候変動への適応 3Global Solution( 地球規模での解決 ) をあげている 政府は2010 年からオーストラリアの炭素公害排出の削減を更に促進するために 二酸化炭素削減に関する目標を決定した 政府の目標は 世界の全排出者が温暖化ガスの大気中濃度を450ppmに抑制して 各国が気候変動リスクの軽減に公平に貢献するのであれば オーストラリアは排出量を2020 年までに2000 年レベルから25% 削減するというものである この目標を達成できない場合でも 2020 年までに2000 年レベルの排出量の5~15% を削減するとしている この目標の下 連邦政府は2020 年までに電力供給の20% を再生可能エネルギーに拡大する 再生エネルギー目標 (RET) を設定している 2009 年 8 月にオーストラリアの連邦議会で 再生可能エネルギー ( 電力 ) 修正法が通過した 同法により 2020 年までにオーストラリアが必要とする電力の20% を再生可能エネルギーによる発電にすること 2010 年における再生可能エネルギーによる電力量目標である9,500GWh/ 年を更に強化し2020 年までに45,000GWh/ 年とし これを2030 年まで維持することが決定された 2009 年 5 月 18 日には総額 45 億オーストラリア ドル (AUD) を投資して 太陽光発電をはじめとしたクリーン エネルギーの主導国になると発表した 低排出石炭技術に24 億 AUDを充当 16 億 AUDを太陽エネルギー技術に投じ 4 億 6500 万 AUDの予算で先進研究とその成果の市場移転を支援するための機関 Renewables Australia を設立する また13 億 6500 万 AUDを充当して 4つの系統連系形発電所 ( 総導入量 1,000MW) を導入する ソーラー フラッグシップ プログラム の開始も盛り込まれており 大規模発電所の導入に弾みがつくことが期待されている 同国政府はまた 再生可能エネルギー ベンチャー キャピタル基金に1 億 AUD(1 億 600 万ドル ) の予算を割当て うち6000 万 AUDを新規プログラムである新興再生可能プログラムに配当する計画を発表した 再生可能エネルギー ベンチャー キャピタル基金は 初期段階にある再生可能エネルギー企業が 他のエネルギー企業と競合するための支援を行う 同予算の配当については Martin Fergason 資源 エネルギー大臣から発表された 新興再生可能プログラムは 地熱 太陽エネルギー 風力 波力技術及び これら技術のハイブリッド応用のクリエーター及びデベロッパーを対象とする予定で プログラムの管理は オーストラリア再生可能エネルギー センターが行う 2012 年 7 月 1 日には 温室効果ガスを排出する企業に負担を求める炭素価格制度 ( 炭素税 ) が導入された 同制度では 二酸化炭素など温室効果ガス排出が比較的多い企業に1t 当たり23AUD( 約 1750 円 ) の支払いを求める 負担額は2014 年にかけて毎年 2.5% ずつ引き上げる 同制度導入を通じて再生可能エネルギーの普及を促し 2020 年までに1 億 6000 万 tの二酸化炭素排出量削減を目指す 2015 年 7 月には排出価格が市場の需要で決まる排出量取引制度 (ETS) に移行する オーストラリアの太陽光発電システム市場は 州政府によるフィードイン タリフ (FIT) 制度及びオーストラリア連邦政府の再生可能エネルギー目標 (RET) のメカニズムにより 2011 年上期 185

192 に急速に成長した 太陽光発電システムの供給 設置の効率化 太陽電池モジュール価格の継続的下落及びオーストラリア ドル (AUD) 高により 国内のシステム設置価格は平均約 6AUD/Wから約 4AUD/Wに下落した この設置価格と 急上昇する電力価格により 太陽光発電は オーストラリアの多くの地域で住宅用太陽光発電システムのグリッド パリティ ( 太陽光発電による電力コストが既存電力レベルに到達すること ) を実現している オーストラリア政府は 連邦レベルのFIT 制度を設定することに関心を示しているが 現状では対応を各州に任せている オーストラリアでは2011 年に2010 年比倍増超となる 837MWの太陽光発電システムが導入された 累積導入量は1,407.9MWとなり このうち系統連系形は約 90% を占めている 表 4.1.2(1)-1にオーストラリアにおける太陽光発電の普及施策の概要を示す また 表 4.1.2(1)-2にオーストラリアにおける太陽光発電システム市場の主要データを示す 表 4.1.2(1)-3に 各州において実施または計画中のフィードイン タリフ制度の概要を示す 表 4.1.2(1)-1 オーストラリアにおける太陽光発電普及施策の概要 再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) 目標 RPS 制度 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 補助金 気候変動省による連邦再生可能エネルギー目標 :45,000 GWh/ 年 (2020 年 ) 電力供給における再生可能エネルギーのシェア :20%(2020 年 ) 再生可能エネルギー目標設定義務 (RET): 電力供給における再生可能エネルギーのシェア :20%(2020 年 ) なし 再生可能エネルギー証書 (REC) ソーラーに関して優遇カウント ( 再生可能エネルギー目標 (RET) 達成の対象となっている電力小売業者は SRES または LRET により発行される REC の購入が義務付けられる ) ソーラー住宅 コミュニティ計画 (SHCP):2009 年 6 月に終了 (2011 年のシステム未設置分には適用される ) 遠隔地発電に対する再生可能エネルギー利用支援プログラム (RRPGP)( 2000~ 2009 年 ): ディーゼルから再生可能エネルギー源への転換を補助 ( 一部の 2011 年に設置されたシステムには継続して適用 ) 大規模実証プログラム Solar Cities ( ソーラー シティ プログラム )( 2004~2013 年 ): 都市部での大規模実証プログラムで 7 ヶ所の選定先を発表 ( サウスオーストラリア州アデレード クイーンズランド州タウンズビル ニューサウスウェールズ州ブラックタウン 北部準州アリススプリングス ヴィクトリア州セントラル ヴィクトリア ヴィクトリア州モアランド ウェスタンオーストラリア州パース ) 国家ソーラー スクール プログラム (2008 年 7 月 ~2015 年 6 月 ): 5 万 AUD(2kW) ソーラー フラッグシップ プログラム :2009 年に 1GW に相当する 4 基の太陽光発電量システム導入のため入札を発表 第 1 ラウンドでは 400MW の導入を目指す フィードイン タリフ制度 : 一部の州において実施 ソーラー住宅 コミュニティ計画 (SHCP): 住宅用 8AUD/W 遠隔地発電に対する再生可能エネルギー利用支援プログラム (RRPGP):50% まで 逆潮流電力 買取制度と買取価格 フィードイン タリフ制度 : サウスオーストラリア クイーンズランド州等が実施 : 0.16~0.44AUD/kWh ネットメタリング制度 : ヴィクトリア州 オーストラリア首都特別地区 北部準州等 出典 : 各種資料から ( 株 ) 資源総合システムが作成 186

193 表 4.1.2(1)-2 オーストラリアの太陽光発電市場主要データ ( 年 ) 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 79.1MW 383.3MW 837MW 累積設置容量 183.6MW 570.9MW 1,407.9MW 売上高 5 億 477 万 AUD 12 億 6700 万 AUD 12 億 4900 万 AUD セル生産量 12MW 8MW 4MW モジュール生産量 12MW 8MW 4MW 雇用人員 5,300 人 9,400 人 10,600 人 太陽光発電に関する公的予算 5 億 2630 万 AUD 6 億 4130 万 AUD 9950 万 AUD 出典 :IEA-PVPS Task 1, Trends in Photovoltaic Applications in Selected IEA Countries between 1992 and 2011 (2012 年 9 月 ) から作成 表 4.1.2(1)-3 オーストラリアにおけるフィードイン タリフ (FIT) 制度 州 / 準州開始時期規模買取額期間買取対象対象備考 ニューサウス ウェールズ 2010 年 10kW 以下 60 /kwh 20 /kwh (2010/10/27~) 7 年全量住宅 2011 年 4 月に終了 ヴィクトリア 2009 年 1 月 1 日 5kW まで 60 /kwh 15 年余剰 家庭 地域 中小企業 終了 家庭 中小企業 クイーンズラ ンド 2008 年 7 月 1 日 10kW 以下 8 /kwh 20 年余剰 ( 電力消費 100MWh/ 年以下の設備 ) 5kW(Synegy ウェスタンオ ーストラリア 2010 年 8 月 1 日 顧客 ) 10kW(Hrizon 顧客 ) 40 /kwh 20 /kwh (2011/7/1~) 10 年余剰住宅 2011 年 8 月に終了 サウスオース トラリア 2008 年 7 月 1 日 10kW まで 44 /kwh 20 年余剰 年間電力消費 量 160MWh 以 下の設備 2011 年 9 月に終了 <10kW 20 /kwh タスマニア 既に開始 >10~30kW 上記の 80% 検討 中 逆潮流分 住宅 >30kW 未定 オーストラリ ア特別首都地 区 (ACT) 2009 年 3 月 <10kW >10~30kW >30kW 34.27~45.7 /kwh 20 年全量 住宅 事業者 産業 2011 年 7 月に終了 北部準州 2008 年 5 月 /kwh ( 上限 :5AUD/ 日 超過分 :23.11 /kwh) 検討 中 全量 Alice Springs の 225 戸の住 宅のみ 出典 :( 株 ) 資源総合システム調べ 187

194 2011 年には 主に小規模住宅用システムを中心として837MWの太陽光発電システムが設置された フィードイン タリフ制度を継続して実施する州の縮小と 年半ばに実施予定の更なるソーラー クレジットの減額により 2012 年の市場は2011 年より低調になると考えられていたが 電力料金の値上げにより とくに住宅用太陽光発電市場は状況である SunWiz Consultingの速報によれば 2012 年には約 1GWの太陽光発電システムが導入されたという オーストラリア資源エネルギー経済局によれば 長期的にはオーストラリアの太陽光発電コストは顕著に低下すると見込まれている 同局は2012 年 7 月に同国のエネルギー技術評価に関する報告書を発刊し 2040 年までに太陽光発電システムが従来型の化石燃料よりも安価になるとの見解を公表した 同報告書は 40 種類の発電技術についてのコスト評価に基づいており 2030 年までに太陽光発電の平準化発電原価 (LCOE) が最も安価な発電源のひとつになると予測している このことから 同国では短期的に急激な市場成長を遂げることはないものの 2030 年以降を見据えた長期的な安定した市場が確立されていくと見られている なお オーストラリアにおいては 配電網の拡張が進んでいないことと 信頼できる電力を必要とする遠隔地が数多く存在することから 独立形太陽光発電システム市場及びミニグリッド用太陽光発電システムは 今後も重要な市場分野となると期待されている 輸入ディーゼルへの依存が高まるにつれて 長期的なディーゼル価格の上昇が予想され 遠隔地への燃料供給の問題が恒常的に生じるなど 太陽光発電は今後も競争力のある選択肢になると考えられる 独立形市場における太陽光発電の費用対効果は モジュール価格だけでなく システム価格 入手のしやすさ 信頼性のバランスにかかっている これには 自動運転や異なるエネルギー技術の連系を可能にするインバータ 負荷管理 蓄電池 制御システムなども含まれる 図 4.1.2(1)-1にSunWiz Consultingによるオーストラリアの太陽光発電市場の成長予測を示す 図 4.1.2(1)-1 オーストラリアにおける太陽光発電システムの導入見通し出典 :Warwick Johnston SunWiz Consulting 188

195 (2) 中国における太陽光発電の普及方策中国は エネルギー供給及び環境問題に関して深刻な課題に直面している 中国は2007 年から世界で最も多く温室効果ガスを排出する国となり 導入した発電設備の容量 電力消費量ともに世界で最も多い国となった 中国は世界最大の石炭輸入国であり 世界で2 番目に多く石油を輸入し 輸入された石油は中国の総需要量の53% を占めている 再生可能エネルギーの発展は 中国にとってエネルギーの持続可能性と温室効果ガス削減のための基本戦略である 太陽光発電は 中国の再生可能エネルギーの発展において重要な役割を担うとされている 2013 年初めに国務院が策定したエネルギー発展第 12 次 5ヶ年計画では 2015 年の原油輸入依存度を61% 以下に抑制する目標が示された これにより 政府はエネルギー効率の向上やエネルギー多様性に注力する方針である このため 一層の省エネルギー化を図る方針で 2015 年のGDP1 単位当たりのエネルギー消費量で2010 年比 16% 減を必達目標としている なお 再生可能エネルギー 第 12 次 5ヶ年 計画では 2015 年までに 再生可能エネルギーの総量を394GWとする事を目指している 中国における太陽光発電に対する支援施策及び戦略は 中央政府 省政府 / 地域で実施されている 中央政府では 国家エネルギー局 財政部及び建設部 及び中国の経済計画機構 国家発展改革委員会 (NDRC) が中心的役割を担っている 中国では 2005 年 2 月に再生可能エネルギー法が成立 2006 年 1 月 1 日から施行された 2006 年 4 月 20 日 温家宝首相が主宰する国家能源指導部会第 2 回会議において 再生可能エネルギー中長期発展計画 が採択された 2011~2015 年までの経済運営方針を盛り込んだ第 12 次 5ヶ年計画においては 基本方針として 国内消費の促進 低炭素社会への変革 強国から富民 を打ち出している 産業分野では環境問題やエネルギー危機などに対応し 電気自動車 (EV) や風力発電の普及を重点的に進める 環境保護に結びつく産業では 風力 太陽エネルギー バイオマスといった新エネルギー発電を重点的に進める方針である 政府は第 12 次 5ヶ年計画で 国内総生産 (GDP) を一定額生み出すために使うエネルギー消費量を16% 削減すると決定 また2010 年末時点で9.6% であった非化石エネルギーがエネルギー全体に占める比率を2015 年に11.4% 更に2020 年までに15% に増やすと決定した 政府は化石燃料への依存を緩和するために クリーン エネルギー関連プロジェクトに今後 10 年間で5 兆元を投資する方針で 再生可能エネルギーでは引き続き 風力及び太陽光発電産業の拡大を支援する 太陽光発電の導入目標は 2006 年に採択された 再生可能エネルギー中長期発展計画 では 2010 年に300MW 2020 年に1.8GWとなった 2009 年の終わりに 国家エネルギー局は2020 年における太陽エネルギーの国家導入目標を1.8GWから20GWに拡大し うち5GWを2015 年までに設置する目標を掲げた 中国政府は 2011 年にこの目標を上方修正し 再生可能エネルギー発展計画を発表した 2011 年 12 月に国家エネルギー局は第 12 次再生可能エネルギー発展 5ヶ年計画 (2011~ 2015 年 ) 目標を発表し 2015 年の太陽電池の導入量の目標を50% 上方修正して15GWとした 更に 中国国家能源局が2012 年 9 月 12 日に公布した太陽エネルギー発展 第 12 次 5ヶ年 計画では 2020 年末までに中国国内で太陽光発電システムの累積導入量を50GW 規模まで拡大させることを目指すとしている 2015 年までの目標は 分散型太陽光発電システムが10GW 系統連系形太陽光発電システムが10GW 太陽熱発電システムが1GWの合計 21GWと さらに上方修正された また 未利用の土地が豊富な青海省 甘粛省 陝西省 新疆ウイグル自治区 内モンゴル自治区 チベッ 189

196 ト自治区 寧夏回族自治区 雲南省など中西部を重点地域とした また東部では 工業園区や開発区 大型工業施設などで分散型太陽光発電システムの普及を目指すという 2013 年 1 月 7 日に中 北京で開催された 全国エネルギー工作会議 で 国家発展改革委員会 (NDRC) は2013 年のエネルギー基本政策を策定した エネルギー供給拡大と当局の指導による消費抑制 エネルギー安全保障の確保に力を入れ 経済の健全な発展と国民生活の向上につなげるとしている 同会議で 2013 年における再生可能エネルギー源による発電設備導入量目標が49GW に設定された 内訳は 太陽光発電が10GW 風力発電が18GW 水力発電が21GWとなっている 中国政府は 2009 年 3 月に建物への設置に対する補助金制度 ( ソーラー建物補助金プログラム ) を発表した 建物への導入を優遇するために 太陽光発電建築応用の推進に関する実施通達 において50kW 以上の太陽光発電システムに対して補助金を交付することが決定された 同プログラムにおいて 2011 年 12 月には 建物一体型 (BIPV) プロジェクトの実証プロジェクトとして 補助金額を高度に一体化されたプロジェクトは9 元 /W 建物と一般的に組み合わされた場合は7.5 元 /Wとした ただし 補助金額は暫定値であり 市場価格に基づき今後制定される 更に 2009 年 7 月に中国政府 財政部 科学技術部 国家エネルギー局は 金太陽 ( 太陽光発電 ) モデル プロジェクトを開始することを宣言した 同プロジェクトは 国内の太陽光発電の産業化 大規模発展を加速し 新エネルギー 省エネ 環境保全など戦略的な新興産業の発展を促進し 中国の新たな経済成長産業を育成する目的を持つ 2012 年 1 月に政府は 2012 年金太陽プロジェクトの要綱を発表した 同プロジェクトは初期コストに対する補助金事業で フィードイン タリフ制度や他の補助金との重複受給は許可されない 補助金額は 2012 年に認可するプロジェクトは7 元 /W 2011 年に認可されたプロジェクトは 9 元 /Wから8 元 /Wへ減額される 国内における太陽光発電普及支援のため 2009 年にフィードイン タリフ制度の導入についての検討が開始され 2011 年 8 月にようやく施行が発表された NDRCは 2011 年 7 月以降に承認された太陽光発電プロジェクトに対するフィードイン タリフ制度による電力買取額を 同 8 月から 1 元 /kwhとすると 8 月 1 日に地方政府に対して通知した 以前実施された太陽光発電プロジェクトに対する電力買取のための公募では 買取額は約 0.73~0.99 元 /kwhであったが これを増額した 2011 年 7 月 1 日以前に建設が批准され 同 12 月 31 日までに稼働開始するシステム及びチベット自治区におけるシステムについては 1.15 元 /kwhとしている 2012 年 2 月に中国政府は 第 12 次 5ヶ年計画における太陽光発電産業発展計画を発表した この発表の中で 2010 年の中国における太陽光発電関連事業の輸出総額は202 億ドルであったことを明らかにしている 同計画は 2015 年までの目標を 1ポリシリコン生産量はトップ企業が5 万 t/ 年 大手は1 万 t/ 年とする 2 太陽電池生産量はトップ企業が5GW/ 年 大手は1GW/ 年とする 3 太陽電池メーカーの年間売上高は 1000 億元超が1 社 500 億元超が3~5 社 製造装置メーカーの年間売上高は10 億元超が3~4 社 としている ポリシリコン及び太陽電池の技術目標も明示されており また ブランド力を持つ企業の育成 あらゆる革新技術の掌握 疑似単結晶技術の強化 ウエハー厚 150~160µmのワイヤソーの実現 及び1,000t/ 年級の半導体用ポリシリコン工場の建設を目指すとしている 太陽電池のコストについては 2015 年に太陽電池モジュール製造コストを 7,000 元 /kw 太陽電池システムコストを13,000 元 /kw 発電コストを0.8 元 /kwhとし 2020 年に太陽電池モジュール製造コストを5,000 元 /kw 太陽電池システムコストを10,000 元 /kw 発電コスト 190

197 0.6/kWhとすることを目指す 更に政府は 2012 年末に太陽光発電業界のてこ入れに乗り出す方針を示した 供給過剰で経営不振に陥っている業界の再編を促し 生産能力の削減を後押しする一方 補助金制度の拡充で国内需要を刺激する てこ入れ策は 温家宝首相が主催する国務院の常務会議で決定され 具体的な政策としては 1 産業構造の調整及び技術の進歩を加速する 2 産業の秩序ある発展を規範化する 3 積極的に中国国内の太陽電池応用市場を開拓する 4 政策による支援を整備する 5 市場構造の作用を十分に発揮させ 政府の介入を減少し 地方による保護を禁止する の5 項目が柱となる 中国における2011 年の太陽光発電システム導入量は前年の500MWの5 倍の2,500MWとなり 累積導入量は3,300MWとなった 2011 年の年間市場規模では 中国はイタリア ドイツに続く世界で3 番目に大きな太陽光発電市場となった 中国では 省や市レベルでも独自の太陽光発電目標の設定や普及施策を実施している 北京市は太陽光発電導入目標を2012 年に70MW 2020 年に300MWとしている 山東省 江蘇省 及び浙江省ではフィードイン タリフ制度を実施している 青海省は太陽光発電導入量目標を2015 年に 660MW 2020 年に2GWとしており 独自の太陽光発電産業網を整備している 甘粛省も2015 年に 1,260MW 2020 年に3,310MW 導入する目標を掲げている 表 4.1.2(2)-1に中国における太陽光発電システムの普及施策を示す また 表 4.1.2(2)-2に中国の太陽光発電市場の主要データを示す 191

198 表 4.1.2(2)-1 中国における太陽光発電の普及施策の概要 再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) 目標 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 補助金 買取制度 第 12 次 5 ヶ年計画 (2011~2015 年 ) で 2015 年に非化石エネルギーの比率を 11.4% 再生可能エネルギーの総量を 394GW に増やす事を決定 更に 2020 年までに 15% に増やす事を決定 太陽エネルギー発展 第 12 次 5 ヶ年 計画 (2012 年 9 月 12 日公布 ): 2015 年 :21GW 2020 年 : 太陽光発電システム累積導入量 50GW フィードイン タリフ制度 ( 再生可能エネルギー法 )( 2011 年 8 月から開始 ) 太陽光発電建設用財政補助資金管理規定 (2009 年 3 月 ) 建物一体型 (BIPV) 実証プロジェクト (2011 年 12 月発表 ) 金太陽プロジェクト 政府による大規模太陽光発電所プロジェクトの入札 地方自治体 : 上海市 :10 万軒ソーラー PV ルーフ計画 崇明島環境都市 (1MW) 北京市 : 太陽街路灯プロジェクト 江蘇省フィードイン タリフ制度他 太陽光発電建設用財政補助資金管理規定 ( 建物一体型 (BIPV) プロジェクト ): 補助金額は高度に一体化されたプロジェクトは 9 元 /W 建物と一般的に組み合わされた場合は 7.5 元 /W 金太陽プロジェクト : 補助金額は 7 元 /W(2012 年認可 ) 8 元 /W(2011 年認可 ) 国家フィードイン タリフ制度 (2011 年 8 月 ) 大規模プロジェクトの売電は入札方式 江蘇省 山東省 浙江省におけるフィードイン タリフ制度 逆潮流電力 買取価格 国家フィードイン タリフ制度 : 2011 年 7 月までに承認を受け 2011 年 12 月までに完了 :1.15 元 /kwh 2012 年 :1.00 元 /kwh 大規模プロジェクトの例 (2010 年 4 月 :1.15 元 /kwh 2010 年 7 月 :0.72 ~0.99 元 /kwh 2010 年 7 月 :0.7288~ 元 /kwh) 江蘇省 :1.3 元 /kwh(2012 年 ) 山東省 :1.2 元 /kwh(2012 年 ) 出典 : 各種資料から資源総合システムが作成 表 4.1.2(2)-2 中国における太陽光発電市場の主要データ ( 年 ) 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 160MW 500MW 2,500MW 累積設置容量 300MW 800MW 3,300MW 売上高 3000 億元 3000 億元 3000 億元 セル生産量 4,000MW 9,000MW 11,528MW モジュール生産量 >6,500MW 10,000MW 10,540MW 雇用人員約 30 万人 50 万人 出典 :IEA-PVPS Task 1, Trends in Photovoltaic Applications in Selected IEA Countries between 1992 and 2011 (2012 年 9 月 ) から作成 192

199 中国では 金太陽計画及び建物太陽光発電プログラムの2つの補助金による支援制度に加えて 2011 年 7 月から開始されたFIT 制度が太陽光発電市場を牽引した結果 2012 年の導入量は 2011 年の2.5GWから大きく伸び 約 3.5GWと推定される 中国政府は 再生可能エネルギーの導入を拡大し 輸出に大きく依存してきた太陽電池製造企業を支援するために普及施策を強化している 中国政府は 2012 年 9 月及び10 月に各省政府に対して 分散型太陽光発電の普及を支援するための新施策を通達した 同制度は 金太陽プロジェクト及びフィードイン タリフ (FIT) 制度に続く新政策で 太陽光発電システムによる発電電力を系統に逆潮流せず 工場や事業体などが発電した電力を自家消費するのが特徴である 系統連系が不要なため 電力買取に不満を持っていた電力業界から反対されにくいのがメリットとなっている この補助金制度は 各省当たり500MWを目処に割り付け目標があるとされている 2015 年までに太陽光発電システムの設置を完了させることが受給条件となっているが 中国には23 省と4 直轄市 5 自治区の合計 33の自治体があり 単純計算で合計 16.5GWの導入が補助金効果で想定される 金太陽プログラムでは2012 年 11 月には同年第 2 回分として計 2,835MWのプロジェクトを公表した また 2013 年 1 月には 再生可能エネルギー電力付加資金による補助金目録 ( 第 3 回 ) を交付し 同補助金により支援する太陽光発電プロジェクト ( 計 930MW) を公表した 従来は 同補助金で風力発電の支援が実施されていたが 太陽光発電にも補助金が充当された 第 12 次国家 5ヶ年計画による2020 年までの導入目標を 表 4.1.2(2)-3に示す 同計画では 2015 年までに 分散型太陽光発電システムが10GW 系統連系形太陽光発電システムが10GW 太陽熱発電システムが1GWの合計 21GWとし 2020 年末までに累積導入量を50GW 規模まで拡大させるとした 未利用の土地が豊富な青海省 甘粛省 陝西省 新疆ウイグル自治区 内モンゴル自治区 チベット自治区 寧夏回族自治区 雲南省など中西部を重点地域とし 東部では 工業園区や開発区 大型工業施設などで分散型太陽光発電システムの普及を目指す 同時に学校 病院 ホテル 団地といった公共施設や開発区での太陽光発電の活用を促し 2015 年までに全国でそれぞれ 100ヶ所の新エネルギー モデル都市 モデル園区を建設する方針である 表 4.1.2(2)-3 中国政府による 2020 年までの導入目標 年 太陽光発電累積設置容量 3.5GW 20GW 50GW 太陽光発電による発電容量 (GWh) 4,550GWh 26,000GWh 65,000GWh 太陽光発電のシェア ~0.1% ~0.5% ~1% 出典 :Yuwen Zhao, CRES, The Roadmap of china PV Development (2015 &2020), IEA PVPS Workshop(2012 年 11 月 中国 杭州 ) 表 4.1.2(2)-4 に 第 12 次 5 ヶ年計画における太陽光発電システム導入目標の達成に向けた 2020 年までの導入推移の予測を示す 193

200 表 4.1.2(2)-4 中国における 2020 年までの導入量予測 年 年間設置容量 (GW) 累積設置容量 (GW) 出典 :Wang Sicheng, 中国国家発展改革委員会 (NDRC) Difficulties and Solutions for PV market Development in China IEA PVPS Workshop at PVSEC 22(2012 年 11 月 中国 杭州 ) 中国政府は 導入政策を強化する一方で 中国の太陽光発電産業界の再編を促し 過剰となっている生産能力の削減を後押しする姿勢も見せている 2012 年 12 月に温家宝首相が主催した国務院の常務会議では 具体的な政策として 1 産業構造の調整及び技術の進歩を加速する 2 産業の秩序ある発展を規範化する 3 積極的に中国国内の太陽電池応用市場を開拓する 4 政策による支援を整備する 5 市場構造の作用を十分に発揮させ 政府の介入を減少し 地方による保護を禁止する の5 項目を決定している なお 中国製品に対するダンピング提訴を受けて 中国政府は 対抗措置を次々と打ち出している 政府は2012 年 5 月に 風力や太陽光など再生可能エネルギー産業への米国での支援策は世界貿易機関 (WTO) のルールに違反していると発表 その後中国政府からの提訴を受けたWTOは 中 米間の貿易摩擦についてパネルを設置することを2012 年 12 月に決定した さらに 中国商務省は 中国国内のポリシリコン製造企業からの提訴を受けて 2012 年 7 月に 米国製太陽電池用ポリシリコンに対する反補助金調査実施 及び 米国及び韓国製の太陽電池用ポリシリコンに対する反ダンピング調査実施 の公告を発表した また 2012 年 11 月には欧州製太陽電池用ポリシリコンに対しても反ダンピング 反補助金調査を開始したと発表した 中国の太陽電池製造企業は 輸入ポリシリコンに対する提訴に関しては 関税が賦課されるとポリシリコン調達価格に響き 利益に相反するために歓迎されていない状況である 194

201 (3) 韓国における太陽光発電の普及方策韓国の李明博大統領は2008 年 8 月 27 日 大統領府で国家エネルギー委員会を開き 2030 年までのエネルギー基本計画をまとめた 地球温暖化や原油高騰に対応し 太陽光 風力など再生可能エネルギーや原子力の比率を大幅に高めるのが柱となっている 韓国が総合的な長期エネルギー計画を策定したのは初めてであり 社会や産業構造を省エネ 低炭素型に転換し 環境技術産業の育成を経済成長の新たなけん引力にした 低炭素 グリーン成長 の実現を目指す李政権の構想を具体化したものである また 石油に依存しない新素材開発を支援し 運輸業界にエネルギー使用量を申告する制度を設けるなどしてエネルギー効率の大幅改善を図る計画で 石油を含む化石エネルギーの比率を現在の83% から2030 年には61% に縮小し 再生可能エネルギーの比率を 2.4% から11% に 原子力も14.9% から27.8% に大幅拡大することを定めた 新 再生可能エネルギーの発電量を 太陽光で44 倍 風力で37 倍 バイオマスで19 倍 地熱で51 倍に増やす計画である 更に 政府は再生可能エネルギー分野を主要輸出産業として育成し 同分野による輸出額を40 兆ウォン ( 約 364 億ドル ) に拡大し 11 万人の雇用を創出する計画を策定した 2011 年に新再生可能エネルギー プログラムに充当された予算の総額は9934 億ウォンに上る 太陽光発電に関する韓国の国家プログラムは 第 2 次 10ヶ年新再生可能エネルギー (NRE) 研究 開発 実証基本計画に基づいている 同計画は エネルギー供給における自給率を向上し 気候変動に対応し 新再生可能エネルギー産業のインフラを強化するために策定された 政府はまた グリーン エネルギー産業発展のため グリーン エネルギー戦略ロードマップ 2011 を発表した 2009 年に発表された第 1 版に続く第 2 判となる同ロードマップによると 韓国は2030 年までにグリーン エネルギー分野の国際市場におけるシェアを18% 輸出額を328 兆ウォンに拡大することを目標としている 2011 年版のロードマップの戦略的方向性として 世界クラスの中小規模の企業を育成し 技術領域と強化された公共セクタの役割とを集約する取り組みに注力することを新たに含んでいる 韓国の太陽光発電プログラムは 1 太陽光発電研究開発 (R&D) プログラム 2 太陽光発電インフラ構築及び人材教育プログラム 3 太陽光発電国際協力プログラム 及び4 太陽光発電普及プログラム の4つのサブプログラムに分類できる 太陽光発電研究開発 (R&D) プログラムの下 産業界 研究機関 及び大学が各種研究開発プロジェクトを実施している 太陽光発電普及プログラムの下では 1 総合普及補助金プログラム 2100 万戸グリーン ホーム プログラム 3 公共建物義務 4 地域普及補助金プログラム 及び5フィードイン タリフ制度 の5 つの主要プログラムが実施されている 住宅向け太陽光発電システムの導入支援プログラム 10 万ルーフ プログラム は第 2 次基本計画により 100 万戸グリーン ホーム プログラム に継承された フィードイン タリフ制度は2011 年をもって終了した 2012 年からは フィードイン タリフ (FIT) 制度に替わり再生可能ポートフォリオ基準 (RPS) が導入された 電力事業者 13 社は 一定量の電力を再生可能エネルギーで発電することを義務づけられている 太陽エネルギーについては 発電コストを考慮して発電容量が義務付けられている また 新築建築物への再生可能エネルギー システム設置令により 3,000m 2 を超える新築公 195

202 共建物に 建築予算の5% に相当する再生可能エネルギー施設を装備することが義務付けられている 2011 年の韓国の太陽光発電年間市場は 前年比 19.4% となる156.7MWであった これは FIT 制度の年間上限値が大幅に下げられたことによる影響である 2011 年末の韓国の太陽光発電システム累積設置容量は812MWに増加した 表 4.1.2(3)-1に韓国における太陽光発電の普及施策の概要を 表 4.1.2(3)-2に韓国における2009~ 2011 年の太陽光発電市場の主要データを示す 表 4.1.2(3)-1 韓国における太陽光発電システムの普及施策の概要 再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) 目標 第 3 次新 再生可能エネルギー技術開発および利用 普及に関する基本計画 全 1 次エネルギー供給における新 再生可能エネルギーのシェア :2015 年 4.3% 2020 年 6.1% 2030 年 11% RPS 制度 再生可能エネルギー義務量 :2015 年 3.5% 2022 年 10% 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 補助金 第 3 次新 再生可能エネルギー技術開発および利用 普及に関する基本計画 全 1 次エネルギー供給における太陽光発電シェア :2015 年 2.7% 2020 年 3.1% 2030 年 4.1% 再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) による目標 :2015 年 1.2GW 10 万ルーフ プログラム 100 万戸グリーン ホーム プログラム 総合普及補助金プログラム ( 民間向け補助金プログラム ) フィードイン タリフ制度 (3kW 以上のシステムが対象 ):2011 年に終了して 2012 年からは RPS 制度へ移行 RPS パイロット プロジェクト (2009~2011 年 ): 計 101.3MW を導入予定 地域普及補助金プログラム ( 地方自治体向け補助金プログラム ) フィールドテスト / 実証プログラム 新築建築物への再生可能エネルギー システム設置令 :3,000m 2 を超える新築公共建物に 建築予算の 5% に相当する再生可能エネルギー施設を装備 (2012 年からは 1,000m 2 以上を対象とし エネルギー消費における再生可能エネルギーの割合を 10% 以上とする ) 100 万戸グリーン ホーム プログラム : 戸建て :60% 補助 集合住宅 : 100% 総合普及補助金プログラム :50kW 未満のシステム設置費用の 50% 地方自治体及び公的機関による特殊用途の実証及び事前に計画されたシステム設置費用の 80% を補助 地域普及補助金プログラム : システム導入費用の 50% 逆潮流電力 買取制度 フィードイン タリフ制度 (15 年間または 20 年間の買取 )(~2011 年 ) 買取価格 2011 年 :394.2~ ウォン /kwh(15 年 ) 316.8~ ウォン /kwh (20 年 ) 出典 : 各種資料から資源総合システムが作成 196

203 表 4.1.2(3)-2 韓国の太陽光発電市場における主要データ ( 年 ) 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 MW 131.2MW 156.7MW 累積設置容量 MW 655.6MW 812.3MW 売上高 ( ウォン ) 2 兆 2053 億 8200 万 4 兆 6749 億 1900 万 2 兆 6933 億 2500 万 セル生産量 231MW 770MW 1,030MW モジュール生産量 379MW 925MW 1,700MW 雇用人員 6,500 人 11,300 人 11,300 人 太陽光発電に関する国家予算 4014 億 6900 万ウォン 5175 億 4300 万ウォン 5612 億 2100 万ウォン 出典 :IEA-PVPS Task 1, Trends in Photovoltaic Applications in Selected IEA Countries between 1992 and 2011 (2012 年 9 月 ) 他から作成 2012 年の韓国太陽光発電年間市場は約 252MWとなり 前年比約 60% 増の成長を遂げた 韓国における新たな産業成長の牽引役としての太陽光発電を促進するため 今後も韓国政府が太陽光発電の研究開発及び普及プログラムの支援を継続することが期待される FIT 制度が終了し 2012 年からは新しく導入された再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 (RPS) が市場の牽引力となっている RPSによって計画的導入が進み 今後の韓国における太陽光発電年間市場は300MW 前後で推移するものと考えられる 図 4.1.2(3)-1に韓国における太陽光発電市場の2013 年までの見通しを示す 図 4.1.2(3)-1 韓国における太陽光発電市場の見通し 出典 : 韓国太陽光発電産業協会資料 (KOPIA)(2011 年 9 月 ) 表 4.1.2(3)-3に 韓国の太陽光発電市場及び産業の将来見通しを示す 各企業による太陽電池モジュールの生産量拡大が計画されており 今後も生産量は順調に増加すると見込まれている 政府は グリーン エネルギー戦略ロードマップ2011 において 韓国は2030 年までにグリーン エネルギー分野の国際市場におけるシェアを18% 輸出額を328 兆ウォンに拡大することを目指すとしている 太陽電池モジュールの生産量拡大により輸出量を増やすことも目標とするが 同時に国内の太陽光発電システム導入量を増やし これに占める国産太陽電池モジュールの割合 197

204 を増加させることにより 太陽電池製造企業の需要が確保され 健全な産業及び市場が維持され ることになる 表 4.1.2(3)-3 韓国の太陽光発電市場及び産業の将来見通し 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 韓国におけるモジュール生産量 1,410MW 1,694MW 2,252MW 2,701MW 予測導入量 240MW 265MW 290MW 320MW 国内モジュール生産量に占める国内導入量の割合 17.0% 15.6% 12.9% 11.8% 理想的な導入量 420MW 510MW 690MW 830MW 国内モジュール生産量に占める理想的な国内導入量の割合 29.8% 30.1% 30.6% 30.7% 出典 :Kenny (Kwang Ju) Kim, SNE Research, Global PV Market Trend & Survival Strategy of Korea PV Market (2012 年 11 月 19 日 ) 198

205 (4) 台湾における太陽光発電の普及方策台湾では エネルギー供給源の多様化 量的確保 価格の安定のため 1980 年に70% に達した石油依存の体制を他のエネルギーへ転換する取り組みとして 風力 太陽熱 地熱などの新エネルギーの開発を進めており その一環として太陽光発電の導入を推進している 再生可能エネルギー発展法が2009 年 7 月 1 日に可決し 2009 年 12 月にフィードイン タリフ制度における買取額を公表 2010 年 1 月から開始された 同法は 太陽エネルギー バイオマス 地熱 海洋 風力 水力 水素の各種再生可能エネルギーの導入推進を網羅しており フィードイン タリフ制度を規定するものである 台湾行政院は 2009 年 4 月 23 日にグリーン エネルギー産業の発展を推進するための国家計画である エネルギー フラッグシップ計画 を承認した 同計画により世界におけるLED 生産では第 1 位を 太陽電池製品ではトップ3 入りを目指す 当局の支援により 2008 年に約 1600 億台湾ドルであった環境エネルギー産業の規模を 2015 年には1 兆台湾ドルに拡大することを目指している 5ヶ年で200 億台湾ドルの予算を充当して グリーン エネルギー技術の研究開発を推進 さらに250 億台湾ドルをグリーン エネルギー及び省エネルギー設備 / システムの設置推進に充当する 同計画では2011 年までに総計 400MWの太陽光発電システムを設置し 約 70 万基の信号を LEDに代替する 2015 年までに太陽光発電分野において 生産額 4500 億台湾ドル 4 万 5000 人の雇用創出を目標としている 同計画は 当時の劉兆玄首相によれば 国内の太陽光発電関連製造企業による最先端の技術開発を支援して 世界市場でのシェア拡大を狙うことを目的としている 太陽光発電産業の成長を促進するため 川上のシリコン原材料生産から 中流の太陽電池モジュール 蓄電池 川下の太陽光発電システムに至る完全な業界の価値連鎖の確立を支援し 太陽電池生産コストの低減 エネルギー効率を高めるための研究開発プロジェクトなども提唱している 台湾における太陽光発電システムの累積導入量は 2011 年末時点で約 102MWとなった 表 4.1.2(4)-1に台湾における太陽光発電関連施策の概要を示す また 表 4.1.2(4)-2に台湾における太陽光発電市場の主要データを示す 199

206 表 4.1.2(4)-1 台湾における太陽光発電システムの普及施策の概要 再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) 目標 2020 年までにグリーン電力のシェアを 16% に拡大し 2025 年には導入量を 6.5~10GW とすることを目指す RPS 制度 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 買取制度 なし 2012 年 :60MW 2015 年 :320MW 2025 年 :1GW( 産業科技策略会議 ) 2012 年 :100MW 2030 年 :3.1GW( 屋根設置型 3GW 地上設置型 100MW)( 台湾経済部 (MOEA)100 万ソーラー ルーフ プログラム ) <2010 年以降 > 再生可能エネルギー法によるフィードイン タリフ制度 補助金 : 屋根設置型システムの 50% 補助 (120,000 台湾ドル /kw 上限 ) < 産業政策 > エネルギー フラッグシップ計画 (2009 年 4 月 ) 太陽光発電目標生産額 :2015 年 :4500 億台湾ドル 雇用人員 :4 万 5000 人 再生可能エネルギー法によるフィードイン タリフ制度 逆潮流電力 買取価格 2011 年 :7.3297~ 台湾ドル /kwh 2012 年上期 :6.9027~ 台湾ドル /kwh 2012 年下期 :6.7604~9.251 台湾ドル /kwh 2013 年上期 :5.9776~ 台湾ドル /kwh 2013 年下期 :5.6218~ 台湾ドル /kwh 出典 : 各種資料から資源総合システムが作成 表 4.1.2(4)-2 台湾の太陽光発電市場の主要データ ( 年 ) 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 7.71MW 約 9.687MW 約 70MW 累積設置容量 11.2MW 約 MW 約 102MW 売上高セル生産量 1,689MW 3,600MW 3,667MW 生産能力 2,600MW/ 年 出典 :Joeng-SheinChen, ITRI, Status Quo of Photovoltaic Development and Business Outlook in Taiwan, 第 1 回日台太陽光発電ワークショップ (2009 年 11 月 ) 他から ( 株 ) 資源総合システムが作成 台湾は 再生可能エネルギー政策の強化により 国内の太陽光発電システム市場の拡大が期待されている しかし 太陽電池製造企業は国外の市場に依存しているのが現状である 2010 年から開始されたフィードイン タリフ制度は 台湾の太陽光発電市場を牽引する主な支援施策となっている 台湾政府は 2000 年に開始された太陽光発電システムに対する補助金プログラムによって 2012 年に60MW 2015 年までに320MW 2025 年までに1GWの太陽光発電システム導入を目指している この目標は十分に実現可能であり 台湾では市場の急成長は見込めないものの 200

207 安定した堅調な市場成長が推移していくものと予測されている 表 4.1.2(4)-3 に 欧州太陽光発電 産業協会 (EPIA) による台湾の太陽光発電市場の今後の見通しを示す 表 4.1.2(4)-3 台湾市場の予測 ( 単位 :MW) 中庸シナリオ年間導入量 政策主導シナリオ年間導入量 中庸シナリオ累積導入量 政策主導シナリオ累積導入量 * 印は予測を示す * 2013* 2014* 2015* 2016* 出典 :EPIA, Global Market Outlook for Photovoltaics until 2016 (2012 年 5 月 ) 台湾政府は太陽光発電の研究開発予算も増額しており 世界シェアの拡大を目指している 産業面では 台湾の製造企業は中国企業のみならず 財閥系企業の新規参入が本格化し始めた韓国企業との競争にもさらされることになる 変換効率の向上及びコストダウンにより世界における競争力を身につけていく予定である 201

208 (5) インドにおける太陽光発電の普及方策世界第 2 位となる12 億人以上の人口を有するインドでは 高い経済成長率を背景に恒常的な電力不足が発生している また 遠隔地の村落電化も重要な国家課題であり 再生可能エネルギーの導入が期待されている インドでは 村落地域の照明や電化 灌漑用ポンプの電力供給 全国に広がる携帯電話基地局のバックアップ電源 自家発電用 都市部での応用 幹線道路の照明など 真の必要性と利益に基づく独立形太陽光発電の普及は非常に大きな可能性を秘めている インドでは 2017 年までに再生可能エネルギー システムを30GW 導入することを第 12 次 5ヶ年計画 (2012 年 4 月 ~2017 年 3 月 ) で目指している インドの再生可能エネルギーに関する取り組みは 主に新 再生可能エネルギー省 (MNRE) が担っている 太陽光発電については 遠隔地などの未電化地域に対する電力供給手段としての利用が多くを占めている 太陽光発電システムは 遠隔地用電源としては信頼性が高いことから 電力系統の延伸が当面見込めない地域においては 非常に大きな需要がある MNREでは 第 11 次 5ヶ年計画 (2007 年 4 月 ~2012 年 3 月 ) において計 50MW の系統連系形太陽光発電システムの導入支援を2008 年 3 月から開始した 太陽光発電システムの設置に対しては 関税や付加価値税の減免 80% の加速償却などの財政的優遇策が導入されている インド政府は2009 年 11 月に地球温暖化防止計画の一環として 太陽光発電の導入量を2022 年までに22GW( 系統連系形 20GW 独立形 2GW) に増加させることを誓約する 同国初の太陽エネルギー発電計画 ジャワハルラール ネルー ( インドの初代首相 ) 国家ソーラー ミッション (Jawaharlal Nehru National Solar Mission JNNSM) を承認した 予算総額は190 億ドルで 太陽エネルギー発電関連の機器製造及びシステム導入へのインセンティブや研究開発に投資する 同計画では 従来の系統電力に匹敵する太陽エネルギー発電技術の開発と 2022 年までに合計面積 2000 万 m2 分の太陽熱利用システムの導入も計画している 計画は 太陽電池モジュール製造コストの低減及び国内生産の促進とともに 3 段階で太陽光発電導入量を増加させていく計画で まずは 2013 年までに1.3GWにすることを目標としている また 同計画の一環として 再生可能エネルギー購入義務 (RPO) では 州立電力事業者はエネルギー需要の0.25% を太陽エネルギーとして 年間 0.25% ずつ増加し 2022 年までには3% まで増加することを義務付けられている JNNSMでは 国内の製造業の推進も重要な目的となっている MNREは JNNSMにおける太陽光発電の分野において 2010~2011 年の段階ではインド国内で生産される結晶シリコン太陽電池モジュールの使用を義務付けており また2011~2012 年の段階ではインド国内で生産される太陽電池セル及びモジュールの使用を要求している 政府は国内メーカーを優遇する政策により 国内での生産及び投資 雇用拡大につなげたい考えであるが この国内産品使用要件による国内メーカーに対する優遇措置には法的拘束力がなく この措置に従うか否かの判断は各州に委ねられている 同措置は 結晶シリコンによるプロジェクトが対象であり 薄膜太陽電池を利用する際には適用されない また 国内の太陽電池モジュールの生産能力は約 250MW/ 年で JNNSMの目標達成に向けて太陽電池セル及びモジュールの国内生産能力を倍増する必要があるという 中央政府以外にも グジャラート州 ラジャスタン州 カルナタカ州等の州政府が独自に太陽光発電の普及政策を推進し 導入プログラム等を実施している インドにおける太陽光発電に対する普及施策の概要を表 4.1.2(5)-1に 太陽光発電市場の主要データを表 4.1.2(5)-2に示す 表 4.1.2(5)-3に独自の普及施策を実施している州の事例を示す 202

209 表 4.1.2(5)-1 インドにおける太陽光発電システムの普及施策の概要 再生可能エネルギー利用 ( 導入 ) 目標 2017 年までに 30GW 導入 ( 第 12 次 5 ヶ年計画 )(2012 年 4 月 ~2017 年 3 月 ) 再生可能エネルギー ポートフォリオ基準 太陽光発電導入目標量 主要な導入施策 補助金 買取制度 再生可能エネルギー購入義務 (RPO): 2020 年までに 15% を再生可能エネルギー源とする ジャワハルラール ネルー国家ソーラー ミッション計画 (JNNSM): 州立電力事業者はエネルギー需要の 0.25% を太陽エネルギーとして 年間 0.25% ずつ増加し 2022 年までには 3% まで増加することを義務付けられている 10GW(2017 年 )( 第 12 次 5 ヶ年計画 )(2012 年 4 月 ~2017 年 3 月 ) JNNSM:2013 年 1.3GW 2017 年 5~11GW 2022 年 22GW 太陽光発電導入普及プログラム (SPV プログラム ) ソーラー ホーム システム (SHS)/ 街路灯システム (SLS)/ 独立形太陽光発電プラント (SPPs) への助成 SPV システムへの低利融資 系統連系形太陽光発電システムへの助成 ( 中央電力規制委員会 (CERC)) 各州の電力監督委員会 (SERC) による電力買取 (JNNSM の 屋根で行う太陽光発電 及び小規模の太陽光発電 (RPSSGP) 計画 による設置 ) ソーラー シティ建設計画 税額控除 : 系統連系形太陽光発電システムの初年度 80% 加速償却 ハイテク産業の投資優遇策 : 当初 10 年間の投資額の最大 25% を補助等 研究開発 : ロードマップの策定 州政府による RPO 義務割合の設定 5 年間にわたり設備投資額の 50% に対し年率 5% の長期低利貸付を提供 屋根設置型太陽光発電システムの資本支出に対して 30% の補助金を提供 ( 商用及び非商用団体による系統連系形は 100kW まで 地方電化用は 250kW まで ) 独立形システムに対して 30% の補助金を提供 ( 一般地域以外の離島など特別地域は 90%) 1 系統連系形太陽光発電システムへの助成 ( 発電量ベースインセンティブ ) 2 国家ソーラー ミッション計画おける電力購入義務 (0.25%(-2013 年 ) 3%(2022 年 )( 国家電力規制委員会 )) 3 各州におけるフィードイン タリフ制度など 逆潮流電力 買取価格 1JNNSM Phase1 Batch-I(2010 年公募 ) の買取額 ( 加重平均 ): ルピー /kwh 25 年買取 Phase1 Batch-II(2011 年公募 ) の買取額 ( 加重平均 ): 8.77 ルピー /kwh 25 年買取 ルピー /kwh(2009~2020 年 )25 年 3 グジャラート州 :15 ルピー /kwh( 最初 12 年 ) 5 ルピー /kwh(13~25 年目 ) カルナタカ州 :14.5 ルピー /kwh チャッティースガル州 :15.84 ルピー /kwh マディヤ プラデーシュ州 :15.35 ルピー /kwh タミルナードゥ州 :18.45 ルピー /kwh マハーラーシュトラ州 :17.91 ルピー /kwh ウッタル プラデーシュ州 :15 ルピー /kwh 出典 : 各種資料から資源総合システムが作成 203

210 表 4.1.2(5)-2 インドの太陽光発電市場における主要データ ( 年 ) 2009 年 2010 年 2011 年 新規設置発電容量 40MW 40~100MW 300MW 累積設置容量 200MW 240~300MW 461MW セル生産量 175 MW(08/09 年 ) 187MW モジュール生産量 240MW(08/09 年 ) 出典 :IEA-PVPS Task 1, Trends in Photovoltaic Applications in Selected IEA Countries between 1992 and 2010 (2011 年 11 月 ) 欧州太陽光発電産業協会 (EPIA) Global market outlook for photovoltaics until 2016 (2012 年 5 月 ) 他から作成 表 4.1.2(5)-3 インドにおける州政府の支援施策 州名グジャラートラジャスタンカルナタカタミルナードゥマハーラーシュトラ ~1,000MW の太陽エネルギー発電 支援施策 12 年間 15 ルピー /kwh で買取り 13 年目からは 5 ルピー /kwh で買取り 認可されたプロジェクトが 2012 年 1 月 29 日までに完了しない場合は買取額を減額すると決定 2012 年 1 月 29 日 ~2013 年 3 月 31 日に完了 :9.28~11.14 ルピー /kwh 2013 年 4 月 ~2014 年 3 月に完了 :8.63~10.36 ルピー /kwh 2014 年 4 月 ~2015 年 3 月に完了 :8.03~9.63 ルピー /kwh Phase1:50MW 導入 Phase2:150MW 導入 9.63 ルピー /kwh で買取り (2014 年 3 月 31 日までに稼働 ) 太陽エネルギー プロジェクト 80MW を計画 5 年間で 200MW の太陽エネルギー システムの導入を目指す ルピー /kwh 2013 年までに 1GW 2015 年までに 3GW の太陽エネルギー システム導入目標 ( タミルナードゥ州太陽エネルギー政策 2012 ) ルピー /kwh(2013 年 3 月 31 日までに稼働開始 200kW~2MW) 9.51 ルピー /kwh で買取り ( 屋根設置型の場合は ルピー /kwh) オリッサ 平準化買取額 :11.59 ルピー /kwh(12 年買取 ) 8.74 ルピー /kwh(13 年買取 ) マディヤ プラデーシュ 太陽エネルギー プロジェクトから 200MW の買取を実施 ( プロジェクト規模は 5MW 以上 開発業者 1 社あたり 5MW 以上 規模上限なし ) 買取額は ルピー /kwh(>2mw) 10.7 ルピー /kwh(2mw 以下 ) 出典 : 各種資料より ( 株 ) 資源総合システム調べ インドでは 2012 年に約 1GWの太陽光発電システムが導入されたと推定される インドにおいては政府がジャワハルラール ネルー国家ソーラー ミッション計画 (JNNSM) を推進しているが それ以外に州政府による導入計画があるために2013 年には計 4.4GWの導入が計画されている ただし Bridge to Indiaは インドでは土地利用権が複雑なため認可取得に時間がかかるケースや 資金調達が困難になるケースもあり 政府や州政府の計画は順調には進まないことも考えられ 2013 年に実際に設置されるのは1GW 前後だとしている 204

211 新 再生可能エネルギー省 (MNRE) によれば JNNSMのPhase 1では 2012 年 8 月までに約 1,050MWが導入された MNREは 2012 年 12 月にJNNSMのPhase 2の原案を発表しており Phase 2 では 2017 年までに太陽光発電及び集光型太陽熱発電 (CSP) の導入量 10GWを目指すとしている 政府は JNNSMにおいて 2022 年までに系統連系形太陽光発電システムを20GW 独立形システムを2GW 2000 万戸の遠隔地の住宅に照明用ソーラー ホーム システムを導入する計画である 更に アンドラ プラデシュ州 グジャラート州 カルナタカ州 マハーラーシュトラ州 パンジャブ州 ラジャスタン州 タミルナードゥ州は 独自の太陽光発電プロジェクト 施策 計画 奨励策を発表している JNNSMの下 多くのデベロッパーが大規模太陽光発電所を建設している MNREのFarooq Abdullah 大臣は 2012 年 6 月 15 日にアイルランド ダブリンの国際 欧州問題研究所 (IIEA) において インドは2020 年までに電力ミックスにおける再生可能エネルギーのシェアを15% に拡大することを公約すると発言した また 2017 年までに約 30GWの再生可能エネルギーによる電源の導入目標の実現を加速するための行動計画を策定済みであると述べた JNNSMでは 配電企業などの特定の電力使用者に対して 一定量の電力を再生可能エネルギー源による電力にするという 再生可能エネルギー購入義務 (RPO) の履行を義務付けている RPO による太陽エネルギーによる電力割当量は Phase 1では0.25% であり 2022 年までに3% に増加する必要がある RPOによる太陽エネルギーによる電力割当量を達成するのに必要となる設備容量が 新 再生可能エネルギー省 (MNRE) によって表 4.1.2(5)-4のとおり示されている これによれば JNNSMにおける2017 年までの導入目標である10GWは RPOの遵守により達成される見通しである 表 4.1.2(5)-4 太陽エネルギーの再生可能エネルギー購入義務 (RPO) 達成に必要な設備容量 2011~ 2012 年 2012~ 2013 年 2013~ 2014 年 2014~ 2015 年 2015~ 2016 年 2016~ 2017 年 太陽エネルギー システム設備容量 1,465MW 3,018MW 4,659MW 6,387MW 8,204MW 10,109MW 出典 : 新 再生可能エネルギー省 (MNRE) Solar Power in India-An UPDATE ON JNNSM- Nov Intersolar India(2012 年 11 月 ) KPMGは インドにおける屋根設置型太陽光発電システム市場が2016~2017 年までに4GWに到達するという予測を示した報告書を発表しており 太陽光発電市場予測を表 4.1.2(5)-5のように示している 同社によれば 屋根設置型システムによる発電コストは 電力事業規模システムによる発電コストと等価になっており 今後 5 年間で大きく導入が拡大する可能性があるという インドでは 消費者が支払う電気料金が上昇しつつあり 太陽光発電システムの導入コスト低下との相乗効果により市場拡大が期待されている また 初期投資額及び毎月の電気料金を減少させることが可能となる革新的なリース モデルによっても 市場成長が促進されるという 205

212 表 4.1.2(5)-5 インドにおける太陽光発電市場予測 分散型発電 電力事業規模プロジェクト 屋根設置型市場 ~4,000MW ( グリッドパリティに到達しつつある ) 政府支援による電力事業規模プロジェクト ~4,000MW(JNNSM Phase-2) ディーゼル代替 ~2,000MW( 経済による推進 ) 義務及び再生可能エネルギー証書 (REC) プログラムによる市場 ~2,500MW ( 再生可能エネルギー購入義務 (RPO) 及び加速償却市場により推進され 風力の需要が移行する ) 合計市場ポテンシャル (2016~2017 年まで ) ~12,500MW 出典 :KPMG, The Rising Sun -Grid parity gets closer (2012 年 9 月 ) 一方で インド商務省は2012 年 11 月に 国内太陽電池メーカーの業界団体であるSolar Manufacturers Association(SMA) の訴えを受けて中国 米国 マレーシア 台湾から輸入する太陽電池セルに対する反ダンピング調査を開始している 政府は JNNSMにより太陽光発電の導入と産業育成を進めており 国家プロジェクトにおいては結晶シリコン太陽電池に関しては国内産品要件を定めたが これを回避するために薄膜太陽電池モジュールの輸入量が拡大 また 州政府によるプロジェクトにおいては国内産品要件がないために海外製の結晶シリコン太陽電池モジュールが採用されるケースが多い インド国内においても 川下産業側は 保護的な政策には反対する姿勢を示している 万が一反ダンピング関税が導入された場合 成長が見込まれているインドの太陽光発電市場が停滞する可能性がある JNNSMの入札プロセスでは売電価格がより安価な太陽光発電プロジェクトが選定されるため プロジェクト開発事業者は太陽電池をより安価に入手する必要に迫られている しかし インド太陽電池メーカーは価格競争力の点で海外からの輸入品よりも劣っており 輸入品に反ダンピング関税が課せられればプロジェクト開発事業者は困難な状況に直面することが予想される 結果として 政府が推進するJNNSMの達成が後ろ倒しになってしまう可能性がある 政府による数々の施策や多くの民間企業によるインド政府への旺盛な参入傾向により 2013 年以降もインドの太陽光発電市場は成長が期待されるが JNNSMの目標達成に向けては克服すべき課題も多い 今後持続可能な太陽光発電市場を確立するためには 次に示す課題や障壁に取り組んでいくことが必要である 技術開発のための緊密な産官協力 業界の標準規格の必要性 太陽光発電において技術的リーダーシップを発揮するための 集中的かつ協力的な目標主導型研究開発 (R&D) 太陽光発電産業及び太陽光発電製品の消費を促進する資金調達インフラ/ モデル / 制度の必要性 産業の発展と太陽光発電の導入を促進する人材の育成及び開発 太陽光発電サプライ チェーンの拡大 会議 ワークショップを通じての技術情報交流 周辺機器 (BOS) メーカーとの協力 正確な市場データ 動向 予測の収集および発表における業界内の協力 太陽光発電の技術 経済性 正しい使用法などについて消費者の関心を高める必要性 206

213 (6) アジア諸国における太陽光発電普及方策タイやマレーシア等アジア諸国においても太陽光発電システムの導入が進展している 2010 年末時点のタイにおける太陽光発電システム累積設置容量は約 160~180MWで うち約 3 分の1は独立形システムであった 2011 年の年間設置容量は約 100~120MWで その大部分は系統連系形システムであった 図 4.1.2(6)-1にタイにおける太陽光発電システム累積導入量の推移を示す 独立形 系統連系形 ソーラー ホーム プログラム 上乗せ制度開始 図タイにおける太陽光発電システム累積導入量の推移 出典 :The Solar Club, Thailand, Thailand PV Status Report 2011 現在 タイでは多数の太陽光発電所が建設されており 総計約 160MWに到達する さらに 現時点でアジア最大の設置容量 73MWの太陽光発電所を含めて 約 400MWに拡大する計画も立てられている この73MWの太陽光発電所は このほど策定されたアジア太陽エネルギー イニシアチブの下 アジア開発銀行 (ADB) が一部を出資している タイは2020 年までに500MWの太陽光発電システム設置目標を掲げ 2007 年には太陽エネルギーに対する追加プレミアム (adder 再生可能エネルギーの技術別に設定され 通常電力料金(3 バーツ /kwh) へ上乗せされ 再生可能エネルギーによる電力買取額となる ) が導入され 買取期間を7 年に設定した しかし エネルギー省によると現在までのところ約 3GWの設置申請が受理され この結果政府は2010 年末に系統連系形太陽光発電システムの普及を中断した 現在系統連系済みのプロジェクトに対する追加プレミアムは8バーツ /kwhである 政府は 2011 年 11 月に新しく公表された 10ヶ年代替エネルギー開発計画 (2012~2021 年 ) の下 2021 年までに電力消費量に占める再生可能エネルギーの割合を25% に拡大することを目指している ( 以前の目標は20.3%) このうち太陽エネルギーによる電力システム導入量目標は2GWとしている 太陽光発電システムの設置はほとんどが大規模 (1MW 超 ) で市場分布が偏っている状況である 207

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