大学等奨学金 ( 申込み 返還中の異動 返還期限の猶予等 ) 2

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1 第 25 回電子行政タスクフォース 資料 1( 補足資料 3) 追加検討サービスの詳細 1

2 大学等奨学金 ( 申込み 返還中の異動 返還期限の猶予等 ) 2

3 (1) 大学等奨学金制度の全体概要 ( 貸与から返還まで ) ( 独 ) 日本学生支援機構 無利子 有利子貸与 在学中は無利息 回収 返還相談 返還猶予 減額返還 返還免除手続き 高校生等 (22 年度 ) 予約採用候補者数予約採用者数 入学 25.5 万人 19.9 万人 高校生 : 大学等へ進学を希望する者は 予約奨学金 へ申請 [ 貸与人数 ] 新規 継続 計 無利子 : 万人 有利子 : 万人 [ 平均貸与月額 ] (22 年度実績 ) 無利子 : 5.9 万円 有利子 : 7.3 万円 [ 平均貸与総額 ] 学部生 :295.5 万円大学院生 :378.7 万円 [ 適格認定 ] 毎年 貸与継続を希望する奨学生の経済 学生生活 学修状況を確認 在学中 : 学部生 大学院生等 貸与中 : 約 123 万人 卒業 返還が困難な者への措置 [ 返還猶予 ] 経済的理由等により返還が困難な者の返還を猶予 要件: 年収 300 万円以下 ( 目安 ) 等 猶予件数: 延べ6 万件 (22 年度 ) 返還中 : 約 292 万人うち 3 ヶ月以上延滞約 20.8 万人 返還可能な延滞者への措置 督促: 延滞 1~3 月未満 個人信用情報機関への登録: 延滞 3ヶ月以上 サーヒ サーによる回収: 延滞 3ヶ月 ~9ヶ月未満 法的措置: 延滞 9ヶ月 ~ [ 減額返還 ] 経済的理由等により返還が困難な者の中で 当初約束した割賦金を減額すれば返還可能である者の割賦金を 一定期間 1/2 に減額 要件 : 年収 300 万円以下 ( 目安 ) 平成 23 年 1 月から開始 [ 返還免除 ] 死亡 心身障害免除 : 約 1,000 件 (22 年度 ) 特に優れた業績による返還免除 ( 無利子 大学院生 ): 約 8.8 千件 (22 年度 ) 教育 研究職免除 ( 無利子 ): 約 8.2 千件 (22 年度 )(16 年度以降の採用者より廃止 ) 入学時特別増額貸与奨学金 ( 有利子 ) 給与所得世帯で 400 万円以下 ( 目安 ) 万円から選択 4.7 万人 (22 年度実績 ) 通常の採用 :4 月 ~7 月年間を通じて家計急変などによる 緊急採用 ( 無利子 ) 応急採用 ( 有利子 ) を実施 22 年度は約 4 千人 (22 年度実績 ) 返還期間 : 最長 20 年 減額返還の場合 25 年 経済困難等による返還猶予の場合 25 年 ( 減額返還 返還猶予を併用の場合 30 年 ) 平成 24 年度予算 事業費総額 :1 兆 1,263 億円 貸与人員 :133 万 9 千人 ( 6 万 7 千人増 ) 無 利 子 : 38 万 3 千人 ( 2 万 5 千人増 )( 新規増 1 万 5 千人 前年度までの新規増分の進級に伴う増 1 万人 ) 有 利 子 : 95 万 6 千人 ( 4 万 2 千人増 )( 前年度までの新規増分の進級に伴う増等 ) 所得連動返済型の無利子奨学金制度の新設意志ある学生等が安心して教育を受けられる環境を整備するため 低所得世帯 ( 年収 300 万円以下 ) の学生等を対象とし 奨学金の貸与を受けた本人が 卒業後に一定の収入を得るまでの間は返還期限を猶予する 所得連動返済型の無利子奨学金制度 を新設 3

4 (2) 大学等奨学金に係わる主な手続き 奨学金に係わる主な手続には 奨学金を希望する際の申込み 奨学金を受けている期間及び奨学金返還中の異動や 返還期限の猶予及び返還免除等申請の手続等がある 奨学金の申込みの際は 自己の情報だけでなく 親もしくは家計支持者の情報が必要である 奨学金を延滞した場合には 本人 連帯保証人及び保証人への督促が行われ 延滞が 3 ヶ月以上の場合 事前に通知の上 個人信用情報機関に個人情報が登録される 採用から貸与終了まで 高等学校 ( 本人 高等学校等 ) 申込 申込データ( インターネット ) 確認書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書 収入に関する証明書 の提出 ( 本人 大学等 ) 申込 確認書兼個人信用情報の取り扱いに関する同意書 の提出 インターネットによる申込 ( 保証制度の選択 ) 貸与終了から返還完了まで 平成 23 年 3 月満期者及び平成 23 年 4 月以降貸与終了者の場合 ( 平成 22 年度以降採用者を除く ) 貸与終了 ( 卒業 退学 辞退 その他 ) ( 高等学校等 機構 ) 推薦 推薦データ( インターネット ) 確認書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書 収入に関する証明書 の提出 ( 機構 ) 審査 選考 推薦 ( 学校長から ) ( 機構 ) 審査 選考 採用決定 貸与額通知書 の受取り 奨学金継続願 の提出 適格認定 ( 毎年 ) 貸与継続 不適格 未提出 適格 復活 廃止 廃止 停止 右の事項に該当しない方 病気災害 金融機関で口座加入申込手続 未就職 経済的事由で返還困難 返還誓約書提出 外国で研究中 入学準備中 進学留年外国留学 特に優れた業績による返還免除希望 平成 16 年度以降採用の大学院第一種奨学生対象 ( 機構 高等学校等 本人 ) 奨学生採用候補者決定通知 の交付進学先の学校 ( 本人 進学先学校 ) 奨学生採用候補者決定通知 の提出 ( 進学先学校 本人 ) 識別番号 ( ユーザID パスワード ) の交付 奨学生証 奨学生のしおり 返還誓約書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書 の受取り 返還誓約書兼個人信用情報の取扱いに関する同意書 の提出機関保証の場合は 保証依頼書 もあわせて提出 返還説明会 貸与奨学金返還確認票 返還のてびき 等配付 口座加入申込書を金融機関に届出 (12 月まで ) 預 貯金者控のコピーを学校に提出 貸与終了 ( 卒業 辞退 退学 廃止 ) 回復 減額返還願提出 返還期限猶予願提出 家計好転等 金融機関で口座加入申込再手続 卒業 退学 在学届 一部免除 全額免除 口座から振替 ( 本人 機構 ) 進学届 ( インターネット ) 奨学金の振込み 返還完了 返還免除 凡例 検討対象手続き 4

5 (3) 大学等奨学金に係わるライフイベント別主要手続整理表 イベント名イベント概要ステークホルダー手続きに必要な書類 ライフイベント No. 個別イベント手続きの名称 対象 一人の国民 ( または事業主等 ) が行う頻度 ( 特殊なケースを除く ) ( 1) 年間件数 ( 該当者 ) ( 2) 手続きする人 ( 依頼者 ) 手続き先 ( 業務処理実行者 ) 依頼者 実行者以外の関係者 ( 3) 書類の名称 記載すべき事項 添付書類 持参する書類 ( 4) ( 行政が発行する証明書など ) 受け取るもの ( 下り文書 ) 根拠法令 ( 提出 参照 ( 確認 ) について記載されている事項 ) 1 本人の連帯保証人 ( 独 ) 日本学生支援機保証人構在学する学校 奨学金の貸与申込 採用決定 奨学金の貸与 貸与の申込 連帯保証人 保証人の選定 ( 返還誓約書の提出 ) 一生に 0~ 数回 一生に 0~ 数回 約 47 万 3 千人 (H22 年度申込者数 全学年 貸与を希望する本人海外貸与奨学金を含む ) 約 43 万 4 千人 (H22 年度新規採用者実績 ) 奨学生本人 ( 独 ) 日本学生支援機本人の生計維持者インターネットによる申込構在学する学校 返還誓約書 氏名 住所 生年月日 連帯保証人 保証人の氏名 本人との続柄 親権 者 家族情報 ( 人数 就学者数等 ) 家庭事情 ( 奨学金を希望する理由 ) 等 所得を証明する書類 ( 源泉徴収票 確定申告書 納税証明書 年金振込通知書 生活保護決定 通知書 傷病手当金通知書など ) 罹災証明書 盗難届等 所得を証明する書類 ( 源泉徴収奨学生番号 本人 連帯保証人 保証票 確定申告書 納税証明書 人の氏名 住所 生年月日 連帯保証年金振込通知書 生活保護決定人 保証人の勤務先等通知書 傷病手当金通知書など ) 住民票 印鑑証明書 5 - 独立行政法人日本学生支援機構に関する省令業務方法書奨学規程 ( 内規 ) 5 奨学生証奨学規程 ( 内規 ) 高等教育 返還期限猶予 一生に 0~ 数回 約 6 万 6 千件返還者本人 (H22 年度猶予承認実績 ) ( 独 ) 日本学生支援機構 医師 ( 就労困難な証奨学金返還期限猶予願明 ) 所得証明書 市県民税 ( 所得 課税 ) 証明書 非課税証明書 生活氏名 奨学生番号 住所 生年月日 保護受給証明書 医師の診断書勤務先 願出事由 猶予希望期間等 ( 就業困難な証明 ) 雇用保険受給資格証 罹災証明書等 5 奨学金返還期限猶予承認通知 独立行政法人日本学生支援機構法業務方法書奨学規程 ( 内規 ) 返還期限の猶予に関する施行細則 ( 内規 ) 2 奨学金の返還 減額返還 一生に 0~ 数回 900 件 (H22 年度減額返還承認実績 ) 返還者本人 ( 独 ) 日本学生支援機構 医師 ( 就労困難な証奨学金減額返還願明 ) 氏名 奨学生番号 住所 生年月日 勤務先 願出事由 減額返還希望期間等 所得証明書 市県民税 ( 所得 課税 ) 証明書 非課税証明書 生活保護受給証明書 医師の診断書 ( 就業困難な証明 ) 雇用保険受給資格証 罹災証明書等 5 奨学金減額返還承認通知 業務方法書奨学規程 ( 内規 ) 返還免除 ( 死亡又は精神若しくは身体の障害 ) 一生に 0~ 数回 953 件 (H22 年度免除承認実績 ) 相続人及び連帯保証人 ( 死亡 ) 返還者本人及び連帯保証人 ( 精神若しくは身体の障害 ) ( 独 ) 日本学生支援機医師 ( 心身障害 ) 又奨学金返還免除願構は民生委員 氏名 住所 生年月日 奨学生番号 願出事由 学校名等 死亡の場合 : 個人事項証明書 戸席謄本 抄本 住民票心身障害の場合 : 医師の診断書 3 奨学金返還免除承認通知 独立行政法人日本学生支援機構法業務方法書奨学規程 ( 内規 ) 5

6 学校等学生支援機構(独日)本6 方公共団体図大学奨学金等に係わる手続 ( 申込みの場合 ) AsIs 地 現在の奨学金申込み手続のフローは下図のとおり (4) 大学等奨学金に係わる手続 (1 申込みの場合 ) AsIs 希奨望学住民票の写し 所インターネットによる奨学生証 返還誓約書者金得証明 確定申告申込み情報登録 ( 記入様式 ) 等受取り書の写し等を申請 返還誓約書提出 申込情報のダウンロード 成績等入力のうえ推薦 採用者名簿受取り 奨学生証 返還誓約書 ( 記入様式 ) 等交付 返還誓約書確認 申込み受付 学校推薦受付審査 選考 奨学生証 採用者名簿 返還誓約書 ( 記入様式 ) 等の送付 返還誓約書受領 証明書発行 必要な書類等 源泉徴収票 確定申告等( 収入に関する証明書 ) を学校に提出 必要な書類等 源泉徴収票 確定申告等( 収入に関する証明書 ) 住民票 印鑑証明書等( 連帯保証人 保証人 ) 等

7 学校等学生支援機構(独日)本7 方公共団体図大学等奨学金に係わる手続 ( 申込みの場合 ) ToBe 地(4) 大学等奨学金に係わる手続 (1 申込みの場合 ) ToBe 奨学金希望者は 一部の証明書の添付を省略できる 証明書の添付が省略された情報は 日本学生支援機構が 情報提供ネットワークを通じ情報連携して 地方公共団体から入手し 学校等と共有する 奨学生証や変換誓約書( 記入様式 ) 等は マイ ポータルからプッシュ型で送付することで郵送コストを低減できる また 奨学金情報については マイ ポータルから自己情報閲覧としていつでも確認できることで利便性が向上する 希奨望学奨学生証 返還誓自己の奨学インターネットによる者金約書 ( 記入様式 ) 等返還誓約書提出金情報の確申込み情報登録受取り認 学校への提出書類一部省略 申込情報のダウンロード 所得情報照会 成績等入力のうえ推薦 Push 採用者名簿受取り 奨学生証 返還誓約書 ( 記入様式 ) 等交付 添付書類一部省略 返還誓約書確認 情報共有 自己情報の閲覧 申込み受付 所得情報照会 学校推薦受付審査 選考 奨学生証 採用者名簿 返還誓約書 ( 記入様式 ) 等の送付 返還誓約書受領 自己情報の開示 ( 貸与 返還状況等 ) 所得証明 情報提供ネットワークシステムによる本人情報 所得証明等の照会 ( 1) 注 1) 所得証明は 親もしくは家計支持者の源泉徴収票や 確定申告書の写し等 情報提供ネットワークシステムによる本人情報 所得証明等の照会 ( 2) 所得証明住民票印鑑証明書等 学校等の情報提供ネットワークシステムへの接続は 将来の利用分野拡大に向けたマイナンバー法案の見直しの際の課題 注 2) 連帯保証人 保証人の情報が必要

8 金融機関等学生支援機構(独日)本8 方公共団体図大学等奨学金に係わる手続 ( 返還中の異動手続等 ) AsIs 地(4) 大学等奨学金に係わる手続 (2 返還中の異動手続等 ) AsIs 現在の奨学金返還中の異動手続のフローは下図のとおり 異動手続は 手続内容によって添付書類の申請先が異なる 返奨還学異動手続者金引き落し用口座連帯保証人の返還残額の通 ( 連帯保証人変開設 変更所得証明等申請知等受取り更等 ) 督促通知等受取り 口座開設 変更 返戻 異動受付 返還残額の通知等 督促通知等 住所等確認 督促通知等再発送 必要な書類等 連帯保証人の所得証明 連帯保証人 保証人の印鑑証明等 督促等が不達の際 最新住所を調査 証明書発行 住民票の写し等

9 学校 勤務先 金融機関等学生支援機構(独日)本9 方公共団体図大学等奨学金に係わる手続 ( 返還中の異動手続等 ) ToBe 地 異動情報を情報提供ネットワークを通じて照会することで 奨学金返還者は一部の証明書の添付を省略できる 異動手続には マイナンバー法の別表第 2 に含まれていない情報保有機関が関係することもある 情報連携により住所調査の作業工数が削減可能となる マイ ポータルの利用者に対しては督促状を電子的にプッシュ型で通知することで 紙での郵送コストの低減を図ることができる (4) 大学等奨学金に係わる手続 (2 返還中の異動手続等 ) ToBe 返奨還学異動手続引き落し用口座返還残額の通督促通知等者金( 連帯保証人変開設 変更知等受取り受取り更等 ) 督促通知等受取り 添付書類一部省略 Push Push 口座開設 変更 異動受付 異動情報照会 返還残額の通知等 返戻郵送コストの軽減督促の電子督促通知等的な通知等 住所等確認 督促通知等再発送 情報提供ネットワークシステムによる連帯保証人の所得証明等の照会 督促等が不達の際 最新住所を調査 情報提供ネットワークシステムによる本人等情報の照会 異動証明情報 住所等情報

10 学校 勤務先 医療機関等学生支援機構独日)本方公共団体図大学等奨学金に係わる手続 ( 返還期限の猶予等 ) AsIs 地(4) 大学等奨学金に係わる手続 (3 返還期限の猶予等 ) AsIs 現在の奨学金返還中の返還期限猶予等の手続のフローは下図のとおり 申請手続は 申請内容によって添付書類の申請先が異なる 返奨還学所得証明書 住民票の者金申請手続各種証明書申請申請手続写し等申請 承認 証明書発行 証明書発行 申請受付 必要な書類等 所得証明書 罹災証明書 住民票の写し 戸籍謄本等 地方公共団体以外が発行する必要な書類等 在学証明書 勤務証明書 医師の診断書等 申請受付 承認通知 (10

11 学校 勤務先 医療機関等学生支援機構独日)本方公共団体図大学等奨学金に係わる手続 ( 返還期限の猶予等 ) ToBe 地 申請情報を情報提供ネットワークを通じて照会することで 奨学金返還者は一部の証明書の添付を省略できる 申請手続には マイナンバー法の別表第 2 に含まれていない情報保有機関が関係することもある (4) 大学等奨学金に係わる手続 (3 返還期限の猶予等 ) ToBe 返奨還学者金申請手続申請手続 承認 添付書類一部省略 Push 申請内容証明情報 申請受付 必要な書類等 所得証明書 罹災証明書 住民票の写し 戸籍謄本等 申請情報照会 申請受付 申請情報照会 情報提供 ネットワークシステムによる 地方公共団体以外が発 本人情報 所得証明等 行する必要な書類等 の照会 在学証明書 勤務証明書 医師の診断書等 申請内容証明情報 学校等の情報提供ネットワークシステムへの接続は 将来の 利用分野拡大に向けたマイナンバー法案の見直しの際の課題 承認通知 (11

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