2. パートナー連携促進現地活動サポート事業内容 (1) インドにおけるBOPビジネスを検討中であり 当該製品 技術 サービスの展開にあたり現地パートナーとの連携を目指している企業 団体から ビジネスプランと現地パートナーとの連携に向けた現地活動計画 (2011 年 12 月 ~2012 年 2 月

Transcription

1 2011 年 9 月 16 日独立行政法人日本貿易振興機構副理事長横尾英博 BOP ビジネス パートナーシップ構築支援事業 B パートナー連携促進現地活動サポート第 2 回公募公募要領 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) は2011 年度 BOPビジネス パートナーシップ構築支援事業の一環として 日本企業 団体によるBOPビジネスの検討ステージに応じて A パートナー発掘調査サポート B パートナー連携促進現地活動サポート の2 種類の案件を公募いたします B パートナー連携促進現地活動サポート の詳細ならびに応募方法は下記のとおりです ご関心のある方は 下記公募内容をご確認の上ご応募願います 記 Ⅰ. 事業公募概要 1. 事業趣旨 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) は 日本企業のネクスト ボリュームゾーン ( 低所得者層及び中所得者層 ) 市場におけるビジネスネットワーク 販売拠点等のビジネスインフラの確立を促すことを目的として BOP ビジネス パートナーシップ構築支援事業 を実施いたします なお 当事業における BOP(Base of the Economic Pyramid) 層とは一人当たり年間所得 3,000 ドル ( 購買力平価 ) 以下の人々を指し BOP 層は開発途上国の経済成長に伴い将来的なボリュームゾーンとなることが期待されます 当事業では 途上国の BOP ビジネスに取り組もうとする日本企業 団体が必要とする現地パートナーの発掘を支援します これによって 日本企業にとって事業リスクが高い初期段階での BOP ビジネスをサポートするとともに 事業成果を広く普及することによって日本企業による BOP ビジネスを促進します 本公募での支援対象ビジネスとは BOP 層が抱える開発課題改善に資する BOP 層もしくは中間所得者層を取り込んだビジネスを指し 最終的に BOP 層が抱える開発課題改善に資するものであれば その過程での中間所得者層向けビジネスも対象とします

2 2. パートナー連携促進現地活動サポート事業内容 (1) インドにおけるBOPビジネスを検討中であり 当該製品 技術 サービスの展開にあたり現地パートナーとの連携を目指している企業 団体から ビジネスプランと現地パートナーとの連携に向けた現地活動計画 (2011 年 12 月 ~2012 年 2 月の3ヵ月間 ) を募集し ジェトロは採択された案件につき次のサポートを提供します ( 各サービスの詳細については下記 7. 各サービスの内容 参照 ) スポット調査 ジェトロによる現地ブリーフィング 希望条件に合う現地パートナー候補との面談アレンジ 上記面談への同行 現地活動後の面談 フォローアップ 現地出張にかかる航空賃 滞在費はジェトロでは負担しません ( 出張者自己負担 ) (2) 採択企業 団体が実際に現地出張を行う際は (1) のジェトロによるサポートを活用して現地パートナー候補との連携に向けた面談や現地市場調査を行います (3) 現地出張後 採択企業 団体はジェトロの提供するフォームに基づいて事業報告書を提出します (4) ジェトロは予め採択企業 団体と合意した範囲でジェトロのウェブサイト上で報告書 ( 要旨 ) 掲載やセミナーの開催を通じて事業成果普及活動を実施します 採択企業 団体は報告書の提供やセミナーにおける現地活動報告などを通じて ジェトロの成果普及活動に協力します 3. 事業対象国 インド 4. 支援対象となる産業分野 本事業では 次のいずれかに該当する案件が支援対象となります 1 教育 2 保健医療 福祉 3 水 衛生 4 農林水産業 5 食料 栄養 6 環境エネルギー機器 7 家電電器 産業機械 8 情報 通信 9 金融 ファイナンス 10 運輸 輸送機 11その他の分野

3 5. 採択案件数 8 件 ( 予定 ) 6. 応募の条件 応募企業 団体は以下の (1)~(6) の条件を全て満たす必要があります (1) インドで BOP ビジネスを行うことを検討しており 当該ビジネスの事業主体となる日本 ( 登記 ) 法人もしくはその在外拠点であること また当該ビジネスを共同提案する法人団体 共同提案の場合は 直接の連絡先として代表 1 企業 団体を主提案法人として 申請法人概要および事業実施体制を応募書類にご記入ください (2) 応募企業 団体は BOP 層が抱える開発課題改善に資するビジネスに取り組むための必要な知見 実施体制及び管理体制を有すること 当該ビジネスのベースとなる関連製品 サービス 技術 もしくはこれらの販売権等のいずれかを有していることが望ましい また 対象となる法人は本サポートを通じて 主たる事業者として 実際に当該事業に関与すること (3) 応募するビジネスアイディアが ジェトロ環境社会配慮ガイドライン ( ) に則った事業計画であること 環境と社会に配慮した業務運営を確実に行い 公的機関としての責任を果たしていくために決定し 2008 年から施行しているガイドライン 詳細 : (4) 会社更生法 ( 平成 14 年法律第 154 号 ) に基づき更正開始手続きの申し立てが成されている者 又は民事再生法 ( 平成 11 年法律第 225 号 ) に基づき再生手続き開始の申し立てがなされている者 ( 手続き開始の決定後 再認定を受けたものを除く ) でないこと (5) 2011 年 9 月に同時に公募を開始する第 2 回 A パートナー発掘調査サポート との同一案件の併願をしていないこと (6) 本事業の内容 ( 事業報告書の要旨 ) を公開することに同意し ジェトロによる事業成果普及活動に協力できること 公開対象は下記 8. 報告書の提出等 参照のこと

4 7. 各サービスの内容 インドにおける現地パートナー連携促進のための現地活動を支援するために ジェトロが提供するサービスは以下のとおりです なお 現地活動の支援対象期間は2011 年 12 月 ~2012 年 2 月の3ヵ月間です この3ヵ月間に採択企業 団体が現地で行う活動を本支援事業の対象とします (1) スポット調査応募時に案件企画書 7. スポット調査依頼について にご記入いただいた項目につき ジェトロの在インド事務所を通じて採択企業 団体の提案する調査項目につき市場調査を行います スポット調査の項目例 : 市場小売価格 法律関係 統計データ 等 実施可能性などを検討した結果 ご要望に添えない場合もございます 調査報告書は原則 英語で提供いたします (2) ジェトロによる現地ブリーフィングインドの経済情報 現地情報などについて ジェトロ現地駐在員が説明します (3) 希望条件に合う現地パートナー候補との面談アレンジ面談を希望する現地パートナー候補について 応募時の案件企画書 5. 連携を希望する現地パートナーについて に記入していただいた希望条件に合う現地企業 NGO 団体などを紹介し 面談を仮設定します 仮設定した面談スケジュールを採択企業 団体にご確認いただき 最終確定します 原則として スケジュール確定後の面談日程等の変更はできません 現地活動期間中に採択企業 団体が独自に面談を設定することも可能です 面談のアレンジ件数は 1 案件につき7 件を上限とします (4) ビジネス面談への同行ジェトロが選定する現地スタッフが面談に同行し 事前に申請していただく現地出張スケジュールに応じて通訳や移動車輌の手配も含めてサポートします (5) 現地活動後の面談 フォローアップ採択企業 団体による現地活動の約 1ヵ月後までを目安に 面談を実施した現地パートナー候補にその後の進展状況や課題についてジェトロがヒアリングを実施します 現地で面談を行った相手との継続的なコミュニケーションをサポートするため 採択企業 団体にヒアリング結果情報を提供します ヒアリング結果は原則 英語で提供いたします

5 8. 報告書の提出等 案件参加承諾書の出状後 採択企業 団体は ジェトロと協議の上で最終的な案件企画書を作成し それに従って現地活動を行います 実施後 事業成果および課題や改善点についてジェトロに現地活動報告書を提出願います ( 提出期限 :2012 年 3 月 9 日 ( 金 )) なお 事業成果要旨については ウェブサイトへの公開やセミナー開催を通じて広くBOPビジネスの促進に資するジェトロの成果普及活動に活用します また 採択企業 団体にセミナーでの発表をお願いする可能性もあります 公開情報の範囲については事前に採択企業 団体とジェトロで協議し合意した範囲に限りますが 原則として次の情報は公開の対象となります 1 採択企業 団体の名称 2 BOP ビジネス企画概要 ( 製品 サービス 技術の詳細などは除く ) 3 現地でどのようなパートナー候補と会い その結果を受けて今後の展望や課題をどのように考えるか ( 現地パートナー候補の個別名称などは除く ) 9. 採択までの流れ (1) 第 1 次選考 : 書類審査応募資格を確認 第 1 次選考を通過した企業 団体については 提出された応募書類の内容を 下記 10. 評価基準 の項目に基づいて審査します 第 1 次選考結果通知 :2011 年 11 月上旬 (2) 第 2 次選考 : プレゼンテーション第 1 次選考通過企業 団体のみ 事業実施企画や現地パートナー連携構想について1 案件 20 分程度のプレゼンテーション及び20 分程度の質疑応答を行います <プレゼンテーション予定 > 日程 :2011 年 11 月中旬 ( 詳細日程及び場所は個別に調整 ) プレゼンテーション実施場所 : ジェトロ本部 ( 東京都港区赤坂 アーク森ビル ) プレゼンテーション時には パワーポイントの使用及び製品サンプルや資料の持参が可能です プレゼンテーションの実施に係る交通費は応募者の自己負担となります (3) 第 3 次選考 : 外部評価より公正な評価と透明性の確保のため 外部有識者に候補案件の評価を諮ります その上で ( 仮 ) 採択案件を決定します ( 仮 ) 採択通知 :2011 年 11 月下旬

6 ( 仮 ) 採択通知後 ( 仮 ) 採択企業 団体から案件参加申込書をご提出いただき ジェトロによる案件参加承諾書の発送をもって正式な採択となります 正式採択 :2011 年 11 月末 ( 予定 ) 不採択理由等の問い合わせには応じられませんので 予めご了承ください 採択案件の一覧はジェトロのウェブサイト上でも公表します (4) 採択までの流れ ( 応募企業 団体 ) ( ジェトロ ) 応募書類提出第 1 次選考 ( 書類審査 ) 第 2 次選考 ( プレゼンテーション ) 第 3 次選考 ( 外部評価 ) 案件参加申込書提出 ( 公募要領の内容についての合意確認 ) ( 仮 ) 採択案件決定 通知 案件参加承諾書発行 正式採択 10. 評価基準 応募資格を満たす企業 団体については 次の 3 つの評価項目を中心に審査します (1) BOPビジネス計画の完成度 現地パートナー候補の条件の具体性 BOP 市場購買ニーズの把握度 ビジネスの実現可能性など

7 (2) 事業主の能力 組織内のBOPビジネスの位置づけ 実施体制 コミュニケーション能力 意欲 熱意など (3) 開発課題解決への貢献度 BOP 層への開発課題解決への貢献度 開発課題解決に要する時間の妥当性 将来的なより多くのBOP 層への開発課題解決への可能性 ( 地域的広がりなど ) 11. 第 2 回公募及び事業スケジュール ( 予定 ) 2011 年 9 月 16 日 ( 金 ) 公募開始 2011 年 9 月 27 日 ( 火 ) 第 1 回公募説明会 時間 :14 時 00 分 ~16 時 00 分 会場 : ジェトロ本部 5 階 C 及び D 会議室 ( 直接会場にご参集下さい ) 2011 年 10 月 18 日 ( 火 ) 第 2 回公募説明会 ( 時間 :14 時 00 分 ~16 時 00 分会場 : ジェトロ本部 ) 7 階入札室 ( 直接会場にご参集下さい ) 2011 年 11 月 4 日 ( 金 ) 応募書類提出締切 2011 年 11 月上旬 第 1 次選考 結果通知 2011 年 11 月中旬 第 2 次選考 ( プレゼンテーション ) 2011 年 11 月下旬 第 3 次選考 ( 外部評価 ) 仮採択結果通知 2011 年 11 月末 案件参加申込書提出 案件参加承諾書発行 正式採択 2011 年 12 月 ~2012 年 2 月 現地活動 2012 年 3 月 9 日 ( 金 ) 現地活動報告書提出期限 フォローアップヒアリング ( ジェトロによる採択企業 団体への BOP ビジネス進展状況のヒアリング ) 12. 個人情報の取り扱い この公募に関して応募書類にご記入いただいた個人情報は BOPビジネス パートナーシップ構築支援事業のためにのみ利用します

8 II. 応募方法 応募書類 1. 募集期間 2011 年 9 月 16 日 ( 金 ) ~ 11 月 4 日 ( 金 ) 2. 公募説明会 第 1 回日時 :2011 年 9 月 27 日 ( 火 ) 14 時 00 分 ~16 時 00 分会場 : ジェトロ本部 5 階 C 及び D 会議室 ( 直接会場にご参集下さい ) 第 2 回日時 :2011 年 10 月 18 日 ( 火 ) 14 時 00 分 ~16 時 00 分会場 : ジェトロ本部 7 階入札室 ( 直接会場にご参集下さい ) 地図 : 説明会への参加は応募の必須条件ではありません 説明会へ参加される方は企業 団体名 所属部署 氏名 ( 役職 ) 電話番号 メールアドレスを記載の上電子メールにてお申し込みください 申し込み先電子メール : bopbiz@jetro.go.jp ( ジェトロ途上国貿易開発課 BOP 班宛 ) 3. 応募書類提出期限 電子メール :2011 年 11 月 4 日 ( 金 ) 12:00 必着郵送 :2011 年 11 月 4 日 ( 金 ) 消印有効 4. 提出書類 1 案件企画書 2 企業 団体紹介パンフレット ご提出いただいた書類は返却できませんので予めご了承願います 5. 提出方法 提出先 (1) 提出方法 1 電子データ : 電子メール ( 添付 ) にて提出 件名に B パートナー連携促進現地活動サポート第 2 回公募応募書類送付 とご記入ください 2 原本 : 郵送 (11 月 4 日 ( 金 ) 消印有効 ) 封筒に B パートナー連携促進現地活動サポート第 2 回公募応募書類同封 とご記入ください FAX による提出は受け付けておりません

9 (2) 提出先 1 電子メール :bopbiz@jetro.go.jp 2 原本 : 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 途上国貿易開発部途上国貿易開発課 BOP 班担当 : 山崎 山本 東京都港区赤坂 アーク森ビル 6 階 Tel: