WFM7200型波形モニタユーザ・マニュアル

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3 xx ZZZ WFM7200 型波形モニタ ユーザ マニュアル

4 Copyright Tektronix. All rights reserved. 使用許諾ソフトウェア製品は Tektronix またはその子会社や供給者が所有するもので 米国著作権法および国際条約の規定によって保護されています Tektronix 製品は 登録済および出願中の米国その他の国の特許等により保護されています 本書の内容は 既に発行されている他の資料の内容に代わるものです また 本製品の仕様および価格は 予告なく変更させていただく場合がございますので 予めご了承ください TEKTRONIX および TEK は Tektronix, Inc. の登録商標です FlexVu および CaptureVu は Tektronix, Inc. の登録商標です Tektronix 連絡先 Tektronix, Inc SW Karl Braun Drive P.O. Box 500 Beaverton, OR USA 製品情報 代理店 サービス およびテクニカル サポート : 北米内 : までお電話ください 世界の他の地域では にアクセスし お近くの代理店をお探しください

5 保証 当社では 本製品において 出荷の日から 1 年間 材料およびその仕上がりについて欠陥がないことを保証します この保証期間中に製品に欠陥があることが判明した場合 当社では 当社の裁量に基づき 部品および作業の費用を請求せずに当該欠陥製品を修理するか あるいは当該欠陥製品の交換品を提供します 保証時に当社が使用する部品 モジュール および交換する製品は 新しいパフォーマンスに適応するために 新品の場合 または再生品の場合もあります 交換したすべての部品 モジュール および製品は当社で保有されます 本保証に基づきサービスをお受けいただくため お客様には 本保証期間の満了前に当該欠陥を当社に通知していただき サービス実施のための適切な措置を講じていただきます お客様には 当該欠陥製品を梱包していただき 送料前払いにて当社指定のサービス センターに送付していただきます 本製品がお客様に返送される場合において 返送先が当該サービス センターの設置されている国内の場所であるときは 当社は 返送費用を負担します しかし 他の場所に返送される製品については すべての送料 関税 税金その他の費用をお客様に負担していただきます 本保証は 不適切な使用または不適切もしくは不十分な保守および取り扱いにより生じたいかなる欠陥 故障または損傷にも適用されません 当社は 以下の事項については 本保証に基づきサービスを提供する義務を負いません a) 当社担当者以外の者による本製品のインストール 修理またはサービスの試行から生じた損傷に対する修理 b) 不適切な使用または互換性のない機器への接続から生じた損傷に対する修理 c) 当社製ではないサプライ用品の使用により生じた損傷または機能不全に対する修理 d) 本製品が改造または他の製品と統合された場合において 改造または統合の影響により当該本製品のサービスの時間または難度が増加したときの当該本製品に対するサービス この保証は 明示的または黙示的な他のあらゆる保証の代わりに 製品に関して当社がお客様に対して提供するものです 当社およびベンダは 商品性または特定目的に対する適合性についての一切の黙示保証を否認します 欠陥製品を修理または交換する当社の責任は 本保証の不履行についてお客様に提供される唯一の排他的な法的救済となります 間接損害 特別損害 付随的損害または派生損害については 当社およびそのベンダは 損害の実現性を事前に通知されていたか否に拘わらず 一切の責任を負いません [W2 15AUG04]

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7 目次 安全にご使用いただくために... vii まえがき... ix 詳細情報の参照先... x このマニュアルで使用する表記規則... xi はじめに... 1 主な特長... 1 アクセサリ... 5 設置... 9 受入検査 機器の概要 フロント パネル コントロール 機器のオンライン ヘルプ 機器の表示 信号入力 SDI 信号 コンポジット信号 デュアル リンク信号 マルチ入力表示モード 同時入力モニタ SyncVu リファレンス ループ 信号生成 表示情報 波形表示 ベクトル表示 ガマット表示 タイミング表示 データ リスト表示 ボウタイ表示 LTC 表示 補助 (ANC) データ表示 オーディオ / ビデオ遅延 (AVD) 表示 アイ表示 ジッタ表示 ステータス表示 オーディオ表示 ピクチャ表示 機能 ゲイン スイープ および倍率 WFM7200 型波形モニタ i

8 目次 カーソル Capture( 取込み ) ライン セレクト ヘッドフォンの音量およびソースの調整 プリセット ソフトウェアのアップグレード SDI 物理層のモニタ 表示タイプ 物理層の設定 SMPTE 259/292/425 アラーム スレッショルドの設定 物理層アラームの設定 アイ測定の実行 ジッタ測定の実行 ケーブル損失測定 アラーム クロミナンス / ルミナンス遅延のチェック ( ライトニング表示 ) ガマットのチェック ガマット チェックのセットアップ RGB ガマットのチェック コンポジット ガマットのチェック ルミナンス ガマットのチェック ガマット チェックの自動化 ARIB 表示 ARIB ステータス ARIB STD-B.39 表示 ARIB STD-B.37 表示およびステータス画面 ARIB STD-B.35 表示およびステータス画面 ARIB TR-B.23 (1) 表示およびステータス画面 ARIB TR-B.23 (2) 表示およびステータス画面 ARIB TR-B.22 表示およびステータス画面 オーディオ モニタリング オーディオ入力の設定 オーディオ入力の選択 オーディオ レベルと位相のチェック サラウンド サウンドのチェック ドルビー ベースのサラウンド サウンドのモニタ クローズド キャプション (CC) テレテキスト AFD およびセーフ エリア コンプライアンス CC およびテレテキストのモニタ セーフ エリア コンプライアンスのモニタ AFD コンプライアンスのモニタ ii WFM7200 型波形モニタ

9 目次 アプリケーション例 スタジオのタイミング調整 リファレンス ケーブル タイプの説明 索引 WFM7200 型波形モニタ iii

10 目次 図のリスト 図 1: 機器の PC への接続 図 2: 後部パネル 図 3: 前面パネル 図 4: 機器のオンライン ヘルプ 図 5: Display Select ボタン 図 6: Full ボタンの機能 図 7: シングル入力モードのステータス バー 図 8: 同時入力モードのステータス バー 図 9: 1 つの SDI 信号を接続する場合 図 10: 2 つの SDI 信号を接続する場合 図 11: オプション 2SDI 型を使用して 4 つの SDI 信号を接続する場合 図 12: コンポジット信号の接続 図 13: デュアル リンク信号の接続 図 14: 波形表示でのデュアル リンク情報の表示位置 図 15: マルチ入力モードの波形表示による複数チャンネルの表示 図 16: 外部リファレンス信号の接続 図 17: 信号生成での接続 図 18: Display Select ボタンの使用 図 19: 矢印キーと選択ボタンを使用してメニューを移動 図 20: LQV(Luma Qualified Vector) を有効にしたベクトル表示 図 21: ライトニング表示 図 22: タイミング表示 図 23: 基準レートの整数倍のときのタイミング表示 図 24: 基準レートの整数倍以外のときのタイミング表示 図 25: データ リスト表示 図 26: ボウタイ表示 図 27: LTC 表示 図 28: ANC データ表示 図 29: AV 遅延表示 図 30: 4 タイル モードでのアイ表示 ( ヒストグラムなし ) 図 31: 全画面モードでのアイ表示 ( ヒストグラムあり ) 図 32: 機器が 4 タイル モードのときに 1 つのタイルに表示されたジッタ表示パラメータ 図 33: 機器が 1 タイル モードのときに表示されたジッタ表示パラメータ 図 34: エラー ログ 図 35: アラーム ステータス表示 図 36: HD 信号のビデオ セッション表示 図 37: オーディオ セッション表示 図 38: オーディオ ラウドネス セッション表示 iv WFM7200 型波形モニタ

11 目次 図 39: オーディオ コントロール パケットのフォーマット 図 40: オーディオ コントロール パケットの構造 図 41: オーディオ コントロール表示 図 42: 補助データ ステータス表示 図 43: ドルビー ステータス表示 図 44: SDI ステータス表示 図 45: オーディオ表示 図 46: 16 チャンネル オーディオ バーの表示 図 47: カラー バーを表示したピクチャ表示 図 48: ピクチャ表示の Vchip CC 表示 テレテキスト およびセーフ エリア目盛 図 49: 波形ディスプレイでのカーソルの使用 図 50: ライン セレクトでの操作 図 51: アップグレード完了後の transfer.exe ウィンドウの例 図 52: アイ測定でのカーソルの配置 図 53: カーソルを使用したアイ パターン アベレーションの測定 図 54: 可変ゲインを使用したアイの立ち上がり時間の測定 図 55: ジッタの測定 図 56: カーソルを使用したジッタの測定 図 57: SDI ステータス表示に示されたケーブル損失情報 図 58: ライトニング表示でのトランジションの公差の確認 図 59: ダイアモンド表示のプロット 図 60: ガマットの範囲外の例 図 61: アローヘッド ガマット表示のプロット 図 62: ARIB ステータス表示 表示データなし 図 63: ARIB STD-B.39 表示 ( 関連する ARIB ステータス表示を含む ) 図 64: ARIB STD-B.37 表示 ( 関連する ARIB ステータス表示を含む ) 図 65: ARIB STD-B.35 表示 ( 関連する ARIB ステータス表示を含む ) 図 66: ARIB TR-B.23 (1) 表示 ( 関連する ARIB ステータス表示を含む ) 図 67: ARIB TR-B.23 (2) 表示 ( 関連する ARIB ステータス表示を含む ) 図 68: ARIB TR-B.22 表示 ( 関連する ARIB ステータス表示を含む ) 図 69: オーディオ レベル 図 70: 位相相関のチェック 図 71: サラウンド サウンド インジケータ 図 72: ドルビー サラウンド サウンド表示 図 73: ドルビー用のオーディオ表示 図 74: ドルビー表示のリードアウト 図 75: 補助データ ステータス表示 図 76: クローズド キャプション表示エリア 図 77: セーフ アクション / セーフ タイトル エリア WFM7200 型波形モニタ v

12 目次 表のリスト 表 i: 製品マニュアル... x 表 1: 主な特長... 1 表 2: スタンダード アクセサリ... 5 表 3: オプショナル アクセサリ... 6 表 4: サービス オプション... 7 表 5: 機器オプション... 8 表 6: チャンネル モードとリスニング モードの関係 vi WFM7200 型波形モニタ

13 安全にご使用いただくために 安全にご使用いただくために 人体への損傷を避け 本製品や本製品に接続されている製品への損傷を防止するために 次の安全性に関する注意をよくお読みください 安全にご使用いただくために 本製品の指示に従ってください 資格のあるサービス担当者以外は 保守点検手順を実行しないでください 火災や人体への損傷を避けるには 適切な電源コードを使用してください 本製品用に指定され 使用される国で認定された電源コードのみを使用してください 接続と切断は正しく行ってください プローブと検査リードは 電圧ソースに接続されている間は着脱しないでください 本製品を接地してください 本製品は 電源コードのグランド線を使用して接地します 感電を避けるため グランド線をアースに接続する必要があります 本製品の入出力端子に接続する前に 製品が正しく接地されていることを確認してください すべての端子の定格に従ってください 火災や感電の危険を避けるために 本製品のすべての定格とマーキングに従ってください 本製品に電源を接続する前に 定格の詳細について 製品マニュアルを参照してください 共通端子を含むどの端子にも その端子の最大定格を超える電位をかけないでください 電源を切断してください 電源コードの取り外しによって主電源が切り離されます 電源コードをさえぎらないでください このコードは常にアクセス可能であることが必要です カバーを外した状態で動作させないでください カバーやパネルを外した状態で本製品を動作させないでください 故障の疑いがあるときは動作させないでください 本製品に故障の疑いがある場合 資格のあるサービス担当者に検査してもらってください 露出した回路への接触は避けてください 電源がオンのときに 露出した接続部分やコンポーネントに触れないでください 湿気の多いところでは動作させないでください 爆発性のあるガスがある場所では使用しないでください 製品の表面を清潔で乾燥した状態に保ってください 適切に通気してください 適切な通気が得られるような製品の設置方法の詳細については マニュアルの設置方法を参照してください WFM7200 型波形モニタ vii

14 安全にご使用いただくために 本マニュアル内の用語 本マニュアルでは 次の用語を使用します 警告 : 人体や生命に危害をおよぼすおそれのある状態や行為を示します 注意 : 本製品やその他の接続機器に損害を与える状態や行為を示します 本製品に関する記号と用語 本製品では 次の用語を使用します DANGER: ただちに人体や生命に危険をおよぼす可能性があることを示します WARNING: 人体や生命に危険をおよぼす可能性があることを示します CAUTION: 本製品を含む周辺機器に損傷を与える可能性があることを示します 本製品では 次の記号を使用します viii WFM7200 型波形モニタ

15 まえがき まえがき このマニュアルには テクトロニクスの WFM7200 型波形モニタを使用する上で役に立つ情報が記載されています 本書では次の情報について説明します アナログ コンポジット SD-SDI HD-SDI デュアル リンク SDI または 3 Gbps SDI ビデオ信号をモニタリングするさまざまな波形表示のセットアップ方法 アナログ Dolby Digital Dolby Digital Plus Dolby E AES/EBU またはエンベデッド AES/EBU オーディオ信号をモニタリングするオーディオ表示のセットアップ方法 外部データ 補助データ クローズド キャプション タイムコードをモニタリングするためのパラメータのセットアップ方法 物理層をモニタリングするためのパラメータのセットアップ方法 ビデオ データを取り込む方法 エラー ログおよびアラームのセットアップ方法 機器を遠隔で操作する方法 機器のメニューの使用方法 機器のフロント パネルの操作方法 WFM7200 型波形モニタ ix

16 まえがき 詳細情報の参照先 製品にはすべてのユーザを対象としたさまざまな種類のユーザ マニュアルや システム インテグレータ向けのリファレンス情報が収録された製品マニュアル CD が付属しています 次の表は リファレンス情報や製品に関するその他の詳細な情報の参照先を示しています ご使用の製品の最新のマニュアルやソフトウェアは 当社の Web サイト からダウンロードできます 表 i: 製品マニュアル参照項目 当社部品番号 参照するマニュアル 設置と安全性に関する情報 xx インストールおよび安全に関する取扱説明書設置 安全性 一般的な仕様 およびコンプライアンスに関する情報これは印刷マニュアルですが 製品マニュアル CD や当社 Web サイト ( で PDF 版もご利用になれます 機器の操作方法 xx ユーザ マニュアル ( このマニュアル ) 機器の操作方法に関する詳細な説明製品マニュアル CD および当社 Web サイト ( でもご利用になれます コンテクスト ヘルプ トピック NA オンライン ヘルプご使用の機器のフロント パネルの HELP ボタンを押せば 機器の操作および UI に関する詳細なヘルプを参照できます 機器の仕様および性能チェックの手順 システム インテグレーションに関する情報 xx XX 仕様および性能検査のテクニカル リファレンス物理仕様 電気仕様 環境仕様 および機能チェックや性能検査の手順製品マニュアル CD および当社 Web サイト ( でもご利用になれます システム インテグレーション テクニカル リファレンス機器をシステムに組み込む方法に関する詳細な情報製品マニュアル CD および当社 Web サイト ( でもご利用になれます x WFM7200 型波形モニタ

17 まえがき 表 i: 製品マニュアル ( 続き ) 参照項目当社部品番号参照するマニュアル SNMP コマンド XX WFM & WVR シリーズ管理情報ベース (MIB) プログラマ マニュアル本機器をリモート制御するための SNMP コマンド リファレンス製品マニュアル CD および当社 Web サイト ( でもご利用になれます 機器の修理に関する情報 XX サービス マニュアル機器をモジュール レベルで修理する方法についての詳細な説明当社 Web サイト ( でご利用になれます このマニュアルで使用する表記規則 このマニュアルでは 次のアイコンが使用されています 実行順序 WFM7200 型波形モニタ xi

18 まえがき xii WFM7200 型波形モニタ

19 はじめに この章では WFM7200 型波形モニタのセットアップと使用開始の手順について説明します この章は 次の 5 つのセクションから構成されています 主な特長 では 機器の概要について説明し 主な機能の一覧を示します アクセサリ では 機器に標準で付属する部品がすべて揃っていることを確認するとともに スタンダード アクセサリとオプショナル アクセサリの一覧 およびご使用の機器で利用可能なオプションの一覧を示します ネットワーク インストール では Ethernet ネットワーク上に機器をセットアップする方法を示します 入力検査 では 機器の基本的な動作と機能を検査する手順について説明します 主な特長 WFM7200 型波形モニタは ビデオ オーディオ エンベデッド データ および物理層のモニタリング / 測定機能を備えたベースバンド モニタで 3 Gbps デュアル リンク SD HD およびコンポジットといった広範な信号フォーマットに対応しています 優れた性能を持つ本機は 基準測定ツールとして製造機器の設計および製造にご使用いただけます 分配システムを通じて視聴者に配信される信号の正規化と品質の維持に必要な高精度で使いやすいモニタリング機能を提供します 物理層の測定に必要な機能をすべて備えており 新しい高品位 (HD) デジタル製品のフォーマットにも幅広く対応しています 一般的な各種の規格への適合性や信号の互換性に問題があれば警告が通知されるだけでなく 調整を行った場合にも即座にその効果を評価できます 次の表に示すように 各種の優れた機能を備えた 使いやすく 柔軟性の高い 効果的なツールです ( 表 1 参照 ) 表 1: 主な特長 項目 FlexVu 表示 CaptureVu 概要 FlexVu 表示は モニタ中の信号の現在の状態を 4 つのビューで同時に表示できる 4 タイル 高解像度 XGA 表示です また 4 つの表示タイルを個別に設定できる柔軟性があるので 信号のインテグリティをすばやく確認できます SIM モードでは FlexVu 表示により 2 つの信号を同時にモニタし 各信号用に表示を 2 分して割り当てることができます CaptureVu では ユーザによる手動操作またはアラーム条件によるトリガにより フル フレームでビデオ データを取り込むことができます WFM7200 型波形モニタ 1

20 はじめに 表 1: 主な特長 ( 続き ) 項目 マルチ入力表示 プリセット デジタルおよびアナログのサポート 完全なデジタル処理 波形表示 ベクトル表示 LQV ( Luma Qualified Vector) 表示 無限パーシスタンス ガマットの監視 LTC 波形ディスプレイ 概要 マルチ入力表示モードにより 最大 4 つの同一フォーマットの SDI 入力を同時に表示できます ( オプション 2SDI 型が必要 ) 波形 ベクトル ライトニング ダイアモンド スプリット ダイアモンド アローヘッド スピアヘッドの表示モードを利用できます 3G 2xHD レベル B の信号をモニタリングする場合には その信号の各トランスポート ストリームを個別に表示することもできます ( オプション 3G 型が必要 ) 使用頻度の高い設定を カスタマイズ可能なプリセットとして すばやく保存および呼び出すことができます デジタル アプリケーションのサポート アナログ サポートは オプションのコンポジット アナログ モニタ機能 ( オプション CPS 型 ) を装備している場合に可能です 完全なデジタル処理により 従来のアナログ設計にはない高い確度と再現性を備えた ドリフトの無い操作が可能です 従来の波形表示では 信号のオーバーレイ表示またはパレード表示が可能です この表示方式では マルチ入力表示機能を使用できます コンポジット方位目盛およびコンポーネント方位目盛を持つベクトル表示に加えて ゲイン スイープ および倍率の各コントロールを表示できます 従来のベクトル表示およびライトニング ベクトル表示を使用できます ライトニング ベクトル表示では ルミナンス振幅およびクロミナンス振幅の両方を可視化し チャンネル間タイミングを定量化します この表示方式では マルチ入力表示機能を使用できます 指定されたルミナンス範囲によりゲート制御されるベクトル表示 ( オプション PROD 型が必要 ) 各ベクトル タイルには異なるルミナンス範囲を指定できます この表示方式では マルチ入力表示機能を使用できます すべてのトレース表示は タイルごとに 無限パーシスタンスに設定することもできます このモードでは同一画面上で時間を追って波形をトレースするため トレースの経過を観察できます アローヘッド スピアヘッド ダイアモンド およびスプリット ダイアモンドの各表示では 操作に合わせてガマット スレッショルドを選択し 監視リミットを設定することができます ガマット監視は アラーム ロギング機能およびレポート機能と完全に統合されています この表示方式では マルチ入力表示機能を使用できます LTC(Longitudinal Time Code) は フレーム レート表示でモニタされるので 振幅 同期 および位相を VITC (Vertical Interval Time Code) を基準にして観察できます 2 WFM7200 型波形モニタ

21 はじめに 表 1: 主な特長 ( 続き ) 項目オーディオ モニタリング機能 ( オプション AD 型またはDPE 型 ) 補助データ モニタ オーディオ / ビデオ遅延 ( オプション AVD 型が必要 ) タイミング表示 クローズド キャプションのサポート ピクチャ領域 ステータス画面 概要 標準のチャンネル ペアのオーディオ信号と位相関係のサラウンド サウンド表示 リサージュ表示では ユーザが指定したチャンネル入力の組合せをモニタできます AES アナログ エンベデッド オーディオ およびドルビー信号に対して標準チャンネル ペアの両方のレベルを表示し 監視するサポートとオプションが提供されます 音量測定 オーディオ コントロール パケット コーディング および一般的なオーディオ スケール (BBC スケールなど ) もサポートしています Dolby D Dolby Digital Plus および Dolby E のビットストリームに存在する選択されたドルビー メタデータのパラメータを表示します Dolby E ガードバンド測定を表示します ARIB 標準および CEA608 CEA708 AFD および CGMS-A 準拠のデータを含む 補助データをモニタできます ビデオ システムにおいてオーディオ信号が正しい時間的位置に対して進みすぎているかまたは遅れている場合に その時間的なずれを測定します 2 つの信号のタイミング差を簡単に測定可能な Tektronix 独自の表示 タイミング表示を使うと 2 つの信号間のタイミングを容易に比較して 修正できます CC 規格 (CEA 608(VBI) CEA 608(ANC) CEA (608/708) CEA 708 TeletextB(VBI) TeletextB OP47 SDP(ANC) および TeletextB OP47 Multi(ANC)) のデコードおよび複数言語による表示のサポート ピクチャ ( モニタ モード ) 上にオーバーレイ表示されるキャプション テキストおよび V チップ情報が含まれます また 欠落または誤って挿入されたクローズド キャプションに対する設定も含まれます グラフィック ロゴ ブラック イベント および静止イベントの不適切な配置の監視に役立つピクチャ表示用の標準セーフ目盛およびカスタム セーフ目盛をサポート 2 種類のセーフ エリア目盛とセーフ タイトル目盛を使用できます ステータス画面では コンテンツのステータスが一目でわかります WFM7200 型波形モニタ 3

22 はじめに 表 1: 主な特長 ( 続き ) 項目 物理測定 ( オプション PHY3 型が必要 ) エラーのトラッキング リモート コントロール データ リスト表示 ( オプション DAT 型が必要 ) 補助データ インスペクタ ( オプション DAT 型が必要 ) 同時入力モード ( オプション SIM 型または S3D 型が必要 ) SyncVu 概要 SDI 物理層の電気特性の検証および自動測定 アイ表示では 目盛または電圧カーソルと時間カーソルを使用して波形を測定できます ジッタ波形表示では ジッタが表示されます ジッタ メータを使用すると 2 種類あるジッタ測定とケーブル損失測定を個別に実施し それらを定義済みのアラーム リミットに関連付けることができます 波形はタイルごとに 無限パーシスタンスに設定することもできます このモードでは同一画面上で時間を追って波形をトレースするため トレースの経過を観察できます アラームおよびエラーのロギングを設定できます 柔軟なインストレーションを可能にする完全なリモート コントロール すべてのデジタル フォーマット 構造 およびトランスポートの内容を調べて 補間が適用されていない状態のデータを表示します 信号に存在するすべての補助データを監視できます ステレオスコピック 3D ビデオ モニタリング機能 (2 つの SDI 入力に対応した同時入力モニタリング (SIM) 機能および左目用 / 右目用信号の同時モニタリング機能 (SyncVu ) を含む ) を追加します SyncVu 機能により 機器が同時入力モードで動作しているときに 同時に 2 つの入力を同じ設定にすることができます 4 WFM7200 型波形モニタ

23 はじめに アクセサリ スタンダード アクセサリ : 本体およびスタンダード アクセサリとして記載されている付属品がすべて揃っていることを確認してください ( 表 2 参照 ) 表 2: スタンダード アクセサリ アクセサリ WFM7200 型製品マニュアル キットには 次のマニュアルが収録されています 電源コード WFM7200 型の設置と安全に関する取扱説明書 多言語版印刷マニュアル ( 英語版 日本語版 簡体字中国語版 ) WFM7200 型マニュアル CD PDF 版のユーザ マニュアル ( 本マニュアル ) のほか システム インテグレータ向けのテクニカル リファレンス イメージが収録されています 波形モニタには 次のいずれかの電源コード オプションが付属しています 北米用の電源コードは UL および CSA の認可を取得しています 北米以外の地域用のコードは 製品発送先の国の 1 つ以上の機関により承認されているものです 北米 欧州全域 英国 オーストラリア スイス 日本 中国 インド ブラジル 電源コードまたは AC アダプタなし 当社部品番号 xx xx XX Tektronix 部品番号 A0 A1 A2 A3 A5 A6 A10 A11 A12 A99 WFM7200 型波形モニタ 5

24 はじめに オプショナル アクセサリ : ご使用の機器で利用できるオプショナル アクセサリもご注文いただけます 一部の製品については 本体とは別途に出荷される場合があります ( 表 3 参照 ) 注文したアクセサリについてご質問がある場合は 当社担当営業までお問い合わせください 表 3: オプショナル アクセサリ アクセサリ WFM7F02 WFMRACK-NN および WFMRACK-ON アナログ オーディオ ブレークアウト ケーブル WVR8RFP 概要 ポータブル キャビネット ( ハンドル 脚 チルト ベイル 前面カバー付 ) WFM8000 シリーズ WFM6100 シリーズ WFM7000 シリーズ WFM7100 シリーズ WFM7200 シリーズ 1700 シリーズ WFM601 シリーズ WFM700 シリーズ 760A 型 および 764 型用デュアル ラックマウント 1 台用のラックは オプション O 型またはオプション N 型を指定して注文できます オプション N 型は WFM700 シリーズ WFM6000 シリーズ WFM6100 シリーズ WFM7000 シリーズ WFM7100 シリーズ および WFM8000 シリーズ モニタ用です オプション ON 型は 1700 シリーズ WFM601 シリーズ 760A 型 および 764 型機器用です どちらのオプションにも WFM4000/WFM5000 シリーズ機器を収納可能な N スリーブで使用できるアダプタが付属します 1.8 m( オス ) 62 ピン D-sub コネクタ ( オス )- XLR 出力コネクタ ( オス ) 8 および XLR 入力コネクタ ( メス ) 12 WFM7200 型のリモート コントロールに使用するリモート フロント パネル リモート コントロール用のハードウェアはユーザが別途用意する必要があります 当社部品番号 xx XX (WFMRACK-NN) XX (WFMRACK-ON) WVR8RFP 6 WFM7200 型波形モニタ

25 はじめに サービス オプション : いずれの機器についても 次のサービス オプションのいずれか またはすべてを追加できます ( 表 4 参照 ) 表 4: サービス オプション Opt. オプション CA1 オプション C3 オプション C5 オプション D1 オプション D3 オプション D5 オプション R3 オプション R5 概要 標準校正 ( 校正期限後 1 回実施 ) を追加します 3 年間の校正サービスを追加します 5 年間の校正サービスを追加します 校正データ レポートを追加します 3 年間の校正データ レポートを追加します ( オプション C3 型を注文した場合 ) 5 年間の校正データ レポートを追加します ( オプション C5 型を注文した場合 ) 3 年間の修理サービス ( 保証期間を含む ) を追加します 5 年間の修理サービス ( 保証期間を含む ) を追加します 機器オプション : 1 つまたは複数のオプションを機器と同時に注文された場合もあります ( 表 5 参照 ) 機器にインストール済みのオプションをチェックするには 機器の電源をオンにした後に 次の手順を実行します 1. フロント パネルの CONFIG ボタンを押します 2. 汎用ノブを使用して Utilities に移動します 3. 右矢印ボタンを押して Utilities サブメニューに移動し View Instrument Options を選択します ディスプレイ右側のメニュー ボックスにインストール済みのオプションが表示されます WFM7200 型波形モニタ 7

26 はじめに 表 5: 機器オプション Opt. ビデオ オーディオ 概要 2SDI 機器のリア パネルの Slot 2 に 2 枚目の SDI ボードを追加できるようにします このオプションを使用すると 最大 4 つの SDI 入力を監視できます このオプションはオプション CPS 型とは同時に使用できません 3G 3G-SDI 信号フォーマットのサポートを追加します CPS 2 つのコンポジット アナログ入力 パッシブ ループスルーなどコンポジット アナログ ビデオ モニタリング機能を追加します このオプションはオプション 2SDI 型とは同時に使用できません S3D ステレオスコピック 3D ビデオ モニタリング機能 (2 つの SDI 入力に対応した同時入力モニタリング (SIM) 機能および左目用 / 右目用信号の同時モニタリング機能 (SyncVu ) を含む ) を追加します GEN AD DPE SD/HD SDI のカラー バー パソロジカル信号発生機能を追加します 3G-SDI のサポートには Opt. 3G が必要 アナログ オーディオ モニタリング機能 (6 チャンネルのアナログ オーディオおよび 8 チャンネルのアナログ オーディオ出力で 2 系統 ) さらに 16 チャンネルのエンベデッドまたは AES/EBU デジタル オーディオ サポート ( 同時に 8 チャンネル ) を追加します オプション AD 型の機能 ( アナログおよびデジタル オーディオ - エンベデッドまたは外部 AES) さらに Dolby E Dolby D Dolby Digital Plus オーディオのデコーディングおよびモニタリング機能を追加します ( オーディオ ケーブルは個別に購入可能 ) ( 表 3 参照 ) 62 アナログ オーディオ ブレークアウト ケーブル (1.8m) 62 ピン D-sub コネクタ ( オス )-XLR 出力コネクタ ( オス ) 8 および XLR 入力コネクタ ( メス ) 12 8 WFM7200 型波形モニタ

27 はじめに 表 5: 機器オプション ( 続き ) Opt. 測定 / 解析 PHY3 PROD DAT SIM AVD 概要 物理層測定パッケージ (3G-SDI HD-SDI SD-SDI アイ パターンおよびジッタ波形表示 ; アイ パターン パラメータ ジッタ およびケーブル パラメータの自動測定 ) を追加します (3G-SDI をサポートする場合は オプション 3G 型が必要 ) 高性能ガマット モニタリング パッケージ ( スピアヘッド表示および LQV(Luma Qualified Vector) 表示 ) を追加します データ解析機能を追加します ビデオおよびエンベデッド オーディオ データ ストリームのロジック レベル表示と ANC データの抽出が可能です 2 つの HD/SD-SDI 入力 または 1 つの HD/SD-SDI 入力と 1 つの CPS 入力の同時モニタリングを追加します (3G-SDI フォーマットをサポートする場合は オプション 3G 型が必要 ) アウトオブサービス AV 遅延測定のサポートを追加します ( オプション AD 型または DPE 型が必要 ) 設置 基本的な設置の手順については 付属の WFM7200 型の設置と安全に関する取扱説明書 を参照してください 本機器をシステムの一部としてご使用になる場合には WFM7200 型システム インテグレーション テクニカル リファレンス で詳細な設置手順を確認してください 物理的な設置が完了したら PC やネットワークに直接接続したい場合があります その場合には 次の情報を参考にしてください PC への直接接続 本機器を PC に接続するには 以下の手順を実行します 1. イーサネット ケーブルで本機器と PC を直接接続します 機器はオートクロスオーバー機能を備えています また HUB を使用することもできます ( 図 1 参照 ) 2. 以下の説明に記載された手順に従って機器をセットアップし 手動 IP モードを選択して IP アドレスを手動で選択します 必ず PC の設定に対応したアドレスを設定してください 3. SNMP セットアップを使用する場合は SNMP セットアップの手順を使用します WFM7200 型波形モニタ 9

28 はじめに 図 1: 機器の PC への接続 ネットワークへの接続 ここでは 機器をネットワークで使用できるようにするための IP 設定と 機器のコントロール コマンドを使用する場合に必要な SNMP 設定について説明します 接続と IP 設定 : 機器にネットワークを介してアクセスするには IP アドレスを設定する必要があります ネットワーク アドレスは 自動 (DHCP) または手動で割り当てることができます ネットワークで DHCP を使用していない場合は 機器のアドレスを手動で入力する必要があります アドレスは LAN 管理者に割り当ててもらってください 機器をネットワークに接続し リモート PC からアクセスするには 次の手順を実行します 1. CONFIG ボタンを押して Configuration メニューを表示します 2. Network Settings > Web Enable を選択します SEL( 選択 ) ボタンを押して On( オン ) を選択します 3. ネットワークのセットアップに従って IP 設定モードを手動または DHCP に設定します 4. DHCP を使用できず サブネット マスクとゲートウェイ アドレスのネットワーク パラメータをこのメニューで設定する必要がある場合は 必要な値について LAN 管理者にお問い合わせください (PC と機器間でアドレスに矛盾 10 WFM7200 型波形モニタ

29 はじめに がないことを確認してください ) 機器の名前を設定し MAC アドレスを表示することもできます 5. CONFIG ボタンを押して Configuration メニューを閉じます SNMP のセットアップ 機器を制御するために SNMP コマンドを使用する場合は SNMP パラメータをセットアップする必要があります (SNMP 制御は 自動システムを介したアクセスを主な目的としています ) 注 : WFM7200 型波形モニタの wfm_mon.mib および wfm8000.mib には SNMP OID が含まれています これらのファイルは 機器のホームページからダウンロードできます また 印刷可能なヴァージョンの MIB マニュアルも当社 Web サイト ( からダウンロードできます SNMP 設定をセットアップする手順は IP 設定の手順と同様です (10 ページ 接続と IP 設定 参照 ) 次の表では 設定可能なパラメータを示します アイコン SNMP Enable(SNMP の有効化 ) SNMP Trap Enable (SNMP トラップの有効化 ) SNMP Trap Address (SNMP トラップ アドレス ) Private Community String( プライベート コミュニティ ストリング ) Public Community String( パブリック コミュニティ ストリング ) 概要 Configuration メニューの Network Settings にあるこのエントリを使うと SNMP を介したリモート アクセスのオンとオフを切り替えることができます このメニュー エントリを使うと SNMP を介して送信するトラップのオンとオフを切り替えることができます このメニュー エントリを使うと SNMP を介して SNMP トラップが送信される IP アドレスを設定できます エラー状態が検出された場合に 最大 4 つのアドレスにトラップを送信できます 注 : アドレスをゼロに設定すると トラップの出力が無効になります このメニュー エントリを使うと プライベート コミュニティ ストリングを設定できます この文字列は実質的にはパスワードです SNMP コマンドで機器の値を変更するときにこの文字列が必要になります 注 : プライベート文字列は 機器に変更を書き込むための SNMP アクセスに必要です このメニュー エントリを使うと パブリック コミュニティ ストリングを設定できます この文字列は実質的にはパスワードです SNMP コマンドで機器から値を読み取るときにこの文字列が必要になります 注 : パブリック文字列は 機器から値を読み取るための SNMP アクセスに必要です WFM7200 型波形モニタ 11

30 はじめに 受入検査 受入検査は 機器の機能をチェックするために実施可能なオプションの手順です これらの手順では ディスプレイのほかに必要な機器はありません より厳密な検査を実施したい場合には 性能検査は この機器に付属している製品マニュアル CD の WFM7200 型性能検査と仕様の技術リファレンス に記載されている性能検査の手順を参照してください 基本的な起動とセルフ テスト 以下のテストは 外部モニタを接続しても 接続しなくても実行できます 外部モニタを使用する場合は 以下の手順に従って リア パネルの DVI コネクタが正しく動作していることを確認できます 1. リア パネルの EXT DISPLAY コネクタにモニタを接続します このコネクタは ソケット接点付き DVI-I コネクタです DVI モニタは直接接続できますが アナログ PC(RGB) モニタを接続するには DVI-I/VGA アダプタが必要です 2. AC 電源コードを機器の後部と 100 ~ 240 VAC 電源に接続します 図 2: 後部パネル 12 WFM7200 型波形モニタ

31 はじめに 3. フロント パネルの Power ボタンを押して 電源を投入します Power ボタンはフロント パネルの左下隅にあります 図 3: 前面パネル 4. 約 30 秒後 電源オン診断ページが表示されます 5. すべてのセルフ テストに合格したことを確認します すべてのエラーは 赤で表示されます 起動時のセルフテストの結果は画面から消去されますが CONFIG > Utilities > View Diagnostics Log > SEL を選択するか または機器のホームページを確認することによって 結果を表示することができます 6. セルフテストが終了すると 機器の状態は復元されます ステータス バーの進行状況インジケータが終了すると 機器の初期化は完了しています 7. POST( 起動時のセルフテスト ) の合格または不合格をテスト記録に記録してください 8. 診断ログが開いた状態であれば 終了します フロント パネルのテスト 1. PRESET ボタンを押したままにします 2. 汎用ノブを使用して Recall Preset に移動します 3. 右下矢印キーを使用して Recall Factory Preset に移動し SEL ボタンを押します 4. FULL ボタン押して をもう一度押すと 4 タイル表示からシングル タイル表示に切り替えます 5. HELP ボタンを押してヘルプ画面を表示します WFM7200 型波形モニタ 13

32 はじめに 6. 他のすべてのボタンを 1 つずつ押します 各ボタンを押すと ボタンは点滅します ほとんどのボタンでは 関連するヘルプ テキストが表示されます プリセットなど一部のボタンでは 同じ情報が表示されます HELP ボタン 4 つの矢印キー および SEL ボタンは 目次と内容を移動するのに使用されるため ヘルプ テキストは表示されません 図 4: 機器のオンライン ヘルプ 7. ヘルプ表示の左上隅に Help Contents ペインが表示されるまで 右矢印キーを押します 8. 汎用ノブを回して セレクタ ボックスがリストで上下に移動することを確認します 9. HELP ボタンを押して ヘルプを終了します ファンのテスト ファンの音や 機器の背面からの空気の出具合を確認します 低温では ファンは低速で回転し 非常に静かです 14 WFM7200 型波形モニタ

33 機器の概要 フロント パネル コントロール 注 : このセクションで説明するコントロールには 購入したオプションによっては搭載されていないものがあります 本製品に搭載されているオプションを表示するには CONFIG ボタンを押します 設定メニューで Utilities サブメニューを選択してください View Instruments Options を選択すると 機器にインストールされているオプションが表示されます 3 レベルのコントロール本製品は 次の 3 つのレベルでコントロールできます 頻繁に変更する設定 : フロント パネルの各種ボタンは 各タイルに表示する測定内容など 頻繁に変更するパラメータをコントロールします ノブはレベルの調整と選択に使用します タイル固有の設定 : ポップアップ メニューは 表示されるタイルに固有のパラメータをコントロールします ポップアップ メニューは 波形の表示モードなど あまり頻繁に変更しないパラメータをコントロールします ( 波形表示モードを RGB から YPbPr に変更するなど ) ポップアップ メニューを表示するには MEASURE SELECT または DISPLAY SELECT のいずれか該当するボタンを約 1 秒押し続けます 機器全体の設定 :Configuration メニューのパラメータは 機器全体の設定です Configuration メニューは 波形の色やネットワーク アドレスの設定など 変更頻度の少ない設定をコントロールします コントロールの範囲 コントロールには 機器全体およびすべてのタイルに影響するものと アクティブなタイルにのみ影響するものがあります 一般に フロント パネルのボタンまたはポップアップ メニューで設定した制御内容は アクティブなタイルにのみ適用されます (Input ボタンとすべてのオーディオ機能は例外で これらは全体に適用されます ) CONFIG メニューで設定した制御内容は 通常 機器全体に適用されます WFM7200 型波形モニタ 15

34 機器の概要 レイアウトと使用方法 次の図に主要なフロント パネル要素を示し それに続く表でそれらの各要素について説明します 表の 使用手順 列には 各要素の使用方法が説明されている このマニュアルの参照先が示されています 参照ページが示されていない要素については 基本的機能が説明されています コントロール要素またはグループ表示選択ボタン 測定ボタン ゲインおよび掃引ボタン プリセット ボタン 使用手順 番号付きのボタンを押して 4 つのタイルからアクティブにするタイルを選択します また FULL ボタンを押して タイルを全画面表示することもできます 測定ボタンを使用して表示を選択する方法 (34 ページ参照 ) ゲイン 掃引 および倍率を使用する方法 (94 ページ参照 ) プリセットを使用する方法 (98 ページ参照 ) 入力選択ボタン信号入力の選択 (23 ページ参照 ) ライン選択ボタンライン セレクト モードの設定 (97 ページ参照 ) EXT REF ボタン外部リファレンス ( 図 16 参照 ) スタジオのタイミング調整 (177 ページ参照 ) CAPTURE ボタン表示の取り込み (96 ページ Capture ( 取込み ) 参照 ) Help ボタンオンライン ヘルプ (17 ページ オンライン ヘルプのナビゲート 参照 ) 16 WFM7200 型波形モニタ

35 機器の概要 コントロール要素またはグループ 使用手順 カーソル ボタンカーソルを使った波形の測定 ( 図 49 参照 ) 設定ボタンパラメータの設定 機器オプションの表示 ソフトウェア アップグレード その他のさまざまなタスクを実行します 上下左右矢印キーおよび SEL ボタン 汎用ノブ 垂直および水平ノブ メニューの移動とパラメータの選択に使用します メニューの移動とパラメータの調整に使用します タイル表示または全画面表示で 波形の位置を指定するために使用します オーディオ タイルがアクティブなときは Horz ノブでヘッドフォンの音量を調整できます 電源ボタン機器の電源のオン / オフの切り替え このボタンでは主電源は切断されません 表示ボタン波形 目盛 および LCD バックライトの輝度 USB への表示の取り込み 無限パーシスタンス モードにアクセスします メイン ボタンマルチ入力表示モード SyncVu モード SIM モード 3D 入力 および USB ステータスにアクセスします OTHER ボタン LTC 表示モード (53 ページ参照 ) 機器のオンライン ヘルプ フロント パネルの HELP ボタンを押すと 機器のオンライン ヘルプが表示されます ボタン 機能 操作 その他ご使用の機器に関して不明な点があるときには この機器のオンライン ヘルプを使用します 次のような特長があります 状況依存 : オンライン ヘルプを選択したときにアクティブなタイルで表示されている内容 またはヘルプを選択したあとで操作するコントロールによって表示されるトピックが変わります 検索可能 : 目次ペインとトピック選択ペイン およびトピック内のリンクを使用して 各トピックにアクセスできます (14 ページの図 4 参照 ) オンライン ヘルプのナビゲート 1. HELP ボタンを押します 2. 右矢印キーを押して Help Contents ペインに移動します 3. GENERAL ノブまたは上下矢印キーを使用して 目次のエントリをハイライト表示します ( エントリは変わりません ) WFM7200 型波形モニタ 17

36 機器の概要 4. SEL ボタンを押して ハイライト表示されたカテゴリを選択します 5. 右矢印キーを押して ペイン間を移動します 右側のペインには ヘルプがアクティブな間は ユーザが押したフロント パネル ボタンに関連するトピックの内容が表示されます それ以外のときは ヘルプ ファイルのリンクと使用するメニューが表示されます 6. 再度 HELP ボタンを押して ヘルプを終了します 機器の表示 この機器では FlexVu を使用しています FlexVu は 4 つのタイルを一度に表示することも フル画面サイズのタイルを 1 つ表示することもできる柔軟な 4 タイル表示機能です 各タイルは それぞれ異なる測定を表示でき 4 つの独立した機器として効果的に利用できます 各タイルが独立して動作するように ほとんどのコントロールは一度に 1 つのタイルだけに影響するようになっています Display Select ボタン 番号付きの Display Select ボタンの 1 つを押して 4 つのタイルからアクティブにするタイルを選択します アクティブなタイルには青の輪郭が表示され そのタイルに関連漬けられた番号付きのボタンが点灯します ( 図 5 参照 ) 図 5: DisplaySelect ボタン 18 WFM7200 型波形モニタ

37 機器の概要 FULL ボタンを押して 4 つのタイルを 1 つのタイルに切り替えます ( 全画面表示 ) 再度 FULL ボタンを押して 4 タイル表示に戻ります ( 図 6 参照 ) 図 6: Full ボタンの機能 ステータス バー 機器のディスプレイの下部にあるステータス バーには 機器のステータスとモニタされている信号に関する情報が表示されます ( 図 7 参照 ) ( 図 8 参照 ) 1 つの信号入力がモニタされているときは ステータス バーには 信号の種類とその信号に関連付けられたアラーム およびその他の情報が表示されます ( 図 7 参照 ) 図 7: シングル入力モードのステータス バー WFM7200 型波形モニタ 19

38 機器の概要 複数の信号入力がモニタされているときは ステータス バーには それぞれの信号の種類と信号に関連付けられたアラーム およびその他の情報が表示されます ( 図 8 参照 ) 図 8: 同時入力モードのステータス バー ステータス表示の要素入力フォーマット EDH エラー RGB ガマット エラー コンポジット ガマット エラー ルミナンス ガマット エラー アラーム / エラー インジケータ 概要 選択された入力の信号フォーマット あるいは信号が存在しないかまたはアンロックされている状態を示します EDH エラーが発生した場合に表示される 1 行の領域 RGB ガマット エラーが発生した場合に表示される 1 行の領域 注 : RGB およびコンポジット ガマットのメッセージはディスプレイの同じ行に表示されるため RGB エラーとコンポジット ガマット エラーの両方が同時に発生した場合には "RGB and Cmpst Gamut" というメッセージが表示されます コンポジット ガマット ( アローヘッド ) エラーが発生した場合に表示される 1 行の領域 注 : RGB およびコンポジット ガマットのメッセージはディスプレイの同じ行に表示されるため RGB エラーとコンポジット ガマット エラーの両方が同時に発生した場合には "RGB and Cmpst Gamut" というメッセージが表示されます ルミナンス エラーが発生した場合に表示される 1 行の領域 上記 4 つのリードアウト以外の種類のアラームが発生した場合に表示されるアイコン 日付と時刻日時 (CONFIG > Utilities で設定 ) 機器名 オーディオ ステータス タイムコード リードアウト CONFIG > Utilities メニューで機器に割り当てられた名前 エンベデッド オーディオを入力にしたくした場合に 選択したオーディオ入力 またはエンベデッド オーディオ チャンネルをステータスを示す 32 文字の文字列 後者の場合 各文字は特定のチャンネルのステータスを示します - は存在しないこと p は存在することを意味します 選択したタイム コード値を示すリードアウト 20 WFM7200 型波形モニタ

39 機器の概要 ステータス表示の要素リファレンス ソース 現在の入力 概要 現在のリファレンス ソースを示します リファレンスには Ext. および Internal があります また フォーマットおよびリファレンスが存在しないまたはアンロックされている状態を示します 選択された入力を示します 入力には SDI 1A SDI 2A SDI 1B SDI 2B Cmpst 2C および Cmpst 2D( インストールしたオプションにより異なる ) があります 現在の入力が Auto モードではなくアンロックされているかどうかも示します ステータス バーのアイコン 表示アイコ 概要 Warning ユーザ インタフェースにマップされたエラーまたはアラームがトリガされた場合に表示されます Alarms Muted - STATUS ポップアップ メニューでアラームをミュートしている場合に表示されます Remote Access - 機器にネットワークからアクセスしている場合に表示されます たとえば 機器にリモート インタフェースからコマンドを送っているような場合です Alarms Disabled - Configuration メニューでアラームを無効にしている場合にステータス バーに表示されます Freeze Active - タイルを静止または取り込んでいる場合に表示されます カメラ タリー - カメラ タリー モードがオンのときに表示されます この設定には CONFIG > Utilities > Ground Closure Mode メニューからアクセスできます REMOTE コネクタで使用されるこのモードは どの入力がオンエア ( 赤 ) でどの入力が調整可能 ( 緑 ) であるかを定義するのに使用されます このモードがオンのときは 選択された入力のピクチャ表示の上部にも示されます 注 : REMOTE コネクタのピンの詳細については WFM7200 型の設置と安全に関する取扱説明書 を参照してください WFM7200 型波形モニタ 21

40 機器の概要 リア パネルの仕様 リア パネルの仕様については 付属の WFM7200 型の設置と安全に関する取扱説明書 を参照してください PDF 版のマニュアルは 製品マニュアル CD および当社の Web サイト ( からも入手できます 22 WFM7200 型波形モニタ

41 信号入力 信号入力 機器のリア パネルに信号ソースを接続したら 以下のメニューを使用して信号をセットアップできます Config > Input Mode: 入力モードがシングルまたは同時入力モードのいずれであるか および SyncVu とマルチ入力モードの有効または無効を選択します Config > SDI Input:SDI 入力の表示方法を選択します 機器は入力フォーマット サンプリング構造 およびトランスポートの種類を自動的に検出します ( または 手動で指定することもできます ) また EAV SAV および ANC データの非表示 クロマ調整の設定 HD カラリメトリの選択 およびデュアル リンクのしきい値の設定などを指定できます Config > Composite Input: 入力の種類の選択 AFC の同期速度の設定 ( 高速または低速 ) DC リストアの設定 ( オフ 低速 高速 ) NTSC 方式のセットアップの設定 ( オンまたはオフ ) PAL ベクトル表示の設定 ( ノーマルまたは +V) を指定します ( オプション CPS 型が必要 ) Input 1A/1B および Input 2A/2B:2xHD 3 Gb/s SDI 信号について信号を完全に表示するか または選択されたストリームのみを表示するかを選択します 表示される入力選択は インストールされたオプションおよび表示設定によって異なります Input 1A 1A.1 1A.2 1A.1+2 1B 1B.1 1B.2 および 1B.1+2 などのメニュー オプションが表示されます リア パネルの 2 つの入力端子のそれぞれに信号を接続した場合は フロント パネルの関連付けられた入力ボタンを押すことにより 表示されるチャンネルをコントロールできます 入力ボタンが点灯しているときは チャンネルが表示されます ボタンが点灯していないときは そのチャンネルは表示されません SDI 信号 1 つまたは複数の 3G-SDI HD-SDI SD-SDI 信号を 機器のリア パネルにある SDI 入力に接続します 接続が完了したら フロント パネル ボタンを使用して スレッショルド 監視対象のアラーム オーディオ ソースなどの監視に関連するパラメータを設定します ( 図 9 参照 ) ( 図 10 参照 ) 注 : オプション 2SDI 型を使用すれば 最大 4 系統の SDI 信号を機器に接続できます このオプションを使用することにより 機器のリア パネルの Slot 2 に 2 枚目の SDI モジュールを追加できるようになります ( 図 11 参照 ) 注 : SG-SDI 信号を監視するには オプション 3G 型がインストールされている必要があります WFM7200 型波形モニタ 23

42 信号入力 図 9: 1 つの SDI 信号を接続する場合 図 10: 2 つの SDI 信号を接続する場合 24 WFM7200 型波形モニタ

43 信号入力 図 11: オプション 2SDI 型を使用して 4 つの SDI 信号を接続する場合 WFM7200 型波形モニタ 25

44 信号入力 コンポジット信号 コンポジット信号を機器のリア パネルの CMPST 入力の 1 つに接続します この入力では ループスルーを終端する必要があります 接続が完了したら フロント パネル ボタンを使用して その信号の監視に関連するパラメータを設定します コンポジット入力はパッシブであり 外部ターミネーションが必要です この機器を動作リンクの監視のために設置する場合 接続先の受信部と接続ケーブルはターミネーションとして機能します この監視接続によって パス全体の性能がチェックされます 本製品のリターン ロスは十分に高く ほとんどの場合 接続先の受信部によってシステムのリターン ロスが決まります 機器をリンクの最後に配置する場合 ループスルー コンポジット コネクタの片方に BNC ターミネーションを取り付ける必要があります ターミネーションは 75 Ω で DC カップリングされている必要があります 図 12: コンポジット信号の接続 26 WFM7200 型波形モニタ

45 信号入力 デュアル リンク信号 デュアル リンク信号の入力の場合も SDI 信号と同様です デュアル リンク モニタリングでは 従来のシングル リンク入力を使用した場合よりも高い解像度の信号をモニタできるように機器をセットアップできます デュアル リンク信号は機器で結合された後 1 つの信号として波形表示やその他の表示モードで表示されます ( 図 13 参照 ) 図 13: デュアル リンク信号の接続 CONFIG > SDI Input メニューで 入力フォーマット サンプリング構造 およびトランスポートの種類を Auto に設定すると SMPTE352M(VPID) が存在する場合には 機器はデュアル リンク信号に合わせて自動的に設定されます SMPTE352M(VPID) が存在しない場合は サンプリング構造とトランスポートを手動でセットアップする必要があります 正しく設定されているかどうかを検証するには ビデオ セッション表示 (STATUS>Display Type>Video Session) を確認します デュアル リンク信号での動作中に SMPTE352M(VPID) を使用して信号のフォーマットが自動的に検出されます 検出されると リンク A リンク B およびアルファ チャンネルの情報を組み合わせて表示できるようになります これは 正しいコンテンツの識別に役立ちます アルファ チャンネル情報は 存在する場合に表示されます 次の図は 信号の成分の表示例を示しています ( 図 14 参照 ) WFM7200 型波形モニタ 27

46 信号入力 図 14: 波形表示でのデュアル リンク情報の表示位置 マルチ入力表示モード マルチ入力表示モードにより 最大 4 つの同一フォーマットの SDI 入力を同時に表示できます マルチストリーム信号 (2xHD Level B 3 Gb/s 信号など ) の特定のストリームを表示することも または両方のストリームを同時に表示することもできます このモードは WFM GAMUT および VECTOR 表示を使用している場合にのみ使用できます マルチ入力表示をオンにするには マルチ入力表示モードは 2 段階の手順に従って有効にします マルチ入力オプションは MAIN ボタン メニューで機能が有効にされているときに WFM GAMUT および VECTOR ポップアップ メニューでのみ使用できます この機能を有効にするには 次の手順を実行します 1. MAIN ボタンを押したままにします 2. Multi-Input Mode に移動します 3. SEL ボタンを押して Enable をハイライト表示します 4. MAIN ボタンを押して メニューを終了します これでマルチ入力表示モードが有効になりました 次の段階では 以下の手順に従って 特定のトレースでこの機能が有効になるように設定します 1. WFM VECTOR または GAMUT ボタンを押したままにして 1 つのタイルに表示を取得し その表示のポップアップ メニューを表示します 2. ポップアップ メニューから On を選択して マルチ入力を有効にします 3. FULL ボタンを押して その表示を全画面モードでアクティブ化します これでマルチ入力表示モードがアクティブになります 注 : マルチ入力表示は各タイルに個別に選択することもできますが そのタイルが全画面表示されているときにのみアクティブになります 28 WFM7200 型波形モニタ

47 信号入力 別のタイルをマルチ入力モード以外に設定することもできるため タイルを切り替えることによって マルチ入力モードと通常の入力モードを簡単に切り替えることができます 4 タイル表示モードでは 選択された入力がすべてのタイルに同時に表示されます 表示する入力を選択するには リア パネルの 2 つの入力端子のそれぞれに信号を接続した場合は フロント パネルの関連付けられた入力ボタンを押すことにより 表示されるチャンネルをコントロールできます 入力ボタンが点灯しているときは チャンネルが表示されます ボタンが点灯していないときは そのチャンネルは表示されません 表示される入力を変更しても モニタされる入力が変更されるわけではありません たとえば 2 つの SDI 信号を接続する場合に 1 つを入力 1A もう 1 つを入力 1B に接続するときに 1B ボタンを押して点灯を消すと トレース表示のチャンネルは表示されなくなりますが チャンネルのステータスやアラームのモニタリングは停止されません 表示するストリームを選択するには 入力ボタンのポップアップ メニューから 2xHD Level B 3 Gb/s SDI 信号の 1 つを表示するか または両方のストリームを同時に表示するかを選択できます 入力ボタンを押したままにすると 表示されるポップアップ メニューを使用して その信号のストリーム 1 ストリーム 2 または両方のストリームの表示を選択できます トレース表示が全画面のマルチ入力表示モードに設定されている場合は 以下に示す入力 1A ボタンのポップアップ メニュー オプションが表示されます 機器にオプション 2SDI 型が装備されている場合に 1B 2A または 2B 入力ボタンを押すと 以下の同じメニュー オプションが表示されますが 異なるラベルが使用されます 注 : 入力ラベルはカスタマイズ可能です (30 ページ 入力ラベルをカスタマイズするには 参照 ) Input 1A:1 つの信号ストリームが使用されているか または 2xHD Level B 3 Gb/s 信号が使用されている場合は 2 つのストリームがオーバーレイされているときに ストリーム全体を表示します Input 1A.1:2xHD Level B 3 Gb/s 信号の 2 つのストリームのうち 最初のストリームのみをトレース表示の入力に表示します WFM7200 型波形モニタ 29

48 信号入力 Input 1A.2:2xHD Level B 3 Gb/s 信号の 2 つのストリームのうち 2 番目のストリームのみをトレース表示の入力に表示します Input 1A.1+2:2xHD Level B 3 Gb/s 信号の 2 つのストリームを個別に表示します それぞれのトレースは Input 1A.1 または Input 1A.2 というラベル名 ( またはカスタマイズしたラベル名 ) が付けられ トレース表示には両方のストリームが個別に表示されます 注 : マルチ入力モードが無効のときは 入力ボタンのポップアップ メニューには 上記リストの最初の 3 つのオプションのみが表示されます 2xHD ビデオ ソースでは 最大 8 つのチャンネルのビデオを選択できますが マルチ入力モードで表示されるのは最初の 4 つだけです 3D ビデオ コンテンツでは 2xHD ビデオ フォーマットを使用できますが その場合 通常は左目のイメージはチャンネル 1 で 右目のイメージはチャンネル 2 で搬送されます 2xHD フォーマットは 3 Gb/s Level B SDI ビデオについては SMPTE 425 でオプションとして定義されています 2xHD フォーマットは 720p 1080i および 1080p(23.98 ~ 30 fps) で使用できます 図 15: マルチ入力モードの波形表示による複数チャンネルの表示 入力ラベルをカスタマイズするには YCONFIG > Graticules and Readouts > Input Labels メニューを使用して 入力ラベルの名前を指定できます Input Labels メニューを表示したら 入力を選択して SEL ボタンを押します ダイアログ ボックスが表示されたら 入力の名前を指定できます 30 WFM7200 型波形モニタ

49 信号入力 同時入力モニタ オプション SIM 型をインストールすると 2 つの個別の信号を同時にモニタできるようになります このモードでは 機器の表示は 2 分され それぞれについて入力ごとに 2 つのタイルが表示されます これにより 2 つの信号の測定表示とステータス表示を同時に見ることができます この画面では SDI + SDI と SDI + CMPST という信号の組み合わせをモニタできます 2 つの SDI 信号 または 1 つの SDI と 1 つのコンポジット信号を接続する場合と同じように 同時モニタする信号を接続します (24 ページの図 10 参照 ) SyncVu SyncVu 機能を同時入力モニタ (SIM) モードと組み合わせることにより 2 つの入力の設定を同時に設定できます SIM モードに移行した後に 機器を SyncVu モードに設定するには 次の手順を実行します 1. MAIN ボタンを押します 2. SyncVu を選択します 3. Enable を選択します SyncVu を使用して設定を変更する方法 この機器では 4 つのタイルを表示できます SIM モードで 2 つの入力を同時に表示するとき 画面の左側のタイルには最初の入力が表示されます 画面の右側のタイルには 2 番目の入力が表示されます 最初の入力用のタイル 1 の表示タイプは タイル 2 の 2 番目の入力用の表示タイプと同じになります つまり 左上と右上のタイル 左下と右下のタイルがそれぞれ同じタイプになります SyncVu を使用することにより 2 つの関連するタイルの設定を同時に変更できます たとえば タイル 1 が入力 1 A の波形表示の場合には タイル 2 は 2 番目の入力の波形表示になります タイル 1 に表示された波形の設定を調整すると 同時にタイル 2 に表示された波形の設定も調整されます 同様に タイル 2 の設定を調整するとタイル 1 にも適用されます WFM7200 型波形モニタ 31

50 信号入力 リファレンス ループ リファレンス信号は ブラック バーストまたは 3 値シンクを使用可能です 適切なリファレンス信号の接続が完了したら フロント パネルの EXT REF ボタンを押します また CONFIG ボタンを押して External Ref を選択することによって ロックするフォーマットを選択できます デフォルト設定は自動選択です リファレンス入力はパッシブであり 外部ターミネーションが必要です この機器を動作中のリンクをモニタするために設置する場合は 接続先の受信部と接続ケーブルがターミネーションとして機能します この監視接続によって パス全体の性能がチェックされます 本製品のリターン ロスは十分に高く ほとんどの場合 接続先の受信部によってシステムのリターン ロスが決まります 機器をリンクの最後に配置する場合 ループスルー外部リファレンス コネクタの片方に BNC ターミネータを取り付ける必要があります ターミネーションは 75 Ω で DC カップリングされている必要があります ( 図 16 参照 ) 図 16: 外部リファレンス信号の接続 32 WFM7200 型波形モニタ

51 信号入力 信号生成 この機器にオプション GEN 型がインストールされている場合は SD-SDI 信号および HD-SDI 信号を生成できます オプション 3G 型がインストールされていれば 3 Gb/s テスト信号も生成できます ( 図 17 参照 ) 次の 3 つの種類の信号をレベル A およびレベル B に生成できます 75% カラー バー 100% カラー バー パソロジカル これらの信号の詳細については 適切な SMPTE 標準を参照してください 図 17: 信号生成での接続 信号の接続が完了したら フロント パネルの CONFIG ボタンを押して Outputs サブメニューにに移動します このサブメニューから 生成したいテスト信号のパターン レベル およびフォーマットを選択します WFM7200 型波形モニタ 33

52 表示情報 表示情報 この機器には 次の表示機能をサポートしています 注 : 一部の表示機能については 専用のオプションがインストールされている必要があります たとえば アイ表示を使用するには オプション PHY3 型をインストールする必要があります (8 ページの表 5 参照 ) 波形 :YPbPr YRGB RGB SDI コンポジットまたは XYZ ベクトル : ノーマル SDI コンポジット ライトニング LQV(Luma Qualifed Vector)( オンまたはオフ ) ガマット : アローヘッド スピアヘッド ダイアモンド スプリット ダイアモンド 測定 : タイミング データ リスト ボウタイ ANC データ AV 遅延 アイ : アイ ジッタ ステータス : エラー ログ アラーム ステータス ビデオ セッション オーディオ セッション オーディオ ラウドネス セッション オーディオ コントロール AES チャンネル ステータス 補助データ ステータス SDI ステータス オーディオ : 位相 サラウンド 画像 表示を選択するには 使用したい表示機能に対応するフロント パネル ボタンを押すと 次のいずれかの選択された機能が表示されます WFM: ビデオ波形の表示 VECTOR: 色信号のベクトルまたはライトニングのプロットの表示 PICT: ビデオ信号によって生成されるピクチャの表示 AUDIO: オーディオ信号をモニタするレベル ( メータ ) 位相 ( プロット ) およびサラウンド サウンドの表示 GAMUT:SDI 信号のガマットをチェックするための 4 種類のビューのいずれかを表示 STATUS: 信号ステータスの詳細なビューを表示 MEAS: タイミング AV 遅延 ANC データ およびデータ リストなど さま z まな測定項目の表示 EYE: 信号のアイ パターンおよびジッタの表示 OTHER:LTC(Longitudinal Time Code) の表示 34 WFM7200 型波形モニタ

53 表示情報 ポップアップ メニュー 指定の表示ボタンを 3 秒間押したままにすると ポップアップ メニューが表示されます ポップアップ メニューを非表示にするには もう一度ボタンを押します ポップアップ メニューは アクティブなタイルに表示されます 通常は そのタイルに固有の設定のみを選択できます 現在の機器の設定や操作と矛盾がある場合には ( コンポジット入力信号を表示しながら Gamut メニューを表示しようとするなど ) ポップアップ メニューは表示されません 測定パラメータを設定するには ポップアップ メニューを使用して 表示する測定をセットアップできます 1. 番号付きの DISPLAY SELECT ボタンの 1 つを押して タイルを選択します 図 18: Display Select ボタンの使用 2. 選択した Display Select ボタンを押したままにすると 表示画面とその表示モードに対応するポップアップ メニューが表示されます 注 : ポップアップ メニューの選択肢は 設定によって変わります 3. メニュー パネル間を移動するには 左右の矢印キーを使用します 選択したパネルには 青い境界が表示されます ( 図 19 参照 ) 4. メニューのパラメータを選択するには 上下矢印キーを使います ( 図 19 参照 ) WFM7200 型波形モニタ 35

54 表示情報 図 19: 矢印キーと選択ボタンを使用してメニューを移動 5. メニューを移動し 選択を決定します 波形表示 WFM ボタンを押すと 波形表示が呼び出されます この表示は 波形を電圧対時間で示します 入力信号をラインまたはフィールド掃引で表示し RGB YRGB YPbPr のいずれの SDI 信号要素を表示するかを選択できます 信号にはフィルタを適用することもできます この機器では SDI 入力の信号をコンポジット信号として表示でき さらに CONFIG メニューを使用して 表示する項目 (EAV SAV および ANC データ ) を制御できます 波形表示の要素 1. 垂直ゲインが X1 の場合は空欄です 空欄でない場合は V ゲインが X5 または可変であることを示します 2. 現在表示されている波形のカラー スペースを表示します 非表示のコンポーネントはダッシュ (--) で示されます 3. 現在選択されているフィールドとライン ( ライン セレクト モードの場合 ) を表示します 4. タイルの現在の掃引率を表示します 5. MAG がオンの場合に拡大率を表示します 36 WFM7200 型波形モニタ

55 表示情報 Waveform( 波形 ) ポップアップ メニューと設定 Waveform( 波形 ) ポップアップ メニューを使うと アクティブなタイル (SDI 入力のみ ) で使用する表示スタイルとモードを選択し 入力信号に適用するフィルタを選択できます また マルチ入力表示モードをオンにしたり 表示の中央に波形を配置することも可能です 表示モードを選択するには メニューの次の選択肢からオプションを選択します (SDI 入力を表示している場合にのみ利用可能 ) YPbPr - 入力をルミナンス (Y) および色差信号 (Pb Pr) の成分として表示します YRGB - 入力をルミナンス (Y) 赤 (R) 緑 (G) 青 (B) の成分として表示します RGB - 入力を赤 (R) 緑 (G) 青 (B) の成分として表示します SDI > Composite - コンポジットにエンコードされている場合と同様に SDI 入力を表示します このモードの同期およびバーストは合成され 信号の質に関する情報は提供されません ライン セレクト モードでコンポジット波形として 525 ラインの SDI 入力を表示すると 単一のバースト位相が表示されると予想している場合に 両方のバースト位相が表示される場合があります これは SDI モードのライン選択が奇数 / 偶数による選択であるのに対し コンポジット信号は 4 つまたは 8 つのライン選択のうち 1 つが表示されているためです アクティブなタイルで信号のコンポーネントをどのように表示するかを選択するには Display Style メニュー設定 (SDI 入力のみ ) を使用して 次のオプションを選択します Parade( パレード ) スタイル - すべてのコンポーネントが並んで表示されます Overlay( オーバーレイ ) スタイル - すべてのコンポーネントが同じ場所に重ねて表示されます Waveform( 波形 ) ポップアップ メニューの Filter を選択すると ビデオに適用するフィルタを選択できます これは 入力信号の固有成分を分離するのに便利です たとえば 振幅を測定するために ルミナンス フィルタまたはロー パス フィルタを使用して高周波数成分を除去することができます フィルタを選択するには 波形メニューから次のフィルタのいずれかを選択します Flat ( フラット )- 使用可能な帯域幅全体で表示します Luma( ルミナンス ) または Low Pass( ロー パス )- 信号の低周波領域のみを表示します WFM7200 型波形モニタ 37

56 表示情報 Chroma( クロミナンス )- カラー サブキャリアに近い周波数を持つ信号部分のみが表示されます コンポジット入力のみのオプションです Flat + Luma( フラット + ルミナンス )- コンポジット入力のフラットとルミナンス波形の組み合わせを表示します パレード設定では 2 つの波形が表示されます 注 : RGB モードなどの SDI 表示で利用可能なフィルタは フラットとロー パスです コンポジット表示で利用可能なフィルタは フラット ルミナンス クロミナンス およびフラット + ルミナンスです マルチ入力表示モードをオンにするには Multi-Input Display を選択し SEL を押します 次に FULL ボタンを押して マルチ入力モードで波形を表示します 注 : マルチ入力メニュー オプションは MAIN ボタンまたは CONFIG ボタン メニューで機能が有効にされているときに WFM ポップアップ メニューでのみ利用できます (28 ページ マルチ入力表示モード 参照 ) 水平または垂直の位置調整をキャンセルしてデフォルトの位置を復元するには Center Waveform を選択して SEL を押します WFM モードのタイルでは ゼロ目盛りにベースラインが配置されます 38 WFM7200 型波形モニタ

57 表示情報 ベクトル表示 VECT ボタンを押すと ベクトルまたはライトニング表示の画面が開き 色信号のプロットの表示方法を選択できます ( 図 20 参照 ) ( 図 21 参照 ) 図 20: LQV(Luma Qualified Vector) を有効にしたベクトル表示 図 21: ライトニング表示 WFM7200 型波形モニタ 39

58 表示情報 ベクトル表示の要素 ベクトル表示は次の要素で構成されています 一部の要素は 1 タイルの場合でのみ表示されます 水平ゲイン GAIN ボタンを押し続けて V Gain 設定を選択します 次に 1X 2X 5X 10X または Variable からゲインを選択します (Variable を選択すると 汎用ノブを使用して垂直ゲインを調整できます ) 水平ゲイン MAG ボタンを押し続けて H Gain 設定を選択します 次に 2X 5X 10X または Variable から水平ゲインを選択します (Variable を選択すると 汎用ノブを使用して水平ゲインを調整できます ) 表示方法 選択した表示 ライトニングまたはベクトル表示が示されます バー ターゲット設定 バー ターゲット設定は 75% または 100% です LQV 有効化 LQV(Luma Qualified Vector) が有効になり 高ルミナンス (High) および低ルミナンス (Low) の値が表示されます ( オプション PROD 型が必要 ) Vector( ベクトル ) ポップアップ メニュー Vector( ベクトル ) ポップアップ メニューを使うと 表示タイプと表示モード (SDI 入力のみ ) の指定 バー ターゲットの設定 マルチ入力表示モードの有効化 表示の中央への波形の配置を行うことができます オプション PROD 型がインストールされている場合は LQV(Luma Qualified Vector) のオン / オフも選択できます オンのときは 高ルミナンスと低ルミナンスのパラメータを設定できます 表示タイプ (SDI 入力のみ ) を選択するには ポップアップ メニューを使用して次のいずれかを選択します Vector - ベクトル表示は 垂直軸に R-Y 信号 水平軸に B-Y 信号のプロットを表示します この表示は 色相と彩度を確認するのには便利ですが ルミナンス情報は表示しません Luma Qualified Vector - LQV(Luma Qualified Vector) 表示 ( オプション PROD 型で利用可能 ) は 指定されたルミナンス範囲でゲート制御されるベクトル表示です 各ベクトル タイルには異なるルミナンス範囲を指定できます Lightning - ライトニング表示では ベクトル表示と同じ色信号が表示されますが ルミナンスに対してプロットされます 1 つの異なる色信号が上半分に 他の 1 つが下半分にプロットされます ライトニング表示は クロマとルミナンスのゲインを確認するのに便利です また カラー バー信号で緑からマゼンタに変化してエラーを示すタイミング マークにより クロマからルミナンスの遅延を確認するのにも役立ちます これは Tektronix 独自の表示で SDI 信号のみで使用できます 40 WFM7200 型波形モニタ

59 表示情報 アクティブなタイルのベクトルまたはライトニング表示で使用するスケーリングを選択するには メニューを使用して 75% または 100% スケーリングを選択します マルチ入力表示モードをオンにするには Multi-Input Display を選択し SEL を押します 次に FULL ボタンを押して マルチ入力モードで表示します 注 : マルチ入力メニュー オプションは MAIN ボタンまたは CONFIG ボタン メニューで機能が有効にされているときに VECTOR ポップアップ メニューでのみ利用できます (28 ページ マルチ入力表示モード 参照 ) 水平または垂直の位置調整をキャンセルしてデフォルトの位置を復元するには 上下の矢印キーを使用して メニューから Center Waveform を選択します ライトニング表示の場合は SEL( 選択 ) を押して 波形を中央に配置します トレースがタイルの中央に戻ります ベクトル表示では 右矢印キーを押して 表示の中央に配置する色を選択します その他のベクトル目盛オプションについては CONFIG > Graticules メニューを参照して I/Q 軸または方位目盛を選択してください WFM7200 型波形モニタ 41

60 表示情報 ガマット表示 GAMUT ボタンを押すと いずれかのガマット表示が開きます ガマット表示には 4 つの Tektronix 独自の表示タイプがあり SDI 信号のガマットを確認できます CONFIG メニューからガマット表示のしきい値を設定します 次のガマット表示を利用できます Arrowhead( アローヘッド表示 ):SDI 信号から直接得た NTSC および PAL コンポジットのガマット情報を表示 42 WFM7200 型波形モニタ

61 表示情報 Spearhead( スピアヘッド表示 ):RGB 色空間の明度 カラー値 および彩度を表示 ( オプション PROD 型が必要 ) Diamond( ダイアモンド表示 ): 無効な色を検出する信頼できる手段を提供 WFM7200 型波形モニタ 43

62 表示情報 Split Diamond( スプリット ダイアモンド表示 ): 無効な色を検出する信頼できる手段を提供 ガマット表示の要素 High しきい値 : 現在指定されている高いしきい値を示します ( ダイアモンド高またはアローヘッド最大 ) Low しきい値 : 現在指定されている低いしきい値を示します ( ダイアモンド低 ) ガマット表示のタイプ : 選択されているガマット表示のタイプを示します オプションは ダイアモンド スプリット ダイアモンド スピアヘッド アローヘッドです しきい値インジケータ : 青い点線を使用して しきい値設定を示します ルミナンス最小 : 現在指定されているルミナンスの最小しきい値を示します ( アローヘッド表示 ) ルミナンス最大 : 現在指定されているルミナンスの最大しきい値を示します ( アローヘッド表示 ) 44 WFM7200 型波形モニタ

63 表示情報 GAMUT( ガマット ) ポップアップ メニュー GAMUT( ガマット ) ポップアップ メニューを使うと アクティブなタイルに示されるガマット表示のタイプを選択し マルチ入力表示モードをオンにできます 表示のタイプを変更するには ポップアップ メニューを使用して 次のいずれかを選択します Diamond( ダイアモンド ) は RGB 色空間に変換される場合に SDI 入力のガマット違反を示します Split Diamond( スプリット ダイアモンド ) は 負の RGB ガマット エラーをより簡単に見られるように ダイアモンドの半分をオフセットします Arrowhead( アローヘッド ) は コンポジット ドメインに変換される場合に SDI 入力のガマット違反を示します Spearhead( スピアヘッド ) は デュアル リンク信号など すべてのビデオ信号の RGB 色空間の明度 カラー値 および彩度を表示します マルチ入力表示モードをオンにするには Multi-Input Display を選択し SEL を押します 次に FULL ボタンを押して マルチ入力モードで表示します 注 : マルチ入力メニュー オプションは MAIN ボタンまたは CONFIG ボタン メニューで機能が有効にされているときに GAMUT ポップアップ メニューでのみ利用できます (28 ページ マルチ入力表示モード 参照 ) WFM7200 型波形モニタ 45

64 表示情報 タイミング表示 MEAS ボタンを押すと タイミングを修正するときに 2 つの信号間のタイミング差測定を簡素化する Tektronix 独自の表示が現れます タイミング表示を使うと 2 つの信号間のタイミングを容易に比較して 修正できます ( 図 22 参照 ) 図 22: タイミング表示 タイミング表示の要素 入力信号インジケータ : 一重のリングは 基準に対する入力信号のタイミングを示します 1 基準インジケータ : 表示の中央にあるクロスヘア インジケータは 基準信号を示します Vertical Offset: 基準および入力信号間のタイミング差 Horizontal Offset: 基準および入力信号間のタイミング差 Relative to: タイミング表示で選択されたゼロ点を示します 2 Link B to Link A: デュアル リンク信号のリンク間のタイミングの関係を示します 1 より複雑なタイミング関係では 複数のリングが表示されます 簡単なタイミングと複雑なタイミングに対するタイミング表示 を参照してください (48 ページ参照 ) 2 Rear Panel がデフォルトです この設定では 入力および基準信号が機器のリア パネルと同じタイミングとなる場合に オフセットがゼロとして表示されます Saved Offset を選択すると 1 つの信号からタイミングを保存し 保存したオフセットに対するタイミングを表示できます 46 WFM7200 型波形モニタ

65 表示情報 Measure( 測定 ) ポップアップ メニュー Measure( 測定 ) ポップアップ メニューを使うと 別の信号と比較するためのタイミング設定を保存したり タイミング表示のゼロ点を指定したりすることができます タイミング表示に対するオフセットとして現在の入力のタイミングを保存するには Save Offset メニュー エントリを使用します 現在のタイミングは タイミング表示の保存済みオフセット モードに対するゼロ点となります これは 表示中央になるクロスヘア ターゲットと数値リードアウトの両方に適用されます 注 : 入力またはリファレンスのいずれかがない場合 またはアンロックされている場合は タイミング オフセットを保存することはできません また 内部モードでリファレンスを保存することもできません このような条件でオフセットを保存すると 誤った結果を招く可能性があるので 機器側で許可されないようになっています 許可されない条件のときにオフセットを保存しようとすると 警告メッセージが表示されます Save Offset を使うと 入力間のタイミング測定 または複数信号の照合を行うことができます ゼロ タイミング オフセットの定義を選択するには Relative To: ( 基準 ) メニュー エントリを使用して 次のいずれかを選択します Rear Panel は 2 つの信号が機器の後部でタイミング調整される場合に タイミング オフセットがゼロとして表示されことを意味します Saved Offset は オフセットが Save Offset メニュー エントリを使用して保存された場合に 入力信号とプリセットとなる信号のタイミングに一致したときに タイミングがゼロ オフセットとして表示されることを意味します この選択を行うと 数値リードアウトとタイミング表示の中央に示されるターゲットの両方が変更されます WFM7200 型波形モニタ 47

66 表示情報 簡単なタイミングと複雑なタイミングに対するタイミング表示 タイミングのオフセットを示すリングの数は 基準および入力信号間のタイミングの複雑さによって異なります 基準レートの整数倍 : 基準レートの整数倍のレートで入力信号のタイミングを取る場合 機器はタイミングを確定的に測定し 十字線に対する 1 つのリング ( オフセット ) としてその関係を表示します ( 図 23 参照 ) 図 23: 基準レートの整数倍のときのタイミング表示 NTSC 入力 (1 倍 ) またはフレーム時間が ms である 525 SDI 入力 (2 倍 ) のタイミングを フレーム時間が ms の NTSC 基準信号に対して調整する場合などがあります 48 WFM7200 型波形モニタ

67 表示情報 基準レートの整数倍以外 : 基準レートが整数倍とならない入力レートのタイミングを調整する場合は 機器がタイミングを確定的に測定できないため 複数のリングとして関係が表示されます 各リングは 基準クロスヘアに対して可能性のある入力信号のタイミングを示します 表示は ゼロ オフセットに一番近いタイミングとなるリングでハイライトされ 数値リードアウトにこのペアの値が記録されます ( 図 24 参照 ) 図 24: 基準レートの整数倍以外のときのタイミング表示 速いフレーム レートの基準信号に対して遅い入力信号のタイミングを調整する場合 またはフィルム レートに対してビデオのタイミングを取る場合などが 確定的でない場合になります 複数の関係 : 複数の関係が表示される場合は 1080p/23.98 Hz の入力に NTSC/59.94 Hz の基準を使用することを考慮します レートの相違によって 入力の 4 つのフィールドおよび基準の 5 つのフレームごとに繰り返される信号間のタイミングの関係を導きます これらの信号のタイミングを測定する方法には 5 つの方法があるため タイミング表示では 4 つのリングが表示されます 前述のようにその内 1 つのリングはハイライトされ リードアウトが表示されます ( 上図を参照 ) WFM7200 型波形モニタ 49

68 表示情報 データ リスト表示 データ リスト表示は MEAS ボタンからアクセスします この表示では SD HD または 3 Gb/s データが補間なしで表示されます データ リスト ツールでは すべてのデジタル フォーマット 構造 およびトランスポートの内容を検査します (SD HD デュアル リンク 3 Gb/s 4:2:2 4:4:4 など ) データ リストはコンポジット信号 ( アナログ NTSC およびアナログ PAL) 以外のすべての信号に対して機能します 表示画面から ビデオまたはデータ ストリームの特定のラインおよびワードを選択し 分離できます ( 図 25 参照 ) 図 25: データ リスト表示 データ リスト表示の要素 表示画面の下部のナビゲーション テキストを参考に 矢印キーと汎用ノブを使用して ライン / サンプル項目を選択します ライン セレクト : 選択されたラインを示します SEL ボタンを押して Line Select と Word Select を切り替えます Word Select: 選択されたワードを示します SEL ボタンを押して Line Select と Word Select を切り替えます Samp#: サンプル番号を示します Y0, Cb, Cr, Y1: これらのラベルは信号のタイプによって異なりますが 各成分のライン番号を示します 50 WFM7200 型波形モニタ

69 表示情報 データ リストの色分け データ ストリームの異なるフィールドは 次に示すように異なる色で表示されます 緑 : アクティブ ビデオ データ 青 : 垂直または水平ブランキング期間のデータ 白 :EAV および SAV パケット XYZ ワードなどの予約された値 黄色 : 正規の許容された値以外のデータ 赤 : 不正な値を持つデータ アクティブ ビデオ ストリームの SAV および EAV をすばやく検出する方法 ビデオ ストリームのどの地点でも CURSOR ボタンを一度押すと すぐにそのラインの EAV に移動できます 再度押すと 同じラインの SAV にジャンプします これは EAV の直後にある ANC データの開始地点にすばやく移動するための簡単な手段にもなります Datalist( データ リスト ) 表示ポップアップ メニュー Trace Type:Video または Data を選択します Video を選択した場合は 表示の個々の成分 ( トレース ) のオン / オフを選択できます ( デフォルトは Video です ) Video モードでは データが補間なしで波形モードのビデオ YPbPr 表示のように示されます Y Cb および Cr トレースは 分離のために垂直にオフセットされますが 一時的に位置合わせされます SD 信号を使用する Data モードでは シリアル領域での発生順にデータが示されます Y のサンプル 次に Cb Y (Y プライム ) Cr の順にそれぞれのサンプルが表示されます その後 このシーケンスが繰り返されます Y サンプルは共存サンプルであり Y サンプルは独立したルミナンス サンプルです HD を使用するデータ モードでは シリアル入力がチャンネル Y と多重送信されたチャンネル Cb/Cr に分割されます これは データをシリアル ドメインでの発生方向と同じブロック構造で表示するためです ただし 8 ビットか 10 ビットの値で表示されます Format:Hexadecimal Decimal または Binary を選択します ( デフォルトは Hexadecimal です ) Link Selection:Link A Link B または Dual Link から選択します このメニュー項目は トレース タイプが Data のときにのみ利用可能です WFM7200 型波形モニタ 51

70 表示情報 ボウタイ表示 ボウタイ表示は MEAS ボタンからアクセスします この表示では Y Pb と Y Pr 間のチャンネル間タイミングを観測できます 表示の左側では Y と Pb が比較され 右側では Y と Pr が比較されます ボウタイ表示では ルミナンス チャンネルとわずかに周波数が異なるクロミナンス チャンネルの信号がテスト信号として必要です ボウタイのパターンにはっきりとしたヌルが見られ またヌルが各ラインの中心にある場合には 相対的な振幅とチャンネル間タイミングは正常です チャンネル間タイミング エラーがあると ヌルの位置が移動します 相対的な振幅エラーがあると ヌルの深さが減少します ヌルが不完全で さらに中心からずれている場合には 比較されているチャンネル間に振幅とタイミングの問題が両方存在することを示しています ( 図 26 参照 ) 図 26: ボウタイ表示 ボウタイ表示の要素 表示 : 表示形式をボウタイとして表示します Y 軸単位 :Y 軸の単位はテスト信号および信号フォーマットによって異なります X 軸単位 :X 軸をマイクロ秒 /div 単位で示します ボウタイ表示のポップアップ メニュー Parade / Overlay: 波形の表示方法を Parade または Overlay から選択します Center Waveform:SEL ボタンを押して 波形を中央に配置します 52 WFM7200 型波形モニタ

71 表示情報 LTC 表示 LTC(Longitudinal Time Code) 表示は OTHER ボタンからアクセスします LTC は フレーム レート表示でモニタされるので 振幅 同期 および位相を VITC (Vertical Interval Time Code) を基準にして観察できます ( 図 27 参照 ) LTC の入力には 機器のリア パネルの REMOTE コネクタが使用されます REMOTE コネクタは ソケット接点付き 15 ピン D 型コネクタです ピンに関する情報については 付属の製品マニュアル CD の 設置と安全に関する取扱説明書 または システム統合マニュアル および当社 Web サイト ( を参照してください 図 27: LTC 表示 LTC 表示の要素 表示 : 表示形式を LTC として表示します Y 軸単位 :Y 軸を V/div 単位で示します X 軸単位 :X 軸をミリ秒 /div 単位で示します LTC 表示のポップアップ メニュー OTHER ポップアップ メニューにより LTC 表示のパラメータを設定できます Center Waveform を選択し SEL ボタンを押して 波形を中央に配置します WFM7200 型波形モニタ 53

72 表示情報 補助 (ANC) データ表示 ANC データ表示により 信号のすべての ANC データをより詳細に検査できます ANC データ インスペクタは ANC データ表示の一部です この補助データ監視機能により 信号に存在するすべての補助データを表示できます 機器が継続的に信号を監視し データの有無に変化があると通知を行います ウォッチ リスト モードがアクティブなとき ウォッチ リストで選択された種類の ANC データの有無とステータスを表示します この機能により ユーザにとって重要性の高いタイプの ANC データを重点的に監視できます Detail エリア ( 表示の下半分 ) は タイルが全画面表示のときにのみ表示されます MAG ボタンを押して Detail エリアを拡張すれば さらに詳細なデータを表示できます ( 図 28 参照 ) 図 28: ANC データ表示 ANC データ表示の要素 以下の情報は 全画面モードでの ANC データ表示に適用されます DID: 要求したパケットのデータ識別子 許容値は 1 から 0xFF(255) までです Type ( 表示形式 ):ANC データ パケットのタイプ SEMPTE 291M で定義されたタイプ 1 パケット (0x80 以上の DID) またはタイプ 2 パケット (0x80 未満の DID) タイプ 1 パケットには SDID フィールドはありません 代わりに DBN フィールドがあります 実際の値 ( パリティ ビットが付与された値 ) は かっこ内に表示されます SDID: 要求されたパケットの 2 次データ識別子 許容値は 0 から 0xFF (255) までです このフィールドは タイプ 2 パケットが選択されている場合にのみ表示されます 実際の値 ( パリティ ビットが付与された値 ) は かっこ内に表示されます (DBN フィールドとは相互に排他的 ) 54 WFM7200 型波形モニタ

73 表示情報 DBN: 取得したパケットのデータ ブロック番号 値の範囲は 0 ~ 0xFF です 実際の値 ( パリティ ビットが付与された値 ) は かっこ内に表示されます (SDID フィールドとは相互に排他的 ) DC: 取得したパケットのデータ カウント ワード ユーザ データ ワードの数が 10 進法で表示されます 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に 16 進法で表示されます Field: パケット取得元のビデオのフィールド プログレッシブ フォーマットの場合 1 が表示されます Line: パケットの取得元であるビデオの フィールド内のライン Stream:HD(SMPTE 292M) の場合に 補助パケットの取得元が Y データ ストリームであるか C データ ストリームであるかを示します SD の場合 N/A と表示されます Status: 必要なタイプのパケットがビデオ内に存在するかどうかを示します また チェックサムや CRC エラーも示します Checksum: 取得したパケットから再生されたチェックサム ワードを示します Should be: パケットのデータに基づいて機器側で計算したチェックサム ワードを示します Format: 補助データ タイプや規格の名前を示します User Data Words: 補助パケットのペイロードが 16 進法で表示されます 10 ビットすべてが表示されます ウォッチ リストの設定 ウォッチ リストを使用して 表示される ANC データを指定した種類のみに限定できます ウォッチ リストを設定するには 次の手順を実行します 1. CONFIG ボタンを押して ANC Data Display を選択します 2. メニューから Config Watch List を選択します 3. SEL ボタンを押すと データの種類を示した表が表示されます 4. ANC データ インスペクタに表示したいデータの種類の隣のボックスをオンにします SELECT ALL および CLEAR ALL ボックスを使用すると 簡単にすべてのデータの種類を選択または選択解除できます 5. データの種類の選択が完了したら Return ボックスに移動して SEL ボタンを押します 6. CONFIG ボタンを押して メニューを終了します 7. MEAS ボタンを押したままにして ポップアップ メニューから Display Type ANC Data Display を選択します これで ボックスをオンにした種類のデータがウォッチ リストに表示されます WFM7200 型波形モニタ 55

74 表示情報 オーディオ / ビデオ遅延 (AVD) 表示 オプション AVD 型がインストールされている場合は MEAS ボタンを押して データの種類として AV Delay を選択することにより オーディオ / ビデオ遅延 (AVD) 表示を開くことができます AVD では ビデオ システムにおいてオーディオ信号がリサージュ チャンネル ペアのテスト信号の正しい時間的位置に対して進みすぎているかまたは遅れている場合に その時間的なずれを測定します AVD を使用することにより 測定を実施し 数値およびグラフィック形式の両方で表示できます AVD 測定には 当社 TG700 型信号ゼネレータなど 適切な AVD シーケンス信号ソースが必要です この機能は 設備のメンテナンスおよびセットアップ アプリケーションに役立ちます 故障テストを実行し 設備全体の同期をすばやくチェックできるからです AVD 型では デジタル入力とコンポジット入力 およびエンベデッド AES およびアナログのオーディオ入力をサポートしています ( 図 29 参照 ) 図 29: AV 遅延表示 オーディオ / ビデオ遅延表示の要素 AV 遅延バー : オーディオに対する相対的タイミングを示します Measured AV Delay: タイミング差の測定結果を示します Manual Offset: 入力されたオフセット値を示します Adjusted AV Delay: 調整済みのタイミング差を示します 56 WFM7200 型波形モニタ

75 表示情報 オーディオ / ビデオ表示ポップアップ メニュー AV Delay Enable:On または Off を選択します Clear Offset:SEL ボタンを押してオフセットをクリアします Save Offset:SEL ボタンを押してオフセットを保存します アイ表示 アイ表示は オプション PHY3 型がインストールされている場合に EYE ボタンを押してアクセスできます この表示では SDI 入力のアイ パターン ダイアグラムが表示されるため SDI トランスポート層の電気特性を検証できます 目盛または電圧 / 時間カーソルを使用して アイ パターンで SDI 入力のアナログ特性を測定します 複数のアイ表示を表示し 各表示を次の 2 つのジッタ エンジンの一方で制御するように機器を設定できます Jitter1 エンジンでは 上部の 2 つのタイルのアイ表示を制御し Jitter2 エンジンでは 下部の 2 つのアイ表示を制御します 2 つのジッタ エンジンを使用すると 上部と下部のタイルにそれぞれ異なるフィルタ帯域幅を設定し タイミングとアライメントのジッタを同時にモニタできます また アイ表示には ジッタ測定をアラーム リミットに図で関連付けるジッタ メータ およびジッタ振幅を表示するリードアウトが含まれます 単一の全画面タイルにアイ波形を表示すると アイ波形に 測定結果とヒストグラム表示が追加されます ( 図 31 参照 ) 注 : アイ測定の実施については SDI 物理層のモニタ を参照してください (107 ページ参照 ) 図 30: 4 タイル モードでのアイ表示 ( ヒストグラムなし ) WFM7200 型波形モニタ 57

76 表示情報 図 31: 全画面モードでのアイ表示 ( ヒストグラムあり ) アイ表示の要素 リンク : 信号の送信元のリンクを示します アイ パターン :SDI トランスポートの検証および解析に使用できる波形を示します ジッタ メータ : ジッタ値を表示し アラーム リミットに関連付けます イコライズされたアイ インジケータ :CONFIG メニューで有効にされている場合は アイ パターンがイコライズされ ジッタ ノイズ フロアが低減されます 振幅カーソルの測定値は 実際の信号の振幅を示すものではありません カーソルのリードアウト : アイ上での振幅および時間の直接の測定値を示します アイ パターンの種類 :3 Eye または 10 Eye(SD)/20 Eye(HD) のいずれかを示します 後者の場合には パラレル ワード レートにジッタが存在するのを観測やすいときがあります ジッタ HPF:CONFIG メニューで設定されるジッタ ハイ パス フィルタの設定を示します 58 WFM7200 型波形モニタ

77 表示情報 アイ表示ポップアップ メニュー アイ ポップアップ メニューは 2 種類の表示 ( アイおよびジッタ ) から選択できます このポップアップ メニューでは 次の機能を利用できます Jitter1 HP Filter:HP フィルタ (Timing Align 10 Hz 100 Hz 1 khz 10 khz または 100 khz) を選択します Center Waveform:SEL ボタンを押して 波形を中央に配置します Jitter Meter: ジッタ メータまたはリードアウトの表示方法を選択します (Off Meter Only Readout Only または Meter and Readout) Enable Measure:SEL ボタンを押して アイ測定を有効にします Display Type: 表示の種類 ( アイまたはジッタ ) を選択します 使用上の注意 長いケーブルの末端では ノイズ成分の多いアイ ダイアグラムが表示される可能性があります この場合 アイ開口部が明確でないか あるいはまったく見られません このような状況では Equalized Eye モードを選択することによって アイ パターンを限定的に使用することもできます イコライザは 逆応答関数を適用して 信号をロジック レベルにリスライスすることにより ケーブル長による影響を補正します この結果 振幅情報は失われますが 信号中のジッタの影響は保持されます イコライズされたアイ表示に十分に明確なアイ開口部が表示された場合には 信号はエラーなしで復元された可能性が高いといえます ただし アイ開口部が小さく ノイズが多い場合には レシーバ側でデータ エラーが発生している可能性の方が高いと考えられます WFM7200 型波形モニタ 59

78 表示情報 ジッタ表示 ジッタ表示は オプション PHY3 型がインストールされているときに EYE ボタンからアクセスできます この機能は 機器でアイ測定を設定した後に使用できます この表示では ジッタの波形形状を表示し さらにビデオ ラインまたはフレームと同期 またはほぼ同期しているジッタ成分があるかどうかなど 補足的なタイム ドメイン情報も確認できます また さまざまなパラメータにアラームを設定することもできます (116 ページ ジッタ測定の実行 参照 ) 図 32: 機器が 4 タイル モードのときに 1 つのタイルに表示されたジッタ表示パラメータ 60 WFM7200 型波形モニタ

79 表示情報 図 33: 機器が 1 タイル モードのときに表示されたジッタ表示パラメータ ジッタ表示の要素 ジッタ波形形状 : ジッタ波形形状を表示します ( 右の画像にはジッタが表示されていません ) この波形はハイ パス フィルタ (HPF) の設定によって変化します ジッタ メータ : ジッタ値を表示し アラーム リミットに関連付けます ジッタ HPF:CONFIG メニューで設定されるジッタ ハイ パス フィルタの設定を示します WFM7200 型波形モニタ 61

80 表示情報 ハイパス フィルタ ハイパス フィルタの帯域設定により 選択したフィルタ周波数を超えるジッタのみを表示できます フィルタ設定を選択する場合 アクティブ入力信号に応じて ジッタ測定タイプ (SMPTE 規格の定義により Timing Alignment またはそれ以外 ) を選択します ジッタ ハイパス フィルタを選択するには 測定ポップアップ メニューを使用して 以下の Jitter HP Filter のエントリの設定を 1 つ選択します アイコン タイミング 位置合わせ 10 Hz 100 Hz 1 khz 10 khz 100 khz 概要 ディテクタのハイパス フィルタを 10 Hz に設定します これは SD 信号と HD 信号の両方のタイミング ジッタの測定における正しい値を示しています SMTPE 規格に従って ディテクタのハイパス フィルタを 1 khz (SD 信号 ) または 100 khz(hd 信号 ) に設定します これらは アライメント ジッタの測定における正しい値を示しています ディテクタのハイパス フィルタを選択された値に設定します 注 : ジッタ測定の実行手順については SDI 物理層のモニタ を参照してください (107 ページ参照 ) 62 WFM7200 型波形モニタ

81 表示情報 ステータス表示 STATUS ボタンを押して 信号のステータスを複数表示可能なステータス表示を開きます ステータス表示は 信号のステータスを示すテキスト表示です 現在のアラームやエラー ( 現在および最後の数秒間に発生したもの ) エラーやアラームの履歴 ( 最高で 10,000 エントリ ) ビデオ エラーの統計 オーディオ エラーの統計を表示できます 4 つのタイルにそれぞれ異なるステータスを表示させることもできます エラー ログエラーを表示し エラー ログの設定を制御します ( 図 34 参照 ) 図 34: エラー ログ エラー ログ表示の要素 : ディスプレイの上部には 次の項目が表示されます ログ ステータス : 現在表示されているログがアクティブ (Active Log) であるか またはログが停止状態 (Active Log(Stopped)) であるかを示します フィルタ : 現在選択されているエラー フィルタを示します All はすべての入力およびチャンネルのエラーが表示されていることを示します 入力またはチャンネル別のどちらでエラーを表示するかを選択することもできます 日付 : 内部クロックに従って エラーが発生した日付を示します 日付は月 / 日 / 年という書式で表示されます ページ : 表示しているページ番号をログ全体のページ数を併記しながら示します WFM7200 型波形モニタ 63

82 表示情報 エラー ログは さらに次の 4 つの列に分かれています [Source]: エラーが発生した入力を示します Error Status: エントリの現在のステータスを示します 白の項目は 情報を表しており 機器の状態の変化を示します 緑色の項目は すでにクリアされたエラーを示します 赤色の項目は発生したエラーを示します Timecode: 信号の VITC または LTC に従って エラーが発生した時間を示します 継続中のエラーの場合は エラーが最初に発生した時間を示します Time: 内部クロックに従って エラーが発生した時間を示します エラー ログ ポップアップ メニュー : Mute Alarms: すべてのステータス表示の種類についてアラームをミュートします Logging Active: アラーム エラー ロギングを On または Off にします Logging Reset: SEL ボタンを押して ログをクリアします Input/Channel: フィルタを選択することにより エラー ログのエラーをチャンネルまたは入力別に表示できます 機器が SIM モードのときは Channel 1( 左チャンネル ) または Channel 2( 右チャンネル ) のエラーを選択して 表示できます Save to USB(ALL): フィルタを適用せずにすべてのエラー ログを USB メモリ デバイスに保存します Save tousb(sel.): エラー ログ中の選択したチャンネルまたは入力のエラーのみを USB メモリ デバイスに保存します 64 WFM7200 型波形モニタ

83 表示情報 アラーム ステータスアラーム ステータスを表示します ( 図 35 参照 ) 図 35: アラーム ステータス表示 アラーム ステータス表示の要素 : Alarm: 発生したアラームを示します Status: エラーが発生したがクリアされている状態 ( 緑色 ) 過去 5 秒以内にエラーが発生したがクリアされている状態 ( 黄色 ) またはエラーが継続中の状態 ( 赤色 ) のいずれかを示します 灰色の項目はアラームはログされていませんが その機能に関する情報を示しています Additional Information: 可能な場合には エラーの内容を説明する情報を示します アラーム ステータス ポップアップ メニュー :: Mute Alarms は すべてのステータス表示の種類をミュートします WFM7200 型波形モニタ 65

84 表示情報 ビデオ セッション ビデオ セッション表示には いくつかの性能パラメータが表示されるため ビデオ入力信号に関する概要を確認できます この機器では ビデオ ステータスの連続するセッションが維持されます ( 図 36 参照 ) 図 36: HD 信号のビデオ セッション表示 ビデオ セッション表示の要素 (SDI 信号の場合 ): 次の要素は 選択された信号が SDI 1A または 1B のときに表示されます Input: 選択された入力ソースを示します Signal: 機器が選択された入力にロックされていることを示しています Effective: 検出されたフォーマット サンプル構造 および入力信号のトランスポートの順に示します Selected: 選択されたフォーマット サンプル構造 および機器のトランスポートの順に示します 352M payload:smpte 352M ペイロードの存在を示します SAV PlaceErr:SAV 配置エラーが発生したかどうかを示します Field Length Err: フィールド長エラーが発生したかどうかを示します Line Length Err: ライン長エラーが発生したかどうかを示します Ancilliary Data: ビデオ信号に補助データが存在するどうかを示します 表示される値は SD 信号の場合は Present または None HD および 3 Gb/s 信号の場合は Y and C Present または None です F1 AP CRC: フィールド 1 のアクティブなピクチャの CRC( 巡回冗長検査 ) が 16 新法で表示されます (SD 信号のみ ) エラー チェックには SMPTE 66 WFM7200 型波形モニタ

85 表示情報 RP165 規格が使用されます HD および 3 Gb/s 信号の場合は CRC はすべてのビデオ ラインで異なります F2 AP CRC: フィールド 2 のアクティブなピクチャの CRC( 巡回冗長検査 ) が 16 新法で表示されます (SD 信号のみ ) エラー チェックには SMPTE RP165 規格が使用されます HD および 3 Gb/s 信号の場合は CRC はすべてのビデオ ラインで異なります Data Collect: エラー収集の状態を示します 次の 3 つの状態があります Running: エラーが収集されている状態で ステータス ページに表示されていることを示します Stopped: エラーが収集されていないことを示します ステータス ページは更新されていません Resetting:SEL ボタンが押された後に短い時間だけ表示され 統計をリセットします Runtime: 前回リセットが行われてからの経過時間を示します 時間は DD:HH:MM:SS の形式で表示されます ここで DD は日数 HH は時間数 MM は分数 SS は秒数を表します Stuck Bits: スタックされているビデオ ビットが示されます (SD 信号のみ ) リードアウトが を示している場合は スタックされているビットはありません Y Stuck Bits: スタックされているルミナンスのビデオ ビットが示されます (HD 信号のみ ) リードアウトが LL を示している場合は スタックされているビットはありません 未使用の 2 つのビットには LL が表示されます C Stuck Bits: スタックされているクロミナンスのビデオ ビットが示されます (HD 信号のみ ) リードアウトが LL を示している場合は スタックされているビットはありません 未使用の 2 つのビットには LL が表示されます EDH Error: 信号の EDH パケット ( チェックサムまたはパリティ ) にエラーがあることを示します (SD 信号のみ ) Statistics: 表示のこのセクションは 特定のエラーのステータス値および統計値を示します このセクションのエラーに関する情報については 機器のヘルプ ファイルを参照してください ビデオ セッションが 1 つのタイルでアクティブなときに HELP ボタンを押してください Status: 関連付けられたエラーのステータスを OK Invalid Missing または Error で示します Err Secs: 前回のリセット以降に少なくとも 1 つのエラーが発生した期間の経過秒数 Err Fields: 前回のリセット以降に少なくとも 1 つのエラーが発生したフィールドの数 WFM7200 型波形モニタ 67

86 表示情報 %ErrFields: 前回のリセット以降に少なくとも 1 つのエラーが発生したすべてのフィールドの割合を示す計算値を示します Black Events: ビデオ イメージ内部でブラック フレームが発生した時間を示します 設定は CONFIG > Measurement Settings メニューで設定されます Frozen Events: ビデオ イメージ内部で静止フレームが発生した時間を示します 設定は CONFIG > Measurement Settings メニューで設定されます Changed Since Reset: 前回のリセット以降に F1 または F2 AP CRC の値が変更されたかどうかを示します Frozen: このリードアウトは CAPTURE ボタンを押したときにのみ表示されます エラーが収集されている状態であり Status ページに表示されていることを示します この状態は ライブ ビデオの EDH( エラー検出対応 )/ CRC( 巡回冗長検査 ) を探すときに役立ちます ビデオ セッション表示の要素 (CMPST の場合 ): 次の要素は 選択された信号がコンポジット 2A または 2B のときに表示されます Input: 選択された入力ソースを示します Format: 入力信号のフォーマットを示します (PAL または NTSC) Signal Lock: 信号がロック状態またはアンロック状態のどちらであるかを示します Sync AFC Speed:AFC の同期速度設定を示します (Fast または Slow) DC Restore:DC リストアの設定を示します (Fast Slow または Off) NTSC Setup:NTSC セットアップの設定を示します (Off または On) ビデオ セッション ポップアップ メニュー : 注 : ビデオまたはオーディオ セッションを個別にリセット 停止 または開始するには 表示されているタイルを選択して SEL ボタン 右矢印キー および左矢印キーの順に使用します STATUS ポップアップ メニューは閉じる必要があることに注意してください 閉じなければ ボタンおよびキーを押すと そのメニューの項目しか操作できません Mute Alarms: すべてのステータス表示の種類についてアラームをミュートします All Sessions Reset: 実行された表示およびセッションに関わらず すべてのペインに表示されているすべてのビデオ セッションをグローバルにリセットします 68 WFM7200 型波形モニタ

87 表示情報 All Sessions Start: 実行された表示およびセッションに関わらず すべてのペインに表示されているすべての停止中のビデオ セッションをグローバルに開始します All Sessions Stop: 実行された表示およびセッションに関わらず すべてのペインに表示されているすべての停止中のビデオ セッションをグローバルに停止します オーディオ セッション オーディオ セッション表示には いくつかの性能パラメータが表示されるため オーディオ入力信号に関する概要を確認できます この機器では オーディオ ステータスの連続するセッションが維持されます ( 図 37 参照 ) 図 37: オーディオ セッション表示 オーディオ セッション表示の要素 : Audio Input: 選択された入力ソースを示します Signal Loss: レベル メータ バーを表示し 信号損失のアラームがトリガされたことを示します ダッシュはトリガされたアラームがないことを示します Analog Output: レベル メータ バーのペアがどのアナログ出力にマップされているかを示します AES B Output: 有効な場合には レベル メータ バーのペアがどの AES B 出力にマップされているかを示します Data Collect: エラー コレクションのステータスを Running または Stopped で示します [Channel( チャンネル )]: この行ではチャンネル番号を表示し 下の各行に表示されるステータス リードアウトとの対応関係を示します WFM7200 型波形モニタ 69

88 表示情報 Clip: セッション中に検出された CLIP の数を示します ( デジタル オーディオ フィードの場合にのみ表示 ) Over: セッション中に検出された OVER の数を示します ( デジタル オーディオ フィードの場合にのみ表示 ) Loud: 現在のセッション中に アナログ オーディオ / デジタル オーディオ ラウドネスのアラームがトリガされた回数を示します Mute: セッション中に検出された MUTE の数を示します Silence: セッション中に検出された SILENCE の数を示します Peak(dBFS): チャンネルで測定された真のピーク信号レベルを示します High(dBFS): 信号レベル メータで測定された信号レベルの最も高い値を示します レベル メータの応答は バリスティックスの設定に基づきます バリスティックが真のピークに設定されている場合は このリードアウトはピーク リードアウトと同じになります Active Bits: チャンネルのアクティブなビット数を示します SD エンベデッド オーディオでは 最大 20 ビットです Smpl Rate: チャンネル ペアのサンプル レートを示します L(K)/(eq)(dBFS): 各チャンネルの平均ラウドネス レベルを示します これは ロング ターム ( セッション全体の平均 ) またはショート ターム (10 秒間の移動平均 ) のいずれかの種類の平均になります 注 : AUDIO > Loudness Filter & Measure > Linear が選択されているときは Leq(dBFS) が表示されます A-weighted ラウドネスの場合は LAeq(dBFS) が表示され LKFS ITU-R BS 規格のラウドネスの場合は L(K)(dBFS) が表示されます L(K)/(eq)(pair): 各チャンネル ペアの平均ラウドネス レベルを示します これは ロング ターム ( セッション全体の平均 ) またはショート ターム (10 秒間の移動平均 ) のいずれかの種類の平均になります 注 : AUDIO > Loudness Filter & Measure > Linear が選択されているときは Leq(pair) が表示されます A-weighted ラウドネスの場合は LAeq(pair) が表示され LKFS ITU-R BS 規格のラウドネスの場合は L(K)(pair) が表示されます Program(number)Loudness: 現在のオーディオ入力から選択されたチャンネルの連続平均ラウドネスを示します この値はセッション全体を元に生成されるため サンプル周期は無限です この値は ロング タームの平均ラウドネスとしても知られています 70 WFM7200 型波形モニタ

89 表示情報 Average:( オプション DEP 型が必要 ) Dolby が存在する場合は 現在の Dolby プログラムから選択されたチャンネルの連続平均ラウドネスを示します 此の値は 10 秒間の移動平均を元に作成されます これは ショート タームの平均ラウドネス または "Dolby 平均ラウドネス " としても知られています Short: 現在のオーディオ入力の選択されたチャンネルの連続平均ラウドネスを示します この値は ユーザによって設定された短時間の期間を元に作成されます この値は ショート タームの平均ラウドネスとも呼ばれます Short Pd: ショート ピリオドはショート タームのラウドネス平均の期間を定義しており ユーザによってラウドネス設定の Config メニューで定義されます Chans: チャンネル サメーションは 現在ラウドネス平均の対象となっているチャンネルの合計数を示します Changed Since Reset:Yes または No のいずれかを表示します 前回のリセット以降にエラーが発生したかどうかを示します オーディオ セッション ポップアップ メニュー : 注 : オーディオまたはビデオ セッションを個別にリセット 停止 または開始するには 表示されているタイルを選択して SEL ボタン 右矢印キー および左矢印キーの順に使用します STATUS ポップアップ メニューは閉じる必要があることに注意してください 閉じなければ ボタンおよびキーを押すと そのメニューの項目しか操作できません Mute Alarms: すべてのステータス表示の種類についてアラームをミュートします Loudness Avg: ラウドネス カウントが平均化される期間を選択できます Long は 前回セッションがリセットされて以降の時間間隔に基づいて計算されます Short は 直前の 10 秒間に基づいて計算されます All Sessions Reset: 実行された表示およびセッションに関わらず すべてのペインに表示されているすべてのオーディオ セッションをグローバルにリセットします All Sessions Start: 実行された表示およびセッションに関わらず すべてのペインに表示されているすべての停止中のオーディオ セッションをグローバルに開始します All Sessions Stop: 実行された表示およびセッションに関わらず すべてのペインに表示されているすべての停止中のオーディオ セッションをグローバルに停止します WFM7200 型波形モニタ 71

90 表示情報 オーディオ ラウドネス セッション オーディオ ラウドネス セッション表示では オーディオ ラウドネス チャートとオーディオ ラウドネス測定に関連付けられた値を表示できます この機器では オーディオ ラウドネスの連続セッションが維持されます ( 図 38 参照 ) 図 38: オーディオ ラウドネス セッション表示 設定メニューを使用したラウドネス パラメータの設定 : CONFIG ボタン メニューの Loudness Settings メニューから ラウドネス測定に影響を与えるパラメータを設定できます たとえば Loudness Filter/Measure は オーディオ ラウドネス測定に適用される 3 種類の重み付けフィルタを制御します このパラメータは オーディオ ラウドネスを計算するラウドネス アルゴリズムによって使用されます オーディオ ラウドネス セッション表示の要素 : Max Value: セッション中に記録された最大ラウドネス値を示します Min Value: セッション中に記録された最小ラウドネス値を示します Loudness Session Avg: ラウドネス セッションの平均値を示します これは セッション中に記録されたすべての値の加算平均です Short Period: 短期間のラウドネス平均の現在の経過時間を示します Channel Summation: ラウドネス平均を計算するために現在使用されているオーディオ チャンネルの合計数を示します Target Value: 現在定義されているターゲット ラウドネス レベルを示します Loudness Session Time: 前回のリセット以降のラウドネス セッションの現在の経過時間を示します 72 WFM7200 型波形モニタ

91 表示情報 Short Loud: 表示される値は 短期間の測定に基づくショート タームのラウドネス測定値です Infinite: 表示される値は オーディオ セッションの経過時間に基づくラウドネス測定の平均値です True Peak: 表示される値は オーディオ メータによって記録された真のピークの最大値です 各チャンネルの真のピーク レベルに関する詳細な情報は オーディオ セッション内に表示されます Dailnorm: 表示される値は Dolby データ ストリーム内に存在するか または SMPTE2020 規格に準拠した補助データ パケットとして搬送されるメタデータ値です Loud Range: 表示される値は プログラムのラウドネス測定値を変動を数値化 (LU 値 ) したもので ラウドネスの統計的分布に基づきます オーディオ ラウドネス セッション ポップアップ メニュー : Mute Alarms: アラーム レポートを一時的にミュートします Graph Scale: チャートの水平軸スケール設定を 0 ~ 60 秒から 最長 30 時間の全持続時間までの間で変更できます Graph Gain: チャートの垂直ゲイン設定を 0 ~ 60 db 8 ~ 40 db および 12 ~ 36 db の間で変更できます Save History to USB: オーディオ ラウドネス セッションの履歴を USB メモリ デバイスに保存します History Reset: オーディオ ラウドネス セッションの履歴をリセットします All Sessions Reset: 実行された表示およびセッションに関わらず すべてのペインに表示されているすべてのオーディオ / ビデオ セッションをグローバルにリセットします WFM7200 型波形モニタ 73

92 表示情報 オーディオ コントロール オーディオ コントロール パケット表示では オーディオ コントロール パケット メタデータにエンコードされた 各チャンネルのオーディオ フレーム番号 サンプリング周波数 アクティブ チャンネル および相対オーディオ / ビデオ遅延に関する情報を オーディオ コントロール パケット メタデータ表示します ( 図 39 参照 ) 図 39: オーディオ コントロール パケットのフォーマット SD 信号の場合 オーディオ コントロール パケットの転送は 48 khz 同期動作ではオプションですが ( 使用されているモードに関する情報が含まれているため ) 他の動作モードでは必須です 頻繁なモードの切り替えが予定されている状況では シーケンスが切断された場合に 4/5 の割合で切り替え後にサンプルが追加または削除されるように 受信装置が設計される場合があります そのようなシステムで問題になるのは スイッチングが発生したことを検出できるかどうかです そのような設計は 補助データ フォーマット構造のデータ ブロック番号を使用することによって可能になる場合があります つまり オーディオ コントロール パケットのオーディオ フレーム番号のワードに未使用のビットを使用して オプションのフレーム カウンタ情報を添付します ( 図 40 参照 ) HD 信号の場合も オーディオ コントロール パケットはオーディオ データのデコードのプロセスで使用されるその他の情報を搬送しているため SD 信号と類似する構造をしています オーディオ パケット表示の要素は 監視対象となる信号により異なります ( 図 41 参照 ) 74 WFM7200 型波形モニタ

93 表示情報 図 40: オーディオ コントロール パケットの構造 図 41: オーディオ コントロール表示 オーディオ コントロール表示の要素 : Group 1 ~ n: デコードに使用されるオーディオ コントロール パケットのオーディオ グループ番号を示します DID: オーディオ コントロール パケットの補助データ パケットのデータ識別子を示します DVD の値に関する詳細な情報については 機器のヘルプ ファイルを参照してください 1 つのタイルオーディオ コントロール表示が有効になっているときは HELP ボタンを押して ページ下部の オーディオ コントロール パケット表示の要素 へのリンクを使用できます WFM7200 型波形モニタ 75

94 表示情報 Data Block:HD 信号の場合は常に 200h を示します SD 信号が存在する場合は 各 DID に連続するデータがあるとき または共通のデータ ID 内にリンクされたデータ ブロックがあるときに 1 つずつ増加します Data Count:HD の場合は 10Bh を示します SD の場合 データ カウントは後続のユーザ データ ワードの数を表します ( 最大 255 ワード ) Field/Line: パケット取得元のオーディオのフィールドを示します また パケットの取得元であるビデオのフィールド内オーディオのラインを示します Checksum: 取得したパケットから再生されたチェックサム ワードを示します Should be: パケットのデータに基づいて機器側で計算したチェックサム ワードを示します [Channel( チャンネル )]: オーディオ フレーム レート (khz) アクティブ チャンネル および遅延サンプル データの適用先となる特定チャンネルを示します AES ストリームでは 最大 16 チャンネルのオーディオ データを 4 チャンネル単位のオーディオ グループとして転送できます Audio Frame: オーディオ フレーム (AF) 番号データは ビデオ フレームのシーケンス番号を提供するもので ビデオ フレームあたりのサンプル数を表す非整数の番号のつながり ( オーディオ フレーム シーケンス ) のどの位置にあるかを示しています シーケンスの最初の番号は常に 1 であり 最後の番号はオーディオ フレーム シーケンスの長さに等しくなります オーディオ フレーム値が 1 つまたは複数のゼロを示している場合は フレーム番号は利用できません Rate(kHz): オーディオ サンプリング レートを示します Active Chan: オーディオ チャンネルがアクティブまたは非アクティブであるかを示します Delay Samples: オーディオ サンプル インターバルで測定された ビデオに対するオーディオ処理の累積的遅延の量が示されます オーディオ コントロール ポップアップ メニュー : Mute Alarms は すべてのステータス表示の種類をミュートします 76 WFM7200 型波形モニタ

95 表示情報 AUX データ ステータス Aux データ ステータス表示では 監視対象信号に存在するクローズド キャプション てれエキスと ビデオ インデックス AVD WSS V-chip に関連するステータス およびその他の補助データを表示できます ( 図 75 参照 ) 図 42: 補助データ ステータス表示 Aux データ ステータス表示の要素 : Ancillary Data Present:SDI ストリームに ANC データがあるかどうかを示します CC/Teletext Type: 使用されているクローズド キャプションまたはテレテキストのタイプを示します エラーが検出されたか またはタイプがない場合には 要素が赤になります 表示される値は CEA-608(VBI) CEA-608 (ANC) CEA-608(708) CEA-708 Teletext B(WST)/ VBI Teletext B (WST)/ OP47 SDP Teletext B(WST)/ OP47 Multi です CC タイプ データが存在しているが ずれている場合には 黄色でエラー メッセージが表示されます CEA 608: クローズド キャプション データ CEA608 フォーマットに存在するサービスの番号とタイプを示します 30 秒間サービスの活動がない場合には そのサービスはないものと見なされます CEA 708: クローズド キャプション データ CEA708 フォーマットに存在するサービスの番号とタイプを示します 30 秒間サービスの活動がない場合には そのサービスはないものと見なされます RP207: プログラム記述データが存在することを示します Teletext: テレテキスト情報が存在する位置およびライン番号を検出します CDP: キャプション配信パケットが存在することを示し 608 および 708 パケットのフレーム レートとデータ カウントに関する情報を表示します SMPTE 334 で定義されたフレーム レートにより異なりますが 通常パケット 608 は 4 データ ワード パケット 708 は最大 46 データ ワードです WFM7200 型波形モニタ 77

96 表示情報 V-Chip Rating: レーティングを検出します (MPAA(US) TV(US) Canadian English および Canadian French) Transmission Signal Identifier(TSID):SDI ストリームに TSID があるかどうかを示します ない場合 "Not Detected" と表示され ある場合には TSID が 16 進数で表示されます Copy Generation Management System-Analog(CGMS-A): 信号に CGMS-A があるかどうかを示します ない場合 "Not Detected" と表示され ある場合には CGMS-A 値が表示されます Broadcast Flag: ブロードキャスト フラグが検出されたかどうかを示します Timecode(TC)Flags: タイムコードのステータスを示します ドロップ フレーム補正が正常に実行されているときは ドロップ フレーム (DF) は 0 です カウントがドロップ フレーム補正されていないときは DF は 1 です CF シーケンスとタイム アドレスに関係がないときは カラー フレーム (CF) ステータスは 0 です CF ID がタイム アドレスに適応されているときは CF は 1 です Pol: 双極性補正を示します BG Flags: バイナリ グループ (BG) 値とそれらが指定されたかどうかを示します リードアウトには 0 ~ 7 の数字が表示されます たとえば ビット 0 なら BGF0 ビット 1 なら BGF1 およびビット 2 なら BGF2 を表します BG Data: バイナリ グループ (BG) データ値を示します Wide Screen Signaling(WSS):WSS が存在するかどうかを示します サポートされるフォーマットは Composite PAL と 625-line SD です WSS データは 16 進数値とその説明が表示されます WSS のデコードは ITU-BT 規格に準拠します Active Format Description(AFD): アクティブ フォーマット ディスクリプション (AFD) およびバー データの SMPTE および 3 フォーマットが存在するかどうかを示します AFD データは 16 進数値とその説明が表示されます AFD のデコードは SMPTE 規格に準拠します Video Index Scanning B2-B0: ビデオ インデックス スキャニング システム情報を示します SMPTE RP Class 1.1.Data Octet 1 に準拠します スキャニング システムは ライン数の合計 フィールド レート およびアスペクト比に関する情報を提供します Video Index AFD/ARD B6-B3:AFD を定義するのに使用されたビット 6 ~ ビット 3 のビデオ インデックスのバイナリ値を示します SMPTE RP Class 1.1. または ARDSPEC 1 に準拠します コードの詳細については 機器のオンライン ヘルプを参照してください Aux データ ステータス表示が 1 つのタイルでアクティブなときに HELP ボタンを押してください 78 WFM7200 型波形モニタ

97 表示情報 ドルビー ステータス 機器にオプション DPE 型が装備されているときは 現在監視対象となっているオーディオ ソース (AES およびエンベデッド入力 ) ドルビー タイミング およびドルビー ステータス表示のドルビー VANC データのドルビー メタデータを表示できます オーディオ データ ストリームまたは VANC のメタデータのどちらを表示するかを選択します ( 図 43 参照 ) 図 43: ドルビー ステータス表示 チャンネル ステータス表示の要素 : 以下はドルビー ステータス表示に表示される要素の一部を示しています 一部の要素は Dolby type E にのみ適用されます Dolby type D が検出された場合は これらの要素には名前と N/A という値が淡色表示されます 表示される要素の完全なリストについては ドルビー ステータス表示が 1 つのタイルでアクティブなときに HELP ボタンを押して 機器のオンライン ヘルプを参照してください Program Description Text: プログラムの制作者によって使用される 32 文字の ASCII テキスト フィールドです たとえば プログラムの名前 (Movie Channel Promo) プログラム ソース (Football Main Feed) またはプログラムの言語 (Danish) などがあります Dolby Format: ドルビー フォーマットを示します このインジケータはドルビー フォーマット エラー / アラームとも連係しています アラームがアサートされた場合は ドルビー フォーマットは赤色で表示されます Channel Mode( または udio Coding mode): エンコードされたビット ストリーム内のアクティブなチャンネルを示し X/Y という書式で比率を表示します ここで X はフロント チャンネル ( 左 中央 右 ) の数 および Y はリア ( サラウンド ) チャンネルの数を表します LFE チャンネルが存在する場合は チャンネル モードの末尾に L が追加されます WFM7200 型波形モニタ 79

98 表示情報 Program Configuration:Delby E ビット ストリーム内でオーディオ チャンネルがどのようにグループ化されるかを決定します 個々のプログラムに最大 8 チャンネルをグループ化できます 各プログラムには独自のメタデータが含まれます Dolby Source: ドルビー コンテンツのソースとなっている機器の入力を示します Dolby Data Rate:Dolby D の場合に エンコードされたデータのレートを示します Dolby E の場合は ドルビー デジタル ビットストリームのエンコードに使用されるデータ レートを示します Dolby Sample Rate: デコードされたドルビー デジタル ビットストリームのサンプル レートを示します Bitstream Mode: ドルビー デジタル ビットストリーム内に含まれるオーディオ サービスの内容を示します 完全なオーディオ プログラムは メイン オーディオ サービス ( すべてのプログラム オーディオのコンプリート ミックス ) コンプリート ミックスを含む関連付けられたオーディオ サービス または関連づけられたサービスと組み合わされたメイン サービスで構成されます 表示される値の詳細については 機器のオンライン ヘルプを参照してください ドルビー ステータス表示が 1 つのタイルでアクティブなときに HELP ボタンを押してください Dolby E Frame Rate:Dolby E のフレーム レートを示します ドルビー フレーム レートがビデオ フレーム レートと同じでない場合は レート値が赤色で表示されます Dolby E Frame Loc:SMPTE337 プリアンブルの位置 ( ライン番号とサンプル番号 ) を示します また ビット深度 および 24 の Dolby E の sync word 1 と 2 も表示します Dolby PA Alignment:Dolby チャンネルの左右のアライメント エラーを示します Dialog Level: プレゼンテーション内のダイアログの長期間の加重平均レベル LAeq を示します ARIB ステータス ARIB ベースの情報エンコーディングの存在およびステータスをチェックします 機器では ARIB 規格 TR-B.22 TR-B.23-1 TR-B.23-2 B.35 B.37 および B.39 がサポートされています ARIB の内容を表示するには CONFIG > Aux Data Settings > ARIB Content Display でこのオプションを有効にします ARB 表示に関する詳細な情報については 本マニュアルの ARIB 表示 セクションを参照してください (134 ページ参照 ) 80 WFM7200 型波形モニタ

99 表示情報 SDI ステータス 2 つの測定値 信号ジッタとケーブル損失 (db と選択されたケーブルの種類のメートル数 ) およびソース レベルの算出値を示します オプション PHY3 型を使用している場合は 自動測定されたアイ振幅 立上り時間 立下り時間 オーバーシュート および立上り時間と立下り時間の差も表示されます ( 図 44 参照 ) (107 ページ SDI 物理層のモニタ 参照 ) 図 44: SDI ステータス表示 SDI ステータス表示の要素 : Jitter and Cable Loss Thermometers: 水平バー グラフによって 測定が示されます しきい値の 0~70% の範囲が緑色のエリア 70~100% の範囲が黄色のエリア 100 ~ 170% の範囲が赤色のエリアとしてそれぞれ表されます 測定値は黒のひし形で示されます Jitter1 HP Filter:EVE 表示を制御している 2 つのジッタ エンジンの 1 つにジッタ ハイパス フィルタを設定します Timing (10 Hz に設定 ) Align ( デフォルト フィルタ設定に自動設定 ) 10 Hz 1 khz 10 khz 100 khz から選択可能です Jitter1 の設定は タイル 1 および 2 に表示されます P-P: ジッタの p-p 値を時間単位と UI( ユニット インターバル ) で示します Jitter2 HP Filter:EVE 表示を制御している 2 つのジッタ エンジンの 2 番目のエンジンに ジッタ ハイパス フィルタを設定します 設定値は前述の Jitter1 と同じです Jitter2 の設定は タイル 3 および 4 に表示されます Cable Loss:CONFIG ボタンで表示される物理層設定セクションの Cable Loss フィールドに指定された周波数の信号損失を db で示します Approx Cable:CONFIG ボタンで表示される物理層設定の Cable Type フィールドに指定されたケーブルの長さについて 指定されたケーブルの連続実行時間から推定してその概算値を示します Source Level:CONFIG ボタンで表示される物理層設定セクションの Launch Amplitude フィールドに指定されたソース信号の起動振幅について 指定されたケーブルの連続実行時間から推定してその計算値を示します WFM7200 型波形モニタ 81

100 表示情報 Cable Type:CONFIG ボタンで表示される物理層設定セクションの Cable Type フィールドに指定された 機器の信号ソースへの接続に使用されたケーブルのタイプを示します Eye Amplitude: アイ波形の振幅を示します ( オプション PHY3 型が必要 ) Eye Risetime: アイ波形の立上り時間を示します ( オプション PHY3 型が必要 ) Eye Falltime: アイ波形の立下がり時間を示します ( オプション PHY3 型が必要 ) Eye Rise-Fall: アイ波形の立上り時間と立下がり時間の間のデルタを示します ( オプション PHY3 型が必要 ) EyeRiseOvershoot: アイ波形の立上りオーバーシュートを比率で示します ( オプション PHY3 型が必要 ) Eye Fall Overshoot: アイ波形の立下がりオーバーシュートを比率で示します ( オプション PHY3 型が必要 ) SDI ステータス表示ポップアップ メニュー : Mute Alarms: すべてのステータス表示の種類についてアラームをミュートします Jitter1 HP Filter: フィルタの種類を Timing Align 10Hz 100Hz 1kHz 10 khz 100 khz から選択します Jitter2 HP Filter: フィルタの種類を Timing Align 10Hz 100Hz 1kHz 10 khz 100 khz から選択します 82 WFM7200 型波形モニタ

101 表示情報 オーディオ表示 オプション AD 型またはオプション DPE 型がインストールされているときに AUDIO ボタンを押すと オーディオ表示が開きます この表示には レベル メータと監視しているオーディオ信号の位相が表示されます オーディオ表示には 常にレベル メータと相関メータが表示されます 位相プロット ( リサージュとも呼ばれます ) またはサラウンド サウンドを表示するように選択すると オーディオ タイルの左側にレベル メータ 右側に位相またはサラウンド サウンドが表示されます ( 図 45 参照 ) 図 45: オーディオ表示 オーディオ表示の要素 レベル メータ : オーディオ レベルを示します ドルビー オプションが存在する場合は ドルビー チャンネル 9 および 10 のメータも表示できます (152 ページ オーディオ レベルのチェック 参照 ) ラウドネス メータ : このメータは CONFIG > Loudness Settings メニューで設定されます 設定が完了したら AUDIO ボタンを押したままにして ポップアップ メニューを表示し 有効にします メータの横には次のインジケータがが表示され ラウドネスが示されます 灰色のひし形 : ラウドネス スレッショルド (Too Quiet) 白のひし形 : ターゲット ラウドネスのラウドネス スレッショルド 青色のひし形 : ターゲット ラウドネスのロー スレッショルド 黄色のひし型 : ターゲット ラウドネスのハイ スレッショルド 赤色のひし形 : ラウドネス スレッショルド (Too Loud) ラウドネス チャンネル : ラウドネス メータの下に表示されます どのチャンネルが表示されているのかを示します Program が選択されている場合は チャンネルのラベルは P1 ~ P8 になります チャンネルが Program に設定されている場合は チャンネルのテキストが緑色で表示されます WFM7200 型波形モニタ 83

102 表示情報 位相 / サラウンド / ラウドネス表示 : 位相表示を選択して 選択したチャンネル ペアの位相を XY あるいはサウンドステージとしてプロットするか サラウンド表示を選択して すべてのチャンネルのレベルをサラウンドサウンド リスニング環境の一致する場所に表示するか またはラウドネス表示を選択して ラウドネス ターゲットを表示します (153 ページ オーディオ位相のチェック 参照 ) (156 ページ サラウンド サウンド表示の項目 参照 ) (72 ページ オーディオ ラウドネス セッション 参照 ) オーディオ ソース / セットアップ情報 : 選択したオーディオ入力および関係するセットアップ情報 ( たとえば サラウンド表示の場合の リスニング モードなど ) を表示します (150 ページ オーディオ モニタリング 参照 ) レベル メータ レベル : 各メータ バー内の信号を示します レベル メータ バーに対するオーディオ ソースの種類が 標準のチャンネル ペア サラウンド チャンネル あるいはドルビー ソース ( ドルビー ソース ラベルは ドルビーの種類を含みます ) のいずれであるかに応じて ラベルは異なります レベル メータ バリスティックス リードアウト : 選択された動的応答特性を示します 軸 : 位相を表示する場合は 2 つのオーディオ信号の方向 サラウンド サウンドを表示する場合は サウンド フィールドの方向と振幅を示します ( 軸は XY あるいはサウンドステージ プロットが選択できます ) 位相相関メータ : 表示されている 2 チャンネル バー間の位相相関関係を表示します 位相表示に対して選択したペアのメータは 位相表示に表示されます (153 ページ オーディオ位相のチェック 参照 ) テスト レベルおよびピーク プログラム レベル インジケータ : レベル バーの間に その表示で設定可能な範囲のリミットを示すひし形のマーカが表示されます バーのテスト レベルを超えている部分は黄色で表示されます ピーク レベルを超えている部分は赤色で表示されます テスト レベルは 基準レベルまたはライン アップ レベルとも呼ばれます レベル メータのスケールと単位 : デフォルトの単位は デジタル入力に対しては フル スケールに対する db (dbfs) アナログ入力に対しては 0.775V に対する db (dbu) です 0dB はデジタル入力のフル スケール 0dBu はアナログ入力のフル スケールを示します 0 db をピーク プログラム レベルまたはテスト レベルのいずれかに設定することもできます CONFIG > Digital Audio Displays > Set Meter Type To および CONFIG > Analog Audio Displays > Set Meter Type To も参照してください 84 WFM7200 型波形モニタ

103 表示情報 Dolby E ガードバンド メータ :SD HD 3G DL および CMPST 信号では ガードバンド リミットを設定できます ガードバンド リミットの超過を監視できるように オーディオ表示には Dolby E ガードバンド メータが表示されます 注 : ラウドネス測定では 3 種類のフィルタ Flat A-weighted および RLB (ITU-R BS ) をサポートしています 測定値はオーディオ セッション表示で確認できます また オーディオ ポップアップ メニューから設定できます バー上に表示される警告メッセージ 波形モニタの警告メッセージはレベル メータ バーの上に表示されます バーの上に表示される警告メッセージには 次の種類があります Clip: 連続したサンプル数がクリップ設定のサンプル数と同じまたはそれ以上になった場合に表示されます Over: 信号が オーバー時間設定を超える期間にわたって 指定したオーバー レベルと同じまたはそれ以上になった場合に表示されます バー内警告メッセージ 波形モニタの警告メッセージはレベル メータ バーの中にに表示されます 表示される可能性がある警告メッセージを 優先度の高いものから順に以下に説明します UNLOCKED: 指定された入力チャンネルの入力信号に機器がロックされていません データをデコードできないため すべてのデータと他のエラーが無視されます これは AES 入力を選択した場合に認識できる入力がない またはエンべデッド オーディオが選択されている場合は VIDEO 入力が認識できないことを意味します AES PARITY(AES パリティ ) 入力サブフレームには デジタル オーディオスタンダードで指定されている偶数パリティがありません データ サンプルは信頼できないため 無視されます このようなサンプルは レベル メータとリサージュ表示で 0 サンプルとして扱われます AES CRC ERROR(AES CRC エラー ) AES チャンネル ステータス パケットの CRC コードが間違っています CRC コードが 信号が存在しないことを示す 0 に設定されていることがありますが この場合 このメッセージは表示されません MUTE: 連続したオールゼロ サンプルの数が ミュート設定のサンプル数と同じまたはそれを超えた場合に表示されます SILENCE: 信号が オーバー時間設定を超えた時間で 指定したサイレンス レベルと同じまたはそれ未満になった場合に表示されます DISABLED: オーディオ バーが有効でないことを示します このメッセージは 主にリスニング モードがチャンネル数を減少させて選択された場合に ドルビー デジタル ソースとともに表示されます WFM7200 型波形モニタ 85

104 表示情報 AES V BIT:1 つ以上のデータ サンプルについてバリディティ ビットが高に設定されていることを意味します AES/EBU 標準では バリディティ ビットがセットされたサンプルは オーディオ信号への変換に適さないものとして扱われます レベル メータ バーとリサージュ表示では 影響を受けたサンプルをデフォルトでゼロ サンプルとして処理します NO AUDIO:AES あるいは組み込み入力が オーディオ ビット セットを持たないことを示します NOT PRESENT: 現在のオーディオ入力に オーディオ バーが存在しないことを示します ドルビー デジタル入力が チャンネル数の減少を示すコーディング モードを持つ場合は存在する可能性があります DOLBY D+:AES または組み込み入力が Dolby Digital Plus であることを示します DOLBY E:AES または組み込み入力が Dolby E であることを示します オーディオ表示ポップアップ メニュー オーディオ ポップアップ メニューを使用すると オーディオ入力を選択して レベル メータ表示の右側のサブタイトルに 位相またはサラウンド サウンドを表示させるかを指定できます オーディオ表示のソースを選択するには メニューで Audio Input( オーディオ入力 ) を選択し ソースを設定します 利用できるソースの数は 装着しているオーディオ オプションによって異なります 特定の入力を選択すると アクティブなビデオ入力に関係なく そのオーディオが監視対象信号になります または Follows video を選択してマップをすることにより ビデオ入力の選択が変更されたときに オーディオ ソースが変更されるようにできます 注 : CONFIG メニューを使用して バーにマップする入力 メーターのタイプ オーディオからビデオへの Follows Video のマッピングを選択します Headphone input は オーディオ ペアをフロント パネルのヘッドフォン ジャックにマップします Analog Out Atten は リア パネルのアナログ出力のレベルを調整するのに使用されます オーディオ タイルに 2 チャンネルの位相表示を追加するには オーディオ ポップアップ メニューの Aux Display を Phase Display に設定します 位相表示は " リサージュ " 表示とも呼ばれます 位相表示のプロット スタイルを選択するには ポップアップ メニューから次の 2 つのエントリのいずれかを選択します Sound Stage は 45 度回転された軸を持ちます X-Y は 水平および垂直の軸を持ちます 86 WFM7200 型波形モニタ

105 表示情報 位相表示に表示される入力のペアを選択するには Phase Pair を選択して値を設定します あるいは Custom を選択し Phase Channel A および Phase Channel B のエントリを使用して 独立したチャンネルを選択します オーディオ タイルにマルチ チャンネルのサラウンド サウンド表示を追加するには オーディオ ポップアップ メニューで Aux Display を Surround Sound に設定します 次の項目のいずれか あるいは両方を有効にすることもできます Dominance Indicator: オンの場合 十字線のポインタを使用して サラウンド サウンド イメージ内のドミナンス サウンドの位置を示します ( サラウンド表示のみ ) Loudness:Flat に設定されている場合は 重みのない応答を示し A-weighted に設定されている場合は 人間の耳に非常に近い応答を示します 注 : このオーディオ サラウンド サウンド表示は Radio-Technische Werkstaetten GmbH & Co. KG(RTW) 社 ( ドイツ ケルン ) のご厚意により提供いただきました Surround Sound:Radio-Technische Werkstaetten GmbH & Co. WFM7200 型波形モニタ 87

106 表示情報 埋め込み 16 チャンネル オーディオのオーディオ入力の設定 埋め込み 16 チャンネル オーディオのオーディオ入力を設定するには 1. CONFIG ボタンを押し 設定メニューを表示します 2. 矢印キーと SEL ボタンを使用して 以下の順番で項目を選択します 3. Digital Audio Displays を選択します 4. Embd 16-Ch Ballistics を選択します 5. リストから目的の項目 (True Peak PPM Type 1 または PPM Type 2) を選択します 前回の選択が VU Ballistics であった場合 デフォルトで PPM Type2 が選択されます 16 チャンネル オーディオでは 以下の機能は使用できません バー マッピングのオーディオ入力オーディオ出力マッピング相関メータリサージュ表示と位相表示ヘッドフォン 注 : 入力マッピングと出力マッピングは 16 チャンネル オーディオ用に固定されているため 修正できません 88 WFM7200 型波形モニタ

107 表示情報 埋め込み 16 チャンネル オーディオのオーディオ入力の選択 1. タイルを選択します 2. Audio ボタンを押したままにしてタイルでオーディオ表示を開き Audio メニューをポップアップ表示します 3. 矢印キーと SEL ボタンを使用して 以下の順番で項目を選択します 4. Audio Input を選択し Emb. 16-Ch オプションを選択します 図 46: 16 チャンネル オーディオ バーの表示 WFM7200 型波形モニタ 89

108 表示情報 埋め込みオーディオの 1 ~ 8 チャンネルまたは 9 ~ 16 チャンネルのクイック選択 1. タイルを選択します 2. Audio ボタンを押したままにしてタイルでオーディオ表示を開き Audio メニューをポップアップ表示します 3. 矢印キーと SEL ボタンを使用して 以下の順番で項目を選択します 4. Audio Input を選択し さらに Emb. 1-8 または Emb を選択します 90 WFM7200 型波形モニタ

109 表示情報 ピクチャ表示 PICT ボタンを押すと ピクチャ表示が呼び出され ビデオ信号から生成されたピクチャを見ることができます ピクチャを表示する際に ピクチャ フレーム Vchip クローズド キャプション (CC) テレテキスト およびセーフ エリア目盛を表示するかしないかを選択できます ( 図 47 参照 ) (171 ページ クローズド キャプション (CC) テレテキスト AFD およびセーフ エリア コンプライアンス 参照 ) 図 47: カラー バーを表示したピクチャ表示 WFM7200 型波形モニタ 91

110 表示情報 ピクチャ表示の要素 全画面モードでは クロッピングはありません ピクチャは 水平または垂直方法に間引きされ 正しいアスペクト比を実現します この間引きにより 劣化が発生する場合があります この動作は 掃引信号で顕著になります また 関連情報については ピクチャのアスペクト比に関するオンライン ヘルプを参照してください ピクチャ上に クローズド キャプション テキストまたはテレテキスト サブタイトルをオーバーレイ表示させるように設定できます Vchip CC 表示 テレテキスト およびセーフ エリア目盛は 次のように表示されます ( 図 48 参照 ) 1. VChip エリア : 次のシステムのいずれかより検出された VChip 定格を表示します MPAA ( 米国 ) TV ( 米国 ) カナダ英語 およびカナダ フランス語 VChip 情報には コンテンツ アドバイザリ (CA) ラベルが付けられます 2. セーフ目盛 : セーフ エリア目盛は SMPTE BBC ARIB B4 規格に対応しており 最大 2 つのセーフ エリア目盛と 2 つのセーフ タイトル目盛を選択できます エリアを調整することが可能なカスタム目盛も指定できます 3. クローズド キャプション テキストおよびテレテキスト エリア : クローズド キャプションまたはテレテキストを表示します 次のクローズド キャプションおよびテレテキスト規格に対応したデコードを設定できます コンポジットの場合 :CEA-608-line-21 (VBI) TeletextB VBI (PAL) SD の場合 :CEA-608-line-21 TeletextB VBI (625) CEA-608 (ANC) CEA-608 (708) CEA-708 TeletextB VBI TeletextB OP47 SDP (ANC) および TeletextB OP47 Multi (ANC) HD および 3G の場合 :CEA-608 (ANC) CEA-608 (708) CEA-708 TeletextB VBI TeletextB OP47 SDP (ANC) および TeletextB OP47 Multi (ANC) 図 48: ピクチャ表示の Vchip CC 表示 テレテキスト およびセーフ エリア目盛 92 WFM7200 型波形モニタ

111 表示情報 ピクチャ表示ポップアップ メニュー 商標や他の要素が 本質的なテキストやビデオ アクションを上書きしていないことを確認するために監視を行う場合は PICT ポップアップ メニューを使用して Safe Action および Safe Title 目盛を選択します セーフ アクション エリアは すべての重要なアクションが含まれる最大のイメージ エリアで セーフ タイトル エリアは すべての重要なタイトルが含まれる最大のイメージ エリアです 標準あるいはカスタムのセーフ エリア目盛が選択できます Picture Frame: ピクチャ フレームをオンまたはオフにします CC/Teletext Format:Off Auto CEA608 CEA708 および WST から選択します CEA608 CC Services:CC Channel 1 ~ 4 および Txt Channel 1 ~ 4 から選択します CEA708 CC Services: サービス 1 ~ 6 から選択します TtxtB Page: テレテキスト B ページを選択します Safe Area Action 1 :Off Auto 4x3 14x9 16x9 Custom_1 および Custom_2 から選択します Safe Area Title 1:Off Auto 4x3 14x9 16x9 Custom_1 および Custom_2 から選択します Safe Area Action 2 :Off Auto 4x3 14x9 16x9 Custom_1 および Custom_2 から選択します Safe Area Title 2:Off Auto 4x3 14x9 16x9 Custom_1 および Custom_2 から選択します Black/Frozen Grat:Off Black および Frozen から選択します AFD Graticules:ON または Off を選択します Picture Center Grat:ON または Off を選択します WFM7200 型波形モニタ 93

112 機能 機能 ゲイン スイープ および倍率 ゲイン スイープ モード およびスイープ レートを設定するには GAIN SWEEP および MAG ボタンを使用します フロント パネルのボタンが点灯している場合は 機能がアクティブであることを示しています 注 : ゲイン スイープ および倍率は すべての表示タイプに適用されるわけではありません ゲインの設定 ゲインは WFM 表示 EYE 表示 VECTOR 表示 および Bowtie 表示で使用します (MEAS メニューにあります ) トレース表示を選択します ゲイン ポップアップ メニューが表示されるまで GAIN ボタンを押したままにします VAR Gain を有効にした場合は 汎用ノブを使用してゲインを設定します Gain Settings を選択した場合は 必要なゲイン (x2 x5 x10) を選択します ゲイン パラメータを設定したら GAIN ボタンを一度押して ゲインを有効にします ゲインを無効にするには もう一度押します スイープ モードの設定 スイープは WFM 表示 EYE 表示 および Bowtie 表示で使用します (MEAS メニューにあります ) トレース表示を選択します スイープ ポップアップ メニューが表示されるまで SWEEP ボタンを押したままにします スイープを Line または Field あるいは Eye から選択します 利用可能なオプションはアクティブになっている表示により異なります たとえば オーバーレイ モードの WFM 表示では Line または Field を選択できます 同じ表示でもパレード モードのときには Line しか利用できません EYE 表示では 3EYE 20EYE または 1 Field 2 Field から選択できます スイープ パラメータを設定したら SWEEP ボタンを一度押して スイープを有効にします スイープを無効にするには もう一度押します 94 WFM7200 型波形モニタ

113 機能 倍率の設定 倍率は WFM 表示 VECTOR 表示 EYE 表示 および Bowtie 表示で使用します (MEAS メニューにあります ) トレース表示を選択します 倍率ポップアップ メニューが表示されるまで MAG ボタンを押したままにします Best View x10 x20 x25 または x30 など 倍率設定を選択します ベクトル表示では 倍率は H Gain( 水平ゲイン ) と呼ばれています 利用可能なオプションはアクティブになっている表示により異なります 倍率パラメータを設定したら MAG ボタンを一度押して 倍率を有効にします 倍率を無効にするには もう一度押します カーソル カーソルを使用して 波形上で時間または電圧を測定できます カーソルは 波形モードに設定したタイルにのみ表示されます アクティブなタイルを波形モードに設定していない場合は エラー メッセージが表示されます カーソルの表示および調整を行なうには 次の手順を実行します 1. 現在波形を表示しているタイルを選択します 2. CURSOR ボタンを押し続けると カーソル メニューが表示されるので Voltage Time または Voltage + Time のいずれかのカーソル スタイルを選択します ( カーソルが有効になり ポップアップ メニューが閉じた後で もう一度 CURSOR を押すとカーソルがオフになります ) 3. 矢印キーを押して アクティブなカーソルを選択します 電圧または時間カーソルが表示された場合は 矢印キーを押してカーソルを有効にします 電圧と時間のカーソルが両方とも表示された場合は 上矢印キーまたは下矢印キーのいずれかを押して電圧カーソルを選択します 左矢印キーまたは右矢印キーのいずれかを押して時間カーソルを選択します 4. GENERAL ノブを回して 波形上の選択したカーソルを調整します アクティブなカーソルのリードアウトが ノブのアイコンとともに黄色で表示されます 注 : アクティブなカーソルを画面の中央にすばやく移動するには SEL ボタンを押したままにします 5. ステップ 2 ~ 4 を繰り返し 他のカーソルを調整します WFM7200 型波形モニタ 95

114 機能 6. カーソルのリードアウトにカーソルの測定値が表示されます 図 49: 波形ディスプレイでのカーソルの使用 Capture( 取込み ) 取り込みには 静止とバッファの 2 つのモードがあります 静止モードでは 他の表示や情報はライブ状態のまま 1 つのタイルのみを静止して または 同時にすべてのタイルを静止して メモリに保存することができます この種類の取り込みの場合 電源をオフにすると 静止した情報が失われます 2 番目のバッファ取り込みの場合 後で解析するために 信号データをいつでも呼び出せるように機器や USB ドライブに取り込んで保存します 機器では バッファ取り込みを手動で実行するかトリガで実行するかを設定できます 両モードとも ソースを比較したり過渡的現象を取り込むのに役立ちます 注 : 静止取り込みとバッファ取り込みの情報は どちらも機器のホームページからダウンロードできます 取り込み静止は 4 タイル モードと全画面モードの両方で機能しますが 4 タイル モードでトレースを静止すると 全画面モードに切り替えた場合に 静止したイメージは表示されません このイメージは 4 タイル モードに戻ると表示されます 同様に 波形イメージをタイルで静止し タイル表示をベクトルなどのほかの測定に切り替えた場合 静止した波形イメージは非表示になります タイル表示を波形に戻すと イメージが再表示されます 注 : 波形表示では ライブの画像と区別するため キャプチャされた画像は異なる色で表示されます 表示を取り込んでいる間でも すべての表示についてバックグラウンドでエラー ステータスが記録され続けています 96 WFM7200 型波形モニタ

115 機能 ライン セレクト ライン セレクトを使用すると 波形表示でラインを選択できます この機能を使用するには フロント パネルの LINE SEL ボタンを押します 1. ライン セレクト モードを設定する表示を含むタイルを選択します 注 : ライン セレクト モードは 一度に 1 つのタイル上でのみ有効ですが ライン セレクトの高輝度カーソルは 他のタイル上に表示され アクティブなタイルでラインを選択すると移動します 2. LINE SEL ボタンを押して ライン セレクト モードのオンとオフを切り替えます オンにすると 選択したラインの情報のみがタイルに表示されます 3. 左右の矢印キーを押して F1( フィールド 1) F2( フィールド 2) F3( フィールド 3) F4( フィールド 4) または All を選択します 4. ラインおよびフィールドの情報が 表示画面の下部に表示されます 5. GENERAL ノブを回して 表示するラインを選択します 図 50: ライン セレクトでの操作 ヘッドフォンの音量およびソースの調整 警告 : 聴覚への悪影響を防止するため ヘッドフォンを着用する前に 必ず音量は最小にしておき 徐々に上げるようにします WFM7200 型波形モニタ 97

116 機能 ヘッドフォン ジャックはフロント パネルにあります ヘッドフォンの音量を調整するには オーディオ メニューで次の手順を実行します 1. AUDIO ボタンを押して オーディオ表示を 1 タイルに表示します 注 : オーディオ表示の下部にヘッドフォンのアイコンが表示されます 2. 水平ノブを使用して 音量を調整します 3. ヘッドフォンの音源を選択するには AUDIO ボタンを押し Headphone Input を選択した後 目的の音源を選択します プリセット さまざまなパラメータを監視するために カスタマイズを加えるうちに 機器のセットアップが複雑になってしまう可能性があります セットアップ時間を節約して 整合性を保証するために 機器セットアップを 機器内にプリセットとして保存できます プリセットを保存し すばやくアクセスするには 機器のフロント パネルの PRESET ボタンおよび機器のホームページを使用します 機器のすべての設定 (CONFIG メニューの Utilities および Network Settings サブメニューの設定を除く ) は プリセットに保存できます 保存が不可能な設定には クロック設定 IP 設定 およびネットワーク アドレスなどがあります プリセットに保存される設定項目の概要を以下に示します 各タイルに割り当てられた測定 タイルごとの設定 入力の選択 SDI 入力設定 コンポジット入力設定 外部リファレンス設定 オーディオ表示設定 オーディオ入力 / 出力設定 アラーム設定 ガマットしきい値 表示設定 リードアウト設定 目盛設定 98 WFM7200 型波形モニタ

117 機能 プリセットの保存 機器には 最大で 32 個の機器プリセットを格納できます プリセットは 4 つのグループ A ~ B に分かれており 各グループにはプリセットを保存する場所が 8 つあります デフォルトのプリセット名は A1 ~ A8 B1 ~ B8 C1 ~ C8 および D1 ~ D8 になります プリセット 1 ~ 8 にすばやくアクセスする方法 : 1. 使用する目的に合わせて 機器を正しくセットアップします たとえば 各タイルの内容の設定やオーディオ / ビデオ設定などがあります 2. セットアップを保存したいプリセット ボタンの 1 つ (1 ~ 8) を押したままにします 注 : プリセット ボタンを押したままにすると デフォルトでは グループ A に保存されたプリセットにアクセスします Preset メニューの Bezel Group Select メニューを使用して 4 つのプリセット グループのうち どのグループがフロント パネル プリセット ボタンに関連付けられるかを変更できます 3. 表示されるダイアログ ボックスで 右矢印キーを使用して Continue ボックスをハイライト表示します 4. SEL ボタンを押します プリセットが保存されたことを示すメッセージが表示されます すべてのプリセットにアクセスする方法 : 1. 使用する目的に合わせて 機器を正しくセットアップします たとえば 各タイルの内容の設定やオーディオ / ビデオ設定などがあります 2. PRESET ボタンを押して Preset メニューを表示します 3. 矢印ボタンを使用して 機器の設定を保存するプリセットの場所に移動します たとえば Save Preset > Select Group B > Save B1 を選択します 4. SEL ボタンを押します プリセットが保存されたことを示すメッセージが表示されます プリセットの呼び出し プリセットの呼び出しは簡単です PRESET ボタンを押して Preset メニューを表示します 矢印ボタンを使用して 呼び出したいプリセットに対応するプリセットに移動し SEL ボタンを押します 出荷時のプリセットを呼び出すには PRESET ボタンを押して Preset メニューを表示します 矢印ボタンを使用して Recall Preset > Recall Factory Preset に移動し SEL ボタンを押します WFM7200 型波形モニタ 99

118 機能 USB デバイスからのプリセットのインポート プリセットを USB ドライブに保存して システム内の複数の WFM7200 型で読み込めるようにもできます プリセットを USB メモリ デバイスからインポートするには 次の手順を実行します 1. 機器の前面にある USB ドライブに USB メモリ デバイスを挿入します ドライブが正しくマウントされていることを確認するには MAIN ボタンを押し さらに SEL ボタンを押します 2. Preset ボタンを押し続けて Preset メニューを表示します 3. 下矢印キーを押して Import Presets を選択します 4. 右矢印キーを押してサブメニューにアクセスし 上 / 下の矢印キーを押して Select Source に移動します 5. サブメニューで右矢印キーを押して インポート元の USB フォルダをハイライト表示し SEL ボタンを押します 6. Select Dest メニュー オプションに移動し 矢印キーを使用してサブメニューにアクセスします 7. ソース プリセット グループと一致するプリセット ブループに移動し SEL ボタンを押します 8. 左矢印キー さらに下矢印キーを押して Copy をハイライト表示します 9. SEL ボタンを押します Import Complete というメッセージがポップアップに表示されます 10. 他にインポートしたいプリセットがない場合は Preset ボタンを押して メニューを消します 11. USB メモリ デバイスを USB ドライブから取り外します 100 WFM7200 型波形モニタ

119 機能 USB デバイスへのプリセットのエクスポート プリセットを USB メモリ デバイスにエクスポートするには 次の手順を実行します 1. 機器の前面にある USB ドライブに USB メモリ デバイスを挿入します ドライブが正しくマウントされていることを確認するには MAIN ボタンを押し さらに SEL ボタンを押します 2. Preset ボタンを押し続けて Preset メニューを表示します 3. 下矢印キーを押して Export Presets を選択します 4. 右矢印キーを押してサブメニューにアクセスし 上 / 下の矢印キーを押して Select Source に移動します 5. サブメニューで右矢印キーを押してサブメニューにアクセスして USB メモリ デバイスにエクスポートしたいプリセット グループをハイライト表示し SEL ボタンを押します 6. Select Dest メニュー オプションに移動し 矢印キーを使用してサブメニューにアクセスします 7. USB にすでに存在するフォルダを選択するか または Create USB Folder メニューの手順に従って フォルダを作成します 8. 同じサブメニューで ソース プリセット グループと一致するプリセット ブループに移動し SEL ボタンを押します 9. 左矢印キー さらに下矢印キーを押して Copy をハイライト表示します 10. SEL ボタンを押します Export Complete というメッセージがポップアップに表示されます 11. 他にエクスポートしたいプリセットがない場合は Preset ボタンを押して メニューを消します 12. USB メモリ デバイスを USB ドライブから取り外します WFM7200 型波形モニタ 101

120 機能 ソフトウェアのアップグレード ご使用の機器にアップグレード可能なソフトウェアがあることが確認できたら 次の手順を実行して ソフトウェアをアップグレードします 最新のソフトウェア パッケージを取得したら USB を使用したソフトウェアのインストール または ネットワークを使用したソフトウェアのインストール のいずれかの手順を使用して機器をアップグレードできます 最新ソフトウェアの取得 ご使用の機器で利用可能な最新ヴァージョンのソフトウェアをダウンロードします 1. PC の Web ブラウザを使用して 当社の Web サイトにアクセスします 2. ダウンロード ページで モデル番号 ( WFM7200 など ) を入力し 検索対象をソフトウェアに絞って お使いの機器の最新のソフトウェアアップグレード パッケージを検索します 3. 最新ヴァージョンを PC にダウンロードします 4. ソフトウェア パッケージをダウンロードしたら 自己解凍アーカイブをクリックして 任意のディレクトリに次のファイルを展開します 2 つのファイル transfer.exe と firmware.pkg が展開されます 先に readme.txt ファイルの内容を確認しておくこともできます USB を使用したソフトウェアのインストール USB フラッシュ ドライブを使って機器のソフトウェアをアップグレードするときは 次の手順に従います 1. USB フラッシュ ドライブを ( 最新のソフトウェアがダウンロードされている ) USB ポートに挿入します 2. PC で USB フラッシュ ドライブに移動します 3. USB フラッシュ ドライブに 次の名前のディレクトリを作成します WfmUpgrd 注 : アップグレードで問題が発生するのを防ぐために USB フラッシュ ドライブから既存のファイルおよびディレクトリをすべて削除します 説明どおりに WfmUpgrd ディレクトリが作成されていることを確認してください 4. ( 展開されたアーカイブの ) ディレクトリを開いて firmware.pkg ファイルを USB フラッシュ ドライブ上の WfmUpgrd ディレクトリにコピーします ディレクトリのパスが WfmUpgrd\firmware.pkg であることを確認してください 5. PC から USB フラッシュ ドライブを安全に取り外します 102 WFM7200 型波形モニタ

121 機能 6. 機器のフロント パネルの USB ポートに USB フラッシュ ドライブを挿入します 7. USB フラッシュ ドライブがマウントされていることを確認します MAIN ボタンを押して USB Status に移動し SEL ボタンを押します USB ステータス メッセージが表示されます (USB フラッシュ ドライブが正しくマウントされている場合は メニューに USB Unmount も表示されますが マウント解除しないでください ) MAIN ボタンを押して このメニューを終了します 8. CONFIG ボタンを押します 9. Utilities > System Upgrade > Upgrade Options > USB Upgrade に移動し SEL ボタンを押します USB フラッシュ ドライブが正しくマウントされ ファームウェア パッケージが検出された場合には System Software Upgrade form USB ウィンドウが表示されます 注 : ファームウェアが保存された USB ストレージ デバイスが検出されなかったことを示すメッセージが表示された場合は ファームウェア パッケージが USB フラッシュ ドライブの正しいディレクトリ パスにあることを確認してください 場合によっては PC を使用して USB フラッシュ ドライブを再フォーマットし 処理をやり直す必要があります 10. アップグレード ウィンドウから Continue を選択し SEL を押して ソフトウェア アップグレードを開始します ( アップグレードを続けたくない場合には Cancel を選択します ) 警告 : アップグレードのエラーを防ぐために アップグレードが完了するまでは USB フラッシュ ドライブを抜いたり 機器の電源をオフにしないでください アップグレードのステータスが表示されます アップグレードは 最高 12 分かかります 11. プロセスが完了したら 機器の再起動を示すメッセージが表示されます 12. 機器の再起動が完了したら Config メニューを使用して 正しいヴァージョンのソフトウェアがインストールされたことを確認します 13. MAIN ボタンを押して USB Unmount に移動し SEL ボタンを押します フラッシュ ドライブが電気的にマウント解除され 機器から安全に取り外すことができます WFM7200 型波形モニタ 103

122 機能 ネットワークを使用したソフトウェアのインストール ネットワーク接続を使って機器のソフトウェアをアップグレードするときは 次の手順に従います 1. 機器と PC をローカル イーサネット ネットワークに接続します 2. 機器の電源を入れます 3. 機器に IP アドレスを割り当てます 注 : データ転送ユーティリティでは 機器に有効な IP アドレスが割り当てられている必要があります 機器にネットワークを介してアクセスするには ご使用のネットワークの有効な IP アドレスを割り当てる必要があります ネットワーク アドレスは 手動または DHCP を使用して自動的に割り当てることができます ネットワークで DHCP を使用していない場合は 機器のアドレスを手動で入力する必要があります 有効な IP アドレスを確認するには LAN 管理者にご相談ください または イーサネット ケーブルを使用して PC を機器に直接接続する場合には PC の IP アドレスに対応していれば 機器に任意の IP アドレスを割り当てるこことができます a. フロント パネルの CONFIG ボタンを押します b. Network Settings > IP Config Mode に移動します c. LAN 管理者の指示に従って Manual または DHCP を選択します イーサネット ケーブルを使用して PC を機器に直接接続する場合は Manual を選択します d. Manual モードを選択した場合は LAN 管理者の指示に従って IP アドレス サブネット マスク およびゲートウェイ アドレスを入力します イーサネット ケーブルを使用して PC を機器に直接接続する場合には 入力する必要があるのは IP アドレスだけです 注 : DHCP モードを選択した場合は ネットワークによって機器に自動的に IP アドレスが割り当てられます e. フロント パネルの CONFIG ボタンを押して メニューを閉じます 4. 機器でソフトウェア アップグレードの準備をします a. フロント パネルの CONFIG ボタンを押します b. Utilities > System Upgrade > Upgrade Options > Network Upgrade に移動します c. フロント パネルの SEL ボタンを押します System Software Upgrade ウィンドウが表示されます 104 WFM7200 型波形モニタ

123 機能 5. ソフトウェア アップグレードを実行します a. PC で transfer.exe ファイルをダブルクリックし 転送プログラムを起動します b. アップグレードする機器の IP アドレスまたは DNS 名を入力して Enter キーを押します ソフトウェアのアップグレード プロセスが始まります 注意 : アップグレードのエラーを防ぐために transfer.exe のウィンドウは 転送ユーティリティから別の IP アドレスを要求するメッセージが表示されるまで閉じないでください ソフトウェア アップグレードが完了すると 機器が再起動します c. ソフトウェアのアップグレードが完了したら 転送ユーティリティにより "done" と表示されます ソフトウェア アップグレードが完了すると 機器が再起動します 図 51: アップグレード完了後の transfer.exe ウィンドウの例 6. ソフトウェア アップグレードの完了時に機器が再起動しなかった場合は 電源ケーブルを抜いた後に 電源を入れなおして 再起動します ソフトウェアの検証 1. ソフトウェア アップグレードの完了時に機器が再起動しなかった場合は 電源を入れなおして 再起動します 2. フロント パネルの CONFIG ボタンを押します 3. Utilities > View HW/SW Version に移動します 4. ソフトウェア バージョン番号が インストールしたソフトウェア アップグレード パッケージのバージョンと一致することを確認します WFM7200 型波形モニタ 105

124 機能 106 WFM7200 型波形モニタ

125 SDI 物理層のモニタ オプション PHY3 型をインストールしている場合は アイ パターン表示 アイ測定 ジッタ表示 ジッタの検出と測定 および SDI ステータス表示を使用し SDI 物理層をモニタおよび測定できます 表示タイプ アイ表示 : この表示では 電圧と時間測定カーソルおよびリードアウトを使用して アイ波形で振幅とタイミングをモニタできます 複数のアイ表示を表示し 各表示を次の 2 つのジッタ エンジンの一方で制御するように機器を設定できます Jitter1 エンジンでは 上部の 2 つのタイルのアイ表示を制御し Jitter2 エンジンでは 下部の 2 つのアイ表示を制御します 2 つのジッタ エンジンを使用すると 上部と下部のタイルにそれぞれ異なるフィルタ帯域幅を設定し タイミングとアライメントのジッタを同時にモニタできます また アイ表示には ジッタ測定をアラーム リミットに図で関連付けるジッタ メータ およびジッタ振幅を表示するリードアウトが含まれます 単一の全画面タイルにアイ波形を表示すると アイ波形に 測定結果とヒストグラム表示が追加されます (57 ページ アイ表示 参照 ) ジッタ表示 : この表示では ジッタのソースが 1 つの回路基板上の単一の回路内にあるのか システム内のさまざまな機器から発生しているのかを切り分けるために便利な追加のタイム ドメイン情報を表示できます これには ビデオ ラインまたはビデオ フレームと同期しているかほぼ同期しているジッタ コンポーネントなどがあります これらのコンポーネントは ラインまたはフィールド掃引で 定常的またはほぼ定常的なものとして表示され ジッタの波形は ハイパス フィルタ設定によって変更されて表示されます (60 ページ ジッタ表示 参照 ) SDI ステータス表示 : この表示は 2 つの測定値 信号ジッタとケーブル損失 (db と選択されたケーブルの種類のメートル数 ) およびソース レベルの算出値を示します 自動測定されたアイ振幅 立上り時間 立下り時間 オーバーシュート および立上り時間と立下り時間の差も表示されます Jitter1 メータと Jitter2 メータの両方 およびケーブル長による信号の損失を示すケーブル損失メータが表示されます この表示には アイ振幅 アイの立上り時間 アイの立下り時間 アイの立上り時間オーバシュート アイの立下り時間オーバシュート およびアイの立上り / 立下りのデルタ測定値も表示されます (81 ページ SDI ステータス 参照 ) WFM7200 型波形モニタ 107

126 SDI 物理層のモニタ 物理層の設定 アイ表示または SDI ステータス表示を使用して SDI 物理層をモニタする前に アイおよび物理層を設定する必要があります これらは 最初は出荷時のデフォルトに設定されています 測定するには モニタする入力を選択し 次の手順を実行します 1. CONFIG ボタンを押し 設定メニューを表示します 2. Readouts を選択します 3. Eye を On に設定します 4. Physical Layer Settings を選択します 5. Cable Type を選択し SDI 信号を機器に接続するのに最適なケーブルのタイプを選択します 6. Jitter1 HP Filter を選択します 機器のディスプレイの上部 2 つのタイルを制御する Jitter1 エンジンにハイパス フィルタ値を選択します 7. Jitter2 HPFilter を選択します 機器のディスプレイの下側の 2 つのタイルを制御する Jitter2 エンジンにハイパス フィルタ値を選択します 注 : タイミング フィルタを選択すると フィルタ値は 10 Hz に設定されます アライメント フィルタを選択すると フィルタ値は SD では 1 khz HD では 100 khz に設定されます 8. Source Level Max を選択し 汎用ノブを使用して 設定を調整します 9. Source Level Min を選択して 汎用ノブを使用して 設定を調整します 注 : 選択可能な最大値は 1,000 mv 最小値は 600 mv です 10. Eye Display Mode を選択します 11. 次のいずれかの設定を選択します Normal: アイ表示には SDI 入力信号がそのまま示されます Equalized: アイ表示には 内部ケーブル イコライザとコンパレータを通過した後の SDI 入力信号が示されます 108 WFM7200 型波形モニタ

127 SDI 物理層のモニタ 12. Equalizer Bypass を選択します 13. 次のいずれかの設定を選択します On: 機器が短いケーブルで信号に接続されていると イコライザがバイパスされます この設定では 内部イコライザに関連するジッタが最小限に抑えられ 通常はジッタの非常に少ない信号のみに使用されます 注 : この設定はプリセットには保存されません オフ イコライザを有効にして 標準的なケーブル長での運用を可能にし ケーブルの影響によるジッタを低減します ほとんどの信号にはこの設定を使用します SMPTE 259/292/425 アラーム スレッショルドの設定 1. SMPTE 259(SD) SMPTE 292(HD) および SMPTE 425(3G) アラーム スレッショルドを出荷時のデフォルト値にリセットするには CONFIG > Physical Layer Settings メニューから Reset Defaults を選択し SEL を押します 2. SD スレッショルド HD スレッショルド または 3G スレッショルドのみを出荷時のデフォルト値にリセットするには モニタ対象のビデオ信号のタイプに応じて SMPTE 259 (SD) Thresholds または SMPTE 292 (HD) Thresholds または SMPTE 425 (3G) Thresholds を選択します 3. SMPTE サブメニューの Reset Defaults を選択し SEL ボタンを押します 4. カスタム スレッショルド レベルを設定するには モニタ対象のビデオ信号のタイプに応じて SMPTE 259 (SD) Thresholds SMPTE 292 (HD) Thresholds または SMPTE 425 (3G) Thresholds を選択します 5. Jitter1 Level を選択します General ノブを使用して ディスプレイ上側の 2 つのタイルを制御する Jitter1 エンジンのスレッショルド レベルを調整します 入力可能な最大レベルは 4.00 UI 最小レベルは 0.10 UI です 6. Jitter2 Level を選択します General ノブを使用して ディスプレイ下側の 2 つのタイルを制御する Jitter2 エンジンのスレッショルド レベルを調整します 7. Cable Loss を選択し シグナル ソースを接続するケーブル長によって信号に発生する損失のスレッショルド (db) を指定します 8. 汎用ノブを使用して スレッショルド レベルを調整します 入力可能な最大レベルは 30.0 db 最小レベルは 0.0 db です 9. Cable Length を選択し シグナル ソースを接続するケーブル長のスレッショルド (m) を指定します 10. 汎用ノブを使用して ケーブル長の設定値を調整します 入力可能な最大長は 300 m 最小長は 0 m です WFM7200 型波形モニタ 109

128 SDI 物理層のモニタ 11. Eye Amplitude Max を選択します 汎用ノブを使用して 設定値を調整します 入力可能な振幅の最大値は 1,010 mv 最小値は 700 mv です 12. Eye Amplitude Min を選択します 汎用ノブを使用して 設定値を調整します 現在の Eye Amplitude Max の設定では入力可能な振幅の最大値は 10 mv です 振幅の最小値は 530 mv です 13. Eye Risetime Max を選択します 汎用ノブを使用して 設定値を調整します SD の立上り時間の範囲は 410 ps ~ 3,000 ps です HD の立上り時間の範囲は 10 ps ~ 1000 ps です 14. Eye Risetime Min を選択します 汎用ノブを使用して 設定値を調整します 15. Eye Falltime Max を選択します 汎用ノブを使用して 設定値を調整します SD の立下り時間の範囲は 410 ps ~ 3,000 ps です 3G の立下り時間の範囲は 10 ps ~ 1000 ps です 16. Eye Falltime Min を選択します 汎用ノブを使用して 設定値を調整します 17. Eye Rise-Fall Delta を選択します 汎用ノブを使用して 設定値を調整します 入力可能な最大値は 1,000 ps 最小値は 0 ps です 物理層アラームの設定 注 : アラーム のセクションにアラームに関する詳細な説明があります (121 ページ アラーム 参照 ) 1. Config メニューから Alarms > Physical Layer を選択します 2. SEL ボタンを押します 3. 矢印キーと SEL ボタンを使用して 監視するアラームの四角形をマークします 110 WFM7200 型波形モニタ

129 SDI 物理層のモニタ アイ測定の実行 アイ測定用に機器を設定すると 自動でアイを測定したり カーソルを使用して手動で波形を測定したりできます 次の手順では 両タイプの測定方法について説明しています 注 : 測定カーソルを使用してアイ波形を手動で測定すると 自動アイ測定リードアウトに示されている結果とは異なる場合があります 自動振幅測定では 信号のオーバシュート リンギングおよびノイズの影響を最小にするため ヒストグラムを使用するからです 同様に 自動立ち上がり時間および立下り時間測定でもヒストグラムを使用して 20% および 80% 交点の分布の中心を見つけます 通常 手動測定と自動測定の差異は ノイズの少ない対称信号の場合 問題になりません アイ測定のセットアップ 1. SDI 物理層をモニタするように機器を設定します (108 ページ参照 ) 2. 2 m 以下の 75 Ω ケーブルを使用して シリアル ビデオ信号を機器に接続します Belden8281 などの 高品質で低損失の同軸ケーブルを使用してください 3. タイルを選択して EYE ボタンを押します 4. GAIN ボタンを押してゲイン メニューを表示し VAR Gain を選択します 垂直ゲインが x1.00 になるまで GENERAL ノブを回します WFM7200 型波形モニタ 111

130 SDI 物理層のモニタ 注 : SWEEP ボタンを使用して アイ表示の掃引を変更します 手動アイ測定の実行 1. アイ測定の初期セットアップを実行します (111 ページ アイ測定のセットアップ 参照 ) 2. CURSOR ボタンを押して測定カーソルを表示します 3. 電圧カーソルの 1 つを波形上部に配置します 立上りエッジまたは立下りエッジのオーバシュートやアンダシュートは無視します ( 図 52 参照 ) 4. 電圧カーソルの 1 つを波形下部に配置します 立上りエッジまたは立下りエッジのオーバシュートやアンダシュートは無視します ( 図 52 参照 ) 5. 電圧カーソルのリードアウトに表示されるアイ波形の振幅に注意します ( 図 52 参照 ) 図 52: アイ測定でのカーソルの配置 注 : 信号ソースの振幅が 800 mv p-p ±10% の範囲外にあると 受信部のパフォーマンスを低下させる可能性があります 112 WFM7200 型波形モニタ

131 SDI 物理層のモニタ アベレーションの手動測定 1. アイ測定の初期セットアップを実行します (111 ページ アイ測定のセットアップ 参照 ) 2. CURSOR ボタンを押して測定カーソルを表示します 3. 電圧カーソルの 1 つを 波形上側の水平部分にあるオーバシュートのピークに配置します ( 図 53 参照 ) 4. もう 1 つの電圧カーソルを 波形のトップ ラインの底部に配置します リンギング ( オーバシュート後の振動 ) があれば それも測定対象とします 実質的には 波形のトップ ラインを基準とした振幅を測定することに相当します ( 図 53 参照 ) 5. 電圧カーソルのリードアウトに表示される振幅のアベレーションに注意します ( 図 53 参照 ) 6. 波形のボトム ラインについても アンダシュートとリンギングも含め 同様に電圧カーソル測定を実行し ボトム ラインを基準とした振幅を測定します 図 53: カーソルを使用したアイ パターン アベレーションの測定 注 : 波形のトップ ラインまたはボトム ラインでのアベレーションが信号振幅の 10% を超えないようにする必要があります 受信部の自動イコライザ回路が アベレーションの影響を受ける場合があります WFM7200 型波形モニタ 113

132 SDI 物理層のモニタ 可変ゲインを使用した立ち上がり時間の手動測定 1. アイ測定の初期セットアップを実行します (111 ページ アイ測定のセットアップ 参照 ) 2. ゲイン ポップアップ メニューが表示されるまで GAIN ボタンを押したままにし VAR Gain で Enable を選択します もう一度 GAIN ボタンを押して ポップアップ メニューを閉じます 3. General ノブを使用して 波形の振幅が 10 div( 目盛 ) となるように調整します 波形のトップ ラインとボトム ラインを目盛ラインに合わせます 4. CURSOR ボタンを押して測定カーソルを表示します 5. 波形のボトム ラインから 2 目盛上の目盛ラインとアイ波形の立上りエッジとの交点に 1 番目のタイミング カーソルを合わせます ( 図 54 参照 ) 6. 波形のトップ ラインから 2 目盛下の目盛ラインとアイ波形の立上りエッジとの交点に 2 番目のタイミング カーソルを合わせます ( 図 54 参照 ) 7. 振幅が 20% から 80% まで立ち上がる時間の測定値が デルタ時間のリードアウトに表示されます ( 図 54 参照 ) 図 54: 可変ゲインを使用したアイの立ち上がり時間の測定 114 WFM7200 型波形モニタ

133 SDI 物理層のモニタ 自動アイ測定の実行 注 : 測定カーソルを使用してアイ波形を手動で測定すると 自動アイ測定リードアウトに示されている結果とは異なる場合があります 自動振幅測定では 信号のオーバシュート リンギングおよびノイズの影響を最小にするため ヒストグラムを使用するからです 同様に 自動立ち上がり時間および立下り時間測定でもヒストグラムを使用して 20% および 80% 交点の分布の中心を見つけます 通常 手動測定と自動測定の差異は ノイズの少ない対称信号の場合 問題になりません 1. アイ測定の初期セットアップを実行します (111 ページ アイ測定のセットアップ 参照 ) 2. ポップアップ メニューが表示されるまで STATUS ボタンを押したままにします 3. Display Type を選択した後 SDI Status を選択します 4. SDI ステータス表示のリードアウトのアイ波形測定値に注意します 単一の全画面表示に拡大すると 自動アイ測定 ( およびアイ波形のヒストグラム ) も アイ波形表示に表示されます WFM7200 型波形モニタ 115

134 SDI 物理層のモニタ ジッタ測定の実行 このセクションでは ジッタ測定の手順を説明します ( オプション PHY3 型が必要 ) アイ測定またはジッタ測定用に設定した機器では 次の表示のいずれかを使用してジッタ測定もできます アイ表示上の測定カーソル SDI ステータス表示 ジッタ表示 注 : システムでのジッタに関する問題の多くは 水平同期パルスなどの他の基準にクロックを GEN ロックすることにより発生しています GEN ロックによってシリアル システムに転送される基準ジッタは 通常 20 ~ 数百 Hz の間です また GEN ロックで使用される位相検出プロセスによりノイズが追加され 10 Hz ~ 1 khz の範囲のジッタが発生する場合があります 適切な帯域制限フィルタを使用して GEN ロック ジッタを測定に含めるか または測定から除去します ジッタを測定する最も簡単な方法は アイ表示および SDI ステータス表示でジッタのリードアウトおよびジッタ メータを使用する方法です これらはジッタ波形から導かれます より定性的なジッタ情報については アイ表示およびジッタ表示を使用し ジッタの存在と振幅 およびアイが閉じるときに発生するデータ エラーの可能性を表示してください ジッタ表示には ジッタ波形 およびビデオ ラインやフレームに同期またはほぼ同期しているジッタ コンポーネントが存在するかどうかなどの 追加のタイムドメイン情報などの詳細な解析情報が含まれます ( これらのコンポーネントは ラインまたはフィールド掃引で定常的またはほぼ定常的なものとして表示されます ) ジッタを両方の表示で見ることによって ジッタのソースが回路基板上の単一の回路内にあるのか システム内のさまざまな機器にあるのかを切り分けられます コンポジット D/A 変換を実行する場合は 10 Hz の帯域幅フィルタを選択して高帯域ジッタ全体を測定します 次に 多数のジッタを持つ信号の表示例を示します (117 ページの図 55 参照 ) 上部の 2 つのタイルでは ハイパス フィルタが 10 Hz に設定されているため 10 Hz を超えるすべてのジッタが表示されています 下の 2 つのタイルでは ハイパス フィルタが 100 Hz に設定されているため 30 Hz のジッタの大部分は削除され スパイクが残っています どちらのジッタ表示も 2 フィールド掃引に設定されています 上部のアイ表示には ほぼ均一なジッタ スプレッドが表示されています これは ジッタの統計分布が適度に均一であることを示しています このジッタは 正弦波成分のものです ジッタ スパイクは表れていません 下部のアイ表示では ジッタは 密度が低くかすんでおり ジッタの分布があまり均一でないことを示しています これは スパイクによってわかります 116 WFM7200 型波形モニタ

135 SDI 物理層のモニタ 図 55: ジッタの測定 WFM7200 型波形モニタ 117

136 SDI 物理層のモニタ 手動ジッタ測定の実行 注 : 測定カーソルを使用してジッタを測定する場合は 次のような理由から ジッタ メータに表示される値とは異なる結果になる場合があります まず 内部ピーク ディテクタによるジッタの偏位の測定では 手動でカーソルを調整して測定する場合よりも正確な結果が得られます さらに ジッタ測定リードアウトからはノイズ フロアが除去されますが カーソル デルタ リードアウトからは除去されません 1. アイ測定の初期セットアップを実行します (111 ページ アイ測定のセットアップ 参照 ) 2. SWEEP ボタンを使用して 3 EYE モードを選択します このモードでは アイの交点ごとにピーク ジッタが表示されます 3. Eye ポップアップ メニューを使用して ジッタ ハイパス フィルタを次のいずれかに設定します タイミング ジッタを測定するには SD 信号および HD 信号の両方に対して 10 Hz フィルタを選択するか Timing フィルタを選択します アライメント ジッタを測定するには SD 信号には 1 khz フィルタを HD 信号には 100 khz フィルタをそれぞれ選択するか Align フィルタを選択します 4. CURSOR ボタンを押して測定カーソルを表示します 5. 1 番目のタイミング カーソルをアイ波形のゼロ交差ポイントの左エッジに合わせます ( 図 56 参照 ) 注 : 必要に応じ Gain コントロールおよび Sweep コントロールを使用して 垂直軸および水平軸の分解能を上げます (94 ページ ゲイン スイープ および倍率 参照 ) 118 WFM7200 型波形モニタ

137 SDI 物理層のモニタ 6. 2 番目のタイミング カーソルをアイ波形のゼロ交差ポイントの右エッジに合わせます ( 図 56 参照 ) 7. デルタ リードアウトが次の値よりも小さいことを確認します ( 図 56 参照 ) SD 信号 (SMPTE 259M ごと ) タイミング ジッタ (10 Hz フィルタ ):740 ps(0.2 ユニット インターバル ) アライメント ジッタ (1 khz フィルタ ):740 ps(0.2 ユニット インターバル ) HD 信号 (SMPTE 292M ごと ) タイミング ジッタ (10 Hz フィルタ ):673 ps(1.0 ユニット インターバル ) アライメント ジッタ (100 khz フィルタ ):134 ps(0.2 ユニット インターバル ) 3 Gb/s 信号 (SMPTE 425M 規格に準拠 ) タイミング ジッタ (10 Hz フィルタ ):336 ps(1.0 ユニット インターバル ) アライメント ジッタ (100 khz フィルタ ):67 ps(0.2 ユニット インターバル ) 図 56: カーソルを使用したジッタの測定 WFM7200 型波形モニタ 119

138 SDI 物理層のモニタ ケーブル損失測定 アイ測定用の機器の設定が完了したら SDI ステータス表示を使用してケーブル損失測定を実行できます 注 : Approx Cable( 長さ ) および Source Level のリードアウトの確度は ケーブル タイプの設定の正確さ およびケーブルの品質と信号パス内の接続の品質によって大きく左右されます これらのリードアウトは ケーブル損失の測定値およびケーブル タイプに指定されている種類に基づいています SDI ステータス表示の Source Level リードアウトは 信号源での信号振幅の算出値を示しています ケーブル損失によって機器で信号レベルが大きく低下した場合でも同様です そのため 自動アイ振幅測定は 示されるソース レベルよりもかなり低くなることがあります 1. アイ測定の初期セットアップを実行します (111 ページ アイ測定のセットアップ 参照 ) 2. STATUS ボタンを押してステータス表示を選択します 3. ポップアップ メニューが表示されるまで STATUS ボタンを押したままにします 4. 矢印キーと SEL ボタンを使用して SDI ステータス表示を選択します 5. ケーブル損失メータおよびリードアウトを使用して ケーブル損失をモニタします ( 図 57 参照 ) 図 57: SDI ステータス表示に示されたケーブル損失情報 120 WFM7200 型波形モニタ

139 SDI 物理層のモニタ アラーム この機器では パラメータが制限値を超えるとそのパラメータを自動的に監視しレポートするようにアラームを設定できます このセクションに紹介する手順では アラームごとに応答の種類を設定する方法 アラームを有効にする方法 およびアラームのモニタ方法について説明します アラームは Configuration メニューで 要件に応じた設定が必要な場合があります これらは 最初は出荷時のデフォルトに設定されています オーディオ モニタ手順を実行する前に このセクションの最初の手順を実行してください ( アラーム設定が必要な場合 ) (150 ページ オーディオ モニタリング 参照 ) 使用可能なアラーム応答 それぞれの使用可能なアラームに対して 以下に示す応答のうち最大 4 つを選択できます エラーの通知方法を選択していない場合は エラー発生時に通知されません 画面テキスト / アイコン : アイコンが画面上に表示されます この通知方法は Configuration メニューが開かれているときは無効になります このオプションを使用すると ステータス画面でのアラーム レポートのカラー表示も有効になります ロギング : イベント ログにエントリが記録されます (63 ページ ステータス表示 参照 ) ビープ : アラーム音を鳴らします SNMP トラップ : イーサネット ポートから SNMP トラップが送信され アラーム状態の発生がリモート通知されます SNMP トラップを送信するには あらかじめ設定メニューの Network Settings サブメニューを使用して SNMP コントロールに使用する機器を有効にし 設定しておく必要があります SNMP アラーム通知の使用方法の詳細は WFM WVR および AMM 管理情報ベース (MIB) テクニカル リファレンス を参照してください グランド クロージャ : リモート ポートから信号が送信され アラーム状態の発生がリモート通知されます 通知を送信する前に Configuration メニューの Communications サブメニューで Remote Control Port を有効にする必要があります 注 : アラーム ステータスを監視できます (65 ページ アラーム ステータス 参照 ) WFM7200 型波形モニタ 121

140 SDI 物理層のモニタ 使用可能なアラーム応答の設定 次の手順を実行することにより 各アラーム カテゴリに割り当てるアラーム応答の種類を選択できます 1. CONFIG メニューから Alarms を選択します 2. 設定するアラーム カテゴリに移動します たとえば Video Format などがあります 3. アラーム カテゴリをハイライト表示すると 選択したカテゴリのアラームが右側に表示されます SEL を押して 個々のアラームに対して応答を設定できる表を表示します 4. 表に一覧表示されているアラームごとに その応答を使用する場合は ボックスを選択して X 印を付けます 使用しない場合は X 印を付けません (121 ページ 使用可能なアラーム応答 参照 ) 5. Return ボックスに移動してハイライト表示し SEL ボタンを押して Configuration メニューに戻ります 他のアラーム カテゴリを設定するには 次の手順を実行します アラーム応答の一括設定 これにより すべてのカテゴリのアラームを対象とするグローバル マスクが設定されます 1. CONFIG メニューから Alarms を選択します 2. Set all Alarms to this Mask に移動します 3. SEL を押して アラーム設定に使用できる応答をすべてのアラーム カテゴリに適用するための表を表示します 4. 表に一覧表示されているアラームごとに その応答を使用する場合は ボックスを選択して X 印を付けます 使用しない場合は X 印を付けません (121 ページ 使用可能なアラーム応答 参照 ) 5. Return ボックスに移動してハイライト表示し SEL ボタンを押して Configuration メニューに戻ります アラームの有効化 アラームを有効にしたチャンネルでは 事前に定義したアラーム応答がトリガされます (122 ページ 使用可能なアラーム応答の設定 参照 ) 1. CONFIG メニューから Enable Alarms を選択して On に切り替えます これにより 個別に有効にしたすべてのアラームがオンになり 個別の設定を変更しなくてもアラームのオンとオフをすばやく切り替えることができます 2. また オーディオ入力では チャンネルごとに個々のアラームを有効化する必要があります まず CONFIG メニューで Audio Inputs/Outputs を選択します 3. ボックスに表示されている各入力を選択し そのアラームを個々に有効化します ここでは AES A が選択されています 122 WFM7200 型波形モニタ

141 SDI 物理層のモニタ 4. AES アナログ およびエンベデッド入力のそれぞれに Bar to Input Map を選択し SEL ボタンを押して Bar to Input map メニューを表示します 5. 使用可能にするそれぞれのアラームに対応する各ボックスに移動します 表示された各チャンネルについて SEL ボタンを押してアラームを有効にしたり ( 有効にすると ボックス内に X が付きます ) 無効にしたりします ( 無効にすると ボックスが空白になります ) 6. Return ボックスを選択し SEL ボタンを押して CONFIG メニューに戻ります 7. ドルビー 1 ~ 4 の場合 アラームも個別に有効化する必要があります ( オプション DEP 型が必要 ) 8. Dolby Fmt Expected Dolby E Pgm Mask または Dolby Chan を ( またはその両方 ) 選択して 必要な内容を設定します リミットまたはクオリフィケーションの設定 アラームの中には アラームをトリガするしきい値や条件の設定を必要とするものがあります 1. Analog Audio Displays および Digital Audio Displays の両方に対して それぞれ Alarm Thresholds を選択します 2. 前の手順で選択した項目のそれぞれに対してアラーム スレッショルドを設定して この値を超えたときにアラームがトリガされるようにします クリップ サンプル : すべてハイ レベルで連続するサンプルの数 ミュート サンプル : すべて 0 で連続するサンプルの数 Silence Level: これより低いと音声が存在しないとみなされるレベル 無音時間 : 許容される無音時間の長さ オーバー レベル : 大音量のオーディオ レベル 3. クローズド キャプションに関連するアラームの場合は Aux Data Settings を選択して目的の CC タイプを選択します 4. 目的の CC タイプに必要なサービスを選択し CC Services Missing Alarm をトリガしたい CC チャンネルと Text チャンネルを選択します 5. SDI ガマット表示に関連するアラームの場合は Gamut Thresholds を選択して目的のガマット スレッショルドを選択します WFM7200 型波形モニタ 123

142 SDI 物理層のモニタ アラームのモニタ アラームを定義して有効にすると エラー状態が存在するかどうかを 定義した通知 ( テキスト アイコン ロギング SNMP トラップ ビープ音 ) の表示 ( または音声 ) により すばやくチェックできます (21 ページ ステータス バーのアイコン 参照 ) 音による応答 ( ビープ音 ) やグランド クロージャ出力応答を選択すると 通知がテキストまたはアイコンのみである場合に見逃す可能性のあるアラームに気付きやすくなります 後者は 1 つまたは複数のアラームがトリガされたときに 光または音声によるアラームを動作させるために使用することができます (122 ページ 使用可能なアラーム応答の設定 参照 ) 特定のアラームの状態をチェックするには STATUS ボタンを押します Status メニューで Display Type を選択し 次に Alarm Status を選択します 次のうち 1 つ以上の項目が表示されます インジケータ無効 ( グレイ ) OK( 緑 ) エラー ( 黄 ) エラー ( 赤 ) 概要 アラームは レポートするように選択されていませんが エラーが存在する場合には引き続き表示されます アラームは レポートするように設定されており 少なくとも 5 秒間はエラーを検出していません アラーム状態が 5 秒未満でクリアされました アラームがトリガされました 注 : アラームをリモートでモニタするには PC を使用してイーサネット ポート経由で SNMP トラップをモニタします (PC に SNMP トラップ サービスがインストールされている必要があります ) SNMP トラップを送信するには あらかじめ 設定メニューの Network Settings サブメニューを使用して SNMP コントロールに使用する機器を有効にし 設定しておく必要があります 124 WFM7200 型波形モニタ

143 クロミナンス / ルミナンス遅延のチェック ( ライトニング表示 ) クロミナンス / ルミナンス遅延のチェック ( ライトニング表示 ) ライトニング表示は チャンネル間タイミング測定に使用できます 色差信号とルミナンスが同時でない場合は 色付きのドット間のトランジションが遅延スケールの中心マークからずれます このずれの量は ルミナンスと色差信号間の相対的な信号の遅延を表しています 1. カラー バー情報を含む信号をリア パネルの入力に接続します 2. ライトニング表示を使用するタイルを選択して VECTOR ボタンを押します 3. ベクトル ポップアップ メニューで Display Type に Lightning を選択します 4. Bar Targets を入力信号に合わせて設定します 5. Center Waveform を選択し SEL ボタンを押して 波形を中央に配置します 6. VECT ボタンを押して ポップアップ メニューを閉じます 7. 以下のガイドラインを使用して トランジションがディレイ スケールと交差する場所を判定し 発生しているタイミング エラーを 中心マークからの変位量としてナノ秒単位で取得します ( 図 58 参照 ) 緑からマゼンタへの各トランジション上にある 9 つのマークのうち 中心にあるマークがゼロ エラー点です 黒の方向に配置されたマークがある場合は 色差信号がルミナンスに対して遅延していることを意味します 白の方向に配置されたマークがある場合は 色差信号がルミナンス信号より進んでいることを意味します 表示の上半分では Pb と Y のタイミングを測定し 下半分では Pr と Y のタイミングを測定します WFM7200 型波形モニタ 125

144 クロミナンス / ルミナンス遅延のチェック ( ライトニング表示 ) 図 58: ライトニング表示でのトランジションの公差の確認 目盛上の + 印は 次のタイミング エラーを示します 印 SD タイミング エラー (ns) HD タイミング エラー (ns) 1080p Gbps(3 Gb/s およびデュアルリンク フォーマット ) タイミング エラー (ns) 0マーク 番目 番目 番目 番目 ルミナンス サンプル 2 クロミナンス サンプル 126 WFM7200 型波形モニタ

145 ガマットのチェック ガマットのチェック ある信号表示で適格で有効な信号が別の表示でも適格であるとは限りません 特に デジタル YCbCr 表示で適格な信号を RGB にコード変換したり NTSC/PAL にエンコードしたりすると 信号が不適格になる可能性があります このテストで不適合となる信号は ガマットの範囲外であるとみなされます Configuration メニューから Adjust Gamut Thresholds を選択します 同じメニューから いくつかのガマットしきい値をデフォルト値にリセットできます この機器では ガマット信号検出のために複数の表示およびアラームをサポートしています 柔軟性のあるタイル表示機能を使用すると 各種ガマット測定を同時に表示して所定の用途に最適なものを判断できます 表示の種類および用途は次のとおりです ダイアモンド表示では SDI 信号が適格な RGB ガマット スペースに準拠するかどうかをチェックできます スプリット ダイアモンド表示では 上下のダイアモンドを分離して 黒より下の偏位を表示します これ以外は ダイアモンド表示と変わりません アローヘッド表示では SDI 信号がコンポジット カラー スペースに対して適格かどうかをチェックできます コンポジット波形モードでは SDI 信号とコンポジット信号の両方がコンポジット カラー スペースで適格であるかどうかをチェックできます スピアヘッド表示では RGB 色空間の明度 カラー値 および彩度を表示します ダイアモンド スプリット ダイアモンド アローヘッド およびスピアヘッドには 調整可能なしきい値があります スレッショルドで定義された領域から信号が外れている場合 信号はガマット外です スレッショルドで定義されたリミットを超えると アラームが発生します ( 設定されている場合 ) コンポジット波形の場合 適格性のリミットは ルミナンスとクロミナンスの組み合わせに対して許可される最大レベルです このリミットは 用途に応じて異なります たとえば ビデオ テープ機器は トランスミッタよりも高レベルのルミナンス コンポーネントとクロミナンス コンポーネントを使用して信号を記録したり再生したりできます WFM7200 型波形モニタ 127

146 ガマットのチェック ガマット チェックのセットアップ 1. ビデオ信号を リア パネルの入力に接続します ターミネーションが必要な場合には 適切に終端されていることを確認してください 2. ガマット表示を使用するタイルを選択して GAMUT ボタンを押します 3. ガマット ポップアップ メニューで 次のガマット表示の種類から選択します ダイヤモンド - RGB コンポーネントのガマット エラーを検出 分離 および修正するために使用します (128 ページ RGB ガマットのチェック 参照 ) スプリット ダイアモンド 見つけにくい黒のガマット エラーを検出するために使用します アローヘッド - コンポジット エンコーダを使うことなく コンポジット ガマット エラーを検出するために使用します スピアヘッド - RGB ガマット エラーの検出に使用します 4. GAMUT ボタンを押して ポップアップ メニューを閉じます 5. CONFIG ボタンを押して Gamut Thresholds を選択します 6. 必要なしきい値を設定します RGB ガマットのチェック ダイヤモンド表示およびスピアヘッド表示では R G および B ビデオ信号間の関係が分かりやすく表示されます ダイアモンド表示は ガマット エラーを検出するための優れたツールです スピアヘッド表示を使用するには オプション PROD 型が必要です ダイアモンド表示を行なうために この機器では シリアル信号から再生された Y P b, および P r コンポーネントを R G および B に変換して ダイアモンド表示が構成されます 予想されるとおりに 3 つのコンポーネントすべてを表示するには これらのコンポーネントがピークの白 700 mv と黒の 0 V の間に存在している必要があります 128 WFM7200 型波形モニタ

147 ガマットのチェック 信号がガマット内にあるためには すべての信号ベクトルが G-B ダイアモンドと G-R ダイアモンド内に存在する必要があります 逆にいえば 信号ベクトルがダイヤモンドの外側に広がっている場合 その信号はガマットの範囲外にあります ガマットの範囲外にずれている方向によって どの信号が過大であるかがわかります 緑色の振幅のエラーは上下両方のダイアモンドに影響を与えます 一方 青色の振幅のエラーは上部のダイアモンドにのみ影響を与え 赤色のエラーは下部のダイアモンドにのみ影響します ( 図 59 参照 ) 図 59: ダイアモンド表示のプロット ガマットのしきい値を設定します (128 ページ ガマット チェックのセットアップ 参照 ) Diamond 表示を選択したら 信号と表示を比較して ガマットの範囲外にあるコンポーネントを特定します 次の点に注意してください ベクトルの輝度は その継続時間を表します 一時的なガマット外状態は 淡いトレースで表示されます 長時間の違反状態は 明るいトレースで表示されます WFM7200 型波形モニタ 129

148 ガマットのチェック ガマットの範囲外にあるコンポーネントを評価するときは 次の例を参考にしてください ( 図 60 参照 ) 例 A: R-Ok G>700mV B-Ok 例 B: R-Ok G-Ok B > 700 mv 例 C: R-Ok G-Ok 350mV B<0mV 図 60: ガマットの範囲外の例 130 WFM7200 型波形モニタ

149 ガマットのチェック 使用上の注意 ライトニング表示の場合と同様に トランジションが湾曲している場合は タイミングの遅延が存在します カラー バー信号を適用した場合 遅延エラーがあるとそれが垂直軸に示されます ダイアモンド表示では モノクロの信号は垂直のラインで表示されます ホワイト バランスを修正するガンマ コレクタなどによる非線形コンポーネント処理では 垂直軸上に沿った偏移が引き起こされる可能性があります ガマットの高輝度を特定するには 次の手順を実行してください LINE SEL ボタンを使用して 個々のラインを選択します PICT を使用して 信号を検証します (Configuration メニューの Display Settings サブメニューでガマットの高輝度をオンにします ) Diamond Area または Arrowhead Area 設定 (Configuration メニューの Gamut Thresholds サブメニュー ) を使用して ガマット違反を無視する画面の割合を指定します ただし すべてのガマット違反を示すために ガマットの高輝度は引き続き表示されます コンポジット ガマットのチェック アローヘッド ガマット表示では ルミナンス (Y) とクロミナンス (C) をプロットして コンポジット信号が標準ガマットに準拠しているかどうかをチェックします NTSC および PAL アローヘッドは 75% カラー バーを表示し 目盛ラインの値を示します 目盛のアローヘッド形状は ルミナンスおよびルミナンス + ピーク クロミナンスの標準的なリミットをオーバーレイして得られます ( 図 61 参照 ) 図 61: アローヘッド ガマット表示のプロット WFM7200 型波形モニタ 131

150 ガマットのチェック ガマットのしきい値を設定します (128 ページ ガマット チェックのセットアップ 参照 ) Arrowhead 表示を選択したら 信号と表示を比較して ガマットの範囲外にあるコンポジット コンポーネントを特定します 次の点に注意してください ルミナンス振幅ガマットを超える信号は 最上位の水平リミット ( 最上位の電子目盛ライン ) を超えて拡張します ルミナンスとピーク クロミナンスの両方で振幅ガマットを超える信号は 上部および下部の斜線で表したリミットを超えて広がります 1 番下の水平ラインは 許容される最低ルミナンス レベルを示します NTSC では 0 または 7.5IRE PAL では 0mV です 使用上の注意 このチェックを自動化するには ガマット チェックの自動化 の手順を実行します (133 ページ参照 ) ルミナンス ガマットのチェック しきい値リミットを超えるルミナンスを識別するために ルミナンス リミットしきい値を設定できます これらのしきい値は 入力 SDI と コンポジット信号としての SDI 入力のアローヘッド表示の両方に適用されます これらのレベルをパーセント値で定義することによって セットアップの有無の考慮が自動化されます スレッショルドは アローヘッド表示のセットアップの有無に影響を受けます ガマットのしきい値を設定します (128 ページ ガマット チェックのセットアップ 参照 ) Arrowhead 表示を選択したら 信号と表示を比較して ガマットの範囲外にあるルミナンスを特定します 次の点に注意してください 調整可能なしきい値は 濃い青の水平目盛線によって示されます しきい値は フル スケールに対するパーセントとして定義されます 上限の範囲は 90% ~ 108% です 下限の範囲は -6% ~ +5% です アローヘッドのもう 1 つの便利な機能は アクティブなビデオ信号がビデオ チャンネルのダイナミック レンジをどれだけ有効に使用しているかを判断できることです 適切に調整された信号は アローヘッド目盛の中央に位置し それぞれのリミットに向かって遷移します 132 WFM7200 型波形モニタ

151 ガマットのチェック ガマット チェックの自動化 アラームを使用することで ガマット外状態の監視を自動化できます 1. ガマットしきい値が要件を満たすように設定されているかチェックします (128 ページ ガマット チェックのセットアップ 参照 ) 2. CONFIG ボタンを押して Configuration メニューを表示します 3. Alarms さらに Video Content を選択します 表示されるダイアログ ボックスで さまざまなビデオ コンテンツ アラームを選択できます 4. 上下の矢印ボタンを使用して 設定するアラームに移動します SEL ボタンを押して アラームをオン (X) またはオフに切り替えます 5. 必要なアラームを設定したら Select here... ボックスに移動して選択します 6. Alarms メニューに戻り Alarms メニューを終了する前に Alarms メニューの Enable Alarms が On に設定されていることを確認します WFM7200 型波形モニタ 133

152 ARIB 表示 ARIB 表示 この機器は 信号源に含まれる ARIB データ規格に適合しています ARIB 表示は Aux Data Settings サブメニューの Configuration メニューから有効にする必要があります ARIB 情報は次のステータス画面表示に含まれます ARIB ステータス ARIB STD-B.39 表示 ARIB STD-B.37 表示 ARIB STD-B.35 表示 ARIB TR-B.23 (1) 表示 ARIB TR-B.23 (2) 表示 ARIB TR-B.22 表示 次の DID および SDID の値は 一般的なタイプの ARIB 準拠データ向けに定義されています 一般的な ARIB データ タイプ向けの DID 値および SDID 値 補助データ タイプ DID 値 SDID 値 ARIB TR-B.22 伝送データの補助情報 0x5F 0xE0 ARIB TR-B.23 ライン 20 ユーザ データ 1 0x5F 0xFC ARIB TR-B.23 ライン 20 ユーザ データ 2 0x5F 0xFB ARIB STD-B.35 データ放送トリガ信号 0x5F 0xFD ARIB STD-B.37 クローズド キャプションアナログ信号 SD 信号 HD 信号 ARIB STD-B.39 放送局間制御信号 ARIB 仕様 ITU 仕様 0x5F 0x5F 0x5F 0x5F 0x43 0xDD 0xDE 0xDF 0xFE 0x WFM7200 型波形モニタ

153 ARIB 表示 ARIB ステータス ARIB ステータス表示は 信号のステータス サマリ画面です ( 図 62 参照 ) 図 62: ARIB ステータス表示 表示データなし ARIB ステータス表示を他の特定の ARIB 表示画面と組み合わせて使用し 信号に必要なデータが含まれているかどうかを迅速に判断します データが含まれている場合 STATUS > ARIB Display メニューを使用して 表示する特定の ARIB データ パケット タイプを選択します ARIB ステータス表示では 次に挙げるサポートされる規格 (STD) やテクニカル レポート (TR) が存在すること ( または存在しないこと ) を示します 送信元ステーション コード ( 送信元ステーション固有の識別コード ) 送信元ステーション時間 ( 送信元ステーションの放送時間 ) ARIB STD-B.39( 放送局間制御信号 ) ARIB STD-B.37( クローズド キャプション データ ) ARIB STD-B.35( トリガ信号データ ) ARIB TR-B.23 (1) ( 放送局間制御信号トランスポート グループ 1 のガイドライン ) ARIB TR-B.23 (2) ( 放送局間制御信号トランスポート グループ 2 のガイドライン ) ARIB TR-B.22( 補助データ トランスポートのガイドライン ) WFM7200 型波形モニタ 135

154 ARIB 表示 さらに 次の ITU 規格のステータスが表示されます ITU.R BT-1685( 補助データ パケットによって伝送される放送局間制御信号 ) ARIB STD-B.39 表示 ARIB STD-B.39 表示は ARIB STD-B.39 に準拠した補助データを使用して デコードされたビデオ信号データを表示します ( 図 63 参照 ) この表示を選択すると ITU または ARIB の標準化組織が定義している DID/SDID の組合せを使用して ARIB STD-B.39 パケットの信号が検索されます 図 63: ARIB STD-B.39 表示 ( 関連する ARIB ステータス表示を含む ) 136 WFM7200 型波形モニタ

155 ARIB 表示 デコードされた補助データには 次のものがあります DID: 要求された放送局間制御パケットのデータ識別子 次のいずれかです ARIB 仕様 :0x5F ITU 仕様 :0x43 Type:ANC データ パケットのタイプ ARIB B.39 の場合 これは必ず SMPTE 291M で定義されているタイプ 2 パケット (0x80 より小さい DID) です 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に表示されます SDID: 要求された放送局間制御パケットの 2 次データ識別子 次のいずれかです ARIB 仕様 :0xFE ITU 仕様 :0x01 Line: パケットの取得元であるビデオの フィールド内のライン Stream:HD(SMPTE 292M) の場合に 補助パケットの取得元が Y データ ストリームであるか C データ ストリームであるかを示します SD の場合 N/A と表示されます Status: 必要なタイプのパケットがビデオ内に存在するかどうかを示します また チェックサムや CRC エラーも示します Checksum: 取得したパケットから再生されたチェックサム ワードを示します Should be: パケットのデータに基づいて機器側で計算したチェックサム ワードを示します Format: 補助データ タイプや規格の名前を示します Inter-Station Ctrl Header: パケットの連続性 およびエラー修正コードの有無を示すヘッダ バイトです Transmitting Station Code: 送信元ステーションの名前です この機器では 日本語表示がサポートされています Transmitting Station Time: 送信元ステーションでの放送時間です Current Video Mode: 現在のプログラムのビデオ フォーマットです Next Video Mode: 次にスケジュールされたプログラムのビデオ フォーマットです Video Mode Countdown: ビデオ モードの次回の変更を示すカウントダウン タイマです 254(0xFE) からカウント ダウンします 値 0xFF は 次の数秒間ではフォーマット変更が保留されないことを示します Current Downmix/Audio Mode: 現在のプログラムのオーディオ ダウンミックスおよびサウンドステージの設定を示します WFM7200 型波形モニタ 137

156 ARIB 表示 Next Downmix/Audio Mode: 次にスケジュールされたプログラムのオーディオ ダウンミックスおよびサウンドステージの設定を示します Audio Mode Countdown: オーディオ モードの次回の変更を示すカウントダウン タイマです 254(0xFE) からカウント ダウンします 値 0xFF は 次の数秒間ではフォーマット変更が保留されないことを示します Trigger Bits (Q8..Q1 Q16..Q9): トリガ ビット Q24..Q17 Q32..Q25 と合わせて プログラム内の変更を示すために使用できる 32 ビットです 使用方法はユーザが定義します Trigger Bits (Q24..Q17 Q32..Q25): トリガ ビット Q8..Q1 Q16..Q9 と合わせて プログラム内の変更を示すために使用できる 32 ビットです 使用方法はユーザが定義します Trigger Counte:Q1 ~ Q4 のビットが 0 から 1 に変更されると増加します 254(0xFE) から 0 に折り返します 値 0xFF は トリガ カウンタが使用されていないことを示します Trigger Countdown: トリガ ビット Q1 ~ Q4 の次回の変更を示すカウントダウン タイマです 254(0xFE) からカウント ダウンします 値 0xFF は 次の数秒間ではフォーマット変更が保留されないことを示します Status Bits (S8..S1 S16..S9):16 ビットのユーザ定義ステータス ビット Error Correcting Code:6 桁の Reed-Solomon エラー修正コード ARIB B.39 パケットまたは ITU-R BT.1685 パケットの完全性を検証するために使用します 138 WFM7200 型波形モニタ

157 ARIB 表示 ARIB STD-B.37 表示およびステータス画面 ARIB STD-B.37 表示は ARIB STD-B.37 に準拠した補助データを使用して デコードされたビデオ信号データを表示します ( 図 64 参照 ) この表示を選択すると ARIB で定義された DID/SDID の組合せを使用して ARIB STD-B.37 パケットの信号が検索されます 図 64: ARIB STD-B.37 表示 ( 関連する ARIB ステータス表示を含む ) WFM7200 型波形モニタ 139

158 ARIB 表示 デコードされた補助データには 次のものがあります DID: 要求されたクローズド キャプション パケットのデータ識別子 次のいずれかです アナログ信号 :0x5F SD 信号 :0x5 HD 信号 :0x5F SDID: 要求されたパケットの 2 次データ識別子 次のいずれかです アナログ信号 :0xDD SD 信号 :0xDE HD 信号 :0xDF モバイル信号 :0xDC Field/Line: パケットを取得したビデオのフィールドまたはライン プログレッシブ フォーマットでは 1 が表示されます 注 : ARIB TR-B.23 で定義されているライン上に ARIB B.37 パケットがない場合 ライン フィールドは赤色で表示されます Format: 補助データ タイプや規格の名前を示します Header 1st: 対応するパケットの 4 つのユーザ データ ワードのうち最初のユーザ データ ワードをバイナリで表示します Header 2nd: 対応するパケットの 4 つのユーザ データ ワードのうち 2 番目のユーザ データ ワードをバイナリで表示します Header 3rd: 対応するパケットの 4 つのユーザ データ ワードのうち 3 番目のユーザ データ ワードをバイナリで表示します Header 4th: 対応するパケットの 4 つのユーザ データ ワードのうち最後のユーザ データ ワードをバイナリで表示します ECC Status: ペイロードでのエラー修正情報の有無を示します Format ID: パケットが HD SD アナログ またはモバイルのどのキャプション用であるかを示します Language: パケットの言語コード ( 第 1 から第 8) を示します 140 WFM7200 型波形モニタ

159 ARIB 表示 CC Data ID: パケットの CC データ ID を示します 次のいずれかになります 変換フォーマット CC 変換フォーマット PMI 変換フォーマット ページ 1 変換フォーマット ページ 2 ショート フォーム管理データ ショート フォーム テキスト 未定義またはダミー データ Set Mode: モードは順次モードまたはバッファ モードに設定できます Packet Flags: パケットがリーディング 終了点 中間 またはシングルのいずれであるかを示します Checksum: 取得したパケットから再生されたチェックサム ワードを示します Placement:OK または ERROR のどちらかを表示できます ARIB B.37 パケットが ARIB TR-B.23 で指定されている許容設定の範囲にあるかどうかを示します WFM7200 型波形モニタ 141

160 ARIB 表示 ARIB STD-B.35 表示およびステータス画面 ARIB STD-B.35 表示は ARIB STD-B.35 に準拠した補助データを使用して デコードされたビデオ信号データを表示します ( 図 65 参照 ) この表示を選択すると ARIB で定義された DID/SDID の組合せを使用して ARIB STD-B.35 パケットの信号が検索されます 図 65: ARIB STD-B.35 表示 ( 関連する ARIB ステータス表示を含む ) デコードされた補助データには 次のものがあります DID: 要求したパケットのデータ識別子 許容値は 1 から 0xFF(255) までです Type:ANC データ パケットのタイプ ARIB B.35 の場合 これは必ず SMPTE 291M で定義されているタイプ 2 パケット (0x80 より小さい DID) です 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に表示されます SDID: 要求したパケットの 2 次データ識別子 許容値は 0 から 0xFF(255) までです このフィールドは タイプ 2 パケットが選択されている場合 ( 上記参照 ) にのみ表示されます 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に表示されます 142 WFM7200 型波形モニタ

161 ARIB 表示 DC: 取得したパケットのデータ カウント ワード ユーザ データ ワードの数が 10 進法で表示されます 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に 16 進法で表示されます Field: パケット取得元のビデオのフィールド プログレッシブ フォーマットでは 1 が表示されます Line: パケットの取得元であるビデオの フィールド内のライン Stream:HD(SMPTE 292M) の場合に 補助パケットの取得元が Y データ ストリームであるか C データ ストリームであるかを示します SD では N/A が表示されます Status: 必要なタイプのパケットがビデオ内に存在するかどうかを示します また チェックサムや CRC エラーも示します Checksum: 取得したパケットから再生されたチェックサム ワードを示します Should be: パケットのデータに基づいて機器側で計算したチェックサム ワードを示します Format: 補助データ タイプや規格の名前を示します User Data Words: 補助パケットのペイロードが 16 進法で表示されます 10 ビットがすべて表示されます WFM7200 型波形モニタ 143

162 ARIB 表示 ARIB TR-B.23 (1) 表示およびステータス画面 ARIB TR-B.23 (1) 表示では ARIB TR-B.23 (1) に準拠した補助データを使用して デコードされたビデオ信号データを表示します ( 図 66 参照 ) この表示を選択すると ARIB で定義された DID/SDID の組合せを使用して ARIB TR-B.23 (1) パケットの信号が検索されます 図 66: ARIB TR-B.23 (1) 表示 ( 関連する ARIB ステータス表示を含む ) デコードされた補助データには 次のものがあります DID: 要求したパケットのデータ識別子 許容値は 1 から 0xFF(255) までです Type:ANC データ パケットのタイプ ARIB TR-B.23-1 の場合 これは必ず SMPTE 291M で定義されたタイプ 2 パケット (0x80 より小さい DID) です 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に表示されます SDID: 要求したパケットの 2 次データ識別子 許容値は 0 から 0xFF(255) までです このフィールドは タイプ 2 パケットが選択されている場合 ( 上記参照 ) にのみ表示されます 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に表示されます 144 WFM7200 型波形モニタ

163 ARIB 表示 DC: 取得したパケットのデータ カウント ワード ユーザ データ ワードの数が 10 進法で表示されます 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に 16 進法で表示されます Field: パケット取得元のビデオのフィールド プログレッシブ フォーマットでは 1 が表示されます Line: パケットの取得元であるビデオの フィールド内のライン Stream:HD(SMPTE 292M) の場合に 補助パケットの取得元が Y データ ストリームであるか C データ ストリームであるかを示します SD では N/A が表示されます Status: 必要なタイプのパケットがビデオ内に存在するかどうかを示します また チェックサムや CRC エラーも示します Checksum: 取得したパケットから再生されたチェックサム ワードを示します Should be: パケットのデータに基づいて機器側で計算したチェックサム ワードを示します Format: 補助データ タイプや規格の名前を示します User Data Words: 補助パケットのペイロードが 16 進法で表示されます 10 ビットがすべて表示されます WFM7200 型波形モニタ 145

164 ARIB 表示 ARIB TR-B.23 (2) 表示およびステータス画面 ARIB TR-B.23 (2) 表示では ARIB TR-B.23 (2) に準拠した補助データを使用して デコードされたビデオ信号データを表示します ( 図 67 参照 ) この表示を選択すると ARIB で定義された DID/SDID の組合せを使用して ARIB TR-B.23 (2) パケットの信号が検索されます 図 67: ARIB TR-B.23 (2) 表示 ( 関連する ARIB ステータス表示を含む ) デコードされた補助データには 次のものがあります DID: 要求したパケットのデータ識別子 許容値は 1 から 0xFF(255) までです Type:ANC データ パケットのタイプ ARIB TR-B.23-2 の場合 これは必ず SMPTE 291M で定義されたタイプ 2 パケット (0x80 より小さい DID) です 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に表示されます 146 WFM7200 型波形モニタ

165 ARIB 表示 SDID: 要求したパケットの 2 次データ識別子 許容値は 0 から 0xFF(255) までです このフィールドは タイプ 2 パケットが選択されている場合 ( 上記参照 ) にのみ表示されます 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に表示されます DC: 取得したパケットのデータ カウント ワード ユーザ データ ワードの数が 10 進法で表示されます 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に 16 進法で表示されます Field: パケット取得元のビデオのフィールド プログレッシブ フォーマットでは 1 が表示されます Line: パケットの取得元であるビデオの フィールド内のライン Stream:HD(SMPTE 292M) の場合に 補助パケットの取得元が Y データ ストリームであるか C データ ストリームであるかを示します SD では N/A が表示されます Status: 必要なタイプのパケットがビデオ内に存在するかどうかを示します また チェックサムや CRC エラーも示します Checksum: 取得したパケットから再生されたチェックサム ワードを示します Should be: パケットのデータに基づいて機器側で計算したチェックサム ワードを示します Format: 補助データ タイプや規格の名前を示します User Data Words: 補助パケットのペイロードが 16 進法で表示されます 10 ビットがすべて表示されます WFM7200 型波形モニタ 147

166 ARIB 表示 ARIB TR-B.22 表示およびステータス画面 ARIB TR-B.22 表示は ARIB TR-B.22 に準拠した補助データを使用して デコードされたビデオ信号データを表示します ( 図 68 参照 ) この表示を選択すると ARIB で 義された DID/SDID の組合せを使用して ARIB TR-B.22 パケットの信号が検索されます 図 68: ARIB TR-B.22 表示 ( 関連する ARIB ステータス表示を含む ) デコードされた補助データには 次のものがあります DID: 要求したパケットのデータ識別子 許容値は 1 から 0xFF(255) までです Type:ANC データ パケットのタイプ ARIB TR-B.22 の場合 これは必ず SMPTE 291M で定義されたタイプ 2 パケット (0x80 より小さい DID) です 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に表示されます SDID: 要求したパケットの 2 次データ識別子 許容値は 0 から 0xFF(255) までです このフィールドは タイプ 2 パケットが選択されている場合 ( 上記参照 ) にのみ表示されます 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に表示されます 148 WFM7200 型波形モニタ

167 ARIB 表示 DC: 取得したパケットのデータ カウント ワード ユーザ データ ワードの数が 10 進法で表示されます 実際の値 ( パリティ ビットが付加された値 ) はかっこ内に 16 進法で表示されます Field: パケット取得元のビデオのフィールド プログレッシブ フォーマットでは 1 が表示されます Line: パケットの取得元であるビデオの フィールド内のライン Stream:HD(SMPTE 292M) の場合に 補助パケットの取得元が Y データ ストリームであるか C データ ストリームであるかを示します SD では N/A が表示されます Status: 必要なタイプのパケットがビデオ内に存在するかどうかを示します また チェックサムや CRC エラーも示します Checksum: 取得したパケットから再生されたチェックサム ワードを示します Should be: パケットのデータに基づいて機器側で計算したチェックサム ワードを示します Format: 補助データ タイプや規格の名前を示します User Data Words: 補助パケットのペイロードが 16 進法で表示されます 10 ビットがすべて表示されます WFM7200 型波形モニタ 149

168 オーディオ モニタリング オーディオ モニタリング この機器には オーディオ信号を監視する複数の方法が備わっています レベルの測定 位相のモニタ 位相の相関の表示 およびサラウンド サウンド オーディオのモニタを行うことができます また メータ バリスティックスとスケールの指定 テストおよびピーク プログラムのインジケータ レベルの設定 位相表示方法の指定を行うことができます 注 : この章で説明するオーディオ モニタ機能を使用するには 適切なオーディオ オプションがインストールされている必要があります 機器にインストールされているオプションを表示するには CONFIG ボタンを押します 設定メニューで Utilities を選択してください View Instruments Options を選択すると インストールされているオプションが表示されます オーディオ入力の設定 オーディオ入力は 出荷時にデフォルト値に設定されています そのため このセクションで説明するオーディオ監視手順を実行する前に設定が必要な場合があります この後の最初の手順で オーディオ入力を設定します 設定手順が完了したら アラームが要件を満たすように設定されていることを確認します ここでの設定により 表示されるオーディオ信号の特性の一部が決定します オーディオ入力のセットアップ 1. CONFIG ボタンを押し 設定メニューを表示します 2. Audio Inputs/Outputs を選択して 設定する入力を選択します または タイプ表示の場合は Srnd (Surround) を SAP および個別のチャンネルを持つステレオ タイプのインストールの場合は Pairs を選択します 4. Bar to Input Map を選択して 各バー ペアで表示する入力ペアを選択します 5. アラームの生成を可能にする入力を指定します 6. ボックスを選択し Configuration メニューに戻ります 7. 設定メニューで Analog Output Map を選択します 8. 表示されるダイアログ ボックスで アナログ出力に送られる必要がある入力があれば選択します 9. ボックスを選択し Configuration メニューに戻ります 10. 他のオーディオ入力について 以上の設定を繰り返します 150 WFM7200 型波形モニタ

169 オーディオ モニタリング オーディオ入力の選択 モニタするオーディオ入力は フロント パネルの AUDIO ボタンのポップアップ メニューで選択します オーディオ表示は一度に 1 つのタイルにのみ表示できます 1. タイルを選択します 2. Audio ボタンを押したままにしてタイルでオーディオ表示を開き Audio メニューをポップアップ表示します 3. 矢印キーと SEL ボタンを使用して 以下の手順に従い必要な選択をします 4. Audio Input を選択し 表示されたオーディオ入力オプションのうちの 1 つを選択します 注 : 表示される選択肢は インストールされたオーディオ オプションに応じて異なります Follows Video を選択すると 設定メニューのビデオに対するオーディオ マッピング セットが選択されます (150 ページ オーディオ入力の設定 参照 ) WFM7200 型波形モニタ 151

170 オーディオ モニタリング オーディオ レベルと位相のチェック レベル メータは 垂直のバー グラフです このグラフでは バーの高さは対応する入力チャンネルのオーディオ プログラムの振幅を示します オーディオ ポップアップ メニューを使用して入力を変更し 位相表示をオンまたはオフにできます バリスティックス スケール単位 およびプログラム / テスト レベルなどの他のメータ特性は Configuration メニューを使用して設定します オプションのオーディオ機能を搭載した機器では リサージュ パターンを使用して 1 つの入力ペアの位相を表示できます また 相関メータを使用して 4 つの入力ペアすべての相対的な位相を表示できます オーディオ レベルのチェック 1. 1 つのタイルでオーディオ表示を開き 入力を選択します (150 ページ オーディオ入力のセットアップ 参照 ) 2. 選択したメータ バリスティックスに応じて表示される 現在のオーディオ レベルのレベル メータ バーをチェックします 各バーには 次のように 3 色が表示されます ( 図 69 参照 ) 緑 - テスト レベルより下のオーディオ レベルを示します 黄 - テストとピーク プログラム レベルとの間のオーディオ レベルを示します 赤 - ピーク プログラム レベルより上のオーディオ レベルを示します 図 69: オーディオ レベル 152 WFM7200 型波形モニタ

171 オーディオ モニタリング オーディオ位相のチェック 1. Aux Display を選択します 2. Phase Display を選択してオンにします 3. Phase Style を選択します リサージュ信号で Lissajous Soundstage または X-Y の方向を選択します 4. 表示する位相ペアを選択するか Custom を選択し 位相チャンネル A および位相チャンネル B を使用して 個別のチャンネルを選択します 5. チェックする信号に合わせてオーディオ入力を設定します ( または 設定メニューで設定した Audio Follows Video モードを使用します ) 6. 信号の位相相関をチェックし 次の点に注目します ( 図 70 参照 ) 位相相関メータは該当するバーの下にあり その 1 つは位相表示の下にコピーされます 同一の信号または相関された信号の場合 インジケータは白になり 右側に移されます 相関が強い信号の場合 インジケータは緑になり 右側に移されます 相関のない信号の場合 インジケータは黄色になり 中央にとどまります 反相関信号の場合 ( 一方の信号が下に行くと他方は上に行く ) インジケータは赤になり 左側に移動されます 図 70: 位相相関のチェック WFM7200 型波形モニタ 153

172 オーディオ モニタリング 使用上の注意 リサージュまたは位相表示とは 直交する 2 軸上に描かれる 2 つのチャンネルのプロットです サウンドステージでは モノーラル信号による波形が垂直軸上に表示されるように 2 つのチャンネルが 45 度の角度でプロットされます これにより スタジオでの左右の音像のような表示が得られます X-Y では 垂直軸上に左側のチャンネル データが 水平軸上に右側のチャンネル データがプロットされており オシロスコープの X-Y 表示をエミュレートしています 相関メータの次の応答時間を Configuration メニューから設定できます 速度設定 平均応答時間 ( 秒 ) 速度設定 ( デフォルト ) 平均応答時間 ( 秒 ) サラウンド サウンドのチェック この機器では サラウンド サウンド リスニング環境も表示できます 次の手順に従ってください 1. 1 つのタイルでオーディオ表示を開き サラウンド オーディオを含む入力を選択します (150 ページ オーディオ入力のセットアップ 参照 ) 2. Aux Display を選択し 次に Surround Sound Display を選択します SEL または右矢印キーを押して 位相表示をオンにします 3. チェックする信号に合わせてオーディオ入力を設定します 注 : レベル バーに チャンネル番号ではなくサラウンド サウンド チャンネル名をラベル表示する場合は オーディオ入力の設定時に Srnd( サラウンド ) を選択します (150 ページ参照 ) ドルビー リスニング モードに設定することもできます (158 ページ参照 ) 154 WFM7200 型波形モニタ

173 オーディオ モニタリング 4. サラウンドの Dominance ind. を ON または OFF に設定します 5. Loudness Filter に 必要なタイプを設定します A-Weighting は 人間の聴覚に合わせて応答にバイアスをかけます 6. レベル バー表示を使用して レベル制御をモニタします (152 ページ オーディオ レベルのチェック 参照 ) 7. サラウンド表示を使用して サラウンド サウンド リスニング環境でレンダリングされた 個々の要素の相対的な音量をモニタします 性能パラメータおよびインジケータのサラウンド サウンド表示をチェックします ( 図 71 参照 ) 図 71: サラウンド サウンド インジケータ 注 : このオーディオ サラウンド サウンド表示は Radio-Technische Werkstaetten GmbH & Co. KG(RTW) 社 ( ドイツ ケルン ) のご厚意により提供いただきました WFM7200 型波形モニタ 155

174 オーディオ モニタリング サラウンド サウンド表示の項目 レベル インジケータ - 左 (L) 右 (R) 左サラウンド (Ls) および右サラウンド (Rs) チャンネル間のオーディオ レベル バランスを 音量グリッド上で青緑色の線として示します 音量グリッド : 中心から放射状に広がる目盛の付いたスケール オーディオのレベルやバランスがレベル インジケータに表示されます スケールには 10 db 間隔で印が付いています その他に -18 db レベルを示す印があります オーディオ レベルの調整には 通常 -18 db および -20 db レベルが使用されます トータル サウンド ボリューム インジケータ : レベル インジケータの端点を接続して形成される青緑色の多角形 L R Ls および Rs チャンネルの総音量を示します 結んだ線は 2 つの信号が正位相の関係にある場合は中心から離れて湾曲し 信号が逆位相の関係にある場合は中心に向かって湾曲します 2 つの信号の位相に特定の関係がない場合は湾曲しません 中心音量インジケータ : 音場中央の音量を L チャンネルと R チャンネルの間に縦の黄色いバーとして表示し L 中央 および R の各ーディオ レベル インジケータの端点は直線で結ばれます チャンネル ペアのファントム サウンド インジケータ (PSI): サラウンド サウンド表示の各辺に位置し 隣接するチャンネルによって形成される潜在的なファントム サウンド ソースの位置を示します これらの移動するバー インジケータ上の白い印は ファントム ソースの位置を示します バーの長さは 隣接チャンネル間の相関関係を示します 緑色のバーの長さが中程度以下の場合は チャンネルの位相が正相の関係にあることを示します この場合は 白い印の場所に局所的なファントム サウンド ソースが形成されています このバーの長さが最大まで伸び 位相の相関関係が薄れるにつれてバーは黄色に変わります この状態では 音像は特定の位置にとどまらず 広範囲に広がっています 隣接チャンネルの位相が強い逆相の関係にある場合 このバーは赤色に変わります 負の相関関係の場合 L および R チャンネルの PSI の端は 45 度の角度で拡張し続けますが 他の PSI は最大長のままです 中央ペアのファントム サウンド インジケータ : 表示の上部にある 5 番目の PSI は L と C のチャンネル ペアと C と R のチャンネル ペアによって形成される潜在的なファントム ソースを示します L R および C の各チャンネルの信号レベルがすべて同じ場合 バー上の白い印は C レベル インジケータのすぐ上に表示されます 白い印は 3 つのチャンネル間の相対的なバランスに従って左右に移動します 白い印の左にある短いバーは L チャンネルと C チャンネルの正相関係の程度を示します このバーは 相関関係が弱くなるにつれて広がります L R PSI と同様 信号が逆相の関係にある場合 バーは 45 度の角度で拡張し続けます 白い印の右にあるバーは C チャンネルと R チャンネルの位相関係に従って同じように動作します この PSI インジケータでは 他の PSI インジケータと同じ色分けを使用します 156 WFM7200 型波形モニタ

175 オーディオ モニタリング 使用上の注意 ここに示す表示は 一般的な種類の信号に対するサラウンド サウンド波形の例を示しています 1. 非相関信号 :L C R Ls および Rs チャンネルがすべて同レベル 2. 正弦波テスト トーン :L C R Ls および Rs チャンネルがすべて同レベル すべての信号の位相が同じであり 隣接チャンネル間でファントム ソースを形成しています 3. 2 と似ていますが チャンネル L のみ 位相が他のチャンネルと逆になっています 4. 中央のチャンネルに信号が強く定位するサラウンド サウンド プログラムです 5. 中央のチャンネルで信号の定位が弱いサラウンド サウンド プログラムです 6. Ls および Rs の両チャンネルがモノラル信号なので 3.1 チャンネル サラウンド サウンド システムのように 中央にファントム ソースが形成されています WFM7200 型波形モニタ 157

176 オーディオ モニタリング ドルビー ベースのサラウンド サウンドのモニタ ドルビー モニタ機能 ( オプション DPE 型 ) を装備した機器では ドルビー デジタルのサラウンド サウンド フォーマットに基づいたオーディオ信号をデコードおよびモニタできます これらのフォーマットには 配信用に設計されたドルビー D(AC-3) 圧縮と 製作用に設計されたドルビー E 圧縮があります ドルビー入力ソースを指定して設定すると 信号レベルの測定とドルビー コンポーネント間の位相のモニタ およびオーディオ表示でのこれらの関係の表示が可能になります 注 : 本製品に搭載されているオプションを表示するには CONFIG ボタンを押します 設定メニューで Utilities サブメニューを選択してください View Instruments Options を選択すると 機器にインストールされているオプションが表示されます ドルビー入力の設定 他の入力と同様 オーディオ表示から選択してモニタするドルビー入力は 使用前に設定が必要な場合があります ドルビー入力は 出荷時にデフォルト値に設定されています このデフォルト設定は 機器のフロント パネルにある FACTORY ボタンを押すとリストアできます このセクションの最初の手順は 入力の設定に役立ちます 設定手順が完了したら アラームが要件を満たすように設定されていることを確認します ここでの設定により 表示されるドルビー オーディオ信号の特性の一部が決定します ドルビー入力パラメータのセットアップ 1. CONFIG メニューで Audio Inputs/Outputs を選択します 2. 設定するドルビー入力 ( ドルビー 1 ~ ドルビー 4 のうちの 1 つ ) を選択します 選択したドルビー入力のドルビー パラメータが表示されます 各パラメータを順番に選択して 次のステップで説明する方法でセットアップします 3. Dolby Source を選択して ステップ 2 で選択したドルビー入力に対してデコードするシグナル ソースとして エンベデッド入力信号ペアまたは AES 入力信号ペアを選択します 4. Format Expected を選択して 欠落している場合にドルビー フォーマット アラームがトリガされるフォーマット条件を選択します 注 : ドルビー フォーマットが自動的に選択され デコードされます 5. Analog Output Map を選択し 表示されるマップ内のアナログ出力にルーティングされる入力がある場合は それを指定します 158 WFM7200 型波形モニタ

177 オーディオ モニタリング 6. AES B Output Map を選択し 表示されるマップ内の AES B 出力に特定のバー ペアを割り当てます (AES B バンクは 出力として設定する必要があります ) 注 : ドルビー入力が有効な場合 チャンネル番号のほかにチャンネル ラベル (L R Ls など ) が表示されます 7. Return ボックスを選択して マップを閉じます 8. Dolby D Input を選択し サブフレームが 2 つのドルビー ストリームを ( ドルビー プロフェッショナル 16 ビット モードで ) 搬送する ドルビー コンテンツ用の AES チャンネルを選択します 9. Dolby D Input を選択し 複数のドルビー デジタル ストリームをエンベデッドできる ドルビー コンテンツのストリームを選択します 10. Dolby E Pgm Mask(Dolby E プログラム マスク ) を選択し 各プログラムのボックスに移動します SEL ボタンを押して Allow Alarm のオン (X) またはオフ ( 空白 ) を切り替えます 11. Return ボックスを選択して マップを閉じます 12. Dolby Chan Mask を選択して デコードされたコンテンツに基づいてアラームをトリガするドルビー チャンネル (L R C Lfe など ) を選択します 13. Return ボックスを選択して マップを閉じます 14. Dolby E Input を選択し ダウンミックス処理を実行するプログラムを選択します 注 : 8 つのプログラムが表示されていますが 有効な番号は ドルビー入力のメタデータ内で検出されたドルビー E 入力プログラム設定に応じて異なります (169 ページ オーディオ バー マッピングとドルビー E メタデータ プログラム設定の関係 参照 ) 15. AES Ref Enable を Disable または Enable に設定します Enable に設定され ドルビー ソースが AES 入力に設定されている場合は AES 入力が AES リファレンスにロックされていなければ AES フレーム同期アラームがトリガされます 16. 必要に応じて 他のドルビー入力についても上記の手順を繰り返します WFM7200 型波形モニタ 159

178 オーディオ モニタリング ドルビー グローバル パラメータのセットアップ 次の手順を実行して 4 つのドルビー入力すべてに適用するパラメータを設定します 1. CONFIG メニューで Audio Inputs/Outputs を選択します 2. Dolby D (AC-3) Setup を選択し 次のように設定します 設定が入力に適用されるのは ドルビー入力に対してドルビー D が検出された場合です 3. ドルビー D の Listening Mode を選択します このモードは オーディオ表示および出力でのドルビー サウンド チャンネルのレベル バーとサラウンド サウンド要素へのマップ方法を制御します 4. Full またはダウンミックスするモードを選択します 注 : ドルビー入力とする信号のドルビー コンテンツは 選択したモードにダウンミックスするうえで十分なものとする必要があります 不十分なコンテンツでは 設定の効果が得られません 5. Dialnorm&DynRng を選択します 6. Off を選択するか Dialnorm Only Dialnorm+RF または DialNorm+Line を選択します RF および Line は モニタまたは出力用にドルビー コンテンツをデコードする場合に適用するダイナミック レンジ コントロール ( 圧縮 ) ファクタのモードです 7. Downmix Dynamic Rng を選択します 8. Line または RF に切り替えます このダイナミック レンジ コントロール ( 圧縮 ) ファクタは さまざまなドルビー D リスニング モードにダウンミックスする際に適用されます 9. Dolby E Setup を選択します 設定が入力に適用されるのは 選択したドルビー入力でドルビー E コンテンツが検出された場合です 10. Dialnorm を選択して On または OFF に切り替えます On にすると オーディオ バー アナログ出力 およびデジタル出力に対して ダイアログの正規化が適用されます 11. Pulldown Decoding を選択して On または OFF に切り替えます On にすると オーディオ バー アナログ出力 およびデジタル出力に対して プルダウン デコーディングが適用されます 160 WFM7200 型波形モニタ

179 オーディオ モニタリング 12. SD/Cpst または HD/DL/3G のいずれかの Guardband Limits を選択します Custom を選択する場合は この後で最大ライン数および最小ライン数を設定できます CONFIG > Audio Inputs/Outputs > Dolby E Setup メニューで ガードバンド リミットを設定できます 注 : Dolby E Guardband では Dolby E フレーム ロケーション スレッショルドが設定できます アラームを無効にしたり スレッショルドをカスタマイズできます 図 72: ドルビー サラウンド サウンド表示 13. オーディオ表示の下にある Dolby ガードバンド メータを確認します このメータはレベルが範囲内であれば緑色で表示されます ( 図 45 参照 ) 14. Downmix Mode を選択します 各ダウンミックス モードは 複数の独立したオーディオ チャンネルを組み合わせて 1 つのミキシングを作成し モノラルまたはステレオだけのシステム あるいは以前のアナログ サラウンド サウンド システムとの互換性を実現します WFM7200 型波形モニタ 161

180 オーディオ モニタリング 15. オーディオ表示に 2 つのバーとして表示するモードを次の中から 1 つ選択してください None を選択すると ダウンミックスは実行されません Mono を選択して ダウンミックスを表示します オーディオ表示に 2 つのバーとして表示するモードを次の中から 1 つ選択してください None を選択すると ダウンミックスは実行されません Mono を選択して モノ ダウンミックスを実行します Lo/Ro(Left-only/Right only) を選択すると 標準的なステレオ ダウンミックスを実行します Lt/Rt(Left-total/Right-total) を選択すると ドルビー プロ ロジックと互換性のあるステレオ ミックスを実行します 162 WFM7200 型波形モニタ

181 オーディオ モニタリング ドルビー入力の表示 ドルビー入力の設定が完了したら オーディオ表示にレベルとその他の特性を表示できます (158 ページ ドルビー入力の設定 参照 ) 1. タイルを選択します 2. Audio ボタンを押し続けて Audio メニューを表示します 3. Audio Input を選択し Dolby 1 ~ Dolby 4 までのいずれかを選択します ドルビー表示をモニタリングするオーディオ表示では 次の情報が表示されます ( 図 73 参照 ) 図 73: ドルビー用のオーディオ表示 各ドルビー チャンネルのレベル バー 選択されているリスニング モードにより 表示されるチャンネル / バーが決まります 選択したドルビー ダウンミックス モードのレベル バー ドルビー セットアップ情報 (164 ページ ドルビー表示のリードアウト 参照 ) ドルビー リスニング環境の表示 (156 ページ サラウンド サウンド表示の項目 参照 ) ドルビー ガードバンド メータ ガードバンドのスレッショルドを超えているかどうかを示します WFM7200 型波形モニタ 163

182 オーディオ モニタリング ドルビー表示のリードアウト ドルビー表示のリードアウトでは 次の情報が表示されます ( 図 74 参照 ) 1. 選択したドルビー入力を示します 2. 入力に対して選択したドルビー ソース 3. コーディング ( チャンネル ) モードを示します 4. リスニング モードの設定を示します 図 74: ドルビー表示のリードアウト ドルビー メタデータの表示 オプション DPE 型がインストールされている機器では ドルビー D ドルビー E のビットストリーム または垂直補助データに含まれるメタデータのパラメータを選択し Dolby Audio Status 画面でデコードおよび表示することができます 現在選択されている入力に対するデータを表示するには 次の手順を実行します 1. STATUS ボタンを押したままにして ステータス ポップアップ メニューを表示します 2. Display Type を選択し 表示された Dolby Status を選択します 次の点に注意してください Dolby Audio Status 画面を表示するには ドルビー オプションが設定されている必要があります ドルビー フォーマットは 選択した入力のフォーマットに一致します 3. 選択した表示タイプを有効にするには SEL ボタンを押します 4. Metadata Source (AES または VANC) を選択します 注 : Metadata Source で VANC を選択した場合は VANC ソースも選択してください 164 WFM7200 型波形モニタ

183 オーディオ モニタリング 使用上の注意 この機器では 選択したドルビー メタデータおよびドルビー ダウンミックスの複数のパラメータに従い ダウンミックスが決定されます たとえば Dolby Audio Status 画面に 適切なダウンミックスが Lt/Rt であることを示す拡張ビットストリーム情報が表示される場合は 中央チャンネルが -3 db 減衰され サラウンド チャンネルが -6 db 減衰された後 ステレオ ダウンミックスに結合されます リスニング モードは チャンネル数をユーザが選択できるマルチチャンネル ドルビー デジタル オーディオ プログラムをモニタする場合に使用できます 基本的なリスニング モードおよびプロ ロジック リスニング モードの中から リスニング モードを選択できます これらのモードについては以下で説明します チャンネル モードによって これらのリスニング モードはオーディオ表示レベル バーに表示される内容に影響を与えます (167 ページの表 6 参照 ) 基本的なリスニング モード EX: 2 つのサラウンド チャンネルがバック チャンネルでマトリックス エンコードされている場合は EX を使用します EX リスニング モードを選択した場合 2 つのサラウンド チャンネルが存在するとバー表示には Lb および Rb という 2 つのバック チャンネルが追加され 7.1 チャンネル表示となります Full: Full では 表示または出力にチャンネル モードで示される数にチャンネル数が固定されます 3Stereo: 左 中央および右のチャンネルのみを使用してドルビー デジタル信号をモニタするには 3 ステレオを使用します このモードでは サラウンド チャンネルが存在する場合 サラウンド ミックス レベル減衰を使用して 左および右のチャンネルにミキシングされます Phantom: ファントムを使用すると 中央チャンネルが存在する場合 その中央チャンネルが中央のミックス レベル値で減衰され 左右のチャンネルに追加されます Stereo: Stereo では メタデータで指定された中央チャンネルとサラウンド チャンネルのミックス レベルを使用して Lo/Ro ダウンミックスが常に作成されます Lfe は無効です Mono: モノラル モードでは常に Lo/Ro ダウンミックスを作成し Lo を Ro に追加することにより 単一の中央チャンネルにミックス ダウンします Lfe は無効です WFM7200 型波形モニタ 165

184 オーディオ モニタリング プロ ロジック リスニング モード プロ ロジック リスニング モードでは ソースの素材に応じて異なる機能を実行します ソースが 3 チャンネル以上のドルビー デジタル ストリームの場合 互換性のあるサラウンド Lt/Rt ダウンミックスが作成され 選択可能なチャンネル数にデコードされます ソースが 2/0 ドルビー デジタル ストリームの場合 プロ ロジック モードによりプロ ロジック デコードが実行され リスニング モードで要求された数のチャンネルを生成します ソースが PCM の場合 指定したプロ ロジック モードに関係なく フル プロ ロジック デコードが実行されます Pro Logic Full: Pro Logic Full では 3 チャンネル以上を使用して 任意の入力の Lt/Rt ダウンミックスを作成します この Lt/Rt ダウンミックスはプロ ロジックにデコードされ LCRS 出力が生成されます この出力では サラウンド チャンネルが 3dB 減衰され Ls バーおよび Rs バーの両方で再現されます 2/0 エンコードされたドルビー ストリームは すでにプロ ロジックにエンコードされているとみなされ プロ ロジックでデコードされて LCRS 出力が生成されます この場合も サラウンド チャンネルは 3dB 減衰され Ls バーおよび Rs バーの両方で再現されます すべての PCM 入力は 2/0 ドルビー デジタル入力と同様にデコードされます Pro Logic 3 Stereo: Pro Logic 3 Stereo では 3 チャンネル以上の任意の入力から Lt/Rt ダウンミックスを作成します この Lt/Rt ダウンミックスでは プロ ロジック デコードで中央チャンネルを生成し LCR バーを表示します 2/0 エンコードされたドルビー ストリームは すでにプロ ロジックにエンコードされているとみなされ プロ ロジックでデコードされて LCR 出力を生成します 任意の PCM 入力はデコードされて LCRS チャンネルを生成します この出力では サラウンド チャンネルが 3dB 減衰され Ls バーおよび Rs バーの両方に再現されます Pro Logic Phantom: ProLogicPhantom では 3 チャンネル以上を使用して 任意の入力の Lt/Rt ダウンミックスを作成します この Lt/Rt ダウンミックスは プロ ロジック デコードでサラウンド チャンネルを生成し LCS サラウンド チャンネルを実現します この出力では サラウンド チャンネルは 3dB 減衰され Ls バーおよび Rs バーの両方で再現されます 2/0 エンコードされたドルビー ストリームは すでにプロ ロジックにエンコードされているとみなされ プロ ロジックでデコードされて LRS 出力を生成します この場合も サラウンド チャンネルは 3dB 減衰され Ls バーおよび Rs バーの両方で再現されます 任意の PCM 入力はデコードされて LCRS チャンネルを生成します この出力では サラウンド チャンネルが 3dB 減衰され Ls バーおよび Rs バーの両方に再現されます 166 WFM7200 型波形モニタ

185 オーディオ モニタリング 表 6: チャンネル モードとリスニング モードの関係 チャンネル モード 3/2 2/2 3/1 リスニング モード EX Full メイン チャンネル出力機能 すべての 3/2 チャンネル + バック サラウンドの EX デコード すべての 3/2 チャンネル 3 Stereo 3/2 チャンネルの 3 ステレオ ダウンミックス Phantom 3/2 チャンネルのファントム ダウンミックス Stereo Mono PL Full PL 3 Stereo PL Phantom EX Full Lo/Ro ダウンミックス Lo+Ro Lt/Rt ダウンミックスからの LCRS Lt/Rt からの 3 ステレオ Lt/Rt からのファントム すべての 2/2 チャンネル + バック サラウンドの EX デコード すべての 2/2 チャンネル 3 Stereo ステレオ モードのデフォルト Phantom Stereo Mono PL Full PL 3 Stereo PL Phantom EX Full 3Stereo Phantom Stereo Mono PL Full PL 3 Stereo PL Phantom フル モードのデフォルト Lo/Ro ダウンミックス Lo+Ro Lt/Rt ダウンミックスからの LCRS Lt/Rt からの 3 ステレオ Lt/Rt からのファントム フル モードのデフォルト すべての 3/1 チャンネル smix 係数を使用して L および R にミキシングされた S cmix 係数を使用して L および R にミキシングされた C Lo/Ro ダウンミックス Lo+Ro Lt/Rt ダウンミックスからの LCRS Lt/Rt からの 3 ステレオ Lt/Rt からのファントム WFM7200 型波形モニタ 167

186 オーディオ モニタリング 表 6: チャンネル モードとリスニング モードの関係 ( 続き ) チャンネル モード 2/1 3/0 2/0 リスニング モード EX Full メイン チャンネル出力機能 フル モードのデフォルト すべての 2/1 チャンネル 3 Stereo smix 係数を使用して L および R にミキシングされた S Phantom フル モードのデフォルト Stereo Mono PL Full PL 3 Stereo PL Phantom EX Full Lo/Ro ダウンミックス Lo+Ro Lt/Rt ダウンミックスからの LCRS Lt/Rt からの 3 ステレオ Lt/Rt からのファントム 3 ステレオ モードのデフォルト 3 ステレオ モードのデフォルト 3 Stereo すべての 3/0 チャンネル Phantom Stereo Mono PL Full PL 3 Stereo PL Phantom EX Full cmix 係数を使用して L および R にミキシングされた C Lo/Ro ダウンミックス Lo+Ro Lt/Rt ダウンミックスからの LCRS Lt/Rt からの 3 ステレオ Lt/Rt からのファントム ステレオ モードのデフォルト ステレオ モードのデフォルト 3 Stereo ステレオ モードのデフォルト Phantom Stereo Mono PL Full PL 3 Stereo PL Phantom ステレオ モードのデフォルト 2/0 チャンネル L+R 2/0 チャンネルからの LCRS 2/0 チャンネルからの 3 ステレオ 2/0 チャンネルからのファントム 168 WFM7200 型波形モニタ

187 オーディオ モニタリング 表 6: チャンネル モードとリスニング モードの関係 ( 続き ) チャンネル モード 1/0 リスニング モード EX Full メイン チャンネル出力機能 モノラル モードのデフォルト モノラル モードのデフォルト 3 Stereo モノラル モードのデフォルト Phantom Stereo Mono PL Full PL 3 Stereo PL Phantom モノラル モードのデフォルト モノラル モードのデフォルト モノラル中央チャンネル出力 モノラル モードのデフォルト モノラル モードのデフォルト モノラル モードのデフォルト オーディオ バー マッピングとドルビー E メタデータ プログラム設定の関係 機器にオプション DPE 型がインストールされており ドルビー E オーディオをデコードしている場合は オーディオ表示のバーが 次の表に示すようにマッピングされます マッピングは ドルビー入力のメタデータ内で検出されたドルビー E プログラム設定に基づきます ダウンミックス プログラムを選択すると オーディオ表示の 2 つのダウンミックス レベル バーにそのプログラムの選択が反映されます ドルビー E プログラム設定 オーディオ バー マッピング L C R Ls Rs L FE L1 R x1 L C R Ls Rs L FE M2 M L1 C1 R1 S L2 R2 C2 S L1 C1 R1 S L1 R1 L2 R x1 L1 C1 R1 S L1 R1 M1 M2 4+4x1 L1 C1 R1 S M2 M3 M4 M L1 R1 L2 R2 L3 R3 L4 R x1 L1 R1 L2 R2 L3 R3 M4 M x1 L1 R1 L2 R2 M3 M4 M5 M6 2+6x1 L1 R1 M2 M3 M4 M5 M6 M7 使用可能なプログラムの数 WFM7200 型波形モニタ 169

188 オーディオ モニタリング ドルビー E プログラムオーディオ バー マッピ設定ング 1 8x1 = M1 M2 M3 M4 M5 M6 M7 M8 5.1 L C R Ls Rs L FE L1 C1 R1 S L2 R x1 L1 C1 R1 S M2 M L1 R1 L2 R2 L3 R x1 L1 R1 L2 R2 M3 M x1 L1 R1 M2 M3 M4 M5 5 6x1 M1 M2 M3 M4 M5 M6 6 4 L1 C1 R1 S 1 2+2x1 L1 R1 M2 M3 3 4x1 M1 M2 M3 M L C R Ls Rs L FE Lb Rb 7.1 画面 L C R Ls Rs L FE Le Re 使用可能なプログラムの数 1 L = 左 R = 右 C = 中央 M = モノ S = サラウンド e = エクストラ (Le Re および Ex エンコード チャンネル ) b = バック L FE = 低域効果 WFM7200 型波形モニタ

189 クローズド キャプション (CC) テレテキスト AFD およびセーフ エリア コンプライアンス クローズド キャプション (CC) テレテキスト AFD およびセーフ エリア コンプライアンス この機器では 選択した信号に存在する V チップ定格などの CC データをモニタして そのデータをピクチャ表示上にオーバーレイ表示できます CEA 608(VBI) CEA 608(ANC) CEA(608/708) CEA 708 TeletextB(VBI) TeletextB OP47 SDP(ANC) および TeletextB OP47 Multi(ANC) クローズド キャプション トランスポートに対応しています また セーフ アクションおよびセーフ タイトルの目盛を表示し 図 ロゴ およびその他の商標要素の不正な配置もモニタできます この機能により テキストや必要なアクションの表示がそれらの項目によって見えにくくなるのを防止できます SMPTE ITU および ARIB TR-B.4 の規格がサポートされています 注 : CC/Teletext フォーマットのモニタはタイルごとに行われます 2 つ以上のフォーマットを同時にモニタする場合は 目的のタイルで適切な設定を選択してください CC およびテレテキストのモニタ CC およびテレテキストをモニタする前に 次の手順を実行します CC およびテレテキストの設定 1. CONFIG メニューから Aux Data Settings を選択します 2. 次の CC タイプから選択します CEA 608 Settings (171 ページ参照 ) CEA 708 Settings (172 ページ CEA 708 Settings の設定 参照 ) Teletext B Settings (172 ページ Teletext b settings 参照 ) CEA 608 Settings の設定 : 1. Aux Data Settings サブメニューで CEA608 Settings を選択します 2. CEA608 Required を選択し モニタ対象の項目を Yes 対象外の項目を No で指定します 3. CEA608 Transport を選択し Auto Line 21 S334(RAW) または S334 (CDP) から選択します Auto を選択した場合は 利用可能なトランスポートが自動的に検索されます 4. VBI Mode を選択し Auto または Manual を選択します Manual を選択した場合は 汎用ノブを使用して VBI Line Num を設定します WFM7200 型波形モニタ 171

190 クローズド キャプション (CC) テレテキスト AFD およびセーフ エリア コンプライアンス 5. VBI Timing を選択し Normal Early または Late を選択します 6. 目的のサービスを Yes に設定する場合は Req Services を選択して SEL ボタンを押します ダイアログ ボックスが開き CC および Text で必要なチャンネルが選択できます CEA 708 Settings の設定 : 1. AuxDataSettings サブメニューで CEA708 Settings を選択します 2. CEA708 Required を選択し モニタ対象の項目を Yes 対象外の項目を No で指定します 3. 目的のサービスを Yes に設定する場合は Req Services を選択して SEL ボタンを押します ダイアログ ボックスが開き CC および Text で必要なチャンネルが選択できます Teletext b settings: 1. AuxDataSettings サブメニューで Teletext B Settings を選択します 2. Teletext Required を選択し モニタ対象の項目を Yes 対象外の項目を No で指定します 3. WST Transport を選択し Auto VBI OP47(SDP) または OP47(Multi) から選択します Auto を選択した場合は 利用可能なトランスポートが自動的に検索されます 4. 目的のサービスを Yes に設定する場合は Teletext Req Pages を選択して SEL ボタンを押します 5. Teletext Required Pages ダイアログ ボックスが開いたら 汎用ノブを使用して モニタしたページの横にある Allow Alarm 列内のボックスに移動します 6. SEL ボタンを押して ボックスに印を付けます 7. 右矢印キーを押してから SEL ボタンを押して Page Number ボックスをハイライトします 8. 汎用ノブを使用して ボックスを目的のページ番号に設定してから SEL ボタンを押します 9. 選択が終了したら 下向きの矢印を使用して Return ボックスに移動し SEL ボタンを押します 172 WFM7200 型波形モニタ

191 クローズド キャプション (CC) テレテキスト AFD およびセーフ エリア コンプライアンス CC のステータスとサブタイトルの表示 1. タイルを選択します 2. STATUS ボタンを押したままにして ステータス ポップアップ メニューを表示します 3. Display Type を選択します 4. Aux Data Status を選択します Auxiliary Data Status 表示にクローズド キャプション データのステータスが表示されます ( 図 75 参照 ) 図 75: 補助データ ステータス表示 WFM7200 型波形モニタ 173

192 クローズド キャプション (CC) テレテキスト AFD およびセーフ エリア コンプライアンス CC の表示 1. タイルを選択します 2. PICT ボタンを押し続け ピクチャ ポップアップ メニューを表示します 3. CC/Teletext Format を選択し 表示する任意の CC タイプを選択します 4. チャンネル サービス また表示するページを選択します ピクチャ表示では クローズド キャプションはクローズド キャプション データで指定された領域に表示されます ( 図 76 参照 ) 5. もう一度 PICT ボタンを押して ピクチャ ポップアップ メニューを閉じます 図 76: クローズド キャプション表示エリア 使用上の注意 個々のタイル内の PICT 表示では 他のタイルに関係なく Services and Pages を選択できます Freeze を使用すると ピクチャ イメージに CC テキストは取り込まれません CC/ テレテキスト セットアップは プリセットと一緒に保存され 電源オン時にリストアされます CC アラームは クローズド キャプション / メタデータに関する設定メニューの Alarms サブメニューから使用できます テレテキストは キャプションとして または全ページとして表示できます 174 WFM7200 型波形モニタ

193 クローズド キャプション (CC) テレテキスト AFD およびセーフ エリア コンプライアンス セーフ エリア コンプライアンスのモニタ 必要なエレメントに対して不必要なエレメントが不正に配置されていないかモニタする目盛を表示するには 設定メニューでグローバル設定を行い Picture メニューで独立した設定を持つ最大 4 つのセーフ エリア目盛をオンにします セーフ エリア目盛の設定 セーフ エリア目盛を使用する前に 次の手順を実行して Configuration メニューからセーフ エリア目盛を設定します 1. Graticules を選択した後 CONFIG メニューから Safe Area Graticule Standard を選択します 2. SMPTE ITU または ARIB TR-B.4 から標準を選択します 選択した標準は Picture メニューからアクセスする 4 つのセーフ エリア目盛のいずれかに AUTO を選択した場合に使用される目盛となります 3. カスタム セーフ目盛 1 および 2 で タイトルとアクション エリアの高さ 幅 およびオフセットを設定するには 最初に変更するタイトルまたはアクションを選択します 4. 各パラメータのパーセンテージ レベルを設定します パラメータは 画面の高さまたは幅のパーセンテージとして設定されるので それらを変更すると 画面上に更新された目盛が表示されます 注 : 設定したカスタム パラメータは Picture メニューからアクセスする 4 つのセーフ エリア目盛のいずれかに Custom_1 または Custom_2 を選択した場合に使用されます セーフ エリア目盛の表示 1. タイルを選択します 2. PICT ボタンを押下したまま Picture メニューが表示されるのを待ちます 3. Safe Area Action 1 を選択します 4. 次のいずれかを選択します Auto: セーフ エリアのサイズとオフセットが自動的に選択されます 4x3 14x9 または 16x9: 選択した標準に基づいて これらのアスペクト比に適したセーフ エリアのサイズとオフセットを設定します Custom_1 または Custom_2:Graticules メニューで選択したカスタム設定に合わせてセーフ エリアのサイズとオフセットを設定します 5. 各セーフ エリアの設定が完了したら PICT ボタンを押して ポップアップ メニューを閉じます WFM7200 型波形モニタ 175

194 クローズド キャプション (CC) テレテキスト AFD およびセーフ エリア コンプライアンス 使用上の注意 セーフ アクション エリアには すべての重要なアクションを含む最大のイメージ エリアが表示されます セーフ タイトル エリアには すべての重要なタイトルを含む最大のイメージ エリアが表示されます ( 図 77 参照 ) セーフ エリア目盛は Configuration メニュー内の一般に認められているスタンダードに準拠するように 一括で設定されます セーフ エリアの垂直および水平のサイズとオフセットのカスタム選択は Configuration メニューで設定します 図 77: セーフ アクション / セーフ タイトル エリア AFD コンプライアンスのモニタ AFD コンプライアンスのモニタ用に目盛を表示するには ピクチャ表示のポップアップ メニューで目盛をオンにする必要があります AFD 目盛に関する情報は Auxiliary Data Status 画面で見ることができます AFD 目盛の設定 1. PICT ボタンを押下したまま Picture メニューが表示されるのを待ちます 2. AFD Graticules を選択し On を選択します Picture 画面で目盛を表示します AFD の情報は Auxiliary Data Status 画面で表示できます (173 ページの図 75 参照 ) 176 WFM7200 型波形モニタ

195 アプリケーション例 アプリケーション例 スタジオのタイミング調整 この機器では スタジオのタイミングを調整する各種方法および技法をサポートしています そのすべてで 機器への外部リファレンスが必要です スタジオのタイミング調整では 異なるソースへ向かうリファレンスの調整が必要です これにより 出力フィードのタイミングは プロダクション スイッチャなどの共通のポイントに到達したときと同じになります デジタル システムの場合 通常 精密なタイミング確度は要求されていません これは ほとんどのスイッチャはタイミング エラーに対してある程度の裕度を持っているからです アナログ コンポジット システムでは ソースの切り替え時に サブキャリア サイクルの小さい部分内でタイミングを一致させ 色相のずれを防止することが必要になる場合があります 次に 各種方法を使用したスタジオのタイミング調整手順を示します 従来の手法 この機器は 柔軟なタイル表示機能と静止機能を実現することにより 水平方向と垂直方向のタイミングを比較する従来の手法を容易に実行できます 従来の手法を使用してスタジオのタイミングを調整するには 入力をベースラインとして格納し タイミング調整を行う信号をベースラインと比較します 1. アクティブ入力をタイミング調整するタイルを選択します WFM を選択します 2. 最初の入力信号を適切な入力に加え 適切に終端して選択します 3. WFM ボタンを押し続けます Display Mode サブメニューから 入力する信号に適した表示モードを選択します 4. 外部リファレンス入力にハウス リファレンス信号を加え 適切に終端します 5. EXT REF ボタンを押して 外部リファレンス モードを選択します ( ハウス リファレンスに接続 ) 6. 選択したタイルをライン モードにします 7. HORIZONTAL ノブを使用して 同期エッジまたは SAV パルスを中央に移動します (SAV パルスを使用する場合は 設定メニューの SDI Input 設定で Stripping EAV/SAV/ANC をオフにします ) 8. MAG ボタンを押し タイミング分解能を増やします 9. 2 番目のタイルを選択します 10. FIELD ボ ンを押し 2 番目のタイルをフィールド モードにし 適切な波形モードを選択します 11. Horz ノブを使用して 垂直のインターバル部分を中央に移動します 12. MAG ボタンを押し タイミング分解能を増やします WFM7200 型波形モニタ 177

196 アプリケーション例 13. CAPTURE ボタンを押して 波形をベースラインとして保存します 14. 最初の入力とタイミングを一致させる必要がある入力を加えます 15. タイミング調整中の信号のタイミング オフセットを調整し 保存されているベースラインにタイミングを合わせます 16. 他の必要な信号について ステップ 14 と 15 を繰り返します 注 : カーソルをマーカーとして使用するか カーソルを使用してソース間のタイミングの差を測定します 他のタイルを使用して コンポジット信号で精密なタイミングを設定したり カラー フレームのアライメントを確認したりできます また 他の 2 つのタイルを使用すると MAG ボタンをアクティブにしないで ライン レートおよびフィールド レートを表示し 著しくタイミングが合っていない信号の位置を表示できます タイミング表示手法の使用 当社のタイミング表示機能を使用すると 外部リファレンスに対する入力のタイミングを簡単に測定できます 方形波の表示は 入力信号に合わせて自動的にスケール調整されます プログレッシブ信号の場合 表示は 1 つのフィールドを表します インタレース信号の場合 表示は 1 つのフレームを表します コンポジット入力の場合 表示は 1 つのカラー フレームを表します 中央のクロスヘアはオフセットがゼロとなる位置を表し 円は入力信号のタイミングを表します 進みまたは遅れのラインは 垂直方向の位置ずれとして示され 1 ライン未満のタイミング エラーは水平方向の位置ずれとして示されます 入力がリファレンスと同じタイミングの場合 円とクロスヘアの中心は一致しています また タイミング オフセットはラインで表示されるほか 画面右側にあるボックスに 遅れまたは進みの時間値 ( マイクロ秒 ) で表示されます フレーム レートに密接に関連する入力信号とリファレンス信号の場合 存在するタイミングの関係は 1 つのみです このため ディスプレイには入力信号のタイミング オフセットを示す 1 つの円が表示されます より複雑な関係を持つ入力とリファレンスの組合せの場合 すべてのタイミング オフセットの関係を示す複数の円が表示され ゼロ オフセットに最も近い円がハイライト表示されます 数値のリードアウトは 強調されたタイミング インジケータの円に対応します Relative to: ボックスには タイミング表示で選択されたゼロ点が示されます デフォルト設定は Rear Panel です このモードでは 機器のリア パネルで入力とリファレンスが同じタイミングのとき オフセットがゼロになります もう 1 つの選択肢は Saved Offset です このモードでは 1 つの信号のタイミングを保存し 保存されたオフセットに対するタイミングを表示できます 178 WFM7200 型波形モニタ

197 アプリケーション例 タイミング表示を使用した リファレンスに対する信号のタイミング調整 : 1. アクティブ入力をタイミング調整するタイルを選択します 2. タイミング調整する入力信号を適切な入力に加え 適切に終端して選択します 3. 外部リファレンス入力にハウス リファレンス信号を加え 適切に終端します 4. EXT REF ボタンを押して 外部リファレンス モードを選択します 5. MEAS ボタンを押し ステップ 1 で選択したタイルのタイミング表示を選択します 6. 表示される円が 1 つのみの場合は ブラック ゼネレータのタイミング オフセットを調整し タイミングを外部リファレンスに合わせます リファレンス ターゲットの周りの円が完全に一致するように調整し 垂直および水平のタイミング リードアウトのヌル値を調整します ( 一致すると円は緑に変わります ) 7. 複数の円が表示されている場合 タイミングは複雑になるので 調整する円を選択する必要があります ゼロ オフセットに最も近い測定値がハイライト表示され リードアウトに表示されます 注 : 複雑なタイミングの表示とその要素の詳細については 簡単なタイミングと複雑なタイミングに対するタイミング表示 を参照してください (48 ページ参照 ) 9. 他の信号について ステップ 6 または 7 を繰り返します 注 : タイミングを調整するとき 入力タイミングを表す円が突然移動することがあります これは 信号のずれにより カラー フレーム検出回路が一時的に動作を中断するためです 普通 この円の移動量はフィールド時間の倍数になります 円は 1 秒程度で正しい位置に戻ります WFM7200 型波形モニタ 179

198 アプリケーション例 使用上の注意 コンポジット信号と SD 信号のタイミング表示の分解能は 27 MHz クロックの 1 サイクルまたは 37 ns です HD 信号の場合 分解能は MHz の 1 クロックであり 約 13.5 ns と同等です コンポジット信号に必要な高い確度を得るには まずタイミング表示を使用して円を接近させ 次に最終のバースト位相整合にベクトル表示を使用します この機器では タイミング表示とベクトル表示を固有のタイルで同時に表示できるので この処理を簡単にすばやく行うことができます コンポジット信号の場合 一致させる時間については明確に定義されていますが アナログ リファレンスに対する SDI 入力の場合 状況はより複雑です タイミング表示の場合 SDI 入力のゼロ オフセットの定義には SMPTE RP168 で規定されている方法を使用します この方法では SDI 信号をアナログに変換します 次に 変換後のアナログ信号をアナログ リファレンスと比較します この変換では 約 3 マイクロ秒の遅延時間を持つ D/A コンバータを使用します Relative to Rear Panel モードでは この 3 μs の変換遅延が表示されたオフセットの原因です Relative to Saved Offset モードでは この遅延は何も影響を及ぼしません ルータへの多重入力のタイミングの調整 Relative to: 機能を使用して マスタ信号とリファレンス信号間のオフセットを タイミング調整する場合のゼロ点リファレンスとして設定することもできます Relative to: ボックスには タイミング表示で選択されたゼロ点が示されます Rear Panel: このモード ( デフォルト ) では 測定対象の信号入力とリファレンスが機器への入力時点で同じタイミングとなる場合にオフセットはゼロです この設定は 前述のタイミング表示法の手順で使用されています Saved Offset: このモードでは リファレンスに対するマスタ信号のタイミングをゼロ点オフセットとして保存できます 次に 他の入力を接続し 保存したオフセットを基準として測定します ルータへの入力のタイミング調整 : 1. 前の手順のステップ 1 ~ 5 を実行します 2. 適切な入力信号 SDI 信号 またはコンポジット信号に対するマスタとする信号を接続し 適切に終端します 3. リファレンス入力に対するリファレンス信号を接続し 適切に終端します 4. マスタ入力のタイミング オフセットを保存し (MEAS>SaveOffset>SEL) ポップアップ メニューから Relative to: Saved Offset モードを選択します 注 : 入力またはリファレンスのいずれかがない場合 またはアンロックされている場合は タイミング オフセットを保存することはできません また 内部モードでリファレンスを保存することもできません このような条件でオフセットを保存すると 誤った結果を招く可能性があるので 機器側で許可されないようになっています 許可されない条件のときにオフセットを保存しようとすると 警告メッセージが表示されます 180 WFM7200 型波形モニタ

199 アプリケーション例 5. 機器に接続するルータへの他の入力を選択します 入力ごとに 関連するタイミングが表示されます 6. マスタ同期ソースでのタイミング オフセットを調整し ルータへの入力のタイミングを調整してマスタに合わせます 使用上の注意 : コンポジット ビデオと SD ビデオのタイミング表示の分解能は 27 MHz クロックの 1 サイクル つまり 37 ナノ秒です コンポジット信号に必要な高い確度を得るには まずタイミング表示を使用して円を接近させ 次に最終のバースト位相整合にベクトル表示を使用します これら 2 つの表示は個別のタイルで同時に表すことができるので この処理は簡単に短時間で実行できます コンポジット信号の場合 タイミング整合の定義は簡単ですが アナログ リファレンスに対する SDI 入力の場合 状況はより複雑です タイミング表示の場合 SDI 入力のゼロ オフセットの定義では SDI 信号をコンポジットに変換することを前提としています 次に 変換後のコンポジット信号をアナログ リファレンスと比較します この変換では 33 クロックサイクル遅延した半値幅フィルタ およびアナログ再構成フィルタの使用を前提としています この変換により 約 3 マイクロ秒の遅延時間が発生します Relative to: Rear Panel モードでは この 3 μs の変換遅延は 表示が生成される前に 測定されたオフセットから削除されます Relative to: Saved Offset モードでは この遅延は何も影響を及ぼしません 入力とリファレンスとのタイミングの関係は 波形モードにも見られます つまり タイミング表示でゼロ タイミングの場合は 内部リファレンスから外部リファレンスに変更しても 表示される波形の位置は変化しません アナログ コンポジット信号のタイミング調整では ベクトル表示を使用してシステムの位相を調整します (48 ページ 簡単なタイミングと複雑なタイミングに対するタイミング表示 参照 ) 注 : 入力とリファレンスの組合せが複数のタイミング インジケータの円を必要とする場合 複数の入力間のタイミング オフセットの比較が不正確になる可能性があります タイミング表示は 考えられる最も小さいタイミング オフセットを選択するので 2 つの入力間で大きなタイミング差がある場合 これらの入力を一致させることができなくなります リファレンスの特定の約数を識別するために SMPTE フィールド フラグと同様のものを使用しない限り この問題は 従来のタイミング調整方法を使用している場合も発生します WFM7200 型波形モニタ 181

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