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1 Symantec Ghost 実装ガイド

2 このマニュアルで説明するソフトウェアは, 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます 著作権 Copyright Symantec Corporation. All Rights Reserved. このマニュアルの一部または全部を許可なく複写することはできません 商標 Symantec Symantec ロゴ Ghost は Symantec Corporation の米国における登録商標です Ghost Walker Ghost Explorer GhostCast OmniFS は Symantec Corporation の商標です Microsoft MS-DOS Windows Windows NT は Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です IBM PC-DOS OS/2 は International Business Machines Corporation の米国における登録商標です 3Com EtherLink は 3Com Corporation の登録商標です SuperDisk は Imation Enterprises Corporation の登録商標です FireWire は Apple Computer, Inc., の米国およびその他の国における登録商標です その他の会社名 製品名は各社の登録商標または商標です Printed in Ireland

3 目次 第 1 節 第 1 章 第 2 章 始めましょう Ghost の紹介 Ghost について Ghost の新機能 クライアントステージング領域 Ghost の働き Ghost の理解 Ghost のコンポーネント Ghost コンソール Ghost コンソールクライアント GhostCast サーバー Ghost ブートウィザード Ghost AutoInstall Ghost の DOS 実行可能ファイル Ghost の Windows 実行可能ファイル 設定クライアント ( スタンドアロン ) Ghost Walker Ghost エクスプローラ GDisk Ghost パーティション 仮想パーティションを使ってコンソールに接続する Ghost ブートパーティションを使ってコンソールに接続する イメージファイルを作成する方法の選択 Ghost のアクセス性 Ghost のアクセス性機能 サポートマニュアルの形式 第 3 章 Ghost のインストール Ghost のインストールについて インストールする前に Ghost コンソールのインストール

4 iv 目次 コンソールクライアントのインストール コンソールクライアントのリモートインストール Windows XP コンピュータへのコンソールクライアントのリモートインストール コンソールクライアントの手動インストール 設定クライアント ( スタンドアロン ) のインストール Ghost 標準ツールのインストール Ghost の更新 Ghost のアップグレード Ghost のアンインストール コンソールサービスアカウントの作成 コンソールサービスアカウントの編集 ドメインアカウントの削除 第 2 節 第 4 章 コンソールによるコンピュータの管理 コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールの概要 Ghost コンソールを開く コンソールでのプロパティの設定 Ghost コンソールリソースについて Ghost コンソールリソースの管理 リソースフォルダの表示モードの設定 新規フォルダの作成 Ghost コンソールリソースの移動 Ghost コンソールリソースの名前の変更 Ghost コンソールリソースの削除 Ghost コンソールリソースのプロパティの表示 Ghost コンソールのクライアントコンピュータの管理 コンピュータグループの設定 コンピュータグループの作成 グループへのコンピュータの追加 コンピュータの名前の変更 コンピュータグループからのコンピュータの削除 クライアントプロパティとデータ転送プロパティのデフォルト設定 クライアントのハートビート間隔のデフォルト設定 データ転送プロパティのデフォルト設定 サブネットのプロパティの設定 Ghost コンソールクライアントコンピュータのプロパティの設定 クライアントコンピュータのハートビート間隔の設定

5 目次 v デフォルトクライアント設定の維持 仮想パーティションの設定 仮想パーティションのサイズの設定 デフォルトの DOS のバージョンの設定 仮想パーティションのファイルの編集 DOS ネットワークドライバテンプレートの設定 クライアントコンピュータの DOS のバージョンの設定 クライアントコンピュータからの Ghost ブートパーティションの削除 設定セットの設定 新しい設定セットの作成 設定セットの表示または修正 第 5 章 タスクの作成 タスクについて コンソールタスクの作成と実行 コンソールリソースのローカル配備 イメージ作成タスクの設定 モデルコンピュータの作成 イメージ定義について イメージ定義の作成 イメージ定義の管理 イメージの詳細の表示 イメージ作成タスクの作成 イメージ作成タスクの一般プロパティの設定 ネットワークプロパティの設定 タスクの設定 タスクの作成 クローンプロパティの設定 設定プロパティの設定 ファイル転送プロパティの設定 コマンドの追加 タスクの詳細の表示 AutoInstall パッケージの配備 AI パッケージの格納 AI パッケージ定義の作成 AI パッケージ定義の管理 AI パッケージの詳細の表示 AI パッケージの配備タスクの設定

6 vi 目次 第 6 章 第 7 章 第 8 章 タスクの実行とスケジュール設定 タスクの実行 Ghost コンソールからのタスクの実行 回復タスクの実行 実行中のタスクの中止 クライアントコンピュータからのタスクの開始 コマンドラインからのタスクの開始 タスクのスケジュール設定 タスクのスケジュールの作成 定時タスクのプロパティの設定 スケジュールの詳細の指定 スケジュールの表示または修正 差分バックアップとロールバック 差分バックアップとバックアップ設定の概要 バックアップイメージの場所の設定 バックアップ設定 バックアップ設定のプロパティの設定 バックアップ設定の表示または修正 バックアップの手動作成 コンピュータのバックアップの表示 コンピュータの復元 ユーザーの移動 ユーザーの移動について 取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 データテンプレートの設定 データテンプレートの作成 相対パスの有効化 ユーザーの移動に使う変数 取り込むデータファイルの指定 取り込むレジストリエントリの指定 データテンプレートの管理 データテンプレートの表示または修正 ユーザープロファイルの設定 ユーザープロファイルの作成 ユーザープロファイルの管理 ユーザープロファイルの表示または修正 ユーザーデータの取り込み [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクの設定 ユーザーパッケージの管理 ユーザーパッケージの格納場所の設定

7 目次 vii ユーザーパッケージの詳細の表示 ユーザーデータの復元 [ ユーザーの移動 : 復元 ] タスクの設定 ユーザーの移動タスクの実行 移動できるユーザー設定 ユーザー補助の設定 デスクトップの設定 地域の設定 キーボードの設定 マウスの設定 サウンドの設定 スクリーンセーバーの設定 割り当てられているネットワークドライブの設定 インターネットオプションの設定 第 9 章 クライアントインベントリの使い方 クライアントインベントリの概要 クライアントインベントリの必要条件 クライアントインベントリのリソース クライアントインベントリの使い方 インベントリリソースの管理 収集したデータセットの管理 収集したデータセットについて 収集したデータフォルダの表示 収集したデータセットの設定 新しく収集したデータセットの作成 インベントリデータベースへのデータの取り込み 収集したデータセットのプロパティの設定 収集したデータセットの管理 インベントリ情報の表示 ビューの作成 ビューの表示または修正 ビューの管理 コンピュータグループの共通インベントリビューの設定 新しいクライアントコンピュータのデフォルトインベントリビューの設定 クライアントコンピュータのインベントリ情報の表示 フィルタの作成と保守 フィルタの作成 フィルタ条件の設定 フィルタ条件のグループ化 フィルタの表示または修正 フィルタの管理

8 viii 目次 レポートの作成と実行 レポートの作成 レポートの表示または修正 レポートの管理 レポートの実行 動的コンピュータグループの設定 動的コンピュータグループの作成 動的コンピュータグループの表示または修正 動的コンピュータグループの管理 第 10 章 第 3 節 第 11 章 コンソールの追加オプション Ghost コンソール活動の監視 設定サーバーの起動 Ghost コンソールオプションの設定 Ghost コンソールのセキュリティ ブートパーティション認証の更新 新しい認証の生成 ブートディスクの作成 イメージファイルの操作 Ghost サポート Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 Ghost ブートウィザードについて Ghost ブートディスクまたは Ghost ブートイメージとは何か Ghost ブートディスクまたは Ghost ブートイメージを作成する場合 Ghost ブートディスクの使い方 Ghost ブートディスクまたは Ghost ブートイメージ内のファイル ブートディスクに MS-DOS を入れる場合 Ghost ブートウィザードを開く ブートディスクとブートイメージの作成 標準ブートディスク ネットワークサポート付きブートディスク ドライブマップのネットワークサポート付きブートディスク CD と DVD のサポート付きブートディスク コンソールブートパーティションが入ったブートイメージの作成 テンプレートの設定

9 目次 ix マルチカードテンプレートとブートディスク Ghost ブートウィザードへのネットワークドライバの追加 Ghost ブートウィザードへのパケットドライバの追加 Ghost ブートウィザードへの NDIS2 ドライバの追加 テンプレートのカスタマイズ ブートパッケージへのコマンドラインパラメータの追加 MS-DOS の提供 MS-DOS クライアントファイルのインストール DOS ブートディスクの手動による作成 パケットドライバの設定 第 12 章 第 13 章 CD-R/RW と DVD-R/RW のバックアップ イメージファイルと CD/DVD ライター CD/DVD ドライブへのイメージファイルの直接保存 サポートされる CD/DVD へのイメージファイルの保存 Ghost ブートディスクの作成 コンピュータの起動 イメージファイルの作成と保存 サポートされない CD/DVD ドライブへのイメージファイルの保存 バックアップ中のイメージファイルの分割 イメージファイルとイメージディスクの Ghost サポート Ghost イメージファイルについて イメージファイルと圧縮 ネットワーク上での処理効率 イメージファイルと CRC イメージファイルとボリュームスパン 標準イメージファイル イメージファイルサイズの制限 サイズ制限のイメージファイル スパンイメージファイル 複数ボリュームにまたがるスパンとスパンサイズの制限 スパンイメージからの復元 イメージファイルとテープドライブ Windows 2000/XP でのダイナミックディスク ハイバネーションファイルとスワップファイル サーバーのバックアップの作成または移行 SID と設定の問題の解消

10 x 目次 第 14 章 Ghost エクスプローラを使ったイメージファイルの内容の修正 Ghost エクスプローラについて イメージファイルの表示 ファイルの起動 イメージファイルからのファイルまたはディレクトリの抽出 イメージファイルの修正 ファイルの追加 移動 削除 イメージファイルの内容のリスト スパンファイルサイズの設定 イメージファイルの分割 イメージファイルのコンパイル イメージファイルのバージョン検査 コマンドラインからの Ghost エクスプローラの使い方 用語集 索引

11 1 始めましょう Ghost の紹介 Ghost の理解 Ghost のインストール

12

13 1 Ghost の紹介 Ghost について この章では次の項目について説明します Ghost について Ghost の新機能 Ghost の働き Ghost はソフトウェアアプリケーションとオペレーティングシステムのインストールに関係するコストとオーバーヘッドを減らします PC の管理と配備の問題がより簡単に そして費用効果がより高くなります コンピュータ設定の管理 コンピュータとユーザーの移行 差分バックアップなどの機能性によって Ghost は PC の管理のためのソリューションとして定義されます Ghost はディスクとパーティションの完全なバックアップを作成できます 他のバックアップユーティリティが見逃すシステムファイルをコピーするため Ghost は大惨事からの回復操作に役立つツールです Ghost には次の機能があります コンピュータのバックアップと復元 コンピュータのクローン Ghost を使ってコンピュータのバックアップと復元をします コンピュータのバックアップはネットワークのほかに CD/DVD ドライブ FireWire と USB のハードディスクドライブ MO ドライブなど幅広いハードディスクドライブとリムーバブルメディアに作成できます ディスク間またはパーティション間の直接クローンによって完全に同じ複製を新しいディスクまたはパーティションに作成します

14 1-2 第 1 章 Ghost の紹介 Ghost の新機能 コンピュータの管理 ユーザーデータの転送 GhostCast AutoInstall ファイルシステムのサポート イメージファイルの編集 個々のファイルの復元 ディスクとパーティションの管理 中央のコンソールからすべてのクライアントコンピュータをリモートで管理してコンソールまたはクライアントからクライアントコンピュータ上でタスクを実行します ユーザーの移動の機能性を使うとコンピュータからファイルと設定を取り込んでそれを別のディスクに転送またはアップグレード済みディスクに戻す転送ができます ネットワークトラフィックへの影響を最小に抑えながら効率的にファイルを転送します コンソールクライアントコンピュータにファイルを転送またはソフトウェアパッケージをインストールする実行可能ファイルを作成します FAT FAT32 NTFS (DOS と Windows 2000/XP/ 2003/NT/9x) Linux Ext2/3 ファイルシステムのバックアップ 復元 クローンをします Ghost エクスプローラを使うと FAT FAT32 Linux のイメージファイルを編集できます Ghost エクスプローラを使うと個々のファイルをイメージファイルから復元できます パーティションとディスクを管理するために Windows 内部からコマンドシェルで または DOS から GDisk を実行します Ghost の新機能 Symantec Ghost 8.0 には次の新機能があります ハードウェアとソフトウェアのインベントリ 集中型コンソールからハードウェアとソフトウェアのインベントリを管理します 完全にカスタマイズ可能なフィルタとビューから詳細レポートを作成します ハードウェアまたはソフトウェアの属性に基づいて対象コンピュータグループを管理するための動的フォルダを作成してオペレーティングシステムの移行を合理化します

15 第 1 章 Ghost の紹介 Ghost の新機能 1-3 クライアントステージング領域 ローカルリソースのサポート マルチキャストのファイル転送 クライアントコンピュータ上のディレクトリを Ghost イメージファイル アプリケーションパッケージ ユーザープロファイルなどのファイルのリポジトリ ( 収納場所 ) として使います 復元中に選択したディレクトリの内容を保存しローカルバックアップと回復イメージファイルを維持します p.1-4 の クライアントステージング領域 を参照してください クライアントコンピュータ上にローカルに格納されているイメージ ファイル パッケージを使ってコンソールタスクを実行します 同じディスクまたはパーティションに格納されている Ghost イメージでディスクまたはパーティションを復元します マルチキャストの機能性を使ってコンソールからインストールパッケージなどのすべてのファイルを転送します 個々のファイルを複数の受信者に同時に送信することによってネットワークトラフィックを減らします 柔軟なファイル転送によりファイルの転送先を指定できます NTFS のサポート Windows 版の Ghost FireWire(IEEE394) USB 1.1 USB 2.0 のサポート DVD のサポート 完全な NTFS 読み書きのサポート 拡張した CD-R/RW のサポート 大容量ドライブのサポート NTFS パーティションとの間で読み書きをします イメージファイルを NTFS ドライブ上に格納でき NTFS ドライブ上にあるイメージファイルから復元できます Windows 9x/NT/2000/XP/2003 上で Ghost.exe を実行します ハードディスクドライブとサポート対象の CD-R/RW ドライブや DVD ドライブを含むサポートされる FireWire USB 1.1 USB 2.0 デバイスとの間で直接バックアップ 復元 クローンをします サポート対象の DVD+R/RW ドライブ DVD-R/RW ドライブとの間でバックアップの作成と復元をします NTFS のディスクとパーティションの間で読み書きをします ほとんどの新型 CD-R/RW ドライブをサポートします 128GB を超える IDE ドライブのバックアップ 復元 クローンをサポートします

16 1-4 第 1 章 Ghost の紹介 Ghost の新機能 Linux のサポート Linux Ext2/3 ファイルシステムに対し LILO と GRUB を完全にサポートします GDisk でのセキュリティ抹消 GDisk でディスクのセキュリティ抹消ができるようになりました OmniFS ローカルに接続した NTFS または FAT ファイルシステム (FAT 隠しパーティションを含む ) にあるファイルやディレクトリを DOS または Windows から操作する汎用ユーティリティです クライアントステージング領域 クライアントステージング領域とは次のことをするために Ghost の新機能を一緒に集めた場所です Ghost イメージなどのファイルをクライアントコンピュータ上に格納する Ghost イメージ アプリケーションパッケージ ユーザープロファイルなどのファイルはクライアントコンピュータ上にローカルに格納できます リモートからクライアントコンピュータ上にディレクトリを作成してマルチキャスト技術を使ってコンソールからファイルを転送できます p.5-25 の ファイル転送プロパティの設定 と p.5-2 の コンソールリソースのローカル配備 と p.4-19 の データ転送プロパティのデフォルト設定 を参照してください Windows XP にローカルにコンピュータを移行またはコンピュータを復元してネットワークトラフィックを減らす p.5-2 の コンソールリソースのローカル配備 を参照してください ユーザーのデータと設定を保存する復元中にクライアントコンピュータ上にファイルを保存しコンピュータを復元する元のイメージファイルとユーザーデータを維持できます ユーザー設定を保持するためにユーザーの移動パッケージを作成することもできます バックアップファイルとユーザーファイルは保存され ユーザー設定はユーザーの移動パッケージから復元できます p.5-19 の クライアントコンピュータ上のファイルとフォルダの保存 を参照してください

17 第 1 章 Ghost の紹介 Ghost の働き 1-5 Ghost の働き Ghost は Ghost.exe のクローン作成の機能性を使って完全なディスクまたはパーティションを作り直すために必要なすべての情報が入ったイメージファイルを作成します イメージファイルはモデルシステム ( 必要なすべてのソフトウェアがインストールされて設定済みのコンピュータ ) の設定イメージを格納して圧縮するか 完全なドライブまたはパーティションのバックアップを作成します イメージファイルは 1 つ以上のパーティションまたはディスクに復元して既存のデータを置き換えることができます GhostCastではこの機能性の拡張によってネットワークを通して同時に複数のコンピュータのクローンを作成できるため標準イメージファイルをコンピュータグループにロールアウトできます Ghost を使うとクローン作成と GhostCast の機能を利用して中央のコンソールからコンピュータを管理できます Ghost クライアントソフトウェアをクライアントコンピュータにインストールした後はクライアントの場所に再び移動しないで中央のコンソールから操作を実行できます

18 1-6 第 1 章 Ghost の紹介 Ghost の働き 次の図に Ghost コンソールと GhostCast サーバーと Ghost.exe の関係を示します コンソール イメージとコンピュータの管理 GhostCast サーバー 多数のコンピュータにイメージを復元 Ghost.exe ディスク間またはディスクからイメージへ

19 2 Ghost の理解 この章では次の項目について説明します Ghost のコンポーネント Ghost パーティション イメージファイルを作成する方法の選択 Ghost のアクセス性 Ghost のコンポーネント Ghost コンソール Ghost にはいくつもの製品とユーティリティが入っています サーバーとクライアントコンピュータで必要なコンポーネントをインストールしてください Ghost コンソールはコンピュータをリモート管理するための Windows サーバーベースのアプリケーションです

20 2-2 第 2 章 Ghost の理解 Ghost のコンポーネント Ghost コンソールを使うと IT 管理者はタスクのコピー先コンピュータをグループ化してコンソールから処理を開始できます Ghost コンソールのメインウィンドウ Ghost コンソールクライアント コンソールクライアントには Windows エージェントと Ghost パーティションが含まれます クライアントはすべての Windows 9x/Me/NT/2000/XP コンピュータにインストールして Ghost コンソールからのリモート制御ができるようにします Windows エージェントはコンソールから要求があったときに仮想パーティションまたはブートパーティションでコンピュータを起動できるようにしてコンソールが送信するタスクを調整するアプリケーションです

21 第 2 章 Ghost の理解 Ghost のコンポーネント 2-3 GhostCast サーバー GhostCast サーバーは単一の IP GhostCast 伝送を使って複数のコンピュータにイメージファイルを同時に配信します これによってネットワーク帯域幅への影響が最小限に抑えられます GhostCast サーバーは 1 つ以上のコンピュータとの間でイメージを送受信します GhostCast に比べ低速なマップ済みネットワークドライブにアクセスする方法は使いません GhostCast サーバーのメインウィンドウ

22 2-4 第 2 章 Ghost の理解 Ghost のコンポーネント Ghost ブートウィザード Ghost ブートウィザードはブートパッケージを作成するために使います ブートパッケージにすることができるのはブートディスク Ghost イメージファイルです ブートパッケージは GhostCast 用の単純なブートディスクの作成と すべてのクローン作成ジョブに使います Ghost ブートウィザードはブートパッケージを作成するために必要なドライバを案内します Ghost ブートウィザードのメインウィンドウ

23 第 2 章 Ghost の理解 Ghost のコンポーネント 2-5 Ghost AutoInstall Ghost AutoInstall には 2 つのコンポーネント (AI ビルダーと AI スナップショット ) があり アプリケーションイメージを作成してカスタマイズできます アプリケーションイメージは Ghost コンソールでコピー先ワークステーションに配備できます AI ビルダーのメインウィンドウ Ghost の DOS 実行可能ファイル Ghost 実行可能ファイル (Ghost.exe) はコンピュータのバックアップ 復元 クローンができる実行可能ファイルです この実行可能ファイルは小さいファイルで必要なコンベンショナルメモリ量が最小であるため DOS ブートディスクセットまたはハードディスクドライブから簡単に実行できます Ghost は Microsoft Office の完全インストールと Windows XP Home が入ったイメージファイルからコンピュータを 1 分足らずで復元できます

24 2-6 第 2 章 Ghost の理解 Ghost のコンポーネント メモ : 7200rpm の P4 対応ハードディスク上でテストを実行しました Ghost.exe のメニュー Ghost の Windows 実行可能ファイル Ghost32.exe は Win32 バージョンの Ghost.exe で Windows 9x/NT/2000/XP/ 2003/PE で動作するように設計されています Ghost32.exe を使うとこのようなオペレーティングシステムからアクセス可能なハードディスクドライブ上にイメージファイルを作成して GhostCast サーバーと通信できます 設定クライアント ( スタンドアロン ) スタンドアロンの設定クライアントを使うと設定をコンピュータに直接適用できます この機能では Ghost コンソールを使わないでクローン後の設定ができます Ghost Walker Ghost Walker は重複のない固定セキュリティ識別子 (SID) を復元先とクローン先の Windows NT/2000/XP ワークステーションに割り当てます SID は Windows NT/2000/XP セキュリティアーキテクチャの重要な部分で コンピュータをネットワークに接続する場合に重複のない識別子を提供します

25 第 2 章 Ghost の理解 Ghost のコンポーネント 2-7 Ghost エクスプローラ Ghost エクスプローラはイメージファイル内のすべてのファイルやディレクトリのリストを表示します FAT ファイルシステムと Linux ファイルシステムではイメージファイルの個々のディレクトリやファイルの追加 回復 削除もできます NTFS ファイルシステムではイメージファイルからファイルを抽出できます Ghost エクスプローラのメインウィンドウ GDisk GDisk は FDISK と FORMAT を完全に置き換えるユーティリティで次のことができます FAT ファイルシステムのフォーマット バッチモード操作 パーティションの非表示とその解除 セキュリティディスク抹消 広範なパーティションレポート対話式のメニューとメッセージを使う FDISK とは異なり GDisk はコマンドラインを使ってディスクパーティションの設定がすばやくできます

26 2-8 第 2 章 Ghost の理解 Ghost パーティション 次の 2 つのバージョンの GDisk が提供されます 表 2-1 バージョン GDisk GDisk32 GDisk のバージョン 説明 DOS で実行します Windows オペレーティングシステムのコマンドラインから実行します Ghost パーティション Ghost コンソールを使ってクライアントコンピュータ上でタスクを実行するにはそのクライアント上に Ghost パーティションが必要です クライアントコンピュータ上では 2 種類のパーティションを作成できます クライアントコンピュータにはいずれかのパーティションが必要です 表 2-2 パーティション パーティションの種類 説明 仮想パーティション Ghost ブートパーティション コンソールクライアントをリモートからまたは CD でいったんインストールすると DOS でコンピュータを再起動する必要のあるタスクを実行したときに仮想パーティションが自動的に作成されます Ghost ブートパーティションのインストールは仮想パーティションの作成に比べ複雑で時間がかかります ブートパッケージを作成してから クライアントコンピュータに復元するイメージファイルを作成する必要があります 詳しくは Ghost CD 上にある PDF 形式の ブートパーティションのインストール を参照してください クライアントコンピュータごとに Ghost パーティションの設定を調べることができます Ghost コンソールで仮想パーティションのパラメータをグローバルに設定することもできます p.4-28 の 仮想パーティションの設定 を参照してください

27 第 2 章 Ghost の理解 Ghost パーティション 2-9 仮想パーティションを使ってコンソールに接続する 仮想パーティションはオペレーティングシステムがインストール済みで Ghost ブートパーティションがインストールされていないクライアントコンピュータ上で作成されます クライアントコンピュータのオペレーティングシステムは FAT16 でフォーマットした 断片化していない連続するファイルを作成します このファイルに DOS ネットワークドライバと DOS オペレーティングシステムがコピーされます マスターブートレコード (MBR) とパーティションテーブルはそのファイルを指し それを有効なパーティションとして認識します タスクが終了すると MBR はホストオペレーティングシステムを再び指すように再割り当てされます 仮想パーティションについては次の点に注意してください メモ : パーティションテーブルに第 1 スロットの空きが必要です MBR のパーティションテーブルはディスクが 4 つの基本パーティションに分割されているか 3 つの基本パーティションと 1 つの拡張パーティションに分割されているかを示します 4 つの基本パーティションがすでに存在する場合には仮想パーティションの作成はできません Windows 9x コンピュータでの圧縮ドライブはサポートされません Windows NT/2000/XP での圧縮 NTFS ドライブはサポートされません ダイナミックディスクのサポートは単純なダイナミックディスクに制限されます 仮想パーティションはスパンボリューム ストライプボリューム RAID-5 ボリュームではサポートされません クライアントコンピュータが固定 IP を使っている場合には同じ固定 IP アドレスが仮想パーティションで使われます Ghost ブートパーティションを使ってコンソールに接続する Ghost ブートパーティションは次のクライアントコンピュータ上で使われます 7.5 よりも前のバージョンの Ghost コンソールクライアントをインストールしてある オペレーティングシステムをインストールしていない ( コンソールクライアントを含む Ghost ブートパーティションを作成してからコンソールに接続する必要がある ) Ghost ブートパーティションが存在するクライアントコンピュータでタスクを実行するとそのブートパーティションが使われます Ghost ブート

28 2-10 第 2 章 Ghost の理解イメージファイルを作成する方法の選択 パーティションがコンピュータに存在する場合には仮想パーティションを使う必要はありません p.5-22 の クローンの拡張機能の追加 を参照してください クライアントコンピュータに Ghost ブートパーティションを作成する処理はいくつものステップで構成されます この処理については Ghost CD 上にある PDF 形式の ブートパーティションのインストール を参照してください イメージファイルを作成する方法の選択 イメージを作成してそれをコンピュータに復元する方法には 3 通りあります 選択する方法は復元するコンピュータの台数 インストール済みのオペレーティングシステム 必要な機能によって決まります スタンドアロンコンピュータ Ghost 実行可能ファイルを使って 1 つのドライブまたはパーティションのバックアップを別のドライブ上またはパーティション上のイメージファイルに作成します これは同じコンピュータ内に作成することも LPT/USB 接続またはネットワーク接続によるコンピュータ間で作成することもできます この処理は高速で効率的です Ghost.exe とフロッピーディスクセット上の関連ドライバのみが必要です Ghost 実行可能ファイルは Ghost ブートウィザードで作成したブートディスクからそれぞれのコンピュータ上で使われます GhostCast を使ったネットワーク経由 サーバーコンピュータ上で GhostCast サーバーを使いクライアントコンピュータ上で Ghost 実行可能ファイルを実行してイメージファイルを作成できます 次に複数のコンピュータを同時に復元できます Ghost 実行可能ファイルは Ghost ブートウィザードで作成したブートディスクからそれぞれのクライアントコンピュータ上で使われます コンソールタスク コンソールはスタンドアロンと GhostCast の機能性を利用しますが もっと多くの機能があります 他のタスクと同時に実行できるタスクが作成されます タスクの完了後は設定をコンピュータに適用できます

29 第 2 章 Ghost の理解 Ghost のアクセス性 2-11 Ghost のアクセス性 Ghost のアクセス性機能 サポートマニュアルの形式 Ghost にはアクセス性のために次の 2 つの機能があります 省略可能な Ghost のウォーターマーク 多様なマニュアル形式これらについて詳しくはシマンテック社に問い合わせてください 黒い背景の白文字で Windows のハイコントラストオプションを使っている場合には Ghost コンソールで [ ウォーターマークを表示する (M)] のチェックマークをはずしてください p.10-4 の Ghost コンソールオプションの設定 を参照してください 表 2-3 に Ghost のユーザーマニュアルの形式を示します 表 2-3 マニュアル ユーザーマニュアルの形式 形式 Ghost 実装ガイド 印刷マニュアル PDF 形式の文書 Ghost_imp_guide.pdf Ghost リファレンスガイド 始めましょう 印刷マニュアル PDF 形式の文書 Ghost_ref_guide.pdf 印刷カード PDF 形式の文書 Getting_Started.pdf GDisk ディスク抹消 PDF 形式の文書 DoD_wipe.pdf ブートパーティションのインストール Readme.txt PDF 形式の文書 Boot_partition.pdf テキストファイルの文書

30 2-12 第 2 章 Ghost の理解 Ghost のアクセス性 表 2-3 マニュアル ヘルプ ユーザーマニュアルの形式形式 HTML 形式のコンパイル済み.chm ファイルヘルプは次のコンポーネントで利用できます AutoInstall コンソール GhostCast Ghost ブートウィザード Ghost エクスプローラ

31 3 Ghost のインストール この章では次の項目について説明します Ghost のインストールについて インストールする前に Ghost コンソールのインストール コンソールクライアントのインストール 設定クライアント ( スタンドアロン ) のインストール Ghost 標準ツールのインストール Ghost の更新 Ghost のアップグレード Ghost のアンインストール コンソールサービスアカウントの作成 Ghost のインストールについて Ghostの使い方とインストールするコンピュータの設定によってGhostのインストール方法は何通りかあります Ghost AutoInstall のインストール方法については別に説明します Ghost AutoInstall のインストールについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください

32 3-2 第 3 章 Ghost のインストール Ghost コンソールのインストール インストールする前に Ghost には 5 つのソフトウェアパッケージがあります インストールする必要のあるコンポーネントとインストール先の場所の詳細を次に示します Ghost コンソール他のワークステーションのバックアップ 復元 クローン 設定をリモートでする予定のサーバーコンピュータにインストールします コンソールクライアントと AI スナップショットを除いてすべての Ghost コンポーネントをサーバーにインストールします Ghost コンソールクライアント Ghost 設定クライアント ( スタンドアロン ) ワークステーションと Ghost コンソールの間の通信を可能にするためにワークステーションにインストールします Ghost コンソールで管理する予定のないワークステーションにインストールします このクライアントは復元またはクローンの後で Ghost.exe を使って設定を適用するためにインストールします 設定クライアントについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください Ghost 標準ツール AutoInstall コンソールが不要なときにインストールします コンソールサーバーとコンソールクライアントを除いてすべての Ghost コンポーネントをインストールします アプリケーションをインストールするパッケージの作成場所にしたいコンピュータにインストールします AutoInstall を始めましょうについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください 始めましょう に Ghost の使い方の一般的な事例とそれぞれの例でインストールする必要のあるコンポーネントが載っています Ghost コンソールのインストール Ghost コンソールは管理者権限のある人がコンソールコンピュータにインストールする必要があります Ghost コンソールをインストールすると標準ツールが自動的にインストールされます Ghost コンソールをインストールするには 1 CD-ROM ドライブに Ghost CD を挿入します

33 第 3 章 Ghost のインストールコンソールクライアントのインストール Symantec Ghost Corporate Edition 8.0 インストールウィンドウで [Symantec Ghost Corporate Edition のインストール (I)] をクリックします 3 [ コンソールと標準ツールのインストール (C)] をクリックします 4 [Symantec Ghost サーバー InstallShield Wizard] ダイアログボックスで [ 次へ (N)] をクリックします 5 使用許諾契約の内容を読み [ 使用許諾契約の条項に同意します (A)] を選択して [ 次へ (N)] をクリックします 6 ユーザー情報ウィンドウでユーザー名と所属を入力します 7 [ 次へ (N)] をクリックします 8 インストール先のフォルダウィンドウで次のいずれかの操作をします インストールの場所を確認します 異なる場所を選択するために [ 変更 (G)] をクリックします 9 [ 次へ (N)] をクリックします 10 カスタムセットアップウィンドウで [ 次へ (N)] をクリックします 11 Ghost コンソールサービスアカウントの登録ウィンドウで [ 次へ (N)] をクリックします 必要に応じてセキュリティを強化するためにコンソールサービスアカウントパスワードを変更します p.3-10 の コンソールサービスアカウントの作成 を参照してください 12 [ インストール (I)] をクリックします コンソールクライアントのインストール コンソールクライアントは次のいずれかの方法でインストールできます Ghost コンソールからコンソールクライアントをリモートインストールするコンソールクライアントは Windows 2000/XP/NT コンピュータにインストールできます クライアントのリモートインストールではクライアントコンピュータの場所に物理的に移動する必要はありません Ghost CD でコンソールクライアントをワークステーションに手動インストールする

34 3-4 第 3 章 Ghost のインストールコンソールクライアントのインストール コンソールクライアントをインストールしたらクライアントが Ghost コンソールに表示されていることを確認します p.4-13 の Ghost コンソールのクライアントコンピュータの管理 を参照してください コンソールクライアントのリモートインストール Ghost コンソールをインストールした後はリモートクライアントインストールを実行できます メモ : クライアントコンピュータ上ではリモートクライアントインストールを許可するために共有 C$ を管理目的で共有する必要があります コンソールクライアントをリモートインストールするには 1 コンソールサーバーの Windows のスタートメニューで [ プログラム (P)] [Symantec Ghost] [Ghost コンソール ] の順に選択します 2 ツールメニューで [ リモートクライアントインストール (R)] を選択します 3 [ リモートクライアントインストール ] ダイアログボックスで次のいずれかの操作をします クライアントインストールの対象になるコンピュータを選択して [ 追加 (A)>>] をクリックします 別のドメインの複数のコンピュータを選択できます [ 追加 (D)] をクリックしてコンピュータのドメインまたはワークグループと名前を入力します ワークグループにある同じ管理信用証明のコンピュータのグループを追加できます 異なる管理信用証明のコンピュータがワークグループにある場合にはそれぞれのコンピュータまたはコンピュータグループを別々に追加できます 4 [ クライアントドメインとコンピュータ名を入力してください ] ダイアログボックスの [ ユーザー名 (U)] フィールドに次のいずれかを入力します ドメインの管理者名 ワークグループのコンピュータのユーザー名単一のコンピュータを追加する場合には machinename username のように完全修飾ユーザー名を入力できます

35 第 3 章 Ghost のインストールコンソールクライアントのインストール 3-5 このアカウントは選択したコンピュータに対し管理者権限が必要です 5 [ パスワード (P)] フィールドにアカウントのパスワードを入力します 6 [OK] をクリックします 7 [ インストール (I)] をクリックします Windows XP コンピュータへのコンソールクライアントのリモートインストール ワークグループに結合している Windows XP コンピュータにコンソールクライアントをリモートインストールするにはその前にクライアントコンピュータのセキュリティ設定を変更する必要があります クライアントコンピュータ上の管理ユーザーにはリモートクライアントインストールを許可するためにパスワードを設定しておく必要があります Windows XP コンピュータ上でクライアントコンピュータのセキュリティ設定を変更するには 1 クライアントコンピュータの Windows XP のスタートメニューで [ すべてのプログラム (P)] [ アクセサリ ] [ エクスプローラ ] の順に選択します 2 Windows エクスプローラのツールメニューで [ フォルダオプション (O)] を選択します 3 [ 表示 ] ページの [ 詳細設定 ] で [ 簡易ファイルの共有を使用する ( 推奨 )] のチェックマークをはずします 4 [OK] をクリックします コンソールクライアントの手動インストール コンソールクライアントはインストール CD でクライアントコンピュータに直接インストールできます コンソールクライアントを手動でインストールするには 1 クライアントコンピュータの CD-ROM ドライブに Ghost CD を挿入します

36 3-6 第 3 章 Ghost のインストール設定クライアント ( スタンドアロン ) のインストール 2 Symantec Ghost Corporate Edition 8.0 インストールウィンドウで [Symantec Ghost Corporate Edition のインストール (I)] をクリックします 3 [ コンソールクライアントのインストール (N)] をクリックします 4 [Symantec Ghost 管理コンソールクライアント - InstallShield Wizard] ダイアログボックスで [ 次へ (N)] をクリックします 5 使用許諾契約の条項に同意してから [ 次へ (N)] をクリックします 6 [ サーバーに接続します ] ウィンドウで Ghost コンソールサーバーのコンピュータ名を入力します 7 [ 次へ (N)] をクリックします 8 インストール先のフォルダウィンドウで次のいずれかの操作をします インストールの場所を確認します 異なる場所を選択するために [ 変更 (C)] をクリックします 9 [ 次へ (N)] をクリックします 10 インストール処理を開始するために [ インストール (I)] をクリックします 11 クライアントセットアップ情報ウィンドウで [ 次へ (N)] をクリックします 12 セットアップ完了ウィンドウで次のいずれかを選択します [ はい 今すぐコンピュータを再起動します (Y)] [ いいえ 後でコンピュータを再起動します (O)] 設定クライアント ( スタンドアロン ) のインストール 設定クライアント ( スタンドアロン ) をインストールするのはクライアントを Ghost コンソールで管理する予定がなく このコンピュータ上で実行する Ghost の機能性がクローン後の設定のみの場合です 設定クライアント ( スタンドアロン ) をインストールするには 1 CD-ROM ドライブに Ghost CD を挿入します 2 Symantec Ghost Corporate Edition 8.0 インストールウィンドウで [ ツールのインストール (T)] をクリックします 3 [ 設定クライアントのインストール (C)( スタンドアロン )] をクリックします

37 第 3 章 Ghost のインストール Ghost 標準ツールのインストール [Symantec Ghost 設定クライアント ( スタンドアロン )8.0 - InstallShield Wizard] ダイアログボックスで [ 次へ (N)] をクリックします 5 使用許諾契約の条項に同意してから [ 次へ (N)] をクリックします 6 インストール先のフォルダウィンドウで次のいずれかの操作をします インストールの場所を確認します 異なる場所を選択するために [ 変更 (C)] をクリックします 7 [ 次へ (N)] をクリックします 8 インストール処理を開始するために [ インストール (I)] をクリックします Ghost 標準ツールのインストール 標準ツールは Ghost 実行可能ファイル Ghost ブートウィザード Ghost Walker GhostCast サーバー GDisk OmniFS Ghost エクスプローラを使うためにインストールします Ghost 標準ツールをインストールするには 1 CD-ROM ドライブに Ghost CD を挿入します 2 Symantec Ghost Corporate Edition 8.0 インストールウィンドウで [Symantec Ghost Corporate Edition のインストール (I)] をクリックします 3 [ 標準ツールのインストール (D)] をクリックします 4 [ 次へ (N)] をクリックします 5 使用許諾契約の条項に同意してから [ 次へ (N)] をクリックします 6 次のいずれかの操作をします インストールの場所を確認します 異なる場所を選択するために [ 変更 (G)] をクリックします 7 [ 次へ (N)] をクリックします 8 カスタムセットアップウィンドウで [ 次へ (N)] をクリックします 9 インストールを開始するために [ インストール (I)] をクリックします

38 3-8 第 3 章 Ghost のインストール Ghost のアップグレード Ghost の更新 LiveUpdate で次のように Ghost の更新版を入手できます 欠陥の修正や機能の追加のために Ghost プログラムの更新版を無料で受けることができます LiveUpdate はインターネット経由でシマンテック社のサイトに接続して Ghost 用の更新版が利用可能かどうかを確認します 新しいバージョンがあると LiveUpdateはGhost コンソールを更新します Ghost コンソールの更新では更新済みのクライアント版ソフトウェアを受信します シマンテック社では Ghost の更新版を無料で提供しますが 通常のインターネットアクセス料金はかかります LiveUpdate を使って Ghost を更新するには 1 コンソールサーバーで次のいずれかの操作をします Windows のスタートメニューで [ プログラム (P)] [Symantec Ghost] [Ghost コンソール ] の順に選択します Windows のスタートメニューで [ プログラム (P)] [Symantec Ghost] [Ghost エクスプローラ ] の順に選択します 2 ヘルプメニューで [LiveUpdate(U)] を選択します 3 画面の指示に従って操作します Ghost のアップグレード Ghost は Symantec Ghost 6.5 以降からアップグレードできます Ghost コンソールをアップグレードまたは更新した場合 コンソールクライアントはクライアントコンピュータのタスク実行時に自動的に更新されます メモ : Ghost コンソールでのユーザーインターフェースの変更のため Windows 2000/XP クライアントコンピュータはデフォルトで設定ウィンドウに NT4 コンピュータとして表示されます Ghost コンソールから設定の詳細を更新するとオペレーティングシステムは正しいバージョンに更新されます p.5-23 の 設定プロパティの設定 を参照してください

39 第 3 章 Ghost のインストール Ghost のアンインストール 3-9 Ghost のアンインストール クライアントコンピュータをリモートからアンインストールする前に次の点に注意してください クライアントのインストール以降にクライアントコンピュータ上の設定の詳細が変更された場合には Ghost コンソールから設定の詳細を更新します p.5-23 の 設定プロパティの設定 を参照してください Ghost コンソールサーバーが Windows XP コンピュータ上にある場合にはサーバーコンピュータのセキュリティ設定を変更する必要があります p.3-5 の Windows XP コンピュータへのコンソールクライアントのリモートインストール を参照してください Ghost のアンインストール クライアントコンピュータにインストール済みのオペレーティングシステムに応じてクライアントはリモートからまたはローカルでアンインストールできます クライアントコンピュータをリモートからアンインストールするには 1 Ghostコンソールの左ペインでコンピュータグループフォルダを展開します 2 クライアントをアンインストールしたいコンピュータが入っているフォルダを開きます 3 コンピュータを選択します 4 ツールメニューで [ クライアントアンインストール (U)] を選択します 5 [ はい (Y)] をクリックします 6 ユーザー名とパスワードを入力して [OK] をクリックします コンソールクライアントはクライアントコンピュータでもアンインストールできます Windows 9x コンピュータではコントロールパネルを使ってローカルでクライアントをアンインストールしてください クライアントコンピュータでコンソールクライアントをアンインストールするには 1 Windows のスタートメニューで [ 設定 (S)] [ コントロールパネル (C)] の順に選択します

40 3-10 第 3 章 Ghost のインストールコンソールサービスアカウントの作成 2 [ アプリケーションの追加と削除 ] をダブルクリックします 3 リストで [Symantec Ghost Console Client] を選択します 4 [ 追加と削除 (R)] をクリックします Windowsのコントロールパネルでコンソールをアンインストールします Ghost コンソールをアンインストールするには 1 Windows のスタートメニューで [ 設定 (S)] [ コントロールパネル (C)] の順に選択します 2 コントロールパネルウィンドウで [ アプリケーションの追加と削除 ] をダブルクリックします 3 リストで [Symantec Ghost Console & Standard Tools] を選択します 4 [ 削除 (R)] をクリックします コンソールサービスアカウントの作成 インストール中に設定サーバーというサービスがインストールされます このサービスはタスクの実行とクライアントの通信を担当します その役割の 1 つはタスクの実行中にコンピュータがドメインに追加された場合に Windows ドメインのコンピュータアカウントを作成 削除することです 設定サーバーはコンピュータ名を変更する場合またはドメインに属するコンピュータのイメージを取り込む場合にも必要です この役割を実行するにはドメインにコンソールサービスユーザーアカウントを作成する必要があります コンソールサービスのユーザー名とパスワードはインストール中にコンソールサービスアカウント用に設定されます デフォルトのユーザー名は Ghost_< コンピュータ名 > でデフォルトのパスワードは Ghost_< コンピュータ名 > です 設定サーバーはこのユーザーでログオンします このユーザーは対話式のログオン権限がなく いずれのグループのメンバーでもなく コンピュータアカウントを管理する権限があるだけです コンソールサービスアカウントがドメインに作成されるとそのドメインで設定サーバー操作がサポートされます コンソールサービスアカウントは Ghost コンソールから作成または手動で作成できます

41 第 3 章 Ghost のインストールコンソールサービスアカウントの作成 3-11 メモ : インストール中に設定されたデフォルトと同じユーザー名とパスワードでユーザーを作成する必要があり しかもアカウントに一部の権限を設定する必要があります Ghost コンソールでコンソールサービスアカウントを作成するには 1 コンソールサーバーの Windows のスタートメニューで [ プログラム (P)] [Symantec Ghost] [Ghost コンソール ] の順に選択します 2 次のいずれかの操作をします ツールメニューで [ サポートするドメインのリスト (D)] を選択します 初回の実行ウィンドウで [ ドメイン (D)] をクリックします このオプションはコンソールの初回の実行時にのみ利用できます 3 [ 追加 (A)] をクリックします 4 サポートするドメインのリストにドメインを追加するために次のいずれかの操作をします [ ドメイン (D)] フィールドにドメイン名を入力します ドメインを選択するために [ 参照 (B)] をクリックします 5 次のいずれかの操作をします [ ドメインにコンソールサービスアカウントを作成する (C)] にチェックマークを付け コンソールサービスアカウントをドメインに作成するためにユーザー名とパスワードを入力します コンソールサービスアカウントのユーザーはドメインにアカウントを作成する権限が必要です [ ドメインにコンソールサービスアカウントを作成する (C)] のチェックマークをはずします ドメインに以前に作成したユーザーアカウントが必要です 6 [OK] をクリックします コンソールサービスアカウントの編集 セキュリティリスクはまずありませんが Windows の管理ツールを使ってこのユーザーのパスワードを変更したいことがあります その場合はコンソールサービスアカウントパスワードを編集する必要があります ユーザー名を変更する場合にはこのユーザー名でサポートするドメイン

42 3-12 第 3 章 Ghost のインストールコンソールサービスアカウントの作成 ドメインアカウントの削除 のリストに以前に追加したドメインを削除してからそのドメインを新しいコンソールサービスアカウントに追加する必要があります コンソールサービスアカウントを編集するには 1 コンソールサーバーの Windows のスタートメニューで [ プログラム (P)] [Symantec Ghost] [Ghost コンソール ] の順に選択します 2 ツールメニューで [ サポートするドメインのリスト (D)] を選択します 3 [ ドメイン管理 ] ダイアログボックスで [ 編集 (E)] をクリックします 4 [ ユーザー名 (U)] フィールドにコンソールサービスアカウント名を入力します 5 [ パスワード (P)] フィールドにコンソールサービスパスワードを入力します 6 [OK] をクリックします 7 [ 閉じる (C)] をクリックします Ghost コンソールからドメインを削除することはドメインからアカウントを削除するのではなく Ghost コンソールデータベースからドメインアカウントを削除するだけです Ghost コンソールデータベースからドメインアカウントを削除するには 1 コンソールサーバーの Windows のスタートメニューで [ プログラム (P)] [Symantec Ghost] [Ghost コンソール ] の順に選択します 2 ツールメニューで [ サポートするドメインのリスト (D)] を選択します 3 [ ドメイン管理 ] ダイアログボックスで削除するドメインを選択します 4 [ 削除 (R)] をクリックします

43 2 コンソールによるコンピュータの管理 コンピュータと設定リソースの管理 タスクの作成 タスクの実行とスケジュール設定 差分バックアップとロールバック ユーザーの移動 クライアントインベントリの使い方 コンソールの追加オプション

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45 4 コンピュータと設定リソースの管理 この章では次の項目について説明します Ghost コンソールの概要 Ghost コンソールを開く Ghost コンソールリソースについて Ghost コンソールリソースの管理 Ghost コンソールのクライアントコンピュータの管理 コンピュータグループの設定 クライアントプロパティとデータ転送プロパティのデフォルト設定 サブネットのプロパティの設定 Ghost コンソールクライアントコンピュータのプロパティの設定 仮想パーティションの設定 設定セットの設定 Ghost コンソールの概要 Ghost コンソールを使うと次のことができます イメージファイルからのコンピュータの復元を自動化するタスクを定義して実行する バックアップを作成する ユーザーデータを保存する

46 4-2 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールを開く ファイルをクライアントコンピュータに転送する クライアントコンピュータ上でコマンドを実行する AI (AutoInstall) パッケージを配備する コンソールクライアントコンピュータごとまたはコンソールクライアントコンピュータのグループごとに設定を変更する クライアントコンピュータのハードウェアとソフトウェアのインベントリデータを入手して表示する Microsoft Sysprep アプリケーションを実行する 以上のタスクを完了するのに必要なクライアントコンピュータ イメージファイル 設定セットなどのリソースを編成して管理する Ghost コンソールを開く Ghost コンソールを使うとクライアントコンピュータの編成と管理ができます 必要なイメージファイルや設定セットなどのリソースの設定と保守ができます イメージファイルの作成 コンピュータの復元 イメージファイルからのクローン作成 設定の更新などのタスクを実行することもできます メモ : Ghost コンソールは Windows 2000/XP/2003 で動作します Windows 9x/Me/NT では動作しません

47 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールを開く 4-3 Ghost コンソールを開くには Windows のスタートメニューで [ プログラム (P)] [Symantec Ghost] [Ghost コンソール ] の順に選択します コンソールでのプロパティの設定 表 4-1 に Ghost コンソールでグローバルに設定可能な 4 つのプロパティグループを示します 表 4-1 プロパティ グローバルプロパティ 説明 コンソール初期設定 ペインとユーザーメッセージの表示と非表示 バックアップイメージとユーザーパッケージを格納するためのコンソールサーバー上の場所の設定などのコンソール設定 p.10-4 の Ghost コンソールオプションの設定 を参照してください p.7-2 の バックアップイメージの場所の設定 を参照してください p.8-24 の ユーザーパッケージの格納場所の設定 を参照してください

48 4-4 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールリソースについて 表 4-1 プロパティ グローバルプロパティ 説明 クライアントプロパティ データ転送プロパティ インベントリプロパティ クライアントコンピュータのデフォルト設定 クライアントのハートビートと仮想パーティションの DOS の種類など この設定の一部はクライアントレベルで無効にできます クライアント警告 クライアントユーザーインターフェース 仮想パーティションのサイズなどの他の設定はコンソールでグローバルにのみ設定可能です p.4-18 の クライアントのハートビート間隔のデフォルト設定 を参照してください p.4-29 の デフォルトの DOS のバージョンの設定 を参照してください p.10-4 の Ghost コンソールオプションの設定 を参照してください コンソールとの間のデータ転送と転送モードのデフォルト設定 この設定はサブネットごと さらにタスクごとに無効にできます p.4-19 の データ転送プロパティのデフォルト設定 を参照してください デフォルトのインベントリ設定 インベントリフォルダの収集したデータセットの表示 / 非表示 コンソールが検出したコンピュータに適用されるデフォルトのインベントリビューの指定ができます p.9-7 の 収集したデータフォルダの表示 を参照してください p.9-20 の 新しいクライアントコンピュータのデフォルトインベントリビューの設定 を参照してください Ghost コンソールリソースについて Ghost コンソールは Ghost で利用可能なすべてのリソースを格納します これには管理するクライアントコンピュータ 実行可能なタスク タスクで使われるデータが含まれます Ghost コンソールリソースは追加と削除ができ 必要条件に合わせて編成できます

49 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールリソースについて 4-5 表 4-2 に Ghost コンソールリソースを示します 表 4-2 Ghost コンソールリソース リソースフォルダ名 コンピュータグループ 動的コンピュータグループ ネットワーク タスク 設定リソース 説明 コンソールが検出するすべてのクライアントコンピュータを格納します このリソースには各コンピュータの設定情報が含まれます コンピュータのグループを設定して そのグループにあるすべてのコンピュータにタスクを同時に適用できます p.4-15 の コンピュータグループの設定 を参照してください 設定済みの動的コンピュータグループを格納します 動的コンピュータグループはコンピュータグループにフィルタを適用した結果で フィルタ条件に一致する対象グループにあるコンピュータを含みます それぞれの動的コンピュータグループは仮想コンピュータグループとして扱われ タスクのコピー先として使うことができます p.9-37 の 動的コンピュータグループの設定 を参照してください コンソールが検出するすべてのクライアントコンピュータをサブネットごとにグループ化して格納します 必要条件に合わせてネットワーク制限に対処するためにサブネットごとにネットワークプロパティを設定できます p.4-21 の サブネットのプロパティの設定 を参照してください クライアントコンピュータ上で実行できるタスクの定義を格納します 新規のタスクの作成と既存のタスクの修正ができます タスクごとにイメージファイルからの復元または設定の更新などのタスクステップと対象コンピュータグループを定義できます 第 5 章タスクの作成 を参照してください タスクに必要なイメージ定義と他のリソースを格納します これにはコンピュータ設定 データテンプレート ユーザープロファイルが含まれます 表 4-3 設定リソースのフォルダ を参照してください

50 4-6 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールリソースについて 表 4-2 Ghost コンソールリソース リソースフォルダ名 バックアップ設定 インベントリ 説明 クライアントコンピュータごとに作成するバックアップの定義を格納します それぞれのコンピュータに特有のバックアップ設定があります このバックアップ設定はバックアップパラメータと 定時バックアップであるか手動で開始するバックアップであるかを指定します 定時バックアップの場合 バックアップ設定にはタスクとスケジュールの詳細が含まれます 第 7 章差分バックアップとロールバック を参照してください クライアントコンピュータのインベントリ情報の収集と表示に使われるリソースを格納します これにはフィルタ ビュー レポート 収集したデータセットが含まれます 表 4-4 インベントリのフォルダ を参照してください 設定リソース 表 4-3 に設定リソースのフォルダに格納されるリソースを示します 表 4-3 フォルダ名 AI パッケージ設定イメージ 設定リソースのフォルダ 説明 AI (AutoInstall) パッケージの定義を格納します この AI パッケージはコンソールサーバーからアクセス可能な場所に格納される実行可能ファイルです p.5-30 の AutoInstall パッケージの配備 を参照してください レジストリパラメータのセットを格納します これは個々のコンピュータの設定セットまたはコンピュータグループの設定テンプレートです p.4-33 の 設定セットの設定 を参照してください クローンタスクに利用可能なイメージファイルの詳細を格納します このイメージファイルはコンソールサーバーからアクセス可能な場所に格納されます p.5-4 の イメージ定義について を参照してください

51 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールリソースについて 4-7 表 4-3 フォルダ名 設定リソースのフォルダ 説明 データテンプレート ユーザープロファイル ユーザープロファイルに含めるために作成されたデータテンプレートを格納します p.8-3 の 取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 を参照してください [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクを定義するために使われるユーザープロファイルを格納します p.8-14 の ユーザープロファイルの設定 を参照してください ユーザーパッケージ [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクでクライアントコンピュータから収集されたユーザーデータのパッケージの詳細を格納します ユーザーパッケージファイルはタスクの実行時にコンソールによって作成され コンソールサーバー上またはクライアントコンピュータ上に格納されます コンソールサーバー上に格納されるユーザーパッケージのみがこのフォルダに示されます ユーザーパッケージは [ ユーザーの移動 : 復元 ] タスクで使われます インベントリのリソース p.8-18 の ユーザーデータの取り込み を参照してください 表 4-4 にインベントリのフォルダに格納されるリソースを示します 表 4-4 フォルダ名収集したデータフィルタ インベントリのフォルダ 説明 収集したデータセットを格納します それぞれのデータセットはクライアントコンピュータから収集されてインベントリデータベースに格納される WMI (Windows Management Interface の略 ) クラスとプロパティを定義します このフォルダはデフォルトでは非表示です p.9-7 の 収集したデータセットの管理 を参照してください レポートと動的コンピュータグループで使われるフィルタを格納します p.9-22 の フィルタの作成と保守 を参照してください

52 4-8 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールリソースの管理 表 4-4 フォルダ名レポートビュー インベントリのフォルダ 説明 レポート定義を格納します レポートはインベントリデータベースからデータを抽出するために作成して実行できます p.9-31 の レポートの作成と実行 を参照してください ビュー定義を格納します ビューはクライアントコンピュータごとに選択したプロパティを表示するためまたはレポートでプロパティ値を表示するために使うことができます p.9-14 の インベントリ情報の表示 を参照してください Ghost コンソールリソースの管理 Ghost コンソールリソースのフォルダはイメージファイル定義 タスク定義 設定セット 利用可能なその他のリソースを格納します このリソースは標準コンソールオプションのセットを使って希望するように編成して管理できます このオプションはすべてのリソースフォルダで同じです フォルダ構造を設定してその内部でリソースを移動できます Ghost コンソールリソースはその詳細を表示したり名前を変更したりいずれのタスク定義の一部でもないリソースを削除したりできます ここで説明する手順はほとんどのリソースに共通の手順です 例外は必要に応じてわかるように説明してあります p.4-8 の リソースフォルダの表示モードの設定 を参照してください p.4-9 の 新規フォルダの作成 を参照してください p.4-9 の Ghost コンソールリソースの移動 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの名前の変更 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの削除 を参照してください p.4-12 の Ghost コンソールリソースのプロパティの表示 を参照してください リソースフォルダの表示モードの設定 リソースフォルダごとに表示モードを設定できます 表示モードは Microsoft Windows エクスプローラで利用できる表示モードと同じで表示名を読むとわかるようになっています

53 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールリソースの管理 4-9 新規フォルダの作成 リソースフォルダの表示モードを設定するには 1 Ghost コンソールの左ペインで表示モードを設定したいフォルダを選択します 2 右ペインで次のいずれかの操作をします 右クリックして [ 表示 (V)] を選択してから適切なオプションを選択します 表示メニューで適切なオプションを選択します 選択した表示モードがGhost コンソールリソースのフォルダのすべてのサブフォルダに適用されます 必要な新規フォルダを作成することによって Ghost コンソールリソースのフォルダの各内部にサブフォルダ構造を設定できます これの例外は動的コンピュータグループとネットワークのフォルダです すべての動的コンピュータグループとサブネットはルートフォルダに格納されるためサブフォルダの作成はできません 新規フォルダを作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインで新規サブフォルダを作成したいフォルダを選択しておきます 2 右ペインで次のいずれかの操作をします 右クリックして [ 新規フォルダ (O)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ フォルダ (O)] の順に選択します 3 新しいフォルダ名を入力します 半角 50 文字以下の任意の名前にできますが 同じレベルにある別のフォルダと同じ名前にはできません 4 Enter キーを押すか Ghost コンソールの任意の場所をクリックして新しいフォルダ名を確定します Ghost コンソールリソースの移動 リソースはフォルダ構造の内部で移動し必要条件に合わせて編成できます 移動するにはフォルダからリソースをコピーまたは切り取り 別のフォルダにそのリソースを貼り付けます

54 4-10 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールリソースの管理 フォルダを移動するとそのフォルダに含まれるすべてのリソースとサブフォルダも移動します Ghost コンソールの一部のリソースにはその編成方法に次のような制限があります ネットワークリソース ( クライアントコンピュータ ) は移動できません サブネットグループがネットワークから読み取られますが Ghost コンソールで修正することはできません コンピュータグループはその最上位グループにクライアントコンピュータの 1 つの複製のみ含むことができます 最上位グループはコンピュータグループフォルダの直下にあるフォルダでそのすべてのサブフォルダを含みます バックアップ設定と動的コンピュータグループはコピーできません この 2 つのフォルダは各リソースの 1 つのインスタンスのみ含むことができます Ghost コンソールリソースを移動するには 1 Ghost コンソールの左ペインで移動したいリソースまたはフォルダを含むフォルダを展開します 2 次のいずれかの操作をします リソースまたはフォルダを右クリックしてから [ コピー (C)] または [ 切り取り (T)] を選択します 移動したいリソースまたはフォルダを選択してから編集メニューで [ コピー (C)] または [ 切り取り (T)] を選択します コピーでは選択した項目の新しいインスタンスが作成され 元の項目はそのまま残ります 切り取りでは選択した項目が移動し それが元の場所から削除されます 3 選択したリソースまたはフォルダの移動先にしたいフォルダを開きます 4 次のいずれかの操作をします 右クリックしてから [ 貼り付け (P)] を選択します 編集メニューで [ 貼り付け (P)] を選択します 選択したリソースまたはフォルダがすぐに移動します キーボードショートカットの Ctrl+X Ctrl+C Ctrl+V も使うことができます

55 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールリソースの管理 4-11 Ghost コンソールリソースの名前の変更 必要に応じて Ghost コンソールリソースやフォルダの名前を変更できます 必要な任意の名前にできますが 同じフォルダにある 2 つの項目に同じ名前を使うことはできません フォルダ名はフォルダ構造の各レベルで重複があってはいけません 2 つの例外があり コンピュータと収集したデータセットは重複する名前を持つ必要があります コンソールのいずれの場所であっても 2 台の異なるコンピュータまたは 2 つの収集したデータセットに同じ名前を使うことはできません リソースがクライアントコンピュータまたはイメージファイルのような外部オブジェクトのポインタである場合 その名前の変更は Ghost コンソールで単に名前を変更することにすぎません 2 つ以上のリソースインスタンスがある場合にはすべてのインスタンスの名前が変更されます 外部オブジェクトの名前は影響を受けません Ghost コンソールリソースの名前を変更するには 1 Ghost コンソールの左ペインで名前を変更したいリソースまたはフォルダを含むフォルダを展開します 2 次のいずれかの操作をします リソースまたはフォルダを右クリックしてから [ 名前の変更 (R)] を選択します 名前を変更したいリソースまたはフォルダを選択してからファイルメニューで [ 名前の変更 (R)] を選択します 3 新しい名前を入力します 半角 50 文字以下の任意の名前にできます 4 Enter キーを押すか Ghost コンソールの任意の場所をクリックして新しい名前を確定します Ghost コンソールリソースの削除 もう使わないフォルダまたはGhost コンソールリソースは削除できます フォルダを削除するとそのフォルダの内部にあるすべてが一緒に削除されます 別の Ghost コンソールリソースが使っているリソースは削除できません たとえば ユーザープロファイルが使っているデータテンプレートまたはタスクが使っているコンピュータグループの削除はできません Ghost コンソールリソースがクライアントコンピュータまたはイメージファイルのような外部オブジェクトのポインタである場合 その削除は Ghost コンソールで単に削除することにすぎません 外部オブジェクトは

56 4-12 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールリソースの管理 影響を受けません これには 1 つの例外があり ユーザーパッケージを削除すると外部ユーザーパッケージファイルも削除されます クライアントコンピュータは他のコンソールリソースとは異なります コンソールでクライアントコンピュータを削除するとそのバックアップ設定が自動的に削除されます ただし コンピュータが引き続きコンソールクライアントソフトウェアを実行中でしかもネットワーク上にある場合 コンソールはそのコンピュータを検出してそれをデフォルトコンピュータグループフォルダに自動的に復元します メモ : Ghost コンソールリソースを削除すると再びそのリソースを復元することはできません Ghost コンソールリソースを削除するには 1 Ghost コンソールの左ペインで削除したいリソースまたはフォルダを含むフォルダを展開します 2 次のいずれかの操作をします リソースまたはフォルダを右クリックしてから [ 削除 (D)] を選択します 削除したいリソースまたはフォルダを選択してからファイルメニューで [ 削除 (D)] を選択します Del キーを押します 3 [ はい (Y)] をクリックして削除を確定します 選択したリソースまたはフォルダがすぐに削除されます Ghost コンソールリソースのプロパティの表示 Ghost コンソールリソースを開いてそのプロパティを表示できます プロパティはイメージ定義など そのリソースの説明的な詳細であったり データテンプレートなど リソースデータの完全なセットであったりします 必要に応じて特定のリソースプロパティに変更を加えることができます リソースごとに手順は異なるためここでは説明しません 詳しくは修正したいリソースの説明を参照してください メモ : アクティブタスクで使われているリソースの修正はできません

57 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールのクライアントコンピュータの管理 4-13 Ghost コンソールリソースのプロパティを表示するには 1 Ghost コンソールの左ペインでプロパティを表示したいリソースを含むフォルダを展開します 2 右ペインで次のいずれかの操作をします リソースをダブルクリックします リソースを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します リソースを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 3 プロパティウィンドウにリソースのプロパティを表示します 必要に応じてプロパティに変更を加えることができます 4 [OK] をクリックします Ghost コンソールのクライアントコンピュータの管理 Ghost コンソールは検出するすべてのクライアントコンピュータのレコードを格納します コンソールクライアントソフトウェアがインストール済みで特定の Ghost コンソールに接続するように設定してあるとクライアントコンピュータはその Ghost コンソールによって検出されます 2 つ以上の Ghost コンソールがネットワーク上にある場合にはそれぞれが自分のクライアントコンピュータを検出して残りは無視します 新しいクライアントコンピュータはコンピュータグループのデフォルトフォルダと ネットワークフォルダでそのクライアントが検出されたサブネットの下に自動的に表示されます デフォルトのコンピュータ名はコンピュータの名前とそのデフォルトユーザーの名前の組み合わせです クライアントコンピュータにインストールしてあるオペレーティングシステムが DOS のみの場合 コンピュータはそのアダプタアドレスに一致する名前で表示されます クライアントコンピュータのソフトウェアバージョンと状態がアイコンで示されます Ghost コンソールクライアントアイコンの上半分はクライアントソフトウェアのバージョン情報を次のように示します 黄色いスクリーン スクリーンに感嘆符 クライアントコンピュータに最新のソフトウェアバージョンがインストールされている クライアントコンピュータに最新のソフトウェアバージョンがインストールされていない

58 4-14 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールのクライアントコンピュータの管理 コンソールクライアントアイコンの下半分はクライアントの状態情報を次のように示します ケーブルの接続 ケーブルなし ケーブルの右側に疑問符 クライアントコンピュータがオンライン クライアントコンピュータがオフラインまたは利用不能 クライアントのハートビートが 0 に設定されているためクライアントコンピュータの状態が不明 上の説明をまとめるとコンソールクライアントコンピュータのアイコンは次のようになります 最新のソフトウェアバージョン 古いソフトウェアバージョン オンライン オフラインまたは利用不能 状態が不明 Ghost コンソールクライアントコンピュータはグループに編成できます こうするとグループのすべてのコンピュータ上でタスクを同時に実行して効率を最大化できます p.4-15 の コンピュータグループの設定 を参照してください

59 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理コンピュータグループの設定 4-15 必要条件に合わせて Ghost コンソールクライアントコンピュータを設定できます クライアントコンピュータのプロパティに設定可能なレベルには次の 3 通りがあります グローバルデフォルト Ghost コンソールで設定されます この設定はネットワークまたは個々のクライアントのプロパティ設定で無効にされない限り すべてのクライアントに自動的に適用されます これにはクライアントのハートビート間隔 データスループット限度 仮想パーティションの DOS の種類などのプロパティが含まれます p.4-18 の クライアントプロパティとデータ転送プロパティのデフォルト設定 を参照してください ネットワークデフォルト サブネットごとに設定されます この設定は個々のクライアントのプロパティ設定によってまたはタスクレベルで無効にされない限り サブネット上のすべてのクライアントコンピュータに自動的に適用されます これにはクライアントのハートビート間隔 データスループット限度などのプロパティが含まれます p.4-21 の サブネットのプロパティの設定 を参照してください 個々のクライアントのプロパティ コンソールクライアントコンピュータごとに設定されます これにはクライアント設定パラメータ 仮想パーティション設定 バックアップ設定 インベントリ設定が含まれます p.4-22 の Ghost コンソールクライアントコンピュータのプロパティの設定 を参照してください コンピュータグループの設定 コンピュータをグループ化するとユーザーの必要条件が異なるコンピュータを区別できます たとえば 学生のコンソールクライアントコンピュータのグループと教師のグループを作成すると 適切なイメージファイルを学生のコンピュータに復元するタスクを実行してから 別のイメージファイルを教師のコンピュータに復元する別のタスクを実行できます コンピュータグループの情報は Ghost コンソールの最上位のコンピュータグループフォルダの下のフォルダに格納されます 下位グループをメ

60 4-16 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理コンピュータグループの設定 イングループの下に置く階層を構築して下位グループにタスクを選択できるようにしたり 下位グループを含むメイングループにタスクを適用したりできます たとえば 管理フォルダを作成しその下に人事フォルダと給与フォルダを作成します この 3 つのグループのいずれか 1 つにコンピュータを追加できます タスクは人事グループか給与グループのいずれかに適用できます 人事と給与の両方のグループにタスクを実行するには管理フォルダを選択します タスクは管理フォルダでグループ化されているコンピュータのほかに人事グループと給与グループにも実行されます コンピュータグループの作成 Ghost コンソールはネットワーク上でそのクライアントコンピュータを検出してそれを自動的にコンピュータグループフォルダのデフォルトグループに追加します 必要ならばこのグループを使うか 必要条件に合わせて新しいコンピュータグループを作成できます コンピュータグループを作成するには 1 Ghostコンソールの左ペインでコンピュータグループフォルダを展開します 2 新しいコンピュータグループを配置したいコンピュータグループのフォルダを展開します 3 次のいずれかの操作をします コンピュータグループペインで右クリックしてから [ 新規フォルダ (O)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ フォルダ (O)] の順に選択します 4 新しいコンピュータグループの名前を入力します 5 Enter キーを押すか Ghost コンソールの任意の場所をクリックして名前を確定します 新しいグループがコンピュータグループの階層に追加されます これでこのグループにコンピュータを追加できます グループへのコンピュータの追加 すべてのクライアントコンピュータがコンピュータグループに属する必要があります デフォルトではすべてのコンピュータがデフォルトグループに追加されます コンピュータは必要に応じて他のグループにコ

61 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理コンピュータグループの設定 4-17 コンピュータの名前の変更 ピーまたは移動できます コンピュータは 2 つ以上の異なるグループに属すことができます コンピュータをグループに追加する場合には次の2つの制限があります コンピュータはコンピュータグループフォルダにはコピーも移動もできません このフォルダはコンピュータグループではなく コンピュータグループのためのコンテナです コンピュータグループが含むことができるのはコンピュータの1つの複製のみです コンピュータグループはそのすべてのサブフォルダを含みます したがって 1 台のコンピュータはそれぞれのメインフォルダの下で 1 回のみ表れます メインフォルダはコンピュータグループフォルダの直下にあるフォルダです コンピュータをグループに移動するには [ 切り取り (T)] [ コピー (C)] [ 貼り付け (P)] のオプションを使います p.4-9 の Ghost コンソールリソースの移動 を参照してください わかりやすくするためにコンピュータの名前を変更できます 名前は Ghost コンソールでのみ変更されます 他の場所ではコンピュータの名前は影響を受けません 同じフォルダにある別のコンピュータと同じ名前には変更できません コンピュータの名前を変更するには [ 名前の変更 (R)] オプションを使います p.4-11 の Ghost コンソールリソースの名前の変更 を参照してください コンピュータグループからのコンピュータの削除 もう必要ないコンピュータはコンピュータグループから削除できます 異なるグループに同じコンピュータの 2 つの複製がある場合に 1 つの複製を削除してももう一方は削除されません グループからコンピュータを削除するには [ 削除 (D)] オプションを使います p.4-11 の Ghost コンソールリソースの削除 を参照してください コンソールは自動的にネットワーク上のすべてのクライアントコンピュータを検出することに注意してください すべてのコンピュータグループからコンピュータを削除できますが そのコンピュータがネットワーク上でまだクライアントとして存在している場合 Ghost コンソー

62 4-18 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理クライアントプロパティとデータ転送プロパティのデフォルト設定 ルはそれを検出してデフォルトコンピュータグループにもう一度追加します Ghost コンソールからコンピュータを削除したい場合にはクライアントソフトウェアと ( 存在するならば ) Ghost ブートパーティションを削除してからコンピュータを最後のグループで削除してください Ghost コンソールからコンピュータを削除するには 1 クライアントソフトウェアをコンピュータからアンインストールします 2 クライアントコンピュータが仮想パーティションではなくGhostブートパーティションを使っている場合にはそのブートパーティションを削除します p.4-33 の クライアントコンピュータからの Ghost ブートパーティションの削除 を参照してください 3 Ghostコンソールのコンピュータグループからコンピュータを削除します クライアントプロパティとデータ転送プロパティのデフォルト設定 コンソールでデフォルトのクライアントプロパティとデータ転送プロパティを設定できます この設定は Ghost コンソールが検出するすべてのクライアントコンピュータとサブネットに自動的に適用されます このデフォルト設定はサブネット 個々のコンピュータ タスクのプロパティを設定して無効にしない限り優先されます 次のクライアントプロパティとデータ転送プロパティのデフォルトを設定できます クライアントのハートビート間隔 p.4-18 の クライアントのハートビート間隔のデフォルト設定 を参照してください データ転送モードとデータスループット限度 p.4-19 の データ転送プロパティのデフォルト設定 を参照してください クライアントのハートビート間隔のデフォルト設定 クライアントのハートビート間隔は各クライアントコンピュータから Ghost コンソールに更新メッセージを送信する頻度を決定します この

63 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理クライアントプロパティとデータ転送プロパティのデフォルト設定 4-19 頻度はネットワークトラフィックを減らすために変更できます これはコンピュータが WAN 経由でネットワークに接続している場合に役立ちます Ghost コンソールで設定したデフォルトの間隔はサブネットまたはクライアントの設定で特に無効にされない限り すべてのクライアントコンピュータに使われます p.4-21 の サブネットのプロパティの設定 を参照してください p.4-25 の クライアントコンピュータのハートビート間隔の設定 を参照してください クライアントのハートビート間隔のデフォルトを設定するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 オプションウィンドウで [ クライアント ] ページを表示します 3 [ クライアントハートビート ] の [ 間隔 (I)] フィールドにクライアント更新メッセージ間の秒数を入力します 4 [ 適用 (A)] をクリックします データ転送プロパティのデフォルト設定 デフォルトのデータ転送プロパティはネットワーク全体のデータスループット限度とデータ転送モードを決定します このデフォルト設定はサブネットまたはタスクの設定で特に無効にされない限り すべてのサブネットとすべてのタスクに適用されます p.4-21 の サブネットのプロパティの設定 を参照してください p.5-11 の ネットワークプロパティの設定 を参照してください 次のデータ転送プロパティのデフォルトを設定できます データスループット限度ネットワークを通して ( クローンタスクで ) イメージファイルまたは ( ファイルの転送タスクで ) データファイルを転送するときに使うネットワーク帯域幅の量を制御できます この機能性を使ってネットワークが GhostCast トラフィックで過負荷状態になるのを避けます データスループット限度はサブネットごとそしてタスクごとに設定できます それぞれの場合で最低限度が使われます 使うネットワーク帯域幅の量の制御について詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください

64 4-20 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理クライアントプロパティとデータ転送プロパティのデフォルト設定 データ転送モードネットワークハードウェアの設定に基づいて転送モードを設定できます ネットワーク帯域幅の限度と組み合わせて使うとイメージファイル データファイル AI パッケージをネットワーク経由で転送する方法を最適化できます データ転送モードはサブネットごとそしてタスクごとに設定できます サブネットの設定はデフォルト設定よりも優先され タスクの設定はサブネットとデフォルトの両方の設定よりも優先されます 表 4-5 に選択できるデータ転送モードを示します 表 4-5 転送モード データ転送モード 説明 ユニキャスト マルチキャスト サブネットブロードキャスト 単一のクライアントへの配備 多数のコンピュータへの 1 つのイメージファイルまたはデータファイルの同時配備 サブネットブロードキャストに基づく選択的な配備 データ転送モードについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください データ転送パラメータのデフォルトを設定するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 オプションウィンドウで [ データ転送 ] ページを表示します 3 ファイル転送時またはコンピュータのバックアップを Ghost コンソールサーバー上のイメージファイルに作成するときの最大データ転送速度を設定するには [ 作成 (C)] にチェックマークを付けてから MB/ 分単位の値を入力します 4 ファイル転送時または Ghost コンソールサーバー上にあるイメージファイルからコンピュータを復元するときの最大データ転送速度を設定するには [ 復元 (R)] にチェックマークを付けてから MB/ 分単位の値を入力します 5 デフォルトのデータ転送モードを設定するには [ データ転送モード ] で適切なオプションを選択します [ マルチキャスト (M)] [ サブネットブロードキャスト (B)] [ ユニキャスト (U)]

65 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理サブネットのプロパティの設定 [ 適用 (A)] をクリックします サブネットのプロパティの設定 ネットワークフォルダ内では Ghost コンソールで検出されたすべてのクライアントコンピュータがサブネットごとにグループ化されています 必要に応じてサブネットごとにプロパティを設定できます この設定により特定のサブネットの制限を回避できます デフォルトでは各サブネットのすべてのクライアントコンピュータが Ghost コンソールで設定されたデフォルトプロパティを使います サブネット用の設定はデフォルト値よりも優先されますが 特定のクライアントコンピュータまたはタスク用の設定がサブネット用の設定よりも優先される場合があります サブネットごとに次のプロパティを設定できます クライアントのハートビート間隔この設定はデフォルトのクライアントのハートビート間隔よりも優先されますが 個々のクライアントコンピュータ用の設定の方がこの設定より優先されます p.4-18 の クライアントのハートビート間隔のデフォルト設定 を参照してください p.4-25 の クライアントコンピュータのハートビート間隔の設定 を参照してください データスループット限度データスループット限度はデフォルトとしての設定とタスクごとの設定ができます 2 箇所以上で限度を設定した場合には最も低い限度が使われます データ転送モードデータ転送モードはデフォルトとしての設定とタスクごとの設定ができます p.4-19 の データ転送プロパティのデフォルト設定 を参照してください p.5-11 の ネットワークプロパティの設定 を参照してください ネットワーク帯域幅の量の制御について詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください サブネットのプロパティを設定するには 1 Ghost コンソールの左ペインでネットワークフォルダを展開します 2 ネットワークペインで次のいずれかの操作をします

66 4-22 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールクライアントコンピュータのプロパティの設定 プロパティを設定したいサブネットを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します プロパティを設定したいサブネットを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します コンソールによって設定されたグローバルデフォルト値は < サブネット名 > のプロパティウィンドウに反映されません 表示される値はハードコードされているので 現在のデフォルト設定ではない場合があります 3 < サブネット名 > のプロパティウィンドウでクライアント更新メッセージの時間間隔を設定するには [ クライアントのハートビート間隔 (C)] にチェックマークを付けてから秒数を入力します 4 Ghost コンソールサーバー上のイメージファイルからコンピュータを復元するときの最大データ転送速度を設定するには [ 送信限度 (T)] にチェックマークを付けてから MB/ 分単位の値を入力します 5 Ghost コンソールサーバー上のイメージファイルにコンピュータのバックアップを作成するときの最大データ転送速度を設定するには [ 受信限度 (R)] にチェックマークを付けてから MB/ 分単位の値を入力します 6 サブネットのデータ転送モードを設定するには [ データ転送モード (D)] で適切なオプションを次の中から選択します [ マルチキャスト (M)] [ サブネットブロードキャスト (B)] [ ユニキャスト (U)] 7 [OK] をクリックします Ghost コンソールクライアントコンピュータのプロパティの設定 Ghost コンソールクライアントコンピュータごとにプロパティの表示と変更ができます クライアントのプロパティには次の詳細が含まれます 表 4-6 クライアントコンピュータのプロパティ クライアントコンピュータのプロパティ 説明 コンピュータの復元に使った最後のイメージファイル コンピュータの復元にイメージファイルを使った場合にはそのファイルが示されます

67 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールクライアントコンピュータのプロパティの設定 4-23 表 4-6 クライアントコンピュータのプロパティ クライアントコンピュータのプロパティ クライアントコンピュータのデフォルト設定 説明 クライアントコンピュータの最後の既知の設定です 実際の設定はクライアントが検出または前回更新されてから変更されている場合があります 設定を編集するか別のコンピュータからコピーすることにより 必要に応じてデフォルト設定を修正できます p.4-26 の デフォルトクライアント設定の維持 を参照してください ハートビート間隔クライアントのハートビート間隔により クライアントコンピュータから Ghost コンソールに更新メッセージを送信する頻度が決まります この設定はグローバルデフォルト (Ghost コンソールで設定された値 ) とサブネット設定の両方よりも優先されます p.4-25 の クライアントコンピュータのハートビート間隔の設定 を参照してください Ghost ブートパーティションがインストールされているかどうか 仮想パーティションの作成に使うテンプレート Ghost ブートパーティションが検出された場合にはそのパーティションが使われます 検出されない場合には仮想パーティションが使われます 仮想パーティションを使う場合にはネットワークドライバテンプレートが必要です このテンプレートは通常はクライアントハードウェアに基づいて Ghost によって自動的に選択されます テンプレートが指定されていない場合には手動で選択する必要があります 選択したテンプレートを必要に応じて変更することもできます たとえば 標準以外のハードウェア設定の場合 独自のカスタムテンプレートを作成して使えます p.4-30 の DOS ネットワークドライバテンプレートの設定 を参照してください 仮想パーティションにインストールされている DOS のバージョン クライアントコンピュータでタスクを実行する場合には DOS 環境下のすべての操作にこのバージョンの DOS が使われます p.4-32 の クライアントコンピュータの DOS のバージョンの設定 を参照してください

68 4-24 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールクライアントコンピュータのプロパティの設定 表 4-6 クライアントコンピュータのプロパティ クライアントコンピュータのプロパティ コンピュータ上の Ghost コンソールクライアントソフトウェアのバージョン 説明 製品のバージョンがクライアントより古い場合 クライアントと製品の両方のバージョン番号が表示されます この状態になるのはアップグレードが部分的にしか完了していない場合です このコンピュータ用に作成されたバックアップの詳細 このコンピュータのハードウェアとソフトウェアのインベントリ情報 コンピュータが属するバックアップ設定の名前と Ghost コンソールサーバーに現在格納されているバックアップのリストです 各バックアップは日時と 基準バックアップか差分バックアップかによって識別されます p.7-6 の コンピュータのバックアップの表示 を参照してください インベントリ情報はコンピュータのプロパティとその値のリストです 必要なすべてのプロパティを含むようにリストを設定できます p.9-20 の クライアントコンピュータのインベントリ情報の表示 を参照してください Ghost コンソールクライアントコンピュータのプロパティを表示するには 1 Ghostコンソールの左ペインでコンピュータグループフォルダを展開します 2 表示したいコンピュータが入っているコンピュータグループを展開します 3 コンピュータグループペインで次のいずれかの操作をします コンピュータをダブルクリックします コンピュータを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します コンピュータを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < コンピュータ名 > のプロパティウィンドウでクライアントコンピュータのプロパティを表示します

69 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールクライアントコンピュータのプロパティの設定 4-25 < コンピュータ名 > のプロパティウィンドウには次の 4 つのページがあります [ 一般 ] クライアントコンピュータ名 アダプタアドレス クライアントソフトウェアのインストールに使ったイメージファイルの名前 デフォルト設定情報を示します [ クライアント ] クライアントのハートビート間隔 クライアント上のインストール済み Ghost ブートパーティションの有無 ソフトウェアのバージョン情報を示します クライアントが仮想パーティションを使う場合 DOS のバージョンと仮想パーティションの作成に使ったテンプレートが示されます [ バックアップ ] このコンピュータ用に作成された差分バックアップと基準バックアップの詳細を示します [ インベントリ ] このコンピュータのハードウェアとソフトウェアのインベントリ情報を示します クライアントコンピュータのハートビート間隔の設定 クライアントのハートビート間隔により クライアントコンピュータから Ghost コンソールに更新メッセージを送信する頻度が決まります ここで設定する間隔はコンソールで設定されたデフォルトとクライアントのサブネットに対する設定の両方よりも優先されます クライアントのハートビートを 0 に設定した場合 クライアントコンピュータにハートビートはありません クライアントコンピュータから更新メッセージが送信されることはなく クライアントコンピュータの状態は Ghost コンソールに 利用不能 と表示されます 利用不能なクライアントでもタスクの対象として有効です p.4-18 の クライアントのハートビート間隔のデフォルト設定 を参照してください p.4-21 の サブネットのプロパティの設定 を参照してください クライアントコンピュータのハートビート間隔を設定するには 1 Ghostコンソールの左ペインでコンピュータグループフォルダを展開します 2 変更したいコンピュータが入っているコンピュータグループを展開します 3 コンピュータグループペインで次のいずれかの操作をします コンピュータをダブルクリックします

70 4-26 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールクライアントコンピュータのプロパティの設定 コンピュータを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します コンピュータを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < コンピュータ名 > のプロパティウィンドウで [ クライアント ] ページを表示します コンソールによって設定されたグローバルデフォルト値とネットワークプロパティウィンドウで設定されたサブネット値は < コンピュータ名 > のプロパティウィンドウに反映されません 表示される値はハードコードされているので 現在のデフォルト設定ではない場合があります 5 このコンピュータのハートビート間隔を設定するために [ ハートビート間隔 (H)] にチェックマークを付けます 6 適切な秒数を入力してハートビート間隔を指定します 7 [OK] をクリックします デフォルトクライアント設定の維持 クライアントが初めて検出されたときに Ghost コンソールはクライアント設定を読み取ります この設定は Ghost コンソールに格納されます クライアントコンピュータの設定の変更時にクライアント設定が自動的に更新されることはありません このため必要に応じて元のクライアント設定を復元できます デフォルト設定をクライアントに復元するにはクライアントコンピュータで設定タスクを実行する必要があります タスクの設定ステップを設定する場合にはデフォルト設定を選択します p.5-23 の 設定プロパティの設定 を参照してください デフォルト設定は編集したり 別のコンピュータのデフォルト設定に一致するようにコピーしたりできます 新しい設定をコンピュータに適用する場合 コンピュータのプロパティウィンドウに表示される最後の既知の設定が自動的に更新されることはありません 新しい設定をコンピュータから読み取るには設定の更新タスクを実行する必要があります p.5-13 の タスクの設定 を参照してください

71 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理 Ghost コンソールクライアントコンピュータのプロパティの設定 4-27 デフォルト設定の変更 デフォルト設定を表示または編集するには 1 Ghostコンソールの左ペインでコンピュータグループフォルダを展開します 2 変更したいコンピュータが入っているコンピュータグループを展開します 3 コンピュータグループペインで次のいずれかの操作をします コンピュータをダブルクリックします コンピュータを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します コンピュータを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < コンピュータ名 > のプロパティウィンドウで [ 一般 ] ページを表示します コンソールが初めてクライアントコンピュータを検出したときまたは前回の設定の更新タスクがクライアントコンピュータで実行されたときにクライアントコンピュータから読み取られた設定が 最後の既知のコンピュータ設定パネルに表示されます これは必ずしもデフォルト設定と同じとは限りません 5 設定を変更するには [ 編集 (E)] をクリックしてから < コンピュータ名 > デフォルト設定のプロパティウィンドウで適切な変更を加えます p.4-33 の 設定セットの設定 を参照してください 6 [OK] をクリックします 7 [OK] をクリックします 別のコンピュータからデフォルト設定をコピーするには 1 Ghostコンソールの左ペインでコンピュータグループフォルダを展開します 2 変更したいコンピュータが入っているコンピュータグループを展開します 3 コンピュータグループペインで次のいずれかの操作をします コンピュータをダブルクリックします コンピュータを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します

72 4-28 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理仮想パーティションの設定 コンピュータを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < コンピュータ名 > のプロパティウィンドウで [ 一般 ] ページを表示します 5 別のコンピュータからデフォルト設定をコピーするために [ コピー (C)] をクリックします コピー元の選択ウィンドウで設定のコピー元にしたいコンピュータを選択します 6 [OK] をクリックします 7 [OK] をクリックします 仮想パーティションの設定 クライアントコンピュータごとに Ghost ブートパーティションまたは仮想パーティションを使います それぞれのコンピュータで使うパーティションの種類を確認するにはコンピュータのプロパティウィンドウを開き [ クライアント ] ページの [DOS クライアントの設定 ] で調べます Ghost コンソールクライアントが仮想パーティションを使う場合 必要条件に合わせて仮想パーティションを設定できます パーティションのサイズと使うデフォルトのDOSのバージョンを指定し ファイルを必要に応じて追加または編集できます すべてのクライアントコンピュータで同じ設定が使われます p.4-29 の 仮想パーティションのサイズの設定 を参照してください p.4-29 の デフォルトの DOS のバージョンの設定 を参照してください p.4-30 の 仮想パーティションのファイルの編集 を参照してください クライアントコンピュータごとにドライバテンプレートと DOS のバージョンを設定できます クライアントレベルでのDOSのバージョン設定はコンソールで設定されたデフォルトよりも優先されます p.4-30 の DOS ネットワークドライバテンプレートの設定 を参照してください p.4-32 の クライアントコンピュータの DOS のバージョンの設定 を参照してください

73 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理仮想パーティションの設定 4-29 仮想パーティションのサイズの設定 仮想パーティションのサイズは必要に応じて変更できます たとえば 大きい実行可能ファイルを仮想パーティションに転送する必要がある場合などです 仮想パーティションのサイズを設定するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 オプションウィンドウで [ クライアント ] ページを表示し [ 仮想パーティションサイズ ] フィールドにサイズをMB 単位で入力します 仮想パーティションの最大サイズは 2000MB です 3 [ 適用 (A)] をクリックします デフォルトの DOS のバージョンの設定 仮想パーティションで使うデフォルトのDOSのバージョンを選択できます このバージョンの DOS はタスクの一部として各クライアントコンピュータの仮想パーティションに書き込まれ 必要に応じてクライアントコンピュータを再ブートするときに使われます デフォルトは通常は Ghost に付属の PC-DOS です PC-DOS で動作しないコンピュータの場合 代わりに MS-DOS を使う必要があります メモ : MS-DOS は Ghost に付属していません MS-DOS を使うにはその前に MS-DOS ライセンスを取得し Ghost ブートウィザードを使ってロードする必要があります ここで指定する DOS のバージョンはすべてのコンピュータに対するデフォルトのバージョンです クライアントのプロパティ設定を変更することにより 個々のクライアントに別々の DOS のバージョンを選択できます p.4-32 の クライアントコンピュータの DOS のバージョンの設定 を参照してください デフォルトの DOS のバージョンを設定するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 オプションウィンドウで [ クライアント ] ページを表示し [ 仮想パーティションのデフォルトの DOS の種類 ] で使いたい DOS のバージョンを次の中から選択します [PC-DOS(C)]

74 4-30 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理仮想パーティションの設定 [MS-DOS(M)] [MS-DOS(M)] オプションは MS-DOS が Ghost コンソールサーバーで利用可能な場合にのみ選択できます 3 [ 適用 (A)] をクリックします 仮想パーティションのファイルの編集 仮想パーティションは別のファイルまたは別のパラメータ設定を使うように設定できます たとえば IP アドレスや受信モードなどを変更できます 次の設定は Ghost コンソールで変更できます 仮想ブートパーティションの最大サイズ MS-DOS または PC-DOS NIC ドライバその他のパラメータを変更するにはファイルを仮想パーティションに追加するか次のような適切なファイルを編集する必要があります Wattcp.cfg Config.sys Autoexec.bat 詳しくは次のサイトでオンライン ナレッジベースの Ghost 仮想パーティション内のファイルや設定を変更する方法 を参照してください ghostjapanesekb.nsf/jp_docid/ ?OpenDocument&dtype=corp DOS ネットワークドライバテンプレートの設定 クライアントコンピュータは仮想パーティションで起動すると クライアントコンピュータのハードウェアに合った DOS ネットワークドライバを含むテンプレートを使います このテンプレートは通常 Ghost コンソールが初めてクライアントコンピュータを検出したときに Ghost によって自動的に選択されます テンプレートが自動的に選択されない状況には次の 2 つがあります クライアントコンピュータが MAC アドレス ( アダプタアドレス ) とともにコンソールに表示されている クライアントコンピュータが Windows NT 4 コンピュータである

75 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理仮想パーティションの設定 4-31 テンプレートが選択されない場合 クライアントコンピュータをタスクに含める前に手動でテンプレートを選択する必要があります テンプレートのないコンピュータをタスクに含めるとタスクが失敗する場合があります 必要に応じてコンピュータグループまたは個々のクライアントコンピュータの設定を変更できます DOS ネットワークドライバテンプレートの設定 コンピュータグループの DOS ネットワークドライバテンプレートを設定するには 1 Ghostコンソールの左ペインでコンピュータグループフォルダを展開します 2 コンピュータグループペインでコンピュータグループを右クリックしてから [DOS テンプレートの設定 ] を選択します 3 [ テンプレートの参照 ] ダイアログボックスで必要なテンプレートを選択します リストにGhostブートウィザードに付属のすべてのテンプレートが表示されます 必要に応じてテンプレートの追加と修正ができます 4 [OK] をクリックします クライアントコンピュータの DOS ネットワークドライバテンプレートを設定するには 1 Ghostコンソールの左ペインでコンピュータグループフォルダを展開します 2 変更したいコンピュータが入っているコンピュータグループを展開します 3 コンピュータグループペインで次のいずれかの操作をします コンピュータをダブルクリックします コンピュータを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します コンピュータを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < コンピュータ名 > のプロパティウィンドウで [ クライアント ] ページを表示します 5 [ 仮想パーティションを使うときのネットワーク設定 ] フィールドで使いたいテンプレートを次のように指定します

76 4-32 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理仮想パーティションの設定 コンソールで選択されたデフォルトを使いたい場合には [ 推奨テンプレートを使う (S)] を選択してドロップダウンリストでテンプレートを選択します ドロップダウンリストにクライアントとの接続時にコンソールで推奨するテンプレートが表示されます 推奨テンプレートがない場合には手動でテンプレートを選択する必要があります 別のテンプレートを使いたい場合には [ 手動で選択したテンプレートを使う (M)] を選択してから [ 参照 ] をクリックします [ テンプレートの参照 ] ダイアログボックスに Ghost ブートウィザードに付属のすべてのテンプレートが表示されます いずれかのテンプレートの選択またはテンプレートの追加と修正ができます 6 [OK] をクリックします クライアントコンピュータの DOS のバージョンの設定 クライアントコンピュータに仮想パーティションを作成する場合にインストールする DOS のバージョンを選択できます ここで指定する設定は Ghost コンソールのデフォルト設定よりも優先されます クライアントコンピュータのDOSのバージョンを設定するには 1 Ghostコンソールの左ペインでコンピュータグループフォルダを展開します 2 変更したいコンピュータが入っているコンピュータグループを展開します 3 コンピュータグループペインで次のいずれかの操作をします コンピュータをダブルクリックします コンピュータを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します コンピュータを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < コンピュータ名 > のプロパティウィンドウで [ クライアント ] ページを表示します 5 [ 仮想パーティションの DOS のバージョン ] フィールドで使いたいバージョンを次の中から選択します [ デフォルト (E)] Ghost コンソールでデフォルトとして指定された DOS のバージョンを使います

77 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 4-33 p.4-29 の デフォルトの DOS のバージョンの設定 を参照してください [PC-DOS(P)] [MS-DOS(D)] このオプションは MS-DOS が Ghost コンソールサーバーで利用可能な場合にのみ選択できます MS-DOS の取得について詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください 6 [OK] をクリックします クライアントコンピュータからの Ghost ブートパーティションの削除 設定セットの設定 インストールした Ghost ブートパーティションは削除するまでクライアントコンピュータに残ります このパーティションはクライアントソフトウェアの削除やほとんどのクローンタスクで影響を受けません Ghost ブートパーティションを削除したい場合 そのパーティションを上書きするクローンタスクをクライアントで実行する必要があります コンピュータから Ghost ブートパーティションを削除するには 1 クローンステップを含むタスクを作成します p.5-13 の タスクの設定 を参照してください 2 < タスク名 > のプロパティウィンドウの [ クローン ] ページで [ 拡張 (A)] をクリックします 3 Ghost 拡張オプションウィンドウで [Ghost ブートパーティションに上書き (O)] にチェックマークを付けます 4 [OK] をクリックします 5 クライアントコンピュータでタスクを実行します p.6-1 の タスクの実行 を参照してください 設定セットは保存されて Ghost コンソールに格納されるレジストリ設定グループです この設定はクライアントコンピュータに対し イメージ復元タスクの後に適用することも独立した設定タスクとして適用することもできます

78 4-34 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 次の 3 種類の設定セットがあります デフォルト設定セット カスタム設定セット テンプレート設定セット この設定セットはクライアントコンピュータから直接読み取られ Ghost コンソールサーバーに格納されます それぞれのデフォルト設定セットはその読み取り元のコンピュータにのみ適用されるので 設定フォルダに表示されず 他のコンピュータに適用できません コンピュータのプロパティウィンドウで [ 編集 (E)] オプションを使うことにより コンピュータごとにデフォルト設定セットの表示と変更ができます この設定セットは設定フォルダに格納されます 個々のクライアントコンピュータにこの設定を適用する必要があります 必要条件に合わせて新しいカスタム設定セットの作成と修正ができます 設定セットごとに単一のコンピュータの設定が含まれます この設定セットは設定フォルダに格納されます コンピュータグループにこの設定を適用する必要があります カスタム設定セットによく似ていますが この設定セットの場合には [ テンプレート設定を許可する (A)] オプションにチェックマークを付けます 単一の IP アドレスの代わりに使う IP アドレス範囲などの追加設定を指定し コンピュータ名などのコンピュータ固有のプロパティにワイルドカード文字を使う必要があります カスタム設定セットまたはテンプレート設定セットを適用する場合 その設定は対象のコンピュータまたはコンピュータグループに適用されます 設定セット内に不足部分 ( 設定を無効にした箇所 ) がある場合 対象コンピュータごとのデフォルト設定セットと対象コンピュータの現在の設定のうち 設定タスクで指定した方を使ってその部分が補われます メモ : 対象コンピュータ上の設定を保存したい場合 使うカスタム設定セットまたはテンプレート設定セットで対応する設定を無効にする必要があります 説明を未記入にするなど空白の設定を指定すると通常は有効な設定として処理され 対象コンピュータに適用されます 設定タスクの前に設定の更新タスクを実行してデフォルト設定を必ず最新の状態にする必要もあります 新しい設定セットの作成 新しいカスタム設定セットとテンプレート設定セットは必要なだけいくつでも作成できます

79 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 4-35 新しい設定セットを作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインで設定リソースフォルダを展開します 2 設定フォルダを展開し 新しい設定セットを格納するフォルダを選択します 3 設定ペインで次のいずれかの操作をします 右クリックしてから [ 新規設定 (C)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ 設定 (C)] の順に選択します 4 新しい設定セットのプロパティウィンドウで新しい設定セットの名前を入力します 半角 50 文字以下の任意の名前にできますが 同じフォルダの別の設定セットと同じ名前にはできません 5 [ 相手先 OS] フィールドでこの設定を適用するオペレーティングシステムを次の中から選択します [Windows 9x/Me(9)] [Windows NT4(T)] [Windows 2000/XP(X)] 6 設定セットテンプレートを作成したい場合には [ テンプレート設定を許可する (A)] にチェックマークを付けます カスタム設定セットを作成したい場合にはチェックマークをはずしたままにします テンプレートはコンピュータグループに適用できますが カスタム設定セットを適用できるのは個々のコンピュータのみです

80 4-36 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 7 設定プロパティを設定します 左ペインにプロパティのリストが表示されます プロパティを選択して対応するウィンドウを開き 適切な設定を指定します 各プロパティと可能な設定について詳しくは p.4-36 の 設定セットの表示または修正 を参照してください 8 すべての必要な設定プロパティを設定し終わったら [OK] をクリックします 設定セットの表示または修正 設定セットはいつでも開いて表示できます たとえば 設定セットを設定タスクで使う前にその内容を調べることができます 設定セットは必要条件に合わせて修正できます 設定セットを表示または修正するには 1 Ghost コンソールの左ペインで設定リソースフォルダを展開します 2 設定フォルダを展開し 表示したい設定セットが入っているフォルダを選択します 3 設定ペインで次のいずれかの操作をします 設定セットをダブルクリックします 設定セットを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します 設定セットを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < 設定セット名 > のプロパティウィンドウに設定プロパティを表示して適切な変更を加えます 次の設定プロパティを修正できます [ ユーザー名 ] p.4-37 の ユーザー名の指定 を参照してください [ コンピュータ名 ] p.4-37 の コンピュータ名の指定 を参照してください [ ワークグループ / ドメインのメンバーシップ ] p.4-38 の コンピュータのワークグループまたはドメインの指定 を参照してください [TCP/IP の設定 ] [ デフォルトゲートウェイ ] [DNS 設定 ] p.4-40 の IP アドレスの適用 を参照してください p.4-41 の デフォルトゲートウェイの設定 を参照してください p.4-42 の DNS の設定 を参照してください

81 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 4-37 [WINS 設定 ] [Novell NetWare クライアント ] p.4-43 の WINS サーバーアドレスの設定 を参照してください p.4-43 の Novell NetWare クライアント設定の詳細の適用 を参照してください ユーザー名の指定 5 [OK] をクリックします 対象コンピュータに適用するユーザー名を指定できます テンプレートでユーザー名を指定すると対象グループのどのコンピュータも同じ名前になります この場合 デフォルトまたはプレースホルダであることがすぐにわかる名前を指定できます メモ : 指定したユーザーとしてログオンするにはその名前のユーザーアカウントがクライアントコンピュータ上で作成済みである必要があります ユーザー名をクライアントコンピュータに適用してもその名前のアカウントは作成されません コンピュータ名の指定 ユーザー名を指定するには 1 < 設定セット名 > のプロパティウィンドウの左ペインで [ ユーザー名 ] を選択します 2 設定の一部としてユーザー名を適用したい場合には [ ユーザー名を適用 (A)] にチェックマークを付けます このオプションにチェックマークを付けない場合 対象コンピュータごとのデフォルト設定セットと対象コンピュータの現在の設定のうち 設定タスクで指定した方からユーザー名が読み取られます 3 空欄にユーザー名を入力します 対象コンピュータに適用するコンピュータ名と説明を指定できます 設定セットテンプレートでコンピュータ名を指定する場合 少なくとも 1 つのアスタリスク (*) のワイルドカード文字を含める必要があります 設定セットテンプレートをコンピュータグループに適用する場合 ワイルドカード文字は各コンピュータで重複のない番号に置き換えられます たとえば 管理部門のコンピュータを作成する場合にはこのフィールドを Admin ***** と設定します

82 4-38 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 メモ : アスタリスク (*) のワイルドカード文字数は桁数を指定します 対象グループのコンピュータ数に対して十分な桁数にする必要があります たとえば コンピュータが 10 台ある場合には少なくとも 2 つのアスタリスク (*) のワイルドカード文字を含める必要があります コンピュータ名を指定するには 1 < 設定セット名 > のプロパティウィンドウの左ペインで [ コンピュータ名 ] を選択します 2 設定の一部としてコンピュータ名を適用したい場合には [ コンピュータ名を適用 (A)] にチェックマークを付けます 3 空欄にコンピュータ名を入力します 設定セットがテンプレートの場合 コンピュータ名には少なくとも 1 つのアスタリスク (*) のワイルドカード文字を含める必要があります 4 Windows 2000/XP 用の設定の一部として NetBIOS コンピュータ名を適用したい場合には [NetBIOS コンピュータ名を適用する (N)] にチェックマークを付けます あらかじめ [ 相手先 OS] で [Windows 2000/ XP(X)] を選択しておく必要があります デフォルトではこの名前はコンピュータ名と同じです 5 別の名前を使いたい場合には [ 名前を強制変更する (O)] にチェックマークを付けてからあらためて NetBIOS コンピュータ名を入力します 設定セットがテンプレートの場合 NetBIOS コンピュータ名には少なくとも 1 つのアスタリスク (*) のワイルドカード文字を含める必要があります 6 設定の一部としてコンピュータの説明を適用したい場合には [ コンピュータの説明を適用 (D)] にチェックマークを付けます 7 説明欄にコンピュータの説明を入力します コンピュータのワークグループまたはドメインの指定 対象コンピュータに適用するワークグループまたはドメインを指定できます Windows 9x/Me コンピュータにログオンするための有効性確認のレジストリ設定を指定できます

83 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 4-39 コンピュータのワークグループまたはドメインの指定 Windows 9x/Me コンピュータ用にコンピュータのワークグループまたはドメインを指定するには 1 < 設定セット名 > のプロパティウィンドウの左ペインで [ ワークグループ / ドメインのメンバーシップ ] を選択します 2 コンピュータをワークグループに追加したい場合には [ ワークグループを適用 (A)] にチェックマークを付けてからワークグループ名を入力します 3 ドメインサーバーでコンピュータのログオンの有効性を確認したい場合には [ ログオン有効性確認を適用 (L)] にチェックマークを付けてからドロップダウンリストでドメイン名を選択します 必要なドメインがリストにない場合にはボックスに入力します 4 指定したドメインにコンピュータからログオンしたい場合には [Windows NT/2000/XP ドメインにログオン (O)] にチェックマークを付けます Windows NT/2000/XP コンピュータ用にコンピュータのワークグループまたはドメインを指定するには 1 < 設定セット名 > のプロパティウィンドウの左ペインで [ ワークグループ / ドメインのメンバーシップ ] を選択します 2 設定の一部としてコンピュータをワークグループまたはドメインに追加したい場合には [ 次に所属するメンバーに適用 (A)] にチェックマークを付けます 3 コンピュータをワークグループに追加するには [ ワークグループ (W)] を選択してからワークグループ名を入力します コンピュータをドメインに追加するには [ ドメイン (D)] を選択してから次のステップを完了します 4 ドロップダウンリストで適切なドメインを選択します 必要なドメインがリストにない場合には追加できます p.4-40 の 新しいドメインをリストに追加するには を参照してください 5 コンピュータをドメインの Active Directory コンテナに追加したい場合には [Active Directory コンテナに追加する (C)] にチェックマークを付けます コンソールはドメインのメンバーである必要があります

84 4-40 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 IP アドレスの適用 6 次のいずれかの操作をして Active Directory コンテナを指定します コンテナのパス ( ドメインに対する相対パス ) を入力します [ 参照 (B)] をクリックし ドメインで利用可能なコンテナのリストから選択します コンテナを参照するにはドメインにログオンする必要があります 7 コンテナにすでにあるコンピュータを維持したい場合には [ 現在コンテナにあるコンピュータを移動する (M)] のチェックマークをはずします チェックマークを付けたままにすると 指定したコンテナにすべてのコンピュータが配置されます 新しいドメインをリストに追加するには 1 < 設定セット名 > のプロパティウィンドウの [ ワークグループ / ドメインのメンバーシップ ] ページで [ ドメイン (O)] をクリックします 2 ドメインの追加ウィンドウで [ 参照 (B)] をクリックしてから追加したいドメインを選択します 3 選択したドメインのアカウントが Ghost コンソールにない場合 [ ドメインにコンソールサービスアカウントを作成する (C)] にチェックマークを付けてから [ 名前 (N)] ボックスと [ パスワード (P)] ボックスに適切な名前とパスワードを入力します 4 [OK] をクリックします 選択したドメインでGhost コンソールサービスアカウントの有効性が確認され 新しいドメインが [ ドメイン (D)] フィールドのリストに追加されます 対象コンピュータに適用する IP アドレスを指定できます 設定セットテンプレートを設定する場合には IP アドレスの範囲を指定できます 対象グループのコンピュータには 範囲の先頭から順にアドレスが割り当てられます DHCP または固定 IP アドレスの選択ができます この選択は設定変更がクローンタスクの一部である場合のイメージファイルと一致する必要があります 固定 IP アドレスをクライアントコンピュータに適用できるのは 設定タスクの実行時にクライアントに固定アドレスがある場合だけです ただし 設定の変更のみのタスクの場合 この設定は対象コンピュータの現在の設定と一致する必要があります

85 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 4-41 メモ : テンプレートのアドレス範囲が対象コンピュータグループのコンピュータ数に合っていることを確認する必要があります 範囲が小さすぎると設定タスクは失敗します デフォルトゲートウェイの設定 IP アドレスを適用するには 1 < 設定セット名 > のプロパティウィンドウの左ペインで [TCP/IPの設定 ] を選択します 2 対象コンピュータで動的 IP アドレスと固定 IP アドレスのいずれを使うかを指定します 動的 IP アドレスを使うには [ コピー先コンピュータが IP アドレスの取得に DHCP サーバーを使っている (D)] を選択します 固定 IP アドレスを使うには [ コピー先コンピュータに固定 IP アドレスがある (S)] を選択します 固定 IP アドレスを使う場合 次の 3 つのステップに従ってアドレス情報を指定します 3 新しい IP アドレスを対象コンピュータに割り当てたい場合には [IP アドレスを適用 (A)] にチェックマークを付けます 4 単一のコンピュータ用の設定の場合 その IP アドレスを入力します 設定テンプレートを設定する場合 [ 開始 (F)] ボックスと [ 終了 (O)] ボックスにIPアドレスを入力してコンピュータグループのIPアドレス範囲を指定します 5 [ サブネットマスク (M)] ボックスにサブネットマスクを入力します デフォルトゲートウェイアドレスを設定できます デフォルトゲートウェイ情報を指定するには 1 < 設定セット名 > のプロパティウィンドウの左ペインで [ デフォルトゲートウェイ ] を選択します 2 [ デフォルトゲートウェイを適用 (A)] にチェックマークを付けます 3 新しいアドレスを追加する必要がある場合には [ 追加 (D)] をクリックします 4 [ デフォルトゲートウェイ IP アドレス ] ダイアログボックスにアドレスを入力します 5 [OK] をクリックします

86 4-42 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 新しいアドレスがリストに追加されます 6 リストにあるアドレスを変更したい場合にはそのアドレスを選択してから [ 編集 (E)] をクリックして適切な変更を加えます 7 リストからアドレスを削除したい場合にはそのアドレスを選択してから [ 削除 ] をクリックします DNS の設定 DNS 設定を指定できます メモ : DNS 設定を Windows 9x/Me のコンピュータまたはイメージに適用する場合 設定を有効にするためにコンピュータまたはイメージで DNS を有効にしておく必要があります DNS 設定情報を指定するには 1 < 設定セット名 > のプロパティウィンドウの左ペインで [DNS 設定 ] を選択します 2 Windows 9x/Me/NT 4 コンピュータ用の設定の場合 [DNS ホスト名を適用 (H)] にチェックマークを付けます 3 下のボックスにホスト名を入力します 設定テンプレートを設定する場合 少なくとも 1 つのアスタリスク (*) のワイルドカード文字を含める必要があります 4 [DNS ドメインを適用 (D)] にチェックマークを付けてからドメイン名を入力します 5 [DNS サーバーアドレスを適用 (S)] にチェックマークを付けます 6 新しいアドレスを追加する必要がある場合には [ 追加 (A)] をクリックします 7 [DNS サーバー IP アドレス ] ダイアログボックスにアドレスを入力します 8 [OK] をクリックします 新しいアドレスがリストに追加されます 9 リストにあるアドレスを変更したい場合にはそのアドレスを選択してから [ 編集 (E)] をクリックして適切な変更を加えます 10 リストからアドレスを削除したい場合にはそのアドレスを選択してから [ 削除 ] をクリックします

87 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 4-43 WINS サーバーアドレスの設定 11 必要に応じて [ 上に移動 (U)] または [ 下に移動 (M)] をクリックして選択したアドレスの位置を 1 つずつ移動することによりリストのアドレス順を並べ替えます WINS (Windows Internet Naming Service の略 ) サーバーアドレスを設定できます メモ : WINS 設定を Windows 9x/Me のコンピュータまたはイメージに適用する場合 設定を有効にするためにコンピュータまたはイメージで WINS を有効にしておく必要があります WINS サーバーアドレスを設定するには 1 < 設定セット名 > のプロパティウィンドウの左ペインで [WINS 設定 ] を選択します 2 [WINS サーバーを適用 (A)] にチェックマークを付けます 3 新しいアドレスを追加する必要がある場合には [ 追加 (D)] をクリックします 4 [WINS サーバー IP アドレス ] ダイアログボックスにアドレスを入力します 5 [OK] をクリックします 新しいアドレスがリストに追加されます リストにあるアドレスを変更したい場合にはそのアドレスを選択してから [ 編集 (E)] をクリックして適切な変更を加えます リストからアドレスを削除したい場合にはそのアドレスを選択してから [ 削除 ] をクリックします 必要に応じて [ 上に移動 (U)] または [ 下に移動 (M)] をクリックして選択したアドレスの位置を 1 つずつ移動することによりリストのアドレス順を並べ替えます Novell NetWare クライアント設定の詳細の適用 対象コンピュータに適用するデフォルトの Novell NetWare ログオン情報を指定できます クライアントコンピュータのデフォルトの Novell NetWare ログオン情報を設定できます Novell NetWare クライアント情報は Novell NetWare

88 4-44 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 クライアントを実行しているクライアントコンピュータにのみ適用できます 表 4-7 に Ghost がサポートする Novell NetWare クライアントのバージョンを示します 表 4-7 クライアント OS Windows 9x サポート対象の Novell NetWare クライアントのバージョン Novell NetWare のバージョン Novell NetWare クライアントバージョン 3.2 以上 Windows NT/2000/XP Novell NetWare クライアントバージョン 4.7 以上 メモ : 設定の詳細を適用するには その前にクライアントまたはモデルコンピュータから Novell サーバーに正常にログオンする必要があります Ghost クライアントをインストールする前に Novell クライアントをインストールする必要があります Windows 2000/NT クライアントコンピュータでタスクを実行する場合 クライアントは Novell NetWare のログオンウィンドウに表示されると再ブートできなくなります このコンピュータはログオンするか Ctrl+Alt+Del キーを押すと表示される Windows のログオンウィンドウに表示される必要があります Novell NetWare クライアント情報を指定するには 1 < 設定セット名 > のプロパティウィンドウの左ペインで [Novell NetWare クライアント ] を選択します 2 [Novell NetWare クライアント設定を適用する (A)] にチェックマークを付けます 3 [NetWare ツリー (T)] ボックスに NetWare ツリーを入力します 4 [NetWare コンテキスト (C)] ボックスに NetWare コンテキストを入力します 5 [ 優先サーバー (P)] ボックスに Novell NetWare 優先サーバーを入力します 6 Novell ユーザー名を指定します 現在のユーザー名を使いたい場合 [ 現在のユーザー名の設定を Novell ユーザー名に使う (U)] にチェックマークを付けます 現在のユーザー名は設定セットの [ ユーザー名 ] プロパティに定義されています

89 第 4 章コンピュータと設定リソースの管理設定セットの設定 4-45 p.4-37 の ユーザー名の指定 を参照してください 別の名前を使いたい場合 このオプションのチェックマークをはずして Novell ユーザー名を入力します Windows NT/2000/XP コンピュータでは Novell ローカルログオンユーザー名がユーザー名ウィンドウに入力したユーザー名に設定されます

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91 5 タスクの作成 タスクについて この章では次の項目について説明します タスクについて イメージ作成タスクの設定 イメージ作成タスクの作成 タスクの設定 タスクの詳細の表示 AutoInstall パッケージの配備 タスクは Ghost コンソールが実行する命令のセットです クライアントコンピュータ上で次のいずれかの処理をするタスクを作成します イメージファイルの作成 イメージファイルの復元 設定の適用 ユーザーデータファイルとレジストリ設定の適用 AutoInstall パッケージのロードタスクはコンソールサーバーまたはクライアントコンピュータから開始できます Ghost コンソールタスクを正常に実行するにはそれぞれのクライアントコンピュータに Ghost クライアントソフトウェアをインストールします

92 5-2 第 5 章タスクの作成タスクについて コンソールタスクの作成と実行 Ghost コンソールを使うとすべてのクローン作成タスクを管理できます このようなタスクの作成と実行にはいくつものステップが関係します コンソールタスクを作成して実行するには 1 コンソールクライアントソフトウェアをすべてのクライアントコンピュータにインストールします 2 タスクを受信する特定の対象コンピュータグループを作成するためにコンソールクライアントコンピュータをグループ化します p.4-15 の コンピュータグループの設定 を参照してください 3 タスクを作成して適切なタスクステップを設定します p.5-13 の タスクの設定 を参照してください 4 タスクをコンピュータまたはコンピュータグループに対して実行します p.6-1 の タスクの実行 を参照してください 5 実行されたタスクの状態を確認するためにタスクログを見直します p.10-2 の タスクログを表示するには を参照してください コンソールリソースのローカル配備 コンソールリソースは通常は Ghost コンソールサーバーに格納され タスクで使うときにクライアントコンピュータに転送されます ただし イメージファイル ユーザーパッケージ AI パッケージはクライアントコンピュータにローカルに格納できます これらのリソースは通常は大きいファイルで クライアントコンピュータに格納するとタスクで使うときにネットワークの負荷が減少します たとえば イメージファイルをコンピュータグループにロードするクローンタスクを実行する場合 そのイメージファイルが各コンピュータにローカルに格納されている方が効率的です イメージファイルがコンソールサーバーに格納されている場合 タスクの実行時にグループ内のすべてのコンピュータにネットワーク経由でそのイメージファイルを転送する必要があります イメージファイルまたはユーザーパッケージを作成する場合 それをクライアントコンピュータにローカルに格納するかコンソールサーバー上のデフォルトの場所に格納するかを選択できます

93 第 5 章タスクの作成イメージ作成タスクの設定 5-3 メモ : ユーザーパッケージをクライアントコンピュータにローカルに格納する場合 Ghost コンソールではそのユーザーパッケージは表示されないのでアクセスできません タスクでそのユーザーパッケージを使うにはユーザーパッケージの名前とクライアントコンピュータ上での場所を知っておく必要があります ローカルユーザーパッケージからユーザー設定を復元する場合 そのユーザーパッケージは自動的に各クライアントコンピュータに保存されます ユーザーパッケージを削除したい場合には手動で削除する必要があります イメージファイルからクライアントコンピュータを復元する場合 選択したファイルを保存するかどうかを選択できます デフォルトではクライアントコンピュータ上のすべてのファイルが上書きされます 保存するファイルを選択し そのファイルを格納するパーティションを指定できます クライアントコンピュータに格納されているユーザーパッケージなどのリソースを保存するためにこの操作が必要になる場合があります イメージ作成タスクの設定 モデルコンピュータの作成 イメージ作成タスクを使うと Ghost コンソールでクライアントコンピュータのイメージファイルを作成できます イメージ作成タスクは必要に応じて作成 コピー 変更 再利用ができます コンピュータのイメージを作成するには 1 モデルコンピュータを設定します p.5-3 の モデルコンピュータの作成 を参照してください 2 イメージ定義を作成します p.5-5 の イメージ定義の作成 を参照してください 3 イメージ作成タスクを作成します p.5-8 の イメージ作成タスクの作成 を参照してください 4 イメージ作成タスクを実行します p.6-1 の タスクの実行 を参照してください モデルコンピュータはクライアントコンピュータのテンプレートとして使います これが Ghost モデルイメージを作成する最初のステップです

94 5-4 第 5 章タスクの作成イメージ作成タスクの設定 イメージ定義について モデルコンピュータの設定ではすべてのコンピュータに適用したいように Windows コンピュータとそのすべてのドライバのインストールを設定します コンピュータを Ghost コンソールから制御する予定の場合にはコンソールクライアントの実行可能ファイルをモデルコンピュータにインストールします Windows NT/2000/XP コンピュータのモデルコンピュータを作成する場合には次のサイトでオンライン ナレッジベースの Windows NT/ 2000/XP のクローン作成に関して を参照してください ghostjapanesekb.nsf/jp_docid/ ?OpenDocument&dtype=corp 異なるハードウェア設定ごとにモデルコンピュータを作成することがあります たとえば ネットワークカードまたはビデオカードが異なるコンピュータが何台かあるときにはそのために別のイメージを作成する必要があります ただし Windows 2000/XP コンピュータでは異なるハードウェア設定の汎用テンプレートイメージを作成するのに Microsoft Sysprep が役立ちます イメージ定義には Ghost で作成したイメージファイルの詳細が含まれます 各イメージ定義は Ghost コンソールサーバーまたはクライアントコンピュータに格納されたイメージファイルのポインタです イメージ定義を使うと Ghost コンソールでイメージファイルのアクセスと管理ができ クローンタスクでイメージファイルを使うこともできます イメージ定義はイメージ作成タスクごとに用意する必要があります タスクの作成前にイメージファイルを関連付けずにイメージ定義を作成して用意する方法と タスク作成処理の一部として用意する方法があります イメージ作成タスクは新しいイメージファイルを作成し イメージ定義に指定されたとおりにそのイメージファイルを格納します 既存のイメージファイルの新しいイメージ定義を作成することもできます たとえば 別の場所で作成して Ghost コンソールサーバーに手動でロードしたイメージファイルがある場合です このイメージファイルをコンソールリソースに追加して復元タスクで利用できるようにするにはこのイメージファイルのイメージ定義を作成する必要があります イメージファイルに関連付けたイメージ定義には次の情報が含まれます イメージファイルの名前と場所 イメージファイルの状態

95 第 5 章タスクの作成イメージ作成タスクの設定 5-5 イメージ定義の作成 イメージファイルの詳細 パーティション番号 種類 パーティションの元のサイズ データのサイズ イメージファイルの説明イメージ定義にイメージファイルを関連付けていない場合またはイメージファイルがクライアントコンピュータに格納されている場合 イメージ定義にはイメージファイルの名前と場所のみが含まれます イメージ定義をイメージ作成タスクで使うとイメージファイルはこの場所に保存されます イメージファイル自体を作成する前に新しいイメージのイメージ定義を作成できます イメージ作成タスクを実行する前にこの操作が必要です Ghost コンソールサーバー上にすでにあるイメージファイルのイメージ定義も作成できます たとえば 別の場所で作成して Ghost コンソールサーバーに手動でロードしたイメージファイルがある場合です イメージ定義の作成 新しいイメージ定義を作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインで設定リソースフォルダを展開します 2 イメージフォルダを展開してから新しいイメージ定義を格納するフォルダを選択します 3 イメージペインで次のいずれかの操作をします 右クリックしてから [ 新規イメージ (I)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ イメージ (I)] の順に選択します 4 新しいイメージのプロパティウィンドウの [ 名前 (N)] ボックスに新しいイメージの名前を入力します 半角 50 文字以下の任意の名前にできますが 同じフォルダにある別のイメージ定義と同じであってはいけません 5 クライアントコンピュータ上にイメージファイルを保存したい場合には [ クライアントコンピュータ上にあるイメージ (C)] にチェックマークを付けてからイメージファイルの場所を指定します

96 5-6 第 5 章タスクの作成イメージ作成タスクの設定 p.5-6 の クライアントコンピュータ上でイメージファイルの場所を設定するには を参照してください Ghost コンソールサーバー上にイメージファイルを保存したい場合または Ghost コンソールサーバー上にすでに格納されているイメージファイルの定義を作成する場合にはこのオプションのチェックマークをはずしたままにしてイメージファイルの場所を指定します p.5-6 の Ghost コンソールサーバー上でイメージファイルの場所を設定するには を参照してください 6 [OK] をクリックします イメージフォルダに新しいイメージ定義が追加されます クライアントコンピュータ上でイメージファイルの場所を設定するには 1 新しいイメージのプロパティウィンドウの [ 場所 (L)] の右にある [ 編集 (E)] をクリックします 2 [ クライアント上のイメージファイルのパス ] ウィンドウの [ ボリューム識別子 ] で次のいずれかを選択します [ ドライブ名 (D)] ドライブ名の英字を入力します [ ボリュームラベル (V)] ボリュームラベルを入力します 3 [Path\Filename.gho] のボックスにイメージファイルのパスと名前を入力します ファイルの拡張子.gho を含める必要はありません この拡張子はイメージ定義を保存すると自動的にファイル名に付きます 4 [OK] をクリックします このイメージ定義をイメージ作成タスクで使う場合 クライアントコンピュータ上で指定した名前と場所で新しいイメージファイルが作成されて格納されます このイメージ定義をクローンタスクで使う場合 タスクは各クライアントコンピュータ上で指定した場所と名前でイメージファイルを探します Ghost コンソールではイメージ定義の作成時にパスの有効性を確認しないので イメージファイルの正しい名前と場所が入力されていることを確認してください Ghost コンソールサーバー上でイメージファイルの場所を設定するには 1 新しいイメージのプロパティウィンドウの [ 場所 (L)] の右にある [ 参照 (B)] をクリックしてから次のいずれかの操作をします

97 第 5 章タスクの作成イメージ作成タスクの設定 5-7 イメージ定義の管理 新しいイメージファイルの定義を作成する場合はイメージファイルを格納したいフォルダを選択してからファイル名を入力します ファイルの拡張子.gho を含める必要はありません この拡張子はイメージ定義を保存すると自動的にファイル名に付きます すでに Ghost コンソールサーバー上に格納されているイメージファイルの定義を作成する場合はそのイメージファイルを選択します 新しいイメージのプロパティウィンドウにファイル情報が表示されます 2 Ghost コンソールサーバー上にあるイメージファイルを選択した場合はイメージファイルの説明を変更できます その他の詳細は変更できません イメージフォルダには復元タスクで利用できる作成済みのイメージ定義が入っています コンソールにはイメージ定義を希望するとおりに編成するのに役立つ標準オプションがあります このオプションを使うとフォルダ構造を設定しその内部で項目を必要に応じて移動できます 項目の名前の変更と不要な項目の削除もできます p.4-8 の Ghost コンソールリソースの管理 参照してください メモ : イメージ定義はタスク定義の一部である場合には削除できません イメージ定義を削除しても実際はコンソールから削除しているだけです イメージファイルは影響を受けません イメージの詳細の表示 各イメージ定義に関連付けされたイメージの詳細を表示できます イメージの詳細を表示するには 1 Ghost コンソールの左ペインで設定リソースフォルダを展開します 2 イメージフォルダを展開してから表示したいイメージ定義が入っているフォルダを選択します 3 イメージペインで次のいずれかの操作をします イメージ定義をダブルクリックします

98 5-8 第 5 章タスクの作成イメージ作成タスクの作成 イメージ定義を右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します イメージ定義を選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < イメージ名 > のプロパティウィンドウでイメージのプロパティを確認します プロパティにはイメージの状態 各パーティションの種類とサイズが含まれます 5 イメージファイルの詳細をもっと表示したい場合には [Ghost エクスプローラを起動 (G)] をクリックします Ghost エクスプローラについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください イメージ作成タスクの作成 イメージ作成タスクはモデルコンピュータに適用され 作成するイメージファイルの定義を含みます イメージ作成タスクを作成する場合にはイメージの取り込み元になるコンピュータを選択してイメージに関連付けるイメージ定義を指定し 場合によってはネットワークと Sysprepのパラメータも設定する必要があります イメージ作成タスクを Ghost コンソールに保存しないでイメージファイルを生成できます この手順はイメージ作成タスクを作成する場合と同じですが タスクをすぐに実行して対象コンピュータからイメージファイルを生成します イメージ作成タスクを作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインでタスクフォルダを展開します 2 新しいイメージ作成タスクを格納するフォルダを展開します 3 タスクペインで次のいずれかの操作をします 右クリックしてから [ 新規イメージ作成タスク (M)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ イメージ作成タスク (M)] の順に選択します 4 新しいタスクのプロパティウィンドウで [ タスク定義を作成する (C)] を選択します イメージ作成タスクを後で再利用できるように保存しないで イメージファイルの生成だけをしたい場合には [ すぐに実行 (E)] を選択します

99 第 5 章タスクの作成イメージ作成タスクの作成 右にあるボックスに新しいイメージ作成タスクの名前を入力します 半角 50 文字以下の任意の名前にできますが 同じフォルダにある別のタスクと同じであってはいけません イメージ作成タスクを保存しない場合にはこのステップは適用されません 6 次の各ページでイメージ作成プロパティを設定します [ 一般 ] タスク名 コピー元コンピュータのドライブとパーティションなどの一般的なプロパティを指定します p.5-9 の イメージ作成タスクの一般プロパティの設定 を参照してください [ ネットワーク ] イメージファイルをネットワーク経由で転送する方法を最適化するためにデータ転送モードとデータスループット限度を設定します p.5-11 の ネットワークプロパティの設定 を参照してください [Sysprep] ハードウェア設定が異なるコンピュータでのイメージファイルの復元を簡単にします Sysprep について詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください 7 [OK] をクリックします タスクフォルダに新しいイメージ作成タスクが追加されます メモ : [ すぐに実行 (E)] を選択するとタスクは保存されないですぐに実行されます コンソールの下部のペイン ( アクティブタスクペイン ) にタスクの進行状況が表示されます イメージ作成タスクの一般プロパティの設定 イメージ作成タスクの一般プロパティにはタスク名 コピー元コンピュータのドライブとパーティションがあります 必要に応じてプロパティは後で変更できます イメージ作成タスクの一般プロパティを設定するには 1 < タスク名 > のプロパティウィンドウの [ 一般 ] ページの右上にあるボックスにイメージ作成タスクの名前を入力します

100 5-10 第 5 章タスクの作成イメージ作成タスクの作成 半角 50 文字以下の任意の名前にできますが 同じフォルダにある別のタスクと同じであってはいけません 2 [ コピー元コンピュータ ] で [ 参照 (B)] をクリックします イメージを取り込みたいコンピュータをクライアントコンピュータの階層で選択してから [OK] をクリックします 3 必要に応じて [ コピー元ドライブ ] ボックスにドライブ番号を入力します 4 対象コンピュータ上にある特定のパーティションのイメージを抽出したい場合には [ パーティション操作 (O)] にチェックマークを付けてから [ コピー元パーティション ] ボックスにコピー元パーティション番号を入力します 5 [ イメージ名 ] の右にある [ 参照 (R)] をクリックし 使いたいイメージ定義をイメージ定義の階層で選択してから [OK] をクリックします イメージ定義がない場合は今すぐに作成できます イメージフォルダを選択してから [ 新規 (N)] をクリックし [ 新規項目 (I)] を選択して新しいイメージのプロパティウィンドウを開きます p.5-5 の イメージ定義の作成 を参照してください 6 使いたい圧縮レベルを [ イメージ圧縮 ] フィールドで選択します [ なし (N)]

101 第 5 章タスクの作成イメージ作成タスクの作成 5-11 [ 高速 (F)] [ 高圧縮 (H)] デフォルトは高速の圧縮です p.13-2 の イメージファイルと圧縮 を参照してください 7 クライアントコンピュータからタスクを実行できるようにするには [ クライアントの開始を許可する (I)] にチェックマークを付けます 8 タスクを実行するときにクライアントが入力する必要のある権限の確認パスワードを設定します [ パスワードの設定 (P)] をクリックしてから適切なパスワードを入力します クライアントコンピュータのユーザーがタスクの実行を試みるとこのパスワードの入力を要求するメッセージが表示されます p.6-6 の クライアントコンピュータからのタスクの開始 を参照してください 9 必要に応じて [ イメージを取り込む前にドメインからコンピュータを削除する (Windows NT/2000/XP コンピュータにのみ適用 )] にチェックマークを付けます イメージファイルを複数のコンピュータにロールアウトする場合にはコンピュータをそのドメインから削除する必要があります Sysprep を使っている場合 この処理は必要ありません Sysprep が自動的に削除します 10 コマンドラインを使ってイメージ作成タスクにさらにオプションを追加するには [ 拡張 (A)] をクリックします Ghost 拡張オプションウィンドウで適切な情報を追加します 使いたいコマンドラインスイッチを [Ghost コマンドラインの追加オプション (A)] ボックスに入力します イメージに Ghost ブートパーティションを含めたい場合は [Ghost ブートパーティションを含める (I)] にチェックマークを付けます イメージに Ghost ブートパーティションを入れることはお勧めしません 必要な場合以外はこの処理をしないでください p.5-22 の クローンの拡張機能を追加するには を参照してください ネットワークプロパティの設定 必要条件に合わせてデータ転送モードとデータスループット限度を設定できます この設定はグローバルに変更したりマルチキャストセッションまたはタスクに合わせて変更したりできます p.5-12の ネットワーク経由のデータ転送の最適化 を参照してください

102 5-12 第 5 章タスクの作成イメージ作成タスクの作成 タスクの実行後にシャットダウンする対象コンピュータを含めるように選択できます これは Wake on LAN をサポートするコンピュータにのみ適用されます p.5-13 の Wake on LAN の有効化 を参照してください ネットワーク経由のデータ転送の最適化 ネットワークハードウェア設定の利用を最適化するためにデータ転送モードを設定できます ネットワーク帯域幅の限度との組み合わせにより ネットワーク経由でイメージファイルを転送する方法を最適化できます タスク用の設定は Ghost コンソールのデフォルト設定とサブネットのデフォルト設定よりも優先されます p.4-19 の データ転送プロパティのデフォルト設定 を参照してください p.4-21 の サブネットのプロパティの設定 を参照してください 詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください データ転送モードとネットワーク帯域幅の限度を設定するには 1 < タスク名 > のプロパティウィンドウで [ ネットワーク ] ページを表示します

103 第 5 章タスクの作成タスクの設定 5-13 Wake on LAN の有効化 タスクの設定 2 タスクのデータ転送モードを設定するには [ データ転送モード (D)] にチェックマークを付けてから次のいずれかの適切なオプションを選択します [ マルチキャスト (M)] [ サブネットブロードキャスト (B)] [ ユニキャスト (U)] 3 クライアントコンピュータとコンソールサーバー間のデータの最高転送速度を設定するには [ データスループット限度 (L)] にチェックマークを付けてから MB/ 分単位の値を入力します タスクの実行後にシャットダウンするコンピュータを含めるには Wake on LAN を有効にします これは Wake on LAN をサポートするコンピュータにのみ適用されます コンピュータは次の仕様を満たす必要があります マザーボードが Wake on LAN をサポートする NIC が Wake on LAN をサポートする マザーボードの Wake on LAN ポートと NIC の Wake on LAN ポートを接続する配線がある BIOS のパワーマネージメントで Wake on LAN 機能が有効になっている コンピュータの電源を切ったときに NIC の背面にある接続ランプが点灯する Wake on LAN を有効にするには 1 < タスク名 > のプロパティウィンドウの [ ネットワーク ] ページで [ タスクの実行時に Wake on LAN を使う (W)] にチェックマークを付けます 2 起動したコンピュータの電源をタスクの実行後に切りたい場合は [ タスクの終了時にコンピュータをシャットダウンする (Advanced Power Management が必要 )(S)] にチェックマークを付けます タスクは Ghost コンソールが実行する命令のセットで 1 台以上のクライアントコンピュータに適用されます タスクは 1 つ以上のステップを含むことができます

104 5-14 第 5 章タスクの作成タスクの設定 表 5-1 に利用可能なタスクステップを示します 表 5-1 タスクステップ タスクステップ 説明 [ クローン (C)] 指定したイメージファイルをクライアントコンピュータ上またはコンピュータグループ上で復元します p.5-17 の クローンプロパティの設定 を参照してください [ 設定 (F)] 指定した設定をクライアントコンピュータに適用します p.5-23 の 設定プロパティの設定 を参照してください [ 設定の更新 (R)] クライアントコンピュータから設定を読み取り コンソールでそのデフォルト設定を更新します 設定するプロパティはありません [ インベントリの更新 (V)] [ ユーザーの移動 : 作成 (U)] [ ユーザーの移動 : 復元 (M)] [AI パッケージを配備 (D)] クライアントコンピュータからインベントリ情報を収集してコンソールサーバー上のインベントリデータベースを更新します 設定するプロパティはありません クライアントコンピュータからユーザー設定を取り込み ユーザーパッケージに格納します p.8-20 の [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクの設定 を参照してください ユーザー設定をユーザーパッケージからクライアントコンピュータに復元します p.8-26 の [ ユーザーの移動 : 復元 ] タスクの設定 を参照してください クライアントコンピュータでインストールまたはアンインストールする AutoInstall パッケージのリストを表示し 配備が失敗した場合に適用する処理を設定できるようにします p.5-35 の AI パッケージの配備タスクの設定 を参照してください [ ファイルを転送 (T)] クライアントコンピュータにコピーするファイルのリストを表示します p.5-25 の ファイル転送プロパティの設定 を参照してください

105 第 5 章タスクの作成タスクの設定 5-15 表 5-1 タスクステップ タスクステップ 説明 [ コマンドを実行 (E)] 指定したコマンドをクライアントコンピュータで実行します p.5-27 の コマンドの追加 を参照してください タスクの作成 新しいタスクを作成して必要条件に合わせて設定できます タスク定義はGhostコンソールに格納され 他のコンソールリソースと同じ方法で管理できます タスクには常に次の要素が含まれます タスク名 含めるステップ 対象コンピュータを指定する一般プロパティタスクの対象は単一のコンピュータ コンピュータグループ 動的コンピュータグループ ( 一定の空きディスク容量などのプロパティが指定されたコンピュータのグループ ) です p.4-15 の コンピュータグループの設定 を参照してください p.9-37 の 動的コンピュータグループの設定 を参照してください p.5-15 の タスクを作成するには を参照してください タスクのデータ転送モードとデータスループット限度を指定するネットワークプロパティ p.5-11 の ネットワークプロパティの設定 を参照してください その他のタスクステップは省略可能です タスクごとに実行したいステップを選択して必要条件に合わせて設定できます タスクを作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインでタスクフォルダを展開します 2 新しいタスクを格納するフォルダを展開します 3 タスクペインで次のいずれかの操作をします 右クリックしてから [ 新規タスク (T)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ タスク (T)] の順に選択します 4 新しいタスクのプロパティウィンドウの [ 一般 ] ページで [ 名前 (N)] ボックスに新しいタスクの名前を入力します

106 5-16 第 5 章タスクの作成タスクの設定 半角 50 文字以下の任意の名前にできますが 同じフォルダにある別のタスクと同じであってはいけません 5 [ タスクステップ ] でこのタスクに含めたいタスクステップにチェックマークを付けます タスクには最低 1 つのステップを含める必要があります ステップのチェックマークをはずすとそのステップに対応するページが非表示になります 選択したステップに対応するページのみが表示されます 6 [ 更新ステップ ] でこのタスクに含めたい更新ステップにチェックマークを付けます 更新ステップはプロパティを設定する必要がないので関連付けされたページはありません 7 [ 対象コンピュータグループ / コンピュータ ] のボックスの右にある [ 参照 (B)] をクリックします タスクを適用したいコンピュータ コンピュータグループ 動的コンピュータグループのいずれかを選択してから [OK] をクリックします 8 クライアントコンピュータからタスクを実行できるようにするには [ クライアントの開始タスク ] で [ クライアントの開始を許可する (I)] にチェックマークを付けます

107 第 5 章タスクの作成タスクの設定 [ パスワードの設定 (P)] をクリックしてから タスクを実行するときにクライアントが入力する必要のある権限の確認パスワードを [ 新しいパスワード (N)] ボックスに入力します クライアントコンピュータのユーザーがタスクの実行を試みるとこのパスワードの入力を要求するメッセージが表示されます p.6-6 の クライアントコンピュータからのタスクの開始 を参照してください 10 このタスクのデフォルトのネットワークプロパティを無効にしたい場合には [ ネットワーク ] ページで適切な設定をします p.5-11 の ネットワークプロパティの設定 を参照してください 11 タスクに含めた各ステップのプロパティを残りのページで設定します ページの一覧と各ページの詳しい説明の参照先については表 5-1 タスクステップ を参照してください 各ステップで必要なすべての情報を設定するまで [OK] ボタンは有効になりません 12 [OK] をクリックします 新しいタスクがタスクフォルダに追加されて利用できるようになります メモ : タスクの対象が動的コンピュータグループの場合はタスクアイコンの左上に小さい三角形が表示されます クローンプロパティの設定 クローンステップを使うとイメージファイルをクライアントコンピュータに復元できます イメージファイルを単一のコンピュータに復元することも 同じイメージをコンピュータグループ内のすべてのコンピュータに復元することもできます 同じ名前と場所を使ってイメージファイルを各対象コンピュータにローカルに保存した場合 すべてのイメージファイルを単一のタスクで復元できます p.5-2 の コンソールリソースのローカル配備 を参照してください メモ : 同じイメージを複数のコンピュータに復元する場合 すべてのコンピュータが同じ名前すなわちイメージの作成元であるモデルコンピュータの名前になります この名前を訂正するにはコンピュータごとに名前を変更する設定ステップをタスクに含める必要があります このためにはテンプレート設定セットを使います

108 5-18 第 5 章タスクの作成タスクの設定 クローンプロパティを設定するには 1 < タスク名 > のプロパティウィンドウで [ クローン ] ページを表示します 2 必要に応じて [ コピー先ドライブ ] ボックスにドライブ番号を入力します 3 イメージファイルにある単一のパーティションをコピー先コンピュータ上にある特定のパーティションに復元したい場合には [ パーティションの復元 ] にチェックマークを付けてからコピー先パーティション番号を入力します 4 [ イメージ ] で [ 参照 (B)] をクリックし 復元したいイメージを選択してから [OK] をクリックします イメージ定義がない場合は今すぐに作成できます イメージフォルダを選択してから [ 新規 (N)] をクリックし [ 新規項目 (I)] を選択して新しいイメージのプロパティウィンドウを開きます p.5-5 の イメージ定義の作成 を参照してください 5 イメージファイルにある単一のパーティションを復元したい場合には [ コピー元パーティション ] のドロップダウンリストで適切なパーティションを選択します イメージファイルがない場合 パーティションは定義されません コピー元パーティションの番号は入力できます

109 第 5 章タスクの作成タスクの設定 Windows NT/2000/XP オペレーティングシステムのクローンを作成する場合には Ghost Walker を使って各コピー先コンピュータの SID を変更できます このためには [Ghost Walker を使ってコピー先コンピュータ上で SID 変更を実行します ] にチェックマークを付けます Ghost Walker について詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください 7 コピー先コンピュータ上で特定のファイルを保存したい場合にはファイル保存オプションを設定します p.5-19 の クライアントコンピュータ上のファイルとフォルダの保存 を参照してください 8 コマンドラインを使ってタスクにさらに拡張機能を追加するには拡張機能オプションを設定します p.5-22 の クローンの拡張機能の追加 を参照してください クライアントコンピュータ上のファイルとフォルダの保存 デフォルトではイメージファイルからの復元により ローカルに格納されたイメージファイルを除いて クライアントコンピュータの復元先パーティションにあるすべてのファイルが上書きされます 復元タスクの実行中にイメージファイルを上書きするか クライアントコンピュータの復元先パーティションに維持したいファイルとフォルダを保存するかを選択できます 表 5-2にこの機能の使い方の例を示します 表 5-2 方法 ファイル保存の例 説明 クライアントコンピュータのデータファイルとフォルダを保存する イメージファイルをローカルに保存する 復元操作で上書きされるパーティションからデータファイルとフォルダを選択できますが すべてのファイルが単一のパーティションに保存されます 必要に応じて 異なるパーティションからファイルとフォルダを保存するときに名前の衝突を避けるためにファイルまたはフォルダごとに保存先の名前とパスを指定します ローカルに格納されたイメージファイルからクローン操作を実行する場合にはイメージファイルを保存できます

110 5-20 第 5 章タスクの作成タスクの設定 表 5-2 方法 ファイル保存の例 説明 単一のタスクでユーザーパッケージを作成して復元する 1 つのタスクに [ ユーザーの移動 : 作成 (U)] [ クローン (C)] [ ユーザーの移動 : 復元 (M)] のステップを含め ユーザーパッケージをローカルに格納する場合 クローンステップの実行中にユーザーパッケージを保存する必要があります クライアントコンピュータ上に他のデータを保存する場合と同じ方法でユーザーパッケージを保存します 保存したいユーザーパッケージのパスと名前を指定する必要があります タスクの実行時にクライアントコンピュータ上でユーザーパッケージが作成されて保存されます その後でクライアントがイメージファイルで復元されるときにタスクがユーザーパッケージを保存します 最後にユーザーの移動の設定が再びクライアントに復元されます イメージから復元されるファイルの名前と場所が保存ファイルと同じ場合 復元されるファイルは保存ファイルによって上書きされます これを避けるには保存するファイルを選択するときにその名前を変更します ファイルの保存はコマンドラインスイッチを使っても実行できます コマンドラインスイッチについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください クライアントコンピュータ上のファイルとフォルダの保存 ファイル保存オプションを設定するには 1 < タスク名 > のプロパティウィンドウの [ クローン ] ページで [ 保存 ] をクリックします 2 ローカルに配備されたイメージファイルから復元する場合 デフォルトではそのファイルは保存されます このファイルを上書きしたい場合には [ イメージファイルを保存する (I)] のチェックマークをはずします イメージファイルの移動または名前の変更をしたい場合 保存するファイルのリストにそのイメージファイルを追加する必要があります p.5-21 の ファイルをリストに追加するには を参照してください

111 第 5 章タスクの作成タスクの設定 保存したいファイルとフォルダをリストに追加することにより指定します p.5-21 の ファイルをリストに追加するには を参照してください 4 ファイルまたはフォルダをリストから削除する必要がある場合にはそれを選択して [ 削除 (D)] をクリックします 5 ファイル保存オプションウィンドウの [ 保存パーティション (P)] ボックスで 指定したファイルとフォルダを格納したいパーティションの番号を入力します 復元操作の後で 保存されるファイルとフォルダは選択したパーティションに格納されます 6 [OK] をクリックします ファイルをリストに追加するには 1 ファイル保存オプションウィンドウで [ 追加 (A)] をクリックします 2 保存するファイルの追加ウィンドウの [ ボリューム識別子 ] で次のいずれかを選択します [ ドライブ名 (D)] ドライブ名の英字を入力します [ ボリュームラベル (V)] ボリュームラベルを入力します 3 [ パス (P)] のボックスで保存したいファイルまたはフォルダの絶対パスと名前を入力します 4 クライアントコンピュータ上の指定した場所に選択したファイルがない場合に適用したい処理を指定します タスクを停止するには [ パスが存在しなければ失敗 (F)] にチェックマークを付けます 重要なファイルに対してこのオプションを選択し そのファイルが保存されなければタスクを実行しないようにできます 消失ファイルを無視して続行するにはこのオプションのチェックマークをはずしたままにします 無視された消失ファイルは保存されません 5 場所または名前を変更してファイルを格納したい場合には [ 変更後の名前は (R)] ボックスに適切なパスとファイル名を入力します 複数の保存元パーティションからファイルを保存する場合にはファイルごとに名前とパスを変更できます 衝突またはイメージから復元したファイルの上書きを避けるにはこの操作が必要です

112 5-22 第 5 章タスクの作成タスクの設定 クローンの拡張機能の追加 このボックスを空のままにした場合 ファイルは元の名前と場所で保存されます 6 [OK] をクリックします リストにファイル名とパスの詳細が追加されます コマンドラインスイッチを使ってクローン作成タスクにさらにオプションを設定できます クライアントコンピュータ上にある Ghostブートパーティションが不要になった場合 そのパーティションを上書きするように選択することもできます ファイルの保存には次のコマンドラインスイッチが使えます -preserve -preserveifexists -preservedest -preservedimagedeleteafterclone -unpreserveimage -recover -rfile 最初の 4 つのスイッチはファイル保存オプションウィンドウの機能性と一致します コマンドラインスイッチについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください 警告 : コマンドの構文はタスク実行時には検査されません したがって クラッシュまたはエラーを回避するために手順を慎重に見直してください 誤りの結果が深刻な問題に発展する可能性があります クローンの拡張機能を追加するには 1 < タスク名 > のプロパティウィンドウの [ クローン ] ページで [ 拡張 (A)] をクリックします 2 Ghost 拡張オプションウィンドウの [Ghost コマンドラインの追加オプション (A)] ボックスに追加コマンドを入力します 詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください

113 第 5 章タスクの作成タスクの設定 5-23 設定プロパティの設定 3 クライアントコンピュータ上のGhost DOSブートパーティションを上書きしたい場合には [Ghost ブートパーティションに上書き (O)] にチェックマークを付けます 復元するイメージに Ghost DOS ブートパーティションが含まれる場合には常にこのオプションにチェックマークが付いています イメージにあるパーティションはクライアントコンピュータで対応するパーティションを必ず上書きします イメージに Ghost DOS ブートパーティションが含まれない場合にはこのオプションを選択してクライアントコンピュータから Ghostブートパーティションを削除できます 4 [OK] をクリックします 設定ステップを使うと設定をクライアントコンピュータに適用できます 次の 3 つの適用方法があります デフォルト設定を各コンピュータに適用するデフォルト設定は各コンピュータが初めて Ghost コンソールに接続したときにそのコンピュータから読み取られます コンピュータのプロパティウィンドウでこの設定の表示と編集ができます p.4-26 の デフォルトクライアント設定の維持 を参照してください テンプレート設定セットをグループ内の各コンピュータに適用する同じ設定を対象グループ内の各コンピュータに適用します コンピュータ名や IP アドレスなどのコンピュータ固有の設定は重複のないように自動的に調整されます カスタム設定セットを各コンピュータに適用する設定セットを対象グループ内の各コンピュータに適用します コンピュータごとに適用する設定セットを選択できます タスクの対象が動的コンピュータグループの場合 タスクが実行されるまで対象コンピュータは識別されないので カスタム設定セットを割り当てることはできません テンプレートまたはデフォルト設定を適用する必要があります カスタム設定セットとテンプレート設定セットに必要なすべての設定が含まれているとは限りません 不足部分があればコンピュータごとにデフォルト設定セットから補うか コンピュータごとに現在の設定を保存します

114 5-24 第 5 章タスクの作成タスクの設定 メモ : デフォルト設定セットを使ってカスタム設定セットまたはテンプレート設定セットの不足部分を補う場合 設定タスクを実行する前に 設定の更新タスクを実行してコンピュータごとにデフォルト設定を更新する必要があります タスクの実行前に設定を調べるにはタスクシナリオを表示します p.5-28 の タスクの詳細の表示 を参照してください 設定プロパティの設定 デフォルト設定を対象コンピュータに適用するには < タスク名 > のプロパティウィンドウの [ 設定 ] ページで [ デフォルト ] を選択します 設定テンプレートを対象コンピュータに適用するには 1 < タスク名 > のプロパティウィンドウの [ 設定 ] ページで [ テンプレート ] を選択します 2 [ 参照 (B)] をクリックします 設定の選択ウィンドウで必要なテンプレートを選択してから [OK] をクリックします 選択する前にテンプレートの設定を表示したい場合にはテンプレート名をダブルクリックしてそのプロパティウィンドウを開きます 3 テンプレートの不足部分をコンピュータごとにデフォルト設定で補いたい場合には [ デフォルト設定を使う ] にチェックマークを付けます このオプションのチェックマークをはずしたままにした場合 テンプレート設定セットの不足部分はコンピュータごとに現在の設定で補われます カスタム設定を対象コンピュータに適用するには 1 < タスク名 > のプロパティウィンドウの [ 設定 ] ページで [ カスタム ] を選択します 2 [ カスタマイズ (C)] をクリックしてカスタム設定ウィンドウを開きます 対象コンピュータまたはコンピュータグループのフォルダが左ペインに表示され 設定リソースフォルダが右ペインに表示されます 3 カスタム設定を適用したいコンピュータごとに設定リソースフォルダで設定セットを選択してそのコンピュータにドラッグします

115 第 5 章タスクの作成タスクの設定 5-25 選択する前にカスタム設定セットの設定を表示したい場合にはカスタム設定セット名をダブルクリックしてそのプロパティウィンドウを開きます 設定セットが割り当てられたコンピュータの下にその設定セットのアイコンが表示されます 4 カスタム設定セットを削除してコンピュータをカスタム設定セットの割り当てのないままにしたい場合 設定セット名を右クリックしてから [ 削除 (D)] を選択します 5 カスタム設定ウィンドウを閉じるために [OK] をクリックします 6 カスタム設定セットの不足部分をコンピュータごとにデフォルト設定で補いたい場合には [ デフォルト設定を使う ] にチェックマークを付けます このオプションのチェックマークをはずしたままにした場合 不足部分はコンピュータごとに現在の設定で補われます ファイル転送プロパティの設定 ファイルは Ghost コンソールサーバーからクライアントコンピュータのオペレーティングシステムまたは Ghost パーティションに転送できます 転送先はファイル単位で選択します 仮想パーティションに転送したファイルはタスクの実行中にのみそのパーティションに存在します 転送したい各ファイルを選択して転送先を指定する必要があります 転送先は Ghost の 着信 ディレクトリ ブートパーティション 指定したパスの 3 つのいずれかです 警告 : ファイル転送タスクでクライアントコンピュータのMy Documents フォルダにファイルを転送しようとしないでください My Documents フォルダにファイルを移動したい場合にはユーザーの移動機能を使います ユーザーの移動は必要なディレクトリマップを自動的に処理します 第 8 章ユーザーの移動 を参照してください

116 5-26 第 5 章タスクの作成タスクの設定 メモ : 転送されたファイルが入っているクライアントコンピュータ上のフォルダにコンピュータユーザーがアクセスするのを防止するにはそのフォルダを非表示にします フォルダを非表示にするにはファイル転送タスクに次のコマンドを [ コマンドの実行 ] ページで追加する必要があります "attrib" +h [< パス名 >] [< パス名 >] は非表示にしたいフォルダの絶対パスと名前で コマンドの対象はクライアントコンピュータの相手先 OS です ファイル転送プロパティの設定 クライアントコンピュータに転送するファイルのリストを設定するには 1 < タスク名 > のプロパティウィンドウで [ ファイルの転送 ] ページを表示します 転送するファイルのリストに各ファイルの絶対パスとファイル名 クライアントコンピュータ上の転送先パスが表示されます 2 [ 転送するファイルのリスト (L)] にファイルグループを追加するために [ 追加 (A)] をクリックします 3 ブラウザでグループに含めたいファイルが入っているフォルダに移動して [ 開く (O)] をクリックします 転送元ウィンドウのリストに選択したファイルが追加されます 4 このグループに選択したいファイルが入っているフォルダごとに [ 追加 (A)] をクリックしてからステップ3を繰り返します 5 ファイルをリストから削除したい場合には適切なファイルを選択してから [ 削除 (D)] をクリックします 6 [ 次へ (N)] をクリックします 7 転送先ウィンドウで次のいずれかを選択することにより グループのすべてのファイルの転送先を指定します [Ghost の 着信 ディレクトリ ] 転送先は Ghost インストールディレクトリです デフォルトでは C:\Program Files\Symantec\ Ghost\Incoming です Ghost を別の場所にインストールした場合 代わりにその場所にファイルが転送されます

117 第 5 章タスクの作成タスクの設定 5-27 [Ghost パーティション ] 転送先は Ghost ブートパーティションです クライアントが仮想パーティションを使う場合 ファイルはタスクの実行中にのみそのパーティションに存在します コマンドの追加 [ 指定したパス ] 転送先は下のボックスに指定したパスです 任意のパスを指定できます p.5-27 の ファイルグループの転送先パスを設定するには を参照してください 8 [ 完了 ] をクリックします 転送するファイルのリストにファイルグループが追加されます 9 転送したいファイルのグループごとにステップ2~8を繰り返します 10 ファイルをリストから削除したい場合には適切なファイルを選択してから [ 削除 (D)] をクリックします ファイルグループの転送先パスを設定するには 1 転送先ウィンドウの [ 指定したパス ] で [ 編集 (E)] をクリックします 2 [ クライアントコンピュータ上のパス ] ウィンドウの [ ボリューム識別子 ] で次のいずれかを選択します [ ドライブ名 (D)] ドライブ名の英字を入力します [ ボリュームラベル (V)] ボリュームラベルを入力します 3 [ パス ( ファイル名なし )] のボックスにファイルグループの転送先パスを入力します 4 [OK] をクリックします [ 指定したパス ] のボックスにパスが追加されます コマンドはオペレーティングシステムまたは Ghost パーティションで実行します 対象はコマンド単位で選択します メモ : コマンドステップで GDisk を使うとタスクの実行中にパーティションを変更できます

118 5-28 第 5 章タスクの作成タスクの詳細の表示 タスクの詳細の表示 コマンドのリストを設定するには 1 < タスク名 > のプロパティウィンドウで [ コマンドの実行 ] ページを表示します [ コマンドラインリスト (L)] に現在設定されているすべてのコマンドの詳細が表示されます 2 コマンドをリストに追加したい場合にはコマンドの対象を選択します [ 対象オペレーティングシステムで実行 (T)] オペレーティングシステムでコマンドを実行します コマンドの対象の絶対パスを含める必要があります パスは次のようになります C:\Program Files\Symantec\Ghost\Incoming [Ghost パーティションで実行 (G)] Ghost パーティションでコマンドを実行します コマンドの対象の絶対パスを含める必要があります パスは次のようになります C:\Ghost\Incoming 3 [ コマンド (C)] ボックスにコマンド構文を入力します コマンドの対象の絶対パスを含める必要があります 4 [ 引数 (R)] ボックスにコマンド引数をカンマで区切って入力します 5 [ 追加 (A)] をクリックします [ コマンドラインリスト (L)] にコマンドが追加されます 6 リストに追加したいコマンドごとにステップ2~5を繰り返します 7 コマンドを削除したい場合には [ コマンドラインリスト (L)] でそのコマンドを選択してから [ 削除 (D)] をクリックします タスクを実行する前にタスクシナリオでそのタスクの詳細を調べることができます タスクシナリオを表示すると選択したタスクのプロパティと設定の有効性が Ghost コンソールで確認され 各ステップの詳細が表示されます 失敗の理由になりそうな状態があればその内容も表示されます タスクシナリオには次の情報が表示されます タスクのステップとその実行順序 対象グループ内のコンピュータの台数

119 第 5 章タスクの作成タスクの詳細の表示 5-29 対象グループ内の各コンピュータの名前 データ転送モードとデータスループット限度のネットワーク設定 タスクの各ステップの詳細基本的に < タスク名 > のプロパティウィンドウの各ページで設定した情報です 各ステップの設定の有効性が確認され 失敗の理由になりそうな状態が見つかると警告メッセージが表示されます タスクの詳細を表示するには 1 Ghost コンソールの左ペインでタスクフォルダを展開します 2 タスクペインで次のいずれかの操作をします 表示したいタスクを選択してから表示メニューで [ タスクシナリオ (C)] を選択します タスクを右クリックしてから [ タスクシナリオ (C)] を選択します 選択したタスクのプロパティと設定の有効性がGhost コンソールで確認されます 確認にはしばらく時間がかかることがあります 有効性確認が完了するとタスクシナリオウィンドウが表示されます 3 タスクシナリオウィンドウにタスクの詳細を表示します 4 [ 閉じる ] をクリックします

120 5-30 第 5 章タスクの作成 AutoInstall パッケージの配備 メモ : 対象グループにコンピュータがなかったり復元ステップにイメージファイルがないなど タスクが失敗する明らかな理由がコンソールで見つかった場合 有効性確認はすぐに停止します タスクシナリオには失敗の箇所までタスク情報が表示され 失敗の箇所で警告メッセージが表示されます それ以上の情報は表示されません タスクを修正して問題を解決し タスクシナリオを再度生成する必要があります AutoInstall パッケージの配備 AI (AutoInstall の略 ) パッケージを使うとクライアントコンピュータ上でアプリケーションのインストールとアンインストールの処理を自動化できます AI パッケージは Ghost AutoInstall で作成します AI パッケージをクライアントコンピュータに配備するには Ghost コンソールで AI パッケージの配備タスクを実行します このタスクを設定する場合 インストールする AI パッケージとアンインストールする AI パッケージを選択します メモ : AI パッケージを作成する場合 アンインストールコマンドを含めるかどうかを選択できます AI パッケージの配備タスクで Ghost コンソールからパッケージをアンインストールできるようにしたい場合には パッケージの作成時にアンインストールコマンドを含めてください AI パッケージを配備するには 1 必要な AI パッケージを作成します AI パッケージの作成について詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください 2 AI パッケージファイルを適切な場所に格納します AI パッケージファイルはコンソールサーバー 共有ネットワークドライブ HTTP の場所 クライアントコンピュータに格納できます ネットワーク帯域幅の利用を最小限に抑えたい場合 各ファイルの複製をすべてのクライアントコンピュータに格納できます p.5-31 の AI パッケージの格納 を参照してください 3 使いたい AI パッケージファイルの AI パッケージ定義を作成します p.5-31 の AI パッケージ定義の作成 を参照してください 4 AI パッケージの配備タスクを作成して 適切な定義を追加しタスクが失敗したときのオプションを設定します

121 第 5 章タスクの作成 AutoInstall パッケージの配備 5-31 AI パッケージの格納 p.5-35 の AI パッケージの配備タスクの設定 を参照してください 5 タスクを実行します p.6-1 の タスクの実行 を参照してください AI パッケージは Ghost コンソールサーバー HTTP の場所 ネットワーク共有に格納できるほかに各クライアントコンピュータにローカルにも格納できます p.5-2 の コンソールリソースのローカル配備 を参照してください UNC (Universal Naming Convention の略 ) 以外のパスに格納されたパッケージはクライアントから転送されてインストールされます UNC パスに格納されたパッケージはネットワーク経由でアクセスされます ただし アクセスに失敗してもこのパッケージはクライアントに転送されます クライアントは HTTP の場所に格納されたパッケージにアクセスするのに HTTP プロトコルを使います Windows NT と Windows 2000 のネットワーク共有に格納されたパッケージには他のコンピュータはアクセスできません アクセスを有効にするには共有のあるコンピュータのレジストリを編集して共有の名前を次のレジストリの場所に追加します HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\LanManServ er\parameters\nullsessionshares これでクライアントコンピュータはこの共有にアクセスできます 警告 : この回避策により ユーザー名もパスワードも必要としないで自由に接続できる共有が作成されます これはセキュリティの脅威となる可能性があります AI パッケージ定義の作成 AI パッケージは Ghost コンソールサーバー HTTP の場所 ネットワーク共有に格納できるほかに各クライアントコンピュータにローカルにも格納できます AI パッケージを配備できるようにするにはそのパッケージの AI パッケージ定義を作成する必要があります AI パッケージを配備するには適切な AI パッケージ定義を AI パッケージの配備タスクに追加します

122 5-32 第 5 章タスクの作成 AutoInstall パッケージの配備 各 AI パッケージ定義には AI パッケージの名前と場所が含まれ パッケージが Ghost コンソールサーバーに格納されている場合には GUID も含まれます 利用可能な AI パッケージ定義は Ghost コンソールの AI パッケージフォルダに格納されます 新しい AI パッケージ定義の作成 新しい AI パッケージ定義を作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインで設定リソースフォルダを展開します 2 AI パッケージフォルダを展開してから新しい AI パッケージ定義を格納するフォルダを展開します 3 AI パッケージペインで次のいずれかの操作をします 右クリックしてから [ 新規 AI パッケージ (A)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [AI パッケージ (A)] の順に選択します 4 新しい AI パッケージのプロパティウィンドウの [ 名前 (N)] ボックスに新しい AI パッケージ定義の名前を入力します 半角 50 文字以下の任意の名前にできますが 同じフォルダにある別のAIパッケージ定義と同じであってはいけません 5 AI パッケージファイルがクライアントコンピュータに格納されている場合には [ クライアントコンピュータ上にあるパッケージ (C)] にチェックマークを付けてから AI パッケージファイルの場所を指定します p.5-33 の クライアントコンピュータ上で AI パッケージファイルの場所を指定するには を参照してください AI パッケージファイルがコンソールサーバー ネットワーク共有 HTTPの場所のいずれかに格納されている場合にはこのオプションのチェックマークをはずしたままにして AI パッケージファイルの場所を指定します p.5-33 の コンソールサーバー上で AI パッケージファイルの場所を指定するには を参照してください 6 パッケージがHTTPパスにある場合にはパッケージが有効な AIパッケージであることを確認するために [ 有効性確認 (V)] をクリッします 有効な AI パッケージであればパッケージ GUID が表示されます 7 必要に応じて AI ビルダーを起動してパッケージを確認するために [AI ビルダーを起動 (A)] をクリックします

123 第 5 章タスクの作成 AutoInstall パッケージの配備 [OK] をクリックします AI パッケージフォルダに新しい AI パッケージ定義が追加されます クライアントコンピュータ上で AI パッケージファイルの場所を指定するには 1 <AIパッケージ名 > のプロパティウィンドウの [ 場所 (L)] の右にある [ 編集 (E)] をクリックします 2 [ クライアント上の AI パッケージのパス ] ウィンドウの [ ボリューム識別子 ] で次のいずれかを選択します [ ドライブ名 (D)] ドライブ名の英字を入力します [ ボリュームラベル (V)] ボリュームラベルを入力します 3 [Path\Filename.exe] のボックスに AI パッケージファイルの絶対パスと名前を入力します 4 [OK] をクリックします [ 場所 (L)] ボックスに AI パッケージファイルの名前と場所が追加されます メモ : この AI パッケージ定義を AI パッケージの配備タスクで使う場合 タスクは各クライアントコンピュータ上で指定した場所と名前で AI パッケージファイルを探します Ghost コンソールでは AI パッケージ定義の作成時に各クライアントコンピュータのパスの有効性を確認しません パッケージファイルが各クライアントコンピュータ上の正しい場所にあることを確認してください コンソールサーバー上で AI パッケージファイルの場所を指定するには 1 <AIパッケージ名 > のプロパティウィンドウの [ 場所 (L)] の右にある [ 参照 (B)] をクリックします 2 ブラウザでコンソールサーバー上の AI パッケージファイルを選択します 3 [ 開く (O)] をクリックします [ 場所 (L)] ボックスに AI パッケージファイルの名前と場所が追加され パッケージ GUID が表示されます

124 5-34 第 5 章タスクの作成 AutoInstall パッケージの配備 AI パッケージ定義の管理 AI パッケージフォルダには AI パッケージの配備タスクで利用できる作成済みの AI パッケージ定義が入っています Ghost コンソールには AI パッケージ定義を編成するのに役立つ標準オプションがあります このオプションを使うとフォルダ構造を設定しその内部で定義を必要に応じて移動できます 定義の名前の変更と不要な定義の削除もできます p.4-8 の Ghost コンソールリソースの管理 を参照してください メモ : AI パッケージ定義はタスク定義の一部である場合には削除できません AI パッケージ定義を削除しても実際はコンソールから削除しているだけです AI パッケージファイルは影響を受けません AI パッケージの詳細の表示 各 AI パッケージ定義に関連付けされた AI パッケージの詳細を表示できます AI パッケージの詳細を表示するには 1 Ghost コンソールの左ペインで設定リソースフォルダを展開します 2 AI パッケージフォルダを展開してから表示したい AI パッケージ定義が入っているフォルダを展開します 3 AI パッケージペインで次のいずれかの操作をします パッケージ定義をダブルクリックします パッケージ定義を右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します パッケージ定義を選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 <AI パッケージ名 > のプロパティウィンドウでパッケージの場所と GUID などの詳細を確認します パッケージの名前と場所が表示されます パッケージは Ghost コンソールサーバー クライアントコンピュータ ネットワーク共有 HTTP の場所に格納できます 5 AI パッケージの詳細をもっと表示したい場合には [AI ビルダーを起動 (A)] をクリックします AI ビルダーについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください

125 第 5 章タスクの作成 AutoInstall パッケージの配備 5-35 AI パッケージの配備タスクの設定 AI パッケージをクライアントコンピュータに配備するには Ghost コンソールで AI パッケージの配備タスクを実行します このタスクを設定する場合 対象コンピュータを選択し インストールする AI パッケージとアンインストールする AI パッケージを指定します インストール済みのすべてのAIパッケージをアンインストールできるわけではありません AI パッケージをアンインストールできない状況には次の 2 つがあります パッケージにアンインストールコマンドがない各パッケージをビルドするときに アンインストールコマンドを含めるかどうかを選択できます このコマンドを含めないと AI パッケージの配備タスクでパッケージをアンインストールできません パッケージにアンインストールコマンドがあるかどうかを調べたい場合には AI ビルダーでパッケージを開いてその内容を表示します パッケージが新しい識別番号 (GUID) で再ビルドされている新しいパッケージは再ビルド前のパッケージでインストールしたソフトウェアをアンインストールできません アプリケーションは GUID を調べ ソフトウェアのアンインストールには必ずインストールのときと同じパッケージが使われるようにします AI パッケージにアンインストールコマンドがない場合または AI パッケージを新しい GUID で再ビルドした場合 ソフトウェアをクライアントコンピュータからアンインストールするには他の方法を使う必要があります AI パッケージの配備タスクを設定するには 1 タスクを作成して AI パッケージの配備ステップを選択します p.5-15 の タスクの作成 を参照してください

126 5-36 第 5 章タスクの作成 AutoInstall パッケージの配備 2 < タスク名 > のプロパティウィンドウで [AI パッケージの配備 ] ページを表示します 3 [ パッケージのインストール (I)] で [ 参照 (B)] をクリックします 4 タスクに含めたいインストールパッケージを AIパッケージの選択ウィンドウで選択します リストに Ghost コンソールで現在利用可能なすべての AI パッケージ定義が表示されます インストールパッケージはいくつでも選択できます 新しい定義を作成する必要がある場合には [ 新規 (N)] をクリックして [ 新規項目 (I)] を選択します 定義の詳細を表示したい場合には定義をダブルクリックしてプロパティウィンドウを開きます p.5-31 の AI パッケージ定義の作成 を参照してください p.5-34 の AI パッケージの詳細の表示 を参照してください 5 [OK] をクリックします 選択した AI パッケージが [ パッケージのインストール (I)] のリストに表示されます 6 [ パッケージの削除 (R)] で [ 参照 (W)] をクリックします

127 第 5 章タスクの作成 AutoInstall パッケージの配備 タスクに含めたいアンインストールパッケージを AI パッケージの選択ウィンドウで選択します リストにコンソールで現在利用可能なすべての AI パッケージ定義が表示されます パッケージによってはアンインストールコマンドが入っていないことがありますが Ghost コンソールではそのようなパッケージの有無を調べません 必ず正しいパッケージを選択してください アンインストールパッケージはいくつでも選択できます 8 [OK] をクリックします 選択した AI パッケージが [ パッケージの削除 (R)] のリストに表示されます 9 [ 配備オプション ] で次のいずれかを選択して 配備できない AI パッケージがある場合に適用する処理を指定します [ 配備できないパッケージがある場合にタスクの実行を続ける (C)] [ パッケージを削除できなければパッケージのインストールをスキップ (S)] [ パッケージを削除できなければ残りのパッケージをスキップ (P)] 失敗を無視して対象コンピュータ上ですべてのアンインストールパッケージとインストールパッケージの配備を続行します 配備できないアンインストールパッケージがある場合 残りのアンインストールパッケージの配備を続行しますが インストールパッケージは配備しません 配備できないアンインストールパッケージがある場合 それ以降のパッケージを配備しません タスクの AI パッケージの配備ステップは終了しますが 他のタスクステップは続行できます [ 配備できないパッケージがあればタスク実行を中止する (E)] 配備できないパッケージがある場合 すぐにタスクを中止します 指定した処理は配備が失敗したコンピュータのみに適用されます あるコンピュータで起きた失敗が他のコンピュータで実行中のタスクに影響することはありません 10 [OK] をクリックします 新しいタスクがタスクフォルダに追加されて利用できるようになります

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129 6 タスクの実行とスケジュール設定 タスクの実行 この章では次の項目について説明します タスクの実行 タスクのスケジュール設定 定義した後のタスクはいつでも実行できます タスクは Ghost コンソールまたはクライアントからスケジュールに従って実行できます p.6-2 の Ghost コンソールからのタスクの実行 を参照してください p.6-5 の 回復タスクの実行 を参照してください p.6-6 の クライアントコンピュータからのタスクの開始 を参照してください p.6-7 の コマンドラインからのタスクの開始 を参照してください 現在実行中のタスクは Ghost コンソールの下部のペインに表示できます p.10-4 の Ghost コンソールオプションの設定 を参照してください すべてのタスクはログに記録されます 問題が起きた場合にはコンソールからログにアクセスできます p.10-1 の Ghost コンソール活動の監視 を参照してください 適切なネットワークドライバが見つからない場合にはタスクの実行に失敗することがあります この理由で失敗したことがタスクログに示され

130 6-2 第 6 章タスクの実行とスケジュール設定タスクの実行 ている場合には適切なテンプレートを使うようにコンピュータのプロパティを修正します p.4-13 の Ghost コンソールのクライアントコンピュータの管理 を参照してください Ghost コンソールからのタスクの実行 タスクは Ghost コンソールからいつでも手動で実行できます 複数のタスクを同時に実行できます タスクを実行する前に次の情報を確認してください 復元するイメージファイルの有効性 対象コンピュータが複数のタスクに含まれるかどうか対象コンピュータが同じ 2つのタスクを実行すると最初のタスクだけがそのコンピュータに対して実行されます 2 つ目のタスクは開始しません 表 6-1に Ghost コンソールで利用可能な 3 つのタスク実行モードを示します 表 6-1 モード タスク実行モード 説明 [ タスクを実行 (E)] このモードはどのタスクにも使えます タスクはすぐに実行され タスク定義のネットワーク設定を使います p.6-3 の タスクの手動実行 を参照してください [ 拡張実行 (A)] このモードはクローンタスクとファイル転送タスクにのみ使えます このモードではタスク定義のネットワーク設定を無効にし GhostCast サーバー用にログ記録パラメータを設定できます ネットワーク設定は今回の実行にのみ適用され タスク定義を変更しません ログ記録パラメータは GhostCast サーバーに設定されます データ転送が低速の場合には GhostCast サーバーのログを使って問題を診断できます p.6-3 の クローンタスクまたはファイル転送タスクの手動実行 を参照してください

131 第 6 章タスクの実行とスケジュール設定タスクの実行 6-3 表 6-1 モード タスク実行モード 説明 [ 回復タスクとして実行 ] このモードは失敗したタスクからの回復に使えます p.6-5 の 回復タスクの実行 を参照してください タスクの手動実行 タスクはいつでも手動で実行できます タスクを手動で実行するには 1 Ghost コンソールの左ペインでタスクフォルダを展開します 2 実行したいタスクが入っているフォルダを展開します 3 タスクペインで次のいずれかの操作をします タスクを右クリックしてから [ タスクを実行 (E)] を選択します タスクを選択してからファイルメニューで [ タスクを実行 (E)] を選択します タスクを選択してツールバーの [ 実行 ] をクリックします 4 確認ダイアログボックスで [ はい (Y)] をクリックします コンソールで有効な場合にはタスク開始とタスク終了の確認メッセージが表示されます これらのメッセージは通知のみを目的とし タスクの実行の制御はしません アクティブタスクペイン (Ghost コンソールの下部のペイン ) にタスクの実行の進行状況が表示されます 確認メッセージの有効と無効を切り替えたりアクティブタスクペインを隠したい場合 コンソールでその操作ができます p.10-4 の Ghost コンソールオプションの設定 を参照してください クローンタスクまたはファイル転送タスクの手動実行 タスク定義のネットワーク設定を無効にし GhostCast サーバー用にログ記録パラメータを設定できます ネットワーク設定は今回の実行にのみ適用され タスク定義を変更しません ログ記録パラメータは GhostCast サーバーに設定されます データ転送が低速の場合には GhostCast サーバーのログを使って問題を診断できます

132 6-4 第 6 章タスクの実行とスケジュール設定タスクの実行 GhostCast サーバーについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください クローンタスクを手動で実行するには 1 Ghost コンソールの左ペインでタスクフォルダを展開します 2 実行したいクローンタスクが入っているフォルダを展開します 3 タスクペインで次のいずれかの操作をします タスクを右クリックしてから [ 拡張実行 (A)] を選択します タスクを選択してからファイルメニューで [ 拡張実行 (A)] を選択します 4 タスクをログに記録したい場合にはタスク実行オプションウィンドウで [ データ転送情報をログに記録する (L)] にチェックマークを付けます 5 タスクをログに記録する場合 次のようにログ記録のプロパティを指定します [ ログレベル ] のドロップダウンリストでログに記録したいイベントレベルを選択します [ ログファイル ] ボックスで使うログファイルの絶対パスと名前を入力するか [ 参照 (B)] をクリックしてログファイルを選択します 6 タスクのデータ転送モードを設定したい場合には [ データ転送モード (D)] にチェックマークを付けてから次のいずれかを選択します [ マルチキャスト (M)] [ サブネットブロードキャスト (B)] [ ユニキャスト (U)] 7 コンソールサーバーとクライアントコンピュータの間の最大データ転送速度を設定するには [ データスループット限度 (T)] にチェックマークを付けてから MB/ 分の値を入力します このデータ転送設定でタスク定義の [ ネットワーク ] ページにある対応する設定が置き換えられます 8 [OK] をクリックします 9 確認ダイアログボックスで [ はい (Y)] をクリックします アクティブタスクペイン (Ghost コンソールの下部のペイン ) にタスクの実行の進行状況が表示されます

133 第 6 章タスクの実行とスケジュール設定タスクの実行 6-5 回復タスクの実行 実行中のタスクの中止 保存ファイルを含むクローンタスクが失敗し Windows で起動できない Ghost パーティションにクライアントが残された場合 失敗したタスクの簡易版である回復タスクを実行できます 回復タスクは元のタスクが失敗したクライアントを復元し タスクで指定されていた保存ファイルを回復します クローンステップより前の処理はしません 詳しくはオンラインヘルプを参照してください 回復タスクを実行するには 1 Ghost コンソールの左ペインでタスクフォルダを展開します 2 実行したいクローンタスクが入っているフォルダを展開します 3 タスクペインで次のいずれかの操作をします タスクを右クリックしてから [ 回復タスクとして実行 ] を選択します タスクを選択してからファイルメニューで [ 回復タスクとして実行 ] を選択します 4 回復タスクのプロパティウィンドウで必要な変更を加えます 5 [OK] をクリックします タスクはすぐに開始します 確認メッセージはありません アクティブタスクペインにタスクの実行の進行状況が表示されます 現在実行中のタスクを中止できます この操作のためにはコンソールのアクティブタスクペインを表示しておく必要があります 必要に応じて表示メニューで [ アクティブタスクペイン (P)] を選択してコンソールでアクティブタスクペインを有効にします タスクを中止しても Ghost はすぐにはそのタスクを停止しません クライアントコンピュータに制御を引き渡せるようになるまでタスクの実行を継続します これによりすべてのクライアントコンピュータが常に安定した状態に保たれます メモ : タスクを停止するにはその前に進行中のファイル転送を完了する必要があります イメージや AI パッケージなどの大きいファイルでは完了に数分かかることがあります

134 6-6 第 6 章タスクの実行とスケジュール設定タスクの実行 実行中のタスクを中止するには 1 Ghostコンソールのアクティブタスクペインで中止したいタスクを右クリックします 2 [ キャンセル (C)] を選択します 3 確認ダイアログボックスで [ はい (Y)] をクリックします 4 メッセージダイアログボックスで [OK] をクリックします 処理には数分かかることがあります クライアントコンピュータからのタスクの開始 タスク定義で [ クライアントの開始を許可する (I)] にチェックマークを付け コンソールオプションウィンドウの [ クライアント ] ページで [ クライアントユーザーインターフェースを有効にする (E)] にチェックマークを付けるとタスクをクライアントコンピュータから開始できます タスクをクライアントから実行するように設定してあればタスクの実行をクライアントコンピュータから開始できます エンドユーザーはタスクを実行でき 管理者はコンソールサーバーに戻らないでクライアントからすぐにタスクを実行できます グローバル設定とタスクの設定は両方ともクライアントの開始タスクを考慮する必要があります p.5-15 の タスクの作成 を参照してください p.10-4 の Ghost コンソールオプションの設定 を参照してください タスクをクライアントコンピュータから開始するには 1 クライアントコンピュータでGhostクライアントアイコンをクリックします 2 ポップアップメニューで実行するタスクを選択します 警告 : タスクの実行にパスワードが要求されなければ確認は不要です タスクはすぐに実行されます 3 [ パスワード (P)] ボックスにタスクのパスワードを入力します Ghost コンソールタスクウィンドウでパスワードを設定していない場合にはパスワードのウィンドウは表示されません

135 第 6 章タスクの実行とスケジュール設定タスクのスケジュール設定 6-7 コマンドラインからのタスクの開始 タスクはコンソールサーバーまたはクライアントコンピュータのコマンドラインから開始できます コマンドラインからのタスクの開始 コンソールサーバーのコマンドラインからタスクを開始するには コンソールサーバーのコマンドラインで次のように入力します ngcons.exe /e < タスク名 > クライアントのコマンドラインまたはバッチファイルからタスクを開始するには クライアントのコマンドラインまたはバッチファイルで次のように入力します ngctw32.exe -initiate < タスク名 > [< パスワード >] このコマンドにはタスク名と 必要に応じてパスワードも指定する必要があります タスクが正常に完了したか失敗したかの通知はありません タスクのスケジュール設定 タスクは Ghost コンソールから自動実行するようにスケジュール設定できます バックアップ設定には定時バックアップタスクを含めることができます バックアップタスクスケジュールは定時タスクによく似ています タスクのスケジュールの作成 タスクのスケジュールはいつでも設定できます 1 つのタスクに複数のスケジュールを設定できますが それぞれのスケジュールは 1 つのタスクのみを含みます バックアップスケジュールの設定手順はタスクの設定手順と同じです 唯一の違いはバックアップタスクスケジュールの完全なリストを表示するスケジューラウィンドウがないことです タスクのスケジュールを作成するには 1 Ghost コンソールの表示メニューで [ スケジューラ (S)] を選択します 2 Symantec コンソールスケジューラのタスクメニューで [ 新しいタスク (N)] を選択します

136 6-8 第 6 章タスクの実行とスケジュール設定タスクのスケジュール設定 3 タスクの選択ウィンドウでスケジュール設定したいタスクを選択してから [OK] をクリックします 4 Ghost コンソールの定時タスクウィンドウの [ タスク ] ページで定時タスクのプロパティを設定します p.6-8 の 定時タスクのプロパティの設定 を参照してください 5 Ghost コンソールの定時タスクウィンドウの [ スケジュール ] ページでスケジュールの詳細を指定します p.6-9 の スケジュールの詳細の指定 を参照してください 6 [OK] をクリックします 新しいタスクがスケジューラのリストに追加されます 定時タスクのプロパティの設定 スケジュール設定するタスクのプロパティを指定できます 定時タスクのプロパティを設定するには 1 Ghost コンソールの定時タスクウィンドウの [ タスク ] ページの [ 実行するファイル名 (R)] ボックスに定時タスクの実行可能ファイル名を表示します 2 [ コメント (C)] ボックスに定時タスク用の適切なコメントを入力します たとえば 各バックアップ設定を識別できます 3 [ 実行するアカウント名 (U)] ボックスにタスクを実行するユーザー名を入力します デフォルトはログオンしたユーザーです 4 [ パスワードの設定 (S)] をクリックします 5 [ パスワード (P)] ボックスにパスワードを入力します 6 [ パスワードの確認入力 (C)] ボックスに再度パスワードを入力し パスワードが正しく入力されたことを確認します 7 [OK] をクリックします 実行する定時タスクにパスワードを設定する必要があります タスクの実行時にこのパスワードの有効性が確認されます 8 スケジュールを有効にする必要がある場合には [ 実行する (E)] にチェックマークを付けます このオプションを使うと スケジュールの削除またはスケジュールの詳細の消失なしにスケジュールの有効と無効を切り替えることがで

137 第 6 章タスクの実行とスケジュール設定タスクのスケジュール設定 6-9 スケジュールの詳細の指定 きます 定時タスクを実行したくない場合には [ 実行する (E)] のチェックマークをはずします 定時タスクを再度実行したい場合には [ 実行する (E)] にチェックマークを付けてそのタスクを復元します 無効な定時タスクではスケジュールリストで [ 次の実行時 ] が [ なし ] になります すべての有効なタスクではスケジュールに設定された次の実行時が表示されます スケジュールにはいくつもの異なる種類があります 必要なスケジュールの種類を選択してから適切な詳細を指定する必要があります 同じ定時タスクに複数のスケジュールの種類を選択できます すべてのスケジュールの詳細は [ スケジュール ] ページに表示され 必要に応じて追加または削除ができます 複数の定時タスクがスケジューラリストでは 1 つのエントリになります 表 6-2に利用可能なスケジュールの種類を示します 表 6-2 種類 スケジュールの種類 説明 [ 日単位 ] 定時タスクはそれぞれの日で指定時刻に実行されます 時刻を指定する必要があります [ 週単位 ] 定時タスクはそれぞれの週で特定曜日の指定時刻に実行されます 時刻と曜日を指定する必要があります [ 月単位 ] 定時タスクは選択されたそれぞれの月で特定の日付の指定時刻に実行されます 時刻と日付を指定し適切な月を選択する必要があります [1 回のみ ] 定時タスクは指定日時に実行されます 日時を指定する必要があります [ システム起動時 ] [ ログオン時 ] [ アイドル時 ] これらのスケジュールの種類はクライアントコンピュータには関係ありません 使わないでください スケジュールの詳細の指定 スケジュールの詳細を指定するには 1 Ghost コンソールの定時タスクウィンドウで [ スケジュール ] ページを表示します

138 6-10 第 6 章タスクの実行とスケジュール設定タスクのスケジュール設定 2 [ タスクのスケジュール (S)] で次のスケジュールの種類を選択してから適切な詳細を設定します [ 日単位 ] p.6-10 の 日単位のスケジュールを設定するには を参照してください [ 週単位 ] p.6-10 の 週単位のスケジュールを設定するには を参照してください [ 月単位 ] p.6-10 の 月単位のスケジュールを設定するには を参照してください [1 回のみ ] p.6-11 の 1 回のみのスケジュールを設定するには を参照してください 3 同じタスクに複数のスケジュールを設定したい場合には [ 複数のスケジュールを表示する (U)] にチェックマークを付けます 4 [ 新規 (N)] をクリックしてそれぞれの新しいスケジュールを追加し 適切な詳細を指定します 新しいスケジュールごとにステップ 2 を繰り返します 5 スケジュールを削除したい場合にはリストでそのスケジュールを選択してから [ 削除 (D)] をクリックします 日単位のスケジュールを設定するには 1 [ 開始時刻 (T)] ボックスにタスクを開始する時刻を入力します 2 タスクを毎日ではなく 2 日以上の間隔で定期的に実行したい場合 [ 間隔 (E)] ボックスに何日に1 回のスケジュールにするかを入力します 週単位のスケジュールを設定するには 1 [ 開始時刻 (T)] ボックスにタスクを開始する時刻を入力します 2 タスクを毎週ではなく 2 週以上の間隔で定期的に実行したい場合 [ 間隔 (E)] ボックスに何週間に 1 回のスケジュールにするかを入力します 3 [ タスクのスケジュール ( 週単位 )] でタスクを実行する曜日を選択します 月単位のスケジュールを設定するには 1 [ 開始時刻 (T)] ボックスにタスクを開始する時刻を入力します

139 第 6 章タスクの実行とスケジュール設定タスクのスケジュール設定 [ タスクのスケジュール ( 月単位 )] でタスクをいつ実行するかを指定します 次のいずれかを設定できます 17 日や 23 日などの日付 第 2 月曜日などの特定の曜日 3 [ 実行する月の選択 (M)] をクリックしてからタスクを実行する月を選択します 1 回のみのスケジュールを設定するには 1 [ 開始時刻 (T)] ボックスにタスクを開始する時刻を入力します 2 [ 実行日 (R)] ボックスで実行する日付を選択します スケジュールの表示または修正 定時タスクの詳細を表示し 必要な変更をスケジュールに加えることができます スケジュールを表示または修正するには 1 Symantec コンソールスケジューラで次のいずれかの操作をします 変更したいタスクをダブルクリックします タスクを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します タスクを選択してからタスクメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 2 プロパティウィンドウで変更を加えます p.6-7 の タスクのスケジュールの作成 を参照してください

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141 7 差分バックアップとロールバック この章では次の項目について説明します 差分バックアップとバックアップ設定の概要 バックアップイメージの場所の設定 バックアップ設定 バックアップの手動作成 コンピュータのバックアップの表示 コンピュータの復元 差分バックアップとバックアップ設定の概要 差分バックアップはクライアントコンピュータ上に格納されている個人または会社の情報を確実に取り込めるようにします Ghost コンソールで差分バックアップのスケジュール設定 手動による作成 必要に応じたロールバックができます 差分バックアップはスケジュール設定することも手動で作成することもできます バックアップ設定にはバックアップを完成するタイミングとしかたを決定するいくつもの設定が入っています これによって定期的なバックアップのスケジュール設定ができます クライアントコンピュータの最初のバックアップは基準イメージとして格納されます それ以後の各バックアップは差分イメージで 前回のバックアップ以後に加えられた変更だけが格納されます ただし 加えられた変更が差分イメージとして格納するには大きすぎる場合には新しい基準イメージが作成され 前の基準イメージの代わりに格納されます オペレーティングシステムに基本的な変更を加えたとき ( たとえば サー

142 7-2 第 7 章差分バックアップとロールバックバックアップ設定 ビスパック Microsoft アプリケーション ドライバをインストールした場合またはオペレーティングシステムによって保護されているファイルに変更を加えた場合 ) には完全な基準イメージが自動的に作成されます 差分バックアップを 5 回作成するたびに新しい基準イメージを作成してください 基準イメージから次の基準イメージまでの間の最大時間を指定できます バックアップイメージの場所の設定 バックアップ設定 バックアップイメージを格納する場所を指定できます 十分な空きディスク容量を確保するためにこの場所の変更が必要になる場合があります バックアップイメージの場所を設定するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 [ 環境設定 ] ページの [ バックアップ設定 ] でバックアップイメージを格納したい場所を指定します ディレクトリの絶対パスを入力するか [ 参照 (B)] をクリックしてファイルシステムから選択します 3 [ 適用 (A)] をクリックします コンピュータごとにバックアップ設定を作成していつでも修正できます それぞれのバックアップ設定にはバックアップイメージを完成するタイミングとしかたを決定するいくつもの設定が入っています バックアップイメージはコンソールの [ オプション ] ダイアログボックスで指定したディレクトリに格納されます 必要条件に合わせてこのディレクトリの場所を設定できます p.7-2 の バックアップイメージの場所の設定 を参照してください 新しいバックアップ設定を作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインでバックアップ設定フォルダを展開します 2 新しいバックアップ設定を入れる親フォルダを選択します

143 第 7 章差分バックアップとロールバックバックアップ設定 次のいずれかの操作をします バックアップ設定ペインで右クリックしてから [ 新規バックアップ設定 (B)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ バックアップ設定 (B)] の順に選択します 4 新しいバックアップ設定のプロパティウィンドウの [ プロパティ ] ページでプロパティを指定します p.7-3 の バックアップ設定のプロパティの設定 を参照してください メモ : ステップ 5 と 6 はバックアップをスケジュール設定する場合にのみ適用されます スケジュールを設定しない場合にはバックアップを手動で実行する必要があります 5 [ タスク ] ページで定時タスクの詳細を入力します バックアップタスクをコンソールサーバーで実行する権限を得るためのユーザー名とパスワードを設定する必要があります p.6-8 の 定時タスクのプロパティの設定 を参照してください 6 [ スケジュール ] ページでスケジュールの詳細を入力します p.6-9 の スケジュールの詳細の指定 を参照してください 7 [OK] をクリックします バックアップ設定のプロパティの設定 バックアップ設定のプロパティにはバックアップを作成するコンピュータの名前 バックアップを保存する最小日数 バックアップのスケジュール設定の有無があります 差分イメージと基準イメージは 1 つのセットとして削除されるので 特定のバックアップイメージを保存する最小日数が過ぎた後にすぐにはそのバックアップイメージが削除されないことがあります バックアップイメージはそれに依存するすべてのイメージが削除されるまで削除されません 基準イメージがあり その基準イメージに依存する複数の差分イメージがある場合 最新の差分バックアップの経過日数がバックアップを保存する指定の最小日数を超えるまで何も削除されません 最新の差分バックアップが最小日数を経過すると バックアップセット全体 ( 基準イメージとそれに依存するすべての差分イメージ ) が削除されます

144 7-4 第 7 章差分バックアップとロールバックバックアップ設定 バックアップ設定のプロパティを設定するには 1 < バックアップ設定名 > のプロパティウィンドウで [ プロパティ ] ページを表示し [ 名前 (E)] ボックスにバックアップの名前を入力します 2 バックアップ設定に含めるコンピュータを選択するために [ 参照 (B)] をクリックします 各コンピュータは 1つのバックアップ設定にだけ入れることができます 3 [ ロールバック履歴 ] の [ バックアップを保存する最小限の期間 (M)] ボックスにバックアップ情報を削除できない期間を設定する日数を入力します 0 に設定するとバックアップは削除されません 4 [ 基準イメージを取り込む間隔 (U)] ボックスにそれを過ぎると新しい基準イメージを作成する日数を入力します 5 自動バックアップのスケジュールを作成または編集するには [ 自動バックアップ ] で [ 自動バックアップをスケジュール設定する (S)] にチェックマークを付けます このオプションにチェックマークを付けると [ タスク ] ページと [ スケジュール ] ページが利用可能になり 必要条件に合わせてスケジュールを設定できます

145 第 7 章差分バックアップとロールバックバックアップ設定 7-5 p.6-8 の 定時タスクのプロパティの設定 を参照してください p.6-9 の スケジュールの詳細の指定 を参照してください 6 コマンドラインの追加オプションがあれば [ 拡張 ] の [Ghost コマンドライン用の追加バックアップ / 復元オプション (A)] ボックスに入力します コマンドラインオプションについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください 警告 : コマンドの構文はタスク実行時には検査されません したがって クラッシュまたはエラーを回避するために手順を慎重に見直してください 誤りの結果が深刻な問題に発展する可能性があります バックアップ設定の表示または修正 バックアップ設定は特定のコンピュータに関連付けされたプロパティのセットであり このプロパティはそのコンピュータのバックアップの作成と維持のしかたを指定します これらのプロパティにはバックアップ情報を保存する期間 自動バックアップのスケジュール設定の有無 コマンドラインの追加オプションなどがあります 各バックアップ設定の詳細を表示し 必要な変更を加えることができます バックアップ設定を表示または修正するには 1 Ghost コンソールの左ペインでバックアップ設定フォルダを展開します 2 バックアップ設定ペインで次のいずれかの操作をします 修正したいバックアップ設定をダブルクリックします 修正したいバックアップ設定を右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します 修正したいバックアップ設定を選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 3 < バックアップ設定名 > のプロパティウィンドウにバックアップ設定のプロパティを表示して適切な変更を加えます p.7-3 の バックアップ設定のプロパティの設定 を参照してください 4 [OK] をクリックします

146 7-6 第 7 章差分バックアップとロールバックコンピュータのバックアップの表示 バックアップの手動作成 バックアップ設定は通常は定期的にバックアップを作成するようにスケジュール設定されます ただし コンピュータのバックアップ設定を作成した後はいつでもバックアップを作成できます 特定の時刻にコンピュータの新しい基準イメージを確実に作成するために手動バックアップを作成したいことがあります メモ : バックアップイメージの最大サイズは 2GB です これより大きい基準バックアップを作成しようとすると代わりに差分バックアップが作成されます この限度より大きい差分バックアップを作成しようとするとバックアップは失敗します バックアップを手動で作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインでバックアップ設定フォルダを展開します 2 バックアップ設定ペインで次のいずれかの操作をします バックアップを作成したいコンピュータのバックアップ設定を右クリックしてから [ 今すぐにバックアップ (B)] を選択します バックアップを作成したいコンピュータのバックアップ設定を選択してからファイルメニューで [ 今すぐにバックアップ (B)] を選択します 3 新しい基準イメージを作成したい場合には [ 今すぐバックアップ ] ダイアログボックスで [ 新しい基準イメージを作成する (F)] にチェックマークを付けます このオプションにチェックマークを付けない場合 バックアップ設定の [ プロパティ ] ページで定義したとおりにバックアップが実行されます 4 [ コメント (C)] ボックスにバックアップに付けたいメモを入力します メモはコンピュータのプロパティウィンドウで [ バックアップ ] ページに格納されます 5 [OK] をクリックします コンピュータのバックアップの表示 コンピュータ用に作成されたすべてのバックアップの詳細を表示できます

147 第 7 章差分バックアップとロールバックコンピュータの復元 7-7 コンピュータの復元 コンピュータのバックアップを表示するには 1 Ghostコンソールの左ペインでコンピュータグループフォルダを展開します 2 バックアップを表示したいクライアントコンピュータが入っているコンピュータグループを開きます 3 コンピュータグループペインで次のいずれかの操作をします バックアップの詳細を表示したいコンピュータをダブルクリックします バックアップの詳細を表示したいコンピュータを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します バックアップの詳細を表示したいコンピュータを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < コンピュータ名 > のプロパティウィンドウの [ バックアップ ] ページでコンピュータのバックアップの詳細を表示します 詳細にはバックアップが基準イメージか差分イメージか バックアップの作成時刻 バックアップの状態のほか 入力されたコメントがあればそのコメントも含まれます コンピュータはいつでも以前のバックアップまでロールバックできます メモ : いったん開始したバックアップは中止または取り消しできません コンピュータを復元するには 1 Ghost コンソールの左ペインでバックアップ設定フォルダを展開します 2 バックアップ設定ペインでロールバックを受け取りたいコンピュータのバックアップ設定を右クリックしてから [ 復元 (R)] を選択します 3 バックアップのリストでロールバックするバックアップを選択します それぞれのバックアップの状態が次のように表示されます

148 7-8 第 7 章差分バックアップとロールバックコンピュータの復元 [ 正常に完了 ] このバックアップのコンピュータは正常にバックアップされました [ 失敗 ] このバックアップのコンピュータはバックアップに失敗しました 4 下部のペインにバックアップの状態を表示できます コンピュータの状態は次のとおりです [OK] このコンピュータは正常にバックアップされました [ 未完了 ] このコンピュータはバックアップが完了していないか 現在バックアップを実行中です 5 ユーザーファイルのみを復元するには [ セーフモード復元 (S)( 非システムファイルのみ )] にチェックマークを付けます オペレーティングシステムファイルとレジストリファイルは復元されません 6 [OK] をクリックします

149 8 ユーザーの移動 この章では次の項目について説明します ユーザーの移動について 取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 ユーザープロファイルの設定 ユーザーデータの取り込み ユーザーパッケージの管理 ユーザーデータの復元 移動できるユーザー設定 ユーザーの移動について ユーザーの移動機能を使うと ユーザーの個人的なファイルと設定をコンピュータから取り込み それらを同じコンピュータまたは別のコンピュータに復元できます この機能ではユーザーの個人的な設定を保存するクローン作成タスクを実行したり ユーザーをコンピュータから別のコンピュータに迅速に移動したりできます たとえば ユーザーのデータとレジストリ設定を Windows のデスクトップやコンピュータの設定と一緒に取り込み 新しいオペレーティングシステムのインストール後に同じコンピュータに復元できます ユーザーの移動機能では次のユーザー情報の取り込みと復元ができます フォルダとファイル コンピュータ上の Windows によるアクセスが許可されている任意のパーティションからフォルダ全体または個々のファイルを取り込めます

150 8-2 第 8 章ユーザーの移動ユーザーの移動について レジストリエントリ Windows の設定 個々のレジストリエントリ キー ユーザーハイブを取り込めます デスクトップ表示オプション マップ済みネットワークドライブ インターネット設定などの Windows 設定のグループを取り込めます ユーザーをコンピュータ間で移動するには 1 コンピュータから取り込みたいデータを指定します 指定するには 1 つ以上のデータテンプレートを作成します 各データテンプレートはコンピュータから取り込む特定のファイルとレジストリキーのセットを指定し ファイルを格納する場所を定義します p.8-3 の 取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 を参照してください 2 適切なユーザープロファイルを作成します ユーザープロファイルはどのユーザーのデータと設定をコンピュータから取り込みたいかを指定します 使うデータテンプレートを選択し 取り込む Windows の設定を指定する必要があります p.8-14 の ユーザープロファイルの設定 を参照してください 3 [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクを作成します [ ユーザーの移動 : 作成 ] ページでユーザープロファイルとコピー元コンピュータを指定します p.8-18 の ユーザーデータの取り込み を参照してください 4 [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクを実行します このタスクはユーザープロファイルで指定したユーザーのデータと設定を含むユーザーパッケージを作成します コンピュータグループからデータと設定を取り込む場合にはそのグループのコンピュータごとに新しいユーザーパッケージが保存されます p.8-29 の ユーザーの移動タスクの実行 を参照してください 5 [ ユーザーの移動 : 復元 ] タスクを作成します [ ユーザーの移動 : 復元 ] ページでユーザーパッケージとコピー先コンピュータを指定します p.8-25 の ユーザーデータの復元 を参照してください 6 [ ユーザーの移動 : 復元 ] タスクを実行します このタスクはユーザーのデータと設定をコピー先コンピュータに復元します p.8-29 の ユーザーの移動タスクの実行 を参照してください

151 第 8 章ユーザーの移動取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 8-3 メモ : 作成ステップと復元ステップの両方を同じユーザーの移動タスクに含めることができます 含める場合には作成ステップ その他のステップ 復元ステップの順に実行します 取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 データテンプレートの設定 データテンプレートを設定することにより取り込みたいユーザー情報を指定します 各データテンプレートはコンピュータから取り込む特定のファイルとレジストリのセットを選択します 異なるテンプレートを必要な数だけ作成してからテンプレートの適切な組み合わせを各ユーザープロファイルに追加できます データテンプレートを設定する場合 取り込むファイルとレジストリキーを定義する一連のルールを指定します これらのルールを使うとフォルダの中の特定のデータファイルまたはフォルダ全体を選択したり 指定した日付範囲に作成または修正されたファイルだけを選択したりできます 特定のファイルサイズより大きいまたは小さいファイルを選択することもできます 個々のレジストリキーまたは指定したハイブの中のすべてのレジストリキーを取り込めます 必要に応じてデータの取り込みと復元に相対パスを使えます 相対パスを使うにはファイルの取り込み元の参照パス ( コピー元パス ) とファイルの復元先の参照パス ( コピー先パス ) を指定します 新規のデータテンプレートをいつでも作成でき 必要条件に合わせて既存のテンプレートを修正できます 表 8-1にデータテンプレートの構成要素を示します 表 8-1 構成要素 テンプレート名 データテンプレートの構成要素 説明 名前はフォルダの中で重複しない半角英数字 50 文字以下にする必要があります ユーザープロファイルを設定するときにわかりやすい説明的な名前を選択してください

152 8-4 第 8 章ユーザーの移動取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 表 8-1 構成要素 データテンプレートの構成要素 説明 コピー元フォルダとコピー先フォルダへのディレクトリパス この構成要素は省略可能です 収集したファイルをコピー先コンピュータ上の別の場所に復元したい場合には適切な相対パスを指定する必要があります デフォルトではこの構成要素は省略され すべてのファイルは収集された場所に復元されます 収集するデータファイルを指定するルール 収集するレジストリキーを指定するルール 各ルールはデータファイルのセットを識別する論理文です 取り込みたいファイルを指定する一連のルールを追加する必要があります 各ルールにはディレクトリパスとファイル定義が入っており 変数とワイルドカード文字を含むことがあります 特定のファイルのセットを含めるか除外するかを指定したり 作成日や修正日 ファイルサイズに基づいてファイルを選択したりできます データテンプレートをデータ収集タスクで使う場合 ルールは出現順に評価され 収集するファイルが決まります 各ルールはレジストリエントリのセットを識別する論理文です 取り込みたいレジストリキーまたはレジストリエントリを指定する一連のルールを追加する必要があります 各ルールにはレジストリパスが入っており 変数とワイルドカード文字を含むことがあります 特定のレジストリエントリのセットを含めるか除外するかを指定できます それ以上のフィルタ処理はできません データテンプレートをデータ収集タスクで使う場合 ルールは出現順に評価され 収集するレジストリエントリが決まります データテンプレートの作成 いつでも新しいテンプレートを作成できます 各テンプレートには少なくとも 1 つのルールが必要です データテンプレートを作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインで設定リソースフォルダを展開します 2 データテンプレートフォルダを展開してから新しいデータテンプレートを入れる親フォルダを選択します

153 第 8 章ユーザーの移動取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 次のいずれかの操作をします データテンプレートペインで右クリックしてから [ 新規データテンプレート (E)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ データテンプレート (E)] の順に選択します 4 新しいデータテンプレートのプロパティウィンドウの [ テンプレート名 (N)] ボックスに新しいデータテンプレートの名前を入力します 5 収集したファイルを別の場所に復元したい場合には適切な相対パスを設定します p.8-5 の 相対パスの有効化 を参照してください 6 取り込みたいデータファイルとレジストリ設定を指定するための収集ルールを [ ルール ] ページで設定します p.8-8 の 取り込むデータファイルの指定 を参照してください p.8-12の 取り込むレジストリエントリの指定 を参照してください 7 ルールが正しい順序になっていることを [ ルール ] ページで確認します ルールを移動するには移動したいルールを選択してから次のいずれかをクリックします [ 上に移動 (U)] リストでルールを 1 つ上に移動します [ 下に移動 (M)] リストでルールを 1 つ下に移動します [ ルールを削除 (D)] リストからルールを削除します 相対パスの有効化 8 データテンプレートを保存するために [OK] をクリックします 新しいデータテンプレートがデータテンプレートペインに追加されてユーザープロファイルに含めることができるようになります デフォルトではすべてのデータファイルとレジストリエントリは収集場所に復元されます 収集したデータファイルとレジストリエントリをコピー先コンピュータ上の別の場所に復元したい場合には適切なコピー元ディレクトリパスとコピー先ディレクトリパスを指定する必要があります 相対パスを設定すると テンプレートルールに含まれる部分パスとファイル定義が相対パスに付加されます これによりファイルの収集と復元のための絶対パスが決まります コピー先パスは収集する各ファイルまたは各レジストリエントリとともに保存され 収集したファイルの復元

154 8-6 第 8 章ユーザーの移動取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 先の完全パスを決めるために使われます テンプレートルールに含まれるすべての完全パスが保存され 相対パス設定が無効になります 変数を構成要素として使ってディレクトリパスの一部または全部を指定できます これにより オペレーティングシステムによって設定される参照ディレクトリを指定できます たとえば Windows 2000/XP コンピュータ上の各ユーザーの C:\Documents and Settings\< ユーザー名 > \My Documents フォルダからファイルを収集する場合 変数 $MyDocuments$ を使ってコピー元パスを設定できます メモ : 部分パスを含むルールを追加できるようにするには相対パスを設定しておく必要があります 相対パスが有効でない場合にはすべてのルールに絶対パスが含まれている必要があります いくつかの異なる相対パスを使いたい場合には相対パスごとに別々のデータテンプレートを作成する必要があります 相対パスを有効にするには 1 < テンプレート名 > のプロパティウィンドウの [ 拡張 ] ページで [ 相対パスを許可する ] にチェックマークを付けます 2 テンプレート内のすべての相対パスルールで使う基本パスを [ コピー元パス (S)] ボックスに指定します 必要に応じて パス全体を入力したり変数を構成要素として使ったりできます 変数を追加するには [V] をクリックしてから利用可能な変数のリストで選択します リストに含まれる変数だけを使えます それ以外を入力した場合 オペレーティングシステムで有効な変数であってもコピー元パスは解決されません p.8-7 の ユーザーの移動に使う変数 を参照してください 3 テンプレート内のすべての相対パスルールで使う基本パスを [ コピー先パス (T)] ボックスに指定します コピー元パスの設定と同じ方法で 必要に応じてパス全体を入力したり変数を構成要素として使ったりできます メモ : コピー元の完全パスが解決しない場合には何も収集されません コピー先パスが存在しない場合には復元処理の一部として作成されます

155 第 8 章ユーザーの移動取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 8-7 ユーザーの移動に使う変数 ディレクトリパスの中で変数を構成要素として使えます 表 8-2 にオペレーティングシステムにより決定されるフォルダの場所などの変数を示します 表 8-2 オペレーティングシステムで決まる変数 変数 説明 割り当てられるディレクトリ パス $MYDOCUMENTS$ $PROGFILESDIR$ $USERHIVE$ $USERPROFILE$ $WINDIR$ $WINSYSDIR$ $WINTEMPDIR$ 現在のユーザーの My Documents フォルダ Windows の Program Files ディレクトリ 現在のユーザーのハイブのレジストリパス 現在のユーザーのプロファイルディレクトリ Windows が入っているディレクトリ Windows の System ディレクトリ Windows の Temp ディレクトリ C:\Documents and Settings\ < ユーザープロファイル >\My Documents 通常は C:\Program Files HKEY_CURRENT_USER C:\Documents and Settings\< ログオンしたユーザー > これは Windows NT/2000/XP でのみ有効です C:\WINNT (Windows 2000 の場合 ) C:\WINNT\SYSTEM32 (Windows 2000 の場合 ) C:\Documents and Settings\< ログオンしたユーザー >\Local Settings\Temp $MACHINENAME$ コンピュータの名前 これは次のパスに復元され ます C:\Documents and Settings\ < ユーザープロファイル >\ $MyDocuments$\$MachineName$ $USERS$ $WINDRIVE$ ユーザーの名前 Windows が入っているドライブ C これはコロンを含まないドライブ名です

156 8-8 第 8 章ユーザーの移動取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 取り込むデータファイルの指定 データテンプレートを使って取り込みたいデータファイルを指定するにはテンプレートルールを設定します ルールはデータファイルの特定のグループを識別する論理文です 表 8-3にルールの構成要素を示します 表 8-3 構成要素 ルールの構成要素 説明 ディレクトリパスとファイル定義とそれらを含めるか除外するかの設定 ディレクトリパスとファイル定義によりフォルダ ファイルグループ 特定のファイルを指定します これは収集項目に含めたり 前のルールで含められたフォルダまたはファイルグループから除外したりできます 変数を構成要素として使ってディレクトリパスの一部または全部を指定できます たとえば 各ユーザーの C:\Documents and settings\< ユーザー名 >\My documents フォルダからファイルを収集するために 変数 $MyDocuments$ を使ってパスを設定できます ワイルドカード文字を使ってファイルグループを指定できます たとえば * ではすべてのファイルとサブフォルダを選択でき *.ext では指定した拡張子のすべてのファイルを選択できます メモ : 1 つのルールに複数のファイル名または拡張子の種類を指定することはできません それぞれに別のルールを作成する必要があります 相対パスを使うときには各ルールに部分ディレクトリパスの指定が必要な場合があります 部分パスは以前に設定したコピー元パスに付加されて完全ディレクトリパスが決まります ルールの中のコピー元パスのどの部分も重複してはいけません 各ルールにはファイル定義を指定する必要があります コピー元パスにあるすべてを収集したい場合にはワイルドカード文字のアスタリスク (*) を使う必要があります

157 第 8 章ユーザーの移動取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 8-9 表 8-3 構成要素 ルールの構成要素 説明 日付によるファイル選択の基準 ファイルサイズによる制限 この構成要素は省略可能です デフォルトではディレクトリパスとファイル定義で指定されたすべてのファイルが選択されます 選択したファイルには作成日 修正日 最終アクセス日のフィルタを使うことができます 特定の日付の範囲を指定し その範囲の中のすべてのファイルを選択できます 日数または月数を指定し その日数または月数以内に作成 修正 アクセスされたすべてのファイルを選択できます たとえば 過去 3 カ月以内にユーザーがアクセスしたファイルだけを選択できます それ以外のファイルは無視されます この構成要素は省略可能です 指定したサイズより大きいまたは小さいファイルだけ選択できます たとえば 100 KB よりも小さいすべてのファイルを選択し それより大きいファイルを無視できます 最小サイズより大きく最大サイズより小さいファイルを選択したい場合には 2 つのルールを設定する必要があります 最初のルールでは最大サイズより小さいすべてのファイルを含めて 2 番目のルールでは最小サイズより小さいすべてのファイルを除外します データテンプレートの中のルールは並んでいる順番に評価されます 収集するフォルダまたはファイルはこの順番により決まります ファイルとフォルダを選択するルールは最上位レベルから始めて下方に移動しながら設定する必要があります 各レベルでは必要なフォルダとファイルグループを含めてから不要なフォルダとファイルグループを除外する必要があります いつでも新しいルールを追加したり既存のルールを修正したりできます 取り込むデータファイルを指定するには 1 < テンプレート名 > のプロパティウィンドウの [ ルール ] ページで次のいずれかの操作をします 新しいルールを追加するために [ ルールを追加 (A)] をクリックします

158 8-10 第 8 章ユーザーの移動取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 編集したいルールを選択してから [ ルールを編集 (E)] をクリックします 2 このルールで選択したファイルに適用する処理をルール定義ウィンドウで選択します [ 含む (I)] [ 除外 (E)] 3 選択するファイルグループのディレクトリパスとファイル定義を [ ディレクトリ / レジストリパス (P)] ボックスに指定します 必要に応じてパス全体を入力するか構成要素として変数を使えます 変数を追加するには [V] をクリックしてから利用可能な変数のリストで選択します リストに含まれる変数だけを使えます それ以外の変数を入力した場合 オペレーティングシステムで有効な変数であってもディレクトリパスは解決されません 利用可能な変数について詳しくは p.8-7 の ユーザーの移動に使う変数 を参照してください 4 日付でファイルを選択したい場合は [ 日付 ] の [ ファイルに適用 (A)] にチェックマークを付けます 日付でファイルを選択したくない場合には [ ファイルに適用 (A)] にチェックマークが付いていないことを確認してからステップ7に進みます 5 日付の基準で適用するファイル処理をドロップダウンリストで選択します [ 以下の期間に修正されたファイルに適用 ] [ 以下の期間に作成されたファイルに適用 ]

159 第 8 章ユーザーの移動取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 8-11 [ 以下の期間に最後にアクセスされたファイルに適用 ] 6 [ 日付 ] で次のいずれかの適切なオプションを選択し必要な詳細を入力して日付の基準を設定します [ 範囲 (B)] 各ボックスをクリックしてカレンダから日付を選択することにより範囲の開始日と終了日を指定します [ 過去 (U)] [ カ月 ] 適切な値を入力するか矢印ボタンをクリックして現在の値を変更することにより月数を設定します 月数はその日から対応する月の対応する日付まで正確に数えられます [ 過去 (R)] [ 日 ] 適切な値を入力するか矢印ボタンをクリックして現在の値を変更することにより日数を設定します 日数は現在の時刻から対応する日の同じ時刻まで正確に数えられます 7 サイズでファイルを選択したい場合は [ サイズ ] の [ ファイルに適用 (F)] にチェックマークを付けます サイズでファイルを選択したくない場合には [ ファイルに適用 (F)] にチェックマークが付いていないことを確認してからステップ 10 に進みます 8 ファイルサイズの基準として適用する条件をドロップダウンリストで選択します [ 下限 ] [ 上限 ] 9 KB 単位のファイルサイズを [KB] ボックスに指定します 指定するには適切な値を入力するか矢印ボタンをクリックして現在の値を変更します 10 ルールを保存するために [OK] をクリックします このデータテンプレートで選択したいすべてのファイルを指定するまで 設定する必要があるルールごとにこの手順を繰り返します メモ : ルールは作成した順序でデータテンプレートに追加されます リストのルール順を並べ替えるには必要に応じて [ 上に移動 (U)] または [ 下に移動 (M)] をクリックします ルールはリストにある順序で評価されます

160 8-12 第 8 章ユーザーの移動取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 取り込むレジストリエントリの指定 必要に応じてレジストリエントリを移動できます たとえば コンピュータにインストールしたアプリケーション用にユーザーの個人設定を移動したい場合には適切なレジストリエントリを取り込む必要があります データテンプレートで取り込みたいレジストリエントリを指定するにはテンプレートルールを設定します ルールはレジストリエントリの特定のグループを識別する論理文です 各ルールにはレジストリパスと対応するレジストリエントリを含めるか除外するかの設定が入っています レジストリエントリを移動するルールを作成する前にそのレジストリエントリが相対パスを必要とするかどうかを決める必要があります 次の場合に相対パスを使う必要があります ハイブ HKEY_CURRENT_USER の中の任意のエントリを移動したい場合このためには相対パスを有効にして HKEY_CURRENT_USER をコピー元パス $UserHive$ をコピー先パスとして使う必要があります 特定のレジストリキーの下のすべてのエントリとサブキーをバックアップのために別の場所に移動したい場合別の方法としてはレジストリエントリごとにルールを定義します いつでも新しいルールを追加したり既存のルールを修正したりできます 取り込むレジストリエントリを指定するには 1 < テンプレート名 > のプロパティウィンドウの [ ルール ] ページで次のいずれかの操作をします 新しいルールを追加するために [ ルールを追加 (A)] をクリックします 編集したいルールを選択してから [ ルールを編集 (E)] をクリックします 2 このルールで選択したレジストリエントリに適用する処理をルール定義ウィンドウで選択します [ 含む (I)] [ 除外 (E)] 3 選択するレジストリエントリのレジストリパスとエントリ定義を [ ディレクトリ / レジストリパス (P)] ボックスに指定します 特定のレジストリエントリを選択するためにパス全体を入力するかキーのすべてのエントリを選択するために変数を使えます

161 第 8 章ユーザーの移動取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 8-13 変数を入力するには [V] をクリックしてから次のいずれかを選択します HKEY_CLASSES_ROOT HKEY_LOCAL_MACHINE HKEY_USERS HKEY_CURRENT_CONFIG 4 ルールを保存するために [OK] をクリックします このデータテンプレートで選択したいすべてのレジストリエントリを指定するまで 設定する必要があるルールごとにこの手順を繰り返します メモ : 日付とファイルサイズのオプションはレジストリエントリには適用されません データテンプレートの管理 コンソールオプションの標準セットを使って 希望するようにデータテンプレートの編成と管理ができます これらのオプションではフォルダ構造の設定とデータテンプレートの移動ができます データテンプレートの名前の変更と必要のないデータテンプレートの削除もできます p.4-8 の リソースフォルダの表示モードの設定 を参照してください p.4-9 の 新規フォルダの作成 を参照してください p.4-9 の Ghost コンソールリソースの移動 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの名前の変更 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの削除 を参照してください データテンプレートの表示または修正 データテンプレートは表示または修正するためにいつでも開くことができます たとえば ユーザープロファイルにデータテンプレートを追加する前にその内容を表示できます メモ : データテンプレートに加える変更はすぐに有効になり そのテンプレートを使うすべてのユーザープロファイルに適用されます

162 8-14 第 8 章ユーザーの移動ユーザープロファイルの設定 データテンプレートを表示または修正するには 1 Ghost コンソールの左ペインで設定リソースフォルダを展開します 2 データテンプレートフォルダを展開してから開きたいデータテンプレートの親フォルダを選択します 3 次のいずれかの操作をします 開きたいデータテンプレートをダブルクリックします データテンプレートを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します データテンプレートを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < テンプレート名 > のプロパティウィンドウにデータテンプレートの詳細を表示して適切な変更を加えます p.8-5 の 相対パスの有効化 を参照してください p.8-8 の 取り込むデータファイルの指定 p.8-12の 取り込むレジストリエントリの指定 を参照してください ユーザープロファイルの設定 適切なユーザープロファイルを設定することにより 情報を取り込むためのコンピュータユーザーと ユーザーごとに取り込むファイルや設定を指定します 必要な数のユーザープロファイルを作成できます 特定のユーザーまたはユーザーグループのためにデータを取り込むには適切なユーザープロファイルを [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクに割り当てます 表 8-4にユーザープロファイルの構成要素を示します 表 8-4 構成要素 ユーザープロファイルの構成要素 説明 ユーザープロファイル名 ユーザーの選択 名前を指定します 名前はフォルダの中で重複しない半角英数字 50 文字以下にする必要があります [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクを設定するときにわかりやすい説明的な名前を選択してください 情報を取り込むためのコンピュータユーザーを指定します 特定のユーザー名を指定したり すべてのユーザー すべてのドメインユーザー コンピュータに最後にログオンしたユーザーを収集したりできます

163 第 8 章ユーザーの移動ユーザープロファイルの設定 8-15 表 8-4 構成要素 ユーザープロファイルの構成要素 説明 データテンプレート Windows の設定 使うデータテンプレートを選択します データテンプレートは取り込むデータファイルとレジストリエントリをユーザーごとに指定します ユーザープロファイルに任意の数のデータテンプレートを入れることができます p.8-3 の 取り込むデータファイルとレジストリキーの指定 を参照してください ユーザーごとに取り込む Windows 設定を利用可能な設定のリストから選択して指定します ユーザープロファイルの作成 必要に応じて新しいユーザープロファイルを作成できます ユーザープロファイルを作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインで設定リソースフォルダを展開します 2 ユーザープロファイルフォルダを展開してから新しいユーザープロファイルを入れる親フォルダを選択します 3 次のいずれかの操作をします ユーザープロファイルペインで右クリックしてから [ 新規ユーザープロイル (U)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ ユーザープロファイル (U)] の順に選択します 4 新しいユーザープロファイルのプロパティウィンドウの [ 名前 ] ボックスに新しいユーザープロファイルの名前を入力します 5 [ プロファイルの適用先 ] で次のいずれかを選択して設定を取り込むためのコンピュータユーザーを指定します [ 最後にログオンしたユーザー ] [ すべてのドメインユーザー ] そのコンピュータに直前にログオンしたユーザー そのコンピュータに設定されているすべてのドメインユーザー このオプションは Windows NT/2000/XP コンピュータにのみ適用されます [ すべてのユーザー ] そのコンピュータにログオンしているすべてのユーザー

164 8-16 第 8 章ユーザーの移動ユーザープロファイルの設定 [ 指定したユーザー ] 設定を取り込みたい対象ユーザー ユーザー名をカンマで区切って入力します ドメインユーザーを指定したい場合はドメイン名を含める必要があります たとえば 次のように入力します < ドメイン名 > < ユーザー名 > 6 [ データテンプレート ] ページでユーザープロファイルに含めたいデータテンプレートを選択します フォルダを選択してそのフォルダの中にあるすべてのテンプレートを含めることもできます 新しいテンプレートを作成する必要がある場合には新しいデータテンプレートのプロパティウィンドウを開くために [ 新規 (N)] をクリックして [ 新規項目 (I)] を選択してから適切な情報を入力します 手順については p.8-4 の データテンプレートの作成 を参照してください 7 [Windows の設定 ] ページでこのユーザープロファイルに取り込みたい Windows の設定を選択します 表 8-5に取り込み可能な Windows の設定を示します 表 8-5 設定 Windows の設定 説明 [ ユーザー補助 ] ユーザー補助の設定 コントロールパネルの [ ユーザー補助のオプション ] で設定します p.8-30 の ユーザー補助の設定 を参照してください [ デスクトップ ] 画面の設定 コントロールパネルの [ 画面 ] で設定します p.8-32 の 画面の設定 を参照してください タスクバーとスタートメニューのオプション スタートメニューで [ 設定 (S)] [ タスクバーと [ スタート ] メニュー (T)] の順に選択して設定します p.8-34 の タスクバーとスタートメニューのオプション を参照してください デスクトップの設定 デスクトップで設定します p.8-35 の デスクトップのオプション を参照してください

165 第 8 章ユーザーの移動ユーザープロファイルの設定 8-17 表 8-5 設定 Windows の設定 説明 [ 地域 ] 地域の設定 コントロールパネルの [ 地域のオプション ] で設定します p.8-35 の 地域の設定 を参照してください [ キーボード ] キーボードの設定 コントロールパネルの [ キーボード ] で設定します p.8-36 の キーボードの設定 を参照してください [ マウス ] マウスの設定 コントロールパネルの [ マウス ] で設定します p.8-37 の マウスの設定 を参照してください [ サウンド ] サウンドの設定 コントロールパネルの [ サウンドとマルチメディア ] で設定します p.8-38 の サウンドの設定 を参照してください [ スクリーンセーバー ] スクリーンセーバーの設定 コントロールパネルの [ 画面 ] で設定します p.8-39 の スクリーンセーバーの設定 を参照してください [ 割り当てられているネットワークドライブ ] 割り当てられているネットワークドライブ Windows エクスプローラで設定します p.8-39 の 割り当てられているネットワークドライブの設定 を参照してください [ インターネットオプション ] インターネットオプション コントロールパネルの [ インターネットオプション ] で設定します p.8-39 の インターネットオプションの設定 を参照してください 8 [OK] をクリックします ユーザープロファイルの管理 コンソールオプションの標準セットを使って 希望するようにユーザープロファイルの編成と管理ができます これらのオプションではフォルダ構造の設定とユーザープロファイルの移動ができます ユーザープロファイル名の変更と必要のないユーザープロファイルの削除もできます

166 8-18 第 8 章ユーザーの移動ユーザーデータの取り込み p.4-8 の リソースフォルダの表示モードの設定 を参照してください p.4-9 の 新規フォルダの作成 を参照してください p.4-9 の Ghost コンソールリソースの移動 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの名前の変更 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの削除 を参照してください ユーザープロファイルの表示または修正 ユーザープロファイルは表示または修正するためにいつでも開くことができます たとえば [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクにユーザープロファイルを追加する前にその内容を表示できます メモ : ユーザープロファイルに加える変更はすぐに有効になり そのユーザープロファイルを使うすべてのタスクに適用されます ユーザープロファイルを表示または修正するには 1 Ghost コンソールの左ペインで設定リソースフォルダを展開します 2 ユーザープロファイルフォルダを展開してから開きたいユーザープロファイルが入っているフォルダを選択します 3 次のいずれかの操作をします 開きたいユーザープロファイルをダブルクリックします ユーザープロファイルを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します ユーザープロファイルを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < プロファイル名 > のプロパティウィンドウにユーザープロファイルの詳細を表示して適切な変更を加えます この手順は新しいユーザープロファイルを作成する手順と同じです p.8-15 の ユーザープロファイルの作成 を参照してください ユーザーデータの取り込み コンピュータからユーザーデータを取り込むには [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクを設定して実行します これによりユーザーデータがユーザーパッケージに保存され [ ユーザーの移動 : 復元 ] タスクを実行することで同じコンピュータまたは別のコンピュータに復元できます

167 第 8 章ユーザーの移動ユーザーデータの取り込み 8-19 [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクを設定する場合には次の内容を指定する必要があります ユーザー設定を収集したいコンピュータまたはコンピュータグループの名前 このタスクが作成したユーザーパッケージの場所とファイル名の定義すべてのユーザーパッケージをコンソールサーバー上に保存したり 各ユーザーパッケージを収集元のクライアントコンピュータ上に保存したりできます コンピュータ間でユーザーを移動する場合にはコンソールサーバー上にすべてのユーザーパッケージを保存する必要があります タスクのコピー先がコンピュータグループの場合 すべてのパッケージに自動的に名前が付けられます コピー先が単一のコンピュータの場合 パッケージの名前を指定することも 自動命名オプションを使うこともできます ユーザーパッケージファイルを保存する場所をコンソールサーバー上に設定できます p.8-24 の ユーザーパッケージの格納場所の設定 を参照してください収集元のコンピュータ上にユーザー設定を復元したい場合には各ユーザーパッケージをクライアントコンピュータ上に保存した方がいいことがあります これにより復元処理中のネットワーク帯域幅を節約でき 処理が高速で効率的になります このタスクが設定を収集するコンピュータユーザーを指定するユーザープロファイル [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクを実行すると 各コンピュータから収集されたユーザーデータは指定した場所にユーザーパッケージとして保存されます メモ : 新しいオペレーティングシステムのロールアウトなどのためにユーザー設定の取り込みと復元を同じコンピュータでする場合には処理全体を単一のタスクで実行できます 作成ステップ 復元ステップ その他のステップを同じタスクに設定する必要があります このタスクを実行すると 作成ステップ その他のステップ 復元ステップの順に自動的に実行されます ユーザーパッケージの最大サイズは 2GB です これより大きいパッケージを作成しようとすると [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクは失敗します

168 8-20 第 8 章ユーザーの移動ユーザーデータの取り込み [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクの設定 [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクはスタンドアロンタスクとしてまたはタスク内の 1 ステップとして設定できます [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクを設定するには 1 Ghost コンソールの左ペインでタスクフォルダを展開します 2 タスクを入れる親フォルダを選択します 3 次のいずれかの操作をします タスクペインで右クリックしてから [ 新規タスク (T)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ タスク (T)] の順に選択します 4 新しいタスクのプロパティウィンドウの [ 名前 (N)] ボックスに新しいタスクの名前を入力します 5 [ タスクステップ ] のリストで [ ユーザーの移動 : 作成 (U)] にチェックマークを付けてそのステップを有効にします 必要に応じて同じタスクで実行する他のステップを選択できます すべての必要なデータを各ステップで指定するまでこのタスクは保存できません 6 [ 対象コンピュータグループ / コンピュータ ] のボックスの右にある [ 参照 (B)] をクリックしフォルダ構造で対象コンピュータまたはコンピュータグループを選択してから [OK] をクリックします

169 第 8 章ユーザーの移動ユーザーデータの取り込み このタスクで作成されたユーザーパッケージを保存する場所を指定するために [ ユーザーの移動 : 作成 ] ページの [ ユーザーパッケージの場所 (L)] で次のいずれかを選択します [Ghost コンソールサーバー上に保存する (G)] [ クライアントコンピュータ上に保存する (C)] すべてのユーザーパッケージをコンソールサーバー上に保存します このオプションはユーザーをコンピュータ間で移動する場合に選択する必要があります 各ユーザーパッケージを収集元のコンピュータ上に保存します 8 [ 復元するユーザーパッケージ (N)] のボックスにユーザーパッケージ名を指定します p.8-28 の ユーザーパッケージ名の設定 を参照してください 9 [ ユーザープロファイル (P)] のボックスの右にある [ 参照 (B)] をクリックしてから使うユーザープロファイルをユーザープロファイルの選択ウィンドウで選択します p.8-14 の ユーザープロファイルの設定 を参照してください

170 8-22 第 8 章ユーザーの移動ユーザーデータの取り込み ユーザーパッケージ名の設定 10 ユーザーデータが正常に取り込まれない場合にクライアントコンピュータのタスクを中止するには [ 警告で中止 (W)] にチェックマークを付けます 11 タスクを保存するために [OK] をクリックします 新しいタスクがコンソールのタスクフォルダに追加されます 対象コンピュータからユーザー設定を収集するにはタスクを実行する必要があります p.8-29 の ユーザーの移動タスクの実行 を参照してください [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクを実行すると 各対象コンピュータ上のユーザー設定がユーザーパッケージに格納されます 各ユーザーパッケージは.exe ファイルで そのタスクに指定した設定に応じてコンソールサーバー上またはクライアントコンピュータ上に保存されます ユーザーパッケージがコンソールサーバー上に保存される場合にはパッケージ定義がユーザーパッケージフォルダに追加されます ユーザーパッケージ名を設定する手順はユーザーパッケージがコンソールサーバー上に格納されるかクライアントコンピュータ上に格納されるかによって異なります メモ : コンソールサーバー上に格納されるユーザーパッケージに指定する名前はコンソールでのみ使われます サーバー上の実際のファイル名は upkg#.exe の形式で常に自動的に設定されます クライアントコンピュータ上に格納されるユーザーパッケージに指定する名前は.exe 拡張子のない実際のファイル名と場所です コンソール用の表現はありません ユーザーパッケージ名の設定 コンソールサーバー上に格納されるユーザーパッケージに名前を設定するには [ 復元するユーザーパッケージ (N)] で次のいずれかを選択します [ コンピュータ名を使って自動的に実行 (M)] 名前の形式は < コンピュータ名 >(yyyy-mm-dd hh:mm:ss) です

171 第 8 章ユーザーの移動ユーザーパッケージの管理 8-23 [ 指定する (S)] [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクが単一のコンピュータからユーザーパッケージを収集する場合 ユーザーパッケージ名を入力します クライアントコンピュータ上に格納されるユーザーパッケージに名前を設定するには 1 [ 復元するユーザーパッケージ (N)] で [ 指定する (S)] を選択します 2 [ 編集 (E)] をクリックします 3 [ クライアント上のユーザーの移動パッケージのパス ] ウィンドウの [ ボリューム識別子 ] で次のいずれかを選択します [ ドライブ名 (D)] ドライブ名の英字を入力します [ ボリュームラベル (V)] ボリュームラベルを入力します 4 [ パス / ファイル名 ( 拡張子なし )] のボックスに適切なパスとファイル名を入力します ファイル名の一部に.exe 拡張子を含める必要はありません 5 [OK] をクリックします 各ユーザーパッケージがクライアントコンピュータ上の指定したファイルに保存されます ユーザーパッケージの管理 [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクがコンピュータグループからユーザーパッケージを収集する場合 各ユーザーパッケージの名前はコンピュータ名と作成日から自動的に付けられます コンソールサーバー上に格納されるユーザーパッケージはコンソールのユーザーパッケージフォルダに表示されます コンソールオプションの標準セットを使って 希望するようにユーザーパッケージの編成と管理ができます これらのオプションではフォルダ構造の設定とユーザーパッケージの移動ができます ユーザーパッケージ名の変更や必要のないユーザーパッケージの削除もできます

172 8-24 第 8 章ユーザーの移動ユーザーパッケージの管理 メモ : クライアントコンピュータ上に格納されるユーザーパッケージはコンソールでは表示されません ユーザーパッケージをクライアントコンピュータ上に保存する場合には適切なユーザーパッケージのファイル名と場所を指定する必要があります 復元タスクを設定する場合には含めるユーザーパッケージの絶対パス ( ボリュームラベルとディレクトリ ) とファイル名を指定する必要があります p.4-8 の リソースフォルダの表示モードの設定 を参照してください p.4-9 の 新規フォルダの作成 を参照してください p.4-9 の Ghost コンソールリソースの移動 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの名前の変更 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの削除 を参照してください ユーザーパッケージの格納場所の設定 ユーザーパッケージをクライアントコンピュータ上に格納しない場合にはコンソールサーバー上の格納場所を指定できます 十分な空きディスク容量を確保するためにこの場所を変更する必要があるかもしれません ユーザーパッケージの格納場所を設定するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 [ 環境設定 ] ページの [ ユーザーの移動 ] でユーザーパッケージを格納したい場所を指定します 絶対ディレクトリパスを入力するか [ 参照 (R)] をクリックしてパスを選択できます 3 [ 適用 (A)] をクリックします ユーザーパッケージの詳細の表示 コンソールサーバー上に格納されているユーザーパッケージについて次の詳細を表示できます ユーザーパッケージ名 ユーザーパッケージの収集元のクライアントコンピュータの名前 ユーザーパッケージの作成日時 ユーザーパッケージファイルの名前とコンソールサーバー上の場所

173 第 8 章ユーザーの移動ユーザーデータの復元 8-25 AI ビルダーを使ってユーザーパッケージを開くこともできます これによりユーザーパッケージ実行可能ファイルのテンプレートを表示できます このテンプレートにはファイル復元のためのコピー先パスなど ユーザーパッケージについてのより詳しい情報が入っています AI ビルダーの使い方について詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください ユーザーパッケージの詳細を表示するには 1 Ghost コンソールの左ペインで設定リソースフォルダを展開します 2 ユーザーパッケージフォルダを展開してから詳細を表示したいユーザーパッケージの親フォルダを選択します 3 次のいずれかの操作をします ユーザーパッケージをダブルクリックします ユーザーパッケージを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します ユーザーパッケージを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 プロパティシートでユーザーパッケージ名 コンソールサーバー上でのパッケージファイルの名前と場所 ユーザー設定の取り込み元クライアントコンピュータの名前と取り込み日時を確認します 5 ユーザーパッケージ実行可能ファイルのテンプレートを表示したい場合には [AI ビルダーを起動 (L)] をクリックして AI ビルダーを起動します 6 プロパティシートを閉じるために [OK] をクリックします ユーザーデータの復元 ユーザーデータをユーザーパッケージからコンピュータに復元するには [ ユーザーの移動 : 復元 ] タスクを設定して実行します [ ユーザーの移動 : 復元 ] タスクを設定する場合には次の内容を指定する必要があります ユーザー設定を復元したいコンピュータまたはコンピュータグループの名前

174 8-26 第 8 章ユーザーの移動ユーザーデータの復元 復元する設定を含むユーザーパッケージの場所とファイル名これをどう指定するかは 復元先がコンピュータグループか単一のコンピュータか ユーザーパッケージの格納先がコンソールサーバーかクライアントコンピュータかによって決まります 対象コンピュータ上の既存のファイルを上書きするかどうか メモ : ユーザー設定を収集元のコンピュータに復元するとユーザーアカウントパスワードは削除されます [ ユーザーの移動 : 復元 ] タスクの設定 [ ユーザーの移動 : 復元 ] タスクはスタンドアロンタスクとしてまたはタスク内の 1 ステップとして設定できます [ ユーザーの移動 : 復元 ] タスクを設定するには 1 Ghost コンソールの左ペインでタスクフォルダを展開します 2 タスクを入れる親フォルダを選択します 3 次のいずれかの操作をします タスクペインで右クリックしてから [ 新規タスク (T)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ タスク (T)] の順に選択します 4 新しいタスクのプロパティウィンドウの [ 名前 (N)] ボックスに新しいタスクの名前を入力します 5 [ タスクステップ ] のリストで [ ユーザーの移動 : 復元 (M)] にチェックマークを付けてそのタスクを有効にします 必要に応じて同じタスクで実行する他のステップを選択できます すべての必要なデータを各ステップで指定するまでこのタスクは保存できません 6 [ 対象コンピュータグループ / コンピュータ ] のボックスの右にある [ 参照 (B)] をクリックしフォルダ構造で対象コンピュータまたはコンピュータグループを選択してから [OK] をクリックします

175 第 8 章ユーザーの移動ユーザーデータの復元 ユーザーパッケージを保存する場所を指定するために [ ユーザーの移動 : 復元 ] ページの [ ユーザーパッケージの場所 (L)] フィールドで次のいずれかを選択します [Ghost コンソールサーバー上にあるパッケージ (G)] [ クライアントコンピュータ上にあるパッケージ (C)] すべてのユーザーパッケージがコンソールサーバー上にあります 各ユーザーパッケージが保存先のコンピュータ上にあります 8 復元したいユーザーパッケージ名を [ 復元するユーザーパッケージ (N)] で指定します p.8-28 の ユーザーパッケージ名の設定 を参照してください 9 コピー先コンピュータ上の対応するすべてのデータファイルを上書きしたい場合は [ コピー先コンピュータ上の既存のファイルを上書きします (O)] にチェックマークを付けます このオプションはデータファイルにのみ適用されます レジストリエントリと Windows の設定は常に復元されます 10 タスクを保存するために [OK] をクリックします

176 8-28 第 8 章ユーザーの移動ユーザーデータの復元 ユーザーパッケージ名の設定 ユーザーパッケージ名を設定する手順はユーザーパッケージがコンソールサーバー上に格納されるかクライアントコンピュータ上に格納されるかによって異なります メモ : コンソールサーバー上に格納されるユーザーパッケージに指定する名前はコンソールでのみ使われます サーバー上の実際のファイル名は upkg#.exe の形式で常に自動的に設定されます クライアントコンピュータ上に格納されるユーザーパッケージに指定する名前は.exe 拡張子のない実際のファイル名と場所です コンソール用の表現はありません ユーザーパッケージ名の設定 コンソールサーバー上に格納されるユーザーパッケージに名前を設定するには [ 復元するユーザーパッケージ (N)] で次のいずれかを選択します [ コンピュータ名を使って自動的に実行 (M)] このオプションは自動命名で作成したパッケージを使うために選択します 同じコンピュータ用に複数のユーザーパッケージが保存されている場合には最新のパッケージが復元されます [[ ユーザーの移動 : 作成 ] ステップで指定したとおり (U)] このオプションはユーザー設定を取り込んで単一のタスクで復元する場合に選択します 作成ステップでクライアントコンピュータ用に作成したユーザーパッケージが復元ステップで自動的に使われます p.8-20 の [ ユーザーの移動 : 作成 ] タスクの設定 を参照してください [ 指定する (S)] このオプションは復元したいユーザーパッケージの名前と場所を指定するために選択します 単一のコンピュータに復元する場合にのみ利用可能なオプションです [ 参照 (B)] をクリックしてコンソール上で利用可能なユーザーパッケージのリストでユーザーパッケージを選択します

177 第 8 章ユーザーの移動ユーザーデータの復元 8-29 クライアントコンピュータ上に格納されるユーザーパッケージに名前を設定するには 1 [ 復元するユーザーパッケージ (N)] で [ 指定する (S)] を選択します 2 [ 編集 (E)] をクリックします 3 [ クライアント上のユーザーの移動パッケージのパス ] ウィンドウの [ ボリューム識別子 ] で次のいずれかを選択します [ ドライブ名 (D)] ドライブ名の英字を入力します [ ボリュームラベル (V)] ボリュームラベルを入力します 4 [ パス / ファイル名 ( 拡張子なし )] のボックスに適切なパスとファイル名を入力します 5 [OK] をクリックします ユーザーパッケージの場所と名前は対象コンピュータグループの各コンピュータで同じでなければなりません ユーザーの移動タスクの実行 ユーザーの移動タスクを設定済みの場合にはいつでもこのタスクを実行できます 作成タスクを実行する場合 ユーザー設定は対象コンピュータから収集されてユーザーパッケージに保存されます 復元タスクを実行する場合 ユーザー設定はユーザーパッケージから取り込まれて対象コンピュータに復元されます 作成タスクと復元タスクの両方を単一のユーザーの移動タスクで設定できます 両方のステップが同じ対象コンピュータに適用されるので ユーザー設定が収集元のコンピュータに復元されます ユーザー設定を異なるコンピュータに移動したい場合には別の作成タスクと復元タスクを設定する必要があります ユーザーの移動タスクを実行するには 1 Ghost コンソールの左ペインでタスクフォルダを展開します 2 実行したいタスクが入っているフォルダを展開します 3 次のいずれかの操作をします タスクを右クリックしてから [ タスクを実行 (E)] を選択します タスクを選択してからファイルメニューで [ タスクを実行 (E)] を選択します

178 8-30 第 8 章ユーザーの移動移動できるユーザー設定 4 タスクを実行したいことを確認するために [ はい (Y)] をクリックします コンソールの下部のペインにタスクの進行状況が表示されます 移動できるユーザー設定 ユーザー補助の設定 インストール済みのオペレーティングシステムによって移動できるユーザー設定は異なります ここでは取り込んで移動する設定をオペレーティングシステム別にわかるように示します 表 8-6 はユーザーごとに取り込めるユーザー補助の設定の一覧です コントロールパネルの [ ユーザー補助のオプション ] で設定します ユーザー補助の設定を取り込むには Ghost コンソールのユーザープロファイルの [Windows の設定 ] ページで [ ユーザー補助 ] にチェックマークを付けます 表 8-6 ユーザー補助の設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ キーボード ] [ 固定キー機能 ] [ キーボード ] [ 固定キー機能の設定 ] [ キーボード ] [ フィルタキー機能 ] [ キーボード ] [ フィルタキー機能の設定 ] [ キーボード ] [ 切り替えキー機能 ] [ キーボード ] [ 切り替えキー機能の設定 ] [ プログラムで追加のキーボードヘルプを表示する ] [ サウンド ] [ サウンド表示 ]

179 第 8 章ユーザーの移動移動できるユーザー設定 8-31 表 8-6 ユーザー補助の設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ サウンド ] [ サウンド表示の設定 ] [ サウンド ] [ サウンド解説 ] [ 画面 ] [ ハイコントラスト ] [ 画面 ] [ ハイコントラストの設定 ] [ カーソルの設定 ] [ マウス ] [ マウスキー機能 ] [ マウス ] [ マウスキー機能の設定 ] [ 全般 ] [ 自動リセット ] [ 全般 ] [ ユーザー補助を有効にしたときにメッセージを出す ] [ 全般 ] [ ユーザー補助を有効または無効にしたときに音を鳴らす ] [ 全般 ] [ シリアルキーデバイス ] [ 全般 ] [ シリアルキーデバイスの設定 ] デスクトップの設定 デスクトップの設定を取り込むには Ghost コンソールのユーザープロファイルの [Windows の設定 ] ページで [ デスクトップ ] にチェックマークを付けます デスクトップの設定には次の 3 種類があります 画面の設定

180 8-32 第 8 章ユーザーの移動移動できるユーザー設定 タスクバーとスタートメニューのオプション デスクトップのオプション 画面の設定 表 8-7 はユーザーごとに取り込める画面の設定の一覧です コントロールパネルの [ 画面 ] で設定します 表 8-7 画面の設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ 背景 ] [ 壁紙 ] [ 背景 ] [ 表示位置 ] ([ 並べて表示 ] [ 中央に表示 ] [ 拡大 ]) [ 背景 ] [ 模様 ] [ デザイン ] [ 配色 ] [ 効果 ] [ デスクトップが Web ページとして表示される場合は 表示しない ] [ 効果 ] [ 大きいアイコンを使う ] [ 効果 ] [ すべての色を使ってアイコンを表示する ] [ 効果 ] [ ウィンドウ メニュー および一覧をアニメーション化する ] [ 効果 ] [ メニューとヒントをアニメーション化する ] [ 効果 ] [ スクロール効果 ] または [ フェード効果 ]

181 第 8 章ユーザーの移動移動できるユーザー設定 8-33 表 8-7 画面の設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ 効果 ] [ スクリーンフォントの縁を滑らかにする ] [ 効果 ] [ スクリーンフォントの縁を滑らかにする ] [ 標準 ] または [ClearType] [ 効果 ] [ ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する ] [ 効果 ] [ アイコンの変更 ] ( マイドキュメント マイコンピュータ ごみ箱 ) [Web] [Active Desktop を Web ページとして表示 ] [ 効果 ] [Alt キーを押さないときはキーボードのナビゲーションインジケータを表示しない ] [ 効果 ] [ メニューの下に影を表示する ] [ 壁紙の大きさをスクリーンに合わせて調整する ] (Windows 98/ Me/NT/2000 または Plus か IE がインストール済みの Windows 95 の背景の設定で利用可能 ) [60 日ごとにデスクトップクリーンアップウィザードを実行する ] IE あり IE あり

182 8-34 第 8 章ユーザーの移動移動できるユーザー設定 表 8-7 画面の設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ デスクトップ項目をロックする ] ( デスクトップの Web 項目の移動やサイズ変更をしないようにする ) [ テーマ ] タスクバーとスタートメニューのオプション 表 8-8 はユーザーごとに取り込めるタスクバーとスタートメニューの設定の一覧です この設定のほとんどはスタートメニューで [ 設定 (S)] [ タスクバーと [ スタート ] メニュー (T)] の順に選択して設定します 例外はタスクバーの高さで これはデスクトップ上でタスクバーをドラッグして設定します 表 8-8 タスクバーとスタートメニューのオプション オプション Me NT 2000 XPH XPP [ タスクバーを固定する ] [ 自動的に隠す ] [ タスクバーをほかのウィンドウの前に表示する ] [ 同様のタスクバーボタンをグループ化する ] [ 時計を表示 ] [ アクティブでないインジケータを隠す ] [[ スタート ] メニュー ] [[ スタートメニュー ] または [ クラシック [ スタート ] メニュー ]

183 第 8 章ユーザーの移動移動できるユーザー設定 8-35 表 8-8 タスクバーとスタートメニューのオプション オプション Me NT 2000 XPH XPP [[ スタート ] メニューに小さいアイコンを表示 ] タスクバーの高さ [ 頻繁に利用するメニューを優先的に表示 ] [ クイック起動を表示する ] デスクトップのオプション 表 8-9 はユーザーごとに取り込めるデスクトップの設定の一覧です 直接デスクトップで設定します メモ : デスクトップのショートカットは移動しません 表 8-9 デスクトップの設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ ツールバー ] [ アドレス ] [ ツールバー ] [ リンク ] [ ツールバー ] [ デスクトップ ] [ ツールバー ] [ クイック起動 ] [[ スタート ] メニューの設定 ] 地域の設定 表 8-10 はユーザーごとに取り込める地域の設定の一覧です コントロールパネルの [ 地域のオプション ] で設定します

184 8-36 第 8 章ユーザーの移動移動できるユーザー設定 地域の設定を取り込むには Ghost コンソールのユーザープロファイルの [Windows の設定 ] ページで [ 地域 ] にチェックマークを付けます 表 8-10 地域の設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ 地域 ] [ 数値 ] [ 通貨 ] [ 時刻 ] [ 日付 ] メモ : 地域のオプションウィンドウで設定した言語設定または入力ロケール設定を取り込みたい場合はユーザープロファイルの [Windows の設定 ] ページで [ キーボード ] にチェックマークを付ける必要があります キーボードの設定 表 8-11 はユーザーごとに取り込めるキーボードの設定の一覧です コントロールパネルの [ キーボード ] で設定します メモ : Windows 95/98/Me のタスクバー設定のインジケータはシステム設定でユーザー別ではありません キーボードの設定を取り込むには Ghost コンソールのユーザープロファイルの [Windows の設定 ] ページで [ キーボード ] にチェックマーク付けます 表 8-11 キーボードの設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ 速度 ] [ 文字の入力 ] [ 速度 ] [ 表示までの待ち時間 ] [ 速度 ] [ 表示の間隔 ] [ 速度 ] [ カーソルの点滅速度 ]

185 第 8 章ユーザーの移動移動できるユーザー設定 8-37 表 8-11 キーボードの設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ タスクバー上に状態を表示 ] [CapsLock キーを解除する方法 ] [ 入力ロケールのホットキー ] [ 言語 ] (95/98/Me) [ 入力ロケール ] (NT/ 2000) [ 入力言語 ] (XPH/ XPP) マウスの設定 表 8-12 はユーザーごとに取り込めるマウスの設定の一覧です コントロールパネルの [ マウス ] で設定します マウスの設定を取り込むには Ghost コンソールのユーザープロファイルの [Windows の設定 ] ページで [ マウス ] にチェックマーク付けます 表 8-12 マウスの設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ ボタン ] [ ダブルクリックの速度 ] [ ボタン ] [ ボタンの選択 ] [ ポインタ ] [ デザイン ] [ 動作 ] [ ポインタの速度 ] [ 動作 ] [ ポインタの軌跡 ]

186 8-38 第 8 章ユーザーの移動移動できるユーザー設定 表 8-12 マウスの設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ ポイントして選択し シングルクリックで開く ] [ シングルクリックで選択し ダブルクリックで開く ] [ ダイアログボックスの既定のボタンにマウスポインタを移動させる ] (NT) IE あり IE あり [ 加速 ] [ クリックロックをオンにする ] [ クリックロックの設定 ] [ 文字の入力中にポインタを非表示にする ] [Ctrl キーを押すとポインタの位置を表示する ] [ ポインタの影を有効にする ] サウンドの設定 表 8-13はユーザーごとに取り込めるサウンドの設定の一覧です コントロールパネルの [ サウンドとマルチメディア ] で設定します サウンドの設定を取り込むには Ghost コンソールのユーザープロファイルの [Windows の設定 ] ページで [ サウンド ] にチェックマーク付けます 表 8-13 サウンドの設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ 音を鳴らす場面 ]

187 第 8 章ユーザーの移動移動できるユーザー設定 8-39 スクリーンセーバーの設定 表 8-14はユーザーごとに取り込めるスクリーンセーバーの設定の一覧です コントロールパネルの [ 画面 ] で設定します スクリーンセーバーの設定を取り込むには Ghost コンソールのユーザープロファイルの [Windows の設定 ] ページで [ スクリーンセーバー ] にチェックマーク付けます 表 8-14 スクリーンセーバーの設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ スクリーンセーバー ] [ パスワードによる保護 ] [ ディスプレイの省電力機能 ] ( 休止と UPS の設定は含まない ) 割り当てられているネットワークドライブの設定 表 8-15 はユーザーごとに取り込める 割り当てられているネットワークドライブの設定の一覧です Windows エクスプローラで設定します この設定を取り込むには Ghost コンソールのユーザープロファイルの [Windows の設定 ] ページで [ 割り当てられているネットワークドライブ ] にチェックマーク付けます 表 8-15 割り当てられているネットワークドライブの設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ 割り当てられているネットワークドライブ ] インターネットオプションの設定 表 8-16 はユーザーごとに取り込めるインターネットの設定の一覧です コントロールパネルの [ インターネットオプション ] で設定します

188 8-40 第 8 章ユーザーの移動移動できるユーザー設定 インターネットオプションの設定を取り込むには Ghost コンソールのユーザープロファイルの [Windows の設定 ] ページで [ インターネットオプション ] にチェックマーク付けます 表 8-16 インターネットオプションの設定 オプション Me NT 2000 XPH XPP [ ホームページ ] [ プロキシサーバー ] [ ローカルアドレスにはプロキシサーバーを使用しない ] [ サーバー ] の [HTTP] と [FTP] [ 次で始まるアドレスにはプロキシを使用しない ]

189 9 クライアントインベントリの使い方 この章では次の項目について説明します クライアントインベントリの概要 収集したデータセットの管理 インベントリ情報の表示 フィルタの作成と保守 レポートの作成と実行 動的コンピュータグループの設定 クライアントインベントリの概要 Ghost のクライアントインベントリを使うとそれぞれのコンソールクライアントコンピュータ上にある WMI リポジトリから情報を入手できます どんな情報を収集したいかと どのコンピュータからその情報を収集するかを選択できます 収集した情報はコンソールサーバー上のデータベースに格納されて要求があると更新されます このデータベースにクエリーを実行して一定のプロパティ ( 指定した容量よりも多い空きメモリなど ) のあるコンピュータを識別し 選択したコンピュータをタスクのコピー先として使えます コンピュータごとにプロパティ値を表示できます グループにあるコンピュータごとにプロパティ値を含むレポートを生成することもできます

190 9-2 第 9 章クライアントインベントリの使い方クライアントインベントリの概要 クライアントインベントリの必要条件 Ghost クライアントインベントリを使うにはそれぞれのクライアントコンピュータに WMI Core 1.5 をインストールしておく必要があります WMI Core 1.5 は Windows 2000/Me/XP に付属し Windows 9x/NT には付属しません いずれかのクライアントコンピュータに WMI Core 1.5 がない場合にはインストールする必要があります 以前のバージョンのWMI Coreでもクライアントインベントリを使えますが バージョン 1.5 にある一部のクラスとプロパティが以前のバージョンの WMI Core にはありません クライアントコンピュータへの WMI Core 1.5 のインストール すべての Windows 9x/NT クライアントコンピュータに WMI Core 1.5 をインストールする必要があります これは必要に応じて手動で実行またはコンソールタスクを使うことによって処理を自動化できます ここではクライアントコンピュータに WMI Core 1.5 をインストールするために使うタスクの設定方法について説明します NT 4.0 コンピュータにインストールするためのタスクと Windows 9x コンピュータにインストールするためのタスクを別に設定する必要があります クライアントコンピュータにWMI Core 1.5 をインストールするには 1 コンピュータグループフォルダで新しいコンピュータグループを作成します 新しいグループには NT4 インストール または 9x インストール のような適切な名前を付けてください p.4-16 の コンピュータグループの作成 を参照してください 2 WMI Core 1.5 のインストール先にするすべてのコンピュータを新しいコンピュータグループにコピーします 該当するオペレーティングシステムで動作しているクライアントのみをグループに選択していることを確認します 3 タスクフォルダで新しいタスクを作成します p.5-13 の タスクの設定 を参照してください 4 新しいタスクのプロパティウィンドウの [ 一般 ] ページで [ タスクステップ ] の次のチェックボックスにチェックマークを付けます [ ファイルを転送 (T)] [ コマンドを実行 (E)]

191 第 9 章クライアントインベントリの使い方クライアントインベントリの概要 [ 対象コンピュータグループ / コンピュータ ] のボックスの右にある [ 参照 (B)] をクリックしてから新しいグループ ( NT4 インストール か 9x インストール かいずれか適切なグループ ) を選択します 6 [ ファイルの転送 ] ページで [ 追加 (A)] をクリックします 7 インストールディレクトリ ( デフォルトは C:\Program Files\ Symantec\Ghost) を参照して ClientInstall フォルダを選択します 8 ClientInstall フォルダで次のいずれかの適切なファイルを選択します wmint4.exe ( インストール先が NT 4.0 コンピュータの場合 ) wmi9x.exe ( インストール先が Windows 95/98/98SE コンピュータの場合 ) 9 [ 開く (O)] をクリックします 10 転送元ウィンドウで [ 次へ (N)] をクリックします 11 転送先ウィンドウで [Ghost の 着信 ディレクトリ ] を選択します 12 [ 完了 ] をクリックします 13 [ コマンドの実行 ] ページの [ コマンド (C)] ボックスに適切な実行可能ファイル名を入力します Incoming wmint4.exe( インストール先が NT 4.0 コンピュータの場合 ) Incoming wmi9x.exe ( インストール先が Windows 95/98/98SE コンピュータの場合 ) 14 [ 引数 (R)] ボックスに /s と入力します 15 [ 追加 (A)] をクリックします 16 タスクを保存するために [OK] をクリックします 17 タスクを実行します p.6-1 の タスクの実行 を参照してください クライアントインベントリのリソース Ghost コンソールでクライアントインベントリのアクセスと保守ができます クライアントインベントリのリソースはインベントリフォルダの下と動的コンピュータグループフォルダに格納されます クライアントインベントリ情報はコンピュータグループフォルダでも表示できます インベントリフォルダには次のサブフォルダがあります

192 9-4 第 9 章クライアントインベントリの使い方クライアントインベントリの概要 収集したデータインベントリデータベースに収集されて格納されているプロパティを定義する収集したデータセットを格納します クライアントコンピュータから収集したい WMI クラスを指定し ユーザーにわかりやすい名前をクラスとプロパティに割り当てることができます デフォルトでは収集したデータフォルダはコンソールで非表示です クラスのすべてのプロパティが収集されますが 必要ないプロパティは無効にできます p.9-7 の 収集したデータセットの管理 を参照してください フィルタインベントリデータベースのクエリーに使うフィルタを格納します フィルタは AND 文または OR 文でリンクする条件のリストを含みます それぞれの条件は単一のプロパティと対応する制限を指定します フィルタをコンピュータグループに適用した結果はフィルタ条件に一致するそのグループにあるすべてのコンピュータの名前です p.9-22 の フィルタの作成と保守 を参照してください レポート特定のフィルタに一致するコンピュータの詳しい情報の取り込みに使うレポートを格納します レポートは通常は 1 つのフィルタと 1 つのビューを含み 特定のコンピュータグループに適用されます レポートの出力はフィルタ条件に一致するコンピュータのリストと 各コンピュータでビューに指定されているプロパティです レポートは画面に表示 印刷 テキストファイルとして保存できます p.9-31 の レポートの作成と実行 を参照してください ビュープロパティデータの表示に使うビューを格納します ビューはコンピュータグループにそのビューを適用したときに表示されるプロパティのリストです ビューを適用することは関係するプロパティを選択して表示するための効率的な方法です たとえば 関連するプロパティ ( ソフトウェア ハードウェア ネットワークなど ) のグループを含むビューを設定し コンピュータグループのプロパティを表示したいときに毎回そのビューを適用したいことがあります p.9-14 の インベントリ情報の表示 を参照してください クライアントインベントリで使われる残りのフォルダは次のとおりです コンピュータグループコンソールが認識するすべてのコンピュータと 設定済みコンピュータグループを格納します 個々のコンピュータのインベントリ情報を

193 第 9 章クライアントインベントリの使い方クライアントインベントリの概要 9-5 プロパティウィンドウに表示できます コンピュータグループの各コンピュータに関連付けされたビューを指定することもできます p.9-18 の コンピュータグループの共通インベントリビューの設定 を参照してください p.9-20 の クライアントコンピュータのインベントリ情報の表示 を参照してください 動的コンピュータグループ設定済みの動的コンピュータグループを格納します 動的コンピュータグループはコンピュータグループに適用したフィルタの結果で フィルタ条件に一致するコピー先グループにあるコンピュータを含みます 動的コンピュータグループは仮想コンピュータグループとして扱われ タスクのコピー先として使えます p.9-37 の 動的コンピュータグループの設定 を参照してください クライアントインベントリの使い方 使いたい収集したデータセット フィルタ ビューの設定と保守をする必要があります 利用可能なフィルタとビューを使って特定のコンピュータグループについてレポートの作成や実行と クライアントコンピュータのインベントリ情報の表示ができます 動的コンピュータグループを設定してそれをタスクのコピー先として使えます クライアントインベントリを使うには 1 クライアントコンピュータから収集したいすべてのWMI クラスを含むように収集したデータセットを設定します p.9-8 の 収集したデータセットの設定 を参照してください 2 必要なコンピュータグループを設定します p.4-15 の コンピュータグループの設定 を参照してください 3 コピー先コンピュータグループの各コンピュータから適切な WMI クラスインスタンスを収集するためにインベントリの更新タスクを実行します このタスクはインベントリデータベースにデータを取り込み 収集したデータセットごとにプロパティリストを生成します p.9-10 の インベントリデータベースへのデータの取り込み を参照してください 4 必要条件に合わせて収集したデータセットごとにプロパティを設定します 新しく収集したデータセットを追加してそのデータを取得すると WMI クラスのすべてのプロパティが利用可能になります 次にプロ

194 9-6 第 9 章クライアントインベントリの使い方クライアントインベントリの概要 パティの表示名を設定し 以降のデータベース更新でどのプロパティを収集したデータセットに含めるかを指定できます p.9-11 の 収集したデータセットのプロパティの設定 を参照してください 5 使いたいビューを設定します 基本的にビューは表示したいプロパティのリストです 適切なビューをクライアントコンピュータまたはコンピュータグループに適用することによって関係するインベントリ情報を表示できます p.9-14 の インベントリ情報の表示 を参照してください 6 使いたいフィルタを設定します 基本的にフィルタはコンピュータグループに適用するクエリーです インベントリデータベースを検索してフィルタ条件に一致するコピー先グループにあるすべてのコンピュータを選択します 必要なプロパティとプロパティ値の組み合わせを検索するためにフィルタを設定できます p.9-22 の フィルタの作成と保守 を参照してください 7 フィルタとビューを使ってレポートや動的コンピュータグループの作成とインベントリ情報の表示をします p.9-31 の レポートの作成と実行 を参照してください p.9-37 の 動的コンピュータグループの設定 を参照してください p.9-20 の クライアントコンピュータのインベントリ情報の表示 を参照してください インベントリリソースの管理 インベントリフォルダは利用可能な作成済みリソースを示します Ghost コンソールの標準オプションはこのリソースを必要に応じて編成するのに役立ちます この標準オプションを使うとフォルダ構造を設定し必要に応じてその内部で項目を移動できます 項目の名前変更と不要な項目の削除もできます p.4-8 の リソースフォルダの表示モードの設定 を参照してください p.4-9 の 新規フォルダの作成 を参照してください p.4-9 の Ghost コンソールリソースの移動 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの名前の変更 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの削除 を参照してください

195 第 9 章クライアントインベントリの使い方収集したデータセットの管理 9-7 収集したデータセットの管理 収集したデータフォルダはインベントリデータベースに定義されているすべての WMI クラスを示します 必要なすべての WMI クラスのデータを確実に収集するには必要条件に合わせて収集したデータセットを設定する必要があります WMI クラス内部の特定のプロパティを収集して関係のないプロパティは無視するようにも選択できます デフォルトでは収集したデータフォルダはコンソールで非表示です 収集したデータセットの作成 表示 修正をする前に収集したデータフォルダを表示する必要があります p.9-7 の 収集したデータフォルダの表示 を参照してください 収集したデータセットについて 収集したデータセットはインベントリの更新タスクの実行時にクライアントコンピュータから収集される WMI クラスを指定します クライアントコンピュータ上で見つかる指定されたクラスのすべてのインスタンスがコンソールサーバー上のインベントリデータベースにコピーされて格納されます 必要な情報を入手するためにインベントリデータベースのクエリーを実行できます よく使う WMI クラスを含む事前定義済みの収集したデータセットのグループが用意されています これにはオペレーティングシステム メモリ ハードディスク容量などの基本的な Windows クラスが含まれます それぞれのWMI クラスに多数のプロパティがあり そのクラスで収集された情報を表します システムプロパティは表示されないので収集できません このクラスまたは WMI クラス全般について詳しい情報が必要な場合には Microsoft 社が提供している文書を参照してください 必要な情報をクライアントコンピュータから収集するために追加の収集したデータセットを追加できます 使える WMI クラスに制限はなく 追加のMicrosoft WMI クラスまたはサードパーティのクラスの場合があります 収集したデータフォルダの表示 デフォルトでは収集したデータフォルダはコンソールで非表示です 収集したデータセットを表示したいまたは変更を加えたい場合には収集したデータフォルダを表示できます

196 9-8 第 9 章クライアントインベントリの使い方収集したデータセットの管理 収集したデータフォルダを表示するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 [ インベントリ ] ページで [ インベントリにある収集したデータセットを表示する (S)] にチェックマークを付けます 3 [ 適用 (A)] をクリックします 収集したデータセットの設定 収集したデータセットに含まれない WMI クラスのデータを収集したい場合にはコンソールで新しく収集したデータセットを作成する必要があります 次に収集する WMI クラスとプロパティを指定できます プロパティ名を変更するためまたは収集する異なるプロパティを指定するために既存の収集したデータセットを修正することもできます 収集したデータセットを設定するには 1 必要な新しく収集したデータセットを作成します これは含めたいデータセットごとに WMI ネームスペース WMI クラス名 表示名を定義します p.9-8 の 新しく収集したデータセットの作成 を参照してください 2 インベントリの更新タスクを実行します インベントリの更新タスクは各クライアントコンピュータ上の WMI リポジトリを読み取り 見つかったすべての新しい WMI クラスのすべてのプロパティをインベントリデータベースに取り込みます p.9-10 の インベントリデータベースへのデータの取り込み を参照してください 3 収集したデータセットごとにWMI クラスのプロパティを設定します 各プロパティの表示名と それをデータ収集で使うかどうかを指定できます p.9-11 の 収集したデータセットのプロパティの設定 を参照してください 新しく収集したデータセットの作成 新しく収集したデータセットを作成するにはコンソールで新しく収集したデータセットごとに WMI ネームスペース WMI クラス名 表示名を定義します 新しく収集したデータセットを作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインでインベントリフォルダを展開します

197 第 9 章クライアントインベントリの使い方収集したデータセットの管理 収集したデータフォルダを展開してから新しく収集したデータセットを作成したいサブフォルダを展開します 3 次のいずれかの操作をします 収集したデータペインで右クリックしてから [ 新規収集したデータセット (S)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ 新規収集したデータセット (S)] の順に選択します 4 新しく収集したデータセットのプロパティウィンドウの [ 表示名 (D)] フィールドに新しく収集したデータセットの名前を入力します 半角英数字 50 文字以下の重複しない名前にする必要があります フィルタとビューを設定するときにわかりやすい説明的な名前を入力してください 5 [ ネームスペース (N)] ドロップダウンリストで収集したい WMI クラスのネームスペースがリストにあれば選択します [ ネームスペース (N)] のリストにはコンソールが認識するすべての WMI ネームスペースがあります これらはコンソールサーバー上の WMI リポジトリから読み取られます 収集したいクラスのネームスペースがリストにない場合にはステップ 7 に進みます

198 9-10 第 9 章クライアントインベントリの使い方収集したデータセットの管理 6 [WMI クラス名 (C)] のリストにクラスがあれば選択します [WMI クラス名 (C)] のリストには選択したネームスペースでコンソールが認識するすべての WMI クラスがあります 収集したい WMI クラスをリストで選択した場合にはステップ 10 に進みます 収集したい WMI クラスの名前がリストにない場合にはステップ 7 に進みます 7 [WMI クラスの詳細を入力する (E)] を選択します 8 [ ネームスペース (N)] フィールドに収集したいクラスの完全なネームスペースを入力します ネームスペースに入力できるのは最長で半角英数字 255 文字です 9 [WMI クラス名 (C)] フィールドにクラス名を入力します クラス名に入力できるのは最長で半角英数字 255 文字です コンソールはユーザー定義クラスの有効性を確認しません ネームスペースまたはクラス名を間違って入力した場合 コンソールはクライアントコンピュータ上でクラスインスタンスデータを見つけられません 10 [OK] をクリックします プロパティのダイアログボックスに新しく収集したデータセットのプロパティの詳細が表示されます ユーザー定義 WMI クラスが新しく収集したデータセットの場合 表示されるプロパティはありません コンソールがすでに認識している WMI クラスが新しく収集したデータセットの場合 プロパティのダイアログボックスに現在定義されているクラスプロパティが表示されます このプロパティはコンソールサーバー上の WMI リポジトリから読み取られ 通常はこれで十分に操作できます 必要に応じてプロパティを設定できます または先にインベントリデータベースを更新するよりもインベントリタスクを実行する方を優先することもあります 11 プロパティのダイアログボックスを閉じるために [OK] をクリックします 新しいクラスが収集したデータビューに追加されます インベントリデータベースへのデータの取り込み 収集したデータセットに定義されているすべての WMI クラスのプロパティはクライアントコンピュータ上でインベントリタスクを実行すると収集されます 新しく収集したデータセットを追加する場合には適切な WMI クラスプロパティを収集してそれをインベントリデータベースに追加するためにインベントリタスクを実行する必要があります

199 第 9 章クライアントインベントリの使い方収集したデータセットの管理 9-11 インベントリデータベースにデータを取り込むには 1 タスク定義でインベントリの更新ステップを選択してインベントリの更新タスクを設定します p.5-13 の タスクの設定 を参照してください 2 適切なコンピュータグループでインベントリの更新タスクを実行します インベントリデータベースを確実に完全で最新の状態にするにはすべてのコンソールクライアントコンピュータを含むコンピュータグループを設定する必要があります p.6-2 の Ghost コンソールからのタスクの実行 を参照してください メモ : WMI クラスのインスタンスが異なるプロパティで別々のコンピュータ上にある場合 そのクラスプロパティはインベントリデータベースに統合されます WMI クラスのインスタンスがいずれのクライアントコンピュータ上でも見つからない場合 そのクラスプロパティはデータベースに追加できません そのようなときは 収集したデータセットで WMI のネームスペースとクラス名の指定が正しいことを確認する必要があります インベントリデータベースを更新したら処理の次のステップに進み 収集したデータセットごとにクラスプロパティを設定する必要があります p.9-11 の 収集したデータセットのプロパティの設定 を参照してください 収集したデータセットのプロパティの設定 必要条件に合わせて収集したデータセットごとにプロパティを設定できます 新しく収集したデータセットを作成する場合には処理の一部として WMI クラスのプロパティを設定する必要があります プロパティの設定はいつでも修正できます 各プロパティのデフォルトの表示名は WMI プロパティ名です プロパティの表示名はインベントリデータを表示するときにもっと説明的でわかりやすくするために変更できます プロパティの表示名を説明的にするとフィルタとビューの作成時にも使いやすくなります クライアントコンピュータから収集したい各クラスのプロパティを指定できます クラス内部の特定のプロパティを収集して関係のないプロパティは無視するように選択できます こうするのはインベントリデータの収集処理をもっとすばやくそして効率的にして インベントリデータ

200 9-12 第 9 章クライアントインベントリの使い方収集したデータセットの管理 ベースのサイズを最小に維持する場合などです デフォルトではクラスのすべてのプロパティが収集用に有効なのでインベントリデータベースに含まれます 収集したデータセットのプロパティを設定するには 1 Ghost コンソールの左ペインでインベントリフォルダを展開します 2 収集したデータフォルダを展開してから設定したい収集したデータセットを含むサブフォルダを展開します 3 収集したデータペインで次のいずれかの操作をします クラスをダブルクリックします クラスを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します クラスを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < 収集したデータセット名 > のプロパティウィンドウで必要条件に合わせて収集したデータセットのプロパティを設定します プロパティを表示名 WMI 名 種類でソートするには適切な列見出しをクリックしてソート順を切り替えます 5 プロパティの表示名を変更したい場合にはプロパティ名を右クリックしてから [ 名前の変更 ] を選択します

201 第 9 章クライアントインベントリの使い方収集したデータセットの管理 9-13 新しい名前を入力してから Enter キーを押すかウィンドウの任意の場所をクリックします 半角英数字 50 文字以下の重複しない名前にする必要があります フィルタとビューを設定するときにわかりやすい説明的な名前を選択してください 6 クライアントコンピュータからプロパティを収集してインベントリデータベースに追加するかどうかを指定するにはプロパティ名を右クリックしてから適切なオプションを選択します プロパティを収集するには [ 有効 ] プロパティを無視するには [ 無効 ] プロパティの状態は表示名の左に表示される記号で示されます 緑色のチェックマークはそのプロパティがデータ収集用に有効であることを意味し チェックマークがないとそのプロパティが無効であることを意味します 状態のオンとオフを切り替えるために表示名の左の空欄または緑色のチェックマークを直接クリックすることもできます 鍵の記号はキープロパティを示し 南京錠は現在フィルタまたはビューで使われているプロパティを示します これらのプロパティは常にデータ収集に含まれるため 無効にはできません 7 無効なプロパティを隠したい場合には [ 無効なプロパティを隠す (H)] にチェックマークを付けます 8 インベントリデータベースの更新時にこの収集したデータセットを無視したい場合には [ このクラスのデータを収集しない (N)] にチェックマークを付けます これで収集したデータセットのすべてのプロパティを一時的に無効にできます こうするのは必要なデータセットのみ収集することでインベントリの更新タスクに必要な時間を最小にする場合などです 9 収集したデータセットのプロパティの設定が終わったら [OK] をクリックします インベントリの更新タスクが対象コンピュータから有効なプロパティを収集します 無効なプロパティはインベントリデータベースから削除されます メモ : インベントリデータベースの更新時に無視される収集したデータセットはコンソールではアイコンの左に禁止マークが付いて示されます

202 9-14 第 9 章クライアントインベントリの使い方インベントリ情報の表示 収集したデータセットの管理 必要に応じて収集したデータセットを編成できます コンソールの標準オプションを使うとフォルダ構造を設定し必要に応じてその内部で収集したデータセットを移動できます 項目の名前変更と不要な項目の削除もできます p.4-8 の リソースフォルダの表示モードの設定 を参照してください p.4-9 の 新規フォルダの作成 を参照してください p.4-9 の Ghost コンソールリソースの移動 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの名前の変更 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの削除 を参照してください インベントリ情報の表示 事前定義済みビューを選択してクライアントコンピュータまたはコンピュータグループに必要なインベントリ情報を表示できます 基本的にビューは表示したいプロパティの集まりです ビューは関連するプロパティのグループとして一般に設定します たとえば ハードウェアビューはクライアントコンピュータの製造元とモデル 物理的なメモリ ハードディスクドライブのサイズと番号と CPU 速度などの情報を含み ソフトウェアビューにはオペレーティングシステム インストール済みソフトウェアのバージョン 適用したパッチが そしてネットワークビューには IP アドレスと MAC アドレス ドメインメンバーシップとコンピュータの接続先の DNS サーバーが含まれます コンピュータグループにあるコンピュータのインベントリ情報を入手するためにレポートでビューを使えます ビューはクライアントコンピュータのプロパティウィンドウの [ インベントリ ] ページに示される情報をカスタマイズするためにも使えます p.9-32 の レポートの作成 を参照してください p.9-18 の コンピュータグループの共通インベントリビューの設定 を参照してください p.9-20 の 新しいクライアントコンピュータのデフォルトインベントリビューの設定 を参照してください p.9-20 の クライアントコンピュータのインベントリ情報の表示 を参照してください

203 第 9 章クライアントインベントリの使い方インベントリ情報の表示 9-15 メモ : 定義済みビューのセットが用意されています これにはよく使うプロパティのグループが入っています このビューは必要条件に合わせて修正できます ビューの作成 いつでも新規のビューの作成と既存のビューの修正ができます ビューを作成する場合には含めたいプロパティを選択します メモ : インベントリ情報を表示するためまたはレポートでビューを使うとき 無効なプロパティに値はありません このようなプロパティの値を見たい場合には収集したデータセットでプロパティを有効にしてからインベントリデータベースを更新するためにインベントリの更新タスクを実行します ビューを作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインでインベントリフォルダを展開します 2 ビューフォルダを展開してから新しいビューを入れたいサブフォルダを選択します 3 次のいずれかの操作をします ビューペインで右クリックしてから [ 新規インベントリビュー (V)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ インベントリビュー (V)] の順に選択します 4 新しいインベントリビューのプロパティウィンドウの [ ビュー名 (N)] ボックスに新しいビューの名前を入力します

204 9-16 第 9 章クライアントインベントリの使い方インベントリ情報の表示 半角英数字 50 文字以下の重複しない名前にする必要があります どのプロパティがビューに含まれるかを示す説明的な名前を選択してください 5 [ 収集したデータセット (C)] のリストで追加したいプロパティを含む収集したデータセットを選択します [ プロパティ (P)] のリストは選択したデータセットで利用可能なプロパティを示します デフォルトでは利用可能なプロパティは収集したデータセットで有効なプロパティです 6 無効なプロパティをビューに含めたい場合には [ 無効なプロパティを隠す (H)] のチェックマークをはずします このオプションはデフォルトでチェックマークが付いています チェックマークをはずすと [ プロパティ (P)] のリストは選択したデータセットのすべてのプロパティを示すように更新されるので必要なプロパティを選択できます 無効なプロパティは収集したデータセットで有効になるまでクライアントコンピュータから収集されないことに注意してください 7 [ プロパティ (P)] のリストで追加したいプロパティを選択します 収集したデータセットのすべてのプロパティを選択したい場合には [ すべてを選択 (S)] をクリックします 選択内容を消去したい場合には [ すべてを選択解除 (E)] をクリックします

205 第 9 章クライアントインベントリの使い方インベントリ情報の表示 9-17 ビューの表示または修正 8 [ 追加 (A)] をクリックします 選択したプロパティがプレビューペインに追加されます 9 ビューに含めたいプロパティのある収集したデータセットごとにステップ5~8を繰り返します 10 インベントリ情報を表示したときのプロパティの表示順になるようにプレビューペインのリストでプロパティ順を並べ替えます リストで項目を移動するにはその項目を選択してから必要な回数 [ 上に移動 (U)] または [ 下に移動 (D)] をクリックします クリックするたびに項目はリストで 1 つ上または下に移動します リストから項目を削除したい場合にはその項目を選択してから [ 削除 (R)] をクリックします リストからすべての項目を削除したい場合には [ すべてを削除 (M)] をクリックします 11 ビューの設定が終わったら [OK] をクリックします 新しいビューがビューフォルダに追加されます ビューの詳細を表示できます ビューは含めるプロパティを変更して修正できます この修正はいつでもできます ビューを表示または修正するには 1 Ghost コンソールの左ペインでインベントリフォルダを展開します 2 ビューフォルダを展開してから修正したいビューを含むサブフォルダを選択します 3 ビューペインで次のいずれかの操作をします 修正したいビューをダブルクリックします 修正したいビューを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します 修正したいビューを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < ビュー名 > のプロパティウィンドウにビューに現在選択してあるプロパティを表示して適切な変更を加えます p.9-15 の ビューの作成 を参照してください

206 9-18 第 9 章クライアントインベントリの使い方インベントリ情報の表示 ビューの管理 必要に応じてビューフォルダを編成できます Ghost コンソールの標準オプションを使うとフォルダ構造を設定し必要に応じてその内部でビューを移動できます ビューの名前変更と不要なビューの削除もできます p.4-8 の リソースフォルダの表示モードの設定 を参照してください p.4-9 の 新規フォルダの作成 を参照してください p.4-9 の Ghost コンソールリソースの移動 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの名前の変更 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの削除 を参照してください コンピュータグループの共通インベントリビューの設定 コンピュータグループに共通インベントリビューを設定できます このビューは現在グループにあるすべてのコンピュータに適用されます グループに追加される新しいコンピュータはコンソールオプションウィンドウのデフォルトビューのセットを使います p.9-20 の 新しいクライアントコンピュータのデフォルトインベントリビューの設定 を参照してください 共通ビューは各クライアントコンピュータのプロパティウィンドウの [ インベントリ ] ページに表示されます たとえば 特定のコンピュータについて詳しい情報を表示したい場合には個々のコンピュータのビューを変更できます p.9-20 の クライアントコンピュータのインベントリ情報の表示 を参照してください コンピュータグループの共通インベントリビューを設定するには 1 Ghostコンソールの左ペインでコンピュータグループフォルダを展開します 2 コンピュータグループペインで設定したいコンピュータグループを右クリックしてから [ インベントリビューの設定 ] を選択します

207 第 9 章クライアントインベントリの使い方インベントリ情報の表示 インベントリビューの設定ウィンドウの [ 設定の対象 (S)] ボックスで次のいずれかの適切なオプションを選択します [ このコンピュータグループのみ ] ビュー設定はこのコンピュータグループのみに適用されます [ 階層にあるすべてのコンピュータグループ ] ビュー設定はこのグループと同じ枝にあるすべてのコンピュータグループに適用されます 4 コンピュータグループのビュー設定でグループにある各コンピュータの個々の設定を上書きしたい場合には [ 個々のコンピュータ設定を上書きする (O)] にチェックマークを付けます 5 使いたいビューを [ 割り当てたビュー (V)] のペインに移動します ビューを追加するには [ 利用可能なビュー (A)] のペインで選択してから [ 追加 (D)>>] をクリックします ビューを削除するには [ 割り当てたビュー (V)] のペインで選択してから [<< 削除 (R)] をクリックします

208 9-20 第 9 章クライアントインベントリの使い方インベントリ情報の表示 [ ビューのプロパティ (P)] のペインは選択したビューのプロパティ ( と既知の値 ) を示します プロパティがリストで並ぶ順序は対応するビューでプロパティが設定された順序です 6 [OK] をクリックします 新しいクライアントコンピュータのデフォルトインベントリビューの設定 Ghost コンソールが検出したクライアントコンピュータに使うビューを指定できます 新しいクライアントコンピュータのデフォルトインベントリビューを設定するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 [ インベントリ ] ページで [ 修正 (M)] をクリックします 3 インベントリビューの設定ウィンドウで使いたいビューを次のように [ 割り当てたビュー (V)] のペインに移動します ビューを追加するには [ 利用可能なビュー (A)] のペインで選択してから [ 追加 (D)>>] をクリックします ビューを削除するには [ 割り当てたビュー (V)] のペインで選択してから [<< 削除 (R)] をクリックします [ ビューのプロパティ (P)] のペインは選択したビューのプロパティを示します プロパティがリストで並ぶ順序は対応するビューでプロパティが設定された順序です 4 [OK] をクリックします 5 オプションウィンドウの [ インベントリ ] ページで [ 適用 (A)] をクリックします クライアントコンピュータのインベントリ情報の表示 任意のクライアントコンピュータのインベントリ情報を表示できます コンピュータグループのフォルダに適用される共通ビューが自動的に各コンピュータに適用されます もっと多くのインベントリ情報を見るために個々のコンピュータにビューを追加できます コンピュータグループの共通ビューを後で変更した場合 その変更内容はグループにある個々のコンピュータに現在適用しているビューに組み込まれます 個々の設定は新しいビューを含むように更新されますが 上書きの指示を選択するまでは上書きされません

209 第 9 章クライアントインベントリの使い方インベントリ情報の表示 9-21 クライアントコンピュータのインベントリ情報を表示するには 1 Ghostコンソールの左ペインでコンピュータグループフォルダを展開します 2 表示したいクライアントコンピュータを含むコンピュータグループを展開します 3 コンピュータグループペインで次のいずれかの操作をします インベントリの詳細を表示したいコンピュータをダブルクリックします インベントリの詳細を表示したいコンピュータを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します インベントリの詳細を表示したいコンピュータを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < コンピュータ名 > のプロパティウィンドウで [ インベントリ ] ページを表示します このページにはコンピュータに割り当てられているビューのリストが表示されます コンピュータグループフォルダに現在適用している共通ビューがデフォルトビューです 5 [ インベントリビュー (I)] のリストでビューを選択しそのビューに含まれる各プロパティのインスタンス番号 名前 値を表示します

210 9-22 第 9 章クライアントインベントリの使い方フィルタの作成と保守 6 このコンピュータに割り当てられているビューを変更したい場合には [ ビューの設定 (S)] をクリックします 7 インベントリビューの設定ウィンドウで使いたいビューを次のように [ 割り当てたビュー (V)] のペインに移動します ビューを追加するには [ 利用可能なビュー (A)] のペインで選択してから [ 追加 (D)>>] をクリックします ビューを削除するには [ 割り当てたビュー (V)] のペインで選択してから [<< 削除 (R)] をクリックします [ ビューのプロパティ (P)] のペインは選択したビューのプロパティを示します コンピュータグループの共通ビューセットの1つのビューを削除するとそれは共通ビューのリストから自動的に削除されます 8 インベントリビューの設定ウィンドウを閉じるために [OK] をクリックします [ インベントリ ] ページの [ インベントリビュー (I)] のペインに更新されたビューのリストが表示されます 9 選択したビューに加えた変更内容を保存したい場合には [OK] をクリックします 加えた変更内容を削除して以前に保存したビューを復元したい場合には [ キャンセル ] をクリックします フィルタの作成と保守 フィルタはインベントリデータベースを検索して指定されたプロパティ条件に一致するすべてのレコードを返すクエリーです 必要なプロパティの組み合わせを検索するフィルタを設定できます フィルタ条件に一致しないすべてのレコードを返すフィルタも設定できます メモ : 収集したデータセットで有効なプロパティのみ使えます 無効なプロパティは利用できません いずれかの無効なプロパティを使いたい場合には収集したデータセットで最初にそれを有効にする必要があります p.9-11 の 収集したデータセットのプロパティの設定 を参照してください フィルタフォルダは利用可能なすべてのフィルタを格納します 必要条件に合わせて新しいフィルタを作成でき 既存のフィルタの編集 コピー 削除ができます

211 第 9 章クライアントインベントリの使い方フィルタの作成と保守 9-23 コンピュータグループで特定のプロパティ値を持つコンピュータを選択するために レポートでフィルタを使えます 動的コンピュータグループでフィルタを使ってフィルタ条件に一致するコンピュータを含む仮想コンピュータグループを設定することもできます p.9-32 の レポートの作成 を参照してください p.9-37 の 動的コンピュータグループの作成 を参照してください メモ : 定義済みフィルタのセットが用意されています これはフィルタの使い方を説明するサンプルです このフィルタは必要条件に合わせて修正できます フィルタの作成 必要条件に合わせて新しいフィルタを作成できます フィルタを作成する場合には使うフィルタ条件を指定します それぞれのフィルタ条件は単一のプロパティに対する最大値または最小値などの制限です 条件は AND OR AND NOT OR NOTのいずれかの文でリンクして必要に応じてグループ化つまり入れ子にできます フィルタを作成する前に必要なフィルタ条件とグループ化を決めてください こうしておけば使いたいグループ化に適切な順序で条件を追加できます リスト内で条件の移動はできません フィルタを作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインでインベントリフォルダを展開します 2 フィルタフォルダを選択します 3 次のいずれかの操作をします フィルタペインで右クリックして [ 新規インベントリフィルタ (F)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ インベントリフィルタ (F)] の順に選択します 必要に応じて既存のフィルタをコピーしその名前を変更してから必要条件に合わせてそのフィルタを修正できます こうするのは要素が同じフィルタをいくつも作成する場合などです 4 新しいインベントリフィルタのプロパティウィンドウの [ フィルタ名 (N)] ボックスに新しいフィルタ名を入力します 5 必要なフィルタ条件を設定します p.9-24 の フィルタ条件の設定 を参照してください

212 9-24 第 9 章クライアントインベントリの使い方フィルタの作成と保守 フィルタ条件の設定 6 特定の条件グループを入れ子にする必要がある場合または同じクラスインスタンスに適用する 2つ以上の条件が必要な場合には適切なグループを作成します p.9-27 の フィルタ条件のグループ化 を参照してください 7 条件を削除したい場合にはその条件を選択してから [ 削除 (D)] をクリックします 条件に適用されている場合 グループ化は自動的に調整されます 8 次のいずれかを選択してフィルタ条件に一致するコンピュータを選択したいのか フィルタ条件に一致しないコンピュータを選択したいのかを指定します [ これらのフィルタ条件に一致するコピー先グループにあるすべてのコンピュータ (S)] [ これらのフィルタ条件に一致しないコピー先グループにあるすべてのコンピュータ (O)] 9 フィルタを保存するために [OK] をクリックします 新しいフィルタがフィルタペインに追加されてレポートまたは動的コンピュータグループで利用できるようになります 必要に応じてフィルタ条件を追加または修正できます フィルタ条件を設定するには 1 < フィルタ名 > のプロパティウィンドウで次のいずれかの操作をします 新しい条件を追加したい場合にはどの条件の下にその新しい条件を追加したいかを選択してから [ 追加 (A)] をクリックします どの条件の下に追加するかを選択しないと新しい条件はリストの末尾に追加されます 条件を修正したい場合にはその条件を選択してから [ 修正 (M)] をクリックします 2 フィルタ条件ウィンドウの [ 収集したデータセット (C)] のペインで条件を設定したいプロパティを含むデータセットを選択します [ 収集したプロパティ (P)] のペインに選択済みの収集したデータセットで利用可能なすべてのプロパティのリストが表示されます

213 第 9 章クライアントインベントリの使い方フィルタの作成と保守 9-25 利用可能なプロパティは収集したデータセットで現在収集に有効なプロパティです 収集したデータセットで無効なプロパティはフィルタで使えません 3 [ 収集したプロパティ (P)] のペインで条件を設定したいプロパティを選択します 4 [ 制限 (S)] ボックスのドロップダウンリストでプロパティに使いたい演算子を選択します リストには選択したプロパティの種類に該当するすべての演算子があります 表 9-1に利用可能な比較演算子 ( 条件 ) を示します 表 9-1 比較演算子 演算子 説明 適用するプロパティの種類 = 等しい Array を除くすべて < > 等しくない Array を除くすべて < より小さい Array と Boolean を除くすべて <= 以下 Array と Boolean を除くすべて > より大きい Array と Boolean を除くすべて >= 以上 Array と Boolean を除くすべて Contains 指定された文字列を含む String と Array のみ

214 9-26 第 9 章クライアントインベントリの使い方フィルタの作成と保守 表 9-1 比較演算子 演算子説明適用するプロパティの種類 Does not Contain 指定された文字列を含まない String と Array のみ Is Empty 文字を含まない String と Array のみ Is Not Empty 文字を含む String と Array のみ Is Null Is Not Null プロパティが存在しない ( 収集されたインスタンスなし ) プロパティが存在する (1 つ以上のインスタンスが収集された ) すべてのプロパティの種類 すべてのプロパティの種類 数値演算子を文字列に適用した場合はアルファベット順に参照します 5 [ 値 ] フィールドにプロパティを比較する値を指定します これは次のようにプロパティの種類によって異なります Boolean String Array UInt DateTime ドロップダウンリストで値を選択します 値を入力します [ 値 ] ボックスでクリックしてカレンダーを開いてから日付を選択します 時刻も指定したい場合には [ 時刻 ] にチェックマークを付けてから時刻値を入力するか矢印ボタンを使って時刻を設定します 6 [ 前の条件でリンク (L)] または [ 次の条件でリンク (L)] のドロップダウンリストで次のいずれかを選択します [AND] [OR] [AND NOT] [OR NOT] デフォルトは AND です 新しい条件の追加の場合は前の条件でリンクを指定できます 条件の修正の場合は次の条件でリンクを指定できます

215 第 9 章クライアントインベントリの使い方フィルタの作成と保守 9-27 フィルタ条件のグループ化 7 [OK] をクリックします 新しい条件を作成している場合はそれが < フィルタ名 > のプロパティウィンドウのリストに追加されます デフォルトではフィルタ条件はリストに並ぶ順序で評価され その間のリンクは同じ優先度です それぞれの条件は他の条件に関係なく評価されます 特定の条件間のリンクにより高い優先度を指定したい場合または 2 つ以上の条件を同じクラスインスタンスに適用したい場合にはフィルタ条件をグループ化する必要があります フィルタ条件をグループ化する方法には次の 2 通りがあります 条件リスト内で単一の単位として条件を評価するためにグループ化する p.9-27 の フィルタ条件のグループ化 ( 入れ子 ) を参照してください 同じクラスインスタンスについて条件を評価するためにインスタンスについてグループ化する p.9-29 の インスタンスについてのフィルタ条件のグループ化 を参照してください フィルタ条件のグループ化 ( 入れ子 ) 2 つ以上の条件を条件リスト内で単一の単位としてグループ化できます グループ化した条件はそのグループの外側にある条件よりも前に評価されます グループは複数の入れ子レベルの下位グループを含むことができますが それぞれの下位グループはその親グループ内に完全に入っている必要があります フィルタが複数のレベルのグループ化を含む場合には最も内側のグループが最初に評価されます たとえば 何台ものコンピュータがあり Windows XP で動作するコンピュータと Windows 2000 で動作するコンピュータが混在しているときに次のフィルタを適用したとします オペレーティングシステム.Name = Windows XP AND 物理メモリ.Capacity > 512 Mb OR オペレーティングシステム.Name = Windows 2000 AND 物理メモリ.Capacity < 256 Mb グループ化をしていないため このフィルタはメモリ容量が 256MB 未満の Windows 2000 コンピュータのみ返します 4 番目の条件を満たさな

216 9-28 第 9 章クライアントインベントリの使い方フィルタの作成と保守 いため最初の 2 つの条件で選択した Windows XP コンピュータは返されません メモリ容量が 512MB を超える Windows XP コンピュータとメモリ容量が 256MB 未満の Windows 2000 コンピュータをこのフィルタが返すようにするには それぞれのオペレーティングシステム条件を対応する物理メモリ条件でグループ化する必要があります このグループ化を示すと次のようになります ( オペレーティングシステム.Name = Windows XP AND 物理メモリ.Capacity > 512 Mb ) OR ( オペレーティングシステム.Name = Windows 2000 AND 物理メモリ.Capacity < 256 Mb ) グループ化は条件リストで次のように示されます (... 列の ( グループの最初の条件...) 列の ) グループの最後の条件 グループから条件を削除した場合 そのグループ化は残りのグループ開始とグループ終了の条件に従って自動的に調整されます グループ化の調整は削除した条件がグループの始めか終わりにあるかまたは途中にあるかによって次のように異なります グループ内部から条件を削除してグループの終わり条件を削除していない グループの始めまたは終わりから条件を削除した グループ化は残りの条件で維持されます グループ化は残りの条件から削除されます 削除した条件が 2 つ以上の入れ子のグループの始めまたは終わりの場合にはすべての入れ子グループがグループ解除されます フィルタ条件をグループ化する ( 入れ子にする ) には 1 < フィルタ名 > のプロパティウィンドウの条件リストでグループ化したい条件を選択します すべての条件または最初と最後の条件のみを選択できます 選択した条件の間にある選択解除された条件は自動的にグループに含まれます 2 [ グループ化 (G)] をクリックします グループ化が条件リストに示されます

217 第 9 章クライアントインベントリの使い方フィルタの作成と保守 グループ化を元に戻す必要がある場合にはグループのすべての条件かグループの最初または最後の条件を選択してから [ グループ解除 (U)] をクリックします 選択した条件が 2 つ以上のグループの最初または最後の場合には最も外側のグループがグループ解除されます インスタンスについてのフィルタ条件のグループ化 2 つ以上の条件を同じクラスインスタンスに適用する必要がある場合にはインスタンスについて条件をグループ化できます この場合 同じクラスインスタンスのプロパティについてグループのすべての条件を満たす必要があります 入れ子グループのときと同じ制限が適用されますが インスタンスについて下位グループを作成することはできません たとえば 次の 2 つの論理ディスクを備えたコンピュータがあるとします ドライブ C は NTFS 10GB ドライブDはFAT 30GB 次のフィルタを適用した場合 フィルタ条件を満たすディスクがコン ピュータになくても それぞれの論理ディスク上で 1 つずつ両方の条件 を満たすためデフォルトではこのコンピュータが返されます 論理ディスク.FileSystem = NTFS AND 論理ディスク.Size > 20 Gb 両方の条件を満たす論理ディスクを含まない限り フィルタがコン ピュータを除外するためには次のようにインスタンスについて条件をグ ループ化する必要があります ( <* 論理ディスク.FileSystem = NTFS AND *> 論理ディスク.Size > 20 Gb ) グループ化は [ プロパティ ] 列に次のように示されます クラス名の前に <* クラス名の前に * クラス名の前に *> インスタンスについてのグループの最初の条件 インスタンスについてのグループの条件 ( 最初でも最後でもない ) インスタンスについてのグループの最後の条件 インスタンスについてのグループは自動的に入れ子グループになります このグループ化は (... 列の ( と...) 列の ) によって示されます

218 9-30 第 9 章クライアントインベントリの使い方フィルタの作成と保守 フィルタの表示または修正 インスタンスについてのグループ内のフィルタに条件を追加する場合にはそのグループと同じクラスのプロパティに制限されます インスタンスについてフィルタ条件をグループ化するには 1 < フィルタ名 > のプロパティウィンドウの条件リストでインスタンスについてグループ化したい条件を選択します すべての条件または最初と最後の条件のみを選択できます 選択した条件の間にある選択解除された条件は自動的にグループに含まれます インスタンスについて条件をグループ化するにはすべての条件が同じクラスに関係する必要があります 2 [ インスタンスについてグループ化 (I)] をクリックします グループ化が条件リストの [ プロパティ ] 列に示されます 3 インスタンスについてのグループ化を元に戻す必要がある場合にはグループのすべての条件かグループの最初または最後の条件を選択してから [ インスタンスについてグループ解除 (I)] をクリックします フィルタの詳細を表示できます フィルタはそれが含む条件を変更して修正できます この修正はいつでもできます メモ : フィルタが動的コンピュータグループで使われている場合 フィルタ条件に加える変更は動的コンピュータグループに影響します フィルタを表示または修正するには 1 Ghost コンソールの左ペインでインベントリフォルダを展開します 2 フィルタフォルダを選択します 3 フィルタペインで次のいずれかの操作をします 修正したいフィルタをダブルクリックします 修正したいフィルタを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します 修正したいフィルタを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 4 < フィルタ名 > のプロパティウィンドウにフィルタに現在設定してある条件を表示して適切な変更を加えます

219 第 9 章クライアントインベントリの使い方レポートの作成と実行 9-31 フィルタの管理 タスクのコピー先である動的コンピュータグループでフィルタが使われている場合 警告メッセージが表示されます フィルタに対する変更の影響を受けるタスクのリストを表示するには [ 詳細 (D)] をクリックします p.9-24 の フィルタ条件の設定 を参照してください 5 [OK] をクリックします 必要に応じてフィルタフォルダを編成できます Ghost コンソールの標準オプションを使うとフォルダ構造を設定し必要に応じてその内部でフィルタを移動できます フィルタの名前変更と不要なフィルタの削除もできます p.4-8 の リソースフォルダの表示モードの設定 を参照してください p.4-9 の 新規フォルダの作成 を参照してください p.4-9 の Ghost コンソールリソースの移動 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの名前の変更 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの削除 を参照してください レポートの作成と実行 レポートは 1 つのフィルタか 1 つのビューまたはそれぞれが 1 つと対象コンピュータグループとの間の関連付けにすぎません 2 つ以上のフィルタまたはビューを同じレポートが含むことはできません 1 台のコンピュータ上でレポートを実行する場合にはビューを使う必要があり フィルタは使えません レポートの出力はビューを含むかどうかによって異なります レポートがビューを含まない場合 ( フィルタのみの場合 ) の出力はフィルタ条件を満たすコンピュータのリストです レポートがビューを含む場合の出力は対象コンピュータグループのコンピュータのリストと ビューに含まれるプロパティの値です フィルタとビューをレポートに含めるにはその前にフィルタとビューを設定する必要があります 新しいレポートを設定するときに必要に応じて新しいフィルタまたはビューを作成できます

220 9-32 第 9 章クライアントインベントリの使い方レポートの作成と実行 レポートの作成 いつでも新しいレポートを作成でき フィルタとビューの任意の組み合わせを使えます 今すぐに実行してレポートをプレビューをすることも レポートフォルダにレポートを保存して後で実行することもできます レポートを作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインでインベントリフォルダを展開します 2 レポートフォルダを選択します 3 次のいずれかの操作をします レポートペインで右クリックして [ 新規インベントリレポート (R)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ インベントリレポート (R)] の順に選択します 4 新しいインベントリレポートのプロパティウィンドウの [ レポート名 (N)] フィールドに新しいレポートの名前を入力します 半角英数字 50 文字以下の重複しない名前にする必要があります レポートに含まれる情報を示す説明的な名前を選択してください 5 [ 出力先 (T)] のボックスの右にある [ 参照 (B)] をクリックしてから対象コンピュータの選択ウィンドウでレポートの出力先として使いたいコンピュータグループを選択します 6 レポートでフィルタを使いたい場合には [ フィルタを使う (F)] にチェックマークを付けてから [ 参照 (O)] をクリックします 7 フィルタの選択ウィンドウでレポートで使いたいフィルタを選択します

221 第 9 章クライアントインベントリの使い方レポートの作成と実行 9-33 レポートの表示または修正 新しいフィルタを作成する必要がある場合にはフィルタの選択ウィンドウで [ 新規 (N)] をクリックして [ 新規項目 (I)] を選択し新しいインベントリフィルタのプロパティウィンドウを開いてから適切な詳細を指定します p.9-23 の フィルタの作成 を参照してください 8 レポートでビューを使いたい場合には [ ビューを使う (V)] にチェックマークを付けてから [ 参照 (W)] をクリックします 9 インベントリビューの選択ウィンドウでレポートで使いたいビューを選択します 新しいビューを作成する必要がある場合にはインベントリビューの選択ウィンドウで [ 新規 (N)] をクリックして [ 新規項目 (I)] を選択し新しいインベントリビューのプロパティウィンドウを開いてから適切な詳細を指定します p.9-15 の ビューの作成 を参照してください 10 レポートを保存する前にレポートの結果をプレビューしたい場合には [ レポートを実行 (R)] をクリックします インベントリレポートの結果ウィンドウに結果が表示されます インベントリレポートの結果ウィンドウを閉じるには [ 閉じる (C)] をクリックします 11 レポートを保存するために [OK] をクリックします 新しいレポートがレポートフォルダに追加されます レポートの詳細を表示でき 必要に応じて名前 フィルタ ビュー 対象コンピュータグループを変更できます レポートを表示または修正するには 1 Ghost コンソールの左ペインでインベントリフォルダを展開します 2 レポートフォルダを選択します 3 レポートペインで次のいずれかの操作をします 修正したいレポートをダブルクリックします 修正したいレポートを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します 修正したいレポートを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します

222 9-34 第 9 章クライアントインベントリの使い方レポートの作成と実行 レポートの管理 レポートの実行 4 < レポート名 > のプロパティウィンドウにレポートのプロパティを表示して適切な変更を加えます p.9-32 の レポートの作成 を参照してください 必要に応じてレポートフォルダを編成できます Ghost コンソールの標準オプションを使うとフォルダ構造を設定し必要に応じてその内部でレポートを移動できます レポートの名前変更と不要なレポートの削除もできます p.4-8 の リソースフォルダの表示モードの設定 を参照してください p.4-9 の 新規フォルダの作成 を参照してください p.4-9 の Ghost コンソールリソースの移動 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの名前の変更 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの削除 を参照してください データベースからインベントリ情報を入手するためにレポートを実行できます レポートを実行する前にレポートの結果が確実に最新の状態を示すようにインベントリデータベースを更新してください ビューが含まれるかどうかに応じてレポートの結果には次の 2 つの形式があります レポートがビューを含む場合の出力はコンピュータのリストと そのビューに含まれていたプロパティの値です 列見出しをクリックして列のソート順を設定できます レポートがフィルタを使う場合はフィルタ条件に一致するコンピュータがリストに含まれます レポートがフィルタを使わない場合 リストには対象コンピュータグループのすべてのコンピュータが含まれます レポートがビューを含まない場合 ( フィルタのみの場合 ) の出力はフィルタ条件を満たす対象コンピュータグループにあるコンピュータのリストです たとえば ソフトウェアロールアウトの前提条件を備えたコンピュータのリストを入手したいことがあります レポートの結果は印刷したり 結果を書式付きテキストファイルまたはカンマ区切りファイルにエクスポートしたりできます レポートから新しい動的コンピュータグループを作成することもできます

223 第 9 章クライアントインベントリの使い方レポートの作成と実行 9-35 p.9-35 の レポートの結果の印刷 を参照してください p.9-36 の レポートの結果をファイルにエクスポート を参照してください p.9-36 の レポートを動的コンピュータグループとして保存 を参照してください レポートを実行するには 1 Ghost コンソールの左ペインでインベントリフォルダを展開します 2 レポートフォルダを選択します 3 レポートペインで次のいずれかの操作をします 実行したいレポートを右クリックしてから [ レポートの実行 (U)] を選択します 実行したいレポートを選択してから表示メニューで [ レポートの実行 (U)] を選択します 4 インベントリレポートの結果ウィンドウにレポートの結果を表示します 5 レポートの結果を保存したい場合にはレポートを動的コンピュータグループとして保存 結果をファイルにエクスポート 結果を印刷できます 6 インベントリレポートの結果ウィンドウを閉じるために [OK] をクリックします メモ : [ レポートを実行 (R)] をクリックして < レポート名 > のプロパティウィンドウからレポートを直接実行することもできます レポートの結果の印刷 コンソールからアクセスできる任意のプリンタでレポートの結果を印刷できます レポートの結果を印刷するには 1 インベントリレポートの結果ウィンドウで [ 印刷 (P)] をクリックします 2 プリンタの設定ウィンドウで適切な設定をします 3 [OK] をクリックします

224 9-36 第 9 章クライアントインベントリの使い方レポートの作成と実行 レポートの結果をファイルにエクスポート レポートの結果を書式付きテキストファイルまたはカンマ区切りファイルにエクスポートできます コンソールからアクセスできる任意のディレクトリにファイルをエクスポートできます レポートの結果をファイルにエクスポートするには 1 インベントリレポートの結果ウィンドウで [ エクスポート (E)] をクリックします 2 インベントリレポートのエクスポート先ウィンドウで結果のエクスポート先にしたい場所を参照します 3 [ ファイル名 (N)] フィールドにファイル名を入力します 4 [ ファイルの種類 (T)] ドロップダウンリストで次のいずれかを選択します [ 書式付きテキストファイル (*.txt)] [ カンマ区切りファイル (*.txt)] 5 [OK] をクリックします 指定した場所にファイルが保存され ファイルは自動的にテキストエディタで開きます 6 ファイルを表示して適切な変更を加えるか補足情報を追加します 7 必要に応じて変更内容を保存してからテキストエディタを閉じます レポートを動的コンピュータグループとして保存 レポートでのフィルタと対象コンピュータグループの関連付けは新しい動的コンピュータグループとして保存できます この動的コンピュータグループはフィルタ条件に一致する対象コンピュータグループにあるコンピュータのみを含みます プロパティ値の変化に応じて動的コンピュータグループのコンピュータを追加または削除できます ビューは必ず対象グループのすべてのコンピュータに適用されるためレポートでのビューは無視されます p.9-37 の 動的コンピュータグループの設定 を参照してください レポートを動的コンピュータグループとして保存するには 1 インベントリレポートの結果ウィンドウで [ 保存 (S)] をクリックします 2 新しい動的コンピュータグループのプロパティウィンドウで動的コンピュータグループの名前を入力します

225 第 9 章クライアントインベントリの使い方動的コンピュータグループの設定 [OK] をクリックします 新しい動的コンピュータグループが動的コンピュータグループフォルダに追加されます 動的コンピュータグループの設定 動的コンピュータグループはレポートに似ていますが 対象コンピュータグループに適用するフィルタのみで構成されます 動的コンピュータグループはインベントリデータベースが更新されるたびに毎回データが取り込まれ フィルタ条件に現在一致する対象コンピュータグループにあるすべてのコンピュータを含みます 動的コンピュータグループの構成はプロパティ値の変化に応じて変わることがあります 動的コンピュータグループは動的コンピュータグループフォルダ内のフォルダとして格納されます それぞれの動的コンピュータグループはコンピュータグループと同じようにタスクのコピー先として使えます メモ : 動的コンピュータグループが適切なコンピュータを確実に含むように タスクのコピー先として動的コンピュータグループを使う前にインベントリデータベースを更新したいことがあります インベントリデータベースは自動的には更新されません 動的コンピュータグループの作成 いつでも動的コンピュータグループを作成でき 任意のフィルタと対象コンピュータグループを使えます レポートの結果から動的コンピュータグループを直接作成することもできます p.9-36 の レポートを動的コンピュータグループとして保存 を参照してください 動的コンピュータグループを作成するには 1 Ghost コンソールの左ペインで動的コンピュータグループフォルダを選択します 2 次のいずれかの操作をします 動的コンピュータグループペインで右クリックしてから [ 新規動的コンピュータグループ (Y)] を選択します ファイルメニューで [ 新規作成 (N)] [ 動的コンピュータグループ (Y)] の順に選択します

226 9-38 第 9 章クライアントインベントリの使い方動的コンピュータグループの設定 3 新しい動的コンピュータグループのプロパティウィンドウの [ 動的コンピュータグループ名 (N)] ボックスに新しい動的コンピュータグループの名前を入力します 半角英数字 50 文字以下の重複しない名前にする必要があります 4 [ 対象 (T)] のボックスの右にある [ 参照 (B)] をクリックしてから対象コンピュータの選択ウィンドウで動的コンピュータグループの対象として使いたいコンピュータグループを選択します 5 [ フィルタ名 (F)] のボックスの右にある [ 参照 (R)] をクリックしてからフィルタの選択ウィンドウで動的コンピュータグループで使いたいフィルタを選択します 新しいフィルタを作成する必要がある場合にはフィルタの選択ウィンドウで [ 新規 (N)] をクリックして [ 新規項目 (I)] を選択し新しいインベントリフィルタのプロパティウィンドウを開いてから適切な詳細を指定します p.9-23 の フィルタの作成 を参照してください 6 [OK] をクリックします 新しい動的コンピュータグループが動的コンピュータグループフォルダに追加されます 動的コンピュータグループの表示または修正 動的コンピュータグループの詳細を表示でき その名前 使うフィルタ 対象コンピュータグループを変更できます 動的コンピュータグループを表示または修正するには 1 動的コンピュータグループペインで次のいずれかの操作をします 表示したい動的コンピュータグループを右クリックしてから [ プロパティ (P)] を選択します 表示したい動的コンピュータグループを選択してからファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します 2 < 動的コンピュータグループ名 > のプロパティウィンドウに動的コンピュータグループの詳細を表示して適切な変更を加えます p.9-37 の 動的コンピュータグループの作成 を参照してください 動的コンピュータグループの管理 動的コンピュータグループは名前変更または削除することができます 動的コンピュータグループフォルダの内部にフォルダを作成することは

227 第 9 章クライアントインベントリの使い方動的コンピュータグループの設定 9-39 できません さらに動的コンピュータグループはコピーも移動もできません p.4-11 の Ghost コンソールリソースの名前の変更 を参照してください p.4-11 の Ghost コンソールリソースの削除 を参照してください

228

229 10 コンソールの追加オプション この章では次の項目について説明します Ghost コンソール活動の監視 設定サーバーの起動 Ghost コンソールオプションの設定 Ghost コンソールのセキュリティ Ghost コンソール活動の監視 表 10-1 にタスクまたはクライアントコンピュータの履歴を見直すことができるログと概略を示します 表 10-1 ログ / 概略タスクログコンソールログ ログと概略 説明 すべてのタスクについての実行履歴 p.10-2 の タスクログを表示するには を参照してください コマンドラインまたはスケジューラからタスクを実行中に起きたすべてのステップのログ p.10-3 の コンソールログを表示するには を参照してください

230 10-2 第 10 章コンソールの追加オプション Ghost コンソール活動の監視 表 10-1 ログ / 概略 ログと概略 説明 クライアントの概略イベントログ Ghost エラーファイルイベントの詳細アクティブタスク クライアントコンピュータについてのすべての実行の概略 p.10-3 の クライアントの概略を表示するには を参照してください あるタスクについてのすべてのコンピュータのすべてのイベントの履歴 p.10-3 の イベントログを表示するには を参照してください イメージ作成タスクまたはイメージ復元タスクが失敗した場合にクライアントコンピュータ上に作成されるエラーファイル p.10-3 の イベントログを表示するには を参照してください クライアントの概略またはイベントログの項目の詳細 p.10-3 の イベントの詳細を表示するには を参照してください 現在実行中のタスクの詳細を表示するコンソールの下部のペイン p.10-4 の アクティブタスクを表示するには を参照してください Ghost の活動の監視 タスクログを表示するには 1 Ghost コンソールの表示メニューで [ タスクログ (K)] を選択します 2 タスクログウィンドウの表示メニューで次のいずれかのソートオプションを選択します 実行の日時順にするには [ 日時でソート (T)] ログオンウィンドウのユーザー名順にするには [ ユーザーでソート (U)] タスクタイトル順にするには [ 名前でソート (N)] コマンドラインから実行するタスクはいずれもユーザー名コマンドでログに記録されます

231 第 10 章コンソールの追加オプション Ghost コンソール活動の監視 10-3 タスクが正常に完了できない場合にはタスクログに利用可能ならば診断データが格納されます コンソールログを表示するには 1 Ghost コンソールの表示メニューで [ タスクログ (K)] を選択します 2 タスクログウィンドウでタスクを選択し 表示メニューで [ コンソールログ (L)] を選択します 詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください クライアントの概略を表示するには 1 Ghost コンソールの表示メニューで [ タスクログ (K)] を選択します 2 タスクログウィンドウでログを表示したいタスクを選択します 3 タスクログウィンドウの表示メニューで [ クライアントの概略 (S)] を選択します 4 クライアントの概略ウィンドウでいずれかの項目をダブルクリックしてイベントログを開きます イベントログを表示するには 1 Ghost コンソールの表示メニューで [ タスクログ (K)] を選択します 2 タスクログウィンドウでログを表示したいタスクを選択します 3 タスクウィンドウの表示メニューで [ イベントログ (E)] を選択します 4 イベントログウィンドウの表示メニューで次のいずれかのソートオプションを選択します 実行の日時順にするには [ 日時でソート (T)] タスク内のステップのアルファベット順にするには [ 操作でソート (S)] コンピュータ名順にするには [ クライアントでソート (C)] 5 イベントログウィンドウで完了していない操作を選択し 表示メニューで [ エラーファイル (E)] を選択すると Ghost エラーログが表示されます イベントの詳細を表示するには 1 Ghost コンソールの表示メニューで [ タスクログ (K)] を選択します 2 タスクログウィンドウでログを表示したいタスクを選択します

232 10-4 第 10 章コンソールの追加オプション Ghost コンソールオプションの設定 設定サーバーの起動 3 タスクログウィンドウの表示メニューで [ イベントログ (E)] を選択します 4 イベントログウィンドウで操作を選択し 表示メニューで [ イベントの詳細 (D)] を選択します アクティブタスクを表示するには Ghost コンソールの表示メニューで [ アクティブタスクペイン (P)] を選択します 設定サーバーはタスクの実行とクライアントとの通信を管理します 通常 設定サーバーはバックグラウンドで動作し 直接アクセスする必要はありません ただし 何らかの理由でその必要がある場合には Ghost コンソールから設定サーバーを手動で起動できます たとえば 誤って設定サーバーをシャットダウンした場合などです 設定サーバーを起動するには Ghost コンソールのファイルメニューで [ サーバーを起動 (L)] を選択します この項目は設定サーバーがすでに動作中の場合には利用できません Ghost コンソールオプションの設定 Ghost コンソールでは次のユーザーオプションを設定できます ユーザーがコンソールを開くときの省略可能な起動画面 Ghost のウォーターマークをオフにする Ghost のウォーターマークは各フォルダの右下にある大きい透過のアイコンです 省略可能なタスク開始メッセージとタスク終了メッセージ タスクをログに保存しておきたい日数 タスクの各ステップの後にクライアントが応答するまで設定サーバーが待つ時間 ( 秒 ) 指定時間内にクライアントが応答しない場合 タスクは失敗します

233 第 10 章コンソールの追加オプション Ghost コンソールオプションの設定 10-5 基準バックアップと差分バックアップを格納するフォルダ p.7-2 の バックアップイメージの場所の設定 を参照してください ユーザーの移動パッケージを格納するフォルダ p.8-24 の ユーザーパッケージの格納場所の設定 を参照してください クライアント警告あるタスクを実行しようとしていることをクライアントに警告し ユーザーがそのタスクを中止できるようにします コンソールクライアントコンピュータからコンソールに状態レポートを送信する頻度これにより必要に応じてネットワークトラフィックを減少できます こうするとコンピュータが WAN 経由でネットワークに接続している場合に役立ちます クライアントのハートビートは各サブネットと各クライアントコンピュータに対しても設定できます クライアントのハートビートを 0 に設定した場合 クライアントコンピュータの状態はコンソールに 利用不能 と表示されます p.4-18 の クライアントのハートビート間隔のデフォルト設定 を参照してください p.4-21 の サブネットのプロパティの設定 を参照してください p.4-25 の クライアントコンピュータのハートビート間隔の設定 を参照してください 仮想パーティションのサイズを設定する必要に応じて仮想パーティションのサイズを変更できます たとえば 大きい実行可能ファイルを仮想パーティションに転送する必要がある場合です p.4-29 の 仮想パーティションのサイズの設定 を参照してください 仮想パーティションのデフォルトの DOS のバージョンを設定するクライアントに仮想パーティションを作成する場合にインストールするデフォルトの DOS のバージョンを選択できます クライアントコンピュータは選択したバージョンの DOS で動作します MS-DOS はコンピュータにインストール済みの場合にのみ選択できます p.4-29 の 仮想パーティションのサイズの設定 を参照してください 詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください クライアントコンピュータからのタスクの開始を許可するタスクをクライアントから実行するように設定してあればタスクの実行をクライアントコンピュータから開始できます これによりエンドユーザーはタスクを実行でき 管理者はコンソールコンピュータに戻らないでクライアントからすぐにタスクを実行できます

234 10-6 第 10 章コンソールの追加オプション Ghost コンソールオプションの設定 ネットワーク帯域幅の量を制御する Ghost を使うとコンソールサーバーとクライアントコンピュータの間でイメージファイル データファイル ユーザーパッケージ AI パッケージを転送するときに使うネットワーク帯域幅の量を制御できます この機能によりネットワークが GhostCast トラフィックで過負荷状態になるのを避けることができます p.4-19 の データ転送プロパティのデフォルト設定 を参照してください 詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください データ転送モードを設定するネットワークハードウェア設定に応じてデータ転送モードを設定できます ネットワーク帯域幅の限度との組み合わせにより ネットワーク経由でイメージファイル MTU ユーザーパッケージ AI パッケージを転送する方法を最適化できます この設定は全般的にタスクやタスクの 1 回の実行に合わせて変更できます p.4-19 の データ転送プロパティのデフォルト設定 を参照してください 詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください

235 第 10 章コンソールの追加オプション Ghost コンソールオプションの設定 10-7 Ghost コンソールオプションの設定 起動画面を表示するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 [ 環境設定 ] ページで [ 起動時に起動画面を表示する (S)] にチェックマークを付けます 3 [ 適用 (A)] をクリックします Ghost コンソールで Ghost のウォーターマークを表示するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 [ 環境設定 ] ページで [ ウォーターマークを表示する (M)] にチェックマークを付けます 3 [ 適用 (A)] をクリックします タスク開始メッセージとタスク終了メッセージを表示するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します

236 10-8 第 10 章コンソールの追加オプション Ghost コンソールオプションの設定 2 [ 環境設定 ] ページで次のオプションにチェックマークを付けます [ タスク開始メッセージを表示 (I)] [ タスク終了メッセージを表示 (F)] 3 [ 適用 (A)] をクリックします クライアントの開始タスクを許可するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 クライアントコンピュータからタスクの実行を開始するのを許可するために [ クライアント ] ページで [ クライアントユーザーインターフェースを有効にする (E)] にチェックマークを付けます 3 [ 適用 (A)] をクリックします タスクログオプションを設定するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 [ 環境設定 ] ページの [ タスクログ ] でタスクをログに保存しておきたい日数を入力します タスクをログに保存しておける最大期間は 1 年間です 3 すぐにタスクログを消去するには [ ログを消去 (L)] をクリックします 4 [ 適用 (A)] をクリックします タスクについてクライアントに警告するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 [ クライアント ] ページの [ タスクを開始する (W)] フィールドの [ 秒前にクライアントに警告する ] に秒数を入力します これでタスクを実行する前にクライアントコンピュータ上に指定の秒数の間だけ警告メッセージが表示されます 3 ユーザーがタスクを中止できるようにするには [ ユーザーに操作の中止を許可する (U)] にチェックマークを付けます 4 ユーザーが警告メッセージに応答しないときにタスクを続行するには [ ユーザーの介入がなければ操作を進める (P)] にチェックマークを付けます 5 [ 適用 (A)] をクリックします

237 第 10 章コンソールの追加オプション Ghost コンソールのセキュリティ 10-9 設定サーバーの時間切れオプションを設定するには 1 Ghostコンソールのツールメニューで [ オプション (O)] を選択します 2 [ 環境設定 ] ページの [ サーバーの時間切れ ] で設定サーバーがクライアントを待つ秒数を入力します 3 [ 適用 (A)] をクリックします Ghost コンソールのセキュリティ Ghost コンソールサーバーとクライアントは公開キー暗号化の技法を使ってサーバーをクライアントに対して認証します これにより権限のあるサーバーだけがクライアントコンピュータのリモート制御 バックアップ 復元 クローン 再設定をするようになります Ghost コンソールサーバーのインストール中に公開認証ファイルと専用認証ファイルが生成されます これらのファイルの名前は Pubkey.crt と Privkey.crt です 専用認証は安全に守る必要があります 権限のないユーザーがそれをコピーした場合 セキュリティが低下します 専用認証を誤って削除し その複製がほかにない場合には新しい認証の組を生成し 公開認証をすべてのクライアントに配布します p の 新しい認証の生成 を参照してください クライアントはサーバーと通信するとき チャレンジ / レスポンス認証を使います この操作を実行するためにクライアントにはサーバーの公開認証が必要です したがって サーバーの公開認証はすべてのクライアントに配布する必要があります コンソールクライアントをインストールするとき クライアントはコンソールコンピュータ名を要求します これは Windows コントロールパネルの [ ネットワーク ] の設定で指定した Windows コンピュータ名です クライアントはこの名前を使って正しいコンソールと通信します クライアントコンピュータを Ghost ブートパーティション付きでインストールする場合 Ghost ブートウィザードでブートディスクとブートパーティションイメージファイルを生成できます このウィザードをコンソールサーバーから使い コンソールクライアントを含むすべてのブートパーティションイメージファイルと一緒に正しい公開認証ファイルが自動的に含まれるようにしてください クライアントを仮想パーティション付きでインストールする場合 この処理は自動的に実行されます

238 10-10 第 10 章コンソールの追加オプション Ghost コンソールのセキュリティ ブートパーティション認証の更新 新しい認証の生成 社内に複数の Ghost コンソールがあり クライアントを 1 つのコンソールから別のコンソールに移動したい場合にはクライアント上の公開認証を更新する必要があります この処理を手動で実行するにはクライアントの移動先にしたいコンソールから Pubkey.crt ファイルをコピーします クライアントの移動先にしたいコンソールからリモートクライアントインストールを実行するという方法もあります この処理によりクライアントコンピュータ上のPubkey.crtが変更されます それぞれのクライアントにはコンソールサーバー用の 2 つの認証があります 1 つは Ghost ブートパーティションにあり もう 1 つは Symantec Ghost ディレクトリに Windows クライアントと一緒にあります 専用認証を失った場合またはセキュリティの低下が考えられる場合には新しい認証の組を生成し 公開認証をすべてのクライアントに配布します 新しい認証を生成するには 1 Windows のスタートメニューで [ プログラム (P)] [ ファイル名を指定して実行 (R)] の順に選択します 2 Ghost インストールディレクトリを参照します デフォルトディレクトリは C:\Program Files\Symantec\Ghost です 3 ngserver.exe -keygen と入力します

239 3 ブートディスクの作成 イメージファイルの操作 Ghost サポート Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 CD-R/RW と DVD-R/RW のバックアップ イメージファイルとイメージディスクの Ghost サポート Ghost エクスプローラを使ったイメージファイルの内容の修正

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241 11 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 この章では次の項目について説明します Ghost ブートウィザードについて Ghost ブートディスクまたは Ghost ブートイメージとは何か Ghost ブートディスクまたは Ghost ブートイメージを作成する場合 Ghost ブートディスクの使い方 Ghost ブートディスクまたは Ghost ブートイメージ内のファイル Ghost ブートウィザードを開く ブートディスクとブートイメージの作成 テンプレートの設定 マルチカードテンプレートとブートディスク Ghost ブートウィザードへのネットワークドライバの追加 ブートパッケージへのコマンドラインパラメータの追加 MS-DOS の提供 MS-DOS クライアントファイルのインストール DOS ブートディスクの手動による作成

242 11-2 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 Ghost ブートディスクの使い方 Ghost ブートウィザードについて Ghost ブートウィザードは各種の Ghost タスクを完了できるブートパッケージを作成します どのタスクの場合も Ghost ブートウィザードはそのブートパッケージの作成に必要な設定とドライバを選択するための手順を案内します Ghost ブートディスクまたは Ghost ブートイメージとは何か Ghost ブートディスクは DOS ファイルとドライバファイルをロードしてコンピュータ上で Ghost.exe を実行できるようにするフロッピーディスクです Ghost ブートイメージはネットワークから DOS ファイルとドライバファイルをロードしてブートディスクなしでコンピュータ上でGhost.exeを実行できるようにするイメージファイルです Ghost ブートディスクと Ghost ブートイメージは Ghost に付属するユーティリティの Ghost ブートウィザードを使って作成できます ブートディスクに入っているドライバファイルにもよりますが Ghost ブートウィザードで通常はブートディスクセットの作成に 2 枚のフロッピーディスクが必要です Ghost ブートディスクまたは Ghost ブートイメージを作成する場合 Ghost.exe をブートディスクから実行するには Ghost ブートディスクを使い ネットワークから実行するには Ghost ブートイメージを使います これでコンソールなしで Ghost.exe または GhostCast を使ってクローン バックアップ 復元ができます Ghost ブートディスクの使い方 必要なブートディスクを作成したらブートディスクを挿入してコンピュータを再起動できます これによりコンピュータが DOS で起動し Ghost.exe が起動します これで Ghost.exe を実行してバックアップ 復元 クローンができます Ghost.exe の起動について詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください

243 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 Ghost ブートディスクまたは Ghost ブートイメージ内のファイル 11-3 Ghost ブートディスクまたは Ghost ブートイメージ内のファイル ブートディスクまたはブートイメージには Ghost.exe の実行に必要な次のファイルが入っています Ghost.exe DOS で動作する Ghost の実行可能ファイルです DOS システムファイル PC-DOS が Ghost ブートディスク作成のために提供されます DOS ファイルは Ghost ブートウィザードでブートディスクを作成するときに自動的にインストールされます 選択したハードウェアにアクセスするために必要なファイルとドライバ CD-R/RW ドライバ ネットワークプロトコルファイル ネットワークインターフェースカードドライバ その他の外部記憶装置へのアクセスのためのファイルなどがあります メモ : 以前のバージョンの Ghost では CD からのイメージファイルの読み取りに MSCDEX が必要でした Ghost で CD を作成した場合 Ghost 8.0 ではこれは不要になりました Ghost 以外のユーティリティで CD を作成した場合はブートディスクまたはブートイメージに今までどおり MSCDEX が必要です ブートディスクに MS-DOS を入れる場合 Ghost ブートディスクにはデフォルトで PC-DOS が入っています ただし 一部の機種のコンピュータは PC-DOS の Ghost ブートディスクでは起動しないことがあります コンピュータが Ghost ブートディスクで起動しない場合には Ghost ブートウィザードで新しい Ghost ブートディスクを作成して Windows 95/98 の MS-DOS を入れます MS-DOS の Ghost ブートディスクを作成する前に Ghost ブートウィザードを実行するコンピュータに Windows 95/98 の MS-DOS を提供する必要があります p の MS-DOS の提供 を参照してください

244 11-4 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 Ghost ブートウィザードを開く Ghost ブートウィザードを起動するとブートディスクとブートイメージの作成を開始できます Ghost ブートウィザードを開くには Windows のスタートメニューで [ プログラム (P)] [Symantec Ghost] [Ghost ブートウィザード ] の順に選択します ブートディスクとブートイメージの作成 ブートイメージやブートディスクを作成する処理には次の機能が含まれます CD-R/RW DVD LPT USB FireWire のサポート TCP/IP ピアツーピア接続と GhostCast のネットワークサポート CD/DVD でのイメージの読み書きのサポート ネットワークドライブのマップのサポート コンソールブートパーティションのイメージの作成どのブートディスクを作成すべきかを判断するには表 11-1 を参照してください 表 11-1 ブートディスクの種類 目的 次のようにローカルでGhost.exe を使います ディスク間 パーティション間 ディスクまたはパーティションとローカルの MO ドライブ間 Ghost ブートウィザードのオプション 次のいずれかのオプションが使えます [ 標準 Ghost ブートディスク ] p.11-5 の 標準ブートディスク を参照してください [ ネットワークブートディスク ] p.11-9 の ネットワークサポート付きブートディスク を参照してください LPT ケーブル FireWire ケーブル USB ケーブルを使って 2 台のコンピュータ間でピアツーピア接続を介してクローン バックアップ 復元をします [ 標準 Ghost ブートディスク ] p.11-5 の 標準ブートディスク を参照してください

245 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 11-5 表 11-1 ブートディスクの種類 目的 2 台のコンピュータ間でネットワークサポート付きの TCP/IP ピアツーピア接続を介してクローン バックアップ 復元をします Ghost がサポートする CD/DVD ライター上の CD/DVD にイメージファイルを書き込みます p.12-1 の イメージファイルと CD/DVD ライター を参照してください Ghost がサポートしない CD-R/RW ドライブ上の CD にある Ghost イメージファイルからコンピュータを復元します このイメージファイルは Ghost を使って CD に格納したファイルではありません ブートディスクには汎用 CD ドライバが入っています CD にある Ghost イメージファイル以外のファイルにアクセスします ワークステーション上のドライブをサーバー上の共有リソースにマップし Ghost を使ってクローン バックアップ 復元をします コンソールブートパーティションをクライアントコンピュータにインストールします Ghost ブートウィザードのオプション [ ネットワークブートディスク ] p.11-9 の ネットワークサポート付きブートディスク を参照してください [ 標準 Ghost ブートディスク ] p.11-5 の 標準ブートディスク を参照してください [Ghost 付き CD/DVD 起動ディスク ] p の CD と DVD のサポート付きブートディスク を参照してください [ ドライブマップブートディスク ] p の ドライブマップのネットワークサポート付きブートディスク を参照してください [ コンソールブートパーティション ] p の コンソールブートパーティションが入ったブートイメージの作成 を参照してください 標準ブートディスク Ghost ブートウィザードで次の操作のいずれかまたは組み合わせに使えるブートディスクを作成します ローカルの操作のために Ghost.exe を実行します

246 11-6 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 Ghost がサポートする CD/DVD ライター上の媒体に Ghost イメージを直接書き込みます 媒体は CD/DVD ライターでサポートされている必要があります p.12-1 の イメージファイルと CD/DVD ライター を参照してください LPT ケーブルまたは USB ケーブルで接続した 2 台のコンピュータ上で Ghost.exe を実行します Ghost.exe を使って USB または FireWire で接続した外部記憶デバイスにバックアップ作成またはこのようなデバイスから復元をします Ghost.exe を実行するブートディスクまたは LPT/USB/FireWire ケーブルのサポート付きブートディスクを作成するには 1 Ghost ブートウィザードウィンドウで [ 標準 Ghost ブートディスク ] を選択します 2 [ 次へ (N)] をクリックします 3 次の 1 つ以上の操作をします USBピアツーピアのサポートをブートディスクに追加するには [USB サポート (U)] にチェックマークを付けます USB ピアツーピアドライバを設定するには [ 拡張 (A)] をクリックします p.11-8 の USB ピアツーピアドライバの設定 を参照してください LPTピアツーピアのサポートをブートディスクに追加するには [LPT サポート (L)] にチェックマークを付けます p.11-8 の LPT のポートまたはモードの設定 を参照してください LPT のモードまたはポートを変更するには [ 拡張 (D)] をクリックします Adaptec ASPI ドライバをブートディスクに追加するには [Adaptec ASPI ドライバを含める (S)] にチェックマークを付けます このドライバは Ghost がサポートする SCSI CD-R にイメージを直接書き込むために必要です 4 [ 次へ (N)] をクリックします 5 次のいずれかを選択します [PC-DOS を使う (P)] [MS-DOS を使う (M)] p の MS-DOS の提供 を参照してください

247 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 [ 次へ (N)] をクリックします 7 Ghost 実行可能ファイルを移動した場合または異なるバージョンの Ghost を使いたい場合には正しいパスを [Ghost.exe] フィールドに入力します Ghost.exe のデフォルトパスが [Ghost.exe] フィールドに表示されます 8 [ パラメータ (P)] フィールドに必要なコマンドラインパラメータを入力します p の ブートパッケージへのコマンドラインパラメータの追加 を参照してください 9 [ 次へ (N)] をクリックします 10 USB デバイスの制御を BIOS から Ghost に移動したい場合には [BIOS USB 制御を強制変更する (U)] にチェックマークを付けます このオプションは以前に USB サポートをブートパッケージに含めた場合は利用できません 11 [ 次へ (N)] をクリックします 12 [ フロッピーディスクドライブ (D)] フィールドで適切なドライブ名を選択します 13 [ 作成するディスクセットの数 (U)] フィールドで作成したいディスクセットの数を選択します 14 ディスク作成の前にディスクをフォーマットするには [ まずディスクをフォーマットする (F) ( 推奨 )] にチェックマークが付いていることを確認します カスタマイズされたシステムファイルを含むカスタムブートディスクを作成する場合を除いて このオプションに必ずチェックマークを付けます このオプションのチェックマークをはずすとブートディスクはブート可能になりません 15 クイックフォーマットを実行するには [ クイックフォーマット (Q)] にチェックマークが付いていることを確認します 16 [ 次へ (N)] をクリックします 17 ブートディスクの詳細を見直し ブートディスクの作成を開始するために [ 次へ (N)] をクリックします メッセージに従ってディスクをフォーマットしブートディスクセットを作成します

248 11-8 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 USB ピアツーピアドライバの設定 ブートディスクに入れる USB ピアツーピアドライバを選択できます ほとんどの場合 ドライバのデフォルトを変更する必要はありません ただし ピアツーピアを使った接続で問題が起きる場合にはその他のオプションを選択してタスクを再試行してください USB ピアツーピアドライバを選択するには 1 [USB の拡張設定 ] ダイアログボックスの [USB ドライバをロードする ] で次のいずれかを選択します [ すべてのドライバ (A)] すべての USB ピアツーピアドライバをブートディスクに入れます [UHCI ドライバ (U)] UHCI ドライバのみをブートディスクに入れます [OHCI ドライバ (O)] OHCI ドライバのみをブートディスクに入れます 2 [OK] をクリックします LPT のポートまたはモードの設定 LPT 接続のデフォルトモードは [ECP/EPP 高速 (E)] です LPT 接続で問題が起きる場合にはモードを [ 双方向 8 ビット (8)] または [ 双方向 4 ビット (4)] に設定してください 次回のブートディスク作成時にモードはデフォルトの [ECP/EPP 高速 (E)] に戻ります 複数のパラレルポートがありデフォルトのLPT1 以外のポートを経由して接続したい場合 LPT ポートオプションを使ってケーブルの接続先ポートを指定します LPT のポートまたはモードを設定するには 1 [LPT 設定 ] ダイアログボックスの [ モード ] で次のいずれかを選択します [ECP/EPP 高速 (E)] [ 双方向 8 ビット (8)] [ 双方向 4 ビット (4)] 2 [ ポート ] で次のいずれかを選択します [ デフォルト (D)] [LPT1(1)] [LPT2(2)]

249 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 11-9 [LPT3(3)] 3 [OK] をクリックします ネットワークサポート付きブートディスク GhostブートウィザードではGhostCast と TCP/IP ピアツーピア接続のネットワークサポート付きブートディスクを作成することができます この処理を開始する前に クライアントコンピュータ上にインストールされているネットワークカードの種類を調べておく必要があります マルチカードテンプレートを使う場合を除いて ネットワークカードごとにブートディスクを作成する必要があります ネットワークサポート付きブートディスクを作成するには 1 Ghostブートウィザードウィンドウで [ ネットワークブートディスク ] を選択します 2 [ 次へ (N)] をクリックします 3 クライアントコンピュータにインストールされているネットワークカードの製造元とモデルに合ったネットワークドライバを選択します p の テンプレートの設定 を参照してください 正しいドライバがリストにない場合には追加します p の Ghost ブートウィザードへのネットワークドライバの追加 を参照してください 複数のドライバをブートパッケージに追加できます p の マルチカードテンプレートとブートディスク を参照してください 4 [ 次へ (N)] をクリックします 5 次のいずれかを選択します [PC-DOS を使う (P)] [MS-DOS を使う (M)] p の MS-DOS の提供 を参照してください 6 [ 次へ (N)] をクリックします 7 Ghost をロードするブートパッケージをクライアント用に作成するには [Symantec Ghost(G)] を選択します 実行中の GhostCast サーバーに接続して クライアントとの間でイメージファイルを転送できます

250 11-10 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 Ghost.exe のデフォルトパスが [Ghost.exe] フィールドに入力されます Ghost 実行可能ファイルを移動した場合または異なるバージョンの Ghost.exe を使いたい場合には正しいパスを入力します 8 [ パラメータ (P)] フィールドに必要なコマンドラインパラメータを入力します p の ブートパッケージへのコマンドラインパラメータの追加 を参照してください 9 [ 次へ (N)] を2 回クリックします 10 次のいずれかの操作をします ネットワーク上に DHCP サーバーがある場合には [DHCP で IP 設定を割り当てる (D)] を選択します ネットワーク上に DHCP サーバーがない場合には [ 固定 IP アドレスを割り当てる (S)] を選択してこのオプションの下にあるフィールドに入力します 複数のブートディスクを作成する場合 1 つ作成するたびに固定 IP アドレスの値が増えます 11 ルーターホップ数を変更したい場合には [ ルーターのホップ数 (R)] で正しい数を選択します クライアントがいくつのルーターにわたってマルチキャストサーバーを検索するかを指定します デフォルト値の 16 では Ghost は 16 のルーターホップまでサーバーを検索できます ほとんどのネットワークではこれで十分です 12 [ 次へ (N)] をクリックします 13 [ フロッピーディスクドライブ (D)] フィールドで適切なドライブ名を選択します 14 [ 作成するディスクセットの数 (U)] フィールドで作成したいディスクセットの数を選択します 15 ディスク作成の前にディスクをフォーマットするには [ まずディスクをフォーマットする (F) ( 推奨 )] にチェックマークが付いていることを確認します カスタマイズされたシステムファイルを含むカスタムブートディスクを作成する場合を除いて このオプションに必ずチェックマークを付けます このオプションのチェックマークをはずすとブートディスクはブート可能になりません 16 クイックフォーマットを実行するには [ クイックフォーマット (Q)] にチェックマークが付いていることを確認します 17 [ 次へ (N)] をクリックします

251 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 ブートディスクの詳細を見直し ブートディスクの作成を開始するために [ 次へ (N)] をクリックします メッセージに従ってディスクをフォーマットしブートディスクセットを作成します ドライブマップのネットワークサポート付きブートディスク コンピュータがネットワークドライブにアクセスする必要がある場合には Ghost ブートウィザードを使って ドライブ名をネットワークサーバー上の共有リソースにマップするブートディスクを作成します これにより Ghost.exe のローカルオプションを使ってネットワークドライブにアクセスできます Ghost.exeはブートディスクセットにはないので ネットワークドライブから実行されます ネットワークドライブのマップをサポートするブートディスクを作成するには 1 Ghostブートウィザードウィンドウで [ ドライブマップブートディスク ] を選択します 2 [ 次へ (N)] をクリックします 3 コンピュータにインストールされているネットワークカードの製造元とモデルに合ったネットワークドライバを選択します p の テンプレートの設定 を参照してください 正しいドライバがリストにない場合には追加します p の Ghost ブートウィザードへのネットワークドライバの追加 を参照してください 複数のドライバをブートパッケージに追加できます p の マルチカードテンプレートとブートディスク を参照してください 4 [ 次へ (N)] をクリックします 5 次のいずれかを選択します [PC-DOS を使う (P)] [MS-DOS を使う (M)] p の MS-DOS の提供 を参照してください 6 MS-DOS を使う場合には [MS クライアントの取得 (C)] をクリックし Microsoft クライアントファイルを含めるために MS-DOS クライアントファイルを参照します

252 11-12 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 MS-DOS を使う場合には Microsoft DOS クライアントファイルを含める必要があります このファイルをブートパッケージに含めるには その前にコンピュータにファイルをインストールする必要があります p の MS-DOS クライアントファイルのインストール を参照してください 7 [ 次へ (N)] をクリックします 8 [ クライアントコンピュータ名 (C)] フィールドにクライアントコンピュータの名前を半角英数字で入力します ここにはフロッピーディスクからの起動後のコンピュータの名前を指定します この名前は Windows のコンピュータに指定した名前と同じにする必要はありません 複数のディスクを作成する場合は以降のディスクで名前の重複がないように コンピュータ名に数字が追加されます 9 [ ユーザー名 (U)] フィールドにブートディスクがネットワークへのログオンに使うユーザー名を半角英数字で入力します このユーザーはネットワーク上で存在する必要があり 使いたいマップしたネットワークドライブ ファイル ディレクトリに対し十分なアクセス権が必要です 10 [ ドメインまたはワークグループ (D)] フィールドにそのユーザーが所属するドメインまたはワークグループを半角英数字で入力します 11 [ ドライブ名 (L)] フィールドでマップしたドライブ経由でネットワーク共有にアクセスするためのドライブ名を選択します ドライブ名にはアルファベット順で既存のどのドライブ名よりも後の英字を選択します 12 ブートパッケージがコンピュータの起動時にドライブをマップしないようにするには [< なし >] を選択します この場合は コンピュータの起動後に DOS プロンプトでドライブをマップします 13 [ マップ先 (M)] フィールドにネットワーク共有の完全 UNC パスを入力します たとえば Boss という名前のコンピュータ上の Ghost という名前の共有フォルダにアクセスする場合 UNC パスは Boss Ghost です 14 [ 次へ (N)] をクリックします 15 次のいずれかの操作をします ネットワーク上に DHCP サーバーがある場合には [DHCP で IP 設定を割り当てる (D)] を選択します

253 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 ネットワーク上に DHCP サーバーがない場合には [ 固定 IP アドレスを割り当てる (S)] を選択してこのオプションの下にあるフィールドに入力します これらのフィールドの値についてはネットワーク管理者に問い合わせてください 16 [ 次へ (N)] をクリックします 17 [ フロッピーディスクドライブ (D)] フィールドで適切なドライブ名を選択します 18 [ 作成するディスクセットの数 (U)] フィールドで作成したいディスクの枚数を選択します 19 ディスク作成の前にディスクをフォーマットするには [ まずディスクをフォーマットする (F) ( 推奨 )] にチェックマークが付いていることを確認します カスタマイズされたシステムファイルを含むカスタムブートディスクを作成する場合を除いて このオプションに必ずチェックマークを付けます このオプションのチェックマークをはずすとブートディスクはブート可能になりません 20 クイックフォーマットを実行するには [ クイックフォーマット (Q)] にチェックマークが付いていることを確認します 21 [ 次へ (N)] をクリックします 22 ブートディスクの詳細を見直し ブートディスクの作成を開始するために [ 次へ (N)] をクリックします メッセージに従ってディスクをフォーマットしブートディスクセットを作成します CD と DVD のサポート付きブートディスク CD/DVD のサポート付きブートディスクを使うと Ghost がサポートしない CD-R/RW ドライブと DVD ドライブ上に格納されているイメージと他のファイルにアクセスできます この種類のディスクには DOS システムファイルと Ghost.exe も含まれます CD-ROM と DVD のサポート付きブートディスクを作成するには 1 Ghostブートウィザードウィンドウで [Ghost 付きCD/DVD 起動ディスク ] を選択します 2 [ 次へ (N)] をクリックします 3 次のいずれかを選択します

254 11-14 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 [PC-DOS を使う (P)] [MS-DOS を使う (M)] p の MS-DOS の提供 を参照してください 4 [ 次へ (N)] をクリックします 5 Ghost 実行可能ファイルを移動した場合または異なるバージョンの Ghost.exe を使いたい場合には正しいパスを [Ghost.exe] フィールドに入力します Ghost.exe のデフォルトパスが [Ghost.exe] フィールドに表示されます 6 [ パラメータ (P)] フィールドに必要なコマンドラインパラメータを入力します p の ブートパッケージへのコマンドラインパラメータの追加 を参照してください 7 [ 次へ (N)] をクリックします 8 USB デバイスの制御を BIOS から Ghost に移動したい場合には [BIOS USB 制御を強制変更する (U)] にチェックマークを付けます 9 [ 次へ (N)] をクリックします 10 [ フロッピーディスクドライブ (D)] フィールドで適切なドライブ名を選択します 11 [ 作成するディスクセットの数 (U)] フィールドで作成したいディスクセットの数を選択します 12 ディスク作成の前にディスクをフォーマットするには [ まずディスクをフォーマットする (F) ( 推奨 )] にチェックマークが付いていることを確認します カスタマイズされたシステムファイルを含むカスタムブートディスクを作成する場合を除いて このオプションに必ずチェックマークを付けます このオプションのチェックマークをはずすとブートディスクはブート可能になりません 13 クイックフォーマットを実行するには [ クイックフォーマット (Q)] にチェックマークが付いていることを確認します 14 [ 次へ (N)] をクリックします 15 ブートディスクの詳細を見直し ブートディスクの作成を開始するために [ 次へ (N)] をクリックします メッセージに従ってディスクをフォーマットしブートディスクセットを作成します

255 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 コンソールブートパーティションが入ったブートイメージの作成 コンソールブートパーティションが入ったイメージを作成できます このイメージをクライアントコンピュータにインストールしてコンソールによるリモート制御を可能にします p.3-3 の コンソールクライアントのインストール を参照してください コンソールブートパーティションが入ったブートイメージを作成するには 1 Ghostブートウィザードウィンドウで [ コンソールブートパーティション ] を選択します 2 [ 次へ (N)] をクリックします 3 クライアントコンピュータにインストールされているネットワークカードの製造元とモデルに合ったネットワークドライバを選択します p の テンプレートの設定 を参照してください 正しいドライバがリストにない場合には追加します p の Ghost ブートウィザードへのネットワークドライバの追加 を参照してください 複数のドライバをブートパッケージに追加できます p の マルチカードテンプレートとブートディスク を参照してください 4 [ 次へ (N)] をクリックします 5 次のいずれかを選択します [PC-DOS を使う (P)] [MS-DOS を使う (M)] p の MS-DOS の提供 を参照してください 6 [ 次へ (N)] をクリックします 7 Ghost 実行可能ファイルを移動した場合または異なるバージョンの Ghost.exe を使いたい場合には正しいパスを [Ghost.exe] フィールドに入力します Ghost.exe のデフォルトパスが [Ghost.exe] フィールドに表示されます 8 DOS 版 Ghost クライアントの実行可能ファイルを移動した場合または異なるバージョンを使いたい場合には正しいパスを [Ngctdos.exe] フィールドに入力します

256 11-16 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートディスクとブートイメージの作成 実行可能ファイルのデフォルトパスが [Ngctdos.exe] フィールドに表示されます 9 Ghost Walker の実行可能ファイルを移動した場合または異なるバージョンを使いたい場合には正しいパスを [Ghstwalk.exe] フィールドに入力します 実行可能ファイルのデフォルトパスが [Ghstwalk.exe] フィールドに入力されます 10 必要であれば [ コンピュータグループ ] にコンピュータグループフォルダを入力します コンソールクライアントがネットワーク上で初めて発見されたとき デフォルトフォルダのコンピュータグループ部分にそのアイコンが作成されます DOS コンソールクライアントのコンピュータは発見されるときにアダプタアドレスによってのみ識別されます グループフォルダを指定するとコンピュータを識別しやすくなります 11 [ 次へ (N)] をクリックします 12 次のいずれかの操作をします ネットワーク上に DHCP サーバーがある場合には [DHCP で IP 設定を割り当てる (D)] を選択します ネットワーク上に DHCP サーバーがない場合には [ 固定 IP アドレスを割り当てる (S)] を選択してこのオプションの下にあるフィールドに入力します 13 ルーターホップ数を変更したい場合には [ ルーターのホップ数 (R)] で正しい数を選択します クライアントがいくつのルーターにわたってマルチキャストサーバーを検索するかを指定します デフォルト値の 16 では Ghost は 16 のルーターホップまでサーバーを検索できます ほとんどのネットワークではこれで十分です 14 [ 次へ (N)] をクリックします 15 [ イメージファイル (I)] フィールドにイメージファイルの名前を入力します 16 [ 説明 (D)] フィールドにイメージファイルの説明を入力します 17 イメージファイルの作成を実行するには [ 次へ (N)] をクリックします 18 ブートイメージの詳細を見直し ブートイメージの作成を開始するために [ 次へ (N)] をクリックします

257 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成テンプレートの設定 テンプレートの設定 ブートディスクが正しく働くためには正しいテンプレートを選択することが重要です クライアントコンピュータ用にブートディスクを作成する場合 パッケージで起動するコンピュータにインストール済みのネットワークカードに適したテンプレートを選択する必要があります コンピュータにインストール済みのネットワークインターフェースカードを確認するには Windows 内のネットワークプロパティでドライバの名前を見つけます ブートディスクを作成するクライアントコンピュータでこの確認が必要です インストール済みのネットワークインターフェースカードの確認 Windows 98 コンピュータにインストール済みのネットワークインターフェースカードを確認するには 1 Windows のスタートメニューで [ 設定 (S)] [ コントロールパネル (C)] の順に選択します 2 [ システム ] をダブルクリックします 3 [ デバイスマネージャ ] をクリックします 4 [ ネットワークアダプタ ] を展開します インストール済みのネットワークインターフェースカードの製造元とモデルのリストが表示されます Windows NT 4 コンピュータにインストール済みのネットワークインターフェースカードを確認するには 1 Windows のスタートメニューで [ 設定 (S)] [ コントロールパネル (C)] の順に選択します 2 [ ネットワーク ] をダブルクリックします インストール済みのネットワークインターフェースカードの製造元とモデルのリストが [ アダプタ ] ページに表示されます Windows 2000 コンピュータにインストール済みのネットワークインターフェースカードを確認するには 1 Windows のスタートメニューで [ 設定 (S)] [ コントロールパネル (C)] の順に選択します 2 [ システム ] をダブルクリックします 3 [ ハードウェア ] ページで [ デバイスマネージャ (D)] をクリックします

258 11-18 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成テンプレートの設定 4 [ ネットワークアダプタ ] を展開します インストール済みのネットワークインターフェースカードの製造元とモデルのリストが表示されます Windows XP コンピュータにインストール済みのネットワークインターフェースカードを確認するには 1 Windows XP のスタートメニューで [ コントロールパネル (C)] を選択して [ システム ] をダブルクリックします 2 [ ハードウェア ] ページで [ デバイスマネージャ (D)] をクリックします 3 [ ネットワークアダプタ ] を展開します インストール済みのネットワークインターフェースカードの製造元とモデルのリストが表示されます Windows で表示されるネットワークインターフェースカードの名前は Ghost ブートウィザードの正しいテンプレートの名前と正確に一致しない場合があります たとえば Windows のリストに 3Com Fast EtherLink XL 10/100Mb TX Ethernet NIC (3C905B-TX) というカードの表示があるとします この場合はカッコ内のテキストはカードの実際のモデル番号であり Ghost ブートウィザードの 3COM 3C90X というテンプレート ( すべての 3C90 カードに使えるテンプレート ) は正しいテンプレートであることを示しています 同じテンプレートの NDIS2 ドライババージョンとパケットドライババージョンのどちらかを選択できる場合があります どちらのテンプレートも働くはずですが テンプレート間で処理効率に優劣があるかもしれません いろいろと試してみてどちらの方が最善かを確認してください コンピュータにインストール済みのネットワークインターフェースカードに適したテンプレートが Ghost ブートウィザードにない可能性があります その場合はネットワークインターフェースカードに付属のディスクまたは製造元の Web サイトからそのカードの DOS ドライバを取得し 新しいテンプレートを Ghost ブートウィザードに追加します p の Ghost ブートウィザードへのネットワークドライバの追加 を参照してください さまざまなネットワークインターフェースカードがクライアントコンピュータにインストールされている場合 マルチカードテンプレートを使うと修正なしで各コンピュータで働く単一のブートパッケージを作成できます

259 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 Ghost ブートウィザードへのネットワークドライバの追加 マルチカードテンプレートとブートディスク マルチカードテンプレートを使うと いくつもの NDIS2 ドライバが入ったブートパッケージを作成できます ブートディスクからのコンピュータの起動時に 特別なマルチカードドライバがコンピュータのハードウェアを調べて いずれかの NDIS2 ドライバを使ってインストール済みのネットワークカードにアクセスできるかどうかを確認します 単一の LAN で何種類ものモデルや製造元のネットワークカードを使うことがよくあるため マルチカードテンプレートは便利です 単一のブートディスクを作成し 修正なしですべてのクライアントコンピュータで使えます 使用上の制限についてはソフトウェア使用許諾契約を参照してください マルチカードテンプレートを作成するには 1 ネットワークインターフェースカードのウィンドウで [Multicard Template] を選択します 2 [ 次へ (N)] をクリックします 3 NDIS2 ドライバのリストで必要なドライバを選択します フロッピーディスクを作成する場合にはフロッピーディスク上の領域に制限があるため選択するドライバ数は4または5を超えない程度にします 4 ブートディスクの作成を続けるために [ 次へ (N)] をクリックします Ghost ブートウィザードへのネットワークドライバの追加 Ghost ブートウィザードには 130 を超えるネットワークインターフェースカードに対するドライバが入っています ドライバがリストにない場合には次回に必要になったときに設定済みにするためにウィザードにそのドライバを追加できます Ghost ブートウィザードへのネットワークドライバの追加を開始するには 1 ネットワークインターフェースカードのウィンドウで [ 追加 (A)] をクリックします 2 [ テンプレートの種類 ] ダイアログボックスで次のいずれかを選択します

260 11-20 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 Ghost ブートウィザードへのネットワークドライバの追加 [ パケットドライバ (P)] [NDIS2 ドライバ (N)] 多くの場合 両方のドライバがネットワークカードに付属するので 使う方のドライバを選択してください 3 [OK] をクリックします これでパケットドライバまたは NDIS2 ドライバを追加するために詳細を入力できます p の Ghost ブートウィザードへのパケットドライバの追加 を参照してください p の Ghost ブートウィザードへの NDIS2 ドライバの追加 を参照してください Ghost ブートウィザードへのパケットドライバの追加 パケットドライバは通常 Ghost をロードする前に Autoexec.bat ファイルからロードする DOS 実行可能ファイル ( 拡張子が.com または.exe のファイル ) です Ghost はパケットドライバと直接通信してネットワークカードが提供するサービスを使います Ghost ブートウィザードにパケットドライバを追加するには 1 テンプレートのプロパティウィンドウの [ パケットドライバ ] ページの [ ドライバ実行可能ファイル (D)] フィールドで [ 参照 (B)] をクリックしてパケットドライバを見つけて Ghost ブートウィザードがそのファイルを現在のテンプレートにコピーできるようにします パケットドライバは通常はネットワークカードに付属のドライバディスクに入っています ネットワークインターフェースカードに付属の元のディスクからパケットドライバをインストールする場合 そのパケットドライバは Packet または Pktdrv というディレクトリの中にあるはずです ドライバの日付により最新のドライバかどうかがわかります 2 ネットワークカードで必要な場合には [ パラメータ (P)] フィールドにコマンドラインパラメータを入力します これらのパラメータはドライバによって変わり 通常はプラグアンドプレイのネットワークカードでは省略可能です ネットワークカードに付属のマニュアルを参照してください このマニュアルは多くの場合 Readme.txt ファイル形式でドライバ自体と同じディレクトリに入っています

261 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 Ghost ブートウィザードへのネットワークドライバの追加 [ モード (M)] ドロップダウンリストで [ 自動的に選択 ] を選択して Ghost がパケットドライバの情報に基づいて最善のマルチキャストモードを判断できるようにします 自動選択のモードが働かない場合には受信モード 5 を試し それも働かない場合には受信モード 6 を試します 4 ブートパッケージの作成を続けるために [OK] をクリックします ドライバまたはプログラムをさらに追加したり 生成されるブートパッケージの Autoexec.bat ファイルと Config.sys ファイルをカスタマイズすることもできます Autoexec.bat を編集する場合にはフロッピーディスクセットの両方のディスクにある Autoexec.bat に必ず同じ変更を加えてください p の テンプレートのカスタマイズ を参照してください Ghost ブートウィザードへの NDIS2 ドライバの追加 NDIS2 ドライバは Microsoft 社のネットワーククライアントとうまく連携して働きます Ghost でも GhostCast に NDIS2 ドライバを使います NDIS2 ドライバは DOS の Config.sys ファイルからロードする DOS ドライバです Ghost ブートウィザードに NDIS2 ドライバを追加するには 1 テンプレートのプロパティウィンドウの [NDIS ドライバ ] ページで [ セットアップ (S)] をクリックします 2 NDIS2 ドライバを見つけます 多くの場合 Ghost はネットワークに合った他のパラメータを自動的に判断できます ドライバが入っているディレクトリを見つける場合は Ndis または Ndis2 という名前のフォルダを検索します DOS と OS2 のフォルダの選択肢がある場合には [DOS] を選択します ドライバの日付により最新のドライバかどうかがわかります 3 [OK] をクリックします セットアップでドライバのプロパティを入力できない場合には次のフィールドに手動で入力します [ ファイル名 (F)] NDIS2 ドライバの DOS ファイル名を入力します [ ドライバ名 (D)] ドライバの内部名を入力します ドライバの内部名は Protocol.ini 設定ファイルの生成時に使われ 必ず $ で終わる必要があります ドライバ自体と同じディレクト

262 11-22 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 Ghost ブートウィザードへのネットワークドライバの追加 リにあるサンプルのProtocol.iniファイルを読んでドライバ名を見つけます [ パラメータ (P)] Protocol.ini 設定ファイルのパラメータを入力します [ セットアップ (S)] を使ってこのページに自動的に入力する場合には調整する必要のあるパラメータが表示されます 大多数のプラグアンドプレイカードでは すべてのパラメータが省略可能なので デフォルト値を受け入れるかこのフィールドを空のままにすることができます 4 [ モード (M)] ドロップダウンリストで [ 自動的に選択 ] を選択して Ghost が NDIS ドライバの情報に基づいて最善のマルチキャストモードを判断できるようにします 自動選択のモードが働かない場合には受信モード 5 を試し それも働かない場合には受信モード 6 を試します 5 ブートパッケージの作成を続けるために [OK] をクリックします ドライバまたはプログラムをさらに追加したり 生成されるブートパッケージの Autoexec.bat ファイルと Config.sys ファイルをカスタマイズすることもできます Autoexec.bat を編集する場合にはフロッピーディスクセットの両方のディスクにある Autoexec.bat に必ず同じ変更を加えてください p の テンプレートのカスタマイズ を参照してください テンプレートのカスタマイズ コンピュータに接続したネットワークデバイスを使うには追加のドライバとプログラムが必要なことがあります たとえば 多くの USB ネットワークデバイスではそのドライバの前に USB ポート用の追加ドライバをロードする必要があります テンプレートにファイルを追加して 生成されるブートパッケージの Autoexec.bat ファイルと Config.sys ファイルをカスタマイズできます これは DOS ドライバか実行可能プログラムのいずれかですが 任意の種類のファイルを追加できます テンプレートに追加されたファイルはリストでボタンの右に表示されます Autoexec.bat を編集する場合にはフロッピーディスクセットの両方のディスクにある Autoexec.bat に必ず同じ変更を加えてください このテンプレートをマルチカードテンプレートとして使う場合にはその設定によって追加ファイルまたは修正内容が無効にされます

263 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートパッケージへのコマンドラインパラメータの追加 テンプレートを修正するには 1 テンプレートのプロパティウィンドウの [ 拡張 ] ページで必要に応じて次の操作をします [ 新規 (N)] をクリックしてテンプレートに追加するファイルを選択します 選択したファイルをリストから削除するには [ 削除 (D)] をクリックします [AUTOEXEC.BAT の追加項目 (E)] フィールドにドライバの追加 Autoexec.bat エントリを入力します エントリは Netbind.com またはパケットドライバの実行可能ファイルなどのネットワーク関連コマンドよりも前に表示されます [CONFIG.SYS の追加項目 (F)] フィールドにドライバの追加 Config.sys エントリを入力します エントリはドライバ関連デバイスよりも前に表示されるので ネットワークドライバのページで指定された主要なネットワークデバイスドライバよりも前にそのデバイスを有効にするドライバが確実にロードされます 2 ブートパッケージの作成を続けるために [OK] をクリックします ブートパッケージへのコマンドラインパラメータの追加 Ghost に特定の処理の実行を指示するためにブートパッケージにコマンドラインパラメータを入力できます 詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください コマンドラインパラメータはクライアントの種類ウィンドウで標準ブートディスク ネットワークブートディスク Ghost 付き CD/DVD 起動ディスク TCP/IP ネットワークブートイメージの作成中に追加できます 次の例にあるパラメータは test という GhostCast セッションに接続してディスクイメージを 1 つ目のドライブに復元するように Ghost に指示します

264 11-24 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成ブートパッケージへのコマンドラインパラメータの追加 -sure -rb 表 11-2 コマンドパラメータ スイッチ -sure -rb -clone 説明指定した詳細を確認する必要がありません クローン操作の後ですぐに再起動します パラメータ と dst=1 の後に続くのが GhostCast セッション名です この場合 セッション名は test です セッション名はクライアントとサーバーで一致する必要があります dst=1 は固定ディスク 1 がコピー先であることを意味します 次の例にあるパラメータは メインディスクのバックアップイメージを作成して別のドライブに保存するように Ghost に指示します -clone,mode=create,src=1,dst=d: backups maindrv.gho 表 11-3 コマンドパラメータ クローンパラメータ mode=create 説明 イメージファイルを作成します

265 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 MS-DOS の提供 表 11-3 コマンドパラメータ クローンパラメータ src=1 dst=d:\backups\maindrv.gho 説明 ドライブ 1 をコピー元ドライブとして指定します イメージをファイル D:\Backups\Maindrv.gho に保存します MS-DOS の提供 Ghost ブートウィザードのブートディスクには PC-DOS が入っています ただし PC-DOS のブートディスクでは一部のコンピュータが起動しないことがあります ブートディスクの作成時に PC-DOS の代わりに MS- DOS を追加できます コンピュータへの MS-DOS の提供 MS-DOS を使う場合にはブートディスクを作成するコンピュータに MS- DOS ファイルを提供する必要があります Windows 95/98 コンピュータでフォーマット済みの MS-DOS システムディスクを使ってブートディスクの作成中に MS-DOS ファイルをインストールできます Windows 95/98 コンピュータで MS-DOS システムディスクを作成するには 1 空 ( または消去していい ) フロッピーディスクを Windows 95/98 コンピュータのドライブAに挿入します 2 スタートメニューで [ プログラム (P)] [ エクスプローラ ] の順に選択します 3 ドライブ A ( フロッピーディスクドライブ ) を右クリックします 警告 : ドライブ C を右クリックしないでください 4 [ フォーマット (M)] を選択します 5 [ システムファイルのコピー (Y)] にチェックマークを付けます 6 ディスクをフォーマットするために [ 開始 (S)] をクリックします ブートディスクの作成中に MS-DOS をインストールまたはアンインストールできます

266 11-26 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 MS-DOS クライアントファイルのインストール MS-DOS をコンピュータにコピーするには 1 Ghost ブートウィザードを実行中のコンピュータのドライブ A にフォーマット済みフロッピーディスクを挿入します 2 DOSバージョンウィンドウで [MS-DOSの取得(G)] をクリックします 3 [OK] をクリックします MS-DOS をコンピュータから削除するには 1 DOSバージョンウィンドウで [MS-DOS を削除 (R)] をクリックします 2 [OK] をクリックします MS-DOS クライアントファイルのインストール マップしたネットワークドライブ機能と MS-DOS を使う場合には Microsoft DOS クライアントファイルが必要です このファイルをブートディスクに入れるにはその前にコンピュータにインストールする必要があります 次のファイルが必要です EMSBFR.EXE LMHOSTS NEMM.DOS NET.EXE NET.MSG NETBIND.COM NETH.MSG NETWORKS NMTSR.EXE PROTMAN.DOS PROTMAN.EXE PROTOCOL TCPDRV.DOS TCPTSR.EXE TCPUTILS.INI TINYRFC.EXE UMB.COM

267 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 DOS ブートディスクの手動による作成 IFSHLP.SYS EMM386.EXE HIMEM.SYS WFWSYS.CFG Microsoft DOS クライアントファイルをインストールするには 1 DOS バージョンウィンドウで [MS クライアントの取得 (C)] をクリックします 2 [ フォルダの参照 ] ダイアログボックスで MS-DOS LAN クライアントファイルを選択します 3 ブートパッケージの作成を続けるために [OK] をクリックします DOS ブートディスクの手動による作成 ブートディスクを手動で作成したい場合があります たとえば NetWare ブートディスクの作成 カスタムプログラムの追加 バッチファイルの追加をしたい場合です DOS クライアントブートディスクを手動で作成するには 1 オペレーティングシステムが DOS または Windows 9x の場合には空のフォーマット済みフロッピーディスクをドライブ A に挿入します 2 DOS プロンプトで次のように入力します C: >sys c: a: 3 パケットドライバインターフェースを設定します たとえば 次のコマンドを入力してネットワークインターフェースカードのパケットドライバファイルをコピーします C: >copy 3c5x9pd.com a: p の パケットドライバの設定 を参照してください 4 次のようにして Ghost.exe と Wattcp.cfg をフロッピーディスクにコピーします C: >copy progra~1 Symantec ghost ghost.exe a: C: >copy progra~1 Symantec ghost wattcp.cfg a: 5 Wattcp.cfg ファイルを編集します たとえば 次のようにします IP = NETMASK = Wattcp.cfg ファイルは TCP/IP スタック設定の詳細を格納し コンピュータの IP アドレスとサブネットマスクを指定します

268 11-28 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 DOS ブートディスクの手動による作成 パケットドライバの設定 IP とネットマスクの値についてはシステム管理者に問い合わせてください 詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください 6 Autoexec.bat 起動ファイルを編集します たとえば 次のようにします 3c5x9pd.com 0x60 ghost.exe パケットドライバのコマンドラインをAutoexec.bat ファイルに追加します 詳しくはパケットドライバのマニュアルを参照してください フロッピーディスクセットの両方のディスクにある Autoexec.batに必ず同じ変更を加えてください クローン作成処理を自動化するためにコマンドラインスイッチを Ghost.exe コマンドに追加できます 詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください 次のパケットドライバインターフェースオプションがあります ネットワークインターフェースカードに依存するパケットドライバ p の ネットワークインターフェースカードに依存するパケットドライバを設定するには を参照してください Ghost に付属の中間パケットドライバと NDIS バージョン 2.01 ドライバ NDIS バージョン 3 以上のドライバは Ghost クライアントでは動作しません p の 中間パケットドライバと NDIS 2.01 ネットワークアダプタドライバを設定するには を参照してください サードパーティのネットワークアダプタドライバと中間パケットドライバこの組み合わせはGhostCast 機能では未テストでマニュアルに記載もありません これにはOdipkt.comのようなODIベースの中間パケットドライバが含まれます パケットドライバは設定しやすく最小の設定ですみます NDIS ドライバの設定はもっと複雑です NDIS 2.01 と中間ドライバを選択するかネットワークインターフェースカード固有のパケットドライバを選択するかは利用可能性 信頼性 使いやすさ 速度によって決まります システムテストを実行することによってネットワークインターフェースカード用に最良の選択ができます つまり固有のパケットドライバか NDIS 2.01 ドライバと中間ドライバかの選択がわかります

269 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 DOS ブートディスクの手動による作成 メモ : 互換性がないため GhostCast ブートディスクの作成には Windows NT 4.0 のネットワーククライアントアドミニストレータまたは Microsoft ネットワーククライアントインストールプログラムを使わないでください ネットワークインターフェースカードに依存するパケットドライバを設定するには 1 ネットワークインターフェースカードに合ったパケットドライバを見つけます 通常 パケットドライバはネットワークインターフェースカードに付属のインストールディスク上にあるか 製造元の Web サイトからダウンロードすることもできます 2 パケットドライバをコンピュータにロードします コマンドライン引数はドライバによって多少異なります 3COM590 PCI ネットワークインターフェースカードのパケットドライバの場合 A:\> 3c59xpd.com 3COM509 ISA ネットワークインターフェースカードのパケットドライバの場合 A:\> 3c5x9pd.com 0x60 ソフトウェア割り込み 0x60 を IRQ10 と I/O 基底アドレス 0x280 で使った NE2000 互換の場合 A:\> ne2000pd.com 0x x280 ne2000pd コマンドの構文は ISA ドライバのコマンドラインの一般的な例です IRQ と I/O 基底アドレスの値はネットワークインターフェースカードに付属のセットアッププログラムを使って見つけることができます ソフトウェア割り込みは 0x60 から 0x7f の間にできます 中間パケットドライバと NDIS 2.01 ネットワークアダプタドライバを設定するには 1 ネットワークインターフェースカードに合った NDIS 2.01 ドライバを見つけます 通常 NDIS ( バージョン 2.01) ドライバはネットワークインターフェースカードに付属のインストールディスク上にあり ファイル拡張子は.dos です NDIS ( バージョン 2.01) ドライバはネットワークインターフェースカードの製造元の Web サイトからダウンロードすることもできます

270 11-30 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 DOS ブートディスクの手動による作成 2 Protocol.ini Config.sys Autoexec.bat をブートディスクにコピーして修正します いつでも編集できる基本設定ファイルが GhostCast のインストールファイルに入っています これらの設定ファイルを抽出して編集します 3 Ghost ディレクトリの \ndis ディレクトリから次のファイルをブートディスクにコピーします Protman.dos Protman.exe Netbind.com Dis_pkt.dos 4 コンピュータを再起動します これでGhostはいつでもパケットドライバインターフェースを使えるはずです 表 11-4にディレクトリまたはフロッピーディスクに入っているファイルを示します 表 11-4 必要なファイル システムファイル 設定ファイル NDIS ファイル Command.com Config.sys Dis_pkt.dos Msdos.sys ( 隠しファイル ) Autoexec.bat Netbind.com Io.sys ( 隠しファイル ) Protocol.ini Protman.dos Protman.exe *.dos 次の点に注意してください サンプルの Protocol.ini ファイル Protman.exe は NETBIND 中に使われ Autoexec.bat ファイルでは不要です *.dos はネットワークインターフェースカード固有のドライバです (ELNK3.DOS など ) [PROTMAN] drivername = PROTMAN$ [PKTDRV]

271 第 11 章 Ghost ブートウィザードを使ったブートイメージとブートディスクの作成 DOS ブートディスクの手動による作成 サンプルの Config.sys ファイル drivername = PKTDRV$ bindings = PC_CARD intvec = 0x60 chainvec = 0x66 [PC_CARD] drivername = PNPND$ [PC_CARD] モジュールの drivername はネットワークインターフェースカードに使う NDIS ドライバに合わせて変更してください たとえば 3COM509 カードを使う場合には次のように変更します drivername = ELNK3$ ネットワークインターフェースカード設定に必要な追加オプションを [PC_CARD] モジュールに入力します 必要に応じて使うネットワークインターフェースカードのマニュアルまたはサンプルの Protocol.ini を参照してください たとえば 3COM509 カードの場合には I/O 基底アドレスを次のように指定できます [PC_CARD] drivername = ELNK3$ IOADDRESS = 0x300 device=protman.dos /I:\ device=dis_pkt.dos device=pnpnd.dos 最初の行の /I: は Protocol.ini ファイルの場所を示し必須です たとえば /I:\ はルートディレクトリを指定し /I:A:\NET は A:\NET を指定します 最後の行はネットワークインターフェースカードのドライバを表します たとえば 3COM509 を使った場合 Config.sys ファイルの最後の行は次のように置き換わります device=elnk3.dos サンプルの Autoexec.bat ファイル prompt $p$g netbind NETBIND は NDIS ドライバを一緒にバインドしパケットドライバインターフェースをインストールします

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273 12 CD-R/RW と DVD-R/RW のバックアップ この章では次の項目について説明します イメージファイルと CD/DVD ライター CD/DVD ドライブへのイメージファイルの直接保存 サポートされる CD/DVD へのイメージファイルの保存 サポートされない CD/DVD ドライブへのイメージファイルの保存 イメージファイルと CD/DVD ライター Ghost がサポートする SCSI IDE FireWire USB の CD/DVD ライターでは 単一のイメージファイルを 1 枚以上の CD-R/RW や DVD-R/RW DVD+R/RW に格納できます Ghost は多数の CD ドライブと DVD ドライブをサポートします お使いのドライブがサポートされているかどうかは次の Web サイトで確認できます

274 12-2 第 12 章 CD-R/RW と DVD-R/RW のバックアップイメージファイルと CD/DVD ライター Ghost.exe で CD/DVD ライターを使う場合は ファイルを検索するウィンドウでライターをコピー先デバイスとして選択できます 各ライターは CD-Rx と示されます x は 1 から始まる番号で ライターがあれば 1 ずつ増えます たとえば 次の画面は CD ライターが使えることを示しています Ghost で SCSI CD/DVD ライターにアクセスできるようにするには DOS ASPI ドライバをインストールする必要があります Ghost ブートウィザードで Ghost ブートディスクを作成する場合には Adaptec ASPI ドライバを含める必要もあります p.11-5 の 標準ブートディスク を参照してください Ghost は 2000 年以降に製造されたほとんどの SCSI ライターと IDE ライターで動作します 古いモデルでは動作しないこともあります CD/DVD ライターに利用可能な最新のファームウェアを使ってください IDE の CD/DVD ライターはセカンダリ IDE コントローラにマウントされた場合には最適の動作を示します Ghost でテスト済みの CD/DVD ライターのリストが次に示すシマンテック社のサービスとサポートの Web サイトで参照できます 表 12-1にCD/DVDドライブとその媒体にGhostが行う処理を示します 表 12-1 CD/DVD 媒体 ドライブの種類 CD-R CD-RW Ghost が行う処理 なし 新しいデータを書き込む前に既存のデータの消去を確認するメッセージを表示します

275 第 12 章 CD-R/RW と DVD-R/RW のバックアップ CD/DVD ドライブへのイメージファイルの直接保存 12-3 表 12-1 CD/DVD 媒体 ドライブの種類 DVD-R DVD-RW DVD+R DVD+RW Ghost が行う処理 なし 新しいデータを書き込む前に既存のデータの消去を確認するメッセージを表示します なし 既存のデータの上書きを確認するメッセージを表示します CD/DVD 上にイメージを作成する場合 CD/DVD をブート可能にできます Ghost.exe でイメージを作成する場合には Ghost ブートウィザードで作成した標準ブートディスクが CD/DVD をブート可能にするために必要です p.11-5 の 標準ブートディスク を参照してください CD/DVD ドライブへのイメージファイルの直接保存 イメージファイルは CD または DVD に直接保存できます CD/DVD をブート可能にすることもできます イメージファイルを CD-R/RW または DVD-R/RW に直接書き込む場合には次の点に注意してください CD/DVD ドライブは Ghost と互換性が必要です 必要に応じて Ghost は CD-R/RW ディスクを自動的に分割します スパンスイッチを使う必要はありません p.13-3 の イメージファイルとボリュームスパン を参照してください Ghost でサポートされない CD-R/RW ドライブの場合に 1 枚の CD に収まらない大きさのイメージファイルがあるときにもそのイメージファイルを CD に保存できます p.12-5 の サポートされない CD/DVD ドライブへのイメージファイルの保存 を参照してください CD-RW または DVD-RW にデータが入っている場合にはデータを消去したいかどうかを確認するメッセージが表示されます

276 12-4 第 12 章 CD-R/RW と DVD-R/RW のバックアップサポートされる CD/DVD へのイメージファイルの保存 サポートされる CD/DVD へのイメージファイルの保存 サポートされる CD/DVD にイメージファイルを保存してブート可能にする処理は次の 3 段階の処理で構成されます Ghost ブートディスクセットの作成 コンピュータの起動 イメージファイルの作成と保存イメージファイルを CD/DVD に直接書き込む場合には次の点に注意してください Ghost ブートディスクの作成 コンピュータの起動 CD/DVD ドライブは Ghost と互換性が必要です 必要に応じて Ghost は自動的に CD/DVD ディスクを分割します スパンスイッチを使う必要はありません イメージファイルを CD/DVD に直接書き込むにはコンピュータの起動用に適切なドライバが入っているブートディスクセットが必要です Ghost ブートウィザードで [Ghost 付き CD/DVD 起動ディスク ] オプションを使ってブートディスクを作成します これで Ghost 実行可能ファイルと DOS システムファイル CD/DVD ドライバが入ったブートディスクセットが作成されます p の CD と DVD のサポート付きブートディスク を参照してください ブートディスクセットの 1 枚目をコンピュータのフロッピーディスクドライブに挿入してコンピュータを再起動します イメージファイルの作成と保存 メッセージが表示されたらブートディスクセットの 2 枚目を挿入してコンピュータのイメージを作成します そのときコピー先ドライブとして CD/DVD ドライブを選択します イメージファイルの作成について詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください

277 第 12 章 CD-R/RW と DVD-R/RW のバックアップサポートされない CD/DVD ドライブへのイメージファイルの保存 12-5 Ghost でイメージファイルの作成中に CD をブート可能にできます CD をブート可能にするには画面の指示に従って操作します 必要なファイルが要求されたら 1 枚目のブートディスクをコンピュータのフロッピーディスクドライブに挿入します Ghost を CD/DVD にコピーしたいかどうかを確認するメッセージが表示されたら 2 枚目のブートディスクを挿入して画面の指示に従って操作します サポートされない CD/DVD ドライブへのイメージファイルの保存 すべての CD/DVD ドライブが Ghost でサポートされるわけではありません お使いのドライブがサポートされていない場合にはイメージファイルを作成してから他社のソフトウェアを使ってそのイメージファイルを CD/DVD に書き込めます サポートされないドライブの場合に 1 枚のディスクに収まらない大きさのイメージファイルがあるときにもそのイメージファイルを CD/DVD に保存できます サポートされない CD/DVD ドライブにイメージファイルを保存する方法には次の 2 通りがあります バックアップ中にイメージファイルを分割する p.12-6 の バックアップ中のイメージファイルの分割 を参照してください 作成後にイメージファイルを分割する最初にイメージファイルを別のパーティションまたはハードディスクに保存してから CD/DVD レコーディングソフトウェアを使って CD/DVD ディスクにコピーします イメージファイルをCDに保存するにはCD 上に収まるファイルにイメージファイルを分割する必要があります イメージは 620MB 未満のファイルに分割してください こうすると必要になるかもしれない追加のファイルまたは CD の容量の違いのためのスペースが CD 上に残ります メモ : 一部の CD/DVD ライターではドライブであるかのように CD/DVD に直接書き込めます これは Ghost ではサポートされていません 他社のソフトウェアを使ってCDに書き込む方法について詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください

278 12-6 第 12 章 CD-R/RW と DVD-R/RW のバックアップサポートされない CD/DVD ドライブへのイメージファイルの保存 バックアップ中のイメージファイルの分割 作成中にイメージファイルを分割するには DOS のコマンドラインで -split スイッチと -autoname スイッチを使って Ghost を実行します バックアップ中にイメージファイルを分割するには 1 次のように -split スイッチと -auto スイッチを使って Ghost.exe を起動します a: ghost.exe -split=600 -auto 2 イメージファイルを作成して保存します この例にある -split スイッチはすべての 1 セグメントでイメージサイズを最高 600MB に制限します -auto スイッチは各セグメントに連番で名前を付けます 詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください

279 13 イメージファイルとイメージディスクの Ghost サポート この章では次の項目について説明します Ghost イメージファイルについて イメージファイルと圧縮 イメージファイルと CRC32 イメージファイルとボリュームスパン イメージファイルとテープドライブ Windows 2000/XP でのダイナミックディスク ハイバネーションファイルとスワップファイル サーバーのバックアップの作成または移行 Ghost イメージファイルについて イメージファイルは Ghost 実行可能ファイル GhostCast Ghost コンソールのいずれかを使って作成できます Ghost で作成したイメージファイルはデフォルトで拡張子.gho または.ghs が付きます このイメージファイルはディスク全体またはディスクのパーティションを格納します イメージファイルは次の内容をサポートします 各種の圧縮レベル

280 13-2 第 13 章イメージファイルとイメージディスクの Ghost サポートイメージファイルと圧縮 CRC32 のデータ整合性検査 媒体ファイルの分割 ボリュームにまたがるスパン Ghost イメージにはディスク上の実際のデータのみ格納されます データが 600MB のみの 9GB ドライブの場合 Ghost イメージは約 600MB で 圧縮を使うとそれより小さくなります イメージファイル用に付属するユーティリティの Ghost エクスプローラを使えば ディスクまたはパーティションの全体を復元しないでイメージファイルから個々のファイルを選択して回復できます イメージファイルと圧縮 Ghost で作成したイメージファイルはいくつものデータ圧縮レベルをサポートします Ghost が対話型モードの場合には 3 つの圧縮オプション ( なし 高速 高圧縮 ) を利用できます Ghost コマンドラインスイッチの -z では 9 つの圧縮レベルを利用できます コマンドラインスイッチについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください 原則として圧縮率が高いほど Ghost の動作は遅くなります ただし データ転送のボトルネックがある場合には圧縮によって速度が向上する可能性があります ローカルディスク上にイメージファイルを作成する場合 高圧縮と圧縮なしとでは速度が大きく変わります ネットワーク接続では 高速圧縮は圧縮なしと同じ程度かそれ以上に高速になります パラレルケーブルによる転送はケーブルで送信するバイト数が少なくてすむため高圧縮は圧縮なしよりも高速になることがよくあります 高圧縮イメージファイルの圧縮解除は元の圧縮よりも高速です 選択する圧縮レベルは個々の必要条件によって決まります ネットワーク上での処理効率 Ghost のメリットの 1 つは速度です コンピュータの台数が 10 台でも 100 台でも Windows XP のようなオペレーティングシステムのインストールにかかる時間は分単位です 多くの要因が処理効率に影響します いろいろな方法で Ghost が最適に動作しているかどうかを判断します ネットワーク上で Ghost を使う場合には高速圧縮オプションを使います ディスク容量に余裕がない場合にはもっと高い圧縮を使えますが 速度が影響を受ける可能性があります ネットワーク上の最速の処理効率は通常 GhostCast で達成されます

281 第 13 章イメージファイルとイメージディスクの Ghost サポートイメージファイルとボリュームスパン Mbps の Ethernet ネットワークを使うと 毎分 25 ~ 60MB のサーバー速度が一般的です 次の要因がこの範囲に影響します 最新ドライバの使用 LAN トラフィック ネットワークの HUB またはスイッチの選択 ( 種類とモデルなど ) 圧縮 100Mbps の Ethernet ネットワーク上では 理想的な状態で毎分 80~300MB を達成できます この速度はコンピュータのハードウェアと LAN の処理効率の影響を受けます 高速化したコンピュータ NIC ハードディスクでは より高い処理効率が達成されます イメージファイルと CRC32 CRC は Cyclic Redundancy Check の略で巡回冗長検査を意味し データエラーの有無を調べる技法です CRC はイメージファイルに書き込まれた元のデータがディスクのデータと同じになるように保証します CRC32 は CRC で 32 ビット値を使ってエラー検査情報を格納します イメージファイルを作成する場合 ディスクへの復元中にイメージファイルの破損が検出されるように CRC32 の詳細がファイルに埋め込まれます 現在 CRC32 は FAT パーティションではファイル単位 NTFS パーティションではボリューム単位で含まれます イメージファイルのエラー検出以外に CRC の値はイメージファイルとパーティションまたはディスクが同じであるかどうかを検証するために使われます これにより通常のイメージ検査中に見逃されることがある不良セクタへの書き込みとその他のドライブ異常を検出する追加の方法が得られます コマンドラインスイッチ -CRC32 を使うと CRC の値と関連付けされたファイル属性の入ったテキストファイルを作成できます 詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください イメージファイルとボリュームスパン イメージは単一のファイルに格納することも 複数のファイルにまたがるように分割することもできます

282 13-4 第 13 章イメージファイルとイメージディスクの Ghost サポートイメージファイルとボリュームスパン 標準イメージファイル 標準イメージファイルはディスク全体または必要なパーティションの内容が入った単一のファイルで構成されます この種類のイメージファイルはシステム設定を後で復元できるようにサーバーのネットワークドライブ上に格納する場合や イメージファイル全体を保持できる十分な大きさのボリュームがあるその他のハードディスクドライブやテープドライブ上にシステム設定を格納する場合に使います イメージファイルサイズの制限 デフォルトの ( 最大 ) イメージファイルセグメントサイズは 2GB です ただし サイズ制限のマルチセグメントイメージファイルを使うと 2GB より大きいディスクまたはパーティションのイメージを取り込めます サイズ制限のイメージファイル スパンイメージファイル 標準イメージファイルにすることが現実的でない状況があります Ghost はユーザーが指定したサイズに限定した ( スパンとも呼ばれる ) セグメントにイメージファイルを分割できます たとえば ネットワークドライブ上に作成するファイルのサイズを 100MB に制限して今後簡単に転送できるようにしたい場合があります このイメージファイルをよく使うのは後で CD に転送するためにスパンサイズを 620MB に制限する場合です スパンイメージファイルはサイズ制限のイメージファイルに似ています イメージの保存先である媒体の実際のボリュームサイズによってイメージファイルの各セグメントファイル ( スパン ) が制限される点が違います ドライブとファイル名はユーザーが指定でき 残りのデータを保存する別のボリュームまたは場所を要求するタイミングは Ghost で指定できます これは MO LS120 スーパーディスク その他の種類のドライブを使う場合に非常に役立ちます スパンはローカルで実行する必要があります ピアツーピア接続 (LPT USB TCP/IP GhostCast) でスパンをしようとすると ディスクがいっぱいであることを示すエラーメッセージが表示されます ただし 分割はすべての状況で使えます Ghost では複数ボリュームにまたがるときにスパンのサイズを制限してどのスパンも最大サイズを超えないようにもできます p.14-6 の スパンファイルサイズの設定 を参照してください

283 第 13 章イメージファイルとイメージディスクの Ghost サポートイメージファイルとボリュームスパン 13-5 すべてのイメージファイルについてコピー先ボリュームを選択する場合の唯一の制約はコピー先ボリュームがコピー元の選択の一部であってはいけないという点だけです たとえば ディスクまたはパーティションをイメージに入れる場合 そのコピー元ディスクまたはコピー元パーティションにコピー先ボリュームがあってはいけません スパンファイルの名前は Microsoft 社のアプリケーションガイドラインに従い 次のようになります 最初のファイル : Filename.gho 2 番目のファイル : Filen001.ghs 3 番目のファイル : Filen002.ghs -cns スイッチにより別の命名標準を使って 次のようにすることもできます 最初のファイル : Filename.gho 2 番目のファイル : Filename 番目のファイル : Filename.002 -cns スイッチについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください 複数ボリュームにまたがるスパンとスパンサイズの制限 ディスクまたはパーティションからイメージファイルを作成するとき コピー先ドライブでそのイメージファイルを格納する領域が不足することがあります そのような場合には警告され スパンを有効にするかどうかが質問されます イメージが収まるかどうかを判断する場合 Ghost は圧縮によってイメージのサイズが 3 分の 1 ほど減ると想定します または -span と -split のコマンドラインスイッチを使ってイメージファイルサイズの制限を使うように Ghost を設定できます コマンドラインスイッチについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください イメージファイルにディスク内容を保存する前にコピー元とコピー先の詳細が表示され 取り消す機会が与えられます デフォルトでは取り消します 処理が始まると コピー先ボリュームがいっぱいになるまでイメージファイルの作成が継続します MO ディスクへのスパンを開始したときに 3.0GB のドライブを MO ディスクでスパンしたい場合には MO ディスク上で続行するように選択できます 異なる形式の媒体にまたがるようにしたい場合にはスパンの最初

284 13-6 第 13 章イメージファイルとイメージディスクの Ghost サポートイメージファイルとテープドライブ の部分が完了したときに異なる種類を選択できます CD/DVD 媒体は MO ディスクまたはハードディスクなどの他の種類の媒体と一緒に使えません スパンイメージからの復元 メモ : スパンセグメントを保存する場所とセグメントファイル名をメモしておいてください 選択した場所とファイル名が Ghost によって記録されることはありません パーティションについての情報はイメージファイルの先頭に格納されます この情報は Ghost 処理の最後に更新されます そのとき スパンセットの 1 つ目のディスクを再び挿入するように要求されることがあります イメージからの復元のときに Ghost はスパンセットの 1 つ目のディスクと以降のボリュームを要求します スパンイメージファイルからディスクまたはパーティションを復元する場合の処理は未スパンイメージファイルから復元する場合と同じです ただし スパンイメージファイルの復元中にイメージファイルスパンの場所が要求されます スパンセグメントの場所とファイル名を覚えておく必要があります 同じ形式の媒体上で続行できます たとえば 当初のスパン MO ディスクから 3.0GBのドライブを復元したい場合にはディスクを交換して MO ディスクから続行できます または 異なる種類の媒体から復元することもできます 次のスパンが見つかると Ghost は確認メッセージの表示なしでスパンイメージを自動的に復元します イメージファイルとテープドライブ Ghost はテープドライブをサポートするので単一のイメージファイルをテープ上に格納できます イメージをテープ上に書き込む場合 Ghost.exe は関連付けされたファイルシステムを使いません つまり 別の記憶ドライブであるかのようにドライブ名でテープにアクセスすることはできません Ghost では複数のテープにまたがることはサポートされません Ghost.exe でテープドライブを使う場合は ファイルを検索するウィンドウでテープドライブをコピー元またはコピー先のデバイスとして選択できます 各テープデバイスは MTx と示されます x は 0 から始まる番号

285 第 13 章イメージファイルとイメージディスクの Ghost サポート Windows 2000/XP でのダイナミックディスク 13-7 で ドライブがあれば 1 ずつ増えます たとえば 次の画面はテープドライブ MT0 が使えることを示しています Ghost.exe で SCSI テープドライブにアクセスできるようにするには 使う前に DOS ASPI ドライバをインストールする必要があります p.11-5 の 標準ブートディスク を参照してください Ghost.exe はデフォルトモードでほとんどのテープデバイスと正常に動作します 古い形式のテープデバイスや信頼性の低いテープを使った場合 状況によっては Ghost.exe を低速にするように設定するか または Ghost.exe によるテープデバイスの使い方を変更しなければならないことがあります コマンドラインスイッチについて詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください メモ : Ghost エクスプローラはテープ上に格納されたイメージにアクセスできません Windows 2000/XP でのダイナミックディスク Ghost ではダイナミックディスクの単純なボリュームまたはミラー化ボリュームのバックアップ 復元 クローンができます スパンボリューム ストライプ化ボリューム RAID-5 ボリュームは Ghost ではサポートされません ダイナミックディスクセットにあるディスク上のパーティションのイメージのバックアップをイメージファイルに作成できます ディスクのバックアップを作成した場合にはディスク上で Ghost が

286 13-8 第 13 章イメージファイルとイメージディスクの Ghost サポート Windows 2000/XP でのダイナミックディスク サポートするすべてのパーティションのみのバックアップがイメージファイルに作成されます ダイナミックディスクをサポートする操作は次のとおりです パーティション間クローン パーティションからイメージへのクローン ディスク間クローン ディスクからイメージへのクローン イメージ検査 ディスク検査 CRC32 CRC32 検証ダイナミックディスクのイメージは基本ディスクにのみ復元でき ダイナミックディスクにはできません イメージファイルを基本ディスクに復元した後で Windows 2000 のディスクマネージャを使ってディスクをダイナミックディスクに変換できます ダイナミックディスクを削除するには GDisk を使います gdisk /mbr /wipe スイッチを使ってすべてのパーティションをディスクから削除します この方法はディスク上のすべてのデータを破壊します GDisk について詳しくは Ghost リファレンスガイド を参照してください -ia (image all) スイッチを使う場合もダイナミックディスクのディスクイメージを取り込めます -ia スイッチはセクタ単位でディスク全体をコピーします イメージの復元先にするディスクはすべての点でコピー元ディスクと同じである必要があります この機能はバックアップの作成にのみ役立ちます -ia を使って作成したイメージを異なる構造のドライブに復元した場合 Windows 2000 はダイナミックディスクを解釈できません ダイナミックディスクの -ia ディスクイメージを SCSI ハードディスクドライブに復元して Destination drive too small というメッセージが表示される場合には SCSI カード用の ASPI ドライバをロードする必要があります ASPI ドライバがないと SCSI ドライブの正しいサイズを検出するとは限りません そのため Ghost はドライブがそのイメージを保持できる大きさであるかどうかを判別できません

287 第 13 章イメージファイルとイメージディスクの Ghost サポートハイバネーションファイルとスワップファイル 13-9 メモ : -ia スイッチは時間がかかりイメージファイルが非常に大きくなるため注意して使ってください ハイバネーションファイルとスワップファイル イメージファイルまたはクローンの作成時に Ghost はハイバネーションファイルとスワップファイルを含みません これらのファイルは 1 回の Windows セッションのみで有効で イメージファイルはこれらのファイルを含んでいると非常に大きくなります Ghost はこれらのファイルをスキップするために次のようにファイルシステムの種類によって異なる方法を実装します FAT ファイルシステムの場合 これらのファイルはイメージファイルにもコピー先ディスクにも含まれません NTFS ファイルシステムの場合 これらのファイルと同じ名前のファイルがイメージファイルまたはコピー先ディスクに作成されますが ファイルの内容はコピーされません 次のファイルはすべてのファイルシステムでスキップされます 386Spart.par Amizvsus.pmf Dos data.sf Ghost.dta Hiberfil.sys Hibrn8.dat Hybern8 Navsysl.dat Navsysr.dat Pagefile.sys Pm_hiber.bin Save2dsk.bin Saveto.dsk Spart.par Swapper.dat

288 13-10 第 13 章イメージファイルとイメージディスクの Ghost サポートサーバーのバックアップの作成または移行 Toshiber.dat Virtpart.bin Win386.swp サーバーのバックアップの作成または移行 SID と設定の問題の解消 Ghost を使ってサーバーのバックアップの作成または移行ができます ただし Ghost を使って複数のコンピュータにサーバーのイメージをロールアウトすることはお勧めしません サーバーのイメージをロールアウトする場合にはセキュリティ識別子 (SID) と設定の問題を解消する必要があります サーバーのバックアップを作成する場合 SID の変更は不要で バックアップの作成後にコンピュータのハードウェアに変更がなければ操作は正常に終了します ハードウェアに変更があるとバックアップの復元後にコンピュータが起動しない可能性があります サーバーを移行する場合 SID の変更は不要で コピー元とコピー先のハードディスクドライブまたはコンピュータでハードウェアが同じであれば操作は正常に終了します コピー元とコピー先のサーバーが 2 つのまったく異なるネットワークにログオンし 2 台のサーバーがネットワーク上で互いに認識できない場合 サーバーのクローンを作成できます コピー元とコピー先のコンピュータでハードウェアが同じである必要があります SID に関する項目のほかに Windows はサーバーごとに重複のない多数の設定を維持します たとえば DNS と DHCP のどちらを選択するかにより サーバーの起動が可能かどうか または特定のネットワークでそのコンピュータのログオンまたは認識が可能かどうかに影響します Ghost ではこれは自動的には設定されません これらの設定は手動で変更する必要があります 詳しくは Windows とネットワークのマニュアルを参照してください

289 14 Ghost エクスプローラを使ったイメージファイルの内容の修正 この章では次の項目について説明します Ghost エクスプローラについて イメージファイルの表示 ファイルの起動 イメージファイルからのファイルまたはディレクトリの抽出 イメージファイルの修正 イメージファイルの内容のリスト スパンファイルサイズの設定 イメージファイルの分割 イメージファイルのコンパイル イメージファイルのバージョン検査 コマンドラインからの Ghost エクスプローラの使い方 Ghost エクスプローラについて Ghost エクスプローラユーティリティを使ってイメージファイルのファイルを表示 変更 追加 抽出することができます

290 14-2 第 14 章 Ghost エクスプローラを使ったイメージファイルの内容の修正 Ghost エクスプローラについて メモ : イメージファイルが NTFS パーティションから作成されている場合にはイメージファイルのファイルを表示したり抽出したりできます イメージファイルにファイルを追加したりそこからファイルを削除することはできません Ghost エクスプローラでは次の操作ができます イメージファイルの内容を表示して イメージファイル内にあるファイルのリストを保存する イメージファイルからファイルまたはディレクトリを抽出する イメージファイルからまたはその内部でファイルを追加 移動 コピー 削除 起動する ドラッグアンドドロップとカットアンドペーストの機能を使って Windows エクスプローラからイメージファイルにファイルとディレクトリを追加する スパンサイズを設定する イメージファイルの説明を追加する Ghost エクスプローラは次のパーティションの種類をサポートします FAT12 FAT16 FAT32 NTFS ( 読み取りのみ ) Linux Ext2/3 Ghost エクスプローラの使い方 Ghost エクスプローラを開くには Windows のスタートメニューで [ プログラム (P)] [Symantec Ghost] [Ghost エクスプローラ ] の順に選択します ファイルコマンドのリストを表示するには ファイルコマンドのリストを表示するには Ghost エクスプローラでファイルまたはディレクトリを右クリックします

291 第 14 章 Ghost エクスプローラを使ったイメージファイルの内容の修正ファイルの起動 14-3 イメージファイルの表示 パーティション ディレクトリ ファイルの詳細など イメージファイルの内容を表示できます イメージファイルを表示するには 1 Ghost エクスプローラを開きます p.14-2 の Ghost エクスプローラを開くには を参照してください 2 ファイルメニューで [ 開く (O)] を選択します 3 イメージファイルを選択します 4 [ 開く (O)] をクリックします 5 イメージファイルのプロパティを表示するには ファイルメニューで [ プロパティ (P)] を選択します ファイルの起動 ファイルを起動できるのは右ペインでファイルを選択した場合のみです Ghost エクスプローラはファイルを一時ディレクトリに復元してそれを開こうと試みます 実行可能プログラムの場合には実行されます データファイルの場合にはそのファイルの種類に関連付けされているアプリケーションがインストールされていればそのアプリケーションが起動してデータファイルが開きます

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