が必要であるということが示唆されている (10) このことは高齢者に対しても当てはまり 筋力トレーニングは ADLの向上に寄与するとともに 代謝機能を向上させ 心身ともに健康で豊かな生活を営むのに有効であることが示唆されている (7) そこでストレッチング ベンチステップ運動 筋力トレーニングを組み

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1 C NSCA JAPAN Volume 17, Number 8, pages 事例報告 この 事例報告 は投稿による原稿であり NSCA ジャパン編集委員会の査読を経て掲載されています 複合トレーニングが高齢女性の運動機能に及ぼす影響 谷ノ口昭太郎, 竹内昌平, 黒田嘉紀 宮崎大学医学部社会医学講座公衆衛生学教室 抄録本研究は ストレッチング ベンチステップ運動 筋力トレーニングを組み合わせた複合トレーニングが高齢女性の運動機能に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした 対象は 宮崎県下某自治体主催の運動教室に参加し 研究参加に同意を得た64 歳 ~ 89 歳の高齢女性 104 名とした 対象者は全 10 回の運動教室に週 1 回の頻度で参加し ストレッチング ベンチステップ運動 筋力トレーニングを行い その効果評価のため 初回と最終回に運動機能測定を行った 測定項目は厚生労働省の 運動器の機能向上マニュアル に従い 握力 開眼片脚立ち タイムアップ & ゴー 10m 最大歩行速度とし 加えて体力要素をより詳細に比較するためにファンクショナルリーチ ツーステップテスト 長座立ち上がりの測定を行った 運動教室参加前後でタイムアップ & ゴー ファンクショナルリーチ 2ステップ歩幅において有意な改善が認められた 安全に容易に行えるストレッチング ベンチステップ運動 筋力ト レーニングで構成される複合トレーニングは 高齢者の敏捷性 バランスおよび下肢の関節可動域の改善に有効という結果を得た Ⅰ. 緒言わが国の高齢者人口は2014 年には全人口の26.0 % に達し (21) 国民の約 4 人に1 人が65 歳以上という超高齢社会の到来が予測されている こうした社会状況の中 国民医療費は33 兆円を超え (16) 医療費抑制が国政の最優先課題の一つとして位置づけられている そのための政策として高齢者が要介護状態になること ならびに介護度が悪化することを予防する目的で 平成 18 年度から地域支援事業および予防給付が介護保険制度に導入され (17) 運動教室が各自治体で盛んに行われている しかし 高齢者は肉体的疲労からの回復能力が若年者と比べて低下していると考えられ 適切な負荷 トレーニング量 そしてトレーニング頻度の決定が困難であると推測される 高齢者でも安全に行えるトレーニン グの中にストレッチングとベンチステップ運動 そして筋力トレーニングがある ストレッチングは筋温を高め関節可動域を改善し (1) 筋や腱の弾性を高めて傷害発生率を抑えるのに効果があることが示されている (4,8) 一方 ベンチステップ運動は 高齢者や壮年者において有酸素性作業能や脚伸展パワー 静的バランス能力を改善させることが示されている (2,11,20) また 通常のウォーキング運動と比べると ベンチステップ運動は大腿前面の下肢筋放電量が高いことが示されており (14) さらに運動強度を多変数 ( ステップ台の高さ テンポ 運動時間 ) で制御できるためプログラムデザインの幅が広がるという特徴がある 筋力トレーニングは高齢者においても筋量 筋力 パワー 骨密度等の増加に効果があることが示されており (9) 高齢者に対する適切な運動様式の一つとしてさまざまな運動教室で採用されている 近年 筋力トレーニングによって筋力が改善されると神経系機能も改善することが示唆され 日常生活動作 (ADL) の改善には筋力トレーニング 10 October 2010 Volume 17 Number 8

2 が必要であるということが示唆されている (10) このことは高齢者に対しても当てはまり 筋力トレーニングは ADLの向上に寄与するとともに 代謝機能を向上させ 心身ともに健康で豊かな生活を営むのに有効であることが示唆されている (7) そこでストレッチング ベンチステップ運動 筋力トレーニングを組み合わせた複合トレーニングは高齢者の運動教室のメニューとして適切なものであると考えられるが これらの複合トレーニングがどのように高齢者の運動機能を改善し ひいてはADLの向上につながっているかを調査した研究は少ない 我々は 某自治体の協力を得て 高齢女性を対象に定期的に複合トレーニングを指導し 運動機能 特に日常生活動作 (ADL) に関係する運動機能指標にどのような影響を及ぼすかを検討した Ⅱ. 研究方法この研究は 事前に宮崎大学医学部倫理委員会により研究の内容や倫理面に関する承認を得た上で行った 1. 対象宮崎県下某自治体が2008 年度に行った 介護予防を目的とした運動教室に参加した女性のうち この研究に参加の同意を示した一般高齢者 29 名および特定高齢者 75 名 合計 104 名を分析の対象とした ( 平均年齢 ± 標準偏差 74.7±5.8 歳 ) 運動教室への参加条件として下記 3つを設け 保健師による事前の面談により対象者をスクリーニングした 1) 介護を必要としない ( 介護サービスを受けていない ) 2) 認知障害がない 3) 運動が危険因子となる疾病 ( 心疾患等 ) を有していない 2. 運動教室の内容対象者は3ヵ月間 全 10 回の運動教室に週 1 回の頻度で参加し 初回と最終回に運動機能測定を行った 運動教室における指導内容は 15 分間のストレッチング 3~ 10 分間のベンチステップ運動 20 分間の筋力トレーニングとした これらの運動は約 20 名程度の集団に対して1 人の運動指導者 1 人の補助指導者を配置して行われた 1) ストレッチングストレッチングは高齢者の安全性を考慮し すべての種目を座位で行えるスタティックストレッチングで構成した 全身を胸背部 肩甲帯 体幹部 股関節周囲部 大腿部 下腿部の6つに分け 全 10 種目のストレッチングを行った ストレッチングにおける姿勢保持時間は10 秒程度 (13) とし 約 5 秒間の小休止をはさみながら2~3 回繰り返し行った ストレッチングの強さは各対象者の判断に委ね 無理のない範囲で行った 実施したストレッチングを写真 1 ~ 10に示す 2) ベンチステップ運動ベンチステップ運動については事前の体力評価を基に ステップ台の高さ 10 ~ 15cm テンポ 80 ~ 90BPM 運動時間 3~ 10 分 の 3つを個別に設定し 運動強度が主観的運動強度 RPE(3)=13( ややきつい ) を超えないように管理しながら行った ( 内は最小値および最大値を示す ) また 動作に不安定性がみられ 転倒の危険があると判断された対象者は 運動実施時に補助手すりを設けて安全性の確保に努めた 3) 筋力トレーニング筋力トレーニングは椅座位でスカピュラアダクション ( 肩甲骨内転 ) ヒップフレクション ( 股関節屈曲 ) レッグエクステンション ( 膝関節伸展 ) ヒップアダクション( 股関節内転 ) の4 種目を行い 仰臥位でヒップリフト ( 股関節伸展 ) 立位でクォータースクワット ( 股関節 膝関節伸展 ) の合計 6 種目を各 10 回 1セットずつ行った ヒップアダクションにおいてのみミニボールを負荷抵抗として用い それ以外の種目では特別な器具は使用しなかった 動作テンポはコンセントリック局面 エキセントリック局面をそれぞれ4 秒間かけ またアイソメトリック局面に1 秒間かけて行い 1 レップあたり9 秒間かけて行った 種目間の休憩は1 分間とした 運動強度は各対象者の判断に委ね 無理のない範囲内で行った 実施した筋力トレーニングを写真 11 ~ 16に示す 3. 調査項目運動機能測定項目は 厚生労働省の 運動器の機能向上マニュアル (17) に沿って握力 開眼片脚立ち タイムアップ & ゴー 10m 最大歩行速度とした 体力要素をより詳細に調査するために ファンクショナルリーチ (5) ツーステップテスト (22) 長座立ち上がり (19) の測定を加えた 1) 握力上肢の静的筋力を代表する尺度として 握力測定を竹井機器製スメドレー式デジタル握力計 (T.K.K5401) を用いて行った 立位姿勢で上肢は下垂位 左右各 2 回ずつ測定し 平均値を測定値とした 握り幅は示指のPIP 関節が90 度屈曲位となる開始姿勢としたが 対象者自身による握り幅の若干の修正を許可した 適切な立位姿勢を保持し 極端な反動動作を許容しない状態で測定を行った C National Strength and Conditioning Association Japan 11

3 写真 1 胸部写真 2 背部写真 3 体側写真 4 肩甲帯 写真 5 体幹写真 6 殿部写真 7 大腿後面写真 8 内転筋群 写真 9 大腿前面写真 10 下腿後面 12 October 2010 Volume 17 Number 8

4 写真 11 スカピュラアダクション写真 12 レッグレイズ写真 13 レッグエクステンション 写真 14 ヒップアダクション写真 15 ヒップリフト写真 16 クォータースクワット 2) 開眼片脚立ち立位バランス能力の尺度として開眼片脚立ちを行った 測定機器はセイコー社製ストップウォッチ (S051) を用いた 試行回数は左右 2 回ずつとし 平均値を測定値とした 測定者の合図とともに片脚立ちとなり バランスを崩して支持脚の位置が動く もしくは持ち上げている脚が床についた時点で終了とし その間の時間を測定した 片脚立ち時は腰部に両手を当て 持ち上げている脚の足部は支持脚に乗せてはならないものとして測定を行った 3) タイムアップ & ゴー ADL 関連尺度の一つとして 機能的移動能力を評価するタイムアップ & ゴーを行った 測定開始姿勢は椅座位とし 測定者の合図とともに椅子から立ち上がり前方に歩行し 3m 前方に置かれたパイロンをまわって再び椅子に座るまでの時間を測定した 測定機器はセイコー社製ストップウォッチ (S051) を用いた 試行回数は2 回とし 平均値を測定値とした 合図後の動作移行に時間がかかった場合は再度測定を行った 4)10m 最大歩行速度移動能力の尺度として 10m 最大歩行速度の測定を行った 測定は最大の歩行速度で13m 歩行したうちの中間 10mの所要時間を測定した 測定機器はセイコー社製ストップウォッチ (S051) を用いた 試行回数は2 回とし 平均値を測定値とした 5) ファンクショナルリーチファンクショナルリーチは動的なバランス能力を評価するため行った 測定は立位で一側上肢の肩関節を90 度屈曲保持した状態を開始姿勢とし できる限り指先を前方へ伸ばし その移動距離を測定した 試行回数は2 回とし 平均値を測定値とした 6) ツーステップテストツーステップテストは股関節可動域の評価尺度として測定を行った 測定は両足を揃えた状態を開始姿勢とし2 歩前方へ移動し 再び両足を揃えて立位姿勢を保持するまでの移動距離を測 C National Strength and Conditioning Association Japan 13

5 定した 試行回数は2 回とし 平均値を測定値とした 7) 長座立ち上がり ADL 関連尺度の一つとして 起立能力を評価する長座立ち上がりの測定 方 握力 10m 最大歩行速度についてはほとんど変化がみられなかった また 開眼片脚立ち 長座立ち上がりについては改善はみられるものの有意ではなかった を行った 測定は長座姿勢を開始姿 勢とし 測定者の合図で対象者の普段行っている動作様式で立ち上がり 立位姿勢をとるまでの時間を測定した 測定機器はセイコー社製ストップウォッチ (S051) を用いた 試行回数は2 回とし 平均値を測定値とした Ⅳ. 考察高齢女性を対象に ストレッチング ベンチステップ運動 筋力トレーニングを組み合わせた複合トレーニングを指導したところ タイムアップ & ゴー ファンクショナルリーチ ツーステッ プテストの結果が 運動指導後に有意 4. 分析方法運動教室初回と最終回の調査項目結果を比較した 統計解析は対応のあるt 検定を行い 有意水準はp<0.05 とした すべての統計解析はDr SPSS for windowsを用いた に改善した タイムアップ & ゴーは起立 歩行 方向転換 着座動作を測定動作に含んでおり バランス能力や歩行能力 そして起立能力を包括的に評価するテストである また ファンクショナルリーチには下肢の柔軟性と動 的バランス能力が必要であり ツース Ⅲ. 結果複合トレーニング実施前後の運動機能測定結果を表 1に示す タイムアップ & ゴー ファンクショナルリーチ ツーステップテストにおいてトレーニング後に有意な改善が認められた 一 テップテストには股関節の屈曲伸展方向の関節可動およびその動作を安定して行うための下肢筋力が要求される 今回タイムアップ & ゴー ファンクショナルリーチ ツーステップテストにおいてみられた有意な改善が 複合 表 1 複合トレーニング実施前後での運動機能測定結果 平均値 ± 標準偏差 種目 トレーニング前 トレーニング後 タイムアップ & ゴー (sec.) 9.2± ±2.4 ** 10m 最大歩行速度 (m/s) 1.4± ±0.4 開眼片脚立ち ( 右 )(sec.) 29.0± ±21.5 開眼片脚立ち ( 左 )(sec.) 27.5± ±22.2 握力 ( 右 )(kg) 21.5± ±4.3 握力 ( 左 )(kg) 20.4± ±3.8 ファンクショナルリーチ (cm) 35.1± ±5.4 ** ツーステップテスト (cm) 141.7± ±25.9 ** 長座立ち上がり (sec.) 3.9± ±1.6 ** :P<0.01 トレーニングのどの運動成分による影響を受けて得られたかは不明である しかし タイムアップ & ゴーについては ベンチステップ運動を行うことにより測定結果が改善したとする先行研究 (18) もある ベンチステップ運動により大腿前面筋群の筋力向上が起こり (14) そのことが起立 着座動作および歩行動作の安定性向上に影響し タイムアップ & ゴーの有意な改善に結びついた可能性が考えられる また ツーステップテストにおいて歩幅の改善がみられたことから タイムアップ & ゴーにおいても歩幅が改善し歩行速度が向上したのではないかと推測され このこともタイムアップ & ゴーの改善に寄与したものと考えられた しかし 同様に歩幅が測定結果に影響を及ぼす 10m 最大歩行速度においては有意な改善はみられていない 通常 歩行動作は歩幅とピッチという2つの要素から構成される 歩行速度を改善させるためには歩幅だけでなくピッチも同様に改善させる必要があると考えられるが 先行研究から加齢に伴う歩行速度の低下は歩幅の縮小によるものであることが示されている (6,12,15) よって ツーステップテストにおける歩幅の改善が実際の歩行動作における歩幅 ( 歩行速度 ) の改善と関係しているのかについてはさらなる調査が必要であると思われる また ファンクショナルリーチとツーステップテストにおいてみられた有意な改善は ストレッチングにより下肢の柔軟性が向上し (1) ベンチステップ運動や筋力トレーニングによって下肢筋力が向上した (9,11) ことが それぞれの測定動作の安定性を向上させ有意な改善に結びついたのではないかと考えられる 今回採用した筋力トレーニングは種目 セット数 回数はすべての参加者で同じにしたが 14 October 2010 Volume 17 Number 8

6 運動強度は本人の主観に委ねて行った そのため トレーニング効果の違いが 個人差によるものなのか 負荷の違いによるものなのかがはっきりしない点が 評価を行う上での問題となる これについては今後検討する必要があるが 今回採用した筋力トレーニングは 無理を強いることがないため対象者への意識づけも行いやすく 運動による傷害発生リスクも低いと考えられるため 高齢者の運動教室における導入期エクササイズとしては適切であると思われた 自体重やミニボール等の簡便な器具を用いた筋力トレーニングは誰でも手軽に実施できるため 集団での運動指導において比較的よく利用されている しかしその半面 トレーニング強度の適切な設定が困難であるというデメリットも併せ持つ こうしたことを考慮して 今後より安全で効果的な運動トレーニング方法の開発を目指し研究を行う必要があると思われた Ⅴ. 結語介護予防を目的とした運動教室への女性参加者を対象に 複合トレーニングが高齢女性の運動機能に与える影響について検討した 複合トレーニングによって高齢者の運動機能改善がみられた 改善の要素として下肢の関節可動域が増大したこと および関節可動範囲内での発揮筋力が向上したことが考えられ 本研究の結果から 誰でも安全に容易に行えるストレッチング ベンチステップ運動 筋力トレーニングで構成される複合トレーニングは 高齢者の運動プログラムとして効果的であることが示唆された 謝辞 : 調査研究にご協力いただいたM 市職員の皆様ならびに有限会社オールフォアのスタッフに御礼申し上げたい 参考文献 1. Flexibility: Roundtable. NSCA J. 6(4): 10-22, Ayabe, M., K. Ishii, T. Takayama, M. Shindo, and H. Tanaka. Alterations in heartrate, blood lactate accumulation and perceived exertion at lactate threshold as a consequence of exercise training in the elderly. International Journal of Sports and Health Science. 4: S Borg, G. Borg's Percieved Exertion and Pain scales Book. Human Kinetics Cross, K. M., T.W. Worrell. Effects of a Static Stretching Program on the Incidenceof Lower Extremity Musculotendinous Strains. Journal of athletic training. 34: Duncan, P. W., D.K. Weiner, J. Chandler, S. Studenski. Functional reach: a newclinical measure of balance. The journals of gerontology. 45: M Elble, R. J., S.S. Thomas, C. Higgins, J. Colliver. Stride-dependent changes ingait of older people. Journal of neurology. 238: Hagerman, F. C., S.J. Walsh, R.S. Staron, R.S. Hikida, R.M. Gilders, T.F. Murray,K. Toma, K.E. Ragg. Effects of high-intensity resistance training on untrainedolder men. I. Strength, cardiovascular, and metabolic responses. The journals of gerontology. 55: B Hartig, D. E., J.M. Henderson. Increasing hamstring flexibility decreases lower extremity overuse injuries in military basic trainees. The American journal of sports medicine. 27: Hurley, B. F., S.M. Roth. Strength training in the elderly: effects on risk factors for age-related diseases. Sports medicine. 30: Miszko, T. A., M.E. Cress, J.M. Slade, C.J. Covey, S.K. Agrawal, C.E. Doerr. Effect of strength and power training on physical function in community-dwelling older adults. The journals of gerontology. 58: Mori, Y., M. Ayabe, T. Yashiro, T. Tobina, A. Kiyonaga, M. Shindo, T. Yamada, and H. Tanaka. The effect of home based exercise training using bench stepping on the aerobic capacity, lower extremity power, and static balance in older adults. International Journal of Sport and Health Science. 4: S Murray, M. P., R.C. Kory, B.H. Clarkson. Walking patterns in healthy old men. The journals of gerontology. 24: ボブアンダーソン. ボブ アンダーソンのストレッチング. 東京 : 有限会社ブックハウス HD 綾部誠也, 里隆文, 進藤宗洋, 田中宏暁. ステップ運動の下肢筋放電量. 福岡大学スポーツ科学研究.39: 古名丈人, 島田裕之. 高齢者の歩行と転倒 - 疫学調査から-. バイオメカニズム学会誌.30: 厚生労働省発表. 平成 18 年度国民医療費の概況. go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/06/dl/ data_0001.pdf 厚生労働省老健局老人保健課監修. 運動器の機能向上マニュアル ( 改訂版 ) 松田拓郎, 平尾紀子, 清水登志子, 坂井洋子, 中島裕之, 田中宏暁. 虚弱高齢者を対象としたベンチステップ運動プログラムが持久力及び前頭葉 認知機能向上に及ぼす影響. 福岡大学スポーツ科学研究.39: 植木章三. 介護予防健診における簡易身体機能測定法としての長座立ち上がり時間の提案. 日本体育大学大会予稿集. 56: 森由香梨, 飛奈卓郎, 清永明, 進藤宗洋, 田中宏暁. 高齢者を対象として開発された在宅型ベンチステップ運動プログラムの壮年者への応用. 健康支援.9: 総務省統計局. 第 58 回日本統計年鑑. 東京 : 総務省統計局 平野清孝.2 ステップテストと体力因子の関係. 体力科學.52: C National Strength and Conditioning Association Japan 15

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( 選定提案 ) は 利用者に貸与しようと福祉用具の種目の候補が決まった後で 具体的な提案品目 ( 商品名 ) を検討する際に用いる つまり ( 選定提案 ) に記載されるのは 候補となる福祉用具を利用者に対して提案 説明を行う内容である 平成 30 年度の制度改正では 提案する種目 ( 付属品含む 第 5 章 様式の確定とガイドラインの作成 1. ふくせん福祉用具サービス計画書( 選定提案 ) の様式の確定第 2 章 ふくせん福祉用具サービス計画書 ( 選定提案 ) の様式の検討 第 3 章 ふくせん福祉用具サービス計画書 ( 選定提案 ) の検証 第 4 章 ふくせん福祉用具サービス計画書 ( 選定提案 ) の普及啓発を踏まえて ( 選定提案 ) の様式を確定した ふくせん福祉用具サービス計画書(

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