新 dsgwd について V01.02 JARL D-STAR 委員会 現状 Internet <-> dsgwd <-> ID-RP2C <-> RF +-> dxchange <-> aprs server 変更後 Internet <-> dsgwd <-> xchang

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1 新 dsgwd について V01.02 JARL D-STAR 委員会 現状 Internet <-> dsgwd <-> ID-RP2C <-> RF +-> dxchange <-> aprs server 変更後 Internet <-> dsgwd <-> xchange <-> ID-RP2C <-> RF +-> dprs <-> aprs server +-> dstatus -> アクセス表示プログラム +-> multi_forward xchange をサーバーとして機能させるプログラム +-> new icom_dcs ( サポート予定 ) のような構成になります 但し レピータのファームウエアーのバージョンが 1.6 以降になっていることが条件です これにより 利用者が独自に作成したアプリケーションからレピータが使用できるようになります この機能以外に新 dsgwd では 複数の管理サーバーに対応 ( 災害時 障害時に継続してレピータが使用可能 ) ターミナル / アクセスポイントモード使用時に 使用するインターネット回線がグローバル IP アドレスをサポートしていることが必要でしたが このバージョンから必要なくなります ただし全ての回線を保証するものではありません (RS-MS3 の次のバージョンからの予定です ) 対象としているバージョンは CentOS5,6,7 の 32 ビット 64 ビットバージョンです ただし CentOS5 は 既にサポートが打ち切られていますので 開発環境が維持できなくなった時点で提供を打ち切りますので 早い時期に CentOS7に移行していただくようお願いします なお CentOS7の 32 ビットは 正式バージョンではありませんが 運用上問題は有りませんので 是非 CentOS7 に移行していただくようお願いします 今回のアップデートでは 上記説明に有りますように dxchange から xchange に変更になります この為 xchange が導入されている場合は dxchange のアンインストールを実施の上 下記作業をしてください yum remove dxchange で アンインストールができます 新 dsgwd(dsgwd-jp で登録 ) xchange dprs dstatus は レポジトリーからインストールできます 既に jarl.repo が /etc/yum.repos.d にある場合でも cd /etc/yum.repos.d wget N を実行してください ( 削除の必要はありません ) 1

2 注意一部で jarl.repo が置き換えられないとのレポートを頂いています /etc/yum.repos.d に jarl.repo,1, jarl.repo.2 のように数字が最後に付いている場合は アップデートに失敗しています この場合は jarl.repo で始まるフィルを全て削除した上 上記のコマンドを再度実行してください CentOS5 を使用されている場合は 既にサポートが打ち切られていますので /etc/yum.depos.d にある CentOS-Base.repo を下記コマンドで名前を変更してください mv CentOS-Base.repo CentOS-Base.repo.org この後 yum clean all yum update を念のため実行してください その後 yum install dsgwd-jp yum install xchange yum install dprs yum install dstatus yum install multi_forward または yum install dsgwd-jp xchange dprs dstatus multi_forward を実行してください CentOS7でインストール時に Delta RPMs disabled because /usr/bin/applydeltarpm not installed. と表示される場合は yum install -y deltarpm を実行してください また yum install で失敗する場合は yum --enablerepo=dprs clean metadata を一度実行し 再度インストールを実行してください また各々のプログラムの設定ファイルは /opt/dstar/conf/ に置きます ( 設定例は 下記参照 ) 2

3 dsgwd,xchange,dprs の設定ファイル 赤字で説明がある部分が変更箇所です dsgwd dsgwd.conf の設定 (/etc/dsgwd.conf) dsgwd.conf Configuration file for D-STAR GW-Server Daemon (C) Icom Inc. Revision 1.4 Beta --- Setting the following two parameters is mandatory. --- Zone Repeater's Infomation ZR_CALLSIGN=RPT000 ゾーンレピータコールサイン ZR_ADDR= ループバック用の lo の IP アドレスを指定 --- Caution! Use the following parameters as they are Only when you need any customization, please change the following parameters. --- Zone Repeater's Infomation ZR_PORT=20011 xchange の GW_IN_PORT の番号 ZR_SRCPORT=20100 ZR_PORT と重ならない番号 ZR_ETHIFNAME=lo 指定する場合は lo を指定すること DNS Server DNS_ADDR= google のネームサーバーの番号 を指定 現在 管理サーバーでは DNS を稼働させていませんので を指定しないでください GateWay GW_ETHIFNAME=eth0 DEFAULT_GW= GW_LOGINT=300 GW_VCPORT=40000 GW_VCSRCPORT=40002 GW_DTPORT=40001 GW_ZRPORT=20010 インターネット側の NIC の名前 インターネット側の default gateway のアドレス xchange の GW_OUT_PORT の番号 Kanri Server 3

4 MGSV_ADDR=trust.d-star.info MGSV_PORT=30001 MGSV_LOGADDR=trust.d-star.info MGSV_LOGPORT=30000 管理サーバーのドメイン名 trust.d-star.info 管理サーバーのドメイン名 trust.d-star.info GW connection CON_WAIT_INTERVAL=2 CON_REFRESH_INTERVAL=300 CON_MAX_GW=50 LOG Infomation LOG_GWREG=1 LOG_INVOICE=1 LOG_INDATA=1 LOG_OUTVOICE=1 LOG_OUTDATA=1 LOG_OUTNET=1 LOG_GWVOICE=1 LOG_GWDATA=1 LOG_USERERR=1 END dsgwd.conf 注意一部のモジュールに trust.d-star.info の最後に.( ピリオッド ) が付いているものがまるます この場 合は ピリオッドを削除してください 4

5 xchange xchange.conf の設定 (/opt/dstar/conf/xchange.conf) Version V02.00 or later Satoshi Yasuda 12 Aug CALLSIGN=JK1ZRW ゾーンレピータのコールサイン MODULE_NAME=JK1ZRW B レピータのコールサイン ( 機器名を含む ) 複数ある場合は 複数行で指定 ZR_NIC=eth1 ID-RP2C を接続している NIC の名前 ZR_ADDR= ID-RP2C のアドレス ZR_IN_PORT=20000 ID-RP2C からの受信ポート番号 ZR_OUT_PORT=20000 ID-RP2C への送信ポート番号 GW_IN_PORT=20011 dsgwd からの受信ポート番号 (dsgwd の ZR_PORT の番号 ) GW_OUT_PORT=20010 dsgwd への送信ポート番号 (dsgwd の GW_PORT の番号 ) GW_NIC=lo ループバックの NIC 名を指定する MON_PORT=21000 ID-RP2C からのモニターポート番号 GW_ADDR= ループバックの IP アドレスを指定 FORWARD= :50000:dprs add on プログラムの IP アドレストとポート番号 dprs に合わせた場合最後の dprs は 状態モニター時の表示のニューモニックを指定 ( 下記の dprs.conf 参照 ) FORWARD= :50001:dstatus add on プログラムの IP アドレストとポート番号 status プログラムに合わせた場合 ( 下記の status.conf 参照 ) 最後の dstatus は 状態モニター時の表示のニューモニックを指定 FORWARD= :50002:multi_forward xchange をサーバーとして機能させるインターフェースのポートを指定する (multi_forward の FORWARD_PORT と合わせること FORWARD は 複数指定できます HTTP_PORT=8080 Web ブラウザーから xchange の状態をモニターする場合のポート番号 このポートに関しては UPNP=1 を瀬帝する事で upnp がサポートされて いるルーターの場合 ポートを開ける等の処理は不要です 5

6 D-PRS dprs.con の設定 (/opt/dstar/conf/dprs.conf) Version V02.00 or later Satoshi Yasuda 17 Aug APRS_SERVER=d-prs.d-star.info:14580 APRS サーバを指定 ( このまま使用する事 ) CALLSIGN=JK1ZRW MODULE_NAME=JK1ZRW B RADIO_ID=I SEND_INTERVAL=60 APRS サーバへの 最低送信間隔秒 (60 以上を指定する事 ) AUTO_RELINK=1 APRS サーバへの自動接続 RETRY_COUNT=0 再接続の試行回数 (0 の場合は 無制限に繰り返します ) BEACON_LAT= レピータ設置位置の緯度 (10 進表示 ) BEACON_LONG= レピータ設置位置の経度 (10 進表示 ) BEACON_COMMENT=D-STAR -> APRS APRS サーバに対する BEACON のコメント BEACON_INTERVAL=0 APRS サーバに対する BEACON の送信間隔 (0 の場合は 送信しない ) MON_PORT=50000 xchange.conf の forward で指定したポート番号 ACCEPT_TYPE=MIX GW( ゲートウエイ ) からのパケット ZR( レピータ ) からのパケットを処理するかどうかを指定する 両方を処理する場合は MIX を指定する 6

7 dstatus で表示されるプルグラムに対してデータを渡すプルグラムです dstatus.conf の設定 (/opt/dstar/conf/dstatus.conf Version V00.00 or later Satoshi Yasuda 20 Aug MON_PORT=50001 xchange の forward で指定したポート番号 FORWARD= :50001 の様に xchange で指定すること STATUS=jk1zrw.org:21050 アクセス表示プログラムのアドレスとポート番号 ( このまま使用すること ) 7

8 multi_forward xchange がクライアント (xchange が他のプログラムに接続に行く方式 ) しかサポートしていませんので 外部か ら接続するため ( サーバー機能 ) をサポートするためのプログラムです クライアントプルグラムについては別 途サポート予定 mulut_forward.conf Version V00.00 or later Satoshi Yasuda 29 Sep FORWARD_PORT=50002 xchange の FORWARD で指定したポート番号 MULTI_CONNECT_PORT=51000 クライアントからアクセスするポート番号 8