オフィス宅ふぁいる便クラウド版 基本仕様書 本仕様書は サービス利用規約 ( 以下 利用規約 という ) に基づき株式会社オージス総研 ( 以下 当社 という ) が提供するサービスのうち オフィス宅ふぁいる便クラウド版 について その内容 レベル 範囲 条件等を定めるものとする なお 本仕様書にお

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1 オフィス宅ふぁいる便クラウド版 基本仕様書 本仕様書は サービス利用規約 ( 以下 利用規約 という ) に基づき株式会社オージス総研 ( 以下 当社 という ) が提供するサービスのうち オフィス宅ふぁいる便クラウド版 について その内容 レベル 範囲 条件等を定めるものとする なお 本仕様書において用いる用語の定義は利用規約と同一とする 1. 用語の定義本仕様書では次の用語の定義を追加する (1) 契約者 とは 利用申込書に記載された申込責任者 運用ご担当者をいう (2) ユーザ 及び 送信者 とは 契約者が本サービスの使用を許諾した者( 契約者以外の第三者を含む ) であって 利用規約および本仕様書に従うことに同意したうえで 本サービスでファイルの送信を行う者をいう (3) 受信者 とは 契約者が本サービスの使用を許諾した者( 契約者以外の第三者を含む ) からファイル送信を受け 本サービスでファイルの受信を行う者をいう (4) 使用者 とは ユーザ 送信者 及び 受信者 を含む 本サービスを利用する者をいう (5) リソース とは ソフトウェアやハードウェアを動作させるために必要な CPUのクロック数やメモリ容量 ハードディスクの容量等をいう 2. サービス概要サーバにアップロードされた大容量のファイルをインターネット経由で受信者に安全かつ簡単に転送する企業向けのサービスである 契約者と使用者は サービス利用規約と基本仕様書の条件に従って 当サービスを使用する必要がある 3. 個人情報の利用 当社は 本サービス提供のため 契約者情報を本サービスに関わる業務の委託先に 開示することがある 4. 本サービス利用可能時間帯提供期間 :365 日提供時間 :24 時間 (1) サービス一時停止についてサービス維持管理のため サービスを一時停止する場合がある サービスを停止する場合は 原則停止予定日の1 週間以上前までに契約時の指定連絡先まで にて連絡する ただし 緊急の停止が不可避な状況となった場合はこの限りではない 1

2 5. 基本サービス本サービスの基本サービスは 以下の通りとする (1) ユーザ機能 1 ファイル送受信機能送信者が本サービス用設備にアップロードした大容量のファイルをインターネット経由で受信者に転送する機能 2 ワンタイムパスワード機能本サービス用設備からファイル受信用にワンタイムパスワードを個別に発行する機能 発行されたワンタイムパスワードは メールで本サービス用設備から送信者に送信される 3 開封 ダウンロード通知機能受信者がお預かり通知メールに記載されている URL に アクセスしログインすると 開封通知を本サービス用設備から送信者に送信する機能 受信者がファイルをダウンロード時に ダウンロード通知を本サービス用設備から送信者に送信する機能 開封 ダウンロード通知機能は 送信者がファイル送信者画面で選択できる 4 スポットユーザ登録機能 使用期間の限定されたユーザを発行できる機能 5 初回ログインパスワード変更機能 初回ログインする場合 パスワードを強制変更させる機能 6 アドレス帳機能 ファイル送信先の氏名とメールアドレスをアドレス帳に保存する機能 7 多言語対応機能日本語 英語 中国語の言語を選択できる機能 ユーザが 表示言語選択 で選択した言語で画面が表示される ユーザが メール言語選択 で選択した言語でメールが送信される (2) 管理者機能 1 ユーザ管理機能ユーザを個別 一括登録及び削除する機能 登録されているユーザを検索及び閲覧する機能 2

3 2 送受信制限機能 同時送信ファイル数 ファイルサイズ 同時送信先数 ファイル保存期 間 ダウンロード回数の制限値を設定する機能 3 送受信履歴管理機能 ファイルの送受信に関し 送信者 送信日付 ファイル名 受信者 受 信日時等のログを蓄積し閲覧 検索 ダウンロードする機能 4 利用範囲限定機能本サービスが送受信先のメールアドレスのドメイン 1をチェックすることでファイルの送受信先を限定する機能 1: 契約者が内部ドメイン ( 社内ドメイン ) として指定できるドメインは親会社 子会社のドメインとする 5 ユーザメンテナンスユーザ管理機能 ユーザメンテナンス用の権限が付与されたユーザを管理できる機能 6 送受信履歴確認ユーザ機能 送受信履歴確認用の権限が付与されたユーザを管理できる機能 7 送信ファイル削除機能 サーバに保管されている送信ファイル ( 実ファイル ) を削除できる機能 8 事後承認機能ファイル送信を行うと ファイル送信完了通知メール のコピーが承認者にメールで送信される 承認者は 1ユーザに付き 5 人まで設定できる (3) データ保存領域共用型 (CPU/ メモリ共有の環境でサービス提供 ) データ保存領域:1GB プログラム及び調査用ログ保存領域:1GB 専用型 ( 専用環境でサービス提供 ) データ及びプログラム及び調査用ログ保存領域:18GB (4) ドメイン名 当社が 契約者にドメインを提供する 提供するドメインは 当社が管理 する 3

4 (5) 利用回線 当社と当社の契約するインターネット接続プロバイダとの間の回線を共用 して利用する (6) ウィルス対策 当社が サーバ上にウィルス対策ツールを導入し パターンファイルを最新に保つ 但し 使用するウィルス対策ツールは 関連事業者の提供するソフトウェアで 全てのウィルスが必ず完全に検出され機能することを保証するものではない アップロード中のファイルにウィルス感染した恐れがある場合 アップロードはできない動作となる 保管ファイルにウィルス感染した恐れがある場合 対象ファイルは隔離又は削除される動作となる 6. オプションサービス (1)HDD 追加オプション契約者の要望に応じて データ保管領域を拡張する場合 ハードディスクリソースを増加することで対応する ( データ保管領域を拡張する場合 作業費用は発生しないが追加月額費用が発生する ) データ保管領域の削減は出来ない (2) アーカイブ参照オプション保管している送信ファイルを送信ファイル保管期間の設定に依らず 永続的にバックアップ保管し 閲覧する機能を提供する 但し バックアップ保管領域が枯渇した場合 契約者は 送信ファイルの削除 バックアップ保管領域の拡張 を選択できる 送信ファイルのバックアップは 1 日 1 回程度の任意間隔で処理を実施する バックアップ取得時に 送信ファイルが削除されている場合は 該当送信ファイルのバックアップを取得することはできない 当社は 契約期間の間 通常のデータ保管領域とは別の領域に送信ファイルを保管し続ける バックアップ保管しているファイルは別途用意された閲覧専用のサイトから閲覧およびダウンロードすることができる 閲覧できる情報は 過去の送受信履歴及びバックアップされた送信ファイルとする (3) アーカイブ HDD 追加オプション契約者の要望に応じて バックアップ保管領域を拡張する場合 ハードディスクリソースを増加することで対応する ( バックアップ保管領域を拡張する場合 作業費用は発生しないが追加月額費用が発生する ) バックアップ保管領域の削減は出来ない 4

5 (4) 事前承認オプションファイルを送信する前に 承認者による送信可否判断を行える機能 承認者は 1ユーザに付き 5 人まで設定できる 承認者のいずれか 1 人が承認した時点でファイル送信可能となる 承認者のいずれか 1 人が却下した時点で ファイル送信中止となる 本機能を有効にする場合は 事後承認機能は利用できない 上記以外の対応については 別途 契約者と相談の上検討とする 7. その他条件 (1) その他手続きの条件 本サービスのその他の条件を以下の通りとする 項目最短利用期間 利用期間単位 支払い方法 利用期間の延長手続き 利用契約の解約手続き 環境構築 リソース変更 内容 1ヶ月毎月 1 日 ~ 月末まで 月途中の利用契約内容変更の場合は 日割計算にて対応する 変更前後の契約条件の該当期間について計算し 合算する < 日割計算式 > 基本サービス月額料金 30 日 利用日数 ( 円未満切捨て ) 当社は 毎月末締め 翌月 5 営業日以内に請求書を発行する 契約者は請求書到着後 請求書到着月末までに当社指定の銀行口座へ振り込むこととする 当利用契約は 原則自動延長とし 毎月 10 日までに内容変更の連絡がない場合は 引き続き同内容で利用期間を1ヶ月間延長する 利用契約の解約手続きの期限は毎月 10 日までとし その期限までに連絡があれば 当月末でサービスを終了する サービス停止のための費用は発生しない 申し込み完了の連絡から5 営業日以内 *1で構築する 申し込み完了の連絡から10 営業日以内でリソースを変更する 対応内容により 別途費用が発生する場合がある 月途中の定常的なリソース変更 ( 毎月末にリソースを増強する 等 ) はできない *1: カスタマイズを行う場合は 別途 日程調整事項とする 5

6 (2) その他制限事項 項目同時宛先数同時送信可能な最大送信ファイルサイズファイルダウンロード可能期間 内容 1 件 ~10 件 1MB~3,072MB 1 時間 ~8760 時間 同時送信ファイル数 ダウンロード回数 スポットユーザ有効期間 送受信履歴保持期間 *2 送信ファイル保管期間 アドレス帳登録上限 アドレス帳宛先有効期限 1 ファイル ~10 ファイル 1 回 ~10 回 1 日 ~365 日 90 日以上 9999 日以下 ダウンロード可能期間 ~ 送受信履歴保持期間以下 10~300 件 30~9999 日 *2: ダウンロード可能期間より長く設定する必要がある (3) 日本国外において利用する場合日本国外から本サービスを利用する場合 契約者は 本サービス及びデータの利用に適用される全ての法律その他の法規制 ( 輸出規制を含むがそれに限られない ) を遵守する責任を負い また 使用者に遵守させる責任を負うものとする 契約者が日本国外から本サービスを利用することによって生じた結果について 当社は一切の責任を負わず 契約者または使用者の行為により当社に損害が生じた場合 契約者はその損害を賠償する 8. サポートサービス本サービスのサポートサービスを以下の通りとする (1) サービス概要操作マニュアルに記載された仕様通りに動作しない場合の契約者からの問い合わせ対応や 操作マニュアルに記載された正常な操作を行った時に起きたシステムの故障に関する契約者からの問い合わせ対応を実施する 契約者からの問い合わせには対応し 使用者からの問い合わせは原則受理しない (2) サービス窓口 ( 連絡先 ) 宅ふぁいる便サポートセンター アドレスは サービス開始時に連絡する (3) サービス受付時間 土曜日 日曜日 祝日及び 12 月 29 日 ~1 月 4 日 5 月 1 日を除く平日 6

7 午前 9 時 ~ 午後 5 時 (4) 対応内容問い合わせの受け付けと回答 サービス受付時間外に受付けたメールでの問い合わせに対しては 翌営業日対応とする 営業時間 : 営業日の午前 9 時から午後 5 時まで 営業日 : 土曜日 日曜日 祝日及び12 月 29 日 ~1 月 4 日 5 月 1 日を除く平日 9. 障害時の対応について (1) 障害時の通知障害時は 当社から契約時の指定連絡先まで電話又は で通知する (2) 障害時の復旧障害による停止が発生した場合 当社にて再起動や設定変更で復旧を試みる 障害復旧においては データを保証するものではない 万一 サービスが再開不可能な状態である場合 初期構築時のバックアップを用いてサービス提供前の状態まで復旧させる サービス復旧後 契約者がユーザ登録等を行うこととする 10. 解約時のデータ取り扱いについて (1) データ削除について サービス利用規約第 36 条に準拠する (2) ユーザデータ及び送信ログの削除 ユーザ ID の登録データ及び契約者が保管している送信ファイルとログファイ ルは契約者側で削除を行う 7

8 11. 利用料金 本サービスの利用料金を以下の通りとする (1) 共用型サービス ユーザ数 初期 料金 月額 100 \17, \34, \51, \68, \85,000 \20, \102, \119, \136, \153, \170,000 HDD 追加 \2,000 /10GB アーカイブ参照 \31,000 *3: 契約ユーザ数と同ユーザ数の申し込みが必要です オプション アーカイブ HDD 追加 \4,200 /100GB 事前承認 \8,500 /100 ユーザ *3 (2) 専用型サービス ユーザ数 料金オプション初期月額 HDD 追加カスタマイズ 100 \160, \200,000 \2,000 個別 \100, \240,000 /10GB 見積 1,000 \340,000 (3) ユーザ数 ( 送信者 ID 数 ) について登録ユーザ数 ( スポットユーザ数を含む ) が契約ユーザ数を超過した場合は 契約者に次月より上位の契約ユーザ数へ契約変更となる ( 契約変更は契約者の合意のもと行うこととする ) (4) 利用サービス型の変更について契約者が利用サービス型を変更する場合 契約者は利用サービス型の初期料金と変更するサービス型の初期料金の差額を初期料金として当社に支払うこととする 契約者の利用ライセンス数が減り 契約者が利用サービス型 もしくは 利用ライセンス数を変更する場合 初期料金は発生しない 8

9 (5) データ保存領域の追加について データ保存領域を追加した後 データ保存領域を縮小させることはできな いこととする 附則. (1) サービス名を オフィス宅ふぁいる便 SaaS 版 から オフィス宅ふぁい る便クラウド版 へ名称を変更する (2) オフィス宅ふぁいる便 SaaS 版 に申し込んだ契約者は 名称変更に伴い オフィス宅ふぁいる便クラウド版 と読み替えることとする < 変更履歴 > 2009 年 1 月 15 日発行 2010 年 4 月 1 日第 2 版改定発行 2011 年 5 月 6 日第 3 版改定発行 2011 年 6 月 1 日第 4 版改定発行 2011 年 7 月 11 日第 5 版改定発行 2012 年 5 月 17 日第 6 版改定発行 2013 年 4 月 1 日第 7 版改定発行 2013 年 8 月 1 日第 8 版改定発行 2014 年 4 月 17 日第 9 版改定発行 2014 年 6 月 17 日第 9.1 版改定発行 2014 年 10 月 6 日第 9.2 版改定発行 2015 年 4 月 1 日第 9.3 版改定発行 2015 年 10 月 5 日第 9.4 版改定発行 2016 年 6 月 1 日第 9.5 版改定発行 2017 年 1 月 16 日第 9.6 版改定発行 2017 年 2 月 6 日第 9.7 版改定発行 2017 年 3 月 27 日第 9.8 版改定発行 2017 年 4 月 7 日第 9.9 版改定発行 2018 年 9 月 15 日第 9.10 版改定発行 9