評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

Size: px
Start display at page:

Download "評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research"

Transcription

1 評価規準の作成, 評価方法等の工夫改善 のための参考資料 ( 中学校国語 ) 平成 23 年 11 月 国立教育政策研究所 教育課程研究センター

2

3 評価規準の作成, 評価方法等の工夫改善のための参考資料 ( 中学校国語 ) はじめに 平成 20 年 3 月に告示された中学校学習指導要領は, 平成 24 年度から全面実施されます 新しい学習指導要領の狙いを実現するためには, 各学校における生徒や地域の実態等に応じた適切な教育課程の編成 実施, 指導方法等の工夫が重要です また, 学習指導要領に示す内容が生徒一人一人に確実に身に付いているかどうかを適切に評価し, その後の学習指導の改善に生かしていくとともに学校の教育活動全体の改善に結び付けていくことが重要です この新しい学習指導要領の下での学習評価については, 平成 22 年 3 月の中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会報告では, 目標に準拠した評価を着実に実施することとされています また, 同年 5 月の文部科学省初等中等教育局長通知 小学校, 中学校, 高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について では, 観点別学習状況の評価の観点とその趣旨等が示されています 国立教育政策研究所教育課程研究センターでは, この報告や通知を受け, 評価規準, 評価方法等の工夫改善に関する調査研究等を行い, 本資料を作成しました 本資料は, 各学校において学習評価を進める際の参考として役立てていただくことを目的として, 評価規準作成に係るものは, 新しい学習指導要領の各教科等の目標, 学年 ( 分野 ) 別の目標及び内容, 文部科学省初等中等教育局長通知に示された評価の観点及びその趣旨等を踏まえ, 評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例を示しています また, 評価方法等の工夫改善に係るものは, 単元 ( 題材 ) の評価に関する事例に沿って, 評価規準の設定を含めた指導と評価の計画, 具体的な評価方法, 評価対象とした具体的な生徒の学習状況等について示しています 各学校におかれては, 本資料や都道府県教育委員会等が示す評価に関する資料を参考としながら, 評価規準の設定, 評価方法等の工夫改善を図り, 新しい学習指導要領の下での学習評価を適切に行うことを期待します 最後に, 本調査研究協力者の方々をはじめとして本書の作成に御協力くださった方々に心から感謝の意を表します 平成 23 年 11 月 国立教育政策研究所教育課程研究センター長神代浩

4

5 目次 第 1 編 総説 1 第 1 章 学習評価の在り方について 3 1 新学習指導要領の趣旨を反映した学習評価の基本的な考え方 2 新学習指導要領の下での指導要録における観点別学習状況, 評定及 び特別活動の記録 第 2 章 評価規準の設定等について ( 第 2 編関係 ) 7 1 評価規準の設定について 2 資料の構成等について 第 3 章 評価方法等の工夫改善について ( 第 3 編関係 ) 11 1 評価方法の工夫改善について 2 評価時期等の工夫について 3 各学校における指導と評価の工夫改善について 4 第 3 編の資料で紹介する評価方法等の事例の特徴 第 2 編 評価規準に盛り込むべき事項等 19 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 第 2 内容のまとまりごとの評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の 設定例 第 3 編 評価に関する事例 43 1 評価規準の設定について 2 各事例のポイント 事例 1 観光パンフレットを批評しよう ( 第 3 学年 ) 47 単元の指導計画と評価の実際 事例 2 時事問題を語ろう ( 第 3 学年 ) 55 話す 聞く能力 の音声表現による評価 事例 3 少年の日の思い出 を朗読しよう( 第 1 学年 ) 62 言語活動を通した指導と評価 事例 4 徒然草 を読んで暮らしについて考える( 第 2 学年 ) 68 領域と関連させた 伝統的な言語文化に関する事項 の指導と評価 ( 参考資料 ) 73 1 評価規準, 評価方法等の工夫改善に関する調査研究について ( 平成 22 年 4 月 14 日, 国立教育政策研究所長裁定 ) 2 評価規準, 評価方法等の工夫改善に関する調査研究協力者 3 小学校, 中学校, 高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について ( 平成 22 年 5 月 11 日付け文部科学省初等中等教育局長通知 )( 抄 ) 本冊子では, 改訂後の常用漢字表 ( 平成 22 年 11 月 30 日内閣告示 ) に基づいて表記しています ( 学習指導要領及び初等中等教育局長通知等の引用部分を除く )

6

7 第 1 編 総説 - 1 -

8 - 2 -

9 第 1 編総説 第 1 章 学習評価の在り方について 1 新学習指導要領の趣旨を反映した学習評価の基本的な考え方 平成 20 年に告示された学習指導要領 ( 以下 新学習指導要領 という ) の下で行われる学習評価について, 平成 22 年 3 月に中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会報告 児童生徒の学習評価の在り方について ( 以下 報告 という ) がとりまとめられた 報告で示された学習評価の改善に係る三つの基本的な考え方 目標に準拠した評価による観点別学習状況の評価や評定の着実な実施 学力の重要な要素を示した新学習指導要領等の趣旨の反映 学校や設置者の創意工夫を生かす現場主義を重視した学習評価の推進 報告の全文は, 文部科学省ホームページに掲載 ( 新学習指導要領の下での学習評価については, 生徒の 生きる力 の育成を目指し, 生徒一人一人の資質や能力をより確かに育むようにするため, 学習指導要領に示す目標に照らしてその実現状況をみる評価を着実に実施し, 生徒一人一人の進歩の状況や教科の目標の実現状況を的確に把握し, 学習指導の改善に生かすことが重要であるとともに, 学習指導要領に示す内容が確実に身に付いたかどうかの評価を行うことが重要である また, 今回の観点別学習状況の評価の改善は, 特に, 学力の重要な要素を示した新学習指導要領等の趣旨の反映と関連している 学校教育法の一部改正を受けて改訂された新学習指導要領の総則に示された学力の三つの要素を踏まえて, 評価の観点に関する考え方が整理された結果, これまでの観点の構成と比べると, 思考 判断 が 思考 判断 表現 となり, 技能 表現 が 技能 として設定されることとなった さらに, 各学校や設置者の創意工夫を一層生かしていくことが求められており, 各学校では, 組織的な取組を推進し, 学習評価の妥当性, 信頼性等を高めることが重要である - 3 -

10 2 新学習指導要領の下での指導要録における観点別学習状況, 評定及び特別活動の記録 文部科学省は, 新学習指導要領の下での指導要録の作成の参考となるよう, 平成 22 年 5 月 11 日付けで文部科学省初等中等教育局長通知 小学校, 中学校, 高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について ( 以下 改善通知 という ) を発出した この改善通知では, 報告を受け, 各設置者による指導要録の様式の決定や各学校における指導要録の作成の参考となるよう, 学習評価を行うに当たっての配慮事項, 小学校, 中学校ごとに各教科の学習の記録, 特別活動の記録など各欄の記入方法等を示すとともに, 各学校における指導要録の作成に当たっての配慮事項等を示している 改善通知の主な内容 (1) 学習評価の改善に関する基本的な考え方について学習評価を通じて, 学習指導の在り方を見直すことや個に応じた指導の充実を図ること, 学校における教育活動を組織として改善することが重要であり, 新学習指導要領の下での学習評価の改善を図っていくためには以下の基本的な考え方に沿って学習評価を行うことが必要である 1 きめの細かな指導の充実や児童生徒一人一人の学習の確実な定着を図るため, 学習指導要領に示す目標に照らしてその実現状況を評価する, 目標に準拠した評価を引き続き着実に実施すること 2 新学習指導要領の趣旨や改善事項等を学習評価において適切に反映すること 3 学校や設置者の創意工夫を一層生かすこと (2) 学習評価における観点について新学習指導要領を踏まえ, 関心 意欲 態度, 思考 判断 表現, 技能 及び 知識 理解 に評価の観点を整理し, 各教科の特性に応じて観点を示しており, 設置者や学校においては, これに基づく適切な観点を設定する必要がある 改善通知に示された評価の観点の趣旨については以下のように整理することができる 1 関心 意欲 態度 関心 意欲 態度 の観点は, これまでと同様, 各教科の学習に即した関心や意欲, 学習への態度等を対象としたものであり, その趣旨に変更はない 2 思考 判断 表現 思考 判断 表現 の観点のうち 表現 については, 基礎的 基本的な知識 技能を活用しつつ, 各教科の内容に即して考えたり, 判断したりしたことを, 児童生徒の説明 論述 討論などの言語活動等を通じて評価することを意味している つまり 表現 とは, これまでの 技能 表現 で評価されていた 表現 ではなく, 思考 判断した過程や結果を言語活動等を通じて児童生徒がどのよ - 4 -

11 うに表出しているかを内容としている 3 技能 技能 の観点では, 従前の 技能 表現 が対象としていた内容を引き継ぐことになる これまで 技能 表現 については, 例えば社会科では資料から情報を収集 選択して, 読み取ったりする 技能 と, それらを用いて図表や作品などにまとめたりする際の 表現 とをまとめて 技能 表現 として評価してきた 今回の改訂で設定された 技能 については, これまで 技能 表現 として評価されていた 表現 をも含む観点として設定されることとなった 4 知識 理解 知識 理解 の観点は, これまでと同様, 各教科において習得した知識や重要な概念を理解しているかどうかを内容としたものであり, その趣旨に変更はない 改善通知においては, 各設置者が観点を設定する際に参考となるよう, 各教科の評価の観点及びその趣旨並びにそれらを学年別 ( 又は分野別 ) に示したものを提示している 観点及びその趣旨等は, これまでと同様, 各学校における評価規準の工夫 改善を図る際にも参考となるものである (3) 観点別学習状況及び評定の記入方法について 改善通知に示された中学校生徒指導要録における観点別学習状況及び評定の記 入方法は, 次のとおりである 中学校生徒指導要録 ( 学習指導要領に示す必修教科の取扱いは次のとおり ) [ 各教科の学習の記録 ] Ⅰ 観点別学習状況 ( 小学校児童指導要録と同じ ) 新学習指導要領に示す各教科の目標に照らして, その実現状況を観点ごとに評価し, 次のように区別して記入する 十分満足できる 状況と判断されるもの :A おおむね満足できる 状況と判断されるもの :B 努力を要する 状況と判断されるもの :C Ⅱ 評定新学習指導要領に示す各教科の目標に照らして, その実現状況を総括的に評価し, 次のように区別して記入する 十分満足できるもののうち, 特に程度が高い 状況と判断されるもの :5 十分満足できる 状況と判断されるもの :4 おおむね満足できる 状況と判断されるもの :3 努力を要する 状況と判断されるもの :2-5 -

12 一層努力を要する 状況と判断されるもの :1 (4) 特別活動について改善通知には, 学習指導要領の目標及び特別活動の特質等に沿って, 各学校において評価の観点を定めることができるようにすることとし, 各活動 学校行事ごとに評価することが示されている また, 特別活動の記録の記入方法は, 各学校が自ら定めた特別活動全体に係る評価の観点を記入した上で, 各活動 学校行事ごとに, 評価の観点に照らして十分満足できる活動の状況にあると判断される場合に, 印を記入することが示されている 改善通知は, 本資料末尾の参考資料及び文部科学省ホームページに掲載 ( これらを踏まえ, 本センターでは, 各学校における児童生徒の学習の効果的 効率的な評価に資するため, 平成 22 年 5 月から評価規準, 評価方法等の工夫改善に関する調査研究を行い, 同年 11 月に 評価規準の作成のための参考資料 をとりまとめ, このたび, 同参考資料で記載した事柄も包含しつつ本資料をとりまとめた - 6 -

13 第 2 章評価規準の設定等について ( 第 2 編関係 ) 1 評価規準の設定について 各学校における観点別学習状況の評価が効果的に行われるようにするため, 各教科の評価の観点及びその趣旨を参考として, 評価規準の工夫 改善を図ることが重要である 学習指導要領に示す目標に照らしてその実現状況をみる評価を着実に実施するためには, 各教科の目標だけでなく, 領域や内容項目レベルの学習指導の狙いが明確になっている必要がある そして, 学習指導の狙いが生徒の学習状況として実現されたというのは, どのような状態になっているかが具体的に想定されている必要がある このような状況を具体的に示したものが評価規準であり, 各学校において設定するものである 各学校において, 学習評価を行うために評価規準を設定することは, 生徒の学習状況を判断する際の目安が明らかになり, 指導と評価を着実に実施することにつながる また, 学習評価の工夫改善を進めるに当たっては, 学習評価をその後の学習指導の改善に生かすとともに, 学校における教育活動全体の改善に結び付けることが重要である その際, 学習指導の過程や学習の結果を継続的, 総合的に把握することが必要である そのためには, 評価規準を適切に設定するとともに, 評価方法の工夫改善を進めること, 評価結果について教師同士で検討すること, 実践事例を着実に継承していくこと, 授業研究等を通じ教師一人一人の力量の向上を図ること等に, 校長のリーダーシップの下で, 学校として, 組織的 計画的に取り組むことが必要である 一方, 年間指導計画を検討する際, それぞれの単元 ( 題材 ) において, 観点別学習状況の評価に係る最適の時期や方法を観点ごとに整理することが重要である これにより, 評価すべき点を見落としていないかを確認するだけでなく, 必要以上に評価機会を設けることで評価資料の収集 分析に多大な時間を要するような事態を防ぐことができ, 各学校において効果的 効率的な学習評価を行うことにつながると考えられる 以上のような考え方を踏まえ, 本資料第 2 編では, 各学校において評価規準を設定する際の参考となるよう, 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を掲載している これらや各教育委員会が作成した学習評価関係資料を参考にしつつ, 各学校において適切な評価規準が設定されることが期待される - 7 -

14 文部省指導資料から, 評価規準について解説した部分を参考として紹介する ( 参考 ) 評価規準の設定 ( 抄 ) ( 文部省 小学校教育課程一般指導資料 ( 平成 5 年 9 月 ) より ) 新しい指導要録 ( 平成 3 年改訂 ) では, 観点別学習状況の評価が効果的に行われるようにするために, 各観点ごとに学年ごとの評価規準を設定するなどの工夫を行うこと と示されています これまでの指導要録においても, 観点別学習状況の評価を適切に行うため, 観点の趣旨を学年別に具体化することなどについて工夫を加えることが望ましいこと とされており, 教育委員会や学校では目標の達成の度合いを判断するための基準や尺度などの設定について研究が行われてきました しかし, それらは, ともすれば知識 理解の評価が中心になりがちであり, また 目標を十分達成 (+), 目標をおおむね達成( 空欄 ) 及び 達成が不十分(-) ごとに詳細にわたって設定され, 結果としてそれを単に数量的に処理することに陥りがちであったとの指摘がありました 今回の改訂においては, 学習指導要領が目指す学力観に立った教育の実践に役立つようにすることを改訂方針の一つとして掲げ, 各教科の目標に照らしてその実現の状況を評価する観点別学習状況を各教科の学習の評価の基本に据えることとしました したがって, 評価の観点についても, 学習指導要領に示す目標との関連を密にして設けられています このように, 学習指導要領が目指す学力観に立つ教育と指導要録における評価とは一体のものであるとの考え方に立って, 各教科の目標の実現の状況を 関心 意欲 態度, 思考 判断, 技能 表現( 又は技能 ) 及び 知識 理解 の観点ごとに適切に評価するため, 評価規準を設定する ことを明確に示しているものです 評価規準 という用語については, 先に述べたように, 新しい学力観に立って子供たちが自ら獲得し身に付けた資質や能力の質的な面, すなわち, 学習指導要領の目標に基づく幅のある資質や能力の育成の実現状況の評価を目指すという意味から用いたものです 2 資料の構成等について (1) 資料の構成等について 第 2 編評価規準に盛り込むべき事項等 の構成は以下のとおりである 各教科の構成原則として, 教科ごとに次のような内容から構成されている 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標 - 8 -

15 2 評価の観点及びその趣旨 3 内容のまとまり 第 2 内容のまとまりごとの評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例 Ⅰ 第 学年 ( 分野 ) 1 学年目標 ( 分野の目標 ) 2 評価の観点の趣旨 3 学習指導要領の内容, 内容のまとまりごとの評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例 特別活動の構成特別活動については, 次の内容から構成されている 第 1 目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 目標 2 評価の観点及びその趣旨 3 内容のまとまり第 2 内容のまとまりごとの評価規準に盛り込むべき事項 (2) 各教科における評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例目標に準拠した評価を着実に実施するためには, 各教科の目標だけでなく, 領域や内容項目レベルの学習指導の狙いが明確になっている必要がある そして, 学習指導の狙いが生徒の学習状況として実現されたというのは, どのような状態になっているかが具体的に想定されている必要がある 以上の考え方を踏まえ, 改善通知に示された各教科の観点別学習状況の評価が効果的に行われるようにするために, 各学校において評価規準を設定する際の参考となるよう, 評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例 を示している 第 1 に, 学習指導要領の学年 ( 又は分野 ) 目標を実現するために, 各教科の内容のまとまりごとに 評価規準に盛り込むべき事項 を示している 評価規準に盛り込むべき事項 は, 新学習指導要領の各教科の目標, 学年 ( 又は分野 ) の目標及び内容の記述を基に, 改善通知で示されている各教科の評価の観点及びその趣旨, 学年 ( 又は分野 ) 別の評価の観点の趣旨を踏まえて作成している ここでの 内容のまとまり とは, 学習指導要領に示す領域や内容項目等をそのまとまりごとに整理したものであり, 各教科における 内容のまとまり は, 次のとおりである - 9 -

16 教 科 内容のまとまり 国 語 A 話すこと 聞くこと B 書くこと C 読むこと の各領域 社 会 地理的分野及び公民的分野については内容の (1) ア, イ の各中項目, 歴史的分野については内容の (1),(2) の各大項目 数 学 A 数と式 B 図形 C 関数 D 資料の活用 の各領域 理 科 第 1 分野及び第 2 分野の内容の (1),(2) の各大項目 音 楽 A 表現 歌唱 A 表現 器楽 A 表現 創作 B 鑑賞 美 術 A 表現 内容 (1)(3) A 表現 内容 (2)(3) B 鑑賞 保健体育 ( 体育分野 ): A 体つくり運動, B 器械運動 の各領域 ( 保健分野 ): 内容の (1)~(4) の各大項目 技術 家庭 ( 技術分野 ): A 材料と加工に関する技術, Bエネルギー変換に 関する技術, C 生物育成に関する技術, D 情報に関する技術 の内容の (1),(2) の各項目 ( 家庭分野 ): A 家族 家庭と子どもの成長, B 食生活と自立, C 衣生活 住生活と自立, D 身近な消費生活と環境 の内容の (1),(2) の各項目 外国語 英語 : 聞くこと 話すこと 読むこと 書くこと 第 2 に, 各学校において単元や題材ごとの評価規準や学習活動に即した評価規準を設定するに当たって参考となるよう, 評価規準に盛り込むべき事項 をより具体化したものを 評価規準の設定例 として示している 評価規準の設定例 は, 原則として, 新学習指導要領の各教科の目標, 学年 ( 又は分野 ) の目標及び内容のほかに, 当該部分の学習指導要領解説 ( 文部科学省刊行 ) の記述を基に作成している なお, 評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例 は, 評価の観点別に おおむね満足できる 状況を示すものである (3) 特別活動の評価規準に盛り込むべき事項特別活動については, 改善通知において, 評価の観点及びその趣旨が示されている これを踏まえ, 中学校では, 学級活動 (1) ~ 学級活動 (3) 生徒会活動 学校行事 (1) ~ 学校行事 (5) をそれぞれ内容のまとまりとして, 評価規準に盛り込むべき事項 を示している 特別活動の 内容のまとまりごとの評価規準に盛り込むべき事項 は, 改善通知において, 各活動 学校行事ごとに, 評価の観点に照らして十分満足できる活動の状況にあると判断される場合に, 印を記入する とされていることに対応して, 十分満足できる 活動の状況を示した その記述は, 原則として新学習指導要領及びその解説 ( 文部科学省刊行 ) を基に作成している

17 第 3 章評価方法等の工夫改善について ( 第 3 編関係 ) 1 評価方法の工夫改善について 各学校では, 各教科の学習活動の特質, 評価の観点や評価規準, 評価の場面や生徒の発達段階に応じて, 観察, 生徒との対話, ノート, ワークシート, 学習カード, 作品, レポート, ペーパーテスト, 質問紙, 面接などの様々な評価方法の中から, その場面における生徒の学習の状況を的確に評価できる方法を選択していくことが必要である 上記のような評価方法に加えて, 生徒による自己評価や生徒同士の相互評価を工夫することも考えられる 評価を適切に行うという点のみでいえば, できるだけ多様な評価を行い, 多くの情報を得ることが重要であるが, 他方, このことにより評価に追われてしまえば, 十分に指導ができなくなるおそれがある 生徒の学習状況を適切に評価し, その評価を指導に生かす点に留意する必要がある なお, ペーパーテストは, 評価方法の一つとして有効であるが, ペーパーテストにおいて得られる結果が, 目標に準拠した評価における学習状況の全てを表すものではないことについては, 改めて認識する必要がある そこで, 例えば, ワークシート等への記述内容は, 知識 理解 の評価だけでなく, 関心 意欲 態度 思考 判断 表現 技能 の評価にも活用することが可能であり, 生徒の資質や能力を多面的に把握できるように工夫し, 活用することが考えられる 2 評価時期等の工夫について 報告では, 評価時期に関して, 以下の 2 点について述べられている 授業改善のための評価は日常的に行われることが重要である 一方で, 指導後の生徒の状況を記録するための評価を行う際には, 単元等のある程度長い区切りの中で適切に設定した時期において おおむね満足できる 状況等にあるかどうかを評価することが求められる 関心 意欲 態度 については, 表面的な状況のみに着目することにならないよう留意するとともに, 教科の特性や学習指導の内容等も踏まえつつ, ある程度長い区切りの中で適切な頻度で おおむね満足できる 状況等にあるかどうかを評価するなどの工夫を行うことも重要である 各学校で年間指導計画を検討する際, それぞれの単元 ( 題材 ) において, 観点別学習状況の評価に係る最適の時期や方法を観点ごとに整理することが重要である これにより, 評価すべき点を見落としていないかを確認す

18 るだけでなく, 必要以上に評価機会を設けて評価資料の収集 分析に多大な時間を要するような事態を防ぐことができ, 各学校において効果的 効率的な学習評価を行うことにつながると考えられる 3 各学校における指導と評価の工夫改善について (1) 指導と評価の一体化新学習指導要領は, 基礎的 基本的な知識 技能の習得と思考力, 判断力, 表現力等をバランスよく育てることを重視している 各教科の指導に当たっては, 生徒の主体的な活動を生かしながら, 目標の確実な実現を目指す指導の在り方が求められる このバランスのとれた学力を育成するためには, 学習指導の改善を進めると同時に, 学習評価においては, 観点ごとの評価をバランスよく実施することが必要である さらに, 学習評価の工夫改善を進めるに当たっては, 学習評価をその後の学習指導の改善に生かすとともに, 学校における教育活動全体の改善に結び付けることが重要である その際, 学習指導の過程や学習の結果を継続的, 総合的に把握することが必要である 各学校では, 生徒の学習状況を適切に評価し, 評価を指導の改善に生かすという視点を一層重視し, 教師が指導の過程や評価方法を見直して, より効果的な指導が行えるよう指導の在り方について工夫改善を図っていくことが重要である (2) 学習評価の妥当性, 信頼性等報告では, 各学校や設置者の創意工夫を生かし, 現場主義を重視した学習評価として, 各学校では, 組織的 計画的な取組を推進し, 学習評価の妥当性, 信頼性等を高めるよう努めることが重要であるとされている ここでいう学習評価の 妥当性 は, 評価結果が評価の対象である資質や能力を適切に反映しているものであることを示す概念とされている この 妥当性 を確保していくためには, 評価結果と評価しようとした目標の間に適切な関連があること ( 学習評価が学習指導の目標に対応するものとして行われていること ), 評価方法が評価の対象である資質や能力を適切に把握するものとしてふさわしいものであること等が求められるとされている また, 改善通知では, 学校や設置者において, 学習評価の妥当性, 信頼性等を高める取組が求められている 妥当性, 信頼性等を高めるためには, 各学校において, 次のような取組が有効と考えられる まず, 学習評価を進めるに当たっては, 指導の目標及び内容と対応した

19 形で評価規準を設定することや評価方法を工夫する必要がある 特に, 評価方法を検討する際には, 評価の観点で示される資質や能力等を評価するのにふさわしい方法を選択することが, 評価の妥当性, 信頼性等を高めることになる また, 評価方法を評価規準と組み合わせて設定することが必要であり, 評価規準と対応するように評価方法を準備することによって, 評価方法の妥当性, 信頼性等が高まるものと考えられる (3) 学校全体としての組織的 計画的な取組学習評価の工夫改善を進めるに当たっては, 評価規準を適切に設定するとともに, 評価方法の工夫改善を進めること, 評価結果について教師同士で検討すること, 授業研究等を通じ教師一人一人の力量の向上を図ること等について, 校長のリーダーシップの下, 学校として, 組織的 計画的に取り組むことが必要である 1 教師の共通理解と力量の向上学校全体として評価についての力量を高めるためには, 学校としての評価の方針, 方法, 体制, 結果などについて, 校長のリーダーシップの下, 日頃から教師間の共通理解を図る必要がある このように, 評価に関する情報の共有や交換により, 担当教科, 経験年数等に左右されず教師が共通の認識をもって評価に当たることができるようにすることが重要である さらに, 複数の教師で, どのように学習評価を進めれば指導に生かす評価の充実が図れるのか, 教師にとって過大な負担とならないかなどについて確認し合うことが, 効果的で効率的な評価を行うことにつながる 以上のことを学校として組織的に実施するために, 校内研究 研修の在り方を一層工夫する必要がある その上で, これまでの実践の蓄積を生かしていくことが大切であり, 学校として組織的 計画的に取り組むことが, 評価の妥当性, 信頼性等を高めることになる 2 保護者や生徒への情報の提供改善通知では, 保護者や生徒に対して, 学習評価に関する仕組み等について事前に説明したり, 評価結果の説明を充実したりするなどして学習評価に関する情報をより積極的に提供することも重要とされている どのような評価規準, 評価方法により評価を行ったのかといった情報を保護者や生徒に分かりやすく説明し, 共通理解を図ることが重要となる 信頼される評価を行うためには, 評価が目的に応じて, 保護者や生徒などの関係者の間でおおむね妥当であると判断できるものであることも重要な意味をもつ

20 4 第 3 編の資料で紹介する評価方法等の事例の特徴 (1) 各教科の事例について 1 単元 ( 題材 ) の評価に関する事例の提示本資料では, 原則として, 教科ごとに 4 事例 ( 社会, 理科, 保健体育は 6 事例, 技術 家庭は 8 事例 ) を提示している 事例の提示に当たっては, 以下の 5 点に留意した 1) 事例 1 は,1 単元 ( 題材 ) における指導と評価の計画を示しながら, 当該教科での各観点の特徴を踏まえた評価の留意点を説明している 2) 単元 ( 題材 ) の評価規準 などを示すとともに, それらがどの 評価規準に盛り込むべき事項 や 評価規準の設定例 を参考に設定されたかが分かるようにしている 3) 指導と評価の計画 の中に, 当該単元 ( 題材 ) において, どのような評価方法を選択し, 組み合わせたかが分かるようにするとともに, 教科により, 必要に応じて, ワークシートや作品などの評価方法として活用したものを資料として提示したり, 具体的に工夫した点についての説明を加えたりして, 多様な方法を紹介している 4) おおむね満足できる 状況, 十分満足できる 状況, 努力を要する 状況と判断した生徒の具体的な状況の例などを示している 特に, 十分満足できる 状況という評価になるのは, 生徒が実現している学習の状況が質的な高まりや深まりをもっていると判断されるときであるが, それは具体的にはどのような状況であるかを示している また, 努力を要する 状況と判断した生徒への指導の手立てや働きかけを示したり, 努力を要する 状況に至ることのないよう配慮した点を示している 5) 当該単元 ( 題材 ) において, 観点ごとにどのような総括を行ったのかについて, その考え方や具体例などを示している 2 効果的 効率的な評価ある単元 ( 題材 ) において, 余りにも多くの評価規準を設定したり, 多くの評価方法を組み合わせたりすることは, 評価を行うこと自体が大きな負担となり, その結果を後の学習指導の改善に生かすことも十分できなくなるおそれがある 例えば,1 単位時間の中で 4 つの観点全てについて評価規準を設定し, その全てを評価し学習指導の改善に生かしていくことは現実的には困難であると考えられる 教師が無理なく生徒の学習状況を的確に評価できるように評価規準を設定し, 評価方法を選択することが必要である また, 評価の実践を踏まえ, 必要に応じて評価規準や評価方法について検討し, 見直しを行っていくことも効果的である

21 本資料では, 教科ごとに複数の事例を紹介しているが, 効果的 効率的な評価を進める上で参考となるよう以下の 3 点に配慮した 1) 評価結果を記録する機会を過度に設定することのないよう, 各観点で 1 単元 ( 題材 ) 内で平均すると 1 単位時間当たり 1~2 回の評価回数となるよう指導と評価の計画を示した 2) ノートやレポート, ワークシート, 作品など, 授業後に教師が確認しながら評価を行えるような方法と, 授業中の見取りを適切に組み合わせて, 全員の学習状況を適切に見取りつつ, それぞれの生徒の特性にも配慮した評価方法が採用できるよう配慮した 3) 評価が円滑に実施できていないと教師が捉えている観点をはじめとして, それぞれの観点において, どのような生徒の姿や記述等を評価対象とすればよいかを明確に示した 3 総括観点別学習状況の評価を総括する時期を, 単元末, 学期末, 学年末とした場合, どの段階で, どの評価情報に基づいて総括するかによって, 結果に違いが生じることも考えられる ( 例えば, 学年末に総括する際, 単元末の評価結果を年間を通して総括するか, 一度学期ごとに総括した評価結果から総括するかで結果が異なる場合もあり得る ) また, 評価情報の蓄積の方法は, 次のようなものが考えられる 評価の A,B,C を蓄積する方法学習活動に即した評価規準を観点ごとに設け, 十分満足できる 状況と判断されるものを A, おおむね満足できる 状況と判断されるものを B, 努力を要する 状況と判断されるものを C などのようにアルファベットや記号で記録し, その結果を蓄積していく方法で, 総括においては A,B,C の数を基に判断することになる 評価を数値で表して蓄積する方法学習の実現状況を数値で表したものを蓄積していく方法である 例えば,A=3,B=2,C=1 というように数値で表し, 蓄積する 総括の際は, 蓄積した数値の合計点や平均値などを用いることになる 観点別学習状況の評価の観点ごとの総括のほか, 評定への総括は, 学期末や学年末などに行うことが考えられる 具体的な総括の流れとしては, 以下の図に示したように, 幾つかの例が考えられる 学習過程における評価情報 単元 ( 題材 ) における観点別学習状況の観点ごとの総括 学期末における観点別学習状況の観点ごとの総括 学期末の評定への総括 学年末における観点別学習状況の観点ごとの総括 学年末の評定への総括

22 1) 観点別学習状況の評価の観点ごとの総括単元 ( 題材 ) における観点ごとの総括は, 教科ごとに事例の中でも取り上げている 学期末や学年末における観点ごとの評価の総括, 評定への総括は, 学習評価の工夫改善に関する調査研究 ( 平成 16 年 3 月, 国立教育政策研究所 ) を基に考え方を示している なお, 各学校における総括の具体的な考え方や方法等は, これらを参考にしつつ, より一層工夫していくことが必要である ア単元 ( 題材 ) における観点ごとの評価の総括単元 ( 題材 ) においては, 学習過程における評価情報を観点ごとに総括する 観点ごとの評価記録が複数ある場合の総括の方法としては, 次のようなものが考えられる ( ア ) 評価結果のA,B,Cの数ある観点で幾つかのまとまりごとに何回か行った評価結果の A,B,Cの数が多いものが, その観点の学習の実現状況を最もよく表しているとする考え方に立つ総括方法である 例えば,3 回評価を行った結果が ABB ならばBと総括する なお, AABB の総括結果をAとするかBとするかなど, 同数の場合や三つの記号が混在する場合の総括の仕方をあらかじめ決めておく必要がある ( イ ) 評価結果のA,B,Cを数値に表すある観点で幾つかのまとまりごとに何回か行った評価結果 A, B,Cを, 例えば,A=3,B=2,C=1のように数値によって表して, 合計したり, 平均したりすることで総括する方法である 例えば, 総括の結果をBとする判断の基準を [1.5 平均値 2. 5] とすると, ABB の平均値は, 約 2.3[(3+2+2) 3] で総括結果はBとなる このほか, 本資料では, 観点によって特定の評価機会における結果について重み付けした例なども紹介している イ学期末における観点ごとの評価の総括学期末における観点ごとの評価の総括は, 単元 ( 題材 ) ごとに総括した観点ごとの評価結果を基に行う場合と, 学習過程における評価情報から総括する場合が考えられる なお, 総括の方法は, ア ( ア ) 及び ( イ ) と同様であると考えられる ウ学年末における観点ごとの評価の総括学年末における観点ごとの総括については, 学期末に総括した観点ごとの評価結果を基に行う場合と, 単元 ( 題材 ) ごとに総括した観点ごとの評価結果を基に行う場合などが考えられる なお, 総括の方法は, ア ( ア ) 及び ( イ ) と同様であると考えられる

23 2) 観点別学習状況の評価の評定への総括評定が学習指導要領に示す各教科の目標に照らして学習の実現状況を総括的に評価するものであるのに対し, 観点別学習状況は学習指導要領に示す各教科の目標に照らして学習の実現状況を分析的に評価するものであり, 観点別学習状況の評価が評定を行うための基本的な要素となる なお, 評定への総括の場面は, 学期末や学年末などに行われることが多い 学年末に評定へ総括する場合には, 学期末に総括した評定の結果を基にする場合と, 学年末に観点ごとに総括した評価の結果を基にする場合が考えられる 観点別学習状況の評価の評定への総括は, 各観点の評価結果を A,B, C の組合せ, 又は,A,B,C を数値で表したものに基づいて総括し, その結果を中学校では 5 段階で表す A,B,C の組合せから評定に総括する場合, 各観点とも同じ評価がそろう場合は, 中学校については, AAAA であれば 4 又は 5, BBBB であれば 3, CCCC であれば 2 又は 1 とするのが適当であると考えられる それ以外の場合は, 各観点の A,B,C の数の組合せから適切に評定する必要がある なお, 観点別学習状況の評価結果は A,B,C などで表されるが, そこで表された学習の実現状況には幅があるため, 機械的に評定を算出することは適当ではない場合も予想される また, 評定は 5,4,3,2,1 という数値で表されるが, これを生徒の学習の実現状況を五つに分類したものとして捉えるのではなく, 常にこの結果の背景にある生徒の具体的な学習の実現状況を思い描き, 適切に捉えることが大切である 評定への総括に当たっては, このようなことも十分に検討する必要がある そして, 評価に対する妥当性, 信頼性等を高めるために, 各学校では観点別学習状況の評価の観点ごとの総括及び評定への総括の考え方や方法について共通理解を図り, 生徒及び保護者に十分説明し理解を得ることが大切である

24 各教科の事例を読むに当たって 各教科における学習評価各学校で評価規準を設定する際に, 第 2 編の 評価規準に盛り込むべき事項 や 評価規準の設定例 をどのように活用するか, また, 設定する際の留意点等について解説している 各教科の事例事例 1は, 単元 ( 題材 ) の目標, 単元 ( 題材 ) の評価規準, 指導と評価の計画, 観点別評価の進め方, 観点別評価の総括の順に記述されており, 単元 ( 題材 ) の評価規準の設定から総括までの一連の流れが分かるようにしている 事例 2~4( 社会, 理科, 保健体育については6, 技術 家庭については 8) については, それぞれ説明する内容に沿った項目, 配列等にしている また, 全ての事例にキーワードを付し, 各事例で紹介する内容のポイントが分かるようにしている さらに, 学習指導要領の内容と第 2 編で示している 評価規準の設定例 等の関連する箇所が分かるようにしている 教科名 ( 分野名 ) 事例 キーワード 単元 ( 題材 ) 名 第 学年 内容のまとまり は, 当該事例で扱う学習指導要領の内容と評価規準の設定例等との関連を確認できるよう, 本編で示している内容のまとまりを記しています (2) 特別活動の事例について特別活動は, 各教科と異なり, 全校又は学年を単位として行う活動があり, また, 学級担任以外の教師が指導することが多い このため, 参考資料 ( 特別活動編 ) においては, 学習指導要領に示された各活動 学校行事ごとに工夫例を交えながら評価の進め方や留意点等について記述している 特に, 指導と評価の計画例では, 改善通知で示されている評価の観点や, 第 2 編で示している 評価規準に盛り込むべき事項 を活用している

25 第 2 編 評価規準に盛り込むべき事項等

26 - 20 -

27 第 2 編 評価規準に盛り込むべき事項等 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標 国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し, 伝え合う力を高めるとともに, 思考力や想像力を 養い言語感覚を豊かにし, 国語に対する認識を深め国語を尊重する態度を育てる 2 評価の観点及びその趣旨 学習指導要領を踏まえ, 国語科の特性に応じた評価の観点及びその趣旨は以下のとおりである 国語への 関心 意欲 態度 話す 聞く能力書く能力読む能力 言語についての 知識 理解 技能 国語で伝え合う力を目的や場面に応じ, 相手や目的, 意図目的や意図に応じ, 伝統的な言語文化 進んで高めるととも適切に話したり聞に応じ, 筋道を立様々な文章を読んに親しんだり, 言 に, 国語に対する認いたり話し合ったてて文章を書いて, だり読書に親しん葉の特徴や決まり 識を深め, 国語を尊りして, 自分の考自分の考えを豊かだりして, 自分の漢字などについて 重しようとする えを豊かにしていにしている 考えを豊かにして理解し使ったりす る いる るとともに, 文字を正しく整えて速く書いている 国語科では, 学習指導要領の内容の示し方やこれまでの実践を踏まえ, 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 を, 学習指導要領の内容のまとまりに合わせ, 基礎的 基本的な知識 技能と 思考 判断 表現 とを合わせて評価する観点として位置付けた そこで, 上記のように, 国語への関心 意欲 態度 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての知識 理解 技能 の5 観点を設定した 3 内容のまとまり 国語科においては, 学習指導要領の内容の A 話すこと 聞くこと, B 書くこと, C 読む こと を内容のまとまりとした 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 については, A 話すこと 聞くこと, B 書 くこと, C 読むこと の各内容のまとまりの中に関連する事項を含めた 第 2 内容のまとまりごとの評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例 Ⅰ 第 1 学年 1 学年目標 (1) 目的や場面に応じ, 日常生活に関わることなどについて構成を工夫して話す能力, 話し手の意図を考えながら聞く能力, 話題や方向を捉えて話し合う能力を身に付けさせるとともに, 話したり聞いたりして考えをまとめようとする態度を育てる (2) 目的や意図に応じ, 日常生活に関わることなどについて, 構成を考えて的確に書く能力を身に付けさせるとともに, 進んで文章を書いて考えをまとめようとする態度を育てる (3) 目的や意図に応じ, 様々な本や文章などを読み, 内容や要旨を的確に捉える能力を身に付けさせるとともに, 読書を通してものの見方や考え方を広げようとする態度を育てる

28 2 第 1 学年の評価の観点の趣旨 国語への関心 意欲 態度 話す 聞く能力書く能力読む能力 言語についての知識 理解 技能 国語で伝え合う力を目的や場面に応じ, 目的や意図に応じ, 目的や意図に応じ, 伝統的な言語文化進んで高めるととも構成を工夫して話構成を考え, 自分様々な本や文章なに, 国語に対する認したり, 意図を考の考えや気持ちをどを読み, 内容や識を深め, 話したりえながら聞いたり, 根拠を明確にして要旨を的確にとら聞いたり書いたりし話題や方向をとら文章に書いている えて, 自分のもの て考えをまとめ, 読えて話し合ったり書を通してものの見している 方や考え方を広げようとする の見方や考え方を広くしている に触れたり, 言葉の特徴や決まり, 漢字などについて理解し使ったりするとともに, 文字を楷書で書き, 漢字の行書の基礎的な書き方を理解して書いている 3 学習指導要領の内容, 内容のまとまりごとの評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例 (1) A 話すこと 聞くこと 学習指導要領の内容 (1) 話すこと 聞くことの能力を育成するため, 次の事項について指導する ア日常生活の中から話題を決め, 話したり話し合ったりするための材料を人との交流を通して集め整理すること イ全体と部分, 事実と意見との関係に注意して話を構成し, 相手の反応を踏まえながら話すこと ウ話す速度や音量, 言葉の調子や間の取り方, 相手に分かりやすい語句の選択, 相手や場に応じた言葉遣いなどについての知識を生かして話すこと エ必要に応じて質問しながら聞き取り, 自分の考えとの共通点や相違点を整理すること オ話合いの話題や方向を捉えて的確に話したり, 相手の発言を注意して聞いたりして, 自分の考えをまとめること 関連する 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 を含む (2) (1) に示す事項については, 例えば, 次のような言語活動を通して指導するものとする ア日常生活の中の話題について報告や紹介をしたり, それらを聞いて質問や助言をしたりすること イ日常生活の中の話題について対話や討論などを行うこと A 話すこと 聞くこと の評価規準に盛り込むべき事項 国語への関心 意欲 態度話す 聞く能力言語についての知識 理解 技能 目的や場面に応じ, 構成 日常生活の中から話題を決め, 話 音声の働きや仕組みについて関心 を工夫して話したり, 意 したり話し合ったりするための材 をもち, 理解を深めている ( イ 図を考えながら聞いた 料を人との交流を通して集め整理 ( ア )) り, 話題や方向を捉えて している ( ア ) 語句の辞書的な意味と文脈上の意 話し合ったりしようとし 全体と部分, 事実と意見との関係 味との関係に注意して話したり聞 ている に注意して話を構成し, 相手の反 いたりしている ( イ ( イ )) 応を踏まえながら話している 話したり聞いたりして, 事象や行 ( イ ) 為などを表す多様な語句について 話す速度や音量, 言葉の調子や間 理解を深めるとともに, 話の中の の取り方, 相手に分かりやすい語 語彙に関心をもっている ( イ ( ウ )) 句の選択, 相手や場に応じた言葉 単語の類別について理解し, 指示 遣いなどについての知識を生かし 語や接続詞及びこれらと同じよう て話している ( ウ ) な働きをもつ語句などに注意して 必要に応じて質問しながら聞き取 話したり聞いたりしている ( イ り, 自分の考えとの共通点や相違 ( エ ))

29 点を整理している ( エ ) 比喩や反復などの表現の技法につ 話合いの話題や方向を捉えて的確いて理解して, 話したり聞いたりに話したり, 相手の発言を注意ししている ( イ ( オ )) て聞いたりして, 自分の考えをまとめている ( オ ) 評価規準に盛り込むべき事項は, 中学校学習指導要領 国語の 2 内容 に示す A 話すこと 聞くこと, B 書くこと, C 読むこと の (1) の指導事項及び 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 に示す事項 ( 以下, 指導事項等 ) に基づき作成している 指導事項等と評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例との対応関係を明示するため, 評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例の末尾には, 該当する指導事項等の記号を ( ) 内に示している ( 国語への関心 意欲 態度 を除く ) 上述の注記については, 全ての 内容のまとまり においても同様である A 話すこと 聞くこと の評価規準の設定例 国語への関心 意欲 態度話す 聞く能力言語についての知識 理解 技能 ア 日常生活の中の話題について報告する言語活動を通した指導 伝えたいことが相手によ 身近な人への取材を通して体験や 音声の働きや仕組みについて注意 く分かるように, 工夫し 知識などの材料を集め, 報告の目 し, 目的や場面に応じて適切な音 て報告しようとしてい 的を考えて整理している ( ア ) 量や抑揚などで話している ( イ る 伝えたいことを分かりやすく報告 ( ア )) するために, 話をどのように組み 報告したい内容を適切に伝えるた 立てるかを考えている ( イ ) めに, 語句を選んでいる ( イ ( イ )) 話す速度や音量, 言葉の調子や間 分かりやすい報告をするために, の取り方, 相手に分かりやすい語 指示語や接続詞などを適切に使っ 句の選択, 相手や場に応じた言葉 ている ( イ ( エ )) 遣いに注意して報告している 必要に応じて反復などの表現を用 ( ウ ) いて重要な点を強調し, 報告して 報告を聞いて質問し, 相手が言い いる ( イ ( オ )) たいことを確かめたり, 足りない 情報を聞き出したりしている ( エ ) 報告の内容について話し合い, 自 分の考えをまとめている ( オ ) イ 日常生活の中の話題について討論する言語活動を通した指導 互いの考えの共通点や相 地域の人への取材を通して体験や 相手の話の中に出てくる, 事象や 違点を整理し, 建設的に 知識などの材料を集め, 自分の考 行為などを表す多様な語句につい 話し合おうとしている えや意見を明確にしている ( ア ) て関心をもち, 意味を確かめなが 意見を述べる上で, 事実や意見を ら聞いている ( イ ( ウ )) どのように配列すると分かりやす 指示語や接続詞などを適切に使 いかを考えて話を構成し, 文末表 い, 自分の考えを分かりやすく話 現などに注意するとともに根拠を している ( イ ( エ )) 明確にして話している ( イ ) 聞き手の受け止め方や理解の状況 に注意して話している ( イ ) 話す速度や音量, 言葉の調子や間 の取り方, 相手に分かりやすい語 句の選択, 相手や場に応じた言葉 遣いに注意して話している ( ウ ) 相手の考えを聞いて, 自分の考え

30 との共通点や相違点を整理している ( エ ) 話合いの話題や方向を捉え, 自分の考えと比較しながら相手の話を聞き, 自分の考えをまとめている ( オ ) 評価規準の設定例は, 指導事項等に 2 内容 (2) に示す言語活動例を組み合わせることを基本として例示したものである 評価規準の設定例は, できるだけ多様な指導事項等を取り上げて例示している 各学校において単元の評価規準を設定する際は, 生徒の実態や年間指導計画等の見通しの基に重点化して取り上げることとなる 上述の注記については, 全ての 内容のまとまり においても同様である (2) B 書くこと 学習指導要領の内容 (1) 書くことの能力を育成するため, 次の事項について指導する ア日常生活の中から課題を決め, 材料を集めながら自分の考えをまとめること イ集めた材料を分類するなどして整理するとともに, 段落の役割を考えて文章を構成すること ウ伝えたい事実や事柄について, 自分の考えや気持ちを根拠を明確にして書くこと エ書いた文章を読み返し, 表記や語句の用法, 叙述の仕方などを確かめて, 読みやすく分かりやすい文章にすること オ書いた文章を互いに読み合い, 題材の捉え方や材料の用い方, 根拠の明確さなどについて意見を述べたり, 自分の表現の参考にしたりすること 関連する 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 を含む (2) (1) に示す事項については, 例えば, 次のような言語活動を通して指導するものとする ア関心のある芸術的な作品などについて, 鑑賞したことを文章に書くこと イ図表などを用いた説明や記録の文章を書くこと ウ行事等の案内や報告をする文章を書くこと B 書くこと の評価規準に盛り込むべき事項 国語への関心 意欲 態度書く能力言語についての知識 理解 技能 目的や意図に応じ, 構成 日常生活の中から課題を決め, 材 語句の辞書的な意味と文脈上の意 を考え, 自分の考えや気 料を集めながら自分の考えをまと 味との関係に注意して書いてい 持ちを根拠を明確にして めている ( ア ) る ( イ ( イ )) 文章に書こうとしてい 集めた材料を分類するなどして整 文章を書いて, 事象や行為などを る 理するとともに, 段落の役割を考 表す多様な語句について理解を深 えて文章を構成している ( イ ) めるとともに, 文章の中の語彙に 伝えたい事実や事柄について, 自 ついて関心をもっている ( イ ( ウ )) 分の考えや気持ちを根拠を明確に 単語の類別について理解し, 指示 して書いている ( ウ ) 語や接続詞及びこれらと同じよう 書いた文章を読み返し, 表記や語 な働きをもつ語句などに注意して 句の用法, 叙述の仕方などを確か 書いている ( イ ( エ )) めて, 読みやすく分かりやすい文 比喩や反復などの表現の技法につ 章にしている ( エ ) いて理解して書いている ( イ ( オ )) 書いた文章を互いに読み合い, 題 小学校学年別漢字配当表の漢字の 材の捉え方や材料の用い方, 根拠 うち900 字程度の漢字を書き, の明確さなどについて意見を述べ 文や文章の中で使っている ( ウ たり, 自分の表現の参考にしたり ( イ )) している ( オ ) [ 書写 ] 字形を整え, 文字の大きさ, 配列 などについて理解して, 楷書で書 いている ( ア )

31 漢字の行書の基礎的な書き方を理解して書いている ( イ ) B 書くこと の評価規準の設定例 国語への関心 意欲 態度書く能力言語についての知識 理解 技能 ア 関心のある芸術作品について, 鑑賞したことを文章に書く言語活動を通した指導 関心のある芸術作品につ これまでに親しんだ芸術作品の中 作品のよさを表す語句を集め, 文 いて, 自分の印象や感動 から対象を決め, 様々な角度から 脈に応じて使い分けている ( イ を分かりやすく文章に書 そのよさについて考えている ( ウ )) こうとしている ( ア ) 作品のよさを書き表すのに, 比喩 作品のよさを挙げて要素ごとに整 や反復などの表現の技法を, 必要 理し, 段落の役割を考えて文章を に応じて適切に用いている ( イ 構成している ( イ ) ( オ )) 作品のよさについて, 表現の仕方, 作り手の思いや見方, 受けた印象や感動などを明確にして書いている ( ウ ) 自分の考えた作品のよさやその根拠が相手に伝わるかどうかを確かめて, 読みやすく分かりやすい文章にしている ( エ ) 書いた文章を互いに読み合い, 作品の捉え方や根拠の明確さなどについて意見を述べたり, 自分の表現の参考にしたりしている ( オ ) イ 図表を用いた説明の文章を書く言語活動を通した指導 図表を用いた説明の効果 日常生活の経験等の中から, 図表 図表を説明するときに指示語や接 などを考え, 分かりやす を用いて説明するのにふさわしい 続詞を工夫して使っている ( イ い文章を書こうとしてい 事柄を見付け, その内容を簡単に ( エ )) る まとめている ( ア ) 学年別漢字配当表に示されている 図表を示して説明する部分を意識 漢字を適切に使って文章を書いて しながら, 段落を組み立てている いる ( ウ ( イ )) ( イ ) [ 書写 ] 説明の必要な理由や目的, 説明す メモをとる際に, 漢字の行書の基 るものの概要を明確にして書いて 礎的な書き方を生かしている いる ( ウ ) ( イ ) 説明と図表とが対応しているか, 図表が説明の助けとなっているか を確かめ, 読みやすく分かりやす い文章にしている ( エ ) 書いた文章を互いに読み合い, 図 表の効果や説明の分かりやすさな どについて意見を述べたり, 自分 の表現の参考にしたりしている ( オ ) ウ 行事等の案内をする文章を書く言語活動を通した指導 行事等の案内をする文章 日常生活の中から案内をするのに 案内をする文章に特有の語句や慣

32 の形式や役割を意識し ふさわしい行事等を決め, 案内す 用的な表現について, 辞書でその て, 簡潔に文章を書こう べき内容を簡単にまとめている 意味を調べて使っている ( イ ( イ )) としている ( ア ) [ 書写 ] 相手に案内すべき内容を, 相手を 件名と本文との字の大きさを変え 誘う言葉と行事等の概要とに分け るなど, 漢字, 仮名, 数字のバラ ている ( イ ) ンスを考えて読みやすく整った楷 行事等を案内する相手や目的, 行 書で書いている ( ア ) 事等の概要を明確にして書いてい る ( ウ ) 相手が来たくなるか, また相手に 行事等の概要が伝わるかどうかを 確かめ, 読みやすく分かりやすい 文章にしている ( エ ) 書いた文章を互いに読み合い, 相 手を誘う言葉の効果, 行事等の概 要の分かりやすさなどについて意 見を述べたり, 自分の表現の参考 にしたりしている ( オ ) (3) C 読むこと 学習指導要領の内容 (1) 読むことの能力を育成するため, 次の事項について指導する ア文脈の中における語句の意味を的確に捉え, 理解すること イ文章の中心的な部分と付加的な部分, 事実と意見などとを読み分け, 目的や必要に応じて要約したり要旨を捉えたりすること ウ場面の展開や登場人物などの描写に注意して読み, 内容の理解に役立てること エ文章の構成や展開, 表現の特徴について, 自分の考えをもつこと オ文章に表れているものの見方や考え方を捉え, 自分のものの見方や考え方を広くすること カ本や文章などから必要な情報を集めるための方法を身に付け, 目的に応じて必要な情報を読み取ること 関連する 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 を含む (2) (1) に示す事項については, 例えば, 次のような言語活動を通して指導するものとする ア様々な種類の文章を音読したり朗読したりすること イ文章と図表などとの関連を考えながら, 説明や記録の文章を読むこと ウ課題に沿って本を読み, 必要に応じて引用して紹介すること C 読むこと の評価規準に盛り込むべき事項 国語への関心 意欲 態度読む能力言語についての知識 理解 技能 目的や意図に応じ, 様々 文脈の中における語句の意味を的 文語の決まりや訓読の仕方を知 な本や文章などを読み, 確に捉え, 理解している ( ア ) り, 古文や漢文を音読して, 古典 内容や要旨を的確に捉え 文章の中心的な部分と付加的な部 特有のリズムを味わいながら, 古 て, 自分のものの見方や 分, 事実と意見などとを読み分け, 典の世界に触れている ( ア ( ア )) 考え方を広くしようとし 目的や必要に応じて要約したり要 古典には様々な種類の作品がある ている 旨を捉えたりしている ( イ ) ことを知っている ( ア ( イ )) 場面の展開や登場人物などの描写 語句の辞書的な意味と文脈上の意 に注意して読み, 内容の理解に役 味との関係に注意して読んでい 立てている ( ウ ) る ( イ ( イ )) 文章の構成や展開, 表現の特徴に 文章を読んで, 事象や行為などを ついて, 自分の考えをもっている 表す多様な語句について理解を深 ( エ ) めるとともに, 文章の中の語彙に 文章に表れているものの見方や考 ついて関心をもっている ( イ ( ウ )) え方を捉え, 自分のものの見方や 単語の類別について理解し, 指示

33 考え方を広くしている ( オ ) 語や接続詞及びこれらと同じよう 本や文章などから必要な情報を集な働きをもつ語句などに注意してめるための方法を身に付け, 目的読んでいる ( イ ( エ )) に応じて必要な情報を読み取って 比喩や反復などの表現の技法についる ( カ ) いて理解して読んでいる ( イ ( オ )) 小学校学年別漢字配当表に示されている漢字に加え, その他の常用漢字のうち300 字程度から40 0 字程度までの漢字を読んでいる ( ウ ( ア )) 下線部は, 学習指導要領の一部改正 ( 平成 22 年 11 月 30 日 ) による C 読むこと の評価規準の設定例 国語への関心 意欲 態度読む能力言語についての知識 理解 技能 ア -1 様々な文章を音読したり朗読したりする言語活動を通した指導 音読や朗読をする文章の 語句の意味を理解し想像力を働か 語句の文脈上の意味を捉え, それ 内容や表現に関心をも せて文章を読み, 朗読するときに が文章の中で果たしている役割を ち, 工夫して読もうとし 注意する語句を選んでいる ( ア ) 考えながら読んでいる ( イ ( イ )) ている 文章を朗読するために, 登場人物 多様な語句について理解し, 朗読 の心情や行動, 情景描写に注意し するときにどのように読んだらよ て読み, 内容の理解を深めている いかを考えている ( イ ( ウ )) ( ウ ) 表現技法の効果を理解し, 朗読に 文章の表現の特徴や効果を捉え, 役立てている ( イ ( オ )) 朗読の仕方を考えている ( エ ) 書き手のものの見方や考え方を捉 え, 自分のものの見方や考え方を 広げて朗読の仕方を考えている ( オ ) ア -2 古文や漢文を音読したり朗読したりする言語活動を通した指導 音読や朗読をする古文や 古文や漢文を朗読するために, 登漢文の内容や表現に関心場人物の心情や行動, 情景描写にをもち, 工夫して読もう注意して読み, 内容の理解を深めとしている ている ( ウ ) 古文や漢文の表現の特徴や効果を捉え, 朗読の仕方を考えている ( エ ) 文語の決まりや訓読の仕方を知り, 古文や漢文を音読して, 古典特有のリズムを味わいながら, 古典の世界に触れている ( ア ( ア )) イ 文章と図表との関連を考えながら説明の文章を読む言語活動を通した指導 文章と図表との関連を捉 説明の文章を読み, 文脈に即して 文章を読んで意味の分からない語 えながら, 説明の文章を 語句の意味を的確に捉え, キーワ 句を辞書で調べ, 文脈上の意味を 読もうとしている ードを考えている ( ア ) 考えている ( イ ( イ )) 説明されている事実と図表との関 説明の文章を読んで自分の考えを 係を整理し, 文章の要旨を捉えて 書いたり述べたりする際に, より いる ( イ ) 適切な語句を選んでいる ( イ ( ウ )) 説明の文章を展開する上で図表が 説明の文章を読む上で大切な指示 果たしている役割を捉え, その効 語に注意している ( イ ( エ )) 果について自分の考えをもってい 文章に用いられている漢字を正し る ( エ ) く読んでいる ( ウ ( ア ))

34 説明されている内容についての書き手のものの見方や考え方を捉え, 自分の考えをもっている ( オ ) 関連する説明の文章を読み, 文章と図表から必要な情報を得ている ( カ ) ウ -1 課題に沿って本を読み, 必要に応じて引用して紹介する言語活動を通した指導 課題に沿って本を選び, 表題や目次などを参考にして課題 文章を読んで意味の分からない語その内容を進んで紹介しに沿った本を選び, 必要な情報を句を辞書で調べ, 文脈上の意味をようとしている 読み取っている ( カ ) 考えている ( イ ( イ )) 本を紹介するために, 文脈に即し 文章に用いられている漢字を正して語句の意味を的確に捉えていく読んでいる ( ウ ( ア )) る ( ア ) 本の紹介の仕方に応じて, 文章を要約している ( イ ) 場面の展開や登場人物などの描写に注意して文章を読み, 紹介したい部分を決めている ( ウ ) 文章の構成や展開, 表現の特徴などを分析的に捉え, 自分の考えをもって, 本を紹介している ( エ ) 選んだ本の文章に表れているものの見方や考え方について, 共感したり疑問をもったりして自分の考えを広げ, 本を紹介している ( オ ) ウ -2 古典の文章を読み紹介する言語活動を通した指導 古典の文章に関心をも 古典の文章を紹介するために, 文 古典には様々な種類の文章がある ち, その内容を進んで紹 脈に即して語句の意味を捉えてい ことを理解している ( ア ( イ )) 介しようとしている る ( ア ) 紹介の仕方に応じて, 文章を要約している ( イ ) 場面の展開や登場人物などの描写に注意して古典の文章を読み, 紹介している ( ウ ) Ⅱ 第 2 学年 1 学年目標 (1) 目的や場面に応じ, 社会生活に関わることなどについて立場や考えの違いを踏まえて話す能力, 考えを比べながら聞く能力, 相手の立場を尊重して話し合う能力を身に付けさせるとともに, 話したり聞いたりして考えを広げようとする態度を育てる (2) 目的や意図に応じ, 社会生活に関わることなどについて, 構成を工夫して分かりやすく書く能力を身に付けさせるとともに, 文章を書いて考えを広げようとする態度を育てる (3) 目的や意図に応じ, 文章の内容や表現の仕方に注意して読む能力, 広い範囲から情報を集め効果的に活用する能力を身に付けさせるとともに, 読書を生活に役立てようとする態度を育てる 2 第 2 学年の評価の観点の趣旨

35 国語への関心 意欲 態度 話す 聞く能力書く能力読む能力 言語についての知識 理解 技能 国語で伝え合う力を目的や場面に応じ, 目的や意図に応じ, 目的や意図に応じ, 伝統的な言語文化 進んで高めるととも立場や考えの違い構成を工夫し, 伝内容や表現の仕方を楽しんだり, 言 に, 国語に対する認を踏まえて話したえたいことが効果に注意して文章を葉の特徴や決まり, 識を深め, 話したりり, 考えを比べな的に伝わるように読み, 知識や体験漢字などについて 聞いたり書いたりしがら聞いたり, 相文章を書いている と関連付けて自分理解し使ったりす て考えを広げ, 読書手の立場を尊重し の考えをもっているとともに, 漢字 を生活に役立てようて話し合ったりし る の行書とそれに調 とする ている 和した仮名を書き, 楷書又は行書を選んで書いている 3 学習指導要領の内容, 内容のまとまりごとの評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例 (1) A 話すこと 聞くこと 学習指導要領の内容 (1) 話すこと 聞くことの能力を育成するため, 次の事項について指導する ア社会生活の中から話題を決め, 話したり話し合ったりするための材料を多様な方法で集め整理すること イ異なる立場や考えを想定して自分の考えをまとめ, 話の中心的な部分と付加的な部分などに注意し, 論理的な構成や展開を考えて話すこと ウ目的や状況に応じて, 資料や機器などを効果的に活用して話すこと エ話の論理的な構成や展開などに注意して聞き, 自分の考えと比較すること オ相手の立場や考えを尊重し, 目的に沿って話し合い, 互いの発言を検討して自分の考えを広げること 関連する 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 を含む (2) (1) に示す事項については, 例えば, 次のような言語活動を通して指導するものとする ア調べて分かったことや考えたことなどに基づいて説明や発表をしたり, それらを聞いて意見を述べたりすること イ社会生活の中の話題について, 司会や提案者などを立てて討論を行うこと A 話すこと 聞くこと の評価規準に盛り込むべき事項 国語への関心 意欲 態度話す 聞く能力言語についての知識 理解 技能 目的や場面に応じ, 立場 社会生活の中から話題を決め, 話 話し言葉と書き言葉との違い, 共 や考えの違いを踏まえて したり話し合ったりするための材 通語と方言の果たす役割, 敬語の 話したり, 考えを比べな 料を多様な方法で集め整理してい 働きなどについて理解して話した がら聞いたり, 相手の立 る ( ア ) り聞いたりしている ( イ ( ア )) 場を尊重して話し合った 異なる立場や考えを想定して自分 抽象的な概念を表す語句, 類義語 りしようとしている の考えをまとめ, 話の中心的な部 と対義語, 同音異義語や多義的な 分と付加的な部分などに注意し, 意味を表す語句などについて理解 論理的な構成や展開を考えて話し して話したり聞いたりし, 語感を ている ( イ ) 磨き語彙を豊かにしている ( イ 目的や状況に応じて, 資料や機器 ( イ )) などを効果的に活用して話してい 文の中の文の成分の順序や照応, る ( ウ ) 文の構成などについて考えて話し 話の論理的な構成や展開などに注 たり聞いたりしている ( イ ( ウ )) 意して聞き, 自分の考えと比較し 単語の活用について理解し, 助詞 ている ( エ ) や助動詞などの働きに注意して話

36 相手の立場や考えを尊重し, 目的したり聞いたりしている ( イ ( エ )) に沿って話し合い, 互いの発言を 相手や目的に応じて, 話の形態や検討して自分の考えを広げてい展開に違いがあることを理解してる ( オ ) 話したり聞いたりしている ( イ ( オ )) A 話すこと 聞くこと の評価規準の設定例 国語への関心 意欲 態度話す 聞く能力言語についての知識 理解 技能 ア -1 調べて分かったことについて説明する言語活動を通した指導 調べたり考えたりしたこ 様々な情報手段を活用して材料を 目的や場面に応じ, 話し言葉と書 となどについて, 聞き手 集め, 説明の目的に応じて整理し き言葉との違い, 共通語と方言の が理解しやすいように工 ている ( ア ) 果たす役割, 敬語の働きなどにつ 夫して説明しようとして 説明に対する聞き手の意見や質問 いて注意して話している ( イ ( ア )) いる を予想して, 話の中心と付加的な 相手に分かりやすい説明をするた 部分との関係に注意し, 分かりや めに, 類義語, 対義語などに注意 すい構成や展開を考えて話してい して話している ( イ ( イ )) る ( イ ) 相手に分かりやすい説明をするた 分かりやすく説明するために, 機 めに, 文の中の文の成分の順序 器を活用して要点を示したり, 写 や照応, 文の構成などについて 真や図などの資料を活用したりし 工夫している ( イ ( ウ )) て話している ( ウ ) 分かりやすく説明するために, 助 説明を聞いて, 話の要点や根拠と 詞や助動詞などの働きに注意して なっている事実などを捉え, 自分 いる ( イ ( エ )) の考えと比較して納得できるかど 相手や目的に応じて, 話の形態や うか判断している ( エ ) 展開に違いがあることを理解して 説明を聞いて, 質疑応答や意見交 話している ( イ ( オ )) 換をして, 自分の考えを広げてい る ( オ ) ア -2 古典を読んで気付いたことについて発表する言語活動を通した指導 調べたり考えたりしたこ 分かりやすく発表するために, 機 古典に表れたものの見方や考え方 となどについて, 聞き手 器を活用して話の中心を示した に触れ, 登場人物や作者の思いな が理解しやすいように工 り, 写真や図などの資料を活用し どを想像している ( ア ( イ )) 夫して説明しようとして たりして話している ( ウ ) いる 発表を聞いて, 質疑応答したり話し合ったりして, 古典についての自分の考えを広げている ( オ ) イ 社会生活の中の話題について司会や提案者を立てて討論する言語活動を通した指導 異なる立場の考えを想定 討論に向けて, 様々な情報手段を 目的や場面に応じ, 話し言葉と書 して, 目的に沿って討論 活用して材料を集め, 自分の意見 き言葉との違い, 共通語と方言の しようとしている を明確にしている ( ア ) 果たす役割, 敬語の働きなどにつ 相手の反論や意見を予想して自分 いて注意している ( イ ( ア )) の考えをまとめ, 自分の意見と根 説得力のある話をするために, 文 拠, 予想される相手の意見への反 の中の文の成分の順序や照応, 論などを組み合わせて話を構成し 文の構成などについて工夫して ている ( イ ) いる ( イ ( ウ )) 討論の際に説得力を高めるため 相手や目的に応じて, 話の形態や に, 機器を活用して自分の意見の 展開に違いがあることを理解して

37 要点を示したり, グラフや表などいる ( イ ( オ )) の資料を活用して根拠を示したりしている ( ウ ) 話の論理的な構成や展開などに注意して要点や根拠などを確かめながら聞き, 自分の考えと比較して, 賛成や反対などの判断をしている ( エ ) 目的に沿って提案や発言の内容を整理して話合いを進行したり, 理由や趣旨を明確にして提案したりするなど, 討論の進め方を工夫している ( オ ) (2) B 書くこと 学習指導要領の内容 (1) 書くことの能力を育成するため, 次の事項について指導する ア社会生活の中から課題を決め, 多様な方法で材料を集めながら自分の考えをまとめること イ自分の立場及び伝えたい事実や事柄を明確にして, 文章の構成を工夫すること ウ事実や事柄, 意見や心情が相手に効果的に伝わるように, 説明や具体例を加えたり, 描写を工夫したりして書くこと エ書いた文章を読み返し, 語句や文の使い方, 段落相互の関係などに注意して, 読みやすく分かりやすい文章にすること オ書いた文章を互いに読み合い, 文章の構成や材料の活用の仕方などについて意見を述べたり助言をしたりして, 自分の考えを広げること 関連する 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 を含む (2) (1) に示す事項については, 例えば, 次のような言語活動を通して指導するものとする ア表現の仕方を工夫して, 詩歌を作ったり物語などを書いたりすること イ多様な考えができる事柄について, 立場を決めて意見を述べる文章を書くこと ウ社会生活に必要な手紙を書くこと B 書くこと の評価規準に盛り込むべき事項 国語への関心 意欲 態度書く能力言語についての知識 理解 技能 目的や意図に応じ, 構成 社会生活の中から課題を決め, 多 話し言葉と書き言葉との違い, 共 を工夫し, 伝えたいこと 様な方法で材料を集めながら自分 通語と方言の果たす役割, 敬語の が効果的に伝わるように の考えをまとめている ( ア ) 働きなどについて理解して書いて 文章を書こうとしてい 自分の立場及び伝えたい事実や事 いる ( イ ( ア )) る 柄を明確にして, 文章の構成を工 抽象的な概念を表す語句, 類義語 夫している ( イ ) と対義語, 同音異義語や多義的な 事実や事柄, 意見や心情が相手に 意味を表す語句などについて理解 効果的に伝わるように, 説明や具 して書き, 語感を磨き語彙を豊か 体例を加えたり, 描写を工夫した にしている ( イ ( イ )) りして書いている ( ウ ) 文の中の文の成分の順序や照応, 書いた文章を読み返し, 語句や文 文の構成などについて考えて書い の使い方, 段落相互の関係などに ている ( イ ( ウ )) 注意して, 読みやすく分かりやす 単語の活用について理解し, 助詞 い文章にしている ( エ ) や助動詞などの働きに注意して書 書いた文章を互いに読み合い, 文 いている ( イ ( エ )) 章の構成や材料の活用の仕方など 相手や目的に応じて, 文章の形態 について意見を述べたり助言をし や展開に違いがあることを理解し たりして, 自分の考えを広げてい て書いている ( イ ( オ )) る ( オ ) 学年別漢字配当表に示されている

38 漢字を書き, 文や文章の中で使っている ( ウ ( イ )) [ 書写 ] 漢字の行書とそれに調和した仮名の書き方を理解して, 読みやすく速く書いている ( ア ) 目的や必要に応じて, 楷書又は行書を選んで書いている ( イ ) B 書くこと の評価規準の設定例 国語への関心 意欲 態度書く能力言語についての知識 理解 技能 ア表現の仕方を工夫して詩を作る言語活動を通した指導 自分の感動が読み手に伝 詩を作るために, 身近な体験の 自分の感動を効果的に表現するた わるように, 言葉の使い 中での自分の心の動きをまとめて めに, 助詞や助動詞の働きに注意 方や構成を工夫して詩を いる ( ア ) して, 詩に使う言葉を決めている つくろうとしている 感動の中心を明らかにして, 詩の ( イ ( エ )) 構成を工夫している ( イ ) 学年別漢字配当表に示されている 感動の中心が読み手に伝わるよう 漢字を適切に使うとともに, 仮名 に, 描写を工夫して詩をつくって で表現する効果についても考えて いる ( ウ ) 詩をつくっている ( ウ ( イ )) 作った詩を読み返し, 描写や全 [ 書写 ] 体の構成などに注意して, 読み手 詩を清書する際に, 楷書又は行書 に感動が伝わりやすい詩にしてい を選んで書いている ( イ ) る ( エ ) 作った詩を互いに読み合い, 書 き手の感動, 描写や構成の効果な どを観点とした感想を交流し, 自 分の考えを広げている ( オ ) イ 多様な考えができる事柄について立場を決めて意見を述べる文章を書く言語活動を通した指導 自分の立場や意見が読み 社会生活の中から課題を決め, 学 自分の考えを明確に表現するため 手に伝わるように, 根拠 校図書館等を活用して材料を集 に, 辞書を活用するなどして, 言 を明らかにして文章を書 め, 自分の意見をまとめている 葉の意味を吟味しながら文章を書 こうとしている ( ア ) いている ( イ ( イ )) 自分の立場や意見を明らかにし 主語と述語や修飾語と被修飾語の て, それを表明する部分を文章の 照応に注意し, 書き手の意図が明 どこに置くかについて考えてい 確に伝わるように文章を書いてい る ( イ ) る ( イ ( ウ )) 自分の立場や意見が効果的に伝わ 読み手に自分の考えやその根拠な るように, 根拠を説明したり具体 どが効果的に伝わるように文章の 例を用いたりして文章を書いてい 展開を工夫している ( イ ( オ )) る ( ウ ) 学年別漢字配当表に示されている 意見と根拠との関係, 文や段落の 漢字を適切に使って文章を書いて つながりなどに注意して, 読み手 いる ( ウ ( イ )) に伝わりやすい文章にしている ( エ ) 書いた文章を互いに読み合い, 課 題に対する立場や意見の根拠の妥 当性, 文や段落のつながりなどを 観点とした意見を述べ, 自分の考

39 えを広げている ( オ ) ウ 社会生活に必要なお礼の手紙を書く言語活動を通した指導 手紙の形式を整えて, お お礼の手紙を書くために, 相手に 相手に対する自分の気持ちが適切 世話になった相手への感 伝えたいことを具体的に挙げてい に伝わるように, 書き言葉におけ 謝の気持ちを表す手紙を る ( ア ) る敬語の使い方に注意して文章を 書こうとしている 相手に伝えたいお礼の内容の中心 書いている ( イ ( ア )) を明確にし, 手紙の形式に沿って 目上の人に対する手紙を書くため 構成を考えている ( イ ) に, 書式を整えて文章を書いてい 相手に対する感謝の気持ちが伝わ る ( イ ( オ )) るように, 印象に残る出来事やそ 学年別漢字配当表に示されている の時の思いを具体的に書いてい 漢字を適切に使って手紙を書いて る ( ウ ) いる ( ウ ( イ )) 相手への配慮, 言葉の使い方, 手 [ 書写 ] 紙の形式などに注意して, 感謝の 漢字の行書とそれに調和した仮名 気持ちが相手に伝わりやすい手紙 の書き方を理解して手紙を書いて にしている ( エ ) いる ( ア ) 書いた手紙を互いに読み合い, 書 き手の気持ちの表現, 言葉の使い 方などについて意見を述べたり, 助言し合ったりしている ( オ ) (3) C 読むこと 学習指導要領の内容 (1) 読むことの能力を育成するため, 次の事項について指導する ア抽象的な概念を表す語句や心情を表す語句などに注意して読むこと イ文章全体と部分との関係, 例示や描写の効果, 登場人物の言動の意味などを考え, 内容の理解に役立てること ウ文章の構成や展開, 表現の仕方について, 根拠を明確にして自分の考えをまとめること エ文章に表れているものの見方や考え方について, 知識や体験と関連付けて自分の考えをもつこと オ多様な方法で選んだ本や文章などから適切な情報を得て, 自分の考えをまとめること 関連する 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 を含む (2) (1) に示す事項については, 例えば, 次のような言語活動を通して指導するものとする ア詩歌や物語などを読み, 内容や表現の仕方について感想を交流すること イ説明や評論などの文章を読み, 内容や表現の仕方について自分の考えを述べること ウ新聞やインターネット, 学校図書館等の施設などを活用して得た情報を比較すること C 読むこと の評価規準に盛り込むべき事項 国語への関心 意欲 態度読む能力言語についての知識 理解 技能 目的や意図に応じ, 内容 抽象的な概念を表す語句や心情を 作品の特徴を生かして朗読するな や表現の仕方に注意して 表す語句などに注意して読んでい どして, 古典の世界を楽しんでい 文章を読み, 知識や体験 る ( ア ) る ( ア ( ア )) と関連付けて自分の考え 文章全体と部分との関係, 例示や 古典に表れたものの見方や考え方 をもとうとしている 描写の効果, 登場人物の言動の意 に触れ, 登場人物や作者の思いな 味などを考え, 内容の理解に役立 どを想像している ( ア ( イ )) てている ( イ ) 話し言葉と書き言葉との違い, 共 文章の構成や展開, 表現の仕方に 通語と方言の果たす役割, 敬語の ついて, 根拠を明確にして自分の 働きなどについて理解して読んで 考えをまとめている ( ウ ) いる ( イ ( ア )) 文章に表れているものの見方や考 抽象的な概念を表す語句, 類義語

40 え方について, 知識や体験と関連と対義語, 同音異義語や多義的な付けて自分の考えをもっている 意味を表す語句などについて理解 ( エ ) して読み, 語感を磨き語彙を豊か 多様な方法で選んだ本や文章などにしている ( イ ( イ )) から適切な情報を得て, 自分の考 文の中の文の成分の順序や照応, えをまとめている ( オ ) 文の構成などについて考えて読んでいる ( イ ( ウ )) 単語の活用について理解し, 助詞や助動詞などの働きに注意して読んでいる ( イ ( エ )) 相手や目的に応じて, 文章の形態や展開に違いがあることを理解して読んでいる ( イ ( オ )) 第 1 学年までに学習した常用漢字に加え, その他の常用漢字のうち 350 字程度から450 字程度までの漢字を読んでいる ( ウ ( ア )) 下線部は, 学習指導要領の一部改正 ( 平成 22 年 11 月 30 日 ) による C 読むこと の評価規準の設定例 国語への関心 意欲 態度読む能力言語についての知識 理解 技能 ア -1 物語を読み, 内容や表現の仕方について感想を交流する言語活動を通した指導 物語について感想をも 心情や情景を表す語句について, 話し言葉と書き言葉との違い, 共 ち, 交流して考えを深め 体験や読書経験を生かして理解 通語と方言の果たす役割, 敬語の ようとしている し, 自分の感想をもっている 働きなどについての理解を, 文章 ( ア ) を読むことに役立てている ( イ 描写の効果や登場人物の言動の意 ( ア )) 味などを考えて物語の内容を理解 文章を読む際に, 抽象的な概念を し, 自分の感想をもっている 表す語句, 類義語と対義語, 同音 ( イ ) 異義語や多義的な意味を表す語句 感想を交流するために, 物語の構 などに注意している ( イ ( イ )) 成や展開, 描写や比喩などの表現 物語によって文章の形態や展開に について, 具体的な部分を取り上 違いがあることを意識しながら読 げて考えをまとめている ( ウ ) んでいる ( イ ( オ )) 物語に表れているものの見方や考 文章に用いられている漢字を正し え方について, 自分の知識や経験 く読んでいる ( ウ ( ア )) と関連付けて感想をまとめ, 交流 して深めている ( エ ) 図書館などを利用して関連する資 料などを読み, 自分の感想をまと めるのに役立てている ( オ ) ア -2 古文や漢文を読み感想を交流する言語活動を通した指導 古文や漢文について感想 描写の効果や登場人物の言動の意 作品の特徴を生かして朗読するな をもち, 交流して考えを 味などを考えて古文や漢文の内容 どして, 古典の世界を楽しんでい 深めようとしている を理解し, 自分の感想をもってい る ( ア ( ア )) る ( イ ) 感想を交流するために, 古文や漢文の構成や展開, 描写や比喩などの表現について, 具体的な部分を取り上げて考えをまとめている ( ウ )

41 古文や漢文に表れているものの見方や考え方について, 自分の知識や経験と関連付けて感想をまとめ, 交流して深めている ( エ ) イ 評論の文章を読み, 内容や表現の仕方について自分の考えを述べる言語活動を通した指導 評論の文章を読んで内容 評論の文章を読んで自分の考えを 評論の文章を読む際に, 重要な役 や表現の仕方について考 述べるために, 論の展開の上で重 割を果たしている抽象的な概念を え, 自分のものの見方や 要な役割を果たしている語句に注 表す語句に着目し, その語句が表 考え方を広げようとして 意しながら読んでいる ( ア ) す具体的な中身を考えている ( イ いる 評論の文章を読んで自分の考えを ( イ )) 述べるために, 各段落が文章全体 評論の文章を読む際に, 意味の取 の中で果たしている役割を捉えた りにくい文について, 主語と述語 り, 叙述の順序に注意して読んだ の照応, 修飾語と被修飾語の照応 りして, 内容の理解に役立ててい を明らかにしながら理解してい る ( イ ) る ( イ ( ウ )) 評論の文章を読んで, 文章の構成 文章に用いられている漢字を正し や展開の工夫について, 根拠とな く読んでいる ( ウ ( ア )) る部分を挙げて自分の考えをもっ ている ( ウ ) 評論の文章を読んで, 物事の善し 悪しや価値等に関する書き手の考 え方について, 自分の知識や体験 と関連付けながら考えをもってい る ( エ ) 評論の文章のテーマについて, 自 分の考えを補強したり修正したり するために, 図書館や情報通信ネ ットワークなどを活用して情報を 探している ( オ ) ウ 新聞で得た情報とインターネットで得た情報とを比較する言語活動を通した指導 新聞とインターネットで 情報の特徴を考えるために, 新聞 新聞とインターネットに出てくる 得た情報を読み, 情報の とインターネットの記事につい 抽象的な概念を表す語句や多義的 特徴について考えを深め て, 抽象的な概念を表す語句や書 な意味を表す語句について理解し ようとしている き手の思いを表す語句に注意して ている ( イ ( イ )) 読んでいる ( ア ) 見出しなどにおける助詞や助動詞 情報の特徴を考えるために, 新聞 の効果について考えている ( イ とインターネットの記事につい ( エ )) て, 見出しと本文との関係, 例示 新聞とインターネットにおける文 の効果等を比較して読んでいる 章の形態や展開の違いについて考 ( イ ) えている ( イ ( オ )) 新聞とインターネットの記事につ 文章に用いられている漢字を正し いて, 文章の構成や表現の仕方に く読んでいる ( ウ ( ア )) 着目し, 具体的な箇所を引用しな がら情報の特徴の違いをまとめて いる ( ウ ) 情報の特徴について, 自分の知識 や体験と関連付けながら考えをま とめている ( エ ) 自ら設定した課題について複数の 方法で得た情報を比較し, 目的や 意図に応じて選択して自分の考え

42 をまとめている ( オ ) Ⅲ 第 3 学年 1 学年目標 (1) 目的や場面に応じ, 社会生活に関わることなどについて相手や場に応じて話す能力, 表現の工夫を評価して聞く能力, 課題の解決に向けて話し合う能力を身に付けさせるとともに, 話したり聞いたりして考えを深めようとする態度を育てる (2) 目的や意図に応じ, 社会生活に関わることなどについて, 論理の展開を工夫して書く能力を身に付けさせるとともに, 文章を書いて考えを深めようとする態度を育てる (3) 目的や意図に応じ, 文章の展開や表現の仕方などを評価しながら読む能力を身に付けさせるとともに, 読書を通して自己を向上させようとする態度を育てる 2 第 3 学年の評価の観点の趣旨 国語への関心 意欲 態度 話す 聞く能力書く能力読む能力 言語についての知識 理解 技能 国語で伝え合う力を目的や場面に応じ, 目的や意図に応じ, 目的や意図に応じ, 伝統的な言語文化 進んで高めるととも相手の様子に合わ文章の形態を選択文章の展開や表現に親しんだり, 言 に, 国語に対する認せて話したり, 表し, 論理の展開をの仕方などを評価葉の特徴や決まり, 識を深め, 話したり現の工夫を評価し工夫して説得力のしながら読み, 人漢字などについて 聞いたり書いたりして聞いたり, 課題ある文章を書いて間, 社会, 自然な理解し使ったりす て考えを深め, 読書の解決に向けて話いる どについて自分のるとともに, 身の を通して自己を向上し合ったりしてい 意見をもっている 回りの文字に関心 させようとする る をもち, 効果的に文字を書いている 3 学習指導要領の内容, 内容のまとまりごとの評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例 (1) A 話すこと 聞くこと 学習指導要領の内容 (1) 話すこと 聞くことの能力を育成するため, 次の事項について指導する ア社会生活の中から話題を決め, 自分の経験や知識を整理して考えをまとめ, 語句や文を効果的に使い, 資料などを活用して説得力のある話をすること イ場の状況や相手の様子に応じて話すとともに, 敬語を適切に使うこと ウ聞き取った内容や表現の仕方を評価して, 自分のものの見方や考え方を深めたり, 表現に生かしたりすること エ話合いが効果的に展開するように進行の仕方を工夫し, 課題の解決に向けて互いの考えを生かし合うこと 関連する 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 を含む (2) (1) に示す事項については, 例えば, 次のような言語活動を通して指導するものとする ア時間や場の条件に合わせてスピーチをしたり, それを聞いて自分の表現の参考にしたりすること イ社会生活の中の話題について, 相手を説得するために意見を述べ合うこと A 話すこと 聞くこと の評価規準に盛り込むべき事項 国語への関心 意欲 態度話す 聞く能力言語についての知識 理解 技能 目的や場面に応じ, 相手 社会生活の中から話題を決め, 自 時間の経過による言葉の変化や世 の様子に合わせて話した 分の経験や知識を整理して考えを 代による言葉の違いを理解して話 り, 表現の工夫を評価し まとめ, 語句や文を効果的に使い, すとともに, 敬語を社会生活の中

43 て聞いたり, 課題の解決 資料などを活用して説得力のある で適切に使っている ( イ ( ア )) に向けて話し合ったりし 話をしている ( ア ) 慣用句 四字熟語などに関する知 ようとしている 場の状況や相手の様子に応じて話 識を広げ, 和語 漢語 外来語な すとともに, 敬語を適切に使って どの使い分けに注意して話し, 語 いる ( イ ) 感を磨き語彙を豊かにしている 聞き取った内容や表現の仕方を評 ( イ ( イ )) 価して, 自分のものの見方や考え方を深めたり, 表現に生かしたりしている ( ウ ) 話合いが効果的に展開するように進行の仕方を工夫し, 課題の解決に向けて互いの考えを生かし合っている ( エ ) A 話すこと 聞くこと の評価規準の設定例 国語への関心 意欲 態度話す 聞く能力言語についての知識 理解 技能 ア時間や場の条件に合わせてスピーチをしたり, それを聞いて自分の表現の参考にしたりする言語活動を通した指導 社会生活の中の様々な話 社会生活に関わる話題についてス 社会生活における敬語の役割を理題に関心をもち, スピーピーチをするために, これまでの解して話している ( イ ( ア )) チを通して, 自分の意見学習や体験を踏まえて自分の意見 目的に応じて, 和語 漢語 外来や感想を聞き手が納得でや感想をまとめている ( ア ) 語などの使い分けに注意してスピきるように伝えようとし 自分の考えについて説得力を増すーチをしている ( イ ( イ )) ている ために, 話し方を工夫したり資料などを活用したりしてスピーチをしている ( ア ) 聞き手の人数や立場, 会場の様子などの条件に応じて話し方や言葉遣いを工夫したり, 聞き手の反応に応じて言い換えたりしながらスピーチをしている ( イ ) スピーチを聞いて, 話の内容についての賛否や話し方についての適否などを判断し, 自分のものの見方や考え方を深めたり, 自分の話し方の参考にしたりしている ( ウ ) スピーチを聞いて, 質疑応答や意見交換をして, 話題についての考えを深めている ( エ ) イ 社会生活の中の話題について, 相手を説得するために意見を述べ合う言語活動を通した指導 社会生活の中の話題に関 相手を説得するために, 根拠を明 建設的に話し合えるよう, 敬語な 心をもち, 課題の解決に 確にしたり, 聞き手の理解を助け ど言葉遣いに注意している ( イ 向けて積極的に話し合 る工夫をしたりしている ( ア ) ( ア )) い, 互いの意見や考えを 他の人の意見や考えを踏まえると 生かそうとしている ともに, 場に応じた言葉遣いで自 分の意見を述べている ( イ ) 他の人の意見のよいところを指摘 したり, 調整の仕方を提案したり

44 しながら, 自分の意見を見直したり深めたりしている ( ウ ) 課題の解決に向けて, より多くの発言を求めたり, 意見の調整の仕方を提案したりするなど, 話合いの進め方を工夫して話し合っている ( エ ) (2) B 書くこと 学習指導要領の内容 (1) 書くことの能力を育成するため, 次の事項について指導する ア社会生活の中から課題を決め, 取材を繰り返しながら自分の考えを深めるとともに, 文章の形態を選択して適切な構成を工夫すること イ論理の展開を工夫し, 資料を適切に引用するなどして, 説得力のある文章を書くこと ウ書いた文章を読み返し, 文章全体を整えること エ書いた文章を互いに読み合い, 論理の展開の仕方や表現の仕方などについて評価して自分の表現に役立てるとともに, ものの見方や考え方を深めること 関連する 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 を含む (2) (1) に示す事項については, 例えば, 次のような言語活動を通して指導するものとする ア関心のある事柄について批評する文章を書くこと イ目的に応じて様々な文章などを集め, 工夫して編集すること B 書くこと の評価規準に盛り込むべき事項 国語への関心 意欲 態度書く能力言語についての知識 理解 技能 目的や意図に応じ, 文章 社会生活の中から課題を決め, 取 時間の経過による言葉の変化や世 の形態を選択し, 論理の 材を繰り返しながら自分の考えを 代による言葉の違いを理解して書 展開を工夫して説得力の 深めるとともに, 文章の形態を選 くとともに, 敬語を社会生活の中 ある文章を書こうとして 択して適切な構成を工夫してい で適切に使っている ( イ ( ア )) いる る ( ア ) 慣用句 四字熟語などに関する知 論理の展開を工夫し, 資料を適切 識を広げ, 和語 漢語 外来語な に引用するなどして, 説得力のあ どの使い分けに注意して書き, 語 る文章を書いている ( イ ) 感を磨き語彙を豊かにしている 書いた文章を読み返し, 文章全体 ( イ ( イ )) を整えている ( ウ ) 学年別漢字配当表に示されている 書いた文章を互いに読み合い, 論 漢字について, 文や文章の中で使 理の展開の仕方や表現の仕方など い慣れている ( ウ ( イ )) について評価して自分の表現に役 [ 書写 ] 立てるとともに, ものの見方や考 身の回りの多様な文字に関心をも え方を深めている ( エ ) ち, 効果的に文字を書いている ( ア ) B 書くこと の評価規準の設定例 国語への関心 意欲 態度書く能力言語についての知識 理解 技能 ア 関心のある事柄について批評する文章を書く言語活動を通した指導 社会生活の中の事柄につ 複数の資料を集めたり取材を繰り 和語 漢語 外来語の言葉のニュ いて, 自分の立場や意見 返したりして, 批評に当たっての アンスを知り, 適切な語句を選択 を明確にして批評する文 自分の立場や意見の中心を明確に している ( イ ( イ )) 章を書こうとしている している ( ア ) 学年別漢字配当表に示されている

45 判断や評価の理由や根拠となる適漢字を適切に使って文章を書いて切な資料を引用して, 説得力のあいる ( ウ ( イ )) る批評の文章を書いている ( イ ) 論理の展開が明確な批評の文章になるように, 判断や評価の理由や資料の引用が適切かどうかを考えて, 文章全体を整えている ( ウ ) 書いた批評の文章を読み合い, 結論に導くための根拠の取り上げ方や論理の展開の仕方について評価し, 自分のものの見方や考え方を深めている ( エ ) イ -1 様々な文章を集め, 工夫して文集を編集する言語活動を通した指導 テーマに即して様々な文 テーマに即した文集を作るため 読み手を想定して, 必要な箇所で 章を集め, 進んで文集に に, 自分の課題を決め, 今まで書 敬語を適切に使って書いている まとめようとしている いた文章や関連する資料などを集 ( イ ( ア )) めている ( ア ) 自分の意見や考えを最も効果的に 集めた文章や資料を整理しながら 表現するために, 慣用句や四字熟 自分の考えを深め, 文集の構成を 語を活用したり, 和語 漢語 外 工夫している ( ア ) 来語を使い分けたりして書いてい 集めた文章や資料を適切に組み合 る ( イ ( イ )) わせながら全体の構成を工夫し, 学年別漢字配当表に示されている 読み手を引き付ける文集を編集し 漢字を適切に使って文章を書いて ている ( イ ) いる ( ウ ( イ )) 編集した文集を読み返し, テーマ [ 書写 ] に対する自分の考えが効果的に伝 文集の見出しや本文等に応じて, わるよう, 全体の構成を見直した 書体を使い分けたり筆記具を工夫 り, 見出しや目次を付けたりして, したりして書いている ( ア ) 文集の体裁を整えている ( ウ ) 文集を互いに読み合い, 全体の構 成の仕方や表現の仕方などについ て評価し, 自分の表現に役立てて いる ( エ ) イ -2 古典を含む様々な文章を集め, 工夫して文集を編集する言語活動を通した指導 テーマに即して様々な文 全体の構成を工夫し, 古典の原文 文集のテーマに即して古典の一節 章を集め, 進んで文集に や現代語訳等を適切に引用するな を引用し, それについての自分の まとめようとしている どして, テーマに即した文集を編 考えや感想などを書いている ( ア 集している ( イ ) ( イ )) 文集を互いに読み合い, 全体の構成の仕方や引用の仕方などについて評価し, 自分の表現に役立てるとともに, ものの見方や考え方を深めている ( エ ) (3) C 読むこと 学習指導要領の内容 (1) 読むことの能力を育成するため, 次の事項について指導する ア文脈の中における語句の効果的な使い方など, 表現上の工夫に注意して読むこと イ文章の論理の展開の仕方, 場面や登場人物の設定の仕方を捉え, 内容の理解に役立てること ウ文章を読み比べるなどして, 構成や展開, 表現の仕方について評価すること

46 エ文章を読んで人間, 社会, 自然などについて考え, 自分の意見をもつこと オ目的に応じて本や文章などを読み, 知識を広げたり, 自分の考えを深めたりすること 関連する 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 を含む (2) (1) に示す事項については, 例えば, 次のような言語活動を通して指導するものとする ア物語や小説などを読んで批評すること イ論説や報道などに盛り込まれた情報を比較して読むこと ウ自分の読書生活を振り返り, 本の選び方や読み方について考えること C 読むこと の評価規準に盛り込むべき事項 国語への関心 意欲 態度読む能力言語についての知識 理解 技能 目的や意図に応じ, 文章 文脈の中における語句の効果的な 歴史的背景などに注意して古典を の展開や表現の仕方など 使い方など, 表現上の工夫に注意 読み, その世界に親しんでいる を評価しながら読み, 人 して読んでいる ( ア ) ( ア ( ア )) 間, 社会, 自然などにつ 文章の論理の展開の仕方, 場面や 古典の一節を引用するなどして, いて自分の意見をもとう 登場人物の設定の仕方を捉え, 内 古典に関する簡単な文章を書いて としている 容の理解に役立てている ( イ ) いる ( ア ( イ )) 文章を読み比べるなどして, 構成 時間の経過による言葉の変化や世 や展開, 表現の仕方について評価 代による言葉の違いを理解して読 している ( ウ ) んでいる ( イ ( ア )) 文章を読んで人間, 社会, 自然な 慣用句 四字熟語などに関する知 どについて考え, 自分の意見をも 識を広げ, 和語 漢語 外来語な っている ( エ ) どの使い分けに注意して読み, 語 目的に応じて本や文章などを読 感を磨き語彙を豊かにしている み, 知識を広げたり, 自分の考え ( イ ( イ )) を深めたりしている ( オ ) 第 2 学年までに学習した常用漢字 に加え, その他の常用漢字の大体 を読んでいる ( ウ ( ア )) C 読むこと の評価規準の設定例 国語への関心 意欲 態度読む能力言語についての知識 理解 技能 ア -1 小説を読んで批評する言語活動を通した指導 小説を読み, 展開や表現 小説を読んで批評するために, 語 小説が書かれた時代の言葉の意味の仕方を評価して自分の句の用い方の効果など, 表現上のや使われ方に着目し, 時間の経過考えを深めようとしてい工夫に注意して読んでいる ( ア ) による言葉の変化に注意して読んる 小説を読んで批評するために, 場でいる ( イ ( ア )) 面や登場人物の設定の仕方を捉え 文章に用いられている漢字を正して, 文章全体の理解を深めている く読んでいる ( ウ ( ア )) ( イ ) 他の小説と読み比べて, 構成や展開, 表現の仕方の違いに気付き, 文章の形式の特徴や効果について評価している ( ウ ) 小説を読んで, 文章に表れているものの見方や考え方の違いを整理し, 人間, 社会, 自然などについて自分の意見をもっている ( エ ) 同じ作家の複数の小説, 類似したテーマの小説等を読み比べるなどして, 新しい魅力を知ったり自分

47 の考えを深めたりしている ( オ ) ア -2 古文や漢文などを様々な見方で読み味わう言語活動を通した指導 古文や漢文を読み, 様々 古文や漢文を様々な観点で読み味 歴史的背景などに注意して古典を な見方で読み味わって自 わうために, 場面や登場人物の設 読み, その世界に親しんでいる 分の意見をもとうとして 定の仕方を捉えて, 文章全体の理 ( ア ( ア )) いる 解を深めている ( イ ) 古文や漢文を読んで, 文章に表れているものの見方や考え方の違いを整理し, 人間, 社会, 自然などについて自分の意見をもっている ( エ ) 同じ作品の中の複数の文章, 類似したテーマの文章等を読み比べるなどして, 新しい魅力を知ったり自分の考えを深めたりしている ( オ ) イ 報道された情報を比較して読む言語活動を通した指導 報道された情報に関心を 報道された情報を比較して自分の 新聞や雑誌等に盛り込まれた情報もち, 進んで比較して読考えをもつために, 語句の用い方を読む際に, 和語 漢語 外来語んで, 自分の考えをもとなど書き手の工夫に注意して読んなどの使い分けに注意している うとしている でいる ( ア ) ( イ ( イ )) 報道された情報を比較して自分の 新聞や雑誌等の文章に用いられて考えをもつために, 文章の論理のいる漢字を正しく読んでいる ( ウ展開の仕方を捉えて内容を的確に ( ア )) 理解している ( イ ) 報道された情報について, 構成や展開, 表現の仕方などの特徴や効果をまとめ, 評価している ( ウ ) 報道された情報を比較し, 述べられている内容について, 立場を明らかにして自分の意見をもっている ( エ ) 報道された情報に関連した本や文章を図書館などで探して読み, 知識を広げたり自分の考えを深めたりしている ( オ ) ウ 自分の読書生活を振り返り, 本の選び方や読み方について考える言語活動を通した指導 自分の読書生活に関心を 自分の読書生活を振り返るため 時間の経過による言葉の変化や世 もち, 今まで読んでいな に, 今まで読んできた本の中の印 代による言葉の違いに注意して文 かった分野の本を進んで 象的な語句を挙げている ( ア ) 章を読んでいる ( イ ( ア )) 探して読もうとしてい 自分の読書生活を振り返るため 文章に用いられている漢字を正し る に, 今まで読んできた本の中の数 く読んでいる ( ウ ( ア )) 冊について, 内容を簡潔にまとめている ( イ ) 自分の読書生活を振り返るために, 今まで読んできた本の中の数冊を取り上げ, 構成や展開, 表現の仕方に着目しながら比較し, 分析している ( ウ )

48 自分の読書生活を振り返るために, 今まで読んできた本の中の数冊を取り上げ, 本から受けた影響や感動について, 自分の考えをまとめている ( エ ) 今まで読んでいなかった分野の本を読み, 今後の読書生活の方向性について考えている ( オ )

49 第 3 編 評価に関する事例

50 - 44 -

51 第 3 編 評価に関する事例 1 評価規準の設定について (1) 評価規準の設定における基本的な考え方 第 2 編で示した国語科の評価規準の設定例は, 単元の評価規準を設定する際の参考となるように作成している 単元における評価に当たっては, 基本的に, 国語への関心 意欲 態度, 話す 聞く能力 ( 書く能力, 読む能力 ), 言語についての知識 理解 技能 の各観点の評価規準を設定するようにする 具体的には, 評価規準に盛り込むべき事項 を参考にし, 言語活動と関連付けて設定する 国語科における評価の観点 ( 国語への関心 意欲 態度 を除く) は, 各領域及び 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 に対応している すなわち, 話すこと 聞くこと の指導事項を指導した内容については 話す 聞く能力 で評価する 同様に, 書くこと の指導事項を指導した内容については 書く能力, 読むこと の指導事項を指導した内容については 読む能力, 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 の事項を指導した内容については 言語についての知識 理解 技能 で評価する 話す 聞く能力, 書く能力, 読む能力 については, 基礎的 基本的な知識 技能と 思考 判断 表現 とを合わせて評価する観点として位置付けたことに留意する必要がある 国語科の場合, 言語で考えて表現したり理解したりすることが基本的な学習活動である そのため, 言語による 思考 判断 表現 と, 言語の知識 技能とは密接, 不離の関係であり, 個々に分けて評価することは困難である そこで, 話す 聞く能力, 書く能力, 読む能力 においては, 生徒が知識 技能を活用して思考 判断 表現している状況を評価できるよう, 評価規準を設定する必要がある なお, 言語についての知識 理解 技能 の観点における知識 理解 技能は, 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 の内容についての知識 理解 技能を指す (2) 評価規準の設定例等の活用 評価規準の設定例 は, 評価規準に盛り込むべき事項 を参考にし, 言語活動と関連付けて具体化する際の例を示したものである その活用の仕方について, 第 2 学年の 話すこと 聞くこと を例に解説する まず, 学習指導要領の指導事項から, 本単元で指導するものを決める 例えば, エの指導事項は次のとおりである 話の論理的な構成や展開などに注意して聞き, 自分の考えと比較すること これを受けて, 評価規準に盛り込むべき事項 として, 次のように示している 話の論理的な構成や展開などに注意して聞き, 自分の考えと比較している ( エ ) 実際の授業においては, 具体的な言語活動を通して指導事項を指導するため, この内容を更

52 に具体化して評価規準を設定することになる その一例を示したのが, 評価規準の設定例 である ア-1 調べて分かったことについて説明する言語活動を通した指導 説明を聞いて, 話の要点や根拠となっている事実などを捉え, 自分の考えと比較して納得できるかどうか判断している イ社会生活の中の話題について司会や提案者を立てて討論する言語活動を通した指導 話の論理的な構成や展開などに注意して要点や根拠などを確かめながら聞き, 自分の考えと比較して, 賛成や反対などの判断をしている 各学校においては, これらを参考にし, 実際に取り上げる題材等も考慮して評価規準を設定することが考えられる 2 各事例のポイント 事例 1 観光パンフレットを批評しよう~ 説得力のある文章を書く~ ( 第 3 学年 ) 単元の指導計画と評価の実際第 3 学年 書くこと の指導事項イ エを, 批評する文章を書く 言語活動を通して指導した実践における評価事例を紹介する 本事例では, 中学校国語科における指導と評価の基本的な考え方について概説する 事例 2 時事問題を語ろう~ 経験や知識を整理して話し意見交換する~ ( 第 3 学年 ) 話す 聞く能力 の音声表現による評価第 3 学年 話すこと 聞くこと の指導事項ア ウを, スピーチし意見交換する 言語活動を通して指導した実践における評価事例を紹介する 本事例では, 音声言語によって評価する方法の一例を示す 事例 3 少年の日の思い出 を朗読しよう~ 自分のものの見方や考え方を広げる~ ( 第 1 学年 ) 言語活動を通した指導と評価第 1 学年 読むこと の指導事項ウ オを, 朗読する 言語活動を通して指導した実践における評価事例を紹介する 本事例では, 言語活動を通して指導した指導事項について評価する際の留意点を説明する 事例 4 徒然草 を読んで暮らしについて考える~ 文章の内容について自分の考えをもつ~ ( 第 2 学年 ) 領域と関連させた 伝統的な言語文化に関する事項 の指導と評価第 2 学年 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 の中の 伝統的な言語文化に関する事項 を, 読むこと の領域と関連付けて指導した実践における評価事例を紹介する 本事例では, 古典を教材とした指導において, 読む能力 と 言語についての知識 理解 技能 を評価する方法の一例を示す

53 国語科 事例 1 キーワード : 単元名 観光パンフレットを批評しよう 単元の指導計画と ~ 説得力のある文章を書く~ 評価の実際 第 3 学年 B 書くこと 1 単元の目標 (1) 社会生活の中の事柄やその背景に関心をもち, 客観的に分析して自分の考えを深めようとする (2) 論理の展開を工夫し, 資料を適切に引用するなどして, 説得力のある文章を書くことができる (3) 書いた文章を互いに読み合い, 論理の展開などについて評価して, 自分の表現に役立てることができる (4) 語感を磨き, 適切な語句を選択し文章を書くことができる 2 単元の評価規準 ( ) 内は該当する指導事項等の記号 国語への関心 意欲 態度 書く能力 言語についての 知識 理解 技能 1 複数の観光パンフレットの内 1パンフレットについての 1 読み手に自分の考えが伝わ 容や体裁について関心をも 自分の意見が読み手に伝 るように, 適切な語句を選 ち, 批評する文章を書こうと わるような文章構成を考 択して使っている ((1) している え, パンフレットの内容 イ ( イ )) 等を適切に引用しながら, 批評する文章を書いている ( イ ) 2 書いた文章を互いに読み合い, 論理の展開や資料の引用の仕方について評価して, 自分の表現に役立てている ( エ ) 3 指導と評価の計画 (5 時間 ) (1) 単元の設定 本単元では, 第 3 学年 書くこと の言語活動例 ア関心のある事柄について批評する文章を書くこと を通して, 指導事項 イ論理の展開を工夫し, 資料を適切に引用するなどして, 説得力のある文章を書くこと, エ書いた文章を互いに読み合い, 論理の展開の仕方や表現の仕方などについて評価して自分の表現に役立てるとともに, ものの見方や考え方を深めること 及び 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 (1) イ ( イ ) 慣用句 四字熟語などに関する知識を広げ, 和語 漢語 外来語などの使い分けに注意し, 語感を磨き語彙を豊かにすること を指導する

54 (2) 本単元の指導と評価の計画 時狙い, 学習活動 指導上の留意点 評価規準 評価方法 1 学習の狙いや進め方をつか 学習の狙いと, 言語活動の む 内容を具体的に示し, 学習の見通しをもたせる 観光パンフレットの特色について話し合う 観光パンフレットの役割につい 観光パンフレットは, 地域の て話し合う 観光地や特産品などを紹介す る媒体の一つであることを理 解させる 自分が選んだ観光パンフレットの内容や体裁について, よい 点や課題を出し合う 内容や写真の使い方, ページ数, 観光パンフレットは, 教師が [ 国語への関心 大きさなどに着目して複数の観 準備しておく 意欲 態度 ]1 光パンフレットを比較し, それ 学級の全員が共通して比較検 ワークシート, 観察 ぞれのよい点や課題をワークシ 討する点を示すとともに, 生 ートにまとめる 徒が個別に比較する点も考え 比較した内容を紹介し合う てまとめさせる 批評する文章に書く項目を決め 比較した内容を 4 人程度のグ る ループで紹介し合う 2 批評する文章の構成を知る 教師が示した批評する文章のモ 段落ごとに文章と構成メモをデルを読み, 構成メモの書き方照合させ, 構成メモから文章を知る を書くイメージをもたせる 構成メモをまとめる 前時で決めた項目を基に, 文章 学習シートに次のような大小 [ 書く能力 ]1 の内容を構成メモに箇条書で の付箋を貼り, 構成メモを作 ワークシート, 観察 まとめる 成する 大きい付箋は, 段落 自分の考えやその根拠をどのよ の構成を考えるために使用 うな順序で書くかを検討し, 伝 し, 小さい付箋は, 段落内の えたい内容が伝わる構成を考え 文章の展開を考えるために使 る 用する

55 図 1 3 構成メモを基に, 批評する文章を書く 4 パンフレットの特色と自分の考 前時で示した批評する文章の えを関連させながら書くことを モデルを使い, パンフレット 確認する の特色と自分の考えとの関連 を明確にすることで説得力が [ 書く能力 ]1 増すことを確認させる ワークシート, 観察 構成メモを基に批評する文章を 書く 資料を引用する際には出典を明 これまでの 引用 について 示するとともに, 引用する文章 の学習を想起させる の適切な量を考えながら書く 400 字から 600 字程度で文章 [ 国語への関心 意 書いた文章を, 意見や根拠の構 を書かせる 欲 態度 ]1 成と資料の引用の仕方に注意し 観察, 文章 て読み返す 5 書いた文章を読み合い, 助言し合うとともに, 互いに自分の 表現の参考にする グループで文章を読み合い, 語 文章のよい点や改善するため [ 言語についての知 句の使い方や表現の仕方につい の助言を, ワークシートに書 理解 技能]1 て助言し合う かせる 文章, ワークシート ほかの人からの助言やほかの人 ワークシート等を参考にしな の文章のよい点を参考にしな がら, 自分の考えが伝わるよ がら文章を完成させる うに, 語句の使い方や表現を 工夫し, 文章全体を推敲させ る

56 学習のまとめを行い, 学習の振り返りを発表する 単元のまとめをワークシートに 以下の点から学習のまとめを [ 書く能力 ]2 書く 書かせる 文章, ワークシート 本単元のまとめを発表する (a) 批評する文章を書くために気を付けること (b) 資料を引用する際に気を付けること (c) 本単元で身に付いたことと課題 4 観点別評価の進め方ここでは, 本単元における 3 観点 国語への関心 意欲 態度, 書く能力, 言語についての知識 理解 技能 について評価の事例を紹介する (1) 国語への関心 意欲 態度 1 評価規準 国語への関心 意欲 態度 は, これまでと同様, 国語科の学習内容についての関心, 学習活動への意欲や態度等を対象としたものである これを踏まえ, 次のように評価規準を設定した 複数の観光パンフレットの内容や体裁について関心をもち, 批評する文章を書こうとしている 2 評価の実際観光パンフレットの内容や体裁について自分の考えをまとめる様子と, 批評する文章を書く様子により評価した 第 1 時の観光パンフレットの内容や体裁について自分の考えをまとめる学習活動では, 複数のパンフレットを比較しながらそれぞれの特色をつかもうとしている生徒を, おおむね満足できる 状況 (B) とした 例えば, 右のワークシートでは, 比較する項目を 食について と設定した上で, 商品の紹介の仕方を比較し, 写真による視覚的な効果について自分の考えをまとめている また, 努力を要する 状況 (C) と判断した生徒には, 比較する着眼点を教師が幾つか例示し, 自分の考えをまとめさせた 項目パンフレットから自分の考え気付いたことパンフレット1 見出しの言葉遣いや色遣い アイスだけの特集がある から 若い世代を意識してて アイスの特徴を一文で記載 作っているのではないか い アイスクリームを写真で 視覚に訴えていて 旅の様つ二十種類掲載している 子を想像しやすい にパンフレット2 商品を比較し 選ぶ楽しみ食 郷土料理を紹介している がある 写真と文章での紹介 英語 このパンフレットだけの情での説明もある 報があり 独自性がある 生徒がまとめたワークシートの例

57 第 3 時では, 構成メモを基に批評する文章を書こうとしている生徒を おおむね満足できる 状況 (B) とした また, 努力を要する 状況 (C) と判断した生徒には, 意見とその根拠 の部分に絞って書かせた (2) 書く能力 ([ 書く能力 ]1 を用いて説明 ) 1 評価規準の設定本単元の評価規準は次のように設定した 本単元の指導事項 書くこと の イ論理の展開を工夫し, 資料を適切に引用するなどして, 説得力のある文章を書くこと 評価規準に盛り込むべき事項 論理の展開を工夫し, 資料を適切に引用するなどして, 説得力のある文章を書いている 上記を本単元の言語活動と関連付けて, 次のように評価規準を設定した パンフレットについての自分の意見が読み手に伝わるような文章構成を考え, パンフレットの内容等を適切に引用しながら, 批評する文章を書いている 2 評価の実際パンフレットのよい点や課題が読み手に伝わるように構成メモを作成し, 批評する文章を書く学習活動により [ 書く能力 ]1を評価した 第 2 時の学習活動では, パンフレットのよい点や課題が読み手に伝わるように, 構成メモを作成している生徒を おおむね満足できる 状況 (B) とした 具体的には, 構成メモ ( 図 1 参照) を作成し, 付箋の位置を変えたり取捨選択したりして, 読み手に伝わるような構成を考えている生徒を おおむね満足できる 状況 (B) とした また, 努力を要する 状況 (C) と判断した生徒には, 教師が頭括型の例を示し, 構成メモを作成させた 第 3 4 時では, 構成メモを基に自分の意見とその根拠を示し, 資料を引用しながら説得力のある文章を書く学習活動により評価した 構成メモを基に自分の考えと根拠を記述し, 文章を完成させている生徒を おおむね満足できる 状況 (B) とした また, 努力を要する 状況(C) と判断した生徒には, パンフレットの内容について項目を示し, その項目ごとに短く文章を書かせ, 書くことへの抵抗を軽減した (3) 言語についての知識 理解 技能 1 評価規準の設定 (2) 書く能力 の説明と同様, 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 の (1) イ ( イ ) 慣用句 四字熟語などに関する知識を広げ, 和語 漢語 外来語などの使い分けに注意し, 語感を磨き語彙を豊かにすること から, 次のように評価規準を設定した

58 読み手に自分の考えが伝わるように, 適切な語句を選択して使っている 2 評価の実際第 5 時の, 互いの文章を読み合う学習活動により 言語についての知識 理解 技能 を評価した ほかの人の助言を参考に, 自分の考えやその根拠がよく伝わるように, 語句を選択して使っているものを おおむね満足できる 状況 (B) とした 例えば, 以下の 生徒 U が書いた批評する文章の例 の1の部分について, 生徒 U は, 初め 食事 と記述していたが, 旅の楽しさをより想像させる グルメ という語句に書き換えた このことから, 評価規準 読み手に自分の考えが伝わるように, 適切な語句を選択して使っている に照らして おおむね満足できる 状況(B) と判断した また, 努力を要する 状況(C) と判断した生徒には, ほかの人からの助言の内容を教師が一緒に確認し, 語句を選択させるようにした 生徒 U が書いた批評する文章の例 観光パンフレットは旅行先を選ぶときに使われるほか, 旅行中に観 ( 評価のポイント ) 光地の見所,1グルメ, 移動方法など様々な情報を私たちに与えてく 1について れる 特にその地域を初めて訪れる観光客にとっては, 旅行先の情報 上記参照 を簡単に得ることができるため, 欠かせないものとなっている 私の住む地域の観光パンフレットを言葉, 内容, 体裁の面から考え 2について てみたい [ 国語への関心 意欲 態度 ] 2まず, パンフレットの見出しには, 私たちの住む地域の方言が使 1の 1 構成メモの利用 ( 次 ってあり, 旅の気分を盛り上げるものとなっている また, 幸せの ページの 評価メモ 参照 ) に 旅 や Happy プレゼント 味わう口福 ( パンフレット参照 ) など ついて, 構成メモを基にして書 楽しい旅をイメージさせる言葉が多く使われている 方言などの言葉 こうとしており, キーワードを から地域の風土に興味をもつ読者もいるのではないだろうか 満たしていると判断した 2 次に, パンフレットの前半部分は 食 に関するものだ 例えば, 郷土料理が食べられる10 店舗の地産地消レストランのメニューや特徴 を写真と一緒に紹介している また, 地域のフルーツを使ったアイス は,3 搾りたてのジャージー牛乳を使用 ( パンフレット P11 参照 ) などアイスの特徴を短くまとめた言葉とともに,420 種類も写真で紹介されている ほかのパンフレットと比較しても, 一つの食べ物を 3 について [ 書く能力 ]1 の 2 適切な引 用 について, 出典やページを 数多く紹介しているところは, 本パンフレットの特徴である 写真を 明らかにしていることに加え, 使い視覚的に商品を見せることで, その特徴が分かりやすく示されて ポイントとなる文だけを引用し いるだけでなく, 読者が自分自身で選ぶ楽しみも併せて提案されてい ており, キーワードを満たして るように感じた また, 特産品を味わっている姿など旅の様子を想像 いると判断した しやすい点もこのパンフレットのよさではないだろうか パンフレットの後半に, 地域ごとの観光地がまとめてあるが, 例え 4について ば, 自然とふれあう体験ツアー のようなテーマを設けた観光地巡り [ 書く能力 ]1の 1 自分の考 の提案があれば, 私たちの地域の魅力をもっと観光客に味わってもら えと根拠 について, 第 1 時の えるように感じた 学習活動でまとめた特徴を根拠 2 最後にパンフレットの体裁の面からみると,A4 版で35ページ にしながら自分の考えを記述し にまとめられている クーポン券のページがあることから考えると, ており, キーワードを満たして このパンフレットを持ち運びながら旅をすることを想定していると考 いると判断した えられ, これ以上のページ数は難しいだろう 写真を多く載せたこと で, 文字が小さくなり, 文章が読みにくいという点では課題があるよ うに思う

59 5 観点別評価の総括 本単元では, 毎時の学習状況を観察する際にキーワードを定め ( 下の 評価メモ 参照 ), それを基本にして評価した また, キーワードとして,1,2の二種類を設け,1が見られれば おおむね満足できる 状況 (B),1 に加えて2も見られれば 十分満足できる 状況 (A) と評価した 生徒 Uの 国語への関心 意欲 態度 の評価について 第 1 時, 第 4 時ともにキーワードの1 及び2の状況が見られたので, それぞれを 十分満足できる 状況 (A) とした 2 回の評価が両方とも 十分満足できる 状況 (A) のため 観点の評価 も 十分満足できる 状況 (A) とした 生徒 Vの [ 書く能力 ]1の評価について 第 2 時にはキーワードの1 及び2の状況が見られたので 十分満足できる 状況 (A) とした 第 3 時にはキーワードの1の状況が見られたので おおむね満足できる 状況 (B) とした 評価メモ 観点 [ 国語への関心 意欲 態度 ]1 [ 書く能力 ]1 [ 言語についての知識 理解 技能 ]1 1パンフレッ 1 構成メモの利 単 1 構成メモの工夫 1 自分の考えと 単 1 適切な語句の選択 単 キーワード トの比較 用 元 根拠 元 元 2 自分の考え 2 工夫して書く意 に 2 文章構成 文章 2 適切な引用 に 2 言葉のニュアンス に 欲 お の順序 お お け け け 評価の ワークシート 観察 る ワークシート ワークシート る 文章 る 方法 観察 文章 評 観察 観察 評 ワークシート 評 評価時間 第 1 時 第 4 時 価 第 2 時 第 3 時 価 第 5 時 価 生徒氏名 評価 キーワード 評価 キーワード 評価 キーワード 評価 キーワード キーワード 生徒 U A 1+2 A 1+2 A A 1+2 A 1+2 A 1+2 A 生徒 V B 1 B 1 B A 1+2 B 1 B 1 B 6 年間指導計画 に基づいた評価の系統化 重点化 国語科においては, 一つの指導事項を年間で複数回繰り返し取り上げて指導することが多い ら それは国語科の指導内容が螺旋的 反復的に繰り返しながら能力の定着を図ることを基本として いるからである そのため, 年間を見通して当該単元の指導目標や単元の評価規準を設定することが重要になる 次ページには, 第 3 学年 書くこと の年間指導計画表の例を示した この表では, 縦軸に指導事項及び言語活動例を示し, 横軸に単元名を示している 指導事項の欄の 印は当該単元で指導し評価する内容を表し, 印は特に重点的に指導し評価する内容を表している また, 印は, その単元で取り上げる言語活動例を示している この表では, 本単元 ( 観光パンフレットを批評しよう ) における 記述 の指導は, この後 2 回の指導を位置付けている その際には, 本単元における評価結果を踏まえて指導することが重要である また, 本単元では評価することになっ

60 ていないが, 課題設定や取材, 構成 と 推敲 の指導事項については, これまでに指導し評価している これらの既習事項を活用させながら本単元の言語活動に取り組ませることも大切である なお, 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 については, ほかの領域の指導でも取り上げている それらとの関連を図るためにも,3 領域 1 事項全体を一覧することができる年間指導計画表の作成が望まれる 年間指導計画表 の例 ( 第 3 学年 書くこと の一部を抜粋 )

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx 教育課程研究集会資料 平成 23 年 8 月 学習評価の方向性 学習評価の意義や現在の学習評価の在り方が小 中学校を中心に定着 新学習指導要領における学習評価について 次代を担う児童 生徒に 生きる力 をはぐくむ理念を引き継ぐ 今回の学習評価の改善に係る 3 つの基本的な考え方 現在行われている学習評価の在り方を基本的に維持しつつ, その深化を図る 新しい学習指導要領における改善事項を反映 教育は,

More information

工業教育資料347号

工業教育資料347号 評価規準の作成, 評価方法等の工夫改善のための参考資料 ( 高等学校専門教科工業 ) について ~ 新しい学習指導要領を踏まえた生徒一人一人の学習の確実な定着に向けて ~ 国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 文部科学省初等中等教育局児童生徒課産業教育振興室 教科調査官 ( 併任 ) 持田雄一 1. はじめに 文部科学省では, 新しい高等学校学習指導要領の円滑な実施に向けて,

More information

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる 第 5 学年 国語科学習指導案 1 単元名 情報を集めて提案しよう教材 ゆるやかにつながるインターネット ( 光村図書 5 年 ) 2 単元目標 ( は重点目標) インターネットを通じた人と人とのつながりについて考えるために, 複数の本や文章を比べて 読み, 情報を多面的に収集しようとする ( 国語への関心 意欲 態度 ) 意見を述べた文章などに対する自分の考えをもつために, 事実と感想, 意見などとの関係を押

More information

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ

Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があ Ⅰ 評価の基本的な考え方 1 学力のとらえ方 学力については 知識や技能だけでなく 自ら学ぶ意欲や思考力 判断力 表現力などの資質や能力などを含めて基礎 基本ととらえ その基礎 基本の確実な定着を前提に 自ら学び 自ら考える力などの 生きる力 がはぐくまれているかどうかを含めて学力ととらえる必要があります これは 従前の学習指導要領が示した学力のとらえ方を一層深め 学力の質の向上を図ることをねらいとしています

More information

Microsoft Word - 学力スタンダード国語総合.doc

Microsoft Word - 学力スタンダード国語総合.doc A 話すこと 聞くこと ア話題について様々な角度から検討して自分の考えをもち 根拠を明確にするなど論理の構成や展開を工夫して意見を述べること イ目的や場に応じて 効果的に話したり的確に聞き取ったりすること スタンダード 基礎 話すこと 聞くこと自分の考えをもち 筋道立てて話をすることができる 具体的な設定例 教員の発問に対し 教材文の中から根拠を示して答えることができる 調べた事柄などについて 具体例や根拠等を示しながら

More information

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相

指導内容科目国語総合の具体的な指導目標評価の観点 方法 読むこと 書くこと 対象を的確に説明したり描写したりするなど 適切な表現の下かを考えて読む 常用漢字の大体を読み 書くことができ 文や文章の中で使うことができる 与えられた題材に即して 自分が体験したことや考えたこと 身の回りのことなどから 相 年間授業計画 東京都立千早高等学校平成 29 年度教科国語科目国語総合年間授業計画 教科 : 国語科目 : 国語総合単位数 : 4 単位対象学年組 : HR11~HR16 ) 使用教科書 :( 精選国語総合 ( 東京書籍 ) ) 使用教材 :( 新版三訂カラー版新国語便覧 ( 第一学習社 ) しっかり書いて意味で覚える漢字トレーニング ( いいずな書店 ) 精選国語総合学習課題ノート ( 東京書籍

More information

ひょうごつまずきポイント指導事例集について 次ページ 示 ポイント 過去 全国学力 学習状況調査 結果 うち 特 課題 あた問題をも 作成したひう 状況調査 等 結果 明 したも あ 各学年 領域 共通 内容 い た4ページ~5ページポイントをも 各領域 やそ 学習内容を整理した系統表を掲載しい 各

ひょうごつまずきポイント指導事例集について 次ページ 示 ポイント 過去 全国学力 学習状況調査 結果 うち 特 課題 あた問題をも 作成したひう 状況調査 等 結果 明 したも あ 各学年 領域 共通 内容 い た4ページ~5ページポイントをも 各領域 やそ 学習内容を整理した系統表を掲載しい 各 1 ひょうごつまずきポイント指導事例集について 1 ひょうごつまずきポイント指導事例集について 次ページ 示 ポイント 過去 全国学力 学習状況調査 結果 うち 特 課題 あた問題をも 作成したひう 状況調査 等 結果 明 したも あ 各学年 領域 共通 内容 い た4ページ~5ページポイントをも 各領域 やそ 学習内容を整理した系統表を掲載しい 各事例 各領域 実践 一部 をも 各学年 見 を分析し

More information

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究 1 単元構想図 第 1 学年国語科学習指導案 平成 28 年 10 月 24 日 ( 月 ) 第 5 校時高知市立愛宕中学校 1 年 4 組生徒数 36 名指導者菊池園 単元名 シカの 落ち穂拾い フィールドノートの記録から ( 光村図書 国語 1 )( 全 6 時間 ) 第 1 次 1 時 学習の流れ 単元を貫く課題解決的な活動 図表を用いた記録の文章を書くこと を知り 学習の見通しをもつ あかしいせいとも

More information

H27 国語

H27 国語 平成 27 年度岡山県学力 学習状況調査 調査問題を活用した授業改善のポイント 岡山県教育庁義務教育課 国語 1 授業改善のポイント 目的や意図に応じ 効果的に書く力を身に付けさせる授業になっていますか? 改善のポイント 1 付けたい力を明確に 2 具体的な手立てを 3 系統性を踏まえた授業づくり ② 問題 3 総合的な学習の時間の リーフレット の作成において 編集会議 での話し合いの結果を受け

More information

学習指導要領

学習指導要領 A 話すこと 聞くこと ア話題について様々な角度から検討して自分の考えをもち 根拠を明確にするなど論理の構成や展開を工夫して意見を述べること イ目的や場に応じて 効果的に話したり的確に聞き取ったりすること 都立杉並総合高校学力スタンダード 社会問題などについて 聞いた内容を基に 背景や方策を把握し 自分の考えをもつことができる 論拠に基づき 反論を想定しながら自分の考えを話すことができる 報告や発表などで

More information

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料 平成 23 年度全国学力 学習状況調査問題を活用した結果の分析 1 調査結果の概要 (1) 全体的な傾向 伊達市教育委員会 市内の小 中学校においては 全体として以下のような特徴がみられた 平成 23 年度全国学力 学習状況調査問題を活用した北海道における学力等調査は 札 幌市を除く178 市町村 及び特別支援学校小学部 特別支援学校中学部 中等教育学校 が実施をした 実施した学校数と児童生徒数については

More information

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨 第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨 コミュニケーションに 外国語で話したり書い 外国語を聞いたり読ん 外国語の学習を通し 関心をもち,

More information

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識 平成 29 年度 全国学力 学習状況調査 (29.4.18 実施 ) 結果と考察 青森市立大野小学校 第 6 学年 平成 30 年 1 月 平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国

More information

学習指導要領

学習指導要領 A 話すこと 聞くこと ア話題について様々な角度から検討して自分の考えをもち 根拠を明確にするなど論理の構成や展開を工夫して意見を述べること イ目的や場に応じて 効果的に話したり的確に聞き取ったりすること 小平西高校学力スタンダード調べた内容を参考にして自分の考えをもち 根拠に基づいて話すことができる 具体的な設定例 社会問題などについて 調べた内容を参考にして自分の考えをもつことができる 目的や場に応じて

More information

<4D F736F F D E7793B188C D915F88E48FE38BB E646F63>

<4D F736F F D E7793B188C D915F88E48FE38BB E646F63> 基にして小 三原市立久井中学校第 2 学年国語科学習指導案単元名 : いろいろな説明を書き分けよう書き分けよう 食の世界遺産食の世界遺産 小泉武夫 指導者 : 三原市立久井中学校井上靖子 1 日時 : 平成 2 6 年 1 2 月 16 日 ( 火 ) 第 2 校時 9:4 5~1 0:3 5 2 場所 : 2 年 A 組教室 3 学年 学級 : 第 2 学年 A 組 ( 男子 1 3 名女子 1

More information

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語 教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 聞くこと 学習指導要領ア事物に関する紹介や対話などを聞いて 情報や考えなどを理解したり 概要や要点をとらえたりする 都立工芸高校学力スタンダード 聞き取れない単語や未知の語句があっても 前後関係や文脈から意味を推測し 聞いた内容を把握することが出来る 事物に対する紹介や対話などまとまりのある内容を聞き取り おおまかなテーマ 概要を理解することができる

More information

< F2D87408E7793B188C C993A190E690B6816A2E6A7464>

< F2D87408E7793B188C C993A190E690B6816A2E6A7464> 中学校第 1 学年国語科学習指導案単元名 : 図表を用いて説明しよう シカの 落ち穂拾い -フィールドノートの記録から 指導者広島市立祇園中学校教諭伊藤優美 1 日時平成 27 年 11 月 27 日 ( 金 )2 校時 2 場所広島市立祇園中学校 1 年 5 組教室 3 学年広島市立祇園中学校第 1 学年 5 組 ( 生徒数 35 名 ) 4 単元名図表を用いて説明しよう シカの 落ち穂拾い -

More information

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう 第 5 学年国語科学習指導案 日時平成 27 年 10 月 26 日 ( 月 )2 校時場所今市っ子図書館指導者担任 学校司書 1 単元名これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう ( 教材 和の文化を受けつぐ 和菓子をさぐる 中山圭子東京書籍 5 年 ) 2 単元の目標 和の文化について進んで調べてみたい課題を探して読んだり 資料の提示の仕方を工夫して話したりしようとしてい 国語への関心

More information

学習指導要領

学習指導要領 A 話すこと 聞くこと ア話題について様々な角度から検討して自分の考えをもち 根拠を明確にするなど論理の構成や展開を工夫して意見を述べること 東村山西高校学力スタンダード調べた内容を参考にして自分の考えをもち 根拠に基づいて話すことができる 具体的な設定例 社会問題などについて 調べた内容を参考にして自分の考えをもつことができる 根拠を示しながら自分の考えを話すことができる イ目的や場に応じて 効果的に話したり的確に

More information

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては 1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては 社会性のある話題 題材が中心となり それに対して技能に応じた多様な形式で出題される これは 高等学校学習指導要領に示されている

More information

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」 6 学年 国語科学習指導案 1 単元名日本に伝わる美術絵画を鑑賞しよう教材 鳥獣戯画 を読む ( 光村図書 6 年 ) 2 単元目標 ( は重点目標) 絵画作品を鑑賞するために, 複数の文章を読み, 情報を多面的に収集しようとする ( 国語への関心 意欲 態度 ) 解説の文章などに対する自分の考えをもつために, 必要な内容を押さえて要旨をとらえて読むことができる ( 読む能力 ) 相手の考えと自分の考えとの共通点や相違点を踏まえて,

More information

評価規準の作成のための参考資料 はじめに 平成 20 年 3 月に告示された中学校学習指導要領は, 平成 24 年度から全面実施されます 新しい学習指導要領のねらいを実現するためには, 各学校における生徒や地域の実態等に応じた適切な教育課程の編成 実施, 指導方法等の工夫が重要です また, 学習指導

評価規準の作成のための参考資料 はじめに 平成 20 年 3 月に告示された中学校学習指導要領は, 平成 24 年度から全面実施されます 新しい学習指導要領のねらいを実現するためには, 各学校における生徒や地域の実態等に応じた適切な教育課程の編成 実施, 指導方法等の工夫が重要です また, 学習指導 評価規準の作成のための参考資料 ( 中学校 ) 平成 22 年 11 月 国立教育政策研究所 教育課程研究センター 評価規準の作成のための参考資料 はじめに 平成 20 年 3 月に告示された中学校学習指導要領は, 平成 24 年度から全面実施されます 新しい学習指導要領のねらいを実現するためには, 各学校における生徒や地域の実態等に応じた適切な教育課程の編成 実施, 指導方法等の工夫が重要です また,

More information

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の 平成 25 年度全国学力 学習状況調査 札幌市の調査結果の概要 平成 25 年 10 月 札幌市教育委員会 調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てることを目的としている

More information

第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 1( 前略 ) 学校の教育活動を進めるに当たっては 各学校において 児童に生きる力をはぐくむことを目指し 創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で 基礎的 基本的な知識及び技能を確実に習得させ これらを活用して課題を解決するために必要な思考力 判

第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 1( 前略 ) 学校の教育活動を進めるに当たっては 各学校において 児童に生きる力をはぐくむことを目指し 創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で 基礎的 基本的な知識及び技能を確実に習得させ これらを活用して課題を解決するために必要な思考力 判 Ⅱ 肢体不自由のある児童生徒の教科指導における 表現する力 の育成に関する基本的な考え方 1. 国の施策としての言語活動の充実に向けての取組改正教育基本法 ( 平成 18 年 12 月 ) や学校教育法の一部改正 ( 平成 19 年 6 月 ) で示された教育の基本理念として 学校教育においては 生きる力 を支える 確かな学力 豊かな心 健やかな体 の調和を重視すると共に 学力の重要な要素は 1 基礎的

More information

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」 プログラムを取り入れた指導事例 ( 小学校 6 年国語 ) 第 6 学年国語科学習指導案 パネルディスカッションにおいて相手の立場や意図をとらえながら話し合いをすることで, 主題に対す る考えを深めようとする姿 1. 単元名 根拠や理由を明らかにしながら互いの意見を出し合い, 考えを深めよう 教材名 パネルディスカッションをしよう ( 教育出版 6 年上 ) 2. 単元について (1) 単元の概要本単元は,

More information

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc 国語科 ( 小学校第 5 学年 ) 表現の違いから書き手の意図を読み取る授業 本事例の言語活動のポイント 1 実際の新聞記事を活用して 見出し リード 本文などに着目させることで 新聞記事の構成を捉えさせる 2 同じ出来事を扱った2 社の新聞記事を読み比べることで それぞれの書き方の違いから書き手の意図 ( 読み手に伝えたいメッセージ ) を読み取らせる 単元名 新聞記事を読み比べて 書き手の意図を考えよう

More information

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください 課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください 課題研究の進め方 Ⅰ 課題研究の進め方 1 課題研究 のねらい日頃の教育実践を通して研究すべき課題を設定し, その究明を図ることにより, 教員としての資質の向上を図る

More information

H30全国HP

H30全国HP 平成 30 年度 (2018 年度 ) 学力 学習状況調査 市の学力調査の概要 1 調査の目的 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図る 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する 2 本市における実施状況について 1 調査期日平成

More information

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ 平成 26 年度学力 学習状況調査 の調査結果の概要 平成 26 年 1 月 教育委員会 調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立することを目的としている

More information

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1 国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 14 名女子 13 名 ) 単元について 中学校学習指導要領国語 ( 平成 20 年 ) には, B 書くこと

More information

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

(Microsoft Word - \207U\202P.doc) ( 科目別結果別結果の経年変化 平均通過率 通過率 % 以上の生徒の割合 通過率 % 以上の生徒の割合 国語数学外国語 A 問題 B 問題 A 問題 B 問題 A 問題 B 問題国語国語数学数学 Ⅰ 数学数学 Ⅰ OCⅠ 英語 Ⅰ OCⅠ 英語 Ⅰ 総合総合基礎基礎 H3 7.3 73. 35. 9..1. 5.1 9.7.5 7. H 73. 7. 3. 71. 57. 73.. 9.9 5.5

More information

国語科学習指導案

国語科学習指導案 高等学校国語科学習指導案単元名 : 論理性の評価 指導者 : 広島県立高陽東高等学校 横田智佳 1 日時 : 平成 25 年 7 月 10 日 ~ 平成 25 年 7 月 18 日 2 対象 : 2 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 27 名計 40 名 ) 3 組 ( 男子 13 名 女子 26 名計 39 名 ) 3 科目 : 現代文 4 単元名 : 論理性の評価教材 : 未成熟 が人間を作った

More information

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx 第 3 学年国語科学習指導案 平成 27 年 10 月 21 日 ( 水 )5 校時第 3 学年 2 組男子 14 名女子 14 名計 28 名指導者 研究主題 確かに読む力を育てる指導の工夫 ~ 国語科の授業づくりを中心に ~ 1. 単元名説明のくふうについて話し合おう 教材名 すがたをかえる大豆 (8 時間扱い ) 2. 単元目標と観点別評価規準 中心となる語や文をとらえ 段落相互の関係を考えながら

More information

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究 1 単元構想図 第 1 学年国語科学習指導案 単元名 幻の魚は生きていた ( 光村図書 国語 1 )( 全 7 時間 ) 学習の流れ 文章の構成を捉える ( 序論 本論 結論に分ける ) 序論の中心となる文に着目して本論との関係について確認する 平成 29 年 10 月 24 日 ( 火 ) 第 5 校時高知市立愛宕中学校 1 年 1 組生徒数 34 名指導者西口沙映 単元でつけたい力 文章の中心的な部分と付加的な部分などを読み分け

More information

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元 第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元について (1) 生徒観生徒は 小学校で 竹取物語 や 枕草子 平家物語 の冒頭文 論語 春暁 などの漢詩文

More information

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し 平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の特徴 ( 和歌山県海草地方 ) 1 教科に関する調査結果 (1) と の平均正答率 小国 A 小国 B 小算 A 小算 B 合計中国 A 中国 B 中数 A 中数 B 合計 海草地方 77 6 83 5 27 82 77 74 56 289 県 75 57 79 46 257 77 7 65 48 26 全国 75 58 79 46 258 77 72

More information

Taro-【HP用】指導案.jtd

Taro-【HP用】指導案.jtd 第 2 学年国語科学習指導案 平成 25 年 1 月 30 日 ( 水 ) 第 5 校時 1 単元名 走れメロス をリライトしよう 2 生徒の実態と本単元の意図 (1) 生徒の実態 ( 省略 ) (2) 本単元の意図本単元は 学習指導要領第 2 学年内容 C 読むこと のイ 文章の全体と部分との関係 例示や描写の効果 登場人物の言動の意味などを考え 内容の理解に役立てること 同じくウ 文章の構成や展開

More information

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む 第 学年 * 組保健体育科 ( 保健野 ) 学習指導案 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組むことができるようにする ( 関心 意欲 態度 ) 生涯の各段階における健康について, 資料等で調べたことを基に, 課題を見つけたり,

More information

平成29年度 小学校教育課程講習会 総合的な学習の時間

平成29年度 小学校教育課程講習会  総合的な学習の時間 平成 30 年度 小学校教育課程講習会 P175~ 総合的な学習の時間 平成 30 年 7 月 30 日 西濃教育事務所 内容 P175~ 1. 改訂の趣旨について 2. 改訂の要点について 3. 主体的 対話的で深い学びの実現にむけて 内容 1. 改訂の趣旨について 2. 改訂の要点について 3. 主体的 対話的で深い学びの実現にむけて 〇 改訂の趣旨 各教科等の相互の関わりを意識し ながら 学校全体で育てたい資質

More information

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況 第 4 学年 1 組 国語科学習指導案 1 単元名 教材名感想を友達に伝えよう 一つの花 平成 2 7 年 1 0 月 5 日 ( 月 ) 第 5 校時在籍児童数 3 8 名指導者 場所 4 年 1 組教室 2 児童の実態と本単元の意図児童は 3 年生の わすれられないおくりもの の学習で 登場人物同士の心のつながりをお互いの考えを交流させながら読み取る学習をしてきた 4 年生になって学習した 白いぼうし

More information

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の 国語科学習指導案 指導者祖父江開 1 日時平成 27 年 11 月 18 日 ( 水 ) 2 学年 組第 3 学年 4 組 3 単元名 食べ物のひみつを教えます 4 単元目標 目的に適した事例を挙げながら 説明する文章を書くことができる 関心 意欲 態度 食べ物について関心を持ち 調べてわかったことをわかりやすく説明しようとしている 書くこと 書く目的によって必要となる事柄と観点を理解して 適切な事例を挙げて説明する文章を書くことができる

More information

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校 平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校 1,048 校 40,277 人 9 校 295 人 中学校 608 校 41,236 人 4 校 252

More information

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63>

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63> 単元観 中学校学習指導要領では 目的に応じて資料を収集し, コンピュータを用いたりするなどして表やグラフに整理し, 代表値や資料の散らばりに着目してその資料の傾向を読み取ることができるようにする と示されている この内容を受け, 本単元では, 資料を収集, 整理する場合には, 目的に応じた適切で能率的な資料の集め方や, 合理的な処理の仕方が重要であることを理解すること, ヒストグラムや代表値などについて理解し,

More information

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出 平成 25 26 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出したままで終わったり感想を順に述べるに留まったりする状況でした そこで 今回 授業研究会を実施するに当たり

More information

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい 第 3 学年 国語科学習指導案 平成 29 年 11 月 28 日 ( 火 ) 第 5 校時 3 年 1 組生徒数 34 名場所 3 年 1 組教室指導者石川真美 1 単元 教材名 6 論旨を捉えて作られた 物語 を超えて ( 光村図書 ) 2 教材について 教材観本教材では, C 読むこと の イ文章の論理の展開の仕方, 場面や登場人物の設定の仕方をとらえ, 内容の理解に役立てること と, エ文章を読んで人間,

More information

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ 中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができる 3 単元の評価規準ア国語への関心 意欲 態度 1 社会の中での人間の生き方について自分の考えをまとめようとしている

More information

第 2 問 A 問題のねらいインターネット上の利用者の評価情報やイラストを参考に場面にふさわしい店を推測させることを通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉えたり, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 友人, 家族, 学校生活などの身の回りの事柄に関して平易な英語で書かれ

第 2 問 A 問題のねらいインターネット上の利用者の評価情報やイラストを参考に場面にふさわしい店を推測させることを通じて, 平易な英語で書かれた短い説明文の概要や要点を捉えたり, 情報を事実と意見に整理する力を問う 問 1 6 友人, 家族, 学校生活などの身の回りの事柄に関して平易な英語で書かれ 筆記 [ リーディング ] 問題のねらい, 及び小問等 第 1 問 A 問題のねらい簡単な語句や単純な文で書かれている遊園地の混雑予想に関するウェブサイトから混雑予想等の情報を探し読みさせることを通じて, 必要な情報を読み取る力を問う 問 1 1 問 2 2 日常生活に関連した身近な掲示, カタログ, パンフレットなどから, 自分が必要とする情報を読み取ることができる 日常生活に関連した身近な掲示,

More information

Microsoft Word - chojugiga_sidoan_new.docx

Microsoft Word - chojugiga_sidoan_new.docx 第 6 学年国語科学習指導案 単元名 名画のよさを伝える解説文を書こう 教材名 鳥獣戯画 を読む 高畑勲 ( 光村図書 6 年 ) この絵, わたしはこう見る ( 光村図書 6 年 ) 1 単元について (1) 児童観児童は, 図や表などの資料と本文を照らし合わせながら読むという活動は前学年までに経験しているが, 絵と文章を照らし合わせながら読むのは, 本単元が初めての学習となる これまでには, 生き物はつながりの中に

More information

<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63>

<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63> 8 分析 6 中学校学力向上対策事業研究指定校の状況 中学校学力向上対策事業は, 複数の中学校が連携するなどして学習指導の内容及び方法に係る実践的な研究を進め, その成果を検証 普及することにより, 本県中学生の学力向上を図ることを目的としたものであり, 平成 21 年度から展開し, 今年度が最終年度である タイプ Ⅰ: 学力向上研究推進地域 ( 学校横断型 ) タイプ Ⅱ:

More information

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ 明和町小中学校における 平成 27 年度全国学力 学習状況調査結果分析および今後の取組 明和町教育委員会平成 27 年 9 月本年 4 月 21 日に 小学校第 6 学年及び中学校第 3 学年を対象に実施された 全国学力 学習状況調査 の結果概要について 明和町の児童生徒の学力の定着状況 学習状況 生活習慣等の分析結果や今後の取り組みについて 以下の通りまとめました なお 文部科学省が用いている調査結果を示す表記を

More information

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ 主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジュアルプログラミング 使用教材 Scratch2( オフライン版をインストール ) コスト 環境 学校所有のタブレット型端末

More information

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学 第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学習状況を把握し, 教育施策に生かしてきた 各学校では, これらの調査を活用し, 自校の児童生徒一人一人の状況を把握し,

More information

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果 平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 義務教育課 1 調査の概要 (1) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する

More information

中学校学習指導要領解説

中学校学習指導要領解説 中学校学習指導要領解説 国語編 平成 20 年 7 月 文部科学省 目 次 第 1 章 総 説 1 1 改訂の経緯 1 2 国語科改訂の趣旨 4 3 国語科改訂の要点 8 第 2 章 第 1 節 国語科の目標及び内容 12 国語科の目標 12 1 教科の目標 12 2 学年の目標 14 第 2 節 国語科の内容 16 1 内容構成 16 2 各領域及び 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 の内容

More information

第○学年○組 学習指導案

第○学年○組   学習指導案 第 2 学年国語科学習指導案 平成 28 年 10 月 27 日 ( 木 ) 場所教室 1 単元名 教材名古典から生き方を学ぶ 枕草子 ( 光村図書 国語 2 P32) 平家物語 ( 光村図書 国語 2 P132) 仁和寺にある法師 ( 光村図書 国語 2 P142) 2 生徒の実態と本単元の意図 (1) 本単元に至るまでの指導の系統 育成すべき国語の能力 指導事項 ( 読むこと ) 古典独特のリズムやひびきを味わい

More information

(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文

(3) 文語の決まりや音読の仕方を知り, 古文を音読して古文特有のリズムを味わいながら古典の世界に 触れ, 古典には様々な種類の作品があることを知ることができる ( 伝統的な言語文化と国語の特質 に関する事項 ) 3 本単元における言語活動 昔話とその原典である古典を読み比べ, その内容の違いや古文 第 1 学年国語科学習指案 単元名 昔話とその元である古典を読み比べ, 古典の世界を紹介しよう 教材名 竹取物語 ( 東京書籍 新しい国語 1 )( 光村図書 国語 1 ) 1 単元について小学校学習指要領解説国語編の 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 は, 我が国の歴史の中で創造され, 継承されてきた伝統的な言語文化に親しみ, 継承 発させる態度を育てることや, 国語の果たす役割や特質についてまとまった知識を身に付け,

More information

ICTを軸にした小中連携

ICTを軸にした小中連携 北海道教育大学附属函館小学校教育研究大会研究説明平成 29 年 7 月 27 日 主体的 対話的で深い学び を保障する授業の具現化 ~ 学びの文脈 に基づいた各教科等の単元のデザイン ~ 研究説明 1. 本校における アクティブ ラーニング (AL) について 2. 本校の研究と小学校学習指導要領のつながり 3. 授業づくりに必要な視点 AL 手段 手法授業改善の視点 本校の研究 PDCA サイクル

More information

Microsoft Word - 社会科

Microsoft Word - 社会科 社会科学習指導案 学級 : 3 年 1 組 29 人場所 : 3 年 1 組教室指導者 : 教諭阪本晃年 1 単元名 くらしと経済 2 単元について (1) 教材観本単元は, 私たちの暮らしと経済 の第 1 節にあたり, 消費, 流通, 生産についての基本的な社会的事象を取り上げ, 経済活動の意味や意義を身近な生活と結びつけて学習していく 学習指導要領では, 個人や企業の経済活動が様々な条件の中での選択を通じて行われるという点に着目させるとともに,

More information

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

Taro-H29結果概要(5月25日最終) 平成 29 年度 沖縄県学力到達度調査の結果 沖縄県教育庁義務教育課 1 趣旨沖縄県学力到達度調査は 本県児童生徒一人一人の学力の定着状況を把握するとともに 各学校における授業改善の充実に資することを目的とする 2 実施期日 対象学年 教科 (1) 小学校 : 平成 30 年 2 月 21 日 ( 水 ) (2) 中学校 : 平成 30 年 2 月 22 日 ( 木 ) 23 日 ( 金 ) 対象学年

More information

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き 国語科学習指導案 平成 20 年度長期研究員富田健一 1 日時平成 20 年 10 月 23 日 ( 木 ) 第 5 校時 2 学年 組第 1 学年組 37 名 3 単元名 字手紙 を書こう 4 単元目標 目的や相手を意識し 自分の気持ちを的確に伝える手紙を書く 文字の整え方 バランスのとり方に注意し 目的や相手に合った文字を書く 5 単元設定理由 本校生徒は 素直であり 人なつっこい性質を持つ者が多い

More information

() 調査問題の趣旨 内容, 課題等, 指導改善のポントト 調査問題の趣旨 内容 国語 A 国語 B 課題等 基礎的 基本的な知識 技能が身に付いているかどうかをみる問題 ( 例 ) スピーチをより分かりやすくするためにラストを提示する箇所として適切なものを選択する それまでがんばってきた様子が読み

() 調査問題の趣旨 内容, 課題等, 指導改善のポントト 調査問題の趣旨 内容 国語 A 国語 B 課題等 基礎的 基本的な知識 技能が身に付いているかどうかをみる問題 ( 例 ) スピーチをより分かりやすくするためにラストを提示する箇所として適切なものを選択する それまでがんばってきた様子が読み . 教科に関する調査の結果 ( 概要 ) -7- () 調査問題の趣旨 内容, 課題等, 指導改善のポントト 調査問題の趣旨 内容 国語 A 国語 B 課題等 基礎的 基本的な知識 技能が身に付いているかどうかをみる問題 ( 例 ) スピーチをより分かりやすくするためにラストを提示する箇所として適切なものを選択する それまでがんばってきた様子が読み手により伝わるように書き直す 見出しの内容に対するまとめとして適切なものを選択する

More information

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し 平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の特徴 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 教科に関する調査結果 (1) 和歌山市 ( 市町立 ) と の平均正答率 単位 :% 小国 A 小国 B 小算 A 小算 B 合計中国 A 中国 B 中数 A 中数 B 合計 和歌山市 75 58 78 47 258 74 68 61 45 248 県 75 57 79 46 257 77 7 65 48 26 全国

More information

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指 俳句の鑑賞のポイントを理解し 俳句を味わう - プレ学習 & 展開学習 名句はどっち? めざせ! 一流俳句評論家 - - 発展学習 お気に入りの俳句を中学生に紹介しよう - 1 科目名 現代文 A 2 単元名 俳句 3 教材名 俳句 6 句 4 単元の内容 単元の目標と評価規準 評価方法 1 単元の目標ア俳句の鑑賞のポイントを理解し それに照らして俳句を積極的に味わおうとしている ( 意欲 関心 態度

More information

file:///D:/Dreamweaber/学状Web/H24_WebReport/sho_san/index.htm

file:///D:/Dreamweaber/学状Web/H24_WebReport/sho_san/index.htm 平成 24 年度小 中学校学習状況調査及び全国学力 学習状況調査を活用した調査 Web 報告書 Web 報告書もくじ >Ⅲ 各教科の調査結果の分析 > 小学校算数 Ⅲ 各教科の調査結果の分析 中学 1 年生の調査については 小学 6 年生の学習内容としているため 小学校の項で分析している 小学校算数 知識 技能を身に付け 筋道を立てて考え 表現する能力を育てる授業づくり 数量や図形についての技能 数量や図形についての知識

More information

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究 第 3 学年国語科学習指導案 1 単元構想図 平成 28 年 6 月 15 日 ( 水 ) 第 5 校時高知市立愛宕中学校 3 年 2 組生徒数 35 名指導者西口沙映 単元名 想いのリレー に加わろう ( 光村図書 国語 3 )( 全 3 時間 ) 単元でつけたい力 文章を読んで人間 社会 自然などについて考え 自分の意見を持つ力 目的に応じて本や文章を読み 知識を広げたり 自分の考えを深めたりする力

More information

愛媛県学力向上5か年計画

愛媛県学力向上5か年計画 愛媛県学力向上 5 か年計画 平成 25 年 3 月 愛媛県教育委員会 1 愛媛県学力向上 5 か年計画策定の基本方針 本県では 確かな学力定着向上のための共同研究推進委員会 ( 愛媛県検証改善委員会 ) が平成 20 年 3 月に策定した 6つの提言 ( 参考 ) を受け 確かな学力の定着向上に計画的に取り組んできました しかし 全ての教科の基礎となる読解力に課題があること 全国と比較すると 中学校に比べ

More information

各教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする

各教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 外国語活動 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする 各教科 道徳科 総合的な学習の時間並びに特別活動によって編成するものとする -49- -51- 教育課程を評価して改善する 道徳科 ( 小 中学校 ) -50- -52- 道特徳別のの教授科業で時あ数る 850 910 980 1015 1015 1015 道特徳別のの教授科業で時あ数る -51- -53- -52-

More information

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事 第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事実を関連付け, 自動車工業が国民生活を支える重要な役割を果たしていることや工業の発展について考え, 適切に表現することができる

More information

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校> 第 3 学年国語科学習指導案 日時 児童 指導者 平成 24 年 10 月 11 日 木 校時 男子 名女子 2 名計 7 名 菅野さと美 1 単元名人物の気持ちの変化を考えながら読み 感想を伝え合おう 教材名 サーカスのライオン 東京書籍 3 年下 2 単元について 1 児童について児童は 6 月教材 ゆうすげ村の小さな旅館 で場面の移り変わりを読み取り あらすじをまとめる学習をした 時間と出来事を表にまとめる活動を通して

More information

今年度の校内研究について.HP

今年度の校内研究について.HP 今年度の校内研究について 平成 23 年 4 月 15 日 研修部 1 研究主題 学習活動の基盤となる言語力の育成 ~ 国語科に関する基礎的な言語力を高める活動のあり方 ~ 2 主題設定の理由 < 今日的な課題や学習指導要領改訂に関わって> 今日の学校教育においては 思考力 判断力 表現力の育成が重視されている そのため 新学習指導要領では 思考力 判断力 表現力といった学力形成のための学習活動として

More information

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 ( ( 豊後大野市教育委員会 ) 1 公表の目的豊後大野市教育委員会では 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果及び全体的な傾向並びに今後の改善方策を公表することにより 学校における教育活動への理解を深めていただくとともに 学校 家庭 地域の相互の連携及び協力を深め 一体となって豊後大野市の子どもたちを高めていこうとする機運を醸成します なお 本調査で測定できるのは 学力の特定の一部分であり 学校における教育活動や教育委員会の施策の改善に資するため

More information

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発 中学校第 1 学年国語科学習指導案平成 27 年 12 月 11 日金曜日第 4 校時 1 年生徒数指導者 1 単元 分かりやすく紹介しよう紹介スピーチ ( 東京書籍 新しい国語 1 ) 2 単元観 キャリア観 ( キャリア教育の視点に関わる部分にアンダーライン ) (1) 教材観本教材では 身近な大人に尋ねたことを分かりやすく紹介するという学習活動 ( 話題を設定し 取材する 得た情報を整理し 発表する内容を組み立てる

More information

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力 家庭科学習指導案 横浜国立大学教育人間科学部附属鎌倉小学校山本奈央 1. 題材名選んで作ろうお弁当 ( 第 6 学年 ) 2. 題材の目標 (1) お弁当作りに関心をもち, おかずの調理の計画を立て, 材料の買物をしたり, 調理をしたりしようとする (2) お弁当に合うおかずの材料や手順, 材料の選び方, 買い方, 栄養のバランスのよい献立について考えたり, 自分なりに工夫したりする (3) お弁当のおかずの調理や材料の買物に関する基礎的

More information

d 単元について 第 2 学年 5 組国語科学習指導案単元名 : 謎解きインタビュー記事を書こう教材文 : 走れメロス 男子 21 名女子 16 名計 37 名 指導者水田陽子 単元観本単元は, 中学校学習指導要領国語科第二学年, C 読むこと の指導事項 イ文章全体と部分との関係, 例示や描写の効

d 単元について 第 2 学年 5 組国語科学習指導案単元名 : 謎解きインタビュー記事を書こう教材文 : 走れメロス 男子 21 名女子 16 名計 37 名 指導者水田陽子 単元観本単元は, 中学校学習指導要領国語科第二学年, C 読むこと の指導事項 イ文章全体と部分との関係, 例示や描写の効 d 単元について 第 2 学年 5 組国語科学習指導案単元名 : 謎解きインタビュー記事を書こう教材文 : 走れメロス 男子 21 名女子 16 名計 37 名 指導者水田陽子 単元観本単元は, 中学校学習指導要領国語科第二学年, C 読むこと の指導事項 イ文章全体と部分との関係, 例示や描写の効果, 登場人物の言動の意味などを考え, 内容の理解に役立てること の内容を受けて設定したものである 本単元では

More information

1 2 3 ー ー ー ー ー ー 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 ー ー ー ー ー ー 35 36 B3 をべ クラスで にぶもっとしくりたい B3 をべ する でけたべるするをかす B2 なをむ のをのにかすにぶエレベーターのことをもっとりたい B2 なをむ

More information

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題 第 1 学年けやき学習 ( 総合的な学習の時間 ) 学習指導案指導者小笠原健浩 1 日時平成 8 年 7 月 1 日 ( 金 ) 公開授業 1 第 1 校時 学級上田中学校 1 年 4 組男子 0 名女子 18 名計 8 名南校舎 4 階 1 年 4 組教室 主題 なぜ働くのだろう 4 主題について 1 学年に行う けやき学習 は, 職業調べ と 小学校訪問 を中核に据えて学習していく 本単元は 学年で行う

More information

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード] 確かな学力の育成 ~ 学力 学習状況調査結果及び授業改善 ~ 第 2 回学力向上推進員研修会 ( 小学校部会 ) 平成 21 年 11 月 13 日 ( 金 ) 確かな学力の育成 ~ 学力 学習状況調査結果及び授業改善 ~ 1 学力調査結果 2 結果の分析と授業改善 設問別の特徴と授業改善のポイント 3 学習状況調査結果 1 学力調査結果 平成 21 年度学力 学習状況調査 知識 と 活用 における平均正答率

More information

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて 主体的 対話的で深い学び の 実現に向けて 國學院大學教授田村学 学習指導要領改訂の方向性 新しい時代に必要となる資質 能力の育成と 学習評価の充実 学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力 人間性の涵養 生きて働く知識 技能の習得 未知の状況にも対応できる思考力 判断力 表現力等の育成 何ができるようになるか よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を共有し 社会と連携 協働しながら

More information

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2 平成 29 年度学力 学習状況調査の結果 分析と今後の取組について 教育委員会 本年 4 月に小学校第 6 学年及び中学校第 3 学年を対象に実施された 学力 学習状況調査 の結果が 8 月 28 日に文部科学省から公表されました 調査結果やにおける児童生徒の学力の定着状況 学習状況 生活習慣等を分析し 今後の取組を以下のようにまとめました 調査により測定できるのは学力の特定の一部分であることや 学校における教育活動の一側面であることに留意しながら

More information

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下 平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下回るという結果と比較すると 2 教科 4 科目について すべて前年度を上回る結果となった 国語科では

More information

H

H 平成 28 年度学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて

More information

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 12 学校案内パンフレットを作ろう-共同編集・制作-

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 12 学校案内パンフレットを作ろう-共同編集・制作- 12 学校案内パンフレットをつくろう ~ 共同編集 制作 ~ 本教材はワークショップという形態をとって学習を進めていくように構成されている ここでは 話合い インタビュー パンフレット制作 などの学習活動を通して 話すこと 聞くこと 書くこと の領域を総合的に学習する 一斉学習ではなく 制作グループによる学習活動の展開が示されている 教材の内容は 入学予定の6 年生に向けて 中学校生活を紹介するためのパンフレットを制作するというものである

More information

Microsoft Word - imani ikiru kotoba sidoukeikaku.doc

Microsoft Word - imani ikiru kotoba sidoukeikaku.doc 国語科学習指導案一.指導期間二.指導学級京都市立 中学校一年生三.育成をめざす言語能力 場面の展開や登場人物などの描写に注意して読み 内容の理解に役立てること読むこと(1) ウ 文語のきまりや訓読の仕方を知り 古文や漢文を音読して 古典特有のリズムを味わいながら 古典の世界に触れること伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項アー(ア)四.単元 教材名4.古典との出会い 今に生きる言葉 五.教材の目標

More information

Taro-5年研究のまとめ

Taro-5年研究のまとめ 5 年生の実践 1 単元名 メディアとのかかわりについて考えよう 教材 テレビとの付き合い方 新聞記事を読み比べよう 2 目標 筆者の見方と自分の経験や資料から読み取ったことを関連付けて考えようとする ( 関心 意欲 態度 ) 資料を読み解きながら文章の内容を的確に押さえて要旨をとらえ, 自分の考えをもつことができる ( 読むこと ) 3 学習を進めるに当たって (1) 単元について本単元は, 教材文

More information

評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research 評価規準の作成, 評価方法等の工夫改善 のための参考資料 ( 高等学校国語 ) ~ 新しい学習指導要領を踏まえた生徒一人一人の 学習の確実な定着に向けて ~ 平成 24 年 7 月 国立教育政策研究所 教育課程研究センター 評価規準の作成, 評価方法等の工夫改善のための参考資料 ( 高等学校国語 ) はじめに 新しい高等学校学習指導要領 ( 平成 21 年 3 月告示, 平成 25 年度入学生から年次進行で実施,

More information

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関

国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年 組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと 聞くこと オ 互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関 国語科学習指導案 広島市立 小学校 教諭 1 日時平成 23 年 1 月 日 5 校時 2 学年組第 5 学年 組 ( 男子 名女子 名計 名 ) 3 指導事項 (1) A 話すこと聞くこと オ互いの立場や意図をはっきりさせながら 計画的に話し合うこと (2) 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 イ ( キ ) 文や文章にはいろいろな構成があることについて理解すること 4 言語活動 調べたことやまとめたことについて

More information

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の 平成 24 年度全国学力 学習状況調査 札幌市の調査結果の概要 教科に関する調査の結果 平成 24 年 9 月 札幌市教育委員会 調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てることを目的としている

More information

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会 ホームページ掲載資料 平成 30 年度 学力 学習状況調査結果 ( 立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 教育委員会 目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 小学校理科 7 中学校国語 A( 知識 )

More information

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5 解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 0742-27-9854 内線 5364 ( タイトル ) 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の調査結果の概要について ( 趣旨 )

More information

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数) 平成 30 年度全国学力 学習状況調査結果 ( 小学校 : 算数 ) 1 結果のポイント ( : 成果 : 課題 ) 数値はすべて公立学校のもの 小学校 : 算数 A( 知識 ) 全問題数 :14 問 ( 選択式 10 問 短答式 4 問 ) 平均正答率 65( 選択式 64.2 短答式 68.0) で 7 年連続で全国平均を上回っている 正答率は 12 問が全国平均を上回っている 無解答率は全問が全国平均を下回っている

More information

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん 1 校時 第 1 学年国語科学習指導案 児童 1 年 1 組男 14 名女 13 名 指導者内川直子 育てたい主となる能力 ( 基礎 基本 ) 時間的な順序, 事柄の順序などを考えながら内容の大体を読むこと ( 読イ ) 1 単元名 ちがいをかんがえてよもう 教材名 どうぶつの赤ちゃん 2 子どもと単元について (1) 子どもたちは, いろいろなくちばし の学習で, 挿し絵を手がかりにして読んだり,

More information

教育と法Ⅰ(学習指導要領と教育課程の編成)

教育と法Ⅰ(学習指導要領と教育課程の編成) 教育と法 Ⅰ ( 学習指導要領と教育課程の編成 ) 明星大学教授 樋口修資 1 教育課程の基準の設定について 学校は 公の性質 を有する ( 教育基本法第 6 条 ) ものであり 国は 全国的な観点から 教育の機会均等と教育水準の維持向上のため 学校が編成する教育課程についての全国的な基準 ( ナショナル ミニマム ) の設定権を有する ( 昭和 51 年 5 月 21 日永山中学校事件最高裁判決

More information

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ, 国語科学習指導案 日平成 28 年 6 月 2 日 ( 木 ) 公開授業 Ⅰ 学級岩手大学教育学部附属中学校 1 年 B 組会場 1C2A 教室授業者中村正成 学習者の実態 オオカミを見る目 では, 説明的文章における 序論 本論 結論 の構成と, それぞれにどんなことが書かれるかを学習した また, 筆者が読み手に分かりやすく伝えるために, 問い 答え 筆者の考え という構成をしたり, 接続表現などを用いたりして工夫をしていることを学んだ

More information

Microsoft Word - åł½èªžç§‚2å¹´2çµ—ã••ï¼™ã†¤ã†®ã†łã†¤ã‡†ã†—ã‡™ã†‘ã‡›ã†¹ã‡‹ã†ƒã••ã•„ã†µã‡“ã†Šã†“ã†¯ã•†ã†©ã‡fiㆪㆬㆮ㕓æ„⁄尔桋

Microsoft Word - åł½èªžç§‚2å¹´2çµ—ã••ï¼™ã†¤ã†®ã†łã†¤ã‡†ã†—ã‡™ã†‘ã‡›ã†¹ã‡‹ã†ƒã••ã•„ã†µã‡“ã†Šã†“ã†¯ã•†ã†©ã‡fiㆪㆬㆮ㕓æ„⁄尔桋 2 学 2 組 国語科学習指導案 6 月 15 日 ( 金 ) 5 校時指導者教諭小澤百合子場所 2 2 組教室授業テーマ話合い活動を通して 二つの文章の相違を表にまとめ 二つの文章のよさをとらえることができる授業 1 単元名二つのせつめいをくらべよう ふろしきは どんなぬの 2 単元の目標 説明の違いに興味を持って 進んで二つの文章を読もうとしている ( 関心 意欲 態度 ) 二つの説明の文章の

More information

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査) 瑞浪市調査結果について ( 平成 30 年度全国学力 学習状況調査 ) 平成 30 年 9 月学校教育課 1 調査の概要 (1) 目的 国が, 全国的な義務教育の機会均等と水準向上のため, 児童生徒の学力 学習状況を把握 分析し, 教育の結果を検証し, 改善を図る 各教育委員会, 学校等が, 全国的な状況との関係において自らの教育の結果を把握し, 改善を図る 各学校が各児童生徒の学力 学習状況を把握し,

More information

イ ディベート ディスカッション Ⅱ 時事英語 エッセイライティング Ⅰ エッセイライティング Ⅱ 必履修科目は 総合英語 Ⅰ 及び ディベート ディスカッション Ⅰ 話すこと 書くこと における発信力の強化や 高校生の卒業後の進路の多 様化などに対応するため より高度で専門的な科目を新設し 計 7

イ ディベート ディスカッション Ⅱ 時事英語 エッセイライティング Ⅰ エッセイライティング Ⅱ 必履修科目は 総合英語 Ⅰ 及び ディベート ディスカッション Ⅰ 話すこと 書くこと における発信力の強化や 高校生の卒業後の進路の多 様化などに対応するため より高度で専門的な科目を新設し 計 7 英 語 1 学習指導要領改訂の趣旨 平成 28 年 12 月の中央教育審議会答申の中で 職業以外の専門教育に関する各教科 科目 ついて 次のような改訂の基本的な考え方が示されている 職業以外の専門教育に関する各教科 科目についても 専門分野ごとに求められる資質 能力を 関係団体等との間で共有しつつ 三つの柱を踏まえて各教科 科目の位置付けを明確化し 目標を示すこととする また 専門教育を主とする学科の特色が一層生かされ

More information

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2 補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 Magic ox 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる 評価場面 具体の評価規準 Cの生徒への支援 ワークシートへの記 場面や状況を把握 物語を読んで 場面 ピクチャーカード

More information

<4D F736F F D F8D915F315F90A AC97A790A BC92862E646F6378>

<4D F736F F D F8D915F315F90A AC97A790A BC92862E646F6378> 国語科学習指導案 世羅町立世羅西中学校 授業者藤原康治 1 日時平成 24 年 11 月 22 日 ( 木 ) 2 校時 2 場所世羅中学校少人数教室 1 3 学年世羅西中学校第 1 学年 ( 生徒数 14 名 ) 4 単元名論点をとらえる 流氷と私たちの暮らし ( 光村図書 ) 5 単元について (1) 単元観本単元は, 主として中学校学習指導要領国語科第 1 学年の指導事項, 読むこと の内容を受けて設定されている

More information

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知 総合的な学習の時間学習指導案 指導者酒見一平 1 日時平成 25 年 11 月 27 日 ( 水 )2 校時 2 学年学級第 6 学年 1 組 ( 男子 18 名女子 20 名 ) 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名 かがやいている人 を見つけよう 5 単元について 本学級の児童は, これまでの総合的な学習の中で, 興味や関心に応じた課題を設定し, 解決する学習を経験してきた 1 学期の 世界に目を向けよう

More information

学習評価の進め方(小学校国語)

学習評価の進め方(小学校国語) 佐賀県教育センター 平成 23 年 10 月 1 日 新学習指導要領で評価が変わる! 新学習指導要領における学習評価の進め方 ( 小学校国語科 ) 平成 23 年度から, 小学校では新学習指導要領が全面実施となりました 新学習指導要領の趣旨を反映した学習評価の考え方については, 平成 22 年 11 月に 評価規準の作成のための参考資料 が, 平成 23 年 3 月には, 評価方法等の工夫改善のための参考資料

More information