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1 参考資料 参考 1 ITU-T 勧告 J.83 Digital multi-programme systems for television, sound and data services for cable distribution 参考 2 ETSI EN Digital Video Broadcasting(DVB);Framing structure, channel coding and modulation for cable systems 参考 3 東経 110 度 BS CS デジタル放送の概要参考 4 波長多重の詳細参考 5 ITU-T 勧告 G Spectral grids for WDM applications: DWDM frequency grid 参考 6 ITU-T 勧告 G Spectral grids for WDM applications: CWDM wavelength grid 参考 7 電子情報通信学会 CS94-15, OCS94-5 光パッシブネットワークにおける波長間隔の最小値参考 8 FM 一括変換方式による BS-IF 伝送参考 9 デジタルテレビジョン放送方式の比較参考 10 超多値 QAM 変調方式の開発について参考 11 次世代 CATV システムのための広帯域インタラクティブ CATV 実験施設の概要参考 QAM 方式デジタル有線テレビジョン放送実験結果報告書参考 13 CATV 伝送における 256QAM 変復調器の性能参考 14 QAM 信号に対するケーブル反射について参考 15 インターリーブ方式に関する考察 Web 掲載にあたっては 著作物の利用条件に基づき 一部の参考資料については割愛させていただいております

2 参考 3 東経 110 度 BS CS デジタル放送の概要 1 東経 110 度における衛星の経緯と今後の計画 1.1 BS 放送の経緯 BS 放送は 昭和 59 年 1 月に打ち上げられた BS-2a により 衛星放送の普及と難視聴解消を目的に同年 5 月 1 チャンネルでの試験放送から開始された その後 昭和 61 年 2 月に BS-2b が打ち上げられ 同年 12 月から独自番組による 24 時間の試験放送を開始した さらに平成元年 BS 放送は 2 チャンネルでの本放送を開始した 平成 2 年 8 月には BS-3a の打上げによりトランスポンダが増加し 国内初の民間衛星放送会社 WOWOW( 当時 JSB: 日本衛星放送 ) が放送を開始し 多チャンネル放送へと転換する第一歩となった さらに平成 3 年 8 月に打ち上げられた BS-3b によりハイビジョン試験放送 (MUSE 方式 ) を同年 11 月に開始した 平成 9 年 4 月に打ち上げられた BSAT-1a 以降の衛星は大型化により 完全 24 時間放送 ( 食による中断のない ) が可能となった 平成 10 年 4 月に打ち上げられた BSAT-1b を使用し平成 12 年 12 月 1 日から BS デジタル放送が開始され 平成 13 年 3 月に BSAT-2a 平成 15 年 6 月に BSAT-2c が打ち上げられた 平成 19 年 3 月現在 BSAT-1a 1b を使用し BS アナログ放送を BSAT-2a 2c を使用し BS デジタル放送が行われている BS デジタル放送推進協会 (BPA) の発表によれば 平成 18 年 12 月末現在の BS デジタル放送普及件数は 2145 万件である 1.2 BS 放送の今後現在 日本には 8 チャンネルの割り当てがあるが 平成 12 年の WRC-2000( 国際電気通信連合世界無線通信会議 ) で チャンネルの計 4 チャンネル分の追加割り当てが決定し 日本では現在の 8 チャンネルに 4 チャンネルが加わり合計 12 チャンネルの使用が可能となった また 平成 19 年 11 月に BS アナログハイビジョン放送が 平成 23 年中には BS アナログ放送がそれぞれ終了する予定になっている 平成 19 年 6 月打上げ予定の次期衛星 BSAT-3a から追加される新たな 4 チャンネルと BS アナログ放送の終了で空く 3 チャンネルの放送の利用 技術に関する展望や周波数の利用の在り方 発展に向けた総合的方策等は 現在 衛星放送の将来像に関する検討会 等で検討されている また 受信システムや伝送方法については これらの追加チャンネルを考慮しておく必要がある 1.3 東経 110 度 CS デジタル放送の経緯 N-SAT-110 は平成 12 年 10 月に BS と同一軌道位置の東経 110 度に打ち上げられた BS と電波到来方向が同一で BS 放送と同じ円偏波であるため 1 台の受信アンテナで BS 放送と東経 110 度 CS デジタル放送の双方が受信できるメリットがある 衛星の運用は JSAT( 日本サテライトシステムズ ) と SCC( 宇宙通信 ) の 2 社によ

3 り行われ 衛星の呼称は衛星全体では N-SAT-110 JSAT 分は JCSAT-110 SCC 分はスーパーバード D 号と呼ばれている トランスポンダは JSAT SCC 各々 12 本ずつ 計 24 本 ( 右左旋偏波各 12 本 ) が搭載され 出力は 104.7W である 110 度 CS を使用した放送は平成 14 年 3 月から開始され 当初は WOWOW と スカイパーフェクト コミュニケーションズのプラットフォーム 2 社により サービス提供が行われていたが 平成 18 年 12 月に WOWOW がプラットフォーム事業から撤退し 以降 スカイパーフェクト コミュニケーションズ 1 社により提供されている 平成 19 年 3 月現在 テレビ 71 チャンネル (HD2 チャンネル SD65 チャンネル ) データ 4 チャンネルの放送が行われている スカイパーフェクト コミュニケーションズの発表によれば 平成 19 年 2 月末現在 約 46 万の視聴者がいる 1.4 東経 124 度 128 度 CS デジタル放送 (SKY PerfecTV!) 東経 110 度の軌道位置ではないが関連するデジタル放送サービスである SKY PerfecTV! は 平成 18 年 3 月末現在 約 374 万の受信者がおり JSAT の衛星 JCSAT-3 JCSAT-4A の 2 衛星からテレビ 178 チャンネル 音声 102 チャンネルのデジタル放送が行われている 衛星位置は東経 128 度 (JCSAT-3) 東経 124 度 (JCSAT-4A) で地上から見ると BS 放送より若干南寄りとなる トランスポンダ出力は 60W(JCSAT-3) 75W (JCSAT-4A) で垂直 水平の直線偏波により送出されている 図 1 に衛星位置の概略を 表 1 に衛星の比較を示す 東経 128 度 CS 東経 124 度 JCSAT-3 CS SKY PerfecTV! JCSAT-4A 東経 110 度 BS デジタル放送 CS BS BSAT 1a (BS-4 先発機 ) BSAT 1b ( 予備衛星 ) BSAT 2a (BS-4 後発機 ) BSAT 2c ( 予備衛星 ) 東経 110 度 CS デジタル放送 N-SAT-110 図 1 衛星位置概略図

4 項目 衛星名称 衛星 衛星軌道位置 ( 東経 ) 免許出力 ( トランスポンダ定格出力 ) 放送用トランスポンダ数 ( ) 内は全数 ( 注 ) アナログ衛星放送 BSAT-1a BSAT-1b 表 1 衛星の諸元 番組数 BS BS デジタル放送 BSAT-2a BSAT-2c 東経 110 度 CS デジタル放送 CS ( 東経 128 度 124 度 ) SKY PerfecTV! N-SAT-110 JCSAT-3 JCSAT-4A 110 度 110 度 110 度 128 度 124 度 104W (106W) 4 予備 4 本 120W (130W) 4 予備 4 本 偏波円偏波 ( 右 ) 円偏波 ( 右 ) 1 チャンネル帯域幅 (MHz) 変調方式 番組数 衛星打上げ 104.7W (130W) 12 (24) 円偏波 ( 右 / 左 ) 59/60W (60W) 20 (28) 直線偏波 ( 垂直 / 水平 ) /36 アナログ映像 :FM 音声 :PCM SDTV:3 HDTV:1 音声 :1 データ : 年 4 月 1998 年 4 月 平成 18 年 12 月現在注 Ku バンドのみ デジタル TC8PSK/ QPSK/ BPSK/ 切替可 HDTV:7 SDTV:3 音声 :19 データ : 年 3 月 2003 年 6 月 デジタル TC8PSK/ QPSK/ BPSK 切替可 HDTV:13 SDTV:83 データ :2 70.8/ 72.4W (75W) 16 (32) 直線偏波 ( 垂直 / 水平 ) デジタル QPSK (TC8PSK/BPSK の伝送も可能 ) SDTV :178 音声 :102 データ : 年 8 月 1995 年 8 月 1999 年 2 月 2 東経 110 度デジタル放送の周波数配列 2.1 BS 放送追加の可能性があるチャンネルを含んだ各トランスポンダのダウンリンク周波数配列を図 2 に示す BS アナログ放送は帯域幅 27.0MHz 中心周波数間隔 38.36MHz で BS-5ch 7ch 9ch 11ch に BS デジタル放送は中心周波数間隔 38.36MHz 帯域幅は 34.5MHz で BS-1ch 3ch 13ch 15ch に割り当てられている BS の追加チャンネルは BS-15ch の上側に現行のデジタル放送と同一の帯域幅 34.5MHz 中心周波数間隔 38.36MHz で BS-17ch 19ch 21ch 23ch の 4 チャンネルが割り当てられた したがって BS 全体の周波数は 11.7~12.2GHz で帯域幅は 500MHz となる

5 2.2 東経 110 度 CS デジタル放送帯域幅 34.5MHz 中心周波数間隔 40MHz で 右旋円偏波が ND2~ND24 の偶数チャンネルに 左旋円偏波が ND1~ND23 の奇数チャンネルに 各々 12 チャンネルが割り当てられている 放送としては右旋円偏波の 12 チャンネルが割り当てられており 左旋円偏波の用途は決定されていない 全体の帯域は BS とのガードバンド 50MHz を挟み 12.25~12.75GHz の 500MHz である 12.25GHz 12.75GH 11.7GHz BS 右旋円偏波 12.2GHz GHz CS 右旋円偏波 GH ND GHz GHz 1 ND MHz GHz CS 左旋円偏波 GHz 40MHz BS デジタル放送 CS 右旋円偏波 :SCC 東経 110 度 注 1 BS アナログ放送 CS 右旋円偏波 :JCSAT CS デジタル放送 BS 追加チャンネル CS 左旋円偏波 :110 度 CS 注 2 CS 左旋円偏波の使用は未定 図 2 BS 110 度 CS 周波数配列表 ( ダウンリンク ) 2.3 IF 周波数配列受信アンテナの局部発振周波数が GHz のコンバータを使用した場合の BS-IF と CS-IF 右旋偏波の IF チャンネルを表 に示す BS-IF は 1022~1522MHz 110 度 CS-IF は 1572~2072MHz で BS CS 右旋偏波帯域全体では 1050MHz と非常に広い周波数帯域となる CS の左旋偏波は局部発振周波数が GHz のコンバータを使用した場合の IF チャンネルを示した

6 表 2 BS-IF チャンネル表 チャンネル番号 中心周波数 (MHz) BS-IF 周波数範囲 (MHz) (Lo GHz) BS ~ BS ~ BS ~ BS ~ BS ~ BS ~ BS ~ BS ~ BS ~ BS ~ BS ~ BS ~ ( 注 ) 中心周波数間隔 :38.36MHz 帯域幅 : アナログ 27.0MHz デジタル 34.5MHz 備考 デジタル アナログ デジタル 追加チャンネルデジタル チャンネル番号 表 3 東経 110 度広帯域 CS-IF チャンネル表 東経 110 度 CS-IF( 右旋円偏波 ) 東経 110 度 CS-IF( 左旋円偏波 ) 中心周波数 (MHz) 周波数範囲 (MHz) (Lo GHz) チャンネル番号 中心周波数 (MHz) 周波数範囲 (MHz) (Lo GHz) ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ND ~ ( 注 ) 局発周波数右旋 :10.678GHz 左旋:10.127GHz 中心周波数間隔 :40MHz 帯域幅 :34.5MHz

7 参考 4 波長多重の詳細 1 波長多重の基本 1.1 波長多重の方式異なる波長の光を 1 本の光ファイバで伝送することを波長多重伝送という 波長多重を行う場合には 以下の 2 つの方式がある (1) 粗い波長多重 CWDM(Coarse Wavelength Division Multiplexing) (2) 密な波長多重 DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing) 両者は 波長の間隔が異なり その波長 ( 周波数 ) は ITU-T で規定された波長配列を使用することが望ましい 図 1 の (1) に CWDM の波長多重例を示す CWDM の波長範囲を台形で 波長中心を中心の線で示す また (2) に DWDM の波長多重例を示す DWDM の方が波長を有効に使用できることが分かる (1) CWDM( 粗い波長多重 ) (1)CWD ( 粗い波長多重 ) 波長 (nm) 2nm 間隔 (2) (2)DWD DWDM( ( 密な波長多重 ) ) 波長 (nm) 図 1 CWDM と DWDM 1.2 光の波長間隔 ( 光の周波数間隔 ) 波長多重伝送をする光の波長間隔は 二つの方式で以下のように定義される 1 DWDM 伝送の場合波長間隔は 193.1[THz] を中心に 12.5GHz 25.0GHz 50.0GHz 又は 100GHz 間隔の周波数で規定される 2 CWDM 伝送の場合波長間隔は 波長を多重 分離するフィルタの中心波長で規定され 20nm 間隔で規定される

8 1.3 使用波長 ( 周波数 ) 波長多重伝送をする波長 ( 周波数 ) は 二つの方式で以下のように定義される (ITU-T G.694.1) (1) DWDM 伝送の場合 12.5GHz 間隔の波長多重を行う場合の光の周波数 f は f = n [THz] ( ただし n は整数 ) 25.0GHz 間隔の波長多重を行う場合の光の周波数 f は f = n [THz] ( ただし n は整数 ) 50.0GHz 間隔の波長多重を行う場合の光の周波数 f は f = n 0.05 [THz] ( ただし n は整数 ) 100.0GHz 間隔の波長多重を行う場合の光の周波数 f は f = n 0.1 [THz] ( ただし n は整数 ) 光の周波数を波長で言い換える場合には 以下の式で変換する c λ = f 10 3 ただし λ [nm] : 波長 12 f [THz]: 周波数 [THz]=[ 10 Hz] c[m/s] : 光速 (= ) 200GHz については ITU-T G.692 を引用 表 1 に代表的な DWDM 伝送時の光周波数と参考波長を記載する

9 表 1 ITU-T G の光周波数と参考波長 光周波数 [THz] 光周波数 [THz] 参考波長参考波長 100GHz 200GHz 100GHz 200GHz [nm] [nm] 間隔間隔 間隔間隔

10 (2) CWDM 伝送の場合 CWDM は一般に 波長多重 分離フィルタの中心周波数で規定する 表 2 にレーザダイオードの公称波長と波長多重 分離フィルタの中心波長 伝送波長範囲を記載する (ITU-T G.694.2) 温度が変化するとレーザダイオードの出力波長は変化するが 使用温度範囲において波長は波長多重 分離フィルタの波長範囲内になければならない 表 2 ITU-T G の光周波数 レーザダイオードの公称波長 [nm] 波長多重 分離フィルタの中心波長 [nm] 波長多重 分離フィルタの 波長範囲 [nm] (1530) (1531) ( ~ ) ~ ~ ~ ~ 一般的に CWDM 伝送に使われる波長は 周囲温度の変化に応じて波長が変化する光源が使われることが多いので伝送波長については規定されない

11 2 波長多重伝送時の注意点 2.1 光ファイバの使用可能帯域光ファイバケーブル中の光信号伝送時における損失の波長依存性を以下のグラフに示す 通常の光ファイバは CWDM 伝送したときに伝送損失が著しく悪くなる波長 (1370 ~1430nm など ) があり 通常使えない 図 2 に示すように これらの波長多重時の問題を改善するために伝送損失の波長依存性を均一化したファイバを使用することで CWDM 伝送時にどの波長帯域も選択できるようになる 1.2 O E S C L 0.9 通常の光ファイバ 損失 (db/km) 波長特性を改善した光ファイバ CWDM 伝送波長 図 2 光ファイバの使用可能帯域 波長 (nm) 2.2 光ファイバアンプの使用可能帯域光ファイバアンプは 増幅できる波長帯域によって種類が異なる 一般的に FTTH システムで使用される光増幅器は EDFA(Erbium Doped Fiber Amplifier) であり C バンド帯域 L バンド帯域の光信号を増幅できる C バンド L バンド PDFA ラマン増幅器 TDFA EDFA EDFA nm λ 図 3 光増幅器 (EDFA 等 ) の使用可能帯域

12 また 一般的な光増幅器 (EDFA) における利得の波長特性を以下に示す 利得 [db] 雑音指数 [db] 信号波長 [nm] 図 4 光増幅器 (EDFA) の利得の波長特性例 2.3 光増幅器の AGC(Automatic Gain Control) 動作光増幅器へ 2 波以上の光信号が入力される場合 一般的な光増幅器では 光信号の全パワーの出力が一定になるように出力レベルを自動的に変化させる この場合 たとえば 2 波長で同電力の光信号を光増幅器に入力した場合 入力電力は 2 倍となり光信号 1 波長あたり 3dB 低く出力されるので注意が必要である 通常は 光信号 1 波長あたりのレベルが一定になるような光増幅器を使用する 又は 主信号に影響のないレベルで第 2 信号を入力する

13 波長分離f1 長多重2.4 2 波長間のクロストーク異なる波長の光信号を同一の光ファイバで伝送した場合には クロストークが起こる クロストークが生じる原因として以下がある (1) 線形クロストーク線形クロストークは 波長分離フィルタにおいて 透過すべき波長帯域以外の信号が十分に除去しきれないで 光受信器に混入し妨害波として生じるものである 電波信号を光信号に復調するときに お互いの電波信号の周波数が異なる場合には クロストークが生じても妨害波にはならない λ1 λ2 λ1 λ2 線形クロストーク λ λ1 λ2 λ λ 線形クロストークによる影響 f 電 / 光 (λ1) 波光 (λ1)/ 電 f1 f f2 f 電 / 光 (λ2) 光 (λ2)/ 電 f2 f λ1 λ2 λ1 λ2 線形クロストークによる影響 λ λ 線形クロストーク 図 5 2 波長間の線形クロストーク

14 ラマン利得波長分離f1 長多重(2) 非線形クロストーク非線形クロストークとして ラマンクロストーク (Raman crosstalk) がある ラマンクロストークは 波長間隔が 100nm 離れているときに最も生じやすく 光ファイバ内伝送中に生じ 波長分離フィルタでは除去できない 電波信号を光信号に復調するときに お互いの電波信号の周波数が異なる場合には クロストークが生じても妨害波にはならない 約 13THz 励起光 ラマン利得の波長依存性 周波数 [THz] 図 6 非線形クロストーク ( ラマンクロストーク ) の波長依存性 λ1 λ2 λ1 λ2 線形クロストークなし λ λ1 λ2 λ λ 非線形クロストークによる影響 f 電 / 光 (λ1) 波光 (λ1)/ 電 f1 f f2 f 電 / 光 (λ2) 光 (λ2)/ 電 f2 f λ1 λ2 λ1 λ2 非線形クロストークによる影響 λ λ 線形クロストークなし 図 7 2 波長間の非線形クロストーク ( ラマンクロストーク )

15 2.5 2 波長以上の光信号を同一の光受信器で受信をする場合 同じ CN 同じ比の光送信機を使う方式 CNRの光送信器を使う方式 CN B C レベル N レベル CN B+N C レベル N レベルは 3dB 悪化します 周波数 周波数 C レベル CN N N レベル 周波数 異なる 異なる CN 比の光送信機を使う方式 CNRの光送信器を使う方式 C レベル C レベル CN B CN B+N N レベル N レベルは ほとんど悪化しない 周波数 C レベル 周波数 CN N CN 比を改善しています CNRを改善しています Nレベル 周波数 図 8 2 波長以上の光信号を同一の光受信器で受信をする場合の雑音レベル

16 2.6 光ビート 2 波長以上の光信号を同一の光受信機で受信する場合 光信号の波長 ( 周波数 ) 差に応じた周波数を中心にして光ビート雑音と呼ばれる干渉成分が生じる 光ビート雑音の中心周波数は f beat = c λ λ i λ λ i i+ 1 i+ 1 [Hz] (1.1) c= [m/s]: 光速 以下に光ビート雑音の中心周波数と光信号で伝送する電波周波数の差 ( オフセット周波数 ) における RIN の劣化を示した実験結果を示す たとえば 2.5GHz の電波信号を光で変調し ( 総合変調度 :m N=30% 時 ) 伝送する場合に RIN=-140dB/Hz 以下を満足するためには f beat 25GHz (1.2) となり 0.2nm 以上 波長間隔を離せば十分であることが確認できる 通常 DWDM の 100GHz 間隔の波長多重であれば 約 0.8nm の波長間隔となり これら光ビートについて考慮する必要はない m N=40% m N=30% -110 RIN [db/hz] Offset Frequency [GHz] 図 9 光信号の波長 ( 周波数 ) 差と RIN の劣化量の実験結果

17 FM 一括変換方式による BS-IF 伝送 参考 8 1 BS-IF 伝送方式の概要強度変調システムにおいて BS 信号を伝送する場合 光伝送回線の広帯域性を生かして 770MHz 以下の周波数多重信号に約 1~ 1.4GHz の BS-IF 信号を周波数多重して伝送している しかし FM 一括変換システムにおいては 770MHz 以下の信号を約 1~ 5GHz の広帯域 FM 信号に変換しており BS-IF 信号の周波数帯域と重なっている このため FM 一括変換システムでは BS-IF 信号を FM 一括変換システムの伝送信号と単純に周波数多重して伝送することが不可能である この問題を解決する方式として以下の 2 つが考えられる 1.1 BS-IF 信号を FM 一括変換して伝送 AM-VSB 信号キャリアの減少によって増えた周波数偏移量のマージンを BS 信号の伝送に配分することで BS 信号も FM 一括変換して伝送する方式 V UHF 信号 周波数 [GHz] + FM 一括変換器 E/O FM 一括変換信号 BS-IF 信号 周波数 [GHz] 周波数 [GHz] 図 1 BS-IF 信号を FM 一括変換して伝送する場合の機能ブロック図 1.2 BS-IF 信号を BS-RF 信号に周波数変換して伝送 BS アンテナの低雑音周波数変換器 (LNB) から出力された IF 帯信号を再び RF 帯に周波数変換し FM 一括変換信号と周波数多重して伝送する方式 BS 信号の伝送帯域は約 11.7~ 12.1GHz である V UHF 信号 FM 一括変換器 周波数 [GHz] + E/O FM 一括 BS/CS 周波数 BS-IF 信号変換信号 RF 信号変換器 周波数 [GHz] 周波数 [GHz] 図 2 BS-IF 信号を BS-RF 信号に周波数変換して伝送する場合の機能ブロック図

18 2 伝送特性 1.1 及び 1.2 のいずれの方式においても 実験室レベルでは動作が確認されている それぞれの方式における伝送特性の代表例を以下に示す CNR, CSO, CTB [db] Carrier Frequency [MHz] CNR CSO CTB CNR, D/U [db] Carrier Frequency [MHz] CNR D/U (a) 90~770MHz 帯域信号伝送特性 (b) BS/ 広帯域 CS 信号伝送特性図 3 90~770MHz 帯信号 BS/ 広帯域 CS 信号同時伝送時の伝送特性 [1] Electrical power [dbm] Res. BW: 8MHz -10 FM Converted -30 Signal BS CS M 7G 14G CNR [db] CS Without DCF With DCF BS BS CS Target Target μm Zero-Dispersion Wavelength Transmission Fiber Length [km] Frequency [Hz] (a) 伝送信号の周波数スペクトラム (b) BS/ 広帯域 CS 信号の伝送距離特性 BS 信号キャリア周波数 : GHz CS 信号キャリア周波数 : GHz ( 測定条件 ) 伝送キャリア数 :AM 15,QAM 62,BS 12, CS12 V-ONU 受光電力 :-12dBm 図 4 BS/ 広帯域 CS 信号の周波数スペクトラム及び伝送距離特性 [2] ( FM 一括変換信号と BS/ 広帯域 CS 信号を送信側で波長多重し 受信側は O/E 変換後電気的に周波数分離 ) 参考文献 [1] 池田智, 電子情報通信学会 OCS/OFT 研究会映像情報メディア学会 放送技術研究会電気学会 通信研究会, Nov [2] K. Kikushima, et al., IEICE Trans. Commun., vol. E89-B, No. 11, pp , Nov

19 全伝送路に共通の方式デジタルテレビジョン放送方式の比較 ( デジタル放送の標準方式 の規定 ) 参考 9 標準デジタルテレビジョン放送方式 として有テレ法施行規則第 23 条第 1 項第 6 号に定義 送路ごとの方式使用周波数帯 地上 UHF 帯デジタルテレビジョン放送伝BS 狭帯域 11.7~12.2GHz 12.2~ 29 条 12.75GHz 36 条 平成 19 年 3 月 9 日 標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式 の一部改正が行われH.264の規定が追加された CS 広帯域高度挟帯域 12.2~12.75GHz 12.2~12.75GHz 36 条 36 条 伝送帯域幅 6MHz 34.5MHz 27MHz 34.5MHz 30 条 38 条 46 条 (30 条 ) 27MHz 51 条 (38 条 ) 搬送波 マルチキャリア (OFDM) 19 条 シングルキャリア シングルキャリア シングルキャリア シングルキャリア 変調方式 1 (DQPSK), QPSK, 16QAM, 64QAM 20 条 BPSK, QPSK, TC8PSK 31 条 4 項 QPSK BPSK, QPSK, TC8PSK 39 条 46 条 (31 条 4 項 ) BPSK,8PSK 48 条 1 項 情報レート ( 標準レート ) 最大約 23Mbps 約 18Mbps 64QAM, 3/4, GI:1/8 最大約 52Mbps (TC8PSK, 2/3) 最大約 34Mbps (QPSK,3/4) 最大約 52Mbps (TC8PSK,2/3) 最大約 45Mbps (8PSK,2/3) 48 条 2 項 誤り訂正方式 スクランブル方式 多重化方式 映像符号化方式 15 条 2 項 15 条 2 項 4 条 21 条 内符号 : 畳込み符号化 ( 符号化率 7/8, 5/6, 3/4, 2/3, 1/2) 32 条 2 項 TC8PSKはトレリス符号化 2/3 40 条 2 項 46 条 (32 条 2 項 ) 外符号 : 短縮化リードソロモン (204,188) 32 条 2 項 40 条 2 項 46 条 (32 条 2 項 ) MULTI2 8 条 MPEG-2 Systems 3 条 4 条 MPEG-2 Video 4 条 42 条 4 条 内符号 :LDPC 49 条 3 項 外符号 :BCH 49 条 3 項 MPEG-2 又はH 条 50 条 有テレ法施行規則第 26 条の 16 第 3 項を改正することにより H.264 の適用が可能となる ( 破線 ) 音声符号化方式 MPEG-2 Audio AAC 2 5 条 7 条 5 条 7 条 5 条 7 条 41 条 5 条 7 条 5 条 7 条 41 条 1 () 内の変調方式は 運用上使用しないもの 2 CS デジタル放送の 27MHz 方式 の場合は MPEG-2 Audio BC も使用可能 ( 実線 ) デジタル有線テレビジョン放送方式 として有テレ法施行規則第 23 条第 1 項第 5 号に定義 内容は第 26 条の 16 第 3 項及び 4 項に記載 表中の条文の数字は デジタル放送の標準方式 の条文改正中は下線 準用による規定のもの ( 括弧書き )

20 デジタル有線テレビジョン放送方式 の定義について 有線テレビジョン放送法施行規則 第二十三条五受信者端子において 送信の方式がデジタル有線テレビジョン放送方式 ( 第二十六条の十六第三項及び第四項に規定する信号により搬送波を変調する方式をいう 以下同じ ) となつており かつ 九〇メガヘルツから七七〇メガヘルツまでの周波数を使用する有線テレビジョン放送第二十六条の十六 1 2( 略 ) 3 九〇メガヘルツから七七〇メガヘルツまでの周波数を使用する有線テレビジョン放送のうちデジタル放送を行うための搬送波を変調する信号 ( 以下 伝送信号 という ) は 次に掲げる条件に適合するものでなければならない 一誤り訂正方式は デジタル放送の標準方式第四十条第二項に規定する短縮化リードソロモン符号によるものであること 二デジタル放送の標準方式第三条から第八条まで 第十六条又は第四十三条 第二十一条第一項又は第四十二条 第二十一条第二項から第四項まで及び第四十一条の技術的条件に適合するものであること これらの条文の内容は右表のとおり ケーブルテレビにおいて H.264 の追加については技術的な問題はなく 第 50 条を追加することにより H.264 の適用が可能となる 条文第 3 条第 4 条又は第 50 条第 5 条第 6 条第 7 条第 8 条第 16 条又は第 43 条第 21 条第 1 項又は第 42 条第 21 条第 2 項から第 4 項第 41 条 内容 MPEG-2Systems MPEG-2(H.262) 又はH.264 AAC 音声データ信号及びメタデータ信号の符号化方式等音声信号の標本化及び量子化スクランブル等緊急警報信号 YUV422( 映像信号の色空間 ) 映像信号の標本化及び量子化 BC 音声

21 参考 10 超多値 QAM 変調方式の開発について 1 はじめに通信 放送機構 (TAO) 横浜次世代ケーブルテレビリサーチセンター ( 期間 : 平成 12 年 4 月 ~ 平成 15 年 3 月 ) で デジタル多チャンネル伝送の高度化を目指して超多値伝送技術の研究開発が行われた リサーチセンター終了後に NHK 放送技術研究所において さらに研究が行われた 以下では それらのうち 1024QAM 変調方式に関する研究成果の一部を紹介する そこで用いた試作機器は 商用の STB と比較すると ややオーバースペックな仕様のものが使われている点に 注意が必要である 2 伝送方式 1024QAM の伝送方式としては ITU-T J.83 Annex C の 64 QAM 方式を拡張することを基本とした ロールオフ率については ITU-T J.83 Annex C と同じである 13 % と BS 放送一中継器の情報容量 ( 約 52 Mbps) を伝送可能 [3] にした 4 % の 2 種類について検討した 以下では 特に断らない限り ロールオフ率は 13 % とする 表 1 実験に用いた 1024 QAM の伝送方式 外符号 リードソロモン (204,188) 内符号 なし コンスタレーション 正方配置 上位 2 ビットは差動符号化 それ以外のビットは各象限内はグレイ符号化し 象限間は回転対称配置 ロールオフ率 4 % 13 % シンボルレート Mbaud Mbaud 情報レート (TSMF なし ) Mbps Mbps 情報レート (TSMF[96,15]) Mbps Mbps 3 商用 HFC(Hybrid-Fiber-and-Coaxial) ケーブル施設で伝送実験まずはじめに 商用 HFC(Hybrid-Fiber-and-Coaxial) ケーブル施設で伝送実験を行った結果を示す [1] 図 1に伝送実験を行った施設の構成を示す 同軸部分の 3 段目の増幅器後の信号を受信して実験を行った 伝送周波数は 623MHz とした

22 Optical fiber Coaxial cable Tap-off Head-end 1400 m O/E Measurement site 図 1 伝送実験を行った施設の概要 [1] ビット誤り率 BER E E E E E-05 Theory Experiment IF (Back-to-back) E E CN C/N 比 [db] 図 2 ケーブル施設での CN 比対ビット誤り率特性 [1] 図 2 に測定した CN 比対ビット誤り率特性を示す CN 比 =37.5dB でビット誤り率 = が得られ 理論値からの劣化は 2dB 以下であった 4 伝送特性の劣化要因 QAM の伝送では 以下に示すような 伝送路の特性による劣化と 送受信器の不完全性による固定劣化がある 伝送路の特性による劣化要因 熱雑音 非線形歪 伝送路上の反射 隣接チャンネル妨害 送受信器の不完全性による劣化要因 AD DA 変換器の量子化ビット数と信号処理のビット精度

23 周波数変換及び搬送波再生に伴う位相雑音 周波数誤差 クロック再生に伴うタイミング誤差以下では これらのうち 伝送路上の反射 周波数変換の位相雑音 搬送波再生に伴う位相誤差 クロック再生に伴う識別タイミング誤差について述べる 5 伝送路上の反射 QAM 受信器では 適応型波形等化器が用いられるのが一般的である 伝送路上の反射妨害を評価する際に 受信機でどのような適応型波形等化器を用いているかを無視して考えることはできない 適応型波形等化器の動作を単純化して ある値以下の遅延時間の反射波はほぼ完全に等化され それ以上の遅延時間の反射波は全く等化できないとする この場合 反射波の限度は 模式的に図 3 のように表される 反射波のレベル (a) 等化器の性能による限界 等化可能 (b) 遅延時間 等化可能な最大遅延量 (c) 等化できない場合の反射波の限度 等化不可 図 3 等化器を利用した場合の反射波の限度 ( 模式図 ) (a) 等化器の性能による限界試作した機器 [1] では 1024 QAM の場合 反射波のレベルが (-)10 db 以下なら等化可能であった (b) 等化可能な最大遅延量試作した機器 [1] では 判定帰還等化器の帰還タップ数を 32 としており 32 シンボル期間に相当する約 6μ 秒まで等化可能である (c) 等化できない場合の反射波の限度遅延時間が非常に長い場合 全く等化が行われない また 遅延時間が非常に長い場合 希望波と反射波の相関はほとんどないとみなせる このような状況での許容される反射波のレベルは 同一チャンネル妨害と同じ値である 64 QAM の場合の伝送帯域内の単一周波数妨害レベルは (-)30 db 以下としている 1024 QAM のシンボル間距離は 64 QAM の 1/4 であるから (-)42 db と推定される

24 仮に上記の値を用いた場合を 現行の規定と比べると図 4のようになる この図より 短い遅延時間の場合は現行の規定で十分であるが 遅延時間が長い場合は 現行の規定より厳しい値を規定する必要がある また 現行の規定で 極めて短い遅延時間の場合 直線を外挿してしまうとかなり大きな値が許されることになるが 上限を決めておく必要があると思われる 反射波のレベル 現行の規定 遅延時間 図 4 等化器を利用した場合の反射波の限度 ( 試作器 [1] からの推定 ) 6 周波数変換の位相雑音 HFC 型の実施設での実験 ( ロールオフ率 :4%) で得られた CN 比対ビット誤り率特性を図 5 示す 図中で SG 民生チューナー と記されているのは それぞれ SG : 測定用信号発生器 民生チューナー : 市販の地上デジタル放送受信用チューナーを 受信器の第一周波数変換に用いた場合の結果である それぞれの位相雑音を図 6 に示す 第一周波数変換以外の部分には 同一の装置を用いた 固定劣化 ( ビット誤り率 = ) は SG の場合約 2 db であるのに対し 民生チューナー の場合約 5 db という結果が得られた 民生チューナー の位相雑音については 1024QAM を実用化するためには まだ改善の必要があると思われる ビット誤り率 CN 比 図 5 CN 比対ビット誤り率特性 ( ロールオフ率 :4%)[3]

25 [dbc] k 10 k 100 k Offset frequency [Hz] (a) SG (b) 民生チューナ図 6 周波数変換に用いた装置の位相雑音 [3] 7 搬送波再生に伴う位相誤差受信機での搬送波再生が正確に行われずに位相誤差が残ると コンスタレーションが図 7 のように傾くため 誤り率が増加する 計算機シミュレーションにより 位相誤差に起因する固定劣化を評価した [2] 図 8 に示すように 1024QAM では 搬送波位相誤差が 1 度の場合の固定劣化は約 5.5 db 誤差が 1.4 度を超えると 10 db を超える 64QAM に比べて高精度な搬送波再生が必要である θ 図 7 搬送波再生に伴う位相誤差 図 8 搬送波位相誤差に対する固定劣化 [2] 8 クロック再生に伴う識別タイミング誤差受信機でのクロック再生が正確に行われずに識別タイミング誤差 ( 図 9) があると 誤り率が増加する 計算機シミュレーションにより 識別タイミング誤差に起因する固定劣化を評価した [2] 図 10 に示すように 1024QAM では 識別タイミング誤差が 3 度ある場合の固定劣化は約 5 db 誤差が 3.5 度の場合は 9 db を超えている 64QAM に比べ

26 て高精度なクロック再生が必要である 識別タイミング誤差 クロック周期 (360 度 ) 図 9 クロック タイミング誤差 図 10 識別タイミング誤差に対する固定劣化 [2] 9 まとめ通信 放送機構 (TAO) 横浜次世代ケーブルテレビリサーチセンター及び NHK 放送技術研究所において行われた 1024QAM 変調方式に関する研究成果の一部を紹介した 反射波のレベルについては 現行規定より厳しい規定が必要になると思われる さらに 現行の 64QAM 用の STB で用いられている技術で 1024QAM 用の STB を製作すると 固定劣化が無視できない値になることが予想される また 相互変調歪や隣接妨害 ( 与干渉及び被干渉 ) については 検討しなかった [ 参考文献 ] [1] 倉掛 中村 小山田 ブラインド等化を用いた 1024QAM 復調器 電子情報通信学会技術研究報告 CS 年 [2] 中村 倉掛 小山田 伊東 ケーブルテレビの 1024QAM 変復調器における固定劣化のシミュレーション 映像情報メディア学会誌 Vol. 56 No. 2 pp 年 [3] 倉掛 中村 小山田 ケーブルテレビ用 1024QAM 受信機の開発 映像情報メディア学技術報告 BCT 年

27 ( 参考 )4096QAM の伝送特性表 A1 に示すパラメータを用いて測定した CN 比対ビット誤り率特性を図 A1 に示す [A1] ロールオフ率は 20% ブラインド等化ではなく BPSK によるトレーニング信号を付加している 周波数変換用発振器は 測定用信号発生器を使用 HFC 施設を伝送した信号を受信点で AD 変換して保存し パソコンのソフトウエアで復調 固定劣化は 3 db 以内 Back-to-back では約 1.5 db [ 参考文献 ] [A1] 中村 倉掛小山田 ケーブルテレビ伝送 4096QAM 信号のソフトウエア復調実験 映像情報メディア学会冬季大会 年表 A1 4096QAM の伝送パラメータ 図 A1 4096QAM の CN 比対ビット誤り率特性

28 参考 14 QAM 信号に対するケーブル反射について 平成 11 年 12 月 27 日の ( 社 ) 日本 CATV 技術協会規格 標準化委員会 WG4 対応 SG 複数 TS 方式有線テレビジョン放送実験作業班による 256QAM 方式デジタル有線テレビジョン放送実験結果報告書 によれば 反射に対する 256QAM 信号の BER 特性の許容値は既存のデジタル有線テレビジョン放送方式 (64QAM) の許容値より厳しく その許容値では遅延時間 2μs 以上では満足しないことになる ( 図 1 参照 ) これは 1.5μs 程度までは波形等化によって補償されているが それ以上の遅延時間に関してはケーブル伝送ではあまり考えられないので対象としていなかった 64QAM のデータではあるが 波形等化能力の測定例を図 2 に示す また QAM 信号に対するケーブル反射の影響に関して 学会報告 秋山他 : 64QAM 信号の同軸伝送における妨害特性の一検討 テレビ学技報 vol.20,no.53.pp.25-30(oct.1996) に 平成 8 年 5 月 27 日電気通信技術審議会一部答申 有線テレビジョン放送におけるデジタル放送方式の技術的条件 におけるロールオフ率 13% で影響を受けるケーブル反射は 64QAM で約 25.5dB 256QAM で約 32dB とある 図 1 や図 2 の波形等化 (EQ) によって補償されない遅延時間での実験結果に類似である UD 比 (db) QAM 有テレ法基準 訂正前 BER 1E 反射遅延時間 (μs) 図 1 反射に対する 256QAM 信号の BER 特性の測定結果 (256QAM 信号の誤り訂正前の BER が となる反射波との DU 比 ) 0-5 UD 比 (db) EQ 能力 -30 有テレ法基準 反射遅延時間 (μs) 図 2 64QAM 信号の実験結果

29 一方 有線テレビジョン放送法施行規則では 64QAM 信号や OFDM 信号におけるケーブル反射に対する規定では 標準テレビジョン放送方式の場合の基準と同一としている 標準テレビジョン放送方式のケーブル反射については 昭和 62 年 9 月 28 日の電気通信技術審議会答申諮問第 30 号 多チャンネル化等に伴う有線テレビジョン放送施設に関する技術的条件 の報告書の 134 ページに記載されているが 映像信号のゴーストによる画像評価などから決められている ケーブルテレビ施設でのケーブル反射などの測定結果のうち ケーブル伝送での反射特性に関しては 平成 5 年 6 月 21 日の電気通信技術審議会答申諮問第 54 号 高精細度テレビジョン放送に伴う有線テレビジョン放送施設に関する技術的条件 の報告書の参考資料 18 の図 2( 図 3 に転記 ) 学会報告 大野他 : 電通技審準拠 64QAM 信号伝送と現用伝送路性能測定結果ケーブルテレビ協議会実験報告 -その 3, テレビジョン学会技術報告,vol.20,No.35.pp.37-42(Jun.1996) 及び 沼野井他 : 集合住宅の多い現用ケーブルテレビ局のデジタル放送導入のための伝送路性能の測定結果 ( 東京デジタルワークス報告 : その 2), 映像情報メディア学会冬季大会,5-2.pp.90(1997) の図 2( 図 4 に転記 ) にあるように遅延時間が長くなるとケーブル反射は減少する 図 3 諮問第 54 号答申時の報告書内参考資料 18 の図 2 0 ケーブル反射振幅 (db) 有線テレビジョン放送法施行規則 A 局での測定結果 ケーブル反射の遅延時間 (μs) 図 4 ケーブル反射測定結果の一例

30 以上の実験結果とケーブルテレビ施設の反射の特徴から 図 5 に示すケーブル反射を許容限界とすることを提案する 256QAM では波形等化補償範囲を遅延時間 1.5μs までとし 遅延時間 1.5μs 以上ではケーブル反射 -35dB 以下とする 1024QAM では波形等化補償範囲を遅延時間 3μs までとし 遅延時間 3μs 以上ではケーブル反射 -41dB 以下とする QAM の信号間隔 ( シンボル間距離 ) を同じとすると 1024QAM の信号は 256QAM の 2 倍となるためケーブル反射による許容値は-6dB となり -41dB 以下とした UD 比 (db) 反射遅延時間 (μs) 図 5 ケーブル反射の許容限界 64QAM 256QAM 1024QAM

31 参考 15 インターリーブ方式に関する考察 現在 ITU-T J.83 Annex C 及び Annex A に採用されているエラー訂正方式は (204,188)RS ( リードソロモン ) で 204 バイトのブロックで 8 バイトのエラーまで訂正できる これに深さ I(I=インターリーブ長 ) で畳み込みインターリーブ処理をすることにより 伝送路上でのバーストエラーを受信側でデインターリーブする事で分散させて そのバースト保護長 ( 時間 ) を約 I 倍 (Ix8+1 バイト ) にする事ができる このバースト保護時間は Annex や 変調方式 (64/ 256QAM) によらずに単純に伝送レートに反比例する 表 1 に現状の Annex C のシンボルレートのまま インターリーブ長 I と 64/256/1024QAM にした場合のバースト保護長 遅延時間を示す 表 1 インターリーブ長 :I によるバースト保護長の変化 インターリーブ長 バースト保護長 (μs) 遅延時間 (μs) 64QAM 256QAM 1024QAM 64QAM 256QAM 1024QAM 現状の I=12 の場合 そのバースト保護長は 24.5μs であり この時間長が最低限確保できれば十分であるが この値が 最近の伝送路では過剰要求の傾向がある Annex A の場合も 64QAM の規定で I=12 であるが 帯域が 8MHz のため データレートは ほぼ Annex C の 256QAM に相当する (41.34Mbps) ので 18μs 程度のバースト保護長でも十分であると言える 参考までに 誤り訂正方式が異なる Annex B ではあるが DOCSIC (Data Over Cable Service Interface Specifications) ケーブルモデムが国内でも 256QAM を実施していて そのバースト保護長は 4.1~16μs で運用できていることも事実である (I=8~32 表 2 参照 ) これらのことから 256QAM でのインターリーブ長も I=12 で良いと思われる なお 1024QAM は 伝送路に要求される性能が厳しいことに加え 受信機の固定劣化も無視できない値になることが予想される この受信機で生じる誤りは バースト誤り発生の可能性もあり 実現性確認のための検討時には インターリーブ長を I=12 以外の あるいは 204 等の検討が必要と考える < 参考 > Annex B におけるインターリーブ長とバースト保護長 / 遅延時間の関係表 2 に Annex B のインターリーブ長による 耐バーストエラー長と遅延時間を示す DOCSIS の仕様 ( 注 ) の対象とする伝送路は 当時まだ多く残っていた全同軸の多段網でも使えることを想定していたため I=128 までを必須機能としている 注 :

32 しかし最近の国内での実際の運用では 伝送路の品質向上により バーストエラー保護時間は 4μs(I=8) でも問題ない また FTTH との速度競争の観点からは 遅延時間の短縮で FTP 性能を上げる効果が期待できるため 256QAM でも I= 程度で行われている ( バースト保護長は 4.1~16μs) 表 2 インターリーブ長 I による バースト保護長 (Annex B) インターリーブ長 I とバースト保護長の関係インターリーブ長 I とバースト保護長の関係は ほぼ比例関係にある Annex A/C での 64QAM のインターリーブ方式を図 1 に 送信側のインターリーブと受信側のデインターリーブの概念構成図を図 2 に示す 最もバースト誤りに対する耐性が強い ( 長い ) インターリーブ I=204 のインターリーブ方式を図 3 に 送信側のインターリーブと受信側のデインターリーブの概念構成図を図 4 に示す

33 204(12 17) バイト 12 バイト 同期 同期 バイト遅延 バイト遅延 同期 同期 バイト遅延 図 1 64QAM のインターリーブ方式 (I=12) 1 M 11 M 1 M 2 M 3 M 10 M 9 M 8 12 M 11 M=17 バイト (I M=204 バイト ) 総合メモリ容量 :1122 バイト [17( ) = /2 ] 送信側 受信側 図 2 64QAM の送信側と受信側の概念構成図 (I=12)

34 204(12 17) バイト 同期 同期 バイト遅延 バイト遅延 同期 同期 バイト遅延 図 3 I=204 のインターリーブ方式 バイト 1 バイト 202 バイト 2 バイト 201 バイト 3 バイト 200 バイト バイト 送信側 総合メモリ容量 :20706 バイト [( ) = /2 ] 受信側 図 4 インターリーブ I=204 の送信側と受信側の概念構成図 なお インターリーブ深さ I の取り得る値は 誤り訂正符号が RS(204,188) の場合 TS パケット長が 204 バイトであり TS パケットの同期 (0x47) が常にインターリーブの同一のパスを通るという条件を満たす必要があり I の値は 204 の約数 (1,2,3,4,6,12,17, 34,51,68,102,204) に限られる

35 バースト状の誤りに関してのインターリーブ深さの効果誤り訂正符号が RS(204,188) の場合 204 バイト中に 8 バイトの誤りがあれば訂正でき 9 バイト誤りで訂正できなくなるので インターリーブされて送信されたデータに バースト状の連続誤りが発生し 9 バイトの誤りとなる連続誤り長さを比較する I=12 M=17 の場合 204(12 17) バイト 12 バイト 同期 同 期 同期 同 期 連続誤り 同期 同 期 バイト単位で同一部分になるので 97(12 8+1) バイトの連続誤りで訂正不能となる Mbps の場合 24.5μs に相当する I=204 M=1 の場合 ; 204 バイト 同期 同同 期期 同期 同同 期期連続誤り 同期 同同 期期 1 9

36 I=204 M=1 の場合は 1633( ) バイトの連続誤りで訂正不能となる I=12 M =17 の場合の 16.8 倍となる Mbps で 412.8μs に 256QAM の Mbps でも 309.6μs に相当する 以上から 64QAM(31.644Mbps) 256QAM(42.192Mbps) 1024QAM(52.74Mbps) について バースト誤り耐性についてまとめると以下になる I=12 の場合 :97(12 8+1) バイトの連続誤りで訂正不能 64QAM で 24.5μs 256QAM で 18.4μs 1024QAM で 14.7μs I=17 の場合 :137(17 8+1) バイトの連続誤りで訂正不能 64QAM で 34.6μs 256QAM で 26.6μs 1024QAM で 20.8μs I=34 の場合 :273(34 8+1) バイトの連続誤りで訂正不能 64QAM で 69.0μs 256QAM で 51.8μs 1024QAM で 41.4μs I=204 の場合 :1633( ) バイトの連続誤りで訂正不能 64QAM で 412.8μs 256QAM で 309.6μs 1024QAM で 247.8μs インターリーブ長による処理時間と必要メモリ容量の関係一方 インターリーブを長くするとその処理時間が長くなるとともに受信機で処理するためのメモリ容量も増える インターリーブ処理時間は 図 2 や図 4 に示すように送信側と受信側のメモリ通過時間のみで考えると I=12 の場合で M=17 11=187 バイトの通過時間 (64QAM で 47.3μs 1024QAM で 28.4μs) I=204 の場合でも M=1 203=203 バイトの通過時間 (64QAM で 51.3μs 1024QAM で 30.8μs) で大きな差にはならないが 処理に必要なメモリ容量は大きく変わるので以下に I= の各メモリ容量を示す I=12 の場合 :M=17 バイト ( )= /2=1122 バイト I=17 の場合 :M=12 バイト ( )= /2=1728 バイト I=34 の場合 :M=6 バイト ( )= /2=3366 バイト I=204 の場合 :M=1 バイト ( )= /2=20706 バイト I=12 の場合を基準にすると I= のそれぞれで約 1.5 倍 3 倍 18 倍であり これもほぼ I に比例している 光クリッピングに関する実験報告に対する考察参考 QAM 方式デジタル有線テレビジョン放送実験結果報告書 の光クリッピングに対する 256QAM 信号の BER 特性の図 9-2 では I=12 から I=204 にすることで 光変調度の許容値が約 0.5 から約 0.65 に改善 (C/N で約 2dB に相当 ) されていることが分かる しかしながら このクリッピングに対する )I=204 にする効果が出てくる光変調度 0.5 辺りでは 訂正前のエラー率が規定の であり 全くマージンがないため 実運用ではこの光変調度は 0.3 程度に調整されることが多い

<4D F736F F D208E518D6C B791BD8F6482CC8FDA8DD72E646F63>

<4D F736F F D208E518D6C B791BD8F6482CC8FDA8DD72E646F63> 参考 4 波長多重の詳細 1 波長多重の基本 1.1 波長多重の方式異なる波長の光を 1 本の光ファイバで伝送することを波長多重伝送という 波長多重をする方式には 以下の 2 方式がある (1) 粗い波長多重 CWDM(Coarse Wavelength Division Multiplexing) (2) 密な波長多重 DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)

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