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てるえしげまつ
5 years ago
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1 資料 3-5 クラウドサービスに求められるネットワーク要件と対応する技術動向平成 22 年 1 月 21 日 NTT コミュニケーションズ株式会社第二法人営業本部 u-japan 推進部馬場覚志

2 アジェンダ 1. 情報システムの変遷とネットワークが果たしてきた役割と課題 2. クラウドサービスに求められるネットワークの要件 3. 新たに求められるネットワーク要件に対応した技術動向

3 1. 情報システムの変遷とネットワークが果たしてきた役割と課題

4 1-1. メインフレーム時代集中モデルアプリケーションもデータも全てメインフレーム ( 大型汎用コンピュータ ) に集中させて処理端末は入力と出力表示機能のみメインフレームデータの処理や保存はすべてメインフレーム ( 大型汎用コンピュータ ) で集中処理庁内 LAN ネットワークは専用線で低遅延が求められたが狭帯域で十分ダム端末 (dumb terminal) ダム端末は処理や記憶機能はなく入力と表示機能のみ

5 1-2. クライアントサーバ時代分散モデルイントラネット上のクライアント端末にも処理機能を実装クライアントへ多数のソフトをインストールサーバーソフトウェアダウンサイジングによりコスト低減化庁内 LAN クライアント PC FW ソフトウェアインターネットネットワークはIPとなり高速化外部ネットワークへの接続が増えセキュリティ対策が重要にクライアントへ多数のソフトをインストールし管理コストが増大

6 1-3. Web 時代オープン型の集中モデルウェブブラウザを利用したアプリケーションが主流にデータセンターサーバーをデータセンターへ移しアウトソーシングするケースが増加サーバー VPN FW インターネットネットワークを介したアプリケーション利用の拡大により更なる高速化ウィルスや情報漏洩などの脅威が増しセキュリティ対策がますます重要に庁内 LAN WAN は VPN でセキュリティ対策クライアント PC クライアントはブラウザベースが主流へ

7 1-4. クラウドコンピューティングの登場光ブロードバンドの普及と分散処理技術や仮想化技術の発展によりネットワークを介した大容量の集中処理が進展サービスクラウドコンピューティングサービス基盤アプリケーション接続サービス VPN 利用者はサーバを所有せず利用するのみネットワーク上にあるソフトウェアをサービスとして利用コンピュータはブラウザさえ操作できればよく高性能なCPUやソフトウェアを必要としない本庁支所本庁支所本庁支所自治体自治体自治体ソフトウェアはサービス提供者が常に最新バージョンを提供

8 2. クラウドサービスに求められるネットワークの要件

9 2-1. 想定される主な課題 1 安定性 ( 可用性 ) の確保 ex.) システムダウンによる業務停止の防止 2 信頼性 ( 完全性 ) の確保 ex.) システムが提供する情報の誤りによる業務トラブルの発生の防止 3 安全性 ( 情報セキュリティ ) の確保 ex.) ハッカーによる不正アクセスなどの防止 4 効率性 ( 低コスト ) の確保 ex.) システム保守のための莫大なコストの削減 5 柔軟性の確保 ex.) 最新テクノロジーへの対応制度変更に伴うアプリケーション改修への対応

10 2-2. 各システム運用形態における課題整理各システム運用形態の特色メインフレームクライアントサーバクラウド安定性信頼性安全性サービス停止時の波及大アプリケーション障害の波及大セキュリティ事故発生時の波及大効率性柔軟性

11 2-3. クラウドサービスにおける課題安定性の確保信頼性の確保仮想化技術冗長化バックアップトラヒック変動への対策データの複数バックアップ質の高いアプリケーションの共同利用安全性の確保閉域網 ( ネットワーク ) の利用業務特性に応じた認証方式の適用ログ管理

12 2-4. クラウドサービスに求められるネットワークの条件クラウド事業者 A システムダウン時の波及の最小化と早期復旧基幹系情報系その他業務系基幹系障害情報系その他業務系クラウド事業者 B 大量トラヒックを低コストで処理 IP-VPN 網ネットワークセキュリティの確保複数クラウドサービスの同時利用自治体 ( 本庁舎 ) 支所出張所

13 3. 新たに求められるネットワーク要件に対応した技術動向

14 3. ネットワーク要件毎の対応方策クラウドを有効に機能させるための要件対応方策大容量トラヒックへの対応 Arcstar IP-VPN バーストイーサアクセスネットワークセキュリティの確保 Arcstar IP-VPN evlan セキュアコネクティビティ多要素認証システムダウンへ備えた対策複数クラウドサービス利用時の安全性と利便性の確保に向けた対策 Bizホスティング Bizストレージ Group-Ether セキュアコネクティビティ SSO 機能 ( シングルサインオン )

15 3-1. 大容量トラヒックへの対応 / ネットワークセキュリティの確保 Arcstar IP-VPN / evlan 広域災害にも強固で多彩な伝送ルート全国規模でリング状に敷設された光ファイバ+ 波長分割多重網上に構築コア装置 ~エッジ装置間の伝送ルートは必ず2 経路以上確保されているため万が一の災害時にも強固コア装置エッジ装置の設置ビルの分散を図る等大規模故障への対策を実施北海道東北中国九州関西 A 関西 B 東海関東 A 関東 B 関東 C 関東 D NTT の全国規模でのリング構成インフラリング状に構成された豊富な設備で中継伝送路区間の二重化と自動切替を実現

16 3-1. 大容量トラヒックへの対応 / ネットワークセキュリティの確保 Acsta Arcstar IP-VPN 基幹技術にMPLS(Multi Protocol Label Switching) を採用し MPLSのラベルより VPN を実現する技術 (MPLS-VPN) により高速かつ高い安全性の高いサービスを提供 2MPLS バックボーン内エッジ : エッジルータ 1エッジルータでVPNを識別しではラベルを宛先としコア : コアルータ該当する宛先に対応したラベて認識しパケット転送 Data ラヘルA ルを付与しMPLSバックボーンが行われるにパケットを送信する 3 出口エッジルータではコアコアラベル情報から得られた該当 VPNに対してラベルを除去して通常パケットとして送信するエッシコアコアエッシエッシ Arcstar IP-VPN エッシ VPN_A VPN_B VPN_A VPN_B VPN_A VPN_A

3-1. 大容量トラヒックへの対応 / ネットワークセキュリティの確保バーストイーサアクセス一部 (10%)

ギャランティ型アクセスバーストイーサアクセス帯域最大 100M 帯域最大 100Mbps までバースト 100 の例

基幹系トラフィック時間クラウドの進展で高速化が必須一部確保部分で基幹データを確実に通信

17 3-1. 大容量トラヒックへの対応 / ネットワークセキュリティの確保バーストイーサアクセス一部 (10%) の帯域を確保しつつ 10Mbpsもしくは100Mbpsの物理インタフェース速度までバースト可能なイーサアクセス回線スト可能なイギャランティ型アクセスバーストイーサアクセス帯域最大 100M 帯域最大 100Mbps までバースト 100 の例 10Mbps 情報系トラフィック契約帯域 10Mbps 情報系トラフィック一部確保帯域基幹系トラフィック時間基幹系トラフィック時間クラウドの進展で高速化が必須一部確保部分で基幹データを確実に通信増速には高価な高速回線の準備が必要クラウドからの大量データはバースト利用フレッツ等の低廉アクセスでは品質運用面でビジリーズナブルな料金ネスニーズに適さないギャランティ型同様高い運用品質

18 3-2. ネットワークセキュリティの確保セキュアコネクティビティ多要素認証さまざまな認証要素を組み合わせてお客様ニーズに合わせた認証強度を実現する認証方式 ex) 端末認証 +NW 認証 + アプリケーション認証カテゴライズ例アプリケーション NW 静脈虹彩指紋レベル 3 レベル 2 レベル 1 音声筆跡 ID/PW リマインダクイズ ( 質問と回答 ) 自治体 / サービスプロバイダマルチファクタ認証 ( 多要素認証 ) 共通 I/F 回線番号 (NGN) OCN 上の発 IPアトインターネット上の発 IP ID,PWD 認証回線番号 ( フレッツ ) 発番号レスアトレス NW 認証機体認証 3 つの鍵がそろって認証 OK とする多要素認証機能端末ハートウェア証明書 / 鍵 (IC カート TPM など ) ソフトウェア証明書 / 鍵 (PKI) ワンタイムパスワード機体番号 Cookie IP-VPN 松竹 ( 組合せ ) 梅自治体自治体自治体

テラバイトを超える超大容量のデータを保管可能で操作も簡単容易容容量可変即時利用可能基幹系情報系 Windows Linux Biz ホスティング Biz ストレージその他業務系ライフマイクレーション

19 3-3. システムダウンへ備えた対策 Biz ホスティング / Biz ストレージ Bizホスティング必要な時必要なだけセキュアにサーバリソースを提供サービスは仮想サーバ (VM) 単位でサーバロケーションを意識することなく利用可能 Bizストレージファイルサーバ機能をセキュアオンデマンドに提供 Biz ホスティング上にアプリケーションを構築するだけでクラウドサービスの提供が可能テラバイトを超える超大容量のデータを保管可能で操作も簡単容易容容量可変即時利用可能基幹系情報系 Windows Linux Biz ホスティング Biz ストレージその他業務系ライフマイクレーション Fire Wall 仮想サーバ自治体ストレージ DC 間 NW ディザスタリカバリー BizCITY 基盤 IP-VPN ストレージ仮想サーバストレージストレージストレージ DeskTop イメージ Drug&Drop 直接編集も可能

20 3-3. システムダウンへ備えた対策 Group-Ether ( エントリー型広域イーサネットト ) ブロードバンド回線を利用した低廉なベストエフォートタイプのエントリー型広域イーサネットサービス基幹系ネットワークのバックアップ対策 ( バックアップ回線用メニュー ) クラウドセンター A Group-Ether クラウドセンター間バックアップクラウドセンター B 基幹系情報系その他業務系基幹系情報系その他業務系業務トラヒック IP-VPN Group-Ether クラウドセンター - 自治体庁舎間バックアップ自治体 ( 本庁舎 ) 支所 / 出張所

21 3-4. 複数クラウドサービス利用時の安全性と利便性の確保に向けた対策セキュアコネクティビティ SSO 機能シングルサインオン (SSO) 機能として3 方式を提供認証連携種別機能概要 SAMLタイプ標準化団体 OASISによって策定された IDやパスワード等の認証情報を安全に交換するためのXML 仕様エージェントタイプシステムにエージェントを導入することにより SSO を実現リバースプロキシタイプ Webサーバのフロントエンドでリバースプロキシがアクセスを受け付け Webサーバへリクエストを中継クラウドセンター A クラウドセンター B 基幹系情報系その他業務系基幹系情報系その他業務系セキュアコネクティビティ ( 認証シングルサインオン ) 一度のログインで複数のクラウドサービスを利用自治体 ( 本庁舎 ) IP-VPN 支所 / 出張所

22 ( 参考 ) クラウド間連携に向けた研究開発クラウド間連携のインタフェースの確立クラウド間でのネットワークも含めたエンドエンドでの SLA 担保クラウドシステム A クラウド間連携インタフェースアプリケーションクラウドシステム B アプリケーションアプリケーションサーバストレージネットワーククラウド間でのネットワークも含めたエンドエンドでの SLA 担保 22

23 ご清聴ありがとうございました