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1 第2回 次世代サイトを考えるNextWebセミナー ケーススタディで読み解く クラウドの夢と現実 そして可能性 マイクロソフト株式会社 Jan 2011 Jan 2011 Page 1

2 スピーカー紹介 いさご砂金信一郎 アーキテクトエバンジェリストマイクロソフト株式会社デベロッパー & プラットフォーム統括本部クラウドプラットフォーム推進部所属 ブログでも Azure の話題を提供 Twitter フォローはお気軽に マイクロソフトでクラウドコンピューティングを中心とした啓蒙活動を行うエバンジェリスト 東京工業大学出身 日本オラクルで修行を積んだ後 戦略コンサルタントに転身していた時期もあったが Windows Azure の世界観に魅せられてマイクロソフトに参画 自社技術に閉じないスタイルが信条 自他共に認めるガンダム好きで 特に戦略シミュレーションものにぐっときます Jan 2011 Page 2

3 1 最近のクラウド活用事例 ( 現実 ) 2 Azure の特長 ( 可能性 ) 3 MS のクラウド戦略 ( 夢 ) Jan 2011 Page 3

4 IE9 の期間限定キャンペーンサイトは Hosted in the Cloud on Windows Azure Jan 2011 Page 4

5 リニューアルした MSN の産経ニュースフォトサイトも高解像度の写真を Azure から配信中 Jan 2011 Page 5

6 日本で多くのトラフィックを占めるケータイ公式サイトでも負荷集中時の活用が実証されています 日経産業新聞 11 月 26 日 6 面 Jan 2011 Page 6

7 電子書籍ソリューションも裏側は Windows Azure が支えています Jan 2011 Page 7

8 端末のアプリや配信だけでなく ログ収集 & 解析もクラウドらしい使い方 Jan 2011 Page 8

9 PaaSによるコスト削減事例 顧客 Kobojo 国 フランス 業種 メディアおよびエンターテイメント 導入の経緯と背景 Kobojo は 人気のソー シャル ネットワーク上で 利用可能なオンライン ゲームを制作する フラ ンスのパリに本社を置く ソフトウェア開発会社 2008 年 の 設 立 以 来 Kobojo の総ユーザー数 は 4,100 万人に上り 月間アクティブ ユーザー 数は 2010 年 10 月時点 で 500 万人に達してい る Kobojo の開発したオンライン ゲームが大ヒット 同社はユーザー数の急増に対応可能な拡張性の高いインフラストク チャを早急に導入する必要があった 高度な拡張性と IT 管理の簡易化を実現するクラウド ベースのコン ピューティング ソリューションを求めていた Kobojo にとって Windows Azure はまさに理想を叶えるテクノロジだった しかも 同社が以前から利用していた SQL Server データべース インフラス トラクチャとうまく連携できたことも Windows Azure 導入に 至った理由の一つに数えられる 採用した製品 サービス ソリューション Windows Azure Platform -Windows Azure Microsoft SQL Server 2008 Microsoft Visual Studio 2008 Microsoft.NET Framework Kobojo の最新ゲーム RobotZ Windows Azure でホスティングされ Windows Azure コンテンツ配信ネットワーク (CDN) を利用 Jan 2011 Page 9

10 PaaSによるコスト削減事例(続き) 顧客 Kobojo 国 フランス 業種 メディアおよびエンターテイメント 導入効果と成果 資本支出の削減と運用費節減の試算 拡張に際して物理サーバーの増設や設 定を懸念する必要がなくなった IT メンテナンスの簡易化を実現 資本支出の削減 (3 年間で 従来のシステムより 65.1% を節減できる予測を試算 結論 Windows Azure は 柔軟に拡張が可能なインフラスト ラクチャであり Kobojo の事業の成功と今後の成長に 欠かせないコンポーネントを提供する 一方 Kobojo は 信頼性の高いマイクロソフトのデータ センターを活用す ることによって IT 管理の簡易化と資本支出の削減が可 能になった他 魅力的なゲームの開発に全力を注ぐこと ができるようになった Windows Azure とマイクロソ フト データセンターを活用した 場合 事例の詳細はこちらの web サイトで 従来型 オンプレミス の仮想化 インフラストラクチャを使用し た場合 Jan 2011 Page 10

11 海外におけるオンラインゲーム事例 顧客 マイクロソフト ウィンドウズBingゲーム 国 米国 業種 メディアおよびエンターテイメント ウィンドウズ ゲーム チームは 数百 数千万のユーザー向けの 9サービスを Windows Azure クラウド基盤活用により 3か月弱で開発 展開し インフラ 総コストを20分の1へ削減できました Jan 2011 Page 11

12 Azure での Facebook アプリ開発をより容易にするための支援キットを無償で公開しています Jan 2011 Page 12

13 1 最近のクラウド活用事例 ( 現実 ) 2 Azure の特長 ( 可能性 ) 3 MS のクラウド戦略 ( 夢 ) Jan 2011 Page 13

14 クラウドを活用する利用者視点でみる活用のメリット 費用 事業スピード 事業展開のいずれにおいても クラウド活用は魅力的な選択肢であると考えられます 初期投資無駄の排除スピード運用スケーラビリティグローバル展開 ハードウェアやOSの購買 インフラ構築費用が不要 費用として支払うため 資産計上しなくて済む 従量制課金であるため 必要がなくなれば 容易に停止可能 キャンペーンサイトや頻度の少ないバッチ処理に有効 すぐにアプリの開発 利用が可能になる 新規事業などの変化の早いニーズに対応 システム管理業務をすべてアウトソース パッチ適用も自動化 遠隔地での冗長化で事業継続性を確保 スケーラブルな基盤設計要求からスキルの高い技術者を解放 所有が不可能な規模に 理論上無限の拡張が可能 世界中に建設されたデータセンターとネットワーク網を活用 データやアプリケーションを効率的に配布 管理 安い 簡単 +α Jan 2011 Page 14

15 稼働不要な 時期 使用量 平均 コンピューティング コンピューティング クラウドを無駄なく活用できる４パターン 時間 コンピューティング コンピューティング 時間 平均使用料 平均使用量 時間 平均使用量 時間 Jan 2011 Page 15

16 大規模なスケールアウトサイトで必要とされる機能を標準で備えており 利用状況に応じて伸縮自在な構成が可能です ロードバランサー アプリサーバー パーティション分割可能なデータ ロード Load Balancer バランサー バックエンド処 Worker Role 理 キーバリュース Table トア リレーショナル Relational データベース Database レポーティング Reporting & Analysis BI リバースプロキ IIS シ キャッシュ Web Server Web Web サーバー Role Data データ同期 Synchronization Elastic ( 増減自在 ) 分散ストレージ 管理サーバー VM Role 分散キャッシュ 分散キャッシュ Caching CDN 配信 CDN サービス 大容量ファイル Blob 格納 ファイルシステ Drive ム Queue キュー サービスバス Service Bus アクセス権 Access Control 管理 Connect VPN Jan 2011 Page 16

17 AWS は IaaS Azure は PaaS 由来 ユーザーによる対応 オンプレミス アプリケーション データランタイムミドルウェア OS 仮想化技術サーバーストレージネットワーク ユーザーによる対応 IaaS アプリケーション データランタイムミドルウェア OS 仮想化技術サーバーストレージネットワーク ユーザーによる対応 事業者による対応 PaaS アプリケーション データランタイムミドルウェア OS 仮想化技術サーバーストレージネットワーク 事業者側による対応 SaaS アプリケーション データランタイムミドルウェア OS 仮想化技術サーバーストレージネットワーク 事業者側による対応 Jan 2011 Page 17

18 オープンソース的取り組みの一例 Eclipse 向けの開発プラグインも提供 WordPress のような代表的 PHP アプリを簡単に展開するスキームも備わっています.cspkg File Service Config Applications feed (ATOM) Applications to deploy Jan 2011 Page 18

19 Azure で利用できる.NET の多用なアーキテクチャ もちろん.NET を利用すればより開発生産性の高いアーキテクチャを選択することも可能です Client App Service Entity/Data Access Console ASMX WinForm WPF Silverlight WCF WCF Data Service WCF RIA Service Data Service Client LINQ to SQL REST Azure Storage Table/BLO B/Queue HTML JavaScript Ajax/jQuery Web Browser ASP.NET/ ASP.NETMVC Windows Azure Web Role Entity Framework ADO.NET DataSet T-SQL SQL Azure Jan 2011 Page 19

20 アカウント作成直後からすぐに使えます インスタンス数の 増減や各種オプションの管理も簡単なポータルを提供 Jan 2011 Page 20

21 リモートデスクトップ接続 解禁 Jan 2011 Page 21

22 1 最近のクラウド活用事例 ( 現実 ) 2 Azure の特長 ( 可能性 ) 3 MS のクラウド戦略 ( 夢 ) Jan 2011 Page 22

23 マイクロソフトが目指す2019年の世界 Jan 2011 Page 23

24 Windows Azure Platform: データセンター オンラインサービスの拡大 Live Search の検索件数 : 20 億 / 月 MSN のページビュー : 100 億 / 月 Live ID の認証件数 : 300 億 / 月 Messenger の処理数 : 2,400 億 / 月 Microsoft Online Services の利用者 : 2,000 万人 Windows Azure Platform の拠点 3 地域 ( 北米 ヨーロッパ アジア ) 3 拠点 6 つのデータセンターでのサービス提供 大規模データセンターへの継続的な投資 クラウドサービスの基盤整備に 23 億ドルを投資 10,000 サーバー / 月のペースでサーバーを増強 セキュアなインフラ : ISO27001, SAS70 第三世代 ( コンテナ型 ) から第四世代 ( モジュラー型 ) データセンターへの移行 シカゴデータセンターの構成 1 コンテナ = 1,800 ~ 2,500 サーバー 200 基のコンテナを収容可能 PUE *1 (Power Usage Effectiveness) = 1.22 *1: PUE (Power Usage Effectiveness): DC の電力効率の評価基準 DC 全体の消費電力 IT 機器による消費電力 で算出 ( 最低は 1.0. 効率が良い DC の目安は 2.0 以下 ) Jan 2011 Page 24

25 Windows Azure を軸としたクラウド戦略 コスト低減だけにとどまらず ビジネスの拡大に向けてもOSや オフィス製品ビジネスですでに実績豊富なパートナー企業と共 に 新たなエコシステムをオントップで構築してゆきます 対応ソフト エンドユーザーは より便利に 使いやすく ウェアの 充実 インストール ベースの 拡大 Jan 2011 Page 25

26 クラウドに展開したデータは Marketplace を通じて世界中に販売することができ Jan 2011 Page 26

27 Excel アドインなどの仕組みを通じて簡単にクライアントに提供できます Jan 2011 Page 27

28 bit.ly/azurehowtobuy Azure サービス利用 Jan 2011 Page 28

29 スタートアップ企業向けオファーの一例 貴社のお客様で基準を満たすスタートアップ企業であれば Azure の無償利用枠を含むプログラムのご提供が可能です - What? IT ベンチャー 法人化を目指す個人事業主 企業家の皆様向け特別オファーです - Benefit? 本プログラムは マイクロソフトの統合開発環境や設計 開発 テスト およびデモの用途で利用可能なソフトウェアを 3 年間無償でご提供するプログラムです 本プログラムには Windows Azure の無償使用の権利も含まれています プログラムの条件や詳細についてはプログラム説明リーフレットや Web サイトをご参照ください Jan 2011 Page 29

30 Azure ユーザー会にご参加ください Jan 2011 Page 30

31 2010 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft, Windows, Windows Vista and other product names are or may be registered trademarks and/or trademarks in the U.S. and/or other countries. The information herein is for informational purposes only and represents the current view of Microsoft Corporation as of the date of this presentation. Because Microsoft must respond to changing market conditions, it should not be interpreted to be a commitment on the part of Microsoft, and Microsoft cannot guarantee the accuracy of any information provided after the date of this presentation. MICROSOFT MAKES NO WARRANTIES, EXPRESS, IMPLIED OR STATUTORY, AS TO THE INFORMATION IN THIS PRESENTATION. Jan 2011 Page 31