ALTIRIS DEPLOYMENT SOLUTION 6

Transcription

1 ALTIRIS DEPLOYMENT SOLUTION 6.9 SP1 Quick Startup Guide Rev 年 9 月 15 日

2 目 次 1. システム要件とコンポーネント... 2 DEPLOYMENT SERVER... 2 DEPLOYMENT CONSOLE... 2 DEPLOYMENT DATABASE... 3 DEPLOYMENT SHARE... 4 PXE SERVER... 4 DEPLOYMENT AGENT 新規インストール... 5 事前準備... 5 DEPLOYMENT SERVERインストール アクティベーションキーの適用 プリブートOSのインストール HOTFIXの適用 エージェントのインストール 旧バージョンからのアップグレード アップグレード前提環境 アップグレード前の準備 アップグレード手順 アップグレード後のHOTFIXの適用 アップグレード後のエージェントのアップデート PXEの設定 DOSブートイメージの作成 ディスクイメージの作成 ジョブの作成とイメージの配布

3 * 文中に 製品 CD( または CD-ROM) との記載があります これは弊社より Deployment Solution モジュールを含んだ ISO イメージをダウンロードして CD に展開した場合 また 弊社より Deployment Solution のメディアキットを別途購入しご使用されている場合の両方を指します また 本製品の CD/ISO イメージの評価版と製品版に差異はありません どちらもご使用できます 尚 製品 CD2 とは Deployment Solution 用 Win-PE が含まれているメディアを意味します こちらについても 同様にダウンロードした場合とメディアキットの双方を指し その内容物は同一です 1. システム要件とコンポーネント < 重要 > Windows Server 2008 を使用して Deployment Solution 環境を構築する場合 以下の制限があります 同一サーバ上で Deployment Server と DHCP サービスを稼動する構成の場合 手動で DHCP スコープオプションを設定する必要があります また PXE Configuration Utility 上で設定を変更する必要があります DOS の自動実行環境を使用する場合 Server のセキュリティポリシーを緩和する必要があります この問題に関する詳細情報は弊社 FAQ ページをご参照下さい 文書番号 :NJI Windows Server 2008 を使用して Deployment Solution 環境を構築する場合の制限 Deployment Server CPU( クロック数 ):1GHz 以上 ( 推奨 )/600MHz 以上 ( 最小 ) メモリ :1GB( 推奨 )/512MB( 最小 ) Deployment Database と同一コンピュータの場合 上記に加え 1GB( 推奨 )/512MB( 最小 ) のメモリが必要となります ( 詳細については導入を予定している SQL server のハード必要条件をご確認ください ) Windows Server 2008 Windows Server 2003 Standard Edition, including R2/SP2 Windows Server 2003 Enterprise Edition, including R2/SP2 Windows 2000 Server SP4 Windows 2000 Advanced Server SP4 Deployment Console Windows Server 2008 Windows Server 2003 Standard Edition, including R2/SP2 Windows Server 2003 Enterprise Edition, including R2/SP2 Windows 2000 Server SP4 Windows 2000 Advanced Server SP4-2 -

4 Windows XP Professional(x86) Windows 2000 Professional SP4 Deployment Database Microsoft SQL Server 2000 SP3 以上 1 Microsoft SQL Server 2005/ ライセンスは Processor License が必要です また 以下のデータベースは 開発元サポート 対象外となるため 本番運用では推奨しておりません Microsoft SQL Server 2005/2008 Express Microsoft Desktop Engine 2000(MSDE2000) 最新 OS の対応状況につきましてはお手数ですが弊社 FAQ をご参照下さい bit 版は非対応です 2 現在ネットジャパンにてリリース中バージョンの CMS(Client Management Suite) および SMS(Server Management Suite) を Deployment Solution と共存してご利用の場合 CMS SMS の各ソリューションが SQL2005/2008 に対応している必要があります - 3 -

5 Deployment Share Windows Server 2008 Windows Server 2003 Standard Edition, including R2/SP2 Windows Server 2003 Enterprise Edition, including R2/SP2 Windows 2000 Server SP4 Windows 2000 Advanced Server SP4 Windows XP Professional(x86) Windows 2000 Professional SP4 PXE Server DHCP サーバーが必要となります Windows Server 2008 Windows Server 2003 Standard Edition, including R2/SP2 Windows Server 2003 Enterprise Edition, including R2/SP2 Windows 2000 Server SP4 Windows 2000 Advanced Server SP4 Deployment Agent Windows クライアント Windows Server 2008 Windows Server 2003 Standard Edition, including R2/SP2 Windows Server 2003 Enterprise Edition, including R2/SP2 Windows Server 2003 Web Edition Windows Server 2003 x64 Edition, including R2 1 Windows Vista Business(x86 x64)sp1 Windows Vista Enterprise(x86 x64)sp1 Windows XP Home / Pro(x86 x64)sp3 Windows 2000 Pro / Server / Advanced Server Linux クライアント Red Hat Enterprise Linux 5 (x86 x64) Red Hat Linux 9.0 Red Hat Enterprise Linux 3(x86) Red Hat Enterprise Linux 4(x86 x64) SuSE Linux Enterprise Server 9(x86 x64) SuSE Linux Enterprise Server 10(x86) Debian Linux Stable(x86) - 4 -

6 2. 新規インストール 事前準備 Deployment Solution6.9 SP1 をインストールする前に 以下の点をご確認下さい 1) 管理者アカウントおよびパスワードをご用意下さい ご使用するアカウントには有効期限が無く パスワード変更の必要の無いものをご使用ください 2) サーバには固定の IP アドレスを指定してください Deployment Solution のインストール後に実施したサーバの IP アドレスやホスト名の変更はサポートされません 3) Deployment Database 用 SQL データベースのインストールを予め行って下さい 既定のインスタンスで SQL データベースのインストールを行います SQL server 2005/2008 をご使用の場合は ネットワークの構成で TCP/IP プロトコルを有効にする必要があります また 評価などで MSDE SQL 2005/2008 Express を使用する場合は以下の内容を確認してください MSDE 2000 以下のセットアップコマンドを参考にして下さい setup.exe sapwd= Altiris securitymode=sql disablenetworkprotocols=0 SQL Server 2005 Express インストールウィザードの 詳細構成オプションを非表示にする のチェックを外し 既定のインスタンス でイン ストールを行って下さい また ネットワークの構成で TCP/IP プロトコルを有効にする必要があります 詳細は弊社 FAQ ページをご参照下さい 文書番号 :NJI SQL Server 2005 express Edition をご使用になる場合 SQL Server 2008 Express インストールウィザードの [ インスタンスの構成 ] ページで [ 名前付きインスタンス ] をチェックし 名前付きインスタンスの名前を MSSQLSERVER としてインストールを行って下さい また ネットワークの構成で TCP/IP プロトコルを有効にする必要があります 詳細は弊社 FAQ ページをご参照下さい 文書番号 :NJI SQL Server 2008/eXpress Edition をご使用になる場合 Deployment Server インストール 1) Deployment Solution 6.9 SP1 製品 CD-ROM を CD ドライブに挿入し CD ドライブ内の Altiris_DeploymentSolutionWin_6_9.exe を実行します - 5 -

7 *Windows 2008 上で実行した場合 ユーザアカウント制御のダイアログが表示される場合があります その場合は [ 続行 ] をクリックしてください 2) [ 引出し & 実行 ] をクリックします - 6 -

8 3) [PXE Server を含める ] を含んだ [ シンプルインストール ] を選択し [ インストール ] でインストー ルを開始します Deployment Server と PXE Server を異なるコンピュータ上へ構築する場合は [PXE Server を含める ] のチ ェックボックスは必要ありません PXE Server を別のコンピュータへインストールするには [ コンポーネントの インストール ] から実行します 4) ソフトウェアライセンス契約の内容を確認し 内容に同意する場合 [ はい ] をクリックします - 7 -

9 5) サービスを実行するユーザ名およびパスワードを入力し [ 次へ ] をクリックします 6) プリブート OS のインストール画面が表示されます 後の項目でインストールを行いますので ここで は [ なし ] にチェックをし [ 次へ ] をクリックします - 8 -

10 7) [ インストール ] をクリックしインストールが開始されます 8) インストール完了後 [ 完了 ] をクリックし ウィザードを閉じます - 9 -

11 3. アクティベーションキーの適用 当バージョンには 30 日間の評価用ライセンスが添付されています 評価目的で当製品をインストールする場合はメディアキット内の DS_Client.lic を使用してアクティベーションを実施してください 評価版に機能制限はございません 当製品を正規にご購入のお客様は弊社営業より送付されたライセンスファイルをご使用ください 1) スタート 2) メニューより [ すべてのプログラム ]-[Altiris]-[Deployment Solution]-[Product Licensing Utility] を起動します 3) アクティベーションキーファイル ( 拡張子が.lic ファイル ) を指定し [ 次へ ] をクリックします 4) 読み込んだアクティベーションキーの情報の内容を確認し [ 次へ ] をクリックします

12 - 11 -

13 5) 内容を確認し [ 完了 ] をクリックします 6) [ 完了 ] をクリックしてユーティリティを終了します 以上で Deployment Solution を起動する準備が整いました シンプルインストールでは デスクト ップ上に Deployment Console を起動するためのショートカットが作成されます こちらで Deployment Solution の起動が行えます

14 4. プリブート OS のインストール 1) プリブート用 OS のインストールを行います 設定はコンソール上で行います コンソールを起動して 下さい 2) [ ツール ] -[Boot Disk Creator] を選択します 3) 必要なプリブート OS をアップデートまたはインストールします 例として FreeDOS をインストールします FreeDOS を選択し [ 参照 ] をクリックして下さい 製品 CD 内 ドライブ : PreBootOS BDCgpl_ frm を選択します [ 次へ ] をクリックし [ インストール完了 ] ページで [ 完了 ] をクリックします さらに [Altiris Boot Disk Creator] を閉じます

15 4) BDCgpl_ frm では Linux のプリブート OS のインストールも可能です 必要に応じ FreeDOS と同じ手順でインストールして下さい (2 回目以降は [Altiris Boot Disk Creator にようこそ ] メッセージが表示されます その場合は [ キャンセル ] をクリックします その後 [Altiris Boot Disk Creator] で [ ツール ] > [ プリブートオペレーティングシステムのインストール ] をクリックします ) 5) 以上でプリブート OS インストールは終了です 尚 WinPE をご利用になりたい場合には 製品 CD2 枚 目 WinPE インポートファイルをご利用下さい

16 5.HotFix (Maintenance Pack 1) の適用 本製品を使用する前に Maintenance Pack を適用する必要があります Maintenance Pack 1 モジュールは製品 CD に同梱されています 1) Maintenance Pack 1 の適用 1 Deployment Console を終了します 2 HotFix - KB44867_MP1 フォルダ内の DS_69_SP1_MP1.exe を実行します 3 以下の画面で [Next>] をクリックします 4 [ クライアントの自動アップデート ] を有効にする場合は [ はい ] を そうでない場合は [ いいえ ] をクリックします [ クライアントの自動アップデート ] が既に有効になっている場合 当 MSGは表示されません アップグレード対象クライアントが 400 台以上の場合は [ いいえ ] をクリックして自動アップデートを無効のままにします [ クライアントの自動アップデート ] 設定は当処理終了後に変更可能です 5 以下の画面で [Finish] をクリックします

17 最後に Deployment Solution サーバを再起動して下さい 2) Deployment Server とは異なるサーバに PXE server か Web Console をインストールしている場合のパッチ適用 当項目は Deployment Serverとは異なるサーバにPXE server 又は Web Consoleをインストールしている場合のみ必要になります 一つのサーバに全てのコンポーネントをインストールした場合 ( シンプルインストールを選択した場合等 ) は実施不要です 1 PXE Server か Web Console をインストールしているサーバ上で HotFix - KB44867_MP1 フォルダ内の DS_69_SP1_MP1.exe を実行します ( 手順は 1) と同様です [ クライア ントの自動アップデート ] の確認画面は当手順では発生しません ) 最後にサーバを再起動して下さい

18 6. エージェントのインストール コンピュータを管理するためには 対象となるコンピュータに エージェントと呼ばれるプログラムをインストールする必要があります エージェントには 大きく分けて Windows 用と Linux 用があります 本ガイドでは Windows 用のインストール手順を紹介いたします 1) クライアントにエージェントをリモートインストールするには 事前に以下の設定変更を実行する必要があります Windows XP ( クライアント ) - [ 簡易ファイルの共有を使用する ] 設定を無効にする必要があります - Windows ファイヤーウォールを無効にするか [ ファイルとプリンタの共有 ] を例外に設定する必要があります Windows 2003 ( クライアント ) - Windows ファイヤーウォールを無効にするか [ ファイルとプリンタの共有 ] を例外に設定する必要があります Windows Vista/2008 ( クライアント ) - WORKGROUP 環境の場合 UAC を無効にする必要があります - Active Directory Domain 環境の場合は グループポリシーの設定等により UAC の必要の有無が変化します 実際の環境で UAC 設定の必要の有無を確認してください - Windows ファイヤーウォールを無効にするか [ コアネットワーク ][ ネットワーク検索 ][ ファイルとプリンタの共有 ] を例外に設定する必要があります 2) Deployment Console を起動します 3) [ ツール ]-[Remote Agent Installer] をクリックします 4) エージェントをインストールには 対象となるコンピュータのユーザ名とパスワードが必要です 今回はあらかじめこれらを入力して [ 次へ ] をクリックします

19 5) [ 設定の変更 ] よりエージェントに関する設定を変更します エージェントのインストール対象 OSが Windows XP または Windows 2003 の場合は [ 古いOS(XP および 2003) のコンピュータ上でDAgentの代わりにAclientを使用 ] をチェックする ] をチェックする必要があります

20 6) [ 次へ ] をクリックします 7) [ 追加 ] からエージェントをインストールするコンピュータを選択し [ 完了 ] をクリックします 本ガイドでは CLIENT1 にエージェントをインストールします コンピュータは マイネットワーク から参照できる必要があります 参照できない場合は [ 参照 ] ウ インドウの [ コンピュータ名 ] に直接クライアント名を入力します

21 8) [ インストールの終了 ] をクリックします 9) エージェントがインストールされた後 コンピュータ欄にコンピュータが表示されます アイコンはコンピュータのステータスにより変化します

22 7. 旧バージョンからのアップグレード アップグレード前提環境 Altiris Deployment Solution 6.8 SP1 または SP2 Altiris Deployment Solution 6.9 上記バージョン以外をご利用の場合 お手数ですが Altiris サポートセンターまでご連絡下さい アップグレード前の準備 管理者アカウントおよびパスワードをご確認下さい システムのバックアップやデータベースのバックアップ実施を強く推奨いたします ジョブのエクスポートを実施しておくことをお勧めいたします ライセンスファイルをご用意下さい 以下の手順で 所有しているライセンスがアップグレードに対応しているかご確認下さい ライセンスに関しては 弊社法人営業部までお問い合わせ下さい 電話番号 : ) Deployment Console を起動し [ ヘルプ ]-[ バージョン情報 ] をクリックします 2) Deployment Console のバージョン情報 ダイアログが開きます 3) ライセンス対象: の Product: に表示されるバージョンが アップグレードするバージョン 6.9 以上になっているか確認して下さい 下図では 6.8 のため ライセンスの更新が必要となります

23 アップグレード手順 * 当アップグレード手順を実施する前にお使いの SQL server に作成された express データベースをバッ クアップすることを強くお勧めいたします 1) Deployment Console を閉じます 2) 次のサービスを停止します Altiris Deployment Server Data Manager Altiris Deployment Server DB Management Altiris express Server Altiris PXE Config Helper Altiris PXE Manager Altiris PXE MTFTP Server Altiris PXE Server 3) express.exe ファイルをバックアップします インストール先 ( 既定では C: Program Files Altiris express Deployment Server) に保存される express.exe をコピーし express.old へリネームします 4) 登録されたコンピュータが 400 台未満の場合 クライアントの自動アップデート設定を ON に設定します 400 台以上の場合 設定を OFF にして下さい [ コントロールパネル ]-[Altiris Deployment Server]- [ オプション ] を選択します [ 転送 ] タブ- クライアントの自動アップデート を選択します [OK] をクリックしウインドウを閉じます サービスの再起動が必要な場合 [ はい ] をクリックしてサービスを再起動します 5) Altiris_DeploymentSolutionWin_6_9.exe をダブルクリックしアップグレードを実行します * ファイルの更新日付は 2008/10/14 です 6) [ 引出し & 実行 ] をクリックし ファイルの展開を行います

24 前バージョンを同一フォルダ C: DSStup に展開していた場合は 上書確認ダイアログが表示されますので [ 全てにはい ] をクリックします 尚 展開先を指定し 別場所へ保存することも可能です 7) [ シンプルインストール ] および [PXE Server を含める ] を選択し [ インストール ] をクリックします Deployment Server と PXE Server を別サーバにインストールしている場合は このチェックボックスは必要ありません PXE Server のアップグレードは [ コンポーネントのインストール ] より実行して下さい 8) ソフトウェアライセンス契約の内容を確認し 内容に同意する場合 [ はい ] をクリックします 9) 管理者アカウントのパスワードを入力し [ 次へ ] をクリックします

25 10) データベース移行の確認ダイアログにて [ はい ] をクリックします 11) プリブート OS はここでは選択しません アップグレード後に 4. プリブート OS のインストール を 参考にセットアップして下さい [ なし ] を選択し [ 次へ ] をクリックします

26 12) インストール情報確認ダイアログで [ インストール ] をクリックします 13) インストール開始後 以下の express フォルダ置き換えのダイアログが表示されます [ はい ] をクリ ックして下さい 引き続きプログラムのインストールが開始されます 14) [ 完了 ] をクリックし インストールを終了します プログラムのアップグレード後 PC を再起動して 下さい

27 アップグレード後の PXE ブートイメージのアップデート 4. プリブート OS のインストール (13 ページ ) を参照に既にインストールされているプリブートイメージを上書きインストールします アップグレード後の HotFix の適用 5.HotFix (Maintenance Pack 1 の適用 (15 ページ ) を行って下さい アップグレード後のエージェントのアップデートエージェントのアップデートは クライアントの自動アップデートが ON の場合自動で行われます バージョンが XP クライアントの場合 Vista クライアントの場合 であれば正しくアップデートが行われています コンソール上からはコンピュータのプロパティより確認できます 自動でアップデートが行われない またはコンピュータが 400 台以上の場合には以下の方法のいずれかをお 試し下さい 1) [ 表示 ]-[ クライアント接続のリセット ] を選択します クライアントとのセッション確立後 ( コンピュー タアイコンがオンライン状態 ) 各クライアントにエージェントアップデート用ジョブが作成されます ジョブが待機状態となっている場合 スケジュールを設定し実行することが可能です 2) すべてのクライアント接続のアップデートクライアントの自動アップデートを ON に設定し コンソールメニューより [ 表示 ]-[ すべてのクライアント接続のアップデート ] を選択します

28 3) エージェント上書きインストール Remote Agent Installer を用いて エージェントの上書きインストールを行って下さい

29 10.PXE の設定 PXE サーバを用いて PXE ブート ( ネットワークブート ) を行うためには 事前に PXE の設定 (PXE の構成 ) が必要です ここでは以下の値を例に構成を設定します クライアントは DHCP から IP アドレスを取得 TCP/IP を使用して Deployment Server に接続 イメージファイルは express フォルダに保存 DOS ブートイメージの作成 1) Deployment Console を起動します 2) [ ツール ]-[PXE Configuration] を選択します [ ブートメニュー ] タブから [ 新規 ] をクリックします 3) 例として 名前 欄に DOS Boot Image と入力します 名前は英数字で入力します

30 4) [DOS] [x86] [Boot Disk Creator] にチェックが入っていることを確認し [ ブートイメージの作成 ] をクリックします 5) [ 次へ ] をクリックします

31 6) [ 次へ ] をクリックします 7) [PXE 用に Intel UNDI ドライバを使用する ] チェックボックスを外し クライアントに実装されるネットワークアダプタを選択し [ 次へ ] をクリックします ドライバが見当たらない場合 再び [PXE 用に Intel UNDI ドライバを使用する ] にチェックをするか [ ディスク使用 ] より DOS 用 NIC ドライバを追加して下さい 8) 続いて [ 次へ ] をクリックします

32 9) [ 次へ ] をクリックします 10) Deployment Server の IP アドレスを確認します Deployment Share(eXpress 共有 ) にアクセス可能なアカウント情報を入力します

33 11) Deployment Share(eXpress 共有 ) はFドライブにマッピングされます \\ サーバ名 \express が接続先となります Fドライブの設定は変更しないよう注意して下さい ただし ファイルサーバの追加および 任意の共有フォルダを選択することは可能です 設定方法につきましては弊社 FAQを参照下さい 文書番号 :NJI 任意の共有フォルダにイメージを作成する方法 12) 構成の概要を確認します 確認後 [ 次へ ] をクリックします 13) 以下で最終的な確認を行います 確認後 [ 次へ ] をクリックします

34 14) 起動メディアのタイプ選択画面で [ 次へ ] をクリックします

35 15) PXE ブートイメージを作成します [ 次へ ] をクリックします 16) 以上で FreeDOS を用いた PXE ブートイメージの作成は完了です

36 17) [OK] をクリックします 18) 作成したブートイメージを [ 保存 ] します ブートイメージはクライアントや環境によって複数作成することができます Linux を用いた PXE ブー トイメージも DOS と同じ手順で作成できます

37 11. ディスクイメージの作成 クイックディスクイメージ機能を用いてディスクイメージの作成を行います ここではネットワークブート (PXE ブート ) を用いて行います PXE の設定がまだの場合 事前に 10.PXE の設定 が必要です また クライアントの起動順序の設定を NIC(PXE) から起動できるように変更して下さい 1) Deployment Console を起動します 2) コンソールのコンピュータ欄から当該コンピュータを右クリックし [ クイックディスクイメージ ] を選択します

38 3) スケジュール設定画面が表示されます デフォルトでは [OK] をクリック後 すぐに実行されます 4) 確認画面が表示されたら [ はい ] をクリックします 5) コンピュータが自動的に再起動し ネットワークブート (PXE ブート ) した後 イメージの作成が開始 されます

39 6) コンソール上でイメージアップロード状況が確認できます 7) イメージファイルは 既定で C: Program Files Altiris express Deployment Server Images Windows フォルダへ保存されます クイックディスクイメージの場合 ファイル名 は コンピュータ名.img となります 8) イメージ作成後 構成変更が行われます コンピュータ欄のアイコンがオンライン状態になるまでは 構成の復元が行われていますので クライアントの操作は行わないで下さい 直接実行できるアクションにはクイックディスクイメージ以外にも電源制御 リモートコントロールなど多数用意されています

40 12. ジョブの作成とイメージの配布 作成したイメージを配布します イメージ配布はコンピュータから直接実行できません ここではジョブを作成し イメージの配布を行います 1) ジョブ欄で右クリックし [ 新規ジョブ ] を選択します 新規ジョブをダブルクリックでオープンします 2) ジョブの 名前 を入力します

41 3) [ 追加 ] で表示される項目をタスクと呼称します 今回はタスクより [ ディスクイメージの配布 ] を選択しま す 4) イメージ配布タスクの設定画面が表示されます イメージ作成にて作成したイメージファイルを指定して下さい 設定後 [ 完了 ] をクリックします

42 5) 以上でイメージ配布ジョブが作成されました [OK] をクリックして下さい 6) ジョブ欄に作成したジョブがあります ジョブを選択し イメージを配布するコンピュータにドラッグ & ドロップします

43 7) スケジュールを実行すると イメージ作成時と同様に PXE ブートを行い イメージのダウンロード ( 配 布 ) が開始されます 8) コンソール上でイメージのダウンロード状況を確認できます

44 9) イメージダウンロード後 構成変更が行われます コンピュータのアイコンがオンライン状態になるまで構成の復元が行われていますので クライアントの操作は行わないで下さい 10) ジョブを用いたイメージ配布については以上です ジョブにはイメージ配布以外に様々なタスクを追加できます 1 つのジョブで複数のタスクを実行したり ジョブ同士を連結させることなど可能です 株式会社ネットジャパン法人営業部 Altiris サポート作成日 :2009 年 2 月 5 日