WilComm 5 導入手順書 Windows 10 Pro 64bit 版 INS066 (Last Update : 2019/11/01) Copyright 株式会社フェアディンカム 1

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1 WilComm 5 導入手順書 Windows 10 Pro 64bit 版 INS066 (Last Update : 2019/11/01) Copyright 株式会社フェアディンカム 1

2 目次 事前準備... 4 ローカルの Administrator 権限を持ったユーザーを用意します... 4 外字の登録... 4 その他... 4 ローカルセキュリティポリシーの設定変更... 5 Windows 機能の有効化... 7 SQL Server 2014 のインストール PDFCreator のインストール PDFCreator の設定 DocuSmart Suite のインストール WilComm の初期設定 [ ライセンスキーの登録 ] [ ネットワークドライブの接続 ] [ ピックアップグループの登録 ]

3 本解説書は WilComm5 を Windows 10 Pro 64bit 版の環境へインストールする場合について 導入手順を解説しています ハードウェア要件 快適にご利用頂くために 以下のスペックを推奨致します CPU インテルプロセッサー Core i5 以上を推奨メモリー 8GB 以上ディスク 100GB 以上 (C ドライブの空き容量が50GB 以上 ) DVD-ROM ドライブ解像度が XGA( ) 以上のモニター ソフトウェア要件 Windows 環境の最新サービスパックが適用されている事を確認して下さい サービスパックが適用されているかどうかは コンピュータのプロパティ画面で確認する事ができます Windows Update で最新の重要な更新プログラムを全て適用してください Windows は必ず認証済みである必要があります インストール時の前提条件 WilComm 以外のアプリケーションが導入されていない状態で WilComm のインストールを行ってください 原則として WilComm 以外のアプリケーションを WilComm のサーバーへ導入しないでください ウィルス監視ソフトや バックアップソフトなどのユーティリティは導入する事ができます ただし 導入作業時にはウィルス監視ソフトなどは停止してください 3

4 事前準備 ローカルの Administrator 権限を持ったユーザーを用意します WilComm を導入する際は このユーザーを使用して導入を行います また WilComm を使用する際も 同じユーザーでログオンして使用します Administrator で導入および WilComm の起動を行う場合は 新しいユーザーを作成する必要はございません ユーザーにパスワードが設定されていないと WilComm のインストールを行う事ができませんので インストールを行う際は ユーザーにパスワードを設定してください 新しいユーザーを作成する場合 コンピュータ名やドメイン名と異なる名前にしてください 同じ名前になっていると SQL Server を導入する事ができません 外字の登録外字を使用している場合 外字をサーバーヘ登録しておきます 外字ファイル (EUDC.TTE, EUDC.EUF) を C:\Windows\Fonts フォルダへコピーします 登録された外字を確認するために外字エディターを使用する場合 サーバーマネージャーの機能から機能の追加を実行し デスクトップエクスペリエンスを導入します その他 サーバーはインターネットへアクセス可能な状態にしておきます 4

5 ローカルセキュリティポリシーの設定変更ローカルの Administrator ではなく ローカルの Administrator 権限を持っている他のユーザーでログオンしてインストール作業を行う場合は [ コントロールパネル ] [ システムとセキュリティ ] [ 管理ツール ] [ ローカルセキュリティポリシー ] [ ローカルポリシー ] [ セキュリティオプション ] を開きます ユーザーアカウント制御: 各ユーザーの場所へのファイルまたはレジストリの書き込みエラーを仮想化する を無効に変更します 5

6 ユーザーアカウント制御 : 管理者承認モードですべての管理者を実行する を無効に変更します 設定を変更したら サーバーを再起動します 6

7 Windows 機能の有効化 コントロールパネルから [ プログラムと機能 ] を実行します [Windows の機能の有効化または無効化 ] をクリックします インターネットインフォメーションサービスにチェックを付けます Web 管理ツールにある IIS 管理コンソール IIS 管理サービス IIS 管理スクリプトおよびツールにチェ ックを付けます 7

8 World Wide Web サービスの HTTP 共通機能で HTTP エラー ディレクトリの参照 既定のドキュメント 静的なコンテンツにチェックを付けます アプリケーション開発機能の.NET 拡張機能 4.6 ASP ASP.NET 4.6 CGI ISAPI フィルター ISAPI 拡 張 サーバー側インクルードにチェックを付けます 8

9 セキュリティの Windows 認証 基本認証 要件のフィルタリングにチェックを付けます 状態と診断の HTTP ログと要求の監視にチェックを付けます OK ボタンをクリックして機能を追加します 9

10 SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポートが導入されている事を確認します 導入されていない場合は SMB 1.0/CIFS クライアントを導入してください 10

11 SQL Server 2014 のインストール SQL Server 2014 フォルダを開き SQLEXPR_x64_ENU.exe を実行します 上図のように 解凍先のフォルダは C:\Temp を指定してから OK ボタンをクリックします 解凍されたフォルダは SQL Server 2014 のインストールが終わった後 削除可能です New SQL Server stand-alone installation or add features to an existing installation を クリックします 11

12 I accept the license terms. にチェックを付けて Next> ボタンをクリックします Next> ボタンをクリックします 次の画面へ移る前に 別の画面が表示される場合がありますが Next> ボタンをクリックして先へ 進んでください 12

13 Next> ボタンをクリックします 導入先ドライブは デフォルトのまま C ドライブへ導入してください Named instance: の値を wilcomm に変更し Next> ボタンをクリックします 13

14 Next> ボタンをクリックします Next> ボタンをクリックします 14

15 Close ボタンをクリックします 右上の ボタンをクリックします 重要 サーバーを再起動します 15

16 PDFCreator のインストール PDFCreator フォルダにある PDFCreator-1_7_1_setup.exe を実行します OK ボタンをクリックします 上記のような 新しいバージョンが存在する画面が表示された場合 いいえボタンをクリックします 環境によっては 表示されない事があります 表示されるバージョンは変わる場合があります 16

17 Expert settings にチェックを付けて Next> ボタンをクリックします I accept the agreement を選択して Next> ボタンをクリックします 17

18 Server installation を選択して Next> ボタンをクリックします Next> ボタンをクリックします 18

19 Next> ボタンをクリックします Next> ボタンをクリックします 19

20 Next> ボタンをクリックします 導入先フォルダは デフォルトのまま変更しないでください Image2PDF と PDFArchitect のチェックを外します Next> ボタンをクリックします 20

21 Next> ボタンをクリックします Create a desktop icon と Create an entry in the Windows Explorer context menu のチェックを 外します Next> ボタンをクリックします 21

22 スポンサーのアプリケーション導入を促す画面が表示される場合がございます 表示された場合 Decline ボタンが表示されていれば Decline ボタンを押します Decline ボタンがなく チェックボックスにチェックが入った画面が表示された場合は チェックボックスのチェックを外して 導入しないようにしてください Install ボタンをクリックします Show help after setup のチェックを外します Finish ボタンをクリックします 22

23 [Printer] [Options] を実行します General Settings 2 のタブをクリックします 23

24 Check update の Update interval を Never に変更し Save ボタンをクリックします 右上の ボタンをクリックして 画面を閉じます 24

25 PDFCreator の設定 コントロールパネルのハードウェアのデバイスとプリンタの表示を実行します PDFCreator というプリンタを右クリックして プリンタのプロパティを実行します 基本設定ボタンをクリックします 25

26 詳細設定ボタンをクリックします 印刷品質を 1200dpi に変更して OK ボタンをクリックします 26

27 適用ボタンをクリックし 続けて OK ボタンをクリックして画面を閉じます 詳細設定タブを開き [ プリンターに直接印刷データを送る ] にチェックを付けます 続けて [ 標準の設定 ] ボタンをクリックします 27

28 詳細設定ボタンをクリックします 印刷品質を 1200dpi に変更して OK ボタンをクリックします 28

29 適用ボタンをクリックし 続けて OK ボタンをクリックして画面を閉じます C:\Windows\Temp を開きます 以下の様なポップアップメッセージが表示された場合 続行ボタンをクリックしてフォルダを開きます 29

30 DocuSmart Suite のインストール DocuSmartSuite フォルダにある Setup.exe を実行します 上記のような画面が表示された場合 Install ボタンをクリックします 続けて上記のような画面が表示された場合 はいボタンをクリックします 30

31 Next> ボタンをクリックします I accept the terms in the license agreement を選択して Next> ボタンをクリックします 31

32 Next> ボタンをクリックします Next> ボタンをクリックします Change ボタンをクリックして 導入先フォルダを変更する事ができますが デフォルトのまま C ドライブへ導入する事を推奨します 32

33 現在ログオンしているユーザー名 ( コンピュータ名 \ ユーザー名 ) とパスワードを入力し Next> ボタンをクリックします 上記のようなエラーが表示された場合 OK ボタンをクリックし 以下の処理を行います エラーが表示されなかった場合は 35 ページへ進みます 33

34 [New User Information] ボタンをクリックします Domain or server に 導入を行っているコンピュータのコンピュータ名を入力します Group に Administrators を入力します (Administrator の最後に s を付けてください ) User name に wilcomm と入力します Password と Confirm password に適当なパスワード (Passw0rd など ) を入力し OK をクリックします 34

35 [NEXT] ボタンをクリックします ここでローカルに wilcomm というユーザーを作成しましたが このユーザーは WilComm のインストールが終了した後に 削除する事ができます 35

36 Database server that you are installing to: で (local)\wilcomm を選択して Next> ボタンを クリックします Custom を選択して Next> ボタンをクリックします 36

37 DocuSmart Archive, DocuSmart Payables, DocuSmart Scan は 左側のアイコンをクリック して This feature will not be available. を選択し Next> ボタンをクリックします Install ボタンをクリックします 37

38 Finish ボタンをクリックします No ボタンをクリックします 38

39 WilComm の初期設定 CD のルートにある initial_setting.bat を実行して WilComm の初期設定を行います コマンドプロンプトが開き Please enter the drive letter that was installed WilComm.: と 表示されたら WilComm をインストールしたドライブ名を入力し Enter キーを押します 39

40 上記のような画面が表示されましたら Enter キーを押して 画面を閉じます C ドライブ以外のドライブへ WilComm をインストールした場合は 以下のフォルダにある WilComm.ini をメモ帳で開き C: となっている部分を D:, E: など WilComm を導入したドライブに変更してください 導入ドライブ :\Program Files (x86)\pentana Solutions\DocuSmart Suite\WilComm 4\Application Data [PDF] の設定については PDFCreator を C ドライブに導入した場合は 変更の必要はありません PDFCreator を C ドライブ以外へ導入した場合には ドライブ名を変更してください サーバーを再起動します 40

41 [ ライセンスキーの登録 ] デスクトップの WilComm フォルダ内にある WilComm Config のショートカットをダブルクリックして WilComm Config を起動します [ 表示 ] [ 権限コード ] を実行します PC シリアルコード欄に表示されている 4 桁 --4 桁 --4 桁 --5 桁のコードを KISS へ連絡します PC シリアルコードに対して 後で ライセンスキーが発行されます ライセンスキーの発行には少し時間がかかりますので 登録は後で行います ライセンスキーを登録する際は ライセンスキーと一緒に送られてくる手順書に従って登録を行います 41

42 [ ネットワークドライブの接続 ] ホスト (IBM i) の IFS にある WilComm 用の共有フォルダを I ドライブにマップします コマンドプロンプトを開き 以下のコマンドを実行します Net use I: \\xxx.xxx.xxx.xxx\wilkinson WILCOMM /user:xxx.xxx.xxx.xxx\wilcomm /persistent:no xxx.xxx.xxx.xxx の部分は ホスト (IBM i) の IP アドレスです ホスト名でアクセス可能な環境であれば ホスト名を指定してください 接続に成功した場合 デスクトップにある WilComm Start のショートカットを右クリックして編集を選 択し ****** Drive Mapping ******** の部分に書かれている Net use コマンドを書き変えます 42

43 [ ピックアップグループの登録 ] デスクトップの WilComm フォルダ内にある WilComm Config のショートカットをダブルクリックして WilComm Config を起動します 導入時に登録されているピックアップグループを全て削除します [ 編集 ] [ 新規作成 ] を実行します 43

44 ピックアップグループに AS400 と入力します ピックアップディレクトリーに I: と入力します ファイル形式の詳細ボタンをクリックします 重ね印刷文字無しの欄に入力されているスペース " " とアンダーバー "_" のうち 右側のアンダーバーの みを削除し OK ボタンをクリックします 44

45 送信添付情報のタブをクリックします ピックアップディレクトリーに I:\ATTACH と入力します 送信結果のタブをクリックします 以下のディレクトリへ 実行結果のファイルを作成にチェックを付け I:\RESULTS と入力します OK ボタンをクリックして 設定を登録します 45

46 右上の ボタンをクリックして WilComm Config を終了します 以上で WilComm の導入作業は終了です 46