InfiniiVision オシロスコープ簡易取扱い説明書

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こうたわにべ
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1 Keysight Technologies InfiniiVision オシロスコープ Quick Manual 2015 年 8 月版 Keysight Technologies Technical Contact Center

2 目次ヘルプの呼び出し方 p3 フロントパネルの説明 p4 画面の説明 p5 画面の説明 ( タッチパネル搭載モデル ) p6 Run/Stop/Default Setup p7 縦軸 ( 電圧軸 ) の調整 p8 各チャンネルの設定 p9 横軸 ( 時間軸 ) の調整 p10 波形のズーム p11 トリガ p12 代表的なトリガタイプ p13 ゾーントリガ p14 保存 p15 Quick Actionを使った保存 p16 ロード p17 収集モード1: アベレージモード p18 収集モード2: 高分解能モード p19 セグメントメモリ p20 FFTと演算機能 p21 測定機能 p22 カーソル p23 シリアルバス解析デコード & トリガ p24 シリアルバス解析シンボリック表示 p25 ファンクションジェネレータ (FG) p26 ファンクションジェネレータ - 任意波形 p27 BenchVue のご紹介 & インストール p28 BenchVue トレースデータ p29 BenchVue 画面イメージ p30 Infiniium Offline オフライン解析機能 p31 Webコントロール p32 USB2.0 Signal Quality Test p33 パッシブプローブの各部品 p34 パッシブプローブの容量補正 p35 高電圧測定対応プローブ p36 セルフキャリブレーション ( 自己校正 ) p37 ファームウェアアップデート p38 有償オプションのインストール方法 p39 役立つ資料アプリケーションノート p40 技術問い合わせ先 p41 本資料では InfiniiVision 6000X シリーズのフロントパネルや画面を例に取り操作の説明を行っていますフロントパネルや画面機能についてはモデルにより差がございますのでご承知おきくださいタッチパネルモデル特有の操作に関してはタッチパネル搭載機種の記載を入れておりますまた有償オプションが必要な機能の説明にはスライド右上に有償オプションの表記を入れております Page 2

p27 BenchVue のご紹介 & インストール p28 BenchVue トレースデータ p29 BenchVue 画面イメージ p30 Infiniium Offline オフライン解析機能 p31 Webコントロール p32 USB2.

3 ヘルプの呼び出し方 InfiniiVision シリーズでは各ボタン操作に対してヘルプを呼び出しその操作の意味や使用方法注意点を確認することができますヘルプはそのボタンを長押しすることで呼び出すことが出来ますヘルプは日本語説明になっています Save/Recall ボタンを長押しタッチボタンタイプ : 周波数を長押し操作取説を確認できます ( 日本語表記 ) Page 3

4 フロントパネルの説明 ( 主要箇所 ) 横軸 ( 時間軸 ) 設定 Run/Stop Single AutoScale トリガ設定タッチパネル ( モデルによる ) 縦軸 ( 電圧 ) 設定ソフトボタン ( 各パラメータの選択 ) 主電源アナログ入力端子 (BNC) Page 4

5 画面の説明縦軸 ( 電圧 ) スケール横軸 ( 時間 ) スケールトリガ設定周波数帯域サンプルレートトリガレベル縦軸 = 電圧横軸 = 時間 InfiniiVision では帯域サンプルレートは横軸スケール設定により一意的に決まりますユーザーが直接帯域サンプルレートを設定できませんグランドレベル各設定メニュー or 各チャンネル情報 Page 5

画面の説明 ( タッチパネル搭載モデル ) タッチパネル搭載モデル InfiniiVision シリーズには画面がタッチパネルのモデルがありフロントパネルのノブやボタンを使わずともタッチパネルのみで様々な操作する事が可能です縦軸設定横軸設定縦軸設定画面切替画面に四角を描きズームタッチトリガができますメインメニュー画面上の波形を上下左右に動かせますサイドメニュー

6 画面の説明 ( タッチパネル搭載モデル ) タッチパネル搭載モデル InfiniiVision シリーズには画面がタッチパネルのモデルがありフロントパネルのノブやボタンを使わずともタッチパネルのみで様々な操作する事が可能です縦軸設定横軸設定縦軸設定画面切替画面に四角を描きズームタッチトリガができますメインメニュー画面上の波形を上下左右に動かせますサイドメニューメインメニューを使えば殆ど全てのフロントパネルボタンと同じ操作が実施できますカーソルバーもタッチ & ドラッグで移動可サイドメニューには測定の結果やカーソルの位置などを表示できます複数のメニューを縦に並べて表示する事も可能ですトリガレベルマークカーソルバー波形そのものをタッチしドラッグする事で位置を変更することができますチャンネル設定タッチパネルモデルでは画面タッチ操作の他 USB マウス USB キーボードを接続して操作できます Page 6

メインメニューを使えば殆ど全てのフロントパネルボタンと同じ操作が実施できますカーソルバーもタッチ & ドラッグで移動可サイドメニューには測定の結果やカーソルの位置などを表示できます

7 Run/Stop/Default Setup Run/Stop ボタンオシロの波形取得の開始停止 Single ボタンオシロが 1 回だけ波形を取得 Run/Stop/Default Setup ボタンは本体右上にまとまっています Default Setup ボタンオシロが初期設定に戻ります設定を新しくする場合など最初から設定を行いたい場合にまずこのボタンを使います Auto Scale ボタン波形が見やすいように自動的に縦軸横軸のスケールを調整します Page 7

Default Setup ボタンオシロが初期設定に戻ります設定を新しくする場合など最初から設定を行いたい場合にまず

) 各チャンネルのオフセット調整回すと各チャンネルの波形表示位置が上下しますオシロ画面上 ( タッチパネル上 ) からも設定可能縦軸スケールをタッチスケール

8 縦軸 ( 電圧軸 ) の調整チャンネル別に縦軸スケールノブオフセットノブが備わっています縦軸スケール ( 大きいノブ ) 回す事で縦軸スケールの変更が可能ノブを Push してから回すとスケールをより細かく調整できます数字のボタン各チャンネルのオンオフチャンネルメニュー ( 次ページ ) へのアクセスオフセット ( 小さいノブ ) 各チャンネルのオフセット調整回すと各チャンネルの波形表示位置が上下しますオシロ画面上 ( タッチパネル上 ) からも設定可能縦軸スケールをタッチスケールオフセットの数値の部分をタッチすれば直接数値入力も可能に波形の表示位置 ( 縦方向 ) を変えたい場合は画面上の波形をタッチでドラッグ ( 掴み ) 上下させることも可能 Page 8

9 各チャンネルの設定入力インピーダンスの選択 1Mohm もしくは 50ohm を選択することができますプローブによってはチャンネルに挿す事で自動的にインピーダンスが選択されますファイン縦軸スケールの変更ノブで細かくスケールを変更する事ができます縦軸スケールノブを Push することを同じ効果ですプローブプローブの設定メニューです単位変更 (V,A) 減衰比スキュー校正を実施できます入力結合の選択 AC 結合 : 直流成分をカット DC 結合 : 入力成分はそのまま通過帯域制限機能各チャンネル個別に帯域制限フィルタ ( モデルによって異なる ) を入れる事ができます不要な高周波ノイズを抑えたい場合などに使用します反転波形の電圧値が反転され表示されます演算機能を使っている場合反転された波形が結果に反映されます Page 9

スキュー校正を実施できます入力結合の選択 AC 結合 : 直流成分をカット DC 結合 : 入力成分はそのまま通過帯域制限機能各チャンネル個別に帯域制限フィルタ (

10 横軸 ( 時間軸 ) の調整横軸スケール ( 大きなノブ ) 回して横軸 ( 時間軸 ) スケールの変更ノブを Push してから回すとより細かく変更可能遅延ノブ ( 小さなノブ ) 回すと横軸の位置を変更デフォルトは画面中央が t=0 ( トリガ点 ) ノブを Push すると 0 に戻るオシロ画面上 ( タッチパネル上 ) からも設定可能ズームボタン ( 虫眼鏡 ) 波形をズームしてみたい場合に使用 ( 次ページ参照 ) スケール数値をタッチスケール遅延の数値の部分をタッチすれば直接数値入力も可能に Page 10

) ノブを Push すると 0 に戻るオシロ画面上 ( タッチパネル上 ) からも設定可能ズームボタン ( 虫眼鏡 )

11 波形のズームズームボタンを押すと画面が 2 分割され下段にズームした波形が表示されます横軸スケールは元波形用 ( 左 ) とズーム用 ( 右 ) が表示されます個別にタッチすることでスケール変更が可能ズーム状態で横軸スケールノブを回すとズーム画面のスケールが変わります遅延ノブもズーム画面の位置が変わります元波形ズーム波形ズームウィンドウを直接タッチすると時間方向に位置移動できます Page 11

トリガトリガのソースどのチャンネルに対してトリガをかけるか選択しますトリガの選択 ( 次ページ詳細 ) エッジトリガやパルス幅トリガなど各種トリガを選択できますモデルによって対応しているトリガタイプは異なりますエッジトリガのスロープエッジトリガ選択時

トリガ条件が満たされた場合にのみ波形が表示されます自動ではトリガ条件に満たない場合でも強制的にトリガがかかり画面更新されますトリガ条件が定まっていない際に自動で波形を見てトリガ条件を考えると良いでしょう雑音除去トリガ回路にヒステリシスを設けノイズに対して

12 トリガトリガのソースどのチャンネルに対してトリガをかけるか選択しますトリガの選択 ( 次ページ詳細 ) エッジトリガやパルス幅トリガなど各種トリガを選択できますモデルによって対応しているトリガタイプは異なりますエッジトリガのスロープエッジトリガ選択時エッジのトリガ対象となるスロープを選択しますトリガ入力回路の結合 AC 結合 : 直流成分をカット DC 結合 : 入力はそのまま通過高周波除去トリガ回路にローパスフィルタを設け高周波ノイズを除去しますトリガモード自動もしくはノーマルを選択しますノーマルではトリガ条件が満たされた場合にのみ波形が表示されます自動ではトリガ条件に満たない場合でも強制的にトリガがかかり画面更新されますトリガ条件が定まっていない際に自動で波形を見てトリガ条件を考えると良いでしょう雑音除去トリガ回路にヒステリシスを設けノイズに対してトリガがかかり難くしますホールドオフトリガ回路をアーミング ( トリガ待ち ) にするまでの時間を調整します設定した時間オシロはトリガできません下記の例では Xsec とホールドオフを選択すると 1 st トリガの後 Xsec のトリガされない時間が生じますので他のエッジではトリガされずに 2 nd トリガでトリガされます Page 12

13 代表的なトリガタイプエッジトリガパルス幅トリガトリガレベル信号が設定したトリガレベルを横切った際にトリガ指定したパルス幅より広い ( 狭い ) 場合にトリガラントトリガ立ち上がり時間トリガ 90% 10% ロー ( ハイ ) のしきい値を超えハイ ( ロー ) のしきい値を超えない場合にトリガ Tr 範囲指定した立ち上がり時間 ( 立下り時間 ) でトリガする機能立ち上がりエッジのしきい値 (10/90% 等 ) は指定可能サポートされているトリガの種類はオシロスコープのモデルによって異なります Page 13

のしきい値を超えハイ ( ロー ) のしきい値を超えない場合にトリガ Tr 範囲指定した立ち上がり時間 ( 立下り時間 )

ゾーントリガタッチパネル搭載モデル液晶画面 ( タッチパネル ) に作成したゾーン ( 四角形 ) を通る (or 通らない ) 波形に対してトリガする機能ですトリガ条件が分からない場合うまくトリガがかけられない場合に特に有効なトリガですゾーンはタッチパネルに直接指をあてて描きます遅い立ち上がりエッジでトリガをかけたいとします

14 ゾーントリガタッチパネル搭載モデル液晶画面 ( タッチパネル ) に作成したゾーン ( 四角形 ) を通る (or 通らない ) 波形に対してトリガする機能ですトリガ条件が分からない場合うまくトリガがかけられない場合に特に有効なトリガですゾーンはタッチパネルに直接指をあてて描きます遅い立ち上がりエッジでトリガをかけたいとします画面に直接タッチして信号が通る四角形を描く四角形を描いたら画面から指を離すゾーン 1 交差必須を選択ゾーン 1 を通る波形だけが表示される Page 14 画面上にゾーン ( 四角形 ) は 2 か所まで作成可能ですまた交差必須 ( 波形が通る ) 交差不可 ( 波形が通らない ) を指定できますのでよりトリガをかけたい波形のみにトリガをかけることができます

遅い立ち上がりエッジでトリガをかけたいとします画面に直接タッチして信号が通る四角形を描く四角形を描いたら画面から指を離すゾーン 1 交差必須を選択ゾーン 1

保存 USB メモリに保存する場合には事前にオシロの USB ホスト端子に USB メモリを挿しておきます USB メモリへの画像や波形データの保存がセキュリティ上等で実施できない場合には後述の BenchVue( ソフト ) や Web コントロールをご利用下さい設定の保存画面画像の保存形式波形データの保存形式 CSV データ (*.

15 保存 USB メモリに保存する場合には事前にオシロの USB ホスト端子に USB メモリを挿しておきます USB メモリへの画像や波形データの保存がセキュリティ上等で実施できない場合には後述の BenchVue( ソフト ) や Web コントロールをご利用下さい設定の保存画面画像の保存形式波形データの保存形式 CSV データ (*.csv): 全表示チャネルと演算波形のカンマ区切り値ファイルを作成します PC で見る際の基本的なファイル形式です波形データの保存 ASCII XY データ (*.csv): 各表示チャネルごとのカンマ区切り値ファイルを作成しますバイナリデータ (*.bin): バイナリ形式のファイルですメモ帳や Excel では開けません Infiniium Offline で開けられます基準波形データ (*.h5): オシロ画面上の基準メモリにロードできる形式です PC で波形を見る際には使いませんマルチチャネル波形データ (*.h5): 複数チャネルの波形を Infiniium Offline で開くことができる形式で保存しますメモ帳や Excel では開けません保存形式保存する形式を選択します画像や波形データ設定等が保存できますタッチパネルモデル限定ファイル名は画面上のソフトウェアキーボードにて入力できます USB キーボードも接続可保存形式保存先を選択後押して保存を押すと保存先に指定したデータが保存されます Page 15

bin): バイナリ形式のファイルですメモ帳や Excel では開けません Infiniium Offline で開けられます基準波形データ (*.h5): オシロ画面上の基準メモリにロードできる形式です PC で波形を見る際には使いませんマルチチャネル波形データ (*.

16 Quick Action を使った保存連続的に波形データや画面画像を USB メモリに保存していきたい場合に使いますクイック操作でクイック保存を選択しておくとフロントパネルの Quick Action ボタンを押すごとに保存が実施できます Quick Action を押すごとに選択したクイック操作が実施されます Page 16

17 ロード基準波形データ (*.h5) として USB メモリに保存した波形データはオシロ画面上の基準メモリにロードできます事前に USB メモリに基準波形データ (*h5) で波形を保存しフロントパネルの USB 端子にメモリを挿しておきますロード元を押し USB メモリ内からロードしたい波形を選択しますロード先の基準メモリの数はモデルによって異なりますこの例では 4 つのメモリを搭載しており 4 波形までロードできます基準波形データ (*h5) を選択ロード先の基準メモリを選択 Page 17

18 収集モード 1: アベレージモード波形収集モードとしてアベレージ ( 平均 ) を選択できますアベレージを選択するとオシロは波形を収集する度に波形を平均化し表示しますランダムノイズが大きい波形などでランダムノイズの影響を小さくし見たい場合に有効な収集モードです Acquire ボタンを押す平均処理され画面に表示される収集モードでアベレージを選択平均回数を指定できます最大回アベレージはオシロが波形収集をする度に波形を平均化するため測定対象は繰り返し波形である必要があります Page 18

見たい場合に有効な収集モードです Acquire ボタンを押す平均処理され画面に表示される収集モードでアベレージを選択

19 収集モード 2: 高分解能モード波形収集モードとして高分解能モードを選択できます高分解能モードでは波形に対して移動平均処理を実施し波形を表示します元波形高分解能モード移動平均処理され画面に表示される Acquire ボタンを押す収集モードで高分解能を選択仕組み高分解能モードは時間軸スケール設定に対し A/D 変換器のサンプルレートに余裕がある場合オーバーサンプリングを実施し近接するサンプルポイントに対してリアルタイムに移動平均を実施ノイズの低減と高い分解能を得る手法ある区間に区切り移動平均を実施特徴通常のアベレージングモードでは少なくとも 2 回以上のトリガ掃引が必要なのに対し高分解能モードは取得波形に対する移動平均であるため 1 回のトリガ掃引 ( 単発での現象 ) に対しても適用できる時間軸スケール設定に対しサンプルレートが余裕のある場合 (= 時間軸スケールが遅い設定の場合 ) に有効 Page 19

近接するサンプルポイントに対してリアルタイムに移動平均を実施ノイズの低減と高い分解能を得る手法ある区間に区切り移動平均を実施特徴通常のアベレージングモードでは少なくとも 2

セグメントメモリセグメントメモリとはオシロスコープのメモリを複数のセグメントに分割し使う機能です例えばバースト信号の場合通常のメモリでは収集不要なアイドル部分を収集しメモリ量を無駄に消費しますがセグメントであればアクティブな部分のみをメモリに効率よく収集できます通常のシングルショットメモリ分を取ったら収集終了捉えたい現象 = 時々発生する現象 Acquire ボタン

20 セグメントメモリセグメントメモリとはオシロスコープのメモリを複数のセグメントに分割し使う機能です例えばバースト信号の場合通常のメモリでは収集不要なアイドル部分を収集しメモリ量を無駄に消費しますがセグメントであればアクティブな部分のみをメモリに効率よく収集できます通常のシングルショットメモリ分を取ったら収集終了捉えたい現象 = 時々発生する現象 Acquire ボタンセグメントアイドル部分は収集不要セグメントメモリセグメントモードオン分割するセグメント数の指定セグメント取得後捉えたい現象部分だけを収集し分割したメモリ ( セグメント ) に複数格納収集後で各セグメントに格納した波形は確認可能 = 見たい部分だけをピンポイントで複数捉えられる! タッチパネル限定各セグメントのリストタッチするとそのセグメントに飛ぶ各セグメントの絶対時間 Page 20

Acquire ボタンセグメントアイドル部分は収集不要セグメントメモリセグメントモードオン分割するセグメント数の指定セグメント取得後捉えたい現象部分だけを収集し分割したメモリ (

ワンポイントアドバイスズームウィンドウのみに FFT をかけられますバースト波形のアクティブな部分のみに

21 FFT と演算機能 Math スケールノブ演算波形のスケールを変更可能元波形 Math ボタン表示機能オン Math オフセットノブ演算波形のオフセット位置を変更可能 FFT 演算波形演算のスケール / オフセットワンポイントアドバイスズームウィンドウのみに FFT をかけられますバースト波形のアクティブな部分のみに FFT をかけたい場合に有効です演算機能を選択できます FFT の対象 CH スタートストップ周波数の指定 Page 21

22 測定機能 Meas ボタン測定機能オン測定値の表示タッチパネルモデル限定 + マークを押すと測定機能の追加非常に便利な機能ですワンポイントこれはどういう測定? 測定の意味や測定手法が分からない場合にはタイプを長押しヘルプで測定手法が確認できます測定機能を選択測定機能開始各測定の詳細統計表示しきい値測定エッジのしきい値レベルを決められます例えば立ち上がり時間は通常は 10-90% ですが 20-80% 等任意に設定できます測定ウインドウ測定対象先をメイン画面ズーム画面カーソル ( ゲート ) に指定できます Page 22

23 カーソル Cursors ボタンカーソル機能オン Cursors ノブカーソル位置の移動 Push: 対象選択タッチパネルモデル限定直接 Y1 や Y2 のカーソルをタッチ & ドラッグで移動できます非常に便利な機能です各カーソル位置の電圧 / 時間表示カーソルモード手動 : カーソルノブやタッチでカーソル位置を移動波形トラック :X カーソルのみ移動可能 Y カーソルが追従測定 : 測定が実施されている場合その測定の測定位置をカーソルで表示カーソルカーソル対象の選択カーソルノブを Push する事と同義 Page 23

モデルによって異なります Serial ボタンシリアル機能オン設定トリガ :CAN( 下記参照 ) トリガボタンデコードデータのリスト表示信号波形デコードデータ

24 シリアルバス解析デコード & トリガ有償オプション InfiniiVision シリーズにはオプションとしてシリアルバスのデコードトリガ機能がありますハードウェアデコードにより高速での更新レートが得られ発生頻度の低い通信エラーの捕捉確率を高めます I2C SPI CAN LIN FlexRay I2S などに対応モデルによって異なります Serial ボタンシリアル機能オン設定トリガ :CAN( 下記参照 ) トリガボタンデコードデータのリスト表示信号波形デコードデータ必要なトリガ条件を選択シリアル解析機能の表示オン各シリアル解析の選択表示方法の選択シンボリック (CAN/LIN 向け ) も選択できます CH ソース設定 Hi/Lo のしきい値設定 Page 24

シリアルバス解析 CAN/LIN シンボリック表示有償オプション CAN/LIN デコード / トリガ機能では DBC ファイル ( データベースファイル ) を読み込ませる事でフレーム情報をシンボリックにデコードすることが可能です下記は CAN の例ですがエンジンに対して燃料温度速度の各データを送っていることが分かります Recall ボタン USB メモリに DBC

25 シリアルバス解析 CAN/LIN シンボリック表示有償オプション CAN/LIN デコード / トリガ機能では DBC ファイル ( データベースファイル ) を読み込ませる事でフレーム情報をシンボリックにデコードすることが可能です下記は CAN の例ですがエンジンに対して燃料温度速度の各データを送っていることが分かります Recall ボタン USB メモリに DBC ファイルを入れオシロに接続しておきます CAN/LIN シンボリックデータ呼出を押し CAN もしくは LIN を選択適用するシリアルデコード先 DBC ファイルをロードした後は [Serial] ボタン表示 : シンボリックに変更します [Trigger] ボタントリガ条件ではメッセージを選択する事でシンボリックなメッセージに対してもトリガをかけることができます Page 25

26 ファンクションジェネレータ (FG) 有償オプション InfiniiVision シリーズにはオプションとして FG 機能を付けられます今までオシロ FG は別々に用意していましたが InfiniiVision 一台でオシロも FG も使えます FG には正弦波や方形波パルスノイズ等の他取得波形を再生する任意波形発生機能があります波形を選択周波数振幅オフセットを選択タッチモデルの場合タッチパネルから入力可能 WaveGen ボタン CH 数はモデルに依存 CH1/2 のトラッキング (2CH モデル ) AM,FM,FSK 変調波形にノイズを追加相手側 ( 負荷 ) の設定 HI-Z / 50ohm 反転出力の選択 1 波形出力 ( シングルショット ) の選択トリガ出力端子より波形同期信号を出力する Page 26

27 ファンクションジェネレータ - 任意波形有償オプション任意波形は一から作成できるほか CSV ファイル上の任意波形の読み出し再生取得波形の再生が可能です任意を選択任意波形の波形編集 WaveGen ボタン CH 数はモデルに依存拡大 CSV ファイルの読み出し Recall ボタンカーソル位置にポイントを挿入タッチパネルモデル限定画面上のカーソルやドロップダウンメニュをタッチで動かすことが可能任意波形データ (CSV ファイル ) 取得波形を任意波形としてロードする Page 27

BenchVue のご紹介 & インストール BenchVue とはお使いの PC に BenchVue IO Libraries をインストールし USB,LAN,GPIB のいずれかで PC とオシロを接続する事で BenchVue 上に直接オシロのデータ ( 波形画像 ) を取り込むことができるソフトウェア ( 無償一部機能有償 ) です利点分かり易い GUI だれでも

28 BenchVue のご紹介 & インストール BenchVue とはお使いの PC に BenchVue IO Libraries をインストールし USB,LAN,GPIB のいずれかで PC とオシロを接続する事で BenchVue 上に直接オシロのデータ ( 波形画像 ) を取り込むことができるソフトウェア ( 無償一部機能有償 ) です利点分かり易い GUI だれでも簡単に使えます Excel/Word との連携取得したデータ ( 画面画像波形データ ) を直接 Excel/Word へエクスポートできるためレポート作成が捗ります波形データは CSV ファイルとしても保存できます BenchVue 上で波形データのグラフ表示や画面画像への注釈挿入が簡単に実施できますオシロだけではなく他の Keysight 測定器にも対応測定器ごとの専用ソフトは不要同時に複数の測定器も制御可能 1 Keysight Web サイトから BenchVue ソフトウェア及び IO Libraries をダウンロードしお使いになる PC にインストールします IO Libraries は測定器と PC を接続させるためのソフトウェア PC とオシロスコープを GPIB LAN USB のいずれかで接続しますモデルによって GPIB LAN は別売りのインターフェースモジュールが必要となります USB 接続が手軽でお勧めです USB,GPIB,LAN 画像 / 波形 3 Connection Expert(IO Libraries の一部 ) でオシロが PC に認識されていることを確認しますその後 BenchVue を立ち上げ接続しているオシロを指定しコントロールを始めます Keysight 測定器 PC(BenchVue) 詳しいインストールや Connection Expert や BenchVue の使用方法は下記参照ください Word/Excel 等外部ソフトウェアエクスポート IO Librariesのインストール手順 Connection Expertの説明 BenchVueのインストール手順基本説明 BenchVueでのオシロスコープの制御説明 Page 28

29 BenchVue トレースデータオシロスコープアプリケーション内のトレースデータタブではオシロスコープに表示されている波形のトレースデータを BenchVue 上に転送し波形を表示させることや各種フォーマットで保存する事等ができますこのボタンを押すとトレースが取得できますトレースデータを選択します取得するチャンネルが選択できます取得するポイント数の指定拡大縮小オートスケールエクスポートでは取得した波形データを Excel や CSV ファイルとしてエクスポートできます Page 29

30 BenchVue 画面イメージオシロスコープアプリケーション内の画面イメージタブではオシロスコープに表示されている画面イメージの転送表示やオシロスコープの Run/Stop 制御取得した画面イメージに対する注釈の挿入等ができます PC 上でのレポート作成時に非常に便利です画面イメージを選択します自動更新にチェックを入れると指定した秒数毎に画像取得を繰り返し実施することが出来ます現在の画面をキャプチャを押すとイメージが取得できます 4. 注釈パレット注釈パレットでは取得した画面イメージにテキストの注釈や矢印四角円などが入れられます波形をレポートに残す場合などに便利ですオシロスコープの背景色の変更ができます画面イメージ表示エリア画面イメージをモノクロで取得できますエクスポートでは取得した画面イメージを Windows クリップボードや Word へエクスポートすることができますショートカット : 画面イメージ表示エリア上にマウスカーソルをあて右クリックすべてをコピー ( もしくは Ctrl+C) でクリップボード上に画像をコピーできますそのまま Excel や Word のレポートへ貼りつけられます Page 30

Infiniium Offline オフライン解析機能有償ソフト Infiniium Offline( 有償 ) とは高性能オシロ Infiniium の GUI をお使いの PC にてご利用できるソフトウェアです Infiniium や InfiniiVision のオシロで USB メモリ等に保存した取得波形を Infiniium Offline でロードすれば Infiniium

をインストールしておく USB メモリで波形データを PC に Infiniium の高度な解析機能も思いのまま使えます! 解析例 2 アイパターン解析オシロで波形を取得いつも使っている PC で解析 1 InfiniiVision オシロで波形を取得し Save/Recall ボタン保存を選択し.bin もしくは.

31 Infiniium Offline オフライン解析機能有償ソフト Infiniium Offline( 有償 ) とは高性能オシロ Infiniium の GUI をお使いの PC にてご利用できるソフトウェアです Infiniium や InfiniiVision のオシロで USB メモリ等に保存した取得波形を Infiniium Offline でロードすれば Infiniium と殆ど同じ解析機能を使えます利点 InfiniiVision で高性能オシロ Infiniium の解析機能が利用可自分の PC 上で解析できるため好きな時に解析が可能解析結果の画像等は即 PC で作成中のレポートに反映取得はオシロで解析は自分の PC でとなるため部 / 課で共有しているオシロを有効活用できる解析例 1 FFT 解析 Infiniium Offline をインストールしておく USB メモリで波形データを PC に Infiniium の高度な解析機能も思いのまま使えます! 解析例 2 アイパターン解析オシロで波形を取得いつも使っている PC で解析 1 InfiniiVision オシロで波形を取得し Save/Recall ボタン保存を選択し.bin もしくは.h5 ファイル ( マルチチャンネル ) として USB メモリに保存しますマルチチャンネルで保存すると複数 CH のデータが同じファイルに保存されます 2 Infiniium Offline を立ち上げ File Open にて USB メモリ内の.bin もしくは.h5 ファイルを選択し任意のチャンネルにロードします.h5 ファイルの場合は Composite で読みだす 3 あとは Infiniium と同等の解析機能にて解析を行ってください解析によっては Infiniium Offline 用の各種解析オプション ( 有償 ) が必要となります画面を画像として保存し即レポートに貼り付け! Page 31

Web コントロール (LAN 経由で画面を見る ) PC と InfiniiVision オシロスコープを LAN ケーブルで接続すれば PC 上の Web ブラウザから直接オシロの操作や画面をリアルタイムで見る事が可能です離れた場所に置いたオシロを操作監視したい場合などに便利です

2 オシロスコープ上の IP アドレス / サブネット PC 上の IP アドレス / サブネットを設定オシロは Utility ボタン I/O LAN 設定で設定可能 1 対 1 接続の場合は基本的には同一サブネット IP アドレスは末尾が一番違いに下さい例 : オシロ IP 192.168.0.

32 Web コントロール (LAN 経由で画面を見る ) PC と InfiniiVision オシロスコープを LAN ケーブルで接続すれば PC 上の Web ブラウザから直接オシロの操作や画面をリアルタイムで見る事が可能です離れた場所に置いたオシロを操作監視したい場合などに便利です専用のソフトはなく Web ブラウザのみで使えます LAN Cable 3 PC 上の Web ブラウザを立ち上げ URL 入力欄にオシロの IP アドレスを直接入力 1 制御する PC とオシロスコープを LAN で接続モデルによっては LAN モジュール ( 別売 ) をオシロにつける必要があります 2 オシロスコープ上の IP アドレス / サブネット PC 上の IP アドレス / サブネットを設定オシロは Utility ボタン I/O LAN 設定で設定可能 1 対 1 接続の場合は基本的には同一サブネット IP アドレスは末尾が一番違いに下さい例 : オシロ IP サブネット PC IP サブネット主な機能 Get Image: オシロスコープ画面を取得 Browser Web Control: リモートでオシロスコープをコントロールし画面をリア Page 32 ルタイムで見る事が可能 ( 要 JAVA)

USB2.0 Signal Quality Test 有償オプション一部の InfiniiVision モデルでは有償オプション機能として USB2.0 の信号品質試験を実施できます手順の詳細はマニュアル http://www.keysight.

pdf を参照願います注意 :InfiniiVision では信号品質試験のみが試験できます他の試験は Infiniium オシロスコープをご利用下さい Analyze ボタン機能 :USB 信号品質手順 1 治具プローブの接続 USB 信号は治具経由にてプローブを接続しオシロへ入力します

33 USB2.0 Signal Quality Test 有償オプション一部の InfiniiVision モデルでは有償オプション機能として USB2.0 の信号品質試験を実施できます手順の詳細はマニュアルを参照願います注意 :InfiniiVision では信号品質試験のみが試験できます他の試験は Infiniium オシロスコープをご利用下さい Analyze ボタン機能 :USB 信号品質手順 1 治具プローブの接続 USB 信号は治具経由にてプローブを接続しオシロへ入力しますマニュアル参照 2 テスト信号の出力 USBET を用い信号品質試験用テスト信号を DUT より出力させます 3 オシロ上で試験対象の DUT のデータ転送速度ホスト or デバイスを選択します 4 自動設定ボタンを押します自動設定ボタンを押すと横軸縦軸トリガ等適切な設定がロードされます 5 テストの実行を押すとテストが始まり結果を表示させます High,Full,Low 及び Host(DownStream),Devi ce(upstream) の選択選択したテストに合う設定がなされますテストを実施する際にはこのボタンを押します Page 33

ポジショナプローブを固定するのに使う手が自由になるので便利グランドリード DUT のグランドに接続

34 パッシブプローブの各部品フックチップ先端に取り付ける端子に引っかけるために使うニードル DUT にあてる基台オシロの入力端子に接続する部分プローブヘッド手でつかむ部分ポジショナプローブを固定するのに使う手が自由になるので便利グランドリード DUT のグランドに接続容量補正用ドライバツマミを回すのに使用ケーブルケーブル長もポイントオシロスコープに付属するプローブはモデルによって異なります Page 34

35 パッシブプローブの容量補正容量補正とはオシロの校正信号によりパッシブプローブの容量 C を調整する作業です正しく調整されていないと波形が正しく表示されませんパッシブプローブ使用前には容量補正を実施下さいプローブを接続後プローブの先端をオシロの校正信号出力端子に接続し AtuoScale します方形波の角が直角になるように C 調整用トリマを調整します C 調整用トリマパッシブプローブの先端をオシロの校正信号出力端子 (Probe Comp) に接続する C の調整が必要 C の調整が必要 C が正しく調整された状態 35 Page

36 高電圧測定対応プローブオシロスコープで高電圧を測定する場合通常は 1000:1 や 100:1 など減衰比の高い高電圧プローブを用いますここでは InfiniiVision シリーズでご利用になることができる高電圧測定対応プローブをご紹介します高電圧パッシブプローブ高電圧差動アクティブプローブ C N2771B N2805A N2804A 帯域 :500MHz 減衰比 :100:1 最大入力 :4kVpeak 帯域 :50MHz 減衰比 :1000:1 最大入力 :15kVdc 帯域 :200MHz 減衰比 :50:1 最大入力 :+/-200Vdc+peakAC 帯域 :300MHz or 120MHz 減衰比 :100:1 最大入力 :+/-300Vdc+peakAC 高電圧差動アクティブプローブ 2 InfiniiMax アクティブプローブ + 専用アッテネータ (N2880A) N2790A N2891A 帯域 :100MHz 減衰比 :500:1/50:1 最大入力 :+/-1.4kV 帯域 :70MHz 減衰比 :1000:1/100:1 最大入力 :+/-7kV プローブアンプとプローブヘッド間に専用のアッテネータを接続すれば高電圧 + 高周波に対応! 帯域 : ご利用になる InfiniiMax に依存 ( 例 1134A 7GHz) ダイナミックレンジ : 最大 50Vpp まで拡大オシロのモデルによって各プローブの適合非適合がございますまた上記は仕様の一部表記となりますので詳しい仕様適合性に関してはをご確認ください Page 36

37 セルフキャリブレーション ( 自己校正 ) セルフキャリブレーション ( 自己校正ユーザー校正とも呼ばれます以下セルフキャル ) とはオシロスコープ内部の信号源を用い各チャンネルの感度オフセットトリガパラメーターを校正する機能ですセルフキャルを実施する周期として以下が推奨されます - 定期的 ( モデルによって異なります InfiniiVision では 2 年毎または 4000 時間動作後 ) - 周囲温度が校正温度から 10 以上変化した時 1 フロントパネルとリアパネルからすべての入力 ( ケーブルプローブデジタルチャンネルを含む ) を切り離しオシロのウォームアップ (30 分以上 ) を行います 2 リアパネルの CAL ボタンを押して校正保護を解除します左記図は 2ch オシロでのケーブル接続左記図は 2000X の CAL ボタンの例右記図は 4ch オシロでのケーブル接続 3 フロントパネルにある全てのアナログチャネルに等長で短い (30cm 以下 )BNC ケーブルを接続しますこの時等長のケーブルが 2ch のオシロでは 2 本 4ch オシロでは 4 本必要ですまた各ケーブルは図のように接続しリアパネルにある Trig Out コネクタに接続します 6000X のみリアパネルの Trig Out コネクタから CH1 の入力に付属の校正用 BNC ケーブル ( ) を接続します 4 [Utility] ボタンサービススタートユーザ校正を押しセルフキャルを開始します正常に終了しない場合には計測お客様窓口までご連絡ください Page 37

38 ファームウェアアップデート Keysight のオシロスコープはバグ修正や機能追加のためファームウェアのバージョンアップを随時行っています例えば追加された機能が使いたい新製品のプローブを使いたい等でファームウェアのアップデートが必要な場合がありますファームウェアのアップデートはお客様にて出来る作業となっていますファームウェアは Keysight 社のホームページより入手することができます 1 現在のバージョンの確認 [Help] ボタンオシロスコープについてで確認できます 4 [Utility] ボタン File エクスプローラの順に選択し USB メモリ内のファイルを選択しロードファイルを押します現在のファームウェアバージョン最新バージョンのダウンロード先 2 ファームウェアのダウンロードオシロスコープについてに記載のあるダウンロード URL に PC にてアクセスしてください最新のバージョンを確認しオシロが最新のファームウェアになっていない場合にはダウンロードを行います 3 ダウンロードしたファイルを USB メモリにコピーしオシロスコープのフロントパネルにある USB ポートに挿しこみます 5 オシロスコープは自動的にファームウェアのアップデートを行い完了すると再起動しますアップデートにはある程度時間が掛かりますがその間電源をオフにしないでください 6 オシロスコープをアップデートした後 [Utility] ボタンサービスユーザ校正ステータスを押して校正ステータスを確認してください結果 : OK が表示されている場合にはそのままお使いいただけます Page 38

有償オプションのインストール方法 Keysight のオシロスコープは有償オプションにて様々な機能を追加することができます有償オプションは電子的なライセンスを弊社 Web サイトより取得し ( オシロスコープ情報お客様情報の登録 ) お使いのオシロスコープにライセンスファイルを読み込ませることで追加できますここでは概要について説明します詳細に関しては

39 有償オプションのインストール方法 Keysight のオシロスコープは有償オプションにて様々な機能を追加することができます有償オプションは電子的なライセンスを弊社 Web サイトより取得し ( オシロスコープ情報お客様情報の登録 ) お使いのオシロスコープにライセンスファイルを読み込ませることで追加できますここでは概要について説明します詳細に関してはをご参照ください 1 ファームウェアアップデート ( 推奨 ) 本書のファームウェアアップデートの項目をご参照の上必要に応じファームウェアのアップデートを実施してください有償ライセンスによっては新しいファームウェアなどで機能サポートがされるもの等があります 2 Keysight ホームページへの情報登録インターネットにアクセスできる PC にて Keysight ホームページにアクセスしオーダー情報オシロスコープ情報及びお客様の情報をご登録いただきライセンスファイルを取得頂く必要がありますオーダー情報 : オプションご購入時に送付される Software Entitlement Certificate の書類に記載がありますオシロスコープ情報 : モデル番号シリアル番号になります [Help] ボタンオシロスコープについてで確認できます 3 ライセンスファイルのインストール Keysight ホームページでの登録が終了するとメールにて登録したメールアドレスにライセンスファイル (.lic) が送られます 1) ライセンスファイルを USB メモリにコピーしオシロスコープのフロントパネルにある USB ポートに挿しこみます 2) [Utility] ボタン File エクスプローラ選択 ( ライセンスファイルを選択 ) ロードファイルにてライセンスのインストールが始まります 3) インストール完了後再起動させるとオプションが有効になります 4 インストール済みのライセンスの確認インストールしたライセンスはオシロスコープについてで確認できます [Help] ボタンオシロスコープについてを押しインストール済みライセンスを確認しますモデル番号 & シリアル番号インストールされたライセンス一覧 Page 39

40 役立つ資料アプリケーションノートユーザーズガイド ( 日本語版英語版あり ) ユーザーズガイドとはオシロスコープの取り扱い説明書です操作や機器の制限に関する詳細が掲載されていますので分からない事がありましたらまずユーザーズガイドを参照してくださいプログラマーズガイド ( 英語版のみ ) プログラマーズガイドには測定器を制御するためのコマンドやサンプルプログラムが記載されています外部 PC 上のプログラムからリモートで測定器をコントロールする際には必要となる説明書ですデータシートデータシートには測定器の紹介基本的な仕様が掲載されています測定器の仕様に関し確認をなされたい場合にはデータシートをご参照くださいユーザーズガイドプログラマーズガイドデータシートは弊社ホームページ上にございます弊社のホームページにて型番検索をしていただき技術資料ライブラリを開いて頂ければこれらの資料をダウンロード頂く事ができますアプリケーションノート ( 日本語版英語版あり ) アプリケーションノートは測定器の操作やアプリケーションの技術的な解説を説明した資料です InfiniiVision シリーズオシロスコープオプションインストール手順有償オプションのインストールを説明した資料ですオプションを購入した際には最初にご参照ください BenchVue ソフトウェア簡易取扱説明書インストール編 BenchVue のインストール詳細を解説した資料です BenchVue Software 簡易取扱説明書オシロスコープ編 BenchVue のオシロスコープ機能に関して記載された資料ですジッタ解析 ( ジッタ解析搭載モデル向け ) ジッタ解析機能の使用方法や上位機種との機能比較が記載された資料ですパワー測定解析アプリケーション R_users_guide_ja.pdf パワー測定機能 ( 有償オプション ) に関する取扱いを説明した資料です Page 40

41 技術問い合わせ先 Keysight 社製オシロスコープに関する技術的なお問い合わせは下記の計測お客様窓口までお問い合わせ願いますオシロスコープの技術知識経験に長けたエキスパートエンジニアが丁寧に対応させて頂きます計測お客様窓口営業時間 9:00-18:00( 土日祭日を除く ) contact_japan@keysight.com 価格納期についてご発注担当営業との連絡デモ機のご要望機能性能使い方などの技術質問 Page 41

Microsoft PowerPoint - DSOX-2000／3000／4000 ライセンスの取得_ pptx[読み取り専用]

Microsoft PowerPoint - DSOX-2000／3000／4000 ライセンスの取得_ pptx[読み取り専用] DSOX 2000/3000/4000 オプションライセンスの取得とインストール手順 (2014 年 /10 月改訂 ) 目次 1. 本体ファームウェアのアップデート 2. ライセンスの取得 3. オシロスコープへのライセンスのインストールライセンス取得前に下記をご準備ください Software Entitlement Certificate ( ライセンス証明書 ) 2000X/3000X/4000X