Symantec AntiVirus™ Windows Vista 用補足情報

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1 Symantec AntiVirus Windows Vista 用補足情報

2 Symantec AntiVirus Windows Vista 用補足情報 本書で説明するソフトウェアは 使用許諾契約に基づいて提供され その内容に同意する場合にのみ使用することができます Documentation version 10.2 商標登録 Copyright 2007 Symantec Corporation. All rights reserved. 政府機関ユーザーによる取得 : 商用目的で本ソフトウェアのご使用を頂く政府機関ユーザーには 標準仕様条件が適用されます 本書に記載されている製品は その使用 コピー 頒布 逆コンパイルおよびリバースエンジニアリングを制限するライセンスに基づいて頒布されています 本書のいかなる部分も Symantec Corporation およびそのライセンサーからの事前の文書による許諾を得ることなく いかなる方法によっても無断で複写 複製してはならないものとします 本書は 現状のまま 提供されるものであり 特定目的に対する商品適格性や非侵害の暗黙的な保障を含む 明示的あるいは暗黙的な条件 表明 および保障は すべて免責されるものとします ただし これらの免責が法的に無効であるとされる場合を除きます Symantec Corporation は 提供されるパフォーマンスまたはこの文書の使用に関連した偶発的または必然的な損害に対して 一切責を負わないものとします 本文書の内容は 事前の通知なく 変更される可能性があります 使用を許諾されるソフトウェアおよび文書は FAR section および DFARS section に定義される commercial computer software ( 商用コンピュータソフトウェア ) および commercial computer software documentation ( 商用コンピュータソフトウェア文書 ) であると見なされます

3 目次 第 1 章第 2 章第 3 章第 4 章 Symantec AntiVirus の Windows Vista サポートの 要 Symantec AntiVirus の Windows Vista サポートについて... 5 システムの必要条件... 6 開くポート... 6 オペレーティングシステムの必要条件... 6 Symantec AntiVirus クライアントのインストール インストールする前に... 9 Windows ファイアウォールの修正 Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール Active Directory の GPO を通した Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理について Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理に必要なこと Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの使い方 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントについて 索引

4 4 目次

5 1 Symantec AntiVirus の Windows Vista サポートの概要 この章では以下の項目について説明しています Symantec AntiVirus の Windows Vista サポートについて システムの必要条件 Symantec AntiVirus の Windows Vista て Symantec AntiVirus は Windows Vista (32 ビット版と 64 ビット版 ) で実行する管理クライアントと管理外クライアントをウイルスとセキュリティリスクから保護します Windows Vista で実行する Symantec AntiVirus クライアントの動作は一般に Windows 2000/XP などの他のサポート対象のオペレーティングシステムで実行する Symantec AntiVirus クライアントの動作と同じです このマニュアルには Windows Vista での Symantec AntiVirus クライアントのインストール 使い方 管理に固有の情報と手順が記載してあります Symantec AntiVirus を Windows Vista にインストールして使い始める前に ここの情報を見直してください Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントから次の処理を実行できます ウイルス対策セキュリティポリシーを設定して実施する ウイルスとセキュリティリスクの定義のようなコンテンツの更新版を取り込む ウイルス活動を制御する リアルタイムスキャンを設定する

6 6 第 1 章 Symantec AntiVirus の Windows Vista サポートの概要システムの必要条件 ウイルスとセキュリティリスクのスキャンをスケジュール設定する ログイベントを分析する システムの必要条件 Windows Vista を含むすべてのサポート対象のオペレーティングシステムに当てはまる Symantec AntiVirus クライアント情報については Symantec AntiVirus クライアントガイド と Symantec AntiVirus インストールガイド を参照してください Windows Vista で実行する Symantec AntiVirus クライアントにはオペレーティングシステムの最小必要条件があります 管理クライアント サーバー SSC (Symantec System Center の略 ) 省略可能なシマンテック製管理コンポーネント間の通信を許可するために固有のポートを開く必要もあります Windows 2000/XP/Server 2003 で実行する管理コンポーネントのシステムの必要条件については Symantec AntiVirus インストールガイド を参照してください 開くポート Windows Vista に Symantec AntiVirus をインストールするとき Windows ファイアウォールはネットワークとインターネットにアクセスする必要がある Symantec AntiVirus プロセスに例外を許可するように自動的に設定されます 管理クライアントが他社製のファイアウォールソフトウェアを実行するときに SSC を通してそれらのクライアントを管理したい場合には次のポートを開く必要があります TCP 2967 TCP 139 UDP SSC と Symantec AntiVirus クライアント / サーバー間の通信を許可します Symantec AntiVirus クライアントのリモートインストールを許可します クライアントを管理する Symantec AntiVirus サーバーの発見を許可します すべてのコンピュータ上で Rtvscan.exe を許可し サーバー上で Pds.exe を許可し ファイアウォール経由のトラフィック送受信を SSC に許可する必要があります オペレーティングシステムの必要条件 32 ビットと 64 ビットのすべてのコンポーネントに Pentium IV 以上の CPU を推奨します Symantec AntiVirus クライアントについて RAM 記憶容量 アプリケーションの必要条件を次の表に示します Windows Vista で実行する Symantec AntiVirus クライアントについてシステムの必要条件を表 1-1 に示します

7 第 1 章 Symantec AntiVirus の Windows Vista サポートの概要システムの必要条件 7 表 1-1 コンポーネント オペレーティングシステムの必要条件 RAM 記憶容量 アプリケーション Symantec AntiVirus 32 ビット Symantec AntiVirus 64 ビット 512 MB の RAM 255 MB のディスク容量 512 MB の RAM 255 MB のディスク容量 Intel Extended Memory 64 Technology (Intel EM64T) をサポートする Intel 製 CPU AMD 製 64 ビット CPU の Opteron と Athlon

8 8 第 1 章 Symantec AntiVirus の Windows Vista サポートの概要システムの必要条件

9 2 Symantec AntiVirus アントのインストール この章では以下の項目について説明しています インストールする前に Windows ファイアウォールの修正 インストールする前に Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール Active Directory の GPO を通した Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール クライアントソフトウェアのインストールには次のようにいくつもの方法があります SSC からのインストール CD からのインストール スタンドアロンの ClientRemote インストールツールを使ったインストール Web ベースのインストールやログインスクリプトを使ったインストール Active Directory を使ったインストール

10 10 第 2 章 Symantec AntiVirus クライアントのインストール Windows ファイアウォールの修正 メモ : ユーザーがスタンダードユーザーとしてコンピュータにログオンする場合 ログインスクリプトを使った Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストールはできません スタンダードユーザーの場合 昇格モードでの実行にはなりません 回避する方法としてはユーザーのログインスクリプトではなくコンピュータのログインスクリプトでインストールを実行します インストールを配備またはアドバタイズするという方法もあります その時点でユーザーはインストールパッケージへのリンクにアクセスでき MSI はインストールを実行するために自動的に権限を昇格します ここでは Windows Vista に Symantec AntiVirus クライアントをインストールする場合に固有のタスクのみをインストール前とインストール時について取り上げます サポート対象のすべてのオペレーティングシステムに当てはまる一般情報とインストール手順については Symantec AntiVirus インストールガイド を参照してください Windows ファイアウォールの修正 Windows Vista のファイアウォールはデフォルトで有効になります このファイアウォールが有効になっている場合には SSC または他のリモートインストールツールでクライアントソフトウェアをリモートインストールできないことがあります Symantec AntiVirus コンポーネント間の通信を許可するように Windows ファイアウォールを設定する必要があります Symantec AntiVirus ソフトウェアをインストールする前に Windows ファイアウォールを設定してください Symantec AntiVirus を配備する前にクライアントで Windows ファイアウォールを一時的に無効にすることもできます Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストールを許可するように Windows ファイアウォールを設定するにはファイルとプリンタの共有を有効にしてください メモ : さらに Symantec AntiVirus は特定のプロセスによるネットワークとインターネットへのアクセスを許可するように Window Vista へのインストール中に Windows ファイアウォールを自動的に修正します これ以上の修正を加える必要はありません ファイルとプリンタの共有を有効にするには 1 Windows Vista のスタートメニューで [ コントロールパネル ] を選択します 2 コントロールパネルウィンドウで [ セキュリティセンター ] をクリックします 3 セキュリティセンターウィンドウで [Windows ファイアウォール ] をクリックします 4 [Windows ファイアウォール ] ダイアログボックスの [ 設定の変更 ] [ 例外 ] タブで [ ファイルとプリンタの共有 ] にチェックマークを付けます 5 [OK] をクリックします

11 第 2 章 Symantec AntiVirus クライアントのインストール Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール 11 Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール クライアントソフトウェアのインストールには次のようにいくつもの方法があります SSC コンソールからのソフトウェアのインストール CD からのソフトウェアのインストール 管理インストールイメージからの Active Directory の GPO (Group Policy Object の略 ) を通したクライアントソフトウェアのインストール メモ : Symantec AntiVirus では Windows Vista 上で既存または今後のバージョンの Symantec AntiVirus クライアントの上書き移行はサポートされません 新しいバージョンの Symantec AntiVirus を Windows Vista にインストールする前に Windows Vista 上ですべてのバージョンの Symantec AntiVirus クライアントをアンインストールする必要があります クライアントソフトウェアを配備する最も簡単な方法は SSC コンソールで ClientRemote インストールツールを使うことです このツールを実働環境またはテスト環境で使うとそれぞれのコンピュータまで個別に移動しなくても複数のクライアントに同時に Symantec AntiVirus クライアントソフトウェアをインストールできます メモ : ClientRemote ツールを使って Symantec AntiVirus クライアントを Windows Vista に配備するには Symantec AntiVirus バージョン 以上を実行中のサーバーを使う必要があります レガシー Symantec AntiVirus サーバーからの配備はサポート外です Symantec AntiVirus 10.1 以前を実行中のサーバーを使って Windows Vista ベースの Symantec AntiVirus クライアントを管理できますが そのためには RemoteClient ツールの配備時にカスタムインストールパスを参照する必要があります 最新バージョンの ClientRemote インストールツールは新しくインストールされた Symantec AntiVirus サーバーコンピュータにある有効なクライアントインストールパッケージを自動的に検出できます 最新バージョンの SSC と Symantec AntiVirus サーバーを環境にインストールする必要があります SSC インストールには Windows Vista で動作する Symantec AntiVirus クライアントの配備に使える最新バージョンの ClientRemote インストールツールが含まれます 最新の Symantec AntiVirus サーバーには ClientRemote インストールツールが Symantec AntiVirus クライアントを Windows Vista コンピュータに配備するために使うインストールパッケージが含まれます メモ : Symantec AntiVirus ではインストールにシステム特権が必要です

12 12 第 2 章 Symantec AntiVirus クライアントのインストール Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール SSC で ClientRemote インストールツールを使って Symantec AntiVirus をクライアントコンピュータに配備したい場合にはクライアントコンピュータごとに次の操作をする必要があります フォルダオプションの [ 表示 ] を使ってファイルの共有ウィザードを無効にする ネットワークと共有センターを使ってネットワーク探索を有効にする 組み込みの管理者アカウントを有効にしてそれにパスワードを割り当てる メモ : Windows Vista の機能であるユーザーアカウント制御 (UAC) はローカル管理アカウントによる C$ や Admin$ などのリモート管理共有へのリモートアクセスを遮断します この状況で ClientRemote インストールツールを使うには対象クライアントコンピュータが Active Directory ドメインの一部であればドメイン管理アカウントを使ってください システム特権があることを確認するには 1 スタートメニューで [ ファイル名を指定して実行 ] を選択します 2 < 対象コンピュータ名 > C$ と入力します C$ リモート管理共有にアクセスできる場合 権限は昇格しています Symantec System Center から Symantec AntiVirus クライアントを Windows Vista にインストールするには 1 SSC コンソールの左ペインでクライアントの管理に必要なウイルス対策サーバーを含むサーバーグループを右クリックします 2 必要に応じて [ サーバーグループのロック解除 ] を選択してからサーバーグループをロック解除します 3 左ペインで一次サーバーを選択してハイライトしたままにします 4 ツールメニューで [ClientRemote インストール ] を選択します 5 ようこそパネルで [ 次へ ] をクリックします 6 [ インストール元の場所を選択 ] パネルで次のいずれかの操作をします 最新バージョンの Symantec AntiVirus サーバーを使ってクライアントを管理する場合 [ デフォルト ] にチェックマークを付けます レガシーバージョンの Symantec AntiVirus サーバーを使ってクライアントを管理する場合 [ インストールファイルの場所 ] にチェックマークを付けてから [ 参照 ] をクリックして C: Program Files SAV CLT-INST WIN32VISTA フォルダまたは C: Program Files SAV CLT-INST WIN64VISTA フォルダを指定します 7 [ 次へ ] をクリックします

13 第 2 章 Symantec AntiVirus クライアントのインストール Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール 13 8 コンピュータの選択パネルの右ペインの [Symantec AntiVirus サーバー ] で親サーバー ( 一次サーバー ) として働くコンピュータを選択します 9 左ペインの [ 使用可能なコンピュータ ] で [Microsoft windows network] を展開しグループを展開してからクライアントコンピュータを選択します 10 [ 追加 ] をクリックします クライアントコンピュータを追加するために管理者のユーザー名とパスワードの入力が必要になることがあります 追加されたコンピュータは右ペインのウイルス対策親サーバーの下に表示されます 11 管理したいすべてのクライアントを追加するまでクライアントコンピュータの選択と追加を続けてから [ 完了 ] をクリックします 12 [OK] をクリックします 13 [ リモートクライアントインストールの状態 ] パネルでリモートインストールが完了したら [ 完了 ] をクリックします 14 数分後に SSC コンソールのメインメニューバーの処理メニューで [ 最新の情報に更新 ] を選択します 数分かかることがありますが クライアントソフトウェアが完全にインストールされるとクライアントコンピュータが右ペインに表示されます 15 メインメニューバーのコンソールメニューで [ 保存 ] を選択します CD から管理外 Symantec AntiVirus クライアントを Windows Vista にインストールするには 1 Symantec AntiVirus CD を CD-ROM ドライブに挿入します 2 Symantec AntiVirus パネルで [Symantec AntiVirus のインストール ] をクリックしてから次のパネルで [Symantec AntiVirus クライアントのインストール ] をクリックします 3 ようこそパネルで [ 次へ ] をクリックします 4 使用許諾契約パネルで [ 使用許諾契約の条項に同意します ] を選択してから [ 次へ ] をクリックします 5 セットアップタイプパネルで [ すべて ] を選択してから [ 次へ ] をクリックします

14 14 第 2 章 Symantec AntiVirus クライアントのインストール Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール 6 ネットワーク設定の種類パネルで [ 管理外 ] を選択してから [ 次へ ] をクリックします 7 保護オプションパネルで次の操作をします Auto-Protect を有効にしたい場合には [Auto-Protect] にチェックマークが付いていることを確認します インストールの終わりに LiveUpdate を実行したい場合には [LiveUpdate を実行 ] にチェックマークが付いていることを確認します Windows Defender を無効にしたい場合には [Windows Defender を無効にする ] にチェックマークが付いていることを確認します 8 [ 次へ ] をクリックします 9 [ プログラムをインストールする準備ができました ] パネルで [ インストール ] をクリックします 10 インストール後に LiveUpdate を実行するように選択した場合には次の操作をします LiveUpdate ウィザードの指示に従って操作します LiveUpdate が完了したら [ 完了 ] をクリックします 11 Symantec AntiVirus パネルで [ 完了 ] をクリックします

15 第 2 章 Symantec AntiVirus クライアントのインストール Active Directory の GPO を通した Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール 15 Active Directory の GPO を通した Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール Windows 2000 または Windows Server 2003 の Active Directory の GPO (Group Policy Object の略 ) を使って Symantec AntiVirus クライアントを Windows Vista にインストールできます DNS サーバーが正しく設定されていることを確認します Active Directory はコンピュータ通信に関して DNS サーバーに大きく依存するので正しい設定が非常に重要です 設定をテストするにはドメインに接続しているクライアントコンピュータから Windows Vista の Active Directory コンピュータに ping を実行してから 逆方向に ping を実行します 完全修飾ドメイン名を使います コンピュータ名だけを使っても新しい DNS ルックアップを要求することにはなりません 次の形式を使います ping < コンピュータ名 >.< 完全修飾ドメイン名 >.com メモ : ユーザーアカウント制御 (UAC) が有効な場合には GPO を通して Symantec AntiVirus をインストールするために [ コンピュータの構成 ] と [ ユーザーの構成 ] で [ 常にシステム特権でインストールする ] を有効にする必要があります これらのオプションを設定するとスタンダードユーザーを含むすべての Windows Vista ユーザーが Symantec AntiVirus をインストールできます Active Directory の GPO を使って Symantec AntiVirus クライアントを Windows Vista にインストールするには次の操作をする必要があります 管理インストールイメージの作成 管理インストールイメージのステージング GPO ソフトウェア配布パッケージの作成 GPO がシステム特権によって実行されることの確認 管理インストールイメージを作成するには 1 SAVVISTA フォルダまたは SAVWin64VISTA フォルダをコンピュータにコピーします 2 次のいずれかの操作をします コマンドプロンプトで SAVVISTA フォルダに移動して次のように入力します msiexec /a "Symantec AntiVirus.msi" コマンドプロンプトで SAVWin64VISTA x64 フォルダに移動して次のように入力します msiexec /a "Symantec AntiVirus Win64.msi" 3 ようこそパネルで [ 次へ ] をクリックします

16 16 第 2 章 Symantec AntiVirus クライアントのインストール Active Directory の GPO を通した Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール 4 ネットワークロケーションパネルで管理インストールイメージを作成したい場所を入力してから [ インストール ] をクリックします 5 [ 完了 ] をクリックします 指定した場所に管理インストールイメージが作成されます 管理インストールイメージをステージングするには 1 Symantec AntiVirus サーバーの場所 c: Program Files SAV CLT-INST Win32 からインストール元にしたい CDVista SAVVISTA フォルダまたは CDVista SAVWin64VISTA フォルダに GRC.DAT と pki フォルダをコピーします 2 インストール元にしたい CDVista SAVVISTA フォルダまたは CDVista SAVWin64VISTA フォルダに 作成した管理インストールイメージをコピーします 3 Windows 2000 または Windows Server 2003 の Active Directory コンピュータで Windows Vista 用の Symantec AntiVirus クライアントのインストールファイル GRC.DAT pki フォルダを含む CDVista SAVVISTA フォルダまたは CDVista SAVWin64VISTA フォルダを共有します GPO ソフトウェア配布パッケージを作成するには 1 Windows 2000 または Windows Server 2003 の Active Directory コンピュータの Windows のスタートメニューで [ プログラム ] を選択し [ 管理ツール ] [Active Directory ユーザーとコンピュータ ] の順にダブルクリックします 2 コンソールツリーでクライアントを配備する計画の編成単位を右クリックしてからプロパティを開き [ グループポリシー ] タブを選択します 3 新しいポリシー名として 昇格グループポリシー と入力してから [OK] をクリックします 4 [ 昇格グループポリシー ] を右クリックしてから [ 編集 ] を選択します 5 [ コンピュータの構成 ] で [ ソフトウェアの設定 ] を展開します 6 [ ソフトウェアのインストール ] を右クリックしてから [ 新規作成 ] [ パッケージ ] の順に選択します 7 [ ファイルを開く ] ダイアログボックスで MSI パッケージを含む共有フォルダ Win32 の UNC パスを入力するかこのフォルダを参照します 共有フォルダの UNC パスを使う場合には次の例に示す形式を使います < サーバー名 > Win32 Symantec AntiVirus.msi 8 Symantec AntiVirus.msi ファイルを選択してから [ 開く ] をクリックします 9 [ 割り当て ] を選択してから [OK] をクリックします グループポリシーウィンドウの右ペインのリストにパッケージが表示されます

17 第 2 章 Symantec AntiVirus クライアントのインストール Active Directory の GPO を通した Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール 17 GPO がシステム特権によって実行されることを確認するには 1 Windows のスタートメニューで [ プログラム ] を選択し [ 管理ツール ] [Active Directory ユーザーとコンピュータ ] の順にダブルクリックします 2 コンソールツリーでドメインを右クリックし [ プロパティ ] を選択します 3 [ グループポリシー ] タブをクリックし グループポリシーオブジェクトをクリックして [ 編集 ] をクリックします 4 [ コンピュータの構成 ] で [ 管理用テンプレート ] [Windows コンポーネント ] の順に展開します 5 [Windows インストーラ ] をクリックします 6 右ペインで [ 常にシステム特権でインストールする ] をダブルクリックします 7 [ 有効 ] を選択します 8 [ 適用 ] をクリックしてから [OK] をクリックします 9 [ ユーザーの構成 ] で [ 管理用テンプレート ] [Windows コンポーネント ] の順に展開します 10 [Windows インストーラ ] をクリックします 11 右ペインで [ 常にシステム特権でインストールする ] をダブルクリックします 12 [ 有効 ] を選択します 13 [ 適用 ] をクリックしてから [OK] をクリックします 14 グループポリシーウィンドウを閉じてから [ 閉じる ] または [OK] をクリックします 15 [ グループポリシーオブジェクトエディタ ] を閉じます 16 変更を適用するために Windows のスタートメニューで [ ファイル名を指定して実行 ] を選択します 17 [ 名前 ] フィールドに次のテキストを入力します gpupdate 18 [OK] をクリックします クライアントコンピュータを起動するとログオンの前に Symantec AntiVirus クライアントソフトウェアパッケージがインストールされます

18 18 第 2 章 Symantec AntiVirus クライアントのインストール Active Directory の GPO を通した Windows Vista への Symantec AntiVirus クライアントのインストール

19 3 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus アントの管理 この章では以下の項目について説明しています Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理について Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理に必要なこと Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理について Windows Vista で動作する Symantec AntiVirus 管理クライアントはサポート対象のオペレーティングシステムにインストールされたシマンテック製管理コンポーネントで管理する必要があります Symantec AntiVirus サーバー SSC その他のシマンテック製管理コンポーネントは Windows Vista ではサポート外です これらのコンポーネントは Windows 2000/XP などのサポート対象のオペレーティングシステムにインストールできます インストール後にこれらのコンポーネントを使って Windows Vista で動作する Symantec AntiVirus クライアントを管理できます

20 20 第 3 章 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理に必要なこと メモ : 最新バージョンの Symantec AntiVirus サーバーインストールには 32 ビットと 64 ビットコンピュータ用のほか Windows Vista と Vista 以前のコンピュータ用に新しいクライアントインストールパッケージが含まれます 最新バージョンの ClientRemote インストールツールを使って Symantec AntiVirus クライアントをインストールすると このツールによってクライアントのオペレーティングシステムが判断され 対応するインストールパッケージがクライアントにインストールされます Symantec AntiVirus サーバーの追加のクライアントインストールパッケージにより サーバーがコンピュータで使うディスク容量が約 60 MB 増えます Symantec AntiVirus のサーバーと管理コンポーネントのインストールと設定については次のマニュアルを参照してください Symantec AntiVirus 管理者ガイド Symantec AntiVirus インストールガイド Reporting ユーザーズガイド エンドポイント順守実装ガイド Symantec 中央検疫管理者ガイド Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理に必要なこと Windows Vista で動作する Symantec AntiVirus クライアントを SSC で管理できます Symantec AntiVirus クライアントの親管理サーバーとして働く Symantec AntiVirus サーバーを割り当てる必要があります 親管理サーバーはクライアントのインストール時に割り当てることができます メモ : Symantec AntiVirus サーバーまたは SSC を Windows Vista にインストールすることはできません これらのコンポーネントは Windows 2000/XP などのサポート対象のオペレーティングシステムにインストールする必要があります Windows Vista 上で Symantec AntiVirus を管理するには次の管理コンポーネントが必要です これらのコンポーネントは SSC のインストール時にデフォルトでインストールされます Symantec AntiVirus スナップイン クライアントコンピュータでウイルス対策保護を管理するのに必要です

21 第 3 章 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理に必要なこと 21 ClientRemote インストールツール Symantec AntiVirus クライアントインストールを Windows Vista で動作するリモートコンピュータにプッシュ型で転送するのに必要です Windows Vista で動作する Symantec AntiVirus クライアントのリモート配備には最新バージョンの ClientRemote インストールツールを使う必要があります Windows Vista に Symantec AntiVirus クライアントを自動的に配備するには Symantec AntiVirus サーバーをアップグレードする必要もあります メモ : 最新バージョンの ClientRemote インストールツールと Symantec AntiVirus サーバーは CD に含まれますが 指定のダウンロード場所からダウンロードすることもできます 他の管理コンポーネントはデフォルトでインストールされ これらのコンポーネントを使って Windows Vista 以前のオペレーティングシステムで動作するクライアントを管理できます ネットワークが Windows 2000/XP コンピュータで構成される場合 すべてのコンピュータを完全に管理できるように このような他の管理コンポーネントをインストールしてください いずれかの管理コンポーネントを SSC と一緒にインストールしないことを選択した場合には SSC インストールを後で実行してそのコンポーネントを選択できます Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントを管理する方法について詳しくは Symantec AntiVirus 管理者ガイド を参照してください

22 22 第 3 章 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの管理に必要なこと

23 4 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus アントの使い方 この章では以下の項目について説明しています Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントについて Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントについて Windows Vista で実行する Symantec AntiVirus クライアントは Windows 2000/XP などの以前のサポート対象オペレーティングシステムで実行するクライアントと似たような働きをします 違いは Windows Vista オペレーティングシステムの新機能の結果によるものです Windows Vista ベースのコンピュータ上で異なる働きをする Symantec AntiVirus 機能を表 4-1 に示します

24 24 第 4 章 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの使い方 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントについて 表 4-1 機能 LiveUpdate Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントに特有の機能 説明 次の新しい動作を示します スタンダードユーザーにはサイレントモードで実行します 管理者権限のユーザーは LiveUpdate を引き続き対話式に実行します スタンダードユーザーは管理外の Symantec AntiVirus クライアント上でメインユーザーインターフェースから LiveUpdate を実行できます リスク定義のデフォルトの場所は C: Program Files Common Files Symantec Shared VirusDefs から C: ProgramData Symantec Definitions VirusDefs に変更されます Remote Registry サービス この Windows サービスはクライアント配備のためにオンにする必要があります Remote Registry サービスはデフォルトでは Windows Vista 上でオフになっています Symantec AntiVirus の ClientRemote ツールはこのサービスがオフであれば自動的にオンにします インストールの完了後 Symantec AntiVirus はこのサービスをオフにします 対象クライアントコンピュータの速度と他のタイミングの問題に応じて ClientRemote ツールは対象クライアントコンピュータで Remote Registry サービスが実行中でないことを示すメッセージを表示することがあります このメッセージが表示されたときはクライアントコンピュータをもう一度追加すると多くの場合 問題が解消します Remote Registry サービスが削除されている場合にはリモートクライアントインストールは失敗します Windows セキュリティセンター ユーザーアカウント制御 (UAC) 次の動作を示します Symantec AntiVirus クライアントインストールはデフォルトで Windows Defender のスパイウェア防止をオフにします Windows Defender は 2 つ以上のスパイウェア対策アプリケーションが同じコンピュータにインストールされたときに起きる互換性の問題を防ぐためにオフにされます この動作はクライアントインストール時に [Windows Defender を無効にする ] チェックボックスのチェックマークをはずすことによって上書きできます Symantec AntiVirus クライアントインストールは Windows ファイアウォールの例外を Rtvscan.exe と ccapp.exe に対し自動的に作成するため これらのプロセスはネットワークとインターネットへのアクセスが許可されます これらのファイアウォール例外は削除しないでください これらの例外を削除するとクライアントは定義やポリシーの更新版の受信ができなくなり さらに電子メールの送受信ができなくなります ウイルス防止とスパイウェアとその他のマルウェア防止のカテゴリの状態でマルウェア防止カテゴリを更新します ローカル管理アカウントによる C$ や Admin$ などのリモート管理共有へのリモートアクセスを遮断します

25 第 4 章 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの使い方 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントについて 25 機能 説明 Symantec AntiVirus サーバー上で利用可能な ClientRemote インストールツールとインストールパッケージ コンピュータのオペレーティングシステムを判断して Symantec AntiVirus サーバー上で利用可能な対応するクライアントインストールパッケージをインストールします 最新バージョンの ClientRemote インストールツールを使うと Windows Vista を含む複数のクライアントオペレーティングシステムに Symantec AntiVirus クライアントを配備できます メモ : Windows Vista 用の Symantec AntiVirus クライアントインストールパッケージは最新バージョンの Symantec AntiVirus サーバーで利用可能です Windows Vista に Symantec AntiVirus クライアントを自動的に配備するには Symantec AntiVirus サーバーをアップグレードする必要があります 最新バージョンの Symantec AntiVirus サーバーは CD に含まれるものを利用するか 指定のダウンロード場所からダウンロードできます 次のクライアントインストールパッケージは Symantec AntiVirus サーバー上にあり ClientRemote インストールツールで利用可能です Windows Vista 以前の 32 ビットクライアント Windows Vista 以前の 64 ビットクライアント Windows Vista の 32 ビットクライアント Windows Vista の 64 ビットクライアント Intelligent Updater リスク通知 エンドポイント上で定義を正常に更新しますが プログラムが正しくインストールされなかったことを示すプログラム互換性アシスタントエラーが表示されます このエラーメッセージは無視してください 次の新しい動作を示します コンピュータからのログアウト時にスキャンまたは Auto-Protect でセキュリティリスクが検出された場合 そのリスクはコンピュータへのログオン時に通知されます Auto-Protect の通知は正しいユーザーセッションに表示されます スキャン 次の新しい動作を示します どのスキャンを実行するにも Symantec AntiVirus サービスが実行中である必要があります 管理者の定時スキャンをユーザーのログアウト時に続行します ユーザーの定時スキャンをユーザーのログアウト時に停止します ユーザーがログオンしているときに開始したユーザーの定時スキャンはユーザーのログアウト時に停止します ユーザーがログオンしていないときに開始したがユーザーがログオフしているときに実行する設定になっているユーザーの定時スキャンは管理者の定時スキャンのように動作します

26 26 第 4 章 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントの使い方 Windows Vista 上の Symantec AntiVirus クライアントについて 機能 Auto-Protect 説明 次の新しい動作を示します Symantec AntiVirus サービス Auto-Protect が働くには Event Manager サービスが実行中である必要があります システム特権を持つスタンダードユーザーはシステムトレーアイコンから Auto-Protect の有効と無効の切り替えができます スタンダードユーザーがシステムトレーアイコンから Auto-Protect を有効または無効にすることを試みた場合 ユーザーアカウント制御ウィンドウが表示され ユーザーは続行するために管理者パスワードを入力する必要があります Auto-Protect のアップグレード時または再ロード時に Symantec AntiVirus サービスを停止して再開します 起動後に Auto-Protect のシャットダウンを防ぎます Auto-Protect はサービスと一緒に起動し 手動で停止するかコンピュータをシャットダウンするまで実行中のままです 他のコンポーネントとは関係なく Auto-Protect を更新できます 別の製品インストールを通して Auto-Protect を更新できる場合 RTVScan サービスは Auto-Protect インターフェースを更新するために停止して再開します メインユーザーインターフェースでサービスをロードまたはロード解除する機能は削除されます ログ 次の新しい動作を示します スタンダードユーザーがメインユーザーインターフェースでログをパージまたはログパージオプションを変更するオプションは削除されます デフォルトのログディレクトリは C: Documents and Settings All Users Application Data Symantec Symantec AntiVirus Corporate Edition 7.5 Logs から C: ProgramData Symantec Symantec AntiVirus Corporate Edition 7.5 Logs に変更されます 仮想化フォルダ 検疫 ライセンス Symantec AntiVirus の通知 履歴 表示でスタンダードユーザーに仮想化パスを示します 管理者として Vista にログオンするユーザーには実際のパスが表示されます Symantec AntiVirus のアンインストール時に検疫に項目があるかどうかのメッセージを表示しません 検疫にある項目はどれもデフォルトでは削除されません デフォルトのライセンスディレクトリは C: Program Files Common Files Symantec Shared Licenses から C: ProgramData Symantec Shared Licenses に変更されます コンテンツライセンスが製品に必要ない場合 この情報を無視できます

27 索引 A Auto-Protect 依存性 26 C ClientRemote インストールツール SSC と一緒にインストール 21 L LiveUpdate スタンダードユーザーとして実行 24 デフォルトの場所 24 R Remote Registry サービスインストール時の依存性 24 S SSC Vista クライアントの管理 20 Symantec AntiVirus スナップイン SSC と一緒にインストール 20 U UAC. 参照ユーザーアカウント制御 W Windows Vista の機能 Symantec AntiVirus クライアントへの影響 23 Windows セキュリティセンター 24 仮想化フォルダ 26 ユーザーアカウント制御 24 Windows セキュリティセンター Windows Defender を無効にする 24 Windows ファイアウォールインストール時の設定 24 クライアントインストールのための修正 10 あ移行クライアント 11 インストール Active Directory を通してクライアントを 15 CD からクライアントを 13 Remote Registry サービス 24 SSC からクライアントを 12 ユーザーアカウント制御の設定 12 オペレーティングシステムの必要条件 6 か管理クライアント関連する説明 19 クライアント Windows Vista で実行するときの違い 23 Auto-Protect 26 Intelligent Updater 25 LiveUpdate 24 Symantec AntiVirus サービス 26 関連する説明 23 検疫 26 スキャン 25 通知 25 ログ 26 インストール関連する説明 10 有効なインストールパッケージの自動検出 25 クライアントインストール Active Directory の GPO を通して 15 CD から 13 SSC から 12 ユーザーアカウント制御の設定 12 さサーバーインストール利用可能なクライアントインストールパッケージ 20 システムの必要条件管理コンポーネント 6 関連する説明 6

28 28 索引 は必要条件 RAM 6 オペレーティングシステム 6 記憶容量とアプリケーション 6 ポートインストールの必要条件 6 通信の必要条件 6 やユーザーアカウント制御インストールのための設定 12 関連する説明 24 らログデフォルトの場所 26