[ 組合員期間等の特例 ] 組合員期間等については 年齢 職種などにより 過去の制度からの経過措置が設けられており 被用者年金制度の加入期間 ( 各共済組合の組合員期間など ) については 生年月日に応じて次表の年数以上であれば 組合員期間等が 25 年以上とみなされます 生 年 月 日 組合員期間

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1 年 金 1 年金制度の概要 1 長期給付の種類 ( 共済年金と基礎年金の種類 ) 長期給付は 組合員又は組合員であった方が 一定の年齢に達したとき 病気やけがによって障害の状態になったとき 不幸にして死亡したときなどに給付され 組合員又は組合員であった方とその家族の生活の安定を図ることを目的としています 共済年金 ( 共済組合 ) 基礎年金 ( 国民年金 ) 支給 公立学校共済組合 支給 日本年金機構 老齢給付 一定の年齢に達したとき 老齢基礎年金 の給付 組合員期間等 ( 公的年金制度加入期間 ) が 特別支給の退職共済年金 25 年以上の方に 65 歳から支給されます 別個の給付 特例年金 退職共済年金 障害給付 病気やけがによって障害 障害基礎年金 状態になったときの給付 障害等級 1 2 級に該当する状態になった 障 害 共 済 年 金 場合に支給されます 障害一時金 遺族給付 死亡したときの給付遺族基礎年金組合員又は組合員であった方の死亡当時 遺族共済年金その方によって生計を維持されていた子のある妻又は子に支給されます 2 老齢給付 ( 特別支給の退職共済年金 ( 別個の給付 特例年金 ) 退職共済年金 老齢基礎年金 ) (1) 受給要件 ア 特別支給の退職共済年金 ( 別個の給付 ) 退職共済年金 老齢基礎年金 次の要件を全て満たしたときに上記の年金が支給されます 1 公立学校共済組合の組合員期間が1 月以上あること組合員期間 1 年未満の場合 退職共済年金 老齢基礎年金支給組合員期間 1 年以上の場合 特別支給の退職共済年金 ( 別個の給付 ) 退職共済年金 老齢基礎年金支給 2 組合員期間等 25 年以上 組合員期間等とは 次の期間を合算したものをいいます ( 公的年金制度加入期間の合算を指します ) ( ア ) 国家公務員 地方公務員等の共済組合員期間 ( イ ) 私立学校教職員共済組合 農林漁業団体職員共済組合 厚生年金保険の加入期間 ( ウ ) 国民年金第 3 号被保険者期間 ( エ ) 国民年金法 旧国民年金法に規定する保険料納付済期間 免除期間 合算対象期間 国民年金法合算対象期間 任意加入期間 ( 学生期間 老齢又は退職年金受給期間 海外在住期間等 ) 旧国民年金法合算対象期間 任意加入期間 ( 学生期間 被扶養配偶者期間 海外在住期間等 ) 3 年金支給開始年齢に達していること

2 [ 組合員期間等の特例 ] 組合員期間等については 年齢 職種などにより 過去の制度からの経過措置が設けられており 被用者年金制度の加入期間 ( 各共済組合の組合員期間など ) については 生年月日に応じて次表の年数以上であれば 組合員期間等が 25 年以上とみなされます 生 年 月 日 組合員期間 昭和 27 年 4 月 1 日以前 20 年 昭和 27 年 4 月 2 日 ~ 昭和 28 年 4 月 1 日 21 年 昭和 28 年 4 月 2 日 ~ 昭和 29 年 4 月 1 日 22 年 昭和 29 年 4 月 2 日 ~ 昭和 30 年 4 月 1 日 23 年 昭和 30 年 4 月 2 日 ~ 昭和 31 年 4 月 1 日 24 年 イ特別支給の退職共済年金 ( 特例年金 ) 次の要件を全て満たした方には 別個の給付 ( 部分年金 ) の支給開始年齢から 特例年金 ( 満額年金 ) が支給されます 1 公立学校共済組合の組合員期間が 1 年以上で 組合員期間等が 25 年以上であり かつ生年月日が昭和 16 年 4 月 2 日 ~ 昭和 36 年 4 月 1 日であること 2 障害等級 3 級以上の障害者 ( 他の公的年金制度において障害認定された方を含む ) 又は組合員期間 44 年以上の方で 組合員でないこと 年金支給開始年齢図 特別支給の退職共済年金 ( 別個の給付 ) 特別支給の退職共済年金 退職共済年金 特別支給の退職共済年金 ( 特例年金 ) 老齢基礎年金 昭和 16 年 4 月 1 日 ( 給料比例部分 ) 以前生まれの方 ( 定額部分 ) 昭和 16 年 4 月 2 日 ( 給料比例部分 ) ~18 年 4 月 1 日 ( 定額部分 ) 昭和 18 年 4 月 2 日 ( 給料比例部分 ) ~20 年 4 月 1 日 ( 定額部分 ) 昭和 20 年 4 月 2 日 ( 給料比例部分 ) ~22 年 4 月 1 日 ( 定額部分 ) 昭和 22 年 4 月 2 日 ( 給料比例部分 ) ~24 年 4 月 1 日 ( 定額部分 ) 昭和 24 年 4 月 2 日 ( 給料比例部分 ) ~28 年 4 月 1 日 ( 定額部分 ) 昭和 28 年 4 月 2 日 ( 給料比例部分 ) ~30 年 4 月 1 日 ( 定額部分 ) 昭和 30 年 4 月 2 日 ( 給料比例部分 ) ~32 年 4 月 1 日 ( 定額部分 ) 昭和 32 年 4 月 2 日 ( 給料比例部分 ) ~34 年 4 月 1 日 ( 定額部分 ) 昭和 34 年 4 月 2 日 ( 給料比例部分 ) ~36 年 4 月 1 日 ( 定額部分 ) 昭和 36 年 4 月 2 日 ( 給料比例部分 ) 以降生まれの方 ( 定額部分 ) 60 歳 65 歳 60 歳 61 歳 65 歳 60 歳 62 歳 65 歳 60 歳 63 歳 65 歳 60 歳 64 歳 65 歳 60 歳 65 歳 61 歳 65 歳 62 歳 65 歳 63 歳 65 歳 64 歳 65 歳 65 歳

3 (2) 在職中の支給平成 6 年の法改正 ( 平成 7 年 4 月 1 日施行 ) により 受給要件を満たし 支給開始年齢に達した場合は 在職中であっても 特別支給の退職共済年金 等の受給権が発生し 請求後年金が決定されることとなりました 在職中の支給については 掛金の標準となる給料の額と年金額の高低に応じて調整が行われ ほとんどの方は給与月額が一定の金額を超過するため 在職中に年金が支給されることは無く 支給停止されることになります ( 4 6 組合員である間の年金支給 参照 ) (3) 年金の内訳老齢給付は下図のとおりの内訳で構成されています < 生年月日が S24.4.2~S の場合のモデル > ( 配偶者の年金 ) 振替加算 老齢基礎年金 特別支給の退職共済年金 特 例 年 金 別個の給付 60 歳 65 歳 配偶者 65 歳 4 加給年金 3 職域年金相当部分 ( 給料比例部分 ) 3 職域年金相当部分 ( 給料比例部分 ) 2 厚生年金相当部分 ( 給料比例部分 ) 2 厚生年金相当部分 ( 給料比例部分 ) 5 経過的加算 1 定額部分 6 老齢基礎年金 ( 日本年金機構支給 ) 退職共済年金 老齢基礎年金 << 在職中は原則として年金が支給停止となります >> 部分年金 上記構成図の 別個の給付 ( 給料比例部分 ) 部分をいいます 満額年金 上記構成図の 特例年金 退職共済年金 部分 + 老齢基礎年金 部分をいいます 加給年金は満額年金支給開始年齢から支給となります (4) 年金額退職共済年金は 昭和 61 年 4 月から始まった新制度の年金であり ( 旧制度 ( 退職年金等 )) それまでの旧制度から新制度への円滑な移行を確保するため 給付乗率等の様々な経過措置が設けられています また その後も度々の改正により 様々な経過措置が設けられています 特別支給の退職共済年金 ( 別個の給付 ) 65 歳未満特別支給の退職共済年金 ( 特例年金 ) 特別支給の退職共済年金 65 歳以上退職共済年金 + 老齢基礎年金 < 物価スライド特例水準 ( 平成 12 年 5% 適正化前の保障額 ) による算定 > 1 定額部分 1,676 円 生年月日に応じた率 ( 1) 組合員期間月数 (480 月上限 ) 0.978( 注 ) 2 厚生年金相当部分 ( 平成 15 年 3 月 31 日までの期間 ) 生年月日に応じた平成 15 年 3 月までの平均給料月額 ( 注 ) 給付乗率 ( 2) 組合員期間月数 ( 平成 15 年 4 月 1 日以後の期間 ) 生年月日に応じた平成 15 年 4 月以後の平均給料月額 ( 注 ) 給付乗率 ( 3) 組合員期間月数

4 3 職域年金相当部分 ( 平成 15 年 3 月 31 日までの期間 ) 生年月日に応じた平成 15 年 3 月までの平均給料月額 ( 注 ) 給付乗率 ( 4) 組合員期間月数 ( 平成 15 年 4 月 1 日以後の期間 ) 生年月日に応じた平成 15 年 4 月以後の平均給料月額 ( 注 ) 給付乗率 ( 5) 組合員期間月数 職域年金相当部分は 1 年以上の引き続く組合員期間のある方に限り支給されます ( 1)~( 5) については 下記 生年月日に応じた給付乗率 参照 ( 注 )0.978 は平成 24 年度物価スライド率であり 物価指数が低下した場合は 政令によりその分改定を行う ( 1) ( 2) 給付乗率 ( 3) 給付乗率 生年月日厚生年金相当部分厚生年金相当部分定額部分平成 15 年 3 月 31 日までの期間平成 15 年 4 月 1 日以後の期間 S ~ S / /1000 S ~ S / /1000 S ~ S / /1000 S ~ S / /1000 S ~ S / /1000 S ~ S / /1000 S 以降 / /1000 ( 4) 給付乗率 ( 5) 給付乗率 生 年 月 日 職域年金相当部分職域年金相当部分平成 15 年 3 月 31 日までの期間平成 15 年 4 月 1 日以後の期間 組合員期間 20 年以上 組合員期間 20 年未満 組合員期間 20 年以上 組合員期間 20 年未満 S ~ S / / / /1000 S ~ S / / / /1000 S ~ S / / / /1000 S ~ S / / / /1000 S ~ S / / / /1000 S ~ S / / / /1000 S 以降 1.500/ / / /1000 ( 注 ) 平成 12 年度制度改正により 平成 12 年 4 月から給料比例部分 ( 厚生年金相当部分 職域年金相当部分 ) の給付乗率が5% 引き下げられました ただし 新給付水準を賃金スライド 物価スライドさせた年 金額が改正前の旧給付水準を物価スライドさせた年金額を上回るまでは 旧給付水準の年金額を保障 する経過措置がとられています したがって 上記の給付乗率は経過措置で保障されている旧給付乗率です なお 障害共済年金 遺族共済年金についても同様の経過措置が講じられています 旧給付乗率 平成 12 年 4 月からの新給付乗率 厚生年金相当部分 1000 分の 分の7.125(S 以降生の場合 ) 職域年金相当部分 ( 組合員期間 20 年以上 ) 1000 分の 分の1.425( ) 4 加給年金 < 生年月日に応じた給付乗率 > 加給年金額 + 特別加算額 ( 配偶者が加給年金対象者の場合 ) 加給年金額 ( 平成 24 年度額 ) 特別加算額 ( 平成 24 年度額 ) 対象者金額組合員の生年月日金額配偶者 226,300 円 S ~ S ,300 円 2 人まで1 人につき 226,300 円 S ~ S ,800 円子 3 人まで1 人につき 75,400 円 S ~ S ,200 円 S ~ S ,600 円 S 以降 166,900 円

5 加給年金対象者 組合員期間が 20 年以上ある組合員が 満額年金の支給が開始された当時又は 65 歳に達した当時 その組合員によって生計を共にし 収入が 850 万円未満 ( 所得の場合は 万円未満 ) である 次の方が加給年金対象者となります ( ア ) 65 歳未満の配偶者 ( イ ) 18 歳に達する日の属する年度末までの間にある未婚の子 ( ウ ) 20 歳未満で障害等級 1 級又は 2 級の障害の状態にある未婚の子 ただし 満額年金受給権発生時に対象者の収入が 850 万円以上 ( 所得の場合は 万円以上 ) であっても 受給権発生から 5 年以内に定年退職等により 明らかに収入が 850 万円未満 ( 所得の場合は 万円未満 ) になる場合は加給年金対象者となります 加給年金の停止 次の場合は 加給年金の支給が停止されます ( ア ) 加給年金の対象となっている配偶者が 障害を給付事由とする年金 又は長期在職 (20 年以上か それと同等とみなされるもの ) に係る年金を受給できるとき ( イ ) 受給権者 ( 組合員又は元組合員 ) が 加給年金額が加算された老齢厚生年金を受給できるとき 加給年金の失権 加給年金対象者が 次のいずれかに該当した場合 その対象者に係る加給年金の加算が無くなります 5 経過的加算 ( ア ) 対象者が死亡したとき ( イ ) 離婚 離縁等により対象者との生計維持関係がなくなったとき ( ウ ) 配偶者が 65 歳に達したとき ( エ ) 子が 18 歳に達する日の属する年度末になったとき ( オ ) 障害等級 1 級又は 2 級の子が 20 歳に達したとき 又は障害の状態でなくなったとき ( カ ) 子が婚姻したとき ( キ ) 対象者の収入が限度額を超えたとき 65 歳以降に加算される額で 定額部分の額が基礎年金相当額を超えるときに加算されるも のです 昭和 36 年 4 月以後の20 歳以上 60 歳未満の 定額部分の額 - 老齢基礎年金の額 組合員期間月数 生年月日に応じた国民年金加入可能月数 ( 原則 480 月 ) 6 老齢基礎年金保険料 1/4 保険料 1/2 保険料 3/4 保険料全額保険料納付老齢基礎 + 済月数免除月数 + 免除月数 + 免除月数 + 免除月数年金定額 5/6 2/3 1/2 1/3 (786,500 円 ) 生年月日に応じた国民年金加入可能月数 ( 原則 480 月 ) 国民年金制度が発足した S 以降の 20 歳以上 60 歳未満の各被用者年金制度の被保険者及び組合員期間は 保険料納付済期間とみなされます ( 参考 ) 平均給料月額 平均給与月額の算出方法 [ 平均給料月額 ] 次の (1) 及び (2) で示すように 昭和 61 年 4 月 1 日前後でそれぞれ算定してから 平成 15 年 3 月以前の組合員期間に係る平均給料月額を (3) により算出します (1) 昭和 61 年 4 月 1 日前 ( 施行日前 ) の組合員期間に係る給料総額の算出 1 昭和 56 年 4 月から昭和 61 年 3 月までの各月の掛金の標準となった給料月額 ( 別表 1 の 最高限度額 参照 ) に 昭和 60 年度ベースの給料額に置き換えるための再評価率 ( 別表 1 参照 ) を乗じて算出します ( 再評価後の上限額 460,000 円 )

6 昭和 56 年 4 月 1 日前の組合員期間を有する場合でも 昭和 56 年 4 月 1 日以降の給料月額を基にして 平均給料月額を算出します S56.4~S61.3 の各月の掛金の標準となった給料月額 60 年再評価率の合計額 ( ア ) 掛金の標準となった給料の額 その年度の給与改定後の月の初日における 給料月額 + 教職調整額 + 給料の調整額 + 加算額 昭和 60 年度の給与改定は 7 月に遡って実施されましたが 平均給料月額を算出する場合は 4 月に遡って給与改定が実施されたと見なし計算します S56.4.1~S までの間に 休職又は育児休業期間等がある場合は 復職時調整にならい 当該休職等の期間において定期昇給が行われていたとすれば 受けるべきであった給料月額が その期間の給料月額となります 2 上記 ( ア ) を 昭和 56 年 4 月から昭和 61 年 3 月までの組合員期間月数で除し さらに 昭和 61 年 4 月前の組合員期間に応じた全期間換算率 ( 別表 2 参照 ) を乗じて 施行日前の平均給料額を算出します ( ア ) S56.4~S61.3までの組合員期間月数 全期間換算率 平均給料額 ( イ ) ( 銭位未満四捨五入 ) 3 上記の施行日前の平均給料額 ( イ ) に 再評価率 ( 別表 1 参照 ) 昭和 61 年 3 月までの組合員期間月数を乗じて 昭和 61 年 4 月前の組合員期間に係る給料総額 ( 再評価後の額 ) を算出します ( イ ) 再評価率 昭和 61 年 3 月までの組合員期間月数 給料総額 (A) ( 銭位未満四捨五入 ) (2) 昭和 61 年 4 月 1 日前 ( 施行日前 ) から平成 15 年 3 月までの組合員期間に係る給料総額の算出 昭和 61 年 4 月から平成 15 年 3 月までの各月の掛金の標準となった給料月額 ( 別表 1 の 最高限度額 最低限度額 参照 ) に 再評価率 ( 別表 1 参照 ) と手当率 (1.25) を乗じて昭和 61 年 4 月 1 日から平成 15 年 3 月までの組合員期間に係る給料総額 ( 再評価後の額 ) を算出します S61.4~H15.3 の各月の掛金の標準となった給料月額 再評価率 手当率 (1.25) の合計額 (B) ( 銭位未満四捨五入 ) (3) 平均給料月額 上記 (A) と (B) の合計額を 平成 15 年 3 月までの組合員期間月数で除した額が平均給料月額となります 平均給料月額 (A)+(B) 平成 15 年 3 月までの組合員期間月数 ( 円位未満切捨て ) [ 平均給与月額 ] 平成 15 年 4 月以後の組合員期間に係る平均給与月額を次により算出します (1) 平成 15 年 4 月以後の組合員期間に係る給料総額の算出 平成 15 年 4 月以後の各月の掛金の標準となった給料月額 ( 別表 1 の 最高限度額 最低限度額 参照 ) に 再評価率 ( 別表 1 参照 ) と手当率 (1.25) を乗じて 平成 15 年 4 月以後の組合員期間に係る給料総額 ( 再評価後の額 ) を算出します

7 H15.4 以後の組合員期間の各月の掛金の標準となった給料月額 再評価率 手当率 (1.25) の合計額 (A) ( 銭位未満四捨五入 ) (2) 平成 15 年 4 月以後の組合員期間に係る期末手当等総額の算出 平成 15 年 4 月以後の各月の掛金の標準となった期末手当等の額 ( 別表 1 の 最高限度額 参照 ) に 再評価率 ( 別表 1 参照 ) を乗じて 平成 15 年 4 月以後の組合員期間に係る期末手当等の総額 ( 再評価後の額 ) を算出します H15.4 以後の組合員期間の掛金の標準となった期末手当等の額 再評価率の合計額 (B) ( 銭位未満四捨五入 ) (3) 平均給与月額 上記 (A) と (B) の合計額を 平成 15 年 4 月以後の組合員期間月数で除した額が平均給与月額となります 平均給与月額 (A)+(B) 平成 15 年 4 月以後の組合員期間月数 ( 円位未満切捨て ) ( 別表 1) 掛金の標準 ( 基礎 ) となる給料の限度額 再評価率 期 間 期末手当等の最高限度額 掛金の標準 ( 基礎 ) となる 給料の限度額最高限度額最低限度額 昭和 60 年再評価率 再評価率 ( 平成 6 年水準 ) S ~ S , S ~ S , S ~ S , S ~ S , S ~ S , S ~ S ,000 55, S ~ S ,000 55, S ~ H 元 ,000 55,000 ( 注 ) 再評価 1.16 H 元 ~ H 元 ,000 55,000 後の上限額 1.09 H ~ H ,000 64, ,000 円 1.09 H ~ H ,000 64, H ~ H ,000 64, H ~ H ,000 64, H ~ H ,000 74, H ~ H ,000 74, H ~ H ,000 79, H ~ H ,500, ,000 79, H ~ H ,500, ,000 79, H ~ H ,500, ,000 79, H ~ H ,500, ,000 79, H ~ H ,500, ,000 79, H ~ H ,500, ,000 79, H ~ H ,500, ,000 79, H ~ H ,500, ,000 79,

8 ( 別表 2) 全期間換算率 ( 昭和 61 年 4 月前の組合員期間 ) 組合員期間率組合員期間率 5 年以下 年を超え21 年以下 年を超え6 年以下 年を超え22 年以下 年を超え7 年以下 年を超え23 年以下 年を超え8 年以下 年を超え24 年以下 年を超え9 年以下 年を超え25 年以下 年を超え10 年以下 年を超え26 年以下 年を超え11 年以下 年を超え27 年以下 年を超え12 年以下 年を超え28 年以下 年を超え13 年以下 年を超え29 年以下 年を超え14 年以下 年を超え30 年以下 年を超え15 年以下 年を超え31 年以下 年を超え16 年以下 年を超え32 年以下 年を超え17 年以下 年を超え33 年以下 年を超え18 年以下 年を超え34 年以下 年を超え19 年以下 年を超えるもの 年を超え20 年以下 全期間換算率を乗じた後の額の上限額 ~ 470,000 円 (5) 年金支給繰上げ制度について ( 老齢基礎年金の一部又は全部の支給繰上げ 繰上げ調整額 経過的加算相当額 ) 平成 6 年度の年金制度改正により 生年月日が昭和 16 年 4 月 2 日以降の方は 満額年金の支給開始年齢が 60 歳から 65 歳まで 1 歳ずつ引き上げられることが決定されています さらに 平成 12 年度の制度改正では 生年月日が昭和 28 年 4 月 2 日から昭和 36 年 4 月 1 日までの方については 部分年金の支給開始年齢が 60 歳から 64 歳まで 段階的に 1 歳ずつ引き上げられること 及び生年月日が昭和 36 年 4 月 2 日以降の方については部分年金の支給が全くなくなることが決定されました 年金支給開始年齢の引き上げに伴って 年金支給は生年月日により 年金支給開始年齢図 のとおりとなり 生年月日が昭和 16 年 4 月 2 日以降の方の満額年金受給までの年金額は 従前に比べて相当に少なく 又は全く無くなることになりました このことから 60 歳から満額年金支給開始年齢までの年金受給額を厚くするための選択肢として 年金支給繰上げ制度 が創設され 平成 13 年 4 月から繰上げ支給を選択 ( 請求 ) できることになりました 1 対象者 : 生年月日が昭和 16 年 4 月 2 日から昭和 24 年 4 月 1 日までの方 年金支給繰上げ方法 請求方法 本来 65 歳から支給される 老齢基礎年金 ( 日本年金機構が支給 ) の一部の支給を繰上げる形でおこなわれます 老齢基礎年金の一部支給繰上げを請求した場合には それに付随して共済組合から 繰上げ調整額 が部分年金に加算されます 一部支給繰上げ の請求可能期間は 60 歳到達から満額年金支給開 始年齢到達前までとなります 各種請求書を提出することとなりますが 提出先は次のとおりです 年金加入期間が公務員共済組合のみの方 公立学校共済組合 年金加入期間が複数の年金制度にある方 年金事務所 減 額 率 繰上げは月単位でおこなわれ 繰上げ受給による減額率は 繰上げ1 月あたり0.5% となります ( 例えば 60 歳到達時から繰上げ請求をした場合 ) 老齢基礎年金の一部の30%(60 月 (5 年 ) 0.5%) の減額

9 2 対象者 : 生年月日が昭和 16 年 4 月 2 日から昭和 28 年 4 月 1 日までの方 年金支給繰上げ方法 請求方法 減額率 本来 65 歳から支給される 老齢基礎年金 ( 日本年金機構が支給 ) の全部の支給を繰上げる形でおこなわれます 全部支給繰上げ の請求可能期間は 60 歳到達から 65 歳到達前までとなり 各種請求書の提出先は年金事務所となります 繰上げは月単位でおこなわれ 繰上げ受給による減額率は 繰上げ 1 月あたり 0.5% となります ( 例えば 60 歳到達時から繰上げ請求をした場合 ) 老齢基礎年金の全部の 30%(60 月 (5 年 ) 0.5%) の減額 3 対象者 : 生年月日が昭和 28 年 4 月 2 日から昭和 36 年 4 月 1 日までの方 年金支給繰上げ方法 請求方法 減額率 部分年金受給前 特別支給の退職共済年金 退職共済年金 と 老齢基礎年金 を同時に全部の支給を繰上げる形でおこなわれます 部分年金受給中 老齢基礎年金 の全部の支給を繰上げる形でおこなわれます 各種請求書の提出先等については未定ですが 請求可能期間は次のとおりです 部分年金受給前 60 歳到達から部分年金支給開始年齢到達前 部分年金受給中 部分年金支給開始年齢到達から 65 歳到達前 繰上げは月単位でおこなわれ 繰上げ受給による減額率は 退職共済年金 老齢基礎年金ともに繰上げ 1 月当たり 0.5% となります 4 対象者 : 生年月日が昭和 36 年 4 月 2 日以降の方 年金支給繰上げ方法 退職共済年金 と 老齢基礎年金 を同時に全部の支給を繰上げる形でおこなわれます 請求方法 各種請求書の請求可能期間 提出先等については未定です 減額率 繰上げは月単位でおこなわれ 繰上げ受給による減額率は 退職共済年金 老齢基礎年金ともに繰上げ 1 月当たり 0.5% となります ただし 年金の支給を繰上げた場合 いくつかの制約があります 年金の支給を繰上げた場合の制約 年金額は生涯にわたって減額されたものとなります 一度請求すると請求を取り消すことはできません 障害基礎年金は請求できなくなります 障害共済年金の請求も一部制限されます 寡婦年金( 国民年金 ) の受給権者は その受給権を失います

10 年金繰上げのしくみ ( 生年月日が S24.4.2~S の場合のモデル ) 生年月日が S24.4.2~S の場合 老齢基礎年金の一部支給繰上げ は対象外となります 図 1 通常の年金支給 60 歳 65 歳 特別支給の退職共済年金 退職共済年金 ( 給料比例部分 ) ( 給料比例部分 ) 経過的加算 老齢基礎年金 図 2 老齢基礎年金の全部の支給を繰上げた場合 61 歳で老齢基礎年金の全部支給繰上げの請求をした場合 60 歳 65 歳 特別支給の退職共済年金 退職共済年金 ( 給料比例部分 ) ( 給料比例部分 ) 経過的加算 全部支給繰上げの老齢基礎年金 ( ) 61 歳 ( 繰上請求 ) 全部支給繰上げの老齢基礎年金 65 歳から支給される老齢基礎年金に 減額支給割合を乗じた額となります 全部支給繰上げの老齢基礎年金の額 65 歳から支給される老齢基礎年金の額 ( A) 減額支給割合 A: 請求日の属する月から65 歳到達月の前月までの月数

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