International Festival for Arts and Media Yokohama 2009

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きよたつはなだて
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1 第 1 回記者会見資料 2010 年 10 月 1 日 YOKOHAMA TRIENNALE 2011 本資料についてのお問合せ先横浜トリエンナーレ事務局横浜市西区みなとみらい3-4-1 横浜美術館内 TEL FAX 広報担当 : 平 ( タイラ ) press@yokohamatriennale.jp

2 ごあいさつ第 4 回目となるは来年の 8 月 6 日から 11 月 6 日までの予定で開催されます本日アーティスティックディレクターとして三木あき子さんをお迎えすることができましたからは運営の主軸が第 1 回以来中核を担ってきた独立行政法人国際交流基金から横浜に移り横浜美術館が主会場としてハードソフトの両面にも深くかかわることになりました 2001 年の第 1 回開催から 10 年という節目を迎える横浜トリエンナーレは大きな変化の時期を迎えています横浜トリエンナーレの自立と継続のための次なる一歩を踏み出す時期でもあります 1859 年の横浜開港以降世界に開かれた経済情報文化の窓口として発展してきた横浜は近年創造都市構想を掲げアートの力を都市と市民生活の発展に生かす施策を実施してきましたその成果として黄金町 BankART Studio NYK 象の鼻テラス東京藝術大学北仲スクール本町ビルシゴカイ万国橋 SOKO 等 NPO や大学民間企業の運営により建築家クリエーターアーティスト等の横浜における活動もこの数年で活発になっていますこのような横浜市の歴史的文化的背景のもと横浜美術館と日本郵船海岸通倉庫 (BankART Studio NYK) を主会場とするでは公立美術館オルタナティヴスペースという異なる空間でコンパクトで質の高い展覧会を開催しつつ NPO や大学を含む多様な組織や市民とのネットワークを活用する方向性がより明確になると考えます 10 月 21 日には羽田空港の新国際旅客ターミナルがオープンしアジア諸国がこれまで以上に身近となるこの機会を捉えて東アジアへの発信にも力をいれたいと思います横浜の文化活動の中核を担う都市型国際展として創造都市横浜にふさわしいスケールと内容を吟味しアジアをはじめとする国際的なネットワークを図りながら継続可能なトリエンナーレを構築したいと思います総合ディレクター逢坂恵理子 2

3 開催概要名称 : 会期 :2011 年 8 月 6 日 ( 土 )~11 月 6 日 ( 日 ) 会期中の休館日は決定し次第お知らせします会場 : 横浜美術館日本郵船海岸通倉庫 (BankART Studio NYK) その他周辺地域主催 : 横浜市 NHK 朝日新聞社横浜トリエンナーレ組織委員会共催 : 公益財団法人横浜市芸術文化振興財団総合ディレクター : 逢坂恵理子 ( 横浜美術館館長 ) アーティスティックディレクター : 三木あき子 ( パレドトーキョーチーフキュレーター ) 横浜トリエンナーレ事務局横浜市西区みなとみらい横浜美術館内 TEL FAX press@yokohamatriennale.jp ホームページ : 広報担当 : 平 ( タイラ ) 3

4 アーティスティックディレクターステートメント : 世界をどこまで知ることが出来るか * 21 世紀初頭の現在科学技術は高度に発達しインターネット等のメディアによって世界は隅々まで明らかにされたかに思えますしかし我々の身の回りにはまだまだ科学や理性では説明できない世界の不思議が多く存在しています次回のはわれわれは世界をどこまで知ることが出来るのかという問いのもと世界や日常の不思議魔法のような力さらには超自然現象や神話伝説アニミズム等に言及した作品に注目したいと思いますこの方向性は決して科学の限界を問うものでもまた神秘主義を讃えたり単にアートの娯楽性のみを追求するものでもありませんそれよりもこうした科学では解き明かせない領域に改めて眼を向けることでこれまで周辺と捉えられていたあるいは忘れ去られていた価値観や人と自然の関係について考えるとともにより柔軟で開かれた世界との関わり方や物事歴史の異なる見方を示唆しようとするものですなおまだ準備の初期段階のためタイトルを含め具体的な企画内容については今後の発表となりますがこの第 4 回トリエンナーレより横浜美術館をメイン会場として新たな第一歩を踏み出すことになったことを受けて本展では必ずしも国内外の現代アーティストの新作ばかりに拘るのではなく美術館だからこそ可能な古今東西の歴史的作品や横浜美術館の所蔵品も一部展示の中に含みたいと考えますさらにはフォークロア等通常の美術の枠には入りにくい作品も含み時代文化背景の異なる作品が対峙対話することで新たな解釈が生まれたり分類やカテゴリーにとらわれない自由な鑑賞の旅を創出しますまた展示作品には宝探しのような楽しさに満ちた作品や奇想天外でユーモアに富んだ作品も含まれ子供のような純粋な好奇心そして感動や驚きを喚起しますこのように知らない世界の探求新しい知識の航海への船出ともいえるような本展が停滞感が強く先行きの見えない現代に対してなんらかのメッセージを持ちまた世界中で国際展が氾濫しその存在の明確化が求められるなか世界に初めて開かれた港である横浜に適した国際展のかたちそのアイデンティティーの模索に繋がれば幸いです横浜トリエンナーレ2011 アーティスティックディレクター三木あき子 * タイトル作家については後日発表予定 4

YOKOHAMA TRIENNALE 2011 横浜トリエンナーレ2011 ディレクター総合ディレクター逢坂恵理子横浜美術館館長撮影鈴木理策学習院大学文学部哲学科卒業芸術学専攻国際交流基金 ICA 名古屋で数多くの現代美術国際展にかかわり水戸芸術館現代美術センター 1994 年-2006 年 1994 年より主任学芸員 1997 年より同センター芸術監督森美術館アーティ

5 YOKOHAMA TRIENNALE 2011 横浜トリエンナーレ2011 ディレクター総合ディレクター逢坂恵理子横浜美術館館長撮影鈴木理策学習院大学文学部哲学科卒業芸術学専攻国際交流基金 ICA 名古屋で数多くの現代美術国際展にかかわり水戸芸術館現代美術センター 1994 年-2006 年 1994 年より主任学芸員 1997 年より同センター芸術監督森美術館アーティスティックディレクター 2007 年-2009 年を経て 2009 年 4 月より現職主な企画展にクリスチャンボルタンスキー展 1990 年 ICA 名古屋今日の作家展視えない現実 1993 年横浜市民ギャラリーアンディーゴールズワージーふたつの秋展年栃木県美術館/世田谷美術館アネットメサジェ聖と俗の使者 2008 年森美術館等がある水戸芸術館ではジェームズタレル未知の光へ 1995 年イリヤカバコフシャルルローゼンタールの人生と創造 1999 年宇宙の旅 2001 年カフェイン水戸 2002 年 2004 年クロードレヴェック 2002 年 Living Together is Easy 2005 年メルボルンヴィクトリア州立美術館巡回人間の未来へダークサイドからの逃走 2006 年等企画多数第 3 回アジアパシフィックトリエンナーレ 1999 年日本部門コキュレーター第 49 回ヴェネチアビエンナーレ日本館コミッショナー 2001 年として国際展にも関わる著書に 12 人の挑戦大観から日比野まで 2002 年茨城新聞社刊アネットメサジェ聖と俗の使者たち 2008 年淡交社刊等があるアーティスティックディレクター三木あき子パレドトーキョーチーフキュレーター米国ワシントン大学美術史科卒業パリ第四ソルボンヌ大学美術史科修士課程終了インディペンデントキュレーター電通アートプロジェクト共同ディレクター等を経て 2000 年より現職主な企画展に第 46 回ヴェネチアビエンナーレトランスカルチャー展 1995 年ヴェニス他巡回不易流行中国現代美術と身の周りの眼差し展 1997 年東京他巡回台北ビエンナーレ欲望場域展 1998 年台北市立美術館 SPIRAL TV 展 1999 年スパイラル Twilight Sleep : 日本のヴィデオアート展 2000 年ローマ日本文化会館荒木経惟 Self, Life, Death 展年ロンドンバービカンアーツセンターベルギー国立写真美術館ストックホルムクルチュールフゼット巡回 Programme Tropico-Vegetal 展 2006 年パレドトーキョーチャローインディアインド美術の新時代展年森美術館ソウル国立現代美術館ウイーンエスル美術館巡回直島アートと建築のアーキペラゴ展 2009 年パレドトーキョー等がある共同企画も含むアジアパシフィックトリエンナーレリヨンビエンナーレ等の国際展での経験も多数またシャルジャビエンナーレ等の図録や国内外の美術誌への執筆 Nobuyoshi Araki : Self, Life, Death Phaidon Press 等共著も多い 5

会場 1 横浜美術館横浜美術館は 1989 年 3 月に横浜博覧会の施設として開設し同年 11 月 3 日に開館 19 世紀後半以降の美術作品を中心にダリマグリットミロピカソセザンヌ等の作家の作品幕末明治以来の横浜にゆかりの深い作家の作品等幅広く収集写真伝来の地のひとつである横浜にある美術館として写真コレクションも充実建物は延床面積 26,829m²

6 会場 1 横浜美術館横浜美術館は 1989 年 3 月に横浜博覧会の施設として開設し同年 11 月 3 日に開館 19 世紀後半以降の美術作品を中心にダリマグリットミロピカソセザンヌ等の作家の作品幕末明治以来の横浜にゆかりの深い作家の作品等幅広く収集写真伝来の地のひとつである横浜にある美術館として写真コレクションも充実建物は延床面積 26,829m² 丹下健三都市建設設計事務所の設計撮影 : 笠木靖之交通案内電車みなとみらい線 ( 東急東横線直通 ) をご利用の場合 : みなとみらい駅下車美術館口 (3 番出口 ) ( 横浜駅寄り改札口 ) を出て徒歩 3 分 JR 線横浜市営地下鉄線をご利用の場合 : 桜木町駅下車動く歩道を利用徒歩 10 分バス桜木町駅から市営バス系統で横浜美術館下車車桜木町駅前から日本丸方面へ入るまたは桜木町駅前から紅葉坂交差点を右折して MM21 地区へ入り美術館へ横浜駅からは高島町 MM21 地区入口を通って美術館へいずれも 3~5 分 ( 首都高みなとみらいランプも利用できます ) 2 日本郵船海岸通倉庫 (BankART Studio NYK) 馬車道駅から徒歩 4 分の日本郵船海岸通倉庫は 1952 年に物流倉庫としてスタートし日本郵船歴史資料館を経て 2005 年より NPO 法人 BankART1929 の運営する BankART Studio NYK として展覧会パフォーマンスイベントカフェショップスタジオスクール等の会場として活用 2008 年に設計事務所みかんぐみによる本格的改修設計を経て現在に至るでは 3 階建鉄筋コンクリート造の建物の 1 階の一部と 2-~3 階の延床面積約 2,500 m2を利用予定交通案内電車みなとみらい線馬車道駅 (6 番出口 ) 徒歩 4 分 3 その他周辺地域メイン会場の周辺での展開も予定しております決定次第お知らせいたします 6

7 横浜トリエンナーレ開催実績第 1 回第 2 回第 3 回開催年会期 9 月 2 日 ~11 月 11 日 (71 日間 ) 9 月 28 日 ~12 月 18 日 (82 日間 ) 9 月 13 日 ~11 月 30 日 (79 日間 ) * 休館日 4 日含む主会場 [2 会場 ] パシフィコ横浜展示ホール赤レンガ倉庫 1 号館 [1 会場 ] 山下ふ頭 3 号 4 号上屋 [7 会場 ] 新港ピア日本郵船海岸通倉庫 (BankART Studio NYK) 赤レンガ倉庫 1 号館三渓園ほかテーマメガウェイブ - 新たな総合に向けてアートサーカス [ 日常からの跳躍 ] TIME CREVASSE タイムクレヴァスディレクターアーティスティック総合ディレクター : 総合ディレクター : ディレクター : 河本信治建畠晢中村信夫南條史生川俣正水沢勉キュレーター - 天野太郎芹沢高志山野真悟ダニエルバーンバウムフーファン三宅暁子ハンスウルリッヒオブリストベアトリクスルフ参加作家数 109 作家 86 作家 72 作家総事業費約 7 億円約 9 億円約 9 億円総入場者数 35 万人 19 万人 55 万人有料会場約 15 万人約 12 万人約 30 万人入場者数チケット約 17 万枚約 12 万枚約 9 万枚販売枚数ボランティア登録者数 719 人 1,222 人 1,510 人 * 第 1 回第 3 回については有料会場の延べ入場者数 7

(1)-2 東京国立近代美術館 ( 工芸館 ) A 学芸全般以下の B~E 全て B 学芸 ( コレクション ) 1 近現代工芸 2デザイン所蔵作品管理展示貸出作品調査研究巡回展開催に関する業務 C 学芸 ( 企画展 ) 展覧会の準備作品調査研究広報会場設営展覧会運営業務 D

(1)-2 東京国立近代美術館 ( 工芸館 ) A 学芸全般以下の B~E 全て B 学芸 ( コレクション ) 1 近現代工芸 2デザイン所蔵作品管理展示貸出作品調査研究巡回展開催に関する業務 C 学芸 ( 企画展 ) 展覧会の準備作品調査研究広報会場設営展覧会運営業務 D (1)-1 東京国立近代美術館 ( 本館 ) およそ明治 40 年 (1907 年日本で最初の官設展覧会文部省美術展覧会が開催された年 ) から今日までの約 100 年間の日本と海外の美術作品を収集しています現在日本画洋画版画水彩素描彫刻写真映像などの各分野にわたって約 13,000 点を収蔵しています A 学芸全般 D 重要文化財 14 点を含む日本有数の近代美術のコレクションを誇る所蔵作品展