情報処理学会研究報告場合における対策として有効である大阪大学では中長期的な目標として大学の ICT リソースを集約し大学全体としての ICT 投資を効率化するこ DMZ segment Firewall Load Balancer とを掲げているそれに合わせて大阪大学全体としては業務フ

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あゆみいちぞの
6 years ago
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1 1,a) 1,b) 1,c) 2,d) 1,e) ( 9 3 ) Hiroki Kashiwazaki 1,a) Seiji Miyanaga 1,b) Yasuo Ebara 1,c) Kouhei Ichikawa 2,d) Morihara Ichirou 1,e) Search Engine Strategies Conference Google CEO( ) Eric Emerson Schmidt Danny Sullivan *1 Gartner UC Berkeley NIST [1 3] [4] [5, 6] [7] TSUBAME2 1 Osaka University 2 Nara Institute of Science and Technology a) reo@cmc.osaka-u.ac.jp b) miyanaga-s@office.osaka-u.ac.jp c) eba@cmc.osaka-u.ac.jp d) ichikawa@is.naist.jp e) morihara@cmc.osaka-u.ac.jp *1 ( )HPCI [8] ( ) [9] IaaS c Information Processing Society of Japan 1

情報処理学会研究報告場合における対策として有効である大阪大学では中長期的な目標として大学の ICT リソースを集約し大学全体としての ICT 投資を効率化するこ DMZ segment Firewall Load

事務業務フローも部局独自で構築さ service segment core switches managed segment れる場合がある大学全体を俯瞰すると ICT 投資が分散し業務改革も局所的な最適化に留まり

リソースを外部にアウトソースする可能性も選択肢の 1 つとして考えながら現在 Storage Area Segment blade servers はプライベートクラウド方式のプラットフォームシステム

なサービスを集約し実行可能なシステムの構築を目指し図1 大阪大学共通基盤プラットフォームシステム大阪大学キャンパスクラウド概念図仮想化技術を採用した共通基盤プラットフォームシステム Fig.

a.k.a Osaka Univer- ド) を設計構築した本システム上で事務系基幹シス sity Campus Cloud テム Web システムそしてキャンパスメールサービスが動作している

証システムについて述べる可用性を実現できるそのためあらかじめ十分な CPU お 2.

制で吸収することが可能であることを見込む必要があるでは仮想マシン (VM) を動作させるハードウェアとして本キャンパスクラウドでは導入当初はブレードエンクローブレードサーバシステム複数台導入しさらにファイアジャ

台構成で運用しているを実現しているブレードサーバシステムは VM が利用する CPU およびメモリ資源を省スペースな領域に高密度に 2.

を導入した VMware vsphere は VM の実よいまたシステム全体の要求リソースに応じてブレー行環境 (ハイパーバイザ) である VMware ESX をインスドを追加導入するといった拡張が可能であり

レードエンクロージャのファームウェアアップデート時にている VM の起動終了移動やインストール設定なはそのエンクロージャに含まれる全てのブレードサーバどが全て集約管理可能なため運用の統一による効率化が

2 情報処理学会研究報告場合における対策として有効である大阪大学では中長期的な目標として大学の ICT リソースを集約し大学全体としての ICT 投資を効率化するこ DMZ segment Firewall Load Balancer とを掲げているそれに合わせて大阪大学全体としては業務フロー全体の最適化を行い業務の効率化も目指している大阪大学程度の規模の総合大学では部局ごとに独自に ICT 投資が行われ事務業務フローも部局独自で構築さ service segment core switches managed segment れる場合がある大学全体を俯瞰すると ICT 投資が分散し業務改革も局所的な最適化に留まり非効率な状態にあることが少なくない業務の全体最適化と ICT 投資の集約を実現する手段として大阪大学情報推進機構は仮想化技術を中心に据えたクラウド技術の活用に取り組んでいる本機構は将来的には ICT リソースを外部にアウトソースする可能性も選択肢の 1 つとして考えながら現在 Storage Area Segment blade servers はプライベートクラウド方式のプラットフォームシステムの構築を目指している [10, 11] 本学では上述の背景のもと事務業務の効率化改革の第一歩として事務系基幹システムを平成 22 年に刷新した本事務系基幹システムの刷新の際には今後の大学の様々なサービスを集約し実行可能なシステムの構築を目指し図1 大阪大学共通基盤プラットフォームシステム大阪大学キャンパスクラウド概念図仮想化技術を採用した共通基盤プラットフォームシステム Fig. 1 A Diagram of Osaka University Common Infrastructure 大阪大学キャンパスクラウド (以下キャンパスクラウ System for Information Systems a.k.a Osaka Univer- ド) を設計構築した本システム上で事務系基幹シス sity Campus Cloud テム Web システムそしてキャンパスメールサービスが動作している本稿では本学のキャンパスクラウドへの取ロージャであれば 11 台以上のサーバを搭載しかつ 2 エり組みの現状と各種情報システムにおいて必須となる認ンクロージャー以上用意することでその省スペース性と高証システムについて述べる可用性を実現できるそのためあらかじめ十分な CPU お 2. システム構成キャンパスクラウドの構成図を図 1 に示す本システムよびメモリ資源が必要であることが見込めているかあるいは 1 エンクロージャで稼働させダウンタイムを運用体制で吸収することが可能であることを見込む必要があるでは仮想マシン (VM) を動作させるハードウェアとして本キャンパスクラウドでは導入当初はブレードエンクローブレードサーバシステム複数台導入しさらにファイアジャ 2 台の構成から運用を開始したが現在は学内からのウォールやコアスイッチロードバランサなど全てのネッサービスに対する要求の増加に対応して 1 台を追加導入トワーク機器を冗長構成にすることでシステムの高可用性し 3 台構成で運用しているを実現しているブレードサーバシステムは VM が利用する CPU およびメモリ資源を省スペースな領域に高密度に 2.1 仮想プラットフォーム環境配備できることからキャンパスクラウドのように様々な本システムでは VM のプラットフォームとして VMware サーバを集約するようなシステムにとっては非常に効率が vsphere ESX を導入した VMware vsphere は VM の実よいまたシステム全体の要求リソースに応じてブレー行環境 (ハイパーバイザ) である VMware ESX をインスドを追加導入するといった拡張が可能であり効率のよいトールしたブレードサーバ (ESX サーバ) 群をクラスタ構 ICT 投資を計画することが可能であるしかし一方でブ成しクラスタ内で実行される VM の集中管理を可能としレードエンクロージャのファームウェアアップデート時にている VM の起動終了移動やインストール設定なはそのエンクロージャに含まれる全てのブレードサーバどが全て集約管理可能なため運用の統一による効率化がが電源断状態になるため高可用性を実現するためには 2 容易であるまたクラスタ内の ESX サーバに障害が発生つ以上のエンクロージャが必須となるエンクロージャはした際に VM 単位でフェイルオーバーを行う HA(High 6U に 8 台あるいは 10U に 16 台のサーバを搭載すること Availability) 構成を設定することが可能であり上述のスができるモデルが一般的であるため 6U エンクロージャイッチ群の冗長構成と組み合わせることによってシステであれば 1 エンクロージャあたり 7 台以上 10U エンクムの高可用性をより高めているこのような構成はサー c Information Processing Society of Japan 2

3 2.2 Cisco Nexus 1000V ESX VMware ESX ESX VM ESX VMware Nexus 1000V ESX Cisco IOS CLI Nexus 1000V VM 3 ( 1 ) ( 2 ) () ( 3 ) VM Nexus 1000V VM VM 3. 3 ( 1 ) ( 2 ) ( 3 ) 3.1 API c Information Processing Society of Japan 3

VM ICT 3.2 23 4 ( ) 2 DB 3 DB 2 VM Web Number of Campus Mail User Accounts 7000 6000 5000 4000 3000 2000 1000 30 25 20 15 10 5 Number of Joined Organization 2 Fig.

4 VM ICT ( ) 2 DB 3 DB 2 VM Web Number of Campus Mail User Accounts Number of Joined Organization 2 Fig. 2 A Diagram of Osaka University Campus Mail System 3 0 Fig. 3 Apr May Jun Jul Aug Sep Oct Nov Dec Jan Feb Mar Apr Changes of Number of User Accounts and Joined Organizations on Osaka University Campus Mail System 3 0 c Information Processing Society of Japan 4

23 4 7 700 25 4 30 6,880 9,300 74% ( 3) 3.3 IaaS(Infrastructure as a Service) ICT Web Web 24 VM VM (CPU ) 4 Fig.

5 ,880 9,300 74% ( 3) 3.3 IaaS(Infrastructure as a Service) ICT Web Web 24 VM VM (CPU ) 4 Fig. 4 IT A Diagram of University IT Authentication Infrastructure and its Combination to IT Systems 4. IT 2006 PKI IT [12] SSO( ) SSO IT 2010 [13] ID SSO SSO SSO IT 4 33 SSO 4 c Information Processing Society of Japan 5

6 CLE( ) e-learning SSO () LAN ID ID ID *2 () IdP (SP) ID, 5. IT [1] Daryl C. Plummer, Thomas J. Bittman, Tom Austin, David W. Cearley and David Mitchell Smith: Cloud Computing: Defining and Describing an Emerging Phenomenon, Gartner Research, G (2008). [2] Michael Armbrust, Armando Fox, Rean Griffith, Anthony D. Joseph, Randy H. Katz, Andrew Konwinski Gunho Lee, David A. Patterson, Ariel Rabkin, Ion Stoica and Matei Zaharia: Above the Clouds: A Berkeley View of Cloud Computing, UCB/EECS (2009). [3] Lee Badger, Tim Grance, Robert Patt-Corner, Jeff Voas: DRAFT Cloud Computing Synopsis and Recommendation, NIST Special Publication (). [4],,,, :,, 2011-IOT-14, Vol.7, pp.1 (2011). [5],,,, :,, 2011-IOT-14, Vol.8, pp.1-6 (2011). [6] Shikida Mikifumi, Miyashita Kanae,Ueno Mototsugu, Uda Satoshi: An evaluation of private cloud system for desktop environments, Proceedings of the ACM SIGUCCS 40th annual conference on Special interest group on university and college computing services (SIGUCCS 12), pp (). [7],,, :, 3, pp (2010). [8], :, 10 pp (2011). [9] :,, pp (). [10],,, :, ICT 2011, pp , [11],, :,, No. 34, pp ,. [12],,,,,,,, : IT,, Vol.49, No.3, pp , [13] : IT, D, Vol.J95-D, No.5, pp ,. *2 c Information Processing Society of Japan 6

クラウド・コンピューティングにおける情報セキュリティ管理の課題と対応

クラウド・コンピューティングにおける情報セキュリティ管理の課題と対応 E-mail: masashi.une@boj.or.jp E-mail: masataka.suzuki@boj.or.jp E-mail: sachikoy@jp.ibm.com / /2011.1 227 1. 1 1 2010 1 2 2 3 1 2010 2010 2 1 1 3 multi-tenancy 228 /2011.1 SaaS 4 Vamosi [2008] 1 CPU CPU