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1 FTA/EPA を活用した海外事業戦略 ~TPP RCEP への動き ~ 2017 年 1 月 グローバル アドバイザリー部 本資料は 情報提供のみを目的として作成されたものであり 取引の勧誘を目的としたものではありません 本資料は 一般に信頼できると思われるデータに基づき作成いたしておりますが その信憑性 正確性を保障するものではありません また 本資料は お客さまの参考資料の目的でのみご利用いただきたく お客さま及びお客さま担当会計士 税理士 弁護士等の専門家以外の法人 個人に対して本資料の全部もしくは一部を引用 複写 転送 開示されることはご遠慮いただきますようお願い致します 最後のページに当資料の利用に関する留意点を掲載しています Global Advisory Department

2 目次 1.FTA/EPAをめぐる動向 P. 2 2.FTA/EPAの効果 P. 3 3.AEC ( ASEAN 経済共同体 ) P. 4 4.TPP 協定 P その他の広域 FTA P. 9 6.FTA/EPAの活用例 P.13 7.FTA/EPA 活用上の留意点 P アジアを中心としたFTA/EPA 締結状況 P.22 1

3 1. FTA/EPA をめぐる動向 FTA (Free Trade Agreement : 自由貿易協定 ) : 特定の国や地域間で 物品の関税やサービス貿易の障害等を削減 撤廃する協定 EPA (Economic Partnership Agreement : 経済連携協定 )( 注 ) : FTA を柱に 投資の自由化 人の移動の円滑化 知的所有権の保護等を促進し 幅広い経済関係の強化を図る協定 自由貿易の流れと FTA/EPA 1995 年 : GATT を引き継ぎ WTO( 世界貿易機関 ) 発足 2001 年 : ドーハ ラウンド開催も 膠着状態 多国間主義に固執した WTO を軸とする通商政策の限界 ( 出所 ) 世界貿易機関 1990 年代 : 約 50 件の FTA が成立 2000 年代 : 約 150 件以上の FTA が発効 より柔軟な通商手段として FTA/EPA を重視する国が増加 2016 年 7 月 1 日時点 : 世界中に 267 件の FTA が存在 今後の見通し : 各国 地域間で FTA/EPA 交渉が進展 2016 年 2 月 TPP で交渉参加 12 カ国が署名 RCEP や FTAAP 等新たな動きも活発化しており FTA/EPA を活用した事業戦略がより重要に FTA/EPA の多様化 二国間 FTA/EPA から広域貿易地域としての FTA/EPA まで多様化 種類 二国間 FTA/EPA 地域別 FTA 地域別 FTA+ 1 国の FTA/EPA 広域自由貿易地域としての FTA 二国間の方が多国間より概して自由化度が高い 多国間協定は各参加国の調整が必要 輸出入業者はより良い条件の選択が可能 多国間は二国間がカバーできない分野の補完 複数国間での累積ルール適用等による原産地規制のクリア 二国間 FTA/EPA 未締結国へのアクセス強化 例 日本 タイ EPA 日本 シンガポール EPA ASEAN の AFTA EU 等地域別の共同体による自由貿易地域 ASEAN+1( 日本 ASEAN EPA ASEAN インド FTA 等 ) RCEP( 東アジア地域包括的経済連携 ) FTAAP( アジア太平洋自由貿易圏構想 ) TPP( 環太平洋パートナーシップ ) 等 ( 注 )EPA は日本の FTA に固有の言い回しで EPA と FTA の間に本質的な違いはない 2

4 2. FTA/EPA の効果 FTA/EPA の活用例 ( 関税面 ) 海外の取引先に製品をより低い関税率で輸出 価格競争力の強化 取引先の拡大 海外現地法人に製品 原材料をより低い関税率で輸出 現地法人のコスト削減 最終製品の価格競争力向上 海外生産拠点から FTA/EPA 締結国により低い関税率で輸出 新市場開拓の機会拡大 輸出入時のコスト減 ( イメージ ) A 国 B 国 原材料 100 ドル B 国での販売価格 300 ドル 輸入 現地法人加工等 100 ドル FTA/EPA 未締結 ( 関税 15% の場合 ) 原材料 100 ドル 加工費 100 ドル 関税 15ドル売上総利益 85ドル 販売 300 ドル 市場 FTA/EPA 利用 ( 関税 0% の場合 ) 原材料 100 ドル 加工費 100 ドル 売上総利益 100 ドル 売上総利益を 15 ドル押し上げる効果 3 GCC FTA インド FTA FTA 中国 ( 現地法人で生産 ) ASEAN AFTA( 注 ) FTA FTA 韓国 オーストラリア FTA/EPA 網を利用することで 更なる海外拠点の活用 周辺国も含めた消費市場の発掘 拡大が可能に ( 注 )AFTA とは ASEAN 自由貿易地域を示す 海外生産拠点から他の FTA/EPA 締結国により低い関税率で輸出 EPA 海外現地法人に製品 原材料をより低い関税率で輸出 日本 海外の取引先に製品をより低い関税率で輸出

5 3. AEC (ASEAN 経済共同体 ) AEC 設立の目的と経緯 ASEAN 経済共同体 (AEC) は ASEAN 域内の経済連携を促進するために設立された枠組みである 2015 年までに 経済連携の進捗を管理する AEC ブループリント ( 行程表 ) に沿って 物品 サービス 投資分野などの自由化がなされてきた 1993 年 : 先発 6 カ国 ( インドネシア マレーシア フィリピン シンガポール タイ ブルネイ ) で ASEAN 自由貿易地域 (AFTA) スタート ~1999 年 : 後発 4 カ国 ( ベトナム ミャンマー ラオス カンボジア ) が加盟し 現在の 10 カ国体制に移行 2003 年 :ASEAN 共同体 ( 経済共同体 (AEC) 政治 安全保障共同体 (ASC) 社会 文化共同体 (ASCC)) を 2020 年までに設立することで合意 2007 年 : セブ宣言の署名 ( 共同体設立を 2015 年に前倒し ) AEC 設立に向けた行程表となる AEC ブループリント を採択 2009 年 :ASEAN 共同体設立に向けたロードマップを発表 2010 年 : ASEAN 連結性マスタープラン を採択 2015 年 10 月時点での AEC ブループリント 2015 の達成率は 全体 (611 措置 ) で 79.5% 主要優先措置に限定すれば 92.7% に到達 2015 年 : 12 月末に ASEAN 経済共同体 (AEC) が正式に発足 新たに AEC ブループリント 2025 を採択 経済連携に向けた取組の成果 関税撤廃 貿易円滑化 サービス分野の自由化 関税の撤廃にとどまらず 貿易円滑化 サービス分野の自由化などが実施されている 今後の動き ASEAN 全体で 99,434 品目中 95,463 品目 (96.0%) の関税撤廃を実現 2018 年までに対象品目の域内関税撤廃を予定 必要書類の減少 通関日数の短縮による 通関手続きの簡素化を実施 104 の分野について域内間での外資出資規制を緩和 最終的に 128 分野について 70% 以上の外資出資を容認する予定 2015 年に採択された AEC ブループリント 2025 では AEC が今後目指すものとして以下の 5 つの指針が発表されている 今後詳細を検討し 域内間の経済統合を更に加速させる予定 項目 高度に結合され結束された経済 競争力があり 革新的かつダイナミックな ASEAN 連結性と分野別協力を強化した共同体 強靭で包括的かつ人間重視で人間中心の共同体 グローバルな ASEAN ( 出所 ) 経済産業省資料を基に日本総合研究所作成 内容 物品貿易 サービス貿易 投資環境など 効果的競争政策 消費者保護 知財面での協力の強化 租税協力など 運輸 ICT 電子商取引 エネルギー 食糧 農業 林業 観光 保健 医療など 中小企業強化 民間セクターの強化 PPP 格差是正など 域外国との経済連携協定の改善 協定未締結国との経済連携の強化など 4

6 ( ご参考 ) 日本と ASEAN 各国の二国間 多国間 FTA/EPA 締結相手国二国間 EPA 日本 ASEAN EPA AFTA (ASEAN 自由貿易地域 ) 1 シンガポール 2002 年発効 2008 年発効 赤字 : 先発加盟 6 カ国 2マレーシア 2006 年発効 2009 年発効 3タイ 2007 年発効 2009 年発効 ミャンマー ラオス 黒字 : 後発加盟 4 カ国 4 ブルネイ 2008 年発効 2009 年発効 タイ ベトナム 5 フィリピン 2008 年発効 2010 年発効 カンボジア フィリピン 6ベトナム 2009 年発効 2008 年発効 7インドネシア 2008 年発効 未発効 ブルネイマレーシア 8ラオス 2008 年発効 9ミャンマー 2008 年発効 シンガポール 10 カンボジア 2009 年発効 インドネシア 1~6 の国との間では二国間 EPA と日本 ASEAN EPA の両方を利用可能 二国間 EPA と日本 ASEAN EPA は別個の協定 原産地規則 特恵税率等を比較し 有利な方を選択することが重要 日本と二国間 EPA のないラオス ミャンマー カンボジアとは日本 ASEAN EPA の枠組みを利用可能 日本とインドネシアの間では 2016 年 11 月現在 日本 ASEAN EPA が未発効であり 二国間 EPA( 日本 インドネシア EPA) を利用可能 5

7 4. TPP 協定 (1) 概要 TPP( 環太平洋パートナーシップ ) 協定交渉の経緯 2016 年 2 月に交渉参加 12 カ国が署名 世界最大規模の経済圏誕生へ 日本ベトナム マレーシアブルネイシンガポール 豪州 米国カナダメキシコペルーチリ NZ 2006 年 5 月 シンガポール ブルネイ チリ NZ で発効 2010 年 ( 各国交渉参加開始 ) 3 月 米国 ペルー 豪州 ベトナムが参加 10 月 マレーシア参加 2012 年 ~2013 年 2012 年 10 月 カナダ メキシコが参加 2013 年 7 月 日本が参加 2015 年 10 月 5 日 交渉参加 12カ国が大筋合意 2016 年 2 月 4 日交渉参加 12カ国が署名今後の展開 各国で承認後 発効 ( 早くて 2017 年 )( 注 ) TPP 協定の概要 TPP 協定は 30 章で構成されており 貿易自由化に加え 貿易円滑化 政府調達 知的財産 金融サービスなど幅広い分野で共通ルール作りを目指す内容となっている 項目 1. 冒頭の規定及び一般的定義 16. 競争政策 概要 2. 内国民待遇及び物品の市場アクセス 17. 国有企業及び指定独占企業 3. 原産地規則及び原産地手続 18. 知的財産 4. 繊維及び繊維製品 19. 労働 5. 税関当局及び貿易円滑化 20. 環境 6. 貿易救済 21. 協力及び能力開発 7. 衛生植物検疫 (SPS) 措置 22. 競争力及びビジネスの円滑化 8. 貿易の技術的障害 (TBT) 23. 開発 全世界 GDP に占める割合 TPP 参加国 その他の国 地域 63% GDP 総額 73.6 兆ドル (2015 年 ) 米国 25% 日本 6% カナダ 2% 約 27.5 兆ドル ( 世界の 37.3%) 9. 投資 24. 中小企業 10. 国境を越えるサービスの貿易 25. 規制の整合性 11. 金融サービス 26. 透明性及び腐敗行為の防止 12. ビジネス関係者の一時的な入国 27. 運用及び制度に関する規定 13. 電気通信 28. 紛争解決 14. 電子商取引 29. 例外及び一般規定 15. 政府調達 30. 最終規定 その他 TPP 参加国 5% ( 出所 )IMF WEO 2016 年 10 月版 を基に日本総合研究所作成 ( 出所 ) 内閣官房 TPP 政府対策本部資料を基に日本総合研究所作成 ( 注 ) 日本では 2016 年 12 月 9 日にTPP 承認案と関連法案が成立 一方 米国では 次期大統領にTPP 離脱を公約したトランプ氏が選ばれたことから TPPの早期承認は難しい状況 (2016 年 12 月末時点の各種報道に基づき作成 ) 6

8 4. TPP 協定 (2) 主要品目関税撤廃率 輸出 輸入 輸出 輸入の関税撤廃状況 日本の輸出に対して 交渉参加 11 カ国で段階的撤廃を含めて ほぼ 100% の品目の関税が撤廃 日本の輸入は 工業製品が 100% 農水産品が 81%(2,328 品目のうち 1,885 品目 ) 全体で最終的に 95% の品目の関税が撤廃 農産品 重要 5 項目 ( 品目 ) は 米の無関税枠の拡大 牛肉 豚肉のセーフガード付きの関税削減 脱脂粉乳 バターの低関税枠の拡大 加糖調製品の無関税枠の拡大などで譲歩 日本は 米国 カナダ チリ 豪州 ニュージーランド 5 カ国の要請により TPP 発効 7 年後に再協議に応じる規定があり 更なる市場開放を求められる可能性 牛肉 完成車 自動車部品 家電 産業用機械 化学 重要 5 品目 水産物 酒 米 小麦 牛肉 豚肉 乳製品 砂糖 米国向けで新規輸出枠 部品の 55% 以上を域内で調達することで関税ゼロ 対米は 8 割以上 対加は 9 割弱が即時関税撤廃 米加向けでは 輸出額の 99% 以上の即時関税撤廃 米豪から米の新規輸入枠 米豪加から小麦の新規輸入枠 セーフガードを設けた上で関税削減 脱脂粉乳 バターの輸入拡大 現行制度を維持した上で一部品目の関税撤廃 アジ サバ マグロ サケ等の関税撤廃 ワイン等関税撤廃 ( 出所 ) 内閣官房 TPP 政府対策本部資料を基に日本総合研究所作成 7 完成車 自動車部品 家電 産業用機械 化学 相手国品目現行関税率譲許内容 米国 乗用車 2.5% トラック 25% 15 年目から削減開始 25 年目で撤廃 29 年間関税維持 30 年目で撤廃 米国自動車用エアコン 1.4% 即時撤廃 ワイパー バンパー シートベルト ブレーキ ギアボックス 1000cc~ 2000cc エンジン等 2.5% 即時撤廃 2000cc 超エンジン 2.5% 5 年目撤廃 車体 2.5~4% 6 年目撤廃 タイヤ 3.4~4% 10 年目撤廃 米国エアコン 1~2.2% 即時撤廃 カラーテレビ 3.9~5% 即時撤廃 蒸気タービン 6.7% 即時撤廃 カナダベアリング 5.5~6% 即時撤廃 エアコン 6% 即時撤廃 電動機 発電機 2~9.5% 即時撤廃 NZ エアコン 5% 即時撤廃 ベトナム フォークリフト 5% 即時撤廃 ベアリング 3% 即時撤廃 リチウム電池 24% 4 年目撤廃 ( 出所 ) 経済産業省資料を基に日本総合研究所作成 7

9 4. TPP 協定 (3) 期待される事業機会の拡大 日系企業にとっての新たな事業機会 (11 カ国市場へのアクセス ) ベトナム 生鮮魚 冷凍魚の関税即時撤廃 小売流通業の出店審査制度の撤廃 電気通信業における外資規制緩和 日本企業の政府調達市場参入許可を初めて国際約束として規定 日本との EPA 未締結国 日本との EPA 締結国 米国 工業製品輸出額の関税 100% 撤廃 自動車部品でも輸出額の 8 割以上が即時撤廃 政府調達の対象機関拡大 ISDS 手続きの採用 ( 注 ) マレーシア コンビニにおける外資規制緩和 日本企業の政府調達市場参入許可を初めて国際約束として規定 ビジネス関係者の滞在期間の長期化 カナダ 工業製品輸出額の関税 100% 撤廃 投資の事前審査の閾値の引上げ オンラインコンテンツの一部規制緩和 政府調達の対象機関拡大 ISDS 手続きの採用 ( 注 ) シンガポール 政府調達の対象機関拡大 メキシコ ビジネス関係者の配偶者もビジネス関係者と同一の期間滞在可能に ブルネイ 日本企業の政府調達市場参入許可を初めて国際約束として規定 ペルー 政府調達の基準額引下げ ビジネス関係者の滞在期間の長期化 豪州 主力の輸出品である乗用車 バス トラックの新車は 100% 即時撤廃 政府調達の対象機関拡大 基準額引下げ ニュージーランド 輸出額の 98% 以上の工業製品について 即時の関税撤廃 残りも 8 年目までに完全無税化 ISDS 手続きの採用 ( 注 ) チリ 政府調達の基準額引下げ ビジネス関係者の配偶者もビジネス関係者と同一の期間滞在可能に ( 出所 ) 内閣官房 TPP 政府対策本部資料を基に日本総合研究所作成 ( 注 )ISDS とは 投資家と投資受入国との間の紛争解決に関する条項のことで 不当な政策により投資家が被害を被った際に国際仲裁機関に提訴することを可能にするもの 8 8

10 5. その他の広域 FTA(1) RCEP 東アジア地域包括経済連携 (RCEP) の概要 ASEAN10 カ国 +6 カ国が交渉に参加する広域経済連携である インド 中国 AFTA 韓国 豪州 日本 NZ ASEAN+3 ASEAN+ 日 中 韓 統合 RCEP ASEAN+ 日 中 韓インド 豪州 NZ ASEAN+6 ASEAN+ 日 中 韓インド 豪州 NZ ASEAN 年 4 月 ~ 中国の提案で民間研究開始 2010 年 4 月 ~ 2011 年 11 月 ASEAN 年 6 月 ~ 日本の提案で民間研究開始 原産地規則 関税品目表 税関手続 経済協力の作業部会を開催 ASEAN+3 ASEAN+6 を踏まえ ASEAN 首脳は ASEAN と FTA を締結しているパートナー諸国との RCEP 設立プロセス開始について合意 2016 年 10 月 第 15 回交渉開催 RCEP RCEP 実現によるメリット 既存のASEAN+1を超える水準の広域 FTAの実現による 貿易 投資の更なる促進 及び 地域におけるサプライチェーンの拡大 物品貿易の促進にとどまらない サービス貿易 投資 知的財産等 多分野にわたる共通ルールの創設による 非関税分野での日本企業の活動活性化 アジア太平洋自由貿易圏 (FTAAP) の実現を後押し ( 出所 ) 外務省ウェブサイトを基に日本総合研究所作成 9

11 5. その他の広域 FTA(2) FTAAP アジア太平洋自由貿易圏構想 (FTAAP) の概要 APEC 参加 21 カ国 地域が参加する広域経済連携である ブルネイインドネシアマレーシアフィリピンシンガポールタイベトナム ロシア 日本中国韓国香港台湾 豪州 NZ 米国カナダメキシコペルーチリパプアニューギニア FTAAP APEC 参加 21 カ国 地域 2006 年 11 月 2010 年 11 月 2014 年 5 月 2014 年 11 月 2016 年 11 月 APEC 首脳会議で FTAAP 研究を合意 APEC 首脳会議で FTAAP の具体化に向け地域協力を合意 APEC 貿易相会合で FTAAP 実現に向けた工程表の作成に合意 APEC 閣僚会議で FTAAP 実現に向けた APEC の貢献の北京ロードマップ を承認 FTAAP 実現に関連する課題にかかる共同の戦略的研究 に合意 APEC 首脳は FTAAP 実現に関連する課題にかかる共同の戦略的研究 の結果を承認するとともに FTAAP リマ宣言 を採択 FTAAP リマ宣言 (2016 年 11 月 ) の概要 FTAAPはRCEP 等すでに進んでいる地域的取り組みを基礎としつつ 狭義の自由化の実現にとどまらず 包括的で質が高く 次世代の貿易課題を取り込んだもの であることを確認 FTAAPの実現に向けた 具体的な行動計画を指示 2020 年までに実現に向けた課題を洗い出し 作業分野 ( 交渉分野 ) を特定 次世代の貿易 投資課題について 他のFTAやWTOにおける扱いを分析 関税 非関税障壁 サービス 投資 原産地規則などに関する作業計画策定に着手 ( 出所 ) 経済産業省ウェブサイトを基に日本総合研究所作成 10

12 ( ご参考 ) 北米自由貿易協定 (NAFTA) 米国 カナダ メキシコの間で 1994 年 1 月に発効した自由貿易協定 1994 年時点で 3,523 億ドルであった加盟 3 国間の貿易額は発足から 20 年後の 2014 年には 1 兆 2,512 億ドルまで増加 1989 年 1994 年 2008 年 米国 カナダ FTA 発効 北米自由貿易協定発効 例外を除く全ての関税 数量規制撤廃 ( 出所 ) ジェトロ 世界と日本の FTA 一覧 2016 年 12 月版 IMF Direction of Trade Statistics を基に日本総合研究所作成 NAFTA 内の貿易額 (2015 年 : 億ドル ) 輸出元 輸出先 NAFTA 全体 米国カナダメキシコ NAFTA 全体 6,221 2,906 2,415 米国 5,164 2,800 2,364 カナダ 3,183 3, メキシコ 3,194 3, ( 出所 )IMF Direction of Trade Statistics 注目すべき動き 広域 FTA 全体 : 関税撤廃以外の幅広い分野で交渉を拡大 ( サービス貿易 投資 政府調達の規制緩和 知的財産権 紛争解決 環境 労働等 ) 日本 中国 韓国 FTA: 2014 年 5 月に日中韓投資協定が発効 3 カ国による経済分野での初の法的枠組みを構築 日 中 韓は 2016 年 10 月に第 11 回日中韓経済貿易大臣会合を開催 RCEP 及び日中韓 FTA について交渉を加速させることで合意 日本 EU FTA 日本と EU の間では 2013 年に FTA 交渉を開始 17 回の協議を経て 2016 年末までに合意することを目標としていたが 自動車や食品の関税をめぐって協議が難航 協議は 2017 年 1 月に再開予定 米国の FTA 米国ではオバマ政権下で環太平洋パートナーシップ (TPP) 環大西洋貿易投資パートナーシップ (TTIP) などの FTA 交渉を積極的に推進 しかし TTIP は 2016 年内の合意が見送られたほか 次期大統領であるトランプ氏は TPP からの離脱 NAFTA の見直しを表明していることから米国の FTA をめぐる今後の動きは不透明 ( 出所 ) 外務省資料 各種報道を基に日本総合研究所作成 11

13 ( ご参考 ) 広域 FTA の比較 発効済 及び交渉中の FTA の中では環太平洋パートナーシップ協定 (TPP) が世界最大の経済規模 ( 名目 GDP 合計 27.5 兆ドル ) アジア太平洋自由貿易圏 (FTAAP) が実現した場合 参加国の名目 GDP の合計は世界全体 (73.6 兆ドル ) の半分超にのぼる ( 注 1) 北米自由貿易協定 (NAFTA) 欧州連合 (EU) ASEAN 自由貿易地域 (AFTA) 環太平洋パートナーシップ協定 (TPP) 東アジア地域包括的経済連携 (RCEP) アジア太平洋自由貿易圏 (FTAAP) ステイタス 参加国 地域数 ( 億人 ) 人口 世界シェア (%) 名目 GDP ( 兆ドル ) 世界シェア (%) 発効済 発効済 発効済 署名済 交渉中 構想段階 ( 出所 )IMF WEO 2016 年 10 月版 を基に日本総合研究所作成 ( 注 1) 世界名目 GDP は IMF が公表している 191 カ国の名目 GDP の合計値 ( 注 2) 表中の数値は 2015 年のデータを使用 一部 IMF による推計値を含む 12 主要国の FTA カバー率 (2015 年末 ) FTA カバー率 ( 貿易全体に占める FTA 締結国との貿易比率 ) が高い国として メキシコやシンガポール 韓国が挙げられる TPP 協定の発効により日本のカバー率は 22.7% から 39.5% へ拡大する見込み 交渉中 その他 77.3% 交渉中 その他 22.3% 日本 発効済 22.7% ASEAN 15.2% 2015 年貿易総額 1.3 兆ドル シンガポール 2015 年貿易総額 0.6 兆ドル その他 30.3% ASEAN 24.1% 発効済 77.7% 中国 13.6% 米国 9.7% 豪州 3.7% メキシコ 1.2% その他 3.1% 交渉中 その他 19.8% 交渉中 その 32.7% ( 出所 ) ジェトロ世界貿易投資報告 2016 年版を基に日本総合研究所作成 メキシコ 2015 年貿易総額その他 0.8 兆ドル EU 2.6% 日本 8.0% NAFTA 2.6% 66.5% 韓国 中国 23.6% 2015 年貿易総額 1.0 兆ドル その他 19.5% 米国 11.8% 発効済 80.2% 発効済 67.3% ASEAN 12.4%

14 6. FTA/EPA の活用例 (1) 米国 韓国 : 二国間 FTA の活用事例 米国 韓国間の FTA を活用し 米国で生産する乗用車を韓国に輸出 韓国への乗用車輸入関税率 米国から 2012 年 2 月まで 8% 日本から 韓国 日本 米国 2012 年 3 月から 4% 8% 2016 年から 0% 米国と韓国の FTA は 2006 年に交渉開始し 2012 年 3 月に発効 関税引き下げにより 米国からの輸送コストが吸収可能に 2016 年の関税撤廃を見据え 日系自動車メーカー各社は韓国向け供給を日本から米国に切り替え 13

15 6. FTA/EPA の活用例 (2) タイ ラオス : AFTA の活用事例 1 タイにおける生産拠点の製造工程の一部を人件費が安いラオスに移管 タイに再輸出し 最終加工後に販売 ラオスの人件費はタイの 1/3~1/4 程度 労働集約型の工程を移管することでコスト削減 AFTA により タイ ラオス間の輸出入にかかる関税は ほぼ撤廃 半製品 ラオス 労働集約型の工程を移管 サバナケット タイとラオスは言語 文化が近く タイ拠点の指導者によるラオス拠点のマネジメントが容易 ラオスのサバナケットからタイのアユタヤまでは東西回廊が利用可能で 輸送がスムーズ 製造拠点を分散させることで 災害等発生時のリスク分散が可能 タイ アユタヤ 部材 14

16 6. FTA/EPA の活用例 (3) タイ : AFTA の活用事例 2 AFTA 及び 2015 年末の AEC 発足を踏まえ 自動車産業の集積が進むタイに生産 地域統括拠点を移管 集約 生産拠点を移管 日系自動車メーカー A 社は フィリピンの組み立て工場を閉鎖し タイからの輸入に切り替え AFTA の先発国であるタイとフィリピンは 2010 年に関税を撤廃しているため 生産効率の高いタイからの輸出を低コストでスムーズに実現 B 社 地域統括拠点を移管 タイ A 社 フィリピン 日系自動車メーカー B 社は 地域統括本部をシンガポールからタイに移管 2015 年の AEC 発足を踏まえ 開発 生産 調達全ての機能を有するタイにて ASEAN 各国を一元管理 シンガポール 縫製業 ( ラオス ミャンマー ) や電気 電子産業 ( ベトナム フィリピン ) 等の他産業においても ASEAN 各国で集積が進みつつある 15

17 6. FTA/EPA の活用例 (4) インド ベトナム : ASEAN インド FTA(AIFTA) の活用事例 日本 インド EPA よりも関税撤廃品目の多い AIFTA を利用し ベトナムで生産した医療機器をインドに輸出 AIFTA では 2014 年までに 7 割程度の品目の関税が撤廃 日本 インド EPA よりも関税撤廃品目が多く 品目によっては日本からの輸出より低コスト 日本 ASEAN の既存生産拠点の活用により インドに新規投資をせずにインド市場を開拓することが可能 インド 2014 年に関税撤廃 ベトナム 16

18 6. FTA/EPA の活用例 (5) 二国間 EPA の活用 ( 日本素材の加工 持ち帰り ) 日本 ASEAN EPA の活用事例 二国間 EPA と ASEAN+1 の FTA を活用した域内での分業生産 相互供給体制を構築 韓国 日本 ベトナム EPA の活用日本の素材をベトナムで加工 製品を日本へ輸出 ( 関税分類変更基準の活用 )( 注 ) 中国 日本 日本 ASEAN EPA の活用 ASEAN 域内の各国から素材を調達 ベトナムで加工し 製品を日本へ輸出 ( 加工工程基準の活用 )( 注 ) タイ ベトナム 素材 製品 労務費の安いベトナムで縫製 中国 韓国素材では原産地規則を満たさないケースもあり 商品によっては日本素材の競争力が復活 タイ マレーシア インドネシア等の素材競争力 + ベトナムの労務費 ( 縫製コスト ) を生かし 日本 ASEAN EPA のスキームで更に競争力を強化 マレーシア インドネシア ( 注 ) 詳細は 17 頁をご参照のこと 17

19 6. FTA/EPA の活用例 (6) 韓国の FTA ネットワーク活用事例 FTA ネットワーク構築で先行する韓国で樹脂原料の生産能力を強化 世界各国に供給 割安な電気料金 物流費 通貨安を利用し 低コストで生産 アジアだけでなく EU 中南米を含む各国との間に構築されている FTA ネットワークを利用して輸出 EU インド 韓国 米国 ASEAN 中南米 メキシコの FTA ネットワーク活用事例 FTA ネットワークと地理的優位性を活かし メキシコで生産した自動車を欧米 南米に輸出 カナダ 米国 EU 周辺国に比べて賃金が低いメキシコを利用し 低コストで生産 陸路で北米へ メキシコ 海路で欧州へ メキシコの FTA ネットワークを利用して輸出 北米には陸路 欧州や中南米には海路で結ばれている優位な立地を活用して輸送 海路で中南米へ 中南米 18

20 7. FTA/EPA 活用上の留意点 (1) 原産地規則の充足 FTA/EPA を活用し特定の産品を輸出する場合 FTA/EPA 特恵税率の適用を受けるためには 特定産品が協定締約国の原産品であること (= 原産地規則の充足 ) が必要 原産品とは 原産地規則を充足し 原産資格を取得した産品のことで 以下が該当する 協定締約国で完全に取得 生産される完全生産品 協定締約国の原産材料のみから生産される産品 非原産材料を使用し 生産される産品 実質的変更基準を満たすことで認められる 1 付加価値基準 2 関税分類変更基準 3 加工工程基準 加工の結果 産品に付加された価値が特定の比率以上となることで 原産品とする 輸入原料 部品の関税分類番号と完成品の関税分類番号が異なることで 完成品の製造国の原産品とする 各製品について どのような加工作業を行えば当該国で加工されたことになるかを定義し その定義に当てはまるものは原産品とする 救済規定とは 原産地認定基準未充足の場合の救済措置 1 累積 ( 付加価値基準の救済規定 ) 2 ロールアップ ( 同上 ) 3 トレーシング ( 同上 ) 4 デミニマス ( 関税分類変更基準の救済規定 ) 最終生産品の生産過程で FTA の締結相手国の原産品を材料として使用した場合に 原産品が最終生産工程の国のものとしてみなされる 材料について原産品と判断される場合に その材料をつくるために使われた非原産材料のことは無視してその材料は 100% 原産としてみなされる 非原産材料の内の原産部分は原産として繰り入れることができる ある部品が完成品の HS コードと同一で 且つ当該部品の全体に対するウエイトが一定割合以下の場合 関税番号変更基準の評価から外される ( 注 ) 日本 ASEAN EPA の原産品は 日 ASEAN 原産品 ではなく 各締約国の原産品となる 例 : タイ原産品 ベトナム原産品 19

21 7. FTA/EPA 活用上の留意点 (2) 原産地証明に関する義務 原産地証明書 ( 輸出する特定の産品が原産地規則を充足する証明書 ) の発給を受ける者は 原産地証明に関する義務を遵守し 適切な措置を取ることが必要 ( 注 1) 原産品でなかったこと等の通知義務検認 (Verification) への対応 ( 任意 )( 注 3) 申請内容と事実が異なる場合 通知義務が生じる 原産地証明書発給を受けた産品が原産品でなかった場合 原産地証明書記載に誤りが生じた場合 提出済資料の内容に誤りがあった場合 原産地証明書記載事項に変更が生じた場合 検認 (= 原産品か否かの確認 ) を輸入国の税関当局が輸出国関連当局に要請可能 ( 注 4) 輸入国から輸出国宛て情報提供要請 輸入国が必要な輸出国宛て追加情報提供要請 上記提供情報が十分でない場合 輸入国当局立会いの下 輸出国当局が実際に生産設備等を確認すること等の要請 書類の保存義務 原産品であることを証明する書類の保存義務 原産地証明書の返納義務 原産地証明書が不要になった場合 速やかに返納 特定原産地証明書発給日から 3~5 年保存 ( 注 2) ( 注 1)TPP では 事業者が自ら原産地証明書を作成することができる 自己証明制度 ( 自己申告制度 ) が採用されている ( 注 2) 個別協定により保存期間が異なる ( 個別確認が必要 ) ( 注 3) 対応未済の場合 特恵関税非適用のリスクがある ( 注 4) 米国等が採用する輸入者自己証明制度の場合 輸入当局が輸入者に対し検認を実施 20

22 7. FTA/EPA 活用上の留意点 (3) 付加価値基準条件 (AFTA 及び日本 ASEAN EPA の場合 )( 注 1) 1ASEAN 域内の付加価値の合計が 40% 以上 (AFTA を活用 ) =(ASEAN 域外及び原産地が不特定の原材料 部品価格 ) ( 製品の FOB 価格 ) が 60% 未満 上記条件は CEPT(=Common Effective Preferential Tariff) 協定 ( 注 2) で取り決められた 2ASEAN 域内の付加価値の合計が 40% 未満 ( 日本 ASEAN EPA を活用 ) 特恵関税が適用されるための条件 ASEAN 域内の付加価値の合計が 40% 未満の場合でも 日本 ASEAN EPA を活用し 日本と ASEAN の付加価値の合計が 40% 以上となれば 日本と ASEAN 全体との EPA の原産地規則の累積ルール適用により ASEAN 域内は無関税扱いとなる 下図のケースで日 ASEAN EPA を活用する場合 日 ASEAN 域内の付加価値の累積により ( 域内付加価値 100%) 無関税扱いになる 日 ASEAN EPA 部品の輸出 ( 部品 ( 全て国産 ) の価値 :70 ドル ) ( 注 1)2008 年 付加価値基準に加え関税分類変更基準の採用が可能となった 組立 ( 付加価値 :30 ドル ) 製品の輸出 ( 価格 :100 ドル ) 日本タイベトナム 関税率 0% 関税率 0% 日 ASEAN EPA を活用しない場合 ASEAN 域内の付加価値は 30% であり タイ ベトナム間で関税がかかる ( 注 2)CEPT 協定は ASEAN 自由貿易地域 (AFTA) 形成のための共通効果特恵関税協定 として 1993 年 1 月に発効 CEPT 協定で取扱いが曖昧な部分を解決するための後継協定として 新たなルールや措置を規定した ASEAN 物品貿易協定 (ASEAN Trade in Goods Agreement:ATIGA) が 2010 年 5 月に発効 21

23 8. アジアを中心とした FTA/EPA 締結状況 (1) 2016 年 2 月 TPP 参加 12 カ国が署名 2015 年末から 2016 年 1 月にかけて アジア オセアニア地域では中国 韓国 中国 豪州 韓国 ベトナム 韓国 NZ など多数の協定が発効 アジア大洋州 日本中国韓国 ASEAN タイ シンガポール マレーシア インドネシア ( 注 1) A=AFTA = 発効 = 調印 = 交渉中 = 交渉中断中 = 交渉準備 ( 注 2) 日本と中国間は日中韓 3 カ国 FTA の枠組み内での交渉 ( 注 3) 香港と中国の間には経済連携緊密化取り決め (CEPA) が 2004 年に発効 ( 注 4) 台湾と中国の間には海峡両岸経済協力枠組取り決め (ECFA) が 2010 年に発効 ( 注 5) タイとインドは 2004 年 9 月に 82 品目の EH( アーリーハーベスト :FTA 合意に先立ち 両国合意品目につき関税を撤廃 削減 ) 発効 ( 注 6) シンガポールと NZ は二国間 FTA の他 多国間 FTA の TPSEP も締結 TPSEP= 環太平洋戦略的経済連携協定 ( シンガポール ブルネイ チリ ニュージーランド ) が 2006 年 5 月 ~11 月に発効 ( 注 7) 米国とマレーシア間は TPP の枠組み内での交渉に移行 ( 注 8) メルコスールとインドの間には 2009 年特恵関税協定が発効 ( 注 9) EU は 2007 年 5 月に ASEAN と FTA 交渉を開始したが 2009 年 12 月に ASEAN 各国と個別交渉に方針転換 フィリピン ベトナムインド豪州 NZ 日本 ( 注 2) 韓国 中国 ( 注 2) 香港 ( 注 3) 台湾 ( 注 4) ASEAN タイ A A A A A ( 注 5) シンガポール A A A A A ( 注 6) マレーシア A A A A A インドネシア A A A A A フィリピン A A A A A ベトナム A A A A A インド ( 注 5) 豪州 NZ ( 注 6) 米国 ( 注 7) メキシコ 二国間 FTA 多国間 FTA メルコスール ( 注 8) ( 出所 ) ジェトロウェブサイト 及び各種報道により日本総合研究所作成 EU ( 注 9) 22

24 8. アジアを中心とした FTA/EPA 締結状況 (2) 米州 二国間 FTA 多国間 FTA ( 出所 ) ジェトロウェブサイト 及び各種報道により日本総合研究所作成 米国カナダメキシコ NAFTA TPP コスタリカ パナマ SICA コロンビア ペルー チリ メルコスール CAN 日本 韓国 ( 注 3) 中国 香港 台湾 ( 注 4) ASEAN タイ ( 注 5) シンガポール ( 注 6) マレーシア ( 注 7) インドネシア フィリピン ベトナム インド ( 注 8) ( 注 9) 豪州 NZ ( 注 6) 米国 NAFTA NAFTA ( 注 10) ( 注 10) メキシコ NAFTA NAFTA ( 注 11) ( 注 12) メルコスール ( 注 12) ( 注 12) EU 〇 ( 注 13) ( 注 1) = 発効 = 調印 = 交渉中 = 交渉中断中 = 交渉準備 ( 注 2) NAFTA= 北米自由貿易協定 : 米国 カナダ メキシコ TPP= 環太平洋パートナーシップ協定 : シンガポール ブルネイ チリ ニュージーランド 米国 豪州 ペルー ベトナム マレーシア カナダ メキシコ 日本 SICA= 中米統合機構 : コスタリカ エルサルバドル グアテマラ ホンジュラス ニカラグア パナマ メルコスール = 南米南部共同市場 : ブラジル アルゼンチン ウルグアイ パラグアイ ベネズエラ CAN= アンデス共同体 : ボリビア コロンビア エクアドル ペルー ( 注 3) 2010 年 10 月 韓国は中米諸国 ( パナマ コスタリカ グアテマラ ホンジュラス ドミニカ共和国 ) と FTA 共同研究開始 2011 年 5 月 共同研究完了 ( 注 4) 台湾とグアテマラ ニカラグア エルサルバドル ホンジュラスとの間で FTA が発効 ( 注 5) タイとペルーの間では 2011 年 EH( アーリーハーベスト :FTA 合意に先立ち 両国合意品目につき関税を撤廃 削減 ) 発効 ( 注 6) TPSEP= 環太平洋戦略的経済連携協定 ( シンガポール ブルネイ チリ ニュージーランド ) が 2006 年 5 月 ~11 月に発効 ( 注 7) 米国とマレーシア間は TPP の枠組み内での交渉に移行 ( 注 8) インドとチリの間では 2007 年特恵関税協定が発効 ( 注 9) インドとメルコスールの間には 2009 年特恵関税協定が発効 ( 注 10) 米国と中米 5 カ国 ( コスタリカ エルサルバドル グアテマラ ホンジュラス ニカラグア ) ドミニカ共和国との FTA が発効 ( 注 11) メキシコとエルサルバドル グアテマラ ホンジュラス ニカラグアとの FTA が発効 ( 注 12) メキシコとメルコスール ( ベネズエラ除く ) チリとメルコスール ( ベネズエラ除く ) の間では それぞれ経済補完協定が発効 ( 注 13) EU とホンジュラス ニカラグア パナマ コスタリカ エルサルバドル グアテマラとの間の貿易協定は 2012 年に欧州議会で承認済 ホンジュラス ニカラグア パナマとの協定は 2013 年 8 月に発効 23

25 8. アジアを中心とした FTA/EPA 締結状況 (3) 欧州 中東 アフリカ スイス EFTA EU エジプトモロッコ イスラエル ヨルダントルコバーレーン UAE GCC 南ア SACU 日本 韓国 中国 ( 注 3) 香港 台湾 ASEAN ( 注 4) タイ シンガポール マレーシア インドネシア フィリピン ベトナム 二国間 FTA インド 豪州 NZ 米国 メキシコ 多国間 FTA メルコスール ( 注 5) ( 注 6) EU ( 出所 ) ジェトロウェブサイト 及び各種報道により日本総合研究所作成 ( 注 1) = 発効 = 調印 = 交渉中 = 交渉中断中 = 交渉準備 ( 注 2) EFTA= 欧州自由貿易連合 : スイス リヒテンシュタイン ノルウェー アイスランド GCC= 湾岸協力理事会 : サウジアラビア アラブ首長国連邦 クウェート カタール オマーン バーレーン SACU= 南部アフリカ関税同盟 : 南アフリカ ボツワナ ナミビア レソト スワジランド ( 注 3) 中国は EFTA 加盟国のアイスランドとの FTA に 2013 年 7 月調印 ノルウェーとは交渉中 ( 注 4) ASEAN は 2007 年 5 月に EU と FTA 交渉を開始したが 2009 年 12 月に EU が ASEAN 各国と個別交渉に方針転換 ( 注 5) メルコスールとイスラエルは 2007 年 12 月に FTA 調印 このうち ウルグアイ パラグアイ ブラジルとの間では発効済 ( 注 6) メルコスールと SACU は 2009 年特恵関税協定に署名 24

26 重要事項及びお問合せ先 本資料は情報の提供のみを目的として作成されたものです 特定の金融商品 サービスあるいは特定の取引 スキームに関する申し出や勧誘を意図したものではなく また特定の金融商品 サービスあるいは特定の取引 スキームの提供をお約束するものでもありません 本資料は一般に信頼できると思われるデータに基づき作成しておりますが その信憑性 正確性を保証するものではありません 本資料の利用に関してはお客さまご自身でご判断下さいますようお願い致します 本資料記載の情報は 今後の経済情勢 マーケット動向等の変化により 内容に変更が生じる場合があります また 本資料に記載する見解や評価は記載時点でのもので 将来の変動を正確に予想することも困難です 最終的にはお客さまの相場観に基づいてご判断下さいますようお願い致します なお 本資料に金融商品 サービス等の記載がある場合 当該金融商品 サービス等はお客さまに適切なものであるとは限りません 本資料記載の情報に関する会計 税務 法務面の問題点の有無につきましては 会計士 税理士 弁護士等の専門家と十分にご相談下さいますようお願い致します 本資料はお客さまの参考資料の目的でのみご利用いただきたく お客さま及びお客さま担当会計士 税理士 弁護士等の専門家以外の法人 個人に対して本資料の全部もしくは一部を引用 複写 転送 開示されることはご遠慮いただきますようお願い致します 本資料についてのご照会は お取引店までお問い合わせください

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