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1 Oracle Direct Seminar <Insert Picture Here> データベースの選び方 ~SE EE 選定ポイント ~ 日本オラクル株式会社

2 Agenda 企業システムを取り巻く環境 Oracle Databaseの特徴 同時実効性 運用管理 可用性 SE EE 選定ポイント 概要 運用管理 パフォーマンス 可用性 セキュリティ 無償技術サービス Oracle Direct Concierge Oracle Database バージョンアップ支援 Oracle 構成相談 (Sizing) サービス パフォーマンス クリニック サービス SQL Server からの移行アセスメント DB2 からの移行支援サービス Sybase からの移行支援サービス MySQL からの移行相談サービス PostgreSQL からの移行相談サービス Access からの移行アセスメント Oracle Developer/2000 Web アップグレード相談 仮想化アセスメントサービス ビジネスインテリジェンス エンタープライズエディション アセスメントサービス 簡易業務診断サービス Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 2

3 企業システムを取り巻く環境 拠点規模のシステム 国内規模のシステム グローバル規模などの様々なシステム規模 小規模システム 2 CPU 小 中規模システム 4 CPU 中 大規模システム 4~8 CPU 超大規模システム 8CPU < Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 3

4 企業システムを取り巻く環境 システム毎で異なる様々なシステム用件 セキュリティ パフォーマンス 可用性 監査ログの取得 データの暗号化 バッチ処理時間 バックアップ時間 運用管理 24 時間 365 日のシステム運用 障害時のデータ保護 SQL チューニング 運用監視 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 4

5 Oracle Database の進化既存資産の継承と新しい技術の融合 1992~ Oracle7 1997~ Oracle8 1999~ Oracle8i Built in Messaging Object Relational Support Multimedia Support Data Warehousing Optimizations Parallel Operations Distributed SQL & Transaction Support Cluster and MPP Support Multi-version Read Consistency Client/Server Support Platform Portability Commercial SQL Implementation 2001~ Oracle9i 2007~ Oracle Database 11g 2004~ Oracle Database 10g XML Database Oracle Data Guard Real Application Clusters Flashback Query Virtual Private Database Built in Java VM Partitioning Support In-Memory DB Cache Total Recall Real Application Testing Active Data Guard Advanced Compression Database Vault Grid Computing Automatic Storage Management Self Managing Database Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 5

6 Agenda 企業システムを取り巻く環境 Oracle Databaseの特徴 同時実効性 運用管理 可用性 SE EE 選定ポイント 運用管理 パフォーマンス 可用性 セキュリティ 無償技術サービス Oracle Direct Concierge Oracle Database バージョンアップ支援 Oracle 構成相談 (Sizing) サービス パフォーマンス クリニック サービス SQL Server からの移行アセスメント DB2 からの移行支援サービス Sybase からの移行支援サービス MySQL からの移行相談サービス PostgreSQL からの移行相談サービス Access からの移行アセスメント Oracle Developer/2000 Web アップグレード相談 仮想化アセスメントサービス ビジネスインテリジェンス エンタープライズエディション アセスメントサービス 簡易業務診断サービス Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 6

7 同時実効性 ~ 読み取り一貫性 ~ Oracle Database 更新前確定行データを Undo 表領域から読み込む 他社 DB 未コミット読み取りデータの更新が確定していない更新中のデータを読み込む 更新中 更新前確定行データ 更新前確定行データ 更新前確定行データ 更新中 ダーティーリードコミット読み取りデータの更新は確定するまでデータの読み込み待ちが発生 更新前確定行データ Undo 表領域 更新中 待ちが発生 読み取り一貫性が保障される 更新中のデータを読み込むダーティリードの発生 データの更新が確定するまで読み込み待ちが発生 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 7

8 同時実効性 ~ 行レベルロック ~ Oracle Database 他社 DB 行レベル ロッキングは ロックの行数に制限がなくロックエスカレーションが発生しない Locked Locked Locked Locked ロックする行数がある一定の値を越えると ロック エスカレーションが発生 Locked 完全な行レベルロックを実現 ロックエスカレーションが発生し 同時実効性の欠如 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 8

9 運用管理 ~ 障害からの復旧 ~ Oracle Database 障害の原因から復旧方法までアドバイスします 他社 DB 1. どの時点までリカバリをするかを調査 ( 手動 ) 2. バックアップ ファイルから DB 全体をリカバリ ( 手動 ) 3. 失われた処理を手動で再実行 人的ミスも簡単復旧 リカバリ アドバイザが障害復旧を支援 フラッシュバック機能が人的ミスも簡単復旧 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 9

10 高可用性 Oracle Database 数秒 ~ 数 10 秒で復旧可能 Active-Active 方式のため サーバーの有効活用が可能 アプリケーションから透過的 柔軟なリソース配分で サーバーの有効活用が可能 他社 DB 復旧までに時間が掛かる 事前の設計 / 設定が困難 シェアードナッシング方式は OLTP に不向き スケールアウトができない Data A-Z Data A-E Data F-K Data L-S Data T-Z Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 10

11 Oracle Database の特徴 機能 Oracle Database 他社 DB 同時実行性 ~ 読み取り一貫性 ~ 同時実行性 ~ 行ロック ~ 読み取り一貫性が保障 完全な行レベルロックを実現 ダーティリード データの読み込み待ちが発生 ロックエスカレーションが発生し 同時実効性の欠如 運用管理障害の原因から復旧方法までアドバイス手動での復旧 高可用性数秒 ~ 数 10 秒で復旧可能復旧までに時間が掛かる Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 11

12 Agenda 企業システムを取り巻く環境 Oracle Databaseの特徴 同時実効性 運用管理 可用性 SE EE 選定ポイント 概要 運用管理 パフォーマンス 可用性 セキュリティ 無償技術サービス Oracle Direct Concierge Oracle Database バージョンアップ支援 Oracle 構成相談 (Sizing) サービス パフォーマンス クリニック サービス SQL Server からの移行アセスメント DB2 からの移行支援サービス Sybase からの移行支援サービス MySQL からの移行相談サービス PostgreSQL からの移行相談サービス Access からの移行アセスメント Oracle Developer/2000 Web アップグレード相談 仮想化アセスメントサービス ビジネスインテリジェンス エンタープライズエディション アセスメントサービス 簡易業務診断サービス Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 12

13 Oracle Database Edition の種類 小規模システム 2 CPU 小 中規模システム 4 CPU 中 大規模システム 4~8 CPU 超大規模システム 8CPU < SE One Standard Edition Enterprise Edition SE One : Standard Edition One この他にシングル ユーザー用として Personal Edition(PE) もあります Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 13

14 EE のみで使用可能な機能 ( 抜粋 ) EE 以下の機能は EE でのみ使用可能です Data Guard Online 表再編成 増分バックアップ トライアル リカバリ データ圧縮 Online 索引メンテナンス プロキシ認証 サマリー管理 パラレル検索 パラレルDML パラレル索引作成 パラレル統計情報収集 ファイングレイン監査 トライアル リカバリ ブロックレベル メディア リカバリ Virtual Private Database Oracle Streams データベース リソース マネージャ パラレルテキスト索引作成 Data PumpによるパラレルExport パラレルImport フラッシュバック テーブル フラッシュバック トランザクション検索 フラッシュバック データベース エンタープライズ ユーザー セキュリティ 時間指定の表領域リカバリ ビットマップ索引 ビットマップ結合索引 Oracle Messaging Gateway 非同期チェンジ データ キャプチャー Fast-Start Fault Recovery トランスポータブル表領域のExport パラレルバックアップ/ リカバリ 多重化されたバックアップセット アドバンスト レプリケーション 11g 11g R1 結果キャッシュ R2 In-Memory Parallel クエリー etc. Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 14

15 EE の有償オプション ( 抜粋 ) EE 以下は EE でのみ使用可能な有償オプションです 11g R1 11g R1 11g R1 11g R1 11g R2 RAC(Real Application Clusters) アクティブ アクティブのクラスタリング Partitioning 表を複数表領域に分割 Advanced Security 通信の暗号化など Spatial 地図情報の格納 OLAP 多次元データベースの構築 Diagnostic Pack データベースの状態を GUI で把握 Tuning Pack GUI でパフォーマンスチューニング Database Vault アクセス制御 Active Data Guard Data Guard のスタンバイ機有効活用 Real Application Testing ワークロードの取得およびリプレイ Advanced Compression あらゆるデータを圧縮 Total Recall 履歴データの長期保管 参照 RAC One Node クラスタ上で稼動するシングルインスタンス DB etc. 注 ) RAC : 10g 以降ならば Standard Edition でも利用可能 ( 無償 ) Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 15

16 Agenda 企業システムを取り巻く環境 Oracle Databaseの特徴 同時実効性 運用管理 可用性 SE EE 選定ポイント 概要 運用管理 パフォーマンス 可用性 セキュリティ 無償技術サービス Oracle Direct Concierge Oracle Database バージョンアップ支援 Oracle 構成相談 (Sizing) サービス パフォーマンス クリニック サービス SQL Server からの移行アセスメント DB2 からの移行支援サービス Sybase からの移行支援サービス MySQL からの移行相談サービス PostgreSQL からの移行相談サービス Access からの移行アセスメント Oracle Developer/2000 Web アップグレード相談 仮想化アセスメントサービス ビジネスインテリジェンス エンタープライズエディション アセスメントサービス 簡易業務診断サービス Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 16

17 Case1: 障害を未然に防ぎたい 障害の未然防止や異常時にすぐ対応する必要がある 障害の未然防止障害が発生する前に 一定の敷居値を超えたら すぐに対処できる必要がある 迅速な対応障害が発生したら迅速に対応ができるように メール等で通知する必要がある Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 17

18 障害の未然防止 EE SE Enterprise Manager 上で確認 メールでの通知 Diag Diagnostics Option しきい値 を設定し しきい値 を超えた場合に Enterprise Manager 上に表示 しきい値 を設定し しきい値 を超えた場合にメールで通知が可能 しきい値の設定ユーザーへのレスポンス タイムが 秒以上になったら しきい値の設定ユーザーへのレスポンス タイムが 秒以上になったら しきい値を超えると Enterprise Manager 上に表示 しきい値を超えると 管理者にメールで通知 しきい値 を設定し ある特定の値でアラートを 出力することで 障害が発生する前に未然防止が可能 Enterprise Manager 上で確認する必要があるため 管理者が見落とす可能性がある しきい値 を設定し ある特定の値でアラートを 出力することで 障害が発生する前に未然防止が可能 メールで通知することにより 管理者がより迅速に対応することが可能 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 18

19 Case2: バックアップの管理が大変 バックアップやリカバリに時間がかかる! バックアップファイルサイズが多くて 管理が大変! バックアップ 売上表 バックアップリカバリ 障害復旧がシステム要件の時間内に完了しない!! データ量が多いと バックアップやリカバリに長時間を要する リストア データ量が増加! Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 19

20 バックアップの時間 サイズの削減 SE 増分バックアップ 高速増分バックアップ EE 以前のバックアップ以降に変更されたブロックのみをバックアップ 日月火 ブロック チェンジ トラッキング ファイルから変更があったブロックのみを読み込みバックアップ 日月火ブロック チェンジ トラッキング ファイル ブロック チェンジ トラッキング ファイル Arch Arch Arch Arch Arch Arch Arch Arch Arch Arch Arch Arch 徴 : 変更があったブロックのみをバックアップすることで バックアップファイルサイズを尐なくすることが可能 バックアップの際に一度データファイル全体を読み込み 更新されたブロックを検索し バックアップするので バックアップ時間は短縮されない 増分バックアップ同様 バックアップファイルサイズの削減 変更があったブロックのみを読み込んでバックアップすることで大幅にバックアップ時間の短縮が可能 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 20

21 リカバリ時間の短縮 SE Point-in-time リカバリ フラッシュバック データベース EE バックアップファイル +Redo ログを使用し 指定した時間までリストア リカバリ 現存データに UNDO を適用し 過去データの再作成 過去 バックアップ時点 ( 午前 :0:00) 2REDO 適用 時間の流れ 指定時点 ( 午前 :9:00) 未来 現在時点 ( 午後 :15:00) 過去 バックアップ時点 ( 午前 :0:00) 時間の流れ 指定時点 ( 午前 :9:00) 現在時点 ( 午後 :15:00) 未来 巻き戻し 時刻 9:00 15:00 1 バックアップリストア 障害 ユーザーエラーが発生した場合でも 過去の任意の時点にリカバリすることができる バックアップファイルのリストア Redo ログの適用 が必要なのでリストアに時間がかかる 9:00~15:00 までの変更ログ フラッシュバック データベース ログ リカバリ リストア作業が必要ないので 高速にリカバリすることが可能 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 21

22 参考 : その他のフラッシュバック機能 過去 SE フラッシュバックドロップ 時間の流れ 指定時点 ( 午前 :9:00) 現在時点 ( 午後 :15:00) 未来 過去 フラッシュバック テーブル 時間の流れ 指定時点 ( 午前 :9:00) 現在時点 ( 午後 :15:00) EE 未来 Recycle bin 巻き戻し 時刻 9:00 15:00 フラッシュバック データベース ログ 過去 ドロップ 削除したテーブルを オンライン状態で簡単に復旧 迅速に特定のテーブルデータを復旧 フラッシュバック問合せ 時間の流れ 過去時点 ( 午前 :9:00) 過去時点 ( 午前 :9:00) 現在時点 ( 午後 :15:00) 未来 過去 フラッシュバック トランザクション 時間の流れ 過去時点 ( 午前 :9:00) 過去時点 ( 午前 :9:00) 現在時点 ( 午後 :15:00) 未来 実行された SQL 文 実行された SQL 文 リカバリすることなく過去データを参照可能 過去に行われたトランザクションの履歴を参照 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 22

23 Case3:CPU 使用率等のリソース管理を行いたい 負荷状況に応じてリソース配分を管理したい セッション数の制御を行いたい CPU UNDO 使用量 実行時間 並列度 アイドル時間 アクティブ セッション数 実行制御 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 23

24 リソースの管理 SE ユーザ プロファイル リソースマネージャ EE プロファイルにシステムリソースの制限を設定 リソースマネージャを使用して 特定のグループに対してリソースの割り当てを制御 プロファイル リソース使用量の制限 アカウント ステータスおよびパスワードの有効期限の管理 昼間 : 高いプライオリティ OLTP ユーザー夜間 : 低いプライオリティ昼間 : 低いプライオリティ DSS ユーザー夜間 : 高いプライオリティ DAY_PLAN OLTP 75% DSS 25% NIGHT_PLAN OLTP 25% BATCH 75% BATCH ユーザー 時間帯で切り替え セッション毎で CPU の使用率 接続時間 読み取ることができるデータ量の制御等の設定が可能 サーバー全体のリソース配分を行うことはできない Oracle プロセスの詳細なスケジューリングが可能 設定したプランを元に CPU リソースを配分することができ CPU リソースを最大限に有効活用することが可能 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 24

25 Case4: ボトルネック箇所の特定が難しい パフォーマンスが悪くなってきている ボトルネック箇所はどこだろう? パフォーマンスボトルネック ネットワーク負荷が高い バグにより正常動作していない クライアント PC が遅い OS 負荷が高い DB の設定が悪い メモリが足りない 効率の悪い SQL が実行されている アプリケーションが遅い CPU 負荷が高い ディスク I/O 負荷が高い Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 25

26 ボトルネック箇所の特定 EE SE StatsPack レポート AWR レポート Diag Diagnostics Pack 手動でスナップショットを保存し その差分を診断 自動でスナップショットを保存し 容易にレポート作成 スナップショット アプリケーションの実行 スナップショット SGA 統計情報負荷の高い SQL MMON 定期的に自動で負荷情報を保存 手動でスナップショットを保存 起動 ADDM データベース DB 管理者 レポート DB 統計情報のスナップショット StatsPack レポートからボトルネック箇所 処理に時間が かかっている SQL 文を特定可能 分析には管理者のノウハウが必要 手動でスナップショットを取得する必要がある 1 1 自動で取得するように設定することも可能 Enterprise Manager 自動でデータベースを診断 AWR 診断結果 / アドバイス 問題箇所に関して対処方法の提示 ボトルネック箇所を詳細にドリルダウン可能 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 26

27 まとめ : パフォーマンス システム用件 SE EE 障害の未然防止 しきい値 を超えたらアラートを送信し EM 上で確認 EM 上で確認する必要があり対応が遅れる可能性あり しきい値 を超えたらアラートをメールにて管理者に送信 迅速に障害が発生する前に対応可能 バックアップ管理 増分バックアップ バックアップファイルサイズの削減 バックアップ時間は通常のバックアップと同等 高速増分バックアップ バックアップファイルサイズの削減 バックアップ時間の削減 リソース管理 ユーザ プロファイル セッション毎で CPU の使用率 接続時間等を制御 サーバー全体のリソース配分は行えない リソース マネージャー 特定のグループに対してリソースの割り当てを制御 CPU のリソース配分が可能 ボトルネック箇所の特定 StatsPack レポート 手動でスナップショットを保存し その差分を診断 管理者のノウハウが必要 AWR レポート 自動でスナップショットを保存し 容易にレポート作成 自動で問題箇所の特定 問題箇所に対しての対処方の提示 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 27

28 Agenda 企業システムを取り巻く環境 Oracle Databaseの特徴 同時実効性 運用管理 可用性 SE EE 選定ポイント 概要 運用管理 パフォーマンス 可用性 セキュリティ 無償技術サービス Oracle Direct Concierge Oracle Database バージョンアップ支援 Oracle 構成相談 (Sizing) サービス パフォーマンス クリニック サービス SQL Server からの移行アセスメント DB2 からの移行支援サービス Sybase からの移行支援サービス MySQL からの移行相談サービス PostgreSQL からの移行相談サービス Access からの移行アセスメント Oracle Developer/2000 Web アップグレード相談 仮想化アセスメントサービス ビジネスインテリジェンス エンタープライズエディション アセスメントサービス 簡易業務診断サービス Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 28

29 Case1: OLTP 系システムのパフォーマンスが上がらない パフォーマンスが上がらない どうすればパフォーマンスが上がるのだろう? パフォーマンスボトルネック クライアント PC が遅い ネットワーク負荷が高い バグにより正常動作していない OS 負荷が高い DB の設定が悪い メモリが足りない 効率の悪い SQL が実行されている アプリケーションが遅い CPU 負荷が高い ディスク I/O 負荷が高い Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 29

30 SQL チューニング EE Diag Diagnostics Option SE SQL Trace StatsPack SQL Trace 等を使用し 効率の悪い SQL 文の特定 4 チューニング Tuning Advisor Tuning Advisor を使用し 容易に SQL 文のチューニング Tuning Tuning Option 2 効率の悪い SQL の特定 1StatsPack の取得 SELECT last_name,department_name FROM employees JOIN departments USING (department_id); Id Operation Name Rows Bytes Cost (%CPU) SELECT STATEMENT (17) 1 MERGE JOIN (17) 2 TABLE ACCESS BY INDEX ROWID DEPARTMENTS (0) 3 INDEX FULL SCAN DEPT_ID_PK 27 1 (0) * 4 SORT JOIN (25) 5 TABLE ACCESS FULL EMPLOYEES (0) 1Tuning Advisor の実行 3SQL Trace の取得 ボトルネック箇所の特定 対処方法の特定に 手間がかかる 高負荷で問題となる特定のSQL 文を診断し 負荷を軽減する最適な対処方法の提示が可能で 容易にチューニングが可能 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 30

31 Case2: DataWarehouse 系システムのパフォーマンスが上がらない パフォーマンスが上がらない どうすればパフォーマンスが上がるのだろう? パフォーマンスボトルネック ネットワーク負荷が高い バグにより正常動作していない クライアント PC が遅い OS 負荷が高い DB の設定が悪い メモリが足りない 効率の悪い SQL が実行されている アプリケーションが遅い CPU 負荷が高い ディスク I/O 負荷が高い Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 31

32 SE 索引の使用 B ツリー索引 ルートブロックから順にリーフブロックをたどって該当データを検索 Suzuki さんのデータが欲しい SELECT * FROM 社員表 WHERE 社員名 = Suzuki ; G よりも前 Abe rowid Baba rowid M よりも前 ( G ) G 以降 Fujita rowid Hirota rowid ( M ) S よりも前 ルートブロック M 以降 ( S ) Morita rowid Nakata rowid ブランチブロック S 以降 カーディナリティ ( 種類 ) の多い列に適している OLTP 向け リーフブロック Suzuki rowid Tanaka rowid ROWID1 ROWID2 ROWID3 ROWID4 ROWID5 社員表 社員番号 カーディナリティ ( 種類 ) の尐ない列に適している OR を使用した検索に非常に効率的 DWH 向き ビットマップ索引 ビットによりデータの種類を表した索引 名前 Tanaka Suzuki Fujita Abe Inoue 勤務地 関東 関東 東北 関西 関東 勤務地列のビットマップ索引 EE ROWID 関東関西東北 ROWID ROWID ROWID ROWID ROWID 性別 男 女 男 女 男 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 32

33 マテリアライズド ビューの使用 SE マテリアライズド ビュー クエリー リライト EE 実データを持つビュー ファクト表 ディメンション表に対する問い合わせを自動的にマテリアライズド ビューを参照するように書き換える 支店 時間 売上 元表 製品 製品表 売上表 支店表 時間表 処理に時間がかかる結合処理や集計 通常 支店 売上 元表 製品 オプティマイザ - SELECT ~ FROM 売上 製品 支店 時間 WHERE ~ 時間 マテリアライズドビュー 集計済みのマテリアライズド ビューを参照 Mview マテリアライズドビュー 売上集計 SELECT ~ クエリーリライト FROM 売上集計 WHERE ~ 売上集計 効率が悪い集計や結合を事前に計算し 格納することでパフォーマンスの向上が可能 アプリケーションの書き換えが必要 アプリケーションの書き換えなしに検索を 高速化することが可能 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 33

34 パラレル クエリーの使用 SE シリアル処理 パラレル処理 EE 1 つのプロセスで処理を実行 複数の CPU を使用し 並列で処理を実行 3CPU は使われない 全部の CPU を使う P1 P2 P3 P4 P1 複数の CPU を使用せず シリアルで処理を行うため 処理に時間がかかる 複数 CPU を有効活用し 検索 / DML /DDL 処理を高速化 大量のデータを扱う DWH システムでは特に効果を発揮 それぞれの SQL に対して Oracle が 最適なパラレル度を自動設定 11g R2 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 34

35 参考 :In-Memory Parallel Query 11g R2 従来のパラレル処理 必ず Direct Path Read でディスクからデータにアクセスをして処理 In-Memory Parallel Query 一度メモリ上にデータを読み込んでから処理を実行 EE QC QS QS QS QC QS QS QS 必ずディスクからデータを読み込んで処理を行うので メモリ使用率が低下する パラレルクエリー実行時の メモリ使用効率の最適化し 従来のパラレル処理と比べ高速に処理を実行 一度メモリ上にデータを読み込む際はボトルネックが発生 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 35

36 Disk I/O の最適化 EE SE 表の分割 パーティション PO Partitioning Option 手動で値ごとに複数の表に分割 内部的に 1 つの表を複数の表に分割 社員番号 1000 番のデータが見たい Emp_ID_0_999 表 3000~3999 (emp_id) Emp_ID_2000_2999 表 0~999 (emp_id) 社員番号 1000 番のデータが見たい emp 表 0~999 (emp_id) 1000~1999 (emp_id) Emp_ID_1000_1999 表 Emp_ID_3000_3999 表 オプティマイザ SELECT * FROM Emp_ID_1000_ 1999 WHERE emp_id = 1000; 1000~1999 (emp_id) 2000~2999 (emp_id) SELECT * FROM emp WHERE emp_id = 1000; 2000~2999 (emp_id) 3000~3999 (emp_id) 表を複数に分割することで 読み込むデータ量 の削減が可能 アプリケーションの変更が必要 クライアント側では意識することなく対象のデータが 含まれるパーティション表にアクセス可能 ( アプリケーションの変更なし ) 自動的にパーティション表の追加が可能 11g Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 36

37 まとめ : パフォーマンス システム形態 チューニ SE EE ング手法 OLTP SQL Trace ボトルネック箇所の特定 対処方法の特定にノウハウが必要 Tuning Advisor 自動で問題箇所の特定 チューニングが可能 ノウハウがなくても容易にチューニングが可能 SQL 文の効率化 マテリアライズド ビュー 効率が悪い集計や結合を事前に計算し パフォーマンスの向上 アプリケーションの改修が必要 クエリー リライト アプリケーションの改修が必要ない B- ツリー索引 値の種類が多い列に適している OLTP 向け ビットマップ索引 値の種類が尐ない列に適している DWH 向け DWH DiskI/O の最適化 複数表に分割 SQL 文の改修が必要になり 管理に手間がかかる パーティション アプリケーションの変更が必要ない 自動でパーティション表の追加が可能 CPU の有効活用 シリアル処理 全ての CPU が使用されず 処理に時間がかかる パラレル処理 複数 CPU を有効活用し 処理を高速化 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 37

38 Agenda 企業システムを取り巻く環境 Oracle Databaseの特徴 同時実効性 運用管理 可用性 SE EE 選定ポイント 概要 運用管理 パフォーマンス 可用性 セキュリティ 無償技術サービス Oracle Direct Concierge Oracle Database バージョンアップ支援 Oracle 構成相談 (Sizing) サービス パフォーマンス クリニック サービス SQL Server からの移行アセスメント DB2 からの移行支援サービス Sybase からの移行支援サービス MySQL からの移行相談サービス PostgreSQL からの移行相談サービス Access からの移行アセスメント Oracle Developer/2000 Web アップグレード相談 仮想化アセスメントサービス ビジネスインテリジェンス エンタープライズエディション アセスメントサービス 簡易業務診断サービス Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 38

39 Case1. データの暗号化を行いたい Database 内ではデータはファイルとして存在 クラッキングツールにより解読! データファイルの盗難の危険性の認識 悪意を持つユーザからは格好の対象となる Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 39

40 SE USER_ID データの暗号化 予め 各パッケージのプロシージャを使用して 暗号化用 / 復号化用のファンクションを作成しておきます 標準の PL/SQL パッケージ プロシージャを使用したデータの暗号化 暗号化してデータを挿入 encrypt_function( xxxxxx )); 復号してデータを取得 decrypt_function(card_id) CARD_ID 3351-xxxx-xx 3352-xxxx-xx 3353-xxxx-xx USER_ID CARD_ID 3351-xxxx-xx 3352-xxxx-xx 3353-xxxx-xx Transparent Data Encryption ヤマダタロウ 透過的に暗号化 復号 SELECT name,cardnumber FROM credit; TDE メカニズム Wallet EE Oracle データベース 鍵管理 ASO Advanced Security Option 強力な暗号アルゴリズムを利用した暗号化 ヤマダタロウ ag5#g&3f_g0r1blg AES 暗号化 復号されたデータ データ単位での設定が可能 アプリケーションの変更が必要 パフォーマンスの务化が大きい 暗号鍵管理の問題 暗号化されて格納 アプリケーションからは透過的に データの暗号化 / 復号が行われ アプリケーションの変更が必要ない Oracle Wallet を利用した鍵管理メカニズムを備える パッケージを使用した暗号化に比べパフォーマンスへの影響が尐ない Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 40

41 参考 : Oracle Advanced Security(ASO) の機能 EE ASO Advanced Security Option ネットワークの暗号化 バックアップの暗号化 DB サーバ ~ クライアント間の暗号化 DB サーバ ~ AP サーバ間暗号化 DB リンクの暗号化 データ ファイルの暗号化 (TDE) RMAN で取得したバックアップセットの暗号化 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 41

42 Case2: ユーザ毎でアクセスできるデータを制限したい Oracle データベースにアクセスするユーザを個別に作成していないと? 業務データにアクセスしたのは誰? 全員同じ権限でよい? Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 42

43 SE アクセス制御 VIEW とオブジェクト権限 ユーザ毎に View を作成し アクセスできるデータを制御 仮想プライベートデータベース (VPD) ポリシー管理による柔軟なアクセス制御管理 EE 経理部 (FIN) CONNECT 経理部営業部 (SALES) CONNECT 営業部 ユーザ : 経理部 ユーザ : 管理者 参照権限経理部 VIEW 別名 : 経理部 VIEW ユーザ : 営業部 参照権限 人事マスタ表 経理部 (FIN) SELECT * FROM HR_DETAIL SELECT * FROM HR_DETAIL アクセス制御ポリシー A アクセス制御ポリシー B SELECT * FROM HR_DETAIL WHERE DEPT= FIN ; 人事マスタ表 SELECT * FROM HR_DETAIL WHERE DEPT= SALES ; 別名 : 営業部 VIEW 営業部 VIEW それぞれのユーザ毎で View 等の設定を行うので管理が煩雑 アプリケーションからは透過的に行レベルのアクセス制御が可能 内部的に自動で Where 句が付与され 検索できるデータを制限し アプリケーションの変更が不要 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 43

44 Case3: いつ 誰が 何に どうしたを記録したい 特定の操作に対して いつ 誰が 何に どうした を記録 疑わしい操作をモニタリングによって検知する 操作履歴を記録し証拠として利用する SCOTT APPS 2008/7/2 11:25 SCOTT ユーザーが SALARY 表に SELECT でアクセス SALARY 2008/7/7 15:00 APPS ユーザーが DB にログイン成功 TARO SYSTEM 2008/7/4 13:17 SYSTEM ユーザーが新規ユーザ TARO を作成 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 44

45 監査ログ SE 標準監査 ファイングレイン監査 EE 特定オブジェクトに対する操作 権限付与 データベース構成変更に対し 監査証跡を取得 条件を元に監査証跡を残すか否かをきめ細かく指定 ユーザA ログイン表の構成変更権限付与検索データの変更 etc. ユーザ B 初期化パラメータ AUDIT_FILE_DEST で定めた出力先に出力 監査証跡の記録 セキュアなファイルシステム SYS.AUD$ 表 SELECT order_id, product_id, quantity FROM order_items; 監査ポリシー 監査条件 : 1=1 ( 全ての行 ) 監査列 :card_no 監査されない 監査証跡が残る 監査証跡 SELECT order_id, card_no FROM order_items, <timestamp>, <userid>, <bind vars> etc. SYS.AUD$ 表に記録 データベースの操作に対し 監査証跡を取得可能 細かい設定が行えず パフォーマンスに影響する可能性がある SELECT order_id, card_no FROM order_items; 標準監査と比較した きめ細かな監査ポリシーを施行可能 ディスクスペースの圧迫を軽減可能 パフォーマンスへの影響を最小限にする Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 45

46 参考 : 監査機能の種類 1 必須監査 ( オペレーティング システム監査 ) 2DBA 監査 3 標準監査 ( 任意監査 ) 4 ファイングレイン監査 ( 任意監査 ) 対象となる Edition 全エディション全エディション全エディション 対象バージョン 監査対象 インスタンス起動 インスタンス停止 管理者権限によるデータベース接続 データベース管理者としてログインしたユーザーのデータベース操作 データベースへの操作 ( ログイン CREATE/ALTER/DROP などのアクション UPDATE DELETE などのオブジェクトへの操作 ) 特定のデータ ( 列名 条件指定可能 ) へのアクセス (SELECT) Oracle10g からは UPDATE DELETE INSERT へも可能 監査証跡出力先 OS ファイル OS ファイル / システムヒ ューア (Win) Syslog(10gR2~) XML ファイル (10gR2~) DBA_AUDIT_TRAIL ビュー OS ファイル / システムヒ ューア (Win) Syslog(10gR2~) XML ファイル (10gR2~) DBA_FGA_AUDIT_TRAIL ビュー ユーザー定義表 メール送信も可能 取得可能な監査証跡 OS によって生成された監査レコード データベース監査証跡レコード 常に監査されるデータベース関連のアクション 管理ユーザー (SYS) 用の監査レコード 時刻 操作 (SQL 文全体 ) データベースユーザー名 / 権限 OS ユーザー名 / 端末 終了コード 時刻 操作 (SQL 文の種類 ) データベースユーザー名 / 権限 OS ユーザー名 / 端末 終了コード 時刻 データベースユーザー OS ユーザー名 / 端末 アクセスしたオブジェクト名 ファイングレイン監査ポリシー名 操作 (SQL 文全体 ) ユーザー定義アクション ( オプション ) Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 46

47 まとめ : セキュリティ カテゴリ 機能名 利用可能必要なOption Edition もしくは製品 通信データの暗号化 Net 接続の暗号化 EE Advanced Security パスワード ポリシーの強化 SE 外部認証 (OS 認証 ) SE 認証の強化 外部認証 ( ネットワーク認証 ) EE Advanced Security グローバル認証 EE Advanced Security Enterprise User Security (EUS) EE Advanced Security オブジェクトレベル制御 (View, GRANT) SE 値レベル制御 (Virtual Private Database: VPD) EE アクセス制御 Database Vault を使った職務分掌による EE Database Vault デュアルロック機能 (*1) による制御強化 格納データの暗号化 暗号化ツールキット (DBMS_CRYPTO, DBMS_OBFUSCATION_TOOLKIT) SE 透過的データ暗号化 (Transparent Data Encryption: TDE) EE Advanced Security 必須監査 SE 標準監査 SE 監査 DBA 監査 SE 特定データアクセス監査 ( ファイングレン監査 ) EE Audit Vaultによる監査情報の一元管理 Audit Vault (*1): デュアルロック機能とは 行為に対して 尐なくとも 2 名の者が操作しなければその行為を完遂できない方式 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 47

48 Agenda 企業システムを取り巻く環境 Oracle Databaseの特徴 同時実効性 運用管理 可用性 SE EE 選定ポイント 概要 運用管理 パフォーマンス 可用性 セキュリティ 無償技術サービス Oracle Direct Concierge Oracle Database バージョンアップ支援 Oracle 構成相談 (Sizing) サービス パフォーマンス クリニック サービス SQL Server からの移行アセスメント DB2 からの移行支援サービス Sybase からの移行支援サービス MySQL からの移行相談サービス PostgreSQL からの移行相談サービス Access からの移行アセスメント Oracle Developer/2000 Web アップグレード相談 仮想化アセスメントサービス ビジネスインテリジェンス エンタープライズエディション アセスメントサービス 簡易業務診断サービス Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 48

49 計画停止 計画外停止 Case1. 高可用性システムを構築したい コンピュータ障害 ストレージ障害 データ障害 人的エラー データ破損 サイト障害 システム変更 データ変更 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 49

50 システム障害への対応 ~Real Application Cluster~ Active-Active のクラスタ構成 SE EE Active-Active の構成により リソースを最大限に 有効活用し 処理の負荷分散を行うことが可能 システム障害時にも 数秒から数十秒以内に復旧が可能 サーバを追加することで容易にスケールアウトが可能 複数システムの柔軟な配置が可能 メンテナンスなどの計画停止に対しては システム全体を止める必要がある アプリ 1 アプリ 2 アプリ 3 アプリ 4 Active! Active! Active! SE での制限 : ソケット数の制限 Oracle Automatic Storage Management(ASM) の使用が必須 クラスターウェアとして Oracle Cluster Ready Services(CRS) のみ使用可能 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 50

51 計画停止へのソリューション SE 基本スタンバイ構成 Data Guard EE ログを適用して本番機の複製を作成する Active/Standby 構成 ログ情報の自動転送により複数サイトにデータベースのコピーを作成 DB ユーザ DB ユーザ プライマリ スタンバイ プライマリ スタンバイ ログの自動転送 ログの手動転送 スタンバイ機を Read-Only で読み取り専用として 利用可能 手動でログの転送 適用を行う必要がある フェイルオーバーを手動で行う必要がる 自動でログの転送を行うことができ 管理が容易 フェイルオーバーを自動で行うことができる スタンバイ DB を参照用の DB として利用することができる 1 1Active Data Guard Option が必要になります Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 51

52 その他の可用性ソリューション SE 基本レプリケーション マテリアライズド ビューによるレプリカサイトの作成 Advanced Replication 各サイトで対象表の完全なレプリカの作成 EE DB ユーザ DB ユーザ DB ユーザ DB ユーザ DBLINK DBLINK マスタ表 マスター表の複製 Materialized View マスタ表 完全なレプリカ マスタ表 レプリカサイト側でもデータの更新を行うことができ 双方向でデータの同期が可能 障害時も自動でレプリカサイトに接続切り替え可能 マスターサイト障害時 データロス発生の可能性あり リアルタイムでデータの同期が可能 同期 / 非同期転送型 完全同期の場合 障害がおきた際に同期を待ってしまう為 システムが停止してしまう Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 52

53 まとめ : 高可用性 システム障害が発生してもシステムを止めずに運用する必要がある Oracle Real Application Cluster SE EE システム障害時も数秒 ~ 数分以内に自動フェイルオーバー可能 Active-Activeの構成でリソースを最大限に有効活用 メンテナンスやバージョンアップの際もシステムを止めたくない Data Guard EE 複数拠点間でデータ連携 負荷分散を行いたい EE 計画停止時にもシステムを停めずに運用可能 災害対策としての利用 Advanced Replication 複数拠点間でのデータ連携が可能 Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 53

54 まとめ 初期コスト ( イニシャル コスト ) だけでなく 将来の運用コスト ( ランニング コスト ) や システム要件で選択 データベース管理者のコスト バックアップ / リカバリにかかるコスト 情報漏洩のリスクなど SE で無理な開発をするより EE で構築した方が安いこともあります! Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 54

55 OTN ダイセミでスキルアップ!! 一般的な技術問題解決方法などを知りたい! セミナ資料など技術コンテンツがほしい! Oracle Technology Network(OTN) を御活用下さい 一般的技術問題解決には OTN 掲示版の データベース一般 をご活用ください OTN 掲示版は 基本的に Oracle ユーザー有志からの回答となるため 100% 回答があるとは限りません ただ 過去の履歴を見ると 質問の大多数に関してなんらかの回答が書き込まれております 過去のセミナ資料 動画コンテンツは OTN の OTN セミナーオンデマンドコンテンツ へ ダイセミ事務局にダイセミ資料を請求頂いても お受けできない可能性がございますので予めご了承ください ダイセミ資料は OTN コンテンツオンデマンドか セミナ実施時間内にダウンロード頂くようお願い致します Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 55

56 OTN セミナーオンデマンドコンテンツ 期間限定にて ダイセミの人気セミナーを動画配信中!! ダイセミのライブ感はそのままに お好きな時間で受講頂けます OTN オンデマンド 掲載のコンテンツ内容は予告なく変更になる可能性があります 期間限定での配信コンテンツも含まれております お早めにダウンロード頂くことをお勧めいたします Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 56

57 オラクルクルクルキャンペーン あの Oracle Database Enterprise Edition が超おトク!! Oracle Database のライセンス価格を大幅に抑えて ご導入いただけます 多くのお客様でサーバー使用期間とされる 5 年間にライセンス期間を限定 期間途中で永久ライセンスへ差額移行 5 年後に新規ライセンスを購入し継続利用 5 年後に新システムへデータを移行 Enterprise Editionはここが違う!! 圧倒的なパフォーマンス! データベース管理がカンタン! データベースを止めなくていい! もちろん障害対策も万全! 詳しくはコチラ お問い合わせフォーム Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 57

58 あなたにいちばん近いオラクル Oracle Direct まずはお問合せください Oracle Direct 検索 システムの検討 構築から運用まで ITプロジェクト全般の相談窓口としてご支援いたします システム構成やライセンス / 購入方法などお気軽にお問い合わせ下さい Web 問い合わせフォームフリーダイヤル 専用お問い合わせフォームにてご相談内容を承ります フォームの入力には Oracle Direct Seminar 申込時と同じログインが必要となります こちらから詳細確認のお電話を差し上げる場合がありますので ご登録さ れている連絡先が最新のものになっているか ご確認下さい 月曜 ~ 金曜 9:00~12:00 13:00~18:00 ( 祝日および年末年始除く ) Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 58

59 以上の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため 購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい オラクル製品に関して記載されている機能の開発 リリースおよび時期については 弊社の裁量により決定されます Oracle と Java は Oracle Corporation 及びその子会社 関連会社の米国及びその他の国における登録商標です 文中の社名 商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります Copyright 2010, Oracle. All rights reserved. 59