Oracle Database Summit 2009お知らせ

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そうちゅうか
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1 今から始める BCP/BCM 対策 Oracle だからできること日本オラクル株式会社テクノロジー製品事業統括本部データベースソリューション本部橋本琢爾

2 以下の事項は弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものですまた情報提供を唯一の目的とするものでありいかなる契約にも組み込むことはできません以下の事項はマテリアルやコード機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さいオラクル製品に関して記載されている機能の開発リリースおよび時期については弊社の裁量により決定されます Oracle と Java は Oracle Corporation 及びその子会社関連会社の米国及びその他の国における登録商標です文中の社名商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります 2

3 <Insert Picture Here> Oracle Database の BCP 対策について ~ 実現のための考え方 3

4 Oracle Database の BCP 対応について < 全体の流れ > 現状分析と評価指針の策定と設計及び実装技術選定 4

5 Oracle Database の BCP 対策について < ビジネス影響分析 > 現状分析と評価システム停止の影響の重大度に基づいてビジネスプロセスを分類対象となる業務モデルの判定 ( 業種業界や初期開発方針に依存 ) 各業務や対象範囲の障害レベルの想定 ( 例 :5 段階評価 ) 業務とマスターデータの関係も影響 IT インフラについて設備面運用 ( 負荷 ) 状況などの情報収集分析 < 高可用性の実現に対する重要な課題 > 指針の策定と設計及び実装技術選定レガシーシステムの廃止より高度で堅牢なシステムや設備への投資高可用性モデルに合せた IT アーキテクチャと操作全体の再設計ビジネスプロセスの再設計人員の雇用およびトレーニング < 指針策定に影響する実装テクノロジーの選定 ~ インフラ設計 > システムインフラストラクチャの他の部分とのスムーズな統合実装コストを上回る統合コストやメンテナンスコスト発生を防止特定ベンダーへの依存性を排除 5

6 具体的な調査項目の例 (SLA) 参考情報 Oracle 無償コンサルサービスサンプルのヒアリングシートより抜粋 No. 項目記入例 8 SLA 8.1 性能 ( パフォーマンス ) 性能要件 ( スループットレスポンス画面表示時間など ) 初期画面表示 2 秒以内他 4 秒まで Time Out 要件についてミドルウェアレベルでは 3 分で切断サーバリソースの負荷の平均値想定 80% 未満を維持動的なリソース再配置設計など禁止 8.2 運用業務継続性稼働スケジュール基本 24h * 365days 計画停止想定時間 6h (7 月末に 2 日間と年末年始 3 日間 ) 計画停止想定頻度 5 日 / 年目標復旧時間の想定目標復旧時点の想定アプリケーションで実装する障害対策機能ストレージのオンライン追加削除ありサイト内障害で2h, サイト障害の場合はBackupサイト切り替えとApplication 再起動で6hまでサイト内障害は障害発生直後までサイト障害については直前 1hまでは許容 6

7 具体的な調査項目の例 ( 障害対応 ) No. 項目記入例 9 障害対応 9.1 障害レベルの想定 (5 段階評価 ) 9.2 環境について Lebel1: サイト障害 0~2h Lebel2: ディスク一部破損など 6~10h Lebel3: 部門データ消失など 1~2day Lebel4: 部門操作ミス 1 週間 Lebel5: 部門アプリ Bug など 3 週間 H/W 多重化あり / CPU, メモリ, PCIe はノード (RAC) の多重化 S/W 多重化あり DB は RAC, App は WLS Cluster 障害の検出方法 Oracle Clusterware (GRID Infrastructure) 障害時の対応フローとメンバーアサイン別紙参照目標復旧時間の想定目標復旧時点の想定 M/W DB で実装する障害対策機能 WLS Cluster アプリケーションで実装する障害対策機能既接続時のエラー対応指針 Client Fail Over 新規接続時のエラー対応指針 Connection Fail Over サイト内障害で2h, サイト障害の場合はBackupサイト切り替えとApplication 再起動で6hまでサイト内障害は障害発生直後までサイト障害については直前 1hまでは許容 7

8 具体的な調査項目の例 ( 障害対応 ) No. 項目記入例 9 障害対応対象範囲の見極め 9.1 障害レベルの想定 (5 段階評価 ) Sample 1 : 製造系管理 Lebel1: サイト障害 0.5~2h Lebel2: ディスク一部破損など 6~10h Lebel3: 部門データ消失など 1~2day Lebel4: 部門操作ミス 1 週間 Lebel5: 部門アプリ Bug や入力ミスなど 3 週間 9.1 障害レベルの想定 (5 段階評価 ) Sample 2: 医療系 ( 併設システム ) Lebel1: < 電子カルテ > 0~1h ( 計画停止あり ) Lebel2: < 患者マスタ > 1day Lebel3: < 外来マスタ > 3day Lebel4: < 精算 > 1 週間 Lebel5: < 月次集計 > 復旧まで待機 8

9 <Insert Picture Here> 現状の把握 ~ 収集すべき情報とツール 9

既存データベースシステムの情報収集情報収集の項目例把握しておくべき情報 / 項目の例課題とリスクシステムの情報をすぐに確認できるように運用していないと必要な時に適切な情報提示ができなくなり対応時間が大幅にかかる状況に応じてシステムの変更を必要とした場合にもととなる情報がすぐに整理できなければ迅速な対応が困難になる製品コンディションバージョン (Release), パッチレベル

10 既存データベースシステムの情報収集情報収集の項目例把握しておくべき情報 / 項目の例課題とリスクシステムの情報をすぐに確認できるように運用していないと必要な時に適切な情報提示ができなくなり対応時間が大幅にかかる状況に応じてシステムの変更を必要とした場合にもととなる情報がすぐに整理できなければ迅速な対応が困難になる製品コンディションバージョン (Release), パッチレベル (PSR) 等インフラの情報 H/W, OS, M/W 等のバージョン物理設計情報論理設計情報 ASM 構成 (ACFS) DBFS 外部連携 (DB link, Mview, 外部ファイル等 ) 稼働状況 ( ピーク及び平均 ) CPU メモリ DiskI/O 等 AWR サマリ粒度頻度分析同時接続状況負荷状況更新量 REDO 生成量などスキーマオブジェクトの変更頻度運用状況バックアップリストアの計画と実施状況など 10

11 収集すべき情報の例 (1/3) No. 項目記入例 2 システム構成 2.1 H/W システム構成図別紙参照機種 ( サーバ及び台数 ) 2 ノード RAC (x4270m2 2socket) 機種 ( ストレージサブシステム及び台数 ) 機種調査中 2 エンクロージャ CPU ( スペックと数 ) intel Xeon x5630(6core) * 2 /server Gb * 2, 1Gb *1( 管理系 ) メモリ容量とメモリ RAID 有無 8GB /server サーバローカルディスク環境 132GB * 4 / server ストレージ ( シャーシ数 RAID 環境接続形態 ) 機種調査中 RAID6 (96GB 1.5k * 28) iscsi バックアップ装置メディア Storage 内へ backup 2.2 OS, M/W OS と Option OEL ストレージ関連 S/W ボリュームマネージャ有無 LVM (OS) 11

12 収集すべき情報の例 (2/3) No. 項目記入例 2 システム構成 2.3 S/W Oracle Release / エディション / オプション Oracle11g R1 (R ) Oracle 個別パッチ有無パッケージ S/W( 業務 ) Application Server 有無 ( 名称エディションオプション ) Oracle WebLogic R JVM 環境 JRockit RealTime EAI/ETL S/W 有無ジョブ管理 S/W Oracle Ops Center システム監視 S/W Oracle Ops Center 外部システム連携 S/W, ユーティリティ HULFT 12

13 収集すべき情報の例 (3/3) No. 項目記入例 7 システム詳細 7.1 システム規模インフラ負荷状況 (CPU/RAM/Disk I/O) ピーク及び平均値 CPU/RAM/Disk ともに 10:00-11:30 がピークで各々 90% を越える平均はそれぞれ CPU:30%, RAM:50%, Disk: 35% 程度トランザクション Mix workload 状況 (CRUD) Select 70: Inset:10: Update:10 他トランザクション量と種類分布などピーク時 800tps (10:00-11:30) 比率は上記と同じデータ量 (DB サイズ ) 約 900GB (+60GB / 3 か月 ) オブジェクト ( 表索引 ) 数とサイズ約 120 表 160 索引 DB エンティティについてマスター系トランザクション系ワーク / テンプラリ系データタイプ ( 特記事項があれば ) 一部に LOB(Secure Files) ありユーザ数約 600User 同時接続同時実行トランザクション ( ピーク及び平均値 ) Oracle DB 固有の機能について (Sequence, PL/SQL, APEX など ) 320 User ( ピーク時 10:00-11:30) PL/SQL を将来的に APEX で再開発 13

対象ソフトウェアのパッチ適用状況を確認できますソフトウェアを選択対象サーバのハードウェア, OS, インストールされているソフトウェアの情報を確認できます

14 既存データベースシステムの情報収集 Enterprise Manager による情報管理のイメージ Enterprise Manager では対象サーバの製品稼働情報等を定期的に収集し一元的に管理できます ( 下図は管理対象サーバのハードウェアソフトウェア情報パッチ適用状況の確認画面です ) 対象ソフトウェアのパッチ適用状況を確認できますソフトウェアを選択対象サーバのハードウェア, OS, インストールされているソフトウェアの情報を確認できます参考情報 14

Database BCP 環境への移行パターン ( 例 ) 現状の分析 ( サンプル ) 生産管理システム (Lebel1) 在庫管理システム (Lebel1) 業務分析 DWH,BI (Lebel2) < 前提 > 生産管理 DB(9iR2) と在庫管理 DB (10gR2) があり別々に運用さらにそれらからDWH,BI 用にマートを作成している 9iR2(EE) 生産管理指針

15 Database BCP 環境への移行パターン ( 例 ) 現状の分析 ( サンプル ) 生産管理システム (Lebel1) 在庫管理システム (Lebel1) 業務分析 DWH,BI (Lebel2) < 前提 > 生産管理 DB(9iR2) と在庫管理 DB (10gR2) があり別々に運用さらにそれらからDWH,BI 用にマートを作成している 9iR2(EE) 生産管理指針実装技術選定運用 DB の現状分析表索引などオブジェクトの精査 ( 正規化など ) DB の稼働状況分析移行の手順や運用管理も含めた再設計最新 Release へ移行要件調査 BCP 実現へ技術的な可否判定実装する技術の選定と構築移行コストバックアップサイト在庫管理業務分析 DWH,BI 10gR2(EE) 1 11gR2(EE) へ統合集約 Active Data Guard ( または Golden Gate など ) Oracle 11gR2(EE) DWH 専用アプライアンス DWH 維持 / 管理コスト業務分析意思決定新規環境構築コスト 2 バックアップサイト構築 (DBライセンスの一部流用) 業務分析リアルタイム意思決定 15 15

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Slide 1

Oracle Data Guard の構築とフェイルオーバー実行例日本オラクル株式会社以下の事項は弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものですまた情報提供を唯一の目的とするものでありいかなる契約にも組み込むことはできません以下の事項はマテリアルやコード機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい