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いおりいさやま
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17 Boiler FGD SCR APH ESP GGH Cooler Wet ESP GGH A B C D E F G APH : Air preheater GGH : Gas-gas heater ESP : Electrostatic precipitator A B C D E F G Temperature C SO2, ppm NOX, ppm Dust, g/nm

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19 CRIEPI BOILER COLD-ESP WET FGD STACK Coase ash ESPash FGD residues Stack coal type Coal-3 Coal-2 Coal-1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 19

20 Mercury content ppm A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z 20

21 総合評価 - 21

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40 Boliden- Norzink プロセス技術技術の概要削減率及び達成濃度長所 / 短所第二塩化水銀と水銀が反応することによって第一塩化水銀 ( 液体から沈殿 ) を生成する反応を利用した湿式スクラバー 99.7% - 入口 9.9mg/Nm 3 - 出口 mg/nm 3 74% - 入口 0.051mg/Nm 3 - 出口 mg/nm 3 [ ガス流量 30,000Nm 3 /h] 〇広く実証されている塩素ガスの扱い塩化水銀の扱い塩化水銀の有害廃棄物としての処分セレンフィルターセレンフィルターは, 空隙のある不活性物質を亜セレン酸に浸漬し, 無定形セレン ( 赤色 ) を沈殿させるために乾燥させたもの無定形セレン ( 赤色 ) は水銀と反応してセレン化水銀を生成 95% - 入口 1.0mg/Nm 3 - 出口 0.048mg/N m 3 71% - 入口 0.042mg/Nm 3 - 出口 0.012mg/Nm 3 [ ガス流量 80,000 Nm 3 /h] 〇ガス中水銀濃度が低い場合に特に適している〇冶金プラントでは成功水銀の入口濃度が限定される使用済フィルターの環境上適正な処分が必要活性炭フィルターベッド活性炭はその吸着性能がよく知られている活性炭は通常自重の 10-12% の水銀を吸着 97% - 入口 1.2mg/Nm 3 (- 出口 0.036mg/Nm 3 ) 93% - 入口 0.037mg/Nm 3 (- 出口 mg/Nm 3 ) 硫黄含浸活性炭の場合 :99 濃度 0.01mg/m 3 ) 〇硫黄含浸活性炭は, 商業的に流通している〇 0 価の水銀及びその他の水銀を除去する〇使用済活性炭からの水銀溶出の可能性は低い使用済活性炭は埋立処分場への処分が必要となる DOWA Jerrit 硫化鉛 (II) をコーティングした軽石に水銀を吸着溶解している塩素, 気体としての塩素との反応により, 金属水銀を塩化第二水銀に転換 97% - 入口 0.050mg/Nm 3 (- 出口 mg/Nm 3 88% - 入口 0.011mg/Nm 3 (- 出口 mg/Nm 3 99% : 達成濃度 0.01 ~ 0.05mg/Nm 3 広く用いられていない硫化水銀の有害廃棄物としての処分 99.97% 〇非常に高い水銀除去効率副産物の処分 40

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53 国内対策の議論環境大臣から中央環境審議会に対する諮問 ( 平成 26 年 3 月 17 日 ) 水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀対策について " 環境保健部会 : 水銀に関する水俣条約対応検討小委員会 ( 産業構造審議会製造産業分科会化学物質政策小委員会制度構築 WG と合同開催 ) 既存法令等で担保されない条約規定事項等を措置するための新法の制定を答申水銀による環境の汚染の防止に関する法律 ( 水銀汚染防止法 ) の制定 " 大気騒音振動部会 : 水銀大気排出対策小委員会条約に基づく排出規制等を措置するため大気汚染防止法の改正を答申大気汚染防止法の改正 " 循環型社会部会 : 水銀廃棄物適正処理検討専門委員会条約に基づく水銀廃棄物管理等を措置するため廃棄物処理法下位法令に基づく措置を答申廃棄物処理法政省令の改正 53

54 大気汚染防止法の体系ばい煙 SOx ばい煙発生施設排出基準, 改善命令などばいじん有害物質 (NOx など ) 特定ばい煙 (SOx,NOx) 揮発性有機化合物 (VOC) 特定工場 VOC 排出施設総量規制, 改善命令など自主的取組みと排出基準のベストミックス, 改善命令など一般粉じん一般粉じん発生施設構造, 使用, 管理に関する基準の遵守命令粉じん特定粉じん ( 石綿 ) 特定粉じん発生施設特定粉じん排出作業敷地境界線基準, 改善命令など作業基準, 事前の届け出など水銀水銀排出施設要排出抑制施設排出基準, 改善勧告命令など自主的取組, 実施状況公表など有害大気汚染物質 (HAPs) 自動車排出ガス自動車自主的取組み (PRTR など ), 抑制基準, 警告など許容限度など大気環境の測定と監視 54

55 水銀の大気への排出状況世界における排出源ごとの大気排出量 ( 平成 22 年 ) 国内における排出源ごとの大気排出量 ( 平成 26 年度 ) 大規模金生産 5% 廃棄物 5% セメント生産 9% 汚染地 4% 製鉄 2% その他 ( 1) 4% 合計 1,960t 零細規模採掘 37% 鉄鋼製造施設 15% その他 ( 3) 1% 合計 17t 石炭火力発電所 8% 産業用石炭燃焼ボイラー 1% 非鉄金属製造施設 9% 水俣条約の大気排出規制の対象約 8 割非鉄金属生産 ( 2) 10% 石炭燃焼 24% セメント製造施設 33% 廃棄物焼却施設 33% : 水俣条約の大気排出規制の対象 1 クロルアルカリ工業 (1%) 水銀鉱山 (1%) 石油精製 (1%) 石油天然ガス燃焼 (1%) 歯科用アマルガム (<1%) 2 アルミニウム, 銅, 鉛, 亜鉛 ( 出典 )Global Mercury Assessment (UNEP 2013) 3 石灰製品製造, パルプ製紙 ( 出典 ) 水銀大気排出インベントリー ( 平成 26 年度 ) 55

一般環境における大気中の水銀濃度は, 健康リスクの低減を図るための指針値を大きく下回っている ) 2.

56 3 排出基準 (1) 排出基準の設定に当たっての考え方 1. 環境中を循環する水銀の総量を削減水俣条約の趣旨に沿って, 大気中に排出された水銀等を直接吸入することによる健康被害を防止するというよりも, 環境中を循環する水銀の総量を削減することを目的とする ( 現在, 一般環境における大気中の水銀濃度は, 健康リスクの低減を図るための指針値を大きく下回っている ) 2. 平常時における平均的な排出状況を捉えた規制とする水銀排出量は, 原料や燃料中の水銀含有量に影響されることに留意 ( 突発的に基準値を超えただけでは, 排出基準違反にはならない ) 3. 利用可能な最良の技術 (BAT) に基づいて排出基準を設定各施設分類ごとに利用可能な最良の技術を想定, 経済的かつ技術的に考慮を払いつつ, 現実的に排出抑制が可能なレベルに設定 4. 新規の設備と既存の設備を分けて排出基準を設定新規施設と既存施設のそれぞれの利用可能な最良の技術に適合した値を設定ただし, 既存施設であっても大幅に改変する場合は新設扱いとする 56

57 水俣条約の対象施設石炭火力発電所産業用石炭燃焼ボイラー大気汚染防止法の水銀排出施設 3 排出基準 (2) 排出基準 (μg/nm 3 ) 注 1 ガス状水銀 + 粒子状水銀 [ 施行規則で規定 ] ( 参考 ) 実態調査による排ガス中の水銀濃度 (μg/nm 3 ) ( ) は平均値新設既設実態調査のための測定方法左記方法以外石炭専焼ボイラー及び大型石炭混焼ボイラー (1.2) (1.2) 小型石炭混焼ボイラー注 < (1.9) (1.3) 非鉄金属 ( 銅, 鉛, 亜鉛及び工業金 ) 製造に用いられる精錬及び焙焼の工程一次施設二次施設銅又は工業金銅 < (0.5) 銅 < (2.4) 鉛又は亜鉛亜鉛 (9.4) 亜鉛 (26) 銅, 鉛又は亜鉛銅 (66) 鉛 < (29) 亜鉛 < (90) 銅 (370) 鉛 (563) 亜鉛 (280) 工業金金 < (2.0) 金 430 廃棄物の焼却設備廃棄物焼却炉 < (11) < (17) 水銀含有汚泥等の焼却炉等 (84) セメントクリンカーの製造設備セメントの製造の用に供する焼成炉注 (46) (39) 注 1 酸素換算は, 石炭燃焼ボイラー 6%, セメントクリンカー製造用焼成炉 10%, 廃棄物焼却炉水銀含有汚泥等焼却炉 12% 注 2 伝熱面積が 10m 2 以上であるか, 又はバーナーの燃料の燃焼能力が重油換算一時間当たり 50L 以上であるもののうち, バーナーの燃料の燃焼能力が重油換算一時間当たり 100,000 L 未満のもの注 3 原料とする石灰石中の水銀含有量が 0.05 mg-hg/kg-limestone( 重量比 ) 以上であるものについては,140µg/Nm 3 57

3 排出基準 (3) 既存施設に対する措置 " 既存施設であっても, 水銀排出量の増加を伴う大幅な改修 ( 実質的な改修 ) をした施設は, 水俣条約では, 新規施設とみなす ( 条約第 8 条 2(c)) 施設規模 ( 注 ) が 5 割以上増加する構造変更 ( ただし, 水銀排出施設からの水銀排出量の増加伴うものに限る ) をした場合は, 新規施設の排出基準を適用 ( 令附則第 2 条第 5

58 3 排出基準 (3) 既存施設に対する措置 " 既存施設であっても, 水銀排出量の増加を伴う大幅な改修 ( 実質的な改修 ) をした施設は, 水俣条約では, 新規施設とみなす ( 条約第 8 条 2(c)) 施設規模 ( 注 ) が 5 割以上増加する構造変更 ( ただし, 水銀排出施設からの水銀排出量の増加伴うものに限る ) をした場合は, 新規施設の排出基準を適用 ( 令附則第 2 条第 5 項 ) " 既存施設において, 排出基準に適合させるための大幅な改修を行う場合には, 排出基準の遵守について, 改正法施行後最大 2 年間 ( 改修にかかる期間に限る ) の猶予 ( 令附則第 2 条第 3 号及び同条第 4 条 ) ( 注 ) 施設規模伝熱面積, バーナーの焼却能力, 原料の処理能力, 火格子面積, 羽口面断面積, 変圧器の定格容量又は焼却能力のうち, 対象となる水銀排出施設の裾切り基準と同じ要件裾切り基準を設けない水銀含有汚泥等の焼却炉は, 火格子面積又は焼却能力で判断 58

5 要排出抑制施設 (1) 要排出抑制施設は, 規制対象施設以外のうち, 我が国において水銀等の排出量が相当程度多い施設であって, 排出抑制をすることが適当であるもの鉄鋼製造施設 15% その他 ( ) 1% 石炭火力発電所 8% 産業用石炭燃焼ボイラー 1% 焼結炉 1.8 (72%) 合計 17t 非鉄金属製造施設 9% 水俣条約の大気排出規制の対象電気炉 ( 廃棄物高炉副生ガス 0.

59 5 要排出抑制施設 (1) 要排出抑制施設は, 規制対象施設以外のうち, 我が国において水銀等の排出量が相当程度多い施設であって, 排出抑制をすることが適当であるもの鉄鋼製造施設 15% その他 ( ) 1% 石炭火力発電所 8% 産業用石炭燃焼ボイラー 1% 焼結炉 1.8 (72%) 合計 17t 非鉄金属製造施設 9% 水俣条約の大気排出規制の対象電気炉 ( 廃棄物高炉副生ガス 0.13 (5%) セメント製造施設 33% 廃棄物焼却施設 33% 約 8 割処理施設を除く ) 0.54 (22%) コークス炉副生ガス (1%) 石灰製品製造, パルプ製紙図鉄鋼製造施設における水銀排出量 ( トン / 年 ) の内訳 ( 施設種類ごと ) ( 出典 ) 水銀に関する水俣条約を踏まえた水銀大気排出対策の実施について ( 第一次答申 ) 図国内における主要排出源ごとの大気排出量 ( 平成 26 年度 ) ( 出典 ) 水銀大気排出インベントリー ( 平成 26 年度 ) 59

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大気汚染防止法による規制・指導の概要（水銀に関する規制）

大気汚染防止法による規制・指導の概要（水銀に関する規制）大気汚染防止法による規制指導の概要 ( 水銀に関する規制 ) H30.3 平成 30 年 4 月 1 日から水銀排出施設に対する規制が開始されますこの資料は大気汚染防止法に規定する水銀排出施設にかかる届出や規制基準等についてまとめたものです同法ではこのほかばい煙に関する規制揮発性有機化合物に関する規制一般粉じんに関する規制についての規定がありますはじめに水銀に関する水俣条約 (