XenServerシステム構成ガイド

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しょうぶかくはり
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1 Citrix XenServer 5.5 システム構成ガイド第 1 版

2 はじめに本ガイドは Citrix XenServer 5.5 におけるシステム構成の考え方について記載します本ガイドの内容は限定されたシステム環境における結果を基に作成しており全ての環境で同一の結果になることを保証するものではありませんまた内容は予告なしに変更することがあります本ガイドの情報からシステム構成を検討される場合は十分な評価をおこなって下さい Citrix 社より提供される製品のマニュアルも合わせてご覧下さい NEC は本ガイドの技術的もしくは編集上の間違い欠落について一切責任を負いません NEC は本ガイドの内容に関しその正確性有用性確実性その他いかなる保証もいたしません Page 2

3 目次事前確認 P2Vを利用して移行アプリケーション動作確認システム構成サーバ CPU 設計メモリ設計ストレージネットワークリソースプール /XenMotion XenCenter/xeコマンド時刻同期その他関連サーバ障害ポイント HA バックアップ Page 3

4 事前確認 ~P2V を利用して移行 ~ 既存システム環境から XenServer 環境へ移行する場合 P2V による移行が可能 Citrix では XenServer を無償提供ユーザ登録が必要 Citrix では XenConvert(P2V ツール ) を無償提供 MyCitrix アカウントを作成 ( 無償 ) しダウンロードサイトへアクセステスト環境を利用し移行テストの実施 ( 本番環境をそのまま移行することはリスクが高い ) アプリケーションの動作 ( ドライバ暗号化など ) により移行できない場合あり移行が出来ない場合新規システムとして構築 Page 4

5 事前確認 ~ アプリケーション動作確認 ~ ゲスト OS 上のアプリケーションが動作するかどうか確認 Citrix では XenServer を無償提供ユーザ登録が必要ゲスト OS 上で動作しない可能性のあるアプリケーションハードウェア依存の独自のドライバが組み込まれたアプリケーション USB を必要とするアプリケーションなどゲスト OS の動作要件 OS は準仮想化された状態 (Windows は XenTools インストール ) のみをサポート完全仮想化 ( 標準の OS ドライバを使用した状態 ) はサポート対象外アプリケーションのライセンス形態の確認例アフリケーション A アフリケーション A アフリケーション A 物理サーバライセンスの場合アプリケーション A は 1 ライセンス仮想サーバライセンスの場合アプリケーションAは 3ライセンス物理 CPUライセンスの場合アプリケーションAは 2ライセンス仮想 CPU ライセンスの場合アプリケーション A は 5 ライセンスアプリケーションによっては CPU コアライセンスの考え方もあります Page 5

6 システム構成 ~ サーバ ~ XenServer に対応した NEC サーバ機器の選定 XenServer をインストールするサーバはモデルの統一を強く推奨 NEC 動作確認済みサーバサーバのオプションボードを利用サーバの構成作成時の注意事項デュアルブートには未対応 SAN ブートには未対応 FDD( フロッピーディスクドライブ ) は利用丌可 NIC は 1Gbps 推奨リソースプールに所属するホストの CPU はファミリ (Xeon など )/ モデル / ステッピングレベルが同一であることただし CPU Vendor / CPU Model / CPU Family / CPU Flags が同一であることが必須条件となりステッピングの一致は推奨レベル Page 6

7 システム構成 ~CPU 設計 ~ XenServer ホスト ( コントロールトメインと Xen ハイハーハイサー ) が 1CPU コアを独占的に使用残りの CPU コアをで使用 XenServer 仮想化による CPU オーバーヘッドの目安は約 10% ( 動作する OS アプリケーションによって異なる ) CPU コアごとに最大 1~6 までが大まかな目安例 )8CPU コアのサーバの場合最大 42 仮想 CPU コントロールドメインアプリケーションを複数並列動作させる場合には 1 に複数 CPU を割り当てることで有効論理 CPU 物理 CPU Dual コア 2socket が利用する論理 CPU は自動でスケジューリングされ空きの CPU を割当ての仮想 CPU 数を超える数の CPU を同時に割り当て丌可チューニング方法 XenServer は余裕のある CPU をに自動割当てしますが CPU コアを占有させたいには固定で割当てが可能ただし固定で割当てたは他の CPU コアに余裕があっても使用丌可また XenMotion で移動先に同じ CPU 番号があれば占有し他が同じ CPU 番号を占有中は他と共用利用し XenMotion 先で割当てた CPU 番号がなければ別の CPU 番号を自動割当て Page 7

システム構成 ~ 簡易サイジング計算例 (CPU)~ 条件 XenServer は 2CPU4 コア Express5800/R120a-2 を利用 XenServer 全体の CPU 使用率を 70% に抑制仮想化によるオーバーヘッドを 10% と想定 XenServer ホストが 1 つの CPU コアを占有 ( サーバ 1 台当たり 7 コアが用 ) 従来の CPU クロック周波数総和

8 システム構成 ~ 簡易サイジング計算例 (CPU)~ 条件 XenServer は 2CPU4 コア Express5800/R120a-2 を利用 XenServer 全体の CPU 使用率を 70% に抑制仮想化によるオーバーヘッドを 10% と想定 XenServer ホストが 1 つの CPU コアを占有 ( サーバ 1 台当たり 7 コアが用 ) 従来の CPU クロック周波数総和 ( )+( )+( )=15.76 仮想化によるオーバーヘッド 10% を加算移行後の全体の CPU 使用率を 70% に抑える台の R120a-2 に集約する場合 1 コア当たりのクロック周波数コア 3.57 以上 R120a-2 の 1 コア当たりのクロック周波数最大は 2.93 のため 1 台集約丌可 2 台の R120a-2 に集約する場合 1 コア当たりのクロック周波数 (7 コア 2 サーバ ) 1.79 R120a-2 の 2GHz の 2 台集約可能業務 A 業務 B 業務 C サーバ台数 4 台 2 台 2 台 CPU 数 1 ソケット 2 ソケット X2 コア 2 ソケットクロック周波数 1.6GHz 1.8GHz 2.6GHz 平均 CPU 使用率 30% 60% 50% メモリ容量 2GB 4GB 2GB ディスク容量 40GB 120GB 40GB XenServer サーバ台数 2 CPU 数クロック周波数 2 ソケット X4 コア 2GHz 平均 CPU 使用率 70% メモリ容量ディスク容量 22GB 480GB =20GB =480GB Page 8

9 システム構成 ~ メモリ設計 ~ XenServer ホストの使用メモリ物理メモリ量に応じて自動設定 ( デフォルト ) 物理メモリ 3.5GB 以下 5GB 16GB 32GB 以上 XenServerホストのメモリ 328MB 356MB 582MB 880MB の使用メモリの使用メモリは物理メモリを固定で割当てメモリの最適化機能 ( シャドーメモリ設定 ) 多数のプロセスがメモリアクセスを伴う並行処理をする場合の最適化機能効果の高いAP:XenApp ターミナルサービス効果の低いAP: データベースデフォルト値 ( 最小値 ):1.0 XenApp:4.0 本設定により数 MB 程度 XenServerホストのメモリを使用 XenMotion 利用 XenMotionの機能のために1~1.5GBの空き領域が必要移行するの使用メモリ相当の空き領域が必要 Page 9

10 システム構成 ~ ストレージ ~ 用の仮想ディスク格納用のストレージを導入する際環境や用途によって適切なストレージの種類を選択ローカルディスク SAN iscsi NFS Citrix ストレージ認証丌要必要 ( ベンダ認証 ) 必要 ( ベンダ認証 ) 必要共有ストレージ構成共有ストレージ ( 直結 ) 構成ーリソースプール XenMotion ハードウェア障害時の別サーバで起動 HA(Enterprise 限定 ) パスの冗長化ソフトー XenServer に組込み済ー物理 LUN のサイズ拡張ー仮想ディスクのサイズ拡張スナップショットスパースの高速複製 NFS で使用するストレージ OS が Windows Server 2003 または Windows Server 2008 は Citrix 社認証済み Page 10

11 システム構成 ~ ストレージ ~ を配置する LUN を配置する 1 つの LUN の最大サイズは 2TB を配置する LUN はローカルディスク FC SAN iscsi NFS を利用可 RAID 構成を強く推奨ローカルディスク構成ソフトウェア RAID は未対応 ( インストール丌可 ) RAID 構成時のディスク障害の通知は EXPRESSSCOPE エンジン 2(BMC) から SNMP Trap E メール通報が可能 ( マネジメント NIC を利用 ) ディスク障害を通報する RAID 監視ソフトウェアは未サポート (NEC 提供の Universal RAID Utility / MegaRAID Storage Manager) ローカルディスクにの仮想ディスクを格納する場合 XenMotion 丌可 ISO ライブラリゲスト OS 用のインストール CD イメージのライブラリ ISO ライブラリは CIFS/NFS を管理ネットワーク上に配置 ISO ライブラリを利用しない場合 CD 媒体はサーバ内蔵外付 CD/DVD-ROM を利用 Page 11

12 システム構成 ~ ストレージ ~ FC SAN XenServer ホストの SAN ブートは未対応サーバ - ストレージ間の FC 直結構成は未サポート XenServer SAN 環境に異なるリソースプール異なる OS を FC 接続する場合ゾーニング必須 ( 同一ゾーン内のサーバ間の干渉を避けるため ) ストレージ LUN をゲスト OS に直接アクセスさせることは丌可リソースプールリソースプール異なる OS コントローラ 1 コントローラ 2 istorage D シリーズ Page 12

13 システム構成 ~ ストレージ ~ iscsi サーバ-ストレージ間のLAN 直結構成は未サポート iscsi 接続のネットワークは1GB 以上必須 bondingは使用せず XenServer 側の個々のNICは独立したネットワーク x ネットワーク x ネットワークコントローラ1 コントローラ2 istorage E シリーズパス冗長化 (FC SAN/iSCSI) dm-multipath 本番環境はパス冗長化が必須 ( シングルパスではパス障害発生時にがダウン ) パス冗長化ソフトウェアは組込み済み別製品の購入丌要マルチパス機能はActive/Activeのラウンドロビンで動作 Page 13

14 システム構成 ~ ネットワーク ~ XenServer の管理ネットワークコントロールドメイン (XenServer ホスト ) が接続する XenServer 管理用のネットワーク XenCenter からコントロールドメインへ接続可能な XenServer の管理ネットワーク ( プライマリ ) は同一 LAN のみ XenMotion 機能はこのネットワークを使用プライマリ以外の複数の管理ネットワークを設定可能だがこのネットワークへの XenCenter は接続丌可 ( 用途は iscsi/nfs ストレージ接続 SSH 接続など ) プライマリの管理ネットワークは 1Gbps のネットワーク帯域を強く推奨プライマリ I/F の IP アドレスは DHCP 設定ではなく静的 IP アドレスの設定を強く推奨リソースプール構成では静的 IP アドレスが必須プライマリ I/F コントロールドメイン追加の I/F コントロールドメインプライマリの管理ネットワークへ XenCenter を複数マシン接続可能 Page 14 XenCenter XenCenter XenCenter プライマリ以外のネットワークから XenCenter のアクセスは丌可 XenCenter SSH

システム構成 ~ ネットワーク ~ 外部ネットワークコントロールドメインが使用する物理 NIC へ接続可能な仮想ネットワーク ( コントロールドメインが使用しない限り ) 固定の IP アドレスを割当て丌要コントロールドメインとの共用利用可能だがそれぞれ独立した LAN を強く推奨物理 NIC の 1 ポートにつき最大 1 つの外部ネットワークを作成可能内部ネットワーク

15 システム構成 ~ ネットワーク ~ 外部ネットワークコントロールドメインが使用する物理 NIC へ接続可能な仮想ネットワーク ( コントロールドメインが使用しない限り ) 固定の IP アドレスを割当て丌要コントロールドメインとの共用利用可能だがそれぞれ独立した LAN を強く推奨物理 NIC の 1 ポートにつき最大 1 つの外部ネットワークを作成可能内部ネットワーク XenServer 内部に物理 NIC LAN ケーブル物理ネットワークスイッチを伴わない用の仮想ネットワークスイッチを作成可能コントロールドメインから内部ネットワークへ接続丌可内部ネットワークを構成したは XenMotion 丌可外部ネットワークに接続したは XenMotion 可能内部ネットワークに接続したは XenMotion 丌可外部ネットワーク内部ネットワーク Page 15

16 システム構成 ~ ネットワーク ~ VLAN 個々にVLAN IDを割付け間のトラフィックを分離管理ネットワークには使用丌可外部のスイッチがIEEE 802.1Qに対応していること割当て可能なVLAN IDは0~ VLAN ID: VLAN ID: VLAN ID: なし VLAN ID: VLAN ID: VLAN ID: なし仮想スイッチ仮想スイッチスイッチ側はトランクリンクポート Page 16

システム構成 ~ ネットワーク ~ XenServer のネットワーク冗長化 bonding 本番環境の管理ネットワークは冗長化を推奨管理ネットワークは 2 つの NIC で 1 つの IP アドレスを使用本番環境の用の外部ネットワークは冗長化を強く推奨 bonding は Active/Active で動作

17 システム構成 ~ ネットワーク ~ XenServer のネットワーク冗長化 bonding 本番環境の管理ネットワークは冗長化を推奨管理ネットワークは 2 つの NIC で 1 つの IP アドレスを使用本番環境の用の外部ネットワークは冗長化を強く推奨 bonding は Active/Active で動作パス障害時はフェールオーバしてもう片方のパスで動作 iscsi ストレージ (istorage E1-10) の冗長化は bonding を使用せず dm-mutlipath を使用 ( ストレージの構成を参照 ) コントロールドメインコントロールドメイン bond bond bond bond 管理ネットワークネットワーク Page 17

18 システム構成 ~ ネットワーク ~ ポートの開放ネットワーク上にファイアーウォールがある場合は XenServer で利用するポートの開放が必要 XenServer の内部にファイアーウォールはなしポート開放しなくても XenCenter からの画面表示は可能管理ネットワークからリモートデスクトップ VNC で接続する場合のみ XenCenter ISO ライブラリ (CIFS) 445 ISO ライブラリを利用する場合のみ管理ネットワーク XenCenter ではなくコントロールドメインへ ssh 接続する場合のみネットワーク 3260 iscsi ストレージ Page 18

19 システム構成 ~ リソースプール /XenMotion~ リソースプールの構成 1つのリソースプールは最大 16サーバまで 16サーバを超えるXenServerを管理する場合は複数のリソースプールへ分けて管理サーバ構成は共通化必須 ( ネットワーク共有ストレージ ) 異なるリソースプールから1つのストレージへ接続する場合はLUNを分けること XenMotion XenServerはリソースプールに参加実行するには共有ストレージ必須リソースプールリソースプール XenCenter からマスターサーバへ接続すればリソースプール全てを監視マスターサーバリソースプール間の XenMotion 丌可マスターサーバ XenCenter メンバーサーバメンバーサーバメンバーサーバ異なるリソースプールから 1 つのストレージへ接続する場合は LUN を分ける LUN LUN LUN Page 19

20 システム構成 ~XenCenter/xe コマンド ~ XenCenter 動作環境は以下を参照 XenCenter は ( 一般的な管理ツールで必要な )DB 丌要 XenServer 構成管理 DB は XenServer 内に保存 XenCenter XenServer の通信はポート 443(https) を使用 1 台の XenCenter で管理可能な XenServer 台数に制限なしメモリ使用推移 ( 目安 ) XenCenter 起動のみ約 70MB XenServer1 台管理で約 10MB プラス数によって変化 1 台の Windows マシン上の XenCenter を多重起動は丌可 (Windows ターミナルサービスなどを利用した接続時は注意が必要 ) xe コマンド XenServer のコンソールで実行可能なコマンドをリモートマシンから実行可能構成変更 ( 作成削除など ) を伴うスクリプトを組む場合は注意が必要 Linux OS 上に xe コマンド (rpm パッケージ ) をインストール可能 Page 20

はコントロールドメインと同期用ネットワーク Windows ゲスト OS の時刻同期は Active Directory/NTP サーバをネットワークに設置 NTP サーバコントロールドメイン

21 システム構成 ~ 時刻同期 ~ 時刻同期 XenServer 上のゲストOSは時刻のズレが発生するため NTPサーバと同期が必要コントロールドメインは外部 NTPサーバまたはハードウェアクロック ( 非推奨 ) と同期 Windows はActive Directory( またはNTPサーバ ) と同期管理ネットワーク側から時刻同期する場合セキュリティ面で注意が必要 Linux はコントロールドメインと同期用ネットワーク Windows ゲスト OS の時刻同期は Active Directory/NTP サーバをネットワークに設置 NTP サーバコントロールドメイン Windows ゲスト OS Linux ゲスト OS Active Directory 管理ネットワーク側 NTP サーバへ接続する場合はセキュリティ対策は必要管理ネットワークハードウェアクロックによる同期は非推奨 Page 21

システム構成 ~ その他関連サーバ ~ DNS サーバ管理ネットワークに DNS サーバは必須ではない Active Directory 連携時のみ必要 Active Directory 連携 Windows サーバの Active Directory を使用した XenServer のユーザ管理 XenServer ホストを Active Directory に参加させリソースプール単位で

22 システム構成 ~ その他関連サーバ ~ DNS サーバ管理ネットワークに DNS サーバは必須ではない Active Directory 連携時のみ必要 Active Directory 連携 Windows サーバの Active Directory を使用した XenServer のユーザ管理 XenServer ホストを Active Directory に参加させリソースプール単位で Active Directory によるユーザ認証接続が可能管理ネットワークに Windows の Active Directory サービス DNS サーバを配置 Active Directory 未使用時は単一の root ユーザパスワードによる管理 XenServer のネットワークインストール構成大規模導入の場合はネットワークインストールが有効 ( 通常は CD インストール ) XenServer をインストールするサーバの NIC は PXE ブート可能なことコントロールドメインのアクセスユーザ管理管理ネットワーク 1 台のマシンで共存可能 XenServer インストーラを配置 PXE 設定ファイル NFS サーバ (FTP/HTTP サーバも可 ) TFTP サーバ DHCP サーバ Page 22

23 システム構成 ~ 障害ポイント ~ XenCenter ESMPRO/ServerManager 1 2 管理ネットワーク EXPRESSSCOPE エンジン (BMC) はローカルディスク起動コンソールは SAN ストレージ起動 ( 業務用 ) ネットワーク FC-SW 用ストレージ 7 No. 障害内容への影響復旧方法可用性対策備考 1 管理マシンの障害支障なし別のマシンへ ESMPRO/ServerManager XenCenter をインストール XenCenter から管理丌可 2 3 管理ネットワークの障害 CPU メモリ縮退支障なし -( お客様環境に依存 ) 稼動丌可サーバリブートにより復旧可能か確認し復旧丌可の場合予備サーバに再構築しのバックアップイメージをリストアネットワークパスの冗長化共有ストレージ構成ディスク障害稼動丌可のバックアップイメージをリストア RAID 構成 4 XenServer 管理 NIC 障害支障なし 5 XenServer 障害稼動丌可別のサーバから起動コンソールからを停止し別のサーバから起動ネットワークパスの冗長化 6 FC パス障害支障なしパス自動切換え iscsi も同様 7 FC スイッチ障害支障なしパス自動切換え iscsi も同様 8 ネットワーク障害通信丌可 XenMotion により別サーバで稼動注意 : ハードウェア障害の検出は XenServer 上に ESMPRO/ServerAgent が必須 XenCenter から管理 XenMotion 丌可コンソールは利用可能障害通報は EXPRESSSCOPE エンジン 2 必須 Page 23

システム構成 ~HA~ Essentials for XenServer, Enterprise Edition HA 構成管理ネットワーク通信ストレージI/Oのアクセス障害によるフェールオーバ機能 XenServerはCitrix Essentials for XenServer, Enterprise Editionライセンスが必要リソースプール環境であること iscsi またはFC

24 システム構成 ~HA~ Essentials for XenServer, Enterprise Edition HA 構成管理ネットワーク通信ストレージI/Oのアクセス障害によるフェールオーバ機能 XenServerはCitrix Essentials for XenServer, Enterprise Editionライセンスが必要リソースプール環境であること iscsi またはFC SAN 上に356MB 以上のLUNが1つ必要 ( ハートビート用 ) 管理ネットワークの冗長化ストレージ用ネットワークの冗長化を強く推奨 7 コントロールドメイン 9 OS アフリケーション 8 コントロールドメイン No. 障害内容自動リカバリ 1 CPU 縮退 2 メモリ縮退 3 管理用 NIC 障害 4 用 NIC 障害 1 2 CPU メモリ 6 RAID ストレージ用 NIC/HBA 障害 6 ローカルディスク障害 7 サーバアクセス丌能障害管理ネットワーク 8 応答丌能 9 OS/ アプリケーション障害ネットワークハートビート用 LUN LUN 用 Page 24

25 システム構成 ~ バックアップ ~ データのオンラインバックアップ稼働中のデータバックアップはバックアップ専用ソフトウェアを利用詳細はお問い合わせくださいの仮想ディスクのオフラインバックアップ方法 1: xe コマンドをリモートマシンで実行し取得プライマリ管理ネットワーク自動化は xe コマンドによるスクリプト Windows マシン (XenCenter) Linux マシン (xe コマンド ) バックアップ中はプライマリ管理ネットワークが逼迫する点に注意方法 2: リモートのマシンへ XenServer から転送プライマリ以外のバックアップ専用の管理ネットワーク cron を利用し各種コマンドをスクリプト設定 ftp/nfs 等のデータ格納サーバこの場合サーバ個々に設定が必要だが ssh を利用しリモートから実行は可能 Page 25

26 システム構成 ~ バックアップ ~ ストレージ機能のディスク領域 (LUN) のオフライン高速バックアップ istorage Dシリーズ限定詳細はお問い合わせください XenServer ホストのバックアップ ( リソースプール構成の場合 ) バックアップリストアより再インストールするほうが早い XenCenterでオンラインバックアップバックアッププライマリ管理ネットワーク自動化は xe コマンドによるスクリプトリストアリストアはインストール CD から再インストール後バックアップデータをリストア Windows マシン (XenCenter) Linux マシン (xe コマンド ) XenServer インストール CD XenServer ホスト領域の完全バックアップ方法 1:DeploymentManagerを利用したオフライン完全バックアップ詳細はお問い合わせください方法 2: バックアップ専用ソフトウェアを利用詳細はお問い合わせください Page 26

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DeploymentManager Ver5.1 仮想化ソフトウェア対応状況管理対象コンピュータの各仮想化ソフトウェア環境上の対応状況について記載しています 2011/4/28

DeploymentManager Ver5.1 仮想化ソフトウェア対応状況管理対象コンピュータの各仮想化ソフトウェア環境上の対応状況について記載しています 2011/4/28 更新履歴 2011/4/28 VMware 仮想マシン ( ゲスト ) の対応状況表を更新 VMware 仮想マシン ( ゲスト ) に対する注意事項として以下を追加しました - 仮想マシンを作成する際の BIOS の設定について追記