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せぴあゆのもと
5 years ago
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1 9. 医師賠償責任保険 ⑴ 日本医師会医師賠償責任保険 ( 日医医賠責保険 ) 1. 制度の主旨不幸にして医療過誤が発生したとき, これを社会的公平の立場から処理し, 患者および医師を救済するとともに, 学問の進歩に貢献し, 同時に法曹界に医療過誤にたいする新しい認識が生まれることを期待するという目的で, 昭和 48 年に設けられた制度です 2. 特色日本医師会が事業主体となり, 第三者的判定機構として賠償責任審査会を設けて医師の有責, 無責の判断を仰ぎ, その結論に従って損害賠償金を支払うとともに, 訴訟になった場合には, 日医, 県医師会, 保険者が協力して争訟に当たります 3. 被保険者この保険の被保険者 ( 保険の効果を受ける者 ) は日医 A 会員個人 (A1およびA2 会員 ) です ( 会員区分については後注参照 ) 4. 保険金保険金には損害賠償金 ( 一事故 1 億円保険期間中 3 億円まで, ただし免責金額 100 万円を差し引いた額 ) と争訟費用 ( 弁護士費用等 ) が含まれます 5. 紛争処理の流れ医事紛争への進展が予想される事例が発生した場合には, あらかじめ本会 ( 岡山県医師会 ) を通じて日医へ通知しておくことをお薦めします被障害者側から100 万円を超える損害賠償の請求を受けた場合には, 郡市等医師会, 本会を経由して日医へ処理を付託することになります付託を受けた日医は, 保険会社と協議しつつ賠償責任審査会へ審理を委ねます審査会では, 医学, 法律の専門家による第三者的な立場からの審査が行われ, 賠償責任の有無および金額が決定され, 解決策が示されますこの決定結果に被害者が満足せず, 訴訟に持ち込まれた場合は, 弁護士が裁判への対応に当たります賠償責任審査会の審査もこれと並行して行われます審査会が有責とした場合, また審査会が無責としても裁判で敗訟になった場合には, 保険金が支払われます無責に終わった場合には, 損害賠償金は出ませんが, 争訟費用は支払われます和解, 示談については, 日医の指示に従うことになります弁護士の選任についても本会の指示に従っていただくことになります委細は, 本会発行の医事紛争の防止と処理のガイドブックをご参照願います

2 ⑵ 日本医師会医師賠償責任特約保険 ( 特約保険 ) この保険は平成 13 年 4 月に創設されました A 会員の行為者責任を担保にすることに加えて,A 会員の管理者責任にも対応できるように創られたのが, 日医医賠責特約保険であり, この保険はA 会員一人ひとりが, 任意に加入を選択でき, 高額賠償事例にも対処できるように配慮されています 1. 特約保険の特色 ⑴ カット払いの解消日医医賠責保険は,A 会員以外の他の医師に責任がある場合や, 法人固有の責任については, その責任負担額部分を控除して保険金が支払われ ( いわゆるカット払い ) 特約保険は, 日医医賠責保険で控除される保険金部分を支払うことにより, カット払いを解消しています ⑵ 高額賠償への対応一事故 2 億円, 保険期間中 6 億円です ⑶ A 会員による任意加入制度 ( 日医医賠責保険の補完的活用 ) の実現 ⑷ 合理的な掛け金 ⑸ A2 会員に対してもメリット A2 会員自身も個人として, 高額賠償に備えられるようにしています非 A 会員のみが単独で賠償請求されるケースは対象外です ⑹ 日医医賠責保険の特色を継承特約保険と日医医賠責保険の関係

3 道府県医師会受付締切中途加入の掛金は, 下記の年間掛金に対し, 加入月数に対応する月割になります 1 診療所 2A2 会員 20,000 円 20,000 円 3 病院掛金 = 補償対象の病院に常勤する A 2 会員数 *2 在籍なし 1 病床あたり掛金 13,800 円 1 ~ 2 名 13,100 円 3 名以上 12,400 円 *1 上記掛金の一部については, 制度運営に関わる経費が含まれています *2 病院については, 常勤 A2 会員の在籍数により, 掛金区分が異なります *3 病床数は医療法に規定する一般病床と療養病床の統計許可病床数です * 病院の精神病床については, 別途, 日本医師会 ( 電話代表 ) までご照会ください *3 一般療養病床の許可病床数 - 40,000 円中途加入の例診療所が平成 27 年 10 月 1 日から中途加入する場合の手続きスケジュール平成 27 年 7 月 1 日平成 27 年 9 月 15 日平成 27 年 10 月 1 日中途加入期間 9 カ月平成 28 年 7 月 1 日都次年度は自動継続診療所を対象として平成 27 年 10 月 1 日から中途加入する場合の掛金 20,000 円 ( 年間掛金 ) (9ヵ月/12ヵ月)=15,000 円注 1. 日医の会員区分および会費 A1 会員年額 126,000 円病院診療所の開設者, 管理者及びそれに準ずる会員 A2 会員年額 82,000 円上記以外の会員 B 会員年額 28,000 円上記 A2のうち日本医師会医師賠償責任保険加入の除外を申請した者 C 会員年額無料医師法に基づく研修医であって申請をした者高齢減免 ( 医賠責保険加入 ) A1 78,000 円 A2(B) 66,000 円疾病出産育児減免 ( 医賠責保険加入 ) A1 66,000 円 A2(B) 54,000 円,A2(C)33,000 円注 2. 岡山県医師会の会員区分 A 会員病院及び診療所若しくはその他の施設の開設者若しくは管理者である会員会費 ( 年額 102,000 円 ) および負担金を賦課する B 会員病院及び診療所若しくはその他の施設に勤務している会員会費 ( 年額 18,000 円 ) を賦課する C 会員 B 会員のうち医師法に基づく研修医であってその旨を申請した者会費無料

4 ⑶ 福祉部医師賠償責任保険 (100 万円医賠責保険または損保ジャパン日本興亜医賠責保険 ) 1. この保険の主旨この保険は, 日医医賠責保険の足切り部分 ( 免責額 ) の100 万円の補填, および賠償請求額 100 万円以内の医事紛争と, 日医医賠責保険の対象になっていないいわゆる施設賠償, すなわち施設管理に関係する事故, たとえば患者が施設の火災そのほかの管理上の不備で死傷または物的損害を受けたような事故や, 給食等による事故等で損害賠償を求めてきたときなども対象としております本会と損害保険ジャパン日本興亜株式会社との団体契約に基づき, 協議しながら紛争の解決に当たります 2. 保険金医療上の事故に対しては100 万円まで, 施設給食等による事故については, コースによって異なりますがコース1の場合対人 1 名につき1 億円,1 事故につき2 億円, 対物 1 事故につき1,000 万円を補償します 3. 加入資格日本医師会のA1,A2 会員の任意加入によりますいつからでも加入できますが, 契約は毎年 7 月 1 日自動更新されます 4. 保険料保険料は,A1 会員の場合は施設賠償込みで年額 6,896 円,A2 会員の場合は施設賠償を含まず年額 6,016 円, いずれも個人加入の場合の保険料の20% 安になっております保険料はご指定の口座から引き落とします H より施設給食等による事故 ( 施設賠償 ) につき, 高額な保険金額のコースを新設しております詳しくはハンフレットをご参照願います本会では医療事故担当理事を置き, 医療事故対策委員会を設け, また顧問弁護士を委嘱しておりますので, いつでもご相談ください中途加入保険料表加入申込月責任開始月保険料 A1 A2 年間保険料 7 月 1 日 6,896 円 6,016 円 7 月 8 月 1 日 6,321 円 5,515 円 8 月 9 月 1 日 5,747 円 5,013 円 9 月 10 月 1 日 5,172 円 4,512 円 10 月 11 月 1 日 4,597 円 4,011 円 11 月 12 月 1 日 4,023 円 3,509 円 12 月 1 月 1 日 3,448 円 3,008 円 1 月 2 月 1 日 2,873 円 2,507 円 2 月 3 月 1 日 2,299 円 2,005 円 3 月 4 月 1 日 1,724 円 1,504 円 4 月 5 月 1 日 1,149 円 1,003 円 5 月 6 月 1 日 575 円 501 円

5 ()(4) 個人情報漏えい保険 ( 医療機関専用 ) 1. この保険の主旨医療機関で取り扱う個人情報は過去の病歴や生活習慣, 遺伝子情報等, 極めてプライバシー度の高いセンシティブな情報が多く, 又, 医師法第 24 条によりカルテの 5 年間保管が義務付けられている等, 第三者への損害賠償に関する補償の対応への備えから本会と損害保険ジャパン日本興亜株式会社との団体契約に基づき運用されております 2. 加入資格岡山県医師会の会員で福祉部医師賠償保険 (100 万円医賠責保険 ) の加入者です 3. 加入の単位開設単位 ( 病院診療所ごと ) の契約となります 4. 加入タイプによる保険金額と保険料は下表の通りですご加入タイプ( 保険金額 ) と保険料保険期間 : 平成 22 年 7 月 1 日午後 4 時から 1 年間保険金の種類と期間中てん補限度額 ( 1) 第三者への損害賠償免責ブランド価値のき損を防止一時払に関する補償金額縮減するための補償年間保険料損害賠償保険金 ( 自己ブランドプロテクト費用保険金 ( 団体割引 20% 適用 ) 争訴費用保険金負担額 ) ( 3) ( 2) A 1,000 万円 1 事故 100 万円 14,400 円ベストプランエコノミープランD-e 1 億円 1 事故 500 万円 36,800 円 B 3,000 万円 1 事故 300 万円 24,000 円 C 5,000 万円 1 事故 500 万円ブラン 32,000 円 D 1 億円 1 事故 1,000 万円ドプロテクト 43,200 円 A-e B-e 1,000 万円 3,000 万円 1 事故 1 事故 50 万円 150 万円のみ 10 万円 13,600 円 21,600 円 C-e 5,000 万円 1 事故 250 万円 28,800 円 ( ) エコノミープランは, ブランドプロテクト費用保険金額が賠償保険金額の 5% となったプランです ( ベストプランは,10% となっています ) ( 1) 損害賠償保険金争訟費用保険金ブランドプロテクト費用保険金はすべてを合算して第三者への損害賠償に関する補償の保険金額を限度とします ( 2) 精神的苦痛に対する損害賠償金については,1 件の個人情報につきてん補限度額の5% を限度として保険金をお支払いします ( 3) ブランドプロテクト費用については, 縮小てん補割合 90% でのお支払いになります

6 A コース B コース C コース D コース賠償責任(5) 介護保険法 & 障害者総合支援法社会福祉法指定事業者向け賠償責任保険 ( ウォームハート ) 1. この保険の主旨介護保険法または障害者総合支援法社会福祉法の指定事業者向けの賠償責任保険であり指定事業者の法律上の賠償責任を包括的に補償します具体的には業務遂行や施設の所有使用管理に起因する身体障害や財物損壊生産物や業務の結果に起因する身体障害や財物損壊受託管理財物の損壊等臨時借用自動車の事故プライバシーの侵害等による人格権侵害宣伝障害身体障害や財物損壊を伴わない経済的損失を補償します本会と損害保険ジャパン日本興亜株式会社との団体契約に基づき運用されております 2. 加入資格岡山県医師会の会員かつ以下の運営者です介護保険法に定める次の事業者および施設の運営者指定居宅サービス事業者指定居宅介護支援事業者指定地域密着型サービス事業者指定介護予防サービス事業者指定地域密着型介護予防サービス事業者指定介護予防支援事業者地域包括支援センター介護保険施設等障害者総合支援法に定める次の事業者および施設の運営者指定障害福祉サービス事業者指定相談支援事業者指定障害者支援施設地域活動支援センター福祉ホーム等社会福祉法に定める次の事業者および施設の運営者第一種社会福祉事業者第二種社会福祉事業者 3. 加入タイプによる保険金額は下表の通りです補償内容お支払限度額自己負担額 (1 事故 ) ( うち現金等 ) 1 事故期間中 5 万円 10 万円 15 万円 20 万円 5,000 円人格権侵害 1 名 1 事故期間中 500 万円 5,000 円縮小支払割合 % 90 身体財物共通 1 事故期間中 3,000 万円 5,000 万円 1 億円 2 億円 5,000 円受託物 1 事故期間中 50 万円 100 万円 150 万円 200 万円 5,000 円経済的損失 ( 居宅介護支援事業等 ) 1 事故期間中 1,000 万円 5,000 円訴訟対応初期対応 1 事故期間中 1,000 万円なし被害者対応費用 1 名期間中 1 名 2 万円 ( 死亡時 10 万円 )/ 期間中 1,000 万円なし保険料など詳細は福祉部が用意しておりますパンフレットでお確かめ下さい

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