需要・供給の両面から見た国内住宅市場 2030年までの見通し
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- ゆうりゅう にかどり
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1 特集 23 年の住宅市場 23 年までの見通し 大道亮 佐尾宏和 CONTENTS Ⅰ 追い風が吹いても1 万戸台に回復しなかった新設住宅着工戸数 Ⅱ 転換期を迎える日本の人口 世帯 Ⅲ 5 万戸台に突入する新設住宅着工戸数 Ⅳ 新設住宅着工戸数の減少速度を超えて減少する職人人口 Ⅴ 建設業界が取り組むべき課題要約 年度における新設住宅着工戸数は88 万 47 戸と 5 年ぶりに減少に転じた 199 年以降 1 数十万戸で推移していた国内の新設住宅着工戸数は 29 年度に77 万戸台まで落ち込んだのち徐々に回復してきたものの 依然として 1 万戸には届いていない 2 日本の総人口は28 年 総世帯数は219 年にピークアウトし 今後は減少局面を迎える 近年は総人口 総世帯数の減少に加え 個人のライフスタイルや家族形態の多様化により 従来の 夫婦と子による家族世帯 による住宅取得を前提とした住宅のあり方は変化しており 住宅供給プレイヤーにもこうした変化への対応が求められている 3 長期的な住宅供給の動向を捉えるため 新設住宅着工戸数 の将来推計を行った 推計には中長期な要因のみならず 住宅市況に影響を及ぼすとされる消費増税の影響についても考慮した 結果 23 年度における新設住宅着工戸数は約 53 万戸となった 4 住宅業界にとっては建設技能労働者不足も課題となる 21 年に4.2 万人いた大工人口は 23 年には14.2 万人まで減少する 大工人口の減少速度は新設住宅着工戸数の減少速度を上回り 23 年に大工一人が手がけるべき戸数は21 年の約 1.5 倍に達する 大幅な生産性向上を実現しなければ 供給力の面でも品質の面でも困難に直面する 5 建設業界が取り組むべき今後の施策としては ニッチな家族形態にも最適化した提案を行う 事業ドメインを 住宅 から 住生活 に広げてストックビジネスを拡充する などの転換が有効であろう また 職人不足の中で必要数の住宅を供給しながら成長を続けるためには 施主 施工者 メーカー 研究機関などの連携のもと 建設業界全体として大幅な生産性向上を実現するためのイノベーション推進が必要である 6 知的資産創造 /215 年 8 月号
2 Ⅰ 追い風が吹いても 1 万戸台に回復しなかった新設住宅着工戸数 215 年 4 月 3 日に公表された 建築着工統計調査報告 ( 平成 26 年度分 ) によると 214 年度の新設住宅着工戸数は88 万 47 戸で 5 年ぶりに減少に転じた ( 図 1 ) 特に持ち家は前年度比 21.1% と大幅な減少に至った この落ち込みは消費増税前の駆け込み需要の反動減によるものと考えられる 思い起こせば 213 年度の新築着工戸数は 98 万 7254 戸と 29 年度に1 万戸を割って以来 5 年ぶりに9 万戸を超え 1 万戸に迫る勢いであった アベノミクスによる景況感の改善 量的緩和による低金利 消費増税前の駆け込み需要の発生と 新設住宅業界に対する追い風が重なった結果である ただし それでも1 万戸には届かなかった ということもできる 199 年以降の新設住宅着工市場を振り返ると 9 97 年は13 万 16 万戸台で推移して いた 1997 年の消費増税により住宅市場が若干冷え込んだとはいえ 26 年までの間は 11 万 12 万戸台で推移していた しかし 構造計算書偽造問題 (25 6 年 ) および 当該事件を受けての建築基準法改正 (27 年 ) 金融危機(28 9 年 ) などの影響を受けて新設住宅着工戸数は一気に8 万戸を割る水準まで落ち込んだ 29 年度に77 万 5277 戸で底を打ち その後回復に転じたものの 結局は1 万戸を回復するには至らなかった 住宅業界では もはや新設住宅着工戸数が 1 万戸を下回ることが 普通 になっている感がある しかし わずか1 年前は年間 12 万戸が建てられていたのである 再び12 万戸時代に戻ることはないのか 12 万戸とはいわないまでも 1 万戸時代に戻ることはないのだろうか 結論からいってしまえば 新設住宅着工戸数が再び1 万戸台に戻ることは考えにくい さらにいえば 23 年頃には 5 万戸台 図 1 新設住宅着工戸数の推移 18 万戸 消費増税前駆け込み需要と反動減 建築基準法改正 12 万戸 金融危機 万戸 年度
3 が 普通 となっているであろう 2 年代半ばから見ると 新設住宅市場は規模が半減することになる なぜこのような状態に陥るのか このような時代を見据えて住宅関連産業のプレイヤーはどのように対応すべきか 本稿では新設住宅着工市場を取り巻くマクロ環境を概観した上で 長期にわたる新設住宅着工戸数を予測し 住宅関連産業のプレイヤーの課題を抽出する Ⅱ 転換期を迎える日本の人口 世帯 1 人口は既に減少 世帯数の減少も目前に迫る 215 年 1 月に国勢調査が実施される 今回 の国勢調査の結果は 人口減少や東日本大震災の影響などが表れるため 関心が集まっている 調査結果は216 年 2 月以降の公表を待たなければならないが 日本の総人口は減少 図 2 総人口の推移および予測 14, 万人 12, 実績 推計 1, 8, 6, 4, 2, 197 年 歳以上 15~64 歳 ~14 歳総世帯数 図 3 65 歳以上人口の推移および予測 4,5 万人 4, 3,5 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 実績 推計 1975 年 知的資産創造 /215 年 8 月号
4 すると見られている 総務省の 人口推計 や国立社会保障 人口問題研究所が21 年の国勢調査に基づいて行った将来推計によると 日本の総人口は 28 年にピークを迎えた 総世帯数は219 年にピークアウトする ( 図 2 ) 今後 日本は 総人口 総世帯数が減少する中で成長を探らなければならない難しい局面に突入する 人口減少 世帯数減少は地方で始まり 徐々に都市圏に波及する 青森 岩手 秋田 山形 和歌山 鳥取 島根 山口 徳島 愛媛 高知 長崎 大分 鹿児島の14 県は198 年代に総人口のピークを迎えた 最も人口減少のタイミングが遅いとされている東京圏 ( 東京都 埼玉県 千葉県 神奈川県 ) においても 総人口は215 年にピークを迎え その後 225 年には世帯数もピークアウトすると見られている 世代別に見て最も人口減少のタイミングが遅い65 歳以上の高齢者人口も 年頃を境に伸びが鈍化する ( 図 3) 図 4 生涯未婚率の推移 25 % 全国 男全国 女 年 図 5 平均初婚年齢の推移 34 歳 妻 全国妻 東京夫 全国夫 東京 家族形態の多様化が進む 人口動態を通じて住宅市場を考察する場合は 総人口 総世帯数の増減に加え 家族形態のあり方などの質的変化にも留意すべきであろう そもそも 総人口が減少し 総世帯数の減少も予見されている背景にはライフスタイルや家族形態の多様化がある 現在の日本では 1 1 生涯未婚率注の上昇 2 平均初婚年齢の上昇 3 結婚件数に対する離婚件数の増加が同時に進行している 1の生涯未婚率は男女ともに上昇傾向にある ( 図 4 ) 女性の生涯未婚率は199 年には 年 % だったものが 21 年には1.6% に上昇した 2の平均初婚年齢は全国的に上昇傾向にある ( 図 5 ) 最も平均初婚年齢が高い東京都では 211 年に女性の平均初婚年齢が3 歳を超えた 3の結婚件数に対する離婚件数については 結婚件数が減少する一方 離婚件数は増加 直近では結婚件数の 3 分の 1 程度に達した ( 図 6 ) 結果として 夫婦がもうける子どもの数 ( 2 夫婦完結出生児数注 ) も 9
5 図 6 結婚件数 離婚件数の推移 12 万件 結婚件数 離婚件数 197 年 減少傾向にある この傾向が続くと 21 年から23 年にかけて 児童が一人以上いる世 3 帯注が25% 減少することになる 実際 世帯類型別一般世帯数の推移を確認すると 夫婦と子からなる核家族世帯が1985 年をピークに減少し始めた一方 単独世帯や夫婦のみの世帯 ひとり親と子の世帯が増加してきているのが分かる また 今後は単独世帯 一人親と子の世帯が世帯増加を牽引す ると見られている ( 図 7 ) 家族形態の多様化は住宅産業にどのような影響を与えるか 日本の住宅政策は歴史的に 夫婦と子による家族世帯 の形成と そのような世帯による住宅取得を前提に組み立てられてきた しかし 足下では生涯未婚率の上昇や平均初婚年齢の上昇 離婚の増加などにより 夫婦と子による家族世帯 が減少してきている 単独世帯など 夫婦と子による家族世帯 以外の世帯は 夫婦と子による家族世帯 に比べ 住宅を取得するインセンティブは薄いと考えられる 実際 4 代 5 代の持ち家率は減少傾向にある ( 図 8 ) 夫婦と子による家族世帯 を主たるターゲットとしているハウスメーカーやパワービルダー デベロッパーは ターゲットセグメントの顧客数減少に直面する 一方で 単独世帯など 夫婦と子による家族世帯 以外の世帯は当面のあいだ増加傾向が続く 家族形態の多様化にフレキシブルに対応できるプレイヤーには機会となるであろう 図 7 世帯類型別一般世帯数の推移および予測 6, 千世帯 実績 推計 5, 4, 3, 2, 総数単独夫婦のみ夫婦と子ひとり親と子その他 1, 198 年 知的資産創造 /215 年 8 月号
6 図 8 世代別持ち家率の推移 9 % 歳以上 6~69 歳 5~59 歳 4~49 歳 3~39 歳 29 歳以下 年 Ⅲ 5 万戸台に突入する新設住宅着工戸数 1 推計はマクロ指標を基に行う さて 長期的に見て新設住宅着工戸数はどのように推移するか 本節では 23 年度までの新設住宅着工戸数の予測を 以下の 4 つのステップを経て行った ( 図 9 ) Step 1 新設住宅着工戸数に影響を与える 指標の抽出人口 世帯数 経済成長 住宅ストックの質を表す各種指標より 論理的 統計的に新設住宅着工戸数に影響を与えると考えられる指標を抽出した Step 2 新設住宅着工戸数に影響を与える指標の将来予測 Step 1 で抽出した指標について 公的機関が発表している将来予測を参照 または野村総合研究所 (NRI) 独自のデータをもとに 図 9 新設住宅着工戸数推計手順 STEP1 新設住宅着工戸数に影響を与える指標の抽出 人口 世帯数 経済成長 住宅ストックの質などを表す各種指標より 論理的 統計的に新設住宅着工戸数に影響を与えると考えられる指標を抽出 STEP2 新設住宅着工戸数に影響を与える指標の将来予測 Step1 で抽出した指標について 公的機関が発表している将来予測を参照 ( または NRI にて独自に将来予測を実施 ) STEP3 新設住宅着工戸数の再現値と予測値の算出 新設住宅着工戸数を被説明変数 Step 1 2 で整理した指標を説明変数として 重回帰分析により新設住宅着工戸数の将来予測を実施 STEP4 短期的変動要因の反映 短期的に新設住宅着工戸数に大きな影響を及ぼす消費増税の影響を考慮 増税実施の前年から翌年までの実績値および実績値の3カ年移動平均との乖離率を算出し 将来の推計値へ反映する 11
7 23 年度までの将来予測を実施した Step 3 新設住宅着工戸数の再現値 予測値の算出新設住宅着工戸数を被説明変数 Step 1 2 で抽出した指標を説明変数として 重回帰分析により新設住宅着工戸数の将来予測を行った Step 4 短期的変動要因の反映短期的変動要因の抽出については Step 3 で推計した将来予測による予測年度以前の再現値を算出し その値と実績値との乖離率を求めることにより 短期的に新設住宅着工戸数に影響を与えると考えられる要因を抽出し 将来予測へ反映した 2 23 年度における住宅着工戸数は約 53 万戸となる 23 年度までの新設住宅着工戸数推計結果を図 1に示す 23 年度時点における住宅着工戸数は約 53 万戸であった 詳細を見ていくと 216 年度には 翌年の消費税増税 ( 8 1%) における駆け込み需要の影響を受け92.1 万戸まで増加するものの 217 年度には消費増税による反動減の影響を受け 77.2 万戸まで減少する 218 年度は78.6 万戸に回復するものの その後は減少基調をたどり 年間 2 万 2 万 2 戸のペースで減少 23 年度における着工戸数は53 万戸となる これは 214 年度から23 年度にかけ 年平均 3.1% ペースで減少していくことを意味している また 217 年度には8 万戸 223 年度には7 万戸 227 年度には6 万戸をそれぞれ下回り 約 4 5 年ごとに約 1 万戸ずつ減少していくことが分かる 新設住宅着工戸数に影響を与える指標につ いては人口 世帯数 経済成長 住宅ストックより抽出した 指標の決定に際しては 定性的な要素に加え 定量的な判断基準として 213 年度までの新設住宅着工戸数実績値と各指標の相関を示す相関係数 R および 各変数の説明度合いの大きさを表すt 値を用いて評価した 結果 人口 世帯数 経済成長 住宅ストックに関する指標については それぞれ 移動人口数 名目 GDP 成長率 住宅ストックの平均築年数 を抽出した ここで 住宅ストックの平均築年数とは 建築時期別の既存住宅の将来残存年数を意味し 後述する減衰曲線を用いて算出した 次に 抽出した指標について 23 年度までの将来予測を実施した 移動人口数 住宅ストックの平均築年数については 独自に推計を行った 移動人口数については 年 1 回発行されている住民基本台帳人口移動報告に記載の移動人口をベースとした ただし 得られる値は市区町村外移動人口のみのデータであり 市区町村内移動人口数については取得できない そのため 1 年に 1 度国勢調査にて報告されるデータより 市区町村外移動人口と市区町村内移動人口の比率を算出し 市区町村外移動人口を割り戻すことで 移動者全体を算出した 23 年度までの推計については 住民基本台帳における市区町村外移動人口の減少率が今後も一定であると仮定し算出した 次に 住宅ストックの平均築年数については まず 建築された住宅がある程度の年月を経る中で 災害 事故 老朽化などのさまざまな理由によって徐々に減失していく中で 将来にわたり住宅が減少することを 減衰 と定義し 住宅ストックが建築後どの程 12 知的資産創造 /215 年 8 月号
8 図 1 新設住宅着工戸数推計結果 18 万戸 バブル崩壊 消費税増税前駆け込み需要 + 阪神淡路大震災復興需要 耐震偽装事件建築基準法改正 金融危機 実績値 消費税増税前駆け込み需要 予測値 消費税増税前駆け込み需要 実績値予測値 年度 消費増税消費増税 (5 8%)(8 1%) 度減少していくかについて住宅建築の着工時期ごとに 減衰曲線 を算出した そして 減衰曲線に基づき着工年別の住宅ストックを算出することにより 住宅の平均築年数を算出した 名目 GDP 成長率については日本経済研究センター 中期経済予測 にて公表されている225 年度までのデータを採用し 225 年度から23 年度までは 225 年度時点の名目 GDP 成長率で一定推移するとした 23 年度までの新設住宅着工戸数の推計に関しては 住宅着工戸数のうち新築分について重回帰分析による推計を実施し その後全体に占める新築割合で割り戻すことで全体の住宅着工戸数を算出した ここで 実測値に対する回帰式の当てはまりを表す指標である決定係数 R 2 ( 最も相関が高い場合にはR 2 = 1 ) および t 値 ( 移動 人口数 名目 GDP 成長率 住宅ストックの平均築年数 ) は それぞれR 2 =.77 t= であった 決定係数についてはある程度の相関を有しており また t 値については 各指標の絶対値がそれぞれ 1 を上回っており 新設住宅着工戸数を表す変数としては説明に足るといえる 新設住宅着工戸数に影響を与える短期的な変動要因については バブル崩壊や金融危機といった不確定な要因を除き 新設住宅着工戸数に大きな影響を及ぼすという観点から 消費税増税の影響を考慮した 消費税は214 年 4 月に 5 % から 8 % に上昇し 217 年 4 月には1% となる見込みであるため 各増税年度前年の駆け込み需要 および 増税の翌年度における駆け込み需要の反動減の影響を考慮した 変動率の算定に際しては 短期的な時代の 13
9 図 11 新設住宅着工戸数推計結果 ( 短期的変動要因による影響の反映前後 ) 18 万戸 実績値 99 予測値 実績値修正予測値 ( 短期的変動要因反映後 ) 予測値 ( 短期的変動要因反映前 ) 年度 趨勢を反映する目的から 3 カ年移動平均と実績値の乖離率を用いた 短期的変動要因反映後の新設住宅着工戸数推計の結果を図 11に示す 今後の消費増税の影響を見込んだ場合でも 人口移動数の減少 経済の低成長 住宅築年数の増加に伴い 新設住宅着工戸数は徐々に減衰し 23 年度時点における新設住宅着工戸数は約 53 万戸となった Ⅳ 新設住宅着工戸数の減少速度を超えて減少する職人人口 1 足下では建設技能労働者は不足している 前節で確認した通り 新設住宅着工戸数は 消費増税の影響など短期的な要因を除くと 年間平均約 2 万戸ずつ減少するものと考えられる これは新設住宅マーケットが毎年約 2.2% 4 ずつ縮小していくことに近しい注 建設業界は199 年代中旬に建設投資が約 84 兆円でピークを迎えたのち 投資規模が急激にしぼみ 21 年には約 42 兆円まで落ち込んだ 建設市場の規模が縮小する過程で価格競争が激化し 業界全体として利益を出しづらい体質になってしまった 職人の社会保険費用を会社が負担できないために 一人親方 が多く発生したことで 建設技能労働者の待遇悪化が進行した そして 28 9 年頃の建設投資の冷え込みに耐えきれず 多くの建設技能労働者が業界を去っていった 長期的に新設住宅着工戸数が減少すると 再び建設技能労働者にとって苦しい時代がやってくるのであろうか 足下では建設技能労働者不足により労務費の上昇が続いている 215 年 3 月末時点の雇注用人員判断 D.I. 5 は すべての産業で 不足感 を表すマイナスを示している ( 図 12) 中でも 建設業は 32と不足感が著しい 長期的にもこの傾向が続くのか 新設住宅の見通しと 大工の人数の見通しとの両面から確認する 14 知的資産創造 /215 年 8 月号
10 2 木造 鉄骨造 の新設着工戸数は年 2.2% ずつ減少する 住宅はその構造に応じて 木造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 鉄骨造 コンクリートブロック造 その他 に分けられる 日本の新設住宅着工戸数のうち約 7 割は 木造 鉄骨造 である 木造 や 鉄骨造 の建物には 一般的な戸建て住宅 ( ハウスメーカーの戸建て住宅や分譲戸建てを含む ) や 一般的なアパートが該当する もちろん 鉄筋コンクリート造 の戸建て住宅やアパートも存在するが 木 図 12 業種別の雇用人員判断 D.I. 1 不 足 全製産造業業 過剰 32 不動産 物品賃貸運輸 郵便建設業 卸 小売 3 24 情報通信 8 電気 ガス 27 対事業所サービス 37 対個人サービス 41 宿泊 飲食サービス 13 鉱業 採石業 砂利 17 採取業造 鉄骨造 の着工戸数が戸建て住宅やア パートの着工戸数と近しいと考えて問題な い 新設住宅着工戸数に占める 木造 鉄骨 造 の着工戸数は 年により若干の増減はあるものの 概ね 7 割前後で推移してきた こ 3 大工人口は年間 % ずつ減少する の構成比が今後も変わらないと仮定すると では 時が経てば大工の不足感は解消され 木造 鉄骨造 の着工戸数は新設住宅着工 るのか 戸数全体の減少に合わせて 21 年から 3 年 国勢調査によると 大工の人数は 1995 年以 にかけて年平均約 2.2% の速度で減少するこ 降一貫して減少トレンドにある 1995 年には とになる 76.2 万人の大工がいたが 2 年に 64.7 万人 25 年に 54. 万人 そして 21 年には 4.2 万 図 13 大工人口の推移 9 万人 実績 推計 年
11 図 ~ 19 歳層 2 ~ 24 歳層に占める大工人口の構成比.6 % ~19 歳 2~24 歳 1985 年 図 15 大工の年代別の純入職率 4 % ~9 年 9~95 95~2 2~5 5~ ~ 59 歳 6~64 歳 65~69 歳 7 歳 ~ 人まで減少している そしてこの先も減少は続く NRI 6 の想定する成り行きシナリオ注では 22 年には23.4 万人 23 年には14.2 万人まで減少すると見られる ( 図 13) 大工人口の減少は 端的にいえば 大工になる人数が大工をやめる人数より少ないために起きている 新卒人材に該当する15 19 歳層 2 24 歳層に占める大工人口の構成比は 21 年時点でそれぞれ.4%.16% である ( 図 14) 過去 25 年間で最も高かった1995 年においてはそれぞれ.23%.54% であったことを考えると若い世代が職業として大工を選ばなくなってきていることが分かる また 一度大工になっても離職する人が多いこともネガティブに作用している 年代別の純入職率を確認すると 1995 年以降 25 歳以上のすべての年代でマイナスとなっている ( 図 15) さらに 今後は人口ピラミッドの偏りが大工人口の減少に拍車をかける 2 年時点の年代別大工人口を見ると45 54 歳に大きなピークが 歳に小さなピークがある いわゆるフタコブラクダのような形になっていた ( 図 16) フタコブのうちより大きなコブであ 図 16 年代別大工人口の推移 12 万人 2 年 年 年 15~ 19 歳 2~ 24 歳 25~ 29 歳 3~ 34 歳 35~ 39 歳 4~ 44 歳 45~ 49 歳 5~ 54 歳 55~ 59 歳 6~ 64 歳 65~ 69 歳 7~ 74 歳 75~ 79 歳 8~ 84 歳 85 歳以上 16 知的資産創造 /215 年 8 月号
12 図 17 大工人口の推移 ( 成り行きシナリオ 大工の人材獲得競争力向上シナリオ ) 9 万人 実績 推計 年 成り行きシナリオ 大工の人材獲得競争力向上シナリオ る45 54 歳層は 2 年から21 年にかけて大幅に減少した これは定年退職の時期を迎える人が一定数いたことに加え 28 年以降の住宅着工の落ち込みをきっかけに廃業した人がいたためと考えられる しかし この時点でもグラフはまだ55 64 歳と35 39 歳に大小のピークがあるフタコブラクダ型を維持している ところが 22 年になると完全にコブが崩れる 大工人口を支えていた年代が65 74 歳となり その層の大半が引退するためである 本来ならば大量離職に備え 大工への入職を増やし 離職を減らさなければならない ところが 199 年代から2 年代にかけて建設投資が半減する中で 大工の経済処遇を切り詰めたことで 産業間の人材獲得競争において競争力を保てなくなってしまった 仮に 労務費単価の上昇が奏功し 歳層の大工人口の割合と 25 歳以上の純入職率が1985 年頃と同水準まで戻ったとしても 今後の減少幅を補うほどのインパクトは見込めない 大工人口は年平均 5.1% 程度の割合で減少していく 仮に1985 年頃と同水準まで大工の人材獲得競争力が向上したとしても 4.% 程度の早さで大工人口が減少していくことは避けられない ( 図 17) 4 大工が1.5 倍の仕事量をこなさなければ需要に追いつかない これまでに確認してきた通り 21 年度から23 年度にかけて木造 鉄骨造の新設住宅着工戸数は年平均 2.2% の速さで減少する 一方で 木造 鉄骨造の住宅供給を支える大工の人口は新設住宅着工戸数の減少速度を上回り 年平均 % の速度で減少することになる これは 大工一人が手がける新設住宅戸数が 21 年から23 年にかけて約 1.5 倍になることを意味する 21 年時点では建設業は若干人手に余剰感があったことを差し引いて考えても 大幅な生産性向上が必要であることが分かる 結果として 21 年から 23 年にかけて 17
13 5 熟練工が抜けることで品質問題も懸念される 大幅な生産性向上が実現しなければ 大工 人口の減少が新設住宅着工の供給制約となる可能性がある 前述の新設住宅着工戸数予測は推計の考え方に大工人口の減少を織り込んでいない 住宅工事の生産性が上がらなければ 予測値よりも下振れする可能性がある また 品質面での懸念もある 建設業界は熟練工が品質を担保してきた面がある 今後大工の需給がタイトになると同時に熟練工が現場から去ることで 品質の維持 向上が難しくなる可能性もあるであろう 戦略もあり得る また 新築のみに依存しない ストックに根ざしたビジネスモデルへの転換も有効である 大手ハウスメーカーや一部の住設メーカーは従来から取り組んでいることではあるが 建てて終わり ではなく 顧客接点を長期的に維持することでアフターメンテナンスや小規模修繕などの需要を拾い上げていく考え方である 住宅の建設や購入は その世帯からすると その場所での生活のスタート地点である 事業ドメインを 住宅 から 住生活 に広げることで成長余地を見い出すことも可能であろう Ⅴ 建設業界が取り組むべき課題 1 ニーズの多様化への対応やストック強化を一層推進すべき 本稿では23 年までの住宅市場について 需要側 供給側の両方の観点から確認してきた 前半では需要側の観点から 人口は既に減少局面に入り 世帯は間もなく減少し始めること 家族形態が多様化してきていることを確認し さらに マクロ指標をベースに推計した場合に 新設住宅着工戸数が23 年度には5 万戸まで減少することを確認した では 縮小してゆく新設住宅市場で成長する術はあるであろうか 一つのヒントは 世帯の変化をとらえた新たな住まい方の提案にあると考える 既に 4 代以上の単身者をターゲットとした住宅や 2 代以上の単身者とその親の同居を前提とした商品も提案されている 家族形態の多様化を適切にとらえ あえて一般的な家族形態ではなく ニッチな家族形態に最適化した提案で勝負する という 2 生産性の向上を実現するイノベーションが求められる 一方で 本稿の後半では新設住宅着工戸数が減少したとしても それを建設する大工の人数が不足することを示した 家族形態の多様化にきめ細やかに対応したり 住宅建設後も顧客接点を維持し続けたりするのはそれなりに手間がかかるものである 人手が足りない中で住宅を必要戸数供給しながら かつ 成長を志向するためには建設業界全体での生産性向上が必要不可欠である たとえば ユニット化のさらなる推進や 建設現場でのロボット活用などが考えられる しかし 建設業界は製造業などほかの産業に比べるとイノベーション ( 技術革新 ) が起こりにくいといわれている 施主や施工者は技術の信頼性を重視するため 実績の乏しい新たな技術を使用するシーンが限られるためである 施主 施工者 メーカー 研究機関などの連携のもと 建設業界のイノベーションを推進する取り組みが必要である 18 知的資産創造 /215 年 8 月号
14 注 1 生涯未婚率は 歳 と 5 54 歳 未婚率の平均値から 5 歳時 の未婚率を算出したもの 2 夫婦完結出生児数とは 結婚持続期間 ( 結婚からの経過期間 )15 年から19 年夫婦の平均出生子ども数であり 夫婦の最終的な平均出生子ども数とみなされる 3 児童とは 18 歳未満の未婚者を指す 4 21 年 23 年までの新設の住宅着工戸数の年平均成長率は 2.2% 5 日本銀行は短観 ( 全国企業短期経済観測調査 ) において 雇用人員の過不足についての判断を調査している 回答企業は 1. 過剰 2. 適正 3. 不足 のうち最も近いものを回答する 雇用人員判断 D.I. はこの調査において 1. 過剰 と答えた回答企業数の構成比 (%) から 3. 不足 と答えた回答企業数の構成比 (%) を減じたものである D.I. がプラスの場合は人員に余裕がある状態を マイナスの場合は不足している状態を表している 6 成り行きシナリオとは 歳人口に占める 大工人口が21 年と同水準で推移し かつ 5 歳階級別離職率が21 年と同水準で推移すると仮定したシナリオ参考文献榊原渉 小口敦司 平野裕基 秋山優子 22 年の住宅市場 人口 世帯数減少のインパクト 知的資産創造 211 年 12 月号 野村総合研究所著者大道亮 ( だいどうあきら ) 経営革新コンサルティング部主任コンサルタント専門は不動産 住宅 建材 ユーティリティインダストリーにおける事業戦略 経営戦略の策定支援 近年は被災地のまちづくり支援にも取り組む佐尾宏和 ( さおひろかず ) 経営革新コンサルティング部副主任コンサルタント専門は不動産 住宅 建設 エネルギーインダストリーにおける事業戦略 経営戦略の策定支援 23 年度までの新設住宅着工戸数を担当 19
2030年の住宅市場~“移動人口”の拡大が人口減少下における住宅市場活性化の鍵に~
第 236 回 NRI メディアフォーラム 2030 年の住宅市場 ~ 移動人口 の拡大が人口減少下における住宅市場活性化の鍵に ~ 2016 年 6 月 7 日 コンサルティング事業本部 上級コンサルタント主任コンサルタント副主任コンサルタント副主任コンサルタントコンサルタント 榊原渉大道亮亀井敬太出口満吉澤友貴 目次 1. 新設住宅着工戸数 リフォーム市場規模の予測 (2016 年度版 ) 2.
IT 人材需給に関する調査 ( 概要 ) 平成 31 年 4 月経済産業省情報技術利用促進課 1. 調査の目的 実施体制 未来投資戦略 2017 ( 平成 29 年 6 月 9 日閣議決定 ) に基づき 第四次産業革命下で求められる人材の必要性やミスマッチの状況を明確化するため 経済産業省 厚生労働
IT 人材需給に関する調査 ( 概要 ) 平成 31 年 4 月経済産業省情報技術利用促進課 1. 調査の目的 実施体制 未来投資戦略 2017 ( 平成 29 年 6 月 9 日閣議決定 ) に基づき 第四次産業革命下で求められる人材の必要性やミスマッチの状況を明確化するため 経済産業省 厚生労働省 文部科学省の三省連携で人材需給の試算を行った 試算にあたっては 経済産業省情報技術利用促進課とみずほ情報総研株式会社が事務局となり
各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数
5 : 外国株式 外国債券と同様に円ベースの期待リターン = 円のインフレ率 + 円の実質短期金利 + 現地通貨ベースのリスクプレミアム リスクプレミアムは 過去実績で 7% 程度 但し 3% 程度は PER( 株価 1 株あたり利益 ) の上昇 すなわち株価が割高になったことによるもの 将来予想においては PER 上昇が起こらないものと想定し 7%-3%= 4% と設定 直近の外国株式の現地通貨建てのベンチマークリターンと
平成27年国勢調査世帯構造等基本集計結果の概要
平成 27 年 国勢調査 世帯構造等基本集計結果の概要 平成 29 年 11 月 札幌市まちづくり政策局政策企画部企画課 用語の解説や利用上の注意などについては 総務省統計局のホームページ (http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/index.htm) をご覧ください 2 平成 27 年 10 月 1 日現在で実施された平成 27 年国勢調査の世帯構造等基本集計結果が公表されましたので
2-2 需要予測モデルの全体構造交通需要予測の方法としては,1950 年代より四段階推定法が開発され, 広く実務的に適用されてきた 四段階推定法とは, 以下の4つの手順によって交通需要を予測する方法である 四段階推定法将来人口を出発点に, 1 発生集中交通量 ( 交通が, どこで発生し, どこへ集中
資料 2 2 需要予測 2-1 需要予測モデルの構築地下鉄などの将来の交通需要の見通しを検討するに当たっては パーソントリップ調査をベースとした交通需要予測手法が一般的に行われている その代表的なものとしては 国土交通省では 近畿圏における望ましい交通のあり方について ( 近畿地方交通審議会答申第 8 号 ) ( 以下 8 号答申 と略す ) などにおいて 交通需要予測手法についても検討が行われ これを用いて提案路線の検討が行われている
シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ
シニア層の健康志向に支えられるフィットネスクラブ 第 3 次産業活動指数 (17 年 =1 季節調整済) で 15~24 年の スポーツ施設提供業 の推移をみると スポーツ施設提供業 ( 全体 ) が横ばい傾向で推移する中 内訳の一つである フィットネスクラブ は上昇傾向で推移している ( 第 1 図 ) 以下では フィットネスクラブ に焦点を当て 特定サービス産業動態統計で利用者数及び売上高の動向を見るとともに
日本の富裕層は 122 万世帯、純金融資産総額は272 兆円
2016 年 11 月 28 日株式会社野村総合研究所 日本の富裕層は 122 万世帯 純金融資産総額は 272 兆円 ~ いずれも 2013 年から 2015 年にかけて増加 今後富裕層の生前贈与が活発化する見込み ~ 株式会社野村総合研究所 ( 本社 : 東京都千代田区 代表取締役社長 : 此本臣吾 以下 NRI ) は このたび 2015 年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模を
表 3 の総人口を 100 としたときの指数でみた総人口 順位 全国 94.2 全国 沖縄県 沖縄県 東京都 東京都 神奈川県 99.6 滋賀県 愛知県 99.2 愛知県 滋賀県 神奈川
Ⅱ. 都道府県別にみた推計結果の概要 1. 都道府県別総人口の推移 (1) すべての都道府県で平成 52 年の総人口はを下回る 先に公表された 日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ) ( 出生中位 死亡中位仮定 ) によれば わが国の総人口は長期にわたって減少が続く 平成 17(2005) 年からの都道府県別の総人口の推移をみると 38 道府県で総人口が減少している 今回の推計によれば
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特別連載 RIEB ニュースレター No.114 212 年 5 月号 MBA 経営戦略講義録 付属資料 : 第 2 回経営戦略の定義と対象 (Definition of Strategy) 神戸大学経済経営研究所特命教授小島健司 企業価値分析 ( 出所 : 高村健一 経営戦略応用研究期末レポートキリンホールディングス株式会社 29 年 1 月 26 日 2-26 頁 ) キリンホールディングス株式会社およびアサヒビール株式会社の
5. 都道府県別 の推移 (19 19~1 年 ) 北海道 1% 17% 1% % 11% 北海道 青森県 3% 3% 31% 3% % 7% 5% 青森県 岩手県 3% 37% 3% 35% 3% 31% 9% 岩手県 宮城県 33% 3% 31% 9% 7% 5% 3% 宮城県 秋田県 1% % % 3% 3% 33% 3% 秋田県 山形県 7% % 7% 5% 3% % 37% 山形県 福島県
平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved
平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 目 次 平成 23 年 3 月期決算概要 1 業績概要 4 2 経営成績 5 3 業績推移 6 4 売上高四半期推移 7 5 事業別業績推移 ( ソフトウェア開発事業 ) 8 6 事業別業績推移 ( 入力データ作成事業 ) 9 7 事業別業績推移 ( 受託計算事業 ) 10 8 業種別売上比率 ( 全社 ) 11 9 貸借対照表
リサーチ メモ 首都圏における中古マンションの市場動向について 2016 年 9 月 1 日 8 月 24 日に閣議決定された 2016 年度第 2 次補正予算案に 中古住宅購入時の改修費補助の創設が盛り込まれた 新聞報道によれば 40 歳未満の中古住宅購入者を対象に 住宅診断に掛かる 5 万円のほか 耐震補強や省エネ改修などリフォームの内容に応じて最大 50 万円を補助する 事業費 250 億円
407-1 No.
6 月 1 日 小さなリフォームやメンテナンス 平成 27 年度新築着工戸数は 92 万戸であり前年比 4.6% の増, 戸建は苦戦するも賃貸住宅やマンションが堅調でした 平成 28 年度も3ケ月連続で増加 年率換算値 99 万戸ペースとの発表 ( 平成 28 年 4 月 28 日公表 ) が国土交通省からありました 建築業界では2020 年の東京オリンピックの年までは活況であろうという楽観論が漂っています
住宅着工統計による再建築状況の概要 ( 平成 1 9 年度分 ) 国土交通省総合政策局情報安全 調査課建設統計室 平成 20 年 11 月 5 日公表 [ 問い合わせ先 ] 担当下岡 ( 課長補佐 ) 遠藤( 建築統計係長 ) 中村 TEL ( 代表 ) 内線
住宅着工統計による再建築状況の概要 ( 平成 1 9 年度分 ) 国土交通省総合政策局情報安全 調査課建設統計室 平成 20 年 11 月 5 日公表 [ 問い合わせ先 ] 担当下岡 ( 課長補佐 ) 遠藤( 建築統計係長 ) 中村 TEL 03-5253-8111( 代表 ) 内線 28-621 28-625 28-626 この統計調査報告の概要は 国土交通省のホームページでもご覧いただけます http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/chojou/index.html
平成19年就業構造基本調査結果概要
特集 平成 25 年住宅 土地統計調査静岡県の結果の概要 ( 速報 ) 静岡県の総住宅数は 166 万戸 世帯数を約 27 万上回る 企画広報部統計調査課 はじめにこのたび 平成 25 年住宅 土地統計調査の静岡県の結果の概要 ( 速報 ) を取りまとめました この調査は 住宅 土地の保有状況及び世帯の居住状況等の実態を調査し その現状と推移を全国及び地域別に明らかにすることを目的として 昭和 23
ポイント 〇等価尺度法を用いた日本の子育て費用の計測〇 1993 年 年までの期間から 2003 年 年までの期間にかけて,2 歳以下の子育て費用が大幅に上昇していることを発見〇就学前の子供を持つ世帯に対する手当てを優先的に拡充するべきであるという政策的含意 研究背景 日本に
子育て費用の時間を通じた変化 日本のパネルデータを用いた等価尺度の計測 名古屋大学大学院経済学研究科 ( 研究科長 : 野口晃弘 ) の荒渡良 ( あらわたりりょう ) 准教授は名城大学都市情報学部の宮本由紀 ( みやもとゆき ) 准教授との共同により,1993 年以降の日本において,2 歳以下の子供の子育て費用が大幅に増加していることを実証的に明らかにしました 研究グループは 1993 年において
第 2 章 産業社会の変化と勤労者生活
第 2 章 産業社会の変化と勤労者生活 戦後日本経済と産業構造 1 節 2 第章産業社会の変化と勤労者生活 1950 年代から 70 年代にかけ 急速な工業化を通じて高度経済成長を達成した我が国経済第は その後 サービス化 情報化を伴いながら進展する ポスト工業化 の時代の中を進んでいる ポスト工業化 社会では 社会の成熟化に伴い 物質的な豊かさだけでなく精神 1 節第的な充足も重視され 企業には
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マクロ経済学 [3] 第 3 章設備投資と在庫投資 何のために投資をするのか 中村学園大学吉川卓也 目次 3-1 企業の設備投資 3-2 投資の決定要因 3-3 3-4 資本の使用者費用 3-5 望ましい 1 2 投資とは 1. 消費とは ( 主として ) 家計による財 サービスの購入である 2. 投資とは ( 主として ) 企業が生産のためにおこなう財 サービスの購入である 3. 設備投資とは 民間企業が建物や機械
( 図表 1) 特別養護老人ホームの平米単価の推移 ( 平均 ) n=1,836 全国東北 3 県 注 1) 平米単価は建築工事請負金額および設計監
Research Report 2015 年 10 月 19 日経営サポートセンターリサーチグループ調査員大久保繭音 平成 26 年度福祉施設の建設費について 福祉医療機構のデータに基づき 平成 26 年度の特別養護老人ホームおよび保育所の建設費の状況について分析を行った 平成 26 年度の建設費は 平成 25 年度に引き続き上昇し 過去 7 年で最高の水準となっており 福祉施設の建設は厳しい状況にあることがうかがえた
2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017
2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 決算サマリー 2019 年 3 月期業績概要 売上高 2,743 億円 ( 前期比 12% 増 ) 営業利益 352 億円 ( 同 74% 増 ) で増収増益 コンデンサは前期比 19% 増収 すべての用途で売上が増加 特に自動車向けが牽引 売上高と当期純利益は
健康保険・船員保険 被保険者実態調査報告
健康保険 船員保険被保険者実態調査報告 平成 28 年 10 月 厚生労働省保険局 5. 標準報酬月額別扶養率 標準報酬月額別にみた扶養率を示したものが表 7 及び図 3 である 男性についてみると 協会 ( 一般 ) は概ね標準報酬月額 19 万円から 53 万円の間で 組合健保は概ね標準報酬月額 22 万円から 79 万円の間で 標準報酬月額の上昇に伴い扶養率も増加する傾向にある また 男性は標準報酬月額
RTE月次レポート企画
マンスリーレポートダイジェスト 218 年 12 月号 ダイジェストレポートについてこのレポートは 公益社団法人近畿圏不動産流通機構 ( 近畿レインズ ) に登録されている物件情報の月次集計結果である マンスリーレポート の中から 218 年 11 月時点の近畿圏の不動産流通市場の動きについて抜粋 要約して解説したものです 中古マンション 中古戸建住宅 土地における成約物件及び新規登録物件の件数や価格等から
目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向 6 (3) 国民
ケーブルテレビ事業の現状 (2015 年度決算版 ) 2016 年 11 月 株式会社日本政策投資銀行 企業金融第 2 部 産業調査部 目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向
統計トピックスNo.96 登山・ハイキングの状況 -「山の日」にちなんで-
平成 28 年 8 月 10 日 統計トピックス No.96 登山 ハイキングの状況 - 山の日 にちなんで- ( 社会生活基本調査の結果から ) 社会生活基本調査は, 国民の生活時間の配分及び自由時間における主な活動について調査し, 各種行政施策の基礎資料を得ることを目的に, 51 年の第 1 回調査以来 5 年ごとに実施している統計調査で, 本年 10 月に, 平成 28 年社会生活基本調査 を実施します
厚生労働科学研究費補助金 (地域健康危機管理研究事業)
平成 23 年度厚生労働科学研究費補助金循環器疾患 糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業循環器疾患等の救命率向上に資する効果的な救急蘇生法の普及啓発に関する研究 (H21- 心筋 - 一般 -001) ( 研究代表者丸川征四郎 ) 平成 23 年度研究報告 研究課題 A AED の普及状況に係わる研究 研究分担者近藤久禎国立病院機構災害医療センター臨床研究部政策医療企画研究室長 平成 24(2012)
