04_01_特集.indd

Size: px

Start display at page:

Download "04_01_特集.indd"

たいちさわまつ
5 years ago
Views:

1 特集 NTT R&D フォーラム 2017 基調講演 x ICT による新たな価値創造 ~B2B2X ビジネスの深化 ~ うのうら鵜ひろお浦博夫 NTT 代表取締役社長本稿では,NTT グループの B2B2X ビジネスモデルの取り組みについて紹介します. 本記事は,2017 年 2 月に開催された NTT R&D フォーラム 2017 での, 鵜浦博夫 NTT 代表取締役社長の講演を基に構成したものです. 競争環境の変化 ICTは, IP 化ブロードバンド化モバイル化端末の小型化処理速度の高度化と進化を遂げてきました. また, クラウド化も進み, 計算処理を行う場所は, かつてメインフレームで集中処理をしていましたが, 今やデバイスとサーバが連携して複雑な処理をしています. このような中,NTTのビジネスも大きく様変わりをしています. 端末と通信網サービスを一体的に提供していた電話型の時代と違い, 現在はいろいろなサービスを組み合わせてご利用いただいています. 多様なプレイヤーが参画することでサービスを利用する方々にとっては, 選択肢が非常に広がったと考えています ( 図 1). このような時代の競争力とは何でしょうか. 通信ビジネスだけでなく, 他の業界でもICTを活用したさまざまなサービスが提供され, 利用者はどのサービスを使うか自由に選択できる時代になりました. また, 他のサービスへの乗り換えも容易になったため, サービス提供者は一度選ばれるだけではなく, 選ばれ続ける必要があります. 選ばれ続けることが, これからの競争力だと考えています. それでは, 選ばれ続ける力とは何でしょうか. もはや 1 社でさまざまなユーザのニーズにこたえることは大変難しい時代になったと考えています. すなわち, 選ばれ続けるにはコラボレーション力コラボレーションをする力コラボレーションをしてもらえる力が重要となります. 中期経営戦略の基本的な考え方 2015 年 5 月に発表した中期経営戦略において, 私はB2B2Xモデルを推進していくと申し上げました. これまでNTTの諸先輩は INS 構想 VI&P 構想マルチメディアビジョンレゾナントビジョンといった, このデジタル社会を予言したようなビジョンをつくってきました. かつて, 音声通話が主役だったころは, 通信事業者は 4

2 インプレイヤーでした. 現在は, ネットワークが単品のサービスではなく, アプリケーションやデバイスとセットで選ばれる時代となりました. そのような中で, 私たち通信事業者はメインプレイヤーではなく, たくさんの選択肢の中の 1 つ,One of themになりました. ただしOne of themではありますが, 価値のあるOne of themになってみせると, 宣言しました. そのような思いを込めて,NTTの 3 文字の最初の NをNext Value Partner, 2 番目のTをTransformation, 最後の TをTrusted Solutionsと割り振ったことがあります. さまざまなユーザの皆様のビジネスモデルやライフスタイルのトランスフォームをお手伝いするバリューパートナーとして, 新しい B2B2Xモデルを推進するためにみずからも自己変革を遂げていくというのが, 中期経営戦略の大きな柱でした. B2B2Xモデルへの取り組みのねらい B2B2Xモデルを通じて, 世の中に多様な価値を創造していきたい. そして, さまざまなパートナーの皆様とコラボレーションすることによって, 新しいエコシステムを生み出していきたいと考えています.NTTグループはライフスタイルの変革や社会的課題の解決に向けた新しいサービス, 付加価値をつくり出すために, それらを提供するサービス提供者, センター Bのビジネスモデルの変革をサポートしていきます.NTTが提供できる価値はいろいろとあります. 例えば, 人工知能 (AI) やIoT(Internet of Things) といったICT 技術, また, ユーザインタフェース技術, セキュリティツールをサービス提供者の方々に提供することで, 新しい価値の創造をサポートしていきたいと考えています. B2B2Xモデルは, これまでのような個人や企業といった消費者へ, NTTグループが直接サービスを提供して収益を拡大するモデルから, パートナーの皆様とともに, より幅広いサービス提供者を通じて, 消費者の皆様に付加価値を届けるビジネスモデルへ変革する取り組みです ( 図 2). B2B2X モデルへの取り組み状況これまでのB2B2Xモデルの取り組みを紹介します.2015 年 4 月と 9 月に札幌市, 福岡市と包括連携協定を締結し, それぞれの都市が抱える社会的課題の解決に取り組むこととしました. これまでもWi-Fiなどを用いて, 海外からの観光客がどのようなルートで, どこを観光し, 何を購入しているかといった分析を行い, 札幌市, 福岡市に貢献させていただいています. また,2016 年 4 月以降, 松竹株式特会社, 株式会社クボタ, 日本プロサッ集お客さまに直接サービスを提供するメカーリーグ (Jリーグ) などにセンター B(=サービス提供者, メインプレイヤー ) となっていただき, コラボレーションを開始しました. ここでは, ファナック株式会社, 松竹株式会社, ツールドフランスとのコラボレーションの具体例を紹介します. ファナック株式会社ファクトリーオートメーションと, ロボットの世界的サプライヤーであるファナック株式会社は, 製造業の現場で使用される工作機械などの各種機器をネットワークで接続し, そこから生み出されるビッグデータを賢く活用することで, これまでにないスマートな製造現場を実現しようとされています. これを実現するのがファナック社のオープンプラットフォーム, FIELD systemです. NTTは株式会社プリファードネットワークス, その他のパートナーとともに,AIやエッジコンピューティング技術を提供し, このFIELD system の開発商用化のお手伝いをさせていただいています. このコラボレーショ 5

NTT R&D フォーラム 2017 基調講演ンにおいては,NTT 研究所がエッジコンピューティング技術,NTT

A I とエッジコンピューティング技術を組み合わせることで分散型機械学習を行い, 機械から収集されたデータを, エッジ (

今までにない高度な製造業を実現し, デファクトスタンダード化をめざしているところです.

2016 年 4 月, 株式会社ドワンゴが主催しているニコニコ超会議で, 超歌舞伎の公演を行いました.

R を用いて, 歌舞伎俳優の中村獅童さんが, ボーカロイドの初音ミクとの共演や, 舞台上で分身したかのような演出を実現しました ( 図 ₄).

3 NTT R&D フォーラム 2017 基調講演ンにおいては,NTT 研究所がエッジコンピューティング技術,NTT コミュニケーションズがシステムの構築運用,NTTデータがアプリケーション開発を担当しています ( 図 ₃). A I とエッジコンピューティング技術を組み合わせることで分散型機械学習を行い, 機械から収集されたデータを, エッジ ( 工作機械に近い場所 ) でリアルタイム処理することで機械がお互いに, 柔軟かつ素早く, 賢く協調できます. 今までにない高度な製造業を実現し, デファクトスタンダード化をめざしているところです. 松竹株式会社松竹株式会社とのコラボレーションによる, 歌舞伎での新しい演出を実現した取り組みを紹介します.2016 年 4 月, 株式会社ドワンゴが主催しているニコニコ超会議で, 超歌舞伎の公演を行いました.NTT 研究所が開発したイマーシブテレプレゼンス技術 Kirari! R を用いて, 歌舞伎俳優の中村獅童さんが, ボーカロイドの初音ミクとの共演や, 舞台上で分身したかのような演出を実現しました ( 図 ₄). ニコニコ超会議は若い人たちが多く来場する大きなイベントです. 若い人たちにも非常に評判が良く, 松竹株式会社は,2017 年もニコニコ超会議で新しい歌舞伎をご披露したいと話しています. こういった伝統的な歌舞伎に新しい ICTを加味することで, 若い人たちをはじめとした新たなファンの拡大に期待をしています. このような取り組みはまさしく, 日本経済が直面している, 消費拡大につながる 1 つの大きな武器になると考えています. 6

スで行われた歌舞伎の市川染五郎さんによる舞台挨拶を, リアルタイムに羽田空港に転送しました. 市川染五郎さんがあたかも羽田空港にいるように, マスコミの皆さんとの質疑応答を行いました. 同時に, 羽田空港の視聴者にヘッドマウントディスプレイを装着していただき, あたかもラスベガスの舞台会場にいるかのようなVR 体験をしていただきました.

ツールドフランス世界最大の自転車レースであるツールドフランスでも,NTTグループのDimension Data 社が技術協力をさせていただいています. 各選手の自転車のサドルの下のセンサから, 位置情報を Dimension Data 社のビッグデータトラックに送信し, そのデータを分析することで, 選手のスピードや選手の位置などが分かります ( 図 5).

私も2016 年 7 月, ツールドフランスの観戦に行きましたが, あるチームディレクターから, 選手をサポートするためのデータがありすぎて大変疲れるというコメントをいただいたほどです. 今後は他のデバイスと組み合わせることで, 各選手のバイタルデータを配信することも可能です.

4 スで行われた歌舞伎の市川染五郎さんによる舞台挨拶を, リアルタイムに羽田空港に転送しました. 市川染五郎さんがあたかも羽田空港にいるように, マスコミの皆さんとの質疑応答を行いました. 同時に, 羽田空港の視聴者にヘッドマウントディスプレイを装着していただき, あたかもラスベガスの舞台会場にいるかのようなVR 体験をしていただきました. さらに,2017 年 3 月 11,12 日の 2 日間, 熊本地震の復興祈願を兼ねて, 熊本県庁で歌舞伎シアターバーチャル座を無料公開することになりました. バーチャルではありますが, 市川染五郎さんをはじめ歌舞伎俳優が目の前で演じているかのような, 臨場感あふれる作品として多くの方に楽しんでいただけると思います. ツールドフランス世界最大の自転車レースであるツールドフランスでも,NTTグループのDimension Data 社が技術協力をさせていただいています. 各選手の自転車のサドルの下のセンサから, 位置情報を Dimension Data 社のビッグデータトラックに送信し, そのデータを分析することで, 選手のスピードや選手の位置などが分かります ( 図 5). これらの情報がTVやスマートフォンにリアルタイムで配信されます. 観戦者はTVなどを見ながら選手の位置関係などを把握することができ, 従来とは違った楽しみ方ができます. これらの仕組みにより, 観戦者の楽しみ方が進化するだけでなくて, 実は監督や選手の戦い方もより進化しています. 私も2016 年 7 月, ツールドフランスの観戦に行きましたが, あるチームディレクターから, 選手をサポートするためのデータがありすぎて大変疲れるというコメントをいただいたほどです. 今後は他のデバイスと組み合わせることで, 各選手のバイタルデータを配信することも可能です. このような情報が加われば, 出場チームの監督はより戦略的な判断ができるようになるでしょうし, トレーニングの方法も変わると考えています. 私たちが共通して考えていることは, サービス提供者, センター Bの皆様がリアルなビジネスを成功, 拡大していくお手伝いをすることです. 消費を拡大し経済を成長させるには, まずメインプレイヤーであるサービス提供者のビジネスが成功することが大切だからです. その先に, これらのビジネスを支えていく私たちの成長があると思います.,2016 年 5 月には, ラスベガ集またさらなるB2B2Xモデルの推進 B2B2Xモデルを推進するにあたり重要なポイントを説明します. 一番重要なことは, サービス利用者であるX をしっかりと定義することです.Xをしっかり定義することができれば, おのずとサービス提供者やパートナーとの協業体制や, 適切なビジネスモデルなども見えてくるのではないでしょうか. 自動運転を利用するケースを例に紹介したいと思います. 足腰が弱っている方, 障がいを持った方が, どのようなユーザインタフェースでその自動運転車を利用するでしょうか. 音声入力や, さまざまなユーザインタフェースが必要になると考えています. また, 雑音や騒音の中で, その人の声を明確に聞き取れるような技術も必要です. 日本各地の方言を聞き分ける技術も必要になります. このようなインタフェースをそれぞれの車に用意するの

5 NTT R&D フォーラム 2017 基調講演ではなくて, 共通仕様として, クラウド上で個別のユーザの事情に対応できるような車を開発していくべきです. 一方で, インタフェースやさまざまな安全装置を備えた自動運転車は, 高価なものになりかねません. また, ユーザの利用頻度を考えると, ビジネスモデルもおのずと, 所有型ではなくて, いわゆるシェアード型になるのではないかと考えます. では, シェアード型のビジネスモデルとして, それを提供するのはどのようなプレイヤーが良いでしょうか. 私は, 地方自治体が積極的に関与すべきではないか, さらに言うと, 地場のタクシー会社や公共交通機関がジョイントして, センター Bのプレイヤーとなったらどうかと考えています. 自動車メーカーや私たちがサービス提供者になるのではなく, レフトBとして, 新しいビジネスモデルや新しいサービスを提供するサポーターになっていくことが, 実はこの自動運転技術のスピードを上げていくために効果的だと感じています. このように技術からのみ考えるプロダクトアウトではなくて, 先ほど申し上げたとおり,Xというものをしっかり定義し, すなわち新しい価値や新しい感動は何か, ということを定義することによって, 新しいパートナー, 新しいビジネスモデルが生まれてくると思います. Society 5.0 実現による日本再興図 6は第 5 期科学技術基本計画として, 内閣府が日本の未来の産業創造と社会変革に向けた新しい取り組みというテーマの中で超スマート社会の実現を掲げ, キーワードとして Society 5.0を推進していくことを示したものです. Society 5.0とは, 狩猟社会, 農耕社会, 工業社会, 情報社会, そして, 次に超スマート社会がスタートしていくことを表しています.Industry 4.0 ( 第 4 次産業革命 ) も包含した幅広いテーマで, まさしくこれこそが日本の次のコンセプトであるべきだと認識しています. この内閣府の方針を受け, 日本経済団体連合会 ( 経団連 ) もこの取り組みを開始し,Society 5.0の推進に向けた行動計画を策定しました (1). 経団連がめざす社会のイメージとして, 人口減をものともしないスマートな社会高齢者や女性等, あらゆる個人が活躍できる社会サイバーフィジカルいずれも安全安心な社会都市と地方がつながり, あらゆる場所で快適に暮らせる社会環境と経済が両立する持続可能な社会という 5 つのサブテーマが設定されま 8

6 都市地方モノコトサービスインフラサイバー空間が示されています. 経団連の行動計画をまとめたものを図 7に示します. このように, 行政と経団連, つまり官民が連携して未来社会の創造に向け,Society 5.0を推進していきます.Society 5.0を実現するために重要なものは,AI, ビッグデータ,IoTです.IoTにより, さまざまな社会のデータがビッグデータとして蓄積され,AIによって解析されることにより, さまざまな社会的課題や地球的な課題が解決されていくことが期待されています. しかし, このような社会的課題の解決は, 各企業や各自治体が持っているデータをそれぞれ囲い込んでいては実現できません. 産業をまたいだ社会全体でのデータ共有が不可欠です.. また, 具体的な検討領域として, 集したデータ活用における課題データを社会全体で活用しようとするときに問題になるのは, 個人情報の扱いです. 個人データは誰のものでしょうか. 収集した企業のものでしょうか. それとも, 個人のものでしょうか年 4 月にEUがデータポータビリティの権利の導入を可決しました. 欧州では,GoogleやAppleが収集した購入履歴等の個人情報を各個人が取り戻したり, 自分の個人情報を別の事業者に渡すことが可能になるといった法整備が行われようとしています. 日本においても個人情報の取り扱いは非常にセンシティブなテーマであり, 慎重に進める必要があると思います. 私は, 個人データは誰のものかというよりも, さまざまなデータは社会のものであり, 住民のものであるというコンセプトを各方面に提言しています. このようなセンシティブな情報の取り扱いに向けて,NTT 研究所では, 特秘密分散秘密計算という技術を開発しています. 個人データを暗号化し, 分散保存することでセキュアに保管し, かつデータ解析をする際にはデータ解析者が生データに触れることなく, 解析結果のみを得ることができる技術です. こういった技術を用いて, 日本全体でビッグデータの活用が進むような取り組みを行っていきます. また, 社会全体でのデータ共有, データ活用に向けては, 個人情報の取り扱い以外にもさまざまな課題があります. まずは, 良質のデータを幅広く集める必要があります. 最近,AI やビッグデータの社会で最大のリスクは, 悪意や意図的な間違いデータを賢いAI が正しく処理することだと思っています. 間違いデータを基に, 交通信号がとんでもない動きをするかもしれません. 発電所等の制御装置が, 何のトラブルもないのに危険だと判断して自動的に止まるかもしれません. 良質なデータを幅広く集めるには, そういった間違いデータを排除できるようなセキュリティ技術も必要になると考えています. そして, その公正な利用を担保していく必要があります. 公正な利用とは何か. 前述のとおり, 私はまず, 住民サービスの向上や社会的解決の課題につなげることが公正な目的だと考えています. もちろん個人情報を守るための暗号化や, 悪用を防ぐためのチェック体制も必要です. データフォーマットの標準化, 暗号の標準化も必要であると考えています. 自治体をハブにしたデータ共有データの共有, 利用の課題をクリアする 1 つの方法として, 私は, 地方自 9

7 NTT R&D フォーラム 2017 基調講演治体が中心となってビッグデータを収集し, 利活用を促進させるスキームが良いと考えています. 社会的な課題の解決に向けてさまざまな情報を組み合わせて扱う必要がありますが, 1 つの企業がこうした情報を集め, 利用することには問題があろうかと思います. 地方自治体の持つ人口や住民情報, 地図情報, 防災情報, 観光情報等のデータをオープン化し, また, 各企業が保有しているビッグデータを公共財として, 産業界に提供することによって, さまざまな情報の統合活用の可能性が広がり, 地域ビジネスの発展にもつながるのではないでしょうか. 地方自治体がサービス提供者となり住民サービスを向上させるイメージを図 8に示します. NTTグループはパナソニック株式会社や株式会社日立製作所などのパートナーの方々と一緒に, 自治体をサポートするようなツールを提供していきたいと考えています. 地方自治体には, 先ほど申し上げた地域社会のデータ共有, データ活用の旗振り役となり, 住民サービスの向上や地場産業の発展をめざしていただきたいと思っています. 地方自治体といっても, 全国で同時に取り組むことは稼働上, 大変困難となりますので, 現時点では札幌市, 福岡市と協定を締結させて, 取り組みを開始しています. 地方自治体との取り組みは, 地方自治体がレフトBに移り, センター Bには地場産業が登場していくように進化させていきたいと考えています. 地方自治体とNTTや他のプレイヤーの方々がパートナーとなり, 地場産業をサポートし, 地域経済の発展に貢献していきたいと考えています. このような活動が日本のもう 1 つの大きなテーマであり, 地方創生につながると考えています. B2B2X モデルを支える技術最後に,NTT 研究所をはじめとする事業会社が, サービス提供者の皆様, センター Bの方々に提供している技術の例を図 9に示します. 引き続きNTTグループは, 皆様方とコラボレーションすることによって, 新しい価値や新しい感動を生み出し, 日本の経済の発展, また, 世界のさまざまな課題の解決に貢献していきます. 参考文献 (1) html 10

特集　NTT R&Dフォーラム2018基調講演

特集　NTT R&Dフォーラム2018基調講演特集 NTT R&D フォーラム 2018 基調講演価値創造の好循環をめざしてうのうら鵜ひろお浦博夫 NTT 代表取締役社長本稿では,NTT グループの B2B2X モデルや新たな価値創造による Society 5.0 の加速について紹介します. 本記事は, 2018 年 2 月 22~23 日に開催された NTT R&D フォーラム 2018 での, 鵜浦博夫 NTT 代表取締役社長の講演を基に構成したものです.