Linux による Streaming 入門

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れれかつもと
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1 リアルネットワークス株式会社

2 本テキストの情報は事前の告示なしに変更される場合があります本テキストの例に使用されている会社名名前およびデータは特に断りがない限り架空のものですリアルネットワークス株式会社の書面による許可なくいかなる方法いかなる目的においても本テキストの一部または全部を複製転載することを禁止します (c) リアルネットワークス株式会社 Helix The Helix Logo RBN Real "bubble" (logo) Real Broadcast Network RealAudio Real.com RealJukebox RealMedia RealNetworks RealPlayer RealOne RealPresenter RealSlideshow RealSystem RealText RealVideoSureStream および Surreal.FX Design は RealNetworks, Inc. の商標または登録商標ですその他の製品名および企業名は各社の商標または登録商標です

3 はじめに本書はストリーミングでビデオや音楽を配信したいがやり方がよくわからない初心者向けの内容になっています例に取り上げているオペレーティングシステムはサーバー用に Turbolinux 10 Desktop エンコーダー( ファイル変換 ) 用に Windows XP です Linux についても初心者向けの内容になっているので特別必要な技術的知識はありませんが Linux の基本的なコマンド ( 例えば cd ls chmod 等 ) は理解しているものとしています

4 目次 1. ストリーミングを行うにはストリーミングの話用意するもの HELIX UNIVERSAL SERVER BASIC をゲットしよう REALNETWORKS 社のホームページを開いてダウンロードへのリンクを探すライセンスキーを入手するために情報を入力するダウンロードするライセンスキーの確認 HELIX UNIVERSAL SERVER BASIC を LINUX へインストールしようファイルを LINUX にコピーするインストーラーの実行サーバーを起動してみようサーバーが起動しないトラブルシューティング HELIX PRODUCER BASIC をゲットしよう REALNETWORKS 社のホームページを開いてダウンロードへのリンクを探す情報の入力 HELIX PRODUCER BASIC を WNODWS へインストールしようオンデマンド配信をしてみよう HELIX PRODUCER の入力ファイルと出力ファイルの指定エンコード帯域の設定クリップ情報の入力エンコードしてみようサーバーに REALVIDEO コンテンツを配置しよう WEB ページとの連携ライブ配信をしてみよう HELIX PRODUCER の入力の設定 HELIX PRODUCER の出力の設定エンコード帯域の設定クリップ情報の設定エンコード開始 REALONE PLAYER でライブ配信を見る WEB ページとの連携ライブ配信のトラブルシューティング終わりに

5 改定履歴 2004/01/29 Version 1.1 初版としてウェブに掲載 2004/02/05 Version 1.11 一部製品名の表記の誤りを修正

1. ストリーミングを行うには 1.1. ストリーミングの話さてみなさんはストリーミングという言葉をご存知でしょうか?

このストリーミングという技術を使うとコンテンツをダウンロードする時間を待たなくてもすぐに再生が始まりますまたコンテンツは視聴者のハードディスクにはデータとして残らないのでコピーされることもありませんでは

ストリーミングといっても特に難しいことはありません例えば通常の Web ページを閲覧可能にするには Web サーバー Web ブラウザそれから HTML ページが必要です通常の Web ページの作成と閲覧 HTML

6 1. ストリーミングを行うには 1.1. ストリーミングの話さてみなさんはストリーミングという言葉をご存知でしょうか? 聞いたことが無い人もいるかもしれませんがインターネット上でビデオを見たり音楽を聞いたりしたことはあると思いますこのビデオを見たりあるいは音楽を聴いたりすることを可能にする技術の1つがストリーミングと呼ばれるものですこのストリーミングという技術を使うとコンテンツをダウンロードする時間を待たなくてもすぐに再生が始まりますまたコンテンツは視聴者のハードディスクにはデータとして残らないのでコピーされることもありませんではストリーミングを行うにはどうしたらよいでしょうか? ストリーミングといっても特に難しいことはありません例えば通常の Web ページを閲覧可能にするには Web サーバー Web ブラウザそれから HTML ページが必要です通常の Web ページの作成と閲覧 HTML 作成サーバへ格納ブラウザで閲覧同様にストリーミングコンテンツを視聴可能にするにはストリーミングサーバーコンテンツプレイヤーそれからストリーミングコンテンツを用意する必要がありますただしストリーミングが Web ページと異なるのはサーバー上にあるコンテンツを配信するだけではなくリアルタイムに映像や音声を配信できるところですちょうど TV 放送の生番組のようなものですしたがってストリーミングにはオンデマンド型配信とライブ型配信 ( リアルタイム型配信 ) の 2 通りの配信方法があることになりますオンデマンド型配信一旦ファイルにしてサーバへ格納ストリーミング - 1 -

7 ライブ型配信リアルタイムエンコードでサーバへ転送ストリーミングまたストリーミングを行うには映像や音声をインターネットを通じて配信できるフォーマットに変換する必要がありますちょうど Web ページの画像が JPEG や GIF ファイルに変換しないといけないのと同じですこの映像や音声を変換することをエンコードといい変換するソフトウェアまたはハードウェアのことをエンコーダーと呼びますまたライブ型配信のときはエンコーダーはキャプチャーされた映像音声をリアルタイムにエンコードしてサーバーに送り出します 1.2. 用意するものそれではストリーミングの概要がわかったところで用意するものを考えてみます視聴者はコンテンツプレイヤーだけあれば OK ですあとはできればブロードバンド回線が用意できれば尚よいでしょう回線帯域が細いときれいな映像が見られませんし時には映像がまったく出ないこともあります配信者 ( すなわちこのドキュメントを読んでいる人です ) は前節に書いたように配信するサーバーとコンテンツを変換するエンコーダーが必要になりますあとは常時接続の回線が必要ですもちろんコンテンツ素材も必要ですがこれは著作権等に気をつけて用意してくださいまたライブ配信をするためには映像や音声をキャプチャーできる PC とカメラが必要ですカメラは安価なものだと Web カメラでも良いでしょうまた最近は IEEE1394 ポートが標準で付いている場合が多いのでその場合は DV カメラを接続して映像を取り込んでも良いでしょうこのドキュメントではサーバーソフトウェアには RealNetworks 社の提供するストリーミングサーバー Helix Universal Server Basic エンコーダーには Helix Producer Basic を使いますプレイヤーは RealOne Player を使用します Helix Universal Server はほとんどのメジャーな OS 上で動作しますがここでは Linux にインストールをしますまた Helix Producer は Windows 版と Linux 版がありますが Linux 版はビデオキャプチャーの設定等が OS レベルで難しいので今回は Windows 版を使用します難しい話は置いておいてステップバイステップでやり方を説明していくので初心者の方でも簡単にライブ放送などにトライできると思います - 2 -

8 用意する物リストサーバーにする PC Linux がインストールされた PC *1 エンコーダーにする PC Windwos XP USB ポートまたは IEEE1394 で映像が取り込める PC カメラ USB 接続の Web カメラまたは DV カメラ (IEEE1394 を使う場合 )*2 映像素材 AVI ファイル無い場合はカメラから取り込んだ映像を使用してください LAN 回線今回は LAN 上で配信しますサーバーソフトウェア Helix Universal Server Basic エンコーダーソフトウェア Helix Producer Basic プレイヤー RealOne Player*3 サーバーソフトウェアエンコーダーソフトウェアはダウンロードしますその他は予め用意しておいてください *1 Linux のディストリビューションには Turbolinux 10 Desktop を使用しましたまた他の Linux ディストリビューションではこのドキュメントの説明と異なる場合があります *2 IEEE1394 で取り込んだ音声をエンコードする場合に問題が発生することがあるので音声は別途サウンドカードからの入力で対応してください *3 RealOne Player は以下のサイトからダウンロードしてください

2.Helix Universal Server Basic をゲットしよう Helix Universal Server は通常代理店を通して購入することになりますが無料で利用できる Helix Universal Server Basic が RealNetworkst 社のホームページからダウンロードできるようになっていますただし無料なので接続人数制限や使用可能帯域制限がありますが

9 2.Helix Universal Server Basic をゲットしよう Helix Universal Server は通常代理店を通して購入することになりますが無料で利用できる Helix Universal Server Basic が RealNetworkst 社のホームページからダウンロードできるようになっていますただし無料なので接続人数制限や使用可能帯域制限がありますが入門用としては十分だと思います早速ホームページからからダウンロードするやり方を順を追って説明しましょう注意 :Helix Universal Server Basic の使用期限はライセンス発行後 1 年間です 2.1.RealNetworks 社のホームページを開いてダウンロードへのリンクを探す下の図がRealNetworks 社のトップページです URLはですこのページの真ん中くらいにストリーミングメディアサーバー製品というのがありますこの中の Helix Universal Server Basic をクリックします - 4 -

2.2. ライセンスキーを入手するために情報を入力するクリックすると以下のような情報を入力するページに飛びます入力項目は以下の通りですが * 印が必須項目ですとくにメールアドレスはライセンスキーが送付されてくるので正確に入力してくださいまた入力は全てアルファベットで入力します Operating System* プルダウンメニューより使用する OS を選択します First

10 2.2. ライセンスキーを入手するために情報を入力するクリックすると以下のような情報を入力するページに飛びます入力項目は以下の通りですが * 印が必須項目ですとくにメールアドレスはライセンスキーが送付されてくるので正確に入力してくださいまた入力は全てアルファベットで入力します Operating System* プルダウンメニューより使用する OS を選択します First Name* 名前を入力します Last Name* 苗字を入力します Company* 会社名を入力します ( 個人使用の場合は personal でも OK です ) Title 会社での役職を入力します Address* メールアドレスを入力します Work Phone* 電話番号を入力します Address Line1* 住所を入力します Address Line2 住所を入力します City* 市区を入力します State/Province 選択しなくて OK です Country* 国 ( もちろん Japan) を選択します - 5 -

Zip/Postal Code* Web Site URL 郵便番号を入力します Web サイトの URL を入力します最後のチェックボックス Please send me は RealNetworks 社からメールで情報を送って欲しい場合にチェックします ( デフォルトではチェックされてます ) 入力が終わったら下の Next Page ボタンをクリックしますすると以下のような

11 Zip/Postal Code* Web Site URL 郵便番号を入力します Web サイトの URL を入力します最後のチェックボックス Please send me は RealNetworks 社からメールで情報を送って欲しい場合にチェックします ( デフォルトではチェックされてます ) 入力が終わったら下の Next Page ボタンをクリックしますすると以下のようなさらに情報を入力するページが開きます以下は入力項目の説明です In order to better serve you. 用途目的のプロジェクトまたは質問を入力します What is timeframe to deploy. ストリーミングメディアを Web サイトで展開する期間を選択します Do you currently have a budget. ストリーミングメディアを展開する予算を選択します What type of Internet connection. インターネット接続環境を選択します Which term best describe. 業種を選択します Which category best describe. 職種を入力します全部入力し終わったら下の Submit ボタンをクリックします - 6 -

bin ですファイルは適当なディレクトリに保存してください ( この例では Windows XP 上でダウンロードしていますが

12 2.3. ダウンロードする以下のようにダウンロードサイトへのリンクを示すページが表示されるのでここでは一番近い Tokyo,Japan をクリックしてダウンロードを開始しますファイル名は rs902-linux22lib6-ia32.bin ですファイルは適当なディレクトリに保存してください ( この例では Windows XP 上でダウンロードしていますが直接インストールする Linux 上でダウンロードしてもかまいません ) 2.4. ライセンスキーの確認ライセンスキーは情報入力画面で入力したメールアドレスに zip 形式で圧縮された添付ファイルの形で届きます - 7 -

13 このファイルを適当な場所に保存して解凍すると拡張子が.lic のファイルに展開されますこれがライセンスキーのファイルなので大事に保存しておいてください - 8 -

14 3.Helix Universal Server Basic を Linux へインストールしよう 3.1. ファイルを Linux にコピーする Helix Universal Server とライセンスキーの入手が終わったので早速インストール作業にはいりますがその前に Windows 上にダウンロードしたので FTP または SAMBA などのファイル共有などでインストールする Linux マシンに Helix Universal Server のインストーラーファイルとライセンスファイルをコピーします ( 直接 Linux 上にダウンロードした場合はこの作業は必要ありません ) コピーするディレクトリはここではユーザーのホームディレクトリとします ( 例えば /home/foo などです ) ライセンスファイルの絶対パスはインストールの時に必要になるので覚えておいてください 3.2. インストーラーの実行コピーしたインストーラーファイルには実行権が無いので以下のように実行権を与えます $ chmod +x rs902-linux22lib6-ia32.bin 以下の図は実行権を与えた後の /home/foo ディレクトリです実行権を与え終わったら以下のように root ユーザーになりインストーラーを実行します $ su password:********* ( 実際には表示されない ) #./rs902-linux22lib6-ia32.bin するとファイルを展開しはじめ以下のような初期画面が表示されるのでここではそのまま Enter キーを押して先に進みます途中でインストールをキャンセルしたい場合は Ctrl + Del キーを押します - 9 -

15 Extracting files for RealNetworks installation Welcome to the Helix Server 9.02 ( ) Setup for UNIX Setup will help you get Helix Server running on your computer. Press [Enter] to continue [ ライセンスファイルの指定 ] ライセンスファイルの場所を聞かれるので先ほど /home/foo ディレクトリにコピーしたライセンスファイルの絶対パスを入力しますこの例では /home/foo/rnkey-helix_server lic となります長いので間違わないようにしてくださいファイル名をコピーアンドペーストするのが良いと思います If a Helix Server license key file has been sent to you, please enter its directory path below. If you have not received a HelixServer license key file, then this server WILL NOT OPERATE until a license key file is placed in the server s License directory. Please obtain a free Basic Helix Server livense or purchase a commercial license from our website at If you need further assistance, please visit our on-line support area at License Key File: []: [ ライセンス情報の確認 ] ライセンスファイルの場所が正しく入力されたら以下のようなライセンス情報表示をする画面が現れますのでそのまま Enter キーを押します Installation and use of Helix Server requires acceptance of the following terms and conditions: Press [Enter] to display the licens text ここで Enter キーを押すとライセンス情報の内容が表示されます 1 画面には収まらないので Enter キーを押して画面を進みます最後まで行くと以下のような許諾を求める画面になるので許諾する場合はそのまま Enter キーを押します

16 ( ライセンス情報 ) Choose Accept to accept the terms of this license agreement and continue with Helix Server setup. If you do not accept these terms, enter No and installation of Helix Server will be cancelled. I accept the above license: [Accept] : [ インストールするパスの指定 ] 次にインストールするパスを指定しますがデフォルトでは現在いるディレクトリになってるのでここではインストール先を変更し /usr/local/helix と入力します Enter the complete path to the directory where you want Helix Server to be installed. You must specify the full pathname of the directory and have write privileges to the chosen directory. Directory: [/home/foo]: /usr/local/helix と入力 [ ユーザー名とパスワードの指定 ] 次に管理者用のユーザー名とパスワードを聞いてくるのでそれぞれ入力しますこのユーザー名とパスワードは Web ブラウザから管理画面にアクセスする際に必要となるので忘れないようにしてくださいパスワードはキーボードから入力しても画面には表示されませんパスワードの確認入力が表示されるので再び同じパスワードを入力しますここではユーザー名に admin パスワードに real と入力します Please enter a username and password that you will use to access the web-based Helix Server Admnistrator, monitors, and live encoders : Username [] : Password [] : (Password を入力したら ) Confirm Password[]: [ ポート番号の指定 ] ここでは Helix Universal Server が使用するポート番号の指定を行いますが特別な理由がないかぎりデフォルトのままでかまいません

17 PNA ポートの番号はデフォルトで 7070 ですそのまま Enter キーを押します Please enter a port on which Helix Server will listen for PNA connections. These Connections have URLs that begin with pnm:// Port [7070] : RTSP ポートの番号はデフォルトで 554 ですそのまま Enter キーを押します Please enter a port on which Helix Server will listen for RTSP connections. These Connections have URLs that begin with rtsp:// Port [554] : HTTP ポート番号はデフォルトで 80 ですそのまま Enter キーを押します Please enter a port on which Helix Server will listen for HTTP connections. These Connections have URLs that begin with Port [80] : 注意 : ここでポート 80 番をすでに使用している場合以下のようなメッセージがでます Port 80 is currently in use, Use this port anyway?(y/n) ポート 80 番を使用する代表的なアプリケーションは Apache 等の Web サーバーです y を選択した場合は Helix Universal Server をインストールした後に Web サーバーを停止するかまたは Web サーバーの使用するポート番号を変更してください n を選択した場合はポート番号を 8080 などに変更してください MMS ポート番号はデフォルトで 1755 ですそのまま Enter キーを押します Please enter a port on which Helix Server will listen for MMS connections. These Connections have URLs that begin with mms:// Port [1755] : 最後に Admin のポート番号ですがこの数値はランダムな数値が入りますまた任意の数値にすることもできますここでは 8888 に変更したいので 8888 と入力したあと Enter キーを押してくださいまたこのポート番号は管理画面にアクセスする際に指定する必要があるので必ずメモしておいてください Helix Server will listen for Administrator requests on the

18 port shown. This port has been initialized to a random value for sevurity. Please verify now that this pre-assigned port will not interfere with ports already in use on your system: you can change it if necessary. Port [13262] : ( ランダムな数値が入ります ) [ インストール情報の確認 ] 最後に今まで入力した情報をもう一度確認します ( パスワードはアスタリスク * で表示されます ) 修正がある場合は P キーを押して戻って修正しますこれでよければ F キー( または Enter キー) を押してインストーラを終了させます You have selected the following Helix Server configuration: Admin User/Password: admin/**** Encoder User/Password: admin/**** Monitor Password: **** RTSP Port: 554 HTTP Port: 80 PNA Port: 7070 MMS Port: 1755 Admin Port: 8888 Destination: /usr/local/helix Enter [F]inish to begin copying files, or [P]revious to go Back to the previous prompts: [F]: ファイルをコピーし始めます Copying Helix Server files... Helix Server installation is complete. 以下のように表示されたらインストールは完了です If at any time you should require technical assistance, please visit our on-line support area at Cleaning up installation files... Done

コラム :Windows へのインストール Windows へのインストールはダウンロードする情報入力画面の Operating System で Windows を選択してくださいそうすると Windows 用のインストーラーがダウンロードできますあとはインストーラーをダブルクリックするとインストールが始まります指定項目は Linux と同じですが GUI

19 コラム :Windows へのインストール Windows へのインストールはダウンロードする情報入力画面の Operating System で Windows を選択してくださいそうすると Windows 用のインストーラーがダウンロードできますあとはインストーラーをダブルクリックするとインストールが始まります指定項目は Linux と同じですが GUI 画面で指定するので簡単にできます 3.3. サーバーを起動してみよう Helix Universal Server の起動はインストールしたディレクトリの Bin ディレクトリの rmserver というファイルを実行しますこの時設定ファイル rmserver.cfg を読み込ませるために以下のようにコマンドを打ちますもちろん root 権限を持つユーザーで行います # cd /usr/local/helix/bin #./rmserver../rmserver.cfg & Helix Universal Server が起動したことを確認するために管理画面に Web ブラウザからアクセスしてみます以下の URL をブラウザで開きますサーバーの IP アドレス : ポート番号 /admin/index.html ここでは管理画面のポート番号は 8888 に設定したので例えば Helix サーバーの IP アドレスがだとしたらとなりますするとユーザー名とパスワードの入力を求められるのでインストール時に設定したユーザー名とパスワードを入力します正しく入力し認証が行われると以下のような管理画面が表示されます

20 これで Helix Universal Server は起動していることが確認できるのですがあとはコンテンツが配信できるかどうかを確かめますこの画面の左側の Server Setup をクリックしてさらに以下のようなサブメニューがでるので Media Samples をクリックします

21 さらに以下の RealVideo9 Sample をクリックします

が起動しているかどうか確認します root 権限を持ったユーザーで行います # ps ax これで Helix Universal Server が起動していたら以下のように rmserver のプロセスが複数存在します rmserver

22 以下のように RealOne Player でサンプルビデオが再生されますこれで Helix Universal Server が起動してコンテンツを配信できることが確認されました後はコンテンツを作成してサーバー上に配置するだけです 3.4. サーバーが起動しないトラブルシューティングさてここまでで管理画面が開けないあるいはサンプルコンテンツが見られない場合は以下のことを確認してみますはじめに以下のコマンドで Helix Universal Server が起動しているかどうか確認します root 権限を持ったユーザーで行います # ps ax これで Helix Universal Server が起動していたら以下のように rmserver のプロセスが複数存在します rmserver のプロセスが無く Helix Universal Server が起動していない場合は以下の原因が考えられます他のプロセスとポートが重なっていたインストール時に設定した HelixServer の使用するポートが他のアプリケーションで使われていた例

えば最も考えられるのは既に Apache 等の Web サーバーが稼動しているマシンに Helix Universal Server をインストールした場合 80 番ポートが重なるのでサーバーが起動できません Helix Universal Server はインストール時にポート 80 番がすでに使われているかどうかを検出しますがそのときに Apache 等の 80

23 えば最も考えられるのは既に Apache 等の Web サーバーが稼動しているマシンに Helix Universal Server をインストールした場合 80 番ポートが重なるのでサーバーが起動できません Helix Universal Server はインストール時にポート 80 番がすでに使われているかどうかを検出しますがそのときに Apache 等の 80 番を使うアプリケーションが停止していた場合は検出しません [ 解決方法 ] この場合は Web サーバーを一旦停止して Helix Universal Server を起動してみてください Helix Universal Server が起動したら管理画面で HTTP ポートの番号を例えば 8080 等に変更しますこれで Web サーバーと重ならなくなるので Web サーバーと Helix Universal Server が同時に起動できますサーバマシンが複数の IP アドレスを持っているサーバマシンが複数の IP アドレスを持っている場合デフォルトの状態では HelixServer はネットワークインターフェイス 0 に割り当てられた IP アドレスしか使用しませんこのため複数のネットワークインターフェイスを搭載したマシンを使用する場合 HelixServer に対して使用する IP アドレスを設定する必要があります [ 解決方法 ] 管理画面の [Server Setup] から [IP Binding] を選択しそれぞれ使用する IP アドレスを入力しますすべての IP アドレスを使用する場合はと入力してくださいまた [IP Binding] で IP アドレスを指定した場合必ずローカルホストを表す [ ] も合わせて指定してください

Helix Universal Server が起動しているのにもかかわらずサンプルコンテンツが見られない場合は Linux の Firewall の設定を調べます (Turbolinux 10 Desktop の通常のインストールではこの設定はされません ) Linux のファイアウォール設定がされているたとえば Red Hat Linux

24 Helix Universal Server が起動しているのにもかかわらずサンプルコンテンツが見られない場合は Linux の Firewall の設定を調べます (Turbolinux 10 Desktop の通常のインストールではこの設定はされません ) Linux のファイアウォール設定がされているたとえば Red Hat Linux 等にはファイアウォールの設定がありますメニューのシステム設定 -> セキュリティレベルでファイアウォールを無効にするを選択してくださいまたコマンドラインからだと /etc/init.d/iptables を止めるようにしてください Linux のファイアウォール設定の詳細についてはここでは説明しませんので Linux の専門書等を参考にしてください

4.Helix Producer Basic をゲットしよう Helix Universal Server でストリーム可能な RealVideo や RealAudio コンテンツを作るには Helix Producer が必要です Helix Producer も無料で利用できる Basic 版と有償の Plus 版がありますがここでは無償の Basic 版をダウンロードして使ってみます

25 4.Helix Producer Basic をゲットしよう Helix Universal Server でストリーム可能な RealVideo や RealAudio コンテンツを作るには Helix Producer が必要です Helix Producer も無料で利用できる Basic 版と有償の Plus 版がありますがここでは無償の Basic 版をダウンロードして使ってみます Basic 版は一部機能制限がありますが入門用としては費用がかからないのでお勧めです 4.1.RealNetworks 社のホームページを開いてダウンロードへのリンクを探す RealNetworks 社のトップページを開いて以下のリンクをクリックしますすると以下のようなページが開くので一番下まで画面をスクロールし Helix Producer Basic の Download ボタンをクリックします

26 するとサーバーの時と同じように使用する OS と情報を入力する画面になります

4.2. 情報の入力ここでは以下の情報を入力します * 印が必須項目ですもちろん全てアルファベットで入力します First Name* 名前 Last Name* 苗字 Company Name 会社名 Email* メールアドレス Country* 国名 ( もちろん Japan) Select Platform Version* 使用する OS を選択しますがここでは Windows

27 4.2. 情報の入力ここでは以下の情報を入力します * 印が必須項目ですもちろん全てアルファベットで入力します First Name* 名前 Last Name* 苗字 Company Name 会社名 * メールアドレス Country* 国名 ( もちろん Japan) Select Platform Version* 使用する OS を選択しますがここでは Windows 版の Helix Producer Basic9 for Windows を選択します How many people do you expect will be simultaneously experiencing you media?* 同時に何人の人がコンテンツにアクセスする予定かを選択します What industry would you classify your organization in?* 会社の業種を選択します What do you use streaming audio/video?* ストリーミングコンテンツを使う目的を選択します Why are you downloading the Basic version instead of the Plus version?* 有償の Plus 版ではなく無償の Basic 版をダウンロードする理由を選択します

Helix Producer Basic を Wnodws へインストールしようダウンロードしたファイルをダブルクリックすると以下のようなライセンス確認画面が表示されるので許諾する場合は I accept the

28 情報を全て入力したら Download Now をクリックしますするとダウンロードす場所を選択する画面になるのでここでは Tokyo, Japan をクリックしてダウンロードを開始しファイルを保存しますファイル名は Helix_Producer_Bsic_9.0.1_Setup.exe です 4.3.Helix Producer Basic を Wnodws へインストールしようダウンロードしたファイルをダブルクリックすると以下のようなライセンス確認画面が表示されるので許諾する場合は I accept the terms in the license agreement を選択し Next ボタンをクリックします次にインストールする場所とショートカットの作成オプションがありますがここではそのまま Install ボタンを押しますするとインストールが始まりますインストールが開始され無事に終了すると以下の画面になります

29 そのまま Finish ボタンをクリックすると Helix Producer Basic が立ち上がり製品登録を行うかどうかを聞いてきますがこれは後ほどでもできるのでここではとりあえず I will register later. を選択しておきますこれで Helix Producer Basic のインストールが終わりましたここまででコンテンツを作って配信できる環境がそろいました

30 5. オンデマンド配信をしてみよう配信環境がそろったのではじめにオンデマンド配信にトライしますオンデマンド配信は 1 章で述べたようにサーバー上にコンテンツを置いておいてユーザーは好きなときにそのコンテンツを見ることができる配信方法です配信作業の流れは 1. ビデオ等のエンコード 2. エンコードしたファイルをサーバーに配置 3. 再生となります 5.1.Helix Producer の入力ファイルと出力ファイルの指定はじめに Helix Producer Basic でビデオまたは音声をエンコードしますビデオ素材には適当な AVI ファイルを用意してください Helix Producer Basic を起動し Input file が選択されていることを確認し Browse ボタンをクリックしてエンコードするファイルを選択します ( ここでは video.avi というファイルを選択しています )

ファイルを選択すると以下のように左側の画面にビデオファイルの最初のフレームが表示され右側の Destination というところに video.rm というファイル名でアウトプットファイルができますこの Destination というのは出力場所のことでデフォルトでは入力ファイルと同じ場所になりますまたエンコードされたファイルは拡張子が.

31 ファイルを選択すると以下のように左側の画面にビデオファイルの最初のフレームが表示され右側の Destination というところに video.rm というファイル名でアウトプットファイルができますこの Destination というのは出力場所のことでデフォルトでは入力ファイルと同じ場所になりますまたエンコードされたファイルは拡張子が.rm という RealMedia ファイルになりますファイル名を変更する場合はをクリックしますコラム : ファイルフォーマット拡張子.rm のファイルは RealMedia ファイルと呼ばれ Helix Universal Server で配信できるデフォルトのフォーマットですまた Helix Universal Server では MP3 形式や QuickTime 形式 WMT 形式のファイルも配信できます 5.2. エンコード帯域の設定次にエンコードする帯域の設定をしますメイン画面の Audiences ボタンをクリックします

この画面で変更する必要があるのは以下の Audience Selection のところです右側のパネルに表示されている帯域がエンコードする帯域です例えばデフォルトでは 16k Substream for 28k Dial-up と 28k Dial-up と 56k Dial-up の 3 つが選択されていますがこの場合ユーザーの接続環境が 56k モデム以上であれば

32 この画面で変更する必要があるのは以下の Audience Selection のところです右側のパネルに表示されている帯域がエンコードする帯域です例えばデフォルトでは 16k Substream for 28k Dial-up と 28k Dial-up と 56k Dial-up の 3 つが選択されていますがこの場合ユーザーの接続環境が 56k モデム以上であれば 34kbps で配信されますまた 28k モデム相当の接続環境であれば 20kbps で配信されますこの設定のうち必要のない帯域を削除したければその帯域を選択しをクリックしますまた追加したい帯域があれば右側の Templates から追加したい帯域を選択してをクリックしますここでは例として以下のように 256k DSL or Cable だけを設定します

33 設定変更が終わったら右上の X ボタンをクリックしいてウィンドウを閉じます 5.3. クリップ情報の入力次にメイン画面に戻って Clip Information をクリックしてクリップ情報入力画面を出します以下のようにクリップのタイトル作者著作権情報を入力します

34 入力し終わったら右上の X ボタンをクリックして Clip Information ウィンドウを閉じますこれでエンコードの準備ができました 5.4. エンコードしてみようあとは実際にエンコードを行うだけですメイン画面で右下の Encode ボタンをクリックするとエンコードが始まりますデフォルトでは 2 パスエンコードを行うので最初の 1 パス目は左側にだけ映像が見えます 2 パス目に右側に実際にエンコードされた映像がプレビューされます 1 パス目の状態 2 パス目の状態

コラム :2 パスエンコード 2 パスエンコードとは最初の 1 パス ( 過程 ) 目でエンコードは行わずにビデオファイルの解析を行い次の 2 パス目で解析結果を元に実際にエンコードを行う方法です解析を元にエンコードを行うので画質がよくなりますエンコードが終了すると Destination の状態が Complete になりますこれで Helix Universal Server

35 コラム :2 パスエンコード 2 パスエンコードとは最初の 1 パス ( 過程 ) 目でエンコードは行わずにビデオファイルの解析を行い次の 2 パス目で解析結果を元に実際にエンコードを行う方法です解析を元にエンコードを行うので画質がよくなりますエンコードが終了すると Destination の状態が Complete になりますこれで Helix Universal Server に配置する RealVideo コンテンツができました 5.5. サーバーに RealVideo コンテンツを配置しよう前節で作成した video.rm ファイルを Helix Universal Server に配置しますがその場所は以下のような場所になります [ サーバーのインストールディレクトリ ]/Content したがって本書にしたがってサーバーをインストールした場合は /usr/local/helix/content ディレクトリになります早速ファイル共有機能 (Samba) または FTP を使い video.rm をサーバーにコピーしますコピーする際に /usr/local/helix/content ディレクトリは root ユーザーの所有になっ

rm そうすると先ほどエンコードしたコンテンツが Helix Universal Server を通して見ることができます 5.4.

36 ていいるので root ユーザーでコピーを行うかあるいはこのディレクトリのオーナーを変更してくださいコピーが終了したらあとは RealOne Player から URL を指定してコンテンツを再生します RealOne Player のファイル -> 開くで以下のような URL を入力します rtsp:// サーバーの IP アドレス /video.rm そうすると先ほどエンコードしたコンテンツが Helix Universal Server を通して見ることができます 5.4.Web ページとの連携 Web ページのリンクをクリックして RealOne Player を立ち上げるには ram ファイルというファイルを記述する必要がありますこの ram ファイルと HTML ページ rm ファイルの関係を以下に示します HTML ファイルリンク ram ファイル再生する rm ファイル rm ファイルを指定する

37 このように HTML ファイルから ram ファイルへは通常の <a href.> によるリンクを張ります ram ファイル中では再生する rm ファイルを指定します指定の仕方は単に rm ファイルの url を記述するだけですそれでは順番にファイルを作っていきましょう HTML ファイルの作成以下のような HTML ファイルを作成し index.html というファイル名でデスクトップ上に保存します index.html <html> <body> <br> <a href="ondemand.ram"> オンデマンドビデオを見る </a> </body> </html> ram ファイルの作成以下のような ram ファイルを作成し ondemand.ram というファイル名でデスクトップ上に保存します ondemand.ram rtsp:// /video.rm IP アドレスの [ ] は自分の Helix Universal Server マシンの IP に変更してくださいこれで準備ができたので index.html をブラウザで開きリンク部分をクリックすると RealOne Player が立ち上がり先ほどの video.rm が再生されます後は index.html ファイルと ondemand.ram ファイルを Web サーバー上にコピーすればオンデマンドコンテンツの配信ができます

6. ライブ配信をしてみようライブ配信はオンデマンド配信と異なりユーザーはそのライブ放送が配信されている間しかコンテンツを見ることができませんスポーツ中継や講演会の中継コンサートの中継などでよくライブ放送が使われますそれでは早速ライブ放送にトライしてみましょう 6.1.

38 6. ライブ配信をしてみようライブ配信はオンデマンド配信と異なりユーザーはそのライブ放送が配信されている間しかコンテンツを見ることができませんスポーツ中継や講演会の中継コンサートの中継などでよくライブ放送が使われますそれでは早速ライブ放送にトライしてみましょう 6.1.Helix Producer の入力の設定ライブ放送でも Helix Producer を使いますただしオンデマンド配信のように AVI ファイルを rm ファイルに変換するということは行いません Helix Universal Server ではファイルまたはライブカメラからの入力映像をライブエンコードすることができますがここではライブカメラからのエンコードを説明します Helix Producer のメイン画面で入力は Devices を選択しますその後 Audio と Video のプルダウンメニューで各デバイスを選択しますさらに Settings をクリックして各デバイスの設定画面を出し設定を行います特にオーディオデバイスはマイクライン CD など入力の選択がたくさんあるので正しく設定しないと音が入力できないので注意してください入力が正しいと Producer のメイン画面のレベルメーターが動作します

6.2.Helix Producer の出力の設定ライブの場合の出力はファイルではなく Helix Universal Server になりますしたがってメイン画面の Destination ところではボタンを押してサーバーへの接続の設定を行います Server Destination ウィンドウでは Helix Universal Server への接続の設定を行います

39 6.2.Helix Producer の出力の設定ライブの場合の出力はファイルではなく Helix Universal Server になりますしたがってメイン画面の Destination ところではボタンを押してサーバーへの接続の設定を行います Server Destination ウィンドウでは Helix Universal Server への接続の設定を行います Destination name これは出力設定を識別する名前で任意の文字列でかまいませんここでは Live Test と入れておきます Stream name これはストリーム名になりますオンデマンド配信でいうファイル名にあたるので必ず拡張子.rm をつけた名前にしますここでは live.rm と入力します Broadcast method これはサーバーへの接続方法ですここではデフォルトの Push, Account-Based Login(Helix Server) を選択します

Server address ここにはサーバーの IP アドレスまたは DNS 名を入れます例えば 192.168.0.

40 Server address ここにはサーバーの IP アドレスまたは DNS 名を入れます例えばなどと入力します Path(Optional) ここは特に入力の必要はありません Port/Port range ここはデフォルトの 80 のままにしておきます Transport ここはサーバーへのデータを UDP あるいは TCP で送るかどうかの設定ですデフォルトは UDP ですがファイアーウォール等で UDP が通らない場合は TCP にします Username これはサーバーに接続するときのユーザー名です Helix Universal Server の管理者でも OK なのでここでは管理画面を開くときと同じユーザー名の admin と入力します Password 同じくサーバーに接続するときのパスワードですここでは管理画面を開くときと同じパスワード real と入力します以上の設定を入力した Server Destination 画面は以下の通りになります OK をクリックしてメイン画面に戻ります 6.3. エンコード帯域の設定次にオンデマンドの時と同じようにエンコード帯域の設定を行いますメイン画面の Audiences をクリックして設定画面を開きます

41 ここでオンデマンドと同じように配信したい帯域を設定しますここでは以下のように 150k LAN を選択しました設定が終わったら画面右上の X をクリックしてメイン画面に戻ります

42 6.4. クリップ情報の設定メイン画面の Clip Information をクリックしクリップ情報を入力します入力が終わったら右上の X をクリックして画面を閉じメイン画面に戻りますこれでライブ配信の準備ができました 6.5. エンコード開始メイン画面で Encode ボタンをクリックするとエンコードが始まります数秒すると Destination の Status のところが Broadcasting に表示が変わります

43 6.6.RealOne Player でライブ配信を見る RealOne Player のファイル -> 開くで以下のような URL を入力します rtsp:// サーバーの IP アドレス /broadcast/live.rm するとライブ配信されている映像を見ることができます

44 6.7.Web ページとの連携 Web ページのリンクをクリックして RealOne Player を立ち上げライブ配信を見る方法はオンデマンド配信と同様ですそれぞれ HTML ファイルと ram ファイルを用意しますそれでは順番にファイルを作っていきましょう HTML ファイルの作成以下のような HTML ファイルを作成し index2.html というファイル名でデスクトップ上に保存します Index2.html <html> <body> <br> <a href="live.ram"> ライブビデオを見る </a> </body> </html> ram ファイルの作成以下のような ram ファイルを作成し live.ram というファイル名でデスクトップ上に保存します live.ram rtsp:// /broadcast/live.rm IP アドレスのは自分の Helix Universal Server マシンの IP に変更してくださいこれで準備ができたので index2.html をブラウザで開きリンク部分をクリックすると RealOne Player が立ち上がり先ほどの live.rm が再生されます後は index2.html ファイルと live.ram ファイルを Web サーバー上にコピーすればライブ配信ができます 6.8. ライブ配信のトラブルシューティングライブ配信が正しく見られないときは以下の点を確認してください Helix Producer が ServerNotResponding というエラーメッセージを表示した場合原因 : サーバーが起動していない可能性があります対処 : サーバーが起動しているかどうかを確認します Helix Producer が ServerDisconnect というエラーメッセージを表示した

45 原因 :Producer とサーバーの間の回線に問題がある可能性があります対処 :Producer とサーバー間の回線状況を確認してください RealOne Player がファイルが見つかりませんというエラーメッセージを表示した原因 :URL の指定が間違っている可能性があります対処 :URL の指定が正しいかどうか確認してください

46 7. 終わりに簡単ですが Helix Universal Server を使ってストリーミングを行う方法を紹介しましたさらに詳しい情報が欲しいときは以下の RealNetworks 社のサイトのサービスアンドサポートのサイトのドキュメンテーションのリンクをクリックしてくださいまたコンテンツ制作やサーバー管理を学びたい場合は Helix 教育コースの受講をお勧めしますこのコースでは RealOne Player で再生できる様々なコンテンツや Helix Universal Server の管理マルチキャスト配信冗長構成での配信スプリッター構成での大規模配信ユーザー認証などを学ぶことができます Helix Universal Server は Linux 以外の OS でも動きますサポートされる OS については以下を参照してください Helix Universal Server の Basic 版と Standard 版や Internet 版などの機能比較は以下のサイトを参照してください認証やマルチキャスト配信など Helix Universal Server Basic で利用できない機能を試したい場合は Helix Universal Server の 30 日トライアル版を使用してください以下のサイトの右側の Helix Universal Server 30day trial をクリックしてダウンロードしてください入力項目は Basic 版と同様です製品を購入するには販売代理店を通して購入してください代理店のリストは以下にあります

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