JBIC JBIC の概要 1 国際協力銀行年次報告書 1 プロフィール 2 2 総裁インタビュー 4 3 役員等一覧 8 4 中期経営計画 ( 平成 27~29 年度 ) 10 5 株式会社国際協力銀行法の改正について 年度の事業概況 20 2 JBIC を取り巻
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1 年次報告書
2 JBIC JBIC の概要 1 国際協力銀行年次報告書 1 プロフィール 2 2 総裁インタビュー 4 3 役員等一覧 8 4 中期経営計画 ( 平成 27~29 年度 ) 10 5 株式会社国際協力銀行法の改正について 年度の事業概況 20 2 JBIC を取り巻く環境と課題 25 1 資源ファイナンス部門 26 2 インフラ環境ファイナンス部門 30 3 産業ファイナンス部門 年度の業務実績事例 39 1 地域別の業務実績概況 40 2 地域別の業務実績事例 42 3 中堅中小企業支援関連の業務実績事例 54 4 環境関連の業務実績事例 58 5 調査活動 海外の政府機関国際機関等との連携 60 4 業務のご紹介 63 1 JBIC のスキーム 64 2 近年の特徴的な支援体制 75 3 中堅中小企業の海外事業展開に向けた支援体制 76 5 業務運営と管理体制 79 1 コーポレートガバナンス 80 2 リスク管理体制 84 3 広報活動ディスクロージャー 87 資料編 1 業務統計資料編 2 財務状況 資料編 3 コーポレートデータ 本報告書の計数について 1 件数および金額の単位未満は原則として切り捨てています ( ただし 2007 年度 ( 平成 19 年度 ) 以前の計数については四捨五入 ) また 比率 (%) は表示前桁を四捨五入しています したがって 合計欄の計数は 内訳を集計した計数と一致しないものがあります 外貨建て融資に関する計数は 承諾額については 承諾時点での基準外国為替相場で円換算し 実行額 回収額 残高は帳簿価額によっています 2 単位に満たない場合は 0 と 該当数字の無い場合は と表示しています 年度までは 日本輸出入銀行のデータを 1999 年度は 上期における日本輸出入銀行のデータと下期における旧国際協力銀行国際金融等勘定の合計額を掲載しています 2000 年度から 2007 年度は 旧国際協力銀行国際金融等勘定のデータを 2008 年度は 上期における旧国際協力銀行国際金融等勘定のデータと下期における株式会社日本政策金融公庫国際協力銀行業務勘定の合計額を掲載しています 2009 年度から 2011 年度は株式会社日本政策金融公庫国際協力銀行業務勘定のデータを掲載しています 2012 年度以降は 株式会社国際協力銀行のデータを掲載しています
3 1 JBIC の概要 プロフィール 総裁インタビュー 役員等一覧 中期経営計画 ( 平成 27~29 年度 ) 株式会社国際協力銀行法の改正について 2015 年度の事業概況
4 1 プロフィール 1 JBICの概要2 JBIC の目的 株式会社国際協力銀行 (JBIC) は 日本政府 100% 出資の政策金融機関であり 一般の金融機関が行う金融を補完することを旨としつつ 以下に示した四つの分野についての金融業務を行い もって 日本および国際経済社会の健全な発展に寄与することを目的としています 日本にとって重要な資源の海外における開発および取得の促進 日本の産業の国際競争力の維持および向上 地球温暖化の防止等の地球環境の保全を目的とする海外における事業の促進 国際金融秩序の混乱の防止またはその被害への対処 1 プロフィールコーポレートスローガン 企業理念 JBIC の目的は 設立根拠法に示されるとおり 多様な金融機能を担いつつ 我が国および国際経済社会の健全な発展 に寄与すること にほかなりません それを成し遂げるため 私たちは 以下に示した企業理念を定めています ここには 私たちが その目的の実現に向けて追求すべき 現場主義 顧客本位 未来志向 の三つのコアバリューが込められています ひら国際ビジネスの最前線で 日本そして世界の未来を展きます 現場主義 : 海外プロジェクトの現場に密着し 早い段階から能動的な関与を行うことで 先駆的な付加価値を創造します 顧客本位 : お客様の立場になって考え その声を政策形成につなげることで 独自のソリューションを提供します 未来志向 : 安心で豊かな未来を見据え 高い専門性を発揮して 日本と世界の持続的な発展に貢献します 業務運営の原則 政策金融機関として 以下を旨としつつ 国内外の経済金融情勢等に即応して迅速的確に 政策上必要な業務を実施します 1. 民業補完 政策金融に求められる役割を適切に果たすべく 国際金融分野における民間金融機関の状況をふまえ その補完に徹します 2. 収支相償償還確実性 法律の求めに従って 収支の健全性の確保に努め その金融判断にあたっても 融資等の回収の見込みについて十分な審査を行うよう努めます 3. 国際的信用の維持向上 業務の的確な実施および海外での効率的な資金調達のため これまで築いてきた国際的な信任の維持向上に努めます 4. 業務の専門的主体的な遂行 国際金融に関する専門性と主体性を発揮し 一貫した体制のもとで 円滑な業務の実施に努めます
5 一 公益の追求 日本と国際社会への貢献 その使命を全うします 一 顧客の満足 お客さまの立場で悩み 考え そして行動します 一 プロとしての責任 いかなる仕事にも 主体的に取り組みます 一 果敢なるチャレンジ 失敗を怖れず 新たな価値を創造します 一 スピードとコスト 効率を意識し 仕事の質を高めていきます 一 チームワーク 仲間と心をひとつに 大きな成果を追求します 一 倫理観と遵法精神 JBICの一員としてモラルを持ちつづけます 沿革 2011 年 5 月 2 日公布施行の株式会社国際協力銀行法に基づき 2012 年 4 月 1 日に株式会社国際協力銀行として発足しました 1 JBICの概要3 1 プロフィール行動原則 2008 年 10 月 2012 年 4 月 株式会社日本政策金融公庫 1950 年 12 月 1999 年 10 月国際協力銀行 国際協力銀行 ( 国際金融部門 ) 国内部門国民生活事業農林水産事業 株式会社国際協力銀行 (JBIC) 日本輸出入銀行 ( 輸銀 ) 国際金融等業務 中小企業事業 危機対応等円滑化業務 1961 年 3 月 海外経済協力基金 (OECF) 海外経済協力業務 独立行政法人国際協力機構 (JICA) 組織概要 名称 株式会社国際協力銀行 ( 英文名 :Japan Bank for International Cooperation; JBIC) 本店所在地 東京都千代田区大手町 1 丁目 4 番 1 号 資本金 1 兆 3,910 億円 ( 日本政府 100% 出資 ) 出融資残高 13 兆 8,439 億円 保証残高 2 兆 4,647 億円 いずれも 2016 年 3 月 31 日現在
6 1 JBICの概要4 2 総裁インタビュ2 株式会社国際協力銀行 (JBIC) に対する皆さまの日頃のご理解とご支援に心から感謝申し上げます 世界経済の動きを見ると アメリカの金融政策正常化の影響 中国を始めとするアジア新興国等の経済 の先行き 原油価格等の下落の影響等 経済成長に対する下方リスクが依然として存在します 日本を取り巻く国際的な環境も 大きく変化しつつあります 資源分野では 国内のほぼ全ての原子力 発電所が停止する中 日本全体としてエネルギー種 ( 源 ) を多様化するとともに 海外から輸入するエネル ギーに関し 調達先国の多角化 上流権益の獲得 資源国との関係強化および調達コストの低減等の取組 等が国民生活にも直結する非常に重要な課題となっています また 日本の産業界においても 成長市場 の獲得を目指しバリューチェーンのあらゆる面でのグローバル化に取り組んでいますが 台頭する新興国 企業や先進国企業との競争が激化しており 個別の製品や要素技術だけでなく 経営ノウハウや運営維 持管理まで含めた システム としての海外展開も重要となっています 特にインフラ事業は 投資回収に 長い期間を要し 事業リスクも大きく 現地政府の影響力も強いことから 官民一体となった取組が求め られています さらに 地球環境保全と経済発展の両立は 世界共通の課題として認識されており 個別 ー総裁インタビュー のプロジェクトにおける環境社会配慮のみならず 日本の高度な環境技術を活用した再生可能エネルギー 等の案件をはじめとして 環境の保全改善に繋がるようなプロジェクトの実施も期待されています このような国内外の環境の変化も踏ま え 2016 年 5 月 11 日に株式会社国際協 力銀行法の改正が行われました 本法律 は 海外における社会資本の整備に関する 事業に関して更なるリスクテイクを可能と するほか 支援手法を多様化することを通 じて 日本企業の海外展開をより一層後押 しするための JBIC の機能強化を目的とし たものです JBIC は 日本政府や産業界からの要請 や期待を踏まえつつ 日本の政策金融機関 として 日本企業の海外事業展開の促進を より一層支援していく所存です 株式会社国際協力銀行代表取締役総裁 近藤章
7 お聞かせください JBIC の役割について改めて申し上げますと JBIC は日本政府 100% 出資の政策金融機関として 一般の金融機関が行う金融を補完することを旨としつつ 日本にとって重要な資源の確保や日本の産業における国際競争力向上のほか 地球環境の保全 国際金融秩序の維持など 設立根拠法に従って 日本および国際経済社会の発展に寄与することを目的としています JBIC は少数精鋭の非常に優秀なプロ集団だと思っており 業務遂行の面では従来からの方針を踏襲していきますが 組織の運営面においては 以下 3 点に注力していきたいと思います 1つ目は 経営の軸となる組織運営ですが 風通しの良い職場にしたいと考えています そのうえで 従業員やその家族を大切にしたいと考えています 2つ目は お客様のニーズに的確に対応していくことです 私どものお客様は 広い意味では日本企業に限りません 各国政府や現地の金融機関 プロジェクトに関わる事業会社など 世界中に存在するお客様のさまざまなニーズに 法律の枠組みの中でいかに応えていくのかが重要となっています 3つ目は JBICにとって実質株主にあたる納税者 すなわち国民の皆さまに対して十分な説明責任を果たしていくことです 従業員 お客様 そして国民の皆さまという それぞれの重要なステークホルダーの満足度を常に意識して経営していきたいと考えています 一方 課題認識についてお聞かせください 私は これまでの4 年間 社外取締役としてJBIC の経営に関わってきました 定められた枠組みの中で 組織としての役割を十分に果たしてきたものと認識しております その点については 中期経営計画の推進を含め きちんと踏襲していきたいと考えています 一方 海外のインフラ需要が拡大する中で リスクの取り方や支援の仕方などは大きく変わってきました 特に 今年 5 月に成立した株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律により これまで出来なかった支援も より踏み込んだ対応ができるようになりました JBIC にとっては新しいチャレンジが始まったと言えます 新しい法律の下 期待された成果を出す ために これまで築いてきたネットワークや 知見 経験を活かしたリスクマネジメント体制をさらに強化する必要があると言えます 2015 年度の業績についてご説明ください 2015 年度の出融資保証承諾額は2 兆 3,974 億円 ( 前年度比 26.2% 減 ) となりました 大型の資源案件や化学プラントの案件が多数あった前年度に比べて反動減となりましたが 引き続き高い水準を維持しています 特に 件数ベースでは日本企業による海外 M&A や中堅中小企業の海外進出等 日本企業の戦略的な海外事業展開を積極的に支援したことにより 298 件 ( 前年度比 27 件増 ) となりました 出融資保証残高は合計 16 兆 3,086 億円 当期純利益は貸倒引当金の繰入および組合出資に関する持ち分損益の減少等により427 億円に留まりましたが 黒字を確保し 213 億円を国庫納付しました 出融資保証承諾額件数 ( 億円 ) 出融資保証承諾額件数 298 ( 件 ) 50, , , , , , , , ,959 10, ( 年度 ) 主な活動実績について教えてください 中期経営計画に掲げる5つの業務分野に関してそれぞれ順調に進展しています 資源分野では出融資保証承諾実績 12 件 4,892 億円と 件数金額ともに前年度より減少しました 原油価格を含む資源価格が低迷する中 日本企業が新規投資に慎重になっていることが要因の一つと考えられます また 前年度に大型資源案件を複数承諾した反動減もあります 一方 資源の多くを海外からの輸入に頼る日本にとって 資源の長期安定的な確保は 1 JBICの概要5 2 総裁インタ 新総裁に就任されましたが 今後の抱負についてビュー
8 2 総1 JBICの概要6 6 引き続き国民生活に直結する重要な課題と言えます 2015 年度は 資源国との関係強化に繋がるアブダビ 国営石油会社 (ADNOC) 向けの融資や トリニダード トバゴでのプロジェクトファイナンス供与など カ ントリーリスクテイク等を積極的に行いました ま た LNG 調達コスト低減に資する案件も引き続き推 進しています インフラ分野では 特に電力分野において日本企業 による大型の民活発電事業への投資や 再生可能エネ ルギー発電等の機器輸出 新たな成長市場での事業参 画を支援してきました 具体的には 日本企業が出資参画するカタールの天然ガス火力発電淡水化事業お ン州の4つの州政府と さらに メキシコの地場金融機関 Banamex とそれぞれ業務協力協定を締結しま よびオランダの洋上風力発電事業の支援や バングラ した メキシコは 自動車産業を中心に重要な拠点と デシュ電源開発公社およびインドネシア国営電力会社向け火力発電機器等の輸出や アイスランド国営電力公社およびトルコ企業向け地熱発電機器等の輸出を支援しました また 通信分野への支援として アンゴラ開発銀行向け輸出バンクローンにより アフリカ大陸と南米大陸とを世界で初めて南大西洋を横断して結ぶ 光海底ケーブル敷設プロジェクトに必要なシステム一式の輸出を支援しました その他 JBIC の出資機能を活用し ミャンマーダウェー経済特別区開発会社への出資参画を目的とした株主間契約を締結しています これは ミャンマーにおける案件形成の初期段階からの支援を推進することを目的としたものです 産業分野では 日本企業の海外での企業事業買収 して 日系企業の進出投資が見込まれています JBIC は地域金融機関等と連携しながら 日本の中堅中小企業の各州への進出支援を目的とした枠組みを構築しています 環境分野では 日本政府が2015 年 11 月に発表した 美しい星への行動 2.0(Actions for Cool Earth: ACE2.0) などの施策を踏まえて JBIC は途上国の気候変動対策への支援を実施しました 地球環境保全業務 (GREEN) においては ブラジル国立経済社会開発銀行 メキシコ外国貿易銀行 アンデス開発公社に対して新たなクレジットラインを設定し 中南米諸国で 中堅中小企業案件出融資承諾額件数 ( 注 1) 等への資金需要は引き続き旺盛な状況にあります 日承諾金額承諾件数地銀信金協融件数 ( 億円 ) ( 件 ) 本企業の海外 M&A 支援では 海外展開支援融資ファ 1,200 ( 注 2) 150 シリティ を活用し 2015 年度は 105 件 1 兆 233 億円の融資承諾を行いました これは 1 年間の海外 M&A 支援としては過去最大の実績となりました 具 体的には ミャンマーにおけるビールの製造販売事 業の買収や 日本の金融機関向けクレジットラインを 通じた日本企業によるシンガポールにおける物流企業 の買収案件等を支援しました また 農業 食品 IT ( ビッグデータ ) といった今後の成長分野における日本 企業の海外 M&A も支援するなど 新たな成長分野で の取組を着実に進めています 中堅中小企業支援の分野では 地域金融機関との 連携強化を進めるととともに 現地通貨建融資等の ニーズにも積極的に応えた結果 出融資保証承諾実 績は 133 件 429 億円となりました これは 件数ベー スでは過去最高の実績となっています 新 JBIC 設立 の際も中堅中小企業支援についてのご期待を頂いて おり 取り組みを強化した結果 2012 年度から順調 に承諾件数が増えています 特に 地域金融機関との 協調融資件数の増加は注目すべき点と考えています また 中堅中小企業の海外事業展開を側面から支援 するため 2015 年度はメキシコのアグアスカリエン テス州 ハリスコ州 グアナファト州 ヌエボレオ , ( 年度 ) ( 注 1) 地銀向け中堅中小支援ツーステップローンに基づく個別融資契約を含む ( 注 2)2014 年度出融資承諾実績には ミツカングループによるユニリーバ米国子会社が有するパスタソースブランドに関する事業等取得資金に係る融資約 754 億円相当が含まれる 90 60
9 2 総裁インタビューの再生可能エネルギーやエネルギー効率化事業等に対して支援を行いました 今年度の活動方針および見通しについて教えてください 中期経営計画の 2 年目となる今年度についても 引き続き5つの業務分野に積極的に取り組んでいきたいと考えております 資源分野では 日本企業の投資活動は今後の資源価格動向の影響を受ける面もありますが 世界的に見れば海外の資源メジャーや国営の資源会社がアセットを組み換えており 良いアセットが売りに出た場合は 日本企業が獲得する良い機会でもあります このような機会を日本企業が捉えて 権益取得に動いた場合は JBIC としても支援を検討していく方針です また 資源調達先の分散安定確保に向けた取組の重要性は変わることはありません 資源国のカントリーリスクに適切に対処しながら より質の高い支援をしていきたいと考えています インフラ分野では 日本政府が 質の高いインフラパートナーシップ を公表し 質の高いインフラ輸出 のための取組が一層重要となりました JBIC としても外国政府や海外キープレイヤー等に対する交渉力を一層活用しつつ 初期段階からの案件形成に努め 更に リスクコントロールの知見も活かしてリスクテイクの更なる深化を図りたいと考えています 産業分野および中堅中小企業支援の分野では 日本企業の国際競争力の強化や 収益機会の獲得を支援する上で 必要に応じた戦略策定段階からの関与助言や リスクマネー供給拡充が重要であり 引き続き こうした取組の強化を行っていく方針です また 本年 6 月に更新された海外展開支援融資ファシリティを通じて 中堅中小企業を含む日本企業のグローバル化や 国際競争力の強化のためのM&A 等の積極的な支援をしていきます 環境分野では 気候変動枠組条約締約国会議 (COP) 等の国際的な気候変動政策や気候変動対策資金を巡る動向について国内外の政府関係者や国際機関等と情報意見交換の上 連携し 案件支援を深化拡大させていく方針です 最後に長期的な視点から国際協力銀行の役割や課題についてお聞かせください 大きく2つあると考えています 1つ目は 資源の長期安定調達です 資源価格はその時々で変動するものですが 資源の大部分を海外に依存している日本にとっては恒久的な課題と言えます どんな状況にあっても長期的な視点に立って継続的に取り組んでいく必要があります 2つ目は 政府が進めている 質の高いインフラパートナーシップ 等を踏まえ 日本が世界に貢献していく動きに積極的に関わっていくことです アジアだけではなく 中南米やアフリカなども非常に高い成長を実現していますが さらなる発展を支えるインフラが十分かというとそうではありません 鉄道や道路などの社会基盤 そして電力 エネルギー 水も足りない状況です 将来的には農業ということもあるでしょう そこに日本の産業がどのように事業機会を見出し 貢献していくのか そして JBIC がどのような支援を行っていくのか 大変重要なミッションであると感じています キーワードは 質が高い です インフラとしての性能や耐久性 安全性の高さはもちろん プロジェクトの納期 環境社会配慮などもしっかりとやっているところが日本の競争力の源泉であり そこを伝えていくことが益々大事になってくると思います 国際協力銀行法の改正による新たな枠組みの中で 案件形成段階からの関与やリスクマネーの供給を始めとする JBIC ならではの多様な金融機能の提供により これからも日本および国際経済社会の発展に向けて貢献していきたいと考えています 7 JBICの概要1
10 3 役員等一1 3 JBICの概要8 役員等一覧 (2016 年 8 月 1 日現在 ) 覧( 後列 ) 取締役安間匡明 取締役小泉愼一 ( 前列 ) 代表取締役副総裁前田匡史 代表取締役総裁近藤章 代表取締役専務取締役林信光 ( 後列 ) 執行役員木村茂樹 ( 前列 ) 執行役員天川和彦 執行役員林健一郎 執行役員吉田泰彦 執行役員内藤英雄 監査役五十嵐達朗 常勤監査役太田康雄 監査役玉井裕子
11 代表取締役総裁代表取締役副総裁代表取締役専務取締役取締役取締役 ( 社外取締役 ) 執行役員 執行役員 ( 企画管理部門長 ) 執行役員 ( 資源ファイナンス部門長 ) 執行役員 ( インフラ環境ファイナンス部門長 ) 執行役員 ( 産業ファイナンス部門長 ) 執行役員 ( 審査システム部門長 ) 近藤章前田匡史林信光安間匡明小泉愼一林健一郎天川和彦内藤英雄木村茂樹吉田泰彦 1 JBICの概要9 3 役員 取締役等一覧 監査役 常勤監査役監査役 ( 社外監査役 ) 監査役 ( 社外監査役 ) 太田康雄 五十嵐達朗 玉井裕子
12 中期経営計画 ( 平成 27 ~ 29 年度 ) JBIC は 平成 24 年 4 月に発足し 案件形成段階から 1 の関与やリスクマネーの供給をはじめとする多様な金融機能の活用により 海外の資源インフラプロジェクト 中堅中小企業による海外事業 および日本企業の海外れています M&A 等を積極的に支援してきました この結果 平成 24 年度から平成 26 年度までの3 年間の中期経営計画の下で 累計 9.7 兆円の出融資保証承諾を行ってきました 日本は今 人口減少少子高齢化といった構造的な課題を抱えつつも 20 年以上にわたる経済の停滞から抜け出し 力強さを取り戻しつつあります 日本経済を確実に成長軌道に乗せ そしてさらに豊かな社会へと飛躍させるためには 経済全体の生産性を向上させ 稼ぐ力 取り組んでいきます を強化していくことが不可欠です そのための大きな鍵基本目標 JBICならではの金融仲介機能の発揮により )JBICの概要10 4 中期経営計画(平成27~29 年度4 の一つとして 日本企業による新規事業への挑戦や国際 事業展開の推進等フロンティアの開拓を通じて 日本経 済の新たな成長エンジンを創り出していくことが求めら JBIC は このような認識の下 日本経済の持続的な成 長に対し 一層能動的に貢献すべく 平成 27 ~ 29 年度 中期経営計画を策定しました 日本の政策金融機関として これまで同様に日本企業 の海外事業展開を着実に支援するとともに 日本経済の 新たな成長エンジンの創出への支援に注力し 日本およ び国際経済社会の健全な発展に一層貢献するよう業務に 我が国企業の国際事業展開および資源獲得への支援を深化し 我が国の持続的な成長に繋がる新たなビジネス機会の探索と創造に貢献します 5 つの業務分野と 4 つの組織能力 5つの業務分野中期経営計画の基本目標の下 日本政府の成長戦略 産業界の動向ニーズや金融経済環境等を踏まえ JBIC として取り組むべきと考える 5つの 業務分野 を抽出しました 1 資源分野 我が国企業の資源ビジネスの支援推進 2 インフラ分野 我が国企業のインフラ海外展開の多様化高度化への支援推進 3 産業分野 世界市場における我が国産業の優位性強化成長機会の拡大に向けた支援推進 4 中堅中小分野 中堅中小企業の海外展開支援 5 環境分野 気候変動対策を含む地球環境保全への積極的貢献 4つの組織能力また JBIC がこれらの分野において より高い次元で必要な機能役割を果たすために 発揮強化すべき能力として以下 4つの 組織能力 を抽出しました 事業実現のための金融組成力 プロジェクトの Bankability ( 注 ) の実現力 情報提供政策提言力 民間資金の動員力 ( 注 ) 対象プロジェクトの事業や金融等のリスクを考慮した資金調達の確実性
13 重点取組課題 1 資源分野 事業実現のための金融組成力 える5つの 業務分野 において 4つの 組織能力 を発揮強化して 我が国の持続的な成長に繋がる新たなビジネス機会 ( 国地域 分野セクター等 ) の探索と創造に貢献 すべく5つの 重点取組課題 を設定しました この 重点取組課題 は 中期経営計画の基本目標に対す)中期経営計画では 基本目標の下 取り組むべきと考 るJBIC の取組姿勢およびコミットメントを明確にするものです また JBICはこれまで民業補完の徹底に努めてきており 中期経営計画においては 民間資金動員の一層の拡充を図るべく 民間資金動員の拡充 についても 重点取組課題 の 1つに位置付けました 基本目標 重点取組課題 基本目標 JBICならではの金融仲介機能の発揮により 我が国企業の国際事業展開および資源獲得への支援を深化し 我が国の持続的な成長に繋がる新たなビジネス機会の探索と創造に貢献する 業務分野 組織能力 1 JBICの概要11 4 中期経営計画(平成27~29 年度2 インフラ分野 3 産業分野 4 中堅中小分野 5 環境分野 プロジェクトの Bankability の実現力 情報提供政策提言力 民間資金の動員力 重点取組課題 我が国企業の資源ビジネスの支援推進 我が国企業のインフラ海外展開の多様化高度化への支援推進 世界市場における我が国産業の優位性強化成長機会の拡大に向けた支援推進 中堅中小企業の海外展開支援 気候変動対策を含む地球環境保全への積極的貢献 民間金融機関等との連携強化を通じた民間資金動員の拡充 組織財務分野の重点取組課題 P.13 参照 リスク管理態勢の充実化と財務安定性の維持強化 組織能力向上に向けた人材開発強化等 組織運営および事務フロープロセスの効率化
14 1 J 1 我が国企業の資源ビジネスの支援推進BI1-1 資源の調達先の分散や安定確保に資する案件の推進C のホスト国政府国営石油ガス会社資源メジャー等と概要の交渉力やリスクコントロール / アロケーションの知見を活用し 資源国のカントリーリスクテイクを行いつつ 案件形成実現を支援 また 先端技術を活かした資源開発や 関連インフラと併せた総合的な資源開発を支援 1-2 LNG 調達コスト低減に資する案件の推進 LNG については 1-1 の具体的取組に加え 長期的な LNG 調達価格低減に資する案件の形成実現を支援 2 我が国企業のインフラ海外展開の多様化高度化への支援推進 2-1 社会インフラ案件 ( 鉄道 水 情報通信等 ) への取組強化 社会インフラセクターにおいて ホスト国政府等との)密接な関係や海外キープレーヤーとの交渉力を活かし 初期段階からの事業参画の枠組み整備案件形成への関与を進めるとともに リスクコントロール / アロケーションの知見やさまざまな金融ツールを活用することにより 我が国企業によるインフラシステム展開等を支援 2-2 電力案件の円滑な実現への取組強化 ホスト国政府や海外キープレーヤー等に対する影響力やリスクコントロール / アロケーションの知見 さまざまな金融ツールを活用し 高効率発電や再生可能エネルギー発電分野等において 従来の国地域 手法の枠を超えて 我が国企業の先端技術の海外展開や個別プロジェクト参画を支援 3 世界市場における我が国産業の優位性強化成長機会の拡大に向けた支援推進 3-1 我が国の経済基盤を支える各種産業の海外事業展開に対する支援の強化 企業の戦略策定段階からのコミュニケーションや 海外リスクテイクの強化等を通じ 我が国の経済基盤を支える各種産業の海外事業投資を通じた収益機会の更なる獲得を支援 12 4 中期経営計画(平成27~29 年度重点取組課題の内容 3-2 我が国の競争優位にある技術ビジネスモデル等の海外展開支援を通じた成長産業化への貢献 我が国企業が有する技術 ブランド ビジネスモデル等の強みを活かして 海外市場における商業化や市場獲得等を通じて成長産業へと発展する成長シナリオの実現を支援 4 中堅中小企業の海外展開支援中堅中小企業の海外展開に対する JBIC の特徴を活かした支援 民間金融機関とも協調しつつ 中堅中小企業のニーズ ( 現地通貨建融資等 ) を踏まえ 中堅中小企業の海外事業展開を通じた収益機会獲得を JBIC の特徴を活かして支援 ( 出融資保証等承諾のほか 融資相談情報提供を含む ) 5 気候変動対策を含む地球環境保全への積極的貢献気候変動対策を含む地球環境保全に資するプロジェクトへの取組強化 国際的な議論や 我が国やホスト国政府等の当該分野の政策を踏まえ ホスト国政府に対する影響力やリスクコントロール / アロケーションの知見を活かしつつ 地球環境保全業務 (GREEN) その他さまざまな金融種類を活用することにより 気候変動対策を含む地球環境保全分野における我が国企業やホスト国政府等の取組を支援 6 民間金融機関等との連携強化を通じた民間資金動員の拡充民間資金動員の更なる拡充 債権流動化施策推進に向けた取組の拡充 出資劣後ローンLBO ファイナンス等によるリスクマネー供給等を通じた民間資金動員の推進 外部金融環境の変化や個別案件の特性に応じた適切な協調融資組成の更なる推進 なお 中期経営計画期間中に JBIC を取り巻く環境や求められる役割に大きな変化が生じ JBIC として取り組むべきと判断する分野が新たに生じる ( または変化する ) 場合には 中期経営計画の重点取組課題について必要な見直しを行います
15 組織財務分野の重点取組課題 業務分野の重点取組課題への取組を支えるべく 組織財務分野における重点取組課題を以下のとおり設定しています リスク管理態勢の充実化と財務安定性の維持強化組織能力向上に向けた人材開発強化等組織運営および事務フロープロセスの効率化 JBICが発揮強化すべき 組織能力 について JBIC が発揮強化すべき 4 つの 組織能力 の具体例は以下のとおりです また 4 つの 組織能力 の発揮強化の前 提として必要となる業務面および組織財務面における能力を以下のとおり抽出し 併せて強化に努めてまいります 本行が発揮強化すべき組織能力金融経済環境 顧客金融機関の動向ニーズを的確に踏事業実現のためのまえ 政策金融にふさわしい金融を提供することにより 金融組成力案件を実現する能力対象プロジェクトが持続的に成功するために必要な要素をプロジェクトの把握し 相手国政府等への交渉力やリスクコントロール Bankability の力等の能力を発揮して 民間事業者の投資および中長期民実現力間資金の動員を可能ならしめる諸条件を実現する能力外国政府企業等とのネットワークや支援実績等をもと情報提供に 外国政府国内外顧客等に対して有用な情報を提供政策提言力発信するとともに 必要な政策提言を行う能力 組織能力の発揮強化のために 必要な業務面の能力)組織財務分野の重点取組課題および組織能力の詳細 相手国政府企業等への影響力交渉力 案件形成への助言提言力 リスクアロケーション / コントロール力 組織能力の発揮強化のために 必要な組織財務面の能力健全な財務リスク管理能力 1 JBICの概要13 4 中期経営計画(平成27~29 年度民間資金の動員力 JBIC ならではの案件組成および金融組成上の付加価値を 提供することにより 海外プロジェクト等に対して必要な 中長期民間資金の動員を実現する能力 人材力 情報アクセス収集力 評価枠組 事業運営計画中期経営計画では 各分野重点取組課題における評価指標を設定しています それらの評価指標に対して 各年度に取り組むべき目標を年度毎に 事業運営計画 として取り纏め 分野毎の実績評価を各期末に行います ての通期評価も行います 期初には 中期経営計画期間 (3 年 ) の承諾プロジェクト事業数の定量目標を設定し 同期間終了時の達成状況を定量と定性の両面で評価します ( なお 各年度における定量目標は事業運営計画において設定します ) 中期経営計画の通期評価 中期経営計画の通期評価は 分野重点取組課題毎に 事業運営計画 の評価結果を総合して行います 資源 インフラおよび産業の3 分野については 分野全体の通期評価と共に 重点取組課題への取組につい 評価の決定各年度の事業運営計画および中期経営計画の評価は いずれもJBIC の経営諮問評価委員会において決定されます
16 4 中期経営計画(平1 評価指標の種類 定量指標 定性指標 指標定義 マイルストーン指標 モニタリング指標 期初に承諾件数やプロジェクト事業件数等定量目標を設定し 期末にその達成状況を評価するもの 期末に案件への取組等を定性的に評価するもの 中期経営計画期間に亘る取組を必要とする課題に対して 初年度に 3 年間のマイルストーン ( 年度毎 ) を設定し 期末にその達成度を評価するもの ( 必要に応じて各年度の目標値は変更可能 ) 期末の実績値のみを集計し 経年変化をモニタリングするもの 成27~29 年度JBICの概要14 評価指標 1 資源分野全体指標)評価指標 我が国企業による資源権益取得 引取 販売権取得に資する事業等に対する出融資保証等承諾案件数 上記案件への取組に係る質的評価 種類定量定性 上記の承諾案件による我が国の石油 天然ガス 銅鉱石 鉄鉱石 石炭新規権益取得引取量 モニタリング 重点取組課題 : 我が国企業の資源ビジネスの支援推進 1-1 資源の調達先の分散や安定確保に資する案件の推進 ホスト国政府国営石油ガス会社資源メジャー等との交渉力やリスクコントロール / アロケーションの知見を活用し 資源国のカントリーリスクテイクを行いつつ 案件形成実現を支援 また 先端技術を活かした資源開発や 関連インフラと併せた総合的な資源開発を支援 ( 参考 ) 評価指標 種類 3 年通期目標 H24-26 年度実績 先端技術活用プロジェクト総合的な資源開発プロジェクトへの対応や 対外交渉力等の発揮を通じて 出融資保証等承諾を行った資源プロジェクト数 上記の重点取組課題に関する取組のうち 当該年度に承諾を予定しない中長期的な案件形成の取組や当該年度に承諾に至らなかった案件への取組 定量 定性
17 1-2 LNG 調達コスト低減に資する案件の推進 LNG については 1-1 の具体的取組に加え 長期的な LNG 調達価格低減に資する案件の形成実現を支援 ( 参考 ) 評価指標 種類 3 年通期 H24-26 年度目標実績 対外交渉力等を発揮しつつ出融資保証等承諾を行った 我が国のLNG 調達価格低減に資するLNG 関連プロジェクト数 定量 5 3 上記の重点取組課題に関する取組のうち 当該年度に承諾を予定しない中長期的な案件形成の取組や当該年度に承諾に至らなかった案件への取組 定性 2 インフラ分野 全体指標 評価指標 種類 我が国企業のインフラ海外展開案件に対する出融資保証等承諾案件数 定量 上記案件への取組に係る質的評価 定性 重点取組課題: 我が国企業のインフラ海外展開の多様化高度化への支援推進 2-1 社会インフラ案件 ( 鉄道 水 情報通信等 ) への取組強化 社会インフラセクターにおいて ホスト国政府等との密接な関係や海外キープレーヤーとの交渉力を活かし 初期段 階からの事業参画の枠組み整備案件形成への関与を進めるとともに リスクコントロール / アロケーションの知 見やさまざまな金融ツールを活用することにより 我が国企業によるインフラシステム展開等を支援 1 JBICの概要15 4 中期経営計画(平成27~29 年度評価指標 対外交渉力等を発揮しつつ出融資保証等承諾により支援を行った 社会インフラシステムプロジェクト数 上記の重点取組課題に関する取組のうち 当該年度に承諾を予定しない中長期的な案件形成の取組や当該年度に承諾に至らなかった案件への取組 種類 3 年通期目標 ( 参考 ) H24-26 年度実績 定量 2 4 定性 2-2 電力案件の円滑な実現への取組強化 ホスト国政府や海外キープレーヤー等に対する影響力やリスクコントロール / アロケーションの知見 さまざまな金融ツールを活用し 高効率発電や再生可能エネルギー発電分野等において 従来の国地域 手法の枠を超えて 我が国企業の先端技術の海外展開や個別プロジェクト参画を支援 評価指標 対外交渉力等を発揮しつつ 従来の国地域 手法の枠を超えて出融資保証等承諾を行った 高効率発電再生可能エネルギー発電等のプロジェクト数 上記の重点取組課題に関する取組のうち 当該年度に承諾を予定しない中長期的な案件形成の取組や当該年度に承諾に至らなかった案件への取組 種類 3 年通期目標 ( 参考 ) H24-26 年度実績 定量 8 8 定性
18 1 全体指標JBICの概要)16 4 中期経営計画(平成27~29 年度3 産業分野 評価指標 我が国企業による海外事業展開を支援する出融資保証等承諾案件数 我が国企業による輸出取引に対する出融資保証等承諾案件数 上記案件への取組に係る質的評価 重点取組課題 : 世界市場における我が国産業の優位性強化成長機会の拡大に向けた支援推進 3-1 我が国の経済基盤を支える各種産業の海外事業展開に対する支援の強化 種類 企業の戦略策定段階からのコミュニケーションや 海外リスクテイクの強化等を通じ 我が国の経済基盤を支える各 種産業の海外事業投資を通じた収益機会の更なる獲得を支援 評価指標 企業の戦略策定段階からの関与や 海外リスクテイクの強化等を通じて 出融資保証等承諾により支援を行った事業数 上記の重点取組課題に関する取組のうち 当該年度に承諾を予定しない中長期的な案件形成の取組や当該年度に承諾に至らなかった案件への取組 種類 3 年通期目標 定量 定量 定性 ( 参考 ) H24-26 年度実績 定量 我が国の競争優位にある技術ビジネスモデル等の海外展開支援を通じた成長産業化への貢献 我が国企業が有する技術 ブランド ビジネスモデル等の強みを活かして 海外市場における商業化や市場獲得等を 定性 通じて成長産業へと発展する成長シナリオの実現を支援 評価指標 出融資保証等承諾により支援を行った 将来の成長産業育成に資する事業数 上記の重点取組課題に関する取組のうち 当該年度に承諾を予定しない中長期的な案件形成の取組や当該年度に承諾に至らなかった案件への取組 種類 3 年通期目標 ( 参考 ) H24-26 年度実績 定量 11 5 定性 4 中堅中小分野 重点取組課題 : 中堅中小企業の海外展開支援 中堅中小企業の海外展開に対する JBIC の特徴を活かした支援 民間金融機関とも協調しつつ 中堅中小企業のニーズ ( 現地通貨建融資等 ) を踏まえ 中堅中小企業の海外事業展 開を通じた収益機会獲得を JBIC の特徴を活かして支援 ( 出融資保証等承諾のほか 融資相談情報提供を含む ) 中堅中小企業向け出融資保証等承諾案件数 上記のうち 地域金融機関と連携した案件数 評価指標 中堅中小企業および民間金融機関を対象とした中堅中小企業の海外展開支援セミナー研修会等の数 上記取組に係る質的評価 支援した中堅中小企業の数 種類定量モニタリング定量定性モニタリング
19 5 環境分野 : 気候変動対策を含む地球環境保全への積極的貢献 気候変動対策を含む地球環境保全に資するプロジェクトへの取組強化 国際的な議論や 我が国やホスト国政府等の当該分野の政策を踏まえ ホスト国政府に対する影響力やリスクコントロール / アロケーションの知見を活かしつつ 地球環境保全業務 (GREEN) その他さまざまな金融種類を活用することにより 気候変動対策を含む地球環境保全分野における我が国企業やホスト国政府等の取組を支援 評価指標種類環境関連案件 ( 再生可能エネルギー 省エネルギー 高効率発電を含む ) に対する出融資保証等定量承諾案件数上記案件への取組に係る質的評価定性新規出融資保証等承諾案件による出融資保証等の期間における温室効果ガスの排出削減見込量モニタリング (CO 2 換算 ) 6 民間資金動員 重点取組課題: 民間金融機関等との連携強化を通じた民間資金動員の拡充 民間資金動員の更なる拡充 債権流動化施策推進に向けた取組の拡充 ) 重点取組課題 評価指標 海外リスク案件 ( 但し 輸出案件およびソヴリン案件等を除く ) のうち 将来の流動化を念頭に融資組成を行った案件の割合 債権流動化による民間資金動員拡充施策の着実な実施と これを踏まえた課題の抽出追加施策の要否検討 出資劣後ローン LBO ファイナンス等によるリスクマネー供給等を通じた民間資金動員の推進 種類 モニタリング マイルストーン 1 JBICの概要17 4 中期経営計画(平成27~29 年度評価指標 本行出融資保証等承諾案件による民間資金動員額 ( レバレッジ比率 ) 民間資金動員推進のための施策の検討実施 種類 モニタリング マイルストーン 外部金融環境の変化や個別案件の特性に応じた適切な協調融資組成の更なる推進 評価指標 適切な協調融資組成の更なる推進のための施策の検討実施 種類 マイルストーン 組織財務分野 組織財務分野においても 重点取組課題に沿った組織能力強化財務安定性の維持強化等のための取組を進め 各期末に実績評価を行います
20 5 株式会社国際協力銀行法の改正について5 株式会社国際協力銀行法の改正について 1 JBICの概要18 海外インフラ業務等支援に向けた JBIC の機能強化について 世界のインフラ需要は 新興国の経済成長や急速な都する日本政府の 質の高いインフラパートナーシップ 等市化を背景として 今後さらなる拡大が予想されていまの政策を踏まえ 日本企業の海外事業展開をより一層後す このような状況の下 ライフサイクルコスト ( 注 ) 安押しするため 株式会社国際協力銀行法の一部を改正す全性 自然災害に対する強靭性 環境や社会状況 ノウる法律 (2016 年 5 月 11 日成立 ) により JBIC の機能がハウの移転等に配慮した 質の高いインフラ投資 を推進強化されました 主要な機能強化の内容は以下 3つです 特別業務 外国通貨長期借入 支援手法の多様化 JBIC は 海外インフラ事業向けに リスクテイク機能を強化した 特別業務 を開始します JBIC は 外国通貨の長期借入も活用し 途上国インフラ事業で需要が大きい現地通貨建ての融資などを促進していきます JBIC は 支援手法を多様化することで 日本企業の海外展開をより一層後押ししていきます 株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律 により 追加された支援手法については P19 をご覧下さい ( 注 ) ライフサイクルコスト (LCC): 計画設計施工といった初期費用だけでなく 維持管理 最終的な解体廃棄までに要するプロジェクトの全期間を通じた費用の総額のこと 株式会社国際協力銀行法の改正について 主な改正ポ イントや課題などについて 副総裁に聞きました 改正国際協力銀行法の背景および目的について教えてください新興国の経済成長などに伴い インフラ整備の需要が大きく拡大している中 世界のインフラ需要の取り込みは日本の産業にとって重要な戦略となっています このような背景の中 日本政府は 2015 年 5 月 第 21 回国際交流会議アジアの未来 において 質の高いインフラパートナーシップ を発表しました これは アジアを中心に 耐久性や安全性に優れ 環境や社会に配慮した 質の高いインフラ投資 を日本主導で推進するため 今後 5 年間で従来の 30% 増の資金を供給する目標を掲げたものです さらに 2016 年 5 月の主要国首脳会議 ( 伊勢志摩サミット ) では 質の高いインフラ投資 の重要性を再確認するとともに 対象地域をアジアのみならず全世界へと広げ 今後 5 年間で約 2,000 億ドルの資金等を供給することを目標としています このような流れの中で 国際協力銀行法の改正は 政府が推進する 質の高いパートナーシップ を支える柱の一つとして リスクマネーの供給など JBIC の機能を強化することによって 日本企業の海外事業展開をより一層後押しする狙いがあります 代表取締役副総裁前田匡史 具体的な改正点について教えてください改正のポイントは 大きく3つ 一つ目は 海外インフラ案件をより一層支援するために 特別業務勘定 を新
21 追加された支援手法 外貨建て長期資金の安定調達支援 海外インフラ事業に係る 国内銀行等向けツーステップローン 民間金融機関 日本企業 貸付 貸付 出資輸出 ローカルバイヤーズクレジット 国際協力銀行 民間金融機関 日本企業 貸付 出資 購入代金支払 海外インフラ事業 海外購入者 海外子会社 投資金融で従来支援してきたものを 輸出金融として支援 製品等販売 イスラム金融 海外インフラ事業に係る 社債等 ( プロジェクトボンド ) 取得 設備支民間金融機関 設備納入 一般投資家払国際協力銀行 ボンド取得代金支払いボンド発行 プロジェクト収益 から利払償還 日本企業 出資輸出 日本企業 貸付 リー出資ス日本のリース事業者 国内メーカー等 海外インフラ事業 海外企業国産設備の海外向けリース事業支援 リース料1 JBICの概要19 5 株式会社国際協力銀行法の改正について設したことです 特別業務勘定は 例えば 信用力の低 い新興国の地方自治体から発注されたインフラ案件など リスクの高いものに対する投融資が想定されています 二つ目は 円以外の通貨について 銀行やその他の金融機関からの長期借入が可能となったことです インフラ事業は基本的に現地通貨での収入となり 現地通貨建て融資のほうが為替変動の影響を抑えられるため 現地通貨建ての融資は従前よりニーズが多く寄せられていました 現地通貨等の借入れを行えるようになったことにより JBIC は 現地通貨建ての融資に対する日本企業からの要望により柔軟に対応できるようになります 三つ目は 支援手法の多様化が図られたことです 例えば 海外インフラ事業ごとに発行される債券等 ( プロジェクトボンド ) の取得が可能となりました また 日本企業による現地生産の増加から 日系現地法人が海外で生産した製品等についても ローカルバイヤーズクレジットという形で輸出金融の支援ができるようになっています 今後の課題について教えてください一番の課題はリスクマネジメント体制にあると考えています リスクの内容や大きさに差はあっても リスクが無いプロジェクトはありません 重要なのは リスクを把握分析し いかにコントロールしていくかです そのためには 案件形成の初期段階から関与することが 重要で プロジェクト全体を管理し リスクを最小限に抑えていく努力がこれまで以上に必要になってきます 例えば 鉄道案件などは JBIC の有する公的なステータスを活用し プロジェクト所在国における交通政策などにつき所在国政府と十分な協議を行い 案件の重要性や必要性を確認することが必要です またどのくらいの利用者が使ってくれるのか等 プロジェクトの不確実性を少しでも解消するため 従来以上に高度な分析手法の導入等も行いつつ フィージビリティ ( 事業性 ) をより精緻に検証していく作業も必要になってきます JBIC は これまで案件形成を手掛けてきた中で培ったネットワークやスキルを活用し さらに磨きをかけていくことが大事だと考えています また JBIC の役割は民業の補完ですので 民間の資金を導入するための触媒になることも常に考えていかなければなりません インフラ事業において最大のリスクは建設期間中にあります 案件形成の初期段階から関与し 操業が開始されて一定の収入が見込める段階に仕上げたところで債権の一部を流動化するなど 民間金融機関に限らず機関投資家等にも参画してもらうような事も重要と考えます 日本で滞留している大きな流動性が海外インフラ事業へと向かっていけば さらに大きな成果を生みだすものと期待できます
22 年度の事業概況 年度の事業概況JBICの概要20 業務のハイライト 2015 年度の出融資保証承諾実績は 2 兆 3,974 億 円で 前年度比 26.2% 減となりました 2016 年 3 月末 時点の出融資保証残高は 16 兆 3,086 億円となりました 2015 年度における各分野の主な取り組みは以下のと おりです 資源エネルギー分野の取り組み JBIC は 資源の上流権益の獲得 調達先の分散化 燃 料バリューチェーン強化 資源国との関係強化等を通じて 資源の長期安定的な確保に金融面から貢献しています 日本企業が原油を安定的に輸入するために必要な資金 として UAE アブダビ国営石油会社 (ADNOC) に対し 融資を行いました また ロシアのサハリン州沖合で石油 天然ガス開発生産を行うサハリン Ⅰ オドプト鉱区 Stage 2 開発プロジェクトに対する支援や ブラジル沖 での FPSO ( 注 1) 事業の支援 LNG 船事業に必要な資金の 融資を行いました その他 トリニダードトバゴにお いて日本企業が実施するメタノール / ジメチルエーテ ル ( 注 2) の製造事業や サウジアラビアにおいて日本企業 が実施するスポンジチタンの製造販売事業に対する融 資を行いました ( 注 1)FPSO:Floating Production Storage and Offloading System の略 浮体式の原油の一次処理 ( 井戸元より生産された原油から 随伴ガス 水を分離すること ) 貯蔵積出設備 ( 注 2) ジメチルエーテル : LPG 代替 自動車および発電向けディーゼル燃料代替として注目されている次世代クリーンエネルギーのこと 出融資保証承諾状況 ( 金融目的別 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 出融資保証承諾状況 ( 地域別 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 保証 1,066 億円 (4%) 事業開発等金融 248 億円 (1%) 出資 143 億円 (1%) 6% 11% 輸出 1,410 億円 輸入 2,523 億円 中南米 5,073 億円 その他 155 億円 (1%) アジア 3,329 億円 21% 14% 大洋州 69 億円 (0%) 金額 2 兆 3,974 億円 北米 4,936 億円 21% 金額 2 兆 3,974 億円 25% ヨーロッパ 5,983 億円 78% 18% 投資 1 兆 8,581 億円 アフリカ 149 億円 (1%) 中東 4,276 億円 出融資保証実績の推移 ( 承諾額 ) 1955 年度 ( 昭和 30 年度 ) 603 億円 (98%) 10 億円 (2%) 613 億円 1970 年度 ( 昭和 45 年度 ) 4,028 億円 (74%) 333 億円 (6%) 311 億円 (6%) 74 億円 (1%) 685 億円 (13%) 5,430 億円 1985 年度 ( 昭和 60 年度 ) 3,564 億円 (40%) 2,335 億円 (26%) 1,824 億円 (21%) 1,014 億円 (11%) 保証 5 億円 (0%) 142 億円 (2%) 8,884 億円 2000 年度 ( 平成 12 年度 ) 1,740 億円 (14%) 3,214 億円 (27%) 5,237 億円 (43%) 674 億円 (6%) 1,183 億円 (10%) 1 兆 2,047 億円 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 1,410 億円 (6%) 2,523 億円 (11%) 1 兆 8,581 億円 (78%) 1,066 億円 (4%) 248 億円 (1%) 143 億円 (1%) 2 兆 3,974 億円 輸出 輸入 投資 事業開発等金融 政府ベース借款 保証 出資
23 電力分野では 日本企業が出資参画するカタールの Facility D 天然ガス火力発電淡水化事業や オランダのLuchterduinen(Q10) 洋上風力発電事業に対してプロジェクトファイナンスベースでの融資を行いました また バングラデシュ電源開発公社およびインドネシア国営電力会社向け火力発電機器等の日本からの輸出や アイスランド国営電力公社およびトルコ企業向け地熱発電機器等の日本からの輸出を支援しました 通信分野では アンゴラ開発銀行向け輸出バンクローンにより アフリカ大陸と南米大陸を世界で初めて南大西洋を横断して結ぶ 光海底ケーブルシステム敷設プロジェクトに必要なシステム一式の日本からの輸出を支援しました その他 案件形成の初期段階からの支援推進のため ミャンマーダウェー経済特別区開発会社への出資参画を目的とした株主間契約を締結しました 日本企業の戦略的な海外事業活動を支援日本企業による海外 M&A に関しては 海外展開支援融資ファシリティの下で ミャンマーにおけるビールの製造販売事業の買収や 本邦金融機関向けクレジットラインを通じたシンガポールにおける物流企業の買収等を支援しました 同じく 同ファシリティの下で UAE アブダビ首長国において日本企業が実施する原油天然ガス輸送パイプライン用大径鋼管の製造販売事業や 日本企業が参画する海外の衛星通信事業等に対する融資等を行いました さらに 海外展開支援出資ファシリティの下で 台湾における石油化学事業への優先株出資や 中国の未上場成長企業やアジア諸国の企業等を投資対象とするファンドへの出資を行いました によるタイでの米穀関連製品の製造販売事業やメキシコでの自動車用部品の製造販売事業等に対して 日本の地域金融機関や信用金庫等との協調により 計 133 件の融資承諾を行いました また 現地のジャパンデスクの積極活用等により 日本の地域金融機関の取引先である中堅中小企業のメキシコ進出を支援することを目的として JBIC は4つのメキシコ州政府およびメキシコの地場金融機関とそれぞれ覚書を締結しました これらの取り組みは 2010 年 12 月に金融庁財務省経済産業省が連名で発表した 本邦金融機関 国際協力銀行及び日本貿易振興機構等の連携による中堅中小企業のアジア地域等への進出支援体制の整備強化について の枠組みを拡充させるもので 政府の 総合的なTPP 関連政策大綱 における 中堅中小企業等の新市場開拓のための総合的支援体制の抜本的強化 に資する取り組みになります さらに 中堅中小企業の海外 M&A 支援や 日本の地域金融機関およびリース会社の海外現地法人との間で中堅中小企業が利用可能な投資クレジットラインを設定する等の取り組みも実施しました 現地通貨建て融資による支援現地通貨建て ( 注 3) 融資の取り組みとして 日本企業のインドにおける車載および家電商業産業用モータの製造販売事業をJBIC として初のインドルピー建て融資により支援した他 タイにおける衛生用品の製造販売事業をタイバーツ建てで支援するなど 計 18 件 約 74 億円相当の現地通貨建て融資を行いました サムライ債の発行支援インドネシア政府が発行するサムライ債 ( 私募円建て外債 ) ( 注 4) に対する保証および一部取得を行いました 1 JBICの概要 年度の事 日本企業の海外インフラ事業展開を支援業概況 日本企業の輸出を支援日本企業による機器設備等の輸出を支援するため 鉱山機械等の輸出に必要な資金をモンゴル向け輸出クレジットラインを活用して融資した他 建設機械等の輸入販売等を手掛けるトルコの地場企業向け輸出クレジットラインの設定を行いました 船舶については バイヤーズクレジットにより日本の造船会社が建造する船舶の輸出を支援しました 環境関連分野での取り組み地球環境保全業務 (Global action for Reconciling Economic growth and ENvironmental preservation 通称 GREEN) の下 メキシコおよびブラジルの政府系金融機関との間で 再生可能エネルギー事業等を対象としたクレジットラインを設定しました また アイスランド国営電力公社およびトルコ企業向け地熱発電機器等の輸出を支援しました 中堅中小企業の海外事業展開支援 中堅中小企業の海外事業展開支援として 日本企業 ( 注 3) 円 米ドル ユーロ以外の通貨 ( 注 4) サムライ債 : 海外の国や企業といった外国の発行体が日本国内市場で発行する円建て債券のこと
24 1 JBICの概要 年度の事業概出融資等実行実績の概要 JBIC の 2015 年度の出融資等実行実績は 2 兆 1,038 億円でした 出融資等事業計画および実績推移 決算の概要 2012 年度 ( 平成 24 年度 ) 況JBIC は 会社法および株式会社国際協力銀行法第 26 条に基づき財務諸表を作成し 財務大臣に提出しており ます 毎事業年度の財務諸表は決算報告書と共に政府に 提出され 会計検査院の検査を経て国会に提出されます 2013 年度 ( 平成 25 年度 ) 損益計算書の状況 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 当初計画実績当初計画実績当初計画実績当初計画実績 ( 単位 : 億円 ) 輸出 2,000 1,431 1,900 1,125 2,000 1,120 2,000 1,488 輸入投資 18,790 23,074 19,710 21,625 19,000 20,712 14,500 18,679 事業開発等金融 1,000 1, 出資 1, , , , 証券化 190 合計 22,980 25,998 23,110 24,490 22,500 22,786 18,200 21, 年度は 資源権益の取得開発の促進支援 日 本企業による海外 M&A の促進支援 インフラ案件を始 めとする日本企業の海外展開支援への取り組み等により 第 4 期株式会社国際協力銀行 損益計算書 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 科目 金額 経常収益 240,005 資金運用収益 213,806 役務取引等収益 22,091 その他業務収益 141 その他経常収益 3,965 経常費用 197,276 資金調達費用 123,779 役務取引等費用 1,653 その他業務費用 1,310 営業経費 17,631 その他経常費用 52,901 経常利益 42,728 特別利益 43 当期純利益 42,772 貸借対照表 ( 平成 28 年 3 月 31 日現在 ) 資産の部 負債および純資産の部 科目金額科目金額 ( 単位 : 百万円 ) 現金預け金 1,220,187 借用金 9,438,450 2,668,558 有価証券 236,602 1 社債 7 貸出金 13,540,661 2, 3, 4, 5, 6 その他負債 528,890 その他資産 256,188 賞与引当金 516 有形固定資産 27,804 8 役員賞与引当金 6 無形固定資産 2,737 退職給付引当金 7,090 支払承諾見返 2,464,703 役員退職慰労引当金 39 貸倒引当金 168,262 支払承諾 2,464,703 負債の部合計 15,108,255 資本金 1,391,000 利益剰余金 972,140 株主資本合計 2,363,140 その他有価証券評価差額金 4,303 繰延ヘッジ損益 104,923 評価換算差額等合計 109,226 純資産の部合計 2,472,367 資産の部合計 17,580,622 負債および純資産の部合計 17,580,622 1 ~ 8についてはP をご参照ください
25 6 2015年度の事業概況資金調達 貸出金利息等の資金運用収益 2,138 億円等を計上した結果 経常収益は 2,400 億円となりました 一方 借用金利息等の資金調達費用 1,237 億円等を計上した結果 経常費用は1,972 億円となりました 結果 経常利益は 427 億円となり 特別損益を含めた当期純利益は427 億円となりました 貸借対照表の状況資産の部は 円高による外貨貸出金の円換算額の縮小 等により 貸出金が減少 (13 兆 5,406 億円 前事業年度比 8,922 億円の減 ) したこと等から 17 兆 5,806 億円となりました 負債の部は 償還額が発行額を上回ったことおよび円高の影響による外債の円換算額の縮小等による社債の減少 (2 兆 6,685 億円 前事業年度比 3,809 億円の減 ) 等の結果 15 兆 1,082 億円となりました 純資産の部は 当期純利益 427 億円の計上等の結果 2 兆 4,723 億円となりました 1 JBICの概要23 JBIC はその活動に必要な資金を 財政融資資金借入金 政府保証外債 財投機関債 政府出資金 および外国為替資金借入金等の多様な手段により調達しています JBIC の融資業務は長期融資であることから 融資期間に応じた長期の資金調達を実施しています 財政融資資金 政府保証外債発行にかかる政府保証 政府出資金等については 国の予算 ( 一般会計予算および特別会計予算 ) の一環として国会に提出され JBIC の収入支出予算と共に国会の承認を得ています 近年の資金調達実績および2016 年度の資金調達計画は以下のとおりです 資金調達の実績と予算 2012 年度実績 ( 平成 24 年度 ) 2013 年度実績 ( 平成 25 年度 ) 2014 年度実績 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度実績 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 ) 2016 年度計画 ( 平成 28 年度 ) 財政投融資特別会計投資勘定出資金 財政融資資金借入金 4,000 5,551 2,397 2,449 4,670 外国為替資金借入金 17,449 15,813 12,732 15,958 8,000 ( 注 ) 政府保証外債 ( 注 ) 財投機関債 2,053 6,586 3,748 4,190 8, 回収金等によるその他自己資金等 1,806 3,459 3,498 1,559 1,000 合計 25,998 24,490 22,786 21,038 20,600 ( 注 ) 債券の金額は額面ベース
26 6 2015年度の事業概況1 JBICの概要24 JBIC の資金調達構造 財政投融資特別会計 財投債 外国為替資金 特別会計 金融市場 投資勘定 財政融資資金勘定 融資 政府保証外債 財投機関債 自己資金 ( 回収金等 ) 出資金 融資 融資出資 日本の企業外国の企業外国の金融機関外国政府外国の政府機関国際機関等 政府保証外債 JBIC は 所要資金の一部を国際資本市場における政府保証外債の発行によって調達しています 2015 年度末現在の政府保証外債の残高 ( 額面ベース ) は 2 兆 3,939 億円 JBIC の借入金残高 ( 借入金および債券の合計 ) の 19.8% となっています JBIC は 政策効果を発揮するために必要な場合には外貨建て融資を実施しており 政府保証外債によって調達した資金は このような外貨建て融資の原資に充当しています また 近年 日本企業による海外事業展開が進む中 JBIC に対しても現地通貨建てでの支援期待が高まっているところ JBIC はこうした資金需要に適切に対応するべく 2013 年 3 月にはカナダドル建て 2014 年 3 月には英ポンド建てでの政府保証外債をおのおの発行致しました 2016 年度予算においては 最大 8,000 億円相当の政府保証外債の発行による資金調達を計画しています 既発行済の政府保証外債は 格付機関より日本政府と同等の高い格付を取得しており (2016 年 7 月末現在 ムーディーズジャパン (Moody s):a1 スタンダード & プアーズレーティングジャパン (Standard & Poor s):a+) また預金取扱金融機関のBIS 自己資本比 率算出にかかるリスクウェイトがゼロの資産として取り扱われるなど 国際資本市場の投資家に対して優良な投資機会を提供しています 財投機関債 JBIC は 財政投融資制度改革の趣旨を踏まえ 発行体自身の信用力に依拠した資金調達を行うべく 2001 年度から国内資本市場において 政府保証の付かない債券 ( 財投機関債 ) を継続的に発行してきています 2016 年度においては600 億円の発行による資金調達を計画しています 既発行済の財投機関債の格付は下記のとおりとなっており いずれも日本政府と同等の高い格付となっています (2016 年 7 月末現在 ) なお 預金取扱金融機関の BIS 自己資本比率算出にかかるリスクウェイトは 10% の資産として取り扱われています 格付投資情報センター (R&I): AA+ 日本格付研究所 (JCR): AAA Moody s: A1 Standard & Poor s: A+
27 2 JBIC を取り巻く環境と課題 資源ファイナンス部門 インフラ環境ファイナンス部門 産業ファイナンス部門
28 1 資源ファイナンス部門 2 1 資源ファイナンス部門JBICを取り巻く環境と課題26 部門長メッセージ資源に乏しい日本にとって 海外からの石油天然ガスなどのエネルギー資源や鉱物資源の安定的な調達は 経済活動の維持発展に不可欠です 石油天然ガス部および鉱物資源部から成る資源ファイナンス部門では JBIC の4つの業務分野のうち 日本にとって重要な資源の海外における開発および取得を促進する業務を担っています 海外における資源開発プロジェクトは 大規模かつ長期にわたる投資を必要とし また地政学的なリスクや価格変動リスク等さまざまなリスクを内包しています JBIC は 民間資金を補完する形で長期の資金を融資や出資の形を通じて提供するとともに 公的機関として現地の政府や国営石油会社等との積極的な対話の実践を通じてプロジェクトが円滑に実施される環境づくりにも注力しています 今後もこうした取り組みを通じて 日本の資源の安定的な確保に貢献してまいります 資源ファイナンス部門長天川和彦 ( 執行役員 ) 事業環境と重点課題 世界のエネルギー需給バランスは グローバルなマクロ経済情勢をはじめ さまざまな要因の影響を受けますが 近年では 米国の非在来型石油増産やOPEC の市場シェア重視戦略等により需給は緩和状態にあります しかし アジア地域のエネルギー需要は他地域に比べて高い伸びを示す一方で アジアの代表的産油国産ガス国であるインドネシアでは 目覚ましい経済成長に伴い国内エネルギー需要の増大により 輸出余力が低下し 結果 アジア地域全体での石油天然ガスの必要輸入量が拡大しています こうした状況下 原油については 日本の輸入における中東依存度が8 割以上になっており 原油の輸入が中東地域の地政学的なリスクに晒される度合いは 引き続き高止まりしています 日本のエネルギー安全保障の観点からは 日本として中東諸国との関係維持強化を図りつつ 中東以外の地域からも原油輸入を安定的に確保していくことが重要となります また 液化天然ガス (LNG) に関しては 日本は世界で最大の LNG 輸入国ですが 最近では中国 インドなども輸入を増大させており アジア全体では世界のLNG 取引量の7 割以上を占めています 電源としての天然ガスへの依存度が高くなっている現在の日本の電力事情も踏まえれば LNG の安定的な調達が不可欠となりますが そのためにも 日本企業の海外 LNG プロジェクトへの参画を支援し LNG の長期引き取りに結びつけていくことが 重要となります また 輸入する LNG の価格体系の多様化に取り組むことにより中長期的なLNG 調達コストの抑制という課題にも取り組んでいく必要があります 日本の産業において幅広い用途で使用される鉱物資源についても 中国やインドなどの新興国における需要は一時的な減速感はあるものの引き続き増加傾向にあり その安定的な供給確保の重要性に変化はありません 鉄鉱石についていえば 量的な確保に加えて 既往鉱山の鉱石品位が低下する中で高品位の鉄鉱石を確保していくことも重要な課題となっています また 銅についても 足元の価格から新規鉱山開発が少なくなっており 中長期的には需給の逼迫が予想される中 銅鉱石の確保が重要となります このように世界のエネルギーおよびその他資源の需給バランスが変化し 過激派の台頭等 地政学リスクが高まる環境下 安定的な資源確保のため 日本企業による資源の権益取得や長期引き取りを積極的に支援していくことはますます重要になっています
29 1 資源ファイナンス部JBIC の取り組み JBIC は 海外からのエネルギー資源や鉱物資源の安定的な供給確保という課題に応えるべく 2015 年度に次のような取り組みを実施しました 石油天然ガス JBIC は 米国本土から日本向けにLNG を調達する初めてのプロジェクトである キャメロンLNG プロジェクトおよびフリーポート LNG プロジェクトから それぞれ日本にLNG を輸送するのに必要なLNG 船事業に必要な JBIC は 日本の資源戦略上 重要な国との関係を強化し エネルギー資源確保や安定供給を金融面から支援しています 2015 年度は 日本企業がアラブ首長国連邦アブダビ首長国にて産出される原油を長期安定的に輸入するために必要な資金を融資するとともに ロシア連邦のサハリンⅠオドプト鉱区の追加開発に必要な資金を融資しました 日本企業がアブダビ首長国に保有する油田権益の約 6 割が2018 年に期限を迎える予定ですが 本件融資は日本企業の有する同国の海上油田権益の更新 2 JBICを取り巻く環境と課題27 資金をプロジェクトファイナンス ( 注 1) により支援しました 両プロジェクトは 米国本土から日本向けに長期契約に基づきLNG を輸出する初めてのプロジェクトです 日本の電力ガス会社のLNG 購入価格は 従来 原油価格をベースとしたものでしたが 両プロジェクトで液化される天然ガスは 米国の天然ガス市場価格をベースと を側面支援するものです また サハリンⅠオドプト鉱区で生産される原油は 日本企業が保有する権益比率に応じて引き取り 主に日本に販売する予定です 日本の原油調達における中東依存度が8 割以上に達する中 同鉱区の追加開発に対する支援は 日本の原油調達先の多 角化に貢献することが期待され 地理的に日本に近い極 して調達されるため 両プロジェクトへの支援は LNG 供給源の多角化とともに LNG 価格の多様化にも寄与する ものと期待されます 米国フリーポート LNG プロジェクトにおいて生産される LNG の輸送に使用される LNG 船 ( イメージ ) 門東ロシアに位置するため 日本のエネルギー安全保障上も重要なものと考えられます また JBICは トリニダードトバゴにおいて 天然ガスを原料としたメタノールおよびジメチルエーテル ( 注 2) の製造事業をプロジェクトファイナンスにより支援しました メタノールは ガソリン添加剤や燃料電池の燃料としての用途の他 接着剤や合成樹脂等の化学品原料にもなりますが 日本は100% 輸入に依存しているため 調達先の分散化が重要となります 本プロジェクトは日本企業が直接出資する海外メタノール生産拠点を拡大分散することにつながるため 日本のエネルギー資源確保や安定供給への貢献が期待されます トリニダードトバゴにおけるメタノール / ジメチルエーテルの製造事業 ( 注 1) プロジェクトファイナンス : プロジェクトに対する融資の返済原資を そのプロジェクトの生み出すキャッシュフローに限定し プロジェクトの現地資産等のみを担保として徴求する融資スキームのこと ( 注 2) ジメチルエーテル : LPG 代替 自動車および発電向けディーゼル燃料代替として注目されている次世代クリーンエネルギーのこと
30 2 J B I C を 取 り 巻 く 環 境 と 課 題 鉱物資源等 的機関としてのステータスを活かし 資源国政府政府 JBIC は 鉄鋼業界等の日本企業の海外事業展開を支援 機関との協議対話を継続的に実施し 日本企業による しており 日本企業がインドネシアにおいて実施する 資源権益取得および資源開発事業の円滑な実施を後押し 建設用鋼材や自動車用鋼板の製造販売事業に必要な資金 しています を融資しました インドネシアの経済成長を背景に自動 1 日本にとって重要な資源国との二国間関係強化に向け 車用鋼板や建設用鋼材の需要は今後も伸長が見込まれ た取り組みとして 特に 過去 30 年以上に亘り安定的 日本企業の販売基盤の拡充を支援することにより 国際 かつ良質な原油の輸入先である アブダビ首長国アブダ 競争力の維持向上に貢献するものです また 日本企 ビ国営石油会社 ADNOC との間で 石油ガス分野に 業がアラブ首長国連邦にて実施する 原油天然ガス輸 係る協力強化を目的として覚書を締結しました 本覚書 送パイプライン用大径鋼管の製造販売事業に必要な資 を締結することで アブダビ首長国で操業する日本企業 金を融資しました 日本企業がパイプライン用の高品質 の既存油田権益の延長や新規権益の取得等が重要である 鋼管の現地生産化を行うことで 世界屈指の石油および ことを相互に確認しています 天然ガスの生産地域であるアラブ首長国連邦を含む中東 湾岸地域における顧客ニーズ対応とコスト競争力の強化 が見込まれます アブダビ国営石油会社と石油ガス分野の業務協力協定を締結 今後に向けて 日本政府は 年度に策定改訂した 日 インドネシアにおける自動車用冷延鋼板および溶融亜鉛めっき鋼板の製 造販売事業 本再興戦略 および エネルギー基本計画 において 安 定的かつ安価な 経済的な 資源の確保に対する取り組み として 資源およびその調達先の分散化多角化 を掲 資源国等との重層的な関係強化に向けた取り組み げていますが JBIC としても 2015 年 6 月に発表した 安定的な資源供給の確保の観点から 資源供給国や資 中期経営計画 平成 年度 において 資源分野 源メジャーとの関係強化も重要です JBIC は 日本の公 の重点取組課題として 我が国企業の資源ビジネスの支 援推進 を掲げるとともに 資源の調達先の分散や安定 確保に資する案件の推進 や LNG 調達コスト低減に資 する案件の推進 を掲げています 昨今の資源価格の下落低迷に伴い 資源メジャーや 日本企業による資源開発投資が停滞し 中長期的な資源 需給のタイト化が懸念される一方 資源産出国の財政が 逼迫している状況下 優良な資源権益を取得できる好機 となっています JBIC としては 日本企業によるこのよ うな資源権益の取得開発を積極的に支援することによ り 資源の安定確保に貢献していきます UAE における原油石油ガス輸送パイプライン用大径鋼管の製造販売 事業 28 株式会社国際協力銀行 年次報告書 2016 調達先の分散化の観点では 特に石油天然ガスおよ び鉱物資源等の 最後のフロンティア として期待されて
31 近年の主な資源関連案件への取り組み 石油 天然ガス 石炭 鉄鉱石 銅鉱石 その他 鉱物資源等 IGBCシェールガス開発 / カナダ ノルウェー領北海油田 コルドバシェールガス / カナダ ポゴ金鉱山 / 米国 モントニーシェールガス開発 / カナダ ウエストムィンクドゥックウラン鉱山 / カザフスタン 英領北海油田ススカスクンカ原料炭炭鉱 / ハンギングストーンオイルサンド / カナダカナダ サハリン Ⅰ/ ロシア グランドキャッシュコール炭鉱 / カナダ カシャガン油田 / CBM 開発プロジェクト / カナダ アルエットアルミ精錬 / タングステン サハリン Ⅱ/ ロシア鉱山 / カザフスタン シミルコ銅鉱山 / カナダ カナダハラサンウラン鉱山 / カザフスタンポルトガル マーセラスシェールガス / BTC パイプライン 米国 テンパロッサ油田 / ACG 油田 / モレンシー銅鉱山 / 米国 CO2-EORプロジェクト / 米国イタリアアゼルバイジャン キャメロン LNG/ 米国カタール LNG ADNOC 向け原油前払い融資石炭長期引取案件 / ベトナムイーグルフォードシェールオイルガス / 米国 メタノール D M E Amic 東邦 / サウジアラビア フリーポート LNG/ 製造プロジェクト / マレーシア LNG 米国アブダビ油ガス田ビジャチップ / ベトナム トリニダードトバゴタガニートニッケル / フィリピンベネズエラメトール ドラモンド炭鉱 / コロンビア タヤンアルミナ / インドネシア PDVSAからの原油等ドンギスノロ LNG/ インドネシア買取 / ベネズエラ木材チップ / インドネシアタングー LNG/ インドネシア アマゾンアルミナ精製アルミニウム製錬 / ブラジル モザール PNG LNG/ パプアニューギニア バイオバール燐鉱山 / ペルー 植林事業 / アルミニウム精錬 / カンゲアン油ガス田 / インドネシアプレリュード FLNG セロベルデ銅鉱山 / ペルーブラジルモザンビークブラウズ LNG バユウンダンLNG ウィートストーン LNG ケジャベコ銅鉱山 / ペルー セニブラ イクシス LNG サンクリストバル亜鉛鉱山 / ボリビア木材チップ / ゴーゴン LNG パルプ / ブラジルモザンビークプルート LNG カーティス LNG シエラゴルダ銅鉱山 / チリ シャークベイ塩田クイーンズランドカーティス LNG アントコヤ銅鉱山 / チリ ボガブライ炭鉱 ワースレーボーキサイト鉱山ラスプ アソマン鉄マンガンクロム / ムーラーベン炭鉱モリブデン引取金融 / チリ アルミナ精製亜鉛鉛 南アフリカエスコンディーダ銅鉱山 / チリ鉱山 カセロネス銅鉱山 / チリニュージーランド植林 ケープランバート鉄鉱石積出港ロスペランブレス銅鉱山 / チリフラージ油田 / ウェストアンジェラス鉄鉱山ジンブルバー鉄鉱山 アングロアメリカンスール株式取得 / チリブラジル キャバルリッジ炭鉱エスペランサ銅鉱山 / チリ アイザックプレイン炭鉱 ロイヒル鉄鉱山 バイヤウェン炭鉱 ケストレル炭鉱 NAMISA 鉄鉱山 / ブラジル MUSA 鉄鉱山 / ブラジル アンバトビーニッケル / ミネルバ炭鉱 マダガスカル 2 JBICを取り巻く環境と課題29 1 資源ファイナンス部門いるアフリカに関して 域外各国がアフリカでの資源開 2016 年 6 月 30 日時点 発投資を開始している中 JBIC は日本企業による権益取得や引き取りに結びつく資源開発プロジェクトを支援していきます アフリカの資源開発プロジェクトは プロジェクト実施国での雇用創出および外貨獲得効果に加えて関連のインフラ開発や産業振興の推進等 アフリカ開発会議等の下でのアフリカ支援の意義も持つものです LNG に関しては 当面の需給の緩和 将来の需要見通しの不透明感から 日本の電力ガス会社としては LNG 調達先の多角化とともに LNG 取引における価格決定方式の多様化 仕向地条項撤廃といった柔軟性流動性を求めている状況です 先述の米国の LNG プロジェクトに続き 北米の他地域において 日本を含むアジア向け輸出を目指したシェールガス由来のLNG プロジェクトが計画されています こうしたプロジェクトは上述の日本の電力ガス会社のニーズに沿ったものとなることが期待されており JBIC としても これらプロジェクトへの支援を積極的に検討していきます JBIC は 資源国政府政府機関等との対話を通じて 引き続き資源開発プロジェクトの形成や円滑な実施のた めの環境づくりにも取り組んでいきます 資源国との関係強化のためには 資源開発プロジェクトでの協力のみならず 相手国のニーズに応じて インフラ整備や産業の高度化 雇用創出 技術移転ならびに再生可能エネルギーや省エネルギー等環境負荷軽減分野を含めた包括的かつ継続的な協力関係の構築が必要です JBIC は 資源国におけるインフラおよび製造業等プロジェクト向け支援を含め総合的な取り組みを通じ 資源国政府との重層的かつ良好な関係を維持強化していきます
32 2 2 JBICを取り巻く環境と課題30 2 インフラ環境ファイナンス部門事業環境と重点課題 部門長メッセージ インフラ投資については 世界的に需要と供給の間の大きなギャップが指摘 されており G7 伊勢志摩首脳宣言でも言及されています このギャップを緩 和するためには 資金面では 安定的で良質な長期資金の供給が重要であり JBIC は自らの長期資金の積極的な供給に加えて 長期民間資金を一層インフ ラ投資に呼び込めるように努めてまいります また事業形成の面では 特に PPP(Public Private Partnership) のような官民連携型事業の場合には 民間 投資家による長期投資事業運営を呼び込む良質な事業の組成が期待されてお り JBIC はホスト国政府や国際機関等と連携しながら そうした事業形成に 努めてまいります 日本の成長戦略と海外インフラ需要の取り込み 世界のインフラ需要は 新興国の経済成長や急速な都 市化を背景として 今後さらなる拡大が予想されており 例えば 電力 原子力 港湾 情報通信分野はそれぞれ 年平均約 2.2% 約 2.4% 約 5% 約 4% の成長が見込 まれています ( 注 1) こうした海外の膨大なインフラ需要を取り込むため 国内のインフラ整備で培われた高度で環境に優しい技術 を有する日本企業が インフラ関連機器の納入のみなら ず インフラの設計建設運営管理等のノウハウを 組み合わせた総合的な インフラシステム の提供や 現 地での 事業投資 を拡大していくことは 世界経済の安 定成長に必要な 良好な経済インフラ整備に資するも のであるとともに 日本企業の海外展開 市場獲得にも 貢献するものです 日本政府は こうした状況を踏まえ 日本再興戦略 (2013 年 6 月閣議決定 2016 年 6 月改訂 ) インフラ システム輸出戦略 (2013 年 5 月経協インフラ戦略会議 決定 2016 年 5 月改訂 ) および 経済財政運営と改革の 基本方針 (2013 年 6 月閣議決定 2016 年 6 月改訂 ) を 策定し 日本の 強みのある技術ノウハウ を最大限に 活かして 世界の膨大なインフラ需要を積極的に取り込 むことで 日本の持続的かつ力強い経済成長につなげて いく方針です かかる方針の下 安倍総理は 2015 年 5 月に 質の高いインフラパートナーシップ 2016 年 JBIC は 中期経営計画の下 日本企業のインフラ海外展開の多様化高度 化への支援 ( 特に 電力分野において従来の国地域 手法の枠を超えた支援 また鉄道水等社会インフラ案件への取組強化 ) を推進するとともに 環境分 野では気候変動対策を含む地球環境保全に積極的に取り組んでまいります インフラ環境ファイナンス部門長内藤英雄 ( 執行役員 ) 日本企業が参画するカタールにおける天然ガス焚き複合火力発電淡水化プラント案件 5 月には G7 伊勢志摩サミットに向けて 質の高いイン フラ輸出拡大イニシアティブ を発表しました 本イニ シアティブにおいては 世界全体の質の高いインフラ整 備に貢献するとともに インフラ輸出の促進を通じた日 本の経済成長に寄与するため 世界全体のインフラ案件 向けに今後 5 年間で約 2,000 億ドルの資金等を供給する 旨が表明されています 日本政府は 本イニシアティブ を通じて 民間のさらなる資金およびノウハウを動員し 各国国際機関と協働して質量ともに十分なインフラ 投資の実現を目指す方針です JBIC は 電力 鉄道 水関連等さまざまな分野で多く ( 注 1) インフラシステム輸出戦略 ( 平成 26 年度改訂版 ) (2014 年 6 月 3 日経協インフラ戦略会議決定 ) インフラ環境ファイナンス部門
33 近年の主な海外インフラプロジェクトへの取り組み モロッコ 石炭火力発電設備輸出 石炭火力発電 英国 都市間高速鉄道 洋上風力発電 オランダ 洋上風力発電 クウェート 発電淡水化 カタール IPP IWPP サウジアラビア 石油火力発電所設備輸出 アンゴラ 通信インフラ機器輸出 UAE IWPP IPP アイスランド 地熱発電 南アフリカ 再エネTSL オマーン IPP 海水淡水化 タンザニア ガスコンバインドサイクル発電所建設 ヨルダン 太陽光発電 トルコ 再エネTSLおよび関連機器輸出 港新設拡張事業向け機器輸出 地熱発電プラントおよび地熱発電関連機器輸出 カザフスタン ガス火力発電設備輸出 ウズベキスタン 地上デジタル放送関連機器輸出 バングラデシュ ガス複合火力発電設備輸出 ラオス 水力発電 ミャンマー 民間プロジェクト促進会社設立 経済特区開発プロジェクト マレーシア 再エネTSL シンガポール 海水淡水化プラント機器輸出 モルディブ 上下水道運営 ロシア 電力用変圧器の製造販売 インド フィリピン IPP 権益取得 韓国 ガス火力発電設備輸出 デリームンバイプロジェクト ガス複合火力発電所 超臨界圧石炭石炭火力発電設備製造販売事業 輸出 再エネ TSL および関連機器輸出 ベトナム 石炭火力発電設備輸出 超臨界圧石炭火力発電所拡張 タイ ガス焚複合火力発電 インドネシア 通信機器輸出 IPP 海底送電線設備輸出 送変電設備輸出 地熱発電 水力発電 火力発電設備輸出 電力 水 港湾鉄道道路等インフラ 放送通信 再生可能エネルギー事業 その他 Jカナダ 再エネ発電 中南米 再エネTSL メキシコ 石炭火力発電設備輸出 IPP 権益取得 再エネTSL エクアドル 地上デジタル放送網整備コロンビア 水力発電設備輸出 再エネTSL ベネズエラ 鉄道車両輸出ブラジル 環状道路 貨物鉄道網整備 放送局向け放送設備輸出 再エネTSL 2016 年 7 月末時点 2 BICを取り巻く環境と課題31 2 インフラ環境ファイナンス部門の海外インフラプロジェクトに関わってきた経験 これ まで培ってきた相手国との信頼関係を活かして 海外インフラプロジェクトへの日本企業の参画を今後も積極的に支援し 政府の施策を実現するとともに 世界経済および日本経済の発展と安定に貢献していきます 官民一体の インフラシステム輸出戦略 インフラシステムの輸出は 受注そのものに加えて 現地のインフラ整備を通じて日本企業の進出拠点整備やサプライチェーン強化につながり 現地の販売市場の獲得にも結び付くといった複合的な効果も生み出します しかしその一方で 熾烈な国際競争が繰り広げられている分野であることに加え 一般に膨大な初期投資が必要とされ さらには長期の投資回収期間をはじめとする事業リスクの大きさや現地政府との交渉等 民間企業だけでは対応困難な要素も含んでいます 日本政府は こうした観点を踏まえ 官民一体の取り組みを推進しており 前述の 日本再興戦略 および インフラシステム輸出戦略 において 2020 年の日本企業 によるインフラシステム受注額の目標を約 30 兆円と明 記しているほか 内閣総理大臣をはじめとする閣僚によ るトップセールスの精力的な展開等をうたっています 安倍政権では ASEAN 中東 北米 アフリカ インド を中心に 総理や閣僚の訪問に経済ミッションが同行し て強力なトップセールスを実施し 具体的なインフラシ ステム受注につなげており 2014 年のインフラ受注実 績は約 19 兆円に上ると示されています ( 注 2) また 地域軸の観点からは インフラシステム輸出 戦略 において インフラ海外展開のターゲットとなる 新興国を 1 中国 ASEAN 2 南西アジア 中東 ロシア CIS 中南米 3 アフリカに 3 分類したうえで 中国 ASEAN 地域を重要地域として ASEAN 地域の連結性強 化に資する高品質かつ強靭なインフラシステム導入支援 を推進していくことが明記されています さらに インフラシステム輸出戦略 では 我が国の先 進的な低炭素技術を活用するとともに 途上国支援とイ ( 注 2) インフラシステム輸出戦略フォローアップ第 4 弾 (2016 年 5 月 23 日第 24 回経協インフラ戦略会議 )
34 2 JBICを取り巻く環境と課題32 2 インフラ環境ファイナンス部門日本企業が参画するアイスランドにおける地熱発電案件 ノベーションからなる 美しい星への行動 2.0(Actions for Cool Earth: ACE2.0) を着実に実施し 途上国の経 済開発と温室効果ガスの削減に貢献するとともに 我が 国が比較優位を有するインフラの海外展開を促進するこ とがうたわれています 海外インフラプロジェクトにおいて 日本企業が直面する 3 つの課題 Mr. Hreinn Hjartason 前述のとおり 官民挙げてのインフラシステム輸出戦 略が進行中であり 一部では成果が表れ始めていますが 日本企業の多くは 海外インフラプロジェクトを進めるにあたって 価格競争力 総合的オペレーターの不足 新興国等での事業性確保に向けたスキームの欠如といった困難な課題に直面しています まず 日本企業の価格競争力を強化するうえでは 既に多くの日本企業が取り組んでいるように 一部の部品の生産拠点をコストの安い海外にシフトして 日本で生産されるコア部品と組み合わせて価格競争力を高めていくことが有効です また オールジャパンにこだわらず Japan Initiative という観点から プラントのコア部分については技術面で優位に立つ日本企業が中核となりつつも その他は他国企業との連携を進め 日本品と外国品のベストミックスを図っていくという対策も考えられます 次に 総合的オペレーターの不足に関しては 例えば 日本国内の実情として建設運営に関する知見やノウハウが公営企業を含む複数の企業に分散している水や鉄道 セクター等では マスタープラン作成等の 川上 から 設備の保守管理 料金徴収等の 川下 に至る包括的なビジネス展開の実績を有する日本企業が不足している状況です このため インフラシステムの一体的提案を求める相手国側のニーズに必ずしも対応できていない例も見られます このように包括的なビジネス展開に関するノウハウが不足する分野では 国際アライアンスの構築やノウハウ蓄積に資する海外企業の買収等が対応策として有効と考えられます さらに 新興国等のインフラプロジェクトにおいては 例えば 電力購入契約における現地の政府や国営企業の義務に関する法令が不備であったり 交通プロジェクトにおけるライダーシップリスク ( 注 3) に対する現地の政府の手当てが不十分であるなど 事業者側に過大なリスク負担が生じる制度設計となっている場合があります また 複数の官庁が関与したり 複数の地方自治体にまたがって建設されるプロジェクトにおいて 関係当事者を調整してプロジェクトを監理していく能力が中央政府に不足している例も少なくありません このような状況では 事業参画を検討する民間企業から見て プロジェクトスキームのフィージビリティが極めて希薄といわざるをえず 民間投資が円滑に進まないことになります こうした場合 プロジェクトの初期段階において官民が十分に意見交換連携することによって 双方の立場から事業として十分に成り立ち得るプロジェクトスキームを確保することが効果的です 例えば プロジェクト形成を促進するための会社を設立したり 相手国政府との定期的対話を活用する等して 案件形成段階から相手国政府や現地事業会社の取り組みに関与することで プロジェクトの基本的なスキーム プロジェクト実行管理に対する相手国政府の適切なサポートや ライフサイクルコスト ( 注 4) 等プロジェクト全体を見渡した入札条件の採用等を実現し ニーズや現実に即した実効性の高い案件形成の可能性を高めることが期待されます ( 注 3) ライダーシップリスク : プロジェクトの収益を確保するうえでの一定程度の乗客数または利用者数を確保できないリスクのこと ( 注 4) ライフサイクルコスト (LCC): 計画設計施工といった初期費用だけでなく 維持管理 最終的な解体廃棄までに要するプロジェクトの全期間を通じた費用の総額のこと JBIC の取り組み JBICの インフラシステム輸出支援 日本政府によるインフラシステム輸出戦略や質の高い インフラ輸出拡大イニシアティブの一環として JBIC の役割に対する期待も高まっており 前述の日本企業が直
35 JBIC は支援体制を整備ス部門面している課題の克服に向け 強化しています JBIC は2013 年 2 月より 輸出金融の運用の柔軟化 ( 一定条件を満たせば 日本企業の海外現地法人等が生産したものも日本からの輸出品と類似のものとしてカウント ) や 日本企業の海外現地法人等による第三国への輸出や進出国での販売支援のためのローカルバイヤーズクレジット ( 注 5) の運用を開始しており インドに製造拠点を構えてインド国内で販売している日本の重電メーカーに対する支援をはじめとして グローバル化の進展を背景に現地化が進行する日本企業の生産販売体制の変化に合わせた支援に取り組んでいます また プロジェクト形成を促進する会社の設立や 相手国政府との定期的対話等を通じた事業性確保に向けた取り組みも行っています 前者については インド国内のデリームンバイ間の地域を対象に開発マスタープラン作成や個別プロジェクトのフィージビリティスタディ等を担う Delhi Mumbai Industrial Corridor Development Corporation Limited(DMICDC) への出資や 同様の役割を担うプロジェクト開発促進会社をミャンマーやタイに設立し 具体的な運営についてミャンマー政府 / タイ政府と協議を行っています 後者については JBIC とインドネシア政府との間の 財務政策対話 が代表例であり 同様のスキームを他国にも広げて展開しているところです ( 同様の対話枠組みをメキシコ政府 ベトナム政府との間で設定済み ) また JBIC は 投資回収期間が長く 収入が現地通貨建てとなるインフラプロジェクトでの事業性確保に向けた支援策として 事業者となる日本企業の外貨借入に関する為替リスクを回避し 長期にわたる安定的な運営を支援するための現地通貨建て融資にも取り組んでいます また 2016 年 5 月には 株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 41 号 ) が成立し 海外における社会資本の整備に関する事業に係る更なるリスクテイクや 現地通貨建て融資の拡大 プロジェクトボンドの取得等の支援手法の多様化等が可能となりました こうした機能強化も踏まえ JBIC は日本企業の今後の海外展開をより一層後押しできるよう引き続き支援していきます 今後もJBICは コア業務である金融機能を市場やニーズに合わせて拡充強化するとともに 官民双方を取り持つ存在として 拡大しつつある海外インフラ需要を日本企業のビジネス機会の創出拡大につなげていくことができるよう さまざまな側面から支援していきます 日本企業が参画するオランダにおける洋上風力発電案件 JBICの地球環境保全への取り組み先進国 新興国を問わず 地球環境保全と経済発展の両立を図ることが世界共通の課題として認識されており 環境の保全改善につながるようなプロジェクトの実施が世界的にも期待されています 2015 年 12 月には 国連気候変動枠組条約第 21 回締結国会議 (COP21) において 京都議定書に代わる 温室効果ガス削減のための新たな国際枠組みとして パリ協定が採択され 世界の温暖化対策の取り組みが今後進展するものと見込まれます この分野においては エネルギー効率の改善を図る省エネ事業 太陽光発電や風力発電をはじめとする再生可能エネルギー事業 CO 2 排出量を低減できる高効率の火力発電事業 渋滞や大気汚染の緩和に資する鉄道などの都市交通事業 IT 技術を駆使して電力の効率的な供給を図るスマートグリッド事業や環境都市の実現を図るスマートシティ事業など さまざまな取り組みが世界中で進みつつあります JBICは インフラシステム輸出戦略の下で日本の先進的な環境関連技術を世界に普及させることによって こうした取り組みに貢献しています 加えて 新興国における高度な環境技術を活用した太陽光発電やエネルギー効率の高い発電所の整備 省エネ設備の導入等の高い環境保全効果が認められる案件に対して 民間資金の動員を図りつつ 融資保証および出資を通じた支援 地球環境保全業務 ( Global action for Reconciling Economic growth and ENvironmental preservation 通称 GREEN) を実施しています JBIC は 日本企業のビジネス活動を支援するとともに GREEN も駆使して 今後とも 地球環境保全に向けた取り組みを金融面から支援していきます ( 注 5) ローカルバイヤーズクレジット : 日系現地法人等による設備や技術の輸出販売に必要な資金を当該現地法人等の取引先に対して融資するスキームのこと 2 JBICを取り巻く環境と課題33 2 インフラ環境ファイナン
36 3 産業ファイナンス部門 2 JBICを取り巻く環境と課題34 3 産業ファイナンス部門部門長メッセージ産業ファイナンス部門は 我が国企業の行う海外投資輸出事業 船舶航空 中堅中小企業向け等のファイナンスを行う部署で構成され 多様な金融手法を用いて 我が国産業の国際競争力の維持向上のための取り組みを実施しております 海外 M&A 等を中心に我が国企業の対外投資意欲は引き続き高い中 当部門の2015 年度の出融資保証承諾件数は264 件 出融資保証承諾実績額は1 兆 5,802 億円となりました 2015 年に作成した 中期経営計画 ( 平成 27 ~ 29 年度 ) も 2 年目となり 同計画において 産業分野 の 1 我が国の経済基盤を支える各種産業の海外事業展開に対する支援の強化 2 我が国の競争優位にある技術ビジネスモデル等の海外展開支援を通じた成長産業化への貢献 中堅中小分野 の 中堅中小企業の海外展開に対するJBIC の特徴を活かした支援 を 重点取組課題 として 真摯にかつより一層注力して取り組んでまいります 産業ファイナンス部門長木村茂樹 ( 執行役員 ) 事業環境と重点課題 大型化する日本企業の海外 M&A 日本企業の海外直接投資は 2008 年のリーマンショックによる落ち込みはあったものの 急速に進んだ円高の影響もあり 2011 年には1,000 億ドルを超える水準を回復しました その後 2013 年以降の円安進行にもかかわらず 引き続き 日本企業の海外直接投資は堅調に推移し 2015 年には1,286 億ドルに達する状況にあります ( 図表 1) 堅調な日本企業による海外直接投資の中においても 円高による買収価格の低下等を背景に2009 年より日本 企業による海外 M&A が急速に伸長し こうした傾向は その後の為替動向にかかわらず継続し 株式会社レコフのM&A データベースによれば 2012 年 519 件 2015 年には561 件と増え続けています このように 日本企業にとって 縮小する国内市場に代わる新規市場の獲得 グローバル競争を勝ち抜くための規模拡大を目的とした海外 M&A が 事業戦略上の重要な選択肢となっていることが見て取れます また 日本企業の取り組む海外 M&A の金額規模別件数割合も 2001 年 ~ 2005 年は50 億円以上の案件数が 図表 1 日本の海外直接投資額推移 為替レート ( 左軸 ) 日本の海外直接投資額 ( 右軸 ) ( ドル / 円 ) ( 億ドル ) 130 1, ,400 1,200 1, '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 ( 年 ) 出所 : 為替レートは日本銀行 日本の海外直接投資は UNCTAD
37 件数は約 2 倍の4 割まで増加しているなど ( 図表 2) 資金調達手段の多様化 調達コストの低下等の追い風もあり 通信 ヘルスケア業界などを中心に取り組むM&A 案件が大型化している傾向にあります 伸び悩む日本からの輸出額世界の輸出取引額は2011 年から2014 年にかけて漸増し 2014 年には 18.9 兆ドルに達したにもかかわらず 2015 年は中国の内需減少 資源価格の低迷等を背景に前年比 13.2% 減の16.4 兆ドルとなりました 一方 日本の輸出額は 2012 年から2015 年にかけて円安が進行したもののドルベースでは漸減しており 2015 年の輸出額は前年比 9.4% 減の 6,249 億ドルとなりました ( 図表 3) 国連貿易開発会議(UNCTAD) によれば 日本の輸出額が伸び悩む要因には 世界貿易の伸びの鈍化といった外部要因に加え 日本企業側の内部要因として 企業が海外の成長を取り込むことを目的に現地生産体制を確立し 日本企業のサプライチェーンが海外に構築されてきたこと等も挙げられています 海外事業を強化する中堅中小企業また 中堅中小企業の海外事業展開に目を転じると アジアを中心とする新興国の経済成長に伴い 日系大手企業の現地調達ニーズへの対応に加え 海外市場の需要を取り込むことで新たなビジネス拡大を目指す中堅中小企業が増加しています JBIC が行った わが国製造業の海外事業展開に関する調査報告 (2015 年海外直接投資アンケート結果 ( 第 27 回 )) において 日本企業の海外 図表 2 日本企業による海外 M&Aの金額規模別件数割合の推移 (%) '01~'05 '06~'10 '11~'15 ( 年 ) 出所 :( 株 ) レコフ 50 億円未満 ( 金額判明分のみ集計 ) 50 億円以上 100 億円未満 100 億円以上 500 億円未満 500 億円以上 1,000 億円未満 1,000 億円以上事業展開における中期見通しについて 強化拡大する との回答数は80.5% と漸減傾向にある中 中堅中小企業の同回答数は2012 年以降着実に増加し75.2% となっています ( 図表 4) 海外事業に挑戦する中堅中小企業の裾野や進出先国 資金ニーズは多様化しています 一方 中堅中小企業は大企業に比べて 海外事業に必要な資金調達 情報収集等の面で制約を抱えている場合があることから 中堅中小企業に対してはより一層 支援を多面的に充実させていくことが重要となります 2 JBICを取り巻く環境と課題35 3 産業ファイナン2 割であったものが 2011 年 ~ 2015 年の同案ス部門全体の 図表 3 世界の輸出額と日本の輸出額 世界の輸出額 ( 左軸 ) 日本の輸出額 ( 右軸 ) (10 億ドル ) (10 億ドル ) 20, , , , , ,000 8, , , , '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 ( 年 ) 出所 :UNCTAD
38 2 JBICを取り巻く環境と課題36 3 産業ファイナンス部門図表 4 中堅中小企業の中期的 ( 今後 3 年程 ) 海外事業 ( 注 1) 見通し 強化拡大する現状程度を維持する縮小撤退する ( 注 2) (586) (588) (610) (602) (594) (163) (153) (169) (166) (157) (%) (%) 全体 '11 '12 '13 '14 '15 ( 年度 ) '11 '12 '13 '14 '15 ( 年度 ) ( 注 1) 海外事業 の定義 : 海外拠点での製造 販売 研究開発などの活動に加えて 各社が取り組む生産の外部委託 調達等を含む ( 注 2) 棒グラフの上の ( ) 内の数は 本設問に回答した企業数 ( 注 3) 中堅中小企業 とは資本金 10 億円未満の企業 出所 :JBIC わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査報告 年度海外直接投資アンケート結果 ( 第 27 回 ) 中堅中小企業 ( 注 3) JBIC の取り組み 多様な手法を活用した日本企業の海外展開支援 JBIC は日本企業の海外 M&A やインフラ 資源案件等の支援を推進することを目的に 2013 年 2 月に 海外展開支援出資ファシリティ 2013 年 4 月に 海外展開支援融資ファシリティ を創設しました 特に産業ファイナンス部門では 海外展開支援融資ファシリティ において JBIC からの直接融資および日本の金融機関と締結したM&A クレジットラインを活用した間接融資 ( ツーステップローン ) を通じて 食品飲料 人材派遣 金融 鉄鋳物 化学 メディア IT といったさまざまな業種の海外企業に対して日本企業が行うM&A に必要な長期資金を機動的に供給し 2015 年度はM&A 案件向けに 1 兆 233 億円の承諾を行いました また M&A 案件以外にも 海外展開支援融資ファシリ ティ の下 油田開発のための FPSO( 浮体式海洋石油ガス生産貯蔵積出設備 ) 長期傭船サービス事業に対するプロジェクトファイナンスによる支援や 日本企業が参画する衛星通信事業に対する融資を実施したほか メキシコペソ建て JBIC 初となるインドルピー建ての現地通貨建て融資を行い 日本企業の現地における現地通貨の調達支援を実施しました 海外展開支援出資ファシリティ においては 2015 年度には 中国の未上場成長企業やアジア諸国の企業を投資対象とするファンドへの出資を行ったり 日系ファンドの支援の下で事業分離独立を図った日本企業が 台湾の有力企業等との台湾における石油化学合弁事業を実施するにあたって JBIC が初期段階から出資機能を活用して事業支援を行いました 日本企業による海外 M&A 案件 ( 食品 ) を支援 日本企業との石油化学合弁事業に出資する現地有力企業との関係強化に係る MOU を締結
39 JBIC は日本企業の輸出支援や海外販売支援にも積極的に取り組んでいます 2015 年度には 相手国政府等のバイヤーに対し 案件検討の初期段階からファイナンスに関する提案などの働きかけ 交渉を直接行い 輸出に係る円滑なファイナンス組成を行うことを通じて 日本企業による肥料プラント等の輸出の拡大を支援しました また 多くの中堅中小企業との取引関係を持ち 地域経済において大きな役割を果たしている日本の造船会社が建造するばら積み船 オフショア支援船等を輸出するため 船舶輸出バイヤーズクレジットを機動的に活用して 日本の造船業の支援を行いました また JBIC は2016 年 5 月の株式会社国際協力銀行法の一部改正により 海外現地法人等による第三国向け輸出や進出先国での販売支援のための融資であるローカルバイヤーズクレジットを輸出金融化することが可能となり 日本企業の受注拡大支援を一層強化して取り組んでいきます また 2010 年 12 月に金融庁財務省経済産業省の三省庁で発表した 本邦金融機関 国際協力銀行及び日本貿易振興機構等の連携による中堅中小企業のアジア地域等への進出支援体制の整備強化について の枠組みを発展させる形で 2015 年度にJBIC はメキシコの4 つの州政府および地場金融機関 1 行との間で業務協力のための覚書 (MOU) を各々締結しました MOU に基づき州政府 地場金融機関の設置する現地のジャパンデスクの積極活用等により中堅中小企業のメキシコ進出を支援していきます その他にも 海外志向の強まる中堅中小企業の支援にあたり JBIC 本店および西日本オフィス勤務の職員のみならず 海外駐在員等も活用して 海外投資環境等の情報を提供するセミナーや個別相談会を全国各地で開催しました 2 JBICを取り巻く環境と3 産業ファイナン 日本企業の輸出海外販売支援ス部門メキシコ州政府と中堅中小企業進出支援のための MOU 締結 日本企業により建造されたオフショア支援船を輸出金融により支援 中堅中小企業の海外事業展開支援 JBIC は2012 年度から本店および西日本オフィスに中堅中小企業支援専門の部署を配置して 中堅中小企業支援に積極的に取り組んでいます 中堅中小企業支援融資の件数は 2012 年度は34 件でしたが 2015 年度には133 件に急増しています 中堅中小企業の支援にあたっては 民間金融機関を通じた投資クレジットライン ( 融資枠 ) を設定する等の取り組みにより 地域金融機関およびリース会社の海外現地法人との連携を拡大しています また 米ドルユーロ等のハードカレンシー建てでの円滑な融資に加えて 中堅中小企業の海外現地法人における現地通貨に対する資金ニーズにはタイバーツ インドネシアルピア メキシコペソを含む現地通貨建て融資による補完にも 積極的に取り組みました 多様化する日本企業のニーズでの対応中国経済の減速 世界貿易の伸びの鈍化等 日本企業を取り巻く経済環境は絶えず変化していますが 今後も JBIC は日本政府の政策動向を踏まえつつ 日本の産業の国際競争力の維持向上のために貢献していきます プロジェクトファイナンス 資本性劣後融資 現地通貨建ての融資などを含めたJBICの金融メニューは 2016 年 5 月の株式会社国際協力銀行法の一部改正により一層多様化されることとなります 産業ファイナンス部門では これらの金融手法を活用しながら 日本企業の海外事業展開への支援を深化し 我が国の持続的な成長につながる新たなビジネス機会の探索と創造に貢献すべく 日本企業のニーズへの的確な対応を通じて 日本と世界をつなぐ役割を引き続き果たしていく所存です 課題37
40
41 年度の業務実績事例 地域別の業務実績概況 地域別の業務実績事例 中堅中小企業支援関連の業務実績事例 環境関連の業務実績事例 調査活動 海外の政府機関国際機関等との連携
42 1 地域別の業務実績概況 年度の業務実績事例40 1 地域別の業務実績概況 国地域別出融資承諾額 2015 年度 イタリア 81 億円 1% アイルランド 3 億円 0% アイスランド 41 億円 1% スイス 38 億円 1% ロシア 503 億円 8% スペイン 233 億円 4% フィンランド 70 億円 1% ルクセンブルク 856 億円 14% オランダ 415 億円 7% ヨーロッパ 5,983 億円 イギリス 2,831 億円 47% フランス 6 億円 0% ドイツ 900 億円 15% その他 119 億円 4% 中国 40 億円 1% 香港 10 億円 0% モンゴル 2 億円 0% カンボジア 2 億円 0% 4,276 億円 アラブ首長国連邦 2,654 億円 62% 中東 カタール 1,524 億円 36% インド 24 億円 1% ベトナム 45 億円 2% サウジアラビア 27 億円 1% トルコ 70 億円 2% バングラデシュ 185 億円 7% ウズベキスタン 415 億円 タイ 182 億円 7% 15% アジア 2,751 億円 シンガポール 769 億円 28% インドネシア 534 億円 19% ミャンマー 406 億円 15% フィリピン 8 億円 0% ラオス 2 億円 0% マレーシア 2 億円 0% ウガンダ 75 億円 50% アフリカ 149 億円 アンゴラ 73 億円 49% 大洋州 69 億円 オーストラリア 69 億円 100%
43 1 地域別の業務実績概況2012 年度 年度の業務実績事例41 北米 4,553 億円 メキシコ 224 億円 5% バハマ 150 億円 3% アメリカ 4,553 億円 100% トリニダードトバゴ 577 億円 12% チリ 3 億円 0% ブラジル 675 億円 14% 中南米 4,968 億円 地域別出融資保証承諾状況の 5 年間の推移 ヨーロッパ 2,166 億円 (14%) アジア 2011 年度 2,699 億円 2,324 億円 4,155 億円 1 兆 5,959 億円 (17%) アジア 5,136 億円 (12%) 中東 (15%) アフリカ 33 億円 (0%) 北米 1,136 億円 (7%) 中南米 (26%) 国際機関等 123 億円 (1%) 大洋州 1,704 億円 (11%) その他 1,615 億円 (10%) 大洋州 1 兆 57 億円 (24%) ヨーロッパ 6,606 億円 (16%) 中東 3,059 億円 (7%) アフリカ 843 億円 (2%) その他 1,542 億円 (4%) 北米 7,108 億円 (17%) 英領バージン諸島 3,336 億円 67% 中南米 8,055 億円 (19%) 中東 1,048 億円 (5%) アフリカ 811 億円 (4%) 中南米 2,091 億円 (9%) その他 408 億円 (2%) 4 兆 2,409 億円 2013 年度 アジア 4,727 億円 (21%) 大洋州ヨーロッパ 2,929 億円 3,503 億円 (13%) (16%) 北米 6,540 億円 (30%) 2 兆 2,061 億円 大洋州 1,738 億円 (5%) アフリカ 1,956 億円 (6%) 中南米 1,361 億円 (4%) その他 212 億円 (1%) 2014 年度 アジア 6,105 億円 (19%) 中東 4,936 億円 (15%) 北米 1 兆 3,893 億円 (43%) 3 兆 2,493 億円 ヨーロッパ 2,288 億円 (7%) 2015 年度 アジア 3,329 億円 (14%) 大洋州 69 億円 (0%) アフリカ 149 億円 (1%) その他 155 億円 (1%) ヨーロッパ 5,983 億円 (25%) 中東 4,276 億円 (18%) 北米 4,936 億円 (21%) 中南米 5,073 億円 (21%) 2 兆 3,974 億円
44 3 2 地域別の業務実績事例2015年度の業務実績事例42 2 地域別の業務実績事 アジア 例2 中国 有機溶剤等の製造販売事業への融資 日本の中堅中小企業の新たな生産拠点拡大を支援 JBICは日本リファイン ( 株 ) との間で 貸付契約を 2 件締結しました 本融資は日本リファインの中国法人合肥利茵化工有限公司が 中国の合肥市で行う有機溶剤等の製造販売事業に必要な資金になります 日本リファインは 使用済み有機溶剤等の精製リサイクル事業および環境機器のエンジニアリング事業を行う中小企業です 中国では 環境意識の高まりから 溶剤リサイクルの需要が拡大しています 日本リファインは2015 年 2 月 新たな生産拠点として合肥利茵を設立し 中国での市場拡大を企図しています 本融資は 日本リファインの海外事業展開への支援を通じて 日本の産業の国際競争力の維持向上に貢献するものです モンゴル 海外展開支援融資ファシリティ 案件 グループ会社蘇州工場 鉱山機械の輸出に関する個別貸付契約を締結日本企業の輸出を輸出クレジットラインの活用により支援 JBICはモンゴル法人 Khishig Arvin Industrial LLC が 住友商事 ( 株 ) よりコマツ製鉱山機械および役務を購入するために必要な資金を モンゴル財務省経由で融資する契約を締結しました これは モンゴル政府との間で2013 年 6 月に設定した輸出クレジットラインの下での契約となります 2015 年 2 月に 日本とモンゴル政府の間で 日モンゴル経済連携協定 が締結され 今後 両国間の貿易および投資の円滑化が推進され 幅広い分野で両国経済の活性化が期待されます また 両国首脳間で合意したエルチイニシアティブプラス ( 注 1) の中でも本クレジットラインを活用した融資がうたわれている等 両国の施策にも合致するものです インドネシア 海外展開支援融資ファシリティ 案件 自動車用鋼板の製造販売事業向け融資日本の鉄鋼産業の海外事業展開を支援 JBICは 新日鐵住金 ( 株 ) のインドネシア法人 PT Krakatau Nippon Steel Sumikin (KNSS) との間で貸付契約を締結しました 本融資は新日鐵住金が インドネシアの国営製鉄会社である PT KRAKATAU STEEL (Persero) Tbk と合弁で設立した KNSSが実施する 自動車用冷延鋼板および溶融亜鉛めっき鋼板の製造販売事業 ( 生産能力 48 万トン / 年 ) に必要な資金に充てられます インドネシアの自動車市場は 経済成長を背景に今後も拡大が見込まれています 新日鐵住金は KNSS に最新鋭自動車用鋼板製造ラインを導入し現地生産化を行うことで 需要伸長に伴う顧客ニーズに迅速に対応することを目指しています ( 注 1) エルチイニシアティブプラス :2013 年 3 月に安倍総理がモンゴル訪問した際に モンゴルとの間で経済関係を促進する目的で (1) 投資環境の整備および (2) 持続可能な経済発展への協力を 2 本柱とする エルチイニシアティブ を提案 更にエルチイニシアティブを補完するものとして 2014 年 7 月エルベグドルジ大統領の訪日の際に 安倍総理より モンゴルの輸出と産業多角化を促進することを目的として提案を行ったもので 両国首脳間で合意したもの
45 ミャンマー 海外展開支援出資ファシリティ 案件 ダウェー経済特別区開発会社への出資参画を目的とした株主間契約を締結日本企業によるインフラ事業参画を支援 JBIC はミャンマー国家計画経済開発省対外経済局 (FERD) およびタイ周辺諸国経済開発協力機構 (NEDA) との間で ダウェー経済特別区開発会社への JBICによる出資参画を目的とした株主間契約を締結しました 本会社は ミャンマーのダウェー経済特別区の包括的な開発に向け ミャンマー政府に対し 助言等の支援を行うことを目的として FERD および NEDA の出資により2013 年 6 月に設立されました 日本企業は ミャンマーの今後の成長性に大きな期待を寄せています またインド洋に面しているダウェー地域は ASEAN 連結性の観点からも重要な地域となっています JBIC が本会社への出資参画を通じて ダウェー経済特別区開発の初期段階から日本企業の同地域インフラプロジェクトへの参画を支援していくことは 日本企業の海外インフラビジネスへの参画機会の拡大につながります 本件を通じて タイを中心とする ASEAN 地域に進出している日本企業の事業促進にも貢献します JBICは ミャンマーと日本の経済関係の一層の深化発展に貢献していきます フィリピン医療機器の製造販売事業に対する融資 中堅中小企業の海外事業展開を支援 JBIC は ( 株 ) 東海メディカルプロダクツ ( 東海メディカル ) との間で貸付契約を締結しました 本件は 東海メディカルのフィリピン法人 TOKAI MEDICAL PRODUCTS PHILIPPINES INC. (TMPPI) が行う医療機器の製造販売事業に必要な資金を融資するものです 東海メディカルは医療機器の製造販売を行う中小企業で 北米 欧州 ASEAN 等における需要拡大を背景に 生産拠点として地理的優位性のあるフィリピンに TMPPI を設立し 現地生産により 安定供給や海外販路の拡大を企図しています 本融資は 日本政府の 健康医療戦略 および インフラシステム輸出戦略 にうたわれている医療の国際展開支援の施策にも合致するものです 海外展開支援融資ファシリティ 案件 年度の業務実績事例43 2 地域別の業務実績事例日本の造船所建造の多目的ばら積み船輸出を支援 シンガポール 船舶輸出バイヤーズクレジットを活用した日本からの輸出支援 JBICはシンガポール系海運大手 IMC Holdings Limited(IMC) グループとの間で 多目的ばら積み船計 4 隻の購入資金として船舶輸出バイヤーズクレジットの貸付契約をそれぞれ締結しました IMC はシンガポールを拠点とする アジア屈指の総合海運オペレータです 本融資は IMC が 日本の造船会社である ( 株 ) 大島造船所により建造される64,400 載貨重量トン (DWT) ( 注 2) の多目的ばら積み船 2 隻および 64,300DWT の多目的ばら積み船 2 隻 合計 4 隻を購入する資金に充てられます 本融資は 中堅中小企業を含む関連産業を含めて 地域経済に大きな役割を果たしている日本の造船所が建造する船舶の輸出を金融面から支援するものです ( 注 2) DWT:Dead Weight Tonnage( 載貨重量トン数 ) の略で その船に積み込むことのできる貨物燃料食糧飲料水乗員所持品などの合計重量
46 2 地域別の業務実績事例3 アジア 2015年度の業務実績事例44 タイ化粧品容器の製造販売事業に対する融資 中堅中小企業の海外事業展開を支援 JBIC は ( 株 ) グラセルとの間で貸付契約 2 件を締結しました 本件はグラセルのタイ法人 GLASEL(THAILAND) CO., LTD.(GTCL) が行う化粧品容器の製造販売事業に必要な資金を融資するものです グラセルは 化粧品をはじめ 医薬品 試薬 健康食品など多分野にわたる容器の企画デザイン販売を手掛けている中小企業です ASEAN 諸国は 経済発展に伴い中間所得層が台頭しつつあります グラセルは ASEAN での化粧品関連市場のシェア取り込みを企図し タイに GTCL を設立しました JBIC は 日本の公的金融機関として タイ等の成長市場における日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます ベトナム冷凍冷蔵倉庫運営事業に対する融資 日本の強みを活かした高品質な食の物流システム構築を支援 JBICは 両備ホールディングス ( 株 )( 両備 HD) との間で 貸付契約を締結しました 本件は両備 HD のベトナム法人 Ryobi(Vietnam)Distribution Service Company Limited(RDSC) がホーチミン市内の工業団地で行う冷凍冷蔵倉庫の運営事業に必要な資金を融資するものです 両備 HD は 物流旅客事業を中心に幅広く事業展開する企業です 堅調な経済成長を背景に 日系百貨店などの出店が相次ぐベトナムに 2015 年 2 月 RDSC を設立しました 両備 HD はベトナムにおける日本食を含む生鮮食料品等の流通拡販に欠かせない高品質なコールドチェーンを提供し 冷凍冷蔵倉庫の運営事業の市場シェアを獲得することを企図しています 海外展開支援融資ファシリティ 案件 海外展開支援融資ファシリティ 案件 バングラデシュ バングラデシュ電源開発公社に対するバイヤーズクレジット日本企業によるガス複合火力発電関連設備の輸出を支援 JBICはバングラデシュの電源開発公社である Bangladesh Power Development Board(BPDB) との間で バイヤーズクレジット ( 輸出金融 ) の貸付契約を締結しました 本件は BPDB がバングラデシュ北東部においてガス複合火力発電所 (400MW 1 基 ) を建設するにあたって 丸紅 ( 株 ) よりガスタービン発電機 ( 三菱日立パワーシステムズ ( 株 )) 蒸気タービン発電機( 富士電機 ( 株 )) 等設備一式を購入するための資金を融資するものです バングラデシュでは 堅調な経済成長を背景に電力需要が拡大していますが 電力供給量が追い付かず 慢性的に電力不足が続いています こうした状況を踏まえ バングラデシュ政府は電力系統マスタープランの下 電力供給量の拡充を推進しています 本融資により 安定した電力供給が可能になりバングラデシュの経済発展に寄与することが期待されています JBICは日本企業によるインフラ関連設備の輸出を支援することで 国際競争力の維持向上に貢献しています
47 エンジンバルブの製造販売事業に対する融資日本の自動車部品産業の海外事業展開を現地通貨建てで支援 JBICは 日鍛バルブ ( 株 ) のインド法人 Nittan India Tech Private Limited(NIT) との間で 貸付契約を締結しました 本件はNIT が行う四輪車および二輪車向けエンジンバルブの製造販売事業に必要な設備投資資金を現地通貨建て ( インドルピー ) で融資するものです 日鍛バルブは 自動車をはじめとする幅広い分野にエンジンバルブ 精密鍛造品等を提供しています 本件は インドの日系自動車メーカー等のエンジンバルブ需要の拡大に対応すべく NIT の生産設備を増強するもので 現地での顧客基盤強化やシェア拡大につながります JBIC は 現地通貨建て融資も活用し 日本の産業の国際競争力の維持向上に貢献します アジア諸国日本企業のアジア諸国における事業展開を支援アジア諸国の企業を投資対象とするファンドに出資 海外展開支援出資ファシリティ 案件 年度の業務実績事例45 2 地域別の業務実 海外展開支援融資ファシリティ 案件績事例インド JBICは ( 株 ) アドバンテッジパートナース (AP) が三井物産 ( 株 ) とともに運営するファンド Advantage Partners Asia Fund, L.P. に関する出資契約書に調印しました 本ファンドは 中国 タイ マレーシア等のアジア諸国の企業 ( 主に製造業 小売業 サービス業 情報技術業 ) を投資対象とするプライベートエクイティファンドです 本ファンドは AP と三井物産のネットワークによって 日本企業と事業提携の可能性があるアジア諸国の企業を発掘し 新たな事業連携等を促進することで 投資先現地企業の企業価値向上を図ることを目指しています 本ファンドを通じたアジア諸国の企業への投資によって 日本企業の海外市場参入や投資先企業の買収等が見込まれ アジア諸国における日本企業の事業展開支援を後押しする効果も期待されています JBIC は今後も 出資機能を含む多様な金融ツールを活用し 日本の産業の国際競争力の維持向上を積極的に支援していきます
48 2 地域別の業務実績事例3 ヨーロッパ 2015年度の業務実績事例46 フィンランド消防車両製造企業の買収資金を融資 日本企業の海外 M&Aを支援 JBIC は ( 株 ) みずほ銀行 ( 株 ) 三井住友銀行 ( 株 ) 三菱東京 UFJ 銀行および三井住友信託銀行 ( 株 ) との間で ( 株 ) モリタホールディングスによるフィンランド法人 BRONTO SKYLIFT OY AB(BRONTO 社 ) の買収に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました BRONTO 社は 屈折はしご付き消防車 (CPL) の製造等に強みを有しており 欧州をはじめとして世界 100 カ国以上で事業を展開しています モリタホールディングスは これまで国内を中心に消防車両の製造販売を行ってきましたが 海外市場での事業拡大を最重要施策の一つとしています 本買収により海外の販路を拡大するとともに CPL に関する技術の獲得を企図しています フランス / アイルランド 海外展開支援融資ファシリティ 案件 海外展開支援融資ファシリティ 案件 航空機および医療関連分野における切削製品製造企業の買収資金を融資日本企業の海外 M&Aを支援 JBIC は ( 株 ) 三井住友銀行との間で オーエスジー ( 株 )(OSG) によるフランス法人 Desgranges Holding S.A.S.(Desgranges 社 ) およびアイルランド法人 Topline Corporate Holdings Limited(Topline 社 ) の買収にそれぞれ必要な資金の一部を 三井住友銀行を通じて融資する貸付契約 2 件を締結しました Desgranges 社は航空機関連切削製品 Topline 社は医療関連切削製品にそれぞれ強みを有しています OSGは 医療関連分野において従来有していなかった切削製品の生産技術を本買収によって獲得するとともに 航空機関連分野および医療関連分野の欧州における販路の拡大を企図しています イタリア 海外展開支援融資ファシリティ 案件 炭素繊維複合材料事業に関する株式取得資金および事業譲受資金を融資日本企業の海外 M&Aを支援 JBIC は ( 株 ) 三菱東京 UFJ 銀行との間で 東レ ( 株 ) によるイタリア法人 Delta Tech S.p.A.(Delta Tech 社 ) の株式を取得し 子会社化するために必要な資金の一部を融資する貸付契約と 同じく東レによるイタリア法人 Saati S.p.A.(Saati 社 ) の欧州における炭素繊維織物プリプレグ ( 注 1) 事業の譲渡に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました Delta Tech 社とその100% 子会社の Delta Preg S.p.A. は 自動車向けを中心に高品質プリプレグの開発 製造 販売をしており市場から高い評価を得ています また Saati 社は東レグループが製造する炭素繊維の納入先であり 同社の炭素繊維織物プリプレグ事業は近年急速に拡大し 特に高級自動車分野において高く評価されています 東レは 炭素繊維複合材料事業を戦略的拡大事業と位置づけており Delta Tech 社の子会社化および Saati 社の事業譲受により 欧州における炭素繊維事業および CFRP ( 注 2) 部品事業を展開する子会社と合わせて拡充することを企図しています ( 注 1) プリプレグ : 炭素繊維に樹脂を含浸させたシート状のものであり 航空機の胴体主翼尾翼などの主構造部材や スポーツ用途を中心に幅広く用いられています ( 注 2) CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics): 炭素繊維と樹脂との複合材料である炭素繊維強化プラスチックのこと
49 洋上風力発電事業に対するプロジェクトファイナンス持続的環境価値を生み出す再生可能エネルギー事業への日本企業の参画を支援 JBIC は 三菱商事 ( 株 ) が出資するオランダ Clusius C.V.(CLUSIUS) との間で 洋上風力発電事業を対象として プロジェクトファイナンス ( 注 3) による貸付契約を締結しました 本件は 三菱商事が オランダ公営の総合エネルギー事業会社である Eneco Holding N.V. と共同で設立したCLUSIUS が Luchterduinen(Q10) 洋上風力発電所を運営し 20 年に亘り Eneco Energy Trade B.V. ( 注 4) に対して売電する事業に必要な長期資金を融資するものです ( 注 5) 本件は インフラシステム輸出戦略 優れた低炭素技術の普及促進等を掲げる 美しい星への行動 2.0 といった日本政府の施策にも合致するものです スペイン欧州等向けオンサイト型発電システム提供企業の買収資金を融資日本企業の海外 M&Aを支援 JBIC は ( 株 ) みずほ銀行 ( 株 ) 三井住友銀行 ( 株 ) りそな銀行および ( 株 ) 三菱東京 UFJ 銀行の各民間金融機関との間で ヤンマー ( 株 ) によるスペイン法人 Himoinsa SL(Himoinsa) の買収に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました Himoinsa は 欧州を中心にグローバルにオンサイト型発電システム ( 注 6) を提供しています 2006 年よりヤンマーは Himoinsa に発電用ディーゼルエンジンを供給し 良好なパートナーシップを築いています 本買収を通じてヤンマーは Himoinsa のネットワークを活用した販路拡大を見込んでおり エネルギーシステム事業を主力事業の一つとして 大きく成長させることを企図しています 海外展開支援融資ファシリティ 案件 年度の業務実績事例47 2 地域別の業務実 海外展開支援融資ファシリティ 案件績事例オランダ ( 注 3) プロジェクトファイナンス : プロジェクトに対する融資の返済原資を そのプロジェクトの生み出すキャッシュフローに限定し プロジェクトの現地資産のみを担保として徴求する融資スキームのこと ( 注 4) Eneco Energy Trade B.V.: オランダ公営の総合エネルギー事業会社である Eneco Holding N.V. の 100% 子会社です ( 注 5) 本プロジェクトにおいて風力発電機の供給等を担う MHI Vestas Offshore Wind The Netherlands B.V. は 三菱重工業 ( 株 ) が出資するデンマーク法人 MHI Vestas Offshore Wind A/S の 100% 子会社であり 同社の設立にあたっては JBIC が海外展開支援出資ファシリティの一環として支援を行っています ( 注 6) オンサイト型発電システム : 事業活動を行う者が 発電設備を自社が保有管理する敷地内へ設置し 事業活動 事業継続に必要なエネルギーを自給すること
50 2 地域別の業務実績事例3 中東 2015年度の業務実績事例48 カタール Facility D 天然ガス火力発電淡水化事業に対するプロジェクトファイナンス海外 IWPP 事業への日本企業の参画を支援 JBICは カタール法人 Umm Al Houl Power(UHP) との間で IWPP ( 注 1) プロジェクトである Facility Dガス火力発電淡水化事業を対象として プロジェクトファイナンスによる貸付契約を締結しました 本事業は三菱商事 ( 株 ) および東京電力 ( 株 ) が カタール石油公社 カタール発電造水会社 およびカタール財団と共に設立した UHP が 急激な人口増加と経済発展を背景に電力水需要が増加するカタールにおいて 天然ガス焚き複合火力発電淡水化プラント ( 発電能力 2,400MW 淡水化能力約 59 万 m 3 ( 注 / 日 ) をBOOT 方式 2) で建設所有運営し 完工後 25 年に亘り カタール電力水公社に売電売水するものです アラブ首長国連邦 (UAE) アブダビ国営石油会社 (ADNOC) と業務協力協定を締結日本の石油開発企業による既存権益の延長や新規権益の取得を支援 JBIC は UAE のアブダビ首長国の国営石油会社 Abu Dhabi National Oil Company(ADNOC) との間で 業務協力協定を締結しました これまでのADNOC との石油ガス分野や環境分野の業務協力協定に続く今回の業務協力協定では アブダビ首長国で操業する日本の石油開発企業の既存権益の延長や新規権益の取得等の日本にとっての重要性を相互に確認しています アブダビ首長国は利権契約に基づく外資系の石油会社の油田権益の取得開発を認める国として日本の資源戦略上極めて重要な位置付けです 本協定による関係強化は ( 注 エネルギー基本計画 において 石油および天然ガスの自主開発比率 3) を2030 年までに40% 以上に引き上げる目標を掲げる日本政府のエネルギー資源政策とも合致するものです 海外展開支援融資ファシリティ 案件 アラブ首長国連邦 (UAE) 海外展開支援融資ファシリティ 案件 アブダビ首長国における大径鋼管の製造販売事業に対する融資日本企業の海外事業展開を支援 JBICはUAE 法人 Al Gharbia Pipe Company LLC(AGPC) との間で 貸付契約を締結しました 本件はJFE スチール ( 株 ) 伊藤忠丸紅鉄鋼( 株 ) がUAE アブダビ首長国法人と共に設立した合弁会社 AGPC がアブダビにおいて実施する 原油天然ガス輸送パイプライン用大径鋼管の製造販売事業に必要な資金を融資するものです 中東湾岸諸国は 世界屈指の石油天然ガスの生産地で 輸送に使用されるパイプライン用の高品質鋼管の需要が高まっています JFE スチールおよび伊藤忠丸紅鉄鋼は本合弁事業を通じてパイプライン用の高品質鋼管の現地生産化を行うことで 中東湾岸地域における顧客ニーズ対応とコスト競争力の強化を目指しています ( 注 1) IWPP(Independent Water and Power Producer): 自前で発電設備淡水化設備を建設運営し 電力水を販売する独立系発電淡水化事業者のこと ( 注 2) BOOT(Build, Own, Operate and Transfer) 方式 : 契約期間中に民間企業が 発電所等のプラントを建設 (Build) 所有 (Own) 運営 (Operate) し 契約期間後に所有権を公共に移転 (Transfer) する事業方式のこと ( 注 3 ) 自主開発比率 : 石油 天然ガスの輸入量および国内生産量の合計に占める 我が国企業の権益下にある石油天然ガスの引取量の割合のこと
51 アンゴラアンゴラ開発銀行向け輸出バンクローン アフリカ向け高性能通信インフラ機器輸出を支援 JBICはアンゴラの国営銀行であるアンゴラ開発銀行 Banco de Desenvolvimento de Angola(BDA) との間で バイヤーズクレジット ( 輸出金融 ) の貸付契約を締結しました 本件はアンゴラ国内の通信事業者である Angola Cables S.A. ( 注 4) によるアンゴラとブラジルを直接結ぶ 総延長約 6,200km の光海底ケーブルシステム敷設プロジェクトに必要なシステム一式の購入資金の一部を BDA を通じて融資するものです 本プロジェクトの光海底ケーブルシステムは アフリカ大陸と南米大陸間を世界で初めて南大西洋を横断して結ぶもので 日本電気 ( 株 ) 等が製造敷設し 伝送容量 接続性等 世界最高水準の最新技術が使われることになっています 本件は 第 5 回アフリカ開発会議 (TICAD V) を踏まえ創設された JBIC アフリカ貿易投資促進ファシリティ (FAITH) の下での支援案件であり インフラシステム輸出戦略 ( 平成 27 年度改定版 ) といった日本政府の政策にも合致するものです 年度の業務実績事例49 2 地域別の業務実 アフリカ績事例( 注 4) Angola Cables S.A.: アンゴラ国営のアンゴラテレコム社が 株式の 51% を保有 残りは同国の民間通信会社 4 社が保有
52 2 地域別の業務実績事例3 北米 2015年度の業務実績事例50 アメリカ 海外展開支援融資ファシリティ 案件 フリーポート LNG プロジェクトの LNG 輸送船調達に対するプロジェクトファイナンス LNG の長期安定的な確保のためのバリューチェーン強化を支援 JBIC は 中部電力 ( 株 ) と日本郵船 ( 株 ) がそれぞれ50% ずつ出資する特別目的会社 (SPC) との間で2 件 さらに中部電力と ( 株 ) 商船三井がそれぞれ50% ずつ出資する SPCとの間で 2 件の貸付契約を締結しました ( 注 1) 本融資はそれぞれプロジェクトファイナンスによる融資であり 各 SPC がLNG 船を調達するための資金として充てられ ( 注 1) ます 当該 LNG 船は中部電力等が参画する米国フリーポート LNGプロジェクトにおいて生産されるLNG の輸送に主として使用される予定です 本件は 日本企業によるLNG 事業参画からLNG 輸送に至る燃料バリューチェーンの強化に向けた取り組みを支援するものです アメリカ カリフォルニア州におけるセメント事業取得に必要な資金を融資日本企業の海外 M&Aを支援 海外展開支援融資ファシリティ 案件 JBIC は ( 株 ) みずほ銀行 ( 株 ) 三井住友銀行 三井住友信託銀行 ( 株 ) および ( 株 ) 三菱東京 UFJ 銀行の各民間金融機関との間で 太平洋セメント ( 株 ) による米国法人 Martin Marietta Materials, Inc.(MM 社 ) の米国カリフォルニア州におけるセメント事業取得に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました 太平洋セメントは 米国のカリフォルニア州モハベとアリゾナ州リリトーにセメント工場を所有しています 同社は本事業取得を通じて 大需要地ロサンゼルスに近いカリフォルニア州オログランデに MM 社が有するセメント工場を新たに取得し 物流生産の最適化による競争力強化を企図しています また 同社は本事業取得により米国でのセメント生産能力を高めることで カリフォルニア州 アリゾナ州およびネバダ州におけるセメント需要増に対応可能な供給体制を構築し 米国におけるセメント事業の収益基盤強化を目指しています アメリカ 海外展開支援融資ファシリティ ) 案件 キャメロンLNGプロジェクトのLNG 輸送船調達に対するプロジェクトファイナンス LNGの長期安定的な確保を支援 JBIC は 三菱商事 ( 株 ) と日本郵船 ( 株 ) がそれぞれ 50% ずつ出資するシンガポール法人 DIAMOND LNG SHIPPING 1 PTE. LTD.(DLS1) DIAMOND LNG SHIPPING 2 PTE. LTD.(DLS2) 各々との間で プロジェクトファイナンスによる貸付契約に調印しました 本融資は DLS1 および DLS2が LNG 船を調達するための資金として充てられ 当該 LNG 船は三菱商事 日本郵船等が参画する米国キャメロン LNG プロジェクトにおいて生産されるLNG の輸送に主として使用される予定です 本件は 日本の海運会社のノウハウも活用しつつ 近年 発電用燃料として重要性が高まっている天然ガスの長期安定的な確保に寄与するものです JBIC は今後も 日本の公的金融機関として さまざまな金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて 日本企業によるエネルギー資源の開発や取得の促進を金融面から支援していきます ( 注 1) 中部電力が保有していた各 SPC 株式および米国フリーポート LNG プロジェクトにおける参画権は 現在 中部電力と東京電力フュエル & パワー ( 株 ) が 50% ずつ出資する ( 株 )JERA が承継しています
53 コニカミノルタ株式会社による米国法人の買収資金を融資日本企業のM&Aを支援 JBIC はコニカミノルタ ( 株 ) による米国法人 20/20 Healthcare LLC(20/20 Healthcare) の買収に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました 20/20 Healthcareは デジタル X 線装置等のハードウェア 医療用 ITソフトウェアおよびソリューションサービスをワンストップで提供するプロバイダーであるViztek LLC を傘下としています 米国では 医療保険制度改革により医療の効率化が進んでいます 初期診療であるプライマリーケア市場の拡大や病院の統合再編が加速しており 診療機関相互での診断画像情報や診療情報の共有化のニーズが高まっています コニカミノルタは本買収を通じて 主力としているデジタルラジオグラフィー等の画像診断機器事業に加え Viztek LLCの持つIT ソリューションサービスのシナジーを活用し 診療の質向上と効率化に資するサービスを顧客に提供することで 米国での更なる事業展開を企図しています アメリカ米国法人 Preferred Brands International, Inc. の買収資金を融資 日本企業の海外 M&A を支援 海外展開支援融資ファシリティ 案件 年度の業務実績事例51 2 地域別の業務実 海外展開支援融資ファシリティ 案件績事例アメリカ JBICは ( 株 ) みずほ銀行との間で カゴメ ( 株 ) による米国法人 Preferred Brands International, Inc.(PBI 社 ) の買収に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました PBI 社は 中核とする米国事業に加え インド等にて事業を展開する 家庭用エスニック簡便商品 ( 電子レンジ対応食品等 ) および業務用食品を製造販売する会社です カゴメは本買収を通じ PBI 社が持つ高いマーケティング力および米国における広範な販売網を取り込み 同国の消費者向け食品事業に参入することを企図しています また インド市場においては PBI 社の外食チェーン向けの食品生産販売事業を獲得することで 同国にて高い成長が見込まれる食品サービス市場への参入を目指しています アメリカ 海外展開支援融資ファシリティ 案件 米国法人デュポン社の銅殺菌剤 Kocide 事業を譲受する資金を融資日本企業の海外 M&Aを支援 JBICは ( 株 ) みずほ銀行との間で 三井物産 ( 株 ) による米国法人 E.I. du Pont de Nemours and Company( デュポン社 ) の ( 注銅殺菌剤 2) Kocide 事業の譲り受けに必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました Kocide は世界 75 カ国以上の国々で ブドウや柑橘類などの果物や野菜の有機栽培などに広く使用されている銅殺菌剤です 三井物産は本買収により Kocide 事業の製造拠点を獲得するとともに ドイツにおける同社の100% 子会社であるSpiess Urania 社を通じて展開している銅殺菌剤の製造販売事業と Kocide 事業との 規模の経済等による相乗効果や ブラジルやアジア等における販売網の拡大整備を実現することで グローバルな農薬市場での競争力強化を企図しています ( 注 2) 銅殺菌剤 : カビやバクテリアが作物に対して引き起こす病害に対処する農薬のこと
54 2 地域別の業務実績事例3 中南米 2015年度の業務実績事例52 ブラジル穀物インフラ事業会社の買収資金を融資 日本企業の海外 M&Aを支援 JBIC は 豊田通商 ( 株 ) によるブラジル法人 NovaAgri Infra-Estrutuna de Armazenagem e Escoamento Agrícola S.A.(NovaAgri 社 ) の買収資金の一部について ( 株 ) 三菱東京 UFJ 銀行および豊田通商との間で 貸付契約をそれぞれ締結しました NovaAgri 社は 穀物倉庫 鉄道積み替え施設や輸出ターミナルの運営等の穀物インフラ事業をブラジルで行っています 食糧事業を重点分野とし 穀物のトレーディングや輸入 食料品の一次加工等を手掛けている豊田通商は NovaAgri 社の買収により ブラジルでの穀物集荷輸出事業に参入し ブラジル産穀物 ( 大豆とうもろこし等 ) の日本を含むアジア諸国向け安定供給体制の確立と ビジネス拡大を企図しています ブラジル ブラジル最大手の業務用チョコレート製造企業の株式取得資金を融資日本企業の海外 M&Aを支援 JBIC は ( 株 ) 三井住友銀行 農林中央金庫 日本生命保険 ( 相 ) 三井住友信託銀行( 株 ) ( 株 ) 三菱東京 UFJ 銀行および ( 株 ) みずほ銀行の各民間金融機関との間で 不二製油 ( 株 ) によるブラジル法人 HARALD INDÚSTRIA E COMÉRCIO DE ALIMENTOS LTDA.(HARALD) の株式取得に必要な資金の一部を融資する貸付契約を締結しました HARALD は はブラジル最大手の業務用チョコレート製造企業です 不二製油は HARALD の株式取得により 不二製油が得意とする油脂技術をHARALD に導入し 高品質な業務用チョコレート製品による更なる事業拡大を さらにブラジルのチョコレート市場を拠点に中南米での戦略的な事業展開を行うことを企図しています 海外展開支援融資ファシリティ 案件 海外展開支援融資ファシリティ 案件 トリニダードトバゴ 海外展開支援融資ファシリティ 案件 メタノール / ジメチルエーテルの製造事業に対するプロジェクトファイナンス日本のエネルギー資源確保および資源保有国との関係強化に寄与 JBICは トリニダードトバゴ法人 Caribbean Gas Chemical Limited(CGCL 社 ) との間で JBIC として同国向け初となるプロジェクトファイナンスによる貸付契約を締結しました 本件は 三菱ガス化学 ( 株 ) 三菱商事( 株 ) および三菱重工業 ( 株 ) がトリニダードトバゴ国営ガス会社等とともに設立した CGCL 社が トリニダードトバゴにおいて年間 100 万 tのメタノール およびジメチルエーテル ( 注 1) の生産を行うものです 生産されたメタノールの大部分は三菱ガス化学および三菱商事が引き取り 日本を含む各国に販売されます メタノール需要の全量を輸入に依存している日本の調達先の分散化にもつながります ( 注 1) ジメチルエーテル :LPG 代替 自動車および発電向けディーゼル燃料代替として注目されている次世代クリーンエネルギーのこと 本プロジェクトでは生産したメタノールの一部を原料としてジメチルエーテルを生産します
55 自動車部品の製造販売事業に対する融資日本企業の海外事業展開を支援 JBIC は ( 株 ) ジーテクトのメキシコ法人 G-TEKT MEXICO CORP S.A. DE C.V.(G- MEX) との間で 貸付契約を締結しました 本件はG-MEX がメキシコのグアナファト州にて行う自動車部品の製造販売事業に必要な資金を融資するものです ジーテクトはこれまで70 年に亘り 自動車用車体骨格部品およびトランスミッション部品を中心とした自動車用の部品の製造販売を行っています 近年 日本の自動車完成車メーカー等が海外生産拠点能力の増強を図っており ジーテクトも取引先企業への機動的な部品供給体制を確立すべく 広く海外に進出しています メキシコには 2013 年 9 月に G-MEXを設立し 現地での事業拡大を企図しています メキシコ 4つのメキシコ州政府と業務協力のための覚書を締結日本の中堅中小企業の進出を支援 年度の業務実績事例53 2 地域別の業務実 海外展開支援融資ファシリティ 案件績事例メキシコ JBIC は メキシコのアグアスカリエンテス州 ハリスコ州 グアナファト州およびヌエボレオン州との間で 日本の中堅中小企業の各州への進出支援を目的とした覚書をそれぞれ締結しました 本覚書は 日本の金融機関の取引先である中堅中小企業の支援を主眼とし JBIC による日本の金融機関と各州の仲介や 各州に設置予定の日本企業担当窓口 ( ジャパンデスク ) の積極的な活用 そうした中堅中小企業に対するJBIC と各州によるアドバイザリーサービスの提供等について合意するものです これら4 州は 自動車産業を中心に重要な拠点として 日系企業の進出投資が見込まれており JBIC は金融機関等と連携しながら日本の中堅中小企業の海外事業展開を後押しします
56 3 3 中堅中小企業支援関連の業務実績事例2015年度の業務実績事例54 3 中堅中小企業支援関連の業務実績事JBIC では さまざまな業種の中堅中小企業の皆さまの海外事業展開のお手伝いをしています 中国中国 株式会社エポック社ハッソー株式会社 自動車および自動二輪車用ボルト類の製造販売事業自動車のエンジンステアリングトランスミッション等に使用される高強度ボルトやピストンピン等の製造販売を行う 自動車や自動二輪車等の需要拡大が見込まれるインドネシアに 現地法人 PT. BOLTZ INDONESIA を設立し 現地での生産を通じたボルト類の海外シェアの獲得を目指す JBIC は 現地法人向けに 事業展開に必要な資金をインドネシアルピア建て融資にて支援 玩具の製造販売事業老舗玩具メーカー アメリカ シンガポール オランダ等への販売網の確立や中国での自社工場による生産体制の構築等を通じてグローバルな事業展開を推進する 北米 ヨーロッパ アジアの富裕層による玩具の需要が 衛生用品の製造販売事業ほこり取りワイパーやウェットティッシュ等の衛生清掃用品の製造販売を手掛ける 衛生志向の強い先進国等において 需要拡大が見込まれる中 2001 年 8 月に中国での製造販売拠点として中国法人 HASO 増す中 子会社である中国法人東莞森貝儿塑 有限公司 SANITARY MATERIALS(SUZHOU)CO., LTD. を設立 の生産体制増強により 多様な地域での玩具の製造販売の拡大を目指す JBIC は エポック社向けに中国自社工場の生産設備増設のために必要な資金を融資 生産能力の強化と 日用品メーカーや小売企業等への販売を通じて事業拡大を目指す JBIC はハッソー向けに 現地法人の生産設備増強のための資金を融資 例インドネシアユタカ工業株式会社自動車部品の製造販売事業自動車部品の製造販売事業を手掛ける インドネシア向けの製造販売拠点として2011 年にインドネシア法人 PT. YTK INDONESIA を設立 自動車需要の増加を背景に 今後も自動車部品の需要拡大が見込まれるインドネシアにおいて 現地法人の生産能力を強化しグローバルに展開する自動車部品メーカーへ販売を拡大することで事業拡大を目指している JBIC はユタカ工業向けに 現地法人の設備増設のための資金を融資 インドネシア ボルツ株式会社
57 マレーシア 株式会社ヒロユキ 梱包用品の製造販売事業梱包用品を扱う アジア地域では経済成長を背景に物流ニーズが増加しており それに伴って梱包用品の需要拡大が見込まれる このような状況下 マレーシアの現地法人 HIROYUKI INDUSTRIES (M) SDN. BHD. を通じた事業拡大を企図している JBIC は 現地法人向けに マレーシアジョホール州において実施する梱包用品の製造販売事業に必要な資金として 生産設備の増設に必要な資金を融資 フィリピン 丸米商事株式会社 釣具の製造販売事業国内釣具メーカーからのOEM 受注生産に加え 自社ブランド KANJI 等のオリジナル商品の開発販売を行う 近年では米国 オーストラリア ニュージーランド等への輸出も手掛ける フィリピンの現地法人 Day 1 Craft Philippines Inc. の生産能力増強を通じて 東南アジア向け事業の拡大を目指している JBIC は 現地法人向けに ラグナ州で行う釣具の製造販売事業に必要な資金を融資 工場設備の増設に充てられる 年度の業務実績事例55 3 中堅中小企業支援関連の業務実績事例 フィリピン 後藤電子株式会社 電子部品の製造販売事業電子部品の製造販売を行う 世界的な電子機器の需要拡大を背景に 生産拠点として地理的優位性のあるフィリピンに 2015 年 2 月 現地法人 GOTO DENSHI MFG. PHILS., INC. を設立 現地生産を行うことで 大手日系電子部品メーカー等向けの製品の安定供給や 海外販路の拡大を企図する JBIC は 後藤電子向けに 現地法人がフィリピンのパンパンガ州で行う電子部品の製造販売事業に必要な資金を融資 タイ サラヤ株式会社 衛生用品の製造販売事業 1959 年設立以来 衛生用品の製造販売を手掛ける 2004 年にタイ法人 Saraya MFG. (Thailand) Co., Ltd. を設立 タイおよび周辺諸国の経済成長に伴い 液体石鹸や洗剤 消毒剤等の各種衛生用品のニーズ拡大が見込まれる中 現地法人を通じた衛生用品の製造販売事業の市場シェア拡大を企図する JBIC はサラヤの現地法人向けに 設備増設に必要な資金をタイバーツ建てで融資
58 3 2015年度の業務実績事例56 3 中堅中小企業支援関連の業務実績事タイ カイハラ株式会社 デニム生地の製造販売事業 1893 年の創業以来 国内外のアパレルメーカー向けに品質の高いデニム生地を供給する国内最大のデニム生地メーカー 原綿の紡績から染色 織布 整理加工までを一貫して行う体制を確立しており 特に創業当初より培われた藍染技術は世界から高く評価されている 2014 年 3 月 初の海外拠点となるタイ法人 KAIHARA (THAILAND)CO., LTD. を設立 JBIC はカイハラ向けに 現地法人を設立し事業を行うために必要な資金を融資 タイ 株式会社名古屋食糧 米穀関連製品の製造販売事業 1996 年設立 米穀卸を主体として米関連の加工食品製造 食料品小売 飲食店の運営を行う 日系企業進出や日本食レストランの増加等を背景に日本食市場の拡大が見込まれるタイにおいて 2014 年に現地法人 RICE CREATION (THAILAND) CO., LTD. を設立し 現地での製造を通じた更なる販売シェア獲得を目指す JBIC は現地法人向けに 追加設備投資に必要な資金をタイバーツ建てで融資 例ベトナム株式会社中川製作所ラベル用紙等の製造販売事業ラベル用紙等の製造販売を手掛ける 米国等向けの宛名用ラベル等の製造輸出拠点として 2011 年にベトナム法人 NAKAGAWA MFG. VIETNAM CO., LTD. を設立 米国向けラベルの用紙等の需要拡大を受け 現地法人の生産能力を強化し 事務用品メーカー等への販売を拡大することで更なる事業拡大を目指す JBIC は中川製作所向けに 現地法人の工場追加設備投資に必要な資金を融資 ベトナム ヨツギ株式会社 絶縁用保護具の製造販売事業絶縁用保護具等の製造販売を行う アジア地域の経済成長を背景とした絶縁用保護具の需要拡大を見込み 初の海外拠点となるベトナム法人 YOTSUGI VIETNAM CO., LTD. を設立し ASEAN 地域における事業拡大を目指す JBICはヨツギに対して 現地法人がベトナムのフンイエン省で行う絶縁用保護具の製造販売事業に必要な資金を融資
59 インド 不二コンクリート工業株式会社 トヨタ工機株式会社 コンクリート製品の製造販売事業 不二コンクリート工業はコンクリート製品を トヨタ 工機はコンクリート製品製造用の型枠を 各々製造販売している 両社は 経済成長を背景にインフラ投資需要の拡大が見込まれるインドにおいて さまざまなイン ( 注 1) フラ事業に用いられるプレキャストコンクリート製品の製造販売を行う現地法人 Fuji Silvertech Concrete Private Limited ( 注 2) をインド企業と合弁で設立 JBIC は現地法人向けに コンクリート製品の製造販売事業に必要な資金を融資 メキシコ 株式会社ゴーシュー 自動車用鍛造品 (CVT 部品等 ) の製造販売事業 1946 年設立の自動車 二輪車および農業機械向け精密鍛造部品の製造販売を手掛ける 米国や中南米を中心に 自動車関連部品等の需要拡大が見込まれる中 主要取引先のニーズに応えるべく2014 年にメキシコ法人 GOHSYU MEXICANA, S.A. DE C.V. を設立 JBIC は 現地法人向けに メキシコ中西部のアグアスカリエンテス州で行う事業に必要な資金を メキシコペソ建て融資にて支援 年度の業務実績事例57 3 中堅中小企業支援関連の業務実績事メキシコ 美濃工業株式会社 アルミダイカスト部品等の製造販売事業 自動車用アルミダイカスト部品の製造販売を主に手 掛ける 北米等の自動車需要の拡大を受け 自動車部品 メーカーの進出が相次ぐメキシコにおいて 現地法人 MINO INDUSTRY MEXICO S.A. DE C.V. を設立 現地 法人を通じて部品の販売を広げることで メキシコにお ける事業拡大を目指す JBIC は美濃工業に対して 現地 法人が行う自動車用アルミダイカスト部品等の製造販売 事業に必要な資金を融資 メキシコ 株式会社サーテックカリヤ 自動車部品等の表面処理加工事業 自動車部品等の表面処理加工を行う これまで中国 や東南アジア等にも現地法人を有し グローバルな生 産体制を構築してきた 北米での自動車生産拠点とし て自動車部品等の需要拡大が見込まれるメキシコにお いて 現地法人 SURTEC & SUZUKI TECHNOLOGY MEXICANA, S.A. DE C.V. を通じた事業拡大を目指す JBIC は 現地法人向けに メキシコのサンルイスポ トシ州での工場の新設のための資金を融資 EHV 制御カバー ステアリングラック レーダーケース ECU ケース ステアリングギアボックス ( 注 1) プレキャストコンクリート製品 : 建設工事現場ではなく 工場で大量かつ高精度に製造されるコンクリート製品のこと ( 注 2) 不二コンクリート工業およびトヨタ工機は共同出資する日本法人 Fuji-Toyota Precast Technology Japan 株式会社を通じてFuji Silvertech Concrete Private Limitedに出資しています 年次報告書 2016 例株式会社国際協力銀行
60 4 環境関連の業務実績事例 3 4 環境関連の業務実績事例2015年度の業務実績事例58 環境保全改善プロジェクトへの支援 先進国 開発途上国を問わず 地球環境保全と経済発 エコシティ事業など さまざまな取り組みが世界中で進 展の両立を図ることが世界共通の課題として認識される みつつあります 中 環境の保全改善につながるようなプロジェクトの こうした中 JBIC は 個別のプロジェクトにおける環 実施が世界的にも期待されています 境社会面での配慮はもちろんのこと 地球温暖化対策 この分野においては エネルギー効率の改善を図る省 をはじめとして 地球環境の保全改善に資するプロジェ エネ事業 太陽光発電や風力発電をはじめとする再生可 クトへの支援を実施しています また 地球環境保全業 能エネルギー事業 CO 2 排出量を低減できる高効率高 務 ( 通称 GREEN ) においては 国際的にも高く評価さ 性能の石炭火力発電事業や天然ガス焚のコンバインドサ れる日本の先進技術の世界への普及にも留意しつつ 温 イクル発電事業 渋滞や大気汚染の緩和に資する鉄道な 室効果ガスの大幅な削減が見込まれる案件等に対して地 どの都市交通事業 IT 技術を活用して電力の効率的な供 球環境保全効果に着目した支援を着実に実施しています 給を図るスマートグリッド事業や環境都市の実現を図る ( P.68もご参照ください ) アイスランド向け地熱発電所関連設備の輸出を支援 JBICは アイスランド最大の国営電力公社である Landsvirkjun(LV) との間で バイヤーズクレジット ( 輸出金融 ) の貸付契約を締結しました 本融資は LV がアイスランド北東部のフィスタレイキャ地区において地熱発電所 ( 設備容量 90MW) を新設するにあたって 富士電機 ( 株 ) 等から地熱発電関連機器等を購入するための資金を融資するもので JBIC 初のアイスランドの企業への融資となります 本プロジェクトを皮切りに 水力地熱風力の発電設備および送電網を持ち アイスランドの発電量の約 70% を担うLV と日本企業との間で電力インフラ分野におけるさまざまな連携が一層深まることが期待されます アイスランドは 国内電力のほぼ全てを再生可能エネルギーで供給しており コスト競争力の高い電力を活かして電力集約産業の外資を積極的に誘致しています 地 熱発電用タービンの世界シェアの約 70% を占め 高い技術力を誇る日本企業のビジネス機会の拡大も期待されます Mr. Hreinn Hjartason 地熱発電所関連機器のトルコ向け輸出を支援 JBIC は トルコの商業銀行 Turkiye Is Bankasi A.S. ( イシュバンク ) との間で 再生可能エネルギーおよび気候変動緩和セクター関連機器輸出支援のためのクレジットラインの下 個別貸付契約を締結しました 本件はトルコ法人 Gurmat Elektrik Uretim A.S. (Gurmat) が三菱商事 ( 株 ) ( 株 ) ティクスIKS および( 株 ) ティクスTSK から三菱日立パワーシステムズ ( 株 ) 製の蒸気タービン設備など地熱発電関連機器等を購入するための資金を イ シュバンクを通じてGurmat に融資するものです トルコ政府は 2023 年には総発電量に占める再生可能エネルギーの割合を30% にする目標をエネルギー政策の一環として掲げており 今後も地熱発電をはじめとする再生可能エネルギー等に関連するプロジェクトが多く見込まれています 本融資は トルコにおける再生可能エネルギー等分野における日本企業のビジネス機会の創出につながるものです
61 JBICは メキシコ外国貿易銀行 Banco National de Comercio Exterior, S.N.C.(BANCOMEXT) との間で 地球環境保全業務 (GREEN) の一環として メキシコにおける再生可能エネルギーおよびエネルギー効率化事業に必要な資金をBANCOMEXT を通じて融資するクレジットライン ( 事業開発等金融に基づく与信枠 ) を設定しました ( 注 ) BANCOMEXT は 外国貿易促進や外国資本導入を目的とするメキシコの政府系金融機関です メキシコ政府は2050 年までに温室効果ガス排出量を50% 削減する目標 (2000 年比 ) を掲げる等 気候変動対策を積極的に進めており 本クレジットラインはメキシコにおける温室効果ガス排出削減に貢献するとともに 日本の先進的な環境技術が同国に普及する機会を提供することも期待されます また 日本政府が2015 年 11 月に発表し 環境分野での連携ナレッジ共有 た 美しい星への行動 2.0(Actions for Cool Earth: ACE2.0) にも合致するものです 年度の業務実績事例59 4 環境関連の業務実績事例メキシコにおける再生可能エネルギーおよびエネルギー効率化事業を支援 地球環境の保全 低炭素社会の実現等に向けて 世界各地で環境関連プロジェクトの実施が期待される中 JBIC は外国政府や政府機関 日本の自治体等 国内外の関係者との連携も深めつつ この分野での日本企業の 海外事業展開や各国政府等の取り組みを ファイナンス面のみならず セミナー開催やイベントへの参加等も通じ 情報共有やナレッジ提供などの面からも支援しています ( 注 )JBIC は 2011 年 10 月および 2014 年 7 月に BANCOMEXT 向けに同様のクレジットラインを設定しており 今回は 第 3 次クレジットラインとなります
62 5 調査活動 海外の政府機関国際機関等との連携 年度の業務実績事例60 5 調査活動 海外の政府機関国際機関等との連携JBIC は 海外投資や国際金融等に関する調査研究を行っています さまざまな分野において 海外の政府機関や国内外の研究機関 有識者等とも交流しつつ 各種情報の収集分析やナレッジ提供等に取り組んでいます わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査 JBIC では 1989 年以来 アンケート調査 わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査 を毎年実施しており 2015 年は第 27 回目となりました 本アンケートは 日本の製造業企業の海外事業展開の方向性や課題を把握する調査として その独自性や継続性等の観点から広く注目を集めており 冊子やウェブサイト等を通じて対外発表するとともに 各地の商工会議所や地方銀行等と連携してセミナーを開催するなどして 広く情報提供を行っています おける日本企業の貿易決済の特徴と金融深化のための課題につき発表がなされ JBIC からは 実業にリンクした金融商品としてクラウドファンディングの公共投資への活用可能性について説明しました その後の全体議論では インドネシアの経済成長に不可欠な投資を活性化するために金融の果たすべき役割が大きいこと そのためには関係省庁による政策の協調と実践が求められることを中心に 参加者間での認識共有がなされました 2016 年 1 月 JBICは フィリップハモンド英外務英連邦大臣 ( 当時 ) による表敬を受け 懇談を実施しました ハモンド大臣からは これまでの日本企業による英国のインフラ投資へのJBIC のサポートに対する謝意とともに 今後も鉄道 電力案件等における継続的な英国案件への支援を期待する旨が述べられました これに対してJBICからは 両国の一層の関係強化のため 日本企業と共に英国インフラ整備および経済発展に貢献していきたい旨を述べ 英国政府と JBIC との協力関係を更に強化していくことで一致しました 2015 年度は東京をはじめ 大阪 京都 名古屋等で 海外投資セミナー ~わが国製造業企業の海外事業展開 ~ と題したセミナーを開催しました また 海外でも在外日本人商工会議所および外国政府等への説明会を開催しているほか 本調査の成果は外国政府に対する政策提言などに有効活用されています 懇談参加メンバー : 左から JBIC 副総裁矢島 フィリップハモンド英外務英連邦大臣 JBIC 総裁渡辺 ヒッチンズ駐日英国大使 JBIC 専務取締役前田 ( 役職名については 懇談実施時のものです ) 海外の政府機関国際機関等との連携 2015 年 4 月 JBICはインドネシア政府との間で 2010 年 8 月以来続けている財務政策対話の枠組みの下 マクロ経済に関する作業部会会合を開催しました 今回の会合は インドネシア経済の持続的成長には金融機能の強化が不可欠との認識の下 インドネシアの金融深化 をテーマに開催されました インドネシア側からは 国家開発企画庁によるインドネシアの経済成長目標と必要な投資 そのためのファイナンスに関する説明に続き インドネシア中央銀行より金融深化における課題と取り組み状況に関する発表がありました 日本側からは 外部専門家より インドネシアをはじめとするASEAN に 2016 年 2 月 米国の著名なシンクタンクであるブルッキングス研究所 (The Brookings Institution) の若手研究者と 日本企業の海外展開等に関するディスカッションを行いました 同研究所は 外務省が主催し日本国際協力センターが実施するカケハシプロジェクトの一環で来日し JBIC の他 中央省庁や日本を代表する企業シンクタンク等を訪問しました カケハシプロジェクトは 1 人的交流を通じ 我が国の政治 社会 歴史および外交政策に関する理解促進を図ること 2 親日派知日派を発掘することで 我が国の外交基盤を拡充すること 3 被招へい者被派遣者に 日本の外交姿勢や日本の魅力等を積極的に発信してもらい 国際社会における対日
63 ることを目的としています JBIC からは 組織概要や実績等に触れつつ 日本の対外経済政策や企業の海外展開に関する潮流 そして JBICの取り組み等について 実例を交えつつ説明しました ブルッキングス研究所の参加者からは 日本の経済政策や海外事業におけるリスクとそのコントロール手法 更には官民連携のあり方等 幅広いテーマについて積極的に発言質問をいただき 活発なディスカッションを行いました 大学との連携 JBIC は 2015 年 12 月にマレーシアで開催された 第 3 回マレーシア国際イスラム大学 = 京都大学学術会議 でイスラム金融に関する発表を行いました 本会議は マレーシア国際イスラム大学 (International Islamic University, Malaysia) 建築環境デザイン学部と京都大学経営管理大学院の研究交流の一環であり 第 3 回となる今回は シャリア ( イスラム法 ) の理解とその建設事業への適用 をテーマに開催されました JBIC は イスラミックプロジェクトファイナンスにおける3つの R- イスラム法の目的 のもとでの妥当性 と題し Riba( アラビア語で 金利 ) Recourse( 債権の遡及先 ) Risk sharing( 事業リスクの共有 ) に言及しながら イスラム金融方式のプロジェクトファイナンス (PF) には貸付人側も事業リスクを負担する側面があることから 借入人が事業リスクも含めた返済の全責任を負う通常の融資に比べて イスラムの教義に照らせば望ましいとされ得ることを説明しました イスラム金融は 中東や東南アジア等のイスラム圏にとどまらず 非イスラム圏を含めたグローバルな発展を遂げています また 2015 年の金融庁の監督指針等の改正もあって邦銀が関与する事例も目立ってきました こうした中で JBIC が供与するPFの 中にはイスラム金融が関連するものもあり イスラム金融方式のPF は新たなリスクプロファイルを持つ金融分野としての位置付けを高めています 民間金融機関との連携 2015 年 2 月から計 3 回 ( 各回 2 日間 ) にわたり JBIC は 地方銀行を対象に JBIC プロジェクトファイナンスセミナー を開催しました 本セミナーは 1PF の市場動向やリスク分析 リスクコントロール手法を紹介する基礎編 2 関連契約や案件管理等に焦点を当てた実践編 3JBIC の融資事例をベースとしたケーススタディー編に分け JBICのPF 担当者が講演を行いました セミナーの様子 JBIC と地方銀行は従来 中堅中小企業の海外事業展開を支援するために協調して融資を行っているほか セミナーや海外投資情報資料の提供等を通じて積極的な連携を進めています このような取り組みに加え 近年では 海外企業のリスクを取る形での協業機会も増加しており 今後 PF での協業も広がっていくことが期待されています 年度の業務実績事例61 5 調査活動 海外の政府機関国際機関等との連携イメージの向上や日本への持続的な関心の増進に寄与す JBIC 吉田参事役による講演の様子
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65 4 業務のご紹介 JBIC のスキーム 近年の特徴的な支援体制 中堅中小企業の海外事業展開に向けた支援体制
66 4 1 JBIC のスキーム業務のご紹介64 1 JBICのスキー輸出金融 日本企業の機械設備や技術等の輸出を対象とした融資で 外国の輸入者または外国の金融機関等向けに供与しています とりわけ船舶や発電設備等をはじめとするプラントには 多くの高度な技術が導入されており その輸出は日本の産業の高度化にも貢献しています また 日本国内の造船業界やプラント業界は 部品製造に携わる中堅中小企業等関連企業の裾野も広く 輸出金融による支援はこうした国内企業への波及効果も期待されま ( 注す なお 特定分野 ) については先進国向け輸出の場合にも適用可能です 融資条件については OECD 公的輸出信用アレンジメントに基づき決定します 原則として 融資金額は輸出 契約金額 技術提供契約金額の範囲内で 頭金部分を除 いた金額です ローカルコストは OECD 公的輸出信 用アレンジメントで定める範囲内で融資対象に含めるこ とも可能です ( 注 ) 先進国向け支援の対象分野 (2016 年 7 月末時点 ) [ インフラ輸出案件 ] 鉄道 ( 都市間高速 都市内 ) 水事業 バイオマス燃料製造 再生可能エネルギー源発電 原子力発電 変電送配電 高効率石炭発電 石炭ガス化 二酸化炭素の回収貯蔵 (CCS) 高効率ガス発電 スマートグリッド [ その他輸出案件 ] 船舶 人工衛星 航空機 陽子線等を用いる医療機器 民間金融機関 融資 (B/L) 2 外国の金融機関等 日本の輸出者 融資 ( B / C ) 1 プラント等の輸出 融資 外国の輸入者 1: 外国の輸入者に対する融資 ( バイヤーズクレジット (B/C)) 2: 外国の金融機関に対する融資 ( バンクローン (B/L)) 日本企業による建設機械等の輸出を支援 ム JBICは トルコ法人 Enka Pazarlama Ihracat Ithalat A.S. ( エンカパザルラマ社 ) との間で 輸出クレジットライン ( 注 ) 設定のための貸付契約を締結しました 本融資はトルコのイスタンブール市を拠点に建設機械等の輸入販売等を手掛けるエンカパザルラマ社が 日本企業から建設機械等を購入するために必要な資金を対象とした融資枠を設定するものです 経済成長が進むトルコでは 都市開発や鉱工業育成等により 建設機械の需要も増しています JBIC は 建設機械等の輸 出支援を通じてトルコ経済のさらなる発展を後押しします ( 注 ) 輸出クレジットライン : 輸出金融の一形態であり 日本からの設備の輸出を促進するため あらかじめ一定金額の融資枠を設けておくもの
67 1 JBICのスキー ローカルバイヤーズクレジット ( ローカルバイクレ ) ローカルバイヤーズクレジット ( ローカルバイクレ ) は 日系現地法人等により海外で生産される設備や技術の輸出販売に必要な資金を外国の買主に対して直接融資するものです ローカルバイクレは 日系現地法人等が生産販売 する財サービスを購入する買主 ( バイヤー ) に対する融資を通じて 日本企業の海外拠点の取引を支援することを目的としたものです なお 外国の銀行等を経由した融資も可能です 4 業務のご紹介65 日本 外国 民間金融機関 融資 融資 外国の銀行外国政府等 融資 外国の買主 A B ム 代金支払 販売 日系現地法人等 C 海外で行う事業 A,B,C の所在国が異なる場合もローカルバイクレの適用が可能 日本の造船所が建造する船舶輸出を支援 JBIC は カナダ系海運大手 Teekay Corporation グループの中核企業であ る Teekay Offshore Partners L.P. (Teekay Offshore) グループとの間で ( 注 1) アンカーハンドリングタグ船 (AHT 船 ) 計 4 隻の購入資金として船舶 輸出バイヤーズクレジットの貸付契 約をそれぞれ締結しました Teekay Offshore は カナダを営業拠点とし シャトルタンカー ( 注 2) FPSO ( 注 3) FSO ( 注 4) およびオフショア支援船を保有運航する世界屈指の海運オペレータです 本融資は Teekay Offshore が 日本の造船会社である新潟造船 ( 株 ) に ( 注より建造される 300トンBP 能力 5) の AHT 船を購入する資金となります ( 注 1) アンカーハンドリングタグ船 : 海洋石油ガス田の開発および生産を支援するオフショア支援船の一種 主に石油生産設備の設置 移動時の投錨等作業や同施設への作業員物資の輸送等に従事します ( 注 2) シャトルタンカー :FPSO 等から海上で石油を積み込み 陸上の石油貯蔵基地または石油精製基地まで輸送するためのタンカーのこと ( 注 3)FPSO(Floating Production Storage and Offloading System): 浮体式の原油の一次処理 ( 井戸元より生産された原油から 随伴ガス 水を分離すること ) 貯蔵積出のための設備のこと ( 注 4)FSO(Floating Storage and Offloading System): 石油ガスの生産設備はなく 貯蔵積出のための設備のこと ( 注 5)BP(Bollard Pull): 海洋構造物等を 300 トンの曳航能力で航海できることを表します
68 4 業務のご紹介66 輸入金融 日本企業による資源等 重要物資の輸入に対する融資で 日本の輸入者に対するもの 外国の輸出者に対するものがあります 天然資源に乏しい日本にとって 資源を長期安定的に確保することは経済活動の大切な基盤の一つであり 輸入金融は石油天然ガス (LNG)石炭といったエネルギー資源や鉄鉱石銅レアメタルといった鉱物資源等の輸入のために用いられています なお 資源以外でも航空機等 国民経済の健全な発展 のために真に必要な製品の輸入については 保証機能を活用することにより支援しています ( P.70 製品輸入保証のスキームをご参照ください ) 融資対象輸入品目 ( 資源 ) 石油 石油ガス 天然ガス 石炭 ウラン 金属鉱物 金属 燐鉱石 蛍石 塩 木材 木材チップ パルプ等 1 JBICのスキー民間金融機関 融資 融資 日本の輸入者 資源の輸入 外国の輸出者 原油の長期安定的確保のための支援 ム JBIC は アラブ首長国連邦 (UAE) アブダビ首長国国営石油会社 Abu Dhabi National Oil Company(ADNOC) との間で貸付契約を締結しました UAE は 日本にとって過去 30 年以上に亘る安定的な原油輸入先となっていることに加え アブダビ首長国は利権契約に基づく外資による上流開発権益の取得開発を認めているなど 日本の資源戦略上極 めて重要な国です ADNOC はアブダビ首長国政府が 100% 出資する国営石油会社であり UAE の石油ガス生産の大半を占めるアブダビ首長国において 石油ガス事業を展開しています 日本企業が原油を長期安定的に確保するための JBIC のADNOC 向け融資は 今回で 4 回目となります 航空機輸入のための民間金融機関融資に対する保証 JBICはANA ホールディングス ( 株 ) および 日本航空 ( 株 ) (JAL) の航空機輸入にかかる民間金融機関融資の 元本および利息等を対象とする保証契約にそれぞれ調印しました 本件はANA グループおよびJAL が運行する航空機を 米国法人 The Boeing Companyから輸入するために必要な資金 を 民間金融機関より借り入れることを支援するものであり 日本の航空産業の国際競争力の維持および向上に貢献するものです JBIC は日本の公的金融機関として 今後も国民生活に不可欠な航空機の輸入を金融面から支援していきます
69 投資金融 日本企業の海外投資事業に対する融資で 日本企業 ( 投資者 ) に対するもの 日系現地法人 ( 合弁企業含む ) またはこれに貸付出資を行う外国の銀行政府等に対するものがあります 日本の国内企業向け融資については 中堅中小企業向けの場合のほか 日本にとって重要な資源の海外における開発および取得の促進のために行う案件ならびに M&A 等への支援を目的とした案件 ( これらは大企業向けを含む ) が対象となります また 中堅中小企業を含む日本企業による海外事業展開支援のためのツーステップローン (TSL) や 国内企業による M&A 等への民間金融機関 融資 支援を目的とした TSL も可能です 併せて JBIC が長期 資金の融資を行うまでの つなぎ資金 が必要な場合につ いては 海外で事業を行うための短期資金の供与も可能 です また 重要な資源の開発取得に関する投資事業 のほか 特定分野 ( 注 ) については先進国での投資事業に対 する融資も可能です ( 注 ) 先進国向け投資金融の支援対象分野 (2016 年 7 月末時点 ) 鉄道 ( 都市間高速 都市内 ) 水事業 再生可能エネルギー源発電 原子力発電 変電送配電 高効率石炭発電 石炭ガス化 二酸化炭素の回収貯蔵 (CCS) スマートグリッド 高度情報通信ネットワーク整備 バイオマス燃料製造 高効率ガス発電 航空機の整備販売等 M&A 等支援 外国の銀行外国政府等日本の銀行 ム 4 業務のご紹介67 1 JBICのスキー融資 融資 日本企業 融資 融資出資 日系現地法人等 ( 合弁企業含む ) 融資 出資 海外で行う事業 融資 合弁パートナー 日本企業が実施する塩化ビニル安定剤の製造販売事業向け融資 JBIC は ( 株 ) サンエースのブラジル法人 SUN ACE BRASIL INDUSTRIA QUIMICA E COMERCIO LTDA. (SABI) との間で 貸付契約を締結しました サンエースは創業以来 塩化ビニル安定剤等の化学工業薬品の製造販売を手掛けています 1980 年のシンガポール進出以降 世界各地に販売 生産拠点を設立しています 化学工業用薬品の需要が見込まれるブラジルにおいても 事業の拡大を目指しています 本件はサンエースの子会社である SABI が行う 塩化ビニル安定剤の製造販売事業に必要な資金を融資するもので 生産工場の建設等に充てられます
70 4 業務のご紹介68 事業開発等金融 事業開発等金融とは 開発途上国等による事業および当該国の輸入に必要な資金 もしくは当該国の国際収支の均衡 もしくは通貨の安定を図るために必要な資金を供与するものです ( 日本企業からの投資や資機材の購入を条件としません ) 事業開発等金融による資金は 日本のエネルギー鉱物資源の安定的確保 日本企業の事業活動の促進 日本との貿易投資関係の維持拡大 高い地球環境保全効果を有する案件への融資および国際金融秩序の維持等につながるプロジェクトへの融資等に用いられます 民間金融機関 1 JBICのスキー融資 外国政府等外国の銀行外国の法人 当該国等海外で行う事業 当該国の輸入者 設備の輸入技術の受入れ 輸出者 ム地球環境保全業務 ( G R E E N ) JBICは 2010 年 4 月 地球環境保全業務 (Global action for Reconciling Economic growth and ENvironmental preservation: 通称 GREEN) を開始しました 従来の JBIC の出融資業務等は 日本企業による投資や機器輸出が確定しているケース等 日本の産業の国際競争力の維持向上を直接的な目的とするものが中心となっており 地球温暖化防止等の地球環境の保全を目的とするだけでは支援対象となりませんでした GREEN の下で JBIC は日本の先進的な環境関連技術の世界への普及にも留意しつつ 温室効果ガスの大幅な削減が見込まれる案件等に対して地球環境保全効果に着目した支援を行っています 地球温暖化防止等の地球環境の保全を目的とする海外における事業の促進 保証 融資 / 出資 対象機関 : 民間資金 外国政府 政府機関または地方公共団体 ( 外国政府等 ) 公益事業を行う法人 ( 経営の重要事項に外国政府等が関与するもの ) 外国金融機関 国際機関 適格プロジェクト : 1. 温室効果ガス排出量削減効果が大きいなど 地球環境保全効果が高い事業 2. 地球環境保全効果について J-MRV * を受け入れる事業 ( 例 : 省エネルギー事業 再生可能エネルギー事業等 ) *JBIC 独自の 測定 (Measurement) 報告 ( Reporting) 検証 ( Verification) 手法 地球環境保全業務の下でのブラジル国立経済社会開発銀行に対する第 4 次クレジットラインの設定 JBIC は ブラジル国立経済社会開発 銀行 Banco Nacional de Desenvolvimento Econômico e Social(BNDES) との間で クレジットライン ( 事業開発 等金融に基づく与信枠 ) を設定しまし た 本クレジットラインは 地球環境 保全業務 (GREEN) の一環として ブ ラジルにおける風力発電やバイオマス 発電等の再生可能エネルギーを利用する環境関連事業に必要な資金をBNDES を通じて融資するのものであり 過去 3 回の同行向け融資に続くものです 本件によりブラジルにおける温室効果ガス排出削減への寄与や 日本の先進的な環境技術の普及機会の提供が期待されます
71 1 JBICのスキー出資 海外において事業を行う日本企業の出資法人や 日本企業等が中核的役割を担うファンド等に対して出資するもので 原則として以下の形態で出資しています 4 業務のご紹介69 日本企業等がプロジェクトに出資する 場合 日本企業等がファンドに出資する場合 ( ジェネラルパートナー等となって運営方針や投資対象の決定の中核的役割を果たす場合 ) 中核的役割 日本企業等 出資 海外プロジェクト 日本企業等 出資 ファンド 出資 その他投資家 出資 出資 日本企業等が業務提携のために外国企業等に出資する場合 国際的なファンドに対して日本企業等がコンソーシアムを形成し て参画する場合 ム 業務提携 日本企業等 出資 外国企業等 日本企業等 ファンド 出資 その他投資家 出資 コンソーシアム 出資 台湾における石油化学事業に対する出資 JBIC は 台湾法人曄揚股份有限公司 (TJOC) への出資参画のために KH ネオケム ( 株 ) 等との間で 優先株式取得に関する株主間契約を締結しました 本件は KH ネオケムが台湾法人台湾中油股份有限公司 (CPC) および台湾法人兆豐國際商業銀行股份有限公司と共に設立した合弁会社であるTJOC を通じ て実施するイソノニルアルコール (INA) 等の製造販売事業を支援するものです KH ネオケムが同社にとって初の海外拠点となるTJOC において 台湾の有力企業である CPC と共同で行う取り組みを JBIC がプロジェクトの初期段階から出資機能を活用し支援しています
72 1 JBICのスキー4 保証 JBIC は 出融資に加え 民間金融機関等の融資および開発途上国政府や現地日系企業等の発行する公社債に対する保証 通貨スワップ取引への保証 他国輸出信用機関が行う保証への再保証等 保証機能も活用した支援を行っています 製品輸入保証航空機等 日本にとって重要な製品の輸入保証について 日本の法人が必要な資金を借り入民間金融機関等れた場合に当該債務を保証します 融資 業務のご紹介70 外国の輸出者 製品の輸入 日本の輸入者 現地日系企業が発行する社債への保証 現地日系企業が海外市場において発行する社債に対し 保証制度を活用して支援を行い 直接保証 投資家 ムます 裏保証 日本の法人 ( 親会社や民間金融機関等 ) 副保証保証 社債発行 日系現地法人 ( 発行体 ) インドネシア政府発行の私募円建て外債に対する保証および一部取得 JBIC は インドネシア政府が日本で発行する私募債形式 の円建て外債 ( サムライ債 ( 注 1) ) の一部に対する保証に関する 諸契約を調印するとともに 一部取得を行いました ( 注 2) 本 件は インドネシア政府発行のサムライ債に対する過去 3 回 の保証供与に続くもので インドネシア政府 ( 発行体 ) に対 する東京市場での投資家の認知が高まったことから 今回は 無保証での発行も実現しました JBIC が海外発行体による 東京市場でのサムライ債の発行を支援することにより 日本 の投資家にも幅広い投資機会を提供し サムライ債市場の活 性化に貢献することが期待されます ( 注 1) サムライ債 : 海外の国や企業といった外国の発行体が日本国内市場で発行する円建て債券のこと ( 注 2) 本件は JBIC の サムライ債発行支援ファシリティ (GATE) に基づくものです 台湾における自動車販売金融事業向け融資に対する保証 JBIC は 台湾法人 Hotai Finance Co., Ltd.(HFC) との間 で 貸付契約を締結するとともに 協調融資を行う民間金融 機関の融資部分の一部に対して保証を提供しました 本件は HFC が台湾で実施するトヨタおよびレクサスブランドの自 動車を対象とした販売金融事業に必要な資金の一部を支援す るものです 台湾の自動車市場は 堅調な経済成長を背景に 拡大しており 台湾で高いプレゼンスを維持している日本の自動車メーカーにとって 引き続き重要な市場となっています 近年 非日系自動車メーカーがシェアを拡大する中 販売金融が事業戦略上重要なツールとなっており 日本の自動車メーカーの海外事業展開を JBIC が金融面から支援するものです
73 1 JBICのスキー 協調融資保証 / 海外シンジケートローン保証 / 公債保証開発途上国等に融資を行う場合には 外貨送金交換リスク カントリーリスク等が伴います JBIC がこのようなリスクを保証することにより 日本の民間金融機関の開発途上国に対する中長期融資を可能とし 開発途上国の民間資金導入および民間企業による海外ビ民間金融機関等ジネスの拡大に貢献します 保証 融資 保証 融資 投資家 公債等の発行 外国政府等 4 業務のご紹介71 スワップ保証 ( 通貨スワップ等 ) スワップ取引に対する保証を行うことにより 日本企業による海外インフ 日本企業 ラプロジェクト等に対する現地通貨建て融資等をサポートします 保証 運営 投資 海外スワップカウンターパーティ通貨スワップ契約 民間金融機関 現地通貨建て融資 海外インフラプロジェクト等 輸出金融における再保証 日本企業が他国の企業と共に設備等 を輸出する場合 JBIC が他国の輸出信用機関が行う保証等に対して再保証を 再保証 他国輸出信用機関 日本企業他国企業 行うものです これにより 他国輸出信用機関との相互保証スキームの構築 保証 輸出 が可能となり こうしたスキームを通じて 他国企業と協働する日本企業の 民間金融機関 融資 海外輸入者 輸出案件を機動的に支援します ブリッジローン 国際収支上の困難を抱えた開発途上国政府の対外取引に対し 外貨資金繰りを手当するために必要な短期資金の貸付を行うものです JBICは 2013 年 1 月 ミャンマー政府に対し ブリッジローンを供与し 同国のアジア開発銀行 (ADB) および国際開発協会 (IDA) に対する延滞債務解消に貢献しました ム 融資 外国政府等 ( 要件 ) 国際通貨基金 (IMF) 外国の銀行 世界銀行等からの融資 輸入その他の対外取引
74 4 貸付債権の譲受け公社債等の取得 国際金融分野における民間金融機関による融資や 日本企業等の資本市場からの資金調達を促進するなどの観点から 輸出金融輸入金融投資金融および事業開発等金融の各業務を遂行する場合には 資金の貸付または債務の保証に加えて JBIC は 借入人に対する他の金融 機関の貸付債権の譲受けや 借入人が資金調達のために 発行する公社債等 ( 注 ) の取得を通じて与信を行うこともで きます ( 注 ) 公債 社債もしくはこれに準ずる債券または信託の受益権が対象となります 1 JBICのスキー調査 業務のご紹介72 個別案件の初期段階において当該個別案件に関する調 査を行い または個別案件に結びつき得る地域やセク ターに絞った調査を行うことは 潜在的な優良案件を発 掘する方法として有効であり 当該案件に対する日本か ム らの資機材サービスの輸出や日本企業の事業参画の機 会拡大に結びつくことが期待されます 調査は 個別案 件のマスタープラン作成 Pre-F/S F/S(Feasibility Study) および FEED(Front End Engineering Design) や 個別案件に結びつく地域およびセクターに関する調 査等 案件の実現に必要なあらゆる段階を対象とします なお 調査完了後 最低年に一度は案件の進捗状況についてフォローアップの確認を行います 調査は 以下の順で行います 1. 調査対象の選定 2. 調査を行う業務委託先の選定 3. 調査の実施 4. 調査報告書の完成 5. フォローアップ 証券化流動化 民間金融機関の活動を補完奨励するため JBIC は証券化や流動化を支援する業務にも取り組んでいます 1. 証券化の促進 ( 保証 ) 特別目的会社や信託会社等が貸付債権等を担保として資産担保証券等を発行する場合に 当該資産担保証券の支払いを保証し カントリーリスクやストラクチャーリスクを軽減することで債券発行を支援します 2. 証券化の促進 ( 債券取得 ) 特別目的会社や信託会社等が貸付債権等を担保として発行する債券の一部を取得することを通じ 債券発行を支援します 債券取得によりオリジネーターの証券化ニーズを支援するとともに マーケットの状況に応じて 取得した債券を市場に還流させることで 債券市場の活性化を促す効果も期待されます オリジネーター 民間金融機関等 貸付債権の譲渡 特別目的会社 融資 保証 資産担保証券 取得 オブリガー 海外日系企業等 投資家 ( 内外 ) 上記では 特別目的会社を使ったスキームを紹介していますが 信託を使ったスキームや 証券化の裏づけ資産を JBIC が取得保証するスキーム等もご利用いただけます
75 1 JBICのスキー3. 売掛債権の証券化流動化支援日系現地法人が持つ売掛金債権等の金銭債権について 保証を付けることで 銀行による買取り ( 流動化 ) を促進します 特別目的会社 (SPC) や信託会社が 日本企売掛金債権等日系現地法人保証 業の現地子会社等から譲り受けた金銭債権を担保とする債券を発行した場合における 当該債券に対する保証も可能です 現地企業保証 4 業務のご紹介73 代金振込 債権譲渡 民間金融機関 SPC または信託 資産担保証券 金銭払込 投資家 ム プロジェクトファイナンスを対象とする貸付債権の一部流動化を実施 JBIC は オーストラリアロイヒル鉄鉱山および関連インフラ開発操業事業 ( ロイヒル事業 ) を実施するRoy Hill Holdings Pty Ltd に対してJBICが 組成保有しているプロジェクトファ イナンス ( 注 ) 債権の一部流動化に向け 三井住友信託銀行 ( 株 ) との間で 貸付 債権の譲渡契約を締結しました 本件 は ロイヒル事業の順調な進捗を受け 民間金融機関に同事業向けファイナン スへの参加ニーズが期待されたことか ら JBIC が組成保有する貸付債権の 一部流動化を実施したものです 日本政府は国内の民間資金が成長マ ネーに向かう循環の確立を政策として 打ち出しています 海外プロジェクト については JBIC がファイナンス組成 を行い 貸付債権の流動化等を通じて 民間金融機関の投資機会の創出 民間 資金動員を図っていくことが掲げられ ており 本件はこうした政府の施策に 合致するものです ( 注 ) プロジェクトファイナンス : プロジェクトに対する融資の返済原資を そのプロジェクトの生み出すキャッシュフローに限定し プロジェクトの現地資産等のみを担保として徴求する融資スキームのこと
76 4 業務のご紹介74 1 JBICのスキー環境社会配慮確認のための国際協力銀行ガイドライン 環境への関心が高まり 世界的に環境規制強化の動き認しています が進む中 特に海外事業においては環境社会影響に関す環境ガイドラインは JBIC が実施する環境社会配慮確るリスクマネジメントが不十分なために事業の実施に重認の手続き 判断基準 投融資等の対象となるプロジェ大な影響が出たり 社会的なレピュテーションリスククトに求められる環境社会配慮の要件を定めたもので を負う事例も少なくありません JBIC はプロジェクトの実施主体者による環境社会配慮が JBIC では このような状況のもと 業務遂行にあたり適切でないと判断した場合は その是正を働きかけ そ 環境社会配慮確認のための国際協力銀行ガイドライン れでも適切に実施されない場合は 投融資等の実行を差 ( 環境ガイドライン ) に基づいて JBIC の投融資等の対象し控えたり 借入人に期限前償還を求めることがありまとなるすべてのプロジェクトにおいて 地域社会や自然環す 境に与える影響に配慮して事業が行われていることを確 環境社会配慮確認手続き環境社会配慮確認は 投融資等決定前に対象プロジェクトを環境への影響の程度に応じてカテゴリ分類する スクリーニング 環境社会配慮の適切性について確認を行う 環境レビュー を経て 投融資等の決定後実際の影響を確認する モニタリング結果の確認 という流れで行われます プロジェクト実施主体者 融資等検討要請時スクリーニングフォームの提出 カテゴリ A の場合 環境アセスメント報告書 (ESIA レポート ) 提出が必須 環境レビューに必要な情報の提供 環境社会配慮の実施状況を報告 ( モニタリング報告 ) 国際協力銀行 カテゴリ分類の実施 カテゴリA カテゴリB カテゴリFI カテゴリC 環境レビュー ( カテゴリ A の場合 原則として現地視察を伴う ) 環境レビュー * 投融資等決定 モニタリング結果確認 ( 必要に応じて現地視察 ) 情報公開 スクリーニングにおいては プロジェクト実施主体者等から提供される情報に基づき プロジェクトの環境に及ぼす影響の大きさ等に応じ 次の 4つのカテゴリに分類します カテゴリ A カテゴリ B カテゴリ C カテゴリ FI ム 原則ウェブサイトで プロジェクト概要 カテゴリ分類結果 ESIA レポート ( カテゴリ A 案件は必須 ) を公開 ウェブサイトで 環境レビュー結果とスクリーニングフォームを公開 ( カテゴリ C 案件を除く ) プロジェクト実施主体者がモニタリング報告書を公表している場合 同報告書を原則ウェブサイトで公開 * カテゴリ FI の場合 金融仲介者等を通じ プロジェクトにおいて環境ガイドラインに示す適切な環境社会配慮が確保されるよう確認する 環境への重大で望ましくない影響のある可能性を持つようなプロジェクト環境への望ましくない影響が カテゴリAプロジェクトに比して小さいと考えられるプロジェクト環境への望ましくない影響が最小限かあるいは全くないと考えられるプロジェクト JBICの投融資等が金融仲介者等に対して行われ JBICの投融資等承諾後に 金融仲介者等が具体的なサブプロジェクトの選定や審査を行い JBICの投融資等承諾前にサブプロジェクトが特定できない場合で かつ そのようなサブプロジェクトが環境への影響を持つことが想定される場合
77 2 近年の特徴的な支援体制 海外展開支援融資ファシリティ 海外展開支援融資ファシリティの実施期限が2016 年 いくことを目的として 海外展開支援融資ファシリティ を創設し 日本経済再生に向けた緊急経済対策 ( 平成 25 年 1 月 11 日閣議決定 ) を踏まえて設置した 海外展開 6 月末日となっていましたが 引き続き2018 年 6 月末日までの時限措置として 同ファシリティを更新しています 支援出資ファシリティ とあわせ 日本企業の海外展開 を支援する 車の両輪 として 海外 M&A や資源分野等 への長期資金供給を通じて 日本企業の海外展開を積極 的に支援してきました 海外展開支援融資ファシリティの実績 (2016 年 3 月末時点 ) 件数 金額 資源エネルギーの確保開発の促進 50 2 兆 1,432 億円 海外 M&Aの支援 兆 3,777 億円 事業安定化支援 6 74 億円 日本企業の海外展開に資するその他の案件 兆 6,530 億円 4 業務のご紹介75 2 近年の特徴的な支JBIC は 日本企業の海外展開支援をより一層推進して援体制海外展開支援出資ファシリティの実績 (2016 年 3 月末時点 ) 件数 金額 15 1,288 億円
78 3 中堅中小企業の海外事業展開に向けた支援体制 4 3 中堅中小企業の海外事業展開に向けた支援体制業務のご紹介76 JBICは 経済のグローバル化の進展に応じて 海外事業展開を進める中堅中小企業を積極的に支援しています 近年 アジアを中心とする新興国の経済成長に伴い 現地生産を行う日系大手企業などの調達ニーズに応えるだけでなく 新興国市場での独自のビジネス拡大を目指す中堅中小企業が増加しています こうした海外事業目的の変化に伴って 中堅中小企業の資金ニーズも多様化しています JBIC は 中堅中小企業の海外事業における資金ニーズの多様化に応えるため 日本の民間金融機関や現地の地場銀行との連携を一層強化し 民間金融機関を通じたツーステップローン 地方銀行や信用金庫との連携による融資 現地通貨建て融資 ファイナンスリース支援のツーステップローンなど 支援策を拡大しています 中堅中小企業向け融資承諾実績 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度件数 金額 341 億円 180 億円 1,117 億円 429 億円 中堅中小企業向け支援の施策 JBICは これまでの海外融資のノウハウ経験を活用しつつ 投資金融や輸出金融などを通じて 中堅中小企業を含む日本企業の海外投資や製品輸出などに必要な長期資金を 民間金融機関との協調融資で支援しています JBIC は中堅中小企業の海外展開支援として 次の 6つの施策に取り組んでいます ある地域金融機関の支援は 大きな役割を担っています JBIC は 地方銀行をはじめ地域金融機関と業務協力協定を結んで 海外進出などに関するセミナーを共同で開催するなど 地元企業の円滑な海外展開を幅広く支援しています 2015 年度は 日本の中堅中小企業が開発途上地域で事業展開を行う際の必要資金を対象とした融資枠 ( クレジットライン ) を株式会社百十四銀行や株式会社滋賀銀行等計 6 行に設定し これら地域金融機関を通じて中堅中小企業やその海外現地法人に対し中長期資金として融資しました 日本の民間金融機関向け中堅中小企業支援のクレジットラインの締結 (2015 年度 ) 承諾日 銀行名 クレジットライン締結額 2015 年 6 月 株式会社八十二銀行 20 百万米ドル限度 2015 年 7 月 株式会社北陸銀行 30 百万米ドル限度 2015 年 9 月 株式会社百十四銀行 50 百万米ドル限度 2016 年 2 月 株式会社常陽銀行 20 百万米ドル限度 2016 年 3 月 株式会社静岡銀行 14 百万米ドル限度 2016 年 3 月 株式会社滋賀銀行 50 百万米ドル限度 1. 優遇措置の適用 : 優遇貸付条件による長期固定金利等の融資 2. 数千万円程度の少額融資 : 新規設備資金に加え 設備更新などの少額の融資 3. 現地通貨建ての融資 : 現地通貨建ての長期固定金利の融資 4. 海外企業買収資金の融資 : 企業買収 (M&A) を活用した海外進出に必要な資金の融資 5. 民間金融機関 ( 地銀信金メガバンク ) との連携 : 全国各地の中堅中小企業の海外展開ニーズに対応した融資 6. 海外駐在員事務所の活用 : 海外投資環境情報の提供や 現地政府とのトラブル解消をサポート 日本の地域金融機関等との連携海外進出を目指す中堅中小企業にとって 取引行で メキシコセミナー 名古屋商工会議所 ( 一社 ) 中部経済連合会 ( 公財 ) あいち産業振興機構との共催 ( 株 ) 愛知銀行 ( 株 ) 名古屋銀行 瀬戸信用金庫 碧海信用金庫 蒲郡信用金庫 ( 一財 ) 海外投融資情報財団の後援で開催 開発途上国地場金融機関との連携中堅中小企業にとって 現地の情報に精通した海外地場金融機関からのビジネスサポートを確保することも重要です JBIC は 日系現地法人の支援にとどまらず 日系現地法人に原材料や部品を供給する地元企業の育成支援を目的として海外地場金融機関へのツーステップローンの供与を図るなど 海外地場金融機関との関係を強化してきました
79 の間で 日本の地域金融機関を通じた中堅中小企業の現地進出支援体制整備のための覚書を結んでいます これまで JBIC は 日本の地域金融機関を通じて中堅中小企業の海外進出に関するニーズを確認しながら 海外地場金融機関との関係を強化してきました この覚書の下で 海外の地場金融機関による日系企業担当窓口 ( ジャパンデスク ) の開設拡充 進出企業の日本での取引先である地域金融機関を交えた具体的な協力連携について協議する枠組みを構築しています また 現地のジャパンデスクの積極活用等により 日本の地域金融機関の取引先である中堅中小企業のメキシコ進出を支援することを目的として JBIC は4つのメキシコ州政府及びメキシコの地場金融機関とそれぞれ覚書を締結しました これらの取り組みは 2010 年 12 月に金融庁財務省経済産業省が連名で発表した 本邦金融機関 国際協力銀行及び日本貿易振興機構等の連携による中堅中小企業のアジア地域等への進出支援体制 の整備強化について の枠組みを拡充させるものであり 政府の 総合的な TPP 関連政策大綱 における 中堅中小企業等の新市場開拓のための総合的支援体制の抜本的強化 に資する取り組みとなります 現地通貨建て融資による支援 JBIC は 中堅中小企業の海外ビジネスの拡大に応えて 2012 年からタイバーツ インドネシアルピア 中国人民元およびインドルピーなどの現地通貨建てでの融資を行っています 多くの中堅中小企業は 進出先国において現地通貨建てでの資金調達を行った場合 借入可能期間が短く ( 基本的に1 年以下の短期 ) かつ高金利であるといった問題に直面します そこでJBIC はこれらの問題を解決すべく 中堅中小企業向け優遇措置を適用した長期固定金利の現地通貨建て融資を提供し 民間金融機関との協調融資の形で取引先である海外現地法人に直接融資しています 現地通貨建て資金ニーズの部分を JBIC が融資し 民間金融機関は国内親会社経由の円建て融資で対応するような協調融資も行っています 4 業務のご紹介77 3 中堅中小企業の海外事業展開に向けた支JBIC は海外地場金融機関と援体制さらなる取り組みとして メキシコハリスコ州政府との覚書締結の様子 ( 株 ) サンエンジニアリングのタイ現地法人がタイのチョンブリー県で行う機械設備の組立設置事業に必要な資金を現地通貨建て ( タイバーツ ) にて融資 主な日本の民間金融機関向けクレジットラインに基づく個別契約 (2015 年度 ) 承諾日 銀行名 使途 2015 年 4 月 株式会社横浜銀行 株式会社ヴイエステクノロジーの香港現地法人が実施する産業用光学レンズの販売事業に必要な資金 2015 年 4 月 株式会社横浜銀行 株式会社テクノステートのメキシコ現地法人が実施する自動車部品の製造販売事業に必要な資金 2015 年 4 月 株式会社広島銀行 広島アルミニウム工業株式会社のメキシコ現地法人が実施する自動車部品の製造販売事業に必要な資金 2015 年 4 月 株式会社広島銀行 朝日アルミニウム株式会社のメキシコ現地法人が実施する自動車部品の製造販売事業に必要な資金 2015 年 10 月 株式会社北陸銀行 株式会社前垣のベトナム現地法人が実施する衣料品の製造販売事業に必要な資金 2015 年 12 月 株式会社千葉銀行 シーエスジャパン株式会社の中国現地法人が実施する貨物輸送用パレット等の製造販売事業に必要な資金 2015 年 12 月 株式会社広島銀行 ヒルタ工業株式会社のメキシコ現地法人が実施する自動車部品の製造販売事業に必要な資金 2016 年 1 月 株式会社横浜銀行 株式会社西山製作所のフィリピン現地法人が実施する冷間引抜鋼管の製造販売事業に必要な資金 2016 年 2 月 株式会社百十四銀行 ワタナベフーマック株式会社の中国現地法人が実施する食品加工機械の製造販売事業に必要な資金 2016 年 3 月 株式会社千葉銀行 株式会社トライインターナショナルのベトナム現地法人が実施するラーメン店の店舗開業に必要な資金 2016 年 3 月 株式会社北陸銀行 三晶エムイーシー株式会社のベトナム現地法人に必要なプラスチック製品の製造販売事業に必要な資金
80 3 中4 業務のご紹介78 堅中小企業の海外事業展開に向けた支援体制 情報提供セミナー等 JBIC では 中堅中小企業の海外事業展開に対する個別相談を行うとともに 取引先企業に対して 中国 インドおよびASEAN の10カ国について専門家による法務会計税務にまつわる外資規制 雇用労働問題 契約締結関連 会社設立などのアドバイザリーサービスも提供しています また 地方銀行をはじめとする地域金融機関や地方自治体 商工会議所等とも連携し 海外進出に関するセミナーや相談会の開催等を行うとともに 日本企業の主要な進出先各国の投資環境について 現地調査を踏まえてガイドブックとして取りまとめ 冊子やウェブサイトを通じて広くご提供しています JBIC では 地元企業の海外進出を支援する地方自治体や商工会議所との連携により 移動相談室 を各地で開催しています 移動相談室については 仙台 太田 東京 名古屋で定期的に開催しており 海外投資環境や長期資金の調達方法等に関するご相談に応じています 太田 - 国際銀ものづくり支援セミナー の様子 中堅中小企業懇談会 JBIC の中堅中小企業向け融資件数は2015 年度には 130 件を超えるなど 日本の中堅中小企業の海外展開は引き続き活発です こうした背景から JBIC では資金面だけでなく情報面からも海外展開に貢献することを目的に 地域や企業のニーズに応じた懇談会を企画 開催しています JBIC は 2015 年 7 月に浜松商工会議所にて 東海地域に本社を有するJBIC の取引先向けに 日本の二輪車部品業界の海外事業動向について~グローバル二輪車市場の課題 ~ と題した中堅中小企業懇談会( 東海 ) を開催し 2016 年 1 月にはJBIC 本店にて アジア市場の経済政治情勢の見通しと海外事業展開の課題 と題した中堅中小企業懇談会 ( 東京 ) を開催しました 中堅中小企業懇談会 ( 東京 ) でのディスカッションの様子
81 5 業務運営と管理体制 コーポレートガバナンス リスク管理体制 広報活動ディスクロージャー
82 1 コーポレートガバナンス1 コーポレートガバナンス 5 業務運営と管理体制80 コーポレートガバナンスの基本的な考え方ミッション遂行や 企業理念の実現のため 業務の適正株式会社国際協力銀行 (JBIC) は 株式会社国際協力銀と効率を意識したコーポレートガバナンス態勢の構築行法 ( 平成 23 年法律第 39 号 ) に規定されるJBICのに取り組んでいます 株主総会監督評価機能 監査役会取締役会会計監査人 社外監査役 監査役室 執行機能 社外取締役 経営会議 経営諮問評価委員会 リスクアドバイザリー委員会 内部監査委員会 業務決定会議 案件形成審議委員会 監査部 統合リスク管理委員会 コンプライアンス 顧客保護等管理委員会 ALM 委員会 部門長会議 BCP 委員会 人事委員会 ICT 推進委員会 [ 決定機関 ] [ 審議機関 ] 国の関与について JBIC は 国の 100% 出資の株式会社であり 株主としての国の統制のほか 主務大臣からの監督 国会による予算等の統制 会計検査院検査 主務大臣による検査 主務大臣の委任に基づく金融庁検査等の国の統制に服しています 監督評価と業務執行について JBIC においては 取締役会等による監督評価の強化と 業務執行の機動性の向上等の観点から 会社法所定の取締役会 監査役会等の機関に加え 経営諮問評価 委員会 リスクアドバイザリー委員会 内部監査委員会 経営会議を設置し さらに経営会議から委任を受ける各種の会議委員会を設置しています (1) 取締役会取締役会は 5 名の取締役で構成し うち 1 名を会社法に規定する社外取締役としています 社外取締役は JBIC の代表取締役業務執行取締役とは異なる社外出身者の視点から JBIC の業務執行の監視監督を行うほか 経営諮問評価委員会およびリスクアドバイザリー委員会の委員として JBICのガバナンス態勢向上に貢献します
83 監査役会は3 名の監査役で構成し うち2 名を会社法に規定する社外監査役としています 社外監査役は 常勤監査役とも連携のうえ 社外出身者の視点から取締役の業務執行を監査し JBIC のガバナンス態勢向上に貢献します また 監査役の職務を補助する組織として 監査役室を設置しています (3) 経営諮問評価委員会経営諮問評価委員会は 3 名以上 7 名以下の社外の有識者および社外取締役で構成し JBIC の業務および運営の状況や JBIC の経営に関して取締役会が諮問する事項等に関して評価助言を行います (4) リスクアドバイザリー委員会リスクアドバイザリー委員会は 3 名以上 7 名以下の社外の有識者および社外取締役で構成し JBIC の大口与信先に関するリスク管理審査の体制や 大型案件のリスクに関して取締役会が諮問する事項等に関して助言を行います (5) 内部監査委員会内部監査委員会は 代表取締役および社外取締役で構成し 取締役会の委任に基づき 内部監査に関する重要事項の決定審議を行います (6) 経営会議経営会議は代表取締役業務執行取締役および全執行役員で構成し 取締役会の委任に基づき JBIC の経営上の重要事項の決定審議を行うことにより JBIC の機動的な業務執行を担います なお 個別の融資案件の決定等は 以下の会議委員会に委任します ❶ 業務決定会議経営会議の委任に基づき JBIC の出融資保証等業務に関する重要事項の決定審議を行います ❷ 統合リスク管理委員会経営会議の委任に基づき JBIC の統合リスク管理に関する重要事項の決定審議を行います ❸ コンプライアンス顧客保護等管理委員会経営会議の委任に基づき JBIC のコンプライアンスおよび顧客保護等管理に関する重要事項の決定審議を行います ❹ 人事委員会経営会議の委任に基づき JBIC の人事に関する重要事項の決定審議を行います ❺ 案件形成審議委員会経営会議の委任に基づき JBIC の出融資保証等案件に係る対応方針や大口与信先向け与信方針等に関する審議を行います ❻ ALM 委員会経営会議および統合リスク管理委員会の委任に基づき JBIC の資産負債管理 (ALM) に関する重要事項の審議を行います ❼ 部門長会議経営会議の委任に基づき 国地域別の業務方針等の部門横断的な事項の審議を行います ❽ BCP 委員会経営会議の委任に基づき JBIC の大規模災害発生時等の業務継続態勢の強化策に関する審議を行います ❾ ICT 推進委員会経営会議の委任に基づき 取締役会および経営会議で決定した情報通信技術 (ICT) に係る計画方針等のもとで必要となる各種施策の実施に当たり 効果的効率的安定的な ICT 実現のための事項の審議を行います 5 業務運営と管理体制81 1 コーポレートガバ(2) 監査役会ナンス 経営諮問評価委員会委員一覧 氏名 浦田秀次郎 職業 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授 小泉愼一株式会社国際協力銀行取締役 ( 社外取締役 ) 鈴木美勝 髙木勇三 藤原美喜子 吉江純彦 株式会社時事通信社解説委員 監査法人五大会長代表社員公認会計士 アルファアソシエイツ株式会社代表取締役社長 年金積立金管理運用独立行政法人監事 ( 元日鉄住金保険サービス株式会社代表取締役社長 ) ( 五十音順 敬称略 ) リスクアドバイザリー委員会委員一覧 氏名 職業 阿部修平 スパークスグループ株式会社代表取締役社長グループCIO 小川英治 一橋大学大学院商学研究科教授 小泉愼一 株式会社国際協力銀行取締役 ( 社外取締役 ) 冨田俊基 中央大学法学部教授 松田千恵子 首都大学東京大学院社会科学研究科経営学専攻教授 横尾敬介 みずほ証券株式会社常任顧問 ( 五十音順 敬称略 )
84 1 コーポレートガバナンス5 業務運営と管理体制82 部門制について JBICでは JBICの業務における各分野セクターにおけるノウハウや専門性を集約化することで案件形成能力を高め JBICのミッションのより機動的戦略的な遂行を図るため 2011 年 7 月より部門制を導入しています 具体的には 資源ファイナンス部門 インフラ環境ファイナンス部門 産業ファイナンス部門 企画管理 部門 審査システム部門を設置し 各部門の下に専門性を持った部を設置しています 各部門については担当取締役を置くとともに 各部門の長には取締役または執行役員が就任し 各部門は部門長の指揮の下で一体的に運営され 業務の機動性効率性の向上を図っています 取締役 代表取締役総裁代表取締役副総裁代表取締役専務取締役取締役取締役 ( 社外取締役 ) 近藤章前田匡史林信光安間匡明小泉愼一 執行役員 企画管理部門長 林健一郎 企画管理部門 資源ファイナンス部門長 天川和彦 資源ファイナンス部門 インフラ環境ファイナンス部門長 内藤英雄 インフラ環境ファイナンス部門 産業ファイナンス部門長 木村茂樹 産業ファイナンス部門 審査システム部門長 吉田泰彦 審査システム部門 取締役会構成員内部監査委員会構成員経営会議構成員 内部監査について JBIC は 業務全般の内部管理態勢について その適切性有効性を評価し 改善への提言等を行うため 適切な内部監査態勢を構築しています 業務執行を担う経営会議から独立した意思決定機関として内部監査委員会を設置し 社外取締役を構成員に加えています また 業務執行部門から独立した総裁直属の部署として監査部を設置しています 監査部は 内部監査の効率的な実施のため 監査役および会計監査人と必要な情報交換および連携を行います ( 内部統制基本方針は P.168 をご参照ください ) 情報資産の保存および管理について JBIC は 高い水準の情報セキュリティを確保し 適正かつ効率的な業務運営を行うため 情報資産の利用および管理に関する基本方針である セキュリティポリシー ( P.169 をご参照ください ) を定め これに基づき情報資産の適切な取扱管理保護維持を行っています
85 JBICは 行動原則の一つに 倫理観と遵法精神 JBIC の一員としてモラルを持ちつづけます を掲げています 役職員等は 国際的業務を行う政策金融機関として社会的国際的に求められる公共的使命および社会的責任を自覚し かつ JBIC の役職員等による法令等の違反行為の発生が JBIC 全体の信用の失墜を招き JBIC の業務運営に多大な支障を来すことを十分認識したうえで 常に法令等を遵守し 公正な業務遂行に努めています コンプライアンス顧客保護等管理委員会を中心に コンプライアンスへの取り組みを推進し コンプライアンスの統括部署として法務コンプライアンス統括室を設置しています 各部門および地域統括の海外駐在員事務所にはコンプライアンス統括オフィサー 各部室および海外駐在員事務所にはコンプライアンスオフィサーを置き 職員のコンプライアンスに対する意識の醸成等 各部門等におけるコンプライアンスへの取り組みを推進しています JBIC では コンプライアンスマニュアルを制定し 役職員に対するコンプライアンス研修等を通じて周知しています こうしたコンプライアンスにかかる態勢の整備や研修等を実施するために 年度ごとにコンプライアンスプログラムを策定し 進捗状況や達成状況のフォ ローアップを行っています また コンプライアンスに関する重要な事実を早期に発見し必要な是正措置を講ずることが可能となるよう 通常の業務ラインによる報告ルートに加え 内部通報制度を整備し これを適切に運営しています 顧客保護等管理方針について JBIC は お客さまの利益を保護し利便性の向上を図るため 顧客保護等管理方針 ( P.170 をご参照ください ) を策定し 本方針に基づきお客さまの視点に立った取り組みに努めています 個人情報の保護について JBIC は 独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律 等の個人情報保護法制の下 保有する個人情報の適切な管理について必要な事項を定めた プライバシーポリシー ( P.171 をご参照ください ) を策定し 公表しています 利益相反管理方針について JBIC は 金融商品取引法に従い 利益相反管理方針 を策定し その概要 ( P.170 をご参照ください ) を公表しています 5 業務運営と管理体制83 1 コーポレートガバ コンプライアンス ( 法令等遵守 ) についてナンス
86 5 2 リスク管理体2 リスク管理体制一般に金融機関が業務を行うにあたっては 信用リスク 市場リスク ( 金利リスク 為替リスク等 ) 流動性リスク オペレーショナルリスク等のさまざまなリスクを伴います JBIC は政策金融機関として政策目的実現のための金融を業務としており 業務に伴うリスクの内容や大きさ あるいは対処の方法は民間金融機関とは異なりますが 金融機関として適切なリスク管理を行うことの重要性を認識し リスクの種類に応じたリスク管理および統合的リスク管理を行うための組織体制を構築しています 具体的には JBIC が業務の過程でさらされているさまざまなリスクを識別 測定およびモニタリングし 業務の健全性および適切性の確保ならびに透明性の向上を図制信用リスク管理 ることを JBICのリスク管理の目的と定め 各種リスクの管理に関する責任者およびリスク管理を統括する部署を置くとともに リスク管理を有効に機能させるための審議 検討等を行うため 統合リスク管理委員会および ALM 委員会を置いています また 社外の有識者等で構成し JBIC の大口与信先に関するリスク管理審査の体制や 大型案件のリスクに関して取締役会が諮問する事項等に関し助言を行うリスクアドバイザリー委員会を設置しています 政策金融機関として JBIC が業務運営上抱えるさまざまなリスクのうち代表的なリスクに対しては 次のようなリスク管理を行っています 業務運営と管理体制84 信用リスクは 与信先の財務状況の悪化等により資産 の価値が減少ないし消失し JBIC が損失を被るリスクの ことで 与信を中心とする JBIC の業務において本質的な ものです JBIC の与信の信用リスクを分類すれば 外国 政府等向け与信に伴うソヴリンリスク 企業向け与信に 伴うコーポレートリスク 与信対象プロジェクトが生む キャッシュフローを主たる返済原資とするプロジェク トファイナンス等の場合において対象プロジェクトが計 画されたキャッシュフローを生まないプロジェクトリ スク さらに外国企業および外国に所在するプロジェク ト向け与信に伴うカントリーリスク ( コーポレートリス クおよびプロジェクトリスクに付加される企業所在国お よびプロジェクト所在国に起因するリスク ) があります JBIC が行っている日本にとって重要な資源の海外におけ る開発および取得の促進 日本の産業の国際競争力の維 持および向上 ならびに地球温暖化の防止等の地球環境 の保全を目的とする海外における事業の促進等のための 金融という性格上 JBIC の与信は外国政府政府機関や 外国企業向けのものも多く したがって与信に伴う信用 リスクとしてソヴリンリスクあるいはカントリーリスク の占める割合が比較的大きいことが特徴になっています が行われます また 外国政府等あるいは外国企業に関する情報収集には海外駐在員事務所も関与しています これらの部門が収集分析した情報を基に 与信担当部門と審査管理部門が相互に牽制関係を維持しながら与信の適否に関する検討を行い 最終的にマネジメントによる与信決定の判断がなされる体制をとっています 外国政府等向け与信または外国企業向け与信に関しては JBIC は公的金融機関としての性格を最大限に活用して 相手国政府関係当局とはもちろんのこと 国際通貨基金 (International Monetary Fund: IMF) や世界銀行等の国際機関 先進国の輸出信用機関等のJBIC 類似の公的機関 さらに民間金融機関等との意見交換を通じて 与信先となる外国政府政府機関や相手国の政治経済に関する情報を幅広く収集し ソヴリンリスクあるいはカントリーリスクを評価しています 内外企業向け与信に関しては 与信先企業の信用力や提供される担保保証の適格性等が評価の対象になりますが 特に海外事業に関連する与信の場合には 与信対象となる取引の確実性 与信対象プロジェクトの実行可能性等の審査や与信先企業の属する各産業分野についても調査したうえで評価を行っています 個別与信管理 JBIC の信用リスク管理の基本は 与信決定にあたっての与信先信用力等の評価を通じた個別与信管理です 新規与信にあたっては 与信担当部門 ( 営業推進部門 ) および審査管理部門による与信先に関する情報の収集分析 行内信用格付 JBIC では 行内信用格付制度を整備し 原則としてすべての与信先に対して行内信用格付を付与しています 行内信用格付は 個別与信の判断に利用するほか 後述する信用リスク計量化にも活用するなど 信用リスク管
87 2 リスク管理体制市場リスク管理 理の基礎をなすものです 資産自己査定一般に日本の民間金融機関では金融庁の 金融検査マニュアル ( 預金等受入金融機関に係る検査マニュアル ) に沿って資産自己査定を行っていますが JBIC においても同マニュアルを基に JBIC の資産の特徴を適切に査定結果に反映させるよう資産自己査定を行っています 資産自己査定にあたっては 与信担当部門による第一次査定 審査管理部門による第二次査定および内部監査担当部門による内部監査という態勢をとっています 資産自 信用リスク計量化 JBIC では 前述の個別与信管理に加えて ポートフォリオ全体のリスク量把握のため 信用リスクの計量化も行っています 信用リスクの計量化にあたっては 長期の貸出や ソヴリンリスクあるいはカントリーリスクを伴った与信の占める割合が大きいという民間金融機関には例を見ないJBIC のローンポートフォリオの特徴 さらには公的債権者固有のパリクラブ ( 注 ) 等国際的支援の枠組み等による債権保全メカニズムを織り込むことが適切であり これらの諸要素を考慮した JBIC 独自の信用リスク計量化モデルにより 信用リスク量を計測し 内部管 5 業務運営と管理体制85 己査定の結果については JBIC における与信状況の不断の見直しを行うために内部活用するのみならず JBIC の財務内容の透明性向上のための資産内容の開示にも積極的に利用しています 理に活用しています ( 注 ) パリクラブ : 債務返済困難に直面した債務国に対し 二国間公的債務の返済負担の軽減措置を取り決める非公式な債権国会合のこと 1956 年にアルゼンチンの債務問題について開催されたのを皮切りに 以後フランス経済財政産業省 ( パリ ) が事務局となり パリで開催されることから パリクラブと呼ばれるようになりました 金融派生商品 ( デリバティブ ) 取引等 (1) 金融派生商品取引等に対する基本的取り組み方針 JBIC が行う金融派生商品取引等は 為替リスク金利リスクをヘッジする目的のみに限定しています (2) 取引内容 JBIC は 金利スワップ 通貨スワップ 先物外国為替予約といった金融派生商品取引等を行っており 2016 年 3 月末時点の取引量は下記の表 ( 金融派生商品等信用リスク相当額 ) のとおりです 金融派生商品等信用リスク相当額 2016 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 億円 ) 市場リスクとは 金利為替等の変動により保有する資産負債の価値が変動し損失を被るリスクおよび資産負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスクであり JBIC では市場リスクに対し 以下のような対応をしています 為替リスク外貨貸付業務に伴う為替変動リスクに関しては 原則として外貨貸付調達にあたり通貨スワップおよび先物外国為替予約を利用したフルヘッジ方針をとっています 金利リスク将来の資産負債構造および損益状況の把握に努めるとともに 外貨貸付業務においては 原則として 貸付調達ともに金利スワップを利用して変動金利での資金管理を行うことにより金利リスクヘッジを行っています 一方 円貨貸付業務においては 主として固定金利での資金管理を行っています ただし 金利変動リスクの影響が大きいと考えられる部分では スワップ等により金利リスクヘッジを行っており 金利リスクは限定的です 契約金額想定元本金額 信用リスク相当額 金利スワップ 33,339 1,012 通貨スワップ 40,823 3,881 先物外国為替予約 3 0 その他金融派生商品取引ーー ネッティングによる信用リスク削減効果 3,312 合計 74,166 1,580 ( 注 ) 信用リスク相当額は 国際統一基準によって算定されたものです
88 5 業務運営と管理体2 リスク管理体制(3) 金融派生商品取引等に関連するリスク 金融派生商品取引等には以下のリスクが存在します 市場性信用リスク 金融派生商品取引等の相手方の経営悪化や倒産等によ り 契約どおりに取引を履行できなくなったときに損失 を被るリスクです 市場リスク 金融派生商品取引等の金融商品の価値 ( 取引の時価 ) が 金利為替等の変動により増減することによって損失を 被るリスクです 流動性リスク管理 (4) 前記のリスクに対するJBICの対応 市場性信用リスク取引相手先ごとの金融派生商品取引等の時価および信用リスク相当額 取引相手先の信用状態を常時把握管理のうえ 取引相手先としての適格性判断に活用しています 市場リスク JBIC は金融派生商品取引等をヘッジ目的のみに限定しており 金融派生商品取引等の市場リスクは基本的にヘッジ対象取引 ( 資金調達取引や貸付取引 ) の市場リスクと相殺されています 流動性リスクとは 運用と調達の期間のミスマッチや 予期せぬ資金の流出により 必要な資金確保が困難にな る または通常よりも著しく高い金利での資金調達を余 儀なくされることにより損失を被るリスク および市場 の混乱等により市場において取引ができなくなる ある いは通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくさ れることにより損失を被るリスクを意味します JBIC は財政融資資金借入 政府保証外債 財投機関債等の多様な資金調達手段を確保することに加え 資金繰りの管理を十分に行うことによって流動性リスク回避に万全を期しています オペレーショナルリスク管理 制オペレーショナルリスクとは 業務の過程 役職員の 活動もしくはシステムが不適切であること または外生 的な事象により損失を被るリスクであり 事務リスク システムリスクのほか JBIC の業務に付随する直接的 間接的なさまざまなリスクが存在します JBIC ではこの ようなリスクの把握 分析および管理を積極的に進めて いく方針です 事務リスク 事務リスクとは 役職員が正確な事務を怠る あるい は事故不正等を起こすことにより損失を被るリスクで す JBIC では 事務リスクの軽減のために 事務手続き におけるプロセスチェックの徹底 マニュアル等の整備 86 研修制度の充実 機械化システム化の促進等を通じ 事務処理の正確性確保に努めています システムリスクシステムリスクとは コンピュータシステムのダウンまたは誤作動等のシステムの不備等に伴い損失を被るリスクおよびコンピュータが不正に使用されることにより損失を被るリスクです JBIC においては 1システム障害および顧客情報の漏えい等の未然防止に努めるとともに 2 緊急的なシステム停止への対応策としてコンティンジェンシープランを策定のうえ訓練を実施するなど 緊急時対応の実効性向上にも努め システムリスクの極小化を図っています 86
89 3 広報活動ディスクロージャー JBIC では 国内外の多くの方に JBIC の活動をご理解 いただくため 刊行物やウェブサイト等も活用しながら お知らせ セミナーのご案内 海外投資環境情報 各種 JBIC の各種パンフレット 年次報告書や広報誌等を一般 調査レポート 環境への取り組み 年次報告書や各種パ の方々にご提供しています また JBIC のウェブサイト ンフレット 投資家向け IR 情報等も掲載しています を国内外に発信しています メディア向け情報提供 各種刊行物やウェブサイト等を通じた情報発信に加 各種刊行物 え 報道メディア向けには 記者会見や勉強会等を通じ JBIC の毎年の活動状況や財務状況については 年次報 JBIC の活動状況等についてご紹介しています 3 会 SEC 向け開示資料 Form10-K 等 といった各種開示 資料に掲載しています 広報活動ディスクロージャー 告書 事業報告書や有価証券報告書 米国証券取引委員 海外からの情報発信 JBIC では 海外からの情報発信として 駐在員事務所 また 広報誌 JBIC Today を発行し JBIC の最近の による外部媒体へのレポート等の寄稿も積極的に行い 取り組みや業務上のトピックス等をご紹介しているほ 現地の政治経済事情企業動向等 駐在員によるタイム か JBIC の業務内容を説明するパンフレットとして リーな現地ならではの話題を発信しています JBIC Profile- 国際協力銀行の役割と機能 や 国際協力 銀行の環境への取り組み 等もご用意しています 国 際 協 力銀 行の広 報 誌 Febr uary ホームページ Facebook 年5月発行 al Coo per atio 行の 広 報 February 誌 2016 n 特集 業の グローバル 展開 年度 海 外直 接 投 資アンケー ト結 果 第 2 7回 より 協力銀行 企画管理部 衛生生活用品のイノベーションで 世界により快適な毎日を 国際協力銀行では 本誌を季 刊で発行していま 本誌に掲載されて す いる画像 文章の無断転用 無断転載 はお断り します ホームページ ht tp://ww w.jbic.g o.jp Facebo ok http :// ok.com /JBIC.Ja この印刷物 は 大豆油イン キを包含し 植物油イン た キを使用し ています 画部 報道課 電源開発公社へのバイヤーズクレジットを通して バングラデシュの経済発展を支援 門 経営企 画像 文章の無断転用無断転載はお断りします の広報 JBIC Today ジェービック トゥデイ 2016年5月号 誌を季刊で発行しています Jap an Ban k for Inte rna tion 国 際 協 力銀 To d a y アフリカの成長と 電力インフラ 変化する製造業企 JBIC Today ジェービック トゥデイ 年2月号 東京都千代田 2016年2月発行 区大手町1丁 目4番1号 Tel 株式会 社国際 東京都千代田区大手町1丁目4番1号 Tel 株式会社国際協力銀行 企画管理部門 経営企画部 報道課 特集 鈴木 フ があります リーポートLNG 鈴木 JBICに 契約までの日 プロジェクト 中 部 電 力と 程も厳しい中 本 件 融 資の初 約書1つ1つ は 大 阪ガス 契 談が寄 せられ に4件の違い 期 的な相 米 国 Freeport たのは 2015年 を間違いな 法人 映していかな LNG Expan く反 その後 中部電 2月でした ければならず sion, L.P.が る米国法人F 緊張の連続で 出資す 力と東 京電力 したが大変勉 LIQ社が 料の上 流から による 燃 強になりました 米国テキサス リーポートに天然 輸送 発電ま 調印が完了し 無事 契約 州フ ガス液化設備 でのバリュー チェーンにお た時は本当に 第1トレイ を建設し ける包 括的な 安心しました 鈴木 従来 ン 米国産シェー アライアンス 議の進 展があ LNGは海外か ルガス等を原 協 LNGを った上 で くるか 点と点 らどう持って 生産するもので 料に CPCとの調印式の様子 7月から具体的 な融資 交渉が を結ぶ 線 JBICは 2014年 月にFLIQ社 を基本とする 加速しました 界でしたが 10 との 間 で26億 世 月からの数ヵ そのため 線 を個別に管理 JBI 米ドル 限 7 月で 電力セ C分 の PFによ ジェクトとして認識しているなど 本件に対 非効率な部分 していくと 度 クター改 革を踏 まえた本件の る貸付 契約を が出てきますの います 位置づけにつ 結んで 面 で捉え する台湾における期待は非常に高いと感 で 今後は いても議論し つつ 4件の ることが益 々重要とな PFの 協議 東日本大震災 じています JBICとしても 関係者の方々 電力会 社が必 ります 手続きを経て 後 天然ガ 約調印に持っ 要な LNGを スの安定的確 契 保と調達コス ていかなけれ との連携を密にしつつ適切な案件管理を 調達した後 市場動 向によ トの削減は我が ばなりません した これは っては 第三国 国の重要課題 で となっています LNG船 の 行っていきたいと考えています に売るという 選択肢もあ PFの 知 見を豊 その中で本件 り得ます 富に持つ JBICにとっても 今後は 多様な では 従来の 原油価格ベー 担当者としては 本件の関係者の皆様 ネスの展開が スではない ハードなものと ビジ りました あり得るわけで 米国の な 市場価 天然ガス の顔や 需要が大きく見込まれる新興国 JBICとして も そうした新 格をベースに 香田 私は入 FLIQ 社が第 しい展 開に応 にて生本プロ 行1年目で本 1トレイン の人々の顔を常に思い描きながら じつつ 我が 産するLNGの 国の資 源確保 件のよ なプロジェ 全量を中部電 のために何が うな大き クトの実務 阪ガス ジェクトの円滑な推進をサポー トしていきた 力と大 できるのか が引き取り 考える重要 を担当する ます 米国か を な局面を迎え 正直戸 惑う ことになり ことも多か 安定的に確保 らのLNGを ていると思い いと思っています 香田 新しい ったのですが ます することは 方の指 導を仰 LNGビジネス 先輩 LNG供給源の 角化 LNG価 ぎながら各部 片山 本件はエクソンモービルやBASFな の展 開を受 け 金融面 多 格の多様化に 署との 書類作 でのク 協議や リエイティ 成に取り組み 貢献するも なるので ど世界で6社しか作っていない INAを 日本 ビティと公的 機関としての す のと ました スポン 皆様と接する 政策実 現とい サーの 今回4 で唯一製造するKHネオケムが 成長著し 機会も多かっ うバランスを う実現してい 隻の LNG船 たため LNG ど 船の技 術など くか JBICに 調達案件の特 電力会 社が海 いアジアを中心に 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フリーポー するものです NG船合計4 も2件の PFに LNG供給源の トLNG 液 隻を調達する 多角化 化天然ガス ための資金と LNG価格の多 プロジェク なります 様化に貢献 LNGビジネ スの多様な展 する石化案件 開に応える 応えたいという思いをこめたやりがいのある 案件でした May 2016 Today 4隻の LN G輸送船調 達を 支援し 遷 鈴木洋之 り変わる LNGビ 香田華奈 Japan Bank for International ジネスへCooperation 柔軟に対応 JBIC は 2015年 9月 中部電 ナンス PF 力 と日本郵 この印刷物は 大豆油インキを包含した 植物油インキを使用しています JBIIC JB C Today誌 国際協力銀行の広報誌 JBIC JBIC SPOT LIGHT 資源ファイナンス 部門 石油天然ガス部 第 1 ユニット 調査役 当時 業ファイナンス部門 業投資貿易部 3 ユニット 副調査役 の出 資 パート を通じて更な することを目的 覚書 を締結 われた調印 Cとの過去の もCPCから謝 な関係を改め できました 今 台湾の石化事 業の最大級の た 工場が立 も重要なプロ 5 等を通じ さまざまな情報 宮原 綾子 私が担当させ プロジェクトは プラント建設の 市場環境など ら 完工を見 とになります 新たな課題 あります チャ りがいのある は 出融資保証等制度のご説明 プレスリリース 各種 JBIC 広報センター 本店 と西日本オフィスでは 本企業による 油化学事業の 外展開を出資で支援 ェクトファイナン PC選定段階 です 本件は として将来起 必要があった ンテーションも にできない難し JBIC のウェブサイト で 業務運営と管理体制 情報発信および情報提供を行っています ウェブサイト わが社のグロ ーバル戦略 株式会社鈴木 栄光堂 岐 阜県 大垣市 安心安全な 日本の菓子を 世界へ届け る ニュース を読む 日本企業による石油化学事業の トリニダード 海外展開を出資で支援 トバゴで の メタノール ジメチルエー テル製造事業 初のプロジェ に クトファイナ ンス SPOT LIGHT pan 4隻の LN G輸 支援し 遷り 送船調達を 変わる LNGビジネ スへ柔軟に対 応 JBIC Today 国際協力銀行の環境への取り組み JBIC ウェブサイト 87
90 5 業務運営と管理体3 広報活動ディスクロージャ制員を招へいしており これまでのセミナー参加者は累計 で約 660 名となっております JBIC セミナー 88 ー 国際交流 JBIC では 海外の取引先や関係先との相互理解を促進 するとともに JBIC の役割や機能等に対する理解を深め てもらうべく 1976 年以来 毎年 JBIC セミナー を日 本で開催しています 本セミナーでは 毎年 世界各国 の政府政府機関 民間企業や金融機関等の中堅幹部職 これらの情報は JBIC ウェブサイト等を通じてご覧いただけます 大阪経済大学経済学部で講義を行う JBIC 田﨑 各種イベントへの参加 JBIC は JBIC の役割機能や環境分野での支援等に ついて紹介するため 国内外のイベントにも積極的に参 加しています 2015 年 12 月には 東京ビッグサイトにて開催された エコプロダクツ 2015 にブース出展しました 海外に おいては 2016 年 2 月に南アフリカにて開催された世 界有数の鉱物資源関連会議であるアフリカ鉱山投資会議 Mining Indaba に参加しました また 2015 年 7 月には 大阪経済大学経済学部 経済 学特殊講義 Ⅱ( 通商政策講座 ) において 政策金融による 海外ビジネス支援 をテーマに講義を行いました エコプロダクツ2015 ディスクロージャー 独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律 に基づく文書の開示請求および 独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律 に基づく保有個人情報の開示請求については JBIC 本店の 情報公開個人情報保護窓口 (P.171をご参照ください ) で取り扱っています 情報提供資料 ( 主なもの ) 事業報告書 資料の種類 計算書類財産目録決算報告書監査役の意見監査報告年次報告書 ( 和文英文版 ) 広報誌等 ウェブサイト 業務内容 業務実績 組織概要 財務内容などを掲載 JBIC の本店 西日本オフィスに常備 国会図書館 経済団体等に配布 公表場所方法 JBIC 本店 西日本オフィス 各駐在員事務所に常備 ご希望の方等に配布 インターネット上に開設 (URL) ウェブサイト 88
91 資料編 1 業務統計 1 概況 過去5年間の推移 90 1 承諾状況 90 A 金融目的別出融資保証承諾状況 90 B 地域別出融資保証承諾状況 90 2 実行状況 91 3 回収状況 91 4 残高状況 91 2 承諾 92 1 日本の船舶プラント輸出等に対する融資承諾状況 92 2 エネルギー鉱物資源の確保等に対する融資承諾状況 92 3 日本企業の海外投資 資源関連除く に対する融資承諾状況 93 4 中堅中小企業の海外投資事業に対する融資承諾状況 93 5 保証の種類別承諾状況 93 6 地域別承諾状況 94 A 輸出金融の地域別融資承諾状況 94 B 輸入金融の地域別融資承諾状況 94 C 投資金融の地域別融資承諾状況 94 D 事業開発等金融の地域別融資承諾状況 95 E 保証の地域別承諾状況 95 F 出資の地域別承諾状況 95 7 国地域別出融資承諾状況 96 3 残高 99 1 金融目的別出融資保証残高状況 99 2 保証種類別残高状況 99 3 国地域別出融資残高状況100 4 その他 バイヤーズクレジットバンクローン主要案件一覧 2015年度 事業開発等金融案件一覧 2015年度 パリクラブ合意に基づく債務救済措置にかかる契約締結状況 2015年度 標準的な融資条件 6 地域分類内訳国地域等について
92 1 資料編1業務統1 概況(過去5年間の推移)(1) 承諾状況 概況 ( 過去 5 年間の推移 ) A. 金融目的別出融資保証承諾状況 ( 単位 : 億円 %) 計2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 ( 平成 23 年度 ) ( 平成 24 年度 ) ( 平成 25 年度 ) ( 平成 26 年度 ) ( 平成 27 年度 ) 件数 金額 構成比 件数 金額 構成比 件数 金額 構成比 件数 金額 構成比 件数 金額 構成比 1 融資 輸出 40 2, , , , ,410 6 船舶 プラント 20 1, , , ,073 4 技術提供 輸入 3 1, , , 資源 3 1, , , 投資 84 9, , , , , 資源 26 6, , , , , 一般 58 3, , , , , 事業開発等金融 , ブリッジローン 小計 , , , , , 保証 15 2, , , , , 出資 合計 , , , , , B. 地域別出融資保証承諾状況 2011 年度 ( 平成 23 年度 ) 2012 年度 ( 平成 24 年度 ) 2013 年度 ( 平成 25 年度 ) 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) ( 単位 : 億円 %) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 件数金額構成比件数金額構成比件数金額構成比件数金額構成比件数金額構成比 アジア 65 2, , , , , 大洋州 12 1, , , , ヨーロッパ 15 2, , , , , 中東 8 2, , , , , アフリカ , 北米 11 1, , , , , 中南米 26 4, , , , , 国際機関等 その他 3 1, , 合計 , , , , ,
93 資統計91 1 概( 単位 : 億円 %) 2011 年度 ( 平成 23 年度 ) 2012 年度 ( 平成 24 年度 ) 2013 年度 ( 平成 25 年度 ) 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 金額構成比金額構成比金額構成比金額構成比金額構成比 1 融資輸出 , , , ,488 7 輸入 2, , , 投資 7, , , , , 事業開発等金融 1, ブリッジローン 小計 10, , , , , 保証 3, , , , , 出資 合計 14, , , , , (3) 回収状況 ( 単位 : 億円 %) 2011 年度 ( 平成 23 年度 ) 2012 年度 ( 平成 24 年度 ) 2013 年度 ( 平成 25 年度 ) 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 金額構成比金額構成比金額構成比金額構成比金額構成比 1 融資輸出 1, , , , 輸入 2, , , , ,543 6 投資 7, , , , , 事業開発等金融 1, , , , ,517 6 ブリッジローン 政府ベース借款 小計 12, , , , , 保証 3, , , , , 出資 合計 16, , , , , ( 注 )2014 年度および 2015 年度における繰上償還額 ( 翌年以降に原償還期日が予定されていたもののうち当該年度中に償還された額 ) は おのおの 2,470 億円および 3,851 億円です 料編1業務況(過去5年間の(2) 実行状況推移)(4) 残高状況 ( 単位 : 億円 %) 2011 年度 ( 平成 23 年度 ) 2012 年度 ( 平成 24 年度 ) 2013 年度 ( 平成 25 年度 ) 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 金額構成比金額構成比金額構成比金額構成比金額構成比 1 融資輸出 6, , , , ,447 5 輸入 5, , , , ,257 3 投資 57, , , , , 事業開発等金融 10, , , , ,018 6 政府ベース借款 小計 81, , , , , 保証 23, , , , , 出資 , , , ,949 1 合計 105, , , , ,
94 資料編1業務統2 承諾2 承諾 (1) 日本の船舶プラント輸出等に対する融資承諾状況 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 %) 件数金額構成比件数金額構成比 船舶 電気機械 8 1, 通信機械 その他の産業機械 14 2, 土木建設機械 化学設備 3 1, 石油ガス設備 5 1, 鉄非鉄製造設備 その他 技術提供 その他 合計 49 4, , 計92 (2) エネルギー鉱物資源の確保等に対する融資承諾状況 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 %) 件数金額構成比件数金額構成比 エネルギー資源 16 9, , 石油 6 1, , 天然ガス 10 8, , その他の資源 鉄鉱石 銅銅鉱石 木材木材チップパルプ その他 合計 20 10, ,
95 資統計93 (3) 日本企業の海外投資 ( 資源関連除く ) に対する融資承諾状況 2 承諾2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 %) 件数金額構成比件数金額構成比 製造業 101 3, 食料 繊維 木材パルプ 化学 石油石炭 2 2, 窯業土石 鉄非鉄金属製品 機械 電気機械 輸送用機械 その他の製造業 建設業 電気ガス熱供給水道業 7 1, , 情報通信業 運輸業 郵便業 1 1, 商業 サービス業 ( 注 ) その他 64 7, , 合計 , , ( 注 ) その他 には 日本の民間金融機関向けツーステップローンが含まれており 自動車同部品 電気電子 機械金属 化学 卸売小売といった多様な製造業やサービス業を含む日本企業の海外事業を支援しています 料編1業務(4) 中堅中小企業の海外投資事業に対する融資承諾状況 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 件数金額件数金額 中堅企業および中小企業者向け融資 109 1, ( 単位 : 億円 ) ( 注 1) 中堅中小企業の海外投資事業への融資に際しては 貸付利率等の融資条件の優遇措置を設けています ( 注 2) 本表において 中小企業者とは 原則として資本金 3 億円以下または常時使用する従業員の数が 300 人以下の企業および個人 中堅企業とは 資本金 10 億円未満の企業 ( ただし中小企業者以外 ) を指します (5) 保証の種類別承諾状況 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 %) 件数 金額 構成比 件数 金額 構成比 サムライ債保証 3 1, 航空機輸入保証 その他 合計 15 3, ,
96 資料編1業務統2 承諾(6) 地域別承諾状況 A. 輸出金融の地域別融資承諾状況 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 %) 件数金額構成比件数金額構成比 アジア 37 3, 東アジア 東南アジア 南アジア 中央アジアコーカサス 6 2, ヨーロッパ 中東欧ロシア 西ヨーロッパ 中東 アフリカ サハラ以北 サハラ以南 中南米 合計 49 4, , B. 輸入金融の地域別融資承諾状況 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 %) 件数金額構成比件数金額構成比 中東 1 2, 合計 1 2, 計94 C. 投資金融の地域別融資承諾状況 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 %) 件数金額構成比件数金額構成比 アジア 121 2, ,667 9 東アジア 東南アジア 91 1, ,532 8 南アジア 大洋州 6 1, ヨーロッパ 14 2, , 中東欧ロシア 西ヨーロッパ 14 2, , 中東 7 3, ,692 9 アフリカ サハラ以北 北米 38 12, , 中南米 9 1, , その他 合計 , ,
97 資統計95 D. 事業開発等金融の地域別融資承諾状況 2 承諾2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 %) 件数金額構成比件数金額構成比 アジア 東南アジア 中東 アフリカ サハラ以南 中南米 合計 料編1業務E. 保証の地域別承諾状況 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 %) 件数金額構成比件数金額構成比 アジア 東アジア 東南アジア 南アジア 中東 3 1, アフリカ サハラ以北 サハラ以南 北米 中南米 合計 15 3, , F. 出資の地域別承諾状況 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 %) 件数金額構成比件数金額構成比 アジア 東アジア 東南アジア 南アジア 北米 その他 合計
98 2 承諾資料編1業務統(7) 国地域別出融資承諾状況 地域 / 相手国等 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 ) 計アジア 東アジア 中国 ,550 39,011 香港 ,181 韓国 ,854 モンゴル その他 ,029 5,164 小計 ,575 60,256 東南アジア ブルネイ カンボジア インドネシア 28 1, ,553 57,141 ラオス マレーシア ,179 ミャンマー ,858 フィリピン ,553 シンガポール ,567 タイ ,542 27,590 ベトナム ,706 その他 36 2,139 小計 99 2, ,954 6, ,434 南アジア バングラデシュ インド ,916 パキスタン 290 2,983 スリランカ その他 小計 ,232 17,031 中央アジアコーカサス カザフスタン 25 3,018 トルクメニスタン 5 2, ,849 ウズベキスタン ,066 その他 8 1,950 小計 6 2, ,884 計 160 5, ,751 11, ,606 大洋州 オーストラリア ( 豪州 ) 4 1, ,041 ニュージーランド ,768 パプアニューギニア 56 2,672 その他 計 6 1, ,126 36, 累計 件数承諾額件数承諾額件数承諾額
99 資料編1業務統計97 ( 単位 : 億円 ) 2 承諾地域 / 相手国等 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 累計 件数承諾額件数承諾額件数承諾額 ヨーロッパ中東欧ロシアベラルーシ 3 56 ブルガリア 117 1,344 モルドバ 1 53 ルーマニア ロシア ,023 ウクライナ その他 ,349 小計 ,271 40,192 西ヨーロッパキプロス デンマーク フィンランド フランス ,423 ドイツ ,675 イギリス ( 英国 ) 3 1, , ,185 アイスランド アイルランド ,386 イタリア ,743 ルクセンブルク ,205 マルタ オランダ ,380 ノルウェー 248 4,562 ポルトガル スペイン ,290 スウェーデン 58 1,448 マン島 5 59 スイス ,050 その他 607 6,577 小計 16 2, ,479 2,561 57,774 計 17 2, ,983 3,832 97,966 中東バーレーン 6 1,104 イラン ,268 イラク 21 2,199 ヨルダン クウェート 23 2,039 オマーン 28 2,964 カタール 1 1, ,911 サウジアラビア 3 2, ,018 トルコ ,006 アラブ首長国連邦 2 2, ,267 イエメン その他 106 2,120 計 11 3, , ,150
100 資料編1業務統2 承諾地域 / 相手国等 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) ( 単位 : 億円 ) 計アフリカ サハラ以北 アルジェリア 345 9,718 エジプト 183 2,405 モロッコ ,450 その他 22 1,081 小計 ,655 サハラ以南 アンゴラ ,008 赤道ギニア ガボン ケニア リベリア 1,202 14,750 マダガスカル 9 1,025 モザンビーク ニジェール 117 1,051 ナイジェリア 51 2,665 セーシェル 2 12 南アフリカ ,285 タンザニア ウガンダ その他 183 1,624 小計 ,806 26,788 計 5 1, ,366 41,444 北米 カナダ ,632 アメリカ ( 米国 ) 37 12, ,553 2,663 82,620 計 39 13, ,553 2,990 90,252 中南米 アルゼンチン 272 5,640 バハマ ボリビア ブラジル ,955 32,653 英領バージン諸島 1 3, ,450 ケイマン諸島 チリ ,346 コロンビア 122 2,762 エクアドル エルサルバドル ジャマイカ 2 35 パナマ ,188 パラグアイ ペルー ,875 トリニダードトバゴ メキシコ ,319 ベネズエラボリバル 81 6,618 その他 181 2,120 計 16 1, ,968 4, ,231 国際機関等 計 56 12,080 ( 注 ) その他 計 ,519 総合計 , ,907 26, ,005 ( 注 ) その他 : 日本の民間金融機関向けツーステップローン 対象プロジェクトが複数国にまたがる案件等 98 累計 件数承諾額件数承諾額件数承諾額
101 資統計99 3 残高残高 3 (1) 金融目的別出融資保証残高状況 ( 単位 : 億円 %) 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 金額 構成比 金額 構成比 1 融資 輸出 8, ,447 5 船舶 1, ,579 1 プラント 6, ,865 4 技術提供 輸入 6, ,257 3 資源 6, ,215 3 製品技術 投資 119, , 資源 58, , 一般 61, , 事業開発等金融 9, ,018 6 政府ベース借款 小計 144, , 保証 25, , 出資 2, ,949 1 合計 172, , 料編1業務(2) 保証種類別残高状況 2014 年度 ( 平成 26 年度 ) 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) 金額構成比金額構成比 サムライ債保証 13, , 航空機輸入保証 4, , その他 7, , 合計 25, , ( 単位 : 億円 %)
102 3 残高資料編1業務統(3) 国地域別出融資残高状況 (2016 年 3 月 31 日現在単位 : 億円 ) 地域 / 相手国等 件数 残高 アジア 東アジア 中国 106 1,125 香港 韓国 モンゴル 1 2 その他 小計 143 1,969 東南アジア ブルネイ カンボジア 2 1 インドネシア 144 6,467 ラオス マレーシア ミャンマー フィリピン 19 2,373 シンガポール 33 1,711 タイ 124 1,823 ベトナム 82 2,140 計100 小計 ,846 南アジア インド 91 2,223 パキスタン スリランカ 4 38 小計 98 2,818 中央アジアコーカサス カザフスタン 10 1,940 トルクメニスタン 小計 17 2,363 計 ,998 大洋州 オーストラリア 70 18,049 ニュージーランド パプアニューギニア 6 2,782 計 80 21,176 ヨーロッパ 中東欧ロシア ブルガリア 5 86 セルビア 2 29 モルドバ 1 9 ルーマニア 1 1 ロシア 24 4,363 小計 33 4,490 西ヨーロッパ キプロス 4 57 デンマーク フランス 5 1,633 ドイツ 28 1,223 イギリス 31 4,790 アイルランド 9 3,398 イタリア ルクセンブルク 8 1,073 マルタ オランダ 6 1,033 ノルウェー 2 74 スペイン スウェーデン マン島 5 65 スイス 小計 ,141 計 ,632
103 資料編1業務統計101 (2016 年 3 月 31 日現在単位 : 億円 ) 3 残高地域 / 相手国等件数残高 中東バーレーン イラン イラク ヨルダン クウェート オマーン 10 1,467 カタール 5 3,589 サウジアラビア 10 4,962 トルコ アラブ首長国連邦 6 4,588 イエメン 計 76 17,342 アフリカサハラ以北アルジェリア エジプト モロッコ 小計 11 1,071 サハラ以南アンゴラ 赤道ギニア 2 57 ガボン 2 3 ケニア 2 2 リベリア 1 17 マダガスカル ニジェール 6 11 ナイジェリア セーシェル 3 5 南アフリカ ウガンダ 1 0 小計 35 2,138 計 46 3,209 北米カナダ 12 2,685 アメリカ ,603 計 ,289 中南米アルゼンチン 2 1,353 バハマ ボリビア ブラジル 53 6,368 ケイマン諸島 チリ 23 8,773 コロンビア エクアドル 6 2 パナマ パラグアイ 1 22 ペルー メキシコ 65 2,431 ベネズエラボリバル 6 2,453 計 ,055 国際機関等計 ( 注 ) その他 ( 注 ) その他 : 日本の民間金融機関向けツーステップローン 対象プロジェクトが複数国にまたがる案件等 計 35 5,324 総合計 1, ,439
104 資料編1業務統4 その他4 その他 (1) バイヤーズクレジットバンクローン主要案件一覧 (2015 年度 ) 国名案件概要相手方承諾額 ウガンダ道路建設整備用建設機械等の輸出ウガンダ共和国 75 億円 計ウズベキスタン アンモニア / 尿素製造プラント新設事業に必要な機器および役務の輸出 アサカバンク 41,544 百万円 バングラデシュ ガス複合火力発電所建設事業に必要な機器および役務の輸出 バングラデシュ電源開発公社 185 億円 インドネシア 超々臨界圧石炭火力発電所拡張事業に必要な機器および役務の輸出 インドネシア国営電力会社 98 億円 インドネシア 超々臨界圧石炭火力発電所拡張事業に必要な機器および役務の輸出 インドネシア国営電力会社 107 百万米ドル アンゴラ 光海底ケーブル敷設事業に必要な機器および役務の輸出 アンゴラ開発銀行 65.8 百万米ドル ( 注 ) バイヤーズクレジット バンクローンは 外国の輸入者または金融機関に対して 日本からの設備等の輸入 技術の受入れに必要な資金を直接融資します 融資先が輸入者 の場合をバイヤーズクレジット 金融機関の場合をバンクローンと呼びます 102 (2) 事業開発等金融案件一覧 (2015 年度 ) 国名案件概要相手方本行承諾額 ブラジル再生可能エネルギー事業ブラジル国立経済社会開発銀行 50 百万米ドル ( 注 ) メキシコ再生可能エネルギーおよびエネルギー効率化事業メキシコ外国貿易銀行 50 百万米ドル ( 注 ) インドネシアサムライ債の一部取得インドネシア共和国政府 インドネシアサムライ債の一部取得インドネシア共和国政府 ( 注 ) 金額は 本行の融資承諾額 なお これとは別に 民間金融機関分に対しては JBIC が保証を供与しています (3) パリクラブ合意に基づく債務救済措置にかかる契約締結状況 (2015 年度 ) 国名 パリクラブ合意日 債務救済措置にかかる契約締結日 対象債権額 アルゼンチン ,523 百万円 ( 注 ) パリクラブとは 債務返済困難に直面した債務国に対し 二国間公的債務の返済負担の軽減措置を取り決める非公式な債権国会合のことをいいます 1956 年にアルゼンチンの債務問題について開催されたのを初回として 以後フランス経済財政産業省 ( パリ ) が事務局となり パリで開催されることから パリクラブと呼ばれるようになりました 本表では このパリクラブにおける政府間の合意に基づいて 2015 年度に JBIC が締結した債務救済措置にかかる契約を記載しています
105 資統計103 5 標 年度における標準的な融資条件は以下のとおりです 貸付金利は財政融資資金貸付金利等に連動しているため 金融情勢の変化等により変更されますので ご留意ください また 具体的な融資条件につきましては 各相談窓口にてご確認ください ( 注 1) 1 標準的な貸付利率 輸出金融 金融種類 輸入投資事業開発等 ( 資源国際競争力 ) ( 注 1) ( 注 2) 標準的な貸付利率 融資承諾時金利固定 ( 円 CIRR) ( 注 3)( 注 8) 0.66%( 償還期間 5 年以下 ) 0.66%( 償還期間 5 年超 8.5 年以下 ) 0.63%( 償還期間 8.5 年超 ) ( 注 3)( 注 8) 輸出契約成約前における金利固定 上記金利に0.2% 上乗せ ( 注 4) 円貨 0.425% ( 注 6)( 注 7) ( 注 5) 外貨 LIBOR+0.500% ( 注 6)( 注 7) (2016 年 8 月 15 日現在 ) JBICの融資割合 6 割限度件標準的な融資条件 ( 注 9) 6 割限度 料編1業務準的な融資条( 注 1) 中堅中小企業に該当する場合は 貸付利率等の融資条件において別途優遇条件がございます ( 注 2) 担保保証 融資のスキーム等に応じ プレミアムが付加されます ( 注 3)JBICの金利と協調融資金融機関の金利を合成したものです ( 注 4) 輸入投資金融の円貨貸付の利率は 貸付据置期間および償還形態に応じて設定します ( ただし 下限金利は現状 0.10%) 本表記載の貸付利率は 10 年 (3 年据置後 7 年均等半年賦 ) の場合の例示ですので その他の貸付据置期間の場合の貸付利率につきましては 融資相談窓口にお問い合わせください ( 注 5) 外貨貸付の利率は 米ドルLIBOR(6カ月 ) をベースにしています 米ドル以外の外貨貸付については 融資相談窓口にお問い合わせください ( 注 6) 我が国にとって重要な資源の海外における開発および取得の促進への貢献 我が国の産業の国際競争力の維持および向上への貢献など政策上の意義に応じて 特別金利を適用します ( 注 7) 円貨外貨とも お客さまの信用力 担保保証および融資のスキーム等を考慮のうえ リスクに見合ったプレミアムが付加されます また 金融市場の実勢を踏まえ 必要な調整をすることがあります ( 注 8)OECD 公的輸出信用アレンジメントに基づくOECDプレミアムが付加されます ( 注 9) 資源分野 ( 輸入投資 ) の海外向け貸付は7 割上限です 2 融資期間 融資期間はプロジェクトのキャッシュフロー等を参考にしながら 個別に決定させていただきます 3 担保保証 担保保証等については ご相談のうえ 決定させていただきます
106 資料編1業務統6 地域分類内訳国地域等について6 地域分類内訳国地域等について 本年次報告書の表記および内訳の国地域は以下のとおりです 地域名等 当該地域に含まれる国等 アジア東アジア中国 香港 北朝鮮 韓国 マカオ モンゴル 台湾 (2016 年 7 月 1 日時点 ) 計東南アジアブルネイ カンボジア 東ティモール インドネシア ラオス マレーシア ミャンマー フィリピン シンガポール タイ ベトナム 南アジア アフガニスタン バングラデシュ ブータン インド モルディブ ネパール パキスタン スリランカ 中央アジアコーカサス アルメニア アゼルバイジャン ジョージア カザフスタン キルギス タジキスタン トルクメニスタン ウズベキスタン 大洋州 オーストラリア ( 豪州 ) クック諸島 フィジー キリバス マーシャル諸島 ミクロネシア ナウル ニューカレドニア ニュージーランド 北マリアナ諸島 パラオ パプアニューギニア サモア ソロモン諸島 トンガ ツバル バヌアツ ニウエ ヨーロッパ 中東欧ロシア アルバニア ベラルーシ ボスニアヘルツェゴビナ ブルガリア クロアチア チェコ エストニア ハンガリー ラトビア リトアニア マケドニア セルビア モンテネグロ モルドバ ポーランド ルーマニア ロシア スロバキア スロベニア ウクライナ コソボ 西ヨーロッパ アンドラ オーストリア ベルギー キプロス デンマーク フィンランド フランス ドイツ イギリス ( 英国 ) ギリシャ アイスランド アイルランド イタリア リヒテンシュタイン ルクセンブルグ マルタ モナコ オランダ ノルウェー ポルトガル サンマリノ スペイン スウェーデン スイス バチカン ガーンジー ジャージー 中東 バーレーン イラン イラク イスラエル ヨルダン クウェート レバノン オマーン 西岸ガザ ( パレスチナ自治区 ) カタール サウジアラビア シリア トルコ アラブ首長国連邦 イエメン アフリカ サハラ以北 アルジェリア エジプト リビア モロッコ チュニジア サハラ以南 アンゴラ ベナン ボツワナ ブルキナファソ ブルンジ カメルーン カーボヴェルデ 中央アフリカ チャド コモロ コンゴ民主共和国 コンゴ共和国 コートジボワール ジブチ 赤道ギニア エチオピア ガボン ガンビア ガーナ ギニア ギニアビサウ ケニア レソト リベリア マダガスカル マラウイ マリ モーリタニア モーリシャス モザンビーク ナミビア ニジェール ナイジェリア ルワンダ サントメプリンシペ セネガル セーシェル シエラレオネ ソマリア 南アフリカ スーダン スワジランド タンザニア トーゴ ウガンダ ザンビア ジンバブエ エリトリア 南スーダン 北米 カナダ アメリカ ( 米国 ) 中南米 アンティグアバーブーダ アルゼンチン バハマ バルバドス ベリーズ バミューダ島 ボリビア ブラジル 英領バージン諸島 ケイマン諸島 チリ コロンビア コスタリカ キューバ ドミニカ ドミニカ共和国 エクアドル エルサルバドル グレナダ グアテマラ ガイアナ ハイチ ホンジュラス ジャマイカ ニカラグア パナマ パラグアイ ペルー プエルトリコ セントクリストファーネーヴィス セントルシア セントビンセントおよびグレナディーン諸島 スリナム トリニダードトバゴ メキシコ 米領バージン諸島 ウルグアイ ベネズエラボリバル キュラサオ島 国際機関等 国際通貨基金 (IMF) 国際復興開発銀行( 世界銀行 ) 国際金融公社(IFC) アジア開発銀行(ADB) 米州開発銀行 (IDB) アフリカ開発銀行(AfDB) 欧州復興開発銀行(EBRD) 中米経済統合銀行 (BCIE) アンデス開発公社(CAF) 東アフリカ開発銀行(EADB) 東南アフリカ貿易開発銀行 (PTA 銀行 ) アフリカ輸出入銀行(Afreximbank) イスラム開発銀行 (IsDB) 欧州投資銀行(EIB) カリブ開発銀行(CDB) 等 その他 日本の民間金融機関向けツーステップローン 対象プロジェクトが複数国にまたがる案件等 104
107 資料編 2 財務状況 1 財務諸表 106 貸借対照表 106 損益計算書 107 株主資本等変動計算書 108 キャッシュフロー計算書 110 注記事項 111 附属明細表 負債および純資産の部の構成 3 資金運用勘定調達勘定の平均残高等 4 営業経費の内訳 5 余資運用にかかる預け金買現先勘定有価証券残高 6 オフバランス取引情報 7 総資金利鞘 資金運用利回り 資金調達原価 8 従業員1人当たりの貸出金残高 9 貸出金業種別内訳残高 10 貸出金償却額 11 主な外貨建資産残高 12 事務経費率 13 貸出金 借用金社債の残存期間別一覧表 14 資産内容に関する情報 参考 国際財務報告基準に準拠した財務諸表
108 1 資料編2財務状況1 財務諸1. 財務諸表の作成方法について当行の財務諸表は 財務諸表等の用語 様式及び作成方法に関する規則 ( 昭和 38 年大蔵省令第 59 号 ) に基づいて作成しておりますが 資産及び負債の分類並びに収益及び費用の分類は 株式会社国際協力銀行の会計に関する省令 ( 平成 24 年財務省令第 15 号 ) に準拠しております 2. 監査証明について当行は 金融商品取引法 ( 昭和 23 年法律第 25 号 ) 第 193 条の2 第 1 項の規定に基づき 事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) の財務諸表について 新日本有限責任監査法人の監査証明を受けております 3. 連結財務諸表について当行は 子会社がありませんので 連結財務諸表を作成しておりません 財務諸表 貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 表前事業年度 当事業年度 前事業年度 当事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 )( 平成 28 年 3 月 31 日 ) ( 平成 27 年 3 月 31 日 )( 平成 28 年 3 月 31 日 ) ( 資産の部 ) ( 負債の部 ) 現金預け金 850,496 1,220,187 借用金 9,425,316 9,438,450 現金 0 0 借入金 9,425,316 9,438,450 預け金 850,496 1,220,187 社債 7 3,049, ,668,558 有価証券 1 261, ,602 その他負債 949, ,890 その他の証券 261, ,602 未払費用 27,645 31,815 貸出金 2, 3, 4, 5, 6 2, 3, 4, 5, 6 前受収益 63,934 57,888 14,432,949 13,540,661 金融派生商品 833, ,363 証書貸付 14,432,949 13,540,661 金融商品等受入担保金 12,750 63,380 その他資産 430, ,188 リース債務 前払費用 その他の負債 11, 未収収益 45,331 49,807 賞与引当金 金融派生商品 18,913 43,357 役員賞与引当金 6 6 金融商品等差入担保金 365, ,230 退職給付引当金 6,395 7,090 その他の資産 役員退職慰労引当金 有形固定資産 8 28, ,804 支払承諾 2,572,328 2,464,703 建物 3,040 2,882 負債の部合計 16,003,296 15,108,255 土地 24,664 24,427 ( 純資産の部 ) リース資産 資本金 1,391,000 1,391,000 建設仮勘定 34 利益剰余金 993, ,140 その他の有形固定資産 利益準備金 865, ,368 無形固定資産 3,154 2,737 その他利益剰余金 127,369 42,772 ソフトウエア 3,154 2,737 繰越利益剰余金 127,369 42,772 支払承諾見返 2,572,328 2,464,703 株主資本合計 2,384,053 2,363,140 貸倒引当金 115, ,262 その他有価証券評価差額金 12,786 4,303 繰延ヘッジ損益 63, ,923 評価換算差額等合計 76, ,226 純資産の部合計 2,460,520 2,472,367 資産の部合計 18,463,816 17,580,622 負債及び純資産の部合計 18,463,816 17,580,
109 資料編2財務状況1 財務諸表107 損益計算書 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 経常収益 257, ,005 資金運用収益 192, ,806 貸出金利息 166, ,859 有価証券利息配当金 2,030 2,682 買現先利息 59 7 預け金利息 1,479 2,787 金利スワップ受入利息 23,116 11,250 その他の受入利息 役務取引等収益 35,901 22,091 その他の役務収益 35,901 22,091 その他業務収益 4, 外国為替売買益 3, その他の業務収益 その他経常収益 24,276 3,965 貸倒引当金戻入益 13,392 償却債権取立益 株式等売却益 0 1,890 組合出資に係る持分損益 1 10, ,914 その他の経常収益 経常費用 136, ,276 資金調達費用 116, ,779 借用金利息 50,488 57,339 社債利息 65,567 66,429 その他の支払利息 役務取引等費用 2,088 1,653 その他の役務費用 2,088 1,653 その他業務費用 1,585 1,310 社債発行費償却 金融派生商品費用 その他の業務費用 営業経費 17,004 17,631 その他経常費用 52,901 貸倒引当金繰入額 52,770 株式等売却損 130 経常利益 120,496 42,728 特別利益 5, 固定資産処分益 9 43 厚生年金基金代行返上益 5,698 特別損失 16 固定資産処分損 16 当期純利益 126,187 42,772
110 資務諸表資料編2財務状況1 財108 株主資本等変動計算書 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 株主資本 利益剰余金 資本金 利益準備金 その他利益剰余金 繰越利益剰余金 利益剰余金合計 株主資本合計 当期首残高 1,360, ,000 91, ,366 2,271,366 会計方針の変更による累積的影響額 1,182 1,182 1,182 会計方針の変更を反映した当期首残高 1,360, ,000 92, ,549 2,272,549 当期変動額 新株の発行 31,000 31,000 準備金繰入 45,683 45,683 国庫納付 45,683 45,683 45,683 当期純利益 126, , ,187 株主資本以外の項目の当期変動額 ( 純額 ) 当期変動額合計 31,000 45,683 34,820 80, ,504 当期末残高 1,391, , , ,053 2,384,053 評価換算差額等 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 評価換算差額等合計 純資産合計 当期首残高 5,472 64,472 69,945 2,341,312 会計方針の変更による累積的影響額 1,182 会計方針の変更を反映した当期首残高 5,472 64,472 69,945 2,342,494 当期変動額 新株の発行 31,000 準備金繰入 国庫納付 45,683 当期純利益 126,187 株主資本以外の項目の当期変動額 ( 純額 ) 7, ,521 6,521 当期変動額合計 7, , ,026 当期末残高 12,786 63,681 76,467 2,460,520
111 資況109 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 務諸表当事業年度 ( 単位 : 百万円 ) 株主資本 利益剰余金 資本金 利益準備金 その他利益剰余金 繰越利益剰余金 利益剰余金合計 株主資本合計 当期首残高 1,391, , , ,053 2,384,053 当期変動額 準備金繰入 63,684 63,684 国庫納付 63,684 63,684 63,684 当期純利益 42,772 42,772 42,772 株主資本以外の項目の当期変動額 ( 純額 ) 当期変動額合計 63,684 84,597 20,912 20,912 当期末残高 1,391, ,368 42, ,140 2,363,140 評価換算差額等 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 評価換算差額等合計 純資産合計 当期首残高 12,786 63,681 76,467 2,460,520 当期変動額 準備金繰入 国庫納付 63,684 当期純利益 42,772 株主資本以外の項目の当期変動額 ( 純額 ) 8,482 41,242 32,759 32,759 当期変動額合計 8,482 41,242 32,759 11,846 当期末残高 4, , ,226 2,472,367 資料編2財務状況1 財
112 資務諸表資料編2財務状況1 財110 キャッシュフロー計算書 営業活動によるキャッシュフロー 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 当期純利益 126,187 42,772 減価償却費 1,356 1,302 貸倒引当金の増減 ( ) 13,392 52,770 賞与引当金の増減額 ( は減少 ) 役員賞与引当金の増減額 ( は減少 ) 0 0 退職給付引当金の増減額 ( は減少 ) 6, 役員退職慰労引当金の増減額 ( は減少 ) 9 8 資金運用収益 192, ,806 資金調達費用 116, ,779 有価証券関係損益 ( ) 10,633 3,674 固定資産処分損益 ( は益 ) 7 43 貸出金の純増 ( ) 減 1,777, ,288 借用金の純増減 ( ) 1,017,608 13,134 預け金 ( 日銀預け金を除く ) の純増 ( ) 減 129, ,251 買現先勘定の純増 ( ) 減 202,733 普通社債発行及び償還による増減 ( ) 336, ,533 資金運用による収入 186, ,938 資金調達による支出 116, ,022 その他 291, ,123 小計 32, ,752 営業活動によるキャッシュフロー 32, ,752 投資活動によるキャッシュフロー 有価証券の取得による支出 30,927 55,554 有価証券の売却による収入 12,472 67,401 有価証券の償還による収入 1,816 10,409 有形固定資産の取得による支出 有形固定資産の売却による収入 無形固定資産の取得による支出 2, 投資活動によるキャッシュフロー 19,356 21,888 財務活動によるキャッシュフロー 株式の発行による収入 31,000 リース債務の返済による支出 国庫納付の支払額 45,683 63,684 財務活動によるキャッシュフロー 14,695 63,698 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増減額 ( は減少 ) 1, ,942 現金及び現金同等物の期首残高 42,367 40,651 現金及び現金同等物の期末残高 1 40, ,594
113 資況111 注記事項務諸表( 重要な会計方針 ) 1. 有価証券の評価基準及び評価方法有価証券の評価は 満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法 関連会社株式については移動平均法による原価法 その他有価証券については原則として決算日の市場価格等に基づく時価法 ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動平均法による原価法により行っております また その他有価証券の評価差額については 全部純資産直入法により処理しております なお 投資事業組合及びそれに類する組合への出資 ( 金融商品取引法 ( 昭和 23 年法律第 25 号 ) 第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされるもの ) については 組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最新の決算書を基礎とし 持分相当額を純額で取り込む方法によっております 2. デリバティブ取引の評価基準及び評価方法デリバティブ取引の評価は 時価法により行っております 3. 固定資産の減価償却の方法 (1) 有形固定資産 ( リース資産を除く ) 有形固定資産は 定率法 ( ただし 建物 ( 建物附属設備を除く ) については定額法 ) を採用しております なお 耐用年数は次のとおりであります 建物 3 年 ~ 50 年その他 2 年 ~ 35 年 (2) 無形固定資産 ( リース資産を除く ) 無形固定資産は 定額法により償却しております なお 自社利用のソフトウェアについては 当行における利用可能期間 (5 年以内 ) に基づいて償却しております (3) リース資産所有権移転外ファイナンスリース取引に係る 有形固定資産 及び 無形固定資産 中のリース資産は リース期間を耐用年数とした定額法により償却しております なお 残存価額については零としております 資料編2財務状況1 財4. 繰延資産の処理方法社債発行費は 支出時に全額費用として処理しております 5. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準外貨建資産負債は 主として決算日の為替相場による円換算額を付しております 6. 引当金の計上基準 (1) 貸倒引当金貸倒引当金は 予め定めている償却引当基準に則り 次のとおり計上しております 破産 特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者 ( 以下 破綻先 という ) に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者 ( 以下 実質破綻先 という ) に係る債権については 以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から 担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し その残額を計上しております また 現在は経営破綻の状況にないが 今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権については 債権額から 担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し その残額のうち 債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております 上記以外の債権については 過去の一定期間における貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております 特定海外債権については 対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海外債権引当勘定として計上しております すべての債権は 資産の自己査定基準に基づき 営業関連部署が資産査定を実施し 当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しており その査定結果に基づいて上記の引当を行っております なお 破綻先及び実質破綻先に対する担保保証付債権等については 債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しておりますが 当事業年度末は その金額はありません ( 前事業年度末も その金額はありません ) (2) 賞与引当金賞与引当金は 従業員への賞与の支払いに備えるため 従業員に対する賞与の支給見込額のうち 当事業年度に帰属する額を計上しております (3) 役員賞与引当金役員賞与引当金は 役員への賞与の支払いに備えるため 役員に対する賞与の支給見込額のうち 当事業年度に帰属する額を計上しております (4) 退職給付引当金退職給付引当金は 従業員の退職給付に備えるため 当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき 必要額を計上しております
114 資務諸表資料編2財務状況112 1 退職給付見込額の期間帰属方法退職給付債務の算定にあたり 退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については 給付算定式基準によっております 2 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法数理計算上の差異及び過去勤務費用は 発生年度に一括費用処理しております (5) 役員退職慰労引当金役員退職慰労引当金は 役員への退職慰労金の支払いに備えるため 役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち 当事業年度末までに発生していると認められる額を計上しております 況1 財7. ヘッジ会計の方法 (1) 金利リスクヘッジ金融資産負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は 繰延ヘッジによっております ヘッジ有効性評価の方法については 相場変動又はキャッシュフロー変動を相殺するヘッジについて ヘッジ対象となる貸出金 借用金及び社債等とヘッジ手段である金利スワップ取引等を特定し ヘッジ開始時から有効性判定時までの期間において ヘッジ対象の相場変動又はキャッシュフロー変動の累計とヘッジ手段の相場変動又はキャッシュフロー変動の累計等を比較し 両者の変動額等を基礎として判断しております (2) 為替変動リスクヘッジ外貨建金融資産負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は 銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い ( 日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 25 号平成 14 年 7 月 29 日 ) に規定する繰延ヘッジによっております ヘッジ有効性評価の方法については 外貨建の貸出金 借用金及び社債等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び先物外国為替予約をヘッジ手段とし ヘッジ対象である外貨建の貸出金 借用金及び社債等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております 8. 消費税等の会計処理消費税及び地方消費税 ( 以下 消費税等 という ) の会計処理は 税抜方式によっております ただし 有形固定資産に係る控除対象外消費税等は 当事業年度の費用に計上しております 9. キャッシュフロー計算書における資金の範囲キャッシュフロー計算書における資金の範囲は 貸借対照表上の 現金預け金 のうち現金及び日銀預け金であります ( 貸借対照表関係 ) 1. 関係会社の株式又は出資金の総額 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 株式 2,061 百万円 2,061 百万円 出資金 83,251 百万円 82,439 百万円 2. 貸出金のうち破綻先債権額及び延滞債権額は次のとおりであります 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 破綻先債権額 延滞債権額 120,482 百万円 111,407 百万円 なお 破綻先債権とは 元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金 ( 貸倒償却を行った部分を除く 以下 未収利息不計上貸出金 という ) のうち 法人税法施行令 ( 昭和 40 年政令第 97 号 ) 第 96 条第 1 項第 3 号イからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じている貸出金であります また 延滞債権とは 未収利息不計上貸出金であって 破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります 3. 貸出金のうち 3 カ月以上延滞債権額は次のとおりであります 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 3 カ月以上延滞債権額 35,945 百万円 44,719 百万円 なお 3 カ月以上延滞債権とは 元本又は利息の支払が 約定支払日の翌日から 3 月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります
115 資況 貸出金のうち貸出条件緩和債権額は次のとおりであります 務諸表前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 貸出条件緩和債権額 73,770 百万円 98,714 百万円 なお 貸出条件緩和債権とは 債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として 金利の減免 利息の支払猶予 元本の返済猶予 債権放 棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権 延滞債権及び 3 カ月以上延滞債権に該当しないものであります 5. 破綻先債権額 延滞債権額 3 カ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は次のとおりであります 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 合計額 230,198 百万円 254,840 百万円 なお 上記 2. から 5. に掲げた債権額は 貸倒引当金控除前の金額であります 6. 当行には 貸付契約締結をもって貸付金の全額又は一部を借入者に貸付実行することはせず 対象事業等の進捗状況等に応じて 貸付けを実行する取扱いがあります 貸借対照表に計上している証書貸付には この貸付資金の未実行額は含まれておりません なお 未実行残高は次のとおりであります 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 貸付未実行残高 3,126,981 百万円 2,884,178 百万円 資料編2財務状況1 財 7. 株式会社国際協力銀行法第 34 条の規定により 当行の総財産を社債の一般担保に供しております なお 社債の残高は次のとおりであります 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 社債 3,049,490 百万円 2,668,558 百万円 8. 有形固定資産の減価償却累計額 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 減価償却累計額 1,140 百万円 1,507 百万円 9. 偶発債務当行は 平成 24 年 4 月 1 日に株式会社日本政策金融公庫が承継した株式会社日本政策金融公庫既発債券ついて 以下のとおり連帯して債務を負っております なお 株式会社国際協力銀行法附則第 17 条第 2 項の規定により 当行の総財産を下記連帯債務の一般担保に供しております 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 710,000 百万円 450,000 百万円 10. 株式会社国際協力銀行法第 31 条の規定により剰余金の処分に制限を受けております 毎事業年度の決算において計上した剰余金の額が零を上回るときは 当該剰余金のうち政令で定める基準により計算した額を準備金として政令で定める額となるまで積み立て なお残余があるときは その残余の額を当該事業年度終了後三月以内に国庫に納付しなければならないものとされております なお 毎事業年度の決算において計上した剰余金の額が零を下回るときは 準備金を当該剰余金の額が零となるまで取り崩して整理しなければならないものとされております ( 損益計算書関係 ) 1. 関係会社との取引による収益は次のとおりであります 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 組合出資に係る持分損益 13,405 百万円 436 百万円
116 資務諸資料編2財務状況1 財114 表( 注 ) 変動事由の概要 ( 株主資本等変動計算書関係 ) 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 ( 単位 : 千株 ) 当事業年度期首株式数 当事業年度増加株式数 当事業年度減少株式数 当事業年度末株式数 摘要 発行済株式普通株式 1,360,000,000 31,000,000 1,391,000,000 ( 注 ) 種類株式 合計 1,360,000,000 31,000,000 1,391,000,000 ( 注 ) 自己株式普通株式 種類株式 合計 増加数の内訳は 次のとおりであります 新株の発行による増加 31,000,000 千株 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 ( 単位 : 千株 ) 当事業年度期首株式数 当事業年度増加株式数 当事業年度減少株式数 当事業年度末株式数 摘要 発行済株式普通株式 1,391,000,000 1,391,000,000 種類株式 合計 1,391,000,000 1,391,000,000 自己株式普通株式 種類株式 合計 ( キャッシュフロー計算書関係 ) 1. 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 現金預け金勘定 850,496 百万円 1,220,187 百万円 定期性預け金等 809,845 百万円 504,593 百万円 現金及び現金同等物 40,651 百万円 715,594 百万円 ( リース取引関係 ) ファイナンスリース取引所有権移転外ファイナンスリース取引 1リース資産の内容 ( ア ) 有形固定資産動産であります ( イ ) 無形固定資産該当ありません 2リース資産の減価償却の方法重要な会計方針 3. 固定資産の減価償却の方法 に記載のとおりであります
117 資況115 ( 金融商品関係 ) 務諸表1. 金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針当行は 株式会社国際協力銀行法に基づき 一般の金融機関が行う金融を補完することを旨としつつ 我が国にとって重要な資源の海外における開発及び取得を促進し 我が国の産業の国際競争力の維持及び向上を図り 並びに地球温暖化の防止等の地球環境の保全を目的とする海外における事業を促進するための金融の機能を担うとともに 国際金融秩序の混乱の防止又はその被害への対処に必要な金融を行い もって我が国及び国際経済社会の健全な発展に寄与することを目的として設立された政策金融機関であります 上記目的のもと 当行は 輸出金融 輸入金融 投資金融 事業開発等金融 ( 各々保証含む ) 及び 出資 等を主要な業務として行っており これらの業務を行うため 財政融資資金及び外国為替資金特別会計借入金の借入並びに社債の発行等により資金調達を行っております 金利変動及び為替変動を伴う金融資産及び金融負債を有しているため 金利変動及び為替変動による不利な影響が生じないように 当行では 資産及び負債の総合的管理 (ALM) を行っております また 外貨建取引等から生じるリスクを回避する目的から デリバティブ取引を行っております 加えて 余裕金の運用として保有する金融商品は 株式会社国際協力銀行法により規定されており 国債等の安全性が高いものに限定されております なお 政策金融業務にあたって必要となる予算は国会において議決され 事業計画及び資金計画 ( 財政融資資金借入金 社債 一般会計出資金及び貸出金等 ) についても予算に添付し国会に提出しております (2) 金融商品の内容及びそのリスク当行が保有する金融資産は 主に国内外の与信先に対する貸出金 有価証券等であり 金融負債は 主に借用金及び社債であり 以下のリスクがあります イ信用リスク信用リスクとは 与信先の財務状況の悪化等により 資産 ( オフバランスを含む ) の価値が減少ないし消滅し 当行が損失を被るリスクであります 当行の信用リスクとしては ソヴリンリスク カントリーリスク コーポレートリスク及びプロジェクトリスクが挙げられます 当行が行っている対外経済取引支援等のための金融は その性格上 外国政府政府機関や外国企業向けのものが多く したがって 与信に伴う信用リスクとしてソヴリンリスクあるいはカントリーリスクの占める割合が比較的大きいことが特徴となっております したがって 与信先である各国各地域の政治経済等の動向やそれらに伴う個別与信先の財務状況等が大幅に悪化した場合には これらに起因して当行の業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります ( 注 ) ソヴリンリスクとは外国政府等向け与信に伴うリスク カントリーリスクとは外国企業及び外国に所在するプロジェクト向け与信に伴うリスク ( コーポレートリスク及びプロジェクトリスクに付加される企業所在国及びプロジェクト所在国に起因するリスク ) コーポレートリスクとは企業向け与信に伴うリスク プロジェクトリスクとは与信対象プロジェクトが生むキャッシュフローを主たる返済原資とするプロジェクトファイナンス等の場合において対象プロジェクトが計画されたキャッシュフローを生まないリスクを指しております ロ市場リスク市場リスクとは 金利 為替等様々な市場のリスクファクターの変動により 資産負債 ( オフバランスを含む ) の価値が変動し損失を被るリスク及び資産負債 ( オフバランスを含む ) から生み出される収益が変動し損失を被るリスクであります 当行が負う市場リスクは 主に為替リスクと金利リスクで構成されており 市場の混乱等 市場が変動した場合には 当該リスクに起因した損失を被る可能性がありますが 原則として金利スワップ取引 通貨スワップ取引及び先物外国為替予約を行うことにより当該リスクを回避しております なお 当行では 金利スワップ取引をヘッジ手段として ヘッジ対象である貸出金 借用金及び社債に係る金利の変動リスクに対してヘッジ会計を適用しております これらに係るヘッジ有効性評価の方法については 相場変動を相殺するヘッジについて ヘッジ対象となる貸出金 借用金及び社債とヘッジ手段である金利スワップ取引を特定し ヘッジ開始時から有効性判定時までの期間において ヘッジ対象の相場変動又はキャッシュフロー変動の累計とヘッジ手段の相場変動又はキャッシュフロー変動の累計等を比較し 両者の変動額等を基礎として判断しております また 通貨スワップ取引及び先物外国為替予約をヘッジ手段として ヘッジ対象である外貨建の貸出金 借用金及び社債に係る金利及び為替の変動リスクに対してヘッジ会計を適用しております これらに係るヘッジ有効性評価の方法については 外貨建の貸出金 借用金及び社債の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び先物外国為替予約をヘッジ手段とし ヘッジ対象である外貨建の貸出金 借用金及び社債に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジ有効性を評価しております ハ流動性リスク流動性リスクとは 運用と調達の期間のミスマッチや予期せぬ資金の流出により 必要な資金確保が困難になる又は通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク ( 資金繰りリスク ) 及び市場の混乱等により市場において取引ができなくなる又は通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク ( 市場流動性リスク ) であります 当行では 預金受入を行っておらず 財政融資資金 政府保証債及び財投機関債などの長期安定的な資金調達を実施していることから 流動性リスクは限定的と考えられますが 市場の混乱又は不測の事態等において資金調達費用が増加する等の可能性があります 資料編2財務状況1 財(3) 金融商品に係るリスク管理体制当行の金融商品に係るリスク管理体制は次のとおりです イ信用リスクの管理当行は 与信決定にあたっての与信先信用力等の評価を通じた個別与信管理を信用リスク管理の基本としております
118 資務諸資料編2財務状況1 財116 新規与信においては 与信担当部門 ( 営業推進部門 ) 及び審査管理部門による与信先に関する情報の収集分析に加えて 特に外国政府等あるいは外国企業に関する情報収集には海外駐在員事務所も関与しております これらの部門が収集分析した情報を基に 与信担当部門と審査管理部門が相互に牽制関係を維持しながら与信の適否に関する検討を行い 最終的にはマネジメントによる与信決定の判断がなされる体制をとっております なお 外国政府等向け融資又は外国企業向け融資に関しては 当行は公的金融機関としての性格を活用して 相手国政府関係当局や IMF( 国際通貨基金 )世界銀行等の国際機関あるいは地域開発金融機関 並びに先進国の類似機関や民間金融機関との意見交換を通じて 与信先となる外国政府政府機関や相手国の政治経済に関する情報を幅広く収集し 外国政府等向け与信に伴うソヴリンリスクあるいは外国企業向け与信に伴うカントリーリスク ( コーポレートリスク及びプロジェクトリスクに付加される企業所在国に起因するリスク ) を評価しております 与信管理においては 細分化されたリスクカテゴリーごとの行内信用格付制度及び 金融検査マニュアル に基づいた資産自己査定制度を設けており 与信担当部門及び審査管理部門が当該制度に基づき適時の与信管理を行うと共に 定期的に 統合リスク管理委員会 を開催し与信管理の状況をマネジメントに対して報告を行う体制としております さらに 与信管理の状況については 独立した内部監査部門がチェックを行っております また 当行の有する外国政府等向けの公的債権については 民間金融機関にはない公的債権者固有の国際的な枠組みによる債権保全メカニズムが存在します これは 債務国の経済状況等により返済が一時的に困難となった場合において 持続的な債務返済を可能とする表ために 債権国会議 ( パリクラブ ) の場における国際的合意により 債務繰延等の国際収支支援が実施されるものであります この国際収支支援の中で 債務国は IMF との間で合意された経済改革プログラムを実施し 持続可能な債務返済能力を確保していくことにな ります 当行は 公的金融機関としての立場から 外国政府等向けの公的債権については本パリクラブの枠組みに基づき債権保全を行っております 当行では 以上の個別与信管理に加えて ポートフォリオ全体のリスク量把握のため 信用リスクの計量化も行っております 信用リスクの計量化にあたっては 長期の貸出や ソヴリンリスクあるいはカントリーリスクを伴った融資の占める割合が大きいという民間金融機関には例を見ない当行のローンポートフォリオの特徴 さらには公的債権者固有のパリクラブ等国際的支援の枠組み等による債権保全メカニズムを織り込むことが適切であり これらの諸要素を考慮した当行独自の信用リスク計量化モデルにより 信用リスク量を計測し 与信管理に活用しております ロ市場リスクの管理当行は ALM によって為替リスク及び金利リスクを管理しております 市場リスク管理規則等において リスク管理方法や手続等の詳細を規定しており ALM 委員会を設置の上 ALM の実施状況の把握確認 今後の対応等の審議を行っております また 金融資産及び負債の金利や期間を総合的に把握し ギャップ分析や金利感応度分析 VaR 等によりモニタリングを行い 定期的に ALM 委員会に報告しております なお 当行における為替リスク及び金利リスクにおけるリスク管理の基本的な方針は 以下のとおりとなっております (ⅰ) 為替リスク当行で行っている外貨貸付業務に伴う為替変動リスクに関して 当行では原則として外貨貸付調達にあたり通貨スワップ及び先物外国為替予約を利用したフルヘッジ方針をとっております (ⅱ) 金利リスク市場金利の変動により損失を被る金利リスクに関して 円貨貸付業務 外貨貸付業務それぞれ以下のとおりとなっております a 円貨貸付業務円貨貸付業務においては 主に固定金利での資金管理を行っております ただし 金利変動リスクの影響が大きいと考えられる部分では スワップ等により金利リスクヘッジを行っており 金利リスクは限定的です b 外貨貸付業務外貨貸付業務においては 原則として 貸付調達ともに金利スワップを利用して変動金利での資金管理を行うことにより金利リスクヘッジを行っております (ⅲ) 市場リスクの状況当行は 金融商品のトレーディング勘定は有しておらず バンキング勘定のみとなっており 更に前述のとおり ヘッジ対応を原則としておりますが 潜在的リスクの把握等を目的として 市場リスク量 (VaR) 等を計測しており 当事業年度の当行における市場リスク量 (VaR) の状況は以下のとおりとなっております なお 従来は金利 VaR と為替 VaR の単純合算値を市場リスク量 (VaR) としておりましたが リスク量計測方法の精緻化に伴い 当事業年度より金利リスクと為替リスクの分散効果を考慮し計測した合算値を市場リスク量 (VaR) としております a 市場リスク量 (VaR) の状況 ( 当事業年度末 ) 1,446 億円 b 市場リスク量 (VaR) の計測手法ヒストリカル法 ( 信頼区間 99% 保有期間 1 年 観測期間 5 年 ) c VaR によるリスク管理 VaR とは 1 過去の特定期間 ( 観測期間 ) の金利為替等の市場動向実績を捕捉した上で 2 統計学における確率分布の考え方を援用した一定確率 ( 信頼区間 ) の下で 3 一定期間 ( 保有期間 ) 経過後に発生し得る時価損益変動金額の最大値を評価した市場リスク管理指標です その計測にあたっては 市場動向実績や確率分布のセオリー等を前提としていますが 将来に向けた市場推移がこれらの前提を逸脱する可能性を踏まえ VaR による市場リスク計測の有効性を確認するため VaR 計測結果とその後の実績推移を突合するバックテストを行うとともに 市場変動実績の確率分布に捉われないストレステストを実施し 多面的にリスク量を捕捉しております
119 資況117 務諸表なお VaR 計測に伴う一般的な留意点は 以下のとおりです 信頼区間保有期間観測期間の設定方法等によって異なります VaR 値は 計測時点での時価損益変動金額の最大値ではありますが 保有期間経過中において市場動向等の前提条件が変化していくことから 必ずしも将来時点で確率どおりに実現していくものではありません VaR 値は特定の前提条件に基づく最大値であり リスク管理指標として実践的に活用していく上では 当該最大値を超過する可能性を念頭に置くことが肝要です ハ資金調達に係る流動性リスクの管理当行では 預金受入を行っておらず 資金調達は財政融資資金 政府保証債及び財投機関債などの長期安定的な資金調達を実施しております また 資金繰り状況を把握し 日々の資金繰りに備えて複数の民間金融機関との間で短期借入枠を設定するなど 適切なリスク管理に努めております ニデリバティブ取引デリバティブ取引に関しては 取引の執行 ヘッジ有効性評価 事務管理に関する部署をそれぞれ分離し内部牽制を確立するとともに デリバティブ関連規定に基づき実施しております (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明金融商品の時価には 市場価格に基づく価額のほか 市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております 当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため 異なる前提条件等によった場合 当該価額が異なることもあります 資料編2財務状況1 財2. 金融商品の時価等に関する事項貸借対照表計上額 時価及びこれらの差額は 次のとおりであります なお 時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は 次表には含めておりません (( 注 2) 参照 ) 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 貸借対照表計上額 時価 差額 (1) 現金預け金 850, ,496 (2) 有価証券その他有価証券 39,393 39,393 (3) 貸出金 14,432,949 (* 1) 貸倒引当金 113,503 14,319,445 14,383,432 63,986 (4) 金融商品等差入担保金 365, ,250 資産計 15,574,586 15,638,572 63,986 (1) 借用金 9,425,316 9,502,290 76,974 (2) 社債 3,049,490 3,128,010 78,520 (3) 金融商品等受入担保金 12,750 12,750 負債計 12,487,556 12,643, ,494 (* 2) デリバティブ取引ヘッジ会計が適用されていないもの ヘッジ会計が適用されているもの (814,830) (814,830) デリバティブ取引計 (814,830) (814,830) (*1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金 個別貸倒引当金及び特定海外債権引当勘定を控除しております (*2) その他資産負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております デリバティブ取引によって生じた正味の債権債務は純額で表示しており 合計で正味の債務となる項目については ( ) で表示しております
120 資務諸資料編2財務状況1 財118 表(3) 金融商品等受入担保金 63,380 63,380 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 貸借対照表計上額 時価 差額 (1) 現金預け金 1,220,187 1,220,187 (2) 有価証券その他有価証券 41,697 41,697 (3) 貸出金 13,540,661 (* 1) 貸倒引当金 160,868 13,379,792 13,483, ,633 (4) 金融商品等差入担保金 162, ,230 資産計 14,803,907 14,907, ,633 (1) 借用金 9,438,450 9,536,939 98,488 (2) 社債 2,668,558 2,721,958 53,399 負債計 12,170,388 12,322, ,888 (* 2) デリバティブ取引 ヘッジ会計が適用されていないもの ヘッジ会計が適用されているもの (332,006) (332,006) デリバティブ取引計 (332,006) (332,006) (*1) 貸出金に対応する一般貸倒引当金 個別貸倒引当金及び特定海外債権引当勘定を控除しております (*2) その他資産負債に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております デリバティブ取引によって生じた正味の債権債務は純額で表示しており 合計で正味の債務となる項目については ( ) で表示しております ( 注 1) 金融商品の時価の算定方法資産 (1) 現金預け金満期のないあるいは満期が3カ月以内の預け金については 時価は帳簿価額と近似していることから 当該帳簿価額を時価としております (2) 有価証券その他有価証券については 取引金融機関等から提示された価格によっております (3) 貸出金貸出金のうち 変動金利によるものは 短期間で市場金利を反映するため FRN( フローティングレートノート ) 法により算出された価額を時価としております 固定金利によるものは 元利金の合計額を リスクフリーレートにデフォルト率及び保全率を加味したレートで割り引いて時価を算定しております また 破綻先 実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については 担保及び保証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため 時価は決算日における貸借対照表上の債権等計上額から現在の貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており 当該価額を時価としております (4) 金融商品等差入担保金金融商品等差入担保金については 時価は帳簿価額と近似していることから 当該帳簿価額を時価としております 負債 (1) 借用金借用金のうち 変動金利によるものは 短期間で市場金利を反映し また 当行の信用状況は実行後大きく異なっていないことから 時価は帳簿価額と近似していると考えられるため 当該帳簿価額を時価としております 固定金利によるものは 当該借用金の元利金の合計額をリスクフリーレート ( 国債の指標レート ) で割り引いて時価を算定しております (2) 社債社債の時価は 市場価格によっております (3) 金融商品等受入担保金金融商品等受入担保金については 時価は帳簿価額と近似していることから 当該帳簿価額を時価としております デリバティブ取引デリバティブ取引については ( デリバティブ取引関係 ) に記載しております
121 資況119 ( 注 2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額は次のとおりであり 金融商品の時価情報の 資産 (2) 有価証券 務諸表には含まれておりません 区分 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 1 非上場株式 ( 子会社関連会社 ) (* 1) 2,061 2,061 2 非上場株式 ( 子会社関連会社以外 ) (* 1) 114,893 68,998 3 組合出資金 ( 子会社関連会社 ) (* 2) 83,251 82,439 4 組合出資金 ( 子会社関連会社以外 ) (* 2) 22,186 41,404 合計 222, ,904 (*1) 非上場株式については 市場価格がなく 時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません (*2) 組合出資金のうち 組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので構成されているものについては 時価開示の対象とはしており ません ( 注 3) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 1 年以内 1 年超 3 年以内 3 年超 5 年以内 5 年超 7 年以内 7 年超 10 年以内 10 年超 (* 1) 預け金 850,496 有価証券その他有価証券 10,417 14,401 13,900 2 (* 2) 貸出金 1,740,690 2,654,313 2,737,387 2,307,041 2,788,346 2,048,300 合計 2,601,604 2,668,715 2,751,287 2,307,041 2,788,349 2,048,300 (*1) 預け金のうち 要求払預金については 1 年以内 に含めて開示しております (*2) 貸出金のうち 破綻先 実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等 償還予定額が見込めない156,869 百万円は含めておりません (*3) 金融商品等差入担保金については 返済期限についての定めがないため 記載を省略しております 資料編2財務状況1 財当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 1 年以内 1 年超 3 年以内 3 年超 5 年以内 5 年超 7 年以内 7 年超 10 年以内 10 年超 (* 1) 預け金 1,220,187 有価証券その他有価証券 1,408 25,400 14,500 2 (* 2) 貸出金 1,197,980 2,762,518 2,923,967 2,241,679 2,405,068 1,827,328 合計 2,419,576 2,787,918 2,938,467 2,241,682 2,405,068 1,827,328 (*1) 預け金のうち 要求払預金については 1 年以内 に含めて開示しております (*2) 貸出金のうち 破綻先 実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等 償還予定額が見込めない182,118 百万円は含めておりません (*3) 金融商品等差入担保金については 返済期限についての定めがないため 記載を省略しております ( 注 4) 借用金 社債及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 1 年以内 1 年超 3 年以内 3 年超 5 年以内 5 年超 7 年以内 7 年超 10 年以内 10 年超 借用金 1,075,048 1,773,123 5,647, , ,600 社債 638, ,410 1,021,317 95, ,510 20,000 合計 1,713,669 2,691,533 6,669, ,479 1,151,110 20,000 (*1) 金融商品等受入担保金については 返済期限についての定めがないため 記載を省略しております 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 1 年以内 1 年超 3 年以内 3 年超 5 年以内 5 年超 7 年以内 7 年超 10 年以内 10 年超 借用金 681,156 5,129,598 2,487, , ,900 社債 500,720 1,093, , ,740 合計 1,181,876 6,222,603 2,928, ,800 1,348,640 (*1) 金融商品等受入担保金については 返済期限についての定めがないため 記載を省略しております
122 資務諸資料編2財務状況1 財120 ( 有価証券関係 ) 貸借対照表の その他の証券 のほか 預け金 中の譲渡性預け金が含まれております 1. 売買目的有価証券前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 2. 満期保有目的の債券前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 表3. その他有価証券前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 種類 貸借対照表計上額 ( 百万円 ) 取得原価 ( 百万円 ) 差額 ( 百万円 ) 株式 債券 貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 国債 社債 その他 38,582 36,881 1,701 小計 38,582 36,881 1,701 株式 債券 貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 国債 社債 その他 243, ,561 0 小計 243, ,561 0 合計 282, ,442 1,701 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 種類 貸借対照表計上額 ( 百万円 ) 取得原価 ( 百万円 ) 差額 ( 百万円 ) 株式 債券 貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの 国債 社債 その他 28,771 28, 小計 28,771 28, 株式 債券 貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの 国債 社債 その他 52,925 53, 小計 52,925 53, 合計 81,697 81, 当事業年度中に売却した満期保有目的の債券前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません
123 資況 当事業年度中に売却したその他有価証券務諸表前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 重要性が乏しいため記載を省略しております 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 種類 売却額 ( 百万円 ) 売却益の合計額 ( 百万円 ) 売却損の合計額 ( 百万円 ) 株式 債券 国債 社債 その他 62,577 1, 合計 62,577 1, 保有目的を変更した有価証券 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 資料編2財務状況1 財7. 減損処理を行った有価証券前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません ( 金銭の信託関係 ) 1. 運用目的の金銭の信託前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 2. 満期保有目的の金銭の信託前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 3. その他の金銭の信託 ( 運用目的及び満期保有目的以外 ) 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません ( その他有価証券評価差額金 ) 貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は 次のとおりであります 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 金額 ( 百万円 ) 評価差額 12,786 (*) その他有価証券 12,786 その他の金銭の信託 その他有価証券評価差額金 12,786 (*) その他有価証券 には 時価を把握することが極めて困難な外貨建その他有価証券に係る為替換算差額が含まれております
124 資務諸資料編2財務状況1 財122 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 金額 ( 百万円 ) 評価差額 4,303 (*) その他有価証券 4,303 その他の金銭の信託 その他有価証券評価差額金 4,303 (*) その他有価証券 には 時価を把握することが極めて困難な外貨建その他有価証券に係る為替換算差額が含まれております ( デリバティブ取引関係 ) 1. ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引 (1) 金利関連取引前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 表該当事項はありません (2) 通貨関連取引前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません (3) 株式関連取引前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません (4) 債券関連取引前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません (5) 商品関連取引前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません (6) クレジットデリバティブ取引前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません
125 資況 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引務諸表ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引について 取引の対象物の種類ごと ヘッジ会計の方法別の決算日における契約額又は契約にお いて定められた元本相当額及び時価並びに当該時価の算定方法は 次のとおりであります なお 契約額等については その金額自体がデリバテ ィブ取引に係る市場リスクを示すものではありません (1) 金利関連取引 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) ヘッジ会計の方法種類主なヘッジ対象 契約額等 ( 百万円 ) 契約額等のうち 1 年超のもの ( 百万円 ) 時価 ( 百万円 ) 原則的処理方法金利スワップ貸出金 借用金 社債 受取固定支払変動 2,738,401 2,149,781 59,672 受取変動支払固定 618, ,141 51,748 受取変動支払変動 28,098 15, 合計 7,941 ( 注 ) 時価の算定割引現在価値により算定しております 資料編2財務状況1 財当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) ヘッジ会計の方法種類主なヘッジ対象 契約額等 ( 百万円 ) 契約額等のうち 1 年超のもの ( 百万円 ) 時価 ( 百万円 ) 原則的処理方法金利スワップ貸出金 借用金 社債 受取固定支払変動 2,413,837 1,963,117 71,551 受取変動支払固定 660, ,321 68,132 受取変動支払変動 8,450 8,450 9 合計 3,428 ( 注 ) 時価の算定割引現在価値により算定しております (2) 通貨関連取引 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) ヘッジ会計の方法種類主なヘッジ対象 契約額等 ( 百万円 ) 契約額等のうち 1 年超のもの ( 百万円 ) 時価 ( 百万円 ) 原則的処理方法通貨スワップ貸出金 5,122,066 4,085, ,773 借用金 社債 為替予約 貸出金 売建 1 0 買建 合計 822,772 ( 注 )1. 主として 銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い ( 日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 25 号平成 14 年 7 月 29 日 ) に基づき 繰延ヘッジによっております 2. 時価の算定割引現在価値により算定しております
126 資務諸資料編2財務状況1 財124 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) ヘッジ会計の方法 種類 主なヘッジ対象 契約額等のうち契約額等時価 1 年超のもの ( 百万円 ) ( 百万円 ) ( 百万円 ) 原則的処理方法 通貨スワップ 貸出金 4,082,376 3,206, ,430 借用金社債 為替予約 貸出金 売建 40 0 買建 合計 335,434 ( 注 )1. 主として 銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い ( 日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第 25 号平成 14 年 7 月 29 日 ) に基づき 繰延ヘッジによっております 2. 時価の算定 割引現在価値により算定しております (3) 株式関連取引前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません (4) 債券関連取引前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 該当事項はありません ( 退職給付関係 ) 1. 採用している退職給付制度の概要当行は 平成 26 年 10 月 1 日から厚生年金基金制度を廃止し 確定給付企業年金制度及び確定拠出年金制度へ移行しております 当行は 確定給付型の制度として 企業年金制度 ( 平成 26 年 10 月 1 日に厚生年金基金制度から移行 ) 及び退職一時金制度を設けております 当行の企業年金制度は複数事業主制度でありますが 自社の拠出に対応する年金資産の額を 退職給付債務の比率に応じて合理的に算定できるため 関連する注記は 以下の確定給付制度の注記に含めて記載しております 企業年金制度 ( 積立型制度であります ) では 給与と勤務期間に基づいた年金又は一時金を支給しております 退職一時金制度 ( 非積立型制度であります ) では 退職給付として 給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております また 当行は 平成 26 年 10 月 1 日より確定拠出型の退職給付制度を設けております なお 当行は 厚生年金基金の代行部分について 平成 25 年 4 月 1 日に厚生労働大臣から将来分支給義務免除の認可を受け 平成 26 年 10 月 1 日に過去分返上の認可を受けております 2. 確定給付制度 (1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表 ( 単位 : 百万円 ) 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 退職給付債務の期首残高 19,483 13,327 会計方針の変更による累積的影響額 1,202 会計方針の変更を反映した期首残高 18,281 ( 注 ) 勤務費用 利息費用 数理計算上の差異の発生額 985 1,008 退職給付の支払額 過去勤務費用の発生額 271 厚生年金基金の代行部分返上に伴う減少額 5,678 その他 13 退職給付債務の期末残高 13,327 14,046 ( 注 ) 厚生年金基金及び企業年金基金に対する従業員拠出額は 勤務費用 より控除しております
127 資況125 (2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表務諸表( 単位 : 百万円 ) 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 年金資産の期首残高 5,231 6,932 会計方針の変更による累積的影響額 19 会計方針の変更を反映した期首残高 5,211 期待運用収益 数理計算上の差異の発生額 事業主からの拠出額 1, 退職給付の支払額 その他 13 年金資産の期末残高 6,932 6,956 資料編2財務状況1 財(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表 ( 単位 : 百万円 ) 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 積立型制度の退職給付債務 8,329 9,013 年金資産 6,932 6,956 1,396 2,057 非積立型制度の退職給付債務 4,998 5,033 未積立退職給付債務 6,395 7,090 未認識数理計算上の差異 未認識過去勤務費用 貸借対照表に計上された負債と資産の純額 6,395 7,090 退職給付引当金 6,395 7,090 貸借対照表に計上された負債と資産の純額 6,395 7,090 (4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額 ( 単位 : 百万円 ) ( 注 1) 勤務費用 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 利息費用 期待運用収益 数理計算上の差異の費用処理額 ( 注 2) 過去勤務費用の費用処理額 271 確定給付制度に係る退職給付費用 891 1,418 ( 注 3) 厚生年金基金に係る代行部分返上に伴う損益 5,698 ( 注 )1. 厚生年金基金及び企業年金基金に対する従業員拠出額は 勤務費用 より控除しております 2. 平成 26 年 10 月 1 日付で厚生年金基金制度を廃止し 確定給付企業年金制度へ移行したことにより 前事業年度において 過去勤務費用の費用処理額が 271 百万円発生しております 3. 特別利益に計上しております
128 資務諸表資料編2財務状況1 財126 (5) 年金資産に関する事項 1 年金資産の主な内訳 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は 次のとおりであります 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 債券 38% 39% 株式 13% 12% 生命保険会社一般勘定 8% 8% 現金及び預金 41% 41% 合計 100% 100% 2 長期期待運用収益率の設定方法 年金資産の長期期待運用収益率を決定するため 現在及び予想される年金資産の配分と 年金資産を構成する多様な資産からの現在及び 将来期待される長期の収益率を考慮しております (6) 数理計算上の計算基礎に関する事項 主要な数理計算上の計算基礎 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 割引率 0.70% 0.16% 長期期待運用収益率 2.50% 2.50% 予想昇給率 3.91% 3.91% 3. 確定拠出制度 当行は 平成 26 年 10 月 1 日より確定拠出型の退職給付制度を設けております 確定拠出制度への要拠出額は前事業年度 12 百万円 当事業年 度 24 百万円であります ( 税効果会計関係 ) 当行は 法人税法 ( 昭和 40 年法律第 34 号 ) 第 2 条第 5 号の公共法人であり 法人税を納める義務がないため 税効果会計は適用しておりません ( セグメント情報等 ) セグメント情報 当行は 出融資保証業務の単一セグメントであるため 記載を省略しております 関連情報 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 1. サービスごとの情報当行は 融資等業務の区分の外部顧客に対する経常収益が損益計算書の経常収益の 90% を超えるため 記載を省略しております 2. 地域ごとの情報 (1) 経常収益 ( 単位 : 百万円 ) 国内豪州アジア大洋州 ( 除豪州 ) ヨーロッパ中東アフリカ北米中南米合計 42,978 29,635 55,768 65,714 63, ,252 ( 注 )1. 一般企業の売上高に代えて 経常収益を記載しております 2. 経常収益は顧客の所在地を基礎とし 国又は地域に分類しております (2) 有形固定資産当行は 本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90% を超えるため 記載を省略しております 3. 主要な顧客ごとの情報特定の顧客に対する経常収益で損益計算書の経常収益の 10% 以上を占めるものがないため 記載を省略しております
129 資況127 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 務諸表当事業年度 1. サービスごとの情報当行は 融資等業務の区分の外部顧客に対する経常収益が損益計算書の経常収益の 90% を超えるため 記載を省略しております 2. 地域ごとの情報 (1) 経常収益 国内豪州アジア大洋州 ( 除豪州 ) ヨーロッパ中東アフリカ北米中南米合計 ( 単位 : 百万円 ) 42,283 27,456 54,737 59,768 55, ,005 ( 注 )1. 一般企業の売上高に代えて 経常収益を記載しております 2. 経常収益は顧客の所在地を基礎とし 国又は地域に分類しております (2) 有形固定資産当行は 本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90% を超えるため 記載を省略しております 3. 主要な顧客ごとの情報特定の顧客に対する経常収益で損益計算書の経常収益の 10% 以上を占めるものがないため 記載を省略しております 資料編2財務状況1 財 報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報 該当事項はありません 報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報 該当事項はありません 報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報 該当事項はありません ( 持分法損益等 ) 1. 関連会社に関する事項 ( 単位 : 百万円 ) 前事業年度 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 関連会社に対する投資の金額 83,251 82,439 持分法を適用した場合の投資の金額 83,251 82,439 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 持分法を適用した場合の投資利益の金額 ( 注 ) 当行の関連会社のうち 損益及び利益剰余金その他の項目からみて重要性の乏しい関連会社については除外しております 2. 開示対象特別目的会社に関する事項当行は 開示対象特別目的会社を有しておりません
130 資務諸表資料編2財務状況1 財128 関連当事者情報 1. 関連当事者との取引 (1) 財務諸表提出会社と関連当事者との取引 ( ア ) 財務諸表提出会社の親会社及び主要株主 ( 会社等の場合に限る ) 等 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金 ( 百万円 ) 事業の内容又は職業 議決権等の関連所有当事者 ( 被所有 ) との関係割合 (%) 取引の内容 取引金額 ( 百万円 ) ( 注 4) 科目 期末残高 ( 百万円 ) ( 注 4) 主要株主財務省 ( 財務大臣 ) 東京都千代田区 政策金融行政 被所有直接 100 資金の借入等 ( 注 1) 増資の引受 31,000 ( 注 2) 資金の受入 1,512,991 借入金 9,425,316 借入金の返済 1,321,639 借入金利息の支払 50,488 未払費用 14,981 ( 注 3) 社債への被保証 2,569,535 ( 注 )1. 増資の引受は 当行が行った株主割当増資を 1 株につき 1 円で引き受けたものであります 2. 資金の受入は 財政投融資特別会計及び外国為替資金特別会計からの借入であり 財政融資資金借入は財政融資資金貸付金利が適用されており 外国為替資金借入は外国為替資金特別会計との間で取り決めた金利が適用されています 3. 社債への被保証については 保証料の支払はありません 4. 取引金額及び期末残高には消費税等は含まれておりません 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金 ( 百万円 ) 事業の内容又は職業 議決権等の関連所有当事者 ( 被所有 ) との関係割合 (%) 取引の内容 取引金額 ( 百万円 ) ( 注 3) 科目 期末残高 ( 百万円 ) ( 注 3) 主要株主財務省 ( 財務大臣 ) 東京都千代田区 政策金融行政 被所有直接 100 資金の借入等 ( 注 1) 資金の受入 1,840,778 借入金 9,438,450 借入金の返済 1,403,938 借入金利息の支払 57,339 未払費用 18,240 ( 注 2) 社債への被保証 2,388,589 ( 注 )1. 資金の受入は 財政投融資特別会計及び外国為替資金特別会計からの借入であり 財政融資資金借入は財政融資資金貸付金利が適用されており 外国為替資金借入は外国為替資金特別会計との間で取り決めた金利が適用されています 2. 社債への被保証については 保証料の支払はありません 3. 取引金額及び期末残高には消費税等は含まれておりません ( イ ) 財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金 ( 百万円 ) 事業の内容又は職業 議決権等の関連所有当事者 ( 被所有 ) との関係割合 (%) 取引の内容 取引金額 ( 百万円 ) 科目 期末残高 ( 百万円 ) 主要株主が議決権の過半数を所有している会社等 独立行政法人国際協力機構 東京都千代田区 株式会社東京都日本政策金融千代田区公庫 7,877,115 政府開発援助実施 なし 3,855,086 金融業なし 連帯債務関係 連帯債務関係 連帯債務 連帯債務 428,110 ( 注 1 4) 1,111,402 ( 注 2 4) 710,000 ( 注 3 4) ( 注 )1. 株式会社国際協力銀行法附則第 12 条第 1 項の規定により 当行が承継した国際協力銀行既発債券に対し 独立行政法人国際協力機構法 ( 平成 14 年法律第 136 号 ) 附則第 4 条第 1 項の規定により 独立行政法人国際協力機構が負っている連帯債務であります なお 同法附則第 4 条第 2 項の規定により 独立行政法人国際協力機構の総財産が当該連帯債務の一般担保に供されております 2. 株式会社国際協力銀行法附則第 12 条第 1 項の規定により 当行が承継した株式会社日本政策金融公庫既発債券に対し 株式会社日本政策金融公庫法 ( 平成 19 年法律第 57 号 ) 附則第 46 条の 2 第 1 項の規定により 株式会社日本政策金融公庫が負っている連帯債務であります なお 同法附則第 46 条の 2 第 2 項の規定により 株式会社日本政策金融公庫の総財産が当該連帯債務の一般担保に供されております 3. 株式会社国際協力銀行法附則第 17 条第 1 項第 2 号の規定により 株式会社日本政策金融公庫既発債券に対し 当行が負っている連帯債務であります なお 同法附則第 17 条第 2 項の規定により 当行の総財産を当該連帯債務の一般担保に供しております 4. 連帯債務に関して収益及び費用として計上している取引はありません
131 資況129 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 務諸表当事業年度 種類 会社等の名称又は氏名 所在地 資本金又は出資金 ( 百万円 ) 事業の内容又は職業 議決権等の所有 ( 被所有 ) 割合 (%) 関連当事者との関係 取引の内容 取引金額 ( 百万円 ) 科目 期末残高 ( 百万円 ) 主要株主が議決権の過半数を所有している会社等 独立行政法人国際協力機構 東京都 7,925,375 千代田区 政府開発援助実施 なし 株式会社東京都日本政策金融 3,904,645 金融業なし千代田区公庫 連帯債務関係 連帯債務関係 連帯債務 連帯債務 250,000 ( 注 1 4) 611,570 ( 注 2 4) 450,000 ( 注 3 4) ( 注 )1. 株式会社国際協力銀行法附則第 12 条第 1 項の規定により 当行が承継した国際協力銀行既発債券に対し 独立行政法人国際協力機構法 ( 平成 14 年法律第 136 号 ) 附則第 4 条第 1 項の規定により 独立行政法人国際協力機構が負っている連帯債務であります なお 同法附則第 4 条第 2 項の規定により 独立行政法人国際協力機構の総財産が当該連帯債務の一般担保に供されております 2. 株式会社国際協力銀行法附則第 12 条第 1 項の規定により 当行が承継した株式会社日本政策金融公庫既発債券に対し 株式会社日本政策金融公庫法 ( 平成 19 年法律第 57 号 ) 附則第 46 条の2 第 1 項の規定により 株式会社日本政策金融公庫が負っている連帯債務であります なお 同法附則第 46 条の2 第 2 項の規定により 株式会社日本政策金融公庫の総財産が当該連帯債務の一般担保に供されております 3. 株式会社国際協力銀行法附則第 17 条第 1 項第 2 号の規定により 株式会社日本政策金融公庫既発債券に対し 当行が負っている連帯債務であります なお 同法附則第 17 条第 2 項の規定により 当行の総財産を当該連帯債務の一般担保に供しております 4. 連帯債務に関して収益及び費用として計上している取引はありません 資料編2財務状況1 財(1 株当たり情報 ) 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 1 株当たり純資産額 1 円 76 銭 1 円 77 銭 1 株当たり当期純利益金額 0 円 9 銭 0 円 3 銭 ( 注 )1. 1 株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は 次のとおりであります なお 潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については 潜在株式がないので記載しておりません 前事業年度 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 当期純利益百万円 126,187 42,772 普通株主に帰属しない金額百万円 普通株式に係る当期純利益百万円 126,187 42,772 普通株式の期中平均株式数千株 1,383,610,958 1,391,000,000 ( 注 )2. 1 株当たり純資産額の算定上の基礎は 次のとおりであります 前事業年度末 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) 当事業年度末 ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 純資産の部の合計額百万円 2,460,520 2,472,367 純資産の部の合計額から控除する金額百万円 普通株式に係る期末の純資産額百万円 2,460,520 2,472,367 1 株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数 千株 1,391,000,000 1,391,000,000 ( 重要な後発事象 ) 特別業務の新規開始 平成 28 年 5 月 11 日に 第 190 回通常国会において 株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律 ( 平成 28 年法律第 41 号 ) が可決成立し ました これにより 当行による更なるリスクテイクとして 期待収益は充分だがリスクを伴う海外インフラ事業向けの貸付け等を行う 特別業務 が追加され 一般業務勘定と区分して経理することになります なお 上記特別業務の追加についての施行日は 政令で定める日とされております
132 資務諸表資料編2財務状況1 財130 附属明細表 有形固定資産等明細表 資産の種類 当期首残高 ( 百万円 ) 当期増加額 ( 百万円 ) 当期減少額 ( 百万円 ) 当期末残高 ( 百万円 ) 当期末減価償却累計額又は償却累計額 ( 百万円 ) 当期償却額 ( 百万円 ) 差引当期末残高 ( 百万円 ) 有形固定資産 建物 3, , ,882 土地 24, ,427 24,427 リース資産 建設仮勘定 その他の有形固定資産 1, , 有形固定資産計 29, ,312 1, ,804 無形固定資産 ソフトウェア 4, ,452 2, ,737 無形固定資産計 4, ,452 2, ,737 社債明細表 銘柄 発行年月日 当期首残高 ( 百万円 ) 当期末残高 ( 百万円 ) 利率 (%) 担保償還期限摘要 政府保証付国際協力銀行第 13 次債券 株式会社日本政策金融公庫 ( 国際協力銀行 ) 第 5~9 次政府保証外債 株式会社国際協力銀行第 1~ 13 次政府保証外債 国際協力銀行第 ~ 回債券 株式会社日本政策金融公庫第 回社債 株式会社国際協力銀行第 1 回社債 平成 18 年 3 月 23 日平成 22 年 9 月 22 日 ~ 平成 24 年 2 月 7 日平成 24 年 7 月 19 日 ~ 78,090 (649,829 千米ドル ) 990,850 (8,245,406 千米ドル ) 591,367 [450,676] (5,248,199 千米ドル ) [3,999,616 千米ドル ] 1,500,595 1,797,222 (11,464,919 千米ドル ) (14,955,359 千米ドル ) (423,865 千ポンド ) (424,064 千ポンド ) 平成 28 年 (499,875 千カナダドル ) (499,917 千カナダドル ) 1 月 21 日 平成 16 年 5 月 28 日 ~ 平成 20 年 5 月 29 日平成 21 年 10 月 29 日 ~ 平成 23 年 5 月 9 日平成 27 年 1 月 27 日 349, ,974 [49,998] 119,993 19, 一般担保 ~ ~ ~ ~ 一般担保 一般担保 一般担保 一般担保 10,000 10, 一般担保 平成 28 年 3 月 23 日平成 27 年 9 月 24 日 ~ 平成 31 年 2 月 7 日平成 29 年 7 月 19 日 ~ 平成 38 年 1 月 21 日平成 27 年 9 月 18 日 ~ 平成 37 年 12 月 19 日平成 27 年 6 月 19 日 ~ 平成 31 年 9 月 20 日平成 31 年 12 月 20 日 合計 3,049,490 2,668,558 ( 注 )1. 当期首残高 及び 当期末残高 欄の( ) 書きは外貨建債券の金額であります 2. 当期末残高 欄の[ ] 書きは 当期末残高のうち1 年以内に償還が予定されている金額であります 3. 当行は 株式会社日本政策金融公庫設立以前に国際協力銀行が発行した政府保証付国際協力銀行債券及び国際協力銀行債券 ( 前記 1) に係る債務を承継しており 当該債務については株式会社国際協力銀行法に基づき 当行及び独立行政法人国際協力機構が連帯して弁済の責めに任ずることとされております また 当行は 株式会社日本政策金融公庫から株式会社日本政策金融公庫 ( 国際協力銀行 ) 政府保証外債及び株式会社日本政策金融公庫社債 ( 前記 2) に係る債務を承継しており 当該債務については株式会社国際協力銀行法に基づき 当行及び株式会社日本政策金融公庫が連帯して弁済の責めに任ずることとされております 4. 決算日後 5 年以内における償還予定額は以下のとおりであります 1 年以内 1 年超 2 年以内 2 年超 3 年以内 3 年超 4 年以内 4 年超 5 年以内金額 ( 百万円 ) 500, , , , ,496
133 資況131 務諸表 借入金等明細表 区分 当期首残高 ( 百万円 ) 当期末残高 ( 百万円 ) 平均利率 (%) 返済期限 借用金 9,425,316 9,438, 借入金 9,425,316 9,438, 平成 28 年 5 月 ~ 平成 38 年 1 月 1 年以内に返済予定のリース債務 リース債務 (1 年以内に返済予定のものを除く ) 19 5 平成 30 年 3 月 その他有利子負債 12,750 63, 金融商品等受入担保金 12,750 63, ( 注 )1. 借用金及びその他有利子負債の 平均利率 は 期末日現在の 利率 及び 当期末残高 により算出 ( 加重平均 ) しております 2. リース債務については 簡便法を採用しているため 平均利率は記載しておりません 3. 金融商品等受入担保金は 返済期限を定めておりません 4. 借入金及びリース債務の決算日後 5 年以内における返済額は次のとおりであります 1 年以内 1 年超 2 年以内 2 年超 3 年以内 3 年超 4 年以内 4 年超 5 年以内 借入金 ( 百万円 ) 681,156 1,044,892 4,084,705 1,385,687 1,102,307 リース債務 ( 百万円 ) 10 5 資料編2財務状況1 財 引当金明細表 区分 当期首残高 ( 百万円 ) 当期増加額 ( 百万円 ) 当期減少額 ( 目的使用 ) ( 百万円 ) 当期減少額 ( その他 ) ( 百万円 ) 当期末残高 ( 百万円 ) 貸倒引当金 115, ,180 47, ,262 一般貸倒引当金 36,828 96,353 36,828 96,353 個別貸倒引当金 76, ,921 68,211 特定海外債権引当勘定 2,660 3,697 2,660 3,697 賞与引当金 役員賞与引当金 役員退職慰労引当金 計 116, , , ,824 ( 注 ) 当期減少額 ( その他 ) 欄に記載の減少額はそれぞれ次の理由によるものであります 一般貸倒引当金 洗替による取崩額個別貸倒引当金 回収等による取崩額特定海外債権引当勘定 洗替による取崩額 資産除去債務明細表 該当事項が無いため作成しておりません
134 資料編2財務状2 負債および純資産の部の構成3 資金運用勘定調達勘定の平均残高等2 負債および純資産の部の構成 第 3 期末 (2014 年度末 ) 金額 % ( 注 ) 第 4 期末 (2015 年度末 ) 金額 % ( 注 ) ( 単位 : 百万円 %) 負債の部 16,003, ,108, 況借用金 9,425, ,438, 社債 3,049, ,668, 支払承諾 2,572, ,464, その他 956, , 純資産の部 2,460, ,472, 資本金 1,391, ,391, 利益剰余金 993, , その他有価証券評価差額金 12, , 繰越ヘッジ損益 63, , 負債および純資産の部合計 18,463, ,580, ( 注 ) 負債および純資産の部合計に対する比率 ( 参考 ) 自己資本比率の状況 当行は 銀行法第 14 条の2の適用を受けておりませんが 銀行法第 14 条の2の規定に基づき 銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどう かを判断するための基準 ( 平成 18 年金融庁告示第 19 号 ) に基づく自己資本比率を算出しております なお 当行は 国際統一基準を適用のうえ 信用リスクアセットの算出においては標準的手法を採用しております 132 単体自己資本比率 ( 国際統一基準 ) ( 単位 : 億円 %) 1. 単体総自己資本比率 (4/7) 単体 Tier1 比率 (5/7) 単体普通株式等 Tier1 比率 (6/7) 単体における総自己資本の額 24, 単体における Tier1 資本の額 23, 単体における普通株式等 Tier1 資本の額 23, リスクアセットの額 152, 単体総所要自己資本額 12,162 3 資金運用勘定調達勘定の平均残高等 ( 単位 : 百万円 %) 第 3 期第 4 期 (2014 年 4 月 1 日から2015 年 3 月 31 日まで )(2015 年 4 月 1 日から2016 年 3 月 31 日まで ) 平均残高利息利回り平均残高利息利回り 資金運用勘定 14,616, , ,924, , うち貸出金 13,415, , ,369, , 預け金 628,700 1, ,271 2, 資金調達勘定 11,760, , ,732, , うち借用金 8,793,333 50, ,585,267 57, 社債 2,936,834 65, ,124,115 66,
135 資状況133 4 営5 余4 ( 単位 : 百万円 ) 第 3 期第 4 期 (2014 年 4 月 1 日から2015 年 3 月 31 日まで ) 5 余資運用にかかる預け金買現先勘定有価証券残高第 3 期末第 4 期末 (2014 年度末 ) (2015 年度末 ) 高営業経費の内訳 (2015 年 4 月 1 日から 2016 年 3 月 31 日まで ) 給料手当 5,181 5,259 退職給付費用 891 1,442 福利厚生費 減価償却費 1,356 1,302 土地建物機械賃借料 営繕費 消耗品費 給水光熱費 旅費 1,351 1,390 通信費 広告宣伝費 4 3 諸会費寄付金交際費 租税公課 その他 6,457 6,380 合計 17,004 17,631 預け金 242,750 90,000 外貨預け金 553, ,030 買現先勘定 有価証券 ( 単位 : 百万円 ) 料編2財務業経費の内訳資運用にかかる預け金買現先勘定有価証券残
136 資料編2財務状6 オフバランス取引情報6 オフバランス取引情報 1 金融派生商品取引等に対する基本的取り組み方針 JBIC が行う金融派生商品取引等は 為替リスク金利リスクをヘッジする目的のみに限定しています 2 取引内容 況JBIC は 金利スワップ 通貨スワップ 先物外国 為替予約といった金融派生商品取引等を行っており 2016 年 3 月末時点の取引量は下記の表 ( 金融派生 商品等信用リスク相当額 ) のとおりです 3 金融派生商品取引等に関連するリスク 金融派生商品取引等には以下のリスクが存在します ( 市場性信用リスク ) 金融派生商品取引等の相手方の経営悪化や倒産等 により 契約どおりに取引を履行できなくなったと きに損失を被るリスクです ( 市場リスク ) 金融派生商品取引等の金融商品の価値 ( 取引の時 価 ) が金利為替等の変動により増減することによ って損失を被るリスクです 前記のリスクに対する JBIC の対応 ( 市場性信用リスク ) 取引相手先ごとの金融派生商品取引等の時価および信用リスク相当額 取引相手先の信用状態を常時把握管理のうえ 取引相手先としての適格性判断に活用しています ( 市場リスク ) JBIC は金融派生商品取引等をヘッジ目的のみに限定しており 金融派生商品取引等の市場リスクは基本的にヘッジ対象取引 ( 資金調達取引や貸付取引 ) の市場リスクと相殺されています 金融派生商品等信用リスク相当額 2016 年 3 月 31 日現在 ( 単位 : 億円 ) 契約金額想定元本金額信用リスク相当額時価 金利スワップ 33,339 1, 通貨スワップ 40,823 3,881 3,354 先物外国為替予約 その他金融派生商品取引 ネッティングによる信用リスク削減効果 3,312 合計 74,166 1,580 3,320 ( 注 ) 信用リスク相当額は 国際統一基準によって算定されたものです
137 資状況135 7 総8 従9 貸7 ( 単位 :%) 第 3 期第 4 期 (2014 年 4 月 1 日から2015 年 3 月 31 日まで )(2015 年 4 月 1 日から2016 年 3 月 31 日まで ) 総資金利鞘 資金運用利回り 資金調達原価 ( 注 ) 資金運用利回り = 資金運用収入 / 資金運用勘定平均残高資金調達原価 = 資金調達費用 / 資金調達勘定平均残高 ( 参考 ) 資金運用収入 = 貸出金利息 + 有価証券利息配当金 + 買現先利息 + 預け金利息 + 金利スワップ受入利息 + その他の受入利息資金運用勘定平均残高 = 貸出金 + 有価証券 + 買現先 + 預け金 ( 当座預け金を除く )+ 金融商品等差入担保金資金調達費用 = 借用金利息 + 社債利息 + 金利スワップ支払利息 + その他の支払利息資金調達勘定平均残高 = 借用金 + 社債 + 金融商品等受入担保金 8 従業員 1 人当たりの貸出金残高 第 3 期末 (2014 年度末 ) 第 4 期末 (2015 年度末 ) 27,180 25,404 9 貸出金業種別内訳残高 業種別 第 3 期末 (2014 年度末 ) 第 4 期末 (2015 年度末 ) ( 単位 : 百万円 ) ( 単位 : 件 百万円 ) 件数貸出額件数貸出額 製造業 , ,781 鉱業 採石業 砂利採取業 9 344, ,038 建設業 1 1, ,071 電気ガス熱供給水道業 6 375, ,239 情報通信業 2 212, ,184 運輸業 郵便業 4 27, ,968 卸売業 , ,770 金融業 保険業 19 2,142, ,286,878 物品賃貸業 3 199, ,617 海外円借款 国内店名義現地貸 492 9,572, ,048,331 合計 ,432, ,607,883 うち中小企業者向け投資金融 , ,909 うち中堅企業向け投資金融 , ,841 高総資金利鞘 資金運用利回り 資金調達原価 料編2財務資金利鞘 資金運用利回り 資金調達原価業員1人当たりの貸出金残高出金業種別内訳残
138 資料編2財務状10 貸出金償却額11 主な外貨建資産残高10 貸出金償却額 第 3 期 (2014 年 4 月 1 日から 2015 年 3 月 31 日まで ) 第 4 期 (2015 年 4 月 1 日から 2016 年 3 月 31 日まで ) ( 単位 : 百万円 ) 11 主な外貨建資産残高 ( 単位 : 千通貨単位 ) 況第 3 期末 第 4 期末 (2014 年度末 ) (2015 年度末 ) 外貨預け金 (USD) 4,441,790 3,472,424 外貨預け金 (GBP) 106,396 44,616 外貨預け金 (EUR) 5,644 24,828 外貨預け金 (ZAR) 0 外貨預け金 (THB) 0 0 外貨預け金 (CAD) 5,298 7,385 外貨預け金 (INR) 1,000 外貨出資金 (USD) 1,117,023 1,289,197 外貨株式出資金 (USD) 217, ,111 外貨株式出資金 (EUR) 100, ,000 外貨株式出資金 (CNY) 99,791 99,791 外貨株式出資金 (INR) 890, ,000 外貨株式出資金 (SGD) 165, ,999 外貨貸付金 (USD) 99,331, ,327,608 外貨貸付金 (GBP) 172, ,416 外貨貸付金 (EUR) 1,115,647 1,285,028 外貨貸付金 (ZAR) 752, ,400 外貨貸付金 (AUD) 3,193,147 3,159,897 外貨貸付金 (THB) 6,011,116 5,227,149 外貨貸付金 (SDR) 320, ,133 外貨貸付金 (CAD) 1,276,597 1,263,302 外貨貸付金 (CNY) 174, ,320 外貨貸付金 (INR) 341,600 外貨貸付金 (MXN) 237, ,700 外貨貸付金 (IDR) 384,600, ,000,
139 資料編2財務状況 事13 貸一覧12 事務経費率 ( 単位 :%) 第 3 期第 4 期 (2014 年 4 月 1 日から2015 年 3 月 31 日まで )(2015 年 4 月 1 日から2016 年 3 月 31 日まで ) 事務経費率 ( 注 ) 事務経費率 = 営業経費 /( 貸出金平均残高 + 有価証券平均残高 + 支払承諾見返平均残高 ) 2015 年度末残存期間別貸付金回収見込み 残存期間 回収見込み 1 年以内 11,979 2 年以内 13,859 3 年以内 13,766 4 年以内 14,518 5 年以内 14,721 6 年以内 11,258 7 年以内 11,158 8 年以内 8,191 9 年以内 9, 年以内 6, ~ 15 年以内 15, ~ 20 年以内 2, ~ 25 年以内 ~ 30 年以内 7 31 ~ 35 年以内 36 ~ 40 年以内 40 年超 合計 133,585 ( 単位 : 億円 ) ( 注 ) 貸出金のうち 破綻先 実質破綻先および破綻懸念先に対する債権等 償還予定額が見込めない 182,118 百万円は含めておりません 2015 年度末残存期間別財政融資資金借入金および外国為替資金借入金返済見込み 残存期間 借入金返済見込み 1 年以内 6,811 2 年以内 10,448 3 年以内 40,847 4 年以内 13,856 5 年以内 11,023 6 年以内 1,289 7 年以内 3,019 8 年以内 4,751 9 年以内 1, 年以内 1, 年超 合計 94, 年度末残存期間別社債償還見込み 残存期間 社債償還見込み 1 年以内 5,007 2 年以内 3,687 3 年以内 7,242 4 年以内 2,390 5 年以内 2,014 6 年以内 7 年以内 8 年以内 1,126 9 年以内 2, 年以内 3, 年超 合計 26,739 ( 単位 : 億円 ) ( 単位 : 億円 ) 表13 貸出金 / 借用金社債の残存期間別一覧表 務経費率出金/借用金社債の残存期間別
140 資料編2財務状14 資産内容に関する情14 資産内容に関する情報 況報ります この一時的な流動性支援の中で 債務国は国 JBIC は 銀行法 および 金融機能の再生のため の緊急措置に関する法律 ( 以下 金融再生法 という ) の適用を受けませんが 2000 年度より資産内容に関す るディスクロージャーの一層の充実および信用リスク の内部管理への活用を目的として 金融庁の 金融検 査マニュアル ( 預金等受入金融機関に係る検査マニュ アル ) に基づく資産自己査定を実施しています JBIC の特徴として 開発途上国政府等向けの公的債 権と位置づけられる与信が多いことがあげられます この公的債権については 債務国の経済状況等により 返済が一時的に困難となった場合において 持続的な 債務返済を可能とするために 債権国間の国際的合意 ( パリクラブ合意 ) に基づき債務繰延べを行うことがあ 際通貨基金 (IMF) との間で合意した経済改革プログラ ムを実施し 持続可能な債務返済能力を確保していく ことになります パリクラブ合意により繰延べられた債権の回収の蓋 然性に関しては この国際的な枠組みによる債権保全 メカニズムという民間金融機関にはない公的債権の特 性があるものの 民間金融機関との比較を容易にする 観点から JBIC が行う債務者区分で要注意先となった 債務国向けの繰延べ公的債権については 原則 その 形式に照らし 開示対象として貸出条件緩和債権 ( 銀 行法 ) および要管理債権 ( 金融再生法 ) に分類してい ます なお 資産自己査定の結果については 以下に掲げ るリスク管理債権および金融再生法基準による開示債 権ならびに貸倒引当金計上額を含めて 銀行等金融機 関の資産の自己査定に係る内部統制の検証並びに貸倒 償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針 ( 日本公 認会計士協会銀行等監査特別委員会報告第 4 号 ) に準 拠した新日本有限責任監査法人による監査を受けてい ます リスク管理債権下表は 資産自己査定を踏まえ 民間金融機関のリスク管理債権開示基準 ( 銀行法施行規則第 19 条の 2 第 1 項第 5 号ロ ) に基づき分類を行ったものです リスク管理債権における各債権の定義は以下のとおりです (1) 破綻先債権元本または利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本または利息の取立てまたは弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金 ( 貸倒償却を行った部分を除く 以下 未収利息不計上貸出金 という ) のうち 会社更生法または金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の規定による更生手続開始の申立て 民事再生法の規定による再生手続開始の申立て 破産法の規定による破産手続開始の申立て 会社法の規定による特別清算開始の申立て または手形交換所による取引停止処分を受けた債務者に対する貸出金です (2) 延滞債権未収利息不計上貸出金であって 破綻先債権 および債務者の経営再建または支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金に該当しないものです (3)3 カ月以上延滞債権元本または利息の支払が 約定支払日の翌日から 3 カ月以上遅延している貸出金で 破綻先債権 および 延滞債権 に該当しないものです (4) 貸出条件緩和債権債務者の経営再建または支援を図ることを目的として 金利の減免 利息の支払猶予 債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で 破綻先債権 延滞債権 および 3 カ月以上延滞債権 に該当しないものです ( 注 ) 2014 年度末 ( 平成 26 年度末 ) ( 単位 : 百万円 ) 2015 年度末 ( 平成 27 年度末 ) 破綻先債権 延滞債権 120, ,407 3カ月以上延滞債権 35,945 44,719 貸出条件緩和債権 73,770 98,714 合計 1 230, ,840 貸出金残高合計 2 14,432,949 13,540,661 1/2(%)
141 資状況 資右表は 資産自己査定を踏まえ 金融再生法による開示基準 ( 金融再生法施行規則第 4 条 ) に基づき分類を行ったものです 金融再生法基準における各債権の定義は以下のとおりです (1) 破産更生債権およびこれらに準ずる債権破産手続開始 更生手続開始 再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権およびこれらに準ずる債権であり 資産自己査定に基づく債務者区分における実質破綻先に対する債権および破綻先に対する債権です (2) 危険債権債務者が経営破綻の状態には至っていないが 財政状態および経営成績が悪化し 契約に従った債権の元本の回収および利息の受取りができない可能性の高い債権であり 資産自己査定に基づく債務者区分における破綻懸念先に対する債権です (3) 要管理債権資産自己査定に基づく債務者区分における要注意先に対する債権のうち 3 カ月以上延滞債権 ( 元本または利息の支払が 約定支払日の翌日を起算日として 3 カ月以上延滞している貸出債権 ( 破産更生債権およびこれらに準ずる債権 および 危険債権 を除く )) および貸出条件緩和債権 ( 経済的困難に陥った債務者の再建または支援を図り 当該債権の回収を促進すること等を目的に 債務者に有利な一定の譲歩を与える約定条件の改定等を行った貸出債権 ( 破産更生債権およびこれらに準ずる債権 危険債権 および 3 カ月以上延滞債権 を除く )) です ( 注 ) (4) 正常債権債務者の財政状態および経営成績に特に問題がないものとして 破産更生債権およびこれらに準ずる債権 危険債権 および 要管理債権 以外のものに区分される債権であり 資産自己査定に基づく債務者区分における正常先に対する債権および要注意先に対する債権のうち要管理債権に該当する債権以外の債権です ( 単位 : 百万円 ) 2014 年度末 2015 年度末 ( 平成 26 年度末 )( 平成 27 年度末 ) 破産更生債権およびこれらに準ずる債権 危険債権 120, ,415 要管理債権 109, ,433 貸出金等 小計 1 230, ,849 正常債権 16,819,545 15,799,431 合計 2 17,049,743 16,054,280 1/2(%) ( 注 ) 国際収支状況の悪化等により 公的対外債務 ( 債権者が 国 貿易保険 輸出信用機関等の公的機関である債務 ) の返済が一時的に困難となった債務国に対しては パリクラブの場において債務繰延べ ( リスケジュール ) が国際的に合意され 債務国政府に対する一時的な流動性支援 ( 国際協調の枠組みの下での国際収支支援 ) が実施されます この一時的な流動性支援の中で 債務国はIMF との間で合意された経済改革プログラムを実施し 債務返済が継続されていくこととなります JBIC の外国政府等に対する債権のうち 2015 年度末時点で パリクラブにおいて債務繰延べ合意がなされている債権の繰延べ対象元本残高は 212,872 百万円となっています 債務者区分が要注意先となっている債務国向け債権のうち 債務繰延べ合意がなされている債権については 3カ月以上延滞債権に該当するものを除き 原則として貸出条件緩和債権として分類しています 上表に掲げた貸出条件緩和債権額のうち かかる債権額は 70,353 百万円 ( うち繰延べ対象元本残高は 70,353 百万円 ) となっています 料編2財務産内容に関す2 金融再生法基準による開示債権る情報
142 資料編2財務状況140 (参考)国際財務報告基準に準拠した財務諸( 参考 ) 国際財務報告基準に準拠した財務諸表 1. 国際財務報告基準に準拠した財務諸表 ( 抜粋翻訳 ) 国際財務報告基準に準拠した財務諸表の作成方法について当行の国際財務報告基準に準拠した財務諸表 ( 以下 IFRS 財務諸表 という ) は 平成 28 年 3 月末時点で国際会計基準審議会 (IASB) が公表している基準及び解釈指針に準拠して英文により作成しております なお IFRS 財務諸表その他の事項の金額については 百万円未満を切り捨てて表示しております 監査証明について当行は 平成 28 年 3 月期の IFRS 財務諸表 ( 英文 )( 比較情報として開示する平成 27 年 3 月期の IFRS に基づく財務数値を含む ) について 新日本有限責任監査法人による国際監査基準に準拠した監査を受けております 本資料は 当行の IFRS 財務諸表 ( 英文 ) の一部を翻訳し掲載するものです IFRS 財務諸表及びこれに関連する情報 ( 英文 ) の全文は 当行が米国証券取引委員会に提出した年次報告書 ( 以下 Form 18-K という ) に参考情報として含まれております 当行の IFRS 財務諸表及びこれに関連する情報の完全な理解のためには 当行の Form 18-K をお読み下さい 表財政状態計算書 ( 単位 : 百万円 ) 第 3 期末 第 4 期末 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) ( 平成 28 年 3 月 31 日 ) 資産 現金預け金 850,496 1,220,187 金融派生商品資産 174, ,274 有価証券 173, ,976 貸出金及びその他の債権 14,357,186 13,460,347 持分法で会計処理されている投資 115, ,618 有形固定資産 28,295 27,804 その他の資産 370, ,661 資産合計 16,070,115 15,373,870 負債 金融派生商品負債 991, ,245 借用金 9,425,316 9,438,450 社債 3,058,499 2,668,872 金融保証契約負債 84,708 76,710 その他の負債 86, ,941 負債合計 13,645,893 12,882,220 資本 資本金 1,391,000 1,391,000 利益剰余金 985,166 1,066,533 その他の資本の構成要素 48,055 34,116 資本合計 2,424,222 2,491,649 負債及び資本合計 16,070,115 15,373,870
143 資料編2財務状況141 (参考)国際財務報告基準に準拠した財務諸表 損益計算書 第 3 期 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 第 4 期 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 利息収益 173, ,592 利息費用 103, ,024 純利息収益 69, ,567 役務取引等収益 13,512 14,523 役務取引等費用 2,088 1,653 純金融派生商品収益 25,760 56,227 純投資収益 1,505 3,708 その他の収益 1,060 1,718 利息以外の収益 39,749 74,524 1 業務収益 108, ,091 金融資産の減損損失 ( 戻入益 ) (13,176) 12,320 2 純業務収益 122, ,771 営業費用 9,985 16,734 その他の費用 業務費用 10,404 17,618 持分法による投資利益 13, 当期利益 125, ,589 1 純利息収益と利息以外の収益の合計 2 業務収益から金融資産の減損損失 ( 戻入益 ) を控除した金額 包括利益計算書 第 3 期 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 第 4 期 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 当期利益 125, ,589 その他の包括利益純損益に振り替えられることのない項目確定給付型退職給付制度の再測定額当期発生額 (642) (537) 純損益に振り替えられることのない項目の合計 (642) (537) 純損益に振り替えられる可能性のある項目売却可能金融資産当期発生額 組替調整額 (793) (2,726) 繰延ヘッジ損益組替調整額 (3,992) (3,461) 在外営業活動体の為替換算差額当期発生額 14,829 (7,927) 純損益に振り替えられる可能性のある項目の合計 10,859 (13,938) その他の包括利益合計 10,217 (14,476) 当期包括利益 135, ,112
144 資料編2財務状況142 (参考)国際財務報告基準に準拠した財務諸持分変動計算書 資本金 表 利益剰余金 株式会社国際協力銀行の所有者に帰属する持分 確定給付型退職給付制度の再測定額 売却可能金融資産 その他の資本の構成要素 繰延ヘッジ損益 在外営業活動体の為替換算差額 合計 ( 単位 : 百万円 ) 資本合計 平成 26 年 4 月 1 日 1,360, ,331 5,315 16,664 15,216 37,195 2,303,527 当期利益 125, ,161 その他の包括利益 (642) 22 (3,992) 14,829 10,217 10,217 当期包括利益 125,161 (642) 22 (3,992) 14,829 10, ,378 株式の発行 31,000 31,000 国庫納付 (45,683) (45,683) その他 (642) 平成 27 年 3 月 31 日 1,391, ,166 5,338 12,671 30,045 48,055 2,424,222 当期利益 145, ,589 その他の包括利益 (537) (2,550) (3,461) (7,927) (14,476) (14,476) 当期包括利益 145,589 (537) (2,550) (3,461) (7,927) (14,476) 131,112 株式の発行 国庫納付 (63,684) (63,684) その他 (537) 平成 28 年 3 月 31 日 1,391,000 1,066,533 2,787 9,210 22,117 34,116 2,491,649
145 資料編2財務状況143 (参考)国際財務報告基準に準拠した財務諸表 キャッシュフロー計算書 第 3 期 ( 自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日 ) ( 単位 : 百万円 ) 第 4 期 ( 自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日 ) 営業活動によるキャッシュフロー当期利益 125, ,589 減価償却費 1,356 1,302 退職給付に係る負債の増 ( 減 ) 額 (7,342) 344 持分法による投資利益 (13,405) (436) 貸出金及びその他の債権の ( 増 ) 減額 (1,783,913) 896,839 借用金の増 ( 減 ) 額 1,017,608 13,134 預け金 ( 要求払を除く ) の ( 増 ) 減額 230, ,193 買現先勘定の ( 増 ) 減額 202,733 金融派生商品資産及び金融派生商品負債の純変動額 584,362 (483,244) 金融保証契約負債の増 ( 減 ) 額 12,807 (7,997) 社債の増 ( 減 ) 額 324,609 (389,626) その他 (353,332) 258,744 営業活動によるキャッシュフロー 341, ,843 投資活動によるキャッシュフロー有価証券の取得による支出 (29,768) (55,373) 有価証券の売却償還による収入 2,372 75,960 持分法で会計処理されている投資の取得による支出 (1,158) (181) 持分法で会計処理されている投資の回収による収入 11,917 1,850 その他 (2,718) (367) 投資活動によるキャッシュフロー (19,356) 21,888 財務活動によるキャッシュフロー株式の発行による収入 31,000 国庫納付の支払額 (45,683) (63,684) その他 (12) (13) 財務活動によるキャッシュフロー (14,695) (63,698) 現金及び現金同等物に係る換算差額 50,715 (23,150) 現金及び現金同等物の正味増 ( 減 ) 額 357, ,884 現金及び現金同等物の期首残高 213, ,695 現金及び現金同等物の期末残高 571,695 1,112,579 営業活動によるキャッシュフローは以下を含んでおります 利息による収入 162, ,052 利息による支出 (116,172) (118,022)
146 資料編2財務状況144 (参考)国際財務報告基準に準拠した財務諸2. 基準差調整表 年次報告書では 日本基準に準拠した財務諸表に加えて IFRS 財務諸表を参考情報として開示しております 日本基準と IFRS では重要な会計方針が異なることから 以下のとおり当行の資産 負債及び資本に対する調整表並びに当期利益の調整表を記載しております (1) 資産 負債及び資本に対する調整表第 3 期末 ( 平成 26 年度末 ) ( 単位 : 百万円 ) 日本基準表示科目 日本基準 表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS 表示科目 資産 資産 現金預け金 850, ,496 現金預け金 174,967 (20) 174,946 A 金融派生商品資産 有価証券 261,786 (85,313) (2,715) 173,758 B, F 有価証券 貸出金 14,432,949 (71,027) (4,735) 14,357,186 C, E 貸出金及びその他の債権 85,313 30, ,358 F 持分法で会計処理されている投資 表有形固定資産 28,295 28,295 有形固定資産無形固定資産 3,154 (3,154) その他資産 430,297 (60,223) 370,073 A, C その他の資産 支払承諾見返 2,572,328 (2,572,328) E 貸倒引当金 (115,492) 115,492 C 資産合計 18,463, ,053 (2,549,754) 16,070,115 資産合計 負債 負債 989,798 1, ,161 A 金融派生商品負債 借用金 9,425,316 9,425,316 借用金 社債 3,049,490 9,009 3,058,499 D 社債 84,708 84,708 E 金融保証契約負債 退職給付引当金 6,395 (6,395) G 役員退職慰労引当金 30 (30) G その他負債 949,227 (826,810) (36,208) 86,208 A, G その他の負債 賞与引当金 500 (500) 役員賞与引当金 6 (6) 支払承諾 2,572,328 (2,572,328) E 負債合計 16,003, ,053 (2,513,456) 13,645,893 負債合計 資本 資本 資本金 1,391,000 1,391,000 資本金 利益剰余金 993,053 (7,886) 985,166 利益剰余金 76,467 (28,412) 48,055 A その他の資本の構成要素 その他有価証券評価差額金 12,786 (12,786) 繰延ヘッジ損益 63,681 (63,681) 資本合計 2,460,520 (36,298) 2,424,222 資本合計 負債及び資本の合計 18,463, ,053 (2,549,754) 16,070,115 負債及び資本の合計
147 資料編2財務状況145 (参考)国際財務報告基準に準拠した財務諸表 第 4 期末 ( 平成 27 年度末 ) 資産 日本基準表示科目日本基準表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS 表示科目 現金預け金 1,220,187 1,220,187 現金預け金 資産 237,336 (62) 237,274 A 金融派生商品資産 有価証券 236,602 (84,500) 2, ,976 B, F 有価証券 ( 単位 : 百万円 ) 貸出金 13,540,661 (119,355) 39,041 13,460,347 C, E 貸出金及びその他の債権 84,500 22, ,618 F 持分法で会計処理されている投資 有形固定資産 27,804 27,804 有形固定資産 無形固定資産 2,737 (2,737) その他資産 256,188 (89,527) 166,661 A, C その他の資産 支払承諾見返 2,464,703 (2,464,703) E 貸倒引当金 (168,262) 168,262 - C 資産合計 17,580, ,979 (2,400,731) 15,373,870 資産合計 負債 負債 569, ,245 A 金融派生商品負債 借用金 9,438,450 9,438,450 借用金 社債 2,668, ,668,872 D 社債 76,710 76,710 E 金融保証契約負債 退職給付引当金 7,090 (7,090) G 役員退職慰労引当金 39 (39) G その他負債 528,890 (367,710) (33,238) 127,941 A, G その他の負債 賞与引当金 516 (516) 役員賞与引当金 6 (6) 支払承諾 2,464,703 - (2,464,703) E 負債合計 15,108, ,979 (2,420,014) 12,882,220 負債合計 資本 資本金 1,391,000 1,391,000 資本金 利益剰余金 972,140 94,392 1,066,533 利益剰余金 109,226 (75,110) 34,116 A その他の資本の構成要素 その他有価証券評価差額金 4,303 (4,303) 繰延ヘッジ損益 104,923 (104,923) 資本合計 2,472,367 19,282 2,491,649 資本合計 負債及び資本の合計 17,580, ,979 (2,400,731) 15,373,870 負債及び資本の合計 資本
148 資料編2財務状況146 (参考)国際財務報告基準に準拠した財務諸(2) 当期利益の調整表 第 3 期 ( 平成 26 年度 ) 日本基準表示科目日本基準表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS 表示科目 資金運用収益 192,973 (24,581) 4, ,110 C 利息収益 資金調達費用 116,076 (12,200) 103,876 D 利息費用 69,234 純利息収益 役務取引等収益 35,901 (22,389) 13,512 C 役務取引等収益 役務取引等費用 2,088 2,088 役務取引等費用 株式等売却益 22,596 3,164 25,760 A 純金融派生商品収益 1, ,505 純投資収益 0 (0) 7,286 (6,225) 1,060 その他の収益 その他業務収益 4,100 (4,100) その他の経常収益 148 (148) 特別利益 5,707 (5,707) 償却債権取立益 貸倒引当金戻入益 39,749 利息以外の収益 108,984 業務収益 ( 単位 : 百万円 ) (13,392) 216 (13,176) B, C 金融資産の減損損失 ( 戻入益 ) 101 (101) C 13,392 (13,392) C 122,160 純業務収益 表 営業経費 17,004 (7,019) 9,985 G 営業費用 1,081 (662) 419 D その他の費用 その他業務費用 1,585 (1,585) 特別損失 16 (16) 10,404 業務費用 組合出資に係る持分損益 13,405 13,405 F 持分法による投資利益 10,633 (10,633) 当期純利益 126,187 (1,026) 125,161 当期利益 日本基準の損益計算書においては これらの合計額を その他経常収益 として計上しております
149 資料編2財務状況147 (参考)国際財務報告基準に準拠した財務諸表 第 4 期 ( 平成 27 年度 ) 日本基準表示科目日本基準表示組替 認識及び測定の差異 IFRS 注記 IFRS 表示科目 資金運用収益 213,806 (13,355) 16, ,592 C 利息収益 資金調達費用 123,779 (7,755) 116,024 D 利息費用 100,567 純利息収益 役務取引等収益 22,091 (7,567) 14,523 C 役務取引等収益 役務取引等費用 1,653 1,653 役務取引等費用 1 株式等売却益 11,104 45,123 56,227 A 純金融派生商品収益 3,865 (157) 3,708 純投資収益 1,890 (1,890) 1,823 (105) 1,718 その他の収益 その他業務収益 141 (141) 1 その他の経常収益 160 (160) 特別利益 43 (43) 1 償却債権取立益 2 貸倒引当金繰入額 74,524 利息以外の収益 175,091 業務収益 52,770 (40,450) 12,320 B, C 金融資産の減損損失 0 (0) C 52,770 (52,770) C 162,771 純業務収益 ( 単位 : 百万円 ) 営業経費 17,631 (897) 16,734 G 営業費用 1,164 (280) 883 D その他の費用 その他業務費用 1,310 (1,310) 2 株式等売却損 130 (130) 17,618 業務費用 1 組合出資に係る持分損益 F 持分法による投資利益 1,914 (1,914) 当期純利益 42, , ,589 当期利益 1 日本基準の損益計算書においては これらの合計額を その他経常収益 として計上しております 2 日本基準の損益計算書においては これらの合計額を その他経常費用 として計上しております
150 資料編2財務状況148 (参考)国際財務報告基準に準拠した財務諸資産 負債及び資本の調整表並びに当期利益の調整表に関する注記 A. 金融派生商品資産及び金融派生商品負債日本基準においては その他資産 又は その他負債 に含まれていた金融派生商品資産又は金融派生商品負債を IFRS においては別掲しております また 日本基準における金融派生商品資産及び金融派生商品負債の相殺表示は IFRS においては相殺の要件を満たさないため 取り消しております IFRS では 金融派生商品資産及び金融派生商品負債の公正価値の測定にあたり 観察可能な市場データを使用して カウンターパーティーの信用リスク又は当行の信用リスクを考慮しております また 日本基準においてはヘッジ会計を適用しておりましたが IFRS においてはヘッジ会計を適用しておりません なお 日本基準でヘッジ会計を適用していたもののうち国際会計基準 (IAS) 第 39 号 金融商品 : 認識及び測定 に従えばヘッジ会計が認められないヘッジについては 日本基準における繰延ヘッジ損益を移行日において利益剰余金に振り替えております また 日本基準でヘッジ会計を適用していたもののうち IAS 第 39 号に従えばヘッジ会計の要件を満たしていないものについては ヘッジ種類毎に以下の方法によりヘッジ会計を中止しております (1) キャッシュフローヘッジ繰延ヘッジ損益を ヘッジ対象となった取引から生じるキャッシュフローに応じて純損益として認識しております (2) 公正価値ヘッジ表日本基準における繰延ヘッジ損益を移行日において利益剰余金に振り替えた上で ヘッジ対象の帳簿価額を以下のいずれか低い方で調整し 当該調整額は利益剰余金に計上したのち 実効金利法により償却し 純損益として認識しております i. ヘッジ対象の公正価値の変動累計額のうち 指定されたヘッジされているリスクを反映し 日本基準に従い認識されていなかった部分 ii. ヘッジ手段の公正価値の変動累計額のうち 指定されたヘッジされているリスクを反映し 日本基準に従い 認識されていなかったか 又は財政状態計算書で繰り延べられていた部分 B. 有価証券 日本基準においては 有価証券 に含まれていた関連会社株式を IFRS においては 持分法で会計処理されている投資 として表示しております なお 測定方法の違いについては F. 持分法で会計処理されている投資 をご参照下さい 有価証券のうち非上場株式は 日本基準においては取得原価にて評価しておりましたが IFRS においては 売却可能 金融資産に区分して 原則として公正価値にて評価したうえで公正価値の変動をその他の包括利益にて認識し 必要 に応じて減損損失を計上しております また 有価証券のうち組合出資は 日本基準においては組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最新の 決算書を基礎として持分相当額を純額で取り込む方法によっておりましたが IFRS においては 原則として公正価値 で評価したうえで公正価値の変動をその他の包括利益にて認識し 必要に応じて減損損失を計上しております C. 貸出金及びその他の債権 日本基準においては その他資産 に含まれていた未収貸出金利息を IFRS においては 貸出金及びその他の債権 として表示しております IFRS においては 貸出金及びその他の債権は 当初認識時に 直接帰属する取引費用を加えた公正価値で測定し 当 初認識後は実効金利法を用いて償却原価で測定しております 貸出金の組成手数料は 関連する貸出金の組成と不可
151 資料編2財務状況149 (参考)国際財務報告基準に準拠した財務諸表 分であるとみなされる場合 実効金利法の一部として償却されます また 日本基準においては個別貸倒引当金に加えて一般貸倒引当金を計上しております 一方 IFRS においては発生損失モデルであるため 報告日に減損の客観的証拠があるか否かが評価された結果 当初認識後に発生した一つ以上の事象 ( 損失事象 ) の結果として減損の客観的証拠があり 当該事象が資産又は資産グループの見積将来キャッシュフローに影響があり その影響が信頼性を持って測定できる場合には減損損失を認識しております また 発生しているが報告されていない損失を反映する減損等の集合的減損については 類似の信用リスク特性に基づく資産グループに 過去の損失実績を適用することにより 減損損失を認識しております 減損損失は貸出金及びその他の債権から貸倒引当金を通じて控除しております さらに 日本基準において公正価値ヘッジの対象であった貸出金のうち IAS 第 39 号に従えばヘッジ会計の要件を満たしていない貸出金については ヘッジの中止に伴い 移行日において IFRS 第 1 号に従ってその帳簿価額を調整しております なお 貸出金及びその他の債権 は 後述の E. 金融保証契約負債 で記述している金融保証契約資産を含んでおります D. 借用金及び社債社債は 日本基準においては社債発行費を支出時に全額費用処理しておりますが IFRS においては 当初認識時に社債の発行に直接起因する取引コストである引受手数料及び発行時の割引額を控除して公正価値で測定し 当初認識後は実効金利法による償却原価により測定しております また 借用金及び社債は公正価値ヘッジの中止による帳簿価額の修正額も考慮して償却計算を行っております E. 金融保証契約負債金融保証契約は 日本基準においては保証債務残高を 支払承諾見返 及び 支払承諾 として資産と負債に同額で計上しております 一方 IFRS においては 金融保証契約負債は当初認識時に金融保証契約資産と共に公正価値で測定し 当初認識後は報告日における現在の債務を決済するために要する支出の最善の見積額と当初測定額から償却累計額を控除した金額のいずれか高い方の金額で測定しております F. 持分法で会計処理されている投資関連会社及び共同支配企業に対する投資は 主に組合への出資であります 日本基準においては 連結財務諸表を作成していないため個別財務諸表上で持分法を適用しておらず 組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最新の決算書を基礎として持分相当額を純額で取り込む方法によっておりますが IFRS においては 持分法を適用しております 日本基準における 組合出資に係る持分損益 のうち 持分法の適用による利益については 損益計算書上 持分法による投資利益 として表示しており また 持分法適用による在外営業活動体の為替換算差額は その他の包括利益に認識しております G. 退職給付に係る負債日本基準においては 確定給付制度により発生した数理計算上の差異を発生年度に一括費用処理 ( 純損益として認識 ) しておりますが IFRS においては確定給付制度の再測定額を発生した期に全額をその他の包括利益で認識し 直ちに利益剰余金に振り替える方法によっております 退職給付債務の測定について IFRS の規定に基づいた再測定を行っており 退職給付債務の期間配分方法等により生じた差異について 利益剰余金の調整としております なお 退職給付に係る負債は 財政状態計算書上 その他の負債 に含めて表示しております
152 資料編2財務状況150 (参考)国際財務報告基準に準拠した財務諸( 参考 )IFRS 適用によるヘッジ会計修正前の IFRS 当期利益 当行が行うデリバティブ取引は 為替リスク金利リスクをヘッジする目的のみに限定しています 日本基準ではヘッジ会計を適用しているため これらの評価損益が当期利益に影響することはありませんが 参考情報として開示する IFRS 財務諸表においては IAS 第 39 号のヘッジ会計を適用していないため デリバティブの評価損益 及び 移行時のヘッジ会計中止処理による繰延ヘッジ損益の取崩額 が IFRS に準拠した当期利益 ( 以下 IFRS 当期利益 という ) に含まれております ( 注 ) これらのデリバティブ取引はヘッジ目的であるため 原則として 途中で解約されることはなく 一時的な評価損益が実現することはありませんが マーケットの状況等により 公正価値評価の結果として多額の評価損益が生じることがあります よって IFRS 当期利益から これらの一時的な評価損益を除き IFRS 適用によるヘッジ会計修正前の IFRS 当期利益を算定することは IFRS 財務諸表の利用者が当行の財務状況を理解するために有用であると考えられるため 基準差調整表の補足として開示しております IFRS 適用によるヘッジ会計修正前の IFRS 当期利益 ( 以下 IFRS 当期利益 ( ヘッジ会計修正前 ) という ) の算定方法は 以下のとおりです ( 単位 : 億円 ) 第 3 期 ( 平成 26 年度 ) 第 4 期 ( 平成 27 年度 ) IFRS 当期利益 (A) 1,251 1,455 デリバティブの評価損益 (8) 416 移行時のヘッジ会計中止処理による繰延ヘッジ損益の取崩額 小計 (B) IFRS 当期利益 ( ヘッジ会計修正前 )(A) (B) 1, 表 また IFRS 当期利益 IFRS 当期利益 ( ヘッジ会計修正前 ) 及び日本基準当期純利益の 2 期比較は以下のとおりです IFRS 当期利益 IFRS 当期利益 ( ヘッジ会計修正前 ) 及び日本基準当期純利益の 2 期比較 ( 億円 ) 1,600 1,400 1,200 1,251 1,104 1,261 1,455 1, 第 3 期 ( 平成 26 年度 ) 第 4 期 ( 平成 27 年度 ) IFRS 当期利益 IFRS 当期利益 ( ヘッジ会計修正前 ) 日本基準当期純利益 ( 注 ) デリバティブ取引に関する会計方針の相違の詳細は A. 金融派生商品資産及び金融派生商品負債 に記載しております
153 資料編 3 コーポレートデータ 組織図 2 海外駐在員事務所一覧 3 沿革 4 株式会社国際協力銀行法等 株式会社国際協力銀行法155 株式会社国際協力銀行法施行令 162 株式会社国際協力銀行法施行規則 内部統制基本方針について 6 セキュリティポリシーについて 7 顧客保護等管理方針について 8 利益相反管理方針について 9 プライバシーポリシーについて 10 特定個人情報等の安全管理に関する基本方針
154 1 資料編3コーポレートデータ1 組織組織図 (2016 年 9 月 1 日現在 ) JBIC では ミッション分野別の 3 営業部門 ( 資源ファ イナンス部門 インフラ環境ファイナンス部門および産 業ファイナンス部門 ) と共に 審査システム部門と企画管理部門を加えた計 5 部門を設置しています これにより 各分野セクターにおけるノウハウや専門性を集約化することで案件形成能力を高めるとともに 日本の政策に直結 企画管理部門 ( 部門長執行役員林健一郎 ) 経営企画部 ( 部長山田正明 ) リスク管理部 ( 部長佐藤満 ) 財務部 ( 部長西谷毅 ) 管理部 ( 部長須内康史 ) する JBIC のミッションを機動的 戦略的に遂行することを企図しています また 海外駐在員事務所の体制についても シンガポール ロンドンおよびニューヨークをアジア大洋州 欧阿中東および米州のそれぞれの地域統括事務所と位置づけ 管轄地域における案件形成を支援していきます 法務コンプライアンス統括室 ( 室長小松直也 ) 業務企画室 ( 室長弓倉和久 ) 人事室 ( 室長田中一彦 ) 図資源ファイナンス部門 ( 部門長 執行役員 天川和彦 ) インフラ環境ファイナンス部門 ( 部門長 執行役員 内藤英雄 ) 産業ファイナンス部門 ( 部門長 執行役員 木村茂樹 ) 審査システム部門 ( 部門長 執行役員 吉田泰彦 ) 152 石油天然ガス部 ( 部長谷本正行 ) 鉱物資源部 ( 部長井関裕介 ) 電力新エネルギー第 1 部 ( 部長三宅真也 ) 電力新エネルギー第 2 部 ( 部長小川和典 ) 社会インフラ部 ( 部長渡部陽介 ) 産業投資貿易部 ( 部長橋山重人 ) 船舶航空金融プロダクツ部 ( 部長磯部貢一 ) 西日本オフィス ( 西日本総代表大橋祥正 ) 中堅中小企業担当 ( 中堅中小企業担当特命審議役本間学 ) 審査部 ( 部長麻生憲一 ) 外国審査部 ( 部長篠山善行 ) IT 統括与信事務部 ( 部長臼山秀遠 ) 監査部 ( 部長栗原博 ) 環境審査室 ( 室長那須規子 ) 監査役室海外駐在員事務所 ( アジア大洋州地域統括堀口宗尚 ) ( 欧阿中東地域統括会田守志 ) ( 米州地域統括林健一郎 ) シンガポール ( アジア大洋州地域統括事務所 ) 北京, バンコク, ハノイ, ジャカルタマニラ, ニューデリー ロンドン ( 欧阿中東地域統括事務所 ) モスクワ, パリ, ドバイ ニューヨーク ( 米州地域統括事務所 ) ワシントン, ブエノスアイレスメキシコシティー, リオデジャネイロ
155 ー2 海外駐在員事務所一覧海外駐在員事務所一覧 (2016 年 9 月 1 日現在 ) 年次報告書 2016 タ株式会社国際協力銀行 2 ロンドン パリ 地域統括事務所 モスクワ シンガポール駐在員事務所 ( アジア大洋州地域統括事務所 ) 9 Raffles Place, #51-02 Republic Plaza, Singapore Tel Fax 北京駐在員事務所 2102, Tower C Office Building, YINTAI Center, No.2 Jianguomenwai Avenue, Chaoyang District, Beijing , P.R.C Tel Fax バンコク駐在員事務所 14th Floor, Nantawan Bldg., 161 Rajdamri Road, Bangkok, 10330, Thailand Tel Fax ハノイ駐在員事務所 3rd Floor, Sun City, 13 Hai Ba Trung Street, Hoan Kiem District, Hanoi, Viet Nam Tel ~ 6 Fax ジャカルタ駐在員事務所 Summitmas II 5th Floor, Jl. Jenderal Sudirman, Kav , Jakarta Selatan, Indonesia Tel Fax マニラ駐在員事務所 11/F, Tower 1, The Enterprise Center, 6766 Ayala Avenue corner Paseo de Roxas, Makati City, Philippines Tel ~ 14 Fax , 7716 北京 ニューデリー ドバイ ハノイ バンコク シンガポール ジャカルタ マニラ ニューデリー駐在員事務所 1st floor, The Metropolitan Hotel New Delhi, Bangla Sahib Road, New Delhi, , India Tel Fax ロンドン駐在員事務所 ( 欧阿中東地域統括事務所 ) 7th Floor, 80 Cheapside, London, EC2V 6EE, U.K. Tel Fax モスクワ駐在員事務所 Moscow, Krasnopresnenskaya Nab.12, World Trade Center, Office No.905, Russian Federation Tel ,1835,1836 Fax パリ駐在員事務所 21, Boulevard de la Madeleine, Paris Cedex 01, France Tel Fax ドバイ駐在員事務所 9th floor, West, The Gate Dubai International Financial Centre, P.O. Box , Dubai, U.A.E. Tel Fax メキシコシティー ニューヨーク ワシントン ニューヨーク駐在員事務所 ( 米州地域統括事務所 ) 712 Fifth Avenue 26th Floor New York, NY U.S.A. Tel Fax ワシントン駐在員事務所 1627 Eye Street, N.W., Suite 500, Washington,D.C., 20006, U.S.A. Tel Fax ブエノスアイレス駐在員事務所 Av.Del Libertador No.498, Piso19, 1001 Capital Federal, Buenos Aires, Argentina Tel ,1803 Fax メキシコシティー駐在員事務所 Paseo de la Reforma B, Col. Juárez, Del. Cuauhtémoc, México D.F., C.P , México Tel Fax リオデジャネイロ駐在員事務所 Praia de Botafogo, B (Setor A), Botafogo, CEP , Rio de Janeiro, RJ, Brazil Tel Fax リオデジャネイロ ブエノスアイレス 153 資料編3コーポレートデ
156 資料編3コーポレートデー3 沿革3 沿革 日本輸出入銀行にかかる事項 1950 年 12 月 日本輸出銀行法 公布施行 日本輸出銀行設立 1952 年 4 月 日本輸出銀行から日本輸出入銀行へ名称を変更国際協力銀行にかかる事項 タ 年 4 月 国際協力銀行法 公布施行 9 月 国際協力銀行法施行令 公布施行 10 月 国際協力銀行設立 ( 日本輸出入銀行と海外経済協力基金のすべての事業を承継 ) 株式会社日本政策金融公庫 ( 国際協力銀行 ) にかかる事項 2006 年 6 月 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律 公布施行 2007 年 5 月 株式会社日本政策金融公庫法 公布施行 2008 年 4 月 株式会社日本政策金融公庫法施行令 公布施行 10 月株式会社日本政策金融公庫設立 2010 年 3 月 株式会社日本政策金融公庫法 の改正 ( 国際協力銀行業務範囲に地球環境の保全を目的とする海外における事業を促進する業務を追加 ) 4 月駐留軍再編促進金融勘定を設置 株式会社国際協力銀行にかかる事項 2011 年 5 月 株式会社国際協力銀行法 公布一部施行 7 月 株式会社国際協力銀行法施行令 および 株式会社日本政策金融公庫法施行令の一部を改正する政令 の公布施行 ( 先進国向け輸出金融の規定等 業務範囲を拡充 ) 2012 年 4 月株式会社国際協力銀行設立 11 月駐留軍再編促進金融勘定の廃止 2016 年 5 月 株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律 公布一部施行 株式会社国際協力銀行法施行令の一部を改正する政令 公布施行
157 ー4 株式会社国際協力銀行法等株式会社国際協力銀行法等 年次報告書 2016 タ株式会社国際協力銀行 4 株式会社国際協力銀行法 ( 平成二十三年五月二日法律第三十九号 最終改正 : 平成二十八年五月十八日法律第四十一号 ( 一部未施行 ))( 抜粋 ) ( 目的 ) 第一条株式会社国際協力銀行は 一般の金融機関が行う金融 を補完することを旨としつつ 我が国にとって重要な資源の海外における開発及び取得を促進し 我が国の産業の国際競争力の維持及び向上を図り 並びに地球温暖化の防止等の地球環境の保全を目的とする海外における事業を促進するための金融の機能を担うとともに 国際金融秩序の混乱の防止又はその被害への対処に必要な金融を行い もって我が国及び国際経済社会の健全な発展に寄与することを目的とする株式会社とする ( 株式の政府保有 ) 第三条政府は 常時 会社の発行済株式の総数を保有していなければならない ( 政府の出資 ) 第四条政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 会社に出資することができる 2 会社は 前項の規定による政府の出資があったときは 会社法 ( 平成十七年法律第八十六号 ) 第四百四十五条第二項の規定にかかわらず 当該出資された額の二分の一を超える額を資本金として計上しないことができる この場合において 同条第一項中 この法律 とあるのは この法律又は株式会社国際協力銀行法 ( 平成二十三年法律第三十九号 ) とする 3 会社は 第一項の規定による政府の出資があったときは その出資により増加する資本金又は準備金を 第二十六条の二に定める経理の区分に従い 同条各号に掲げる業務に係る勘定ごとに整理しなければならない ( 名称の使用制限等 ) 第五条会社でない者は その名称中に国際協力銀行という文字を用いてはならない 2 銀行法第六条第二項の規定は 会社には適用しない ( 役員等の選任及び解任等の決議 ) 第六条会社の役員等 ( 取締役 執行役及び監査役をいう 以下同じ ) の選任及び解任の決議は 財務大臣の認可を受けなければ その効力を生じない 2 会社の代表取締役又は代表執行役の選定及び解職の決議は 財務大臣の認可を受けなければ その効力を生じない ( 業務の範囲 ) 第十一条会社は その目的を達成するため 次に掲げる業務を行うものとする 一設備の輸出等のために必要な資金の貸付けを行い 当該資金に係る貸付債権を譲り受け 当該資金に係る債務の保証等を行い 外国金融機関等若しくは外国政府等が当該資金に係る債務の保証等を行った場 合においてその債務の保証等に係る債務の保証等を行い 又は当該資金の調達のために発行される公社債等を応募その他の方法により取得すること 二重要物資の輸入等が確実かつ適時に行われるために必要な資金の貸付けを行い 当該資金に係る貸付債権を譲り受け 当該資金に係る債務の保証等を行い 又は当該資金の調達のために発行される公社債等を応募その他の方法により取得すること 三我が国の法人等 外国政府等又は出資外国法人等が海外において行う事業に直接又は間接に充てられる資金の貸付けを行い 当該資金に係る貸付債権を譲り受け 当該資金に係る債務の保証等を行い 我が国の法人等 出資外国法人等 外国金融機関等若しくは外国政府等が外国の法人等に対して当該資金に係る債務の保証等を行った場合においてその債務の保証等に係る債務の保証等を行い 又は当該資金の調達のために発行される公社債等を応募その他の方法により取得すること 四外国政府等 外国金融機関等若しくは国際通貨基金その他の国際機関に対して その海外で行う事業若しくは当該外国の物資の輸入若しくは技術の受入れに必要な長期資金 ( 資金需要の期間が一年を超えるものをいう ) 若しくは当該外国の国際収支の均衡若しくは通貨の安定を図るために必要な資金の貸付けを行い 当該資金に係る貸付債権を譲り受け 若しくは当該資金に係る債務の保証等を行い 又は当該資金の調達のために発行される公社債等を応募その他の方法により取得すること 五外国の政府又は外国の居住者において当該外国の国際収支上の理由により輸入その他の対外取引を行うことが著しく困難であり かつ 緊急の必要があると認められる場合において 国際通貨基金等 ( 国際通貨基金その他の国際機関又は当該外国以外の二以上の国の政府 政府機関若しくは銀行をいう 以下同じ ) が当該外国の経済の発展を支援するための資金 ( 以下 経済支援資金 という ) の供与を行うまでの間 当該外国の政府 政府機関又は銀行に対して 当該輸入その他の対外取引の円滑化を図るために必要な短期資金 ( 資金需要の期間が一年以下のものをいう 以下同じ ) の貸付けを行うこと 六海外で事業を行う者 ( 専ら海外投資を目的とする我が国の法人等で当該事業を行う者に対し出資するものを含む ) に対して当該事業に必要な資金を出資すること 七前各号に掲げる業務に関連して必要な調査を行うこと 八会社の行う業務の利用者に対して その業務に関連する情報の提供を行うこと 九前各号に掲げる業務 ( 第七号に掲げる業務を除く ) に附帯する業務を行うこと 155 資料編3コーポレートデ
158 資料編3コーポレートデー156 4 株式会社国際協力銀行法等第十二条前条第一号に掲げる業務のうち 開発途上にある海外の地域 ( 以下 開発途上地域 という ) 以外の地域を仕向地とする設備の輸出等に係るものは 次に掲げる場合に限り 行うことができる 一当該地域を仕向地とする輸出を行う外国政府等によって 当該外国の輸出の促進を図るために 通常の条件より有利な条件での信用の供与 保険の引受け又は利子 ( 利子と同様の経済的性質を有するものとして財務省令で定めるものを含む 第十六条第二 タ項において同じ ) の補給がされる場合において 国際的取決めに従って必要な対抗措置を講ずるとき 二我が国の産業の国際競争力の維持又は向上に関する国の施策の推進を図るために特に必要があると認められる場合として政令で定める場合 2 前条第一号に掲げる業務のうち 我が国の法人等に対する資金に係るものは 次に掲げる場合に限り 行うことができる 一銀行等が海外における社会資本の整備に関する事業に必要な設備の輸出等に係る資金の貸付けを外国の法人等に対して行う場合において 当該銀行等に対して当該貸付けに必要な資金の貸付けを行うとき 二国際金融秩序の混乱により我が国の法人等の輸出が著しく困難となった場合において これに対処するために会社の業務の特例が必要となった旨を財務大臣が定めたとき 3 前条第二号に掲げる業務のうち 我が国にとって重要な資源の海外における開発及び取得の促進のために行うもの以外のものは 債務の保証等であって次に掲げる資金に係るものに限り 行うことができる 一我が国で生産される製品では十分な代替が困難であって 我が国への輸入が不可欠である航空機その他の製品として財務大臣が定めるものの輸入に必要な資金二我が国の技術では十分な代替が困難であって 我が国への受入れが不可欠である技術として財務大臣が定めるものの受入れに必要な資金 4 前条第三号に掲げる業務のうち 短期資金に係るものは 我が国の法人等又は出資外国法人等が行う事業の遂行のために同号に規定する資金 ( 短期資金を除く ) の貸付けを行うことを会社が約している場合において 当該事業の遂行のために特に必要があると認められる資金の貸付けに限り 行うことができる 5 前条第三号に掲げる業務のうち 我が国の法人等が海外において行う事業に必要な資金の貸付けは 次項第二号に掲げる場合を除き 当該法人等に対して直接貸付けを行う場合に限り 行うことができる 6 前条第三号に掲げる業務 ( 我が国にとって重要な資源の海外における開発及び取得の促進のために行うものを除く ) のうち 我が国の法人等に対する貸付けであって 中小企業者等 ( 中小企業者又は中堅企業として財務大臣が定めるものをいう 以下同じ ) 以外のものに対するものは 次に掲げる場合に限り 行うことができる 一我が国の法人等が外国の法人への出資又は外国の法人の事業の全部若しくは一部の譲受け ( 以下この号 において 出資等 という ) により海外における事業の開始 拡大又は能率の向上を図る場合において 当該出資等のために必要な資金の貸付けを行うとき ( 我が国の産業の国際競争力の維持又は向上に関する国の施策の推進を図るために特に必要であると認められる場合として政令で定める場合に限る ) 二銀行等が次に掲げる資金の貸付けを行う場合において 当該銀行等に対して当該貸付けに必要な資金の貸付けを行うとき イ中小企業者等又は中小企業者等の出資に係る出資外国法人等に対する前条第三号に規定する資金の貸付けロ我が国の法人等に対する前号に規定する資金の貸付け ( 同号に規定する政令で定める場合に限る ) ハ我が国の法人等 外国政府等又は出資外国法人等に対する前条第三号に規定する資金の貸付け ( 海外における社会資本の整備に関する事業に係るものに限る ) 三我が国の法人等が海外において我が国で生産された設備を賃貸する事業を行う場合において 当該法人等に対し当該事業に必要な資金の貸付けを行うとき ( 我が国の産業の国際競争力の維持又は向上に関する国の施策の推進を図るために特に必要があると認められる場合として政令で定める場合に限る ) 四国際金融秩序の混乱により我が国の法人等の海外における事業の遂行が著しく困難となった場合において これに対処するために会社の業務の特例が必要となった旨を財務大臣が定めたとき 7 前条第三号に掲げる業務 ( 我が国にとって重要な資源の海外における開発及び取得の促進のために行うものを除く ) のうち 開発途上地域以外の地域における事業に係るものは 我が国の産業の国際競争力の維持又は向上に関する国の施策の推進を図るために特に必要があると認められる場合として政令で定める場合に限り 行うことができる 8 前条第五号の規定による外国の政府 政府機関又は銀行に対する貸付けは 国際通貨基金等による経済支援資金の供与が確実と見込まれる場合であって 次に掲げるときに限り 財務大臣の認可を受けて行うことができる 一国際通貨基金等 ( 会社を除く ) による経済支援資金の全部又は一部が当該貸付けに係る資金の償還に充てられることにより 当該償還が確保されることとなっている場合二当該貸付けについて確実な担保を徴する場合 9 前条第一号から第四号までに掲げる業務のうち 我が国の法人等以外の者の債務に係る債務の保証等 ( 公社債等に係るものを除く ) は 次に掲げる場合に限り 行うことができる 一銀行等 外国金融機関等又は外国政府等が前条第一号から第四号までに規定する資金の貸付けを行う場合において当該貸付けに係る債務の保証等を行うとき ( 当該貸付けに係る貸付債権が財務大臣が定める者に譲渡された場合を含む )
159 前条第一号及び第三号に規定する債務の保証等に係ー4 株式会社国際協力銀行法等二 年次報告書 2016 タ株式会社国際協力銀行 る債務の保証等を行う場合三前条第三号に規定する資金に係る債務の保証等のうち 我が国の法人等又は出資外国法人等が海外において行う事業に係る金銭債権を銀行等又は外国金融機関等に譲渡し その譲渡代金を当該事業に充てる場合において 当該金銭債権に係る債務の保証等を行うとき 四銀行等又は外国金融機関等が前条第三号に規定する資金の貸付けを外国通貨をもって行う場合において 当該銀行等又は外国金融機関等が行う当該資金に係るスワップ取引 ( 金融商品取引法 ( 昭和二十三年法律第二十五号 ) 第二条第二十二項第五号に掲げる取引をいう ) に係る債務の保証等を行うとき 10 前条第一号から第四号までに掲げる業務のうち 債務の保証等 ( 公社債等に係るものに限る ) 及び公社債等の取得は 次に掲げる場合 ( 同条第一号から第三号までに掲げる業務にあっては 第二号から第七号までに掲げる場合 ) に限り 行うことができる 一外国金融機関等 外国政府等又は国際通貨基金その他の国際機関が発行する公社債等 ( 償還期限が一年を超えるものに限る 次号及び第三号において同じ ) の一部を取得する場合二公社債等を取得し 当該公社債等を財務大臣が定める期間内に特定目的会社等に譲渡する場合又は信託会社等に対して特定信託をし 当該特定信託の受益権の全部若しくは一部を譲渡する場合三特定目的会社等又は信託会社等が貸付債権又は公社債等を担保として発行する公社債等を取得する場合四出資外国法人等 外国金融機関等 外国政府等又は国際通貨基金その他の国際機関が発行する公社債等に係る債務の保証等を行う場合 五特定目的会社等又は信託会社等が貸付債権 公社債等又は前項第三号に規定する金銭債権を担保として公社債等を発行する場合において 当該担保目的の貸付債権 公社債等若しくは金銭債権又は特定目的会社等若しくは信託会社等が発行する公社債等に係る債務の保証等 ( 銀行等が発行する公社債等に係る債務の保証等を除く ) を行うとき 六特定目的会社等が貸付債権又は公社債等を担保として公社債等を発行する場合において 当該担保目的の貸付債権又は公社債等を特定目的会社等が譲り受け 又は取得するために行う資金の借入れに係る債務の保証等を行うとき 七法人等が海外における社会資本の整備に関する事業に必要な資金の調達のために発行する社債若しくはこれに準ずる債券又は信託の受益権 ( いずれも償還期限が一年を超えるものに限る ) を取得する場合 11 前条第一号から第四号までに掲げる業務のうち次に掲げるものは その貸付け又は譲り受けようとする貸付債権に係る貸付けが協調融資である場合に限るものとする ただし 第一号に掲げる業務にあっては銀行等が会社とともに資金の貸付けをすることが著しく困難であり かつ 会社による貸付けがその目的を達成するために特に 緊要であると認められる場合又は第二項第一号若しくは第六項第二号に掲げる場合に該当する場合 第二号に掲げる業務にあっては償還期限が一年を超える出資外国法人等に対する貸付債権を財務大臣が定める期間内に 特定目的会社等に譲渡することを目的として譲り受ける場合又は信託会社等に対して特定信託をし 当該特定信託の受益権の全部若しくは一部を譲渡することを目的として譲り受ける場合は この限りでない 一前条第一号から第三号までの規定による資金の貸付けで我が国の法人等に対するもの二前条第一号から第四号までの規定による貸付債権の譲受け 12 前条第七号に掲げる業務は 同条第一号から第六号までに掲げる業務の円滑かつ効果的な実施を図るため必要最小限の場合に限り 行うことができる ( 業務の方法 ) 第十三条第十一条第一号から第六号までの規定による資金の貸付け 貸付債権の譲受け 公社債等の取得 債務の保証等又は出資は 次に掲げる場合に限り 行うことができる 一当該貸付けに係る資金の償還 当該譲受けに係る貸付債権の回収 当該取得に係る公社債等の償還 当該債務の保証等に係る債務の履行又は当該出資に係る事業からの配当の支払を可能とする利益の発生が確実であると認められる場合 二当該貸付け ( 第十一条第二号及び第五号の規定による資金の貸付けを除く ) 当該譲受け( 同条第二号の規定による貸付債権の譲受けを除く ) 当該取得 ( 同号の規定による公社債等の取得を除く ) 当該債務の保証等 ( 同号の規定による債務の保証等を除く ) 又は当該出資 ( いずれも海外における社会資本の整備に関する事業に係るものに限る ) に係る貸付金 ( 貸付金と同様の経済的性質を有するものとして財務省令で定めるものを含む 次項及び第十六条第二項において同じ ) の利率 ( 利率と同様の経済的性質を有するものとして財務省令で定めるものを含む 次項において同じ ) 貸付債権の利回りその他の条件が 当該貸付けに係る貸付金 当該譲受けに係る貸付債権その他の資産が回収不能となる危険性等を勘案した適正なものであると認められる場合 ( 前号に掲げる場合を除く ) 2 第十一条第一号から第六号までに掲げる業務に係る貸付金の利率 譲り受ける貸付債権の利回りその他の条件は 第二十六条の二各号に掲げる業務に係るそれぞれの勘定における収入がその支出を償うに足るように 銀行等の取引の通常の条件又は金融市場の動向を勘案して定めるものとする ( 特別業務指針 ) 第十三条の二財務大臣は 会社が次に掲げる業務 ( 以下 特別業務 という ) を行うに当たって従うべき指針 ( 次項及び次条第一項において 特別業務指針 という ) を定め これを公表するものとする 157 資料編3コーポレートデ
160 資料編3コーポレートデー158 4 株式会社国際協力銀行法タ等る事項 一 前条第一項第二号に掲げる場合に行う第十一条第一 号 第三号 第四号及び第六号に掲げる業務 二 前号に掲げる業務に係る第十一条第七号に掲げる業 務 三 前二号に掲げる業務に係る第十一条第八号に掲げる 業務 四 前三号に掲げる業務 ( 第二号に掲げる業務を除く ) に係る第十一条第九号に掲げる業務 2 特別業務指針は 次に掲げる事項について定めるものと する 一 特別業務に係る資金の貸付け 貸付債権の譲受け 公社債等の取得 債務の保証等又は出資を行うに当 たって従うべき基準 二特別業務に関する財務の適正な管理に関する事項 三 特別業務に係る一般の金融機関が行う金融の補完に 関する事項 四 特別業務の実施状況について評価及び監視を行うた めの体制に関する事項 五 財務大臣に対する特別業務の実施状況の報告に関す 六 その他特別業務の適確な実施を確保するために必要 な事項 ( 特別業務基本方針 ) 第十三条の三会社は 財務省令で定める特別業務の実施に関 する事項について 特別業務指針に即して 特別業務に 関する基本方針 ( 次項において 特別業務基本方針 とい う ) を定め 財務大臣の認可を受けなければならない これを変更しようとするときも 同様とする 2 財務大臣は 前項の規定により認可をした特別業務基本 方針が会社による特別業務の適確な実施上不適当となっ たと認めるときは 会社に対し これを変更すべきこと を命ずることができる ( 事業年度 ) 第十五条会社の事業年度は 毎年四月一日に始まり 翌年三 月三十一日に終わるものとする ( 予算 ) 第十六条会社は 毎事業年度 収入及び支出の予算を作成し これを財務大臣に提出しなければならない 2 前項の収入は 貸付金の利息 ( 利息と同様の経済的性質 を有するものとして財務省令で定めるものを含む ) 公 社債等の利子 出資に対する配当金 債務保証料その他 資産の運用に係る収入及び附属雑収入とし 同項の支出 は 事務取扱費 業務委託費 借入金 ( 借入金と同様の 経済的性質を有するものとして財務省令で定めるものを 含む 第三十三条第一項及び第三項において同じ ) の利 子 社債の利子及び附属諸費とする 3 財務大臣は 第一項の規定により予算の提出を受けたと きは これを検討して必要な調整を行い 閣議の決定を 経なければならない 4 内閣は 前項の規定による閣議の決定があったときは その予算を国の予算とともに国会に提出しなければなら ない 5 予算の形式及び内容並びにその作成及び提出の手続については 財務大臣が定める ( 財務諸表の提出 ) 第二十六条会社は 毎事業年度 財産目録を作成しなければならない 2 会社は 毎事業年度終了後三月以内に その事業年度の貸借対照表 損益計算書 財産目録 ( 以下 貸借対照表等 という ) 及び事業報告書 ( これらの書類に記載すべき事項を記録した電磁的記録 ( 電子的方式 磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものとして財務大臣が定めるものをいう 以下同じ ) を含む ) を財務大臣に提出しなければならない ( 区分経理 ) 第二十六条の二会社は 次に掲げる業務ごとに経理を区分し それぞれ勘定を設けて整理しなければならない 一特別業務以外の業務 ( 第三十三条において 一般業務 という ) 二特別業務 ( 区分経理に係る会社法の準用等 ) 第二十六条の三会社法第二百九十五条 第三百三十七条 第三百七十四条 第三百九十六条 第四百三十一条から第四百四十三条まで 第四百四十六条及び第四百四十七条の規定は 前条の規定により会社が区分して行う経理について準用する この場合において 同法第四百四十六条中 株式会社の とあるのは 株式会社国際協力銀行法 ( 平成二十三年法律第三十九号 ) 第二十六条の二の規定により設けられた勘定に属する と の合計額から第五号から第七号までに掲げる額 とあるのは であって当該剰余金の属する勘定に計上されるものの合計額から第五号から第七号までに掲げる額であって当該剰余金の属する勘定に計上されるもの と 同法第四百四十七条第一項及び第二項中 資本金 とあるのは 株式会社国際協力銀行法第二十六条の二の規定により設けられた勘定に属する資本金 と 同条第一項第二号中 を準備金 とあるのは を同条の規定により設けられた勘定に属する準備金 と 及び準備金 とあるのは 及び当該準備金 と 同条第三項中 に資本金 とあるのは に株式会社国際協力銀行法第二十六条の二の規定により設けられた勘定に属する資本金 と の資本金 とあるのは の同条の規定により設けられた勘定に属する資本金 と読み替えるものとするほか 必要な技術的読替えは 政令で定める 2 会社法第四百四十八条 第四百四十九条並びに第八百二十八条第一項 ( 第五号に係る部分に限る ) 及び第二項 ( 第五号に係る部分に限る ) の規定は 第三十一条第一項の規定による準備金の積立て及び同条第二項の規定による準備金の取崩しを行う場合を除き 前条の規定により会社が区分して行う経理について準用する この場合において 同法第四百四十八条第一項及び第二項中 準備金 とあるのは 株式会社国際協力銀行法第二十六条の二の
161 ー4 株式会社国際協力銀行法等規定により設けられた勘定に属する準備金 と 同条第 年次報告書 2016 タ株式会社国際協力銀行 一項第二号中 を資本金 とあるのは を同条の規定により設けられた勘定に属する資本金 と 及び資本金 とあるのは 及び当該資本金 と 同条第三項中 に準備金 とあるのは に株式会社国際協力銀行法第二十六条の二の規定により設けられた勘定に属する準備金 と の準備金 とあるのは の同条の規定により設けられた勘定に属する準備金 と読み替えるものとするほか 必要な技術的読替えは 政令で定める 3 会社が前条の規定により設けられた勘定に属する資本金の額を増加し 又は減少したときの会社の資本金の額は当該増加し 又は減少した後の会社の全ての勘定に属する資本金の額の合計額とし 会社が同条の規定により設けられた勘定に属する準備金の額を増加し 又は減少したときの会社の準備金の額は当該増加し 又は減少した後の会社の全ての勘定に属する準備金の額の合計額とする この場合において 会社法第四百四十七条から第四百四十九条まで並びに第八百二十八条第一項 ( 第五号に係る部分に限る ) 及び第二項 ( 第五号に係る部分に限る ) の規定は 適用しない ( 決算報告書の作成及び提出 ) 第二十七条会社は 第二十六条第二項の規定による貸借対照表等の提出をした後 毎事業年度の決算報告書 ( 当該決算報告書に記載すべき事項を記録した電磁的記録を含む 以下同じ ) を作成し 当該決算報告書に関する監査役 監査等委員会又は監査委員会の意見を付し 当該提出をした貸借対照表等を添付して 遅滞なく財務大臣に提出しなければならない 2 財務大臣は 前項の規定により決算報告書の提出を受けたときは これに同項の貸借対照表等を添付して 内閣に送付しなければならない 3 会社は 第一項の規定による提出を行ったときは 遅滞なく 決算報告書及び監査役 監査等委員会又は監査委員会の意見を記載した書面を 本店及び支店に備えて置き 財務省令で定める期間 一般の閲覧に供しなければならない 4 決算報告書の形式及び内容については 財務大臣が定める ( 決算報告書の会計検査院への送付 ) 第二十八条内閣は 前条第二項の規定により会社の決算報告書の送付を受けたときは 同条第一項の貸借対照表等を添付して 翌年度の十一月三十日までに 会計検査院に送付しなければならない ( 決算報告書の国会への提出 ) 第二十九条内閣は 会計検査院の検査を経た会社の決算報告書に第二十七条第一項の貸借対照表等を添付して 国の歳入歳出決算とともに国会に提出しなければならない ( 国庫納付金 ) 第三十一条会社は 第二十六条の二各号に掲げる業務に係るそれぞれの勘定において 毎事業年度の決算において計 上した剰余金の額が零を上回るときは 当該剰余金のうち政令で定める基準により計算した額を準備金として政令で定める額となるまで積み立て なお残余があるときは その残余の額を当該事業年度終了後三月以内に国庫に納付しなければならない 2 会社は 前項のそれぞれの勘定において 毎事業年度の決算において計上した剰余金の額が零を下回るときは 同項の準備金を当該剰余金の額が零となるまで取り崩して整理しなければならない 3 第一項の規定による納付金の納付の手続及びその帰属する会計その他国庫納付金に関し必要な事項は 政令で定める 4 第一項の準備金は 第二十六条の二各号に掲げる業務に係る勘定ごとに整理しなければならない 5 会社は 第一項及び第二項の規定による場合を除き その剰余金の配当その他の剰余金の処分及び第二十六条の二各号に掲げる業務に係るそれぞれの勘定に属する剰余金の配当その他の剰余金の処分を行ってはならない ( 政府の貸付け ) 第三十二条政府は 会社に対して資金の貸付けをすることができる ( 借入金及び社債 ) 第三十三条会社がその業務を行うために必要な資金の財源に充てるために行う資金の借入れ ( 借入れと同様の経済的性質を有するものとして財務省令で定めるものを含む 以下この条 第三十五条第一項及び第四十六条第五号において同じ ) は 銀行その他の金融機関から行う短期借入金 ( 短期借入金と同様の経済的性質を有するものとして財務省令で定めるものを含む 次項及び第六項において同じ ) 若しくは外国通貨長期借入金 ( 外国通貨による借入金であって 弁済期限が一年を超えるものをいう 以下この条及び第三十五条第一項において同じ ) の借入れ又は前条の規定による政府の資金の貸付けに係る借入れに限るものとする 2 前項に規定する短期借入金 ( 外国通貨によるものを除く ) については 借入れをした事業年度内に償還しなければならない ただし 資金の不足のため償還することができないときは その償還することができない金額に限り 財務大臣の認可を受けて これについて借換え ( 借換えと同様の経済的性質を有するものとして財務省令で定めるものを含む 次項及び第七項において同じ ) を行うことができる 3 前項ただし書の規定により借換えを行った借入金は 一年以内に償還しなければならない 4 会社は 毎事業年度 政令で定めるところにより その業務を行うために必要な資金の財源に充てるために行う社債の発行及び外国通貨長期借入金の借入れに係る基本方針を作成し 財務大臣の認可を受けなければならない これを変更しようとするときも 同様とする 5 会社は 前項に規定する社債を発行し 又は外国通貨長期借入金の借入れをしたときは 政令で定めるところにより 遅滞なく その旨を財務大臣に届け出なければな 159 資料編3コーポレートデ
162 資料編3コーポレートデー160 4 株式会社国際協力銀行法等らない ただし 会社が 社債券を失った者に交付するために政令で定めるところにより社債券を発行し 当該社債券の発行により新たに債務を負担することとなる場合は この限りでない 6 第一項に規定する借入れのうち一般業務を行うために必要な資金の財源に充てるために借入れを行う短期借入金 外国通貨長期借入金及び政府の資金の貸付けに係る借入金の現在額並びに第四項に規定する社債のうち一般業務を行うために必要な資金の財源に充てるために発行する タ社債の元本に係る債務の現在額の合計額は 会社の一般業務に係る勘定に属する資本金及び準備金の額の合計額 ( 以下この条において 一般業務に係る基準額 という ) の十倍に相当する額 ( 以下この条において 一般業務に係る限度額 という ) を超えることとなってはならない 7 前項の規定にかかわらず 第四項に規定する社債のうち一般業務を行うために必要な資金の財源に充てるために発行する社債について その発行済みのものの借換えのため必要があるときは 当該借換えを行うために必要な期間内に限り 一般業務に係る限度額を超えて社債を発行することができる 8 一般業務のうち 第十一条第一号から第六号までの規定による資金の貸付けの現在額 譲受けに係る債権及び公社債等の取得の現在額 債務の保証等に係る債務の現在額並びに出資の現在額の合計額は 一般業務に係る基準額及び一般業務に係る限度額の合計額を超えることとなってはならない 9 前三項の規定は 特別業務について準用する この場合において 第六項及び前項中 一般業務に係る基準額 とあるのは 特別業務に係る基準額 と 前三項中 一般業務に係る限度額 とあるのは 特別業務に係る限度額 と 前項中 から第六号まで とあるのは 第三号 第四号及び第六号 と読み替えるものとする 10 会社がこの条の規定により資金の借入れ又は社債の発行をして調達した資金は 第二十六条の二に定める経理の区分に従い 同条各号に掲げる業務に係る勘定ごとに整理しなければならない ( 一般担保 ) 第三十四条会社の社債権者は 会社の財産について他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利を有する 2 前項の先取特権の順位は 民法 ( 明治二十九年法律第八十九号 ) の規定による一般の先取特権に次ぐものとする ( 政府保証 ) 第三十五条政府は 法人に対する政府の財政援助の制限に関する法律 ( 昭和二十一年法律第二十四号 ) 第三条の規定にかかわらず 予算をもって定める金額の範囲内において 会社の社債に係る債務 ( 国際復興開発銀行等からの外資の受入に関する特別措置に関する法律 ( 昭和二十八年法律第五十一号 次項及び附則第十六条第一項において 外資受入法 という ) 第二条第二項の規定に基づき政府が保証契約をすることができる債務を除く ) 又は外国通貨長期借入金の借入れに係る債務について 保証契約をすることができる 2 前項の予算をもって定める金額のうち 外国を発行地とする本邦通貨をもって表示する社債に係る債務についての金額は 外資受入法第二条第二項に規定する予算をもって定める金額と区別して定めることが困難であるときは 当該金額と合算して定めることができる 3 政府は 第一項の規定によるほか 会社が社債券又はその利札を失った者に交付するために政令で定めるところにより発行する社債券又は利札に係る債務について 保証契約をすることができる ( 余裕金の運用 ) 第三十六条会社は 次に掲げる方法による場合を除くほか 業務上の余裕金を運用してはならない 一国債 地方債 政府保証債 ( その元本の償還及び利息の支払について政府が保証する債券をいう ) その他財務大臣の指定する有価証券の取得二財政融資資金への預託三銀行その他財務大臣の指定する金融機関への預金四譲渡性預金証書の保有五信託業務を営む金融機関 ( 金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第一条第一項の認可を受けた金融機関をいう ) への金銭信託六コール資金の貸付け 七前各号に掲げる方法に準ずるものとして財務省令で定める方法 ( 監督 ) 第三十八条会社は 財務大臣がこの法律の定めるところに従い監督する 2 財務大臣は 会社の運営又は管理について 法令若しくは定款に違反し 又は著しく不当な事項があると認めるときその他この法律を施行するため必要があると認めるときは 会社に対し その業務に関し監督上必要な命令をすることができる ( 報告及び検査 ) 第三十九条財務大臣は この法律を施行するため必要があると認めるときは 会社若しくは受託法人に対して報告をさせ 又はその職員に 会社若しくは受託法人の事務所その他の施設に立ち入り 帳簿 書類その他必要な物件を検査させることができる ただし 受託法人に対しては その委託を受けた業務の範囲内に限る 2 前項の規定により職員が立入検査をする場合には その身分を示す証明書を携帯し 関係人にこれを提示しなければならない 3 第一項の規定による立入検査の権限は 犯罪捜査のために認められたものと解してはならない ( 権限の委任 ) 第四十条財務大臣は 政令で定めるところにより 前条第一項の規定による立入検査の権限の一部を内閣総理大臣に委任することができる 2 内閣総理大臣は 前項の規定による委任に基づき 前条第一項の規定により立入検査をしたときは 速やかに
163 ー4 株式会社国際協力銀行法等その結果について財務大臣に報告するものとする 年次報告書 2016 タ株式会社国際協力銀行 3 内閣総理大臣は 第一項の規定により委任された権限及び前項の規定による権限を金融庁長官に委任する 4 金融庁長官は 政令で定めるところにより 前項の規定により委任された権限の全部又は一部を財務局長又は財務支局長に委任することができる 5 この法律に規定する財務大臣の権限 ( 第一項の規定により内閣総理大臣に委任されたものを除く ) は 政令で定めるところにより その一部を財務局長又は財務支局長に委任することができる ( 定款 ) 第四十一条会社の定款には 会社法第二十七条各号に掲げる事項のほか 代表取締役又は代表執行役のうち経営責任を担うべき者の選任の手続及び要件に関する事項を記載し 又は記録しなければならない 2 前項の経営責任を担うべき者の選任の要件に関する事項については 次に掲げる要件を満たすものでなければならない旨を定めなければならない 一第一条に規定する目的及び第十一条に規定する業務に照らし必要と認められる識見及び能力を有する者が選任されること 二特定の公務の経歴を有する者が固定的に選任されることがないよう十分に配慮すること 3 会社の定款の変更の決議は 財務大臣の認可を受けなければ その効力を生じない ( 合併 会社分割 株式交換 事業の譲渡及び譲受け並びに解散 ) 第四十二条会社を当事者とする合併 会社分割 株式交換 事業の全部又は一部の譲渡及び譲受け並びに会社の解散については 会社法第二編第七章及び第八章並びに第五編第二章 第三章及び第四章第一節の規定にかかわらず 別に法律で定める ( 金融商品取引法の適用除外等 ) 第四十三条会社が 第十一条の規定により 金融商品取引法第二条第八項各号に掲げる行為を行う場合には 同法第二十九条の規定は 適用しない 2 前項に規定する場合においては 会社を金融商品取引法第二条第九項に規定する金融商品取引業者とみなして 同法第三章第一節第五款及び第二節 ( 第三十五条 第三十五条の二 第三十六条の二から第三十六条の四まで 第三十七条第一項第二号 第三十七条の三第一項第二号 第三十七条の七及び第三十八条第七号を除く ) の規定並びにこれらの規定に係る同法第八章及び第八章の二の規定を適用する 3 会社が 第十一条の規定により 金融商品取引法第六十三条第一項各号に掲げる行為を行う場合には 同条第二項の規定は 適用しない 4 前項に規定する場合においては 会社を金融商品取引法第二条第九項に規定する金融商品取引業者とみなして 同法第三十八条 ( 第一号に係る部分に限る ) 及び第三十九条の規定並びにこれらの規定に係る同法第八章及び第八章の二の規定を適用する 161 資料編3コーポレートデ
164 資料編3コーポレートデー162 4 株式会社国際協力銀行法等株式会社国際協力銀行法施行令 ( 平成二十三年七月十五日政令第二百二十一号 最終改正 : 平成二十八年五月十八日政令第二百二十二号 )( 抜粋 ) 内閣は 株式会社国際協力銀行法 ( 平成二十三年法律第三十九号 ) 第二条第三号及び第六号 第十二条第一項第二号 第六項第一号及び第七項 第三十一条第一項及び第三項 第三十三条第四項及び第五項 第三十五条第三項 第四十条第一項及び タ第四項並びに附則第十条第二項 第十二条第二項及び第七項 第十三条第三項並びに第二十一条の規定に基づき 並びに同法 を実施するため この政令を制定する ( 金融機関の範囲 ) 第一条 株式会社国際協力銀行法 ( 以下 法 という ) 第二条第 三号に規定する政令で定める金融機関は 株式会社商工 組合中央金庫 株式会社日本政策投資銀行 信用金庫 全国を地区とする信用金庫連合会及び農林中央金庫並び に保険会社及び農業協同組合法 ( 昭和二十二年法律第百 三十二号 ) 第十条第一項第十号の事業を行う全国の区域 を地区とする農業協同組合連合会とする ( 中小企業者の範囲 ) 第二条法第二条第六号イに規定する政令で定める業種は 次 に掲げる業種以外の業種とする 一農業 二林業 三漁業 四 金融保険業 ( 保険媒介代理業及び保険サービス業を 除く ) 五不動産業 ( 住宅及び住宅用の土地の賃貸業に限る ) 2 法第二条第六号ロに規定する政令で定める業種並びにそ の業種ごとの資本金の額又は出資の総額及び従業員の数 は 次の表のとおりとする 業種 資本金の額又は従業員の数出資の総額 一ゴム製品製造業 ( 自動車 三億円 九百人 又は航空機用タイヤ及 びチューブ製造業並び に工業用ベルト製造業 を除く ) 二ソフトウェア業又は情 三億円 三百人 報処理サービス業 三旅館業 五千万円 二百人 ( 開発途上地域以外の地域を仕向地とする設備の輸出等に関し て行うことができる業務 ) 第三条 法第十二条第一項第二号に規定する政令で定める場 合は 法第十一条第一号に規定する資金の対象となる設 備の輸出等であって次に掲げる設備に係るものである場 合とする 一次に掲げる設備 イ 船舶 ( 水域において使用される浮遊式の生産用 のプラットホーム 石油貯蔵タンクその他の浮 き構造物を含む 次条第二項において同じ ) 二 ロ人工衛星並びにその追跡及び運用に必要な設備ハ航空機ニ医療機器 ( 陽子線 重イオン線又は中性子線を照射する装置及びその運用に必要な設備に限る ) 次に掲げる事業の実施に不可欠な機器又は装置が含まれる設備 ( ハ及びルに掲げる事業については これらの事業を一体的に行うよう構成された複数の種類の機器又は装置からなる設備に限る ) イ原子力による発電に関する事業ロ鉄道 ( 軌道を含む 以下この号において同じ ) に関する事業 ( 主要都市を連絡する高速鉄道又は主要都市における鉄道に係るものに限る ) ハ水道 下水道その他汚水処理施設及び工業用水道に関する事業ニ動植物に由来する有機物であってエネルギー源として利用することができるもの ( 原油 石油ガス 可燃性天然ガス及び石炭並びにこれらから製造される製品を除く ) を原材料とする燃料の製造に関する事業ホ再生可能エネルギー源 ( 永続的に利用することができると認められるエネルギー源をいう ) による発電に関する事業 ( 当該事業が行われる地域において当該事業のために通常利用される技術よりも高度な技術を利用するものに限る ) ヘ変電 送電及び配電に関する事業 ( 当該事業が行われる地域において当該事業のために通常利用される技術よりも高度な技術を利用するものに限る ) ト石炭による発電に関する事業 ( 石炭の効率的な利用を行うものに限る ) チ石炭から発生させるガスを原料とする燃料製品その他の製品の製造に関する事業 ( 石炭の効率的な利用を行うものに限る ) リ石炭による発電のための設備その他の設備から排出される大量の二酸化炭素の回収及び貯蔵に関する事業ヌガスによる発電に関する事業 ( ガスの効率的な利用を行うものに限る ) ル電気又は熱の効率的な使用に関する事業 ( 電気又は熱をその供給の状況に応じて使用するものであって かつ 当該事業が行われる地域において当該事業のために通常利用される情報通信の技術その他の技術よりも高度な技術を利用するものに限る ) ( 我が国の法人等に対する貸付けであって 中小企業者等以外のものに対して行うことができる場合 ) 第四条法第十二条第六項第一号に規定する政令で定める場合は 同号に規定する出資等 ( 以下 出資等 という ) の
165 ー4 株式会社国際協力銀行法等うち 次に掲げる外国の法人の経営を支配することを目 年次報告書 2016 タ株式会社国際協力銀行 的とし 又は当該法人に関し事業上の提携を伴うもののために必要な資金の貸付けを行う場合とする 一社会資本の整備に関する事業を行う外国の法人二一定の地域において行われる事業のために通常利用される技術よりも高度な技術を有する外国の法人三一定の地域において広く販売され 又は提供されている商品又は役務に関し蓄積された技術上又は営業上の情報であって出資等を行う法人等が有していないものを有する外国の法人 2 法第十二条第六項第三号に規定する政令で定める場合は 船舶又は航空機を賃貸する事業に係るものである場合とする ( 開発途上地域以外の地域における事業に関して行うことができる業務 ) 第五条法第十二条第七項に規定する政令で定める場合は 次に掲げる場合とする 一法第十一条第三号に掲げる業務のうち 次に掲げる事業に係るものを行う場合イ原子力による発電に関する事業ロ鉄道 ( 軌道を含む 以下この号において同じ ) に関する事業 ( 主要都市を連絡する高速鉄道又は主要都市における鉄道に係るものに限る ) ハ水道 下水道その他汚水処理施設及び工業用水道に関する事業ニ動植物に由来する有機物であってエネルギー源として利用することができるもの ( 原油 石油ガス 可燃性天然ガス及び石炭並びにこれらから製造される製品を除く ) を原材料とする燃料の製造に関する事業ホ再生可能エネルギー源 ( 永続的に利用することができると認められるエネルギー源をいう ) による発電に関する事業 ( 当該事業が行われる地域において当該事業のために通常利用される技術よりも高度な技術を利用するものに限る ) ヘ変電 送電及び配電に関する事業 ( 当該事業が行われる地域において当該事業のために通常利用される技術よりも高度な技術を利用するものに限る ) ト石炭による発電に関する事業 ( 石炭の効率的な利用を行うものに限る ) チ石炭から発生させるガスを原料とする燃料製品その他の製品の製造に関する事業 ( 石炭の効率的な利用を行うものに限る ) リ石炭による発電のための設備その他の設備から排出される大量の二酸化炭素の回収及び貯蔵に関する事業ヌガスによる発電に関する事業 ( ガスの効率的な利用を行うものに限る ) ル電気又は熱の効率的な使用に関する事業 ( 電気又は熱をその供給の状況に応じて使用するものであって かつ 当該事業が行われる地域において当該事業のために通常利用される情報通信 の技術その他の技術よりも高度な技術を利用するものに限る ) ヲインターネットその他の高度情報通信ネットワークの整備に関する事業 ( 当該事業が行われる地域において当該事業のために通常利用される技術よりも高度な技術を利用するものに限る ) ワ航空機の整備 改造 販売及びリース取引に関する事業二法第十一条第三号に掲げる業務のうち 前条第一項各号に掲げる外国の法人の経営を支配することを目的とし 又は当該法人に関し事業上の提携を伴う出資等のために必要な資金の貸付けを行う場合 ( 剰余金のうち準備金として積み立てる額等 ) 第六条法第三十一条第一項に規定する政令で定める基準により計算した額は 毎事業年度の決算において計上した剰余金の額の百分の五十に相当する額とする 2 法第三十一条第一項に規定する政令で定める額は 株式会社国際協力銀行 ( 以下 会社 という ) の資本金の額に相当する額とする ( 国庫納付の手続 ) 第七条会社は 毎事業年度の決算において計上した剰余金の額が零を上回るときは 法第三十一条第一項の規定に基づいて計算した当該事業年度の国庫納付金の計算書に 当該事業年度末の貸借対照表 当該事業年度の損益計算書その他当該国庫納付金の計算の基礎を明らかにした書類を添付して 翌事業年度の六月二十日までに これを財務大臣に提出しなければならない ( 国庫納付金の帰属する会計 ) 第八条会社の国庫納付金については 法第三十一条第一項に規定する残余の額を一般会計又は財政投融資特別会計の投資勘定からの出資の額に応じて按分した額を それぞれ一般会計又は財政投融資特別会計の投資勘定に帰属させるものとする 2 前項に規定する出資の額は 同項に規定する残余の額を生じた事業年度の開始の日における政府の一般会計又は財政投融資特別会計の投資勘定からの出資の額 ( 同日後当該事業年度中に政府の一般会計又は財政投融資特別会計の投資勘定からの出資の額の増加又は減少があったときは 当該増加又は減少のあった日から当該事業年度の末日までの日数を当該事業年度の日数で除して得た数を当該増加し 又は減少した出資の額に乗じて得た額に相当する額をそれぞれ加え 又は減じた額 ) とする ( 社債の発行及び外国通貨長期借入金の借入れに係る基本方針の認可 ) 第九条会社は 法第三十三条第四項の規定による認可を受けようとするときは 毎事業年度 財務大臣の定める日までに 当該事業年度の社債の発行及び外国通貨長期借入金 ( 同条第一項に規定する外国通貨長期借入金をいう 以下同じ ) の借入れに係る基本方針を作成し 財務大臣 163 資料編3コーポレートデ
166 資料編3コーポレートデー164 4 株式会社国際協力銀行法等に提出しなければならない 2 前項の基本方針には 次に掲げる事項を記載しなければならない 一社債についての次に掲げる事項イ発行時期ロ発行金額ハ表示通貨ニ発行市場ホ利回り タヘその他財務大臣が定める事項二外国通貨長期借入金についての次に掲げる事項イ借入時期ロ借入金額ハ表示通貨ニ利率ホその他財務大臣が定める事項 ( 国内社債の発行の届出 ) 第十条会社は 国内社債 ( 会社の社債のうち我が国において発行するものをいう 以下この条において同じ ) の発行について法第三十三条第五項の規定による届出をしようとするときは 当該国内社債についての次に掲げる事項を記載した書面を財務大臣に提出しなければならない 一調達した資金の使途二名称三発行の年月日四発行総額五各社債の金額六利率七償還の方法及び期限八利息の支払の方法及び期限九発行の価額十社債 株式等の振替に関する法律 ( 平成十三年法律第七十五号 ) の規定の適用があるときは その旨十一募集の方法十二利回り十三第二号から第十号までに掲げるもののほか 国内社債の社債券に記載した事項十四その他財務大臣が定める事項 ( 国外社債の発行の届出 ) 第十一条会社は 国外社債 ( 会社の社債のうち我が国以外の地域において発行するものをいう 以下同じ ) の発行について法第三十三条第五項の規定による届出をしようとするときは 当該国外社債についての次に掲げる事項を記載した書面を財務大臣に提出しなければならない 一前条第一号から第九号までに掲げる事項に相当する事項二種類三発行の方法四表示通貨五発行市場六利回り七第一号に掲げるもののほか 国外社債の社債券に記 載した事項八その他財務大臣が定める事項 ( 外国通貨長期借入金の借入れの届出 ) 第十一条の二会社は 外国通貨長期借入金の借入れについて法第三十三条第五項の規定による届出をしようとするときは 当該外国通貨長期借入金についての次に掲げる事項を記載した書面を財務大臣に提出しなければならない 一調達した資金の使途二借入れの年月日三借入金額四表示通貨五借入先六利率七償還の方法及び期限八利息の支払の方法及び期限九その他財務大臣が定める事項 ( 社債券の滅失等の場合の代わり社債券等の発行 ) 第十二条法第三十三条第五項ただし書に規定する社債券の発行は 会社が 国外社債の社債券 ( 以下この条において 国外社債券 という ) に限り行うものとする 2 前項の国外社債券の発行は 国外社債券を盗取され 滅失し 又は紛失した者からその再交付の請求があった場合において 当該盗取 滅失又は紛失に係る国外社債券につき 会社が適当と認める者によるその番号の確認があり かつ その盗取され 滅失し 又は紛失した証拠の提出があったときに限り することができる この場合において 必要があるときは 会社は 当該盗取 滅失若しくは紛失に係る国外社債券に対し償還をし 又は消却のための買入れをしたときは会社が適当と認める者がその償還金額又は買入価額に相当する金額を会社に対し補てんすることとなることが確実と認められる保証状を徴するものとする 第十三条前条の規定は 法第三十五条第三項の規定により政府が保証契約をすることができる債務に係る社債券又はその利札の発行について準用する この場合において 前条第一項中 第三十三条第五項 とあるのは 第三十五条第三項 と 社債券の とあるのは 社債券又はその利札の と 社債券 ( 以下 国外社債券 という ) とあるのは 社債券若しくはその利札 と 同条第二項中 国外社債券の とあるのは 社債券又はその利札の と 国外社債券を とあるのは 社債券又はその利札を と 国外社債券につき とあるのは 社債券又はその利札につき と 国外社債券に対し とあるのは 社債券に対し と 又は消却のための買入れ とあるのは 若しくは消却のための買入れをし 又は当該盗取 滅失若しくは紛失に係る利札に対し利子の支払 と は会社 とあるのは は会社及び保証人である政府 と 又は買入価額 とあるのは 若しくは買入価額又は利子の支払金額 と読み替えるものとする
167 ( 国外社債及び外国通貨長期借入金に係る政府の保証に関するー4 株式会社国際協力銀行法等 年次報告書 2016 タ株式会社国際協力銀行 事務の取扱い ) 第十四条国際復興開発銀行等からの外資の受入に関する特別措置に関する法律 ( 昭和二十八年法律第五十一号 ) 第二条第二項若しくは第三項又は法第三十五条の規定により 政府が国外社債又は外国通貨長期借入金に係る債務の保証を行う場合における保証に関する認証その他の事務は 本邦又は外国において銀行業 ( 銀行法 ( 昭和五十六年法律第五十九号 ) 第二条第二項に規定する銀行業をいう 附則第六条第三項において同じ ) 信託業( 信託業法 ( 平成十六年法律第百五十四号 ) 第二条第一項に規定する信託業をいう 附則第六条第三項において同じ ) 又は金融商品取引業 ( 金融商品取引法 ( 昭和二十三年法律第二十五号 ) 第二条第八項に規定する金融商品取引業をいう 附則第六条第三項において同じ ) を行う者であって 財務大臣が指定するものを財務大臣の代理人として取り扱わせることができる ( 財務省令への委任 ) 第十五条第十一条から前条までに定めるもののほか 国外社債及び外国通貨長期借入金に関し必要な事項は 財務省令で定める ( 内閣総理大臣への権限の委任 ) 第十六条法第三十九条第一項の規定による財務大臣の立入検査の権限のうち会社の業務に係る損失の危険の管理に係るものは 内閣総理大臣に委任する ただし 財務大臣がその権限を自ら行うことを妨げない ( 財務局長等への権限の委任 ) 第十七条法第四十条第三項の規定により金融庁長官に委任された権限のうち次に掲げるものは 会社の本店の所在地を管轄する財務局長 ( 当該所在地が福岡財務支局の管轄区域内にある場合にあっては 福岡財務支局長 ) に委任する ただし 金融庁長官がその権限を自ら行うことを妨げない 一法第三十九条第一項の規定による立入検査二法第四十条第二項の規定による報告 2 前項第一号の規定による権限で会社の本店以外の支店その他の施設又は法第三十九条第一項の受託法人の事務所その他の施設 ( 以下この条において 会社の支店等 という ) に関するものについては 前項に規定する財務局長又は福岡財務支局長のほか 当該会社の支店等の所在地を管轄する財務局長 ( 当該所在地が福岡財務支局の管轄区域内にある場合にあっては 福岡財務支局長 ) も行うことができる 3 前項の規定により会社の支店等に対して立入検査を行った財務局長又は福岡財務支局長は 会社の本店又は当該会社の支店等以外の会社の支店等に対する立入検査の必要を認めたときは 当該立入検査を行うことができる 165 資料編3コーポレートデ
168 資料編3コーポレートデー4 株式会社国際協力銀行法等株式会社国際協力銀行法施行規則 ( 平成二十四年三月二十六日財務省令第十四号 最終改正 : 平成二十八年五月十八日財務省令第四十九号 ) ( 用語 ) 第一条この省令において使用する用語は 株式会社国際協力 銀行法 ( 以下 法 という ) 及び株式会社国際協力銀行法施行令 ( 平成二十三年政令第二百二十一号 以下 令 と いう ) において使用する用語の例によるほか 次の各号タに掲げる用語の意義は それぞれ当該各号に定めるところによる 一貸付債権等貸付債権 法第二条第九号に規定する公社債等その他の金銭債権をいう 二クレジットデリバティブ取引当事者の一方が金銭を支払い これに対して当事者があらかじめ定めた者の信用状態に係る事由が発生した場合において 相手方が金銭を支払うことを約する取引 ( 当該事由が発生した場合において 相手方が貸付債権等を移転することを約するものを含む ) 又はこれに類似する取引をいう ( 法第二条第四号の財務省令で定める法人 ) 第二条法第二条第四号の財務省令で定める法人は 次に掲げる法人とする 一一連の行為として 有価証券の発行又は資金の借入れにより得られる金銭をもって貸付債権等を取得し 当該貸付債権等の管理及び処分により得られる金銭をもって 当該有価証券又は資金の借入れに係る債務の履行を専ら行うことを目的とする者 ( 資産の流動化に関する法律 ( 平成十年法律第百五号 ) 第二条第三項に規定する特定目的会社を除く ) 二一連の行為として 有価証券の発行又は資金の借入れにより得られる金銭をもってクレジットデリバティブ取引を行い 当該クレジットデリバティブ取引により得られる金銭をもって 当該有価証券又は資金の借入れに係る債務の履行を専ら行うことを目的とする者 ( 法第二条第十四号の財務省令で定める貸付けと同様の経済的性質を有するもの ) 第二条の二法第二条第十四号の財務省令で定める貸付けと同様の経済的性質を有するものは 宗教上の規律の制約により利息を受領することが禁じられている者を考慮して行われる取引のうち貸付けと同視すべきものとする ( 法第十二条第一項第一号の財務省令で定める利子と同様の経済的性質を有するもの ) 第二条の三法第十二条第一項第一号の財務省令で定める利子と同様の経済的性質を有するものは 宗教上の規律の制約により利息を受領することが禁じられている者を考慮して行われる取引において授受する金銭のうち利子と同視すべきものとする 166 ( 法第十三条第一項第二号の財務省令で定める貸付金と同様の経済的性質を有するもの ) 第二条の四法第十三条第一項第二号の財務省令で定める貸付金と同様の経済的性質を有するものは 宗教上の規律の制約により利息を受領することが禁じられている者を考慮して行われる取引において授受する金銭のうち貸付金と同視すべきものとする ( 法第十三条第一項第二号の財務省令で定める利率と同様の経済的性質を有するもの ) 第二条の五法第十三条第一項第二号の財務省令で定める利率と同様の経済的性質を有するものは 宗教上の規律の制約により利息を受領することが禁じられている者を考慮して行われる取引において授受する金銭に係る割合のうち利率と同視すべきものとする ( 法第十四条第一項の財務省令で定める金融機関その他の法人 ) 第三条法第十四条第一項の財務省令で定める金融機関その他の法人は 次に掲げるものとする 一次に掲げる金融機関イ銀行法 ( 昭和五十六年法律第五十九号 ) 第二条第一項に規定する銀行ロ長期信用銀行法 ( 昭和二十七年法律第百八十七号 ) 第二条に規定する長期信用銀行ハ信用金庫及び信用金庫連合会ニ信用協同組合及び信用協同組合連合会 ( 中小企業等協同組合法 ( 昭和二十四年法律第百八十一号 ) 第九条の九第一項第一号の事業を行う協同組合連合会をいう ) ホ労働金庫及び労働金庫連合会ヘ農業協同組合法 ( 昭和二十二年法律第百三十二号 ) 第十条第一項第二号及び第三号の事業を併せ行う農業協同組合並びに都道府県の区域を地区とする農業協同組合連合会又は同項第十号の事業を行う全国の区域を地区とする農業協同組合連合会ト水産業協同組合法 ( 昭和二十三年法律第二百四十二号 ) 第十一条第一項第三号及び第四号の事業を併せ行う漁業協同組合並びに同法第八十七条第一項第三号及び第四号の事業を併せ行う漁業協同組合連合会チ農林中央金庫リ保険会社ヌ株式会社商工組合中央金庫ル株式会社日本政策投資銀行ヲ地方公共団体金融機構ワ株式会社日本政策金融公庫カ外国金融機関等二債権管理回収業に関する特別措置法 ( 平成十年法律
169 ) 第二条第三項に規定する債権回収会ー4 株式会社国際協力銀行法等第百二十六号 年次報告書 2016 タ株式会社国際協力銀行 社 ( 以下 債権回収会社 という ) 及び外国の法令に準拠して外国において債権管理回収業に類似する業務を営む者 ( 債権回収会社を除く ) 三法第十二条第九項第三号に規定する金銭債権を譲渡した我が国の法人等又は出資外国法人等四次に掲げる要件を満たす法人イ農林漁業者の行う事業の振興に必要な長期資金を供給する者であること ロ貸金業法 ( 昭和五十八年法律第三十二号 ) 第二条第二項に規定する貸金業者 ( 以下 貸金業者 という ) であること ハ資本金の額が五億円以上であること 五次に掲げる要件を満たす法人イ中小企業者の行う事業の振興に必要な長期資金を供給する者であること ロ貸金業者であること ハ資本金の額が五億円以上であること ( 法第十六条第二項の財務省令で定める利息と同様の経済的性質を有するもの ) 第三条の二法第十六条第二項の財務省令で定める利息と同様の経済的性質を有するものは 宗教上の規律の制約により利息を受領することが禁じられている者を考慮して行われる取引において授受する金銭のうち利息と同視すべきものとする ( 法第十六条第二項の財務省令で定める借入金と同様の経済的性質を有するもの ) 第三条の三法第十六条第二項の財務省令で定める借入金と同様の経済的性質を有するものは 宗教上の規律の制約により利息を受領することが禁じられている者を考慮して行われる取引において授受する金銭のうち借入金と同視すべきものとする ( 決算報告書等の閲覧期間 ) 第四条法第二十七条第三項に規定する財務省令で定める期間は 五年間とする ( 予算の繰越し ) 第五条法第三十条第二項の規定により支出予算の繰越しについての財務大臣の承認を受けようとするときは 翌事業年度の四月三十日までに 繰越計算書を財務大臣に送付しなければならない 2 前項の繰越計算書は 法第二十条第一項の規定により通知された支出予算と同一の区分により作成し かつ これに次に掲げる事項を記載しなければならない 一繰越しを必要とする経費の予算現額及び科目並びに繰越しを必要とする事由 二前号の経費の予算現額のうち支払済みとなった額及び当該事業年度内に支払うべき額三第一号の経費の予算現額のうち翌事業年度に繰越しを必要とする額四第一号の経費の予算現額のうち不用となるべき額 3 第一項の繰越計算書には 参考となる書類を添付しなければならない ( 法第三十三条第一項の財務省令で定める借入れと同様の経済 的性質を有するもの ) 第五条の二法第三十三条第一項の財務省令で定める借入れと同様の経済的性質を有するものは 宗教上の規律の制約により利息を受領することが禁じられている者を考慮して行われる取引のうち借入れと同視すべきものとする ( 法第三十三条第一項の財務省令で定める短期借入金と同様の 経済的性質を有するもの ) 第五条の三法第三十三条第一項の財務省令で定める短期借入金と同様の経済的性質を有するものは 宗教上の規律の制約により利息を受領することが禁じられている者を考慮して行われる取引において授受する金銭のうち短期借入金と同視すべきものとする ( 法第三十三条第二項の財務省令で定める借換えと同様の経済 的性質を有するもの ) 第五条の四法第三十三条第二項の財務省令で定める借換えと同様の経済的性質を有するものは 宗教上の規律の制約により利息を受領することが禁じられている者を考慮して行われる取引のうち借換えと同視すべきものとする ( 余裕金の運用 ) 第六条法第三十六条第七号の財務省令で定める方法は 法第三十三条に規定する借入金のうち外貨資金の借入れ 令第十一条に規定する国外社債の発行又は外貨通貨を対価とする本邦通貨の売却により調達した資金に係る業務上の余裕金については 次に掲げるものとする 一外国政府の発行する有価証券で外国通貨をもって表示されるもの 二宗教上の規律の制約により利息を受領することが禁じられている者を考慮して行われる取引のうち預金と同視すべきもの附則 ( 施行期日 ) 第一条この省令は 公布の日から施行する ( 貸付金及び利率の定義に関する経過措置 ) 第二条この省令の施行の日から株式会社国際協力銀行法の一部を改正する法律 ( 平成二十八年法律第四十一号 ) 附則第一条ただし書に規定する規定の施行の日までの間におけるこの省令による改正後の株式会社国際協力銀行法施行規則 ( 以下 新施行規則 という ) 第二条の四及び第二条の五の規定の適用については 新施行規則第二条の四及び第二条の五 ( いずれも見出しを含む ) 中 法第十三条第一項第二号 とあるのは 法第十三条第二項 とする 167 資料編3コーポレートデ
170 資料編3コーポレートデー5 内部統制基本方針について5 内部統制基本方針について ( 取締役及び職員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制 ) 第 1 条本行は 取締役及び職員 ( 派遣労働者を含む 以下同じ ) の職務の執行が法令及び定款 ( 以下 法令等 という ) に適合することを確保するため 企業理念 行動原則 法令等の遵守に関する規程その他のコンプライアンスに関する内部規程を定め これらの内部規程を本行の取締役及び職員に周知する 2 取締役及び職員は コンプライアンスに関する内部規程を遵守する 3 本行は コンプライアンスに関する責任者及びコンプライアンスを統括する部署を置き 法令等遵守態勢の整備及び強化を図る 4 本行は コンプライアンスに関する重要事項を審議し 法令等遵守状況のモニタリングを行うため 総裁を委員長とする委員会を置く 5 本行は コンプライアンスに関する重要な事実を早期に発見し必要な是正措置を講ずることが可能となるよう 有効な内部通報制度を整備し これを適切に運営する 6 本行は 反社会的勢力と一切の関係を持たず 反社会的勢力に対しては 組織全体として対応し 毅然とした態度で臨むとともに 反社会的勢力からの不当な要求を断固として拒絶する タ168 ( 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 ) 第 2 条本行は 取締役の職務の執行に係る情報 顧客の情報その他の本行が取扱う情報の保存及び管理を適切に行うため 情報資産管理規程その他の情報の保存及び管理に関する内部規程を定める 2 本行は 法令又は情報の保存及び管理に関する内部規程に従い 取締役会の議事録のほか 取締役の職務の執行に係る文書を適切に保存し 管理する 3 取締役及び職員は 情報の保存及び管理に関する内部規程に基づき 情報を適切に保存し 管理する 決定等を委任する 経営会議は 受任事項の決定の他 取締役会の意思決定に資するため取締役会決議事項を事前に審議する また 経営会議の諮問機関又は一定の事項の決定を委任する機関として各種委員会等を設置する 3 本行は 取締役会の決議に基づく職務の執行を効率的に行うため 組織体制等にかかる内部規程の整備を行い 職務執行を適切に分担する 4 本行は 意思決定の迅速化を図るため部門制及び執行役員制度を導入し 組織規程 決定権限規程その他の内部規程に基づき権限委譲を行う ( 業務の適正を確保するための内部監査体制 ) 第 5 条本行は 業務の適正性及び健全性を確保するため 内部監査規程その他の内部監査に関する内部規程を定める 2 本行は 内部監査に関する重要な事項を決定又は審議するため 内部監査委員会を置く 3 本行は 被監査部門から独立し 内部監査に関する事務をつかさどる監査部を置く 4 監査部は 内部監査に関する内部規程に基づき内部監査を行い その結果を内部監査を担当する取締役に報告する 5 監査部は 定期的に若しくは必要に応じて 又は取締役若しくは監査役の求めに応じて 取締役会その他の機関又は会議体に対し 内部監査の結果を報告する 6 監査部は 監査役及び会計監査人と必要な情報交換及び連携を行い 内部監査の効率的な実施に努める ( 監査役がその職務を補助すべき職員を置くことを求めた場合における当該職員に関する事項 ) 第 6 条本行は 監査役の職務を補助する組織として 監査役室を設置し 職員を置く 2 前項の職員は 監査役の指示に従いその職務を行う 3 監査役は 必要と認めるときは 事前に総裁の承諾を得て 第 1 項の職員以外の職員を臨時に監査の補助に従事させることができる ( 損失の危険の管理に関する規程その他の体制 ) 第 3 条本行は リスク管理を行うことの重要性を認識し 業務遂行上認識すべきリスクの種類に応じたリスク管理及び統合的リスク管理を行うための組織体制等について 統合リスク管理規程その他のリスク管理に関する内部規程を定め 各種リスクに関して適切なリスク管理を行う 2 本行は 各種リスクの管理に関する責任者及びリスク管理を統括する部署を置くとともに リスク管理を有効に機能させるための審議 検討等を行うため 総裁を委員長とする委員会を置く 3 本行は 災害その他の危機事象の発生に備え あらかじめ危機管理規程その他の危機管理に関する内部規程を定め 危機管理の態勢整備に努める 4 本行は 危機事象が発生し正常な業務遂行に支障が生じる場合又はそのおそれがある場合には 危機管理に関する内部規程に従い 必要に応じて対策本部を設置して 業務の迅速かつ効率的な回復に向けた対応を行う ( 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 ) 第 4 条取締役会は 経営計画を策定し 適切に経営管理を行う 2 本行は 経営会議を設置し 取締役会より一定の事項の ( 監査役の職務を補助する職員に対する指示の実効性確保及び取締役からの独立性に関する事項 ) 第 7 条本行は 監査役の職務を補助する職員 ( 以下 監査役室職員 という ) の人事考課 異動その他の人事に関する事項の決定について 事前に常勤監査役の同意を得る 2 本行は 監査役による監査役室職員への指示の実効性を確保するため 監査役室職員に対し監査役の指示にのみ従い職務に従事させる ただし 監査役室職員が監査役室以外の機構の職員を兼務する場合には 本行は次の各号の点を明らかにした書面により 兼務について事前に常勤監査役の同意を得る (1) 常勤監査役に対し当該監査役室職員が他の機構の職員を兼務しなければならない合理的な理由を明らかにすること (2) 当該監査役室職員は 監査役の職務を補助する業務に関しては 監査役の指揮命令に服し 兼務先の機構の指揮命令を受けないこと (3) 当該監査役室職員が兼務先で従事し 兼務先の機構の指揮命令を受ける業務の範囲を明示的に限定すること (4) 当該監査役室職員は 監査役の職務に関する情報を他の機構と共有しないこと (5) 当該監査役室職員は 監査役による監査の実効性確保を妨げないよう 兼務先の機構の業務よりも監査役の職務
171 5 内部統制基本方針について6 セキュリティポリシーについてを補助する業務を常に優先すること 年次報告書 2016 タ株式会社国際協力銀行 (6) 常勤監査役は必要と認める場合には兼務の同意を撤回することが可能であること ( 取締役及び職員が監査役に報告するための体制及び当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制 ) 第 8 条代表取締役及び業務を執行する取締役は 取締役会その他の監査役が出席する重要な会議において 随時 その職務の執行状況等を的確に報告する 2 取締役及び職員は 本行に著しい損害を及ぼすおそれのある事実 不正の行為又は法令等に違反する重大な事実を発見したときは 当該事実について監査役に速やかに報告する 3 本行は 前項に基づき報告を行った取締役及び職員に対し 報告を行ったことを理由に 不利な取扱いを一切行わない ( 監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制 ) 第 9 条監査役は 監査を実効的に行うために必要と判断した 6 セキュリティポリシーについて 株式会社国際協力銀行 ( 以下 当行 といいます ) では 高い水準の情報セキュリティを確保し もって当行の適正かつ効率的な業務運営に寄与することを目的として 情報資産の利用及び管理に関する以下の基本方針を定め 情報資産の適切な取扱管理保護維持を行います 基本理念当行は 関係法令及び関連規程の定めに従うとともに 以下に掲げる基本理念に従い 情報資産の利用及び管理を行います (1) 情報資産をその目的に沿って適切に使用すること (2) 情報資産の管理のための権限は 業務の内容及び必要性を十分に検討した上で 付与すること (3) 情報セキュリティ対策の策定及び実施に当たっては 業務の内容を踏まえ 次の事項を考慮すること イ実施体制の責任及び役割を明確にすること ロ必要かつ十分で 有効かつ効率的な対策を必要な時期に迅速に行うこと 情報資産の適正な管理情報資産とは 情報及び情報システムをいい 当行では 機密性完全性可用性及び重要度等の観点からこれらを分類し 当該分類に応じた適切な管理を行います 情報資産の管理体制当行では 情報資産に係る安全性を確保するために必要な体制を構築します 個人情報の保護当行では 個人情報の取扱いに関する基本方針 ( プライバ ときは 取締役及び職員に職務の執行状況についていつでも報告を求めることができる 報告を求められた取締役及び職員はその求めに応じて速やかに報告しなければならない 2 監査役は 取締役会のほか 経営会議その他の重要な会議に出席し 必要な意見を述べることができるとともに 議事録その他の関係書類を閲覧することができる 3 総裁は 監査役と定期的な会合を実施し 意見交換を行う 4 監査役は コンプライアンスを統括する部署及び監査部に協力を求めることができる 5 監査役は 実効的な監査の実施のため必要と認める場合は 弁護士 公認会計士等から監査業務に関する助言を求めることができる ( 監査役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項 ) 第 10 条監査役が 前条の規定に基づき 弁護士 公認会計士等から監査業務に関する助言を求めた場合等監査役の職務の執行について生ずる費用又は債務は本行が負担する シーポリシー ) を定めこれを公表した上で 独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 59 号 ) の規定に基づき 個人情報の保護及び管理を適切に行います 顧客情報の保護当行は お客様の保護及び利便の向上のための基本方針を定め 当該方針に基づき お客様に関する情報の保護及び管理を適切に行います 情報資産管理に関する教育当行は 情報資産を取扱うすべての役職員が 関係する法令 本ポリシーその他の関連規程の内容を理解し 情報セキュリティ上の問題が生じないよう 必要な教育を行います 業務の外部委託当行は 業務の委託等により 当行の情報資産の管理を役職員以外の者にゆだねる場合には 情報セキュリティが確保されていることを確認するとともに 情報資産の内容に応じ 適切な措置を講じます 情報資産に係る事故への対応当行は 個人情報又は顧客情報の漏えいその他の情報セキュリティ上で問題となる事案が発生した場合 速やかな対応を行います 評価見直し当行は 関係する法令の制定又は改廃 情報セキュリティ技術の革新等の外部環境の変化並びに組織 業務内容等の変更 当行の情報システムの更改等の内部環境の変化に柔軟に対応するため 必要に応じて 本ポリシーの評価見直しを行います 169 資料編3コーポレートデー
172 資料編3コーポレートデー7 顧客保護等管理方針について8 利益相反管理方針について7 顧客保護等管理方針について 株式会社国際協力銀行 ( 以下 当行 といいます ) は 法令等 に従って適切かつ十分な説明やサポートを行うことにより お客さまが得るべき利益の保護やお客さまの利便性の向上に向けて継続的な取組みを行ってまいります 1 当行は お客さまへの取引や商品の説明および情報提供を適切かつ十分に行ってまいります 2 当行は お客さまからの相談等については お客さまの理解と信頼を得られるよう 公正迅速誠実に対応してまいります 3 当行は お客さまに関する情報を 適切に保護管理いたします 4 当行は 当行が行う業務を外部業者に委託するにあたっ 8 利益相反管理方針について ては お客さまの情報の管理やお客さまへの対応が適切に行われるよう管理いたします 本方針において お客さまとは以下に掲げる法人その他団体又は個人を意味します (1) 当行の業務を利用していただいている方 (2) 当行の業務を利用されていた方 (3) 当行の業務に関し当行と取引関係に入る可能性のある方 当行においてお客さまの保護の必要性のある業務とは 株式会社国際協力銀行法 ( 平成 23 年 5 月 2 日法律第 39 号 ) 第 11 条及び当行が行うものとして法令に規定する業務をいいます タ1. 利益相反の恐れのある取引の特定 170 株式会社国際協力銀行 ( 以下 当行 といいます ) 及び当行の子金融機関等 ( 以下総称して 当行グループ といいます ) は 金融商品取引法に従い 利益相反管理方針を策定の上 お客さまの利益を不当に害することがないよう 利益相反の恐れのある取引を適切に管理してまいります 当行グループにおける利益相反管理方針の概要を 以下のとおり公表いたします (1) 対象取引本方針の対象となる 利益相反の恐れのある取引 とは 1 当行グループとお客さまの間の利益が対立又は競合する場合 又は 2 当行グループの複数のお客さま間の利益が対立又は競合する場合において お客さまの利益が不当に害される取引 ( 以下 対象取引 といいます ) です (2) お客さまの範囲本方針の対象となる お客さま とは 当行グループの行う 金融商品関連業務 を利用している相手方 当該業務を利用していた相手方及び当該業務に関し取引関係に入る可能性のある相手方をいいます 金融商品関連業務 とは 金融商品取引業等に関する内閣府令第 70 条の 2 に規定する業務をいいます 2. 利益相反管理の対応を要する会社 1.(1) のとおり 対象取引は 当行グループ ( 当行及び当行の子金融機関等 ) が行う取引であり 当行の子金融機関等 と は 当行の子会社又は関連会社のうち 金融商品取引法第 36 条第 5 項に該当する者をいいます 平成 28 年 3 月 31 日現在 次の会社が当行の子金融機関等に該当します IFC Capitalization (Equity) Fund, L.P. Delhi Mumbai Industrial Corridor Development Corporation Limited 3. 利益相反の恐れのある取引の管理方法当行グループは お客さまとの取引における利益相反の状況を把握し 以下の方法等により状況に応じた対応を実施いたします 対象取引を行う部門と当該お客さまとの取引を行う部門を分離する方法 対象取引又は当該お客さまとの取引の条件又は方法を変更する方法 対象取引又は当該お客さまとの取引を中止する方法 対象取引に伴い 当該お客さまの利益が不当に害されるおそれがあることについて 当該お客さまに適切に開示する方法 その他対象取引を適切に管理するための方法 4. 利益相反の管理体制当行グループでは 利益相反を管理統括する部署を設置し 利益相反を一元的に管理いたします また 利益相反の管理に関する法令その他の規範を遵守し 態勢整備を継続的に行ってまいります
173 ー9 プライバシーポリシーについてプライバシーポリシーについて 年次報告書 2016 タ株式会社国際協力銀行 9 株式会社国際協力銀行 ( 以下 当行 といいます ) では お客さまの信頼を第一と考え お客さまの個人情報の重要性を深く認識し お客さまの個人情報を適正に取扱い 保護することが当行のお客さまに対する責務であると考えています 当行では お客さまの個人情報を保護するため 独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律 ( 以下 独法等個人情報保護法 といいます ) 独立行政法人等の保有する個人情報の適切な管理のための措置に関する指針等を遵守した業務運営を行います 個人情報の取得当行は 適正かつ適法な手段により お客さまの個人情報を取得いたします なお お客さまの個人情報をお客さまから直接 書面により取得する際は あらかじめ当行の業務において必要な範囲での利用目的を明示します 個人情報の利用当行は 取得するお客さまに関する必要な情報を 次のとおり利用目的を特定するとともに その利用目的の達成に必要な範囲内において利用いたします 1. 出融資保証業務及び関連する業務に係る審査調査 ( 又はそれらに附帯する業務 ) 2. 当行との契約の締結や法律等に基づく権利の行使や義務の履行 3. 外国為替及び外国貿易法 ( 昭和 24 年法律第 228 号 ) 等の法令に基づくご本人さまの確認 4. 当行が開催するセミナー等イベントのご案内 5. 当行関連資料等の送付 6. アンケートの実施等による調査研究 参考情報の提供 7. ご質問お問合せ 当行からの照会その他のお取引を適切かつ円滑に履行するための対応個人情報の第三者提供当行は お客さまから取得しました個人情報は 次のいずれかに該当する場合を除いて 第三者に提供しません 1. 法令に基づく場合 2. 利用目的の範囲内で提供する場合 3. お客さまの事前の同意を得ている場合 4. 行政機関 独立行政法人等 地方公共団体又は地方独立行政法人が法令の定める事務又は業務の遂行に必要な限度で利用することに相当の理由がある場合 5. 統計の作成又は学術研究の目的の場合 6. 明らかにお客さまの利益になる場合 その他個人情報を提供することについて特別な理由がある場合業務委託当行の業務を円滑に遂行するために お客さまの個人情報の取扱いを委託業者に業務委託する場合があります この場合 十分な個人情報の安全管理対策を講じている信頼できる事業者を選定するとともに 守秘義務契約等を締結したうえで その取扱い管理が適切になされていることを監督し 個人情報の保護に万全を期すよう努めます 個人情報の管理 1. 当行は お客さまの個人情報を 業務遂行する範囲において 正確かつ最新の内容に保つよう努めるとともに 不当なアクセスや個人情報の漏えい紛失滅失改ざん等に対する予防措置及び安全対策を講じます 2. 当行は お客さまの個人情報の保護と適正な管理方法について 職員教育を継続して実施し 日常業務における適正な取扱いを徹底いたします 3. 当行は 個人情報の保護及び管理が適正に行われているかどうかについての監査点検を実施します 個人情報の開示 訂正 利用停止等お客さまが 当行が保有するお客さまの個人情報の開示 訂正 利用停止等 ( 以下 開示等 といいます ) を希望される場合は 独法等個人情報保護法の開示等の手続きに基づき取扱います なお 独法等個人情報保護法の開示等の手続きによらず 開示等ができる場合がありますので 本店及び西日本オフィスの情報公開個人情報保護窓口にご相談ください 個人情報の取扱いに関するお問い合わせ当行におけるお客さまの個人情報の取扱い等のご相談 苦情等につきましては 本店及び西日本オフィスの情報公開個人情報保護窓口にご相談ください 継続的な改善当行は お客さまの個人情報の取扱いについては 必要に応じて改善を行っていきます 当行では 個人番号及び個人番号をその内容に含む個人情報 ( 以下 特定個人情報 といい 個人番号と特定個人情報を総称して 特定個人情報等 といいます ) の安全管理に関する基本方針を別途策定しております 本プライバシーポリシーにおける 個人情報 には特定個人情報は含めておりません なお 当行がお客さまの特定個人情報等を取得することは 想定しておりません 情報公開個人情報保護の窓口国際協力銀行では 情報公開法個人情報保護法に基づく開示請求等については 本店の情報公開個人情報保護窓口で受け付けます ( 直接窓口による受け付けまたは郵送による受け付け ) 直接窓口にご来店される場合は 本店情報公開個人情報保護窓口にお越しください 所在地 : 東京都千代田区大手町 1 丁目 4 番 1 号企画管理部門経営企画部報道課 ( 情報公開個人情報保護窓口 ) 電話番号 : 開設時間 : 月曜日 ~ 金曜日 ( 祝祭日を除く ) 午前 9 時 30 分 ~ 午後 5 時まで ( 正午から午後 1 時までの間を除く ) なお 情報公開個人情報保護制度については 西日本オフィスでもご相談いただけます 171 資料編3コーポレートデ
174 資料編3コーポレートデー10 特定個人情報等の安全管理に関する基本方針10 特定個人情報等の安全管理に関する基本方針 特定個人情報等の保護に関する考え方株式会社国際協力銀行 ( 以下 当行 といいます ) では 行政手続における特定の個人を識別する番号の利用等に関する法律 ( 以下 番号法 といいます ) に定められた事務において特定個人情報等を取り扱います 番号法においては 独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律 ( 以下 独法等個人情報保護法 といいます ) に定められる措置の特例として 特定個人情報等の利用範囲を限定する等 より厳格な保護措置を定めていることから 管理体制及び管理規程 取扱規程等を 整備し 役職員に遵守させる等の措置を講じ 適正に特定個人 情報等を取り扱います お問い合わせ当行における特定個人情報等の取扱い等のご相談 苦情等につきましては 本店及び西日本オフィスの情報公開個人情報保護窓口にご相談ください タ特定個人情報等の保護方針 個人番号及び特定個人情報 ( 以下 特定個人情報等 といいま す ) を取り扱う全ての事務において 次のとおり特定個人情報 等を適正に取り扱います ( 法令遵守 ) 1. 特定個人情報等の適正な取扱いに関する法令等 ( 注 ) を遵 守します ( 注 ) 法令等には次のものを含みます 番号法 独法等個人情報保護法等関連法令 特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン ( 行政機関等地方公共団体等編 )( 平成 26 年特定個 人情報保護委員会告示第 6 号 ) 独立行政法人等の保有する個人情報の適切な管理の ための措置に関する指針について ( 平成 16 年 9 月 14 日付総管情第 85 号総務省行政管理局長通知 一部改 正平成 27 年 8 月 25 日付総管管第 71 号 ) 172 ( 安全管理措置 ) 2. 特定個人情報等の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のために必要な安全管理措置を講じます ( 適正な収集保管利用廃棄 目的外利用の禁止 ) 3. 特定個人情報等は 番号法に定められた事務のうち あ らかじめ本人に通知した利用目的の達成に必要な範囲内 で適正に利用 収集保管及び提供するとともに 不要 となった特定個人情報等は速やかに廃棄します また 目的外利用を防止するための措置を講じます ( 委託再委託 ) 4. 特定個人情報等を取り扱う事務の全部又は一部を委託す る場合 委託先 ( 再委託先を含みます ) において 番号 法に基づき当行自らが果たすべき安全管理措置と同等の 措置が講じられるよう必要かつ適切な監督を行います ( 継続的改善 ) 5. 特定個人情報等の保護に関する取扱規程等及び安全管理措置を継続的に見直し その改善に努めます
175 JBIC 本店 西日本オフィスへのアクセス JBIC 本店 東京都千代田区大手町 1 丁目 4 番 1 号 TEL: FAX: 東京メトロ東西線竹橋駅下車出口 3b 東京メトロ大手町駅より徒歩 5 分 西日本オフィス 大阪府大阪市北区曽根崎 2 丁目 3 番 5 号梅新第一生命ビルディング10 階 TEL: FAX: JR 大阪駅より徒歩 6 分 阪神阪急梅田駅より徒歩 5 分地下鉄谷町線東梅田駅 JR 東西線北新地駅より徒歩 3 分 一ツ橋河岸一ツ橋 IC 丸紅ビル平川門 竹橋駅 皇居 KKR JBIC 錦町河岸 3b 出口 気象庁 気象庁前東京消防庁 内堀通り 首都高速都心環状線 東京国税局 日経ビル JA ビル 神田橋 神田橋 IC 経団連会館 大手町駅 C2b 出口 KDDI 大手町ビル 大手町駅 桜橋 大丸 大阪駅前 中央郵便局前 市営地下鉄四つ橋線西 梅田駅 四つ橋筋 JR 大阪駅 大阪マルビルヒルトン大阪 大阪駅前第一ビル 7B 出口 阪神百貨店 大阪駅前南 梅田 1 市営地下鉄御堂筋線 阪神梅田駅 梅 田駅 大阪駅前第二ビル 阪急百貨店阪急前 阪神前 8 出口大阪駅前第四ビル 梅田 1 東 JR 東西線北新地駅 市営地下 曾根崎署 7 出口 鉄谷町線 東 梅田 OS ホテル 梅田駅 露天神社 ( お初天神 ) 曾根崎東 西日本オフィス ( 梅新第一生命ビルディング 10 階 ) 新御堂筋大阪駅前第三ビル F-82 出口梅新東梅田新道 F-92 出口 御堂筋 国道 1 号線 株式会社国際協力銀行 企画管理部門経営企画部報道課 東京都千代田区大手町 1 丁目 4 番 1 号 TEL: ウェブサイト Facebook
176 この印刷物は 国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律 ( グリーン購入法 ) に基づく基本方針の判断の基準を満たす紙を使用しています 環境に配慮した植物油インキを使用しています
企画書タイトル - 企画書サブタイトル -
中期経営計画 ( 平成 27~29 年度 ) 一部改定 基本目標 JBIC ならではの金融仲介機能の発揮により 我が国企業の国際事業展開及び資源獲得への支援を深化し 我が国の持続的な成長に繋がる新たなビジネス機会の探索と創造に貢献します 平成 29 年 1 月 一部改定のコンセプト 株式会社国際協力銀行 (JBIC) は 平成 27 年 6 月に策定した 平成 27~29 年度中期経営計画 ( 中期経営計画
企画書タイトル - 企画書サブタイトル -
中期経営計画 ( 平成 27~29 年度 ) 基本目標 JBICならではの金融仲介機能の発揮により 我が国企業の国際事業展開及び資源獲得への支援を深化し 我が国の持続的な成長に繋がる新たなビジネス機会の探索と創造に貢献します 2015 年 6 月 平成 27~29 年度中期経営計画の基本目標 株式会社国際協力銀行 (JBIC) は 平成 24 年 4 月に発足し 案件形成段階からの関与やリスクマネーの供給を始めとする多様な金融機能の活用により
仮訳 日本と ASEAN 各国との二国間金融協力について 2013 年 5 月 3 日 ( 於 : インド デリー ) 日本は ASEAN+3 財務大臣 中央銀行総裁プロセスの下 チェンマイ イニシアティブやアジア債券市場育成イニシアティブ等の地域金融協力を推進してきました また 日本は中国や韓国を
日本と ASEAN 各国との二国間金融協力について 2013 年 5 月 3 日 ( 於 : インド デリー ) 日本は ASEAN+3 財務大臣 中央銀行総裁プロセスの下 チェンマイ イニシアティブやアジア債券市場育成イニシアティブ等の地域金融協力を推進してきました また 日本は中国や韓国をはじめとするアジア各国との積極的な政策対話や二国間金融協力を継続的に実施してきました こうした対話の枠組みや二国間金融協力をアジア域内の他の重点国との間にも広げるため
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海外展開に関する特別調査 海外展開に関する特別調査 結果概要... 43 1. 県内企業の海外展開の内容... 44 2. 現在行っている海外展開の相手国 地域... 46 3. 海外展開にあたっての課題... 47 4. 海外展開後に新たに発生した課題... 49 5. 今後の新たな海外展開の関心の高い相手国 地域... 50 6. 今後の新たな海外展開の内容... 51 7. 調査要領... 52
資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)
地球温暖化対策基本法案 ( 環境大臣案の概要 ) 平成 22 年 2 月 環境省において検討途上の案の概要であり 各方面の意見を受け 今後 変更があり得る 1 目的この法律は 気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼすこととならない水準において大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させ地球温暖化を防止すること及び地球温暖化に適応することが人類共通の課題であり すべての主要国が参加する公平なかつ実効性が確保された地球温暖化の防止のための国際的な枠組みの下に地球温暖化の防止に取り組むことが重要であることにかんがみ
1. 世界における日 経済 人口 (216 年 ) GDP(216 年 ) 貿易 ( 輸出 + 輸入 )(216 年 ) +=8.6% +=28.4% +=36.8% 1.7% 6.9% 6.6% 4.% 68.6% 中国 18.5% 米国 4.3% 32.1% 中国 14.9% 米国 24.7%
日 経済情勢 217 年 7 月 外務省 1 1. 世界における日 経済 人口 (216 年 ) GDP(216 年 ) 貿易 ( 輸出 + 輸入 )(216 年 ) +=8.6% +=28.4% +=36.8% 1.7% 6.9% 6.6% 4.% 68.6% 中国 18.5% 米国 4.3% 32.1% 中国 14.9% 米国 24.7% 21.8% 41.1% 中国 11.3% 32.8% 米国
2019年年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
添付資料の目次 1. 当中間期決算に関する定性的情報 2 (1) 経営成績に関する説明 2 (2) 財政状態に関する説明 2 (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 2 2. 中間連結財務諸表及び主な注記 3 (1) 中間連結貸借対照表 3 (2) 中間連結損益計算書及び中間連結包括利益計算書 4 (3) 中間連結株主資本等変動計算書 6 (4) 中間連結財務諸表に関する注記事項 7 (
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日本機械輸出組合平成 26 年 6 月 25 日 日本機械輸出組合は わが国主要プラント エンジニアリング輸出企業に対し 海外成約アンケート調査を実施し この度本調査の概要を取りまとめましたので公表致します 213 年度海外プラント エンジニアリング (PE) 成約実績調査 ~ 中東 中国向けが大きく落ち込み 昨年度実績に届かず 海外調達比率は過去最高 ~ 1.213 年度海外 PE 成約実績概況について
ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型)
ファンドのポイント 主に世界の高配当利回りの資産株と世界のソブリン債券に投資します 1 特定の銘柄 国や通貨に集中せず分散投資します 毎月決算を行い 収益分配方針に基づき分配を行います 2 1 投資信託証券への投資を通じて行ないます 2 分配対象額が少額の場合には分配を行わないこともあります 主に世界の高配当利回りの資産株と世界のソブリン債券に投資します 世界各国からインカムを獲得するために 主に世界の高配当利回りの資産株とソブリン債券に投資します
JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1
JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) ( 事業評価の目的 ) 1. JICA は 主に 1PDCA(Plan; 事前 Do; 実施 Check; 事後 Action; フィードバック ) サイクルを通じた事業のさらなる改善 及び 2 日本国民及び相手国を含むその他ステークホルダーへの説明責任
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2nd Stage 10/413/3 3 地域密着型金融の推進 2 具体的取り組み A 顧客企業に対するコンサルティング機能の発揮 創業 新事業開拓を目指すお客さまへの支援 技術やサービスにおいて新規性 成長性のある企業に対し かながわ成長企業支援投資事業組合 通 称 成長支援ファンド 当行グループ企業である横浜キャピタルと共同で設立 を活用したエクイティに よる安定資金を供給するほか 当行グループの機能を活用し企業の経営をバックアップすることにより
国際協力銀行 (JBIC) の海外インフラ支援事業に関する要望 わが国政府は 成長戦略の重要な柱の 1 つとしてインフラシステム輸出を位置づけており 2016 年 5 月に公表した 質の高いインフラ輸出拡大イニシアティブ においても 今後 5 年間にインフラ分野に対して 約 2,000 億ドルの資金
国際協力銀行 (JBIC) の海外インフラ支援事業に関する要望 わが国政府は 成長戦略の重要な柱の 1 つとしてインフラシステム輸出を位置づけており 2016 年 5 月に公表した 質の高いインフラ輸出拡大イニシアティブ においても 今後 5 年間にインフラ分野に対して 約 2,000 億ドルの資金等を世界に供給する目標が掲げられた 当会は 今後本格化する JBIC の特別業務については大いに期待しており
ほくほくフィナンシャルグループ (8377) 2019 年 3 月期 4. 補足情報 株式会社北陸銀行の個別業績の概要 2019 年 5 月 10 日 代表者 ( 役職名 ) 取締役頭取 ( 氏名 ) 庵栄伸 問合せ先責任者 ( 役職名 ) 執行役員総合企画部長 ( 氏名 ) 小林正彦 TEL (0
4. 補足情報 株式会社北陸銀行の個別業績の概要 2019 年 5 月 10 日 代表者 ( 役職名 ) 取締役頭取 ( 氏名 ) 庵栄伸 問合せ先責任者 ( 役職名 ) 執行役員総合企画部長 ( 氏名 ) 小林正彦 TEL (076)423-7111 1.2019 年 3 月期の個別業績 (2018 年 4 月 1 日 ~2019 年 3 月 31 日 ) (1) 個別経営成績 (% 表示は対前期増減率
社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加
私たちの社会的責任 宣言 ~ 協働の力 で新しい公共を実現する~ 平成 22 年 5 月 12 日社会的責任に関する円卓会議 社会的責任に関する円卓会議 ( 以下 本円卓会議 という ) は 経済 社会 文化 生活など 様々な分野における多様な担い手が対等 平等に意見交換し 政府だけでは解決できない諸課題を 協働の力 で解決するための道筋を見出していく会議体として 平成 21 年 3 月に設立されました
また 関係省庁等においては 今般の措置も踏まえ 本スキームを前提とした以下のような制度を構築する予定である - 政府系金融機関による 災害対応型劣後ローン の供給 ( 三次補正 ) 政府系金融機関が 旧債務の負担等により新規融資を受けることが困難な被災中小企業に対して 資本性借入金 の条件に合致した
資本性借入金 の積極活用について( 平成 23 年 11 月 23 日金融庁 ) 2012 年 4 月掲載 金融庁においては 平成 23 年 11 月 22 日 資本性借入金 の積極的な活用を促進することにより 東日本大震災の影響や今般の急激な円高の進行等から資本不足に直面している企業のバランスシートの改善を図り 経営改善につながるよう 今般 金融検査マニュアルの運用の明確化を行うこととしました 詳細は以下のとおりです
2019年3月期 中間期決算短信〔日本基準〕(連結):東京スター銀行
会社名 2019 年 3 月期中間期決算短信 日本基準 ( 連結 ) 株式会社東京スター銀行 2018 年 11 月 13 日 (URL http://www.tokyostarbank.co.jp/) 代表者 ( 役職名 ) 代表執行役頭取 ( 氏名 ) 佐藤誠治 問合せ先責任者 ( 役職名 ) 財務部長 ( 氏名 ) 小林千佳 TEL 03-3586-3111( 代表 ) 特定取引勘定設置の有無
日本基準基礎講座 資本会計
日本基準基礎講座 資本会計 のモジュールを始めます 資本会計のモジュールでは 貸借対照表における純資産の主な内容についてパートに分けて解説します パート1では 純資産及び株主資本について解説します パート2では 株主資本以外について また 新株予約権及び非支配株主持分について解説します パート3では 包括利益について解説します 純資産とは 資産にも負債にも該当しないものです 貸借対照表は 資産の部
東京センチュリー株式会社統合レポート2018
Exceed. 2016 10 1 22 Tokyo Century Corporation Integrated Report 2018 Tokyo Century Corporation Integrated Report 2018 23 5 ANA ANA 236MW 75 3800 10 KPI 2018 1,000 2019 3 1 2 3 4 2018 3 2019 3 10,122 10,500
2017年度 決算説明会資料
217 年度 決算説明会 218 年 5 月 15 日 目次 Ⅰ 217 年度決算実績 P.2~P.151 Ⅱ 218 年度業績予想 P.16~P.281 Copyright (C) 218 KAJIMA CORPORATION All Rights Reserved. 1 Ⅰ 217 年度 決算実績 1 事業環境等の振り返り 2 業績ハイライト 3 事業別の概況 4 財政状態 5 配当金 Copyright
<4D F736F F D A6D92E8817A95BD90AC E937895EF8A87944E8E9F8DE096B195F18D908F912E646F63>
4 連結財務書類の要旨と分析荒川区では 区と連携協力して行政サービスを実施している関係団体を連結して一つの行政サービス実施主体とみなし その財政状況を明らかにするため 連結財務書類を作成しています 地方自治体と関係団体等を連結して1つの行政サービス実施主体としてとらえることにより 公的資金等によって形成された資産の状況 その財源とされた負債 純資産の状況 さらには行政サービス提供に要したコストや資金収支の状況などを総合的に明らかにすることができます
販売用資料 215.8 (1 年決算型 ) 追加型投信 / 海外 / 債券 お申込みの際は 必ず投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) でご確認ください < 投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) のご請求 お申込みは > < 設定 運用は > 商号等 : 新生インベストメント マネジメント株式会社金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 34 号加入協会 : 一般社団法人投資信託協会 / 一般社団法人日本投資顧問業協会
平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 Copyright(C)2011SHOWA SYSTEM ENGINEERING Corporation, All Rights Reserved
平成 23 年 3 月期 決算説明資料 平成 23 年 6 月 27 日 目 次 平成 23 年 3 月期決算概要 1 業績概要 4 2 経営成績 5 3 業績推移 6 4 売上高四半期推移 7 5 事業別業績推移 ( ソフトウェア開発事業 ) 8 6 事業別業績推移 ( 入力データ作成事業 ) 9 7 事業別業績推移 ( 受託計算事業 ) 10 8 業種別売上比率 ( 全社 ) 11 9 貸借対照表
(訂正・数値データ修正)「平成29年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について
平成 29 年 7 月 25 日 各 位 会社名 三協立山株式会社 代表者名 代表取締役社長 山下 清胤 ( コード番号 5932 東証第一部 ) 問合せ先 経理部長 吉田 安徳 (TEL0766-20-2122) ( 訂正 数値データ訂正 ) 平成 29 年 5 月期決算短信 日本基準 ( 連結 ) の一部訂正について 平成 29 年 7 月 12 日 15 時に発表いたしました 平成 29 年
連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476
連結貸借対照表 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476 貸倒引当金 140 流動資産合計 82,369 固定資産有形固定資産建物及び構築物 67,320 減価償却累計額 38,306 建物及び構築物
平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-
平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 2006 3. 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1- エネルギー対策特別会計 ( 経済産業省分 ), 一般会計 ( 資源エネルギー庁分 ) -2- エネルギー安全保障の強化
1.ASEAN 概要 (1) 現在の ASEAN(217 年 ) 加盟国 (1カ国: ブルネイ カンボジア インドネシア ラオス マレーシア ミャンマー フィリピン シンガポール タイ ベトナム ) 面積 449 万 km2 日本 (37.8 万 km2 ) の11.9 倍 世界 (1 億 3,43
目で見る ASEAN -ASEAN 経済統計基礎資料 - 1.ASEAN 概要 1 2.ASEAN 各国経済情勢 9 3. 我が国と ASEAN との関係 13 平成 3 年 7 月 アジア大洋州局地域政策参事官室 1.ASEAN 概要 (1) 現在の ASEAN(217 年 ) 加盟国 (1カ国: ブルネイ カンボジア インドネシア ラオス マレーシア ミャンマー フィリピン シンガポール タイ
金融円滑化に関する方針 千葉銀行は 地域金融機関として 金融サービスの提供をつうじて 地域のお客さまニーズにお応えし 地域の発展に貢献する という役割 使命を果たす 姿勢を堅持してまいりました 特に 地域への円滑な資金供給をはじめとする金融仲介機能の発揮やお客さまへの経営健全化支援等による地域密着型
金融円滑化に関する方針 2017 年 11 月 1 日現在 金融円滑化に関する方針 千葉銀行は 地域金融機関として 金融サービスの提供をつうじて 地域のお客さまニーズにお応えし 地域の発展に貢献する という役割 使命を果たす 姿勢を堅持してまいりました 特に 地域への円滑な資金供給をはじめとする金融仲介機能の発揮やお客さまへの経営健全化支援等による地域密着型金融の推進については 従来から最も重要な経営課題として位置づけ
第101期(平成15年度)中間決算の概要
平成 24 年度決算概要 1. 利益の状況 ( 連結 ) ( 単位 : 百万円 %) 24 年度 23 年度 前期比増減額増減率 経常収益 91,010 92,155 1,145 1.24 経常利益 19,587 23,633 4,046 17.12 当期純利益 9,857 10,335 478 4.62 参考 包括利益 20,484 24,143 3,659 15.15 2. 利益の状況 ( 単体
計算書類等
招集ご通知株主総会参考書類事業報告計算書類等監査報告書ご参考計算書類等 連結財政状態計算書 (2019 年 3 月 31 日現在 ) 流動資産 科目金額科目金額 現金及び現金同等物 資産の部 営業債権及び契約資産 その他の金融資産 棚卸資産 その他の流動資産 非流動資産 持分法で会計処理されている投資 その他の金融資産 有形固定資産 のれん及び無形資産 その他の非流動資産 3,274,093 772,264
<4D F736F F F696E74202D A F95BD90AC E31308C8E8AFA5F8C888E5A90E096BE89EF81408DC58F4994C530362E70707
目次 1. 2015 年 10 月期連結業績 2. 2016 年 10 月期業績予想 3. 今後の展開 Copyright 2015 Kanamoto Co., Ltd. All Rights Reserved. 22 BULL55 Build UpaLegendaryL d Leading company plan for the 55th 現状把握と課題認識新長期ビジョン数値目標 Copyright
日本政策金融公庫 日本政策金融公庫 国民生活事業のご案内 国民生活事業のご案内
日本政策金融公庫 日本政策金融公庫 国民生活事業のご案内 国民生活事業のご案内 218 218 Contents 2 ごあいさつ 3 日本政策金融公庫の概要 4 国民生活事業の概要 5 融資の特徴 5 小規模事業者へのサポート 7 東日本大震災 平成 28 年熊本地震への対応 8 セーフティネット機能の発揮 9 成長戦略分野への取組み 13 商工会議所 商工会 地域金融機関 生活衛生同業組合などとの連携
2017 年度決算概要 Ⅰ 年度連結業績概要 Ⅱ 年度連結業績予想 Ⅲ. 補足資料 シャープ株式会社 2018 年 4 月 26 日 見通しに関する注意事項 本資料に記載されている内容には シャープ株式会社及び連結子会社 ( 以下 総称して シャープ という ) の計画 戦略
度決算概要 Ⅰ. 度連結業績概要 Ⅱ. 2018 年度連結業績予想 Ⅲ. 補足資料 シャープ株式会社 2018 年 4 月 26 日 見通しに関する注意事項 本資料に記載されている内容には シャープ株式会社及び連結子会社 ( 以下 総称して シャープ という ) の計画 戦略 業績など将来の見通しに関する記述が含まれています これらの記述は過去または現在の事実ではなく 現時点で入手可能な情報から得られたシャープの仮定や判断に基づくものであり
地域別世界のエアコン需要の推定について 年 月 一般社団法人 日本冷凍空調工業会 日本冷凍空調工業会ではこのほど 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果を まとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行 なっているもので 今回は 年から 年までの過去 ヵ年について主
世界のエアコン需要推定 2017 年 4 月 地域別世界のエアコン需要の推定について 年 月 一般社団法人 日本冷凍空調工業会 日本冷凍空調工業会ではこのほど 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果を まとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行 なっているもので 今回は 年から 年までの過去 ヵ年について主要な国ごとに まとめました * ここでのエアコンは 住宅
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貸借対照表 ( 平成 28 年 6 月 30 日現在 ) 資産の部負債の部 ( 単位 : 千円 ) 流動資産 1,849,964 流動負債 460,780 現金及び預金 1,118,009 短期借入金 2,400 売掛金 95,652 1 年内返済予定の 6,240 長期借入金販売用不動産 13,645 未払金 41,252 貯蔵品 1,154 未払法人税等 159,371 前払費用 47,335
Microsoft PowerPoint - 決算説明資料2(日).ppt
NSG グループ 2013 年 3 月期第 2 四半期決算報告 (2012 年 4 月 1 日 ~9 月 30 日 ) 日本板硝子株式会社 2012 年 10 月 31 日 2 吉川恵治 代表執行役社長兼 CEO クレメンス ミラー 代表執行役副社長兼 COO マーク ライオンズ 代表執行役 CFO 3 2013 年 3 月期第 2 四半期決算報告 (2012 年 4 月 1 日 ~9 月 30 日
財務省貿易統計
平成 2 5 年 1 1 月 2 8 日財務省 報道発表 貿易統計 ( 輸出確報 ; 輸入速報 (9 桁 )) 総額 ( 原値 ) 平成 25 年 10 月 平成 24 年 10 月 伸 率 輸 輸 差 出 入 引 6,104,361 5,148,011 18.6 7,197,044 5,704,206 26.2 1,092,683 556,195 96.5 ( 注 ) 1. 輸出はFOB 価格 輸入はCIF
H28秋_24地方税財源
次世代に向けて持続可能な地方税財政基盤の確立について 1. 提案 要望項目 提案 要望先 総務省 (1) 地方交付税総額の確保 充実 減少等特別対策事業費等における取組の成果を反映した算定 減少等特別対策事業費 における 取組の成果 へ配分の段階的引き上げ 地域の元気創造事業費 における 地域活性化分 へ配分の重点化 緊急防災 減災事業債の延長および対象事業等の拡大 老朽化対策に係る地方財政計画における所要総額の確保
[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ
実務指針 6.1 ガバナンス プロセス 平成 29( 2017) 年 5 月公表 [ 根拠とする内部監査基準 ] 第 6 章内部監査の対象範囲第 1 節ガバナンス プロセス 6.1.1 内部監査部門は ガバナンス プロセスの有効性を評価し その改善に貢献しなければならない (1) 内部監査部門は 以下の視点から ガバナンス プロセスの改善に向けた評価をしなければならない 1 組織体として対処すべき課題の把握と共有
2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 TAIYO YUDEN 2017
2019 年 3 月期決算説明会 2019 年 3 月期連結業績概要 2019 年 5 月 13 日 太陽誘電株式会社経営企画本部長増山津二 決算サマリー 2019 年 3 月期業績概要 売上高 2,743 億円 ( 前期比 12% 増 ) 営業利益 352 億円 ( 同 74% 増 ) で増収増益 コンデンサは前期比 19% 増収 すべての用途で売上が増加 特に自動車向けが牽引 売上高と当期純利益は
各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数
5 : 外国株式 外国債券と同様に円ベースの期待リターン = 円のインフレ率 + 円の実質短期金利 + 現地通貨ベースのリスクプレミアム リスクプレミアムは 過去実績で 7% 程度 但し 3% 程度は PER( 株価 1 株あたり利益 ) の上昇 すなわち株価が割高になったことによるもの 将来予想においては PER 上昇が起こらないものと想定し 7%-3%= 4% と設定 直近の外国株式の現地通貨建てのベンチマークリターンと
目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向 6 (3) 国民
ケーブルテレビ事業の現状 (2015 年度決算版 ) 2016 年 11 月 株式会社日本政策投資銀行 企業金融第 2 部 産業調査部 目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向
平成 29 年度連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主
連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主資本等変動計算書 59 52 連結計算書類 連結財政状態計算書 国際会計基準により作成 53 流動資産 資産の部 平成
地域別世界のエアコン需要の推定について 2018 年 4 月一般社団法人日本冷凍空調工業会日本冷凍空調工業会ではこのほど 2017 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果をまとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行なっているもので 今回は 2012 年から 20
世界のエアコン需要推定 2018 年 4 月 地域別世界のエアコン需要の推定について 2018 年 4 月一般社団法人日本冷凍空調工業会日本冷凍空調工業会ではこのほど 2017 年までの世界各国のエアコン需要の推定結果をまとめましたのでご紹介します この推定は 工業会の空調グローバル委員会が毎年行なっているもので 今回は 2012 年から 2017 年までの過去 6 ヵ年について主要な国ごとにまとめました
中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速
中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速かつ適切に対応しております 今般 中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律 (
