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1 第 5 期西尾市障害福祉計画 第 1 期西尾市障害児福祉計画 ( ~ ) 平成 30 年 3 月西尾市

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3 目次 第 Ⅰ 部総論... 1 第 1 章計画策定の趣旨 計画策定の背景 計画の性格と位置づけ 計画の期間 計画の策定手法...4 第 2 章西尾市における現状と課題 障害者を取り巻く状況 福祉に関するアンケート調査結果 ( 平成 29 年度実施 ) 事業所ヒアリング調査結果 課題の整理...19 第 3 章障害者福祉の基本的な考え方 障害者施策の基本理念 障害福祉計画 障害児福祉計画の基本的な考え方 計画の推進にあたって...21 第 Ⅱ 部第 5 期西尾市障害福祉計画 第 4 章障害福祉サービス等の目標と見込量確保のための方策 平成 32(2020) 年度の目標値 障害福祉サービス及び相談支援の見込量とサービス量確保の方策 地域生活支援事業の見込量とサービス量確保の方策...29 第 Ⅲ 部第 1 期西尾市障害児福祉計画 第 5 章障害児支援の目標と見込量確保のための方策 平成 32(2020) 年度の目標値 障害児通所支援及び相談支援等の見込量とサービス量確保の方策 障害児の子ども 子育て支援等の利用ニーズと定量的な目標 その他の障害児への支援等...38 第 Ⅳ 部資料編 西尾市障害者福祉計画 西尾市地域福祉計画等策定委員会設置要綱 委員名簿 策定の経緯 自立支援協議会の概要 計画策定にあたっての留意点 障害福祉サービス等の一覧...45

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5 第 Ⅰ 部総論 1

6 第 1 章計画策定の趣旨 1 計画策定の背景 人口の減少が進む我が国では 超高齢社会の進行が加速しています このことは 障害者の高齢化に加え 高齢になってから障害者になる人の増加 障害の重度化 障害者を支える家族の高齢化等 多くの問題を顕在化させています その他にも 医療的ケアを必要とする重度障害者等及び精神障害者の地域移行の支援や成年後見制度も含めた意思決定支援等の 障害者施策に関する課題も大きくクローズアップされています 国の取り組みでは 平成 25 年 4 月に施行された 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 ( 以下 障害者総合支援法 という ) において 制度の谷間のない支援を目指すとともに 地域社会における共生や社会的障壁の除去を図ることを目的とする基本理念を掲げています さらに平成 25 年 9 月に 第 3 次障害者基本計画 ( 計画期間平成 25~29 年度 ) を公表 障害者の権利に関する条約 は平成 25 年 12 月の締結のための国会承認 平成 26 年 1 月の条約の公布を経て2 月より我が国に効力が生じることとなりました また平成 25 年に成立した障害者雇用促進法と障害者差別解消法については平成 28 年から施行しており 経済的自立の支援に向けた具体的な取り組みが進みつつあると同時に 過重な負担にならない範囲で社会的障壁を取り除くための合理的な配慮が行わなければならないと定められています また 平成 30(2018) 年 4 月から施行される改正障害者総合支援法では 障害者が自ら望む地域生活を営むことができるよう 生活 と 就労 に関する支援の一層の充実を図るとしています また 児童福祉法の一部改正により 障害児支援のニーズの多様化にきめ細かく対応するための支援の充実を図ることとなりました 今回 第 4 期西尾市障害福祉計画 部分の計画期間の終了を受け 上記の障害者 障害児を取り巻く社会情勢の変化に対応するとともに より具体的で実効性のある施策を実施していくために 第 5 期西尾市障害福祉計画 第 1 期西尾市障害児福祉計画 の策定を行います 2

7 2 計画の性格性格と位置位置づけ 西尾市障害者福祉計画は 障害者計画と障害福祉計画 障害児福祉計画によって構成さ れますが それぞれ法律上の根拠は次にあげるように 市町村に策定が義務づけられてい るものです 障害者計画は 障害者基本法第 11 条に基づく 市町村障害者計画に位置づけられま す 障害者施策全般の基本的方向性と目標を掲げる中長期の計画です 障害者施策の総合 的な計画といえ 障害のある人の暮らしを取り巻く広範囲な施策分野を含みます 障害福祉計画は 障害者総合支援法第 88 条に基づく障害福祉サービス推進の具体的 な目標を掲げたもので 障害者計画の生活支援部分を具体的に示しており 現在は第 4 期 計画期間 ( 平成 27~29 年度 ) です ( 参考 : 障害者総合支援法第 88 条 ) 市町村は 基本指針に即して 障害福祉サービスの提供体制の確保その他この法律に基づく業務の円滑な実施に関する計画 ( 以下 市町村障害福祉計画 という ) を定めるものとする 障害児福祉計画は 障害者総合支援法及び児童福祉法の一部を改正する法律が平成 30(2018) 年度より施行されることに伴い 児童福祉法第 33 条の 20 により市町村 障害児福祉計画の作成が義務づけられました 障害児のニーズの多様化にきめ細やかに対 応するための支援や サービスの質の確保 向上を図るための環境整備に関する各種数値 を取りまとめます ( 参考 : 児童福祉法 33 条の 20) 市町村は 基本指針に即して 障害児通所支援及び障害児相談支援の提供体制の確保その他障害児通所支援及び障害児相談支援の円滑な実施に関する計画 ( 以下 市町村障害児福祉計画 という ) を定めるものとする 西尾市障害者福祉計画の体系 西尾市障害者福祉計画 西尾市障害者計画障害者のための施策に関する基本的な計画 西尾市障害福祉計画障害福祉サービス 相談支援及び地域生活支援事業の提供体制の確保に関する計画 西尾市障害児福祉計画障害児ニーズに対応した支援 サービスの質の確保 向上の環境整備に関する計画 3

8 3 計画の期間 障害福祉計画は 3 年毎に見直すことが障害者総合支援法で定められていることから 平 成 30~32(2018~2020) 年度を計画期間として 第 5 期障害福祉計画を策定しま す また 障害福祉計画の基本指針と一体のものとして作成することとされている障害児 福祉計画も同様の期間として第 1 期障害児福祉計画を策定します 計画名 平成 24 (2012) 年度 平成 25 (2013) 年度 平成 26 (2014) 年度 平成 27 (2015) 年度 平成 28 (2016) 年度 平成 29 (2017) 年度 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 平成 33 (2021) 年度 平成 34 (2022) 年度 平成 35 (2023) 年度 障害者計画 第 2 次 第 3 次 障害福祉計画 第 3 期 第 4 期 第 5 期 第 6 期 ( 予定 ) 障害児福祉 第 1 期 第 2 期 ( 予定 ) 計画 4 計画の策定手法 この計画策定の基礎資料とするため 市内在住の障害者と障害児の保護者へのアンケート調査及び事業所へのヒアリング調査を行うとともに 障害者関係団体 障害福祉サービス事業所 関係機関等で西尾市障害者福祉計画策定委員会を組織し 協議を重ねて策定しました 4

9 第 2 章西尾市における現状と課題 1 障害者を取り巻く状況 (1) 障害者手帳所持者数障害者手帳所持者数は 平成 25 年以降増加し 平成 29 年は 7,967 人になっています そのうち身体障害者手帳所持者数は 5,646 人 療育手帳所持者数は 1,173 人 精神障害者保健福祉手帳所持者数は 1,148 人になっています 障害者手帳所持者数の推移 ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) 区分 身体障害者手帳所持者数 療育手帳所持者数 精神障害者保健福祉手帳所持者数 平成 25 (2013) 年 平成 26 (2014) 年 平成 27 (2015) 年 平成 28 (2016) 年 平成 29 (2017) 年 指数 5,171 5,426 5,448 5,568 5, ,027 1,066 1,128 1,131 1, ,085 1, 計 7,020 7,381 7,569 7,784 7, 表中の指数は平成 25(2013) 年を とした場合の平成 29(2017) 年の値です 以後の表中も同様となっています 1 身体障害者手帳身体障害者手帳所持者の等級別割合は 1 級と2 級の重度の方が約 4 割を占めており 種類別割合は 肢体不自由が 3,035 人 (53.8%) と最も多く いずれも増加傾向となっています 等級 身体障害者手帳所持者 ( 等級別 ) の推移 平成 25 (2013) 年 平成 26 (2014) 年 平成 27 (2015) 年 ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) 平成 28 (2016) 年 平成 29 (2017) 年 指数 1 級 1,314 1,386 1,421 1,455 1, 級 級 1,395 1,439 1,434 1,469 1, 級 1,039 1,113 1,123 1,153 1, 級 級 計 5,171 5,426 5,448 5,568 5,

10 種類 身体障害者手帳所持者 ( 種類別 ) の推移 平成 25 (2013) 年 平成 26 (2014) 年 平成 27 (2015) 年 ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) 平成 28 (2016) 年 平成 29 (2017) 年 指数 視覚障害 聴覚 平衡機能障害 言語 音声 そしゃく機能障害肢体不自由 ( 上肢 下肢 体幹 運動機能障害 ) ,875 2,994 3,004 3,034 3, 内部障害 1,529 1,645 1,654 1,726 1, 計 5,171 5,426 5,448 5,568 5, 身体障害者手帳所持者 ( 年齢別 ) の推移 ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) 区分 平成 25 平成 26 平成 27 平成 28 平成 29 (2013) 年 (2014) 年 (2015) 年 (2016) 年 (2017) 年 指数 18 歳未満 歳以上 5,057 5,302 5,325 5,440 5, 計 5,171 5,426 5,448 5,568 5, 療育手帳 療育手帳所持者の判定別の割合は A 判定が 466 人 (39.7%) と最も高い割合と なっています 療育手帳所持者 ( 判定別 ) の推移 ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) 判定 平成 25 平成 26 平成 27 平成 28 平成 29 (2013) 年 (2014) 年 (2015) 年 (2016) 年 (2017) 年 指数 A 判定 ( 重度 ) B 判定 ( 中度 ) C 判定 ( 軽度 ) 計 1,027 1,066 1,128 1,131 1, 療育手帳所持者 ( 年齢別 ) の推移 ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) 区分 平成 25 平成 26 平成 27 平成 28 平成 29 (2013) 年 (2014) 年 (2015) 年 (2016) 年 (2017) 年 指数 18 歳未満 歳以上 計 1,027 1,066 1,128 1,131 1,

11 3 精神障害者保健福祉手帳 精神障害者保健福祉手帳所持者は年々増加しており 特に発達障害を含む区分の該当 者や 20 歳未満の増加が顕著です また 公費負担による通院者も増加しています 区分 精神障害者保健福祉手帳所持者 ( 等級別 ) の推移 精神障害者保健福祉手帳所持者 ( 年齢別 ) の推移 ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) 精神障害者保健福祉手帳所持者 ( 発達障害を含む区分の該当者 ) の推移 (2) 難病の方の状況 平成 25 (2013) 年 ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) 難病法に基づく特定医療費助成制度 小児慢性特定疾病医療費助成制度の受給者の状 況については次のとおりです 平成 26 (2014) 年 平成 27 (2015) 年 平成 28 (2016) 年 平成 29 (2017) 年 指数 1 級 級 級 計 ,085 1, 公費負担による通院者 1,695 1,748 1,993 2,219 2, 年齢 平成 25 平成 26 平成 27 平成 28 平成 29 (2013) 年 (2014) 年 (2015) 年 (2016) 年 (2017) 年 指数 20 歳未満 ~39 歳 ~64 歳 歳以上 計 ,085 1, 区分 平成 25 (2013) 年 平成 26 (2014) 年 平成 27 (2015) 年 平成 28 (2016) 年 平成 29 (2017) 年 指数 心理的発達の障害 (F80-89) 小児期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害 (F90-98) 計 特定医療費助成制度及び小児慢性特定疾病医療費助成制度の受給者の推移 ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) 受給者数 平成 25 平成 26 平成 27 平成 28 平成 29 (2013) 年 (2014) 年 (2015) 年 (2016) 年 (2017) 年 指数 特定医療費助成 小児慢性特定疾病 計 平成 26 年度まで 特定疾患医療及び小児慢性特定疾患医療の給付状況となっています 7

12 (3) 障害福祉サービス利用状況 障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスの利用状況は次のとおりです 訪問系サービスの利用状況 上段 : 計画値 下段 : 実績値 ( 月あたり ) 全体 区分 居宅介護 重度訪問介護 同行援護 行動援護 重度障害者等包括支援 平成 27(2015) 年度平成 28(2016) 年度平成 29(2017) 年度 利用時間利用者数事業所数利用時間利用者数事業所数利用時間利用者数事業所数 ( 時間 ) ( 人 ) ( 箇所 ) ( 時間 ) ( 人 ) ( 箇所 ) ( 時間 ) ( 人 ) ( 箇所 ) 2, , , , , , , , , , 平成 29(2017) 年度については見込値事業所数は市内の利用事業所を掲載 日中活動系サービスの利用状況 上段 : 計画値 下段 : 実績値 ( 月あたり ) 区分 生活介護 自立訓練 ( 機能訓練 ) 自立訓練 ( 生活訓練 ) 就労移行支援 就労継続支援 (A 型 ) 就労継続支援 (B 型 ) 短期入所 療養介護 平成 27(2015) 年度平成 28(2016) 年度平成 29(2017) 年度 利用量利用者数事業所数利用量利用者数事業所数利用量利用者数事業所数 6, , , , , , , , , , , , , , , , , , 平成 29(2017) 年度については見込値事業所数は市内の利用事業所を掲載 8

13 区分 共同生活援助 ( グループホーム ) 施設入所支援 区分 計画相談支援 地域移行支援 地域定着支援 居住系サービスの利用状況 上段 : 計画値 下段 : 実績値 ( 月あたり ) 平成 27(2015) 年度平成 28(2016) 年度平成 29(2017) 年度 利用量 ( 人日 ) 利用者数 ( 人 ) 事業所数 ( 箇所 ) 利用量 ( 人日 ) 利用者数 ( 人 ) 事業所数 ( 箇所 ) 利用量 ( 人日 ) 利用者数 ( 人 ) 事業所数 ( 箇所 ) , , , , , , 平成 29(2017) 年度については見込値事業所数は市内の利用事業所を掲載 相談支援事業の利用状況 上段 : 計画値 下段 : 実績値 ( 月あたり ) 平成 27(2015) 年度平成 28(2016) 年度平成 29(2017) 年度 利用者数 ( 人 ) 事業所数 ( 箇所 ) 利用者数 ( 人 ) 事業所数 ( 箇所 ) 利用者数 ( 人 ) 事業所数 ( 箇所 ) 平成 29(2017) 年度については見込値事業所数は市内の利用事業所を掲載 (4) 障害支援区分認定審査会における判定の実施 障害福祉サービスの必要性を明らかにするために障害者の心身の状態を総合的に表す 障害支援区分 の判定を行っています 障害支援区分判定件数 ( 単位 : 件 ) 平成 26 平成 27 平成 28 平成 29 区分 (2014) 年度 (2015) 年度 (2016) 年度 (2017) 年度身体 知的 精神 難病 計 平成 29(2017) 年度は見込値 9

14 (5) 地域生活支援事業の利用状況 地域の実情に応じたサービスを提供する地域生活支援事業の利用状況は以下の通りで す 事業名 地域生活支援事業の利用状況 単位 1 理解促進研修 啓発事業実施の有無 2 ⑴ 障害者相談支援事業事相業談支 ⑵ 地域自立支援協議会援 3 成年後見制度 ⑴ 利用支援事業 ⑵ 普及啓発事業 市内実施箇所数 ( 箇所 ) 実施の有無 市長申立て件数 ( 件 / 年 ) 後見人助成 ( 件 / 年 ) 実施の有無 4 ⑴ 手話通訳者派遣件 / 年 支意援思事疎業通 5 日常生活用具給付等事業 ⑵ 要約筆記者派遣 ⑴ 介護 訓練支援用具 ⑵ 自立生活支援用具 ⑶ 在宅療養等支援用具 ⑷ 情報 意思疎通支援用具 ⑸ 排泄管理支援用具 ⑹ 居宅生活動作補助用具 ( 住宅改修費 ) 件 / 年 給付件数 ( 件 / 年 ) 給付件数 ( 件 / 年 ) 給付件数 ( 件 / 年 ) 給付件数 ( 件 / 年 ) 給付件数 ( 件 / 年 ) 給付件数 ( 件 / 年 ) 平成 27 (2015) 年度 上段 : 計画値 下段 : 実績値 平成 28 (2016) 年度 平成 29 (2017) 年度 有有有 有有有 有有有 有有有 有有有 ,408 3,494 3,580 2,967 3,123 3,

15 事業名 6 移動支援事業 7 地域活動支援センター 8 訪問入浴サービス 9 日中一時支援事業 10 身体障害者福祉センター運営事業 ( 文化 芸術 スポーツ講座開催等 ) 単位 人 / 月 時間 / 月 市内事業所数 ( 箇所 ) 実利用人数 ( 人 / 年 ) 実利用人数 ( 人 / 年 ) 実利用人数 ( 人 / 月 ) 回 / 月 年間講座等数 11 点字 声の広報等発行事業回 / 年 12 学校生活介助員 13 自動車運転免許取得費助成事業 14 自動車改造費助成事業 実利用人数 ( 人 / 月 ) 延べ利用時間 ( 時間 / 月 ) 件 / 年 実利用者数 ( 人 / 年 ) 15 タクシー料金助成事業人分 / 年 平成 27 (2015) 年度 平成 28 (2016) 年度 平成 29 (2017) 年度 ,503 1,598 1,698 1,493 1,176 1, 平成 29(2017) 年度については見込値 11

16 (6) 障害児の保育 教育の状況 障害児の保育 教育の状況については次のとおりです 小学校 中学校 保育園における障害児保育の実施状況の推移 平成 25 (2013) 年 平成 26 (2014) 年 平成 27 (2015) 年 幼稚園における障害児の在籍者数の推移 ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) 平成 28 (2016) 年 児童数には 手帳不所持の児童を含む ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) 児童数 特別支援学級の学級数と児童 生徒数の推移 平成 29 (2017) 年 指数 児童数 区分 平成 25 (2013) 年 平成 25 (2013) 年 平成 26 (2014) 年 平成 26 (2014) 年 平成 27 (2015) 年 平成 27 (2015) 年 平成 28 (2016) 年 児童数には 手帳不所持の児童を含む ( 各年 5 月 1 日現在 単位 : 人 %) 平成 28 (2016) 年 平成 29 (2017) 年 平成 29 (2017) 年 指数 指数 学級数 児童数 学級数 生徒数 児童発達支援センター ( 白ばら園 ) の在籍者数の推移 ( 各年 4 月 1 日現在 単位 : 人 %) 平成 25 平成 26 平成 27 平成 28 平成 29 指数 (2013) 年 (2014) 年 (2015) 年 (2016) 年 (2017) 年児童数

17 (7) 障害児通所給付等利用状況 児童福祉法に基づく障害児通所給付の利用状況は次のとおりです 区分 児童発達支援 医療型児童発達支援 放課後等デイサービス 保育所等訪問支援 区分 障害児相談支援 障害児通所給付の利用状況 上段 : 計画値 下段 : 実績値 ( 月あたり ) 平成 27(2015) 年度平成 28(2016) 年度平成 29(2017) 年度 利用量利用者数事業所数利用量利用者数事業所数利用量利用者数事業所数 ( 人日 ) ( 人 ) ( 箇所 ) ( 人日 ) ( 人 ) ( 箇所 ) ( 人日 ) ( 人 ) ( 箇所 ) 1, , , , , , , , 平成 29(2017) 年度については見込値事業所数は市内の利用事業所を掲載 障害児相談の利用状況 上段 : 計画値 下段 : 実績値 ( 月あたり ) 平成 27(2015) 年度平成 28(2016) 年度平成 29(2017) 年度 利用者数 事業所数 利用者数 事業所数 利用者数 事業所数 ( 人 ) ( 箇所 ) ( 人 ) ( 箇所 ) ( 人 ) ( 箇所 ) 平成 29(2017) 年度については見込値事業所数は市内の利用事業所を掲載 13

18 14 2 福祉福祉福祉福祉に関するアンケートするアンケートするアンケートするアンケート調査結果調査結果調査結果調査結果 ( 平成平成平成平成 年度実施年度実施年度実施年度実施 ) (1) 地域で生活するために必要な支援 希望する今後の生活実現に必要なこと という問いに対し 身体障害者手帳所持者では 病院や診療所が近くにあること (36.3%) 療育手帳所持者では いざという時に施設に入れること (47.9%) 精神障害者保健福祉手帳所持者では 収入の確保ができること (47.7%) が多くなっており 障害の内容によって必要な支援が違うことが伺えます また 地域の人の障害のある人への理解 については 特に療育手帳所持者で多く求められています 希望する今後の生活実現に必要なこと ( 複数回答 ) ( 単位 :%) 有効回答数 ( 件 ) 働く場所場所場所場所があることがあることがあることがあること通所施設通所施設通所施設通所施設や日中日中日中日中の居場所居場所居場所居場所が近くにあることくにあることくにあることくにあること入居入居入居入居できるグループホームできるグループホームできるグループホームできるグループホーム等が近くにあることくにあることくにあることくにあること病院病院病院病院や診療所診療所診療所診療所が近くにあることくにあることくにあることくにあることいざといういざといういざといういざという時に施設施設施設施設に入れることれることれることれること必要必要必要必要な在宅在宅在宅在宅サービスをサービスをサービスをサービスを受けられけられけられけられることることることること在宅在宅在宅在宅で医療医療医療医療ケアケアケアケア等が適切適切適切適切に受けられることけられることけられることけられること収入収入収入収入が確保確保確保確保できることできることできることできること経済的経済的経済的経済的な負担負担負担負担の軽減軽減軽減軽減相談対応等相談対応等相談対応等相談対応等の充実充実充実充実家族家族家族家族の理解理解理解理解地域地域地域地域の人の障害障害障害障害のあるのあるのあるのある人へのへのへのへの理解理解理解理解全体 1, 身体障害者手帳所持者 療育手帳所持者 精神障害者保健福祉手帳所持者 障害児 上位項目を抜粋 (2) 介助者の年齢毎日の暮らしで介助が必要と答えた人 521 人への 日常生活における 主な介助者はどなたですか という問いに対し 複数回答で 母親 が 44.7% と最も多く 配偶者 が 28.4% 父親 が 18.4% と続いています このうち 家族が主な介助者と答えた方 449 人の介助者の年齢は 全体の 36.0% が 60 歳以上となっています また 18 歳未満を除く障害者では 29.1% が介助者の主な年齢が 70 歳以上と答えており 介助者の高齢化が伺えます

19 15 日常生活における主な介助者 ( 複数回答 ) ( 単位 :%) 有効回答数 ( 件 ) 配偶者配偶者配偶者配偶者 ( 夫またはまたはまたはまたは妻 ) 父親父親父親父親母親母親母親母親祖父祖父祖父祖父 祖母祖母祖母祖母兄弟兄弟兄弟兄弟 姉妹姉妹姉妹姉妹子どもどもどもどもそのそのそのその他の親せきせきせきせき福祉施設福祉施設福祉施設福祉施設の職員職員職員職員やホームヘルパーホームヘルパーホームヘルパーホームヘルパー有償介助者有償介助者有償介助者有償介助者 ( 自費自費自費自費 ) そのそのそのその他無回答全体 身体障害者手帳所持者 療育手帳所持者 精神障害者保健福祉手帳所持者 障害児 主な介助者の年齢 (3) 将来に対して不安に感じること 将来に対して不安に感じることは何ですか という問いについて 全体では 同居の家族がいなくなった時 一人で暮らせるか が 52.9% で最も多く ついで 生活費の確保はできるか 災害時に支援を受けられるか が続いています 同居の家族がいなくなった時 一人で暮らせるか については すべての障害において最も多くなっており 先を見据えた支援が必要と言えます

20 16 将来に対して不安に感じること ( 複数回答 ) ( 単位 :%) 有効回答数 ( 件 ) 同居同居同居同居の家族家族家族家族がいなくなったがいなくなったがいなくなったがいなくなった時 一人一人一人一人で暮らせるからせるからせるからせるか日常日常日常日常の介助者介助者介助者介助者は確保確保確保確保できるかできるかできるかできるか住宅住宅住宅住宅は確保確保確保確保できるかできるかできるかできるか働く場はあるかはあるかはあるかはあるか生活費生活費生活費生活費の確保確保確保確保はできるかはできるかはできるかはできるか結婚結婚結婚結婚できるかできるかできるかできるか必要必要必要必要な医療医療医療医療や機能訓練機能訓練機能訓練機能訓練が受けられるかられるかられるかられるか希望希望希望希望するするするする施設施設施設施設に入所入所入所入所できるかできるかできるかできるか災害時災害時災害時災害時に支援支援支援支援を受けられるかけられるかけられるかけられるかそのそのそのその他特に不安不安不安不安なことはないなことはないなことはないなことはない無回答全体 1, 身体障害者手帳所持者 療育手帳所持者 精神障害者保健福祉手帳所持者 障害児 (4) 成年後見制度について 成年後見制度についてご存知ですか という問いに対して 全体では 名前も内容も知っている 人の割合が 20.4% となっており 平成 26 年度に実施したアンケートの 17.1% からは多くなっています また 名前も内容も知らない 人は平成 26 年度と比較すると 42.6% から 27.8% と大きく減少しており 成年後見制度の周知はすすんでいると言えます 成年後見制度の認知

21 成年後見制度の認知 ( 平成 26 年度 平成 29 年度調査の比較 ) (5) 障害者 児の人権をまもるために必要なこと 障害者 児の人権をまもるためには これからどのようなことが重要だと思いますか という問いに対し 全体では 障害のある人もない人もともに暮らす社会が推進されること が 52.5% と最も多くなっています 次いで 障害者 児を支援するサービスが充実していくこと 障害者 児の相談先が充実すること となっています また 障害児ではどの項目も比較的高い傾向を示しています 障害者 児の人権をまもるために重要なこと ( 複数回答 ) 17

22 3 事業所ヒアリングヒアリング調査結果 事業所ヒアリングは障害者支援事業所 就労支援事業所 相談支援事業所 児童発達支援事業所 放課後等デイサービス事業所の 5つのグループで実施しました それぞれのグループからあげられた主な課題は以下のとおりとなっています (1) 障害者支援事業所 人材不足が課題 夜勤の可能な人材 医療的ケアができる人材などの確保が難しい 地域住民の理解や災害時の対応を含めた地域との連携が課題 通勤などに利用できる交通機関の確保が難しい 夜間や緊急時の支援体制の確保が課題 (2) 就労支援事業所 企業での障害者の雇用や障害特性に応じた作業の提供が進まない 障害の内容に応じた就労先の確保が難しい 一般企業で就業している障害者への継続雇用に向けた支援が少ない 事業所間の交流や研修の機会が少ない (3) 相談支援事業所 計画相談の利用者の増加により 事業所や相談支援専門員の不足が課題 医療的ケアの必要な障害者 児を受け入れる事業所が少ない 保護者の緊急時に利用できる支援が必要 障害者虐待への周知や理解が必要 (4) 児童発達支援事業所 人材育成や専門性の確保が課題 事業所と保護者の協働した支援が必要 地域との関わりや制度の理解など周知活動が必要 子どもを中心に捉えた情報共有や連携が必要 (5) 放課後等デイサービス事業所 保護者 学校 医療機関などの関係機関との連携や専門家などとの協力体制が課題 事業所内や事業所間での情報共有や連携が必要 職員のスキルアップやサービスの質の向上が必要 関係機関や地域における障害の理解の促進が必要 18

23 4 課題の整理 アンケート調査やヒアリング調査結果 並びに近年の動向を踏まえた 西尾市の障害福祉計画 障害児福祉計画では 次のとおり課題を整理します 課題 1: 障害児 障害者を 地域で支える ための支援体制づくり地域で暮らすためには 自分で通える医療機関や緊急時に利用できるサービスの充実 収入や就労の確保が必要となります これまでのように福祉分野のみによる支援に頼るのではなく 医療や教育 まちづくりや文化活動といった地域における幅広い分野との連携が重要になってきます 課題 2: 家族の高齢化や一人暮らし障害者増による 親無き後 への対応介助者の高齢化により 将来に対する不安 が大きく 実際に障害者が一人で残されたとき どのような生活を送ることができるのかという課題への対応が急務です 将来を見据えた支援や 各種制度の活用が求められ 成年後見による財産の保全や日常生活の援助といったことに関する具体的な対応を求める声も聞かれます 課題 3: 地域における差別解消に向けた理解の促進障害者が住み慣れた地域で暮らし続けるためには 地域住民の障害者に対する正しい理解が必要です そのためには 相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けた合理的な配慮を行う必要があります また 特に障害を持つ子どもとその保護者は その個性と生涯にわたりつきあってゆくことから 周囲の理解と継続的な支援が重要になってきます 課題 4: 事業所等における人材の確保 育成 継続ヒアリングからは 福祉の担い手に関しては 慢性的に人手不足であるという意見が多く聞かれました 特に 医療的ケアの対応ができる人材の確保が難しい現状があります また 課題の解決が困難なケースが増加しており 対応する職員の専門性を向上させることも重要になってきています さらに 職員の専門性の向上やサービスの質の向上のために 事業所の枠を超えた研修会や情報交換会をできるだけ身近な場所で実施することなどが求められています 19

24 第 3 章障害者福祉の基本的な考え方 1 障害者施策の基本理念 西尾市においては 共に生きる まち を つくる を基本理念に これまで障害者施策を推進してきました 障害のあるなしに関わらず 市民一人ひとりの人格と個性を尊重する 共生社会 の実現に向け 本計画においても 引き続き前計画の基本理念を継承するものとします 西尾市障害者施策の基本理念 共に生きる まち を つくる 2 障害福祉計画 障害児福祉計画障害児福祉計画の基本基本的な考え方 (1) 障害に対する理解の促進障害のある人が 施設入所から地域移行や就労の場等 地域で安心して生活し続けるためには 地域住民の障害に対する理解が不可欠です そのため ノーマライゼーション の理念の浸透とともに さまざまな啓発活動等を通じて障害に対する理解を促進します (2) 相談支援体制の強化近年 制度が目まぐるしく変わるなか 障害のある人やその家族のライフスタイルの多様化等により生まれる新たなニーズに対応できるよう 自立支援協議会や関係機関との連携を密にし 相談支援体制の強化と相談支援事業所の周知を図ります (3) 福祉施設入所者の地域生活への移行今までの入所施設や病院等における生活から 障害のある人個々の状態やニーズにあった支援を充実させ 障害のある人やその家族の希望に基づき 自己決定と自己選択ができる地域生活への移行を促進します そのため 住宅への入居支援や住宅の改造支援をはじめ 共同生活援助 ( グループホーム ) の設置等 生活の基盤整備を図ります 20

25 (4) 地域生活支援の充実障害のある人が地域社会の中で 自分の能力を最大限に発揮し 積極的な社会参加を進めていくため 外出 コミュニケーション等のサービスの充実を図り 適切な支援等を進めます また 地域におけるフォーマル インフォーマルな支援者等を確保するため 地域の見守り等のネットワークの構築に向けた連携 強化に努めます (5) 雇用 就労の促進障害のある人が安定した質の高い生活が送れるよう 一般企業 ハローワーク NPO 法人 就労支援事業者等と連携し 障害のある人の雇用機会の確保 拡大を図るとともに 就労への支援を充実します (6) 障害のある人の自立支援障害のある人やその家族が安心して地域での生活を送れるよう また 障害のある人が自立した生活を送れるように相談支援や成年後見制度等の利用支援をより実効あるものとするとともに 事業等の周知を図りながら 地域での生活を支えるホームヘルプサービスや短期入所の充実 日中の活動の場の利用促進を図ります (7) 切れ目のない一貫した支援体制の充実地域生活に特別な配慮と支援を必要とする障害のある子ども一人ひとりの個性と能力に応じた援助をするため 専門職及び専門機関との連携 調整を図り 心身の調和の取れた発達を促します 3 計画の推進推進にあたって (1) 計画の周知障害のある人もない人も共に暮らす地域社会の実現に向けて 障害に関する正しい理解と関心をさらに高めていく必要があります 本計画については ホームページ等を通じて広く一般に周知し 地域住民や障害者支援に関わる人々と共通理解を得ながら計画を推進します 21

26 (2) 計画の推進体制の充実西尾市地域自立支援協議会を中心として サービス提供事業者 関係機関 各団体等のそれぞれの役割を協議するなど さらに連携を強化しながら本計画の推進体制の充実に努めます (3) 関係機関との連携障害のある人の多様化するニーズへの対応を図るため 基盤整備やマンパワーの確保等の課題解決に向けて 近隣の市町をはじめ 障害保健福祉圏域での広域対応や県との連携をさらに図ります また 本計画に基づく施策の円滑な推進のためには 市民 ボランティア 関係団体及び事業者の協力を得ることが不可欠であり 市は 啓発活動の展開や各種制度等を活用することにより 市民 民間団体 事業者の取り組みを積極的に支援していきます (4) 計画の達成状況の点検及び評価本計画の推進にあたっては PDCAサイクルに基づき 計画に盛り込んだ施策の実施状況や進捗状況を点検し 施策の見直しや次期計画の策定に向けた評価を実施します 国の基本指針 愛知県の基本的な考え方に即して 計画期間中の各年度におけるサービス見込み量のほか 平成 32(2020) 年度末の目標値の達成状況を点検及び評価し この結果に基づいて 必要な計画の見直しに努めます PDCA サイクル Plan( 計画 ) 従来の実績や将来の予測などをもとにして事業計画を作成する Act( 処置 改善 ) 実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする Do( 実施 実行 ) 計画に沿って業務を行う Check( 点検 評価 ) 業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する 22

27 第 Ⅱ 部第 5 期西尾市障害福祉計画 23

28 第 4 章障害福祉サービス等の目標と見込量確保のための方策 1 平成 32( ) 年度の目標値 国の基本方針等に基づき 過去の実績と地域の実情に応じて目標値を設定します (1) 福祉施設入所者の地域生活への移行 ( 福祉施設から地域生活への移行促進 ) 施設入所者数 (A) 目標値 地域生活移行者数 (B) 項目数値考え方 目標値 施設入所者削減見込 (C) 87 人 平成 28 年度末時点の施設入所者数 ( 基準値 ) 8 人移行 施設入所からグループホーム等への移行した者の数 9% 移行割合 (B/A) 2 人減 施設入所者の削減見込数 2% 削減割合 (C/A) (2) 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築 ( 精神科病院から地域生活への移行促進 ) 精神科病院入院患者に対し良質かつ適正な医療の提供を確保するための指針を踏まえ 平成 32(2020) 年度までの目標として 保健 医療 福祉関係者による協議の場を検 討します (3) 地域生活支援拠点等の整備 平成 32(2020) 年度末までに地域生活支援拠点に求められる機能が満たされるよう 市内の社会資源の連携により整備します (4) 福祉施設から一般就労への移行等 項目数値考え方 福祉施設利用者の一般就労への移行者の増加 就労移行支援事業の利用者数 就労移行率 3 割以上の就労移行支援事業所の割合 ( 市内 ) 30 人 65 人 (24 人増 ) 就労定着支援 1 年後の就労定着率 80% 24 平成 28 年度実績 (20 人 ) の 1.5 倍を基準に算出する 就労移行支援の利用者を平成 28 年度末の利用者 (41 人 ) から 2 割以上増加 75% 現状を維持する 平成 31(2019) 年度末の目標として国の基本指針に準じて設定する

29 2 障害福祉サービスサービス及び相談支援相談支援の見込見込量とサービスサービス量確保量確保の方策 各見込量の算出方法は 平成 27 年度から 29 年度の実績を基礎として 利用者数の伸び等を見込み 月あたりの数値で算出しています また 国の基本指針に基づき県が示した 本市における平成 32(2020) 年度末の地域移行に伴う基盤整備量 ( 利用者数 ) の算定結果 (65 歳以上 14 名 65 歳未満 17 名 ) を考慮しています (1) 訪問系サービス サービス名居宅介護重度訪問介護同行援護行動援護重度障害者等包括支援 内容 居宅で入浴 排せつ 食事の介護等を行います 重度の障害があり常に介護を必要とする人が対象となります 居宅で入浴 排せつ 食事の介護等から 外出時の移動支援等を総合的に行います 移動に著しい困難を有する視覚障害のある人が対象となります 移動時 または 外出先において必要な情報提供や援助を行います 自己判断能力が制限されている人が対象となります 行動するときに生じ得る危険を回避するための必要な支援や 外出時の移動支援等を行います 介護の必要性が高い人が対象となります 居宅介護をはじめとする複数のサービスを包括的に行います サービスの見込量 区分 平成 30(2018) 年度平成 31(2019) 年度平成 32(2020) 年度 利用時間 ( 時間 ) 利用者数 ( 人 ) 利用時間 ( 時間 ) 利用者数 ( 人 ) 利用時間 ( 時間 ) 利用者数 全体 1, , , 居宅介護 1, , , 重度訪問介護 同行援護 行動援護 重度障害者等包括支援 サービス量確保の方策 必要なサービスが適切に利用できるように 相談支援事業の充実に努めるとともに 西尾市地域自立支援協議会においてニーズを把握し 部会等において対応策を随時検討していきます 医療的ケアが必要な重度障害者や精神障害者に対するサービス提供体制の拡充のため 事業者に対し障害特性を理解するための研修等への参加を促すとともに 人材確保のためのネットワークの構築などを検討していきます ( 人 ) 25

30 (2) 日中活動系サービス 生活介護 サービス名 自立訓練 ( 機能訓練 生活訓練 ) 就労移行支援 就労継続支援 (A 型 B 型 ) 就労定着支援 短期入所 療養介護 サービスの見込量 区分 内容 常に介護を必要とする人が対象となります 主に昼間に入浴や排せつ 食事の介護 創作活動または生産活動の機会を提供します 自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう 定められた期間 身体機能や生活能力向上のために必要な訓練等を行います 一般企業等への就労を希望する人が対象となります 定められた期間 就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練を行います 一般企業等への就労が困難な人が対象となります 働く場を提供するとともに 必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練等を行います A 型 : 一般企業での雇用が困難な者に対し 雇用契約に基づく就労の機会を提供するとともに 一般就労に必要な知識 能力の向上を図る支援を実施 B 型 : 一般企業等での雇用が困難な者 一定年齢に達している者等に対し 就労や生産活動の機会を提供し 知識 能力の向上を図る支援を実施 就労移行支援などを利用して就業した方の就労を継続するために 事業所や家族との相談や連絡調整などの支援を行います 介護者が病気の場合等の理由により 夜間も含め施設や病院等で入浴や排せつ 食事の介護等を行います 医療と常に介護を必要とする人が対象となります 医療機関で行われる機能訓練や療養上の管理 看護 医学的管理の下での介護や日常生活の世話を行います 平成 30(2018) 年度平成 31(2019) 年度平成 32(2020) 年度 利用量 ( 人日 ) 利用者数 ( 人 ) 利用量 ( 人日 ) 利用者数 ( 人 ) 利用量 ( 人日 ) 利用者数 生活介護 6, , , 自立訓練 ( 機能訓練 ) 自立訓練 ( 生活訓練 ) 就労移行支援 1, , , 就労継続支援 (A 型 ) 1, , , 就労継続支援 (B 型 ) 4, , , 就労定着支援 短期入所 ( 福祉型 ) 短期入所 ( 医療型 ) 療養介護 ( 人 ) 26

31 サービス量確保の方策 就労支援関係のサービスが有効に実施されるように サービス提供事業者や雇用関係機関との連携を強化し 就労支援体制の整備を進めます 障害のある人の就労機会拡大については 西尾市地域自立支援協議会を中心として 引き続き対応策を検討するとともに 関係機関との連携による一般企業等へ雇用機会の拡大と確保に向けた啓発を図ります また 障害のある人の雇用に関する情報の提供に努め 就労定着に向けた支援体制の充実を図ります 緊急時対応を始めとした短期入所利用者枠の確保など 利用ニーズに応じたサービス提供が行えるよう地域生活支援拠点の機能の整備に努めていきます 利用ニーズに応じたサービス提供が行えるよう さらなる利用定員の拡大と新たな事業所の参入を検討するとともに 関係機関との連携を強化していきます (3) 居住系サービス 自立生活援助 サービス名 共同生活援助 ( グループホーム ) 施設入所支援 内容 障害者支援施設やグループホーム等から一人暮らしへの移行を希望する人に 一定の期間にわたり 定期的な巡回訪問や随時の対応により 障害者の理解力 生活力等を補う観点から 適切な支援を行います 主として夜間において 共同生活住居において入浴 排せつ 食事等の介護 調理 洗濯 掃除等の家事 生活等に関する相談及び助言 就労先 その他関係機関との連絡 その他の必要な日常生活上の世話等を行います 主として夜間において 入浴 排せつ 食事等の介護 生活等に関する相談及び助言 その他の必要な日常生活上の支援を行います サービスの見込量 区分 平成 30(2018) 年度平成 31(2019) 年度平成 32(2020) 年度 利用者数 ( 人 ) 利用者数 ( 人 ) 利用者数 ( 人 ) 自立生活援助 共同生活援助 ( グループホーム ) 施設入所支援 サービス量確保の方策 地域生活支援拠点の機能や地域移行を推進する施設として 共同生活援助 ( グループホーム ) 等の充実に向けて 市内または近隣市町で活動する事業所等の動向の把握に努め 整備を働きかけていきます 施設入所支援については 利用者のニーズに対応できるように サービス提供事業者と連携を取りながら 障害支援区分等を適切に判断するとともに 共同生活援助 ( グループホーム ) を中心とした地域での居住の場への移行を検討します 地域で安心して住み続けることができるよう 保健 医療 福祉の連携によるネットワークづくりを検討していきます 27

32 (4) 相談支援 サービス名計画相談支援地域移行支援地域定着支援 内容 障害のある人の自立した生活を支え 課題の解決や適切なサービス利用に向けて ケアマネジメントによりきめ細かく支援を行います 入所施設や病院から地域生活への移行を希望する人に対し 住居の確保等 必要な相談支援を行います 居宅において単身により地域生活が不安定な人に対し 常時の連絡体制を確保します サービスの見込量 区分 平成 30(2018) 年度平成 31(2019) 年度平成 32(2020) 年度 利用者数 ( 人 ) 利用者数 ( 人 ) 利用者数 計画相談支援 地域移行支援 地域定着支援 サービス量確保の方策 指定相談事業者と連携を密にして 適切な利用計画を提供できるように 事業所の拡充と支援体制の確保に努めます 障害の種類に関わらず対応できる幅広い知識と 障害毎に求められる専門性の高い知識の双方を兼ね備えた相談支援専門員の育成のため 県や関係機関等で実施する研修会等への積極的な参加促進を図ります 障害のある方の生活や就労等を包括的に支援できるように 基幹相談の仕組みづくりを検討していきます ( 人 ) 28

33 3 地域生活支援事業の見込見込量とサービスとサービス量確保量確保の方策 (1) 必須事業 1 理解促進研修 啓発事業 事業名 理解促進研修 啓発事業 内容 実施に関する考え方障害のある人が日常生活や社会生活を営む上で生じる 社会的障壁 を除去するため 障害のある人の理解を深めるための啓発等を通じて地域住民への働きかけを行います 事業の見込量 事業名 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 理解促進研修 啓発事業実施の有無有有有 サービス量確保の方策 地域住民に対して障害のある人の正しい理解を深め 合理的配慮の提供など共生社会の実現に向けた研修 啓発事業等を継続実施していきます 2 相談支援事業 事業名 ⑴ 障害者相談支援事業 ⑵ 地域自立支援協議会 内容 実施に関する考え方障害のある人等からの相談に応じて必要な情報の提供や助言 障害福祉サービスの利用に関する支援を行うとともに 障害のある人等の権利擁護のために必要な援助を行います 相談支援事業等を通して 利用者のニーズに応じた事業や必要なサービス量の把握に努めるとともに 関係機関とのネットワーク化を進めていきます 事業の見込量 事業名 ⑴ 障害者相談支援事業 単位 市内実施箇所数 ( 箇所 ) 29 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 ⑵ 地域自立支援協議会実施の有無有有有 サービス量確保の方策 相談支援事業については 身近な相談先として周知を行うとともに 適切なケアマネジメントと関係機関などとの調整を行うなど 専門的な相談支援を提供できるように 支援体制の強化を図ります 西尾市地域自立支援協議会を活用し 相談支援事業の適切な実施や地域の関係機関との連携強化等を推進し 地域課題を検討するとともに 障害者に係る計画に対し幅広い意見を反映させる定期的な協議を行います 相談支援専門員の養成や 質の向上に向けた取り組みを進めるよう 事業所に働きかけていきます

34 3 成年後見制度 事業名 ⑴ 利用支援事業 ⑵ 普及啓発事業 内容 実施に関する考え方成年後見制度の利用を促進するため 成年後見制度の申立てに要する経費 ( 登録手数料 鑑定費用等 ) 及び後見人等の報酬の全部 または一部を助成します 成年後見制度について 広報での周知やパンフレットの配布 研修会の実施などの啓発活動を行います 事業の見込量 事業名 ⑴ 利用支援事業 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 市長申立て件 / 年 後見人助成件 / 年 ⑵ 普及啓発事業実施の有無有有有 サービス量確保の方策 障害のある人の社会参加を支援し 適切な権利擁護が図られるよう 成年後見制度の周知や利用に向け 成年後見センターとの連携を図ります 4 意思疎通支援事業 事業名 意思疎通支援事業 内容 実施に関する考え方聴覚 音声言語機能障害により意思疎通を図ることに支障がある人等に 意思の疎通の円滑化を図るため 手話通訳者の設置や手話通訳者及び要約筆記者を派遣する事業を実施します 事業の見込量 意思疎通支援事業 事業名 サービス量確保の方策 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 手話通訳者派遣件 / 年 要約筆記者派遣件 / 年 手話通訳者 要約筆記者等の育成のための啓発活動に努めます 聴覚障害者へ制度の周知を図り 聴覚障害のある人の社会参加が促せるように引き続き事業を実施していきます 5 日常生活用具給付事業 事業名 日常生活用具給付事業 内容 実施に関する考え方日常生活上の便宜を図るため 障害者 ( 児 ) に対し ⑴ 介護訓練支援用具 ⑵ 自立生活支援用具 ⑶ 在宅療養等支援用具 ⑷ 情報 意思疎通支援用具 ⑸ 排泄管理支援用具 ⑹ 居宅生活動作補助用具 ( 住宅改修費 ) を給付します 30

35 事業の見込量 日常生活用具給付事業 事業名 ⑴ 介護 訓練支援用具 ⑵ 自立生活支援用具 ⑶ 在宅療養等支援用具 ⑷ 情報 意思疎通支援用具 ⑸ 排泄管理支援用具 ⑹ 居宅生活動作補助用具 ( 住宅改修費 ) サービス量確保の方策 単位 給付件数 ( 件 / 年 ) 給付件数 ( 件 / 年 ) 給付件数 ( 件 / 年 ) 給付件数 ( 件 / 年 ) 給付件数 ( 件 / 年 ) 給付件数 ( 件 / 年 ) 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 ,300 3,500 3, 障害のある人が生活の質の向上を図ることができるよう 障害の特性にあわせた適切な用具の給付を行います 障害のある人のニーズにあった種目を給付できるよう 定期的な種目等の見直しを検討するとともに 利用を促進するための周知に努めます 6 移動支援事業 事業名移動支援事業 事業の見込量 事業名移動支援事業 内容 実施に関する考え方屋外での移動が困難な障害のある人に 地域で自立した生活及び社会参加を促すため 外出のための必要な支援を行います 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 人 / 月 時間 / 月 サービス量確保の方策 障害のある人の社会参加を支援するため 適切にサービスを利用できるよう 事業所及び人材の確保に努めます 7 地域活動支援センター 事業名地域活動支援センター 内容 実施に関する考え方創作的活動や生産活動の機会の提供 社会との交流の促進等の便宜を供与する事業を実施し 障害のある人の地域生活支援を行います 31

36 事業の見込量 事業名 地域活動支援センター 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 市内実施箇所数 ( 箇所 ) 人 / 年 サービス量確保の方策 障害のある人の自立 社会参加を図るため 多様なニーズに沿った柔軟な事業の実施を検討します 地域活動支援センターの機能強化を始め 他サービスや機関との連携を図ります (2) 任意事業 8 訪問入浴サービス 事業名 訪問入浴サービス 内容 実施に関する考え方入浴が困難な在宅の身体障害のある人に 訪問入浴車による入浴サービスを提供します 事業の見込量 事業名 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 訪問入浴サービス人 / 年 サービス量確保の方策 地域における重度身体障害のある人等の日常生活を支援するため 引き続き実施します 9 日中一時支援事業 事業名日中一時支援事業 事業の見込量 事業名日中一時支援事業 内容 実施に関する考え方障害のある人の日中における活動の場の確保と 障害のある人を介護している家族の一時的休息のため 日中の一時的な見守り等の支援を行います 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 人 / 月 日分 / 月 1,254 1,254 1,254 サービス量確保の方策 障害のある人の家族や介護者の就労支援 並びに一時的な休息のため 事業を継続するとともに 日中一時支援が必要な障害のある人の把握に努めます 障害特性の理解など支援者の能力向上や事業所のネットワークの構築のための研修会等の開催を検討していきます 32

37 10 身体障害者福祉センター運営事業 ( 文化 芸術 スポーツ講座開催等 ) 事業名身体障害者福祉センター運営事業 ( 文化 芸術 スポーツ講座開催等 ) 内容 実施に関する考え方 スポーツ 芸術文化活動等を行うことにより 障害者の社会参加を促します 事業の見込量 事業名 身体障害者福祉センター運営事業 ( 文化 芸術 スポーツ講座開催等 ) サービス量確保の方策 単位 年間講座数等 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 障害のある人の社会参加を促進するため 広報等による周知を図るとともに 適正な事業運営を進めていきます 11 点字 声の広報等発行事業 事業名 点字 声の広報等発行事業 内容 実施に関する考え方点字 声の広報を発行し 市の情報などを提供 発信していきます 事業の見込量 事業名 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 点字 声の広報等発行事業回 / 年 サービス量確保の方策 視覚障害のある人の社会参加を促すために 点字サークル等との連携を図りながら適正な事業運営を進めていきます 12 学校生活介助員派遣事業 事業名学校生活介助員派遣事業 事業の見込量 事業名学校生活介助員派遣事業 内容 実施に関する考え方市内の小中学校に在籍する重度の身体障害がある児童 生徒に対し 必要に応じてヘルパーを派遣し 身辺自立が促せるように支援します 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 人 / 月 時間 / 月 サービス量確保の方策 教育委員会との情報交換により 障害児の状態把握に努めながら 学校と調整し適正な事業運営を進めていきます 33

38 13 自動車運転免許取得費助成事業 事業名自動車運転免許取得費助成事業 事業の見込量 事業名 自動車運転免許取得費助成事業 内容 実施に関する考え方身体障害者が 社会参加のために普通自動車運転免許を取得する場合に 取得費用の一部を助成します 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 件 / 年 サービス量確保の方策 障害のある人の社会参加を促進するため 広報等による周知を図るとともに 適正な事業運営を進めていきます 14 自動車改造費助成事業 事業名 自動車改造費助成事業 内容 実施に関する考え方身体障害者が 社会参加のために自らが所有し運転する自動車を改造する必要がある場合に 改造に要する費用の一部を助成します 事業の見込量 事業名 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 自動車改造費助成事業件 / 年 サービス量確保の方策 障害のある人の社会参加を促進するため 広報等による周知を図るとともに 適正な事業運営を進めていきます 15 タクシー料金助成事業 事業名 タクシー料金助成事業 内容 実施に関する考え方電車 バス等の公共交通機関を利用することが困難な障害者に福祉タクシーチケットを交付します 事業の見込量 事業名 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 タクシー料金助成事業人分 / 年 サービス量確保の方策 障害のある人の社会参加を促進するため 広報等による周知を図るとともに 障害者が利用しやすい制度とし 適正な事業運営を進めていきます 34

39 第 Ⅲ 部第 1 期西尾市障害児福祉計画 35

40 第 5 章障害児支援の目標と見込量確保のための方策 1 平成 32( ) 年度の目標値 重層的な地域支援体制の構築を目指すことや 地域社会への参加 包容 ( インクルージ ョン ) を推進するため 以下に示す成果目標を設定します (1) 第 1 期において国が示す基本的な考え方 1 重層的な地域支援体制の構築を目指すための児童発達支援センターの設置及び保育所等訪問支援の充実 平成 32(2020) 年度末までに 児童発達支援センターを各市町村に少なくとも 1 か所以上設置すること ( 市町村単独での設置が困難な場合には 圏域での設置であっても差し支えない ) 平成 32(2020) 年度末までに すべての市町村において 保育所等訪問支援を利用できる体制を構築すること 2 主に重症心身障害児を支援する児童発達支援事業所及び放課後等デイサービス事業所の確保 平成 32(2020) 年度末までに 主に重症心身障害児を支援する児童発達支援事業所及び放課後等デイサービス事業所を各市町村に少なくとも 1 か所以上確保すること ( なお 市町村単独での確保が困難な場合には 圏域での確保であっても差し支えない ) 3 医療的ケア児支援のための関係機関の協議の場の設置 平成 30(2018) 年度末までに 各圏域及び各市町村において 保健 医療 障害福祉 保育 教育等の関係機関等が連携を図るための協議の場を設置すること (2) 西尾市の目標値 各種体制については整備が進んでいますが 医療的ケア児支援の協議の場の設置につい て検討を行います 項目数値考え方 児童発達支援センターの設置 1 か所設置済み 保育所等訪問支援を利用できる体制の構築 1 か所構築済み 重症心身障害児を支援する児童発達支援事業所及び放課後等デイサービス事業所の設置 1 か所 設置済み 受入れ可能な事業所を増やすための方策等 検討を行う 医療的ケア児支援のための関係機関の協議の場設置設置に向けて検討を行う 36

41 2 障害児通所支援通所支援及び相談支援相談支援等の見込見込量とサービスとサービス量確保量確保の方策 サービス名内容児童発達支援センター等に障害児を保護者の元から通わせて 日常生活における基本的動作の指導 独立自活に必児童発達支援要な知識技能の付与または集団生活への適応のための訓練を提供します 障害児を保護者の元から通わせて 日常生活における基本医療型児童発達支援的動作の指導 独立生活に必要な知識技能の付与または集団生活への適応のための訓練及び治療を提供します 放課後等デイサービス 保育所等訪問支援 居宅訪問型児童発達支援 障害児相談支援 医療的ケア児に対するコーディネーターの配置 事業の見込量 区分 就学している障害児について 授業の終了後または休業日に通所し 生活能力の向上のために必要な訓練 社会との交流の促進等を行います 保育所 幼稚園 小学校等に通う障害児について 当該施設を訪問し 当該施設における障害児以外の児童との集団生活への適応のための専門的な支援等を行います 外出をすることが困難な重度の障害児を対象に 居宅を訪問して基本的な動作の指導 知識技能の付与などの支援を行います 障害児通所支援の給付決定等について 障害児支援利用計画の作成 関係者との連絡調整 障害児通所支援の利用状況の検証 給付決定等に係る申請の勧奨等を行います 総合的な支援体制の構築に向けて 関連分野の支援を調整するコーディネーターの配置を促進します 平成 30 (2018) 年度 利用量 ( 人日 ) 利用者数 ( 人 ) 平成 31 (2019) 年度 利用量 ( 人日 ) 利用者数 ( 人 ) 平成 32 (2020) 年度 利用量 ( 人日 ) 利用者数 児童発達支援 1, , , 医療型児童発達支援 放課後等デイサービス 3, , , 保育所等訪問支援 居宅訪問型児童発達支援 障害児相談支援 ( 人 ) 事業名 医療的ケア児に対するコーディネーターの配置 単位 平成 30 (2018) 年度 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 配置人数 サービス量確保の方策 サービス提供事業所と連携し 人材育成 情報共有に努め 実施体制の確保を図ります 重症心身障害児を支援する事業所の確保と 医療的ケア児の支援に向けた関係機関との協議の場の設置について検討します また 調整役としてのコーディネーターの配置を検討します 適切な支援が提供できるよう 利用計画の作成やモニタリングを行う障害児相談支援事業所の拡充と相談体制の強化を図ります 37

42 3 障害児の子ども ども 子育子育て支援等支援等の利用利用ニーズとニーズと定量的定量的な目標 事業の見込量 種別 利用ニーズを踏まえた必要な見込量 ( 人 ) 平成 30 (2018) 年度 定量的な目標 ( 見込 )( 人 ) 平成 31 (2019) 年度 平成 32 (2020) 年度 保育所 放課後児童健全育成事業 ( 児童クラブ ) サービス量確保の方策 利用ニーズを踏まえた受入れ体制の整備 確保を引き続き図ります 4 その他の障害児障害児へのへの支援等 障害のある子どもを持つ家庭に対しては 障害者福祉計画を踏まえ それぞれの障害に 応じた医療 療養 教育に取り組み 児童の健全な発達を支え 身近な地域で安心できる 生活に向けて支援します また 障害の重度 重複化に対応するとともに 発達障害の子どもたち一人ひとりに寄 り添いながら切れ目のない支援を図るため 支援体制の充実 指導方法の研究 指導者の 育成に取り組みます 子ども 子育て支援計画より抜粋 事業 療育の充実に向けた広域連携 西尾市療育センター ( ポッポ教室 ) 児童発達支援センター白ばら園 障害児保育 こども発達支援事業 特別支援教育 特別児童扶養手当の支給 内容 西三河の近隣 7 市の連絡会議において 療育機能の充実に向けた情報共有や職員研修を行います 心身に発達の遅れがあると思われる児童に療育指導を行い 保護者を対象に療育グループの育成 療育相談及び講話などを実施します 児童発達支援センター白ばら園は ことばや運動面の遅れ 情緒面 人との関わりなど 発達上の心配や課題のある就学前児童をバスで送迎し 療育を受ける機会を提供します また 保護者からの相談に応じる相談支援事業や 保育園 幼稚園を巡回するなど地域支援の充実を図ります 障害児担当保育士の配置と研修の充実 保育園や幼稚園での障害児保育を通じて よりきめ細やかな保育に取り組みます 医療機関との連携により矢田つぼみ保育園において療育活動を実施することで 障害を持つ児童の心身の発達を促すとともに 保護者の子育てと就労等との両立を支援します 発達障害を含めた障害のある児童生徒に 一人ひとりにあった教育に取り組むために 職員研修や指導手法の研究 特別支援教育補助者の配置などを図ります 20 歳未満の重度知的障害児並びに重度の身体障害児の保護者に手当を支給します 38

43 第 Ⅳ 部資料編 39

44 1 西尾市障害者福祉計画 西尾市地域福祉計画等策定委員会設置要綱西尾市地域福祉計画等策定委員会設置要綱 ( 設置 ) 第 1 条この要綱は 障害者基本法 ( 昭和 45 年法律第 84 号 ) 第 11 条第 3 項の規定に基づく 西尾市障害者福祉計画 の改訂及び障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援す るための法律第 88 条 ( 平成 17 年法律第 123 号 ) の規定に基づく 西尾市障害福祉計画 を一体とした計画の策定とともに 社会福祉法 107 条 ( 昭和 26 年法律第 454 号 ) の規定に基づく 西尾市地域福祉計画 を策定するため 西尾市障害者福祉計画 地域福祉計画 等策定委員会 ( 以下 委員会 という ) を設置する ( 所掌事務 ) 第 2 条委員会の所掌事務は 次のとおりとする ⑴ 障害者福祉計画の見直し及び障害福祉計画 地域福祉計画の策定に関すること ⑵ その他 障害者福祉に関すること ( 組織 ) 第 3 条委員会は 委員 21 名以内をもって組織する 2 委員は 市長が委嘱することとし その任期は計画策定までの期間とする ( 会長及び副会長 ) 第 4 条委員会に会長及び副会長を置き 委員の互選によってこれを決める 2 会長は 会務を総理する 3 副会長は 会長を補佐し 会長に事故あるとき又は欠けたときは その職務を代理する ( 会議 ) 第 5 条委員会は 会長が招集し 会議の議長となる ( 作業部会の設置 ) 第 6 条委員会の事務を補助するため 課長補佐又は主査により構成される西尾市障害者福 祉計画 西尾市地域福祉計画等策定作業部会 ( 以下 作業部会 という ) を置く 2 作業部会の部会員は各所属長の推薦により健康福祉部長が選任し 任期は計画策定まで の期間とする 3 作業部会に部会長及び副部会長を置き 部会員の互選により選出する 4 作業部会の会議については 第 5 条の規定を準用する ( 庶務 ) 第 7 条委員会及び作業部会に関する庶務は 健康福祉部福祉課において処理する ( 委任 ) 第 8 条この要綱に定めるもののほか 必要な事項は 市長が別に定める 附則この要綱は 平成 18 年 5 月 1 日から施行する 附則 この要綱は 平成 23 年 5 月 16 日から施行する 附則 この要綱は 平成 25 年 4 月 1 日から施行する 附則この要綱は 平成 26 年 4 月 1 日から施行する 40

45 2 委員名簿 西尾市障害者福祉計画 西尾市地域福祉計画等策定委員会 ( 第 5 期西尾市障害福祉計画 第 1 期西尾市障害児福祉計画策定委員会 ) 委員名簿 団体名等氏名備考 西尾市障害者福祉団体連合会会長中村行男会長 西尾市民生委員児童委員協議会理事石川正明副会長 西尾市医師会副会長 宮崎仁 西尾市歯科医師会理事 藤田尚臣 西尾市身体障害者福祉協会会長 藤田善市 西尾聴覚障害者協会会長 山本勝巳 西尾市手をつなぐ育成会会長 糟谷美夏代 特定非営利活動法人みつね会理事長 川原紀子 社会福祉法人西尾市社会福祉協議会会長 和田知之 愛知県西尾保健所健康支援課長 日髙巳鶴 西尾市地域自立支援協議会代表 芳賀幸彦 西尾市健康福祉部部長 山崎悟 41

46 3 策定の経緯 開催日等調査 審議内容等審議内容等 平成 29 年 5 月 12 日 ~29 日 7 月 7 日 7 月 30 日 8 月 1 日 10 月 27 日 11 月 24 日 平成 29 年 12 月 22 日 ~ 平成 30 年 1 月 23 日 2 月 16 日 3 月 16 日 障害者及び障害児の保 護者を対象としたアンケート調査 第 1 回西尾市障害者福 祉計画 西尾市地域福祉計画等策定委員会 障害福祉事業所ヒアリ ング 第 2 回西尾市障害者福祉計画 西尾市地域福祉 計画等策定委員会 第 3 回西尾市障害者福 祉計画 西尾市地域福祉 計画等策定委員会 第 5 期西尾市障害福祉 計画 第 1 期西尾市障害児福祉計画 ( 案 ) に対す るパブリックコメント の実施 第 4 回西尾市障害者福 祉計画 西尾市地域福祉計画等策定委員会 第 3 回西尾市自立支援 協議会 対象者 : 平成 29 年 4 月 1 日現在で障害 手帳をお持ちの 18 歳以上の方 障害児 通所支援等を利用している 18 歳未満の障害児等の保護者 配布数 :2,603 件 ( 障害者 2,000 件 障害児 603 件 ) 回答数 :1,315 件 50.5%( 障害者 1,049 件 52.5% 障害児 266 件 44.1%) 計画策定の趣旨について 計画策定のスケジュールについて 団体ヒアリング (30 事業所 ) 現状からみた課題の報告 骨子案に ついて アンケート調査 事業所ヒアリング結果報告について 計画素案の提示と内容の検討について 市内 22 箇所及びホームページにて 公表 計画案の承認について 計画の報告について 42

47 4 自立支援協議会の概要 (1) 設置の目的地域自立支援協議会は 地域の障害福祉に関する包括的かつ予防的なシステムづくりに関し 中核的な役割を果たす定期的な協議の場として設置しています (2) 設置の根拠 障害者総合支援法第 89 条の 3 には 自立支援協議会について 地方公共団体は 単独 で又は共同して 障害者等への支援の体制の整備を図るため 関係機関 関係団体並びに障害者等及びその家族並びに障害者等の福祉 医療 教育又は雇用に関連する職務に従事 する者その他関係者により構成される協議会を置くように努めなければならない 協議 会は 関係機関等が相互の連絡を図ることにより 地域における障害者等への支援体制に関する課題について情報を共有し 関係機関等の連携の緊密化を図るとともに 地域の実 情に応じた体制の整備について協議を行うものとする と規定されています (3) 地域自立支援協議会の機能 情報機能 困難事例や地域の現状 課題等の情報共有と情報発信 調整機能 地域の関係機関によるネットワーク構築 困難事例への対応のあり方の対する協議 調整 開発機能 地域の社会資源の開発 改善 教育機能 構成員の資源向上の場として活用 権利擁護機能 権利擁護の関する取り組みを展開する 評価機能 中立 公平性を確保する観点から 委託相談支援事業者の運営評価 サービス利用計画作成対象者 重度包括支援事業等の評価 市町村相談支援機能強化事業及び都道府県相談支援体制整備事業の活用 43

48 5 計画策定策定にあたってのにあたっての留意点 障害福祉サービス等及び障害児通所支援等の円滑な実施を確保するための基本的な指 針 ( 最終改正平成 29 年厚生労働省告示第百十六号 ) に基づき 第 5 期障害福祉計画 ( 障害児福祉計画 ) を策定するにあたって 留意すべき点は次の通りです 項目 1 地域における生活の維持及び継続の推進 主な内容 地域生活支援拠点等の整備を一層進めるとともに 円滑な地域生活に向けた相談 助言等を行うサービス ( 自立生活援助 ) が創設され平成 30(2018) 年度から開始されることを考慮します 2 就労定着に向けた支援 就業に伴う生活面の課題に対応できるよう 事業所 家族との連絡調整等の支援を行うサービス ( 就労定着支援 ) が創設され平成 30(2018) 年度から開始されることを考慮します 3 地域共生社会の実現に向けた取り組み 4 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築 5 発達障害支援の一層の強化 6 障害児サービス提供体制の計画的な構築 7 その他の留意点 高齢者 障害者 児童等の福祉サービスについて 相互にまたは一体的に利用しやすくすることや 地域づくりを地域住民が 我が事 として取り組めるようになる仕組みを検討します 精神障害者が 地域の一員として安心して自分らしい暮らしができるよう 精神障害に対応した地域包括ケアシステムの構築を目指します 改正された発達障害者支援法を踏まえ 関係者等が相互の連絡を図ることにより 地域における発達障害者の課題について情報を共有し 関係者等の連携の緊密化を図るとともに 可能な限り身近な場所において必要な支援を受けられるよう適切な配慮をします 障害児支援の提供体制を計画的に確保するため 障害児福祉計画を策定することとなり 児童発達支援センターを中心とした地域支援体制の構築や ライフステージに応じた切れ目の無い支援と保健 医療 福祉 保育 教育 就労支援等と連携した体制づくりに努めます また 居宅訪問型児童発達支援が創設され平成 30(2018) 年度から開始されることを考慮します 障害者虐待の防止及び擁護者に対する支援を行います 難病患者へのサービス等の一層の周知を図ります 障害を理由とする差別の解消を進めます 意思決定支援 成年後見制度の利用促進のあり方を検討します 44

49 6 障害福祉サービスサービス等の一覧 訪問系サービス 居宅介護 重度訪問介護 同行援護 行動援護 重度障害者等包括支援 障害者総合支援法 介 護 給 付 訓 練 等 給 付 地域相談支援給付 計画相談支援給付 自立支援医療 補 装 具 地域生活支援事業 日中活動系サービス 生活介護 療養介護 短期入所 居住系サービス 施設入所支援 日中活動系サービス 自立訓練 ( 機能訓練 生活訓練 ) 就労移行支援 就労継続支援 (A 型 B 型 ) 就労定着支援 居住系サービス 共同生活援助 ( グループホーム ) 自立生活援助 相談支援 地域移行支援 地域定着支援 相談支援 計画相談支援 ( サービス等利用計画書の作成 ) 育成医療 更正医療 精神通院医療 車椅子 義手 義足 補聴器等 必須事業 理解促進研修 啓発事業 自発的活動支援事業 相談支援事業 成年後見制度利用支援事業 成年後見制度法人後見支援事業 意思疎通支援事業 日常生活用具給付等事業 手話奉仕員養成研修事業 移動支援事業 地域活動支援センター機能強化事業 任意事業 日中一時支援事業 自動車運転免許取得費及び自動車改造費補助事業 児童福祉法 障害児通所支援 障害児相談支援 45 児童発達支援 保育所等訪問支援 居宅訪問型児童発達支援 医療型児童発達支援 放課後等デイサービス 相談支援 計画相談支援 ( 障害児支援利用計画書の作成 )

50 第 5 期西尾市障害福祉計画第 1 期西尾市障害児福祉計画平成 30 年 3 月 発行 : 西尾市健康福祉部福祉課子ども部子育て支援課 愛知県西尾市寄住町下田 22 番地電話 : ( 福祉課 ) ( 子育て支援課 ) F A X: ( 福祉課 ) ( 子育て支援課 )