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1 Lec11 第 11 講実験 3 4 年の粒子 小出良幸 URL Mail rika2018@ykoide.com 概要 : 実験 3 4 年の粒子 実験の重要性実験の必要性と重要性とは? 3 年 : で 粒子の保存性 にかかわる内容で 高学年の内容につながる 4 年 : は 粒子の存在 に は 粒子のもつエネルギー にかかわる内容であり 中学校の内容につながる Lec12:1 Lec12:2 豆をマスに投げる実験 実験 : 見通しがない 残念ながら レポートの実験の本来の見通しに たどり着いた人はほとんどいなかった 見通しを持たずに実験をすると 得られた結果を考察するとき 見当はずれなものになる Lec12:4 先生側のねらい 先生側の見通し 算数科の旧学習指導要領で円周率は 目的に応じて 3 を用いて処理 という指示があった 先生としては その扱いに疑問を感じた 100 mm 200 mm 豆を投げ入れたのは 正方形と 1/4 円の比を確率 (P) として求めたもの P = となる この実験のねらいは 円周率が 3 という値ではないことを伝えたい 実験で示そう Lec12:5 Lec12:6 1

2 Lec11 先生側の見通し 先生側の見通し 円の半径を r(10cm) とすると 正方形の面積 :4r 2 円の面積 :πr 2 となる 円と正方形の面積の関係を調べる πr 2 r 10 cm 10 cm 10 cm 2r 20 cm 4r 2 P = = π/4 だから 4 倍すれば円周率が求められる π = となった この実験の目的は物理的な実験で円周率は求める 100 mm 200 mm Lec12:7 というもの Lec12:8 豆をマスに投げる実験 レポートは 実験の見通しがわからないと だれも正解にたどり着けない例 見通しは重要 結果 大数の法則 : 誤差は 回数を無限大にしたとき 0 に収束する サンプル数を増やすことによって 精度がよくなる ただし 精度を 10 倍にするためには 100 倍の試行が必要となる 先生のねらいは 実験ではなかなか簡単には達成できないものであった 失敗 Lec12:9 Lec12:10 結果 見通し 実験で求めた値 (P) は 100 mm π = =3.226 となった 実験的に求めた円周率は 3 ではなく 少し大きな値になることがわかった ( 本当は 3.14あたりになって欲しかったのだが ) 200 mm 円周率の求める実験のつもりでも 見通しがないと 意味が理解されない 実験には見通しがすぐに分からないものがある科学リテラシー 興味 関心 好奇心 この全プロセスが 見通し となる問題解決 仮説実証結果考察 推論 Lec12:11 Lec12:12 2

3 Lec11 実験とは 装置を用いて 人為的に整えられた条件下で 意図的な操作を加えデータを抽出し 結果を得る 観察 実験など 観察 実験など の など には 自然の性質や規則を適用したものづくりや栽培 飼育の活動まで広い内容が含まれることがある Lec12:13 Lec12:14 実験の意義 実験 観察は 理科で特徴的なのもの 児童が自らの目的 問題意識をもって意図的に自然の事物 現象に働きかけていき 自らの予想や仮説に基づいて 観察 実験などの計画や方法を工夫して考える 3 4 年の粒子単元構成 Lec12:15 学習指導要領の目標の構成 粒子の構成 1 単元 の理解を図り 観察 実験などに関する基本的な技能を身に付けるようにする 2 単元 ついて追究する中で 主に差異点や共通点を基に 問題を見いだす力を養う 3 単元 について追究する中で 主体的 に問題解決しようとする態度を養う 番号順に内容が統一 Lec11:17 小学校 3 学年 4 学年 粒子の存在粒子の結合粒子の保存性粒子のもつエネルギー 空気の圧縮 水の圧縮 粒子 形と重さ 体積と重さ 金属 水 空気の温度 温度と体積の変化 温まり方の違い 水の三態変化 身近なものから 3 年生 : 質量と体積 4 年生 : 空気 水 金属の体積変化 温度変化 Lec11:18 3

4 Lec11 粒子の構成 粒子 小 中学校理科 粒子 粒子 粒子の存在粒子の結合粒子の保存性粒子のもつエネルギー 小学校 粒子の存在粒子の結合粒子の保存性粒子のもつエネルギー 小学校 3 学年 形と重さ 体積と重さ 3 学年 形と重さ 体積と重さ 4 学年 空気の圧縮 水の圧縮 温度と体積の変化 温まり方の違い 水の三態変化 4 学年 5 学年 空気の圧縮 水の圧縮 物の溶け方 ( 溶けている物の均一性 ( 中 1より移行 ) を含む ) 重さの保存 物が水に溶ける量と限界 物が水に溶ける量の変化 金属 水 空気の温度 温度と体積の変化 温まり方の違い 水の三態変化 5 学年 6 学年中学校 1 学年 燃焼の仕組み 燃焼の仕組み物質のすがた 身の回りの物質とその性質 気体の発生と性質 物の溶け方 ( 溶けている物の均一性 ( 中 1より移行 ) を含む ) 重さの保存 物が水に溶ける量と限界 物が水に溶ける量の変化水溶液の性質 酸性 アルカリ性 中性 気体が溶けている水溶液 金属を変化させる水溶液水溶液状態変化 水溶液 状態変化と熱 物質の融点と沸点 6 学年 燃焼の仕組み 燃焼の仕組み 水溶液の性質 酸性 アルカリ性 中性 気体が溶けている水溶液 金属を変化させる水溶液 2 学年 物質の成り立ち 物質の分解 原子 分子 化学変化 化合 化学変化における酸化と還元 化学変化と熱化学変化と物質の質量 化学変化と質量の保存 質量変化の規則性 系統性のある内容中学校への関連 Lec11:19 エネルギー 3 学年水溶液とイオン 原子の成り立ちとイオンエネルギーのエネルギー資 酸 アルカリ変換と保存源の有効利用 中和と塩化学変化と電池 金属イオン 化学変化と電池エネルギーと物質 エネルギーとエネルギー資源( 放射線を含む ) 様々な物質とその利用( プラスチック ( 中 1から移行 ) を含む ) 科学技術の発展自然環境の保全と科学技術の利用 自然環境の保全と科学技術の利用 第 2 分野と共通 赤字は新規や変更があった内容 Lec11:20 3 年 : 内容物の性質について 形や体積に着目して 重さを比較しながら調べる活動を通して 次の事項を身に付けることができるよう指導する ア次のことを理解するとともに 観察 実験などに関する技能を身に付けること ( ア ) 物は 形が変わっても重さは変わらないこと ( イ ) 物は 体積が同じでも重さは違うことがあること イ物の形や体積と重さとの関係について追究する中で 差異点や共通点を基に 物の性質についての問題を見いだし 表現すること Lec11:22 内容物の性質形が変化 : 重さは変わらない体積が同じ : 重さは違う Lec11:23 内容物の性質について 形や体積に着目して 重さを比較しながら調べる ( ア ) 物は 形が変わっても重さは変わらないこと ( イ ) 物は 体積が同じでも重さは違うことがあること 重要 形と重さの概念 実験手順 実験器具の使用方法 Lec11:24 4

5 Lec11 物の形を変える ( 広げる 丸める ちぎる ) 水に浮かべる 水に沈める水に溶かす 5 年 物の溶け方 形の変えられるものを使用粘土やアルミニウム箔など 答え変わらない 調べる方法はかりの上で水と物を置いてはかり 物を水に入れて重さの変化をみる 問題水に物を浮かべると重さは変わる? Lec11:25 Lec11:26 答え変わらない 調べる方法はかりの上で水と物を置いてはかり 物を水に入れて重さの変化をみる 注 : 浮力が働き 見かけ上 軽くなるが で扱う 重さ とは質量のことで 物質が持っている普遍の性質のこと Lec11:27 注意 浮力が働き 見かけ上 軽くなるが で扱う 重さ とは質量のことで 物質が持っている普遍の性質のこと 問題 : 重さの性質水に物が溶けたら重さは変わる? Lec11:28 : 比較実験 事前に両者を同時に量る 実験後に量る 答え溶けても重さは変わらない 水に物が溶けても 重さは変わらない 物が見えなくなっても重さはなくならない Lec11:29 Lec11:30 5

6 Lec11 重要物は形が変わっても重さは変わらない : 比較実験 アルミホイールや紙 調べる方法粘土やアルミ箔などの形を変えて はかりで重さの変化をみる Lec11:31 くしゃくしゃに 小さくしたものを重さをはかって比べる Lec11:32 重さを比較てんびんや上皿てんびん 上皿はかりを用いて重さを数値化 重要はかりの使い方 問題はかりから ものがはみ出ていたら 重さは変わる? てんびん 上皿てんびん 上皿はかり Lec11:33 Lec11:34 答え重さは変わらない 4 年 : Lec11:35 6

7 Lec11 内容について 体積や圧し返す力の変化に着目して それらと圧す力とを関係付けて調べる活動を通して 次の事項を身に付けることができるよう指導する ア次のことを理解するとともに 観察 実験などに関する技能を身に付けること ( ア ) 閉じ込めた空気を圧すと 体積は小さくなるが 圧し返す力は大きくなること ( イ ) 閉じ込めた空気は圧し縮められるが 水は圧し縮められないこと イについて追究する中で 既習の内容や生活経験を基に 空気と水の体積や圧し返す力の変化と圧す力との関係について 根拠のある予想や仮説を発想し 表現すること Lec11:37 内容空気を圧縮 体積が縮小 圧力が増加空気と水 空気は縮小する 水は縮小しない Lec11:38 内容について 体積や圧し返す力の変化に着目して それらと圧す力とを関係付けて調べる ( ア ) 閉じ込めた空気を圧すと 体積は小さくなるが 圧し返す力は大きくなること ( イ ) 閉じ込めた空気は圧し縮められるが 水は圧し縮められないこと 重要空気の存在を 実験でどう理解させていくか? 実験による例空気集め空気を袋に入れて閉じ込め 手で押したり 上に座ったりすると 空気が入っていることを感じることができる 水の中の空気空気を直接目で見ることはできないが 水中で泡になり 眼で見ることができる Lec12:39 Lec11:40 重要空気や水の圧し縮む量をはかる方法は? 答え大型の注射器を利用 注射器 ピストン 水 : 圧し縮められない つつ 空気 : 圧し縮められる Lec11:41 消しゴム 消しゴム Lec11:42 7

8 Lec11 液体と気体の圧縮 気体は圧すと体積が縮む 液体は圧してもあまり縮まない 重要空気の存在を ものづくりで どう理解させていくか? 注射器ピストン水 : 圧し縮められないつつ空気 : 圧し縮められる消しゴム消しゴム Lec11:43 身近なもの水の力を利用したもの : 水鉄砲 噴水 水車 Lec11:44 市販の実験キットもあるので 小学校では利用しているところもある 身近なもの空気の力を利用したもの : タイヤ エアードーム 風船 風車 Lec11:45 Lec11:46 4 年 : 内容金属 水及び空気の性質について 体積や状態の変化 熱の伝わり方に着目して それらと温度の変化とを関係付けて調べる活動を通して 次の事項を身に付けることができるよう指導する ア次のことを理解するとともに 観察 実験などに関する技能を身に付けること ( ア ) 金属 水及び空気は 温めたり冷やしたりすると それらの体積が変わるが その程度には違いがあること ( イ ) 金属は熱せられた部分から順に温まるが 水や空気は熱せられた部分が移動して全体が温まること ( ウ ) 水は 温度によって水蒸気や氷に変わること また 水が氷になると体積が増えること イ金属 水及び空気の性質について追究する中で 既習の内容や生活経験を基に 金属 水及び空気の温度を変化させたときの体積や状態の変化 熱の伝わり方について 根拠のある予想や仮説を発想し 表現すること Lec11:48 8

9 Lec11 内容金属 水 空気温め 冷やす 体積が変わる 程度は違いがある違い金属 : 温めた部分から温まる水 空気 : 温めた部分が移動 全体へ水水 : 温度で水蒸気 氷に水 氷 : 体積が増える Lec11:49 温める体積変化金属部分から順に温まる小さい水温められた部分が移大きい動して全体が温まる空気温められた部分が移大きい動して全体が温まる Lec11:50 重要水の温度変化氷 ( 体積が増加 ) 水 水蒸気 ( 体積が大きく変化 : ただしこの単元では教えない ) 問題 50 円玉を暖めると 穴は大きくなるでしょうか 小さくなるでしょうか Lec11:51 Lec11:52 答え大きくなる ( 広がる ) 金属は暖めると膨張するので 重要熱の伝わり方には どのようなタイプがあるのだろうか Lec11:53 Lec11:54 9

10 Lec11 熱には 伝導 対流 放射 3 通りの伝わり方がある 伝導 対流放射 Lec11:55 伝導熱は物質を通って伝わる 熱の伝導は必ず物質を通じて起こり 速度が速いほど熱伝導性が高い 対流液体や気体が流れることによって熱が伝わる 対流は気体と液体を通して起こる 放射物質を介さず熱が伝わる 真空中でも伝わる 太陽エネルギーは放射 ( 輻射 ) による 伝導 対流放射 Lec11:56 重要固体 液体 気体の熱の伝わり方の特徴は? Lec11:57 固体を温まり方 : 伝導熱は温度の高いところから低いところへ移っていく 液体を温まり方 : 対流水を下から熱すると上から順に温まっていく 水は温まると軽くなって上に上がり 冷たい水が下にさがり つぎつぎと入れ替わって 全体が温まる 気体の温まり方 : 対流気体をあたためると 粒 の動きが速くなって体積が増える 密度の変化が起こる Lec11:58 液体 ( アルコール 水銀 ) は 決まった割合で膨張する 温度計に利用できる 1リットル (1000cm 3 ) の液体が1 で増える体積 種類 増える体積 (cm 3 ) エチルアルコール 1.12 水銀 0.18 水 (5~10 まで ) 0.05 水 (60~80 まで ) 0.59 重要加えた熱による水の状態変化は? Lec12: 水の温度による変化 すべて水蒸気水と水蒸気沸点 100 すべて水氷と水すべて氷 加えた熱量 Lec11:60 10

11 Lec11 氷 水 水蒸気 水は 温度変化によって 固体 ( 氷 ) 液体 ( 水 ) 気体 ( 水蒸気 ) の 3 つの姿に変わる 水蒸気は無色透明 100 にならなくても水蒸気は発生する 氷 水 水蒸気水は 温度変化によって 固体 ( 氷 ) 液体 ( 水 ) 気体( 水蒸気 ) の3つの姿に変わる 水蒸気は無色透明 100 にならなくても水蒸気は発生する 固体 昇華 氷は水より比重が小さい 氷は水に浮く 昇華 気体 融解 凝固 気化 液化 沸騰の実験をするときは 突沸を防ぐために 沸騰石を入れる 温度が上がると気体の溶解度は下がる 水蒸気/ 水 =1700( 体積 ) 物質の三態 液体 水は氷になると 1/10くらい体積が増える 水は 凍る時も 氷が融ける時も0 である 重要水の三態 Lec11:61 固体 昇華 氷は水より比重が小さい 氷は水に浮く 昇華 気体 融解 凝固 沸騰の実験をするときは 突沸を防ぐために 沸騰石を入れる 温度が上がると気体の溶解度は下がる 水蒸気/ 水 =1700( 体積 ) 液化問題気化物質の三態氷に塩を入れると 液体なぜ冷たくなるのか? 水は氷になると 1/10くらい体積が増える 水は 凍る時も 氷が融ける時も0 である Lec11:62 答え凝固点降下による 氷に食塩を入れると 温度がだんだん下がってくる 氷が融解するとき融解熱を吸収し さらに食塩は水に溶解して熱を吸収する 低温をえるための混合物のことを寒剤という Lec11:63 答え凝固点降下による 氷に食塩を入れると 温度がだんだん下がってくる 氷が融解するとき融解熱を吸収し さらに食塩は水に溶解して熱を吸収する 低温をえるための混合物のことを寒剤という 凝固点降下 ( 融点上昇 ) 特定の溶媒では K f は定数となり 十分に希薄な溶液では 凝固点降下温度は 溶質の種類にかかわらず 溶質のモル濃度 m に比例する T K f m Lec11:64 水を熱した時の様子 水の沸騰する温度は100 で 沸騰し始めると水蒸気の泡が出る 水が水蒸気に変わるとき水蒸気は 無色透明である 問題沸騰したヤカンから見える湯気 ( ゆげ ) は 水蒸気はどこか? Lec11:65 Lec11:66 11

12 Lec11 白いところ 透明なところ 空気中の水蒸気地面に溜まった水は 蒸発して水蒸気なる 空気中の湿り気を湿度といい 湿度計で測ることができる 空気中の水蒸気は冷たいもの ( 植物の葉や木 ガラスなど ) に触れると 冷やされて水に戻る 氷の密度氷は 水の密度より小さいため 水に浮く Lec11:67 Lec11:68 まとめ : 実験 3 4 年の粒子 レポート : 児童と先生の会話 実験の重要性 ( 比較 ) 実験の必要性 3 年 : ものと重さ の内容とは 4 年 : をしらべ それをもとに の関係をしらべる Lec11:69 ある児童と こんな会話をしました 児童 お父さんは コーヒーを何度もかき混ぜているのは 砂糖が溶けにくいからかな 先生 そうだよ 砂糖を入れたコーヒーは 混ぜてもしばらくしたら 下が濃くなるからだよ 児童 そうか だから味噌汁も最後の味が濃くなるのか Lec11:70 レポート : 砂糖と味噌 ある児童と こんな会話をしました 児童 お父さんは コーヒーを何度もかき混ぜているのは 砂糖が溶けにくいからかな 先生 そうだよ 砂糖を入れたコーヒーは 混ぜてもしばらくしたら 下が濃くなるからだよ 児童 そうか だから味噌汁も最後の味が濃くなるのか 先生は 何かおかしいぞ と思いました 次の時間に実験で確かめることにしました 導入で簡単な比較実験を考えてください Lec11:71 12

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