クラスタ環境におけるNetVault Backupバックアップ&リストア構築ガイド

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1 クラスタ環境における NetVault Backup バックアップ & リストア構築ガイド

2 Copyrights 著作権 2009 BakBone Software クラスタ環境における NetVault Backup バックアップ & リストア構築ガイド Version 2.0 本ガイドは クラスタ環境のバックアップを NetVault Backup を使用して行うのに必要な情報について 説明しています NetVault Backup 設定に関する詳細は NetVault Backup アドミニストレーターズ ガイド をご覧ください アドミニストレーターズ ガイドは バックボーン ソフトウエアの WEB サイトからダウンロードいただけます ( 製品 > 製品ドキュメント > 製品マニュアル ) 各クラスタウェアに関する情報は 各ベンダーから情報を入手してください NetVault Backup や各種 APM 各クラスタウェアに関して バージョンが異なる場合には画面やマニュアルのページ数等が異なります 本ドキュメントは 検証作業や検証結果についてまとめられているものであり 本ドキュメントに関する内容について バックボーン ソフトウエア株式会社が動作を保証するものではありません 各ソフトウェアのバージョンおよび環境等の違いにより動作しない場合も想定されますので 導入の際には事前に検証をされることを推奨いたします 記載された会社名および製品名などは該当する各社の商標または登録商標です 2

3 目次 第 1 章 : クラスタリング環境 クラスタリングとは? クラスタリングの分類 NetVault Backup でサポートするクラスタリング環境 仮想クライアント機能を使用したクラスタリング対応 実 IP を使用したクラスタリング対応 NetVault サーバの構築 第 2 章 : 仮想クライアント機能を使用したクラスタリング対応 仮想クライアントを使用したクラスタリング環境での動作の仕組み NetVault Backup インストール 仮想クライアント設定 バックアップリストア設定 バージョンアップとアンインストール より詳細な設定や機能について 第 3 章 : 実 IP を使用したクラスタリング対応 実 IP を使用したクラスタリング環境での動作の仕組み NetVault Backup インストールの事前確認 NetVault Backup インストール概要 クラスタウェアの状態確認 NetVault Backup のインストール NetVault APM のインストール NetVault サービス自動起動の削除 共有ディスク上のライブラリ ファイルのコピー (Linux/Solaris のみ )

4 3.2.6 NetVault APM 導入後の設定 NetVault モジュールディレクトリのリネーム クラスタウェアによるクラスタグループの移動 異なるノードでのインストールと設定作業 APM のライセンスインストールと管理 クラスタ用ネットワーク設定 クラスタウェア側へ NetVault Backup をリソースとして登録 NetVault サーバへのクライアント登録 NetVault APM についての設定 バージョンアップについて アンインストールについて クラスタウェアの状態確認とサービスの停止 共有ディレクトリのコピー APM の削除 NetVault Backup アンインストール NetVault ライブラリの削除 (Linux/Solaris のみ ) クラスタウェアによるクラスタグループの移動 共有ディレクトリのリネーム 異なるノードでのアンインストールと設定作業 第 4 章 : 各クラスタリングソフトウェア操作概要 クラスタリングソフトウェアの主な操作概要 MSCS 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 クラスタリソースグループの移動 CLUSTERPRO X

5 4.3.1 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 クラスタリソースグループの移動 NetVault Backup をクラスタ リソースとして登録 LifeKeeper 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 クラスタリソースグループの移動 NetVault Backup をクラスタ リソースとして登録 Sun Cluster 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 クラスタリソースグループの移動 NetVault Backup をクラスタ リソースとして登録 Oracle Fail Safe 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 クラスタリソースグループの移動 NetVault Backup をクラスタ リソースとして登録 PRIMECLUSTER 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 クラスタリソースグループの移動 NetVault Backup をクラスタ リソースとして登録 第 5 章 : 検証方法 検証内容 クラスタのリソースに関する基本検証 File System Plugin に関する検証 APM の動作に関する検証 Oracle APM

6 第 6 章 : 動作上の諸注意 フェイル オーバ時のジョブ リトライ 障害時のクラスタ動作について Oracle へのアクセスが失敗する場合

7 第 1 章 : クラスタリング環境 クラスタリングとは? 一般的には 複数台のシステムを組み合わせて 一台のシステムとして扱えるようにすることで 耐障害性を向上したり シ ステム全体によるパフォーマンスを向上させるための技術です クラスタリングの分類 クラスタリングは その目的や構成方法に応じて 大きく 3 つの種類に分類されます HAクラスタ ( フェイル オーバ型 ) システムの可用性を向上させるために使用され 2 台以上のシステムから共有されたストレージ上にデータを配置し 稼動しているマシンに障害が発生した場合 待機しているマシンがその業務を引き継ぐことで クライアントから見た場合にサービスが継続して提供されているという状態を可能にします 主にデータベースや ファイルサーバ メールサーバなど 複数のユーザによって共有されるようなサービスのために使用されます 負荷分散クラスタ ( 負荷分散型 ) 主にWebサーバなどの参照系で 複数のクライアントから来る大量のリクエストに対応するために アクセスを分散させるために使用します そのために 同じデータにアクセスできるか 同じデータを持つサーバが複数台あり それらのサーバに対してのリクエストを分散させる仕組みを導入します このクラスタを実現するためには 専用の機器を用いた方法と アプリケーションを用いた方法があります また データベースのアプリケーションの中にも Oracle RACのように負荷分散クラスタと同じように動作するものもあります 7

8 HPCクラスタ ( 並列処理型 ) 単体では性能の低いマシンを複数台使用して データノードから送信される分割されたデータを演算し 処理が終わったら結果をデータノードに戻します それにより システム全体としてはスーパーコンピュータ並みの処理能力を発揮できるようにする技術で 主に科学技術計算等で使用されます NetVault Backup でサポートするクラスタリング環境 各クラスタリング方法に対する NetVault Backup でのバックアップ方法は次の通りです 本ドキュメントでは HA クラスタ ( フェイルオーバ型 ) についてのみ解説しています クラスタ環境の分類 HAクラスタ ( フェイル オーバ型 ) 負荷分散クラスタ ( 負荷分散型 ) HPCクラスタ ( 並列処理型 ) バックアップ方法仮想クライアント : 一部の環境では 仮想クライアントの機能を使用し 各クライアントにNetVault Backupをインストールした状態で 更にクラスタ専用のクライアントを追加登録が可能です どのような環境で使用できるかは 仮想クライアントを使用したクラスタリング対応 の項目をご参照ください 実 IP: 検証が完了した特定環境下では クラスタ ノードの共有ディスク上に NetVault Backupをインストールし バックアップ対象となるクラスタ リソースに合わせてNetVault Backupのサービスを移動させること可能です 詳細な対応については 実 IPを使用したクラスタリング対応 の項目をご参照ください これらのクラスタ型では 保護すべきデータが特定のノードに集約されているか すべてのノードが等しく同じデータを保持しているため 通常通りデータ保護が必要な各ノードへNetVault クライアントをインストールし バックアップすることが可能です 8

9 1.3.0 仮想クライアント機能を使用したクラスタリング対応 NetVault Backup 7.4 以降で使用できるようになった仮想クライアント (Virtual Client) の機能により スクリプト等を使用せずに クラスタ環境のバックアップ / リストアが可能になっています 仮想クライアントでは NetVaultサーバは動的に切り替わるクラスタ構成内のクライアントを自動的に判別が可能であり アプリケーションのフェイル オーバを透過的にサポートします また Active/Standbyのクラスタ構成だけでなく ノード数の多いActive/Activeのクラスタ構成のバックアップも対応可能です 仮想クライアントの機能は 現在下記のプラットホーム クラスタウェアおよびアプリケーションでのみ対応しています クラスタウェア アプリケーション NetVault Version Fujitsu PRIMECLUSTER U3 以降 Fujitsu PRIMECLUSTER U3 以降 Fujitsu PRIMECLUSTER U3 以降 LifeKeeper U3 以降 LifeKeeper U3 以降 LifeKeeper U3 以降 Microsoft Cluster Service (MSCS) Microsoft Cluster Service (MSCS) Microsoft Cluster Service (MSCS) Microsoft Cluster Service (MSCS) Microsoft Cluster Service (MSCS) U3 以降 U3 以降 Microsoft Exchange Server 2000/2003 Microsoft Exchange Server 2007 Microsoft SQL Server 2000/2005 Microsoft SQL Server U3 以降 8.0U3 以降 8.0U3 以降 NetVault APM/Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Microsoft Exchange Cluster APM Microsoft Exchange Cluster APM Microsoft SQL Cluster APM 9 クラスタ稼動 OS Linux (x86-32) Linux (x86-64) Linux (Itanium 2) Linux (x86-32) Linux (x86-64) Linux (Itanium 2) Windows (x86-32) Windows (x86-64) Windows (x86-32) Windows (x86-64) Windows (x86-32) Microsoft Cluster Microsoft SQL 8.0U3 以降 Service (MSCS) Cluster APM Windows (x86-64) NEC Cluster File System U3 以降 CLUSTERPRO X Plugin Linux (x86-32) NEC Cluster File System U3 以降 CLUSTERPRO X Plugin Linux (x86-64) NEC U3 以降 Cluster File System Linux (Itanium 2)

10 CLUSTERPRO X Red Hat Cluster Suite Red Hat Cluster Suite Red Hat Cluster Suite U3 以降 U3 以降 U3 以降 SunCluster U3 以降 SunCluster U3 以降 Veritas Cluster Server Veritas Cluster Server U3 以降 U3 以降 Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Cluster File System Plugin Linux (x86-32) Linux (x86-64) Linux (Itanium 2) Solaris (SPARC) Solaris (x86/x64) Windows (x86-32) Windows (x86-64) 最新の詳細な対応リストはホームページから確認することが可能です 仮想クライアントが動作する条件は 次の通りです NetVaultサーバのバージョンが 7.4 以上で クラスタ構成の外にある必要があります また クラスタ構成内の各ノードにも バージョン7.4 以上のNetVaultクライアントを導入します 仮想クライアント機能を使用して バックアップを行う場合 クラスタ ノードをNetVaultスマートクライアントとして構成することで クラスタ ノード側にテープ装置の接続が可能です クラスタ ノード側に接続する場合には 以下の2 通りの接続方法が可能です 単体ドライブを各クラスタ ノードに直接接続 FC 接続したライブラリの内蔵ドライブを 動的共有ドライブ (DSD) の機能を使用して共有仮想クライアントに関する詳細は NetVault Backup アドミニストレーターズ ガイド の付録 D NetVaultアプリケーション クラスタ サポート で説明されています 10

11 1.4.0 実 IP を使用したクラスタリング対応 Active/Standbyのフェイル オーバ型クラスタ環境のバックアップが行えます クラスタ化されているマシンの共有ディスクに NetVault クライアントをインストールし これらのClientに各クラスタ ノードが持つ実 IPを指定することにより NetVault サーバ側からは1 台のNetVault クライアントとして認識することができ どちらのClientに切り替わっても同一のバックアップジョブを実行することが可能になります この場合 異なるマシンのIPアドレスでも一つのNetVault クライアントとして動作するため その為にネットワークの設定を変更する必要があります また NetVault クライアント自体は共有ディスクにインストールされますが ライブラリ等のファイルは各クライアントのローカルディスクにインストールする必要があります そのため 通常のNetVault Backupとは異なる特殊なインストール方法を使用します 実 IP を使用したクラスタについては 現在下記のプラットホーム クラスタウェアおよびアプリケーションでのみ対応していま す クラスタウェア アプリケーション NetVault NetVault クラスタ稼動 OS Version APM/Plugin Fujitsu PRIMECLUSTER U3 以降 File System Plugin Linux (x86-32) Fujitsu PRIMECLUSTER U3 以降 File System Plugin Linux (x86-64) Fujitsu PRIMECLUSTER U3 以降 File System Plugin Linux (Itanium 2) Fujitsu Oracle PRIMECLUSTER Database 8.0U3 以降 Oracle APM Linux (x86-32) Fujitsu Oracle PRIMECLUSTER Database 8.0U3 以降 Oracle APM Linux (x86-64) Fujitsu Oracle PRIMECLUSTER Database 8.0U3 以降 Oracle APM Linux (Itanium 2) LifeKeeper U3 以降 File System Plugin Linux (x86-32) LifeKeeper Oracle Database 8.0U3 以降 Oracle APM Linux (x86-32) NEC CLUSTERPRO X U3 以降 File System Plugin Linux (x86-32) NEC CLUSTERPRO X U3 以降 File System Plugin Linux (x86-64) NEC CLUSTERPRO X Oracle Database 8.0U3 以降 Oracle APM Linux (x86-32) 11

12 NEC CLUSTERPRO X Oracle Database 8.0U3 以降 Oracle APM Linux (x86-64) OracleFailSafe Oracle Database 8.0U3 以降 Oracle APM Windows (x86-32) SunCluster U3 以降 File System Plugin Solaris (SPARC) SunCluster Oracle Database 8.0U3 以降 Oracle APM Solaris (SPARC) 最新の詳細な対応リストはホームページから確認することが可能です NetVault サーバの構築 仮想クライアントおよび実 IP を使用するどちらの場合でも NetVault サーバは必ずクラスタ構成外に構築する必要がありま す 通常の NetVault サーバの導入方法と違いはありませんので 詳細なインストール方法等については NetVault Backup アドミニストレーターズ ガイド をご参照ください 12

13 第 2 章 : 仮想クライアント機能を使用したクラスタリング対応 仮想クライアントを使用したクラスタリング環境での動作の仕組み 仮想クライアントを使用するには まず通常のNetVaultクライアントとしての設定を事前に完了します 2 台のノードであれば 2 台のクライアントとしての登録までは完了します その上で クラスタ アプリケーション用に設定したIPアドレスを使用し NetVault 仮想クライアントとして追加します このとき 通常のクライアントおよび仮想クライアントは同じように NetVaultの管理画面上は表示されます 表示上の違いとして 通常のクライアントは青いアイコンで表示され 仮想クライアントは黄色いアイコンになりますが その後の使い勝手に大きな差はありません 万が一障害が発生し アプリケーションが動作するサーバにフェイル オーバが発生しても 仮想クライアントには仮想 IPが割り当てられ NetVaultサーバはその仮想 IPを使用してアクセスするため 共有ディスクを取得するためのバックアップジョブが継続できるようになっています NVB サーバ NVB クライアント NVB 仮想クライアント 13

14 2.1.0 NetVault Backup インストール 仮想クライアントを構成するのに必要な詳細は NetVault Backup アドミニストレーターズ ガイド付録 D の D.1.1 前提条件 に記載されています ここでは 重要な項目について確認しておきます NetVault Backupのバージョンは 7.4.x 以上を使用する必要があるクラスタ アプリケーションをインストールして 予め使用できる状態にしておくクラスタ アプリケーション用に設定したIPアドレスを控えておき 仮想クライアントの設定時に使用するNetVaultサーバをクラスタ構成外のマシンに構築するクラスタ環境で使用可能なクラスタ対応 APMを使用する場合には そのパッケージファイルを用意する仮想クライアントの登録前に まず各クラスタ ノードを通常のクライアントとして登録しておく仮想クライアント設定までの導入および操作は すべて通常のNetVault Backupの導入と同様です 仮想クライアント設定 仮想クライアントを構成するのに必要な詳細は NetVault Backup アドミニストレーターズ ガイド付録 D の D.1.2 設定手 順 に記載されています ここでは 簡単な概要をご紹介します クライアント管理画面を開き 上部のクラスタプルダウンメニューから 仮想クライアントの作成を選択します その後開いた NetVault 仮想クライアントのインストール ウィンドウで 予め登録しておいたクライアントを クラスタ適格ク ライアント リスト として登録し 使用するアプリケーションに対応したパッケージと 両方のマシンで使用する仮想クライアン ト名 アプリケーションの仮想 IP アドレスを入力します 14

15 この時 使用するアプリケーションに対応したパッケージとして SQL/Exchangeなどを使用する場合には 対応するパッケージファイルを NetVaultサーバ上の NetVault packagesディレクトリ以下にコピーしておきます 必要なAPMは NetVaultサーバから NetVaultクライアントへネットワーク経由で導入が行われます 仮想クライアントの登録が完了すると 成功した場合には 仮想クライアント インストール概要 ウィンドウでインストール正常終了の値がTRUEに設定されます FALSEになった場合には設定内容を確認する必要があります 登録完了後は クライアント管理画面に黄色いアイコンの仮想クライアントが表示されます また 右クリックメニューから現 在の実クライアントを選択すると 現在稼動している実クライアント名がダイアログにて表示されます 15

16 2.3.0 バックアップリストア設定 通常の実クライアント経由でバックアップ / リストアを行う際には 一般的な NetVault Backup の使用方法に準じます 共有さ れていないデータについては それぞれのマシン毎に通常のジョブ設定を行います 共有ディスクの内容については 仮想クライアント経由でバックアップジョブを作成することで クラスタ機能によりフェイル オーバが行われても 同一のバックアップジョブでその内容をバックアップ / リストアすることが可能です 16

17 フェイル オーバ等によりバックアップジョブが異常終了した場合には デフォルトではジョブが再開されません スケジュー ル設定時に ジョブオプションの項目でジョブ リトライを設定しておくことで ジョブが再スケジュールされます なお ジョブ リトライされない場合もありますので 詳細は NetVault Backup アドミニストレーターズ ガイド付録 D の D.2.0.a 仮想クライアントのフェイル オーバのバックアップおよびジョブ リトライ機能 をご参照ください 17

18 2.4.0 バージョンアップとアンインストール NetVault Backup のバージョンアップは 仮想クライアントを使用していない通常のクライアントの場合と同様に対応が可能 です 詳細については NetVault Backup インストレーション / アップグレード ガイドをご参照ください また APMやプラグインだけを新しいバージョンにアップグレードするには 次の手順に従います 既存の仮想クライアントを削除します このときに 作成した仮想クライアント名を控えておきます アップグレードされたバージョンのクラスタ対応 APMやプラグインを使用して 新規の仮想クライアントを作成します このときに 仮想クライアント名は以前のジョブで使用していた仮想クライアント名を使用します 異なる場合には 以前の名称で定義したジョブが使用できなくなります その他 仮想クライアントを使用した際の対応については NetVault Backup アドミニストレーターズ ガイド付録 D NetVault アプリケーション クラスタ サポート をご参照ください より詳細な設定や機能について 仮想クライアントをベースとした NetVault Backup のクラスタ サポートについては NetVault Backup アドミニストレーター ズ ガイド付録 D NetVault アプリケーション クラスタ サポート に詳細がありますので そちらをご参照ください 18

19 第 3 章 : 実 IP を使用したクラスタリング対応 実 IP を使用したクラスタリング環境での動作の仕組み NetVault Backupのプログラムは 通常各サーバ上のローカルディスクに格納され OS 起動とともに動作しています しかし 実 IPを使用したクラスタリング環境では NetVault Backupのプログラムは自動起動を停止した状態で 共有ディスク上に導入が行われます また 実行プログラム自体は共有ディスクに格納しますが 各ライブラリ ファイルはローカルディスクに導入を行う必要があります インストールの際には その為の特別な手順にて行う必要があります また すべての設定ファイルは別途設定する各クラスタ ノードに依存しない共有名を使用して 共有ディスク上に格納されますが 各クラスタ ノード自体のIPアドレスやホスト名が異なります まず IPアドレスについては共有するNetVaultクライアントに対して 2つのIPアドレスを紐付けることで どちらのホストでも動作するように設定します ホスト名が異なることで ライセンスファイルに矛盾が生じますが これについては 2つのホストのどちらでも動作するように それぞれのホスト名に対して有効なライセンスを用意し対応します 以上のように一般的なNetVault Backupのインストール方法と異なるため 十分に事前確認を行い 正しい導入作業を実施する必要がありますので 注意してください NVB サーバ NVB クライアント プログラム 19

20 3.1.0 NetVault Backup インストールの事前確認 実 IP を使用したクラスタ構成は 導入手順が通常のインストールとは大きく異なってきます 通常の NetVault Backup アド ミニストレーターズ ガイド には記載が無いため 本ガイドをご参照いただき準備を進めるようにお願いします NetVault Backupのバージョンには大きく影響されませんが 巻末の検証済み構成を参考にバージョンはできるだけ最新のものをご使用ください クラスタ アプリケーションをインストールして 予め使用できる状態にしておく必要があります クラスタ アプリケーションから共有ディスクの設定を行い使用できる状態にしておく必要があります クラスタ アプリケーション用マシンの各ノードのIPアドレスをひかえて置きます NetVaultサーバをクラスタ構成外のマシンに構築する必要があります APMを使用する場合には そのパッケージファイルを用意します NetVaultクライアントの登録は クラスタウェアにNetVault Backupのサービスを登録後に行います クラスタウェアの制御をできるように事前に確認しておきます NetVault Backup インストール概要 まず NetVault Backup インストールの為の事前確認で必要なことが準備されているかを確認し その内容に基づいて以下 の内容を予め決定しておきます 設定内容には 本書で使用するサンプルが入っていますが 実際には運用に合わせて適 宜読み替えてください 表 1. NetVaultインストール条件 項目 設定内容 概要 NetVaultインストール先 /mnt/share (Linux/Solaris) Z: (Windows) 対象のファイルシステムはクラスタウェア管理下の共有ディスク領域を指定 Node1 ホスト名 server1 Node1のホスト名 クラスタウェア管理ツールにて表示 Node2ホスト名 server2 Node2のホスト名 クラスタウェア管理ツールにて表示 NetVault サーバホスト名 backup NetVault サーバのホスト名をそのまま NetVault サーバの NetVaultマシン名に設定 ノード共通 NetVault マシン名 nvcluster NetVault サーバから参照した際のクラスタウェアによって構成された 2 つのノードの共通 NetVault クライアント名 20

21 この導入手順では 各内容を実施する順番と 適用するサーバを正しく認識しておく必要があります ここの手順を追ってい く前に 全体の大まかな手順を確認してください 表 2. NetVaultインストール手順 手順 内容 適用ノード 手順 1 クラスタウェアの状態確認 Server1/2 手順 2 NetVault Backupインストール Server1 手順 3 NetVault APMインストール Server1 手順 4 NetVault Backup 自動起動削除 Server1 手順 5 インストールディレクトリのリネーム Server1 手順 6 クラスタウェアによるフェイル オーバ Server1 手順 7 NetVault Backupインストール Server2 手順 8 NetVault APMインストール Server2 手順 9 NetVault Backup 自動起動削除 Server2 手順 10 NetVault APMライセンスファイルコピー Server2 手順 11 リネームしたディレクトリの削除 Server2 手順 12 クラスタ用ネットワーク設定 Server2 手順 13 クラスタウェアへのNetVaultサービスの登録 クラスタ管理ノード 手順 14 フェイル オーバの手動確認 クラスタ管理ノード 手順 15 NetVault クライアント登録 NetVault サーバ クラスタウェアの状態確認 最初にNetVault Backupをインストールするノード側で 共有ディスクが認識できる状態にする必要があります また 後でフェイル オーバさせて 異なるノード側でも共有ディスクを認識できるようにする必要があるため 事前にフェイル オーバさせて共有ディスクのリソースが正しく切り替わるかも確認しておきます クラスタウェアの操作に関しては 第 4 章 : 各クラスタリングソフトウェア操作概要 を参考してください NetVault Backup のインストール 通常の NetVault Backup をクライアントとしてインストールする方法と 若干異なる点があります そのことを踏まえて 設定 を行います 21

22 NetVault Backupのインストール先としては 共有ディスクを指定します デフォルトで提示されるローカルディスクのディレクトリは使用しません NetVault Databaseの格納先も 上記に準じて共有ディスク上のNetVaultのインストールディレクトリ以下とします NetVault Machine Nameとして ローカルのホスト名ではなく 共有名を使用します パスワードは 最終的には後からインストールを行ったノードのものが有効になりますが 手順の中で混同しないようにするために 可能な限り同じパスワードを設定します Linux の場合のインストール例 server1 から CD-ROM( または ダウンロード後解凍したモジュール ) が認識できる状態にします ここで は /media/cdrom/netvault/linux_x86_32/netvault/ 以下にあると仮定しています 手順に従いインストールを行います [root@server1 ~]# cd /media/cdrom/netvault/linux_x86_32/netvault/ [root@servear1 netvault]#./install Installer invoked in /media/cdrom/netvault/linux_x86_32/netvault Using default /tmp as the temporary directory Expanding distribution file NetVault Copyright (c) BakBone Software Inc Select a Language 1 English 2 JapaneseEUC 3 Chinese Traditional 4 Chinese Simplified 5 Korean 6 French 7 German Select language? [1] : 2 - JapaneseEUC selected Have you read and agreed to the terms of the license? (y = yes, n = no, d = display license) (y n d) [d] : y Should a client or server version of NetVault be installed? (c s) [c] : Where should NetVault be installed? [/usr/netvault] : /mnt/share/netvault Where should NetVault database be installed? [/mnt/share/netvault/db] : Please enter a NetVault machine name using A-Z, a-z, _ and 0-9 [server1] : nvcluster 22

23 Please enter the NetVault password for this machine: Please confirm password: メッセージ省略 Starting NetVault Services Copying uninstallation scripts Installation completed successfully Solaris の場合のインストール例 server1 から CD-ROM( または ダウンロード後解凍したモジュール ) が認識できる状態にします ここで は /cdrom/netvault/solaris_sparc/netvault/ 以下にあると仮定しています 手順に従いインストールを行います # cd /cdrom/netvault/solaris_sparc/netvault/ # pkgadd -d. The following packages are available: 1 netvault NetVault (sparc) 8020 Select package(s) you wish to process (or 'all' to process all packages). (default: all) [?,??,q]: 1 Processing package instance <netvault> from </cdrom/netvault/solaris_sparc/netvault> NetVault (sparc) 8020 Bakbone NetVault Copyright (c) BakBone Software Inc Select a Language 1 English 2 JapaneseEUC 3 Chinese Traditional 4 Chinese Simplified 5 Korean 6 French 7 German Select language? [1] : 2 23

24 - JapaneseEUC selected Have you read and agreed to the terms of the license? (y = yes, n = no, d = display license) (y n d) [d] : y Should a client or server version of NetVault be installed? (c s) [c] : c Where should NetVault be installed? [/opt/netvault] : /mnt/share/netvault Where should NetVault database be installed? [/mnt/share/netvault/db] : Please enter a NetVault machine name using A-Z, a-z, _ and 0-9 [server1] : nvcluster Please enter the NetVault password for this machine: Please confirm password: メッセージ省略 This package contains scripts which will be executed with super-user permission during the process of installing this package. Do you want to continue with the installation of <netvault> [y,n,?] y メッセージ省略 Will copy from '/mnt/share/netvault/etc/startup.sh' Starting NetVault Services Installation of <netvault> was successful. Windowsのインストール例 server1からcd-rom( またはダウンロード後解凍したモジュール ) が認識できる状態にします 対象のOSのディレクトリ内にある install.exeをダブルクリックし インストーラを起動します 最初にインストールに使用する言語を指定します この例では日本語を選択しています 24

25 インストールのタイプの選択では バックアップクライアントにするために クライアントを選択します NetVault マシン名には 2 つのノードで共通して使用する NetVault クライアント名を入力します また パスワードの入力に ついては 後からインストールを行ったノードのものが使用されますが 念のため同一にして設定しておきます 25

26 次に インストール フォルダを選択します 通常は C: Program Files BakBone Software NetVault がデフォルトでは 指定されていますが クラスタ環境では共有ディスク上に NetVault のモジュールをインストールします そのた め z: NetVault を指定しています ドライブレターは環境によって異なるため事前に確認してください すべてのインストールが正常に終了することを確認します 26

27 3.2.3 NetVault APM のインストール 対象となるアプリケーションのバックアップに APMを使用する場合には 各クラスタ ノードでインストールを行う必要があります これは APMのライセンスキーが各マシンのホスト名に紐付けされて管理されているためです NetVault サーバからクライアントとして追加する前に作業を行いますので NetVault Configuratorを起動し パッケージ タブから ソフトウェアインストール を選択することで 指定のAPMを導入します Linux の場合のインストール例 GUI を使用できる環境では無い場合には CLI を使用しての導入も可能です ~]# cd /media/cdrom/oracle/linux_x86_64/ linux_x86_64]# /mnt/share/netvault/bin/installplugin./ora npk Successfully installed './ora npk Solaris 環境でも Linux 同様に installplugin を使用しての導入が可能です 27

28 Windows の場合のインストール例 NetVault サービス自動起動の削除 NetVault はシステム起動時にサービスを起動するように OS 上で設定されていますが サービスの起動 / 停止はすべてクラ スタウェア側で制御を行う必要があるため設定を解除します Linux/Solarisの場合下記のコマンドを実行します [root@server1 ~]# /mnt/share/netvault/bin/nvpmgr remove 起動スクリプトとして /etc/rc[x].d/ 以下に生成されるS99netvaultファイルが削除されます また 起動中のプロセスも停止します 28

29 Windows の場合 管理ツールのサービス設定から NetVault Process Manager に関するプロパティを開き スタートアップの種類を 手動 に 変更します また 同時にサービスを停止し [Node2] 側でのインストール作業に備えます 共有ディスク上のライブラリ ファイルのコピー (Linux/Solaris のみ ) NetVault モジュールがインストールされているディスクが切り離されてしまう事態が発生した場合 NetVault プロセスを正常 に停止することができなくなってしまいます それを回避するには 以下の手順で共有ディスク領域にある必要なファイルを ローカルディスクにコピーします Linux(x86-32 / IA64) の場合 [root@server1 ~]# rm /usr/bin/nvpmgr [root@server1 ~]# cp -r /mnt/share/netvault/bin/nvpmgr /usr/bin [root@server1 ~]# cd /usr/lib [root@server1 lib]# rm libnv6.so libnv6plugin.so libnv6jobs.so libnv6audit.so [root@server1 lib]# rm libnv6db.so libnv6cli.so libnv6gui.so libnv6ndmp.so [root@server1 lib]# rm libnv6reports.so libnv6scsi.so libnv6stats.so [root@server1 lib]# rm libnv6xctl.so libnv6xpm.so [root@server1 lib]# cd /mnt/share/netvault/lib [root@server1 lib]# cp -r libnv6.so /usr/lib 29

30 lib]# cp -r libnv6plugin.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6jobs.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6audit.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6db.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6cli.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6gui.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6ndmp.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6reports.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6scsi.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6stats.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6xctl.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6xpm.so /usr/lib Linux(x86-64) の場合 ~]# rm /usr/bin/nvpmgr ~]# cp -r /mnt/share/netvault/bin/nvpmgr /usr/bin ~]# cd /usr/lib lib]# rm libnv6.so libnv6plugin.so libnv6jobs.so libnv6audit.so lib]# rm libnv6db.so libnv6cli.so libnv6gui.so libnv6ndmp.so lib]# rm libnv6reports.so libnv6scsi.so libnv6stats.so lib]# rm libnv6xctl.so libnv6xpm.so lib]# rm libnv664.so libnv664db.so libnv664gui livnv664jobs.so lib]# rm libnv664plugin.so libnv664reports.so lib]# cd /mnt/share/netvault/lib lib]# cp -r libnv6.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6plugin.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6jobs.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6audit.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6db.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6cli.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6gui.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6ndmp.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6reports.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6scsi.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6stats.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6xctl.so /usr/lib lib]# cp -r libnv6xpm.so /usr/lib lib]# cp -r libnv664.so /usr/lib lib]# cp -r libnv664cli.so /usr/lib lib]# cp -r libnv664db.so /usr/lib lib]# cp -r libnv664gui.so /usr/lib lib]# cp -r libnv664jobs.so /usr/lib lib]# cp -r libnv664plugin.so /usr/lib lib]# cp -r libnv664reports.so /usr/lib 30

31 Solaris の場合 # rm /usr/bin/nvpmgr # cp -r /mnt/share/netvault/bin/nvpmgr /usr/bin # cd /usr/lib # rm libnv6.so libnv6plugin.so libnv6jobs.so # rm libnv6audit.so libnv6db.so # cd /usr/lib/sparcv9 # rm libnv664.so libnv664plugin.so libnv664jobs.so # rm libnv664db.so # cd /mnt/share/netvault/lib # cp -r libnv6.so /usr/lib # cp -r libnv6plugin.so /usr/lib # cp -r libnv6jobs.so /usr/lib # cp -r libnv6audit.so /usr/lib # cp -r libnv6db.so /usr/lib # cp -r libnv664.so /usr/lib/sparcv9 # cp -r libnv664plugin.so /usr/lib/sparcv9 # cp -r libnv664jobs.so /usr/lib/sparcv9 # cp -r libnv664db.so /usr/lib/sparcv NetVault APM 導入後の設定 APM によっては 導入後に異なる設定を実施する必要がある場合があります 詳細については 該当するバージョンのユーザーズ ガイドを参照してください Linux 版 Oracle (RMAN) APM Oracle (RMAN) APM については インスタンスを停止後 Oracle ライブラリが SBT ライブラリを参照できるようにリンクしま す 詳細については Application Plugin Module ユーザーズ ガイド で確認してください [oracle@server1 ~]$ cd $ORACLE_HOME/lib [oracle@server1 lib]$ ln -s /mnt/share/netvault/lib/orasbt.so orasbt.so [oracle@server1 lib]$ ln -s orasbt.so libobk.so Oracle RMAN APM v4.5 および Oracle APM v5.0 からは SBT ライブラリの設定は 不要になっており DB 登録時に自動的 にこれらのリンクができるようになっていますが クラスタ環境の場合は考慮されていません 事前にこれらのリンク設定を 作っておくことで どちらのノードでも正しく動作するようになります 31

32 3.2.7 NetVault モジュールディレクトリのリネーム Server1 側でインストール後 Server2 側からも同一ディレクトリにインストールを行います そのためにリネームをします 削 除を行わないのは 後でライセンスファイルをコピーするためです Linux/Solarisの場合ここでは NetVault ディレクトリを NetVault.server1 とホスト名を追記した形でリネームしています ~]# mv /mnt/share/netvault /mnt/share/netvault.server1 Windowsの場合ここでは NetVault ディレクトリを NetVault.120LF-1 とホスト名を追記した形でリネームしています クラスタウェアによるクラスタグループの移動 各クラスタウェアの機能により クラスタグループを移動します それにより ディスクリソースがServer2 側へと移動するようにします 各クラスタウェアによる操作については 第 4 章をご参照ください 異なるノードでのインストールと設定作業 クラスタウェアにより クラスタグループが移動された後は Server2 側でも同じインストール作業を行います NetVault のインストール NetVault APM のインストール 32

33 NetVault サービス自動起動削除 NetVault APM 毎の設定 上記の作業を 3.2.2~3.2.6 までの内容を参照して Server2 側でも同様に行います APM のライセンスインストールと管理 APM を使用する場合には 個々のクライアント毎にライセンスが必要になるため ライセンスファイルをコピーします リネー ムにより退避しておいたディレクトリから コピーします Linux/Solaris の場合 ~]# cp /mnt/share/netvault.server1/db/bkl/* /mnt/share/netvault/db/bkl/ ~]# cd /mnt/share/netvault/db/bkl/ bkl]# ls plg server1.bkl plg server1.bkl plg server1.bkl plg server2.bkl plg server2.bkl plg server2.bkl この例では 2 種類の APM を 2 ノード分のライセンスファイルとして保存してあるため 4 つのライセンスファイルになっています が 通常 APM が 1 種類の場合には合計 2 つとなります (plg のライセンスは SVTL のライセンスであり 動作には 直接関係ありません ) Windows の場合 33

34 正規のライセンスを適用する場合は Server1で対象のアプリケーションを稼動させた状態でServer1 用のライセンスキーを適用し さらにフェイル オーバさせ Server2 側でServer 用のライセンスキーを適応してください フェイル オーバさせたのに合わせて ライセンス申請に必要なNetVault Machine IDが異なります クラスタ用ネットワーク設定 Server2 上で NetVault Configurator を起動し クラスタ用の IP アドレス設定を行います 最終的には 共有ディレクトリ上に 反映されるため 現在稼動している Server2 側のみで実行すれば問題ありません ネットワーク マネージャタブ > コネクションタブ内のいくつかの項目を設定する必要があります 表 2. Network Managerの設定項目 設定 概要 除外するネットワーク アドレス フォールバック アドレス 複数指定する場合にはカンマ, で区切って入力可能です 接続を行わない IP アドレスを指定します 通常クラスタサービス用のアドレスやアプリケーション用のアドレスを指定します フェイル オーバした際に NetVault サーバが代行するホストの IP アドレスを指定します 34

35 NetVault のフォールバック アドレス項目に Node1,Node2 指定した場合は下記のような動きをします NetVault Node 1 障害発生 NetVault サーバが対象のクライアントにアクセスできない場合に別のアドレスに接続します NetVault サーバ NetVault Node2 35

36 X 環境が無い場合には 設定ファイルを直接編集することで同様の作業を行うことができます [Network:Barred Addresses] Tab Name=Connections Tab Name Id=5625 Type=String Width=32 Label=Comma separated list of barred!naddress(es) Label Id=5626 Reset=Network Manager Value= !, !, !, [Network:Fallback Addresses] Tab Name=Connections Tab Name Id=5627 Type=String Width=32 Label=Comma separated list of fallback!naddress(es) Label Id=5628 Reset=Network Manager Value= !, クラスタウェア側へ NetVault Backup をリソースとして登録 いままでの作業の状態では NetVault Backupのサービスは起動されてなく またクラスタグループが移動したのに合わせて動作を切り替えるようにはなっていません 各クラスタウェアに応じた クラスタ リソースとしての登録手順を行い ストレージ ネットワーク アプリケーション そして NetVault Backupが連動して動作するような設定を行います クラスタウェアに依存した設定は第 4 章をご参照ください NetVault サーバへのクライアント登録 NetVault GUI の Client Management より クラスタリング環境となっている 2 台の共通 NetVault マシン名が確認できます こ の例では [nvcluster] となっています クライアント追加を行います その際には インストール時に設定したパスワード認証 36

37 を求められますので 入力します クライアント追加後 [nvcluster] の詳細表示を確認して見ると NetVault マシン名が同一で IP アドレスやネットワーク名が 異なっていることが フェイルオーバグループを変更した場合に確認できます [server1 が Active] 37

38 [server2 が Active] NetVault APM についての設定 NetVault クライアントとして バックアップサーバから追加後は 一般的な APM としての設定を行います 例えば Oracle APM の RMAN 機能であれば CLI ベースの設定を行い データベースを登録するなどの作業が必要です デフォルトではアクセス制御のために コマンドラインからバックアップ / リストアを実行するための機能が無効になっているため nvpluginaccessコマンドを使用して クラスタ化されたクライアントからのOracle (RMAN) APMによる実行について権限を与えます 本例ではnvpluginaccessコマンドはNetVault サーバ上から実行し nvcluster のNetVault クライアントを指定し ログオンアカウントとしては default アカウントを使用しています 詳細については Application Plugin Module ユーザーズ ガイド で確認してください なお Oracle APM v5.5 以上ではこの作業は不要になりました [root@backup ~]# cd /usr/netvault/util/ [root@backup util]#./nvpluginaccess -remove -client nvcluster Removed client stanza 'nvcluster' [root@backup util]#./nvpluginaccess -client nvcluster -account default Please select a plugin you wish to allow client 'nvcluster' to access: 1) Informix plugin 2) Oracle RMAN plugin 38

39 3) Informix and Oracle RMAN plugins 4) Specify plugin name 2 Please enter the password for the account 'default': Successfully added client 'nvcluster' Oracle (RMAN) APM 設定方法 Oracle APM を使用するにあたっては RMAN およびユーザ管理のバックアップ共に 事前に Oracle 側でアーカイブログモ ードに設定しておく必要があります その後 NetVault の GUI から Oracle データベースの登録を行います Oracle RMAN APMによるデータベースの登録とデータベースの表示の確認必要な項目をマニュアルに従って入力していきます ORACLE_HOMEやRMANコマンドのパスはそれぞれのローカルディスクですが Init File( ここでは実際には SPFILEを指定しています ) は共有ディスクということになります また 登録後はアカウントとパスワードを入力して正しく表領域等が表示できるか確認します 39

40 3.3.0 バージョンアップについて NetVault Backupおよび各種 APMやプラグインについて すべてのバージョンアップに対応していません それぞれのバージョンを変更するには NetVault Backupのクライアントについて一度すべてアンインストールを行い 新規インストールを実行する必要があります なお バックアップ ジョブついてはNetVault Backupのサーバ側に保存されているため再設定の必要はありませんが APMの機能が大きく更新されている場合は再作成 再登録が必要となる場合があります NetVaultバージョンアップ手順 手順 内容 適用ノード 手順 1 NetVault サーバのバージョンアップ NetVaultサーバ 手順 2 NetVault クライアントのアンインストール Server1/Server2 手順 3 NetVault クライアントのインストール ( 新しいバージョン ) Server1/Server2 まず 手順 1 の NetVault サーバについては NetVault Backup インストレーション / アップグレード ガイド に従って 通常の NetVault Backup のバージョンアップを実施します 次に 手順 2 では アンインストールについて の項目を参照して 両方のノードから NetVault クライアントのアンイン ストールを行います 最後に 手順 3 では 新しいバージョンのモジュールを使用して 新規で NetVault クライアントとしてのインストールを実施し ます NetVault Backup インストール概要 をご参照の上 操作を行ってください アンインストールについて 実 IP を使用したクラスタ環境の場合 通常とは異なる方法でインストールを行っているため アンインストールの場合にも特 別な注意が必要です 以下は その手順の概要です こちらに従ってアンインストールを実行してください NetVault アンインストール手順 40

41 手順 内容 適用ノード 手順 1 クラスタウェアの状態確認とサービスの停止 Server1/2 手順 2 共有ディレクトリのコピー Server1 手順 3 APMの削除 Server1 手順 4 NetVault Backupアンインストール Server1 手順 5 NetVaultライブラリの削除 (Linux/Solarisのみ) Server1 手順 6 クラスタウェアによるフェイル オーバ Server1 手順 7 共有ディレクトリのリネーム Server2 手順 8 APMの削除 Server2 手順 9 NetVault Backupアンインストール Server2 手順 10 NetVaultライブラリの削除 (Linux/Solarisのみ) Server クラスタウェアの状態確認とサービスの停止 はじめに クラスタウェアの機能を使用してNetVault Backupとデータベースを使用している場合にはそのサービスを停止します 次に もしクラスタウェア側にNetVault Backupのリソースが登録され それが共有ディスクなどのリソースと紐つけられている場合には 一時的に解除するか もしくはリソースが登録されていない初期状態に戻します クラスタウェアの操作やリソース登録の解除の方法に関しては 第 4 章 : 各クラスタリングソフトウェア操作概要 を参考して ください 解除は 登録と逆の操作になります 共有ディレクトリのコピー 2つのクライアントで共有されている NetVault のアンインストールを行うために NetVault クライアントのインストールイメージのコピーを作成しておきます Linux/Solarisの場合ここでは /mnt/share/netvault ディレクトリを /mnt/share/netvault.uninstall と別名でコピーしています [root@server1 ~]# cp -a /mnt/share/netvault /mnt/share/netvault.uninstall Windows の場合 ここでは Z: NetVault ディレクトリを Z: NetVault.uninstall と別名でコピーしています 41

42 3.4.3 APM の削除 一度 Server1 側で NetVault Backup のサービスを起動し インストールされた APM だけを削除します このとき APM 側で 特定のファイルを削除する操作が必要な場合には その手順を実行します たとえば Oracle APM を使用している場合に は Linux/Solaris 等では SBT ライブラリの削除が必要な場合があります ~]$ cd $ORACLE_HOME/lib ~]$ rm orasbt.so libobk.so NetVault Backup アンインストール Linux の場合のアンインストール例 アンインストールのスクリプトを実行することで 自動的に関連のファイル等がすべて削除されます ~]# /mnt/share/netvault/util/uninstall Using default /tmp as the temporary directory Removing installation from /mnt/share/netvault Are you sure you want to continue? (y n) [n] : y preremove running Removing NetVault services Removing main application directory Removing database directory postremove running Removing libraries cat: /mnt/share/netvault/tmp/liblist.txt: そのようなファイルやディレクトリはありません Removing symbolic links Removal completed successfully Solaris の場合のアンインストール例 パッケージ管理により 自動的に関連のファイル等がすべて削除されます 42

43 # pkgrm netvault The following package is currently installed: netvault NetVault (sparc) 8020 Do you want to remove this package? [y,n,?,q] y ## Removing installed package instance <netvault> This package contains scripts which will be executed with super-user permission during the process of removing this package. Do you want to continue with the removal of this package [y,n,?,q] y ## Verifying package dependencies. ## Processing package information. ## Executing preremove script. メッセージ省略 Removing symbolic links Removing nv driver ## Updating system information. Removal of <netvault> was successful. Windows のアンインストール例 コントロールパネルにある プログラムの追加と削除 から NetVault のパッケージを選択して 削除を実行します 43

44 3.4.5 NetVault ライブラリの削除 (Linux/Solaris のみ ) Linux/Solaris ではインストール時に ローカルディスクにライブラリ ファイルをコピーしていますので それらを削除します [root@server1 ~]# rm /usr/bin/nvpmgr [root@server1 ~]# rm /usr/lib/libnv6*.so rm: remove 通常ファイル `libnv6.so'? y rm: remove 通常ファイル `libnv6audit.so'? y 以下削除の確認の問い合わせには y を入力します Solaris の場合には 上記に加え /usr/lib/sparcv9 フォルダ内にもライブラリをコピーしているので それらを削除します # rm /usr/lib/sparcv9/libnv6*.so クラスタウェアによるクラスタグループの移動 各クラスタウェアの機能により クラスタグループを移動します それにより ディスクリソースが Server2 側へと移動するよう にします このときに クラスタグループ内に NetVault Backup のリソースが含まれていないように注意する必要があります 各クラスタウェアによる操作については 第 4 章をご参照ください 共有ディレクトリのリネーム Server2 側に共有ディスクが切り替わった後 NetVault Backup のアンインストールを行いますが その際に使用するインス トールされたディレクトリ名がコピーされた状態になっていますので 本来のディレクトリ名に変更します Linux/Solaris の場合 ここでは /mnt/share/netvault.uninstall ディレクトリを /mnt/share/netvault と変更しています [root@server2 ~]# mv /mnt/share/netvault.uninstall /mnt/share/netvault 44

45 Windows の場合 ここでは Z: NetVault.uninstall ディレクトリを Z: NetVault と別名でコピーしています 異なるノードでのアンインストールと設定作業 クラスタウェアにより クラスタグループが移動された後は Server2 側でも同じアンインストール作業を行います APMの削除 NetVault Backupアンインストール NetVaultライブラリの削除 (Linux/Solarisのみ) 上記の作業を3.4.3~3.4.5までの内容を参照して Server2 側でも同様に行います 45

46 第 4 章 : 各クラスタリングソフトウェア操作概要 クラスタリングソフトウェアの主な操作概要 各クラスタウェアは それぞれに特徴を持っていますが NetVault Backup でクラスタ対応を行うにあたり 最低限以下の操 作を行えるようにしておく必要があります 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 NetVault Backup でクラスタ対応を行うためには クラスタウェア側で予め共有ディスクと仮想 IP の設定を行っておく必要が あります クラスタリソースグループの移動登録された共有ディスクを 異なるノードで認識させるようにするために クラスタ リソースのグループを変更する必要があります クラスタ切り替え時のスクリプトに関してはNetVault Backupの稼働状況により切り替えの時間を要する場合がありますので 正常に切り替えが行われるよう十分に事前確認を行うようお願いします NetVault Backup をクラスタ リソースとして登録する ( 実 IP を使用する場合 ) 仮想クライアントの機能を使用して動作させる場合には 仮想 IP と連動して自動的に動作しますが 実 IP を使用する場合に は 実際に NetVault Backup のサービスをリソースとして登録する必要があります 46

47 4.2.0 MSCS MSCS を Microsoft SQL Server および Microsoft Exchange Server で使用した場合には 仮想クライアントの機能を使用し て 導入が行えます そのため 共有ディスクと仮想 IP の事前登録と クラスタリソースグループの変更について確認してお きます 実 IP を使用した方法には対応しておりませんので 注意が必要です 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 Microsoft 製品では 同社のアプリケーションが MSCS で動作するように あらかじめクラスタ用の導入方法が提示されてい ます アプリケーションとの組み合わせによるクラスタリング環境の構築はあらかじめすべて完了しているものとします 共有ディスクと仮想 IP の設定も構築手順に従って行います 下記の例では クラスタグループに それぞれのリソースが登 録されているのがわかります 47

48 4.2.2 クラスタリソースグループの移動 クラスタグループの移動には クラスタ アドミニストレータを使用し 異なるノードへの移動が可能です 48

49 4.3.0 CLUSTERPRO X ファイルシステムで使用する場合のみに 仮想クライアントの機能が使用可能です その他アプリケーションを使用する場 合には 実 IP を使用した方法で対応を行います 本書では アプリケーションとして Oracle の場合を例に挙げています 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 この例では 共有ディスクのマウントポイントとして /mnt/share を使用しています また フローティング IP として を使用しています これらの設定は CLUSTERPRO X の Cluster Manager から行います 49

50 4.3.2 クラスタリソースグループの移動 リソースの切り替えには WebManager から切り替えたいリソースの右クリックメニューから移動を選択し サーバ選択 ( グル ープ移動 ) ウィンドウで切り替え先のサーバを指定することで フェイル オーバを行います 一連の状況はすべて WebManager によって確認することができます NetVault Backup をクラスタ リソースとして登録 クラスタ リソースの登録には CLUSTERPRO X Builderによるスクリプト編集を行います NetVaultのサービスをCLUSTERPRO X Builderにより フェイルオーバグループに登録します Builderの機能を使用し 情報ファイルを開いて クラスタ構成を変更する機能により 既存のリソースを編集します 本ガイドでは NetVaultのサービスの起動と停止を最小限の処理にて行っていますが 詳細な確認を含めた処理を行うには 別途その処理を実行できるスクリプトを作成し 登録することをお勧めします 50

51 Linuxの場合新規表示されるウィンドウ内の スクリプトタブを選択し スクリプトの編集を実行します GUI 上で編集を選択するとあらかじめ決められたテキストエディタ ( デフォルトはLinuxの場合 vi) が起動され 自由に編集保存ができます 設定後は 後述するコマンドにより各サーバへ配信する必要があります start.shおよびstop.shをそれぞれ編集します あらかじめ Oracle 用のフェイル オーバ設定がスクリプトに対して完了している場合を想定しています まず start.shに対して異常時フェイル オーバの際に NetVaultが起動されるよう 編集を行います 次に stop.shに対して停止するためのスクリプト登録をそれぞれ2 箇所行います スクリプト内の詳細は環境によって異なるため都度確認するようにしてください スクリプト名 :start.sh #! /bin/sh #*************************************** #* start.sh * #*************************************** if [ "$CLP_EVENT" = "START" ] then if [ "$CLP_DISK" = "SUCCESS" ] then echo "NORMAL1" # CLUSTERPRO X su - oracle -c "export ORACLE_SID=oradb;. /usr/local/bin/oraenv; lsnrctl start listener; sqlplus #NetVault /mnt/share/netvault/etc/startup.sh start if [ "$CLP_SERVER" = "HOME" ] then echo "NORMAL2" else echo "ON_OTHER1" fi else echo "ERROR_DISK from START" fi elif [ "$CLP_EVENT" = "FAILOVER" ] then if [ "$CLP_DISK" = "SUCCESS" ] then echo "FAILOVER1" # CLUSTERPRO X su - oracle -c "export ORACLE_SID=oradb; 51

52 . /usr/local/bin/oraenv; lsnrctl start listener; sqlplus # NetVault /mnt/share/netvault/etc/startup.sh start if [ "$CLP_SERVER" = "HOME" ] then echo "FAILOVER2" else echo "ON_OTHER2" fi else echo "ERROR_DISK from FAILOVER" fi else echo "NO_CLP" fi echo "EXIT" exit 0 スクリプト名 :stop.sh #! /bin/sh #*************************************** #* stop.sh * #*************************************** if [ "$CLP_EVENT" = "START" ] then if [ "$CLP_DISK" = "SUCCESS" ] then echo "NORMAL1" # NetVault /mnt/share/netvault/etc/startup.sh stop # CLUSTERPRO X su - oracle -c "ORACLE_SID=oradb;. /usr/local/bin/oraenv; sqlplus lsnrctl stop listener" if [ "$CLP_SERVER" = "HOME" ] then echo "NORMAL2" else echo "ON_OTHER1" fi else echo "ERROR_DISK from START" fi elif [ "$CLP_EVENT" = "FAILOVER" ] then if [ "$CLP_DISK" = "SUCCESS" ] 52

53 then echo "FAILOVER1" # NetVault /mnt/share/netvault/etc/startup.sh stop # CLUSTERPRO X su - oracle -c "ORACLE_SID=oradb;. /usr/local/bin/oraenv; sqlplus lsnrctl stop listener" if [ "$CLP_SERVER" = "HOME" ] then echo "FAILOVER2" else echo "ON_OTHER2" fi else echo "ERROR_DISK from FAILOVER" fi else echo "NO_CLP" fi echo "EXIT" exit 0 本スクリプトはサンプルスクリプトとして提供しておりますがバックボーン ソフトウエア株式会社が保証しているものではご ざいません ご利用頂く場合には自己責任でご利用頂けますようお願い致します 修正したスクリプトを各サーバに反映させます 詳細は CLUSTERPRO X のドキュメントをご参照ください 設定ファイルが 保存されたディレクトリを指定し CLI からコマンドを実行します ここでは server1 で作業しています [root@server1 ~]# clpcl -t -a [root@server1 ~]# clpcfctrl --push -l -x /root/clusterpro_x/configuration Need to shutdown system and reboot please shutdown system after push. (hit return) : file delivery to server success. file delivery to server success. Command succeeded.(code:0) [root@server1 ~]# clpcl -s -a Start server1 : Success Start server2 : Success 53

54 clpcl -t -a クラスタ停止 clpcfctrl --push -l -x ディレクトリ (Linux で対象ディレクトリの構成ファイルを配布 ) clpcl -s -a クラスタ起動 Windows の場合 start.batおよびstop.batをそれぞれ編集します あらかじめ Oracle 用のフェイル オーバ設定がスクリプトに対して完了している場合を想定しています まず start.batに対して異常時フェイル オーバの際に NetVaultが起動されるよう 編集を行います 次に stop.batに対して停止するためのスクリプト登録をそれぞれ2 箇所行います スクリプト内の詳細は環境によって異なるため都度確認するようにしてください スクリプト名 :start.bat REM ************************* REM * START.BAT * REM ************************* REM START CALL ARMLOAD OraServiceID_1 /S /M OracleServiceSID1 rem ARMLOAD OraListenerID_1 /S /M OracleOraHome92TNSListener set ORACLE_SID=SID1 sqlplus oradata sid1 startup.sql net start "NetVault Process Manager" REM END CALL スクリプト名 :stop.bat REM ************************* REM * STOP.BAT * REM ************************* REM START CALL net stop "NetVault Process Manager" set ORACLE_SID=SID1 sqlplus oradata sid1 shutdown.sql rem ARMKILL OraListenerID_1 ARMKILL OraServiceID_1 REM END CALL 54

55 本スクリプトはサンプルスクリプトとして提供しておりますがバックボーン ソフトウエア株式会社が保証しているものではご ざいません ご利用頂く場合には自己責任でご利用頂けますようお願い致します LifeKeeper ファイルシステムで使用する場合のみに 仮想クライアントの機能が使用可能です その他アプリケーションを使用する場 合には 実 IP を使用した方法で対応を行います 本書では アプリケーションとして Oracle の場合を例に挙げています 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 まず LifeKeeper GUI を使用し [Node1:tm02rhel4] が共有ディスク領域を参照できる状態にします ここではすでに [o10g] という Oracle のリソースにすべて関連付けが行われています 仮想クライアントを正しく動作させるには 事前にクラスタウェア側で共有ディスクと仮想 IP の設定を行っておく必要がありま す この例では 共有ディスクのマウントポイントとして /share を使用しています また 仮想 IP として を使用し ています 55

56 4.4.2 クラスタリソースグループの移動 リソースの切り替えには LifeKeeper GUI から切り替えたいリソース グループの一番上のアイコンの右クリックメニューから In Service を選択して 異なるサーバへフェイル オーバを行います 一連の状況はすべて LifeKeeper GUI 上から確認する ことが可能です NetVault Backup をクラスタ リソースとして登録 LifeKeeper によるクラスタ リソースとしての登録には 専用の登録用のスクリプトを使用し 手順に従って導入していきま す LifeKeeper GUI 設定 Resource Hierarchy の設定 Generic Application for NetVault 1. Create Resource Hierarchy の実行 Edit -> Server -> Create Resource Hierarchy を選択します 56

57 2. Select Recovery Kit 3. Switchback Type ここでは Generic Application を選択します ここでは intelligent を選択します 57

58 4. Server 最初にローカルサーバを指定します 5. Script (Restore/Remove/QuickCheck/Local Recovery/Application info) Application infoは使用しないため 空欄にし その他はNetVaultのスクリプトをダウンロードし 指定します スクリプトは からダウンロードが可能です 例ではこれらのスクリプトが /root/lkscript_nvディレクトリ以下にあると想定した場合です restore: デーモン起動用スクリプト remove: デーモン停止用スクリプト 58

59 quickcheck: デーモンチェック用スクリプト recover: デーモン再起動用スクリプト Application info は使用しないため空欄 6. Bring Resource in Service 設定時のリソース有効化は行わず No のままにしておきます 59

60 7. Resource Tag LifeKeeper の GUI に表示されるリソース名を設定します ここでは NetVault としています Create Instance をクリックすることで スクリプトの登録設定が行われます 8. resource hierarchy 登録の確認 Local Server 側での登録が終了したことを確認します 一度リソースを有効にしないと Extend できないため Cancel しま す そうすると片ノードだけでの構成が完了するため Done をクリックします 9. resource の有効化 リソース作成時に自動的にサービスが起動しない設定をしていたために In Service を使用して最初のノードでの動作を 有効化します 60

61 10. Extend Resource Hierarchy NetVault 最初のノードでリソースが有効になっているのを確認したら Extend Resource Hierarchyを実行して 他のノードでも動作するようにします 最初に表示されるWizard 画面では Target Serverを選択し Accept Defaultsをクリックすると 後はほぼ全自動で登録まで行ってくれます 61

62 11. Create Dependency の設定 親としたいResource Nameの上で 右クリックメニューからCreate Dependencyを選択します 例では NetVaultリソース上で選択を行います その後 子としたいリソース この場合 Oracleのリソースであるo10gを選択することで NetVaultの動作に必要なすべてのリソースが有効になってから NetVaultが起動するような仕組みになります 最終的に依存関係をもう一度確認して終了します 手順 16 クラスタグループのフェイル オーバ手動確認 [ 管理コンソール ] 手順 3 と同様に LifeKeeper GUI を使用し [Node2:tm02rhel4] から [Node1:tm03rhel4] へ NetVault クラスタグループを移 動します 起動 停止スクリプト内に NetVault の記述を行ったことで 各種ディスクリソース Oracle に合わせて NetVault の サービスもフェイル オーバ時に自動起動することを確認します 62

63 4.5.0 Sun Cluster Sun Cluster では GUI または CLI によりクラスタの管理を行う事が可能ですが 本例ではモニタレスのシリアルコンソール 端末により操作を行ったため クラスタの制御に関しては CLI のコマンドにて説明しています ファイルシステム プラグインで使用する場合のみ 仮想クライアントの機能が使用可能です 他のアプリケーションを使用 する場合には 実 IP を使用した方法で対応します 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 まず クラスタ ノードの稼働状況を確認しておきます クラスタ関連の動作状況の確認はすべて scstat コマンドにより行うこ とができます 63

64 # scstat -n -- クラスタ ノード -- ノード名 状態 クラスタ ノード : v240 Online クラスタ ノード : v210 Online 次に NetVault の導入前にあらかじめ必要なリソースが登録されていることを確認しておきます リソースを登録するために は グループ化して管理を容易にするリソース グループの作成を行い その中にリソースを追加しておくことになります 同 じく scstat コマンドによりリソース関連の確認を行います # scstat -g -- リソース グループとリソース -- グループ名 リソース リソース : oracle-rg ntc-test se3510 oracle-server-rs oracle-listener-rs -- リソース グループ -- グループ名 ノード名 状態 グループ : oracle-rg v240 Online グループ : oracle-rg v210 Offline -- リソース -- リソース名 ノード名 状態 状態メッセージ リソース : ntc-test v240 Online Online - LogicalHostname online. リソース : ntc-test v210 Offline Offline - LogicalHostname offline. 64

65 リソース : se3510 v240 Online Online リソース : se3510 v210 Offline Offline リソース : oracle-server-rs v240 Online Online リソース : oracle-server-rs v210 Offline Offline リソース : oracle-listener-rs v240 Online Online リソース : oracle-listener-rs v210 Offline Offline リソースには それぞれ依存関係がありリソース登録の上から順にサービスの起動が行われ 逆に下から順にサービスの停止が実行されます この動作をノード毎に実行することで リソース グループ全体が移動するという仕組みが実現できています 上記の例は ntc-testという共有名のリソースがもっとも早く有効になり その後ディスク Oracleという順になっています クラスタリソースグループの移動 リソース グループの移動には scswitchコマンドを使用し 移動したいリソース グループと 移動先のホストを指定して実行します この例では 共有ディスクおよび関連するサービスを [Node1:v240] から [Node2:v210] へ移動します また scswitch 前後のステータスの変化はscstatコマンドを使用して確認します 最終的に oracle-rgというリソース グループが移動していることが確認できます 65

66 # scstat -g -- リソース グループとリソース -- グループ名 リソース リソース : oracle-rg ntc-test se3510 oracle-server-rs oracle-listener-rs -- リソース グループ -- グループ名 ノード名 状態 グループ : oracle-rg v240 Online グループ : oracle-rg v210 Offline メッセージ省略 # scswitch -z -g oracle-rg -h v210 # scstat -g -- リソース グループとリソース -- グループ名 リソース リソース : oracle-rg ntc-test se3510 oracle-server-rs oracle-listener-rs -- リソース グループ -- グループ名 ノード名 状態 グループ : oracle-rg v240 Offline グループ : oracle-rg v210 Online メッセージ省略 NetVault Backup をクラスタ リソースとして登録 NetVault のサービスの起動にあたっては 必ず Oracle 関連のサービスが起動された後に行う必要があります それを実現する方法が 2 つあります 一つは Sun Cluster 用に用意された Oracle 対応スクリプトの中に NetVault 対応が可能なようなエントリを追記する方法 もう一つは NetVault をあらたなリソースとして定義するというものです 66

67 本ガイドでは NetVault のサービスの起動と停止を最小限の処理にて行っていますが 詳細な確認を含めた処理を行う には 別途その処理を実行できるスクリプトを作成し 登録することをお勧めします 以下の例では Sun ClusterへのNetVaultサービスの登録方法として Oracle 用リソースの制御に使用されるスクリプトファイルに内容を追記する方法を使用しました それぞれ Oracleが起動してからNetVaultを起動し Oracleが停止する前に NetVaultを停止するようにしています このようにすることで NetVaultの動作に必要とされる共有ディスクとの依存関係も保つことが可能です スクリプト名 :/opt/sunwscor/oracle_server/bin/oracle_server_start 省略 startup_netvault() { /data1/netvault/etc/startup.sh start } ############################################################# # ############################################################# main() { typeset rc=0 } initialize read_arguments "${@:-}" error_exit $? read_parameters set_status UNKNOWN validate_start_parameters error_exit $? startup_oracle error_exit $? if [ ${WAIT_FOR_ONLINE} = "TRUE" ]; then wait_for_online rc=$? fi startup_netvault exit $rc 67

68 main スクリプト名 :/opt/sunwscor/oracle_server/bin/oracle_server_stop 省略 shutdown_netvault() { /data1/netvault/etc/startup.sh stop } ############################################################# # ############################################################# main() { } shutdown_netvault typeset rc=0 initialize main "${@:-}" read_arguments "${@:-}" error_exit $? read_parameters set_status UNKNOWN validate_parameters error_exit $? shutdown_oracle error_exit $? rc=$? exit $rc 本スクリプトはサンプルスクリプトとして提供しておりますがバックボーン ソフトウエア株式会社が保証しているものではご ざいません ご利用頂く場合には自己責任でご利用頂けますようお願い致します Sun Cluster 上で新たなリソースを登録する方法としては 他にSun Cluster 標準のGDSリソース タイプとしてNetVaultのサービスを登録する事もできます Sun Cluster 用のOracleエージェントを使用しない場合などに使用することを検討してください GDSリソース タイプを使用したSun Clusterへの登録方法に関してはSun Clusterのマニュアルをご確認下さい 68

69 NetVault を登録後は 一度リソース グループを移動させて NetVault の動作を確認します プロセスの確認は リソースが 移動したマシン上で行います # scswitch -z -g oracle-rg -h v240 # scstat -g -- リソース グループとリソース -- グループ名 リソース リソース : oracle-rg ntc-test se3510 oracle-server-rs oracle-listener-rs -- リソース グループ -- グループ名 ノード名 状態 グループ : oracle-rg v240 Online グループ : oracle-rg v210 Offline メッセージ省略 # ps -ef grep nv root :00:54? 0:00 nvcmgr 2 root :00:54? 0:00 /data1/netvault/bin/nvpmgr startup root :00:55? 0:00 nvstatsmngr 9 root :00:55? 0:00 nvnmgr Oracle Fail Safe Oracle 社のOracle Fail Safe(OFS) では フェイル オーバの動作を実現するために Microsoft Cluster Server(MSCS) を使用しています クラスタ構成の管理は MSCSではなくOracle 社が提供するOracle Fail Safe Managerを通して透過的に実行されるようになっています 本検証に用いるOFS 環境下でのOracleのインストールおよび基本的なクラスタリングに関する設定はすべて完了しているものとします こちらの例では 一つの Oracle クラスタグループによる Active-Standby 構成により確認しており Active-Active 構成の場合 には 個別にクライアントを設定することを推奨します 69

70 4.6.1 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 リソースの確認は Oracle Fail Safe Manager から行うことが可能です なお Oracle APM をインストールする時など 事前に Oracle のインスタンスが停止されている状態が必要な場合に sqlplus からシャットダウンすると自動的にリソースが回復されてしまうため 必ず OFS Manager からリソースのオフラインに より操作します 70

71 4.6.2 クラスタリソースグループの移動 OFS Manager を使用し [Node1:PE2850SD] から [Node2:PE1850CH] へ ofsgroup1 クラスタグループを移動します NetVault Backup をクラスタ リソースとして登録 NetVault のサービスを OFS Manager を使用して リソースとして登録します まず クラスタ リソースの項目で右クリックメニューの リソースをグループに追加 を選択します 71

72 リソースの追加手順は次の通りです Step1 リソース タイプでは Generic Service を選択します Step2 汎用サービスの識別情報では 表示名に NetVault Process Manager を選択し イメージ名の項目で 共有ディスク上にあるNetVaultのProcess Managerが示されているのを確認します Step3 汎用サービスのアカウントでは特に指定する項目はありません Step4 汎用サービスのディスクでは NetVaultをインストールする共有ディスクを指定します NetVault 専用にディスクを割り当てることも可能ですが ここでは制御ファイルやパラメータファイルなどが格納されるのと同じディスクを使用しています Step5 汎用サービスの依存性に関して この例では ORCL として Oracle のサービスを指定しています このようにすること 72

73 により Oracle 関連のすべてのサービスが起動してから NetVault の Process Manager が起動します NetVault のサービス と Oracle のサービスに依存性を持たせるということは NetVault のリソースに障害が発生すると Oracle サービスに対して 影響を与えることになります 運用の要件に合わせて 依存性の設定を検討するようにしてください NetVault による Oracle のバックアップを優先させる場合 Oracle インスタンスに依存性を設定 Oracle 自身のインスタンス稼動を最優先し バックアップが失敗してもやむを得ないことが許容される場合 Oracle インスタンスに対する依存性を設定しない 一度発生した依存性の設定は 運用後も解除が可能です 依存性設定時に問題が発生した場合には はじめにクラスタ リソースの中からNetVault Process Manager およびOracle インスタンスを停止します 次に NetVault Process Manager のリソースの依存性タブから リソースの依存性変更ボタンを押し Oracle インスタンスのリソースを削除しディスクリソースのみに設定変更します Step6 汎用サービスのレジストリに関して 特にレジストリ関連の設定はありませんので 完了を押すと設定は終了です 設定が正しければ 登録が正常に完了します 73

74 登録したリソースはそのままでは オフラインになっているので オンラインに切り替えます Step 7. 手順 3 と同様に OFS Manager を使用し [PE2850CH:Node2] から [PE2850SD:Node1] へ ofsgroup1 クラスタグ ループを移動します NetVault をリソースとして追加し依存関係の設定行ったことで 各種ディスクリソース Oracle 関連の サービスに合わせて NetVault のサービスもフェイル オーバ時に自動起動することを確認します 74

75 4.7.0 PRIMECLUSTER PRIMECLUSTERは 富士通製のクラスタリングソフトウェアです サーバ ストレージ ネットワークなどのシステム構成要素を冗長化し 迅速な異常検出 業務のフェイル オーバ 異常個所の縮退を自動的に行う機能を持っています 製品に関する詳細は PRIMECLUSTERに関するWebページを参照してください ( ファイルシステム プラグインで使用する場合のみ 仮想クライアントの機能が使用可能です 他のアプリケーションを使用 する場合には 実 IP を使用した方法で対応します 75

76 4.7.1 共有ディスクと仮想 IP の事前登録 仮想クライアントを正しく動作させるには 事前にクラスタウェア側で共有ディスクと仮想 IP の設定を行っておく必要がありま す この例では 共有ディスクのマウントポイントとして /share を使用しています この例では 仮想 IP として を使用しています 76

77 4.7.2 クラスタリソースグループの移動 リソースの切り替えには hvswitch コマンドを使用し 特定のリソース グループをどのマシンで稼動させるか指定することに より 擬似的なフェイル オーバを行います フェイル オーバ後は hvdisp コマンドにて状況を確認することができます ~]# hvswitch app1 pq482-1rms ~]# hvdisp -a Local System: pq482-0rms Configuration: /opt/smaw/smawrrms/build/glsonly.us Resource Type HostName State StateDetails pq482-1rms SysNode Online pq482-0rms SysNode Online app1 userapp Offline app1 userapp pq482-1rms Online Machine001_app1 andop pq482-1rms Machine000_app1 andop pq482-0rms Offline Ipaddress000_Gls_APP1 gres Offline MountPoint001_Lfs_APP1 gres Offline AllDiskClassesOk_Gds_APP1 andop Offline class0001_gds_app1 gres Offline NetVault Backup をクラスタ リソースとして登録 PRIMECLUSTER では アプリケーションが PRIMECLUSTER に容易に対応することができるようにするために 汎用 CmdLine Wizard を提供しております 汎用 CmdLine Wizard を利用するためには以下のものが必要です 表 1. 汎用 CmdLine Wizard スクリプトタイプ 必須 概要 StartScript アプリケーションを起動するシェルスクリプト StopScript アプリケーションを停止するシェルスクリプト CheckScript アプリケーションの状態を監視するシェルスクリプト 77

78 上記のシェルスクリプトには以下の留意事項があります 表 2. シェルスクリプト作成時の留意点 スクリプトタイプ 終了コード 概要 Start/StopScript 0 正常終了 0 以外 異常終了 CheckScript 0 サービスステータス正常 0 以外 サービスステータス異常 CheckScriptで異常を検知した場合には設定内容に応じてサービス再起動やフェイル オーバ処理が実施されます PRIMECLUSTERにNetVaultサービスを登録 PRIMECLUSTERの汎用 CmdLine WizardにNetVaultサービスの起動 停止 確認スクリプトを設定します サンプルスクリプトは本ドキュメントの 付録. PRIMECLSTER 汎用 CmdLine Wizard 用スクリプト をご参照下さい また 本スクリプトの指定は以下のようになります 表 6. PRIMECLUSTER 汎用 CmdLine Wizard 指定 項目 設定内容 概要 起動スクリプト netvault.sh start NetVaultサービスの起動処理 停止スクリプト netvault.sh stop NetVaultサービスの停止処理 チェックスクリプト netvault.sh check NetVaultサービスの状態確認処理 PRIMECLUSTER 登録時には NetVault をインストールしたファイルシステムも同時にフェイル オーバさせる必要がありま す PRIMECLUSTER への登録方法に関しては PRIMECLUSTER のマニュアルをご確認下さい サンプル 1. PRIMECLUSTER 汎用 CmdLine Wizard 用スクリプト ファイル名 :netvault.sh #!/bin/sh export PATH="/sbin:/usr/sbin:/bin:/usr/bin" [! -f /etc/.nv6_home ] && exit 1 export NV_HOME=`head -n 1 /etc/.nv6_home` export NV_PROCESS="nvpmgr" export NV_CMD="$NV_HOME/bin/nvpmgr" export NV_PID="/var/run/netvault.pid" nv_process(){ pid_name=`cat $1 awk '{print $2}' 2> /dev/null` 78

79 } if [ "$pid_name" = "($NV_PROCESS)" ]; then pid_parent=`cat $1 awk '{print $4}' 2> /dev/null` if [ "$pid_parent" -eq "1" ]; then cat $1 awk '{print $1}' > $NV_PID 2> /dev/null pid=`cat $NV_PID 2>&1` if [ "$pid" = "" ]; then [ -f "$NV_PID" ] && rm "$NV_PID" fi return 0 fi fi return 1 nv_recheck(){ for pid in `ls /proc/[1-9]*/stat 2> /dev/null` do if [ -f "$pid" ]; then nv_process "$pid" [ "$?" -eq "0" ] && return 0 fi done [ -f "$NV_PID" ] && rm "$NV_PID" return 1 } nv_check(){ EXITCODE=1 if [! -f "$NV_PID" ]; then nv_recheck EXITCODE="$?" else pid=`cat $NV_PID 2> /dev/null` pid_name="/proc/$pid/stat" if [ -f "$pid_name" ]; then nv_process "$pid_name" EXITCODE="$?" else nv_recheck EXITCODE="$?" fi fi return "$EXITCODE" } nv_stop(){ nv_check [ "$?" -eq "1" ] && return 0 # Max waiting 60 seconds retry=6 "$NV_CMD" shutdown > /dev/null 2>&1 while [ "$retry" -gt 0 ] do sleep 10 nv_check 79

80 } done return 1 if [ "$?" -eq "1" ]; then [ -f "$NV_PID" ] && rm "$NV_PID" return 0 fi retry=$(($retry - 1)) nv_start(){ } nv_check [ "$?" -eq "0" ] && return 0 "$NV_CMD" > /dev/null 2>&1 [ "$?" -ne "0" ] && return 1 # Max waiting 15 seconds retry=3 while [ "$retry" -gt 0 ] do sleep 5 nv_check [ "$?" -eq "0" ] && return 0 retry=$(($retry - 1)) done return 1 case "$1" in start) esac exit 1 stop) check) *) nv_start exit "$?" ;; nv_stop exit "$?" ;; nv_check exit "$?" ;; echo "Usage: $0 {start stop check}" 本スクリプトはサンプルスクリプトとして提供しておりますがバックボーン ソフトウエア株式会社が保証しているものではご ざいません ご利用頂く場合には自己責任でご利用頂けますようお願い致します 80

81 第 5 章 : 検証方法 検証内容 正しく設定後は 実際にクラスタウェア連携して動作するかの動作確認を行います 主に クラスタのリソース登録に関する検証 ファイルシステムのみの検証 APMを使用したアプリケーションのバックアップの検証などがあります クラスタのリソースに関する基本検証 クラスタウェアを使用してにて NetVault Backup を使用してバックアップする際の動作検証結果について記載します クラスタウェア基本検証 項目 結果 趣旨 NetVaultサービスを含むクラスタグルー 正常稼動 NetVaultサービスを含むクラスタグループの起動 プの起動 NetVaultサービスを含むクラスタグルー 正常稼動 NetVaultサービスを含むクラスタグループの移動 プの移動 NetVaultサービスを含むクラスタグループの停止 正常稼動 NetVaultサービスを含むクラスタグループの停止 File System Plugin に関する検証 ファイルシステム プラグイン動作検証 項目 結果 趣旨 基本バックアップ 正常稼動 各ノードでフェイル オーバを実施しバックアップ実施 基本リストア 正常稼動 各ノードでフェイル オーバを実施しリストア実施 また [Node1] で取得したバックアップを [Node2] でサービスを起動させたリストア バックアップ中のフェイル オーバ 正常稼動 バックアップ中にフェイル オーバ処理が実施された場合に次回バックアップ処理の検証 (*) リストア中のフェイル オーバ 正常稼動 リストア中にフェイル オーバ処理が実施された場合に次回リストア処理の検証 (*) (*) 但し バックアップ / リストア中のジョブはフェイル オーバ時には強制終了します ジョブ リトライの機能により 自動的な 再実行を行うことも可能です 81

82 5.3.0 APM の動作に関する検証 Microsoft SQL Server に対応する SQL Server APM や Microsoft Exchange Server に対応する Exchange Server APM 等は 仮想クライアント上で動作し APM の製品検証の中でテストが行われています そのため 特に検証対象としては含 まれておりません Oracle APM Oracle APM( ユーザ管理バックアップ機能 ) 動作検証 項目 結果 趣旨 Oracleバックアップ検証 1 正常稼動 ファイルシステム上にOracleデータがある場合のバックアップ検証 Oracleリストア検証 1 正常稼動 ファイルシステム上にOracleデータがある場合のリストア検証 (EXAMPLE 表領域 ) Oracle APM(RMAN バックアップ機能 ) 動作検証 項目 結果 趣旨 Oracleバックアップ検証 2 正常稼動 ファイルシステム上にOracleデータがある場合のバックアップ検証 Oracleリストア検証 2 正常稼動 ファイルシステム上にOracleデータがある場合のリストア検証 (EXAMPLE 表領域 ) 82

83 第 6 章 : 動作上の諸注意 フェイル オーバ時のジョブ リトライ 検証方法 1. フェイル オーバ時のジョブ リトライについて ジョブ作成時に スケジュールタブのジョブオプションにて NetVault Backup 7.1.0よりの新機能であるジョブ リトライの機能を有効にすることで フェイル オーバによりジョブが途中で失敗しても あらかじめ指定した時間の間隔をあけて再実行することが可能となります 再実行のタイミングはジョブが失敗した時間からリトライ間隔の時間を足した時が新たにスケジュールされます ジョブ リトライの機能は バックアップウィンドウのスケジュールタブにある Job Retries の項目にて設定を行います 詳 細については NetVault Backup アドミニストレーターズ ガイド の付録 A A.1.3 Job Options フレーム の項目をご参照 ください なお フェイル オーバ時には NetVault サーバからクラスタ化された NetVault クライアントが再認識されるまでに 3~5 分程 度時間がかかる場合もあるため あらかじめ簡単な検証を行った上で リトライ間隔を設定するようにしてください 障害時のクラスタ動作について Oracleのリカバリを行う際 Oracleのインスタンスが正常に稼動しない状態 (OPEN 状態で起動できず MOUNT 状態になってしまう場合も含む ) では 依存関係によりNetVault Backupも正常に動作しません このような場合には NetVault Backupのリソースを依存関係から切り離し 個別に立ち上げることで Oracleのリストアが可能になります 以下の例は LifeKeeperを使用していて NetVault Backupのリソースが紐付けられている時に 一度その紐付けを解消し NetVault Backupのリソースだけを起動させているところです 操作等は 各クラスタウェアによって異なるため 詳細な手 83

84 順はクラスタウェア側のマニュアル等をご参照ください Oracle へのアクセスが失敗する場合 以下の条件下において Oracle へのアクセスに失敗する場合があります Life Keeper より NetVault を起動している SGA のサイズが 512MB 以上 そのような現象が発生する場合 以下のコマンドを NetVault を起動するスクリプト内の NetVault Backup のサービスを起動 する前に追加してください # ulimit -s

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