第 1 章 Chapter 年度の中小企業の動向 2010 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan 我が国経済は アメリカ発の金融危機に端を発する景気後退から着実に持ち直してきているが 自律的な回復といえる状況には至って

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1 第 1 部 2010 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

2 第 1 章 Chapter 年度の中小企業の動向 2010 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan 我が国経済は アメリカ発の金融危機に端を発する景気後退から着実に持ち直してきているが 自律的な回復といえる状況には至っていない その中で 中小企業の業況は 持ち直しの動きが見られるが その水準自体は依然として低く 厳しい状況が続いている 第 1 節では 2009 年度の内外経済の動向を総括し 我が国経済は 急速な景気後退から着実に持ち直してきているが 自律性に乏しく依然として厳しい状況にあることを示す 第 2 節では 2009 年度の中小企業の動向を概観し 総じて業況及び生産に持ち直しの動きが見られるが 業種や規模によってはその動きに違いがあること 資金繰りや雇用については依然として厳しいこと 円高やデフレ等先行きにリスクがあることなどを示していく 第 1 節 内外経済の動向 Section 1 我が国経済は 2002 年 1 月を景気の谷として底を打って以来 息の長い緩やかな景気回復が続いていたが 2007 年 10 月を山として景気後退局面に入った 1 その後 サブプライム住宅ローン問題等を巡るアメリカの金融不安は 2008 年 9 月に大手投資銀行リーマン ブラザーズが破綻したこと ( 以下 リーマン ショック という ) を契機に 世界的な金融危機へと拡大した こうした金融危機に伴い世界経済は急速に悪化し 我が国経済も輸出の大幅な減少により 輸出型の製造業を中心に大きな打撃を受けた 本節では 急速な後退から持ち直してきている2009 年度における内外経済の動向を見ていく 急速な景気後退からの緩やかな持ち直しの動き 年夏以降 アメリカのサブプライム住宅ローン等の問題が金融市場の混乱を招き 年 月には大手投資銀行リーマン ブラザーズが破綻した それを契機として 世界経済は急速に悪化し 主要国の実質 は 年 月期から 年 月期にかけて総じて大幅に減少し 世界同時不況の様相を呈した その後 実質 成長率は 中国では インフラ投資や消費 拡大等を中心とする景気刺激策 2 の効果もあって 年 月期以降 前期比で年率 % 近い伸び率を記録するようになり 日本及び韓国においても 景気刺激策や中国を中心とするアジア向け輸出により 日本では 年 月期に 韓国では 年 月期に 前期比でプラスに転じるなど アジアでは持ち直しの動きが見られた 他方 欧米でも 実質 成長率は 景気刺激策等により ドイツ フランスでは 年 月期に ア 1 景気循環の山 谷を示す景気基準日付は 内閣府経済社会総合研究所で開催される景気動向指数研究会の議論を経て設定される 2009 年 1 月 29 日に開催された同研究会の議論を経て 2002 年 2 月から拡張を続けた景気の山として 2007 年 10 月が暫定的に設定された 年末から 2010 年末までに 約 4 兆元 ( 約 53 兆円 ) のインフラ建設投資等が実施され 2009 年には農村部での自動車及び家電の普及策である 汽車下郷 及び 家電下郷 並びに都市部も含めた自動車及び家電の買換促進策である 以旧換新 等の景気刺激策が実施された このような景気刺激策の効果もあって 中国は 2009 年に新車販売台数 自動車生産台数ともに世界第 1 位になった White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

3 第1第 1 部 年 月期に前期比でプラスに転じた 第 図 国際通貨基金 年 月期に イギリスでは 節メリカでは によれば 世界経済は 中国を始めとしたアジアを中心に回復の動きが広がり 先進国の景気も緩やかに持ち直していく見 込みである 第 図 主要国の実質 GDP 成長率 第 図 主要国の実質 GDP 成長率 (2009 年及び 2010 年の見通し ) 第 図 中小企業白書

4 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 我が国の実質 成長率を要因分解したものが第 図である リーマン ショック後の 年 月期には 実質 成長率の前期比 % 減少に対する外需の寄与度は % 減少に達した 年 月期には 内需も冷え込み実質 成長率の前期比 % 減少に対する家計部門 民間最終消費支出 + 民間住宅 の寄与度は % 減少 民間企業設備投資の寄与度は % 減少となった 年 月期には 輸出が前期比 3 で増加に転じ 景気刺激策等により家計消費が 前期比で増加したことから 実質 成長率は 前期比で増加に転じた 実質 成長率は 月 期にはわずかにマイナスとなったが 月期 には再び前期比プラスに転じた 他方で 名目 成長率を見てみると 年 月期以降 マイナスが続いていたが 年 月期に 四半期ぶりに前期比でプラスに 転じている 4 第 図 実質 GDP 成長率の伸び率の要因分解 ( 前期比寄与度 ) 第 図 3 定額給付金及びエコカー減税 補助金 エコポイント制度の導入等が実施された 4 実質 GDP と名目 GDP の乖離は 物価の変動によるものであるが 物価については後に論じる White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

5 第1節第 図 第 1 部 名目 GDP 成長率の伸び率の要因分解 ( 前期比寄与度 ) アジア向けを中心に増加する輸出額実質 の変化に大きく寄与した輸出額の動向を詳しく見ていく 我が国の貿易収支は 月を除き 年 月に 年ぶりに赤字となり 月 に一度黒字化した後 年 月から 年 月まで か月連続で赤字が続いた 年 月以降 貿易収支は黒字に戻り その後も輸出額は緩やかに増加している 第 図 貿易収支 第 図 中小企業白書

6 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 地域別の輸出額を見てみると アジア向けの輸出額は リーマン ショック後に大幅に落ち込んだが 中国向けの輸出額を中心に緩やかに増加し リーマン ショック前の水準近くまで回復している 北米及び西欧向けの輸出額は 年 から徐々に減少し リーマン ショック後に急減した 年に入ると下げ止まり 足下の北米向けの輸出額は持ち直しており 西欧向けの輸出額にも持ち直しの動きが見られる 第 図 地域別の輸出額第 図 製造業を中心に改善する生産 収益鉱工業生産指数は リーマン ショック後に過去に例のない大幅な減少を記録したが 年 月以降 急テンポの回復ではないものの 年 月まで か月連続で上昇し持ち直している 他方で 鉱工業在庫指数はリーマン ショック後に緩やかに上昇したが 年 月から低下が続 き その後も横ばいで推移している 鉱工業在庫 5 率指数は 年 月以降 急激に低下し 製造業では在庫調整が進みつつあることが分かる また 第 次産業活動指数は 落ち込み及び回復ともに鉱工業生産指数と比較して緩やかであった 第 図 5 在庫率とは 出荷数量に対する在庫数量の比率をいう White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

7 第1第 1 部 鉱工業生産 在庫 在庫率指数及び第 3 次産業活動指数第 図 節次に 企業の収益について見ていく 売上高 は リーマン ショック後 特に製造業において前年同期比で大幅に減少し 年 月期にそ の程度に歯止めがかかっているものの いまだ前年同期比増に転じていない 第 図 売上高 第 図 中小企業白書

8 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 また 経常利益についても 年 月期 以降 特に製造業において前年同期比で記録的に減少し 6 年 月期には前年の水準が低 かったこともあり大きく増加したが いまだリーマン ショック以前の水準には戻っていない 第 図 経常利益 第 図 依然として厳しい状況が続く雇用情勢雇用情勢は リーマン ショック以降急速に悪化し 年 月には完全失業率が過去最高の % を 月には有効求人倍率が過去最低の 倍を記録した 完全失業率は 月以降低下し 有効求人倍率も 月以降上昇したものの 雇用情勢は依然として非常に厳しい状況にある 第 図 6 製造業の経常利益は 2009 年 1-3 月期に 1954 年 4-6 月期以来 初めてマイナスとなった White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

9 第1節第 図 第 1 部 完全失業率及び有効求人倍率 円高による先行きへのリスクこれまで 我が国の景気は 輸出に牽引されつつ着実に持ち直してきているが 失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にあることを見てきた 次に 我が国経済の先行きを展望するにあたって 景気を下押しするリスクとなり得る為替の動向について見ていく リーマン ショック後 金融 資本市場の混乱や 日本と欧米との金利差の縮小により 対ドル 対ユーロともに円高が進んだ 円相場は 年春以降 対ユーロでは比較的安定した推移を辿ったが 対ドルでは一度円安に振れた後 アメリカの金融緩和の長期化の見通しや ドバイ首長国が政府系企業の債務返済延期を公表したことから 円への逃避買いが続き 再び円高が進行した 年 月末には 年 月以来の円高水準となる一時 ドル 円台を記録し その後も 円前後で推移するなど 為替相場は 年夏以降円高基調にある 第 図 中小企業白書

10 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 為替相場 ( 円ドル 円ユーロ ) 第 図 次に 実質実効為替レートを用いて 物価変動の影響を考慮した複数通貨に対する為替の水準を見ていく 第 図によると リーマン ショック後に急激な円高が進行したが 年春以降は円安方向に戻り安定的に推移している 他方 ドルについては 年春以降にドル安 方向に振れており 円ドル相場で円高ドル安が進行した背景には 世界的なドル安があったと考えられる 我が国経済が輸出を中心に持ち直してきていることを踏まえれば 今後とも急激な為替変動が我が国経済に与える影響を注視していく必要がある 実質実効為替レート 第 図 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

11 第1第 1 部 デフレによる景気下押しリスク為替とともに 景気を下押しするリスクとして留意すべきは デフレの影響であろう 消費者物節価指数は 振れの大きい生鮮食品や石油製品等を除くベース 内閣府の試算する生鮮食品 石油製 品及びその他特殊要因を除く総合 コアコア では 前月比で 年 月から 年 月まで か月連続で緩やかに下落を続けており 我が国経済は現在 緩やかなデフレ状況にあると判断される 7 第 図 消費者物価指数 ( コアコア ) 第 図 技術革新や国際分業の進展等による物価の下落は それが部分的な下落にとどまる場合には相対価格の変化の問題であり また 広範な商品の価格低下が生じる場合も 原材料費の低下や消費者余剰の増加となる しかしながら 第 図が 示すとおり 主要国 地域の中で 日本においてのみ消費者物価指数が長期にわたって緩やかに下落していることもあり 現在のデフレが技術革新や国際分業の進展を主因とするとは考えにくい 年 11 月から内閣府 月例経済報告 では 物価の動向を総合してみると 緩やかなデフレ状況にある としている 中小企業白書

12 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 主要国 地域の消費者物価指数 第 図 日本のみに見られる恒常的な物価下落の原因として 供給に対する需要の不足が考えられる 価格調整メカニズムが働けば 供給過剰 需要不足の場合には 物価の下落を通じた価格調整が生じる それでは 日本経済の需要と供給の水準はどうであろうか 内閣府の試算によると 年代以降 需要 現実の と潜在的な供給力 潜在的な の乖離を示す ギャップはマイナス基調で推移し 特にリーマン ショック後に ギャップのマイナス幅が拡大した 第 図 このように 大幅な ギャップが 我が国の物価の下落圧力となっていることが考えられる デフレは 企業の名目の売上を減少させるだけではなく 実質賃金の高まりによる労働需要の低下 実質金利の高止まりによる投資意欲の減退 実質債務負担の増加にもつながりかねない こうしたことにより 我が国経済が 物価下落と景気後退の悪循環が続くデフレ スパイラルに陥ることのないように 引き続き物価傾向を注視していくことが必要である White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

13 第 図2節第 第 1 部 GDP ギャップ 第 2 節 中小企業の動向 Section 2 前節では 2009 年度の我が国経済は 急速な景気後退から着実に持ち直してきているが 失業率が高水準にあるなど 依然として厳しい状況にあり 円高やデフレ等の先行きへのリス クがあることを概観した 本節では こうした状況下における中小企業の景況感 生産 資金繰り 倒産等を確認しながら 2009 年度における中小企業の動向を見ていく 景況感まずは 日本銀行 全国企業短期経済観測調査 以下 日銀短観 というを用いて 大企業と中小企業の景況感を見ていく 第 図 業況判断 は 大企業 中堅企業 中小企業と もに急速な景気後退により 年末から急激に悪化したが 大企業 中堅企業では 年 月期に 中小企業では 四半期遅れて 月期に底を打った 中小企業白書

14 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 規模別の業況判断 DI 第 図 中小企業の業況判断 DI( 前期比季節調整値 ) 第 図 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

15 第 図 2 2節第 第 1 部 中小企業の業況判断 DI( 前年同期比原系列 ) 次に 業種別の中小企業の業況感を見ていく 第 図 業種別の業況判断 は 電気 情報通信機械 電子部品や輸送用機械器具では持ち直しが見られるが 小売業 サービス業等の非 製造業では持ち直しは緩やかであり また小規模企業では 中規模企業 8 に比べて総じて業況判断 の水準が低いなど 業種及び規模によってその動きに違いが見られる 規模別 業種別の業況判断 DI 第 図 8 小規模企業以外の中小企業を中規模企業とする 中小企業白書

16 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 生産第 節では 企業の在庫調整が進み 生産も持ち直していることを示したが ここでは 大企業 中小企業別に 製造業の生産動向を見ていく 第 図は 輸出割合が高い業種と低い業 種の規模別 業種別の生産指数を示したものであるが 大企業 中小企業ともに 輸出割合が高い業種では リーマン ショック後の落ち込み及び回復ともに急激であることが分かる 9 業種別 規模別の製造工業生産指数 第 図 第 図は 大企業と中小企業の製造工業の生産指数の伸びを業種別に要因分解したものである 大企業の生産指数は 年の春以降 輸出割合の高い電子部品 デバイスと輸送機械が牽引していることが分かる 他方 中小企業におい ては 製造業における電子部品 デバイスや輸送機械の占める割合が大企業と比較して低いこともあり 10 生産指数は輸出型の製造業によって引上げられず 停滞していることが分かる 9 輸出割合が高くとも 計測機械等を製造する精密機械工業を営む中小企業の生産指数は いまだ持ち直しに至っていない 10 製造工業全体に占めるウェイトは 大企業において 電子部品 デバイスで9.6% 輸送機械で22.0% 中小企業において 電子部品 デバイスで5.3% 輸送機械で 4.4% である (2005 年 経済産業省 生産動態統計調査 ) White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

17 第 図2節第 第 1 部 規模別の製造工業生産指数の伸び率の要因分解 ( 前月比寄与度 ) 売上高 経常利益第 図が示すように リーマン ショック後の急速な景気後退に伴い 我が国の中小企業の売上高及び経常利益は 製造業を中心に急速に減少した 中小製造業において 売上高及び経常利益は 年 月期に前年同期比で % 減及 び % 減となった後 持ち直しの動きが見られ 年 月期には 売上高は前年同期比で % 減 経常利益は前年同期比で % 増となった しかしながら 売上高及び経常利益を実額で見ると その水準は リーマン ショック前の 年 月期を下回っている 中小企業白書

18 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 規模別の売上高及び経常利益第 図 第 図は 製造業の経常利益の増減率を要因分解したものである 中小企業は 大企業に比べて 年 月期以降 売上高の減少が著しい一方 人件費要因がプラスに働いている これは 中小企業においては 大幅な売上高の減少を 人件費を圧縮することによって相殺し 経常利益の減少を食い止めてきたとも考えられる また 売上価格の下落による経常利益の伸び率の押 し下げは 大企業では 年 月期に 中小企業では 年 月期から現れており 価格下落圧力が大企業から中小企業へと及んでいることがうかがえる 年 月期の中小企業の経常利益は 前年同期比でプラスに転じたが 売上価格の下落要因が依然として経常利益を押し下げており 人件費等を削減せざるを得ない厳しい状況が続いていることがうかがわれる White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

19 第 図2節第 第 1 部 規模別の経常利益の伸び率の要因分解 ( 前年同期比寄与度 ) 中小企業白書

20 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 資金繰り中小企業の資金繰り は 年 月期を底として持ち直しの動きが見られるが 水準は依然として低い 特に 小規模企業では厳しい状況にある 第 図 また 金融機関からの借入の難しさを示す中小企業の借入難易度 は下げ止まりつつあるが 特に小規模企業で借入が困難である状況が分かる 第 図 中小企業の資金繰り DI 第 図 第 図 中小企業の借入難易度 DI White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

21 第2第 1 部 節中小企業の倒産件数 第 図 倒産動向中小企業の倒産件数は 年後半に増加傾向が強まったが 年後半に入ると緩やかに減少した 第 図 これは 緊急保証制度 やセーフティネット貸付 といった資金繰り対策等が一定の効果を あげたほか リーマン ショック以降に急激に増加した上場企業の倒産が 年後半に一服したことによるものと考えられる 他方で とりわけ従業員数 人以下の企業の倒産件数は 依然として高水準であり 小規模な企業を巡る環境が厳しいことが分かる 第 図 規模別及び上場企業の倒産件数 第 図 中小企業白書

22 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 こうした状況の中 年における我が国の自殺者数は 年 月末の暫定値で前年を 人上回る 万 人となっており 年以降 年連続で年間自殺者数が 万人を超える水準で推移している 第 図 月次で見ても こ こ数年毎月 千 ~ 千人の自殺者が発生しており 特にリーマン ショック発生後の 年 月においては 前年同月比で % 増を記録するなど自殺者数は高い水準で推移している 第 図 自殺者数 ( 年次 ) 第 図 自殺者数 ( 月次 ) 第 図 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

23 第2第 1 部 由とした自殺のうち 自営業 家族従事者におけ も考えられる自営業 家族従事者の自殺者は こ る自殺者数を理由別に示したものであるが こ数年 千 ~ 千人規模で発生している 第 年から 年にかけて 事業不振 や 負債 図 多重債務 等を理由とした自殺は増加してい また 第 図は 経済 生活関連 を理 る 職業別の自殺者数 第 図節このうち 小規模な企業の経営者の代替指標と 自営業 家族従事者における自殺の原因 動機 第 図 中小企業白書

24 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 相談事例 過重債務による借金の返済問題を抱えていることから相談 主な支払いだけでも資金が不足してしまう状況の中 法人部分は破産させ 個人部分は個人再生 13 を用いることにより自宅は残すよう指導を受けた ( 岐阜県建設業 地域力連携拠点 経営者のための法律相談 にて相談 ) 現在の債務が非常に厳しく 保証人に迷惑をかけないような廃業の方法を模索していたことから相談 弁護士から法的整理 任意整理等に関する具体的なメリット デメリット 費用 手順等について回答を受け 現実的な廃業の手順が明確になったことで 再建に向けての意欲を持つようになった ( 大分県酪農業 地域力連携拠点 経営者のための法律相談 にて相談 ) 代表取締役として経営していた会社が倒産し 信用保証協会による代位弁済に伴い その返済について相談 自宅任意売却による信用保証協会への返済のアドバイスを受けるとともに 信用保証協会に同行して状況説明をしてもらった ( 兵庫県製造業 商工会議所 商工会 経営安定特別相談室 にて相談 ) 民間の金融機関にプロパーの融資 14 を申し込んだが 信用保証協会から既に相応の保証を受けており 断られたため相談 公的金融機関からの追加融資を模索している ( 東京都製造業 公的金融機関 中小企業金融合同相談会 にて相談 ) 外部からの借入は行っていなかったが 売上減少により 4 期連続して欠損を計上し 資金不足となったことから相談 公的金融機関からの資金調達を模索している ( 岐阜県小売業 公的金融機関 中小企業金融合同相談会 にて相談 ) 取引先に開発製品を納品したところ 発注元の社内方針が変更になったため 納品物を返品し代金を支払わない との通知を受けたことから相談 迅速かつ穏便に解決を図るため 裁判外紛争手続 15 (ADR) の制度を利用するようアドバイスを受けた ( 東京都情報サービス業 下請かけこみ寺本部 にて相談 ) 11 日本商工会議所 全国商工会連合会 全国中小企業団体中央会をいう 12 詳細は 第 1 部第 2 章第 2 節第 1 項を参照 13 個人債務者のみを適用対象とする簡易迅速な再生手続 14 信用保証協会等の保証機関による債務の保証を受けない融資 15 訴訟手続によらずに民事上の紛争を解決しようとする紛争当事者のために 公正な第三者が関与してその解決を図る手続 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

25 第2第 1 部 節中小製造業の設備投資額 ( 当初計画 修正計画 実績 ) 第 図 設備投資 株 日本政策金融公庫 中小製造業設備投資動向調査 16 によれば 中小製造業の設備投資は 年度の修正計画 年 月 では 前年度実績比 % 減と 年度の調査開始以来 最 大の下げ幅を記録した これまでの実績が 修正計画と同水準に落ち着いていることを考えると 年度の設備投資の実績も大幅に減少することが考えられる 第 図 年度の設備投資の修正計画を業種別に見ると 設備投資額は 紙パルプ 窯業 食料品 において増加している又は減少幅が小さいが 非鉄金属 はん用機械 電気機器 等 の多くの業種においては 設備投資額が前年度実績比で大幅に減少することが見込まれる 第 図 年 9 月に 中小製造業設備投資動向調査 (2009 年 4 月 ) の回答先 10,015 社を対象に実施したアンケート調査 回収率 75.4% 中小企業白書

26 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 業種別の設備投資額 (2009 年度修正計画 ) 第 図 また 設備投資の目的では 能力拡充 投資 が大幅に低下する反面 更新 維持 補修 投 資が 年ぶりに最も大きな構成比になるなど 中 小製造業が積極的な設備投資を控えていることが分かる 第 図 設備投資の目的別構成比第 図 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

27 第2第 1 部 雇用情勢第 節では 有効求人倍率及び失業率が過去最悪の水準を記録したことを見たが ここでは中小企業の雇用情勢を概観しよう 中小企業景況調査の従業員過不足 によれば 年 月期に全従業員過不足 DI 節産業で急速に高まった過剰感は その後も解消されるに至っていない 業種別に見ると 特に製造業 卸売業 建設業で依然として雇用の過剰感が強い 第 図 第 図 完全失業率及び有効求人倍率が改善せず 従業員の過剰感が解消されない中 我が国で雇用創出を図るためには 創業を支援し起業を増加させることが重要である 経済産業省では 創業を支援するために 1 全国の商工会や商工会議所等において 創業に向けて具体的な行動計画を有する者を対象に 創業に必要な実践的能力を習得させる 創業塾 約 時間の短期集中研修 の開催 年度 制度創設 ~ 年度末に延べ約 万 千人が受講 2 株 日本政策金融公庫が 新たに創業する者又は創業して税務申告を 期終えていない者を対象に 事業計画 ビジネスプランの審査により 貸付限度額 千万円 開業資金 以上 の自己資金を条件として 無担保 無保証人 本人保証無しでの融資 年 月 制度創設 ~ 年 月末に累計約 万 千件 約 億円を融資 3 全国の信用保証協会において 新たに創業をする者等を対象に 運転資金及び設備資金に対する保証制度として 自己資金の範囲内で 万円を上限として支援する 創業等関連保証 旧新事業創出関連保証 と 千万円を上限とする 創業関連保証 を実施 年 月 新事業創出関連保証創設 ~ 年 月末の累計約 万件 約 億円を保証 を実施するなど 各種の起業支援策を講じている 中小企業白書

28 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 輸出入第 節では 我が国経済の先行きへのリスクとして 円高の進行を取り上げたが 為替動向は中小企業にどのような影響を与えたのだろうか 株 日本政策金融公庫 中小企業景況調査 によると 年を通じて 輸出を行う中小企業のうち 円高によりマイナスの影響があるとする 中小企業の割合は半数近くに上った 第 図 また 年末以降 為替レートは対ドルで中小企業の想定為替レートを越えて円高が進行し 輸出を行う中小企業は収益を圧迫されたと考えられる 第 図 円高の影響 第 図 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

29 第2第 1 部 規模別の企業の想定レート及び為替レート 第 図 節 物価 第 節において 日本経済が緩やかなデフレ状態にあることを見たが 我が国の中小企業は デフレによる影響を受けているのであろうか 中小企業庁 規模別企業物価指数 によれば 年以降の中小企業物価指数は 年の原油価 格高騰の反落の影響もあり 大企業物価指数と同様に 前年同月比で下落していることが分かる 第 図 中小企業白書

30 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 規模別の国内企業物価指数 第 図 また 国内企業物価を素原材料 中間財 最終財と需要段階別に示したものが第 図である これによると 素原材料価格が高騰しているにもかかわらず 最終財価格は大きく変動せず 長期 的に下落傾向にある これは 企業が 素原材料価格の高騰を 最終財価格に転嫁することが困難な状況に陥っていると推察される 需要段階別の企業物価指数 第 図 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

31 第2第 1 部 格転嫁の度合いを見ていく 第 図が示すように 中小企業の販売価格 は長期的に低迷している また 中小企業は大企業と比べて価格転規模別の仕入価格 販売価格 DI 嫁の度合いを示す販売価格 と仕入価格 の差が大きく 仕入価格の高騰及び販売価格の下落によって収益が圧迫されていることが推察される 第 図節次に 日銀短観を用いて大企業と中小企業の価 デフレの影響の有無 程度 原因 理由を業種別に分析するために 独 中小企業基盤整備機構と全国中小企業団体中央会が 年 月下旬から 月初旬に実施した 中小企業の製品等の価格と雇用の動向に関する調査 17 の結果を見 ていく 第 図によると 業種にかかわらず 約 割の中小企業が主力製品等の単価が前年比で 下がっていると回答しており デフレの影響が中小企業にも及んでいることが分かる 17 都道府県中小企業団体中央会の会員組合に所属する5 業種 ( 製造業 建設業 卸売業 小売業 サービス業 ) の中小企業各 100 社 合計 500 社を対象に実施したアンケート調査 回収率 100% 中小企業白書

32 第 1 章 2009 年度の中小企業の動向 主力製品等の単価変動 (2008 年比 ) 第 図 次に 主力製品等の単価の低下割合を見ると 特に小売業で単価が前年比で % 以上低下した とする企業が半数を超えるなど デフレの影響が顕著である 第 図 主力製品等の単価の低下割合 (2008 年比 ) 第 図 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan

33 第2第 1 部 また 主力製品等の単価変動の主な原因 理由 の単価や世間相場に追随 と回答する企業が多 を見ると 製造業やサービス業では 顧客や発 い 中小企業が値下げ要求や価格競争に直面して 注元からの要求を受け入れた と回答する企業が いることがうかがわれる 第 図 多く 建設業 卸売業 小売業では 競争相手 主力製品等の単価変動の主な原因 理由 図 節第 第 図でも見たように 中小企業の売上高の低下が経常利益を押し下げている中 価格の下 落は更なる売上高の低下を招きかねない 今後とも 物価の動向を注視していく必要がある 第 節では 内外経済の動向を概観し リーマン ショックにより大きな打撃を受けた我が国経済は 年春以降 緩やかに増加する輸出に牽引され着実に持ち直してきているが 雇用情勢は依然として厳しく 円高やデフレ等景気を下押しするリスクを抱えており 予断を許さない状況にあることを示した 第 節では 我が国の中小企業の動向について 中小企業の景況は持ち直しの動きが見られるものの 弱い動きを示す業種もあり依然として厳しい状況にあること 円高やデフレ等のリスク要因が中小企業にも影響を及ぼし ていることを見てきた このように 年度の我が国の中小企業は リーマン ショック以降の世界経済の急速な悪化からいまだ回復するに至っていない リーマン ショックに端を発する経済危機は 我が国の中小企業にどのような影響を及ぼしたのか また リーマン ショック後に講じられた政府の各種の経済対策は 我が国の中小企業にどのような効果を及ぼしたのかについて 次章で詳細に分析していく 中小企業白書

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<4D F736F F D20819A819A8DC58F49835A C C8E816A2E646F63> ( 平成 21 年 8 月 ) - 景気は 厳しい状況にあるものの このところ持ち直しの動きがみられる - 先行きについては 当面 雇用情勢が悪化するなかで 厳しい状況が続くとみられるものの 在庫調整の一巡や経済対策の効果に加え 対外経済環境の改善により 景気は持ち直しに向かうことが期待される 一方 生産活動が極めて低い水準にあることなどから 雇用情勢の一層の悪化が懸念される 加えて 世界的な金融危機の影響や世界景気の下振れ懸念など

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