技術情報

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1 ひろしまサンドボックス NTT 西日本技術情報 2018 年 5 月 30 日 31 日 西日本電信電話株式会社 広島支店 審査番号 :W

2 システム全体像 IoTプラットフォームとして IoTネットワーク提供エリア内のデバイスからのデータを収集 蓄積及び データの 見える化 APIを通じて参加事業者のアプリケーションとの連携が可能なプラットフォームを準備します IoTネットワークとして フレッツ 光ネクスト Wi-Fi LoRaWAN をご準備いたします 外部アプリ IoTデータ見える化 フレッツ 光ネクスト/ Wi-Fi用デバイス フレッツ 光ネクスト/ Wi-Fi BI BigData IoT Platform LoRaWAN デバイス IoT-GW ネットワーク サーバー LoRaWAN ネットワーク Page2

3 実証実験参加事業者にて準備いただく範囲 デバイス IoT データ見える化 : 参加事業者準備範囲 外部アプリ LoRaWAN デバイス IoT-GW フレッツ光ネクスト / Wi-Fi BI BigData IoT Platform LoRaWAN GW ネットワークサーバー エージェント ( ) エージェント ( ) ( ) エージェント : デバイスから取得した情報を IoT プラットフォームのデータベースに登録するための簡易プログラム デバイス側か IoT プラットフォーム側のどちらかに準備が必要 デバイス /LoRaWAN デバイスの情報に関しましては 別紙の NTT 西日本デバイス情報 をご確認願います Page3

4 Page4 LoRaWAN 技術情報

5 LPWA通信方式 双方向通信 データ送信サイズ 速度 自営 公衆NW対応等 幅広いニーズに対応可能な オープンな仕様である LoRaWAN を提供 名称 LoRaWAN SIGFOX (Ultra Narrow Band) Wi-Fi HaLow Wi-SUN RPMA Flexnet NB-IoT 推進団体 企業 LoRa Alliance 仏SIGFOX Wi-Fi Alliance Wi-SUN Alliance 米Ingenu(旧米OnRamp Wireless) 米Sensus 3GPP 電波免許 利用周波数帯 免許不要帯を利用 免許帯域を利用 サブGHz帯 欧州868MHz 北米915MHz 日本920MHzなど 2.4GHz帯 280MHz帯 LTE帯域 通信速度 約250 50kビット/秒 約100ビット/秒 約150kビット/秒 約50k 400kビット/秒 約40kビット/秒 約10kビット/秒 約100kビット/秒 最大伝搬距離 15km程度 50km程度 1km程度 1km程度 20km程度 20km程度 20km程度 仕様はオープン 誰もがネットワー クを展開可能で 欧州や米国 ロシ ア 韓国でサービ ス開始 仕様はクローズ SIGFOX ま た は パートナー企業によ る通信サービスを提 供するビジネスモデ ル 仕様はオープン 2018年頃からWiFi Alliance に よ る 認証が始まる見込 み 仕様はオープン 日本のスマート メーター向け通信 方式の一つとして 採用 仕様はクローズ プ ライベートネットワーク 向け技術から IoT向け 通 信 サ ー ビ ス Machine Networkと いう名称 の提供にビ ジネスモデルを転換 仕様はクローズ 欧州や米国でス マートメーター向 け通信方式として 採用 仕様はオープン 2016年6月に準備化 が完了 2018年から携帯電話 事業者を中心に採用 が始まる見込み 備考 引用元 IT Pro Page5

6 LoRaWAN における通信クラス Page6 LoRaWAN の MAC 通信プロトコルにおいて デバイスとネットワークサーバー間の通信方式として 3 つの通信クラスが規定されている クラス A (All) : 基本クラス 全デバイスでサポート必須 クラス B (Beacon) : 任意のタイミングでデバイスへの通信を実現 クラス C (Continuous) : デバイスとの通信が常時発生することを前提 通信方式通信消費電力用途 クラス A アップリンク 1 通信トリガーでダウンリンク 2 通信可能 最も低い データ収集中心 ( センサー情報 ステータス 機器ログ エラーコード等 ) クラス B 任意のタイミングでダウンリンク通信が可能 2 低い 遠隔制御 ( サーバーからのコマンド発行 開閉栓 電源 ON/OFF 等 ) クラス C 常時アップリンク通信やダウンリンク通信が可能 高い ( デバイスは常時給電が前提 ) クラス A B と同等 1 アップリンク : デバイスからネットワークサーバーへの通信 2 ダウンリンク : ネットワークサーバーからデバイスへの通信

7 NTTグループが提供するLoRaWAN の特長 クラスB通信 LoRaWAN クラスA B,C デバイス ネットワークサーバー方向への通信(アップリンク)を起点として ネットワークサーバー デバイス方向への通信(ダウンリンク)が可能 他のLPWA通信方式でも実現可能 LoRaWANTM クラスB 任意のタイミングでサーバー デバイスへのダウンリンクが可能 システムイメージ 利用イメージ デバイス 出典 Page7

8 NTT グループが提供する LoRaWAN の特長 ~ 送信データ量 ~ Page8 デバイス サーバーへの送信データ量として最大 242byte まで対応可能 Data Rate SF 送信可能バイト数 参考送信速度 (125kHz の場合 ) カバー範囲 DR0 SF12 1~51byte 250bps DR1 SF11 1~51byte 440bps DR2 SF10 1~51byte 980bps DR3 SF9 1~115byte 1760bps DR4 SF8 1~242byte 3125bps ( 広い ) ( 狭い ) DR5 SF7 1~242byte 5470bps 送信可能バイト数は その他パラメータにより変動するため 最大バイト数を送信できない場合があります SF:Spreading Factor( 拡散係数 ) LoRaWAN での通信において データレートを定義します (SF7~12) 値が小さいほど 電波状態が良く 高速に通信を行っているものとなります

9 Page9 IoT プラットフォーム技術情報

10 IoTプラットフォームについて IoTプラットフォームは センサーや機器からデータを吸い上げ データを蓄積 可視化など IoTの活用に必要 となる機能を具備している IoTプラットフォームを活用することでIoTの複雑なシステムの設計 構築 運用に掛かる多くの時間とコストを 削減でき 更にデバイスとクラウド間の接続を安全かつ簡単に実現します お客様機器 センサー類 IoT-GW ネットワーク Internet IoT-PF 可視化 データアップロード CRM ERP BI AI データレイク デバイス制御 デバイス接続 デバイス管理 データ管理 データ分析/BI/A 及びIエンタープライズ ITシステム等 大容量ストレージ データ蓄積 Page10

11 IoTプラットフォームの概要 外部 サービス 必要最低限の機能は組込み済 ネットワーク API 直感的にUIをカスタマイズ可能 IoT Platform アプリ 部品 API ネット ワーク 豊富なAPI トライアル 実運用で利用OK センサー デバイス Page11

12 特長１ IoTで必要最低限の機能は組込み済 IoT プラットフォームに必要な機能のほとんどが組込まれており プログラミングスキルが無くてもIoTの導入が可能 プログラミングが 必要な機能 10% 外部アプリ連携 アラート設定 ユーザー管理 データ可視化 90 個別に行う場合のみ必要 リアルタイム分析 不要 デバイス制御 IoT プラットフォーム 組込み済み機能 デバイス管理 デバイス接続 推奨デバイス以外の デバイスの場合は必要 Page12

13 特長2 直感的にUIをカスタマイズ可能 29のアプリパーツからIoT用途に適したUIへカスタマイズ可能 必要に応じたUI変更などの稼働を極小化 アプリ画面の構成例 アプリパーツ例 円グラフ 信号機 情報ゲージ データ一覧 マップ 視覚管理 グラフ アラーム履歴 プルダウンから簡単に選択可能 Page13

14 特長3 豊富なAPI 100以上もの豊富なAPIから ご準備される外部アプリと接続可 URI 操作 カテゴリ Inventory API /inventory/* CRUD /event/* CRD Events API /measurement/ * CRD Measurements API Binaries API 外部アプリ例 ビッグデータ ERP BIツール ストレージ Device Control API /devicecontrol/ * CRUD Device Credentials API SmartREST device push /s/* C SmartREST /alarm/* CRUD Alarms API /identity/* CRD Identity API /user/* CRUD Users API /audit/* CRD Auditing API /cep/* CRUD Real-time statements API /cep/* C Real-time notifications API /tenant/* CRUD Tenants API /application/* CRUD Applications API /retention/* CRUD Retention rules API Page14

15 API 種別 Page15 カテゴリインベントリイベントメジャーメントデバイス制御アラーム識別情報ユーザー監査リアルタイムステートメントテナントアプリケーション 概要 デバイスやデータ管理 バイナリデータ管理ができます イベント管理用 イベントタイプ トリガーとなるデバイス ID 時刻等での検索が可能 収集データ管理用 タイプ デバイス ID 時刻等での検索が可能 デバイス制御 ( 例 : 値の変更 デバイス再起動 ) デバイス登録 リアルタイム通知管理ができます アラーム管理用 アラームタイプ アラーム発出デバイス アラーム処理状況 時刻等による検索が可能 外部の IT システムおよびデバイスで使用される識別情報と IoT プラットフォームで使用される固有の識別情報を関連付けることが可能 ユーザーアカウント情報 ユーザーグループ 権限情報へアクセスができます ログ管理用 タイプ ユーザー アプリケーション等での検索が可能 閾値超過時の処理ルール メール送信ルール 括処理ルールなどの管理 リアルタイム通知管理ができます テナント管理ができます アプリケーション管理ができます

16 セキュリティについて Page16 1 物理的セキュリティ NTT グループの 設備基準 および サービス運用基準 を満たしたセキュアなデータセンター上のクラウドサービスに構築されております 2 ネットワークセキュリティ IoT プラットフォームとは 全て HTTPS プロトコルで通信し 暗号化されます 3 アプリケーションセキュリティ 管理画面から IoT プラットフォームへは ID とパスワードを用いてログインします デバイスから IoT プラットフォームへのアクセスは 承認されたもののみアクセス可能です 4 アクセス制御 ユーザーは テナント単位 デバイス単位でアクセス権限を付与することができます

17 Page17 ネットワークサービス情報

18 フレッツ光ネクスト /LoRaWAN 提供エリア /Wi-Fi サービスについて Page18 フレッツ光ネクスト提供エリアは公式 HP にてご提示している通りとなります ( 注 ) 公式 HP ( 注 ) サービス提供中 として表示されているエリアにおいても 全ての住所でのサービス提供を保証するものではございません 設備の都合上しばらくお待ちいただく場合や ご利用できない場合がございますので あらかじめご了承ください また 提供回線数等の条件においては限りがございますこと ご了承ください Wi-Fi 提供エリア LoRaWAN 提供エリアについては個別ご相談により調整させていただきます

19 Page19 問い合わせ専用 ML 以下の内容を記載の上 メールでお送りください 内容 記入例 1 コンソーシアム参加メンバー ( 社名 組織名 ) 株式会社 大学 会議所 計 社 2 実証実験の行う分野農業 3 実証内容 ( 実施内容 実施エリア ) 市にて LoRaWAN 対応の機器を活用した水管理の遠隔操作の実証実験を実施する 4 実施期間 構築 :H30 年 月 日 ~H30 年 月 日まで 実証 :H30 年 月 ~H31 年 月まで 5 実施場所 ( 複数あれば複数記入 ) 市 区 町 番 号 6 7 PF 利用イメージ ( システム構成図があれば添付 ) ご要望のプラットフォーム ( フレッツ光 LoRaWAN ) 水位 水温を測定するセンサーと 水量を調節する自動給水弁を水田に設置し LoRaWAN を活用しデータ収集を実施する フレッツ光回線 本 LoRaWAN 利用可 8 問い合わせ窓口 株式会社 部 課担当者名 : 電話 : ML :