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1 Oracle Cloud Days Tokyo 環境そのまま 圧倒的なコストダウンを実現する Oracle Linux Support 日本オラクル株式会社 Oracle VM/Linux Sales シニアマネージャー小林賢オートン Copyright Copyright 2014 Oracle 2015 and/or Oracle its affiliates. and/or its All affiliates. rights reserved. All rights reserved.

2 以下の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため 購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい オラクル製品に関して記載されている機能の開発 リリースおよび時期については 弊社の裁量により決定されます Oracle と Java は Oracle Corporation 及びその子会社 関連会社の米国及びその他の国における登録商標です 文中の社名 商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります 2 2

3 オラクルの Linux コミュニティへの貢献 Linux History at Oracle Linux Datacenter Workloads 1998 First Commercial RDBMS for Linux 2000 First x64 Linux Port Development Systems 2002 Launch of Unbreakable Linux Asynch I/O, OCFS v On Demand Adopts x64 Linux OCFS2 Accepted Into Mainline 9,000 Developers Switch to Oracle Supported Linux Single Use Production Deployments Validated Configurations Launched Oracle Linux Support Announced Oracle Joins Linux Foundation as Board Member Btrfs, Xen Contributions 42,000 Oracle Linux Servers Deployed at Oracle General Purpose ERP/CRM Oracle Linux Enhanced with Mainline-based Kernel Oracle Linux Undergoes 80,000 QA Hours Per Day Exadata Engineered with Oracle Linux Data Warehouse 2011 Big Data 7,000 Oracle Linux Support Customers Oracle Buys Ksplice ,000 customers OpenStack announced 2012 Support Lifecycle Extended to 10 Yrs DTrace GA Cloud Computing

4 Oracle Linux - Oracle 製品の為の最適な OS オラクルが Oracle Software 向けに推奨する唯一の Linux Oracle Software のマスタープラットフォームです Oracle DatabaseやWebLogic 等は Oracle Linux 上で開発 試験をしてます 開発部門が連携し 最適なモジュールの開発をしますので最高の性能が実現できます EXALOGICを始め Engineered Systems に採用されています 必要不可欠なパッチはOracle Kernelへのみ Oracle Softwareの為にKernelに入れるべきパッチは全てOracle のKernel(UEK) にのみ入ります Red Hat Kernelに入る保証はありません OPEX 削減に貢献できます Red Hatに比べて OPEXは1/2から最大 1/8 削減できます ( 一般的にOS の5 年ランニング + イニシャルコストはサーバー費用の4% と言われております よって全体の2-3% の削減を見込めます ) ( 注 )Oracle SoftwareはRed Hat 環境では試験していません Oracle LinuxがRed Hatと100% 互換なので サポートを提供しています 実際の動作確認等はOracleでは実施していません 4

5 Oracle Linux が搭載する二つのカーネル

6 Oracle Linux が搭載する二つのカーネル Red Hat 100% 互換カーネル Oracle 独自カーネル Red Hat アプリケーション 100% 互換! RHEL 独自修正にも対応 RHEL 向けベンダ製デバイスドライバ対応 Oracle Database の開発プラットフォーム (Exadata をはじめ Engineered System に採用 ) Oracle 製品の能力を引き出せるようチューニング 6

7 Linux コミュニティとの関係性 Pkg A Pkg B Pkg C Kernel 2.6 RHEL 6.4 成果物とコミュニティに貢献 企業ボランティア学校 Linux Community Pkg A Pkg B Pkg C Kernel 2.6 Kernel 3.0 OL 6.4 7

8 Oracle Linux が搭載する二つのカーネル 1. RHCK カーネル

9 1. RHCK カーネル ~Red Hat 100% バイナリ互換 ~ Red Hat リリースを完全追随 精密に Red Hat リリースをトレース バージョンもパッチも全て同じ Linux は GPL でライセンスされているフリーウェア Red Hat も Oracle もパッチを作成したら コミュニティの了承を受けて 完全に公開されたのち ユーザに配布されます コミュニティから Red Hat が配布しているものを集めてくる どのパッチが含まれたか調べる 実は 一般ユーザが自力ででもできること これをボランティアで実施しているのが CentOS 企業が責任を持って実施しているのが Oracle Linux 9

10 1. RHCK カーネル ~ 異なるのは ロゴマーク や ブックマーク の情報だけ ~ ( 例 ) firefox Red Hat Linux では Bookmark のデフォルトには RedHat 社のサイトが登録 ->Oracle Linux では Oracle 社のサイトが登録 RPM パッケージに含まれる TradeMark/URL を RedHat 社から Oracle 社に変更した場合 RHN のパッケージ番号に 2 ケタの ID が付加 Ex.) firefox RHN: ULN: el5_ el5_10 11

11 1. RHCK カーネル ~Red Hat からのサポート切り替え方法 ~ 既存の Red Hat 環境そのまま ( 再インストール不要 ) 特定の検証作業 ( サポートの際 稀に Oracle Linux のデバッガー等を導入いただくことがございます ) 保守契約をオラクルと結ぶだけ ( もしくは Oracle Linux をインストールいただくことも可能です ) Oracle Linux は License Set と言う概念がありません サポートサービスのみのご提供になります しかも 2006 年以降 Oracle が報告した RHEL との非互換はゼロ Red Hat が報告した Oracle Linux との非互換もゼロ ISV が報告した両社との非互換もゼロ 11

12 1. RHCK カーネル ~ 無償期間のご提供により移行が容易に ~ - 通常の保守契約期間以外に他社からの保守乗り換えや煩雑な保守契約をお気軽に一括管理 ご発注いただくために任意の保守期間を弊社より新規発注時に無償提供いたします 1ばらばらだったOS 保守期間の年度に合わせて変更したい 2サポートの乗り換えやプロジェクトが五月雨式に走った場合の煩雑な処理を簡素化したい 3サービス提供までのステージングや開発環境で保守にコストをかけにくい場合 4 発注に際して処理が増え サポート期間が合わなくなる Oracle に対する保守料金 (OL/OVM 混在可能 ) の合計が $100,000- 以上の場合に適用可能になります ( 一部緩和例外あり ) ( イメージ ) 契約期間 1-5 年契約期間の最大 50% 12

13 1. RHCK カーネル ~Red Hat からの移行ができない製品 ~ Red Hat Satellite Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Red Hat Enterprise Virtualization Red Hat JBoss Middleware Red Hat JBoss Enterprise Application Platform Red Hat JBoss Web Server Red Hat JBoss Data Grid Red Hat JBoss Portal Red Hat JBoss Developer Studio Red Hat JBoss Operations Network Red Hat JBoss Fuse Red Hat JBoss A-MQ Red Hat JBoss Data Virtualization Red Hat JBoss Fuse Service Works Red Hat JBoss BRMS Red Hat JBoss BPM Suite Red Hat Cloud Infrastructure Red Hat CloudForms Red Hat OpenShift Red Hat Gluster Storage Spacewalk または Enterprise Manager 12C へのマイグレーションによりサポート可能 Oracle Linux for Openstack へのマイグレーションによりサポート ゲスト OS を Oracle VM にマイグレーションすればサポート可能 サポートせず 13

14 Oracle Linux が搭載する二つのカーネル 2. UEK カーネル

15 2. UEK カーネル ~UEK とは? Oracle 製品にベストチューニング プロセススケジューラチューニング マルチスレッド処理における CPU 処理の改善がなされているモジュールを搭載 JAVA やデータベース処理の性能向上に寄与 TCP チューニング TCP の Initial Congestion Window を改善することにより Latency を 10% 削減 ネットワークトラフィックの高い Weblogic など Web Application 系のスループット向上に寄与 CFS スケジューラのチューニング 同期 (synchronization) を多用する Java アプリケーションで効率良い処理ができるようチューニング 15

16 2. UEK カーネル ~ オラクルが誇る開発リソースを投入 ~ エンタープライズ コンピューティングをリードする企業による開発 サーバー ストレージ データベース ミドルウェア アプリケーションと共に Engineered together 大規模テストファームによる継続したテスト ほぼ全てのオラクル製品の開発環境のベース 128,000 マシン時間 / 日のオラクル製品が Oracle Linux 上でテストされている テストファームにはおよそ 40,000 の Linux システムが存在 オラクルのスタック全体を熟知した Linux 技術者によるサポート お客様の環境を理解した修正 10 年以上エンタープライズ分野の Linux 革新に注力した結晶ミッションクリティカル UNIX サポートの経験を Linux へ 16

17 2. UEK カーネル ~ ゼロ ダウンタイム カーネル アップデート機能 ~ Ksplice により 重要なカーネル修正をいつでも適用できます ダウンタイムなし 中断なし 再起動なし アプリケーションは稼働したまま Oracle Linux だけが提供できる機能です 17

18 カーネルのパッチ適用時 サーバ再起動が不要に ULN や Public Yum 経由の通常の更新 パッチを適用するためにはサーバの再起動が必要 Kernel Bug memory Oracle Linux Ksplice を適用した場合 2 Insert jump to 動的にバグの箇所だけ新しい修正に処理を移行 Kernel 1 Bug 5 New 3 memory 4 18

19 導入実績

20 日本での実績とオラクル自身の実績 自動車製造業 A 社採用台数 : Oracle Linux 100 台程度用途 : 次世代共通基盤インフラその他 : UEK 使用自動車製造業 B 社採用台数 : Oracle Linux 100 台程度用途 : 次世代共通基盤インフラその他 : UEK 使用自動車製造業 C 社採用台数 : Oracle Linux 20 台程度用途 : データベース共通インフラその他 : UEK 使用株式会社インターネットイニシアティブ : 採用台数 : Oracle Linux 20 台程度用途 : クラウドサービスGIO データベースオプション基盤インフラ大手通信キャリアA 社 : 採用台数 : Oracle Linux 200 台程度用途 : 顧客情報サービス系システムその他 : 全システムでUEK/KSPLICE 使用大手通信キャリアB 社 : 採用台数 : Oracle Linux 80 台程度用途 : 不明インターネット系企業 A 社 : 採用台数 : Oracle Linux 100 台程度用途 : データベース共通インフラその他 ; UEK 使用 メディア系情報サービス企業 A 社 : 採用台数 : Oracle Linux 30 台程度用途 : データベース共通インフラメディア系情報サービス企業 B 社 : 採用台数 : Oracle Linux 120 台程度用途 : 次世代共通基盤インフラアパレル系企業 A 社 : 採用台数 : Oracle Linux 20 台程度用途 : 店舗系システム Oracle 製品開発 Development 数 1000 人の開発者が標準プラットフォームで利用 6000 の仮想マシンが稼働 物理サーバー 75% 削減 構築コストを 80% 削減 Oracle University ハードウェア 1/10 設置スペースが 50% 削減 ソフトウェア テンプレートを活用 毎週 2300 の環境を自動で Oracle On Demand ハードウェアが 1/3 に削減 CPU 使用率が 9% から 55% EBS / People soft で利用 20

21 NTT ドコモ ALADIN WebLogic Server で刷新 ALADIN システム OVERVIEW 全国のドコモショップとインフォメーションセンター等を連携する顧客情報管理システム 一連の顧客対応プロセスをリアルタイム処理 (*) プロジェクトの背景 総合サービス企業への変革に向けたシステム刷新 安定性 運用管理性を維持 / 向上しつつコスト削減 SOLUTIONS WebLogic Server Oracle Enterprise Linux From Unix to IA server (*) リアルタイム処理 = 端末を引き渡した時点で全てのサービスが利用可能 与信チェック, 電話番号選択, 在庫引当, 売上計上, 代理店精算等の契約 / 販売関連の全てをリアルタイム処理 顧客コメント WebLogic の以下の特長を高く評価 GC の制御や効率的な DB 接続管理機能による処理能力の更なる向上 メモリの使用状況をリアルタイムに把握しシステムの安定性を更に向上 RESULTS 性能向上 Real-time Java, 効率的なDB 連携 安定性向上 Flight recorder スムーズな移行 Java EE 21

22 AWS でも Oracle Linux が選択可能 23

23 Oracle Linux - Powers Oracle Engineered Systems Oracle Exadata Database Machine Oracle Exalogic Elastic Cloud Oracle Virtual Compute Appliance Oracle Big Data Appliance Oracle Exalytics In-Memory Machine Oracle Database Appliance 23

24 導入によるコストメリット

25 Oracle Linux Support 基本ポリシー 1. ライセンスは無償 2. サポートを有償により提供 Oracle Linux は サブスクリプションとなりサポートをご用意しています 3. 物理サーバ単位 Oracle Linux の保守契約は システム単位 ( 物理サーバー ) です Oracle Linux Premier Support ではサポートメニューで 2 ソケットまでのサーバー用 (Limited) と ソケット数無制限の保守メニューとしてご用意しています Oracle Linux の仮想環境での利用 : 物理サーバー単位の契約なので サーバー上で稼働させる仮想サーバーの数には特に制限はありません 25

26 同じ Linux でありながら 基本サポートに大きな差が Red Hat Enterprise Linux Support (Premium) Oracle Linux Support バージョンアップ / パッチの取得 Red Hat Networks から取得 Unbreakable Linux Networks から取得 24x7 サポート Open Stack サポート RPM パッケージの旧バージョンに対して新しい修正をバックポートすることが可能か 各種無償オプション付帯 ( クラスタソフトウェアや拡張ファイルシステム ) 別途有償 (Linux とは別製品という位置づけ ) 対応不可 OS 自体をアップエディションする必要あり 有償にて可能 Linux サポートで対応可能 各 RPM パッケージの直前のバージョンが 6 ヶ月以内に発行されている場合 直前のバージョンに対して最新の修正パッチのバックポートが可能 無償 無停止でのパッチインストール機能 (KSPLICE) 現状無し対応可能 万一 お客様に Linux 知的財産権に対するクレームが発生した際の対応 保守延長サポート (10 年経過後もサポートを購入して頂くだけで ベストプラクティスベースでサポート可能 ) 適用無し 基本的に延長サポート無し 高額な Extended Support により延長できる場合有り オラクルが全面サポート 対応可能 26

27 サポート年限に関する考え方 より抜粋 オラクルは 10 年経過後もベストエフォートでサポート 27

28 オラクル保守移管による圧倒的なコストメリット ~ 保守対応時間 24 時間 /365 日条件における比較 ~ 物理環境上でLinuxを利用する場合 単価 100 台 Redhat 2ソケット物理マシン単位で課金 176,700 17,670,000 Oracle 2ソケット物理マシン単位で課金 167,880 16,788,000 コスト削減額 882,000 仮想環境上でVMとしてLinuxを利用する場合 単価 100VM(25 物理サーバ ) Redhat VM 単位で課金 (2VM 単位 ) 176,700 8,835,000 Oracle 仮想マシンが何台あっても物理マシンの台数分課金 167,880 4,197,000 コスト削減額 4,638,000 Linux KVMをハイパーバイザとして利用する場合 単価 100システム Redhat 仮想ゲスト数無制限 (2ソケット物理マシン単位) 543,800 54,380,000 Oracle 仮想ゲスト数無制限 (2ソケット物理マシン単位) 167,880 16,788,000 コスト削減額 37,592,000 両社とも24 時間 365 日保守対応条件にて比較 28

29 契約期間として 12 ヶ月 36 ヶ月をご用意 1 Year Support 製品 / 内容単位 SULS ( 保守 ) Oracle Linux Support Limited (1 or 2CPUのサーバー 仮想サーバ数無制限 ) System 167,880 Oracle Linux Support Unlimited (CPU 数無制限 仮想サーバ数無制限 ) System 275,880 3 Year Support 製品 / 内容単位 SULS ( 保守 ) Oracle Linux Support (1 or 2CPUのサーバー 仮想サーバ数無制限 ) System 503,640 Oracle Linux (CPU 数無制限 仮想サーバ数無制限 ) System 827,640 31

30 さらにオプションを含めると更なるコスト削減に Red Hat Add-On Solution Red Hat Price Oracle Solution Oracle Price High Availability 51,900 Clusterware 0 [included] Resilient Storage (GFS) 103,900 OCFS2 0 [included] Scalable File System XFS) High Performance Network 25,900 Red Hat Satellite Server Smart Management (2-4 sockets, 4 virtual guests) 25,000 Smart Management (2-4 sockets, unlimited guests) 74,900 25,900 (Scalable Filesystem Add-on) 1,300,000 (server) XFS OFED (Open Fabric Enterprise Distribution) Enterprise Manager 12c or Spacewalk Enterprise Manager 12c or Spacewalk Enterprise Manager 12c or Spacewalk 0 [included] (premier) 0 [included] 0 [included] 0 [included] 0 [included] Source: 30

31 ご質問 ご相談等ございましたら 終了後もお受けしております あなたにいちばん近いオラクル Oracle Direct ( 平日 9:00-12:00 / 13:00-18:00) Oracle Direct 検索 各種無償支援サービスもございます 31

32 Copyright 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 32

33 Copyright 2015, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. 33

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